#植物の本屋草舟あんとす号
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各地句会報
花鳥誌 令和6年12月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年9月2日 花鳥さざれ会
影までも残暑に喘ぎをりにけり かづを それとなく秋を呼びゐる波の音 同 哥川忌もなく思案橋灼くるのみ 清女 流灯の川面に万の帯となり 希子 流灯の星となるまで見遺りをり 同 男振り鬼灯市の団扇手に 雪 ふと旅に在すが如く柏翠忌 同 其の声音其の眼光も柏翠忌 同 浅草の粋の申し子柏翠忌 同
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令和6年9月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
さやかなり異郷の地より便りあり 喜代子 彼の人の御霊と思へ流れ星 都 秋霖や昼を灯して新書読む 同 身ほとりを駆け抜けて行く野分かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
身に入むや幽霊坂に解体屋 要 振り向けば幽霊坂に秋の雲 昌文 野分後いうれい坂に干す雑巾 順子 鰐口に打たれて鳴りぬ秋の声 同 秋の蟬跨いで白きスニーカー 要 坂の町そろそろ秋が高くなる 荘吉 長月の翳を重ねて魚籃坂 三郎
岡田順子選 特選句
石仏に一円玉と銀杏の実 緋路 朝顔や嬰も黒衣の葬の列 昌文 朝顔や団地めく墓百基ほど 久 正門の秋の気配や女学院 六甲 幽霊坂に細身のをんなつくつくし 昌文 銀杏の実亀石の首そのあたり 久 坂の町そろそろ秋が高くなる 荘吉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月7日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ブラインド上げて夕焼の部屋にする 愛 秋風に置く空つぽの洗濯籠 かおり 送り火の煙ゆつくりと四囲めぐる 成子 秋扇こころ明かさぬまま別れ 美穂 にくしみがあきらめとなり秋扇 孝子 身に入むや母のお薬カレンダー 修二 流星の穿ちし窪み都府楼跡 睦子 かなかなや吾子沈みゆく腕の中 朝子 読み耽るアリバイ怪し夜半の秋 修二 ドクターイ��ローへ手を振る花野人 美穂 月見草わが名つぶやく人の逝く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
銀漢に明治溶けゆく赤レンガ 三四郎 空蟬や大樹にしかとすがりをり 英美子 新米の入荷太文字人を呼ぶ みす枝 物音の消えし校舎に蟬時雨 昭子 晩酌の静かな会話虫時雨 三四郎 黄色い声ねずみ花火に逃げ惑ふ みす枝 一ト夜ごと虫の音細くなりにけり 英美子 流灯会読経流るる僧百人 三四郎 本心は言へず花火の夜の別れ 英美子 枝豆やまた繰り返す愚痴話 靖子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
露の庭はな緒のゆるい宿の下駄 あき子 リズム良き祖母の寝息や集く虫 和魚 源氏詠む文机近く虫すだく あき子 秋茄子や料理の好きな妹逝きて 和魚
秋尚選・三無選 特選句
秋茄子の色は紫紺の優勝旗 廸子 暑くとも白露の朝でありにけり 秋尚 昼の虫導かれつつ見えぬまま のりこ 心地よい風を感ずる白露の日 さちこ 病む人の今朝爽やかと白露の日 ます江 小振りでも紫紺きつぱり秋茄子 三無 虫の宿庭の雑草残しおき エイ子 虫の声足そつとおく帰り道 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月10日 萩花鳥会
暑き娑婆御堂の羅漢高笑い 健雄 百日紅揺れる花房夏惜む 俊文 ジャングルジム登りつく子等鰯雲 美恵子 食べ過ぎて今宵の満月僕の顔 良太 満月の影にうつるは兎かな 綾花
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令和6年9月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
花野道小さく見える牛の群れ あけみ 大花野夢の続きを行くやうに 実加 台風裡兄と出会ひし母の家 あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋日傘半分閉ぢて行き違ふ 都 地図に見る呉亡き父の終戦日 佐代子 誰が植ゑし鶏頭小さく石仏に すみ子 葛一面未だ本籍たりし野辺 都 今放つ槽に小波や新豆腐 同 銃創を見せ物語る生御霊 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
月餅と濃茶一服今日の菊 多美女 野の彩を丸ごと活けて句座は秋 百合子 秋燕別れを告げに母の塔 幸風 長き夜や古き日記に母のゐて 多美女 鮭小屋の朽ちても長汀石狩川 亜栄子 ゆつたりと夜長にすすむ酒のあぢ 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
秋茜近寄り来てはまた高く ます江 桔梗とて気怠そうにて風に揺れ 同 池に波紋残して行けり赤蜻蛉 貴薫 草むらに露草の青紛るなく 秋尚 赤蜻蛉捕り逃がしたる父の網 三無 隠沼に秋明菊の八頭身 文英 秋の蝶もつれて落ちてまた浮かぶ 白陶
栗林圭魚選 特選句
魁て色づく雅式部の実 三無 秋茜近寄り来てはまた高く ます江 静謐の沢の流れや曼珠沙華 幸風 赤蜻蛉捕り逃がしたる父の網 三無 草陰に水音聴くや秋の蝶 亜栄子 山葡萄鈍き光りを森の端 慶月 森へ行くバス待つベンチ秋の晴 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月16日/21日 柏翠・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
曼殊沙華赤で囲みし甕の墓 ただし 新しき束子で洗ふ母の墓 同 鉄工所跡は錆色芒原 同 施餓鬼寺秘仏に在す観世音 雪 刃を入れるこれぞ西瓜と云ふ西瓜 同 流灯会母のだんだん遠くなる みす枝 夕月や心素直になつてをり 同 手を上げるだけの挨拶爽やかに かづを 九頭竜の乾坤いまだ秋を見ず 同 夜廻りの拍子木冴える星月夜 嘉和 袖通す事なく紙魚の秋袷 英美子 大漁の海を映して鰯雲 眞喜栄 熊除けのあまりに小さき鈴かとも 洋子 中天に中秋の月ただ一つ 紀代美 一言が十で返つて来る暑さ 清女 花明り水明りして草の露 世詩明 紐引きて夜長の秋を灯しけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
単線の駅の中間大花野 世詩明 露草に跼めば低し膝がしら 同 へのへのの顔に疲れて来し案山子 雪 商ひの顔に見えざる古葭簀 同 もしかして死んだ振りかも火取蟲 同 地酒くみ民話ひもとく良夜かな 笑子 何故に泣きべそかいた十三夜 隆司 大花野境界線は遠き空 千加江 夢の中独り占めして花野かな 同 ゆつたりと羽を愛しむ秋の蝶 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月20日 さきたま花鳥句会
秋草や流離の雲はとこしへに 月惑 去ぬ燕施設の母の走り書き 裕章 秋暑し観音堂の鬼瓦 紀花 三尺寝青年の腕白きこと ふゆ子 秋風や水尾引く舟の遠ざかる 恵美子 降るほども無き雨の庭昼ちちろ みのり 刈り草の中よりツンと彼岸花 彩香 鍵を置き去りし男や秋の雲 良江
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植物の本屋 #草舟あんとす号 さまに 絵本「あーん ねんねん」 納品いたしました〜!! 。 まどろみの庭に生えている、眠りの実 ねんねん ねんねんとは!?がよくわかる一冊になっております! 。 眠れる夜にも、眠れない夜にも あなたの心の庭に、ねんねんが届きますように✨ 。 植物の本屋 草舟あんとす号 東京都小平市小川町2-2051 13:00~17:00(短縮営業中) 水木定休日 。 アクセス http://anthosdo.blogspot.com/2017/04/blog-post.html 。 最新の情報は Twitter @ kusafune_anthos 。 #まどろみの庭 #あーんねんねん #自費出版 #リトルプレス #zine #同人誌 #オリジナル #絵本 #架空植物 #ねんねん #ねんねんの実 #妖精 #小川 #小平 #新小平 #holygarden #草舟あんとす号 #植物の本屋 #植物の本屋草舟あんとす号 #イラストレーション #イラスト (草舟 あんとす号) https://www.instagram.com/p/CQvXY8JMimN/?utm_medium=tumblr
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東京小平市にあります ・コトリ花店 さん ・Atelier conafe さん ・植物の本屋 草舟あんとす号 さん 3つのお店による Holy garden のラッピングペーパーを、製作させて頂きました。 大好きな お店に関わらせて頂いたこと、とてもうれしいです。 コトリ花店 http://kotorihanaten.com/ Atelier conafe http://conafe.jp 植物の本屋 草舟あんとす号 http://anthosdo.blogspot.com/2017/04/blog-post.html?m=1 Holy garden https://mobile.twitter.com/holy_garden3
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『季節の布花標本』 型紙から作る標本とブローチ utopiano 著 グラフィック社刊
2020年12月上旬に、2冊目の著書が発売となりました。 今回は型紙をおこす所から解説しております! ただいま全国書店、Honto、Amazon、楽天booksなどでご発売中!
