#西向日まつ毛パーマ
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oshukatsu2 · 6 months ago
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5月31日(金)初日舞台挨拶レポート in ユナイテッド・シネマ豊洲
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台風1号の影響により、あいにくの雨模様となったにもかかわらず、この日の舞台あいさつのチケットは完売。映画上映後、登壇者たちがステージに登壇すると客席からは万雷の拍手が鳴り響いた。そんな満員の観客を感慨深い様子で見渡した高畑は「本日は台風の中、こんなにたくさんの方に来ていただいてうれしい限りです。ご覧の通り、お終活の映画とは思えないほどに華やかな女優陣、そして華やかな男優陣が登壇しております。今日はどうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします」とあいさつ。続く剛力も「満席はうれしいですね。本当にしあわせです」と語りつつも、ピンクの髪型に触れながら「グレました、娘。本当にすみません」と冗談めかすと、母親役の高畑も「ビックリしちゃった」と笑顔。さらに剛力が「ただ青春というか、再春というか、熟春というか、いろんなものにふさわしい、華やかな感じになったんじゃないかなと思います」と付け加えた。
さらに水野が「先ほどスタッフが、途中まで皆さんと一緒に映画を観ていたとのことで、たくさん笑っていたよ、という声を聞きました。特に(水野たちが出演する)野球のシーンはたくさん笑っていたと聞きまして。非常にうれしく思います」と続けると、凰稀が「皆さん楽しんでいただけましたか?」と質問し、会場からは大きな拍手が。その様子に笑顔を見せた凰稀は「楽しんでいただけたならわたしもすごく胸がいっぱいでございます」と晴れやかな顔を見せた。
一方の、香月監督の熱烈なオファーで友情出演を果たすこととなった藤原は「わたしは前作を観て、とても大好きな映画だったので、オファーをいただいた時はめちゃくちゃうれしかったです。皆さんと同じように、この映画のファンのひとりです。今回はバーのママの役をやらせていただいたんですが、本当に貴重な経験をさせていただきました」とあいさつ。さらに長塚が「こういう機会はあまりないので本当にうれしいです。皆さんがご覧になった通り、楽しく撮影をさせていただきました。この作品は続編ができるんじゃないかなと思っていますし、そうしたらそちらの方にも参加したいなと思いました」とさらなる続編に期待を寄せるひと幕もあった。
そして香月監督は「この映画は第二弾ですが、第一弾の1年後という設定でつくりました。第一弾の時はコロナの真っ最中で、公開の初日に9都道府県で映画館が閉まりました。われわれとしては、産んだ子どもが世に出なくて終わるんだろうなと思い、ものすごく落ち込んでおりました。その後、1年から1年半がたち、ホールとか、公民会など、いわゆる非劇場で映画を上映していただきまして。そこから7万人ちかくの方に観ていただいて。全国ナンバーワンになったと連絡が来ました。それで、みんなが観たがっているから、ぜひパート2をお願いしますということになり、この作品は生まれました。今日も朝から台風ということで、この映画はなんと七難八苦であることかと思い、心配していたんですが、これだけのお客さまに集まっていただけて感謝しております」としみじみ。高畑も「うれしいですね。第二作がつくられるということは、(今後は何本も続編がつくられて)寅さんになるんじゃないかと思ったりして。それはうれしいことでした」と笑顔を見せた。
そしてこの日のイベント中には、「私の青春時代こんなにも輝いてました」と題して、登壇者たちの若き日の写真を披���することに。まずは高畑が高校時代の写真を披露。「生徒手帳の写真です。(校則で)パーマをかけちゃいけないのに、わたしは天然ですと言いはって、毎日お母ちゃんのカーラーを借りて、クルクルさせて学校に行ってました。水泳部なので泳ぐと直毛になるんですけどね。」と語り、会場を沸かせると、「当時は大人になりたいというか、ませてましたね。ただその時に陸上部に好きな人がいたんですけど、しゃべれなかった。彼の前に行くと貝みたいになってしまって。だから彼の前でもしゃべれるような開放的な人間になりたいと思って演劇の世界に飛び込んだんです」と女優としてのルーツを明かした。
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続く剛力は小学校低学年で、おそらく7歳か8歳ごろと思われる頃の写真を披露。「この時にはじめて子供用の浴衣を着たんですけど、この頃は子供用があまりなくて。旅館に行ったときに子ども用サイズがありますと言われて、着させてもらったらものすごく気に入っちゃって。もともとお洋服は好きだったんですけど、ここからさらにオシャレに目覚めたというか。浴衣にときめいていた瞬間の写真を持ってきました」。
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そして水野はサッカーをしている時の写真を披露。「僕は5歳から18歳までサッカーをやっていました。僕が5歳の時から、365日ずっとサッカーをやり続けて。中学校くらいまでは一生懸命やっていたんですけど、高校が『ROOKIES』みたいな学校で。顧問がユニホームを忘れて棄権とか、ファウルで乱闘になって中止とか。入ったのがそういうサッカー部だったので。最後の方は大好きなサッカーをなまけていしまったんです。でも今、僕はそれをちょっと後悔しているんです。13年近く続けたものの最後が、非常に後味が悪いなと思って。だから今の仕事は絶対にそういう風に、なまけないようにしたいと思い、真面目にやっています」と学生時代を振り返った。
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さらに凰稀は、宝塚歌劇団宙組トップスター時代の写真を披露。「これは2015年、宝塚大劇場を卒業した日のセレモニーですね。紋付袴を着て、ファンの皆さんの前を練り歩きながら、ありがとうございましたとお辞儀をしたんですけど、わたしは中学生から宝塚に青春をささげたので。本当になつかしいです」としみじみ。
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そして藤原は、公には“初出し”となる大学時代の写真を披露。「これは92年で、20歳の時の写真です。わたしはこの世界に入ることを夢見ていて、この頃にデビューしたんですけど、親には(芸能界入りを)反対されていました。わたしは大学の英米文学科に通っていたんですけど、この頃は兵庫県の西宮から東京に通っていて。両親からは一個でも単位を落としたら芸能界入りは許さないと言われて。円形脱毛症になるくらい必死に通っていました。だからこの時代の写真を見ると本当に頑張ったなと思いますし、今でももっと頑張らないとなと思わされます」。
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長塚は「俳優になったか、ならないかくらいの写真です」といいながら、およそ50年前のパリ留学時代の若き日の写真を披露。それを補足するように香月監督が客席に向かって「この写真、見たことありますよね?」と尋ねると、「実はこの写真に赤ん坊の写真を合成して、映画でつかわせていただいたんです。その赤ちゃんというのが僕の孫でございます」と意外な裏話を明かして会場を驚かせた。そして最後は香月監督の助監督時代にカチンコを手にした写真を披露。「わたしは京都の撮影所で助監督をしておりまして。頭はリーゼントでヒゲ姿でした。当時、京都の撮影所は、なめられたら終わり、ケンカが強いヤツが一番偉い、という時代でしたから。ツッパってました」と笑いながら明かした。
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そして最後にキャストを代表して高畑が観客にメッセージを。「今日こうして皆さまとお会いできまして。『お終活』の船出です。世の中はいろいろありますけど、映画を連れ立って観て、見終わったあとにああでもないこうでもないと。あの人は好きだとか、そうでもないとか話し合うこと。それは罪のないことですから。それも含めて楽しんでいただきたいと思います。おしゃべりはとても大事です。閉じこもって出掛けていない人のことを思い出したら、ぜひその方を誘っていただいて。この映画が多くの皆さまの目に触れますことをせつに願っております」と呼びかけた。
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shukiiflog · 1 year ago
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ある画家の手記if... 雪村絢視点 告白
真澄さんとそういうことをした。 …いや、まだしてない、…たぶん。
うちは食事も生活も基本三人バラバラで、それぞれがいつも同空間で好きなように動くけど、顔合わせるのを避けてるわけでもないから意図せず意外なとこで遭遇することもある。 豪邸じゃないんだしエンカウントはそこまで意外ってわけでもないけど、風呂場とかで遭遇すると俺は最初けっこう遠慮してた。 ちょっと前まで真澄さんには潔癖症疑惑あったし、それは俺の深読みだったっぽいけど。光さんは女性だし。 家族ってどこまでこういう部分の距離近いもんなのかなとか。決まった模範的な距離感があるってんじゃなくて家ごとに事情は違うんだろうけど。
一応俺は二人ともに「赤の他人だとして」ってスタートラインから始めてた。それがいろんな面で一番安全かなって。 そしたらガキの俺じゃなくて大人の二人のほうがグイグイ距離詰めてくるからマジでなんなのって最初は思ったな。 マッパで風呂場でばったり出くわしても真澄さんはまあ男同士だからそんなビビらなかったけど、光さんも男の俺に恥ずかしがるどころかけろっとして「いっしょにはいる?」とか言い出すし、俺のほうが反射的に光さんの体から目線そらして脱衣所から出てこうとしたくらい。 俺がそのへんの線引きに迷ってた時期に、二人とも俺が風呂入ってるとこに偶然みたいな顔してわざわざ来てまったく遠慮なく同じバスタブにごく自然な感じで入って来るのが続いて、それでエンカウントした場合は問答無用で一緒に風呂入ったり体洗うって習慣が我が家に根づいた。親二人がサイレントグルだろ。…たぶん俺が二人と本当は距離詰めたいし仲良くしたいけど踏み込めなくて迷ってるのを察された。
今日は真澄さんとエンカウントした。 翻訳で引っかかる箇所があってそのこと考えてたら真澄さんが先に風呂入ってるのに気づかなくて。おとなしく真澄さんの横で体洗って、髪の毛は真澄さんが洗ってくれた。 俺も真澄さんの髪の毛を洗う。髪の毛洗うのは得意。頭皮って性感帯だったりするし、歴代彼女の髪をよく丁寧にキューティクル傷めないように洗って乾かして仕上げたりしてた。 真澄さんの髪はパーマでちょっと傷んでるけど、こういうパーマは少し傷んだ髪のほうが長持ちするから、かえって��リートメントとかダメージ補修とかしないで雑に洗ったり、タオルドライだけで自然乾燥のほうが雰囲気出るんだよな。 二人とも汚れを落として、あったまるためにバスタブに並んで浸かる。俺と真澄さんが一緒に入ったら、ギチギチってわけじゃないけどそんなにスペースの余裕はなくなる。 真澄さんは俺の横でバスタブのふちに片腕乗せていつも通り悠々としてる。…その仕草すげー自然だけど真澄さんじゃないと自然にキマんないやつだろ… 真澄さんが俺のほうに首を傾げた。口から出てたかな今の。お湯があったかくてちょっと頭ぼーっとする。 暗い色の髪の毛が濡れてる。長い前髪が今はてきとうに後ろにかきあげられてて、彫りの深い顔立ちがよく見える。彫りの深い顔なら留学先でめっちゃ見たけど、西洋人のと真澄さんのってなんか根本から違うよな。 パーマのうねりが濡れた髪の毛を艶々光らせてムースでかっこよくまとめてるみたい。俺もこういう髪型似合うようになりたいな、ワイルドめなオールバックみたいの。 水面から出てる膝に真澄さんのほうを向いた横顔を乗っけて、横から話しかける。 「ねえ、何したらこーいう体になんのー」 真澄さんの体をまじまじと見ながら訊く。 「こういうとは?」 訊き返された。 「強そうな感じ…」 知能指数いくつまで落ちたんだよって返答が口から出た。でもまあ乱暴に一言で言うとそういうことだよな。 なんかだんだん恥ずかしくなってきてあとから詳しい説明をつけ加える。 「…いやこうして並んだら俺の体ペラッペラの棒で完全に骨じゃんこういう体じゃなくて筋肉とか骨とかしっかりしてて戦えそうで体ひとつでも危機を乗りきれて男が惚れる男的なそういう体だよ」 なにこれここまで言わせんの真澄さん残酷!!ってまくし立てながらお湯をバシャバシャさせて水面を叩く。なんか恥ずかしいけど楽しい。 「ほう?身体目当てかいお兄さん」 照れをごまかすのにふざけてたら乗ってきてくれた。 「口説き文句にしちゃ助平だな」 「だって身体目当てだからね!」 水面から出てる真澄さんの胸板に頰をぺったりくっつける。お互いに濡れてるからしっとりしててほっぺたが吸いつくみたいにくっつく。 俺が体から力抜いて完全に寄りかかっても重たそうとか痛くないかなとか、そういう危なげが全然ない。 「胸板あつい…なんてーか肋とかがガリガリに浮いてない…惚れる…」 ぴとってくっついたまま目を閉じて胸板を堪能してたら真澄さんにぎゅって抱きしめられた。 俺が真澄さんに触れるのを躊躇わなくなってから、真澄さんも俺に気軽に触れてくれるようになった。嬉しいけど、でも態度に出さないけどまだちょっと恥ずかしいっていうか照れるっていうか、幸せなの��くすぐったいような、慣れない。悪い意味じゃなくて、そんな簡単に慣れられないよ、ドキドキする。 どこかで遠く感じてた叶わない届かないはずだった慕ってる憧れの人が、その人のほうから俺に触れてくるんだから。 「………」 体重預けて顏すり寄せてたら、ふっと急に意識が切り替わった。 ここバスタブで…真澄さん全裸じゃん、いや家の中でもシャツの前全開だったりするからすごいレアリティ高い眺めってわけじゃない…違うそっちじゃない俺も今全裸なんだって!!! 抱きしめられてて 反応した体に自分でもだいぶ意味がわかんなくてあらゆる意味で動揺する 目視でバレないようにバスタブの中で無駄に水しぶき立てて立ち上がった、バスタオルをひっつかんで体を隠して「のぼせたから俺もう上がる!!!」ってしょぼい捨て台詞みたいに言って風呂場から走って逃げた。 風呂から逃げてきて書斎のベッドの端っこにバスタオルにくるまって膝を抱えて小さくなって座る。 …俺、真澄さんにそういう気持ちあったっけ。それとも気持ちとかなくてもなんか生理的な体の動き? たぶん敬愛とか憧れとかって表現するようなやつかと思ってた、今は家族愛とかって言ったりもできるのかな。とにかく恋愛とか性欲とかとは縁がないようなやつ。…家族や親子間では性欲や恋情は湧かないものだ、なんて思ってないけど。 でもなんだろう…思慕はあると思う、助けてもらった恩義とか依存とか刷り込みとかでもなくて。真澄さんはそういうことになるのを避けてた気がするから。 触れられると嬉しい。嬉しくて少し切ないような、胸がきゅっとなる、いつもちょっと泣きそうになる。それでも定期的に肉体関係を持つような真澄さんの恋人になりたいとかって気持ちはないよ。…なんだろう…これ 「……っくしゅ」 変なくしゃみ出た。湯冷めするな…ジェラピケ着よう。 最近買ってもらったフードに長いうさぎ耳がついてるやつを着て、ベッドに座ってあったかい白湯をいれて飲みながら、自分の気持ちについてじっと考える。俺は結局何がどうなりたいのか。自分の望みを把握するのがまだまだ下手だから。
ーーーーーで、色々すっ飛ばして今こうなってる。 一人でごちゃごちゃ考えても本人が目の前にいないと自分の気持ちってよく分かんないよなとか思ってそろりそろり真澄さんのいる寝室に行って、ドアの隙間から「入っていい?」って訊いたら「いいよ」って言われたか…ら 真澄さんとそういうことをした… いや、まだしてない、たぶん…。いや厳密には性的行為の範疇だろうけどさ ちょっとふざけて悪ノリでじゃれたとかとは違ったじゃん…てか実際にされたこともだけど真澄さんの手つきがもうそういうこと一択だったじゃん…なんであそこでやめたんだろ 俺…が気持ちいいことしてもらった…だけで…ちょっともやもやする…し、…でも最後までするつもりだったのに俺がなんか萎えること言ったりしたり…したのかもだし… ていうか真澄さんとキスした…いやなにキスくらいでテンションあがってんの、光さんにいつもしてるしまこにも不意打ちでしたし香澄にもよくするし? いやなんか違う…ああいうキスは普段の軽い��つと一緒くたにできない…あちこち撫で回されて指入れられて弄られながら喘ぎ声を遮られてだろ…真澄さんの手つき全体的にやらしい…もーなんだよ思い出してるだけで腰抜けそうだし体あつくなってきた… 男の人に抱かれたのはこれが初めてってわけじゃない、優しく抱かれたのも。でもあの人も丁寧で時間かけて優しいやり方だったけど…甘い感じ、だった。真澄さんのはやらしい感じ…。まだ全体像知らないからなんとも言えないけどさ…。 後ろ弄られたのめっちゃ久しぶりだった。俺だけあんなに乱れて真澄さんは息一つ乱してなくて終わりって…俺が恥ずかしいだけじゃん… ふしだらなやつとか思われたかな… ちゃんと生活はしようと思ってお湯を沸かす。 ぼんやりあれこれ考えるけどどうしても昨日の光景やされたことが頭に浮かぶ。 結果、ポットを火にかけてるのを忘れかけたり、料理したらどっか間違えたのか微妙に不味いし、本読んでても頭に入ってこない。 このまま放置されて終わりはきついと思ってせめて一人で出しちゃおうって思った途端に書斎に真澄さん来るし…。本取りに来ただけだったらしいけどノックだけじゃなくてドア開けられたら完全に終わりな格好してたから咄嗟に「入ってこないで」って追い返しちゃったし。 年頃の男子が部屋に入られそうになって焦って断固拒否する理由とかそんなバリエーション豊富にないだろ、バレたよもう…。ああああー。 一人だと思って油断したタイミングで来られるのが一番焦るから結局書斎をでてリビングにいたり廊下にいたり家の中あちこちの床に座って丸くなる。なんでかそわそわするから一箇所にじっとしてもいられない。 挙動不審の言い訳にでもなれと思って読みかけの本一冊だけ連れ歩いて読んでるフリ。当然バレてても言い逃れようとさえすれば二人ともそういうことにしてそっとしといてくれたりするし。そうです俺は今日床のすみっことかに溜まるユーレイなのでほっといて、もし見かけても無視して。 キッチンの床のすみっこで膝抱えて小さくなってたら、飲み物取りにきた真澄さんと目があった。ユーレイなのでジェラピケのフードを被ってるから顔の横に長い耳がぺったり垂れてる。ちなみに昨日着てて汚したやつじゃないから。うさぎ耳の服はいくつもあるし。 通り過ぎざまに黙ってフードの上から頭をくしゃくしゃ撫でていかれた。うさぎ耳の向きが乱れて変わる。 「……。」 呆れられたとか��われちゃったわけじゃないのは、一応わかってるよ。…たぶん。
けどそれもどっちつかずで結局もだもだして心の整理にめっちゃ手間取ってたら、夜になって部屋に呼ばれて なんと昨日の一回で終わりじゃなかった。
真澄視点 続き
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privatesalon-n · 6 years ago
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連休前にまつげエクステはいかがですか😌 . Cカール flatlash . 5/1~5/6までお休みをいただきます どうぞ宜しくお願い致します . ご予約・お問い合わせ↓↓↓ =================== 阪急西向日駅 徒歩5分(西国街道石塔寺向かい) ☎️090-4275-0014 LINE:@hcl0643y ✉️[email protected] 9:00~18:00(時間外応相談) 定休日:日曜日・祝日 ✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰ #連休前に #いつもありがとうございます #フラットラッシュ #よもぎ蒸し #温活 #向日市よもぎ蒸し #向日市まつげカール #まつ毛カール #まつ毛パーマ #まつげエクステ #西向日エクステ #西向日まつ毛カール #西向日まつ毛パーマ #大人エクステ #プライベートサロンエヌ #西向日 #ブライダルエクステ #向日市 #kyoto #マツエク西向日 #アロマ #パッチテスト #向日市マツエク #カラーエクステ #学生割引 #西向日マツエク https://www.instagram.com/p/BwnwIq-HeIh/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1wzphm9qfqrn
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pearldaikanyama · 3 years ago
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2022年度 新卒採用募集について
美容師として成長したい方 PearLが支えます!
