Tumgik
#釣り好き美容師
koch-snowflake-blog · 10 months
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生年月日 1997年5月13日
出身地 大阪府枚方市
血液型 A型
サイズ B90 / W58 / H90 / T159 / S23.5
趣味 グラビア女子を眺めること、劇団四季鑑賞、薬膳教室、オーガニック美容や健康食を調べること
特技 オーガッニック料理(味噌や醤油は自作) / 歌うことや自分の感情を表現すること / 美味しそうに食べること / ウィンクを綺麗にできる / 陸上部で6年400mリレー走・800m・駅伝を走っていた(地区大会経験あり) / お酒に強い(好きではないけどよく飲める) / モテること(ナイトワーク業界店舗数全国一位のグループで顧客数・指名本数全国一位) / バス釣り(60cm越えのブラックバス釣ったことある) / 野球観戦(阪神が好き)
【資格】正看護師、二級小型船舶免許
【最終学歴】白鳳短期大学看護学部卒業
  
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cooomingsooon · 3 months
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ヤナホド習作小話:ハスカールの詮索
身体の関係を持った二人の「相手の事が好きで、お互い好き合ってるから身体関係を持てたので、ちゃんと告白的な事をしていないけれど付き合ってるものだと思っている側」と、「勿論相手の事は好きだから身体の関係をもったけど釣り合ってないしはっきりと言葉にしていないからきっと合わせてくれているだけ、だから思いあがってはいけないと思っている側」の話をですね…書きたかったんですがよくわからなくなりました。 作中ヤーナさんがホドリックさんに猫になって会いに行っているのは当方の趣味です。あと理由としては流石に普段人前でいちゃつけないので猫になってホドリックさんに構って貰いに行っているという当方の趣味です。 ホドリックさんゲーム内で普通にモテそうだから容姿にコンプレックスとか持ってないと思うんだけど、他にイケメン多すぎるしさ、ヤーナ様と釣り合ってないとか思ってたら良いなって妄想。 拙宅のホドリックさんはパレヴィア島に駐在してます。 描写が難しくって四苦八苦してまして、読み難かったら申し訳ないです…。
2024年5月18日
以下↓小話です
+ + + + + +
 その日ホドリック、クロエ、オーバン、ヤーナはパレヴィア島へ立ち寄っていた。  定期的に駐屯して守備に当たっているホドリックは「港町の様子をみてきます」と断りを入れ街の巡回へ、クロエは「美味しいものが無いか探してきます。人手が必要な時に呼びに来ますね!」と市場へ、ヤーナは「ちょっと調べ物をしてくるよ」と町の中へ消えてしまった。 「……お呼びがかかるまでは適当にぶらぶらしてるか」  ぽつんと残されたオーバンは特に目的もないがクロエが呼びに来るまでただ待っているというもの面白くないと港町をぶらつくことにした。しばらく歩くと通路を塞ぐ見覚えのある大きな背中が見えてきた。 「(ホドリックの旦那?)」  ホドリックは屈んで何かをしているようだったが、大きな背中で隠れて手元が見えない。オーバンが静かに回り込むとその手は地面に寝転がる猫を優しく撫でていた。撫でられている猫は青みがかった灰毛の猫だった。 「オーバンか、すまない、邪魔だったか?」 「たまたま旦那をみつけたんで何してるのかと思って…、この島で飼ってるんですか?」 「いや、この猫は港に住み着いてる野良猫だ。いつからから見張りや巡回していると近くに寄ってくるようになってな、逃げないし構っていたら懐かれてしまったみたいだ」  ホドリックがオーバンに向き直る為に立ち上がると、寝転がっていた猫がジャンプし、近くの壁を使ってホドリックの肩に乗る。 「肩にまで登って、ふぅーん、人懐っこい奴」  オーバンがホドリックの肩に乗ってこちらを伺う猫に手をのばすと前足で押し返される。初対面じゃあ仕方が無いかと猫の顔を覗き込むと、その緑の瞳に既視感を覚えた。 「(ん?見覚えが)」 「オーバン、クロエが呼びに来ているぞ」 「あ、ああ、じゃあな、ホドリックの旦那」  市場の方角から手を振って読んでいるクロエの方へオーバンは駆け出した。
 ホドリックと別れ、市場から少し離れた所でオーバンが買い出しをしたクロエの荷物の整理を手伝っていると、先程ホドリックと戯れていた猫が路地裏に入っていき、そこからヤーナがニコニコして出てきた。 「あ…」 「あぁ(既視感の正体はこれか…てか本人か…)」  オーバンの察した顔に、ヤーナが慌てて人差し指を立てて首を振る。オーバンが肩をすくめて頷いてみせるとヤーナは「悪いね」と小さく呟いて横を通り過ぎ、クロエの手伝いに加わった。 「(確かあの二人できてるって聞いてたんだが、なんでまたあんな風に構って貰いにいってんのかね…。付き合ってるなら堂々といちゃつけば良いだろうに…)」
 島から戻り解放軍と合流する頃には日も傾き出していた。クロエが早速調達した食材で夕食を作り、皆に振舞っていた。  騒ぐ若者たちから離れた席でホドリックとヤーナが食事をとっていた。 「島は変わりないようでよかったね」 「はい。皆元気そうで良かったです。実は嬉しいことがありまして、島の野良猫に懐かれました。恐らく漁師からおこぼれを貰っている猫のようなのですが、人懐こくて、街の巡回中はいつもついてきてくれているのです。野良猫にしては毛並みも美しい猫なんですよ。ヤーナ様も気に入ると思います」 「…そうかい、それは是非見てみたいねぇ」 「ただ、ヤーナ様が島に居るときはなかなか姿を現さないのです」 「(……………言い出せない。その猫があたしだって…)」 「そういえば」 「!?」 「その猫、ヤーナ様と同じ美しいシーグリーン色の瞳なんですよ」  笑顔のホドリックに顔を覗き込まれ、ヤーナが思わず身構えてしまう。 「そ、そうなのかい、また島に行く機会があったらその猫を探してみようかね(これで、気づいてないのかい?!)」 「ごちそうさまです。ヤーナ様の器も片付けてきますね」 「あ、ああ。ありがとう」  空になった二人分の器を持って、ホドリックが席を立った。
 クロエの手伝いも兼ねて、食器の洗い物を請け負ったホドリックが野営地近くの川で皿を洗っているとオーバンが近づいてきた。ホドリックがどうしたと見上げると隣に膝をついてオーバンが洗い物を手伝い始めた。 「あんたあの魔女様と付き合ってるんだよな?」 「──誰から聞いた?」  オーバンの問いにホドリックの声色がいつもより低くなった。 「隠してたのか?でもみんな察してるぜ。俺も人づてに聞いたしな」 「そうなのか?それは…うむ…」  特に二人が親密に、明らかにその様に分かる風に振舞っていることは無い。が、実際解放軍内では二人は恋仲なのだろうという話になっていた。 「で、実際付き合ってるのか?」  解放軍は色々と抱えている者も多く、皆詮索はしないのが常だったが、昼間の事もありオーバンは踏み込んで聞いてみる事にした。この質問以上踏み込むつもりはなく、まあ聞けたらいいなぁ位の物であったが、問いかけられたホドリックは洗い物の手を止め、しばらく考え込んだ後に 「私は、おそらく違うと思っている」  手元の洗い物を再開しながら呟かれた言葉は、自分に言い聞かせる様な響きを含んでいるのにオーバンが怪訝な顔をする。 「私に合わせて下さっているだけだろう。ヤーナ様程の美しい方ならば、若者が放っておかないだろうしな。それにヤーナ様も容姿端麗な者と並んでおられたほうが…」 「まあ確かに美人さんだわな。でもよ、中身は婆さんなんだろ?」 「失礼なことをいうな!!お前は礼儀というものを学ばねばいかんぞ?」 「はいはい、気を付けますって(わざわざ猫の姿でついて回って撫でてもらったり構ってもらっているのを知った人間としては、魔女様が本気じゃないとは思えないんだけどなぁ…)」  洗い物を済ませると、オーバンはホドリックと別れて野営地近くの街へ向かうことにした。平原を街の明かり目指して歩いていると、飛び立つコウモリと共にヤーナが姿を現した。 「おわっ!驚かさないでくれよ…」 「そりゃすまなかった。一応念押しして置きたくてね。昼間の事は内緒にしておくれよ?」  何を言われるのかと思えばそんな事かとオーバンが小さく息を吐く。 「仕方ねぇなぁ、一杯奢ってくれたら黙っててやるよ」 「そんなことならお安い御用さ」  オーバンの提案をヤーナが笑って快諾し、二人並んで街への道を歩く。 「……なぁ、遊びでホドリックの旦那と寝てるのか?」  オーバンの問いにヤーナが驚いた声を上げる。 「はぁ?誰がそんな事…」 「ホドリック本人」 「え、」 「あんたが自分に合わせてくれてるだけのはずだって言ってたぞ?顔が良い男の方が好みだろうとも」  先程聞いた通りの事を伝えるとヤーナが立ち止まってしまっていた。 「うそ…、ほんとにホドリック坊がそんなこと?……………そんな……えっ…ホントに?」  いつも冷静沈着なヤーナの混乱している姿に、オーバンが深いため息をついた。 「その反応…………お前らちゃんと話し合ってんのかよ…」  オーバンの言葉にヤーナがハッとした表情になるとコウモリが飛び立ち姿を消してしまった。 「……酒はまた今度奢ってくれよな」  頭を掻いて背後の野営地へ一度視線を向けると、オーバンは夜の街へ向かっていった。
 解放軍野営地では、ホドリックとクライブが明日の戦いに向けて装備の確認を行っていた。 「ホドリック坊や!」  コウモリの飛び立ちと同時に現れたヤーナが大きな声でホドリックを呼ぶのでホドリックもクライブもあっけに取られてしまう。ずんずんと歩み寄ってくるヤーナにホドリックが我に返る。 「ヤーナ様、夜は冷えますよ。明日は砦の奪還です。明日に備えて早めにお休み下さい」 「断る!あんたと話さなきゃいけないことがあるからね!」 「それはまた明日でも時間を設けられますから…」 「ダメだ、今話したい」 「……すまない、少し外す。後は頼む」 「承りました」  ヤーナに引き連れられていくホドリックの背中を、クライブが笑顔で見送った。
 ヤーナとホドリックは野営地から少し離れた森に移動してきていた。 「このあたりなら問題ないでしょう。ヤーナ様、要件は何でしょうか?」 「ホドリック坊や、あたしたち、付き合ってるよね?」 「え。その、それは…」 「あたしは、誰彼構わず手を出したりしない。あの日、真っ直ぐに慕ってくれたあんただから、応えることにしたんだ。色々あって一度離れてしまったけど、少なくともあたしは、ホドリック、あんたのことをずっと好きだよ。だから、今もこうして…」 「ヤーナ様…」 「今の関係だって遊びじゃない、あんたに合わせてる訳じゃないよ?」 「お気持ちは…身に余る程で、とても嬉しいのですが私等ではヤーナ様と釣り合わな── 「あーもう!その口塞いでやるからおいで!」  ヤーナが手を伸ばしてホドリックの顔を掴んで引き寄せると強引に唇を重ねる。ヤーナの帽子のつばがホドリックに当たって帽子が外れ、地面に落ちた。 「んぐっ!!ふ、あっ…んっ」  何度も深く口内を舌で弄るとヤーナがホドリックを解放した。 「はぁ…はぁ、………あたしはあんたのことが好き、わかった?好きなの。ホドリック坊、あんたは?あたしのこと好き?」 「……幼い頃お会いした時から、そして離れても、ずっとお慕いしておりました…」 「今も?」 「はい」 「あー…良かった…………」  ホドリックの胸に顔を伏せてヤーナが安堵したため息をつく。鎧に回されるヤーナの細い腕がぎゅっと自分を抱き寄せるのを感じでて、ホドリックが嬉しそうにヤーナを抱きしめ返すと髪に唇を落とす。 「ヤーナ様…好きです…」 「うん、あたしも好きだよ、ホドリック坊や」
「(オーバンが何かヤーナ様に言ったのだろうか…?これは礼をするべきなのだろうか…?)」 「(……普段なら踏み込んでくれるなと釘をさすところだけれど、今回はオーバンにいい酒を奢ってやらないとね)」
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shigerunakano · 1 year
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オロンジュの名残り
三、色彩と竜の変容。ロレンスはなんともすばらしい色彩の生成を展開している。というのは、もっとも古い竜は赤色、赤=金色で、螺旋状の宇宙に横たわるか、人間の脊柱にとぐろを巻いている。だが、その竜の両義性(善なのか、悪なのか?)の瞬間はいつ訪れるのか?人間にとって竜はまだ赤色だが、それに対し、善なる宇宙の竜は、春の微風のごとく、星々のただなかで半透明の緑色になった。赤色は人間にとって危険な色になった(ロレンスが喀血の合間に執筆していたことを忘れてはならない)。
‐ジル・ドゥルーズ「批評と臨床」
そしてその吉備国から上っていらっしゃる時に、亀の甲羅に乗って、釣りをしながら鳥が飛び翔るような恰好でやって来る人に、速吸の海峡で出遭った。そこでその人を呼び寄せて、「おまえは誰か」とお問いになった。答えて、「自分は国つ神です」と申した。また、「おまえは航路に通じているか」とお問いになる。答えて、「詳しく知っています」と申す。さらにお問いになる、「お供をしてお仕えしないか」。答えて、「お仕え申し上げましょう」と申した。そこで船棹を差し出し渡し、その人を船に引き入れた。その人に名をお与えになって、槁根津日子と名付けた。これは倭の国造らの祖先である。
‐「古事記」
さて、最後に、いささか個人的な感想のたぐいを書きつけて、この章のとりあえずの結びとしてみたい。例の太陽の塔のことである。
なによりも巨大で、なによりもへんちくりんだということだけで憧れていた太陽の塔を万博会場で見られなかったわたしが、その実物を見たのは、つい数年前のことである。二十年あまりが経過してはじめて訪れた万博記念公園は、かつて雑誌で穴があくほど見たあの非現実的な夢の祭典の痕跡をあとかたも残していなかった。(中略)たしかなことは、太陽の塔に付着した複数の顔が、いずれも笑っていないことくらいなのである。
‐椹木野衣「日本・現代・美術」
ー1896年、オンフルール
「ごみを出さなくてはならないから、あなたのお部屋のごみを今日中にまとめておいて。必ずよ」
僕のお母さんが言う。小学校に通いだしてから自分でやりなさい、と言われ、渋々だがやりだしたことは多い。食事の後に、食器を台所に出すこと。花壇に水をやること。我が家で飼っている犬のダニに残飯を与えること。あれに触るな、これに触るなと言われるよりもましだけど、正直めんどくさいと感じてしまう。学校から帰ってうとうとと休んでいるときなどに頼みごとをされた時には、正直に嫌だと言ったこともある。校庭で虫を眺め、いじくったり、学校の友達と追いかけっこをしていた方が気楽でやりがいがある、と感じる。
「はい」
と僕は返事をし、自分の部屋に向かう。でもすぐには作業には取り掛からないつもりだ。夕食までは時間があるし、ベッドに横になり、ぬいぐるみで遊ぼうと考えた。
30分ほど、熊のぬいぐるみをベッドで眺めていると、お母さんが僕を呼んだ。ごはんが出来たようだ。お父さんはまだ帰ってこないので、お母さんとお婆ちゃんでの三人の食事だ。お婆ちゃんは僕の学校での出来事を聞くのが好きなので、よく話してやる。今日は学校のチューリップについて話してやった。毎日お昼になると、ピエールと二人で水をやりに行くのだと話してやった。彼女はその話を面白がって聞いていた。チューリップが好きだと言った。
歯磨きをした後、部屋のごみをまとめている時に、神について考えた。教会と学校は違うと母や友達が語っていたけど、教師はよく神について話す。彼女が司祭なのではないかと思えるほどに。特に生徒に注意する際には頻繁に、だと言える。僕は神をピエール見たことがないので分からないけど、いざという時に神が助けてくれたりするだろうか。でこは、僕も敬虔なクリスチャンになれるだろう。それというのも、お父さんの同僚がギャンブルについて語りながらそのようなことを冗談めかして話していたからだ。僕はこれをいざという時の言いまわしにしようかと考えている。そのようなことを布団に入ってからも考えていた。
翌日、僕は予定通り、釣具店に向かった。学校が休みだったからだ。海が近いのだ。
財布と釣り具と細々とした日用品と弁当を持って出かける。歩きながら、天気を見ていた。ここ数日晴れた日が続いているので、暗くなるまで釣りができるだろうと考ハえた。釣具店に着くと、店長はいつも通り「ハリのいいのはいたかい」と聞いてくるので、意味の分からない冗談だと思いつつも、適当に受け流すことにしている。彼の名前はジャン=ピエール。男性である店長の顔は、月並みだけど、精悍な印象を与える泥臭い中年である。
いつも通りミミズを買って出る。前回は釣糸が切れたので少し頑丈そうなのを調達することにした。
海岸に行く前に雑貨屋へ向かうことにする。いつも行く店で名前はブランシュ・エ・フュイユ(「枝と葉」という意味)。安くて手頃な商品が揃っているのだ。テーブルクロスや花瓶を買ったのもそこだ。それに関しては母も喜んでいた。そもそも、商品を眺めるのが、好きなのだ。椅子も沢山あってくつろげる。
お店に着くまでに神について考えた。神の形状のようなものについて考える。神はどんな姿をしているのだろう、とか話した人はいるのだろうか、とかだ。そのうち分からないものは分からないとなった。
雑貨屋について棚の辺りを眺めていた。目ぼしいものは無いなぁ、と考えたけど、ちょっとぼーっとしてたら、店長が話しかけてきた。
「いいのはあるかい」
「あ、どうだろう。もうちょっと見てみる」
雑貨屋の店長は初老の男性でジョエルと言っただろうか。老人のようにも見える。
「釣りに来たんでしょ?こないだタバコ屋のせがれがひどく立派なメバルを釣っていたよ、よく来るんだ」
「それなら僕も釣ったことあるよ。大人のみんなはいろにこだわりを持っているらしい。違う生物なんだとか」
「そうだったかな、あれ、でも……」
そうして、店長は去っていった。
外が曇っている。夕方まで続けるのは無理か。
「別世界に行きたいかい」
と聞いて、僕は何か悪いものが店長に取り付いたのかと思った。「え」
僕は言う。言っている言葉が聞き取れなかったからだ。人は「止まれ」と言われて気付かない場合もある。そのようなことを僕は説明したい。
「別世界に行きたいかい、べつせかい」
「あ、え、別世界。どこか他の世界ということかな」
「そうそう、最近ちょっとした気付きがあってね」
「ふぅん、どんな」
「そこの、うちの店の暖炉。あるだろ」
「あるね」
「そこの上の端の隙間。そこが別世界に繋がってる」
別世界という言葉は妙なドライで突き放した響きを伴うものだった。山の中、みたいな。
怖い、と思った。
「怖いけど、行ってみたいかも」
と正直に話した。
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shuheikosuge · 4 years
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東京に帰ってきました。二日間の琵琶湖釣行は見事に玉砕🎣 @crazybassstudio さんにお願いしていたロッドが完成して思いっきり振り回してきました。ついでに2本目もお願いしちゃいました。自分専用ってのは最高ですね。次の完成も楽しみにしてます🐟 #クレイジーバススタジオ #crazybassstudio #狂黒鱒工房 #琵琶湖バス釣り #ブラックバス #カスタムロッド #デカバス野郎 #klash9 #ビッグベイト #釣り好き美容師 (琵琶湖) https://www.instagram.com/p/CHxvuerjFmr/?igshid=ps2hctg3ngl6
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tera252525 · 5 years
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ハンドメイドルアー ブランド【クラッシュ】 特徴:この銀色のボディーで陽の光を集めて魚を魅了。プロペラで水を掻きその水流が後ろのブレードへと届く…この見た目…重さはなかなか笑 #釣り初心者歓迎 #バス釣り #釣り #釣り好きな人と繋がりたい #釣りガール #釣り女子 #釣りスタグラム #釣りが好き #釣り好きの人と繋がりたい #釣り初心者 #釣りキャンプ #釣りしたい #釣り三昧 #釣りバカ日誌 #釣り好き美容師 https://www.instagram.com/p/B-F2nQTJkTK/?igshid=1udnl9hx01lsa
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koooseeeky · 8 years
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koseki fishing life🎣 【5畳半の狼】 ・ ・ ・ 司会進行の菅原さん、柳野さん、本当に素敵な時間をありがとうございました😊 ・ ・ ・ なかなか体験できないTV出演‼️貴重な体験が出来ました😊👍 見てくださった方、ありがとうございます🙇🙇🙇 ・ ・ ・ あとは今年初バスを釣るだけ😂💦 ・ ・ ・ #blackbass #bass #bassfishing #basser #fishing #釣り好き美容師 #釣りビジョン #5畳半の狼 #美漁師 #霞水系でまたリベンジ #釣り番組でヘアアレンジ #KHC #黒鱒変態倶楽部 #lomaliaクッキー渡せた #Lomaila4周年もお知らせしました #仕事もするよ (釣りビジョン スタジオ)
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toxgo · 3 years
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2022 冬アニメ
季節が流れるのは早いもので、冬アニメの時期がやってきました。誰が何と言おうと今期の1番の注目作品は「進撃の巨人 The Final Season Part2」である事は間違いないです。遂にアニメ版も終わってしまう切なさを感じてますが、#77 "騙し討ち"から既に泣いてしまいました。OPに入るまでの緊張感。ジャンのカッコ良さ。ジーク登場時の鳥肌。ナイルさんの大人としての振る舞い。ファルコがガビにやっと伝える事が出来た想い。本当に24分間が完璧でした。そして、あのイェレナのシーンもバッチリでしたね笑 MAPPA制作の圧倒的なクオリティの高さを毎週楽しみにしてます。今回はそんな"進撃の巨人"以外の冬アニメオススメ作品ついて。
からかい上手の高木さん3
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まずは"からかい上手の高木さん"シリーズ。今作がシーズン3。そして劇場版も今年公開予定。個人的なアニメの定説としてシリーズが続いてるタイトルはだいたい面白いです。雑 話題性や人気はもちろん必要ですが、円盤の売り上げやタイアップなど様々な大人の事情をクリアしないとシリーズ化しないのがアニメ業界。なので第3作目まで続く作品は安心感がハンパじゃないです。
「髪型センター分けの可愛いアニメヒロイン」ランキングがあればTOP10にランクインすると思うヒロインの高木さん。ちなみにMen'sランキングの1位はやっぱり人類最強の男こと"リヴァイ・アッカーマン"ですかね?
