#遅刻投稿上等
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え?今からでも入れる役者紹介があるんですか??
毎日焼かれて食べられて、転生したらまた焼かれる。嫌になっちゃわないほうがおかしいよ!
ーたいやきくんー
役者紹介の記憶が釣り人に食べられていました、たいやきくん役の響夜です!やっと転生を果たしたから、鯛焼きの役者紹介をしていくぞ!!!!
〈テンプレ〉
役名 芸名(敬称略)
あ!釣り上げられたぞ!!の続きにありそうなこと(異論は認める)
コメント
演出様兼ナレーター 園堂香莉
「…え…かわいい…!!!!」バタッ
釣人がきゅん死
こっちもきゅん死。かわいい。面白い。めっちゃかわいい←ダイイングメッセージ
高校生A 東愛莉
ピッチピッチ
「お、活きが良いぞ!…かわいいな、飼おう」
多分おじさんはいい人でかわいがって飼ってくれます。多分名前は太陽ちゃんです。かわいい。
高校生B 桐生芙愛
「〜うん、そう??お外行きたい??いいよ、次は捕まっちゃだめだからね?」→ニゲニゲ
甘えて逃がしてもらいそう。猫耳の幻覚が見えてきた。かわちい。
記者 張潤玲
「うまそぉだなぁ」パク…?…スパーン(響夜乱入)→キラーン☆ーー彼はお星様になりました。めでたしめでたし。ーー
おっとりしている貴族なので多分食べられるぜ。多分本人えって笑ってるよ。かわいいね。大丈夫、そんな奴いたらボコボコにするよ、任せてね。
タイ あろハム権左衛門
「…?あなたは…支部長!!!!!!」(跪く)
長ですもの。関係ないけど初ステの直前の彼女に惚れました。やばい、かっけぇ。今度会ったら目の前で跪こうかな。
ヤキ ミル鍋
「おたく、今からどうしはるん?」
1回話し合ってみはります。多分。お話しうまいから多分交渉して、正当に海に戻りはります。京都弁がわかりません。ここも跪かなあきまへん。
サ��� 帝京魂
「お前、どっから来たんや?」「まさかー、俺たちを食いに来たんやないやろな!!!??」
おじさんvs東大阪でいい試合になりそう。響夜JAPANはこの活動を支援しています。
釣り人 海泥波波美
「あ、一旦パチンコとかどうっすか?」
話が合って仲良くなりそう。パチンコに魚持ち込みは耐えなんすかね。なんなら多分次の釣り一緒にするかも。
おじさん 舞原まひろ
「うまそうだなぁ」パクッ
1hour later
「大阪府内で変死体が発見されました。警察によると、魚に内部から(自主規制)」
多分1回食べられてみて、飽きたら内側からおじさん滅ぼしそう。誰かにサイコって教えられたし。「次はお前の番だ」→最初のダイイングメッセージに戻る
桃色さんご たぴおか太郎
「え??食べちゃうんですか!?!?もうちょっとぐらい人生(魚生?)楽しませてくださいよ!!!!」
お話していくうちに多分仲良くなってそう。月1くらいで連絡してるかも。おじさんちいかわ買ってくれるかな。
深夜テンションって怖いっすね
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はじめに 本記事の内容は数年前の状況で、現在は修繕されている可能性があります。 また、入社希望者を止めたり、Cygamesの各ゲームタイトルへのイメージを下げる目的はございません。 Cygamesは企業イメージを落とさないよう社員による内部情報の漏洩やSNS投稿等にかなり厳しく網を張っています。 特定されたらどうなるのかが怖くて、離職から数年間は何もせずただCygamesのCMを目にする度に軽いPTSDを発症していました。 現在、労働中に患った軽度な精神疾患が元となり精神障害へと発展した為、本記事を書こうと決めました。 最初の部署でのセクハラ行為 私は開発エンジニアとして所属しました。 まず初めに所属した部署で、上長からセクハラ行為を受けました。 懇親会で使うお店の下見をしたいと言って2人きりで飲食させられました。 →その時私は所属から1週間程度だった為、断ることが出来ませんでした。 その後も飲み会に誘われると何故か2人きりだったり、その場で「つい最近まで私と同じ年頃の女性と不倫していた」という話をされました。 泥酔した上長から「俺、お前の事が可愛くて堪らないんだよ」と言われました。 年末年始休暇中にプライベートな内容のLINEを送られました。 →部署内のLINEグループがあるとのことで所属して直ぐにLINEを登録していました。 飲み会の翌日朝、私の個人LINEに「昨日は楽しかったね。飲みすぎちゃったから、今日はサボっちゃうね」と送られ、その後送信取消をされました。 色々な飲み会に誘われ、中には下ネタばかり話している会もありました。 これらを人事に相談したところ、私が別の部署へ異動となりました。 他部署のマネージャーからのセクハラとパワハラ行為 開発スケジュールの相談をしに行った際、「私の部署の上長と話がついてるから」と言い、取り合ってくれませんでした。 私の呼び掛けを無視し、会議で私がまるで居ないように会話していました。 高圧的な態度を何度も取られ、私が耐えきれずその場で泣いてしまうこともありました。 懇親会の後、空がまだ明るかったので、「ラブホ行って朝帰りしたみたいだな」と私の方を見ながら発言しました。 これらを人事に相談したところ、この方は降格処分となりました。 →私の他にも複数人から訴えがあったようです。 異動後の部署でのパワハラとモラハラ行為 全体朝礼の場で、PMが、特定の個人が過去に起こした過ちを何度もネタにして馬鹿にしていました。 リリースされた箇所に実装ミスが発覚した際、PMがエンジニアリーダーに対して「原因が分かるまで帰るな」と命令し、リーダーを含め複数人が徹夜をしていました。 翌朝出社した際、まだ原因が解明出来ておらず、疲弊しきったリーダーが謝罪していました。 リリースされた箇所に実装ミスが発覚した際、PMがエンジニアリーダーに対して「誰が実装したんだよ?そいつがこのバグのせいで損失した金を払ってくれるんだろうな?」とエンジニア全員に聞こえるほどの大声で叱責していました。 →私はこの時の怒声を今でも鮮明に覚えており、若干のトラウマとなっています。自身がリリースする際にかなりのストレスを感じていました。 エンジニアリーダーはその後体調不良で遅刻や欠席をされることが多くなりました。 労働時間外の深夜や休日でも、不具合が発生した場合すぐに修正しないといけない為、夜眠ることが怖くなったり、休日も落ち着いて心を休めることが出来ませんでした。 →エンジニアリーダーと食事をした際、リーダーは会話中でもApplewatchに通知が来る度すぐに開いて確認しており、常に緊張状態にあるようでした。 プランナーリーダーと機能実装の相談をする際、私を小馬鹿にしてい���ように鼻で笑ったり、強い口調で常に威圧的な態度を取られました。 →私はこれをきっかけに一過性の鬱状態となり、その方と話した後にトイレで嘔吐したり、一時他人と話すことが出来なくなり、別室で作業をするようになりました。 その後、そのプランナーリーダーと関わらない部分の実装を担当するようになりましたが、鬱状態が治らず、限界がきて離職する運びとなりました。 その他 エンジニアマネージャーは一日中YouTubeで釣り動画を見ていました。 社内部活があり、私はダーツ部に入部したのですが、テキーラを何十杯と煽られ急性アルコール中毒になり入院しました。 最後に 今や他社のゲームも盛り上がっておりあまり目立たなくなりましたが、一時期はウマ娘やゾンビランドサガ、グラブル等の広告や話題が街中・TVCM・SNS等で目にすることが多かった為、その度にフラ��シュバックして嫌な気持ちになる事が多かったです。(現在進行形) このせいで佐賀県に個人的な苦手意識が芽生え、大好きなお笑いのキングオブコントでスポンサーとなった時はショックを受けました。 以上がCygamesでの労働体験のうち黒い部分です。 1人でも多くの人が幸せな環境で働けること、またブラックな労働で壊れてしまった心が治りますようお祈りしています。
Cygamesで体験したブラック労働��綴る
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自分の想いを実際言葉にして吐き出すのは勇気がいる。
だらしなくてダメダメなくせに人から愛されたい。
認められたい。
その気持ちが根底にある。
嫌われたくない。
ガッカリされたくない。
普通でいないと。
でも本性がバレるのも時間の問題。
昔から余計な事ばかり考えて何も考えていない。
自分はダメなんだ。変なんだ。出来ないんだと。
逃げ癖がついてその時その時の感情で動くようになった。
ダルくなったら何もしたくない。
”大人になったらなんとかなるだろう”と思っていた。なんとかなっていない。
でも唯一、そんな私をしょうがないやつだと言いながらも受け入れてくれたのが、なんやかんやで2年ほど在籍した川崎のガールズバーとPPP。
ガールズバーの方の人達は試合も見に来てくれた。
キャストの先輩方も退勤後にみんなで一緒にご飯に誘ってくれたり、イベント事誘ってくれたり、お土産を買ってきてくれたり。
そこで知り合った同い年の友達も、シフトこそ被ることが少なかったけど普段遊んでくれる貴重な友達になった。
私にとって本当に大事な場所。
誰に何を何を言われてもなるべく耐える事と
コミュニケーションの大事さを学んだ。
もちろん人と話すことの楽しさも。
遅刻、当欠は減ったけどゼロではない…。
考えるのは苦手だ。反省するのも。
だから人と話すのも結構苦手。めちゃくちゃ考える。
だから友達も指名のお客さんも出来づらかった。
でも何故か。何故だろうかプロレスのリングの上ではスラスラと言葉や感情が出る。
唯一の表現ができる場所がプロレス。
ここもまた私の大切な場所。
ここでは自分をさらけ出す勇気を貰った。
私にはプロレスがある。それが自信になった。
8年前、
プロレスをやめた後は色んなことがあった。
(1番下に空白の8年のインタビューのリンクがあるのでそちらも観ていただきたい。)
有って無いような学生時代をプロレスに費やした私はプロレス以外の事が何も分からなかった。
知ろうともしなかったから。
バイト先、行く先行く先で馬鹿正直にプロレスをやっていましたと言っていた。
知ってもらっておいた方が有利だと思ったから。
結果、おい!プロレスラー!とかそういうイジりをされまくって嫌になってプロレスラーという過去を隠すようになった。
そして段々と自分の事を話さなくなり、悩んで、諦めて、堕落していく。
そんな時、音楽は心の空白を埋めてくれた。
自分の知らない両親の離婚や高校の中退があり、下がったモチベーションの中プロレスを辞める決意を固めるきっかけにもなった。
最初のキッカケはなんだったか、
母が元々オールドスクール、ウェッサイが大好きでSnoopdoogが家で流れる環境にいたのもあるかもしれない。
ストレイト・アウタ・コンプトンを当時の南町田のグランベリーモール時代に映画館に行った。
それからラップに興味を持ち当時流行りだしていたフリースタイルダンジョンを観るようになり
もっともっとHiphopが、ラップが知りたい!
プロレスの代わりになるものを見つけた時だった。
当時駅のロータリー等で集まってみんなでマイクリレーのようにラップをするサイファーというものがあった。
逗子に住んでいたのでよく行ったのは横浜、戸塚、大船、そして数回だけ川崎、渋谷、新宿。
最初に友達ヅテか何かでMARCHの相撲部のラッパーと知り合い連れていかれた横浜ビブレ横のビブ横サイファー。
見ているだけの予定だったのに
やってみなよ。やってみないと分からないしょ。と。
その時の事はあまり覚えていないけどそこから全てが早かった。
Hiphopの魅力にズブズブと。
当たり前に私よりヤバい奴も沢山いた。
だから私がいくら想いを吐き出しても
むしろ賞賛してくれる人がいた。
そして再び気付けた。
でも実行には移せなかった事のが多かったし、
考えていたようにはHiphopでの活動は出来なかった。
すごく長くなってしまったな!
一昨日?投稿したものと重複してしまうけど、
怒り悲しみマイナスなものも武器にできる場所、プロレスもそうだ。そこにまた帰ってこれた。
だから願えば、掴みに行けば
きっと出来なかったけど願っていた活動も出来る。
私の不平不満、マイナスな部分をもっともっと落とし込んでいきたい。
はー。
色々好きなだけ話してスッキリした。
まとまりなくてすみませんね。
またちょっとずつ自分語りさせてもらいます。
あざした。
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ブログ1周年!(でした!)
実は、2024/9/24は、このブログの1歳のお誕生日でした(←遅すぎる)!🎂
お誕生日記念に、このブログの出生図を見てみましょう!
出生図となると、生まれた時間が重要になってきます。初めて記事が投稿された時間を、このブログが産声をあげた瞬間としました。
(↓最初の投稿。うーわ、はずかし笑)
最初にブログの記事を投稿したのは、
2023/9/24の15:07です。この時刻のホロスコープを見てみましょう。
まずアセンダントは水瓶座。アセンダントは、「外見・その人のぱっと見の雰囲氣」を表します。
水瓶座なので、都会的な雰囲氣・中性的・ニュートラルさなどが出てきます。
客観的なデータとして把握してるわけではないですが、個人的にTumblrって日本人ユーザーが少ない氣がしています(こっそりやりたかったので、日本人ユーザーの少なさそうなTumblrを選んだのですが)。
TumblrはアメリカのTumblr, Incによって運営されてるブログのようです(Wiki情報)。
水瓶座といえば、普遍性。地域に囚われず、空間を超えて同じ志を持つ人間と繋がって、改革を目指します。「世界のどこでも同じものが共有される」、って感じで、アメリカや他の国でもユーザーがいるTumblrなのが、まず水瓶座っぽいですね。
まずはアセンダントが水瓶座で、地域性に囚われない、自由な立場を表しています。
次は社会的な肩書きを表すMCというポイント。MCは10ハウスのカスプのことを表します。これは、さそり座にあります。しつこさ、執念、探究力などを表すサインです。「星の探究力にかけては、右に出る者がいない!」それくらいのブログに乗し上がっていきたいです!!!
アセンダントとMCからみるこのブログのパッケージは、「研究熱心なオタク氣質の都会っ子」みたいな感じです。地域性にとらわれない自由さで、探究力を���かして自分の肩書きを作っていきます。
このブログの外見や雰囲氣は見た。ではこのブログの中身(性格)はどんな感じでしょうか。
まず太陽と月をみましょう。基本的な性格は月でみます。月はやぎ座。古風だったり、伝統的なものに親しみを感じたりしやすいです。野心からくる真面目さがあり、実利的なことに目が向きやすい性格。
で、その月が12ハウスの「隠れた場所」に入っています。インターネットも12ハウスが象徴するものです。
そして、月は感情以外にも、「毎日繰り返す習慣」も表します。なので、「12ハウスに入る月」を解釈すると、「インターネット上(12ハウス)で、同じことを習慣として繰り返す」と読めます。
これがさらにサインの性質も加わって、「やぎ座の月が12ハウス」と読むとどうなるかというと、「ネット上で(12ハウス)、実用性のある(やぎ座)、習慣を繰り返す(月)」って感じです。これは、毎日ブログの記事がアップされるところを表しているかなと思います。
基本的な性質として、ネット上で同じことの繰り返し、さらにそれが実用性を伴ったものであることはわかりました。
では、このブログが目指す未来・方向・目的はなんでしょうか。それは太陽で表されます。
太陽はてんびん座。てんびん座は、人に意識が向きます。天秤を持って比較をするので、いろんな人に興味を向けて、測って比較します。なので、人間関係は広く浅く。
ですが、てんびん座の太陽が入っているのは、8ハウス。ここは「遺産と継承」のハウスです。「遺産」というだけあり、人間のチャートでは、血縁者などの自分と深い関わりのある人間関係を表します。例えば、ここに太陽があると、親の会社を継いだりすることにご縁がある太陽の配置です。
ですが、このブログは人間じゃないので、血縁者などの深い関わりのある人間はいません。この場合、「先人たちの知恵」を引き継ぐのでしょうか。先人たちの築き上げてきた知恵を引き継ぐ、つまり西洋占星術という知恵を引き継ぐのかもしれません。それをいろんな人へ平等(てんびん座)に、ブログで目にできるように公開する、というのが「てんびん座の太陽が8ハウス」の意味かもしれません。
まとめると、「継承した(8ハウス)知識を、色んな人に平等に(てんびん座)、届くようにすることを目指す(太陽)」。あるいは、「継承したもの(8ハウス)を、偏りなく平均的に(天秤座)発揮する(太陽)」などが考えられるかと思います。
最後に、アセンダントの支配星の流れについて見てみます。アセンダントの支配星は、生まれつきの素質がどこで発展するのかを見るのに役立ちます。このブログのアセンダントはみずがめ座です。みずがめ座は、支配星に「土星と天王星」の2つを持っています。
まず土星から見ます。このホロスコープで土星が入っているのは、1ハウス。1ハウスは自分の外見などを表すので、自分自身の存在感について。自分自身を発展させたい、つまり、ブログとしてデカい存在になりたいということでしょうか。結構大きく出てますが、土星という堅い星なので、体裁をきっちりさせて、まともな印象を与えたいとか、そういう意図もあるのかなと思います。
話が脱線しますが、私は最近「ブログの文章がやけに長ったらしくて、読む氣がうせそう…」というところから、このブログのとっつきにくさを払拭するために、文章術の本を読んでます(まだ読み終わってないですが←)。土星は無駄を省く天体です。「文章は短くして読みやすいように」と本の中で指南されます。これは土星の絞る効果っぽいですね。あとは、最近、「蠍座」を「さそり座」と、サインをひらがな表記にしています。これは、一文の中で、ひらがなを多めにして読みやすくするためです。色々試行錯誤してます。実は。牛歩ですが。
話を戻して、もう一つの支配星、天王星を見てみましょう。天王星はおうし座に入ってます。3ハウスに入ってますが、西洋占星術には「5度前ルール」というルールがあり、それを適用すると、天王星は4ハウスに入っているとみなされます。
4ハウスは、家や民族的なルーツ、基盤、共感性を表します。「家や民族」という共同体感が強いイメージのハウスに、「分離」を表す天王星が入るので、チグハグな印象です。ですが、天王星を支配星に持つみずがめ座は、空間を超えて共鳴する仲間とネットワークを作り、改革を目指すサインです。なので、「共鳴する仲間と、一緒にいなくても、志を共にして繋がる」、そういう基盤を作ることに発展の意識があります。
これが、実は私が目指していたことを表しています。過去の絶望の日々を送っていた中で、私が抱いた「魂の共鳴する仲間を見つけたい」という願望なんですわ。本当は、魂の共鳴する仲間と近くで仲良くやりたいです。しかし、「分離」の天王星で距離感があります。それでも、仲間はそこそこ集められそうと楽観的に思ってます。今の時代は直接会うことが重要ではない時代にもなってきていますし、遠くにいてもたまに会えればいいし、みたいな。面白い人こないかな〜🤤みたいな感じで氣長に待ちますわ。
とにかくまぁ、1周年企画はこんな感じです。
来年も同じことをやって、どれだけホロスコープの読みが上達してるのか、比べてみたいですね。
実はこのブログを始めたきっかけは、星を見て、自分の未来の予想をつける勉強のために始めました。解決するべき問題があって、その問題がいつ解決されそうなのかを、自分で予想をつける必要があったんです(元々占いは好きな方でしたが)。そして、勉強の結果、大体見えてきました。それが当たるかどうかは未来で実際に確認することになりますが。
だけど、最近は「もっと星のデータを増やしたい」という目的から、占い師をやりたいなと思い始めました。人の運命・性格を星で見て、それを伝えるというのは、適当にやれば人の人生を台無しにしかねないことでもあるので、氣軽には始められませんが。でも、いつか占い師デビューしたいなと思ってます。
おそらく私は伝説の人間になるので(←急に強氣)、時間はかかります。でも、なると思います。お楽しみに😉💫
ということで、1周年企画でした!また何か面白い話があれば、載せます!
