#腹パンの向こう側
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【43会 虎ノ門とだか】 予約2年待ちのとだかさん。 今日はずっとずっと会いたかった43会のNo.4とのお食事会。 多分、、、 4年ぶりぐらいでお会いすることができました。 しかも滅多に予約が取れない「虎ノ門とだか」で行うことができたのも 本当に嬉しいです。 積もる話も 美味しすぎる こーへー君の料理にも 大盛り上がりで 本当に素敵な2時間❣️ こーへー君 今日もありがとう。 そして 深尾さん 遠いところを起こしくださり ありがとうございます😊 又43会 やりましょう❣️ #43会 #こーへー君 #腹パンの向こう側 #虎ノ門とだか (虎ノ門横丁) https://www.instagram.com/p/CpzjlsurgRe/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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すこし前に筋トレYoutuberの嘘栄養学についての投稿がホッテントリに上がっていたが、女性向けのダイエット・筋トレ動画はそれに輪をかけてヒドい。ためしにYouTubeをシークレットモードにして「女性 ダイエット 筋トレ」で検索してみてくれ、3分間で浮き輪肉がごっそり取れるだの、2週間で二の腕痩せだの、やりたい放題。しかもそれらは数百万、場合によっちゃ数千万回も再生されてるんだぜ。ウォッチしてたら腹が立ってきたので俺が正解を書く。俺?ただの通りすがりの野良マッチョだ。命令口調でところどころ口うるさいかもしれんが、デタラメな事は言わないからまあ聞いてくれ。■継続続けることが最重要だ。最低でも3ヶ月、できれば半年取り組んでほしい。2ヶ月で10kg落としたいとか無謀なことは考えるな。それはボディビルダーのようなダイエットのプロがやる減量だ。あんたは月に2kg、攻めても3kgと考えてくれ。目先の数字に一喜一憂するな。体重なんて1kg〜2kgは簡単に増減する。ただし身体に関する情報を記録しろ。ノートを用意して体重・食事やトレーニング内容、思い当たることを書き記せ。身体の写真も月イチくらいで撮っとけ。足跡は後々あんたの財産になる。一度の食った、サボったは気にするな。女性の一時的な食欲増加は生理現象だ。というか週に一度はしっかり食え。あんたが頑張った一週間は一度の暴食よりはるかに尊い。一週間、一ヶ月間単位の総量で考えるんだ。2日止まっても3日目にまた走り出せば大したことはない。いいか、継続だ。■カロリー収支結局のところダイエットの本質はこれだ。消費カロリーが摂取カロリーを上回るように食事をコントロールすること、これがダイエット。〇〇食べて痩せ、白湯、一旦無視でいい。まずは自分の一日の総消費カロリー(基礎代謝+活動代謝)を計算する。年齢身長体重でだいたい分かるから検索しろ。これを基にして必要な栄養価の目安を算出する。P=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物(糖質)の三大栄養素、これらをどのような内訳で摂取するか、これがPFCバランスだ。総摂取量を10として本稿ではP2:F2:C6を勧める。Fは意識していても摂り過ぎるからだ。Cは無理のない範囲で削ってok。1日の総消費カロリーから-300kcal〜-500kcalに設定できれば上出来だ。自炊ベースで食事管理するのが王道だが、忙しくて自炊なんて出来ない奴もいるよな。出来合いを食べるなら成分表に目を通せ。食べたもの、これから食べる食材の栄養価をチェックするなら江崎グリコの栄養成分ナビがオススメだ。何を食ってどれだけ摂取したか、数値で確認しろ。食事をカロリーベースで考える習慣がつくと、1日の中で上手に調整できるようになってくる。サプリ?要らない。食べ物の形をしたものを食べて消化器を動かせ。野菜もモリモリ食え。ただしプロテインパウダーは使い勝手がいいから常備しとけ。低カロリーで栄養効率がいいからな。栄養については書ききれないからググってくれ。そして大事なことが2点。・しっかり食べること。これは後述する。・脂肪が落ちるということは筋肉も落ちるということ。従ってあんたのダイエットの目標が「いい身体になること」であれば筋トレは必須となる。■筋トレ全身やれ。胸・肩・腕・背中・お腹・前腿・ハムストリングス・尻、ぎりぎり10回できる強度のトレーニングを3セット、これが原則だ。「5分で腹痩せ腹筋運動」じゃない。あれ系で腹が引き締まった気がするのは普段動かしていない筋肉が刺激され、腹筋の活動が活発になり、垂れ下がっていた内臓がリフトアップされるからだ。嘘ではないが本質的ではない。部分痩せ?無い。運動習慣のないあんたは全身の筋肉量が足りない。どの筋肉をどう収縮し、どう伸ばしたらどういう刺激があるのか、自分の身体を点検しろ。膝つき腕立て、パイクプレス、ベンチディップス、レッグレイズ、ブルガリアンスクワット、ヒップリフト、まずはこのあたりからだ。最初は自体重の種目でいい。ここで朗報だ。筋トレ初心者のあんたは腕立て伏せ10回も満足にできないだろう。3セットやると翌日には脇の下あたりが強烈な筋肉痛に見舞われるはずだ。これはあんたの筋肉が発達する福音だ。おめでとう!急な刺激を受けて肉体は突貫工事を始める。なにしろ身体にとって緊急事態だからな、アンダーカロリーだろうが疲れていようがお構い無しだ。あんたの身体は筋トレをやった直後から発達し始める。初心者��限っては「除脂肪と筋肥大」という相反する要素が両立する。我々はこれを初心者ボーナスと呼んでいる。1ヶ月も続ければ自重では不足に感じ始めるはずだ。特に背中は難しい。できればジムに行ってほしいのだが、様々な事情で通えない人もいるよな。自宅でトレーニングする場合はダンベルとベンチがあれば多くのことが出来る。ダンベルは20kgまで可変可能なアジャスタブルタイプのものが望ましい。もし男性なら30kgは欲しい。そんな重量は自分には不要と思うかもしれないが、なあに1年後には物足りなくなるさ。そのくらい初心者の発達は目覚ましい。あんたには伸び代しかない。■具体的tipsとはいえ何から始めればいいか分からないよな。そこで手軽に取り組める具体案をいくつか挙げるから今日から取り組んでくれ。・飲み物でカロリーを摂らないジュースをお茶に、ビールなら糖質offのものにしろ。100ccにつき40kcalのジュースならペットボトル一本で200kcal減だ。簡単だろ?・よく咀嚼すること見落としがちだがマジで重要だ。普段の2〜3倍噛むよう心がけてくれ。噛むことでインスリンの分泌が促され満腹中枢が刺激される。なるべく生野菜やカロリーの低いものから食べ始めること。噛むことで顔の筋肉が使われて小顔効果もある。・しっかり食べること一見するとカロリー制限と真逆のことのように感じるかもしれないが、ジュース一本とバナナ二本���考えてくれ。どちらが腹持ちがいいかは言うまでもないだろ?女性にありがちなのが普段から少食なのに痩せないパターン。これは最悪だ。身体には恒常性といって生体の状態を一定に保とうとする機能がある。海藻サラダにパンひと切れでも痩せないのは、あんたの身体が省エネモードになっているからだ。要するに代謝が落ちている。まずはバナナ一本でいいから朝飯を食べろ。「私はこれから食べて運動して燃やして生きていきます」と身体に宣言するんだ。それで1kg増えたってどうってことはない。あんたが最終的に得られるリターンははるかに大きいのだから。・歩けひと駅余分に歩け。階段を使え。徒歩は最強の有酸素運動だ。歩くことで全身に血が巡り代謝が上がる。HIIT?ラン?必要ない。毎日歩け。良いことしかない。水分は摂れよ。適当な事ばかり言ってるYouTuberをこき下ろすはずが、書いてみたら地味で真っ当な事ばかりだった。俺は別に「YouTubeで一緒にやろう系」を悪いとは思っちゃいない。ああいうものをきっかけに運動習慣��つくならそれは良い事だ。ただ一撃必殺!脂肪撃退!なんてものはなく、変化は日々の継続の先にしかない。画面の向こうの教える側はもれなく泥臭い努力をしてきた事はどうか理解してほしい。あいつらは時にそれを言わないから。この投稿が何かしらのきっかけになれば幸いである。ナイスマッスル!
女性向けダイエットの情弱ビジネスがヒドすぎるから正解書く
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桜林美佐の「美佐日記」(263)
潜水艦修理中の物品・飲食供与について思うこと
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、263回目となりま
す。
海上自衛隊の潜水艦修理中に乗員が物品や飲食な
どの供与を受けていたということで「特別防衛監察」
が実施されています。
これまで防衛産業について書いてきた私としては、
これを無視するわけにはいかず、先週の夕刊フジで
の連載では、まずこのことについて触れました。
その原稿を書きながら、私は色々なことを思い出
していました。
それは私が自衛隊や防衛産業について書くようにな
ってから、多くの所に行き、多くの人に会いました
が、その時の食事代は誰が払ってくれたのだろう、
ということです。
といっても、講演で訪れた部隊での昼食や、夜の
居酒屋(隊員クラブなどの)の代金のことです。今
思うと、自衛隊のどなたかが払ってくれていたのだ
と思います。実は、講演後の懇親会で会費を徴収さ
れたことがあり、その時に初めて自衛隊ではそうし
た経費というものがないのだということに気づいた
のです。
貧乏だった私は、いつも適当なお菓子やパンなど
を食べて暮らしていましたので、ああ今日、誰かと
ばったり会って「ランチをご馳走するよ」なんて言
われないかなあと妄想していたくらいでしたから、
講演に行って会費を取られた時はあまりに衝撃が大
きかったことを今でも忘れません。
知り合いで自衛隊で講師などをしている方が数々
いますが、私のように誰かが払っていることを知っ
ているのは少数派かもしれません。おせっかいばば
あのように私はこの事実を教えてあげているのです
が、皆さん恐縮して、今度からは自分で払うとか言
われます。
そうなると、お互いに気を使い合ってまで講演会
をする必要はないという気持ちになってもおかしく
ありません。
飲食代だけでなく、経費を領収書で落とすなどと
いう概念がない自衛隊ではとにかく手出��が多い。
そう考えると、乗員と企業側は造船所で膝詰めで真
剣な作業を行っているわけですから、企業が手を差
し伸べてもおかしくないでしょう。
ただ、いずれの企業も昨今は経費が認められるた
めには、領収書に相手の名前を書くとか、その「成
果」を問われるなど、管理が厳しくなっていると聞
きますので、今回、資金捻出のために架空取引のよ
うな手段をとってしまったのか、分かりませんが、
いずれにしても、潜水艦の乗員に何か供与しても、
潜水艦の受注に繋がるとか、営業成績にはならない
のです(もうすでに受注しているのですから)。
もし、乗員が造船所に言えば何でも買ってくれる
くらいの態度で要求していたというなら、そのいび
つな構造を厳に改めなくてはなりませんが、新聞や
ニュースがイメージしているものとはちょっと違う
のではないかという気もします。
昨今は各所で倫理規定を気にする余りの光景をし
ばしば目にし、私はそちらの方が違和感があります。
自衛隊の高官が何らかの行事に招かれ、自腹で高
額な会費を払い、会場に行って名刺交換をひたすら
して帰る。これが1週間のうち何度もあります。
このところ官用車の使用も神経を使うため、自衛隊
トップクラスが雨の中とぼとぼ歩いて、会場まで電
車などで向かっているという、こんな姿、本当にあ
るべき姿なのですか?と強く思います。
風雲急を告げる安全保障環境、いつ起きるか分か
らない自然災害、そんなことを誰もが当たり前のよ
うに言う割には、これが「危機管理組織」の実態で
す。
これで自衛隊は本当に強くなるのでしょうか。
最後に、これまで私の分の代金をそれと気付かれ
ないように支払って下さった皆様へのメッセージを
この場を借りて。いつかビッグになってきっと恩返
しをいたします!待っていて下さい。その日まで
!!
