#神戸市長田区
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木枯は高ゆき瓦礫地に光る 西東三鬼 #新長田 #神戸市長田区 #アスタくにづか https://www.instagram.com/p/CnUa-nAPZJx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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小南 満佑子は、日本の女優。 兵庫県神戸市東灘区生まれ、西宮市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科、東京音楽大学音楽学部声楽専攻卒業。ホリプロ所属。兄はミュージカル俳優の小南竜平。 ウィキペディア
生年月日: 1996年8月10日 (年齢 27歳)
出生地: 兵庫県 神戸市 東灘区
身長: 165 cm
学歴: 兵庫県立西宮高等学校、 東京音楽大学
著名な家族: 牧田リュウ平(兄); 牧田朋子(母); 牧田和男(伯父)
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江戸三大祭りの一つに数えられる、日枝神社(東京都千代田区)の山王祭で使われてきた掛け軸が、書家で幕臣としても知られる山岡鉄舟(1836~88年)の直筆だと確認された。同区は有形文化財に指定し、18日から8月18日まで、区立日比谷図書文化館で公開する。
鉄舟は幕末から明治にかけて活躍した書家。1868年に現在の静岡市で西郷隆盛と面談し、江戸城の無血開城につなげた幕臣の一人として知られる。
掛け軸は、絹地に墨で「日枝神社」と書かれ、「正四位山岡鐵(てつ)太郎拝書」と本名で落款がある。鑑定した二松学舎大講師の寺内進氏によると、晩年の1885~86年ごろの作品とみられるという。
掛け軸は千代田区の「麴(こうじ)町五丁目町会」が保存しており、山王祭で隔年で設置される各町会の御神酒(おみき)所に飾っていた。町会に、「(掛け軸は)鉄舟本人が書いたものではないか」との声が寄せられたため、区に相談した。区は、鉄舟の書の���究で知られる寺内氏に鑑定を依頼し、真筆だと判明した。
区は、書家としての技術が凝縮され、鉄舟の到達点を示す作品だと評価。鉄舟の作品が祭礼で使われ続けてきたことも珍しいとしている。ただ、町会と鉄舟の関係を示す史料は確認できておらず、制作や入手の経緯は不明だという。
現在、麴町五丁目町会の会長を務める湯田嘉彦さん(77)は「本物だとは思っていなかった」と驚く。副会長の片岡勝吾さん(65)は「一般公開されるので、多くの人に見てもらいたい」と話す。山王祭では今年から、レプリカを使うことにした。
(via 「本物だとは」 日枝神社・山王祭の掛け軸、山岡鉄舟の直筆と判明 | 毎日新聞)
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【かいわいの時】慶長十一年(1606)十二月十三日:秀頼、生国魂神社を再建(大阪市史編纂所)
家康は、豊臣家の財力を失わせるため、故太閤秀吉の菩提をとむらうためなどと称し、秀頼に対して、さかんに寺社の造営・修復を勧めた(略)当時、秀頼が造営・修復した寺社など方広寺大仏殿、誉田八幡宮、四天王寺、東寺金堂、石清水八幡宮、生国魂神社、勝尾寺、中山寺、叡福寺太子堂、観心寺金堂、常光寺庫裏、宇治橋、鞍馬寺など(柏原市「玉手山物語」)。※原文ママ
石山本願寺建立の際には、この生国魂神社を隣接地に遷座して建立したとも言われるが、だとするならば石山本願寺は生国魂神社の最初の鎮座地に存在したことになる。また、近年の研究によれば石山本願寺は豊臣期の大阪城の詰之丸に存在したとの説もあるが、これがもし事実ならば、生国魂神社���最初の鎮座地は豊臣期の詰之丸付近に相当する、現在の天守閣周辺ということになる。 戦国時代には、石山本願寺に隣接していたため石山合戦で焼失した。天正11年(1583年)、豊臣秀吉が、大坂城を築城する際に現在地に社地を寄進して社殿を造営し、天正13年(1585年)に遷座した。このときに造営された社殿は、「生国魂造」と呼ばれる、流造の屋根の正面の屋上に千鳥破風、唐破風さらにその上に千鳥破風と3重に破風を乗せるという独特の建築様式のものである(いくたま夏祭りみこし会)。
(写真)『摂津名所図会 巻之三』より「生玉神社 其二」(スミソニアン蔵)。
江戸時代には、豊臣秀頼により造営された社殿が慶長20年(1615年)の大坂夏の陣による兵火で焼失したが、江戸幕府により社殿は再興され、社領300石も安堵された。寛永-正保期(1624 - 1648年)の「摂津国高帳」によれば、その社領地は下難波村(現在の浪速区)にあった。また5代将軍徳川綱吉の生母である桂昌院は、黄金若干を当社に寄進したという。『摂津名所図会』では、当時の境内の様子や走馬神事の様子などが描かれている。幕末の『浪花百景』にも絵馬堂、弁天池が選ばれている。弘化2年(1845年)には、社殿の造替がなされた《略》1912年(明治45年)1月には「南の大火」により社殿を焼失し、1913年(大正2年)11月に再建された。しかし1945年(昭和20年)3月13日・14日の第1回大阪大空襲により再び焼失した。1948年(昭和23年)に神社本庁の別表神社に加列され、翌1949年(昭和24年)7月に本殿が再建されるも、1950年(昭和25年)9月のジェーン台風で倒壊してしまった。その後、1956年(昭和31年)4月に鉄筋コンクリート造で再建された(ウィキペディア)。
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ぼっかけ焼きそば(大) Yakisoba ¥850 by Takashi H Via Flickr: イカリ 新長田鉄人付近足湯横店 兵庫県神戸市長田区若松町5-2-1 アスタプラザファースト 1F
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Famitsu 1820 Persona 3 Reload part scan and transcription.
