#酒さ様皮膚炎
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Legends and myths about trees
Celtic beliefs in trees (9)
B for Beth (Birch) - December 24th - January 20th
“Lady of the Forest - First month of the Celtic tree calendar”
Colour: white, Star: Venus, Gem: crystal, Gender: female, Element: air & water, Symbols: initiation, purity + cleanliness, love + friendship, birth + rite of passage
The fast-growing birch, as a nurturing tree, provides a shield for slower-growing trees, so oaks and pines follow the birch in putting down roots in the earth. The leaves are small and cast a wispy shadow on the ground, allowing other plants to grow in the shade they create, which in turn attracts a wide variety of insects, birds and other creatures to the forest. It is ironic that the weaker trees, sheltered by the birch and increasing in number, overtake the nurturing trees and grow, driving the birch to death. The birch has connotations of openings to new horizons and overcoming difficulties. It was believed that the birch, which provides strength and protection in times of adversity, would nurture new life and its forests would repel evil.
The barked logs were burnt ceaselessly as yule logs to be lit in the fireplace on Christmas Eve during the rituals of the time.
In Celtic shamanism, this birch is considered a cosmic tree, and the druids would climb the trunk of the white birch to different heavens and visualised in their minds to interact with the spirit world.
At the base of the birch is the hallucinogenic and highly toxic Amanita muscaria, commonly known as the fly agaric. Celtic shamans believed in the fly agaric mushrooms, in Indian mythology in soma drinks, or the ancient Etruscans believed it to bring immortality and was a holy mushroom. They used to trip to the underworld with its help.
Birch birch has a variety of medicinal properties, especially for rheumatism and arthritis. It cleanses the body and is effective against skin diseases, and the ancient Celts saw the white bark of birch as a sign of its cleansing powers.
木にまつわる伝説・神話
ケルト人の樹木の信仰 (9)
B は Beth (シラカバ) - 12月24日~1月20日
『森の淑女〜ケルトの木の暦の第1月』
色: 白、星: 金星、宝石: 水晶、性: 女性、要素: 空気 & 水、シンボル: 発端、純粋さ+清潔、愛+友情、誕生+通過儀礼
生長の早いシラカバは、養いの木として、生長の遅い木の楯となってくれるので、オークやマツはシラカバの後を追うように大地に根を下ろす。葉は小さく、大地にうっすら影を落とすので、そうしてできた日陰のもとで他の植物がすくすく成長し、結果として、多種多様���昆虫や鳥や、さまざまな生き物を森へ誘うことになる。シラカバに庇護されてどんどん数を増やした弱い木が、養いの木を追い越して生長し、シラカバを死に追いやってしまうのは皮肉としか言いようがない。シラカバには新しい地平を切り開く、難局を乗り切るという含みがある。逆境にあって力を与え、楯ともなって身を守ってくれる���ラカバは新たな生命を育み、その森は邪悪なものを撃退すると信じられていた。
樹皮を剥がした丸太は、クリスマス・イヴに暖炉にくべるユール・ログとして当時のころの儀式が続くあいだ、絶えることなく燃やされた。
ケルトのシャーマニズムでは、このシラカバが宇宙樹とされていて、ドルイドは、白いシラカバの幹を登り、違う天界へ行き、霊界と交流することを心に描いた。
シラカバの根元には幻覚作用があり猛毒のベニシダダケ (アマニタ・ムスカリア)が生えている。ケルトのシャーマンたちはベニシダダケを、インド神話ではソーマ酒を、あるいは古代エトルリア人は不死をもたらすと考え、聖なるキノコと信じていた。彼らはその助けを借りて冥界へとトリップしていた。
シラカバにはさまざまな薬効があり、特にリューマチや関節炎に効果を発揮する。身体を清め、皮膚病にも有効で、古代ケルト人は、シラカバの白い樹皮を浄化する為力の表れと見ていた。
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実は間違い!やってはいけない「おばあちゃんの知恵袋」時代の変化と根拠のない過去の常識 - ライブドアニュース
以下引用
民間療法は過去の常識を疑おう
「昔は今のように便利なものがすぐに手に入ったり、情報にアクセスできなかったので、身近なもので編み出した“苦肉の策”的なアイデアも多いんです。ただ、医師の立場から言えば、実際に効果があったというエビデンスのないものは、おすすめしません」 と話すのは、公衆衛生学が専門の医師、柳澤綾子先生。
「民間療法はあくまで補助的に行うべきもの。例えば、切り傷の治りが悪いぐらいならまだいいですが、菌が入って化膿(かのう)させてしまうような危険なケースもあります」(柳澤先生、以下同)
逆効果で害に!正しい治療法を知ろう
「昔はアロエがすぐに手に入ったため、『切り傷にはアロエを塗る』といった民間療法は日本だけでなく、海外でもよく知られている方法です。アロエの成分には収れん作用があるので、小さな傷であれば有効である可能性があります。 ただ、土や雑菌がアロエに付着していれば、それが傷口に入り、化膿する危険性も。その結果、傷痕が残る可能性がないとはいえません」 さらに、今も一般家庭で行われている、市販の殺菌���毒薬を使う傷治療も、医学の世界では“時代遅れ”。 「正常な細胞まで破壊してしまう危険性のほうが高いので、泥などを水で洗い流すだけというのが、現在の傷治療の常識。昔の常識が間違っているというより、研究が進んで新常識に塗り替わっているのに、広まっていないということなのでしょうね」 最近の研究では、植物や食材を皮膚に塗ると刺激になってかぶれたり、口にするとじんましんが出る「食物アレルギー」発症のリスクが上がることがわかってきた。 「例えばキュウリパックなどで食物アレルギーになった場合、その発症をきっかけとして同じウリ科のメロンなども食べられなくなってしまうことも。“おばあちゃんの知恵”的な『自然のものだから安全』という思い込みは捨てたほうがいいです」 ほかにもヨーグルトやレモン、米のとぎ汁などでも発症する可能性があるので、皮膚につけるのは避けたほうがベター。乾燥しやすかったり皮膚が弱い人は特に要注意だ。 この時期、風邪のひきはじめや体調が悪いときの言い伝えを試す人もいるのでは? 「『風邪をひいたときにネギを首に巻く』のも効果はないですね。ウイルスが引き起こす風邪に特効薬はありませんし、ましてや特定の食べ物を食べて治ることはないです」 このような民間療法は、誰かひとりに何か良い結果が出たことが、噂として広まっただけかもしれない……と柳澤先生は語る。 「実害がなければ、個人の判断で行うのは構わないでしょう。『心地がいい』『気持ちいい』というのも、私たち人間には大事な要素。ただし、イメージで妄信せず、その民間療法が安全かどうかを事前に確認すべきです」
おばあちゃんの知恵【風邪対策編】
×:ネギを首に巻く 首に巻くとネギの成分「アリシン」が鼻から入ってきて良い……というのが、この対策を“本当のように”思わせてしまう理由。 「アリシン自体は免疫活性化に役立つといわれていますが、風邪を直接、治すものではありません。そもそも、首の皮膚から経皮吸収できませんし、分子が大きいので吸い込んでも吸収されません」(柳澤先生、以下同) 免疫を高めるためには「寝ることに勝るものはありません!」 △:風邪のひきはじめには卵酒 酒に卵と砂糖を混ぜ、温めたのが「卵酒」。卵であれば常備している家庭も多く、液体なら体調が悪くてもとりやすい。 「身体に異物が入ってくると、細胞性免疫や白血球が抗体を使って戦うのですが、この抗体を作る原料がタンパク質。 卵の主成分であるタンパク質(アミノ酸)をとると免疫の原料が増えるという意味では、卵に限らず、良質なタンパク質をとるのは良いことです。ただ、お酒はいらないのでは。 私たちはお酒を消化する際、免疫に必要な栄養素を消費してしまうので、免疫力低下につながります」 △:風邪をひいたらチキンスープ 風邪のとき、欧米ではポピュラーな“おばあちゃんの知恵”が「チキンスープ」。鶏肉や玉ねぎ、セロリなどの野菜を煮込んで作る。 「諸説あるものの、米国胸部疾患学会(ACCP)の報告書では、しっかりしたエビデンスはみつかりませんでした。卵酒と同様、鶏肉はタンパク質が豊富とはいえると思いますが……」 療養食としては適しているが“治る”のは期待しないほうがいい。 △:喉のイガイガにははちみつ大根 咳が止まるといわれている「はちみつ大根」。皮をむいてカットした大根をはちみつに漬け、半日程度冷蔵庫に置いてからその大根やシロップをとるというものだ。 「はちみつには咳を止める効果があるという論文がありますが、大根には今のところ裏付けはないはず。はちみつは上気道炎で咳が出ている小児での調査でも、咳止めの薬と同程度の効果が見込まれました。 抗酸化作用や抗菌作用のある成分が多いからとされていますので、喉が痛いときには、はちみつのみを少しとってみては」 ただし1歳未満の小児に与えるのはNGだ。
昔ながらの生活の知恵
×:ひじきで貧血予防 鉄欠乏症などの貧血を防ぐ食品として日本では知られるひじき。しかし、1950年から発表されている『日本食品標準成分表』では、ひじき100gあたり55mgあった鉄分は、2020年版では6.2mg、つまり9分の1に減ってい��。 「そもそも、この鉄分は食材に含まれていたものではなく、鉄釜で調理していたから。今はステンレス鍋などを使うので含まれる鉄分が減ったのだとか。これは切り干し大根も同様」 動物性と植物性の鉄は作用が異なるので、レバーや肉、魚の赤い部分、豆類や小松菜などをバランスよく食べよう。 △:こりや痛みに「こんにゃく湿布」 昔はこんにゃくを温めて、こりや痛みのある患部に当てていたそうで、今もナチュラリストの間では実践する人も。 「現代では温めたいなら、こんにゃくである必要性はありません。湯たんぽやカイロなどで良いはず。ただ急性の炎症の場合は冷却が基本だったり、慢性期は温めるのが基本であったり、症状によって違います。 炎症の種類によって変える必要があるので、自己判断で決めず受診したほうがよいでしょうね」 △:お酒を飲む前に牛乳 お酒好きの人は飲酒前に何かをとって二日酔い予防をしたいという人も多いだろう。そのひとつが、「お酒を飲む前に牛乳を飲むと胃に膜ができてアルコールの吸収を遅らせ、酔いにくくなる」という説。しかし、効果は期待できないという。 「タンパク質は分解酵素の原料としては役には立ちますが、即効性はありません。乳脂肪は胃の動きを抑制してアルコールの吸収を遅らせるという作用はありますが、微々たるもの。酔いがまわるのがほんの少し遅くなるというだけです」 ×:塩で歯磨き 塩で歯磨きをすると浸透圧で歯茎の中の老廃物を排出しやすくなるといわれているが、「浸透圧で分子の小さな水分は外に出てきますが、老廃物は外には出てきません」と、柳澤先生は一刀両断。 「塩の結晶が大きいので、歯や歯茎を傷つける可能性しかないです。塩で歯茎のマッサージなんてもってのほか。刺激は強いので爽快感はあるのかもしれませんが……」 汚れを落とす効果もなく、塩分過多で血圧や腎臓への影響も心配だ。 △:りんごが病気を遠ざける 「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざが有名。加えて「りんごポリフェノールが豊富なので皮ごと食べるとよい」、「抗酸化物質の塊」ともいわれ、まるで“万能薬”のようにうたわれるりんご。 「ポリフェノールという意味ならぶどうや緑茶にも入っています。ポリフェノールには脳卒中や高血圧、多くの心疾患リスク要因を減らすという効果が期待できても、その作用を起こすほどの量を食べることは現実的ではありません」 さらに果糖もたっぷりあるので食べすぎると、血糖値の上昇や血中の中性脂肪の増加を招く危険性も。 ×:魚の骨が喉に刺さったらご飯を飲み込む 「ご飯の粘度で魚の骨が取れる人もいるそうですが、ますます深く刺さること���あります。たまたま取れた人がいたとしても、ほかの人も成功するとは限らず、おすすめできません」 食道は縦に裂けやすくなっているため、硬い骨を無理して取ると神経などが通る部分に炎症を起こすことがある。 「人の身体には異物を排除する機能があるので、ある程度は自分の身体に任せておいて大丈夫」 どうしても気になるときは、耳鼻咽喉科で取ってもらおう。 △:やけど・傷はアロエで治る 日本だけでなく世界中で、ケガをしたときによく使われている多肉植物のアロエ。この成分を使ったゲルを塗ることで、にきびの回復、やけどの回復が早まる可能性が研究で報告されている。 「やけどの初期対応としてアロエの葉を使う場合、冷却作用は期待できますが、今はそれより冷蔵庫の保冷剤を取り出すほうが、葉っぱを取りに行くより早いのでは?水道水で良いのでとにかく早く冷やしてください」 また、土にはさまざまな雑菌が含まれているので、アロエの葉とともに雑菌が傷に入れば感染症を起こす可能性が。人によっては皮膚がかぶれたりすることもあるので要注意。 ×:蚊に刺されたらアルカリ性の石けんで洗う 蚊の唾液が酸性なので、アルカリ性の石けんで洗うとかゆみがなくなるといわれている。 「まったく効果はありません。そもそも蚊の唾液が酸性であるという証拠がないのです。それに、皮膚の上に石けん水を塗ったからといって、皮膚内に入った蚊の有害成分に届くことはないですよ」 異物が体内に侵入するのを防ぐ役割を果たしているのが皮膚なので、特殊な医療技術を使わない限り奥まで浸透することはない。 ×:わかめで髪が黒くなる&増える 見た目が“緑の黒髪”という言葉を連想させるためか、伝説のように語り継がれているわかめの効果。 「白髪の予防になるという科学的なエビデンスはまったくなく、増毛作用の根拠もありません」 だが、海藻にはビタミンやミネラル、食物繊維といった、毛髪にも良い成分が豊富に含まれているのは事実だ。 ×:美白のためにキュウリのパック キュウリに含まれるビタミンCには美白効果、βカロテンには美肌効果などの効用は認められているものの、キュウリに含まれる量は少ない。さらにいえば肌に直接のせてパックをしても、ほとんど肌に浸透することはないという。 「キュウリをパックするというのは、そのメリットがまったくわかりません。冷たくて気持ちいい程度の意味しかないと思います。それに刺激物だと身体が認識して、かぶれてしまう心配もあり、こちらのほうが心配です」
今は効果なし!おばあちゃんの節約術
健康法だけでなく、おばあちゃんの節約術にもハイテクになった現代には使えなくなったワザが。節約に詳しい丸山晴美さんは、次の3つにダメ出しした。 ×:水道水はチ��ロチョロ少しずつ出す 昔は水道メーターの精度が悪かったため、少量ならカウントされず水道代が安くなるといわれており、洗濯機や風呂の水をためるときに実践している家もあった。しかし、今はメーターの精度が高いので、この方法では意味がない。 ×:冷蔵庫内にビニールカーテン 冷蔵庫の開閉時に冷気が逃げないようカーテンをつける人が続出。しかし、電気代の節約効果はいまいち不明……。それよりは食材を詰め込みすぎないこと、無駄な開閉はしないことを心がけてみては。 ×:コンセントはこまめに抜く 何でもかんでも電源プラグからコンセントを抜いていたが、家電の進歩により今は待機電力がほぼかからない。10年以上前の保温式の電気ポット、旧式のガス給湯器についてはプラグを抜くか、主電源を切って。
教えてくれたのは……柳澤綾子先生●医師、医学博士。東京大学医学系研究科公衆衛生学客員研究員、国立国際医療研究センター元特任研究員。集中治療・麻酔科専門医指導医。年間500本以上の論文を読破し、著作本『身体を壊す健康法』(Gakken)では、世界中から集めた情報をわかりやすく解説。
(取材・文/オフィス三銃士)
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未来に繋がるニュースのご紹介-2024/07/05
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未来に繋がるニュースのご紹介-2024/07/05
皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。 本ブログでは、未来のトレンドを予測する上で役立つニュースをご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、「私が未来に繋がる!面白い!」と感じるニュース記事を10本程度ピックアップし、簡単に解説します。解説は、どんなトレンドが予想できるか?それに対し我々はどう対応すべきかを中心に私の意見としてご紹介します。それでは、本題に入りましょう。
遺伝子組み換え困難な細菌を改変、バイオものづくり期待 長浜バイオ大など
遺伝子組み換え困難な細菌を改変、バイオものづくり期待 長浜バイオ大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
遺伝子組み換えが難しい細菌を、組み換えやすく改変することに成功した、と長浜バイオ大学と名古屋大学の研究グループが発表した。組み換えを困難にするハードルが、細菌が外来のDNAから身を守る防御機構にあ
scienceportal.jst.go.jp
この記事から、バイオリアクターを用いた工業製品の生産のトレンドが予測できます。エレクトロポレーション法(電気刺激で細菌の細胞壁に一時的に穴をあけてそこに外来遺伝子を組み込む手法)において、遺伝子取り込み効率が5.7万倍に向上したという内容です。また、個人的に画期的だと思うのは、有害な有機溶媒であるトルエンを分解可能な細菌を基盤微生物として採用できる点です。従来の基盤備瀬物である大腸菌は、水溶液内でしか生息できないため、原理上生産できるものは、水溶性の反応系で生成できるものに限られていました。一方、この最近を使えば、従来バイオリアクターで生成できなかった水に溶けない有機溶媒性物質を生成できる可能性が広がります。したがって我々としては、?今後の事例を期待して待つと良いでしょう。
糖尿病薬で“老化細胞の除去”に成功! フレイル改善・寿命延長効果もマウス実験で確認 順天堂大
糖尿病薬で“老化細胞の除去”に成功! フレイル改善・寿命延長効果もマウス実験で確認 順天堂大 | メディカルドック
順天堂大学らの研究グループは、「マウスに糖尿病治療薬を投与したところ、加齢に伴って蓄積される老化細胞を除去する効果を発見した」と発表しました。この内容について中路医師に伺いました。
medicaldoc.jp
この記事から、アンチエイジング薬学のトレンドが予測できます。マウスに糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」を投与すると、内臓脂肪に蓄積した老化細胞が除去されるとともに内臓脂肪の炎症が改善し、糖代謝異常やインスリン抵抗性の改善がみられたとのことです。これまでにも、蓄積した老化細胞を除去する「セノリシス」が開発研究されてきましたが、その多くは抗がん剤として使用されているものが多く、副作用の懸念がありましたが、今回は副作用の少ない老化細胞除去薬として実用化が期待されます。したがって我々としては、人生100年時代に支える薬として人体での臨床結果を待つと良いでしょう。
「歯が生える薬」を開発! 人間はあと6年で歯を生やせるようになる!?日本の科学者が新薬を開発中
https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/g61091924/dentistry-20240621
www.womenshealthmag.com
この記事から、歯の治療法における技術革新のトレンドが予測できます。これまで、エナメルという保護層があるため、歯には欠損した場合の自己再生能力が欠けているとされてきました。しかし、日本人の研究チームは人間の歯を再生させる新薬の開発を進めているようです。歯の成長を阻害するUSAG-1と骨形成タンパク質(BMP:Bone Morphogenetic Proteins)の相互作用を阻害するモノクローナル抗体を発見しました。しかも、この新薬はすでに人での臨床試験がはじまっており、はやければ2030年に市販化されるようです。今のところ、動物実験では目立った副作用は確認されていないようです。したがって、歯でお悩みの皆様は、期待して続報を待つと良いでしょう。
奈良県立医科大学 “人工血液”を開発
奈良県立医科大学 “人工血液”を開発 | TBS NEWS DIG (1ページ)
奈良県立医科大学は、輸血用の血液を人工的に作ることに成功したと発表しました。奈良県立医科大学 酒井宏水 教授「海外を見渡しても、現在使えるものはまずない。人類の健康福祉に貢献できるのではないかと」奈… (1ページ)
newsdig.tbs.co.jp
この記事から、救急治療技術進展のトレンドが予測できます。交通事故などの出血で緊急の輸血が必要な場合、患者の血液型に合致する血液が足りず、救えたはずの命が救えないという悲しい現実があります。記事によると、廃棄処分される赤血球製剤から血液型無関係に輸血可能な人工血液を開発したようです。赤血球からヘモグロビンだけを取り出し脂質カプセルで包むことで、2年間保存可能です。したがって我々としては、医療技術の進展に期待すると良いでしょう。
傷治療の人工タンパク質実用化へ 三洋化成と京大、来年度中目指す
傷治療の人工タンパク質実用化へ 三洋化成と京大、来年度中目指す
化学メーカーの三洋化成工業と京都大病院は1日、皮膚に深い傷ができた患者の治療を目的に共同開発した薄いスポンジ状の人工タンパク質「シルクエラスチン」の最終治験を終え、高い安全性と有効性を確認したと発表 ...
