#文字刺繍スカジャン
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◇BLAST-OFF(ブラスト-オフ)◇MEN’Sスカジャンが入荷しました。 定価:203,500円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/B41U31536/ 2024年SPRING&SUMMER MADE IN ITALY 素材:ポリエステル100% (部分)スリット糸 カラー:パステルブルー サイズ:M 着丈約68.5cm、肩幅 約53.5cm、袖丈 約66.5cm、胸囲 約118cm、ウエスト 約91cm (平置きの状態で測っています。) 超高密度サテンツイル生地を使用したパステルブルーのスカジャン。 ゴールドラメの糸を使い、背中に大きく「爆音」と刺繍されています。 この刺繍部分の密度と厚みはなかなかお目に掛かれない迫力です。 「爆音」の下部も同様にボリュームのある刺繍でオフィシャルロゴをあしらっています。 前身頃に対になったトラの刺繍をあしらっています。 こちらは糸が細く繊細な刺繍で、前身頃と後ろ身頃で印象ががらりと変わるスカジャンです。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】5月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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TAILOR TOYO SPECIAL EDITION
今季のカタログの表紙にもなっているTAILOR TOYO
"KOSHO & CO." SPECIAL EDITIONが納品されました。
1946年、横須賀基地に駐留していた米兵による
カスタムオーダーのスーベニアジャケットを再現!
TAILOR TOYO
KOSHO & CO. SPECIAL EDITION
Lot TT15230
"YOKOSUKA DRAGON ×JAPAN MAP"
color: D.NAVY × BLACK
¥ 92,000
¥ 101,200 tax in
眼を見開き天に昇る龍の絵柄は、他に発見されていない
スカジャンの歴史の中でも最初期に作られた、大変貴重
な作品。
表地はヴィンテージを元に再現したウールギャバジン
を使用し、何重にも刺繍を重ね細かな龍の角や髭、鱗
などの質感などを立体的に表現した非常に手間のかか
った方法で製作されています。
ジッパーは両面に引き手が��いたバタフライ式のリバー
シブルジッパー、TYEの刻印入り。
ヴィンテージの手曲げジッパーを再現しています。
織りネームはテーラー東洋の前身である"港商"のロゴ。
を配してあります。
リバーシブル面はブラックのアセテートを使用し、
ジャパンマップの上に「YOKOSUKA」、下に「JAPAN」の
文字や、横須賀は海軍の軍港であることから駆逐艦、
カモメ、富士山などが豪華に刺繍で施された、両面とも
大変珍しい図柄になります。
2022.11月19日〜12月25日まで、
横須賀美術館にて「YOKOSUKA スカジャン展」開催
されます。
東洋エンタープライズ株式会社も特別協力されてます
ので貴重なモデルが展示されていると思います。
興味のある方は是非お出かけ下さい。
(スカジャン着用の方は2割引きになるらしいです)
chapmanavenue
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2021 FIRST NEW ARRIVAL / 2021.01.01 Part 2
それでは続きです。
80’s CHAMPION×ABERCROMBIE & FITCH “WHITE” Reverse Weave Parka Made In U.S.A. [About XL]
純白のWネーム、左胸同色のワンポイント刺繍モデル。
汚れは少しある程度です。
このカラーならば非常に優秀と言える状態だと思います。
またサイズタグ欠損ですがおそらくXL。
お探しだった方には大変おすすめです。
80’s~ M.P. COMPANY Switching Sleeve Line Crewneck Sweat Shirt [5]
即時ツボってしまったスウェット。
まずスカジャンのような化繊の切替。
次に曇ったカラーリングにボテッとした襟周り。
C.P. COMPANY…… じゃない! っていう名前。
舐めてるなぁ。笑
そういう所にグッときた一品です。
90’s SUPREME Arc Logo Pullover Hoodie Made In U.S.A. [XL]
紙タグ付きのオールドSUP、アーチロゴデザイン。
サイズ、コンディションともに良いです。
なんだかんだで、やっぱり見つけたら買ってしまいます。
お探しの方は是非いかがでしょうか。
00’s SUPREME Crown Logo Black Crewneck Sweatshirt Made In Canada [XL]
クルーネックでもう一枚。
こちらはクラウン+スクリプトロゴのワンポイント。
ブラックのXL。
グッドコンディション。
個人的にはこっちのが好きかな?という感じ。
是非いかがでしょうか。
90’s POLO RALPH LAUREN “POLO STADIUM 1992 OG” Rugby Shirt Made In U.S.A. [XL]
92オリジナルで見つかりました。
コンディションは悪くないと思います。
この辺は集めようにも集まらないので特に追ってはいません。
なので当店で出ること込みでレア?
おすすめです。
90’s POLO RALPH LAUREN “P TENNIS” Open Collar S/S Shirt [L]
さらにP TENNISも。
こちらの方が見つかりにくいかもしれません。
どちらもコレクタブルな一枚です。
50’s~ TOWNCRAFT “WHITE OXFORD” Open Collar Cotton Shirt [17-1/2]
白オックスの古オープンカラー!
これにはびっくり。
この形では非常に珍しい生地使い。
良い意味で違和感が強く、逆に古さを感じません。
また汚れ一つないグッドコンディションです。
ちなみに生地はDAN RIVER社製。
非常におすすめの一枚です。
60’s TOWNE AND KING Wide Striped Mohair Knit Sweater [XL]
ビッグサイズ。
フカフカの生地コンディション。
たったのこの二条件が全く揃わない。
それがモヘアニット。
モスグリーン調のカラーリングも非常に良いと思います。
ゆったり着たい方はお見逃しなく。
00’s SOLE T-Shirt [XL]
全員SOLEの3-D MOVIE VIEWERS。
音楽、アート、ファッションの要素が全部揃ってる。
最高です。
00’s HIEROGLYPHICS “KIDS SIZE” T-Shirt Made In U.S.A. [M/OS]
キッズサイズ。
こんなのあるんだ…。
売り手を目の前にして、上がるテンションを抑え込むのが大変でした。
3~5才くらいの子へ。
90’s HIEROGLYPHICS “THIRD EYE VISION / 第3の視覚” L/S T-Shirt [XL]
こちらはパパ用。
特大アイコンにスリーブプリント、フロントにはアルバムの日本語タイトル。
スペシャルなハイエロTEEです。
90’s THE NEW YORKER MAGAZINE “GEORGE BOOTH DOG” T-Shirt Made In U.S.A. [XL]
ニューヨークの文芸雑誌、THE NEW YORKER。
左胸に��ゴ、前後にジョージ・ブースの犬。
とにかく美しいロゴです。
ボディの雰囲気も最高に良い。
そういえば去年の初売りではNEW YORK MAGAZINEを出しましたが、あれも良かった…。
服は好きだけど集める癖が無い自分は、いつもそうやって手放したものを思い出しては悲しくを繰り返しています。
これも売れたら、きっとそうなると思っています。
80’s REI Circle Logo T-Shirt [About M]
REIの貴重なオールドTEE。
最高のグラフィックが乗る品をGETできました。
特に目立つ汚れもありません。
おすすめの一枚です。
90’s~ HANES BEEFY-T “RIB-KNIT COLLAR / BLANK” T-Shirt Beige [L]
90’s~ HANES BEEFY-T “RIB-KNIT COLLAR / BLANK” T-Shirt Navy [XL]
無地TEE部門、昨年のマイベスト。
ベーシックなHANES BEEFY-Tに、襟だけふわふわのツートンリブニット切替。
これはとても珍しいですね。
古着的にもファッション的にも凄く良いなと思います。
カラー、サイズ別で二枚同時に見つかりました。
90’s CALVIN KLEIN UNDERWEAR Rib Collared L/S T-Shirt [DEAD STOCK] [M]
CK UNDERWEARライン、下げ札付きデッドストックのL/S TEE。
クルーネックにドッキングされた襟付きデザイン。
綺麗なネイビーカラーを含め、とても紳士的。
Tシャツ一つを取っても育ちの良さが滲みます。
好きなブランドのこういった品は本当に気分が上がります。
90’s CALVIN KLEIN “CALVIN KLEIN HOSIERY” T-Shirt [XL]
こちらは女性用靴下を扱うライン、 CALVIN KLEIN HOSIERY。
フロントにクリーンなロゴグラフィック。
中々珍しいと思います。
ボディは非常に柔らかいライトウェイト天竺。
繊細な着心地が癖になる一枚です。
90’s SPOOFS LTD. “MATERNITY BY CALVIN’S WIFE” T-Shirt [XL]
ETERNITY FOR … じゃない。笑
個人的に最高のパロディでした。
フォントもしっかり寄せてるし。
CKファンには (ではなくとも?) 目を引く一枚です。
80’s CALVIN KLEIN “A DIVISION OF CALVIN KLEIN INDUSTRIES” T-Shirt Made In U.S.A. [XL]
USA製の既成ボディで作成された一枚。
稀に見られる広告的な扱いのイレギュラーモデル。
これもその類の物だと思います。
インパクトのあるロゴが痛快です。
90’s REDRUM / MURDER L/S T-Shirt Made In U.S.A. [XL]
ユニークな映画ネタ。
ピンときた方はキューブリック���ァンかもしれません。
背中には反転した”MURDER”と、もう一か所にプリントが。
それを見るに、これはどうやら学校に関係する品のよう。
とても面白い一枚です。
00’s HANNIBAL T-Shirt [L]
またGETしました、HANESピグメントボディのHANNIBAL。
これで二年連続の初売りラインナップ入り。
二度ある事は三度あるという事で、どうか今年もまた見つかりますよう。
00’s BAUHAUS “NEAR THE ATMOSPHERE TOUR 2005” T-Shirt [XL]
BAUHAUSの2005年ツアーモデル。
背中にツアー地、左胸にワンポイントのサークルアイコン。
古くは無いですが、デザインが非常に良いので気に入っています。
ベリーグッドコンディションです。
90’s SPIN MAGAZINE “1992 PERRY FARRELL COVER” T-Shirt Made In U.S.A. [L]
音楽雑誌SPIN MAGAZINEの表紙プリント。
ヤングな面持ちのペリー・ファレルに超感動。
バンドTEEにちょっと捻りを加え、それとはまた違った魅力を感じさせる一枚。
嫌味の無さがとても好きです。
00’s 毒 T-Shirt [About S]
蜂の後ろに毒の文字。
何だかこれが凄く気に入ってしまい、去年一年、手放さずに持っていました。
グラフィックの通り、グサッと刺された訳です。
完全に只の私の趣味ですが…。
今しかないと思いお品出し。
80’s STUSSY White Pocket T-Shirt Made In U.S.A. [L]
ブランド初期の古いSTUSSY、クリーンなホワイトポケTEE。
ポケ���ト上にワンポイントで刺繍が入ります。
柄物のイメージが強いですが、こうなるとまた新鮮に見えます。
着たいSTUSSYでした。
90’s SHORTY’S CHAD MUSKA Backpack
特大サイズのCHAD MUSKAシグネチャーモデル。
SHORTY’Sバックパックの中でも傑作と言える名品。
一部色褪せと汚れはありますが、全体的なコンディションは悪くありません。
むしろスケートバッグとしてはかなり上出来な方だと思います。
物自体が貴重ですので是非。
90’s SCREEN STARS “PROUD TO BE XXX” Snapback Cap Made In U.S.A. [FREE]
SCREEN STARS製グッドボディ、額にxHARDCORExなスローガン。
オールブラックカラー。
全部込みで100点満点。
OLDSCHOOL HXC狂いだった頃を思い出させてくれた一品です。
90’s CHAMPION “Cham” Snapback Cap Made In U.S.A [FREE]
途中で力尽きたCHAMPIONロゴ。
その名も ”Cham” 。
完全にグッドスタイルですね。
おそらく作業中に糸が無くなった等の理由でこうなったのだと思います。
言ってしまえばB品です。
でも見つけた時の嬉しさは特S級でした。
00’s~ ACTION BRONSON×MICRO G Snapback Cap [FREE]
ラッパーのACTION BRONSONとペン型ヴェポライザーのG PEN。
両者のコラボレーションモデル。
お決まりの愛くるし過ぎる顔面刺繍にバックロゴ入り。
もう最高。
いつまでもネタキャラのままでいて欲しい人です。
90’s BEASTIE BOYS “CHECK YOUR HEAD” Snapback Cap [FREE]
CHECK YOUR HEAD 90′sオリジナル。
極上のコンディションです。
00’s~ POLO RALPH LAUREN “THE LIMITED EDITON POLO STADIUM COLLECTION” 1992 Long Bill Cap [S/M]
これで最後になります。
しんどかった…。
こちらは復刻版のポロスタジアム。
折角なのでラガーとP TENNISとあわせて出そうと。
お探しだった方は是非いかがでしょうか。
以上、今回の新着アイテムでした。
当記事内でご紹介した全アイテムは 明日1月2日(土) 12:00 にオンラインストアにアップ致します。
よろしくお願い致します。
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vol.06【2018aw】刺激的な素材。
ーー前回に引き続き、バラエティに富んだ素材シリーズなんですけど。
辻 それやったら『グリムパンツ』ちゃう。
德田 そうね。裏がカシミア混のフリースを、ポリウレタンでコーティングしたという。
ーーコーティング、ですか?
德田 特殊なフィルムを生地の上から貼ってるのよ。なんかちょっと宇宙服みたいな雰囲気というか。
ーーだいぶ攻めてますね。
德田 でしょ。かなり構築的なフォルムが出るので、そのボリュームをどう着こなすかっていうのが、このパンツの面白いところ。
ーーどんな風にコーディネートしたらいいんですか?