そんなしっかり者で少し大人っぽい高木さんはクラスメイトでとなりの席の"からかい"がいのある西片くんに想いを寄せています。彼への恋心を"からかい"というオブラートに包んで描かれるラブコメ作品です。恋愛の駆け引きが上手い高木さんと、その高木さんを見返そうと空回りする西片くんとの掛け合いが微笑ましい基本1話完結型。でもシーズン2の第11、12話の2話構成で描かれた"夏祭り"の回は甘酸っぱさ全開のエモ回でした。特に夏祭りに誘う内容の11話 「約束」はヤバい。
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夏休み最後のメインイベント"夏祭り"が頭をチラつき始めたある日。友達と釣りに行く約束をしていた西片。釣りに向かう道中で、おつかい帰りの高木さんと遭遇します。重たそうな荷物を一緒に自転車で高木さん家まで運ぶ西片。お互いに何か言いたげな空気が流れる中、早々に高木さん家に着いてしまいました。"夏祭り"の事には直接触れずに西片を釣りに送り出してしまい少し残念そうな高木さん。ところが少しして西片がダッシュで戻ってきます。そして、一言。
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「なっ、夏祭り、一緒にいかない?」 その言葉を心待ちにしていた高木さんは1度落とされてからのまさかの言葉だったのでテンション爆上がり。彼女の返事はもちろんの「うん!」 嬉しさのあまりにおつかいで買ってきたジュースを持ちきれないくらい西片にあげてしまいます。そして、いよいよ迎える夏祭り当日、、
と、正直この夏祭りエピソードだけでも観てほしいくらいの神回。シーズン3はこの"夏祭り"後からスタートします。そして、高木さんの声優を担当している高橋 李依さんが名曲の数々をカバーしたEDも毎シーズンの楽しみ1つです。
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その着せ替え人形は恋をする
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学園系ラブコメにおいて陰キャラメンズ主人公と陽キャラヒロインの組み合わせは鉄板中の鉄板。むしろそれでないと成り立たないくらい。僕は学生時代にまぁまぁな陰キャラだったこと。そして当時の忘れられない想い出や憧れもあり、この手のアニメが大好きです笑
この類の作品で惹きつけられるポイントとしては、主人公のオタク具合+ドM+童貞感。ヒロインのツンデレないし性格の天然っぽさ。そしてちょうど良い塩梅のエロさ加減の3本柱です。最近の作品では「イジらないで、長瀞さん」が正にそれ。(シーズン2も楽しみです) "その着せ替え人形は恋をする" 通称「着せ恋」はそれらのポイントをしっかりと押さえた間違いない作品。
あらすじは、祖父の影響で雛人形の製作にドハマりしてしまい、雛人形の頭を作る頭師(かしらし)になる夢を持つ主人公の五条新菜。頭師まではいかないものの、雛人形の衣装を作るのは既に一人前。来る日も来る日も雛人形の事ばっかり考えていた結果、学校では完全に"ぼっち"な状態。
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そんなある日。家で使っていたミシンが壊れてしまいます。放課後に被服室でこっそりと雛人形の衣装を作り、なんなら人形に話しかけ他人に見られたくない時に、クラスの人気者で陽なオーラ全開のギャルな喜多川海夢(ま���ん)と鉢合わせます。
完全にドン引きされる事を覚悟していた五条くんでしたが、喜多川さんの反応は真逆なものでした。実は生粋のエロゲーオタクであり、コスプレ欲強めなヲタ女子だったのです。しかし、コス願望は人一倍あるものの衣装作りが致命的に下手くそ。そんな時に五条くんの被服力を目の当たりにし、自分のコスプレ衣装を作って欲しいとお願いする所から物語はスタートします。
僕は原作未読ですが、第1話目から心を鷲掴みされました。なんと言っても喜多川さんが可愛すぎです。しっかりとヲタな所も最高過ぎます。そしてちゃんとエロい笑 原作は女性からの支持が高め(NARI調べ) なので女の子にも是非オススメしたい作品です。
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明日ちゃんのセーラー服
5年ほど前にその存在を知り、作画のタッチがどストライク過ぎてアニメ化を心待ちにしていた作品が"明日ちゃんのセーラー服" 原作者の博(ヒロ)は漫画家兼イラストレーター。昨年にアニメ化され、ジワジワと話題を集めた「スーパーカブ」の原作キャラデザも担当しています。同い年という親近感もあり、とても好きな漫画家さんです。
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主人公の明日小路は、推しのアイドルとお母さんが通っていた母校のセーラー服を着たいという夢を持つ女の子。名門私立の蝋梅学園に受験し、見事に合格。しかし、蝋梅学園の制服はセーラー服からブレザーに切り替わっていて、入学式早々に心を挫かれてしまいます。
でも、妹の花緒(めちゃくちゃ可愛い)からの言葉に力をもらいます。1人違う制服を着ている方がいい意味で目立てるから逆にありじゃん!と持ち前のポジティブさで新しい学校生活をスタートする所から物語はスタートします。生徒数の少ない小学校に通っていた田舎育ちの明日ちゃんにとって、初めて尽くしの中学校での生活。新しく出来る友達との出会いを最高の作画と丁寧なストーリー展開でお送りしている青春学園作品。
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その原作の世界観を壊す事なく美作画に仕上げたのが、ここ3〜4年で良作をコンスタントに生み出しているアニメ制作会社Clover Works。↑で紹介した"その着せ替え人形は恋をする"も制作してます。過去作で"青ブタ"シリーズや"シャドーハウス"が個人的には素晴らしかったです。作画の細かい所ですが、第二話で机を繋げて給食を食べるシーンがあります。中学校の机って新しい木目の物もあれば、いい感じに味が出てるタイプもありましたよね。その色味などもちゃんと表現している所なども素敵だなと。
日常系のアニメが大好物な僕にとって観ない理由が見つからないです笑 作者のフェチズムがすごいとか、設定やストーリー性に欠けるなどの声をチラホラ耳にしますが、正直そんな意見はどうでもいいです。
何事においても自分が"それ"を好きだと言えるだけで十分です。真っ直ぐに生きる明日ちゃんに元気をもらえるストーリー展開がなんと言っても魅力的。そして、今週発売されたファン待望のイラスト集はマストバイなアイテム。僕は速攻で買いました。
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京アニの「聲の形」や「たまこラブストーリー」を手がけた山田 尚子監督と「映像研には手を出すな!」の制作会社サイエンスSARUのタッグ。そして声優陣も豪華キャストな「平家物語」も追っかけてます。第一話からグイグイ引き込まれる"祈り"の物語です。
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NARI
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frames-inc · 5 years
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仕事帰りにメバリング♪35センチ。 #メバリング #ダイワ #月下美人 #月下美人mx #美容師のプライベート #釣り好きな人と繋がりたい (Iyo, Ehime) https://www.instagram.com/p/BwcLJbWHmb7/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1h53wj9yy2n9x
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cestlavie-sevenstar · 4 years
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01/21 ヤクザと家族 The Family 試写会に参加しました
*ネタバレどころか全編通しての感想なので一定期間が経過したら本記事は非公開に移行いたします🙆‍♀️
*記事全体でお名前や役名などを敬称略にて記載させていただいている部分が多数あります。ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたらブラウザバックしていただけますと幸いです。
2021年1月21日(木)、映画「ヤクザと家族 The Family」試写会に参加させていただきました。年末年始は「1月29日を迎える」ことを目標に繁忙期を生き抜いたため、当選通知のメールを見た瞬間私の2021年は終わったような気持ちでした。(誇張表現)
今回も初見時の気持ちをフレッシュに残しておくべく、鑑賞しつつこんな感じでメモっていました。 黒い文字が上映中のメモ、緑の文字は帰宅後に補足で書き足したメモです。
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これまでは人に見せることを前提とせず目と耳に入ったことや感想を自由にメモっていたのですが、今回を機にメモを見返しつつ(時に載せつつ)感想ブログなどもしたため始めてみようと思い、画像と文字を投稿しやすそうなTumblrを開設してみました。普段芸術と程遠い業務にいそしむ会社員の感想を眺めて「わかる〜」「いやわからね〜」みたいな楽しみ方をしていただけたら幸いです。
今回はB6ノートに見開き10ページ分ひたすら悶絶しているメモとなりました。
映画開始から終了までの時系列順で書いています。ちょこちょこ下記のようにスクショで掲載します。
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水中から始まる…… フレッシュなダイイングメッセージみたいな文字で書き始めているのですが映画冒頭、あぶくに包まれながら沈んでいく推定・綾野剛さんの映像がとても綺麗でした。今思い出すと「ああ〜Familia……」という感じです…… 一緒に見に行った方が観賞後、「この映画は山本賢治の走馬灯なんじゃないか」という話をされていて打ちのめされました。
そう言われてみると最後の沈むシーンでは刺された血液か返り血かで体の周りにもやのような赤が浮いていますが、冒頭の沈む映像ではそれがなかった気がするので山本さんの自己認識的な映像なのかな〜とも考えていました。 確か右手を伸ばすようなカットがあり、写っている手がなんだか小さく見えたので「19歳の前に胎児からスタートなのかな?」と斜め上なことを考えていたのですが、上方に伸ばした手を自分で見上げているので確かに小さい感じに見えるんだな〜とも考えていました。
1999年
小さい原チャリの山本賢治くん(19)が着席するまでの一連、白い上着で葬儀場に入って行く俯き気味の後頭部が愛しかったです……読み間違いかもなのですが喪主が山本賢治に読めて、あ〜頼れる親族いなかったんだ……とすでに泣きそうになっていました。
少し後のシーンで山本宅が映る時、お父さんの名前で賞状も雑多に積まれていたのが何だったのかな〜と思��ながら観賞後にサイトを読んだら証券マンだったとのことで、優秀な社員さんだったのかな……と思いつつ母親も離婚などではなく亡くなっているという記載からかつての山本家に思いを馳せて切なくなっていました。
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いちはらはやとかわいい 市原隼人さんをドラマ版『ROOKIES』で知り、『猿ロック』『ボックス!』くらいしか見たことがないながらにくしゃっと笑う顔が好き^〜〜〜と思っていた高校生時代を思い出しました。原チャに足乗せて数珠をいじってるの大変かわいかったです。数珠は手作りなのでしょうか🤔2019年で大原の墓前にも赤マルと一緒にお供えされてるのを見ると三人でお揃いで作ったのかしら……と深読みして涙する私でした。
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おかねにはしゃぐのかわいい 夜の堤防で強奪してきたクラッチバッグを開けるシーン。大原を演じる二ノ宮隆太郎さん、お顔は存じていたのですがお名前が出てこず、さらに事前にあまり情報を入れないようにして映画に没入しに行ったので「大原」「細野」の名前が最後までわからず迷走したメモになっています(言い訳) バッグの中から20万円くらいが出てきて堤防でめっちゃはしゃぐ大原が大変かわいかった……1999年でも2005年でも大原が笑ったり喜んだりすると見ているこっちもニコ……☺️と笑顔になるのが不思議でした。
このシーンで月におシャブさんをかざして「きれェ」って言う細野もやばいけど投げ捨てちゃう賢治くんの衝動性も心配な感じでした。この衝動性が2005年の川山を瓶でゴン事件に繋がるんだろうな〜と思いつつ……
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あかちゃんあやすいちはらはやときゃわ オモニ食堂で赤ちゃんの翼くんをせっせとあやす細野の笑顔がほんと〜〜に好きで…… 山本・細野・大原の三人でいっぱい食べてるのめちゃめちゃかわいい空間でした。
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くみちょうかっこいい 帰宅してから追記したメモもだいぶ頓珍漢なのですが「激シブ」と書きたかったんだと思います。
この食堂乱闘事件の最後、大原が出口手前の机に綺麗にぶつかって気持ちよくひっくり返して走って出て行くのも爽快でした。(どんな感想?)