12月15日からは、東京・小平にあります、 植物の本だけをあつめた書店「草船あんとす号」にて 小さなブックフェアを開催いたします。 本に掲載されている作品も数点展示いたします(作品の販売はございません) あんとす号で新刊本のご予約、ご購入、通販くださった方には 特典として、サイン本+utopianoによる植物本のブックリストが付きます。 (サイン本の受付は終了いたしました) 詳細はこちらをご覧ください。
植物の本屋 草舟あんとす号 東京都小平市小川町2-2051
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植物の本屋 草舟あんとす号さん@kusafune_anthosのレターセットフェアに参加させていただきます✉️ あんとす号さんセレクトの、植物にまつわる素敵なレターセットや紙小物がたくさんのフェア。大切な方へのお手紙にぜひ🖋 ・ 2020年9月19日(土)〜10月11日(日) 13時〜18時 水木お休み ・ レターセットで手紙を書くのは、絵柄の世界観にのせて紙の一式に言葉を託す、小さな儀式のよう。はがきで済ませようと思っていたこと、やっぱり封書にしようかな、と、遠くの人になかなか会えないいま、思うことが多いです🍀 ・ #あんとす号のレターセットフェア #knoten #knotenletterpress #活版印刷 https://www.instagram.com/p/CFLYkt1Mq5L/?igshid=16dd45c7i4smy
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【振り返り】3/10、フランスガム「アムール」展を観に、植物の本屋・草舟あんとす号さんへ。 #amour #anthos #francegum https://www.instagram.com/p/B9344AjD_O9/?igshid=1gf96n8gqxc4h
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深川怪談2017 「お化けの棲家」お化け詳細情報
2017年8月20日、深川江戸資料館夜間特別開館「お化けの棲家」終了致しました。ご来場の皆様、ありがとうございました!今年の江戸の町並みに潜んでいた妖怪は全部で17箇所、以下のようなものがおりました。
1.「鍋の付喪神(つくもがみ)」…八百屋の台所 2.「ハサミの付喪神(つくもがみ)」…舂米屋の座敷、箪笥の上 3.「五徳猫(ごとくねこ)」…舂米屋の座敷、長火鉢の前 4.「河童(かっぱ)」…猪牙舟の船縁*深川に伝承あり 5.「毛羽毛現(けうけげん)」…船宿「相模屋」の中庭、手水鉢の横 6.「傘化け(かさばけ)」…船宿「升田屋」の玄関 7.「がんばり入道(がんばりにゅうどう)」…船宿「升田屋」の便所、便壺の中 8.「三つ目小僧」…火の見櫓の下*深川に伝承あり 9.「深川の海坊主」…火の見櫓の裏、掘割の上*深川に伝承あり 10.「なき茶釜」…水茶屋の茶釜の上*深川に伝承あり 11.「蔵鬼女」…舂米屋の土蔵、階段裏*本所に伝承あり 12.「しょうけら」…長屋「於し津」の屋根、明かり取りの窓の上 13.「かいなで」…長屋共同便所、便壺の中 14.「家鳴り(やなり)」…長屋「木場の木挽き職人 大吉」の床下 15.「木枕」…長屋「舂米屋の職人 秀次」の部屋*深川に伝承あり 16.「狂骨(きょうこつ)」…長屋井戸の中 17.管狐(くだぎつね)」…お稲荷さんの祠横 以上、17カ所でした! いかがでしたでしょうか?アンケート等で「潜んでいた妖怪の解説を」というご要望が多数ございましたので、追記させていただきます。(『日本妖怪大辞典』村上健司編著角川書店版他より)
1.+2. 付喪神(つくもがみ) 九十九神とも表記される。室町時代の『付喪神絵巻』によれば『陰陽雑記云器物百年を経て化して精霊を得てよく人を化かす是を付喪神と号といへり』という巻頭の文がある。煤祓で捨てられた器物が妖怪となり、物を粗末に扱う人間に対して仕返しをするという内容だが、古来日本では器物も歳月を経ると、怪しい能力を持つと考えられていた。『絵画に見えたる妖怪』吉川観方 ちなみに、これらの付喪神は深川江戸資料館の壊れて廃棄処分になった展示物を再利用して作られています。展示物を粗末に扱って壊せば妖怪となる?!実物に触れる体感展示がこちらの資料館の売りではありますが、化けて出ぬよう大切に扱っていただきたいものです。
3.五徳猫(ごとくねこ)
五徳猫は鳥山石燕の『図画百器徒然袋』に尾が二つに分かれた猫又の姿として描かれており、[七徳の舞をふたつわすれて、五徳の官者といいしためしもあれば、この猫もいかなることか忘れけんと、夢の中におもひぬ]とある。『鳥山石燕 図画百鬼夜行』の解説によれば、その姿は室町期の伝・土佐光信画『百鬼夜行絵巻』に描かれた五徳を頭に載せた妖怪をモデルとし、内容は『徒然袋』にある『平家物語』の作者といわれる信濃前司行長にまつわる話をもとにしているとある。行長は学識ある人物だったが、七徳の舞という、唐の太宗の武の七徳に基づく舞のうち、2つを忘れてしまったために、五徳の冠者のあだ名がつけられた。そのため、世に嫌気がさし、隠れて生活するようになったという。五徳猫は、このエピソードと囲炉裏にある五徳(薬缶などを載せる台)を引っ掛けて創作された妖怪なのであろう。(『鳥山石燕 図画百鬼夜行』高田衛監修・稲田篤信・田中直日編)
4.河童(かっぱ)*深川に伝承あり 全国各地でいう水の妖怪。河童という呼称は関東地方の方言カワッパが語源だと言われている。地方によりさまざまなよび名があり、大別すると、水神を思わせる名前の系列、子供の姿を強調した名前の系列、動物の名前に近い名前の系列、その他の計4つに分けられる。 水神系には、東北地方のメドチ、北海道のミンツチなどがあり、子供の姿系には、関東地方のカッパ、カワランベ、九州地方のガラッパなどが入る。動物系には、中国四国地方のエンコウ(猿猴)、北陸地方のカブソ(川獺)、カワッソーなどが挙げられる。その他、特定の信仰に関わるものとしてのヒョウスベ、祇園坊主(ぎおんぼうず)、身体の特徴からのサンボン、テガワラなどと、上記3つの系列に入らないものがある。 姿形についても、地方によって相違があり、頭に皿が無いものや、人間の赤ん坊のようなもの、亀やすっぽんのようなものと、実にさまざまに伝えられている。 起源についても、草人形から河童になったとする説、水神が信仰の対���から外されて零落して河童になったとする説、アジア大陸から渡来して土着したとする説など諸説ある。 人に憑く、物に変化する、人間の作業の手伝いをするなど、地方ごとに河童の特徴は異なるが、ほぼ共通していることは、大の相撲好きであることと、胡瓜(きゅうり)などの夏野菜や人間の肝、尻子玉が好物だということだろう。 人間の肝をこのむというのは、昔の人たちの観察力によるものらしい。溺死した死体は腹が膨れて肛門がポカンと開いてしまうといわれる。このようなひどい姿を見て、河童が手を入れて内蔵を引き出したと人々は想像したのだろうといわれている。河童の凶暴性は水難事故の恐ろしさに起因するといっても過言ではないようである。また、相撲や胡瓜を好むのは、河童が水神としての性格を有していたことにほかならない。かつての相撲は神事であり、端午の節句や七夕あたりに行われ、東西の土地の代表者が豊凶をかけて争った。相撲は神と精霊との争いを表しているともいわれ、神が水の精霊を打ち負かすことにより、農耕に欠かせない水の供給を約束させるのだという。胡瓜などの初なりの野菜も、水信仰に欠かせない供物だった。このことからみても、河童が水神として信仰の対象になっていたと考えられる。 古(いにしえ)の水に対する信仰と、近代までの民間信仰とが複雑に絡み合い、無数の枝葉にわかれているので、一口に河童は稿であるとはいえないのが現状だろう。 深川ではカッパは、仙台堀と木場の2箇所で捕獲されていたという。仙台堀では伊達候の蔵屋敷で河童を撃ち殺して塩漬けにしたという。仔細は、伊達候の屋敷では子供がよく水難事故に遭う。怪しむべしということで、堀の内、淵ともいえるところを堰き止めて水を干したところ、泥を潜って風のように早い何かがいて、ようやく鉄砲で撃ち仕留めたという。木場入舟町では、この辺の川で水に入ると引っ張り込むものがいる。木場のいなせな兄いが捕らえてみると河童。この水辺の者には、二度と悪さをしないと詫び証文を書かせて手判を押させて許したという。(『河童の世界』石川純一郎、『河童』大島建彦編、『神話伝説辞典』朝倉治彦・井之口章次・岡野弘彦・松前健編、『総合日本民族語彙』『民俗学研究所編、『日本未確認生物辞典』笹間良彦、『日本妖怪変化語彙』日野巌・日野綏彦、『耳袋』根岸���衛)