辻 ボクが合わすなら、上はセータ着るかな。それかシンプルにGジャンとか。敢えて古着のファティーグJKTとかを持ってきてもいいかもね。とにかくできるだけシンプルに、がいいと思います。
德田 今シーズンは市場にバルキーなニットがいろいろ出てるけど、そういうのとも相性がいいと思うよ。
ーーこの素材って風は通さないんですか?
德田 通さない。裏もフリースなので、非常に防寒に向いてる。同じ素材でベスト(グリムベスト)も作ったんだけど、昼間はまだ半袖でいけるぐらいの秋口に着ると、体がサウナ状態になるぐらい暖かい(笑)。
ーーそんなにですか(笑)。
德田 ホントに。だから冬場はバッチリいいと思います。バイク乗っても大丈夫と思う。但し、革ほどの防御力はないけど。あと、ベースの素材をコットンワッフルに替えた半袖Tシャツ型のアウター(グリムT)も作ったので、自分のライフスタイルに合ったモノをチョイスしてもらえれば。
ーー面白い素材ですね。
德田 まあ服としてはもちろんなんだけど、こういう素材の面白さを愉しんでもらうのもファッションの醍醐味だから。もうだいぶ前になるけど、私たちが最初にフリースを見たときがそうだったもん。
辻 当時はシンチラとかいうてな。「山の水でも洗えます」みたいなコピーで雑誌に載ってて、東京のパタゴニアまで新幹線乗って買いに行ったわ。
德田 いい意味で「なんじゃそら」っていうね。そういうのが刺激的やったよね。だからこの秋冬は素材の幅を広げてもらう、取っかかりにもなるんじゃないかな。
ーーなるほど。『グリムシリーズ』の素材って、初めっから服を作るためにあったんですか?
辻 いや、資材ちゃうかな。鞄とかそんなんに使う。
德田 ニードルパンチとかもそうでしょ。
辻 あれは資材やな。
ーー今シーズンの何かに使ってるんですか?
德田 『ハベトロット シリーズ』のジャケットとパンツに使ってる。
辻 ニードルパンチ自体は、そんなに新しい手法じゃないけど、ナイロンとかポリエステルの合繊とウールっていう組み合わせが面白い。
德田 なかなかできなかったもんね、その組み合わせって。
ーーニードルパンチの素材って、どうやって作ってるんですか?
辻 簡単にいうとね、まず薄い合繊の生地があるでしょ。で、裏のウールを表に引っかきだしてくっつけてる。
德田 だから、表の合繊はもともとは無地なのよ。
ーーでも、柄になってますよね?
德田 実はそれ、裏のウールの柄なのよ。ブラックウォッチのウールを裏から引き出して表に柄を浮かび上がらせてるという。
ーーもはや手品ですね(笑)。
德田 面白いでしょ。見た感じは完全にウールなのに、表は合繊だからすごく軽いしね。
ーーちなみに「ハベトロット」って、どういう意味ですか?
德田 糸を紡ぐ妖精の名前。ニードルパンチって、なんか糸を紡いでるイメージがあったから。
伊勢丹新宿店メンズ館のパラダイス。
ーー伊勢丹新宿店メンズ館でのポップアップショップ(10月17日~23日)が2週間後に迫ってきましたけど、スペシャルアイテムの生産は順調ですか?
辻 順調ですよ。見る?
ーー是非!
德田 持って来てもらうから、しばしお待ちを。
辻 あ、そうそう。去年の秋冬に百虎のジャンシャツ作ったん覚えてる? 『アルマク ジャンシャツ』やったかな。
ーーネル地のタイプですか?
辻 そうです。あれもポップアップショップに登場します。
德田 前回、すごく好評で、アッという間に店頭から姿を消してしまって、実物を見てないって人も結構いたので。
辻 ちょっとマイナーチェンジしてるけど。
ーーどの辺りをですか?
辻 サイドのシームに隠しポケットを付けました。今シーズンの『タケトラ ジャンシャツ』とかには付いてるけど、去年のにはなかったから。
德田 お待たせしました。えーっと、まずはスカジャンというか、刺繍のジャンパーから。
ーーオールブラックなんですね。
德田 そうなんですよ。なのに『パラダイスジャンパー』っていう明るい名前が付いているという。
ーーどの辺がパラダイスなんですか?
德田 インスピレーションは天地創造。「創世記」ってあるでしょ。エデンの園が舞台でアダムとエバが出てくる。
ーーはい。
德田 その物語の中でヘビは悪魔の化身でね、それまでは純真無垢だったエバを騙して善悪と知識の木の実を食べさせたのね。それがきっかけで、羞恥心とか悲しみとか苦しみとかの感情を人間が持ってしまったといわれてて。
ーー右胸の刺繍が囓った木の実なんですね。
德田 そうそう。ピンバッチで作ったこともある毒リンゴちゃんがモチーフ。
ーーでもじゃあ、ヘビは悪モンなんですよね。全然パラダイスじゃないでしょ(笑)。
德田 まだ続きがあ���のよ。左胸の刺繍、手に目玉が描かれてて、その下に三角形で文字がたくさん刺繍してあるんだけど、実はそれが「ABRACADABRA(アブラカタブラ)」っていう呪文になってて。
ーー何の呪文なんですか?
德田 唱えると災いから身を守ってくれるっていわれてる呪文。そのおかげでヘビちゃんも平和になりました、と。
辻 だからほら、よう見たらヘビにピースマークがいっぱい入ってるから(笑)。
ーーうわ、ホントですね! この1枚にめちゃくちゃ物語あるじゃないですか!
德田 あと、いままで作ってきた『チキンハート』と『OWLジャンパー』にはヘビと薔薇がいてるんだけど、そういう連動もあったりして。
ーーということは、ブルーナボインのスカジャンに登場するヘビは全部同じヘビなんですか?
辻 それは皆さんのイマジネーションにおまかせやね(笑)。
ーー裏地はどうなってるんですか?
德田 竹虎。それもまた百虎の流れから出てきてるから。
ーー連動しまくりですね。
辻 まだあるよ、スペシャルアイテム。
德田 あとは『コンバートデニム』のブラック。今シーズン、伊勢丹新宿店メンズ館さんがブラックとカーキっていうテーマカラーを打ち出されてたので、今回はブラックデニムで作ってみました。
辻 そして『THANK YOU ROBIN』からもあります。シルク素材で、ジャケットのようなシャツのようなジャケットを作りました。
ーーどれが正解ですか(笑)。
德田 カバーオールっぽいカタチなんだけど、シルク100%のネルだからインナーとしても軽い羽織り物としても遣えるからね。どっちも正解。とにかくいい素材なので、長く愛用してもらえると思うよ。
ーーなかなか盛り沢山ですね~。
辻 ただ、どのアイテムも、あんまり数は作ってないのでお早めに。今回は代引きの通販でもお求めになれますので。
ーーえ、そうなんですか!?
辻 そうなんです。イベント期間中であれば、伊勢丹新宿店メンズ館の代表番号(03-3352-1111)に問い合わせてもらったら、売り場に繋いでもらえますので。
德田 あと「レディブルーナ」の次回更新(10月7日)でも、今回のスペシャルアイテムを使ったスタイリングを披露しますので、チェックしてみてください。以上です!
伊勢丹メンズ館 ブルーナボイン POP UP SHOP
イベント別注アイテムプレビュー
https://bnbt-specialissue.tumblr.com
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スタジャン&スカジャン追加
本日も13時〜20時までの営業(電話やSNSなど連絡頂ければ12時〜営業致します)
狭い店内ですので、入店制限は6人まで
マスク着用&アルコール消毒お願いします
少しでも体調の良くない方はご来店をお控えください
本日はスタジャン&スカジャンなど
追加しておりますので、ご紹介☆
EVOKE & ROOSTER
日本製
鮮やかなブルーボディにオレンジ、白で入ったアルファベットロゴ刺繍やワッペンが格好良いスタジャン
リ��ラインやジッパー仕様なのも良い感じです
メンズXLサイズ
是非♪♪
Cal Craft
USA製
黒地に赤やグレーのリブラインが良い感じです
ワッペンなど付いてないプレーンなタイプもシブいっす
メンズMサイズ
是非♪♪
JUNGLE STORM
岐阜のアパレル会社〝ウインザー〟が展開するカジ��アルブランド
前面に鷹と虎、背面に大きく入った虎と〝Japan〟の文字刺繍が格好良いスカジャン
白×黒カラーに黄色で入ったリブラインが洒落ております
メンズMサイズくらい
是非♪♪
それでは本日も元気に営業致します
よろにくです^ ^
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HOUSTON(ヒューストン)のリバーシブルスカジャン入荷! 日本伝統色である藍色と深緑の配色。舞子&ドクロの刺繍。深緑面には「KYOTO」の文字入り。 日章旗に赤富士を合わせたブランドタグなど日本好きのための一着。 #housuton #ヒューストン #スカジャン #スーベニアジャケット #ジャケット #digrag #digrag長岡 #ディグラグ長岡 #長岡 #新潟 #古着 #買取 #ファッション #お洒落 #お洒落な人と繋がりたい #おしゃれさんと繋がりたい #お洒落さんと繋がりたい (ブランド古着 DIGRAG長岡店)
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慟哭は復讐の声 2.僕は君たちのファンさ
2017年3月に行われたサタスペのキャンペーン・青空爆発ドッグスの最終話を小説風に脚色したものです。
病院の朝はどこか静かで、掃除が行き届いているせいなのか空気が余計に澄んでいるような気さえした。パットは目を擦りながら昨晩を思い出して全員を見渡す。眠気に負けた我々を乃木先生は外に放り出さず、危篤状態のアリエルの病室に詰め込んだ。それなりに仲良くしているらしいマヤンだけは毛布が掛かっていて、恭ちゃんは備え付けの固いソファに沈んで帽子で顔を隠している。ヴィンスは扉の横で遅くまで警戒していたが結局腕を組んで胡坐で寝ていて、一松はベッドサイドにもたれ掛って細い指をアリエルの手にそっと重ねていた。こんな寝起きも今までの仕事でもよくあることだったけれど、全員が死んだみたいに不気味だと感じてしまう。嗚呼、考えてはいけない、思惑は現実を呼ぶ。パットは雑に頭を掻いて眠気を散らした。その途端に電話が鳴り、慌てて取るとたぶん近所の人の声だった。パットさん、パットさんと呼ぶ声はどこか余所余所しく、脅えている。 「あなたの家燃えてますけど」
車に置いてあった荷物を整理しながら、マヤンはいくつかの食糧やお酒を取り出した。備蓄しておいて良かったと言い、それらを均等に分配しておまけに手榴弾もつけて全員に渡してくる。パットだけはそれに目もくれず、清々しい空の向こうに星座を見ながらさめざめと泣いていた。青空爆発ドッグスはパットの「消防が遅すぎるぞー!」の叫び声で目を覚まし、彼のアジトが無くなったことを知った。そんな安いところ住んでるからですよ、と嫌味を言ったのは崔で、どうせみんな燃えるよ、と諦め気味なのは一松だ。一つだけわかったのは、この件は長引けば長引くだけ住処が爆破されると言うことだ。 「そういえばヴィンスには渡さなくちゃいけないものがあったね?」 気が付けばマヤンの姿がそこに居らず、さり気無くヴィンセントの背後に回っていたことに誰も気が付けなかった。素早く起勢を行ったかと思うと亜流の緩慢な動きで空気を扇ぎ、大きな背中に気を入れるように手を押し出す。しかし衝撃を与える前にヴィンセントが半身を振り返りそれを力強く受け止めた。 「前はちゃんと受けてくれたのに今回は受けてくれないんだね……」 「いや二回も同じことされたら流石にわかるだろ」 じゃあこいつは受け取っておくぜと武骨な手をひらひらとさせるが、他の三人からはなにも見えなかった。一体なにを受け取ったのだろう。 「そういえばヴィンス、今回は銃が欲しいって言ってたよね?」 どういう銃がお好みかな? 火力が欲しいのか、扱いやすいものが欲しいのか。マヤンはまるで商人のように例を上げていく。ヴィンセントはこの中では戦闘が得意ではあるが、今まで肉体だけに頼っていて武器の類は扱ったことがあまりない。そしてこれからもメインで使っていこうと言う訳ではない。大袈裟なものを貰っても宝の持ち腐れと言うものだろう。 「取り回しのしやすい小型の物が良いか」 「じゃあ牽制用で良いわけだ。自動拳銃で良さそうだね」 しかしそう言ったあとのマヤンの表情は曇っていった。何度か呻いた後に、まずいよヴィンスと呟く。 「ここって意外となんでも揃ってるわけじゃないんだよね」 具体的にはオススメしようとしたベレッタを取り扱っている場所が無いと言う。軍艦島に行けたなら話は別だが、今は普通に歩くことすらままならない状況だ。無理はしなくて良いと気遣ったヴィンセントとのやり取りを見ながら、崔が思い付いたようにマヤンの頭をポンポンと叩く。 「マヤンくん、君だ���たらデリバリーで買い物したついでにベレッタも手に入るんじゃないのかい?」 少年は一瞬ポカンとした。それから納得したように部屋の隅に移動して徐に札束を取り出す。それらをバラッと宙に舞わせたかと思うと、両手をパンと叩き真面目な顔で目を瞑った小気味好い音が白に溶けていく。 「時計仕掛けの、名の下に」 全員が聞き取れたのはそこまでで、あとはよくわからない架空言語を途切れなく紡いでいる。あれはマヤンがたまにやる奴なので今更突っ込んだりはしないが、舞った紙幣が金色の光を放ち彼の手に集まっていくのをいくら眺めても理解はし難いと思えた。合わせた手をそっと放していくと、光が一つの銃を象っていく。おまたせ!とニッコリ笑った手の中にはベレッタが既にあった。そう、欲しかったベレッタだ。ヴィンセントは一拍反応を遅らせてから受け取った。ついでに移動用のヴェスパの鍵も渡される。 「僕はJAIL HOUSのほうに顔出してくるよ」 もうちょっとご飯とか必要だしね、と軽快にシトロエンを出していった彼を見送ると、全員も行動しようとその場を後にした。