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プレ環七フェス 2024
ハロー、僕は元気じゃないまま、まだ生きてます。
大武茜一郎(突然少年) ソロ名義、前はせんいちろうだった気がするが漢字フルネームに変えたのかな。 僕くらい心が狭いといつかの昼公演でのメンバーの遅刻を美談にしようとした?件を今も許せてないから以降フラットにこの人の歌を聴けないのだが、それでもメトロノームを用いた1曲目は中々良い感じだった。ただ本人の推し曲は別のようで、なのでCDに入ってるかわからなかったし問い合わせるのはしたくなかったからそのまま見送った。
MONDEN MASAAKI いつだって良いミュージシャンだと思ってたけど特に告知無しの活動しない期間を経て動き始めた最近の状態が凄く良い気がする。自身の活度遍歴、曲達に対する向き合い方が極上で、なのでそれで披露される曲達もそれはもう凄まじくて・・・廃墟の子供達で始り、新譜からCity Pop、ソロ名義だと10以上前の前作からAlice、また新譜からの例え話に続いては20年以上前のBURGER NUDSから逆光と冷たい水・・・最初に手にした線からだったから特に胸に来た。最後はfructoseだった。コカイン云々って歌詞はドキッとするけど終盤の「アイッ!」って絶叫で全てがチャラになるような力を感じる 終演後に投稿されたセトリではフラクツースってなってたが一般的なカタカナ読みだとフルクトースなようだが、これは軍靴(ぐんか)を「ぐんくつ」と読んでたモンデニズムの一種なのかななんて思った。
グデイ 所謂売れないバンド(一部売れてる?)界隈と親和性の高いアイドルのようで出演陣唯一のアイドルだけど場内はホーム感が凄かった。この日の対バンのサティフォやcinema staff、ワタナベタカシ等、提供者で観た事あるような人の名前が次々と。着席式だった事もあって煽りもなくしっかり観てられて良かった。でも後追いで見に行ったサイトの写真と実際に観た歌って踊ってた時の顔の印象が結構違くて、2人しかいないのにどっちだっけ?ってなっちゃった・・・
サティフォ 竹内電気は16年前に1度だけONIGAWARAは9年前に2回観て以来の4度目は名前から苗字?が取れてサティフォって名義だった。昔の曲しか知らないけどいきなりポップミュージックは僕のものが聴けたもうなんか満足したというか、この公演に足を運んで本当に良かったって思えた。
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2023年1月5日
みく アンティック-珈琲店- / 【Lc5】さん「とっても嬉しい誕生日プレゼントになりました🎁 ありがとうございます😊 チェックよろしくお願いします!」https://twitter.com/mikuppy/status/1610477416631398401
森翼/MIMIZUQさん「モイ!iPhoneからキャス配信中 - https://t.co/VYJtaZjpdP」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1610525887694524416
dマーケットさん「◤#dTV 生配信&見逃し配信◢ #SOPHIA LIVE 2023 "return to OSAKA"🌻 📅1/8(日)18:00開演 🎫3,900円(税込) ✅dTV会員なら1,000円割引✨ SOPHIAの原点、大阪でのライブをお見逃しなく🌻 dTV非会員でも、誰でも購入可能👌 詳しくは▷https://t.co/6haIprhlcc @SOPHIA_OFFICIAL #SOPHIA大阪城ホール https://t.co/UUhcYGG9PK」https://twitter.com/docomo_dmarket/status/1610471210290135041
金髪豚野郎K助(偽殿下)さん「今月はライブ2本あるので長めの曲練習 (°_°) #覇叉羅 #グリム #LISK #ぢょ〜いさんいた #SOUNDGARAGE https://t.co/66ZkvWv88c」https://twitter.com/goldenpigdrumer/status/1610535327059542018
Yoshikiさん「Red carpet #YOSHIKI https://t.co/GGThMBkxfT #MusicAwards #redcarpet @yoshiki_s_star #xy @RealGold_XY #レッドカーペット https://t.co/05BWFZHrJt」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1610556414333968384
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「1/1-暁- https://t.co/8Eq3iyTObr 1/2-君がいたから- https://t.co/untwGtScJ4 1/3-Alive- https://t.co/I9ZxFAzeHM 1/4-抗う魂- https://t.co/gjo6gC6Wxn 本日も日付けが変わる頃に何か上がります✌️✨ 本日も皆さま良き一日を😊 https://t.co/f8Ey2wDhz1」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1610558220610961409
seekさん「seek Official Fan Club「魚ノ眼」 1月スクラッチくじ開催中〜15日まで 1等/12/30「手編赤い糸ミサンガ」限定3名様 2等/12/25「水槽のたゆたう 第三十五/三十六回」セットリスト&短冊 限定2名様 3等/1月直筆年賀状届きます限定5名様 4等/ここだけの画像 12月ver 10種 https://t.co/qkt2e4vHql https://t.co/Y21eZzmgbV」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1610561906515009536
山崎怠雅さん「あけましておめでとうございます。 ご挨拶遅れてすみません。案外にバタバタしてて。今年のiPod占いはまさかの自分の曲でした。ソロの新作出すのか、北海道に行くのか。 ※iPod占いとは? 元旦にiPodのシャッフル昨日で最初に出た曲がその年の���勢を表すのである! https://t.co/mhq1NBg2Vc」https://twitter.com/taigayamazaki/status/1610053927789264896
中島卓偉STAFFさん「【RADIO】生ゲスト出演決定! 1/12(木)12:00-14:54 ON AIR #ラジオ日本『#加藤裕介の横浜ポップJ』@yokohama_popj 出演予定時刻:14:10-14:35頃 パーソナリティ:#加藤裕介、#香坂みゆき 生ゲスト:#中島卓偉 番組HP https://t.co/c3QSDi8If5 radiko https://t.co/Jg31XsFusi #卓偉 https://t.co/sVzXcGVnbL」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1610561804618326016
中島卓偉STAFFさん「#中島卓偉 春TOURの先行チケット受付中は 【1/9(月)23:59】まで! ▶︎中島卓偉 LIVE 2023 VIVA LA BIG SUNSHINE TOUR オフィシャル2次先行 https://t.co/qPh4zEzFMS ▶︎中島卓偉 ファンクラブ会員限定トーク&ライヴ「BIG ENCORE」 オフィシャルファンクラブ2次先行 https://t.co/rWJvOTSDJJ #卓偉 https://t.co/DJUOaYNYg6」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1610577024157900802
CRAZY PUNK KID公式さん「2023.01.06 SUGAMO SHISHIO FAR★STAR PRESENTS 『OKONOMI ROCK SHOW』 OPEN17:30 START18:15 ADV¥3,500 DOOR¥4,000 ◆CAST◆ CRAZY PUNK KID / 流血ブリザード/ ネムレス / 美広まりな / OMNI666 / 90s-QZiU- / DJサトシ(MY NAME IS SATOSHI!!) ◆TICKET予約◆ https://t.co/BddIApKEjm https://t.co/oNqedC8uIW」https://twitter.com/CRAZYPUNKKID/status/1610559974467588096
nao 首振りDollsさん「今年〇〇なバンド的な投稿に『首振りDolls』と回答してくれているのを見かける。 期待に応えるからちゃんとみててな、ありがとう。 どんな些細な事でも、一つ一つが力になる。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1610579612295364608
RIS-707さん「【NEWS】 この度 わたくし 「RIS」 → 「RIS-707」 にアップデートしました⚡️ 私の愛機 ギターシンセ Roland G-707 由来で ずっとアカウント名やドメインとして使っていた名前です🎸 これからは #RIS707 使ってね😼 https://t.co/Z8G5g6cqQR」https://twitter.com/RIS_707/status/1610576906583261185
tezyaさん「食事を終え 今お開き 線香の煙モクモク後に ホルモン焼き屋にて さらにモクモク 楽しい一日でした さ 明日から通常運転です★ https://t.co/yVJdTIHIa7」https://twitter.com/tezya_sight/status/1610585833719103490
朴璐美さん「L'Arc~en~Cielの最新ライヴ映像と、その裏側に迫ったドキュメンタリー映像の2話で構成する『L'Arc~en~Ciel 30th L'Anniversary』 朴璐美 ナレーションさせて頂きました。 もう、胸熱…。 こちらもPrime Video 世界217ヵ国で配信中!」https://twitter.com/romiansaran/status/1610330802373681152
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「【HOME THEATER/NAMELESS】 12ヶ月連続配信の第1弾。 NOAH氏の伸びやかで高い歌唱力を活かした楽曲で、彼らの曲のラインナップの中でも聴かせる力を強く持つ。 とは言えこの12ヶ月連続リリースは「変態カルチャー」と名付けられており、この先どう姿を変えていく=変態するのかが楽しみでもある。 https://t.co/bTT7HOmdNB」https://twitter.com/vr_noru/status/1610599657343967232
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「ところで最近外出自粛だったり物流の負荷増加だったりで確実にCDよりも配信音源が多くなってるんだけど、これ色んなバンドの皆さんは落ち着いたらCDにしてくれるんだろうか。配信は配信で、CDはCDで買うので、よければせめてジャケットデザインは別とかにしてくれると嬉しいな…。」https://twitter.com/vr_noru/status/1260053008349454338
中島卓偉さん「僕は曲は書けるけど字は本当に書けんのですよ。ってか銀行の手続き付き合ってくれたんやけん僕が字汚いの知ってるやん。笑。 #しゅたかっち #中島卓偉」https://twitter.com/takuinakajima/status/1610602107522125824
Hydeさん「あけましておめでとうございます。」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1610606064558551040
Ryuichi Kawamuraさん「おやすみなさい😴💤 ブログ更新しました! https://t.co/6B3fqLFJ7q」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1610606217772306432
Hydeさん「[STAFF] 本日25時からニッポン放送『MIYAVIのオールナイトニッポン』にHYDEがゲスト出演します。 是非お聴きください! 番組HP↓ https://t.co/nd8abGuWU1 radiko↓ https://t.co/8snbA8HOH4 #HYDE #MIYAVI #三四郎 #MIYAVIANN #オールナイトニッポン @Ann_Since1967 https://t.co/Qh39pKEb4g」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1610607156876972037
Akira Takazawaさん「先月地元の札幌に帰った時に観たNobody Celebrates My BirthdayとkallaqriのLiveの事。 https://t.co/vtyU3g6I63」https://twitter.com/Akira_Takazawa/status/1610607725863632896
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著述家のヘンリー・メイコウ氏は、イルミナティやフリーメイソンなど、裏社会の研究で有名で、著作も数多い。
2021年12月7日、「1981年に語られていたワクチンによる大量殺戮計画」と題する記事のなかで、メイコウ氏はフランスの思想家ジャック・アタリの以下の文章を紹介した。
https://www.henrymakow.com/2021/12/atalli-genocide-1981.html?_ga=2.75180562.1207744513.1640524217-2135717664.1640524217
(ちなみにこれと同じ文章を、僕も以前に紹介したことがある)
https://note.com/nakamuraclinic/n/na4f305e876a6
すると、その記事のコメント欄に、なんと、ジェイコブ・ロスチャイルドから返信が来た。
ジェイコブ・ロスチャイルドは、ロスチャイルド家の現当主である。推定資産は2兆ドルとも言われ、個人でありながら国家よりも多くの資産を所有している。単なる大金持ちというだけではない。「政治の裏にロスチャイルドあり」で、世界の歴史を背後で操ってきた一族だとも言われている。
さて、そのロスチャイルド家当主のジェイコブ・ロスチャイルド本人がブログのコメント欄に書き込んできたというのだから、メイコウ氏は腰を抜かした。
普通に考えれば、「誰かがロスチャイルドの名前を語っただけじゃないのか?」と思うだろう。当然メイコウ氏もその可能性を考えた。「MI6(秘密情報部)の工作員が情報攪乱を狙って書いたのではないか、とも思ったが、今私は、いくつかの理由から、この文章はロスチャイルド本人の手になるものだと確信している」
その理由について、以下で述べている(本稿では立ち入りません)。
https://www.henrymakow.com/2021/12/why-i-think-this-is-jacob-roth.html?_ga=2.86534680.1207744513.1640524217-2135717664.1640524217
この「J.ロスチャイルドからの返信」はネット上でちょっとした話題になった。愉快犯による偽物か、あるいは本物か、賛否両論��沸き起こった。政治評論家のHal Turnerやミネソタ大学名誉教授のJim Fetzerも、ロスチャイルド本人によるものだと考えている。
具体的にどんな内容だったのか。抜粋して紹介しよう(僕の意訳もあるので、興味のある人は原文にあたってください)。
「Dear ヘンリー
あなたは問題を指摘するのが上手だ。おっしゃるように、このコロナ騒動は世界の財政、資源、生産、消費、汚染、過剰人口を管理/規制するためのものである。
もっとも、あなたが何を考え何を言おうが、私の一族が支配する機関(イギリス王室、バチカン、メイソン、世界の主要な君主、企業など)はまったく意に介さない。
我々が支配するのは、金融機関だけではない。あなたの政府もメディアも支配しているし、地球上のほとんどすべての仕事、そしてあなたの銀行口座のお金さえ支配している。あなたはこの事実を変えることはできない。
ヘンリーよ、あなたは様々な事実を突きつけて我々を攻撃しているが、そういうやり方はまったく時代遅れだ。
人々というのは、概して「ふりをする」ものだ。他の人が信じているものを信じるし、そうでなければ、メディア(つまり我々)に誘導されることをするだけのこと。あなたのように世間の人々の信念と反対のことをすれば、ろくに話も聞いてもらえず、社会から閉め出されることになる。実際そういうことがあなたにも起こっているだろう?
権力者は大衆を誤った方向に導いたり、あなたみたいな人を拒絶/迫害するように大衆をコントロールしている。あなたはそのことについて道徳的な疑問を持っているが、それは我々には関係ない。それはあなたの問題であって、我々の問題ではないのだよ。
あなたは、私の支配下にある(英国とは)別の国で言論活動をしているわけだが、あなたの文章はここ英国の私の裏庭にも届いており、「真実に敬意を」と称するあなたのサイトを見ることができる。もっとも、そのやり方は時代遅れで、規模も小さく、無名かつ下品なフォロワーがいるだけのサイトだが。影響力のある人物は誰もあなたの言葉など聞いていない。ただ、私は特別な機会(今回のあなたの投稿のような機会)に、あなたの誤りを正す必要があるとも感じている。
世界管理に必要な物質的平準化(material levelling)と人口削減
巨大な権力と富を手に入れると、多くのものを支配下に置くことになる。この支配によって、自らの利益を保ち、また、拡大するわけだ。しかしこの支配を維持するには、とてつもなく重い責任が伴う。先ほど言ったように、環境汚染、紛争、搾取、人口過剰など、果てしなく続く解決困難な問題に対し、様々な決断をしなくてはならない。
ジャック・アタリは、新世界秩序プロジェクトの忠実な弟子だ。このプロジェクトは、世界政府によって多くの物事を地球規模で支配することを目標にしている。その手段には、平等のための物質的平準化と世界人口の激減がどうしても必要となる。これらは、残念ながら、あなたが感情的にどうしても受け入れられないものだろう。
あなたが抱えている問題は、この問題に反対する常識的な人がほとんどいないことにある。また、あなたが唯一不満に思っているのは、これらの解決に必要であると私たちが考えている手段にあるようだ。あなたは「これらの問題の多くは誇張されており、現時点では存在しない可能性がある」と主張しているが、この点についてはあなたの言う通りだ。
しかし、私たちは50年、100年先を見据えた計画を立てている。大事なことは、恐れていることが将来起こらないようにすることだ。この計画の中で、私たちは外国勢力による土地や資源の収奪や、増え続ける公害問題を監視する必要があるし、もっと重要なことは、自国の人々が将来大きな問題とならないように、収奪、過剰消費、過剰繁殖を止めるようコントロールしなければならない。
また、いったん権力や富を持つと、それらを捨てたり、分かち合ったりすることが非常に難しいことに気が付くだろう。しかし、権力や富というのは、増やすことができるのはもちろん、自分の支配下にあるすべての人々にとって、物事をより平等にしたり、争いを鎮めたりすることができることにも気が付くのだ。
権力のしんどさ
ヘンリーよ、あなたには理解できないかもしれないが、我々世界の指導者たちが背負っている重荷は、大変なものだ。我々は、イギリス王室やバチカンを含むすべての国家元首、そして世界の有力な家系とともに、世界統治の新秩序の計画を遂行するために、懸命に働いている。また、世界の貿易は大幅に拡張し、規制が必要な状況になっている。ヘンリーよ、あなたに尋ねるが、こうした計画や規制は、我々の力によるのでなければ、一体他の誰にできるというのか?
我々は、将来の世界には十分なものがないと考えている。だから、まず世界をコントロールしなくてはいけない。次に、そこにあるものを我々が選んだ人たちに、最も有利と思われる形で分け与えなければならない。権力はそのためにあるのだよ。
あなたは、これらの問題を解決するために私たちが使っている方法に対して、懸念を表明している。あなたはそれを「全体主義」とか「共産主義」だと言っているが、我々にとっては、それらは「真実」「自由」「正義」といった類の抽象的な言葉に過ぎない。どんな危機においても、人々は感情で行動するものだ。実際の事実や批判的思考、理性に基づく行動などしないのだ。
あなたは明らかに我々のレベルに達していない。あなたの文章から漂う知的なプライドはけっこうだが、それは人々に、社会に、何の変化ももたらさないだろう。あなたは、時代遅れのコミュニケーションの中で孤立しているに過ぎない。論理と事実は(科学における論理と事実さえ)、支配されているのだよ。あなたが我々のやり方にグダグダ文句を言ったところで、事態は何一つ変わらない。
問題の中身が何であれ、それが深刻な問題であると世間一般が認識していれば、大事なのは解決策とその解決策への協力である。我々は問題を設定し、その解決策を提供する。実のところ、20世紀を支配したのは、事実でもなければ理性でもない。心理学の利用こそが20世紀を背後で動かした原動力だ。なるほど確かに、あなたは知的であり、ジャーナリストとして能力がある��もしれない。しかしあなたがこの世界で現実的な力を持たないのは、このあたりに理由がある。
あなたは、パンデミックやワクチンについての真実をあばき出すことで、人々に影響を与えられるとでも思っているのだろうか?
バチカンのフランシス(ローマ法王)でさえ、パンデミックが必要であったことを知っている。なぜ、あなたが言うところの「共産主義者」である彼が、歴史の中の特にこの時期にその職に据えられたと思う?
新しい秩序を切り開くためには、多くの変化を起こさなければならない。多くの人事が必要となる。彼ら全員がユダヤ人というわけではない。私としては、もっと多くのユダヤ人を任命すべきだし、フランシスがもっとユダヤ的であれば、と思っているが。
私たちの計画については、すでに国連や世界経済フォーラムで表明されているわけだが、あなたは我々のやり方のことをまったく分かっていない。そのことをお伝えしよう。いや、こういうことを明かしたからといって、私たちの計画への反対派が勢いづいて怒り出す、などという心配はまったくしていない。
あなたはワクチンのことを言っているが、なぜこれが国民に強制されているのか、それさえあなたは分かっていない。あなたは不思議に思っている。「このウイルスは脅威でも何でもない。ワクチンは明らかに不必要かつ役に立たない。何ならむしろ、淘汰への序曲、それ以外の何物でもないじゃないか」
あなたは尋ねる。「明らかに危険であり多くの死亡や健康問題を引き起こしているこのワクチンを、なぜ政府は国民に強制しているのだろうか」
さらに尋ねる。「なぜ政府は、ウイルス症状を効果的に治す安価な薬の使用を抑圧し、役に立たない危険なワクチンを使わせようとするのだろうか」
このことはあなたにとって謎であり、それゆえにあなたは陰謀論に走るわけだ。「人間の群れを淘汰するためにワクチンを使っているのだ」などとね。ヘンリーよ、そういう声をあげることで、人々が怖がり目を覚ますとでも思っているのか?あなたは小学生のように「なぜ?」と問い続ける。人々は政府が自分たちの世話をし、お金をくれ、安全を確保しようとしていると信じ切っている。そんな国民に、あなたの主張する事実や理性が通用すると、本気で思っているのか?
ヘンリーよ、すべては心理学とメディアなのだよ。私がここで何を言ったところで、結果に何一つ影響は出ない。
我々は現在、毎年ワクチンを受けるように人々を調教しているわけだが、そういうこと以上にもっと重要なことが起こっていることに、あなたは気付かないのだろうか?
