#新規学生カット半額
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結論、ほぼデマ | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
民主党,立憲民主党,鳩山,枝野,野田,首相,悪夢,リーマン,311,東日本大震災,人災,
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・国家公務員の天下りあっせんを全面禁止 ↓ 府省庁からの斡旋のあったものだけを天下りに数えるように変更して 94%の天下りをカウントから除外しただけ。
さらに民主党政権は天下り・現役出向の拡大とかえって悪化させている。
評価:× 嘘
・子供手当支給 ↓ 2010年7月の参議院選挙前に配って票を得ようとして 麻生政権の景気対策補正予算を事業仕分けで無理矢理凍結して転用。 その後も結局半額支給に留まるなど政権発足前から財源がないことは 藤井裕久ら民主党幹部がすでに理解していた。
評価:△ 半分
・生活保護の母子加算復活 父子家庭に児童扶養手当 ↓ これは事実。
評価:○ ただし福祉ばかり手厚くするその財源は税金なんですけどね。
・記者会見オープン化 ↓ たしかに部分的にオープン化したが、 民主党に批判的な記事を書いた事を理由にした記者の排除や 民主党に批判的な社の記者は絶��に質問させないなどが行われた。
評価:△ オープンにした意味が無い
・公立高校生授業料無償化 私立高校へ助成金支給 ↓ 事実。ただし朝鮮学校へ支給するために1条校以外も対象にしようとするなどした。
評価:△ そもそも義務教育外のものを無償化する是非は?
・密約解明 ↓ おそらく沖縄返還の際に日米で密約があったという話の件。 岡田克也外務大臣が 「証拠はないけど密約はあったはずだ!だからあった」(要約) という乱暴な結論を出し、これを根拠に米国を批判したもので解明などとはほど遠い内容。
評価:× 証拠なしで決めつけただけ。 民主党と支持者に法治の精神がない事を示した上に米国との関係悪化だけでなく、あとから勝手に非公開のはずの話を公開されかない姿勢を各国に見せつけてしまい、各国が民主党政権をまともな外交相手として扱わなくなり日本の外交的地位を完全に地に落とした。 (実際に訪米では途上国と同じ扱いをされるまで日本外交の地位が低下した) のちの安倍政権で日本の外交を立て直すために前半数年を費やさなければならなくなった。
・社会保障費削減撤回 ↓ 評価:△ 事実、ただし代替案なしで負担増加分は現役世代へ。
・基礎自治体に事務事業の権限と財源を大幅に移譲 ↓ 権限を若干移譲したがそれ以上にNPOの主観を地方自治体に移すなど、現在問題となっている公金チューチューなどの温床となっている。 また、予算が欲しい団体は民主党幹事長室に言われた要求を満たさないとならないなど、結局の所は予算や権限を人質に民主党の横暴が加速する面もあった。
評価:△ 責任から逃げたい民主党の哲学もあってか責任の曖昧化が進むなどむしろ害の方が遙かに多いのでは?
・診療報酬引き上げ ↓ 事実、若干上がった
評価:○ ただし社会保険料の上昇加速で現役世代への負担増。
・国と地方の協議の場を設置 ↓ 地方自治体は民主党幹事長室に何らかの見返りを用意しないと予算が追加されなかったり、民主党の議員が強い自治体だけ極端に補助金が優遇されるなど協議以前の問題だった。
評価:× 民主党幹事長室を通さないとならないという憲法違反をやっていた。 (請願の自由の侵害)
・全ての国直轄事業における負担金制��を廃止 ↓ 民主党政権中にさくっと復活
評価:× その後に元に戻った事を考えれば2010年7月の参院選向けのアピールでしかなかった。
・非正規労働者の雇用保険への適用条件緩和 ↓ 事実
評価:○
・原則として製造現場への派遣を禁止 ↓ そもそも派遣で働いていた人達の働き先を無くした後のことを考えておらず、 そのことをつっこまれて民主党政権は方針を変更して撤回したため公約破りとして批判されていた。
評価:× 実現していません。
・農家戸別所得補償制度実施 ↓ たしかに部分的実施は行ったが 農地改良や鳥獣害対策費などの予算を大幅カットしてこれを財源として実現。 また岡田克也の実家であるイオンが戸別所得補償制度を理由に 米農家を買いたたいていた事が国会で指摘されたり、 飼料用米を雑に作っていれば補償で儲かるという制度の建て付けにより、 他の農業者へ貸し出していた農地の貸し剥がしなども横行した。
評価:△ 朝三暮四な上に発生した問題の方が多かった。
・バリアフリー改修、省エネ改修工事補助 ↓ 事実、ただし麻生政権で実施したプランを引っ張った形。
評価:△ 鳩山内閣が特別に実施したものではない
・分娩の公的助成 ↓ 麻生政権で増額を決定したもの
評価:× 強いて言うのなら麻生政権の実績
・肝炎患者のインターフェロン治療の自己負担限度額引き上げ ↓ 2009年民主党政権公約では「自己負担限度額を引き下げる」としていた。 引き上げたのなら公約と逆。
評価:× 公約と真逆
・自殺者が政権交代後に減少中 ↓ たしかに若干の減少は認められるものの 2007年に決定された自殺総合対策大綱を民主党政権は踏襲していただけ。 その後の第二次安倍政権では 1997年以降3万人台を下回った事の無かった自殺者数が2万人前後に低下。
評価:△ 事実ではあるがリーマンショック後の有利なタイミングで政権を取ってただけ。 民主党不況に陥れられていなければもっと減っていた可能性があるのでは?
その他。
野党側に審議時間すら認めない強行採決10連発など、 過去に類例の無い強引な国会運営だったが マスゴミがこれを批判しないようにして擁護していました。
民主党政権では長妻昭と山井和則コンビが 「長妻・山井プラン」などと自慢していた大量の派遣切りがありました。 特定26業種の多くで解釈によって一般の派遣と見なすという手口を使いました。 「派遣を継続的に雇えないようにすれば正社員が���えるはずだ」 という連合の生兵法をそのまま実施した形です。
それに加えて民主党政権が超円高誘導を行う事で 本来ならリーマンショック後の回復局面なのに 民主党不況を作り出して失業者を大量に生み出す結果となりました。
また、「(国家)公務員の総人件費削減」という民主党の公約を実現するという理由で 民主党政権は一時的に霞ヶ関の新卒採用を0にさせようとしました。 (さすがに非難囂々で渋々「若干名」を認めるに変更)
民主党政権は彼らの票田である「情弱高齢層」を向いたままの政治がより露骨で、 若者は切り捨てる傾向が非常に極端な政権だったと言えます。
アニメーターが労組を作った時に 各政党にも挨拶に回ったのですが、 民主党はアニメと聞いて選挙権がない子供じゃ意味が無いと考えて ろくに相手にしなかったなんて話があります。
日本の政治って結局の所は数の多かった団塊世代を中心に 高齢者層ばかりを向いた政治がこの30年以上続けられてきました。
若者を使い捨てにする氷河期世代を作ったのも そうした政治の怠慢と、数ばかり多い問題のある世代のわがままと経団連の合作 と言って良いのだろうと思います。
すでに手遅れ状態になっていますが、岸田総理は異次元の少子化対策などと言って 金を巻き上げて補助金として付け替える 財務省が喜びそうな間抜けな手口で社会保険料負担増を財源にする政策にしようとしています。
今の現役世代は30年間ほぼ給料が上がっていないのに 社会保険料がひたすら上がり続け、 可処分所得がガンガン削られてきた世代だと言えます。
若者の○○離れ、 などとマスゴミが非常に後ろ向き���文脈で使いますが、 使える金の余裕がなくなってるんですから、 お金を無駄に使うような事はできませんよ。
若者にもっと他のことに無駄にお金を使わせたいのなら、 若者の可処分所得を増やすために負担を減らすのが一番ですよ。
財務キャリアという日本国民の敵の言うような 「増税して金を毟って、それを天下りの利権の原資にしつつばらまく」 という方法では効果はほとん期待できないと思います。
日本のマスゴミの特にダメなところの一つに 「○○と比べて今の若者はxxにお金を使わない」 みたいにわざわざ比較して極めて否定的に扱うところがあります。
まぁ、マスゴミとしては 「若者は不幸なんだー!もう未来は真っ暗なんだー!」と、 世の中に不満がどんどんと蓄積していくようにしたいのでしょうけど。
マスゴミの上の方の人達は マルク��主義にかぶれたポンコツどもばかりで固められてますからね。
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会場は日本なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日本人が知らない“中国”の一面
国際取材部
2024年5月31日 金曜 午後6:30
4月下旬から約10日間かけて、あるロック歌手のツアーが日本全国5都市で行われた。全会場でチケットが完売し、1万人もの観客が涙を流し熱狂したが、コンサート会場にいた客の大半は中国人だった。しかもわざわざこのコンサートを見るためだけに来日した人も多い。彼らはなぜ、多くの金と時間をかけ、わざわざ日本に来たのか?その答えは、彼らの視線の先で歌う1人の中国人男性の歌に込められている。その歌手は、共産党の監視の目が光る中国国内では、公の場で歌う事ができない。この事実を知る日本人は、ほとんどいない。
以下の文章は、東京大学のある中国人訪問学者が執筆し、東京大学大学院の阿古智子教授が翻訳したものを編集した記事である。
満場の観客が流した涙
数千人規模の会場は満員。そのほとんどが中国人。涙を流している人が多い。
日本ではほとんど知られていない45歳の中国人ロック歌手が、ツアーのため来日し、4月20日の大阪を皮切りに名古屋、福岡、仙台、東京で公演を行った。ツアーはどの回も満席だった。
最終公演の東京では、歌手が最後に「自分のような農家の息子が日本でコンサートができるなんて。それになんと、チケットは完売だったんだ!」と語ると、観客は笑い、涙を流した。PANDA RECORD公式SNSより
この記事の画像(9枚)
一部の観客にとって、このコンサートに来るのは、そう簡単なことではない。
現場で観客にランダムに聞いてみたところ、80%以上が航空券を購入し、わざわざ中国から日本に来ているようだった。
さらに、中国ではチケット購入用のウェブサイトにアクセスできないため、コンサートの予約をするためには、VPNなどでネット規制を回避してサイトにアクセスしてチケット代を払い、さらに、ビザの申請、航空券の購入、ホテルの予約もしなければならない。そこまでして、初めてコンサートに来ることができるのだ。
実際に大阪のコンサートに行って中国に一旦帰り、その後また仙台に行き、東京に行ってはまた中国に戻るというように、日本と中国を行ったり来たりするのを2、3回繰り返している人もいるという。
彼らに話を聞くと、「どの会場でも泣いていた」「曲が始まるとすぐに、涙が顔に溢れた」という。
誰かが冗談で、どのコンサートも「大規模なお葬式の会場」のようだったと言った。
歌手は「南京市民の李さん」
歌手は1978年に中国・江蘇省の農家に生まれた李志(リージー)。 現在、南京をベースに活動しており、「南京市民の李さん」と呼ばれている。李志さん PANDA RECORD公式SNSより
しかし、彼はここ数年間、中国では公演ができない状況に追い込まれている。
彼の曲は、経済発展によって激動する中国の40年間の「小人物(普通の人々)」の、「どうしようもない人生のあれこれで構成される生活の断片」を描いている。
たとえば、南京の通りの名前と同じ「熱河」というタイトルの曲の歌詞は、このようなフレーズだ。
熱河通りには長年営業している理髪店がある どんな髪型のカットでもたった5元 店の主人とその妹は椅子に座り、何も言わずに鏡を見つめている 彼らのふるさとは安徽省全椒県の岸辺にある この街に移ってから896日が経った 熱河通りはいつも同じ顔をしている
李志の歌は、埃っぽい中国の普通の人々の無力さを歌ったものであり、政府の公式メディアが毎日宣伝する「ポジティブなエネルギー」とは相容れないものだ。
しかし、李志の歌が禁止されたのはそれが原因ではない。直接の理由は、2018年に彼が著作権侵害で中国の大手商業プラットフォームを訴え、「権利擁護」の道を歩み始めたからだと思われる。
この「権利擁護」が中国政府に嫌われたのだろう。だから、禁止されたのだろう。PANDA RECORD公式SNSより
彼が発表した有名な楽曲のうち、中国で聞けなくなっているのは、1989年の天安門事件を想起させる「広場」や「人民に自由は必要ない」だ。
中国で大きな自由を望むことはできないが、かといって「人民に自由は必要ない」と言うこともできないらしい。だから、中国でこの曲を聴くことはできない。
コンサートを開催してくれた日本に感謝
李志は中国に多くのファンがいる。
中国には、2つの世界があるようだ。1つは当局の宣伝の中の中国であり、戦狼外交官やロシアのプーチン大統領とハグしている指導者がいる。しかし、その外側にまた別の世界がある。そこでは、誰もが互いを知らず、共に関わり合うこともできない。市民団体が政府に危険視されているからだ。だから、コンサートに誰が来ていたのかわからない。
コンサート会場内での携帯電話の使用は禁止されていた。コンサートについて調べても、中国のソーシャルメディアにはほとんど痕跡が残っていない。感情のこもった感想文を書いても、それは友人同士で共有することしかできない。
李志の背中の写真をソーシャルメディアに投稿した者もいたが、それはすぐに削除された。だから、コンサートから1カ月経った今、コンサートに行き、共に歌い、泣き、笑ったという記録は非常に少ない。実際に起こっていることすら記録できない。コロナ後の中国ではよくあることだ。
だが、誰も文句を言わなかった。コンサートが開催されただけでもありがたいことだ。中国の人々はこのコンサートを開催してくれた日本に感謝している。PANDA RECORD公式SNSより
この公演を主催した日本のPANDA RECORDは、李志という歌手とそのバンドを、より多くの日本の人に知ってもらおうと企画したという。実際には、日本人よりも、中国人の熱意が彼らの期待を大きく上回ったにちがいない。 多くの観客が中国から飛行機で来るとは予想していなかっただろう。
PANDA RECORDの喜多直人社長は、「チケット販売システムで購⼊者の国籍や居住地が集計できないので分からないが、中国からわざわざきた観客もいた。チケットは完売し、およそ1万人が来てくれて、コンサートは大成功だった。彼らは素晴らしい演奏、音、照明を披露してくれた。今後も中国の素晴らしい音楽を日本で紹介していきたい」と話している。
人々で埋め尽くされる会場を眺めながら、ここに来るために必要な航空券、ホテル、消費額について考えた。中国の厳しい統制によって、日本にもたらされている、この「自由経済」(Freedom Economy)の規模の大きさに、日本の経済アナリストは気づいているのだろうか。コンサート会場には日本人はほとんどおらず、誰も���析できていないと私は思っている。
今回、李志は「熱河」のような「安全な」曲を歌い、 観客は携帯電話を専用の袋に入れて封をし、コンサートの間、使うことができなかった。つまり、彼は「一線を越えた」わけではないが、数年ぶりに彼のステージを見て、彼の声を聞くことができただけで、多くの人が涙を流した。
涙の理由…言論統制で覆い隠される悲劇
なぜ観客は泣くのか、おそらくそれは、これが「普通で自由なコンサート」だからだ。
日本人には中国人の痛みを理解するのは難しいかもしれない。 言論統制が行われている中国では、毎日のように悲劇が起きている。
5月1日未明、広東省梅州市で築10年にも満たない高速道路が崩落し、50人近くが死亡した。政府系メディアの報道はすべて、事故に遭う前に車を止め、高速道路の真ん中でひざまずき、後方の車に停車するよう促している運転手に焦点を当てた。これによって多くの命が救われたわけであり、確かに感動的な話だ。しかし、高速道路の建設の質に関わる政府の説明責任と調査結果は、どこに報じられているのか。中国のほかの災害の犠牲者と同様、亡くなった50人の名前は伝えられない。
5月13日、元弁護士で女性市民ジャーナリストの張展氏が刑期を終えて釈放された。張氏は、新型コロナウイルスがまん延した武漢で起きたことを携帯電話で記録したことが原因で拘束され、2020年12月に「騒乱挑発罪」で懲役4年の判決を受けた。 出所から1週間以上経ってようやく、外の世界が彼女のことを知った。彼女は未だ限られた自由しか享受できない。中国には、刑務所の外にいても、政権にとって「危険な」人々を監視し統制する大規模なシステムがある。出所した張展氏 Xより
5月中旬から、邢燕軍という企業家が中国の法曹界で注目されている。彼は李志と同年代で、「居住監視」という制度で拘束されていた。これは、当局が指定する特定の場所に居住させられ、監視と取り調べを受けることを指す。彼は4月3日に死亡し、家族が説明を求めている。
悲劇は実際に常に起こっている。
5月2日の東京コンサートには、周雲蓬という盲目の中国人ミュージシャンがいた。 彼は2007年に「中国の子ども」という曲を書いた。もちろんこの曲は、中国では演奏できない。曲の中に中国の子どもたちに関連する多くの悲劇に言及しているからだ。たとえば曲の中に、1994年新疆ウイグル自治区のカラマイ市で起きた火災のことが書かれている。教育委員会の指導者を歓迎する文化公演の最中に火事が起き、「指導者を先に逃げさせるのだ!」と生徒たちに指示が渡った。結局、指導者たちは無傷だったが、小中学生288人が死亡するという大惨事になった。
ほかには、沙蘭中央小学校の水害のことも曲の中に。2005 年、黒竜江省寧安市沙蘭鎮の沙蘭川上流で突然大雨が降り、最も高度が低いところにあった沙蘭中央小学校に激流が押し寄せ、105人の子供たちの命を奪った。
どの事故も心が痛むような内容だが、この曲を中国で演奏することはできない。
観客には中国出版業界の人が何人もいた。彼らは非常に厳しい検閲の下で、書籍を出版してきたが、撤去もされ続けている。何人も健康上の問題を抱えている。
観客席には中国の弁護士の姿もあった。彼は「法の支配」を可能な限り守ろうとしているが、本当の意味の「法の支配」は中国にあるのだろうか。
爆買いやタワマン購入だけが“中国人”ではない
2024年の東京で、こんな特殊なコンサートが行われたのだ。歌手も、観客の学者、弁護士、出版人も、ほとんどが40歳以上の中高年だった。歌った内容は中国のごく普通の生活の断片に過ぎなかったが、誰もが涙を流しながらそこに立っていた。PANDA RECORD公式SNSより
日本では、タワマンを購入し、投資する中国人について数多くの報道が行われている。中国に関する分析の多くは経済関係のもの。それこそが、唯一合理性に叶っていると見ているからなのか。
しかし、老いる親と小さい我が子を抱える中年の中国人たちが、どのような状況で故郷を離れ、文化も言語も異なる国で人生をやり直す決心をしているのか、日本人は考えたことがあるだろうか。
コンサートで中国人が流した涙からさらに理解を深められるのではないだろうか。
※コンサートの写真はすべてPANDA RECORD公式SNSより東京大学大学院 阿古智子教授
阿古智子 東京大学大学院総合文化研究科教授。 大阪外国語大学、名古屋大学大学院を経て、香港大学教育学系Ph.D(博士)取得。 在中国日本大使館専門調査員、早稲田大学准教授などを経て現職。 主な著書に『香港 あなたはどこへ向かうのか』『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告』(新潮選書)など。第24回正論新風賞を受賞。
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・国家公務員の天下りあっせんを全面禁止 ↓府省庁からの斡旋のあったものだけを天下りに数えるように変更して94%の天下りをカウントから除外しただけ。 さらに民主党政権は天下り・現役出向の拡大とかえって悪化させている。 評価:× 嘘 ・子供手当支給 ↓2010年7月の参議院選挙前に配って票を得ようとして麻生政権の景気対策補正予算を事業仕分けで無理矢理凍結して転用。その後も結局半額支給に留まるなど政権発足前から財源がないことは藤井裕久ら民主党幹部がすでに理解していた。 評価;△ 半分 ・生活保護の母子加算復活 父子家庭に児童扶養手当 ↓これは事実。 評価:○ ただし福祉ばかり手厚くするその財源は税金なんですけどね。 ・記者会見オープン化 ↓たしかに部分的にオープン化したが、民主党に批判的な記事を書いた事を理由にした記者の排除や民主党に批判的な社の記者は絶対に質問させないなどが行われた。 評価:△ オープンにした意味が無い ・公立高校生授業料無償化 私立高校へ助成金支給 ↓事実。ただし朝鮮学校へ支給するために1条校以外も対象にしようとするなどした。 評価:△ そもそも義務教育外のものを無償化する是非は? ・密約解明 ↓おそらく沖縄返還の際に日米で密約があったという話の件。岡田克也外務大臣が「証拠はないけど密約はあったはずだ!だからあった」(要約)という乱暴な結論を出し、これを根拠に米国を批判したもので解明などとはほど遠い内容。 評価:×証拠なしで決めつけただけ。民主党と支持者に法治の精神がない事を示した上に米国との関係悪化だけでなく、あとから勝手に非公開のはずの話を公開されかない姿勢を各国に見せつけてしまい、各国が民主党政権をまともな外交相手として扱わなくなり日本の外交的地位を完全に地に落とした。(実際に訪米では途上国と同じ扱いをされるまで日本外交の地位が低下した)のちの安倍政権で日本の外交を立て直すために前半数年を費やさなければならなくなった。 ・社会保障費削減撤回 ↓評価:△ 事実、ただし代替案なしで負担増加分は現役世代へ。 ・基礎自治体に事務事業の権限と財源を大幅に移譲 ↓権限を若干移譲したがそれ以上にNPOの主観を地方自治体に移すなど、現在問題となっている公金チューチューなどの温床となっている。また、予算が欲しい団体は民主党幹事長室に言われた要求を満たさないとならないなど、結局の所は予算や権限を人質に民主党の横暴が加速する面もあった。 評価:△ 責任から逃げたい民主党の哲学もあってか責任の曖昧化が進むなどむしろ害の方が遙かに多いのでは? ・診療報酬引き上げ ↓事実、若干上がった 評価:○ ただし社会保険料の上昇加速で現役世代への負担増。 ・国と地方の協議の場を設置 ↓地方自治体は民主党幹事長室に何らかの見返りを用意しないと予算が追加されなかったり、民主党の議員が強い自治体だけ極端に補助金が優遇されるなど協議以前の問題だった。 評価:×民主党幹事長室を通さないとならないという憲法違反をやっていた。(請願の自由の侵害) ・全ての国直轄事業における負担金制度を廃止 ↓民主党政権中にさくっと復活 評価:×その後に元に戻った事を考えれば2010年7月の参院選向けのアピールでしかなかった。 ・非正規労働者の雇用保険への適用条件緩和 ↓事実 評価:○ ・原則として製造現場への派遣を禁止 ↓そもそも派遣で働いていた人達の働き先を無くした後のことを考えておらず、そのことをつっこまれて民主党政権は方針を変更して撤回したため公約破りとして批判されていた。 評価:× 実現していません。 ・農家戸別所得補償制度実施 ↓たしかに部分的実施は行ったが農地改良や鳥獣害対策費などの予算を大幅カットしてこれを財源として実現。また岡田克也の実家であるイオンが戸別所得補償制度を理由に米農家を買いたたいていた事が国会で指摘されたり、飼料用米を雑に作っていれば補償で儲かるという制度の建て付けにより、他の農業者へ貸し出していた農地の貸し剥がしなども横行した。 評価:△ 朝三暮四な上に発生した問題の方が多かった。 ・バリアフリー改修、省エネ改修工事補助 ↓事実、ただし麻生政権で実施したプランを引っ張った形。 評価:△ 鳩山内閣が特別に実施したものではない ・分娩の公的助成 ↓麻生政権で増額を決定したもの 評価:× 強いて言うのなら麻生政権の実績 ・肝炎患者のインターフェロン治療の自己負担限度額引き上げ ↓2009年民主党政権公約では「自己負担限度額を引き下げる」としていた。引き上げたのなら公約と逆。 評価:× 公約と真逆 ・自殺者が政権交代後に減少中 ↓たしかに若干の減少は認められるものの2007年に決定された自殺総合対策大綱を民主党政権は踏襲していただけ。その後の第二次安倍政権では1997年以降3万人台を下回った事の無かった自殺者数が2万人前後に低下。 評価:△事実ではあるがリーマンショック後の有利なタイミングで政権を取ってただけ。民主党不況に陥れられていなければもっと減っていた可能性があるのでは? その他。 野党側に審議時間すら認めない強行採決10連発など、過去に類例の無い強引な国会運営だったがマスゴミがこれを批判しないようにして擁護していました。 民主党政権では長妻昭と山井和則コンビが「長妻・山井プラン」などと自慢していた大量の派遣切りがありました。特定26業種の多くで解釈によって一般の派遣と見なすという手口を使いました。「派遣を継続的に雇えないようにすれば正社員が増えるはずだ」という連合の生兵法をそのまま実施した形です。 それに加えて民主党政権が超円高誘導を行う事で本来ならリーマンショック後の回復局面なのに民主党不況を作り出して失業者を大量に生み出す結果となりました。 また、「(国家)公務員の総人件費削減」という民主党の公約を実現するという理由で民主党政権は一時的に霞ヶ関の新卒採用を0にさせようとしました。(さすがに非難囂々で渋々「若干名」を認めるに変更) 民主党政権は彼らの票田である「情弱高齢層」を向いたままの政治がより露骨で、若者は切り捨てる傾向が非常に極端な政権だったと言えます。
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結婚式👰お呼ばれセットアップ✨ ショートボブでも出来るアップスタイル💁🏻💕 襟足短い時に、ギブソンタックでロール状に毛先をあげてしまえばショートさんでもらくらくアップが出来ます🙋 編み込みを取り入れて、飾りなしでより華やかになります💁🏻✨ #ヘアセット#関西 #滋賀県#近江八幡#美容室#上野加奈#学生#学生カット#新規学生カット半額#Dito#ディート#近江八幡ヘアサロン
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それではここで安倍自民党と野党の対案を比較してみましょう ■安倍政権&自民党 ・和牛商品券 ・お魚券 ・旅行や外食の助成金 ・低所得者へ商品券 以下、野党 ■国民民主党 ・1人あたり10万円支給 ・中小、小規模事業者の減収補償 ・消費税5%(1年間) ・社会保険料、公共料金、銀行債務の支払い猶予(半年間) ■立憲民主党 ・児童手当を増額し、子育て世帯への給付 ・事業者、個人に収益、所得減少分の一定割合を補償 ・希望する事業者に対し、地方税と消費税の支払いを1年間猶予 ・政府金融機関による無利子貸付 ・年金生活者支援給付金の上乗せで、一定所得水準以下の高齢者支援 ・給付型奨学金の支給用件緩和、授業料支払い猶予 ■共産党 ・消費税5% ・中小企業に対する20兆円の枠の無利子・無担保の緊急融資や ・フリーランスの子育て世帯に対する休業補償 ■維新の会 ・まず国会議員の歳費を2割カット ・社会保険料、給食費、公共料金免除 ・1人あたり10万円の現金支給 ・銀行債務、税金の支払い猶予 ・全ての商品に軽減税率8%適応
【速報】安倍政権「国内の状況、���でに蔓延のおそれが高い」 ★2 [455169849] [chaika]
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Hikawa Ryusuke’s Akira Article(jp)
Hikawa Ryusuke is probably the most famous Japanese anime critic. He wrote an extensive article on the anime industry before and after Akira, articulating what lead to Akira and how Akira influenced the industry thereafter. This article was published in "Akira Animation Archives” which is rather hard to find in good condition, so I thought I might copy the article somewhere. It’s in Japanese nonetheless, as I’m not capable of translating such a sophisticated text, but I hope me publishing this article would lead to someone being interested in translating it. I believe it contains some pretty useful and valuable information.
