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#政治手腕
ojisdontcry · 11 months
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オジ(おじさん)は思う、石丸市長のマスコミと議会への毅然とした態度に感心。高橋洋一の見解も納得。若い政治家がもっと必要だ。
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ari0921 · 6 days
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)9月17日(火曜日)肆
  通巻第8414号   <前日発行>
 「チャイナ・ルネッサンス」(華興資本)CEOの包凡は何処へ消えた
  チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(その5) 新興財閥の興亡、「あの人は、いま?」
*************************
 アリババCEOだった馬雲(ジャック・マー)は金融子会社「アント」の上場を目指していた。デジタル人民元を準備中だった中国共産党は、この動きを軽快した。上場直前に共産党は「延期」を指令した。その後、馬は海外へでた。アントは彼の手を離れた。馬は世界の顔だから中国共産党も不当な逮捕拘束を控えている。
 2021年4月にアリババは3,000億円の罰金を課せられた。この金額は2019年のアリババの国内売上高の4%に相当し、中国で過去最大の独禁法違反の罰金となった。
 「江沢民派の財布」と言われた肖建華(明天証券グループ代表)は香港の豪華ホテル「フォーシーズンズ」でボディガードに囲まれて暮らしていた。
或る日、突然、中国からやってきた公安部隊に拉致され、数ヶ月して北京で拘束されていたことが分かった。懲役13年がくだされ、刑務所に入れられた。
肖建華は中国株式インサイダー取引の黒幕だった。兄貴分が米国へ逃れた郭文貴だ。彼は米国でユーチューブ局を立ち上げ、さかんに習近平の金銭スキャンダルを暴露していたが、根拠のない話が多く、そのうち投資家を募ったファンドの詐欺罪で逮捕された。
 大連実徳集団CEOの徐明は習近平の政敵だった薄煕来と、薄が大連市長時代から親しく、息子の英国留学の胴元になり、政治コネでビジネスを広げた。一時は破竹の勢いを見せ、プライベートジェット機に有名女優を乗せて薄のもとに届けたとか(名前がでたのはファンビンビンなど)、真偽のほどをたしかめようもない噂も多かった。薄失脚と同時に拘束され、刑務所で怪死を遂げた。
 辛辣な共産党批判で知られ、「任大砲」とも「中国のトランプ」とも呼ばれた任志強は「華遠地産」のCEOでもあり、「中国の不動産王」を言われた。汚職撲滅で辣腕を振るっていた王岐山と親しかったので図に乗って習近平批判も展開した。
 不動産価格の高騰が社会問題化すると、「貧乏人が家を買おうなどと考えるから不満が出る」、株価が高騰すると「学生が株を買うなんて100年早い」とこっぴどく批判した。
 王岐山が海南集団の不正事件発覚で政治的影響力をうしなうと、任志強も拘束され懲役18年の刑を喰らった。
王岐山の政治力をもってしても庇えなかった。
 2023年に世界の経済誌を騒がせたのは中国人チャオ・チャンポン(趙長鵬)が2020年に上海で設立した暗号通貨取引のプラットフォーム「バイナンス」の大がかりな不正取引だった。
 中国国内では暗号通貨取引が規制されているため、他の金融商品などを扱い、アリペイやウィチャットペイ等でも支払いが出来るため、商いは急展開した。なにしろ暗号通貨市場は100兆円にもなろうと予測されていた。
 当時、暗号通貨ビットコインは世界の80%を中国人が購入し、資産の海外移転をすすめた。つぎにバイナンスが目をつけたのは世界の悪党たちがマネーロンダリングに活用することだった。初期に180ヶ国12万人のユーザーは忽ちにして世界で1・5億人のユーザーに膨れていた。ユーザー数で言えば、TIKTOKに迫る。
 ▼世界の悪党達がマネロンにバイナンスを活用した
 バイナンスは中国国内の規制がつよくなってシンガポール、ドバイ、マルタなどへ移動し、本社登記地を曖昧にしつつ、暗号通貨取引を展開、テロリスト、イラン、シリア、ハマスなどが活用した。この管理体制の杜撰さが犯罪を助長したため、米司法省から提訴され、趙長鵬は禁固四ヶ月、個人での罰金が5000万ドル、くわえてバイナンスCEOの辞任だった。バイナンスには6400億円の罰金が課せられた。ついでながらビットコイン価格はスタンダード&チャーター銀行の予測するところ、トランプ当選なら12・5万ドルにハリスなら7・5万ドルに留
まるとしている。
 さて「「チャイナ・ルネッサンス」(華興資本)CEO包凡は何処へ消えたか?
 2023年2月に突如失踪し、世界中が大騒ぎとなった。彼は中国初の本格的なインベストバンクを創設し、急成長のテンセント、JDコム、摘々(DIDI)などの金融面を支援して国際金融界も注目していた。
 CEOの包凡(バオボン)は上海生まれで地元の高校から復丹大學を卒業後渡米し、JPモルガン、クレディスイスで腕を磨きこんだ。ロンドン、NYC、香港において国際金融に辣腕ぶり発揮し、200年にチャイナ・ルネッサンスを設立した。
 行方不明ながら一年後の24年2月にCEO辞任を(獄中から)表明し、現在は別の経営陣が同社を運営しえいる。
チャイニーズ・ヒルビリー・エレジーの一幕。
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kennak · 3 months
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(注意: つらい内容が含まれます) ヨギタ・リマエ、BBCニュース 丘の上、木々の合間に、ミャンマー軍キャンプの廃墟がある。眼下に、特徴的なハートの形で地元で有名な、絵のように美しい湖が見える。足元には、地雷の薬筒や使用済みの弾丸が散乱している。兵舎があった場所では、散らばるトタン屋根の隙間から、黄色い花をつけた野草が顔を出している。キャンプの一角には、急いで掘られた塹壕(ざんごう)がある。 赤、白、青の横じまの中央にサイチョウという鳥が描かれた旗が、曇り空の下で風になびいている。ミャンマーの西部チン州で同国の軍事政権と戦う、民族武装組織「チン民族軍(CNA)」の旗だ。 CNAは7カ月前、地元の武装住民グループとともに、インドとの国境貿易の町リクホーダルにあるこのキャンプと、チン州の他の地域からミャンマー軍を���い出した。チン州の武装勢力は、2021年のクーデターでミャンマーのぜい弱な民主主義を粉砕した軍事独裁政権と戦ってきた。その彼らにとって、前例のない成果だった。 国軍がこの地域で支配権を失ったのは初めてだ。BBCは今回、同国西部で反政権勢力の躍進を目にするという、めったにない機会を得た。 