#飛び猫写真
Explore tagged Tumblr posts
Text
2025-1月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題はフリーです◆
今月は参加者の皆様に毎年恒例、お題フリーでアンビグラムを制作していただいております。作家の皆さんが書き初めに何を書くのか楽しみにご覧下さい。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。
「今年最初の月ア」 回転重畳型:えむゆ氏
今年最初の月アです。 どの文字も読みやすいです。回転重畳で起こりがちな字画の重なりもなくすように丁寧に作ってありますね。
「新年一発目」 回転型:あおやゆびぜい氏
新年一発目です。 モザイク処理がはまっていますね。そこに線があると思えば見えるし、ないと思えば見えなくなる効果が引き立っています。
「克己/巳年」回転共存型:すざく氏
書き初め。 墨のにじみのような処理が効果的ですね。「己/巳」を撥ね方で切り替えているのが筆文字ならではです。
「恭/ミドシ」 敷詰回転共存型:kawahar氏
今年は巳年です。 自然な字形のままこの対応を見出すのはさすがです。右下がりの「ミドシ」が音階と符合しているのは意図の外でしょうか。
「賀/乙巳」 共存型:兼吉共心堂氏
今年の干支は「乙巳」。 筆の勢いが文字を読ませているように感じます。「巳」が元気な蛇のようです。
「抱負」 回転型:.38氏
新年の抱負は。 どちらの文字も大胆な省略がされていますが、文字の特徴が残っているのですぐ読めますね。ステキな作字です。
「夢/楽」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
楽しい初夢は見られたでしょうか。 この二文字がキレイに対応付けできるのは良い発見ですね。とても読みやすいです。
「しめ飾り」 回転型:てるだよ氏
正月が終わったら外しましょう。 文字の特徴をとらえつつわかりやすい対応付けで読みやすいですね。良作です。
「年男」「年女」 回転重畳型:うら紙氏
今年は巳年生まれの方々。 「年男」「年女」それぞれが回転重畳型で作字されています。回転中心の違いも含め、差を見てみるのも面白いです。
「学知利行」 図地反転鏡像型:繋氏
人としての道を学んで理解し、学んだことの正しさを考えて実際に行うこと。 かなりチャレンジングな文字列ですが、文字の特徴をうまく拾って仕上げていると思います。
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」回転型:結七氏
小倉百人一首第九番、小野小町の一首。 結七氏による久しぶりの短歌アンビグラム。一文字:複数文字の対応も多く活用してまっすぐにまとめ上げられていてすごいですね。
「四半世紀」 交換式旋回型:lszk氏
西暦2000年から四半世紀経ちました。 4つのパーツをうまく組み替えると「四半世紀」の4つの文字になるギミックです。厳密には、同一の敷き詰め方で4種の解釈がとれているわけではないので、複数の旋回型の組み合わせであるところに注意が必要です。
「心技体」 アンビグラム亜種:ラティエ氏
心、技、体の3つの要素すべてが満たされるのが大事。 0度の向きの「心技体」に120度(240度)回転した「心技体」を排他的論理和で重ねると別の「心技体」になるという不思議な作品です(0度、120度、240度の3つのXORで真っ白になります)。通常のアンビグラムの定義には入らなそうですが、言葉の意味も相まってすごい作品です。
「伊れない病」 鏡像型:超階乗氏
SCP財団がプロトコルへ収容及び保管しているSCP-161-JP。 字形、対応、文字配置ともどことなく不安をあおる作品です。「伊」は読みやすいものの、勢いでは読めない文字列です。
「予知夢/大予言」 図地反転共存型: いとうさとし氏
初夢が大予言の予知夢だったら。 どちらも「予」を使っていますがその裏の文字が異なっているのが面白いですね。「夢」は大きく字形が変わっても読めるので強い文字だということを再認識しました。
「横組み斜め鏡像図地」 図地反転鏡像型:つーさま!氏
横組み斜め鏡像図地です。 どの文字も驚くほど読めます。名は体を表すシリーズトップクラスの出来だと思います。
「竜頭蛇尾」 敷詰図地反転回転型:Jinanbou氏
初めは勢いがよいが、終わりのほうになると振るわなくなること。 正方向の『「竜頭蛇尾の」敷詰』を図地反転すると、180度回転した『「竜頭蛇尾」の敷詰』になります。 文字の大きさに意味が表れていて面白いです。
「流動」 鏡像型:給食だより氏
移り変わり。 流れるような書体がステキな作品ですね。左右対称の図形として認識できるのと同時に左右対称ではない文字同士の組み合わせだとも認識できるのがこのタイプの面白いところです。
「陸蓮根」 重畳型:松茸氏
難読漢字の定番。 「蓮」は2文字の組み合わせなのですが、分割線が見えにくいので一文字として認識しやすくなっていますね。解釈の変化が楽しく、何度も見てしまいます。
「蚤の市」 敷詰回転型:ちくわああ氏
”フリー”マーケット。 単独で回すにはいろいろ壁がありますが敷き詰めるとぴったりでした。ノミのように飛び出した点が敷き詰めたときにうまく収まるのが面白いです。
「平方数」 回転型:lszk氏
2025=25×25。 「平」の分割処理がよいですね。「攵」の下が平らでもしっかり読めるようになっているのはさすがです。
「白い惑星まで電波を送った」 回転型:Σ氏
文字列生成で。 とても読みやすいしかっこいいですね。「つ」はほかの文字とほぼ同じ大きさながら字下げにより「っ」に読ませやすくしているのでしょう。
「はたらく細胞」 敷詰回転型:螺旋氏
実写版の映画が2024年12月13日より公開中。 回転中心4つの敷き詰め。きれいに分解されていますね。格子状に並べるところはまさに細胞のようですね。
「政治不信/国民反乱」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
政治不信を改善し、国民反乱を抑えるのが喫緊の課題。 こちらも読みやすくてさすがです。図地反転界隈の統治状態は安泰のようです。
最後に私の作品を。
「囍(双喜紋)」 重畳型:igatoxin
作例がありそうでなかった(?)pm型。 本年も喜ばしいことが続きますように。
お題フリー のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「記憶」です。メモリ、レコード、思い出、追憶、懐古、情報蓄積、受験勉強、面影、免疫記憶 など 参加者が自由に記憶というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は1/31、発行は2/8の予定です。今年もよろしくお願いいたします。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
5 notes
·
View notes
Text
今日はきなこの命日でした。
もう5年も経つんだなぁ。
今のしるこ🐈⬛ともなか🐈が来るまでは、
あんなに毎日泣いたことは無いくらい
一生分泣いていたけれど、
今朝は悲しい涙ではなく、
懐かしい涙を流しながらお気に入りの写真を
久しぶりに沢山見ました。
昼間にいきなり鳩が2匹、窓にシンメトリーに
向かって来て
ガラススレスレでしばらく羽ばたいていて
びっくりして猫も警戒態勢に。
すぐにまた2匹揃って飛び立ちましたが
あんなことは初めてでびっくりしました。
今思えばきなの使者だったのかな😂
幸せな魂でいてくれたら嬉しいです。
ありがとう。
47 notes
·
View notes
Text
生成AIで動画を作るのにハマってます。
こんなのとか
これは写真だけどこんなのとか
でもなかなかいいねがつかないし、フォロワーも増えません。
夢はマネタイズ。これだけで月50万も100万もいけたら嬉しいと思うのは強欲でしょうか、
そのためには作りたいものではなく、ニーズに対応することが大切と聞きました。
今の時代にはナンセンスかもしれませんが
僕は自分が男らしいと感じるものが好きです。食べ物だとラーメンとか、カレーとかステーキ。パフェやプリン、ケーキはあまり食べません。
動物もライオンとか虎が好きです。男っぽく感じるからです。
あなたを動物に喩えたらアヒルだと言われたときは愕然としました。
しかしそれではいけません。
調べてみると、動物とか可愛いもののニーズは非常に高く常にあるようです。脂っこかったり、攻撃的に見えたりするものは限定的です。
75を超える父もYouTubeで動物の動画を見てますし、普段一緒に奉仕してる牧師さんたちの中にも動物の動画を見てる人もいます。
それで不本意ですが可愛い子猫の動画を作ることにしました。
でも作ってみたら、これがなかなか可愛くていい感じです。
テーマは「毛玉から飛び出る子猫ちゃん」です。
本当はインスタに誘導したいけどなんができない
3 notes
·
View notes
Text
【対談 #4】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>と確かな関係性「“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら社長クラス」
MUCCとNIGHTMAREが8月、東名阪ツーマンツアー<悪夢69>を開催する。同ツーマンツアーは8月17日のZepp Nagoyaを皮切りに、8月18日のZepp Osaka Bayside、ファイナルとなる8月24日のZepp Hanedaといった3会場をまわるもの。両者はこれまでにもイベント等で共演しているが、対バンは今回が初となる。
◆逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE) 画像
結成24年目のNIGHTMAREに対し、MUCCは27年目であり先輩にあたるが、メジャーデビューは両バンド共に2003年だ。ヴィジュアル系というジャンルで括れば同じフィールドではあるものの、音楽性の差異は大きいかもしれない。しかし、NIGHTMAREは仙台を中心とする宮城、MUCCは茨城という同郷メンバーから成り立つバンド、という共通点もある。
そもそもなぜこのタイミングでツーマンツアーを企画したのか? どのようなライブ内容になりそうなのか? 開幕に向けて両バンドの関係性、それぞれの現在地、このツアーに懸ける想いなどを紐解く全四回の対談連載第一弾は両バンドのヴォーカリスト逹瑯(MUCC) × YOMI(NIGHTMARE)、第二弾はギタリストのミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)、第三弾はリズム隊のYUKKE(MUCC) × Ni~yaとRUKA(NIGHTMARE)対談をお届けした。そして最終回となる今回は、ツーマン<悪夢69>の首謀者ともいえる逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)だ。気心の知れた両者のトークセッションは終始笑いが止まらない。「うちらはたぶん、会社で言ったら社長クラスだと思う」といった深い話も飛び出す多面的な対談となった。
▲<NIGHTMARE × MUCC「悪夢69」>
◆ ◆ ◆
■もう20年近くですね ■フランクに話できる唯一の先輩なんで
──8月に<NIGHTMARE×MUCC ツーマンツアー『悪夢69』>を東名阪で開催します。もともと言い出しっぺは誰なんですか?
柩:逹瑯さんです。
逹瑯:そう、俺です。
──MUCCは現在、結成25周年イヤーを掲げたワンマンツアーで忙しくしています。その最中にツーマンツアーを企画したのは、どういう理由からですか?
逹瑯:去年ぐらいだっけ、話したのは?
柩:タッツー(逹瑯)から急に連絡がきた感じで。今、LINEを見返してみたら、タッツーから「ツーマンできないかね?」って連絡来たのは、去年5月23日でした。
逹瑯:1年ちょい前ぐらいか。
柩:だから実現するまでに時間はけっこう掛かってます。
逹瑯:でもタイミングはいつでもよかったんだよね。早くできるんだったら早くでもいいし、うちの周年ツアーやライヴが終わって時間が空いたときでもよかった。お互いのタイミングが合って、ライヴできる会場が取れるときみたいな感じで。
──つまり逹瑯さんとしては、是が非でもやりたかったツーマンだったんですか?