www.47news.jp
この記事から、再生医療の最前線のトレンドが予測できます。記事によると、遺伝子組み換えによって作られた人工タンパク質シルクエラスチンを火傷などの患部にはり治療するようです。これまで、火傷の治療用に細胞シートなどが実用化されましたが、患者由来の細胞を培養するなどの手間がかかりました。今回画期的なのは、インビトロで生産した生体分子を薬剤として使用する点です。その結果、23人/25人で高い治療効果が得られたようです。したがって我々としては、続報に期待すると良いでしょう。
以上です。全体として今後、バイオものづくりという未来につながるかもしれません。皆さま、���レンドを捉えてしっかり対応していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、次回、皆さまに役立つ情報を発信してまいります。 よろしくお願いします。
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行屋虚彦 プロフィール
行屋虚彦 キャラ設定メモ
画家。 中学にはほとんど通わず、師である山雪のアトリエでいつも油絵を描いている。(油に限らずなんでも描く。カガリのドローイングの真似をしたりも) すでに画家として売れており、軌道に乗りつつある。 直人を超える早筆で多作。 自身の色覚障害を忌々しく思っており、それを才能だとは認めない。 母似の近寄りがたい面立ちをしているが、中身は普通の多感な15歳。
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作者から割り振った疾患・病名:感覚過敏、軽度の識字障害(他にも発達障害傾向がちらほら)、視覚認知に拠りすぎた脳、市販薬依存症(幼少期から偏頭痛の鎮痛剤を濫用・多量摂取していた)、900℃(アイロンの熱は200℃までらしいが)の火で焦がされた激痛を痛みのマックスと捉えている、オトガイ未発達、体質全般(行屋家の遺伝的要素でもある)。
本名:行屋虚彦(Ikiya Utsuhiko) PN:hollow あだ名:イキヤ
?小学校→?中学校→? 高校中退、もしくは高校進学せず中卒、絵の仕事で稼いで生きてる
手記本公式年齢:13,14,15歳 直人パート手記本登場時で15歳 ?年(平成?年)11月22日生まれ 蠍座 身長164〜168㎝ 体重49kg B型
家族構成: 実父:行屋疾彦 実母:耀屋七 (実娘:行屋瞳)
人間関係: ���:山雪穣、名廊直人 画家仲間:カガリ、ユーコ、花 アトリエ仲間:景一、ユーコ、繭、花 主治医:近所のにーちゃん:新屋敷佐
髪の色:黒 目の色:黒(虹彩の模様:?) 趣味:? イメージ:? モチーフ:シーラカンス、カラス、死神、妖精に拐われた人間の子(チェンジリング)、オオミズアオ、背骨・脊髄(ムカデ?)、行灯(幽霊の出ずるところ)(アンドンクラゲ→海の中で遭遇したときの死の予兆)、 誰にも傷つけられないから孤独な心
体質: ・常に過緊張・過覚醒状態。 ・弛緩できない。(薬で弛緩する) ・薄く細いが筋肉が尋常でなく強く怪力。 ・いつでもごく自然に「火事場の馬鹿力」を発揮する死の淵に立つ精神状態。怪力。 ・非常に痩せやすい。が、痩せ衰えて骨のようになっても「火事場の馬鹿力」に足る筋肉は落ちない。 ・体幹・腹筋が鋼鉄のように強い。 ・皮膚は柔らかくかつしなやか。健康状態にもよるが基本的には強い。状態がよければトキさんと同じくらいの強さになる。 ・日焼けでサンバーンを起こし、火脹れまみれになりやすい。が、放置しても火脹れを無理やり潰しても痛むだけですぐに皮が剥けて回復する。細菌感染などを起こさない。強い。 ・喉が弱く、退化している。 ・全感覚過敏。極寒でごまかしている。 ・肌を虫が這う感覚。蟻走感、コークバク、あるいはシャンビリ。 ・腑を他人からくすぐられて弄ばれ刺激される幻触覚の病。
外見: ・洗濯されすぎて色褪せた、古着の黒い細身のパーカーをよく着ている。(フードの膨らみの部分で猫背隠し&視覚が苦しいときに気休めにフードを深く被って視界を真っ暗にするため) ・両耳に黒曜石(天然ガラス)のピアス。(小学校低学年のとき、冷泉さんがくれた。「二度と他人に同じ真似を強いることのないように 情動に飲まれそうになったらこのピアスに触れて思い出せ」) ・右胸から肩にかけてアイロンでひどく焦がされた火傷の痕がくっきりとある。(本人は、人体の上にあまりにも無機質なアイロンの型取りがあるさまを、他者から見ると不気味で気持ち悪いだろうと冷静に思っており、迂闊に見せない) ・目の下にはいつもクマがある。(母親をずっと緊張して気にかけて生活していて、不眠症。) (ベッドでしっかり横になって寝るのが苦手で、よく床に���って壁に背をつけた姿勢で少しだけ仮眠をとれている) (身体から力を抜いてリラックスしたりくつろいだり弛緩することを恐れている) ・独特の上斜視のような三白眼の目つきは、生来は母親と同じ大きく見開かれた四白眼。幼少期の顔立ちは四白眼である。幼い頃からの、面前DVや頭痛や市販薬の乱用やトラウマやPTSDなど複合的な身体的・精神的ダメージによって眼瞼下垂が進んだ姿。加齢とともにさらに瞼を持ち上げていられなくなっていき、常に眩しそうな・苦痛に耐えるような・疲れ果てたような、かなりの伏目の目つきになっていく。 (イキヤ(とトキさんも)の目元の表情、「満ち足りることを知らない常に餓えきった」ようなものを宿してる 初期コンセプト) ・病的に痩せきった骨と筋の目立つ薄い身体。体幹は強い。 ・肌は蒼白い。 ・顎が小さく細く弱い。口が開きやすくて、喉が乾燥したり炎症したりしやすい ・が、常に緊張状態で口を開けるのを恐れてもおり、口の中の肉をいつも噛んでしっかり閉じている。 ・喉がとても弱い。使えば痛み、熱く熱をもつ。少し話し込んだだけで声が掠れて裏返りだす。あまりにも他人との会話や発声を必要としなかった+話して言葉にすると自分の視覚がバレるため黙っていたため、喉が退化した。 ・人目のある場所では全身に緊張が駆け巡っていておそろしく姿勢がいい。一人きりの時間だけ、身体の苦しみを庇うように自然と猫背になりがち。 ・腹筋(体幹)がとにかく強い。腹とか腰とか薄くて細いけど、げっそり肋から下が削れて抉れてたりはしなくて、木刀で横薙ぎに腹にフルスイングして打ち込んでもびくともしないみたいな。 ・手は引っ掻いて怪我しないように深爪ぎみに爪を切る。痩せきった老人かあるいは生命力みなぎる飢えて痩せきった猛獣のよう。指がまっすぐでなく歪んでいるのは筆を持ったりして酷使しすぎたせい。痩せかたと筋や骨や血管は幼い頃からどこか老人のような手をしている。 ・感覚過敏。極寒でごまかしている。 ・肌を虫が這う感覚。コークバク、あるいはシャンビリ。 ・思春期を過ぎてイライラが落ち着いてからは、感覚過敏について開き直り受容し、感触フェチになる。不必要なものでも感触が好きなものは買う。布ものや紙などなんでも。 ・酒を飲めない? 幼い頃に大人から飲まされた酒で急性アルコール中毒で倒れて死にかけて以来、酒を飲んだことがない。
内面:?
エピソード:オオミズアオ標本、オオミズアオ もう死ぬ、って時に��して標本にした
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何気なく目にしている“ハトムギ”商品
何気なく目にしている “ハトムギ”商品。 “ハトムギ入り麦茶”とか “ハトムギ配合シリアル” “ハトムギエキス入り化粧水” をはじめ、飲料、食品 お酒、化粧品と幅広い。 “ハトムギ”は 熱帯アジア原産のイネ科の植物で 湿度に強く畑でも 田んぼでも栽培が可能だそうで 日本では北陸や東北などで 生産されているようです。 鳩が好むことから“鳩麦”と 名付けられたという説も^^ 精白した状態のもの 焙煎したもの、粉末、 エキスにしたものなど 多様に活用されているそうです。 江戸時代に渡来したハトムギ 当時の利用目的は 薬用が主だったそうです。 ハトムギは 生薬“ヨクイニン”の原料であり ヨクイニンは解熱、鎮痛、 関節炎やリウマチなどの 漢方薬に配合されているのだそう。 近年では抗アレルギーや アトピー性皮膚炎の改善などの 効果も期待されているのだとか。 またハトムギには カラダの余…
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Vol.159 ワクチン効かせたいなら睡眠を取るべし。特にあなたが男性なら
桜の季節に合わせるかのような、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での日本チームの大活躍、素晴らしかったですね。
大谷、ダルビッシュ、吉田、ヌートバーといったMLB組の活躍はもちろんですが、脇役の選手たちの貢献(分厚いリリーフ陣、源田の守備、出塁しまくる近藤、山田の打席での粘り、周東の走塁、等々)にも目を見張りました。
日本のプロ野球(NPB)は米国のマイナーリーグとメジャーリーグの間くらいという評価を長らくされてきていますが、今回のWBCで一段と評価を上げたのではないでしょうか。
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【記事1】ワクチン効かせたいなら睡眠を取るべし。特にあなたが男性なら
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新型コロナのおかげ(?)で、ほとんどの日本国民が大人であってもワクチンを毎年打つような状況になりました。
私自身は、新型コロナのワクチンはもちろん、インフルエンザワクチンも毎年のシーズン前に接種しているのですが、ワクチン接種全般について気になる研究結果が出てきました。
■"A meta-analysis of the associations between insufficient sleep duration and antibody response to vaccination”「睡眠不足とワクチン接種に対する抗体反応の関連性に関するメタアナリシス」(Current Biology)
どんなワクチンでも、接種当日は激しい飲酒や運動は避けましょうとか言われるものですが、睡眠について注意喚起されることはほぼありません。
しかし、睡眠不足がワクチンの効果に悪影響を及ぼすとしたらどうでしょうか?
これまで発表されてきた睡眠とワクチン接種の抗体反応の関連性を調べた19本の研究結果の内、質が高いと判断された7本(ワクチンの対象は、インフルエンザや肝炎ウィルスなど)を統合・解析したところ、以下がわかりました。
・ワクチン接種前後の睡眠不足(6時間/日未満)は抗体反応を減弱させる
・睡眠不足による減弱は、2ヶ月間のCOVID-19ワクチン抗体の減衰と同レベル
・男性では顕著に減弱するが、女性については定かではない
ということで、なぜ性差があるのかは不思議なところですが、男性であればワクチン接種前後の睡眠不足は効果の減弱につながるという結論となりました。
気になったのが、どのタイミングでどれくらいの期間、睡眠をしっかり取った方が良いのかですが、個々の研究によってまちまちなので、一概には言えなさそうです。
ただし、7本中3本の研究が接種直後の一晩、1本が接種直前の一晩のみの睡眠時間での話なので、とりあえず前後の1日はしっかり寝ましょうという受け止めで良いのかなと、個人的には判断しています。
男性諸氏、ワクチン効かせたいなら前日と当日は睡眠しっかり取りましょう!
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【記事2】がん遺伝子検査のマルチとシングル、どちらが経済性が高いのか?
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がん遺伝子パネル検査については、このメルマガでも何度となく取り上げてきました。
がんを引き起こす様々な遺伝子異常がわかってきた中で、一つ一つの遺伝子異常の有無を調べていく既存のやり方ではキリがないので、まとめて一気に調べる「遺伝子パネル検査」が出てきた、という話は、下記のエントリーでも書いています。
■Vol.144 解決に光明。がん遺伝子パネル検査が生み出す「がんゲノム難民」
遺伝子パネル検査のように複数の遺伝子異常を調べる検査を「マルチプレックス検査」、それに対し遺伝子異常を一つずつ調べる検査を「シングルプレックス検査」、と呼びます。
遺伝子パネル検査で認識されている欠点の一つは、「費用」です。
現状、日本だと、検査のみの医療費は56万円で、保険が効くケースの患者負担はその1-3割。
そして保険が適用されるのは、「標準治療がない、���は終了する見込みである固形がん」などごく限られたケースで、それも一人一回のみとなっています。
そのため、医療現場のプラクティスとしては、最も多くの種類の遺伝子異常が明らかになっている肺がんでも、いきなり”マルチ”(遺伝子パネル検査)というよりは、EGFRやALKなどの個別の遺伝子異常を調べる”シングル”で進めるケースの方が多数です。
でも、シングルの方が本当に”安上がり”なのでしょうか?マルチの方が素早く最適な治療に入れるわけで、その分の効用を考えた時、それでも”高い”という話なのか?
この疑問を考える上で、大変示唆のある研究結果が出てきました。
■"Cost-Effectiveness of Next-Generation Sequencing Versus Single-Gene Testing for the Molecular Diagnosis of Patients With Metastatic Non–Small-Cell Lung Cancer From the Perspective of Spanish Reference Centers”「転移性非小細胞肺がん患者の診断における次世代シーケンサーと単一遺伝子検査の費用対効果比較:スペインのレファレンスセンターの視点からの検討」(Journal of Clinical Oncology)
スペインで1年間に診断・治療開始されると理論上考えられる、進行非小細胞肺がん患者9,734人分につき、標準治療とそこから想定される治療期間や副作用などを加味した上で、実際のコストを当てはめ、シミュレーションしたのがこの研究です。
結果、もし対象者全員にシングルプレックス検査の代わりに遺伝子パネル検査を使用した場合、1,873の遺伝子変異が追加的に検出され、82人の患者が臨床試験に登録される可能性があることがわかりました。
そして、長期的には、遺伝子パネル検査を使用することで、対象集団において1,188”質調整生存年(QALY)"の追加が期待されます。一方、増分コストは、21,048,580ユーロ。
質調整生存年(QALY)とは、「元気に過ごせる1年」と考えれば良いので、全体として見た時、遺伝子パネル検査を全面的に使うと、2100万ユーロ余計にコストがかかるけど、1,188年分の「元気な一年」を生み出せる、という構図ですね。
新薬を保険適応するかどうかで、「元気な一年を生み出すのにいくらかかるか」という観点は重要なのですが、上記であれば2万ユーロ(280万円)弱の計算で、これは保険者として十分に”安い”と考えられるレベルです。
ということで、少なくともスペインにおける進行非小細胞肺がんの治療では、遺伝子パネル検査は十分に費用対効果があると考えられそうです。
日本での保険適用の基準は、前述の通り「標準治療がない、又は終了する見込みである固形がん」等に限られているのですが、同様のシミュレーションはできるはずなので、ぜひそうしたシミュレーションを通じて、保険適用の範囲が拡大できないかの検討を進めていくべしですね。
※本項執筆時点(2023年3月31日)で、筆者は遺伝子パネル検査に関して、特筆すべき利益相反はありません。
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初めまして。 美容外科に通っているのですが、なかなか肌の状態が良くなりません。 施術内容は、ケミカルピーリングやレーザー治療、内服薬等ですが自分自身あまり効果を感じられません。 ニキビ、ニキビ跡等は2年ほど前から増え始めたような気がします。 肌の状態は、顔全体にニキビ、ニキビ跡が点々とありますが、特にフェイスラインから顎下にかけてが酷いです。 赤ニキビや、ニキビ跡が多いです。 自分の顔は本当に変われるのか不安のなか、ネットで大宮美顔さんを見つけて相談させていただきました。 ↑ WEBカウンセリングにてお肌のお悩みをお知らせいただきました📲 優しい笑顔の好青年です😊 お肌の状態を確認させていただき、今までの経緯をいろいろ伺いお話をさせていただきました🍵 美容皮膚科の回数券もまだあるとのことで、お肌のことをよく考えていただくようにお帰りいただきました🚃 大事なお肌のことですので、よくよくお考えいただくことはとても重要です🙂 美容皮膚科治療を中止され、大宮美顔でのケアスタートをされたのはカウンセリングから1か月後くらいでした お肌に優しくスキンケアは簡単なようで力加減も難しく… 一生懸命取り組んでいただけています😉 お顔全体にポツポツとできてしまっていたニキビも最近はできにくくなり、ニキビ跡もだんだん目立たなくなってきています😌 癒し系の優しい息子くんです 彼女を早く紹介してほしいです🥰 なにをやってもきれいになれない😢 とあきらめないでくださいね😌 肌トラブルで悩まない方法をお知らせしています😉 #ニキビ #にきび #ニキビ跡 #にきび跡 #にきびあと #ケミカルピーリング #敏感肌 #赤ら顔 #酒さ様皮膚炎 #大人ニキビ #赤ニキビ #ピーリング #肌刺激 #プロアクティブ #メイク #マスク #皮膚科 #美容皮膚科 #脱洗顔 #きれいになりたい #レーザー #マスクトラブル #ニキビケア #脂漏性皮膚炎 #ニキビ対策 #赤ブツ #温度差 #肌 #大宮美顔 https://www.instagram.com/p/CMq1DkmArJN/?igshid=1ga96ejxtoj2m
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【小説】氷解 -another- (下)
※『氷解 -another-』(上) はこちら(https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/634137547287756800/)
その朝、真奈は自分が乗るはずだった電車に轢かれて死んだ。
仕事へ向かう人間たちで満員になるはずのその電車は、そのせいで一時間以上遅延し、駅のホームでは多くの愚痴や溜め息が零れ、怒りや落胆が行き交った。
だがそれは、ときどき突発的にやって来るありふれた朝の風景にしかすぎず、俺は電車の遅延を伝える駅の電光掲示板を見上げながら、それがまさか、自分の恋人の自殺によるものだなんて考えもしなかった。
俺がそのことを知ったのは、それから三日経った夜のことで、真奈の両親が、彼女が残した携帯電話から連絡をくれたのだった。その携帯電話には、「ノブから返信がないので死にます」というメモが残されていた。ノブというのは俺のことだった。
真奈が自殺した朝、俺は寝坊して焦っていた。仕事があまりにも多忙で、二日徹夜した翌日だった。いつもより遅い時間に目覚めた俺は、慌てて身支度を整え、駅まで走ればいつもの電車に間に合うはずだと、家を飛び出した。ベッドの枕元に携帯電話を忘れてきたと気付いた時には、駅の改札の前にいて、そして人身事故が起きたことを知った。
電車が遅延していることを会社に連絡したかったが携帯電話がないので、仕方なく公衆電話から連絡を入れた。ひと息つき、電車が再び動き出すまで何をして待っていようかと考えながら、ふと、毎日「おはよう」と「おやすみ」を連絡している真奈に、今朝は連絡し損ねていることを思い出した。