続報
リマスターではなく、全ビジュアルを一から描き起こしている本作。3Dモデルも頭身が上がりより魅力的に。
人々との絆が“影”を切り裂く力となる
岳羽ゆかり
声:豊口めぐみ
専用ペルソナ
イオ
↑←弓を武器とするゆかり。テウルギア“サイクロンアロー”は、敵1体に相性を無視して疾風属性の特大ダメージを与える効果を持つ。
月光館学園高等部2年生で、主人公のクラスメイト。専用ペルソナの“イオ”は、ギリシャ神話で女神ヘラに仕え、主神ゼウスの寵愛を受けたという巫女がモデル。
リマスターではなくフルリメイク作品として18年ぶりに帰ってきた、JRPGの傑作『ペルソナ3』。グラフィックを一新し、システムや操作系に多くの新要素を加えるなど、現在のP-STUDIOの手で生まれ変わっている。今回は、新戦闘服や日常生活について紹介しよう。
現行機種で蘇る少年少女たちの死闘
特別課外活動部(S.E.E.S.)が新戦闘服に身を包んでタルタロスヘ
本作では、特別課外活動部のメンバーがタルタロスに挑む際の戦闘服が新たなものに。オリジナル版をやり込んだ人も、新鮮な気分でバトルに臨めるはずだ。今回は、すでに公開中の主人公に続いて、ゆかり、順平の新戦闘服アートが披露された。合わせて、新要素で戦闘中に条件を満たすと発動できる超強力なスキル“テウルギア”のスキル内容も紹介しよう。
主人公
声:石田 彰
伊織順平
声:鳥海浩輔
↑火炎、斬撃属性を得意とし、両手剣での豪快な攻撃が持ち味の順平。テウルギア“バーストスイング”も、敵1体へ相性を無視した斬撃属性の特大ダメージを与えるという、彼らしいスキルだ。
専用ペルソナ
ヘルメス
主人公とゆかりのクラスメイト。専用ペルソナ“へルメス”は、ギリシャ神話でゼウスの使いとして従事する伝令の神で、旅人や商人から崇められていた。
共用の設備を使って仲間たちとともに過ごす寮生活
主人公たちが暮らす学生寮では、寮内にある共用の設備を使って、仲間といっしょの時間��過ごすこともできる。ときに仲間の意外な一面も垣間見られる共同生活では、主人公の人間性が磨かれるだけではなく、仲間たちがバトルで役立つパッシブスキル“特性”を獲得することも。
コロマルとの散歩
テスト勉強
屋上菜園
読書
料理
DVD鑑賞
共用パソコン
寮のラウンジには寮生共用のパソコンが置いてある。プレイ中に手に入る、サイトのURLが書かれたメモを使うなどしてこれを利用すると、ソフトを使った学習や、情報収集を行うことができる。それらを通じて、主人公の人間性を表し、さまざまな行動に影響する“人間パラメータ”を上げられるほか、戦闘や探索に役立つ技能を習得できることもある。
ネット環境完備の巌戸台分寮
特性の習得
学生寮で、共用の設備を使って主人公とともに寮生活イベントを過ごした仲間たちは、“特性”と呼ばれる特別なスキルを習得することがある。特性は、任意で発動させるものではなく、つねに効果が発生している、いわゆる“パッシブスキル”と呼ばれるもの。その内容は、“クリティカル攻撃の発生率アップ”、“回復スキルの発動に必要なコストが減る”など、戦闘に役立つものばかり。時間があれば積極的に仲間と過ごそう。
放課後に学園内外で
学園で出会う“コミュ”のメンバー
→月光館学園の生徒たちは、部活動や下校時の寄り道など、おもに放課後の時間帯に交流しやすい。
“コミュニティ”、略して“コミュ”とは、主人公が多くの人々と出会い、交流していく中で生まれる辞のこと。交流を重ねてコミュのランクを上げ、特別なイベントを発生させると、主人公のペルソナ能力の強化にもつながるため、非常に重要な要素だ。本作ではコミュ対象キャラクターのイラストが新規に描き下ろされ、イベントも新キャストによるフルボイスで展開する。今回はコミュ対象の月光館学園の生徒たちを紹介しよう。
気のいい男子生徒。クラスメイトとなった主人公に、なかば強引に友だち宣言をした。年上好きで、主人公に恋愛相談を持ち掛ける。
友近健二
クラスメイト
声:羽多野 渉
3年生。港区中の飲食店を渡り歩き、あらゆるメニューを食べ尽くした。トラブルから助けてくれた主人公を、自身のSPに任命する。
末光望美
グルメキング
声:落合福嗣
主人公のクラスメイトで、陸上部の部活仲間。 努力と気合と根性で結果を���してきたエースだが、主人公をライバルと認めている。
宮本一志
運動部
声:宮下英治
2年生。陸上部のマネージャーで、宮本とは幼なじみ。面倒見がよく、入部したての主人公のことも気に掛けてくれている。
西脇結子
女子マネージャー
声:加藤英美里
生徒会の副会長。厳格な性格で一般生徒からの受けはおおむねよくない。美鶴の推薦で生徒会に加入した主人公に一目置いている。
小田桐秀利
平賀慶介
声:松風雅也
1年生で、生徒会の会計を務める。押しに弱く厄介ごとを押しつけられがち。男性に苦手意識があり何とか克服したいと思っている。
伏見千尋
生徒会会計
声:遠藤 綾
美術部部長の3年生。医者の息子だが、医学部進学か芸術方面での留学か迷っている。部活動見学から主人公と交流することになる。
平賀慶介
文化部
声:井口祐一
フランスからの留学生で、着物と時代劇と日本庭園をこよなく愛する大の親日家。“ふぁっしょん同好会”に主人公を勧誘する。
ベベ
同好会の留学生
声:市来光弘
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中国人旅行者向けに無許可でタクシー営業(白タク行為)をしたとして、兵庫県警交通捜査課と長田署は9日、道路運送法違反の疑いで中国籍の運送業の男(42)=神戸市兵庫区=を逮捕した。 逮捕容疑は今年5~7月に計3回、兵庫県や大阪府で計8人の中国人観光客を乗用車で運び、無許可で有償のタクシー業を営んだ疑い。同課によると「客の名前を聞いたことはないし、全く思い出せないし、お金を全くもらっていない」などと容疑を否認している。 同課によると、4月に兵庫県姫路市の姫路城近くの駐車場で外国人観光客を乗せ、神戸市中央区のメリケンパーク周辺まで運んだ不審な乗用車を発見。その後の捜査で、男が中国人観光客を関西��港から神戸市中央区のホテルまで運ぶなど、3回の白タク行為を確認したという。
中国人旅行者向け「白タク」疑い 中国籍の42歳男逮捕「思い出せない」と否認 兵庫県警(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
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「お化けの棲家」に登場したお化け。
1、骨女〔ほねおんな〕 鳥山石燕の「今昔画 図続百鬼』に骨だけ の女として描かれ、 【これ���御伽ぼうこうに見えたる年ふる女の骸骨、牡丹の灯籠を携へ、人間の交をなせし形にして、もとは剪灯新話のうちに牡丹灯記とてあり】と記されている。石燕が描いた骨女 は、「伽婢子」「牡丹灯籠」に出てくる女つゆの亡霊、弥子(三遊亭円朝の「怪談牡丹灯 籠」ではお露にあたる)のことをいっている。これとは別物だと思うが、「東北怪談の旅」にも骨女という妖怪がある。 安永7年~8年(1778年~1779年)の青森に現れたもので、盆の晩、骸骨女がカタリカタリと音をたてて町中を歩いたという。この骨女は、生前は醜いといわれていたが、 死んでからの骸骨の容姿が優れているので、 人々に見せるために出歩くのだという。魚の骨をしゃぶることを好み、高僧に出会うと崩れ落ちてしまうという。 「鳥山石燕 画図百鬼夜行」高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 「東北怪談の旅」山田 野理夫
2、堀田様のお人形