一緒に大切な時間と経験を共有し1年後には大きな成長をしましょう
≪現在 中途採用、2022年度新卒者・中途採用アシスタントを募集しております≫ 
私たちPearLは 代官山という街で美容師という素晴らしい職業を通しお客様から愛され、 大切な仲間たちと同じ時間と経験を共有し 共に成長していきたい方を募集しております。
 “美容師は長く続けられる誇れる仕事” という誇りをもって新卒・中途採用を行っております。
 ◎採用させていただくにあたって3つの想いと方向性を持って向き合いたいと考えております 
★教育 (人に感謝する→お客様に愛される)
自分自身も関わっていただける人も大切にし、“ありがとう”と素直に言える心をもって人と接することができるように 
★技術 (パーマのonly1→こだわりを進化できる) 美容師は専門職。人に感動を与える技術を習得できます。PearLのこだわり抜いたパーマは業界屈指。 コテで巻いたようなパーマを再現できる独自のテクニックと、毛髪・薬剤知識には自信があります。 
★環境 (その都度の給与・休みの見直し) まずはPearLでスタイリストになり、活躍してもらうこと! 信頼関係を築いた上でそれぞれの“今”に合わせ相談・改善も可能です。
 私たち自身、上記の3つ星を大切にして美容師を続けていくなかで分かったことは 
・多くのお客様やサロンの仲間たちに支えられ今の自分があること。 
・決して一人ではなく皆で成長していること 
⇒そのお客様、仲間たちが自分にとって本当に大切な人たちになること 
そして、 “ 続けることの大切さ ”
 1.2日、数か月では理解できない、わからないことだらけです。
ですが信じて続けていけば必ず成長できます! 
『PearLが求め��方』
 ・美容が好き、おしゃれが好きな方 
・代官山が好きな方 
・心身ともに健康な方 
・笑顔で挨拶ができる方
 ・自信のつく技術力を身につけたい方(特にパーマ!)
 (PearLには向いていない方) 
・『美容師』をメインと考えていない方(サロンワークが基本ベース+雑誌や外部撮影でのヘアメイク等になる為)
 ・『努力』が必要なことだと思えない方
 “ 自分さえよければそれで良い”といった考えの方は、残念ですがPearLには向いていないかもしれません。
 PearLで一緒に『美容師』という仕事を楽しみたい!という美容が好きな皆様のご応募を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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R E C R U I T 【2022年度 新卒募集要項】
  【雇用形態】  正社員(試用期間6ヶ月間)
【応募条件】  2022年度美容専門学校卒業見込み者
         および美容師免許取得予定者
【給与・賞与】 基本給182000円~/月 +モデルケア歩合+勤続期間による定期昇給
          *給与例① 入社後半年後:約192000円+モデルケア歩合
             例② 入社後1年後:約210000円+モデルケア歩合
         交通費支給(15000円/月迄)
         賞与 年2回有り(業績による変動有り)
 【休日・休暇】 毎週水曜、第一第三火曜+ローテーション休(月1日)
         夏季休暇 / 年末年始休暇 / 社員旅行
 【福利厚生】  厚生年金・社保完備 ※厚生年金は試用期間満了後適用。
         昼食手当有 / 社員旅行有 / モデル歩合ボーナス有
 【必要書類】  ・履歴書 (Instagramの個人アカウントを記載)
        ・返信用封筒 (84円切手を貼り、郵便番号・住所・氏名を明記)
        ・作文       ※面接前の自己PR作文をお願いします!
【募集期間】  8/24(火)必着
【面接日】   9/5(日) 一次面接予定(書類・面接)
        9/19(日) 二次面接予定(サロンワーク)
【募集人数】  2~3名
 【勤務先】   代官山 PearL  instagram@pearl_daikanyama
 【送付先】   〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-32-3 トラッドゴード代官山C
PearL 人事担当宛
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kraemer-otsuka · 4 years ago
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コントラストキイテマスネェ。 2ヶ月ほど前のバレイヤージュ。 根元との違和感もないので今回はカットと地肌ケア。 夏髪メンテも大事だけども秋にかけて抜け毛増えやすい時期です。 夏の暑かった外と涼しい室内の環境の変化で血行が悪くなってきていますので抜け毛の原因です。 秋冬に向けて地肌のケアも始めましょう。 ::::::::::::: ::::::::::::: ::::::::::::: ::::::::::::: ::::::::::::: ::::::::::::: Kraemer Kurosakiでは 引き続き来店時の検温、施術中の仮マスク、店内の消毒衛生管理の徹底。 もちろん❗️マスクの下は大笑いでお出迎えさせて頂いております。 ✂︎デザイナー おおつかゆうすけ✂︎ Kraemer paris Kurosakiコムシティ店ホームページ→ http://kraemer.jp/ ✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎ #地肌ケア #photos #スマホ写真部 #フォトコン #カメラ好きな人と繋がりたい #カメラ遊び #スマホ撮り #スマホで撮影 #動画撮影 #黒崎 #Paris #北九州 #黒崎美容室 #八幡西区美容室 # #北九州美容室 #北九州応援 #クラメールコムシティ #クラメール黒崎 #Kraemerkurosaki #Kraemerinternational #Kraemerparis黒崎 #Kraemerparisコムシティ #デザイナー大塚裕介 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 💁🏼‍♀🎶▶︎ Kraemer paris Kurosakiコムシティ店 ️YouTubeチャンネルはこちら💁‍♂️✨ https://www.youtube.com/channel/UCtB6MiQBWZB7p1s_5xVIlnA クラメール 黒崎コムシティ店 デザイナーおおつかゆうすけ ✂︎menu✂︎ カット ¥4,000 カラー ¥6,500〜 デザインカラー要相談 パーマ ¥7,000〜 カットなしの場合は別途ブロー料金+¥2,000 ※税抜価格で表示しております 🕙最終受付時間🕗 カット/19:00 パーマorカラー/18:00 パーマ&カラー/17:00 店休日:毎週月曜日 第2、4火曜日 ご予約やお問い合わせはお気軽にお電話またはDM プロフィールページ 『 @kraemer.otsuka 』のwebサイトからどうぞお待ちしてます♪ 〒806-0021 福岡県北九州市八幡西区黒崎3-15-3 コムシティ内2F TEL:093-645-7022 (Kraemer Kurosaki Comcity 【クラメール クロサキ コムシティ】) https://www.instagram.com/p/CFVmRDYDjEJ/?igshid=u8w4kxr084s8
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takeshi-o · 4 years ago
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「現実頭皮」で毎日頭皮に向き合いはじめた親父が格好良いという話。
先日、久しぶりに実家に帰ってきました。
移動自体にも制限があったので、待ちに待った実家であることと、やっぱり実家は落ち着くな~という時間を過ごせました。
そんな実家での一コマですが、久しぶりの風呂に入ろうとした時にあるものを見つけました。
それが…
『 現実頭皮 』
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 ¥2,230(税抜)
 
なんだこれは?
おやじがネタ的に買ったんか?
でもLUSHが出している商品みたいだから、真面目なやつちゃうか?
などなどツッコミながら、確かに最近おやじの頭も薄くなってきたな~としみじみ思い返していました。
その時によみがえった過去の記憶と、現実とおやじについて語っていきたいと思います。
●昔からオシャレにこだわっていたおやじ
まず、なぜしみじみと感じたのか?というところですが、実際おやじは昔からオシャレな服装や髪型にこだわっているほうでした。
母親と結婚するまでは、自分の好きな仕事に就きたいということで、田舎のアパレルショップで働いていました。当時で言えば、流行の先端をいくようなジーンズショップです。
小さい頃から何度も連れて行ったもらったお店であり、今でも思い入れがあります。
髪型についても、西城秀樹さんの影響からか、長髪をなびかせながら、よくナンパに出かけたりなどもしていたそうです。
男らしさの象徴のようにたばこをふかしており、ワイルドさを出すために車はジープを乗り回していました。
今考えてみると、意外と格好良かったのかな?と想像します。
マザコンというわけではないですが、母親は今でも綺麗な方だと思います。
そんな母親から、結婚するにあたって出された条件が、
「長髪を切る」 「たばこをやめる」
「安定した職に就く」 
という、おやじが男らしさの象徴として大事にしていたものを全て取り上げるようなものだったそうです。
自分だったら、ひとつぐらいは目を瞑って欲しいな~と思うかもしれません。
しかし、おやじがとった行動は
その条件を全て受けてでも、結婚する方を選びました。
ますます格好いいおやじだなと思います。
結婚したからといって、オシャレを辞めたわけでもなく、家族で出かけるときには誰よりも早く髪のセットをしたり、「今日の服はこれにしようと思うんやけどどう?」と母親と相談したりと、意識は高く持っていたと思います。
 
●「現実逃避」と「現実頭皮」
いよいよ還暦を迎えたおやじ。
今でも仕事をしていてバリバリ働いていますが、少しずつは歳を重ねてきたことを感じているようです。
長髪をやめたおやじは、カチカチのパンチパーマ(本人は頑なにア��パーだと主張。違いはよく分からないですが。笑)をキメていて、友達からは少しいかついおやじさんと言われていました。
今更髪型は変えられないという想いもあるみたいなので、定期的に理容室に通っています。最近はそのパーマも緩めにかけ、今ある髪の毛を優しくいたわるように大事にしています。
無くなっていくという現実があると、正直目を背けたくなったり、まるで無かったことかのように現実逃避したくなる人もいるかもしれません。
でもおやじは、しっかりと今ある髪を大事にするという方向で懸命に生きています。
その一つとして『現実頭皮』を最近は使い始めました。
現実頭皮とは、
「美しい髪は健やかな頭皮から育つ」。だからこそ、頭皮に過度な負担を掛けることなく汚れを取り除き、髪を育む毛母細胞をイキイキと健やかにするスカルプケアがとても大事であると私たちは考えています。
(引用:LUSH公式HP)
使い方紹介
youtube
実際風呂から上がったあとに、おやじに使ってみてどう?と聞いてみたところ、
頭皮が元気になったのか?髪が生えてきたのか?
などは全く分かりませんが、「なんかいいんよね」と使ってみた感想を、少し嬉しそうに話してくれたおやじの笑顔をみれただけで良かったです。
 
●最後に
子供の頃からみてきたおやじは、歳も重ねて見た目的にも変化は見られます。
力比べをすれば、勝てることも多くなっています。
ただ、いつまでたって���好きなことに対して嬉しそうに話すおやじの姿勢は、これからも追い続けようと思いました。
スカルプって、使ったらスースーしたりするのかな?
営業マンとして身だしなみにもより気をつけながら、
暑くなったらつかってみようと思います!
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find-u-ku323 · 5 years ago
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『貝ベースの醤油ラーメンを出す、あの店のこと』
 ラーメン屋を閉める決意をしてからというもの、今どき流行らない古めかしい中華そばの店に父と二人で行った少年時代を思い出す夢ばかり見る。  何の変哲もない一杯六���円とかの、メンマ・チャーシュー・ネギが乗ったいわゆる普通の醤油ラーメン。  西陽が傾き加減で入ってきて少しノスタルジックさもあるような古臭い空気感と、時たま子供でも分かるようにして漂う煙草の薄い臭いと、べたついた床。上を見るとメニューがずらっと書いてあって、「どれにしようかな」と悩みながらも結局あのシンプルな中華ラーメンに行き着くのだ。  なんにも特徴のないのが特徴のラーメンだったけれど、そのときの俺はそれで満足だったし、父と言葉を交わさなくても味に集中している時間だけは何か空気が変わったように打ち解けられたような気がした。 「うまいな」  そう、生きて来て父と話した言葉なんて、そんなものである。  そして俺はその店を切り盛りする角刈りのおっちゃんに「また大きくなっとるやん! そうか、賢ちゃんももう今度は中学生かぁ。時の経つのは早いもんやな!」なんて言われてがしがしとひとしきり頭を撫でられたあと、俺が「ごちそうさまでした」と言ったところで、その夢は終わる。  そんな夢想をするくらいなら、サラリーマンをやっていた忌々しき時代の上司に受けたパワハラの夢でも見ていた方が今の自分にとっては百倍もマシであっただろうに……。スマホのアラームを止める手が、今日は一段と重かった。  そうか、もうこんな時間か……。いくら憂鬱でも、身体は何年も続けてきた仕込みと下準備の時間を覚えているし、勝手に手は動く。疲れているのに、心はやるべきことを為そうとしてくる。なのに俺は気持ち悪いざわめきを抑えることは出来ない。一度、便所で食べたものを全て吐き出した。  夜明け前、まだ暗い部屋の外を眺めて、こう思うのだ。 「……こんな店、早く潰れてしまえばいいのに。誰か火つけてくんねぇかな」  いつまで思い出に縋っているんだ、と誰の声だか知らないが、夜明け前の静寂から聞こえてくるのだ。だから、もうあと一週間で店を閉めてやる。  ──この店は蝉のごとく、地面から地上に這い上がることができたのだろうか?  俺は心を無にして、そんな風に振り返ってしまう気持ちを蹴飛ばした。
◆閉店まで 七日
 盆地の夏は蒸し暑く、たとえ朝でも日が昇ればあっという間に三十度は軽く超えてしまう。だから、もっと酷暑になる昼頃になんて、まず出歩いているのは夏休み中の下宿生か、物好きばかりで、店は繁盛しない。  いつもの夏の光景は、仕事を辞めて店を始めた十年前から、何一つとして変わっていない。 「ご馳走様でしたー」 「あいよー」  誰だか知らないが、この辺りに住む学生だろうか。律儀に声をかけてくれるので、こちらとして���気持ちがいい。ここに店を構えてよかったと、改めて思う。  俺は、この店を閉めることを事前に告知しないことを決めていた。もちろん申し訳無さはあるが、客に気を遣われても困る。むしろ、風のように消えて「えっ、あの店辞めちゃったの」と思い出される存在であるかどうかを試すために、誰にも言わずに店を閉める。  俺が出しているのも、夢の中で出てきたような、何の変哲もないように見えるだろう醤油ラーメンだ。もう、メンマもチャーシューもネギもそのままで、子供の頃から慣れ親しんだものにしか見えない。しかし、これこそが俺の答えであり、結晶である。  確かに、「あの店は良かった」と皆の記憶の中にどこまでも棲み着いて苦しめるような、そういうラーメンを作って、今まで来なかった奴らに復讐するということが目的なのは間違いない。  だが、俺にとっては、この答えとなる最高傑作を作っても『アイツ』が来なければ意味なんてないと思っている。 「暑いっすね」 「きょう真夏日だぞ。こまめに水とれ、水」 「ありがとうございます。でも、店長に倒れられると困るんで、程々でいきましょう」  バイトの大学生もこの辺りに居を構えているらしいが、地元とは違う気候にかなりやられているらしい。加えて厨房はこの熱気である。俺は彼を気遣ったが、彼も彼なりに俺のことを気遣ってくれているらしい。 「そりゃどうも。それで、大学はどうよ、友達は出来たか」 「おかげさまで手で数えられるくらいの付き合いしか。でも、それなりにうまくやってますよ」  うまくやる、という言葉の響きで、今の若者はそういう方向に特に賢いなと思った。コミュニケーション能力の鋭さや丁寧さは、今の世代からすると常識に等しいのかもしれない。  ──ならばすれ違いながら生きてきた俺は間違っているのか?  答えはノー、だと思いたい。しかし、現実はそうではないのだろう。昔のことに囚われて今のことが見えなくなって、その結果、未来のことまで見えなくなってしまう性分には、「うまくやる」なんて洒落たことが出来ない。直情的なのに後ろ向き。それならいっそ、チョロQのようにゼンマイ式で後ろに引いて、それから猛スピードで直進できれば、なんて。  ドアの外から見えるのは、あるようでない日陰をうまく渡りながらはしゃいでいるアベックとか、カメラを首にかけて猫を追っている白いワンピースの少女とか、あるいは、あれは家族連れだろうか。帽子をかぶって真っ黒に日焼けした夏の象徴みたいな男の子がこちらを見ているような気がした。  ふと、その男の子に俺の子供の頃を重ね合わせる。  ──お前は麒麟児だ! ラーメンの味が分かるんだろ? 天才さ!  麒麟児、という言葉の意味も分からなかったあのころ、わしゃわしゃされていた俺の髪の毛と、その子の天然パーマがかった頭とか、雰囲気とか、そういう物が似すぎていて、 「店長! お客さんですよ!」  という声がバイトの子からかかるまで、俺は来客にまったく気づけ��いでいた。  クソ、今日は調子が狂うな……。俺は、眩しすぎる若き煌めきを無視できない。歳を食うのはまったくいいことがないんだよな、とオーダーを取る。
◆閉店まで 六日