5.毛羽毛現(けうけげん) 鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にけむくじゃらの妖怪として描かれたもので、[毛羽毛現は惣身に毛生ひたる事毛女のごとくなればかくいふか。或は稀有希現とかきて、ある事まれに、見る事まれなればなりとぞ]とある。毛女とは中国の仙女のことで、華陰の山中(中国陜西省陰県の西の空獄華山)に住み、自ら語るところによると、もともとは秦が亡んだため山に逃げ込んだ。そのとき谷春という道士に出会い、松葉を食すことを教わって、遂に寒さも飢えも感じなくなり、身は空を飛ぶほど軽くなった。すでに170余年経つなどと『列仙伝』にある。 この毛羽毛現は家の周辺でじめじめした場所に現れる妖怪とされるが、実際は石燕の創作妖怪のようである。(『鳥山石燕 画図百鬼夜行』高田衞監修・稲田篤信・田中直日編)
6.傘化け(かさばけ) 一つ目あるいは二つの目がついた傘から日本の腕が伸び、一本足でぴょんぴょん跳ねまわる傘の化け物とされる。よく知られた妖怪のわりには戯画などに見えるくらいで、実際に現れたなどの記録はないようである。(『妖怪学入門』阿部主計)
7. がんばり入道(がんばりにゅうどう) 加牟波理入道(がんばりにゅうどう)雁婆梨入道、眼張入道とも書く。便所の妖怪。 鳥山石燕の『図画百鬼夜行』には、便所の脇で口から鳥を吐くにゅうどう姿の妖怪として描かれており、[大晦日の夜、厠にゆきて「がんばり入道ホトトギス」と唱ふれば、妖怪を見ざるよし、世俗のしる処也。]とある。 松浦静山の『甲子夜話』では雁婆梨入道という字を当て、厠でこの名を唱えると下から入道の頭が現れ、その頭を取って左の袖に入れてまた取り出すと、頭は小判に変化するなどの記述がある。「がんばり入道ホトトギス」と唱えると怪異に会わない、というのは江戸時代に言われた俗信だが、この呪文は良い効果を生む場合と禍を呼ぶ場合があるようで『諺苑』には、大晦日にこの諺を思い出せば不詳なりと書かれている。 村上健司著『日本妖怪大辞典』より「加牟波理入道」の項より抜粋
8.三つ目小僧(みつめこぞう)*深川に伝承あり 「海からの声」明治33年永代町生まれの伊東進一郎さんの談話 十二、三才の時でしたね。釣りに行っての帰り、お台場を通る頃には暗くなっちゃう。そうすると、「オーイ、オーイ」と声が聞こえるんです。だんだん近づいてくると、船頭が「口を聞くんじゃない」と言って、用意してきた、底の抜けた杓とか土瓶の底のないやつをほおるんです。そうすると、みんな沈めたと思って、声が聞こえなくなる。永代橋に来ると、みんなホッとしましたね。海坊主だとか、海で死んだ人の怨念だとか言われましたけど、今考えてもわからないです。 それから、人魂を永代二丁目のところでみました。もう一人いたんですけど、片っ方は腰抜かしちゃった。まだあります。うちのおばあちゃんが、渋沢倉庫の横の河岸っぷちの柳の植わっているところから。川を見ている女の人に「ねえさん、何やってるんだ」と言ったら、のっぺらぼうなので、腰抜かして、熱出して、しばらくして死んじゃった。背中からおんぶされて、みたら三つ目小僧だって、そういうの本当にあったんです。 (江東ふるさと文庫『古老が語る江東区のよもやま話』より)
9.深川の海坊主(うみぼうず)*深川に伝承あり これは、母から聞いたものだが、深川一帯では桑名屋徳蔵が有名であったらしい。彼は深川の何処かの掘割の岸で廻船問屋をやっていた。若い衆の数も多く、繁盛していた。ある年のおおみそか、大事なお客から今夜中に荷を運んで欲しいという伝言があった。だが、深川のあたりでは大晦日の夜はあの世のご先祖様たちが、お盆とお同じように家へ帰って家族と元旦の雑煮を祝うと信じられていた。こういうわけで、川で死んだ人の霊も水から上がって来るので、その邪魔をしてはならないと、大晦日の夜は船を出すのを厳禁していた。 徳蔵は日頃恩になっているお得意だから、そんな迷信に構っちゃいられないと考えたが。若い衆はみんな休みを取って出払っていたので、若い女房の止めるのも聞かずに船を出した。 ところが、しばらく漕いで行くと、川いっぱいに大きな山がぬーっとせり上がってきた。豪胆な徳蔵は「しゃらくせえ真似をしやがる」と叫んで、その山へまともに船をぶっつけた。その途端に、山はスーッと煙のように消え徳蔵はなお船を進めて行った。が、今度は舳先の川面に大きな海坊主が現れてケタケタと笑った。海坊主とは、首から上が目も鼻もない真っ赤な大入道で、胴体はこれも真っ赤なマントをきたような血の袋が水の上ににょきっと立ち上がっていたらしい。徳蔵は舳先に走って行って海坊主を棹で叩きのめした。海坊主はぎゃっと言って、血しぶきをあげながら川の底へ沈んでいった。だがそれをきっかけに、船のまわりに大小の海坊主がニョキニョキ現れて、声を揃えてケタケタと笑った。徳蔵は夢中になって駆け回り、片っ端から海坊主を叩きのめした。 その頃、留守宅では女房が急に癪を起こして苦しみ始めた。幸いにも表の通りから按摩の笛が聞こえてきたので、子供に呼ばせた。按摩は鍼を打たなければいけないといって、たくさんの鍼を畳の上に並べた。女房は按摩がいい男なのに安心して鍼を打たせたが、鍼を打つたびに血がパッと天井に跳ね上がり、梁の上で小さな海坊主になってケタケタト笑った。仕舞いには梁の端から端まで海坊主が並んでしまった。 徳蔵が仕事を終えて帰ってきた時には、女房は全身の血を失って白蝋のようなむくろになっていた。 田辺貞之助『江東昔話』より
10.心行寺のなき茶釜(なきちゃがま)*深川に伝承あり 『深川心行寺の泣き茶釜』 文福茶釜は「狸」が茶釜に化けて、和尚に恩返しをする昔話でよく知られている。 群馬県館林の茂林寺の話が有名だが、江東区深川二丁目の心行寺にも文福茶釜が存在したという。 『新饌東京名所図会』の心行寺の記述には「什宝には、狩野春湖筆涅槃像一幅及び文福茶釜(泣き茶釜と称す)とあり」 とある。また、小説家の泉鏡花も『深川浅景』の中でこの茶釜を紹介している。 残念ながら関東大震災(1923)で泣き茶釜は、他の什宝と共に消失してしまい、文福茶釜(泣き茶釜)という狸が化けたとされる同名が残るのみである。文福茶釜という名前の由来は煮えたぎる湯の音がそう聞こえるという説や福を分けるという説がある。
11.「蔵鬼女」*本所に伝承あり 『十方庵遊歴雑記』「��所数原氏石庫の妖怪」に載る話 本所二つ目の相生町と緑町との境にある横町に、数原宗得(すはらそうとく)という五百石二十人扶持の御典医が住んでいた。 屋敷には石でできた立派な蔵があったのだが、蔵の中で尿意を我慢すると小女や小坊主、傘お化け、大ダルマ、鬼女、牛馬など、色々な妖怪が出現した。 また、近くで火災がある時は、夜に蔵の中で鉄棒を引いて歩く音がした。音が聞こえて家の者が用心していると、必ず近くで火災が発生し、数原家だけは火災の難を逃れた。 ある時、近隣で出火があり、道具類を蔵の中へしまおうとしていたところ、人手が足りずに困っていると、蔵の中から髪を振り乱した女の妖怪が現れ、積まれた品々を蔵の中へと運び入れた。この時も、数原家は類焼を免れた。
12.「しょうけら」 鳥山石燕『図画百鬼夜行』に、天井の明かり取り窓を覗く妖怪として描かれているもの。石燕による解説はないが、ショウケラは庚申(こうしん)信仰に関係したものといわれる。庚申信仰は道教の三尸(さんし)説がもとにあるといわれ、60日ごとに巡ってくる庚申の夜に、寝ている人間の身体から三尸虫(頭と胸、臍の下にいるとされる)が抜け出し、天に昇って天帝にその人の罪科を告げる。この報告により天帝は人の命を奪うと信じられ、対策として、庚申の日は眠らずに夜を明かし、三尸虫を体外に出さないようにした。また、これによる害を防ぐために「ショウケラはわたとてまたか我や土へねぬぞねたかぞねたかじねぬば」との呪文もつたわっている。石燕の描いたショウケラは、この庚申の日に現れる鬼、ということがいえるようである。(『衛鳥山石燕 図画百鬼夜行』高田衛監修・稲田篤信・田中直日編)