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ドアちゃんとしめるけんじくん 寿司パに呼ばれた賢治くんがビルの入り口ドアを後ろ手ながらちゃんと閉めるのが偉いな〜と思って見ていました。(今思うと金文字の「柴咲組」を見せるためかな〜とも思いつつ) この後商店街を走る時も「どけどけ!」だったのが「どいてどいて!」になって、後に続く言葉の方が優しい感じになる辺りに人柄を感じてグッときました……
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はねられたあとはしるけんじくん 雑誌の『キネマ旬報』だったかで綾野さんがスタント無しで挑んだというのは読んでおり、事前公開された映像も見たので心の準備はできているつもりだったのですが劇場で見ると迫力が凄まじかったです……は、はねられている……あと確か長回しがはねられた後も続いていてハラハラしていました。
そしてこのあと盃交わす場面までほとんどメモ取ってませんでした。SNSの完成披露会を見られなかったので一緒に行った方に教えていただいたのですが、あのシーン本当に蹴られているということで……よくぞご無事で……😭 香港までの密輸(入国)船のサイズが意外と小さくて、時々ニュースで見る国境近辺の船ってそういえばこんな感じだったな〜と思い出していました。 あと加藤こと豊原功補さん、『のだめカンタービレ』の江藤しか知らなかったので「なんか見たことあるような…」とは思いつつ一瞬気づきませんでした……!江藤塾の指導が「ヤクザのとりたてみたいな指導しやがって!」と千秋に言われるのですが江藤と加藤全然違う人間ですごかったです……
ところでこの臓器くん三人が密輸されかけるくだりの辺り、賢治くんが柴咲組との関係を否定したのに中村の兄貴が迎えに来てくれて三人とも助かってる描写の理由が1回目だとわからなかったので今後わかるまで見に行きます(ムビチケを追加で積んだ顔)
盃交わすシーンで縦書きのクレジット入るのめちゃめちゃテンション上がりました。かっこいい……ここのシーンの背景や人の配置とお顔など、後で出てくる方いらっしゃるのかな〜と思いながら見ていて白文字を読んでいなかったので結局エンドロールまで気づかなかったのですが今回岩代太郎さんが音楽だったそうで、初めて映画のサントラ買ったのが『武士の献立』だったのでエンドロールでもテンション上がる事態になっていました。
2005年
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おしりまで入ってるの 銭湯で山本さんが湯船に向かう後ろ姿のシーンで刺青が背中通り越しておしりと太ももにまで入っていた衝撃のメモ。 そういえば私も小学生くらいの頃、近所の銭湯にどうしても行ってみたかったのですが連れて行ってもらえなかったことを思い出しました。(誰彼構わず話しかけては走り回って物を壊す子供だったのでいろいろな意味で人生変わるところでした)
大原と細野の背中にも線彫りでごっついでかい刺青が一面に入っているのですが、山本賢治さん(25)の気合の入り様がエグいかっこよかった……何年かけて彫ったのか…… 米国にいた時スナック感覚で一緒に刺青入れよ〜と誘われた際、断りつつ色々調べて知ったのですが、線ではなく面の刺青は痛さも尋常じゃない上にグラデーションは彫り師さんの技術も問われるところとのことでお尻やふとももとか脇の肋骨のあたりみたいな皮膚の薄そうなところにまで見事に入っているのを見て山本さんの六年間に思いを馳せたりしていました。あと全然関係ないですがお風呂めっちゃ気持ちよさそうで私も帰宅してお風呂沸かしました。
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中村「てれるな」かわいい 安易に「かわいい」という形容詞を使いがちなのですが魅力を感じた時にさくっとメモする時やっぱり「かわいい」とか「かわ」って書くのがラクという。 若頭襲名?就任?のお祝いをされてぽつっと一言中村の兄貴が「照れるな」と言うのがかわいかったです。立ってるだけでめちゃめちゃ怖いし1999年の方でも怖かった中村さんが口を開くと思ったよりフランクで端々にポップさが垣間見えて「あっ好き」と引き込まれた瞬間のひとつでもありました。ドラマ『アンナチュラル』の宍戸だ!!と思って警戒しながら見ていたのですがここで警戒を解いて仲間だ〜🌼と思いながら見ていたので2019年の方で落ち込みました……(鑑賞中に落ち込む視聴者とは)
このシーンで細野が「これ山本の兄貴からです」のような文言で中村さんにプレゼント(とは言わないのかしら……)を渡す時、言い方や間の取り方があまりにも自然なモブっぽくて一瞬細野だと思いませんでした。山本さんから中村さんにお祝いの品を渡すだけの舎弟の役割を果たしている細野aka市原隼人にグッときていました……
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せんえんくれる オモニ食堂で小学生の翼くんに千円札をくれる山本さんのシーン。一万円とかではなく、でも小学生には大金の千円札をお小遣いにくれる山本さんのバランス感覚がとても好きでした。愛子さんが止めるでもなく受け取っときなと言う様子になぜか嬉しくなってました。そして翼くんがンマ〜〜〜かわいい……その翼くんと会話してる時の山本さんと細野がこれまたンマ〜〜〜かわいい……あの笑顔は無形文化遺産認定の日も近いです。
「子供と会話すると笑顔になるよな〜」と思いつつ見ていたのですが今思うと大原くんと亡くなった翼くんのお父さんが似ていたというところから、自然と人を笑顔にさせる特性みたいなものを翼くんもお父さんから受け継いでたのかなぁとか、いろんな人の居場所になってたオモニ食堂を切り盛りしてるお母さんから学んだりしてたのかなぁとか色々考えていました。
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ジッポのチーンかわいい この「かわいい」も魅力的だったな〜の「かわいい」です。2005年の山本さん喫煙シーンで印象的なジッポライターの開閉音、薄い金属音がおしゃれで好きでした……小中学生の時分、ジッポに憧れて百均やらドンキやらで安いのを買ってはガチッとかバチッみたいな音を立てて開閉させていた勢なので「かっこいい……」と痺れていました。あと山本さんの手が綺麗で二倍痺れました……
2019年、山本さんの出所後に「柴咲組一同、盛大に」のシーンで煙草に火をつける時は百円ライター的なジッという音になっていて泣きそうになりました。対比がエグい……
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くうきのかわりかた 2秒前まで翼くんと近所のお兄ちゃんみたいな会話をしていた細野が山本の電話の様子を見て一瞬で空気を切り替えるのがビリッと来ました。オモニ食堂の壁際に飾られた七五三か端午の節句かの人形を挟んで会話していたのも何故か記憶に残っています。
この画面大原があまり映ってなくて若干寂しかったりしました。三人でご飯食べにくるの可愛かった……ビールの乾杯の時にグラス合わせる位置が特に山本さんが上という感じもなく三人でかんぱ〜いってなってたのが本当に好きでした。(見間違いだったらどうしよう…)山本さんの貴重な笑顔……
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あめちゃんなげるのかわいい この「かわいい」は「かっこいい」と「かわいい」が半々くらいのかわいいです。去り際に細野が翼くんに2つか3つか何か投げるので「小銭?にしては雑…?」と思っていたらキャラメルなのかラムネなのかアメなのかオレンジ色の細長いのを翼くんが両手で受け取ってて可愛くて死にました。 お菓子を持ち歩く細野……
続くクラブ C'est la vie で敵対勢力が煽りに煽るシーン、細野が身を乗り出してゴリゴリに睨んでる中、山本さんが微動だにせず立ってるのがめ〜ちゃ怖かったです……まじで身じろぎひとつせず川山のことをじっと見ている様子が、あまりにも静かなのに絶対静かな訳がない嵐の前の大気そのものでひたすらぞわぞわしました……
川山が立ち去った後でママが気を取り直して女の子たちに声をかけるのがまた好きでした。ママの肝の据わり方よ……
そしてここで登場するみゆきちゃんこと工藤由香。青いドレスが似合ってて素敵でした。今思い出すと冒頭や最後の海を思い出すような深い青なのですが、由香ちゃんの明るい人柄と真逆な色かつ尾野真千子さんの雰囲気にぴったりの綺麗な深さだったな〜と思いました。(小並感)
自己紹介もなく隣に座り山本さんの親指の付け根部分にガラス片が入っているのをそっと取ってくれる由香ちゃんを見つめる山本さんの目元がサングラスと前髪でわかりづらかったのもエモでした。わかりづらいけれど、川山と話していた時とは完全に異質の静けさ……
さっきまで流血沙汰の事件起こしてた男が、自分で気にもしていない(蔑ろにしている)傷に気づいて手当てをする由香ちゃん、彼女の来歴が映画の中ではほとんど見えないのも「山本の走馬灯」と考えると納得でした。
ついでにこの後ホテルに呼び出される由香ちゃんのシーンがめちゃめちゃ可愛くてニコニコしながら見ていました…… 由香ちゃんの到着で、画面には映らないジッポの音が「山本さん緊張してるのかな…」という感じでかわいかったです。そして由香ちゃんの私服(チェックのシャツワンピースとフードつきダウン)が青いドレスとこれまた180°正反対とは言わずとも90°くらいの位置にある感じでとてもかわいかったです。◯まむらかパ◯オスか……
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ぺちぺちたたかれてる かわいい 抵抗する由香ちゃんのぺちぺちパンチが大変かわいかったというメモでした。
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そういえば山本さんの背中におわしますは修羅でしたね
抵抗している由香ちゃんに動揺しまくる山本さん、さっきまで貫禄凄かったのに急に中学生男子になってニコニコしちゃいました。川山とか加藤にこんな態度を取ったら親族もいない由香ちゃんは臓器ちゃんコースでもおかしくないのに、運転しておうちまで送ってくれる…… ここで携帯渡して「入れろ」だけ言われて、一回でちゃんと正しい情報を打ち込んで渡してくれる由香ちゃんの律儀さもかわいかったです。ラブコメ映画ならここで一回ギャグ挟んでから山本さんが「あいつ…!」って思ってるときに携帯に由香ちゃんから連絡入るパターン……🤔💭と思考が逸れるくらいかわいいシーンでした。
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セーターのおじちゃんかわいいね… この「かわいい」も「かっこいい」と「魅力的」の混ざった感情でした。川山の件で加藤との会談に中村の兄貴を連れて行く柴崎さんにスルッと流されてしまって立ち尽くす山本さんに肩ポンしながら「たまには兄貴に花持たせたれや」のようなことを言うおじちゃんがその場面で一人だけスーツではなくセーター着用だったのがかわいいな〜と思った感想。
ビリビリに張り詰めた空気の中で元凶とも言える山本さんに声をかけようにもかけられない(かける勇気が出なさそうな)雰囲気の中、かる〜い感じで声をかけてくれるおじちゃんが大変好きでした。何かあったときに気持ち的にラクにしてくれる方が職場とかに一人いてくださると心理的安全ダンチだなぁなどと今打ちながらしみじみ考えます。みんな頼ってひっそり相談に行く感じ……
あとこの「たまには」という一言、最初はおじちゃんが気を遣ってくれてる感じかと思っていたのですが、2019年の方で中村の兄貴と乱闘になる場面で出所したての山本さんに兄貴が「いつもいいとこどりしやがって」みたいなことを言っていたのを考えると、1999年〜2005年の6年で相当派手に活躍していたんでしょうね山本さん……
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出待ちしてるのかわいい これは紛れもなく「かわいい」でした。クラブの前で車で由香ちゃんを待ってる山本さんのシーン。この直前の事務所でソファで仰向けで煙草吸いながら起き上がって天井見上げてまた吸って……というシーンの山本さんは手首や体の動かし方から漢と色気の混ざり合った匂いを画面越しに感じるほどかっこいいのに、由香ちゃん呼び出して「無理なんで……」とわりと年単位で寝込みそうな断り方をされて無言クラクションパーーーーーで強制的に呼び止めるあたりの流れまじでラブコメでかわいかったです。
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みゆきちゃんにオラつけてないのかわいい まさしく。別に山本さんが「オラついている」訳ではなく「ペースを乱されまくっている」と書きたかったのですが勢いでメモっていたのでこんな書き方になってしまいました。語彙力……
このシーンではまだ「ゆか」という名前が出てこなかったので鑑賞中のメモが「みゆきちゃん」記載。
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ドライブ(きょうせい)かわいい 由香ちゃん青いドレスのまま上着だけ持ってきてドライブしてたような気がします。白い上着に青が映えるな〜と思いながら見ていた気がするのですが見間違いかな……次見る時確認します。
そして今気づきましたが「(強制)」と言うと常田大希さんが年末にSNSで公開していた綾野剛さんとのメッセージを思い出します。どんなおせちだったんだろう……ちょろぎ入ってたのかな……🤤
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顔が良いあやのごう 夜明けの海岸で由香ちゃんに「どうやって儲けてんの」「なんでヤクザやってんの」のような質問攻めにされるシーン。今回のメモぶっちゃけ6割くらい綾野剛の顔が良い(または諸々が「かわいい」)で埋まっていたのですが、この辺りから各俳優さんの様々な「美しさ」に魂が震える映像になっていった気がしてメモ内容が圧倒的に表情のことや空気感についての言及になっていたので我ながら記述が曖昧で頭抱えました。咄嗟の語彙力 増強 方法 検索👆ポチ
夜通しドライブした二人が由香ちゃんの気軽な質問からほんの一瞬だけお互いの深いところに触れる描写が夜明け前の一瞬の空を思わせてエモでした。
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まじすか!? かわいい ここからしんどかった…釣りに出かけた柴咲さん・山本さん・運転手の大原くんの三人が車内で会話しているシーン。 電話で呼び出された時山本さんが着てたセーターかわいかったな〜というのも記憶に残っています。そういえば山本さんが住んでるところって柴咲組の寮的なところなのかしら🤔最初に由香ちゃんが呼び出された時、ドアに避難経路が貼ってあったのでホテルかと思ったのですがそういえばこの場面でも同じベッドな気がするのでホテルじゃなくて家なのかな……?
運転手の大原くんが嬉しそうに相槌を打つのが可愛すぎて劇場でニマニマしてました。「こいついっつもお前の話するんだよ」みたいなことを柴咲さんに言われて山本さんが呆れてるのに「すみません!」ってお返事しながらニコニコしてるの本当にかわいかったです。
気を張ったり気が立ったりがデフォルトの中で大原くんみたいな人がそばにいるとホッとして笑顔になったり少し安心したりするんだろうなぁ、愛されてるんだなぁと思って(由香ちゃんとのラブコメからのエモの流れで完全に油断していたこともあり)完全にリラックスしてたところで二人乗りバイク………………………………
ずるい……………………… 大原くんの魅力にフォーカスした直後のこれはずるい……………………
今思い返すとこのシーンも多分長回しでした。どこからどこまでだったんだろう……完全に頭から世界観に浸って「釣りか〜何が釣れる時期かな〜」とか考えてたのでめちゃめちゃ衝撃でした…… そしてここで山本さんが車を振り返って呆然とする流れが辛いのにめちゃめちゃ綺麗でした。昼前の太陽の明るさ……
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ないてるいちはらはやと 翼くんを撫でて笑おうとする細野がぼろぼろ泣いてしまうシーン。シンプルにつらすぎて胸にきました。トレーラー映像で主題歌が入る前あたりに映る煙、煙草かなぁと思ったらこの大原の葬儀のシーンだったんですね……ずるい……
この時の翼くん6〜7歳でしょうか。物心ついてから初めて参加したお葬式だったのかな、と思うと普段と様子の違う知ってる人たちの中で細野ならいつもみたいに笑ってくれる!と思ってたりしたのかなぁみたいなことも考えて辛み増してました。ちょっと戸惑うような様子が辛かった…… 細野の翼くんと接する時のあの笑顔が印象的に描かれていたからこそ辛さが倍増(どころの問題じゃない)でした。
そういえばこの後から細野の笑顔がちょっと変わったような。🥲 2005年ではもう笑うシーンがなく、2019年の方でも相当苦労したんだろうなぁという感じで笑顔の雰囲気が変わっていて辛かったです……パパしてる時ももう翼くんに笑いかけたみたいな笑顔じゃなくて……無形文化遺産儚い メタい感想だと「笑顔」ってそんなに種類分けられるものなの……?と市原隼人さんの表現ぢからにタコ殴りにされていました。安仁屋……
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けいさつとヤクザの髪型 ちがうのすごい 柴咲さんと大迫が会話するシーン。画面右側に柴咲さんと中村の兄貴、左側に大迫と若い警官?が映るのですが、中村の兄貴も警官も「髪が短く襟足は刈り上げに近い感じ」「スーツ」「姿勢良く立ってる」とほぼ同じ条件のはずなのに、どう見ても右側がヤクザで左側が警官だったのがすごかったです。さらに場面的に逆光でほぼシルエットだったにも関わらず明らかな差異があったので痺れました。
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ケン坊なのかわいいな…… 入院している山本さんのお見舞い兼報告?で柴咲さんと細野が病室を訪れるシーン。もうすでに嫌な予感はしていたので感想がかわいいポイントだけフォーカスして書いてありました。柴咲さんが「ケン坊」って呼ぶの本当に愛が深くてなんでか泣きそうになります…… 花籠を置きながらずっと泣きそうな顔をしている細野の私が代わりに泣きました。(なんで?)