逹瑯:まず、楽しいことが好きなんで。おもしろそうじゃないですか、NIGHTMAREとのツーマンは。こっちがおもしろそうだと思ったというのもあるけど、ファンのみんなも、おもしろそうだと思ってくれそうだなと。そっちのほうが大きかった。
柩:過去にイベントでMUCCと一緒になったことはあるんですけど、ツーマンはなかったんで。しかも若いときからめっちゃカッコいいなと思っていたバンドで、そのMUCCとツーマンできるのは、俺も嬉しかったですね。
──「若いとき」ってMUCCのことを初めて知ったのは、いつぐらいだったんですか?
柩:10代でしたね。17〜18歳ぐらい。だからMUCCもかなり初期のころ。
逹瑯:1stアルバムぐらいのときかね?
柩:そう。1stミニアルバム『アンティーク』(1999年発表)とかのころ。“このMUCCというバンドは、絶対に変な人たちなんだろうな”って勝手に思ってた(笑)。いわゆるヴィジュアル系でもないなって印象は当時からあって。
逹瑯:それを言ったらさ、俺が柩と初めて会ったとき、柩は猫目の全眼カラコンしていたからね。もう、コイツは普通のヤツじゃないだろうなって思った(笑)。
柩:いやいや、勘弁してください。『アンティーク』のころのMUCCって、メンバー写真もモノクロで、メンバー全員のメイクも統一されているような、見るからに暗い雰囲気もあって。明らかに普通じゃなかった(笑)。
──普通じゃないのは、お互い様という。
逹瑯:いや、でもどのバンドもそうでしょう。普通のことをしたい人は、まずバンドやらないからね。
柩:確かに。特にこのジャンルは。
逹瑯:みんな普通じゃないものを好きになって、それでヴィジュアル系のバンドを始める感じだったから。
──はみ出してこそカッコいいところがありますからね。
逹瑯:俺らは高校生のころからそうだったけど、“みんなと違うことをやってるほうが目立つ”と思っていたんですよ。だから“今、なにが流行っているんだろう?”ってのを知ったうえで、それとは違うことをやりつつ、上手に採り入れるというのが、一番の正解だと思ってたんですよ、目立つという意味ではね。あと、自分にできることや得意なことってのを、ちゃんと分かっていた…という意味では、柩もそんな感じだったよね?
柩:他の人とかぶりたくないなってのはありましたね。俺の場合、身近な人とも、それこそメンバーともかぶりたくなかったし。
▲逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──柩さんはピアスを顔中に付けているじゃないですか。それも普通じゃない、というスタンスからだったんですか?
柩:ああ、かもしれない。
逹瑯:いや、オマエはドMだからでしょ(笑)?
柩:違う違う(笑)。
逹瑯:自傷行為の延長じゃないの? メンヘラでしょ(笑)?
柩:やめろって、その言い方は、違うっつうの(笑)。言い方がおかしいだろ。普通じゃないっていうか、ちょっとした変身願望から来ているかもしれないですね。
逹瑯:ああ、変態願望?
柩:変身! ヘ・ン・シ・ンだっていうの!!
逹瑯:あははは!
柩:やっぱり他とは違うこと、普通じゃないことって考えていったら、結果、こうなっていったんですよね。
──ピアスやタトゥーなど、最初は覚悟とか勇気も必要だったんですか?
柩:う〜ん、最初は勢いでしたね。15歳ぐらいからピアスを開け始めたんで。
逹瑯:最初は耳でしょ?
柩:耳だったかな…いや、違うわ。最初が口だ。
逹瑯:えっ!? 耳じゃねえんだ?
▲<V系って知ってる?>2022年12月27日@日本武道館【BUCK-TICK Respect Session】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──最初から普通じゃない。やっぱり変態ってことですか(笑)。
柩:その言い方しないで(笑)。で、2つ目が耳だったかな。
逹瑯:ファーストタトゥーは?
柩:タトゥーは腕というか、肩のあたりに。
逹瑯:どんな絵が入ってんの?
柩:普通のやつ。
逹瑯:普通のタトゥーってなんだよ(笑)? よく分かんねえって。
柩:龍。
逹瑯:おお、ドラゴンね。なんで龍にしたん? 一発目だからたぶん、すげぇ慎重になったと思うんだけど。
柩:最初にタトゥー雑誌とかカタログとかを見てたら、東京の彫師さんのカッコいい龍が載っていて。それがいいなと思ったので、その彫師さんのスタジオに行って入れてもらったんです。
逹瑯:やっぱり彫師さんによって、彫りの上手い下手もあるんだろうけど、絵の上手い下手もあるんでしょ?
柩:あるし、色のぼかし方にクセみたいなのもあるし。
逹瑯:気に入ってないタトゥーはないの?
柩:ない!
逹瑯:スゲーな。
──タトゥーは意味を持って入れる人も多いじゃないですか。
柩:自分への戒めという意味を込めて入れる人もいますね。俺も、ラクガキみたいに入れたものもあれば、そういう思いを持って入れたものもあるし。
逹瑯:戒め? そうか。じゃあ、前に酔っぱらって周りのみんなに迷惑を掛けた、その自分への戒めで入れたタトゥーというのは、どれ(笑)?
柩:そんなタトゥーないって。それに、その話はやめろ(笑)! 書けないやつだから。
──詳細が気になる。でも余計なこともいろいろ知ってそうなぐらい仲がいいんですね(笑)。
逹瑯:まあ、普通に遊び仲間だから。
柩:もう20年近く。フランクに話ができる唯一の先輩なんで、タッツーが。 ■みんなすげーことをやってきたんだなって ■自分で歌い始めて思ったから
──NIGHTMAREが一時活動を止めたときとか、ソロプロジェクトGREMLINSをスタートさせたときなど、逹瑯さんに相談もしたんですか?
柩:いや、俺からはなくて。タッツーから後で「あれはどうだったの?」とか聞いてもらうことはありましたね。
逹瑯:「自分で歌ってみてどうだったの?」とか。それぐらいの話で。
柩:やっぱ難しいですよね、歌って。上手い下手だけではどうにもならないってのが、露骨に出るパートかなと。
逹瑯:物理的に、出ねえ声は出ねえからな。
柩:そうそう。
逹瑯:ギタリスト的に言うなら、「ギター1本でなんとかしろ」って言われてる感じじゃん?
柩:そう、エフェクターもなしでね。
逹瑯:エフェクターはギリ使ってもいいけど、このギターしか弾いちゃダメだ、みたいなさ。このギターとこのアンプとこのキャビしか使っちゃいけませんって言われてる感じ。
柩:それでも、いかに表現するかっていう。やろうとしたら、やっぱすげぇ難しい。YOMIに対しても、他のバンドのボーカリストに対しても、みんなすげーことをやってきたんだなって、自分で歌い始めて思ったから。
逹瑯:しかも自分で選んで買った好きなギターじゃなくて、ずっと前から家にあったギターしか使っちゃダメだよって言われてる感じで(笑)。
柩:そうそう(笑)。理想と現実をまず思い知らされて、それでもいかに表現をしていくかって。
▲逹瑯(MUCC)
──歌うということでは、逹瑯さんのここ数年の成長ぶりは、ライヴを観るたびに感激するんですよ。2022年からソロワークスを本格スタートさせたのも、いい効果につながっているんですか?
逹瑯:それで言うと、SATOちが抜けたタイミングで、いろいろ時間もできたので、根本的なところから見直したんですよ。まず環境を整えたかな、歌いやすい環境を。良くも悪くも、MUCC全体がスポ根みたいな感じというか、“できない理由は自分にあるんじゃないか”って思ってしまう人種の集まりで(笑)。環境を整えようって考える前に、自分に問題があるんだろって感じの脳みそを持ってる人ばかりで。SATOち脱退後にサポートドラムを入れて練習する時間が多くなったとき、まず歌う環境を見直して、歌いやすい状況を作っていく時間もあったんですよ。だから、その過程で気づきがたくさんあったかな。
──そういう経験をした逹瑯さんから、ソロではボーカルも兼任する柩さんにアドバイスもありますか?
逹瑯:GREMLINSは結成してから何年経った?
柩:今年で10年。でも全然やってない時期もあったから。ライヴはトータルで50本ぐらいかな。音源はアルバム2枚、ミニアルバム1枚、あとシングルが3〜4枚。今日もさっきまでGREMLINSのリハで歌ってて。この対談が終わってからもまた歌うんですけど、リハのときから大変な思いをしてます(笑)。
逹瑯:GREMLINSでは���全曲でギターとボーカルを?
柩:ギターはAメロだけ美月(G / TheTHIRTEEN, Sadie)が弾くとかもあるけど、ギターソロとかは基本俺が全曲で弾いてるんで。
逹瑯:そりゃ大変だわ。歌ってないところではずっとギターを弾いてるんでしょう?
柩:そう。あとサビでは、歌いながら弾いているんで。
逹瑯:そうなると水分補給する時間も隙間もないでしょ?
柩:曲の途中にはないよ。曲と曲の合間しかない。
逹瑯:そりゃキツいな。楽器をやっている人は、曲の途中にノドを湿らせるっていう考えがないんだよね。ボーカリストは、曲の途中でノドを湿らせて、一度仕切り直すってのが、実はけっこう大事だから。
柩:あっ、それやってないかも。タッツーの助言を聞いて、この後のリハ中はノドを潤します。
▲柩(NIGHTMARE)
──歌の表現とか声の表情という面で、“こうすればいいかも”というアドバイスもあります?
逹瑯:それは好みとか歌のスタイルにもよるでしょう。K-POPとかR&Bとかが好きな人、泥臭いフォークソングが好きな人、ハードロックが好きな人、ミクスチャーが好きな人とか。それぞれによって歌い方も目指すスタイルも違うから。どのスタイルで、どういうボーカリストに憧れているかによっても、表現とか表情の付け方も違ってくると思うな。
柩:ちなみにタッツーは、細かいピッチとか気にしながら歌ってる感じ? それとも、そういうのはわりと自由にフィーリングのままで?
逹瑯:ピッチは気にするよ。今、自分がどのピッチで歌っていて、どういう声を出しているんだろうってのが、すごく分かるようなモニターの作り方を頑張ってる。自分が今、どれぐらいの声量で、どんな声を出しているのかが分からないと、それってそのまま歌のニュアンスに直結していくからさ。モニター環境も含めて、けっこう細かく煮詰めているかも。
柩:そんなところまで? 器用な人じゃないとできないパートだなって改めて思う、ボーカルは。
逹瑯:うん、そうだと思う。しかもライヴって、演奏して歌っていればいいってだけではないからさ。今、ライヴ全体がどんな空気感だとか、どういうふうに次の曲へつないでいこうとか、それはボーカルが考えなくちゃいけないから。ここで煽りを一発入れて、盛り上がったところで次だなとか。
柩:ライヴ全体を引っ張っていくというか。
逹瑯:そうそう。だから曲に没頭しつつも、どこかひとつ冷静になって、ライヴ全体の状況や空気感を見ていないとダメかもな。
柩:そこがすごいんだよな。俺、いっぱいいっぱいになるんだよ。
逹瑯:実際、難しいと思うよ。YOMIもアホなようでいて、ちゃんとやってるもんね(笑)。
柩:いや、アホだけどね(笑)。「アホなようで」ではなくて、YOMIはアホだけどやってる。この間、タッツーと飲んでいるときにもちらっと言ったんだけど、「いつかタッツーのソロとGREMLINSで一緒になにかやれたらな」って。
逹瑯:そうそう、やりたいよね。おもしろそうだから。
柩:俺も勉強になるし、絶対に。
逹瑯:勉強とかしないだろ、オマエは(笑)。
柩:いや、こう見えてすぐに刺激を受けるタイプだから、俺は(笑)。
▲<V系って知ってる?>2022年12月27日@日本武道館【BUCK-TICK Respect Session】逹瑯(MUCC) × 柩(NIGHTMARE)
──お互いに受ける刺激があるでしょうし。
逹瑯:NIGHTMAREとMUCCの対バンもさ、一回だけで終わらせずに、何回もやりたいよね。今回の対バンに合わせて、こういう対談で、俺と柩以外のメンバーも仲良くなっているじゃん?
