Tumgik
#眼圧
api-azb-no10 · 1 year
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頭の整体 5月限定キャンペーン 60分 5500円
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shitakeo33 · 8 months
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メガネ屋がこっそり教えますが、メガネの寿命を縮める圧倒的No.1は「乾拭き」です。レンズ表面についた埃等をそのままこすり付ける事で細かい傷が付きます。メガネは「毎日」水で丸洗いをしてティッシュ等で優しく押さえるように拭いてください。仕上げにメガネ専用クロスで吹き上げると尚良いです。
Xユーザーのよしひこ@サカタメガネ👓1級眼鏡作製技能士さん: 「メガネ屋がこっそり教えますが、メガネの寿命を縮める圧倒的No.1は「乾拭き」です。レンズ表面についた埃等をそのままこすり付ける事で細かい傷が付きます。メガネは「毎日」水で丸洗いをしてティッシュ等で優しく押さえるように拭いてください。仕上げにメガネ専用クロスで吹き上げると尚良いです。」 / X
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kizioziki · 10 months
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I'm here to meet you.
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皆様お元気でしょうか?お久しぶりです🌸 How are you all doing? It’s been a long time 🌸
今回の題名にて「あなたに会いに来ました」をテーマにしてみました。相変わらずいろんなマダサクを描いて楽しんでおります!! いろんなふたりを描くことは私の生きがいでもあります。ふたりのラブロマンスを全力で応援しております。フォロワーの皆様、いつも応援してくださる皆様、手を止めて見てくださったマダサク好きの皆様とも一緒に、この気持ちを共有できればとても嬉しいデス///
This time's title is based on the theme "I came to see you." I'm still having fun drawing all kinds of Madasaku! ! Drawing various people is also my purpose in life. We are fully supporting their love romance. I would be very happy if I could share this feeling with all my followers, everyone who always supports me, and all the Madasaku fans who stopped by to watch.
いつもありがとうございます!!! I am always grateful for your help! ! !
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10月、11月と舞台最終章を見に行きました。こちらも最高の時間を過ごし、マダサクの絡みは血眼で探しつつストーリーのラストを楽しみ、最後を全力体感しました!!素晴らしい時間を過ごすことができました。マダラとサクラちゃんの戦闘シーンもありました!!本体マダラと戦うシーンは胸が熱くなりました。どちらの強い思いもぶつかって😿が止まらない。サクラちゃん途中マイクトラブル?もあるシーンがありましたが、熱い演技、表情、声でカバーし舞台を圧倒していました。最後だと思うととても寂しいですが、オフショットを役者様が投稿してくださっており私はとても救われました。 また、会いたいなぁ🌸本当にありがとうございました!!
I went to see the final chapter of the play in October and November. I had a great time here as well, and enjoyed the end of the story while searching for Madasaku involvement, and felt the ending to the fullest! ! We had a wonderful time. There was also a battle scene between Madara and Sakura-chan! ! The scene where he fights the main character Madara was heart-warming. Both strong feelings collide and I can't stop 😿. Sakura-chan, microphone trouble on the way? There was a certain scene, but they overwhelmed the stage with their passionate acting, facial expressions, and voices. I feel very sad thinking that it's the last time, but the actors posted off-shots and I was very relieved. I want to see you again 🌸 Thank you so much! !
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こちらは少しおまけ💖高い買い物になりましたが、我が家もついにお迎えいたしました。このマダラモデルは最高です。どのアングルも本当に本家、原作かと思うくらいの仕上がり!!頑張って働いてついにお迎えでき、幸せです。これからのマダサクを描く上での活力とします!!やばいクオリティ!!すごいです!!! (同じメーカーでサクラちゃんも作ってくれないかな…?🌸)
This is a little extra 💖It was an expensive purchase, but we finally welcomed it into our home. This Madara model is the best. Every angle is truly the original, and the finish is so good that you'll think it's the original work! ! I am happy to have worked so hard to finally welcome you. I will use it as a source of energy for drawing Madasaku in the future! ! Awesome quality! ! It's amazing! ! ! (I wonder if the same manufacturer could make Sakura-chan too…?🌸)
もう少しでマダラの誕生日ですね!!投稿できるか分かりませんが、 全力で当日はお祝いしたいと思います!! Madara's birthday is almost here! ! I don't know if I can post it, but I would like to celebrate this day with all my might! !
皆様、お体を大切に。🌼 ありがとうございました!❄⛄ Everyone, please take care of yourselves. 🌼 thank you very much! ❄⛄
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Do not forget me...
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danieyells · 2 days
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Upcoming Units And Stuff
Seems like next chapter will be Obscuary again! The butler units that have previews in the Google Play store will be avaliable--although as far as I know we haven't seen Lyca's.
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The Obscuary ghouls will also get sprites for their casual outfits which is cool.