以下の話が伝わっている。 「佐賀町に堀田様の下屋敷があって、うちの先祖はそこの出入りだったの。それで、先代のおばあさんが堀田様から“金太郎”の人形を拝領になって「赤ちゃん、赤ちゃん」といわれていたんだけど、この人形に魂が入っちゃって。関東大震災のとき、人形と一緒に逃げたら箱の中であちこちぶつけてこぶができたから、修復してもらうのに鼠屋っていう人形師に預けたんだけど少しすると修復されずに返ってきた。聞くと「夜になると人形が夜泣きしてまずいんです」と言われた。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
3、ハサミの付喪神(つくもがみ)
九十九神とも表記される。室町時代に描かれた「付喪神絵巻」には、「陰陽雑記云器物百年を経て化して精霊を得てよく人を訛かす、是を付喪神と号といへり」 という巻頭の文がある。 煤祓いで捨てられた器物が妖怪となり、物を粗末に扱う人間に対して仕返しをするという内容だ が、古来日本では、器物も歳月を経ると、怪しい能力を持つと考えられていた。 民俗資料にも擂り粉木(すりこぎ)や杓文字、枕や蒲団といった器物や道具が化けた話��がある。それらは付喪神とよばれていないが、基本的な考え方は「付喪神絵巻」にあるようなことと同じで あろう。 (吉川観方『絵画に見えたる妖怪』)
4、五徳猫(ごとくねこ) 五徳猫は鳥山石燕「画図百器徒然袋」に尾が2つに分かれた猫又の姿として描かれており、「七徳の舞をふたつわすれて、五徳の官者と言いしためしも あれば、この猫もいかなることをか忘れけんと、夢の中におもひぬ」とある。鳥山石燕「画図百器徒然袋」の解説によれば、その姿は室町期の伝・土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれた五徳猫を頭に 乗せた妖怪をモデルとし、内容は「徒然袋」にある「平家物語」の 作者といわれる信濃前司行長にまつわる話をもとにしているとある。行長は学識ある人物だったが、七徳の舞という、唐の太宗の武の七徳に基づく舞のうち、2つを忘れてしまったために、五徳の冠者のあだ名がつけられた。そのため、世に嫌気がさし、隠れて生活するようになったという。五徳猫はこのエピソードと、囲炉裏にある五徳(薬缶などを載せる台)を引っ掛けて創作された 妖怪なのであろう。ちなみに土佐光信画「百鬼夜行絵巻」に描かれている妖怪は、手には火吹き 竹を持っているが、猫の妖怪ではなさそうである。 ( 高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』)→鳥山石燕『百器徒然袋』より 「五徳猫」
5、のっぺらぼー 設置予定場所:梅の井 柳下 永代の辺りで人魂を見たという古老の話しです。その他にも、背中からおんぶされて、みたら三つ目 小僧だったり、渋沢倉庫の横の河岸の辺りでのっぺらぼーを見たという話しが残っています。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収) のっぺらぼーは、顔になにもない卵のような顔の妖怪。特に小泉八雲『怪談』にある、ムジナの話が良く知られている。ある男が東京赤坂の紀国坂で目鼻口のない女に出会い、驚き逃げて蕎麦 屋台の主人に話すと、その顔も同じだったという話。その顔も同じだったという話。
6、アマビエアマビエ 弘化3年(1846年) 4月中旬と記 された瓦版に書かれているもの。 肥後国(熊本県)の海中に毎夜光るものが あるので、ある役人が行ってみたところ、ア マビエと名乗る化け物が現れて、「当年より はやりやまいはや 6ヵ月は豊作となるが、もし流行病が流行ったら人々に私の写しを見せるように」といって、再び海中に没したという。この瓦版には、髪の毛が長く、くちばしを持った人魚のようなアマビエの姿が描かれ、肥後の役人が写したとある。 湯本豪一の「明治妖怪新聞」によれば、アマピエはアマピコのことではないかという。 アマピコは瓦版や絵入り新聞に見える妖怪で、 あま彦、天彦、天日子などと書かれる。件やクダ部、神社姫といった、病気や豊凶の予言をし、その絵姿を持っていれば難から逃れられるという妖怪とほぼ同じものといえる。 アマビコの記事を別の瓦版に写す際、間違 えてアマビエと記してしまったのだというのが湯本説である。 『明治妖怪新聞」湯本豪一「『妖怪展 現代に 蘇る百鬼夜行』川崎市市民ミュージアム編
7、かさばけ(傘お化け) 設置予定場所:多田屋の入口作品です。 一つ目あるいは、二つ目がついた傘から2本の腕が伸び、一本足でピョンピョン跳ねまわる傘の化け物とされる。よく知られた妖怪のわり���は戯画などに見えるくらいで、実際に現れたなどの記録はないようである。(阿部主計『妖怪学入門』)歌川芳員「百種怪談妖物双六」に描 かれている傘の妖怪「一本足」
8、猫股(ねこまた) 猫股は化け猫で、尻尾が二股になるまで、齢を経た猫 で、さまざまな怪しいふるまいをすると恐れられた。人をあざむき、人を食らうともいわれる。飼い猫が年をとり、猫股になるため、猫を長く飼うもので はないとか、齢を経た飼い猫は家を離れて山に入り、猫股 になるなどと、各地に俗信がある。 このような猫の持つ妖力から、歌舞伎ではお騒動と化け猫をからめて「猫騒動もの」のジャンルがあり、
「岡崎の猫」「鍋島の猫」「有馬の猫」が三代化け猫とされる。
9、毛羽毛現(けうけげん) 設置予定場所:相模屋の庭 鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に毛むくじゃらの妖怪として描かれた もので、 「毛羽毛現は惣身に毛生ひたる事毛女のごとくなればかくいふ か。或いは希有希現とかきて、ある事まれに、見る事まれなれば なりとぞ」とある。毛女とは中国の仙女のことで、華陰の山中(中国陝西省陰県の西 獄華山)に住み、自ら語るところによると、もともとは秦が亡んだため 山に逃げ込んだ。そのとき、谷春という道士に出会い、松葉を食すことを教わって、遂に寒さも飢えも感じなくなり、身は空を飛ぶほど軽くなった。すでに170余年経つなどと「列仙伝」にある。この毛羽毛現は家の周辺でじめじめした場所に現れる妖怪とされるが、実際は石燕の創作妖 怪のようである。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』→鳥山石燕「今昔百鬼 拾遺」より「毛羽毛現」
10、河童(かっぱ) 設置予定場所:猪牙船 ◇ 河童(『耳袋』) 江戸時代、仙台藩の蔵屋敷に近い仙台堀には河童が出たと言われています。これは、子どもたちが、 なんの前触れもなく掘割におちてしまう事が続き探索したところ、泥の中から河童が出てきたというも のです。その河童は、仙台藩の人により塩漬けにして屋敷に保管したそうです。 ◇ 河童、深川で捕獲される「河童・川太郎図」/国立歴史民俗博物館蔵 深川木場で捕獲された河童。河童は川や沼を住処とする妖怪で、人を水中に引き込む等の悪事を働く 反面、水の恵みをもたらす霊力の持ち主として畏怖されていた ◇ 河童の伝説(『江戸深川情緒の研究』) 安永年間(1772~1781) 深川入船町であった話しです。ある男が水浴びをしていると、河童がその男 を捕えようとしました。しかし、男はとても強力だったので逆に河童を捕えて陸に引き上げ三十三間堂の前で殴り殺そうとしたところ、通りかかった人々が河童を助けました。それ以来、深川では河童が人 間を捕らなくなったといいます。→妖怪画で知られる鳥山石燕による河童
11、白容商〔しろうねり〕