‘80時代----「Akira」が”ANIME”にもたらしたもの
本書では、アーカイヴよしてアニメーション映画「AKIRA」の現存する制作資料を句能な限り良好な状態で収録した。完成フィルムとは異なるプロセス上熱気や思いが、そこに見えたことと思う。では、こういった成果物を生んでいった周囲の状況はどうだったのだろうか。あるいは歴史の中で「AKIRA」という作品はどう位置ずけられるのだろうか。あとがきにかえて、ここにその俯瞰図をまとめてみた。
アニメ史から見た’80年代
アニメーションは今や会社にとって、子供のための娯楽映像という存在のみの状態から完全に脱皮し、広く青年、大人へ、あるいは世界へと観客層の拡がりを見せている。
そのきっかけは、1977年、「宇宙戦艦ヤマト(映画版)」の巻き起こした”アニメブーム”である。ところが「AKIRA」の上映された1988年。。。それかれあ約10年が過ぎたころには、原初のアニメブームが持ってータ熱は冷め、明らかに大きな陰りと断層が見えていた。富野由悠季監督作「機動戦士ガンダム」(1979年作品)を産み、アニメブームを牽引した巨人ロボットアニメ作品がTVから一時撤退しているのがそれを象徴しており、オリジナリティや作家性に期待されたビデオアニメもぱっとせず、時代の節目となる兆候がいたるところに見られた時期である。
ブームを陰らせた原因は、大きく以下のつではないかと推定される。
1つ目は学生時代に「ヤマト」や「ガンダム」でアニメに目覚めたいわゆる第1世代(1960年生まれ中心)が、だいたい1982年ごろから「卒業」し始めて会社人になり、’80年代中盤ごろにはほど全員の「卒業」が完了したこと。2つ目は、娯楽性を持った新メディアとして家庭用ゲーム機(ファミコン)が五すぐ急成長したこと。これによって「ドラゴンクエスト」(’86���など高い物語性を有るし、観客が参加する句能なRPGという、アニメよりもおもしろいものを購買層が見つけてしまう。3つ目は、この時期にレンタルビデオが300~500円という価格で全国配備完了したこと。これ以後アニメはハリウッド娯楽大作と同額という、激しいコンペティションに常時さらされていくようになる。
こういった状況下では、アニメ企画も変化さざるを得ない。作品企画をたくさん回して何本か当たるものがあれば良いという風潮よりは、いわゆる”選択と集中”が行われ、セグメンテーションがシフトしていく。ひとつの例がビデオアニメの変化だ。1987年ごろまで、オリジナルビデオアニメ(OVA)の主流は「プチ劇場アニメ」であった。つまり興業規模や尺の観点からすると映画館にかけられるほどではないが、スター性のあるスタッフやキャストを前面に押し出してセールスする方向性だった。これが輝きを失った対抗策として、1988年の「機動警察パトレイバー」が30分6本シリーズの新フォーマットとブロックバスター価格(4,800円)を提示し、逆転ヒットを果たす。結果、OVAは「プチ劇場」から「デラックスなTVアニメ」へとセグメンテーションをシフトさせていった。「AKIRA」が登場した1988年は、日本のアニメーション界自体が、こういった大きなパラダイム・シフトにされされていた時期であった。この周囲状況の変化を念頭におくと、なぜ「AKIRA」がこのような作風となったか考えるとき、理解の一助となるだろう。
’80年代前半、劇場アニメの新時代到来
ビデオアニメという、”TVアニメ以上劇場アニメ以下”というジャンルが新設されたことは、逆に劇場アニメに要求される価値レベルを上げた。それと呼応するように、劇場用アニメーションは’80年代前半に新時代を迎えている。
1983年末に、成人向け以外で初のOVA「ダロス」がバンダイビジュアルから発進する。同年春には角川書店がアニメ制作に進出、マッドハウス制作「幻魔大戦」を公開する。それがキャラクターデザインに大友克洋を起用した初の作品であるのも因縁めいている。1984年には、それを迎撃するような動きがある。講談社が夏に同じマッドハウスで「SF新世紀レンズマン」を制作。だがこれは慘敗に終わる。一方、徳間書店は春にアニメージュ誌に連載されていた「風の谷のナウシカ」を原作者・宮崎駿目身が監督という形で劇場アニメ化、大ヒットとなる。
結果、東映長編漫画映画の血脈を持つ宮崎駿監督と盟友・高畑勲監督の作品をつくる目的で徳間書店の出資によるスタジオジブリが結成され、1986年の「天空の城ラピュタ」を経て1988年には「となりのトトロ」が「火垂るの墓」と2本立て興行で公開、”ジブリ” ”宮崎アニメ” というブランドこの時期に完成した。
玩具や出版に携わる会社は、アニメブームの当初は著作権のニ次使用者であった。ところがその利用側だった会社が発信側に回って一次著作者となるとともに、コンテンツを多彩な展開に使うことを開始、勝者を生み始めていった時期と見ることができる。
「ナウシカ」と同じ1984年春には、押井守監督の名を一躍有名にした「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」が公開、その作家性を世に知らしめた。同年春には「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が劇場公開。河森正治が弱冠24歳で監督し、それまで版権イラストでしか描かれなかったような細密な描き込みを行ったことで、大きな話題を呼んだ。
こういった”作家性” ”緻密さ” ”リアリティ重視” ”若手” ”新規参入会社” という流れの頂点に立つのが、1987年の「王立宇宙軍 オネアミスの翼」である。この映画はバンダイ制作による劇場アニメの第1作で、のちに「新世紀エヴァンゲリオン」(’95)を制作するガイナックス初の作品でもある。山賀博之監督以下、中核スタッフは大阪でSF大会用映像をつくっていたアマチュア集団ダイコンフィルムの出身で、いわゆるオタク第一世代にあたる若手だ。
彼らの劇場映画「王立宇宙軍」は、そういうパロディ色の強いフィルムになるというおおかたの予想を裏切り、市井の若者が持つ等身大の挫折と野心を当時としては画期的なリアリティをこめて描ききった野心作として公開された。
リアル系作品を貫く人の流れ
このように、’80年代の動きを追っていくと、やがて’90年代になって世界に日本発の”ANIME"の名をとどろかせるべき、ほとんどの役者(アニメクリエイターと会社)が出そろいつつある様が見えてくる。
この流れに、’80年代後半の2つの出来事を追加したい。一つはビデオアニメの覇者「機動警察パトレイバー」が1989年に映画化され、その制作現劇が後に「攻殻機動隊」(’95)をつくるプロダクションI.Gになって、ビデオシリーズから格段にアップグレードした映像を見せたこと。そしてもう一つが本書で取り上げた作品「AKIRA」---そのもたらしたアニメ映像への考え方と、人の流れである。
’90年代につながる流れを見ておこう。「AKIRA」制作末期には、スタジオジブリで「となりのトトロ」を終えたばかりの原画マン(高坂希太郎、 二木真希子、金田伊功)が参加。その”お返し”という意味か、ジブリの次回作「魔女の宅急便」(’89)には森本晃司、��上俊之らが原画で参加している。ここで森本晃司と当時ジブリの制作デスクを担当していた田中栄子が出会い、片渕須直や佐藤好春らとともにスタジオ4Cを結成。大友克洋原作・監督「MEMORIES」(’95)や大友克洋XX成・総監修の「スプリガン」(’98)生む母体となっていく。
また、「AKIRA」における出会いが北久保弘之監督作品「老人Z」(’91)を生み、大友克洋は原作・脚本・メカニックデザインを担当している(キャラクターデザインは江口寿史)。この作品には緻密な絵を描く漫画家として知られていた今敏(こん・さとし)が美術設定でアニメ初参加。今敏は大友克洋のアシスタント経験もあり、実写映画「ワールド・アパートメント・ホラー」(’91)を漫画化した作家だ。「MEMORIES彼女の想いで。。。」の脚本を経て、マッドハウスで「パーフェクトブルー」(’98)、「千年女優」(’02)を監督する今敏は、「老人Z」で北久保弘之、沖浦啓之と机を並べていたという。
インタビューページにもあるように、沖浦啓之は「人狼 JIN-ROH」(’00)、北久保弘之は「BLOOD THE LAST VAMPIRE」(’00)と、90年代未にプロダクションI.Gの成表作を監督することになる。
ここでこういった流れを全部追うことはできないが、「AKIRA」を振り出しにした連鎖反応は多い。人と人に展する技術は流れ、人の進団たる会社を媒介として継承されていくという認識は重要だ。そのように見ていくことで、作品と作品の間に血が通い、ときに遺伝子のように形質を移し替えながら進化をうながす、そういった有機的な結合が見えてくるからだ。この認識を持った上で、アニメーション映画「AKIRA」の位置ずけと、この作品がもたらしたものへの考察をもう少し進めていこう。
アニメーション界に到来した二度の”黒船”
こういう説はどうだろうか。日本のアニメーションは、”黒船”の到来を二度受けているというのは?
非常の失礼な考え方かもしれないが、鎖国をしていた日本が欧米から開国させられ、欧米文化を取り入れて”近代日本”になったように、”アニメーションの国”に”漫画の国”から黒船がやってきて、大変革があったーーーそういうイメージが、どうしても脳裏に浮かぶのである。
一度目の”黒船”とは、手塚治虫のTVアニメ「鉄腕アトム」である。手塚漫画の功績は、乱暴にまとめると、描き割りじみた平面的な日本の戦前漫画に、映画的・映像的なカット割りと構図を連想させるコマ割りを導入し、エポックをもたらしたということになる。
しかし、手塚がアニメ版「アトム」で導入したのは、逆に電気紙芝居と揶揄されたほど非映画的で、止め絵のズームや強引なカットバックでフィルムをつないだものだった。これは、漫画のコマ割りの間にある断層をそのまま持ち入んだような作法である。TVシリーズ予算の問題に対する解決案として、よく槍玉にあげられる3コマ打ち(★1)の導入よりも、このカット割りの方が後世に対する影響は強いのではないか。よく動かそう、アニメ―トしようと見せ場をつくるよい、1枚絵の密度を上げ、少ない枚数、場合によっては止めの積み重ねで見せていくという”アニメ”(呼称も省略形が似合う)の手法は、これは現在でもTV作品の主流になっている。
こう考えて来ると、二度目の”黒船”が大友克洋の本作「AKIRA」という考え方も、何となく成立するように思えてる。”アニメ”は、ここで”ANIME"(★2)への第一歩を踏み出した。。。というと、作り手側は違和感を覚えるかもしれないが、観客サイドからのこういう整理もアリと思って大目に見て欲しい。
1980年前後、大友克洋が漫画界へもたらしたショックは、かつての手塚治虫に匹敵するものがった。日本人の”日本人らしさ”を骨格、骨相とも正確にとらえた人物造形、メカニズムやビル群といったものを緻密に描き込んで厚みを加えられた世界観、映画的な構図とコマ割りなど、漫画に新しい潮流をもたらした。実際、大友克洋以前と以後では、漫画全体に密度感やリアル感という要素は、もし定量化できるとすれば明らかに増大しているであろう。
「AKIRA」以前以後の変化とその要因
問題は、アニメーション「AKIRA」の場合に何が起きたか、「AKIRA」以前以後で何がどう変化したかということに紋られていく。
まず、「AKIRA」の公開時によく言われた「2コマ打ち、リップシンクロ」については、新規技術でも何でもないフルアニメーションの本来的な定義である「画面内にあって動くべきものはすべて自然に滑らかに動かす」という観点からすれば、対費用効果を無視すれば当然の手法である。クイックアクションレコーダー(★3)も制作プロセス上の省力の問題であり、表現には影響しない。黎明期のCG導入(スペシャルパターンの回転)も、光学合成の代用的な使われ方しかしておらず、見せ場となったわけでもない。
こういった宣伝向けに言われてきたことではなく、もっと表現の根幹部分に、むしろ本質的な変革があったように思われる。
キーワードとしては、大友が漫画に与えた影響の劇合と同じく、密度感とリアル感(リアリティ)が中心に来るのでないか。
「AKIRA」で新しい試みのように言われていることは、実はディズニーを代表とするフルアニメーションの作法であった。では、それを導入して「AKIRA」がディズニーのようなアニメーションになったかというと、それとはまた違うところがおもしろい。ここで密度感とリアル感の問題が浮上してくる。ディズニー的なアニメーション作法は、教科書の1ページ目に「スクオッシュ&ストレッチ(漬しと伸び)」と書いてある。つまり、実際の自然現象を省略と誇張することによって、人間の動体に対する感覚をブーストしてある種のトリップ感を引を出すということが、彼らのアニメーション哲学というか、大前提の考え方として存在しているわけである。
ところが、これがわれわれの目からすると、このゴムのような動きはリアリティを損なうものと映る場合が多い。これはディズニー的なものを貶めているわけではなく、文化・作法の差の問題だ。では、「ゴムのようにグニャグニャしないフルアニメーション」があるかというと、それはある。太平洋戦争中のフライシャーによる短編アニメ「スーパーマン」がまさしくそうだ。ここに登場するメカニカル・モンスターは、重心を移動させながら足を出して歩くと、一瞬遅れて手がぶらつくといった、破綻なくもっともらしいアニメートを見せることで確保されたクオリティが、リアリティの震源地である。
だが、それと比較しても「AKIRA」は異なっている。「AKIRA」の場合、ショット全体が抱える重みと、それがフィルムの流れの中で生み出していくリズムが、密度感とリアリティを発生させているように思えるのである。その重みの大半は、作画(原画)段階のモーション部分もあるが、大半はそれ以前の画面の設計図であるレイアウトの段階で盛り込まれている。
ここで大きく要求されるのは、情報量の盛り込み方と取捨選択、すなわちコントロールである。
仮想映画的な考え方
アニメーションの構図は、実はアニメート優先で考えられてきた歴史がある。連続的に絵を積み重ね��軌跡を追って描くときに有利なアニメ的画面構成というものが存在する。歪みのないやや広角気味のレンズ、ピントはパンフォーカス、ライティング位置下明(平行光線の屋外)、そして足が地面につかないようややアオリ気味にして背景が楽になる空、室内なら天井が大きく映り、人物の傾きはシチサン(7:3)でという、ひどくスタンダード臭の漂う画面である。
「AKIRA」原作者の大友克洋は、自主映画で監督をつとめるほど実写映画のフィルムメイキングの演出に詳しく、漫画にもそれを仮想映画的なものとして反映してきた作家である。対して当時のアニメの水準では、そのような”仮想映画的に撮る”という考え方は、まだ主流ではなかった。レンズを意織した構図をとり、フレームを決め、ショット内に重みをもたらす飾りつけを行い、観客のエモーションを巻き込む求心力となる役者やメカの芝居といったものを細かく指定し、極力雑多な情報を少しでも多く取り込み。。。という、実写的な姿勢、考え方は、「AKIRA」の絵コンテからレイアウトいたる段階まで通底している。
そして集ったアニメーターは、その考え方に基づくレイアウトが次にアニメーション段階で求めるもの。。。当時としてはまだ夢のようであった”仮想的リアリティ”という要求条件に対して苦闘し、スタジオが解散した後も見果てぬ夢のようにそれを望み続け、各々の作品で各人なりの咀嚼で追求することを始めていったにちがいない。もちろん、そこから離れる場合もあったろうか、しかし何かを意識して離れるということは、実はその何かを求めることと、そんなに遠い行為ではないはずである。
ここで言う要求条件とは、作品に臨場感をもたらすためのものである。なぜ臨場感が必要かとさらに突っ込めば、”絵で描いた世界”に没頭して物語を世界ごと”そこにいる感覚で”楽しむためである。
ごく当たり前のことだ。だが、その一番当たり前のことも、すべて
が作り物のアニメーションのフィルム中では、実は非常にいろんなことを意識的に考え、実行しないと違成できないということなのかもしれない。
15年目の 「AKIRA」
こういった考え方がスタッフにじわじわと浸透しながら完成したフィルムが、「AKIRA」なのだろう。クリエイターたちがそこで夢見ながら違成できなかったことを追求し、続く作品でどんどnアニメーション表現を深化させ、リアリティ追求をエスカレートさせていったのが、その後15年の”ANIME”の歩みと総括できるかもしれない。
もちろん「AKIRA」だけが単独でこういう考え方をとっていたわけではない。恐らくそれは時代の要求だったのだろう。「王立宇宙軍」が代表するように、同時代的にいくつもの作品、何人ものスタッフが挑戦していった果てのことだ。だとしても、世界的知名度やセールスの成功事例として、「AKIRA」がきっかけであり分水嶺であったとは確実に言えるだろう。
結果的に作画や背景の描き込みは年を追うごとに幾何級数的に増え、人間のアクションは細かい関節部まできちんと追われ、レイアウトはパースに狂いがなく、光源は常に意識され、特殊な仕上げや撮影効果は常時ふんだんい。。。と、青天井のようにアニメーション作品の密度は濃くなる一方だ。初公開時にはあれほどリアルに思えた「AKIRA」が、今観ると非常に漫画的にも見えるのが、何よりの証拠だろう。
臨場感のせいで「リアルな作品」呼ばれるようになったがゆえに、レアリティ追求のため、底なし沼のようにアニメ作品は情報量を飲み込むようになっていた。情報量とはアニメの場合は人手そのものであり、金であり時間である。そして、スキルやノウハウは人に溜まるから、「リアル作品」とは非常に属人性の強いものとなる。その状況は、この種の作品リストから原画マンやレイアウトマンの名前を横に並べたりすれば、すぐに理解できることだろう。
15年を経過して、「AKIRA」に匹敵する新たら分水嶺は、はたしてどのような形で来るのだろうか。それには大友自身の新作「スチームボーイ」がある回答を提示してくれるのだろうか。非常に楽しみである。
次の15年を考えるために、15年前のブレイクスルーがヒントになるかもしれない。
そのためにも、本書が役立てば幸いである。
★1「3コマ打ち」---同じ絵を3コマずつ撮影して動きを設計するアニメーション技法。「打つ」というのはアニメーターがタイムシートに番号を書き込む行為を感常的に表したもの。それまでのアニメーションは、2コマ打ちが標準で速い動きのみ1コマ打ちだった(フルアニメーション=1コマ打ちは誤った定義)。3コマ打ちだ��滑らかさは喪失するが、��初TVはブラウン管自体に残像があるので良い等とされたという。ところがこれはコスト削減にも直結するため、やがて劇場作品も経営者によって3コマをスタンダートとするようになっていく。
★2「ANIME」---マスコミで使われる”ジャパニメーション”という単語は、X称(ジャップのアニメーション)という説がある。事実、米国の雑誌や店頭ではほとんど目にしないため、ここでは”SAMURAI”のように日本語がそのまま英語化した”ANIME”を用いた。
★3「クイックアクシオンレコーダー」---’80年代から導入きれるようになった機械。アニメーターは何枚かの原画・動画が完成するごとに、指でパラパめくって動きに狂いがないかをチェックする。通称、「指パラ」と呼ばれる作業で、これは動きをチェックする第一段階だ。当然「指パラ」だけでは確認しきれない、複雑な動きも出てくる。米国でのフルアニメーション制作にはライン・テスト(ペンシル・テスト)という工程があり、ペイントする前に動画にブレ等の破綻がないかチェックする。フィルム撮影を使用するため、コストの関係で国内ではほとんど省略されていた(間に合わせのダミーとして線画を撮影することはあるが、目的が違う)。それを擬似的に行う装置がこれで、ビデオによってタイムシート通りに動画をビデオに取り込み、完成フィルムではどう見えるか、ペイント前にチェックする機械である。「AKIRA」のクイックアクションレコーダーによる画像が、「AKIRA DVD SPECIAL EDITION」(バンダイビジュアル)に特典映像として収録されている。
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議場にて「朝鮮学校」について言及し答弁を求めることがどれほどの覚悟を要するか、想像できるだろうか。言うは易しだが、”様々な圧力”がある中、公式の場で発言することがどれほどのことか理解できるだろうか。 自らの意思で選挙を戦い、皆様のお力添えを頂いてバッチをつけているわけだが、それに相応しい覚悟を持っている者は多くはない。また、能力も併せ持っている人材となると、さらに人数は限られてくる。
東京都において【朝鮮学校への補助金がカット】された。これは議会において一般質問が行われたからなのだが、その時にタイトルは『朝鮮学校への補助金全額削除を』というもの。これは、東京都議会の議事録に未だ公開されている。その際に質問に立った都議会議員が、吉田康一郎氏である。
6月3日告示の中野区長選に出馬の意向を示している。
吉田康一郎、その能力は凄まじく、行政側としても充分に通用するものだ。私のように、質問側で斬り込むことのみに長けた者は(つまり突破力や攻撃力、専門色)、議員が似合っている。だが、答弁する側の行政となると、また異なる能力(総合力や防御力)が求められてくる。保守系において、この能力を有する者は少ない。 実際に、朝鮮学校の予算が凍結された際の議事録を紹介する。
その伝説の質問は、平成22年第4回定例会 一般質問にて行われた。 警視庁とは、東京都を管轄する警察組織だ。そのため、東京都議会では答弁者には警視総監が立つわけだが、「朝鮮総連及び朝鮮学校に関する警視庁の認識」を引き出している。警視総監の答弁とは、警視庁の意向となる。対北朝鮮政策にも強い影響を与えたと推察され、いまだ有名な議事録だ。