 常連の青木さんは、すぐにご飯を済ませようとする。 「いつものヤツ」 「醤油ラーメンと半チャンのセットですね」  オーダーを聞いてから、俺が作ってサーブするまでの間、ずっと青木さんは貧乏揺すりで無言の圧力をかけてくる。別に声を荒げるようなことはしないが、その様子を見ている方はなかなかプレッシャーを感じるものだ。  しかも、バイトの子は青木さんに怒られたことがあるらしい。曰く、『サーブを早くしようとしているのは分かるが、そのせいで半チャンの出来が悪い、もっとパラパラにしろ』とのことだった。ただ、そのときだって味に文句をつけながらも、口にとにかく素早く運んで五分で食い終わっていた。  そう、青木さんに満足してもらえないまま店を閉めるのも確かに不本意ではあるのだ。ただ、遅くては文句をつけられてしまう。つまり俺は青木さんに味とスピードという、いい店の三拍子のうちの二つをいつの間にか鍛えてもらっていたといえる……かもしれない(三拍子の残り一つの『安さ』は、青木さんに言われなくとも、たぶんこの辺りでは一番だと思う)。  半チャンに使うのは、ご飯、卵、長ネギ、塩、油、水。手慣れた手付きで中華鍋へ遠慮のない量のごま油とご飯をどばっと投入し、その上にさらに溶き卵をかける。そして一気呵成の勢いでじゃかじゃかと鍋の中で暴れさせる。うまく炒められれば、そのあと塩・長ネギを加え、火を弱めてひとさじの水を軽くふりかける。最後の炒めを終わるまでに一分とかからない『タマゴ炒飯』とはこれのことである。  一方のラーメンは、朝から仕込んでおいたアサリ・昆布・シジミをベースにしたコクの深い秘伝の醤油スープに、勢いよく湯切りしたちぢれ麺を投入し、先に炒飯を作ったときに多めに切っておいた長ネギ、さらにメンマと、これまた夜が明ける前からトロトロに煮込んでおいたチャーシューを乗せる。要素はたしかにシンプルでサーブまでの手間は果てしなく短いが、それまでの準備がひたすらに長い。しかし、それをやっておくことにより、味にも速さにも自信が出るというもの。手は抜かない。  完成したラーメンと半チャンのセットは、まるでサイモン・アンド・ガーファンクルのようなコンビネーション、明日に架ける橋のような希望に満ち溢れた輝かしさである。  さあ、どうだ、青木さん。今日は俺の作る最後の一杯をお見舞いしてやる。  俺はそんな気持ちで、テーブルに「お待たせしました、ラーメンと半チャンセットになります」てな具合でそれを出した。  このとき、俺は思った。俺にとってはこの人に出すのは最後の一杯になることがもう分かっているけれど、青木さんや他の常連客にとってはいつもの一杯に過ぎない。それなのに、俺は空回りして変なことをやっているのはおか��い。いつものように、手は抜かずに気は程々に抜いて、ナチュラルな一杯を目指すべきなのではないかと……。  ラーメンを口にした青木さんが、麺をすすったときに少し表情が変わった。だが決して言葉にはしない。いつものように、腰の曲がり始めた汚れ混じりの作業着姿で、黙々と淡々と食べ続けている。その横顔を見つめていたバイトの子が、何かに気がついたような表情でポツリと漏らしている。 「青木さん、もしかして怒ってるんじゃないですか……?」  嘘だ。俺は気合を持って今日の一杯、ひと皿を出したはずだ。さっきは空回りしてちゃいけないんじゃないかと思ったが、それだって正しいという確証はないのだ。だから、俺は俺のベストを出しただけなのに……。段々と、分からなくなってくる。  俺の頭が堂々巡りしている最中、青木さんが席を立ち、店中に響き渡るようにデカい声でこんなことを言った。 「ご馳走さん。……一つだけ言わせろ! 半チャンを律儀に出してる時点で、お前はラーメン屋失格だ」  振り返らなかったので顔は見えなかったが、席にあったラーメンは半分程度で残されていた。時間を見ると、サーブしてから丁度五分が経っていた。
◆閉店まで 五日
 昨日の青木さんの言葉は、まるで憲兵に銃を向けられたときの敵国の兵士のような感情を抱かせた。今から俺は死ぬのではないだろうか? そういう凄みさえあったのだ。  やはり俺の店はどこかで何かを間違えていたのかもしれない、と途端に不安にもなるのだ。  なぜ半チャンセットを頼まれていて、それで半チャンを出したらラーメン屋としては失格になってしまうのか、それはなるほど哲���的な問いとしか考えられなかった。  しかし日々はそんな俺のことを放っておいても、セーブポイントから続きがやってくる。どうやら人間というのは、昨日のことをずっと引きずっては生きられないように出来ているらしい。あまりやりたくなかったが、行きがけに度数の低い酒を一缶だけ煽ったら、すっと記憶の中とか頭とか身体から要らない力が抜けていくのを感じた。  ともに歩んできた『アイツ』のことを心配している余裕が今はない。俺は蝉なんだ。きっと死ぬ時くらいは自らの生涯を全うするために地上に出てくるんだ。  開店直後、とある珍客が現れた。 「なんだ、先輩じゃないすか」 「どうせ暇なんだろ。食いに来てやったよ」  この体重115キロという巨漢の男は、真正の食欲における猛者たる風格を漂わせているが、ただの公務員であり、俺が大学時代に部活で大いにお世話になった先輩である。陰では部員から豚とか言われていたが、本当は渾名をゴリ松先輩という。なんということはない、顔がゴリラそのものだから、ゴリラのゴリに、苗字の一部から松でゴリ松……先輩だ。 「まーたあっさりとしたもん作りやがって、もっと豚骨ラーメンとか作れよ」 「うちは豚骨置いてないっすよ、俺なんか豚骨とかインスタントでしか作ったことないから分かんないし」 「おいおい、それで何がラーメン屋だ!」  豪胆に笑って見せる顔が無邪気な子供そのものなので思わず吹き出しそうになる。昔と変わらないその心というのが、俺をひどく安心させるのだ。 「しゃーねーなー、醤油ラーメン一丁! それと餃子!」 「はいはい」  餃子セットは半チャンセットと並ぶ人気商品の一つで、とくに餃子は羽根付きのパリッとした感じに拘りを入れている。臭いが気になる人向けににんにくやニラを使わず、生姜などでその代わりのアクセントをつける。  ゴリ松先輩は営業の最中だろうか、スーツ姿でこの店にすっかり馴染んでいる。それを見て、俺も真っ当にサラリーマン���ってたら結局こういう感じになって、どっかのラーメン屋で飯食ってるんだろうなという、そんな違う世界での自分を想像していた。 「あの」 「何?」 「ゴリ松先輩って、何で前の会社から転職したんすか?」 「言ってなかったっけ? 給料はまともに払われてねーし、上司は自分が失敗したのに責任を取ろうともしないしそれを部下に押し付けてくるし、上に刃向かったら左遷だし。ブラック企業ど真ん中よ、俺は人間だからそこから這いずり出てきただけ」  ゴリ松先輩は大学卒業後、某有名一流商社に就職し、華々しいビジネスマン人生を踏み出すかに思われた。しかし現実は昭和の軍隊統制さながらのブラック企業で、悪法も法なりと言わんばかりの労働基準法潜り抜けで精神も身体も限界までこき使われていたらしい。 「あー、一番酷かったのはやっぱアレだな、宴会で土下座させられて仕事でのミスを詰られるやつ。もはや仕事でもねーけど」 「マジすか、飲み会でそんな前にやったこととか根に持たれるんすか」 「そりゃあ、もうあんな職場で働いてるやつなんか頭おかしいやつしかいねえよ。大学卒業しても勉強だけ出来て後はゴミみたいな人間、本当にいるんだな」  先輩は昔からこんなに口が悪い、というわけではないのだ。あの中にいたら誰だっておかしくなるし幻覚のひとつやふたつくらい見るだろう、と尋常ではないほどの汗を拭って苦笑いした。 「そうだ、水、もらうよ」 「ああ、全然構いませんよ」  そういって先輩は小さな袋に入った錠剤を取り出した。 「それ、なんです?」 「もう俺も歳だからね。ダイエットしようと思って。本当は食前に飲まなくちゃいけないんだけど、ついつい忘れるね」  俺は驚いた。正直、もともと放漫な食生活をしていて、前の会社に勤めていたときの自暴自棄な暴飲暴食も重なってかなりの肥満体型にはなっていたが、ダイエットか……。自分の腹の肉が気になるお年頃なのは、俺も同じだったことを思い出させられる。 「そしたら、ラーメンはもう卒業ですか?」 「違えよ、これ飲んだら実質カロリーゼロだから�� 「言い訳雑過ぎっしょ……」  昨日とは違って、帰り際にはスープ一滴、餃子のひとかけらも残ってはいなかった。
◆閉店まで 四日
 壁に貼ったカレンダーに、「あと四日」の文字。そう、一日一日を刻んでいくことで、ゆっくりと自らの終わりを生活の実感と一致させていく。今日もジージーと蝉の鳴く声がずっと煩く響いている。  『アイツ』、まだ来ねえな。もう店閉めるまであと四日だぞ、早く来ないと手遅れになるぞ、と虚空に呟く。自分で選んだ未来を後悔しっぱなしでは終わらせられないのだ。そのためには『アイツ』が終わらせてくれないと、何も始まらない。  俺の店はビルの一階にあって、その賃料はそこそこのものだ。話は既につけてあるが、念のため会ってもう一度段取りを確認しておかなくてはならない。迷惑にならないように、早い時間にその人を訪ねた。 「ごめんください」 「ああ、どうも、ラーメン屋の方ですか。先日の話で何かありましたか」 「いえ、特にそういうわけではないのですが、再度、事情の再確認とか、まあ、ご迷惑をおかけするわけにはいきませんから」 「何度でも確認していただければと思います。実は事情が変わった、というときに対応できないと大変でしょうし」  いつ会ってもこのお爺さんは腰が低い。年月を経て銀色になった髪が陽の光にふんわりと輝く。歳を正しくとるとはそういうことで、ちゃんと報われてきた人間の顔をしているという感じを受ける。  俺もこうなりたいな、と思ったことは一度や二度ではない。しかしそれは土台無理というものだ──正しく歳をとるというのは、たぶんきちんとした職に就き、社会の為に汗水を垂らし、たまに適度な休息を取って家族を養い愛することによって、普通の人間として為しうることなのだ、たぶん。俺にはその資格なんて、到底ない。 「どうにもならないとは思わないんですがねえ……私も醤油ラーメン、好きでしたよ。正直、廃業というのは心惜しいものです」  それでも、この大家さんにそこまで言ってもらえるのだから、俺はある意味ではとても幸せ者なのだろうな。 「それで、どうします? 一応、建物は残ってるんで、片付けに入るでしょう。そのときにもう一度引き払うときの条件だけ確認することにしましょうか」 「ええ、それで構いません」 「ありがとう。それでは、日課のジョギングにでも行ってきますよ。最近は妻も一緒に走りたいなんて言ってくるものでしてね」  そういうと、大家さんはそのまま川沿いに走り出していった。そうか、奥さんと一緒に走ってらっしゃるのか。こんな感じで生きている仲睦まじい熟年夫婦というのは、見ているだけでどこか心が癒されるものだ。まるで木々にとまる二羽の雀のように、心細い夜でも寄り添って生きることが出来る、『アイツ』とはそういう風になりたかったな……でも、それもいつかの話だから、今日は今日を生きる。  店はいつものように、繁盛するはずもなく、ただただ空席の目立つ日常だ。この店は別に儲からない。なんなら赤字で、店を維持するのにも金がかかる有様だ。それでいいとは俺は一度も思ったことがない。そして、閉めると決意してからもそれが変わらないのだから、もうラーメン屋に未練なんてない。  ふらっと、そのとき一人の女性が入って来た。 「いらっしゃい」 「あの、ひとりなんですけど、いいですかね」 「構いませんよ。そちらのカウンター席へ」  この店に初めてやって来るお客さんらしい。こんなところにやってくるなんて、相当な物好きしかいないだろうに──半ば同情めいた気持ちも持ちつつ、彼女がこの時期に似合わない薄めながらも長袖のジャケットを椅子にかけたところで、オーダーを伺う。 「ご注文は?」 「……醤油ラーメンの味玉つきで」 「かしこまりました、ラーメン味玉一丁!」  ……お前以外誰もいなくてもオーダーを通すときに叫ぶのは雰囲気づくりだよ、ほっとけ。俺はバイトの子にそんな思いを込めて目線を向ける。  味玉は、前の日から煮込んでいることもしばしばあるくらい時間がかかる。きっちり濃い口の甘辛い醤油ベースのたれの味を染みこませて、あっさりした醤油ラーメンに合うようなしっとりとした半熟で仕上げてある。このラーメンと味玉のマリアージュはまさしくヒロシ&キーボー、『三年目の浮気』さながら。たぶん、食べた人は旨すぎて泣くんじゃないか? とすら思う。  そんな風に自分がトッピングやサイドメニューにラーメンと同じくらい拘るのは、ラーメンに自信がないからではないと自分でも信じている──というか、そう思いたいだけなのかもしれないけど。  半袖になったその女性は、一口食べるや否や、自分のスマホでそれを撮り始めた。何かグッとくるものがあったのだろうか、それとも今流行している写真投稿サイトにアップロードするのだろうか、とバイト先の子に言ったら、 「さすがに今どき写真投稿は古いですよ。時代はストーリーに動画を上げるのが鉄板です」  と言われて、おじさんは何を言われているのかさっぱりだった。  味わうようにして食べるということの尊さをそうして如何なる形で知るのだろう、そんな人は、と昔は否定的だったんだけれど、もうこんなに一般的な風景となった今では何も気にならなくなるものだなあ。そんなことを思った。 「食べることって幸せの源流なんでしょうね。ほら、あの人も幸せそうな顔してる」 「食事に集中してもらいたい気もするけど、まあ、あれも一つの形なんだろうな。食べるってことの」 「おっ、店長が珍しく納得した」  何が珍しくだ、俺はかなりお前の言っていることに同意しているぞ──と思っていたら、彼女は綺麗にラーメンを平らげてしまって、それから俺たちのほうに駆けよって来た。 「醤油ラーメンと味玉、ごちそうさまでした。すみません、写真とか撮ってばかりでお邪魔でしたよね。お詫びします」 「いえいえ全然、こちらとしては美味しそうに食べて、美味しそうに写してくれたら本当にありがたいですから……」 「そう言っていただけると本当にありがたいです。……ありがとうございました、ごちそうさまでした��  お金を支払ったその対価としてラーメンと味玉を魂込めて作り提供しただけなのに、その女性はやけに丁寧に礼を言った。そしてまた帰り際に見せた笑顔がまたぺかーっと明るくて、顔も性格も美人っていうのは世に二人以上もいるんだなと、やっぱり昔のことを思い出したものだ。 「どうしたんですか、店長?」 「いや、なんでもない。ただ何となく、あの人、凄いなって思っただけだ」  そのとき、一陣の強い風が町中をひと舐めした。何の予感なのだろう? 俺はとても不思議な気分になった。
◆閉店まで 三日
 その日は、開店から尋常ではない忙しさだった。  何があったなんてことは、確認するヒマもなさそうだった。 「いらっしゃいませ! ここでお待ちいただけますか、すみません、慣れていないものでして」  この店では一切見たことのないような繁盛、行列、人の山。どんなに旨いラーメンだと言い張っても人が寄ってこなかった盆地の小さなラーメン屋に、こんなに人が集まるだなんて。何か、騙されるオチの夢を見ている気分だった。暑さと疲れで頭はずっと痛いが、その心地よい苦痛が俺に確かな生の実感をもたらしてくれた。 「お次のお客様は……二名様! ええ、どうぞこちらへ。そちらは五名様ですか、テーブルが空くまでお待ちいただけますか。すみません」  喉も痛いが、汗を拭いながら叫ぶ。人生のなかでこんなセリフを言うことになるとは思いもしなかった。これ、一度言ってみたかったんだ……。 「どうです、今日は流石にこの人数じゃ回せないでしょう」  大家さんが様子を見るついでに、ラーメンを食べに来てくれたらしい。どうやら奥さんも一緒のようだった。 「そうっすね……これは、バイト増員も考えなくちゃいけない」 「それでも、決めたことはするんですよね?」  『店を閉める』ということを、繁盛している店内で言うわけにもいかないという細やかな配慮にお礼を申し上げたい。俺は「そうっすね。もう決めたことなんで」と気持ちを傾けないように、自分を制御するようにして言った。 「そうですか。まあ、それも貴方が決断したことで、私がやいのやいの言えた話じゃないですものね。とりあえず、今はこの急場を凌いでいきましょう。頑張ってください」  大家さんからの応援は、かなり安心感をもたらしてくれることが分かった。実はこの店で食事をするのは初めてだということで、ラーメンの味を伺ったら「さっぱりしていてとても食べやすいですね」という高評価をいただいた。ますます閉めるのが申し訳なくなるから、本当は大家さんは一番最後に食べてもらうつもりだったのだが、こうなってしまっては仕方のないことだ。  そしてこの混乱じみた行列は午後になっても途切れない。何人捌いても、また後ろに列が出来て、みんな一様に醤油ラーメンを食べて帰るのだから驚きだ。全員が同じメニューを頼むなんて、普通じゃありえない。  これが、もっと昔、それこそ店が開店してすぐくらいの頃だったらな、と俺はまた昔のことを思い返すのだった。ずんどうから香る潮の香りのする醤油の匂いでいろんなことが思い出せるくらいには、この店にも歴史がある。  実はこの店が全国的に展開している雑誌に掲載されたことがあり、そのおかげで一時期は賑わっていた。当時の看板メニューは今と違って貝ベースの塩ラーメンだったが、今のようなシンプルさの欠片もないゴテゴテした作り方をしていたせいで店の受注能力を大幅に上回り、結果として俺が倒れてしまった。その間にその雑誌での宣伝効果が切れてしまい、今まで見たいな閑古鳥の鳴く店になっていたのだった。  それが、今はこんなことになっているなんて。  思い当たる節なんて殆どないのだけれど、あるとすれば昨日の女性が写真をたくさん撮っていたことくらいしかあり得ない。写真投稿サイトにレビュー付きで載せて、それが一気に情報として拡大した、ということは全くもってありうることだ。それ何て女神?  いやしかし、それならば昨日の今日でこんなに繁盛するものなのだろうか。  俺は、にわかには信じられないといったような顔でこの現状を精一杯もてなすことだけで大変だった。心は全然間に合っていない。 「売り上げ恐ろしいことになりそうですね」 「そうだな……いったい何諭吉だろうな…………」 「給料上がりますかね?」 「まあ、そのうちな」  バイトの子には申し訳ないが、給料が上がる前にこの店は閉まるし、何ならこの売り上げもあんまり意味がない──正直、あんまりラーメン屋で儲けるということにバカバカしさを感じるようにもなってきた。歳かな、と考え直そうとしても、その考えは抜けない。  恐らく翌日もこんな感じだろう。誰かに手伝ってもらわないと久しぶりに過労死しそうだ……そんなとき、頭の中でひとりだけ思い浮かぶ人物がいた。  ──ああ、先輩なら手伝ってくれそうだな。  明日は土曜日で、客足はきょう以上のものになるだろう。ゴリ松先輩なら、土日は休みだし、たぶん副業も許可されているはずだし、後輩からの頼みを断るなんてことはしないんじゃないだろうか……と、甘いながらも色々と考えたのである。  早速、俺はメッセージでゴリ松先輩のアカウントをタッチする。 『先輩! なんか店が繁盛しちゃって、人手が足りないので手伝ってもらっていいですか! お金は出します』  我ながら軽いメッセージだとは思っていた。万が一怒られたらごめんなちゃいすれば、それで済む関係だから、それでもいいやと思っていた。俺と先輩の間柄はそういうものだったし、いつでも即返事が返ってくるのが基本だった。  しかし、いつまで待っても、夜まで待っても言葉は返ってこない。  心配になって電話をかけてみても、留守電になったままだった。  これはどういうことだろうと思って、ゴリ松先輩の会社に電話しようかとも思ったが、さすがに金曜の深夜に電話を受ける人間なんかいないと思って、もう先輩に店を手伝ってもらうのは諦めようと思った。  明日は絶対に修羅場になるだろうに、なんで既読無視してんすか……。俺はそう思っていた。