柩:そうそう。RUKAさんもYUKKEさんとの対談でけっこうしゃべったみたいで。
逹瑯:RUKA君なんて、そもそも強めに引っ張り出さないと出てこないからね。
──今までは、2バンドの全員がワチャワチャ仲いいって感じでもなかったんですか?
柩:今までは個々で仲がいい、という感じでした。俺とタッツーが一番面識ある感じだったかな。
逹瑯:柩とNi〜yaとはちょこちょこ会ったりしていたけど、意外とYOMIとは遊ばなかったもんね。昔、アイジさん(LM.C)と飲むこともたまにあったから、そのへんのつながりで咲人と飲んだことがあった程度かな。RUKA君とは全然遊んだことないな。街中で偶然会って話すことがあったぐらいで。
柩:そっちのほうがレアケースだけどな(笑)。
逹瑯:「今、あそこにいました?」って突然LINEに連絡が来て、「おおっ、確かにいたよ」って(笑)。でも、結局本人とは出会わずで、どういうこと?みたいなこともあったり(笑)。
──全員がグッと急接近して絡むツーマンツアーだから、楽屋もそうだし、ステージ上でも刺激的なことしか起こらないでしょうね。
逹瑯:絶対に起こる。この前、2バンド全体の生配信番組の雑談からの流れで、ツーマンライヴのセッション企画にRUKA君が参加することになってね。RUKA君をセッションに引っ張り出せただけでも、すでにすごいと思ってる(笑)。
柩:確かに(笑)。RUKAさんは、みんなでワイワイやらなそうな人だから。それを引っ張り出したタッツーはすげえな、と横で見てて思ってたから(笑)。
逹瑯:しかも、すげえ自然な会話の流れのままセッション企画に引っ張り出すというね。
柩:さすが、全体をコントロールするボーカリスト=逹瑯だなって(笑)。やるなーと。
逹瑯:ツーマンツアーがスタートする前から、楽しそうなライヴになりそうって感じでしょ。
柩:NIGHTMAREのファンも嬉しいと思います。あんまり見たことのないRUKAさんの姿を目撃できることになるから。引っ張り出したタッツーに対して、NIGHTMAREのファンみんな、すごく感謝すると思います。
逹瑯:それは嬉しい。それにRUKA君の笑顔を取り戻してあげないと。
柩:いやいや、笑顔はあるよ(笑)。笑顔がない人ってことじゃないから。
■SATOちを知らないお客さん��� ■もっと増やさなきゃいけない
──NIGHTMAREもMUCCも、20年以上の活動の歴史を積み重ねています。それぞれの現在の立ち位置から過去の自分たちを振り返ると、どう映りますか?
逹瑯:柩ってNIGHTMAREの前にバンドやってたの?
柩:ちゃんとしたバンド活動はやってない。
逹瑯:初バンドか。じゃあ俺と一緒だね。
柩:でも、セッション的にコピーバンドみたいなのはやったことあるけどね。
逹瑯:オリジナル曲をやるバンドは、NIGHTMAREが初めてでしょう? 俺もMUCCが初めてだから。ミヤさんはその前にバンドやっていて、YUKKEさんもちょこっとセッションバンド的なことをやってた。SATOちも前のバンドあったし。それで質問の答えだけど、この間、ボーッと振り返るような時間があったんですよ。バンドをやっていないプライベートの友達とか同じ歳の地元の仲間とかって、社会的にけっこう偉い立場や役職に就いてたりするんですよね。で、ヴィジュアル系バンド全体を一個の会社として考えたら、我々の役職はなんだろう?ってさ(笑)。
柩:すごい考え方するな。
逹瑯:いろんなパターンを考えていったとき、うちらはたぶん、会社で言ったら社長クラスだと思うよ。
柩:えっ!? うちら社長なの?
逹瑯:いやいや、先輩方はいっぱいいるんだよ。だけど、あの人たちは会社で言ったら会長クラスだから。たぶん我々世代が“株式会社ヴィジュアル系”で言ったら、いろんなところの支社長とか社長クラスなんだよ。
柩:まじ!? そんな話をされるとちょっと責任感が……(笑)。
逹瑯:ちょっと姿勢が変わってくるよね(笑)。
柩:うん、変わってくる。好き勝手やってるのもどうなのかな?って話になるし、でも好き勝手やりたいし。
▲MUCC
逹瑯:そう。でも業界全体で考えたら、我々は社長クラスになってる世代だし、意識してそうなっていなきゃいけないんだろうなって。そう考えたら、けっこう痺れたよー(笑)。
柩:そっかー、たしかに世代的にはそうかもな。自分たちがバンドを始めたころ、今の俺らの年齢の人たちって、すごい年上の方々、という印象だったもんね。
逹瑯:うちらがバンド活動をかじるか、かじらないかぐらいの10代のころに、第一線ですでにバカ売れしていた先輩たちは、ヴィジュアル系会社を設立した人たちだよ。会社���創設者ってことだね。それから何年も経って、我々は今、もう何代目って感じだろうけどさ。そういう立ち位置になってくると、今度は下の世代に対して、会社をよりいい状態にしていかなきゃいけないじゃん。
柩:そうだね。次の世代へ受け継いでいってもらうために。
逹瑯:そうそう。そうなっていくことが、我々世代が会長クラスとかになったときの住みやすさにもつながっていくからさ(笑)。
柩:あははは。すごいこと言うね(笑)。
逹瑯:だから自分たちのことばかり考えていてもいられねえんだろうなって。
柩:そうだよね。俺ら世代が刺激していかなきゃいけない。
逹瑯:そういう意味で言うと、NIGHTMAREとMUCCのツーマンツアーは、そういうことのひとつの要因になったらいいな、とは思うよ。
柩:確かに。直接的な後輩バンドたちもそうだけど、面識のないバンドマンとかにも観に来てもらいたいな。特に年下の頑張っているバンドマンたちに。
──単なるツーマンツアーではなく、シーン全体を活性化させるツアーにするという意気込みですか?
逹瑯:うん、そうなったらいい。
柩:ファンも、もうお母さんになっている世代が多いので、ライヴ離れしていった人たちもやっぱりいて。
逹瑯:子育てに忙しくて、ライヴに来れないって方もやっぱり多いからね。
柩:子育てしつつ仕事もしつつ、日々忙しくて、仕方なくライヴから離れてしまった方々がね。でも今回のツーマンツアーだけはちょっと観てみたいって、そういう方々も刺激したいですよね。青春を思い出してもらいたい。我々が活動をスタートさせたころにライヴハウスに来てくれてた高校生とかが、あの当時の気持ちになれるように。
▲NIGHTMARE
──でもMUCCもNIGHTMAREも、ライヴにけっこう若い世代もいますよね? この前、MUCCの野音ワンマンに行ったら、周りは若い子ばっかりで熱かったですから。
逹瑯:いいですね。ここ最近、ずっと思っていることがあるんですよ。全体の活性化もそうだけど、俺が今MUCCに関して思っていることを言うと、“SATOちさんのいた時代のMUCCを観てみたかった”という世代をもっと増やさなきゃいけないと思っていて。SATOちを知らないお客さんが増えないと。
柩:それだけ若い世代が来てるっていうことか。
逹瑯:そうそう。「SATOちがいなくて寂しい」って言ってる���ばかりでは、まだ新しい世代に向けてアピールできていないなって。今、MUCCの現場を手伝ってくれる若いスタッフが2人いるんだけど、彼らはSATOちの時代を知らないからさ。“今、一緒にものを作っているスタッフの中に、SATOちを知らない若い子がいるのか。すごいな”と思ってさ。
柩:SATOちさんって何年前でしたっけ?
逹瑯:えっ、死んだの(笑)?
柩:死んでないし(笑)。なんでSATOちさんを殺すの。
逹瑯:今、SATOちはムキムキだからね(笑)。
──パーソナルトレーナーとして生命力に溢れる体つきですから。
逹瑯:ほんとにそう。SATOちが脱退したのは、もう2年ちょい前か。
柩:衝撃だったもん、脱退。めっちゃ寂しい、と思って。
逹瑯:NIGHTMAREはそういう時期なかったの? 例えば誰かがしんどそうだな、とか。柩はしんどいと思ってた時期ないの? NIGHTMAREがバーンと売れ出したたとき、スケジュール的にもしんどかったとか。
柩:確かにしんどかったけど、“これが当たり前で、こういうもんだ”と思ってやっていたからね。俺は飼い慣らされてた(笑)。
逹瑯:よく言うよ(笑)。そのへんはメンバーみんなの地元が一緒というのもデカいかもね。
柩:そうそう。MUCCもメンバー全員、地元が一緒でしょ。地元が一緒で、みんなでこっちに出てきたっていう絆的なものがあるよね。
逹瑯:NIGHTMAREのメンバーは、通ってた学校も一緒なの?
柩:いや、別。俺とRUKAさんとは同じ高校だったけど、通っていた時期はかぶってないよ。
逹瑯:3つぐらい違うの?
柩:ううん、2つだけど…かぶってないってこと(笑)。
逹瑯:ああ、学校を辞めてるってことだね。で、どっちが?
柩:そこまで言わせるのか…どっちもだよ(笑)!
逹瑯:本来ならかぶってたはずなのに、やめてたからかぶらずと(笑)。で、高校を?
柩:中学を辞めるって無理でしょ(笑)。そんなの茨城でも無理でしょ。
逹瑯:高校が別なのに、よくRUKAさん以外は同じ歳のメンバーが集まったよね。
柩:友達を通して、それぞれ知り合っていったんだよね。
逹瑯:地元が一緒だと、メンバー間でバンド以外の共通項も持ってるわけじゃん。それがすごくいいなと思う、やってて。
柩:昔話も普通にできるから。
逹瑯:そう。昔からのツレが、メンバー間で一緒だったりするし。
柩:それで言うと、俺からしたらタッツーは先輩だけど、10代からの知り合いだし、地元のツレに近いものを勝手に感じている。
逹瑯:MUCCが仙台に行き始めたのも早かったしな。
柩:そう。昔からタッツーはあんま変わんないもん。ズケズケとモノを言う感じとか(笑)。
■一緒にものを作っていくときに ■ひとつのムーブメントって生まれる
──そういう近しい間柄だと、たとえば、ちょっとした行き詰まりを感じたり悩んだりしたとき、少し話しただけで力の出る言葉を掛けてくれたりとか?
