#草津近鉄
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午後から献血の予定をしていたので歩いて出かける。
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大橋悠依選手の出身高校の横を流れる葉山川。
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イトマンからフィットネスの賑やかな音が聞こえてくる。
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JRのアンダーパスを潜る。
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草津近鉄に寄ってちょっと時間潰をして、びわ湖草津献血ルームで献血。
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地域での存在感と各企業にとっての重要性、工場の規模を加味。 同じ市内にグループ企業など複数の工場が位置し、どれか一つに選びにくいものに限って工場群として扱った。 <北海道・東北> 北海道:新日本製鐵・北日本製鐵所室蘭地区(室蘭市) 青森:大平洋金属・八戸製造所(八戸市) 岩手:新日本製鐵・北日本製鐵所釜石地区(釜石市) 宮城:トヨタ自動車東日本・本社工場(大衡村) 秋田:TDK・にかほ市の工場群(にかほ市) 山形:東北エプソン・本社工場(酒田市) 福島:小名浜精錬・小名浜精錬所(いわき市) <関東> 茨城:日立製作所・日立市の工場群(日立市) 栃木:日産自動車・栃木工場(上三川町) 群馬:富士重工業・SUBARU群馬製作所本工場、矢島工場(太田市) 埼玉:本田技研工業:埼玉製作所完成車工場(寄居町) 千葉:新日本製鐵・東日本製鐵所君津地区(君津市) 東京:東芝・府中事業所(府中市) 神奈川:日産自動車・追浜工場(横浜市) <中部> 新潟:クラレ・新潟事業所(胎内市) 富山:YKK・黒部事業所(黒部市) 石川:コマツ・粟津工場(小松市) 福井:UACJ・福井製造所(福井市) 山梨:ファナック・本社工場(忍野村) 長野:セイコーエプソン・広丘事業所(塩尻市) 岐阜:川崎重工業・岐阜工場(各務原市) 静岡:スズキ・湖西工場(湖西市) 愛知:トヨタ・本社工場、元町工場(豊田市) <近畿> 三重:シャープ・亀山工場(亀山市) 滋賀:パナソニック・草津地区(草津市) 京都:島津製作所・三条工場(京都市) 大阪:パナソニック・門真市の工場群(門真市) 兵庫:神戸製鋼所・加古川製鉄所(加古川市) 奈良:パナソニック・奈良工場(大和郡山市) 和歌山:新日本製鐵・関西製鐵所和歌山地区(和歌山市) <中国> 鳥取:王子製紙・米子工場(米子市) 島根:出雲村田製作所・本社工場(出雲市) 岡山:JFEスチール・西日本製鉄所倉敷地区(倉敷市) 広島:マツダ・本社工場(府中町) 山口:UBE・宇部ケミカル工場(宇部市) <四国> 徳島:大塚製薬・徳島工場、徳島第二工場(徳島市) 香川:三菱ケミカル・香川事業所(坂出市) 愛媛:大王製紙:本社工場(四国中央市) 高知:TOPPAN・エレクトロニクスプロダクツ高知工場(南国市) <九州・沖縄> 福岡:新日本製鐵・九州製鐵所八幡地区(北九州市) 佐賀:ブリヂストン・鳥栖工場(鳥栖市) 長崎:三菱重工業・長崎造船所(長崎市) 熊本:JASM:熊本工場(菊陽町) 大分:新日本製鐵・九州製鐵所大分地区(大分市) 宮崎:旭化成・延岡市の工場群(延岡市) 鹿児島:京セラ・鹿児島国分工場(霧島市) 沖縄:オリオンビール・名護工場(名護市) 北海道はラピダスができたら入れ替えかな。栃木、三重、京都辺りはかなり迷ったし異論が出そう。 これという候補がない県はかなり適当に選んだので各県民の詳しい意見をもらいたい。
各都道府県を代表する工場を選んでみた
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)5月30日(木曜日)
通巻第8271号
未入居の、幽霊マンションを地方自治体が買い取り転売か、公営住宅に
工事途中の物件は完成を急がせる、って掛け声はかけられたが。。。。。。。
*************************
中国全土が幽霊屋敷状態となって、このバブル破裂の後始末をどうするか。
鬼城(ゴーストタウン)はすっかり日本でもおなじみの語彙になった。ゾンビマンションは、じつに30億人分だという実態を日本のメディアも報じ始めた。
筆者が鬼城の典型を撮影に行ったのは、もう二十年は前だ。内蒙古省パオトオ市の南オルダスの郊外、カンバシ新区にタクシーをチャーターして撮影した。あのときの凄まじい光景をわすれることが出来ない。
中国経済は破綻しますよと警告を発し書籍も出したが、日本の経済論壇はひややかで、中国経済の足を引っ張るな、おまえはどこを見ているのだと酷評を受けた。
そのカンバシ市に最近も日本のテレビが入った。
セメントが黴び、鉄骨が腐り始め、なにしろ百万都市に二万数千人しか住んでいない。土地を明け渡した農民が代替物件をもらって「ほかに行くところもなく住んでいる」という人がすこしいるだけ。
ところがバブル沸騰当時、このマンション群、中央部分の物件は完売だったのである。すべてを投機で、現地をみることもなく、ベンチャー企業の株を買うように投機好きな人達が争って買った。そのうえ2008年頃まで値段は上昇していたから目先の利くひとはさっと売り逃げただろう。
別荘ブームも凄かった。雲南省の山奥に突如、数千戸の別荘群、とまったホテルから全貌を撮影したが、だれも住んでいないわびしい風景。遠隔地であり、購入したのは投機目的であって、物件はすでに草ボウボウ、ヴィレッジ入口にあったコンビニも当てが外れて手持ち無沙汰だった。
中国当局は、第一に未完成物件の完成をいそがせる。第二に未入居マンショなどは地方自治体が買い取り、中産階級に適正な価格で転売する。あるいは公営住宅とするという。
簡単に言うが、中途で工事中断の物件はタイルがはがれ、壁は変色し、電気は来ていないし、フロも湿気で新品と取り返す必要があり、押し入れは蜘蛛の巣。入口は建材が投げ捨てられており、床は泥だらけ、庭は草ボウボウ。工事に携わった労働者への賃金未払いが多い。建設労働者が集まらないだろう。
▼砂漠に水をまくような財政出動という愚策
このために財政出動が6兆円強、国債を21兆円起債して、人民銀行が買いとり原資とするなどが��められた。
どの物件を選ぶのか、適正価格とはいくらか、住宅ローン破綻者はおいだされているが、この問題をどうするのか?
具体的なことは何一つ決まらず、基本の方向が示された。もし全額が支給されても28兆円程度。恒大集団の一社の負債だけで34兆円。地方政府の債務がすくなく見積もっても1200兆円、つまり砂漠にバケツで水をやるていどの綻び修理でしかない。
問題はなにか。住宅購入者の救済ではない。銀行救済の方策なのである。
住宅ローン不払いは銀行の焦げ付きになる。率直に言って不良債権だ。適正価格というのは値崩れのことを意味する。要するに「担保割れ」となる。銀行の不良債権が暴発すれば中国の経済は命脈を喪う。中国共産党の脅迫観念とは国有銀行をつぶせないのだ。
一方、オフィスビルやビジネス複合ビル、シッピングモールにテーマパークなど、救済使用にも民間プロジェクトはほったらかしになるだろう。
バブル破綻の象徴となったのが天津に建てた「金融117ビル」。「チャイナ117タワー」ともいう。597メートル。多くの銀行、証券、保険企業が入居予定だった。総工費1兆円。2008年に着工し、2015年に工事中断、外壁が錆び付いている。117階屋上にクレーンが取り残されている。ほぼ廃墟とみて良い。嘗て北朝鮮が建てた101階の残骸幽霊屋敷を上回ることになる。
天津は国際金融都市の条件をえられず、上海と深センに市場を取られてしまった。
さて習近平が政治生命をかけて建設途次は雄安都市で総工費10兆円。まもなく砂漠に廃墟という鬼城が誕生することになる。
夥しい空のマンションはホームレス収容所、刑務所に転用したらどうか。
アクセルのよい物件はネットカフェ基地とか、長期滞在ホテルに、またテ���マパークの再利用の妙案は農地転用だろうか。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもや��よらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊���採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤��煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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2025/2/25 7:00:16現在のニュース