Episode 10 is called "Tea With A Twist Of Murder"(jp: 「惨劇は紅茶と共に」 - "Tragedy With Tea")
But tomorrow is Episode 9 so everything for that is out and I'll touch on the upcoming units and things for that! I even have access to the whole script since they accidentally put out the chats early lmao
Upcoming units:
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Halloween Zenji - "Philosophia Morbida" (jp: 「屍者のフィロソフィア」 - "Living Corpse Philosophia")
Unique Skill: "Cloak of the Undead" (jp: 「不死者の仮装」 - "Undead Costume")
Maxed Skill: "Fraternal Affection" (jp: 「弟想い」 - "Thinking Of His Younger Brother")
Halloween Jiro - "Bloody Deviant" (jp: 「血染めの畏怖」 - "Bloodstained Dread")
Unique Skill: "Numb To Fear" (jp: 「麻痺した恐怖心」 - "Numb To Fear")
Maxed Skill: "Crimson Pillow" (jp: 「赤い寝所」 - "Red Bedroom")
Halloween Romeo - "Impassive Undertaker" (jp: 「黒曜の葬送人」 - "Obsidian Undertaker")
Unique Skill: "Elegant Gravekeeping" (jp: 「高貴な墓守」 - "High Class Gravekeeper")
Maxed Skill: "True Victorian" (jp: 「真のヴィクトリアン」 - "True Victorian")
Halloween Kaito - "Eternal Slumber" (jp: 「今宵は静かな屍人形」 - "Tonight, A Dead-Quiet Doll")
Unique Skill: "Play Dead" (jp: 「死んだフリ」 - "Play Dead")
Maxed Skill: "Enthusiastic Escape" (jp: 「一流の逃げ足」 - "First Rate Escape")
Upcoming warding cards:
"Spooked" (jp: 「"ゴースト・サプライズ」 - "Ghost Surprise")
"A Little Too Convincing" (jp: 「本物の迫力」 - "Impressively Real")
"Eagle Eyes" (jp: 「標的を狙う眼光」 - "The Shine In His Eye While Aiming At The Target")
"Clever Hands" (jp: 「器用な手先」 - "Skillful Fingers")
"Unsung Hero" (jp: 「縁の下の力持ち」 - "Unsung Hero")
"Soundless Threat" (jp: 「音も無い威圧」 - "Soundless Intimidation")
"Fist To Fist" (jp: 「ステゴロのタイマン」 - "One-On-One Bare Knuckle Brawl")
Upcoming Cosmic Bonds:
"Varied Judgment" (jp: 「それぞれの裁き」 - "Respective Judgements")
"Kindred Spirits" (jp: 「今夜は二人で人で無し」 - "Tonight They're Both Beasts")
"Lively Even After Death" (jp: 「黄泉の国でも賑やかに」 - "Lively Despite Being In The Land Of The Dead")
"Graveyard Smash" (jp: 「夜は墓場でミックス部隊」 - "The Mixed Group In The Cemetery At Night")
As usual, spending money on gacha games is bad, cards have all rerun so far so don't go crazy spending if you can't get the one you want, take my Japanese translations with a grain of salt, i don't have any way of knowing who the cosmic bonds are or of seeing the units before they're in the game. . .i think that's my usual closing in a nutshell. It's 3am lol OH NO MY DAILIES.
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g-men-movie · 1 year
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場面写真&連続キャラクターPV<加藤編>解禁!
★凶暴かつ卑劣なヤバい男・加藤の場面写真解禁!
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このたび解禁となったのは、尾上松也演じる凶悪組織“天王会”のヘッド、加藤侠介の場面写真とキャラクターPV。今や都市伝説と化している不良グループ=Gメンがかつて死闘の末に潰したはずの天王会でしたが、その魔の手が勝太たちに忍び寄ります。場面写真では、黒いロングコートをまとった加藤が鋭い眼光で部下を引き連れている様子や、加藤に人質として捕らえられ、恐怖に顔をゆがませるレディース集団・多摩黒天使(ブラックエンジェル)のヘッド、レイナ(恒松祐里)の姿が。
★連続キャラクターPV配信第9弾!尾上松也演じる【凶悪組織“天王会”のヘッド・加藤侠介編】も解禁!