リクホーダルでの勝利は、決して簡単ではなかった。武装勢力は1年以上にわたり、何度も攻勢をかけた。一部の家族は、耐え難い犠牲を払った。 画像説明,武装抵抗運動に加わったラルヌンプイさん ラルヌンプイさんはダンスが大好きな17歳だった。彼女のソーシャルメディアのアカウントは、人気映像のダンスをまねる彼女の動画でいっぱいだった。 「彼女はいつも自信たっぷりに踊っていた。でも、着飾ることには興味がなかった。兵士に憧れ、国のために命を捧げた兵士についての歌を一日中聴いていた。勇敢で強く、怖いもの知らずだった」。ラルヌンプイさんの母ラルサントルアンギさんは、そう話す。 クーデターが起こると、ラルヌンプイさんは両親を説得し、家族が暮らすハイムアル村で武装住民運動に加わった。その理由を、学校で手書きした英作文の中で、次のように説明していた。 「ミャンマーはいま、壊れている。(中略)ビルマ兵は私にとって敵だ。情けがないからだ。(中略)私の将来は国民防衛隊にあって、私はそれが好きだ」 2022年8月、彼女の村の武装住民らは他のグループとともに、リクホーダルの軍キャンプに攻撃を仕掛けた。 「私たちは13日間連続で、相手側にドローン(無人機)の雨を降らせた。爆弾のほとんどは私が作った。私が部隊で一番の溶接工だったので」と、ラルヌンプイさんの父ラルジディンガさんは言う。彼はクーデター前はトラック運転手だったが、ハイムアルで何人かと国民防衛隊を組織するようになった。 この時の攻撃では、軍キャンプを奪うことはできなかった。双方に犠牲者が出た。 ミャンマーの地図 2022年8月14日、ミャンマー軍は報復攻撃としてハイムアル村を急襲した。住民の話では、民家十数軒に火が放たれた。私たち取材班は、そのような家屋の残骸をたくさん目にした。ミャンマー軍は、北部と西部で抵抗勢力を抑え込むため、何万軒もの民家を焼き払ったと非難されている。 この報復攻撃で、17人が軍に人質に取られた。ラルヌンプイさんと、弟のラルルアトマウィアさん(15)も含まれていた。その後、この2人を除いて全員が解放された。2人の父親に軍が仕返しをしたのだと、家族は考えている。 2日後、ハイムアルの外れにある森の浅い墓の中に2人の遺体があるのを、村人たちが発見した。 どちらも残忍な拷問を受け、銃床で殴り殺されていた。ラルヌンプイさんはレイプされていた。弟の胸、腕、性器には熱湯によるやけどの跡があった。BBCは、遺体の詳細な写真と検死報告書を確認している。 BBCはこの件でミャンマー軍に質問を送っているが、まだ回答はない。 ラルヌンプイさんの弟ラルルアトマウィアさんはまだ15歳だった 「子どもたちに何が起こったのか、考える勇気がない」。父ラルジディンガさんはしばらく黙った後、言葉を探すように言った。「子どもたちは殉死者だ。私よりずっと立派だった」。 少しの間を置いて、彼は続けた。子どもたちのことを愛情をこめて語る、誇らしい父親の姿だった。「息子は私より5センチ背が高くなっていた。話し好きで、家の手伝いを何でもいやがらずにやった」、「2人は切っても切れない仲だった。人が集まっているところに娘が行けば、みんな楽しく笑顔になった」。 母ラルサントルアンギさんは、涙を拭いながら末娘のハダシちゃん(4)を抱きしめ、こう話した。 「夫には、子どもたちの死で落ち込まないように言っている。これは私たちだけの問題ではない。将来の世代も自由は必要だ。何の権利もなく、軍の言いなりになるような、そんな状態で暮らすのは正しくない。命をかける価値がある戦いだ。私は自分の子どもたちを誇りに思っている」 私たちはミャンマー滞在中、戦闘服に身を包んだ人たちに会った。半自動小銃などの銃器を携えている人もいた。ただ、職業軍人ではない。野蛮な紛争に直面し、見事なまでに意を決している農民、学生、一般住民たちだ。 国民防衛隊のヴァラ司令官は、ハイムアルの眼下に広がる緑豊かな谷を指さしながら、ミャンマー軍はこの全域から撤退し、最も近い基地でも直線距離で50キロ以上離れていると笑顔で説明した。現地の墓地では、ピンクと白の造花で覆われた新しい墓へと私たちを案内した。 「軍事政権と戦って死んだ人たちのものだ」と、ヴァラ司令官は義理のきょうだいの墓のそばに倒れている花束を戻しながら言った。私たちは、ラルヌンプイさんとラルルアトマウィアさんの墓も見つけた。 私たちが会った住民らのほとんどは、ハイムアルの南にあるチン民族軍のヴィクトリア基地で訓練を受けていた。私たちは、緑深い森と山間部を通る、曲がりくねったでこぼこ道を進み、同基地を訪ねた。 そこでは、制服を着た何百人もの若者が新兵となって、広々とした平原を行進していた。 行進が終わると若者たちは、「私たちの祖国、愛する土地、私たちは血と命をかけてそれを守る」と歌う。 そして、武器の訓練へと続く。銃声が響く。 全員18歳以上だと説明されたが、もっと若く見える人も多い。2011年のミャンマーの民政移管で、大勢が自由を味わった。それだけに、もはや軍事政権は受け入れられないと考える10代の若者たちが、それぞれの夢を捨てて、抵抗運動に加わったのだ。 サン・ダール・リンさん(19)は教師を目指していた。 「クーデター後の最初の1年は、それほど悪くなかった。けれども、やがて軍が私たちの村を砲撃し始めた。私たちの家は壊されて、村に入って来た兵士は家を燃やし、人や動物まで殺した。私たちはジャングルに逃げた。かなりの人数がいたので、ジャングルがそのまま村になった」 「おじは無残に射殺された。私は軍が大嫌い。自分の国と国民を守るため、CNAに加わった」 私たちは行く先々で、ミャンマーの若者たちが革命の波に巻き込まれているのを目にした。 ビルマ国家のために働いていた何千人もの人たちもまた、支持する対象を変えた。 ヴァンラルペクタラさん(22)はかつて警官だった。 母親のモリー・キアンさんは、息子が警察で訓練を受けていたころの古い写真を3枚差し出すと、「彼はそこそこの月給をもらっていた。私たちは幸せで満足していた。そうしたらクーデターで政府が倒され、彼は抵抗運動に参加することを決めた」と説明した。 モリーさん自身は青春時代を軍事政権下で過ごした。「当時は楽しい日なんて1日もなかった。軍がとても怖かった。だから私は息子の決断を支持した」。 息子ヴァンラルペクタラさんは2022年3月に抵抗運動に参加。その6日後に殺害された。 モリーさんは胸と首を指さしながら、「息子はこことここを刺された」と言った。「残忍に襲われた。片足は切り落とされていた」。さらに話を続けようとしたが泣き崩れた。「この話をするのはつらい」。 ヴァンラルペクタラさんが死んだ時、彼の妻は妊娠していた。もうすぐ1歳半になる男の子は現在、遠く離れた難民キャンプで暮らしている。 軍が村から追い出されたときの気持ちを尋ねると、モリーさんは拳を突き上げた。「とてもうれしい。でも完全な勝利が見たい」。 彼女の次男も国民防衛隊の一員となっている。 国軍に比べれば弱い複数の反政権勢力が、この紛争の流れを変え、はるかに強力で装備の整ったミャンマー軍を守勢に立たせた。