朝鮮学校の補助金削除は、その後、知事が何人変わっても今も続いている。 ここが実は重要です。後の知事まで縛る事ができた立論だったということです。 当時、朝鮮学校の補助金の削除は議論はされていたが、実際の削除は初めてであり、首都東京都の実施は、全国の自治体に影響を与えました。北朝鮮の度重なる暴挙もあり、ついには国が通達を出すにまで至りました。今回、紹介するのは、その議事録になります。
質問においては【公安調査庁が提出した答弁書が閣議決定されましたが、その答弁書によると、朝鮮総連と朝鮮学校の関係について、密接な関係にあり、学校の教育内容や財政、人事に影響を及ぼしていると認識しているとされており、もとより朝鮮総連は北朝鮮政府がみずからの出先機関として取り扱っています。
そこで、こうした閣議決定などを踏まえ、治安責任を有する警視庁の北朝鮮、朝鮮総連、朝鮮人学校に対する認識を伺います。】という、斬り込み方。
議会慣れした方からすると、上手いな!と感嘆するだろう。ここは、吉田氏の個人の考えではなく、あくまで閣議決定された資料を踏まえた形とし、ここまでのことを述べつつも半身ずらして被弾を避ける。あわせて行政には、国が決めた内容を踏まえて、と回答を迫るわけだ。ここで回答を求めた行政とは、警視総監である。
ネットが今ほど台頭する前のこと。ここまでのバトルが、確かにあったんだよ。古参の保守は、この名をよく覚えているだろう。吉田康一郎が、中野区長選に出馬予定。
楽観はできない。相手は現職ゆえ相当な苦戦が予想される。だが、仮に奇跡を手に入れることができたならば、東京都全体に、そして日本全体に激震が走るだろう。僅か一議席を与えれば、朝鮮学校の予算を全額削除した男だ。彼が政界に戻ってくれば、どれほどの衝撃を与えるだろうか。仮に区長になれば、その職権においては「外国人の生活保護」を撤廃したり、パチンコに地方税をかけたりと、やれることは無限にある。
政治家は、たらればの話はすべきではないと前置きはするが、我々に奇跡を与えて頂けたならば、私は吉田区長に「要望活動」を行うだろう。そして、吉田氏は、それを受けてくれると信じる。
余談になる。私と吉田康一郎をつないだ国会議員は、実は西村眞悟先生だ。 当時のエピソード、私が市議になる前の、古い古い話もしていこう。思えば、あれは九年ほど前になる。
追伸) ちなみに、先ほどまで吉田さんと一緒にいた。
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(OGP画像)
朝鮮学校への補助金全額削除を伝説の一般質問、朝鮮学校の予算を全額カットしてしまった、最強の名を欲しいままにしたと議会議員の議事録をご覧いただきたい。
平成22年第4回定例会 一般質問、である。
冒頭では、閣議決定資料を用いて行政を追い込んでいき、答弁を固めてのち自論展開や要望を出していく。 オーソドックスな手法だが、このレベルでやれる議員は限られている。
しかも、この質問は8年���ど前のものであり、ネットからの援護射撃などなく、単騎特攻で答弁をもぎ取ってきているのだ。 そもそも答弁を求めた相手は、警視総監である。この答弁は、警視庁の意向そのものを方針づけるものであり、のちの対北朝鮮政策にも多大な影響を与えたと推察される。
質問1 吉田康一郎君
次に、朝鮮学校への公金補助問題について伺います。
公安調査庁は、「内外情勢の回顧と展望(平成二十二年一月)」の中で、「朝鮮人学校の思想教育について」と題し、次のように記述しています。
朝鮮総聯は、朝鮮人学校での民族教育を「愛族愛国運動」の生命線と位置付けており、学年に応じた授業や課外活動を通して、北朝鮮・朝鮮総聯に貢献し得る人材の育成に取り組んでいる。
朝鮮人学校では、一律に朝鮮総聯傘下事業体「学友書房」が作成した教科書を用いた朝鮮語での授業を行っている。
例えば、高級部生徒用教科書「現代朝鮮歴史」では、北朝鮮の発展ぶりや金正日総書記の「先軍政治」の実績を称賛しているほか、朝鮮総聯の活動成果などを詳しく紹介している。
朝鮮総聯は、このほか、教職員や初級部四年生以上の生徒をそれぞれ朝鮮総聯の傘下団体である在日本朝鮮人教職員同盟や在日本朝鮮青年同盟に所属させ、折に触れ金総書記の「偉大性」を紹介する課外活動を行うなどの思想教育を行っている。
また、報道によれば、朝鮮学校の教員の人事権は金総書記が握っている、朝鮮学校校長は最重要ポストであり、朝鮮総連内の最重要幹部である中央委員でなければならない、中央��員の人事は、北朝鮮本国の朝鮮労働党の承認のもと、金総書記の決裁が必要とされる、高校の校長は、北朝鮮にとって信じるに足る教育革命家だということです。
また、朝鮮労働党の対南工作部署である統一戦線部に所属していた元幹部の張真晟氏は、朝鮮学校で使用されている教科書は、日本の朝鮮大学校で作成された草案が北朝鮮に送られ、修正された上で、金総書記が目を通してサインして決裁すると明言しています。
先般の公安調査庁が提出した答弁書が閣議決定されましたが、その答弁書によると、朝鮮総連と朝鮮学校の関係について、密接な関係にあり、学校の教育内容や財政、人事に影響を及ぼしていると認識しているとされており、もとより朝鮮総連は北朝鮮政府がみずからの出先機関として取り扱っています。
そこで、こうした閣議決定などを踏まえ、治安責任を有する警視庁の北朝鮮、朝鮮総連、朝鮮人学校に対する認識を伺います。
答弁1
警視総監 北朝鮮、朝鮮総連及び朝鮮学校に関する警視庁の認識についてお答えいたします。
初めに、北朝鮮についてでありますが、北朝鮮は過去に、ビルマ・ラングーン事件や大韓航空機爆破事件等の重大な国際テロ事件、あるいは拉致容疑事件を引き起し、さらには依然として「よど号」ハイジャック事件の犯人グループがとどまっていることなどから、十分な警戒が必要であるものと認識しております。
次に、朝鮮総連についてでありますが、朝鮮総連は、北朝鮮を支持する在日朝鮮人等で構成された団体であり、その綱領等から見て、北朝鮮と密接な関係を有する団体であると考えております。
最後に、朝鮮学校についてでありますが、朝鮮総連と密接な関係があり、教育内容、人事及び財政について、朝鮮総連から影響を受けているものと認識しております。
警視庁といたしましては、公共の安全と秩序の維持という観点から、こうした北朝鮮及び朝鮮総連の動向について重大な関心を払っており、具体的な刑罰法令に違反する行為があれば、これに対して厳正に対処してまいります。
質問2 吉田康一郎君
朝鮮学校で行われている教育は、金日成、金正日を極端に神格化し、朝鮮戦争や北朝鮮のテロなどをすべて韓国や米国の責任とするなど、著しい虚偽の偏向教育であり、特に、北朝鮮による拉致問題については、現代史の教科書で、二〇〇二年九月、朝日平壌宣言発表以後、日本当局は拉致問題を極大化し、反共和国、反総連、反朝鮮人騒動を大々的に繰り広げることで、日本社会には極端な民族排他主義的雰囲気が醸成されていったとだけ記し、金正日が拉致を認めて謝罪したことや、朝鮮総連が拉致はでっち上げだと強弁してきたことに謝罪したことを全く取り上げず、家族らの被害者救出への努力を反朝鮮人騒動、民族排他主義だと非難しています。
このような朝鮮学校の教育が、教育基本法第二条の教育の目標、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと、北朝鮮人権法第二条、国は、北朝鮮当局による国家的犯罪行為である日本国民の拉致の問題を解決するため、最大限の努力をするものとする、に明白に違反しており、公的補助には適さないという議論が与党民主党内を含め多数出ているのは当然です。
また、朝鮮学校が、実質的に日本の公の支配ではなく、北朝鮮の支配に属していることは明白です。朝鮮学校に対する知事の認識を伺います。
答弁2
知事 朝鮮学校に対する認識でありますけれども、北朝鮮は、いまだに解決の道筋が見えない拉致問題を初め、先日の韓国の延坪島への砲撃など、その行動は常軌を逸しているというか、言語道断であります。それを正当化するような教育も朝鮮学校で行なわれているとすれば、これは本当に看過できない問題でありまして、やはり彼らが過去の歴史のトラウマを抱えているのはわかりますけれども、しかし、この時代になお日本に在住しながら、その子弟に、自分が在住している国に敵意を持つような、そういう教育をもし続けているならば、これは決して好ましい存在とはいえないと思います。
質問3 吉田康一郎君
東京都は、昨年度、二千三百五十七万円の補助金を都内の朝鮮学校に支出しています。九月七日、知事は、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表が朝鮮学校に教育内容を問わないまま補助金が支出されている問題の見直しを要請したことに対し、家族の心中を察するに余りあることだ、反日教育をやっているのに補助金を出すなんて信じられない、反日教育を今でもやっている学校に日本人の学校並みに手当を出すなど外国じゃ考えられない、都は考え直すと明言されました。
他方、政府は、高校無償化事業について、北朝鮮に制裁を行っていることなどを理由に、朝鮮学校への適用を先延ばしにしてきましたが、十一月五日、教育内容を問わずに適用を決めるという理解しがたい基準を文部科学大臣名で公表する一方、公金補助の決定前に、拉致問題に関する部分など明らかにおかしい教科書記述の改善を求めるとしました。
ところが、その手続が始まる直前の十一月二十三日、北朝鮮が韓国への無差別砲撃を行ったことを受け、手続を停止いたしました。この砲撃についても、関係者によれば、朝鮮学校では、砲撃は南から始めた、韓国の民間人に死者が出ているというのはでっち上げだとの教育を行うよう、総連から指示が出ているとのことです。
このような現状を踏まえ、都の来年度予算の中で朝鮮学校への補助を全額削除すべきだと考えますが、知事の見解を伺います。
答弁3
知事 ですから、この朝鮮学校への補助金についても、平成二十三年度予算については、現在まさに編成段階にありまして、補助金の扱いに関してはしかるべき時期に判断いたしますが、何よりも朝鮮学校への補助金は、都議会の要望を受けてかつて創設された経験がありまして、まず、議会の方でしっかり議論していただきたい。そうした議論を踏まえながら、これからも都として判断をしていきたいと思います。
上手いやり方だなと思ったのは、知事から「議会が決めたんだ、議会で先に話したら?」という答弁をとっている点。こんなことを言われれば、議会だって怒るだろう。
だが、知事がこんなことを言い始めるにあたっては、議員として質問内容で「相手を煽る」とか「答弁せざるを得ない」状況に追い込むしかない。この短い質問で、”オーソドックス”な手段が、超高速で網羅されているわけだ。
私は東京都議ではないので、中で何があったのかは知らない。 だが、以下の報道を紹介しておこう。
報道の紹介 2010/12/24付。
東京都、朝鮮学校への補助金を凍結
東京都は24日までに、都内の朝鮮学校に対する今年度分の補助金の交付を当面凍結することを決めた。北朝鮮による韓国への砲撃事件後、国が朝鮮学校への高校授業料無償化制度の適用に必要な審査手続きを一時停止したことなどを踏まえた。凍結の解除は知事が判断するという。
(後略)
東京都、朝鮮学校への補助金を凍結 東京都は24日までに、都内の朝鮮学校に対する今年度分の補助金の交付を当面凍結することを決めた。北朝鮮による韓国への砲撃事件後、国が朝鮮学校への高校授業料無償化制度の適用に必要な審査手続きを一時停止し 日本経済新聞 電子版 60 tweets
結末だけを知る者は多いと思うが、その背景にあった議員の戦いを知る者は少ない。 このような議事録が公開されている事実すら、知らぬ者がほとんどだろう。
吉田康一郎のキャリア保守として知る者も多いだろう。
本人のHPより抜粋する。
議会外 ・アジア自由民主連帯協議会 副会長 ・日本沖縄政策研究フォーラム 理事 ・北朝鮮に拉致された日本人を奪還する地方議員の会 ・チベット自由人権日本100人委員会 委員 ・日本ウイグル地方議員連盟 副会長 ・草莽地方議員の会 会員 ・国民の知る権利を守る自由報道協会 理事 放送法・電波法の改正問題にも取り組んでいます。
都議会内では、北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を図る議員連盟 幹事、防災都市づくり推進計画・促進議員連盟、防��議員連盟に所属。
保守派は、ここだけ見れば納得するのだろう。 だが、吉田氏の「本当の価値」は、ここではない。 実務能力に長けている点だ。
行政の長に求められるのは、まずもって「高い実務能力」であると確信する。 はっきり言うが、「①保守で低レベル」か「②左翼だが数字に強い」で選ばねばならぬなら、首長選挙に限定すれば、(仮に左翼であっても)数字に強い実務者を選んだほうがいい。
その町が崩壊してしまうからだ。
その能力とは凄まじく、行政側としても充分に通用するものだ。私のように、質問側で斬り込むことのみに長けた者は(つまり突破力や攻撃力、専門色)、議員が似合っている。だが、答弁する側の行政となると、また異なる能力(総合力や防御力)が求められてくる。保守系において、この能力を有する者は少ない。
攻撃(質問能力)には長けていても、防御(答弁能力)には欠ける。 保守陣営のジレンマと言ってもいい。単に激しいだけでは駄目なのだ。
都議を二期つとめており、常任委員会(厚生委員会)にて委員長も努めている。 キャリアとしては、経団連事務局(現日本経団連)。無論、新自由主義者のマッカッカな男ではない。だったら友達になってない。
一緒に意見書(案)を書いたことがあるが、吉田氏の文章校正能力は凄まじく、頭がいいとか悪いとか、速いとか遅いとか、そういう次元を超越している。これが経団連で10年も鍛えられた男のSPECなのかと驚嘆した。
出身大学は、慶応大学経済学部卒。 のち都議選、元法務大臣のもとで政策秘書として3年間、政策立案に参画。 そして都議として二期の当選。
基礎の力が、段違いなのだ。
西村眞悟との出会い私はかつて、府広報テレビの開設に関する請願を提出しています。
これは国会法に基づくもので、現職国会議員が紹介議員にならねば提出できません。
その紹介議員の一人が、西村眞悟先生でした。
この請願は、ネットを発祥とした大規模請願の「はじまり」であり、私が初めて提出した請願です。171国会、いまより9年前の国会のこと。
クリックして下さい!(請願の要旨 国会HPより。)
当時、まだネットの力は弱く、私と吉田さんが直接に知り合うことは難しかったように思う。
請願の紹介議員になって頂いた御礼を伝え、西村眞悟先生に「私にできることはないか?」と尋ねたところ、まさに行われていた東京都議選に応援に入ってくれ、と言われました。その候補こそが、吉田さんだったのです。
実は、民主党の候補でした。 ゆえに、朝鮮学校の予算が凍結された質問も、民主党の都議として行っています。
私のBlogを読んでいる方には常識でしょうが、当たり前と言えば当たり前なのです。 ネットが誕生して以降の歴史では、「民主党=左翼集団」でありますが、かつては民社党という『労組を支持母体とした、自民より遥かに右』の政党が存在したからです。
西村先生が拉致問題を国会で追及した際も、民社党の議員として、でありました。 (※ 社民党ではありません。)
のち党勢を失った民社党は、野党の離合集散において「民主党に吸収」されます。 ゆえに、吉田氏の��歴として、特に触れるべきは【東京民社協会 副会長 (-H24.11.20)】かと思います。
吉田さんは、民社協会の、まさに秘蔵っ子として大切に育てられた、まさに政治家として戦うために英才教育を施されてきた一人であると思います。
最初の選挙は、自由党から。 保守として政界に飛び込んだのに、左翼の民主党に吸収合併されてしまう。 維新、満を持しての次世代への移籍、 そして、待ち受けていたのは、地獄。
ここまでの人材を、ここまで国家に尽くした者を、 保守派は忘れ去り、在野に置こうというのか。
あの日、眞悟先生は、まだ若かった。 のち何度もお会いしたが、徐々に年を感じさせるようになりました。 私は、まだ市議にもなっておらず、保守系のロビイストとして。
もう、あれから10年になります。 ご縁を頂いた西村先生もご子息が出馬、その名誉を守るべく私が立ち向か��たり。 時代は随分と変わりました。
吉田さんの事務所に初めて行ったとき、「応援に行くように言われたんですが」と言ったのですけど、話が通っていなくて、「誰?」からスタート。最終日まで残って、自転車とか乗ってた姿を
私が行橋市議に当選した際、とても喜んでくれましたね。最初は、いぶかしげな眼で見ていたのですが、とても仲良しになっていきます。
赤旗問題を追及する過程で、私が爆破予告を受けた際、そして行橋市議会が謎の決議を下した際、とても怒ってくれましたね。 偶然だと思いますが、行橋市議の関係でいくと、関東圏、特に経団連などの大手とのビジネスが「軒並み、大失敗」になっているという噂がありますが、きっと気のせいでしょう。 何かの呪いがあるのだとすれば、それは向こう10年は継続するように思います。
吉田さんと喧嘩は、したことはありません。 ずっと仲良しです。
ですが、模擬戦ならばしたことはあります。 吉田さんからも殺気を感じましたし、私もとる気で挑みました。 議員とは、相手の思考を読みつつ、いかに後ろに回り込んで撃ち抜くか。 誤解のないように言えば「性格の悪いほうが勝つ」みたいなところもある。
頭脳戦と言うか、知識戦というか。 目の前に三次元の盤面があり、艦隊決戦を挑むかのように。 叩き潰そうと思って全力で撃つんですが、なかなか撃破できません。 後ろをとられて、やられかけたこともある。
仮面ライダーの1号、2号、戦い方が違うように、吉田さんと私も戦闘手法が相当に異なる。 それぞれに得意分野もあるが、戦略的にスナイパーのように動く吉田さんに対し、手数で負荷をかけていく乱打戦みたいな私。 互いの抽斗を全力であけ、撃ち合うと本当に楽しい。
本気で頭脳戦みたいなものを、模擬戦闘でやれる相手も少なくて(恐らく互いに。) 時間を見つけては、「議会ごっこ」みたいな、質問の��習みたいなものをやるのですが、どっと疲れます。
見ていた人は、νガンダムとサザビーが、ファンネルを100発ぐらい出しながら死闘を演じているようだと言っていました。
きっと、私は、吉田康一郎と同じ時間を過ごしてきた。 いま「最強の地方議員」として名を馳せさせて頂いておりますが、私にもかなわぬ存在というものはある。
特に、書類作成能力において、吉田さんにはかなわない。 外国人の扶養控除の意見書、最終的には党内の○×会議を突破し、会計検査院までが動いたあの件だが、あの意見書の校正作業をやったのが吉田康一郎です。
保守色がどうとかいうレベルではなく、(もちろん保守ですけれど)単に実務能力が高い。 それは異常なレベルと言っても、過言ではありません。
本日、吉田さんと会っていたのですが、私は彼の資質を強く再確認しました。
保守系の議員ならば、いまはかなりの人数がいます。 ですが、保守系の政治家で「行政の長」として通用しそうな人材は、実はほとんどおりません。 私も、その適正は欠けています。立法側に、自らの適性を感じています。
吉田さんは、確実に「行政でもやれる」存在です。
ここまで書きましたが、状況は厳しい。
中野区長選に出馬予定とのことだが、現職の区長もいる。 自民区議も出馬ということで、保守派は3つに割れる。 結果として、立憲など左派が優勢という見立てもある。
”政治家ならば、大人になれ”という声が、どこかから聴こえそうですけれど、 友人が一世一代の大勝負に出るとき、動けないやつには、政治なんてできないと思うんだ。
行政トップの力は、絶大だ。 例えば外国人の生活保護だが、最高裁や国の動きを鑑みるに「地方自治体が勝手にあげてる」みたいな解釈になっているようだ。
ならば、行政の長となれば、廃止にすることも可能だろう。 もし区長に当選「したら」、私は要望に伺いたい。 ゲームをしよう、いざ尋常に勝負だ。 (と言っても、双方の意見が合致してしまって、議論がスタートしない可能性もあるけれど。)
パチンコに地方税をかけることも、首長となれば現実味を帯びてくる。 こちらも要望してみたい。
古参保守ならば、知らぬ者はいない。
あの男が、政界に帰ってくる。
朝鮮学校の補助金全額削除を求め、
実際に東京都の予算が凍結された、あの政治家。
ネット上でも、すでに左翼の攻撃が始まっている。
朝日新聞なんて「吉田さんだけ匿名」にして報じようとした。
それだけ驚異的な能力を持っているんだ。
単に保守色が強いというだけではない。
実査に行政を動かす、その力を持った男。
「やる」と決めたら、確実に実行する信念。
見た目は優しそうなのだが、
まさに最強の名に相応しい、保守派の切り札が、吉田康一郎です。
朝鮮学校の補助金凍結、その背景を伝えたい方は、FBでのイイネ・シェア、Twitterでの拡散をお願いします。
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裕の誕生日
この小説は同好者の間だけで楽しむために作られた二次創作の小説です。
原作者様とは一切関係ありません。
本編のネタバレ、及び各キャラクターのルートネタバレを含みます。 メインキャラクター5人のルートが終わってない方は読まない事を推奨します。
世界観等への独自解釈アリ。 定晴さんトゥルーED後の妄想。 定晴さんトゥルーED後と言いながら定晴さんが殆ど出てこない罠。 裕の誕生日パー��ィーしようぜ!いえーい!的な。 同年代組がわちゃわちゃしてるとこが書きたかったんですよ!!!