シリアで「国民対話会議」始まる クルド勢力は招待されず(毎日新聞, 2025/2/25 6:59:54) エプソン、同期入社が社長継承 若返りより「届け方」改革 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/2/25 6:57:38) 【長野】ヤッホーブルーイング、2本で3000円超の熟成ビールがヒット - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/2/25 6:57:38) おにぎり「一人勝ち」のわけ 弁当・外食など寄せ付けず - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/2/25 6:57:38) 県石商組合、事前調整の有無報告せず 「公取委からの指示」を理由に:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 「都会ではレジャーでも長野では生活の基本」 ガソリン価格巡り知事:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 「組合ではなく県の誤認」 ガソリン価格の事前調整疑惑、組合が反論:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) スキー場のリフト停止、約80人が取り残される 体調不良で3人搬送:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 横殴りの雪、傾いたトラック 新潟の豪雪地・津南町に記者は向かった:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 結論の見えぬ会議、イラストで「見え���化」 保育施設から研究所まで:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 自治体の人事施策、伊那、塩尻が全国2位 早大マニフェスト研が調査:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) 「コイと言ったら、食べるもの」江戸時代から続く佐久鯉の魅力を探求:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) (科学と震災 神話崩壊から30年:4)高速も鉄道も「人知を超えた」被害:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:54:45) プーチン氏「ウクライナを露友好国に」「ゼレンスキー氏は有害」 反露派排除の方針示す([B!]産経新聞, 2025/2/25 6:54:29) <主張>高校無償化 高所得層にばらまくのか 大学進学への支援こそ重要だ 社説([B!]産経新聞, 2025/2/25 6:54:29) 大雪の生活で見つけた春への楽しみ 放浪を経て調理人が選んだ移住地:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:48:33) 治安維持法制定から100年、研究者が講演:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:48:33) (憲法を考える)「人質司法」裁判所に問題は 否認すると保釈されず、角川元会長「違憲」訴え:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/2/25 6:48:33) 二代目「言うだけ番長」襲名か 維新・吉村代表 脱「飲み食い政治」宣言も現実は厳しく… 政界徒然草([B!]産経新聞, 2025/2/25 6:48:28) 大学まで無名、でも「自分に期待」 近藤亮太を支えた少年時代の経験(朝日新聞, 2025/2/25 6:39:34) ゼレンスキー氏「自由世界のリーダーか」 G7首脳会議で米国に問う(朝日新聞, 2025/2/25 6:39:34) Apple、米国生産回帰に75兆円 コスト増iPhoneは対象外 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/2/25 6:39:34) ウクライナ侵攻3年:「世界は狂ってしまった」 米露交渉、ロシア人の”本音”を聞いた | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/2/25 6:39:07) BeMe:不満の原因は子どもがいる人ファースト? やまない「子持ち様」批判(毎日新聞, 2025/2/25 6:38:26)
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20250128_01
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気になった美術展がいくつかあり久しぶりに東京へ。
つい最近東京へ行ったような気でいたが日記を見返したらどうやら2023年の10月のホックニー展以来だという。去年はホ��トあっという間に過ぎた。
慣れない都心部での��転と高い駐車料金を避けるために立川まで車、そっからは電車。深夜1時半出発。毎度下の道でチンタラ行くのは高速道路料金への吝嗇というのが実のところだが、津久井辺りの山間地域から都市部への移ろう景色の諸相がなんとも言えず好きだ。
そんで明け方4時に立川に到着。
車屋に言われるままにフューエルワンという燃料添加剤を入れたからか燃料メーターが一つも減らず。これは燃費良くなってるのか、何かの間違いなのか。
そんで立川駅から中央線の始発で新橋へ。
築地からお台場方面まで歩く。
なんつうか平壌みたいな風景。
レインボーブリッジを歩きたかったが通行時間が10時からだったのと大して海も見えず景色に飽きたのでテレコムセンター駅から『ゆりかもめ』で新橋に戻る。
甥っ子がボクシングの井上尚弥選手のファンらしく週末の試合を観に行くというので餞別やったりした訳だが、有明のでかい競技施設を見て「もしや?」と思って調べるとそこが試合会場だった。数日後に甥もこの辺りを歩くことを考えるとなんとも不思議な感じ。甥に時空を超えて残留思念で問いかける。
10時から『汐留Panasonic美術館』でル・コルビュジエ 「諸芸術の綜合1930-1965」展、銀座線で京橋へ移動し『小山登美夫ギャラリー京橋』で倉田悟 「あさをまつよる」展を見る。
八丁堀で昼食にラーメンを食べて宝町から初台へ。
『東京オペラシティアートギャラリー』で今津景『タナ・アイル』展。その後京王線で府中へ行き少し時間が巻いたので寄り道して大國魂神社に参拝。
おみくじ引いたら初詣以来二連続で大吉を引く。
20分ほど歩いて『府中市美術館』小西真奈「Wherever」展へ。
鑑賞後、美術館前から路線バスで武蔵小金井駅へ。
20時から東中野で映画を見る予定だがかなり時間が巻いたので新宿へ一度戻り画材屋と本屋。
影響されて世界堂でうっかりロールキャンバスを買いかけて小さい切りキャンバス二枚に抑えた。
紀伊国屋書店をザッと眺めて東中野へ。
さすがに歩きすぎか腰が痛くなり軽く咳払いしたらギックリ腰的な何かの予感。自分とは無縁だと思ってたもんがしれーっと近くにやって来てる不気味さ。お前まさか老いという奴なのか。
東中野の映画館『ポレポレ東中野』で「鹿の国」を鑑賞。
立川へ戻り中華屋で夕食を摂り帰路へ。
総歩行距離36.3km、歩数49300歩と坂を登らない分登山の縦走より距離と歩数が多かった。革靴で行かんでまじで良かった。
前回の東京では20人近くの外国人旅行者に入れ替わり立ち替わり呼び止められ地下鉄の乗り方を聞かれて異様だったが今回は0人。詰め詰めスケジュールが顔に出ていたのだろう。
ここからは各展示の振り返りを少し。
ル・コルビュジエ 「諸芸術の綜合1930-1965」展
数年前Tumblrで回って来たコルビュジエの初期のピュリスム絵画や、特に彫刻が気になり建築以外、芸術作品メインの図録や書籍を探してたところ丁度その辺りに焦点を当てた展覧会が開催されると知る。
コルビュジエが「音響的形態」と称した「手」と題された作品が間が抜けた感じで良い。コルビジュエのスケッチを元にジョセフ・サヴィナという家具職人が彫ったらしい。
2点ぐらいしかなかったけどコルビュジエの木彫気になる。
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ウゴウゴルーガをなぜか思い出す。
ル・コルビュジエ 「諸芸術の綜合1930-1965」展は汐留パナソニック美術館で3月23日まで。
倉田悟 「あさをまつよる」展
小山登美夫ギャラリーを訪れるのはまだ清澄白河にあった時以来か。大学を逃げるように辞めてギャラリー巡りばかりしていた頃だ。
倉田悟という画家を正直知らなかったが汐留からはしごできる距離の画廊を探している中で知り気になった次第。同じく小山登美夫ギャラリーに所属していて数年前若くして亡くなった中園孔二の絵とよく似た空気というか印象。
二人は年代も同世代で絵の印象もどことなく醸す雰囲気は似ているが今改めて中園の画集を開いて見直してみたら絵としては余り似ていなかった。
共通するのはある種の不穏さで、ざらざらした夜の空気や気配を描写しているように見えるところだろうか。
若い頃一人暮らしの部屋で平日深夜に不意に始まったウォン・カーウァイの映画を小さなブラウン管テレビでぼーっと眺めている時のような空気だ。知らぬうちに眠りふと目を覚ますとピーという信号音と試験電波放送のテストパターンの映像。そして左上の4:44のゾロ目を見た時のような浮遊を伴った感覚。そして時刻は次に4:43を指し示す。この世界を構成するプログラムのバグを垣間見たというような。
言葉を選ばずに言えば中園の絵からある種「メンヘラ的」とも言える要素を抜いたら倉田悟の絵になる、そう言ったらちょっと乱暴だろうか。何かが似てるんだが、かといって剽窃してるとかではない。なんだろう。
倉田悟の絵は見る者との共通言語を持っている。中園の絵は身振り手振りどころかあるいはそもそも伝えようとする気すらなく佇まいや仕草をこちらが勝手に読み取っているだけ。そんな印象を受けた。
画集が欲しかったがわら半紙にインクジェット印刷の自作の薄いZINEが100部限定6���円はちょっと手が出ず。過去作品のファイルがすごい分厚かった���ら後の画集刊行に期待だ。
そう言えばコルビュジエは「やがてすべては海へと至る」という現代を予見するような論考を残したというのだがその詩的なタイトルを体現するかのように彼自身最後は海水浴中に亡くなったという。
倉田悟の絵の比較対象で思い出した中園孔二という画家も四国の海で海水浴中に亡くなった。なんだか不思議な符号を感じながらギャラリーを後にした。
こちらは小山登美夫ギャラリー京橋で2月1日まで。
後編へ続く。↓
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近鉄百貨店 草津店 2F
イベントスペースにて
POPUP開催中です🎄✨
12/11(水) - 12/15(日)
10:00 - 19:30
※最終日は17:00閉場
JR草津駅から直結の連絡通路から
入ってすぐのイベントスペースなので
お立ち寄り頂きやすい場所です🙆🏻♀️🤍
今回の@motofuku_style 企画のPOPUPでは
🎄@rafelia_ange さん
🕯️@ichika_candle さん
🌻@tokotokotokko さん
👗@nadeshikoza さん
とご一緒させて頂いております☺️✨
皆さんとても素敵な作品を揃えていらっしゃいます!草津にお越しの際は是非お立ち寄り下さい🍀
staffタツミは全日店頭におります!