それができたのは、一般国民の幅広い支持があるからだ。 「最初は軍が勝っているように見えた。しかし、戦争であれ政治であれ、国民の支持がなければ誰も勝てない。軍は武器では優位かもしれないが、民衆を味方につけられていない」。チン州の反政権グループが設立した並行政権の「首相」に指名されている政治家、パ・サンさんはこう話す。彼はアウンサンスーチーさんが率いる国民民主連盟(NLD)のメンバーでもある。 並行政権は、チン州全域の80%近くを掌握していると主張する。しかしミャンマー軍は、州都を含め戦略的に重要な町のほとんどを今も支配している。 それでも、反政権勢力には勢いがある。今週初めにはトンザンという町を奪った。 チン民族軍のフテト・ニー広報官画像提供,AAKRITI THAPAR/BBC 画像説明,チン民族軍のフテト・ニー広報官 「ここは私たちの土地だ。ビルマ軍の土地ではない。私たちは勝利を収めつつある。この土地の隅々までよく知っているからだ」。チン民族軍のフテト・ニー広報官はそう言う。 民族軍側が戦果を挙げている理由は、ほかにもある。国内各地の反政権勢力が協調し、軍が力の入れどころを選ばなくてはならない状況を作っているのだ。チン民族軍によると、自分たちはカチン独立軍やカレン民族解放軍、カレンニー軍と協力関係にあるという。 反政権勢力が直面する最大の課題は、グループ同士の内紛だ。チン州だけでも数多くの派閥が活動しており、その多くは従来から敵対している。 前出の政治家パ・サンさんは、結束を維持するのは可能だと主張。クーデター後に軍によって投獄されたアウンサンスーチーさんが率いる、選挙で選ばれた文民政府を代表する国民統一政府(NUG)の下で活動することに向けて、将来的な計画があると話す。 「私たちは鋭意、法律と憲法を作成している。NUGの一員として、チン州から大臣2人と副大臣1人を出す予定だ。ミャンマー軍が敗北を認めるときに向けて、あらゆる準備をしている」 私たちが会った人たちには、明らかな共通点があった。自分たちは勝てると、全員信じているのだ。 「もう、それほど長くはかからない」とパ・サンさんは言う。「こういう予測をするのは良くないが、私たちがあと2〜3年以上戦うような、そんなことにはならない。そう信じている」。 (追加取材:アアクリティ・サパル、サンジェイ・ガングリー) (英語記事 The devastating cost of fighting Myanmar's military dictatorship)
【ルポ】 ミャンマー軍事独裁政権と戦う人たち その途方もない犠牲 - BBCニュース
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reportsofawartime · 2 months
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ネタニヤフの米議会演説。「ミスター・アメリカ」ことネタニヤフの真骨頂だったのでは。この戦いは、「文明の衝突」ではなく、文明と蛮行との戦いだというくだりから始め、イスラムとの戦い、第2次世界大戦のアメリカの貢献、米の民主主義を守る闘いなど、アメリカを「西側文明の守護者だ」と称え、感謝。 と同時に、イスラエルのアメリカへの忠誠心を披露し、フーシ派のテルアビブ攻撃について、あえて米大使館の近くだったことを強調しながら、イスラエルもアメリカを守っていると説明。 演説には、エチオピア出身やベドウィン、脚や腕を失くしても戦い続けるイスラエル兵を同席させ、イスラエル軍のヒロイズムを称賛し、救出作戦で救われたノア・アルガマニさんの母親とのやりとりも紹介。「Never Again」が「今起きている」とホロコーストにも触れる。 「デイアフター」については、ガザは非武装化・非過激化される。パレスチナ人が統治すべきだという��ころは、連立相手の極右政党の主張を退けた形だが、当面は軍事占領すると強調。 和平についての話は全くなく、エルサレムは二度と分断させないと強調。これは、つまり、パレスチナ側が求める東エルサレムを首都とするパレスチナ国家」の否定。 停戦交渉には触れず。ICCは非難。議会の外で抗議している人たちについては、「どの川かどの海かもわかってない」と非難し、イランの「useful idiots」になると警鐘。 数えていないが、たびたびスタンディングオベーション。イスラエルへの議会からの支援を取り付けるために、ガッチリ掴みに行った印象。稀代のパフォーマーであることを示した。 停戦する気が全くないことも示した。
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elle-p · 10 months
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P3xP4 World Analyze pages 34-35 transcription.
ニュクスへと至る異形の塔 “タルタロス”
タルタロスの誕生
月光館学園の場所で影時間にそびえ立つタルタロスは、10年前の爆発事故によってその存在が確認されることとなった。しかし、必ずしも爆発事故だけが原因というわけではない。この場所にエルゴノミクス研究所が建てられたのは、桐条鴻悦がシャドウの存在を知ってから世界各地で調査を行い、シャドウによる時空の歪みがもっとも顕著に確認された場所と同定したからであり、人工島開発計画のスタートと同時に研究所建設地に決めている。研究所がシャドウを集めて融合実験を進めたことで歪みが拡大したが、それ以前からこの場所にシャドウが集合しやすいポイントがあったのは確か。“死” のシャドウを作ることに失敗し、融合途中のシャドウが飛び散る爆発事故となったが、シャドウを集合させることですでに形作られていた時空の歪みは一帯に残り、以降影時間とタルタロスとしてこの場所に定着したものと考えられる。
シャドウの性質を考えれば、爆発事故が起こらなかったとしても、いずれは同じようなものが生まれただろう。
象徵的建造物
タルタロスの塔は、毎夜0時の “影時間” となった瞬間に造り直されるように見える。月光館学園があるはずの場所に、巨大な植物が成長する様子を早回しで見るように一気にそびえ立っていく。これは内部の構造が毎夜変化するという観測にも符合するが、影時間の間だけ月光館学園が物理的に “無くなっている” というわけではないため、実際そこに建っているものとは考えにくい。影時間は “現実” の1秒にも満たない一瞬だけが切り取られ、シャドウを構成する精神体で作られたレイヤー (層) が現実世界にかぶせられた状態。適性のない人間が “象徴化” レイヤーで覆われた状態となるのと同様に、月光館学園にはタルタロスというレイヤーが重ねられ、学園が見えなくなる。タルタロスの内部もいくつかの層で構成されており、塔が建つように見えるのは層のレイヤーが重ねられる視覚的現象と捉えることもできる。
