#駒沢大学駅
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駒沢大学駅から徒歩15分ほどのところにある焼肉・ホルモンこそっと。 名店で修行された店長が営むお店ということで行ってみました。 駒沢大学駅というと、焼肉の激戦区でもあって、有名店だと、焼肉芝浦、ほしや、叙々苑、BULLS、韓々、BeafFactory、焼肉きんぐなどなど。 安いお店から高いお店まで様々あります。 こちらのお店は、完全な住宅街の中にあり世田谷駅と駒沢大学駅のちょうど中間くらいの場所なので、目的来店で行くか、地元の方じゃないと行かないお店です。 期待も高かったので、まず和牛特上タン元(時価)、和牛特上ハラミなどをチョイス。 和牛特上タン元ですが、表面をしっかり焼いてカリッとさせて中はミディアムレアにしましたが、思いの外旨味や香りを感じませんでした。 美味しい部類ではありますが、価格ほどではないという感じです。 特上ハラミもそうですが、溢れ��ような肉汁ではなかったです。 香りも弱い。 上レバーは少し柔らかさが強くて、肉の甘さは控えめ。 オススメの赤身もまずまず。 ツラミは歯ごたえ旨味ともに良く赤身やホルモン好きにはオススメの一品でした。 全体感としてまずいとかはなく美味しいんですが、流行っている焼肉屋に比べると味・価格・サービスとのバランスでちょっと高く感じるなという印象。 ここらへんだと焼肉芝浦さんやらぼうふさんと比べちゃうので、そうなると見劣りしちゃいますね。 #焼肉ホルモンこそっと #こそっと #駒沢グルメ #駒沢大学グルメ #駒沢大学駅 #焼肉 #東京焼肉 #焼肉好きな人と繋がりたい #世田谷グルメ #三軒茶屋グルメ #東京グルメ部 #東京グルメ巡り #グルメ好きな人と繋がりたい #genic_food #fluke公認アンバサダー #美味しいお店を紹介しますよ (焼肉ホルモンこそっと) https://www.instagram.com/p/CnxveR-S-Ym/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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昨日は下北沢〜三宿〜太子堂〜三軒茶屋〜上馬〜駒沢大学駅までウォーキング
昨日は母校経由で下北沢〜三宿〜太子堂〜三軒茶屋〜上馬〜駒沢大学駅までウォーキング。 レトロと最先端が共存する、味わい深い街並みでした。 下北沢から246沿いの三宿までは坂が多く町田がある多摩丘陵を思わせますが、空襲の被害が無かったのか、細い裏道・生活道路・暗渠が残っています。 三宿から太子堂、三軒茶屋までは平地に中高級住宅が続き、幹線通り(246号)から外れれば隠れ家カフェや昭和な店、散見されるいかにも人気エリア。 高校時代に初めて「カリオストロの城」を観た名画座跡あたりを通り抜け、事前に調べておいたラーメン屋で遅い昼食。 三軒茶屋から国道246の南、上馬に移動すると、細かい坂道が目立ちます。 救急車両が通れなさそうな極狭生活道路に246以北よりボロボロの古い集合住宅……歩き者には堪らないエリア!ボロアパートが増えたのは、近くの駒澤大学学生用ですね。 送電鉄塔ファンなのです…
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スタンプカード特典のハーブ浴中です🌿🛁 2枚目はシャンプー後のリラックスタイム🥰 #トリミングサロン #世田谷区 #世田谷区トリミングサロン #駒沢公園 #駒沢 #目黒区 #用賀 #桜新町 #駒沢大学駅 #三軒茶屋 #自由が丘 #ハスキー (DOG SALON FREESIA) https://www.instagram.com/p/CqPkAOTPSe6/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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●展示のお知らせ●
グループ展「My diary #3」 場所:MOUNT tokyo ( https://mount.co.jp/gallery/ ) 東京都世田谷区駒沢2-40-6 駒沢大学駅から徒歩10分
日時:2023年3月1日(水)〜12日(日) 11:00〜18:00(最終日は17:00まで)休廊:月・火
「日常」をテーマにしたグループ展に参加させて頂きます。 今回在廊はありませんが、新作の原画4点とグッズも販売しています。 他にも素敵な作家さんが参加していますので是非見に来て頂けたら嬉しいで��☺️
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酒を飲んだ状態で10代の女性の顔を平手打ちしたなどとして警視庁に書類送検されたオリンピックマラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナさん(50)について、東京地検は不起訴処分としました。 シドニーオリンピック男子マラソン銀メダリストのワイナイナさんは3月、東急田園都市線の駒沢大学駅の構内で10代の女性と50代の男性駅員の頬を平手打ちしたなどの疑いで書類送検されました。 捜査関係者によりますと、ワイナイナさんは酒を飲んだ状態で電車内で女性とトラブルになり、駅の事務所に向かう途中で女性に暴力を振るったということです。 その後、対応にあたった駅員の顔も殴り、駅員は軽いけがをしました。 ワイナイナさんは任意の調べに対して「暴行をしたのは事実」「酒に酔っていて覚えていないこともあります」と話していたということです。 東京地検は今月20日付でワイナイナさんを不起訴処分としました。 処分の理由は明らかにしていません。
女性を暴行などの容疑で書類送検 五輪メダリストのワイナイナさんを不起訴- 名古屋テレビ【メ~テレ】
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今日は店は休みです。久しぶりに奈良に来ています。本籍を奈良に置く身としては、故郷へ戻る嬉しさです。仕事があるとはいえ、合間に興福寺で八部衆の御顔でも拝めるとなおなお嬉しいところですが。
そういえば、本日2023年12月12日はちょうど小津生誕120年、没後60年。小津で奈良、といえば『麦秋』の最後、ふっと差し込まれる麦畑の中をゆく嫁入り風景のシーンですが、あれ、どこなんでしょうか。後ろに耳成山のような山が見えるので、橿原のどこかかな。
ついでの話。このごろ書きものの仕事が多くて、頼まれもの以外の文章なぞつらつら書いている場合ではないのですが、小津についてふと気になってしまったことがあり、書いておかないと本来の仕事ができなさそうなので、合間合間に記していた雑文をここに置いておきます。長いですし、結論はないし、ほとんどの方が興味のない内容かと思いますが…。
ちょっとした調べものがあって雑誌『みすず』2001年12月号を読んでいたら、木村伊兵衛が小津安二郎を撮影した写真と文章「上海で小津安二郎氏をうつす」が掲載されていた。時期は1938年1月なので第二次上海事変の翌年。小津は1937年9月に出征して中国に渡り、事変の直後12月から上海にいたようで、その時に偶然木村と出会っている(その後小津は南京・漢口と転戦する)。写っている小津が携えているカメラは、木村の稿に続いて掲載されている田中眞澄氏の文章「ライカという”近代”」によればライカA型。小津関係の文章を読むと、小津は「ご愛用のライカ」をいつも手にしていたと多くの人が書いているので(同文によると山中貞雄はコンタックスだったらしい)さもありなんと思うのだけれど、田中氏の文章を読んでいくなかで、ちょっとしたことが気になるようになった。
小津は1942年から軍の依頼で記録映画撮影のためにシンガポールに滞在し、ただまあ映画製作などできる状況でもないため、自国内では上映が禁止されていたアメリカ映画をひたすら見続け、敗戦を当地で迎えている。そしてそのまま捕虜となり、抑留生活を終え1946年1月に帰国する際に小津はライカを手放しており、「彼が再びライカを所有するのは一九五四年のことである」とある。買った件の典拠はどこにあるんだっけ、と思いつつ近所の図書館に置いてある『全日記 小津安二郎』を紐解くと、なるほど1954年3月22日の項に、
> 「出京 サンにてライカを買ふ 135.000 アメリカン フアマシー 明治屋(燻製)によつて���る」
とある。と、ここで急に話は脇道に逸れるのだが、ちなみに隣のページ、同年4月8日の項には、
> 「駒場の東大教養学部 民芸館 青山の花屋 それから 車にて銀座に出て なごやかに夕餐を喫す 野田夫妻と江原氏同道」
と日本民藝館に行った旨の記載がある。他にも、1951年11月10日に
> 「宿酔 森昌子さん達と 陶哉 たくみに寄って大船に帰る」
や、1955年5月17日には
> 「駅にて野田氏と待合せ 上野松坂屋の民芸展にゆく」
とも。ほか、パッと目を通しただけでも1952年4月8日、同年6月15日、1953年2月9日、1961年2月2日に銀座たくみに行った記載があるし、志賀直哉や里見弴についての言及は多すぎるので略す。こういうものを読むとつくづく民藝誌において特集「小津と工藝」を組みたいなと思う。白樺派との関係や小津の映画における「巧藝品考撰」について取り上げる特集。『秋日和』で原節子の後ろにかかっている暖簾は芹沢銈介だろうか、『秋刀魚の味』で中村伸郎の後ろに置かれたやちむん?はたくみで求めたものなのだろうか、やちむんであれば誰の仕事だろうか。佐田啓二と吉田輝雄がとんかつ屋で食事をするシーンには確かに芹沢カレンダーが掛かってるな、などといつも気になるので。松竹から写真借りるといくらぐらいかかるかな…。
それはさておき。この時購入したライカが、前掲日記の1961年3月23日の項に「夕方会社帰りの秀行くる ライカ借(貸)してやる」とある通り、のちに小津の甥が譲り受け、現在は茅野駅前「小津安二郎・野田高梧コーナー」に寄贈展示されているライカIIIfとズマリット5cmF1.5なのだろう。と、ここまで長々と記して、まだ前提です。
そこでふと思い出したのが厚田雄春・蓮實重彦著『小津安二郎物語』(筑摩書房・リュミエール叢書)の冒頭。ここには小津が『東京物語』と『早春』のロケハンをしている写真が2葉掲載されているのだけれど、どちらにおいても小津はバルナック型のカメラを携え、光学ファインダーをのぞいたりしている。沈胴レンズにフードをつけている様子から、あれはライカなんだろう、レンズは厚田雄春が『父ありき』において75mmを一場面で使った以外はすべて50mmだったと言っているぐらいだから同径のエルマーやズマール、ズミタールとかかな、などとうっかり思い過ごしてい���。むろん『早春』については、製作年やロケハンの写真に記載されている「1955.7.20」という日付からするとまったく問題はない。しかし『東京物語』は1953年製作公開だから「再びライカを所有した」1954年では間に合わない。そう気がついて見直すと、小津が構えているカメラは、ライカIII型に似ているがファインダーの位置が違うし、そもそも1954年にあわせて手に入れたと思しきズマリットは沈胴レンズではない。