◆閉店まで 二日
 十年の歴史の中で、こんなに気合を入れて一杯を仕上げられるのは今日くらいのものだろう。それも、沢山の人に。なかなか料理人のはしくれとしてではあるが、誇らしいものがある。なんとなく熱く生きているのは蝉だけじゃなくて俺もなんじゃないか、死ぬ間際にこんなことがあ��のなら人生もアリすぎるだろうよ、と思っていた。  やはりというか、昨日連絡のつかなかったゴリ松先輩は来なかった。  そして慢性的な人員不足が続いたまま、昨日よりも大勢の人々がこの店に押し寄せてきた。流石に疲れからなのかぐっすり眠れはしたものの、働きだすと休みも食事も取れないのが結構つらい。同じものを淡々と作るという作業感も相まって、なかなかグロッキーである。  見渡すと、店の中にはアベックや家族連れも多いし、一人で食べに来る人もいる。別に何があったということはないんだろうけど、そういう普遍的で普通で気が狂うほど幸せな時間をこんな自分のどうでもいいラーメンで奪ってしまうことは許されるのだろうか、とか、そんな自己否定にまで考えが至ってしまう。  それでも、店を閉めるという考えに変化はなかったどころか、むしろそうしようと動機が強化された。もうこの状態をずっと続けていくなんてのは到底不可能なんだから、尚更パッと閉めてどこか沖縄にでも高跳びしてやろうという気持ちだったのだ。  この地方特有の蒸し暑さは益々凶暴さを増していて、ずっと家にいたほうが涼しいだろうに、と思うくらいに列はどんどんと長くなっていく。外を覗けばコンクリートから無色透明な逃げ水が噴き出しているようにすら見えた。  ──あれ、俺、なんでラーメンなんか作りたいと思ったんだろう? 安定してたサラリーマンのままだって何にも困らなかったはずなのに。  暑さで少しボーっとしていると、俺の心のなかに潜む悪魔のような存在が俺のほうに囁いてくる。うるさい、俺の勝手だろう、と反論しようものなら、 「そんな風に思っているのは頑張って他力で得た絶頂を味わっているお前だけだ。本当は安定こそが大事で重要な価値観なんだ。それ以外に何を求める」  と口を塞ぎに来るのだ。ラーメンを作るというのは、恐らくその悪魔のいう『安定』とは真逆のことなのだと思う。想像するに、地震や台風、インフルエンザとかで店を開けられなくなることなんてザラにあるのかもしれないし、今までみたいに客が来ない状態がずっと続くように生きているなんてことだってありうるのだ。それは、サラリーマンを辞めなかった世界での『安定』から見ると全く物足りないし、面白くもないのだろうし、逆に言ってしまえば今の絶頂に終止符を打てる俺のことを嫉妬しているということなのかもしれない。 「醤油ラーメン以外も食べる人いないんですかね……」 「まあ、たぶんだけど、この前来た女の人がなんかでウチの写真を載せてくれて一気に繁盛したってことだろうな。ほんと、先輩が来てくれたら助かったんだけどなあ」 「どうしてるんでしょうね」 「どうせ二日酔いだろ。今の職場でもしこたま飲まされてるのは変わらんだろうね、あの性格だし断れないから」  そんな風に俺たちはゴリ松先輩のことを軽くしか心配していなかった。そして、それが彼に対しては真摯な態度だと思っていた。 「ああ、ヤバい! 長ネギを切らした。でも、買いに行くなんて暇はないな……。  よし、仕方がねえや、こっからはネギ抜きになるぞ」 「え、いいんですか。拘り抜いてるのに」 「これくらい平気だ。というか、それしかやれることがない」  厨房は戦場で、冷蔵庫は弾薬庫だった。ネギも弾薬のひとつなのだが、それが切れてしまっては戦えないといった性質のものではない。むしろ心配だったのは、麺とスープの弾切れのほうだった。完売次第閉店ってなわけだが、それが明日まで続くようなら、来るかどうかもわからない『アイツ』に食わせてやれないということを意味するわけだ。それだけは避けたかった。 「分かりました。その代わり、サイドメニューの提供をやめて、ラーメン一本に絞りましょう。そのほうがサーブも早くなりますし、ラーメンの味だけを味わってもらえるようになります」  そう主張するバイトの子の意見を採用して、前もって準備していた味玉以外のサイドメニューを全て提供取りやめにした。味に自信があり、シンプルな構造をしている麺だからこんな芸当が出来るわけだけれど、ここまでのことになると想定していなかったから、ラーメンを作り続けることへの疲れとか大変さを思い知らされた。名店の人たちはこれを毎日続けて繰り返しているんだな……と苦悩し、俺には到底こんなのは続けることができないと改めて思うのだった。  そのとき、ふと携帯が鳴った。 「店長、出なくていいんですか」 「うーん……そうだな。そっち、一人で回せたりするか」 「正直ちょっと厳しいですけど、五分くらいなら」 「なら、頼んだぞ。ちょっと出てくる」  そう言って、俺は店の裏手に出て震えるバイブレーションに応えた。 「もしもし」 「もしもし、すみません、大手市民病院です。横田賢治さんでございますでしょうか?」 「ええ、そうですが。病院が、どうかしましたか」 「こちらの取り違えでなければ、高松亮吾さんのご友人ということですよね──いえいえ、高松さんのご両親にもご連絡したのですが、全く連絡がつきませんもので、こちらから把握した情報でお電話をおかけした次第です。いまは面会謝絶状態なのですが、近く詳しく説明いたしますのでよくお聞きください──高松さんは薬物の過剰摂取が原因とみられる心肺異常を来しておりまして、現在はかなり大変な状況になっています」  ゴリ松先輩が、そんなことをしでかすとは思えず、言葉を失う。 「薬物、ですか」 「そうですね。警察の方からお話を聞く限りでは、MDMAではないかと」  思えば、そんなようなことを見たような気が──ああ、そうだ、あんなに露骨に錠剤を飲んでいたのに気が付かないはずがない。「ダイエットのため」と言われ、確かに痩せていたような気がしていたからそう思っていたけど、今こうして言われてみれば、覚せい剤であるという風にしか見えなくなってくるものだ。  そんな風に冷静に考えられる自分が、ひどく冷徹で無情な人間に思えてきた。あの先輩が薬物を使って倒れているなんて、という気持ちがないわけじゃない。だけど同時に、なんとなく憐れむような目で見てしまう自分がいる……つまり、あのブラックな環境に身を置いていたら薬という浮輪に頼りたくもなるけど、それなしではもう人生という海原を泳ぎ切ることはもう不可能になってしまうのだ、と。 「そうでしたか」 「ショックになられるお気持ちも痛いほどわかります。まずはゆっくり休んでいただき、可能であれば高松さんのご両親にも横田さんからご説明をお願いします」  全く無理難題なことを言い残して、失礼します、と通話が切れた。残された電話番号だけが表示されている携帯のディスプレイに、心を置いて行かれたような気がする。  あんなにラーメンを旨い旨いと言って食ってくれた先輩。部活で挫けそうになったときに助けてくれた先輩。前の職場で悩んでいた時に、自分も苦しいのに相談に乗ってくれて、脱サラを決意させてくれた先輩。それらが全て崩れていくのを見るのがつらいし、たぶん先輩は退院したら何らかの罪に問われて前科者となるのだろう。そうなれば、俺を支えてくれた精神的支柱のひとつを俺はなくすことになる。  ならば、尚更ラーメン屋なんてやっていて意味はあるのだろうか? 常連を失ってまで評判になるようなラーメン屋をしたいわけではない。街の喧騒とは無縁の場所に、来る人の人生を浮かべるようなラーメン屋のほうが俺には合っていて、いつかそこに先輩やバイトの子や『アイツ』を招くことが出来たなら……そんな軽い妄想をして現実逃避をするしかなかったのだ。  時間は、もうほとんど残されていない。蝉は墜落するまでが生なのだ。今から堕ちてどうするんだ、俺、とひとつ気持ちを入れなおして、また戦場に戻る。  暗い時間までずっと店の前には待っている人が絶えなくて、そのおかげで色んなことを考えなくて済んだ。だけど住処の小さなアパートに帰ると、何もない空間で空虚に今からのことを考えてしまうのだ。未来なんて嘯くけれど、そんなのは虚言に過ぎないのだ、と。  結局、誰もがただ一人で代わりのない人生という舞台に立って無頼、自分の後始末は自分でつけなければいけない。  俺は明日、あの店を絶対に終わらせる。性懲りもなく目指していた夢をここに臨終させる。
◆閉店まで 一日(最終日)
 自分で作っていて、ラーメンを食べたいと思うことは、今まで一度もなかった。思えばそこからおかしいわけで、自分で作っていたラーメンに対して「食べたい」と思えないなんて、作っている労力とか材料とか結果として出来た麺そのものに対して可哀想とかそういう次元ではない虚しさすら発生させることなのだ。それは罪である。人に認められるためにラーメンを作るという発想を根本的に転回するのが、本当はアルチザンとしてあるべき姿なのだろうと信じるようになった。  その日は朝から雨だったが、徐々に雲間から陽の光が降り注ぐような、なんともいえない変な天候だった。  それで、またいつも見ている夢とダブるな、と忌々しげな気持ちにもなる。あの中華そばの暖簾を潜ると、雨が降っていても必ず食べた後には晴れているのだ。そういえば、あのおっちゃんはどうしているだろうなあ、俺の頭をがしがしと撫でてくれたおっちゃんはもう流石に死んでるか。俺のラーメン屋人生の最期を晴れで終わらせようとしてくれてるのは間違いな��あのおっちゃんの仕業だと思う。  相変わらず、今日も人が死ぬほどやってくる。来々、万客往来。謝謝。  は、はは、最後にこんなに俺のラーメンに時間を浪費しようってんだから、みんな愚かでみんな面白い人間なんだろう。本当にどうもありがとう。  今日の為に急きょ麺もスープも卵も全部三倍仕込んで、どうせだからと日が明けるまで営業しちまおうと思った。バイトの子には「別に途中で上がっちゃってもいいからね?」と言ったが、「店長がそこまでやるんだったらやらせてください。お祭りみたいで楽しいじゃないですか? ちゃんと手伝ってくれる友達も呼びますから」とむしろ臨戦態勢を約束されてしまった。そしてその通り、近くの大学に通う下宿生の子たちが手伝いに来てくれていることで、一昨日・昨日よりも負担は大きく減っている。  どれもこれも、『アイツ』が来ることを信じてやっているのだ。俺にラーメンだけをさせてくれた恩人がいなくなって、俺はどうしても今持てる最大級の力を注いだ味の結晶を食べさせなければいけないと思ってしまう、囚われてしまうようになった。でもいつまでもそれを待っているわけには行かない、それは歳を取ることによるタイムリミットも関係しているし、もしくはこの不安定な職種においてずっとここにいるという保証があるわけでもないということがあるのかもしれないけれど。だから、今日をその期限として、『アイツ』にそれを味合わせるための挑戦を続けていたのだ。  実は、スープも麺もこの忙しい中でアンケートを取るなどして、細かく調整を加えている。どんなに完成されたラーメンでも、更なるアップデートが必要になってくるはずなのだ。それを体現するための手段なら、俺はどんなに煩雑なことでも鬱陶しがらないことをずっと前から誓っていた。  十年という道のりはやはり地下に潜っていて、思ったよりも長くて怠いものであったが、それでも最後に地上へ上がってきて命の尽きるまで暮らしを燃やすということが、こんなに美しく面白いものだとは。 「替え玉ください!」 「はい! 替え玉一丁ォー!」  自分が密かに憧れていた厨房の中の掛け声だって、複数人でやれば普通に楽しい。  色んな人と働く楽しみとか、お客さんとのコミュニケーションとか、お金の勘定とか、結局やっているのは脱サラする前と変わらない人間的に当たり前のことばかりだけど、きっとそれが一番良かったんだろう。  これからはそれを形を変えてやるだけだ。俺はそう自分に言い聞かせた。  ……いや、でも今日はいくら待っていてもゴリ松先輩は来ないんだよな。いつもやっていたラーメン屋が無くなってたら、そりゃあ驚くことになるだろうなあ、青木さんだって、写真を送ってくれた女性だって。もちろんそれがどうということない人だっているのかもしれない。だけど、店には店で紡いでいた歴史とか物語があるのもまた確かなのだ。  そしてそう、俺にも歴史や物語があるのだ。  昔、誰かに聞かれたことがある。確か、元の会社の上司だったろうか。 「横井君はさ、誰に向けてラーメンを作りたいと思ってるの」 「俺は、親父に認めてもらえるような一杯が作れればいいなと思いながら、そういう風なことを前��にしながら、ラーメンを作ることになると思います」 「ふーん。で、君はラーメンなんて儲かりもしないものをどうしても作りたいんだ?」  そうだ、それで俺は喧嘩っ早いし耐え性もないから、すぐに襟首掴んで一発だけ強く頬を、年老いてもうボロボロの頬を殴ったんだった。その眼はニヤニヤと俺のほうを向いていて、今にも「殴ってもいいだろうけど、じきに真実だと分かるだろうに、愚かだねえ」と言いたげだった。  いや、ラーメン屋が儲からないなんてのは、俺が考えるよりもずっと真実に近いことなのだろう。だが、それを分かっていながらラーメンを作ろうという、そんな個人的な動機をビジネスの物差しで当てはめて全否定してくる人間にはとても腹が立ったのだ。  例えば、言葉だけでは出来ないコミュニケーションが食事を通じて出来たという自分の経験を元に何かするのは、そんなに責められるべきことなのだろうか? 何も俺の父に限ったことじゃない。ゴリ松先輩だって、大家さんだって、青木さんだって、あの女性だって、……もっと広げて言うのなら、どこかの国で戦争してる兵士でも、あるいは偉そうなことを言っている政治家も、近くにいるホームレスも、誰も一人で生きてきたわけではない。誰かと食事をした経験くらいあるさ。それだけが俺のモチベーションだったってだけだ。  気づけば、外は闇で、蝉はむしろピりつくような高音で鳴いている。もう終わりが近いことくらい、俺にも分かっていた。知らせなくてはいけない大家さん以外の誰もが俺の決意なんて知らないだろうけど、『アイツ』が来るか夜が明けるまでこの店は動き続けるぞ。  語らい合えるくらい店が静かになってから、そう、何事もなかったかのように、たぶんフラっとやってくるんだろう?  俺の今まであった辛いこと、これから起こる辛いこと、でもその中にある楽しくて面白い本質について、俺のそれに対しての解答としての一杯を挟んで語り合いたいんだ。  なあ、純菜。  俺に言いたいことがあれば、何でも言ってくれよ。だから早く来てくれよ。彼岸からこっちに来て、さ。  ついに一度も文句言ってくれなかったな。ラーメンなんて、とも言わなかったな。何だろうな、俺はとってもそのことに対して申し訳なくて苦しくて、結局何も食べさせてやれなかったんだっていう罪悪感に襲われていて、ああ、もうなんかダメだ。  涙腺が緩むのもやっぱり歳のせいかな。  脱サラするときだけ、ちょっと怒られたけどさ。本当は俺のやりたいことをめちゃくちゃ応援してくれてたんだよな。別居してからも色々面倒見てくれたり、ラーメンの味見してくれたりしたのって、そういうことだよな。そうだと言ってくれたら、それだけでもう嬉しくて飛び上がるような気がする。  蝉の堕ちるまでには食べきってくれよ、麺が伸びるから。線香も花もラブレターも指輪も何もかも渡せなくて、本当に申し訳ないけど。  それと、ありがとう。
 俺の夜はどうやら明けたらしい。  蝉は鳴かなくなり、ぽとりと街路樹のそばに堕ちているのを見つけた。まるで俺だね。疲れ果てた世界の姿を見せてくれてありがとう。狂乱が嘘みたいに、静かに朝は来た。そして、眠っているバイトの子たちに今後の処遇と金とラーメンのレシピを書いた軽くない置手紙を残し、最低限の荷物だけを持って俺は旅に出る。重いずんどう? 好きにすればいい。この場所に縛られるのが馬鹿らしくなっただけだ。俺はまた新しい蝉に憑依するだけの魂なのだから、夢に終止符を打ったらまた新しい麺に出会うのみ。  それでも、この町はすこし幸せの残り香がする。お世話になった人がいっぱいいる。何より、純菜と過ごした年月がここには残っている。  だからこそ、俺はこの町にあの貝ベースの醤油ラーメンを置いて行ったのだ──幸せと永遠の後悔の象徴として。  相変わらずジリジリと焼くような陽射しなのに少し秋の匂いを感じて、背伸びをした。そこに、きっと、いや間違いなく純菜がいるような気がする。 「美味しかったよ」  本当にそこにいるみたいな、そんなホログラムみたいな幻影を見せられているのかもしれない。それが俺に涙を流させていることに、俺はまだ気づいていなかった。
 ラーメン屋を閉めてからというもの、今どき流行らない古めかしい中華そばの店に純菜と二人で行った幸せな時代を思い出す夢ばかり見る。  何の変哲もない一杯六百円とかの、メンマ・チャーシュー・ネギが乗ったいわゆる普通の醤油ラーメン。  古臭い空気感と、時たま子供でも分かるようにして漂う煙草の薄い臭いと、べたついた床。上を見るとメニューがずらっと書いてあって、「どれにしようかな」と悩みながらも結局あのシンプルな中華ラーメンに行き着くのだ。  しかしそのときの俺はそれで満足だったし、純菜と言葉を交わさなくても、味に集中している時間だけは何か空気が変わったように打ち解けられたような気がした。 「美味しいね」  そう、純菜と真に心を交わすのは、デートでもセックスでもなく、この一杯を挟んでいた時間なのだ。  そして俺はその店を切り盛りする角刈りのおっちゃんに「お、今度は彼女を連れてきよったか! もうませてやがるな、最近のガキは!」なんて言われてがしがしとひとしきり頭を撫でられたあと、俺が「ごちそうさまでした」と言ったところで、その夢は終わる。  今ならそんな夢を見たって、魘されない。