タルタロスレイヤーで覆われた学園は、現実にそこにあったとしても影時間内からは知覚できない。
エルゴ研の名残
タルタロスの内部には、かつてその場所にあったエルゴノミクス研究所の残滓のようなものがあり、一部記録文書も発見できる。しかし、現実には月光館学園を建てる際に取り壊され、記録文書などが残っているわけはない。これは、タルタロスが基本的にはシャドウと同じ精神体によって構成されているからで、言ってみればその場所の記憶のようなものが構造に反映された結果そうなったもの。同様にタルタロス自体の内部構造も精神体からできたもので、タルタロス構造に取り込まれた精神体の記憶のようなものが反映されている。もっとも集合体が持つ混沌としたイメージなので、個人の思想などが出ているわけではない。下層は周辺に存在した精神体を材料としているせいか学園内部にも似た構造をしており、上層に行くと大型シャドウの一部が材料になっているためか異国的であったり、シュールレアリスム的なイメージが見られる。
文書の内容を見ると、強い想いはシャドウ化されていなくともタルタロスの構造に取り込まれやすいようだ。
最上階に降臨するニュクス・アバター
[守護する者たち]
“死” のシャドウ望月綾時が転じたニュクス・アバターは、タルタロス最上階に現れる。その手前には彼を守護するようにストレガが待ち受けていた。彼らも真相に肉薄していたことがわかる。
[ニュクスと同等の存在]
望月綾時はニュクスに取り込まれ、ほとんど区別のつかない状態だと自身で語っている。しかし、人間の中で生きたことで造られた綾時のパーソナリティは色濃く残っていて、綾時と変わらない声で語りかけることもできる。圧倒的な力はニュクスのものだが、最後まで綾時は綾時の意識を持ち続けたようだ。
[ニュクス・コア]
最後に発現する “世界” あるいは “宇宙” のタロットには、卵のような形のウロボロスの輪に囲まれた女性の姿が描かれている。四隅にいるワシ、雄牛、ライオン、天使の組み合わせはテトラモルフとも呼ばれる黙示録で神の玉座のそばに控える動物たち。二ュクスの中心核は、そのウロボロスの形にも似ている透明な輝く卵の姿をしていた。
タルタロスを構成する “七つの地”
第七の地 世俗の庭テベル
ユダヤにおける地獄は “ゲヘナ” と呼ばれるが、そこから発展した神秘思想では “七つの地” に細分化される。テベルは7つ目にあたる浅い層で、人間の世界にもっとも近い位置にある地獄。“七つの地” は神をシンボライズした “セフィロトの樹” と上下逆向きで対応しており、テベルは根本の基礎部分にあたる “イェンド” に相当する。
第六の地 奇顔の庭アルカ
6つ目のアルカはいわゆる “魔界” と呼ばれる地獄の主要な “大地 (アルカ)” で、一般的にはこの層を指して “ゲヘナ” と呼ぶ。この層���体も七つの部分に分けられ、聖書中で地獄を意味する “ハデス” はこの小分類のひとつ “シオウル (洞窟あるいは子宮の意)” を指していることが多い。セフィロトでは左足 “ホド” と対応している。
第五の地 無骨の庭ヤバザ
5つ目以下の層は基本的に悪魔も好まない荒れ地と言われていて、ヤバザは砂で覆われた乾燥した場所になっている。タルタロスの中ではエッシャーのだまし絵を思わせる視覚の混乱を起こさせるようなイメージとなる。セフィロトで対応する神の右足 “ネツァク” はホドと互いに補完する関係にあり、ヤバザとアルカも対の関係性がある。
第四の地 豪奢の庭ツィア
4つ目のツィアは草に覆われた乾燥地とされる。タルタロスでは名前の通り、黄金色の床に赤い絨毯が敷かれた王宮を思わせる絢爛豪華な階層となっている。セフィロトで対応する “ティフェレト” は “崇高” と訳される場所で神の心臓を象徴しており、神の頭・知性を象徴する部分に次いで重要な部分。ある意味、タルタロスの様相と符合している。
第三の地 焦土の庭ハラバ
3つ目のハラバは崖のように起伏の激しい土地で、作物が実らない不毛の地とされる。セフィロトでは神の左腕と法の裁きを象徴するゲブラ一にあたり、火星や “力” と関連付けられ “神の愛” ケセドと対になる存在。タルタロスでは間の中壁や床に七色のイルミネーションが灯るサイケデリックな空間になっている。
第二の地 憂鬱の庭アダマ
2つ目のアダマは、原初の人間アダムを作った “土” を意味する名前で、赤土ばかりの荒れ地である。セフィロトは、神の “愛” もしくは “慈愛” と右腕を象徴するケセド。タルタロスでは無数の星々が輝く白色の明るい光に包まれた場所となっており、ハラバとの対照的な関係が見て取れる。全体が混沌としたタルタロスの中では整然とした印象の空間。
第一の地 王居エレス
もっとも下に位置するエレスは潰れた廃墟のごとき場所で、逆さまのセフィロトを吊るされた人間に例えれば頭にあたる位置。セフィロトでは神の神聖を象徴するケテル、コクマー、ビナーの3つをまとめて “アティルド” と呼ぶ部分に相当する。タルタロスでは月の真下にある屋上にあたり、ニュクスが降臨するために用意された場所である。
ライプニッツの提唱する “モナド”
ゴッドフリート・ライプニッツ
『モナドロジー (単子論)」を提唱したドイツ出身の哲学者で、高名な数学者でもある (1646-1716年)。数学や科学だけでなく、哲学や経済学、神学までもひとつの体系的な学問にまとめようとしたことで知られている。後年ぺルリン科学アカデミー創設に参加して初代総裁となるが、それ以前に政治家であったことでも知られており、同時代の知識人とは精力的に交流していた。
世界を構成する真の単位
ギリシャ語で “単一の” という意味の「モノス」が由来の “根源” を意味する「モナド」という言葉は、古代ギリシャの数学者として有名なピタゴラスらが使い、ライプニッツがさまざまなものの最小単位の概念として発展させた。物質の最小単位である “アトム” を物質以外にも応用した考え方で、例えばこうした思想も、概念を可能な限り分解した最小の状態が “モナド” となる。
“深層モナド” へはタルタロスを徘徊する “刈り取る者” を倒さなければ到達することはできない。
タルタロスから繋がるもうひとつの空間として、強力なシャドウばかりが現れる “深層モナド” がある。
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bailonglee · 8 months
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彼ら
僕たち全員が、[何かがおかしい]、[世の中狂ってる]、そう感じていた正体が、グローバリストと呼ばれる連中だった。
私にとっては、とても長い旅だった…w
訳わかんない、統一化の規則、髪の毛は眉にかからず、耳にかからず。
パーマ、茶髪禁止。
中学に上がって、すぐそんな規則に触れた…
そもそも、何でもかんでも、規則、規則とやりたがるのは誰なんだろう?
その正体が、わかった。
“政治”に巣食うのは、誰だ?