映像では、無抵抗の人間に対して「右と左どっちにする?」「潰しちゃうよ!?」と一切容赦のない加藤の、卑劣で圧倒的な凶暴性が際立つシーンから始まります。さらに壁ごとバットで殴りかかったり、戦いに乗り込んだ勝太をアクロバティックに吹っ飛ばすシーンなど、見応えたっぷりのバトルが次々に展開されます。狂気めいた笑顔で周囲を圧倒する加藤に対し、大事な仲間を傷つけられ怒りに燃える勝太。本作の見どころの一つである、加藤率いる“天王会”との決戦の行く末が気になる15秒となっています。
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anza-langblr · 9 months
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文学作品から学ぶ語彙
名詞 // Nouns:
応酬(おうしゅう)reciprocation 咳払い(せきばらい)cough, clearing one's throat 沈黙(ちんもく)being silent 風貌(ふうぼう)looks, appearance 眼差し(まなざし)look, gaze 申し子(もうしご)child that was prayed for
動詞 // Verbs:
圧倒する(あっとう)overwhelm 後ずさる(あとずさる)back off 悟る(さとる)understand, comprehend 忍び込む(しのびこむ)steal in たじろぐ wince, flinch, recoil 身を乗り出す(み を のりだす)lean forward
形容詞 // Adjectives:
異様な(いよう)bizzare 勤勉な(きんべん)diligent ちょっとした slight, minor, trivial 間抜けな(まぬけ)stupid, idiotic 無秩序な(むちつじょ)chaotic
その他 // Other:
そうともさ! Exactly right! その分(ぶん)to that extent 足らず(たらず)a little less than, just under
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simamamoru · 2 months
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汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんな��のだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
 意味あり気に、にやっと��いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は��急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
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kinemekoudon · 1 year
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スマホを解析されて、薬物売買のログを見せられたときのレポ
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―逮捕から7日目。この日は2回目の検事調べが予定されており、今回はワゴン車による単独の護送ではなく、護送車での複数人共同の護送になるとのことで、僕は初めて護送車に乗れることを少し楽しみにしていた。
朝8時30分頃、点呼とともに居室から出され、留置場の出入り口扉の前に連れていかれると、扉の前には既に2人の収容者が縦一列に並ばされており、僕はその2人の後尾に立つよう指示をされる。そして例によって身体検査をされると、いつもよりキツく手錠をかけられる。
その後、留置官が先頭の収容者の手錠の間の輪に、通常より長い腰縄を通してから腰に巻き付け、同じ要領で、その長い腰縄を中間の収容者、そして後尾の僕に巻き付け、見事に3人を数珠繋ぎにすると、その長い腰縄を自分の腰につけているフックに括りつけ、後尾に立つ僕の後ろについた。
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それから、3人の前後に警官が3人ずつついた体制で、地下の駐車場まで連行され、しばし駐車場で待機をしていると、白色と灰青色のツートーンカラーで、黒色のスモークガラス窓のマイクロバスがやってきて、3人の手前に停車した。
僕はその時まで、護送車とは、青地に白のラインが入っている、窓に金網のついたバス型の車だと思っていたので、実際の護送車がひどく凡庸なことにがっかりした。
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上が護送車、下は人員輸送車(警察官を輸送する車)
そうして、3人は連結されたまま護送車に乗せられる。護送車の車内は、右側2座席に左側1座席の3列配置で並んでおり、窓には鉄格子が嵌められていて、運転席との間には壁があって全く見えないようになっていた。
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また、護送車は周辺地域の警察署を順繰りにまわり、地検に移送する被疑者らを拾っていくシステムのようで、すでに15人ほどの先客が座っていた。
彼ら15人は、非常に長いロープで数珠つなぎにさせられており、全員が上下グレーのスウェットに茶色の便所サンダルの恰好で、手錠をかけられ、姿勢よく無言で着座しているので、捕虜の集団のようだった。
