#自立神経失調症を整える
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2024年11月06日 21時00分 MITが神経を絶縁テープのように保護する極小フィルムを開発、脳の機能を補助するニューラルインターフェースへの応用も
アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが、光の照射により形状を変えて神経細胞や神経線維を包み込むことができる柔軟な薄膜素材を開発したと発表しました。絶縁体として機能するこのポリマーフィルムは、ニューロンの損傷が引き起こす神経疾患の治療用途に有望なほか、将来的には回路を組み込むことでニューロン用のウェアラブルデバイスとして機能し、神経活動のモニタリングや調節、失われた神経機能の修復などができるワイヤレスなサイバネティック技術などに発展する可能性もあると期待されています。
Light-induced rolling of azobenzene polymer thin films for wrapping subcellular neuronal structures | Communications Chemistry https://www.nature.com/articles/s42004-024-01335-8
“Wearable” devices for cells | MIT News | Massachusetts Institute of Technology https://news.mit.edu/2024/wearable-devices-for-cells-1031
MIT develops tiny devices to monitor and heal individual cells - restoring lost brain functions - The Brighter Side of News https://www.thebrighterside.news/post/mit-develops-tiny-devices-to-monitor-and-heal-individual-cells-restoring-lost-brain-functions/
Researchers Create Cell-Level Wearable Devices to Restore Neuron Function - Neuroscience News https://neurosciencenews.com/neuron-function-device-neurotech-27970/
科学者らは長年にわたり、脳などの神経組織の機能は神経細胞が基本単位だと考えてきましたが、研究の進展によりニューロンの働きは軸索や樹状突起、細胞体といった細胞内区画の活動により成り立っていることがわかってきました。
ニューロンを構成する個別のパーツの機能に関する理解を深めたり、個々の細胞間の神経伝達を調べたりできれば、脳の働きの解明や神経疾患の治療に役立ちますが、ニューロンの組織は形状が複雑かつ多様でデリケートだという課題があります。
今回、MITの研究グループはアゾベンゼンと呼ばれる有機化合物を含んだ柔軟なポリマー「Poly(Disperse Red 1 Methacrylate):pDR1M」を薄膜に成形した「pDR1Mフィルム」を開発しました。
以下��pDR1Mフィルムの製造工程の概略図です。pDR1Mフィルムは犠牲層の上にできたポリマー溶液の液滴を、金型のような形状のシリコーン素材で成形し、犠牲層を溶解することで得られます。この製造技術により、pDR1Mフィルムは半導体クリーンルームを必要とする従来の手法より安価でスケーラブルな生産ができるとのこと。
pDR1Mフィルムの重要な特性は、ニューロンの複雑な構造を傷つけることなく包み込む柔軟性と、光によって構造が変化するアゾベンゼンの光異性化がもたらす変形機能です。
この性質により、pDR1Mフィルムは光を当てることで細胞に巻き付いたり貼り付いたりすることが可能です。また、フィルムがどのように細胞にフィットするかは、光の強度や向き、フィルムの形状を変えることで正確に制御することもできます。
研究グループは、実際に培養したラットのニューロンにpDR1Mフィルムを導入することにも成功しています。研究グループによると、pDR1Mフィルムは生分解が極めて遅く、また、光が当たらなければ異性化が起きないので所定の位置からずれることも起きにくいとのこと。
pDR1Mフィルムは、数千枚単位で溶液に溶かして体内に注入し、体外から照射した光で変形させてニューロンを包装して使用することが想定されています。
その主な用途は、ニューロンをつなぐ軸索を保護するミエリンの破壊によって引き起こされる多発性硬化症(MS)などの神経変性疾患の治療です。
アゾベンゼンは絶縁体として作用するため、電線を絶縁テープで巻くようにしてpDR1Mフィルムを軸索に巻き付ければ、損傷したニューロンの機能を回復させる人工ミエリンとして機能することが見込めます。
また、将来的にはフィルムに回路パターン���刻印してニューロンの信号をモニタリングするセンサーや、信号を調整する細胞レベルのウェアラブルデバイスとしての用途も考えられます。
by Pablo Penso, Marta Airaghi
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(MITが神経を絶縁テープのように保護する極小フィルムを開発、脳の機能を補助するニューラルインターフェースへの応用も - GIGAZINEから)
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■旦那さんと同じタイプかも。力になれれば。 anond:20240606113439 注意(2024/06/09 追記) この投稿が、双極性障害の方、HSPの方、日頃から感謝を伝えてる方への偏見を招き、肩身の狭い思いをすることのないよう追記する。自己啓発本を不快に感じる人は読まないほうがいい。この投稿に科学的根拠はない。増田ってジャーナルだったっけ?自分も、素人が書いた増田を鵜呑みにせず、精神科に行ったほうがいいと思う。ただ、元増田が旦那さんを病院に連れてくことが難しいのと、俺自身「病院行け」って言われるのが嫌だったから、あくまで病院に行くきっかけになればと思った。ただ、この投稿を実践するより、奥さんだけでも内緒で精神科に行って相談してみてもいいのかもね。もっと良い解決方法を知れるかも。旦那さんに映画や本を読ませたり、感謝させろって言ってるわけじゃない。きっと見る余裕ないだろうし、無理に勧められたら嫌だろう。他人を変えるのは無理。伝えたかったのは「奥さんから感謝を伝える選択肢があること」。ただ���策だけ提示しても唐突なので、それに至る経緯として映画や本に言及したまで。ちなみに旦那さんを変えられる可能性は低いと思う。期待したら、今度は奥さんがイライラすると思う。離婚よりも修羅の道なんじゃないかな。あくまで「自分は感謝を大事にしたら上手くいった一例の紹介」だよ。万人に効くわけじゃないので、元増田に上からアドバイスも、オススメするつもりもない。自分が辛かったとき、とりあえず改善の選択肢や自分と同じ境遇をたくさん知りたかったから自分の例を出しただけ。当時は藁にもすがる思いで、自己啓発本だろうが、科学的根拠がなかろうが、自分の体で試して合わなければやめた方が、エビンデンス集めるより手っ取り早いと思ってた。そんでN=1だけど効いたのを並べてるだけ。今なら病院行くのが一番だって思うけど、行きたくない気持ちは痛いほどわかる。 「うろ覚えでテキトーな部分がある」と書いてたものの、双極性障害やHSPというセンシティブな話題について、あまりにもテキトーに書きました。ごめんなさい。双極性障害についてはhttps://anond.hatelabo.jp/20240609120330 で整理してくれてる(本当に精神科医かは知らない)。HSPについては https://www.japansensitivityresearch.com/ が信用できるのかな?「HSPは血液型占い」と言う人もいるが、医学用語ではないだけで、心理学用語なのでは? https://www.japansensitivityresearch.com/media-evidence には「〇〇型HSP」というタイプ分けが血型診断みたいと言ってるだけで、HSP自体は学術的に認められている用語なのでは? 「アドラー心理学」や「HSP」という言葉を見ただけで、読む気が失せる人が一定数いるのだと知った。用語自体に罪はないが、悪徳商法で使われたり、いい加減な自己啓発本により誤った解釈が蔓延し、嫌悪する人も多いみたい。ただ、これらの用語を大して調べもせず反射的に拒絶するのは、自己啓発本を鵜呑みにするのと変わらないと思う。ただ、自分の投稿も、誤った情報を蔓延させる一助となっていたので反省してる。ちゃんと論文を読み、間違ってる部分は適宜修正していくつもり。建設的な批判をしてくれた方々ありがとう。この投稿を鵜呑みにする人も減るだろうし、自分も勉強になった。「ありがとう」とコメントくれた方々もありがとう。こんな眉唾な投稿に肯定的な意見を書くだけで自分も非難の対象になるリスクあるのに。 「ありがとう、ありがとう、うるせーなコイツ。宗教じみててきめーな!」と思っていただいてかまわん。昔の俺も同じこと思ってたと思う。あとで自分の首が締まらないよう、批判もほどほどにな〜〜。本文旦那さんは��鬱かも。自分も5~6年前までは旦那さんと同じく短気だった。電車から降りる人より先に乗ろうとする人、傘の先端を後ろに振って歩く人、横断歩道を無視する車、政治家の汚職や不倫のニュースなどを見るたびにイライラして、文句を口にしていた。今思うと、これは躁鬱の症状だったと思う。自分が躁鬱だと自覚・改善するきっかけになったものを書いていく。今はイライラと上手く付き合えるようになり、人生が楽しくなった。それから、付き添ってくれた妻には本当に感謝している。あなたの旦那さんが自分と重なってしまい、自分もあの時気づけてなかったらと思うと、いてもたってもいられずに書いた。少しでも力になれれば。※以下で紹介する情報は数年前に触れたので、うろ覚えでテキトーな部分があるかも。あくまで今の自分の解釈なので、鵜呑みにせず、旦那さんの心の準備ができたら精神科の受診をオススメする。ツレが鬱になりましてこの映画がきっかけで鬱だと気づけた。鬱のイメージが変わった。「鬱はぐったりと元気のない精神病。気弱な人がなるもの」と思っていたが、実際は「些細なことにイライラしがちな人がなりやすい病気で、イライラと元気のない状態を繰り返すもの(=躁鬱)」だと知った。まさに主人公も自分もそういう人間で、共感しすぎて見終わったら泣いてた。特に、妻に辛く当たった後に自己嫌悪に陥るシーンは、自分にとってはあるあるだった。見終わった後、妻に改めて感謝し、改善していきいたいと思えた。ちなみに鬱は 「完治させる」のではなく「改善していく。上手く付き合っていく」 と考えた方がいいみたい。焦って治そうとすると、治らないことにイライラして再び自己嫌悪。嫌われる勇気この本が改善のきっかけ。特に学びになったのが 「評価は人の居場所を奪い、感謝は人の居場所を作る」 こと。評価とは、人間に良し悪しをつける行為。愚痴やネットでの誹謗中傷がそうだし、あなたの旦那さんや私が、待ちゆく人やテレビに対して言う文句もそう。他人を評価することは、相対的に自分を評価することになる。例えば、電車でマナーの悪い人にイライラするのは、その人を悪く評価してる反面、マナーを守ってる自分を良く評価してることになる。評価を繰り返すうちに、理想のみが高かまっていき、自分が追いつけなくなると居場所を失う。居場所を守るために自分に厳しくしてると、許容量を超え、次第に矛先が他人に向き始める。余計に他人にイライラする。負のスパイラル。また、意外だが「褒める」ことも評価であり、人の居場所を奪う。「あの人は優秀」とか。優秀な人を見ると自分がダメに思えて悲しくなるのは、勝手に自分も評価して居場所を無くしてるから。また「お前に褒められても嬉しくねーよ」って感じるのは、自分より下だと思ってる人間に居場所を奪われる不快感だと思う。感謝は逆に人の居場所を作る。だ��ら、居場所を得たければ、他人に感謝をされること(他者貢献)をするといいらしい。本にはここまでしか書いてなかった。それを知ってからは、いろんな場面で親切を心がけるようにした。ただ、だんだん感謝されないとイライラするようになった。そこで気づいたが、自分は「感謝されたい」という気持ちでいっぱいになっていた。逆に、世の中には自分と同じように「感謝されたい」人がたくさんいるんじゃないかとも思った。そして、感謝を伝えることは誰かの居場所を作れるということであり、それ自体が他者貢献 になるのでは?と考えた。それ以来、一切の評価を辞め、些細なことにも感謝するよう心がけた。例えば、今日も飯が食えることとか。生きてることとか。他人を褒めそうになったときは、感謝に置き換えた。例えば、活躍するスポーツ選手のニュースを見たら「すごい」じゃなく「頑張ってる姿を見ると、自分も頑張ろうと思えるな。ありがたい」とか。次第に、悪いことより、ありがたいことに目が向くようになり、「自分の人生、恵まれてんじゃん」と幸福度が増した。イライラも減った。また、人間は良いことよりも悪いことに敏感らしいので、気づくと感謝を忘れてイライラが再発した。なので、感謝を習慣付けるため、以下の2つに取り組んだ。 寝る前に夫婦で感謝し合う感謝日記をつける寝る前に夫婦で感謝し合う自分は3つ言うようにしてる。少なくとも1つは言う。些細なことでいい、「洗い物ありがとう」とか。ただ、厳格にルール化するとしんどいので、もちろん忘れちゃう日があってもいい。次第に、寝る前以外も自然と感謝が言えるようになる���小っ恥ずかしいけど、互いに居場所を作ることができ、それが夫婦円満に繋がる。感謝日記をつける日記といっても毎日はしんどいので、誰かに何かしてもらったときだけスマホにメモるくらいでいい。メンタルがしんどくなったときに見返すと「そーいや、こんな嬉しいことあったっけ」とマシになる。家族や同僚のミスも「こんだけありがたいことしてもらえてたんだよな」と許せるようになる。あと、この日記は意外な場面でも役立つ。記念日や友人の結婚式、同僚の退職時など、メッセージを考えるのに困らない。「次また同じことやったらどうするつもりなの?」への返し自分だったら「二度としません」だけじゃなく、 原因:なぜ起きたのか対策:どういうときに、どうすればいいかを言ってほしいかも。