中央集権的統制と共産主義について、私の友人のジャック(アタリ)が言っていることが正しいとすれば、「平等」こそ我々のアジェンダと新世界秩序の最も中心的かつ根本的な概念となる。我々が「全員がワクチンを受けなければならない」と言うとき、我々がそれを本気で言っている。そのことはあなたにも分かるだろう。しかしあなたが分かっていないことは、「平等」こそがこの運動全体の本質ということだ。
ヘンリーよ、「全員(everyone)」という言葉が鍵なのだよ。これは魔法の言葉だ。全員が同じことをしなければならない。我々が育成したすべての共産主義国家では、この新秩序において計画された「平準化」のための「平等」のため、人々が同じニーズと欲求を持たねばならない。そして全員が同じ命令に従うよう、調教されねばならない。
我々が育成に成功した現代中国では、人々は多くの違いをなくさねばならなかった。全員が同じ服を着なければならないといった小さなことでさえ、文化的平等、物質的平等、つまり「同一性」を浸透させるために極めて重要だった。
もちろん、マスクはウイルスには全く役に立たない。しかし大事なことは、トップダウンの命令に対する服従と適合なのだ。政府の命令に従って「全員」が着用する。これが重要なのだ。それは、全員を「均一(uniform)」にする制服のようなものだ。一体感、順応性、服従性、そして何よりも「平等性」を植え付けるのだ。
ヘンリーよ、もう分かっただろう。ワクチンはこのプログラムにおいて心理学的な意味で極めて重要なのだ。きっちりコントロールしなければならないのは、衝動的で手に負えない人間の心だ。フランシス(ローマ法王)も同じように考えている。ワクチン全員接種計画は、遺伝子への作用を通じた行動制御への扉を開くだけではない。現在の作戦にとってもっと重要なのは、ワクチンによる心理的行動制御である。
ワクチンがウイルスに対して不必要で役に立たないかどうか、あるいは多くの人にとって有害であるかどうか。そんなことはどうでもいい。とにかくこのワクチンは、人間の行動をコントロールするためにこれまでに考案された方法のなかで、最も画一的で協調的な心理的武器なのだ。
制服を着るようにマスクを着用する服従は、しかし、ほんの皮膚表面だけの話である。それはあくまで外部であり、せいぜい美徳のシグナルに過ぎない。
我々は、新世界秩序のために、もっと深い、もっと永続的な服従を要求する。あなたのように自分でものを考える人間なら拒否する注射を、圧倒的多数の国民が、政府とメディアを盲目的に信頼して、その成分も知らずに、注射することを許すとき、それは間違いなく、我々が望む最も重要な勝利となる。
心理学は非常にシンプルだ。あなたのような人が長い間心理学を見過ごしてきたことに、私は驚いている。もし政府が「全員」にワクチン接種を受けさせることに成功したら、もはやワクチンに何が入っているかは重要ではない。
重要なのは、適合性、服従、そして「平等」の感覚である。これらが個人的で内面的な「平等」と信頼の感覚を生み出す。セックスや宗教儀式で見られるように、人間が体に入れることを許容するものは、心や信念と深く関わっている。しかし精神面において、人々はすでに我々に降伏した。我々のワクチンを喜んで受け入れた者もいれば、あなたがすでに目撃しているように、世界中の政府が行使する強制力によって受け入れた者もいるが、いずれにせよ、人々は我々の前に膝を屈した。
あなたは自由、個人の尊厳、所有権といったことをやたらと持ち上げているが、これらが征服されることがあなたにとって苦痛だったところで、我々は意に介さない。
我々��、古くて疲弊した文明を解体しようとしているのだ。あなたはそれをやたら守ろうと奮闘しているがね。我々としては、こうした手段が必要だと考えている。もし人々が他の「全員」と同じになるため、つまり「平等」になるために、自分や自分の子供たちの体にワクチンが侵入することを許すなら、自分の資産やライフスタイルも同じように平等化されることについて、人々は反対することはないだろう。
ヘンリーよ。いずれにせよ、自分にどの程度の影響力があるか、ちょっと考えてみるといい。問題解決のために人々を合理的に説得したり理性に訴えたりする。そういう古めかしいやり方で、あなたと同じような古い思考を持った反体制派と連れ立って、結局どの程度の影響力があったのか。ちっぽけなウイルス、簡単な詐欺、あちこちで行われるワクチン接種。結局あなたには何も止められず、すべて達成されるのだよ」
本当にJ.ロスチャイルド本人からのものかどうか、僕には分からない。ただ、思想的にはいかにもエリートユダヤ臭全開という感じで、本物っぽい印象を受ける。多分本物じゃないかな。
大きな騒動を起こすとき、彼ら、必ずヒントを出すんだよね。「自分たちがやったんだよ」とほのめかすヒントを。彼らは決して、”完全犯罪”みたいなことはしない。犯行現場にメッセージを置いていくルパンのようなことをする。それがユダヤの流儀のようなんだ。
上記の手紙が本物であれ何であれ、僕がやるべきことは変わらない。古臭いやり方だと批判されてもかまわない。ヘンリー・メイコウ氏と同様、事実と理性に訴えて、少しでも覚醒する人を増やすことだ。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n4a6a23277da0
これは理性じゃないんじゃないかな。
理性によれば寄るほどわからなくなるよ。
こうゆうのは、本能でわかるんだよ。
わかってる人達は、自分達は理性の力で理解していると思うんだろうけど
違うよ、本能だよ。
動���的な本能だよ。
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「イージス・システム搭載艦」の運用構想をめぐる一考察
衆議院議員 長島昭久
2020年6月、防衛省は、突如イージス・アショア配備計画の断念を発表した。その後、政府与党間で紆余曲折の政策調整を経て、12月18日、イージス・アショアに代わり「イージス・システム搭載艦」を2隻建造することが閣議決定された。陸上イージス・システム2基を配備する計画が洋上のイージス・システム搭載艦2隻建造へと転換されることにより、我が国の「総合ミサイル防空」にどのような影響を与えるのか、また、イージス・システム搭載艦とはいかなる「艦艇」であるのか、さらに、その運用構想はどのようなものであるべきか、以下、若干の考察を加えてみたい。
1 我が国を取り巻くミサイル脅威とイージス・アショアの導���
(1) 「総合ミサイル防空」の対象
我が国の今後の「総合ミサイル防空」の在り方について考える際、2つのディメンションがあることを念頭に置く必要がある。
①北朝鮮からのミサイル防衛
②A2/AD(接近拒否・領域拒否)環境下におけるミサイル防衛(主に中国からの多様なミサイル脅威を念頭)
①への対応は、実験や訓練発射への備えを含め、平時から、24時間・365日の常続的な対応が求められる。ただし、北朝鮮のミサイルの種類は、多様になってきているものの、発射弾数は限定的(※)であり、ミサイル以外の脅威(航空機や水上艦、潜水艦など)はほとんど考えられない。
※ 北朝鮮は、金正恩体制になってから(2012~)、日本海方面等に向けてこれまでに累計88発の弾道ミサイルを発射したとされるが[1]、ちなみに中国は、一般報道その他によれば、2019年1年間だけで100発超の各種ミサイルの発射実験、訓練を実施している(ただし、主に内陸部)[2]。
②への対応が必要となるのは、主に有事。つまり、事態が生起してからで、九州から南西諸島における自衛隊部隊や米軍基地等を目標とした攻撃への対処が主体ということになろう。こちらは、ミサイル以外の脅威も含め、質・量ともにかなり深刻な脅威に直面することになるだろう。
(2) イージス・アショア導入の目的と意義
ア.我が国のBMD態勢とイージス艦の運用
言うまでもなく、イージス・アショア(AA)は、「北朝鮮の弾道ミサイル」に対するBMDシステムとして構想されたものであるが、その結果として、A2/AD環境下におけるイージス艦運用等の柔軟性を期待するものでもあった。
すなわち、AA配備構想の背景には、3つの必要性があったと考えられる。
北朝鮮による弾道ミサイル攻撃から、我が国を24時間・365日、常続的に防護し得る態勢を構築��る必要、
それによって、海上自衛隊のイージス艦を日本海における「BMDパトロール任務」からリリースし、南西方面等への展開を含めた運用の柔軟性、艦隊防空のような、「本来任務への対応」を確保する必要、
南西方面の脅威の高まりとともに「新しい戦い方」への対応を迫られる海上自衛隊全体の訓練機会の確保や人的負担の軽減の必要、などである。
イ.米海軍イージス艦のジレンマと日米協力の必要性
これらの点に関しては、実は米海軍も海上自衛隊と同様、日本近海においてBMDパトロール任務に就いていたことから、全く同じ状況にあった。その苦悩を端的に表したのが、2018年6月に行われた米海軍作戦本部長リチャードソン提督(当時)の講演における次の発言だ。(※)
① イージス艦が特定の海域においてBMDパトロールを実施しなければならないことが、「シーコントロール」等、本来の海軍としての洋上任務を圧迫している。多機能で洗練されたイージス艦を他の任務に回すために、日本周辺や欧州におけるBMDパトロールをやめ、その役割をAA等のような陸上のアセット(Land-based BMD system)に移管したい。
② BMDパトロール任務は、日本に展開する7艦隊の即応態勢をどんどん疲弊させ、また、艦隊の訓練時間は削られ、その結果、駆逐艦フィッツジェラルドの衝突事故(2017/6/17=乗組員7名が殉職)、その2か月後の駆逐艦ジョン・S・マケインの衝突事故(2017/8/21=乗組員10名が殉職)の要因となった。
※ 「海軍イージス艦によるBMD計画の背景と課題」(米国連邦議会報告, 2021年2月改訂)[3]
つまり、我が国の「総合ミサイル防空」を考える際には、日米同盟におけるRMC協力(Roles, Missions, Capabilities sharing)の視点も忘れてはならない。これは、冒頭に挙げた、二つのディメンションのいずれにおいても重要となるポイントといえる。
以上概観したように、AAの導入計画は、①の北朝鮮の弾道ミサイル対処態勢を常続的に確立するとともに、従来、日本海等におけるBMDパトロールのために拘束せざるを得なかった海自および米海軍「虎の子のイージス艦」を、南西方面への展開を含め艦隊防護(防空、対潜任務等)その他の本来任務のために振り回し可能とすることを基本構想の一つとしたものでもある。
ウ. 厳しさを増すA2/AD環境下での海上作戦の様相
ちなみに、「イージス艦」は、そもそも1970年代にソ連の強大な対艦攻撃能力から米空母部隊を防護するため、特に対艦ミサイルによる飽和攻撃に対する同時対処能力の拡大を目的として開発されたものだ。
まさしく、今日、中国の多様な対艦弾道/巡航ミサイル攻撃能力が、当時のソ連を遥かに凌ぐような脅威となっているのである。
実際、現在の中国と日米の軍事バランスを考えた場合、事態生起の初期段階において予期される、第一列島線の内側(東シナ海)の制海権の状況は、1996年に米国が2個空母打撃群を派遣して台湾海峡危機の拡大を抑止した頃とは一変しており(※)、今や様々な努力を払わなければ獲得できないレベルになっている。
※ 1996年台湾海峡危機の屈辱以来、PLAの計画立案者は、米空母を主たる脅威とみなし、米空母打撃群を打破する方策を研究してきた。
その結果、仮に中国軍が米軍と衝突した場合、中国は、米軍の空母打撃群およびイージス艦による防御ラインに対し、中国本土および航空機、艦艇、潜水艦など多方向から大量の対艦弾道・巡航ミサイル等による飽和攻撃を浴びせてくることが想定される。[4]
このような「南西方面有事」を想定すれば、我が国としても、海上作戦部隊の防護や日米共同作戦のために8隻のイージス艦の相当数をこの戦域に投入できる態勢を構築せねばならないことになる。しかし、そのような中国の脅威の増大の一方で、多機能で高性能、高い機動力を持った日米のイージス艦が、平素からの事態に備え、日本海等において「BMDパトロール」に常時従事しなければならない状況は、運用上の合理性からも、また、訓練や人的な負担からも受容できない状況となっている。
2.イージス・アショア配備計画中止後の議論
(1) 「イージス・システム搭載艦」の閣議決定へ
このような厳しい戦略環境が全く変わっていないにもかかわらず、昨年、AAの配備計画は中止されることとなった。(その経緯については、本題とは逸れるのでここでは詳述しない。)
そして、政府および自民党内における様々な議論を経て、昨年12月18日に閣議において、次のような決定を見たのである。
「①陸上配備型AAに替えて、イージス・システム搭載艦2隻を整備する。
②同艦は海上自衛隊が保持する。
③同艦に付加する機能及び設計上の工夫等を含む詳細については、引き続き検討を実施し、必要な措置を講ずる。」
最後のところが微妙な言い回しになっているが、現時点で最大限言えることは、①北朝鮮の弾道ミサイルに対応するために必要なイージス・システムは、陸に置くことを諦めて海に出す。②それを「イージス・システム搭載艦」と呼ぶ。しかし、③その艦艇の設計や機能は、今後策定される運用構想に基づいて検討される。つまり、現時点で「イージス・システム搭載艦」がどういう代物になるかは確定していない。ここが今後、議論となるポイントだと思われる。
(2)「イージス・システム搭載艦」=「イージス艦」なのか
ところで、私自身も含め、自民党内の議論では、「2隻の『イージス護衛艦』を新造する案」がほぼ大勢を占めた。それは、一見すると2隻分の「プラス作用」があると思われたからだ。もちろん、それは、南西方面の脅威の深刻さについての認識を共有していたからに他ならない。���
しかし、『軍事研究』(2021年3月号)所収の池田徳宏提督論文[5]に詳述されているように、実際の運用(定期修理・検査等の「非稼働期間」や、補給・休養のための停泊、必要な訓練や行動海域への往復などの運用サイクル等を含む)を考えれば、イージス護衛艦の現有8隻に加え2隻を新造することが、ただちに8⇒10隻で2割アップの戦力発揮(作戦海域での行動)につながるわけではないのである。
すなわち、AA計画を断念する代わりに、相変わらずイージス艦2隻を日本海におけるBMDパトロール任務に張り付ける必要があるとすれば、南西方面で本来任務に就けるのは、2隻を新造したとしても艦艇の修理検査・運用サイクル全体を考慮すれば、現状からわずか0.75隻程度増えるにとどまるということになるという。(しかも、米海軍イージス艦の一定数も、日本周辺等での「BMDパトロール」への拘束が続き、その他の任務への運用の柔軟性にもつながらない。(前述のリチャードソン提督によれば、全部で6隻が現に洋上でのBMD任務に就いている。))(※)
※ 加えて、池田論文でも指摘されているように、新たなイージス護衛艦を運用するために確保すべき最低600名の人員確保のための方策について、自民党国防部会・安全保障調査会合同会議に対して防衛省から説明された検討施策(海上自衛官の募集の強化、艦隊勤務の魅力向上、勤務環境の改善、女性自衛官の活躍推進、処遇の改善、定年延長、再任用の拡大など、要員確保策を総合的に強化する等)は、どれも即効性のある具体的な解決策としては疑問であり、典型的な「画餅」に過ぎぬものであったことは甚だ遺憾である。
ちなみに、海自関係者によれば、AA配備を前提(「BMDパトロール」からはリリース)としてイージス護衛艦8隻を運用する場合、南西方面等の本来任務に最大3-4隻振り向けることができたはず(+さらに、米海軍イージス艦も増派が可能)だったという。
つまり、今に至るも「『イージス・システム搭載艦』2隻建造」の意味するところをフルスペックの『イージス護衛艦』2隻だと誤解している政治家や国民はたくさんいると思うが、必ずしもそうではないということだ。この点は、敢えて確認しておきたい。昨年12月の閣議決定の複雑な言い回しが、その事実を如実に物語っているといえよう。
2.「イージス・システム搭載艦」の運用構想
(1) 基本的な考え方
結論からいえば、イージス・システム搭載艦は、その「運用構想」次第で様々なヴァリエーションが考えられるということだ。
では、「イージス・システム搭載艦」の運用構想はどうあるべきか。
忘れてはならないことは、AAの代替がイージス・システム搭載艦となったとしても、AA導入の目的、意義は、基本的に変わってはいないということである。つまり、「イージス・システム搭載艦」の主任務は、まず、AAが担うはずであった、平時からの24時間365日常続的な北朝鮮弾道ミサイル対処能力(ただし、近年の弾道ミサイルの飛翔経路の多様化や所謂「変則軌道ミサイル」等に加え、各種巡航ミサイルへの対処能力を確保することが必要)の代替��ある。それによって、8隻のイージス護衛艦をBMDパトロール任務から解放し、本来任務に振り向け、海上自衛隊全体の運用の柔軟性を確保するとともに、訓練機会の確保や人員の負担の軽減を図ることに他ならない。したがって、イージス・システム搭載艦は、先ずは、そのような目的に資するような設計や配置を目指すべきである。
(2)「イージス・システム搭載艦」のイメージ
以下、私が考えるイージス・システム搭載艦のイメージを列挙しておく。
洋上に出たとしても、できる限り陸上のAAと同様の常時持続性を追求する。言い換えれば、できる限り長期にわたり洋上にとどまる能力(滞洋性)を持たせることが肝要だ。
したがって、推進システムは、可能な限り長期間無補給でイージスシステム搭載艦を稼働させられることが望ましい(主任務はBMDパトロールだから、速度は要求されないし、仮に南西方面での運用が必要とされる場合でも、その展開移動のためだけに高速力を確保しておく必要性はないであろう)。
省人化、無人化、自動化を徹底するとともに、「クルー制」によって、洋上でBMDパトロールを継続しつつ、ヘリなどでクルーを入れ替える。運航等については海上自衛官が行うとしても、イージスシステムのオペレーターは(30大綱別表に明記されているように)陸上自衛官で行い、統合運用とする。
配備位置については、まず、AA導入計画時に検討されたとおり、陸上沿岸部2か所のAA(SM-3 BlockⅡA搭載を前提)でも日本全域の防護が可能なことから、同様に「イージス・システム搭載艦」も、洋上沖合に進出させることを必須としない。
また、平時の警戒監視や自隊警備、並びに人員の交代や補給活動等が容易で、かつ事態生起時の制海、制空権のカバーに有利な、陸地に近い沿岸海域が運用上も滞洋性の観点からも最適となる。
(仮に、情勢により南西方面におけるミサイル防衛(有事が前提)に従事する場合にも、昨今の脅威認識からすれば、どのような形態の艦であれ、単艦で東シナ海前方に展開することは合理的ではない。)
したがって、平時においては、常続的なミサイル警戒を主たる任務とするとともに、事態生起時においても、航空機、水上艦、潜水艦等からの直接脅威の低い海域で活動することを前提とするならば、イージス・システム搭載艦には最低限の防御機能(たとえば、近接対空防御、対水上テロ攻撃防御等。自艦へのミサイル攻撃に対しては、固有機能で対処)の装備にとどめるに足るのではないか。
4.今後の検討課題
最後に、今後、検討していかなければならない課題について、いくつか付言しておきたい。
(1) 極超音速滑空弾のような新たな脅威への対処
近年、その存在が取りざたされている極超音速滑空弾等については、まだ米国も含め研究開発途上にある。小型衛星のコンステレーションや無人機などによる探知、追尾、エネルギー志向型兵器による捕捉、撃墜等が考えられるが、我が国も、セキュリティ・クリアランスの問題などを早急にクリアして早期の段階から米���との共同研究開発に参画し、急速に高性能化する脅威に対処できるようにしていかなければならない。
なお、「イージス・システム搭載艦」についても、就役から除籍まで40年程度運用することが想定されるので、このような将来的なミサイル防衛機能についても対応できるような拡張性(スペースや電力供給等)は考慮しておく必要がある。
(2) 中国のA2/AD環境下における海上作戦
ア.「新たな戦い方」 “DMO; Distributed Maritime Operation”
これについては、「イージス・システム搭載艦」の在り方よりも幅広い議論となるが、海上作戦全体の中での位置づけを考える上でも関連する課題になるので、言及しておきたい。
現下の厳しいA2/AD環境下で、弾道・巡航ミサイルの飽和攻撃に対処しつつ海上作戦を遂行するためには、新たな装備体系の開発とともに、大きく変わりつつある兵力バランスの中での「戦い方」についても見直していかなければならない。その点で、米海軍において、「新しい戦い方」として導出された、“DMO”(兵力分散型海上作戦)を参考とする必要があろう。 すなわち、小型水上戦闘艦艇(新たなミサイルフリゲート艦(FFG)等)や大型無人水上艦艇(LUSV)等 、様々な水上艦艇に長射程の対空・対艦ミサイル等の攻撃力を持たせて分散配備するとともに、それらを高度なネットワークで連接することで、分散していながらも一体化した攻撃力を発揮し、相手の情勢判断、意思決定を複雑化するとともに、数的優位に立つ相手に対して制海権の獲得・維持を図る作戦、戦術だ。
日本の海上自衛隊で今後その役割の一翼を期待されるのが、現在、急ぎ配備に向け建造中の30FFMであろう。これまでに、1番艦「もがみ」、2番艦「くまの」が命名・進水式を終え、当面、年2隻ずつの急速調達が31中期防で計画されている。
また、現在、我が国では、攻撃兵器搭載アセットとしての無人艦艇(USV)開発は具体化していないが、米国では既に無人水上艦(Unmanned)や「選択式有人/無人艦」(Optionally Manned; 平時は少人数で各種任務を遂行し、有事やハイリスク場面では無人運用する小型艦艇)[6]が、試作、自律航行試験段階となっており、それらの状況についても、立ち遅れることのないように注視していく必要がある。
イ.長距離ミサイルの開発、配備
しかし、南西方面の現状は、それでもまだ足りないほど深刻だ。そこで、米海軍では、インド太平洋軍が、第一列島線への陸上発射型の長距離ミサイル配備を含めた270億ドル(2022-27年)の予算要求を議会に提出した。[7]
同様に、我が国も更なる攻撃力の拡充が喫緊の課題だ。
この点、昨年12月18日の閣議決定では、イージス・システム搭載艦の導入と共に、「新たなスタンド・オフ・ミサイルを国内開発し、抑止力を強化する」方針を確認した。
すでに、航空自衛隊は、平成30年度予算で、射程500キロのJSM(Joint Strike Missile)の導入を開始するとともに、31中期防において、射程900キロのJASSM(Joint Air to Surface Stand-off Missile)、射程800キロのLRASM(Long Range Anti-Ship Missile)の整備を進めていくこととしているが、ここに今回の閣議決定で、スタンド・オフ防衛能力の強化のための国産ミサイル開発が加わることになったのである。
防衛省によれば、国産開発中の12式地対艦誘導弾(改)をさらに長射程化し、スタンド・オフ・ミサイルとして開発できる見通しが立ったという。しかも、このようにスタンド・オフ化されたミサイルは、閣議決定においても、「様々なプラットフォームからの運用を前提とした 能力向上型の開発」とされており、艦艇および航空機にも搭載しファミリー化する構想である。
これらを艦艇用として実用化し、JASSM並みの長射程が実現できれば、CSBA(Center for Strategic and Budgetary Assessments; 米国戦略予算評価センター)のトシ・ヨシハラがその論文[8]中において懸念した中国海軍に対する海自艦隊部隊の能力的なギャップ、特に長距離対艦ミサイル能力の空白を埋めることが期待され、中国海軍に対する劣勢を挽回する切り札の一つとなるのではないか。
(3)「打撃力」の保有について
我が国の「総合ミサイル防空」体制を検討するにあたって2つのディメンションで考えなければならないことは、本稿冒頭で述べたとおりである。
まず、北朝鮮からのミサイル防衛について、平時からの「イージス・システム搭載艦」による(極力、常続的に近い)ミサイル防衛態勢を確立することによって、南西方面への日米イージス艦の兵力展開を確保することを提唱した。しかしながら、それでも、有事にA2/AD環境下における「制海権」を獲得・維持するとともに、南西方面でのミサイル防衛態勢を確立することは、容易ではないことは、数々の研究者も指摘しているところである。
