#空港ラウンジ
Explore tagged Tumblr posts
Text
ANAハワイ線A380の三号機に乗ったの巻
ANAラウンジ(この時間帯に営業中の)から搭乗口までが遠い!
延々続く動く歩道!
まあ、これから乗れるワクワク感で我慢いたしましょう
雨にけぶる三号機へ乗り込み
なるほど、搭乗ブリッジが長い。ちなみにこの床の色は号機により変えるのでしょうか(未確認)
お待ちしておりました
1-2-1の座席配列ですが、ひとひねりあるレイアウトです。窓側席が奇数列しかなく、偶数列は通路側席の扱いです。座席数を多くするアイデアなんでしょうが、結果、通路が狭く、図体のでかい機材なのに、ゆったり感がない。
この写真ではわかりにくいですが、1-2-1の2席は、奇数列が通路+通路、偶数列が中間席+中間席ということになっています。中間席+中間席は結果、❤カップルシートとなり、この日はなるほどカップルで埋まっておりました。今時CクラスでEF席?もないと思いますので、レイアウトはビジネスクラスというよりは、リゾートクラスのような名称にしたらいいんじゃないでしょうか。
寝具に���ットレスが付属していたのには、感心しましたが、こういうアメニティって、持ち帰って使えるものなんでしょうか??
ウエルカムドリンクが来ました。
スパークリングワインをいただきながら、もう少しこのレイアウトに突っ込みを入れてみましょう。
詰め込みを優先した?せいか、FクラスとCクラスとプレエコクラスの間にギャレイのようなスペースがなく、全部カーテンで仕切��れており、Cクラス内で左右の客室(A~EとF~K)の行き来がまったくできません。したがって、トイレの使用も、左右の客室が完全に分断されており、反対側のトイレが空いていても、たどり着くことができません。(当然アテンダントさんも案内できなくて歯がゆい思いをしているのかもしれませんが)
なるほど乗った時からハワイ感は満載、朝は天井に虹が出ます。
カエナポイントが見えてきたら、もう到着です。
さて、帰りのホノルル空港ANAラウンジです。
朝から、マイタイパンチ!
アサイーボウルもありました
ホノルル空港のANAラウンジは、A380の搭乗ブリッジと直結しており、大変便利でした。
我が家では、A380に愛着を込めて、”デブチン”とよんでいます。
0 notes
Text
Song Hong Business Lounge(ハノイノイバイ空港第2ターミナル)のラウンジレビュー
深夜便(3:00発)の搭乗だったので、深夜0:30ごろにターミナル内に入りすぐにラウンジへ。深夜便でコルカタ経由のインドデリーに向かいます。 半日ハノイ市内の観光をしたら汗だくになってしまったので、税関後はシャワーを目掛けてラウンジにダッシュしました。 ハノイのラウンジがあるのは、ゲート20−28に向かう手前にあります。 🔼ベトナム航空のラウンジが目印 受付を済ませて中に入るとこんな感じで広々としています。深夜にラウンジに入ったせいか、他の乗客の方はおらずゆったりと過ごすことができました。 ハノイのラウンジは2:00AMまでだったので、1:00AMには食事が終わります。ギリギリの到着だったので、食事はなかったのですが軽食がちらほら。生春巻きや南国フルーツ、チーズなどが揃っており、味も美味しかったです。 スナックはもちろんのこと、ドリンクも種類豊富にありました。ビールもベトナム…
View On WordPress
0 notes
Photo
トランジットデスクから改めて たらい回しが始まった もう一度、入国カウンターに行って 外に出て、搭乗券をゲットして また出国するようにとのこと しばらく前に「お前はビザがないから 出さないよ」と門前払いされたばかりなのに… まあ、そんなこと言ってても始まらないので 「…っていうことを、トランジットデスクが 言ってたよ」と戻って伝える すると、なにやらイレギュラーの ビザを発行して、一時入国させるようだ 空港を2階上がるだけなのだが… 別の係員が「クレジットカードある?」 はいと応えると「そればVISAカード?」