とにかくミナミ以外にも行けるようにしなければ、と方針が決まったのでまずは取っ掛かりを見つけるためにパットが走り出した。大阪ドーム近くのコンビニへ行くと最近起こった奇妙な出来事でもないかと雑誌類を読み漁る。何故ドームに来たのかと言うと、ヴィンセントが推してきたからだ。 「ドームは敵がいっぱい来るじゃないか」 「……それは間違ってないけど間違ってるよヴィンス」 そんな会話をしながら乃木クリニックを後にしたが、なかなかの収穫があったかと思う。『話題のイメクラ森の仲間たち』とか『野球界の新星サザンクロスペンギンズ』とか『ドブネズミのように美しく生きる』とか、なんかあいつらっぽいではないか。亜侠の情報収集とはいつだってこういう違和感から始まるのだ。 さてみんなに報告しなければと携帯を取り出したところで、丁度良く電話が鳴った。番号は非通知だ。非通知?パットは前に大人たちから注意されたことを思い出していた。要は知らない人からの電話は出るなと言った忠告である。しかし今は出たほうが良いような気がする、微妙に悪いことをしている気分になったパットはキョロキョロと周りを見てからこっそり外に出てマルチボードでコンビニの屋根の上までやってきた。それから電話を取る。 「君たちが青空爆発ドッグスだね?」 声はなにかの機械を通したようにザラザラしていて、��音の男性のようだった。 「誰だお前は、名を名乗れ!」 「嗚呼、僕の名前はメガディプテス」 復唱しようとしたのどがつっかえる、なんだその滅亡した種類の古代生物みたいな名前。そんな覚え辛い男に電話番号を渡したこともなかったはずで、さてこの電話の向こう側にいる彼の気が知れない。 「一体何者だ貴様」 「僕は君たちのファンさ」 ファン。fanatic。狂信者と言う意味である。しばしば音楽やスポーツの文化活動に勤しむ者のことで、異常なまでに魅入られた楽しそうな人たちのことと思って差し支えないだろう。一体いつから我々はディスカバリーチャンネルを放送していたのか。まさか盗撮。現実と実績から遥かかけ離れた謎の支持者は、楽しそうに息を漏らしたあとに『奴らから身を隠す情報を教えてやるよ』と言った。 「なにが目的だ?」 当然ながら信じられないパットは誰も見ていないのを良いことに顔を強張らせていた。いきなり協力者が現れるなんて普通思わない、元より悲観的な性格だったので殊更に驚く。 「さっき言った通りさ」 「なにか言ってくるんだろ? 報酬だとかそういうので脅してくるんだろ?!」 「いやそういうのは良い」 そういうのは良いから落ち着け、と言われるが少年の手は今や色を失くして真っ白になっていたし、体の震えは収まりそうもない。その癖頭は沸騰しそうなくらいに熱く、千本針で刺されているような痛みがあった。震える声が、嘘だ、嘘だと呟き続けるので、メガディプテスはこれは駄目だと思ったのか簡潔に内容を答えた。ダンボールだ、ダンボールを被ると良い。システム的には、この国は変な人で溢れかえっているので変な人になろうという話だった。 「木を隠すには森さ」 「人を隠すにはダンボールか」 「そういうことだよ」 男はまたなにか見つかったら連絡すると言って電話を切った。通話終了の効果音を数回聞いてから、パットは苦しい鼓動を抑えながら携帯をしまう。そしてコンビニへ駆け込むとトイレの鏡の前でいつも使っている紅を取り出した。何故こんなものを持っているのかと言われると、そういう風習の元育ったのでと言わざるを得ない。どうしてそんなことをするのかについては、聞く前に親元を離れたためにさっぱりわかっていないし、勝手に魔除け厄除けの類なのだと思っていた。紅が底をついたときは、きっと化粧品を買うお金はないのでそのままやらなくなるだろうと思っているが、どうしてなかなかのびが良い代物で八年くらいは普通に持っている。今更もったいぶることもない。パットは赤を指で撫でると頬に描いていたペイントの延長線を加え始めた。 トイレから出ると店の隅に雑然と積まれているダンボールを吟味し始め���。いくらまだ小さい体とは言え、人が一人入れる大きさのダンボールなどそうそう無い。あれこれと山を崩しているといよいよ店員が話しかけてきた。パットの渾身の隈取を見たその表情は引き攣っていた、そりゃそうだ。身を隠せるくらいのダンボールを、と尋ねると店員はバックヤードを探し始め、その通りに持ってくるなり逃げていった。なるほど確かに人払いの効果はあるようだ、悪いことをしたようにニヤリと笑うと、パットはいそいそとダンボールを被りいつも通りマルチボードに乗った。これで完璧だ、誰にも見つかることはない。彼はこの後、高速移動する箱型の飛行物体としてミナミを騒がせることを知らない。 その頃、先に乃木クリニックに戻ってきたのはヴィンセントだった。ミナミから出られない状況は思っていた以上に窮屈で、何処にも行けなかったのが正しい。仕方なく待合室に居座って知り合いに手当たり次第連絡しているところだった。ヨーロッパからやってきたハングリー精神を持つ輩は多く、境遇が同じと分かれば打ち解けるのも容易い。尤も蹴落とされるときは容赦も無い。今回はその時では無かったのか、二人ほどから有力な情報が貰えたのがラッキーだ。 一つ、欲の無い動物を信組とする新興宗教が多くなっていると言う話。これは動物園を支配しようとしていたキングの願望が大きくなった故の情報操作によるものではないか? そしてもう一つ、オオサカの水辺に流れ着く不法投棄で釣り人が困っていると言う話。あのロボットを作ったのだ、試作と失敗の数も多いだろう。それらはどこへ捨てたのか? どちらも調べればあの獣共に近付けそうではあった。 宗教に関しては崔が最近一悶着あったし、アウトドアは一松の日常である。二人に後は任せよう、そう思いながら一息つくために窓辺に近付いたヴィンセントは風を切って影を落とす塊を目にした。顔の半分くらいはある石だろうか、そう丁度鈍器になりそうな大きさの。そんなものが自分目掛けて飛んできている。思わずギョッとしながら、ヴィンセントは背中からバッドを抜き打線を見極めた。窓ガラスが派手に割れた次の瞬間には、かつてピンチヒッターとしてチームを勝利へ導いた一振りがその巨大な石を吹っ飛ばす。しかし強力なホームランを犯人の男は涼しい顔でその石を右手でパシッと掴んだ。長い虎の尻尾かと思ったが、辮髪のようだ。男は愉快そうに口角を上げると、スカジャンの背に鮮やかに映える虎の刺繍を見せながら茂みの中へ消えるように隠れてしまった。確か一松が言ってた奴かな。 若干苛立ちながら窓の外を睨んで��ると、今度は電話が鳴った。番号は非通知である。雑に操作をして相手を尋ねると「嗚呼、今度はヴィンスかぁ」などとフレンドリーな口調で言われた。 「お前は誰だよ。まるで知り合いのようなことを言うな」 「パットから聞いてないのかい」 「いや、聞いてるけどお前のこと知らねぇし」 「そうか、そっかぁ……」 「名前も名乗らない奴を理解しろなんて無理だろ」 「メガディプテスだっつってんだろ」 「わかりにくいんだよその名前!」 理不尽なことで怒っているというのは、言ったあとに気が付いた。電話越しにしょんぼりした空気が伝わってくる。確かに善意で情報を与えているのに怒られるのはちょっと辛いかもしれないな……全く身に覚えのない相手だけど。 「で、なんの用事だ?」 「そうそう、新しい方法を見つけたんでな」 男はパッと明るい声で話し始める。今使ってるダンボールにセクシーなお姉さんのイラストを描けと言う話だった。これで敵の目を掻い潜ることが出来ると。真面目に聞くんじゃなかったとヴィンセントは頭を痛ませる。 「目立つけどヤバすぎるって目を逸らされる奴じゃないか」 「ふふ、君は馬鹿だなぁ。これに目を向けてる間にダンボールからスッと抜ければ視線を移すことが出来るではないか」 本当にその程度でどうにかなると思っているのか、こいつは。しかし胸を張っているのが目に見えるようなので、仕方なく生返事を返していると電話を切られてしまった。そもそもこの情報を話して実行する奴がいるか?と難しい顔をしているヴィンセントの耳に、ガコンとドアになにかがぶつかる音が聞こえた。またなにか敵がきたのかもしれない、しかし昨晩のリーダーの件もある。いや、そうでなくてもリーダーを島で一回殺しかけている身、次やったら信用問題に関わってくるだろう。ヴィンセントは考えてからそっと隙間から覗いた。大きな段ボールがあった。爆発もなにもしないようだとわかるとようやく扉を開けてその箱と向き合う。少しだけ空いた穴は視界確保の為だろうか、よく見知った大きく赤い目と視線が合った。 「ヴィンス?」 「リーダーか」 変にギクシャクしなくて良かったと思ったのも束の間、パットが段ボールから出てきた瞬間にその体は驚愕で固まった。顔面一杯に赤い線を広げた化粧が奇妙な他無かったからだ。 「顔どうした?」 「え、隈取だよ隈取。さっき電話で言っただろ」 「いや、俺の所にも電話来たけどさ、あいつ別に言ってなかったぞ?」 「念には念を、だ。ところでなにか手掛かりは見つかったか?」 「……嗚呼、そう、新しい策を教えてもらったんだが」
アダムスキー救世教大神殿は、その名前の割りには信仰心の薄そうな人々で溢れかえっている。あらゆるおまじないを心掛けている自分のほうがよっぽど神様を信じているような気もしたし、こんな奴らも救ってしまう神様など信じないほうが良い気もしていると、崔はドリンクバーをお代わりしながらエントランスを盗み見てからパソコンルームに戻った。席に���いているうちにホットコーヒーは冷めてしまっていて、質の悪さがまざまざとわかる。アダムスキーと言えばデジタル手法がお得意と言うのもあって、そちらの設備が充実しているのが有名だ。ずらっと並べられたコンピューターは宇宙人との通信手段の足掛けとして用意されたものを表向きは善意で市民に無料貸し出ししている。その実インターネットは独自のサーバーにだけ繋がっていて、信者があれこれとでっち上げつつ宇宙人を讃えただけのページに飛ばされるのだが教養に明るくない人間にはそれがわからないのである。そして宇宙人はなんでも解決してくれると思い込んだ彼らが入信するループだ。 しかしそのインターネットも抜け穴を使えばワールドワイドウェブへ飛ぶことも出来るし、おまけに動物占いが大人気と来た。どんな宗教でも動物はとかく密接に関わっているものであるし、神話なんか昔からアニマルパラダイスだ。つまりそこから新興宗教も着想を得ることが出来るのではないかと崔は思ったのである。今までお金をバラまいてきたけれどチームメンバーからは散々な言われようだったので、お大臣は封印だ。久し振りに集中してディスプレイを見続けている。わかったのは、自分たちがあまりにも唐突にテレビに出てきたので掲示板でアラサガシが行われていることと、秋頃にお世話になった紅葉狩りツアーが再開したことと、動物図鑑がamazonからオススメされることくらいか。よくわからないな、と思いつつドッグスの面々に連絡を取っていく。 最後に会話をしたのは一松だった。 「動物図鑑ってなにそれ。もうあいつら動物じゃないから意味無いじゃん」 「だって『もしかして:ムツゴロウ』とか出てくるんですよ。私たち完全に動物に詳しい人だと思われてますよ」 「その人一番遠い人だよね、保護もしてないし好きでもない」 「まぁこういうことなんですよ。一番有力そうなのは掲示板ですかねぇ」 「ちょっと見てみたけど、悪口流してるのが二、三人で固定されてるね。半年前の孤島の出来事も妙に詳しい、これがあいつらの手下だと特定出来れば情報は掴めるかも」 「なるほどなるほど、わかりましたよ……あれ?」 不意に画面にノイズが走ったのを崔は見逃さなかった。カーソルに砂時計が現れたと思ったらそのまま止まってしまい、うんともすんとも言わない。文字がブレていき、点滅にも似た状態になって数秒経つと恐らくパソコン関係者が一番見たくない青色が現れる。 「なに?」 「いや、ブルースクリーンになってしまいまして」 「えぇ……再起動してみたら?」 一松にそう言われて電源を落としてみるも、改めて点けた画面は相変わらずで崔は首を傾げながら本体をバンバンと叩き始めた。 「叩かないで恭ちゃん」 「テレビとかこうしたら直るじゃないですか」 直んないよ、と呟こうとした一松の耳に、なにやら不穏なざわめきが聞こえた。第三者の声がした。大丈夫かと聞こうとしたところで食い気味に大丈夫だよと崔が叫んだが、きっと自分に言ったのではないと唐突に切られた電話の通話終了音で察する。嗚呼、信者にバレたんだな……。