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間となりますように。
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231207
朝、カーテンの向こう側で、光がうすくあおい。 冬がますます透きとおっている。 北海道の冬はもっと透きとおっているのだろうか。
生クリームとあんこのパンを食べる。 あんぱんの上のごまはどうして乗っているのだろう。 見た目でパンの中身を判別するためだろうか。ごまとあんぱんの組み合わせがあまりすきではない。 最近、とにかくお腹がすいている。 たくさん食べたくて仕方がない。
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231208
絵を描いて、本をつくって、家事をして、絵を描いて、本をつくって、散歩をして、絵を描いて、本をつくっていた。 自分を飽きさせないように、必死だった。
お湯に浸かると、身体の芯まであたたまって、夜になっても冷え切ることはなかった。
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231209
朝、つまらない、と感じてしまう。 エアコンの電源をいれて、部屋があたたまるまで、携帯で動画をみる。 素敵な人の朝の過ごし方をみて、今日がいい日になるような気持ちをかきあつめて、起き上がる。
たぶん、あまり体調がよくなかった。 そのせいで、気が落ち込んでいた。 何をしてもつまらなくて、ねむいわけでもないのに、ねていた。 けれど、それは必要な睡眠だったのだろう。
夜、友人に手紙をかく。 わたし、わたし、とわたしのことばかり書いていて、わたしはわたしのことが分からないかから、こうやってたしかめてしまうんだ、と思った。 ずっと、そう思っている。
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231210
ひとつひとつ、丁寧に日記を売っている人がいて、私もこうでありたい、と思った。 雰囲気にのまれず。
紫色のカリフラワー。 あなたはほんとうにカリフラワーですか、と思ってしまう。 カリフラワーをカリフラワーたらしめるものは色ではなかった。
夜、友人と電話をする。 ごはんを食べられなくなって、人は死んでいくらしい。
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【米空軍兵士焼身自殺事件のあらまし】26日月曜、ワシントンDCのイスラエル大使館前で男性が焼身自殺を図った。重度の火傷を負い救急搬送された男性は、病院でまもなく息を引き取った。 男性の名前はアーロン・ブシュネル(25)。米空軍要員で、サンアントニオ統合軍基地所属のサイバー戦争担当シニアエキスパートだった。昨年11月に全軍に派遣命令が下り、イスラエルに派遣される矢先の「良心的派遣拒否」だった可能性があるが、真偽は確認されていない。イスラエルでは、「標的情報支援」としてガザでの爆撃作戦の標的特定を行う情報支援任務が待っていた。 ブシュネル氏は動画の冒頭、イスラエル大使館に向かう道すがらこのように語っていた。 「私の名はアーロン・ブシュネル。合衆国空軍の現役要員だ。これ以上ジェノサイドに加担するつもりはない。私は極端な抗議行動を行おうとしている。しかし、パレスチナで人々が植民地支配者たちの手によって経験してきたことに比べれば、決して極端なことではない。これが我々の支配階級が決めた『普通』なのだ」 こう述べた後、ブシュネル氏はカメラを遠方固定し、カメラの奥の方に歩いていき、ゲートか何かの前で、ガス缶のようなものからガソリンを頭から被ったあとで制帽した。その後、間髪を入れずにガス缶を放り投げた後、膝の後ろ4箇所に念入りに油らしきものを吹きつけ、その後で、「何かご用ですか」と再三制止する大使館側の警備の声を無視して足元から着火する。 激しい炎が立ち上がる。 着火した直後から、彼は声を発せなくなるまでこう叫び続けた。 「パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!パレスチナに自由を!…パレスチナに自由を!」 叫んでいる間、彼は直立不動のままで、駆けつけた警察官に「膝をついて腹ばいになr!膝をついて腹ばいなれ!腹ばいになれ!」と何度も消火を促されても応じなかった。そして少し間を空けて6回目に「パレスチナに自由を!」と叫んだ後、ついに崩れ落ちるように倒れ、言葉を発さなくなった。 彼が倒れた後に、SPと思われるサングラス姿の人間が彼に銃を向けながら距離を置いて待機する。その間、警察官らは消火器を探して奔走する。 「消火器はどこだ!消火器が欲しい!」 警察官らが口々にこう言いながら、消火器を探し当てては消火していく。しかし炎を勢いが強く、なかなか消火しきれない。 この時点でブシュネル氏はまったく動かない。 しばらくして、もう一人のSPと思われる人間が大型のバッグを抱えて現場に到着し、バッグの中を広げるが消火活動に役立つものではないらしく、警察官にこう一蹴される。 「銃は必要ない!消火器が必要なんだ!」 その後、警官3人がかりで懸命な消火作業が続く。その後も銃の構えを解かないSSは場所を変え、消防活動を邪魔しないよう銃を構え、狙いをブシュネル氏に定め続ける。 カメラがようやくパンして、補充警官たちの乗ってきたパトカーが映し出される。 「何だって?誰だって?」 警察官がこう語っているなかで動画が切れる。 以上 ※ALT化しようと思いましたが長すぎてできませんでした。どなたか分割しくださるようならお願いします。
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29/07/23
会社の近くペルシャ料理屋があって、そこへいくと必ず幸福な気持ちになれる。店内にある大きなタンドールが放つ熱で店内がほかほか暖められていて(背中向かいの席では熱いくらい)、照明は薄暗くて、食事はおいしくて、なんだか居心地がよくて眠くなっちゃう感じ。ワンプレートメニューが大半だが、基本的な組み合わせとしては、バスマティライス、チキンorラムor両方の炭火串焼き、サラダ、焼きトマト、一欠片のバター、が盛り付けられている。若干酢にくぐらせたような風味のする、炭火で焼かれたチキンがお気に入りで毎回それを頼んでいたが、こないだはものすごくラムを食べたい気持ちになって、ラムはあまり好んで食べないけど美味しく食べられるのか心配半分、ラムが美味しいということになったならばそれはさぞかし美味しいだろうという楽しみ半分で店へ向かい、いつものチキンと、ラム(ミンチにしたラムを小さく成形した、ラム苦手な人にとって一番難易度低そうなやつ)が両方乗っているプレートをお願いして、食べたら、ラムが...とっても美味しかった..!
美容師の友だちに髪の毛を切ってもらうようになってから3ヶ月経つ。今回は彼女のお家にお邪魔して、髪を切ってもらって、ビールとおつまみをいただいた。ヘアカット中のBGMは千と千尋で、おつまみは彼女のシェアメイトが作った夕飯の残り物で、ああいう時間がもっと人生の中にあればいいなと思った。またすぐね。
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金曜日に有給を取って3連休を作り、マルタへ旅行した。イギリスは秋みたいに寒いけど、ヨーロッパには記録的な熱波がやってきており、マルタも例外ではなく、空港を出たら暑すぎて、いっぱい歩くのはやめよう..と危険を感じた。マルタには電車がなくて、移動手段はバスだから、3日間で15回くらいバスに乗った。前回のオスロ旅行で、自分の興味関心に基づいて行きたいところをいくつか選んでおくべきだという教訓を得たため、ワイナリーとかレストランとか色々ピックアップしておいたのに、バスが来なくて閉館時間に間に合わないみたいな理由で立てた予定はほとんど全て崩れ、行きたかったところの9割は行ってない。
立てた予定が全て崩れて向かったバスの終点には、イムディーナという静まり返った美しい城塞都市があった。後から調べてみたらマルタ最古の都市で、かつてはマルタの首都だったらしい。なんか普通のマルタの街に到着したなと思ってぷらぷら歩いていたら、お堀じゃないけどお堀みたいな高低差のある場所へ出て、中へ入るととっても別世界だった。旅をしている時(文字通りの旅ではなく、その場に意識があってその場に集中してわくわくしながら歩いている時)は自分の足音が聞こえる、とポールオースターの友だちが言ってたが、わたしは匂いもする。暑すぎるのか、痩せた雀が何羽か道端に転がって死んでいた。馬車馬は装飾のついた口輪と目隠しをされ、頭頂部には長い鳥の羽飾りが付けられていた。御者がヒーハー!と言いながら馬を走らせた。とにかく暑かった。
ほとんど熱中症の状態で夕食を求め入ったレストランで、ちょっとだけ..と飲んだ、キンキンに冷えた小瓶のチスク(マルタのローカル大衆ビール)が美味しくて椅子からころげ落ちた。熱中症なりかけで飲む冷たいビール、どんな夏の瞬間のビールよりうまい。
安いホステルにはエアコン設備などもちろんついていない。さらに、風力強の扇風機が2台回っている4人部屋の、私が寝た2段ベッドの上段だけ空気の溜まり場になっていた。明け方に頭からシャワーを浴びてさらさらになって、そのまま二度寝する。隣のベッドのイタリアから来たかわいらしい女の子2人組が夜遊びから帰ってきて、わたしは出がけに、部屋で少し話す。8年前に来たコミノ島はプライベートビーチのようで素晴らしかったけど、昨日行ったらツーリズム化されていて悲しかった。耳の裏に日焼け止めを塗り忘れて痛くなっちゃったから、あなたは忘れないように。わたしたち今ちょっとおかしいのよ、と言いながらドレスも脱がずにそのままベッドの上で眠ってしまった彼女は天使か何かみたいだった。扇風機をつけたまま部屋を出て行く。
地面がつるつると滑る。
砂のような色をした街並みが広がるマルタにもイケてるコーヒー屋は存在する。これも近代化・画一化の一途かと思うと、微妙な気持ちにもなるが、こういう場所へ来ると息が深く吸えるので有り難くもある。
マルタは3つの主要な島から成る。そのうちのゴゾ島へ行く。首都のバレッタから港までバスで1時間強、フェリーで20分。
フェリーほどいい乗り物はない。売店でビールとクリスプスを買って、デッキへ出て、なるべく人がいない場所で海を眺める。乗船案内と音楽が止んで、フェリーが作る波と風の音しかしない中に佇むと、これでいいような気がしてくる。ビールはあって���なくてもいいけど、フェリーのデッキで飲むビールの味というのがあって、それはめちゃくちゃうまい。
ゴゾ島へ降り立つと、足音と匂いがした。適当に道路沿いを歩いていたら、また別世界に続きそうな脇道があって、進んだらやっぱり別世界だった。ディズニーランドのトムソーヤ島で遊んでる時みたいな気持ちで謎の小屋へ入り、人で満杯のhop on hop offバスを眺めやりながら、人懐こすぎる砂色の猫と涼む。港とは反対側の海辺へ行きたかったのでバスを待つものの、一生来ないため、バス停近くのローカルスーパーを覗く。これといった面白いものは置かれていなくて、見たことある商品ばかりが並んでいた。バスは一生来ない。
バスを降り、水と涼しさを求めて入った地中海レストランは目と鼻の先に浜があり、今回の旅は下調べなしの出会いが素敵だなあとしみじみする。カルパッチョと白身魚のライススープ、プロセッコと、プロセッコの10倍あるでっかい水(笑)。カルパッチョは、生ハムのような薄切りの鮪が敷かれた上に生牡蠣、茹で蛸、海老が盛られていた。鮪は日本で食べるのと同じ味がした。カルパッチョは旨く、プロセッコはぬるく、ライススープは想像と違った。パンに添えられたバターは外気温のせいで分離していた。水が一番おいしかった。
おいしいものとお酒が好きで楽しい。
ヨーロッパ人の色気の正体ってなんなんだろう?アジア人が同じ格好をしてもああはならない。胸元がはだけていてもスカートが風で捲れてもはしたないと全く感じない。むしろロメール作品のようにさえ見える。そもそも'はしたない'という概念がアジア(少なくとも日本)にしか存在しないのではないか?色気って品かと思ってたけどそれは日本だけかもしれない。
地元料理が食べられるワインレストランを夕食に予約してみたらコース一択だった。お昼食べ過ぎてあんまりお腹空いてなかったからちょっと小走りで向かってみる。ラザニア、ムール貝と魚のスープ、うさぎの煮込みなど。人ん家の料理みたいな美味しさだった。マルタのワインはほとんどが島内で消費されるらしい。ゴゾ島の白ワインの感想:暑い村、お絵描きアプリのペンの一番太い線(色はグレーがかった白で透過度50)。食後のグリーンティーは、TWININGSのティーバッグで、お砂糖をいれる選択肢が与えられて、洋風の装飾がたっぷりついた受け皿付きの薄いカップと共にポットで提供された。カップの底に描かれた静物画のような果物が綺麗でうっとりした。
どこにでもあるような早朝からやってるスタンドでドーナツとオレンジジュースとコーヒー。扇風機に当たり続けていたいが荷物をまとめて宿を出る。行きたい街へ向かうバスが一生来ないため、行きたい街に名前が似てる街が行き先に表示されているバスに適当に乗ったら、行きたい街より30度北へ行くバスだった。でもやっぱり行きたい街へ行きたかったので、30度北の街へほとんど到着してからバスを乗り換え行きたい街へ向かったが、Googleマップの示すバス停へは行かず、行きたい街を通過してしまったため、行きたい街から30度南の街に降り立つこととなった。海辺でチスクを飲みながらメカジキを食べた。暑すぎて肌着1枚だった。店先のガラスに映る自分に目をやると、いわゆるバックパッカーの様相をしていた。
空港行きのバスだけは遅延なくスムーズに来て着く。肌着状態からシャツを身につけ普段の姿(?)に戻ると、途端に具合が悪くなった。日に当たりすぎたみたい。お土産を買ってセキュリティを通過し、充電スポットの近くに座って搭乗を待っていたら、すぐそばにグランドピアノがあることに気がついた。誰か上手な人が演奏しないかしらと思っていたら、青年によるリサイタルが始まった。父親が彼を呼びにやってくるまで、クラシックからビートルズまで5-6曲。思わぬ良い時間だった。
都市に住むと、旅行から帰ってくる時安心する。
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会社の人たち語録 ・やりたいことたくさんあるけど、今はやりたくないです。 ・返事がないのはいい知らせではないので。 ・Are you alright? まあまあ、ぼちぼち。
夕方、商店街へ買い出しに行く時がすごく幸せ。食べたいと思うものしか買わなかった時は特に幸せ。ぱつっと瑞々しい野菜、ちょっといいパスタ、ジャケ買いしたクラフトビール、好きな板チョコ。そんでキッチン飲酒しながらご飯作る。ビールを開けて一口目を飲むまでの間だけは音楽を止めるというのにはまっていて、そういえばフェリーのデッキで乗船案内とBGMが止んだ時の感じに似ていなくもない。フラットメイトが、夜中3時まで友人とリビングで遊んでいたり、土曜の夜にパーティへ出かけたりしているのと比較して、わたしが幸せ感じてるポイントは内向的だ。
やりたいことが浮かぶ。それをやる前に、比較対象の選択肢や判断軸を不必要なほど増やしてしまいがちだが、最適な選択を選び取ることよりも、やりたいと思う気持ちを満たすことの方が幸せなんじゃないか?
色々比べて悩んじゃったら「朝から決めてたことだから」って言うとスッと選び取れる!