妙なことに気がついてしまったと思いつつも、ひとまずは日記記載の「サン」を手始めに調べてみようとしたが、何の会社かわからない。名取洋之助が企画編集した「週刊サンニュース」と関係はあるのだろうか。対外宣伝誌の専門家であり、銀座に店を構える森岡さんに聞いたらわかるだろうか。いずれにせよ1949年以降の小津の日記に「サン」が登場するのは、「1951年1月17日・3月21日・4月24日・11月10日、1952年4月17日、1953年6月16日、1954年3月22日(前述のライカを買った日)・10月14日、1955年4月6日、1960年7月14日、1961年2月2日(”たくみ サンに寄って三越”)」。1953年6月16日は、ちょうど『東京物語』ロケの最中だったことが気に掛かる。ほか、関係しそうな記載としては1953年3月30日に「アサヒカメラ座談会」、1954年11月5日の「シュミットに寄ってから」(当時ライカの総代理店だったシュミット商会か)、1955年2月15日「昼寝をしてゐると小尾がくる ニッコールの85m(ママ)のレンズを頼む 四万五千円を預ける」、同年3月11日「小尾に会ひ105mmのレンズを見る」、同年6月27日「小尾から電話ライカピッド(ママ。入手したライカがIIIfであれば、ライカビット SYOOMか)を頼む」ぐらいか。この「小尾」という人は何者なんだろう。
次に小津が構えているカメラの形状から何かわからないかと思い、あらためて細部を見れば、写っているカメラは戦後キヤノンが作っていたコピーライカであることがわかる。決め手はファインダーの位置。同時期の国産コピーライカであるニッカやレオタックスはライカそっくりに作っているのだが、キヤノンは誠実と言っていいのか「打倒ライカとコンタックス」の心意気の現れか、多少スタイルが違う。なお、小津が用いている機種については、この時期のレンジファインダー機は輸出用に作っていたせいか勢いがあり、すぐ新型が出るうえに、外観がどれも似すぎていて小さな写真では区別がつかない。時期を考えれば、1946年発売のSIIから1952年のIVSbの間のいずれかで、III型以降のように見受けられる。レンズもやはり形状から判断するとズマールに似ているので、1949年発売開始のキヤノン Serenar 50mmF1.9か。そう気づいて改めて調べると、「カメラ毎日」1954年6月号に掲載されている座談会「カラーは天どん 白黒はお茶漬の味」ではカメラの話がもっぱらで、その時に手にしているのはキヤノンである。このキヤノンのカメラとレンズ、そして外付けのファインダー、この時期どういう経緯で小津は使っていたのだろう。いずれにせよ、1953年の『早春』はともかく、なぜ1955年に「ご愛用のライカ」ではなく、キヤノンを用いているのか。
ついでに言うと、小津が鏡の前でカメラを向けて撮っているセルフポートレートに用いているカメラはコンタックス。日記をざっと読んだ限りではわからないけれど、これもいつ手に入れたのだろう。レンズはゾナーの5cmF1.5。明るいレンズがお好みと見える。こちらは姪が譲り受けたとのことで、今は先のライカと同じく茅野駅前にある。
長々と書いてきましたが、つまりはこれらが今回生じた疑問です。小津に詳しい人、どうか教えてください。
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目黒通りは、東隣の品川区から目黒区に入って権之助坂を目黒川向けて下り、目黒新橋を渡ってから再び油面方向に向けて金毘羅坂を上る。このあと柿ノ木坂陸橋交差点で環七通りを過ぎ、再び呑川の谷に向けて下る。この坂が柿の木坂である。坂を下りきったところで東急東横線のガードをくぐる。この地点は都立大学駅に近い。 地名としての柿の木坂は、坂の北西一帯の地域である。全体は、北西 - 南東方向にやや細長い三角形をしており、北西から南東に呑川柿の木坂支流が縦貫している。南東辺を目黒通り、北東辺を環七通り、西辺を柿の木坂通り(区道)が通っており、柿の木坂二丁目と柿の木坂三丁目の間を東西に駒沢通りが通っている。
柿の木坂 - Wikipedia
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【東京】駒沢「dacō? 駒沢」
【ヒルナンデス】「I'm donut ?」と「dacō」を融合したベーカリーカフェ『dacō? 駒沢』#榊原郁恵 #畑芽育 #金城碧海 グルメ巡りバス旅 2024/11/14放送 東京都世田谷区駒沢5-17-13 #ヒルナンデス #横山裕 #木村昴 #生見愛瑠 #大沢あかね #やす子 詳しく見る↓
駒沢大学駅「dacō? 駒沢(ダコー)」 食べログでcheck! 生ドーナツで人気の「I’m donut?」が融合した、まったく新しいコンセプトのベーカリーカフェ 住所 東京都世田谷区駒沢5-17-13 TEL Instagramをチェック
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2024/11/3 11:00:08現在のニュース
金融庁も東証も…監視役なのにインサイダー疑惑 崩壊した「職業倫理」と「バレないことはありえない」裏事情:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/11/3 10:57:24) 衆院選、若者の自民傾斜が一転 比例票は第3党以下が過半 政治不信受け皿分散 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/3 10:55:01) 千葉・四街道の住宅に強盗、現金奪い逃走 住民男性けが - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/3 10:55:01) 衆院選「無効」167万票 自民党、政治不信で参院選懸念 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/3 10:48:17) 住宅敷地内で男性刺され死亡 殺人事件で捜査 群馬・伊勢崎(朝日新聞, 2024/11/3 10:47:46) 「巨大わらゴジラ」現る 福岡・筑前で「ど~んとかがし祭」(毎日新聞, 2024/11/3 10:44:16) 分断のアメリカを旅する:「私たちは狂ってない」 超熱心なトランプ支持者が離れない理由 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/3 10:42:49) 日野自動車、EV路線バス発売 車内の段差なくし安全に - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/3 10:42:38) 悩ましい「家じまい」、持ち主が元気で判断力があるうちに家族で着手を 100歳時代の歩き方([B!]産経新聞, 2024/11/3 10:42:36) 「発達障害じゃないなら並べる」 都内の中学校、野球部員に顧問暴言(毎日新聞, 2024/11/3 10:37:06) 中国海警局の最大級巡視船、6月に尖閣諸島を周回…アメリカ巡視船が沖縄を出港後([B!]読売新聞, 2024/11/3 10:36:34) 全日本大学駅伝、3区で駒沢大と城西大がごぼう抜き・首位は青山学院大…動くグラフで見る通過順位([B!]読売新聞, 2024/11/3 10:36:34)
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真観の東京物語
Wednesday 8 October 2014
真観は、東京に行った。後期最初の授業だった。2人、欠席した。 その内の1人は、夏休みの課題が未提出だったが連絡はない。真観は、後期ボランティア面談をスタートさせる。今期の新しいアイディアであり挑戦でもあった。
授業が終り、職員室に行きタイムカードを押して帰ろうとした時1年生の女生徒が声を掛けて来た。 有志でZINEを制作しているという。廊下で立ち話をした。その女生徒はZINEを持っていて1冊、600円だという。真観は、迷わず買わせてもらった。真観は急いでいたので簡単にアドバイスをした。そのアドバイスの1つとして『1人で作った方がいいよ』と助言した。女生徒は『すでにそれを感じている』と言った。
真観は、急いで市ヶ谷駅まで行った。総武線は上下共人身事故で止まっていた。こんな時真観は不平を言わず祈る様にしている。誰かが死んだ。もしくは事故に遭った。仕方なく直ぐさま、真観は駅前でタクシーを拾った。タクシーの運転手に『1時47分までに東京駅に着きたい』と伝えた。幸い道は空いていた。
真観は、目標の時間少し前に東京駅に着いた。急いで新幹線のホームに向かった。新幹線は定刻通りに来て止まった。ホームで母を探した。母を見つけるまで数分掛かった。母は、少し不安げな顔をしていた。真観は、上京した母に会った。母は、7年振りの上京だった。前回は、真観の茶畑庵と写真展来訪だった。あれからもう7年の月日が過ぎたのだ。
母は、小さなハンドバッグ1つ提げていた。服装は薄着でもなく厚着でもなく。過ごしやすい秋で良かった。東京駅をの改札を出てランチを食べる事にした。八重洲南口地下街に移動した。���を食べるか迷った。最初お寿司を食べようと寿司屋を見つけたが立ち食い寿司屋だったのでお寿司は諦めた。ラーメン屋に入った。母は、店のメニューの写真を見てこれがいいと定番の醤油ラーメンを注文し、真観も同じものにしたが煮卵を加えた。母は、全部食べ切れなかった。母は、『少しあんた食べて』と自分の麺を真観の丼に入れた。真観は、自分のラーメンに入っていた煮卵を半分割って母と分けた。
食後、山手線に乗り渋谷駅へ移動。幸い座る事が出来た。渋谷駅に降りて1度外に出��。新玉川線に乗り換える為の地下に続く階段を見て母は見覚えがあると言った。渋谷駅は人、人、人でいっぱいだった。そして2人は駒沢大学駅まで移動した。何故か新玉川線は突風が吹く。渋谷駅でも駒沢大学駅でも。母は、不思議がった。女性たちはスカートを気にして押さえていた。
母は、母の9つ上の姉を訪ねに来た。もう10年以上会っていない。時折電話では話していた。その母の姉、真観の叔母は、自宅からほど近い病院に最近入院した。叔母は一人暮らしだった。次男坊が叔母の面倒を看ていると聞いていた。88歳になる叔母は老衰が理由で入院と叔母の次男坊、真観の従兄弟が教えてくれた。母が最近、叔母に電話していたが繋がらずやっとその次男坊がその一人暮らししていた叔母の家にたまたま居合わせた事で叔母の入院を知った。母は、叔母を心配し、上京する決心をしたのだ。