◇
JAIL HOUSへ行ったマヤンが食料を取りに来てほしいと連絡をしてきたので、一松は一通りうろついた後にそちらへ立ち寄った。ロボットの一件で場が混乱していたと聞いたが、一日経ってしまえば相変わらず亜侠が屯していて大量の酒臭さと品の無い会話が充満している。ここはこうでなくっちゃ、と思った一松の前にバーカウンターでつまらなそうに頬杖をしているマヤンが現れた。どうにもこの喧騒が苦手なのだと最初に集まったときに言っていたはずだ。詳しいことは聞かなくて良いと思ったので、どうこうしてやろうと言う気は無いがさっさと用を済ませてしまおう。 「マヤンちゃん、隣良い?」 「どうぞ」 「ついでに金くれ」 「……そう言われると思ってジャリ銭作っておきましたよ」 小さな拳が差し出されるので下に手のひらで器を作って待っていると、チャリチャリと金属の擦れる音が聞こえた。普段の生活ではほとんど聞いたことの無い音である、マヤンや崔にとってはゴミ同然らしいが少なくとも一松にとってはとても有用性の有る金額なのだ。ちなみに財布と言うものはドッグスの活動をするようになってから手に入れた。カエルの顔をしたポーチにそれをしまい込んでいるとさっき仕入れたバランス栄養食を並べてどれがいい? と尋ねてくる。メープルが好きだ。 「リーダーからダンボールの話聞きました?」 「なに言ってるんだろうねあの子」 「一応用意しましたけど僕たち凄く頭悪そう」 一応用意した辺りがマヤンの優しさと言ったところだろうか、一松は面倒臭いと思って探しもしなかった。 「嗚呼、恭ちゃんの話もしとくね」 「えっなに?」 「アダムスキーのところでパソコン壊したって。バレたら一日修理することになると思うんだよね、どうにか出来ないかな?」 「はい?」 まさに寝耳に水と言った表情でマヤンは目を丸くしている。わかる。こっちも吃驚した。少年は頭を抱えて変な声で呻いたあとに、ちょっとリーダーと相談する、と引き攣った顔で言った。手伝えることがあったら言ってね、と声を掛けて、一松はノートパソコンを起動する。 結論から言うと大した情報は得られなかった。場所を特定出来れば活動場所がわかるかと思ったが、掲示板を盛り上げている十数人を手当たり次第調べ上げる時間は恐らくない。だったら頭を叩いたほうが早そうだと思ったし、そうするべきだと。しかしまぁ、この年になっても知らない自分に会えるのだなと一松は重い胸の内を撫でるように息を吐きながらいくつかの文章を見つめた。酷い言われようだ。益体の無い屠殺だとか動物虐待だとか、あることないことをよく言えるものだ。並べられた誹謗中傷を、せめてリーダーやマヤンが知らないようにと願った。いや、本当は大したことなんかじゃない、皆はもっとタフだしこの程度なんともないだろう。別にいいんだ。皆のことが心配で勝手に苦しくなってるだけだから。こんなことは知られたくはないな。 ノートパソコンを雑に閉じて、珍しく深い溜め息が小さい口から吐き出された。その顔にいつもの飄々とした微笑みは無い。眉間に皴の寄った切れ長の目が人一人を恨みで殺せそうな程度に暗い色をしている。少しの間ぼぅっとしていたが、やがて隣から上回る負のオーラを感じ取って一松はビクッとしながらそちらを見た。マヤンはこのひと時で目の下にくまを作っていて目は煤けた金色で要するに死んでいる。肌と髪の艶も無くなって口元に力は入っていなかった。典型的な疲れた人がそこにいた。 「ご苦労様マヤンちゃん」 頷きのようなうたた寝のような首の動きをしてマヤンは椅子に腰掛けると懐から濃いオレンジ色の酒瓶を取り出した。ラベルはカルヴァドスの一種だったと思うが、正規品かどうかまではわからない。彼は直接瓶に口をつけると急な角度でそれを煽る。あんなに綺麗な体でいたいと言っていたのに、と思うのは野暮だろう。 「良い飲みっぷりだね」 「飲まなきゃやってられないって奴だよ」 「そう、お疲れ様」 まさか一枚だけ魔の鋭角に折れていたなんて、マヤンがブツブツ言い始めるともう一松にはよくわからない話だった。金を時に変換し比喩的同義物による時間逆行を感知した猟犬に見つかってSANチェックとかさっぱりだ。この子リーダーと別のベクトルでおかしいんだよなぁ。 「これあげるね」 ようやく一松がそこにいたことに気が付いたようにこちらに顔を向けると、手元に数枚の札を紐で丸めたものが転がってきた。何故これをと疑問をぶつける前にマヤンは席を立っていて、もう入り口に向かっているところだった。その手には貴重品を入れるしっかりした小型のケースと白い粉が握られている。これからキメにいく人みたいだ。後でハルシオン錠を粉末にしたものだと教えてもらった。 「じゃ、リーダーのとこ行ってくる」 「いってらっしゃい」 彼がそっと消えてしばらくしてから車のエンジン音が聞こえた。危ない運転だけはしないで欲しいな、と思いながら一松はもう一度ノートパソコンを開いた。他の掲示板、出来れば地域を限ったところに書き込みがないだろうか。完全に絞り込めなくても検討がつけられればなんとかなるかもしれない。あとは位置情報を照合してみよう。結構な時間と精神力を掛けて、敵はミナミの北部で活動していると見て良さそうだった。それからいくつか見つかった画像の中で建物の中からチームを盗撮したものがあり、目につく全ての店から住所を割り出して、薬局がテナントに入ったビルであるらしいことがわかる。ここに入ってきた人物を確定出来ないだろうか。とりあえず出来ることはここまで、一松は携帯を取り出してヴィンセントに一連を引き継いだ。
マヤンと話した作戦は、なにも出来なくなるくらいなら無理やり眠らせて休ませようと言うことだった。OSの不調がこのオオサカでどれだけの災難かご存じだろうか、この町のパソコン���希に壊れやすく、文字通り寝る間を惜しんで直さなければならないのである。そして寝ないで過ごした亜侠と言うのは、それはもう使い物にならない。だからこその注射器とハルシオンだった。 乃木クリニックの玄関を蹴破ったまでは良かったがその後の動作が全くなかったマヤンを心配しながらヴィンセントとダンボールが出迎えてくれる。少年の柔らかい頬はげっそりとしているようで、一切の覇気は感じられない。もはや掛ける言葉も見当たらず、ヴィンセントは黙って車の荷物を運ぼうと外へ出た。 「どうしたマヤン、顔色が悪いぞ」 ダンボールから這い出ながら顔を芸術にしたパットが話しかける。一瞬の間を置いてから力無く手招きをした後、彼は上着から品の良い箱と白い粉を見せてきた。こそこそと悪巧みのように顔を俯け合い、やつれた声が使い方を説明していく。箱の中身は時計だった、ケースが二段に分かれていて下に細く小さい針のようなものが入っていて、マヤンはそれが弾だと言った。針を巻くためのつまみを押すと、この針が標的目掛けて飛び出すらしい。文字盤のカバーガラスを開けると照準器にもなる。 「えっなにこれ! 凄いスパイっぽいよ!」 対してパットのテンションは爆上がりだった。そりゃどこぞの高校生探偵っぽい装備の、しかもマジもんを使えるとなると心が弾まないわけがない。それだけで彼が良い仕事をしたと褒めてやりたくもなる。一体どこで見つけたのこんなもの、と勢いで尋ねたかったが、ただマヤンが取り繕えないほどに顔色が悪かったのでグッと飲み込んだ。それが通じてしまったのかマヤンは自嘲気味に笑う。 「正直これ買うときはノリノリだったんだけど途中で疲れちゃってさ……」 「そっかそっか……」 小さな肩をポンポンと叩くといよいよマヤンが泣きそうだったので、どうか休んでほしいと思った。ちょうど良いタイミングでヴィンセントも食事を持って戻ってきて、それらを必要な分だけ分けていく。昼食もまだだったらしく、棒状の栄養調整食品を貪るマヤンは「とりあえず後は任せたから」と良いながらベッドのある部屋を勝手に借りに消えていった。 「ついていくか?」 「ついてきてくれんの?」 「恭一囲まれてんだろ、全員と戦闘になったらどうすんだ」 「そうならないように頑張るけど、心強いよヴィンス」 「じゃあさっさと行こうぜ」 「うん、行こう」
折角良い情報が手に入ったところなのにこんなトラブルに見舞われるとは。白い服に頭の円盤をくるくる光らせた信者に囲まれながら、崔は何度も壊れてないことを強調して説明した。モニターはとっくに電源を落としたが、どうしたどうしたと詰め寄ってくるものだからバレるのも時間の問題かもしれない。崔は人だかりの中心でいよいよ言い訳も思いつかなくなっていた。 「いやこれは違うんだよ、直る直るちょっと待って……!」 弁償だ何百万円だと怒鳴ってくる老若男女の声に普段の落ち着きも失くしてしまい、心情を表すように帽子がずり落ちてきた。こんなに囲まれては逃げることも難しい、そうでなくても狡いことは出来ない性質だと自負している。だから机の裏、自分の後ろにダンボールが迫ってきていることには気が付かなかった。 「悪いが恭ちゃん、眠って貰おう」 ヴィンセントが崔の位置を確認して伝えてくるなり、パットはダンボールを被り突撃してしまった。どうにも猪突猛進の衒いがあるようだ。しかし素早さとは最強のステータスである、先手を取るための手段に仁義などは無い。少年は誰かに見つかる前に、誰よりも早く狙いを定めて腕時計型麻酔銃を撃った。流石に初めて使う銃なので大分緊張はするし、一松が教えてくれた薬の回りやすい部位は分かり辛いにも程があるが、なんとか当たったようだ。僅か小さい針はキラリと光りながら、勢いを落とすことも無く崔のうなじに刺さった。途端に彼の体がグラつき、足を滑らせて後ろに倒れ込む。拍子にキーボードに後頭部がバァンとぶち当たり、いくつかのアルファベットが宙を舞う。白い幽霊みたいな恰好の人々がアストラル体が飛んで行っただの意識体だけが逃げただのと騒ぎ出し、追い掛けろと言い合いながらバタバタと去っていった。ミッションコンプリート。 「大変だな」 鮮やかに事を終えたリーダーのことを眺めていたヴィンセントはボソッと呟いた。頑丈な体は人波に薙ぎ倒されることはなかったが、まぁ倒れるような事態にならなくて良かったと思うべきか。そのままずるずると眠った崔を運ぼうとするので、流石に手を貸さなければと駆け寄る。脱力した崔に肩を貸すような体勢で移動すると、施設の影に停めてあった彼のスバル360R2の座席に横に放り込んだ。いびきはかいていないが眉間にしわが寄っていた。 ぐったり二人目のパットを車で待っているように言ってから、ヴィンセントは一松に教えてもらったビルを探し始める。住所がわかっているので割とすぐに見つけられたものの、怪しい人物に関しては五万といるからと訝し気にされてしまった。有力そうな心当たりは、カワイイ女の子のキャラクターの着ぐるみが近くでチラシを配っていて、休憩すると言ってビルの二階を使っていたことくらいだ。それがあの女の子かどうかは判別が付かなかった。こういうのは女のほうが得意だろう。一松を女扱いしていいのかという問題は、置いておいて。
空には早く動く雲が浮かんでいて、見ているとちょっとだけ楽しい。崔の慎ましい寝息を聞きながら、パットは助手席で豆の缶詰をウォッカでつまんでいた。ヴィンセントがいなくなったあと、重たくなった肩を回しながらストレスの負荷を認識してしまってややしばらくはなにもしたくない気分だ。だと言っても他人にとっては知る由もないことで、遠慮無く鳴り響き始めたカンフー映画のテーマソングが携帯の呼び出し音であることをようやく思い出すと忌々し気に耳に押し付けた。 「誰だお前は!」 「やっほー!」 切った。またチャララとイントロが始まる。 「誰だお前は!」 「やっほー!」 やはり切った。 しかし二度あることは三度あるとも言い、こんなタイミングで前に言われたマヤンの「女性からの電話を切るのはとても失礼なことだと僕は思うな」との苦言を思い出して渋々、嫌々、やむを得ず、仕方なしに電話に出るともう一度砂糖が溶けたような可愛いソプラノで挨拶される。 「誰だお前は」 「リボンちゃんだよぉ」 「お掛けになった電話は」 「明日の朝デートしよ?」 パットは一瞬時を忘れ、眉間に手を当てながらゆっくり息を吐き出した。そして確認するように彼女の台詞を単語ずつ呟くと、啖呵を切るように言い放つ。 「この危機的状況でデ���トに誘うってどれだけ非常識か解ってない?」 「だってパットが一日会うなって言うから電話したのにそういう対応って無くなぁい?」 「なら仲間の危機をなんとかしてもらおうか?!」 「えーだって私には関係無いしぃ」 あいつらのやってることなんて知らないもんっ。拗ねるような口振りに、彼女が電話の向こうで柔らかい頬を膨らませているのが目に浮かぶようだった。それを考えると愛しさのあまり抱きしめて何度でも謝りたいし、機嫌取りとばかりにぷぅとした艶やかな唇にキスを、って俺はなにを考えているんだ。ふぁっく。余った百倍の憎しみが左手の中指をキッと立たせる。しかし、こう何度もちょっかいを掛けられるのも今後困るだろう、一度相手の要求を呑み込んでやって満足させるべきかもしれない。パットは狂犬のような唸り声が聞こえないように悩みながら、金は出せないから奢ってくれとだけ頼んでデートの誘いを了承した。嬉しそうな息遣いがそっと耳に届いた。 「パットは話わかるぅ」 嗚呼、それはもう花が咲くように美しく笑っていることだろう。想像するだけで胸が高鳴るが、苦しさのほうが勝って上手く声が出てこない。油の切れた機械のように、パットはぎこちなく抑揚のない声をしていた。 「どこにいけばいい?」 「なに言ってんのよ、デートって言ったら男の子が決めるもんでしょ」 「わかったよ……」 こんなにときめいていても女って面倒くさいな、と言うのも本音だ。ようやく出てきた安堵は溜め息になって台詞に混じり、大変に嫌そうになった。そんな態度も、素直じゃないんだからと彼女は笑う。さて、場所はどこがいいだろう。言い掛かりでも追われている身、出来るなら刺客の目を欺けて、他の不特定多数もこちらを気にしない場所が良い。木を隠すなら森と言ったか。 「悪いが大阪ドームに来てくれ」 「うんわかった、明日の十時ね」 楽しみにしてる、とリボンちゃんは慎まし気に言った。それから軽いリップ音がした気がするのだが、パットはもう意識を手放していた。眩暈と頭痛で耐え切れなかったのか少女のキスにハートを射貫かれたのかは、もう定かではない。日が傾き始めた頃に戻ってきたヴィンセントが発見した彼の姿は白く、魂が近くを浮遊していたと言う。