店頭に出ていない
ブランド・商品もございますが、
お声掛け頂ければ在庫ご覧頂けます🎅
🇬🇷@christinabrampti
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2024年12月2日に発売予定の翻訳書
12月2日(月)には21点の翻訳書が発売予定です。
ブリクセン/ディネセンについての小さな本
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スーネ・デ・スーザ・シュミット=マスン/著 枇谷玲子/翻訳
子ども時代
鋼の王国 プロイセン 上 : 興隆と衰亡1600-1947
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クリストファー・クラーク/著 小原淳/翻訳
みすず書房
鋼の王国 プロイセン 下 : 興隆と衰亡1600-1947
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クリストファー・クラーク/著 小原淳/翻訳
みすず書房
メアリ・シェリー
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シャーロット・ゴードン/著 小川公代/翻訳
白水社
普通の奴らは皆殺し オンライン文化戦争 オルタナ右翼、トランプ主義者の研究
アンジェラ・ネイグル/著 大橋完太郎/翻訳 清義明/注釈・解説
Type Slowly
中国高速鉄道と経済・社会発展の新構造
林暁言/著 范碧琳/翻訳
三元社
インターライ方式 看取りケアのためのアセスメントとケアプラン
Trevor Frise Smith/著 池上直己/監修・翻訳 佐々木晶世/翻訳 石橋智昭/翻訳 高野龍昭/翻訳 二宮彩子/翻訳 ほか
医学書院
男を殺して逃げ切る方法
ケイティ・ブレント/著 坂本あおい/翻訳
海と月社
画家たちの「肖像」 ジョン・バージャーの美術史 古代―近代
ジョン・バージャー/著 トム・オヴァートン/編集 藤村奈緒美/翻訳
草思社
画家たちの「肖像」 ジョン・バージャーの美術史 近代―現代
ジョン・バージャー/著 トム・オヴァートン/編集 藤村奈緒美/翻訳
草思社
エドゥアール・マネの思い出
アントナン・プルースト/著 三浦篤/監修 井口俊/翻訳 泉美知子/翻訳
中央公論美術出版
鬼谷子 全訳注 : 中国最古の「策謀」指南書
高橋健太郎/著
草思社
パンダのガドゥ
ムッシュー・タン/著 国津洋子/翻訳
講談社
ウィルフレッド・R・ビオン 我が罪を唱えさせよ : 天才の別の側面/家族書簡
クリス・モーソン/著 福本修/監修・翻訳 圭室元子/翻訳
福村出版
コンピュータシステムの理論と実装 第2版 : モダンなコンピュータの作り方
Noam Nisan/著 Shimon Schocken/著 斎藤康毅/翻訳
オライリー・ジャパン
ワンダ・ヒッキーの最高にステキな思い出の夜
ジーン・シェパード/著 若島正/翻訳
河出書房新社
クリスマスはいっしょの時間 : スヌーピーえほん
チャールズ・M・シュルツ/著 谷川俊太郎/翻訳
河出書房新社
しあわせはあったかい子犬 : スヌーピーえほん
チャールズ・M・シュルツ/著 谷川俊太郎/翻訳
河出書房新社
クラクフ・ゲットーの薬局
タデウシュ・パンキェヴィチ(Tadeusz Pankiewicz)/著 田村和子/翻訳
大月書店
数覚とは何か?〔新版〕 : 心が数を創り、操る仕組み
スタニスラス・ドゥアンヌ/著 長谷川眞理子/翻訳 小林哲生/翻訳
早川書房
K-POPはなぜマイノリティを惹きつけるのか : クィアとアイドルの交差するところ
ヨン・ヘウォン/著 キム・セヨン/翻訳 キム・ミンジョン/翻訳 パク・キョンヒ/翻訳
河出書房新社
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雑記20241109
イオンシネマで『ゼンブ・オブ・トーキョー』を観ようと思って調べたら、一番近所の草津でしか流れていないという奇跡。しかもなんだよこの時間。観終わって家に帰ったら即寝る時間だよ。いや、下手したら上映中に寝てるぞ。久御山でしか掛かってないとかだったら諦めてた。
正直、イオンシネマだと駅から近い桂川とか近江八幡のほうが便利。地方だとこういうときに面倒だね。神奈川なら選び放題だったし。
イオンモールKYOTOのTジョイだと朝9時からの1本だけだし、大作じゃない映画はみんなこんな程度の扱いなんだと知る。地元の映画館、ユナイテッドシネマ大津じゃ当然のようにやってないし。
株式おじさんたちのアイドル、GENDAが買収したGAGA制作・配給の作品だけど、これで儲け出てるんかな。アイドル映画だから一定の需要は見込めるとして、それでペイできるのか、映画業界の事情はよくわからない。
しかもイオンの株主がオーナーズカードで1000円で見ようとしてるしな、本当にあさましい。このイオンへの忠誠心の高さよ。
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イオンモール草津なら、自転車でちゃっと行って帰って来れる距離だから、こういうときに自転車が欲しくなる。原付でもいいけど。
なんだろう、やっぱり根がケチなんだろうね、固定費が掛かるものってパッと手が出ない。簡単に処分できないものもそう。買う前からメンテナンスと廃棄のことを考えるから「やっぱいいや」ってなる。
車が好きとか自転車が好きとか、興味があれば迷いなく買うんでしょうけど、単なる移動手段として考えたらトータルリターンは低いんですよね、僕の場合。使う頻度が低いだろうし。そもそも歩いたり走ったりが好きっていうのもある。
じゃあ借りればいいんじゃね、自転車。と思って調べてみたら大津周辺には観光用のレンタサイクルみたいなのは結構あるんだけど、観光向けだから高いんだよね。
悪名高いLUUPを見たらすごいことになってたわ。京都はLUUP以外も多いよね。むしろこれでいいんだわ。滋賀県にLUUPなんて需要無いもんな。
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ネットの記事を読んでいて、タイトルにこれが付いていると大体読む価値がないというパターンがあることに気付いた。要するに、タイトルで集客しようという魂胆が見える記事のことです。
具体的な数字が入っているもの 例)年末までにやっておきたい3つのこと 例)老後を乗り切るためのたった一つの鉄則
人の劣等感や優越感につけ込むもの 例)頭の悪い人がしがちな行動3選 例)きれいな人は必ずやっている! お風呂にまつわる必須ケア
「常識」や「思い込み」を否定するもの 例)みんなが知らない体に悪い野菜の食べ方 例)ディズニーランドが混んでいる?いいえ、本当は違うんです
枚挙に暇がないのですが、大体こんな感じ。ちなみに例は僕が適当に考えました。1回クリックしてくれるだけで目的が達成されるので、中身がスカスカなことがほとんどです。
まあ、焼き畑農業みたいなもんですね。
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創作意欲に燃料投下
書きかけの原稿からでも、それなりに学び取るものはあると思います。わたくしはもう、続きを書き上げる気力も体力も残っておりません。
個人的には、読者としてのわたくしは、説明文は読みません。少し厳しい言い方をすると、画で見せてくれないと読めません、と言うことです。特に一人称は、一人語りになりやすいので、注意が必要です。本気で目指すのであれば、という但し書きをつけておきます。
それが、趣味で簡単にできる才能があれば一番良いとは思いますが、やはりプロの世界へ行きたいのであれば、そう簡単ではないと思います。どういう生き方も個人の自由で、精神的に満たされているのが一番ですが、自分が何がしたかったのか、判らなくなることがあります。
目的が地位や名誉への渇望になってしまっていないか、振り返ってみることも必要かもしれません。
そういう意味では、わたくしはもう続きを書くことはないでしょう。
ーーーーー
イァヌヴィルズ宮殿。鉄の砦と喩えられる巨大な要塞の中心部に、その建造物はあった。土の中から這い出して来たかのような尖塔が、いくつも立ち並んでいる。
「世界でも非常に珍しいものをお持ちしました」
そう言う商人の風貌はいかにもみすぼらしく、灰褐色のすり切れたマントからは、しばらく風呂に入っていないであろう、洗濯もしていないのであろう異臭が漂っていたし、口から漏れる吐息からも嗅ぎ続けるには耐えがたい強烈な臭いがした。
「もう少し離れろ」
その持ち込みたいという珍品の是非はさておき、検問に立っている衛兵はまず離れるよう命令した。商人はくふふ、と気味の悪い笑いを漏らしながらも「へえ、すみません」と素直に応じた。離れたところで衛兵は、商人の頭からつま先まで上を下を、嘗めるように見ながら尋ねた。「してその物とは、どのようなものなのだ」