柩:うん、まさにそう。
逹瑯:でも、柩はあまり悩むことなさそうだよな。
柩:いや、あるよ。なに、その勝手な決めつけは(笑)。
逹瑯:自分で解決してそうだから。
柩:ああ。いや、けっこう悩んだり、ストレス溜まったりするタイプなんだよ。
逹瑯:ほんと? いろんなタイプがいるじゃん。DEZERTのSORAとかアルルカンの暁とかは、一生悩んでそうなタイプじゃん。
柩:ああ。俺はそういう感じでもないかな。
逹瑯:人種的にそうじゃないじゃん。あと、メリーのガラは悩んでるとかじゃなくて、誰かに愚痴を聞いてほしいだけだからさ。悩みとかじゃなくて、ただぼやきたいだけでさ、一生(笑)。
柩:ひどいな、言ってることが(笑)。ガラさんはめちゃくちゃ優しいよ。
逹瑯:俺は悩み事がないわけじゃないけど、人に話して解決するような感じでもねえし。
柩:タッツーは人からアドバイスもらって悩みを解決するような人じゃない気がするな。
逹瑯:うん、人に話して解決するようなことだったら、自分で解決できるし。自分で解決できるんだったら、人に話したところで解決できない感じ。
柩:分かる。俺は溜め込んじゃう時期があるんだよな。
逹瑯:俺は溜め込まないんだよ。忘れちゃうんだよね(笑)。とりあえず目に付かないところに置いとくと、そのまま忘れちゃう。で、賞味期限が切れてる。もう、いいかって。
柩:その考え方、ちょっといいかもしれない。
──逹瑯さんは常に前向きだってことですね。
柩:うん。前向きなほうがいいですよ、基本的には。
逹瑯:それに、たいがいのことは時間が経てば解決しているからね。だってさ、20代のころに抱えていたような悩みは、今となってはどうでもよくない(笑)? それって時間が経てば解決したってことでさ。
柩:どうでもいいし、当時の悩みも覚えてないもん。
逹瑯:でしょ? そんなもんなんだよ。その程度の悩みしかない人生を送れているのは、幸せなことだよね。
柩:確かに。いろんな事情があって、ずーっと同じ悩みを抱えている人もいるから。
逹瑯:我々は好きなことやれているし、少数精鋭のクリエイティヴなスタッフに囲まれているから、まず、職場の人間関係で悩むことがほぼないじゃん。たいがいの人の悩みって、職場の人間関係だったりするでしょう。そこに関して我々は経験したことがないから、なんの助言もできないよね。相談されても綺麗事しか言えないと思う。
──“株式会社ヴィジュアル系”の社長として、これから若いバンドマンたちに頼りにされる場面も多くなりそうですよ。
逹瑯:むしろ、うちらが力を貸してほしい気がしてるんだよね。“なにかイベントやろうぜ” “フェスやろうぜ”ってときに、“出てくれ”とか“一緒にやってくれ”とかさ。誘われるほうも出させてもらったというよりも、一緒に作りましょうってスタンスのほうが、絶対に楽しいよ。
柩:変な遠慮はしないでくれっていう。
逹瑯:うん。一緒にものを作っていくときに、ひとつのムーブメントって生まれると思う。それは一人の力ではどうにもならないからさ。ムーブメントを作っていくとき、力を合わせるのが必要だと思う。
柩:タッツー主導でフェスやってよ。
逹瑯:やりたいと思うんだけど、やるんだったら、継続して毎年もやらないと意味がないと思ってるんだよね。一発で終わっちゃったら、ただのイベントだから。継続して毎年やることで、ひとつの文化やコミュニティになっていくわけじゃん。だからやるとなったとき、相当な覚悟が必要だと思ってる。
柩:MUCCがやるときは呼んでほしいです。
逹瑯:絶対に呼ぶんじゃないかな、うん。
柩:うちのボーカルの弟のバンドとかも。
逹瑯:YOMIの弟…?
柩:YOMIの弟が、仙台貨物ってバンドをやってるんで。
逹瑯:あっ、あれ弟なんだ!? 俺は同じ人かと思ってた(笑)。
柩:いや、別人です!
逹瑯:じゃあ、スリーマンしよう(笑)。MUCCがトップバッターやるから。
柩:その順番はどうなの(笑)? 仙台貨物とNIGHTMAREが続いちゃうんだよね。ちょっといろいろ相談をしないといけないかも(笑)。
──仙台貨物のフルフェイスさんにも話を通さないとマズいですよね、きっと(笑)。
柩:あ、ギターの人ですか? 僕は全く面識ないんですけどね(笑)。
逹瑯:あ、そう来る(笑)? メンバーさんに“本当はこんなバンドやりたくないんだよな”と思ってる人はいないんかね?
柩:いや〜、いないんじゃないかな。まっ、そういう時期もあったかもしれないけど(笑)。
逹瑯:俺、ずっとベースの人はオウチンチン(王珍々)…おちんちんかと思ってた。そしたらワン・チェンチェンなんだよな。
柩:ああ、そうらしいですね。俺もちょっとあんまり詳しくないんで(笑)。株式会社ヴィジュアル系の話に戻るけど、社長という立場にいるって自覚しなきゃいけないのであれば、俺らも今後はイベントとかいろいろやっていきたいし。
逹瑯:いや〜、でもNIGHTMAREは友達が少ねぇからな。
柩:だからそれ言うの、やめてもらっていい(笑)? 俺ら田舎から出てきてますから。
逹瑯:いや、うちらも田舎から出てきてんだよ(笑)。
柩:でも茨城のほうが東京に近いし。
逹瑯:若干ね(笑)。ところで普段、なにして遊んでんの?
柩:遊ぶ……たとえば2週間ぐらい休みがあったら、夏ならダイビングとか。沖縄はやっぱ綺麗。
逹瑯:本島より離島がいいんでしょう? 沖縄のバンドマンに言わせると、「沖縄本島はこれでも汚くなったんですよ」ってことだからね。全然綺麗なのに。
柩:すごく綺麗だよね。あとサクッとダイビングに行くときは伊豆とか。
逹瑯:大島とか新島とか、あっちのほうも良さそうだよね。俺、今年は秋口ぐらいにキャンプに手を出してみようかと思ってて。
柩:ちょっとそれ、俺も行きたい! 去年、初めて行ったんだけど。
逹瑯:テントとか持ってんの?
柩:寝るときはバンガローだった���
逹瑯:それキャンプじゃねえーし! バカ野郎!! 自分で建てろ、寝るところは。テントと寝袋だよ。だから、ちょっとずつキャンプ用品を揃えていこうと思ってて。
柩:行くなら9月?
逹瑯:10月後半ぐらいから狙えたらなと思ってる。
──ツーマンツアーの打ち上げは、キャンプ場に決まった感じですか?
柩:しますか、2人打ち上げをキャンプ場で(笑)。
逹瑯:キャンプ部結成だな。YUKKEさんが部長で。
柩:あっ、それ最高です。
──最高なキャンプの前に、大事なのがツーマンツアーですよ。
柩:そうですよね。ステージ上だけじゃなくて、フロアのみんなも、我々と同じようにテンション上げて盛り上がってほしいですね。別々のバンドのファンの子が一ヵ所に集まるわけだけど、ギクシャクしないでほしいっていうか(笑)。仲良く盛り上がってほしい。
逹瑯:そこに関してはうちらよりフロアのほうが慣れてるでしょう。ファンのみんなは、いろんなライヴに行ってるだろうから、経験値も高いよ。
──そんなオーディエンスのみなさんに、最後に言葉をいただけたらと思います。
逹瑯:なんも深く考えずに、遊びに来て楽しんでもらうだけでいいので。いい意味でライトな気持ちで遊びに来てもらえばいいと思っています。
柩:構えないで来てほしいね。お互いのバンドの曲は、事前にある程度は聴いてきてほしいですけど。
逹瑯:ある程度? 難しいよ、300曲以上はあるからね(笑)。
柩:じゃあ、ちょこっとでも、最新曲とかだけでも(笑)。まあ、夏の思い出を作るぐらいに、夏祭りに行くような感じで来てもらえればなと思います。自分も構えるというよりは、ライヴ当日を楽しく迎えたいと思ってます。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我(MUCC LIVE)/菅沼剛弘(NIGHTMARE LIVE)
13.08.2023 quelle: barks.jp
6 notes
·
View notes
Text
【生育日記】出穂なう(たつこもち)
↑本日、出穂なう。(しゅっすい:稲穂が出ること)
写真は「たつこもち」。3種類栽培している中で一番成長が早い品種です。今のところ生育順調です。
お米の赤ちゃんである幼穂(ようすい)は、かぐや姫のように稲の葉っぱにおくるみされていて、成長してくると顔を出します(出穂)。開花してから数時間しか見ることができないお米の花もちらほらと咲きました。ここでうまく受粉するとお米が沢山実る、という仕組みなのですが、雨が続いているのでちょっと心配。
現在ニュースでも流れている通り、秋田は大雨が続いていて、地域によっては危険な状態が続いています。秋田のみなさまはもちろん、全国のみなさまもどうかご安全にお過ごしください。
秋田黒猫屋は大事をとって活動をお休みしたり、マフィン等新商品の試作をしたり、田んぼをパトロールしたりしています。にゃむくまもじじばばも無事です。
田んぼのパトロールをしていたら、巨大な野生のイノシシが草むらから飛び出してきて、危うくぶ���かるところでした。なんやおまえは!!びっくりしすぎて軽トラが泥で滑り、ちょっと脱輪しちゃった。車の窓ガラスを頭で突き破るとこやったぞ。あぶな!