車内にいた警官らによって、3人は各自指定された座席に座ると、3人を連結していた長い腰縄が外され、今度は15人を連結している非常に長いロープに括り付けられる。
18人の被疑者と1本のロープによる数珠が完成すると、1人の警官が、「車内では会話や目配せはもちろん、足を組むのも禁止する」などという護送車内の規則を、大声かつ歯切りのよい口調で説明していた。
車内に5人ほどいる警官らも、これだけの逮捕者を移送するというだけあってか、非常に緊張感を持った面持ちで、ちょっとでも無駄に声を発したら怒鳴られそうな緊迫感がある。
僕は幸い、右側2座席の窓側の席であったので、外の景色でも見て気を紛らわせていようと思った。なんだったら、前回の単独移送では、両隣に警官が座っていて、窓はほぼ塞がれている状態だったので、久しぶりに外の景色を見られることは楽しみだった。
そうして、護送車が出発する。捕虜同然の惨めな状態というのもあってか、留置場では見ることのない格好や表情をした道行く人々を見ると、外の世界は自分とはもう関係がないように思えてきて、非常にセンチメンタルな気持ちになる。梅雨時で曇天模様だったのがまだ救いであった。
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出発からおよそ1時間が経過し、護送車が地検に到着する。護送車のドアが開くと、地検で待機していた警官がドア横に立ち、日本陸軍の点呼のような厳格さを感じる大声で「第三系統! 総員十八名!」と号令をする。車内の被疑者らが数珠つなぎにされたまま、1人ずつ車内から降りていくと、その警官はやはり日本陸軍のように「一!二!三!…」と点呼をとっていた。
数珠つなぎのまま連行され、待合室のある広間に出ると、そこには前回よりもはるかに多い、100人弱の被疑者らがおり、見るからに力士のような者からヤクザのような者まで、前回より威圧感のある男が多く集結していて、全体的に迫力があった。
また今回は人数が多いためか、警官の人数が多く、警官らはみな厳格な号令と点呼を行い、鋭い眼光で被疑者らを監視しているので、今までに味わったことのない張り詰めた空気が漂っている。
それから例によって、待合室という名の牢屋で、座る者の事など考えていない直角の硬い椅子にすし詰め状態で座らされ、時間もわからないままひたすら待ち、昼食時にコッペパンを食べ、いつ自分が呼ばれるか分からないまま、またひたすら待つ。相変わらず地獄。
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おそらく3時くらいになってようやくお呼びがかかり、僕は一人の警官に連れられて、検事のいる部屋に入室した。あくまで検事が起訴か不起訴かを決めるので、入室の際、僕は少しでも検事の心証を良くしようと、礼節を重んじている風の挨拶を決め込む。
前回同様、義務的な質問などがされ、黙秘権について告知がされるので、僕はここぞとばかりに、昨日弁護士にアドバイスされた通りに、「担当の弁護士さんから抗議書が送られていると思いますが、昨日、留置担当官の方に「ブチ殺す」などの脅迫を受けて、���察や検察の方を信用できなくなったので、取り調べには協力できません」などと、あくまで被害者ぶった深刻な表情で言う。
すると検察官は、こちらの会心の一撃をまるで意に介さないような表情と口調で「わかりました。その件についてはこちらでも事実確認と調査を行ってまいります」などと流暢に返事をし、「ただ、本日は見ていただきたい資料があるので、応えられるものに関しては応えていただけませんか?」と尋ねてきた。
僕はその見せたい資料とやらが気になったので、「資料は見せていただきたいですが、黙秘はします」と応えると、検察官はそれを了承し、A4サイズの紙が200枚ほど綴じられている分厚いバインダーを取り出して、付箋の貼ってあるページを開き、僕に見せてきた。
そのページには、僕がプッシャーから薬物を買おうとやり取りしていた、Telegramのログ画面の写真が貼り付けてあった。
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僕はまず、そもそもスマホの解析承諾をしていなかったので、無断で解析をされていたことに度肝を抜かれたし、露骨な薬物売買の証拠を見せられて、少し動揺が出てしまった。
ただ幸い、今回一緒に逮捕されたプッシャーとのやり取りのログは完全に消去していたし、見せられたログは、僕が「在庫はいかがですか?」と尋ね、プッシャーが「こちらになります」と隠語で書かれた薬物のメニュー表を画像で添付して送り、僕がそれを既読無視しているという、購入の意思を見せていない内容ではあった。
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メニュー表のイメージ
ちなみにTelegramにはパスコードロックをかけていなかった。
検察官は僕が動揺している隙に、「これは、あなたが薬物を購入しようとして、売人にコンタクトをとったものじゃないですか?」と単刀直入に質問をしてくる。
僕は、このログについてはどうとでも取り繕って否定できそうだったので、つい否定をしたくなったが、下手に喋ってボロを出しては検察の思う壺なので、「黙秘します」と応える。
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それに対し、検察官は無言で頷き、プッシャーが提示していたメニュー表の画像を指さして、「この“罰”っていうのは、コカインのことですよね?」と尋ねてくる。
僕は反射的に、「いえ、罰はMDMAの隠語です」と本当に危うく口走りそうになったが、一呼吸置いて「黙秘します」と応えると、検察官はやはり無言で頷き、再び付箋の貼ってある別のページを開いて、僕に見せてくる。