13.かいなで 京都府でいう妖怪。カイナゼともいう。節分の夜に便所へ行くとカイナデに撫でられるといい、これを避けるには「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えればよいという。昭和17年(1942年)頃の大阪市立木川小学校では、女子便所に入ると、どこからともなく「赤い紙やろか、白い紙やろか」と声が聞こえてくる。返事をしなければ何事も無いが、返事をすると、尻を舐められたり撫でられたりするという怪談があったという。いわゆる学校の怪談という物だが、類話は各地に見られる。カイナデのような家庭内でいわれた怪異が、学校という公共の場に持ち込まれたものと思われる。普通は夜の学校で便所を使うことは無いだろうから、節分のよるという条件が焼失してしまったのだろう。しかし、この節分の夜ということは、実に重要なキーワードなのである。節分の夜とは、古くは年越しの意味があり、年越しに便所神を祭るという風習は各地に見ることができる。その起源は中国に求められるようで、中国には、紫姑神(しこじん)という便所神の由来を説く次のような伝説がある。寿陽県の李景という県知事が、何媚(かび)(何麗卿(かれいきょう)とも)という女性を迎えたが、本妻がそれを妬み、旧暦正月15日に便所で何媚を殺害した。やがて便所で怪異が起こるようになり、それをきっかけに本妻の犯行が明るみに出た。後に何媚を哀れんだ人々は、正月に何媚を便所の神として祭祀するようになったという(この紫姑神は、日本の便所神だけではなく、花子さんや紫婆(むらさきばばあ)などの学校の怪談に登場する妖怪にも影響を与えている。) 紫姑神だけを日本の便所神のルーツとするのは安易だが、影響をうけていることは確かであろう。このような便所神祭祀の意味が忘れられ、その記憶の断片化が進むと、カイナデのような妖怪が生まれてくるようである。新潟県柏崎市では、大晦日に便所神の祭りを行うが、便所に上げた灯明がともっている間は決して便所に入ってはいけないといわれる。このケースは便所神に対する信仰がまだ生きているが、便所神の存在が忘れられた例が山野理夫の『怪談の世界』に見える。同書では、便所の中で「紙くれ紙くれ」と女の声がしたときは、理由は分からなくとも「正月まではまだ遠い」と答えればよいという。便所神は正月に祀るものという断片的記憶が、妖怪として伝えられたものといえる。また、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文も、便所神の祭りの際に行われた行為の名残を伝えている。便所神の祭りで、紙製の人形を供える土地は多く、茨城県真壁郡では青と赤、あるいは白と赤の男女の紙人形を便所に供えるという。つまり、カイナデの怪異に遭遇しないために「赤い紙やろうか、白い紙よろうか」と唱えるのは、この供え物を意味していると思われるのである。本来は神様に供えるという行為なのに、「赤とか白の紙をやるから、怪しいふるまいをするなよ」というように変化してしまったのではないだろうか。さらに、学校の怪談で語られる便所の怪異では、変化した便所神のほうから、「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」とか「青い紙やろうか、赤い紙やろうか」というよになり、より妖怪化がすすんでいったようである。 島根県出雲市の佐太神社や出雲大社では、出雲に集まった神々を送り出す神事をカラサデというが、氏子がこの日夜に便所に入ると、カラサデ婆あるいはカラサデ爺に尻を撫でられるという伝承がある。このカラサデ婆というものがどのようなものか詳細は不明だが、カイナデと何か関係があるかもしれない。(『総合日本民族語彙』民俗学研究所編、『日本民族辞典』大塚民族学会編、『現代民話考七 学校』松谷みよ子、『民間伝承』通巻173号「厠神とタカガミと」川端豊彦)
14.家鳴(やなり) 家鳴は鳥山石燕の『画図百鬼夜行』に描かれたものだが、(石燕は鳴家と表記)、特に解説はつけられていない。石燕はかなりの数の妖怪を創作しているが、初期の『画図百鬼夜行』では、過去の怪談本や民間でいう妖怪などを選んで描いており、家鳴りも巷(ちまた)に知られた妖怪だったようである。昔はなんでも無いのに突然家が軋むことがあると、家鳴りのしわざだと考えたようである。 小泉八雲は「化け物の歌」の中で、[ヤナリといふ語の…それは地震中、家屋の震動する音を意味するとだけ我々に語って…その薄気味悪い意義を近時の字書は無視して居る。しかし此語はもと化け物が動かす家の震動の音を意味して居たもので、眼には見えぬ、その震動者も亦(また)ヤナリと呼んで居たのである。判然たる原因無くして或る家が夜中震ひ軋り唸ると、超自然な悪心が外から揺り動かすのだと想像していたものである]と述べ、『狂歌百物語』に記載された[床の間に活けし立ち木も倒れけり やなりに山の動く掛け軸]という歌を紹介している。(『鳥山石燕 図画百鬼夜行』高田衛監修・稲田篤信・田中直日編、『小泉八雲全集』第7巻)
15,木枕(きまくら) 昔三十三間堂近くに、住むと病気になる空き家があった。その家の持仏堂にあった木枕が妖をなすとわかり、荼毘にふしたら屍を焼いたのと同じ臭気がし、完全に焼けるまでの時間は人一人を焼き尽くす時間と同じくらいかかったという。
16.狂骨(きょうこつ) 鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に井戸から立ち上がる骸骨姿で描かれているもので、【狂骨は井戸の中の骨なり。世の諺(ことわざ)に甚だし事をきやうこつといふも、このうらみのはなはだしきよりいふならん】と解説されている。肉の落ち尽くした白骨をきょう骨といい、神奈川県津久井郡では、すっとんきょうなけたたましいことをキョーコツナイと言う。狂骨という妖怪の伝承は無い事から、石燕が言葉遊びから創作したものと思われる。(『鳥山石燕 図画百鬼夜行』高田衛監修・稲田篤信・田中直日編)
17.管狐(くだぎつね) 長野県を中心にした中部地方に多く分布し、東海、関東南部、東北の一部でいう憑き物。関東南部、つまり千葉県や神奈川県以外の土地は、オサキ狐の勢力になるようである。管狐は鼬(いたち)と鼠(ねずみ)の中間くらいの小動物で、名前の通り、竹筒に入ってしまうほどの大きさだという。あるいはマッチ箱に入るほどの大きさで、75匹に増える動物などとも伝わる。個人に憑くこともあるが、それよりも家に憑くものとしての伝承が多い。管狐が憑いた家は管屋(くだや)とか管使いとかいわれ、多くの場合は「家に憑いた」ではなく「家で飼っている」という表現をしている。管狐を飼うと金持ちになるといった伝承はほとんどの土地で言われることで、これは管狐をつかって他家から金や品物を集めているからだなどという。また、一旦は裕福になるが、管狐は大食漢で、しかも75匹に増えるので、やがては食いつぶされるといわれている。同じ狐の憑き物でも、オサキなどは、家の主人が意図しなくても、狐がかってに行動して金品を集めたり、他人を病気にするといった特徴があるが、管狐の場合は使う者の意図によって行動すると考えられているようである。もともと管狐は山伏が使う動物とされ、修行を終えた山伏が、金峰山(きんぷさん)や大峰(おおみね)といった、山伏に官位を出す山から授かるものだという。山伏はそれを竹筒の中で飼育し、管狐の能力を使うことで不思議な術を行った。管狐は食事を与えると、人の心の中や考えていること悟って飼い主に知らせ、また、飼い主の命令で人に取り憑き、病気にしたりするのである。このような山伏は狐使いと呼ばれ、自在に狐を使役すると思われていた。しかし、管狐の扱いは難しく、一旦竹筒から抜け出た狐を再び元に戻すのさえ容易ではないという。狐使いが死んで、飼い主不在となった管狐は、やがて関東の狐の親分のお膝元である王子村(東京都北区)に棲むといわれた。主をなくした管狐は、命令するものがいないので、人に憑くことはないという。(『日本の憑き物』石塚尊俊、『民間信仰辞典』桜井徳太郎編、『日本狐付き資料集成』金子準二編著)
館内配置図はこちら。
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いつもお花を買わせて頂いているコトリ花店、 大好きすぎて友達によくプレゼントしている焼き菓子屋さんアトリエコナフェ(私のお気に入りはずーーっと『スプーンクッキー』)、
そして、植物の本専門の長居したくなる本屋さん草舟あんとす号。
この3つのお店のお庭、Holy garden /Chloéの庭 で、秋が深まる頃、中世ハープや古楽器の奏者Sally Lunと不思議なイベントをします。
お茶・お菓子付きを選択すると、おいしいおいしいコナフェさんのお菓子が付きます。
遠方の方も、超オススメのお店、これを機会に是非お出かけください。
ファンになってしまう3つのお店です。
月、魔法、妖精、土、緑・・・などをテーマに、
この日のために特別に仕立てて頂く草木染めのhebetrotさんの衣服をまとって踊ります。
2017年 11月4日(土)満月〇 15:30~日没
●雨天中止 小雨の場合は15分程度の投げ銭ミニライブを予定。詳細はお問合せ下さい。 〇場所 Holy garden /Chloéの庭 (コトリ花店・アトリエコナフェ・植物の本屋草舟あんとす号の庭) 東京都小平市小川町2-2051 〇入場料 スタンダード 1500円 お茶、お菓子つき 2000円 夕暮れのころ、あつまった皆さんと一緒にキャンドルを灯します。あたたかな明かり、踊り、音楽とともに、夜とお月様をむかえましょう。 ☆同日10時半〜15時 会場にてパンフェアが開催されます。あわせてお楽しみください。 【ご予約・お問合せ】草舟あんとす号 TEL:080-1330-5452 (11:00-18:00、水木定休) メール:[email protected] 〇アクセス JR武蔵野線 新小平駅 徒歩6分 西武国分寺線 小川駅 徒歩8分 駐車場あり 主催・企画:植物の本屋 草舟あんとす号/アトリエ コナフェ/中世の暮らしpj.ANONYMOUS