それが、大本教をトップとした下位組織、生長の家、日本スピリチュアル協会、創価学会など。
縁もあったか、彼らの本質がわかった。
やたらと、競いたがる。[俺の腕前を見せてやる!]とかw🤣
上から目線、何もかも知ったような態度。[俺は悟ってる。俺は知っている。]的なスタンス。
表面上は、常識人、善人アピール、だが肝心な所では、全て自分が優先、他人がどうなろうが、(俺はこんなにも大変なんだ!)、それを言い訳に、やたら自分を甘やかす。本当の慈悲は、かけらも持っていない。
���でっかち、物事は自分らの計画通りにやる。緻密な計算、幼稚な画策、それを細かくスクリプト化する。(そのパラノイアぶりが、アカシックレコードまで発見した。)
性欲が凄い…w🤣そして、他人の伴侶だろうが、平気で手を出す。生長の家に関しては、乱交を、魂の錬成と解釈する。統一教会の合同結婚式は、有名。言い訳もある。色欲界を抜けねば、悟りの境地に至れないとか。ただの乱交なのにw🤣
犬や猫が、人間の真似をする。
人間のように、歌おうとする犬もいるw🤣
しゃべる猫とか動画で実際あるが、[そう聞こうとしたら、そう聞こえる]程度、ワウワウ鳴いてるだけw🤣
私達が今人間でいるのは、大変凄い事。
人間は、神になれる。
キリストは、無受精と言われるが、立派に女股から生まれた。
人間として、生まれた。
歴史上の人物であり、架空の存在ではない。
ナザレという貧しい町に生まれ、30歳まで大工として生計を立てた。
8人兄弟だ。
さて、
私は創価学会の人間、2人と友人だった。
一人目は、富山県で。
同じ村田製作所の仕事をした。
皆は、学会員であるという事で、彼を敬遠した。
私は最初に宣言した。
創価学会に入る気はないが、人として共感出来る部分があれば、付き合いは出来ると。
彼は、喜んだ。
一緒にサウナ行って、フルチンでプールで泳ぎ、ふざけたりしたw🤣
創価学会員とて、人間。
必ずしも創価学会員だけで行動する必要ないし、誰かを絶対に学会員にしなきゃならない訳でもない。
だから、私は普通に学会員と付き合える。
問題なのは、学会員としか付き合わない、コアな連中だ。
こいつらが、集団ストーカーしたり、盗聴、電磁波攻撃したりする…
田舎もんの、いじもられっ子の、妄信者だ。。
もう一人は、ここ大田区。
彼は最初、リュックに大量の創価学会の資料を詰め込み、私を説伏するために来たが、創価学会の知識を遥かに越える私の哲学、知識、彼は諦めたw🤣✨😎
そして、普通にバイク友達、普通に茶飲み友達として、よく遊んだw 🤣
だがしかし、創価学会からの圧力か?、彼は大田区を離れ、神奈川へと引っ越した。。
私を説伏出来なかった訳だが、キリストの魂を持つ人間を、誰が説伏出来るというのだ?w🤣
プラス、ルシファーの魂まで持つ、つまり、善と悪の、ハイブリッドなのよ、こちとらw🤣
で、
新興宗教2世たちが、私に興味を持ってくれる事が、多々あるのは、嬉しいですねw🙂✨👍
俺には、敵愾心などないw
競う気も、無い。
世界を愛で満たしたい、それだけw
彼ら信者は、輪廻しなきゃ、この時代は生き抜けない…
それくらい、修行と経験、知識が足りない。。
私含むスターシードたちは、彼ら信者が、想像すら出来ないくらい、艱難辛苦を乗り越えた。
信者たちは、他人、つまり池田大作なりの追体験をしてるだけ、本質は、経験不足を隠すため震え、「威風堂々」などとぬかし、自分を大きく見せている…
残念ながらスターシードたちとは、蟻🐜と、象𓃰ほど、違うw🤣✨
蟻が数の論理を言い勝ち組叫ぼうが、一瞬で象に踏み潰されるが、我々象は、蟻を踏み潰さぬよう、細心の注意を払い続けているw🤣
まあ、
信者諸君、
そんな事実、
受け入れなきゃ、
自分らでこの世界を滅ぼすでしょう。
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nyantria · 1 year
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知らないのは日本人だけ。欧米はビジネスの道具として「憎しみ」を操っている=鈴木傾城
2023年7月17日
https://www.mag2.com/p/money/1337107
世界史は意図的に仕掛けた「憎しみ」によって起こっているというのは、小学校の頃から教えておいた方がいい。知らなければ何度でもワナにハマってしまう。戦争の裏側にいる「黒幕」は、今も昔もこの「憎しみ」という強い感情を操り、世界中で金儲けの機会を生み出している。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)
欧米は「憎しみ」を煽り立てて何をしているのか?
現代の世界が憎しみに溢れているのはなぜか。それは、人間がもともと「憎しみ」という感情を心に持っているからだ。この「憎しみ」に着目した国々があった。広大な植民地を持っていた欧米諸国だ。
全世界を統治した欧米諸国は、支配下においた国が自分たちに刃向かわないように、恐ろしい「仕掛け」を用意した。それが**「分割統治」**である。
1. ある国を力で征服する
2. 国民を宗教や人種で2つのグループに分ける
3. 互いに相手を憎み合わせて消耗させる
4. そして、統治者に刃向かわないようにする
これはイギリスが得意とした統治である。イギリスが植民地を放棄したあとも、対立と憎悪は消えるわけではないので、それがそのまま現代の紛争となって爆発している。
インド国内のヒンドゥー教徒とイスラム教徒。中東のイスラム教徒とユダヤ教徒。スリランカのタミル人とシンハラ人。香港の中国人とインド人。イギリスの支配下にあった国々は、ほとんどがこの分割統治時代の憎しみに今も揺れ動いている。
これを、そのまま受け継いだのはアメリカだが、アメリカは軍事国家なので「憎しみ」の使い方が違い、自分が邪魔だと思っている国の周辺国に対して「憎しみ」を煽り立て、戦争を起こして軍事に介入して破壊と復興で儲ける仕組みを取っている。
「憎しみ」を煽り立てるのはアメリカだが、アメリカに刃向かって来ないように双方が永遠にいがみ合うようにして互いに消耗させる。
ロシアとウクライナはもともと犬猿の仲だが、その「憎しみ」を煽り立て戦争をさせて、アメリカの敵であるロシアを徹底的に疲弊させているのはアメリカだ。
互いに憎しみ合わせ、そして争わせた
世界史は欧米が仕掛けている「憎しみ」による分断によって起こっていたというのは、小学校の頃から教えておいた方がいいように思う。知らなければ何度でもワナにハマってしまうからだ。
たとえば、インドを見てほしい。
インド人はよく自分たちの国を「バーラト・マーター(Bharat Mata)」と言う。「母なるインド」という意味だが、その巨大な国土はしばしば女神に見立てられる。そのために、イギリスが去った後のインド・パキスタンの「分離独立」は、女神の身体を切断するイメージとして捉えられた。
東西パキスタンはインドの腕と見られていたから、分離独立が決まった1947年には、ネルー首相がバーラト・マーターの腕をナイフで切断しようとする風刺画が描かれていた。パキスタンとバングラデシュは、切断された女神の「片腕」だったのだ。
インドがイスラム教徒を取り込めなかったのはなぜか。1877年にインドがイギリスの植民地になってから、統治者イギリスはインドのヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立を、実に巧みに煽って利用していたからだ。
互いに憎しみ合わせ、そして争わせた。
イギリスは、ヒンドゥー教徒を結束させて反英闘争を行ったガンジーに対抗させるために、イスラム教徒やシーク教徒を支援してヒンドゥー教徒と対立させた。
イスラム教徒やシーク教徒は、インドでは少数派だ。だから、強大なイギリス政府のうしろ盾を得てヒンドゥー教徒と対抗するのは合理的な選択だった。
しかし、精神的指導者であったガンジーの融和をことごとくはねつけるイスラム教徒は、イギリスの思惑通りヒンドゥー教徒の激しい憎しみを買った。それが、ガンジーの推進する非暴力主義とは別に、過激なヒンドゥー至上主義者を生み出す元になった。
Next: 分割統治の憎悪がガンジーを抹殺した?そしてルワンダ大虐殺も…
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kedama-o · 1 year
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最近肩こりがつらい…。まだ腕が上がらないというほどではないのでストレッチなどで対処しようかな。
さて、みなさんはマイナンバーカードでもらえたお金は何に使っただろうか。自分はね、本に消えましたね。いや、そういうつもりではなかったんだけど 「ちょっと高いな…また今度買うか」 という類の本を手に取ると、隣に面白そうな本があるからいけない。いや、そもそも自分を書店に連れて行く友達に原因が(他責思考) という冗談はさておいて、中々面白い本をいくつか購入したので、そのうち全部ここに載せられたら良いな。
それで、今は購入したなかの一冊を読み進めている。
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この本ですね。
不勉強なものだから、どんな本なのか今ひとつわからない状態でなんとなく買ったのだけど、なかなかどうして良さげな内容。
まず、帯の「アクティヴィズム」とはなんぞやということを軽く調べたのだけど、日本語だと「積極行動主義」みたいに言うらしい。つまりは政治的な主張をする際にデモ等の積極的・直接的な行動をする人たち、またはその思想って感じなのかな?