商人は勿体ぶりながら、手のひらほどの大きさの木箱をマントの内側から取り出すと、衛兵の向きに蓋をぱかりと開けた。箱の中には小さな植物の種が一粒、ぽつんとあるだけだった。衛兵はがっくりしたように声を落とした。
「何だ? それは。それだけか」
隣で寡黙に二人のやり取りを見ていた若い衛兵が、ここで口を開いた。
「こいつ、うまくして我が城に入り込もうと企む、不逞の輩じゃあありませんか」
その言葉に、初めの衛兵が声を荒げた。「何だと、こいつめ! そういうことか、許さんぞ」警棒を振り上げて今にも飛びかかろうとする衛兵に、商人はたじろいだ。
「ちょ、ちょいと待ってくださいよ、旦那さん方! あたしは無実です。これは正真正銘のお宝、ドルムの種です……これはちょっと、そうそう簡単には手に入りませんぜ」
慌てふためきながらも相変わらず、商人は気味の悪い微笑を絶やさない。言い終えたところで箱を大事そうに閉じて、また懐に仕舞った。そして続けた。
「不要とあれば致し方ありません。うーむ、これはそうですな。隣国にでも持っていきますか。あちらならば、高値で買い取ってもらえるやも」ぶつぶつと独り言ちて、わきに置いていたぼろ袋を持ち上げ担ぐと、商人は踵を返した。
衛兵二人は顔を見合わせていったん思案したが、慌てて商人を引き留めにかかった。
「ま、待て! もう少し、そのう。うん、詳しく聞かせてくれ。内容によっちゃ、上に話を通さん、でもない」最後は言葉に詰まりながらも、ただでは帰せないというように止めにかかった。
慌てる衛兵の様子を見て商人は楽しそうに「へえ、へえ、さようでございますか。それでは早速」と言って、足を引きずりながら中へ入ろうとする。気おくれして見ていた衛兵は慌てた。
「待て、待て! こちらへこい、こっちで話を聞いてやる」
検問所の脇へ商人を誘い、若いほうの衛兵が中から椅子を用意してきてやった。商人は引きずっていた足をさすりながら「へえ、あたしはこの通りでして。これは助かります」と言い、ゆっくりと椅子へ向かった。
「ドルムの実は何でも、育てるのが大変に難しいとかで。市場に出回ることはめったにありません」椅子に座ってから、商人はひと息ついた。
「ドルム。聞いたことがないな」衛兵たちは目を見合わせて首を傾げた。商人はまた嬉しそうに相槌を打った。
「ええ、ええ、そうでしょうとも。何せ発祥は大陸のはるか北の果て、ミィグヴィッツァーという山間の農村で、文字通りの田舎村。あたしたちの言葉はほとんど通じません。野蛮人ともっぱらの噂で、ちょいと余所者が入ろうもんなら、鎌やら鍬やらを振り上げての大騒ぎになるそうで」
「へえ、ミィグヴィッツァーねえ。それでそんな辺鄙なところからあんたは、何だってそん
なものを持ってきたんだい」
「ええ、ええ、そんな寒村でこのような物が採れるとは、あたしも正直驚きました。このドルムから採れた油はなんとバァル蝋の十倍、いや、百倍のエネルギーがあるとも言われております」
「バァル蝋の百倍」繰り返してまた衛兵たちは、顔を見合わせた。
「想像もつきませんでしょう? この小さな粒にそれほどの威力があろうなどとは。いかがです、気になりやしませんか」
商人はいよいよ厭らしい笑みで衛兵たちを見据えて再度、懐へ手を入れた。
「ま、まあ待て」衛兵は商人を制止した。「それほど大事なものであれば、そう簡単に表に出すものではない。それに、そのようなものをわざわざ我が城に持ち込む理由もいまだ判然とせん。一体、お主の目的は何だ」
単刀直入に問い質す衛兵の言葉に、はた、と商人の笑顔が張り付いた。しかしそれもつかの間、ごほんともっともらしく咳払いをして商人は答えた。
「もちろん、これでございます」言いながら親指と人差し指で円をつくり、ちらつかせるように指を振った。若い方の衛兵は呆れ顔で、やれやれと首を振った。初めの衛兵は顎をさすって、まじまじと商人の顔を見つめた。「お主、名は?」
商人は満面の笑みを顔に浮かべた。「ガルム。ガルム・ニズホッグと申します」
「ふむ。ガルムとやらよ。お主の名はしかと、然るべきお方へ届ける。明朝この時間に再度、こちらへ来られよ。ああ、身だしなみもそれなりに整えて、な」最後は言い聞かせるように、鼻をつまんで扇ぐ仕草をしながら商人ガルムへと伝えた。ガルムはわざとらしく畏まったよ��に頷くと、満足したように立ち上がって城門を後にした。
「大丈夫ですか」得体の知れぬ輩を、と言いたげなところを口ごもらせて、若い衛兵は初めの衛兵の顔を見た。
「なあに、良くいる金目当ての半ぐれの手合いさ。金貨の何枚かでも受けとりゃ、大喜びだろう。心配はいらんよ、俺たちはただの門番。すべてはおかみが決めること。報告するまでが、俺たちの仕事だ」言って若い衛兵の肩を、ぽんぽんと叩いた。納得のいかない顔をしながらも、若い衛兵は頷いた。
あくる日の朝、予定より何時間も早くにガルムは姿を現した。風体は相変わらずだった。
「お主には身だしなみという言葉の意味が、よく分かっとらんようだな」衛兵の嫌味にしかし、ガルムは恬として言った。「はて、何のことやら」
あくまでもしらばっくれる様子に、衛兵はしかめ面をして続けた。「それに予定よりも時間が早すぎる。人の話を全く聞いておらんようだな。ガルム殿の行いは逐一、報告させてもらうぞ」
はたして衛兵の牽制には全く耳を貸さない様子で「はあ、そうですか」とだけ言って、ガルムはその場で荷を下ろして腰を据えた。衛兵は座り込んだガルムにそれ以上は何も言わず、門番の役目を思い出したように腕を組んで、門前に立ちはだかった。若い方の衛兵もそれに倣って、背筋をぴんと伸ばした。
無言の暇がしばらく続いた。陽がてっぺんまで昇ったところでようやく、城のほうから歩兵��引き連れた一行がぞろぞろと向かってきた。威厳ある歩き姿に、衛兵たちの身が引き締まる。しかしガルムはまったく委縮する様子も見せず、一行が一歩一歩近づいてくる様子を見守った。残り数歩と近づいたところでようやく、ガルムはゆるりと立ち上がった。
衛兵たちが守衛する城門の前に到達したところで、行列は一斉に立ち止まった。と、行列の合間を縫って、中から腰の曲がった老爺が顔を出した。長い髪と長い眉毛、長い髭がすべて白髪で染まっていて、顔を覆い隠している。薄手の白いローブをまとい杖をついて、衛兵たちの前まで歩み出た。「客人はどちらで?」
老人の言葉に、ぴんと背筋を伸ばした若い衛兵が答えた。「はっ、はい! あちらであります」
衛兵が手を差し出した方向では、ガルムが興味津々といった面持ちで一行を見ていた。そして立ち上がって足を引きずりながら歩み寄り、あらためて名乗った。
「わたくしめが、ガルム・ニズホッグでございます」
老人はガルムの挨拶に頷き、親愛の意味で両手を差し出した。毛むくじゃらに覆われた顔は、表情が見えない。ガルムは素直に両手をとった。
「私はイァヌヴィルズ内で科学研究に携わっている、ヘイティと申す。遠路はるばるの長旅、ご苦労である」言いながらヘイティはガルムの両手を握って何度も揺すり、鼻の先まで顔を近づけた。ヘイティの毛髪の隙間から見える表情には、まったく変化する様子が見えない。ガルムの顔から少しずつ笑みが薄れていく。ヘイティが次の言をとった。
「ドルムの実を持ってこられた、とお聞きしたが?」
ガルムは両手をとられたまま、真顔で言った。「へえ、さようでございますが」
ヘイティはやっと、両手を離した。「何と、はるか遠方の異国の種を、たった一人で運んで来られた。その足で! これほどの武勇があろうか! のう、皆の衆よ」
大げさに言いながらヘイティはくるりと振り返り両手を広げて、初めて目に見えるほどの大口を開けて笑った。話を振られた兵たちは一瞬、引きつった顔を浮かべたが、すぐにヘイティに呼応するように笑い、さらには拍手喝采が起こった。しかし喝さいの受け手であるガルムは破顔することもなく、場が静まるのを待った。拍手がまばらになってきたところで、ガルムが口を開けた。
「ご歓待をありがとうございます。しかしあたしは」ガルムの言葉をヘイティが遮った。
「まあ、まあ、ガルム殿。そう急ぐこともありますまい。旅のお話など、じっくりとお聞かせください。ささ、こちらへどうぞ」ヘイティは城の方へといざなった。歩兵たちがざっ、と一斉に両脇へ退いて、人ひとり通れる道ができた。
「足の不自由なお客人のために、輿を」ヘイティが声を上げるとすかさず、道の向こうから金飾りの煌めく豪奢な籠が担がれてきた。屋根の四隅に垂れ下がった金飾りが、きらきらと揺れては品のいい音を出した。ガルムの目の前に下され、出入りの引き戸が開けられる。
「どうぞどうぞ���遠慮なさらず」ヘイティは乗り気でなさそうなガルムを押し込むように、背中を押した。ガルムは堪忍したように首を下げて、籠の中へ顔を入れた。ガルムが入りきって戸が占められると、ヘイティは手を上げて合図した。「お連れしなさい」
ヘイティの命令に従った行列は、回れ右をして城門前を出発した。始終、様子を見ていた衛兵二人は呆気に取られていた。ヘイティは衛兵たちに「ご苦労」とだけ言いおいて、行列とともに場を離れた。行列が米粒ほどに小さくなってからようやく、衛兵は呟くように言った。「さあて、仕事仕事」