叔母の病室は、3階だった。叔母の病室はすぐ見つかったが叔母はいなかった。看護師に尋ねるとお手洗いだと言った。少し待った。
まもなく母は、叔母と再会した。叔母は最初誰だか分からない様だった。『顔が変わったかん?』と言った。そして叔母にとって予期せぬ突然の母の訪問を理解した。
真観は、母と叔母を2人きりにする為1度病院を出て近くの郵便局に向かった。英国のPに手紙を送る為だった。Pは、真観を彼が11月に主催するパーティーに誘っていたが真観は英国には行けない。理由は様々だった。だから御断りの手紙と写真を添えて送ったのだ。写真は、Pが5月に来日した時のもの。
郵便局は程よい距離にあった。行って帰って30分あまり。母は、お見舞いを長居をする気はない。真観は、郵便局から病院に戻り叔母の病室に向かった。病室は、4人部屋で全て老人だった。
真観が戻って来た時の母と叔母は打ち解けていた。母は、『叔母は涙を流した』と小声で言った。母は、来て良かったと実感していただろう。上京する前に母は、妹、真観のもう1人の叔母に意外な事を言われていた。『迷惑かも知れないよ』母は、『そんな事は絶対ない』と反論した。『姉妹で迷惑なんてあり得ない』と。叔母の心情は分からないが迷惑しているという雰囲気は��こにはなかった。真観の役目は上京した母のエスコートだけではなくオプションがあった。記念撮影だ。母もそれを願った。真観は、母に寝ている叔母の近くに顔を寄せる様に伝えた。撮影の為に寝ている叔母を煩わしたくなかった。
30分ほどで真観と母は、病院を後にした。そして真観は、病院の目の前にあるセブンイレブンに『用がある』と母に言い、一緒に入った。『今撮った写真をプリントして叔母さんに渡そう。今はこういう事が出来るんだ』と店内のマルチコピー機を使ってL版のプリントをした。1枚30円。真観は、5枚の写真をプリントした。母、叔母、もう1人の叔母、母の在所、在所近くに住む叔母に。真観は、ポストカードサイズを望んでいたがLサイズしかプリントは出来なかった。
プリントが終わると店を出て病院に戻りやれやれとベッドに寝ている叔母に写真を渡した。叔母にはこのスピードは理解出来ただろうか?一抹の不安はあるが叔母のベッドのサイドテーブルにその写真を置いて来た。
真観と母は、そのままとんぼ帰りする様にまた駒沢大学駅から渋谷駅に移動した。渋谷駅を出て真観は、『母にハチ公を観に行こう!』と母を誘った。当然だがハチ公は、目と鼻の先にある。真観たちがハチ公に行くとアジア系外国人がハチ公と記念撮影をしていた。ハチ公は、常に人気者だ。真観は、順番を待ち、母をハチ公の側に寄せた。真観はまた1枚だけ写真を撮った。母が真観のカメラに立つ時は必ず母はかしこまる。キリッした表情にキリッとした姿勢になる。
その後、山手線に乗って東京駅まで。途中2人が乗っていた山手線の車両の乗客が減ったので真観は、母との2ショットを撮る事を思いついた。いつものカメラ+卓上三脚を座っている反対側の座席に設置し素早くセルフタイマーで撮影した。真観はその写真を「Today's Fashion」に使おうと思った。東京駅に着くとタイミング良くすぐに出発する新幹線が待っていたが母は、『お土産を買いたい』と1本遅らせた。母は、お寺のYさんと兄カップルにお土産を買った。真観は母の買い物に付き合った。そして真観と母は、新幹線ホームに行った。新幹線ホームで出発を待機している新幹線の扉が開くまでは立ち話。真観は、兄に母の到着時間を携帯電話で知らせた。兄からはすぐに返信が来た。こういう時の家族の連携はとてもスムースだ。母は、新幹線に乗った。握手をして別れる真観。真観は、窓越しで母の写真を撮る。その姿は、愛らしかった。
母を見送った後、真観は、オフィスに向かった。UさんとCさんがいた。真観は、今日の出来事を2人に話すとCさんが『東京物語ですね』と言った。そうだな、確かに「(映画)東京物語」だ。『「真観の東京物語」と今日の日記のタイトルにしよう』真観は思った。Cさんは先にオフィスを出て、その後、Uさんと食事をしてから静岡に帰った。出来れば母に静岡にも寄って貰いたかったが母は日帰りを選んだ。8時過ぎ、母は、無事���河安城駅に到着し兄カップルと合流して『夕食を一緒に食べた』と電話があった。その電話があったのは真観がまだバスの中にいた時の事だった。
何ごとも一期一会。 母と叔母の対面も次回あるかないか。 母の上京も次回あるかないか。 そのモーメントを真観は、写真に収めた。 写真で出来る事、それが重要だ。 叔母の体調が回復します様に。
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🎯ロケーションハンティング™️
◆野沢 / 世田谷区◆
倉庫をリノベーションした白壁ハウススタジオ2Fフロア。
【学芸大学駅17分 / 160㎡ / ¥132,000/day / iD : 28487】
世田谷区は野沢。駒澤大学駅と学芸大学駅の中間に位置するハウススタジオのご案内です。 倉庫をリノベーションしたこちらの白壁ハウススタジオ。
控え室やメイクルームも完備、種類豊富な家具や小物を撮影のプロップスとしてご利用できるこちらのスペースは、各種撮影や、展示会、ポップアップでの利用におすすめです。
🚩会場ご提案サービス
提案サービスご利用無料。 会場利用費以外にご料金はかかりません。
豊富な知識と経験を持つ担当が ( 展示会 / ポップアップ / イベント / ギャラリー / 撮影 / 動画配信) など、会場のご希望をお伺いし即日提案を行っております。
(用途・エリア・広さ・ご予算・他ご要望 )を記載いただき、 下記お問合せ先で承っております。
🚩掲載会場募集のご案内
上質な会場を取り扱うレンタル予約案内サービスです。 タイプを問わず、質の高い会場を募集しております。
弊社の顧客を御社会場にご案内し、御社の会場運営に貢献できればと考えております。お気軽にお声がけくださいませ。
(会場のウェブサイトまたはお写真、住所)を記載いただき、下記お問合せ先までお声がけくださいませ。
🚩問い合わせ先 📩 [email protected]
*公式ウェブサイト 🖥 https://locationhunting.jp
🎯「展示会 / ポップアップ」のスペース一覧 https://locationhunting.jp/3271
🎯「イベントスペース」のスペース一覧 https://locationhunting.jp/3330
🎯「写真 / 動画撮影スタジオ/動画配信会場」のスペース一覧 https://locationhunting.jp/category/purpose/shooting
*ロケーションハンティング™️ 製作委員会
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「虚無への供物」中井英夫 3381
第三章
38 タイム・マシンに乗って(亜利夫の日記Ⅱ)
牟礼田たちは、ぶらぶらと靖国神社の方へ歩きながら、 どうして蒼司君と八田皓吉が一緒にいなかったことを黙っていたか説明しますが、 かなり、言い訳めいています。 というか、それがわかれば、1つ目の事件の真相も解るのではないでしょうか? まあ、たしかに密室殺人だと大騒ぎしたのは亜利夫たちですからね。 牟礼田は、事故だと持っているフシが有りますしね。
そして、牟礼田を先頭に三宿から太子堂へ向かいます。
玉川電車を利用して移動します。 渋谷から玉川電車で上���(かみどおり)ー大橋(おおはし)ー玉電池尻(たまでんいけじり)と行き、 四つ目の昭和女子大のある三宿(みしゅく)で降ります。 ちなみに、玉川電車は三軒茶屋(さんげんぢゃや)から左へ行けば駒沢(こまざわ)から二子玉川(ふたこたまがわ)、 右が西太子堂(にしたいしどう)を経て下高井戸(しもたかいど)と説明されています。 ただ、この二子玉川は昭和29年に二子玉川園に変わっています。 というか、この駅名しょっちゅう変わったみたいですね。 まあ、二子玉川でも、二子玉川園でも、本編には関係ないですか。
三人は、三宿で降て、イギリスの名家マックレディの青いバラ“ライラック・タイム”を輸入したあのバラ園を訪ねます。 これも本編とはあまり関係ないような気がするのですが…。 その近くにあった八田皓吉の事務所にも行ってみますが、表札も変わっていてとくに得るところもありません。 また、八田皓吉が住んでいた太子堂を尋ねると、なんと、竹園山最勝寺教学院にある目青不動がみつかります。 でも、牟礼田笑っているのです。 変ですね。全く関係ないことはわかっているのけど、目青不動がみつかると、亜利夫が喜ぶだろうとです。
案の定、亜利夫は、 五色不動と五つの棺を持ちだしたことや、薔薇のお告げから結論を引っ張り出した久生のことを思いだします。
3月17日(木)の亜利夫の日記で、これまでの事件の経過を振り返りますが、 特に目新しいこともありません。
第一の事件は、紅司君が自宅の風呂場で心臓障害。 第二の事件は、橙二郎がガスストーブの事故。 この間に、聖母の園の事件(焼死体が一人だけ多い)。 第三の事件は、鴻巣玄次が、服毒自殺。
3月19日(土)の亜利夫の日記です。 目白の“ロバータ”で久生と牟礼田に会って、氷沼家に住みこんだ八田皓吉が書斎を“黄色の部屋”にしたと聞きます。
“黄色の部屋”といえば、フランスの小説家『ガストン・ルルー』と言われるほど有名らしい。 『黄色い部屋の秘密』Le Mystère de la chambre jaune(ラ・シャンブル・ジョオヌ)は、奇怪な密室犯罪だそうだ。 この小説に出てくる探偵の名前が、“ルレタビーユ”というのだそうだ。 しかも、それを作らせたのは牟礼田だというのだ。 近いうちに頑丈なかんぬきを取り付け完璧な“黄色の部屋”が出来上がる予定だという。
実は、牟礼田は小説を書き始めていて、その中では、21日の夜に、第四の密室殺人の幕が上がると��います。 しかも、かなり言い訳めいていますが、 それにこれまで現実に起こった三つの死と、うまく話が合って同時に紅司君のいう“驚くべき真相”も汲み取れるように書くのは大変だと。 つまり、事実を隠してそれが表に出ないように辻褄をあわせるのは大変だとでも言うようです。 どうも牟礼田は何かを隠しているような感じですね。
ここでやっと、名探偵ルレタビーユならぬムレタビンユに見立てるということがわかりました。
ここで話題が変わって絶賛家出中の藍ちゃんの話になります。 なんでも、お見通しの牟礼田が、黒馬荘にいるのではといい、しかも、今は、旅行している筈だともいいます。
黒馬荘の話が出たからではないのでしょうが、 21日の春分の日に 墓参りに行く蒼司君と目白へ顔を出し、ついでに“黄色の部屋”も見てそれから黒馬荘に行くことにします。
いや、引っ張りますね。 これでやっと、黒馬荘の事件の顛末が解るのでしょうか?