そのページには、一緒に捕まった友人の吉岡とのLINEでのやり取りの写真が貼ってあり、どう見ても薬物を言い表した代名詞でのやり取りや、それに付随して、「悟ってる時の顔」などと言って、僕がLSDのピーク中に目を瞑って微笑んでいる顔写真を吉岡に送りつけている赤面不可避のログも載っていた。
当然、これらに関する質問にも黙秘を貫いたが、検察官は少し呆れた表情で、「…うん。でもね、小林さん(一緒に捕まったプッシャーの本名)のTwitterアカウントのリンクが、吉岡さんからあなたに送られているんですね」などと言って、今度はそのログの写真を見せてきた。
僕は吉岡とは完全にクロな証拠のやり取りをしていなかったつもりでいたので、これにはさすがに焦りを感じたが、そのメッセージの前後に脈絡はなく、リンクだけが送られているという内容のログではあったので、これだけでは証拠として不十分であろうとは思った。
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検察官は続けて、「この小林さんのアカウントにコンタクトを取って、小林さんから大麻を購入したんじゃないですか?」と名推理をしてきたが、僕はなんとか無表情をキープしたまま、「黙秘します」とだけ言っておいた。
検察官は表情を変えず、「わかりました。それでは本日はこれで以上です」などと言って、この日の取り調べは終わることになり、僕は当然、調書への署名・押印を拒否して、部屋を後にした。
つづく
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
#フィクション#エッセイ#大麻#大麻取り締まられレポ
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lastscenecom · 5 months
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「眼圧は1日の中でも6mmHgほど変動するといい、就寝前~朝が高くて、夕方に低くなることが知られています。この眼圧の変動幅が大きいほど、視野障害が進行しやすいことも報告されています。視野障害が進行していくと、それが緑内障になる原因になります」 でも、なぜ夜に眼圧が高くなるのでしょうか? 「それは体位(頭の位置)と関係があります。眼圧は重力の影響を受けますので、座っているときや立っているときの眼圧がいちばん低いのです。そして、少しずつ体を傾けて頭が下になっていくと、眼圧は上昇していきます。つまり、寝ているときは眼圧が上がるのです」 それでは、寝ているときに眼圧を上昇するのをなるべく避けるには、どうしたらいいのでしょうか。 「仰向けで寝て頭の位置を高くするといいです。枕をして寝ると少し角度がつくので眼圧は上がりにくくなります。無理に高い枕をする必要はありませんが、低い枕よりは少し高めの枕がいいかもしれません。仰向けで寝やすいようにオーダーメイドで枕を作ることもできますので、自分に合う枕をつくるのもおすすめです」
日本の失明原因の1位は「緑内障」。40代50代は枕の高さと目薬の差し方に注意を(ESSE-online) - Yahoo!ニュース
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maasayada · 1 month
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愛と遠視、傷と羽音
ここを開けるのは、久しぶりだ。
ここに載せてきたようなことは、特定の宛先なしにはもう、書かないかも知れない。そう思い、過ごしてきた。
けれども再び開けてみるのは、魂が「必ず終わりをもたらしてやる」と私にかけた言葉が、最後の投稿(二年前)に置かれたままになっていたからである。
そのことは、ずっと忘れていた。それからふと、私の目に留まった。魂は言った通りのことをやってのけ、そして新しい生を贈ってくれた。その遍歴を語ることはできなくとも、しるしづけることはできると思う。
私は人と一緒にやるようになってから、今の自分の言葉でいえば、こんなことを探求してきた。小説と幼年の境界。小説と死者の境界。小説と観者の境界。小説と神話の境界。小説と肉体の境界。小説と因果の境界*準備中。
さいごの「小説と因果の境界」は短いものだが、その時点の私にとっては極限だった。2023年3月に書き終えてから、文字通り彷徨った。多くのことに手をつけ消耗していったが、それらがいずれ小説に資すると、以前のようには思えなくなっても、自力では止まらなかった。だから、こころがブレーキをかけたのである。
もっとも状態がよくなかったときに、間一髪で(自分ではなく)世界を選んだ。
それまでは、自分というブラックボックスを通し、みるものに陰影を纏わせつづけていた。私の文について色々なひとが色々なことを言ったが、概ね共通していたのは、独特な結晶化作用があるということだった。確かに私も信じてきた。その陰影こそがやがて固有の輝きを露わにし、光を集めるのだと。それはしかし、かなり時間のかかる作用でもあった。誇張して言えば〈こちら側(この時)〉では、私はいつもほほえむだけだった。蜜蜂は、蜜を集めることが今を生きることであるのに、わたしはそういう成り立ちをしていなかった。
終わりをもたらすとは、このブラックボックスごと引き潮に渡すことを、決断できるということだった。そのとき圧倒的な苦しさの中で、光や風や、水を感じた。私は人に「生きているだけでいい」と何度も言ってきたけれど、自分自身にそう思うのは初めてだった。
それから、素晴らしいことが起こり始めた。
今日お話ししたいのは8月17日に、生まれ故郷がいつより美しい姿をみせてくれたことだ。冒頭に挙げたものたちと並行して、2021年秋から断続的に「小説ではない文」を書いてきた。その文はあれら境界のすべてと、そのほかの体験とを含んでいる。それがついに成り、人に託した翌日のこと。