鳥山石燕「画図百器 徒然袋」に描かれ、【白うるりは徒然のならいなるよし。この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ】 と解説されている。白うるりとは、吉田兼好の『徒然草」第六十段に登場する、 芋頭(いもがしら)が異常に好きな坊主のあだ名である。 この白うるりという名前に倣って、布雑巾 の化けたものを白容裔(しろうねり)と名づけたといっているので、つまりは石燕の創作妖怪であろう。古い雑巾などが化けて人を襲う、などの説 明がされることがあるが、これは山田野理夫 の『東北怪談の旅』にある古雑巾の妖怪を白 容裔の話として使ったにすぎない。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編
12、轆轤首〔ろくろくび〕
抜け首、飛頭蛮とも つな いう。身体から首が完全に分離して活動する ものと、細紐のような首で身体と頭が繋がっているものの二形態があるようである。 日本の文献には江戸時代から多くみえはじ め、『古今百物語評判』『太平百物語』『新説 百物語」などの怪談集や、『甲子夜話』『耳 囊」「北窓瑣談」「蕉斎筆記』『閑田耕筆』と いった随筆の他、石燕の『画図百鬼夜行」に 代表される妖怪画にも多く描かれた。 一般的な轆轤首の話としては、夜中に首が 抜け出たところを誰かに目撃されたとする内 容がほとんどで、下働きの女や遊女、女房、 娘などと女性である場合が多い。 男の轆轤首は「蕉斎筆記』にみえる。 ある夜、増上寺の和尚の胸の辺りに人の 首が来たので、そのまま取って投げつけると、 どこかへいってしまった。翌朝、気分が悪いと訴えて寝ていた下総出 身の下働きの男が、昼過ぎに起き出して、和 尚に暇を乞うた。わけ その理由を問えば、「昨夜お部屋に首が参りませんでしたか」と妙なことを訊く。確か に来たと答えると、「私には抜け首の病があります。昨日、手水鉢に水を入れるのが遅い とお叱りを受けましたが、そんなにお叱りに なることもないのにと思っていると、 夜中に首が抜けてしまったのです」 といって、これ以上は奉公に差支えがあるからと里に帰って しまった。 下総国にはこの病が多いそうだと、 「蕉斎筆記』は記している。 轆轤首を飛頭蛮と表記する文献があるが、 これはもともと中国由来のものである。「和漢三才図会』では、『三才図会」「南方異 物誌」「太平広記」「搜神記』といった中国の 書籍を引いて、飛頭蛮が大闍波国(ジャワ) や嶺南(広東、広西、ベトナム)、竜城(熱 洞省朝陽県の西南の地)の西南に出没したことを述べている。昼間は人間と変わらないが、夜になると首 が分離し、耳を翼にして飛び回る。虫、蟹、 ミミズなどを捕食して、朝になると元通りの 身体になる。この種族は首の周囲に赤い糸のような傷跡がある、などの特徴を記している。中国南部や東南アジアには、古くから首だけの妖怪が伝わっており、マレーシアのポン ティアナやペナンガルなどは、現在でもその 存在が信じられている。 日本の轆轤首は、こうした中国、東南アジ アの妖怪がその原型になっているようである。 また、離魂病とでもいうのだろうか、睡眠中に魂が抜け出てしまう怪異譚がある。例えば「曽呂利物語」に「女の妄念迷い歩 <事」という話がある。ある女の魂が睡眠中に身体から抜け出て、 野外で鶏になったり女の首になったりしているところを旅人に目撃される。旅人は刀を抜いてその首を追いかけていく と、首はある家に入っていく。すると、その家から女房らしき声が聞こえ、 「ああ恐ろしい夢を見た。刀を抜いた男が追 いかけてきて、家まで逃げてきたところで目 が醒めた」などといっていたという話である。これの類話は現代の民俗資料にも見え、抜け出た魂は火の玉や首となって目撃されている。先に紹介した「蕉斎筆記』の男の轆轤首 も、これと同じように遊離する魂ということ で説明ができるだろう。 轆轤首という妖怪は、中国や東南アジア由 来の首の妖怪や、離魂病の怪異譚、見世物に 出た作りものの轆轤首などが影響しあって、 日本独自の妖怪となっていったようである。 【和漢三才図会』寺島良安編・島田勇雄・竹 島淳夫・樋口元巳訳注 『江戸怪談集(中)』 高田衛編/校注『妖異博物館』柴田宵曲 『随筆辞典奇談異聞編」柴田宵曲編 『日本 怪談集 妖怪篇』今野円輔編著 『大語園』巌谷小波編
13、加牟波理入道〔がんばりにゅうどう〕
雁婆梨入道、眼張入道とも書く。便所の妖怪。 鳥山石燕の「画図百鬼夜行」には、便所の台があるよう 脇で口から鳥を吐く入道姿の妖怪として描かれており、【大晦日の夜、厠にゆきて「がんばり入道郭公」と唱ふれば、妖怪を見さるよし、世俗のしる所也。もろこしにては厠 神名を郭登といへり。これ遊天飛騎大殺将軍 とて、人に禍福をあたふと云。郭登郭公同日 は龕のの談なるべし】と解説されている。 松浦静山の『甲子夜話」では雁婆梨入道という字を当て、厠でこの名を唱えると下から入道の頭が現れ、 その頭を取って左の袖に入れてまたとりだすと 頭は小判に変化するなどの記述がある。 「がんばり入道ホトトギス」と唱えると怪異 にあわないというのは、江戸時代にいわれた 俗信だが、この呪文はよい効果を生む(前述 ことわざわざわい ●小判を得る話を含め)場合と、禍をよぶ 場合があるようで、「諺苑」には、大晦日に この話を思い出せば不祥なりと書かれている。 また、石燕は郭公と書いてホトトギスと読ませているが、これは江戸時代では郭公とホト トギスが混同されていたことによる。 ホトトギスと便所との関係は中国由来のようで、「荊楚歲時記』にその記述が見える。 ホトトギスの初鳴きを一番最初に聞いたもの は別離することになるとか、その声を真似すると吐血するなどといったことが記されており、厠に入ってこの声を聞くと、不祥事が起 こるとある。これを避けるには、犬の声を出 して答えればよいとあるが、なぜかこの部分 だけは日本では広まらなかったようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『江戸文学俗信辞典』 石川一郎編『史実と伝説の間」李家正文
14、三つ目小僧
顔に三つの目を持つ童子姿の妖怪。 長野県東筑摩郡教育委員会による調査資料に名は見られるが、資料中には名前があるのみ で解説は無く、どのような妖怪かは詳細に語られていない。 東京の下谷にあった高厳寺という寺では、タヌキが三つ目小僧に化けて現れたという。このタヌ キは本来、百年以上前の修行熱心な和尚が境内に住まわせて寵愛していたために寺に住みついたものだが、それ以来、寺を汚したり荒らしたりする者に対しては妖怪となって現れるようになり、体の大きさを変えたり提灯を明滅させて人を脅したり、人を溝に放り込んだりしたので、人はこれ を高厳寺小僧と呼んで恐れたという。困った寺は、このタヌキを小僧稲荷として境内に祀った。この寺は現存せず、小僧稲荷は巣鴨町に移転している。 また、本所七不思議の一つ・置行堀の近くに住んでいたタヌキが三つ目小僧に化けて人を脅したという言い伝えもある。日野巌・日野綏彦 著「日本妖怪変化語彙」、村上健司校訂 編『動物妖怪譚』 下、中央公論新社〈中公文庫〉、2006年、301頁。 佐藤隆三『江戸伝説』坂本書店、1926年、79-81頁。 『江戸伝説』、147-148頁。
15、双頭の蛇 設置予定場所:水茶屋 「兎園小説」には、「両頭蛇」として以下の内容が著してある。 「文政7年(1824)11月24日、本所竪川通りの町方掛り浚場所で、卯之助という男性 が両頭の蛇を捕まえた。長さは3尺あったという。」
文政7年(1824)11月24日、一の橋より二十町程東よりの川(竪川、現墨田区)で、三尺程の 「両頭之蛇」がかかったと言う話です。詳細な図解が示されています。 (曲亭馬琴「兎園小説」所収『兎園小説』(屋代弘賢編『弘賢随筆』所収) 滝沢馬琴他編 文政8年(1825) 国立公文書館蔵