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えっ えっ顔が良い あやのごう…… だいぶ動揺しています。ベッドで横になった山本さんの思考をなぞるように俯瞰でゆっくり回る画面のシーン。天井視点というべきか何と言うか…… 1999年に侠葉会から逃げる賢治くんのシーンでも画面がぎゅん!と回って大混乱なところがあってすごく好きでした。
あの静かな表情が怖いのか美しいのか、ぞっとするのか狂おしいほど愛しいのか、全部詰まっていて文字通り息が止まりました。二重幅の目元がずっと脳裏に残っています。
そしてこの後クラブの中で山本さんに紙袋を手渡す細野、サイトのキャスト紹介の写真もしかしてこの場面では……?と気づいて地に倒れ伏しました。苦しい……
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な…中村さん…… 1999年でおシャブさんを扱わない柴咲組に「じゃあ何をやってるんだよ」みたいなことを聞いた賢治くん19歳に、凛と張りのある声で答えていた中村さんを思い出しました。山本さんとはまた別の理由で耐えきれなかったのかな中村さん…… 屋上でゴルフしてる柴咲さんと山本さんを見てる時の中村さんの目線がなんとなく不穏だった気がしたのですが、中村さんは任侠の人でした……😭
刺殺する時は刃物を縦ではなく肋骨に沿うように横にして差し込むと致命傷になるみたいな話を思い出して現実逃避しながら見ていたのですが銃を選んだ山本さんと刃物を選んだ中村さんの違いみたいなところにも思いを馳せていました。 (そういえばサイト読むとドス的なものではなく包丁だったんですね)
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そぼくなゆかちゃんハウスかわいい 質素倹約大学生の一人暮らしアパートとてもかわいかったです。調べたら2005年といえばファーが流行したりエスニック柄が流行した時期らしいのですがそんなものの影もない本棚やキッチンの生活用品のカゴに生活を感じてグッときました。そこに転がり込んでくる血まみれの山本賢治……
震えてる山本さんに動揺しながらも少しずつ落ち着いて癒してくれる由香ちゃんと、最初触れるだけのキスをするのがすごくグッときました。
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みあげるとき 19さいだ… 翌朝、事務所に帰ってきた山本さんがソファに座ったままぼんやり柴咲さんを見上げて立ち上がるシーン。1999年、加藤の元から助け出された後を思い出しました。ESSE のインタビューで綾野剛さんが語られていた内容もふと思い出し、朝陽の入る光景に胸が痛くなりました。 その後で柴咲さんが山本さんが怪我をしている左肩を大切にして首元を引き寄せて、自分の白い上着を気にするそぶりも見せずにガッと抱き寄せるのがまた辛かったです……(あまりにも当たり前のように深く抱き寄せてたのでしばらく柴咲さんの上着が白いことにも気づきませんでした) 大迫が入ってきて手錠をかけているあたりのシーンで柴咲さんの上着に血がついててウグ……となっていました。
よりにもよって連行される時のニュースを翼くんがガッツリ見ているというのも辛かった……来なくなった大原、逮捕された山本さん、細野は一人でオモニ食堂にご飯食べに行ったりしたんでしょうか……2019年の方だと細野と翼くんのコンタクトが一切なかった気がしてまた辛いです……
怪我が治ってないのに歩かされて収監されてる山本さんが辛すぎると同時に、真っ暗な中から明るいところに出る流れの表情に鳥肌バキバキでした。
2019年
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2019年の方が青いの…?(色)がめんの 早朝出所する場面から始まることもあってか映像が青くて「あれ…?」と思うなどしていました。初めて見る丸メガネの若い子と中村の兄貴が迎えにきてくれて、「細野くん来ないんだ…」とざわざわしていました。
そして事務所に到着すると剥がされている金の「柴咲組」。剥がされた後のスプレー跡が残ってるのが傷跡みたいでまた辛い…(この後ほぼ「つらい」「しんどい」しか形容詞が出てこない)
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19才の鼻のキズのこっちゃうんだなぁ 出所後にすっかり様変わりした街並みを見上げながら事務所に戻り、多分14年ぶりに柴咲さんにも会うシーン。和装の柴咲さんに嬉しそうにしてる山本さんの鼻に傷跡が残ってるのがなんとなく印象的でした。
20年経ってるんだなぁと思いつつ、2005年の加藤との会談での「俺のたまでも取ってみるか」はもちろん何気ない会話の一言でも声の厚みがめちゃめちゃかっこよかった柴咲さんの声が弱くなっててめちゃめちゃ不安になりました。
あとこの事務所が映る時に「がらんどうだ………」と思った覚えがあります。置いてある小物の数が著しく減ったとかではなかったと思うのですが、何が違ったんだろう……2005年の時から人が減ったのに様子が変わらないから寂しく見えたのかしら……次見に行った時確認します……
そういえば美術の部谷京子さんが『容疑者Xの献身』の方と後で調べて知って唸り倒しました。寂寥感とあたたかさが混在する空間大好きです……
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SEKISUI HOUSE 山本さんの新居のアパートの壁にSEKISUI HOUSEのロゴがありましたという。なぜこれメモったんだろう。しんどさが限界点突破して何か関係ないものメモりたかったのかな……
このシーンの前でたぶん大原くんのお墓参りをしているんですが、そこで赤マルお供えしてるのと、あと多分ほどけてる数珠がお供えしてあったのも印象的でした。お揃いで作ってたのか、それとも細野が趣味で作ってたのを置いてったのか、ちょっと次見る時に三人が1999年と2005年でおそろっちしてるか確認します……
丸メガネの子がしょんぼり辛そうに条例の話をシンプルにしてくれるのを聞いてから山本さんがまず由香ちゃんに連絡取ろうとしてるのがかわいかったです……しかし繋がらない…… ここのスマホ使い慣れてなさそうなところがまた紛れもないかわいさでかわいかったです。通信機器って差し入れできないんですね……
そしてこの後の出所祝いが😭ひ、ひたすら辛かった……… 「柴咲組一同、盛大に」という文言はきっと昔から使われてきたもので、山本さんも何度も聞いたことのあるような乾杯の掛け声なんだろうなと思いつつ、どうしてもかつての賑やかさを思い出してしまって辛かったで��……煙草に火をつける音が百円ライター……ビールは瓶のプレモル……(これも現実逃避メモ)
追い討ちをかけるようにシラスの密漁シーンが入り、大変な寒さに違いないだろうに「これで食わせてもらってんだよなぁ」的なことを言いながらはしゃぐようにしてるオジキたちがしんどかったです……
そして現存していたオモニ食堂😭よかった……!あった……!変わらず待っててくれる愛子さん、久しぶりの細野……!でもやっぱり笑い方が変わってるというか、なんかあんまり山本さんの方を見てなかったような……この辺りメモがくちゃくちゃ(文字が重なってて)になってて己の動揺を見ました🥲
配偶者を「ヨメ」って呼ぶ細野かわいいな〜と思いつつ、丸めた千円札をぎゅっと押し付けて出て行くまでの流れが辛すぎました。慰めるでもなく何か言うわけでもなく一緒に時間を共有してくれる愛子さんの存在に私も救われていた沈黙のシーンからの翼くん帰宅。上着こそ赤ですがまんま1999年の山本賢治(19)でかわいい〜!となるやら翼くん〜😭となるやら、感情のジェットコースターでした…… あとで加藤と会話してる時にも思ったのですが、翼くんの敬語の使い方が大変最近の若者感で好きでした。何が違うんだろう…🤔何が最近の若者感なんだろう……
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ふうとうにフッてするんだね… 親父の入院費を中村さんが徴収するシーン。細かい仕草なのですが気になりました。確かに新しい封筒を開いて紙の端を指で支えて、こう、中の空間を広げて……みたいなのをモタモタやるより一発でガッと開くので効率的ですね。完全に現実逃避の着眼点的メモです。
ここで出所祝金を封筒ごと出して全額出す山本さんもしんどみでした😭お守りみたいに持ってる…… (この部分、あとで由香ちゃんが14年間300万円に手をつけなかった部分と重なるなぁと思っていました)
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な…中村さん… おシャブ………………でもいろんな作品見てても「覚醒剤や大麻って儲かるのか〜」と思うので組を守るために背に腹だったのか……と思いつつ、本当に困窮するまで手を出さなかったであろう中村さんの葛藤を思って泣きそうでした🥲
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ひかりのかげんすごいすき 車のライトの前で取っ組み合いする中村さんと山本さんのシーン。足が長い二人がこういう画面で喧嘩すると足しか映らないんだな〜と辛さから逃げる思考をしつつ、画面の中央に車を置かない、全部見えない、どっちがどっちかわからなくなりながら怒鳴って掴んで引っ張って引きずり倒して、という二人の感情の発露を息を呑んで見入っていました。この時どこかのタイミングで月も映ってたと思うのですが、1999年に細野がシャブをすかしてた半月と同じだったりしたのかな……早くもう一回見に行きたい……
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中村さんよかった…やってない… 「そこまで落ちてねぇよ」的なことを言いながら自分のハンチング帽?で山本さんをぺしってする中村さんの仕草に「照れるな」の時と同じホッとする気持ちで気が緩んで泣きそうでした。ちょっと嬉しそうな山本さんの表情に私も嬉しくて…😭
(そういえばFitbitの記録見たら多分大原くんの死から2019年中盤あたりにかけてめちゃめちゃ落ちててすごい落ち込みながら見てたんだなぁと思いました)
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出待ちしがち山本けんじ 韻を踏んでいる😄煙崎市の市役所職員入り口前で由香ちゃんを出待ちしているシーン。最後自宅前でも出待ちしてましたね。 私個人「来るかわからない」「いるかわからない」「会えたところでめちゃくちゃ嫌な顔をされるかもしれない」状態で待つのが辛すぎて無理の民なので、山本さんの忍耐力や相手を想う気持ちの強さに泣きそうになった場面でした。(よくわからないところで泣く系)
月の出ている夕方の海、かつて隣で見た明け方とは異なりこれから暗くなる空の下で会話して、送ってもらってからあの時の血のついたままのお金を持ってくる由香ちゃんのいろいろな気持ちを思うと辛すぎてダメでした………
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キムチチャーハン(うまそう) 現実逃避メモ。お夕飯作ってる娘・あやちゃんが可愛くて可愛くて……😭😭そしてたぶんこれはキムチチャーハンではなくてケチャップライスでした。笑
昨年の『ドクター・デスの遺産 THE BLACK FILE』でも父だった綾野剛さん、今回は「父」としてあやちゃんに接する場面がありませんでしたが、先日公開された主題歌FamiliaのMVでおずおず近づいて抱きしめてくれるあやちゃんに腕を回して抱き返す姿になぜだか救われた気持ちがしました。(歌詞と学生服のあやちゃんが映った瞬間から涙が止まらなくて1日あけてからもう一回見ました)
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オヤジからぬけろって言われるの… 入院した柴咲さんを見舞った山本さんに優しく柴咲さんが「お前はまだやり直せる」と言うシーン。辛かった…
ドラマ『アンナチュラル』5話で鈴木さんがミコトに「何が間に合うの」「果歩はもう死んだ」と返して刃物を握りなおすシーンを思い出しました。 山本さんにとっては何も間違えていなかった、やり直すことはなかったんじゃないかな、と思う反面、妻と自分の子供と静かに暮らすためには「やり直す」必要があったのか……と思うといろいろな感情で諸々ぐるぐるしました🌀
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な…中村さん…… 除籍後、密漁するオジキたちのカットの後で車中で細い注射器で………………おシャブを打つ中村さんのシーン………………………だったと思います……
ハンドルに寄りかかって乱れた髪を手でさらにくしゃっと握りながらメガネがズレるのも構わない様子にめちゃくちゃ……落ち込みました……中村さん……
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謎に上から(笑) 加藤宅でお話ししてるシーンで翼くんがタメ語になる瞬間。この場面でも翼くんはずっと敬語でお話ししていて無用な軋轢を産まないというか禍根を残さないと言うか、処世術的にというか極端に悪い言い方をするなら日和見寄りな部分で現代っ子っぽいな〜という印象でした。あっ最近の若者感ってこれかしら…?
加藤の「時代遅れ」な助言の裏にしっかり見えてる支配欲に笑っちゃいそうな雰囲気が、絶えず続けられる撮影にも現れてるような気がしつつ、意外なところで動揺している様子が意外なようなちょっと安心するような気持ちで見ていました。お父さんのことが気になっていた翼くん……
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く…くまさんカップ……! 工藤宅で朝ごはんを一緒に囲む山本さんがくまさんカップでスープなのかココアなのかをいただくシーン。この穏やかな朝ご飯の空気と山本さんの柔らかい表情をトレーラーで死ぬほど見てはいたので、これ多分後で崩れ去るんだろうな〜のような予想をしつつ色々気持ちの準備とか覚悟とかしていたのですが、まさかくまさんカ��プとは思っておらず「かわいい」という気持ちで脳がパンクするかと思いました。と言うよりもパンクしまして準備していた覚悟的なものも全部粉砕したのでこの後のシーンのしんどさ全部真正面から浴びてしまって「もうやめて…やめて…」と泣いてました……(好き)
山本さんにくまさんカップを使わせるに至るまでのあやちゃんと由香ちゃんと山本さんのやりとりも考え始めると辛すぎました。かわいい。辛い。かわいい…………ゆるして…もうやめて………(好き)
空色の車で市役所と学校に二人を送るシーン、学校までのちょっとの時間をあやちゃんと二人で過ごす山本さんが愛しくて泣いてました。この辺りずっと泣いてる…… 「最近ママ楽しそうだよ」って言うあやちゃんに穏やかに笑ってる山本さんがもう無理でした。愛しい空気のままここで見終わりたい……と大号泣している自分と、ここからの展開に期待全開で姿勢を正してアドレナリン分泌の大号令を出す自分が同時に存在したので多分このシーンで私の副腎は副腎皮質も副腎髄質も絶賛大稼働していました。
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ありがとうほそのくん… 社長に無理を言って産廃処理工場に勤めさせてくれる細野くん。本当にありがとう……「初めてこいつに感謝したよ」みたいなことを山本さんが笑いながら言うのですがそんなところまで含めてかわいいシーン……………と思っていたら、二人の正面に座る若いの(かみやくん?)が口を開いた瞬間から不安でたまりませんでした。翼くんともまた違う若者口調……
そして場面が変わって翼くんがけつもち?しているお店に大迫が来るシーン。しかし一枚上手の翼くん💪いやここで頼もしい写真の証拠と、さっきのシーンでの記念写真の対比がエグい……
翼くんに一枚取られたのが悔しかったのか、八つ当たりみたいに産廃工場に来る大迫さん。シーンが繋がってたせいか余計そう見えてしまいました。大迫さんへいい感じに負の感情が向いた鑑賞中でした。
そういえば大迫さんもざっくり20年以上刑事を務めているんですよね。ドラマ『MIU404』のガマさんに一瞬思いを馳せていました。ふと思い出すと米ドラマ『The Mentalist』や『NCIS』だと現場に出てくる定年後の刑事ってあんまり出てこない印象があるなぁとも考えていました。『The Mentalist』に至っては『MIU404』の陣馬さんポジションのレギュラーいなかったような🤔ミネリはマメジかな……
「全部終わりだよ」とくずおれる細野、にやつく大迫と山本さんのやりとり、続く由香ちゃんとのシーンはただ呆然と見ていました。目も合わせてもらえないまま「お願いです、出ていってください」と泣かれて土下座されて、敷居を挟んで立ち尽くす山本さん……
ここで気づいたのですが、どのあたりからか山本さんのセリフがどんどん少なくなってってる気がしました。元々しゃべる立ち回りはしない山本さんでしたがますます口を開かなくなって……いたような……
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まばたきもしないでないてるの… 病院にかけつけた山本さんが危篤状態の柴咲さんに「まだ親父って呼んでくれるんだなぁ」と言われてまばたきもせずぽろぽろ涙をこぼすシーン。微笑んで「俺の父親は親父だけです」のように返す声で心臓がぎゅっとしました…
このシーン、不謹慎ですが見入ってしまいました。綺麗だった……
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6組「彩」ってしんどさよ… 転校?の挨拶をするあやちゃんの左奥、教室の壁に大きく貼られたクラスの標語が皮肉すぎました。名前の漢字、あやちゃん「彩」じゃなかったっけ……
このシーン山本さんが事務所から由香ちゃんの携帯に留守電を残すモノローグが入っていて嫌な予感しかしなくてずっと心臓ばくばくしていました。 そして帰宅すると家がからっぽの細野………土砂降り……
そして半グレの仲間達と金属バット持参で傘もささず父の仇のもとへ向かう翼くんと、その時にはもう着手している山本さん。返り血を浴びた表情がまさに背中の修羅そのものでした……担架で運び出されていた大迫はまだ息があったのか否か……
血まみれのまま朝方の堤防でぽやっと煙草を吸って2、3回軽く咳き込む山本さん、バイクの音が3人分聞こえてたような…… そして泣いてる細野……
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このカットがチラシなの!? 心の底から思いました。「ただ、愛した」という短いコピーと薄い空の色にどんな場面なんだろうと思っていたので、ここかぁと胸が熱くなりました。
刺されながら抱きしめて「ごめんな」と返事をする山本さんの体からどんどん力が抜けて、それでも溢れるほどの愛情がそこにあったような気がして息を呑みました。 細野の右頬にべったりと血が残っているのが脳裏に焼き付いています。
そして冒頭の沈む山本さん。海水の中で目を開けて、海面に手を伸ばそうとするような動作をしていたと思うのですが正直泣いててあんまり見えてませんでした。早く次見に行きたい……
後日、大きな白い花束を持って堤防に来てくれる翼くん。山本が吸っていたセッターを一口吸ってから箱ごと供えて立ち去ろうとするとあやちゃんが入れ違いでやってくるシーンがまた最高に好きでした。
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お母さんゆずりのグイグイ…… 翼くんに「あんたヤクザ?」とどストレートな質問を投げかけ、「お父さんってどんな人だったの」と質問を重ねるあやちゃんに、夜明けの海岸で山本さんにグイグイ質問していた由香ちゃんを垣間見て涙腺にきました。その後の翼くんの表情の変遷がまためちゃめちゃ好きでした……
血を分けた家族、血や肉の繋がりを超えた家族、いろいろな家族が描かれる中で、ただ愛した人たちと一緒にいたかった山本さんの人生を時系列で見せてもらえてしばらく放心していました。 幸せは人によって異なり、一緒にいたい人と築く家族の形も世帯の数だけ存在すると改めて思いつつ、山本さんが幸せだった時間も一緒に見せてもらえたことが私にとって幸せでした。