今朝だけではない。昨日の夜も、会社から帰宅するだけで力尽き、「おやすみ」の連絡をしていなかった。そういえば、未読メールがいくつかあったような気もする。最後にメールを返したのはいつだっけ。三日前か、それとも四日前か。仕事が忙しくて連絡が返せないかもしれない、という内容のメールを、先週だったか、今週の初めか、送ったような気もする。
家に帰ったら、今日は真奈にちゃんと連絡を入れよう。
なんとか一区切りついた案件の内容を頭の中で反芻しながら、俺はそんなことを考えていた。自動販売機で缶コーヒーを買い、昨日からほとんど何も食べていない胃に、黒い液体を流し込む。寝が足りていない頭と、陽の光がまぶしすぎて閉じてしまいそうになるまぶたは重く、それでも、山場は乗り切ったのだという実感が胸の中にあった。それだけで少し、足取りが軽くなる。
いつ振り返ってみても、あの時の俺ほど、滑稽な存在はこの世にいないだろう。俺は自分が成し得た仕事の達成感で浮かれていたのだ。そして、このことを真奈に話せば、きっと彼女も一緒に喜んでくれるだろう、とまで思っていた。
線路の上では真奈が肉片となって飛び散っていることなど、知りもしないで。
「ノブは、本当に仕事好きだよねぇ」
彼女はよく、俺にそう言った。
それは、純粋にそう口にしている時もあれば、つい仕事にのめり込み、他のことを疎か��してしまう俺への非難を込めた声音の時もあった。あるいは、羨望が垣間見える時も。
彼女が職場の人間関係に悩んでいることは、以前から知っていた。大学の同期で、同じ年に就職した真奈は、就職したばかりの頃から、上司と折が合わないことに悩んでいた。
俺は苦悩する彼女を見殺しにしたかった訳ではない。だが、「もう少し頑張ってみたら」と言っても、「そんなに嫌ならいっそ転職してしまえば」と言っても、真奈の返事はいつだって、「でも……」でしかなく、なんの変化も起きないまま就職して二年が過ぎていた。何を言ったところで助言に従う訳ではない真奈に、俺は何も言わなくなっていたし、助言を求めて愚痴を零していた訳ではない彼女も、共感や同情を怠った俺に何も話さなくなっていった。それでも、仕事の話さえしなければふたりの仲は良好だった。だから自然と、仕事の話は禁忌となりつつあった。
それでもときどき、真奈は「仕事がつらい」と零した。酒が入るとそれが顕著になり、「もう本当に、あの上司には死んでほしい」と言うこともあった。俺はなるべく口を挟まないで彼女の話に耳を傾けるよう努力していたが、真奈はもう、具体的に何に苦しんでいるのかを、告白しないようになっていた。
俺には、正直、真奈が仕事に対して怠慢だと思うことが、時折あった。
どんな仕事にだってつらく大変な局面はあり、誰にだって嫌な上司や先輩、同僚のひとりかふたりくらいいて、皆がそういった苦労をしながら日々働いて生活している中で、「つらい、つらい」と愚痴を零す彼女が、軟弱に思えたことだってある。
「今日は会社行かない」と言って、一日中、家でゲームをしていたり、ぼんやりとテレビを観ていたり、ソファでごろごろ転がっているだけの真奈に、俺は同情することができなかった。同情できない俺に苛立つ彼女に、さらに苛立った。
「いいよねノブは。毎日会社行くのが楽しくてたまらないんでしょ」
嫌味のようにそう言われた時は、俺も思わず声を荒げてしまったりもした。
だがそれでも俺たちは、普段から険悪という訳ではなかった。上手くいっているんだと思っていた。結婚して、一緒に暮らして、そしたら真奈は仕事を辞めさせよう。そのためにもまず金を貯めよう。口にしたことはなかったが、頭の片隅ではいつもそう考えている俺がいた。そのためにはまず、目の前の仕事に集中しよう。できる限り早く出世しよう。俺は今まで以上に仕事に精を出し、成績は少しずつだが着実に上がってきていた。
そんな俺の姿勢が、余計に彼女を追い詰めていたのかもしれないと、今は思う。
まだ訪ねたことがなかった真奈の実家の門をくぐり、沈んだ面持ちの両親に導かれ、そうして足を踏み入れた仏間、そこに飾られていた真奈の笑顔。まるで花が咲いたような、とでも表現できそうなその遺影の笑顔を見て、俺は腹の底から嗚咽が込み上げてくることに耐えられなかった。
彼女がこんな風に笑っているところを、最後に見たのはいつだったのだろう。忙しいことを言い訳に、ないがしろにした日々の記憶は曖昧で、まるで靄がかかったようにはっきりとしない。俺は今まで真奈の、どんな表情を見ていたのだろう。笑った顔も怒った顔も、泣き顔だって思い出せるが、全てが少し昔の日々の記憶、懐かしい思い出でしかない。
ここ数日の彼女の様子はどうだったのだろう。ずっと連絡を待っていたのだろうか。俺が連絡してこないことを、そんなにも思い詰めていたのか。自らその命を絶つほどに。「おはよう」でも「おやすみ」でも、メールを返していれば、もしくはほんの一分でも、俺が声を聞かせていれば、こんなことにはならなかったのだろうか。真奈のことを、気にかけていれば。
長年、学校の教員として多くの教え子を持っていたという真奈の父親は、遺影の前で泣き崩れた俺に、こんな話をしてくれた。
「もう二十年も前になるかね。中学校に勤めていた頃だ。その頃、担任をしていたクラスに、不登校の生徒がいてね。小学校でのいじめが原因で、中学には入学してから一度も来ていなかった。学校に来るように何度も働きかけをしていたんだが、三年生になっても不登校のままでね。それでも、その生徒のご両親はとても根気強い人だった。学校に行かない息子を厳しく叱ることもなければ、反対に甘やかしすぎることもなく、毎日毎日、その子の気持ちに寄り添い、励まし続けていたんです。その子も少しずつ、学校へ足を向けてみようかなと、心境に変化があったということなんですがね、ある日突然、その子は亡くなってしまった。自宅で首を吊ったんです。ご両親から聞いたお話だと、遺書が残されていて、そこには『昨日はお母さんにおはようと言ってもらえなかった。ついにお母さんにも見捨てられた僕はもう駄目です』と、そう書いてあったそうです。その子が起きて二階から降りてきたら、たとえそれがお昼だろうが夕方だろうが、必ず母親が笑顔でおはようと声をかけるのが、その家では習慣になっていた。ところが、その子が自殺した前日に限っては、母親は忙しくしていて、ついうっかり、いつもなら起きて来た息子に声をかけるところを、かけないでしまった。たったそれだけのことなんです。わからんですよ、遺書に書いてないだけで、きっと他にもその子の心を悩ませ追い詰めた何かがあったのかもしれません。でもね、実際に死へと踏み切るきっかけなんて、些細なものですよ。母親が挨拶を返してくれなかった、それだけのことかもしれんのですよ」
職場での人間関係に悩んでいた真奈。仕事に行きたくないと愚痴を零していた真奈。部屋にこもってゲームばかりしていた真奈。つらそうにしていた彼女の様子が、今さらになって鮮明に思い出せる。「もしも、あの時、ああしていれば……」という後悔だけが、いつまでも胸に焼き付いて離れない。
俺が連絡をしなかった、ただそれだけの理由で。
そんな些細なきっかけで、大切な人を失った。
だから、わかっていたはずだった。人が自ら命を絶つきっかけは、ほんの小さな出来事なのかもしれないということ。
――あなたが、殺したのよ。
井荻公介の母親にそう言われた時、俺は真奈を亡くした時のことを思い出した。
彼の死を責められる度、俺は彼女の死をも責められているような気になった。
――あなたのせいで、公介は。
井荻公介の両親は、それきり俺がその家の門扉をくぐることを許しはしなかった。繰り返し繰り返し、息子の死は俺の責任であると告げられながら、炎天下、俺は門の前に立ち続け、なんの意味もない謝罪の言葉を機械のように繰り返し、それでも彼らに許す気がないことがわかると、黙って去ることしかできなかった。
なんのために、誰のために、俺はこの家を繰り返し訪れているのか。俺は誰に、一体なんの罪を許されたいのだろうか。
「あの、これ」
もう何度目になるのかわからない、無駄足となった訪問から帰る途中、後ろからそう声をかけられた。振り向けば、そこにはひとりの女子高生が立っていた。
「あれ……。きみは確か、井荻くんの…………」
それは井荻沙織だった。井荻公介の妹。
彼女は無言で一本のペットボトルを差し出した。よく冷えたスポーツ飲料。ひときわ暑い午後のことだった。
「縞本さん、でしたっけ」
そう訊く彼女の瞳は、何か深いところを覗き込もうとでもしているかのように瞬いた。
「あなた、本当は違うんでしょ、兄にパワハラした上司と」
彼女の言葉には、一切の迷いというものがなかった。まるで真実を全て知っているかのような、そんな声音にさえ思えた。俺が会社から遣わされた貧乏くじの当て馬だということを、見透かしているようだった。
「どうして、そう思う?」
「だって、そういうことするような、悪い人に見えないから」
「ははっ。悪い人に見えない、か…………」
恋人が自殺するのも止められず、部下を見殺しにした俺が、悪い人間に見えないのだとしたら、世の中の人間の大半は聖人君子にでも見えているのだろう。
身近な人をふたりも殺しておいて、何が、「悪い人に見えない」だ。
今回の件で辞職が決まって以来、社内でも、裏の事情を知らない他部署の人間たちからは、本当に俺が井荻公介を自殺に追い込んだのだと思われ始めている。辞職は来週に決まってはいるが、連日のように社内で冷たい目線に晒されては、今日にだって辞めてしまいたい気分だった。
だけどどうして井荻沙織は、俺のことを見抜いたのだろう。自分の両親が人殺しだと罵っていたのが聞こえていたはずなのに、そんなことはお構いなしのようだ。本当は、両親と同じように俺を非難することが許されている立場だと言うのに、どうして追いかけて来て、冷えた飲み物を渡してくれるんだ。
この暑さのせいか、まるでこの世界で唯一、彼女だけが俺のことを理解してくれているような、そんな錯覚が起こりそうになる。
俺は、「そうじゃないよ」と、誰かに言ってほしかったのだろうか。気休めでもいいから、そんな言葉を向けてほしかったのだろうか。「本当は違うんでしょ」と、指摘してほしかったのだろうか。こんな風に、誰かに、救ってほしかったのだろうか。許してほしかったのだろうか。
だけどそんなのは、馬鹿げている。
俺は喪服の内ポケットから名刺入れを取り出し、その中に収めていた真新しい名刺を一枚、井荻沙織に渡した。
新しい職場へ向かうことになった俺のために、部長が尽力してくれた結果、まだ入社も配属もしていないにも関わらず、俺の手元にやってきた名刺。誰にも渡したことがないそれを、俺は彼女に渡したのだった。
「……どうして、くれるの?」
井荻沙織は不思議そうな顔をしてそう訊いた。
どうしてだろうな。
ただ、誰かに知っておいてもらいたかったのかもしれない。
たとえどんなに馬鹿げていても、会社の捨て駒にされ、非難の目線や罵声を浴びせられ、誤解され陰口を叩かれ憎まれたとしても、それでも俺という人間を、本当はわかっていてほしかった。
誰かを傷つけた俺だって、同じように傷ついているんだ、と。
それから、井荻公介の死を忘れることはなかったが、妹の沙織のことは忘れていた。
俺は新しい職場に慣れることに奮闘し、しかしどこからか、「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」という噂が広がり、俺は次の職場でも、入社直後から孤立無援の立場になりかけた。
信頼関係を築き上げるのが困難な中、ひたすら利益を追求し成果を挙げることだけでなんとか会社にしがみつき、がむしゃらな仕事人間になることに徹するうちに月日は流れた。
後輩ができ、少しずつではあったが出世していくと、怠惰な連中を見ることが耐えら���なくなった。男だろうが女だろうが、仕事ができない部下は容赦なく叱責した。努力していない人間を見ると黙ってはいられなかった。自分でもわからない焦燥感に駆られ、俺はいつも飢えているみたいに、心休まる瞬間もないまま、狂ったように仕事に打ち込んでいた。
「あれじゃ、鬼だよな。人間じゃないよ、鬼だよ、鬼」
「あの様子を見れば、部下が自殺したっていうのもわかるよな……」
「自分が勝手に必死になってるのはいいけどさ、それを俺たちにも求められても困るっつーの」
俺が喫煙室にいることを知らない、同じ部署の後輩たちが、そんな会話をしながらすぐそばの廊下を通って行った。隣にいた貝塚は、「気にするなよ」とでも言うように、無言のままで肩をすくめる動作をしたが、俺は何も言わなかった。
彼らに言い返すべき言葉など、俺は何ひとつ持っていなかった。彼らは正しかった。間違っているのは、俺の方だ。だが俺は、他に生き方なんて知らない。
そうしてある年の春、どこか見覚えのある新入社員が入ってきたと思ったら、それが井荻沙織だった。
高校生だった頃からは、ずいぶん大人びたように感じたが、だが兄に似た、深いところを覗き込もうとする、あの眼差しだけは変わっていない。
「私のこと、覚えていらっしゃいますか」
煙草を吸わないくせに、俺がひとりでいるのを見計らって喫煙室までやって来て、井荻沙織はそう言った。以前から、彼女が同じ社内にいることに気付いていた。ただ、俺のことなど忘れているかもしれないし、覚えていたとしても、もう関わり合いたくないと思っているかもしれない、だから、よほどのことがない限り、彼女に関わるのはよそう。そう考えていた。
それが、向こうから声をかけてくるとは。
「……覚えてるよ」
俺は煙草を口に咥えたまま、火を点けようと持っていたライターを、そのままポケットへと仕舞った。
「きみは、井荻の……」
「井荻沙織です。縞本宜嘉さん」
「……よく、覚えているな」
「名刺、頂いてましたから」
「名刺?」
そこでようやく、以前、彼女に自分の名刺を渡していたことを思い出した。たった一度だけ言葉を交わした、あの暑い日に、ほんの気まぐれで渡した名刺。
「だから私、この会社の面接を受けたんです」
「…………それで、受かったってことか」
「はい」
「…………」
「……何か、変でしょうか」
「いや…………いや、変だろ」
俺は何もそういうつもりで、あの時に名刺を渡した訳ではなかった。じゃあどういうつもりだったんだと訊かれれば、言葉に詰まるしかないが。
だが井荻沙織はその時、俺を前にして、微笑んだのだった。
「私、変だって、よく言われるんです。両親だって、そう言うんですよ」
そう言って、彼女はにっこり笑った。彼女の笑顔を見たのは、それが初めてだった。
井荻沙織はそれ以降も、何かにつけて、社内で俺に話しかけてくるようになった。彼女が配属されたのは他部署ではあったが、俺が陰でなんて呼ばれているのか、耳にしているはずなのに。
「縞本さんって、仕事帰りに飲みに行ったりするんですか?」
「する時もある」
「どこのお店行ってるんですか?」
本当は、兄のことを訊き出したいのだろうが、彼女が社内でその件を口にすることは一度もなかった。恐らく、俺が「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」だと噂されていたことを知ったか、あるいは悟ったのだろう。彼女は聡いやつだった。誰に言われなくても、あの深淵を覗くような瞳で周囲をじっと観察し、状況を判断していた。そしてそれは、兄の公介とよく似ていた。
俺は彼女のそういうところに好感が持てた。だから、今まで誰にも教えたことがなかった、とあるバーを教えた。金曜日に行くことが多かったそのバーは、一本入った路地の、見つけづらいところにあって、ひとりで飲むのにはうってつけの場所だった。
「初めてなんじゃない? シマちゃんが他のお客さんこの店に連れて来たの」
彼女を初めて連れて行った時、バーのマスターが含みのあるにやにやした顔でそう言ったのを今でも覚えている。
それから、ときどき、彼女とその店で飲むようになった。俺が読んだ通り、周囲に会社の連中がいないとなると、井荻沙織は兄の件をあれこれ訊いてきた。質問の大半は、俺の部下であった井荻公介の働きぶりや職場での様子を尋ねる内容か、もしくは、どうして俺が公介の自殺の件の責任を全て負って会社を辞めたのか、についてだった。そして俺は、いずれの内容であっても、彼女の質問にはろくすっぽ答えなかった。
はぐらかし続けているうちに、井荻沙織は俺にその手の質問をしてこなくなっていった。訊いたところで答えてはくれないと、彼女自身わかってきたのだろう。それでも彼女はそのバーにやって来ては、俺の隣で黙って酒を飲んでいた。
俺は酔って口数が増える男ではないが、井荻沙織も饒舌になるタイプではないようだった。
それでも少ない口数なりに、バーでは他愛のない話をするようになった。俺が冗談を言えば彼女は笑ったし、彼女の冗談に顔をしかめてやると、さらに���しそうに笑った。そんな風に楽しそうな彼女を見ていると、俺は胸の奥底で凝り固まったどす黒い感情��、少しずつ溶けて流れていくような錯覚に陥った。
井荻公介の死と、真奈の死から、許されるような気さえした。そんなはずはないのに。
一緒に酒を飲むようになって、一年半が過ぎた頃、抱えていた案件が上手くいっていなかった焦燥感と、酔いの勢いも相まって、俺は井荻沙織をホテルへと誘った。少しは嫌がる素振りを見せるかと思ったが、あろうことか、彼女は平気な顔をしてのこのことついてきた。
ラブホテルの一番安い部屋に入り、先にシャワーを浴びて酔いが醒めてきた俺は、「本当にいいのか」と、これからバスルームへ向かおうとしている彼女に訊いた。だが彼女は、ただ黙って頷いただけだった。
彼女を待つ間、無下に煙草をふかしながら、俺は「本当にいいのか」と、自分に問い続けていた。
井荻沙織は、恋人ではない。職場の同僚だ。所属部署も異なるし、俺の部下ですらない。年齢もひと回り近く離れている。接点は、彼女の兄を俺は見殺しにした、それだけの関係だ。彼女を抱く権利など、俺にあるはずがない。
やはり帰ろう。こんな場所に誘ったことは間違いだった。一時間前の俺は、一体何を考えていたのだろう。そう逡巡していた。だが、結論から言えば、そんな思考は無意味だった。バスルームから出て来た井荻沙織が俺に触れた、その指先の温かさに、溺れるように甘えてしまった。
他人というのは、こんなにも柔らかく、優しいものだっただろうか。
彼女の髪に指を絡ませながら、俺はこんな風に気持ちが安らぐのは、一体いつぶりだろうかと考えていた。人肌に触れたのも、いつが最後だっただろう。真奈が死んで以来、俺はそういう機会を持たないままでいた。誰かを愛したり、誰かに愛されたり、そんな資格などないような気がしていた。否、俺は井荻沙織を愛している訳では決してない。彼女だって、俺に愛情を抱いている訳ではないだろう。こんな風にまぐわうことが、本当は良くないこともわかっている。だがそれでも、やめられなかった。
欲に流されたと言えばそれまでだが、彼女に触れる度、彼女の指が俺の皮膚をなぞる度に、憑き物が落ちていくような気持ちになった。まるで、林檎の皮がくるくると剥かれていくように。
仕事でいくら成果を出しても、満足感なんてなかった。安堵する暇さえなく、終わりの見えない道をただひたすら走り続けているような日々だった。それがどうして、こんな簡単なことで、癒されていくのだろうか。
果てた後も、俺はしばらく彼女を腕の中に抱いていた。彼女は嫌がらなかった。その身を委ねているかのように、俺の胸に頭を預けていた。その頭の重みすら、心地良いと思う俺は、本当にどうかしているのかもしれなかった。
うとうとしていると、彼女がふいに身じろぎをした。
「縞本さん、私ね――」
ぽつりと、彼女は言った。俺の腕に抱かれたまま、ぽつぽつと語り出した。
「まだ、兄が生きていた頃の話です。私は高校生でした。兄は、ときどき仕事の帰りが遅くなることがあって、日付が変わってから帰宅することもあったんです。遅くに帰っ��来て、玄関のドアを、勢いよく閉めるんです。ばたーんって、大きな音が二階まで聞こえてきました。もう両親は先に部屋で休んでいて、私は自分の部屋で、試験勉強なんかをしてるんです。階段をどすどすと足音を立てて登ってきたり、トイレのドアを、また勢いよく閉めたり。今振り返ってみれば、きっと仕事のストレスを、兄はそういう形で表してたんだと思うんです」