若い方の衛兵も狐につままれたような顔をしながらも、元通り持ち場へ戻った。人気のなくなった門前は、すっかり静まり返った。
***
イァヌヴィルズ宮殿は、様々な専門街区がひしめき合い、多くの人間がそれぞれの職務に就いている。労働者たちの売買交渉、折衝や笑い声、それぞれの活動により絶え間なく賑わっている。その一角、特権階級専用の特区ヴィルムの一室に、極秘裏に集まる三人がいた。
「ほう、これが」
実りよく膨れた黄金色の穂を一本、指で摘まみ上げて、プリュフェン国家総事長付秘書官のグラバックァが感嘆を漏らした。
「ええ、ドルムの実でございます。ミィグヴィッツァーの、特にイオロヴェリア地方で栽培されている。彼らがすがる唯一の希望、命の源泉と言っても過言ではないでしょう。アンニョルで絞ったドルム油、ドランニョルのもとになります」
内国特任調査官のハァルがこっくりと頷いて、自信たっぷりの顔でグラバックァの顔を見た。グラバックァはふーん、と唸って摘まんだ穂をくるくると回した。ハァルは続けた。
「わかりやすいように、照明を落としましょう」
手元にある火種を残して部屋の四隅にあるオイルランプの灯をすべて消すと、窓一つない室内は夜のように暗くなり、赤い絨毯も白い壁も、テーブルクロスの上に置かれた燭台や金銀の飾り物もほとんど、判別がつかなくなった。ハァルはその場でくるりと振り返って、研究科学省長官のヘイティに手を叩いて合図を送った。「どうぞ始めてください」
ヘイティは心得た様子で深く頷いて、グラバックァに「そちらの皿へ、ドルムを置いてください」と指をさして伝えた。グラバックァは素直に聞き入れて、目の前にある黒い陶製の皿へドルムの穂を置いた。ヘイティは手元近くに置いてあったマッチを手に取り、擦った。そして点火した火種をさっと皿へ投げ入れる。途端にドルムの穂は勢いよく炎を上げた。予想以上の火の勢いに、グラバックァは一瞬怯んだ。
「……これが」平静さを取り戻しつつ声を上げたその後を、ヘイティが引き取った。
「これがドランニョルの力です。しかし彼らはまだ、この力を使い切れていない。いや、本当の力をわかっていない。宝の持ち腐れです。しかし豊かな気温変化と充分な���分量を誇るイオロヴェリアの大地の恵みであり」炎はあっという間に燃え尽きた。「高温かつ乾期の長い、我々プリュフェンの地ではなかなか育たない。となれば」わずかな燃え滓だけが皿の上に残った。ヘイティは言葉を切った後、ただ満足そうに皿の上を見つめている。
炎が消えた後ハァルは、再び室内のオイルランプへ火を入れ始めた。一つ、また一つとランプを点火しながらぐるりと移動していた足を止めると、ハァルは挑むような眼をグラバックァへ向けた。
「我々にはこれを手にする権利、いや、義務があります。ゆくゆくは統一せねばならない、大国としての責務が。人民を死に物狂いで守らなければならない、その責務が」
完全に落ち着きを取り戻したグラバックァから、笑いがこぼれた。
「たしかに。これは素晴らしい。かねてより探し求めてきた、エネルギー不足を補うための救世主に、よもやこのような形でまみえるとは。それに、期待以上の潜在力。実に魅力的だ」
「ふふふ……エネルギーだけではございません。しばらくお待ちください。さらに調合を重ねてゆけば、いずれ万能の妙薬としての力をお見せすることができましょう」
ヘイティの不敵な言葉を聞いて、グラバックァからまた笑いが漏れた。
「――楽しみにしている」グラバックァは言いおいて、善は急げとばかりに扉を押し開け、靴音を響かせて出て行った。扉が閉まるのを見届けた後、ヘイティはゆったりとした口調で囁いた。「さて。これから忙しくなりそうですな」
***
歌うような、鳥の声しか聞こえてこない。カラフルな幾何学のグラスの窓の向こうから、白い朝日が透過し差し込んでくる。静謐な室内には、神聖な時間が流れている。一堂に会したイーピルの民が目を閉じて、右手を左側の胸の上に、左手を右側の胸の上に交互において両腕を抱くような格好で、静かに祈りを捧げていた。
この祈りの時間は、エルナにとって一番好きな時間だった。しかし今は、神妙に眉根を寄せて硬い顔をしている。隣の母、フィーマにしてもそうだ。強い願いごとを天に届けるかのように、両腕を抱いて強くまぶたを閉じている。厳かに奉じられた祈りは、数分ののちに終わりを告げた。
「さあ皆さん。目を開けてください。今日の朝のお祈りもきっと、アースキル神様の袂へと届いたことでしょう。来たるべき日までしっかりと信心を忘れず、心身の修練を心がけてください。そしてこれからも尊き献身を。ウェズル・マグゥイン」
ウェズル・マグゥイン。神父の言葉に倣った全員の合唱が、教会内に響いた。続けて神父が口を開く。
「今日は皆さんに、尊いお知らせがあります。こちらにいらっしゃる、エルナ・ヤーヌヴィズさん。さ、前へどうぞ」
名前を呼ばれてエルナは、はっと目を見開いた。緋色の瞳が��っぷりと濡れている。大きな目を一心に瞬いて、エルナは口角を上げた。神父はほっとひと息ついて、年輪の入った顔に微笑を蓄える。こちらは灰色の瞳を和ませて、エルナを見返した。着古した淡黄色の法衣の下から、さっと手を出す。エルナは差し出された神父の手を取って、立ち並んでいる民の前に立った。神父は隣に立ったエルナを見ながら、にこやかに紹介した。
「エルナ・ヤーヌヴィズさんは今日、十六歳のお誕生日を迎えられ、晴れて我が国、ミィグヴィッツァー軍の仲間入りとなります。この栄誉に感謝のお祈りを捧げましょう。ウェズル・マグゥイン」
再度の祈りの言葉が、今度はエルナに向かって投げかけられた。エルナは複雑な面持ちでそれを受け止め、皆と同じように瞑目した。
「さあエルナさんの栄えあるこの旅立ちの日に、大いなる祝福を。そしてミィグヴィッツァーのもとに聖なる勝利を。皆さん、お祝いください
瞬間、大きな拍手が起こった。エルナは祝福に感謝するように、何度も頭を振って民たちの顔を見た。瞳と同じ、緋い色の髪の毛が踊るようにしなやかに揺れた。
「ではエルナさん、頑張ってください」
最後に神父はエルナの両肩を抱くようにしてぽん、と叩き、今度は歩みを促した。エルナは緊張した表情で、ゆっくりと一歩を踏み出した。すり切れたワンピースのスカートの裾が、ひらりと揺れた。皆が両脇に退いて、エルナのために道を開く。開かれた道を見て、戸惑いながらエルナは左右を見た。フィーマと目が合った。心配そうに見つめられて、込み上げるものを振り払うように、エルナは視線を逸らして顔を伏せた。フィーマは目を潤ませて口元を手で押さえた。エルナは思いを断ち切るように真剣な眼差しで顔を上げると、一歩一歩踏みしめながら出入口へと向かった。左右からは祝いや応援の言葉が投げかけられる。
エルナは唐突に扉の一歩手前でぴたりと立ち止まると、動かなくなった。どよめきが広がる。それからさらに数秒後、エルナは飛び跳ねて勢いよく振り返った。
「行ってきます!」
目いっぱいに張り上げた声が、協会内に響き渡った。エルナの精いっぱいの返答に、ひと際大きな声援が飛び交った。口元を押さえていたフィーマが、涙をぬぐって顔を上げた。そして静かに口元で答えを返した――いってらっしゃい。
それを見てこくりと頷くと、エルナは教会の外へと駆け出して行った。
***
透き通るようなしんとした空気に、割って入る振動。一気に空気は震えた。波立つ音が、鼓膜をも刺激する。続けて大粒の雨が降り注ぐように、ばらばらと地上を打ち付けてくる弾の音。赤い飛沫が宙を舞った。と同時に悲鳴が上がる。
「助けてー!」
「伏せろ!」モガー・ヴァーランドが怒鳴った。
破壊されつくした国境の町、バーグヴィーはほぼ隠れる場所を失っていた。なおも敵の照射は降り続く。僅かに残っていたブロック塀が、当たった弾によって砂埃を上げた。��塵が舞い上がり、人々の鼻腔に入り込む。何人かがむせた。モガーは口元を覆って、上空を見上げた。
「くっ!」一瞬にして、ことは起こった。人頭一つ分程度の大きさの物体がいくつか落下してくる。それに気づいていた幾人かは「爆弾だ!」「隠れろ」などと叫んだ。しかし散り散りに逃げる彼らよりも爆弾の落下速度の方がはるかに上回っている。日中にもかかわらず、巨大な閃光は目にしっかりと焼き付く。爆発音が耳をつんざいた。
爆撃を受けた瓦礫の山がさらに崩れ落ちた。派手な音を立てて崩れる建物群のもと、あちらこちらから悲鳴が上がる。木材や衣類など燃えやすいものから火は燃え移って、町は炎につつかれた。逃げ惑う人々で、地上は大混乱に陥った。
「言わなくともわかると思うが、隊を乱すなよ。今こそ我々の真価が問われる時だ。行くぞ」
モガーが話すと、隊員たちは目に力を込めて頷いた。エルナも真剣な眼差しでモガーの顔を見て返答した。
「了解!」
枯草色の軍服を身に着けた集団が町へ躍り出ることで、群衆はさらに混乱した。
「何事だ!」
「みな、落ち着いて聞いてくれ! 我々が先導する。合図に従ってくれ」
「おい、しっかりしろ! 士気を保つんだ! お前たちが先導しなくてどうする。何のためにここにいるんだ!