と ギャグかと思ったが、VISAカードじゃないと ビザを発行できないらしい… むしろもともとそういう意味? さて、ビザに2,000ルピー (≒3,255円)を支払って入国! ニューデリーの気温は18℃で 前回来たときは酷暑期の45℃オーバー (しかも行先のバラナシは凄い湿度) だったから、大変過ごしやすい 出発ロビー近くにくると、さすかインド ターバン巻く高貴なひとが多いものの なにしろひとだかりが強烈だ! スローモーションのように見える 行列の牛歩に付き合って、少しずつ 先に進んでいく… ただ、並んだあとも地獄は続く ただ、このイレギュラーのビザが あらゆる空港係員が見慣れたものでは ないらしく「こんなの見たことないよ 俺は判断できないよ! 偉い人!」 となって、 ・入国審査 ・税関 ・搭乗券窓口 ・出国審査 ・手荷物検査 ・搭乗手続き どれを取ってもだいたい20分くらい 判断するのに待たされる あ、福田が袴に羽織なのがマズいのかもしれない… 5Hのトランジットのうち、4Hを こういったことに消費し、 ラウンジに到着したのは出発40分前 冷えた水飲み放題、カレーはじめ お食事食べ放題、充電し放題という 大変恵まれた約束の地 ほんの30分ほど、辛ーいバターチキン カレーをたいらげて搭乗口へDash! プライオリティ・パス天才!! フライト4H先にある、次の経由地へ #india #インド ##newdelhi #ニューデリー #indiragandhiinternationalairport #rounge #prioritypass #インディラガンディー国際空港 #空港ラウンジ #プライオリティパス #visa #ビザ #ビザカード #curry #カレー #batterchickencurry #バターチキンカレー #b級グルメ (Indra Gandhi International Terminal 3) https://www.instagram.com/p/CpCDtQrSh8e/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#india#インド#newdelhi#ニューデリー#indiragandhiinternationalairport#rounge#prioritypass#インディラガンディー国際空港#空港ラウンジ#プライオリティパス#visa#ビザ#ビザカード#curry#カレー#batterchickencurry#バターチキンカレー#b級グルメ
0 notes
Text
羽田空港 TIAT LOUNGE / 富士山
LCCで行く台湾☺︎
行きは朝5時台のpeach、戻りは夜中0時台のtiger😱
24時間かかったイスタンブールよりはマシだったが、変な時間ゆえに疲れる移動だった💦
ケチケチ夫さんが、タクシーで空港まで行くのはバツバツ🙅!と言うので終電で空港に行って、6時間以上待機。
ほぼ寝れてないし、チェックインしてからのラウンジがオアシス過ぎました🥹
早朝は品数少なめですがカレーライス、パン、おにぎりなどがある!
大腸に爆弾を抱えてる私は、台湾に着くまで固形物を泣く泣く我慢してアイスとお茶だけ😮💨
夫さんはもりもり取って来たお皿を並べてる..❕
食べたい時に好きなだけ食べられる人って本当に幸せですよな。
持ってき過ぎて食べなかったおにぎりをリュックに入れて、台湾についてから私がすぐ食べました❕2日半も断食したから、そろそろ幻覚幻聴が起こる.. ってフラフラの状態で食べたおにぎりは、世界一美味しかったです😭✨
機内から見た富士山と沼津周辺。
羽田から西に進むなら右側の窓席取った方がいいんだ✨
今回は出発日の前日?にオンラインチェックインをしたので、チェックインカウンターの大行列に並ばずに、待ち0人のレーンで我が家だけサクッと終わって、そんな技あるならやった方がいいのに、この大行列の人達が誰もやってないのは何故? ってびっくりしたし、夫さんからいろいろ学びました。でも1人じゃ絶対出来ないのよー😭 母子で飛行機に乗れなかったドイツ引越し時のトラウマが..... サクサク出来る人に黙って着いていくのが1番よね✨
0 notes
Photo
ちょっと尾道と厳島神社歩いて来ます! #羽田空港 #anaラウンジ (ANA ラウンジ) https://www.instagram.com/p/CqZK8QfySTU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