感想何かちょっといい感じの感想で〆たかったのですが全然なにもまとまっていないので月間シナリオ2月号で掲載されているという台本を読みつつ1月29日を待ちます。あと円盤にインタビューやオーコメや未公開映像があったらいいな〜と思いつつ円盤も待ちます。あと今後藤井監督や綾野剛さん・舘ひろしさんをはじめとしたみなさんが今後いろんな媒体でまた『ヤクザと家族 The Family』について言及される機会があるだろうと願いつつ各種媒体おっかけながら生き延びます。生きます。
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monqu1y · 3 years
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人間性を見ぬく 古人の知恵:人間性の見ぬき方と国を護る方法
 市営住宅集会所へ講演会を聞きに行った。  演題は「 兵法書 ( へいほうしょ ) を読んで『生き方』を考える」。内容の要点は次の通りだった。   呂尚 ( たいこうぼう ) は、今から3100年ほど前に、 殷 ( いん ) の 紂王 ( ちゅうおう ) を 滅 ( ほろ ) ぼした 周 ( しゅう ) の 軍師 ( ぐんし ) 。
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 次のような言葉を残した。 ・柔であれば人から慕われ、剛であれば人から憎まれる。弱であれば助けてもらえるが、強であれば目の敵にされる。柔と剛を使い分ければその国はますます栄え、弱と強を使い分ければその国はますます強くなる。 ・戦争するときは、敵軍の動きを良く調べ、勝てる方法を考えた上で、 自軍 ( じぐん ) を勝てるように動かす。 ・敵国の 失政 ( しっせい ) を 宣伝 ( せんでん ) して 人材 ( じんざい ) を集めるべき。 ・何をすれば 褒 ( ほ ) められ、何をすれば 罰 ( ばっ ) されるかを、はっきりと分かるようにした上で、キチンと褒めたり罰したりすれば、リーダーとしての力を 発揮 ( はっき ) できるようになる。 ・上の者がイジメをしたら、下の者もそれをマネして、殺しあいが増える。 ・言葉を上手に使って悪だくみする人を上の 地位 ( ちい ) に 就 ( つ ) けたら、 兵隊 ( へいたい ) はやる気をなくして軍隊は弱くなる。 ・王様に 人徳 ( じんとく ) がなければ、 家来 ( けらい ) が王様を 裏切 ( うらぎ ) るようになる。王様がヘラヘラしてたら、家来が言うことをきかなくなる。 ・良いと分かってることをしなかったり悪いと分かってることをしたりすると、国が滅ぶ。 ・ 他所 ( よそ ) の国の悪い王様を 遣 ( や ) っつけた王様は、 人民 ( じんみん ) から 尊敬 ( そんけい ) される。 ・国のお金が無くなったら、人々の心もバラバラになる。 ・ 悪事 ( あくじ ) を 見逃 ( みのが ) したり、 命令 ( めいれい ) に 従 ( したが ) わない者を殺さなかったりすれば、国が 乱 ( みだ ) れる。 ・仕事を 任 ( まか ) せても 大丈夫 ( だいじょうぶ ) な人かどうかは、次にようにして 観察 ( かんさつ ) する。 (1)金を与えてみて人を踏みつけにしないかどうか (2)高い地位につけてみて人を見下さないかどうか (3)重い責任を与えてみてそれをやり遂げるかどうか (4)仕えさせてみて隠し立てをしないかどうか (5)危険な目にあわせてみて尻込みしないか (6)問題を処理させてみて途中で投げ出さないか ・農業,工業,商業は、国の宝。これらを他人任せにする王様は、人民から尊敬されなくなる。 ・六賊を赦してはならない。 (1)臣下の身でありながら立派な御殿や庭園を作り、遊びにうつつをぬかしている者 (2)農事を怠って遊侠気取りで遊びまわり、役人の指示に従わないで、平気で法令を犯す者 (3)臣下で党派をつくって賢者の登用を妨げ、君主の明知を塞ぐ者 (4)自説を主張して気炎をあげ、諸侯と交際して自国の君主を軽んずる者 (5)臣下でありながら爵位を軽んじ、上司を馬鹿にし、主君のためにあえて危険を冒そうとしない者 (6)勢力家で弱者を痛めつけて収奪している者 ・七害に気を許してはならない。 (1)知略もなく権謀もないのに高い地位を与えられ、勇気にはやって無謀な戦いを仕掛け、万一の僥倖を��待する者 (2)評判が高い割に実力がなく、その時々で言うことが食い違い、人の悪口ばかり口にし、進退に抜け目がない者 (3)粗末な衣服を身につけ無為無欲を口にしながら実際は名声や利益を欲しがる食わせ者 (4)冠帯や衣服を飾り立てたり、学識をひけらかし空論を闘わせて外面を飾ったり、閑居して時流を批判するような腹黒い人間 (5)口先がうまく、たくみに取り入って官職を求め、俸禄のためなら命も惜しまぬように見せかけながら、国家の大事には無関心で、ただ利益を求めて行動し、空虚な意見を偉そうに説きたてる者 (6)器物や建物に彫刻を施し、金銀をちりばめ、きらびやかな装飾を事として農事を怠る者 (7)怪しげな方術やまじない、邪教、不吉な予言によって良民を惑わす者 ・まわりが褒める人間を賢者だと思い、まわりが貶す人間を愚者だとみなすと、仲間の多い人間だけが昇進して少ない人間は退けられ、判断を誤る。人材は、次の判断材料で見極める。 (1)質問に対する返答の内容 (2)問い詰められたときの対応 (3)スパイを使って裏切りを誘い、誠意を確認 (4)面と向かってズケズケ尋ねられたときに顕わす人柄 (5)財貨管理を任せて清廉さを観察 (6)女を近づけて貞節さを確認 (7)困難な任務を与えて勇気を観察 (8)酒を飲ませて酔い方を観察 ・敵国に対する戦争準備の仕方 (1)相手国の欲するままに要求を聞き入れてやれば、やがて驕りの心が生じ、墓穴を掘るようになる (2)相手国の寵臣に君主の欲しがる物を与え続け、ころあいをみて与えないようにすれば、君主は欲しいものが手に入らなり、寵臣に疑惑の目を向けるようになる (3)側近の者に賄賂を贈って、しっかりとかれらの心をとらえる (4)相手国の君主に珠玉を贈り美人を献じ、女に溺れて政治を忘れるように仕向けたうえ、下手に出て、相手の言いなりになって調子を合わせる (5)相手国の忠臣を厚遇し、君主への贈物は減らして、相手の結束に楔を打ち込む (6)相手国の内臣を懐柔し、外臣を離間する (7)相手国の野心を封じこめるために、厚く賄賂を贈って寵臣を買収し、利益で釣って職責を怠るように仕向ける (8)相手国の君主に重宝を贈って、わが方を信頼するようにさせ、わが方に協力させるように仕向ける (9)相手国の君主を褒め上げていい気持ちにさせ、手も足も出ないふりをして安心させ、政治を怠るように仕向ける (10)謙虚な態度で相手国の君主に仕えて心をつかみ、頼りになる味方だと思わせる (11)相手国の有能な臣下に、内密に高い地位を約束し、重宝を贈って手なずけ、わが方に肩入れする人間を増やす (12)相手国の乱臣を手なずけて君主の心を惑わし、美女や歌舞団を送って関心をそちらに向けさせる ・将を補佐する組織 (1)腹心〔1人〕戦略計画の策定を助け突発事態に備え、天象をはかり異変を解消し、国力の保全にあたる (2)謀士〔5人〕情勢の掌握につとめて安全を確保し、賞罰を明らかにし、疑問を解決して可否の決定にあたる (3)天文担当〔3人〕星の動きや風向きを観測し、天がどちらに味方するかを察知する (4)地理担当〔3人〕行軍や駐屯に際して地形のよしあし、行程や険阻の情報を収集し、地の利を失わないようにする (5)兵法担当〔9人〕彼我の情勢や戦いの帰趨を分析、兵器を選定し、違法行為を取り締まる (6)食糧担当〔4人〕食糧の必要量をはかって備蓄するとともに、輸送路を確保して補給を絶やさないようにする (7)奮威〔4人〕勇敢な兵士を選抜し、奇襲部隊を編成する (8)伏旗鼓〔3人〕これは旗や鼓をかくして敵陣に潜入し、敵情を探索する (9)股肱〔4人〕重要かつ困難な任務に当るもので、堀や城壁の工事を督励して、守りの面で万全の態勢を整える (10)通才〔2人〕君主の欠けた点や誤った点を補い、外国の使節と交渉したり、議論して紛争の解決をはかる (11)権士〔3人〕奇計を使い、権謀を駆使し、人目につかない所で変幻自在な策を講じる (12)耳目〔7人〕足で歩いて世間の風説を聞き、動向を観察し、外国の動きなどの情報を集める (13)爪牙〔5人〕全軍を督励して士気を高め、いかなる困難にもたじろがず、勇敢に戦わせる (14)羽翼〔4人〕わが軍の勇名を喧伝し、遠方の国々まで震え上がらせて、敵の闘士を弱める (15)遊士〔8人〕敵側の人間を買収したり、人心を動揺させたり、敵の意向をさぐったり、諜報活動に当る (16)術士〔2人〕あやしげな術を使ったり、神のお告げだといつわって、敵の心を惑わす (17)方士〔3人〕薬をそなえて傷の手当てをし、万病の治療に当る (18)法算〔2人〕布陣や軍糧の費用など、収支の会計に当る ・将の器(五材) (1)勇であれば人から侮られず (2)智であればかき乱されず (3)仁であれば人から心服される (4)信であれば信頼を集める (5)忠であれば二心を抱かない ・敵将の 隙 ( すき ) (十過)と付けいる方法 (1)勇に逸って死を軽んずる⇐挑発攻撃 (2)短気でせっかち⇐持久戦 (3)欲が深くて利益を好む⇐ワイロ攻撃 (4)優しすぎて厳しさに欠ける⇐手段をこうじて疲れさせる (5)知恵はあるけれど臆病⇐策を使って行き詰まらせる (6)相手かまわず軽々しく信用する⇐騙し欺く (7)清廉さを誰彼構わず要求する⇐侮辱して怒らせる (8)優柔不断⇐不意討ち (9)自信過剰で人を使えない⇐多段攻撃 (10)意志薄弱で他人任せ⇐計略にかける ・信賞必罰 ・[戦時の武具]を[平時の農耕]の中に備える
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aigeangorm · 4 years
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なくさないように、しまっておいて
 これは、俺が17歳か18歳か……ともかく、25年くらい前に書いた小説です。完全にオリジナル。横書きだけど「小説」の体裁を気にしていたようで、数字は漢数字になっています。  もしも、「ひきこもり生活」のひまつぶしになれば、当時のJK俺氏も、公開に踏み切ったおばちゃん俺氏も、うれしいです。 なくさないように、しまっておいて 「一七歳か……いっつも俺の前を歩いてくよなぁおまえは」  互いに部活動を早引けして、よく行く喫茶店でケーキを頼んでささやかなお祝いをした後、家でもお祝いがあるからと言う彼女を送るため、俺たちは電車に乗っていた。彼女の耳には小さなピアス。 「嘘。そんなに早歩きしてないよ、私」  くすくす笑って彼女が答える。ふわりと視線を窓の外にやりながら、指先で軽く耳のイミテーションパールに触れる。気にいってくれたみたいだった。良かった。  まだそんなに遅い時間ではなかったけれど、もう外はだいぶ暗かった。冬の足音が聞こえてきました、そんなコピーが世の中に氾濫する季節。彼女の大きな瞳に、窓の外を流れるネオンの光が次から次へと映っては消える。俺はその光にしばし見入っていた。この、生まれて初めての恋人を、俺はそれはそれは大切に想っていた。  橋にさしかかる。足元から、さっきより乱暴な音が響く。 「ねぇ見て。……川に月が映ってる。綺麗」  急に言葉をかけられて、その瞳に見入っていた俺はちょっと動揺する。  彼女の視線は変わらず外へ向いていた。……綺麗だった。満月を二日ほど過ぎていただろうか、それでも輝きは衰えていない。いや、これから欠けていくことを知っているから、必死で光を放っているように見えた。  今度彼女の瞳に映るのは、……何もない、闇。月明りが包み込む、優しい闇だった。  おまえはあの時、なにを想ってたんだろう?  そしてあの夜、なぜあの川へ消えてしまったんだろう? 水面に揺れる月が、おまえを呼んだのだろうか……。  俺は、結局大学へは行かなかった。高校一年の時親父に連れて行かれたバーで働いている。バーテンダーの見習い(もう見習い歴三年だ……はぁ)である。親父の友人であるマスターは優しいけれど、仕事にはとにかく厳しい。マスターの奥さん(一水〈いつみ〉さんっていう)は、静かな言葉で容赦なく叱るマスターと叱られる俺を横目で見ながら、料理を用意したり気が向くとピアノを弾いたり。お客もいい人ばかりの、雰囲気のいい店だ。 「バーっていうより『溜まり場』っていう感じの、アットホームな店でな。俺の友達の店で、“サンクチュアリ”っていう店なんだけど。お前が行っても誰も咎めたりしないと思うんだ。どうせ初めて飲むなら、いい店でいい酒を飲むべきだっ」  そう力説した親父は、酒好きの遺伝子を俺にくださった(お袋もか)。 「瞳〈あきら〉くーん、バイオレットフィズ頂けるかしら」 「はい、かしこまりました。沢渡さん好きですねぇバイオレット」 「若い頃から好きでねー。必ずっていうほど飲んでたわ」 「あっ、やっぱり遊び回ってたんですか?」  なにーっ、と怒ってる沢渡さんは、思わずママー水割り頂戴っと言いたくなる風貌だけど、実は売れっ子の脚本家。この間のドラマも最高視聴率三〇パーセント!なんて出してたから、顔が知られてしまって迂闊に出歩けやしない、と嘆いている。“サンクチュアリ”は駅前の繁華街より少し奥まった所にあるから、そんな業界人もよく来る。(ちなみに俺も沢渡さんのドラマは好きで、欠かさず見ていたりするので、やっぱり嬉しい) 「一水さーん、ピアノ弾いてよー」 「あっオレも聴きたいーっ、弾いて弾いてー」  駅前公団住まいのサラリーマン二人が、ちょっと頬を赤くしてテーブル席から声をかけた。一水さんはそうねー今日は弾いてなかったぁねー、なんて言いながら洗い物の手を止めてカウンターを出る。  “サンクチュアリ”のウリのひとつが、一水さんのピアノだ。音大を出てるだけあって、腕前は一級だし、レパートリーも幅広い。  広くはないはずの店内に置かれたグランドピアノ。これだけ大きいのに、それほど圧迫感がない。  紫色の飲物を沢渡さんの前に置くと、静かにピアノが鳴りだした。 「……あれ、これって天気予報?」  カウンターにいた二人連れの女性たちが、はたと顔を見合わせる。俺も好きな曲だけど、やっぱり天気予報のイメージが……。 「おっ、ジョージ・ウィンストン」  おっと、お客だ。先にマスターが声をかけた。 「いらっしゃいませ。久し振りだねー、林くん」 「えぇ、昨日だったんですよ初コレクション。忙しかったんで」  林さんも常連の一人だ。ファッションデザイナーをしていて、最近独立したそうだ。そっか、じゃあ顔見せないはずだ。  男の人がもう一人と、女の子……年は俺と同じ位、かな……?  強い瞳。誰かに、似てる? 「あらら、こんなところでひなたちゃんにお目にかかれるとはねぇ」  沢渡さんがそう言った。 「知ってる人ですか?」 「えっ瞳くん知らないの? 藍川ひなたっつったら今一番旬なモデルよ。そっか林小吉のコレクションに出たのねー。見たかったわー。ちょっと挨拶してこよっと」  沢渡さんはそう言って林さんのテーブルのほうへ行ってしまった。えーと……。 「瞳、暇なら林さんとこオーダー取って来て」  マスターに言われて、はっと我に返る。  誰に似てるんだろう? いや、そんなこと差し引いてもかなりの美人だ(モデルなんだから当たり前か)。 「ご注文はお決まりですか?」 「お、瞳くん久し振り! まだマスターに怒られてんの?」 「いいかげん回数は減りましたよぉ。林さんこそ忙しそうですね……あっ、独立おめでとうございます」 「サンキューっ。あ、オーダーか、ちょっと待ってくれよ……」  いつもは結構落ち着いたクールな雰囲気の人なのに、なんだか陽気だ。そりゃそうだ、ついに念願の独立! だし。  沢渡さんはいつの間にか例のひなたとかいう子と話し込んでた。 「あれ、じゃあひなたちゃんて瞳くんと同い年?」 「え、あきらくんて?」 「この方よー。ここのバーテン見習い」 「え?」  こちらを見上げたところに、思い切り視線を合わせてしまった。  あ。  わかった……誰に、似ているのか。 「あきらくんて、いうんだ?」 「あ、ええ……そうです」  ぎこちなくなっちまったかな。 「すごいのよー、漢字でヒトミと書いてあきらって読むの」  うわ、綺麗な名前ーっと彼女が驚く(大抵俺の名前を一発で読んでくれる人はいない)。  俺はどうしようもない想いに駆られていた。  そうだ、彼女、玲子に似てるんだ。俺の、今まででたった一人の恋人に。  玲子は一七歳の誕生日の夜、家族でお祝いをした後、皆寝静まった後に一人家を出た。もちろん翌朝は大騒ぎだった。家族が捜索願いを出した直後、この街を二分して流れる川に女性が浮かんでいると住民から通報があった。……玲子だった。  玲子は前の晩食事をしたときのまま、高校の制服を着ていた。着衣の乱れは全くなく、外傷なし、争った跡もないことから、自殺と断定された。遺書も日記も見付からず、理由は全く判らずじまいだった。  玲子は学校では人気者だった。明るくて芯の強い子だった。誰もが彼女のことが好きで、彼女も皆のことが好きだった。俺たちは同じクラスで、いつもクラスの中心にいて校内と教室を忙しく行き来する彼女に、俺も好感をおぼえていた。そんな彼女が俺に告白してきたのは、あれは夏休みが目の前に迫った頃。俺は剣道部の練習を早めに抜けて、誰もいない教室で荷物を片付けて休んでいた。(前の晩親父と飲んでいたから、暑さに負けて気分が悪かったんだ)  誰かが、開け放した後ろのドアから入ってきた。 「……西条くん? どうしたの、部活は?」 「あー勝海さんだー……駄目だ、頭がくらくらする」 「大丈夫? 熱射病?」  玲子はそう言って心配そうに俺の顔を覗き込んだ。 「……ねぇ、いきなりだけど、西条くん今彼女いる?」 「へ?」  まさかあの人気者勝海玲子が俺なんかのことを好きだったなんて思わなかったから、間抜けな返事をしたっけな。玲子は二人のことを隠すこともなく、いつの間にかクラス公認、校内公認になってしまっていた。  玲子は成績も良かった。これなら六大学だって平気じゃないか、との評判だった。  だから、誰も信じられなかった。玲子が自殺するなんて。  今でも時折思い出す。水に濡れたおまえの耳に淡く光ってたイミテーションのパールと、あの夜水面に揺れていた月。  その度に怖くなる。あの偽物の宝石と、欠けていく月の光が、記憶の中で引かれ合い、繋がって、一つになっていくんだ。俺があのピアスをあげなかったら、おまえは月に呼ばれたりしなかったんじゃないか。馬鹿らしいといつも思い直すけれど、やっぱりそんな気がして、急いでしまい込む。 「瞳くん、なにか作って?」  あ。玲子の眼だ。 「瞳くん? おーい仕事中だぞ、ぼーっとするなー」 「……あっ、すみません」  ひなたさんだった。俺はカウンターの中に戻っていたんだ。いつの間にかひなたさんと沢渡さんがトレードしている。沢渡さんは林さんたちと楽しげに談笑していた。 「なにかって言っても、俺たいしたもの作れないよ」 「いいよ、なにか得意なの作って」  得意なのって言ってもな、まだマスターのOK出るのも三分の一の確率だし……とりあえず、モスコミュールなら平気かな。 「はい、どうぞ」  ひなたさんはきれいな指でグラスを受け取って一口啜ると、満足そうに微笑んだ。あまりモデルっぽい笑い方じゃなくて、ただの女の子の顔だった。 「おいしい! たいしたものじゃないの、これって」 「マスターはまだまだだって言うけどな」 「ふぅん、厳しいんだね……」  また一口啜った。よく見ると、どうもノーメイクみたいだ。つまりそれは、素顔だって十分きれいだってことで……すごいな。 「ねぇ瞳くんて、結構もてるでしょ?」 「えーっ?」 「かっこいいもん。ねーねー、彼女は?」  彼女、か。そういや、作ろうとも思わなかったな……。  違う。いらなかったんだ。 「いないよ」 「あ、そうなんだ? なんだ、皆見る目ないなあ……」  この店気にいっちゃった、また来るね、なんて言ってひなたさんは帰っていった。  その三日後に来たのを皮切りに、ひなたさんは本当によく店に来た。ほとんど二日に一遍である。初めと違って、毎回一人だ。  