裕の誕生日
・・・初めて打波島を訪れて約一年。 蛭子の干渉がなくなり、その庇護下から離れた打波島はその豊かさを失いつつある。 けれど、それでも島の人達は今を生きるため少しずつ前に進んでいる。 禍月もなくなり、月狂いの性質もほぼ鳴りを潜めたようだ。 生活にも変化が現れ、禍憑きだのなんだのと言った差別も表向きは解消されたようだ。 さて、そんな打波島の景観はというと一年やそこらで大幅に変わるわけでもない。 が、明らかに以前より様々な建物が増えているのがわかる。 どちらかと言うと建設中のものが多い、という印象か。 急激な変化も軋轢を生むとの事で、尊久さん主導のもとゆっくりと生活の近代化が進められている。 これは元々尊久さんが行っていた事業でもあり、その点に関しては特に問題は無い。 潮の結界が無くなったため島から本土へ足を運ぶ人が多くなり、文明開化さながら色々な情報が飛び交っている。
そんな変化を始めた打波島に、俺は再び足を運んでいた。 色々あったし、母さんの一周忌くらいはキチンと島で迎えたかったのだ。 とは言え、お寺の住職がいるという事もなく、立派な墓があるわけでもない。 簡単な墓参りみたいなものだ。 そんな訳でちょっとだけ大学を休みつつ、俺は連絡船に飛び乗ることになった。 泰蔵さんとはちょくちょく連絡を取っていたためそこまでそこまで目新しさは無かったが、この一年間島と本土を恐ろしい頻度で行き来していたのを知っている。 曰く、「一年の1/3は船上の生活だった」とかなんとか。 それが比喩なのかどうかは分からなかったけど、去年会った時より若干やつれたような印象を受けたのも事実だ。 本当に忙しかったのだろう。
島に着き、伯父さんと崇と一年ぶりの再会。 崇は少し背が伸びており、成長期に入ろうとしていた。 学校にも通い始めたようで楽しくやっているようだ。 屋敷に再びお世話になりつつ、三人で母さんの墓へと赴いた。 読経を上げるわけでもないが、墓の前で皆で腰を下ろす。 持ってきた弁当を広げながら、伯父さんから母さんの思い出を聞き、崇の近況を聞き、俺の近況を話す。 本当にただの墓参りの光景だった。
前より本土との行き来が楽になったとはいえ、あまり島に長居するわけにはいかない。 以前お世話になった人たちに挨拶回りをして島内を移動する事約一日。 体力を使い切った俺は屋敷の部屋で突っ伏していた。
「むり・・・もう歩きたくない・・・」 「何だよ、向こう帰って軟弱になった���じゃないか?裕」 「俺は元々都会のもやしっ子だっての・・・。常に体力持て余してるお前らとは違う生き物なんだよ・・・」
突っ伏す俺の横で千波がからからと笑う。 千波もあの後色々とあったようで中々大変だったようだ。 最近はその状況も少し落ち着いたようで、何度か本土の方にも足を運ぶ機会もあったようだ。
「で、明日には帰っちまうのか」 「まぁな。大学自主休講してこっち来てるわけだし長居するわけにはいかないよ」
明朝には島を離れ、夕方には本土に到着予定だ。 潮の結界が無くなったおかげで迂回するルートを使う必要が無く、片道6時間足らずで動けるようになったのは本当に有難い。
「なぁ、裕!」 「ん、どうした?」 「お前、もうちょっとで誕生日だろ?誕生日ぱーてぃーしようぜ!」 「確かにそうだけど・・・俺本土に帰るんだぞ?」
唐突な提案に面食らいはするが、そもそも自分は明日には本土に帰るのだ。 この様子だと今からという事でもなさそうだ。 その辺をわかっているのだろうか。
「おう!だから、俺も一緒についてくぜ!」 「・・・はぁ!?お前、漁はいいのか?」
確かに島の住民は本土に出れるようになったし、千波も数回本土に来たらしい話は聞いている。 だが、こいつの本業は漁師だろう。 そんなホイホイ島から出ても良いものなのか。
「おう!実は、父さんから内地での用事を頼まれててな。薬だの医療器具だの色々受け取りに行かなきゃいけねんだ。そのついで、ってワケじゃねえけど」
成程、耕平先生のおつかいか。 あの人の事だからそれにかこつけて千波が本土に来る機会を作ってるんだろうとも推察できる。
「・・・やっぱ、ダメか?」
不安そうな、しゅんとした雰囲気を出された顔をされて無下に扱える程俺は人でなしではない。 そもそも、向こうが厚意で祝ってくれると言っているのだ。嬉しくない筈がない。
「・・・いや、嬉しいよ。千波がいいって言うならありがたく祝ってもらおう!」 「いよっしゃあ!辰馬にはもう連絡して約束してあんだ!」
嬉しそうに叫ぶ千波。辰馬にも連絡済みと来た。 そんな話は聞いてないけど・��・辰馬の事だ、秘密にしてたってところだろう。
「用意いいな・・・。辰馬も来てくれるのか」 「へへ、デンワって便利だよな!連絡したら即決で乗ってくれたぜ。よっぽどお前の誕生日祝いたかったんだろうなあ」 「まぁ・・・去年はそれどころじゃなかったしな」
電気が広く普及し、文明の利器が入り始めた打波。 新市街等一部の施設にはあった電話も、だいぶ広く普及したようだ。 去年の8月頃にたまたま誕生日の話になって「何でもっと早く言わないんだ!」なんて怒られたこともあったっけ。 あの時は母さんの事や島の事で自分の誕生日の事すらどう��もよくなってたからなあ。 ・・・そう言えば、イザナギに誕生日おめでとうって言ってもらったっけ。
「なあ裕、洋一さんも呼ぼうぜ!勇魚のおっちゃんや海堂のおっさん、冴の姉ちゃんとかもさ!」 「ちょ、落ち着けって。第一、皆自分の生活があるんだからそんな急に来れる訳ないだろ・・・」 「えー・・・」
確かに旺海邸で生活したあの面々とまた一堂に会したいという思いもある。 たった2か月という時間だったが、あの人たちはそれだけの思い入れと感謝他様々な気持ちもあるのだ。 幸いそれぞれの連絡先は聞いている。 自分の誕生日という機会を使うことに若干の気後れもあるがそれはそれとして。 誘ったら、来てくれるだろうか。 そんな期待が仄かに浮かぶのも事実だった。
「わかったわかった、聞くだけ聞いてみるから・・・」 「頼むぜ裕!」
そんなこんなで各方面に連絡したが、やはりと言うか皆各々の仕事・予定がある為来ることは難しい、となってしまった。 が、大学に通い始めたという洋一さんは時間が取れるということで、俺達4人で集まる事となった。 幸いな事に今年の誕生日は日曜日という事で、土曜日から集まってそのまま夜更かしコースとなった。
「お、いたいた!おーい!洋一さーん!辰馬ー!こっちだこっち!」
当日、千波と先に合流していた俺は2人との待ち合わせ場所に向かっていた。 遠目で見てもすぐに判別の付く洋一さんを目印に、千波が声を掛ける。
「久しぶりだな、裕、千波」 「お久しぶりです、裕さん。千波も元気そうだな」
2人は千波の声にこちらに気づいたようで無事合流することができた。 島から戻って来た後もこの2人とは連絡は取っており、何度も会う機会があったのでそこまで久しぶりという訳ではないけれど。
「お久しぶりです、洋一さん。辰馬も元気そうだな!」 「ああ。裕達も健勝そうだな」 「あはは、ラガーマンは健康第一ッスからね。風邪ひいてる暇なんて無いッスよ」 「なんだよ辰馬、俺は風邪ひきそうな貧弱ってか?」 「そ、そんなつもりは・・・!いやでも、裕さん製作で結構不規則な生活してるってこの間・・・。そういう点は関心しないッス」 「そうだぞー。だから島回っただけでバテるんだぞ」 「うっ・・・藪蛇だったか・・・」 「あはは!裕、ちゃんと早寝早起き快眠快食快便は大事だぜ?」 「うむ。生活のリズムを崩すのは心身共によくない。バランスの良い食事、適度な運動、規則的な生活、これが乱れれば様々な不調が現れるぞ」
あれ、なんで俺こんな説教されてるような状況に? 今日は俺を祝ってくれるための日じゃ無かったの・・・?
「う、今日はその辺で勘弁してくれ」 「はは、裕さんの健康指南はまた今度改めてやるとして」 「先延ばしにはされたけどやるつもりなのか・・・」
意外と辰馬はそういう���スパルタだからなァ。 島に居た時の特訓を思い返す。 そういう所は一般人の限界を考慮しないと言うか藤馬さん仕込みの厳しさというか。 うん、今日はもう考えないようにしよう。不安な気持ちになって来た。
「じゃ、行きましょうか」 「おー、裕の家行くのは初めてだな!」
千波の言う通り、この面子を家に呼んだことは無かったなあと思いながら冷蔵庫の中身を思い出す。 帰って来てからもバタバタしてたからロクな物がないぞ。
「いや、その前に買い物行かせてくれ。準備する時間なかったし色々足りないから」 「ならご飯の用意も考えなきゃッスね。どうしましょうか」
今からの時間なら俺が作るのもアリか。 この面子なら皆で夕飯を作るのもそれはそれで楽しそうだ。
「あ、俺ぴざ食いてえぴざ!前に見て食ってみたかったんだよな!」 「ふむ、ピザか」
誕生日パーティーにピザ。 こう、フライドチキンとかコーラとかそういうジャンクな感じの食べ物が集まったパーティーにつきものなチョイスだ。 良いかもしれないけど家にあるオーブンで焼くには小さ目のものになってしまいそうな気もする。 それも悪くはないけれど、どうせならでっかいピザを皆でカットして食べたい気持ちもある。
「いっその事買うのもアリか・・・?」 「おー!〇ざーらか?どみ〇ぴざか?」 「いいけど、出せる金も限界があるからな」
嬉々として店を上げる千波。楽しそうでなによりだ。 だがしかし俺達は学生の身。 バイトをして収入を得ていたとしても日頃の生活だってある。 出せるお金だって多いわけではないのだ。
「いや、資金に関しては気にするな」 「え?」 「巌から結構な額の金を渡されている。巌にも裕の誕生日に皆で集まらないかという話をしたのだろう。自分は当直で行けない代わりにこれで楽しめと」
資金繰りを気にしていると、洋一さんが懐から厚めの封筒を取り出し手渡される。 渡されるままに中身を確認すると、諭吉様が・・・いっぱい。
「うわ、こんなに!?かなりの金額ポンと出しましたね。何か申し訳ないな・・・」 「気にするな。裕宛に巌からの手紙も預かっている。これだ」 「なになに・・・」
『皆と楽しくやれよ。んで、洋一を目一杯楽しませてやってくれ。それと、誕生日おめでとうさん』
(過保護かよ!!ていうか俺の誕生日ついでかよ!!)
海堂さんと洋一さんの事情は島から帰って来た後になんとなくは聞いている。 この人達はこの人達で様々な苦労をしてきたのは知っている。 本土に戻ってから海堂さんにも頼まれはしたが、暇がある時は洋一さんと連絡を取って時には一緒に出掛けたりもしている。 それはそれで楽しいし、洋一さんにとっても良い刺激になるかとは思っているが・・・。
(初めて打波島に行く時からしたらえらく変化したもんだなあ・・・。いや、良い事だな。それに、これも海堂さんなりの気遣いか。ありがたく使わせて貰おう)
去年の打波行きの連絡船での出来事を思い出しつつ、頬が少し緩む。 あの時��比べたら、皆色々と変わった。きっとそれは良い事なんだろう。
「俺も母ちゃんと父さんから幾らか持たされてるぜ!金なら心配すんなって!」 「沙夜さんまで・・・。ちょっと流石に申し訳ないな」 「うう、こういう時に沢山出せない自分が悔しいッス・・・」 「辰馬は父さんと同じ医者になるんだろ?なら医者になってその後裕に色々してやりゃいいじゃんか」 「そ、そうかな・・・」 「そうだな。その時は稼いでる筈の辰馬先生に奢ってもらおうかなー」 「なら頑張るッス!その時はまた皆で集まりましょうね!」
脳裏に浮かぶ耕平先生と沙夜さんの笑顔に感謝しつつ、今度お礼をしなければと脳内にメモする。 苦学生の辰馬が申し訳なさそうに眉を下げるが、すぐさま千波がそれを引き上げる。 こういう時千波の真っ直ぐ純粋な精神は、生真面目過ぎる辰馬をガッチリとフォローする。 光属性のメンタルは周りすらも照らし出す。 ・・・プリキュ〇かな?
「そしたら後でピザー〇でも寄ってくか。持ち帰りの方が安いし」 「ピザ・・・高級品ッスね」 「確かに。なんでピザってあんな高いんだろうな」 「人件費、配送料の関係上割高になるのだろう。メニューにもよるのだろうが生地や材料の原価、それに基づく粗利率、定価から逆算しても明らかな乖離があるからな」 「だから持ち帰りで一枚タダとかやってるのか」
先に買い物をする為スーパーに向かう途中、ピザの価格について話したり。
「ビールはスーパードゥライでいいか?」 「あ、俺ドゥライ好きッス」 「裕ー!これ!俺ポテチ食いてえ!」 「ああ、いいぞ。好きなもの入れろよ。洋一さんは何か欲しいのあります?」 「えり好みはしない。任せよう」 「あ、コーラとかも買ってくか。辰馬も酒だけだとキツイだろ?」 「助かるッス」 「他のソフトドリンクも多少あった方が良いだろう。割り材にもなる」
皆でワイワイ喋りながら菓子や飲み物を選んだり。
「後はケーキか?」 「どうせならばホールで良いのではないか?」 「ホールっスか!?そんな高級品を・・・」 「いやまぁ今回は軍資金も潤沢なので・・・」 「裕、どれにすんだ?どれも美味そうだぞ!」 「うーむ・・・これは迷う」
ケーキ屋に入って色々悩んだり。
「ジューシーステーキか、アスパラベーコンか・・・」 「クォーターもアリッスすねぇ」 「洋一さん、このなげっとってなんだ?」 「ナゲットは貴金属の塊という意味もあるがこの場合はチキンナゲット、つまり鶏ひき肉に衣などをまぶして調理した料理のことだな」 「おい千波、お前が食いたいって言ったんだからお前も選べよ」
ピザー〇でメニューを前に唸ったり。 ���始皆でワイワイと騒ぎながら買い物をする。 こういうノリ、大学の友人とはあまりした覚えがないからそれがまた楽しい。 そんなこんなで買い物を終えた俺達は今日の会場である俺の家へと到着したのであった。
「おっじゃましまーす!」 「お邪魔します」 「邪魔をする」 「おお、4人もいるといつもより狭く感じるな・・・」
男四人というむさくるしい図というのもあるが、辰馬や洋一さんの体格が大きいのもあるかもしれない。 決して狭い部屋ではない筈なのに、部屋の中が妙にみっちりした気分になる。
「おー、裕の家結構綺麗だな!なんかこう、裕の家!って感じ」 「なんだそりゃ」 「裕、冷蔵庫を借りるぞ」 「ええ、ケーキと飲み物はそっちに。今テーブル出しますね」 「千波。飾り付けしようか」 「おう!まかせろ」 「え、飾りつけ?そんなものまで用意したのか?」 「だって内地の誕生日ぱーてぃーはこれが当たり前なんだろ?」 「いや、そうなんだけど・・・それをやるのって大体子供じゃ」 「いいじゃないスか。折角準備したんですし、俺達がやりたいので」 「・・・じゃ、お言葉に甘えて。頼んだぞ」
飾りつけまで準備してくれた千波と辰馬に面食らいつつ、パーティーの準備にそれぞれ手を付けていく。 軽い掃除は流石に済ませているのでテーブルや食器を用意し、食べ物類と一緒に準備していく。 と、そんな時だった。 『ピンポーン』 家の呼び鈴が鳴り、何かと思い玄関のドアを開けた。
「はーい」 「こんちゃー!ノラネコヤマトです。旺海裕さんでお間違えないですか?お荷物お届けにあがりましたー!」 「・・・何か頼んでたっけ?・・・あ、ここにサインですね。ご苦労様です」 「床に失礼しますね。重量ありますのでご注意ください。ありがとうございました~!」
やって来たのはノラネコヤマト便。 特に何かを頼んだ覚えはないけれど俺宛なのは間違いないらしく受け取りのサインを記入する。 ノラネコのお兄さんはニカッと笑って礼をして去って行った。 床に置かれた大き目の四角い段ボール。 重量あるって言ってたけどどんなもんだろう。
「って重っ!」
持ち上げた段ボールはかなりの重量があり、ひーこら言いながら持ち上げる。 と、その重量が一気に軽くなる。 段ボールの反対側にはいつの間にか辰馬が来て一緒に支えてくれていたようだ。
「裕さん、大丈夫ですか。持ちますよ」 「助かる。しかし一体誰から・・・冴さんから!?」 「これ結構な重量ありますね。何が届いたんスか?」 「えっと・・・ワレモノ、酒類・・・ああ、うん。実に冴さんらしいプレゼントだ」
段ボールに貼られた依頼主の名前を見て一気に納得する。 冴さんからの贈り物、と言ったところだろうか。 誘った時に皆で集まる旨を話したので行けない代わりにお酒を、という事だろう。 辰馬に台所まで運んでもらい、早速中身を検分させてもらう。
「日本酒、焼酎、ウィスキー・・・え、これウォッカ、にスピリタス・・・?え、アルコール96%!?お、リキュール類もある。カシスにピーチにコーヒー。どんだけ詰め込んだんだあの人」 「ふむ。流石冴だな。豊富なラインナップだ」
『裕、誕生日おめでとう。誘ってもらったのに行けなくて悪いわね。代わりに私のオススメを入れたから皆で楽しんで頂戴。面白い事態になったら仔細の報告よろしくね。P.S.今度は別日に是非呼んで頂戴ね。あなたの料理が食べられなくてちょっと口寂しいわ』
(祝ってくれてる・・・んだよな、これ?)