俺たちはこういう奴らだよ。そう嘲笑ったのは他でもないリーダーだったと、一松は記憶している。青空爆発ドッグスはいつだってかっ��よく決まらない。最後に依頼を成功させてはいるが、その過程は失敗ばかりだ。そんなものと言ってしまえば仕方が無いのかもしれないが、しかし今回はそれで良しとしてはいけないのだ。キャラクター物の情報を漁った挙句に辿り着いた「着ぐるみの中でセックスしたいあなたへ」とか言う広告がでかでかと表示された画面を見ながら、一松はモコモコした赤髪を両手でぐしゃぐしゃと乱した。テーブルには数十分前に食べたお菓子の箱がまだ転がっている。マヤンちゃんのあの哀愁漂う背中を思い出したら、悪い予感がしても頑張らないわけにはいかなかった。 バーテンダーがもの言いたげにこちらを見てくるので、小銭を投げつけながらジントニックを頼んだ。そうだ、整理し直そう。まだ辿ってない情報がある、水辺の不法投棄だ。流れてくるならそれまでに目撃証言があるはずだろう。オオサカの地図を見ながら水路を確かめつつ、発端を探していくとどうやら道頓堀近くに大量に廃棄されているものの内比較的重たいものが沈んでいるようだ。そしてこれらのパーツはロボットを作る過程のものだともっぱらの噂で、ある程度完成された精密機械を分解したところ動物の生態を真似た機構を使っているとのこと。そういえば動物に纏わる機械を作る会社が前に有名にならなかったっけ、と言う書き込みを見た瞬間、一松の携帯が鳴った。 「もしもし?」 「メガディプテスですどうも」 もはや恒例になった、ノイズ混じりの男の声だ。 「あー、あのうちのチームに変なことを吹聴して回ってる」 「変なこととは失礼だな全く」 「それで何の用かな?」 「吾研究所で開発されたキエテナクナールを使えば自分の姿を消して移動できるようになるんだよ」 そりゃまぁ唐突だな。ハハハ凄いだろーと見えもしないのに威張っている彼に、だったら最初からそれをくれれば良かったじゃないかと言う文句は飲み込んだ。 「凄いけど、それは貰えるのかな?」 自慢で終わりか? と尋ねた一松の元に、バタタタタタと小さな駆動音が近付いてくる。横を見ると丁度小さいヘリコプターみたいなものが空を飛んでいた。確かドローンと言う奴だ、それが小包を抱えてゆらゆらしていた。ドローンは大きく斜めに傾くと、その反動で箱を落として用は済んだとばかりに去って行く。味気無い包装は突然動き出すことも無かったので一松は手に取って蓋を開けた。 中身は更に小さくて、ペンギンを象った丸いピンバッジのようだった。くちばしの部分が出っ張っていてボタンになっている。一松がパーカーにバッジを取り付け躊躇い無くボタンを押すと平坦な胸の辺りから色が消えていき、周りが透けて見えた。 「周囲の反射率を即座に計算してマイクロ単位の物質を放射し君をガード、その反射率を再現して一分くらい風景と同化出来るのさ」 「結構とんでもないもの作るね」 「まぁ、これに見合う活躍を期待しているよ」
◇
いくつもの街頭とすれ違いながらスバル360R2は夜の道路を走り、僅かな振動を横たわる体に伝えていた。着メロはどうにもしっくり来ないので貰ってからずっと強めのバイブを設定していた携帯が、今震える。未だ朦朧とした意識のまま、崔は届いたメールを開くと説明も無しに画像ファイルが添付されていた。寝こけながら画像を確認するとどうやら知り合いのようだった。いや、知り合いと言えるものだろうか、確かに妙に世話を焼くようになったけれど。コンクリートが打ちっ放しの暗い室内に、簡易な木製の椅子、そこに座らされキツく縄で縛られたカスミの姿があった。眠い目を擦りながら更によく見ると、なんとも大仰にプラスチック爆弾やドラム缶が積まれている。またこの人は厄介事に巻き込まれたようだ、しかし今回は私の責任なのか? 崔はもう一度メッセージが無いことを確かめると、誰かから掛かってきた電話に対応した。 「もしもし?」 「へけっ!」 もう可愛らしい声を捨てたのによくもまぁ猿芝居をするものだ。崔は理解出来ないとでも言いたげに眉を顰める。 「なにか誤解があるようですねぇ。その人は私とはなんの関係もありませんよ」 「おや、それはどうかな?」 「えぇ、かたや亜侠の私と前回のクライアントで大手に努める人ですから。なんの接点もありません」 接点が無いというのも素っ気ないだろうが、深い間柄だと思われても困る。少なくとも今は他人であったほうが良い。しかし、公太郎は高笑いに臥すと、それならそれで構わないと言った。そう言えばネズミ総選挙では敵だったのか、個人的な恨みもあるわけだ。 「これ虎っ子には反対されてるけどね」 「嫌なネズミですねぇ」 愚痴を言うように呟く。 「これでもファンは多かったんだけどね」 「皮を被っていたからバレなかった、一部の人間が騙されただけでしょ?」 「タレント稼業なんてそんなもんさ」 「じゃあ引退ってことで納得して欲しかったんですけど」 「そうさな、もう人間だから引退はしてるさ」 ただやり残したことはある。その声にはなにか強い意志を感じたが、崔にはまるで興味の無い話だった。どうせこちらにはろくでもない話に違いない。他人事のように、まぁ上手く行くと良いですね、と思ってもない言葉を投げ掛ける。公太郎のほうはなにが楽しいんだが声を抑え切れないようで、この爆弾は一日で爆発してしまうよと宣言してきた。明日の夜にカスミが死ぬかもしれないと言うことだ。 「目の前でなにか起きるようでしたらこちらもそれなりのことはさせて頂きますよ」 「嗚呼、是非足掻いてくれよ」 「では近い内にお会いしましょう」 「その時を楽しみにしてるよ、へけっ!」 もはやただ不快な掛け声だけを残し、その通話は途切れてしまった。掛け直そうとも思わないし、今は眠気のほうが勝って面倒臭い。くあっと欠伸を一つ吐き出してから、運転席と助手席に誰かが座っていることに気が付く。嗚呼そりゃ、自分は寝ていたのだからチームの誰かに運ばれているわけだ……。なけなしの気力を振り絞って前を覗き込んでわかったのは、ハンドルを握っているのはヴィンスで、助手席には泣き声が聞こえるダンボールが鎮座していることである。 「ヴィンス、これなんですか」 「リーダーだよリーダー。運転中だからなんかあんならそっちに話してくれ」 それも道理かと納得しながら、リーダーと呼ばれた物体をトントンと叩くとダンボールが持ち上がって顔が見えた。なんというか酷い顔だった、化粧が落ちてドロドロになっている。憐憫極まりなく、崔がコートのポケットからハンカチを出しパットの顔から紅を拭き取ってあげると白くなった肌が現れた。血の気が無いと言う意味で。 「大変面倒をお掛けしたようですね」 「いやいいんだ、恭ちゃんのせいじゃない。ゾンビとデートしなきゃならなくてね」 「嗚呼そう言う……ええと、申し訳ないけど知り合いがこの件に巻き込まれてしまいまして」 画面を見せながら、携帯をパットに手渡す。もう少し面倒掛けることになりますよリーダー、崔はそれが限界だったのか返答も聞かないまま座席に寝転がった。閉じた瞼に、一瞬だけ画像のカスミを思い出す。可哀想に。自分を疫病神と言ったのは果たして誰だったか、昔から言われていたのか、それともドッグスに入ってからそんな不運に付き纏われているのか。周りを巻き込んで大抵のことが上手く行かない亜侠なんか珍しくない。 「私は疫病神でねぇ、私と関わってしまったらあなたにも悪いことが起きると思いますよ」 ならば敢えて逆手に取ろう。こちらも不幸に見舞われているが、あちらも最終的には大損だ。崔は届くわけもない皮肉めいた忠告を呟くと、一足早く夢を見始めた。
マヤンからのお願いの電話で自分を取り戻したパットは、やることが残ってるヴィンセントと別れて乃木クリニックへ戻っていた。会計曰く、今日は疲れたから買い物が出来ないとのこと。朝にアジトが無くなったところなのでそれだけは確保しなければならない。力の抜けた成人男性を半身に背負いながら病院を訪ねれば、相変わらず知性に溢れた顔立ちの先生が怪訝そうにこちらを睨んでくる。パットは可愛い顔立ちではないから愛欲の目で見られることはないが、決して優しくもされない。土下座も辞さない勢いで必死に頼み込み、財布の中身をチラつかせてようやくしょうがねぇなと温情を貰うのだった。 通されたのは地下の倉庫だった。ある程度整理はされているものの、掃除は行き届いておらずこの季節には肌寒い部屋だ。薬品棚がひしめき合っていて通路に寝られるかも怪しい。ここなら空いてるから使っていいよと言い、先生はぶつくさ文句を垂れながら去って行った。せめて毛布くらい貸して貰えば良かったかもしれないと思いながらぴくりとも起きない崔をロッカーに押し込み、マヤンへの連絡用に写真を撮ってから自分はダンボールを被って眠る。どこにも怪しいところは無い完璧な擬態である。スニーキングスキルの高さ、是非褒められたいところだ。尤もドッグスのメンバーは一様に冷めているので褒めてくれないのが目に浮かぶ。 一方その頃、マヤンは送られてきた写真と「この中に恭ちゃんが隠れている」に対して、溜め息を吐いた。手の込んだクリアリング��は感心するが、崔を隠した場所はどう考えても死体のそれである。ロッカーでしょ、わかるよ、リーダーの考えてることなんて僕にはわかる。敵から姿を隠すためとは言え、年上に対してこの扱いよ。場所はこの際どこだって構わないけれど。そう腹を括りながら辿り着いた新たなアジトで、疲労のあまり勢い良く酒瓶を煽ると僅か数滴しか舌に落ちず、いつの間にこんなに飲んでたのだろうと若干後悔しながら携帯から巨大掲示板へアクセスする。なんてことはない、近隣で怪しいことをしている輩を適当に告発しているスレッドだが、白衣の男が炎天堂に入っていったのを見かけたと言う書き込みを見つけるとカスミの一件を教えてくれたヴィンセントに折り返し連絡をした。今日はもうこれで休ませてほしい。マヤンは力尽きたように床に寝そべると、そのまま意識を手放した。
「カスミさんが攫われた?」 電話越しで一松が半ば呆れたように聞き返してくる。 「向こうからの嫌がらせだ、可哀想だしなんとかしようぜ」 「いきなり言われても」 「それに死んじまったら恭一、引き摺ると思うんだよ」 ヴィンセントはなんとなくそんな予感をしていた。それなりに彼と仕事をしてきたつもりである、崔と言うのは構いたがりな癖に理由を付けて相手との距離を無意識に置いて、もう随分会わなくなる相手でも心配していると話題に上げる男だ。誰かがいなくなるのが寂しいのに自分からは手を伸ばせないらしい。相手の手も取れないらしい。どこか悟ったような顔をして、黙ってしまう男なのだと考えている。本当のところははぐらかされてなあなあになってい��からわからないけれど、とにかくカスミが死ぬのは駄目なのだ。 「……その相棒の勘に免じて協力するけど、手掛かりはあるの?」 「ある。軍艦島の労総本部ビルで爆弾を大量に購入していった白衣の男がいるとさ……あ、やっべコンビナートに見つかった、後は頼むな」 ヴェスパのエンジンをふかしたあとに大急ぎで切られた通話に耳を痛くしながら、一松はそりゃ無茶だろと思いつつパソコンから顧客名簿をハッキング出来ないかと打ち込んだが、接続直後に不審な添付ファイル付きメールが大量に送られてきてすぐさま引き返した。検索サイトのトップに『阪神まさかの敗北』の文字がでかでかと掲げられている。これはしばらく道頓堀に近付けないな。 パソコンを閉じるとわざとらしい咳払いが一つ、胡乱気なバーテンダーが昼と同じように注文を待っている。結構な時間座って酒を頼み続けていたし、これ以上は二日酔いが心配だ。弱いほうではないが、不調を持ち越したくはない。帰って寝なければ、と思ったところでそもそも帰る場所が無いことを思い出した。 「マスター、ご相談が」 一松は財布の蓋を開けると、そのまま下に向けてバラバラと小銭を落とした。バーテンダーどころか、周囲の客も驚いたようにこちらを見つめる。交渉に置いてインパクトと言うのは大事だ、路上生活者の手持ちなんてたかが知れているから普通に渡したところでどうせ相手にしてもらえないだろう。 「休める場所を探してるんだ。どの部屋でも良いから、これで買わせてくれ」 バーテンダーはお金を丁寧に懐に仕舞い込み、一松をカウンターの奥の部屋へ、そこから地下へ続く梯子を降り、カビだかホコリだかで汚れ切った場所へ案内した。樽が所狭しと並ぶ古い酒蔵だ。部屋の隅に蜘蛛の巣があるのが懸念されるが、屋根があるのは素晴らしい。あでもそこらへんの酒は飲むなよ、いつのだかわかんねぇから、バーテンダーは軽い口調でそういうと店のほうに戻っていった。 この部屋には蝋燭すら無いようだ。一松はいつもの癖でパーカーのポケットを漁ってから、ジッポーは失くしてしまったことを思い出して仕方無く壁にもたれ掛かった。部屋が暗いならさっさと寝てしまおう、明日だって朝から動かないといけないのだから。