私は文の主要な舞台のひとつである公園に行き、小さな川が池に流れ込む様子がよく見えるベンチに座った。文を送る際に添えたメッセージ――花が咲いていると、思わずきれいだねと話しかける身体について――を思い出しながら、樹々を眺めたり、サンダルのまま流水に入ったりした。
開いた本に、ある大小説で主人公が亡くなるのは、作者が次第に苛立ちをおぼえてのことだと言う人がいるが、小説家が主人公を愛さなくてあのようには書けぬ。と書かれていて、涙がこぼれた。
上空を涼しい風が吹きわたった。まるで巨大な湖をまえに、雨が降る先触れをきくようだ。30分はもつと思ったが、もっと早く降り始め、晴雨兼用傘をさしてベンチに陣取ると、叩きつけるようになった。それまで氷の入ったプラカップに麦茶を注いで体を冷やしていたが、飲み口の近くに雨雫が付けば楽しかった。化学繊維の軽いスカートは膝上まで濡れて、抱えた水草のバッグは暖かく守れていたから、真っ直ぐな大雨音は、そのまま安心と結び付いていた。
あめのひは、かさをさしてほんをぬらさず。地元の図書館が子供向けに貼りだしていたポスターは、なぜかブロントサウルスが直立歩行で傘をさしていたな…
後方の東屋を振り返ると、その向こうに誰もみていない空が出現した。
そんな空が、生まれ、住まいを変えつつ暮らしてきた人口の多いこの地に降るとは。山を登るときにだけみられる幻でなくなるとは。神代の、人の手付かずの自然であった頃にまで、生地は戻ることもできるのだ。その記憶の存在を私はしっかりと感じた。
動かぬままで雨が上がると、すっきりと遠くを見ていることに気が付いた。
ひとつ上の友人は、ゴルフを好きになってから視力が1.0に回復したといい、2.0ある同い年の友人は、私は本を読まないからだと結論するが、確かに読み書きを好む者の目は、遠くよりも近くを見ることに適応しやすい。
私の場合、いつも近くに対象物が入るよう、目が無意識に動いていた。一本道を歩くとき、街路樹や自転車や自販機を、たぶん本来は必要のない頻度で見る。身体は真っ直ぐに進みたいし、目も協調しているかのようにふるまうけれども、実は遠くを見据えると疲れるので、目は避けようとする。身体はそれを知っている。
このもどかしさが突然、消えた。目が遠くと和解していた。コンタクトレンズ装着時のような視力の上がり方ではない。あれは眼科医も友人たちも、生活に危険がないように、情報が沢山入るようにとすすめるし、私も長い間、そういうことだと思ってきた。近視は見えるべきものが見えずにつらいのだと。そうではなかった。
全力で書き切った文を贈り、生地が応えて記憶のかぎり遡ったから、私は見晴るかす、すべてがうつくしい、と話しかけていたのだ。それで遠くをみるのを畏れることがあろうか。自分の不調の解消や、情報の取得のためならば、ここに出ることはかなわなかっただろう。
歪みを、遅延を、細部をバネに跳躍するという��り方を手放さなければ、ここに来ることはかなわなかっただろう。だからこそ、話せるようになったのだし、それでも、書けるのだ。たぶん。
数日して、仰向けになった首の付け根で何かが羽ばたく夢を見た。蝉のように力強い振動に驚いた。整体師の方によれば、私の視力と幼い頃つくった首の傷には、なにか関係があるらしいのだが。
即時的にあらわれるものも、遅れを伴ってあらわれるものも、どちらも肯定しきるようなものを書きたい。それはパラレル・ワールドを時間的に翻訳したようなものになるのではないか。今はそのことだけを思っている。
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kennak · 2 months
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麻酔使うかどうかの手段はともかく、死刑囚や政治的に嫌う団体、抑圧する民族から臓器奪取してる話はずっとある。たしか、噂レベルではなく裏取りされてる
[B! 中国] 「改造車内で若い兵士の腎臓と眼球摘出」 元中国医師が「臓器狩り」証言、台湾で会見
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hitujijp · 4 months
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価値が無いから関わらないでくれ
相変わらず、オレに突っかかってくるヤツが面倒臭い。君、文句を言いたいだけだよね。君に時間割くの勿体ないんで、相手にしませんけど。
通常通り、粛々とトレーニングメニューを履行。そして面倒臭いヤツには全て圧勝した。君は勝ち勘が無く、要点を押さえず、戦略も無く、ファッション感覚で練習している人の典型だね。だからちっとも上達しないし、オレ程度に毎回完敗する。
ああ、それで悔しくて余計に突っかかってくるんですね。分かりますよ。でも弱いんだからしょうが無いでしょ。しかも全然練習してないよね。そういう態度のヤツに手加減する気は無いんで、引き続きボコボコにし続けるからせいぜい頑張り給え。
正直、こういう雑魚は眼中に入れるのも疲れるし、オレの成長にも繋がらない。強者を相手にするか、ギリギリの環境に身を置いた方が学びに繋がる。どの分野でも同じだが、争うのなら精鋭を相手にすべきで、かつ何かしらの世界記録や新発見等の未踏領域を狙う心掛けが大切だ。
意識はどこまでも高く、限りなく高く、しかし他人の批評に終始せず、自ら行え。勿論、そうした高い目標や意識は対価として人生や命を要求される。しかし、本来全ての行動は人生と引き換えなのであって、それを忘れるべきではない。
安い衝動の為にファッション感覚でダラダラ人生を引き渡すか、特化した目的に真剣に挑み一切合切を引き渡すか。そういう所も含めて要衝を抑える感覚と戦略が試されているんだ。