前半部分は兎も角、後半と追伸がメインの文章に見えて仕方がない。 贈られてきたお酒もバラエティ豊かで色々と楽しめそうではあるが、どう見ても冴さん専用のお酒としか思えないものもある。 ・・・これは後日お礼も兼ねてお招きしなければならないんだろうな。
「いっぺんに消費できる量じゃないな。取りあえず楽しめる分だけ使わせてもらおう」 「裕ー!こっち準備出来たぞー!」 「おー!じゃあ始めるか!」
取り合えず冴さんからのお酒は一旦しまい込み、台所から離れる。 部屋側に戻ると壁や天井、テーブルに様々な飾り付けがされており、正にパーティーの雰囲気だ。 俺の家なのに別の場所みたいだ。
「・・・凄いな」 「へへ、辰馬と一緒に頑張ったんだぜ!」 「どうッスか?中々いい感じに出来たと思うんスけど」 「ああ、これは凄いよ。ありがとうな、2人とも。さて、準備万端という事で始めようか」 「飲み物の準備もOKだ」 「千波、音頭頼むぞ」 「おう!一日早いけど裕の誕生日を祝って。かんぱーい!」 「「「かんぱーい!」」」
一斉にグラスを掲げ、乾杯。 皆でピザにかぶりついたり。 辰馬がピザにちなんだ苦労話を零したり。 ポテトのフレーバーで論争になったり。 洋一さんがナゲットをひたすら食べ続けたり。 結局食べ足りなくて俺が台所に立ったり。 俺がケーキのロウソクの火を一本消し損ねたり。 千波が初めて食べた苺のショートケーキに目を輝かせたり。 楽しい時間はあっという間で、飲んで食べて騒いでいる間に時間は0時前になってしまった。 そして。
「お、日付変わったな!というワケで、裕、誕生日おめでとう~!」 「裕さん、誕生日おめでとうッス!」 「裕、誕生日おめでとう」 「うん、皆ありがとう・・・ははっ」
誕生日おめでとう、という言葉と共にパンパン!というクラッカーの音が鳴り響く。 クラッカーから飛び出た火薬臭い紙テープが降りかかる。 そんな匂いすらも嬉しく、愛おしく感じる。
「本当にありがとうな、皆。去年の今頃はそれどころじゃなかったし」 「裕さん・・・」 「だから、凄く嬉しいよ。千波、企画してくれてありがとうな」 「おうよ!俺もまさか内地の裕ん家来て誕生日ぱーてぃーできるとか思ってもなかったぜ。ありがとうな!」
千波の笑顔がすごく眩しい。 ああ、お前は本当に良い奴だなあ。 思わず感極まって千波を抱き込んで撫でまわす。
「千波・・・。この、可愛い奴め!」 「うわ、やめろよー!」 「うりうりー!っはははは!」 「うひっ、そこやめろって!あはははは!」
一通り千波を弄りまわして解放する。 千波はくすぐったかったのか、未だに笑っている。 そんな俺達を眺めていた辰馬と洋一さんに改めて向き直る。
「辰馬も、洋一さんも今日は来てくれてありがとう。こうやって皆に祝ってもらえるなんて思いもしなかったよ」
身を正して礼を言うと、辰馬がふるふると顔を振る。
「お礼を言うのはこっちの方ッスよ、裕さん」 「島でも、島から戻って来た後も、皆お前には世話になっている。俺達が何かをして喜んでもらえるならば嬉しい��� 「ええ。色々、本当に色々ありましたけど、皆裕さんには沢山感謝してるんスよ。だから、少しでもお返ししたいッス」 「辰馬、洋一さん・・・」
2人の言葉に思わず涙ぐむ。 本当に、本当にあの島に行って皆に出会えて良かった。 こんなに暖かくて、幸せで、掛け替えのない友に出会うことができたのだから。
「・・・ちょっとしんみりしちゃったな。さ、夜はこれからだ。呑むぞー!」 「おーっ!」
折角の誕生日にこんな空気は似合わない。どうせならもっと楽しい思い出にしたい。 そう思い、再びグラスを掲げようとすると辰馬がゴソゴソと動き出した。
「と、その前に。裕さん。俺達から裕さんに誕生日プレゼントッス!」 「お、おお・・・!マジか、そんな用意もしてくれたのか」
誕生日プレゼント! 俺にとってはこのパーティーだけでも十二分にプレゼントのようなモノなのにまだあるのか! 驚く俺に、辰馬は笑顔で紙袋を手渡してきた。
「俺からはコレッス!どうぞ開けてください」 「じゃあ遠慮なく、って重っ!リストバンド・・・にしては随分ゴツいというか重いような」 「リストウエイトとアンクルウエイトッス!これなら日常生活でもトレーニングできるッスよ!」 「えっ・・・?」 「裕さんはもうちょっと鍛えておいた方がいいッス。ただでさえこっちは物騒なんスから。製作作業で運動不足ぎみって言ってましたよね?これなら日常生活でもトレーニングできるし健康にも良いし、いざって時に動けるッス!」
(これ、1パーツ毎に5kgって書いてあるように見えるんだけど・・・)
「ふむ、これはいいな」 「俺の使ってたのよりは軽いですけど動きを阻害しないし吸汗性も抜群ッス!おすすめッスよ!」
ラガーマンの辰馬にはこれでも軽いくらいなのかもしれないが悲しいかな文系の俺にはかなりキツい代物なんだが。 とはいえ島で教わった武術の型は今でも継続してるんだ、基礎体力と筋力だって去年よりは上がってる筈。 折角だしこれを機に改めて鍛えてみよう。
「ありがとう、辰馬」 「どういたしましてッス」 「次俺な!俺はこれだ!」
次は千波か。 千波がそう言って取り出したのは本、本、本。 あっという間に目の前に本の山が築かれる。
「おお・・・これは・・・」 「こっち来るたび色々読んでみたけど俺のおススメ10選!特にこの『白猫ジロ』シリーズが凄い良くてな・・・!」 「あ、これ前にサキが読んでた奴ッスね。めっちゃ泣けるって言ってたッス」
10選という割には冊数が15を超えているという事は10冊ではなく10種類といったあたりか。 本の虫である千波の選んだものに外れはないだろう。これは楽しみだ。
「さんきゅな、千波」 「おう!読んだら感想も聞かせてくれよな!」 「俺からはこれを」
最後は洋一さん。 カサリという音と共に手渡されたのは小さ目の紙袋。 辰馬の時と違って随分と軽い。
「おお、これは・・・んん!?」
開けてくれ、と促されたので早速開封。 出てきたのは馬の写真がプリントされた薄く、手のひら大の黒い箱。 なんか見覚えのある形状だ。 表面には英語でデカデカと商品名が書かれていた。
「ぎがんとほーす?・・・洋一さん、これは・・・?」 「コンドームだ」
こんどーむ・・・コンドーム!? 今洋一さんコンドームって言った?
「えっ?」 「えっ!?」 「・・・?」
聞き間違いかな?と思い聞き直そうとすると、辰馬も声を上げた。 千波は言葉の意味が分からないのか不思議そうな顔をしている。
「ああ、避妊具のコンドームだ。何を贈るべきか色々迷ったのだが、実用性、希少性を鑑みてこれにした。あまり流通量が多くないのだな」 「え、あの・・・」 「以前、勇魚との性行為の際に避妊具の調達が大変だと言っていただろう。色々調べたがこれが最も頑丈且つ大きいサイズのものでな」 「アッハイ」
ああ、やっぱり聞き間違いではなかったのか。 純粋な厚意なのだろう。 洋一さんはそういう人だ。 その気遣いは有難い。有難いんだけどちょっと違うよね? なんかこう、誕生日に贈るものとしては揶揄いとかを含むチョイスだよこれは。 海堂さんか。 海堂さんチョイスなのか。やはりあの髭親父とは一度決着をつける必要がありそうだ。
「すまん、誰かに贈答をするなど余り経験がなくてな。巌にも相談したのだが自分で考えてみろと言われてしまってな。・・・不適当だっただろうか」
まさかの洋一さん自身のチョイス。 珍しくしゅんとした表情の洋一さん。 んー!千波とは違う方向のこの純粋培養メンタル!たまんねえな! あの髭親父とは一度洋一さんの情操教育について話し合う必要がありそうだ。 しかし、不適当どころかピンポイントで適切すぎるというか。 実際、勇魚さんとシてる時にゴムの方が持たない事はままあるのだ。 大体そのままなし崩し的に生でやる事になってしまう時も多い。 実際凄く有難いチョイスでもあるというのは流石と言うべきか。 兎も角、洋一さんの顔を曇らせるわけにはいかない。 中身にツッコミどころはあれど、俺の為に選んでくれたプレゼントなのだ。 そう思うと表情が緩むのを感じた。
「いいえ、助かります。ありがとうございます、洋一さん」 「ああ、喜んで貰えてなによりだ。今後誰かに贈呈する時の参考にもなった」 「次は俺も手伝いますよ!何なら巌さんにも相談しましょう!」 「む?・・・ああ、そうだな。そうしてくれると嬉しい」
次なる犠牲者を増やすわけにはいかない。 そんな思いで食い気味に洋一さんに協力を申し出ると、案外満更でもなさそうに洋一さんも笑う。 海堂さん、後でちょっとお話ししましょう・・・。 そんなハプニング?もありつつ3人からのプレゼントを受け取り、自分の机に一旦置きに行く。 戻ってくると、辰馬がもう1つカバンから何かを取り出した。
「その、裕さん。あの・・・兄さんとおじいさんからも預かってるッス」
ちょっと顔を曇らせながらも辰馬がごそごそと取り出したのは風呂敷に包まれた箱のようなもの。 ・・・来た。来てしまったか。
「なぁ辰馬。これって・・・」 「兄さんとおじいさんから裕さんに、と。その、誕生日プレゼントらしいッス」 「お、おう。ありがとう・・・」
いやね、今日辰馬に会った時から感じてはいたんですよ。 あの島でも感じたビリビリとくる感覚というかエネルギーというか。 明らかにヤバげな物を辰馬は持ってきているな、と。 気付かないふりをしていたけど出された以上は避けることは不可能。 辰馬自身もそれを感じとっているのだろう。 こう、何とも言えない表情がそれを物語っている。 しゅるりと風呂敷を解くと、中にあったのは厳重に封をされた桐箱。
「おおー。何か凄そうだな!」 「こういった贈り物も趣きがあるな。参考になる」
千波と洋一さんが無邪気な感想を言っているがこっちはそれどころじゃない。 藤馬さんとおじいさんの贈り物だ。変なものでは絶対ない。 純粋に俺を思って贈ってくれたものなのはわかる。 わかるのだが、あの人たちの好意というか善意を本土基準で考えてはいけない。
(ええい、ままよ!)
意を決して桐箱の蓋を取る。 と、箱から突風が吹いたような衝撃を受けた。ような気がした。
「うわっ!」 「おい裕どうした!?大丈夫か?」 「お、おう。大丈夫だ、ちょっとびっくりしただけ」
叫び声をあげた為千波に心配されつつ、呼吸を落ち着ける。 大丈夫、大丈夫だ。 自分にそう言い聞かせつつ桐箱の中を改めてのぞき込む。
「これは・・・」 「勾玉、か?御守のようだが」
中に入っていたのは小さめの勾玉。 ぱっと見は御守やアクセサリの類に見えるものだ。 淡い水色をしているが、光の当たり方では赤い色にも見える気がする。 が、問題はその中身というか性質というか。 箱を開封した瞬間、部屋の中の空気が一気に清浄化されたのが理解できた。
「裕さん、これ・・・」 「うん・・・これはヤバい。いや、確かにこれは凄まじい御守だわ・・・」
辰馬も少なからず感じ取っているのか圧倒されている。 そうだよね、そう思うよね。俺自身もヤバイと思うもん。 これ、あれじゃん。ヒヒイロカネじゃん。 島に居た時適当に採掘してたら出てきたヒヒイロカネの欠片。 いつだったかテンションがおかしかった時の細工に使ったけど、余った分を海皇神社に奉納したんだった。
『裕殿の誕生日と聞き、おじいさんと共に贈り物を用意させて頂きました。これが裕殿にかかる厄を祓ってくれるでしょう。機会がありましたら、また島に遊びに来てください。裕殿の息災を願っております』
『御子殿、ご生誕の日誠におめでとうございます。何か贈り物を、と思い以前御子殿が神社に奉納してくださったヒヒイロカネの欠片を加工して御守をこしらえました。これが御子殿を災いから守ってくれるでしょう。どうぞ息災であられますよう』
はい。ありがとうございます。 お気持ちは嬉しいです。本当に。 けど・・・。
(・・・重い)
何というか、思いが重い。 ギャグで言ってる訳じゃないよ? 給料3か月なんてレベルじゃない。下手すれば一生ものの贈り物だ。 いやでも元々は俺が採掘したものが材料だしいやでもこれはちょっと洒落にならんブツというか。 色々な考えが頭の中を駆け巡り、俺はやがて考えることをやめた。
「取り合えず、普段身に着けるものに入れておこう」 「そ、そうッスね・・・」
余談ではあるが、この御守を貰ってから島に居たときのように『勘』が鋭くなった、ような気がする。 島に居た時に聞いた、ヒヒイロカネの『勾を増幅する』というその性質。 本土にいてもその性質は有効なのか、虫の知らせというか直感というか。 明らかに日常における危険というか災難が減ったと言いますか。 ・・・凄いな、コレ。
色々衝撃が走ったけど仕切り直して改めて乾杯。 ここからは本格的にお酒も解禁だ。 冴さんから貰ったお酒たちもさっそく開封させてもらおう。
「これだけ種類があればカクテルも色々作れるな」 「幅広く使えるリキュールの種類。入っているのも甘めのものが多い。流石冴だな」 「なぁ裕。この銀色の水筒はなんだ?」
段ボールの中に入った中身を検分。 本当に様々な種類の酒が入っている。 と、千波が銀色のボトルのようなものをを見つけて持ち上げる。
「ああ、シェイカーだな。簡単に言うと、これを使ってカクテルを作るんだ」 「かくてる!ヘミングウェイが愛したって言われるアレか!」 「これだけ材料が豊富にあれば結構な種類を作ることができる。何か作るか?」
シェイカーまで用意されているとは流石冴さん。 そして洋一さんのこのスキルである。
「え、洋一さんカクテル作れるんですか!?」 「見よう見まねだがな。レシピにはよるが混ぜるだけでも作れるカクテルはある。シェイカーを必ずしも使う必要はない。やろうと思えば誰でもできる」 「へぇ・・・」
ホントに洋一さんは何でもできるな。 関心している間に、洋一さんは段ボールの中身の検分を進めている。
「ラムはあるな。・・・ライムジュースを買っておいて正解だったようだな」
取り出したシェイカーを洗い、キッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取り準備完了。 シェイカーにカラカラと氷を入れ、ラムとライムジュースとシロップをメジャーカップで量ってシェイカーに入れる。 蓋をして、映画とかでよく見る動きでシェイカーを振る洋一さん。 洋一さんの太い腕が振られると、シャカシャカ、カシャカシャという軽快な音が響く。
「「「おおー!」」」
何て言うか、凄く様になっている。 これでバーテンダーの恰好してたら本職の人かと勘違いしてしまいそうだ。 洋一さんだったらバーテンダーの恰好も様になるだろうなぁ。 そんな妄想はさておきシェイカーが振り終わり、グラスに静かにカクテルが注がれていく。 流石にカクテルグラスなんてないから普通のグラスだが。 そのグラスがスッと千波の前に差し出される。
「フローズンではないが、ダイキリだ。生ライムや生レモンを使うレシピもあるが、今回はライムジュースを使った簡単なレシピだ。ヘミングウェイに縁のあるフローズンダイキリの元になったカクテルと言えばわかるか?」 「おー!これが!・・・うめえ!すっきりした甘酸っぱさだな!」
ヘミングウェイとかフローズンダイキリとかはよくわからないが、千波にとっては馴染みあるワードだったようだ。 嬉々としてグラスを傾ける。 千波はダイキリを気に入ったのか、少量ずつではあるが何度もグラスを口に運んでいる。
「辰馬ー!お前も飲んでみろよ、だいきり!甘酸っぱくて美味いぞ!」 「そうなのか?じゃあ一口だけ・・・」 「あっ、千波、バカ!」
カクテルってモノにはよるけどかなりの度数あるんだよね。 特にダイキリの元はラム。蒸留酒で結構の度数の酒だ。 だからこそよっぽど軽めのモノを作らない限りビールよりアルコール度数が高くなりやすいわけで。 材料はラムとライムジュースとシロップ。どう見てもダイキリって度数高いよな。
「おー、うまい!それに体が温まってきたッス!」 「だろー!うまいよなー、だいきり!」
ダイキリを飲み終わった辰馬の顔が一気に赤くなる。 グラスに残っていた量は結構少なかったのだが辰馬にとっては十分すぎる量だろう。 さり気なく千波の顔も真っ赤に染まっている。
「ああ、遅かった・・・」 「あのダイキリで辰馬のアルコール許容量がオーバーしたようだが」 「ですよねー。・・・洋一さん、もし辰馬のベアハッグが俺に来たら助けてください」 「善処しよう」
この後に起こるであろう惨劇をなんとなく感じ取り、洋一さんに救助要請をしておく。 そして俺はその未来を回避するため、すぐさま台所に行きグラスに水を用意した。
「ほら、水飲んどけ。千波」 「おー。さんきゅ、裕。んぐ、んぐっ・・・はー、水うめー!あはははは」
そう言って水を千波の前に置く。 千波は酔ってはいるものの意識はハッキリしているらしく水を一気に呷る。 が、やっぱり結構酔ってはいるらしく水を飲みながら爆笑している。 だがこの状態なら千波はまだ大丈夫そうだ。 問題は―
「辰馬、大丈夫か?水飲めそうか?」 「うー・・・」
顔を真っ赤にしながらゆらゆらと揺れている辰馬だ。 声を掛けても唸り声をあげるだけ。
「ほら、水だ。後が楽になるからちょっとでも飲んどけ」 「ん、ぐ・・・んぐ、んぐ」
自発的に動きはしないが、グラスを口元に運ぶと少しずつ水を飲み始める。 辰馬の喉もゆっくりと動いているのできちんと水を飲んでいるようだ。 なんかこう、子供をお世話しているような感覚になってきて微笑ましい。
「お、ちゃんと飲めたな。よし、えらいえらい」 「へへへぇ・・・」
グラスが空になったのを確認してテーブルに置く。 まだお世話している感覚が抜けていなかったのか、思わず辰馬の頭を撫でる。 辰馬も満更ではないのか子供のようにへにゃりと笑う。 うん、もう少し水を飲ませれば落ち着くかな。 そんな風に考えて、完全に安堵した瞬間だった。
「裕さん・・・裕さーん!」 「おごっ!?ちょ、辰馬・・・」 「裕さん裕さん裕さん裕さん裕さん!だーい好きッスー!」
案の定というか分かっていた結末というか。 辰馬が弾丸のようなスピードで俺に飛びついてきた。 当然俺がそれを受け止めきれる筈もなく、肺から空気を漏らしながら運動エネルギーに飲まれるまま床に激突する。
「ごふっ!ちょっ・・・苦し、しまって・・・ギブギブ!イデデデ!よ、洋一さん、ヘルプ!」 「ああ」 「なら俺は洋一さんに抱き着くー!」 「むっ。構わんが・・・」
辰馬が俺を床に押し倒し、千波は洋一さんの背中に飛びつく。 ていうか辰馬、抱き着くのはいいけど締まってる、首締まってるから。 なんというか、酔うと人にくっつきたがるなあお前ら。 そんな感想が頭に過ぎりながら意識が遠のきはじめる。 あ、本格的に締まってるっぽい。
「辰馬、それくらいにしておけ。裕、大丈夫か」 「かはっ、けふっ・・・た、助かりました。っ痛つ・・・」
白み始めた視界に唐突に色が戻ってくる。 体が酸素を求め多少咳き込むも、意識はハッキリしている。 むしろ、辰馬のベアハッグによるダメージの方がデカい。
「うー・・・何で邪魔するッスかぁ!裕さぁーん!」 「裕、大丈夫かー?っと、洋一さんやっぱでけー!高ぇー!あははははは!!」
切なげな辰馬の声につられて前を見ると、洋一さんが辰馬を羽交い締めにしながら持ち上げている。 その洋一さんに千波がおぶさるようにくっついており、肩越しに楽しそうな顔が見える。
「千波、すまないが辰馬についてくれるか」 「いいぜー。おりゃー、今度は辰馬にはぐだー!あはははー!」 「裕、もう一杯水を用意してくれるか。2人の面倒は俺が見ておく」 「はい、お願いします。辰馬、ちょっといい子にしてろよ」 「裕さぁーん・・・」
洋一さんに頼まれ、水の準備するために立ち上がる。 辰馬の鳴くような声に仔犬を連想してしまい、後ろ髪を引かれつつも俺は台所に向かう。 もうグラスじゃ足りないだろうからピッチャーで出すか。 というか、最初からピッチャーで水を用意しておくべきだったな。失敗した。 軽くピッチャーを洗い水を用意して戻ると、随分と静かになっていた。
「あれ・・・?」 「2人とも完全に意識が落ちた。裕、すまないがお前のベッドを借りていいか?」
辰馬が洋一さんを背もたれにした状態で眠っており、その辰馬に抱き着くような体勢で千波も寝ている。 普段中々見ることのない光景だ。
「ええ。こっちです」 「すまない」
洋一さんは2人を起こさないようにゆっくりと抱え上げる。 俺は誘導するように寝室のドアを開ける。 洋一さんがゆっくりと2人をベッドにおろし、タオルケットをかける。 筋肉のついた野郎2人を乗せたせいで俺のベッドがギシギシと悲鳴を上げているが、そこは頑張ってもらおう。 2人は横向きで向かい合うように眠っており、スースーと寝息を立てている。
「よく寝ているな」 「ふふ、顔は似てないのに兄弟みたいだなァ」
そんな2人の寝顔を眺めた後、リビングへと戻る。
「少し飲ませ過ぎてしまったようだな」 「飲ませ過ぎたというか自ら呑まれに言ったというか・・・」 「だが、辰馬も千波も楽しんでいたようだ。俺も、楽しかった」 「俺も楽しかったですよ」
テーブルの上を軽く片付け、もう使わない食器は先に洗ってしまう。 洗い物、軽い掃除程度ならば洋一さんと一緒にやればすぐ終わってしまう。 片付いたテーブルの上に、改めてお酒の準備をしていく。 正直なところ、飲み足りなかったのでもう少しだけ2人で飲むことにしたのだ。
「改めて、今日はありがとうございました。洋一さん」 「構わん。言っただろう、裕には感謝していると。お前が喜んでくれたならば、何より嬉しい。それは千波も辰馬も同じだ」
いつもより饒舌に語る洋一さん。 酔っているのせいなのかはわからないが、目じりが緩み、口角が少し上がっている。 洋一さんがこうやって感情を少しずつ表に出せるようになってきているのが、友人として素直に喜ばしい。
「はい、ありがとうございます。で、今日のお礼に俺に一杯作らせてください」 「ふむ?カクテルか」 「ええ」