そんな事件があったりなかったりしています。
イノシシ、ばば畑の作物狙って来たのかな…。ホームセンターに行ったら、濃い蛍光ピンクのテープ張ると野生動物嫌がるで!と押し押しで売ってたけれどほんまかいな…。畑広いからテープなんぼあっても足りんので買わずにきたけれど、何かしらの対策が必要かもしれません。
2 notes
·
View notes
Quote
本当に人手が足りないし、猫の手も借りたいぐらい人手不足になった結果、外国人を雇う事になった。もう外国人を雇い続けて1年になるが、これが頗る評判が悪い。仕事の漏れややり方に不備があるので指摘しても、カタコトの日本語で「ハイ、ワカリマシタ」とは返ってくるが何度言っても改善されない。本社に早く日本人雇ってくれ仕事が回らんと伝えても改善されず。金がないんだろう。発注側も安い清掃会社を使いたいので、もうこのまま安い清掃会社の従業員として致命的なミスでもして、「少し値が張ってもまともな清掃会社を使おう」と思わせるのが俺か社会的役割なんじゃないか?とさえ思った。またとある日、外国人が自分の入館証をトイレに誤って流したと言っていた。意味がわからん。流す前に気づくだろ普通。トイレじゃなくて誰かをビルに入れるために横に流したんじゃねえか?とさえ思った。入館証トイレ流しの件と再発行の話がビル管理会社に届きこっぴどく怒られ、「従業員に反省文書かせてくれないか?再発されては困る」と言われた。俺も対策してえけどうっかりでトイレに流す意味がわからねえもん。一応現場では入館証をポケットに入れず常に首にかけて携帯するというルールを再度周知はした。当該のベトナム人も「ハイ、ワカリマシタ」といった。そしてオーナーの言う通りに反省文書かせた。ベトナム人の彼なりの��らいではあったんだろうが英語がびっちり並んだ反省文が返ってきた。律儀に書いてくれてありがとう。俺は英語が読めないので、そのまま管理会社に渡した。管理会社部長は「これはふざけてるのか?」とブチキレた。俺は上の空でこの仕事に別れを思った。そんなこんなで数ヶ月前に、久々に日本人が入ってきた。中年の清掃経験がある男だ。挨拶もしっかりしてるし、現場の清掃員の七割が外国人なことに少し戸惑いはしていたが、俺は久々にホッとした。しかし、勤務開始から3日後にビル利用者から「最近入った清掃の男が階段掃除しながらスカートの中を覗いてくる」とクレームが入った。俺は覗きの現場を見てはいないので、片方の意見だけを鵜呑みに新入り中年を咎めることが出来なかったので一先ず保留にした。そして翌日別の女性からクレームが入ったので、これは本物かもしれない懸念が出た。昼休み前に「階段で清掃員にスカートの中を見られて不快だったというクレームか入った。新入り中年さんは本当に見て無いとは思うが、神経質なお客様もいて以前からこういうクレームがあったので(ちなみに過去に一度も無い)、階段の清掃中は極力仕事だけにフォーカスを当ててくださいね、なんかあったら遠慮なく私に相談してください。」と伝えた。そうすると新入り中年さんは顔と禿げた頭を真っ赤にして「俺じゃねえよ!!!!!!」と怒鳴りだした。「おまえは見てないと思う」という仮置きしたのにこのブチギレ方は「あ、こいつは本物だわ」と確信した。そのままロッカーから私服を取り出しそのまま外に出ていったので飯でも食べに行くのかなと思ったら駐車場から新入りの奇声音となにかものを壊す破壊音が聞こえたので急いで見に行ったら粉々になったマキタの掃除機と脱ぎ捨てられた作業服が転がっていた。新人中年は帰ってこなかった。入館証をトイレに流したベトナム人は「新人中年サン、チョトおかしいよ?」と困惑した表情で溢し、俺は本社から「従業員の教育が悪い」と叱責され、減給を言い渡され、仕事を辞める決心がついた。俺の指導力も不足していたんだろう。新しく入ってくる人間がまともに仕事をしてくれない外国人かやばい日本人の二択で、彼らをまともな清掃員に育て上げる能力は俺には無かった。もう俺は本社と何も話したくないし顔も見たくない精神状態に陥っていて、派遣先の入館証と作業着を本社に郵送し、事前に準備していた退職届を内容証明で送った。本社からの連絡先は着信拒否にし、かかってくる謎の携帯番号も着拒にしてから1ヶ月ほどで解雇通知が送られてきた。離職票が届いてなかったので、本社の総務部に電話で「増田だけど離職票が来てない」と伝え���と「人事部長から話があるそうなのでお待ち下さい」と言われたので「はい」とだけ伝えガチャ切りし、ハローワークに「退職した会社に催促しても離職票が送られてこない」と伝えた。3週間ほどで離職票が届いた。そんなこんなで30代無職のゴミが出来上がった。職歴はフリーターと清掃会社しかないし高卒だが、もう清掃には二度と戻りたくないし、なんなら別会社でも清掃関係者を見るのが嫌だし、ホームセンターでマキタ製品を見るだけでも吐き気がする。精神科に行ったほうがいいのかもしれないが、客観的にみてまともじゃない精神状態でも受診しないことで「自分は精神的にまともかもしれない」一縷の望みの可能性に縋る事が出来、それが自分の中の精神安定を保つことが出来ている。話が少し脱線したが、すべての清掃会社はこんな感じではないんだろうけど、給与もっと高くし競争率高めないとこの先もっと酷くなる気がする。今は失業手当貰いながら無職中にJavascriptの入門書写経して「はぇ〜」って言いながら時間つぶしてる、職業訓練は過去に電気工事士取るのに使ったのでまた使ったらもっと職歴が汚れる。(2度も職業訓練に通ってる奴は使いたくないだろう)コンピュータって偉いな、指示が正しければ指示通り動くんだな、もう人間と接したくねえよ追記朝起きたらこんな誤字脱字だらけの書きなぐったような文章がホッテントリいりしてびびった親切心でアドバイスくれた方々どうもありがとう。全部に返事はする気力わかないけど、アドバイスくれた方々だけに所々補足。JavaScriptはブラウザ上ですぐ動きが見えるので入門書買って遊んでただけで、IT系に転職したいとかそういうのはないです。適応障害でメンタル死んだSEの友人の話とか聞いていたのと、N予備校でGithubに触れた時に「ギャッ、英語」となったので、無責任に趣味として遊ぶ分には良いと思うけれども、これに社会的責任がついたら絶対病むと思います。仕事にしてる人すごい。手書きコードをエディタに写経するだけの仕事とかあったらやりたいけどきっとそんなものは無いでしょう。清掃関係にも戻る予定はないですね、昔から自分の能力に劣り(精神的体力のなさや頭の回転の遅さ)を実感していて、門戸の広くてハードルの低い清掃業界に入ったのも自分の能力を見据えての選択でした。若い内に手に職つく別の業界に行くべきだと諸先輩方からは言われた事もあったのですが、新卒時代に圧倒的に同期より劣っていた飛んだ経験から考えて、仮に行っても多分やって行けなかったと思います。ビルメンですが、近くでビルメンを見てきたN=1から言わせてもらうと普通に大変だと思います。便所の糞抜きはビルメンの仕事でしたし、ネットだと未経験が入りやすいみたいな話がありますが、実際は元電気屋とか元水道屋の元職人達が多いので、未経験で入ってきたっぽい人達が苦労してるのを見てきました。手先が不器用なので私には無理だなと思ってます。元職人達に支えられてる業界なので、未経験だらけで記録とりのルーチンはこなせても、設備トラブルによるイレギュラーには対応出来ず、現場によっては炎上(火災的な意味ではなく)してる防災センターもあるとかビルメンの人から聞いたことがあります。電気工事士を取ったのですが、その時に手先の不器用さを痛感したのと、電気の知識が交流から理解できず止まっているので、適正はないですね。免許返納したほうがいいかもしれないです。家のスイッチ交換の役にはたちましたが。清掃やってて何いってんだと思われるかもしれませんが、汚いところと暑い所が結構苦手で、トイレ掃除のたびに頭痛と胃のムカつきを感じていました。こう書いてると働きたくない理由ばかり出てくるので、元々働きたくない社会不適合者なんだと思います。割と好感な反応もあったのでむしろ驚きましたが、本当に仕事ができない無能です。私を知ってる人がこれを読んで、私のことを真面目だとか有能だとか書かれてるのを見たら全員が全員「はぁ……?」と渋い顔すると思います。思われてるほど良い人間じゃないのですみません。とりあえず貯金も失業手当もあるし、当分はゆっくり過ごして、何も考えず静かに過ごそうと思います。気にかけてくれた人達ありがとう。嬉しかったです。おわり
清掃会社人材不足でマジでヤバい
9 notes
·
View notes
Text
CoC「片鱗」HO殺人鬼 ※シナリオの重大なネタバレが含まれます
セリフ集
「かうかう」 「ぶ」 「うー、あ゛」 「カッコー、カッコー、カッコー」 「くじら、ヤギ、キツツキ」 「ここが地獄だ!ここで跳べ!」 「宙吊り、宙吊り、宙吊りで、かわいそうで、おれが埋め合わせしてあげたいと思うんだよ」 「あの家には行かれない」 「ううー」 「いい子、いい子」 「『行き過ぎろ、影』」 「おまえはもう十分耐えた。あれはただの育ちすぎたコウモリだ。やつらが自ら蒔いた種をおれが刈りとってやる」 「それに比べてどうだ? おまえときたら盗人の淫売……おまえの薄汚い血が薄まったおかげで衿迦や兄は出来がいい」 「邪悪! 老いぼれの古コウモリめ! 報いを受けろ!」 「でもおれは、どこにも行くところがないし、他にやることもないんだ」 「今日はいいことあった?」
◆身上調査書
姓名:ビスコ/房 必思可(ファン ビスコ) 愛称:ビスコ 年齢:23歳 性別:男 血液型:B型 誕生日:6月28日 星座:かに座 身長:198cm 体重:84kg 髪色:オレンジっぽい赤毛 瞳の色:茶色 視力:左右1.0 きき腕:右 声の質:ザラザラした掠れ声 icv山寺宏一 手術経験や虫歯、病気:なし 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):手足が長くて猫背 ゴツゴツしている 手が細長い セックス体験、恋愛、結婚観:なし 性愛感情がかなり薄い 尊敬する人:なし 恨んでる人:もういない 出身:衿迦から生まれた/中国籍を取得 職業:肉屋 将来の夢:まだない 恐怖:衿迦を守れないこと 癖:目を細める 舌を出す 酒癖:酒の味が苦手なので飲まない 特に酔っても顔に出ない
*交流向け 一人称:おれ 二人称:おまえ、あいつ 呼び方:下の名前呼び捨て 敬称をつけない
*概要
蛇之目衿迦の同級生と家族3人の命を奪った殺人鬼。道徳規範を持たぬ怪物。正体は蛇之目衿迦が作り出した狂気の別人格であり、アーティファクトの力を得て肉体を持つ独立した存在となった。
*性格