とはいえ実際には目的やリサーチクエスチョンを定める行為は、常日頃からのたゆまぬ錬磨と観察力が問われ、この段階を超えられない場合も相当多いと思われる。だからライフワークや目的の発見に失敗した者は、狙いもはっきりしないまま何となく逐次戦力を投入して疲弊し、彷徨う内に意欲も衰えダラダラ過ごす帰結に陥り易い。現実はそんな感じだろうと予想するが、ともかくも話が通じないヤツに何を言って分からないだろうから、関わらないに限るよ。 むしろ価値の無いヤツと関わらざるを得ない時は、料金を請求する習慣を付けた方が良いと思う。自分の貴重な時間が、無価値な行為に浪費される対価を請求するのは当然の権利だ。そしてそれを支払えないヤツは丁重にお帰り頂く、と。
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dal2bb · 2 months
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今日はこれでした。
ミュージカル #この世界の片隅に 大千秋楽は呉にて。
一度チケット気づいたときには売り切れてて、「だめかー」と諦めてたけど、その後こまめにチェックしていたら「ノーサイド席」なるものが販売されてるのを発見。即チケ取り。
ノーサイド席ってどんな悪席だろう…と思いながら実際行ってみると、なんとステージ前最前でした…しかもど真ん中。聞いてない。(その代わり、ホールの最前列の前に一列作ったパイプ椅子だったのでお尻は痛い)
ステージを見上げる形になるので一部見にくいから最後に作って解放された席なのかな?と思った。
奥の方は見えないしね。
でもそのかわり、演者さんが肉眼で涙の一筋まで見えるところで、息づかいまで聞こえて、それはそれは大感動だった。
あの「この世界の片隅に」をミュージカル脚本にする際に、物語はすずさんがはるみちゃんと片手を失った後、失意の中実家の妹のすみちゃんが呉に来てくれて思い出話をする、という体でお話が始まった。曲は全編アンジェラ・アキさんが作曲されてて、ピアノの音が印象的で極上の美しいメロディで花丸だった。
主演の大原櫻子さんももちろん歌も演技もお上手で圧倒された。完璧なすずさん。広島弁も完璧。
私が印象に残ったのが、義理の姉のけいこさんの役の方。低めの声でとても聞きやすかった。
すずさんとけいこさんが終盤和解するあのシーンで歌われた「居場所はあなたが決めればいい、自由だ」という内容の歌。あれがこのミュージカルで一番最高だった。映画でも素晴らしいシーンだったけど、ミュージカルになってもっと素晴らしいシスターフッドが生まれる瞬間のシーンになったというか。
今日の公演は配信もあったみたい。
大千秋楽公演ということで、メインキャストの方の一人ずつのご挨拶と脚本と演出の方とアンジェラ・アキさんもステージに上ってご挨拶があった。
呉は微妙に遠いし暑いからなーと思ったけど、行ってよかった。
この夏の暑い時期に呉で公演するから意味があるんだよね。演者の方も言ってた。お客さんもみんなそう思っただろう。
https://www.instagram.com/p/C99SBfwhFaCmKDFeQy-xVeYdC71Dko0cEmfeRc0/?igsh=dGk1YnU0NWd5dGVw
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gobangiri-news · 7 months
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本ポスター&本予告&場面写真一挙解禁!
このたび、映画『碁盤斬り』の本ポスター&本予告&場面写真が一挙解禁となりました。本作は、ある《冤罪事件》によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭けた感動のリベンジエンタテイメントです!
■本ポスター
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静寂と暗闇の中、精悍な表情で1点を見据える主人公の柳田格之進の横顔が大きく映し出され、ある冤罪事件に巻き込まれ、復讐を誓った男の怒りがヒリヒリと伝わってくるかのようなこのビジュアルには、キャッチコピーすら斬り落とされており、草彅剛さんの存在感も圧倒的な本ポスターとなりました。
■本予告
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濡れ衣をきせられ、妻も喪い、故郷を追われた男・柳田格之進が、1人歩みを進めているシーンから始まります。続いて映し出されるのは、格之進の1人娘、お絹(清原果耶さん)の「父上は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」という言葉と凛とした眼差し、そして囲碁や日々の暮らしに誠実に向き合っている格之進の姿。そんなある日、格之進は旧知の藩士から妻の最期に関する驚くべき事実を聞くことに…。身の潔白の証明のため自ら命を絶とうとする格之進でしたが、愛する娘・お絹の必死の訴えにより、父と娘それぞれの誇りを賭けた闘いが始まります。そして「あの日の約束を、忘れてはおらぬな!忘れてはおらぬな!」と、激高する格之進の姿など、鬼気迫るシーンの数々が映し出され、父娘による愛と感動のリベンジに期待が高まる予告編に仕上がりました。
■場面写真
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《あらすじ》 浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りを賭けた闘いが始まる!