そうしないと、何度も「二度としません」を繰り返すことになる。自分と妻がそうだった。旦那さんは、きっと 安心や信頼が欲しい んだと思う。旦那さんに一緒に考えてもらうのもいいと思う。自分も妻と一緒に具体的な再発防止策を考えるようになってから、感情的な口論が減った。アンガーマネジメントアンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング [図解 (特装版)] 自分も読み途中だが、怒りを抑えるだけではなく、そもそも怒りづらくなる方法��、怒りを上手く伝える方法なども書いてある。ちなみに、自分は今まで以下の考え方で怒りを鎮めてきた。そもそも他人に期待しない。期待して裏切られるから怒る。電車の中はマナー違反な野郎ばかりで当たり前だと思う。逆にマナー良い人に感謝できる。 人を見下したり、非難しているときは、その人が羨ましいとき。イソップ寓話の酸っぱい葡萄。 人を嫌うときは、その人が自分に似ているとき。同族嫌悪。 嫌なことをされたら、自分も同じことをしないよう気をつける。過去に自分も同じことをしてたら、嫌な思いをさせた相手に対し反省する。対象を他者から自分に向けることで、ムカつく相手の情報をシャットアウト。自分が大切な人に同じ思いをさせなければオッケー。HSP「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本旦那さんは、ひょっとしたらHSPかも(病気じゃなく性質)。HSPだと細かいことに気づきやすい。いい意味でも悪い意味でも。もし、飲み会など大人数の集まり後にグッタリしたり、光や音に敏感だったり、お腹すくとすごいイライラしたりする場合は、その可能性あるかも。ちなみに自分もHSPで、この本を読んだら楽になった。自分の妻は非・繊細さんなのだが、繊細さんと非・繊細さんの上手い付き合い方が載っていて、互いに勉強になった。不眠対策もし、体調不良が不眠から来るものだったら、以下が効くかも。 寝る2時間前に風呂。体が熱を逃がすタイミングで眠くなるらしい。個人差あり。自分は1時間前。あずきのチカラ 首肩用。これから夏だから使えないけど。首肩、耳を温めると自律神経が整って眠りやすくなる。ストレッチ。自律神経整う。肩こりは肩甲骨、腰痛は股関節をやるといい。YouTubeで調べて。おでこに冷えピタ。嫌なこと思い出して、グルグルずっと考えて寝れないときの最終手段。前頭葉の活動を抑えてくれるらしい。頭を冷やすとは良く言ったもんだ。最後にわかってらっしゃるとは思うが、上記を本人に無理矢理、読ませるのは逆効果。自分も会社にアンガーマネージメント講座を強制されたときはキレた。本人が知りたいと思ったときに、そっと差し伸べる程度で。ただ、本人に任せてたら状況は変わらないので「評価は居場所を奪い、感謝は居場所を作って、イライラを抑えられるんだって〜」くらいのノリで、 奥さんから日頃の感謝を伝えてみる のがいいのかも。相手は変えられないので。結婚はしたのだから、きっと旦那さんにも素敵なところがたくさんあるはず。楽しかった思い出を振り返ってみて。人生をつまらない文句やイライラではなく、楽しいことで満たしたいよね。しばらくはしんどいと思うけど、峠を超えて、旦那さんがあなたが付き添ってくれたことに感謝してくれる日が来ることを��う。ただ、他人を変えるのは相当大変なことなので、ヤバくなったらあなた自身の人生を最優先してくださいね。長文失礼。Permalink | 記事への反応(17) | 04:48 ツイートシェア
旦那さんと同じタイプかも。力になれれば。
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ビデオ - 日本 - 日本の「ワクチン問題研究会」記者会見 - COVID-19ワクチンによる「前例のない副作用」(2024年1月11日) ウィリアム・マキス医学博士1月14日 記録オージー17
https://makismd.substack.com/p/video-japan-press-conference-from?utm_medium=ios
日本の「ワクチン問題研究会」の記者会見、2024年1月11日。
---ハイライト
京都大学の福島正紀名誉教授:文献の系統的レビューから驚くべき事実が明らかになった。何千もの論文でワクチン接種後の副作用が報告されており、例外なくあらゆる臓器に影響を及ぼしている。その範囲は眼科から一般内科、精神科まで多岐にわたる。これらの文献は、ボランティアの医師グループによって予備的に調査された。日本の学会からどれだけの症例が報告されているかを調べたのである。このような薬の副作用などの報告は前例がない。
例えば、白血病の年齢調整死亡率は上昇している。また、乳がん、卵巣がんなどでも有意な所見があります(ターボがん)。私たちは、関連する情報を皆さんと共有しながら、今後の進め方について政府に助言・要望していきます。
ワクチンによる医療検閲について:日本の医師は努力しているが、さまざまな妨害に遭っている。『なぜワクチン被害のようなことを報告するのか』という否定的な感情がある。妨害がある。そのような行為自体が学問の自由を妨げているわけで、学部の中には検閲が行われているところもある。学会発表や論文発表などです。これは世界的に起こっている。事実上、検閲を行っているジャーナルもある。
脳関連の有害事象について:精神障害、精神症状、うつ病、躁病、不安...etc 遺伝子内のスパイクタンパク質の配列について、彼(リュック・モンタニエ)はプリオンのような配列があれば非常に危険だと警告していた。多くの科学者が警告していた。私もプリオンの可能性があるので危険だと言った。プリオンの専門家とも議論した。
東京理科大学の村上康文教授だ:ワクチンの副作用について:最初に申し上げておきたいのは、副作用がどのように起こるかは明らかで、現在も多くの被害者を抱えているということです。直ちに中止すべきだと思います。
副作用が起こるメカニズムはよく分かっています。毒性遺伝子をヒトに投与するとどうなるかははっきりしている。
もう一つのポイントは、リピドナノ粒子も非常に激しい反応を引き起こすので、これも毒性がある��いうことだ。大きな問題は、私たちは2つの有毒物質を人に注入しているということである。免疫系はこれを攻撃するので、非常に激しい遺伝反応が現れる。注射後1、2週間で発症するケースもあるが、1、2年経ってから発症するケースも多い。
IgG4抗体について:通常、ワクチンではIgG4抗体が誘導されれば失敗とされるが、現在のメッセンジャー型ワクチンではかなりの量のIgG4が誘導されている。そうなると、さまざまな免疫機能にいたずらをする。そこで、日本人のどの程度の割合で誘導されているのかを徹底的に調べ、スパイクタンパク質と反応するIgG4が各個人にどの程度存在するのかを注意深く調べることを目指したい。
失敗したワクチンについて:失敗したワクチンがいまだに接種されており、厚生労働省もそれを認めている。だから即刻やめてほしいし、いろいろなところで発言しても一向にやめないので、エビデンスを明確に提示して、ひとつひとつ論文として発表していきたい。
大阪市立大学医学部名誉教授の井上正康先生です:私たちは福島先生と一緒にこのデータベースを作っていますが、これまでに201種類の疾患と3,071件の副作用に関する論文が報告されています。一つのワクチンでこれだけの文献が出たのは人類史上前例がありません。これをもって、誰も異論を唱えられない確かな科学として、国民と日本政府に提示するつもりです。...心臓、腎臓、甲状腺、糖尿病、肝臓、皮膚、目、血液、神経、全身疾患、脳、肺、あらゆる医学分野の病気が報告されており、福島教授が述べたように、このワクチンの副作用の特徴は
データとしては、心臓、腎臓、内分泌、肝臓などの疾患とその発生範囲を同時にとると、膨大な数の論文が何ページにもわたって報告されていることがわかる。
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ワクチン問題研究会記者会見
2023年9月7日
x.com/You3_JP/status/1699771577418866860?s=20
福島教授:
「これは薬害ではない。はっきりと言うが、ワクチンは、ありとあらゆる毒性を持った生物兵器である。生物兵器がばらまかれ、沢山の人が死んだ。大虐殺だ。」
要旨:
マスコミや警察は、ワクチンによる被害者の声を無視し、政府は、憲法で保証された幸福追求権を無視している。知る権利が踏みにじられ、日本が深刻な民主主義の危機に直面している。絶対に許すことはできない。科学者の存在意義が問われている。
何兆円も使って、核酸医薬と呼ばれた、不完全な薬でもない、生物兵器がばらまかれ、大虐殺が行われた。
専門家たちは、被害が広がっているのにも関わらず、その実態を明らかにしようとせず、医学や科学が放棄されている。そして、メディアは、真実の報道をせず、ジャーナリズム��役割を果たしていない。
ワクチンとの関係が強く疑われる症例のみが報告されているが、それだけでも2000人が死んだ。これは、確実にワクチンが殺した人数だが、氷山の一角に過ぎない。
科学の基本は、問題が起きたら、薬のせいであると考えることである。だが、ほとんどの人は、被害届も出さず、皆んな泣き寝入りしている。ワクチンで被害にあったと訴えても、無視され、かん口令がしかれる。反ワクとレッテルを貼られ、圧力をかけられ、非国民扱いされてしまうのだ。
このワクチンによる被害は、これまでの45年分の他のワクチンの被害を上回った。各学会では、今までにない規模で、ありとあらゆる副反応が報告されている。
このような問題に向き合い、ワクチン接種後症候群の実態を明らかにしなければならない。そのためにワクチン問題研究会を作った。
世界中で同じようなワクチンによる被害が発生し、論文で報告されている。典型的な例としては、ワクチンを接種して数日に死亡する。解剖すると、心臓がフニャフニャに溶けている。
国は、隠蔽しようとしているが、これは薬害ではない。はっきりと言うが、ありとあらゆる毒性を持った生物兵器である。生物兵器がばらまかれ、沢山の人が死んだ。
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病名で安心する世界ではいけない
「病名がついて安心しました」
と言う人がいた。
病名やら障がい名がつくと、支援が受けられたり、自分の中の「何かおかしいのではないか」という疑問に終止符を打てるのだと思う。
病気だから治し方があるはず、と思えるのも大きいだろう。
だけど、本当は病気とか障がいで済まされてはいけないことなのでは? みたいなこともあるはず。一昔前の性同一性障がいとかさ。そういう扱いではダメなんだって思う。別にそんな風に呼ばなくたって良いことじゃんって感じるやつ。
社会との不適合というか、障がいとか、私の場合は主に睡眠について考えてしまうのだが、
「夜眠れないし、朝起きれない」と伝えると
「不眠症? 自律神経失調? 睡眠導入剤出しましょうか?」
となるのが普通で
「朝(深夜)には眠れるし、昼まで寝て良いなら昼にスッキリ起きられる」
と言い換えると
ただの夜型で、問題になるのは生活に支障が出ることの方、となる。
夜型は生まれつきなので本人の努力では治せないと言われるようになってからは、社会の問題となったと思う。
夜型は中学、高校などの学生生活だと非常に厳しい。が、起立性調整障害とか病名がついていても支援されにくい人とかもいるのに、甘えてはダメなのではと思う日もあった。
私の友人には色々な病気の子が多くて、私は元気な方だったので余計に(朝起きれないのはわがままなのだろうか…)とか思ってしまうこともあった。病名がついたら���んな風に考えずに楽なのだろうか?と思うことすらあった。
一方で、睡眠障がい、と言われて投薬を受けるのは納得できねーなーと思ったりした。
だって時間さえずらせば眠れるし起きれるし、夜型は人類の3割以上いるらしいし。睡眠できる実力を持ってるわけですよ。
〇〇症とか〇〇障がいとか、何かしらの名前と診断がないと支援しにくいのは理解できるが
そういう名詞がなくても
受けたい時に支援を受けられたり、認め合えたり、暮らしやすい世の中にするのが大事なんじゃないかな。
病名がついたら安心って世の中じゃまだまだで、おかしいのかもとか思わなくても生きていけるような、選択肢がいっぱいの社会にしていかないといけない。
小中高も大学みたいに単位制にしたら良いじゃんね。オンラインでもビデオ授業でも良いし、好きなタイミングでテスト受けられれば良いじゃんね。
全員が、マイペースとマイスペースを持って生きていければ最高じゃんね。
そういう世の中がまだ来てないから、病名で安心ってなってるんだよ。それはそれで良いのだけど、そうじゃなくても、もっともっと、安心できる社会が作れるはずなんだよ。
安心できる人は良いけど、病名がつくことで思い悩む人もいると思うし。
手術や薬で治らない何かって世界にありまくってて、あるいは手術や薬でなんとかなるけれども本当はそんなの必要ないんじゃないのってやつもありまくってて、そういうの全部、名前や診断なんてなくても「大丈夫」っていえる世界にしていきたいなぁ。
と思うんです。
一例一例具体策を書くんじゃなくて、全体像の話になると、ごちゃごちゃっとふんわりとした話になっちゃうんだけどね。
#日記のようなもの#病気#病名#障がい#障害#名伏し難い何か#全部拾う#社会#目標#sdgs#lgbtqa#睡眠障がい#不眠症#自律神経失調症#起立性調整障害#名前なんてなくても#生きやすい世界#になれ#子ども#大人#小学校#中学校#高校#大学#勤務#全部なれ
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交��予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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先日の定休日に中学の同級生Hirokoちゃん @rocco777rocco に御紹介してもらい、自由ヶ丘・奥沢に出来たばっかりのクィントクリニックさん @quint_clinic にお邪魔させていただきました!!!
東洋医学の陰陽五行をベースに、最新の量子波動機器メタトロンやBICOMを使い身体と心の状態や状況を診て未病と予防の観点から全体を整えていただく、という体験をさせていただきました!!
とにかく……『めっちゃ楽しく、興味深い体験でした✨✨』が私の素直なら感想です!!!