それから最後に、亜利夫が、黒馬荘の事件を密室殺人だとすると、矛盾があるといいます。 まあ、密室がすでに矛盾なんですけどね。
つづく
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新規ノート
2024.05.21 火 午後 9:06 ・ 25分 20秒
参加者 1 00:00
こんばんは。トシマみほです。収録している今日は1月5日木曜日です。また夜にボソボソと喋っております。
今日は赤羽に買い物行ってきて、めっちゃ疲れた。
赤羽、全然近くないんですよね。うち��どこだかわかんないのがね。言えないのがもどかしいですけど。本当、別に全然近くないんでけど、なんかこう、手芸屋さんに行きたかったんですよね。
参加者 1 00:19
ええ、でっかい手芸屋さん。湯沢屋さん。でかいやつ。池袋と新宿。新宿にもある。ない。
そこと、あとね、蒲田とか大きいし、なんか他にもいくらぐらいあるような気がするけどね。そういうとこだと大きすぎてさ、もう行くだけでヘロヘロになるし、周りに子供が遊べるような公園があるわけでもないから、なんかさ、その要件を満たす手芸店がすぐ回れる手芸店で公園もどっかに寄れるみたいな場所を探して赤羽になったんですけど ね。赤羽。私、駒込に住んでた時って、赤羽に買い物によく行ってて、ちょっと東京の話で他の地方の方はごめんなさいなんですけど、ちょいとかわかんないよね。
参加者 1 00:43
別に近くないし、駒込住んでたら池袋とか行ったら。っていう感じなんだけど、なんかこう、気を抜いて買い物に行ける街としてすごい赤羽を重宝しててね。結構よく買い物に行ってたから、今日久々にさ、子供連れて行って、なんか懐かしかったですね。その前行った時は独身だったわけだからさ、そういうとこに子供と行って、 同じとこでは、わーってなったりして。なんかビーンズ赤羽っていう建物は、建物っていった商業施設があるんですよね。もはやもう赤羽民しかわからないネタ。なんか駅の高架下が。
参加者 1 01:19
で、なんか、完成品の方は多分見たことあった。でも、で、可愛い。すごい可愛い。なんかね、のみとかよりもちっちゃくしかできないけど、そんなに大きいものはできないけど、あればできるのかもしれないけど、 でも、なんかそっくり度としては、ぬいぐるみより高い。その、うちの猫、うちの犬みたいなのを再現したりさ、うまい人はできるっていうやつで、 それをさ、ま、見たことあったけど、可愛いって思うけど、でもなんかぬいぐるみと違ってさ、ふわふわしてないし、なんか一緒に寝たりでき��いしなと思って、なんかあんまり可愛がるみたいな感じじゃなくて、観賞用だから、そんなに興味なかったんですけど、
参加者 1 01:45
この間、youtube見てたら、その、ポケモンのさ、ポケットモンスターをサトザクで作ったやつが流れてきて、 サクサク、サクサクって、なんかペットザイクってどうやって作ってるか知らなかったけど、なんかモワモワした毛糸を丸めて、なんとなく形にして、そこに針みたいなやつを、もう永遠のサクサクサクサクサクサク刺し続けると、なんか形になるんですよ。
意味わかんない。なんでや。っていう感じだけど、とにかくそうやってポケモンをさ、すごいそっくりに作ってて、それ見て、うわ可愛い。っていうのと、なんかこんなサクサクでできんだったら私もやってみたいと思って、
参加者 1 02:09
めっちゃ、本当はめっちゃ大変なんだと思うんだけど、その動画は制作過程を倍速とかで見せてるから、すんごい時間かかるんだと思うんだけど。あと、なんだかんださ、きっと器用な人しかできない���だと思うけど、でもやってみたいと思って、どうしてもやりたくなってね、材料買いに行ったんですよね。そのスターターキットみたいなものと、 針もね、なんか専用の針じゃないといけないし、あと、サクサクするか、なんか下に敷物みたいなのが必要なんですよね。
参加者 1 02:26
それを買いに赤羽まで今日は行って、起きて、おいって、おってなって、切っててね、ヘロヘロになって、早く寝たいみたいな気持ちなんですけど、今日しか取れないから、きこっております。ちょっとご挨拶遅れてしまいました。これ、新年1回目なんですよ。もう5日だから完全に正月気分抜けてたけど。
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今日はですね、何を喋ってみようかなというと。うん、なんか新年といえば初詣じゃないですか。
皆さん行かれましたかね。初詣。うちまだですね、行かないでしまっている。明日とか行きたいな。どうだろうな。
参加者 1 02:50
そんな初詣にちなみましてですね、神社が叶えてくれた願い事っていう話をしたいんですよね。
なんかでもちょっとね、あれなテーマだよね。前回もあれだったけど、今回も別の意味であれだよね、すごいなるっていうかさ。なんかこれ言い出すと、前回はそういうんじゃないけど、そういう難しさじゃなかったけど、今回は今回でなんか大丈夫みたいな テーマだよね。なんかすごい、先に断っておきたいんですけど、私はまず、なんの宗教の信者でもないです。現在ね、なんか私、すぐ神、神、神みたいなこと言い出すけど、なんかそれは、なんか割とふわっとした神。
参加者 1 03:15
私こった環境っていうのは、生育環境で言うと、浄土、信州と、なんか土着宗教がちゃんこになってるような、ち、 その、普通の、そういう信仰の家で育ったから、なんかふわっと神様みたいな、そういう、そういう感じで、なんか特定の宗教を信仰してるとかじゃないし、なんか神もこう、まじで神みたいなさの。
最近、神社もね、あれなんていうの、スピリチュアルな人たちのお金儲けと関係してしまってたりとか、神社がそういうことを言い出したりしてるんじゃなくて、神社を建にして
参加者 1 03:40
お金をすごいとしてる人たちがいたりとか、色々するけど、なんか私はそういうのと一切関係ないってことは最初に断っておきますね。そういう、なんかあなたたちから、これを聞いてくださってる皆さんからお金を取ってやるみたいな、そういう気持ちは全然ないので、ちょっとそこだけは安心して聞いてもらいたいんですけど。
私でも、そういうバックグラウンドの終わりには、人より多分神社が好きで、神社、うん、通ってるってほどいかないな、でも人より少し多く行ってるかもね。に でも、年にっていうぐらいですね。その、月に何回みたいな感じではない、年に何回みたいなのがね、頻度行く頻度かな。
参加者 1 04:06
なんで、なんかこう、熱心に何かを勧めたいみたいな話じゃなくって、今回のは別になんかそういうこともあるんだっていう雑談みたいな、普通に思い出話の一環として聞いてもらえればと思います。
じゃあね、早速。時間もないので、また例によって時間もないので、さくっと行って���ましょうね。第15回まで来ました。せなる欲望ラジオ。
参加者 1 04:25
神社、神社と私の話から始めますと、そんなとこ始めてしまいます。なんか子供の頃から割と神社って気になる存在みたいな感じだったんですよね。うん、なんだろう。
なんか、でも、別に家族でお参りに行くとかはなくって、お参りっていう、お参りっていうか、そういう感じじゃないんだけど、学校のわりかしそばに神社があって、 なんかこう、そこにタムをする時がある。子供としてね。でもその時、別にみんなそんなにその手を合わせたり、パンパンってやったりするわけじゃないけど、なんか、でも、みんな別にやってないけど、そこでそういうことすると、わりかしなんか子供の時がいいことがあるって思ってたんですよね。
参加者 1 04:55
なんかいまだに覚えてんですけど、なんかそうやって、お参りした後さ、すごいスーパーマリオの攻略本買ってもらって、それめっちゃ嬉しかったっていうの。なんかそういったおにって、なんか、たださ、別に買ってもらうつもりでもなく、パパーって見てたら、親がそれ買ってあげようか。みたいな感じで言ってきて、本当に、本当にこんな高いもの。みたいな、攻略本って高いじゃないですか。100円とかするじゃない。
なんかそれをなんかすると、買ってもらってめっちゃ嬉しいとか、なんかそういう、子供なりの嬉しいことでしかないけど、なんかそれぐらいの、それレベルのさ、小さいいいことが、ここ、私の中で定番だったんですよね。
参加者 1 05:16
なんかそれで、神社いいなと思ってて。うん。でもさ、なんだろう、みんなどれぐらい本気でさ、神社にお祈り、お祈りって言わないのかな。ちょっとこの辺の用語が怪しくて、ごめんなさいなんですけど、素人だからね、どれぐらいの 本気度で神社に祈りを捧げてるんだろうっていうのはね、少し思いますね。あんまりそういう話しないからさ、私はね、結構ガチでお祈りしてる。
なんか小さい時が結構ちゃんとさ、そういう、うん、その、仏壇と神棚こうさ、なんていうの
参加者 1 05:40
に対して、ちゃんとしようみたいな家だったから、毎日両方こう拝んで、それからじゃないと、ご飯、朝ご飯食べれないみたいな家だったんですよね、実家はね。だから、さっきも言いましたけど、普通のあれなんですよ。ちょうど人州とね、地域振興みたいなやつしかやってないけど、それを割と熱心にやってる方のうちで、 それで、その時から、小さい時から、すごい小さい時からやってると、やっぱりなんかこう、習慣づいていくっていうか、たまにやるもんじゃなくて、毎日やってると、何かしら、なんだろうな、なんかそういうのが当たり前になっていくっていうか、
参加者 1 06:03