16、深川心行寺の泣き茶釜
文福茶釜は「狸」が茶釜に化けて、和尚に恩返しをする昔話でよく知られています。群馬県館林の茂 林寺の話が有名ですが、深川2丁目の心行寺にも文福茶釜が存在したといいます。『新撰東京名所図会』 の心行寺の記述には「什宝には、狩野春湖筆涅槃像一幅 ―及び文福茶釜(泣茶釜と称す)とあり」 とあります。また、小説家の泉鏡花『深川浅景』の中で、この茶釜を紹介しています。残念ながら、関 東大震災(1923年)で泣茶釜は、他の什物とともに焼失してしまい、文福茶釜(泣き茶釜)という狸が 化けたという同名が残るのみです。鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」には、館林の茂森寺(もりんじ)に伝わる茶釜の話があります。いくら湯を 汲んでも尽きず、福を分け与える釜といわれています。 【主な参考資料】村上健司 編著/水木しげる 画『日本妖怪大辞典』(角川出版)
17、家鳴(やなり) 設置予定場所:大吉、松次郎の家の下) 家鳴りは鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に描かれたものだが、(石燕は鳴屋と表記)、とくに解説はつけられて いない。石燕はかなりの数の妖怪を創作しているが、初期の 「画図百鬼夜行」では、過去の怪談本や民間でいう妖怪などを選んで描いており、家鳴りも巷(ちまた)に知られた妖怪だったようである。 昔は何でもないのに突然家が軋むことがあると、家鳴りのような妖怪のしわざだと考えたようである。小泉八雲は「化け物の歌」の中で、「ヤナリといふ語の・・・それは地震中、家屋の震動 する音を意味するとだけ我々に語って・・・その薄気 味悪い意義を近時の字書は無視して居る。しかし此語 はもと化け物が動かす家の震動の音を意味して居た もので、眼には見えぬ、その震動者も亦(また) ヤナ リと呼んで居たのである。判然たる原因無くして或る 家が夜中震ひ軋り唸ると、超自然な悪心が外から揺り動かすのだと想像してゐたものである」と延べ、「狂歌百物語」に記載された「床の間に活けし立ち木も倒れけりやなりに山の動く掛軸」という歌を紹介している。 (高田衛監修/稲田篤信・田中直日編『鳥山石燕画図百鬼夜行』、『小泉八雲全集』第7巻)
18、しょうけら 設置予定場所:おしづの家の屋根 鳥山石燕「画図百鬼夜行」に、天井の明かり取り窓を覗く妖怪として描かれているもの。石燕による解説はないが、 ショウケラは庚申(こうしん) 信仰に関係したものといわれる。 庚申信仰は道教の三尸(さんし)説がもとにあるといわ れ、60日ごとに巡ってくる庚申の夜に、寝ている人間の身 体から三尸虫(頭と胸、臍の下にいるとされる)が抜け出し、天に昇って天帝にその人の罪科を告げる。この報告により天帝は人の命を奪うと信じられ、対策とし て、庚申の日は眠らずに夜を明かし、三尸虫を体外に出さ ないようにした。また、これによる害を防ぐために「ショウケラはわたとてまたか我宿へねぬぞねたかぞねたかぞ ねぬば」との呪文も伝わっている。 石燕の描いたショウケラは、この庚申の日に現れる鬼、ということがいえるようである。
19、蔵の大足
御手洗主計という旗本の屋敷に現れた、長さ3尺程(約9m)の大足。(「やまと新聞」明治20年4月29日より)
20、お岩ちょうちん
四世鶴屋南北の代表作である「東海道四谷怪談」のお岩 を、葛飾北斎は「百物語シリーズ」の中で破れ提灯にお岩が 宿る斬新な構図で描いている。北斎は同シリーズで、当時の 怪談話のもう一人のヒロインである「番町皿屋敷のお菊」も描 く。「東海道四谷怪談」は、四世南北が暮らし、没した深川を舞台にした生世話物(きぜわもの)の最高傑作。文政8年(1825) 7月中村座初演。深川に住んだ七代目市川團十郎が民谷伊 右衛門を、三代目尾上菊五郎がお岩を演じた。そのストーリーは当時評判だった実話を南北が取材して描 いている。男女が戸板にくくられて神田川に流された話、また 砂村隠亡堀に流れついた心中物の話など。「砂村隠亡堀の場」、「深川三角屋敷の場」など、「四谷怪 談」の中で深川は重要な舞台として登場する。
21、管狐(くだぎつね) 長野県を中心にした中部地方に多く分布し、東海、関東南部、東北の一部でいう憑き物。関東 南部、つまり千葉県や神奈川県以外の土地は、オサキ狐の勢力になるようである。管狐は鼬(いたち)と鼠(ねずみ)の中間くらいの小動物で、名前の通り、竹筒に入ってしまうほどの大きさだという。あるいはマッチ箱に入るほどの大きさで、75匹に増える動物などとも伝わる個人に憑くこともあるが、それよりも家に憑くものとしての伝承が多い。管狐が憑いた家は管屋(くだや)とか管使いとかいわれ、多くの場合は「家に憑いた」ではなく「家で飼っている」という表現をしている。管狐を飼うと金持ちになるといった伝承はほとんどの土地でいわれることで、これは管 狐を使って他家から金や品物を集めているからだなどという。また、一旦は裕福になるが、管狐は 大食漢で、しかも75匹にも増えるのでやがては食いつぶされるといわれている。 同じ狐の憑き物でも、オサキなどは、家の主人が意図しなくても、狐が勝手に行動して金品を集 めたり、他人を病気にするといった特徴があるが、管狐の場合は使う者の意図によって行動すると考えられているようである。もともと管狐は山伏が使う動物とされ、修行を終えた山伏が、金峰山 (きんぷさん)や大峰(おおみね)といった、山伏に官位を出す山から授かるものだという。山伏は それを竹筒の中で飼育し、管狐の能力を使うことで不思議な術を行った。 管狐は食事を与えると、人の心の中や考えていることを悟って飼い主に知らせ、また、飼い主の 命令で人に取り憑き、病気にしたりするのである。このような山伏は狐使いと呼ばれ、自在に狐を 使役すると思われていた。しかし、管狐の扱いは難しく、いったん竹筒から抜け出た狐を再び元に 戻すのさえ容易ではないという。狐使いが死んで、飼い主不在となった管狐は、やがて関東の狐の親分のお膝元である王子村(東京都北区)に棲むといわれた。主をなくした管狐は、命令する者がいないので、人に憑くことはないという。 (石塚尊俊『日本の憑きもの』、桜井徳太郎編『民間信仰辞典』、金子準二編著『日本狐憑史資料 集成』)
22、かいなで 設置予定場所: 長屋の厠 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。節分の夜に便所へ行くとカイナデに撫でられるといい、これを避けるには、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えればよいという。 昭和17年(1942年)頃の大阪市立木川小学校では、女子便所に入ると、どこからともなく「赤い 紙やろか、白い紙やろか」と声が聞こえてくる。返事をしなければ何事もないが、返事をすると、尻を舐められたり撫でられたりするという怪談があったという。いわゆる学校の怪談というものだが、 類話は各地に見られる。カイナデのような家庭内でいわれた怪異が、学校という公共の場に持ち込まれたものと思われる。普通は夜の学校の便所を使うことはないだろうから、節分の夜という条件が消失してしまったのだろう。 しかし、この節分の夜ということは、実に重要なキーワードなのである。節分の夜とは、古くは年越しの意味があり、年越しに便所神を祭るという風習は各地に見ることができる。その起源は中国に求められるようで、中国には、紫姑神(しこじん)という便所神の由来を説く次のような伝説がある。 