詳しい事は私ではきちんと説明できぬため……(中途半端な説明で知ったかブリ子になってしまうこと請け合い😅)……担当して下さった奥野医師が私の内容を投稿して下さったので、そちらを是非ご一読下さい。
(ミニャンゴスにいらしたことがある方は「ぁぁ〜〜ピョンちゃんぽいわぁ〜〜〜🤣」と思われるかと苦笑)
パンフレットもいただき、ミニャンゴスに置いてありますー!
ご興味ある方はそちらも是非!
#Repost @quint_clinic with @use.repost
・・・
桜木��でアンティーク&雑貨店を経営されてる、長尾美奈さん @minangos_pyon が、オープン直後のクリニックにご来院くださいました✨
バリバリの理系とのことで、量子のことも周波数のことも全く説明不要♪
とても自立心が強い方だなって思いながら、メタトロンの測定結果を見ましたが、臓器や経絡の周波数の乱れも少なく、いい感じでした。
パワーストーンやバッチフラワー���書かれていることが、占いのように当たるので、興味津々でメタトロン測定を受けてくださいました😊
測定後は、バッチフラワーやパワーストーン、食べ物、VITA JUELなどの周波数を転写した、オリジナル転写水を作成しました。
続いては、BICOMで、体の電気の流れやすさの指標であるCV値測定。
CV値は90を超えて陽状態!とてもパワフルな美奈さんなので、納得です。
いつもの久遠水を飲んでいただきながら、BICOMでベーシックな調整をさせて頂きました。
唯一体の不調があるとすれば、肩の張りかな?というとこで、クイントで調整させて頂きました。
ものの5分で、症状は改善し、キネシオロジーでもセラピー不要となりました!
早い!
最後は、クイントの色んなセラピーをお試しいただいて、終了となりました。
喜んでいただけて何よりです😊
#病気はこころがつくりだす #世界一怪しい医者 #自由が丘 #奥沢 #クイントクリニック #プライベートクリニック #メタトロン #BICOM #クイント #量子力学 #潜在意識 #深層心理 #アトピー #リウマチ #喘息 #がん #難病 #パーキンソン病 #更年期障害 #生理痛 #頭痛 #肩こり #自律神経失調症 #過敏性腸炎 #ウェルビーイング
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2024年8月27日
広島市中区の八丁堀宝くじ売り場 サマージャンボ7億円当せん 46人目の億万長者(中国新聞)
億万長者カウンターを「46」に変更した「八丁堀チャンスセンター」のスタッフ
23日に抽せんがあった第1013回サマージャンボ宝くじで、広島市中区の宝くじ売り場「八丁堀チャンスセンター」から1等前後賞計7億円の当せんが出た。1982年の開店から46人目の億万長者誕生となった。
言葉を消費されて 「正義」に依存し個を捨てるリベラル 星野智幸(朝日新聞)2024年8月27日
このエッセーは、朝日新聞の編集委員から、安倍晋三元首相が亡くなって2年というテーマでインタビューの依頼を受けたことから始まった。2013年に私がこの欄に寄稿した「『宗教国家』日本」をもとに、この11年間を振り返りながら考えてほしい、と。
私は返信のメールで、次のようにお断りした。
****(以下メール内容)****
(「『宗教国家』日本」を)久しぶりに読み直して、いまだに同じようなことを同じような語彙で考えているなと確認しました。
ただ、変わったこともあって、これを書いたころの自分はまだ世の中を信頼していたんだな、と懐かしくも虚しく思いました。
現在のぼくは、政治や社会を語るこういった言葉が、単に消費されるだけで、分断されていくばかりの社会において、敵か味方かを判断する材料でしかなくなっていると感じています。「敵」と見なされれば攻撃の口実にされ、「味方」と見なされれば、共感したい人たちの読みたい方向に強引に読まれるばかり。いずれにしても消費財の役割しか果たさず、分断をむしろ加速させているという、自分の目指す方向と真逆に作用している実感があります。言葉の通じなさにぶつかるたび、リベラルな言論まで含めて、この社会全体のカルト化が進んでいるように感じます。ぼくが社会や政治について言葉にしてきたのは、共感する者同士の居場所を作るためではなく、境界をなくして少しでもマシな状況へと変化させるためであったので、それが内輪の居場所のためにばかり使われていくことにすっかり失望してしまいました。
このため、数年前から、政治や社会についてダイレクトに語ることをためらうようになってきました。小説という形かそれに準ずる言語でないと、言葉を出すことをやましく感じるようになっているというか。
****(メール内容ここまで)****
では、私のその「虚しさ」を詳しく書いてくれないだろうか、と返事があった。
私は迷った。正直に書けば、これまで好意的だった読み手から不快に思われるだろうし、それを避けようとすればまたぞろ消費されるだけの文章を書いてしまうだろう。それでも、失意を表せることが希望だと感じて引き受けた。
「日本人」という自己意識への依存 11年前の指摘
11年前に書いた「『宗教国家』日本」の要旨はこうだ。
長年の経済的停滞等で疲弊したところに、東日本大震災と原発事故が起こって自分を支えられなくなった日本のマジョリティーの人たちは、絶対に傷つかないアイデンティティーとして「日本人」という自己意識にすがるようになった。個人であることを捨て、「日本人」という集合的アイデンティティーに溶け込めば、居場所ができるから。それは依存症の一形態であるが、誰もが一斉に依存しているから自覚はない。日本社会がそうしてカルト化していく傾向を変えるためには、強権的な政権への批判だけでは不十分で、一人ひとりが自分の中にある依存性を見つめる必要がある――。
11年たって、この傾向はもはや日常化している。日本だけでなく、世界中で。私が期待した、個々人が自分は何に依存しているのかを探るという作業は、あまり進まなかった。その実例が、ほかならぬ私自身だった。
自分は「普通の人」だと思っている人たちが、ナショナリズムに寄りかかることで、誰からも非難されず、こぼれ落ちたり突き落とされたりすることのない安定を手に入れようとする。その様子は私にも見えたけれど、自分自身を含め、外から「普通」と見なされなかったり、「日本人」をアイデンティティーにすることに違和感を覚えたりする人たちが、ではどんな自我の意識で自分を支えているのかについては、曖昧なままだった。いかに自分を客観視しても、必ず見えない死角があるから。
私がそのことを次第に意識するようになったのは、18年あたりからだ。当時は、大相撲の白鵬バッシングを必死で批判したり、「新潮45」という雑誌がセクシュアルマイノリティーを差別する記事を掲載した件であちこちからコメントを求められたりと、私の言論生活の中でも社会批評的な発言が最も盛んな時期だった。そして、かなり疲れてもいた。そんな私に、ある友人がこう尋ねた。
「ずっと社会派を期待され続けて、嫌になったりしないんですか」
私の頭は真っ白になった。そんなこと、考えたこともなかったので。「自分の考えを述べているだけで、心にもないことを言ってるわけじゃないし、それはないかな」というような答え方をした。
しかし、死角から襲ってきた友人の質問は次第に頭の中を旋回し始め、脳内を占領していった。
問いの答えを探すうちにほの見えてきたのは、確かに私は自分の考えを発言しているのだけれど、それを言葉にするときには言わないようにしている部分がある、という現実だった。なぜ言わないかというと、私の発言に同調している人たちの神経を逆なでするかもしれない内容だから。自分の考えを発言用に滑らかなものとして編集することを、私は無意識のうちに行っていたので、自分でも気づかなかったのだ。
「リベラルは正義」という感覚
でも、一度気づいてしまうと、もう知らんぷりはできない。私は、自分が社会批評的なことを述べているとき、自ら世のリベラルな言説に合うように、もっといえば美味しく消費されるように盛りつけて差し出している、という嫌悪感をぬぐえなくなった。
それで理解に至ったのである。リベラルな考え方の人たちは、「正義」に依存しているのだと。
リベラルな考え方に理があるかどうか、現状に即して公正かどうかという判断と、リベラルな思想は「正義」であって絶対的に正しく否定されることはありえない、という感覚を持つことは、まったく別の問題である。自分を含めリベラル層の多くが、じつは後者を求めていると私は気づいた。
「日本人」というアイデンティティーが、「人種も生まれ育ちも日本だ」と思っている人にとっては、ごく自然で決して否定されない絶対的な真実だと感じられるように、リベラルな思想は疑う余地のない正しさを備えていて、そのような考え方をする自分には否定されない尊厳がある、とリベラル層は思いたいのだ。いずれも、普遍の感覚によって自分を保証してほしいのだ。
「日本人」依存というカルト化が進んでいることに、11年前の私は強い不安を覚えた��けだが、じつは��時に、ずっと小規模ながら「正義」依存のカルト集団もあちこちに形成されて、その依存度を深めていったわけだ。
個人を重視するはずのリベラル層もじつは、「正義」に依存するために個人であることを捨てている。「正義」依存の人同士で、自分たちが断罪されることのないコミュニティーを作り、排外主義的な暴力によって負った傷を癒やしている。私が自分の発言に無意識に制限をかけていたのは、その居場所を失って孤立することを恐れたのだろう。「正義」依存者であれ「日本人」依存者であれ、そもそもは弱って自分一人ではどうにもならない苦境から脱するために居場所を必要としたのであり、そこには理がある。問題は、その居場所が無謬化していくことだ。
無謬性掲げ攻撃しあう虚しさ
無謬とは、間違いがない、という意味である。カルトの本質は無謬性にある。教祖が掲げた教義を、信者たちは決して疑ってはいけない。無謬性に完全服従し全身を預けることで、自分も間違いのない存在だというお墨付きを得る。絶対的な真実だから、それを批判する者は排除してよい。
それぞれのカルトが、そうして無謬性の感覚をベースに否定しあい攻撃しあっているのが、この世の現状なのだろう。この状態はもはや民主的な世界ではない。
民主制とは、それぞれ考えや気分の違う者同士が、互いに耳を傾け、調整して制度を作っていく仕組みだ。政治とは、自分たちの正しさ競争ではなく、話し合いで合意するための手段である。
けれど現状は、政党が、そこに所属したり支持したりする人にアイデンティティーを与える集団へと変質しつつある。政党が居場所化し、カルトに乗っ取られようとしている。旧統一教会と自民党という例だけでなく、立憲民主党も左派の「正義」依存のコミュニティー化しかけている。だから、依存者のゆがんだ認知で現実を見てしまうし、政党の目的である対話の場をうまく作れない。作っているように見えたとしたら、それは同じ考え方の者たちが集って共感し合う居場所であり、価値観の異なる者と制度を作るための対話の場にはなっていない。
それにしても、誰もが自己を放棄し無謬性にすがりついてまで、安心できる居場所を欲している現在は、どれだけ殺伐としていることか。あらゆる発言が攻撃できるか感動できるかで消費される状態では、対話はおろか言語も成立しない。そこに呑み込まれたくなければ、文学の言葉を吐くしかない。他人に通じるかどうかも定かではない、究極の個人語だから。私はそうした発話にのみ、未来を託している。
星野智幸 1965年生まれ。新聞記者を経て、97年「最後の吐息」でデビュー。著書に「目覚めよと人魚は歌う」(三島由紀夫賞)、「俺俺」(大江健三郎賞)、「焰(ほのお)」(谷崎潤一郎賞)など。最新刊は「だまされ屋さん」。
コメントプラス
富永京子(立命館大学准教授=社会運動論)【視点】 数年前から、一度はSNS上で活動をしていたものの、オンラインでの発言・活動をやめたアクティビストの人々に聞き取りをしています。なぜハッシュタグアクティビズムやSNSでの政治的発言をやめたのかと聞くと「味方であるはずの人々から常に発言や役割を期待され、そこからはみ出たら容赦なく叩かれるのに疲れた」「社会運動というより、フォロワーの正解に合うような◯×ゲームをしている気がする」といったお答えをいただいたのが印象的でした。
その点でも、星野さんのこの寄稿に同調する人は多いのではないかと思います。自分自身、SNSでもネット番組でも「社会批評」的なコメントをすることは前より少なくなりました。オーディエンスの方々の「正義」に合わせ、顔色を伺いながら発言することに疲れてしまいましたし、彼らの中の「正義」コードから少しでもはみ出て彼らの神経を逆撫でし、「正義」を盾にしたお叱りを受けるのにも疲弊しました。
SNSをはじめとしたオンライン空間での言論は増大し可視化され、リベラルな方向に政策や人々の意識を変えることに一定程度成功したことは紛れもない事実です。ただ、だからと言って私たち一人ひとりが「自分の頭で考える」ということができたのかといえばまた別で、所与の権威からまた別の「正義」という権威に寄りかかっただけだったのかもしれません。
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m字はげを防ぐための生活環境改善術を伝授!
m字はげとは、多くの人が悩む薄毛の一種です。この記事では、m字はげの原因や特徴、進行過程について詳しく解説しています。さらに、薬物療法やヘアケアアイテムの活用、ストレス管理の重要性など、様々な対策方法も紹介しています。また、生活習慣の改善や医療機関での相談、サプリメントや栄養補助食品の活用方法などもお伝えしています。自信を持つためのヘアスタイルの工夫や心のケアに関する情報もご紹介しているので、ぜひ一読してみてください。美しい髪と心を取り戻すためのヒントが満載です。
「m字はげ」とは?