暗いままの部屋の天井には、窓から射し込む細い光が、数本の線となって映し出されていた。部屋の外を走る車のヘッドライトが、新たな光の線となって天井を移動していく。俺は横目でそんな天井を見つめたまま、彼女の言葉を聞いていた。
「でも、あの頃は許せなかった。兄が、まるで自分ひとりだけが戦っていて、自分ひとりだけが苦しい、と思っているような気がして。両親はもう寝ていて、私が遅くまで勉強していることを知っているはずの兄が、そんな風に家の中で振る舞うことを、私は許せなかった。身勝手だ、と思ったんです。両親は、そんな兄の夜中の様子を知ってか知らずか、何も言いませんでした。それがまた、兄の振る舞いが黙認されているような気がして、私は面白くなかった。夜中は静かで、勉強していると、帰って来た兄が立てる物音が気になって、気が散って、勉強が手につかなくなって、そんなことが続くと私も嫌になってしまって。だから私、ある晩に願ってしまったんです。『お兄ちゃんなんて、もう帰って来なければいいのに』って。そしたら、そしたら…………」
井荻沙織は、それ以上何も語らなかった。その先は、言われなくてもわかっていた。
井荻公介が死んだのは、妹である彼女がその不在を願ったからではない。彼女が公介を死へと追いやったのではない。彼女にはなんの責任もない。
公介の仏壇の前で、初めて彼女に出会った時、なんとも言えない深い眼差しで見つめられていたことを思い出す。彼女はもしかして、俺が現れたことでほっとしたんじゃないか。兄が死んだのは自分のせいではないのだと、そう実感できたんじゃないだろうか。
だがそれでも、こうして語るということは、彼女にはまだ、わだかまりがあるのだろう。願ってしまったことへの後悔は、いつまでも消えることがないのだ。
彼女の細い腕が静かに俺の背中に回った。ゆっくりと、しかし着実に、腕の力は強まっていく。泣くのかと思ったが、彼女は涙を見せなかった。それでも俺にしがみつくその手は、微かに震えていた。
溶けることのない氷の塊が、彼女の胸の奥底にはある。それは、決して触れることができない。どんな言葉も、そんな深いところまではきっと届かない。それでも何か、力になってやりたかった。おこがましいだろうか。俺が公介を死に追いやったのかもしれないのに。こうして一緒にいることが、許されるようなふたりではないのに。
俺はそっと彼女の身体を抱き返した。傷つけないように。嫌になったら、いつでも突き放せるように。そんな力加減で抱き締めた。こんな風に、誰かに優しくしようと思うことが、ずいぶん久しぶりだと感じた。
互いの体温に身を委ねているうちに、再び眠気に誘われて、氷が少しずつグラスの中へ溶けていくように、そうしてふたり抱き合ったまま、朝まで眠った。
「お疲れさん」
目の前に缶コーヒーを置いてやると、貝塚は驚いたように顔を上げた。
「縞本。お疲れ、今から帰るのか?」
そう言いながら自分のデスクから立ち上がろうとする貝塚を、俺は片手で制した。
「あとひと踏ん張りしようかと思ったけどな、もう今日はいいやって気持ちになっちまった」
「いいんじゃないの。縞本は働きすぎなんだよ」
そう言う貝塚も、ブースに残っている最後のひとりだった。フロアを見回してみたが、同僚たちはとっくに退社している。
こいつも、俺に負けず劣らずのワーカーホリックなのだ。おまけに、俺よりもヘビースモーカーだ。
「たらふく飲んで寝るよ、今夜は」
週明けの月曜日の朝は、先方への謝罪から始まるのかと思うと、それだけで気が滅入った。今夜くらいは、酒でも飲まないとやってられない。
「さすがの縞本も参ってるねぇ」
にやにやしながら貝塚はそう言って、俺がデスクに置いてやった缶コーヒーに手を伸ばす。
「井荻さんに癒してもらったら?」
「……は?」
わざとらしく訊き返してみたが、貝塚は嫌らしい笑みをより深くしただけだった。
「俺はお似合いだと思うけどなぁ。縞本と井荻さん」
「……何を言ってるんだお前は。アホか」
「井荻さんはまだ知らないんだろう? 縞本が春に九州に異動になること。内示しかされてないもんねぇ」
「…………」
「誘ってみたら?」
「……俺と一緒に九州に行こう、ってか?」
「そうそう。井荻さんもその気になるかもしれないし」
「……アホか」
俺は吐き捨てるようにそう言ったが、貝塚は缶コーヒーに口をつけながら笑っていた。その笑顔が妙に朗らかで、からかわれているのは明らかだった。無性に腹が立つ。
「万が一、彼女にその気がなくて関係が気まずくなっても、縞本は春にはいなくなる訳だから、少しの間の辛抱だし」
「何が言いたいんだ?」
「ローリスク、ハイリターンだよ、縞本。挑戦する価値はあるだろ?」
「…………アホか」
俺は片手を挙げて「お疲れさん」と告げ、営業フロアを後にする。「なんだよ縞本、俺はマジだぞ」と、後ろから聞こえてきたが、それ以上耳を貸すことはしなかった。
エレベーターを下り、建物を出ると、途端にビル風が吹きつけてきた。手袋を忘れて来たことを思い出し、コートのポケットに手を入れる。
すれ違う人たちは皆、急ぎ足で通り過ぎて行く。今夜は昨日よりも冷える。早く暖かい場所へ行こうと、誰もが思っているのだ。
暖かい場所。
俺はいつの間にか、彼女のことを連想していた。馬鹿馬鹿しい。自分でも恥ずかしくなる。これじゃあ、貝塚にからかわれても仕方がない。
そう言えば、今日彼女に会った時、俺が「行くのか」と訊いたら、彼女は「行きます」と答えたっけ。腕時計に目をやった。彼女はまだ、いるのだろうか。いつものバーに。
あれから、井荻沙織との関係は変わっていない。変わらず同じ会社で働いていて、ときどき一緒に酒を飲み、ときどき一緒に眠っている。だが恋人ではないし、しかし、ただの同僚と呼ぶには、いささか深い仲になりすぎた。
井荻沙織が兄の件について語ったのは、あの夜が最後だった。それ以来、彼女は兄の話をしていない。もしかしたらもう二度と、俺の前で口にすることはないのかもしれない。
彼女の胸の内にあるわだかまりは、今もそこにあるのだろうか。溶けることのない氷を、変わらず抱いているのだろうか。
俺は彼女に、何をしてやれるだろう。
あの暑い日に、彼女が渡してくれた一本のペットボトル。その冷たい感触を、今でも思い出すことができる。「本当は違うんでしょ」と告げられた時、本当はどんなに嬉しかったか。
誰かを傷つけ、自らも傷ついてばかりいた俺に、彼女は手を伸ばしてくれた。本質を見抜こうとでもするかのような眼差しで射抜かれる度、嘘をつかなくていいのは安堵できた。彼女の肌に触れ、彼女の指先が俺をなぞる時、今までの傷が癒えていくように思えた。俺は彼女に出会って報われた。その温かさに救われたのだ。
だが俺の手は、彼女を温めることができるのだろうか。
はたして、俺にそんな資格があるのか。
そんな生き方が、許されるのか。
「九州か……。遠いな…………」
思わず零れた独り言は、吹き荒ぶビル風に掻き消された。周囲の人々と同じように首をすくめ、背中を丸め、駅へ向かう道を歩く。雑草さえまだ芽吹かない、冷たいアスファルトを見下ろしながら、今はまだその足音さえも聞こえない、春のことを考える。
その春が来た時、俺はもう、この場所にはいない。
俺じゃなくてもいい、誰かが、彼女の傷を癒してやってくれればいい。彼女が救ってくれたように、代わりに誰かが彼女を救ってくれればいい。こんな冷え切った、硬く冷たい指先ではなく、もっと情熱的で献身的な、穏やかな熱量がある誰かが、彼女を抱き締めてくれればいい。
そうして、彼女が抱いている大きな氷塊も、いつしか溶けてしまえばいい。
だがもしも、側にいることが許されるのならば、その手を引くことが許してもらえるのであれば、俺はできうる限り暖かい場所へ、彼女を連れて行きたい。何もかもを忘れてしまえるような、まぶしいくらい陽の当たる場所へ。
だがそんなことは、つまらない夢にすぎない。
「アホだな、俺は……」
どうか彼女が、暖かい場所にいつまでもいられますように。
そんなことを願った。
そう願うことだけは、きっと俺にも許されるだろうから。
了
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Missing the Target
N Engl J Med 2020; 382: 1353-9.
8月某日, Bostonに住む58歳の男性が, 約2週間の経過で左下腹部から腰部, 鼠径部に広がる激しい痛みを主訴に救急外来を受診した. 痛みの他, 臍周囲から両側下肢の知覚鈍麻もあるとのこと. これらの症状に先行して外傷を負ったり, 足腰を酷使したりといったことはなかった. 尿失禁や便失禁, 発熱, 頭痛, 羞明, 体重減少, 皮疹の自覚, 血尿, 排尿困難, 下痢はなかったが, 受診3日前から排便がないとのこと.
Radiculopathyを認めた場合には, 脊髄圧迫, 馬尾症候群, 硬膜外膿瘍の除外が必須である. 本例では, 横断性脊髄炎も鑑別疾患には挙がる.
Mantle細胞リンパ腫の既往があり, また, 数年前より脂質異常症, 逆流性食道炎に対して, Simvastatin, Omeprazoleの内服を継続しているとのこと.
悪性リンパ腫の既往があることから, その中枢神経再発による脊髄圧迫の可能性は考慮すべきである.
Mantle細胞リンパ腫については, 約5年前に全身リンパ節腫大と脾腫を契機として発見され, 典型的な(11;14)(q13;q32)転座が確認されており, 予後予測因子として知られるKi-67 proliferation indexは10%であった(※Ki67 proliferation indexが高値であるほど, 予後不良とされる). LDHは366U/Lであった(※MCL International Prognostic Index(MIPI) ☞ Age/Performance status/LDH/WBCより算出され, International Prognostic Index(IPI)よりも予後予測能が高い). Rituximab とBendamustineによる化学療法を3サイクル受けた後, RituximabとCytarabineによる治療が追加された. それらの治療後に自家造血幹細胞移植を受け, 完全寛解に至った.
特記すべき家族歴として, 弟がParkinson病, 叔父がHodgkinリンパ腫をそれぞれ発症しているとのこと. 喫煙歴・飲酒歴・違法薬物使用歴はなかった. 受診8ヶ月前にJamaicaへ旅行し, 受診2週間にNew York州北部で家族と過ごしていた(New York州北部を訪れた際にはすでに症状を自覚している状態であったと). 鯉を飼っており, 妻とともに園芸も楽しんでいるが, 特に虫に刺された覚えはないとのこと.
Mantle細胞リンパ腫診断時のLDH及びKi-67 proliferation indexからは, 再発を起こし得るような病勢であったとは考え難く, 悪性リンパ腫の中枢神経再発以外の鑑別疾患についても引き続き考慮する必要がある.
Vital signは体温36.8℃, 心拍数63/min, 血圧157/89mmHg, 呼吸数18/min, SpO2 99%(室内気)であり, 呼吸促迫や苦悶様表情はないものの, なんとなく具合の悪そうな様子であった. 眼球結膜に黄染なく, 咽頭所見に異常は認められなかった. 口腔粘膜は湿潤しており, 項部硬直はなく, 頚部リンパ節腫大も認められなかった. 心音及び呼吸音に異常所見はなかった. 腹部やや膨隆し, 腸蠕動音は聴かれないものの, 触診上は軟で圧痛はなかった. 肝脾腫も認められなかった. 背部に発赤や��感, 傍脊柱筋の圧痛や脊椎のアライメント異常も認められなかった. 浮腫はなく, 末梢循環は保たれていた. 明らかな皮疹は認められなかった. 意識清明で見当識障害なく, 第II~XII脳神経障害を示唆する所見は認められなかった. 筋萎縮やトーヌス異常, 筋力低下はなく, 腹壁運動の非対称性も認められなかった. 左膝蓋腱反射が僅かに減弱している以外には, 明らかな腱反射異常は認められず, Babinski徴候は両側とも陰性であった. 臍より尾側では, 右下腹部から右下肢前外側部に痛覚低下を認めた(第11胸髄〜第2腰髄のデルマトームに一致する範囲). 肛門周囲の感覚障害はなく, 歩行異常も認められなかった.
(参考)Superficial Abdominal Reflex; https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1308153
血小板数110,000/μL(基準値; 150,000~450,000/μL)であり, 平時の数値(80,000~120,000/μL)と比べて変化はなかった. 白血球数及び好中球数は基準値内であり, 貧血もなかった. 電解質・腎機能・肝機能は何れも基準値内であった. LDH 238U/Lで上昇を認めなかった. 尿定性及び沈渣に異常所見はなかった. 腹部~骨盤部CTで明らかな異常所見は認められなかった. 脊髄造影MRIでは, 胸髄レベルの髄膜に広範な造影効果が認められた. 馬尾神経根にも僅かな肥厚と造影効果が認められた(Fig. 1).
Figure 1. Thoracic and Lumbar MRI Showing Leptomeningeal Enhancement around the Thoracic Spinal Cord and Thickened Cauda Equina.
患者は悪性リンパ腫の中枢神経再発の疑いで, 腫瘍内科へ入院となり, 腰椎穿刺が施行された. 初圧は基準値内であり, 髄液糖は67mg/dL(基準値; 40~70mg/dL), 髄液蛋白は165.9mg/dL(基準値; 44mg/dL未満)であった. 白血球数は190/μL(リンパ球比率 77%)であり, 4本目のスピッツでの赤血球数が530/μLであった(1本目のスピッツでの赤血球数は30,000/μLであった). 細胞診にて悪性細胞はなく, Flow cytometryでも悪性リンパ腫を示唆する異常所見は認められず, 形質細胞様リンパ球や免疫芽細胞を含む, 多様な形態のリンパ球浸潤が認められるのみであった. 血清及び髄液検体は, 梅毒, 結核, Lyme病, VZV, HSV, HHV-6, West Nile virusに関するスクリーニング検査へ提出された. 頭部造影MRIでは, 橋前槽に於ける両側三叉神経の造影効果を認めた(Fig. 2). 眼科的検査では, 硝子体及び網膜に明らかな異常所見は認められなかった. FDG-PETを施行したところ, 頚部及び腋窩リンパ節に複数の集積が認められた. 下位腰髄にも僅かながら集積が認められた.
Figure 2. MRI Scan of the Brain.
リンパ球優位の髄液細胞数増加に関して, 感染症科へのコンサルテーションがなされた. 感染症科医による診察では, 左鼠径部から左前大腿部にかけて, 境界明瞭な環状の紅斑が認められた(Fig. 3). 鱗屑付着や苔癬化, 潰瘍形成は認められなかった. 他の部位には明らかな皮疹は認められなかった. 患者自身はこの皮疹に気づいていなかった.
Figure 3. Patient’s Left Groin and Anterior Thigh, with an Annular, Erythematous Rash(※有害指定回避のため一部改変).
Lyme神経Borrelia症の診断で, 4週間のCeftriaxone投与が行われた. なお, 12誘導心電図検査では伝導障害は認められなかった. ELISA法にて陽性であったものの, Western Blot法ではIgM/IgGともに陰性であった. 髄液検体による他の病原体に���するスクリーニング検査は陰性であり, 塗抹及び培養検査でも抗酸菌は検出されなかった.
(参考)国立感染症研究所(NIID; National Institute of Infectious Diseases)HP; https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/524-lyme.html
米国国内に於ける2017年のLyme病報告例は, 29, 513例に上るものの, 未診断例も含めると, 年間300, 000例ほどと推測されている.
Borrelia症患者のうち, 10~15%に何らかの神経合併症(Neuroborreliosis)が生じるとされるが, 臨床症状は多岐に渡り, 診断が遅れる理由のひとつとなる. 特徴的な皮疹は診断に有用であるものの, しばしば見逃されてしまう.
本例では初診時, 知覚鈍麻, 便秘, 複数領域のデルマトームに一致する神経根痛が認められていた. 造影MRIでは三叉神経, 胸髄, 馬尾といった広範な部位での造影効果が認められた. Mantle細胞リンパ腫の既往があったことから, その中枢神経再発が強く疑われたものの, 同リンパ腫診断時のKi67 proliferation indexは10%であり, 中枢神経再発が起き得るとされる値(>30%)を大きく下回っていた.
本例の臨床経過は, Borrelial meningoradiculitis, いわゆるBannwarth症候群に合致する. Borrelial meningoradiculitisは, (1)激しい神経根痛, (2)筋力低下, (3)脳神経障害, (4)リンパ球優位の髄液細胞数増多, (5)髄液糖低下を伴わない髄液蛋白上昇を特徴とする, Lyme神経Borrelia症の稀な病型であり, 欧州での報告例が多い. 男性により多く, また, 7月~10月に多いとされ, 何れも本例に合致する.
米国では殆どがBorrelia burgdorferi sensu stricto(いわゆるB. burgdorferi)によるものである一方, 欧州では殆どがB. garinii, あるいはB. afezeliiによるものであり, この違いが臨床症状の違いに関連している可能性がある.
米国では全ての州でBorrelia症を発症する可能性があるが, 特に北西部~中北部が流行地とされる. マダニの活動性は湿度と気温に依存するため, 気候変動により今世紀半ばまでに, Borrelia症が20%以上増加すると推定されている.
Borrelial meningoradiculitisは数週間の経過で亜急性に進行する. 神経根痛と筋力低下に加え, 不眠や頭痛, 倦怠感, 感覚異常, 遊走性紅斑, 顔面神経麻痺などが認められる. 神経根痛はほぼ全例で認められる症状であり, 皮疹部位に一致, あるいは隣接する複数のデルマトームに渡るのが一般的である. 上行性筋力低下, 弛緩性麻痺を呈した症例報告もある. 脳神経障害としては顔面神経麻痺が最も多く, 三叉神経麻痺は少ないとされる. 約半数の症例で, 経過中に遊走性紅斑が認められる. 本症例でも認められた腹痛や便秘, 偽性腸閉塞といった消化器症状は, 報告されてはいるものの, 一般的ではない.
診断については, ELISA法でスクリーニングを行ない, 陽性例に対してWestern blot法で確定するのが標準的ではあるが, 発症1ヶ月以内の患者では感度・特異度ともに十分ではない. 特に流行地に於いて, 典型的な遊走性紅斑が認められる場合には, 血清学的検査の結果に関わらず, 治療を開始することが推奨される. また, 近年では, B. burgdorferi C6 peptide antibodyが発症早期のスクリーニングに利用されている. 本例では, Rituximab及びBendamustineによる化学療法と自家造血幹細胞移植が, 患者の液性免疫に影響を与え, Western blot法の結果を修飾した可能性があるが, 治療終了時には, B. burgdorferi C6 peptide antibody陽性が確認されている. Lyme神経Borrelia症の診断に於いて, 確立されたガイドラインはないものの, ペア血清及び髄液での抗体価を確認することが推奨されている. 画像検査は他疾患の除外には有用であるものの, Lyme神経Borrelia症自体に特異的な所見はない.