レシピはさっき見ていたので覚えている。 ラム、ライムジュース、そしてシロップ。 シェイカーに氷をガラガラと放り込み、メジャーカップで量って注いでいく。 注ぎ終わったらシェイカーの蓋をして、シャカシャカとシェイクする。 中身がよく混ざり合ったら、グラスに静かに注ぐ。
「ダイキリか」 「ええ。洋一さん、カクテル言葉って知ってます?」 「ああ。ダイキリのカクテル言葉は希望・聡明だったか」
ホントに何でも知ってるなこの人。 俺なんてさっき軽く調べて初めて知ったのに。
「流石ですね。俺の、誇らしい聡明な友人に。その友に、希望ある未来があることを願って、なーんて。ちょっとキザっぽいかな」 「そんなことはない。・・・ありがとう、裕」
その後は、洋一さんにカクテル作って貰ったり、互いの近況を話したりしながらゆっくりと飲んでいた。 ふと気づけば3時を回ろうとしている。
「俺達もそろそろ寝るとしよう。裕は今日これから勇魚に会うのだろう?しっかり休んでおいたほうがいい」 「え、知ってたんですか」 「いや、もしこの集まりに勇魚が居なかったのなら何かしら贈っているか日付が変わった時間に連絡してきているだろうと思ってな。そんな風にも見えなかったからな。そんなところだろうとあたりをつけたのだが」 「流石・・・」
洋一さんの推理力というか察しの良さに脱帽しつつ、後片付けを終える。 ベッドをあの2人が占有しているため、使える布団が1つしかないためどちらがソファー使うかでひと悶着もありつつ消灯。
「おやすみ、裕」 「ええ、おやすみなさい。洋一さん。・・・千波も、辰馬も」
翌朝、昨晩の記憶がバッチリ残った辰馬による謝罪の嵐と、カクテルの飲みすぎで二日酔い状態な千波による騒動が起こったりしたものの。 朝飯を食べながら、また皆で互いの誕生���を祝おうと約束をしながら解散。 21歳の俺の誕生日パーティーは楽しい記憶で満たされて幕を閉じた。
「で、終わるワケもなく・・・」 「裕、スマン・・・その・・・大丈夫か?」 「・・・ええ、だいぶ落ち着きました」 「・・・なら、もう一発、な?」 「え・・・ちょ、もうちょっと休ませ、ンッ・・・」
夜、久々に勇魚さんと会い、誕生日のディナーに連れて行ってもらいつつ、その後は当たり前にホテルにエスコートされ。 誕生日というシチュエーションだったせいかお互いに盛り上がってしまい、折角もらったゴムも余り使うこと無く。 そのまま朝まで激しいコースと相成りましたとさ。
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【《コロナ医療体制は大丈夫か》東京女子医大で看護師400人が退職希望「ボーナスゼロ、給料減額では最前線で働けない」悲痛告白】 - 文春オンライン : https://bunshun.jp/articles/-/38902 : https://archive.is/3VlsO : https://archive.is/Y9fhk : https://archive.is/toqBr : https://archive.is/eVEfm 「文春オンライン」特集班 2020/07/09
{{ 図版 1 }}
「コロナ禍でも看護師たちは毎日出勤し、リスクに怯えながら仕事しています。ところが、私たちの病院では、病院の財政悪化を軽減するためという理由で、医療スタッフの給料も減ったのです。さらに先日、夏季ボーナスが支給されないことが発表され、看護師たちの我慢は限界を越えています。本当に悔しいです」
そう悲痛な思いを打ち明けるのは、東京女子医科大学病院(東京都新宿区)の内科系に勤務する入職8年目の20代女性看護師Aさんだ。
{{ 図版 2 : 東京・新宿区にある東京女子医科大学病院 (c)文藝春秋 }}
東京では7月9日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高となる224人となり、感染の再拡大が懸念されている。忍び寄る第2波を前に「医療崩壊」を防ぐ方策が検討される中、同病院では「多くの看護師がすぐにでも辞めたいと口にしている」(Aさん)という異常事態が起きている。12月で創立120年となる名門大学病院で、いま何が起きているのか。
■《「コロナ病棟に行ってもいい人は手を挙げてほしい」》
東京女子医大病院のコロナ患者の受け入れ状況について、Aさんは次のように語る。
{{ 図版 3 : 東京女子医科大学病院 (c)文藝春秋 }}
「当初は感染症指定病院外のためコロナ患者の受け入れは行っていませんでした。もともと経営難が指摘されていましたから、上司からも『コロナ患者を受け入れると更なる経営の圧迫が見込まれるため、病院としては断固として断るつもり』と聞いていました。ところが感染が拡大し、都からの再三の要請を受けた結果、コロナ患者を受け入れることが決まりました」
そして、実際にコロナ患者の受け入れが始まる直前の5月上旬、A子さんがいつも通り病棟で勤務していると、上司から突然、「全員集まってほしい」と大部屋に招集された。
「そこで師長から『各部署からコロナ患者の病棟で勤務に当たる看護師を出さなければならなくなった。行ってもいいという人は手を挙げてほしい』と言われました。スタッフの表情は曇り、ほとんどの人が下を向いていました。正直、行かなくていいのであれば、誰も行きたくないですよね。即答するには時間が足りなく、その場では手を挙げる人はいませんでした。『もう一回考えてほしい』と言われ、その2日後に師長と1人ずつ面談を行い、最終的に『誰も行かないのなら、私が行きます』と申し出た看護師数名に決まりました。私も名乗り出ることが出来ませんでした」(Aさん)
≫――――――≪
コロナ患者の受け入れが始まると、院内の勤務体制が大きく変わり、コロナ病棟に人員が割かれる分、各部署にしわ寄せが生じた。もちろんその中でも、最も負荷がかかったのはコロナ病棟の看護師だ。不慣れな防護服での仕事は負荷が大きく、小まめな休息が必要で、通常の病棟の倍以上の人員が必要となる状態だったという。
「入院する患者は必ずPCR検査を受けて、陰性を確認する規則になっています。ところが、夜間に緊急外来に訪れた患者さんが入院するとなると、すぐにPCR検査ができないので、コロナ疑いのある患者としてコロナ病棟に入院することになる。そうやって実際の感染患者の数以上に、コロナ病棟の入院患者は多くいました。
コロナ病棟を担当した看護師は、防護服のせいで体温が上がるだけでなく、長時間呼吸をしづらい構造の医療用マスクを着用するため、体力の消耗も激しい。志願してコロナ患者の病棟へ行った看護師の中には子供や家族がいる人もいましたから、心労も大きかったようです」(病院関係者)
■《人手が足りない中で命じられた「一時帰休」》
そんな医療崩壊の危機と隣り合わせで激務をこなす看護師たちを待っていたのが、コロナを理由にした「減給」だった。
{{ 図版 4 : 東京女子医科大学 彌生記念教育棟 (c)文藝春秋 }}
「私たちの病院では全看護師に特別手当や危険手当などは一切ありません。さらに、緊急事態宣言明けの6月に看護師の私たちに、上長から口頭で『一時帰休』が求められました。『月に必ず2日間とってください』と言われ、ほぼ強制的に一時帰休が6月のスケジュール表に組み込まれました。帰休中の賃金は60%に引き下げられた」
「一時帰休」とは、経営の悪化や業績低下に陥った際に会社側の指示で従業員を一時的に休ませること。東京女子医大の理事会は4月17日に職員に対して「一時帰休の実施」を通知。理由として「教職員の方々の生命身体の安全の確保を図りつつ、また他方で支出を抑え法人財政の悪化を少しでも軽減する」ため、としている。
「給与が減る問題以上におかしいと思うのは、現場はコロナ対応で人手が足りないのに休まなくてはいけなかったこと。病院側は現場のことを考えているとは思えません」(Aさん)
≫――――――≪
そして、看護師らの苦境に追い打ちをかけたのは、例年6月に振り込まれるはずだった夏季ボーナスの全額カットだった。東京女子医大労働組合の「組合だより」には看護師らの怒りと悲痛な声が寄せられている。
《毎日毎日苦しい思いをしながら必死に働いて、コロナエリアにも駆り出されることになったにも関わらず、ボーナスは1円も支給はなしだと言われました。それに関する説明も紙切れ一枚で済まされ、ボーナス支給がないことが当然であるかのように言われ、到底納得ができません。(20代・女性・看護師)6月15日投稿》
《夏季賞与の件、コロナのことがあるので今までのような額の支給は期待していませんでしたし、それでもしょうがないと思っていましたが、まさか支給なしになるとは思いませんでした。(略)病院や患者さんのためだと思って一生懸命働いてきたつもりです。時間外労働も昨年までに比べて減るよう努力し、(略)一時帰休だって受け入れて、収入は減る一方です。なのに、この仕打ちはひどいと思いました。独身で一人暮らし・就職してからたった数年。これでは生活できないです。(20代・女性・看護師)6月16日投稿》
■《コロナ真っ只中に理事長室6億円改修を承認?》
「文春オンライン」が入手した理事長、学長、病院長の連名による、職員向けの3枚の内部文書(6月12日付)では、Aさんの指摘の通り、「6月の上半期賞与については支給しないと決定しました」と報告。さらに、コロナウイルス感染の影響で大幅な収入減となり、「令和2年4月の収支実績は3医療施設全て赤字となり、法人全体ではマイナス約14億円」に及ぶこと、このままでは「過去最悪であった平成18年度のマイナス約52億円を上回る大幅な赤字となりかねない状況であること」などが記されていた。
{{ 図版 5 : 「6月の上半期賞与については支給しない」と報告する職員向けの内部文書(6月12日付) }}
いま新型コロナウイルスの患者を受け入れた病院の多くが赤字に転落したことが全国的に問題となっている。しかし、10年以上勤務する30代男性看護師のBさんは、東京女子医大の経営体制に問題があると指摘する。
「そもそも今年から定期昇給がなくなり、6月12日にあの文書が出て、紙切れ一枚でボーナスは出ませんということでした。その後も詳しい説明はありません。労働組合が理事に再検討してもらうよう要求しましたが、6月25日の交渉で再検討を拒否され、ボーナスカットが確定しました。病院側からは、他の病院もどこも赤字で経営が厳しい状況という説明もありましたが、都内のコロナ患者を受け入れている大学病院でボーナスが支給されてないのは、東京女子医大だけだと聞いています。
≫――――――≪
もちろん、病院経営の無駄を削った上で立ち行かないのなら納得できるのですが、最近新しく教育棟が建設され、理事長の部屋を6億円もかけ改修したという話も出ている。その承認は、コロナ真っ只中の4月22日だったと労働組合の報告で知って、言葉を失いました」
■《看護師の5人に1人が退職意思》
労働組合側の調査によると、約2000人いるという同病院3施設の看護師のうち、400名以上が退職の意思を示しているという。
「今回のボーナスカットが決定打になり、辞めることを決めたという人が大半です。私の周囲でも就職サイトに登録したり、次の病院を探していたりする動きは実際にあります。ところが、6月25日に開か��た団体交渉の場で、病院側の弁護士は『深刻だとは思うが、足りなければ補充するしかない。現在はベッド稼働率が落ちているので、仮に400名が辞めても���とか回るのでは。最終的にベッド数に見合った看護師を補充すればいいこと』と発言したそうです。でも、今ようやく患者さんが戻ってきている状態なので、もし本当に看護師が大量に辞めたら、第2波がきたときに対応できないかもしれません」(Aさん)
看護師のBさんも憤りと病院への不信感を露わにする。
「国から医療従事者に対しての慰労金が1人当たり最大20万給付されることになりましたが、そのお金は病院に入った後に個人に支払われる。学校側は、8月に何らかの手当の支給を考えているとしていますが、詳細は分からない。職員たちは『国の慰労金を病院からの手当として払うのでは』とか、『病院はその20万円も渡さないのではないか』と疑心暗鬼になっています」
{{ 図版 6 : 東京女子医大病院 (c)文藝春秋 }}
大学側にボーナスカット、理事長室の6億円改修、400人を超える退職希望者、「足りなければ補充」発言などについて事実関係を問い合わせると、以下のように回答した。
「今回の質問につきましては回答を控えさせていただきます。ご希望に添えず申し訳ございません。ご理解ご了承いただけますよう、お願いいたします」(学校法人東京女子医科大学総務部広報室)
最前線でコロナウイルスと戦っている看護師たちが報われる日はくるのか。
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「あけましておめでとうございます。枢木さん」
ソファに横並びで『ゆく年来る年』を眺めていたルルーシュが、日付の切り替わりと同時にこちらへ向き直り、座面の上で正座になって三つ指を突いてくる。白無垢を纏った幻影が見えるほどの流麗なお辞儀に新年早々、文字通り本当に早々、心臓が鷲掴みにされる心地だ。
「あけましておめでとう、ルルーシュ。今年もよろしくね」 「はい、お願いします。……ふふ、平成三〇年の枢木スザクは男前ですねえ」
粛々とした顔つきを即座にふにゃりと緩ませ、胸の前で小さく拍手をするルルーシュの頬はほんのり、を通り越してなかなかに赤い。そこらの大学生よりも酒に弱い白人が存在するのだという事実を、スザクは目の前の可愛い同居人を通じて初めて知った。飲み慣れていないせいもあるのだろうか。なにせスザクが気合を入れたレストランで二十歳の誕生日を祝ったその席まで、ルルーシュがアルコールに口をつけたことは一度たりともなかったというのだから驚きだった。ルルーシュを見ていると事あるごとに、育ちが良いとはこういうことかとしみじみ思わされる。芸能界に足を踏み入れ立てでおまけに自分のファン、いかにもチョロそうだからさくっと抱いてモノにしてやろう、などと謀っていた三年前の自分を殴り倒しに行きたい。もっとも、ふわふわと心地良さそうにスザクの両手を取って無意味に振り、挙句ぽすんと胸元に倒れ込んでくるこの懐き具合に対して、これまでの戦績が口先だけのごく軽いキスひとつという今の体たらくの方が、過去の自分から張り倒されて然るべきといった話なのだが。
「眠いの? 寝るならちゃんとベッドに行かないと」
揃いのパジャマの胸元に顔を埋められ、こんなことでも童貞のように爆発寸前の下心を抑えながら頭を撫でる。さらさらとした黒髪の指通りを、指先から伝い全身全霊で愉しむことくらいは許してほしい。同じシャンプーを使っている筈なのに、どうしてこんなにも甘くやわらかな匂いがするのだろう。
「ルルーシュが寝るなら、俺も寝るし。明日のお雑煮作りも手伝うから」 「おぞうに……枢木さんは、おもち、何個食べますか?」 「んー、五つくらい? ほら、ルルーシュ立って」 「いつつかあ。いっぱい食べますねえ。いっぱい食べるひとはいいひとですよ」 「そうだね。ありがとう」
この瞬間もこれまでにも、襲ってしまおうと思えば容易に襲える場面がいくつもあった。今までベッドを共にしてきた女優なりモデルなりアイドルなり、凡百の相手であればとっくに抱き飽きている頃だろう。それをこの、五歳年下の男の子に限っては、酔ってふらついた身体を支えて唇が近づいた瞬間の、衝動的な一度の口づけしか為せていない。しかもそれを、同じ状況である今再び、今度こそは舌まで入れて奪ってやろう、などという気も臆病風で起こせない。あのキスの直後、真っ先に感じたのは圧倒的なまでの罪悪感だった。ルルーシュが嫌がっていない、というよりも「酔ってふざけてキスなんて大人だな、それも枢木スザクが相手なんて役得だ」程度にしか捉えていないのが丸分かりであったことで、「枢木スザクに生まれて良かった」という天から光射す気持ちプラス「どうして俺は枢木スザクなんだ、いっそただの顔が良くて才能と金のある一般人だったなら」という気持ちプラス「でも俺が枢木スザクでなければルルーシュはこんなに気を許してはくれないんだ」プラス「そうだ少なくとも俺はルルーシュにこんなに懐かれてるんだぞ見たか世界!」、イコールでこうして今もただの良い人、ルルーシュを愛し愛されるお兄さんポジションに甘んじている。与えた自室のベッドまで手を引いて先導し、布団を胸元まで掛けてやったルルーシュが「おやすみなさい」とこれ以上なく安心しきった声で言うのを聞いて、ようやく勃起を許した股間を開放すべくトイレへ向かった。二〇一八年の自慰初めだ。
9:00
「はい、熱いから気を付けてくださいね。いっぱいおかわりしていいですからね」
椀を手渡すルルーシュが着ている割烹着は、この日のためにスザクが購入した卸し立てだ。いつものエプロンももちろん至高だが、新年の朝には真っ白な割烹着と三角巾でお玉を片手に微笑むルルーシュがどうしても見たかった。今年の正月休みは三日の午前中まで、ルルーシュよりも半日分短いがその間はずっと一緒にいられる。どこにも行かず、何にも邪魔されることなく、ルルーシュの作った食事を三食食べて酒を飲んで――この世の春とはまさにこのこと。にやにやしながら雑煮の椀を片手にソファへ座ると、ルルーシュも後を追ってにこにこと身を寄せてきた。期待たっぷりに輝く瞳は、スザクがもう片方の手に持つお神酒の瓶へ向けられている。弱いと言っても酒好きの度合いにおいてはスザクどころか、『コードギアス』の打ち上げで目の当たりにしたシャルルのそれと並ぶほどのようだった。流石は��子、いや親子ではないのだが。シャルルとの共演回数はスザクの方が遥かに上回り、またルルーシュの実の両親ともそれなりに顔を合わせてきているというのに、未だに時折『ギアス』の世界が現実を侵食するような心地に襲われる。映画総集編の新規カットや宣材写真の撮影で仕事が継続しているから、という理由もあるがそれだけではなく、要はあまりにも強烈な体験だったのだ、『コードギアス』という現場は。あのドラマがスザクの人生を、比喩でも大袈裟でもなく変えた。思えば正月らしい正月を過ごしたいと考えたことなど、ほんの幼い頃以来ではないだろうか。
「お雑煮って、作るのも初めてだったんですけど、考えてみたら食べたこともほとんどないかもしれません。給食で出たかな……?くらいで」 「そっか、いつもはイギリスで過ごすんだもんね。イギリスの正月料理ってなんかあるの?」 「特にないですね……うちだと、ちょっと良い朝ご飯を食べるくらいです。あの、あれです、ラピュタのパンみたいな」 「あ、いいなあそれ。っていうかルルーシュ、ラピュタ見たことあるんだ?」 「映画という意味なら……」 「城本体は俺もないかな」
「ふふ、すみません」と、楽しくて仕方ないといったように笑い、角餅の端に齧りついて熱さに少し眉根を寄せるルルーシュをうっとり眺める。香り立つ湯気の向こうにルルーシュ、新しい年の陽射しに黒髪が透けて綺麗な茶色に映るルルーシュ、ああ今食べたのはスザクが型を抜いたお花のにんじん、椀を傾ける仕草もほんのり血色に染まった唇も完璧だ。
「そんなに意外ですか? 俺とジブリの取り合わせって」 「うーん、割と。なんか国内アニメとかって全然見ないで育ってきてそうな」 「それはそうですけどね。でもジブリは後学のためにも一通り観ましたよ。あ、あと、最近は移動中にあれとか観てました。けものフレンズ」 「なんだっけ、聞いたことあるなそれ……すごーい! ってやつだ」 「そうですそうです、すごーい! たのしーい! ってやつ」
かわいーい。心の中でしみじみ呟く。
「枢木さんとも観たいなあ、ラピュタとかトトロとか。ジブリって配信ないですもんね、借りてきますか?」と、雑煮のおかわりを取りに立ちながら提案してきたルルーシュに「えー、『正月は外に出ない計画』じゃん」と返す。「そうでしたね。あ、それじゃあそろそろ頼んでた神社が……」とルルーシュが言ったとほぼ同時、マンションコンシェルジュからのコールが鳴り響いた。
「わあ、ジャストタイミング。出ますね。……はい、枢木です。あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします……え? ……はい、ええ。少々お待ちいただけますか?」
空の椀を持ったまま、壁から取り上げた受話器を器用に押さえて「大きい荷物だから、配達員の方をそのまま上げてもいいか、って」と、ルルーシュはやや困惑顔でこちらを振り向く。頷いてやると、不思議そうながらも「……すみません、はい。お願いします。ありがとうございます」と丁寧に対応し、キッチンではなくスザクの傍に戻ってきた。
「そんな大きいもの、頼んでましたか? なんだろう、ゲンブさんからとか?」 「ないない。ああ、ハンコ押したらそのままでいいからね。俺が中まで運ぶから」
ますます首を捻るルルーシュだったが、ややあって聞こえたドアチャイムで弾かれるように再び立ち上がりインターホンまでぱたぱたと駆けていく。残りわずかだった雑煮を食べ終えてからゆっくり後を追えば、玄関にスザクが着いたときには配達員の姿がドアの向こうに消えたところで、ルルー��ュが頬を紅潮させてスザクの方へ振り向いた。
「枢木さん、枢木さんこれ! これ、kotatsu!」
興奮のあまりかイントネーションが非日本語のそれになっているのを思わず笑いながら、「うん、炬燵。注文してたんだ。ルルーシュ、本物見たことないって言ってたから」と意識してさらりと伝える。ああ注がれる「枢木さんすごい! かっこいい!」の眼差し。
「すぐ組み立ててあげるから。炬燵でみかん食べてさ、おせちも食べて、一緒にテレビ見て、ごろごろしよう?」
さあ来い! 飛びついてハグ! 顔には出さず、しかし期待ではち切れんばかりの胸を脳内で大きく開く。ルルーシュの瞳がきらきらと輝き、勢いよく広げた両腕をがばりとスザクの首へ回して――近づく温度! 触れ合う胸!