「M字はげ」とは、頭頂部から生え際にかけて髪の毛が薄くなる現象のことを指します。男性型脱毛症の一種であり、遺伝的要因やホルモンバランスの変化などが原因とされています。進行するとM字型のはげが形成されるため、多くの男性が悩む問題となっています。治療法としては、薬物療法や植毛手術などがあります。
m字はげの原因と特徴
1-1 m字はげは男性型脱毛症の一種で、特に若い男性に多く見られる症状です。この症状の主な原因は遺伝的要因や男性ホルモンの影響が挙げられます。特徴としては、頭頂部や前頭部の髪が薄くなり、M字型のはげが進行することが挙げられます。進行すると、頭頂部と前頭部の薄毛が進行して、つむじ部分の髪も薄くなることがあります。早めの対策や治療を行うことで進行を遅らせることができるため、気になる症状がある場合は専門医の診察を受けることが重要です。生活習慣の見直しや適切な治療法を選ぶことで、M字はげの進行を遅らせることができます。
m字はげの進行過程
最初の数か月は、1-2 m字の脱毛が進行していることに気づかないかもしれません。しかし、徐々に髪の毛が薄くなり、頭皮が透けて見えるようになります。この段階では、まだ薄毛が目立つ程度ではないため、多くの人が気付かないことがあります。 しかし、数ヶ月が経過すると、薄毛が進行し、1-2 m字の部分がますます目立つようになります。鏡を見るたびに、薄くなっていく自分の頭皮を見るのは精神的にもつらいものです。この時期には、薄毛の進行を止めるための対策を考える必要があります。 薄毛の進行過程は個人差がありますが、早め��対策を始めることで進行を抑えることができるかもしれません。専門家のアドバイスを受けながら、適切なケアを行い、薄毛の進行を遅らせることが大切です。自分の薄毛に向き合い、適切な対策を取ることで、自信を持って日々を過ごすことができるでしょう。
対策方法
ウイルスや災害などのリスクに対処するための対策方法は、事前に計画を立て、適切な対策を講じることが重要です。具体的には、予防接種や手洗い、マスクの着用などの感染症対策や、非常用品の備蓄や避難場所の確保などの災害対策が挙げられます。また、情報収集や連絡体制の整備も重要です。状況に応じて柔軟に対応することが求められます。
薬物療法
薬物療法は、様々な疾患や症状の治療に用いられる方法の一つです。特定の薬剤を服用することで、症状の改善や疾患の進行を遅らせることが可能です。例えば、高血圧や糖尿病などの慢性疾患から、うつ病や統合失調症などの精神疾患まで、幅広い疾患に対して有効な治療法として利用されています。 薬物療法は、医師や専門家による適切な処方と管理が必要です。薬剤の種類や投与量、服用方法などが適切でない場合、逆効果や副作用のリスクが高まる可能性があります。そのため、定期的な診察や検査を受けることが重要です。 また、薬物療法だけでなく、生活習慣の改善や栄養バランスの良い食事、適度な運動なども併せて行うことで、より効果的な治療が期待できます。症状の改善や疾患の管理を目指す際には、医師や専門家との協力が欠かせないことを覚えておきましょう。
ヘアケアアイテムの活用
ヘアケアアイテムは、髪の健康を保つために欠かせないアイテムです。シャンプーやコンディショナーはもちろん、ヘアオイルやヘアマスクなども活用することで、髪に潤いや栄養を与えることができます。特にダメージが気になる方は、ヘアオイルを毛先に塗布することで、パサつきや切れ毛を防ぐことができます。また、ヘアマスクを週に1回程度使うことで、しっとりとした髪質を保つことができます。ヘアケアアイテムを選ぶ際には、自分の髪質や悩みに合ったものを選ぶことが大切です。正しい使い方をすることで、髪の美しさを保つことができます。是非、ヘアケアアイテムを上手に活用して、健康で美しい髪を手に入れましょう。
ストレス管理の重要性
現代社会において、ストレスは避けて通れないものとなっています。しかし、適度なストレスはモチベーションを高める効果もあります。そのため、ストレス管理が重要となります。 適切なストレス管理を行うことで、心身のバランスを保ち、健康を維持することができます。ストレスが長期間溜まると、心身に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、ストレスを感じたら適切な対処法を取ることが必要です。 ストレス管理の方法は人それぞれ異なりますが、適度な運動やリラックスする時間を作ること、また、感情を吐き出すことなどが効果的です。また、自分の限界を知り、無理をせずに適切な休息を取ることも重要です。 ストレスは誰にでも訪れるものですが、そのストレスを上手にコントロールすることができれば、より健康で充実した生活を送ることができるでしょう。ストレス管理は自己管理の一環として取り組むことが大切です。
生活習慣の改善
生活習慣の改善とは、健康や幸福を向上させるために日常生活の中で行う行動の改善を指します。バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠をとることなどが含まれます。また、ストレスを適切に管理したり、定期的な健康診断を受けることも重要です。生活習慣の改善を通じて、健康的で充実した生活を送ることが目指されます。
適切な食生活の重要性
適切な食生活は健康を保つために欠かせ���い要素です。バランスの取れた食事を摂ることで、栄養をしっかりと摂取することができます。野菜や果物、たんぱく質や炭水化物など、様々な栄養素をバランスよく摂取することで、体の免疫力を高めることができます。また、適切な食事を摂ることで、生活習慣病や肥満などのリスクを低減することができます。自分の体に合った食事を摂ることで、健康な体を維持することができます。食事は体の糧であり、健康を保つためには欠かせない要素です。日々の食生活に気を配り、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
睡眠の質の向上
快適な睡眠は健康的な生活を送るために欠かせない要素です。睡眠の質を向上させるためには、まず睡眠環境を整えることが重要です。寝室は暗く静かな環境にすることで、リラックスして眠りにつくことができます。また、寝具や枕の選び方も睡眠の質に影響を与えます。適切な寝具を選ぶことで快適な眠りをサポートすることができます。 また、睡眠前の行動も睡眠の質に影響を与えます。寝る前にスマートフォンやパソコンなどのデバイスを使用することは、睡眠を妨げる可能性があります。リラックスするための瞑想やストレッチ、お風呂に入るなど、睡眠前のルーティンを整えることで、より良い睡眠を得ることができます。 睡眠の質を向上させるためには、日中の生活習慣にも気を配ることが大切です。規則正しい生活リズムを作ることで、体内時計を整えることができます。適度な運動やバランスの取れた食事も睡眠の質を向上させるために重要です。睡眠の質を意識して生活習慣を見直すことで、より健康的な睡眠を手に入れることができます。
適度な運動の取り入れ
適度な運動は、健康的な生活を送るために欠かせない要素の一つです。運動をすることで体力がつき、代謝が良くなり、心臓や血管の健康も保たれます。また、適度な運動をすることでストレス解消にもつながり、心の健康も保つことができます。 運動を続けることで、体重のコントロールもしやすくなります。適度な運動を取り入れることで、脂肪を燃焼させることができるため、ダイエット効果も期待できます。さらに、運動をすることで筋肉がつき、基礎代謝が上がるため、リバウンドしにくくなります。 運動を習慣化するためには、自分に合った方法を見つけることが大切です。ジョギングやウォーキング、スイミングなど、楽しめる運動を見つけることで続けやすくなります。また、友達や家族と一緒に運動をすることで、モチベーションも上がります。 運動は一日の中で少しの時間を使うだけで始めることができます。毎日コツコツと続けることで、健康的な体を手に入れることができます。適度な運動を取り入れて、健康な体を手に入れましょう。
医療機関での相談
医療機関での相談とは、健康や病気に関する悩みや症状を医師や看護師に相談することです。専門家の意見やアドバイスを受けることで、適切な治療やケアを受けることができます。また、定期的な健康診断や予防接種の相談も含まれます。自分の健康に関する不安や疑問がある場合は、医療機関で相談することが重要です。
専門医の診断と治療法
専門医の診断と治療法は、一般の医師よりも高度な知識と技術を持っており、患者にとって信頼できる存在です。専門医は、特定の分野に特化した訓練を受けており、その分野における最新の研究や治療法に精通しています。そのため、専門医の診断はより正確で適切なものとなり、治療法もより効果的なものが提供されることが期待されます。患者は、自身の症状や疾患について専門医の意見を求めることで、適切な治療を受けることができるでしょう。専門医の存在は、医療の質を向上させるために欠かせないものであり、患者の健康状態を改善するために重要な役割を果たしています。
治療の効果と注意点
治療の効果と注意点について、患者さんが理解しておくことは非常に重要です。治療の効果は個人によって異なりますが、定期的な通院や処方された薬の服用を怠らないことが大切です。また、治療の効果が出るまでには時間がかかることもありますので、根気よく続けることが重要です。 一方、治療を行う際には注意点もあります。例えば、副作用が出る可能性がある薬を使用する場合は、医師の指示に従い適切に服用することが必要です。また、治療中は健康状態の変化や体調の悪化などを医師に報告することも大切です。 さらに、治療の過程で生活習慣の見直しやストレスの管理なども重要です。健康的な生活を送ることで治療効果が高まることもありますので、日常生活に気を配ることも大切です。 治療の効果を最大限に引き出すためには、医師や専門家の指導に従いつつ、自らも積極的な姿勢で臨むことが必要です。しっかりとした理解と協力をもって治療に取り組むことで、より良い結果が得られることでしょう。
サプリメントや栄養補助食品の活用
サプリメントや栄養補助食品は、日常の食事では不足しがちな栄養素を補うために活用されます。ビタミンやミネラル、オメガ3脂肪酸などの栄養素を効率的に摂取することができ、健康維持や免疫力アップに役立ちます。ただし、過剰摂取や専門家の指導なしでの摂取は健康に悪影響を及ぼすことがあるため、適切な摂取量や方法を守ることが重要です。
亜鉛やビオチンの摂取効果
亜鉛やビオチンは、私たちの健康維持に重要な栄養素です。亜鉛は免疫力を高めたり、肌や髪の健康をサポートする働きがあります。一方、ビオチンは代謝を促進し、健康な肌や髪を保つのに役立ちます。 亜鉛やビオチンをサプリメントなどで摂取することで、これらの効果をより効果的に得ることができます。特に、食事からの摂取量が不足している場合や、特定の症状を改善したい場合には、サプリメントを取ることがおすすめです。 ただし、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適切な摂取量を守ることが重要です。また、個人差や体調によって必要な量も異なるため、医師や栄養士に相談することも大切です。 亜鉛やビオチンの摂取効果を最大限に活かすためには、バランスの取れた食事や健康的な生活習慣を心がけることも大切です。しっかりと栄養を摂取し、健康をサポートするために、亜鉛やビオチンを意識して摂取してみてはいかがでしょうか。
ミネラルやビタミンの重要性
私たちの体には、ミネラルやビタミンが欠かせない重要な栄養素です。ミネラルは骨や歯の形成に必要なカルシウムや、血液中の酸素運搬に不可欠な鉄などがあります。一方、ビタミンは私たちの体の代謝や免疫機能をサポートする役割があります。これらの栄養素をバランスよく摂取することで、健康な体を維持することができます。日常的な食事からこれらの栄養素を摂取することが難しい場合は、サプリメントを活用することも一つの方法です。自分の体に必要な栄養素を理解し、バランスの取れた食事を心がけることが健康維持の第一歩と言えるでしょう。
ヘアスタイルの工夫
ヘアスタイルの工夫とは、髪の毛の長さや質感、顔の形に合わせて適切なスタイルを選び、アレンジすることです。ヘアカラーやパーマ、ヘアアクセサリーの使用など、自分の個性や好みを表現するために様々な工夫があります。また、ヘアスタイルを変えることで気分や印象を変えることもできます。自分に合ったヘアスタイルを見つけるためには、美容師やヘアスタイリストとの相談も大切です。
髪型やヘアアクセサリーの選び方