食材の買い出しで1週間くらいはもつかなと感じるくらいたくさん買っても実際3日もすれば冷蔵庫空になるやつ、悲しさというかやるせなさを覚えるんだけど、こないだ500gパックの美味しそうなミニトマト買った時に、長く保ち続けること(終わりを迎えないようにする、終わりを想像しないようにすること)よりも、きちんと消費する(終わりを気持ちよく迎えること)を考えるようにしたら明るくなれてよかった。終わりって何事にもやってくるもんね。
食の話ばっかり回。
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水藻フィッシングセンターで両ウドン床釣り縛り
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
どうも、こんにちは。4月2日(日)は、Fさん、hrkさん、ICDさんと水藻フィッシングセンター(以下、水藻FC)に行ってきました。前夜、hrkさんとメールしてて、グルテン宙釣りが得意なhrkさんは水藻FCへ、両ウドン床釣りをしたい僕は阪奈園へら鮒センターかフィッシングセンター竹之内のどちらかを考えていたのですが、僕らの師匠筋のFさんからhrkさんに「ガオ君を水藻FCに誘うこと」と厳命が降りw水藻FCに出頭してきましたw。水藻FCのInstagramを覗くと、最近の釣果は両グルテン床釣りで40枚ぐらい釣れてる人もいるらしい。床釣りで釣れるのか〜、釣れてしまうやんw。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
自宅から貝塚市の水藻FCまで約1時間。6時開店のカフェでサンドイッチを買ったのですが、到着したら7時半ぐらい?FさんとICDさんは先に着いてて、車でご飯を食べておられました。僕もお腹が空いたので、釣り座を構えてからまず腹ごしらえ。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
さあ、やるで〜。今日の浮子は舟水の「冬の底釣り極細パイプ」です。箱池フェチの僕からしたら水藻FCは深いので、サイズは10番〜14番の5本セットの13番やったかな。「極細」というだけあって、パイプにしては「返し」が弱い気がするけど、トップの馴染みもバッチリで使いやすかったです。今日は最後まで浮子を交換しませんでした。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
常連さん?管理人?いつも見かけるお爺さんに「水深は?」と尋ねたら、「12尺〜13尺で浅い」って言ってたけど、深いんですが…僕はいつも箱池やし。なので、14.2尺の師光の朱総塗りを出しました。好きな竿なので最後まで使ったけど、浮子と穂先が近くなったので15尺〜16尺が良かったかな。さて、釣り始めたんだが、隣のICDさんはYouTubeでも活動している某釣りクラブのメンバー。21尺のダイワの「ヘラV」を使って長尺の両グルテン床釣り。沖床で浮子も遠いのに「床立て」もバッチリでバ��バン釣ってます。僕の方がちょっと早いぐらいで、ほぼ同時期にFさんに誘われてヘラ釣りを始めたんですが、「越えられない壁」がそそり立っている気がしましたw。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
後から来たhrkさんも「21尺は買ってないわ〜」と言いながら、19尺の「へらV」を出してこちらも長尺で沖床の両グルテン床釣り。ICDさんに負けじとバンバン釣りはります。床釣り一筋の僕の立場はw。一方、Fさんは、釣りの大会があるらしく、「練習や」と言いながら浅ダナセットでポツポツ釣っておられました。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
僕にも釣れました。(´▽`) ホッ。両ウドン床釣でも釣れましたぜ。水藻FCは、魚品が良いですね。体高の高い河内フナが釣れます。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
ここで嬉しいサプライズが!hrkさんが独自デザインの帽子を数種類作ったのですが、僕らにプレゼントしてくれました。「ガオさん、どれにします〜?」と選ばせてくれたので、僕は「KWS」(喰わせ)を選びました。段床釣りは上手くないけどw。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
午前の釣果は2枚。お昼ごはんを食べて午後の部開始ですが、良い天気ですね〜。桟橋にパラソルが花のように咲いていました。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
釣りをしてたら、「パン!」と鉄砲の発射音みたいな音が鳴ってびっくりしましたが、鵜を追い払っているようです。吉野川で鵜にアマゴを食べられて漁協が困ってましたが、ヘラブナまで襲うんですね〜。午後の1枚目は傷だらけの小ぶりなヘラブナでしたが、鵜に襲われたんかな?
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) Fさん撮影
ヒット!14.2尺の師光が孤を描く。竹竿は13尺〜15尺が竹竿らしいしなりでいいらしいですよ。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
体高もあって腹パンのヘラブナ。水藻FCは魚が良いわ。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
当日は、最大風速5mぐらいの予報だったのですが、午後は風向きが変わって落ち葉が吹き寄せられて目の前は落ち葉だらけ。釣りにくいので桟橋の反対側の内向きに釣り座を変えました。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
こっち側は落ち葉もほぼ無くて釣りやすそう。
2023年4月、水藻フィッシングセンター(貝塚市) iPhone11
沢山釣れないけどポツリポツリ。両ウドン床釣り縛りだし上出来じゃね?「つ抜け」は遠かったけど、午後は5枚釣れました。Fさん、hrkさん、ICDさんはそれぞれ20枚〜30枚ぐらい釣ったそう。
ということで、4月2日はヘラブナ7枚でした。僕はトイレが近いので、帰りは先に帰らせてもらったのですが、おかげで大阪屋さんの閉店に間に合ったので最近の釣況を聞いてみたら、某池は、4月に入ったというのに釣れておらず、大阪屋の常連さんもボウズか貧果で嘆いておられたようです。僕の腕だと他の箱池でも10枚釣れるかどうかなので、水藻FCで7枚って良い感じだったのでは?
では、また。
#fishing#osaka#japan#snapshot#streetphotography#水藻フィッシングセンター#大阪#釣り好きな人と繋がりたい#ヘラブナ#へら釣り#キリトリセカイ#写真好きな人と繋がりたい
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外壁塗り替えたのか🏘
ずっしり、、
園内のりものは観覧車しか乗らなかったけれどもコスモワールドで今ラブベリ20thコラボしていて、せっかくなのでスタンプ集める。元がグラフィックだからかキャラクターの面影ないね〜ハイライト♡だね内容を知らないままの参加に寛容な大人になった。私は多分初めて入ったが建物内もなかなか昔ながらで、通路の途中にあるガチャ機が懐かし当事者だった。そこでなかなか出会えないでいた100円スタンプも見つけたら、出て欲しかったクレープ柄のらぶが出て、おあつらえすぎてルンッとなった。お腹が減って、クレープ食べる。胃の調子的に揚げ物でもなく生クリームやチョコでもなく、カスタードブルーベリー味にしてみた。つられて。お渡し口必要ないんじゃってくらい秒で包まれて渡されてすごかった。スタンプシート貰わずだったのでアウトローな周り方をしたが、ラブベリスタンプの一つ(ロゴ)がエアーキャビン建物内にあって、桜木町側(では映像や音声コラボは行われてたけど)反対側にしかないということで テニプリコラボも来月あるらしく予習またはデジャブなのか?残像なのか?
このところのかねてから船の形の風景印憧れていたのでえーいと横浜港郵便局行ってみる。(近辺の印も素敵) 道、LADYのMVのとこであるね。向かいのタリーズも建物おしゃれだよなぁ 2月にもこの周辺までテクテク歩いて迷ったりしてたけど、歩けるなぁと思ったりちゃんと遠かったりした、大さん橋の乗り場の広いことと薄暗いことよ🤭船内でも立ちっぱなしだったのが効いたのか足がパン 90分立ってると痩せるよみたいなのはジャストな乗船時間だよ
大さん橋から、東京夜景クルーズへ 早めにチケット引き換え済ますかと向かって時間まで探索するかと、木造の床に夕方の体力を奪われながら回っていたら、いつのまにかこんなに?とズラーッ列出来ていて、乗り場も疑って迷ったりしてしまった。大きな船なんだなぁさるびあ丸。昨今コラボイベしているらすぃ 夜景に飽きる子供でなくても謎解きなぞザッとやって汗や体温の冷えない格好して見えるものを見ようとしたほうが良さそう
音楽フェスなど複数箇所で開催していて、観覧車に楽器模様など🎡インターコンチネンタルの天使は目視見えず。笑 でも白妙の〜で。見えます。ありすぎるから知らないままだけど、施設や名所少し���しくなりたいです
えーびしっぽ踊ろ🎙 サルビアって緋衣草と呼ぶのね
えびステージの日ではなかったけれど、グッズ....売店やステージ位置など全然アナウンスも誘導も整備もなくてびっくり。そうか。。船の造りは縛りなのだろなぁ。列に並ぶほどにはなっていなかったと見えて、一応難なくの範疇なのだろな。広くて狭い船の中、船員の乗組の溝、尋ね方の難しさ。乗船は4階、下船は5階。についてだけでもアナウンス欲しい...。乗船チケットも回収...!? そのうち夜景ガイドの5階アナウンスの方のそばで風に晒されて堪能し過ごした そんな感じしなかったけど屋上の人にも聞こえてるのかな? 海からよく見れば見えるスポット多いのでぼんやりしたままのものも近づけるものも面白かった
苔ぽんも私も衣、てんかす、揚げ玉みたいなベージュあいてむを身につけてコラボ乗船
各地スタンプありすぎてびっくり、クラフトノート終わってしまった🍤
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Trip to Korea, September 2024 - Day 1: from Bangkok to Seoul
Late summer vacation, second half. I left Thailand and spending the rest of my summer vacation in South Korea.
遅めの夏休み。タイから移動して、後半は韓国で過ごします。
深夜便のバンコク〜ソウルのフライトから、大荷物を持ってオフィスへ。夏休み中ですがミーティングに参加。いつものオンラインの向こう側に、今回は私がいるのがちょっと面白い違和感w
ミーティングが終わってから、「お昼連れて行ってほしい〜〜」というオーラを出していた私。(確信犯) 「何食べたい?」と聞かれてリクエストしたのは「ブデチゲ」! そこでランチに連れて行っていただいたのがこちら。
◾️サムボプデチゲ 삼보부대찌개
📍서울 서초구 효령로68길 102 선민빌딩
こちらは、昔は焼酎会社のオフィスの近くにお店があったそうなのですが、焼酎会社とビール会社が合併してオフィスの場所が変わった時に、一緒に移転してきたという超老舗。平日のお昼なので、お店にいるのもほとんど会社の人でした。
ほとんどの人がブデチゲを頼むからか、テーブルにデフォルトで麺が置いてあるw さっぱりタイプの水キムチも♡おいしい。
みなさんは平日のお昼ですが、私はプライベートなので、ランチからビールいただきます!TERRAビール🍺 ゲヘゲヘ
ブデチゲだけでなく、贅沢にステーキも頼んでくださったので、遠慮なくいただきます。\ワーイワーイ/
ジュージュー!🥩 ワーイワーイ!🥩
ステーキはいいお肉で美味しかった!じゃがいももうまい。
こちらが名物のブデチゲ!5人分なのでめちゃくちゃ大鍋です。
韓国は麺がしっかりしてて美味しい。煮込むの専用で麺が作られてるから、煮崩れないし食べ応えしっかりのモチモチ麺です。
ソーセージとハムがたっぷりでお腹いっぱいです。美味しかった〜
ランチなのに、夜の飲み会が終わったかのようなテーブルw
その後、おすすめの喫茶店で猫に癒されながらコーヒーブレイク。 🐈(ねこさんは繋がれてないけど、どんなお客さんにもクールに対応していて爆キャワでした)
その後、ホテルに移動して荷物置いて、ちょっと休憩。 成田〜仁川のフライトの友人とソウル駅で合流して、晩御飯へ。
サムギョプサルが食べたかったので、Twitterで評判のモクサル屋さん(豚バラ焼肉=サムギョプサル、豚肩焼肉=モクサル)へ向かったのですが、残念ながらめちゃ���ちゃ���んでいた...
▼行きたかった方
「2Fにもお店あります」と書いてあったので、てっきり同じサムギョプサル屋さんかな?と思ってそちらへ。...入ったら全然違った...苦笑
◾️60年伝統新村黄牛ホルモンカンナム駅直営店 60년전통신촌황소곱창 강남역직영점
📍서울 강남구 강남대로100길 13
とはいえ、木曜日の夜とはいえ結構混んでいる中で入れただけラッキーかも。ホルモン鍋のお店でした!
▲結構混んでた!ということは正解のお店だと思う(確かに美味しかったし)
みんなが頼んでいるものを注文すれば大丈夫だろ、ということでメニューを翻訳して確認。
ん、基本的にはホルモンの部位が違うだけで、鍋なのは変わらなそうだな、ということで、「生盛り合わせ(2人)」を注文。 (こういう時、naver papagoがめちゃくちゃ翻訳精度が良くて便利!)
お鍋は、お店の人が「いいよって言うまでちょっと待ってね」と言いながら大きなホルモンをカットしてくれました。ちょっと煮込んで出来上がり!
ホルモンなので、脂がすごいw 超グツグツです。
大量のニラが脂をまとって、これもまたうまい。
味わいはちょっとだけ醤油のすき焼きっぽさがありつつも、どちらかというと胡椒系。味濃いめなので、酒が進むぜ!
最初にTERRA飲んで、その後に新商品のTERRA Light飲んで、
ガッツリ4本楽しみました🍺
最後にご飯を追加して、炒め飯にしていただき、、、
(▲おばちゃんが豪快に混ぜ混ぜしてくれた)
ガッツリ完食!ごちそうさまでした。
「せっかくだから1日1ビアバーだな」ということで、腹パンですがビアバーに移動。お店とホテルの間にあったこちらへ。
◾️アートモンスター カンナム駅店 아트몬스터 강남역점
📍서울 강남구 테헤란로1길 28-3
入口可愛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!! 香港的な看板で、めちゃくちゃいい。可愛い。 アートモンスターは前回別のお店(乙支路店)に行ったけど、そっちはそっちで可愛いんだよなあ。テーマがある内装で素晴らしい。
お店の中も可愛い!