モガーは茫然と立ち尽くす幾人かの隊員に怒鳴った。
爆撃を受けた隊員の体が引きちぎられた。もがれた腕や足がそこここに飛び交う。頭蓋に衝撃を受けた者の眼球が、飛びぬけて瞼からだらりと垂れ下がっている。あらぬ方法へ頭が捻じ曲がった者は、力尽きて倒れこんだ。目の前で吹っ飛ぶ肉塊を見て、エルナは嘔吐感に堪え切れず涙を流しながら、びしゃっと胃液を吐いた。「うえええ」
蒼白の表情で周囲を見回した。千年以上の歴史を持つというバーグヴィーのシンボル塔、バーヴスは無残にも崩れ落ち、その周囲に密集していた礼拝堂や集会所、市場など見る影もなくなっている。さらなる爆破が、ここから一切の人間の営みを奪おうとしている――エルナは打ち震えた。
粗方、このバーグヴィーの破壊とミィグヴィッツァーの隊員たちの命を奪うと満足したかのように敵機、プリュムフェイマーの戦闘機たちは悠々飛び去って行った。
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あくまでも京都駅を起点で考えた場合。大阪発の場合だと、東方向は+30分、西方向は-30分で考えればいいかな。知らんけど。 ■高松片道4時間。自分的には香川県は青春18きっぷを買ったときに必ず行く場所。瀬戸大橋を超えるときのテンションの高さと、やたらとガタンガタンいう音が旅情を誘う。高松駅前の時点で、うどん屋が多くあるなら、うどんだけ食いたいなら、そこだけで満足できる。時間かあるなら栗林公園まで行ったり、瓦町の方まで行ってもいい。瓦町FLAGの変わり方を年々眺める楽しみもある。ちなみにうどんだけ食いたいなら、坂出で降りても良いかも。 ■琴平片道4時間半。坂出での接続があまり良くないので、高松に行くより時間は掛かる。こんぴらさんこと金刀比羅宮の観光が主になる。ここも香川なのでうどん屋も多い。なお、こんぴらさんは奥社まで行く根性はなかったので、御本宮までしか行ったことがない。 ■尾道片道4時間半。さすがにしまなみ海道に行く時間はないので、尾道での観光がメインになる。行きか帰りかのどちらかはロープウェイを使わずに歩き回ってみるのも一興。尾道ラーメンも食おう。 ■鳥取片道5時間。山陰線経由は接続が悪いので、智頭急行経由が基本になる。18きっぷシーズンは智頭急行のフリーパスが発売されてるので、往復で使えればかなり得。一応、行きは山陰線、帰りは智頭急行というルートの大回りならダイヤ上は割と可能。鳥取と言えばやっぱり砂丘か。駅からはそこそこ離れてるので、バスの時刻表を要確認。砂の博物館もセットで行こう。あと、生きたイカをその場で刺身にしてくれる店が好き。 ■城崎温泉片道4時間。時間があるなら、少し西にある餘部で降りて鉄橋を見て行ってもいいかも。外湯巡りのフリーパスがあるので、できれば替えの下着を何枚か持っていて、色んな温泉に入るのも楽しい。今の時期だと、すぐに汗をかくから、温泉に入る度に下着は変えた方がいいと思うぞ。ちなみに山陰線オンリーで行くのと、京都線~神戸線~播但線経由は、距離が1.5倍くらい違うのに時間は10分くらいしか変わらないから、気まぐれで使い分けるのもあり。 ■下呂温泉片道4~5時間(時間帯によってかなり変わる)上の城崎温泉と行き帰りの時間は似たような感じ。こっちは温泉には行った後、辺りをブラブラする感じになるか。とりあえず鰻を食う。 ■名古屋片道2時間半。京都から意外と近い。時間帯によっては米原での乗換だけで行けるし、18きっぷ初心者にはおすすめ。一応都会なので、目的なくうろついても充分楽しめる。東海道本線で日帰りで行けるところまで行こうと思うと、静岡辺りが限界か。乗り換えで降りたことはあっても、観光で行ったことはないけど。 ■松本片道6時間始発、終電で行けば4時間くらい滞在できる。松本城に行ったり、街中をぶらつくくらいは全然大丈夫。まあ、一泊して下の安曇野とセットで旅行した方が良いと思うけどな。 ■穂高片道7時間水の綺麗さで有名な安曇野の中心駅。大丈夫、始発と終電で行けば、2時間半滞在できるから、大王わさび農園くらいなら充��行ける。わさびを買おう。わさび定食を食おう。ちなみにVAIOの本社も安曇野にあるので、せっかくだから見物に行っても良いかも。 ■敦賀片道2時間。新快速の最果て地点で、乗り換えなしで行ける。もうすぐ新幹線ができるから、駅前がスゲー綺麗になってる。敦賀と言えば原発だけど、美浜原発PRセンターに行くには時間が掛かるし、何よりバスの本数も少ない……。やっぱり日本海さかな街で海鮮を食うのと、氣比神宮に行くか。 ■西舞鶴、東舞鶴片道2時間~4時間スムーズに行ければ2時間くらいなんだけど、舞鶴線はとにかく本数が少ないから、計画を立てていかないと最悪4時間以上も掛かることになる。西舞鶴で降りて、とれとれ市場に行って海鮮を食って、東舞鶴で観光する感じか。なお、東舞鶴にある赤レンガパークと引き揚げ記念館では、戦争に対する空気が違いすぎて笑う。 ■福井片道3時間。福井と言えば恐竜。ただし、恐竜博物館は勝山市にあるから福井駅から私鉄とバスを乗り継いで一時間以上掛かる。東尋坊は、恐竜博物館と真逆の位置だから、日帰りで両方を回るのは無理だな。だから恐竜博物館のコースと、東尋坊→芦原温泉のコースのどちらを選択する感じ。福井駅の駅そばは結構好き。 ■九頭竜湖片道4時間半。福井にある盲腸線の九頭竜線の終点。名前はカッコいいが、何もない。駅前にファミマと道の駅はあるが……。そしてこんな駅名だけど、肝心の九頭竜湖は結構遠い。九頭竜線は途中の越前大野で降りた方が楽しめそう。 ■金沢片道4時間半。観光地が固まってるので、兼六園・金沢城公園→ひがし茶屋街→近江市場のコースは日帰りでも余裕で回れる。なんなら全部駅から歩いて回れる。ただし、今年は暑いからずっと外にいるのは勘弁したい。とりあえず着いたらチャンピオンカレーでも食って、海鮮は帰りにするか。帰路は福井で40分くらい接続待ちがあるから、8番ラーメンでも食おう。 ■紀伊半島大回り京都→大阪→和歌山→紀伊田辺→新宮→多気→亀山→柘植→草津→京都 で一周合計15時間43分。紀伊田辺で1時間半接続待ちがあるから、お昼はそこで。乗り換えアプリで見ると多気で1時間の接続待ちがあるけど、到着後に少し待てば名古屋行きの快速みえが来るから、それで津まで行って、そこで晩御飯を食べた方がいい。紀伊半島の南の方になると、海岸線スレスレを走ってるから、ようこんなとこに線路が引いてあるなと思う。なお、白浜の日帰りはどう考えても無理だから、パンダが見たいなら泊まるか特急にしとけ。 ■高山本線大回り京都→敦賀→金沢→富山→猪谷→美濃太田→岐阜→米原→京都 で一周合計13時間57分。金沢から富山は三セクを通るから1290円払う必要があるのをお忘れなく。18切符の特例は高岡から富山までだから、金沢からだと適用されないぞ。全体的に余裕がない乗り換えなので、1時間ほど早く出発すれば、富山で1時間の乗り換え待ちが発生するから、そこでお昼を食べよう。寿司が旨いぞ。高山本線は猪谷で一度乗り換えがあるだけで、美濃太田まで乗りっぱなしが続くし車内は空いてるから、弁当を買って車内で食うのもいいかも。鱒寿司を食おうや。
京都発 青春18きっぷの日帰り旅行
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月27日(水曜日)参
通巻第8070号
AIは喜怒哀楽を表現できない。人間の霊的な精神の営為を超えることはない
文学の名作は豊かな情感と創造性の霊感がつくりだしたのだ
*************************
わずか五七五の十七文字で、すべてを印象的に表現できる芸術が俳句である。三十一文字に表すのが和歌である。文学の極地といってよい。
どんな新聞や雑誌にも俳句と和歌の欄があり、多くの読者を引きつけている。その魅力の源泉に、私たちはAI時代の創作のあり方を見いだせるのではないか。
「荒海や佐渡によこたう天の川」、「夏草や強者どもが夢の跡」、「無残やな甲の下の蟋蟀」、「旅に病で夢は枯野をかけ巡る」。。。。。
このような芭蕉の俳句を、AIは真似事は出来るだろうが、人の心を打つ名句をひねり出すとは考えにくい。和歌もそうだろう。
『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香具山』(持統天皇)
皇族から庶民に至るまで日本人は深い味わいが籠もる歌を詠んだ。歌の伝統はすでにスサノオの出雲八重垣にはじまり、ヤマトタケルの「まほろば」へとうたいつがれた。
しかし人工知能(AI)の開発を米国と凌ぎを削る中国で、ついにAIが書いたSF小説が文学賞を受賞した。衝撃に近いニュースである。
生成AIで対話を繰り返し、たったの3時間で作品が完成したと『武漢晩報』(12月26日)が報じた。この作品は『機憶(機械の記憶)の地』と題され、実験の失敗で家族の記憶を失った神経工学の専門家が、AIとともに仮想空間「メタバース」を旅して自らの記憶を取り戻そうとする短編。作者は清華大でAIを研究する沈陽教授である。生成AIと66回の対話を重ね、沈教授はこの作品を「江蘇省青年SF作品大賞」に応募した。AIが生成した作品であることを予め知らされていたのは選考委員6人のうち1人だけで、委員3人がこの作品を推薦し
「2等賞」受賞となったとか。
きっと近年中に芥川賞、直木賞、谷崎賞、川端賞のほかに文学界新人賞、群像賞など新人が応募できる文学賞は中止することになるのでは? 考えようによっては、それは恐るべき時代ではないのか。
文学の名作は最初の一行が作家の精神の凝縮として呻吟から産まれるのである。
紫式部『源氏物語』の有名な書き出しはこうである。
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
ライバルは清少納言だった。「春は曙、やうやう白く成り行く山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる」(清少納言『『枕草子』』
「かくありし時すぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」(道綱母『蜻蛉日記』)
額田女王の和歌の代表作とされるのは、愛媛の港で白村江へ向かおうとする船団の情景を齊明天王の心情に託して詠んだ。
「熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕こぎ出いでな」(『万葉集』)。
「昔、男初冠して、平城の京春日の郷に、しるよしして、狩りにいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。」(『伊勢物語』)
▼中世の日本人はかくも情緒にみちていた
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(『方丈記』)