Lyme神経Borrelia症の治療反応性は良好であり, 適切な抗菌薬治療を10~28日間行なえば, 約95%の症例で改善が期待出来る. そのため, Lyme神経Borrelia症が強く疑われる患者では, 検査結果を待たずして治療を開始することは妥当である. Penicillin, Ceftriaxone, Cefotaxime, Doxycyclineが有効であり, 欧州で行われた β-lactum系抗菌薬静注とDoxycycline内服の無作為比較試験では, 両者で治療効果に有意差はなかった.
Lyme病流行地の居住歴や渡航歴のある患者が神経根症状を呈している場合にはLyme神経Borrelia症を疑うべきであること, そして, 皮膚所見も含めた身体診察が診断に重要であることが本例の教訓である.
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近さの / なかに / はいる
※この記事はnoteに書いたものをそのまままとめて移植したものです
→もとの記事(初回)https://note.com/megata/n/n47f8d146b717
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花になるなら、飾らず、まっすぐに伸びるヒマワリがいい。モードが言う。対してハロルドは、一面に咲くヒナギクを見下ろしながら、自分はこの花がいいと言う。あの花この花の区別なく、たくさん横並びで生えている、どれでも変わりないようななかのひと花でありたい、と。そんなふうにヒナギクを評するハロルドに対し、同じ花なんてないとモードは意見する。それから、こんなこともいう。世の中の不幸のほとんどは、他人と同じように扱われることに不満を持たない人々が生み出している、と。
ところが、「どこにでもいるやつなんて どこにもいない」式のことを述べたてるモードは、とてもとても極端な人物なのだ。名も��き雑草のひと花ひと花に愛情深い態度を示すような、落ち着いた穏やかな人格ではない。独善的で身勝手な狂老女、とみなされても不思議ではない。
ラブコメというジャンルはどのような構造で組み立てられているか、という話のなかで話題にのぼり、紹介された映画『ハロルドとモード』を実際にみてみた。とはいえこの映画は、いわゆるラブコメというジャンル映画ではないように思われる。家人の目につくところで自殺を演じ続ける少年ハロルドだが、ハロルドの母は、息子が首を吊ろうと手首を切ろうと銃で頭を撃ちぬこうと、まったく相手にしない。「いつものいたずらね」ということで軽く流し、かわりに精神科に通わせたり、軍人の叔父に預けようとし��りする。ただし同伴・同席はしない。ハロルドは一人で精神科や、叔父のオフィスに通わされる。 ハロルドはいつものように、知らない人の葬儀に勝手に参列する。そこで知り合った79歳の老女・モードもまた、赤の他人の葬式に参加するシュミがあった。二人は巡りあう。 モードは常に人の車を運転する。公道の街路樹を引き抜き、人の車にのせ、料金を払わず高速道路をぶっ飛ばし、白バイ警官をまいて、山に勝手に植えにいく。シャベルだって当然盗品である。しかしあっけらかんとしていて、罪の意識はない。法を犯していることぐらい理解しているだろうけど、罪を犯している自責はかけらもない。めちゃくちゃである。 惹かれ合った二人が、きちんと一夜を共にする描写(朝になって、裸の少年と老女がおなじベッドで目覚めるシーン)があるのがとてもよかったです。 「ラブコメ」のジャンル映画ではなさそうだったし、それに「恋愛」を描いているようにも思われなかった。おもしろい映画だったけどね。さあ「恋愛」ってなにか。
このごろ読んでいた嘉村磯多の「途上」という自伝小説のなかに、露骨な切れ味の描写があってハッとさせられた。中学校のなか、からかわれたり後輩をいびったり、勉学に励みつつ田舎出身を恥じらい、色が黒いことをバカにされたり先生に気に入られたり、下宿先の家族に気を使いすぎたりして、なんやかんやで学校を中退して、実家に戻ってきた。ぶらぶらしていると、近所にいる年少の少女に目が留まる。いつか一度、話したことがあるきりだが、やたらと彼女が気にかかる。そこにこの一文があらわれる:「これが恋だと自分に判った。」 そんなふうにはっきり書かれてしまうと弱い。「はいそうですか」と飲み込むほかない。 けれど、恋愛を描いている(とされるもの)に、「これが恋」って「判った」だなんて明確に言及・説明を入れ込むことは、どうなんだろう。少なくとも当たり前な、お約束なやり口ではないと思うけど。 世の中には、「恋」「愛」「恋愛」という単語の意味するところがなんであるのか今一度問い直す手続きを踏まえずに、じつにカジュアルに言葉を使っているケースばかりがある。そうすると、その場その場で「恋」の意味が変わっていくことになる。その「恋」が意味しているものは単に一夜のセックスで、「恋多き」という形容詞がその実、「ぱっと見の印象がイケてた人と手当たり次第やりまくってきた」って内容でしかないときも少なくない。 まあけど、それがなんなのかを追究するのはやめましょう。というか、いったんわきに置いておきます。
さて『ハロルドとモード』の紹介された雑談のトピック:「ジャンルとしてのラブコメ」ですが、これは単に、「イニシアチブを奪い合うゲーム」であるらしい。そういう視点で構築されている。要するにラブコメは、恋愛感情の描写とか、恋とは何かを問い直すとかじゃなくて、主導権や発言権を握るのは誰か?というゲームの展開に主眼がある。気持ちの物語ではないのだ。描かれるのは、ボールを奪い合う様子。欲しがらせ、勧誘し、迷い、交渉する。デパートのなかで商品を迷うように。路上の客引きの口車にそれなりになびいたうえで、「ほか見てからだめだったらまた来ます」って断りを入れて、次の客引きに、「さっき別の店の人こういってたんですよね」とこちら側から提示するように。 イニシアチブの奪い合い、というゲームさえ展開できればいいので、気持ちとかいらない。ゲームが展開できるのであれば、主体性もいらない。ラブコメの「ラブ」は心理的な機微や葛藤の「ラブ」ではない。奪い合っているボールの呼び名でしかない。(つまり奪い合い=おっかけっこ、が、「コメ(ディ)」ってワケ)
浮気はドラマを盛り上げる。人が死ぬのも、まさに「劇的」なハプニングだ。雨に濡れて泣きながら走り、ようやく辿りついたアパートの部屋はもぬけの殻、ただテーブルにひとことの書き置き「フランスに行きます」みたいな、そんな派手な出来事で試合はいよいよ白熱する。ところが、心理的な機微や葛藤というのはいつだってモノローグ的だので、気持ちの面での「ラブ」を描きたいなら、このような出来事たちはむしろいらない。うるさすぎる。もっとささやかで、短歌的な味わいのものがふさわしい。ひとりでいるときに、マフラーの巻き方を真似しようと試みて途中でやめたり、チェーンの喫茶店の安コーヒーの味が思い出でおいしくなったり、そういうのでいい。出しっぱなしのゴミ勝手に片づけたの、ちょっとおせっかいすぎたかなってくよくよ悩む、とかでいい。
恋愛の感情・心理がよく描写されているように感じられる物語の登場人物は、内面的な葛藤に閉じこもらざるを得ないシチュエーションに押し込められている場合が多い気がする。「ひとには秘密にしてないといけない」「誰にも言えない」という制約のある環境。仕組みとして、宗教の違いや人種や年齢の断絶、同性愛など、自分の思いを簡単にひとに打ち明けられないセッティングの話のほうが、「イニシアチブ奪いあ��ゲーム」からは遠ざかる。(それに、そんなようなセッティングだと、「世間の常識」が要求してくるジェンダーロールを無視して鑑賞しやすい場合も多い。)
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成功した実業家の息子であるハロルドは、経済的にも肉体的にも不自由なく暮らしている。が、なんだか欠落を抱えている。自殺遊びや他人の葬式への参加など、死に接しているときが最も楽しい。老女モードは、そんなハロルドの世界観を一変させることになる。彼女はかなりアナーキーな存在で、逮捕されるようなことばかり繰り返している。けれど悪びれない。自らの行為を、自分らしい人生を過ごしている実感を与えてくれる刺激として肯定している。
J.G.バラードに『コカイン・ナイト』という小説があって、この頃これを読みました。あ、そもそもこの記事は、最近読んだものや見たものについて、できるだけ網羅的に言及できないかと願いつつ当てずっぽうで書き出した文章です。できることなら人とのやりとりや、自分の過ごした日常についても記したいが、それがうまくできるかどうか。
『コカイン・ナイト』の主人公はチャールズで、世界中を飛び回っている旅行記者です。退屈について、カリスマについて、刺激について。さまざまな切り口から鋭い洞察が重ねられたこの名作の入り口は、ミステリーのかたちをしている。 スペインの南、ハイパーセレブたちのリゾート地で働いているはずの弟が窮地にたたされているから助けにいかなきゃ! という目的で、チャールズは物語の舞台にやってきます。弟の状況はよく知らないけど、あいつのことだし、そこまで深刻じゃないだろう。そう高を括ってやってきました。ところがどっこい、弟、かなりやばい状況でした。 大邸宅が放火により全焼し、五人が焼け死んだ。弟にその容疑がかけられている。捕まって、留置されている。裁判を待っている。けれども、誰も、弟が犯人であるとは信じていない。警察だって例外じゃない。明らかに、弟の犯行ではないのだ。それでも弟は、自分がやったと自白しており、嘘の自白を繰り返すばかりで取り下げない。いったいなにが起こっているのか。どういうことなのか。 地域の人らはすべて疑わしい、なにかを隠しているような気がする。チャールズは素人ながら探偵のまねごとをしはじめ、地域の人々から疎んじられはじめる。チャールズにとって、地域の人々の態度と距離感はますます疑わしいものに思えてくる。そして実際、普通には考えにくい、歪んだ事態を数々目撃することになる。余暇時間を持て余したハイパーセレブたちは、事故を起こして炎上するボートを楽しそうに見つめていた。拍手さえあがる。
『ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン~』という映画があって、平和な村=表向きには犯罪のない村を舞台にした話でした。「表向きには」犯罪はない、というのはつまり、法に反した行為があったとしても、届け出や検挙がなければ統計にはあらわれない、ということを示しています。
世の中にはあたまのかたい人というのがたくさんいて、俺もその一人なんだが、すべてのルールは事後的に構築されたものなのに、これを絶対の物差しだと勘違いしている場合がある。法律を破ったのだから悪い人だ、みたいな感覚を、まっとうなものだと信じて疑わない人がたくさんいる。身近に悪いやつ、いやなやつ、いませんか。自分のなかにも「悪」はありませんか。それと「被告人」「容疑者」はぜんぜん別のことではないですか。 陰謀論がささやかれている。「悪いやつがいる、たくさんいる、てのひらで人を転がしているやつと、愚かにも転が��れているやつがいる、自分はその被害者でもある」そう発想する立場に対し、逆の立場に立たされている不安を訴える声もありえる。「知らず知らずのうちに、自分は、陰謀に加担しているのではないか。なんならむしろ積極的に参加しているのではないか」あんなふうになってしまうなんてこと思いもよらなかった、ってあとで口走っても遅い。
『コカイン・ナイト』の主人公チャールズは旅行記者で、世界中を飛び回っているから定住地はない。 どこかに行くと、「自分にとって、ここが本当の場所だ」と感じられる旅先に巡り合うことがある。けれどその段階を越えたむこうに、「自分にとって、世界はすべて異郷である。どこにいても、自分は単なる旅人以上のものではありえない」その境地がある、というようなことを池澤夏樹が言っていたかもしれない。言ってないかもしれない。ともかくチャールズは定住地がない。
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』には、 遊動の暮らしをやめて定住するようになったとき、人類は、財産や文明を手にするようになった。貧富の差が生じ、法が生じ、退屈が生じた。時代が下って便利になればなるほど、退屈は大問題になってくる。 というようなことが書かれていた。遊動の暮らし云々については資料がない話だから、この本がどれほど学問的に厳密なのかはわからないけど、発想としてはおもしろいと思ったので覚えています。記憶だから、読み返すとそんな話してないかもしれないけどね。 けどまあ、ともかく、遊動し続けていたチャールズは、退屈がまさに大問題になっている地域に巻き込まれるかたちで取り込まれていく。はじめは弟の部屋を使っていたチャールズも、その地域を牛耳っているやつが用意してくれた部屋にうつるときがやってくる。その部屋にはじめて足を踏み入れたチャールズに、こういった言葉がかけられる。「チャールズ、君は家に帰ってきたんだ……」 「今の気分を大いに楽しみたまえ。見知らぬ場所という感覚は、自分にとって、常日頃考えているよりも、もっと近しいものなんだよ」
この記事は当てずっぽうで書き出した日記ではあるけれど、記事のタイトルははじめから決めている。「近さの/なかに/はいる」 ようやく、「近さ」というキーワードを登場させられました。よかった。距離についての話を引き続き。
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いつか「ア・ホロイ」というグループ展で映像作品の発表をしたときに(おれのみヘッポコな)対談イベントの相手として巻き込んだ太田充胤(医師・ダンサー・批評家)が、ちょうどその当時スタートさせていたのが『LOCUST』という雑誌だった。Magazine for travel and criticism|旅と批評のクロスポイント。 執筆者たちはみんなで旅行をしにいく。そしてその場所についての文章を書く。これを集めて雑誌にしている。参加者は批評家だけではないが、肩書は別になんでもよい。いわゆる観光ガイドでもなく、かといって思想ムックでもない。地域と時事に結びついた、批評癖のある人らの旅行界隈記集で、最近、この第三号を買いました。三号の特集地は岐阜県美濃地方。
この本、千葉市美術館で買った。千葉市美術館ではいま、「大・タイガー立石展」が開催されている。立石紘一=立石大河亞=タイガー立石という作家については、これは子供のころ、好きで好きでしかたなかった絵本のひとつの作者として知りました。親近感、懐かしさがある。 60年代、日本のなか美術作家と���て活動、のちイタリアに渡り、そこで油絵もヒットしますが、同時にデザイナー・イラストレーターとしても、漫画家としても活躍。日本に戻り、絵本の仕事も手掛けるようになります。陶も捏ねます。 ナンセンス、毒々しくも軽妙で、湿度は高いんだけどしつこくない。筆運び色選びモチーフ選び影の黒さははっきりシュールレアリズム由来で、反逆児のフリをしつつジャンルの枠組みは壊さず、荒唐無稽なフリをしつつ不穏当で思わせぶり、祝祭的=黙示録的、派手好みのくせに辛気臭くすら感じられるガロ感がいつまでも抜けない。という印象。個人的には。
懇意にしている友人の家、友人なのかな、友人なんでしょうか。一緒にいる居心地はいいんだけど、話題が狭く、政治的な話も教養的な話もしない。あるのは惰眠と食卓で、生理的で予測可能なよろこびしかない。安心安全で退屈な時間を過ごす人。おれは人のことをバカにして生きてる。まあいいかそれはいま。ともかく、友人、そう友人の家を出て、千葉中央駅に到着すると、急に大雨が降りはじめた。美術館まで徒歩にしてほんの10分の距離ですけど雨はものすごい。駅ビル内のダイソーで傘を買って足を濡らして10分歩くなら値段的にもそう変わらないと判断し、駅前でタクシーに乗り込みました。「市立美術館まで」と注文します。「市立?」聞き返した運転手はメーターをつけずに発車、すぐに着いて、料金として500円を払う。車運転させておきながら500円玉1枚だけ払って降車するのは後ろめたい。ちょっと照れくさくもある。 タイガー立石の絵はいわゆるコピペっぽさというか、表面的なトレースが多い。ピカソの泣く女やゲルニカ、ダリの溶けた時計、ルソーの自画像、タンギーのうねうね、そんなものがはっきり登場する。作品によっては、モチーフらは一枚の画面にただ雑然と並んでいる。ライブハウスのトイレの壁みたく、全体のなかに中心のない、みるべきメインの仕組まれていない羅列面。 ずっと好きではあったけれど、とはいえどっぷりハマりこんだ覚えのある作家でもない。距離感としては「シュークリーム」とか「揚げ出し豆腐」みたいな。それでも、さすが小さなころからの付き合いだけあって、自分のなかに、あるいはタイガー立石をみる自分のなかに、自分自身の制作態度の原型をみるようで居心地が悪く、やはりちょっと照れくさくもあった。
もちろんカタログを買う。そのために美術館併設の書店に立ち寄った。そこで『LOCUST vol.3』を見つけたので一緒に買ったのだった。太田充胤が、「おいしい、と、おいしそう、のあいだにどんなものが横たわっているのかを考えた原稿を vol.3に載せた」と言っていた覚えがあったためだ。なんだそれ、気になる。そう思っていたところだった。 ぜんぶで7つのパートにわかれたその原稿の、はじめの3つを、ざっくばらんに要約する。 1・はじめの話題は日本の食肉史から。肉を食べることは力をつけることと結び付けられもしてきた。禁じられた時代、忌避された時代もあった。食肉への距離感っていろいろある。 2・野生動物の肉を食うことが一種のブームになっている。都市部でもジビエは扱われている。ただ、大義たる「駆除される害獣をせっかくだから食べる」というシステムは、都市部では説得力がうすい。都市部のジビエは「珍しいもの」としてよろこばれている? 舶来品の価値、「遠いものだから」という価値? 3・身近に暮らす野生動物と生活が接しているかどうかで、(動物の)肉というものへの距離感は変わる。都市部の居酒屋で供される鹿の肉と、裏山にかかってたから屠って食卓に登場する鹿の肉は、そりゃ肉としては同じ鹿肉であっても、心理的な距離の質は同じではない。
イモムシが蝶になる手前、さなぎに変態してしばらくじっとしている。さなぎの中身はどろどろで、イモムシがいったんとろけた汁であり、神話の日本の誕生よろしく、ここから形状があらわれ、蝶になるのだと、子供のころ誰に教えられたわけでもないのに「知って」いた。それは間違いだった。イモムシの背中を裂くと、皮膚のすぐ裏側に羽が用意されている。蝶の体つきは、さなぎになるよりずっと前から、体のなかに収納されている。さなぎはただ、大一番な脱皮状態を身構えてるだけの形態で、さなぎの中がどろどろなのは、イモムシや成体の蝶の体内がどろどろなのとまったく同じことだった。日高敏隆の本で知った。大学院生のころ、ひとの自作解説を聞いていたら、「イモムシがいったんその体の形状をナシにして、さなぎの中でイチから再編成しなおして蝶になるように」という言い方をしている人があった。同じ勘違いだ。 この勘違いはどうして起こり、���うして疑いなく信じ続けられるんだろう。だって、イチから再編成されるなんて、めちゃくちゃじゃないか。めちゃくちゃ不思議なことがあっても、それが「生命の神秘」や「昆虫の不思議さ」に結びついて納得されてしまえば、「ね、不思議だよね、すごいよね」で済む話になるのか。<現代人・大人たちが昆虫を嫌うのは、家の中で虫を見なくなってきたからだ>という論文を先日みつけました。隣近所の人とあいさつをするかどうかで生活の心やすさは大きく変わる。知らない人の物音は騒音でも、知っている人の物音はそんなに不愉快じゃなかったりする。「面識」のあるなしは非常に重要だから、背が伸びてもなお、公園や野原で昆虫と親しみ続ける人生を送っていれば、虫嫌いにはなっていかないだろう。けれど、そういう人生を送っていたとしても、いったん誤解した「さなぎ状態への理解」が誤りだったと、自然に気づけるものだろうか。