染み付いていくんですよね、そういうのね、なんかこう、いるかもしれないものに、何か、何かを伝えるみたいなのが。なんかそれ、 こう、私は割とナチュラルに、こう、本気でやっちゃうっていうかさ。中学校の時に私、部活が、すごい人数の多い部活に入ってまして。それでさ、なんか人間関係の揉め事が本当に耐えなくて、 なんか毎朝仏壇に、そうやってさ、手を合わせる時に、こっちは仏壇に、なんか神様よりも仏壇の方にね、どっちかっていうと、お願いしてたんですけど、なんか、今日も、みんな仲良く、部活がどうかつなく終わりますようにって、すごいお願いしてから、学校行ってたんだけど、
参加者 1 06:29
なんか、だんだん、それがこう、エスカレートしていってさ、なんか、本当に仲が悪くなってきたから、みんなのね、そう、だから、もう、学年で20何人とかいるとかなのにさ、その自分と同じ学年の、こう、1人1人と、顔を思い浮かべながら、もう今日もなんとかと、なんとかちょと、なんかちょっとなとなと、こう、みんな仲良くできますようにって、すごいお願いしてから、学校に行ってたんですよね。
すごい部長とかじゃないんですよ。なんか別にヒラだけど。うん、なんか、そういう人間関係がぐちゃぐちゃの中で部活をするのがすごい嫌だったから、本当にみんな仲良く部活できるといいなっていうのは心から思ってたんですよね。
参加者 1 06:51
だから、なんていうか、そういう風に、うん、割と心から何かにお願いすっていう風に言うかもしれない。神様だか仏様にお願いするっていうのは、あんまりこう、抵抗がないっていうかね。何とかマジで考えてるの。って突っ込まれると、ちょっと困るみたいな感じなんですよね。
ねえ、みんな、ここどんな感じなんだろう。神社で。でもそんなに不真面目な人っていない感じがするよね。特に初詣。いつもか。いつもさ、お願いしとくか。みたいな展
参加者 1 07:13
だから、これ聞いてる人たちもそうなんじゃないかなとは思うんですけど、どうなんでしょうね。心の中は結構読めないからさ、みんな真面目にお祈りしてるけど、聞いてくんないよなとか思ってたりもするのかな。
そんな感じで生きてたから。そんでこう、ある時さ、高校生の時の話なんですけど、 私、前どっかで書いたけど、高校3年生の夏休みって図書館に通って、地元の図書館で毎日勉強してたんですよね。
参加者 1 07:31
毎日勉強に行って、その500円持ってって、隣のね、今はないし、ラーメン屋さんみたいなとこで冷やし中華毎毎日食べるっていうさ、 すごい今思うと、ある種の親孝行だなって。夏休みなのに家にいないの、すごい親孝行だなって思うんだけど、そういうことをずっとしてて、そういう中でさ、そう、友達を待ってたっていう話も書いた。なんかその地元の子とすごい仲いい子はいるけど、そうじゃなくない。普通ぐらいだったら、地元の友達姿、全部縁が切れちゃってさ、1人で違う遠くの高校に行ったから、
参加者 1 07:51
なんか夏休み誰と遊ぶってこともなくて、すごい寂しくて、なんか図書館に行ったら誰か来ないかなって思ってたんだけど、誰も来なかったんですけどね。そんな時に1回地元の図書館行ったら、休みだったんですよ。なんかうっかり今日休みだったみたいな。あるよね、図書館の休み。なんかイレギュラーの休みとかあるじゃないですか。
そん時に、しょうがないからもう電車乗って隣の市まで行って、そこの図書館で勉強して帰ってきたんですよね。でも、その帰り道に、なんか駅まで戻る時にさ、 近道しよう、こっちからいけないかなとかって適当に通った道にお稲荷さんがあったんですよ。そんで、神社だって、
参加者 1 08:14
ちっちゃかったけどさ、ちっちゃい目立たない神社だったけど、すごい通り道の変な道を抜けて帰ってるからさ、通り道の真ん前にあって、なんか素通りするのも悪いなみたいな感じだったんですよね。
それで、そこの神社に、一応さ、手を合わせることにして、パンパンってやってさ、そこで、でも、せっかく来たから、お願い事しようと思って、 この、ここで、何回か、その、中学の時好きだった男の子のこと、すごいめっちゃ好き��たいな話、めっちゃ好きだったっていう話をしてると思うんですけど、高3になって、なおさら、この、その男の子に会いたかったからさ、会えますようにってお願いしたんですよ。
参加者 1 08:38
そしたら、そしたらですよ、1週間ぐらいしたらさ、その図書館で私が1人で勉強してたらさ、その男の子の声 でもさ、そこにもう1人男子が1人で図書館来ない。ってか、声がしてるってことは、つまり誰かと一緒なんですよ。
そしてもう1人そこにさ、一緒にいたのがさ、中1の時好きだった男子だったんですよね。その中2で好きになった男の子と、中1の時好きだった男の子が一緒にさ、
参加者 1 08:56
中学の時��2人に接点はなかったはずなのに、同じ高校行ったから友達になったんでしょうね。なんか友達同士として、すごい仲良さげに来てさ、 マジで。と思って、なんか、でも、それそれ、どっちか声かけようみたいなこと。すごいさ、なんか声かけたいけど、なんかすごい私、天邪鬼だからさ、 こう見えて、めっちゃ弱なとこあるからさ、ここで、中1ん時付き合った男の子にさ、先にさ、なんとかくん、久しぶり。とか、
参加者 1 09:16
元気。みて声かけようかな。チラっていう気持ちと、それはやっちゃいかんだろうみたいな気持ちとさ、なんか、ぐるぐるってなって、ぐるぐるってなってた。なんか、終わっちゃったんですよね、なんかずっと。たださ、せっく、せっかくさ、願い事を叶えてもらったのに、私の認識としてはそれは叶えてもらっただったんですけど、そのチャンスを一切生かせずに終わって。
でもさ、でもすごいと思ったんですよね。おいなりさんすごいと思って。それで、この機会にお礼参りしなきゃと思って、そこでもう1回行ったような気がするので、ちょっとちゃんと覚えてないんですけど、
参加者 1 09:39
なんかそういう神社作法に割とうるさいみたいな感じですね。私、昔からそんな、高校生なのにさ、なんでなんだろうね。それ、どこで覚えてきたのかわかんないんですけど、お願いのしっぱなしはダメっていう。叶えてもらったら、ちゃんともう1回行くね。それ大事って思ってますね。
でも、そんなだけどさ、そんな風なことがあったにも関わらず、そして、神社が小さい時から好きだったにも関わらず、初詣っていうのに、私、1回も行ったことなかったんですよね。
なんでかって言うと、もうその時に、結構雪が深くなる季節だからさ、年越っていうとさ、
参加者 1 10:01
それで、なんか年越す時に、なんていうの。その真っ黒な道を、その、吹雪いてる、絶対吹雪いてるからさ、絶対とかじゃないけど、大方吹雪いてるから、その中を、除雪もしてるかしてないかわかんない道を踏みしめて、神社まで。
で、それを、なんか大人、おじさんおばさんぐらいな、やるかもしんないけど、なんか、中高生がやってるっていう感じは全然なかったんですよね。あんまり友達とかっても聞いたことない。
なんかさ、でも、少女漫画とかで、高3で受験生だと、みんなで神社に、なんか合格期間期間行こうぜとか言ってさ、絶対行くよね。世の中すごい。それやるのかな。敵があまくないってことやるのかな。
参加者 1 10:29
でも、やったことなかったんだよね。なんだけど、大学で東京に来て、それで、初詣というもの、私もして、ミントすなみたか思ったんですよね。帰らなかったから、その帰省をしない人だからさ、 すごい晴れてて、すんごい1月1日ピカってなってて、うわ、東京の正月最高。って思って、こんなんだと、初詣やっぱ行かないとねと思って、行ったことなかったけど、大学のそばの神社に行ったんですよ。今まで行ったことなかったよね。多分。多分なかった。
参加者 1 10:49
大学はなんかその、本部と文学部にキャンパス分かれてるんですけど、私は文学部だったから、そっちにいっつも行っ��たんですけど、文学部キャンパスを見下ろす形で、結構ね、大きめの神社があるんです。
でも普段は全然人がいない。そこに誰かがね、小学校だとさ、神社に子供がたまるって言ったけど、大学だとさ、神社に大学生はたまらないの。
なんか私としては、なんか誰も行かない、あ、神社。って思ってたんだけど、初詣行ってみたらめちゃくちゃすごい人出で、こん時横列がさ、全然進まなくて、すごいなと思ってさ。
参加者 1 11:13
あと、1人で来てる人いないなっていうのも思った。なんかみんなみんな家族とかカップルとかで来てて、なんかすごいぽっちで、初詣ってあんま来ないんだなって思った記憶がある。若い人多いからかもしれないですね。土地ね。そこで何をお願いしたかっていうと、 普通に1年健康に過ごせますようにってこともお祈りしたと思うけど、大学1年のその年越しって、私、小説を文学長に出してたから、なんかね、それが通りますようにって、お願いしたんですよ。
参加者 1 11:32
なんか、それも、しかもさ、設定として、対象と、読者賞っていうのがある長なんですよね、対象は、なんかこう、みんなにさ、当然、先行員の先生方に選ばれた賞で、読者ていうか、なんか、読者投票があるから、読者の投票が多かったか賞っていう感じだったんですけど、で、対象が、30万円が賞金でし、読者賞の方は、10万円なんですけど、 なんか、対象だと、ちょっと自分には重いから、読者賞がもらえますように、10万円もらえますようにみたいな感じでね、思いのしらしたらですよ、もらえたんですよね。
参加者 1 11:54
神社すげえって思いません。それそれ、神社じゃない、関係ないんじゃないですか。ってね、ツッコミもあるだろうけど、私、素直に神社すごって思ったんですよ。
そんなこんなで、すごいさ、その大学のその神社すげえってなって、そっからしばしば行くようになったんですよね。さすがにね、お礼もね、お礼もしなきゃいけないから、 そういう、すごいさ、様々なことをね、お願いしては叶えてもらいました。彼氏ができますようにとか、もうこの彼氏と別れたい、
参加者 1 12:14