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スキマスイッチ TOUR 2017 “re:Action” at Billboard Live 対バン:BENNY SINGS Billboard Live 大阪 1st&2nd 2017年6月8日
1st Stageとと2nd Stageと両方まとめて感想書きます。
1stは前から四列目大橋くんのど真ん前に陣取りました。大橋くんしか見えない。2ndはカジュアルシート。正面の席で、ステージ全体見えるし、時々大橋くんと目があったような気もするし、音も良かったし、いい席でした。
いつものre:Actionツアーのオープニング映像が流れ、その同じスクリーンに目と口のいっぱいついたスーツにカンカン帽、中にドットシャツのしんたくんと、右胸に鷲(?)の顔の刺繍入ってて、左胸に福って書いてある半袖の白っぽいスカジャンみたいの着ている大橋くんと真ん中にベニーが映る。ベニー、ボリューミューだなぁ。二人が縮んで見える。
真ん中にキャンバス。英語を交えながらベニーに字を書いてくれとお願いする大橋くん。一回目はそこで書いてたけど、二回目は透けてたから元から書いてあるのが解った。各アーティスト一枚なの?東京でもかくのかな?それにしてもあのキャンパスって透けるほど薄いのね(笑)reが赤で、Actionが緑だったかな。キャンバスいっぱいに元気そうな文字が書いてあった。ちょっと斜め。
送り出されて、ステージに出てくるベニーとバンド。
Gt.石成正人、Key 宗本康平、Bass 紺野光広、Chorus JUNE FREMIE、Choros ERICK FUKUSAKI
エリックは、谷村有美さんの「信じる者は救われる」って曲をカバーしてCD出してまして。両A面だったのかな、一緒にKANちゃんの「すべての悲しみにさよならするために」が入ってまして。なんとなく買って、たまに聞いてました。ライブで見られて嬉しかったのです。日系ペルー人だそうで。
ベニーはすごい彫り深いし、まつげバシバシだし、髭面なのに金髪だからそんなもしゃもしゃしてる感じしないし、黄色人種と違うなあなんて思ってみてしまった。 髪の毛もくりくりしててかわいい、右手の薬指に指輪してた。
石成さんのギターソロも結構あって、スキマ以外で石成さんのギター聞いたの初めてで、感動しておりました。ただ、コーラスのお姉さんがかぶってて、ソロ以外はあんまり見えなかったんだけど…。ソロの時はおねーさんが移動してくれたのでよく見えました♡
後、コーラス、石成さん、ベニー、キーボードと舞台向かって左に寄ってて、紺野さんだけ右端にいてちょっと寂しそうでした。アニキのドラムとしんたくんのピアノが間に置いてあったから。
とはいえ、紺野さんは終始笑顔を浮かべててとっても楽しそうだった。紺野さんいいいわぁ(*´ω`*)そんで時々にこって笑う石成さん!!!スキマの時はそんな長い間石成さん見てられないから。ありがとう、ベニー!(笑)
ベニー・シングス
ベニーちゃんの1曲めと5曲目わかりません(^_^;)
1.
2.straight lines
3.each other
4.The Beach House
5.
ラストの曲、ベニーちゃんとJUNEがダブルボーカルで歌うのでかっこいいんだけど、つい、丸見えの石成さん観察しててすいませんでした(*´ω`*)
ベニーが去り、スクリーンが降りてくる。あ、さっき巻き上がったのか。特設サイトで見られるベニーとのレコーディングの映像が流れる。幼稚園カバンにしか見えないラコステのカバンを斜めがけしている大橋君。
きちんとre:Actionツアーなんだなぁ。
スキマスイッチ
Dr.村石雅行、Gt.石成正人、Key 宗本康平、Bass 婚野光広、Choros ERICK FUKUSAKI
KANちゃんのときと同じ服の二人。オープニングの衣装と1stも2ndも違ったから、やっぱあの動画は生ではないのかなぁ。初日名古屋トライセラの時は生です、舞台袖ですってやたら言ってたけど、かんしゃんときは言わなかったもん。かんしゃんは早送りだったし(笑)
スキマにコーラス居るのも珍しい。
1.雫
座ってギターを構える大橋君。
1stステージでアニキの第一音でひっくり返りそうになりました。圧あるぅ。2ndステージでしんたくんが狭いところのセッションは盛り上がりますね、だって、ドラムがダイレクトなんですよって嬉しそうに言ってた。そう、しんたくんはアニキの真ん前にいた。
雫と分かって更にうわあってなる。目の前で大橋くんが雫歌ってる。
大橋くんは多少ぽやってる表情。1stは緊張してたよね。何回かあきーむさんや他のスタッフにもうちょっと音上げてとか指示出してたし。実際それでがんって音が変わるのを体感しました。狭い箱ならでは?それですごい聞きやすくなったから、あれだけの大橋くんの指示で理解して実行するスタッフ素敵。2ndも一回だけ音上げてって指示出してた。
2ndで大橋くん、何故か歌の途中で、背中にモニタがついてるのかなんなのか、いじってて、背中かいてるみたいになってました。終わった後も背中気にしてたから、位置が悪かったんでしょうか?赤いケーブルついてた。
2回めの雫のほうが大橋くん、声出てて、複雑な旋律歌ってた。スロースターターだなぁ、やっぱり。二回目は曲が進むに連れて鬼気迫ってくるというかなんというか。
そして、石成さんのマンドリン。一回目はステージに近かったから、凄いマンドリンを感じて幸せでした。二回目は音に埋もれてあんなには聞こえなかったな。
2.藍
石成さんのギターソロで、きたっ、藍きたっ!ってなる。もうなんかねぇ、ほんとねぇ、良かったって記憶しかないですよっ。説明できないっ。やっぱり二回目のほうが断然良い。
1stの会話かな。
(。・ˇ_ˇ・。) 「いつものスキマスイッチとは違う雰囲気でやっておりますが。お酒とか飲んでね」
しんた「いぇーとかふぅとか言っちゃう気持わかるな、呑めないけど」
2ndの会話。2ndの開始は21:30でした。
(。・ˇ_ˇ・。) 「みんな飲んでますか?」
( ˙灬˙ )「もう6時からだと3時間ぐらい経ってるからね。だいぶ出来上がってますよね」
(。・ˇ_ˇ・。) 「ライブ前に食事したりお酒飲んだりしてきてる人がいるだろうしね」
飲めないのに酒飲みの様子のわかるしんたくん(笑)
re;Actionは色んなアーティストに自分たちの曲をリアレンジしてもらったんだと。スケジュール合わせるのがとても大変で、アルバム作るのに二年もかかってしまったと。しかも、ライブまでできるなんて思ってなかった、特にベニーなんかオランダだしとしみじみと語る大橋君、頷くしんたくん。
1stはMCがもう少し長かったです。2ndのときには長過ぎっって言われたのかしら(笑)
(。・ˇ_ˇ・。) 「ここ喋ってて良いのかな?」
( ˙灬˙ )「全然いいみたいですよ」
(。・ˇ_ˇ・。) 「ほっといたら1時間でも喋ってますからね」
1stではベニーとレコーディングした時の話を。ベニーのスタジオは運河の橋のたもとにあるんだって。
( ˙灬˙ )「アムステルダムの駅から直ぐ近くなんだよね」
(。・ˇ_ˇ・。) 「そうそう、目の前だったよね」
そんなのばらして良いのかと思ったけど、レコーディングの時の映像見ても隠してる風には見えないですね(笑)
橋を馬車が渡ったりするとカポカポ音がするので���録音をやめる。自分たちも時間きっちりやる方じゃないけど、ゆっくりな時間が流れていたと。
5時過ぎるとベニーは冷蔵庫にビールが入ってるから飲んでって言うんだって。
(。・ˇ_ˇ・。) 「僕ら意外に、仕事中は飲まないんですよ」
ああ、意外ではないかな。
(。・ˇ_ˇ・。) 「ベニーにすすめられても、あ、はぁって言ってて。しばらくしたら、だからビールあるよ!ってもう一回勧めてきたんだけど、流石にねぇ。三回目にはベニー自分でビール取りに行って飲んでました」
(。・ˇ_ˇ・。) 「音楽を楽しんでやってるなぁって思いました」
オランダは一日目は歌入れで、二日目はミックスっていってたかな。で、その時に運河の遊覧船に乗ったんだそうです。
( ˙灬˙ )「普通にベニーのスタジオの横通ったよね。あ!ベニーのスタジオだ!つって」
何故かそこでテンションめっちゃ高かったしんたくん。
(。・ˇ_ˇ・。) 「いつまでも喋ってられるけど、曲行きますか(笑)」
1stでは立てと指示。
(。・ˇ_ˇ・。) 「盛り上がる曲やります、2巡目移行は立っていただければ、撮影もしていますので、スキマスイッチ盛り上がってるなあって伝わると思います。あ、立たなくてもいいですけどね~。くれぐれもグラスに気をつけて」
前の方のお客さんを指差しつつ。
「きれいなお洋服が汚れちゃいますから」
きれいなお洋服!!その単語がしばらく耳にこびりついてました(笑)
2nd
(。・ˇ_ˇ・。) 「いつもと勝手が違いますけど、ふーとかYeahとか言っても良いんですよ」
客席からふー!Yeah!!って声が上がる。すっと場の空気が変わった気がした。
(。・ˇ_ˇ・。) 「スキマスイッチらしい曲やります」
トラハイ前にで立っても良いんですよって言ってたけど、1stほど立ってる人はいなかったなー。盛り上がったのは確実に2ndなんだけど。
3.Ah Yeah!!
1stは拳振り上げたりしていいのか、よくわからないまま。ハンカチ持ってたので控えめに投げてみてました。誰の胸にも一つで客席を指差す大橋くん。わーい、指さされた(*´ω`*)大橋くんと同じフリをついしてしまうのだけれど、いつも皆してなくてちょっと恥ずかしい。
2ndは後ろの方だったので、志田ちゃんとゆず太郎振ったりしてたんだけど、最終的に私はタオル代わりにゆず太郎投げてました。すいません、悪ふざけw
バンド紹介してたのはこの曲だったかしら?大橋くんが「エリック!」って紹介してて、フルネームじゃないんだーと思ったんだけど、一番最後にコーラスのお姉さん紹介するときも「JUNE」って名前だけだった。日本人はフルネームで紹介してたのに。なんとなく面白いなぁと思ったり。
4.トラベラーズハイ
まさかのトラハイでした。あういぇもだけど、やるとは思ってなかった。二回目のほうが大橋くんニコニコしてた。
コールアンドレスポンスあり。2ndでレスポンスの時に客席がライトアップされているのに気付いた。一回目は近すぎて気づいてなかっただけかな。1stはとにかくライトが目に焼き付いて、たまに眼の前なのに見えないって事がありました(笑)
2ndでカラフルな屋根が並んでるのときで目の前に来てくれたけど、屋根は並べてなかったな。
なんとなく志田ちゃんと太郎を振る私達。しんたくんがなんかこっちを見た気がした。そして、その後下むいてちょっとくって笑った気がした。え、まさか、ゆず太郎気づかれた?ゆず太郎、色んなアーティストに配ってて、大橋くんと斎藤さんがゆずと一緒にMステに出た時に、斎藤さんは受け取ってるのは確実なんですよ。ということは大橋くんもおそらく持ってる。ごめんなさい、悪ふざけしてwww
ソロの記憶はほぼ2ndのものと思われます。1stは近すぎて大橋くんが楽しそうでそれしか覚えてません(笑)
エリックと大橋くんフェイク合戦。エリックはボイパで対抗。かっけー!高いファルセットのフェイクで返す大橋君。二人とも素敵♡
石成さんのソロ。ちっさい背もたれのある丸椅子に座ってみている大橋君。背もたれに向かって座ってた。背もたれに手をかけてもたれるように。子供か!その大橋くんが見ている先、ほぼ舞台みたいな席におけいちゃんとあきちゃんがいた。めっちゃ羨ましい!!!あれめっちゃ笑顔やったやんな、絶対!!あそこにいたかった!