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over-sleep · 7 years ago
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化粧は時代を映し出す
1920年~1950年代/西洋文化・銀幕女優への憧憬
銀幕の女優や欧米のスターアイコンがお手本になった時代。1920年代は細く下がった眉、目尻にシャドーを入れたタレ目、薄いおちょぼ口など、非常に頼りない表情ですが、日本の伝統的な化粧とよく似ています。その後1930年代になると、アーチ型につり上げた眉と、アウトカーブで大きめに描いた唇に変化。戦後である1950年代になると、意志の強そうな角型の太い眉と、アイラインでキリッとつり上げた目もとが流行し、復興期の日本の力強さを読み取ることができます。
1920年代/大正ロマンのモダンガール
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1930年代/銀幕女優への憧れ化粧
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1950年代/アメリカンスタイルとヘップバーンがお手本
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1960年~1970年代/西洋人顔への憧憬と模倣
1960年代~1970年代前半は、日本人が本格的に世界を意識し始めた時代です。特にメーキャップに関しては、伝統的な3原色から脱却し、口紅に淡いシャーベットトーンが登場し、メーキャップの幅が格段に広がりました。女性のファッションアイコンは映画女優から、コーマーシャルで活躍するモデルへと移行します。それに伴い、上瞼に二重ラインを描き、大げさなつけまつ毛を付け、立体的な眼の大きな西洋人モデルのようなアイメーキャップが流行します。肌に関しては、西洋志向のピンク系の明るい肌が主流ではあるものの、日本史上初めて日焼け色の肌が大流行した時代でもあります。1970年代に入ると、ベトナム戦争、反戦運動、ヒッピーの登場、石油ショック、急激な工業化による公害問題など、戦後急成長する日本に暗い影を落とします。それに伴いメーキャップは、60年代に元気につり上がっていた目もとが、目の下にシャドーの入ったタレ目風になり、眉は非常に細く薄く、全体的に退廃的な雰囲気が主流となります。
1960年代/欧米志向真っ盛り 西洋人形風
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1970年代前期/フォークロア調アンニュイなヒッピースタイル
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1970年代後期~1990年代初期/日本美の再認識・女性の社会進出
1970年代後期は、それまでの欧米中心の価値観では、マイナーだった存在の日本人が国際舞台に立つようになりました。日本人デザイナーがパリコレクションで認められ、日本人モデルももてはやされます。「西洋人のようになりたい」というコンプレックスを脱し、日本人固有の美しさを見直すようになります。当社では、1973年に広告モデルとして純日本的な山口小夜子を初めて起用します。また、1976年に真行寺君枝を起用したシフォネットの宣伝広告では「ゆれるまなざし」をキャッチコピーに、日本人の切れ長な目もとの魅力をアピールし大きな話題となりました。景気が上昇し「ジャパンアズナンバーワン」と言われた1980年代になると、キャリアウーマンブームを迎え、ファッションもサーファーファッションやカラス族など、多様化が始まります。それまで20年間にわたって細く薄くなる一方だった眉が、一気に太く濃くなります。「ナチュラルだから」といいながら、実際にはかなり太く濃く、強い印象のメーキャップとなります。キャリア志向の末に世界一のバブル景気を迎えた日本の女性たちは、やがて強さと女らしさを使い分けるようになり、徐々にワンレン、ボディ・コンの女らしいスタイルへシフトします。その後、はっきりとした色の特徴的な口紅以外の化粧は薄くなり、目もともごくナチュラルなものとなります。
1970年代後期/欧米志向を脱却 日本美を見直し
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1980年代初期~中期/ジャパンアズナンバーワンのキャリアウーマン
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1980年代後期~1990年代初期/バブル期のワンレン・ボディ・コン にわかお���様
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1990年代後期~現在/空前の美容ブーム到来・日本独自のトレンド形成・進化
1990年代後半から茶髪・細眉・小顔メークで女性たちの美容熱はヒートアップしていきます。ファッションも流行が先行層から裾野へと広がる、ピラミッド型から変化していきます。ギャル層、OLエレガント層、裏原系など、ピラミッドの山は幾つも細分化され、多様化に向かいます。2000年代の女性たちは、ヘアエクステ、まつ毛パーマ 、まつ毛エクステ、黒目強調コンタクト、ジェルネールなど、化粧品だけでは表現できない領域の、美容表現にまで手を広げ、空前の美容ブームが到来します。化粧品以外の手段も駆使して、盛りに盛ったヘアメークは、どこまでも白熱し拡張するかに思えましたが、東日本大震災という大きな出来事で分岐点を迎えます。自分にとって本当に必要なモノは何かを自問自答し、自分自身を見つめ直した女性たちの化粧は、一気に肩の力が抜けナチュラルに回帰していきます。癒しを求め日本女性が本来好むカワイイ表現として、涙袋メークや湯上りのぼせチークが現れます。眉の色は明るくなり、ブライトカラーで口もとに色味が戻ってきます。2000年代メークの色味は技術の進化とともに、なじみ系ヒューマンカラーの長い流行を経て、現在色戻りの時代となっています。
1990年代後期~2000年代初期/ミレニアムのヒカル クールビューティー
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2000年代中期~後期/モテ気分の盛化粧
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2011年3.11以降/癒し愛され・ゆるふわ化粧
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2010年代中期/にわか好景気の バブルリバイバル
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社会・景気動向と化粧について
過去の社会・景気動向と化粧の関係を見ると、景気が良くなると明るい色の口紅や太眉が主流となり、凛とした元気なメーキャップが流行する傾向があります。逆に景気が悪くなると、眉が細くなるなど、頼りなげな冷めた表情のメーキャップが流行します。その他、天災や情勢不安があると、メーキャップがナチュラル回帰するなどの傾向がみられます。最近では、口もとに色が戻り、太眉の傾向が続いていることより、景気の上向き傾向や好景気への期待が化粧に表れていると捉えることもできます。これは、女性の化粧が世の中の雰囲気=世相を反映しており、女性の顔が社会背景や経済動向などを含む時代の空気と共に変化しているともいえます。
日本女性の化粧の変遷100年 | INFORMATION | 資生堂 HAIR&MAKE UP ARTIST | 資生堂グループ企業情報サイト
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kohei06 · 5 years ago
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Getting Hair Cut in America
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皆さん、おはようございます!昨日はPittsburgh のOaklandにあるMCN Salonという美容院で髪を切ってきました!
そこで今回はアメリカの散髪事情について少し書きたいと思います。
まずアメリカでも日本人らしい髪型をキープしたいのであれば、日本人が経営している美容院に行くことをお勧めします。私も実際にNew Yorkで1度行ったことがあります。そこはお客さんもほぼ全員日本人でした。予約は基本的には日本と同じで電話もしくはオンラインでします。予約なしで飛び込みで行くよりも、事前予約をしていた方が安心だと思います。特にNYなどの都会だと予約なしで受けるのはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。しかしながら、値段はめちゃめちゃ高いです。私が行ったところはカットとシャンプーで80ドルさらにチップが20%からだったので合計で約100ドルくらい払いました。いくら都会だからといってこの値段は高すぎ😂。
そこで私が次に選んだ美容院?は学校の近く、アメリカの超巨大スーパー ”ウォルマート”の中にあるSmartstyleという小さな美容院です。ここは正直にいって本当に行かないほうがいい笑。なんといっても、全ての作業が雑すぎる笑。アメリカではまずシャンプーから始まる所が多いです。もちろんここでもシャンプーから始まりました。日本と同じように洗髪台まで行き、いつものように顔に水が飛ばないようにガーゼもしくはタオルをかけてくれると思いきやそのままシャンプー。おかげで顔面はびしょびしょ笑。流石にシャンプーの後は顔を拭くようのドライタオルがあると思いきやなし!!!笑。この時点で嫌な予感がしました。続いて、髪を切る作業に入ります。ウォルマートの美容院で切るとほぼ100%こけしみたいな髪になります。どう説明しても前髪が一直線になります笑。原因不明、もちろん私の英語力もあるかもしれませんがまるで紙を真っ直ぐにハサミで切るように前髪を切られました。。
この時、何もわかっていなかった私はパーマも予約していました。これがまじで失敗だった。髪を切り終わり続いてはパーマ。(パーマをかける順番も日本とは違うような…)。その人はパーマ液を取り出すと、耳にガーゼ又は頭にタオルを巻くことなしにそのままダイレクトで頭に笑。��して予想通りそのパーマ液は私の頭のてっぺんからそのまま顔に流れていきました笑。ありえない....。顔は水とパーマ液でびしょびしょ笑。そしてようやくここでドライタオル。遅っ。笑
しかし!値段はとても安かったです。カットとシャンプーで15ドル、+チップで合計20ドルもいかないくらいでした!でもオススメはしないです笑。もちろん全ての人がこんなに作業が雑かと言うと、私もわかりませんが、私個人の経験からは、行くことはあまりオススメできません😂😂😂
続いて私は韓国人女性と以前付き合っていたこともあり、New Yorkの韓国系美容院に行きました。ここももちろん高かったです。トータルで85くらいだったと思います。しかし、全体的にはとても丁寧に切っていただいて良かったです!英語が通じない人もたまにいるので韓国語を勉強するか韓国人の友達がいればその人と一緒に行くことをオススメします!
そして!昨日冒頭でも述べたようにアメリカのピッツバーグにある美容院に行ってきました!感想から言うととても良かった!予約は日本と同じく電話もしくはオンライン。今回はオンラインで予約しました。店に入るとドリンクを聞かれコーヒーをもらうことに、ソファーでコーヒーを飲みながらゆっくりしていると、向こうから綺麗な女性の方が近寄ってきて笑顔でHi! How are you!。どうやらこの人が切ってくれるみたい!男性を希望していましたが、店が混んでいたので女性になったみたいです。席に着くとまず髪型はどうするかについて丁寧に事細かく聞いてくれました。僕はアンダーカットという、アメリカではトレンドの髪型を希望。想像通りの髪型になり満足!気になる値段も45ドルととてもリーズナブルでした!
結論。
もしも日本人っぽい髪型をキープしたいのであれば、日本人経営の美容院に行く事をお勧めします。何故かと言うと。アメリカ人と日本人の髪質は全然違う、そしてアメリカ人はアジア人の髪の毛の切り方をあまり知らないからです。しかし、日本人が経営している美容院はアメリカにはそんなにないので(西海岸はわからないけど)事前に調べておくことをオススメします。
一方、アメリカ人に髪を切ってもらうのであれば、ちゃんとした美容院に行く事をお勧めします!都会の美容院だと基本的には大丈夫だとおもいます!
どうだったでしょうか?アメリカの散髪事情はこんな感じです。人生一度きりなのでアメリカで髪の毛を切るのもありなのでは?👍
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ashrhal · 7 years ago
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5月30日
目を覚ますと俺の身体の上に女の子が跨り、腰を振って喘いでいた。こんな目覚めが現実にあってたまるか。
伸び気味の前髪がいい加減鬱陶しく、3ヶ月間振り髪を切りに行くことに決めた。金もないのにパーマ+カットの初回割5500円で16時に美容室を予約する。ついでにメシでも食うかと最近よく会っている女の子の麻美を誘う。二つ返事で予定が決まる。時間までだらだらと仕事をし、地下鉄に乗って大通へと向かった。
美容師に嘘の話をするのが好きだ。自分とは全く違う生き方をしている自分を演じ、話す。細かいところまで設定を練り込む。その過程は何か1つのシナリオを考えているような感覚があって、それを他人に話すということそれ自体が楽しい。美容師との会話なんて、本当の自分を喋ろうが、嘘の自分を喋ろうが何も変わらない。相手は俺に興味なんてハナから無いし、俺も相手のことになんて微塵も興味が無い。そういった関係性がわかりきった上でも、相手は仕事として、こちらは人として応対に失礼のないように、自然と会話を交わさなくてはいけない時間が生まれる。俺は美容室をリピートすることもほとんど無いし、指名なんて一度もしたことが無い。1~2時間の無為な会話は、俺が無駄に練り込んだ嘘の話をして楽しむのにはうってつけの時間だ。
「4月に仕事の関係で北海道に来て」「そうなんですねー」「北海道に来たのも初めてなんで右も左も分からないんです」「出身はどちらなんですか?」「山梨県の春日居っていう温泉街に生まれて、両親は小さな宿を経営してるんですよ」「凄いじゃないですか!」「中学生くらいの頃から仕事手伝わされてて嫌でしたね」「実家が温泉宿とかロマンありますけどねえ」「いやもう夏休みとかは人手が足りないから朝4時近くに起こされて露天の掃除とかやらされて、それが終わったら朝食の準備ですよ。ロマンなんてどこにも無いただの現実でした」「それはキツいっすね」「それで旅館の仕事が本当に嫌になって、当時暇さえあればずっと演劇のDVD観てて、それに憧れて高校卒業してすぐ上京して劇団員になったんですよ」「行動力凄いっすね」「今は後悔してますけどね」「えー素敵じゃないですか」「なんかその劇団の主宰がクソで」「そうだったんですか」「32歳くらいのおっさんだったんですけど、もはや1つの宗教みたいなもんでしたね」「宗教?」「演劇の練習の時に凄い剣幕で団員に詰問するんですよ」「指導熱心だったんですね」「いや、それの度合いが酷すぎて、もうみんな自分の演技なんてできない感じになってて、最終的には主宰に怒られたくないっていう感情に落ち着いちゃうんですよね」「そうなんですね」「そうなってくるともうみんな主宰の機嫌を損ねないような努力をし始めるんですよ」「あーなんとなく想像できますね」「そんな中で、その主宰が本当にゲスだったんです。すぐ団員の女の子に手出して」「それはヤバいっすね」「それで当時俺が付き合ってた団員の子にも手出して」「マジすか」「それを泣きながら俺に話されて、俺も洗脳を受けてたから怒りよりも仕方ないよみたいな気持ちになっちゃって」「それはつらいっすね」「その日二人で泣きながらセックスしましたもん」「うわあ……」等々、ありもしない半生を語り、疑う理由も特に無い美容師は簡単に話を信じ、その話に客観が加わることで現実味を帯びていく風景を楽しむ。そんなしょうもない行いが好きだった。そんなことをしている内に時間が過ぎ、山梨県の温泉宿で生まれた元劇団員の現会社員となった俺は美容室を後にする。時刻は6時過ぎ、美容師の入念なセットによって普段の約8倍の毛束感を髪に宿し、日が暮れ始めたすすきのの街で麻美と会う。「CHOKi CHOKiにいそう」麻美は俺を見るなりそう言い、俺は「ピザ食べたい」と返事をした。
金もないのにピザを食う。目についたピザがありそうな店に入ると、カジュアルな店かと思いきや、店内はエッチな照明でエッチな雰囲気の漂うエッチな様相の店だった。真っ赤なカーテンで仕切られた個室に入り、バドワイザーの瓶ビールを傾けながらピザを食い、麻美と話す。二人の酔いが加速するにつれて、エッチな店のエッチな雰囲気という暴力に殴られた二人は、自然とエッチな気持ちになっていく。俺を見つめる麻美の目が潤んでいた。
2時間ほど飲み、店を後にした。麻美は実家に暮らしていて、家がすすきのから20分ほど離れたところにある。すすきので麻美と飲むと、麻美の家の最寄り駅まで二人で歩くのが恒例となっていた。わざわざ遠回りをして夜の大通り公園を二人で歩く。5月の終わりの札幌の夜はまだ少し肌寒く、二人でくっついて大通り公園を西へと歩いていった。都心のような���ル群の中、少し遠くに目線をやると頂上に積雪が残る山々が目に映る。俺は札幌の街のそんな風景が好きだった。公園のベンチに座り、他愛もない会話をする。ふいに麻美が「帰りたくないよ」という言葉を口にする。俺は正直帰りたかったが、俺の優しさを偽る弱さがその気持ちの邪魔をする。金もないのにラブホへと向かう。
ラブホの部屋に入るなり、麻美は荷物を床に投げ打って俺にキスをしてくる。俺もそれに応える。もつれ込むようにベットに雪崩込み、服を脱がして下半身をまさぐる。麻美もそれに応えるように俺の下半身に手を伸ばす。部屋の照明を落とす。唇が離れた瞬間に、麻美は俺に「好き」と言う。瞳が潤んでいる。俺は何も言わずにまた唇を近づける。そうして俺と麻美はセックスをした。