まだ全部読んでないから正解なことは言えないけど、どうやらアクティヴィストとして生きて行く中で何を指針にするか、何を信じていくのかということが書かれている。著者は、未来は不確定な闇の中に存在することこそを希望であると主張する。ここまでの人類史を紐解けば、ある時代では想像もできなかったことがその30年、50年後には当たり前になっている事象などたくさんあるからだと。それは楽観主義とは違って、なんというか…より当事者性が強い、のかな?「未来なんかどうなるかわからないんだから今の活動がいつか実を結ぶと信じて歯を食いしばって戦い続けるんだよ!」という鼓舞。現実的な希望的観測、的な?あまり読んだことないタイプの本なのでとても新鮮。気になった方は是非。
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oy4z · 2 years
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俺の夢は名誉ブリタニア人
今更ながらコードギアス見ちゃったよというお話を
あーおもしろいねえおもしろいねえ...
あらすじ
ネタバレにならない程度にあらすじを
コードギアスの世界には日本がない、敗戦国日本は世界をほぼ統一してる大国ブリタニアの植民地となっている
主人公ルルーシュはなんやかんやあって(第1話)、目をあわせた相手に強制的に命令を下す能力、「絶対遵守のギアス」っていうまー厨二全開の能力を手に入れる
ルルーシュはブリタニアに恨みを持っているため、ギアスを使ってブリタニアに対してテロを仕掛けていく
みたいな感じで政治的な思惑と、それに基づいた戦闘でシナリオが進行していくのでちょっととっつきづらさはあるかも
溢れ出る厨二
まあギアスといえばという印象がこれだったけど、 やっぱり厨二病を引き起こすようなしぐさが多々あった(というかすべてそうだった)
でもスマン...俺未だに精神が幼いからよお... かっけえんだワこれが...
youtube
↑ギアス発動シーンを見てグッときた人にはオススメの作品 というかそうでなくても見ろ
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ただルルーシュがテロを行う際に身分を隠す姿(ゼロ)は、少しダサい... 俺も老いたか...
ダークヒーロー物はいいなあ
主人公ルルーシュが行うのはあくまでもテロであり、そこで発生する人の死や葛藤など、決して明るいものではない...
ルルーシュは普段は学生として生活しているが テロを行う際は素顔を隠し、「ゼロ」という名で戦いに出る
学生としてのルルーシュの友人が「ゼロ」と関わるシーンでは、素顔を隠しながら立ち回るため、そのハラハラがたまらん
デスノートが好きな人は間違いなくハマると思う
メカものとして
コードギアスの世界ではナイトメアフレームと呼ばれる人形ロボットを操縦して戦闘する
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陸上戦がメインであり、腕や肩からワイヤーを射出し立体機動を行うこともできる
メカものにはあまり明るくないので、ぼんやり見た感想としてナイトメアが作中で何度も改良されていくのが良かった
ブリタニア側とルルーシュ側の機体が交互に強化され、段々と戦闘におけるナイトメア自体の必要性能が高くなっていくのが見ていてワクワクした
おわり
こんな傑作をいままで見ていなかったとは...という感じだった
見たら間違いなく中二病が再発するけど見てくれ
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hachinana87 · 2 years
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ハミルトン劇評翻訳
ハミルトン独語版(ハンブルグ公演)プレミアおめでとう〜!ということで戯れに2016年のハミルトン評を訳してみました。そもそもこの作品の何が凄いのか?というのが解題されてて面白いです。
なぜハミルトンがミュージカルの歴史を作るのか 
サラ・チャーチウェル  2016.11.5 
【このカッコは私の注釈です。英語やミュージカル全然詳しくないので誤訳必須。気になる方は原文↑読んでね。この記事は初演一年近くすぎて英国公演が迫ってきた時の記事で、ちょうどブレジグットのときでした】 
建国の父アレクサンダー・ハミルトンがブロードウェイのヒップホップミュージカルの意外なスターになっている。来年には来英するが、移民の包括の描写はこれ以上ないと言うほどタイムリーなものだろう 
 7月23日の夜、私はニューヨークの劇場にいて、彼の国の独立、そして連邦政府のために奔走した男についてのミュージカルを見ていた。ジョージ3世が「太海は隆起し、帝国は堕ちる/その間助け合ってきたじゃないか」と歌う間、英国ではヨーロッパ連合を離れるか否かの投票が行われていた。『ハミルトン』がアメリカの独立の物語を来年ロンドンに持っていく頃には、その約束された成功はあらゆる種類の歴史の皮肉を描き出すだろう。 
 『ハミルトン』はアメリカン・ミュージカルの歴史にとって滅多にない変革的経験となった。『ショウボート』や『オクラホマ!』、『ウエスト・サイド物語』のようなゲーム・チェンジャー。その後に出るものを永遠に作り替える革新的な作品となった。しかしこれらの先駆の作品などと違って、ハミルトンは一人の男、リン=マニュエル・ミランダーー作曲・作詞・脚本を全て担ったーーによって作られたのだ(スティーブン・ソンドハイムも同じように全てを担ったが、彼の作品はブロックバスターではなかった)。『ハミルトン』はアメリカのポップミュージックのサウンドトラックと、歴史上最も独創的な脚本を使いながら、アメリカの歴史と現在の政治を結びつける。結果的に、ショウのなかのほとんど全ての歌が複雑な歴史劇コンサートとなる。古風な音楽と現代的な音楽の重なり合いは、歴史上の出来事と現在の政治と混じり合うのと同じようにそれぞれのレイヤーを重ねる。2年もしない間に、「ハミルトン」はボックスオフィスの記録を塗り替え一ー1億ドル以上のチケットを売り上げたーー、演劇関係の賞を総なめにし(ピューリッツァー賞戯曲部門を含む)、他の作品ではこれまでなかったような大仰な賞賛を集めた。しかし「ハミルトン」はそのすべての賞賛を超える作品である。 