髪型やヘアアクセサリーは、ファッションや印象を左右する重要な要素です。まず、自分の髪質や顔の形に合った髪型を選ぶことがポイントです。ストレートやカール、ボブやロングなど、自分に似合うスタイルを見つけることで、自信を持って外出できるでしょう。 また、ヘアアクセサリーも重要です。シンプルなヘアピンやリボンから華やかなヘッドバンドやフラワーコサージュまで、様々な種類があります。服装やシーンに合わせて選ぶことで、コーディネートのアクセントとなります。 さらに、季節や気分によっても髪型やヘアアクセサリーを変えるのもおすすめです。夏は軽やかなアレンジやカラフルな���クセサリーが、冬は温かみのあるヘアスタイルやニットのヘアバンドがおすすめです。 自分らしい髪型やヘアアクセサリーを楽しむことで、日常がもっと楽しくなること間違いありません。是非、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
ヘアカラーの選択肢
ヘアカラーを選ぶ際には、自分の肌の色や目の色、髪の状態などを考慮することが重要です。明るいカラーを選ぶ場合は、肌の色が明るい人に似合いやすく、逆に暗いカラーは肌の色が暗い人に似合いやすい傾向があります。また、目の色によっても選ぶべきカラーが異なることがあります。 髪の状態も重要なポイントです。ダメージが気になる場合は、ヘアカラーの中でもダメージが少ないオーガニックカラーやノンアルカリカラーを選ぶと良いでしょう。また、パーマやストレートパーマをしている場合は、髪の状態に合わせてカラーを選ぶことも大切です。 最近では、グレージュやアッシュなどのトレンドカラーも人気です。自分のイメージやライフスタイルに合ったカラーを選ぶことで、より魅力的な印象を与えることができます。ヘアカラーを選ぶ際には、自分の特徴や好みを考慮しながら、トレンドや季節感も取り入れてみると良いでしょう。
心のケア
心のケアは、心身の健康を保つために自分自身の感情やストレスに気を配り、適切な対処をすることです。自分の感情に正直に向き合い、リラックスやメンタルヘルスのための活動を取り入れることで、心のバランスを保ち、ストレスや不安を軽減することができます。心のケアは日常生活に取り入れることで、心の健康を維持し、ポジティブな生活を送るための重要な要素です。
自己肯定感の向上
自己肯定感の向上は、自分自身を肯定し自信を持つことが重要です。自己肯定感が高まると、他人の評価や意見に左右されず、自分の価値観や考えをしっかりと持つことができます。自己肯定感が低いと、自分を責めたり、自信を失ったりしてしまうことがありますが、自己肯定感を高めることでそういったネガティブな感情を軽減することができます。 自己肯定感を高めるためには、自分の強みや良いところを見つけることが大切です。自分を客観的に見つめ、自分の良いところを認めることで、自己肯定感を高めることができます。また、他人と比較せずに自分自身と向き合い、自分のペースで成長していくことも大切です。 自己肯定感が高まると、自分の可能性や能力に自信を持つことができるため、新たなチャレンジにも積極的に取り組むことができます。自己肯定感を高めることで、自分の人生を前向きに捉え、ポジティブな気持ちで過ごすことができるでしょう。
カウンセリングの活用
カウンセリングは、心の健康を保つために重要なツールです。日常生活でのストレスや心の負担を抱えている人にとって、カウンセリングは心の支えとなります。カウンセラーは、個々の問題や悩みに寄り添い、適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。また、カウンセリングを通じて自己理解を深めることができ、自己成長につながることもあります。カウンセリングは、精神的な健康を保つだけでなく、人間関係や仕事においても大きな効果をもたらします。心の健康を保つために、カウンセリングを活用することをおすすめします。
美容に関する情報
美容に関する情報は、スキンケアやヘアケア、メイクアップなど、美しさを保つための情報を提供するものです。最新のトレンドや効果的なケア方法、おすすめアイテムなどが紹介され、自分に合った美容方法を見つける手助けをしてくれます。美容に関する情報を取り入れることで、自分の美しさを引き出すためのヒントを得ることができます。
メイクアップやファッションの工夫
今日はメイクアップやファッションの工夫についてお話ししたいと思います。メイクアップでは、自分の肌質や顔の形に合ったアイテムを選ぶことが大切です。また、季節やシーンに合わせてメイクを変えることで、より魅力的な印象を与えることができます。ファッションでも同様に、自分に似合う服を選ぶことがポイントです。トレンドに左右されず、自分らしさを大切にすることがおしゃれの基本です。さらに、小物やアクセサリーを使うことで、コーディネートのアクセントになります。メイクアップやファッションは、自分を表現する素敵な手段です。ぜひ工夫を凝らして、自分らしいスタイルを楽しんでみてください。
自信を持つためのポイント
自信を持つためには、自分を認めることが重要です。自分の強みや良いところを見つけて肯定することで、自信がついてきます。また、過去の成功体験や困難を乗り越えた経験を振り返ることも効果的です。自分ができることや乗り越えてきた困難を思い出すことで、自信を取り戻すことができます。さらに、自分に対する信念を強化するために、ポジティブな言葉やアファメーションを積極的に使うことも大切です。自信を持つためには、自分を肯定し、過去の成功体験を振り返り、ポジティブな言葉を使うことがポイントとなります。
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TEDにて
パーディス・サベティ:死に至る新たなウイルスに立ち向かう方法について
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
エボラ熱が2014年3月に発生し、パーディス・サベティのチームはウイルスのゲノム解析により、その変異の仕方や感染拡大の経緯を解明しました。
世界中のウイルス追跡チームや科学者たちが、このエボラウイルスとの喫緊の戦いに参加できるよう、パーディスは即座に彼女の研究をネットで公開しました。
このトークで、彼女はオープンな共同研究がウイルスを食い止める為には必須であり、次に来るであろうウイルス感染症への対応に必要だと示しています。
「私たちは透明性のあるオープンさを持って協業し、情報を共有し、共に戦わなければなりませんでした!」
サベティは続けます「世界が一つのウイルスによる破壊に振り回されないよう、何十億もの暖かい心や思いやりの協力で 世界を照らして行きましょう」
その地にある病院では、看護師、医師、科学者たちが、静かに最も恐ろしい人類の敵の一つと何年にも渡り戦って来ました。
ラッサウイルスです。
ラッサウイルスはエボラウイルスによく似ていて、高熱を引き起こし時に命をも奪います。でも、彼らが毎日、命を危険に晒されながら、その地のコミュニティーの人々を守っていることで私たち全員を守ってくれています。
でも、私がそこを何年も前に訪れて一番驚いたことは、彼らが毎朝、大変、過酷な第一線での毎日を歌を歌って始めることでした。皆が集まって喜びを表し活力を見せるんです。
何年も通して、互いを訪ね合ってみんなと集まって歌い、歌を作って本当に楽しいんです。私たちは、科学の追求のためだけにそこにいるのではなくて人間愛で通じ合っているから。
それが、状況が変わるにつれてとても重要に欠かせないものになる事��、想像出来ると思います。2014年3月。それが大きく変わりました。ギニアでエボラの大流行が宣告された時です。
これは西アフリカ、シエラレオネとリベリアの国境付近で起こった西アフリカで最初のアウトブレイク(感染症大流行)でした。
私たちは恐れて実際にしばらくの間、ラッサとエボラは考えられているよりも感染が拡大していて、いつかケネマにも到達するかも知れないと思っていました。
それで、私のチームメンバーがすぐさま行動して、フマー・カーン博士のチームに合流しました。そこで、高感度なウィルスRNA検出装置を用意し、エボラが国境を越え、シエラレオネに到達したら検知できるように備えました。
既にこのような装置をラッサウイルス対策に使っていたので、手法は分かっていたし、チームはとても優秀でした。
彼らには、エボラを検査するツールと場所を提供すれば良いだけでした.
しかし、不幸にもその日は来てしまいました。2014年5月23日。女性が病院の産科病棟に入院し、チームがウィルスRNAの検査を行ったところ、シエラレオネで最初のエボラ出血熱の症例を確認しました。
彼らの仕事は極めて立派でした。この症例を即座に判定し患者を安全に扱い状況を把握する為の接触者追跡調査を始めたのです。
これで、感染拡大を早期にくい止められたかも知れませんでした。しかし、その日までにアウトブレイク(感染症大流行)は既に数ヶ月も続いていました。
何百もの症例が発生し、それ以前のアウトブレイク(感染症大流行)を凌駕してシエラレオネに到達した時は、もうある一人の症例ではなく津波のように押し寄せて来たのです.
私たちは24時間。できる限りのことを手を尽くして、患者たちを救い注意を喚起し、そして、もう一つ、単純なことを行いました。
エボラを検出する為に採取していた患者の血液サンプルは、もちろん廃棄して良かったんですが、その代わりに薬品でウイルスを不活化し、血液サンプルを箱に詰め、海を越え、他の研究施設へ送り出したのです。
私のチームがいるボストンへ送りました。それから、日夜働き続けました。毎日シフト勤務しながら、そして、迅速に99のエボラウイルスのゲノムを解析しました。ウイルスのゲノムはその青写真なのです。ゲノムは誰にでもあるもので私たちを構成しているものすべての性質を表わし膨大な情報を内包しています。
このような作業の結果は単純でも大変強力です。この99のウイルスを観察し、比べて、以前ギニアで発表された3つのゲノムと比べ、何ヶ月も前にアウトブレイク(感染症大流行)がギニアで始まったことを解明できました。
まず、人間に感染した後、それから人を媒介して感染が広がったのです。
これは、どう介入すべきかを解明するためにとても重要なことです。しかし、それから重要なのは接触者追跡調査です。ウイルスがヒトの間で感染するにつれ、変異していることを確認しました。この一つ一つの変異を観察することは大変重要です。
なぜなら、診断機器やワクチン、治療、そういったものは全て基本的にゲノム配列に基づいてつくられているのです。国際保健の専門家たちは、これに対して対策���展開し、今までの成果を全て調整し直して行く必要があります。
その時、私が科学者としてどのように仕事をしていたかというとまず手元に医療データを蓄積して、何ヶ月も何ヶ月も研究室に篭って医療データを注意深く、丁寧に分析し、研究論文を発表するため、何度かのやり取りを繰り返し、ついに論文が発表されたら、医療データを公開するということでした。
これが科学者たちの研究の流れの現状です。
問題は、私たち、皆が使っていた医療データは、ネットで検索したものだけだと、とても限られ不十分だった事でした。そんな時は、とても多くの可能性。機会が失われてしまいます。ケネマの感染症大流行の初期に106件のカルテが集まっていました。それも世界中へ公開することにしたのです。
そして、私たちの研究所では、その106例からコンピューターに機械学習させることで、エボラ患者の予後をほぼ100%に近い精度で予測できる事を証明できました。それを現地で働く医療関係者へ提供するためのアプリを作りました。
でも、そのアプリが十分に効果を発揮し、それを実証するためには106件ではまったく足りず、リリースまでにもっと多くのデータが来るのを待っていました。でも、なかなかデータは来ませんでした。
私たちが互いの間に壁を作り、医療情報を争い合うときウイルスは勢力を増します。でも、他の自然の脅威と違ってエボラとの戦いは、私たち全員に等しく関わっていて私たちは一緒に戦っているんです。
ある人がエボラにかかれば、すぐに他の誰かに伝染するかも知れません。いま、私たちの命は同じように脆弱で同じような生命力を持ち、同じ恐れや希望を持っている。そんな状況で共に喜びをもって医療情報を協力できればと願います。
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<提供>
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独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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レシチンで自律神経失調症を改善しよう!!