寿陽県の李景という県知事が、何媚(かび) (何麗卿(かれいきょう)とも)という女性を迎えたが、 本妻がそれを妬み、旧暦正月 15 日に便所で何媚を殺害した。やがて便所で怪異が起こるようになり、それをきっかけに本妻の犯行が明るみに出た。後に、何媚を哀れんだ人々は、正月に何媚を便所の神として祭祀するようになったという(この紫姑神は日本の便所神だけではなく、花子さんや紫婆(むらさきばばあ)などの学校の怪談に登場する妖怪にも影響を与えている。) 紫姑神だけを日本の便所神のルーツとするのは安易だが、影響を受けていることは確かであろう。このような便所神祭祀の意味が忘れられ、その記憶の断片化が進むと、カイナデのような妖怪が生まれてくるようである。 新潟県柏崎では、大晦日に便所神の祭りを行うが、便所に上げた灯明がともっている間は決して便所に入ってはいけないといわれる。このケースは便所神に対する信仰がまだ生きているが、便所神の存在が忘れられた例が山田野理夫『怪談の世界』に見える。同書では、便所の中で「神くれ神くれ」と女の声がしたときは、理由は分からなくとも「正月までまだ遠い」と答えればよいという。便所神は正月に祀るものという断片的記憶が、妖怪として伝えられたものといえる。また、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文も、便所神の祭りの際に行われた行為の名残を伝えて いる。便所神の祭りで紙製の人形を供える土地は多く、茨城県真壁郡では青と赤、あるいは白と赤の 男女の紙人形を便所に供えるという。つまり、カイナデの怪異に遭遇しないために「赤い紙やろう か、白い紙やろうか」と唱えるのは、この供え物を意味していると思われるのである。本来は神様に供えるという行為なのに、「赤とか白の紙をやるから、怪しいふるまいをするなよ」というように変化してしまったのではないだろうか。さらに、学校の怪談で語られる便所の怪異では、妖怪化した便所神のほうから、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」とか「青い紙やろうか、赤い紙やろうか��というようになり、より妖怪化が進ん でいったようである。こうしてみると、近年の小学生は古い信仰の断片を口コミで伝え残しているともいえる。 島根県出雲の佐太神社や出雲大社では、出雲に集まった神々を送り出す神事をカラサデという が、氏子がこの日の夜に便所に入ると、カラサデ婆あるいはカラサデ爺に尻を撫でられるという伝 承がある。このカラサデ婆というものがどのようなものか詳細は不明だが、カイナデと何か関係があるのかもしれない。 (民俗学研究所編『綜合日本民俗語彙』、大塚民俗学会編『日本民俗学事典』、『民間伝承』通巻 173号(川端豊彦「厠神とタカガミと」)ほか)
23、木まくら 展示予定場所:政助の布団の上 江東区富岡にあった三十三間堂の側の家に住んだ医師が病気になり、元凶を探した所 黒く汚れた木枕が出た。その枕を焼くと、死体を焼く匂いがして、人を焼くのと同じ時間がかかったという。 (『古老が語る江東区のよもやま話』所収)
24、油赤子〔あぶらあかご〕鳥山石燕の『今昔 画図続百鬼』に描かれた妖怪。【近江国大津 の八町に、玉のごとくの火飛行する事あり。土人云「むかし志賀の里に油うるものあり。 夜毎に大津辻の地蔵の油をぬすみけるが、その者死て魂魄炎となりて、今に迷いの火となれる」とぞ。しからば油をなむる赤子は此ものの再生せしにや】と記されている。 石燕が引いている【むかし志賀(滋賀) の】の部分は、「諸国里人談』や『本朝故事 因縁集」にある油盗みの火のことである。油盗みの火とは、昔、夜毎に大津辻の地蔵 の油を盗んで売っていた油売りがいたが、死 後は火の玉となり、近江大津(滋賀県大津 市)の八町を縦横に飛行してまわったという もの。石燕はこの怪火をヒントに、油を嘗める赤ん坊を創作したようである。 『鳥山石燕画図百鬼夜行』高田衛監修・稲 田篤信・田中直日編 『一冊で日本怪異文学 100冊を読む」檜谷昭彦監修『日本随筆大成編集部編
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シン #新長田 #シンナガタ #写真展 #シンナガタ写真展 #大橋地下道 #神戸市長田区 https://www.instagram.com/p/CnCV0WEPSqV/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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小南 満佑子は、日本の女優。 兵庫県神戸市東灘区生まれ、西宮市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科、東京音楽大学音楽学部声楽専攻卒業。ホリプロ所属。兄はミュージカル俳優の小南竜平。 ウィキペディア
生年月日: 1996年8月10日 (年齢 27歳)
出生地: 兵庫県 神戸市 東灘区
身長: 166 cm
学歴: 兵庫県立西宮高等学校、 東京音楽大学
著名な家族: 牧田リュウ平(兄); 牧田朋子(母); 牧田和男(伯父)
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4/27 『長い読書』刊行記念 島田潤一郎トークイベント
吉祥寺で出版社・夏葉社を営む島田潤一郎さんが、このたびみすず書房より『長い読書』を上梓されます。 その刊行を記念し、当店で島田さんのトークイベントを開催します。 島田さんの本を読むといつも思うのは、直接会って話すときの印象と文章から受ける印象が同じだということ。 ページを開くと、本の向こう側から等身大の島田さんが語りかけてくれるようです。 4年をかけて書かれた今回の新刊には、小説を読み始めた小さい頃の話から、出版社を創業し本づくりと子育ての合間に欠かさず読書を続ける現在まで、島田さんがどのように本と過ごしてきたか、人柄がにじむ言葉で綴られています。 今回のトークでは、『長い読書』のことをはじめ、島田さんに自由にお話いただけたらと思っています。 神戸で島田さんを囲む貴重な機会、奮ってご参加ください。 ==========
『長い読書』刊行記念 島田潤一郎トークイベ��ト 日時 :2024年4月27日(土)19:00開演(18:30開場)
会場 :1003(神戸市中央区栄町通1-1-9 東方ビル504号室)
出演 :島田潤一郎(夏葉社)
参加費:1,500円
定員 :25名
申込方法:1003店頭/メール/電話にてお申し込み
お申し込み時、①イベント名②お名前③人数④連絡先 をお知らせください。
MAIL: [email protected]
TEL: 050-3692-1329
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《出演者プロフィール》
島田潤一郎(しまだ・じゅんいちろう)
1976年高知県生まれ,東京育ち.日本大学商学部会計学科 卒業.アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指す. 2009年,出版社「夏葉社」をひとりで設立.「何度も,読み 返される本を.」という理念のもと,文学を中心とした出 版活動を行う.著書に『あしたから出版社』(ちくま文庫 2022),『古くてあたらしい仕事』(新潮文庫2024), 『90年代の若者たち』(岬書店2019),『本屋さんしか行 きたいとこがない』(同2020)『父と子の絆』(アルテス パブリッシング2020),『電車のなかで本を読む』(青春出 版社2023)がある.