先日から16時間ほど起きていて、酒を飲み、その上射精まで済ましてしまった俺はことが終わると猛烈な眠気に襲われた。時間の経過の感覚が失われる浅い眠りの中、断片的な映像となって麻美の姿が脳内に映る。薄暗いホテルの部屋、ブルーライトが映す天井の青い銀河模様、安っぽいラブホにありがちな演出。チラチラと視界の裏をすり抜ける光景と麻美の吐息と存在を感じながら、ゆっくりと深いまどろみの中へと落ちて行く。そうして俺は眠りについた。
どれくらい時間が経ったのだろう、と逡巡する暇も無く、目を開くと麻美が俺の上に跨って腰を振っていた。その姿が目に映るや否や、自分が眠りながら勃起して、眠りながら2回目のセックスをしていることに気がついた。こんな目覚めがあるのか、と苦笑しながらも、性的な興奮は高まっている。俺が起きたことに気がついた麻美が覆いかぶさるように俺に抱きつき、耳元で「好き」という言葉を吐く。「本当に俺のことが好きなのか、お前は俺のことなんて何も知らないだろう」という淀んだ想いが脳内にこだまするのを必死に無視して、寝起きの頭で2回目のセックスに没頭した。
煙草を深く吸い込み、煙を吐く。裸の麻美が俺に寄り掛かる。こんな画は映画『嫌われ松子の一生』で劇団ひとりと中谷美紀がしているのを観たな、とぼんやりとしていると、麻美は再び「好き」という言葉を口にする。俺はそんな麻美を見て、心底羨ましいなと思った。自分が好きな男に抱かれて、自分が好きな男になんの疑いもなく「好き」と口にできる女の子はなんて強いのだろう。麻美が抱かれて、麻美が「好き」と伝える相手は他でも無い俺だと言うのに、他人事のようにそんなことを考え、勝手な羨望を抱かざるを得なかった。
「親に心配されるから」と26歳の女性が言わないようなことを言って、麻美は4時頃にホテルを後にした。今から1人で眠る気にもならないし、まだ俺の始発は無い。漠然と浮かんだ「スープカレーを食べたい」という欲求に従うことにし、シャワーを浴びて俺もホテルから出た。5月末の早朝のすすきのはやはり肌寒く、パラパラと人影が見える閑散とした通りは朝の青い太陽に照らされていて美しかった。
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innervision-dai · 6 years ago
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時間は進む、過去から現在へ。その経過とともに人や街、風景などは姿・形を変える。
「ここも、私たちも、あれからずいぶん変わったなって思いました」-
静かに見つめる観衆に向かい高いステージのその中心に立つ女の子は、そう言った。
youtube
これは渋谷の街が変化を始めた頃、アイドルブームがまだ上り坂にあった夏の日。
渋谷の駅から電車で一本。都内最古の寺・浅草寺を中心に江戸風情が今も残る街、
東京・浅草。その町の中心、浅草六区に伸びた行列に、ボクは並んでいた。
モーニング娘。やAKB48、ももいろクローバーなどアイドルの人気は地方まで広がり、
少し前から、全国各地で過去にない勢いでアイドルが次々と誕生していた。
そんな地方発のアイドルが東京に会す、そのステージを見ようと集まった人たちが・・・
炎天下の中、浅草にできた行列の正体だ。そうなの・・・。
これは、タピオカやBALENCIAGAが放つスタイリッシュさとは掛け離れた話であーる。
でも夏の陽射しの中を並ぶ人の風景は、そのままシーンの熱さを表していたように思う。
ちなみにこの半年前、ボクはそれまで熱を入れていたアイドルグループを離れた・・・
そして東京発のアイドルから、”AM1:27”の夜空で煌めく星のごとく遠く離れた場所から
光を放つ、地方を拠点に活動をするアイドルグループを進んで見るようになっていた。
時は、俗にいう「アイドル戦国時代」。
可愛さ・音楽性・パフォーマンスなど、ハイレベルなアイドルがバブルのように現れ、
ボク自身は、もう1つのグループに絞って応援をする事はないだろう、と思っていた。
時計の短針が上り坂を描き、文字盤の右上を指した午後2時。行列が動き始める。
太陽が照りつける屋外から”おいで夏の境界線”へと手招きされる様にエアコンが効いた
エレベーターに乗り、上がった場所にある会場。そのキャパシティは、最大で250人。
ラインナップされたアイドルは、 東は宮城から西は広島まで 計7組。
全国的に知名度はまだそう高くないグループが大半だったが、フロアは・・・
「王様のブランチ」で紹介された後のおしゃれカフェ並みに、満杯の状態だった。
どのアイドルが好きになるかは人それぞれだと思う、ボクの場合は「曲」を優先する。
そのためイベント中盤に登場したそのグループのルックスの記憶は、この時も今も薄い。
老化に伴う消えゆく記憶で思い出すと、金髪や茶髪、縦巻きパーマ、カラコンなど
北九州か沖縄の成人式クラスの威勢がイイ女の子が集まったグループ。でもね・・・。
そんな彼女たちが披露した1曲は、今も記憶に鮮明に残る強いエモーションがあった。
Boom Boomと鳴る低音にキラキラの上音が乗った今でいうエレクトロハウス調の曲。
あとで知ることになるが、その曲は1ヶ月前に発表されたばかりの新曲だった・・・
そんなMiracleと偶然が、彼女たちとの出会いだった。
2時間近いイベントが終わり、フロアの各所に置かれた出演グループの物販ブース。
彼女たちのブースは 会場上手にあった。長テーブルの後ろに一列に並ぶ、先程まで
ステージに立っていた女の子たち。ただし基本的に、メンバー同士のお喋りに夢中。
そのためボクレベルに影が薄い、下町ロケットか私立恵比寿中学ばりの「ゴースト」など
見えていません。
だから「今日最初にやった曲はどれですか?」と運営さん(※男)に話し長テーブルに並ぶ
3枚のCDから1枚を購入した。そんなトキメキ!と、とまどい?が同居する・・・
映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のような、彼女たちとの奇妙な軌跡の始まり。
でもこの日からプレーヤーでその曲を何度も聞き、そしてYouTubeで公開されていた
白バックという、ありふれた 場所で撮影された歌とダンスを鮮やかな色のCGで染めた
まだ再生回数の少ないミュージックビデオを繰り返し見た。そのグループの名前は・・・
「ひろしまMAPLE★S」という。
この時で、結成から「1年7ヶ月」が経っていた。
グループ名の通り、広島県のコンセプトカフェに所属しながら、定期的に実施される
ファンの方の投票により選抜された10人が全国へ行きライブをしていることを知った。
・・・Yahoo!知恵袋に質問をしてネ!
活動の拠点は東京から西へ、約680キロ遠く離れた広島。
そのため東京に来るのは月1度ほど。だから次に見たのは、1ヶ月後の夏の終わりだ。
場所は渋谷から”山手線”で3駅いった、新宿。会場は、最初の浅草よりも広い。
でも、ひろしまMAPLE★Sを目当てに会場に来ていた人の数は10人に満たない。
それでもステージで披露される曲、さらに10人が描くパフォーマンスは魅力的だった。
始発列車はまだ来ない、夜明け前。人がまだ溢れる前の渋谷駅前の交差点と似た・・・
人が行き交うスペースのあるフロアへ、月に一度行くボクの日々は、こうして始まった。
季節は、夏から秋へ。”青空が違う”色を纏い始めたが、ひろしまMAPLE★Sが見せる
ライブは変わらず毎回が楽しかった。オリジナル曲はまだ多くなかったが、
クラブミュージックやポップスがベースにある曲はボクの好みに合うモノが多かった。
毎回曲順を変えるセットリストも、曲やグループの魅力を毎回違った形で見る事ができ
さらにアイドルの好みが異なる多くの人に届けたい、 そして君を振り向かせたい・・・
そんな挑戦や可能性、広島の乙女達のアンビシャスに溢れて映った。
でもCleverに活動していた彼女たちも、東京での集客は中々変化が表れなかった。
当時の、広島での人気をボクは知らない。理由は・・・、「バカ」だから。
でも東京のライブは、”最前列へ”いつも行けた。ライブ後の特典会もメンバーの半数が
暇な時間をつくり、固定のファンの方がいたメンバーでも、5~6人が並ぶほどだった。
それでも、アイドルになり東京というシーンの中心地でもステージに立っている事が・・・
彼女たちにとっては楽しいように見えた。そしてボクは、「それで良い」と思っていた。
売れて欲しいなんて気持ちよりも、ひろしまMAPLE★Sが一生続いて欲しいと思っていた.
グループの真ん中に立つ女の子に、こう言われたことがある・・・。
「特典会で色んなメンバーのところに行って、その結果を報告してください」。
好きだと言うなら否定しない、でも、しょっちゅう来られても困ると受け取れる・・・
”アンビバレント”な言葉。その女の子は、学校に通いながらアイドルをしていた。
金色や茶に髪を染めた女の子が並ぶ中で、黒髪。身長153センチという小さな体で、
メインボーカルを担当していた。そしてボクが、色んなメンバーのところに行った結果・・・
名前を聞かれなかったり、名前を覚えておらずボクの名前を チェキに書かなかった、
「ハチ公物語」くらい悲しい話を聞いて、笑っていた。そんな”エキセントリック”な性格の
女の子だった。
ボクがひろしまMAPLE★Sと出会い6ヶ月、グループ結成から2年目の冬が近づく頃、
変わりゆく街の風景と同様に、彼女たちを取り巻く状況にも変化が見え始めてくる。
イベントで大きな会場に立てるようになるにつれて、月が変わるごとにフロアに人が
徐々にだが増え始めた。さらにライブ後の特典会も、最初はポツポツと増えていた人が
少しずつですが、メンバーの1人1人に短くても列が作られるようになっていった。
ボクが最初に見た時から、ひろしまMAPLE★Sは大きく変わっていない。
キラキラとした音をベースにしたオリジナル曲、それをノンストップで繋ぐライブスタイル。
ダンスの振付けやフォーメーション、メンバーの可愛さや個性ももちろん変わらない。
でも変化を続けていた事がある。それは、立つステージと曲の順番を変えるセットリスト。
特にセットリストは、オリジナル曲が少ないこともあって出し惜しみをしなかった。
さらに地元・広島のファンの方が遠征されるようになり、地元での盛り上がりや楽しさを
東京へ伝えたフロアの変化も、後押ししていたと思う。人が増え楽しそうなフロアは、
新しいファンの方をよぶ。そして見え始めた勢いを後押ししたのは、新たな曲だった。
ステージから見える景色が変わり始めた結成2年目が終わろうとする頃・・・
ひろしまMAPLE★Sは、グループを代表する1つの曲を発表する。
それは前向きな歌詞に、牧歌的だが彼女たちらしいキラキラしたアレンジが加わった、
フューチャーポップ調の曲。ミュージックビデオは奇をてらわず地元である広島を舞台に
ストーリー性のある映像に仕上げた。
一方で、その新曲を収めたシングルCDのカップリングは実験的に・・・
アシッドなクラブミュージックやラウドなロックなどのジャンルへアプローチした曲を収録。
オリジナル曲を増やすと共に、かわいさとクールさ、フロアと一緒になって楽しむ曲と
ステージパフォーマンスを魅せる曲など、曲のバリエーションも広げていった。
ひろしまMAPLE★Sがライブのステージに立つ前に、よく口にしていた言葉がある。
「ファンの人、全員が楽しめるようなライブにしたい」。
夜空に散らばる星を人が線でつなぎ星座という1つの形にしたように、彼女たちもまた
一見すると統一性のないオリジナル曲を、ノンストップという一本の線で繋ぐことで、
暗いステージの上で自分たちがもっとも輝けるライブを作っていった。
ライブはそれまでの、「テラスハウス」のようなキラキラとした楽しい曲をベースに、
その途中に実験的な曲を挟む、「モンスターハウス」のような緩急をつけたものに
変化させていった。軸があるから、可能な変化だったと思う。
その輝きは年が明けると、加速度をあげる。結成から「3年目」、上り坂をあがろう。
欅の木に花が咲いた、春。新曲のリリースから約4ヶ月が経過した頃・・・
彼女たちは様々なパターンを試す中で、鉄板といえる1つのセットリストを作り上げる。
そのセットリストは後に大きなステージでいくども披露されることとなる、これが・・・
”ひろしまMAPLE★Sの世界感”ともいえる、きらきらキラー(©KPP)な曲の並び。
音の鳴り始めから盛り上がるキャッチーなイントロ、そこから楽しいメロディーラインと
重低音のドラムが融合する、キラキラした曲たちを曲間短くノンストップで繋ぎ・・・
ラストは、前年の暮れに発表した新曲でシメる、そんな組み方。
そのセットリストをもって春と秋、ひろしまMAPLE★Sは、地元・広島を飛び出し・・・
大航海時代のエンデバー号のように、初めてのツアーへ旅立った。
1年前はスペースが目立っていたフロア、でもツアーの全会場は多くの人で埋まった。
また夏には、2度目のフェスの舞台にも立った。ロープ・パーテーションで仕切られた
小さなフロアだったけど、 そこから溢れ出るほどの人が ステージ下に集まった。
そして、これまでの楽曲を収録した1stアルバムを発売する。
アルバムには新たに、ファンクやチップチューンなどにアプローチした曲を収録した。
活動に正比例するように数を増すオリジナル曲、そしてセットリストのバリエーション。
それらは、ひろしまMAPLE★Sが少しでも気になった人が、YouTubeを検索すれば
いくつも見る事ができた。たくさんの映像があり、誰でも彼女たちの魅力を手近に知れた。
話は少し前後しますが、ひろしまMAPLE★Sを見始めて1年半が経った、この年の春、
ボクは初めて彼女たちの活動拠点である、広島へ行った。
きっかけは、出会ってから長くステージに立ち続けていたグループをまとめる存在、
リーダーが突如、ライブに出なくなったことだった。Twitterの更新も途絶えていた。
公式では、体調不良と発表されていた。いつかは復帰する、メンバーはいなくならない・・・
そう信じて、見られる可能性が高いとしたら地元であろうと、初めて特急列車に乗った。
でも、広島のステージにも”キミガイナイ”。そして、この日から約1ヶ月後・・・
リーダーだった女の子はグループを後にした。”結局、じゃあね”もボクは”言えな”かった。
だけど・・・。広島には、ボクが遠征をした理由を聞いて笑う、残ったメンバーたちがいた。
そして、遠く離れた広島の街には、東京ではあまり見掛けなかった女性をはじめ
海外の方など、多くのファンの方がいた。
そんな広島や東京をはじめ彼女たちがライブで巡った全国のファンが一同に集まる、
ひろしまMAPLE★S史上最大の挑戦が、結成から3年目の冬に行われた。
それは最大収容人数1000人を超える大きな会場を舞台にした、ワンマン・ライブ。
出会った時は、フロアに人がまばらだったライブハウスのステージから・・・
オリジナル曲が増え、グループを代表する曲ができ、盛り上がるセットリストが完成し、
約4年の時間をかけて、ひろしまMAPLE★Sは広く大きな会場のワンマン・ライブまで
辿り着いた。
持ち時間の短いライブから、長時間に及ぶライブまで、ひろしまMAPLE★Sが
いつも続けてきたノンストップでのライブ。それは、体力的な苦しさを当然ともなう。
でも彼女たちはいつも苦しさを表に出さず、笑顔でステージに立ち続けていた。
それは、グループ史上最大のライブ会場を舞台にしたステージでも変わらなかった。
結果的に、会場を満員の人で埋める事はできなかった。でも、 ”ここから” もっと先へ!
「どこまでだって連れて行ってもらえる」。そう思えるようなアクトだった。
それはたぶん、ファンの方の誰もが思っていたことだと思う。
年が変わり、渋谷駅の南、旧東急東横線のホームの解体工事が終わりに近付いた
結成4年目。ひろしまMAPLE★Sは、グループ名を変えた。
渋谷から、街の顔ともいえる「PARCO」が消えた日のように、地元「広島」の名前を、
グループ名から下ろした。渋谷の街も彼女たちも・・・、変化の時が迫っていた。
時間の経過はボクの気持ちも変化させる、売れて欲しい、そう思うようになっていた。
「Twitterにもっと自撮りをあげれば・・・?」「髪の毛は黒い方が良くない?」。
これは近所の世話焼きおばさんではなく、ボクがメンバーに伝えた言葉だ。でもね・・・
イメージや常識の鎖に繋がれたような、つまらない大人は置いて行けとばかりに、
彼女たちはボクの言うことなど聞きません。そして訪れた夏・・・。
センターに立っていた女の子は髪の毛を思いっ切り、金色に染めた!!TT←TWICE
ボクがひろしまMAPLE★Sと出会って迎えた3度目の夏、前年から上り続けた坂は・・・
それまで出演が叶わないとも言われた、日本最大級のアイドルフェスティバルに
初めての出演という形でも現れた。
そのステージの1つは 、上空にわずかな雲と空しかない、会場の中で最も高い場所・・・
彼女たちは、そのステージから無限に碧く続く空の向こうへと、Echoesを”響”かせた。
ボクが初めて彼女たちと出会った夏のように暑い陽射しが射す、屋外のフロア。
そこには顔に汗と笑顔を浮かべる、全国から集まった ファンの方の姿があった。
4年の時間を掛けて出会い、一緒に歩んできた人たちと来ることができた場所。
その場所が、彼女たちが上り続けた坂の頂きだったのか・・・、ボクには分からない。
グループの軌跡は、ここからさらに2年続く。でもボクが見たのは、この6ヶ月後までだ。
ひろしまMAPLE★Sと10人の女の子それぞれの夢を乗せて、何度も自動車で往復した
広島から東京へ続く、長い道。その道は途中、海に沿って大きなカーブを描く。
そんな道のように、彼女たちも本来歩き続けるはずだった道を逸れる。そして・・・
そこから続いていた道は、上り坂ではなかった。
短い期間に色んなことが、あった。いつも笑っていた女の子たちが、涙をこぼした。
ライブ中に初めてステージの上で苦しそうな表情をするメンバーを、ボクが見たのも、
この年だった。グループの中心に立ち続けていた女の子は一度、こんな事を言っていた。
「辞めたいって言ったことがあるの」。でも、ボクが離れる方が先だった。
彼女たちが歩んだ上り下りのでこぼこ道の中でボクが見たのは、その半分にすぎない。
でもトータルして言える事がある・・・。それは、「楽しいこと」でいっぱいの道だった。
だから過去を思い出し閉じた瞳に映る日々。きっと忘れない。
でも、時間は常に過去から前へ進む。45RPMのレコードのように、時代もまた廻る。
”語るなら未来を…”。
ではーーーーーーーーーーーっ!!六本木・けやき坂の近くにあるテレビ局で録られた
小林星蘭ちゃんのナレーションよろしく、聞いてみましょう!「あいつ今何してる?」。
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「たのしい \(^_^)/」  in 2018年ー!!