自律神経失調症”という言葉を耳にする機会は増えていますが、実際に”自律神経”が私たちの体でどのような役割を果たしているのか、詳しく知っている人は少ないかもしれません。 自律神経は、私たちが意識せずとも体の内部バランスを整える重要な役割を担っています。そして、このデリケートな自律神経のバランスを支え、整えるのに役立つ成分があるのをご存知でしょうか?それがレシチンです。レシチンには、自律神経を整える効果があるとされており、私たちの健康維持に欠かせない存在です。今回はレシチンが自律神経にどのように作用し、私たちの健康に影響を及ぼすのか見ていきましょう。 大豆レシチン 顆粒状 Soy Lecithin 1kg(計量スプーン付) フォスファチジルコリン リン脂質< IP管理 大豆使用 >植物性レシチン 大豆由来 phosphatidylcholine NICHIGA(ニチガ)…
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クマに襲われ、「命に別状はない」とされた80代男性の症例写真を見て、あまりのすさまじさに言葉を失った。額から上あごにかけて顔がなくなっているように見える。左の眼球はだらりと飛び出ている。 「クマは明らかに顔を狙って攻撃していると感じます」 こう語るのは、秋田大学医学部付属病院の高度救命救急センターでクマ外傷の治療にあたった土田英臣医師だ。 この男性は15時ごろ自宅前の畑でクマに襲われた。意識は明瞭で、自ら119番通報したという。 「鼻が取れ、皮膚が左右に裂けていました。救急隊員が道端に落ちていた鼻を見つけて運んできてくれたので、形成外科の先生が手術して、くっつけたのです」 傷の見た目はひどいものの、出血量は比較的少なかった。血圧や呼吸などの全身状態は安定していたので、すぐに手術できたことも幸いしたという。 ■容貌が変わるほど重大なけが 昨年度、クマに襲われた被害者は過去最多の219人。その大半がツキノワグマによる被害者で210人、約96%を占める。ツキノワグマは主に人の顔や頭に一撃を与えた後、すぐに逃走する場合が多く、いわゆる「人食いグマ」による「食害」はまれだ。 だが、クマに人が襲われ、「命に別条はありません」と報道されても、実際は顔貌が大きく変わるほどに重大なけがであることが少なくない。 昨年度、クマによる人身被害が最も多かったのが秋田県だ。死者こそ出なかったものの、70人が負傷した。このうち、重傷者20人が同病院に搬送された。18人が顔を負傷。失明は3人、顔面骨折は9人にのぼる。 冒頭の男性の被害は、搬送されたなかでは特別深刻なケースではないという。 ■クマによる外傷は「特殊」 一般的に外傷は、交通事故や転落事故などによる「鈍的外傷」と、ナイフなどによる「鋭的外傷」に分けられるが、クマに襲われた際のけがはその二つの特徴をあわせもつ「特殊な外傷」だという。 「強いパワーによって骨折し、傷口は深く、筋肉までぱっくりと開く」(土田医師) ■小さな傷でも「細菌」で化膿 別の70代男性は早朝、山中で植林作業をしていた際、クマに襲われた。自力で道の駅まで車で移動し、救急要請をした。 頭部と顔面に裂創を負い、左ほおの傷は口の中まで貫通していた。口腔内にたまった血で呼吸が困難になった。病院に到着したとき、意識は薄れつつあった。 「出血がひどく、血圧が下がってしまった。『出血性ショック』という状態で、緊急輸血を行いました。圧迫止血を行うとともに、耳鼻科の医師が電気メスで動脈を焼いて出血を止めました」 その後、頭骨の骨折や、頭蓋内の出血などを治療する緊急手術が行われた。 「クマ外傷」は傷の状態がひどいだけでなく、細菌に高度に汚染されることも特徴だ。外傷ではなく、敗血症で亡くなった人もいる。そのため、大量の生理食塩水による傷口の洗浄や、抗生剤治療などの感染対策が必須になる。土田医師はこう訴える。 「クマの牙による傷は一見、ぽちっと穴が開いているだけですが、深い傷です。後で化膿する患者さんもいます。クマに襲われてけがをしたら、どんなものでもすぐに病院で治療を受けるべきです」 ■顔面の筋肉や骨がボロボロ 秋田赤十字病院の形成外科部長・渡邊理子(あやこ)医師は「クマに引っかかれた」と報じられることに違和感を抱いてきた。昨年、同院にはクマによる外傷で7人が搬送された。 「実際は顔の中心、特に目のまわりをものすごく強い力で殴打される。皮膚を引きはがされる剥脱創(はくだつそう)が目立ちます。顔面の筋肉や骨はボロボロになる」 皮膚組織を欠損してしまうことも珍しくない。そのため、傷を縫い合わせた後、皮膚を移植し、傷痕を目立たなくするなど、複数回の手術が必要となることが多い。 一般的な骨折と違って、顔面の骨は細かく砕けていることが多く、骨片をパズルのように元の位置に戻し、金属製のプレートでつないでいく。それもできない場合は破片を取り除いた後、骨の代わりとなる大型のプレートを埋め込むこともある。 筋肉の挫滅がひどかったり、神経が傷ついたりすると、顔面をうまく動かせなくなる。傷が治っても痛みや違和感を訴える人は多い。 こうした恐るべき被害の実態が十分に伝わっていないため、クマからの防御手段が軽視されている。それが被害を広げる一因にもなっていると、指摘する専門家がいる。 ■致命的なダメージ防いで NPO日本ツキノワグマ研究所の米田一彦所長は、10年前からこう訴えてきた。 「クマに遭遇した場合、立った状態で攻撃を受けるのが最も危険です。ただちにうつぶせになり、両腕で頭部を覆ってください。致命的なダメージを防ぐことが重要です」 3年前に改訂された環境省の「クマ類の出没対応マニュアル」にも、うつぶせになって頭部を守れ、と記述されるようになった。 ところが、インターネット上では「机上の空論」「うつぶせになって顔や頭を守っても食われるだけ」「攻撃こそ最大の防御!」と、防御姿勢を軽視するコメントを見ることがある。背景には深刻な人身被害の実態が十分に理解されていないことがあるのだろう。 前出の渡邊医師は言う。 「顔面は社会生活を営むうえで非常に重要です。人の顔面は頭部に比べて脆弱ですから、クマに攻撃された際、うつぶせになって身を守るという方法は妥当だと思います」 ■口腔顎顔面の再建治療を 島根県ではクマの目撃が年間1000件前後にもなる。島根大学医学部歯科口腔外科学講座の臨床講師を兼務する雲南市立病院の歯科口腔外科部長・小池尚史医師は、クマに顔面を攻撃された際、負傷者を迅速に大学病院、またはそれに準ずる高次医療機関に搬送することの重要性を強調する。防災ヘリやドクターヘリも有用だという。 「例えば、顔面の涙小管や耳下腺管、三叉神経や顔面神経などを損傷した場合、時間との勝負になってきます。緊急手術を行って、即時再建できる病院に搬送することが大切で、これが遅れるほど機能回復に遅れが生じてしまいます」 島根大学医学部付属病院の高度外傷センターでは、救命医をはじめ脳神経外科医、歯科口腔外科医、整形外科医など、複数の医師が密な連携のもと治療にあたる体制が整っている。 クマ外傷の場合、あごを負傷することも珍しくない。あごを骨ごと持っていかれてしまう場合もある。 「口元がなくなってしまうと、摂食、嚥下、咀嚼、咬合など社会生活に大きな影響が出ます。外傷によってあごの骨や歯を大きく失った際、歯科インプラントも公的医療保険制度の対象となる場合がありますから、機能と審美の両面から、あごと口を再建して社会復帰していただきたいと強く思います」 (AERA dot.編集部・米倉昭仁)
クマは「明らかに顔を狙って攻撃���「骨もボロボロ」と医師たちが証言 「命に別状はない」の実態(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
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2023年7月、札幌ススキノのホテルで当時62歳の男性が首を切断され頭部を持ち去られた猟奇的な殺人事件。 逮捕・起訴された親子3人のうち、母親の田村浩子被告(61)の初公判が6月4日に札幌地裁で開かれ、浩子被告は起訴内容を否認、無罪を主張しました。 裁判で検察側は「ススキノの閉店イベントで被害男性と会い、その後ホテルに行き、避妊なしで性行為をされた。瑠奈被告はここで殺害を考えた。瑠奈被告が死体損壊の後、浩子被告は修被告によろしかったらお嬢さんの作品をご覧くださいと連絡した」と指摘。 これに対し、弁護側は「通報しなかったりとがめないことでほう助になるとの文言はない。ビデオ撮影や頭部損壊は聞いていない。抽象的に修被告に撮影を依頼した」と、犯行への関与を全面的に否定しました。 ■弁護人の冒頭陳述より (抜粋~凄惨・性的な描写は一部修正) 廷内での浩子被告の様子 ■弁護人が法廷で立証しようとすること ①田村瑠奈さんと、両親である浩子さん・修さんの親子関係と生活状況(事実上の主張) ②頭部が自宅に置かれた経緯と、浩子さんがこれを知ってそのまま生活することになった経緯、損壊の動画の撮影を修さんに依頼することになった経緯(事実上の主張) ③浩子さんが、頭部があることを知りながら何もせずにそのまま生活していたことが死体遺棄罪の幇助に当たらないこと、瑠奈さんから動画撮影を依頼され、頭部を損壊するということまで具体的にわからずに修さんに撮影行為を依頼したことが死体損壊罪の幇助にあたらないこと(法律上の主張) ■瑠奈さんとの親子関係および生活状況 田村浩子さんの経歴 室蘭市で生まれ、北海道教育大学北海道教育大学旭川校を卒業後、道立旭川美術館に8年間勤務。平成5年3月に田村修さんと結婚し、平成6年2月に長女の瑠奈さん出生。結婚後、専業主婦だった浩子さんは60歳を機にパートの仕事を始める → 本件逮捕勾留で、昨年退職 田村瑠奈被告…妄想上の恋人は「ジェフ・ザ・キラー」 ■瑠奈さんの生活状況 ・中学入学後は不登校 ・浩子さんと修さんは、中学2年生の頃から瑠奈さんを精神科医に受診させて、中学3年生からはフリースクールに通わせるが、ほとんど通えず ・18歳頃からは自宅で引きこもりの状態になり、昼夜逆転の生活 ・修さんか浩子さんと一緒でなければ外出ができず、そのほとんどは修さんの送迎でドン・キホーテやゲームセンター、趣味のドールショップに行くといった程度 ・瑠奈さんに交際相手がいた、友人とLINEのやりとりがあった等の報道は全て誤報 ■瑠奈さん18歳頃からの変化① ・子供の頃の瑠奈さんはハリーポッターを好んだり、友達を家に呼んで遊ぶなど、ごく普通の子供 ・18歳の頃から「田村瑠奈は死んだ」と言い始め、田村瑠奈の死体に複数の人格が入り込んでいるという"ゾンビ妄想"に ・自身が田村瑠奈であるという認識は、10年以上前から現在までない ・「田村瑠奈の体には5~6人の魂が入って、体を借りているだけ」などと言って、自分のことを「ルルー」や「シンシア」などと名乗るようになる ・修さんも浩子さんも「瑠奈」ではなく、「お嬢さん」などと呼ばなければならない ・瑠奈さんも修さんや浩子さんのことを「ドライバーさん」「彼女」と呼ぶ ■瑠奈さん18歳頃からの変化② ・その時々で話し方や様子が別人のようになるときがある ・時折虚空を見つめて、妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との会話も繰り返す ・精神が不安定になると、発狂したように意味不明な言葉を叫ぶ、自宅の壁を殴って穴を空ける、さらに自傷行為や自殺未遂をしてしまう ・修さんは瑠奈さんの妄想を肯定も否定もしないというスタンス、浩子さんは瑠奈さんの妄想を否定しないよう細心の注意を払って生活 ・瑠奈さんの希望は可能な範囲でかなえるようにしていた ・瑠奈さんの妄想上の恋人であるジェフとの結婚披露宴(儀式)にも参加 ■瑠奈さんと両親の生活 ・田村家の自宅は、瑠奈さんが小学生の頃までは、普通に整理整頓された家 ・瑠奈さんがゴミも含めて物を捨てるのを嫌がるようになったため、自宅内は瑠奈さんの物やゴミであふれかえるように ・事件直前は、もはや足の踏み場もほとんどない ・居間は浩子さんが寝起きするスペースを確保するのがやっと、修さんは自宅で寝るスペースがなく、ネットカフェで寝泊まり ・修さんは出動前あるいは退勤後必ず自宅によって、浩子さんに頼まれた買い物をしたり、浩子さんの作った食事を受け取る ・一人では外出できない瑠奈さんがゲームセンターやドン・キホーテなどに行きたいと言ったときには、送迎もしていた イベントの場には2人を見守る修被告の姿が… ■瑠奈さんに対する治療 ・今から6年ほど前、通院先から、多重人格や統合失調症の要素を満たすとされていた ・ただし、障害者年金を受給すること、自殺未遂を繰り返していたこともあり、診断名としては"躁うつ病" ・その後、クリニックにも通わなくなり、修さんが薬を処方するように ・統合失調症の治療薬である抗精神病薬については、体調が悪くなると訴えるため、数回飲んだ程度でやめ、抗うつ薬を服薬 ■弁護人立証予定 ・浩子さんら両親と瑠奈さんは、周囲から見ると非常に特異と評価される親子関係 ・両親が瑠奈さんの言葉を否定したりすることができない状況にあったことについて →修さんの証人尋問および、浩子さんの被告人質問により立証する予定 ■頭部が自宅にあることを知った経緯 ・令和5年5月28日 瑠奈さんの希望で「キングムー」閉店イベントに修さんが連れて行く ・瑠奈さんがいわゆるクラブという場所に行ったのはこれが初めて ・瑠奈さんは数年前からホラー映画やSMに興味 ・昨年2月頃からは怪談バーにも行くようになったが、うつ症状は変わらず ・修さんと瑠奈さんがイベントに行っている間、浩子さんは自宅 ・午前7時半頃、瑠奈さんがキングムーで知り合った人と意気投合してラウンドワンに行くという連絡 →両親以外の人と交流がない瑠奈さんにとって大きな前進、浩子さんは喜ぶ ■瑠奈さんに起こった出来事① ・キングムーでカラオケに誘われて付いていったら、ホテルに連れていかれた ・避妊せずに性行為をされた ・避妊していないことを指摘したら誤魔化された ・ホテルを出た後、修さんにクリニックに連れて行ってもらいアフターピルを処方してもらった ・このときの相手が、本件事件の被害者男性 ■瑠奈さんに起こった出来事② ・修さんによると、瑠奈さんは性行為自体には同意 ・相手が避妊しなかったことに対し、落ち込むとともに強い怒りの気持ちを持っていた ・浩子さんに対して瑠奈さんは、相手が「謝ったら許してあげる」と言っていた ・6月中旬、瑠奈さんは修さんとともに、すすきので相手の男性を探した ・男性を見つけて、7月1日に会う約束をした ■瑠奈さんが男性を探した目的 ・会ったらSMプレイをすると言っていた ・瑠奈さんは以前からSMへの興味、女王になりたいと言ってSM関連のグッズを購入していた ・会う約束をした約1週間後、クラブで知り合った男性とSMプレイ ・修さんとSMプレイの練習、浩子さんはSMプレイに使用するスカーフを購入 ・瑠奈さんは男性に会うのを楽しみにしていた ・浩子さんは一度トラブルになった男性と会わせたくなかった ・止めたところで行かないというはずもなく、止められなかった ■瑠奈さんと会わないよう男性に懇願 ・修さんと浩子さんは、瑠奈さんと男性を会わせたくなかった ・浩子さんは、瑠奈さんがやくざの組長の娘であるという架空のシナリオを作り、警告することを考えてメモを作成 ・修さんは何度か男性に電話 ・7月1日の午後、初めて男性に電話がつながり、修さんは持ち合わせ場所に行かないよう頼む →男性は「向こうも会いたがってるわけだから。」