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How are you? 休日楽しんでますか? ◾2023年私のスタートは、精一杯駆け抜けます😃本年もカナリーを宜しくお願い申し上げます❤️ 企業理念 人・街・心を結び、愛と笑顔で奉仕する「出逢えて良かった」その言葉こそが私達の喜びです。 https://uguisujyo-canary.com/request.html 選挙ウグイス嬢の依頼 選挙のウグイス嬢はカナリーまで。これまで140件以上の選挙を担当し現役のウグイス嬢でもある幸喜美智子と勝利の女神たちと共に熱く燃える選挙を一緒に頑張ってみませんか? リンク uguisujyo-canary.com マスコミ取材歴lhttps://uguisujyo-canary.com/profile.html 幸慶美智子プロフィール 幸慶美智子プロフィール リンク uguisujyo-canary.com ꙳★*゚選挙実績抜粋担当候補者様400件꙳★*゚ 日本全国どちらにでも参ります。 熱意と行動力溢れるスタッフが、陣営の皆様と一体となり、使命感に燃えて当選のゴールに向かってお手伝いさせて頂きます。 どうぞ34周年を迎えたキャリアと顧客の皆様のご満足を一番にクレームゼロを目指し頑張るカナリーに、皆様の大切な活動をおまかせ下さいませ。 皆様の【ご紹介】が何よりも喜びと糧となっております。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。 ◾政党派閥、思想、宗教などに関わらずマイクのお仕事のサポートとして、幅広くご利用頂いております。 【過去の実績】 ・現在の政党 自由民主党 立憲民主党 公明党 日本維新の会 、大阪維新の会 国民民主党 れいわ新選組 社会民主党 ・過去の政党 自由党 民主党 みんなの党 無所属 など 日本共産党、NHK党、参政党さんはお話を頂いたことがなく、お手伝いしたことが御座いません。 守秘義務は厳守いたしております。 ◯2022年の実績 洲本市長選挙事前活動 洲本市長選挙 あま市長選挙 加古川市長選挙 参議院選挙 高砂市議会選挙 恩納村議会選挙 川西市議会選挙 茅ヶ崎市長選挙 三重県桑名市議会議員選挙 茨城県笠間市議会議員選挙 ◎2021年の選挙 岐阜県知事選挙 前橋市議会議員選挙 備前市長選挙 日の出町長選挙 秩父市長選挙 能勢町議会議員選挙 尼崎市議会議員選挙 池田市長選挙 羽曳野市議会議員選挙 柏原市議会議員選挙 葛城市議会議員選挙 甲賀市議会議員選挙 衆議院議員選挙 など 15本 ⭕️2020年の選挙実績 4月・大阪府大東市長選挙 ・丹波篠山市議会議員選挙 7月・河内長野市議会議員補欠選挙 9月・三田市議会議員選挙 10月・野洲市長選挙 ⭕️2019年の選挙実績 3月 ・明石市長選挙 ・東京都台東区4月 第一次 ⚪地方統一選挙 ・政党車10台一括お手配 ・千葉県議会議員選挙 ・神奈川県川崎市議会議員選挙 ・大阪府大阪市会議員選挙 ・大阪府堺市会議員選挙 ・兵庫県神戸市会議員選挙 ・広島県議会議員選挙 ・広島市議会議員選挙 ・徳島県議会議員選挙 ⚪第二次 地方統一選挙 ・東京都品川区議会議員選挙 ・東京都文京区議会議員選挙 ・東京都渋谷区議会議員選挙 ・東京都港区議会議員選挙 ・東京都豊島区議会議員選挙 ・東京都千代田区議会議員選挙 ・東京都福生市議会議員選挙 ・神奈川県横須賀市議会議員選挙 ・茨城県市議会議員選挙 ・埼玉県越谷市議会議員選挙 ・愛知県あま市会議員選挙 ・大阪府高槻市議会議員選挙 ・大阪府藤井寺市議会議員選挙 ・大阪府狭山市長選挙 ・大阪府泉大津市議会議員選挙 ・奈良県桜井市議会議員選挙 ・和歌山市議会議員選挙 ・兵庫県姫路市議会議員選挙 5月 ・堺市長選挙 7月 ・参議院議員選挙 兵庫選挙区 ・三田市議会議員補欠選挙(録音) ・三重県市長選挙政党車 8月 ・東京都西多摩郡日の出町議会議員選挙 9月・三重県松阪市長選挙 10月・茨城県ひたちなか市議会議員選挙 11月・埼玉県桶川市議会議員選挙 ▶️地方統一選挙 うぐいす嬢ナレーション録音のお手伝い ・北海道亀田郡七飯町議会議員選挙 ・青森県大間町議会議員選挙 ・青森県大間町議会議員選挙 ・神奈川県小田原市議会議員選挙 ・埼玉県深谷市議会議員選挙 ・群馬県桐生市議会議員選挙 ・群馬県みどり市議会議員選挙 ・大阪府豊中市議会議員選挙 ・福岡県岡垣町議会議員選挙 ・兵庫県姫路市議会議員選挙 ⭕️2018年の実績 兵庫県西宮市長選挙 https://www.instagram.com/p/CntRJhoLTog/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月11日(月曜日)
通巻第8044号
全米で113校あった「孔子学院」の廃校すすみ、残りは五校
次は中国との「姉妹都市」関係にもメスが入る
*************************
西側諸国では中国の都市との「姉妹都市」関係を解消する動きが顕著となっている。
オランダでは、アーネム市が中国の人権状況の悪化を理由にあげて、武漢市との21年間にわたる姉妹都市関係を終了させた。オランダではほかに7つの都市などが姉妹都市関係を畳んだ。
英国では、新疆ウイグル自治区での人権侵害を理由にニューカッスル市が山西省太原市との37年間にわたる提携関係を終了した。
オーストラリアでは、ワガワガ市議会が、中国政府の新型コロナウイルス感染症への誤った対応を理由に、昆明市と32年間にわたった姉妹都市関係を解消する動きを見せた。
カナダでは、ウィニペグ市議会議員が、中国政府の台湾政策、新疆ウイグル自治区などでの人権侵害、ロシアによるウクライナで進行中の戦争への支持、「人民解放軍」の恣意的拘束に対する懸念を理由に、成都との35年間にわたる姉妹都市関係を終了する動議を提出し侃々諤々の議論があったが、議会は否決した。
ドイツのキール市は国家安全保障上の懸念から中国の青島と姉妹都市構築計画を止めた。
中国の姉妹都市関係は、中国共産党の統一戦線ネットワークの別組織「中国人民外国友好協会」によって管理されている。
米国はどうか。
2023年5月時点で、米中間には234組の姉妹都市と50組の姉妹州/省が維持されており、とくに習近平が福建省時代のワシントン州タコマ市と福建省福州の姉妹関係の先行きがどうなるか、注目を集めている。
日本の都市と中国との姉妹都市関係たるや、日中友好時代の名残で、じつに350以上ある。東京と北京、大阪と上海、京都と西安が代表例だろう。
ほかにめぼしい所を拾うと札幌と瀋陽、旭川と哈爾浜、仙台と長春、甲府と成都、広島と重慶、神戸と天津、福岡と広州、大分と武漢、唐津の揚州、鹿児島と長沙などである。
なかでも名古屋と南京の姉妹都市関係は河村市長が2012年に南京を表敬訪問の際、『南京大虐殺はなかったのでは?』と発言して、南京市側が交流中断という報復的な措置を取った。
この河村市長の勇気ある発言にほかの都市の首長たちは沈黙したまま。
▼日中友好五十年記念事業の寂しさ
2022年は田中角栄の北京訪問から半世紀。熱狂的なパンダ見物の長い行列が、そのブームを象徴したが、さて日中国交回復半世紀を祝う祝賀行事は寂しかった。未だに中国にあってビジネスを展開している企業や、所謂「友好団体」などが義理的に参列しただけで、親中派議員の福田某、鳩山某、二階某あたりがはしゃいだが、大方はシラケていた。
姉妹都市関係を結ぶとどうなるかと言うと、相互訪問で旅費は市議会予算から、土産も。先方は連日宴会、視察なる小旅行はパトカーが先導し、なかにはハニトラも報告されている。
ようするに中国シンパに籠絡させることに目的があり、また中国側が来日すると、ホテルの格が低いとか食事は量が足りない、こんな粗末な土産は何だ等と批判に明け暮れる輩が多い。
市会議員などと言っても中国では市長より書記が偉いわけで、そのランク別待遇が中国のもっとも関心の深いマナーである。
反日暴動以後、日本側の静かな怒りが拡がって相互訪問は減った。
事実上、相互訪問を途絶えた都市も多いが、正式に関係解消をした都市はないようだ。また中国側もバブル崩壊で地方政府の歳入がなくなり、接待どころではなくなった。
欧米の姉妹都市関係打ち切りのように日本の都市で正式に宣言したところはない。孔子学院も13大学にあるが、廃校の声が聞こえない。
米国は首都ワシントンの動物園にいたパンダを送還した。日本も上野動物園などにいるパンダを送還したらどうだろう?