このことは、北朝鮮からのミサイル防衛とA2/AD環境下におけるミサイル防衛が、単なる「2方向対処」という性格のものではなく、「2つのディメンション(特質、様相)の差異」であることを如実に物語っている。特にA2/AD環境下におけるミサイル防衛に関しては、質・量ともに急速に増大していく中国の弾道・巡航「ミサイル脅威」が、我が国の「ミサイル迎撃能力」を超える場合、それ自体が「抑止力」とはならない。したがって、それを補完する「抑止力」としての「打撃力」(自衛反撃能力)(※)を持つことについての議論から目を背けることはできない。
※ 現に、我が国がミサイル攻撃を受けた場合、国際法並びに我が国の憲法解釈(専守防衛の考え方等)の範囲内において自衛的に反撃する能力とその意思を持つことによる「拒否的抑止力」。所謂「防衛的先制攻撃」ではないことは、誤解のないようにしておきたい。
またそれは、我が国単独の問題ではなく、米国との情勢認識の共有のもと、日米RMC協力の中で、「打撃力」による抑止力の在り方についても真剣に考える必要がある。
そして、日米は、従来の「盾」と「矛」の分担にとどまらず、「盾と矛」の双方を適正に補完するという新たな次元に進むことを検討することになるかもしれない。それは、決して米国による「拡大抑止」の信頼性が揺らいでいるということではく、むしろ、「自由で開かれたインド太平洋」の達成のために、我が国が能動的・主体的にどのような役割(たとえば、これまでの受け身の姿勢から能動的な“Security Provider”となる等)を果たすべきかという、その安全保障戦略をもう一度問い直す時期に来ているということであろう。[9]
過去、日米防衛ガイドラインは、両国を取り巻く安全保障環境の変化に応じて、日米防衛協力の在り方を再定義してきた。[10]今後の更なる情勢変化の中、抑止力としての「盾と矛」の補完関係のあり方を見直すのであれば、日米防衛ガイドラインにおける再定義に取り組んでいく必要もあると考える。
CSBAのトシ・ヨシハラが警告するまでもなく、我が国を取り巻く情勢は「待ったなし」の情勢にあるのだ。
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[終息宣言]の波紋とその考察:3
[photo] 2020.10.23 fri 19:00-20:00新宿駅南口「オリンピック災害おことわり連絡協議会(おことわリンク)」の月例スタンディングに参加。
「オリンピックは戦争反対」?! /ノー・ウォー展からの[宣言文]への反論と、近藤あき子の再反論、中村安子の困惑。
ノー・ウォー美術家の集い・横浜展(以下ノー・ウォー)展は、2003年から神奈川県民ホールで開催されている、反戦の意志を持つ美術家の方たちのグループ展です。
[オリンピック終息宣言]展参加の近藤あき子、中村安子、田島和子、森田直子が長年参加しています。
今年はコロナ状況により、ノー・ウォー展はWEB開催となったそうです。
http://www1.cts.ne.jp/no-war-tsudoi/index.htm
その「伝言板」という作家による投稿ページに、近藤あき子が[オリンピック終息宣言]文を投稿しました(宣言文は記事末に再掲)。
それに対し、掲載の数日後の2020年7月29日、「五輪終結宣言について」と題する反論文が掲載されました。 これによると、宣言文に対する複数人の人からの反論が「ノー・ウォー美術家の集い横浜」事務局に電話で寄せられ、これを事務局がまとめたものであるということです。
以下は「反論」の論点の要約です。
伝言板本文はこちらから↓
http://www1.cts.ne.jp/no-war-tsudoi/16dengon.htm ・確かに現在のオリンピックは腐敗しているが、永久に終息すべきであるという宣言文はいきすぎである。 ・オリンピックの害悪はアスリートではなく、利権者たちにある。 ・人間の闘争心を戦争からスポ��ツに転化するのは当然で、オリンピックは喜ばしい。 ・芸術は自由なのだから、スポーツも自由でありたい。 ・オリンピックが「思想上のウイルス」であるという表現に疑問がある。
複数の人からの電話、というのがどの程度か不明ですが、伝言板掲載文には「ほとんど同様の趣旨で」とあるので、[宣言文]が(おそらくご年配の)反戦を旗印としている美術家の方たちに、どのようなショックと違和感があったのか。それはほとんど多くの人が「戦争はよくない、平和はよいことだ」と言うであろう、この日本の世間のオリンピック認識とどの程度重なるのか。
あらためてそんなことを考えさせられ、私たちも反論を受けてさらに言葉を磨くことになりました。
以降、参加作家各自の視点からの考察を連載していきます。
まず今回は、[宣言文]を伝言板に投稿した近藤あき子が[反論]を読んで事務局宛に書いた下書き(その後[宣言]展として公式に反論を提出することに変更したため、事務局に送付はしなかった)と、中村安子(2004年からノー・ウォー展に出品)が[宣言展]会議で配布した思索の文面です。
-------------- 近藤あき子
「オリンピック終息宣言」がこの伝言板に掲載され、その内容に対する様々なご意見のまとめとしての文章「五輪終結宣言展について」を、遅まきながら拝見した。私はノーウオー展に2005年頃からほぼ毎年出品しており(今年も出品予定、作品はこれから)、さらに終息宣言展にも参加した一人として、ご意見に対する私の考えを述べさせていただきたい。
ただし私はこの宣言文のたたき台作成メンバーではない。今年3月、コロナが広がり始めたころ、江古田のギャラリー水・土・木で個展中にオリンピック終息宣言展への参加呼びかけがあり、すぐに参加を決めその後宣言文の検討会に一度参加した。
2013年9月の我が目、我が耳を疑ったオリンピック東京開催決定。原発事故の補償賠償問題、汚染土汚染水処理、健康被害、あらゆる問題が片付いていない中での安倍の「アンダーコントロール」、「復興五輪」という言葉。以来オリンピックと聞くとうんざりしている。
以下問題点1~3.
1)宣言文は東京五輪だけでなく、すべてのオリンピック終息を「永久に」宣言する。
原発事故という未決の問題(しかも原子力緊急事態宣言は未だ解除されていない)を別にしても、今、オリンピック開催費の高騰は、世界を悩ます大問題だ。バッハ会長のおひざ元ドイツでの開催見送りを例にとるまでもなく、住民投票で開催NOを決定する国は少なくない。(スイス、ポーランドも然り)。「平和の祭典」の陰で繰り広げられる汚職、利権争い、スタジアム建設に伴う多くの住民の強制的立ち退き、歴史的建造物等取り壊しを含む環境問題、建設資材の高騰、市民生活に与える不便、終了後のインフレ。しかも、オリンピックはいつの時代も国威発揚に利用されてきた。開催は経済力のある大国でなければ不可能。加えて、人種問題、政治問題、ジェンダー、障害者問題などなど、オリンピックの歴史を紐解くと、第一回開催当初からそれが清く正しく美しかったためしはない。終息宣言の「永久に」にはこうした意味が込められていると思う。アスリートに対する見解は下記。
2)「オリンピックを目標としている世界中のアスリートたちへの言及がまったくない���も、この宣言の確かな意図であろう。ホモルーデンスでもある人間は生来闘争心を持ち、それを戦争のような野蛮な方法でなく、平和的な形にしたスポーツにして愛好するのは当然で、世界中の人々が集まって大会を開くのは喜ばしい。オリンピックの害悪の原因は、競技に参加するアスリートにではなく、オリンピックで利権をあさる関係者であることは宣言氏も分かっていると思う。芸術が自由であるのと同様に、スポーツも自由でありたい。」について:
ここには「スポーツ万歳!」、「アスリート万歳!」のにおいが全面に立ち込めている。悪いのは「利権をあさる関係者だけ」。 まず「オリンピックを目標としている世界中のアスリートたち」だが、世界中のアスリートたちの中でオリンピックを目標としているのはおそらく一握りと言えるだろう。しかも熾烈な競争を勝ち抜いて一度代表に選出されると、今度はお国のためというメダルの重圧に苦しむ者もいる。確かにオリンピックを目標として命を懸けているアスリートも多くいることだろう。が、それはあくまでも今現在オリンピックというものが存在し、そこに彼・彼女の参加種目が存在するからだ。他方、いま世界にはサッカーでいえばワールドカップなど様々な規模の種目別国際試合がある。それだけではなぜ足りないのか。もし足りないのなら、オリンピックのような国家的大事業を待つまでもなく、新たに追加すればよいではないか。国民の血税を使って、浪費の極致とも言うべき箱モノを作り、「不都合な真実」を覆ってまでやるオリンピックとは一体何だろう?
また、「アスリート」=善、「利権をあさる関係者」=悪、と完全に分けられるものなのか?オリンピックを平和の祭典として祭り上げ、いとも簡単に容認してしまっている私たち(アスリート自身も含め)一人一人が、もう一度立ち止まってこの問題を考えるべきではないだろうか?スポーツ=平和、戦争=野蛮 という二分法もいささか安易すぎる気がする。私たちは血塗られたオリンピックも、ナチスのオリンピック政治利用も知っている。ドーピング問題などは、もはや平和を通り越し、行き過ぎた「野蛮な」競争の現実をあらわにしているではないか。選手たちは、人間らしさとはほど遠い(経済)競争の道具、ロボットとなりかねない。それはパラリンピックにも言える。この間、アスリート間の格差も広がるばかりだ。勿論、スポーツ=平和という理想は掲げて良い。しかしその姿は今のオリンピックとは程遠いものに違いない���
3) 最後に、ここでは「オリンピックは思想上のウイルスか?」:ここでは「オリンピックを利権につなげようとする人間たちなら「ウイルス」に例えられると思う」、と意見されている。:
私は、直接の宣言文執筆者ではないが、この部分については次のように考える。ウイルスが、もし「オリンピックを利権につなげようとする人間たち」だけを指すのであれば、事はもっと簡単だろう。オリンピックという言葉はすでに国家によりお墨付きをもらっているかのように、「良きもの」、「平和で素晴らしい世界のスポーツの祭典」として多くの人の心の奥深く刻まれているようだ。もはや異議を唱える余地はなく、一度異議を唱えれば罰せられそうな勢いすらある。だからこそ、現在のオリンピックのステレオタイプ的容認論(ウイルス?)の伝播は看過できないし、ご免こうむりたい。執筆者自らの意見を次回掲載していただく機会があればと思う。
最後の「芸術が自由であるのと同様に、スポーツも自由でありたい」という一文について、真意は分かりかねるが、(ご本人はどこのどの芸術が自由だと思っておられるのか、あるいは本当は自由ではないので自由であってほしいのか、スポーツも?)またいつか必要があれば考えを述べさせていただきたい。 2020.09.23
--------------
中村安子
自分のことにかまけてこの問題には目をつぶってやりすごそうとしていました。
五輪開催を決めて以来この醜悪さからどう逃れようか、とばかり考えていて、ピースボート船旅は?でもお金がない。友人は申し込んでいました。
つまり国家を上げて、首相任期強引に変えて、国内の様々な問題を隠蔽して開くことへの抵抗を放棄していました。完全に安倍にノックダウンされていたわけです。
その時、巨大な力に真っ向から立ち向かうこの展覧会(註:オリンピック終息宣言展)を知って、ともかく意思表示の機会を与えられて、宣言文に勇気付けられました。多くのメディアが注目したのも当然です。素晴らしい宣言でした。
オリンピックは特に眼前に山積している難問から目をそらせるための巨大な仕掛けですから、人々はこの国にも夢や未来があり、安倍の言った「取り戻す日本」があるのだと自らをごまかすために浮かれたいのでしょう。現実を直視して解決に取り組むことはあまりに困難なことなので、実際どこから手を付ければいいのかヒントさえ見えない。だから「日本偉い」のTV番組の多いこと!
被爆者の立場でも、75年間で地球を覆いつくせるほどの核兵器を持ってしまった、それを許したのは世界で唯一の被爆国日本の私たち、国連安保理決議の核兵器禁止条約(註:訂正・国連総会で採択)にさえサインできない現実を変えていくには非力すぎる。
ちなみに被爆者の多くもオリンピック大好きみたいです。
いろんな人がいていろんなことが言える、この会(終息宣言)も、横浜展も。それでも手をつないでアベスガとその大親分たちと付き合うしかないです、いつもどう付き合うか考えながら。
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オリンピック終息宣言 (再掲)
今日、私たちは「オリンピックの終息」を宣言する。
いまや誰もが「もうないだろう」と思っている、「東京オリンピック・パラリンピック2020」。新型コロナウイルスが世界中に蔓延する中で、それはいよいよ八方塞がりになってきた安倍晋三首相個人の、非現実的な妄想めいたものになっている。
考えてみればオリンピックは、それ自体が「疫病」である。この病は周期的に世界のどこかにやってきて、民衆の血税から開催費を搾り取り、開発によって人々の住む場所を奪って環境を破壊し、反対する市民、活動家たちを虐殺してきた。人々が眺めるテレビの裏側で、IOCのオリンピック貴族や、森喜朗のようなスポーツ利権者たちがポケットに押し込んでいく札束は、すべて私たちから奪い取った富なのだ。
ここ東京では、小池百合子都知事が3月末までオリンピック開催に固執し、その延期が決まったとたん、コロナの感染者数の発表は一気に増大した。オリンピックのためなら、情報を隠蔽して人々の命が失われても構わないのだろうか。また、もし延期されなかったらどうなっていたか? コロナの蔓延はますます隠され、それによって私たちも選手たちも、抹殺されていたのではないか?
これらの疑問には一つの答えがある。それは、「オリンピックとコロナは複合した疫病であり、延期によってその禍(わざわい)はさらに続く」というものだ。
政府が正面から取り組まなければならないのは、オリンピックなどではなく、新型コロナ対策であり、いまも被害が拡大し、多くの人が避難生活を強いられている福島原発事故対策ではなかっただろうか。
人々に訴えたい。オリンピックを「終息」させること――この疫病を撲滅することが、私たちの未来を守るための第一歩だと。さいわい、検査・隔離・治療といった困難な仕事はここにはない。ただ私たちみんながオリンピックを葬ると決意すればいいだけだ。
オリンピックは健康な身体を讃え、障害や病気を排除する、優生思想を広めていく思想上のウイルスでもある。あのベルリンオリンピックを華々しく開催したナチスが排除したのは障害者、社会主義者、同性愛者、ユダヤ人、そして退廃藝術だった。
藝術だけがオリンピックの息の根をとめられる! もちろん、私たちは不健康かつ不道徳に生きて退廃の側に立ち、ここにオリンピックの終息を宣言する。ただちに、そして永久に。
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会見ではどのような質問が挙がったのか。 指名された全8名のうち5名は当日最大の関心事である保険証廃止に言及したものの、残念ながら総理のお考えを受け身で拝聴するスタンスの質問が大半を占めた。 ―――――――――――――――――――― 【テレビ朝日】総点検の結果を踏まえて、保険証廃止の延期はあり得るのか? また、将来的にはマイナ保険証に統一するのか、それとも資格確認書と併用するのか? 【朝日新聞】これまでのマイナンバーへの取組の反省点は? 関係閣僚は続投して対応するのか? 【日経新聞】マイナンバーの紐付け誤りが全体に占める割合や数は? 人為ミスがゼロになることはあり得ないと説明してないことが国民不安の原因という見方もあり、ごく少数のミスがあってもそれを上回るメリットがあればマイナ保険証を推進すべきと国民から声が挙がって然るべき��が、国民の理解が広がらない原因は? 【TBS】資格確認書は有効期間を除いて現行の紙の保険証と変わらないため野党からは必要性について批判が出ているが、紙の保険証との差別化は考えているのか? 運転免許証など他のマイナンバーカード一体化のプロセスも見直すのか? 【日本テレビ】マイナトラブルに関する国民不安の一番の原因は? マイナトラブルによって日本のデジタル化が遅れるという国民不安もあることについては? 出典:2023年8月4日 首相会見 マイナンバー関連質問(筆者要約) ―――――――――――――――――――― 筆者が懸念していた致命的な矛盾を誰も指摘しないばかりか、マイナ保険証の制度欠陥(資格確認書は紙の保険証と同じ)に辛うじて言及したのはわずか1名(TBS)。 日経新聞に至っては、国民の理解不足に責任転嫁してまで「紙の保険証廃止」の後押しを意図したと判断せざるを得ない質問内容だった。全体的に質問が緩いため、岸田総理は冒頭��読み上げた原稿の使い回しで回答を済ませる場面も多々あった。 *質疑全文は首相官邸ウェブサイト参照 この会見では指名された全8名のうち、実に7名を内閣記者会常勤幹事社19社が独占した。この事実が示す通り、首相会見では総理の考えを受け身で拝聴するだけの質問をする内閣記者会(テレビ、新聞等のいわゆる「大手メディア」)が指名されやすい傾向にある。 *約2年間の首相会見36回分の指名状況の偏りを筆者が定量的に検証した結果は、集英社オンラインに寄稿した記事『なぜNHKの記者ばかりが指名されるのか? 指名回数のデータ化で見えた「不公平」と「メディア間格差」』(2023年1月31日)参照 結果、総理の回答は現実と著しく乖離した一方的主張の垂れ流しが大半を占め、国民生活に深刻な影響を与える問題(今回の会見で言えば、「資格確認書の全員送付」という大前提が崩れていること)に国民が気付く機会は奪われ続けている。内閣記者会はもはや国民の知る権利を侵害する存在と言える。
トラブル続出のマイナ保険証にさらなる疑念。マイナンバーカードを返納すると「無保険者」になる⁉(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース
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Doc Martin(ドクターマーティン)1-1
このところ、イギリスのドラマ「ドクターマーティン」にはまっている。 現在、Season9まで放送されており、NetflixでSeason1から8まで配信中だ。来年にはSeason10が放送予定というなかなか息の長いドラマではないか。 たまたまイギリス英語を模範にして発音改善に取り組んでいたこともあり、Doc Martinを題材として英語学習に取り組んでいる。自身の学習記録も兼ねて、ストーリーや気になった単語・表現を一話一稿形式で書いていきたい。
Doc Martinの紹介
youtube
先ずはDoc Martinというドラマを簡単に紹介しておこう。 ロンドンの一流外科医であったDr. Martin Ellinghamが血液恐怖症をきっかけに外科医を辞め、コーンウォールの田舎町Portwennに地域のかかりつけ医として赴任する。医療関係ではあるが、個人の成長・恋愛・家族・友情・共同体など幅広いテーマの人間ドラマが主体だ。大学や都会の大病院を舞台に権力闘争と人命救助の葛藤を描く、よくある医療ドラマとはかなり毛色が異なる。
本作の魅力といえば、堅物マーティンとPortwenn住民の多様で奇天烈な個性、そしてそのギャップだろう。序盤ではマーティン中心の話がほとんどだが、Seasonを経るにしたがって現地住民それぞれにスポットライトを当てることが増え、ドラマは群像劇の様相を呈していく。 また、劇中を通して描かれるコーンウォールの自然と街並みが美しく、BBCのドキュメンタリーを見ているようでもある。
さっそくSeason 1の1st Episodeを振り返っていこう。
気になる語彙・ノート(追記予定)
医療
- dilated pupils:散瞳、瞳孔散大 - mydriasisという医療語もあるらしい - コカインや大麻の使用による典型的症状でもあるので、海外ドラマでも登場することは多そう
- acute glaucoma:急性緑内障 - 眼の中を循環する水の排出先である隅角の閉塞によって眼圧が高まり、視神経にダメージを生じる病気らしい
- sphygmomanometer:血圧計 - 日常会話ではblood pressure monitorが使われる
- gynecomastia:女性化乳房 - 遺伝やホルモンバランスの乱れによる乳腺発達による
- asylum:(古)精神病院 - psychiatric/mental hospitalの古い言葉。精神病患者がlunatic/idiotなどと呼ばれ、ある意味隔離されていた時代の言葉
- Hippocratic Oath:「ヒポクラテスの誓い」、医療倫理 - 古代ギリシャのヒポクラテスとその一派が打ち立てた医療倫理の始原といわれるが、実際は後代に成立したものとされる - 劇中では、Portwennでは数少ない教養人が、単に医療倫理を指すために使っている
- HRT cream:女性ホルモン補充クリーム - 更年期障害への対症療法として一般的なエストロゲン補充を目的としたクリーム - 身体に幅広く塗布する
- complaint:(患者が訴える)病状
- beta-blocker:交感神経受容体βブロッカー - 緑内障に点眼薬などとして処方される、眼圧を下げる薬
- lumbago:腰痛 - low back painとも
- arthritis:関節痛 - rheumatoid arthritis(関節リウマチ)など
一般
- lay member:市民委員、外部委員
- 日本でも行政への市民参加を求める動きが盛んになってきているが、そうした身分での行政・委員会等参加者をいう
- innit:~だろ?、~だよね? - イギリスのスラングで、三単現に限らず付加疑問として使われる。エレインのように、付加疑問ですらなく語尾にお構いなしにつけることも
- In you go:さあ中に入って - Off you go、in you comeなどCSVの倒置型が多く使われる - 子供など目下の人への使用が普通か
- with one’s tail between one’s legs:しょんぼりして、負けて - 都落ちして帰ってきた人などに使うのが最適
- lad:やつ、あいつ、友達、同僚 - ladやchapはアメリカ英語のbro・man・dudeに近いか
- stich up:(厄介ごとなどから)救う
- Lieutenant Colonel:中佐 - イギリス英語だとFの発音が入り、leftnantという発音になる。かつて下士官が上長の左に立った慣習から、さらに韻を踏む形で定着したという説もあるが、どうだろうか
- chap:やつ、あいつ、友達、同僚
- Bodmin:madに同じ - 劇中では盛んに使われるが、リアルではどうだろうか笑
- arse:assに同じ
- bags of:lots of に同じ - この手の表現は話者によって半ば自由に作出可能とみるべきか
- splinter:木のささくれ、とげ - 広島出身であれば「すいばり」という言葉が完璧
- swanky:豪奢な、きらびやかな - 外資の弁護士や投資銀行家なども、いわゆるswanky professionだ
- see hide nor hair of sb:なんの兆候も見聞きしていない - 狩猟が身近だった時代の名残だろうか。道中でジビエを処理して食べると骨・皮・毛などが残り、そうした残滓の有無・状態によって人をトレースできた。そうした兆候すら無いということ - 独立した息子・娘が一向に手紙も寄こさないときに使うとよい
- plumber:配管工、水道屋 - マリオ・ルイージ兄弟がまさにこれ
- plumbing:配管、水道
- lot:もの、やつ、stuffに近いか
- hang on to one’s hat:まあ見ていろ、焦らず見ていろ - あまり実生活では聞かないが、ドラマなどではちょくちょく
- pull one’s chain:(戯言で)ちょっとからかう - yank one’s chainでも同じ
- in a jiffy:一瞬で
- endearing:lovelyに同じ
- barmy:madに同じ
- treat yourself to:(褒美として)自分にふるまう - treat yourself to a cake
- moor:湿原、原野 - 英国の典型的な泥炭地
- granite:花崗岩、御影石 - 劇中のgranite skyはなかなか文学的表現ではないか
- fount:fountainに同じ - fount of knowledgeの形で頻出
- skulk:こそこそする - 悪いことをした挙動不審なガキんちょ
- stickler:こだわる人、杓子定規な人 - He’s a stickler to/for the rules!