『平家物語』の書き出しは誰もが知っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ」。
『太平記』の書き出しは「蒙(もう)竊(ひそ)かに古今の変化を探つて、安危の所由を察(み)るに、覆つて外(ほか)なきは天の徳なり」(『太平記』兵藤祐己校注、岩波文庫版)
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」(『徒然草』)
古代から平安時代まで日本の文学は無常観を基盤としている。
江戸時代になると、文章が多彩に変わる。
井原西鶴の『好色一代男』の書き出しは「「本朝遊女のはじまり、江州の朝妻、播州の室津より事起こりて、いま国々になりぬ」
上田秋成の『雨月物語』の書き出しはこうだ。
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく、浜千鳥の跡ふみつくる鳴海がた、不尽(ふじ)の高嶺の煙、浮島がはら、清見が関、大磯小いその浦々」。
近代文学は文体がかわって合理性を帯びてくる。
「木曽路はすべて山の中である」(島崎藤村『夜明け前』)
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある」(夏目漱石『坊っちゃん』)
「石炭をば早はや積み果てつ。中等室の卓つくゑのほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒らなり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌カルタ仲間もホテルに宿りて、舟に残れるは余一人ひとりのみなれば」(森鴎外『舞姫』)。
描写は絵画的になり実生活の情緒が溢れる。
「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」(川端康成『雪国』)
谷崎潤一郎『細雪』の書き出しは写実的になる。
「『こいさん、頼むわ』。鏡の中で、廊下からうしろへ這入はいって来た妙子を見ると、自分で襟えりを塗りかけていた刷毛はけを渡して、其方は見ずに、眼の前に映っている長襦袢姿の、抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据みすえながら、『雪子ちゃん下で何してる』と、幸子はきいた」。
「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ばんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました」(芥川龍之介『杜子春』)
▼戦後文学はかなり変質を遂げたが。。。
戦後文学はそれぞれが独自の文体を発揮し始めた。
「朝、食堂でスウプをひとさじ吸って、お母様が『あ』と幽(かす)かな声をお挙げになった」(太宰治『斜陽』)
「その頃も旅をしていた。ある国を出て、別の国に入り、そこの首府の学生町の安い旅館で寝たり起きたりして私はその日その日をすごしていた」(開高健『夏の闇』)
「雪後庵は起伏の多い小石川の高台にあって、幸いに戦災を免れた」(三島由紀夫『宴のあと』)
和歌もかなりの変質を遂げた。
正統派の辞世は
「益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」(三島由紀夫)
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」(同)
サラダ記念日などのような前衛は例外としても、たとえば寺山修司の和歌は
「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや。」
わずか三十一文字のなかで総てが凝縮されている。そこから想像が拡がっていく。
こうした絶望、空虚、無常を表す人間の微細な感情は、喜怒哀楽のない機械が想像出来るとはとうてい考えられないのである。
AIは人間の霊感、霊的な精神の営みをこえることはない。
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Trip to Korea, September 2024 - Day 2: DMZ tour: Imjingak and Dorasan
I don't tend to do much touristy stuff (usually, my theme of the trip is to enjoy beer and food in the city), but this time, since it was my first time in Korea with a friend, I decided to take a DMZ tour.
あんまり観光っぽいことをしない性分(だいたいは街中でグルメとビールが旅のテーマ)なのですが、今回は初韓国の友人と一緒ということもあり、せっかくだから参加してみようかなと、DMZツアーを申し込み。
DMZとは DeMilitarized Zone(非武装地帯)の略。韓国の場合は、北緯38度線をベースに引かれた国境の南北2km以内のエリアを指し、その間は武器の持ち込みと民間人の立ち入りを禁止している「軍の管理エリア」のことです。
私が申し込んだのは、klookアプリの「DMZツアー」。団体の日本語ツアーで、早めの時間帯(朝8:00集合)のもの。¥5,598/1名。
🚃7:00 ホテルを出て、江南駅からぐるっと地下鉄で弘大入口駅へ。乗り換えがないから便利っちゃ便利。
(なお、ツアー予約サイトには「ホテルまでお迎え」と書いてあったけど、前日の集合メールには「弘大入口駅8:00集合」になっていて、「あれ?ホテルに迎えに来てくれるんじゃなかったの?」と思ったのですが、実際は結構な団体ツアーだったので、言ったところで無理だったろうなあ。)
🚌8:00 弘大入口駅で集合し、大型バスに乗車。
今回は日本語のツアーを予約したので、だいたい15名程度の他のお客さんと一緒にツアーを回ることに。週末はもっと予約が多いらしく、立ち入り人数制限のあるDMZエリアには、朝一のツアーでもかなり時間がかかることもあるそうです。
🚌9:00 バスに揺られて約1時間(結構寝た)、最初の目的地に到着。
◼️臨津閣平和公園
ちょっと大きめなパーキングエリアみたいな感じ。観光バスが10台以上止まってました。
(めちゃくちゃ天気が良くてよかった!)
イムジン河のほとりにあるこの公園は、DMZの手前で民間人が行ける最終エリア。ここから先は有刺鉄線の貼られたDMZになります。 ここでDMZへの立ち入りの申請を行います。
申請まで時間があるということで、ちょっとだけ自由時間。屋上の展望エリアへ。
目の前の田んぼの手前に引かれている有刺鉄線の境界。もともと、イムジン河周辺は農業が盛んで、特に有数の米の産地らしく、DMZになってからさらに人や車の立ち入り少なくなったせいか、水が綺麗で美味しいお米が取れるそうです。
DMZ内に行ける「平和ゴンドラ」の出発地点もここに。(いいお値段するので乗りませんでしたが)
▲有刺鉄線の向こう側で、草刈りをしている兵役の方。そういう仕事もあるのね、そりゃそうか。
立ち入り申請が完了し、指定の時間までは臨津閣平和ヌリ公園内をいろいろ説明をいただくことに。
まずは2000年1月に建てられた「平和の鐘」。兵器を溶かして作った鐘で、お正月と、あとはここを起点にしている「平和マラソン」のスタートの際に鐘が鳴らされるとのこと。
そして「望拝壇」。
故郷を思って祈る方達のために作られた祭壇のようなもの。韓国と北朝鮮の分断となった朝鮮戦争の勃発は1950年で、その時に故郷を離れた方々ももうお年を召しているので、ここに祈りに来る人もだいぶ少なくなったとのこと。
「自由の橋」。
そして「京義線の線路」と「破壊された蒸気機関車」。
▲日本統治(併合)時代に建設された鉄道路線。枕木とかはそのままらしい。
▲ソウル(旧名で「京城」)から新義州(北朝鮮)をつなぐ路線だった「京義線」。分断されてからは「ソウル〜都羅山駅(しかし、実質電車で行けるのは2駅手前の文山駅までみたい)」のみが韓国側に。 一時、北朝鮮側に作った「開城工業団地」までも開通していたようなのですが、関係悪化によりそれも終了。今は線路があるのみ。
▲何も走らない、有刺鉄線の向こう側の線路。
かつて、軍事物資を乗せて走っていた蒸気機関車。
北側に使われてしまうくらいなら破壊してしまおうということで、都羅山駅を超えた先の長湍駅あたり(今のDMZの中にあった駅。現在は廃駅になっている)あたりで無数の銃弾を受けて停止・放置されていたもの。
おびたたしい銃撃痕の数。
ずっと放置されていたけど、なんとか回収して綺麗にして、今はこの臨津閣に保管・展示されているそう。
▼実は日本のメーカー(川崎重工)製で、車体に「三菱」、車輪に「住友」の刻印もされています。
たくさんの人が見学に来ていました。
私自身は「朝鮮戦争」は歴史の教科書の中のことなのですが、1900年代は近現代なんだよね。そしてその分断がいまも続いている、のは、なんとも難しい問題だなと思いました。
他にも「平和を願うリボン」や、「2体の少女像」も。少女の像は、南北統一ができたら、1体は北側に渡そうということで2体ここにあるそうです。この少女像、日本と韓国の関係が悪くなると出てくるというもの。ちょっと複雑ですね。
キャンプサイトや遊園地があり、「臨津閣観光地」と表現されていることもあり、できるだけ多くの人がくる場所にしたい、ということでした。生生しい歴史遺物と、目の前のまだ戦争状態という現実で、なんだか複雑な気持ちになるエリアでした。
AM10:30 再びバスに乗って、いよいよDMZに入ります。
検問を通ってDMZ内へ。(検問では、乗車している全員のパスポートと顔のチェックがあるよ)
▲1998年に現代グループの会長の私財投資によって作られた「統一大橋」。会長は北側の出身だそう。 会長は南側に来る時に、家族が売った牛1頭のお金を盗んだことがあるらしく、この橋の開通時には逆に500頭の牛を連れて渡ってきたという逸話。
🚌10:40 DMZに入って、まず最初の目的地へ。
◾️都羅展望台
ここから国境や板門店、ひいては北朝鮮側を見ることができます。(このあたりの旅程は、軍側から「先に〇〇に行ってください」というような指示があるらしい。管理人数の調整してるのかな)
駐車場になっていたのは「旧展望台」の前のエリア。
▲老朽化につき、新しく展望台が作られたよう。こっちは2018年10月で終了。
駐車エリアから新展望台まではちょっとした坂道。「この坂では写真撮影はしないでくださいね」という指示あり。(それでも撮ってる海外観光客いたけど...)