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●スクナビコナ(スクナヒコナとも。須久那美迦微、少彦名、少日子根など他多数)
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●スクナビコナ(スクナヒコナとも。須久那美迦微、少彦名、少日子根など他多数) コメント コッピー 日本神話って面白くて素敵ですよね☆ 神秘を感じます 私はスクナビコナ(小人の神様)のお話が好きです^^ 初めてしせて貰った。 聞いた時は 小人だと思っていたら 本当にチンマイ��一寸法師のように小さい。 可愛くて力は一寸法師と同じ様だ。 図体小いさくても 色んなところで取り上げて居るようだ。 色んなモノが有る様だ。 ★スクナビコナ http://bit.ly/H3xeZo スクナビコナ(スクナヒコナとも。須久那美迦微、少彦名、少日子根など他多数) 日本神話における神。 『古事記』では少名毘古那神、『日本書紀』では少彦名命(すくなひこなのみこと)、『出雲国風土記』では須久奈比古命、『播磨国風土記』では小比古尼命(すくなひこねのみこと)、他に須久那美迦微、少日子根などと表記する。 『古事記』では神産巣日神(かみむすびのかみ)の子とされ、『日本書紀』では高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子とされ、系図史料には天湯河桁命の子とされる。 『古事記』によれば、スクナビコナは、大国主の国造りに際し、天乃羅摩船(アメノカガミノフネ=ガガイモの実とされる)に乗り、鵝(ヒムシ=ガとされる)の皮の着物を着て波の彼方より来訪し、神産巣日神の命によって義兄弟の関係となって国造りに参加した。『日本書紀』にもこれと同様の記述があるが、ミソサザイの皮の着物を着ている。スクナビコナが登場するのは、『記』・『紀』以外では、『播磨国風土記』や『伊予国風土記』(逸文)、山陰や四国、北陸などの地方伝承である。 スクナビコナはオオナムチ(大国主神)同様多くの山や丘の造物者であり、命名神である。その一方で、スクナビコナは悪童的な性格を有するという記述がある(『日本書紀』八段一書六)。スクナビコナはのちに常世国へと渡り去るが、これは草に弾かれて常世へ渡った、川で溺れて神去りしたなど様々な説話が存在する。 ★スクナビコナ (小惑星) http://bit.ly/H1BRwX スクナビコナ (10725 Sukunabikona) 小惑星帯にある小惑星である。 1986年11月22日に愛知県豊田市で鈴木憲蔵と浦田武が発見した。 日本神話における神。 スクナビコナ(少名毘古那神、少彦名神、少御神)にちなみ命名された。 ★日本神話に関する名を持つ小惑星の一覧 日本神話に由来する名前を付けられた小惑星および由来の一覧。 ・(9106)八咫烏 (小惑星) - 八咫烏 ・(10209)イザナキ (小惑星) - イザナギ ・(10227)イザナミ (小惑星) - イザナミ ・(10412)ツクヨミ (小惑星) - ツクヨミ ・(10385)アマテラス (小惑星) - アマテラス ・(10604)スサノオ (小惑星) - スサノオ ・(10613)クシナダヒメ (小惑星) - クシナダヒメ ・(10619)ニニギ (小惑星) - ニニギ ・(10627)オオクニヌシ (小惑星) - オオクニヌシ ・(10725)スクナビコナ (小惑星) - スクナビコナ ・(10727)秋津島 (小惑星) - 秋津島 ・(10768)サルタヒコ (小惑星) - サルタヒコ ・(10804)アメノウズメ (小惑星) - アメノウズメ ・(10831)高天原 (小惑星) - 高天原 ・(10888)ヤマタノオロチ (小惑星) - ヤマタノオロチ ★オオクニヌシ 第7章 スクナビコナ http://bit.ly/Hpcje6 ★日本の神話 古事記 http://www15.plala.or.jp/kojiki/index.html 日本の神話を���んだことはありますか? 子どもも大人も、楽しく日本の神話を読んでみましょう! 2018.1.13 このサイトは、日本の若い人たちに日本の神話を楽しく読んでもらおうという目的で作りました。それでは素朴で大らかですばらしき古事記の世界へみなさんをご案内いたしましょう! ★少彦名神 - 山の辺の道 散策 ガイド http://sakuwa.com/yz6.html <故(かれ)大国主神、出雲の御大之御前(みほのみさき)に坐す時に、波の穂より、天の羅摩(かがみ)の船に乗りて、鷦(さざき)の皮を内剥ぎに剥ぎ衣服と為て、帰り来る神有り> 古事記は、大国主命の国造りの段で、大国主命が美保関(島根県松江市)にいたところ、つる草のガガイモの実を船にして、小鳥のミソサザイの羽毛を着物にした神がやって来た。と記す。神の名前は少名毗古那神。高天原の別格の神とも言うべき神産巣日神の御子であるという。 ★神様コレクション@wiki スクナビコナ http://bit.ly/Hr5k6R 日本神話の神。 豊穣をもたらす農耕神。医薬の神、酒の神とも言われる。 オオクニヌシ(大国主命)とともに国造りを行う。 親神については日本書紀と古事記で別の説をとる。 江戸時代以降、中国道教のシンノウ(神農)とともに薬祖神として祀られるようになる。 ○別名: ・スクナヒコナ (少彦名神) ・スクナミノカミ (須久那美迦微) ・スクナミカミ (少御神) ・��クナムチ (少名牟遅神) ・イクネ (生根神) ・クシ(2) (久斯神) ・テマノアマツカミ (手間天神) ★生根神社 https://www.norichan.jp/jinja/benkyou2/ikune.htm 祭 神:少名彦命 説 明:ご由緒を転載します。 「当社の御創立は不詳なるも住吉大社が当地に御鎮座の以前より奉祀せられて居り (日本書紀では一九〇〇年前)延喜式の神名帳(約千三百年前に制定)においても 当時の式内官幣大社に列し年四度の官幣に預るとあり。古来有名大社であった文献にも多く残っている。特に豊臣時代には淀君の崇敬社にて片桐東市正勝元が奉行して現存の御本殿が寄進されている(現大阪府重文、文部省重文申請中)。徳川時代においても、徳川綱吉将軍が修理を奉幣している。(住吉大社造営記)古来住吉郷の郷社だったが、徳川時代に神宮寺と倶に住吉大社の管理下に入り、後明治五年元の如く(住吉郷現住吉区全体)の郷社に戻り、現在においては上記の氏子区域の氏神様として多くの参拝がある。 ★のりちゃんの実験ファイル https://www.norichan.jp/index2.htm のりちゃん,ハムスター,願い事,神社,紹介,恋愛 作者プロフィール 願い事別神社紹介 大阪の女性ライター「醸工房」 ブログ 神話ブログ 弥生ブログ 神社占い 気分別昔話紹介 テーマ別伝説紹介 野山を歩こう 日本神話を肴に日本酒を呑もう リンク オフ会レポート my website in English ★日本のお酒の神様!日本三大酒神神社とは? | 日本酒専門WEB ... https://jp.sake-times.com/knowledge/culture/sake_godofsake 2016/01/14 日本第一酒造神として名高い松尾神社 松尾神社は梅宮神社と同じ京都市右京区にあります。大山咋神(オオヤマクイノカミ)が御祭神として祀られており、京都の松尾大社を総本山として、全国に20以上の松尾神社が存在します。 出雲にある松尾神社は「佐香神社」とも呼ばれ、ここで祀られている久斯之神(クスノカミ)は、出雲大社に全国から集った八百万の神々に酒を醸し振る舞ったという伝説があり、これを日本酒発祥とする説もあります。 出雲大社というと、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するために、八塩折の酒と呼ばれる非常に濃く強い酒を飲ませたという話など、酒に関する伝説がたくさんありますよね。 ★手間天神 | 椙の子のブログ https://ameblo.jp/piano-boesendorfer/entry-12227512272.html 2016/12/18 【天神社】. 奈良市高畑にある神社です。 天神社略縁起によれば、この地域が. 平城京の頃、平城の飛鳥とよばれた聖地で、 国つ神の中心の一柱である少彦名命より、 手間天神とよばれ、医学や学問の神とされたと、あります。 神社境内は地域の方々が守られており、 清々しい気持ちで参拝出来ました。 奈良公園よりちょっとだけ足をのばすだけで、いいスポットがありますね。 ★手間天神 - 門戸天神社の口コミ - トリップアドバイザー 2020/01/04 https://note.com/testu_awaji/n/n8f400bcf026e 【由緒略記】