長崎空港✈️のラウンジで 休憩して羽田空港へ 飛行中です。今回は Jシートで帰京します‼️ #jal #jシート #長崎空港ラウンジ #搭乗ゲート #jalwifi #jシート快適 #飛行機好きな人と繋がりたい (飛行中) https://www.instagram.com/p/Cp-EKDryGeZ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
ちょっと行ってきます。 空港内で使える1,000円クーポン使ってみます #高松空港 #チャイナエアライン #中華航空 #高松 #台北 #マイルで行く台湾 #ビジネスしか空いてなかった #ラウンジの代わりに1000円クーポン #うどんに消えた (高松空港/Takamatsu Airport) https://www.instagram.com/p/Co9UJGZPEUH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note
·
View note
Photo
関空にきたらラウンジでほんの少しゆっくり😌 飛行機見ながらのビールうま❗️ #日本 #関西国際空港 #ラウンジ #旅行 #空港 #travel #trip #photo #海外旅行 (Kansai International AirportーKIX 関西国際空港) https://www.instagram.com/p/Co3LLzBB6yH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
空港ラウンジのフリードリンク✈️朝なのでコーンスープにしてみた🌽 #函館 #函館空港 #函館空港ラウンジ #hakodate #hakodateairport #hakodateairportcardrounge (函館空港) https://www.instagram.com/p/CmaH7uoS5Kr/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
空港ラウンジ初潜入! ちょっとドキドキ。 #空港ラウンジ初潜入 #羽田空港 #空港ラウンジ初体験 #旭川出張 (羽田空港 Power Lounge) https://www.instagram.com/p/ClcgtREv4pN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Text
チャイナエアラインの機内食 hkg-tpe 短時間の飛行にしては、ちゃんとしたお食事。ごはんが熱々で提供されたのが、同じアジア人として、スキ!
チャイナエアラインの座席 hkg-tpe 短時間の飛行にしては、ちゃんとしたシート。
チャイナエアラインのサービス hkg-tpe 短時間の飛行にしては、ちゃんとウエルカムドリンクも。
台北桃園空港のチャイナエアラインのラウンジ。香港ー日本線はすべてここで乗り継ぎ。松山空港に東京便が振り分けられているので、乗り継ぎチャンスが減って、少々不便かな。
乗り継ぎ時間は快適なラウンジが重要。ここのヌードルコーナーはとても美味。
ちょっとした小腹もすべて美味。とくにこのチキンスープは絶品でした。
チャイナエアラインの機内食 tpe-nrt ビーフのチョイス 赤ワインも米欧豪の3種類が用意されてました。
チャイナエアラインの機内食 tpe-nrt チキンのチョイス
味を楽しむなら香港線はチャイナエアラインもありですね。
0 notes
Text
台湾から無事帰る。桃園国際空港のラウンジはチャイナエアライン。
80 notes
·
View notes
Photo