宗本さんのソロも椅子に座ったまま。しんたー!って叫びながら、しんたくんのピアノに向かったものの、しんたくんのソロの間は宗本さんとアニキの楽器の間に挟まって壁にもたれる感じですんっとしてた大橋君。1stの時は��んたくんのピアノ覗き込むようにしていたような。
2ndの方がしんたくんの指がよく見えて素敵だった。速い、力強い♡
アニキのソロでまた椅子に座る大橋君。今度はきちんと座る。お客さんにほぼ背を向けて。完全にアニキにしか当たらない光。王者ですな。
紺野さんのソロがなかった気がするんですけど、あれ?(^_^;)
大橋くん、ここで自分も椅子に座って、お客さんも座らせる。
(。・ˇ_ˇ・。) 「近いね、お客さん。でも、いつものライブと違うね。みんなノリながらもグラス気にしてる」
振り返って下を気にする振りをする大橋くん。
( ˙灬˙ )「中には中腰になったりしてね」
かがみ込んでグラス見るふりで手拍子するしんたくん。
(。・ˇ_ˇ・。) 「近すぎてねぇ、前に出ると、最前の人、顔見てくれないんですよね。僕のお腹ぐらいに目線がなるから」
(。・ˇ_ˇ・。) 「さすがにこうはならないよねー」
と、ワンちゃんがチンチンするみたいなポースになる大橋君。
( ˙灬˙ )「眼合わせるの怖いのかな。めっちゃ見るよー」
って手を振りながら客席を見渡すしんたくん。圧が凄いwwお帽子で顔が影になってるんですって(笑)
スキマスイッチではビルボードでやるのは初めてで。いつかアーバンなアレンジとか作ってスキマスイッチワンマンやりたいですねって言ってた。客席からふーーー!
(。・ˇ_ˇ・。) 「いや!決まってないですよ!決まってないですから!」
1stではファンキーな曲持ってきたりしてねって言ってた。そっちもお願い!チケット取るの大変そうだけど(^_^;)
1stでは最後の曲ですって言って客席からめっちゃえーーーって言われて、照れたような焦ったような顔で「またすぐ会えますって!」って言ってた大橋くん。かわええ。
(。・ˇ_ˇ・。) 「ありがとう、また遊びに来てください」って言ってたのは���こだったかしら。
5.奏
re:Actionアレンジ。一回目、大橋くんまだ声温まってないかなぁって思ってたんだけど、二回目ほんととんでもなかった。1stがリハになったんだろうけど、音もめっちゃ良かったし。なんかこれ、今まで聞いた中で最高の奏じゃない!?泣くことさえできずに、胸がいっぱいになる。できればここで号泣してしまいたい…..。途中で立ち上がって歌い始める大橋くん。ああ、もう身振りもなにもかも忘れたくない。覚えていたい。
って思ってたら、大サビあたりでアニキがライトアップされて、何故かそこでアニキのTシャツの胸についていたピンクの豚だかパンダだかなんだかわからない生き物に気づいてしまったのです。1stからいたのに、私。でも1stではアニキ見るより大橋君見てたから(^_^;)ものすごい感動してるのに、アニキ、そのシャツなにwwwwwって気持ちが混在してて。凄い不思議なテンションの私。
終わってから泣いてる志田ちゃんにそのこと言ったら私も思いました!って!!!二人で笑ってるんだか泣いてるんだからわからない状態であの生き物なにーーー!!!ってぎゃあぎゃあ言ってました。ここでやっと泣けた私。家だったら声あげて泣いてたよ!!周辺の人達うるさくてすいませんでした。
いや、本当、素晴らしい奏でした。アニキの記憶も込みで。
1stで舞台を去る時、しんたくんが色んな人にお先にどうぞってやってて、スキマに慣れてないエリックさんがものすごい遠慮してて可愛かったです。いつものように最後に去っていくしんたくんの大きな背中。
そういや、大橋くんの背中でキラキラ光ってる文字をなんとか読み取ろうと試みたけど、VIVA☆SUVAだったかなぁ?なんて書いてあるのか最後までわかりませんでした(笑)胸にも文字書いてあるけど、それもわかんなかった。四列目の限界(笑)
—アンコール–
セッション
まずはスキマとスキマバンドが入ってきた。あれ、1stでは着替えてなかったのに、2ndはツアーTシャツに着替えてた。バンドメンバーは黄色いの。しんたくんも中が白だったから対バンTシャツかな。大橋くんの背中にベニー・シングスってカタカナ。あの字、大橋くんの字よねぇ?ベニーに書いてもらう時間なかった??w
後からJUNEとベニーが呼び込まれる。彼らは着替えてなかったな、そういや。
re:Actionではスキマがお返しにお相手のアーティストの曲を演奏していますって説明。アレンジし直しなおしてばっかりじゃないのねー。KANちゃんの時は多分原曲どおりだったもんね。トライセラはリアレンジしてたけど。
make a rainbow
大橋くんは椅子に座ってた。これ、前回のベニーのライブでも一緒に歌ってたよねぇ。懐かしい(*´ω`*)
ベニーが曲名を説明して、まずはsing aloneって言ってアコギ弾き語りで歌い出す。sing all togetherっていってたっけ、そう声をかけるとコーラス二人と大橋くんも歌いだして、四声になる。女の人がいるとコーラスに厚みが出るねぇ(*´ω`*)ああ、耳が幸せ。人の声って本当に凄い。
JUNEと大橋くんが二人でハモるところがあるんだけど、ここで1stの時は何回かJUNEと目を合わしていた大橋くん。しかし、合わせていない時はほぼ逆に顔向けてて…凄い恥ずかしそうだったなぁ。なんと、2ndではいっさい目を合わせず。JUNEさんは大橋くんの方見てたのにww
1stでベニーがベニーに背中向けてた大橋くんの肩をつんつんってした。ちょっとびっくりした顔で振り向いた大橋くんに何かを指差すベニーちゃん。ああって顔になってピックを渡す大橋君。二人ともかわいかった♡
晴ときどき曇
この曲に対する私の思いはほんと変な感じで。原曲聞くと、なんか怖い。なに、なんなの!って凄い思うんですよ。なんでか上手く説明できないんですけど。MVのせいもあるかな。
でも、ライブで聞くと毎回、素晴らしいって思う。そんなシチュエーションで歌われることが多い気がする。ホスキモのあのキャンプファイアのときみたいにして歌ってたのも良かったなぁ。
そして、そして、あの前回ベニーのライブで初公開した時、高音が苦しそうだったけど、どうなるん?この曲どうなるん?って思ってたら、1stは結構ファルセット多用してた。あらぁ、逃げたのねーって思ったりしてごめんなさい。
そんなこと思って迎えた2nd。いや、圧巻でした。最後の方の高音は流石にファルセット混ざってたけど、ほぼ地声。凄い練習したんだろうなぁ。進化した大橋卓弥。脱帽です。
ベニーがギターを高いところをウィンドチャイムみたいにって言うかな、ティリティリ弾くのも印象的でした。
最後のハッ ハッ ハッってコーラスも素敵で。そして、ベニーのお家芸なのか割りと唐突に曲がピタッと終わる。ああ、終わっちゃった!
(。・ˇ_ˇ・。) 「ベニー・シングス!JUNE!」
ベニー「SUKIMASWITCH!」
1stでは大橋くんとベニーだけ肩組んでで礼してた。2ndではバンドも皆で肩くんで礼。
あきーむさん、舞台の向かって左端にずっと座ってて、シールドは繋がってないんだろうけど、ギターチューニングしたり、曲に合わせてストロークしてたりめっちゃ気になりました。1stでは何かの曲終わりで大橋くんがあきーむさんにニコニコしながらなにか説明してました。1stはイヤモニを触ることも多かった気がするし。やっぱ1stはちょっとリハっぽかった(^_^;)
いやぁ、2ステージとも行けてよかったぁ。本当にありがとうございました!!!
次は7月5日の民生との対バンです。ぼっち参戦なのでメンタルがとっても心配です!死んでると思います。民生のre:Action返しが息子だったら最高なんだけど、イージュー★ライダーかなぁ????
–セットリスト–
1.
2.straight lines
3.each other
4.The Beach House
5.
6.雫
7.藍
8.Ah yeah!!
9.トラベラーズ・ハイ
10.奏
–アンコール–
make a rainbow
晴ときどき曇
0 notes
Text
プレフォールからより抜き ファー襟の紺ブレや、ドッグ刺繍のスカジャン
季節はこれから夏に向かう時期ですが、現実よりも3カ月ほど先を行っていて、プレフォールのコレクションがショップに並び始めるタイミングになりつつあります。そこで今回は数あるプレフォール新作の中でも、東京・南青山のコンセプトショップ「GALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール)」が特にお薦めのアイテムをご紹介しましょう。
この秋冬には世界的にファーがキー素材になります。中でもファーを襟や袖にあしらう「ポイント使い」が装いのアクセントに。「MUVEIL(ミュベール)」は、プレフォールからファーのポイント使いを打ち出していきます。
中山路子デザイナーが一番のお薦めに挙げるアイテムは、ファー襟を備えた2種類のアウター。紺ブレザーとダブルブレストコートです。今回のコレクションを象徴する紺ブレザーは、レオパード柄のファー襟がグラマラスな表情。さらに、リボンでこしらえたボタンがレディー感を漂わせています。
秋口は袖をまくり上げて、軽快に着こなせます。スーパーロング袖のブラウスと合わせて、袖先をあふれさせるレイヤードも楽しめそう。袖裏に程よい主張を宿すアレンジを加えました。裏地は赤地のストライプ柄。襟裏のカラークロスも赤を選んで、飾りステッチを効かせています。
背中のデザインは2パターンから選べます。紺ブレもコートも背中の左右に弓矢を構えたエンジェルのワッペン刺繍を施しました。背骨の真ん中あたりには真っ赤なハートモチーフ。筆記体のブランドロゴも大きめに赤く刺繍されています。もう1パターンは刺繍飾りのない無地タイプ。コートはファーのボリュームをさらにアップ。背中側からファー襟がしっかり見えて、ゴージャスな後ろ姿に仕上がっています。
のどかな着映えに導くウエアとして注目を集めているのは、ローブやガウンといった、ゆったり羽織るタイプのアウターです。「ミュベール」がプレフォールで用意したのは、刺繍入りのガウンコート。色はホワイトとネイビーから選べます。どちらの色にもすっきりしたストライプ柄を配してあるので、着丈の長さも手伝って、着姿が縦に長く映ります。
ガウンコートの左胸にあしらったフロントワッペンには、「MUVEIL」のロゴ、「M」「V」「L」のイニシャルを組み合わせたマークを刺繍しました。背中の真ん中には名門一族の紋章を思わせる、王冠や馬、楯などを組み合わせたオリジナルモチーフを刺繍しています。
厚手の羽織り物は重たく見えがちですが、こちらのガウンコートは上質なイタリア製の綿レーヨンで仕立ててあるので、さらりとした着心地。だから、夏のうちから着られそう。袖まくりもできます。前をしっかり重ねないで、ゆるく打ち合わせると、内側に着込んだウエアがのぞいて、軽やかな印象に。生地の適度な光沢感がリッチなムードを引き出しているから、ルーズにまとってもたるんで見えません。
今シーズンはベルトを垂らして縦落ち感や自然体ムードを漂わせるスタイリングが支持される気配が見えています。ガウンコートとセットになっているベルトもきつく結ばず、長く遊ばせて、伸びやかな雰囲気を醸し出せます。真正面で結び目をこしらえないで、左右のどちらかにずらすだけでも、表情が変わります。
シーズンに関係なく重宝するTシャツですが、いかにもイージーな見え具合は避けたいもの。こちらのTシャツは、先ほどご紹介したガウンコートの背中と同じような、王冠や馬などを組み合わせた紋章風モチーフが身頃の正面に特大サイズで刺繍されています。ありきたりのプリント柄ではなく、しっかりとした起伏が感じられる刺繍なので、Tシャツだけで着てもさびしく見えません。ワッペンでもなく、服地の上からダイレクトに刺繍しているから、しわになったり、ごわついたりもせず、快適に着られます。
ネック周りに切り替えが施してあり、丁寧な仕上がり具合を感じさせます。裏毛仕様で肌当たりもソフト。色はグレーとネイビーを用意しました。
最後は「ミュベール」ならではのウィットフルなスカジャンをご紹介します。スカジャンと言えば、見どころは派手めの刺繍。こちらは背中に犬2頭がちんまりと並んだ姿をビッグモチーフのワッペン刺繍であしらいました。しかも、普通の刺繍にとどまらず、フェイクファーを使って、犬の耳や足を立体的に見せています。フワフワしたフェイクファーが愛くるしさを目に飛び込ませます。
バックスタイルには「Oinusama」「BOW WOW」という文字が添えられています。ただのペットではなく、過剰に甘やかされている「お犬様(Oinusama)」なのです。しかも「ワンワン(BOW WOW)」とやかましい。表情もかわいらしいのだけれど、どこか素直じゃない雰囲気を帯びています。
正面側には左右の胸元に異なる花モチーフを刺繍しました。真っ赤な花には黄色い蜂が寄り添っています。昆虫柄は「ミュベール」の定番的モチーフです。襟と袖先のリブ編み部分にはラインを走らせ、スポーティー感を引き立てています。ラインを構成するレッドとグリーンは葉っぱとも響き合って見えます。
スカジャンの地色はボルドーとネイビーの2色があります。犬のモチーフは茶色と白の2種類。地色と柄の組み合わせはボルドー×ブラウンドッグ、ボルドー×ホワイトドッグ、ネイビー×ブラウンドッグの計3パターンから選べます。スカジャン生地は柔らかいうえに、光沢のある綿レーヨンツイルを使用しています。
プレフォールコレクションのよさは、実は初夏や春先にも着られて、ほとんど通年で出番があるところ。気候や気分に合わせて、自在の着こなしに生かせます。「ミュベール」らしいしゃれっ気やこだわりも注ぎ込まれているので、5月26日からの立ち上がりを見逃さないように、ショップを訪ねてみてください。(ファッションジャーナリスト 宮田理江)
ファー付き紺ブレザー(エンジェル刺繍入り) ¥78,000(+TAX)
ファー付き紺ブレザー(エンジェル刺繍無し) ¥54,000(+TAX)
ファー付きWコート(エンジェル刺繍入り) ¥89,000(+TAX)
ファー付きWコート(エンジェル刺繍無し) ¥68,000(+TAX)
刺繍入りガウンコート white / navy ¥89,000(+TAX)
馬刺繍 裏毛Tシャツgray / navy ¥76,000(+TAX)
犬刺繍スカジャン bordeaux×brown dog / bordeaux×white dog /navy×brown dog¥76,000(+TAX)
GALLERY MUVEIL
東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1F
TEL: 03-6427-2162
OPEN: 11:30~20:00
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今、一番欲しいもの。
定休日明けの本日も沢山のご来店
誠にありがとうございました。
引き続きスカジャン縛りで
今日はコーディネートのご紹介。
アウターのインパクトがどーしても
強いので極力「シンプル」に。
いつものような柄on柄ではないものの
それぐらいスカジャンに惹かれてほしい。
この思い一心にスタイリング。
まずモデルさんへの似合わせが
最も重要なんでそこは再前提に。
イイ雰囲気です。
決して「スカ顔」ではない彼も
服をジャンクな雰囲気で一体感を
表すことによってまとまりました。
改めてミツありがとう。
では追って見ていきましょう。
40′s souvenir jkt
タイトルにも記載しましたが、
「今、一番欲しいもの」
雑誌 Meetsさんのタイトルのような雰囲気ですが
この一文に一言だけ付け加えるとするなら
「今、私が一番欲しいもの」
そう。まさかの私情を挟むということ。
何故、欲しいのか?