 ミランダが休暇中にロン・チャーナウのアレクサンダー・ハミルトンの自伝を読んだ時、彼はすでに成功したミュージカルを作っていた(『イン・ザ・ハイツ』)。(この気まぐれのお陰でロン・チャーナウは『ハミルトン』の売り上げの1%を手にすることとなり、金持ちになった)ハミルトンはアメリカの歴史上の一種の変質を表象していていた。建国の父でありながら、歴史から神話に作り変えられることはなかった。それには多くの理由がある。ハミルトンの立ち位置が今の神話に相容れないものであると言うことは無視できない点だ。例えば彼はエリート主義を公言したし、終身大統領制度を支持した。彼が推進した連邦政府の拡大は1794年のウイスキー反乱を引き起こしたが、それは暴力的に鎮圧された。これらの事実はミランダの「若く、貧しく、飢えた」西インド諸島からの移民が、知能と努力と大胆さでアメリカン・ドリームを掴むというミュージカルには出てこない部分である。ミランダは移民社会と平等主義と業績主義のシンボルとしてハミルトンを讃える神話を作った。歴史の視点で言えば拡大解釈だが、演劇的には天才的な所業だ。 
 ハミルトンはアメリカ独立のヒーローとなり、ジョージ・ワシントンの右腕となり、アメリカ初代財務大臣となり、連邦政府の州政府に対する上位性を示す文献的根拠となった「フェデラリスト・ペーパー」の共同執筆者(ジェームス・マディソンと共同)となる。国立銀行について論争し、国の証券や国債を作り、アメリカの経済的成功の礎を築いた。彼のドラマチックな人生は現職の副大統領アーロン・バーとの決闘で殺されるという結末でメロドラマティックな終わりを迎えた。このような業績とドラマにも関わらず、ハミルトンはアメリカの歴史の中で主流から追いやられていった。ワシントン、ジェファソン、ジョン・アダムスは数えきれないほど小説、映画、ミニシリーズ・ドラマとなったし、彼らが一堂に会するミュージカル『1776』にもなった。『1776』は独立宣言を描いた作品だが、ハミルトンは名前すら出てこない。【1776は独立宣言のころの話で、その頃ハミルトンは大尉ぐらいなので作中に出てこないのはそんなに不自然ではないかな?こんなに大がかりではないですが、ハミルトンの伝記はちょくちょくフィクション化もされてた模様。ゴア・ヴィダルのバーの小説にも出てきます。まぁ派手な経歴の割に他よりも少ないというのはそうなんでしょうな】 
 脇に追いやられると言う扱いは、彼自身プエルトリコの移民の息子であるミランダと共鳴した。個人としても、アメリカの歴史としても、かの国の移民への扱いを体現しているからだ。この対の洞察が、この歴史・文化・政治参画に関してのミュージカルの中で煌めいている。建国の父たちのキャストはほぼ有色人種である(建国の母たちもいるが、キャストは圧倒的に男性中心)。その結果が、想定もしない現象を生み出した。政治・経済・人種の歴史に関する歴史劇が、今のアメリカの政治・経済・人種の状況を皮肉る、ブロードウェイ・ヒット。このショウの全てが「メタ」で、あらゆる層に重ねられている。『ハミルトン』はメタ演劇で、メタ歴史、メタミュージカル、そのあらゆる層へのメタなのである。 
 作品には、ミランダの幅の広く正確な音楽参照が多分に含まれている。歪んだブリットポップ風のジョージ3世に始まり、デスティニーズ・チャイルドのように歌うスカイラー三姉妹。ノートリアスB.I.Gからケンダー&エッブへの目配せ。ミランダは詳しい知識を駆使し、『ショウボート』『ウエストサイド物語』の様な作品がメインストリームのマイノリティ文化に関する認識で重要な転機をもたらしてきた業界ーー���メリカのポップカルチャーの縮図に等しいーーについて機知に富んだ会話を導く。『ハミルトン』はこのプロセスを用い、サブカルチャーの音楽を使いながら、メインストリームの歴史を読み解いていく。ロジャース&ハマースタインの『南太平洋』から引用された人種差別に関する台詞(“you’ve got to be carefully taught”)はバスタ・ライムスと肩を擦り合わせる。ソンドハイムが『太平洋序曲』で試みた視点の実験は、スヌープ・ドックに出会う。ジョン・アダムスに関しては、『1776』からミランダが借りてきた節を使ったギャグもある。『1776』のオープニング・ナンバーは大陸議会がアダムスを黙らせようとする「Sit down, John」なのだが、ミランダも同じように、アダムスと彼が表象するアングロ中心のアメリカ社会に、脇にどけと伝える。ミランダはアダムスを劇中に登場させておらず、名前が出てくるのは二幕以降になるが、そこでハミルトンは「座れジョン、デブのマザーファッカー!」と歌う。もう少し(色んな意味で)控えめなものでは、ミランダはハミルトンに印象的な「満足することはない(I will never be satisfied)」の節を与えるのだが、これは『1776』のアダムスの台詞、「私はいつも不満足なんだ I have always been dissatisfied, I know that.”」に呼応する。 
 ミランダの詞は目が眩むようだ。ソクラテス(Socrates)は凡人(Mediocrities)とライムし、その前には農奴解放(manumission)と奴隷解放(abolition)と武器(ammunition)がつながる。ギルバート&サリバンはサンプルされるだけでなく、洗練される。ミランダは記者たちにギルバートの有名な歌詞を改善したと嬉々として語る。それは今やワシントンのラップとなる(Now I’m the model of a modern major general / The venerated Virginian veteran whose men are all / Lining up, to put me up on a pedestal.”)【ミランダはギルバート&サリバン『ペンザンスの海賊』の歌詞をここで引用していて、ずっとgeneralの韻はmineralじゃかっこわるいと思ってた、とインタビューで話すのが好きなのです】言葉に酔った陽気な作家のように、駄洒落が溢れている(“Local merchants deny us equipment, assistance / They only take British money, so sing a song of sixpence.”) 