▲展望台入口側からの韓国側(坡州市 ぱじゅし)の風景。
▲ちょっと右側にあるのは倉庫地区。もともと、開城工業地帯で生産されたものを保管しておく物流倉庫だったそう。今は全部空っぽ。
半年くらい前から北朝鮮側が汚物を風船にくくりつけて投げてくる「汚物爆弾」のせいもあり、屋上の展望台は封鎖中。(ていうか、このエリア全体がマジでめちゃくちゃ畜産臭くて、この匂いが汚物爆丸なのか...!?!?という懸念すらあった。違ったけど。)
なので、建物横のフェンスからと、建物内の展望エリアからのみ見ることができました。撮影は概ねOKになっています。
▲こちらが新展望台。
見える...あれが北朝鮮か...
草も木も空も、反対側と何も変わらない。でも向こうは違う国で、さらに誰も行けない閉鎖された国。なんだか現実味がないようで、でもこれが現実。
北朝鮮の旗が立っているエリア、時間によっては田畑で作業をしている人も見えるらしい。そりゃそうか、人が住んでいる”国”だもんね。でも、韓国から見えるエリアは結構ハリボテで、大きな建物は立っているけど、実は全然人が住んでいないらしい。
展望台の中にあったエリアのジオラマ。本当に国境近く、まさにDMZにいます。
何も変わらない青空。
北朝鮮に向かって立っているスピーカーからは、K-POPが流れている。こういう地道な活動が、向こうに住んでいる若者に刺さるら、とのこと。でも、それで北朝鮮から出て行きたくなった人がいたとしてても、難しいのが現実なのよね。
展望台の入り口にいた猫。君はどこから来たのかな。猫には国境は関係ないのかもしれない。
🚌11:45 再びバスに乗って、次は第3トンネルへ。
(写真が多くて上限に来てしまったので、ここからは次の投稿へ)
【2024年9月 ソウルの旅】 ・Day 1 └ サムボプデチゲ └ 60年伝統新村黄牛ホルモンカンナム駅直営店 └ アートモンスターカンナム店 ・Day 2 └ DMZツアー └ 臨津閣平和ヌリ公園・都羅展望台 👈THIS └ 第3トンネル・統一村 └ Seoul Gypsy └ プチョンユッケ ・Day 3 └ 神仙ソルロンタン └ Seoul Brewery └ タルメクスーパー └ Chillhops Itaewon Project └ トヤジンガ └ Craftbros Taproom └ オダリチプカンジャンケジャン
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2024.06 武甲山
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山頂からの眺めは非常に良いが、空気が澄んでいるとなお良い
友人と一緒に武甲山へ。数年前に一度登ったことがあるが、そのときは浦山口駅からの往復だった。今回は横瀬駅からスタートするルートにしてみる。
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横瀬駅から武甲山。ちょうど電柱とかぶってしまった。
横瀬駅から登山口まではタクシー使用(片道2400円、歩くと40分くらいか?)。タクシーの車窓からは石灰岩関係の大きな工場がたくさん並んでいて壮観だったが、砂埃や排気ガスがかなり濃い道を延々と何十分も歩くのはちょっと苦痛だな、特に気温が高い日は。タクシーで正解。
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約10分くらいの乗車で一の鳥居登山口到着。30台ほどが停められる駐車スペースあり。
【コースタイム】一の鳥居(0905)→不動滝(0935)→武甲山(1050-1110)→橋立林道終点(1220)→橋立鍾乳洞(1255)
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しばらくは舗装された歩きやすい道。
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登山道に入りそれらしい道になる
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約30分歩いたところにある不動滝、ここでは山頂トイレで使用される水を汲み上げるための、水が入ったペットボトルがたくさん用意されており、ボランティアで山頂まで運ぶ。自分は一番大きな3Lくらいのを2本両手に持って進んだ(なので6kgくらい?ザックには入らない)。日帰り登山で荷物は軽量だったため、トレーニングとして自ら修行を課す。ずっと手に持っていたのだがさすがに指がつかれてきて、肩の上に乗せるように運んだら非常にラクだった。重量物を頭の上に乗せて運搬する人たちの写真をよく目にするが、あの運び方はかなり都合がいいらしいと身を持って実感。
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少し急であったり緩やかだったりと緩急交互だが、総じて初心者にも優しく登りやすい。
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スタートから2時間もしないで山頂に到着。水をおろしたらトイレ脇のマンホール開けて水を全量流し込む。約6kgの荷重が無くなり、足がかなり軽い。
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山頂は晴れていれば抜群の景色。けどやはり空気が澄んでいる時期のほうがきれいだな。山頂はオオスズメバチがずっと登山者に接近してくるので、危ないのでササッと写真をとってその場を離れる。
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山頂の少し下に寺社と休憩スペースあり。ちょうどお昼時なので少し休憩。
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帰りは前回も通ったことのある浦山口駅へのルート(といってももう何も覚えていないが)。まずは青い草が斜面全体を埋め尽くし、まるで草原のような非常に気持の良い緩やかな下り坂。樹林帯だがところどころ景色も良い。
その先はかなり狭く急な道が5分ほど続く。初心者は危険と感じるかもしれないが、焦らずに進めばなんの問題もない。今回のルートの核心部はここかな。
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その先はずっと緩やか。石灰岩を採掘している山だけに、看板には「発破」とか書いてある。
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この日は麓が30℃くらいに達するかなり高温の日で、半分以上下山したら気温も高くなるわ風はほとんど吹かずで暑い。
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最後は深い谷を蛇腹のように折り返し下るだけの単調な道。ここを通過するのに体感で15-20分くらいかかっていたような気がするが、景色が全く同じでとても長く感じる。終わりに近づくころに���川の音が聞こえてくるので少し涼しさを感じる。
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長い下り坂が終わると清流が現れる。気温高く風がほとんどなかったので、川べりに寄って水を浴びて体を冷やす。水が冷たくて気持ちいい!!
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川の上にかかる橋を渡ったり、滝があったり、こちらの道は変化に富んで面白い。
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ここは林道終点だったか?このしばらく前から道は舗装されていたが、あとはラクな道に・・・コンクリートの道は熱の輻射で非常に暑い。
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浦山口駅に向かう途中で寄り道。見上げるとものすごい岩の壁があり、その真下に食事処や鍾乳洞が現れる。鍾乳洞は入場料たった200円なので、事前に下調べせずなんとなく入ってみたが、これがすごかった。真っ直ぐ立っていられないくらい低い天井のトンネルに一歩足を踏み入れた瞬間、嘘みたいな冷気に包まれる。トンネルを下降していく最中も、狭いが周りは今なお成長中の鍾乳石だらけ。途中からぐんぐん上昇していってトンネルを抜けるのだが、これ200円って嘘でしょと思うくらいのアトラクション。トンネル内の写真は写真撮影禁止のため何も見せられないが、近くに行ったら必ず立ち寄るべし!
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あとはすぐちかくの寺社仏閣だったり、小洒落たカフェ、休憩処「土津園(はにつえん)」。土津園でくるみそば食べたが、まず蕎麦そのものがかなり美味しい。そして細かくしたくるみと一緒に食べると、これまたくるみの風味が足されて美味しい。この周辺はくるみ蕎麦が名物なので、鍾乳洞とセットでぜひ(すぐ隣同士)。
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浦山口駅で��父鉄道に乗り御花畑駅で下車、徒歩で西武秩父駅に移動。さっき登ってきた武甲山が、山が削られている側を向いてよく見える。西武秩父駅の隣接する施設で休憩し、特急に乗って帰宅。
武甲山は見るだけでも面白いという珍しい山。下山後は西武秩父駅でくつろげるし、西武秩父駅までがそもそも安い・都心から近いのでオススメである。
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2013年8月11日撮影 西の河原公園は、草津温泉の西側に位置することでこの名前がついたとされています。付近一帯は上信越高原国立公園の特別地域に指定され、河原のあちこちから毎分1,400リットルの温泉が湧き出し湯の川となって流れ出しています。この風光明美な景観は四季折々にも美しく変化し、源泉「湯畑」とともに草津温泉ならではの温泉情緒あふれる散策コースになっています。
日頃から乗り鉄、温泉巡り、旅行の際に撮影した自然に関する動画を上げています。是非チャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/channel/UCdNmvNpdpyZ9oeNuw95XftQ?sub_confirmation=1
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2/23 講演会「野路小野山製鉄遺跡を考えよう~滋賀県の中からみた野路小野山製鉄遺跡~」
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2/23 講演会「野路小野山製鉄遺跡を考えよう~滋賀県の中からみた野路小野山製鉄遺跡~」
滋賀県の中から見た野路小野山製鉄遺跡とはどのような遺跡なのか学んでみる講演のようです。
●講師 大道和人氏(滋賀県立安土城考古博物館)
●月日 2月23日(祝・金)
●時間 14:00~16:00~(13:30受付)
●場所 草津市役所大会議室8階市役所
●定員 100人(当日先着順)
●問合 歴史文化財課 Tel 561-2429
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