顔文字付でビジネススマイルをかますのは、東京を活動拠点にするアイドルユニット、
「ヲルタナティヴ」の鈴屋(すずや)もずくさん。もずくちゃーーーーーーーーーーん!!
で、その隣に写る土地についた、悪霊みたいなのがワイ!
数年前と同じく応援していたグループを離れても、アタシはといいますと”自分の棺”から
謎のウィルスによって”再生する 細胞”でゾンビ化して、アイドルさんたちが望まない
蘇生を繰り返していますの。完全にホラーの世界ね。超恐ぇーよ!
見た人からは”車輪が軋むように”泣き声、そして悲鳴があがる・・・。そんなーーっ!!
小さなお子様には見せられない、”1行だけのエアメール”より長いのに中身がスカスカの
Blog、久々のはじまりDEATH!!
チィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッス!!!!!!!
色々な変化もありまして、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」!(by ジブリ)
それでは、”真っ白なものは汚したくなる”ように、ネットの余白にヲルタナティヴの軌跡を、
ペン習字5級のアタクシが、キーボードを 人差し指で 打つスタイルで書きたいと思います。
2017年、季節は春・・・。
渋谷の街を流れる”渋谷川”から伸びた上り坂の途中にある、ライブスペース
「SOUND MUSEUM VISION」で、 IDOLユニット「ヲルタナティヴ」は 始まった。
ヲルタナティヴというグループ名には、「無限大」と「型にはまらない新しいもの」という、
2つの意味が込められている。活動を始めた時の持ち曲は、全部で5曲。
ポップを始め クラブミュージック、 ロック、ファンクなどの音楽ジャンルにアプローチをした
数は少ないがバラエティに富んだ曲でライブ活動をスタートさせた。
ステージでは、それらの曲をノンストップで繋ぐライブスタイルを最初から続けている・・・
っていう情報をですよー! 5ちゃんねると音楽ナタリーを、読んで知ったのアタスィー。
なぜならひろしまMAPLE★Sと同じく、ヲルタナティヴも活動の途中から見始めたから。
完全に”乗り遅れたバス”状態です。” それでも歩いてる”、ヲルタナティヴが歩む軌跡を
警察犬なみの嗅覚で追跡しながら。
そんなアタクシ以上にヤベー奴に、月曜日の朝に切られたスカートを縫合するように、
ヲルタナティヴの過去から、現在とを繋ぎ合わせましょう。
ヲルタナティヴ結成から1年と5ヶ月が経った、2018年の夏。
解体された 渋谷駅の旧東急東横線跡地に、新たな高層ビルが建とうとする頃、
もずくちゃんは 、再開発が進められる渋谷の街でヲルタナティヴに加入をした。
加入の経緯について もずくちゃんは、 音楽誌「MARQUEE」のインタビューを受けた際、
「(アイドル活動を)辞めた時にまだ未練があったんです。」、と話している。
さらにヲルタナティヴについては、かつて秋葉原で働いていた時に”ご主人様”から
教えてもらったと明かしている。そうなの!
もずくちゃんもかつてコンセプトカフェでお給士をしながらアイドルとして活動をしていた。
髪は黒色、身長は150cm台、あと実は次女。アタシくらい老眼が進みますとですよ・・・
欅坂46と乃木坂46の見分けがつかなければ、ひろしまMAPLE★Sの中心にいた子と
もずくちゃんも、完全に「シンクロニシティ」。「君の名は。」くらいの入れ替わりと錯覚。
たぶん乱視が入ってるのも影響ね♡ \(^o^)/
そんなもずくちゃんが初めてヲルタナティヴとして立ったステージで歌ったソロパートの
歌詞、それは「風が吹いた」。
笑顔を見せなかった欅坂46が初めて笑みを覗かせた曲、「風に吹かれても」と近い。
さらに、もずくちゃんはヲルタナティヴに加入したことで「自分を変えたい」・・・と、
デビュー前に自身のTwitterに投稿している。
これはー!「自分自身を変えたい」とご両親に逆らって、アイドルの道を歩み始めた
欅坂46の長濱ねるさんと、リンク!(※「Love in 九州」のことではありません。)
そして、長濱ねるさんともずくちゃんともに偏差値アーンド顔面偏差値が高いですが・・・
一方で時間の経過とともに、脳みそもお顔も劣化が止まらないのが、アタイッ!
気ぃーー持ち悪ーーーーーーーい!!”キレイになりたい”、高須クリニックで手術して。
結成から1年が経った「ヲルタナティヴ」の変化は、もずくちゃんの加入だけではない。
スタート時は5曲だった持ち曲が、ロックやクラブミュージックへアプローチした曲を発表し、
その数は13曲まで増えた。EPを1枚リリース、MV1本もYouTubeで新たに公開した。
日々のステージはライブハウスが中心だが、 今年春には初めて4都市を巡るツアー、
そして夏にはワンマン・ライブを開催した。
しかしグループ結成から2度目のワンマン・ライブをターニングポイントに、2018年の夏、
ヲルタナティヴは急きょ、ライブを約1ヶ月の期間、空けることを発表した。
それは変化をするために。再始動するのは”夏色のミュール”から衣替えした秋、10月。
少しの間、ヲルタナティヴの時計は止まる。でもね・・・。
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「リメンバ ミー」 !!
↑はマイクを5本の指で握らず、小指を欅坂46ポーズのように三角の形に折って添える
歌唱スタイルでワールドフェイマス、みんな大好き 三島凛(みしまりん)さん。 凛ちゃん!
グループ結成の年から活動を続ける凛ちゃんの2018年の変化。それは、髪型を・・・
ボブからセミロングに変えましたの、自称「モテヘア」。週刊文春に撮られませんよーに。
そんな凛ちゃんは充電期間に入る直前の9月6日、Twitterにこのような投稿をした。
「セトリとか色々話し合いをしてるのですが、きっと皆が喜んでくれるかなと思います」。
・・・アイ リメンバー!!
凛ちゃんの言葉の意味は 「ファンの人、全員が楽しめるようなライブにしたい」と重なる。
可愛いメンバーがいて、バラエティに富んだ曲があり、その曲をノンストップで繋ぐ
ライブスタイルを続ける、ヲルタナティヴ。あと、アタシの希望はですよー・・・
盛り上がるセットリストが作れれば、”156(イチコロ)”になる人もきっと増えると思うの。
ただ、そのヒントとなるようなモノをヲルタナティヴはきちんと示しているとボクは思う。
それは3月17日、場所は港区白金高輪のスタジオ。
まずはコンプレクストロというジャンルへアプローチをしたアッパーなダンスチューン
「飴色リズム」でライブをスタートさせ、続けて音色は変わるがこれまたアッパーな
EDM調のダンスチューン「今宵夢酔夢想歌」を繋げる、イントロから盛り上がる曲を
繋げるセットリスト。
もう1つは、ラウドなPunkチューン「ジョビ・ジョバのテーマ」から、一転して・・・
静かな立ち上がりのエレクトロハウスの曲「夏の香のパ・ド・ドゥ」を繋ぐもの。こちらは、
同じ曲調ではなく、曲調が真逆の曲を繋ぐものであーる。(©CM「UR」の吉岡里帆さん)
”夏の花は向日葵だけじゃない”ように、曲やライブも見せ方で大きく見え方は変わる。
そしてステージから見えている人だけが、応援をしてくれている人、なんてこともない。
10月のヲルタナティヴ再始動までのカウントダウンが始まった、9月21日・・・
Twitterに「#ヲルタナティヴ」が付けられた、このような投稿がタイムラインを流れた。
「更なるパワーアップが楽しみ夢中で仕方ない!!」。
発信したのはタワーレコード川崎店。さらに凛ちゃんが使っていた言葉をサンプリングし、
「活動再開でみんなも『ハピー』になろう」、と続けた。
ヲルタナティヴの活動期間は、ボクがかつてひろしまMAPLE★Sと出会った時と同じ、
「1年7ヶ月」を迎えようとしていた。ではーーーーー・・・!!
いつかの年、地方で産声をあげ、坂を上って行ったグループのように変化していこう。
川崎出身のJJJくんだって今年を代表する曲「Changes」で、こうラップをしているしー。
「未来 期待はしないが光を感じてんだ」。
そして、「水飛沫を上げて走りぬく 抜け出す この狭い世界」、と!!
では再始動するヲルタナティヴも、大海原を行く船のように水飛沫をあげて進んでいこう。
その出発の場所も「Changes」のヴァースと同じ、「北沢の街頭」!!!!!!!
〇ヲルタナティヴ 002 - woltanative 2nd -
2018年に秋が訪れた、10月20日土曜日。場所は、渋谷駅から電車に乗って4駅・・・
再開発が進む、下北沢。その駅から徒歩で約6分、北沢の街頭に建つライブハウス、
「下北沢ReG」。ここから、ヲルタナティヴは 新たな軌跡を描き始める。
空は、太陽が”青空とMARRY”したような、紺碧の秋晴れ。
時間の経過と共に変わったモノ、それは風景だけではない。
アイドルシーンを取り巻く状況も大きく変化した。それでも会場がオープンする正午前、
会場となる下北沢ReGの前には、秋の陽射しの中、入場を待つ人の列が作られた。
そして時計の針がテッペンで重なった、日テレで「メレンゲの気持ち」の放送が始まる
正午12時。最大で約230人が入る会場は、「東京タワーはどこから見える?」の級に・・・
ヲルタナティヴはどこにいる?と、会場後ろではステージが見えづらい人が出るほど、
「ヒルナンデス」で紹介された後のおしゃれカフェくらい、会場は多くの人で埋まった。
時計の長針がてっぺんを少し過ぎ、上り坂を描くように文字盤の右上を指した頃、
フロアの照明は暗転。”夕陽1/3”ほどの薄明るいライトだけが、ステージを照らす。
そのステージを覆い隠すように貼られたプロジェクタースクリーンがゆっくりと上がり、
PA卓のメーターが動き出す。会場に音楽が鳴り響く・・・
それは、ヲルタナティヴのライブのオープニングでお決まりとなっている曲!
1. 「w421(ウォール)」。欅坂46のライブの幕開けでかかる曲「Overture」と同様の、
EDM調のインストゥルメンタル。そのリズムに合わせて、これまた欅坂46と同じように
フロアではファンの方が手拍子、またPunkのライブ会場のようなOiコールがあがった。
それでは、行こう!!
ヲルタナティヴ in 秋、単独公演「ヲルタナティヴ 002 - woltanative 2nd -」!開幕!!
曲の終盤、青い照明が照らすステージにヲルタナティヴが1人ずつステージに現れる。
その立ち位置は、メインボーカルを担当する小泉明音さんを先頭に描く、三角形。
2列目に神谷さくらさんと柊木ハツミさん、そして3列目に4人が末広がりに並ぶ。
欅坂46は、最初のワンマンライブを前にした時に言っていた・・・
「今持っている私たちの力を全部出し切って最高のライブにしましょう!助け合おうね」
ではヲルタナティヴも助け合って、いま持っている力を全部出そう!
そのスタートは、爽やかなギターの音色が特徴の、疾走感があるポップなナンバー、
2. 「ALMIGHTY†GLIDER」。蔦谷好位置さんらを擁する音楽制作プロダクション、
「agehasprings」がTwitterで「好きなタイプのアニソン系エモチューン」と評した曲。
ヲルタナティヴのために、最初に書かれた曲でもある。でも、その時から・・・
ステージ上の景色は変化した。メンバーが、7人に増えましたの!
では、アタクシの”割れたスマホ”で撮った画像で紹介していきたいと思います。左から・・・
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ひょっこりはん状態で見切れる左端は、ドレッシングを飲む元メイドさん、鈴屋もずくさん!
その隣は、ボクの成仏か世界平和を願って手を合わせるイケてる中学生、神谷さくらさん!
左から3番目は、前歯に 口紅を つける可愛い芸風をもつ高校生、柊木ハツミさん!
そしてセンターは、インスタに天一のこってりラーメンを載せるオンナ、小泉明音さん!
その横は、この前日に自転車泥棒にチャリンコをパクられた、桃川もも子さん!
右から2番目は、SiMと作家・池澤夏樹さんが好きなウェイ系文学女子、三島凛さん!
最後、右端は勉強をしたくないからヲルタナティヴに入った茶髪JK、美里由奈さん!
・・・以上!メンバー7人がもつキュートさを、まったく表現できないメンバー紹介でした。
では、 キュートなヲルタナティヴ と、気味が悪いBlogの間に発生した”不協和音”を
”チューニング”して、大事なライブに戻りましょう。7人で描くネクストチューン!
それは、ヲルタナティヴの初期を代表する、 鉄板で盛り上がるダンスチューン・・・
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3. 「今宵夢酔夢想歌」!!(↑の5:16~。Ver.4人)
”欅って、書けない?”とは真逆、絶対に読めない?この曲は「こよいゆめよいトロイメライ」。
EDMっぽいですが、ボクはプログレッシブハウスにアプローチをした曲だと思っている。
この曲で起きた変化は、メンバーが7人になった事でフォーメーションを描けること。
中でもメンバーが横一列に並ぶフォーメーションは、欅坂46のMV「 二人セゾン 」くらい
美しい。見ているだけでも楽しいのですが、アッパーなイントロではコールが入り、
またサビはマネをしやすい振付けのため、ステージで踊るヲルタナティヴを模範にして
フロアで”Student Dance”!振りコピをして一緒に楽しむことだってできる。
そんなクラブサウンドに繋げるのはPunkにアプローチをした、4.「ジョビ・ジョバのテーマ」。
この曲の変化は、誕生の裏側にある。振付けを初めて、メンバーたちが考えている。
そして、この曲を歌ったところでカーリング日本女子代表でいう所のもぐもぐタイムへ・・・
”大人は信じてくれない”かもしれませんが、ヲルタナティヴは結成時から行ってきた
ノンストップでのショーケースを中断、メンバー紹介のMCを挟む��
それは、先程まで歌い踊っていた新旧のメンバーがステージに横一列に並ぶ、
漢字とひらがなが合わさった、”W-KEYAKIZAKAの詩”の様相。
では行ける所まで”一緒に歩いて行こう”、軌跡もライブも再始動をして!
そのスタートは、三島凛さんのこんな言葉で始まった。「最後まで止まらないよ」!!
2018年、カメラも、ライブも止めるな!では行こう。ヲルタナティヴが得意とする・・・
ノンストップのショーケースが”走り出す瞬間”。
欅共和国2018の開国を知らせる小林由依さんみたいに、ヲルタナティヴも「いくぞー」!
その始まり、 「 ヲルタナティヴ 002 - woltanative 2nd -」の”FIVE CARDS”は、
もずくちゃんが今年の夏、ヲルタナティヴに加入し初めてステージで歌った曲と同じ、
エレクトロニックなロックチューン、5.「Wonder Wander Lander」。
もずくちゃんは夏から秋へ季節の移り変わりと共に芸名を「鈴谷」から「鈴屋」へ変えた。
だが変化は名前だけではない、ステージ上でも見ることができる。
以前までステージでは、クールな表情でパフォーマンスをしていたもずくちゃんですが、
現在は、おキレイな顔に笑顔を浮かべながらフロアへ、”饒舌な眼差し”を送っている。
・・・アタシ以外のファンの皆さんにー!!そんな容赦のない女子の洗礼を浴びた後に
続くのは、ドリーミーなトラックに弾けるリズムが重なる、ダンスミュージック。
Future Bassのキラキラチューン!!! 6. 「らゔ・お〜る【0-0】」。
キタァァァアアアアーーーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
個人的には今のヲルタナティヴらしい音色の、ライブの中盤を担う曲だと思っています。
曲はもちろん歌詞・ダンス・メンバーの表情と、見所や聞き所がいっぱい詰まっている。
そして織田奈那さんのキャッチフレーズみたいな「みんなに幸せ届けるラッキー7」は
曲中にメンバーの名前を、ファンの方が逆” 沈黙した恋人よ”状態で超絶コールする、
バンドサウンドと電子音が融合したエレクトリーモ、7.「邂逅と再生のシンギュラリティ」。
その曲の終わりに、曲間短くノンストップで鳴り始めるのは規則的な四つ打ちのドラム、
重なるエレクトロニカの 綺麗なメロディーは、8. 「季節はサチュレイトーン」。
ヲルタナティヴの歌が入るまで、約50秒と長いイントロ。
でもメンバーのシンクロしたダンスと美しいメロディーは、その長さを感じさせない。
そしてサビで見られるのは、ステージとフロアの一体感。コレオグラファーの方が考えた
ダンスとは別に、ファンの方がフロアで始めた事がステージで採用されている。
煽るのはメンバー。サビの1回目は下手に柊木ハツミさん、上手に桃川もも子さん。
そして2回目のサビは下手に三島凛さん、逆サイドの上手を美里由奈さんが担当し、
四つ打ちのリズムに合わせてジャンプをしながら頭上でクラップをする。
その情景はステージとフロアが、”僕たちは付き合っている”以上のマリアージュ。
そしてエレクトロニカの音色がフェードアウトし、変わりに鳴り響く音はノイジーなギター、
9. 「ギヴミーメーデー ~明解に不正解な世界の端っこの真ん中で~」。
ポストグランジにアプローチしたという曲。
見所は、メンバーが次々と立ち位置を入れ替わるBメロのフォーメーションダンス。
そして聞き所は、攻撃的なギターに跳ねるドラムが重なるオチサビ、
さらにアウトロでのメンバーのコーラスとロックサウンドのコンストラストだと思ってます。
曲が終わると、メンバーが立ち位置を大きくChanges。
センターに柊木ハツミさんが立ち、その一歩後ろにメンバー6人が横一列に並ぶ。
それは、今のヲルタナティヴがもつキラーチューン!!いくぞー!
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10.「飴色リズム」! !