その日は日曜日で、マスター夫妻が次の日から旅行に行くと言い出した。早春の京都に行くそうだ(いいなあ)。自然、店は二人のいない三日間休業である。 「こんばんわぁ!」 「おっ、いらっしゃいひなたちゃん。今日は仕事休みかい?」 「ええ、明日からまた雑誌の撮影ですわー」  ひなたさんは“サンクチュアリ”に来るときはいつもノーメイクだ。そしていつも、カウンターに立つ俺の前に座る。なんだかそれだけで、店の中の雰囲気が少し変わる。モデルだからかな、なんて思うけど、そうじゃない。ひなたさんだから、周りの空気を変えることができるのだと思う。そしてその空気は、日なたのように暖かく居心地がいい。店の常連さんたちとも、すっかり仲良くなってしまっていた。 「瞳くん、いつも作ってくれるの、頂戴」 「かしこまりました」  あの日作ったつたないモスコミュールを、ひなたさんは妙に気にいってくれていた。  ──ありゃ、空っぽだ。 「ごめんちょっと待っててくれる? 酒足りないから取ってくるわ」  カウンターの奥へ回ると、同じ���とをしていたマスターが声をかけてきた。 「なあ瞳、ひなたちゃんって可愛いよなあ?」 「そりゃあそう思いますけど……どうしたんですかいきなり」 「瞳は今彼女いないんだろ?」 「だからどうしたんですって」 「いや、ひなたちゃんて瞳のこと好きなんじゃないかなあ、なんてな」 「はぁ!? 嘘でしょー」  嘘でしょー、とマスターの手前そう言ったけど、……どうもそうらしい。俺が暇になってカウンターの内側でグラスを磨いたりし始めると、俺にいろんな話をさせる。昔のこと、今のこと、趣味、いろいろ……。ひなたさんは人に話をさせるのが上手くて、しかも聞き上手だから、喋るほうもつい気分が良くなっていろいろ喋ってしまう。 「はい、お待たせ」 「ありがとう。ねぇ、入り口のところに貼ってあったけど、明日から休みなの?」 「うん、そう。三日間ね。あれっでも明日から仕事なんでしょ?」 「夕方には終わるもん。なんだ、明日から瞳くんに会えなくなるのか……」  何も言えなくなってしまった。胸の中に、忘れていた暖かみが戻ってきたような気がした。  同時に、眼の奥に淡い光が蘇る。それは冷たくて、胸の暖かさはすうっと冷めていく。白く、水に濡れて光る。白く、白く、光る。 「残念?」  やっと口を開いた。 「うん……でも、瞳くんも休みたいもんね。そりゃー仕方ないし」  素直な子だな……なんて、妙に感心した。俺はその日、上手くすりぬけて他の客の相手をして、その後ずっとひなたさんとは目も合わせなかった。  街を流れる川は、俺の好きな場所でもある。  この街の大抵の人が、幼い頃にはあの川で遊んだという記憶を持つ。街中だから釣りをする大人たちもほとんどいない。なぜかこの街の小学校は川沿いにあることが多いので、暖かい季節になると子供たちは遊び場を校庭から川へと移す。俺も、そうだった。小さい頃からあの川で遊んでいて、当然のようにあの川が好きだった。  その川へ、玲子は消えた。  どんな風に? 制服を着たまま──紺のブレザーに同色のボックスプリーツのスカート、赤いリボン、玲子はそれがとても良く似合ってた──俺がプレゼントしたピアスも、つけたまま。裸足で。あの夜は冷たい風が吹いていた……。  堤防から、川べりへ降りる。手前の方はまだ浅い。本流から枝分かれして、川というか水溜まりを作っているんだ。そこを白く細い足が横切る。ぴちゃ、ぴちゃ。ぬめっとした陸地を通り過ぎると、目の前を川が流れる。足元の小石に注意しながら、水の中へ、一歩、一歩。そう、このあたりから急に深くなる、もっと進むと流れに巻き込まれる……。  玲子の髪が、揺れた。 「瞳く────ん!!」 「えっ?」  振り返る。堤防の上に、……ひなたさんがいた。俺は、川の中に立っていた。ジーパンが膝まで濡れていた。 「なにしてんのーっ、まだ寒いんだから、風邪ひくよーっっ!」  おかしいな、店しめて、帰ろうと思って、それで……いつの間にか、家へと向かう角を逆に曲がっていた。川へ、足が向いていた。  まだ春は遠いようで、本当に水は冷たかったから、俺はすぐに川から出て、堤防の上にいるひなたさんの所へ歩き始めた。川は俺を呼び戻そうともせず、ただ淡々と流れているようだった。 「どうしたの瞳くん? びっくりしちゃったよあたし」 「いや、俺もよくわかんない……」  ひなたさんの家は川沿いにある一軒家だそうで(こんな郊外にもモデルは住むのだなと妙なことを考えた)、あの後家に帰ってまた犬の散歩に出てきたのだと言った。ばくという名(笑)のその犬は、人懐っこく俺の足元にまとわりついてきた。 「いくらなんでも、こんな時間に散歩してたら危ないよひなたさん」  俺は、しゃがみこんでばくの頭をなでながら見上げて言った。 「……瞳くん、ほんとに今彼女いないんだ?」 「……いないよ」  今日は月が出ていない。良かった。 「あたし、瞳くんのこと好きだよ」  柔らかい風が吹いた。川の中に月がある。俺は立ち上がる。 「ごめんね」 「どうして? どうして謝るの? あたしはただ、瞳くんのことが好きなだけ。別に付き合ってなんて言わない、瞳くんが嫌なら」 「違うんだ。好きに、なれないんだ」 「……え?」  眼の奥の冷たい光を見ないようにして、俺は言葉を押し出した。 「昔、恋人を亡くしたんだ。一七歳の誕生日の夜、この川に入って自殺した」  大きいひなたさんの眼が俺を見ていた。俺はその眼を見返すことができなくて、川の向こう岸を走る車たちの流れるライトの光を見ていた。 「家族も、もちろん俺にも、理由が分からなかった。学校では人気者で、成績も良かったし。俺といる時にも、いつも笑ってた」  ばくが足元にじゃれつく。 「わからないんだ……あいつが、どうして死んだのか。それを考え始めると、もう眠れなくなるし……でも、考え続けなければいけない気がするから。だから、誰も、好きになれないんだろうなって」 「……でも答えはないんだよ?」  ひなたさんが言った。俺はその顔を見ないようにして、帰るために堤防を降りた。  正直なところ、そんなことひなたさんに言ってほしくなかった。玲子のことを、彼女は全く知らないのだから。──話した俺が悪いのだ。 「瞳くん!」  俺の背中へ、ばくも、寂しげに鳴いている。 「あたしは、遠慮なんかしないからね!」  今日の夜には、マスターたちはこっちに着くはずだ。駅まで迎えに行こう、と何十杯目かのカクテルの味を見ながら思う。“サンクチュアリ”で働き始めてもう三年が経とうとしている。もうなんだか、マスターと一水さんが親のように思えてしまう。生んでくれた両親とは別の、両親。  マスターからはいつからか店のスペアキーを貰っていた。最初は怖くて仕方なかったけど、だんだんその怖さは気持ちのいい熱い緊張感に変わった。信用してもらっていることが嬉しかった。  マスターには、二人のいない間カウンターに立って練習をしたい、と頼んでおいた。明日からまた店を開けるから、今日は一水さんが頼んでおいた料理の材料も届く。だからいてくれると助かるなぁ、と一水さんが言ったのもある。まぁ毎日来ていたりするのだけど。  半地下になっているせいで、この店の裏口はない。(強いて言えばマスター夫妻の居住スペースに通じるドアくらいか)だから入り口のドアは『CLOSED』の札を出して、天気もいいから開けっ放しにしておいた。  店にはBGMをかけられる設備がない。ピアノがあるからだけど、俺はピアノが弾けないし、弾きながらシェーカーを振るのは無理だ。だから家から小さいラジカセを引っ張り出してきた。古いラジカセは、必死に音を出してくれている。  おっ、今回はいいかもしんない。ちょっと気にいったので、一杯飲み干すことにした。  ピアノの前の椅子に座る。ここに座って後ろを見ると、店内が見渡せるんだ。背もたれつきの椅子にまたがるように後ろ向きに座った。  なんだか疲れた……。三���間、毎日このカウンターに立って練習をしていた。店を開けているときは必ずしもシェーカーを振り続けているわけじゃない。こんなに酒というものに向かい続けたのは初めてだ。それでも納得のいくものなんて、──あったかな? なかったかもしれない。もしかしたら、マスターだって自分にOKなんて出してないんじゃないか、そんな気がした。  ふわりと風が入ってきた。まだ寒いけど、必死でやっていたからそうは思わなかった。心地いい。  グラスを持ったまま、軽く目を閉じた。 「今日はお休みじゃないの?」  あったかい。  目を開けると、ドアのところにひなたさんが立っていた。青空のかけらを従えて。 「お休み。俺だけだよ」  柔らかい笑顔を俺に向けると、いつも通りカウンターに座った。そしていつも通り、 「瞳くん、いつも作ってくれるの、頂戴」  俺もいつも通り、カウンターに立つ。 「じゃあさ、これ飲んでみて。いままででいちばん、かもしれない」  ほんと? そう言って、嬉しそうにグラスを受け取る。一口含んで、ひなたさんは驚いた顔をした。 「これ、いつもの?」 「そ、いつもの」 「……別のものみたいだよ? ほんとにおいしい」  しばらく、俺たちはお互いに黙っていた。ひなたさんはゆっくり、ゆっくりグラスを空けた。そして、脇の椅子に置いたリュックから、一冊のアルバムを取り出して一枚一枚めくると、俺の前に置いた。 「この子でしょ、瞳くんの亡くなった彼女って」  ……控え目な笑顔を浮かべるひなたさんの隣で、──玲子が、笑っていた。ひなたさんの人差し指が指しているのは、玲子だった。 「……話聴いててさ、もしかして、って思ったんだ。玲子は彼氏ができたなんて一言も言わなかったから、違うかと思ったんだけど、あの川で自殺したなんて話他に聞いたことないし。で、気になっておととい玲子の家に行ったんだ。おばさんに会って、昔話なんかして、玲子って彼氏いたのって訊いたら、『あら、ひなたちゃん知らなかったの? 高校の同じクラスの子だって言ってたわよ』だって。それで、やっぱり玲子だったんだなって。  あたしと玲子って、幼馴染みなんだよ。幼馴染みどころか、誕生日も、生まれた病院も一緒でさ。だから親同士も仲いいの。でも家は遠くてね、同じ学校に行ったことはないんだ。  なのによく一緒に遊んでた。お互いの学校の話したりして。どっかで、似てたんだろうね。誕生日も、生まれたところも一緒だから、なんか、特別だったの、お互いが。好きな本だとか、音楽だとかも、よく似てた。  でもね、中学に上がった頃、玲子が物凄い反抗期になっちゃったの。家にいたくない、お父さんもお母さんも大嫌いだって、よくうちに逃げて来て、泊まっていったりしてた。一年くらいで落ち着いたけどね。そしたらあたしはそういう玲子を真近で見てたから、親に反抗なんてしなくなっちゃった。そこから、あたしたちの性格は正反対になった」  俺はじっと聴いていた。ひなたさんの遠い眼を見ながら、ゆっくりとカクテルを作り始めることにした。瞳くんも知ってるだろうけど、そう言って俺の眼を見返して話を続ける。 「玲子は明るくて元気で、強かった。二年生の後半だったかな、クラス委員に立候補したなんて聞いたから、驚いたよほんと。自分が楽しいことが一番だった玲子が、だもの。あたしは『世のため人のため』なんてカケラも考えなかったから、信じられなかった。そしたら玲子なんて言ったと思う?『皆が楽しければ私も楽しいよ』って。忙しいよ、疲れたよ、辛いよって言いながら、死ぬまで皆のために頑張ってた。それでも、充実してるっ! って顔してたもん、負けたわー、って思ったんだほんとに。  あたしは逆に、何もできなくなったの。玲子のそんな姿を見ていて、自分には何もできない、あんなに強くない、って諦めちゃった。とりあえず周りの皆と一緒のことしてれば生きていられる。そう思ってた。  そうしたら、玲子は急に自殺しちゃった。なんでだか、さーっぱりわかんなかったよ、あたしにも。  ……でもね、だんだん、わかったの。もしかしたら、玲子は疲れちゃったんじゃないかって。おばさんも言ってたけど、玲子、行きたい大学だとか、将来の話って全然しなかったんだよ。そうじゃなかった?」  氷をグラスに入れながら、俺は何も言わずに頷く。 「だよね。怖かったんだと思う。だって、自分は皆が、皆と、うまくやって行けるようにって、それだけやってきたんだもん。周りはそれに甘えて、玲子が頑張ってる間に、いろんな夢を見て、それに向けて歩き始めてる。玲子には、その時その時を頑張るだけで精一杯なんじゃなかったのかな。それで疲れて、怖くなったんじゃないかなって、そう思ったの。  ……瞳くんのこと、どうして教えてくれなかったのかなって考えた。なんでだと思う?」  さあ、わかんないな。俺は首を軽く傾けてみせた。 「悔しかったのかもね。あたしさ、高校に入った時に、少しでも自分を変えたくって、ロングヘアをばっさりショートにしたんだ。で、美容院で眼鏡外した時、美容師さんが『眼鏡、外したほうが可愛いじゃない!』って言うのよ。半分お世辞だったろうけど、妙に褒めてくれて、なんだか気分良くなっちゃって、コンタクトにしたんだ。んでその勢いでオーディション受けたらこれが大当たりしてさ。もしかしたら、そんなあたしが玲子を余計苦しめてたのかもしれないんだ……」  どこかで、玲子が笑った。 「そんなことないと思うな。玲子さ、死ぬちょっと前、俺と一緒にいたんだよ。その時、誕生日の同じ、大切な親友がいるんだって初めて教えてくれたんだ。じゃあ今日一緒にお祝いしたかったんじゃないのって言ったら、その子は今日暇が取れないから、──仕事だったんでしょ、ひなたさん。──昨日二人でお祝いしたの、特別だから二人きりで、って嬉しそうにしてたよ」  やわらかくて甘い桃のカクテルを作った。ピンク色の液体をグラスに注いで、ひなたさんの前に置く。 「ありがと。瞳くんは?」 「俺は、これ」  バーボンをロックで。きれいに調和したカクテルもいいけど、たまにはこんなシンプルな味もいい。 「乾杯、しようか」 「何に?」  ひなたさんの眼には、桃のカクテルと似たような涙が浮かんでいた。きっと、甘いだろうな。なぜかそう思った。 「玲子に」  次の日から、“サンクチュアリ”はまた営業を始めた。マスターは、時々俺に難しいカクテルも作らせてやる、と言った。一水さんも、モスコミュールは一級品だね、うちの旦那より上手いかも、なんて言った。そしてなんと、それは俺の特別カクテルにされてしまったのである。ひなたさんが『Eye's Cocktail』なんて名前をつけてくれた。瞳のカクテル──俺の、カクテル。そうさせたのは、ひなたさんだ。  そのひなたさんは、やっぱり二日に一遍は店に顔を出す。そして、いつもこう言う。 「瞳くんのカクテル、作って?」  ある日、ひなたさんがこう言った。 「ねぇ、今でも玲子のこと好き?」  俺は、全く迷うことなく答えた。 「好きだよ。きっと、いつまでもね」 「良かった。あたしも玲子のことずっと好き。でもね、瞳くんのことも好きなんだ」  ひなたさんはそう言って、日だまりのように笑った。そしてその日だまりが、眼の奥に冷たく光る白く淡い光を、ゆっくり、ゆっくりあたためていくのを、俺ははっきりと感じながら、より良い調和を作り出そうと、毎日を過ごす。  冷たい真珠色した月をあたたかい光で包むことができたら、それを心のいちばん大切なところにしまい込んで、俺はまた恋をしてみようと思う。  なくさないように、しまっておこう。
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boasorte0811 · 6 years
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ネットで価格が高騰してるエッグアームが定価で買えた😄 前にエイト2の店員さんに探してもらってたのを覚えててくれて店に行ったらすぐに案内してくれた! あの店員さんできる人やわ〜 友達の分も合わせて購入 #美容師の休日 #実は今月2本目の釣竿購入 #フィッシングエイト2 #エッグアーム #EGGARM #ジャッカル #JACKALL #釣りよか効果絶大 #釣りよかでしょう #穴釣り #釣り好き美容師 スタッフ急募中です https://ameblo.jp/boasorte-kazu/entry-12356193682.html?frm=theme #大阪 #吹田市 #摂津市 #千里丘 #美容室 #美容院 #ボアソルチ #BOASORTE #スタッフ募集 #トリートメント #ヘアカラー #可愛い #綺麗 #ヘアスタイル #hair #美容師 #スタイリスト #アシスタント #美容学生求人 (Fishingエイト2) https://www.instagram.com/p/Brg5nS9nZ8j/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1c14hcbabqd45
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mochimi · 5 years
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悲しいけれど、悲しい話を。
先生が死にました。
私たちの成長を見たくなかったのか?
エゴイスティックな感想が全身をイライラさせる。
死んだ、死んだぞ。身近な人が死んだ。
心が騒ぐ。うるさい。
先生は海底3mで、水死体で発見されたらしい。
たくさん海水を飲んだだろう。苦しかっただろう。
今先生の体は、不必要に解剖されている。
先生は波に飲まれて、溺死したのだ。
それ以上でも以下でもない。
回想します。
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私が中学2年生の時、バレーボール部をやめて何もない毎日を女子高生らしく謳歌していた。やりがいといえばカラオケで美声?を掻き鳴らすことと、マックで恋愛について熱く語ること。
そんな折、私は映像という授業をとった。
そこで教壇に立っていたのが、先生だった。
変な名前だったので、すぐに覚えた。
本当は国語の教師だが、生粋の映画オタクで意味不明な映画論を語りたいだけ語って、そのあとは自由に映像を作らせてくれた。
先生は、私たちが作る映像をみて特に批評はせず、いつも「うーむむ」と楽しそうに唸っていた。
そして、私たちは映像部を創ることにした。
過去にそれ系の部活が何度も廃部になっているという経緯もあり、顧問がなかなか見つからなかった。
困っていると、先生は面倒臭そうだったが顧問を引き受けてくれた。
それから、先生は私たちに映画のコンペがある事を教えてくれて、そこで私たちは実績を残し、映像部は学内でも華型の部活となり、文化祭でも大活躍し、映像部は消えない部活になった。
先生との思い出はそんなサクセスストーリーなのだ。
先生のありがたいお言葉なんて何も覚えていない。
場面をいくつか思い出してみる。
①夏休みのエロティシズム
夏休みに、学校の図書館で「夏の勉強会」と託けて、エロい映画ばかりを観る会を開いた。
みんなの目的はセックスシーン。そしてセックスシーンの時の先生の困った顔を笑うこと。
しかし、先生は「生まれたままの姿は美しい」みたいな事を呟いて、これまた「うーむむ」と唸っていた。
そして、セックスの素晴らしさや美しさについて長々と語り出した。結果、とても面倒臭い会になった。
帰り道、じんわりと汗をかいた体に制服のシャツがピタリと吸い付く。電車の中、男性に囲まれると、いつになくドキドキした。
②釣り
先生と話していて、何かのきっかけで私が
「私のお父さんは釣りが大好き」と言った。
すると先生が、「女を釣るの?」とニタニタしながら言った。面白くないし失礼だと思って少し怒った。
先生は少し焦って「ごめん、忘れてくれ。」そう言った。
翌日、その会話は学内に広まることとなる。
③君たちが羨ましい
学校を卒業してから数年後、映像部の仲間が結婚した。その時、先生がスピーチをしてくれた。
非常に素敵な内容だったはずだけど、忘れてしまった。その式では先生を含めた映像部が同じ机だった。先生は、私たちがキャッキャッと今の自分たちについて話しているところをじっと眺めていた。
そして「君たちが羨ましい。」と呟いた。
先生は、それからすぐに学校を辞め消息を絶った。
少し疲れていた様子だったのを今でも覚えている。
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FBには「先生に頂いたあの言葉わすれません。」みたいな追悼の文章が飛び交う。
あんな誰にでもかける文章、どんなツラして書いているんだろう。ネットにテンプレでも上がっているのか?