「枢木さんっ、ありがとうございます! 大好きです!」
やったーーーーーーーーーーー!!!
15:00
予定通り炬燵と一緒に届いた神社のジオラマを組み立てるのには、予想以上に骨が折れ時間がかかった。ルルーシュと二人、お互いに細かい作業は得意だと自負していたが、出来上がったときにはどちらからともなくぐったりとした溜息が漏れたほどである。
「紙製だとは思えないですね。すごくしっかりしてる」 「そうだね、ちゃんと狛犬もいるし」
しかしジオラマと目線の高さを合わせ、炬燵の天板に顎をついて感嘆するルルーシュの美しい目瞬きと、その度に音を立てそうな睫毛を見ているだけでかなりの回復を感じるのだから安いものだ。否、この至近距離でルルーシュの素の表情を凝視できるという立場はどれだけの維持費がかかろうとも手放せない。このジオラマなんて二千円ほどの代物なのだ、むしろ神やら運命やらに莫大な額の値引きをしてもらっていると言える。
「でもちょっと、結構疲れましたね……今年の疲労初めだ」 「俺らジオラマを舐めてたね。あ、横になるならいいよ、膝」 「いいんですか? じゃあ、お言葉に甘えて」
炬燵に入ったまま横たわろうとするルルーシュに好機とばかり、だが極めて何気なく誘導をかけて、自身の膝に頭を置かせることにも大成功した。改めて見下ろせばなんて小さな頭、形の良い頭蓋だろう。そして髪の間から覗く、耳のやわらかく真っ白なことよ。指先でふにふにと耳殻を揉めば「くすぐったいですよ」と笑いながらの抗議が来た。
「ごめんごめん」
永遠にこの時間が続けばいいのに、と思うもルルーシュは早々に身を起こし、「だけどようやくこれで初詣が出来ますね。ほら、枢木さんも」と傍らに用意していた小箱を引き寄せる。中に入っていたのは賽銭箱を模した貯金箱で、スザクが「神社は混むし、どこに行っても人目が多すぎるから家で初詣をしよう」と提案したことに想像よりも遥かに喜んだルルーシュが買ってきたものだった。大学の友人に連れられて行ったヴィレッジヴァンガードで見つけたのだとか。前半は気に食わないが(男であれ女であれルルーシュと買い物をすることにデートの意味を見出さない人間などいるものか)、未だに場慣れしないという猥雑な雑貨店でおずおずとはしゃぐルルーシュの姿は想像するだに素晴らしいマスターベーションの供になる。
「二礼二拍手一礼、ですよね? お賽銭は先でしたっけ、後でしたっけ」 「合ってるよ。賽銭はよりけりだけど……まあそもそも手水とか鈴緒もないし、タイミングとかは気にしなくていいと思う」 「これね、見てください枢木さん。綺麗なのを用意したんです」
いそいそとルルーシュが取り出したのは五円玉が九枚で、「四十五円でしょう? 始終ご縁がありますように、って」とどこか自慢げに教えられる。
「すごいね、よく知ってるね」
チャンスとばかりに頭を撫でると、ルルーシュは一転して照れた笑みを満面に浮かべた。積もりに積もった欲望はもはや己の武器ともなっている。人間は進化する生き物だ。
「ご縁って、誰との?」
だが心温まっているだけの場合ではなく、ここはしっかり聞いておきたいところだ。これだけこちらからの想いを重ね、圧を込めておきながら、ルルーシュの恋愛観や好みのタイプといった情報を聞き出せたことはまるでない。ルルーシュの側からスザクに聞きたがることは多々あれど、反対にこちらからそうした話題を振るとルルーシュは本当に困ったようになってしまい、反応に窮してわずかに落ち込んでしまうのだ。
「そうですね、俺は特定の神を信仰している訳ではないんですが、何か大きな、上位存在のようなものはあるのかなと、ぼんやりですけど。それがもたらす運命だったり、チャンスだったり、そういうものとの良縁を、と思って」
ルルーシュは当然、性愛に無知というわけではない。仮にも二十歳の男子なのだ。この仕事をしている以上、扇情的なアピールを行うこともある。だがそれとは別の次元で、性の部分に希薄さを感じる、というのがこの三年間ルルーシュをじっとりと見てきた人間の所感だった。本人に確かめては勿論いないので、あくまで所感に過ぎないのだが。育ちの良さが影響しているのか、パーソナリティで片付けられるものなのか。ともかく、そのまっさらに見える惚れた腫れたの大地に芽吹きの気配があるのなら、早めに熟知し傾向と対策を――と思ったのだが、この様子ではまだ「優しくて大好きな枢木さん」に甘んじていられそうだ。
「――あとは、その。当たり前ですけど、枢木さんとのご縁も、ずっと続きますようにって」
枢木さんは何円入れますか? あっ、小銭って持って��いですよね。枢木さん、キャッシュレスの人だから。じゃあ、俺と一緒にこの四十五円、入れましょうね。半分ずつ二人で持って、せーのって。九枚だからどっちか一枚少なくなっちゃいますけど――ルルーシュの楽しそうに話す声を聞きながら、思わず目頭が熱くなったのを慌てて堪える。 炬燵の一辺に並んで座り、小さな神社を前にして二礼、二拍手、一礼。それぞれに目を閉じ、しばしの無言で願いを捧げる。神様、俺をずっと、ルルーシュの隣にいさせてください。セックスなんて出来ないままでもいい、いや今のは撤回、ルルーシュのおちんちんも見たいし舐めたいし触りたいし触ってほしいです。出来れば今年中にご査収願います。何卒。
「そうだ、おみくじもあるんですよ。初詣といえばおみくじですよね、今持ってきますね」
うきうきとした語調ながら名残惜しそうに炬燵を出てどうやらキッチンに向かい、バスケットを手に戻ってきたルルーシュがまた素早く炬燵に潜り込む。バスケットの中には人間の形をしたふわふわのパンが四つ、レーズンの目やボタンをつけられて可愛らしく鎮座していた。
「これって、あのラジオで言ってたやつ? えーと、」 「そうです、マナラ。美味しいですよ。では枢木さん、この中から好きなのをひとつ選んでくれますか?」
これがルルーシュの用意した「おみくじ」なのだろうか。なにやら誇らしげな顔で見守られ、カラフルなチョコレートで靴を履かされている一体を選んで手に取る。「裏返してみてください」と囁かれ、パンをひっくり返せばそこには、筆にチョコレートを取って書かれたと思しき、この手の装飾には異様なほど達筆な「大吉」の文字。
「おめでとうございます! 大吉ですよ! 枢木さんの二〇一八年は良い年になりますよ」
心底嬉しそうに楽しそうに、自分の食べるマナラを持って手を振るように動かすルルーシュ。こんな、スザクにおみくじを引かせるために、わざわざパンを焼いて、裏面に文字まで仕込んでわくわくと待っていたのか。抱き締めたい、猛烈に抱き寄せて深く深く口づけてしまいたい。可愛らしく振っていた手の部分から早速食べている唇を奪いたい。でろでろに愛しさで蕩けながら、スザクは大吉パンの頭に齧りつく。
21:00
「小腹が空いた気がします」
シャルルからの頂き物だというオリジナル日本酒『ルルーシュ』を大事そうに呑みつつ、毒にも薬にもならないような正月特番を微笑んで眺めていたルルーシュが突然、真剣な顔つきで報告してきた。
「枢木さん。俺は小腹が空きました」
むしろ宣誓と表現してもいいくらいの真面目な申告だった。「おせちのローストビーフ、確か残ってましたよね。枢木さんも食べますか。食べますよね」と静かな口調ながら言い募られ、「そうだね……ちょっとつまもうかな」とわずかに気圧されて答えると、ルルーシュの表情がぱあっと明るくなり、「にっこり」の図解として辞典に採用されそうな満面の笑みが浮かんだ。毎度思うがあまりにも顔が良い。
「取ってきますね! ローストビーフと、みかんのおかわりと、あと、ビールと」
浮き足立っているというよりほとんど千鳥足、これ��かなり酔い始めているな、とキッチンへ向かう綿入れ半纏(こちらも着ているところが見たくて買った)の背中を目で追う。そして頬が緩む。炬燵机の上に置かれた、みかんの皮を広げて作った蛸にも口元がにやける。スザクが作ってみせてやったのを意気揚々と真似していたが、今見ると足が七本しかない。
「おせち、何が一番美味しかったですか?」 「一番? えー、難しいな……生春巻きかな。えびのやつ」 「あれは特にうまくいきましたね。もっとたくさん作れば良かったかな」 「また作ってよ。この前の餃子みたいにさ、大量に。次のおせちにも入れてね」
右手にローストビーフの皿、小脇にクッキーの細長い箱を抱え、左手に缶ビールの六缶パックをぶら下げつつみかん入りのネットを胸で抱えるという器用な格好で戻ってきたルルーシュへ、早々とかつ当たり前のように来年のリクエストを申告する。せっかく手作りするのだから互いの好きなものだけを入れたお重にしよう、とルルーシュからおせち料理の提案をされたときは自分でも度が過ぎていると思うほど大喜びしてしまった。大晦日の朝から並んで台所に立ち、ルルーシュのいつもながら鮮やかな手際に見惚れつつ、包丁捌きを褒められたり共に味見をして頷きあったり、あの楽しさはまるで子供の頃の自分までもが優しい手で抱き上げられたような心地だった。ただでさえ五つも年下で同性の相手に、ただ懸想するだけでなく母性まで求めるようになってはいよいよ終わりの始まりだと自覚してはいる。だが「あ、これたぶん甘いですよ。これもそうかな」とみかんを選別してこちらに寄せてくるルルーシュに、高鳴りとはまた違う、震えるほどの胸の衝動を覚えない男が果たしているだろうか。
「ミスターイトウのバタークッキーが昔から好きなんですよね。ムーンライトとかも美味しいけど、俺はやっぱりこの赤い箱に胸がときめく」 「ね、ルルーシュ」 「はーい。なんですか?」
酒に酔っていることもあり、出会った頃では考えられないほど気安くなってくれた反応。少し濡れたように瞬く睫毛、何にというでもなく、場の雰囲気に緩く笑んだ美しい唇の端。
「今年も、良い年になるといいね」 「はい。二人で、素敵な年にしましょうね。……あっ桃鉄! そうだ桃鉄やりませんか! 俺ね、結構いろいろ勉強したんですよ」
スザクの感傷を吹き飛ばさんばかりに勢いよく立ち上がり、「Wiiリモコンってこっちのチェストでしたっけ?」とわくわく探し始める姿に、思わず吹き出すように笑ってしまった。準備を手伝いに腰を上げ、「勝利パターンとか、カードの対策と使い方とか。もうやられっぱなしの俺じゃありませんよ、なんなら枢木さんに一泡吹かせてやりますからね」と意気込むルルーシュを軽くからかう。
「威勢がいいねえ。じゃあ罰ゲーム制にしよっか、ルルーシュが勝ったら何でも言うこと聞いてあげる。そのかわりあれだよ、負けたら俺にキスだからね」 「えっずるい! 俺もそれがいいです!」
明らかにふざけているとわかるような声色を作って言った台詞を食い気味に主張され、予期せぬ反応と勢いにぎょっとする。「俺が勝ったらー、枢木さんは俺に勝者のキスですからね」と続く語尾のふわふわした口ぶりは、完全に酔っ払い特有の様態。
「えっ……えっ、いいよ、うん」
鼻歌を歌いながらディスクを本体に飲み込ませるルルーシュには、自分が言ったことにどれだけ重みがあるか、いかに今スザクが動揺しているかもわかってはいないのだろう。スザクが勝ったらルルーシュとキスができて、スザクが負けたらルルーシュとキスができる? いや違う、負ければスザクからのキスだが勝てばルルーシュからのキス、両者は似て全く非なるものだ。恐らくルルーシュの中ではダチョウ倶楽部的な認識か下手をすればそれ未満だが、スザクにとってみれば瓢箪から駒の超特大級お年玉だ。
「何年でプレイしますか? 三十年……いや、五十年かな」 「三年決戦でいこう」
三年で片をつける。そして絶対に、ルルーシュの方からキスしてもらう。「えー、北海道大移動は起こさないんですか? そこも研究したのになあ」と可愛く不満を述べるルルーシュにクッキーを咥えさせて誤魔化し、スザクはリモコンを握る手にじっとりと汗を滲ませた。 結果として、我欲は人間を驚くほど弱くするもので、かのイカロスもただ飛ぶだけなら良かったものを太陽に届かんとしたその途端に翼を溶かしたというわけで、ものの見事にスザクは敗北を喫したのである。流石ルルーシュの「研究」は伊達ではなかったということか、いや運の部分ばかりはどうしようもない要素であって、やはり天がスザクの下心に味方をしなかったということなのだろうかしかし結局キスはできるのだから抜かったな天よ! なにせ前回の偶然から一ヶ月もせず再び巡ってきた、しかも今回は完全同意のチャンスである。酒に酔っての言動を同意とするのは人としてどうなのかという後ろめたさも小さじ程度ありつつ、もはやそんな理性を働かせてはいられないほど状況は切迫しているのだった。リモコンを静かに床へ置き、勝利に拳を掲げているルルーシュに向き直る。別にこれを機に関係を進めようだとか、ましてやそのまま押し倒してやろうだなどと思っているわけでは決してないのだ。ただ、人生に少しばかりのご褒美が欲しいだけ。ルルーシュという奇跡の存在と寝食を共にして、あまつさえその唇に触れるという極上の果実を「少しばかり」と形容するなどまさしく天をも恐れぬ所業だと自覚はしているが、それでも。
「ルルーシュ……」
好きだよ、と続けて甘く囁いたとしても、それが愛の告白だと受け取ってはもらえないこの身の切なさが、少しくらい報われてもいいじゃないか。
「あっ、そうですね! やったあ、じゃあお願いします」
――弾む口調で目を軽く閉じ、ルルーシュが自身の頬をとんとんと指差したことで、夢から��めたように気付いた。そうだ、何もマウストゥマウスで、と指定されてはいなかったのだ。勝利のキスを頬に、というのは最近までやっていた番組名物のビストロコーナーでもお決まりの行為だった。なるほど、それならルルーシュが、いくら酔っているとはいえ自分からねだってくるのも理解の範疇内である。浮かれきっていた自分を内心、自嘲で笑い飛ばそうと努めながら、いやでもそれにしたってご褒美はご褒美に違いない、もうルルーシュのほっぺの感触を味わいつくしちゃうもんねとルルーシュの両肩に手を置く。近づく肌のきめ細かさと、香る黒髪の甘い匂い。はやる心臓が着地点を間違えないように、慎重に近づいて、
近づいて?
唇が。
ルルーシュの唇が、ルルーシュが瞼を一瞬開いて、またすぐに閉じて、顔を。
顔の角度を、変えて、スザクの唇に。
唇が、くちびるに。 「――ふふ、びっくりしました? この前のお返しです。なーんて」
放心しているスザクに、ルルーシュは悪戯が大成功したという笑顔で言う。「……あ、すみません、嫌だったですか?」と表情が翳りかけたのを慌てて勢いよく首を横に振り、「いやいやいや違うすごいびっくりしただけ、えっだってすごいブラフ……えっ待ってどこから?」と無意味にルルーシュの半纏の紐を結び直しながら返した。ルルーシュはほっとしたように頬を緩め、そしてまたにんまりと笑ってWiiリモコンを手遊びに振る。
「最初からです、最初に言ったときから。枢木さんが勝ってもそうしようって思ってたし、俺が勝ったら先制攻撃の不意打ちで、って。俺あのとき、誕生日のとき、すごくびっくりしたんですよ。だからお返しです。目には目を」
こんなところでハンムラビ法典を聞く試しがあるとは思わなかった。などと冷静に言ってはいられない。否もう、まるで冷静ではない。「そっかーいやほんとすごいびっくりした俺も、ルルーシュすごいねほんと良い役者、あー本職、俺も本職」と早口で並べ立て、無意味に手を握っては開き開いては握り、してやったり顔のルルーシュに爽やかな笑みを見せる。
「完全に騙されちゃったな。ああごめん、俺ちょっとトイレ行ってくるね」 「はい。すみません、俺も結構もう、眠くなってきたので……歯を磨いてきますね」 「オッケー。寝る前に声掛けて」
めいめいに立ち上がり、洗面所の前で別れて、ルルーシュが立った鏡越しの視界に映らない場所まで進んだところでトイレへダッシュする。短距離走者の本気の走り方だ。音が立ち過ぎないよう気をつけつつ急いでドアを閉め、息をつき、個室の中でしゃがみこむ。ぐうう、という音とも声ともつかないものが自分の喉の奥から漏れた。
「無理……好き……あー無理、超好き……どうしよう……好きです……」
ついに独り言が敬語になってしまった。ジーンズを下げてぼろんと飛び出す、元日にしてすでに今年最高ではないかという隆起を見せつける我が陰茎。そうだ今年は射精をする度に、赤十字社へ寄付をしよう。みなさんの二〇一八年が、どうぞ良きものでありますように。
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2020年4月5日n
ゴールデンボンバー、通販限定CD「CD買ったら(送料)サヨウナラ」発売 収録曲の注釈が凄いんだけど(笑)。 https://www.barks.jp/news/?id=1000180833
なななんと、さん「日本の司法制度のことなんてち���とも分かっていなかったけど、分かっていない自分が怖くなった。 確かに情報をとるのにマスメディアに頼っていた時代は終わった。 自分で情報の真偽を見極める力が必要だ。バカでは生き抜けない。 よくぞ対談してくださった。 @takapon_jp」 https://twitter.com/777nto/status/1238473027580350464
さくさん「スタッフの声をかき消すよ」 https://twitter.com/ArFnSk/status/1238357137320894464
FNNプライムオンラインさん「JR常磐線 全線再開 福島第1原発事故から9年 福島第1原発事故にともなう避難指示により、一部の区間で運転を見合わせていたJR常磐線が14日、全線で運転を再開した。 #FNN」 https://twitter.com/FNN_News/status/1238662384153133056
crazy-shimooon-joeさん「日本人に足らんのはこれやろな。」 https://twitter.com/Shimooon_joe/status/1238861543845986304
セカイノトビラ🌍wwwwさん「イッヌ「大丈夫、ええことあるって」トンッ」 https://twitter.com/Kawaiipettv/status/1238554954299629568
毎日新聞さん「東京都葛飾区四つ木の国道6号で、横断歩道を渡っていた近くの小学5年女児が軽ワンボックス車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。」 http://twitter.com/mainichi/status/1238864992222363649
Charaさん「★Chara+YUKI Mini Album『echo』サブスク解禁! Chara+YUKIのミニアルバム『echo』のサブスク・ストリーミング配信が本日よりスタートしました。 Apple MusicやSpotifyなどのサブスクでも是非お聴きください。 配信・購入リンク: #Chara #YUKI #echo」 https://twitter.com/Chara_xxx_/status/1238623854433464320
ニューズウィーク日本版さん「「農薬がハチの幼虫の脳に害をもたらす」幼虫期への影響を解明する初の研究結果 <これまでもハチの成虫への農薬の作用を研究する論文はいくつか発表されてきたが、幼虫期に農薬がどのような影響を及ぼしているのかを解明した研究がはじめて発表され注目されている......>」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1239068815746531328
おもしろ科学サイト『VAIENCE(バイエンス)』さん「オーストラリアの森林火災時にウォンバットが自身の巣穴を小動物たちに貸してあげていたことが判明」 https://twitter.com/vaience_com/status/1239103900151476224
ぴえろ@天使さん「テンション高い旅館だな…」 https://twitter.com/dokezaka/status/1238736736789786624
■■■さん「ねこに普段あげてる煮干し、どんなもんか試しに食ってみたら「それ私のやん、信じられん……」みたいな顔して見られた」 https://twitter.com/tohuchaan/status/1238747900005384192
ニューズウィーク日本版さん「東京五輪開催延期決定を受けた関連団体の反応 #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #IOC #東京2021」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242603719688060935
ロイターさん「キューバが派遣する医師団は、この数日でジャマイカやベネズエラにも送られた。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242602094877724675
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さん「NYダウ2万ドル回復、景気対策合意期待で急反発 #株 #米株」 https://twitter.com/WSJJapan/status/1242602140088053761
大神ひろしさん「安倍首相「東京五輪は予定通り開催したい」 海外メディア「五輪を開催する気なのは日本とIOCだけ」 🇬🇧🇨🇦🇦🇺の五輪委「1年延期しないと選手を送らない」 安倍首相「やっぱり五輪は1年延期します」 ↑実態はこうなのに、何で五輪延期は安倍首相の功績みたいな報道してるの?」 https://twitter.com/ppsh41_1945/status/1242576289120178176
日本経済新聞 電子版さん「「かつてとレベル違う」 国内航空にリーマン超え危機」 https://twitter.com/nikkei/status/1241689583311437824
BBC News Japanさん「BBCニュース -「息を止める」「牛の尿を飲む」? 新型ウイルスにまつわるニセ情報」 https://twitter.com/bbcnewsjapan/status/1242600835336593415
日本経済新聞 電子版さん「三菱UFJ銀行の最短2日で借りられる中小企業向けオンライン融資は申込件数が約3倍に。新型コロナの影響で資金繰り難の企業からスピード融資を求める動きが広がっています。」 https://twitter.com/nikkei/status/1242599602051743749
ニューズウィーク日本版さん「インタビュー:ディック・パウンドIOC委員「東京五輪、IOCは来年への延期を明確に示唆」 #新型コロナウイルス #新型肺炎 #COVID19 #感染症 #IOC #スポーツ」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242599581529014277
ロイターさん「中国、いまだ新型コロナ情報を隠蔽 米国務長官が批判」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242619521761980417
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さん「新型コロナ、寒冷・乾燥地で拡大傾向か 研究者が指摘 #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/WSJJapan/status/1242621000124170245
研ナオコさん「けんちゃん、早く治してまたバカ殿一緒にやりましょうね🙋♀️🥚」 https://twitter.com/naokoken77/status/1242610564800450560
朝日新聞(asahi shimbun)さん「コロナに苦しむ沖縄 レンタカー倒産、国際通りガラガラ #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1242623244336676864
ニューズウィーク日本版さん「インド、感染者500人に迫り全土に外出禁止令 南アジアで新型コロナウイルス懸念高まる #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #インド #アフガニスタン #パキスタン #外出禁止」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242612837874372613
日本経済新聞 電子版さん「「一部の選手は来年まで待てないかもしれない」「疲れ切った世界を元気づける強壮剤になるかも」「なぜ東京での夏季開催にこだわるのか」。東京オリンピック(五輪)延期に対する欧米メディアの報道です。」 https://twitter.com/nikkei/status/1242627085564358657
毎日新聞ニュースさん「トヨタ九州・宮田工場がライン停止 社員が新型コロナ感染」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242626850683105280
どっちが勝つか、フェミニズムVSコロナ 今や感染大国となったスペインから緊急ルポ - Sputnik 日本 https://jp.sputniknews.com/opinion/202003117259644/
「買い占めやめよう」と冷静対応呼びかける声続々…小池都知事の会見受けスーパーに行列 : スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20200325-OHT1T50252.html
岡田教授、都内で過去最多の41人陽性判明に「私は41人だと思っていません。もっといるんじゃないか」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-03260130-sph-soci
【貧困女子】新型コロナウイルスで月収は1万2000円に…貯金ゼロインストラクターの生活崩壊~その1~ - Peachy - ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/17999540/
イギリス チャールズ皇太子 新型コロナの陽性反応 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200325/k10012350051000.html
クラスター量産したいのか!学校再開指針に怒りの声 - 社会 : 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202003240000610.html
正しく知るPCR検査 「非感染の証明求め病院へ」ダメ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000010-asahi-sctch
NHKは1000時間近くか 消えるテレビ中継、編成見直しへ 東京五輪(時事通信) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000026-jij-soci
ニューズウィーク日本版さん「新型コロナウイルスは恐れを知らない若者にも感染し、重症化する ーー無症状だったとしてもウイルスを拡散する。若者の協力がなければパンデミックは終わらない」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242826073202712576
ニューズウィーク日本版さん「テキサスの病院で虐待が疑われる子ども急増、新型コロナと関連か 小児科病院で同日に子どもが2人、外傷で死んだ。虐待が疑われる入院も増えている。医師たちは、自宅隔離との関連を疑っている」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242921953201131520