岐阜で供されたジビエ肉についての原稿をLOCUSTに執筆した太田充胤は高校の同級生で、とはいえ仲良しだったわけではない。今も別に、特別仲良しとかではない。なんかやってんなあ、おもろそうなこと書いてるなあ、と、ぼんやり眺めて、でも別にわざわざ連絡はしない。卒業後10年、やりとりはなかった。数年前、これを引き合わせた人がいて、あわせて三人で再会したのは新宿三丁目にある居酒屋だった。ダチョウやカンガルー、ワニやイノシシの肉を食べた。それこそ高校の頃に手にとって、ブンガクの世界に惹かれる強烈な一打になったモブ・ノリオの作品に『食肉の歴史』というタイトルのものがあったな、と急に思いついたけれどこれはさすがにこじつけがすぎるだろう。あ、 ああ、自分の話を書くことはみっともなく、辛気臭いからしたくないんだった。「強烈な一打」たるモブ・ノリオの『介護入門』なんてまさに「自分の話」なわけだが、他人の私小説のおもしろさはOK けど、自分がまさに自分のことを語るのは自分にゆるせない。それはひとつに、タイガー立石はじめ、幼少時に楽しんだ絵本の世界のナンセンスさ、ドライさへの憧れがこじれているからだ。 まとまりがなく、学のなさ集中力のなさ、蓄積のなさまであからさまな作文を「小説」と称して書き散らかし、それでもしつこくやり続けることでなんとか形をなしてきて、振り返ると10年も経ってしまった。作文活動をしてきた自負だけ育っても、結果も経歴もないに等しい。はじまりの頃に持っていたこだわりのほとんどは忘れてしまった。それでも、いまだに、自分のことについて書くのは、なんだか、情けをひこうとしているようで恥ずかしい気がする。と、このように書くことで、矛盾が生じているわけだけど、それをわかって書けちゃってるのはなぜか。 それは、書き手の目論見は誤読されるものだし、「私小説/私小説的」というものには、ものすごい幅があるということを、この10年、自分にわかってきたからでもある。むしろ自分のことをしっかり素材にして書いてみてもおもろいかもしれない、などと思いはじめてさえいる。(素材はよいほうがそりゃもちろんいいけど)結局のところ、なんであっても、おもしろく書ければおもしろくなるのだ。
こないだ週末、なぜだか急に、笙野頼子作品が読みたくなった。『二百回忌』じゃなきゃだめだった。久しぶりに引っ張り出して、あわてて読んだ。おもしろかった。モブ・ノリオ『介護入門』に接し衝撃を受けた高校生のころ、とりあえず、その時代の日本のブンガクを手あたり次第漁っていた。そのなかで出会い、一番ひっかかっておきながら、一番味わえていない実感のある作家が笙野頼子だった。当時読んだのは『二百回忌』のほか『タイムスリップ・コンビナート』『居場所もなかった』『なにもしてない』『夢の死体』『極楽・大祭』『時ノアゲアシ取リ』。冊数は少なくないが、「ようわからんなあ、歯ごたえだけめっちゃあるけど、噛むのに手一杯になってしまってよう味わわん」とばかり思っていた。 新潮文庫版『二百回忌』に収録されているのは4作品。いずれも、作家自身が作家自身の故郷や家族(など)に対して抱いているものを、フィクションという膜を張ることで可能になる語り方で語っているものだ。
『大地の黴』: 生まれ故郷に帰ってきた主人公が、故郷での暮らしを回想する。かつて墓場で拾い、そして失くしてしまった龍の骨が、いまや巨大に成長し、墓場を取り囲み、そして鳴る。小さなころ、その土地に居ついている、黴のような茶色いふわふわが見えていた。地元の人の足元にまとわりついていた。いま墓の底から見上げる、よく育った龍の骨たちのまわりにもいる。
『二百回忌』: 二百回忌のために帰省する。親とは険悪で、その意味では帰省したくない。しかし、二百回忌は珍しい行事だし、すでに死んだ者もたくさん参加する祝祭時空間��しいから、ぜひとも行ってみたい。肉親はじめ自分の人生と直接のかかわりをもったことのある地元の顔ぶれは嫌だけど二百回忌には出向く。死者もあらわれる行事だから華々しいし、時間はいろんなところでよじれ、ねじれる。
『アケボノの帯』: うんこを漏らした同級生が、うんこを漏らしたことに開き直って恥ずかしがらない。そればかりか、自分の行いを正当化ないし神聖化し、排泄の精霊として育つ。(漏らしたことで精霊になったから、その同級生には苗字がなくなった!)自分のうんこの話をするのははばかられるけれど、精霊が語る排泄は肥料(豊かさ)や循環の象徴であるからリッパである。
『ふるえるふるさと』: 帰省したらふるさとの土地が微動している、どうやら時間もねじれている。いろいろな過去の出来事が出来していく。
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[4]
『LOCUST』の第三号の特集は岐阜で、おれの祖父母の実家は岐阜にある。大垣にあったはずで、いまどうなっているかは知らない。 父方の祖母が一年ほど前に亡くなった。おれの祖父=おれの父からすれば実父は施設で暮らしはじめた。住む者のなくなった、父の実家は取り壊された。父は仏壇や墓のことを考えはじめ、折からの歴史好きも手伝って、寺を巡っては話をきいてまわるようになった。寺の住職はすごい。自分とこにある墓の来歴ならしっかり把握しており、急に訪れた父が「うちの母のはいった墓は、いつ、誰がもってきたもので、誰がはいっているのか」と尋ねればすらすらと教えてくれる。 つい数代前、滋賀の彦根から、京都の寺に運んできたとのことだ。ところが運んだ者がアバウトで、京都の寺は彦根の寺と宗派が違う。それもあって、一族代々の墓ではなくて、数代のうち、そのアバウトさに異を唱えなかった人らが結果的におさまっているらしい。よう知らんけど。 続いて調査に乗り出した、母方、つまり岐阜の大垣にあった家の墓の来歴についても、どうやらごまかしが多い。ひとりの「かわりもの」のために、墓の行き先がなくなる事態があったらしい。 昭和のなかごろ、青年らは単身で都会へと引っ越しはじめ、田舎に残してきた墓をそのままにしてると数十年のちに誰か死ぬ。次は誰の番だろうかと悩むころには、あれこれ調べて動かす余裕がない。嫁ぎ先の墓にはいるとか、別の墓をたてるとか、戦死してうやむやになってるとか、ややこしいからウチは墓を継ぎたくないとか、もはやふるさとはないから墓ごと引っ越したいけど親戚全員への連絡の手立てがないのでできる範囲だけを整理して仕切り直すだとか、そういうごたごたを探査するのがおもしろいらしい。 父から送られてきた、一緒に夕食を食べることを誘うメールには、「うちの墓についての話をしたい」と書いてあって、おれはてっきり、「墓を継げ!」というような説教をくらうのかと身構えていたのだけど、全然そうじゃなかった。墓の来歴からみえてきた、数代前のずさんさ、てきとうさから、果ては戦国時代の仏教戦争まで、わがこととしての眺望が可能になった歴史物語を一席ぶちたかっただけだったみたいだ。よかった。
京都で父は祖父、父からすれば実父と、たまにあそんで暮らしている。祖母なきいま、90近い祖父と���をできるのはあとどれくらいかと思いを馳せるとき、父はふと、戦争の頃のことを聞いておこうと思い立った。いままでぶつけていなかった質問をした。 「お父ちゃん、戦争のときなにしとったん?」 祖父は15歳だった。日本軍はくたびれていた。戦局はひどい。余裕がない。15歳だった祖父は、予科練にはいった。 「軍にはいれば、ご飯が食べられるから」と祖父は笑って話したそうだ。けれど理由の真ん中は本当はそこじゃない。どうせだめになるのだ、負けるのだ。自分の兄、つまり一家の長子を死なすわけにはいかない。兄=長男に家は任そう。長男が無理やり徴収される前に、次男である自分が身を投げうとう。 きっと必要になるから、と考えて、英和辞書を隠し持って予科練にはいった。敵の言葉の辞書を軍に持ち込んでこっそり勉強するなんて、見つかったらえらいことになる。 その頃、12歳だった祖母は、呉の軍需工場で働いていた。 生前の祖母、というか、祖父と出会ったばかりだった祖母は、祖父が、長男に代わって死ぬつもりで、自ら志願して予科練にはいっていたことを聞いて泣いたという。 ��れの父親は、おれの祖父からそんなような話を引き出していたそうだ。父としても、はじめて聞く話だった。 90近くなった自分の父親が、目の前で話をする。自分の身に起きたこと、戦争時代の思い出話をする。子供の前で語ってこなかった話を語る。なんだか瀬戸内寂聴みたいな見た目になってきている。極端な福耳で、頭の長さの半分が耳である。 本人は平気な顔をして、ただ、思い出を話しているだけなのである。それでも、「大井川で、戦地へ赴く特攻隊を見送った。最後に飛び立つ隊長機は空でくるりと旋回したあと、見送る人々に敬礼をした。」と、この目で見た、体験した出来事についての記憶を、まさに目の前にいる、親しみ深い人物が回想し話しているのに接して、おれの父は号泣したという。これは「裏山にかかってたから屠って食卓に登場する鹿の肉」なのだ。
戦争への思いのあらわれた涙ではない。あわれみや悲しみでもない。伝え聞いていたという意味では「知って」いたはずの戦争だが、身近な存在たる父親が直接の当事者であったことがふいに示されて、戦争が急激に近くなる。父親が急激に遠くなる。目の前で話されていることと、話している人との距離感が急激に揺さぶられた。このショックが、号泣として反応されたのではないか。食事中、口にする豚肉を「ロースだよ」と教えてくるような調子でふいに、「この豚は雌だよ」とささやかれて受けるショックと同質の、「近さ」についての涙なのではないか。感情の涙ではなくて、刺激への反応としての落涙。 これでひとまず、自分の描く分を切り上げる。思えばいろいろなトピックに立ち寄ったものです。ラブコメにはじまり、犯罪的行為と共同体の紐帯の話、内的な事件「恋」の取り扱い方、ジビエを食べること、故郷についてのマジックリアリズム。 散らかすだけ散らかしておいて、まとめるとか、なにかの主張に収束するということもない。中心がない。さながらライブハウスのトイレの壁みたく、みるべきメインの仕組まれていない羅列面。 この羅列面に対して連想されるもの、付け足したくなったものがあれば、各々が好き勝手に続きを書いてください。うまく繁茂すれば、この世のすべてを素材・引用元とした雑文になるはずです。や、ほんとのことをいえば、すでにテキストというものはそういうものなんですけど。
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D&D イニストラードセッティング セッションその5 レポートその15
「フレッド、左を頼む!」
「……わかった」
兄弟はそれぞれ左右に分かれてエルドラージの群れに斬り込んだ。フューゴは大型のドローンの群れを斧で薙ぎ払い、フレッドは変異した人間の頭を踏みつけながら触手や腕を切り落としていく。
掬い上げるような一撃でドローンを叩き割ったフューゴが、横から別のドローンに突撃されて体勢を崩す。
「クソッ!」
斧でバランスをとって立て直すが、その一瞬の隙にさらに別のドローンが触手を伸ばした。その紫色の皮膚が触れた瞬間、フューゴの頭の中に歪んだ精神の奔流が流れ込むのを感じた。
「――うあああ、あああ、わ、われは、えええええむむらああああああ」
自我が溶け行く感覚で、目の前の光景が虹色に瞬く。巨大な存在の一つになり、目の前の小さな生命を喰らうことだけを考えろ。我らがエムラクール。我こそがエムラクール。全ては我に回帰していく。全ては永劫なる無へと。我はエムラクール。我は――
「フューゴ!!」
何か巨大なものに接続されていた意識が切断され、元の肉体へと弾き飛ばされる。一瞬ふらつき、フューゴは自分の置かれた戦場に視線を戻した。トーベエが二刀を我武者羅に振り回してドローンを切り捨てる。致命的な攻撃だけは避けているが、しかし棘のように突き出された触手や足がその身体に血を流させる。
フューゴは再び斧を振り上げてドローンに斬りかかる。トーベエに絡まる一体を引きはがし、その足を切り裂く。さらに、二人の上から炎の弾丸が降り注いだ。トライアとグリムが呪文を詠唱し、絶え間なく雷や炎の斉射を繰り出していく。彼らの姿はその瞬間は、優勢に見えた。
太陽を覆うように翼を広げた天使のまがい物が、波のように蠢くドローンの上を飛んでいくまでは。それは声ならぬ声を上げ、赤く光る瞳でフューゴを見た。
その瞬間、再びフューゴの意識が何者かによって浸食され、身体の自由が利かなくなった。それと同時に紫色に脈打つブリセラの腕が槍のように伸び、フューゴの肩を貫いた。
「―――――!!!!!」
呼吸することも、悲鳴を上げることもできない。触手が身体の中でうねり、腕と身体を分離させようとする。
「っらぁ!」
刀が紫色の腕に傷をつけると、それはたやすく引き抜かれた。片方の頭がぐにゃりとトーベエを向く。視線が交差した瞬間にトーベエもまた精神に何かが入り込むのを感じた。ブリセラが腕を振り上げるのが見えた。精神と肉体の両方をバラバラに動かさねばどちらかが死ぬと分かっているが、そのどちらも言うことを聞こうとしなかった。ならば刺し違えてでも、と思った瞬間、空中から飛来した雷がブリセラの翼を焼き焦がす。
「見ろトライア、こっちを向いたぞ」
「さっきのを喰らったら僕ら死んじゃいますよ!?」
「そのときはそのときだ。覚悟を決めろ」
トライアとグリムは魔術書から燃えるような光を迸らせながら、再び詠唱を始める。
「二人とも下がれ、少しでも前線の援護を!」
変異体を鎚で潰し、聖印を掲げながらアーロンが前に出る。彼もまた、トーベエの二刀にかかる祝福の術を維持しながら戦い続けている。
風を切って絶望が飛来した。虚ろに燃える瞳がアーロンとトライアを捕らえた。聖印に阻まれたか、アーロンは意識を保った。だがトライアは意識を掻き乱され、その場に倒れ伏した。
グリムは戦場を見渡した。フレッドが躍るように敵を切り刻むが、まるで砂糖に群がる蟻の群れのようにとめどない。狂った人間たちの波は本物の海のように終わりが見えなかった。もしかしたら、と錬金術師は別の巻物を引き抜いた。師匠モーダミアの持ち物から失敬したそれを紐解き、魔力を込める。もはや大地から引き出せる魔力はもうなく、己の中に残ったわずかな残滓を集中させていった。
「生けるすべてを永久なる休息へ誘え、《睡眠》!」
薄い靄がフレッドの周りの狂える異形を覆っていく。ブリセラの羽ばたきで靄が晴れると、そこには折り重なって眠る怪物たちの姿があった。フレッドは空中で回転して音もなく着地。バネが飛び出すように素早く、アーロンと切り結ぶブリセラの背後へと到達した。
「フューゴ、ここは俺に任せろ! フレッドたちを助けてくれ!」
トーベエはドローンを切り払い、フューゴの背に声をかける。
「――死ぬなよ」
後ろを振り返ることなく、フューゴはブリセラへと突進した。
振り回される斧がブリセラの下半身から伸びた触手を切り落とす。フレッドが斧の柄に乗り、さらに跳躍して翼に刃を振り下ろす。ブリセラと視線が合えば身体が石のように固まり、触手が剣の壁のように襲い掛かる。アーロンのハンマーがそれを叩き、何本かはそらすことができるものの、一歩間違えば致命傷という場所を綱渡りですり抜けていく。
グリムは戦闘から離れ、魔術書の残りを漁った。恐らくこれが、最後の魔法になる。
無限に続くかと思われた打ち合いの中、変化は突然に現れた。天に浮かぶ月に、見たこともない文様が輝いていた。塔の上にジェイスとタミヨウ、そしてもう一人、緑の服を纏った魔術師が立って魔力を放っていた。
トライアは巨大な魔力の流れを感じ、天を見上げた。その瞬間、彼の視界を塞ぐように燃え立つ瞳と目が合った。
「しまっ……!」
明らかにブリセラの動きは遅くなっていた。だが、その腕の一撃は容易くトライアの命を奪ってしまうだろう。
「トライア!」
青いローブの錬金術師が、トライアの前に滑り込んだ。グリムの手には、開かれた魔術書が赤い光を放っていた。
「燃えろ!」
グリムが付き出した掌から炎が迸る。それは迫りくる腕を焼き焦がし、黒い炭に変わる。
視界の中で、エムラクールの山のような身体が再び空中へと浮かんでいく。それは輝く月に吸い込まれるように、急速に小さくなっていくように見えた。
歪んだ天使が驚愕と恐怖の混じった声を上げる。そこへ、アーロンの鎚が、フレッドの短剣が、フューゴの斧が叩きつけられた。
翼が裂け、腕が斬り飛ぶ。銀の血が流れる両の眼窩に、光り輝く魂が映った。それは大きな白い翼を広げ、歪み切った姉妹のなれの果てを悲しげに見つめた。魔力そのものの腕を伸ばし、歪んだ肉体に残った魂を解いていく。エムラクールの一部となっていた肉体がゆっくりと落下し、二人の天使の魂だけがそれのてのひらに収まった。
偉大なる魂は翼をはためかせると、まだそれが地上に存在したころと同じように、姉妹の魂をあるべき場所へと導いていった。
ブリセラが落下し、動かなくなる。皆倒れて、一歩も動くことができない状態だった。エルドラージの不気味な死体の上に横たわるトーベエの視界の中で、エムラクールが月に飲み込まれていくのが見えた。
「やったのか…」
そうして目を閉じた瞬間、その場に爆発が巻き起こった。
エムラクールを銀の月に封じ込めたことで、謎の石によって歪められていたマナの力線が元に戻った。ネファリアにダムのように集められていたマナが噴出し、その到達地点であったスレイベンで爆発を起こしたのだ。
ネファリアのいつもの酒場で、フレッドとフューゴの兄弟は杯をあおって、残った酒を呑みほした。
「じゃあ、俺たちはもう行く」
「……ヘンリー領主どのが心配だからな」
入口で待つマービン爺さんに声をかけ、二人は酒場のドアに手をかけた。
「アーロン、トライア! またどこかで!」
「アーロンさん、私たちも行きましょうか。まだまだ、イニストラードには希望が必要です。それに、吸血鬼の連中がサリア様を狙ってくるか分かったもんじゃないですからね」
二人も立ち上がり、荷物を背負った。
真新しい銀の鎧を整えて、アーロンとトライアはケッシグの森の中を進んでいた。
「ウルリッチ! どこだ!」
アーロンの声が森の中に響く。
「騒がしいな。喰われに来たのでもない限り、その声は腹の中にしまっておけ」
狼の群れとともに、白髪の大男が姿を現した。
「新しい寝床の調子はどうか���思ったんだが、その様子なら心配はないな」
「お前たちさえこなければな」
ウルリッチは懐から何かを取り出すと、アーロンに投げてよこした。それは戦いによって傷つき見るも無残な姿になった、シガルダの聖印であった。恐らく幾度となく、持ち主の命を救ったのだろう。
アーロンが顔を上げると、狼たちの姿は風のように消え去っていた。
強い風が吹きつける甲板に、トーベエは顔を出した。はるか空には雲が渦を巻いている。エメラルド色の海には小舟が浮かび、霊気駆動のプロペラが回転して船を前へと進ませていた。
遠くに見える街には高い塔が並び、青い水のようなものを溜めこんだ不思議な建物が宝石のように輝いていた。
「珍しい恰好だね、旅の人。商人かなにかかね?」
同じ飛空艇の甲板にいた、平服のドワーフが話しかけてくる。
「俺はサムライ。武芸者だ。ちょいと、人探しをしているんだ」
ひたすらに太陽が照りつける砂漠を、一人の錬金術師が彷徨っていた。遠くに都市と思われる影と、そこから伸びる河川。
「川へ行かないと干からびてしまう。命あっての研究だからな……」
都市の方を見ながら、足は川へと向かう。人の姿が見えない。まるで死者の世界のようだ。あるいは本当にそうなのかもしれない。
都市の影の中に、二本の歪んだ塔のようなものが見えた。グリムにはそれがなんなのか皆目見当もつかなかったが、何かとても不吉で邪悪なもののように見えた。
不気味なスカーブが引く大八車には、さらに禍々しい歪んだ死体が山と積まれている。スカーブの横ではゲラルフとギサが何やら陰湿な罵り合いをしていた。わずかに生き残った聖戦士たちは鎧を脱いで、瓦礫をどけたり人々の治療をしたりと忙しく走り回っている。
守護者を失った世界は今、自らの力で立ち上がろうともがき、その一歩を踏み出したところだ。
(了)
DMの視点から:
おわったあああああ!!おつかれさまでしたー!!!!完!!!!じゃねええ!!!!!次はあなたがダンジョンマスター!!!!なんか聞きたいことがあったらツイッターでいいから聞いて!答えるから!!!!