行きの空き時間には見付けることが できなかった成田第2ターミナルのラウンジ 日本を代表するハブ空港の プライオリティ・パス対象ラウンジは どんな国威を発揚してくれるのか 始業前にPCを開き、貯まったメールなどを 確認して、万全な休日明けを目指したい 入ってみると、受付には2名の若い女性 プライオリティ・パスを見せようとすると 「クレジットカードカードで大丈夫です」と 中にはシンプルな机と椅子、 ちょっとソファもあるが、 ほとんどはPCを開くひとのために あるのではなかろうか 「お酒飲まれますか?」と訊か��るも 始業前だからもちろん断り、 いわゆるガストのドリンクバーみたいので 単純なレベルの事務作業を行う #成田空港 #成田空港第2ターミナル #ラウンジ #プライオリティパス (成田空港 Narita Airport) https://www.instagram.com/p/CpMZw0fyowU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Quote
ロジャー・ムーアが空港で「ジェームズ・ボンドとサインをするとブロフェルドに見つかるかもしれないからしないね」と子供に言った話はツイッターで見たことあったが全貌がここまでいい話だったとは。 30歳を一瞬で7歳に戻した話。 中高年になった脚本家さんがFacebookで綴ったロジャー・ムーアとの思い出。2度の邂逅。 ………………… ・1983年頃の話だ。まだ空港にファーストクラス専用のラウンジが設置される前。ニース空港でお祖父ちゃんと一緒にいた私はロジャー・ムーアを見た。彼は出発ゲートに座り、新聞を読んでいたんだ。 私はお祖父ちゃんにジェームズ・ボンドがいると伝え、彼のサインが欲しいから一緒に行ってくれとねだった。 お祖父ちゃんはジェームズ・ボンドが何なのか、ロジャー・ムーアが誰なのかも知らない人だった。ロジャー・ムーアのそばに寄り、『私の孫が、あなたは有名人だと言ってるんですが……サインをお願いできますか?』と聞いた。 期待を裏切らぬチャーミングなロジャーは私の名前を尋ね、航空機の裏に私への”Best wishes”を添え、丁寧にサインしてくれた。 私は大喜びしたが、席に戻る途中でふと見ると……読み取りづらいが、『ジェームズ・ボンド』とサインされていないことに気づいた。お祖父ちゃんがサインを読み取り『ロジャー・ムーア』と書かれていると判読した。 誰なんだよ、ロジャー・ムーア。私は落ち込んだ。 (7歳の子は空港で見た人物をそのまま『ジェームズ・ボンドその人だ』と思っていた) 私はお祖父ちゃんに、サインしてもらったけど、記名を間違えてるんだと訴えた。他人の名前が書いてある。 お祖父ちゃんはサインしたての航空券を持ってロジャー・ムーアのもとへと戻り、『名前が間違っています。あなたの名前はジェームズ・ボンドだそうです』と 孫の言葉を伝えた。 ロジャー・ムーアは破顔して7歳の私を手招きした。私が彼の膝のそばにいくと彼は上体を動かし左右を見回し、眉根を寄せ声をひそめて言った。 「……いまは“ロジャー・ムーア”とサインしなきゃいけないんだ。そうしないと、ぼくがここにいるのがブロフェルドにバレてしまうかもしれないから」 彼は、ここでジェームズ・ボンドに遭遇したのを誰にも言わないでほしいと私に頼み、君はきっと秘密を守ってくれる、ありがとうとお礼を言った。私は嬉しすぎて全身を緊張させ、席に戻った。 お祖父ちゃんがちゃんと『ジェームズ・ボンド』さんのサインを貰えたかと私に尋ね、私はううん、ぼくの間違いだったんだと答えた。私は��ったいま、ジェームズ・ボンドと組んで“仕事”をしたのだ! それから時が経ち、私はユニセフの映像部でスクリプト・ライターとして働いていた。ロジャー・ムーアはユニセフ親善大使として私がいる場所でカメラに向かい、仕事をしていた。 カメラマンがカメラ準備中をしている間、7歳の時、ニース空港で彼に遭遇した思い出を話した。彼は笑い、「よく覚えてないけどジェームズ・ボンドに会えてよかったね」と嬉しそうに言った。素敵な人だ。感じがいい。 そして彼は最高のことをした。撮影が終わってから彼は廊下で私の横を通り、そっと私に伝えた。「ニースできみと会ったことはもちろん覚えている。でも撮影現場では黙ってた。だって、あのカメラマンたちの中にブロフェルドの手先がいるかもしれないだろう?」 彼は自分の車に戻った。 なんて人だ。30歳の私は、7歳の時の同じだけ、歓喜した。
Xユーザーのこりまさん
27 notes
·
View notes
Text
初雪の頃【1】
変わりたい