毎日新聞ニュースさん「台湾 海外帰りの市民を「徹底隔離」 その内情は…GPSで監視、守らなければ360万円罰金も」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242952034157920257
ロイターさん「新型コロナ、夏に終息の公算小 高温多��でも活発=欧州当局」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242950790630780929
日本経済新聞 電子版さん「「通行者数や売上額をみても、3月第2週目以降は回復傾向」。新型コロナによる消費自粛ムードが緩んでいることが、飲食店の予約や商業施設の来店客数データ分析で分かりました。 #新型コロナウイルス #新型肺炎 #COVID19」 https://twitter.com/nikkei/status/1242958274145763328
ロイターさん「米NY州のクオモ知事「人命を犠牲にして経済を加速しろという米国民はいない」。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242956931632967687
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さん「米の新型コロナ対策、2兆ドルはほんの始まりか #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/WSJJapan/status/1242961986134200322
読売新聞オンラインさん「マスク購入で割り込み注意した女性に体当たり、79歳を逮捕 #社会」 https://twitter.com/Yomiuri_Online/status/1242950651769995265
日本経済新聞 電子版さん「新型コロナの緊急経済対策として、政府は世帯に現金を給付する検討に入りました。どのような人が受け取ることができるのでしょうか。 3月26日、日本経済新聞の朝刊をアレンジしてお届けします。 #朝刊1面を読もう」 https://twitter.com/nikkei/status/1242936811720249347
毎日新聞さん「ギョーザの無人配送車、病室に薬を届けるロボット…。中国でロボットや自動配送車などハイテク機器の市場投入が加速しています。」 https://twitter.com/mainichi/status/1242961964931915778
ニューズウィーク日本版さん「新型コロナウイルス感染症で「嗅覚がなくなる」という症例が多数確認される ──無臭症や味覚異常が世界各地で確認されている #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242962995602317313
ロイターさん「米経済団体、性急な活動再開に否定的姿勢 保健当局の勧告重視」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242963531571625984
松浦達也@ふと気づいた。手を洗おう。さん「牛肉業界はリーマンや震災のほか、BSEや口蹄疫といった業界構造を揺るがすような災厄にも襲われてきたわけで、"肉名人"で知られるサカエヤの新保吉伸さんがそうした苦況をどう乗り越えたか、どうしても聞きたく、話を伺ってきました。締めのコメントがなんと心強かったことか」 https://twitter.com/babakikaku_m/status/1242794892905996288
毎日新聞ニュースさん「新型コロナ影響 給食用食材卸「新和」が倒産へ 山梨県内で初」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242967671664021504
読売新聞オンラインさん「「俺、コロナなんだけど」叫びながらせき…店内混乱させ業務妨害容疑 #社会」 https://twitter.com/Yomiuri_Online/status/1242968268287225857
ニューズウィーク日本版さん「NY州、新型コロナウイルス感染3万人超に増加 入院率は低下の兆候 #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #ニューヨーク #アメリカ #外出禁止」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242969224869445632
日本経済新聞 電子版さん「日経平均、一時1万9000円割れ 下げ幅600円超す」 https://twitter.com/nikkei/status/1242969516071477248
ロイターさん「イタリア首相、新型コロナで追加経済対策を用意 「EUも対応を」」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1242968615038705664
ニューズウィーク日本版さん「欧州疾病センター「新型コロナウイルス、喫煙者に重症化リスク」 #医療 #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #重篤」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242971995295408129
毎日新聞ニュースさん「都内へ移動「慎重な判断を」 茨城知事、在宅勤務など呼びかけ 新型コロナ拡大」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242972666878820352
朝日新聞(asahi shimbun)さん「あなたの家を消毒します 新型コロナ、便乗商法に注意」 https://twitter.com/asahi/status/1242973553076498432
ニューズウィーク日本版さん「韓国政府、資本規制を一時的に緩和 ドル流動性確保へ #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #韓国経済 #文在寅 #世界経済 #ウォン」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1242984616044134400
毎日新聞さん「マクドナルドでは全米でテイクアウトのみのサービスを開始。今後、レストランでの飲食禁止が全米に広がるかもしれません。#新型コロナウイルス」 https://twitter.com/mainichi/status/1242984614248894464
毎日新聞ニュースさん「米トニー賞授賞式が延期 新型コロナ拡大」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242984396975554566
毎日新聞ニュースさん「善光寺で新型コロナ終息祈願」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1242984758704893952
朝日新聞(asahi shimbun)さん「外出禁止令、ホームレスを直撃 人通り���く「収入」減る #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243043515954655232
朝日新聞(asahi shimbun)さん「埼玉県も今週末の外出自粛呼びかけへ 新型コロナ対策 #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243046033321381888
朝日新聞(asahi shimbun)さん「「統計をみんな疑ってる」封鎖解除、武漢市民に募る不安 #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243049050770788352
鉄道事故関連ニュースさん「【首都封鎖】小池知事が首都封鎖の可能性に言及 実際の会見の様子 - まとめダネ(3/23 17:40) …を穴埋めできるくらいの金を都が出さないといけないと思います。都民生活も自粛となれば、その費用を都が出さないと多くの人…」 https://twitter.com/TrainAccident/status/1242030273870487554
松本Rei直己さん「東京は今週が山として外出自粛要請をしたらしいけど、政治家、評論家達は先月位から毎週のように今週が山だ山だと言ってるよね。 一体いつが本当の山なんだい?」 https://twitter.com/Rei_Luxury/status/1243049409752924160
ロイターさん「動画:「若い人もコロナ感染」、米加州知事が警告 半数が18─49歳」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1243049991108579328
Shotaroさん「まさに。完全に同意。これは必ず読んだ方がいいと思います。必ず。/ 新型コロナウィルスについて⑥:4月第2週の首都封鎖 - ロックダウンへのカウントダウン-|安川新一郎 #note」 https://twitter.com/ItsShotaro/status/1243004701773201408
ニューズウィーク日本版さん「中国の無症状感染者に対する扱い」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1243050242825523202
デーブ・スペクターさん「東京五輪の新しいロゴが発表:」 https://twitter.com/dave_spector/status/1243050423168032768
ニューズウィーク日本版さん「3Dプリンターとシュノーケリングマスクで人工呼吸器の試作に成功、伊ベンチャー 医療崩壊に苦しむイタリアで速攻開発、特許は公開して新型肺炎で苦しむ患者に届けたい」 http://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1243052069944053771
ロイターさん「連帯をもたらすため、#新型コロナウイルス に悩むイタリアへ送られたキューバの医師団。人呼んで「白衣の軍団」だ。」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1243052333170397184
ニューズウィーク日本版さん「NY州、新型コロナウイルス感染1万5000人・死者157人 感染率3日毎に倍増、医療が危機的状況 #パンデミック #新型肺炎 #COVID19 #感染確認 #感染症対策 #感染拡大 #ニューヨーク #アメリカ #外出禁止 #オーバーシュート #医療危機」 https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1243052814529683456
日本橋弁松総本店さん「同情を集めつつ、敵意も煽るまかない自慢のお時間です。 本日は、「めかじきのトマト煮」です。弁当用にカットして余っためかじきの端切れ部分を使用。それをトマト煮にするという通常商品では100%あり得ないメニューです。なので、みなさまが口にすることはありません。」 https://twitter.com/benmatsu1850/status/1242952365596004353
鉄道事故関連ニュースさん「新型コロナ、ドラックストア店員を困らせる高齢者「マスク在庫なしでも毎朝長蛇の列」「いつも同じ顔 - キャリコネニュース(3/26 14:22) 女性は、会計の際に指を舐める年配者に難色を示す。財布から金銭、クーポン券…」 https://twitter.com/TrainAccident/status/1243051886766252033
夏彦さん「知っているか? このたった2か所を封鎖する事で 九州全域をロックダウンすることが出来る事を」 https://twitter.com/natsuhiko_v2/status/1243054159449845761
毎日新聞さん「海外から戻った人に14日間の外出禁止を義務づける台湾。自宅隔離を守らなかった人には罰金を科していますが、きちんと隔離に従った人は、計約5万円の補償金を政府に請求できる仕組みになっています。#新型コロナウイルス」 https://twitter.com/mainichi/status/1243055078413500417
ロイターさん「イタリア南部バーリのデカロ市長は、外で遊んでいた市民に「帰れ。家のプレイステーションで遊んでいろ」」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1243055078434463745
立川談四楼さん「「現金を支給すると貯蓄してしまうから商品券」って麻生さん、あんたこの間、同じ口で「老後に備えて2000万貯めろ」って言ったばかりじゃねえかよ。自分で言ってて矛盾に気がつかねえかな。商品券で家賃や水道、ガス、電気代が払えるのかよ。いい歳してみっともねえ、冷てえ水でツラぁ洗って出直せよ。」 https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1243018065358422017
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さん「ある家族を襲ったコロナウイルスの悲劇 「私の世界は音を立てて崩れた」 親族が集う旧正月の食事で6人が感染、新型ウイルスは家族を介して広がった #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/WSJJapan/status/1243055106075082758
東京都庁広報課さん「【都民の皆様へのお願い】 新型コロナウイルス対策に関連して、食品などを過剰に購入される例が発生しているようです。 過剰な購入は、スーパーや商店などの一時的な品薄状態を招いてしまいます。 必要な量の購入にとどめるなど、都民の皆様の冷静な行動をお願いいたします」 https://twitter.com/tocho_koho/status/1243029067751809024
清水 潔さん「国民がコロナ余波に苦しみ、五輪の強行が批判される中、官邸スタッフが3連休にやっていたこと。 「自宅に官邸スタッフを集め、“遺書が公開されても大した影響はない”という世論を作り出すように、“作戦”を練り上げたそうです」」 https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1242977178423144449
清水真理 作品集発売中。さん「私みたいに牛肉でアレルギーがある人は和牛商品券を鶏肉商品券とかに替えてもらえるのだろうか。。それだったら図書券とかの方が有難いのですが。。」 https://twitter.com/shimizumari/status/1243055976904683523
毎日新聞さん「SHIBUYA109、今週末の休館を発表 平日も営業時間短縮」 https://twitter.com/mainichi/status/1243057595084091392
朝日新聞(asahi shimbun)さん「通学の電車・バスでの会話控えて 都教委が指針まとめる #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243057608430256128
河野太郎さん「3月25日、新たに新型コロナウイルスに感染した98名、死亡者2名が報告され国内感染者は1292名、国内死亡者は45名となりました。」 https://twitter.com/konotarogomame/status/1242950915801268224
鉄道事故関連ニュースさん「神奈川県でも今週末の不要不急の #外出自粛 を要請 - ANN/Yahoo!ニュース(3/26 14:55) 神奈川県の黒岩知事が新型コロナウイルスの東京での感染拡大リスクが急激に拡大しているとして、県民に週末の不要不急の…」 https://twitter.com/TrainAccident/status/1243058199080488960
朝日新聞デジタル編集部さん「ダイヤモンド・プリンセス号、消毒終え離岸 運航再開へ #新型コロナウイルス の #集団感染 が起きた クルーズ船 #ダイヤモンドプリンセス 号 。 船内の消毒を終え、横浜港の大黒ふ頭を離れました。 運航会社によると、5月16日から運航を再開する予定です。」 https://twitter.com/asahicom/status/1243057595104935936
ゆき姉🥙さん「新型コロナで日本がやってる事 ライブに行きたくて調べて理解したことを素人文系がめちゃくちゃ噛み砕いて描いてみた(1/2)」 https://twitter.com/yucky1313/status/1242641221689827328
朝日新聞(asahi shimbun)さん「「県外への旅行、自粛を」 沖縄知事、県民に呼びかけ #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243059120145494017
surfbeatさん「@mainichijpnews マスクも無え、給付も無え、検査もそれほどやって無え。 お肉券、旅行券、お金は利権にぐーるぐる。 おらこんな国いやだぁ、おらこんな国いやだぁ😭」 https://twitter.com/surf_beat/status/1243025354224046080
毎日新聞さん「政府は26日、3月の月例経済報告を発表。2013年7月以来続いてきた「回復」との表現が6年9カ月ぶりになくなり、戦後最長とみられる景気拡大がすでに終わり、景気後退局面入りしていることがほぼ確実な情勢になりました。」 https://twitter.com/mainichi/status/1243097124155187201
毎日新聞ニュースさん「男子ゴルフも国内初戦を中止 新型コロナ拡大」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243098972601737222
産経ニュースさん「TOHOシネマズ週末休館 東京と神奈川の全劇場で →東京と神奈川の全16劇場で営業を休止すると発表 →30日から4月2日までの平日も、午後8時以降の上映を取りやめる」 https://twitter.com/Sankei_news/status/1243093643604312064
サイトウさんጿኈ ቼ ዽ ጿさん「いいかげんにしろよ、牛肉で税金納めるぞ。」 https://twitter.com/ritzberry/status/1242814874742218753
【阪神】藤浪晋太郎が嗅覚異常で球界初のPCR検査へ 結果が出る前に経緯を公表した理由 : スポーツ報知 https://hochi.news/amp/articles/20200326-OHT1T50236.html
ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア / 世界各国に広がるニュースサイトさん「新型コロナウイルスの感染者、アメリカが世界最多に。 米国では感染者が急増しており、その数は約8万2000人となった。」 https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1243352070482255877
読売新聞オンラインさん「5都県知事、「都市封鎖」回避へ共同メッセージ…若年層に慎重な行動求める #社会」 https://twitter.com/Yomiuri_Online/status/1243134361853136904
毎日新聞ニュースさん「西村経済再生担当相、食料品買い占めに「冷静な対応をお願いしたい」」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243138417237438464
毎日新聞ニュースさん「岐阜・可児の合唱団で6人の感染者 県「クラスターの可能性」で調査」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243133330884718593
ロイターさん「アングル:「五輪特需」失ったホテル業界、新型コロナで存亡の危機」 https://twitter.com/ReutersJapan/status/1243138261473792002
朝日新聞(asahi shimbun)さん「新宿御苑、27日から臨時閉園 「桜は見頃だが協力」 #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243125054210105344
みかんとじろうさんちさん「コロナの影響で疲れている方も多いと思いますが良かったらこれ見て癒されてください」 https://twitter.com/jirosan77/status/1243063026900582400
INORAN_OFFICIALさん「最前線で、頑張ってくれている人達に! エールを送ろう!!!!!」 https://twitter.com/INORAN_OFFICIAL/status/1243149218232950784
楠本まきさん「UK夜8時。COVID-19と戦ってくれているNHS医療スタッフに、皆窓を開け、戸の外に出て、拍手して感謝を表した。😭」 https://twitter.com/makikusumoto/status/1243272021317947392
毎日新聞ニュースさん「「買い占め」は報道しない方がいい? 識者から「増幅効果」懸念の声も」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243272854566612992
朝日新聞(asahi shimbun)さん「3連休、日本中が緊張緩んだ?「影響はこれから表れる」 #新型肺炎 #新型コロナウイルス」 https://twitter.com/asahi/status/1243271013351092224
毎日新聞ニュースさん「ER Dr.の救急よもやま話:新型コロナ 長期化に対応する心構えを」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243275392539963393
毎日新聞ニュースさん「イマドキ若者観察:ウェブ面接「自宅の音ダダ漏れ」相次ぐ就活ハプニング」 https://twitter.com/mainichijpnews/status/1243275411498229760
TokyoNorthRecordsさん「有効な治療法も薬もない新型のウィルス。 初期対応こそが瀬戸際で大変重要な分かれ道だったのよ。 俺でさえ1月後半にはstaffに注意、マスク着用と購入を一斉連絡しましたよ。 チャーター機飛ばしてウィルス輸入して、いつまでも入国制限もせず、補償なき自粛要請って・・・。 ちょっと理解できない。」 https://twitter.com/TokyoNorth/status/1242875365791424512
NakamuraEmiさん「ブログを更新しました。」 https://twitter.com/nakamura_emi/status/1243190154358976512
楠本まきさん「UKロックダウン3日目|楠本まき #note」 https://twitter.com/makikusumoto/status/1243338426235203597
増田勇一さん「「文化は時代が好調な時にだけ許される贅沢品ではない。それを欠く生活がいかに味気ないかを、私たち今、目のあたりにしている」 本日の朝日朝刊「折々のことば」欄で紹介されてたドイツ文化メディア担当相の言葉。」 https://twitter.com/youmasuda/status/1243288574176268293
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民主党党名案。o(^-^)o
いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*) 早稲田の同級生とか、サークルの先輩がわりと民主党はいるから、私が党名案をblogやTwitterに載せたら、同じの使えないから、頭抱えると思いますよ。 今回は、党名案の相談は来ていない。来てたら話題にできないですよ。 1、立憲民主党。略称はりっけん。おそらく、立憲国民民主党のような名前にできないと思います。やるなら、国民立憲民主党か立憲国民民主党にするかわりに、略称は「りっけん」。 2、民主党に一度戻す。これも可能性として高いと思います。 3、日本未来の党等の党名ロンダに失敗したこと。また、自由党や民進党が選挙で敗退したので、民主党はいれると思います。 次に、護憲を全面に出す立憲政友会、憲政会、民政党等の戦前の政党名をパクる可能性が高いので、憲政党、憲政民主党、憲民党、民憲党、民政党、護憲民主党、護民党、共生をいれ民共党、民生党、共生民主党、あたりでしょうね。 4、環境の党や緑の党は類似政治団体があること、民主党の党名に対する支持者が一定数いることから、つなぎの党名として、環境の党にして、民主党に改名する可能性はありますが、衆議院選挙は民主党でやる。 5、私に相談がきた場合の党名案は、社会民主党か民主社会党。あるいは社会党。理由としては、無党派は民主党にはどうせいれないから、55年体制に戻せば、150議席程度は野党が獲得可能であること。自民党の完全独裁は、国民も望んでおらず、自民党の比較優位しか続かないこと、具体的には自民党単独過半数、自公連立で3分の2以上は不可能であること。 自民党系野党は、長期的には存在が難しいこと、維新も自民党の補完勢力としてカウントされた場合、自公連立の当選枠内に含まれること。 なので、私に相談が来たら、社会党に名前を戻させて、共産党と候補一本化。で、どうせ与党になれないから、消費税廃止。 厚労省解体。健康保険はジェネリック義務化。というか、医療費総枠制。医療費の総枠を決めて、それを越えたら自費診療。あと、年収別に健康保険の自己負担をあげて、月額、年額の自己負担の上限は、年収の1割。 バリウム禁止。厚労省の利権になっている医療費全廃。事業仕分けは聖徳太子ならできますよ。頭悪い、知識ない議員に事業仕分けをやらせるから失敗したんです。 しかし、私は事業仕分けはやりません。やはり吉田茂や宮沢喜一の総量規制式のほうが馬鹿でもできるから��適なんです。 全省庁の予算を一律カット。医療費も年金も一律カット。メリハリつけると文句を言う人が出てくるから。 織田信長方式なら、政敵関係の予算全廃と早稲田大学と鶯谷高校の補助金禁止。(吉田茂も最初に、外務省のリストラをやった)。私は財務省、農水省、厚労省の予算カットをやる。 信長より怖いのはプーチン方式と習近平方式しかないんですよ。 恐怖政治の本質は、恐怖じゃないですよ。愛が本質。最低限の犠牲者ですますために、恐怖政治やるんですよ。習近平が失脚して、中国が恐怖政治やめたら、内戦はじめるか、分国化する。中国は歴史的に分国化されていた時代の方が長いんですよ。 ユーゴスラビアも独裁者のチトーが死んだら、内戦と民族浄化やったでしょ?。 林雄介with,you。 from Blogger https://ift.tt/2RfYVos via IFTTT
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