- catch one’s drift:話の顛末・意図を察する - witにとんだ話やジョークあるいは皮肉の真意をつかむこと
- know sb in the biblical sense:肉体関係がある - 聖書翻訳の都合で、あるヘブライ語を一律にknowで訳したことから - 日本でも「男/女を知る」という近い用法があることを思うと、概念に対する人間の普遍的な姿勢を感じる
- slapper:bitchに近い
- dreary:わびしい、もの寂しい
- squidge:bitに同じ
- chipper:lovely, cheerfulに同じ
- tend:に向かう、世話をする - tend to doの用法ではない、本語の本質的用法
- tosh:ごみ、ガラクタ
- stall:屋台、ブース
- tosser:ばか、まぬけ
- mar:台無しにする
- antagonize:反感を買う、敵にまわす
- bog:沼、トイレ - アングロサクソンを含むゲルマン系は、その出自からか森林や沼地に関する語彙が豊富だ。bog, fen, moor, mire, heathなどの違いはいずれ別稿でまとめたい
- tow:牽引する
ストーリー・感想(※ネタばれ注意)
本エピソードでは、主人公マーティンがGPとしてPortwennに赴任し、奇天烈な現地住民の手痛い歓迎に戸惑いながら開業準備を進める様子が描かれる。
本作では、一エピソード中に複数のストーリーラインが埋め込まれることが多い。本作の長期的かつ主たるストーリーを構成するマーティン自身の血液恐怖症・人格・家族愛・恋愛などの話や、医療の問題発生・原因追及・解決の話、そして現地住民などの人間ドラマなどが多い。本エピソードも入れ子状の二つのストーリーラインで構成されているとみえる。
一つは、マーティンが開業準備を進める中で現地住民とのカルチャーギャップに苦い思いをするも、半ば開き直ってPortwennでGPの仕事を始める意思を固めるストーリーだ。 二つ目は、女性化乳房という珍しい症例の診断・治療を通じて現地住民の不倫問題に巻き込まれてドタバタするというところか。
主人公であるマーティンはロンドンの一流外科医という過去を持ちながら、血液恐怖症によりGPとして片田舎へやってきた。その経歴や社交性の無さも相まって、現地民からのウ��はよろしくない。
エピソード1では、そうした現地民の主要メンバーと出会っていく。 先ずは美人小学校教師であるルイーザ。彼女のマーティンに対する評価・態度はシリーズを通して右に左に揺れまくる。ときに彼の失礼な振る舞いに憤慨し、ときに彼の医療に対する姿勢や技術あるいは暖かく優しい心根に感銘を受ける。Portwennにおいては常識人に見えるし本人もそう自認している節があるが、思い込みや気性が激しく、トラブルのタネになることも。
診療所では、受付を担当するエレインと出会う。 強烈な性格をしており、Londonerであるマーティンと村民とのカルチャーギャップを表出させる。”innit?”や”you was”を連発するなど、彼女の語彙・文法・訛りはかなり強いし、遅刻・上司であるマーティンをパシる・診療所の電話を長々と私的利用するなど都会的職業倫理を大いに欠いている。 一方で、来客者に茶菓子を振る舞い、年寄を気遣うなど性根の優しいところもある。 我々日本人にもなじみ深い構図で、日系企業のおじさんがベトナムの田舎で工場を立ち上げたり、都会人が田舎へ引っ越したりするとこうなる。
Portwenn郊外ではマーティンの叔母ジョウンが農場を営んでいる。 世話好きで、いかにも田舎の親戚という風情である。 マーティンにとってはPortwenn唯一の肉親であり、シリーズを通して心の支えとして、またマーティンの複雑な家庭環境を解き明かすカギとしての役割を果たす。
診療所の配管修理業者としてジョウンが手配したのが、バートとアルのラージ親子だ。バートはよくいる田舎のおっちゃん、アルはこれまたよくいる田舎の気弱いあんちゃんだ。この二人は今のところ全シリーズを通して出演しており、準主役級の活躍をみせている。それぞれ味があり、コメディパートにおけるバートの貢献や、アルの成長を通じた人間ドラマは本作の魅力の一つだろう。
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JB pressより織田先生の論稿です
「ベスト」な対策は望めない段階に入った新型肺炎
織田 邦男
中国武漢市に発したこのウイルスは、インフルエンザと同等以上の感染力がある。
感染者さえ気づかないことがあるので、感染の足取りが辿れない形で世界中に広がっている。いまだ特効薬がないから厄介だ。
3月3日現在、日本での感染者数は980人であり、12人が亡くなっている。
2月27日、安倍晋三首相は3月2日から春休みまでの間、小中高の学校を休校するよう国民に要請した���
小池百合子都知事は都の対策会議で、「今は有事です」と述べた。鈴木直道北海道知事は「緊急事態」を宣言した。
まさに国家の危機であり、国家の危機管理が求められている。
危機管理には次の4段階がある。
①未然防止(Preparedness) ②被害局限(Mitigation)
③応急対応(Response) ④復旧・復興(Recovery)
危機管理でいえば、①の段階として「水際でウイルスの侵入阻止」が望ましかった。だが、中国政府の情報開示が遅れ、結果的に「水際阻止」には失敗した。
初動での「失敗」を危機管理の最中にあげつらっても意味はない。次に何をなすべきかである。
事態は②③の段階に移行した。被害の最小限化、拡大防止、異種の危機への波及防止に注力することだ。
この段階で重要なことは、もはや「ベストはない」ということである。
マイナスを局限した功績をプラスとみなす発想が必要であり、もはや感染ゼロという「最善」はなく、感染局限という「次善」の策を追求することである。
政府は2月24日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を実施し基本方針を公表した。
この中で「感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱等も深刻化する恐れがある」と最悪事態を想定した。
これを避けるため、「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」とした。このため政府は不要不急のイベントや、集会は控えるよう国民に訴え、首相は学校の閉鎖を要請した。
危機管理には集中の原則が求められる。「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」という言葉がある。孫子の兵法には「至る所守らんとすれば、至る所弱し」とある。
危機管理にあっては、集中して、そして徹底してやらねばならない。様子を見ながらという「兵力の逐次投入」は厳に戒めねばならない。
他方、集中の決断には罵詈雑言に近い批判はつきものである。国内外から「そこまでやらなくても」「過剰反応した」といった批判が必ず起こる。
政府が先述の基本方針を示した際、これに対するメディアの対応は「総理の顔が見えない」「リーダーシップが感じられない」の批判一色であった。
他方、ここ約2週間が大事との認識で、安倍首相が小中高の学校閉鎖を独自で決心した時には、一転して「唐突すぎる」「国民の迷惑も考えず」「まるで独裁者だ」との批判一辺倒であった。
だが危機管理上は総理の決断は正しい。
メディアを含め国民がいまだ危機管理を理解していない証左なのだが、危機管理のリーダーには、こういった批判や罵詈雑言に耐える胆力と覚悟が求められる。
他方、危機管理においては、国民にはリーダーの決断を理解し協力することが求められる。
「ダイヤモンド・プリンセス号」の対応を危機管理からみればどうか。
乗員乗客3711人の中から706人が感染し、6人が死亡している(3月3日現在)。検査と船内待機の間、密閉された船内空間で、次々に感染者が増加した。
一見非情にもみえるが、乗員乗客を船内に止めおいた措置は危機管理上は正しい。
問題は船内での感染症の措置であるが、この対応に国内外から厳しい批判が浴びせられた。
米国の連邦緊急事態管理庁(FEMA)には「FEMAの原則」と呼ばれる事態対応原則がある。事態が起きた場合、
①信頼できる部下を現場に派遣せよ ②現場に裁量の権限を委任せよ
③日頃から信頼できる部下(腹心)を育成せよ
というものである。
今回、「ダイヤモンド・プリンセス号」の現場には医師団、厚生省の役人、そして自衛官などが投入された。
現場が最も情報を持っているのであり、現場しか分からないことも多い。「FEMAの原則」にあるように、現場に人員を投入したら、現場を信頼し、すべてを任せることが危機管理には求められる。
現実には、メディアによる無責任な批判が蔓延った。
コメンテーターと称する人たちが、自らはスタジオという安全なところに身を置き、現場の実情、苦労も知らないまま、勝手な批判をする。
民主主義の宿命なのだが、こういう無責任な批判は危機管理上、全く意味がない。寝食を忘れて最善を尽くしている現場のやる気を削ぐだけであり、百害あって一利もない。
某大学教授が船内に入って約2時間滞在し、感染対応の不具合をネットで批判して話題になった。
メディアは大々的にこれを伝えたが、これも危機管理への無理解が大きい。
感染症対応上の不具合があれば、対策本部を通じて現場医師団に意見具申し、改善を促すべきである。
本人は英雄気取りかもしれないが、ネットで公開しても意味はない。結果的に現場の邪魔をしたに過ぎない。
命を懸けて最善を尽くしている現場の後ろから鉄砲を撃つような行為は、現場を疲弊させ、結果的には国際社会における日本の評判を落としただけだった。
危機管理は減点法であり、うまくいって当たり前、失敗すれば非難される。そして最善はないが、最悪はありうる。これが危機管理の特徴である。
実情を知らない「外野」は、最前線で寝食を忘れ、命をかけて頑張っている現場を信頼し、感謝と敬意を払い、物心両面で支援する。これが国民に求められる「ワンチーム」の姿である。
危機管理の最中に「批判」「責任追及」「進退問題���「罵詈雑言」などは厳に慎まねばならない。
徹底した検証、そして責任追及はことが収まった後にやる。これは危機管理のイロハなのである。
国家の危機管理に求められるのは指導者のリーダーシップと国民のフォロアーシップである。
平時においてもリーダーシップは大事だが、危機においてはその重要性がさらに拡大する。
同時にリーダーシップと共に、国民のフォロアーシップ、つまり国民一人ひと��が重要性を理解して、積極的に協力することが欠かせない。
危機管理は政府だけでやるものではない。国民一人ひとりの理解と協力がなければ危機管理は成功しないのだ。
1995年、地下鉄サリン事件が発生した。この時、朝野を挙げてメディア、国民は大騒ぎした。
だが、事件が収束した後、憑き物が落ちたように熱は冷め、教訓を引き出そうという発想は消えてなくなった。
残ったのは慰霊祭と裁判のみだった。この二の舞を踏んではならない。
ウイルス感染は今後も日本に押し寄せることは十分考えられる。徹底して教訓を学び、国民はこれを共有し、危機管理に強い日本を作っていくことが求められている。
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スパイク・リー監督・主演『ドゥ・ザ・ライト・シング』 (その2:事件の背景と本作に込めらたメッセージ) 原題:Do The Right Thing 制作:アメリカ, 1989年. ベッドスタイの夏の日の朝、ラヒームの死を思う者は誰もいなかった。しかし、ラヒームは誰かの手で計画的に殺されたわけではない。かといって、「太陽が眩しかった」から殺されたわけでもない。 ラヒームはなぜ警官の犠牲になり、スパイク・リー監督はこの映画に何を込めたのだろうか。本稿では、(その1)の現場風景を手がかりに、映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』の背景と本作に込められたメッセージを探ってみたい。 なお、以下の記述のうち現場に関連する多くは、(その1:物語の現場はどうなっていたか)に状況を記し、文中に登場する会話は太字で示した。
CONTENTS ・日常の均衡を象徴するラヒーム ・黒人と白人双方の憎しみが黒人の犠牲者を生む ・なぜ、ムーキーはゴミ缶を投げたのか? ・黒人殺害事件の背景:(1) 格差の実態 ・黒人殺害事件の背景:(2) 格差を生む教育システム ・黒人殺害事件の背景:(3) 恐るべき警察の収監システム
日常の均衡を象徴するラヒーム 本作はベッドスタイの街を、愛と憎しみが拮抗する日常風景から描きはじめている。全体として怒りと憎しみの描写が目立つが、愛と寛容も描かれている。 DJダディは愛と尊敬を込めて、60人もの黒人ミュージシャンの名前を読み上げる。酔っ払いの老人ダー・メイヤーは、諍いに出会うたびに仲裁し、18年ものあいだ愚痴を欠かさない未亡人に、なけなしの金をはたいてバラの花束を贈ったりもする。 ときには警官も寛容さを発揮する。街の若者が消火栓で水を撒き散らして遊ぶなか、通りかかった白人のクルマに水を浴びせる場面では、告訴すると怒る白人を警官がとりなし、黒人の若者を無罪放免にしたりする。 反対に、生活の苦しさや家族の軋轢を描いた場面は数多くある。ムーキーには恋人のティナとの間にできた男の子がいる。しかし、ティナと同居している母親との折り合いが悪く、寝泊りするのは妹のジェイドのアパートだ。ティナは子守をしてくれない母親と言い争い、面倒見の悪いムーキーに「くたばればいい」と罵声を浴びせる。だが、その母親が子守をするアパートの別室で、ティナはムーキーと愛し合ったりもする。 ラジオ・ラヒームはこの相反する感情のバランスを体現するかのようだ。彼はいつも手に下げたラジオで大音量の "Fight The Power" を鳴らしている。しかしラヒームは、そのことで「戦い」をしているわけではない。「愛が勝つんだ」と言い、子どもと手をつなぎ楽しげに街を歩く姿も見える。ラヒームにとって "Fight The Power" は、日常を彩るラップ曲に他ならない。だがラヒームは、憎しみを忘れたお調子者ではない。 両手にはめた "LOVE" と "HATE" の指輪は、そうした日常の象徴だ。ラヒームはムーキーに、「憎しみで人は殺しあう、愛が人の魂に触れる。最後は愛が勝つ」と話す。このときムーキーは「じゃ、後でな。平和を」といって別れている。ラヒームもムーキーも、憎しみを抱えながら愛の力で日常をやり過ごしている。 街のあちこちで、愛と憎しみのバランスを取りながら生きる人々の姿が伝わってくる。これが真夏のベッドスタイの日常風景なのだろう。スパイク・リー監督が本作の前半でこうした日常を描いて見せたのは、それがひとつの「正しいこと」だからだろう。だがその正しさは、穏健な牧師の説教のようなものではない。 黒人と白人双方の憎しみが黒人の犠牲者を生む 『ドゥ・ザ・ライト・シング』の前半で描かれる日常風景は、事件への伏線に他ならない。 サルのピザ屋にバギンがやってくる。ひと切れのピザに文句をいい、支払いを渋るバギン。それをサルが、「月賦で支払うか?」とからかったそのひと言で、保たれていたはずの均衡が崩れはじめる。このときバギンは壁の写真に黒人が一人もいないと文句を言い、これが高じて店のボイコットへと発展する。 そして、サルがラヒームのラジオをバットで叩き割ったことで、事件はさらに深刻になる。互いの暴力行為が警察の介入をもたらし、警官の過剰対応がラヒームを死に追いやる。過剰対応を招いた警官の心情はほとんど描かれていないが、街をパトロールする警官が黒人に目線を定め「クソったれ」と漏らす場面が描かれている。 このときパトカーにいた二人の警官が、ラヒームを警棒で締め上げ殺害した当事者だ。しかし、同時にこの警官はサルの店でピザを買い、黒人の水遊びに腹を立て告訴するという白人をなだめ、黒人少年を逃したりもしていた。白人警官の黒人に対する憎しみがわずかしか描かれていないのも本作の特徴だろう。 白人もまた黒人に憎しみの心情を抱きながら、なんとか愛と憎しみのバランスに折り合いをつけながらベッドスタイの日常を過ごしている。しかし、このバランスは黒人にとっても白人にとっても、少しの不注意や不寛容で崩れてしまう脆弱なものだ。その上でスパイク・リー監督はアメリカ系アメリカ人の登場と彼らへの悪口を控えているように見える。これは、白人が黒人を貶めるほどには白人を責めてこなかった、黒人の姿の反映かもしれない。 ラヒームが言うように、愛と憎しみのせめぎ合いのなかで人は殺し合う。だが、この日ベッドスタイでKO勝ちしたのは憎しみの方だった。店のボイコットを切っ掛けにラヒームは自らの憎しみをサルに向け、白人警官の憎しみは黒人のラヒームに向けられた。二重の憎悪が愛と憎しみのバランスを狂わせ、ラヒームがその犠牲になった。 黒人と白人の双方が憎みあい、黒人に多くの死をもたらす構造は、過去に起きた同種の事件に共通している。スパイク・リー監督は本作を「エレノア・バンパーズ銃撃事件」他5名の犠牲者に捧げているが、その6人はすべて黒人だ。直近では今年5月25日にミネアポリスで起きた「黒人男性拘束死事件」でも犠牲者は黒人だった。これだけを見ても、映画に描かれた状況は30年以上も変わっていないことがわかる。 なぜ、ムーキーはゴミ缶を投げたのか? 『ド���・ザ・ライト・シング』で最も興味深い場面は、ラヒームが死亡したあとの顛末である。パトカーが動かなくなったラヒームを運び去ったあと、ムーキーが思わぬ行動に出る。大型のゴミ缶をサルの店のウインドウに投げつける場面だ。これがきっかけで街の住人は暴徒化し、店の什器は破壊し尽くされ、現金が盗まれたあげく店に火が放たれる。 なぜ、ムーキーは店を破壊する行動に出たのか? それはムーキーが、サル一家を暴徒から助けようとしたから、というのがわたしの見方だ。本作が描く現場には、そう思わせるさまざまな状況証拠がある。 ムーキーがゴミ缶を投げる前、群衆の怒りがサル親子に向けられる場面がある。ムーキーもサルらの側に立ち、詰め寄る人々の怒りに囲まれる。このときのムーキーの表情が印象的だ。彼はサルの家族に視線を向け、祈るような仕草をする。ムーキーは「このままではマズイことになる」と思ったのだろう。 店で妹と食事を楽しみ、サルから給料をもらい、ピノと話が通じるムーキーの心情が、サルたちへの憎しみ一色だとは思えない。「家に帰れ」という警官にムーキーが「ここが家だ」叫んだように、彼らは日常をともに過ごす「家」の住人なのだ。彼はその生活の絆が徹底的に破壊されるのを避けたかった。だからこそムーキーは、群衆の気を引くように「憎しみだ!」と叫びながらゴミ缶をサルの店に投げてみせた。人々の怒りをサルたちにではなく、店に向けさせるために。 ムーキーの心情に憎しみのカケラもなかったかと言えば、そうでもないだろう。彼は何度も仕事ぶりをサルにけなされている。ピノとの折り合いも悪かった。その鬱憤を晴らす気持ちもあったかもしれない。それでもムーキーは、人々を暴動に誘おうとしてゴミ缶を投げたわけではない。彼��行動の本質は、サル一家に決定的な危害が及ぶのを阻止しようとことにある。別な見方はあるかも知れないが、わたしはムーキーの行動をそのように受け止めた。 このことは、群衆の怒りの矛先がコリアン雑貨店に向かう場面と辻褄が合う。サルたちはこのとき、雑貨店が餌食になる様子を息を飲むような表情で見つめていた。そこに、犠牲になりかねなかった自分たちの姿を重ねたからだろう。サルたちは、無関係の彼らが自分たちの身代わりになることを案じたのではなかっただろうか。 他にも証拠がある。翌朝、ムーキーは未払いだった250ドルの給料をもらいに焼け落ちたサルの店に行く。その際のやり取りで、激昂しながらもサルはムーキーがゴミ缶を投げたことを責めていない。普通に考えて、自分の店にゴミ缶を投げつけて壊し放火を招いた相手を目の前に、責めないことがあるだろうか。なぜ、サルはそのことを口にしなかったのだろうか? それはサルがゴミ缶を投げたムーキーの心情を知っていたからだ。また、ムーキーはサルが投げてよこした500ドルのうち、残りの250ドルもポケットに入れている。このやりとりでムーキーはサルに、「借りておく」と言っている。サルとの関係はこれからも続くということだろう。 店への破壊行為、友人の死、さらには店への放火といった暴力行為を描きながら、この作品を通じてスパイク・リーは、愛と憎しみの平衡を何とか取り戻そうとする主人公の姿を演じている。"Fight The Power" が "Black Lives Matter(黒人も大切にしてくれ)" の叫びに聞こえる。これは本作で彼が監督として示した一貫した姿勢だと思う。穏健な改革派のキング牧師と、暴力を否定しなかったマルコムXを同時に登場させたのもその現れだろう。 スパイク・リー監督が『ドゥ・ザ・ライト・シング』で行って見せたのは、時には暴力に訴えることもあるがやり過ぎてはいけない。ともかく黒人も大切にしてほしいという、ごく当たり前の訴えなのだと思う。 黒人殺害事件の背景:(1) 格差の実態 それにしても、本作に描かれた事件と同種の事件が後を絶たない。本作は制作年の1989年までに起きた同種の6つの事件に捧げられているが、本稿を書いている現在も先月5月25日にミネアポリスで起きた「黒人男性拘束死事件」の余波は世界的な広がりをみせている。 そして、またあらたな事件が起こった。数日前の6月12日、ドライブスルーで警官に撃たれた黒人男性が死亡した。こうした事件は、アメリカで1964年に公民権法が制定された後も絶えることがない。 ミネアポリスの「黒人男性拘束死事件」は、その後 "Black Lives Matter" として世界的な抗議活動に発展し、1) 現在も収まる気配がない。そうしたなか、この種の事件が起こる背景についてさまざまな報道が行われている。その多くは経済格差とその背後にある政治や司法の問題を指摘し、さらにトランプ大統領の政策が影響しているとする意見も多い。 例えば、6月11日付けの日本経済新聞は「黒人暴行死事件の背景を探る」として、黒人の置かれた状況をデータで示すとともに、人種差別の歴史を振り返る特集記事を掲載している。前者の要点は次のようなものだ。個々の詳細は、元記事2) を参照いただきたい。