『お電話、ありがとうございます。『綾子』でございます』
雑誌に掲載されている番号を入力しては、「やっぱダメ」なんてつぶやいて、部屋に拉致してきた子機電話を切る。さっきから、そんなのを三十分ぐらい続けている。
だって、やっぱり、どうしても怖い。本当にできるの? こんな、自分の部屋も自由に出られない私が。いや、でも、そんな自分を変えるためにやるんだ。変わりたい。この部屋から出たい。やるしかないんだ。
心に決めて、何度目か分からない電話番号を押す。一瞬の沈黙ののち、コールが響く。ああ、嫌だ。怖い。怖い。怖い。コールが途切れる。そして聞こえてきた声は、物柔らかくそう言った。
「あ……、」
一瞬、喉を絞められているように、声が出なかった。でも、何とか、不自然な沈黙になる前に答えられた。
「あ、あの、求人の広告を、見たんですけど」
『えっ。ああ、募集の』
声は男の人で、何となく硬派な感触の声だ。
「まだ、受けつけてますか」
『大丈夫ですよ。ええと、お名前は』
本名を言っていいのだろうか。でも、偽名を考えているヒマがない。
「佐々木ゆりです」
『佐々木ゆり……さん。お歳は』
「十八、です」
『こういったお仕事の経験は』
「ぜんぜんありません……」
大丈夫でしょうか、と訊きたかったけど、その前に相手がしゃべりだしてしまった。
『面接はいつ頃がいいでしょうか』
「ええっと……、い、いつでも」
『じゃあ、明日とかは』
「あ、明日ですか」
いきなりすぎる。無理だ。心臓が持たない。
「明日はちょっと……」
『じゃあ、来週になりますが』
「ら、来週でいいです」
『分かりました。何曜日にしますか』
どうしよう。早いほうがいいみたいだ。
「じゃあ、月曜日で」
『分かりました。来週の月曜日、八時頃に来ていただけますか』
「は、八時ですか」
さっきから、どもりすぎだ。というか、八時って何だ。
「夜の、八時ですか」
『はい。でないと、店が開いてないんで』
そうなのか。てっきり、面接は昼に行なわれると思っていた。
「分かり……ました。八時、ですね」
『はい。では、お待ちしています』
「あっ、あの��」
『はい?』
「持っていくものとかありますか」
『いや、別に……』
「履歴書とかも」
『いらないですよ。こっちで書いてもらうので』
「はあ。そうなんですか」
『ほかに何か』
ほか。何だろう。真っ白で思いつかない。あ、そうだ。
「名前は」
『は?』
「あの、お名前を、一応」
『……ショウ、で通じると思います』
「ショウ……さん」
『ほかに』
「え、いえ、えっと、ないです」
『そうですか。じゃあ、お待ちしています』
「はい。あの、よろしくお願いします」
『こちらこそよろしくお願いします。では』
相手が電話を切ってから、切る。求人誌のマニュアル通りに通話ボタンを押すと、赤く灯っていたランプが消えた。途端、ばくばくと鼓動があふれて、ため息と指先が震えはじめる。
これが私と彼の、初めての接触だった。
◆
クーラーの効く窓を閉めた部屋の真ん中で、カミソリを肌にぐっと食いこませる。そのまま、ゆっくりカミソリを引いて、血を描がいていく。まるで果実が実るように、雫となってあふれてきた血は、すぐさま腕を伝い、ゴミ箱の中のティッシュにじわっと広がる。
私はそれを漠然と眺め、ただやっと深い呼吸をすると、手首からぽたぽたと音を立てて感情を吐き出していった。
初めて手首を切ったのは、十三歳のときだ。死のうと思った。学校も嫌、家も嫌、居場所がない、どこにもない──でも、そのときは、かすり傷だった。
十四歳になると、部屋を出なくなった。十五歳で通信制の高校に入学したけど、入学式の最中に錯乱して泣き出して、保健室で終わった。そして引きこもって、十六歳、十七歳、十八歳──
私の精神は完全に壊死し、あんなに切実だった “切る”は、いつのまにか当たり前の処理になっていた。
うまく言えないけど、切ると落ち着く。血を見ると落ち着く。自分の軆の中から何かが排出される。血と一緒にこのいらいらやもやもやが吐き出されていくように感じる。だから私は、いつしか、手首や腕を憎い相手に対するかのように切りつけるようになった。
たぶん、健康な人で言うと、私の“血”は“涙”なのだ。でも、涙なんて出てこない。涙なんて待っていられない。今すぐ吐かなきゃ、今すぐ処置しなきゃ、発狂してしまいそうで。