と拒否 ・やむなく修さんは、瑠奈さんが嫌がることをしないように男性にお願いした 両親が見た「地獄」とは… ■事件当日~翌朝 ・修さんと浩子さんは瑠奈さんが男性とSMプレイをしにいくと思っていた ・事件は7月1日23時頃 ・翌日の朝方、浩子さんは浴室に見慣れないプラスチックのケースと、そこに入った黒いゴミ袋のようなものを目撃 ・瑠奈さんが嫌がるので、黒いゴミ袋が何かは確認していない ・瑠奈さんから「おじさんの頭を持って帰ってきた」と聞かされる ・浩子さんは半信半疑だったが、頭部のない遺体発見の報道を見て、瑠奈さんの言葉が本当ではないかと考える ・恐ろしくて袋の中身は確認していない ■浩子さんの見た「地獄」 ・瑠奈さんから「見て。」と言われる ・あまりに普通の言い方だったため警戒せずに浴室へ行く ・浴室洗い場に、皮をはがされた頭部が置いてあった ・「この世の地獄がここにある」深い絶望感 ・瑠奈さんは損壊された頭部の(写真)を浩子さんに見せようとする →浩子さんが手を引っ込めると、「ちゃんと見て!」と強く言ってカメラを持たせる ■動画撮影の依頼 ・7月7日、瑠奈さんが浴室で作業をすると言って、浩子さんに動画の撮影を頼む ・具体的に何をするのかは浩子さんは聞いていない ・浩子さんは頭部を直視できず、理由をつけて断り、修さんに助けを求めたところ、修さんが撮影を了承 ・浩子さんは損壊を撮影するといった具体的なことを伝えていない ・修さんが外出してしまったため、再び瑠奈さんから撮影を求められる恐怖 ・「撮影カメラマンするでしょ?」→ 瑠奈さんに見られてもいいよう平静を装ったLINEを送信 ■浩子さんと修さんの見た 「地獄」 ・瑠奈さんから、顔の一部が入ったガラス瓶を見せられる ・直視できないでいると「ちゃんと見て!」とガラス瓶を持たされる ・このガラス瓶を瑠奈さんは浩子さんの寝床の近くに置いた ・数日後、耐えられなくなり理由をつけて移動してもらう ・7月19日、瑠奈さんから「私の作品見て。」 ・浴室にあったのは、頭部の一部 ・修さんも見せられている ■逮捕されるまでの日々 ・自宅に頭部があることを知ってからの修さんと浩子さんの生活は言葉に尽くしがたいストレス ・二人ともなすすべもなく敢えて日常生活を送るしかない状態 ・修さんは防犯カメラのある場所まで瑠奈さんを送迎、浩子さんも尾行に気づいていた ・娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ていることを理解 ・警察が来た時は運命を受け入れようと考える ・その日までのわずかな時間をこれまで通り家族として生活することを選択 ・瑠奈さんだけでなく修さんと浩子さんも逮捕される ■弁護人立証予定② ・浩子さんが頭部があることを知りながら通報せず、敢えてそのまま生活するようになったこと、修さんに動画の撮影を依頼することになった経緯や依頼したときの認識、依頼内容について、修さんの証人尋問、浩子さんの被告人質問により立証する予定 ■死体遺棄罪幇助の成否① ・死体遺棄罪は状態犯 ・遅くとも瑠奈さんが頭部を自宅内に持ち込んだ時点で、遺棄の実行行為は既遂となり終了 ・浩子さんは、瑠奈さんが頭部を自宅に持ち込んで浴室に置いた後に、この事実を知った →認識後には頭部の場所的移動がなされていない ・隠匿行為を遺棄の実行行為と評価できるのは、場所的な移動を伴う隠匿行為 ・浩子さんによる本件移置行為への関与は、事後従犯であり、罪に問えない ■死体遺棄罪幇助の成否② ・仮に同罪が継続犯と解したとして… 瑠奈さんから頭部を自宅内に置き続けることの許可を求められたことはない 瑠奈さんに対して容認するような発言をしたこともない ・検察官の主張は、警察に届けなかったことをもって、不作為による保管行為の幇助と主張するもの ・倫理的な問題は別として、警察に届ける法的義務があるとするのは死体遺棄罪の解釈では不可能であり、罪刑法定主義に反する ■死体遺棄罪幇助の成否③ ・浩子さんが瑠奈さんの本件保管行為をとがめなかった=容認したという主張? →とがめたとしても瑠奈さんが自ら警察に出頭するとは考えられない ・警察に出頭するまでとがめ続けなければならない? →罪刑法定主義に反する ・以上より、死体遺棄罪の性質の解釈論にかかわらず、死体遺棄罪の幇助は成立しない ■死体損壊罪幇助の成否 ・修さんによる撮影行為は、本件損壊行為を物理的にも心理的にも容易促進するものではない→因果性を欠く ・浩子さんの依頼した行為も、瑠奈さんによる本件損壊行為を促進するものではない→因果性を欠く ・浩子さんが、瑠奈さんによるビデオ撮影しながら被害男性の頭部を損壊する計画を容認した事実はない ・浩子さんの認識において、瑠奈さんが頭部に対して何らかのことをする可能性があることを排除していなかった点をもって「容認」した? →容認は不作為による幇助であり、成立しないのは死体遺棄罪と同様 ■結論 検察官の事実主張を前提としたとしても、浩子さんにはいかなる犯罪も成立せず、無罪
<ススキノ首切断>『おじさんの頭持ってきた。カメラマンするでしょ? 私の作品見て』弁護側が明らかにした"いびつな家族関係と猟奇的犯行"「娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ている」■裁判詳報■
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胃腸炎の話
私は子供のころからよくおなかを壊します。少し大きくなってからは、胃も痛くなりやすくなりました。でも、「これは胃が痛んでるんだ」っていうことが分かったのは、それよりさらに大きくなってからです。今も、これは胃が痛い状態なのかどうか、本当はわかりません。そういうのは、皆さん、誰から教わったんでしょうか。
真剣におなかを壊すときというのが数年に1度くらいのタイミングであります。それは本当に予測できなくて、ただ、予兆みたいなのはあります。今までで一番象徴的だった予兆は、空っぽのおなかの中に1滴の水が落ちたような感覚があったときのことです。そのときは、のどが渇いて自販機で買った冷たい何かを飲んだ直後だったのでした。
それから数時間後くらいに、激しい下痢と嘔吐に襲われて、めっちゃ汗と涙と涎が出て、目の前が暗くなって、トイレで疲れて寝る(意識を失う?)というのが定番の流れです。そのときはけっこう真剣に「死ぬかも」と思うのですが、だいたいは消化管の中身が全部出た?と感じる頃、ケロッと治ります。
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この症状で病院に行ったことは3回あります。ほとんどは役に立たない経験でした。
1回目は大学の通路で苦しんでいたところを発見してくれた事務のおばさまに介抱してもらい、近くの消化器クリニックに行くよう促されたのでした。これは、楽になってからの受診でした。
2回目は、まだ子供が生まれたばかりの頃、一人で家にいて、「赤ちゃんを置いて一人で意識を失ったらヤバイ」と思い、ベビーカーを押して近くのクリニックに駆け込んだのでした。(路上で下痢したらどうしようと気が気ではなかった)
3回目は夜中にヤバくなって、夫に総合病院の救急に電話してもらったら、明日の朝来いと言われて翌朝タクシーで行ったのでした。この症状は私にとってよくあることで、死んだことはないので、命にはかかわらないだろうと思って、救急車は呼びませんでした。でも、死にそうとは思っていました。
(あと、1回はネパール旅行の帰りの飛行機で吐いて香港の空港の医療センターみたいなところにかかったこともありました!これはなかなかない経験ですよね。看護師さんが日本語をちょっとしゃべれて、携帯から「メールが届いたみたいですね!」って日本語イケボが発されていたのがちょっと面白かったです。ただ、この時は熱もあってブツブツが出ていたりして、ほかのときとはちょっと違うものだったのではないかと思います。)
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どの回も、「胃腸炎��すね」と言われて、整腸剤や吐き気止めをもらって終了しました。感染性の可能性もあるからか、下痢止めはナシでした。
でも、これらの処方にはあまり満足していません。2回目は赤ちゃんを病院の人が気にかけてくれるという安心感を得られたので、行ってよかったと思いますが、その他は受診した意味をあまり感じませんでした。
まず、絶対ウイルスとか感染性じゃないんですよ。なぜなら私の周りでおなかを壊した人は毎回いないからです。それに何回も同じ症状が出ているんです。絶対私の内部に問題がありますよね?
私は医療系学部を卒業しているので、多少は人体について学んだのですが、私の胃腸炎は、胃腸だけの問題ではないと勝手に思っています。目の前が暗くなって(縮瞳?)、汗をめっちゃかいたりして、消化管がすごく動きまくるので、副交感神経を刺激したときの症状が全部出ていると考えました。だから毎回、薬局で売っている、副交感神経遮断薬であるブスコパンを飲むのが一番の正解になります。ブスコパンがあるときは回復が早いです。ないときはつらいです。
ただ、飲んだ瞬間に効果があるわけじゃないので、実際に効いているのか、それとも子供の頃に常備薬から与えられたブスコパンの思い出があるから心理的に頼っているのか、そういうのは全然わかりません。
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インターネットで胃腸炎について調べると、ウイルス性のことなんかしか書いていないです。たぶん、それ以外の理由がわかりにくいやつは、お医者さんもわからないのです。ストレス性とか書いてあることがあります。いわば、私のはそこに分類されるのではないでしょうか。でも、毎回、ストレスが過剰にかかったときに出ているわけではないです。
これはいわゆる、理解不能とされがちな「自律神経失調症」の一部なんじゃないかと思います。そして、そういうものは、お医者さんには扱えないのです。
でも、私は胃腸炎になるといつも苦しんでいます。薬局で働いていた時も、夜間になると、苦しそうな患者さんが、胃腸炎と言って、お定まりの処方せんを持ってきたものでした。苦しんでいると、周りの人はみんな、病院に行こうというのですが、それは疲れるだけで、何かを解決してくれるとあまり思えません。
ていうか、たぶん期待しているのは、病院のベッドで寝かせてもらうことなんですよ。看護師さんに気にかけてもらいながら、そして水分の点滴なんかしてもらいながら。原因不明のまま出してもらった当たり障りのない薬が効くような症状じゃないんだから。でも、都市の病院はそういうところではないのです。
命にはかかわらないかもしれないけれど、確かに苦しい症状に、医療は向き合ってくれない、と、私のような者は感じてしまいます。もしかしたら、それは、医療に対する誤解かもしれません。でも、だとしたら、そういう役割を持った存在は、社会の中にはないということになります。最初は、薬局がその役割を果たせるかもしれないと思って、就職したんですけど。だめでした。そういう薬局もあるかもしれないけど。
……と、いうことを、また胃腸で苦しんだので、つらつらと書きました。今回のはただの便秘だと思いますけど、あの、これ読んでる方、排便あっても便秘になるっぽいので、気を付けてください。(子供の頃、母親に「あんたは糞詰まりで死ぬ」と言われたのを妙に覚えています)
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Long COVIDにおける心血管自律神経機能障害:病態生理、心拍変動、炎症マーカー
Long COVIDは、急性COVID-19感染後4週間以上継続または発症する持続的な徴候および症状を特徴とする。Long COVID患者は、自律神経失調症として知られる心血管系の自律神経失調を経験する。しかし、その背景にある自律神経の病態生理学的メカニズムは不明なままである。
現在考えられている仮説には、神経向性、サイトカインストーム、炎症の持続などがある。ある種の免疫学的因子は自己免疫機能障害を示しており、この因子はCOVIDを発症するリスクの高い患者を同定するのに用いることができる。心拍変動は、Long COVID患者における自律神経の不均衡を示すことができ、その測定は心血管系の自律神経調節を評価する非侵襲的で低コストの方法である。さらに、生化学的炎症マーカーはLong COVIDの診断とモニタリングに用いられる。
これらの炎症マーカーは、炎症反応を引き起こすメカニズムや、自律神経系の交感神経および副交感神経経路に対するその影響についての理解を深めるために用いることができる。COVID患者における自律神経のアンバランスは、心拍変動性の低下、迷走神経活動の障害、交感神経と副交感神経の大幅なアンバランスをもたらす可能性がある。Long COVID患者において心血管自律神経の不均衡が引き起こす可能性のある長期的なリスクについての理解を深めるために、この問題に関する新たな研究が奨励されなければならない。
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より良い長期管理のために、医師はCOVID-19の症状が軽度から重度までの患者や無症状の人が、健康状態に関係なくLong COVIDの症状を発症する可能性があることを認識すべきである。Long COVIDの症状は、急性期の後、数週間、数ヵ月、あるいは数年間続くことがある。メラトニンは神経保護薬であり、サイトカイン反応や症状の重篤化に対抗し、神経障害の予防に役立ち、認知機能の低下(「脳霧」)を抑制するため、Long COVIDの回復を助けることが期待されている。
心拍数変動 (HRV) は概日リズムの影響を受ける。HRV は一日を通じて減少することがあり、朝の値は高く、RMSSD と SDNN は日中に高くなる。ストレスに対する心血管系の反応により、安静時のHRVは高くなり、心血管系のコントロールは慢性疾患の症状を軽減するために不可欠である。Long COVID患者は、不眠症や概日リズムの問題を抱えていることが多く、メラトニンによる治療は、自律神経失調症の軽減とHRVの上昇に加えて、これらの障害にかなり有効である。
Long COVID患者では、さまざまなHRV反応が観察される。Karakayaliら(2023)は、症候性または無症候性のLong COVID患者(軽度から中等度のCOVID-19)を調査しており、症候性患者では副交感神経緊張が高かった(RMSSD、SDNN、SD1、SD2)。副交感神経系はHRVを増加させるが、迷走神経機能障害はHRVを減少させる。