でもやっぱりまた返して欲しいとか、なんかそういう、そういうさ、無茶苦茶なことをさ、なんでもかんでも聞いてくれたの。でも、それはまだいいですよ、それは。でも、自分は動いてるからって思うかもしんないですけど、 なんかね、でもね、ある時ですよ、そうやって、結局、その大学のそばに住んでたのが、学生時代いっぱいで、1回よそに行ったんですよね。赤川に住んで、1年ちょっと住んで、またもう1回戻ってきたんですよ。
その時に、またそこの神社に、穴っていう有名な神社なんですけど、すごいおっきい神社なんですけど、そこに行くようになって、
参加者 1 12:39
また年越しの時が来て、その時友達が泊まりに来てて、初詣行こうよみたいな話になったんだけど、私すごい朝弱いからさ、うん、気が向いたらねみたいな感じで、むにゃむにゃってしてて、なんか次の、やっぱり起きてもさ、むにゃむにゃだったから、友達が起きて、初詣行こうよとか言っても、私はいいやって言って、 うん、なんかその代わりにお願い事してきてよってなきゃくださいって言ってきてって言ったんですよね。もうこの時点で不届き者ね。あらゆる意味でのきもっていう感じで、ちょっと恥ずかしいんですけど、言ったんですよ。
参加者 1 13:01
そんで、そしたらさ、ほんで、私は寝てたんですけど、寝てたってか、起きて活動してたと思うけど、半分寝てるみたいな感じで朝活動してたら、友達が帰ってきて、すごい暗い顔で帰ってきて、 どうだった���って。どうしたの。混んでたの。って言ったら、いや、混んでたけど、それじゃなくてさって言うんですよ。なんか、その、私のさ、願い事たくさんいたから、その人、友達をしてくれたんだけど、 なんとかちゃんが直己性に入りましたけどねって言ったらさ、なんか、ダメだ、入らないって
参加者 1 13:22
声がしたんだって。その声って、頭の中に響いた声じゃなくて、その、あまりにも神社が混んでるから、そう、みんな、お最善をちょっと遠く感投げたりするわけです。変な方向がある。そんで、カンってなんか小銭が弾かれて入んない時とかってあるじゃないですか。すごい混んでる神社は。
だから、そういう人のそういうセリフだったのは間違いないんだけど、なんか私には返事に聞こえたって言ったんですよね。そしてね、結果は言うまでもないよね。
なんかね、本当、この返事の件が本当にすごいって思った時ですね。なんか、でも、意外とこうして喋ってみると、エピソード地味だなって今自分で思ってますね。あれ。なんか、
参加者 1 13:50
なんか、それはでも、自分の努力じゃない努力だったり、その当然の結果だったり、いろんなことじゃないかっていう風に思えば思えることなんだろうな。なんかまだもう1個あって、8万が見て。
私がもう別の土地に、駒込に住んでた時。だから、秋田に1回戻って、もう1回上京して仕事してる時に、大学に用事があったんですよね。調べ物しなきゃいけなくて、あれ。失敬。ないってほどじゃなかったかもしれないけど、ちょっと大学に行ったんですよね。その時に、 その8番の前を通るから、なんかちょっと寄ってこうかな、どうしよっかなって迷ったけど、結局久々だから寄ったんですよね。
参加者 1 14:15
んで、なんていうの。昔みたいにお願い事しないけど、それは他の神社で、今住んでるとこの神社でやってることだから、こっちではしないと思って、なんか、こ、 挨拶みたいなさ、いつもありがとうございましたみたいな、ちょっと来ましたみたいな感じでご挨拶してから、大学に行って、図書館に行ってさ、なんか自分の調べ物を済ませて、終わったと思って、 そんで、調べ物じゃないさ、あと、せっかくここまで、遠くまで来たから、趣味のなんか好きなもんでも読んで帰るかと思って、なんか読みたいですとか、貴重な本調べて、
参加者 1 14:36
その田中棚に、こう、早足でさ、移動する時にさ、私、大学の地下書庫めっちゃ好きで、なんか一時期、すごい卒論の時か、すごいここ持ってる。のみならず、なんか本当にただ趣味で読みに伝えしてたんですよね。テヅカさんの全集が全部置いてあって、あと オリコン年間、なんかその、cdの売り上げとかさ、そういうさ、なんとか年間、エンタメ系の年間を見れるっていう。今ネットで全部見れるかもしれないけど、まだそういう時代じゃなかったから、そういうの楽しんで見るにはそこしかなくて、その地下深くでさ、
参加者 1 14:57
そういうのを1人でひっそり楽しんでいたんですけど。だから地下直行のことよくわかってて、なんかどこの棚からどこの棚に移動するっていう時に、もう、さ、さささって歩いて行ったんですけど、なんかそん時にさ、ふって、 急に、なんか、あれ。って、なんか、棚の一点に、なんか目が止まった気がしたんですよ。んで、ん。って思ってさ、高校の同級生の本がね、そこに、棚に刺さってたんですよ。
でも、どうせ同名かなって思ったけど、なんか、その、生まれた年と、秋田県出身ってこと書いてあったから、あと、すごい珍しい名前だからさ、あ、本人だと思って、なんかその、高校1年生の時、好きだった男の子の本だったんですよ。
参加者 1 15:23
まじかと思って。なんかさ、そんな、ありえないじゃないですか。その、何万冊っていう本が、ぎゅうぎゅうになってるさ、チョコは。で、移動してる時にピンって、そんなさ、 名前を拾って、すごすぎると思って。なんかそれは、でも、私の胴体視力、自分が動いてても胴体視力っていうのが超いいとか、そういうことかもしれんけど、なんかやっぱ私的には、それってなんか神社の恩恵かなって思ったんですよね。
なんか、でも、喋ってると恥ずかしい。これ、なんかあんまり人に言うことじゃない。でも、ブログに書いたことあるので、ちょっとそれ読んでた人が悲しいがかぶっちゃってすいません。
参加者 1 15:45
え。そんなさ、何の前情報もなく。そこでさ、昔ちょっと好きだった男の子の本と再会できるって都合。と思って。研究職です。研究としての本みたいな、その、小説家とかsとかそういうのじゃなかったんですけ、 本が出て見れたっていうだけで、すごい楽しかったっていうか、すごい嬉しかったです。
なんか今元気なんだなって。そう、ほっこり系ですけど、なんかその、ときめきキュンじゃなくてさ、頑張ってんだなみたいな感じでしたけど、すごいミラクルが起きたと
参加者 1 16:07
今なんかでも話してて、色々話してて、若干なんか恥ずかしいのと、みんな引いてないかなっていう気持ちでいっぱいだな。これなんなんでしょうね。
やっぱりこう、基本が無宗教の国だからかな。��んなにみんな神社でさ、初詣の時、一生懸命お祈りしてるけど、なんか本当に、本当に、そんなにさ、髪を信じてる感じ を言うってさ、ちょっと恥ずかしく感じるよね。特に、なんていうの。新興教でもないし、四大宗教でもないし、そういうとこと無縁並みにして、かなり信じてるっていうのが、なんかね、ぽってなっちゃいますね。
参加者 1 16:29
なんか、でも、こういう時のためにね、先に紹介する本を用意しておきました。本っていうかね、短編。なんかね、池澤夏樹さんの、うん、マリコマリキータっていう短編集があるんですよね。
最初、文集文庫で出てて、角川文庫に行って、それも今鉄板になってて、 集英社から電子版っていう形で今出てるのかな。集英社の紙の本っていうのはあるかどうか、ちょっとすいません、確認しませんでしたけど、そういう風に映ってってる文庫がありまして、なんかそれに載ってるアップリンクっていう短編がね、
参加者 1 16:52
神様にお願い事を伝えるっていうことについて書いてですよね。池澤夏樹が。なんかそれ強調しておきたい。池澤夏樹がうさん臭くない。池澤夏樹が。
そっから説明しようかな。 まあ、私は角川文庫版の時に買って、ひょん時の表紙がすごいいけてたんですよ。すごいお洒落な表紙で、何これいいこの表紙。と思ってジャケ買いしたんですけど、ま、全体的に私は、あと私がすごい短編信者だからね。短編集大好き人間だから、
参加者 1 17:12
短編集って書いてあると、もうお、まじか。みたいな感じで、池沢菜かよく知らないけど、なんか許可書持ってったやつしか知んないけど、読んでみようと思って 読んだ。めっちゃ面白くて。それ、20代、20歳、24、45ぐらいの時の話ですね。めちゃめちゃ面白かったけど、なんか、でもそのアップリンクっていう感覚が私的に印象に残って、 なんかえ。みたいな話なんですよ。数字読むと、てか筋忘れてたけど、さっき読み返したんですよ。この中国のために。本当に私的にはそういう
参加者 1 17:36
話だったなっていう解釈だったけど、なんかそれ本当か。24、5の私の解釈信じていいのか。と思ってもう1回読んだけど、やっぱ本当だった。なんかどういう話かっていうと、 うん、なんか気象庁の人かな。なんか気象庁に委託された人なのかわかんないけど、こう、速攻上。なんかその気象データを取ってさ、観測してその本部に送るっていう観測所があるじゃないですか。
この観測所が離島にあって、離島の観測所を点検に行く男の人が主人公の話なんですよ。離島に行くんですけど、離島ってのはなんか本当に結構アクセス悪そうな離島で、ちょっとね、もしかして
参加者 1 18:00
離島に詳しいタイプの人だったらあそこねってわかんのかもしんない書き方をしてるんだけど、私にはわかんないです。そういう島とかにサクセス悪いとこに行けない人間だから。持病で、 だからあんまり興味なくて調べたことないんだけど、日本国内のどこか、そういうちゃんと即工場さ、観測所がある離島に飛行機で、小さな飛行機に乗っていく。いつもなら船が出てるんだけど、なんか 港が西側にしかない。ん。東。とにかく風のせいで船が全然行けなくなってる。それで、なんかちっちゃい飛行機にさ、飛行機も、あんま大きい飛行機に着陸できるような空港ないから、
参加者 1 18:26