ここのお店は、全員リストバンドをつけてもらって、後から精算する「注ぎ量り売り」のタイプ。タップの上のセンサーにピッとしてから注ぐと、量によって〇〇ウォンって表示される仕組みです。
タップは結構本数多いし、自社のものと海外ものといろいろあって良い。とはいえ、私はせっかくだからここのお店のが飲みたいと、
美味しい〜
結構いろいろ飲んだけど、ちょっとずつだったのもあったし、かなりリッター単価割安だったのもあって、1人2500円くらいで収まりました。大満足だお。
ということで初日はこれにてお開き。 晩ごはんのホルモン鍋の脂がしっかりしてたので、だいぶ早めに終了しました。脂に弱くなったなあ...苦笑
◾️江南アールヌーボーホテル 강남아르누보씨티
📍서울 서초구 서초대로74길 49
今回のホテルはこちら。2人宿泊で、できるだけ広めなお部屋で、かつ1泊10000円を目安にして、かなりリストアップして選択。
▼クリスタルツインルーム(29平米)
想像していたよりリビングエリアが広いw キッチンあり、洗濯機あり、めちゃくちゃ大きいビルトインの冷蔵庫...など、そこはかと「田舎の金持ち」感のある謎の内装でした。 でもお値段の割に広いしよかったかも。
ちょっと駅から歩くのがネックかな。 江南駅周辺は繁華街で便利だけど、なんだかんだ私は乙支路・鐘路エリアの方が好き❤️笑
【2024年9月 ソウルの旅】 ・Day 1 👈THIS └ サムボプデチゲ 👈THIS └ 60年伝統新村黄牛ホルモンカンナム駅直営店 👈THIS └ アートモンスターカンナム店 👈THIS ・Day 2 └ DMZツアー └ 臨津閣平和ヌリ公園・都羅展望台 └ 第3トンネル・統一村 └ Seoul Gypsy └ プチョンユッケ ・Day 3 └ 神仙ソルロンタン └ Seoul Brewery └ タルメクスーパー └ Chillhops Itaewon Project └ トヤジンガ └ Craftbros Taproom └ オダリチプカンジャンケジャン
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2018/06/06
いつかヨセミテには行ってみたいと思っていた。大学生時代に音楽好きの先輩 大木さんから初期のロッククライマーや服ブランドのパタゴニアが生まれた背景を聞いたりしていた。自転車が趣味になる前は2年くらいボルダリングジムに通っていた。
学生時代のジャズ研の後輩である藤枝くん(通称ティッシュ)から連絡が入り、仕事の関係でサンフランシスコに出張するという。それなら一緒に車でヨセミテ国立公園に行き、キャンプやハイキングをしたら良いのでは。そんな感じで話が急に進んでいった。
事前に本などを買って予習を進める。 『地球の歩き方』は基本として、そのうえでハイキング関連の本。
まず土屋智哉『ウルトラライトハイキング』。アメリカ生まれのウルトラライトハイキングのうまれた背景や執筆当時の最新の実践方法なんかを紹介。
次に植村直己『青春を山に賭けて』。インターネットに覆い尽くされた現在の世界では、いやそれ以前の世界においても難しい行為である真の意味での冒険を追求しようとしたある若者の冒険記。まずはアメリカ西海岸 オレンジ農家での不法労働から物語がスタート。
加藤則芳『ジョンミューアトレイルを歩く』。日本にロングトレイルハイキングの��化を紹介し、信越トレイルの整備にも尽力したライターの日記。ハイキング工程の詳細にくわえアメリカの政策への懸念や自然保護の思想など、エッセイ的な記述が差し挟まれる。ハイカーたるもの清貧であるべしと思想を語るわりには、ついつい路傍のダイナーでピザを爆食いしてしまうなど、めっちゃ部厚いが読んでいて飽きない本。その後の彼の人生も知るとさらに興味深い。ジョンミューアトレイルは蚊が多いって情報もここから仕入れたけど、なぜか全然いなかった。ULアウトドアグッズを作るガレージブランドLocas Gearのポールを2本買い、ブログでヨセミテを歩いた記事を見つけて読んだり。
準備といえば、今回は高地でのハイキングになる。ティッシュや僕がマラソンやハーフマラソンを完走できる程度には体力があるため、恐れをなした妻がウォーキングや軽いランニングに継続して取り組み始めた。後にも先にも、妻がトレーニングというものに汗を流した姿を見たのはこのヨセミテ準備の一度きりだ。
6月6日午後 ヒューストンからサンフランシスコ空港へ。飛行機が遅れてしまい到着が夕方に。さらに空港からレンタカー屋までシャトルバス��行くのが遠い。今回のレンタカーはKIAのSUV。街へと急ぐ。もうすっかり暗くなった街角で待っていた仕事あがりのティッシュ君を拾う。遠く日本からやってきた人をアメリカの見知らぬストリートで待たせてるわけでちょっと危ない。悪い悪い、とか数年ぶりの再会の挨拶もそこそこにInterstate-80を北上。サンフランシスコ湾を渡ってオークランド側へ。
オークランド(Oakland)には野球メジャーリーグのオークランドアスレチックスがあり、隣町はバークレー(Berkeley)だ。有名大学UCバークレーがあり、ヒッピー文化が生まれた街。レストランのChez Panisseもある。仕事でUCバークレーを訪ねるチャンスを得たのは2014年だった。とにかく最高の気候と街の雰囲気。大学のキャンパスでは哲学科の建物を見に行ってみた。ドナルド デイビッドソンという学生時代に夢中になった哲学者や、ジョージレイコフというとても重要な認知言語学者がこの地で教鞭をとっていた(いる)。サンフランシスコとバークレーは、いつかアメリカに…というモチベーションを自分にくれた街だ。
そこから州道99号線で南東に進みMercedという町のモーテルにチェックイン。もうだいぶ夜で、とにかく明日に備えて寝るだけだ。
翌朝は、朝早くから州道140号線をひたすら東に、シエラネバダ山脈と呼ばれる山の方へと向かっていく。標高が高くなってくると、日本の山に似た木々に囲まれた、曲がりくねった道を抜けていく。テキサスには無い風景。午前8時ごろ、ついにヨセミテ国立公園が見えてくる。あの有名な直立の岩エル・キャピタンだ。その奥にはハーフドームがある。ハーフドームは服のブランドThe North Faceのロゴの形にも採用されている、ヨセミテ国立公園やアメリカ西海岸発のロッククライミング文化を象徴する岩だ。
暑くなって来るとどうなるかわからないので、なるべく早く、午前中にハイキングを開始する計画。Glacier Point(グレイシャー ポイント)という絶景ポイントを目指して、つづら折りが続くFour Mile Trail というトレイルを往復する。アメリカの国立公園では、トレイル入り口に小さな駐車場があって、車を止めたらそこからハイキング開始できるようになっている。駐車場にはヨセミテに長期滞在しているクライマーが日々の移動に使うのであろう雰囲気満点の自転車がとめられていたり、ちょっとしたデカめの岩には登られた痕跡である白いチョークの粉がついていた。そのへんに落ちていた、虫食い跡がいっぱいついた木片を拾う。本当はいけないことだが持ち帰って、今も家に飾ってある。
朝はちょっと肌寒いのでジャケットを着てスタートするが、すぐにTシャツに。でも日本みたいな湿気が無いので、ロンTでも大丈夫そうな感じだ。北カリフォルニアの、しかも高地の夏はこんなに爽やかなのか。雨がふる気配も全くなし。素晴らしい。息が上がるということもなく快適なハイキングなんだけど、ふと横を見れば超絶景が広がる。 Glacier Pointまで3時間。すごいすごいと言いながら歩き続ける。テキサスの荒野の地の果ての死を連想させる場所に来てしまった感とは全く正反対の良さ。
グレイシャーポイントに着いた。ここからはハーフドームやハイシエラ(High Sierra)と呼ばれるシエラネバダ山脈の尾根が一望できる。日本の北アルプスに夏季に行ったらこんな感じなんだろうか。それよりも大学生のときに行ったチベットで登った山からみた風景に似ている。「地球の上」に居る感覚。本気のハイカーは、このトレイルをさらに進みハイシエラの中に入り、何日もかけて歩いて行く。ロングトレイル・ハイキングだ。
気軽なハイキングでこんなところまでこれてしまっている、という感覚になりながら、売店でそれぞれ買い出して昼休憩。ハンバーガーとかポテトとか、プリングルスやコーヒー。とりあえず最高。 ひととおり写真撮影をしたら、また来た道を戻っていく。登るときよりも、常に眼下に絶景が広がる感じがすごい。つづら折りの向こうにめちゃデカい滝が。なんて素晴らしい景色なんだ。すれ違うハイカーに挨拶をしながら下っていく。ティッシュに、Hey there!という挨拶のしかたがあります、なんていう話をする。
ふもとまで降りたらキャンプ地に移動。今回の宿は大きめの既設テントにベッドも付いているという快適仕様。とても空腹なので、すぐに横のレストランなどが並んでいるエリアに。まずはビールで乾杯からの肉がこれでもかと乗ってるピザを注文。こんなに壮大なハイキングの後に簡単にサクッとお食事を済ませれるとは。ヨセミテ国立公園は他の国立公園とはちがってかなり色々整っている。
食事を済ませたらもう暗くなって来たので、シャワーを浴びて寝る。疲れているのですぐ就寝だ。事前に読んだ本でもさんざん言及されていたが、食べ物は檻のような箱に入れないとクマが来て大変なことになる。ゴミ箱も簡単には開けられない構造になっている。
翌朝もまた少し肌寒いけど天気が良い1日になりそう。朝食コーナーでは定番のパンとかスクランブルエッグ、薄いコーヒーが提供されていた。自分は小麦アレルギー発症防止のためにオートミールを食べる。フルーツは定番のメロン。日焼け防止に買ったリップクリームを塗ったら、唇が真っ白になった。
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【遭難した話】 3/31(金)始発のバスを下りて私は1時間ぐらい歩いたつもりだったが、警察の方は30〜40分ぐらいの距離だと言っていた。 まずここから滑落まではただただ情報収集不足だったし、装備不足、判断能力不足。 落ちるべくして落ちました。 山屋だから当然、YAMAP、ヤマレコ、ココヘリも所有済。 なのに一切準備してなかったんです。 登山じゃないからって、渓流釣りを舐めてました。 知らない土地なのに、とにかく行ってみよう!と甘く見ていた。 地図読みなんかも一応出来るのに、ちゃんと見ていなかった。 そんなアホが大勢の人達を巻き込んでこの大事故を起こしたことを、まずお叱り下さい。 橋の近くまで来て川を覗き込んだ。 岩肌を見てここから下りれそうだなと、登山の経験を過信して行けると判断した。 その判断は大間違いだった。 土が柔らかく思ったより足場が悪かった。 捕まる木々も根っこが不安定だった。 案の定、早速落ちた。 10〜20mあったんじゃないか? 一回転したと思う。 そう、私はこの日釣りに来て早々に滑落したんです。 救助に来た警察官にも言われました。 えーじゃあ全然釣り出来てないじゃん!って😂 その後正しい入渓点を教えてくれました。 リベンジしに来なきゃねって。 優しい世界です。 私の返事はもちろん! 妹は余計なこと言いやがってと言っていましたが…w 落ちた先は川の端っこでした。 記憶が定かではないけど、多分お尻から落ちたんでしょう。 横に転がり両手を川の中に付いてました。 直後はパニックになったけど、落ち着いて落ち着いてって自分をなだめながら、まずスマホを落としたのを確認。 手足がどれだけ動くか確認。 生きてる?動ける?歩ける? スマホの電波はここまで来る途中からなかった。 だからスマホがあってもどうせ救助要請はできなかった。 頭は打ってない、首も胸も大丈夫、手も動く。 呼吸を整えて!ふうふう。 うん、立てない… あぁ右脚がダメだ。 左はなんとか付ける。 お尻も痛い。 あぁ、骨盤やったな、こりゃ… 右脚を引きずりながら腕の力で上流に少し移動したけど、ハングした岩があってそれ以上行けない。 まず落ちた場所が道路側で上から覗き込んでも見えない位置だったから、川を渡って対岸に移動することを決めた。 約2mの川幅で水流も弱め。下手したら水に流される可能性もあったけど、そこは意地と根性… 水に入れば浮力で足は楽になるから、後は腕力だけで移動。 顔に水が付くぐらい深い所もあり這って進んで流されそうにもなったが、女の根性火事場の馬鹿力。 無事対岸に到着。 上半身まで濡れて低体温症も恐れたが、その日暖かくなることを知っていたし、向こうに行かないと発見されないと思った。 そこから登り返すことは不可能だったし、右脚の大腿部頸部と骨盤をやったかもしれないと思っていた。 骨盤骨折が如何に危険なことかは知っていた。 内臓や血管を傷付けたら出血死すると分かっていたから、これ以上動かない、もうここで救助を待つことを決めた。 ある程度平らな場所で力尽きて寝転がった。 案の定寒くなって来て、まずリュックに入ってる物を出した。 若干濡れたULダウンと、レインウェアを急いで着る。 でも足が動かなくてズボンを履くのに苦労した。 痛過ぎてお尻が上がらない… そもそも体を起こすのも辛い。 痛みを我慢してやっと履いた。 靴もびしょ濡れで一旦脱ぎたかったけど、脱いだら履き直せなくなりそうだったし、それ以上手を伸ばすのはもう痛すぎて紐を緩めるまでに留めた。 着ていたフリースはしっかり水を吸ってしまったため、絞れるだけ絞って、足の上に広げてかけた。 このお天気で少しでも乾いてくれたらと願って。 食料は多めに持っていて、おにぎり、サンドイッチ、パンを各1個。 しかし水を入れてたボトルも紛失したことに気づいた。 沢の水を飲めば良いんだけど、動けない。 どうしたものか… 釣り竿にコンビニ袋を付けて、袋で汲み上げる作戦! 持ち上げると竿が折れるから、ズルズル引きずり上げて、大成功。 ただ袋の水を手で掬って飲むことが出来なかった。 何故なら痛過ぎて手を付いていないと上半身を起こしていられなかったから。 朝食べたおにぎりの空を使って、それで掬って飲むことにした。 大した量は入らないが、いっぱい飲む訳ではないから、充分のぐい呑みだった。 いつ発見されるかわからなかったから、脱水、低血糖、低体温症にならないようにと考えた。 動かないからお腹も空かないけど、食べないと低血糖を起こすし、エネルギーも必要だと思って、ちびちび囓った。 もしかして一週間も見つからない可能性もあるかもしれない… 食料は残さなければと思った。 ここまでまだ朝の話だ。 一日長かった。 平日で釣り人や沢登りの人は皆無だろうと思った。 天気も良い。 だが定期的に寒気がやって来た。 悪寒と言うべきか、全身の震え。 いちいち筋肉が強張って患部が痛んだ。 これは外傷による身体反応なのか、外気に対しての寒さなのか、最後まで分からなかった。 長靴もあった。 靴を履き替えることも考えたし(無理だった)、最初は手を突っ込んで腕を温めるもしたが、体幹を温めることが大事だと思って、上着の中、胸に入れた。 小さい保冷バックもあったからそれも胸に。 他にもジップロックやコンビニ袋があったから、背中に入れた。 替えの靴下は手袋になった。 周りには落ち葉がたくさん積もっていた。 少しでも身体を温めるように、枯れ葉を掻き集めてこんもり足に乗せた。 どうやって集めるかって? タモ(釣り用の網)を使って、見えない頭の方も目一杯手を伸ばして回収。 時間はたっぷりあるから、普段のサバイバル精神をフルに使って色々工夫した。 流石に夜は寒かった。 リュックを肩に乗せて寝ていたら、自分の近くに石が落ちた音が聞こえた。 上の山で鹿が歩いてるんだと思った。 あいつらが歩く度に落石があると思うといつ頭に直撃するか怖かった。 リュックに両腕を入れ頭を保護。 追っ払うために声を出したら、そのうち落石はなくなった。 ちなみに翌日も同じことが起きた。 熊もいるかもしれないけど、岸壁に囲まれた深い谷の���流だから、餌場もないし動物はあまり入らないだろうと予想していた。 熊だけは来ないことを祈るしかなかった。 ロキソニンとエペリゾン(鎮痙剤)とデパス(抗不安薬)、眠剤各種を持っていた。 夜をメインにちょっとずつ時間を見ながら内服していた。 夜がとにかく長いから、眠りたかった。 時計はあまり見ないようにした。 