おおよそ人間が持ち得る道徳規範や社会的モラルを持たない破綻した思考回路の持ち主であり、目的を達成するために法律や禁忌を破ることにはじめから躊躇いのない人物。自身の写し身である衿迦を守ることに関しては普通では考えられないほどに献��的になるが、それ以外の人間や事象に関しては関心がかなり薄い。 感情表現は幼稚で素直だが、起伏は通常激しくはない。極端なほど口下手で、ほとんどのコミュニケーションを単語や短い反復によって行い、自分の考えを自発的に話すことは稀。意味のない喃語を交えて話し、関わる必要がないと思えば完全に相手をシャットダウンし、ひとことも喋らないということも平気でする。 これらはビスコ自身に「社会に混じって生活する」という能力が根こそぎ欠けていることに由来し、目の前で起きたことや他人の事情や感情を受け取って呼応することもなければ、常識的にこうしなければならないという基本的概念を持たず、相手に分かりやすく伝えるための工程をすっ飛ばすことで発生する。理解できていないわけではなく理解させる気がないといったほうが正しい。 このため知能行動に支障があると判じられることが多く、実際の知能テストをまともに受けることも不可能なためそのように分類されるが、実を言うと知能より性質の問題。今後社会生活をこなしていく上で変化する可能性はある。 大人しくぼうっとして反応が鈍い。何を考えているかわからない冷血で爬虫類っぽい性格である。衿迦に対してはどこまでも優しく、辛抱強いあたたかみのある部分が発露される。刺激しなければ無害な置物のようなもの。
*人間関係
社会に馴染める人格の持ち主ではないため、衿迦と房芳と職場の店主くらいとしか基本的には会話をしない。初対面の人間からは不気味がられ、それらを払拭する努力もしないため遠巻きにされることが常である。一応必要があると思えば肯定、否定、疑問くらいは口にすることもあるようだ。
*家族関係、幼少期体験
なし
*能力
前述のとおり実は知能に問題はなく、高校卒業程度の学力知識は持っているものと思われる。計算問題などは難なくこなし、少々難解な文章も理解して読むことができる。問題はテストなどをまともに受けるために机に留まらせておくのが難しく、ビスコが意味を理解できないものには取り合わないため、数値的な判断は難しい。 現在は肉屋での食肉加工作業を行っているが、動物を解体するのに精神的に動揺することも落ち込むこともなく、生まれが生まれのために刃物の扱いに長けていることからなかなか向いており、慢性的に人手不足な職種のため重宝されている。特に楽しいと思ったことはないが、現在の仕事に不満はないようだ。 何時から何時までという括りでの仕事が難しいため、衿迦が出かけるときに一緒に出かけ、作業が終わったら帰ると��う出来高制を許可してもらっている。
*肉屋のポパイ
牧場から一頭ずつ牛や豚、鳥を買い付けるため新鮮で安いお肉を売っている精肉店。店内作業がきついため職人が居付かず育たないことが目下の悩みだったが、重労働をあまり高くはない給料でやってくれるビスコが店員になり助かっているらしい。現在は店長(精肉作業と接客)、ビスコ(精肉作業専門)、バイト(接客と配達)の3人で運営している小さな町の肉屋。コロッケがおいしい。 ビスコはほとんど店長としか会話をしないが、特段ビスコの奇妙な人柄を気にしていないようだ。
*好きなもの 食べ物:チョコレート菓子、グラタン、コロッケ、ハンバーグ ケチャップとマヨネーズの味が好き 飲み物:カルピスなど乳酸菌飲料、ホットミルク 季節:夏 色:海の色、衿迦の目の色 香り:牛乳石鹸のにおい 書籍:銀河鉄道の夜 動物:あんまり出会ったことがない ファッション:丈が長い服 落ち着く 場所:海 愛用:肉切り包丁 趣味:クレーンゲーム 写真を見る
2 notes
·
View notes
Text
2023.8.15
ロクのお気に入り犬さん用おもちゃボール。丈夫な生地でやわらかく転がしやすく、軽いのでソファやテーブルの脚にぶつかっても、ポーンと思わぬ方向に飛んでいくのがいいのです。猫の遊び方としてはまずドリブル。ぶつかって方向を変えたのにさっとジャンプして飛びつく。人間とエアホッケーのようにラリーする。写真はラリー中にやる気をなくした様子。
→ inspiration
3 notes
·
View notes
Text
2023.12.7thu_kanagawa
散歩から帰ったらしいお父さんが家の外から「猫に餌をあげたいから窓を開けて」と呼びかけてくる声で目がさめる。「あげといて〜」と聞こえてないだろうなってくらいの声を返しながら二度寝。結局自分で窓を開けて、猫にごはんをあげているお父さんの音を聞きながらよいしょと起きる。元気な猫の姿を窓から確認して安心する。というのも猫を家の中に入れてはいけないと言われているのだが、寒くなってから凍える猫を想像すると我慢できず、夜にこっそり猫を部屋に入れていたのだけど、2日前から顎から下が蕁麻疹だらけのかいかいになってしまい、ステロイドを塗ってみたが治らず、酷くなっている。もしノミのせいだとしたら、家中ノミだらけになるのはかなりやばいぞ、猫アレルギーかもしれないけど、、それもやばいけど、、ということで夜、猫を招き入れてあげられなかった。窓の外で長時間、部屋にあげてもらえるのを待ってたであろう猫を心配していた。朝ごはんを食べながら、父母と朝ドラのブギウギを見る。主人公の弟が戦争で死んでしまう。涙をこらえながら見る。食べ終わると近所の川べりを散歩し、帰ってすぐ仕事のデータを修正してドロップボックスに入れる。修正していいかメールで聞いたら触らないでほしいとのこと。やる必要のある内容だと思ってたが、いらないことをしてしまった。元のデータをまたドロップボックスに入れてメールする。とにかくノミが心配なので布団や部屋中コロコロをして布団を干す。午後に近所のスーパーでバイトの面接があるので履歴書をプリントアウトする。B4サイズの紙が手持ちのもので一番大きいけど、なんか小さい仕上がりになったなと思いながらも完成させてしまう。ずっと先延ばしにしていた、参加しているAIUEOの4コマまんがカレンダー予約受付してます、というお知らせを自分のインスタにアップするために、今までのカレンダーを集めたものをスマホで撮影する。カラフルでかわいい。投稿する。お父さんがお弁当を買ってきてくれて3人で食べる。今日は中華丼。朝ドラの再放送を見ながら食べる。もう泣かずに見れる。お昼を食べ終わると粉にお湯を注ぐタイプの緑茶を飲む。風が強いので干した布団を取り込むように母が言ってくれて取り込む。庭にいる猫を見に行く。最近はご飯を置いている目の前にある茂みがお気に入りの場所で、そこで丸くなって寝ている。寒くないか心配で、家の畑に落ちている藁を土の上にしき、猫を囲うように少しづつ増やしていたら鳥の巣のようになった。猫がそこから出てくると数日前に猫と遊ぶためにアルミホイルを丸めて作ったボールが落ちている。きっと身体に当たって邪魔だろうから拾おうかと思ったけど、卵みたいで面白いからしばらくそのままにしようと思いながら写真を撮り、インスタにアップする。
バイトの面接に出発。5分前に着いて、店内をうろうろ回る。店の大きさに対してレトルトカレーの商品数が多すぎることを発見。1分前に面接の部屋に入る。挨拶して履歴書が小さくてすみませんと言うと、全然大丈夫と言ってくれる。ほっ。勤務の希望や心配なことなどを話す。手応えはわからない。終わって郵便局に向かう。面接で話したことを思い出して、余計なこと言っちゃったな、でもこれからに活かせそう。と思う。郵便局で減額してもらった国民年金の支払い。クリエイトに行きアレグラを買い一粒飲む。蕁麻疹に効きますように。家に向かう帰り道、畑の土が飛んで視界が悪いくらい風が強い。サザンの歌が頭に浮かぶ。砂混じりの〜茅ヶ崎〜って畑の土じゃないよね。帰ってすぐ猫を見に行くとライバルのでっかいトラ猫が来ていて、猫は威嚇して唸ったり逃げたりしている。トラ猫には申し訳ないけどちょっと追いかけて、いじめちゃダメだよと言う。どっちが卵で鳥かわからないけど。ごめんよ。いつも複雑な気持ち。トラ猫はちょっと追いかけたくらいでは遠くへは逃げず、どどーんと近くに座っていたりする。シルエットがリサラーソンの猫みたいで可愛くてその様子を写真に撮りたくてスマホを向けるも逃げられてしまう。あきよちゃんから展覧会来てくれてありがとうの連絡。以前、姪っ子が描いた猫の絵を自分の机に持って来て、眺める。目の色とかそのままじゃん、よく見てるな〜かわいい額をつくりたいな〜と妄想。
愛さんから日記を書きませんか?と連絡をもらう。たまに読んでいたので嬉しい。やりまーすのお返事をする。出かけていた父母が帰って来た。2人はそこへ出かけると帰りに山盛りお惣菜を買ってくるので今日は当番の夕飯を作る必要がないはず、、と期待していたが、お父さんが蛸を切ってほしいとリクエスト、お母さんからは鱈と白子を昆布と酒で煮るリクエスト。ちぇと思いながら、結局色々入れて鍋を作りみんなで食べる。もちろんお惣菜も一緒に。家で気軽に白子を食べられるとは知らなかった。家で取れたゆずを半分に切って、それぞれ豪快に絞って酸っぱいくらいにして食べる。うまい。食べ終わってから日記を書こう��な?とか今日はインターネットの日だったなとか思いつつダラダラと過ごす。今日は12/9もう、夜の記憶が薄れてしまって何をしていたか思い出せないぞ。しかし最後は覚えている。お風呂に入らず電気ストーブで体をホカホカにして寝た。
-プロフィール- 斉藤 知子 37 神奈川県茅ヶ崎市 ほぼ無職 instagram @tomatomokoo @aiueo_tomoko
1 note
·
View note
Text
日記
ぽっくりと寝ていた。
何も覚えていない、訳でもない。
うれしいというよりか窮地をぬけだせた昨夜。
それでも記憶はうすい。淋しいな。この感情電車は。
不安で甘えたがりが発動してしまったけど手をくんだり解いたり、
魚座さんのやりとりのその母性というもののおかげかもしれません。
ありがとうございました、このことは忘れずいるよう励みますね。
こちらこそ次は順番だってそれはきっとおぼえているので、
皺だらけだって時には包んだり耐衝撃になれるかとおもう。
マントルから這いあがり何いってるか自分でもさっぱりですが今も。
でも君のこと、前よりかすこしわかってきたかもしれないです。
だめなところから順番に、君はよく言うからしらずしらずに。
用、ここからは大得意な分野事、どんとこいで22:00起床。
ぼんやりしているからまた散歩してそれは朝にまわそうかな。
糸でんわ作ってみてください。めちゃくちゃに。長~いの。
魚座さんのこと好きな人はすべて好きのひとかとおもいます。
そんなことないのでしょうか。せちがらい。
「おわり」じゃあないですよ。
特別扱いをされるとき、周辺がそこにあると嫉妬がうまれて、
ぼくはその嫉妬に多くくるしんできたような気がする。
特別扱い風にさせていただいてきたのだと思うたぶん。
「どうして(水瓶座)くんばっかり」というの。
寵愛っていうか。時には息子のように。時にはペットのように。
えてして亡くした彼はそれでも腕組みしてくれた、
いずれこんなおじさんが居てねって話したい。
話せるくらいまでの糸でんわはどれくらい?