延喜式神名帳にある淡路国小社十一座のひとつとされる。 往古より手間天神・申の宮・田井の天神と呼ばれ、志筑七社の首座であった。 延喜式は複数あり、中には「志築(シチクノ)神社」と表記されたものや、「志筑」だがフリガナで「シチクノ」となっているものもある。 地名については、別途マガジンを作って報告しようと考えている。 ★古事記ー紹介と古事記による変奏曲 https://tokino-koubou.net/1-kojiki.htm 古事記の紹介 ●古事記の文体 ………原文の記され方について ●日本書紀の文体 ………日本書紀の場合 古事記による変奏曲ー神代編 ● 古事記第1変奏、イザナキとイザナミ、あるいは天地創造 その1、天地初めて起こりし時 その2、みとのまぐわい その3、イザナキとイザナミの子生み その4、ヒノカグツチ その5、黄泉つ国での再開 その6、イザナキとイザナミの別れ その7、生みの果てに ● 古事記第2変奏、天の石屋戸、あるいはスサノヲ天上編 その1、タケハヤスサノヲの命 その2、うけい その3、我(あれ)勝ちぬ その4、天の石屋戸(あめのいはやと) ● 古事記第3変奏、八俣のヲロチ、あるいはスサノヲ地上編 その1、クシナダヒメ(櫛名田比売) その2、八俣(やまた)のヲロチ その3、八雲立つ ● 古事記第4変奏、オホナムヂ(大穴牟遅)の神、黄泉つ国編 その1、因幡の白兎 その2、末弟(すえおと)殺し その3、スセリビメ(須勢理毘売) その4、腕試し その5、鳴鏑(なりかぶら) その6、こやつめ ● 古事記第5変奏、オホクニヌシ(大国主)の神、中つ国編 その1、スクナビコナ(少名毘古那) https://tokino-koubou.net/1-kojiki/kojikivar5-1.htm その2、神語り(かむがたり) その3、次妻(うはなり)妬(ねた)み その4、オホクニヌシの神の系譜 ● 古事記第6変奏、天孫降臨(てんそんこうりん) その1、アメノワカヒコ(天若日子) その2、オホクニヌシの国譲り その3、天孫降臨 ● 古事記第7変奏 ホオリとホデリ 下書 ★「スクナビコナ」のタグが付けられた質問 16件 http://bit.ly/H1DCKC ★スクナビコナ(ハロくんの御祭神情報)<パワスポ.com> http://powspo.com/god/099/ 大国主の国造りの時に波の彼方より天乃羅摩船に乗ってきた神だニャン。 【読み】すくなびこな 【性別】女 【別名】30は有る ・少名彦(すくなひこ) ・少彦名太神(すくなひこなのおおかみ) ・少彦名大神(すくなひこなのおおかみ) ・少彦名神(すくなひこなのかみ) ・少名比古那神(すくなひこなのかみ) ・少名日古那神(すくなひこなのかみ) ・少彦那神(すくなひこなのかみ) ・少名毘古名神(すくなひこなのかみ) ・少名毘古那神(すくなひこなのかみ) ・少那比古神(すくなひこなのかみ) ・少名彦名神(すくなひこなのかみ) ・少毘古那神(すくなびこなのかみ) ・少名彦那命(すくなひこなのみこと) ・少那彦名之命(すくなひこなのみこと) ・少那毘古那命(すくなひこなのみこと) ・少名毘古那命(すくなひこなのみこと) ・少彦名尊(すくなひこなのみこと) ・少名彦命(すくなひこなのみこと) ・少比古那命(すくなひこなのみこと) ・少名彦名命(すくなひこなのみこと) ・少名比古那命(すくなひこなのみこと) ・少彦名命(すくなひこなのみこと) ・小彦名命(すくなひこなのみこと) ・少毘古那命(すくなびこなのみこと) ・少名彦大神(すくなひこのおおかみ) ・少名彦神(すくなびこのかみ) ・少彦命(すくなひこのみこと) ・少奈彦命(すくなひこのみこと) ・少名彦尊(すくなひこのみこと) ・少名比古命(すくなひこのみこと) ★出雲大社が建てられた経緯と大国主大神はなぜ別名が多いのかを解説【日本を守り続けてきた神 大国主】 2019-07-11 2019-12-18 https://genhou-akaisora.com/izumooyashiro1/ 出雲大社が建てられた経緯と大国主大神はなぜ別名が多いのかを解説【日本を守り続けてきた神 大国主】. 目次 1 出雲大社の呼び方 2 大国主神は葦原中国を作ったのか? 3 大国主大神にはなぜ名前がたくさんあるのか? 4 大国主大神はどんな活動をしていたのか? 5 【出雲大社建設の理由】国譲りの真相 ★お稲荷さんの別名 めぐり研究所 https://www.megurilab.com/?p=1235 「お稲荷さん」といえば、商売繁盛のご利益で有名な日本の神ですが、お稲荷さんほど、別名の多い神は他に類を見ません。 お稲荷さんを丁寧に呼ぶ場合、稲荷大神(いなりおおかみ)ですが、さらにその正体である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)や、同一神とされる豊受大神(とようけのおおかみ)、保食神(うけもちのかみ)、荼枳尼天(だきにてん)など、日本固有の習合的思想から、あるいは『古事記』、『日本書紀』に端を発する、「またの名は」の文化の影響下で、日本、いや世界で最も名前のバリエーションが多い神として、一つの次元を築いている存在、それがお稲荷さんです。 そもそもこれらは別名であるともいえ、別名でないともいえます。 どういう事かというと、稲荷信仰では稲荷の上に○○稲荷などの号を付し、同一の神でありながら、あたかも別の神であるように扱われることが殆どだからです。 それらは同一の神の別名なのか、一つのグループの中の個性をもったそれぞれの神々なのか。 こうしたお稲荷さんの性質を踏まえ、この記事では体系づけるために、上位区分と下位区分の二種に別けて解説したいと思います。 (全部で30くらい、石碑に刻まれている)稲荷信仰の総本山である伏見稲荷大社で撮影 https://www.megurilab.com/wp-content/uploads/2018/05/DSCN3621-450x600.jpg ★やさしい古事記講座(215) 大国主74 スクナビコナ3 天津麻羅と天津羅摩船。うつはぎ。鏡百枚 http://bit.ly/HmpyRg 2009-05-28 古代史・古事記講座(宇摩説) ★オオクニヌシの国造り http://bit.ly/H6xGyP 少名毘古那神 (小彦名神) すくなびこなのかみ ・カミムスビ神(前述)の御子、小さき小神 ・農耕神、温泉神、酒神、医療や禁厭の法を制定した神 ・大神神社(官大、奈良桜井)札幌神社(官大)台湾神社(官大)樺太神社(官大)酒列磯前神社(国中)他 ★スクナビコナ (小惑星) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/スクナビコナ_(小惑星) スクナビコナ (10725 Sukunabikona) は、小惑星帯にある小惑星である。 1986年11月22日に愛知県豊田市で鈴木憲蔵と浦田武が発見した。 日本神話における神、スクナビコナ(少名毘古那神、少彦名神、少御神)にちなみ命名された。 ★古事記〜[10]国作りのおはなし - 神社人 https://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=166 ようやく、プライベートも一段落した大国主命(オオクニヌシ)の私生活話はさておき、ここから、いよいよ国作りに入ります。そして、そんな時にこそ、出会いは突然と始まります。それは、オオクニヌシが、出雲の美保(みほ)の岬(みさき)にいた時のことです。 海の彼方から天の羅摩船(あめのかがみのふね:ガガイモの小舟※ガガイモは多年生の植物のひとつ)に乗って、蛾(が)の衣を着込んだ小人神が突如として現れたのです。 しかし、オオクニヌシは、彼の名を尋ねても返事をしてきません。誰だろうと思っていると、そこにヒキガエルの多邇具久(タニグク)が現れて、「これは、山田の案山子(かかし)の神、久延毘古(クエビコ)に聞けば分かりますよ」と答えました。 そして、改めて、クエビコの元に訪れ、彼の名を尋ねると、「その小人神は、神産巣日神(カミムスヒ)の御子さまである少名毘古那神(スクナビコナ)のことでしょうな」と答えました。そこで、実際に、カミムスヒの元を訪れ、その事実を確認したところ、これは間違いなくカミムスヒの御子神で、スクナビコナは、カミムスヒの指の隙間から落ちてしまった子だということが判明しました。 