ちっちゃい飛行機にさ、生活物資をパンパンに積んで、なんとかやり取りしてるけど、もう島ではなんか物資が不足してきてるみたいな、そういう大変な状況にあるとこに、でも、その人は、パンダさ、点検の人だから、気象庁は点検しに行くんです。
まで船が追いつけないから、自分もその荷物と一緒に飛行機に乗って島に行って、そんで、こう、島には役場のお兄ちゃんみたいなのが案内役でついて待っててくれて、こう、色々案内してくれたりするんだけど。
で、小さなホテルに泊まって、ホテルにはおじいちゃんがいて、なんかおじいちゃんに、
参加者 1 18:50
なんかあんたが天気を直しに来た人かね。って言われて、いや、天気を直しに来てないです。なんか、自分は観測所の点検に来たものですみたいな言うんだけど、だけど、っていう話なんですよね。
なんのことかわかんないと思うけど、なんか、とにかく、そのさ、主人公の男の人が、なんかこの、理系の知識を、なんかべらべらべらって、こう、周りの人喋りまくるんですよね。で、そういう科学的に正しいことしか言わない。
そん中で、島の人は天気のことで困ってる。で、なんとかなんないかな、天気は。っていうことを、なんか言うんですよ。その役場の青年も言うし、そのホテルのおじいちゃんも言うんですよ。
参加者 1 19:16
なんともなんない天気だからっていう風に主人公は言うんですよね。なんだけどね、なんかそれが最後には。っていう話なんですよ。
なんか、それがアップリンクっていう。このタイトルは主人公が使った言葉で、観測データを本部に送る上り回線のことをアップリンクって 言うんだけど、その話を読み終わった時には、
参加者 1 19:32
なんていうの。そういう、上り回線、下り回線みたいな。今はほら、みんなそういうのにすごく馴染みがあるじゃないですか。スマホでさ、いっつも上りと下りながら矢印がさ、ピカピピカなるの見てるからよくわかると思うけど、なんかそういう、なんていうの、 私たちが生活してる場にさ、下り回線が、なんらかの下り回線があるっていうことには、みんな疑いがないと思うんですよね。その天気とかもそうだし、 自分の力の及ばない何か大きなものからの下改善が存在して、なんか運命を多少左右されてしまったりとかするっていうことに依存がある人はいないんじゃないかなって
参加者 1 19:59
思うんですけど、そこになんか神様みたいなものを想定しなくても、その意志っていうものを想定しないとしても、すごい大きな自然があっている、自由があるわけじゃないですか。なんか、でも、 登りもあるんじゃないですかってのは、その短編の言ってることだと思うんで、そこまで言ってないかな。でも、その上り回線が存在する可能性みたいなのを読んでる人には、その主人公が予感してるかどうかはともかく、 読み手はあれって、なんかあれ。って思うっていう、そういう話なんですよね。なんか、だから私にはめちゃくちゃ印象深かったんだけど、
参加者 1 20:24
245って言ったらさ、そういう、その神社でのさ、なんかあれもこれも叶えてもらったわってなってるとのことだからさ、 でも、そういうなんかちんまい願い事にそんな構ってる暇、神様にはないんじゃないかみたいなことを、作中でおじいちゃんが言ったりするんだけど、このおじいちゃんなんかでも、そういう、 うん、それこそアップリンクがあっても変ではないんじゃないかなって、私個人としては
参加者 1 20:42
思うんですよね、実はね。でも、それも、なんか自分があれかもしんないけど、すごい大きな運命的にあったことがないからかもしれないですけどね。やっぱり震災って、すごい 被害を受けたりとか、すごいもう自分が大病したり、身内が大病したりっていうことがあるとさ、なんかそれで神様に当然助けてくださいって言っても助けてもらえない時があった人は、やっぱそういう風には思えないだろうし、
参加者 1 20:59
そういう風にやっぱ自分もなるかもなって、この後こう、そういうことが起こるかもしれないなっていう風には思うけど。だから、こうやってそういうアプリックあるかもなって言ってる状態って、すごい能天気で幸せな人間なんだなっていうことは思いつつも、でも思ってしまうっていうのがね、 今の状態ですね。この先どうなるかわかんないですけどね。ちょっとこのイケザワさんの話は他の人に、うん、読んでほしいなっていう気持ちはありますね。私もね、今回さっき急ぎで急ぎでもう1回読もうと思って、近道でさぱぱって買っちゃったから、他の話も読んでないけど。他の話いつ勘弁があって、この話はすごい短い方なんですよ。
参加者 1 21:23
で、他のも。でも面白かった当時は思ったから、きっと今読んでも面白いじゃないかなって。あとで読みますね。話としてはそんなところです。
参加者 1 21:32
この番組では、ご意見窓口としてマシュマアカウントを解説しております。オラにリンクがありますので、こんな話してほしい。こんなこと聞きたい。みたいなご要望。あとはもちろんご感想がありましたらお気軽に送ってみてください。
で、送ったけど、そしてなんかテーマに採用されたけど、なんか特になんていうの。2回目、3回目と送ってくださっても大丈夫なので、なんかその時の返事とかいちいち書かなくても、なんかまた 送ってくれても大丈夫なので、またよろしくお願いします。匿名サービスですが、ラジオネーム、年齢、ぼかした居住地など書いてもいいよって方は書いてくださると嬉しいです。
参加者 1 21:56
では、曲紹介コーナー行きたいと思います。今回なんかテーマが結局なんか神様みたいな話になっちゃって。神様ってさ、歌詞自体にはすごいよく 感じがしますよね。やっぱりみんななんか困った時には神様って多いんだなっていう感じで出てくるけれど、なんか一方で、 1人1人結構そういう神様感みたいのって違いそうだなって思いますね。スピッツもね、私の大好きなスピッツも、わりかし神様とかすぐ言う宗さんの歌詞だけど、
参加者 1 22:19
すぐ言うけど、あんまり特定の宗教感はないし、なんか私みたいなと、なんていうの、もう、なんていう、猛進してる。猛進とまで言わないけど、結構ね、結構好き。ってなってる感じもあんまりしない神様感ですね。
うん。どっちかって言えば、なんか自然みたいなのに近い感じがする。それで今回ね、あとキリスト教徒のミュージシャンとかもいるんですけど、 中村一義とかもそうなんだけど、なんか、
参加者 1 22:40
うん、今回ね、かけたいなと思ったのは小沢健二でしたね。かけたいなって。私がかけてるわけじゃないけどね。そうそうそう、最初に言い忘れた。このコーナーはspotifyのmusicplusと機能を利用して、番組の後に1曲流すというシステムを取っております。なんで、spotify勢以外の方は聞けないんですけども、局所会まではお気軽にお付き合いいただけますと幸いです。
話戻すんですけど、小沢健二なんですよね。かけたいと思ったのはね。なんか尾崎の曲、特別神様っていう言葉が多いとは思わなかったけど、なんかそれっぽい。なんとなくイメージが繋がるっていうか。
参加者 1 23:05
本人が神様っぽいわけじゃないけど、なんだろう、なんでかなって思ったらあれなんですよね。曲の視点がすごい高い。上の方みたいな神の視点、いわゆる神の視点みたいな感じで書いた曲が多いなって 感じるんですよね。ちょっと最近の曲を聞いてないから、そこは最近違うよっていうのがあったらごめんなさいなんですけど、私が1番聞いてた頃、聞いてた頃、私、現役では聞いてないんですけど、その、ライフとかのさ、2000年以降に聞いてた人ですね、 なんか振り返って、めっちゃ聞き込んでた人、すごい性が高くてさ、あと、なんだろ、そういう、恋の歌とかであって、
参加者 1 23:31
こういうの歌っても、俺とお前みたいなさ、なんかこの、いちいちで、もうそこしか見えてないみたいな曲がさ、世には多いけど、なんか、お酒の歌って、恋の歌であっても、で、僕と君を歌ってても、めっちゃカメラ遠いなみたいな、すんごいさ、遠くから見てる感じがするんですよね。
あと、時間もさ、すごい行ったり来たりが激しいっていうか、
参加者 1 23:47
なんかこう、うん、本当ね、なんかね、神の視点の曲が多いんですよね。それがなんか、別に小沢健二の意識がどうこうみたいなことを話すつもりはないんだけど、私、そんなに、別に長ファンってわけじゃないから、何も分析してはいないんだけど、でも、なんとなく、神様感がするなって思いますね、曲からね。
なんかさっき言い忘れたんですけど、私、そういう神社でお参りする時に、なんかこう、自分の中で決めてる コツみたいなものが1つあって、ちょっと喋っちゃうんですけど、なんかこう、最初にさ、自分が何者かを名乗るんですよね。
参加者 1 24:08
町内どこそこ、2丁目に住んでる。なぜそれです。っていう風にさ、本名名乗るんですけど、そん時に、こう、神の視点でさ、ほわんって、 この町を、神社の周辺を思い浮かべて、近所の神社にしか行かないからね、その遠くの神社でお願い事はしないから、わんって思い浮かべて、なんか、その上から見た感じで、この辺って、その神社を中心とした地図で、この辺に住んでるものです��ていう、 なんか思い浮かべることにしている。そういうさ、なんか、わんってお願い事する時に、上から見るとどうかな。っていうのを、ちょっと思ったりして、うん、その上の視点が、お酒の曲ってなんか入ってるなと思うんですよね。
参加者 1 24:35
だから今回、お酒の曲だったら割となんでもいいかなっていう感じだったんですけど、ぱっと見てみて、自分のね、持ってるipodに入ってる曲リストを見てみて、 これでいいかなっていう、なんかのを取りました。すごい。やっぱり視点が高いし、時間もすごい行ったり来たり、遠くから 遠くから見てるけど、なんか客観性でもない。なんか見守る感じは、自分含め世界全体を見守ってる雰囲気は。って、そういうのが、なんかこう、いいなと思いますよね。竹の曲はね、じゃあ