それよりも絶対私のこの文章の方が、先生を唸らせるだろう。私はそこら辺の人よりも先生を知っている。
なぜ先生が死ぬ前に偶然会えなくて、偶然にも死から救えなかったのだろう。
先生が死んでしまって、私は悲しい。
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2ttf · 12 years
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shuheikosuge · 4 years
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来週17日(火)、18日(水)は琵琶湖遠征の為、お休みを頂きます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします🐟 ちなみに19日はちょこっと梅田店に出勤します。 #バス釣り #ブラックバス #釣り好き美容師 #仕事道具 #タックルボックス #デカバス野郎 #小菅の仕事道具 #umco #琵琶湖 (Buzz) https://www.instagram.com/p/CHfjdcrjOur/?igshid=si4kqxf3szn1
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xf-2 · 5 years
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いわゆる慰安婦像などが撤去される。記者会見にて、大村・愛知県知事、津田大介監督が明らかにした。大村知事は、事前に展示物について把握していたことを認めており、確信犯であったとして扱うべき状況だ。 津田大介氏は、記者との質疑応答において、(彼らの言う少女像について)「韓国の大使館前にあるものと同一」である旨を認める発言を行った。私も知らなかったのだが、世界には慰安婦像の金型は4つあるそうで、そのうちの一つが日本にあるらしい。確かに鋳型で作るものだから、量産金型が存在するとは思う。そのうちの一つが日本に在るらしい趣旨のことを口走っていた。かつ、今回、展示された慰安婦像は日本で新造されていたものらしい。
記者との質疑応答において、新作であるか否かが問われた。新作?という表現に「え?なんだ?」と感じたのだが、津田氏も最初は少しわからなかった様子。記者より、台座?か何かのパーツが装着され、完全状態で展示できたのは初めてみたいな話があり、私は「え?慰安婦像って、いくつかのパーツがあるの?」と驚いた。部品構成で考えると、金属製の部分と木製の椅子があることはわかる。どうやら、それ以外に台座かカーペットか何か、下部パーツがあるようだ。その部品が何なのかは、私にはわからなかった。 物凄くどうでもいい情報かも知れないが、会見における質疑応答では、「ほぉ、それはトリビア」という情報も飛び出しており、なかなか興味深かった。
これらのパーツが装備されたことで、「新作になるのか?」みたいな質問趣旨であり、記者が再質問していく中でこれらのディテールが明らかになっていった。このあたりの話も含め、記事には一切、書かれていない。
私が感じたのは、「愛知県が、税を投じて展示を続けた場合」には、日本にある量産金型を用いて、日本中が慰安婦像になる危険性があったという恐怖だ。こういう状況にあったことは、会見を聴いていないとわからない。ネット上でも保守も発信していない情報であり、ある意味では貴重だろう。 メディアが配信した記事を論じるだけでは、この分野は足りない。
個人的なトピックとしては。 柴山文科大臣の公式Twitterにて、公開でお返事を頂いた。実はかつて請願の紹介議員になって頂いたことがあり、本当に昔のことだけれどもお会いしたこともある。流石に覚えていないだろうけれど。 一介の市議に対し、公開でお返事を頂いたことは嬉しかった。感謝の思いもTwitterで返信したのだが、時代の変化を感じた。
さて、撤去の記者会見だが、まず大村知事が一時間ほど。これを閉じてのち、津田大介氏の会見となった。私はライブで聴いたのだが、大村知事については後半部分を。津田氏の会見はほぼ全てを聴いた。(途中で連絡があった際を除き全て聞いた。)
大村知事の会見において着眼したのは、大村知事が事実上の確信犯であったことが明らかになった点だ。メモ・速記の類をとれていないため、数字に誤りがあれば訂正をお願いしたいが、「四月半ばには展示の方向性、および展示物についても把握していた模様」だ。津田氏らが率いる実行委員会の独断ではなく、知事も了解のうえで実施にしていることが会見で明らかになった。
また、四月の後半であるが、日付けを明示した上で、文化庁の交付決定通知を得ていることも触れていた。この部分は、名古屋市長からの撤去要請や国費を投じるかについて言及した官房長官との関連で出てきた話だ。 大村知事は、「交付決定を受けている」ことを述べ、事業の実施後(つまりトリエンナーレが終わったのち)、文化庁に対して国費を頂けるよう手続きを行う趣旨の発言を行っていた。 その際には「交付決定を紙で頂いている、日付けも入っている、額も記載されている」と、文化庁の予算をもらえることの正統性を述べていたように感じた。はっきり言えば、”どうしても国費は欲しい!”という思いが透けて見えた。
その際に交付決定を受けたこと、事業として採択を受けたことを論拠のように述べていたが、大村知事は間違っている。キャリアから考えれば、いささか不勉強ではないかと感じた。大村知事は、かつて県連会長も務めているし、国会議員を五期務めている。副大臣や政務官も務めており、内閣を含め行政庁の動きは知っていて当然だ。
文化庁の上級省庁は、文部科学省である。 行政庁としてのトップは、文部科学大臣である。大村知事ではない。予算案は、行政庁である文化庁が提案し、議会が承認して初めて執行される。県知事と県議会も同様だ。交付決定通知の文書は、そのまま予算執行ではない。 かなり初歩的なことであり、何を言っているのかまったくわからなかった。
文化庁として予算案を提案するか否かの権限は、文部科学大臣である柴山先生の職権である。愛知県知事の職権ではない。また、文化庁の官僚が最終決定ではない。有識者会議などの手続きも必要かと思うが、今回の文化庁の事業助成は満額でスムーズに行くとは思えない。 また、最終的には国会の承認という、議決が必要である。これは立法分野の話であり、提案権は行政職である大臣にあっても、最終決定は国会という議会承認が必要だ。衆参両院で与党を占める自由民主党は、党の部会で厳しく本件を追及している。私は、ゼロでいいと思っているが、確実に減額処置はなされるだろう。なされるべきだ。
大村知事は、中止にする理由を安全上の理由などにすり替えていた。実際、テロ予告に相当するようなFAXがあったそうだが、被害届は出していないともコメントしていた。ガソリンの携行缶に言及した内容だったそうで、テロ予告と受け取ったという回答だった。ただし、ニュアンスとしては具体的に示されていたとは考えられず、刑法犯として罪を構成するか否かはわからない。
(私は爆破予告を具体的に受け、被害届を出し、犯人が逮捕され、司法の場でシロクロつけて、かつ議会で取り上げ、議会だよりを用いて市民に報告した。議会に対しては内容証明郵便をもって主張した。)
知事は、会見において「慰安婦像の展示」についての責任は明言しなかった。また、慰安婦像以外の、昭和天皇の御真影を焼く映像についても、日の丸・星条旗を汚損するかのようなドーム状の構造物についても言及はせず、ノーコメントを貫いた。ロジックとしては、芸術や表現については、中身にコミットすべきではないという論法だった。 だが、予算はどうしても欲しい雰囲気で、自分たちは単なる被害者だと言わんばかりの主張を繰り返した。記者らは、ある意味ではグルみたいな論調の社が多いため、そのまま会見は続いた。
このあたりは私なりの分析だが、文化庁の助成がストップすると「足りない分を、県が支出せねばならない」のだろう。そうなると、この状態では県議会がスムーズに通るか自信がなく、県費の増額を嫌ったのではないか?と感じた。愛知県が8億超、名古屋市が2億超の事業であり、文化庁の7800万円は総額からすれば比率は低い。 だが、増額を議会に諮るのは面倒だ。知事も了解のうえで好き勝手にやらせて、国から助成を受けられなかったため、増額してくれと議会に行っても素直にうんとは言うまい。まぁ、単に面倒くさいというだけではないかな。
他、思うことは、文化庁が協賛から離れた場合のダメージだ。3年ごとに開催している芸術祭だが、今回、離れられると3年後の開催にも打撃がある。また、企業協賛も錚々たるメンバーだが、看板として文化庁が使えなくなると、企業協賛も得られにくくなる。金もだが、看板も大事ということだろう。 ただ、交付決定を「紙でもらってる」だとか「額も記載されていた」と、二元代表制で生きる者からすると上から目線というか上滑りしたロジックで必死に強弁する姿はあさましかった。
ならば、慰安婦像をはじめ、昭和天皇の御真影を焼く映像や国旗を侮辱するような展示物について、知事として会見でしっかり言及し謝罪すべきだったように思う。それは認めず、金はくれ、看板も使っていきたい、紙でもらったもんは、ぶっちゃけくそダサいと思った。
そのため、私のターゲットは、文化庁の助成、この部分を目標とし続けることに変更はない。
津田氏の会見について。 正直、ちょっと見直した部分もある。なかなか男らしい部分もあった。思想は相いれないが、わかっている部分はわかっていると思った。 例えば「中止ではなく休止扱いとし、事態の収束後に、再度展示する」などの方法はなかったのか?という趣旨の質問に対し、実行委員会にはそういう思いもあったことを認めた上で、電凸を始めとした抗議活動を沈静化させるためには、「すぱっと中止」するしかない旨、明言。これはネット対策としては正しい対応で、判断としては正しい。 展示物の作者ら、全員からは(撤去の)了承は得られていないことを述べ、私の責任だと芸術監督としての責任で自分が背負うことを述べた。この点も、私には高評価だった。
公共でやるため、企業協賛らへの電凸などが苦しかったことも言及。実行委員会側の応対人数も増加させたが手がまわらず、美術館などにも電話が波及していったことを、苦しそうに述べていた。この部分は、本心だと思う。
記者からは、韓国とベトナムに関する像の話もあった。ライダイハンの像であると推察する。津田氏は、ここにも正面からコメントしており、実行委員会で検討はしたし、天秤を釣りあわせる意味で自分も考えた趣旨のことを正直に述べ、テーマが日本で展示し撤去されたもの、もしくは許可が下りなかったものを対象にしていることを理由に回答した。 ライダイハンの像を設置について、片一方ではなく設置すればよかったのかなみたいな発言もあり、そうしなかったことの全ての責任は自分にある旨、発言し謝罪していた。 (大村知事がひどすぎて、誉めたくもないのだが、津田氏の会見がよく見えてしまったのだろう。)
文化庁の予算の話に戻る。 これは、不採択扱いに変えるなどし、ゼロ回答にすべきだ。少なくとも減額は間違いないだろう。 そうしていく。私は、そう動く。
津田氏は、大村知事ほどにはここは言及していない。官房長官の発言を圧力とか検閲と感じたか?みたいな質問に対し、かなり気を使った回答をしており、そういう意味では文化庁の助成金を重視している空気はあったが、大村知事ほどこだわってはいないように感じた。知事に比較すれば、男らしさを感じた。
だが、予算については気が気ではないのが実情だろう。 今回の芸術祭は、多額の税金が投じられているのみならず、企業協賛も相当にある。何を作るにも予算は必要だが、”芸術家”には対価が払われるようだ。少なくともハフポストの記事では、その趣旨の回答を津田監督はしている。
これらの実行委員会の、反日展示物みたいな製作者にも「対価は払われる」と見るべきだろう。ようは慰安婦像の作者や、昭和天皇の御真影を焼く映像の作者、日の丸・星条旗を汚損するかのような作品の作者にも、だ。 ここは津田氏の友人らで構成されているようで、会見でも素直に応えていたのだけれど、「総額が削られた」場合には、まずしわ寄せが来るのは津田氏の友人たちだろう。
ようは、文化庁の予算が減額されると、県費を簡単には増額できないので、どこかを削らねばならない、と。反日展示物というべき作品の、作者の取り分が大きく減る。 というか、大村知事は名古屋市長のことをかなり悪しざまに述べていたが、名古屋市は素直に金を出すのだろうか。すでに予算は通っていると思うし議決は得られているとは思うが、9月議会で(名古屋市議会でも)ひと悶着ある可能性はあるし、名古屋市長はかなり面白くない思いもしたと思う。
となると、総予算が不足する可能性は高いわけで、 文化庁とビヨンド2020が逃げて、企業協賛が逃げ出すと、いよいよ足りない。 活動家みたいな方が混じっていたとして、行政から金を引っ張ることが難しくなる。
ゆえに、文化庁の予算には、かなりピリピリしているのだろうと私は感じました。 リード文としては長くなってしまいましたが、会見の様子や今日あったことを述べていきます。かつ、抗議先や私たちの効果的な動きを述べます。
本稿は、実際の記者会見の様子や私が政治家として実際に動いたことを述べていくものです。先に述べておきますが、メディアの配信記事をベースに論じているネット保守論壇の意見とは、かなり違うと思います。 で、リアルに即したものであろうと思っています。
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(OGP画像)
最後まで撃ち抜け
担当する職員は、かなり疲弊していることは事実だろう。記者会見でも言及していた。 私は、非常にドライであるので、敢えて第一目標に実行委員会事務局を掲示する。
および愛知県の本庁舎に。 ここは休日だろうから、ほぼ窓口は機能していないだろう。だが、第二目標として掲載を続ける。
人数こそ少ないが、県クラスであれば休日対応もしているはずだ。 (してなかったらごめん。)
抗議方法の雰囲気も少し変えていこう。
弱点は、明示された。 確かに展示物の撤去も実施された。
「日本人なら」という声とか、美徳がどうとかいう話はあるだろう。 だが、それはダメだ。
私が政治家として得た経験と、ある意味では現場指揮官として感じる空気。 ここで、しっかりと振り抜いておくことは重要。
冒頭で津田氏のことを誉めすぎたが、もう一回、誉めておく。 彼がネットを含め、今後も指揮をとることがあるとして、(実際あるだろうが)、彼のためにもなる。
こういうことをしたら、どうなるか。 それは痛感したように思う。
で、どこまで続くのか、というのを脳裏に刻み込んでおかせたほうが、彼のためにもなる。 そして、私たちのためにもなる。
日本人が本気で怒っており、中止しても「いったん、展示したこと」には怒りが静まらないと。
こりゃ国内での展示は無理だな、と。 公共でやるのは無理だ、と。 きっちり思い知らせてやったほうがいい。
恨みとは言わないが、私だってヘイト認定を受けて、総攻撃にあったことがある。 少しでも弱みを見せれば、徹底的にやられてきた。
「あぁ、反撃はされるし、きっちり白旗をあげないと駄目だ」と。
そのためには、弱点を徹底的につくよりない。
抗議の論法
愛知県知事の会見について攻めるべきだ。
津田氏への個人攻撃は控えたほうがいい。
好きにしてくれとは思うが、恰好が悪い。 「あぁ、津田が嫌いだから抗議の電話ね」と扱われると、効果が半減する。
ま、ちょっと可哀想だなって思ったことは私も正直に書いておく。
攻撃対象は、公人であるべきだ。
大村知事は、県の行政トップである。 すでに半壊した津田氏を責める必要はあんまり、ない。 事務局への攻撃が継続すれば、どちらにせよ津田氏へのダメージなる。 (現場の責任者として、疲弊していく電話対応のスタッフを目の前にしているそうだ。)
抗議方法案
愛知県知事の記者会見がひどかった。 テロ予告などは許されないが、抗議が殺到した理由について正面から受け止めたものではない。
文化庁など、国費の投入は絶対に反対である。 我が国の方針に明確に反しており、このシビアな状況で慰安婦像を国内で量産させる危険性すらあった。
その件については一切釈明や謝罪がない。 自分たちは完全なる被害者のように振る舞っており、怒りを感じた日本人が納得できるようなものではなかった。
展示物に対しての抗議が殺到したにも関わらず、その点は明言を避けるなど逃げまくっている。その上で、国費だけはくださいみたいな、あさましい会見であった。
撤去したからいいではなく、芸術祭をこれからも継続していくならば、行政トップとして、原因を明示し、責任を明かし、きっちりと謝罪すべきだ。
みたいな内容でお願いします。
あくまで一案です。
あまり難しいことを言う必要はなく、「撤去したとは言え、あの展示物には傷つきました」ぐらいの短い電話でも結構です。
話せる人は、がっつりやってもOKですが、最終的には抗議の数がいくらとかいうカウントになります。
抗議先
担当する職員は、かなり疲弊していることは事実だろう。 敢えて第一目標に実行委員会事務局を掲示する。
および愛知県の本庁舎に。 ここは休日だろうから、ほぼ窓口は機能していないだろう。だが、第二目標として掲載を続ける。
人数こそ少ないが、県クラスであれば休日対応もしているはずだ。 (してなかったらごめん。)
あいちトリエンナーレ実行委員会事務局
(愛知県県民文化局部文化部文化芸術課トリエンナーレ推進室内)
住所:〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター内
TEL:052-971-6111(代表)
FAX:052-971-6115
(愛知県) 代表電話:052-961-2111 知事室 :052-954-6000 県議会事務局:052-954-6730
知事室(執行部)には、「何を考えているんだ!」という抗議を行って頂きたい。被害者は日本国民であるという観点で言えば、愛知県民以外であっても良いと思う。 また、議会には「是非、議会で知事部局を質して頂きたい」という依頼の形でお願いします。 ※ 議会は予算を審査する立場のため、双方へのアプローチは微妙に異なる。
(名古屋市) 代表電話:052-961-1111 市議会総務課(庶務係)052-972-2083
※ 名古屋市は、愛知県知事から攻撃を受けるような発言を受けているため、「愛知県知事の発言ってないですよね」「でも、名古屋市も予算だしてますし、それは抗議します」ぐらいで大丈夫。 「減額ってできないんですかね?」ぐらいは言ってもいいかも。
県と違い、休日対応の職員数には限りがあると思うので、できるだけソフトに。名古屋市は攻撃しないように。 月曜日でもいいと思う。
企業は、かなりのクラスの会社もあるため、コールセンターは開いてると思う。 月曜日も継続していこう。ここは、効いていることがわかっている。
助成 ・文化庁 ・一般財団法人 地域創造 ・損保ジャパン日本興亜 ・野村財団 ・一般財団法人 東海テレビ国際基金 ・cooperacion espanola(スペイン国際開発協力機関) 政府機関 ・公益社団法人朝日新聞文化財団 ・芸術・文化による社会創造ファンド ・beyondo2020
協賛の一部を紹介、イオン、シチズン、愛知県医師会、麻生グループ、名古屋競馬、VOLVOに愛知県宅建協会、三菱UFJ銀行、TOYOTAまである。