夜にこしかけてた中途半端な夢は電話のベルでさまされた。
歩道橋の天使っていうのは小学生のときRCサクセションっ子で、
「エンジェル」という曲から発動した幻覚なのかもしれないけど、
ぼくはまぼろしとつきあっていて、けど見る幻覚はぐろいものより、
ブリーフ一枚のいのししが駆けよってくるとか寓話のようらしく、
困って話すとかかりつけてもゲラゲラ笑われます。深刻なんだけど。
魔術がつかえたとしてもそれは青白い、黒魔術の彼岸みたいだと。
なんだか雑魚くて、飽和するときには飛び出し絵本状態なのですが。
ついでに「多摩蘭坂」の歌詞に「キスしておくれよ窓から」って、
子どもながらに「どうやって?」とも思いながらそれはついで、
フィッシュマンズの「窓はあけておくんだよ~」につながり、
そうか窓でちゅうする人いるんだって何か納得?しました。
カーテンのない平屋でのこと、甘い夢をも見た気がする。
夜が明けるといのししは直立しそれは化けたたぬきで、
猫みたいともいわれるけどたぬきみたいとも言われる。
すべて薄明のなかで。戸口でちゅうしていたら、
ビニールテープを投げられたことがありました。
酔っぱらいの方で持ち歩いているのがすごいです。
いっぽうその割に交渉事では目がトラに変わります。
自分自身がまぼろしなのかもとおもうくらいけたたましくなる。
あまり交渉事なんて好きではなくつつましい生活のはずなんだけど。
先日レコードCDをまあまあ売りました。22箱。
そうそう、整理をするなか、たまはさんだるCDとLP、
しおしおLP、ナゴム時代のベストは持ってると覚えていて。
けどそういえば「汽車には誰も乗っていない」がでてきた。
ラストシングルよね、ひっさびさに今それで聴いています。
ほかに関連でおすすめとかありますか。
ちょっとだけあやとりを教わりたいです。
この町に、布売りのおねいさんがいて一度だけお会いした。
お会いしたというかInstagramでたまたま見知りあって、
買い物帰りに寄ってみた。気づかぬように。
縫いも教われるって、ちょうど冊子のころ。
ふとあやとりってしたことないなと思ってプリン作りたい。
あやとりの基本のなかにプリンがあるらしいですね。
ご自宅がそのままお店になっている形で和やか、
今日配達いって大丈夫そうならまたいこう。
緊張はほぼとけてきて文が破綻しているな。
うれしい証拠だけどまだすこし低山があるので気をつけよう。
大人用おしゃぶりはいい感じです、リラックスできている。
次はおむつかな。おむつして、にゃん達とたまにけんかして。
ひとをね、たまにわすれて��まうんです。
無口になったぼくはふさわしく暮らしてる。
次ねむるとまた何もかも忘れるのかな。すこし寝よう。
真夜中の操車場はいいですよ、エンジェルベイビーたちの宿木。
鬼ころしとおしゃぶりいったりきたりしながらはまずいですかね。
めがねは重たい。今度めがね交換してください。夢で。
わたしは色々終わり人間なので多分写真撮りの爺さんとかになって、
誰も知らず孤独死してる。おわり。
youtube
あしたは珍しく外食でもしようかね。
何たべたいですか。送っておいてください。
(はやくかえってきてください)
3 notes
·
View notes
Text
2023/4/24〜
4月24日 昨晩、UGUISUというミュージックビデオ?を見つけて、嬉しくなり写真を撮りたくなった。 外国人向けの東京情報サイトの写真から作ったビデオらしく、そのサイトのリンクにある外国人向け東京サイトを見てみると、ほとんどがしばらく更新されていなかった。抹茶のお菓子をお勧めしていたり、matchaという名前のサイトもあった。
日中エネルギー切れが早くきてしまい、筋肉痛や頭痛やそわそわが起こり、お昼休みにギャラリーの入金に外に出たのにお財布を忘れてしまう様な感じで、落ち着きなく1日を過ごした。
友人が、コースターを落としながらお茶をした相手を牽制するために、LINEのアイコンをマイナンバーカードの証明写真にいろんな人の髪型を合成する画像を作っている夢を見た。
4月25日 昨晩、帰宅してバルコニーの窓を開けたら鳩が2羽飛び立って行った!! 夜にお目にかかるのは初めてで、いよいよ住み着いてしまっている気がして、怖くて怖くてお風呂上がりにも関わらず、害虫スプレーをたくさん撒いた。自分の顔がヒリヒリして、でもこれくらいの方が敵にも効果てきめんでは、と安心したりする。 今朝はハイターと撒いておいた。
好きな女の子の友人が、Instagramのストーリーに、飼い猫の写真と共に地方選へのやるせなさを投稿していた。猫と政治とSNS、相性が絶妙だな、と思った。
昨日から通勤途中にふなっしーがとんこつラーメンに浸かっているキーホルダーが落ちている。とんこつ梨ラーメン。
職場の美しい方から「◯◯さん(私の苗字)に聞いてみたかったことがあるんです」と話しかけてもらう。「結婚されていたり、恋人はいるんですか?」とのこと。久しぶりにこうゆう質問されたな〜。 歯を磨いているときに、ポジティブ寄りで、私の体型のことや食事のことで少しいろいろ訊かれる。 この数週間めまぐるしすぎて、職場の人と仕事ことしか話さなかったので、久しぶりに身の上話をして、ぎくしゃく答えて疲れてしまった気がする。
思いがけず今週末に藤まつりが開催されている土地へ出張する予定になった。 出張は嫌だけれど、帰りに藤まつりへ寄れるかもしれない!
鳩避けのとっても生活に加えたくないアイテムをamazonで注文中。
おとといお茶をした友人から教えてもらった白いかわいい花の名前を思い出す。“こでまり”。
自分の趣味について、ベン図を書くと、中年太りサブカル系平日何やってるか謎カメラおじさん方と、部分集合がいくつかあることにふと気がついて(養老天命反転地や中銀カプセルタワービルや恐山や税関に行ったときに感じた)、何だか落ち込みながら出勤した。
4月26日 ギャラリーの担当さんがとても素敵だったので、レンタル料を振り込むときに知ったフルネームをインターネットで検索してしまった。 画廊系アイドル?をしていたり、展示空間に関する記事をnoteに投稿しているようで、この方のギャラリーで展示ができるのが楽しみになってきた。
画廊系アイドルの展示を、新宿眼科画廊で何年か前に開催していて、アイドルが流行っていた時あったな〜と思った。
パパクレープの投稿をInstagramで確認。SNSでしか知らない女の子の街にも、私が今住んでいるアド街ック地獄にも、雑司ヶ谷さんぽの待ち合わせの目白駅にも、ネコバスの偽物がやってきている。
雨の日なのでいろんなところが痛かったけれど、半日また歩き回ってひたすら鍵を回したり、なぜか雨に打たれて冷え切ったりしながらお仕事をした。
qpさんがyoutubeにアップしているお散歩音声が良い。大島さんとのお散歩中に、個人商店でふと万引きする人を見かけてしまい、そのお店の方に伝えるべきか迷って、店主のおばさんにショッキングにならない程度に伝えたりしていた。
ここ数日、主に就寝後(中)によく食べている。
4月27日 新しい上司の誘い笑いにどうすれば良いかわからなくて、でもしばらくは笑い返していたけれど、今日はもう疲れすぎて真顔。
朝いつものバスが1便欠便。こんなことってある? 激混みのバスに乗る気が起きず、途中まで歩いてみる。なのでとんこつなしラーメンが今日はどんな様子か見届けることができなかった。
連休中の出かける予定の日が雨予報なので、レインブーツをamazonで買ってみた。程よいレインコートと折りたたみ傘も買っちゃおかな。
体が疲れすぎて終業時にイヴを投入。 何とか帰宅するまで保ちますように。
4月28日 ちょっと大きなことを一区切りつけて、午後は東京へ出張して、そこがなぜか今回限りは亀戸だったので亀戸天神に寄ってから帰宅している。
亀戸天神の藤はまだあともう少しという感じ。 昔見にきた時も、1度目はまだまだ見頃でなくて、リベンジしたことを思い出した。駅からの道中の、謎の場所の信号やてんややダイソーを目印に道を歩いたことや、その途中のインドカレー屋さんや小さい八百屋さんを歩き進める中で思い出していた。
とても日差しが強くてふらふらした。
それだからか、駅前で何かの勧誘に声をかけられて、真っ直ぐに無視をした。
移動中に新しい上司といろいろ職場の人間関係のことを話したりして、他人は他の星の距離でしかいてほしくないな〜、と思った。
ゴールデンなゴールデンウィークをお過ごしください。
6 notes
·
View notes
Text
映画「658km、陽子の旅」
第25回上海国際映画祭コンペティション部門ワールドプレミア 出品決定!
『658km、陽子の旅』が、2023年6月9日(金)から18日(日)の日程にて中国・上海で開催される第25回上海国際映画祭コンペティション部門に選出され、ワールドプレミアされることが決定いたしました!
併せて海外版ビジュアルも同時解禁となりました。
上海国際映画祭の歴史は 1993年に始まり、中国で唯一、国際映画製作者連盟 FIAPF公認の映画祭として、映画文化の普及と映画産業の発展とを目的に、毎年10日間の会期中に国内外の約500作品が上映されている映画祭。日本映画が多く選出される映画祭としても知られ、日本特集や特別上映会などが人気を博しています。昨年は、新型コロナのウイルス感染症の影響から��期となっていた第25回上海国際映画祭ですが、 誕生30 周年を迎える今年の上海国際映画祭は、リアル開催を予定。 審査委員長には、 ポーランド・ウッチ出身の映画監督・脚本家・俳優にして、世界三大映画祭すべてで賞を獲得している、イエジー・スコリモフスキが就任しています。
これまでに日本映画がコンペティションに参加した作品には、第16 回開催時の日向寺太郎監督『爆心 長崎の空』 、第19回の阪本順治監督『団地』、第21回の犬童一心監督『猫は抱くもの』、第22回の今泉力哉監督『アイネクライネナハトムジーク』などがあります。また、 2005年に開催された第8回上海国際映画祭にて、三原光尋監督『村の写真集』が最優秀作品賞、最優秀男優賞(藤竜也)を受賞しています。 また、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(TCP)作品としては、 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で第22回上海国際映画祭(2019 年) のアジア新人部門にて箱田優子監督が最優秀監督賞を受賞して以来の上海国際映画祭への出品となります!
出品決定に伴い、熊切和嘉監督、並びに主演の菊地凛子より、コメントが到着しました。
<熊切和嘉監督 コメント>
この度は、上海国際映画祭の栄えあるコンペティション部門に本作を選出いただきまして、ありがとうございます。世界中から選ばれた素晴らしい作品の中の一本となれたことを光栄に思います。
コロナ禍の真っ只中で生まれた「陽子」の旅路が国境を越え、上海の観客の皆様や、世界から集まる映画人の皆様の心に届くことを願っております。
<主演 菊地凛子 コメント>
上海国際映画祭のコンペティションに、私の宝物のような作品が上映される事、本当に本当に嬉しく思っております。20年前に私を役者として最初に導いてくれた熊切監督。またこうして作品が出来た事、手を取って最後のゴールに辿り着いた時の事、今でも私を勇気づけてくれます。
それが、またこの上海をスタートにたくさんの旅をして、観客の皆様のそれぞれのゴールに辿り着いてくれる事を願っております。
<徐昊辰 上海国際映画祭プログラマー コメント>
巨大防潮堤、荒々しく激しい波、復興中の町、ほぼ車のない道・・・熊切監督は、旅の途中の風景を完璧に使い、自分の時間が止まった主人公・陽子を連れて、痛みと悲しみを乗り越える旅に出る。
この激動の時代に、こんなパワフルの作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができて、とても光栄に思います。
2 notes
·
View notes
Text
スマホの写真検索は異次元だった
スマホに割愛機能はあるのだろうか?写真検索をした私の頭は混乱した。
最近のスマートフォンの写真機能はとても高性能だ。それゆえに、データ貯蓄量は多くなっている。
年々、写真解像度が高くなるにつれて、デジカメと大差ない領域まできているスマートフォンの写真機能。撮影機能や画像編集などの機能も駆使すれば、撮影のバリエーションは飛躍的に増えるのだろうが、スマホ機能の理解は旧石器時代のような頭なので無理難題だ。出来る皆さんが羨ましくもあり、尊敬してしまう。
そして写真は日常的なシャッターチャンスを多く捉えている。
最近になって、ブログに乗せる愛猫の写真を探そうとした時の事。『猫』で検索したら、一覧になって選びやすいかも!と思いついて実行。それでもかなりの枚数になっていたので、305枚ほどが表示された。
「・・・・・ん?私、猫って入力したよね?」
検索欄に『猫』の文字を確認した私は、表示された愛猫の写真の中に時折混ざる、愛犬の写真を見つけた。
まさか?と思い、今度は『犬』と入力してみる。愛犬のデータは他に大切にとっているのでスマホデータには少ない。15枚ほど表示された中に、今度は愛猫が混じっている。
なんでやねん!!
スマホに突っ込みつつ、どう見ても猫にしか見えない写真が愛犬の写真と並ぶ、奇妙な検索機能。困惑気味だったが、これは皆さんにも疑似体験していただこうと記事にしてみた。
これが『猫』で検索した結果の一部だが、愛犬が入っている。
お判りになるだろうか?
しかも!!検索をした後のカテゴリが勝手に表示されていて、『猫科の動物』『大人猫』なる表示があり、そこには愛犬の写真が表示されている。
カオスだ・・・iPhoneよ、お前の秩序は何処にいった?