HRV をモニタリングすることで、Long COVID 患者の層別化が改善される。HRV は、COVID 長患い (症候性)、COVID-19 後 (無症候性)、COVID 長患いかどうか不明な患者 (不明確) のモニタリングに使用することができる 。Long COVID の重症度は、軽度なものから重度の衰弱を伴うものまで様々である(98)。これらのグループにおける HRV モニタリングは、自律神経変化の早期診断、Long COVID の重症度の予測、疾患の進行抑制、臨床転帰の改善、新たな治療戦略の確立に役立つはずである。
自律神経病変の早期変化を検出するために、複雑な HRV マーカーと単純な HRV マーカーを経時的・頻回に分析することが行われている。HRV が低い患者は、不整脈や突然死のリスクがある。さらに、HRV の低下は、悪性不整脈の予知因子と考えられる。
Marques ら(2022)は、Long COVID 患者のさまざまな臨床グループについて、線形法および非線形法による HRV 測定を用いて分析した。彼らは、安静時の交感神経活動 (LF、LF/HF) の亢進と副交感神経緊張 (RMSSD、SDNN、SD1、HF) の低下を発見した。これらの変化は心拍数と血圧の上昇を引き起こし、患者に心血管合併症、慢性疾患、突然死の素因となる。
HRV モニタリングは手ごろな価格であるため、自律神経機能障害を有するLong COVID 患者の治療や改善をモニターするための評価プロトコールに採用することができる 。長期的な HRV の改善が見られない重症患者では、ウイルスを排除するためにより長い追跡期間が必要となる。HRV マーカーには、臨床的な疾患の重症度との関連性が認められ、非侵襲的なモニタリング情報源や臨床転帰の予測因子として機能する可能性がある。
HRV は、認知機能とは独立した定量的スコアを生成するため、心血管自律神経機能障害を有するLong COVID 患者の診断に最も適したツールである。さらに、HRV は、心血管機能の診断・予測法を用いて、炎症状態や自律神経状態の予測因子として使用することができる 。これにより、迷走神経による抗炎症作用、心血管系の健康指標、およびLongCOVID 集団における死亡予後に関するさらなる情報が得られる 。
約130万人の患者を対象としたレトロスペクティブ研究のコホートで報告されているように、神経認知の「脳霧」症状は、SARS-CoV-2感染後2年まで高まったままである可能性がある。自律神経機能障害は、持続的な呼吸困難の存在によっても起こりうるものであり、Long COVID 患者の 60% は改善することなく進行している。最初の臨床診断から完治に至るまで HRV をモニタリングすることは、Long COVID 患者の自律神経バランスを理解するための基本であると考えられる。
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自分の信仰を客観視する
宗教を「ミクロの信仰体験」と「マクロの社会現象」の両方から捉えるという視点を自分の中できちんと整理できている人って、学者の中でもとても少ないのだなあと、昨今ネット上で見かける「宗教」に対する言説を見ていて思う。その理由は、先に指摘したように「その人が個人的にミクロの信仰体験を欠いているから」という場合がひとつだろうけれど、ミクロの信仰体験を持ってはいるけれど「それを自ら客観的に洞察したことがない、あるいは客観的に洞察する視点を欠いている」という場合もあるのだなあという気がする。
「自分はそもそも何を信じているのか」を客観的に理解するのは、キリスト教にせよ仏教にせよ簡単なことではない。キリスト教なら「神学」仏教なら「教学」と呼ぶのだと思うが、そういう本を読むとして、「では自分が体験的に持っている信仰とは仏教なりキリスト教なりの中においてどういう意味合いなのか」を自ら客観視することはそれなりの知性と勇気を必要とする。
いまから10年以上前、レザー・アスラン『仮想戦争』(藤原書店)という本を読んで、ぼくは書いてあることが分からなかった。「聖戦主義」というものが世界で暴走しているという現実がある、そのことに対し、ムスリムである自分はどう向き合っていくのか、というのがこの本のテーマなのだが、そういう「信仰者としての当事者性」というものを、当時のぼくはわがこととして考えることができなかったのだ。「21世紀をクリスチャンとして生きる」というテーマについてはずっと考え続けてきたはずなのに、ぼくはまだ自分の「ミクロの信仰体験」の中に閉じこもったままだったのだろう。
キリスト教において、自分の信仰を客観視するほどの知識を与えてくれる本って、実はそんなにないし、通俗的な本の中にはそれこそ皆無である。それは、「キリスト教の専門家」(教役者と学者)のほとんどが自分の所属している教派・教団に立脚したところからしか話ができないのに、キリスト教というのはどう考えても東西・新旧あわせてひとつのキリスト教��からである。そうすると、かりに西方教会に話を限ることが許されるとしても、「新教を知らない旧教徒」「旧教を知らない新教徒」には、ノンクリスチャンを納得させられる「キリスト教」像を提供できないということになる。ぼくはアリスター・マクグラス『キリスト教神学入門』(教文館)という本を読んで(まだ途中だが)そのことを痛感したのだが、難しくはないが世間的には大部だと思われるこの本をノンクリスチャンに勧めることも難しい。
『キリスト教神学入門』を読んで「こういうレベルの仏教教学の本ってないかね』とさがしてみると、大正大学仏教学科がおそらく学部生用の教科書として『仏教とはなにか その歴史を振り返る/その思想を検証する』(大法輪閣)という本を出している。歴史編だけ読んだが、高校で日本史・世界史を履修した人なら決して難しくないであろうレベルの本で、とてもいい。「こういうレベルのキリスト教の本がないのは、教派・教団の壁というより、人材の層が仏教に比べて薄いからだろうなあ」とも思う。日本はこれだけお寺があるのだから、教学をやさしく語れるほどの人材がまだまだたくさんいるのだ。
何が悲しいって、上の写真に挙げた本のほとんどが読みかけのまま止まっていることだ。週4日・1日6時間しか働かないのに、帰宅して夕食・入浴を終えるともう起き上がることもできない。「自律神経失調症」とまでは言わないが(あの「地球の重力が2倍になる」感じはないが)、しんどいのはもうどうしようもない。季節の変わり目だからなのか、それともこれが50代というものなのか。
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お肉=ダイエットに不向きではない! 筋肉の材料牛肉
牛肉は筋肉の材料となる良質なタンパク質の宝庫です。
「ヒレ」の部位は脂肪分が少なく、脂肪燃焼を高めるカルニチンが多く含んでいるので、ダイエット中の方やアスリートにぴったりの食材です。
そこで、牛肉の栄養とその効果、おいしい食べ方についてご紹介します。目次
牛肉の栄養成分と効果
牛肉に含まれる個別の栄養素
アミノ酸
鉄
ビタミンB1
ビタミンB2
牛肉のおいしい食べ方
大根おろし
にんにく
生姜
わさび
ピクルス
牛肉とダイエットの関係
おすすめレシピ
最後に
関連
牛肉の栄養成分と効果
牛肉は栄養価の高い食材であり、多くの栄養素を含んでいます。牛肉の主要な栄養成分とその効果について以下に説明します。
タンパク質: 牛肉は高品質のタンパク質の良い供給源です。タンパク質は身体の細胞や組織を構築し、修復するために必要な栄養素です。また、免疫機能をサポートし、筋肉を形成し、ホルモンや酵素の生成にも関与します。
鉄: 牛肉にはヘム鉄という形の吸収しやすい鉄が豊富に含まれています。ヘム鉄は貧血の予防に役立ちます。また、ヘム鉄は非ヘム鉄(植物性の鉄)の吸収を促進する効果もあります。
亜鉛: 牛肉は亜鉛の良い供給源です。亜鉛は免疫機能を強化し、傷の治癒を助けるなど、多くの生体内プロセスに関与します。
ビタミンB群: 牛肉にはビタミンB群の中でビタミンB12やビタミンB6が含まれています。ビタミンB12は神経系の健康に重要であり、ビタミンB6はタンパク質や糖質の代謝を助けます。
脂肪: 牛肉には脂肪が含まれていますが、適切に選ばれた牛肉は良質の脂肪を含みます。特に、オメガ3脂肪酸やクロレステロールを含みます。
牛肉の効果としては、以下のようなものがあります。
筋肉の形成と修復: 牛肉の高品質のタンパク質は筋肉の形成や修復に必要であり、スポーツや運動をしている人には特に重要です。
貧血の予防: 牛肉に含まれるヘム鉄は貧血の予防に役立ちます。特に、女性や成長期の子供など、鉄不足が心配される人には推奨されます。
免疫機能のサポート: 牛肉に含まれる亜鉛やビタミンB群は免疫機能を強化し、免疫系の正常な機能をサポートします。これにより、免疫力を高めて、病気や感染症に対する抵抗力を向上させる効果があります。
神経系の健康: 牛肉に含まれるビタミンB12は神経系の健康に重要な役割を果たします。ビタミンB12は神経細胞を保護し、神経伝達物質の生成を助けるため、神経機能の維持に貢献します。
エネルギーの供給: 牛肉は高タンパク質であり、同時にエネルギー源としても利用されます。適切な量の牛肉を摂取することで、エネルギーの供給を助け、日常生活や運動に必要なエネルギーを得ることができます。
牛肉に含まれる個別の栄養素
アミノ酸
体内で合成されない9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれ、特に赤身には脂肪燃焼効果の高いカルニチンがたくさん含まれています。
必須アミノ酸は1種類でも不足すると、他のアミノ酸��利用効率も低下するので、必須アミノ酸は量だけでなくバランスも大切です。
また、動物性タンパク質は植物性タンパク質に比べて体内に吸収されやすいので、筋力アップを目指す方は、肉のタンパク源を欠かさないようにしましょう。
鉄
鉄分は血液中で酸素を運ぶ「ヘモグロビン」を作る材料になります。
鉄分が不足すると、血液中のヘモグロビン濃度が低下し、酸素が体のすみずみに運ばれず、鉄欠乏症によるめまい・たちくらみなどの貧血を引きおこしてしまいます。 特に女性は生理や妊娠・出産にともない、失いやすい栄養素のため、十分に補給する必要があります。
肉や魚など動物性食品に含まれる鉄(ヘム鉄)は野菜・海藻など植物性食品に含まれる鉄(非ヘム鉄)より効率よく吸収されます。
非ヘム鉄は脂肪分が少ない点でダイエット中の方に好まれますが、鉄分の補給にはヘム鉄と非ヘム鉄の両方からバランス良く補うようにしましょう。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助けて、消化液の分泌を促進します。お米やパン・麺類を多く摂る方は積極的にとるようにしましょう。
また、神経機能を正常に保つ働きがあり、不足すると疲労や怠慢感が抜けづらくなり、イライラしたり集中力がおちたりしやすくなります。
ビタミンB2
ビタミンB2は脂質のエネルギー代謝に関与し、脂肪の燃焼を高めてくれます。
エネルギーの消費量が多いほど、必要量が増えるので、アスリートや体力仕事が多い方は毎日の食事でしっかり補給しておきましょう。ダイエット中の方も脂肪燃焼アップのために、しっかりと摂り入れておきたいビタミンです。
また、肌や髪・爪などの再生を助けて、肌トラブルの改善にも効果的なビタミンです。
牛肉のおいしい食べ方
肉は消化に時間がかかるため、生野菜や薬味など酵素が豊富に含まれる食材と合わせて摂るのがおすすめ!
大根おろし
アミラーゼ(デンプン分解酵素)・プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)・リパーゼ(脂肪分解酵素)の消化酵素を含み、消化を助けます。酵素は熱に弱いため、生で食べる方が効果的です。
にんにく
香味成分のアリシンは、胃液分泌を促す作用や、タンパク質の分解を助ける酵素の働きがあります。
また、この成分は糖質の分解を促すビタミンB1の働きを高める作用もあります。
生姜
辛味成分のジンゲロンやショウガオールは胃酸分泌を調整して、消化を助ける作用があります。
また、タンパク質の分解を促すプロテアーゼ・ジアスターゼを含み、タンパク質の消化を助けて、胃もたれを防ぎます。
生姜焼きのように生姜と肉を一緒に調理すると肉質が柔らかくなるのは、これらの酵素の働きによるものです。
わさび
辛み成分のイソチオネードは消化液の分泌を高めて、食物の消化・吸収を助けます。また、この成分は抗菌作用が高いため、刺身やユッケに添えられて、殺菌の増殖予防に役立っています。
ピクルス
ピクルスの調味料に使われるお酢は、胃酸の分泌を促して消化酵素の働きを助けます。
ソーセージに添えるキャベツの酢漬けや、ハンバーガーにはさんでいるピクルスは脂肪分の多い肉の消化を助けてくれるので、ぴったりの組合せですね。
牛肉とダイエットの関係
牛肉は脂質が多く、ダイエットに不向きと思われがちです。
しかし、ダイエット中に甘いものの欲求が高まる人は、タンパク質がしっかり補給できていない可能性があります。
タンパク質が不足すると、体はすばやくエネルギーに利用できる糖質を欲するからです。
また、タンパク質は腹持ちがよく、空腹感を抑えられるので、3食の食事の中でタンパク質食品をとり入れて間食を減らしていきましょう。
おすすめレシピ
■牛肉と大豆のカレーいため 大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをもち、女性特有の不快症状の軽減に役立ちます。
また、サポニンは余分な血中脂質の排出を促し、レシチンは悪玉コレステロール(LDL)を下げる働きがあります。カレー粉は糖質量の摂取を控えている人におすすめの調味料です。
■牛肉のアスパラロール アスパラガスにはポリフェノールの一種、ケルセチンが豊富に含まれています。
ケルセチンは血流改善・コレステロールの吸収抑制などの作用があります。
最後に
「お肉=ダイエットに不向き」のイメージがありますが、牛肉はアミノ酸バランスが優れ、脂肪燃焼を高めるカルニチンも豊富。
食べるなら、比較的低脂肪で鉄分・ビタミンB群が豊富な「ヒレ」や「タン」を選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、牛肉を摂取する際には適切な食事バランスを保つことが重要です。
過剰な摂取や高脂肪の牛肉の摂取は、肥満や生活習慣病のリスクを増加させる可能性があります。
また、牛肉は動物性食品であるため、持続可能性や動物福祉の観点からも適切な選択をすることが大切です。
最適な栄養摂取を確保するためには、バランスの取れた食事を心掛け、栄養素を幅広い食品から摂取することが推奨されます。
医師や栄養士に相談し、自身の健康状態や食生活に合った食事を考えてみてはいかがでしょうか。
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