ひとしきり血を流した私は、傷口を適当に手当てすると、床に座りこんで母に買ってきてもらった求人誌をベッドに広げた。昨日、耐えがたい窒息をこらえて電話をかけた、ラウンジとやらの求人が載っている。
『明るくて気さくなママが待ってます!』
クラブとか、バーとか、いわゆるナイ��ワークにはいろいろあるようで、それとラウンジがどう違うかなんて分からないけど、その一文で数ある求人からその店──『ラウンジ 綾子』にしようと決めた。
荒療治だけれど、元から興味もあったし、五月に十八歳にもなったし、そろそろ動かなくてはならなかった。外に出ることより、親の金で生きていることが嫌でたまらなかった。
母は好きだった。幼い頃から、いつも母と一緒だった。「母子家庭?」なんて言われるほど、ふたりで身を寄せあってきた。
私が嫌いなのは父だ。いや、嫌いじゃない。憎い。殺したいぐらい憎い。大好きな母を、ことあるごとに怒鳴りつけて傷つけるから。
私の父は、頭がおかしいのだと思う。私は母ほど献身的な妻を知らない。なのに、父は言う。お前はバカだ、役立たずだ、気がきかない無神経だ──
母は、小さな私を抱いて泣いていた。「ごめんね。ごめんね」と繰り返しながら。私はずっと、父親は母親を虐待する存在なのだと思っていた。だから、小学校に上がった頃、日曜日に友達の家に遊びにいって、おじさんが穏やかに迎えてくれたりしたとき、自分の家庭の腐臭に愕然とした。
ゆりがいなければ、おかあさんはおとうさんと“りこん”できる。
それを知ってから、私はいつ自分が捨てられるかと怯えるようになった。お正月やお盆に帰省して、帰り道に山道を走るときは眠れなかった。眠ったら、山に置いていかれるかもしれないと。
父はひとりでは何もできない。カップラーメンも作れないし、テレビの電源も入れられないし、仕事帰りに駅から歩いてくることもできない。いつもこまごまと母を呼んで命令する。そして、ちょっとでも思い通りにいかないと、雷の連射のように怒声をあげる。
たとえば、例によって空港から自分で帰れないので、母に車で迎えにくるように言った。理由は忘れたけど、私もついていった。渋滞で少し遅れた。父はそれに逆上し、「こんなに時間がかかるなんておかしい」とか言って、一度家まで戻ると、時間を計ってやるとまた空港に行くよう命じた。
母は泣きながら「ゆりは家で寝かせてやってください」と言った。父は許さなかった。ようやく帰宅すると、何とか父をなだめようと、私はミルクをグラスにそそいだ。父はそのグラスを壁にたたきつけた。ミルクが白い血のように──
私ははっとして手首を見た。即席包帯のティッシュがべっとりと赤に染まっていた。眉を顰めながらティッシュを変えて、求人誌に顔を伏せる。インクの臭いがする。
とにかく、私はそんな父が大嫌いだった。父とは現在、家庭内別居状態だ。あのひと言、親が子供に絶対に言ってはならないあのひと言を言われて。
誰の金で生きていると思ってる──
だから、私は働こうと思った。���信制の高校は在学中だったけど、どうせ入学式に行ったきりだ。学歴なんてどうでもいい。とにかく家を出たかった。この家さえ出れば、壊れた精神も癒される気がした。
【前話へ/次話へ】
2 notes
·
View notes
Text
水
2023.12.11
・
3月にインドに海外宣教のチームが
派遣されますが
具体的なことが少しずつ決まり始めていて
祈っていこうと思っていた日の夜。
・
何気なく動画を見ていたら
インドに行った方の動画があり
最初から最後まで
特に水に気をつけていて
水を飲む時の水はもちろん
飲み口を綺麗に拭いて飲み
シャワー🚿の時は口を塞ぐなど徹底して
体調も守られたと話されていて
・
でも最後の最後に
空港のラウンジで歯を磨くとき
そこにあった水を使って口をゆすいだところ
その2時間後
トイレから出て来れなくなった!
なので最後まで油断しないで!!
・
と力説されていました😅
確かに同じような体験談を
聞いたことがあります。
その他いろいろ祈りの課題はありそうです。
神様に聞きながら祈っていこうと思います。
・
(写真:クロアチア🇭🇷の食事には
いつもじゃがいも🥔が出てくるようです。)
7 notes
·
View notes