白人の世帯年収平均金額の中央値は黒人の1.7倍 黒人の無保険者は白人の1.8倍 コロナによる黒人の死者数は白人の約2.5倍 各人口あたりの警官による殺害は黒人が白人の約2.8倍 マリファナ使用による逮捕者数は黒人が白人の約3.7倍 警察の呼び止めを正当と思う人は黒人より白人が多い 黒人有権者のトランプ氏支持率は9% 黒人はバイデン氏の支持率が圧倒的に高い
一見して白人と黒人の間の格差は大きく、記事がいう国家的な仕組みが関係しているとしか考えられないものだ。そうであれば、その制度を擁護し、声高に「アメリカ・ファースト」を主張し、「白人至上主義者にも良い人はいる」といった発言を繰り返すトランプ氏が黒人から嫌われるのは当然のことだろう。 トランプ氏のトレードマークにもなっている「アメリカ・ファースト」については、その差別的な背景について、2018年公開の『ブラック・クランズマン』のなかでスパイク・リー監督が鋭く切り込んでいる。同作品よれば「アメリカ・ファースト」には、明らかに白人の黒人に対する差別が込められている。 こうした差別や格差に関するデータについては、例えばソキウス101の「アメリカの貧困と格差の凄まじさがわかる30のデータ」などにより詳しく取り上げられている。3) 子どもの貧困、寿命格差、食糧支給、ホームレスなど、より広範な視点で世界中に広がる格差の状況を概観することができる。 黒人殺害事件の背景:(2) 格差を生む教育システム だが、こうした記事やデータを読むだけでは不公平な制度の中身はわからない。このため、日経記事が掲げるような問題、例えば黒人が白人よりも大幅に低所得なのは、彼らが働かないからだと思い勝ちだ。 本作でもムーキーがピザ屋に顔を出して最初の会話は、ピノからの「遅刻だ」の一言だ。通りを掃除しろと言われても、「オレの仕事はピザの出前だ」と聞こうとはしない。さらにムーキーは、配達中に道草をしてサルに叱られ「出前にはビトを(見張りに)付けよう」といわれたりする。そもそも、映画に登場するベッドスタイの住人のほとんどは働いていないように見える。 こうした描写を見ると、アメリカの保守派が口にする自己責任論が���っともらしく思えてくる。保守派にしてみれば保険も自己責任で費用を負担し加入しているのであって、働こうとしない人々に自分らが負担してまで保険制度を適用するのは反対だという考え方になる。これはオバマケアでさんざん議論されたことだ。 しかし、雇用、保険、教育など、人間が生きる上での基本的人権にかかわる制度自体に歪みがあり、黒人の雇用が狭められているとすれば、働かないのは働けない仕組みのせいになる。この点について、本田創造氏の『アメリカ黒人の歴史 新版』に次の記述がある。4)
「黒人問題」は、すでに詳しく述べた公民権運動の数々の輝かしい差別撤廃の成果にもかかわらず、依然として解決されていないということである。(…)しかし、黒人大衆の経済状態は、最近では、むしろ悪化さえしている。それは、かれらの存在そのものが、最高度に発達したアメリカ資本主義の重要な存立基盤のひとつとして、この国の社会経済機構の中に差別されたかたちで構造的に組み込まれているからである。 (Kindle の位置No.2903-2908).
同書は1964年に旧版が出たあと、公民権運動の中心となった黒人解放運動などを書き加え、1991年に新版として出版された。引用にある「最近」は、映画の舞台となったベッドスタイの時代と重なる。そしてその当時から現在まで、白人と黒人の経済格差はいっこうに縮まっていない。本田氏の言う「社会経済構造のなかの差別」は当時からおよそ30年を経過した現在も続いていることになる。 この制度問題に関する記事は必ずしも多くないようだが、ニューヨーク在住のライター堂本かおる氏が制度的人種差別について、「白人警官はなぜ黒人を殺害するのか 日本人が知らない差別の仕組み」のなかで次の指摘をしている。5)
米国の公立学校の財源はほとんどが固定資産税で賄われており、貧困地区と裕福な地区の極端な税収格差が、子供たちが受ける教育格差に直結している。こうした要素が重なり、貧しい黒人の子供たちが学力格差を克服するのはほぼ不可能に近いとさえ言われている。
また、同記事を補足する形で、ショーンKY氏が「アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環」と題する記事のなかで、アメリカに現存する制度的な差別の実態と構造を詳しく論じている。6) 格差社会アメリカの構造を知る上で有用な内容で、わたしは次の一節に至る理由を読んで、アメリカの格差問題は本当に根が深いと思った。
アメリカにおける自治体別の格差は、本質的には所得格差に由来するものである。これがなぜ人種格差と結びつくかと言えば、(…)それが学校・警察を経由した格差の相続装置であり、一度生じた格差を時間が経つごとに拡大させるエンジンになっているからである。
格差の発生源を「時間とともに格差を拡大させるエンジン」と形容したのは秀逸だと思う。この喩えを広げれば、税収は燃料、教育システムはエンジンと燃料で動く内燃機関になるだろう。 エンジンは富裕層が住むゲートの内側と外側にあり、それぞれの燃料(税収)の多寡に応じて働く。燃料が豊かなゲートの内側では教育設備や環境が整い効率的に富の生産が行われる。一方、燃料が乏しいゲートの外では設備の不足や老朽化が進み、教師も満足とは言えず価値の生産が滞りその質も低下する。 さらに言えば、ゲートの内側では学力の向上が高学歴を促し、生徒が社会に出て政治の世界に手が届くと、豊かな教育を受けた本人は自身の育ちを肯定的に捉え、内燃機関(教育システム)を信奉するようになる。反対にゲートの外側では劣悪な教育が犯罪の温床となり、そこでは機能しないエンジンを直そうとする者も育たない。エンジンの例えが秀逸だと思ったのは、ここで説明されている教育システムが、白人中心に営まれるアメリカ社会の原動力をうまく表現していると思ったからだ。 教育制度が抱えるこうした差別的な構造は、黒人の賃金を抑え白人社会に利益を移転する搾取の問題以上に、学習意欲や労働意欲を阻害する点で、人生により根本的で深刻な危害をもたらす。学校の設備は貧相で古いものばかり、そのうえ教師の能力も劣る。家に帰れば、貧しい家計が食事や医療を圧迫する。そうした環境で多くの黒人が育つとすれば、彼らが白人と同等の学ぶ意欲を持つのは容易ではないだろう。白人が同じ環境に置かれれば、同様に意欲を削がれはずだ。意欲なしには十分な知識や給与は得られない。生きる意欲なしに、一体どうすれば生活が良くなるのだろう。格差は拡大する一方だ。 ムーキーらが暮らす1989年のベッドスタイは、ゲートの外にある文字通り"DO-OR-DIE"の世界である。映画のなかで本の話題が二度出るが、どちらも「お前が本を読むか?」とからかうネタにされている。少なくてもムーキーとティナの子ヘクターがゲートの外にいる限り、彼を働き者に育てるのは容易ではないだろう。社会のシステムが、両親が得た以上の教育を受けることを困難にしているからだ。 映画のなかでムーキーは25歳だ。彼はちょうど公民権法が制定された年に生まれたことになる。本田氏の指摘によれば、その後「黒��大衆の経済状態はむしろ悪化」した。ムーキーの労働意欲の欠如と低い収入は、アメリカ社会の制度的な歪みが大きく関係していると思われる。ベッドスタイの人々の多くは、働かない生活を自己責任で選び取ったのではないだろう。黒人のすべてがそうだとは言えないが、その多くは働く意欲を削ぐ社会的な仕組みの犠牲者だというしかない。 黒人殺害事件の背景:(3) 恐るべき警察の収監システム 教育システムとともに、もうひとつ制度上の大きな問題がある。警察の収監システムである。『ドゥ・ザ・ライト・シング』のなかで収監そのものが描かれているわけではないが、これも当時の黒人の生活や、ラヒームが犠牲になった背景に関係している。 先日の「黒人男性拘束死事件」に端を発したデモの映像で、何度か警察予算の削減を訴えるプラカード "DEFUND THE POLICE" を目にした。7) この標語は "BLACK LIVES MATTER" とともに、この種の事件が発生するたびに何度も使われてきたスローガンである。 英語版のWikipediaによれば、"DEFUND THE POLICE" は警察からの資金を分離し、社会サービス、青少年サービス、住宅、教育、その他の地域社会の資源など、公共の安全と地域社会の支援といった非警察的な形態に向けて再配分しようと訴えるものだ。8) さらに解説を読み進むと、こうしたスローガンが生まれた背景に、凶悪犯罪を取り締まるはずの警察が軽犯罪ばかりを取り締まり、人種的偏見にもとづく、貧困層を狙い撃ちにした逮捕が横行する実態があることがわかる。 映画で描かれたラヒームとサルの喧嘩も、殴り合いだけなら軽犯罪で済んだことだろう。顔見知りで同じ街で生活を共にしてきた二人が、もつれあいのなか相手を殺害するとは考えにくい。もし、そうなりそうなら周りが止めただろう。サルはバットでラジオを壊しはしたが、バットでラヒームに殴りかかりはしなかった。また、ラヒームも凶器を持っていない。それが警察の介入で殺害へと変貌するのは、日常的に繰り返される逮捕の多さと、安易に過剰に走る取り締まりに問題の一端があると思わせる。 軽犯罪を理由に大量の人々を逮捕するには、警官の人件費や装備費に多額の予算が必要になる。こうした実状から、弱いものを狩る部隊と化した警察予算を分離し、弱いものを救うためのサービスに予算を振り替えようといのが "DEFUND THE POLICE" の主旨だが、そうなる理由を掘り下げて考えるには、Netflixが独自に制作した動画『13th -憲法修正第13条-』(以下、『13th』と略記)がひとつの手掛かりになる。9) 動画は奴隷解放がいかにして収監システムに姿を変えたかを、歴史を振り返りながら伝えている。奴隷解放宣言(1863年)のあと公民権法が制定(1964年)され黒人への人種差別はなくなったはずだが、奴隷だった黒人の多くは受刑者として、新たな制度に引き継がれたという。 動画の題名になっているアメリカ合衆国憲法修正第13条は、公式に奴隷制を廃止し、奴隷制の禁止を定めたものだが、「犯罪者を除外する」という主旨の例外規定がある。この例外規定が犯罪者を奴隷扱いすることを可能にしたというのが『13th』の本質を成す主張である。動画は概ね次のように述べている。
公民権法が制定されて、400万人の奴隷をどうするかが問題になった。彼らは南部の経済や生産に欠かせない存在だったからだ。では、奴隷だった者をどうするか? 奴隷の恩恵を得て伸びてきた経済をどうするか? この二つの問題解決に修正13条の抜け穴が利用された。
この抜け穴が大量の受刑者を生み出す原点となった。 いうまでもなく受刑者は刑務所に収監され、社会や家族との接触を断たれる。動画によればその数は、2014年の時点で230万6,200人を数える。国別ではアメリカが世界最多、米国内の人種別では黒人が受刑者の40.2%を占めるという。しかも、1980年から2000年までの20年間で、受刑者の数はおよそ3.5倍という増加ぶりだ。下図にアメリカ国内の受刑者数の推移を示す。10)
なぜ、これほどの数の受刑者がいて、しかも急激に増えたのだろうか? 動画はこの背景に、刑事司法制度と産獄共同体が抱える問題があると指摘している。前者の司法制度については、そもそも「容疑者に対する裁判そのものが行われていない」として次のように述べている。
保釈金を払って保釈されようと思えば1万ドルが必要だが、貧しい家庭ではできない。そこで、検事から司法取引が持ちかけられる。「司法取り引きするなら3年、裁判をするなら30年の刑だ。それでも裁判をするか?」貧乏人は裁判をしない。拘留された人のうち97%は裁判を断念し、司法取引に応じている。これは考えうる限り、アメリカにおける最悪の人権問題のひとつだ。
有罪か無罪かの真実ではなく、富が結果を決める現実がある。しかも、司法取引に応じて身に覚えのない罪を認め有罪になれば、その後生涯にわたって社会的な制限を受けることになる。 『13th』によればそうした社会的な罰は、学生ローン、事業免許、食糧配給券、家の賃借、生命保険など全部で「4万にもおよび」、「アラバマ州の黒人男性の約30%が、前歴のせいで投票権を永久に失っていることを誰も知らない。」という。掛けられた嫌疑の真実がどうであろうと、いったん有罪の烙印が押されれば、その印は一生ついてまわる。お金の多寡で罪が決められ、社会の仕組みによって罰が与えられるとは、何という悲惨、何という不幸だろうか。 こうした現実が長きにわたって続いているのは、司法制度と産獄共同体(産獄複合体とも呼ばれる)が一体となり、収監システムとして機能しているからだという。上述のWikipediaによれば複合体は、企業、政治家、メディア、看守組合などの利権集団で構成される。このうち『13th』で具体的に言及されるのは、CCA(Corrections Corporation of America)と呼ばれる民間刑務所会社、ロビー団体の米国立法交流協議会ALEC(American Legislative Exchange Council)とその会員企業である。動画はかなりの時間を、産獄複合体の実態についての説明に充てている。 それによれば、CCAはアメリカ初の民間刑務所会社として1983年に発足した。発足当時は小さな会社だったが、現在では全米60ヵ所以上で施設を運営している。Wikipediaによれば、直近の売り上げは約20億ドル、純利益1.9億ドル、従業員14,075人とある。売上高純利益率からいえば、すばらしい成績の優良企業だ。11) CCAがこれだけの好成績を上げていられるのは、刑務所が常に満杯で、しかも年々収容者数を増やしてきたからだ。『13th』はそれがどのように成し遂げられたかを次のように描いている(主旨)。
CCAは州と��約して投資を行うため、州は刑務所を満杯にする必要があった。CCAの働きかけででALECは、受刑者数を増やすための法案を提出した。クリントン政権の時代、「スリーストライク法」「必要的最低量刑法」「刑期の85%を下限にする」といった法律が次々と制定された。全て彼らが作った自分都合の法律だ。受刑者の安定供給によって生み出された利益は株主の懐に入る。80年代後半から90年台前半にかけて、刑務所運営は成長産業になった。成功が確実に保証された事業モデルだった。こうしてCCAは民間刑務所のトップになり、人を罰することで巨万の富を得ている。
「スリーストライク法」は、重刑を三回犯した者を一生刑務所に閉じ込めることを可能にした。「必要的最低量刑法」は比較的軽微な薬物犯などであっても、強制的に一定期間の拘禁刑を科す法律である。「刑期の85%を下限に」も含め、すべてクリントン政権の時代(1993年1月〜2001年1月)に法制化されたようだ。 収容者を増やすための法律という批判に対し、メリーランド州の上院議員がインタビューに「質問の意味がわからない」と答え、クリントン氏が「受刑者の増加率は減った」と反論する場面もあるが、前掲の図のように1993年から2001年のクリントン政権の時代、収容者は大幅に増えている。一方で、凶悪犯の検挙率が極めて低いことを考えると、収容者を増やすための法律といわれても仕方がないだろう。このような背景のもとで、収監システムは民間の刑務所のビジネスを急拡大させ、社会的な存在感を増していった。 『ドゥ・ザ・ライト・シング』が作られた1989年は、こうした時代の真っ只中にあった。司法と刑務所が収監システムへと姿を変え、貧困層の黒人をまるで利益のための餌のように狩る時代の嵐のなかでこの映画は作られたことになる。『13th』は動画の終盤で次のように訴えている。
理解してほしい、黒人の命だけが大切なのではない、全ての人々の命が大切なのだ。例外は存在しない。刑事司法制度の関係者も、産獄共同体の関係者もそうだ。黒人だけの問題ではない。人間の尊厳について、この国の意識を変える必要がる。
これは、スパイク・リー監督にとっても同じ思いではないだろうか。ムーキーは働かないのではない、働くための途方もなく高い壁を乗り越えられないのだ。その一方で、警官はシステムのなかで働く白人の一人としてラヒームを殺害した。その現場でムーキーはひとりの人間として、イタリア系アメリカ人のサル一家を暴徒から守ろうとゴミ缶を投げたのである。 スパイク・リー監督は本作を制作した29年後の2018年に『ブラック・クランズマン』を作った。その映像に彼は、ラヒームと同様に犠牲になった白人女性ヘザー・ハイヤー氏の、「憎しみのうちには、何人の居場所もない」という言葉を添えている。繰り返すが、ハイヤー氏は黒人女性ではない。生前ラヒームが拳を掲げて言ったように「最後は愛が勝つ」。スパイク・リー氏とともに、わたしもその言葉を信じていたい。
(その1:物語の現場はどうなっていたか)
1)BLMの訴え自体は、2013年2月にフロリダ州で黒人少年のトレイボン・マーティンが白人警官のジョージ・ジマーマンに射殺された事件に端を発すると言われている。 Wikipedia「ブラック・ライブズ・マター」 https://bit.ly/2Y5oGfW 2)日本経済新聞「黒人暴行死事件の背景を探る(上)(下)」2020.06.11. https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60150710Z00C20A6I00000/ 3)ソキウス101「アメリカの貧困と格差の凄まじさがわかる30のデータ」2020.4.30. http://socius101.com/poverty-and-inequality-of-the-us/ 4)本田創造『アメリカ黒人の歴史 新版』岩波書店, 1991. 5)堂本かおる「白人警官はなぜ黒人を殺害するのか 日本人が知らない差別の仕組み」文春オンライン, 2020.6.8. https://bunshun.jp/articles/-/38288?page=2 6)ショーンKY「アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環」note, 2020.6.9. https://note.com/kyslog/n/n5b8601ac8905 7)時事ドットコムニュース「「警察に予算回すな」 デモ継続、改革要求強まる―米」2020.6.8. https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060800088&g=int 8)Wikipedia “DEFUND THE POLICE” https://en.wikipedia.org/wiki/Defund_the_police 9)Netflix『13th -憲法修正第13条-』2020.4.17. https://youtu.be/krfcq5pF8u8 10)Wikipedia “Incarceration in the United States” https://en.wikipedia.org/wiki/Incarceration_in_the_United_States 11)Wikipedia「コレクションズ・コーポレイション・オブ・アメリカ」 https://bit.ly/2CjUJA5
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ギブソン編第百五回:「Goldtop Aged by Tom Murphy!!」
ギタプラブログ読者の皆様こんにちは。 ギブソンフロアの増田です。
突然ですが、「ゴールドトップ・レスポール」と言えば誰をイメージしますでしょうか??