エレクトロハウスのサブジャンルである「コンプレクストロ」にアプローチしたとされる、
イントロからアウトロまでの約4分間、隅々までアッパーなクラブトラックの曲。
0:01~のイントロ、まず 柊木ハツミさん がソロでダンス、その後、シンセサイザーの音の
鳴り始めとともに、残りのメンバーが加わるダンスはマジでヤバい。
さらに1:33~のサビへと続く展開ブロックでは、欅坂46「 NO WAR in the future」でも
採用されているパリピの皆さんの大好物、プチャヘンザが振付けに取り入れられている。
高揚感ある曲とステージとフロアが一緒に楽しめるダンス、それは歌詞にあるように
「息ができなくて溺れそう」なほど会場を盛り上げる。
この曲にヲルタナティヴが繋いだのは、欅坂46の曲「太陽は見上げる人を選ばない」と
似たADM曲、11.「かえろうよ」。ADMとは、アコースティック・ダンス・ミュージックのこと。
アコースティックとあるだけに、そのイントロは静か。だが、神谷さくらさんのボーカルを
きっかけに曲はメロディーさらにリズムも、ダンス・ミュージックの盛り上がりに変わる。
そしてサビでは曲名にもなっている「かえろうよ」のフレーズを、メロディーに乗せて、
ステージのヲルタナティヴとフロアにいるファンの方が一緒に歌唱するのが特徴。
会場内に響く「かえろうよ」の歌声、では”手を繋いで帰ろうか”?・・・お医者さんと一緒に。
アタシがお薬の時間だから。しかーし、ヲルタナティヴの持ち曲は今、全部で13曲ある。
One More Time!(←韓国のSUPER JUNIORの曲のことではありません。)
ヲルタナティヴ 単独公演 「 ヲルタナティヴ 002 - woltanative 2nd -」  in 下北沢ReG・・・
ラストは、ヲルタナティヴの1st シングルのリード曲、12. 「夏の香のパ・ド・ドゥ」。
この曲はみんな大好き渡邉理佐さんが歌う、「スズメの歌」と同じエレクトロハウス調。
立ち上がりは静か。小泉明音さんの歌声 と、僅かなエレクトロの主旋律だけが響く。
この曲には、こんな想いが込められている・・・。
「いつか必ず会いに行こう。例え、遠くとおく離れていても。」。
いつかの夏、遠く離れた広島県を拠点とするアイドルグループとボクが出会ったように
2018年の暑い夏に、鈴屋もずくさんとヲルタナティヴは出会った。
そして季節が移ろうとする夏の終り、今度は4人の女の子がヲルタナティヴと出会った。
静かな立ち上がりから始まるこの曲、でもサビでその姿は一変する。
メロディーそしてリズムともに激しく鳴り、ヲルタナティヴの7人が踊るダンスも弾ける。
静かな立ち上がりから盛り上がりへフロアから見えるステージの景色が変わるように、
いつかヲルタナティヴがステージから見渡す景色も大きく変われば良いと思う。
電子音で彩られた”ゼンマイ仕掛けの夢”からの、目覚めを告げるように・・・
ステージに明るい照明がつく。
”夜明けの孤独”ではなく、多くの人に見守れて歩み出したヲルタナティヴの新たな道。
その道は、この日から今日まで約2ヶ月続いている。その間のヲルタナティヴは・・・
ライブの会場は、大きいステージもあれば、小さなステージの時もある。
その下に広がるフロアもまた、人が行き来できるスペースがある時もある。
そしてまた特典会も、メンバー全員に思うように列が作られない時がある。
いつかの日にボクが見た光景と似た景色が、今のヲルタナティヴにも見る事ができる。
でも、その景色はいつか変わるだろうとボクは思う。
曲・ライブスタイル・セットリスト、さらにYouTubeに代表される音楽共有サイトなど・・・
ヲルタナティヴにはまだ”無限大”に”新しいもの”を試せる可能性があると思っているから。
約1ヶ月の間に7人が、歌やダンス、フォーメーションを入れた曲は12曲。でもね・・・。
ヲルタナティヴの現在の持ち曲は13曲、たった1曲だけ披露をしていない曲がある。
その曲のテーマは、「進化と革命」だ。そんな曲や渋谷の街と同じ様にヲルタナティヴも
再び開発しよう。ひろしまMAPLE★Sがいつか歩いたような、上り坂を。
未来の景色の中にたぶんあるであろう、険しいが楽しい、その道に出会うために・・・。
マイクを”握りしめた拳で”、今ある”目の前のガラスを割れ!”。
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2018年も時間は進み、季節は冬。あと少しで、暦は2019年へと変わろうとしています。
渋谷の街で、いつ頃からか始まった工事は現在も続きの2027年の完成を目指している。
街からはかつてのランドマークは姿を消した、でも時間が経てばきっと・・・
またそこにたくさんの人が再び集まる、新しいランドマークがそびえ立つだろう。
ヲルタナティヴは、そんな街で誕生し様々な人と出会い、1年10ヶ月の時間を歩いてきた。
そしてこれからも、先へと伸びる道を歩いて行く。その道に・・・
これまで来た道に刻んだのと同じ足跡を残すか、それとも”ここにない足跡”を残すか、
それは未来にならないと分からない。
だから、最後に1つだけ欅坂46の歌詞を引用してボクの希望を書きたいと思います。
”自分の夢の方に歩けばいい”!!だって、 ”未来は君たちのためにある”から。
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キャー、かわいい!ヲルタナティヴの、センターそしてメインボーカルを担当する・・・
小泉明音さん 。あかりんさんは広島県出身、身長はこの前聞いたら152センチだって。
以前は153センチと言っていたので、時間の経過により1センチ縮んだっぽいです。
あかりんさんはいつかの冬、ステージの上で涙をこぼした。その時から時間を経��
2018年の同じ冬、あかりんさんはヲルタナティヴとして再び大切なステージに立つ。
その場所は国道2”46”から、かつて欅坂46が立った 旧東急東横線のホーム跡地を
右に行った先にある、ライブスペース。その会場を満員にすることが・・・
あかりんさんの2018年、最後の目標だ。
時間の経過とともに 、人や風景などは姿・形を変える。
あかりんさんが、そしてヲルタナティヴがそのステージで笑顔でいられますように!!
”世界中 満たしてく”、「七色のモーション」!きっと もっと ミラクル★エモーション -
ボクがいつか出会った、そんな歌の始まりのように。
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privatesalon-n · 6 years ago
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❀ 色んなデザインで新しい目元の発見を♛ ・ 《5月のお休み》 5/1~5/6までお休みをいただきます どうぞ宜しくお願い致します ・ 4月の祝日もご予約承っております❀ 皆さまのご来店を心よりお待ちしております ・ ご予約・お問い合わせ↓↓↓ =================== 阪急西向日駅 徒歩5分(西国街道石塔寺向かい) ☎️090-4275-0014 LINE:@hcl0643y ✉️[email protected] 9:00~18:00(時間外応相談) 定休日:日曜日・祝日 ✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰ #デザイン変更 #いつもありがとうございます #フラットラッシュ #よもぎ蒸し #温活 #向日市よもぎ蒸し #向日市まつげカール #まつ毛カール #まつ毛パーマ #まつげエクステ #西向日エクステ #西向日まつ毛カール #西向日まつ毛パーマ #大人エクステ #プライベートサロンエヌ #西向日 #ブライダルエクステ #向日市 #kyoto #マツエク西向日 #アロマ #パッチテスト #向日市マツエク #カラーエクステ #学生割引 #西向日マツエク https://www.instagram.com/p/Bv3mNX4Hui8/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=15f4o5x6bo7j9
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naoyakarasawa-blog · 7 years ago
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地下鉄東山線栄駅6分, 地下鉄名城線矢場町駅より徒歩5分
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※カットのみシャンプー、ブロー代込みの料金です その他、単品メニューには別途シャンプー、ブロー料金がつきます。
※税込み表記です。
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平日/11:00〜21:00 
土曜日/ 10:00〜20:00 
日・祝日/10:00〜20:00
定休日 
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住所 
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ldvtest · 8 years ago
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メリーゴーラウンド I
縦書きで読む(一部未対応です)
・道場の風景(プラハ)
チェコのプラハの空手道場……
「マエゲリ!ハジメ!」
「イチ!——押忍!」
「ニ!——押忍!」
「サン!——押忍!」
「スゥイ!……押忍?」
「ゴ!——押忍!」
「ロック!——押忍!」
「ヒィイチ!……押忍?」
「ニッ!……おす??」
「サン!……おおっす!」
・教会前広場の風景(プラハ)
チェコ人はクリスマスに鯉を食べる。何故?と聞かれても理由は知らない。
クリスマス支度の十二月。プラハの路上には水を張ったイケスが並び、チェコ人こぞりて鯉を買う。伝統的には、購入された鯉はクリスマスの日まで家庭のバスタブの中に飼われ、身は揚げられ、内蔵はスープに、二十五日の食卓に並ぶ。
クリスマスに鯉を食べる文化のあるチェコだけれど、すべてのチェコ人が魚をさばく能力に長けているという訳ではない。そもそもチェコには海がない。そういった訳で。魚をさばくことができないチェコ人は、路上の鯉屋にその場で切り身を作ってもらう。
ホットワインの香り漂う十二月。水の溢れるイケスの隣で、一匹、また一匹と、まな板の上に鯉があがる。冬のチェコの風物詩。
教会前広場……
~きぃ~よし~♪~ ……チェコ人の構える研ぎすまされた包丁が……
~こぉ~の夜~♪~ ……今、あちこちで鯉の首を断つ……
~星は~♪~ ダン!ダン!ダン!
~ひぃ~かり~♪~ ……メリーゴーランドが無邪気に回る……
~救い~ぃの~♪~ ……イルミネーションの明滅に合わせるように……
~御子は~♪~ ……パクパクと口を開くイケスの鯉……
~み母ぁ~の胸に♪~ ……ポトリ、ポトリとまな板から血が滴る……
~眠り〜ぃたも~う♪~ ……安らかに眠りたまえ……
~夢や~ぁ〜ぁすく~♪~ ……ああ、ブラッディ・クリスマス……
・レジデンス・スタジオの風景(ベルリン)
「No one can buy Berlin!」 (誰もベルリンを買うことはできない!)
ベルリンにはそんな気概がある。 そんな街でのレジデンス・プログラムに、若いアーティストなんかが集まってしまえば、結局は遊ぶことで忙しい。
目を覚ませば近くに気の合う人々がいて、飲んで騒いでまた眠る。くだらない人生、と言ってしまえばそれまでで、アーティストにはそういう時期も必要なのだ、と言ってしまえばそれもそうだ。つまり、今日はイタリア人たちとワインを飲む。
スペイン人のジョナタンとベアトリスは、カップルで料理をするので微笑ましいが、共有スペースであるキッチンを片付けない、というのはどうかと思う。流し台にもコンロにも、山のように鍋や皿を積み上げて、平気で食後のシエスタなんかする。これってラテンの傾向でしょ?そう言うとイタリア人のベロニカは、一緒にしないで、と言って笑った。曰く「イタリア人はスペイン人みたいに怠け者じゃないわ」
スピーカーを積み上げて大音量で、悪ノリのミラーボールまで回したパーティの終わり、主役であったチッチョが片付けよう、と片手を挙げると、瞬時にイタリア人たちは、イタリア人同士のシックスセンスの連係でもって、素早くキッチンをもぬけの殻にした。
……確かにこいつは怠け者じゃない。大騒ぎのパーティの後でさえ、何事もなかったかのように見せるその手際は、まるで手練れの窃盗団である。
・サンデー・ランチの風景(ベルリン)
ワシントンからアムステルダムへ、アメリカ人の友人が引っ越して来た。ヨーロッパの生活はどう?と尋ねる私に
「ヨーロッパ人は『Yes / No』の主張がはっきりしてる。嫌な時は『嫌だ』っていうし、はっきりし過ぎていて私には強すぎるわ」
ふむ、私にとってはアメリカ人だって、充分主張が強いようにも思われるのだけれど……
「ワシントンではどう?」
「Well, maybe I would say…… 'yeah... sounds good, let's see'……」 (ん~『そうねぇ。。面白そうねぇ。。様子をみさせて』かなぁ……)
声の調子にもよるけれど、はっきりとした回答をしないこの態度は、彼女にとっては「No」なのだそうです。
……「Yeah」なのに?
文化によって「Yes / No」の表現方法が変わるのだとすれば、それは非常に興味深いことです。
そんなことをオーストリア系ドイツ人、チェコ人、フランス人、日本人とアメリカ人が揃った日曜日のランチの席で話していたら、ヨーロッパ人たちの視線がテーブルの上で交差した。やがて暗黙の了解に達したらしい欧州連合を代表して、オーストリア系ドイツ人が後をつなぐ。
「No, I don’t think so. That's because of Netherlands」 (そんなことない。それはオランダだからさ)
ふむ。実にはっきりとした「No」であります。アメリカ人からはウインクが飛んでくる。
・美容室の風景(フランス)
外国で髪を切るのはちょっとばっかり勇気が必要です。
パリに生活を始めて間もない頃、フランス語恐怖症であった私は長髪にしたり短髪にしたり、試行錯誤を繰り返していた訳でありますが、ある時なんだか思い立って、美容室なんてところに行ってみようという気分になった。 語学学校の友人、ナイジェリアのシルベスタに相談する。
「オススメがあるよ!美容師さんがオドレイ・トトゥに似てるんだ!」
そういった訳で……
ガラス扉を押し開ける。
「Bonjour!(ボンジュール!)」 細身の「スタン・ハンセン」が振り返る。
しまった!来るべきところを間違えた!私の脳裏でシルベスタがウインクする。あんの野郎!オドレイ・トトゥは?私は早くも後悔したね。放心の背後で扉が閉まる。もう遅い、袋のネズミというやつです。
店内にはビートルズの「エイト・デイズ・ア・ウィーク」が軽快に流れている。私はカタログからそっと目を上げ先客を見る。手際よく刈りあがってゆく後頭部は、栗毛の髪だから許される。あれがアジア人の頭の上に乗っかれば、黒髪の硬く勇ましい「鉄砲玉」にでもなりやしないか?私は恐怖を覚えてカタログに戻る。
指差せば好いのか?「こんな風に」と?ブロンドの髪をなびかせて、蒼い瞳で腹筋なんか見せながら、地中海辺りの岩場で微笑む、ヘア・カタログの若い西洋人を指差して?「こんな風にして下さい」と?なかなか洒落た冗談だ。こんな風にならないよ、私は。
「さてどうぞ」
洗髪台に倒されて、シャンプーで髪を洗われる。耳の中には盛大に水が。石鹸(シャボン)の混じった水が私に耳に?君!考えられないぞ!なんて……私は何も言えやしない。そんなものです。所詮、西洋人の「サーヴィス」になんか慣れて���しない。相手が細身のスタン・ハンセンならば尚更です。
「エフィレ、アンププリュス、スィルヴプレ(もう少し梳いてください)」
カタカナフランス語を繰り返す。パーマを巻いた子連れのマダムが、こちらに聞き耳を立てている。膝に挟まったお坊ちゃまは、私を見ることを止めやしない。私の身振りが愉快らしい。まったく、とんだところに来たもんだ。
耳の上が短くなり、襟足も整い軽くなる。天辺から前髪にかけては、特になんだか斜めに流れた。左右のボリュームが多い気がしたので、「もう少し多めに……」と、自分でもどっちか判らない謎の注文をしたら、なんだか色々と忠告をされて、それから剃刀みたいな道具が出てきた。 さて、ジャコジャコと音のするこいつが好かったね!重たかった髪が適度に梳かれて軽くなる。バサバサと掻けば髪がふんわりそのまま立つ。悪くないんじゃ?
料金を払い外へ出る。整髪料をしこたま塗られたので、ヘルメットみたいなハンサムな形に固まってしまったが、洗髪直後の感覚は覚えている。これならきっと悪くない、私は少し誇らしげな気分になったのであります。
Illustrations by Kaori Mitsushima
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【Log de Voyage】 は毎月一日更新です。今年もよろしくお願い致します!
text and illustrations © 2016 Log de Voyage
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privatesalon-n · 6 years ago
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お休みのお知らせ . 5/1(水)~5/6(月)まで誠に勝手ながらお休みさせていただきます どうぞ宜しくお願い致します🌿 . 4/29(祝・月)は営業致します 皆さまのご来店心よりお待ちしております❀ . 暖かくなったり寒くなったり… 西向日駅周辺の桜も、まだ満開ではないですがキレイに咲いてくれてます🌸🍃 密かな穴場スポット👍 . ご予約・お問い合わせ↓↓↓ =================== 阪急西向日駅 徒歩5分(西国街道石塔寺向かい) ☎️090-4275-0014 LINE:@hcl0643y ✉️[email protected] 9:00~18:00(時間外応相談) 定休日:日曜日・祝日 ✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰ #さくら #毎日お花見 #いつもありがとうございます #フラットラッシュ #よもぎ蒸し #温活 #向日市よもぎ蒸し #向日市まつげカール #まつ毛カール #まつ毛パーマ #まつげエクステ #西向日エクステ #西向日まつ毛カール #西向日まつ毛パーマ #大人エクステ #プライベートサロンエヌ #西向日 #ブライダルエクステ #向日市 #kyoto #マツエク西向日 #アロマ #パッチテスト #向日市マツエク #カラーエクステ #学生割引 #西向日マツエク https://www.instagram.com/p/BvxzJLenekL/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=36sawqx7b6ec
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privatesalon-n · 6 years ago
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寒い日が続きますね . お腹冷えてませんか よもぎ蒸しで中から温まりましょ🌿 . 国産よもぎ、漢方をブレンドした4種類のパックよりお選びいただけます . 初回体験 30分 ¥1,500 +税 . ご予約・お問い合わせ↓↓↓ =================== 阪急西向日駅 徒歩5分(西国街道石塔寺向かい) ☎️090-4275-0014 LINE:@hcl0643y ✉️[email protected] 9:00~18:00(時間外応相談) 定休日:日曜日・祝日 ✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰ #よもぎの力 #付け足し #フラットラッシュ #よもぎ蒸し #温活 #向日市よもぎ蒸し #向日市まつげカール #まつ毛カール #まつ毛パーマ #まつげエクステ #西向日エクステ #西向日まつ毛カール #西向日まつ毛パーマ #プライベートサロン #大人エクステ #プライベートサロンエヌ #西向日 #ブライダルエクステ #向日市 #kyoto #マツエク西向日 #アロマ #パッチテスト #向日市マツエク #カラーエクステ #学生割引 #西向日マツエク https://www.instagram.com/p/BtKkqdTHqAm/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=ruosjk93s3r8
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