見てもあまり時間が経ってないから。 2日目も良い天気だった。 今いる場所がどうも斜めになっており、真っ平だったため体を起こすのが辛かった。 頭側を高くしたかったから、数m、ほんの少しずつ腕の力で移動し、具合の良いところで収まった。 万能道具達も同時に移動させ、また枯れ葉を掻き集めた。 土曜日だから釣り人に期待した。 時々見上げた先の道路に車が通るのが見えた。 声を上げてみたが当然気付かれることはなかった。 よっぽど車から降りて見下ろさない限りは見えない深い谷だった。 天気が良いのに相変わらず定期的な悪寒と、とても眠かった。 窮地に立って仮死状態になるのか? ウトウトすることが多かった。 寝てると悪寒が来て寒さに震えてたまに痛みを堪えてなんとか起き上がって水を飲んで食料齧って… そんなことを繰り返してると、夕方になった。 この日出勤予定だったから、職場に来ない連絡も取れないとなれば確実に捜索願が出るだろうと思った。 ここから捜索か… 夜は動かないから明日の朝からだな… どこかで明日には見つけて貰えるだろうと期待していた。 Suicaの履歴を調べりゃ直ぐわかると思っていた。(実際はそうじゃなかった) もう一晩我慢しなきゃ。 いよいよ体力?筋力?が落ちて来て自力で首が上げられなくなった。 手で頭を持ってなんとか半身を起こして水を飲んだ。 2つ目の食料残り僅か。 3日目に入った夜、小雨が降った。 眠ってて気付いたら足の上に乗せていたフリースが濡れてしまって凹んだ。 まぁ下半身はすでに濡れてたし、落ち葉をたくさん乗せて葉っぱに埋もれるようにしていたからそのままにした。 足が寒いのは仕方ないから上半身だけを守った。 幸い雨はすぐ止んだ。 夜が明けて青空が見えたのは奇跡だ。 今日は日曜日、人が来ないか期待した。 ふと横を見ると釣り人が見えた。 と思って大声で叫んだけど、向こうに行ってしまった。 とうとう幻覚が見えるようになったか? 低体温症で幻覚が見える症状があるが、そこまで重症になっている印象はなかった。 そもそもそうなれば自覚もないんだろうけど… 脱水も低血糖もなさそう。 貧血でもないと思う。 それを心配する余裕もまだあった。 冷静を保っているつもり。 沢の音で声はかき消されるし、横たわってたので見えなかったのかもしれない。 ただ、前日より更に眠気が強く、夢だと思うしかなかった。 首が上がらないし、疲労もあ��て起きるのは精一杯だった。 もう半身の半身で、ほぼ横向きで水をやっと飲んでいた。 眠気が酷い。 この日も時々車が通り過ぎるが、声を出して無駄な体力を使うより、大人しく見つけて貰うのを待とうと、辞めたというか諦めた。 どこかで今日見つけてくれると信じていた。 上のガードレールとは別方向の道路に、白い車が停まってるのが見えた。 いつから停まってるか気付かなかったが、何度も見てあれは車だよな?と目を凝らした。 きっと釣り人が来てるんだろう。 車にはいないだろうから、車に帰って来たところがチャンスだと思って、その時に声を出そうと決めていた。 眠気に負けてよく寝ていた。 悪寒で起きて、水を飲んで、食料を齧って、また寝て… 時計は見たくなかった。 空の色や影を見て、なんとなくの時間を予想していた。 時間が経つに連れ、もし今日来なかったら…また夜かぁ… そろそろ雨が降るんじゃないか。 体力…持つかなぁ… なんて不安もよぎった。 陽が傾いて来た頃、ふと見ると白い車が消えていた。 しまった!いなくなってしまった。 まぁ声を出したところで無駄だっただろう。 諦めるしかなかったが、一つのチャンスだと思っていたから多少凹んだ… 時計を見たのは15時半頃だと思う。 捜索時間はもってあと1時間半だな… 陽が暮れたら明日だ。 間もなくして、ふと見るとガードレールから人が覗いているように見えた。 声を出したらどこかへ行ってしまった! 待って!行かないで!ここだよー! やっぱり幻かと思った… そしたら、いなくなった人が戻って来た。 …手を振ってる。 そして続々と人が集まって来た。 あぁ…救助が来たんだ。 両手を振り返した。 第一声、「大丈夫ですかー」と聞かれた。 腹から声を出した。 それからもその距離で大声で叫びながら会話した。 名前を言えるか、動けるか、どこが痛いか、等々。 到底3日遭難して弱っている声ではなかった。 なんだ、自分結構元気じゃん、と思った。 そこからまず一人の警察の方がロープで下りて来たが、私が下から見て下りるルートを指示するほど、急な崖だったことを再認識した。 もし両腕、両脚を付いていたら開放骨折、出血死だっただろうし、頭や首だったら即死。 肺を傷付けていたら3日は持たなかっただろう。 出血がないことは本当に奇跡。 消防の救助隊をもう一人要請している間、警察の方と和やかに会話した。 温かいお茶を保温ボトルに入れて来てくれて、ありがたいと受け取ったが熱過ぎて火傷するわい!と心の中で突っ込む余裕もあった。(最後熱過ぎると正直に言った←この期に及んでワガママ言うな!) 骨盤と、当時は右大腿骨頸部もやったと思っていたからそれを報告して、簡易的に固定してくれた。(激痛) もう一人も下りて来て、後は救助用の担架のボードに折り畳められた。(激痛) 下半身は川に沈みながらも対岸へ移動。(激痛) 上の道路から崖を吊り上げる形で無事、地上に戻った。(激痛) もうそこからはたくさんの人間に取り囲まれ、外すもの付けるものガチャガチャやいのやいの。 皆さんのプロの手際でストレッチャー に移動し、救急車に乗った。(激痛) 本当に情けないことに、毎度断末魔の叫び声を上げ、涙が出るほど痛かった。 テメェが悪いんだから痛いのぐらい我慢せいと言われるだろうが、こんなことになるとこんなに痛いんだよというのを伝えたいから敢えて言う。 今も痛いけど、生きているんだから感じる痛み。 もし死んでたら、痛いなんてワガママも言えず、今ここにいないんだ。 私の不徳の致すところで、最初は誰一人行き先を知らなかった。 そんな中での救助に至るまでの経緯は、また改めてツイートすることにします。 怪我はもちろん、見つかったのも奇跡があった。 全ては妹と友達、たくさんのいいねと拡散で心配してくれた皆様、警察及び捜索隊の方々のお陰です。 遭難の間の話は一旦これで終わりますが、感謝してもし切れず、伝えたいこともいっぱいです。 アホの遭難話をどうか笑い事にしながら、山や渓流、自然を楽しむ皆様がどうか安全に楽しんでくれることを願って、このお話を締めたいと思います。 まずはここまで本当にありがとうございました。
ぴちこさんはTwitterを使っています
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2024/08/04
すすきのから出て、サンドリアに行こうとしたら行列ができていたので断念 代わりに山鼻のどんぐりに行く 二人が選べない〜と嬉しそうでよかった 好きな米粉パンがあったらしい 私は、明太チーズノンパンをレジ間際でゲット どんぐりはパンのワンダーランドなの コーヒーをこぼしたりアクシデントはあったけど無事到着して二日目開始。1日目よりは穏やかだったけど、目標金額に到達していたのでよかった 1日目の終盤に運営側の色んな人が買ってくれて、実際に履いてくれているようで、「調子いいですよー」と教えてくれたのが嬉しかった
隣のアウトドアファッションのお店は、山登りの人たちに大人気で常に人がいた 生地が良さそうで、形が可愛かったので私も買いたかったけど我慢 高知から車で来たらしく、帰りもちょこちょこポップアップをしながら帰るらしい チャリ屋さんも、帰りは函館までチャリで行って、フェリーで帰るらしい。イベント翌日に山に登ってから拠点に帰る人もいた。みんな自然での遊び方を知っていて、このイベントも遊びの延長なのだった 仕事を遊びに接続する楽しみ方を知っている、おしゃれでいけている大人たちだった!かっこい〜
打ち上げの前に、三人でお疲れ様会をしようとして店を探す 最初はメンタに行こうとして、ロッジからかなり散歩してたどり着くがまさかの臨時休業 札幌に来ると、全く歩くことに抵抗感がなくなってしまうので、タクシー乗らない?と言われるほどの距離を難なく歩こうとしてしまうので、お腹空いているだろうにごめん...と思いながら一抹の期待を込めてM'sに向かう。FORKにあかりがついてる!!まさか!!と思いながら入ると空いていた!! 量が少なめなので、それはごめんとおもいながらも、全部うまいので期待 クラシックが本当ーーーに美味しかった 一日外で売り捌いた甲斐があった!!特にズッキーニと空芯菜のパスタが美味しかった〜パスタに空芯菜って珍しい レモン風味の海老マヨも美味しかった。社長が「チェリーが札幌に住みたい理由がわかったわ」と言っていたので、なんでなんでと言ったら、ご飯が安くてうまい とのことだった ご飯が大事な人たちと働けていてよかった
そのあと、まだ三人で飲みたいな〜〜と思いながら東側に歩いていく 狸小路の中の空き地というスペースで友達がコーヒーを出しているっぽかったので、通りかかったけど、入場料がかかったのでやめた。そのまま宿に向かうと、外でたくさん人が飲んでいて、ほぼ路上を占拠していた アウトドアショップのお姉様とおしゃべりしながら、タイミングが合えば仕入れたいです、と言ってもらう。飲み会に顔をだして色々決まっていくのだよな〜...と思う その後、母と父の役割のはなしを路上にコンテナに板を乗せた簡易的な飲み場で飲みながら聞く 子どもは色のついた状態でうまれてくる、子どもに自分を照らしてみることになる それでも自分で精一杯で他人のことは考えられないなあとおもう でも子育てしている先輩たちはみんなみんな楽しそうで、「子育てはね〜楽しいよ!」という先輩たちの顔はほんとうだった ランドセルの批判をしながら、もっとライトななんとかっていう素材のやつがあるのにね〜と言っていて、アウトドア視点が根っこに根付いている...と思う
ULという概念があるらしい 「登山スタイルの一つで、装備の軽量化を意味。必要最小限の荷物で軽いギアを背負うことで、体力の消耗が抑えられてより早く、より遠くへ行けるように。」だそう 売っているときも、「このあと山に行くので袋いらないです、」というお客さんもいた。登山やトレッキング、チャリなどの行動として表出する遊び方はそれぞれだけれど、根っこにある同じ考え方があるような気がする 遊びと仕事が地続きだったり、なるべく荷物も、人間関係も軽くしていたり... スタートアップではなかったネチネチした絡まれ方が一切なかったし、快活ではっきりした(しかも嫌な感じではない)人が多かった 運動してるから、心身健康なのかな...シンプルな話なのかもしれない
そのあと、満龍にラーメン食いに行くぞ〜〜となったけどあんまり元気がなくて寝に行ってしまった ずっと誰かといるので一人になりたかった スマホを見ながら、オモコロもYoutubeも全然見てないなーと思う そういえばオリンピックかーとも 一人でいると、インターネットからと距離ができる 当たり前か
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2024/05/06
きょへなが備忘録。#6
ここから先はデート録というか、こんなんしたで!あんなんしたで!こんなん食ってん!の惚気というか自慢大会?になっておりやす。まとめる力がないから、だらだら残していく形に安定になっていくと思うんすけど見たい人だけ見てってもろて。っていう注釈毎回書いてる自分おもろ。
前回から1ヶ月以上空いて、やっと会えたって話。思い返せば、この1ヶ月間でいろんなことがあって。あーなんかあかんかもしれへんって思ったり、自分の言葉のボギャブラリーの無さにげんなりしたり。まあいろんな感情が湧いたり、仕事も順調に頑張らさせてもらってたからちょっとだけ忙しかったりして長かったのかあっという間やったんかいまいち分からへんかったけど、数字だけ見ると会えるまで全然まだやん!って思うことが多かったから結論的に言うと、やっぱり長かったんかな。ゴールデンウィークの初日の27日に会ったんやけど、謙杜は午前中仕事やったからゆっくりめに待ち合わせさせてもらいました。毎度のことながら改札ちゃうところおって、ダッシュで迎えに来てくれる謙杜がおもろくてしゃあなかったっす。いつになったら���じところ居れるんやろな、俺ら。
合流してからは、腹減らん?ってなってラーメン食べにそこら辺うろうろしてて。こっちやで!って道案内張り切ってた割には若干迷子なってる謙杜見ながら相変わらず方向音痴やなあーって呑気に見てました。お店に入ってまずはメニューとにらめっこ。あいつは前からこれ食べたい!って決めてたっぽいからすぐ決まってんけど、俺はどうしよーって悩んだ末に海老ワンタン麺美味しそうやったからそれにした。謙杜は酸辣湯麺やったかな?なんか赤いやつ食べとって、ここで毎回定番の嫌いなものは相手に食わせよう大会始まって。きのことメンマ交換してあげました。優し。俺。
その後は荷物置かせてもらって、抽選で当選せんと入られへんお店へ。ふたりとも申し込んでんけど、俺だけ運悪く落選したからおつかい頼んで近くにあったガチャガチャいっぱいあるところに行って、欲しかったやつ回してたんやけど、なんかほんま自分が欲しいやつって出ないんすよね。絶対謙杜が好きなやつが初っ端に出てくんの。で、せっかくやからお揃いにしちゃうー?ってなって回したらちゃうやつ出て。こっから俺のことよく知ってる人ならわかると思う。めらっちゃうんすよね。出るまで回したんねんのマインドで結局出てくれたから良かったものの、出んかったらしょげてたなって感じでした。その後はおつかいと欲しいものゲットした謙杜と合流して、喉乾いたからスタバいってベンティーサイズのスイートコーヒーをごちそうになりやして。まじあれずっとおいてほしいわー。って思っとった。夜ご飯なにしよーって考えてる間にパン屋さんにしれっと並ぶきょへなが。まじ誘惑に弱いな?ほんで、迷いに迷ってもつ鍋!まじ何年ぶり?って感じやって。ばり美味かったっす。また食べたーい。次の日なにやるか全然決めてへんかったから、ぱぱっと決めてお酒飲んでいろんな人おるなーって人間観察しながらごちそうさまして。帰りにコンビニでアイス買って帰って食べてんけど、チョコミントってやっぱえぐうまいねん。最高。お風呂入った後は、安定にホラー映画鑑賞会。エスターの新しいやつが配信されてて観てたんやけど、途中で怖なって中断してまた明日にしよってなって、寝まちた。
2日目は、早起きせんで良かったからだらだら寝てたんやけど、お腹空いたらしい謙杜にちょっかい出されて起こされる俺。前の日に買ったパンを食べたかったらしくて、食べたらええやん!って言うたらいっしょに食べるねん!ってぐえってされました。これってDV??食べた後にぐだーってしてたら、ハンバーグ食べ行こ!ムーブになったみたいで、はよ準備しよって促されて前に行ったお店のちゃうところでお昼ご飯食べてきました。なんか、謙杜ってハンバーグ好きやからいっしょにおったら自然と食べる回数も増えるわけで。普段食べへんからばり美味しく感じる!食べた後は、水族館に行ってきましあ。毎回行ってる気するけど、ここの水族館はいろんなクラゲがおってめーちゃ楽しかった!涼しい気持ちにもなれました。あとチンアナゴもおった。他の魚も見たかったけど、やっぱりゴールデンウィークってのもあって人多くてまあまた今度でええかって行ってさらっと見て回ったのおもろい。水族館出てから急遽始まった俺の半袖探し。ようわからんけど、暑いのにごつい服しか持ってきてへんくて。明日の方がもっと暑いから買ったほうがええんちゃうん!って言われて、探し回っててんけど優柔不断炸裂しとってごめんの気持ちやった。でも、これは?なんかちゃうな?って俺より真剣に探してくれとって嬉しかったって話。
夜は飲みに行こうってなって、無性に魚食べたい気分やったからマグロ食べてやりました。美味かった!あとポテトも!胃袋無限やんってなってました。秒でしんだけど。帰ってからはナノブロック大会。人生2回目のブロックは色見分けられへんくてちょっと苦戦しまくりやったけど、楽しかったっす。お風呂入ってからは昨日の続きでエスター観て、怖すぎやろって文句言ったり、いろいろ喋って気づいたら寝落ちてました。あつーって言うたら壁側に追いやられるシステムどうにかならん?