Les Paul氏は勿論、Mary Ford、 Freddie King、Johnny Winter、Michael Bloomfield、Dicky Betts、Snowy White、Doug AldrichにJoe Bonamassa…。
国内ではCharさんや松本さん、Pataさん、Takuroさん等など…パット思いついただけでも、様々なジャンルのギタリストが使用しています。
というわけで(?)今回ご紹介するのはこちら、
Gibson Custom Shop ~Japan Limited Run~ 1958 Les Paul Goldtop Tom Murphy Aged PSL -Double Gold-【3.90kg】【#8 9719】
https://www.guitarplanet.co.jp/product/detail/?cd=&id=16953
勉強熱心なお客様ならご周知の通り、ギブソン・カスタム・ショップの立ち上げ時のメンバーの一人であり、当時より主に塗装に携わっていた「Tom Murphy」氏。
1999年の「NAMM SHOW」で発表された「エイジド」仕上げのレスポールを手掛けたのも「Tom Murphy」氏で、 ギブソン・カスタム・ショップにはそれぞれの部門に選任のスタッフがいますが、現在も「Tom Murphy」氏が行う「ペイント」や「エイジド」は特別な逸品として高い人気を誇っています。
今回ご紹介のゴールドトップは、その「Tom Murphy」氏がエイジドを施した個体となっております!
詳しくみていきましょう!
ヘッド・トップ。
びっしりとウェザー・チェックが入れられています。 また、よく見るとペグポストの周りには弦を巻いているときに付いたかのような円形状のすり跡まで再現されています。
そして、ペグ・ボタンにも経年により色やけしたような風合いが再現されています。
指板。
大変目の詰まった上質なローズウッドが使用されています。
そしてボディ。
全体にびっしりとウェザー・チェック。
因みにカラーは2019年よりリファインされた「Double Gold」というカラー。
これが現在の標準のゴールドトップで、以前の「Antique Gold」に比べやや青みがかった色味となっています。
(かつて「Antique Gold」でも青っぽい時期がありましたが…)
この打ち傷を連打するようなタイプのエイジングはあまり見ないのですが、
以前ファクトリーで海外ディーラーのオーダーと思われる超ハードなエイジド(シッピングタグにはExtreme Agedとあったような?)のゴールドトップを拝見したことがあるのですが、 それにもこんな感じのエイジドを施していました…関係あるのでしょうか?
因みに、あまり知られていないかもしれませんが氏のエイジングが施された個体には、ボディ・トップのコントロール・ノブ付近に「TM」とウェザー・チェックでサインが入れられています。
お判りいただけますでしょうか?
こ��な感じです。
氏がペンで書くサインの「T」も、こんな感じに上の棒が丸くなっているのが分かると思います。
ピックアップは「カスタムバッカー アルニコIII(アンポッテド)」×2。
「カスタムバッカー」についてはこちらの過去ブログ、
動画ではもっと詳しく。
「アンポッテド」についてはこちらのブログで。
続いて、
ヘッド裏。
通常の所謂カタログ・モデルではゴールドトップは「~1957」までですが、あえてサンバーストに切り替わる直前、「1958年」をテーマに捉えてオーダー。
シリアルナンバーも「8」から始まるシリアルナンバーになっております。
また、ボディ・バックのカラーも、アニリンダイを使用したチェリー・カラーで仕上げれいるのもポイントです。
(通常のゴールドトップは目止めの色から違います。)
ネック・バック。
ここでも大変リアルなエイジングが確認できます。
ボディ・バック。
迫力満点です。
バック・パネルの淵の部分まで…リアルです。
次は中身を。
ピックアップ。
「PATENT APPLIED FOR」のレプリカ・ステッカーが貼られています。
因みにこれは「'57 Classic」や「Burstbucker」も共通です。
見分け方は…企業秘密です。
エスカッションも芸が細かく、形状は勿論、裏に刻印された「M69」の「M」の文字が欠けているところまで再現しているんですね。
コントロール・パネル内。
2019年アップ・デートされた「Vintage-Taper Audio Pots」&「Luxe Bumble Bee Capacitor」を搭載。
2019年のアップデートについてはこちらから。
キャビティ内のスタンプも、しっかり「R8」となっていますね。 (見えにくくてすいません。)
サウンドも期待通りのグレート・トーン!!
バリっとしたレスポンスよく、クリアなレスポール・トーンに、ゴールドトップらしいジャリっとしたピークを持っており、
サンバースト・レスポールとはちょっと違ったニュアンスが大変魅力的な逸品です!!
残念ながら「Tom Murphy」氏の携わる製品は、近年氏自身が大変多忙なため、入荷が遅れに遅れ、流通量が少なくなってきております。
最高峰のゴールドトップ・レスポール、是非この機会にご検討くださいませ。
商品ページはこちらから。 https://www.guitarplanet.co.jp/product/detail/?cd=&id=16953
増田
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もっともなんだが、だからと言って日本人から「丁寧さ」とか生真面目さを取り払うと、ほとんど何も残らないという根本的な問題がある。
フランスやイタリアは何十年・何百年と世界中を魅了して止まない圧倒的なセンスと表現力がある。
そして近年の北欧諸国は突出した流動性知能がある。
言うまでもなくアメリカには多様性と富、そして紛れもない現実がある。
もし今日本人が外国人の“雑さ”を真似してしまうと「韓国以下」「中国並み」という評価に変わり、もはやアジアのリーダーでさえなくなってしまうだろう。
給与の査定や仕事ぶりの評価の現場で、欧米人は「私は●●ができる」(例えば3カ国語できるとか)と自分の取り柄・特技をアピールしてくる。だから給与を上げてくれという人もいれば、責任ある立場を求める人もいるし、主役を張りたいという“抜擢”を望む人もいる。
そこでもし才能はあっても勤勉さに欠ける場合は「あなたの能力は認めるが、もう少し勤務態度を改めていただきたい」という話になり“折り合い”がつく。
一方日本人は、欧米人と比較しながら「私は遅刻したことがない」「休んだことがない」という真面目さアピールに終始する。
しまいには「有休を取った事すらない」と言う人もいる。心のどこかで、有休をとらない従業員の方が偉いと思っているんだろう。それこそがいわゆるブラックの始まりであって、ブラック体質とは必ずしも経営陣が作るものではなく、文化や精神性に起因するところも大きい。
結局どれだけ時間を割いても「真面目ぶり」以外本人の口から出てくることはなく、“折り合い”も“落とし所”も見つからない。現状維持。
そもそも他の日本人も遅刻はしないから、偏差値化すると何も上がらない。
これでは経営者と従業員の関係ではなく、先生と生徒の関係だ。
小学生・中学生は法律で義務教育として定められているのだから、学校に行くことが義務であり、真面目に学校に行き、遅刻しないことを誇りに思っていい。
が、社会人は��レだけじゃ役に立たない。労働者とは労働力を提供し、その対価として給与を受け取るのであって、真面目に通勤していることで給与をもらうわけじゃない。
その辺の精神性が未成熟なので、突然欧米を真似てある程度雑でもいいから生産性を上げろ、結果を出せと方向転換すると、おそらく先に精神を病む。
ほとんどの日本人はそういう風に育ってないから。
記事にある「IT投資が遅すぎる」点は昨夜の投稿にも通じるところだが、結局は日本人の精神性がそうさせたところがある。メールより電話、電話より直接会って話すことが「礼儀正しい」的な。
しかし、ただ詫びに来るだけなら時間を割くのがもったいないのでメールにしてくれる方がいい。私は。
それに税務も電子申告の時代だし、メールは公文書として認められるのだから、「直接お会いして」はそろそろ考え直した方がいい。録音されていない限り、口頭よりもメールの方が確かなものだから。
→2020年度から3万社の電子申告が義務化、対応できないと「追徴課税」に
という具合に「いよいよ」というところまで来ないと変わらない。
再配達を無くす取り組みとして「置き配」は手っ取り早いが、盗難・紛失などに対する補償に売る側がどの程度資金的体力があるかで結果が異なる。
要は置き配によって作業効率が上がり利益率が高まるのは宅配業者であって、荷物に問題が生じた時の補填コストを抱えるのは販売店側だということ。結果的に小売店の利益率が低下し経営を圧迫する可能性がある。
であれば昔から言っていることだが、宅配ボックスへの投資の方が建設的だ。
海外の航空会社であれば、エコノミークラスの乗客は荷物と同じ扱いをされることが多いのです(すべての海外の航空会社がそうとは言いませんが)。日本人はそれが世界のサービス業の標準であって、日本の消費者向けサービスは過剰になされているという視点を持たなければなりません。
日本はあまりにも均等社会なため、区別と差別の違いがワカラナイ人が多く、「支払った料金相当のサービスをする」ことが上手くできない。だからミンナに同じ事をしてしまいサービスの奥行きもない(天井が低い)し、“スライド”についてもなかなか伝わりにくい。
一度基本給を下げてチップ月間でも体験させた方がいいかもしれない。
日本人の価値観とは世界における1.6%にしか過ぎないという事実とも向き合う必要がある。
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ワクチン配布数に異常なバラつきがある問題で、基礎自治体の接種体制に大混乱が生じている。その事態改善と収拾に地方行政が奔走しているため現況を報告したい。にわかには信じがたい状況で、接種予約が絶望的に無理な自治体と、接種対象たる高齢者の人数以上の配布を受けた自治体もある。 人口密集地である政令市や感染者数が激増している自治体に大きくカバーして欲しいところだが、隣接自治体でも三倍の格差がある。自治体の接種体制は、大混乱に陥ってしまい、この混乱はさらに激しくなる危険が否定できない。
例えば、人口6,764人の吉富町には、2925回分が配布。同町の高齢者は2,124人であり、つまり希望者は100%接種できる。というか余ってしまう。 隣接する上毛町は人口7,619人(高齢者は2,648人)で吉富より規模が大きいが、975回分のみ。当選確率は約37%。上毛町と吉富町は互いに隣接するのだが、この倍率差は異常だろう。 さらに、豊前市の人口は25,341人(高齢者9,097人)は、吉富町と同数の2925回分に留まる。当選確率は約32%。 築上町は、18,119人(高齢者6,569人)、配布数は1950回分。当選確率は最低の約29%である。
便宜的に用いた当選確率とは、全高齢者が接種を希望したと仮定し、かつ今回のロットから次回の配布が遅延したという条件で計算した。 問題は、「豊前市・吉富町・上毛町・築上町」は、広域連携で合同で接種していく点。それぞれの会場で互いの住民が鉢合わせるわけだが、一自治体は100%の接種で、隣接自治体は3割以下だ。同じ医師会から支援を受け、なんと予約に要するコールセンターも統合されている。配布数が不十分な自治体は第一回接種の予約を受け付けている中で、充分に有する自治体は第二回接種を求める。コールセンターは、二つの業務が混在してしまい、また接種にあたる医師も対応が難しい。
行橋市73,317人(高齢者21,562人)は、2925回分(3箱)。高齢者数が10倍も違う吉富町と同数だ。当選確率は、13%。 本市に隣接するみやこ町は、人口19,512人(高齢者7,721人)に対し、なぜか行橋市よりも多い3900回分(4箱)を配布。当選確率は約50%。 みやこ町には、医師はほとんどおらず、結果的に行橋市の医師もサポートしていく可能性もある。(行橋みやこ医師会) 隣接自治体において、ここまでの当選確率の差は、住民に説明ができない。行橋市においても感染者は出ている。
飯塚市128,184人(高齢者40,121人)も2925回分(3箱)。高齢者数が20倍近く違う吉富町と同数だ。当選確率は、7%に過ぎない。県が調整した結果だが、飯塚市が悪いわけではない。 ここで行橋市と飯塚市について述べさせて頂きたいが、自治体単独での接種能力を一般に有する自治体である。町村の場合は広域連携などで合同接種などを行っており、当然ながら「飯塚市・行橋市は、打つ能力」を持っている。銃はあれども弾がないという状態。
町村を優先配布した可能性は否定できないという声もあるだろう。 しかし、那珂川市50,323人(高齢者11,545)には13箱、実に12675回分が配布。高齢者数よりも多いため、当選確率は100%だ。
地域差なのかと言えばそうではない。遠賀川周辺の3町の例。 65歳以上人口が8780人の水巻町に3箱、9828人の岡垣町に9箱、5800人の遠賀町に6箱と人口規模に応じていない。
当然、地方行政は大混乱に陥った。 最悪の事態としては、かなりの量を破棄せざるを得ない危険性も指摘されていた。理由は本稿で詳述するが、1箱が975回分のため高齢者数が2000とか3000の小規模自治体で中途半端な人数で開封してしまうと、かなりの量を破棄せざるを得ないため。それを抑止するための広域連携だったのだが、バラツキが大きすぎて同時接種は絶望的だ。
また、接種能力を有する中規模自治体で、近隣の町村のサポートを行う市は、自らが守るべき市民の接種が終わってない中で、ワクチンのみ持っている町村の支援を行うのは住民感情からも難しい。接種支援に周れずデッドストック化するリスクもあった。
これらワクチンの配布偏在ですが、本日の状況を報告します。
(プレス対応) 昨日が祝日であったため、(配布箱数のデータについて)メディア側が裏取りできませんでした。公式の資料ではありますが非公開であったため、プレスが扱うにあたっては事実確認が必要だったのです。ほぼ徹夜のまま(早朝4時ぐらいまで)複数の電話会議・オンライン会議を行っており、朝一で対応を開始。 朝より対応。無事に裏取りを完了させ、首長のコメントも用意できました。 明日の朝、一紙ですが掲載できます。web版でありますが、すでに記事はアップされています。取材を経ての、正規の報道です。
次に、地方公共6団体。 動いたのは、市長会です。ここからは御礼になるのですが、谷畑英吾・前湖南市長(全国の副会長など要職を歴任)が一緒に動いてくださいました。一昨日のBlogを拡散してくださり、動きがありました。 私の住む行橋市の田中市長より電話を頂き、本庄市(埼玉県)の吉田信解市長(市長会の委員長)より架電があったとのこと。当市市長からの伝聞にはなりますが「全国市長会会長の立谷会長が、本日たまたま河野大臣に要請書を持って行くところだったので、本問題について共有している。」とのことでした。谷畑市長には行橋市と豊前市の偏在について報告していたため、本庄市長からは行橋・豊前に連絡を入れてくれたと谷畑市長からお伺いしました。当市市長からのお礼をお伝えしました。
私は市長職は有しておりませんので断片情報にはなりますが、市長会トップからは(恐らく自治体名は伏せて)配布数の偏在について報告がなされた模様です。谷畑市長を経由し、前述の自治体情報については逐一調査するとともに、私の信頼する敏腕記者たちが徹底的に数字の洗い出しを行っていきました。皆、徹夜の連続でした。プレスの動きを淡々と報告しつつ、数字の積み上げ作業を行っていきました。
自治体へのワクチン配布は、厚労省から総務省に移管されていました。総務大臣の記者会見において、本件が反映されたことを確認。各所にお礼の連絡を入れていったのは夕刻でした。目の前の偏在の問題は未解決も、2陣以降の効率化の向上に期待。 ここは総務マターのため、これより都道府県に指導を入れて頂くにあたって、その資料作成を行っておりました。
そうしたところ、これら偏在を解消するためでしょうか、国からさらなる次の便が実数が突然の公開。川の大臣の会見です。各地の市長・町長の動き、メディアの動きが奏功した可能性もあります。
私もその前線で戦っていたのですが、GW直前ゆえ平日が一日しかありません。裏取りを短期決戦で完了させる必要があったため、かなりの手続きを簡素化(詠唱破棄)してしまいました。近隣町長には非常に申し訳なく思っておりましたところ、上毛町の坪根町長が同行してくださり、一部の町長への報告が叶いました。築上町の新川町長にお会いし状況報告をしたのは19時を回っており、ご迷惑にも自宅までお邪魔してしまいました。
とりあえず、大臣まで公式団体名にて情報があがったと想定されるため、第一次の動きとしては良しとします。私は市議でありますので、これが職責の果たし方。 明日、明後日までは過負荷かかる見込み。
さて、これら動きの中で、今後の課題や混乱が想定される箇所が洗い出されてきましたので報告します。 国の新たな発表により、偏在の多くは解消されると期待いたしますが、地方行政における混乱は継続する可能性があり、それを早期に事前想定することにより「接種の混乱抑止、および事態解決」を期待して本稿を記します。
すでに本日の記事がネットには公開されておりますので併せて紹介します。
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(OGP画像)
報道の紹介明日の朝刊にも掲載されることでしょう。
コロナワクチン、福岡県内の自治体配分数に格差 調整不足を指摘する声も
新型コロナウイルスのワクチン確保をめぐり、福岡県内の自治体間で格差が生じている。5月以降、各自治体で順次、接種を進めていく中、初期段階では人口規模が同程度の自治体間で確保数が大きく異なるケースがみられ、場合によっては規模との逆転現象も生じた。自治体からは必要数をまとめる県の調整不足を指摘する声が上がる。
福岡県内には6月末までに2456箱(6回接種で約287万3千回分)が届く。このうち、5月10日からの2週間に各自治体に届けられるワクチンは567箱で、最多の144箱を受け取る福岡市をはじめ、県内60市町村で高齢者向けへの接種準備が進む。
ただ、複数の県内自治体から「人口規模や接種体制の実情と食い違う配分だ」との指摘が相次ぐ。
県西部では、65歳以上人口(平成27年国勢調査)で約10倍の差がある行橋市(1万9835人)と吉富町(1989人)で、配分数はともに3箱だった。遠賀川周辺の3町でも、65歳以上人口(同)が8780人の水巻町に3箱、9828人の岡垣町に9箱、5800人の遠賀町に6箱と人口規模に応じていない。
自治体のワクチン確保担当者は「自前の接種体制をもとに2週間で可能な量を申請した」との声がある一方、「供給体制が不確実な中、75歳以上の2回接種に必要な量を確保しようとした」との説明もあり、考え方の違いが浮き彫りに。この違いが格差が生じた原因とみられる。
自治体の申請を取りまとめる県は「市町村には2週間分で接種可能な量を申請するよう通知している」とするが、マンパワー不足や、時間の制約から「各自治体から上がってきた申請を信頼するしかない」(県担当者)という。
ワクチンをめぐっては、必要数は確保される一定の見込みが立ち、今後の配分によって自治体間の偏在は解消していくとみられる。
ただ、ある県西部の自治体首長は「都市部で封じ込めを進めるための優先供給は理解できるが、郡部で格差が生じるのは住民に説明ができず、理解に苦しむ(配分数の)増減もあった。現状のままでは不信を招く」と憤りを隠さない。
産経ニュースコロナワクチン、福岡県内の自治体配分数に格差 調整不足を指摘する声もhttps://www.sankei.com/region/news/210430/rgn2104300003-n2.html自治体の申請を取りまとめる県は「市町村には2週間分で接種可能な量を申請するよう通知している」とするが、マンパワー不足や、時間の制約から「各自治体から上がってきた…
ワクチン配布の考え方(私見)まずもって私見であることは冒頭で述べておきます。
ワクチンそのものが危険という意見がネット上にはあるのは重々承知しておりますが、特に高齢者の中には熱望している方もおり、「国費で購入した資材」に対する「入手難易度」の機会平等の観点は述べられるべきだと考えております。