順にポイントをおさえていきましょう。
真緑ではなく美しくフェードされた
日焼け具合を一言で表現するなら「エグい」
つまり筆者は
「こんな色味、現行の復刻物では表現できませんよ」
と言いたいのである。
この写真で注目していただきたいのは
“ポケ付き”ではなく”丈感”つまり「サイズ感」
180cm近くある男性が着用してこれ。
この時代に作られたスカジャンは基本小さい。
色々な時代背景が窺えるのだが
デカいサイズはそう見つからないのが現状。
ご覧ください。
キルティング面、つまりB面でこのツラ。
背中一面に施された見事な横振り刺繍。
見事。
非常に豪華な図案で、尚且つ珍図案である。
要所要所で日焼けで色味が違う。
これもヴィンテージならではの雰囲気で
もはやアートな逸品に仕上がっている。
こちらが本来のA面。
だが、こちらの方が綺麗なコンディションだ。
つまり前オーナー(所有者)がB面をメインに
着用していたことがわかる。
細かく言えば前なのか、はたまた
その前の前なのかはわからない。
イイ感じに育ててくれたものだ。
胸に��迫力のある「鷲」
そして黄色で施されたパイピングにセンスを感じる。
読み取りにくいですがYKKのバタフライ式。
もちろんスムーズに完動。
やはりコチラ側もスゴかった。。。
縫い子さんのスキルが素晴しい。。。
迫力のある「虎」が背中一面に。
決して安いものではないですが
「一点物の一生物」
だと考えれば迷ってられません。
是非、直接あなたの目で判断してほしい。
私の私物になる前に。。。
スカジャンに熱を注ぎ過ぎたので
ここからはサーーーっといきまっせ。
ジャンクな雰囲気で合わせた
ボロボロのサーマル。
和物っちゅーことで
「福」ネックレス
翡翠のような石がベースで使用されていて
高級感と漢字のギャップがツボ。
Levi’s 511 skinny
通常のスキニーと違い
99%コットン 1%スパンデックス
このスパンデックスがストレッチ機能を果たし
ストレスなく、非常に履き心地が良い。
以上。
最後はこの��写真でお別れ。
つっつん a.k.a . 先っちょ
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THE PARK・ING GINZAにてDENIM BY VANQUISH & FRAGMENT SOUVENIR JACKET 2NDが1/7発売! (パーキング銀座 デニム バイ バンキッシュ フラグメント)
THE PARK・ING GINZAにてDENIM BY VANQUISH & FRAGMENT SOUVENIR JACKET 2NDが1/7発売! (パーキング銀座 デニム バイ バンキッシュ フラグメント)
THE PARK・ING GINZAにてDENIM BY VANQUISH & FRAGMENT SOUVENIR JACKET 2NDが1/7発売! (パーキング銀座 デニム バイ バンキッシュ フラグメント) ブラック側の背面にはスカジャン特有の虎の刺繍、オリーブ側の正面胸元にはDENIM BYの文字が刺繍が施されている! 楽天市場検索結果
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ライトアウター追加、連休2日目
感じの良いライトアウター
追加しておりますので、ご紹介☆
ICEBERG
おそらくイタリアのブランドではなさそうですが、分かりません。。(苦笑)
シブい茶×黒カラーのチェック柄がクールな一着
男臭いディテールのスイングトップ
メンズM〜Lサイズくらい
是非♪♪
BISON
国内品
黒×金カラーがクールなスカジャン
背面に入った文字刺繍もイカしてます
刺繍や袖などダメージありますが、それも味になっているかと
メンズMサイズ
是非♪♪
HONDA
日本製
鮮やかで光沢のある赤が印象的なナイロンジャケット
左胸に付いたロゴワッペンがキャッチーです
フードは襟に収納されたタイプ
メンズMサイズ
是非♪♪
毎年春のお彼岸時期にご来店頂いてる大阪からのお客様
お仲間と建築設計事務所をされるそうで、名刺をお預かり
今年もありがとうございました
また来年お待ちしております☆
それでは本日も元気に営業致します
連休2日目
よろにくです^ ^
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vol.05【2017aw】京都と東京でPOP UP。
ーー気がつけば、もう来週から伊勢丹でPOP UP SHOPイベントじゃないですか!
徳田 そやねん。13日の水曜から18日の月曜まで。
辻 今回は東京の伊勢丹新宿店でも同時開催やからね。
徳田 そうそう。京都だけと思ってる人が結構いるみたいなので。東京でもやるよ~。
辻 東京(伊勢丹新宿店本館6階 催事場)と京都(ジェイアール京都伊勢丹6階 特設会場)で同時開催! そこんとこビシッと書いといて!
ーーわかりました。で、皆さんが気になってるのはイベントの限定アイテムだと思うんですけど、今回もあるんですよね?
辻 ご用意させていただいてます。やっぱりせっかく来てくれはる人には、楽しんで帰って欲しいからね。
ーーどんなアイテムがあるんですか?
辻 まず、東京をイメージしたカラーリングで『OWLジャンパー』を作った。
徳田 前回のイベント限定は、京都をイメージしたカラーリングやったからね。
ーー東京のイメージって、どんな色なんですか?
辻 日出ずる国の色やん(笑)。イマジネーションしといて。
ーーわかりました(笑)。
徳田 あ、そうそう。その"日出ずる国の色"の『OWLジャンパー』は、伊勢丹新宿店だけの限定アイテムなので。
ーーということは、京都での販売はないんですね?
辻 そうです。東京スペシャルということで。
徳田 でも、それだけだと面白くないから、『OWLジャンパー』の物語から派生した新作アイテムをイベント限定で作ったよ。『ファイヤードレイクジャンパー』っていう。
ーーそれは東京と京都のどちらにも並ぶんですか?
徳田 並ぶよ。あと「ロフトマンB.D.」さんと「ロフトマン梅田」さんにも。
ーーえ、そうなんですか。
徳田 そうなのよ。「もう1回、イベントやりませんか?」って、ジェイアール京都伊勢丹さんからお話をいただいたときに、それならブルーナボインを京都で長いこと取り扱ってもらってるロフトマンさんにも入ってもらって、「3社で新しいアイテムを作りましょう」って話になって。
辻 まあ、すごい刺繍が入ってるよ。(スタッフに)ちょっと『ファイヤードレイク』持ってきてー。
徳田 よくスカジャンに使われる横振りという刺繍じゃなくてね。手描きのタッチをそのまま刺繍に仕上げるという、凄まじく細かいテクニックを使った。
辻 1枚仕上げんのに一晩かかんねん。
ーー刺繍だけでですか!?
辻 そやで。(現物が届いて)どない?
ーー確かにこれはすごいですね。何が刺繍されてるんですか?
徳田 アザミの花とヘビ。あとシークレットガーデンキーも。
ーーえ、シークレットガーデンキーってことは、『OWLジャンパー』と『ファイヤードレイクジャンパー』に刺繍されてるのって、もしかして同じヘビですか?
徳田 同じ同じ。あ、『OWLジャンパー』��ヘビ、黒フクロウにとっ捕まって、エサになったと思ってたやろ(笑)。
ーー完全に思ってました(笑)。
辻 ちゃうちゃう、あれは運ばれてたんや。
徳田 だから、そういう物語性も感じとってもらえたら嬉しいかな。
ーーそれにしても迫力ありますね。袖にも刺繍が入ってて。
辻 刺繍って装飾のために生み出されたものやしね。それを使わない手はないと思うねん。でも、いまはシンプルな洋服がもてはやされてる時代でしょ。「この歳なって、こんな服着られへん」とか「歳いってるからわかれへん」って言う人もいてはるし。でもそれは歳のせいじゃないと思うのよ。
ーー何のせいなんですか?
辻 そういう人は、もともとわかってないねん。そんなんいうたらボクと徳田さんどうなるん。2人合わせたら100歳やで(笑)。
徳田 まだ100歳までいってないし(笑)。
辻 失礼しました(笑)。でも、若いから前衛であるべきとか、歳いってるからベーシックであるべきやとか、そういうのはすっごいナンセンスな話やと思う。服に年齢は関係もん。
ーーそれは確かに、そう思いますね。イベントの限定としては、その2つだけですか?
徳田 いや、京都の「デュードランチ」さんと一緒に作ったリメイクデニムとか、まだいくつかあるよ。
辻 まあ、あとは当日来てもらってのお楽しみということで。
ーーちなみに新ラインの『BUT』もイベントには持っていくんですよね?
徳田 持っていく。あと、もうひとつの新ライン『THANK YOU ROBIN』も。
ーーいよいよですね。スペシャルページでも、近々お話を伺おうと思ってたんですよ。
辻 『THANK YOU ROBIN』は、ボクらがいま現在知り得る最高の素材を使って、人生の宝物になるようなアイテムを作っていくライン。値打ちあるよ~。
ーー今回のイベントは盛りだくさんですね。
徳田 ホントに。なので皆さん遊びに来てくださいね~。
※スペシャルアイテムにつきましては、下記で詳しく紹介されております
http://www.houyhnhnm.jp/news/97459
サメの肌まできっちりと。
ーーイベントの話はこれぐらいにして、もうちょっとだけいいですか?
辻 どうぞどうぞ。
ーー『スーベニアスエット』って、今シーズンからボディ変わりましたよね?
徳田 そうそう。変わりましてん。メンズでも着れるシルバーの服を作りたくて、今シーズンは色目から追求してみた。
ーーシルバーっていっても、そんなにヤラしい感じじゃないですよね。
徳田 金糸とか銀糸を使ってるわけじゃないからね。見た目というか、視覚効果でシルバーに見える素材を考えて、今シーズンはベロアにしてみました。
ーーモチーフも2つに増えましたね。
徳田 いままでは真ん中にバンッといってたけど、もうちょっと新鮮にモチーフを見せれないかなと思って。ほら、スカジャンも元はといえばスーベニアやん。素材も光沢感があるし、そのイメージもちょっと意識して。
ーー国の名前は、どうして入れなかったんですか?
徳田 モチーフが2つのところに文字まで入れたら、うるさくなるから。
ーーあ、単純な理由なんですね(笑)。
辻 でも次のシーズンはまた入れるよ。
ーー次って2018年の秋冬ですか?
辻 そう。もう決めてんねん。
ーーどこの国ですか?
辻 それはまだ内緒やけど、ちょっと寒いとこに行きたいと思ってんねん。
ーーじゃあ、それはまた来年にお聞きするとして(笑)、今年も刺繍とフェルトのチョイスがすごいですよね。
徳田 でしょ。モチーフがちょっと漫画チックなので、パーツにリアルなテクスチャを選ぶっていうのは毎シーズン決めてるから。たとえばサメとフラガールのモチーフあるでしょ。
ーーハワイの。
徳田 そう。そのフラガールだったら、腰蓑にはそれっぽい雰囲気が出るようにオーガンジーを使ってるし、サメはちゃんと鮫肌になってるしね。
ーーえ、そうなんですか!? (実際にスエットをさわってみて)ホンマや…鮫肌になってる(笑)。
辻 あれ、サメってホンマに鮫肌なんかな?
徳田 鮫肌やで。昔さわったことあんねん。
辻 まあ、ええわ(笑)。
ーー『デニムターバンの女』のモチーフはあれですよね、絵画の。
徳田 そうそう。こういう絵画っぽいのを1回作ってみたかって。ホンモノは青いターバンやねんけど、そのままだと面白くないから、ここはデニムっていうブルーナボインにも馴染みのある素材に変えさせてもらった。
ーーバラもデニムで。
徳田 エージング加工もしてあるしね。こういう細かい作り込みの面白さは写真だと伝わらないので、ぜひ店頭で、実際に手に取って見て欲しい部分かな。
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