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gupaooooon · 1 year
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MCUムーンナイトの“金魚”について
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・ムーンナイトにおける金魚(goldfish)。片ヒレの友達であるガスに限らず、金魚そのものに……傷を抱える人々、交代者の存在、ロロの思い出と投影であるとか……いろんな暗喩が、さまざまなものが込められてそうだなあと考えながら……
金魚鉢→「プライバシーがない状態/監視・管理されてる」という表現にも用いることを知り……なるほどなあと……
1話における金魚鉢の中の金魚(「The Goldfish Problem」というタイトル含め)は、マークに見つめられているスティーヴンでもある訳だけれど。じゃあ最後6話に強調された2匹の金魚達(マークとスティーヴン)を眼差している/金魚鉢の外側にいるのは誰なんだというと、ジェイクってことなのかあ、と。
・SNSで毎週公式アカウントから出ていた、各話のキーアイテム画像。
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1話のキーアイテムは、「金魚」と、「カップケーキ」な訳だけれど……金魚=マークの弟であるロロの象徴だし、ケーキ=もう食べられない幸せの象徴としての誕生日ケーキ、過去/停滞の象徴としての蝋燭を全て吹き消すことができなかった誕生日ケーキ……に繋がるしで。1話は、弟の存在と死を暗示させるキーアイテム合わせだったんだなと……今更ながら。
・ジェイクの片目についても。3話や5話の……マークの自傷を感じさせる描写とジェイクの繋がり(3話ラストのぐちゃぐちゃの部屋に映り込むジェイクの手袋、5話のマークがハロウを襲うようでいて最後には片目を自傷しようとしてるような描写)と。“片方の”ヒレ、“片方”の目、“赤い色”、などの連想から……金魚の存在と絡めていろいろ考えてしまう。(このあたりは以前↓のファンアートにも書いたのだけど、もうすこし掘り下げて別記事に書きたい→書いたので下の関連記事に追加しました) 
(Twitterに2022年6月、8月、10月頃に書いた感想の一部。抜粋/少し書き足したり整えたりしてまとめたもの。後から更に書き足したり他記事と繋げたりするかもです)(23年10月、公式アカウントのキーアイテム画像のスクショを追加)
関連記事
Twitter上のMoonKnight感想まとめは↓
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「インヴィンシブル」、読み終えた。
本当は読んですぐ書こうと思っていたけど、バタバタしていたので結構忘れてしまった…。
元々「砂漠の惑星」というタイトルで昔出ていた本の新訳版。タイトルは元々「Niezwyciężony(英語だとInvincible)」だったので「インヴィンシブル」に変えたらしい。最後まで読むと、この「無敵」が色んな意味があって面白い。砂漠の惑星、もいいなと思ったけどやはりこれはインヴィンシブルが合うと思った。
その旧訳の砂漠の惑星は以前読んでいたけど、さっぱり忘れていたので普通に面白かった。レムといえばやはりソラリスだけど、ソラリスとはまた違う面白さがあった。解説でも触れられていたけど、女性が出てこないというのは大きく違うところかな。
で、この沼野充義さんの解説がすごく良かった。上に挙げた男しか出てこない話や、アーサー・クラークとの比較、ソラリスとの比較、逆方向への進化、ホロコーストとの関連についてなどなど、本編に迫るくらい面白かった。というか、本編と併せて読むとすごく面白い(解説だから当たり前か)。
このインヴィンシブルとソラリス、エデンが、レムのファーストコンタクト3部作と言われているようだけど、エデンは読んでいないので読んでみたい。
最近ちらほら"Not for me"という言葉を見かけるけど、レムがインヴィンシブルでもソラリスでも泰平ヨンでも、大きなテーマにしていることは、「人間(地球人)には理解できないし干渉もできない or してはいけないことがある、それらはわれわれのためにあるのではない」ということかなと思うと、Not for me(us?)が近いのかなと思ったりもした。
レムはもっと他の本も読みたいなあ。
ロアンは立ち上がったが、足はまだ少々ぐらついていた。いそいそと死者から奪ってきたヴェイル銃を後生大事にかかえた自分が急に滑稽に思えた。そればかりか、命なき形態のみが勝利し、生き残ることのできる、そして命あるいかなる眼も見るはずのなかった神秘の活動を執行し続ける、この完全なる死の国に、自分は必要のない存在なのだと感じた。一瞬前起こったことに、恐怖ではなく、圧倒的な感嘆の気持ちとともに、彼は参加していた。自分のこの気持ちを共有する能力はどんな学者にもないとわかっていた。だが、彼は今、彼らのもとに帰りたかった。行方知れずの者たちの全滅を告げる使者としてではなく、この惑星をそっとしておくことを要求する人間として。すべてのものが、あらゆる場所が、われわれのためにあるのではない――斜面をゆっくり下りながら、彼は思った。
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