���の上で、人口密集地である政令指定都市や大規模自治体には集中投資して頂いて全く構わないと(少なくとも私個人は)考えています。これは各自治体ごとに考えがありましょうし、接種希望者の気持ちを考えれば「あくまで私見」と述べるに留めさせて頂きたい。
感染者が増えている自治体やまんぼう、ワクチン接種の傾斜配分は全くもって否定する立場ではありません。 むしろ傾斜配分がなされていなければ、それは逆の問題も指摘されるでしょう。単に人口比で割ればいいとは思っておりません。
しかし、明らかに人口比が異なり、10倍とか20倍という差があるのは問題です。各自治体は、接種体制を構築してきており、体制構築(銃を用意)するも弾は来ない、これでは何のために地方行政が準備をしてきたのか全く意味が分からない。
また、多く取り過ぎた自治体も果たして接種可能なのか?という話がでてくる。同時に接種できる人数には、施設規模なども影響してくるわけで、ワクチンさえあれば一気に終わるというものでもない。著しくバランスを欠くことは凄まじい問題を生じてしまう。
特に広域連携の話は、別項で詳述させて頂きますが、「偏在」は接種体制そのものを破壊してしまうのです。この点は強く主張したい。
高齢者への接種を進めるのであれば、対応にあたる医師・看護師への接種を事前に完了させたうえで、まずは人口比(より正確には高齢者数の比率)で基準値を作成する。その上で政令市や人口密集地に加配、ここは大きく加配すべきでしょう。さらに政令市と交流人口の多い自治体に傾斜配分をかけます。
当然ながら感染者数が激増している自治体やまんぼうによる加配も行います。 さらに、接種体制が充分に整っている、つまり銃の多い自治体にもプラスαを行う。 これがスタンダードな考え方ではないでしょうか。
基準値を設け、これをベースに置いたのは地方自治体が接種にあたるためです。 当選倍率に著しい差が出てしまえば、恐ろしいまでの不満を住民に与えることになる。地方の首長は、あくまで地域住民に選ばれているのであり、守るべき住民がおります。行橋市長は行橋市民に選ばれ、そして行橋市民が雇っているのです。行橋市の職員を養っているのは、行橋市民です。
いずれの自治体も、自分の市民を守りたい!という思いは当然に出てくるわけであり、郡部や隣接自治体において高齢化率や感染者数に違いはないものの、何倍もの当選確率の差が出た場合には「地方行政は、住民に説明できない」のです。
その不平不満の中で、市職員らが現場に立てるかと言えば答えはノーです。 基礎自治体には振った以上は、最低限の格差是正はなされていなければ【接種はできません。】というのが私の考えです。
よって最低条件をクリアした上で、つまり一定の公平性は担保しつつも、人口密集地や感染数の多い地域に集中投資する。ここはセンスなのでしょうが、私ならば人口比を5割、傾斜配分用に5割です。傾斜の比率が高いように感じるかもしれませんが、政令市と一般市の人口差は凄まじいものがあり、これぐらいの比率を設けなければ「有意な差」は得られないと考える為です。あくまで私見にはなりますけれども。
一般市側からのクレームはあるかと思いますが、「感染抑制」という考えに立ちかれば、人と人が接する可能性の高いところから集中運用するよりなく、ゆえに準備が整っている自治体に���若干の加配を行うことを条件に交渉します。
スタンダードな考え方ではないでしょうか。 (あくまで私見にはなります。)
大事なことは、ワクチンを熱望する高齢者がいずれの自治体にもおり、現場で対応する市職員が「住民にちゃんと説明できる」だけのロジックとなっている必要があるという点です。そこが満たせるのであれば、どのような方法でも構わない。
後段においては、私個人の考えであるとさらに断ったうえで、高齢者への接種の優先順位にも言及させて頂きたい。
高齢者のみへの接種という国の方針に反発するわけではありませんが、私は「政令市・人口密集地の”高齢者以外の層”」にも早期に接種して良かったのではないかと思っています。難しい政治判断になるとは思いますが、外に出て、かつ人と会う者にこそ接種を急ぐべきです。
果たして若者が接種を希望するかは分かりませんし(ネット上には危険論があることは承知していると断ったうえで)希望する若者にも接種して行った方が、最終的には感染を沈静化させる近道だと思えてならないのです。
郡部、いわゆる田舎においては、都心部から持ち込まれる事例が多いのは事実です。 まずは都心部を抑えなければ、郡部の自治体は守れない。医療体制も貧弱であり、ここはクラスターが発生、重症者が大量に出た場合には本当に対処不可能なのです。
だからこそ、地方議員としては「都市部の感染抑止を最優先」することは方策としてはアリだと思っており、高齢者のみに限定しての接種ではなく、もう一歩踏み込んだ対策があってもよかったのではないかと考えています。
※ しかし、熱望する高齢者が大量に存在する中で、この政策決定を(自分自身がその立場にあったと仮定して)私ができるかと言えば、強く自信を持つこともできないことは正直に述べておきます。
広域連携とワクチンの破棄
冒頭において、豊前市・上毛町・吉富町・築上町の事例を述べました。 これは県内の各所でも起きていることかと思いますが、連携して接種にあたります。
豊前は市政にはなりますが、人口は2万人代であり潤沢な市職員を有するわけではありません。また近隣の3町は独自の接種体制を構築するのは難しいでしょう。そもそも医師会が全ての自治体にあるわけではないのです。
メディアは大規模自治体の事例ばかりを取り上げますが、郡部には郡部の難しさがあるのです。
1市3町で連携し、共通のコールセンター、同じ医師会で対処する。 事例で言えば、Aチーム(豊前町・上毛町)、Bチーム(築上町・吉富町)を編成し、日付けをずらして同じ医師たちが対応する。 これなら効率的です。
事務局は上毛町が受け、コールセンターは築上町が担っています。
冒頭の事例で、私が「破棄の危険」まで述べた理由がここにあるのですが、吉富町は”第一回接種”の100%持っているため、医者側の協力が得られたならば早い段階で①接種が完了します。
しかし、豊前・上毛・築上町は高齢者の3割しか接種が完了しません。弾が足りないからです。 単に不公平感だけではなく、業務がまわらない。
同じコールセンターにおいて、吉富の「2回目接種の予約」と、豊前・築上・上毛の「1回目接種の積み残し」の対応を行うことは無理です。そもそも第一回接種が完了していない築上町の町長・職員が、吉富の2回目接種に負荷を割くことは(地方自治の観点から言えば)異常です。
コールセンターが機能を停止すれば、接種予約そのものができません。
「緊急だから」とのことで、国からの御下命ではありますが、地方自治体には「通常の業務」も併行して行われているのです。介護保険を止めていいのか、課税業務を止めていいのか。
すでに小規模自治体の行政力は、コロナ以前から相当に弱体化しています。市町村合併とパソコンの導入により、かつてと比較すると地方公務員の数は激減しているのです。効率化を高めていった結果、コスト削減はできましたが、マンパワーは減少しており有事への対処能力は減少していたのです。
「ワクチン予約の電話がつながらない」という抗議とか意見も、役場にはかかってきます。 行橋市(人口7万人)ぐらいの規模であれば、それなりの職員数はおります。うまく編成すれば一時的な負荷分散は可能で、他部門からも応援も見込めます。
けれども町村単位になると全量を投入しても限りがある。 そのための広域連携でした。
「つながらない予約電話」「それに対する抗議」が混在し、職員がボロボロの状態で。。。
【1回目の接種】と【2回目の接種】の予約処理を行うのは不可能です。どうやっても無理なんだ。
では、なぜ広域連携なのかと言えば、ワクチンの有効活用のため、その側面もあったのです。 1箱をあければ975回。これは町村からすると大きすぎるロットなのです。
例えば吉富町の高齢者は2,124人、上毛町は高齢者は2,648人です。 975回とは、接種対象者の半数にあたるわけですが、解凍したワクチン通りの人数が来るでしょうか? では、1100人の接種希望者が来てしまった場合には、2箱目を開けるのか。3週間を空けるため、中途半端に開けてしまった箱の残分を破棄することになっても。
豊前市の人口は25,341人(高齢者9,097人)築上町は、18,119人(高齢者6,569人)。 だから、豊前市と上毛がセット、築上と上毛がセットなのではないでしょうか。私はこの1市3町の議員ではありませんので、この広域化の発端や議論には詳しくありませんが、「ワクチンの破棄分を抑える」効果を期待しての連携であったと考えるのは自然なことだと思います。 (当たりくじは各自治体で管理するも、会場においては同じ箱から出していき順次開梱すれば破棄は極小化できる。)
県が、謎の配分を行った結果どうなったか。 吉富が3箱、豊前が3箱、上毛は1箱、築上は2箱。 吉富は100%、築上29%。
これらのボトムがあわなければ、合同での連携しての接種業務は破綻する。 ならば吉富は3箱を「好きなタイミングでどんどん開ける」と、その分の残分���、場合によっては破棄していかねばならない。
実は、築上町長には話を通さずに動いていたため、先ほどお会いしていたのですが、やはり自らの町民を守らねばならないという観点や、第一回接種・第二回接種の予約作業の混在は「難しいだろう」という考えでしたので、場合によってはコールセンターの統合を解除する可能性だってすでに出ています。 (豊前・上毛・築上は共に高齢者の約3割のため、今後も連携できると思います。)
吉富だけ出て行く形になった場合、吉富町は今から早急に専決処分で予算を通し、スタッフを雇用して体制構築から行わねばなりません。 そして大量のワクチン破棄を行いながら、自前で町民に接種していくよりない。広域で確保した意思を(フリーライドするような形で)残る1市2町が使うことを許したり、築上町のコールセンターが機能するかは分からない。
これは、この1市3町の連携のみの話ではありません。
人口規模の小さな���治体は、恐らく類似の工夫を担当者間で締結していると想定され、この無作為なバラバラのワクチン配布は、構築していた自治体間連携を破壊してしまった可能性が高い。少なくとも前述の4自治体については致命的なヒビが入ったと当職は認識する。
(県は、自治体からの申請数を基準にしたと述べているため、1市3町で申請中の共同歩調をとる予定であったにも関わらず、吉富町が協調を破棄して多く申請したことが発覚しているため。県が止めるべきだったと思う。)
また、築上町町長・上毛町長は頭を抱えており、「じゃ仕方ないかぁ」と笑って許すような表情ではなかった。少なくとも私の見る限りは。
市町村は、それぞれ持ちうる予算も職員数もギリギリの中、一年に渡る「緊急」を延々とこなしてきました。もう、兵隊はいないんです、いないんだ。政令指定都市や都庁とは違うんです。交代要員もいない。
その限られた人的資源を紡ぎ合わせて、それでもゲームチェンジャーとされ、地域住民が期待するワクチン接種に「ギリギリの調整」を組み上げていたんです。こんな乱暴な配布方法は、それを全て破壊する行為だった。
みんなカリカリしている、とても平和的に行こうという空気ではない。 貧すれば鈍するという言葉もあるが、つらい現状があれば「減らされたらどうしよう」と過大に申請した自治体だって出てくるだろう。けれども、それを県が容認してしまえば、全体の破綻を招いてしまう。
実際に、私の目の前で壊れかけている。
これは、県内の各所で生じた「ヒビ」だと思う。 ワクチンは来ても、接種することができるかは分からない。
謝辞
昨日は過去記事を流し込んだのみとなり、少し手を抜かせて頂きました。 その間、命懸けで事務作業をしていた次第です。それは私のことではありません。
何より時間がなかった。 問題発覚が水曜日の昼、ここで各自治体の配布差の問題を知る。 問題は木曜日が祝日であり、平日の金曜日を逃せばGWに突入してしまう。
行政機関の公式の窓口は止まってしまうため、資料の裏取りや首長のコメントはとれなくなる。
与えられた時間は、48時間。
実際に動けるのは金曜日のみ、朝8時から17時まで、実質9時間が勝負。
それまでに必要な資料を準備し(ないから作る)、すべての人間が同時に動かねばならない。
まず、谷畑市長にお礼を書きたい。 相当な多方面に連絡を入れてくださったと思います。 どことどこに連絡というのは教えてくれませんが、行橋市長に、本庄市の吉田信解市長(市長会の委員長)から連絡を頂いています。豊前市にも連絡を入れてくださったと伺いました。
また(本庄市長経由し)市長会の立谷会長(相馬市長)が河野大臣にお伝え頂いたであろうことも。
これを、祝日の一日だけで完了させるというのは、どういう負荷を背負ったのか筆舌に尽くしがたい。 谷畑市長が有する、積み重ねた人間関係、その財産に甘えてしまったというのが実態だ。
私にはできない。
本来は、様々な手続きがある。 私は市長ではないので、ある意味では越権行為だとは思うが、市長会を動かしてくれと要望することは本当は筋違いなのだ。また、谷畑市長は、先日勇退しており現職ではない。物凄く無理をさせてしまったと思う、それでも「頼みます」とお願いしました。
福岡の市長会は、私はアクセスできません。 田中市長に報告しつつ勝手に動きました。その他の市長達には、一部ではありましょうが、上毛町長が連絡を入れてくれました。
そもそも記者は、金曜日の朝一に裏取り(前述の記事の資料は、当時は公開されていなかった)をするため、貫徹で準備をしていました。凄まじい数の自治体に取材をあてていって、それで記事が間に合った。
たった一日の平日、ここに全ての照準をあわせて全処理能力を投入。
正規ルートはとれておらず、あらゆるものをすっ飛ばして対応。 これは本来ならば、行儀の悪い行為であって、仁義をきれたとは言えない。
アニメでいうところの詠唱破棄。 これが許されるのは、事態の緊急性と、日ごろのお付き合い。 (許されてないかもしれませんが。)
豊前市長には市長会から連絡が行っており事態を把握していると推定しますが、1市3町を事例としつつも築上町の新川久三町長には、まったく報告ができていません。 携帯番号を知らなかったから、祝日に連絡をつけることができなかったからです。まったく知らぬ中で、記事だけ出る(築上の名前は出ずとも)のは失礼です。
(平均よりも多い自治体は良いでしょうが、そうではないところには情報共有をしておかないとトップが知らないというのは恥をかかせてしまいます。)
(本来は中間報告を入れつつ動くのが筋です。)
ある程度の目処がついたのは夕刻。
紙面化がほぼ確定の報告を坪根町長にしたところ 「何かして欲しいことはあるか」と言われたので、ワガママを言いました。
上毛町長から築上町長にアポをとってもらったのが18時半頃。当然、庁舎にはおりません。 【いまから行きますから】と押し切ってくれて、新川町長の自宅についたのは19時過ぎでした。
私は、隣接する自治体とはいえ、ただの市議の身分に過ぎないのでありますが、夜中に自宅まで押しかけてお時間を頂きました。まずもって感謝いたします。
報告が遅れたこと、仁義をきってなかったことをお詫びし、現在持ちうる情報を報告しました。
新川町長からは、そこまで君らが粘ったとはと深くお礼を言われ、玄関まで見送ってくれました。
新川町長の携帯番号をゲットした。 今度、町長室も遊びに行っていいって。 やったZE☆
他、各地の地方議会の正副議長級が奔走し、全国の都道府県の配布状況をボトムから逆ハック。 凄い人数が、数日、寝ていない。
一部ではありますが、僭越ながら陣頭指揮をとらせて頂いたことを誇りに思います。 私に賭けてくれたこと、地方行政の矜持を示せたこと、感謝します。
残48時間からスタートし、実際に大臣までつながったこと。 「君だったら間に合うかもしれない、名前は貸すから行きなさい!」って言ってくれたのは嬉しかった。
共に戦ってくれたこと、駆け抜けてくれたこと、 読者の皆様の拡散支援も含め、深く感謝いたします。
ワクチン配布 国、明言ここのニュースは大きく触れる必要はないでしょう。
河野大臣から、PF06、PF07、PF08が示されました。
現在の配布は、PF01~05まで。 PF01~04は少量でトライアルなどに用いられたものです。
本Blogで取り上げた「偏在」は、PF05になります。 ここが高齢者用の大規模納入の開始。
私たちは、PF06において不足自治体との調整、および広域対応をしている自治体の調整を要望する構えでありました。これは都道府県で決定されるものと考えていました。
しかし、PF06~PF08までを国が策定、配布計画として「国が決定」したのです。 昨晩のニュースの中身であります。
実はもうその資料も持っておるのですが、かなりの部分の偏在は解消できるものと期待しています。 最初から国が強権発動できるのであれば、そうしたほうが良かったのかな、とも。
ただ弊害もありまして、都道府県単位で「ここ!」という個所付けができなくなったという課題も残ります。 一気にPF06~PF08まで決めてしまうと、感染爆発などが生じた場合の対応ができません。
とは言え、都道府県単位に(総務省から)取りまとめさせ、基礎自治体に申請させる方式は実際に事故を起こしています。これは大事故と言っていい。
ならば国が早期に乗り出すのも理解はできますし、万が一の大幅不足(地域単位での感染激増)の場合は、何がしかの対処を講じて行けばよい。 どこもかしこも「少しでもワクチンを」となっている以上、それぞれが利害関係者みたいな状況ですから、協議をまとめろというのは無理だったのかもしれません。
下手に余地を残さず、一気に06~08を発表してしまうのは正解かもしれません。
私は、「市」の議員でありますが、他府県の地方議員には申し訳ない思いもあり、ここまでの供給の謎配分は恐らく福岡だけのようです。まだ全県データは見ておりませんが、実は福岡県行政のみが起こした事故という可能性が否定できず、スタートした時点では全貌が見えませんでしたので(また今も把握できていない)ごめんなさい。
公平に、かつ迅速に対応できていた都道府県からすれば、一気にPF08まで固定されてしまったことには弊害もあるかもしれません。
しかし、「いつ、どれだけ入る」という数を、具体的に国が示したことで 「この接種体制で、どこに何人の人員配置」という、純粋な接種体制の構築に集中していけることでしょう。
その計画が立案できるようになったことは、私はやはり喜ぶべきことだと考えております。
スペシャルサンクス 中野区の吉田康一郎議員からは「プリンと羊羹があったら、プリンから先に食べるものだ。物事には優先順位がある。君はいまワクチン偏在問題に特化すべきだ!」という、一瞬、意味が分からない例え話で激励しれくれました。ヘトヘトに疲れていて頭が回っていなくて愚痴ったときです。
私はわけも分からず「プリンも食べたい、羊羹も食べる」と答えたら、「いやプリンのほうが早く痛むから」と言われたので「今度、買ってくれるなら、もう少し頑張る」と答えました。今度、羊羹もプリンも食べさせてくれると信じております。
国希研の同志議員へ。 数日、不在にして申し訳ありません。職権代行を受けてくださった笠間議員に感謝します。
併せて、ウイグルを応援する全国地方議員の会においては幹事長の職を頂いているにも関わらず、他執行部メンバー、代表理事・議員会員の皆様にご迷惑をお���けしました。
もう一両日中には戦線復帰いたします。
↓ウイグル問題の啓発支援にご協力頂ける方は、下記もお願いいたします。↓
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一部ではありますが、僭越ながら陣頭指揮をとらせて頂いたことを誇りに思います。
私に賭けてくれたこと、感謝いたします。
残48時間からスタートし、実際に大臣までつながったこと。
中一日は祝日、分の悪い戦いだった。
「乗った」という声、
「君だったら間に合うかもしれない、名前は貸すから行きなさい!」って言ってくれたこと、
共に地方行政の矜持を示せたこと、戦ってくれたこと、駆け抜けてくれたこと、感謝します。
読者の皆様の拡散支援も含め、深く感謝いたします。
さて、残りの残務を片付けよう。
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