そして、続けて、カミムスヒは、我が子、スクナビコナと共に、国作りを続けるよう命じました。こうして、オオクニヌシとスクナビコナの両神は、ともに兄弟となって、国作りに励むのでした。因に、このスクナビコナの親となるカミムスヒですが、これが日本書紀だと設定が異なり、高皇産霊尊(タカミムスヒ)の子となっています。 ★神社のすすめ 神社を楽しむための基礎知識 https://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=7 神社へ参拝するにも、神さまを祀るにも、何やら知らないことだらけやな〜、つ〜ことで、ここでは神社や神道に関する基礎知識を上げてみました。知れば、もっと楽しい日本文化巡りの第一歩です! 古事記を読んでみよう 古事記 さて、神社とくれば、そこには、八百万(やおよろず)と言われるほど無数の神さまの存在が上げられますが、そんな神々を記した代表的な書物に、日本最古の歴史書となる「古事記」と「日本書紀」の存在が上げられます。特に、「日本書紀」はいわゆる政府がまとめた「正史」として認められた存在ですが、実際のところ、私たちはほとんど、その内容を知りません。ということで、こちらでは、古事記の簡単な概説とそれにまつわる神社をご紹介します。 ★少彦名命スクナビコナノミコト – 神道の心を伝える https://00m.in/4VWKL https://shinto-cocoro.jp/zukan_yaoyorozu/%E5%B0%91%E5%BD%A6%E5%90%8D%E5%91%BD%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%88/ 2017/10/27 オオクニヌシがスサノオに託され、国造りを行なった際に尽力した小さな神様がスクナビコ。 その容姿が小さいことから、一寸法師の原型になったとも言われる。 身体は小さいが、わんぱく者で根性は相当なものだった。 スクナビコは、蛾の皮を身にまとい船で出雲美穂崎に辿り着いた。 高天原(天界)の神は、オオクニヌシに「スクナビコと兄弟の契りを結んで、国を守り固めよ。」と告げた。 オオクニヌシの���腕であり、国造りのナンバー2であるスクナビコ。 ★“だめんず”だらけ!?【日本神話がギャグでしかない件】面白エピソード4選! https://studysapuri.jp/course/junior/parents/yomoyama/article-61.html 日本最古の歴史書「古事記」と日本最初の国史書「日本書紀」は、どちらも日本の建国神話を記した書物。どのような経緯を経て日本という国ができたのかを知ることができる重要な本なんです。日本人なら一度は読んでみたいと思いますよね! とは言え、古い本だから難しそうと敬遠してしまっている人もいるのでは? ただ、実際に読んでみると、個性豊かな神様たちが繰り広げる笑いあり、涙ありの物語でとっても面白いんですよ! 今回は日本神話に登場する有名な神様たちの、ちょっと笑えるエピソードをご紹介したいと思います! ★『少名毗古那神』日本神話の神様|スクナビコナノカミ https://kojiki.co/gods/sukunabikona.html 出雲の美保岬でオオクニヌシと出会い、国造りをするお話し。 日本書紀. 古事記ではカムムスヒの子と表記されていますが、日本書記ではタカミムスヒの子と記されています。
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18-05-26(sat) 川手直人トリオコンサート「舟出」@小平 植物の本屋 草舟あんとす号
神田さやか 川手直人トリオ 東京篇 (長谷川真子、山我静)
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩のやうな漢とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の留守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽ��と咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 俊文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
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令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 一涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
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令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景を暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日熊鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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小平の植物の本屋 #草舟あんとす号 さまにて まどろみの庭の仲間たち付き名刺と ぽよん通信を置かせていただいております! 。 ありがたいことに、絵本「あーんねんねん」もお求めいただけたとのことで、また後ほど追納いたします! また発信いたしますね! 。 ぽよん通信は去年発行したものなのですがコロナの影響であまり配れていないので、またどこかに設置できましたらその都度発信したいとおもいます! まだ出会ってない方、去年もらったけどまた欲しい方、是非和��でいただけましたら幸いです❤️ 。 植物の本屋 草舟あんとす号 営業時間:13:00~17:00(短縮営業中) 定休日:水曜日・木曜日 所在地:東京都小平市小川町2-2051 http://anthosdo.blogspot.com/2017/04/blog-post.html 。 #草舟あんとす号 #植物の本屋 #小平 #小川 #新小平 #東京都 #植物の本屋草舟あんとす号 #フリーペーパー #本屋 #まどろみの庭の仲間たち #ぽよん通信 (草舟 あんとす号) https://www.instagram.com/p/CQaQ-qFsbLO/?utm_medium=tumblr
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なみなみならぬ好き、植物の本屋さん、草舟あんとす号さま。多めに納品させていただきましたが、3週間弱で完売とのご連絡。最速完売かもしれません。うれしい。゚(゚´Д`゚)゚。 さらに増量の追加オーダーまでいただきました。。゚(゚´Д`゚)゚。 草舟に乗って追加納品に伺います。
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各地句会報
花鳥誌 令和5年8月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年5月1日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
葉桜に声まで染まるかと思ふ 雪 葉桜の懐深く観世音 同 葉桜を大天蓋に観世音 同 ふと思ふ椿に匂ひ有りとせば 同 葉桜の濃きに始まる暮色かな 泰俊 葉桜の蔭をゆらして風の音 同 老鶯を聞きつつ巡りゐる故山 かづを 四脚門潜ればそこは花浄土 和子 緑陰を句帳手にして一佳人 清女 卯波寄すランプの宿にかもめ飛ぶ 啓子 蝶二つもつれもつれて若葉風 笑 雪解川見え隠れして沈下橋 天
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
五月闇喫茶「乱歩」は準備中 要 だんだんに行こか戻ろか日傘 和子 錻力屋のゆがむ硝子戸白日傘 昌文 空になる途中の空の鯉幟 和子 ラムネ玉胸にこもれる昭和の音 悠紀子 だんだんは夏へ昭和へ下る坂 慶月 だんだん坂麦藁帽子買ひ迷ふ 瑠璃 白シャツのブリキ光らせ道具売る 小鳥 蟻も入れず築地塀の木戸なれば 順子 夕焼はあのアコーディオンで歌ふのか きみよ 谷中銀座の夕焼を待ちて老ゆ 同
岡田順子選 特選句
築地塀崩れながらに若葉光 光子 日傘まづは畳んで谷中路地 和子 ざわめく葉夏の赤子の泣き声を 瑠璃 築地塀さざ波のごと夏めきて 風頭 カフェーの窓私の日傘動くかな 和子 二階より声かけらるる薄暑かな 光子 下闇に下男無言の飯を食ふ 和子 覚えある街角閑かなる立夏 秋尚 谷中銀座の夕焼を待ちて老ゆ きみよ 誰がために頰を染めしや蛇苺 昌文 青嵐売らるる鸚鵡叫びたり きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