最終日は、ずっと行ってみたかった場所へ。コナンの映画観てから謎解きとか探偵とかそういうやつにちょっと敏感な俺。シャーロックホームズってフレーズが目に入って、行きたい!ってなって謙杜からの許可もらって一緒に行ってもらうことに。謎解く前にいろいろハプニングあって。まず起きなあかん時間に起きれへんくて、やばいて!ってダッシュで準備して。朝ご飯なんて食べてる時間もないくらい身支度に追われる俺ら。多分やけど、時間の逆算できひん奴(特に謙杜)。でも、余裕で間に合ってもうてヘアセットする謙杜と荷物詰める俺。こうやって成功してまうからあかんのよなーとちょっと反省しつつ、まあ間に合ったしええやろって調子乗る俺ら。ほんで、実際に謎解きを体験して見て思ったのは、なんか知らん間に5人くらい殺されてるし、みんなが歩くの早すぎて「これ追いつかんくない?」ってちょっとサーカス団の練習風景見たり、記者の人たちに付きまとってみたりしてんけど、気づいたらクライマックスの時間で。え?そういう終わり方なん?って感じで体験が終了して、これは1回だけじゃわからんやつやってなったっすね。むずい。
その後は朝も昼も食べてへん俺らにも限界が来てもうて、なんでもええから食わせろー!ってムーブやってんけど、銀だこと焼きそばに救われて無事お腹減りすぎて死にそうやってことはなく、満たされて帰ることに。絶妙な時間に食べたから晩ご飯どうしよかーって言ってたんすけど、結局離れることが惜しくてしゃあなかったから家に戻って帰らなあかん時間になるまで、いっしょにおってもらいました。ちょっと寝るわ!って言いつつ、寝えへん俺ら。次までの充電いっぱいさせてもらいました。もう切れそうやけど。
自分で自分のことよく分かってへんから、いろいろと振り回してしまうこともあったやろうし、もうちょっとしっかりしてもろて!ってなることも腐るほどあったやろうけど、嫌な顔ひとつもせずに傍に居ってくれてありがとう。あれもしたい!これとしたい!が多い俺らやからできひんことも多くて。ナチュラルにまた今度やろって言うてまうねんけど、その今度を受け止めてくれる謙杜がめっちゃすきやなあーって思う。これからも楽しいこといっぱいしていこ。だいすきー。
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台湾1周サイクリング
2024/06/05 - 2024/06/14 @台北~台北:約920km
登山の"ついで"、にしては相当ヘビーだし、なんならこっちの方がメインなんじゃないか、という感じもするけど…せっかくの機会だし、台湾1周サイクリングをすることにした。さすがに玉山登頂翌日の朝出発は乱暴だったかもしれない笑。睡眠時間足りてないし、足の疲労もある、その上自転車も組み立ててない。そんな状況でも、玉山から戻った夜は、やけにテンションが高かった。サイクリングが楽しみだったからだと思う。そんな風に感じたことは普段全くないから、なおさらそのままの勢いで出発してしまおう、と思ってしまった。
全部終わって振り返ってみると、やっぱりやってよかったと思う。1回目の退職記念にはキリマンジャロに登り、今回、2回目の退職を前に台湾1周のソロライド、10日間。5年近く勤めた仕事を振り返ったり、労ったり、次のステップに進む英期を養ったり、という意味で僕にはこれが必要だったんだと思う。贅沢ではあるけれど、(仕事を一切しない)長めの休みを取るのも久しぶりだし、職業柄、日常を離れて未知の風景を楽しむ、というのは大事なことだと感じる。幸い、体力とか装備、お金、といった大きなところの心配が不要だったことがハードルを大幅に下げてくれた。一見無謀とも思えるこのチャレンジも、実はそこまで大変なことではなかった。
真ん中に紐みたいな短い赤い軌跡が登山で歩いた距離・場所だから、台湾をかなり堪能したことが分かるな…。
1日目 (台北から新竹) 86km
6月4日、玉山下山後、夕方6時に台北着。そこから翌朝出発の準備を始める。自転車の組み立ては当然すんなりとはいかず、シンガポールからの移送中に前輪のシーラントがケース内で漏れまくっていた。慌ててシャワー室でスペアチューブを足して、なんとかタイヤが機能するように。結局、前輪はチューブあり、後輪はチューブなしの状態でスタートすることに。加えて、急遽買ったミニ空気入れが上手く使えず、40psiぐらいが限度だった。もうそれで手を打った。
泊まったホテル(Brother Hotel)が親切で、登山グッズの詰まったバイクケースを10日近くただで預かってくれるところだった (引き換えに計4泊滞在)。ホテルの部屋でバイクを組み立て、朝食、荷物を預けて、チェックアウトし、台湾でのライドスタート。ラッシュアワーを避けて、早めに出ようと思ったんだけど、いろいろもたついて、結局8時になってしまう。モロに交通量が多い時間帯。それでも幸い曇りだったし、バイクに異常もなく、無難にスタートできた。河原で記念写真を撮ろうにも、全然笑えない自分がいた。不安要素が多すぎたから、顔がひきつっちゃったんだと思う。台湾政府公認の1周路を辿るにしろ、道に迷わないかとか、事故の心配、荷物が気になったり、天気が心配だったり、ペース配分が分からなかったり、言葉が思った以上に通じなかったり、と最初の2日ぐらいは実はライドを心から楽しめていなかったかもしれない。とにかく細かいことで気が散っていた。
例えば、新しく買ったサドルバッグはこの時初めて取り付けて、僕のバイクと仕様が合わないことに気づく。がっちり固定できないうえに、たぶん荷物が重すぎた(か多すぎた)せいもあって、途中から徐々にずり落ちる事態に。つまり後輪にバッグが当たる最悪の状況。その上、台北出発から1時間も走らないうちに雨が降り始める…。雨対策も万全ではなかった。振り返ってみても、9日間のライドの中で、初日が本当にハードな日だった。右も左も分からないのに加え、結局、昼ぐらいから新竹のホテルに着くまでの数時間、ずっと強い雨に打たれながらの走行で、本当にやる気をくじかれた。ずっと濡れたままだったから、寒さにも襲われて、到着間際は顔が真っ白になっていた。夕方ホテルに着いたあとは、体を洗って、服類を乾燥へ。この先のライドが不安になる…。でも、長いマラソンなんだと理解して、気持ちを切り替えた。その日の失敗から学べばいい、ということでポジティブに捉える。サンダルが壊れ、急遽モールに買いに行ったことと、夕飯を食べただけの夜。
2日目 (新竹から鹿港) 131km
雨のライドがややトラウマになったけど、まあ進むしかない、ということで朝早くから準備開始。なるべくサドルバッグへの負荷を減らすように荷物を分散させて、濡れてもいいものはポケットに収納。レインコートは昨日に引き続き着てスタート。かなり改善。ただ、自転車をストレージにずっと放置したのは良くなかった。朝行くとチェーンにサビがつき始めてた。昨日のライド後に乾拭きせず、相当汚れていたのに、何もしなかったから。結局洗う術もないまま、とりあえず油をさして出発へ。2日目は長い海沿いのコース。事前情報では強い追い風、のはずだったのだけど、あまり風は強くない。途中からパラパラと雨が降り始め、また嫌な予感がよぎったけど、幸い快方へ。苑里で排骨酥麵の昼食後、午後には台湾で初めての太陽を見て、一気にテンションが上がった。晴れるだけで、こんなに嬉しくなれるとは…。ちなみにライド中は1時間半おきにコンビニ休憩・ランチ休憩を取ってた。イートインのできるコンビニはすごい重宝。お店に入る前にTシャツと短パンを重ね着して、それにサンダルに履き替えて、一応きれいさをアピール。おにぎり・パン、バナナ、ジュース類を補給して、ごみ捨て、トイレもさせてもらう。クレジットカードが使えるのも強い。自転車をガラス越しにチェックできるのもいい。台中を過ぎて、彰化市のバイクショップでクリーナーを購入、そして空気も入れてもらう。帰りがけにショップオーナーがエネルギージェルをサービスしてくれた。優しい。この日のライドが全日程中、一番長く、7時間ぐらい。さすがに集中力を維持するのは至難。鹿港という歴史のある街に到着。この宿はb&bスタイルのオシャレなところ(a day in Lukang)で、庭付き。そこでバイクの水洗いをして、チェーン諸々の洗浄ができたのはすごく良かった。ただその最中、蚊にものすごく刺されたのがのちのちまで辛いことに。
3日目 (鹿港から嘉義) 77km
この日はスーパーで買ったパンを食べてスタート。晴れ。正規のコースに合流するまで運河沿いを走行。最高に走りやすい道。お昼は斗南駅近くのバーガー屋さん。この日は一番短い距離を移動。雨の降る気配はほぼなく、この頃には天気予報のあてのならなさに気づく。梅雨の時期でもあり、雨とか雷雨が24時間・1週間連続で予想はされてはいたものの、結局晴れや曇りの場合もすごく多かった。この日以降は、レインジャケットはバイクのフレームに括り付けて、結局最後まで使わなかった。
ホテルには3時ぐらいには到着。お腹がすいて街の方まで歩いていくことに。その途上で再認識する台湾のスクーター・原付文化。これらのためのインフラがあるからこそ、自転車ロードの整備がさほど無理なくできるんだろうなと思った。車とは別の自転車専用レーンがほぼずっとあるから、危険性をほとんど感じずに走行できる。サイクリストにとっては最高な環境でしょう。"環島"の標識や、所々ブルーの線がひかれていて、道しるべとしてもかなり助かる。その反面、台湾は歩行者にはそこまで優し��ない気がした。歩道がなかったり、物で塞がってたりという感じで、歩くのには向いてないように思った。
嘉義の街の中心に移動して、現金をおろして(鹿港ではカードがあまり使えなかったから…)、あとは、焼肉丼大盛り定食をぺろり。この旅中、カロリーの高いものをいっぱい飲み食いしてた。と同時に、清涼飲料水からの糖分の摂りすぎも若干気になって、途中麦茶に切り替えたりもしてた。ジェル類は一日に一つか二つの消費量。
4・5日目 (嘉義から高雄 + 休息日) 123km
台湾西側は平地の中の街や田園地帯を抜けたり、大きな川をこえたり、日本と同じアジアモンスーンの風景が展開されていく。シンガポールにいると分からない、農のある風景;特に稲のある風景というのは日本人の心象風景として心地よい。6月なのに穂が大きいのは亜熱帯地域ならではの特徴だと思った。2期作なのかな。あと、南部に行けば行くほど、果物の作付けも多く、ちょうど今はマンゴーの季節だった。ランチスポットでうまく止まれず、台南新幹線駅までいっきに行く。駅ビルの中に一風堂を見つけ、つい入ってしまった。自転車持ち込みは難しいかな、と思いきやちゃんと預かってくれた。
その後も新幹線と並走しながら、高雄に近づく。晴れた土曜の午後は交通量が多く、市内はやはりちょっと怖い。高雄中央公園の近くの宿で2泊。さすがに休憩日を設けたのは正解だった。足を休めたり、服を洗ったり、バイクメンテしたり、公園でボケーっとしたりする時間は必要だった。翌日曜日は港近くで、ドラゴンボートでのレースを見たり、あと港湾部の再開発地域を見て回っていた。古い倉庫群跡地をカフェやショップにリノベーションしているエリアは特に面白い。建築デザインも多様。大きな再開発エリアを巡るのにも、いろいろなモビリティがあるのも今風でとても参考になった。
6日目 (高雄から車城) 88km
朝は高雄にちょうど帰省中の元同僚と会って、朝食を一緒にした。一緒に写真を撮ると自分の日焼けが突出する。曇りや雨の日でも日焼け止めが大事なことを思い知る。ソロライドの中において、久々に長々と話ができたのは良かった笑。それにローカルの人が食べそうなものを大量に注文してくれて、しかも奢ってくれたからもう感謝しかない。スタートが10時過ぎ、ということで、ランチをスキップ。真っ直ぐで平な道をひたすら南下。走りやすいところはDHポジションで自転車をこいでた。断然楽。やはりトライバイクの強みはそこなんだけれども、でも出番は正直あまり無かった。今旅もロードバイクやグラベルバイクを勧められたけど、実際トライバイクでも全く問題なかった。ただ、トライアスロンバイクを旅仕様に使ったのは、むしろ罰当たりな感じがした。唯一良かったことは、池上という東部の街で突然少年が話しかけてくれて、「僕もトライアスロンやってます。同じスポーツをやる者同士、応援してます」、と言って、お菓子を1袋くれたこと。些細なことだけど、そんなことが一生の思い出になった。