さて、今回のシナリオは大元のストーリーにある程度沿う流れになりましたが、もっと小規模な冒険を遊んでも面白いですよ。フリーインフリーアウトのキャンペーンも久々に試しましたが、なかなかうまく行ったのではないかと思います。参加回数にバラつきがでそうな場合にはDMGに載っている「セッションごとにレベルアップする」形式が足並を揃えやすくていいんじゃないかなーという意見もあったので、次回はそれで。
そうそう、ブリセラのデータは「スペクテイター」をいじったものを使用しました。大天使のデータはギセラ、ブルーナ、シガルダは「デーヴァ」、アヴァシンは「プラネター」ってことなので、そのまま使ったら3レベルパーティなんぞ鼻息で吹き飛びますからね。
このあとですが、長いキャンペーンはちょっとの間お休みとなり、その間に色々またコンテンツの用意をいたします。モチベーションアップのため、このキャンペーンや各種翻訳、記事についてのご意見ご感想もお待ちしております。最後に、参加してくれたみなさん、読んでくれたみなさん、ありがとうございました! また次の冒険で!
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ヤンヨグ鮭卓ログ #3 遭遇!神話級のヤベーヤツ!~あの終業ベルを鳴らすのはあなた
!ご注意! このログには、裁定ミス、吟遊プレイ、内輪ノリなどが大量に含まれます。 どんとこいガハハ!な方のみ、お酒でも飲みながらのんべんだらりとお楽しみください。
ちなみに文中で使用しているナイスな各種シートは公式サイト(http://www.bouken.jp/pd/yy/)からDLできるぞ! るるぶを購入したら、今日から君もヤンキーだ!!
GM : では、うろつきフェイズ、2サイクル目です! 劔 理一(PL) : じゃあ、私はとりあえずまた情報収集スキルを使おう… GM : はーい!判定どうぞ! 劔 理一 : !roll 2d6 ダイスボット : @リヒト rolled 2. (1+1=2) 劔 理一(PL) : アッ GM : 寿司屋のおっちゃんに話を聞いてみましたが、「悪い、どうにも記憶があいまいでよ…」と 稲原 アギト(PL) : 大丈夫大丈夫 もうバッドヤンキーの場所は分かっている 事故はそうそうないだろう…… 劔 理一(PL) : 仕方ないね…
※実はここ、GMの裁定ミスです。今回配置されている「お祭り舞台」は、2サイクル目に必ずバッドヤンキーが立ち寄る【ナワバリ効果】があるため、この効果を発揮させるためには1サイクル目でPCがこの施設をナワバリにしている必要があります。メンゴメンゴ。…それはそれとして、リヒトくん、おなかいっぱいでちょっと眠くて頭が働かなかった説ありませんか。
GM : 2サイクル目で取れる行動は、「行きたい施設を宣言」か、「他のPCに同行」、「その場で待機」です。 GM : 先ほどと同じく、「いっせーの、せ」で、「行先の施設の番号」、「〇〇に同行」、「待機」のどれかを宣言してください。 稲原 アギト(PL) : あ、さっきと隣接したところにしかいけないんでしたっけ! GM : です! 稲原 アギト(PL) : オーケーです!悩む必要なかった 劔 理一(PL) : 私もOKですー GM : はーい!ではいきますよー GM : いっせーの、せ
GM : では順番に! GM : ドワーフの洞窟。さっき格闘家ヤンキーが置いてった書類が山積みになってます GM : 皆さん死んだ目で名前を書いたり金額を書いたりハンコを押したりしてます 劔 理一(PL) : ドワーフたちが過酷な事務仕事を… GM : 手をおさえて倒れる人もいますね 劔 理一 : じゃあ、もともとは美しい珊瑚の洞窟だったであろうそこに踏み入れて 「なんだこのザマはよ、せっかく上等なモン作る腕があンのに、役にも立たねえ紙切れの山に苦戦しやがって」 と、おもむろに書類の山の一つに歩み寄っていってその山をバッサーと GM : では黄金の炎がボンッと 劔 理一 : 「おいテメェら! その手は何のためにあンのかもう一度思い出しやがれ!」 劔 理一(PL) : みたいな? GM : 次々に書類が消滅していきます GM : その喝に、ドワーフたちの目に徐々に光が戻っていきます 「そうじゃ…ワシらの手は…」 「このようなものにかけるためのものでは…無かったはずじゃ…!」 稲原 アギト(PL) : 書類仕事をするドワーフがかなり面白くて面白さが勝ってしまう 劔 理一(PL) : 絵面は最高に面白いんですけどね…絵面は… GM : ちっさいしかくいとこにハンコを押すドワーフ 稲原 アギト(PL) : そのはんこを彫るときとかはちょっとマシな仕事になるんだろうな…… GM : ドワーフたちが声のした方に目をやると、入り口から差し込む陽光を背負ったリヒトさんがいるわけです 劔 理一(PL) : かがやけるヤンキー GM : 「ヤンキー様!!」「おお!伝説のとおりじゃ!!ヤンキー様じゃ!!」 GM : 皆さん涙を流しながら手を合わせますよ 劔 理一(PL) : ありがたいかんじになっている! GM : 1サイクル目でもひどい目にあってたからね! 稲原 アギト(PL) : あとできっと彫られるんだろうな 稲原 アギト(PL) : 腹いせのようにすごい量彫られそう GM : 掘られますね 伝説のヤンキーリヒト像 GM : めっちゃ掘られてお土産屋さんに並ぶ 稲原 アギト(PL) : 後光が差しててすごいかっこいいやつ 劔 理一 : 「チッ…そんな死んだ爺さん拝むみてえなのはやめろよな…」と鼻を擦りつつ しかしまんざらでもない 人の役に立つのは嫌いではないのだ GM : 仏像みたいな 稲原 アギト(PL) : リヒトまんじゅうとかも開発していこう GM : いいですね 劔 理一(PL) : 味にうるさい本人がちゃんと監修しよう 稲原 アギト(PL) : 「本人監修!」ってちっちゃく丸い絵を乗っけよう ※充実していくコーラルキングダム土産物会議 GM : 「ありがとうございますじゃ、必ずやヤンキー様のご活躍を後世に伝えるといたしましょう…!」「おお、インスピレーションが滾ってきたぞ…!!」 GM : もう後ろの方では彫り始めてます 劔 理一 : 話が早い! GM : お土産用リヒト珊瑚像 稲原 アギト(PL) : さいごには買って帰りたいね 稲原 アギト(PL) : 「う、あれは……夢だったのか……」 稲原 アギト(PL) : 「これは……リヒト像」 GM : 「お礼にこちらを。武器の扱いが記された、ワシら秘蔵のリーフレットですじゃ」 稲原 アギト(PL) : そういう!!!方向性!!! 稲原 アギト(PL) : 書類に紛れて隠してきたんだろうなあ GM : 「お仲間様のぶんも、ささ」 劔 理一 : 「おう、悪いな。武器つっても俺は竹刀ぐらいしか解らねえが、あいつらなら色々使えるんだろ」 GM : リーフレットの在庫をみかん箱に入れてたのでバレずに済みました 劔 理一 : リーフレットをありがたく受け取っておきましょう 劔 理一(PL) : そのへんのチェックがわりと甘いな!? GM : ドワーフだもの
※A4フルカラー中折り16P。観光案内所とかにも置いてる。
GM : ということで、ドワーフの洞窟がPCのナワバリになりました! 稲原 アギト : おれは拳だからハルが喜びそうだ GM : ハル「きゃっきゃっ」 稲原 アギト(PL) : さすがだリヒトさん!
GM : そして城では… GM : 先ほどのヤンキードワーフが「おう、追加の書類回収してきたぜぇ」イワン「ウワーッ!!!!」 稲原 アギト(PL) : まだ定時が遠いな GM : イワン君の目が濁っていきます 稲原 アギト(PL) : シンデレライワンくん GM : ガラスの靴は書類に埋もれて取り出せないし GM : カボチャの馬車も納期が遅れてるの 稲原 アギト(PL) : 12時の魔法はでろっでろに溶けちゃうし 劔 理一 : つらい 稲原 アギト : しんどい
GM : 寿司屋さん。客足が戻ってきたようです 劔 理一(PL) : よかったよかった 稲原 アギト(PL) : 回復したところも描写あるんだ! GM : 店主のお寿司を食べた人たちが、「俺たちは何を…」「家にある書類、本当に書く必要あるか…?」ざわ…ざわ… 稲原 アギト : 書類しんじつに気がつき始めたようだな
GM : お祭り舞台。画定が追加のお仕事を持ってきて皆さん目と心が死にました 稲原 アギト(PL) : わんこそばのように追加される書類 GM : 「皆さん、期限は待ってくれませんよ?さぁさぁ手を動かして。レシートは全部ありますか?領収書は?」 稲原 アギト(PL) : すごいまっとうなきがしてくるのはどうしてだろうか 劔 理一(PL) : うん…大事なことだよね… 劔 理一(PL) : (実家が自営業感) GM : バッドヤンキー本人は苦しむ人たちを眺めてニコニコしてます 劔 理一(PL) : やはりじゃあくだった
GM : では人魚の村。サーモン漁と冷凍サーモンの出荷が再開されました GM : 皆さん「ヤンキー様のご恩に報いるためにも、俺たちもしっかりしないと!」と GM : 活き活きと働いていますね 稲原 アギト : 「タフだな……。おれはもうすこし休んでもいいとおもうが」 GM : あ、すみません処理一個忘れてました GM : 喧嘩上等に勝利したので、アギトとハルのテンションが一段階上昇します 稲原 アギト(PL) : わーーーい!!! 稲原 アギト(PL) : ホカホカしてます GM : ハルもサーモン美味かったっすねーってホクホクしてます 稲原 アギト : おれはほめられてホクホクしているのは内緒だ GM : かわいい 劔 理一 : かわいい 稲原 アギト : 一段階だとテンアゲくらいですかね? GM : ですね、今テンアゲです GM : みんなテンアゲ 稲原 アギト : おっとサマリーがあったわ!ありがとうございます!
GM : で、港です GM : 港は、海と町との玄関口になっています GM : ちょっとした屋台やお店、船乗りたちを癒す酒場、船舶管理事務所なんかもあったりします GM : 海面が近いので、町の上よりも多数の珊瑚で構成されています。見渡せば色とりどりの珊瑚の建造物が立ち並んでいますが… GM : やはりここでも、誰もが書類を無言で書いています GM : 酒場の戸口には無常な「CLOSED」奥では客も店主もカリカリ...ポン...船着き場では船員も船長も木箱の上でカリカリ... 稲原 アギト : 「このままほうっておけば書類に埋もれて何一つ成せないままのたれじぬことになるな」 稲原 アギト : おれはCLOSEDのふだをひっくり返して入っていこう 劔 理一(PL) : シーンが完全に西部劇 GM : 「違いないっすねぇ。気が狂いそうですよぉ…いや、もう狂ってるンすかね。ここの連中。」アギトについていきます GM : カラン... GM : ではあの西部劇の扉を開けると、「何か」が店主の目の前に新しい書類を置いたところでした GM : それは、あなた方のほうをギロリと睨みつけます 稲原 アギト : では構わず書類を崩しながら「注文をいいか? おれはドキュメントのスペッスをむげんにうめるつもりはない」 GM : ではそれは、鉤爪でガッとアギトの肩をつかみますね。少し描写します
GM : その腹部と触覚と鉤爪はまるで昆虫のようでもあり、その皮膚と目はまるで人間のようでもあり、背に生えた翼は蝙蝠のようでもあり…
GM : 腐乱した死体のような臭気を発する異形の生物が、あなた方の前に姿を現します。
GM : 人の世の理から外れたこの異形を目の当たりにした探索者は、全員(1/1D6)の正気度ロールを行ってください。
稲原 アギト(PL) : あ、強いやつだ 劔 理一(PL) : そういえばビヤーキーだった GM : ですが、あなた方はヤンキーなのでしなくていいです。なんかキモいのがいます。 劔 理一(PL) : つよい 稲原 アギト(PL) : めんじょされた GM : いじょうです
※なんかキモいの。探索者は死ぬ。
稲原 アギト(PL) : 一瞬どの能力値だ!?ってキャラシを参照しにいくところだった GM : ビヤーキーくんが顎をカチカチ言わせてますね 稲原 アギト : 「おれがようがあるのはヘンな虫でもスペッスでもないな」 稲原 アギト : プイプイ拳を構えますね GM : 「ビヤー!!!キー!!!!」「なんか怒ってないっすかぁこいつぅ」 GM : 「喧嘩上等」です! GM : ではPC側からどうぞ! 稲原 アギト(PL) : わーい!できることふえたかな?一応武器攻撃はできるんだけど~ GM : はーい!武器攻撃もできますよー! GM : 今ならテンアゲで攻撃力がさらに+1だドン! 稲原 アギト(PL) : 武器って持ってるモノですか?あとはなんだ ベイブを呼んでマジギレになってコークスクリューという手もありそうだけど 稲原 アギト(PL) : でもボス戦でやりたい気もするな~ GM : 武器の攻撃力はこちらをご覧ください(※公式の武器データ表のリンクを貼るGM) GM : 「扱いにくさ」ぶん達成値がマイナスされます 稲原 アギト(PL) : マグロってGMのおふざけじゃないんですか???? GM : 公式ですが??????? 劔 理一(PL) : 冒企だからね…
※公式ですが??????????????
稲原 アギト(PL) : マグロ2d6+6か 扱いにくさ2だけどいいな GM : サーモンなら扱いにくさ1ですよ GM : プレイシートのすみにこっそりデータ作ってお���ましたよ 稲原 アギト(PL) : 1d6+6だ! GM : マグロより小さいから1d6でいいかなという安直なデータ 稲��� アギト(PL) : 9出さないとマグロは振れないのかな 目標値いくつでしたっけ GM : アギトくんは修行で振るなら目標値7ですね 稲原 アギト(PL) : ありがとうございます!マグロを振りたいです 大きいので GM : はーい!ではカウンターの手頃な場所に解凍中の冷凍マグロがありました! 稲原 アギト : !roll 2d6 ダイスボット : @アギト rolled 5. (1+4=5) GM : ンッ 稲原 アギト(PL) : だめだ すっぱぬけてしまった! 稲原 アギト : 「おまえのまねをして武器を使ってみたが、あつかいが難しい……てほんを見せてくれ」 GM : どうします?ハルから友情修正出します? GM : 一度使うと使えなくなりますけど
※修正などに用いた友情度には「リスペクト」欄にチェックが入り、チェックが外れるまで使えなくなります。
稲原 アギト(PL) : 決戦までとっておきましょう 稲原 アギト(PL) : マグロは冷凍します GM : らじゃです! GM : ではマグロは明後日の方向に飛んでいき GM : ヤンキーオーラに導かれて開いた冷凍庫にホールインワンしました GM : パタン 劔 理一(PL) : タベモノダイジニ! 稲原 アギト(PL) : ふぃーと汗を拭う GM : えらい GM : ハル「おもしれーことするじゃねーっすかセンパイ!…ところで俺ェ、さっき波止場で変わったモン見つけて来たんスよォ」 稲原 アギト : 「めざといな。真の男はチャンスを逃さない……」 GM : 魔法の爆弾 出目次第では仕留めきれないことに気付いた GM : うー うー
※魔法の爆弾の威力は7D6-13。GMの中の人は出目運が悪い傾向があるが、せっかくなので使ってみたい欲望と円滑に進行させたい気持ちで揺れている。
稲原 アギト(PL) : 1回で倒さないとダメでしたっけ! GM : しとめたい!! GM : メインフェイズの戦闘は1ラウンドきりなので!! 稲原 アギト(PL) : そうだったのか!あっそうかシノビガミとかそうだ! 稲原 アギト(PL) : とととととりあえず昆虫の居所を抜いて…… ※アギトPLは こんらんしている!!! 稲原 アギト(PL) : 攻撃食らったら病院いく?院卒になれるかもしれない 稲原 アギト(PL) : ギプスになんか硬派な一文を書いてもらおう。 稲原 アギト(PL) : 占拠で武器攻撃の威力があがってたりしません? GM : 病院送りはないですが、クライマックスに兵士を残したくないきもち GM : じゃあこうしよう、ごとっと取り出した魔法の爆弾に怯えて逃げ出したビヤーキーに GM : サーモンを投擲しましょう GM : 突然サーモンが突き刺さって死ぬかもしれない 劔 理一(PL) : 軟弱だなビヤーキー!
※おろかな探索者を*すぞーと息巻いて現れたら、こっちを見て怯みもしない奴らがマグロだの爆弾だの持って襲い掛かってくるビヤーキーの身にもなってほしい。
稲原 アギト(PL) : GMの温情温泉が湧いた GM : でもGMなので一人芝居なんだ ごめんよ 稲原 アギト(PL) : この温泉はダイスに効くんですね GM : ふらぐやめて やめて 劔 理一(PL) : 効能:ファンブル、いちたりない 稲原 アギト(PL) : すまない どうしてもマグロを振り回したくて…… 稲原 アギト : この機会を逃したらもう一生TRPGでマグロを振る機会は訪れないんじゃないかなと思うとつい GM : わかる>マグロ
※君のスタイルが「喧嘩殺法」なら「しこみ武器」の武器を「マグロ」ということにしても良い(要GM許可)。
GM : 【サーモン】で【武器攻撃】します!目標値はさっき説明しました5! GM : !roll 2d6 ダイスボット : @GM rolled 8. (3+5=8) GM : (サーモンが)刺さったー!! 稲原 アギト : 当ててくなあ~ GM : ダメージ GM : 1d6 GM : !roll 1d6 ダイスボット : @GM rolled 1. 稲原 アギト(PL) : フフッ 劔 理一(PL) : ウン…
※GMの中の人は(同)
GM : 1+6+戦闘スタイル2+二つ名修正1+テンアゲ1 稲原 アギト(PL) : あと施設効果の+2はいりませんか! 稲原 アギト(PL) : 同時だと入らないかな 劔 理一(PL) : あっでも結構補正が入るぞ! GM : ありますね!! 稲原 アギト(PL) : イマジナリーリヒトが伝えてくれるはずだ GM : なので合計で~13! GM : 施設なくても11! GM : たまたま吊るされてた荒巻鮭がビヤーキーを粉砕しました GM : なんだこの字面 稲原 アギト(PL) : ビヤーキー不運すぎない??? 稲原 アギト(PL) : お祓いとか行った方が良い 劔 理一(PL) : こんな異世界に喚び出されておきながら荒巻鮭に粉砕されるなんて 稲原 アギト(PL) : でもPCはそんなことしらないのでハイタッチします GM : では皆さんハッと顔をあげて…アギトさんの目の前の店主も書類を持つ手が震えていて… 稲原 アギト : 「あの角度、あの位置、あの鮭……おまえはすべてを計算しつくしていたのか……」 GM : 「たまたまっすよぉ、たまたまぁ」ヘラヘラ 稲原 アギト : 「この鮭をハル鮭と呼ぼう」 GM : 「それはやめてください」 劔 理一(PL) : 正直なのはよいことだハルくん 稲原 アギト : 鮭をダンッと床の上に刺して伝説の鮭にします 劔 理一(PL) : 真の男だけが引き抜くことのできる伝説の鮭だ!