株式会社豊田自動織機、株式会社百五銀行、愛知県農業土木研究会、NDS株式会社、株式会社LIXIL 中部支社、愛知県私学協会、一般社団法人愛知ビルメンテナンス協会、株式会社コングレ、トヨタ紡織株式会社、公益社団法人愛知建築士会、豊田通商株式会社、日本製鉄株式会社 名古屋製鉄所、東海東京証券株式会社、名港海運株式会社、愛知県農業土木測量設計技術研究会、名古屋商工会議所、株式会社クレディセゾン 東海支社、東和不動産株式会社、ホーユー株式会社、株式会社NHKプラネット中部、名古屋ファッション専門学校、阪和興業株式会社、カフェ コンセッション、興和株式會社、トーテックアメニティ株式会社、アイシン精機株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、愛知県行政書士会、愛知県舗装技術研究会、伊勢湾海運株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社デンソー、豊島株式会社、豊田合成株式会社、日本たばこ産業株式会社 東海支社、三井住友海上火災保険株式会社、学校法人愛知医科大学、愛知県美術館友の会、朝日電気工業株式会社、天野エンザイム株式会社、一般財団法人荒井財団、OKB大垣共立銀行(多すぎるの後略、詳細リンク先)
協賛意外にも、協力という項目があり多数の企業が名を連ねる。 また、会場提供にも多数の企業が掲載されている。
あいちトリエンナーレ2019  122 tweets 3 users協賛・協力https://aichitriennale.jp/sponsor/index.htmlあいちトリエンナーレ2019開催にあたり、ご協力をいただいた皆様を紹介します。
これは、ほとんど掃討戦に近い。
そして、それは重要なことだ。
実績に利用される危険性
公共で展示されたことは、事実だ。
今後、「実績」として悪用されていくだろう。
すでにハンギョレ、朝鮮日報、中央日報が紙面化しており、 謎の阿吽の呼吸を見せている。
記事はすでに在り、使われ続けていくだろう。 ここは確実視されている。だからこそ、私たちは続ける必要がある。
今日の記者会見で、確認する旨表明しました。 https://twitter.com/kotsubo48/status/1157018089780740096 …
慰安婦像が税を投じて芸術祭(愛知)で展示されています。ハンギョレ・KBSが既に報じています。   文化庁の助成事業のようですが、調査をお願いします。事業は、あいちトリアンナーレです。https://samurai20.jp/2019/08/oomura/
もうすっかり利用されています。 きっちりと確認をお願いします。 ハンギョレ新聞http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34007.html … 朝鮮日報http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019080280008 … 中央日報https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=256111&servcode=400&sectcode=400 …
「少女像がさびしそうに見えます」子供が手を握ってくれた
[現場]日本最大の国際芸術祭、少女像が初展示 数百人の市民訪れ…「実際に少女の姿が見える」
52人がこの話題について話しています
日本国内に量産金型が存在していることも明らかになっている。 いまもあるかはわからないが、今回の慰安婦像は日本国内での生産だ。
量産できる可能性は残っており、日本中に慰安婦像が展示されまくる危険性は、まだ除去されていない。 むしろ会見において顕在化した。
和田先生の考えは、もっともだと思います。
津田大介氏は「表現の不自由展その後」について確信的に「公立の部門」で開催したと述べた。国の助成事業で、ある主張の展示を利用しようともくろめば「日本が国として認めた」と利用される可能性が。国民は、展示が過去どういう主張に使われてきたのかを考え声を挙げたのではhttps://ameblo.jp/wada-masamune/entry-12501155839.html …
和田政宗:国の助成事業を利用しようもくろめば、「国として認めた」と利用される可能性が
「あいちトリエンナーレ問題」。 津田大介氏は中止した「表現の不自由展・その後」について、確信的に「公立の美術館や行政の文化事業」で開催したと述べた。 国の助成…
5,416人がこの話題について話しています
ちなみに、 大村知事や津田氏は、和田先生を直接的に攻撃することはない。
いま彼らが怖いのは、文化庁の助成金のカットだろう。 官房長官が言及したことには、かなりビビっている(特に大村知事)様子で、会見でも気を使った回答をしていた。
和田先生は、菅官房長官の側近であり、参院選では地元に何度も官房長官が入っている。
ここで和田を撃てば、どうなるかは彼らはわかっているはずだ。 だからこそ、ここは「和田押し」で行こう。
政治家というのは、こういうときに弾よけというか、盾にして進めるための存在でもある。 みんな選挙で力を貸しているわけだから、是非とも利用させてもらいましょう、それは悪いことではない。
和田先生に、少々、被弾しても構わない。 むしろ和田を撃てば、「上が動きやすい」ぐらいに思っていいと思う。 (こんなこと書いたら怒られるかもしれないが。)
じゃんけんぽんで、相手が確実にチョキを出しているときに、 手札にぐーがあるなら、全力でグーのカードを切るのは普通のこと。
和田先生の露出をあげ、RTなどで拡散していこう。
どちらにせよ、和田先生は徹底的に言及して行く。 そもそもCBCテレビが選挙期間にやらかしてるわけで、むしろ躊躇う理由がどこにもない。
斬り込むと思うので、タイミングをあわせて援護射撃を。 (このあたりは、特にアクセス数の大きなまとめサイトやTwitterのインフルエンサーなど。)
文化庁の事業を停止するロジック
ここは大村知事の会見を聴いたうえで策定したロジック。
色んな先生がいると思うので、私のは私の案として。
交付決定がされていること自体は事実であり、通常であれば減額が限界だと思う。 理由は、トリエンナーレはこの実行委員会にも各種の団体が入っており、このような展示物だけではないからだ。例の一派だけの分だけ、減額。 これが普通の考え方。
その上で、ゼロにする方法。
虚偽申請みたいな論法とか、信義則みたいな話はやれる。 大村知事が実行委員会が掲げるテーマであるとか、展示物について把握したのは四月の半ば。決定通知はその後であった趣旨のことを会見で述べていた。
ここは会見をしっかり文字起こしして調査して欲しいけれど、時系列の話。
文化庁が決定をし、書面で採択を伝えた際、大村知事は「把握していた」のだ。 文化庁がこれを把握していたか否かだけれども、把握してなかったと思う。ここは調査が必要だけれど。
その意味では、愛知県が「国をあざむいた」という主張は成立する。 助成の申請をする上で、不誠実だという論法で、事業採択したことが誤まっていたというやり方なら「ゼロ回答」に持って行くことはできると思う。
このやり方は、文化庁の官僚の面子も守るロジック。 ある程度は素直に応じるのではないか。
県知事の、そして県行政の、管理能力の欠如。 芸術監督自身が「炎上する可能性」を想定し、知事も了解したうえで進めていた。
結果として文化庁にもダメージを与えている。 把握しつつも報告せず、文化庁の面子まで潰そうとしたわけだ。
この論法ならば、ゼロ回答を求めることは不可能ではない。
まぁ、それでもいくらかは支給されるだろう。 採択の通知を出しておいて、完全にゼロは正直むつかしい。 だが、ゼロを求めていかねば、減額もできない。
彼らは、自分たちが被害者みたいなことを言っているが、 文化庁こそ被害者みたいなもので、県知事も芸術監督も好き勝手にやって、 危ないかもな?と思いつつ踏み込んで、見事にドボンしたわけだけど、 巻き込まれた文化庁のほうが被害者だ。
だから、文化庁には「大変でしたね、貴方も被害者ですね」「ところで、嘘つきにはお金あげんでいいと思いますよ?」「国民として、あんな展示物について私の税金を使われたくありません」ぐらいは言っていい。
(文化庁) 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表) 03-5253-4111 御意見・お問合わせ
休日はつながらない可能性も高いですが、メールだけでも送ってもらえると、強力な援護射撃になります。
ぼそっと書きますが、協賛、消してくれんかな、と。 その場合は、3年後のトリエンナーレにも影響でてくるし、今後の企業協賛に影響でてくるんですよね。
ぶっちゃけ、バタバタで中止したのって、文化庁の顔色だけじゃないだろうなって。
星条旗の件で外務省とか大使館が面倒なことになって、文化庁も身動きできないような状況になりつつあったとか、そういう話もあったんじゃないかなって。 あくまで推論ですけど。
愛知県の衆議院議員(7区)の鈴木淳司議員の投稿。
下記の二点は注目すべき点だと思います。
>①現状について  本日(8月2日)、文化庁は主催者側と会う予定だったが、急遽キャンセルとなった。今後は未定。したがって、事実関係や今後の対応について確認は取れていない。
> ③今後について 申請の時点で、この展示については申請内容に含まれていなかった。そのため、再度第3者委員会を開き、有識者のご意見を聞いた上で、文化庁として判断したい。
文化庁が実行委員会に「会いたい」というか、会う予定だったらしいんですよね。 それをキャンセルになって、そして中止。
ここで会ってしまうと、どういうことを言われるかわからないし、ある意味では恐れをなして「さっさと中止」にしたという経緯ですよね。
で、知事の記者会見。
ならば、文化庁の助成を吹っ飛ばすロジックで可能だと思います。
このあたりは調査が必要でしょうけれど、それは私の仕事ではなくて、 国会議員と官僚の仕事だと思います。
私がすることは、読者に「さて、国民の声を挙げていきましょう」と呼びかけること。 ゼロにする動きを国会議員がとれるように、環境整備を行っていくことだと思ってます。
時代の変化
少し取り留めもないBlogになってしまったので、最後ぐらいは良い話を。
文部科学大臣が公式アカウントで、公開で返信をくれました。 びっくりしました。
言ってみるもんだな、と思ったのは秘密。
今日の記者会見で、確認する旨表明しました。 https://twitter.com/kotsubo48/status/1157018089780740096 …
慰安婦像が税を投じて芸術祭(愛知)で展示されています。ハンギョレ・KBSが既に報じています。   文化庁の助成事業のようですが、調査をお願いします。事業は、あいちトリアンナーレです。https://samurai20.jp/2019/08/oomura/
415人がこの話題について話しています
時代の変化を感じます。
私も、御礼はTwitterで書きました。
柴山大臣、ありがとうございます。 よろしくお願いいたします。 柴山先生に請願の紹介議員になって頂いたことがあります。かなり昔のことですが、署名提出時にお会いさせて頂きました。 大臣就任の際、本当に嬉しく思いました。 (私はその後、市議になりました。)http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1772538.htm … https://twitter.com/shiba_masa/status/1157157134313775107 …
今日の記者会見で、確認する旨表明しました。 https://twitter.com/kotsubo48/status/1157018089780740096 …
37人がこの話題について話しています
柴山大臣、ありがとうございます。 よろしくお願いいたします。 柴山先生に請願の紹介議員になって頂いたことがあります。かなり昔のことですが、署名提出時にお会いさせて頂きました。 大臣就任の際、本当に嬉しく思いました。 (私はその後、市議になりました。)http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1772538.htm … https://twitter.com/shiba_masa/status/1157157134313775107 …
今日の記者会見で、確認する旨表明しました。 https://twitter.com/kotsubo48/status/1157018089780740096 …
他にもいくつか紹介議員になって頂いたと記憶しております。 当時(民主党政権下)、これしか戦う術はないと信じ、かなりの数の請願を作りました。http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1770207.htm … 最初は、誰も紹介議員になってくれませんでした。柴山先生には、本当に助けて頂きました。ありがとうございます。
24人がこの話題について話しています
tweetでも触れていますが、かつて紹介議員になって頂いたことがあります。 当時は自民は野党で、民主党と戦っていた時代のことです。
国会法に基づく請願というものがあり、直筆署名には限定されますが、実際に下記のように公式に扱われる手法があります。 ロビー活動としては、国民が取り得る最強の手法だと思っています。
(陳情と違い、公式に保存されます。ただし、現職国会議員が紹介議員になる必要があり、事務所との調整作業など事前準備がかなり大変。)
請願名「国旗・国歌法の改正を求めることに関する請願」(衆議院)
請願名「尖閣諸島・沖縄への自衛隊配備と日米同盟強化を求めることに関する請願」
色んな請願を書きました。 えっと、上記の請願は、私が作ったものです。
かなり大変な準備なのですが、単年度に限っていえば日本会議を超えた年もあって。思えばネットのロビー活動とか署名運動のはしりだったな、と。
当時はまだ市議でもなくて。 上京費用とかめっちゃ苦労してて、バイトとかして貯めたお金で行ってた。
最初は紹介議員もなかなかつかなくて。 柴山先生は、かなり初期のころに、ぶっちゃけ何の面識もなかったのにあっさりOKくれた事務所だったと思います。
お会いしたのは一度だけだと思う。 たぶん柴山先生は覚えてないでしょう。
気づけば、柴山先生は大臣になっていた。 ニュースを見たとき、嬉しかったけど、それ以上に驚いた。
当時、紹介議員になってくれた先生なんて、あの頃は若手として扱われていて、中堅とは言えないカテゴリで、党内でもペーペー扱いされてた気がする。 私なんて、市議選に敗れて浪人中、ただの政治少年みたいな存在だった。
熱いハートだけが武器で、野党だった自民は総議席数が70とか80ぐらいじゃなかったかな。30とか40事務所を飛び回るって、ほぼ半数と付き合うみたいな話で。 正直、事務負荷も含めしんどかった。あんまり寝てなかった。いまも、か。
ただ、今でもお付き合いがずっと続いている先生もいる。結構な数、いる。 (Blogにはあんまり書いてない。情報源とかでもあるし、実際に動かすときにさくっとやれるよう、人脈を見せてないほうがスムーズだから。)
みんな、よく付き合ってくれたなぁって。最初の出会いは、基本的に全員、飛び込み営業みたいなやり方だった。(野党自民だからできたことだと思う。)
派閥も基本的には関係なくて、風通しもよかったなぁ、とか。 時代の変化みたいなのは、ここにも感じる。
尖閣の請願とか、いま見ると紹介議員のメンバー凄いなぁ、と。参議院も同じく紹介議員がいるわけで、衆議員だけでこのメンバーか。いまは軽々に声もかけれないや。 (かけるけど。)
どれぐらい昔のことかと言えば、第177回国会は、2011年1月24日に召集された通常国会。会期は8月31日までの220日間。 まだ10年はたっていませんが、思えば昔のことになってますね。
当時、ともに請願を書いた仲間は、TPPのやつは三橋さんと連名だったり。 押し紙のやつは、渡辺哲也さんが共闘してくれたり。あとは、NHKのスクランブル化の請願を作ったのも���だったりします。 いまのロジックの基本政策みたいの、色んなのを作りました。
消防団の福利厚生と防災とか、子供手当の問題を指摘したやつ。あと何を作ったっけ。。。
当時のメンバーも、思えば重鎮みたくなってて、 一部は市議になってたり、一緒にやった仲間が秘書になってたり、 議員会館をウロウロしてると、「あの時、署名したんですよ!」って言われたり。
直筆・郵送というのは、当時はハードルも高かった。 数も集まらなくて、苦労もあった。 いまも活動を継続している同志は、いまや中堅もしくは古参。
同志の市議たちが、ネットを駆使しはじめた今、 「そら、強いわ」と言われているのは、実はここで。 ネットを経由してのリアルの付き合いが、多分、日本で一番古い。
今回も、まるで「見てきたような」というぐらい、 謎の的中率を誇っているような気がするし、読者も感じているだろうけれども、 もしかしたら、愛知県の県職員とか名古屋市職員に私の読者がいたり、かつて署名に協力してくれて人間関係あったりで、事実上の内部リークが続いているなら、「当たるほうが当たり前」かもしれません。
見てきたようなというか、目が凄まじい数あるのかも、です。 ほら、大村知事、津田さん、私は貴方の後ろにいるかもしれませんよ。 というのはジョークですけどね。
もしかしたら津田さんやその周囲の人も見るかも知れないから、ジョーク以外も書いておきます。 この部分、文化庁の助成とか公共とか行政の部分は、私の領域です。 イデオロギー的な論争とか、いわゆる言い合いみたいなやつとか、もしくは政治活動とは違うんですよね。だから貴方たちのフィールドに降りていくこともしない。ここで戦う。
三権分立のうち、行政と立法、 ここにはここのルールがあり、その縛られた世界で私たちは生きてる。 この分野では、この分野のルールがあるんだ。
どんなにロジックをすり替えても意味はない。 私は芸術はわからないし、その分野では貴方には叶わないだろう。けれども、この分野の内部手続きであったり、動き方、指揮の仕方では負ける気はまったくしない。 どうこう言っても仕方ないんだ。炎上させたり、メディアが叩いたり、かつてはそれで倒せたかも知れないが、時間をかけて私たちも経験を蓄積してきた。
端的に言っておきますが、どうにもならんよ。 津田さんは、かなり知事に敬意を払っているようですが、このままでは知事も焼け落ちる。 事務局メンバーの疲弊だけでは済まない、ということは述べておきたい。
それが公共を巻き込むといことの重みで、軽々にここに来られても困るというのは、今��らまだ思い知ることになるだろう。 私たちにも公人としてのプライドがある。
覚えておいて欲しい。 政治は、怖いよ。そして、少なくとも俺は怖いタイプの政治家だと思う。 ジャーナリストとして、外部から撃つことに慣れ切っていて、どこかで政治家なんて怖くないって思ってたんじゃないかな。
正面から政治そのものと戦ったことはなかったと思う。 安全地帯から撃つのと、真正面から斬り合うことは、違うんだ。痛みを伴う。
今回、こちらの陣営が押してる。 戦局全体を見渡せば、いまの推移は悪くない。
ふと昔のことを思い出した。 苦しい戦いばかりだった、厳しい戦線ばかりだった、 理解なんてされなかった。
淡々と事務方として戦う戦場、孤独と一緒、 いまみたいにチヤホヤ(?)されることもなくて、保守=変なやつという括り。 リアルで顔出しでやってる人間なんて極一部で、実名型のネットロビイストだともしかしたら最古参かもしれない。
ネット保守の組織化を訴え、ロビイストとの重要性を説いた。 時代は行動する保守の全盛期で、見た目に綺麗な活動を主としてたら、腰抜け扱いされて味方に撃たれたり。
柴山大臣から返信をもらって、請願のことを思い出した。 時代の変化を感じる。
いま、保守派はある程度の組織化ができてきた。 私にも後輩市議ができており、各地に中核となる政治家が誕生してきた。 統制射撃みたいなこともできるようになり、足並みを揃えた動きもできるようになった。
最初は、一人だった。
あと少しだ。
きっちり、最後まで行こう。
まだ戦術的勝利に過ぎず、戦略的勝利には至っていない。
ここでしっかりと撃っておく。
共に、皆で、一歩を踏み出していこう。
盾には、私たちがなる。続け!
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