車城まで来ると、山と海に囲まれたのどかな田舎、という感じが強くなって、宿もかなり広い。部屋の目の前には畑と山。何人か同じくサイクリストを見かけたのはこの辺りが多かったと思う。最南端まで行くルートもあるのだけど、僕は公式ルートを選択したことで、若干のショートカット。翌朝のヒルクライムに備えて、その晩はガッツリ羊鍋を食べて就寝。
7日目 (車城から台東) 117km
この日は序盤にヒルクライムがあってからの東海岸沿い(太平洋側)を北上するルート。”来てよかった”、と初めて思ったのはこの辺かもしれない。ここでしか味わえない景色を堪能できたから。
ヒルクライムは500mぐらいのアップのようで、実はそれがどれほどのものなのか想像ができず、当初はかなりびくびくしてた。雨もパラパラと降る中だったから、かなり慎重で遅い登りだったけど、そこまで大変なものじゃなかった。むしろそのあとの長い下り坂が天国に感じられて、幅広な道路を一人占めしながら風をきって下れたことが最高だった。山エリアを抜けると、海岸沿いの道をずんずん北上。海を右手に、山を左手に見ながら、最高の景色を楽しむ。太平洋側は向かい風がきつい、という事前情報もあったけれど、そんなことはなかった。一部エリアで、進む道の先に、海と空が繋がってるように錯覚できる場所があって、まさに空に登っているような感覚をあじわえた。だけど、風をきって気持ちよく走っていた矢先に石(か何か)を後輪が踏んずけてしまい、大きな鈍い音がする。マーフィーの法則、じゃないけど、気分の良いときに限って、そういうアンラッキーなことが起きる。その直後は大丈夫そうだったけど、台東に着いて調べたら、やはりタイヤに穴が空いていた。シーラントのおかげで、全部の空気が抜けるところまでいかなかったよう。台東のホテルでは持っていた最後のスペアチューブを入れて修復。その後、ジャイアントのお店にタイヤを持って行って空気を満杯に入れる。空気入れは結局、台中、高雄、台東の3箇所で借りて補充したことになる。ジャイアントのお店を多用したけれど、どこもみんな親切。お昼は原住民の人たちが住んでいる地域のおしゃれなカフェで食べて(双亭院)、ホテルは台東の旧駅舎の目の前で、アートによる再開発エリア内だった。ここのホテルが唯一部屋に自転車を持ち込んでいいところで、ちょうどタイヤの修理をする必要があったから本当に助かった。
8日目 (台東から瑞穂) 100km
この日も快晴の中、景色を楽しむ最高のライドができた。米どころ、の池上ではご当地の池上弁当を食べて、のどかな田園地帯をゆっくり北上していく。夜は瑞穂という温泉街で、少し奮発して高い宿に泊まる。プライベート露天風呂で足の疲れを癒す。
9日目 (瑞穂から礁渓) 87km
瑞穂の宿で朝食をとってからさらに北の花蓮駅まで急ぐことに。というのも花蓮と宜蘭の間は、急峻で道路も狭く、トラックも多い、ということで公式ルートでも列車での輪行を勧めている区間。そのため、1時間に1本弱、という自転車をそのまま乗せられる列車に乗るために、ひとまず駅に向かう。この地域を襲った地震が起きてから1か月半ぐらいの時期だったけど、その爪痕を感じさせないくらいに日常を取り戻している印象。駅で1時間ぐらい待つ間にお弁当を食べて、その後、スムーズに乗車。僕以外にも数人自転車を載せている人たちがいたけど、みんな結構適当な感じで乗せてた。1時間ぐらいの乗車区間だったけど、窓からの景色は絶景だった。僕は羅東という駅で降りて、そこから礁渓という温泉町まで20kmぐらいさらに自転車で進むことに。山の近くの活気ある観光地、という印象かな。おしゃれな宿に泊まって、2日連続でプライベート温泉を楽しむ。ローシーズンということもあって、お客さんの数はまばら。でも質はすごく高いし、値段もそこまで高くない。
10日目 (礁渓から台北) 100km
ようやく最終日。この日まで無事に走行できたことに感謝。朝、礁渓の街をぶらぶらして、蘭陽博物館に立ち寄ってからのライドスタート。強いて言えば、この日はわりかし辛かった。トラックがとにかく多く通る海岸線の道はものすごく走りづらかったし、1時間ぐらいは雨に降られたこと、それから、台北近くのルートは自転車レーンがなかったり、交通量がとにかく多かったり、ルートが紛らわしかったりと、イライラすることが非常に多かった。疲れと焦りとゴールへの期待が全部混ざって、複雑な気分だった。それに2ヶ所トンネルを通るところがあったけど、(事前情報とは異なって)普通に車道の脇を走らされて、結構怖い思いもした。それでも、台北に近づくにつれて、旅の終わりに向けた高揚感が高まってきて、松山駅に着く頃はかなりの喜びだった。本来は0kmのモニュメントは出発時に立ち寄るべきなんだけど笑。その後、Brother Hotelに向かって3駅分、大通りをさらに進むことに。ホテルに着いた時もかなり感動した。行きはホテルを西に向かったのに、今回は東からたどり着いたわけだから。とにかく10日は長かったー。でも無事に帰ってこれたことが素直に嬉しかった。その日は、友人の友人の旦那さん、という方がご飯をご馳走してくれて、なおかつ車で市内をプチ観光案内してくれた。感謝。翌日はホテルの一角を借りてバイクパッキングをして、その翌日の早朝にシンガポールへの飛行機に乗ったとさ。
まとめ
たぶん台湾1周サイクリングは誰でもできると思う。(ある程度普段からサイクリングしている人は)体力的な心配はそこまでない気がした。走りやすいし、コンビニもたくさんある。むしろ、それだけの時間を確保できて、なおかつ、その時間をこういう体験に費やしたいか、の問題な気がする。事前にこのアイディアを思いついたときに、面白そう、と思ってしまったことがそもそもの発端で、取り憑かれたら最後、やるしかない。これをフィーチャーしたYouTuberさんの動画に触発された部分も大きい。以下2つ、すごく参考にした情報元を載せておく。
https://www.bikeexpress.com.tw/ja/2024/the-classic-9-day-cycling-around-taiwan-along-cycling-route-no-1-or-alternative-routes-jp/
https://discover-ride.com/taiwan1000km/
プラクティカルなことを言えば、僕の場合、荷物を長期間預かってくれるホテルを探すこと、サイクリストにフレンドリーなホテルを探すことが当初心配だった。今回の旅の経験からいえば、1泊1万円ぐらい(あるいはそれ以上)のところはかなりその辺の融通がきいたように思う。一般化はできないけど。一応、予約の際に、その旨を伝えておいた。全般的にホテルスタッフは優しくて、サービスも良かった。予約に失敗して、Refundできないだろうなー、という場合でも優しく対応してくれた。あとは、空気入れをどうするか問題に関しても、立ち寄った町の自転車屋さんで借りれば、問題なく走れる。
あと細かいことでいえば、中国語が少し話せたなら、もう少し楽しかったのかもしれない。英語と日本語が思いのほか通じず、例えば、同じサイクリストに話しかけられても、全く会話ができなかったり、おすすめの料理が分からなかったり、という場面も結構あった。次にまた台湾へ行く楽しみを取っておくことが出来た、と思えばいいのかなと。
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2024年5月23日
「みんなの駅ビルに」新広島駅ビル商業施設の名称は “minamoa(ミナモア)” 2025年春に開業へ(RCCニュース)2024年5月23日
建設が進む新しい広島駅ビルの商業施設の名称が「minamoa(ミナモア)」に決まりました。川の水面や、みんなの駅ビルという思いが込められています。
JR西日本広島支社 広岡研二 支社長「2025年春の開業に向け、おおむね8割、工事が進ちょくしている」
新しい広島駅ビルは、地上20階・地下1階建てで、2階部分に広島電鉄の新ルート「駅前大橋線」の路面電車が乗り入れます。JR西日本広島支社・中国SC開発は、2階から6階までの商業施設の名称を「minamoa」に決定したと発表しました。
minamoaには、広島を象徴する川や海の水面、みんなの駅ビルにしたいなどの思いが込められています。
中国SC開発 竹中靖 社長「地元の方に使ってもらえる、地元の方がなくてはならない、非常に愛していただけもの(施設)になれればなと」
JR西日本広島支社 広岡研二 支社長「人やまち、社会のつながりを進化させて、人の心を動かして、さらには未来を動かしていくというようなことを目指していこうと定めたことの、まさに具現化できるのが、この広島の駅ビルプロジェクトじゃないかなと」
また、現在の「ekieザッカマルシェ」は、増床リニューアルされ、駅ビルの開業時にminamoaの一部となります。広島初出店の「成城石井」など、新たに7店舗が加わるとしています。
2025年春に生まれ変わる広島の玄関口。商業施設minamoaのロゴデザインは、6月下旬に発表される予定です。
新広島駅ビル名称は「minamoa(ミナモア)」 「成城石井」も県内初出店 広島(HOME広島ホームテレビ)
「minamoa」には県内初出店のスーパーマーケット「成城石井」などおよそ200店舗が入る予定です。
来年春の開業に向け工事が進む広島の新たなランドマーク。現時点で約8割の工事が終わっているということです。
パンがテーマのイベント「パンタスティック!!」を突如中止、運営会社の(株)ローカルズオンリー[広島]が破産へ(東京商工リサーチ)
(株)ローカルズオンリー(呉市)は5月23日、事業を停止して破産申請の準備に入った。負債は現在調査中。
広島県内でアパレルセレクトショップ、飲食店を経営し、感度の高い若者向けの商品ラインナップで定評があった。このほか、イベント企画やブランディングなども手掛け、2020年2月期は売上高約2億1000万円をあげていた。しかし、「新型コロナウイルス」の感染拡大による事業環境の悪化で、2023年2月期の売上高は約1億2000万円にとどまった。
コロナ禍の収束以降はイベント企画に注力して業績の巻き返しを図り、近年は各地の商業施設などで全国の人気のあるパンやジャムなどのグロッサリーを集めたイベント「パンタスティック!!」を展開していた。
こうしたなか、5月23日からは調布PARCO(調布市)にて同イベントを運営主催者として開催予定だったが、経営悪化により事業継続の見込みが立たなくなり、今回の事態となった。
関係者によると、「昨日(5月22日)、会社側よりイベントの開催が難しくなり、事業を停止して破産を申請するとの連絡があった」という。
※(株)ローカルズオンリー(TSR企業コード:742243486、法人番号:8240001042448、呉市中通2-1-18、設立2012(平成24)年4月、資本金100万円)
インスタで突然の中止発表「パンタスティック‼」 パルコで開催中の人気パンイベント 運営会社の事業停止で 「生産者を馬鹿にしている」出店者に困惑広がる(RCCニュース 5月24日)
突然インスタで“中止発表” 開催期間中だった人気のパンイベントに何が
広島市で開かれていたパンのイベントが突然中止されました。運営会社が事業を停止したためです。イベントに商品を出していた店には連絡もなく、困惑の声があがっています。
広島パルコで、5月17日から10日間開かれるはずだった「パンタスティック!!JAPAPAPAPANツアー2024SS」がきのう、急遽中止となりました。
看板を見ていた人 「びっくりですね。お昼で行こうかなと思ってたんで」 「残念な気持ちではある。ずっと広告見ていたので」
パンタスティックとは、パンの物産展で、全国からユニークな商品が集まります。
2015年に広島パルコで始まり、その後、全国の商業施設で開催されていました。
今回は広島パルコにとって16回目で、およそ50の店のパンが並ぶ予定でした。また「ツアー」ということで、23日から東京・調布会場、6月には福岡会場でも開催されるはずでしたが、それも合わせて中止となりました。
インスタで告知を見た妻が1分停止…「大変な事態だと」
出品店の一つである、北海道富良野にある米粉パン専門店として人気の「そらのくじら」。店主の西山さんはイベントの中止を、偶然、インスタグラムで知ったそうです。
「そらのくじら」西山拓志 店主 「店をオープンしてまもなく、妻がちょっと手が空いたのて、インスタを見たんです。したら、『パンタスティックからのお知らせ』っていうのを見て、妻がもう1分ぐらい停止しまして・・・。大変な事態だと」
イベント開催期間中に出品者に連絡も無く中止したわけは・・・?