※リヒト像、伝説の鮭。確実に異世界に爪痕を残していくヤンキー。
稲原 アギト : 「謙虚なことだ。それでこそ真の男というわけか……」 GM : では刺したとこにたまたま書類が落ちてたことにして GM : 書類が黄金の炎を上げて燃え尽きます GM : 港中で同じ現象が起きたのでしょう、港は大歓声に包まれます 稲原 アギト : 鮭のうろこが炎を反射してキラキラと輝いたことでしょう GM : 美しい GM : あ、もちろんハルはパイセンとハイタッチしますいえーい GM : 「なんだ今のは!」「そういえばさっき通りかかったのってヤンキー様じゃないのか!?」 稲原 アギト : 「今回のたて役者はハルだったな……おれはしかと見ていた」嫌そうじゃなかったら港の人に交じってたくさん胴上げしよう GM : 人々が酒場の周りに押し寄せますね。鳴りやまぬヤンキーコール GM : じゃあハルは胴上げされますね。「うっひょー!」とか喜んでる 稲原 アギト(PL) : マグロもサーモンもきっとびちびちはねている GM : イカもタコも、すべての水揚げ品がヤンキー達を祝福している 劔 理一(PL) : もうエンドロール入ってもいいような光景
※ワーッショイ!!ワーッショイ!! ビチビチ......ビチビチ.........(流れるクレジット)
稲原 アギト : 「おれはこの感動を末永くリヒトにも語り継いでいかないとならない使命にかられている」 GM : アギトくんももれなくベイブといっしょに胴上げされます GM : 「何かあったら絶対駆け付けるからな!!」「この町を頼んだぜヤンキー!!」 稲原 アギト : 「おれはなにもしていないのだが胴上げをしたいというのならかまわない(ちょっと嬉しそう)」 劔 理一(PL) : ベイブもちゃんと胴上げしてくれるのやさしいなあ GM : 港がPCのナワバリになりました!異世界の人々からの友情度を1点獲得します 稲原 アギト : 「なんてことだ。連中ははたらくことしか頭にないのか……?」 GM : 「まあまあ。協力するっつってんだからいいじゃないっすか。」 GM : 「ここの人らの世界なんだし、ちーったぁ働いてもらいましょうって」 稲原 アギト : 「それもそうだな。ベイブもプイプイいっているようだから良い方向に進んでいるんだろう」 GM : ベイブ「プイ!」
GM : では2サイクル目が終了したところで GM : 「襲撃シーン」が発生します! 劔 理一(PL) : いよいよですな GM : 各々の思いを胸に皆さんが施設から出てくると、無数の木っ端ビヤーキーが家という家、施設という施設のドアを開けて出てきます。 GM : 皆、手には大量の書類を持っています。あれがイワンの元に集まったら…… 劔 理一(PL) : ヒエッ 劔 理一(PL) : 心が折れてしまう 稲原 アギト(PL) : 笑い事じゃないんだけど律儀に書類でSANを削ってるのがすごい笑ってしまう GM : 提出書類を運ぶ神話生物 GM : ではリヒトさん。ドワーフの洞窟から…どこかへ向かう途中ですかね。イワンくんがいるお城ですかね 劔 理一(PL) : まあ寿司屋に戻る理由もないですしお城行きですかねえ 劔 理一(PL) : その途中で名状しがたい光景に遭遇すると GM : そこで、道を塞ぐ���どにあふれかえる木っ端ビヤーキーの群れに遭遇するわけです GM : そうそう 稲原 アギト(PL) : PDFをプリントしてはんこ押してスキャンしてPDFにして提出する仕事が待っている 劔 理一(PL) : グワーッ生々しい! GM : ファックスをエクセル形式に直す仕事が GM : クソガ 稲原 アギト(PL) : そこには……おびただしいエクセルの非表示セルが…… GM : ハルとアギトの方も同様ですね、お城に向かう道を書類配達ビヤーキーがわさわさと GM : 「これ…イワンの奴、ヤバくないっすか!?」 稲原 アギト : 「!まずい!定時までに間に合うか……?」 稲原 アギト : 「かんがえるのは真の男らしくなかったな。急いでから考えることとしよう」 稲原 アギト : スッタカター 劔 理一 : 量が多いから単に喧嘩挑んでも無理っぽいかな…? GM : ですが道をビヤーキーが塞いでいて通れない!そこに… GM : リヒトのほうは、背後から銃声がしますね 劔 理一 : !? GM : 振り返ると、先ほどのドワーフたちが(現代人目線では)古い銃を手に、ビヤーキーの群れに立ち向かいます
※フリントロック式とか��なんかいいかんじのやつ。
GM : 寿司屋のおっちゃんもいますね GM : マグロふりまわしてます 劔 理一 : おお…! GM : アギトのほうは、槍を持った人魚たちが頑張って陸にあがってきてビヤーキーに立ち向かいます GM : あと港の方々もいます GM : 人々の健闘により、城までの道が開かれます! 劔 理一 : 「なんだオッサンたち、無茶すんじゃねえよ! テメェらは自分の持ち場に戻りやがれ!」 と言いつつもちょっと頼もしいのである GM : 「アンタのおかげで目が覚めたんだ!これくらいはやらせてくれよな!!」「城にいるあのヒョロくさいエルフの坊主を頼んだぞ!!」 劔 理一 : 「…おう! とっとと終わらせて戻ってくるからそれまでヘバるんじゃねえぞ!」と城へ急ごう 稲原 アギト : 「おびただしい真の男たちの群れ……! 今がぜっこうのチャンスだ。おれはこのチャンスをみすみすのがすほど節穴ではない。ダイブするしかないだろうな」 GM : あ、リヒトくんのところには、あの老人が姿を現しますね GM : 「ヤンキー様!ワシです!先ほどお会いした、この町の町長ですじゃ!!」 GM : 「皆様のおかげで、この町の絶望の気配は薄れ…町人たちの気付けのおかげで、ワシもこうして正気を取り戻せました!」 劔 理一(PL) : あああやっぱりそうだったのか! GM : 「どうかイワンを!イワンを助けてやってくだされ!!」 劔 理一 : 「! てめェか、もうゴミ拾いなんざする必要はねえ! 後は俺らに任せな!」 劔 理一 : こうなったら何がなんでもやるしかないモードである 稲原 アギト : 「おれの計算によると勝率はせいぜい9割ごぶってところだろうな……」(弱気のつもり) 稲原 アギト : 「だが行くしか選択肢はない」 劔 理一 : まさか別行動の二人がマグロと荒巻鮭で敵を粉砕していたとは思ってもみないのである ※思ってたら狂人だと思います。 GM : お城には木っ端ビヤーキーたちが書類を手に手に集まっています。イワン君は今にも書類に押しつぶされそうです。どうぞお好きに暴れRPしてください。 GM : イワンくんを助けてしまってください GM : 本丸はその後です 劔 理一(PL) : じゃあ、とりあえずどっかで適当に合流したことにしましょうか 稲原 アギト(PL) : いいですね LINEしますか? GM : ライーン 劔 理一 : こう、「特攻(ブッコミ)」みたいなスタンプが GM : やってやんぞと 稲原 アギト : 「断る 理由は ないな」 みたいな筆字スタンポがタイムラインを流れていく
GM : では、ハルが物珍しそうにアギトのスマホをのぞき込んだりしてましたが GM : 皆さん問題無く合流して…いえ、せっかくだから木っ端ビヤーキーをちぎっては投げしながら合流したことにしましょうか 劔 理一(PL) : そうそう ちぎっては投げちぎっては投げ 稲原 アギト : 「こうか、だんだんコツがつかめてきた」 GM : マグロですか サーモンですか 稲原 アギト : ハルのまねをして武器を使ってみたりなどするRPをする 稲原 アギト : あ、じゃあサーモンで 稲原 アギト : 取り回しがいいので 稲原 アギト : マグロは懲りました 劔 理一 : そのへんに落ちてた棒を竹刀か木刀に見立てて振り回したりしつつ GM : ではサーモン一振りで 劔 理一 : 何故かサーモンを振り回しているアギトに気付いて疑問符が無限湧きしたり GM : !roll 1d20 ダイスボット : @GM rolled 5. GM : 5体くらいビヤーキーがふっとびました 劔 理一 : 普通に無双している GM : デーンデデデデーンデン(※三國無双のBGMを表現しようとしている) 稲原 アギト : 初期刀サーモン 稲原 アギト : こっちはリヒトを見つけて「!」が沸いてる GM : 後ろではマグロを振り回すハルもいます「スジ良いっすねぇパイセン!!」 GM : あ、そうだ GM : ハルとアギト、喧嘩上等で勝利したので友情度+1、テンション+1です
稲原 アギト : じゃあ今回はリヒトを見かけてテンションが上がった 劔 理一 : 順調に殴り合いで友情を深めている…! 稲原 アギト : 知らない異世界 ちょっと心細い そんなところに知った顔を見つけてじゃっかん嬉しかった……かもしれない 稲原 アギト : わーいわーい GM : 「リヒトさん、こっちっすー!!」 GM : マグロぶーんぶーん サーモンぶーんぶーん 劔 理一 : こっちも湧き出す疑問符をとりあえずどっかにやって「おう、二人ともキレてるみてえだな!」 GM : ビヤーキーぐしゃーぐしゃー 劔 理一 : それでも抑えきれない疑問はあるけれど 他に何かなかったのかっていうのはあるけど 稲原 アギト : さすがにビヤーキーに疲れてきたのでサーモンをちょっと囓る GM : おいしいです 稲原 アギト : そして何事もなかったかのように戦いを再開する 劔 理一(PL) : 生食可能な新鮮さ! 稲原 アギト(PL) : 一度冷凍してあるから寄生虫のしんぱいもないのだ GM : そして執務室!邪悪な書類に包まれてグッタリしているイワン!おおブッダ! 劔 理一 : じゃあくなしょるいをガッサーとかき分けて掘り出してあげよう GM : イワンはうわごとのように「仕事…しなきゃ…仕事…」とつぶやいています 稲原 アギト : 「フレックス!!!!!!」という呪文を唱えながら書類をなぎ倒そう 稲原 アギト : フレックスだと永遠に労働しそうだな…… 稲原 アギト : 裁量労働制(定価働き放題) GM : かわいそう GM : でも助けようとする心意気はサーモンを黄金のサーモンへと変えました 劔 理一 : なんて???? 稲原 アギト : サーモン+1 GM : サーモンから黄金の炎がほとばしり、書類が燃え上がって消滅します! GM : 本当に必要なのであろう数枚の書類だけを残し、執務室は綺麗になりました。イワンがハッとした表情でリヒトを見ます 稲原 アギト(PL) : あっクエストアイテムだ GM : サーモンは役目を果たしたと言わんばかりに普通のサーモンに戻りました 稲原 アギト(PL) : この世界詰み防止システムはいってる GM : クエスト属性です 劔 理一(PL) : 重要NPCには不死属性がついてるタイプのオープンワールドRPGだ…
※何ダー何ロールズなんだ…
GM : 「皆さん…あれ…仕事は……?あんなに山積みだったのに……」 劔 理一 : 「おい、モヤシ野郎。そろそろ定時だ、退勤の準備でもしとけ」 劔 理一 : 「残業するのは俺たちだけで十分だ」 GM : カッチョイイ GM : 「私は…ああ、帰れる…帰れるんですね…!?定時で…!定時で…!!」ぽろぽろ
※定時で………!!!!!
稲原 アギト : 「よくきたな、イワン。残念だがおれは必要いじょうにはたらいてやる気はない……すぐにけりをつけることになる」 GM : 「ま、ここまでやったんだし。俺も最後まで付き合いますよぉ。」ハルは相変わらずヘラヘラしてます GM : 「ありがとうございます…!ありがとうございます…!!」 稲原 アギト : 「そう時間はとらせないはずだ」 稲原 アギト(PL) : ハルくんここで戦ってくれるのやさしみ やさしみ温泉が湧いている 稲原 アギト(PL) : やさしさ源泉かけながしだ~~~ GM : 「バッドヤンキーは…画定は、お祭り舞台にいるはずです。」 GM : 「及ばずながら私も、皆さんについて行きます。皆さんのヤンキー伝説を、最後まで見届けさせてください…!」 GM : イワンの大切な夢を守ったことにより、PC全員のテンションが一段階上昇します!
※これにより、アギトとハルがテンション最大値「怒りMAX」に突入します。ダメージボーナスはなんと2D6!! 劔 理一(PL) : ヤッター!!! 稲原 アギト(PL) : わーいわーい しかし定時退社して仕事を見に来るってワーカーホリックだなあ 稲原 アギト(PL) : 帰らなくて良いのかい……?いや、明日から毎日定時で帰れるんだ…… 稲原 アギト(PL) : 週休も完全週休二日になるんだ 劔 理一(PL) : わりとこうなる前から社畜体質だったのかもしれませんねこの世界の人々… 稲原 アギト(PL) : 逆に仕事をとりあげたら発狂して死ぬかもしれないな…… GM : 珊瑚彫刻ももしかしたら副業かもしれない 稲原 アギト(PL) : はいほーはいほーしごとがすきー GM : 城の外に出ると、「異世界の人々」もいますね。皆PCについてきます。 稲原 アギト : (あまりチームを組むことがないからちょっとむずむずするな……) GM : では「決闘フェイズ」に移ります!
TO BE CONTINUED...
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季節の変わり目にご用心…寒暖差で体調を崩す人々の叫び
集計期間:2020年11月21日~11月23日 回答数:17329
12月に入り、暖房が本格的に活躍する気温になってきました。
この時期、体調を崩す原因のひとつとなるのが「寒暖差」。たとえば、寒い外から温かい室内に入ったときや、反対に温かい室内から寒い外へ出たときに、体内の調節機能が狂ってしまうという人も多いのではないでしょうか。また、冬に限らず夏にも似たようなことは起こりやすいと思われます。
そこで今回は「寒暖差で体調を崩しやすいか否か」について調査を行いました!
寒暖差で体調を崩しやすいですか?
回答者17329名のうち、寒暖差で体調を崩しやすい方は約52.7%、あまり崩さないという方は約47.3%という結果になりました。
ここからは双方の意見を見ていきましょう。
崩しやすい
・寒かったり暑かったりすると頭痛がする。
・季節の変わり目でだいたい風邪をひく
・疲れがなかなかとれません。
・季節の変り目で喉をやられます。
・くしゃみが止まらなくなる
・アレ��ギー性鼻炎になる。決まって年2回
・急に暑くなると身体が重く感じる。頭も重く疲労感が酷い
・元々免疫系の持病があり、体温調整もうまく働かないので大変です。
・もう少し若い頃は、良く汗をかいた後に、汗を冷やして仕舞い夏風邪が多かったです。
・寒暖差アレルギーが出る。子どもがもらってきた風邪ももらう。
・気温が下がると、眠気が強くなる。
・寒暖差アレルギーで寒いところから暖かいところへ行くと、半時間ほどで顔が痒くなる。今はお化粧もできない。頭は痛くなるし、鼻は出るし、だるくてたまらない。
・気を抜いたら体調崩すとわかっているのに、気温差に体がついていかずに体調崩す事が多いです。
・温度差があると、寒冷蕁麻疹とか出ることがあります。
・毎年、寒波第1波で大体、体調を崩すが、その後あたたかさが戻ると復活する。毎年一番最初にくる最強の寒波が恐怖です。
・真っ先に喉をやられます。そこから風邪をひくと(インフルエンザの場合も)熱などの症状は引いても、その後も2週間くらい咳を引きずります。喉や気管支が弱いようです。
・寒さと暑さの寒暖差もそうだけど、雨の日と晴れた日の気圧の変化でも体調を崩してしまう原因になります。
・昔から、のどがサラサラしたり、風邪気味っぽくなりやすいので、そうならないように日頃からある程度身体を鍛えたり、十分に睡眠をとり食事も気を付けています。ここ数年は、季節の変わり目に体調の変化は無いように思っています。
・喉が弱く気温差に免疫が下がる体質です。そのうえ、フィットネスインストラクターをしているので体調を崩しながらもジムに来るお客様もいて風邪などよく移されてしまう。
・上手く説明しにくいが、鼻の奧の違和感と、イメージ的にいうと、ものすごく柔らかい大きな岩が肩から頭にかけのしかかり、動けない感じ。これを無くさないと体調が悪くなる、
・冬は皮膚が乾燥しやすくなり靴下やパンツのゴムで痒くなり、赤く腫れだす。
・くしゃみ鼻水頭痛とまるで花粉症の時のような症状が2~3日続く。花粉症シーズンに処方してもらった鼻薬や目薬で軽減するので、それでなんとかしのいでいる。
・崩しやすいから、ビタミンなど取るようにしてる
・毎年、秋分の日あたりにぎっくり腰になる
あまり崩さない
・寒いと感じたらすぐ厚着をするようにしている
・前もって天気予報などで気温がわかるので、服装などで調節するようにしています。
・毎日運動しており体調は万全です。
・養命酒を毎日飲んでます
・毎日、外出してれば全然おけ!
・昔はよく体調を崩していたけど、サプリメントを飲む様になってから丈夫になった。
・平熱が高いからなのか、7年くらい風邪やインフルにかかっていない
・零下20℃までは耐えられる。
・できる限り、暖房つけない。それで、部屋の中の乾燥や外との寒暖差は防げるから。でも、着込むので動きにくいのがたまにキズww
・寒暖差で体調が悪くなることはあまりない。体調が悪くなるときは人混みに行くことかな。
・気温の変化に敏感な首、足首をあたためたりまめな体温調節をしています。暑がりの寒がり、めんどくさい自分の面倒は自分でしかみれません。
・日頃から、乳酸菌を毎日のんで、免疫力upを意識しています。
・寒暖差では体調崩さないですが毎日が体調不良です。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
グノシーの「アンケート」タブにて、毎日新しいアンケートを更新しています。ポイントが手に入るものもあるので奮ってご参加ください。
こちらの記事に関するお問い合わせは [email protected] までお願いします。
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初めまして。 小学6先生頃からおでこにニキビが出来始め、高校生の時ピークで両頬全体(特に右頬)、こめかみに出来、さらに頬が赤くなってしまいました。 クレーターまでとは行きませんが、ニキビ跡(色素沈着)が残りスッピンでは恥ずかしくて中々そのままでは外に出れません。 最近は季節の変わり目に口元や顎、頬の下にポツポツとできます。 ⬆️ webカウンセリングよりお悩みをお知らせいただきました📲 口周りのニキビが繰り返しでき、お肌の乾燥も強く敏感な状態が続きました😢 マスク荒れも深刻でお肌の弱さを痛感してくださっていましたが、毎日コツコツ丁寧にケアをしてくださいました☺️ マスクに負けない👍 そしてファンデも薄づきでツヤツヤきれい✨ 今日は出産前最後のご来店ケアでしたが、安心しました😌 ベビちゃんに会えること楽しみにしています😊 なにをやってもきれいになれない😢 とあきらめないでくださいね😌 肌トラブルで悩まない方法をお知らせしています😉 ⭐️遠方にお住まいの方へ⭐️ おひとりおひとり対応させていただきますので人数は限らせていただきますが、遠方にお住まいの方のオンラインサポートをスタートいたしました😊 webカウンセリングよりお知らせください #ニキビ #にきび #ニキビ跡 #にきび跡 #にきびあと #ケミカルピーリング #アレルギー体質 #頬ニキビ #酒さ様皮膚炎 #大人ニキビ #赤ニキビ #スッピン美人 #マスク荒れ #茨城県 #厚塗り #マスク #皮膚科 #美容皮膚科 #脱洗顔 #妊娠8ヶ月 #レーザー #口周りニキビ #ニキビケア #脂漏性皮膚炎 #ニキビ跡の赤み #かれん #敏感肌 #赤ブツ #大宮美顔 https://www.instagram.com/p/COxJ2mtgw7g/?igshid=1gvzqwbssqtmr
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