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東京鹿踊ライブ「風とう鹿」 本日(2/十)より予約開始!
【本日より、チケット発売開始!】 とうシカとうとう十年をむかえまして 〜東京鹿踊ワンマンライブ@座・高円寺 開催
郷土芸能を伝える舞川地区の出身者らと、郷土芸能の可能性を世に問う有志と共に結成した、(略称・トウシカ)。 東京の地で活動を始め、『風 とう 鹿』と題した宴を開催します。
「東京鹿踊ライブ 風とう鹿」 座・高円寺 春休み 音楽企画 出演:東京鹿踊
ゲスト: 3月23日:桑島法子さん 3月24日:行山流都鳥鹿踊 期間 2024年03月23日(土)~03月24日(日) 会場 座・高円寺1
チケット予約 座・高円寺HPより →https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3107
――詳細―― 3月23日(土) その一 鹿踊+朗読劇『風とう鹿』 “シシオドリ” の誕生を朗読とともに ▶︎行山流舞川鹿子躍秘伝書『勘太郎之巻』より ▶︎宮沢賢治『鹿踊りのはじまり』より ▶︎朗読 桑島法子さん(声優・岩手県出身) 鹿踊の誕生の由来は諸説あります。 今回は岩手県出身の声優で、トーシカの初期の頃から観ていただいている桑島法子さんを迎え、東京鹿踊のルーツである行山流舞川鹿子躍に伝わる秘伝書『勘太郎之巻』と、宮沢賢治の『鹿踊りのはじまり』の芝居仕立ての朗読+東京鹿踊で、鹿踊の誕生に想いを馳せてみてください。本場の岩手弁からなるリズムと躍動する鹿の踊り、お楽しみください。
3月24日(日) その二 鹿踊演舞『問う鹿乱舞』 装束から動きまで 深く分け入る鹿踊×体験ワークショップ ▶︎鹿踊比較演舞 東京鹿踊+行山流都鳥鹿踊(ゲスト鹿踊・岩手県奥州市胆沢) ▶︎23日の劇中で登場した鹿踊りを間近で体感! 鹿と躍ろう、鹿になろう! 鹿踊りワークショップ 鹿の角をつけた鹿頭をかぶり、背中に長い“モノ”を背負い、太鼓を叩きながら歌い踊る「太鼓踊系鹿踊」。
岩手・宮城には今も約50の鹿踊りが伝わっています。 東京鹿踊にも、
●行山流舞川鹿子躍(岩手県一関市) ●行山流水戸辺鹿子躍(宮城県南三陸町) ●仰山流前田鹿踊り(岩手県大船渡市)
出身者がメンバーになっています。
●行山流舞川鹿子躍
●行山流水戸辺鹿子躍
●仰山流前田鹿踊り
見た目は似ているけど・・・?な、太鼓踊系鹿踊の多様さを、岩手県���州市胆沢に伝わる行山流都鳥鹿踊の皆さんをゲストに迎え、土地土地で異なる鹿踊に深く分け入ります。東京鹿踊との比較演舞や、装束や動き、演奏などの特徴を解説、舞台上で実際に体験いただきます(事前申込制)
【体験申込】 座・高円寺HP → https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3107
東京鹿踊が、自身のありようから模索してきた郷土芸能の可能性、その十年が形づくる『風とう鹿』、どうぞご期待ください。
スペシャルゲスト: ○桑島法子さん(岩手県出身) KUWASHIMA HOUKO
12月12日生まれ。岩手県出身。 青二プロダクション所属。 デビューしてまもなく大ヒットアニメ『機動戦艦ナデシコ』のヒロイン、ミスマル・ユリカ役に抜擢される。以降、『犬夜叉』の珊瑚役をはじめ、『機動戦士ガンダムSEED』のナタル・バジルール役、フレイ・アルスター役、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき:キュアサンシャイン役、『宇宙戦艦ヤマト2199』森雪役 、『鬼滅の刃』炭治郎(主人公)の母役など、人気作品のキャラクターを数多く演じています。番組ナレーターとしても活躍中。
2001年から宮沢賢治作品を朗読する“朗読夜”をライフワークとして続けており、これらの活動が評価され、2009年に花巻市主催「第19回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞」で、イーハトーブ賞奨励賞を受賞しました。第73回全国植樹祭いわて2023にて「虔十公園林」を朗読。2010年からは、岩手県の希望郷いわて文化大使を務めています。
○行山流都鳥鹿踊保存会(岩手県奥州市胆沢) GYOZANRYU TODORI SHISHI-ODORI
岩手県奥州市胆沢に伝わります。「鹿のハツ連れ」といい、親鹿(仲立)、女鹿、両側に雄鹿が6人、計8人で踊ります。装束の幕には「九曜」・春日並びに日月の四季を略した「十二揩子」、36の神々を象徴した「チドリ」を染め、腰には3mもある「ササラ」を挿し、「大太鼓」を付ける。鹿の情操や生態を舞踊化したものとされ、ササラ竹 が踊るにつれてもつれ、からむ様は、咲き乱れる秋の七草とすすきの波を乗り越え、戯れ遊ぶ鹿を想起させます。 行山流舞川鹿子躍と同じ「行山流」ですが、違いや共通点を探してみてください。
東京鹿踊 -TOKYO SHISHI-ODORI-
2013 年6 月、行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)が伝わる岩手県一関市舞川地区出身者が呼びかけ人となり、首都圏在住の鹿踊伝承者と郷土芸能の可能性を信じる有志で結成。「鹿踊」の演目を習い、実演する他、多国籍・多世代・多分野に対応したワークショップ、魅力発、郷土芸能を通じた地域との関わり方、未 来へ継ぎ方を思考するためのプロジェクトを企画しています。 2023年にとうとう10周年をむかえました。 https://to-shika.tumblr.com/
出演者:東京鹿踊 小岩秀太郎、松坂史、古谷加奈 (以上出身:岩手県一関市・行山流舞川鹿子躍) 山田雅也(出身:群馬県) 西田昌代(出身:東京都 江戸祭囃子 獅子舞) 小野寺翔(出身:宮城県南三陸町・行山流水戸辺鹿子躍) 山下明恵(出身:兵庫県) 塩原那奈(出身:長野県) 鈴木康正(出身:岩手県大船渡市・仰山流前田鹿踊り)
主催:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺 後援:杉並区、公益社団法人全日本郷土芸能協会 企画:東京鹿踊 協 力:株式会社青ニプロダクション、機糸横糸合同会社
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