愛猫も愛犬も黒だから割愛されたのか?謎すぎる検索機能とカテゴリのチョイスに、私は頭を抱え込んだ。
1 note
·
View note
Text
20250119
昨日の夜 肉体疲労がないのに眠れるわけね~と思ったのでスプラトゥーン3のフェスのときに流れてる曲に合わせて飛んだり跳ねたりしたら3分で限界が来た キッッッツ 縄跳びできません そのあととにかく瞑想しかない と思って4時間のやつやったらなんか眠れていた 8時に目が覚めた 極端すぎる
8時に目が覚めたところでね やることがなにもないので布団でじ……っとしていた 結局12時に布団から出た アホすぎる でもやることないんだもん!!!
起きたら起きたで一生Twitterみているのでログアウトした こうでもしないとおれは……おれは…… もう30になったのにテスト前の学生みたいなことしてて恥ずかしい スマホとPCどっちもTwitter開いててちょっと やばすぎるかも……になった 気づけたから良しとする 対策もしたので……人間のアンチのくせにSNS好きすぎるのちょっとやばいよ しっかりしな スマホはねこの写真撮るときだけにしな はい
今日は旧センター試験らしい 記念受験したんだよな もう学校決まってたから……行きは送ってもらったんだけど 帰りはなんかすごい大変な思いをしながら帰ったね 直通の交通手段ないんかい!?!?!? と思った記憶 田舎はクソ 地元最悪!
ごはん食べてからでっかいクッションに身を預けて 片手間に子猫をあやしてるとき これが人生の完成形じゃんと思いました もうずっとこのままでいい 一生家から出たくない
0 notes
Text
小説ムーミンの感想①
日本語の旧版(文庫新装版)
〜ムーミン谷の冬まで
読んだ時の気分と慣れにより感想の文章量に差がある
▼ムーミン谷の彗星 2024/9〜
絵も文もうまいの怖
ムーミンシリーズに対するキャラクターコンテンツとしての関心にかかわらず、まず一本の物語として単品でバチバチに面白い感服完敗すみませんそらそうですよね
ムーミンシリーズエアプ人間の想定してた作品イメージよりは、単体の冒険ものの印象が強い
こんなに登場人物がそれぞれ個性的なのに、実際に居るねこういうタイプのひとも、と思える人間臭さがある
知人友人の顔が浮かんだり幼き自分の振る舞いを思いだす
▼たのしいムーミン一家
冒頭からムーミンとスナフキンがすごく仲良くなってるな いつのまにそんな
隣に座って空気と時間を感じている様子だけでめちゃくちゃ見せてつけてくれる 後朝を越えてくる
舞台がムーミン谷なのでこの巻からはムーミンシリーズのスタンダード(あるのか?)になっていくの��ろうか
日常の中での事件がかなり非日常ファンタジーなので不思議な気持ちになるが、子供の頃のごっこ遊びの中で起きる"事件"ってこういうファンタジー感あったなあと
この巻は登場人物がなんかワチャワチャ沢山いるなあと思った 一巻が順当に冒険の仲間が増えてく感あったからより多人数に感じる?
谷というかこの家まわりに人の出入りが多い
蒐集家だったりなにかこだわりのあるキャラクターが多く嬉しい ヘムレンさん好き
飛行おにはビジュがかっこよすぎ
▼ムーミンパパの思い出
三巻目で親世代過��回想ものやることあるんだはやくね
『特定の年齢を越した者は、勇気ある未来ある楽しみある存在ではない』というような言説を世から見聞きするたびに、(環境などでの難しさなどを踏まえたとしても)それを世界の真理だと思わないでいいはずなんだ……になっていたので、この巻の物語からのメッセージが本当に大好き かなり救済
すべてのキャラデザもキャラ性も良すぎるのは言わずもがなとはいえ
ロッドユールのビジュの良さにビビる しかもとんだ萌えキャラ
パパの可愛さが過ぎる 息子にも受け継がれているな 何者かに憧れる性質の理由も元の生育環境だという説得力
ヨクサルは思ったより猫だ あとそんなにはスナフキンと似てない
フレドリクソンはよく見ると自由人ぽい 実力でねじ伏せてるだけで
元々シリーズに関心を持ったのがオバケさんからなのでやっと会えて嬉しい!!キュートすぎるだろ
▼11/5ムーミンバレーパークに行く
原作以外から初見やるのは解釈に影響起きるのかも
絵本映画やショーでストーリー初見してきた
▼11/6〜ムーミン谷の夏まつり
洪水の表現は物語的というか絵本的?想像的?なんだけど家が綺麗に沈んでてそれに纏わる描写が楽しすぎる
ところでプーさんで育った者なんですけど洪水回ってマストなの?
劇場の発想がとんでもないしそれが小説となって実際のものになってるので最早畏怖
赤カーテンの逆光の絵大好き
フィリフヨンカの世界が広がる瞬間も最高
毎度新規キャラがこんだけ出てきてちゃんと話の中でスポット当てて、最終的にも回収するのとんでもない
ムーミンとスナフキンの間の愛情の見積もりを見誤ってたかもしれない相思相愛なんだなわかったわかったすまんて
想定よりだいぶ焦がれの表現が多い
ロマンス文法も使われているけれど、文脈は友情ですよ、と言われるので??となる まあどちらにせよ相思相愛だからどうでも
▼〜12/1
夏まつりを読み進めたのち、思い出を周回していたところ2〜3周目で突然気づいたらフレドリクソンに転げ落ちていてそこに留まる
一回休み
▼12/14 ムーミン谷の冬
季節や空間の描写をめちゃくちゃに味わえる巻 冬の描写が食べたいならここに来るとよいぞ…….と人に伝えたい
おしゃまさんカッケェな バレパでも思ったけど下手すると初恋泥棒だぞ
ムーミン谷の話だけどムーミンファミリーの話でなく明確にムーミン主人公回
今までの家族と違う人たちと会って暮らして一皮剥けるムーミンよすぎる 成長ってこうだ!人の面倒を見て家に入れちゃうの血筋すぎる
ところでムーミンは面食いで結構色んな人に惹かれるな
ミイはいつでもミイなのですごい 彼女が人気なわけが分かってきた気がする ブレねえしつええのでカッコいい
相変わらずストーリーの回収が上手すぎる それぞれ出てきた登場人物を余さず魅力的に描く力 個人的な好き嫌いとかの相性ではなくストーリーの力でわからせられる 怖い
0 notes
Text
#いいねしてくれた人に短歌を詠む 20241228-20241231
I am a cat.を和訳せよ。ただし猫の名前はあるものとする。 天になどいなくてもつくれるものはあってたとえばきみの指とか 「青空を説明するときにレイリー散乱とか言うんでしょ」いいじゃん! 「ロンリネス」「ネス湖と関係あるそれは?」「関係ないけどあってもいいよ」 にんげんを漂白することばがあって飲むと身体にわるいそうです クリアブルーのガラスが瞳にもなるよ みかんはいつもやわらかで甘い (生まれ変わりなんてあるの)(ないけどねって言ったら悲しまれるから)夕立ち われわれの色は自分で決める 赤、黄色、青 どれも正解 かつて羽だったんだねといわれても天井はいつも低い でも飛ぶ かみさまは何も処方しない。救う。って決めたからぜんぶ救ってしまう。 庭の木に整えられてみたいかと尋ねてみたが返事は来ない 毒のあるタイプの鳥が嘯くに「お前はすでに世界の王者」 こんな世界(とこ)抜け出して行こうシャングリラ アスファルトに足跡を残そう トンネルもかそけきひかりをよすがにし歩いていけばたぶん、平気だ 夜のこと愛せるようになりました星とか月とか雲とかなくても さんかくのプリズムを窓辺に置いてひかりを見ている トマトを食べる もういっそあなたが神なら花のように従うのも無理はなかったのに 自らの遺灰を胸に立ったときシリウス、夢の混合物と 板の上ならば敵にも味方にもなれたあなたと地上で出会う 書き割りの中の月にはなれないし空の太陽はちょっと明るい そのときに世界になったてのひらが愛してくれた一瞬がある 金よりもきらめいているなんて陳腐なこともお前が言うなら光る あなたの家のそばに流れるゆるやかな川になっておはようと言いたい タッパーに鶏肉と野菜を詰める 朝日が間仕切りの端を照らす 燐光を唯一のひかりということにして終わってくれぬ晴れ舞台 左手の人差し指を何色にするかを決める儀式の途中 モノクロの写真に色が見えるよう魔法をかける天職につく 確信を持って光ってる。星なので。部屋の隅まで照らしてるので。 いちじくのぐしゃぐしゃがわりと好き とか言う人が割と好きなことに気付く そのパースペクティブを得たときにだけよく見える日常があります 混ぜたって灰にならない白と黒があるって信じる自由の行使 庭の木に整えられてみたいかと尋ねてみたが返事は来ない 閃光になりたくてなったわけじゃないひかりはそれでも一瞬でゆく 「ねえ先輩、相変わらず釣った魚に餌やらないんすか、オレはやります」 AがAでないと言うときBもBじゃない確率を求めよ。やだよ。 与えられたものを与えていくための通路として立ち現れる実存 一緒に歩くってふたりきりでいることじゃない、ほら、フリージア咲く 行き先のない切符で旅に出ようか とりあえずアルファ・ケンタウリまで ジェラートが溶けるみたいに眠るとき見る夢にキリンとバクが出たよ もふもふとしたあいさつをする日々にレモンをひとつ足しておきます 一平米の領地を治める王であるように歩いて喋って黙る 花が好きと言うとき失われるものを失わないようにする運動 踊ろうか、って言ったくちびるがどちらでも足は手は身体が踊りだす おろかさの銅像を建ててくれたなら代わりに皿を洗ってあげる 「黄色って何色?」「バナナの色じゃない?」「例えではない色を教えて」 「月は太陽がないと光らないんだ」「それが何?存在はえらいよ」 天をつくショクダイオオコンニャクみたいなハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤと晴れ 遠すぎるアルデバランはあてにせず机の上のライトをつける 草原にラブラドライトを探すときおそらくすべて間違ってない 金紙に包まれたボンボンショコラを割るか食べるか眺めるかする 背伸びして届く棚にだけ置いてある勇気を持って川べりにゆく 青空に赤金色の旗を振れ たましいの色を忘れぬように えいえんが手に入るほど強くないのでチョコレートをひとくちかじる たぶんもっと大きかったはずの背中が小さく見えるのは遠いせいか 我々が言葉で遊んでいる時に言葉もまた我々で遊んでる 最高の速度と最高速度って違うね。ところで風が強いね。 花に似たものは花ではないのだがドーナツは噛めばいつでも甘い 翼とかあっても飛べないぼくたちの羽を集めて太陽に飛べ あたたかい海もつめたい海もありどちらにせよ舐めると塩辛い グッド・バイのグッドの部分をごまかせるお前じゃないと別れられない 半分に割ったグレープフルーツの片方をあげるときの感情 おとといの天気予報に従って傘なんか持って行くことないよ。 見た目には愛に似ているリンドウを束ねて渡したりしたっけな おしゃべりなセキセイインコを前にしてずっと黙っていたわたしたち 来世では本になりたい えっほんと?今すぐにでもなれるんですか!? その問いに祝福をあげる(解答が一意に定まらない呪いもね) ガラスでも石でも磨けば光るものだし今日もまたよく手を洗う 見えないがかわいいユニコーンに乗ってあなたに会いに走って行くよ
1 note
·
View note