パンタスティック中止の理由は、運営する会社「ローカルズオンリー」が自己破産の申請を決めたこと。出品者に中止の連絡はなく、インスタで発表されました。
「ローカルズオンリー」の代理人弁護士によりますと、コロナ禍で業況が悪化したことや、パンタスティック事業が立ちゆかなくなったことが破産の主な原因だということです。負債総額は1億9000万円を超えるとみられています。
「そらのくじら」が、パンタスティックに出品するようになったのは、2024年からです。特に、5月23日からは広島と東京での開催が重なるため、連日、午前3時から仕込んでいたそうです。
「そらのくじら」西山拓志店主 「破棄するのもね、すごい量なので。どうしようもなかったから、まずはもう真っ先に半額にして、少しでもお客さん来てもらえればなと思って」
西山さんは、行き先を失った160個の米粉パンを、半額で販売することを決断。地元のお客さんたちのおかげでなんとか売り切ったそうですが、すでに送った商品の行方はわからないそうです。
「そらのくじら」西山拓志 店主 「もう腹立ちますよね。もう遺憾としか言いようがね」 「月末の入金なので、静岡分の入金が今月末(予定)なんですけど、多分ないような気がして怖いんですよね」
「生産者を馬鹿にしている」今年の売り上げ200万円以上振り込まれず」
一方、三原市にある「むすびスイーツ」の田中裕士社長は、搬入した分を引き取りに来ました。
「むすびスイーツ」田中裕士社長 「2日(分)くらい売り上げがないので(引き取り分が)どんだけあるかわからないんで、保冷剤も多めに持ってきて・・・」
パンタスティックが始まった時からの出品者で、毎回、商品は売り切れとなる人気ですが、2024年に入ってからの売上、200万円以上が振り込まれていないそうです。
「むすびスイーツ」田中裕士社長 「びっくりしました。100個以上ですね、バスクチーズケーキも。週末もあって向こうからも『多めにお願いします』と言われてたんで。もうお金は仕方ないんですけど、生産者というか、色んな人を馬鹿にしているなと思います。これ作ってるのも、妻とスタッフが頑張って作ってて・・・。なんだと思ってるんだと思います。悔しいですね」
広島中心部に念願の「無料の高架バイパス」誕生へ!? 「西広島バイパス」延伸で都心貫通 工事いよいよ再開で国道2号「完全信号ゼロ」へ加速(くるまのニュース 5月22日)
「都心部延伸」の計画とは
広島市中心部に、悲願の「信号ゼロの無料バイパス」が実現していきます。いったいどんな道路で、完成すればどう便利になるのでしょうか。
【画像】超便利!? これが「西広島バイパス都心延伸」ルートと完成図です(7枚)
渋滞する国道2号西広島バイパス舟入出口(画像:国土交通省中国地方整備局広島国道事務所)
工事がいよいよ始まるのは、国道2号の「西広島バイパス」延伸部です。
広島の一般道の東西軸を担う国道2号ですが、周囲は立派な高架道路の西広島バイパスや新広島バイパス、東広島バイパスが整備済みな一方で、中心部はいまだに地上で信号が連続する状態です。
交差する縦の道路もやはり交通量の多い道路なので、渋滞が深��になっています。ここに、東西を通過する交通流は信号ゼロとなるよう、完全立体交差の高架バイパスを通すのが、今回の西広島バイパス延伸部です。
西広島バイパスの今の東端は、広島電鉄の江波線の手前、天満川の西岸までです。延伸部はそこからいよいよ原爆ドーム南側や広島市役所を経由し、比治山の手前の京橋川まで。今の国道2号の真ん中に橋脚を立てる形で、総延長は2.3kmです。
2024年度になって、事業が「本格再開」となり、いよいよ準備工事が始まっていくこととなります。
計画自体は以前からあったものの、「市の財政状況」などを背景に、着工とならずに事業が延び延びになっていました。しかし数年前から事業再開に向けた動きが水面下で進められ、ついに予算が大きく設定されることとなったのです。
途中のICは、すべて西側エリアとの移動が想定されています。東行きは全て出口で「舟入」「大手町」「富士見町」「平野町」の4か所、西行きは全て入口で「国泰寺」「舟入」「観音」の3か所です。
構造は片側1車線、計2車線の高架道路。完成すれば、たとえば混雑の激しい舟入地区では、地上道路の混雑はほぼ半減となることが予測されています。
完成までの期間は、着工から7~8年とされています。
物価上昇しても賃金にほとんど回らず、大半が企業収益に GDP分析(朝日新聞)2024年5月23日
食品スーパーの精肉売り場=2023年12月、東京都練馬区
2023年度に相次いだ値上げによる物価上昇は、多くが企業収益となり、賃上げにはほとんど回っていないことがわかった。国内総生産(GDP)の物価動向を示す「GDPデフレーター」などから、朝日新聞社が算出した。昨年の春闘で賃上げ率は30年ぶりの高水準となったが、専門家は「結果的には、もっと賃上げができた」と指摘する。
「GDPデフレーター」は、消費者物価指数とは違い、原油など輸入コストの上昇分は含まれず、国内に起因する物価の値上がり分のみを算出できる。23年度のデフレーターは前年度比4・1%上昇し、伸び率は比較可能な1981年度以降、最大となった。
値上がりした分が賃金にどう回ったのかをGDPデフレーターから計算したところ、23年度の上昇分(4.1%)のうち、賃上げ要因は0・3%分にとどまった。割合では1割に満たない。残りには企業収益や固定資産の減少分、間接税が含まれるが、「大半は企業収益と考えられる」(エコノミスト)。実際、24年3月期決算で、上場企業の純利益の総額は3年連続で過去最高となり、値上げが利益を押し上げた企業も多かった。
背景には原油価格が下落するなど輸入物価が落ち着くなかでも、企業が過去のコスト上昇分を転嫁するなど商品の値上がりは続いたことがある。たとえば、帝国データバンクの調査では、食品メーカー195社が23年度に値上げした商品は2万5234品目にのぼった。
永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)見解 こうした傾向は他の統計からも垣間見えます。というのも、昨年度の企業収益は大企業を中心に過去最高を更新しています。
しかし、昨年の賃金構造基本統計調査を見ると、中小企業では人手不足に対応すべく一般労働者の所定内給与を前年比+2%以上上げていますが、大企業はむしろ▲0.7%減っています。
背景には、比較的賃金水準の低い30代前半までと50代後半以降の賃金が上がっている一方で、ボリュームゾーンの30代後半から50代前半賃金が下がっていることがあります。
こうした状況が続くのであれば、表面上の賃上げ率が33年ぶりとなっても、中々個人消費に火はつかないでしょう。
伊藤さゆり(ニッセイ基礎研究所 経済研究部 常務理事)補足 GDPデフレータの分析を基に企業がコスト上昇分を上回る価格転嫁をし、利益を確保したことが、インフレ押し上げ要因となった。
この現象は、英語の強欲とインフレを組み合わせた造語「グリードフレーション」が生まれるほど、欧米で問題となりました。
特に、労働市場が硬直的で、賃金と物価のスパイラルへの警戒が強いユーロ圏では、ECBが企業が賃金コスト上昇分をフルに価格転嫁するのか、平時より高い水準にある利益率を削って吸収するのかを見極めることを、金融引き締め策修正の要件としているほどです。
日本では、統計が示す高水準の企業収益という実感が、地方や中小・零細企業には行き渡っていないことを感じます。企業規模に関わらず、適切な価格転嫁ができ、利益と賃上げの原資を確保できるようにならなければ、内需の自律的な回復は望めません。
今野晴貴(NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者)見解 企業が利益を増やすために物価高騰に便乗して値上げ��る「強欲インフレ」は世界的な現象だ。IMFの調査では、2022年の欧州の物価高騰の要因の45%が企業の利益追求によるものとされている。アメリカでも、WSJによれば2020年から2022年の価格引上げ金額の3分の1は、企業利益に流れ込んだという。そのため、世界的に労働組合がストライキを実施し、アメリカでは組合員15万人を抱えるUAW(全米自動車労働組合)が3大自動車メーカーを相手に歴史的ストライキを行い、4年半で25%の賃上げを勝ち取っている。
だが、日本の場合には春闘の賃上げ率は、物価上昇に比して十分とはいえないばかりか、中小企業や非正規労働者の賃上げにはほとんど繋がっていない。そうした中で、個人加盟の労働組合による非正規春闘実行委員会のような取り組みも出てきており、社内労組によらずに労働者が声を上げることの重要性が高まっているといえよう。
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互いの食欲(R18)
食事中、対面にいる彼になんとなく視線を合わせたときだ。 大きく口をひらき、焼いた豚の塊肉を食いちぎるハルシン。歯を立てる瞬間に目を閉じたのを見た。そのときの表情はタヴにとってどこか見覚えがあるようだった。 一度に頬張る量は多いが、次から次へと忙しなく掻き込むことはなく、ハルシンはゆっくりと顎を動かして咀嚼する。食べ物の味をよく味わっているのだろう。そのためハルシンの食事の動作はどこか優雅に見えた。それは貴族の優雅さというより、自分で仕留めた獲物を誰にも邪魔されず楽しむ獣の余裕といったところか。 それは、タヴが知っている彼のセックスそのままだった。 肉を何度か頬張った後、木の���ブレットに注いだ葡萄酒を飲む。ごく、と酒が喉を嚥下すると、逞しい喉仏が動いた。 瞬間、タヴは何も飲んでいない自分の喉が鳴るのがわかった。
「どうした? タヴ」
見つめられていることに気づいたハルシンは不思議そうに訊ねてくる。 タヴは自分が食べるのも忘れて、一連の仕草をぼうっと見つめていた。 彼の声に現実に引き戻されて、自分でもよくわからないままに慌てる。
「うっ、ううん何でもない……!」
素早く首を振って視線をそらす。 まさか、食事するところを見て、昼にふさわしくないものを連想したなんて言えない。 すでに何度も情を交わした仲とはいえ、食事する姿から彼のプライバシーな世界を覗き見しているようないけない気持ちになる。それに、周りには仲間もいるのに……。
「タヴ、食欲がないのか? せっかく多めに肉を焼いたのに」 胸の中がもやもやして食事どころではなくなったタヴに、今日の調理係のゲイルが心配そうに訊ねる。 その視線はちらりと大皿に向かう。頑丈なタヴの体調を気にしているというより、彼はたくさん焼いた肉の行く末を心配しているようだ。
「わ、私はもう十分食べたから。レイゼル、残りは食べて」
「なんで私が? 戦士に余分な脂肪は不要よ。残ったらカーラックかスクラッチにでもあげなさい」
「ちょっと、人を残飯処理みたいに言わないでくれる!? まあ食べるけどさ!」
「俺もまだ食べるぞ」
カーラックの後に続いてハルシンも言う。 その台詞にタヴはひとり頬を染めた。 まさか食事姿に発情されているとは、大ドルイドでも決して知るまい。
***
キスの合間、緩やかに滑り込んできた舌がタヴの舌を捉え、ゆっくりと絡めとった。 彼は自分からはあまり動かず、タヴが舌を動かすのを待っているようだ。おずおずとタヴが太い首に抱きつき、控えめに舌を這わせると、それに合わせるように彼が動いた。 ゆっくりと、恋人を味わうように。 顎の下からぽたぽたと唾液を垂らしながら、タヴはとろんと目を細める。 恋人の恍惚を感じ取ったのか、ハルシンは穏やかに笑い声を立て、抱いた彼女の腰をさすった。 その触れ方に、正面から抱き合って繋がった場所を意識させられて、タヴは思わず太腿をぴくんと震わせる。
「気持ちよさそうだ」
感じている顔をことさら長く見つめながら、ハルシンは低く嗄れた声でささやいた。 タヴは草の上に座ったハルシンの上に抱きかかえられている。ぎゅうと固く抱かれて密着すればするほど、彼を受け入れる胎内が甘く疼いた。
「だって……きもちいいから……」
そう言うほかないタヴの答えに、ハルシンはまた深いキスで応じる。 くちゅくちゅと濃密な水音を立てながら、舌と舌を絡め合わせる。繋がったままキスをするとこんなに満ち足りた気持ちになるのは彼で初めて知った。 350歳の恋人に大人のキスを仕込まれている最中のタヴは、自分が知っている動きをすべて使って彼を喜ばせようとする。 自分が動くと、ハルシンは嬉しそうにそれを歓迎する。 彼はふたりで昇り詰めていく感覚が好きなようだ。自分本位な動きは一切せず、若い恋人の快楽を一番大事にしている。 それはどこか、命を享受する食事という行為に対する、彼の考え方に似ている気がした。 獲物に敬意を示すように肉を深く味わう。さながら獲物の命と自分の命は対であるかのように。
(……なんか、すごくえっちだ……)
「動かすぞ」
タヴが物思いに耽っていると、ハルシンがそう言った。
「……いいか?」
「っ! う……うん……」
一拍遅れてタヴが返事をする。 「そうか」とうなずき、ハルシンは濡れた唇に軽くキスを落としてから、タヴの臀部を両手で掴んだ。
「っふわ、ぁ……」
ゆっくりと引き抜いて、また挿入する。 時間をかけて愛されたタヴの感覚は、その緩慢な動きにも深くため息をこぼした。 背筋を通り抜ける快感にタヴが首をそらすと、胸を目の前に突き出すようになって、ハルシンの唇にちょうど触れる。 避けるはずもなくハルシンは柔らかな肉にかぶりついた。 乳房をじゅるりと音を立てて吸い上げる強さに、タヴは耳が羞恥で焼け落ちるかと思った。 たべられている、という感覚がする。 丁寧に味わって、咀嚼されている。 そして腹の中で溶かされて、彼の一部になっていくのだ。 タヴは堪らず声をあげてハルシンの頭に抱きついた。
「っハルシン、すきぃ……っ」
突き上げられるたび、ぴちゃぴちゃと愛液が跳ねる。
「すきっ! すき……っ!」
熱に浮かされてあえぐようなタヴの告白に、顔に胸を押しつけられているハルシンは「俺も好きだぞ、タヴ」とこもった声で言った。
「お前を愛して���」
抱き寄せる腕に力がこもる。 彼とひとつになれてよかったと心から思った。
「タヴ、腹が減ってないか」
「えっ?」
彼の腕の中でまどろんでいると、急にハルシンが言った。 驚いているうちにハルシンが腰をあげて、近くに広げた荷物の中から食料を取り出す。
「昼間あまり食べていなかっただろう。夜もあらかじめ約束していたから満腹にはなっていないはずだ」
「ほら」と言ってタヴにパンとワインの入った容器を渡す。 目が点になったタヴは正座してそれを受け取る。
「お前に食欲がなくて心配していたんだ。動いたら腹が減っただろう、食べるといい」
「いや、あの……その、今はべつに、」
タヴが困惑していると、腹部からぎゅるると頼りなげな音が響く。 その音にタヴは表情をなくしたが、ハルシンはにっこりと口の端を引き上げて笑った。 交わった後で、裸のまま食事しているところを見られる恥ずかしさもあったが、彼の好意を拒むこともできず、タヴは頬を赤く染めながらパンにかじりつく。 悔しいけれど、たしかに腹は減っていたのだ。
「……見ていたらこっちも腹が減ってきたな」
タヴがもそもそとパンを食べていると、不意にハルシンが言った。 彼は荷物から自分の分の食料を取り出し、なんの違和感もなく食べ始める。 何その食欲、とタヴは半ば絶句してその食事風景を眺めていた。 セックスの後に継ぎ目なく食欲も満たすのが野性的な彼らしいというか、熊だな、としみじみ思った。
「もしかして、冬になると食欲が増したりする?」
「そうだな」
「まさかそのまま冬眠したりしない?」
「さすがにそこまではないが、他の季節より身体が鈍った感じはするな。あまり冬は長時間変身しないようにしている」
「もらうぞ」と言ってハルシンはタヴのワインの容器をとって少し含んだ。 彼から容器を返されると、タヴもそれに口をつける。
「だが今年は心配しなくていいかもしれないな」
「どうして」
「お前が温めてくれるだろう」
タヴは思わずワインを飲み干してしまった。 かーっと胃に熱いものが溜まる。
「……そうしてほしいならするけど……」
耳まで熱くなっていると、ふっと彼の息遣いを感じ、キスをされたとわかった。 酒の香りのするキスは刺激的で、いつもより息が荒くなる。 自然と昂るタヴの心臓とはよそに、突如子どもにするようにぽんぽんと頭を撫でられ、唇は離れていく。
「食事が終わったらもう少し一緒にいよう」
ハルシンはタヴの手を握るとそう言った。 自分を見つめてくるヘーゼル色の瞳は優しい。 その言葉を断れるわけがない。……ずるい。
そしてタヴは黙々と残りのパンを頬張り、この後は自分が再び食べられる側になることを想像しては、ひとり頬を赤く染めた。 彼はその間、ずっとタヴの手を握っていた。
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