カルデラに世帯一万春ともし たかし 大いなる大地を画布に聖五月 朝子 渚恋ひ騒ぐ厨の浅蜊かな たかし しやぼん玉母の笑顔を包みけり 朝子 乙姫の使者の亀ならきつと鳴く たかし 風に鳴るふらここ風の嗚咽とも 睦子 桜貝拾ひ乙女となりし人 久美子 風船の子の手離れて父の空 朝子 夕牡丹ゆつくりと息ととのふる 美穂 はつなつへ父の書棚を開きけり かおり 鷹鳩と化して能古行き渡航路 修二 風光るクレーンは未来建設中 睦子 人去りて月が客なる花筏 孝子 束ね髪茅花流しの端につづく 愛 悔恨深し鞦韆を漕ぎ出せず 睦子 ひとすぢの道に薔薇の香あることも 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
戦争は遠くて近しチューリップ 信子 霾や廃屋多き街となり 三四郎 長長と系図ひろげて柏餅 昭子 鞦韆を揺らし母待つ子等の夕 三四郎 代掻くや越の富士山崩しつつ みす枝 氷菓子あれが青春か���しれぬ 昭子 モナリザの如く微妙に山笑ふ 信子 風なくば立ちて眠るや鯉幟 三四郎 観音の瓔珞めいて若葉雨 時江 春といふ名をもつ妻の春日傘 三四郎 もつれては蝶の行く先定まらず 英美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
金環の眼や神々し鯉幟 実加 テンガロンハットの老夫麦の秋 登美子 筍を運ぶ人夫の太き腕 あけみ 緩やかに青芝を踏み引退馬 登美子 赤き薔薇今咲き誇り絵画展 紀子 自らの影追ひ歩く初夏の昼 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月9日 萩花鳥会
マンションの窓辺で泳ぐ鯉幟 祐子 兜より多産な鯉を子供の日 健雄 山頂に吹き上がるかな春の息 俊文 新緑やバッキンガムの戴冠式 ゆかり 仰向けのベッドに届く風五月 陽子 この日から五類に移行コロナあけ 恒雄 武者人形剣振り回すミニ剣士 美惠子
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令和5年5月10日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
囀や高鳴く木々の夜明けかな 世詩明 すがりたき女心や花薔薇 同 仏舞面の内側春の闇 ただし 菖蒲湯に老の身沈め合ひにけり 同 うららかや親子三代仏舞 同 花筏寄りつ放れつ沈みけり 輝一 花冷や母手造りのちやんちやんこ 同 機音を聞きつ筍育つなり 洋子 客を呼ぶ鹿みな仏風薫る 同 渓若葉上へ上へと釣師かな 誠 子供の日硬貨握りて駄菓子屋へ 同 白無垢はそよ風薫る境内へ 幸只 春雨は水琴窟に託す朝 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
里山を大きく見せる若葉かな 喜代子 父母座す永代寺も夏に入る 由季子 三国町祭提灯掛かる頃 同 難解やピカソ、ゲルニカ五月闇 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
ホーエンヤ口上述べて祭舟 史子 暮の春どちの館の椅子机 すみ子 声潜めメーデーの歌通り過ぎ 益恵 手擦れ繰る��寄卯の花腐しかな 美智子 鳥帰る曇天を突き斜張橋 宇太郎 海光も包まん枇杷の袋掛 栄子 葉桜や仏の夫の笑みくれし 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
菖蒲湯の香を纏ひつつ床に就く 多美女 風低く吹きたる社の陰祭 ゆう子 やはらかき色にほぐるる萩若葉 秋尚 すと立てし漢の小指祭笛 三無 深みゆく葉桜の下人憩ふ 和代 朴若葉明るき影を高く積み 秋尚 メモになき穴子丼提げ夫帰る 美枝子 祭笛天を招いて始まれり 幸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
植物園脇に馴染みの姫女苑 聰 近づきて見失ひたる山法師 秋尚 母の日の記憶を遠く置き去りに 同 崩れかけたる芍薬の雨細き 同 若葉して柔らかくなる樹々の声 三無 葉桜となりし川辺へ風連れて 秋尚 白映えて幼稚園児の更衣 迪子 くれよんを初めて持つた子供の日 聰
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
一人逝き村軽くなる麦の秋 世詩明 水琴窟蔵す町屋の軒菖蒲 千代子 三国沖藍深めつつ卯波来る 笑子 母の日や母の草履の小さくて 同 カーネーション戦火の子らに百万本 同 遠ざかる思ひ出ばかり花は葉に 啓子 麦秋の響き合ふごと揺れてをり 千加江 あの世へもカーネーションを届けたし 同 紫陽花やコンペイトウと言ふ可憐 同 人ひとり見えぬ麦秋熟れにうれ 昭子 永き日の噂に尾鰭背鰭つき 清女 更衣命の先があるものと 希子 春愁や逢ひたくなしと云ふは嘘 雪 風知草風の心を風に聞く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月17日 さきたま花鳥句会
鯉幟あえかな風も見逃さず 月惑 土間で輪に岩魚の骨酒郷の友 八草 背に茜萌黄の茶摘む白き指 裕章 薫風や鐘楼の梵字踊りたる 紀花 潦消えたるあとや夏の蝶 孝江 初夏の日差しじわじわ背中這ふ ふゆ子 水音のして河骨の沼明り ふじ穂 なづな咲く太古の塚の低きこと 康子 竹の子の十二単衣を脱ぎ始め みのり 薔薇園に入ればたちまち香立つ 彩香
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令和5年5月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
野阜に薫風そよぐ母の塔 幸風 突つ伏せる蝶昂然と翅を立て 圭魚 夏めきて観音膝をゆるく曲げ 三無 谷戸深き路傍の石の苔の花 久子 捩花の気まま右巻き左巻き 炳子 人の世を鎮めて森を滴れる 幸子 水音は水を濁さず蜻蛉生る 千種 夏蝶のたはむれ城主墓に罅 慶月 薫風やボールを投げてほしき犬 久
栗林圭魚選 特選句
要害の渓やえご散るばかりなり 千種 恙少し残り見上ぐる桐の花 炳子 十薬の八重に迷へる蟻小さき 秋尚 野いばらの花伸ぶ先に年尾句碑 慶月 忍冬の花の香りの岐れ道 炳子 水音は水を濁さず蜻蛉生る 千種 谷戸闇し帽子にとまる夏の蝶 久子 日曜の子は父を呼び草いきれ 久 ぽとぽとと音立てて落つ柿の花 秋尚 黒南風や甲冑光る団子虫 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年5月28日 月例会 坊城俊樹選 特選句
二度廻る梓渕さんかも黒揚羽 秋尚 夏めきぬ膝に一筋擦過傷 炳子 茶席へと鳥獣戯画の帯涼し 要 万緑を黒靴下の鎮魂す 順子 美しき黴を持ちたる石畳 みもざ 霊もまた老ゆるものかな桜の実 光子 薄き汗白き項の思案中 昌文 黒服の女日傘を弄ぶ 緋路
岡田順子選 特選句
夏草や禁裏を抜ける風の色 月惑 白きもの真つ白にして夏来る 緋路 女こぐ音のきしみや貸しボート 眞理子 蛇もまた神慮なる青まとひけり 光子 風見鶏椎の花の香強すぎる 要 霊もまた老ゆるものかな桜の実 光子 白扇を開き茶室を出る女 佑天 緑陰に点るテーブルクロスかな 緋路 黒服の女日傘を弄ぶ 同 二度廻る梓渕さんかも黒揚羽 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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パンフェアのあとに 植物の本屋 #草舟あんとす号 さまでお買い物できました! 店舗に伺えたのが一年ちょっとぶりくらいです! 久々に伺えてすごく嬉しかったです〜! 実店舗での購入は、思い出もものに宿して持って帰る感じがして、とっても神聖な儀式にも思えることがあります! 伺えるって本当に嬉しいです! 。 麗しい西洋古書のような品格の植物事典と 古いタロットカードの復刻版のばらのものをいただきました〜! パンフェア限定のパンの便箋一枚プレゼントは食パンの上に寝てる人を選びました〜! すやすや〜! 。 #小平 #新小平 #小川 #holygarden #草舟あんとす号 #植物の本屋 #植物の本屋草舟あんとす号 #植物事典 #タロットカード #本 #本屋 https://www.instagram.com/p/CQZ6Dt9sFQj/?utm_medium=tumblr
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