参加者 1 24:57
ね、ちょっと適当に選んだ曲ではありますけれども、聞いてみてください。じゃあ、spotifyでお聞きの方はこの後曲が流れますが、私とはここでお別れになります。今回もね、なんかぐちゃぐちゃした、なんかよくわかんない話を最後まで聞いてくださって本当にありがとうございました。皆さん、今年もよろしくお願いします。
そしてまたお耳にお耳に書かれましたら幸いです。それでは聞いてください。小沢健二で愛し愛されて生きるのさ と考えてみたんですよね。。
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winter vacation 2
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。」
川端康成の代表作「雪国」の冒頭の一節である。
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群馬の高崎から新潟へと抜ける上越線。
その県境に跨る「清水トンネル」が「国境の長いトンネル」にあたるのだ。
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日本百名山にも数えられる「谷川岳」の真下を通るトンネルは、開通当時、国内最長のトンネルでもあった。
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今回の旅のテーマは「雪国」の舞台へ。
越後湯沢には上越新幹線で行ってしまうのが手っ取り早いのだけど、今回はこの「国境の長いトンネル」を通り、川端が辿ったであろう上越線を使って越後湯沢へと向かった。
・
群馬の高崎から越後湯沢まで、乗り換えも含め大体2時間。
水上駅で乗り換え、いよいよ国境のトンネルへと電車は進む。
水上駅を出るとすぐにトンネルへと入る。
「国境の長いトンネル」と表現されるだけあって、確かにいつまでも続くようなトンネルである。
トンネルを走る独特の音が変わり始め、そろそろ出口に近づく頃かなんて思っていると、急に車内は白い光に包まれた。
その瞬間、「わぁ」と乗っていた乗客の声が漏れる。
白い閃光の後、窓の外に目を向けるとあたりはすっかり白銀の世界に覆われていた。
僕を含め、乗客の多くは窓の外へと視線を写し、雪に覆われた風景を楽しんでいた。
地元の学生だろうか。一人だけずっと頭を下に垂らし、寝ているのが逆に目立ったほど、皆が浮かれていた。
「駅長さあん、駅長さあん」
葉子が車窓を開けて駅長と話した信号所は、現在の土樽駅だとされている。
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上越新幹線で行けば確かに早いものだけど、場面場面を楽しむような旅にはならない。
そんなちょっと時間を贅沢に使った旅をしてきた。
もちろん旅のお供はこの2冊。
(「雪国」は、今回お供に選んだ新潮文庫の他、角川文庫と岩波文庫を持っているのだけど、一番馴染みあるのが新潮文庫なので、今回は新潮文庫を選んだ。)
おそらく冬に越後湯沢を訪れる方の多くは、スキー場を目的に行くのだろうが、僕はひたすら街歩きであったり、「雪国」所縁の地を回ったり、部屋で谷川連邦を眺めながら本を読ん��り。
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わざわざ旅先で宿舎に篭ってまでやることなのかと言われたら反論の余地もないのだけど、やはり、その土地で実際に風景を見ながら楽しむ読書体験は圧倒的に濃度が違う。
しかも、僕が今回身を寄せた宿は「雪国の宿 高半」
実際に川端康成が「雪国」を描くために宿泊した宿だ。
・
現在でも、川端康成が実際に宿泊した部屋を保存し、宿泊者は見学もできる。
20:00からは映画「雪国」を上映してくれる。
チラッと見るつもりが、結局最後まで見てしまった。
小説と違う場面であったり、実際に映像として街の風景などが入るだけで、印象もガラッと変わる。
・
宿の方と、お話をしながら、歴史であったり、街の変化であったり、色々と話を聞きながら映画を見た。
・
ちなみに、僕は「雪国」をはじめ、川端康成の作品のストーリーに関しては理解はできない。笑
やはり時代背景も全く異なるし、現代の倫理観では許されるようなものではない。
「雪国」の主人公の島村なんて、本当にクズ男だと思う。
妻子もいる身でありながら、湯沢に度々足を運んでは、駒子という女性をたぶらかす。
言わば、不倫相手に、奥さんと離婚して一緒になりたいなんて言っている男と変わらない。(ちなみに、島村は、奥さんとは別れるつもりもない。それは駒子も理解しているから、現代のクズ男よりもう一つ上のレベルのような気もする。)
他にも代表作の「山の音」にしろ、僕が一番好きな作品「千羽鶴」にしろ、クズ男が出てくるのだ。笑
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だからもしかすると、読んでみて胸糞に感じてしまう方もいるだろうし、がっかりされてもらっても困るので、先に伝えておく。
・
では何がいいのか。
僕は、風景であったり、心情であったり、何気ない瞬間であったり。
読んでいると思わず唸ってしまうような、美しい表現に心を奪われてしまった。
・
冒頭の一文は、超有名だけど、この後に続く、「夜の底が白くなった」なんて表現であったり、「雪の色が家々の低い屋根を一層低く見せて、村はしーんと底に沈んでいるようだった」とか、読んでいて、思わず立ち止まり、思わず唸ってしまうような描写や表現が散りばめられている。
しかも、読むごとに同じシーンで唸ってしまうこともあれば、新たに唸る場所が出てくるなど、そんな違いもあって楽しい。
・
代表作「伊豆の踊り子」でも、冒頭に「雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た」なんて表現がある。
・
これらに共通して感じることは、一瞬ふと考えてイメージを膨らませる力があるということだ。
読む側の想像力を掻き立てるというのであろうか。
そんな力があり、それでいて、その表現や言葉の選択が美しい。
・
これはあくまでも主観であり、人によって好みもあるので、一概には言えないけど、色んな作家の作品を読んできたけど、風景や心情の表現の美しさはトップレベルだと思っている。
さて、でもこれって服も想像を働かせるという点に関しては一緒だというか。
皆さんに服を提案するとき、お店でお話をするとき。
どんなアイテムと合わせるといいのだろうか。
その組み合わせを一緒に考えたりする。
・
馴染みのお客様になれば、これまで当店で購入いただいた服も把握できているから、そんな過去の服と合わせた提案もできる。
その時、お客様に、「確かに」って思ってもらえるような。
一瞬、あれと合わせたらという想像を促すような。
そして、それがバチッとハマってイメージの共有が図れた時。
やっぱり楽しいんだよなぁなんてことを、温泉に浸かりながら振り返っていた。
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イメージの余白と共有。
もっと色んな方とそれができたら楽しんだろうなぁということで、引き続き春からもよろしくお願いいたします。
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なんだか、よく分からないけど、まあ、読書にフィジカルも付属した読書体験をしてきたというお話でした。
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ちなみに越後湯沢をはじめ、豪雪地帯は常に水が流れている。
確か小学生か中学生の社会で習った気がする。
街を歩くと常に水の流れる音があちらこちらから聞こえてくる。
この水は地下水を汲み上げて使っているそうだ。
この地下水で溶かした雪水が、また地下へと浸透し、未来の雪を溶かす。
そんな水の循環が行われているそうだ。
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「水都大阪」なんかより、強く「水」の存在を感じられる街だった。
また、除雪によって道路の脇に積まれた雪の壁。
どのようにするのかなんて思っていたら、たまたま除雪作業を見ることができた。
この日は大掛かりな除雪の日なのだろうか。
何十台もダンプカーが道路に並んで除雪車から雪を受け取っていた。
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除雪と一言でも行ってもさまざまな手法や知恵を見ることができて、文化や風習の異なるエリアの営みを見るだけでも刺激的な旅だった。
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それでは、次回もお楽しみに。
P.S. 土合駅という、ホームから改札まで階段を500段近く登る駅。
僕の好きなアニメ「ヤマノススメ」の聖地の一つでもあるので、折角なんでこちらも見学してきました。
「えっちらおっちら」と声を出しながら登るシーンが印象的なんだけど、流石に声は出せないので、心の中で呟きながら階段を登ってきました。
結構観光スポットにもなるような場所なので、お近くに行く機会があれば是非。
(エレベーターやエスカレータは無いので、ご注意を。)
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