 『ハミルトン』はオペラと同じように、ほぼ歌い通しである。話す台詞はほぼない。多くの人が示唆するほどは、ラップは多くない。ラップが現れるとしたら、それはジェファソンとハミルトンの閣僚会議をエミネムの8mileばりのラップバトルで表すような「実用的で戦略的な聡明さ(practical tactical brilliance)」を伴っている。ハミルトンとバーの宿命的な決闘はギャング抗争と関連づけられ、自身もギャング抗争が元で亡くなったノートリアスB.I.Gの「Ten Crack Commandments」がサンプリングされる。「ワシントンの後ろ盾があるのはなんと素晴らしいことだろう」とバー、ジェファソンとマディソンは歌う。これは一義的にはハミルトンの後ろ盾のワシントン大統領のことを言っているのだが、同時に現代のワシントンDCから疎外された(政治から疎外された)市民が感じる政治的不平等とも呼応する。”Wait for It”はバーの性格に関する歌であるが、同時に「順番を待て」と言う言葉が有色人種のコミュニティにとってなんと破滅的なものをもたらすかということについての歌でもある。 
 詞と同じく、音楽も、単にスコアとしての意味だけではなくむしろ歴史的な要素としても利用される。ジェファソンとバーはそれぞれ二幕に大きなソロがある(ミランダは寛大にも、自分ではなく共演者たちに良い曲を振っている)。パリから帰ってきたジェファソンが歌う“What’d I Miss?”は、ブギウギ調のピアノリフを生かしたストライドやラグタイムの混じったディキシーランドジャズ【初期のジャズ】的な音楽だ。このラップの祖父としてのジャズの起源の召喚は少し場違いでーーしかもジェファソンを演じるダヴィード・ディグスは「ジャズ・ハンド」まで使って演じるーー同時にシリアスなものだ。ジェファソンはハミルトンや他の閣僚よりずっと歳上だからなのだ。ミランダは若いキャラクターにヒップホップの影響を与え、ジェファソンにオールドスクールなジャズを歌わせるが、またそのジャズの中にもキャブ・キャロウェイのような、ラップの起源を感じさせるボーカルにもオマージュをはらっている。劇が進むたび、ジェファソンのバーにもたらす影響は強まっていく。二幕の最大のバーの見せ場“The Room Where It Happens”では彼の音楽スタイルはシフトし、ジェファソン風のディキシーランド・ジャズスタイルを取り入れていく。バーの歌はコール・ポーターの“Blow, Gabriel, Blow”やフランク・レッサーの”Sit Down, You're Rockin' the Boat”のような1世紀以上使われ続けるゴスペル風の、観客が足を弾ませるようなコーラスをバックにしたショー・ストッパーだが、これらの楽しく、あまり意味がない歌とは違い、“The Room Where It Happens”は歴史の記録について語ったーー足を踏み鳴らしたいぐらい素晴らしいーーインスタント・クラシック・ナンバーである。 
 この曲は劇の多くの意味での転換点となる。バーは待つのをやめる。歴史の空白は政治的排除のメタファーとなる。“The Room Where It Happens”は、語られる歴史がどのように権力の神話を作り上げるか、または現実の政治がどうなされるかの歌だ。バーは「誰も実際は知らない/政党がどう同意に持ち込まれるか/チェスの試合で何が捨て駒にされたか/何かが起こったとはわかるが/実際にそれが起こった部屋には(自分達は)いない」そして力強いバース「ことが起こる部屋に/自分も居たい」の前にバースをつなげる。 
 ミランダは「ことが起こる部屋」に、移民や奴隷の子孫、黒人や、ラティーノやアジア系、未来に対して希望が持てない貧しい子供たちを置く。「煙が充満した部屋」に残された個人の野望は、権力から排除された人々の象徴となる。「我々は救世主を求めるが/彼らが捨てたものを知らない/私たちは新しい始まりを望むが/夢みるのは多くは闇」。この歌は、通して歴史の記述と国の語り手の権力に対して疑問を投げかける劇全体を要約している。ハミルトンの妻イライザは、最初のうちは歴史の一部となることを望むが(「あなたの物語の一つとなりたい/いつか誰かが描く物語の」)、ハミルトンの裏切りに遭い、手紙を燃やし、自分の語りをコントロールしようとする。しかし、ハミルトンは若くして死に、イライザは「物語に戻る」。ミランダは終幕に戻り、ワシントン、ジェファソン、マディソン、イライザの歴史を語るが、結局問われるのは「誰が生き、死に、誰が物語を語るのか?」ということだ。 
 ただ、「何が語られなかったのか」という疑問は、『ハミルトン』自体の神話化でも言えることである。ミランダはカラーブラインドネスを使い歴史を告発するが、『1776』の公演は1969年でありながら、今日の「ハミルトン」が言及するよりも直接的に奴隷制について言及した。まあ確かに、『1776』は白人だけのキャストが奴隷制の是非について議論するものではある。ジェファソンは金髪の妻が恋しすぎるあまり、彼女が来るまで独立宣言が書けないと嘆くのをえがきつつも、彼の奴隷サリー・ヘミングス(おそらくジェファソンの私生児を6人ほど産んだ)は言及されない。しかし、『1776』はショッキングなまでにフランクで残酷な「糖蜜をラムに」で終わる。この中では北部の制度の欠陥を指摘し奴隷制度に対する欺瞞をも暴く。『ハミルトン』はヘミングスのことに対して一度だけ言及し、奴隷制に対する言及もあるが、ジェファソンだけが奴隷を所有していたと示唆し、歴史が証明するよりもハミルトンを奴隷制廃止に熱心に描いている。実際は、ワシントンもマディソンも奴隷を所有していたし、ハミルトンは妻の家族のために奴隷取引をしていたこともあるし、農奴解放については冷淡だった。 
 『ハミルトン』は有色人種の俳優を取り上げるが、実際の奴隷の描写はない。これはしかし、まさに彼の語りに欠かせない選択だ。彼は長きアメリカの語りの伝統である白人の「ブラック・フェイス」を取り上げ、それをひっくり返したのだ。然るべきところに音楽を置き換え、歌詞を書き換え、政治をひっくり返し、ショーに合うように作り替えた。そうすることで同時にアメリカの現代の現実への批判、アメリカ独立のパワーの賞賛、アメリカンミュージカルの歴史への祝福を歌った。もし英国にお住まいならば、来年の11月まで待たなければいけないが、これを見るときは、あなたも「ことが起こる部屋」に居合わせることになるだろう。
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sakanafromhell · 2 years
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かつて世界中で流行した幸福について (3333字)
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 7年前、突如としてこの世界から12月24日が消失した。  冷���に考えれば、我々が失ったのは365日のうちの1日でしかない。  とはいえ12月24日だ。多くの人々にとって特別な意味を持つ、替えの効かない日。  巨大な喪失感が深夜の歯の痛みのような冷酷さで世界中に染み渡った。  しかし予想外の早さで痛みが引くと、嘘みたいに忘れられた。  今ではもう、12月24日を誰も憶えていない。  そして今年も12月23日の夜がやってきた。  服を脱いだ彼女は、カーテンも閉めずに窓辺に立っている。  冬の夜空には星々が正確に配置されていて、ガラスに映った彼女ときれいに重なっている。下着姿の星座みたいだ。脱ぎ散らかした服を足でどかして、彼女は4000円ちょっとの情けないサンタの衣装に身を包んだ。彼女の全身からばちばちと音を立てて蒼白い光が放たれる。 「今年も美しいな」 彼女は真面目な顔で言った。「私は」 「異論はありません」 僕は少し笑う。でも彼女と安っぽい衣装とのあいだには、歴史上一度も起こったことのない化学反応のようなものを感じる。 「気分が良い」 彼女は微笑んだ。「プレゼントは私だよ。などと冗談を言いたいくらいには」 「それは楽しみ」  じつは僕も、彼女へのプレゼントを隠し持っている。  だけどそれを渡すのは24時間後の話だ。  彼女はこれから、たった一人で失われた12月24日に忍び込むのだ。
 もしかすると12月24日が失われたことよりも、サンタクロースがいなくなったことのほうが大きな事件だったかもしれない。7年前に起こった12月24日の消失は、同時にサンタクロースの消失でもあった。  だから12月24日が失われた最初の年には、子供たちにはプレゼントが一つも届かなかった。  ただでさえ暗い世の中にあって、子供たちの悲嘆に暮れる声というのは、あまりにも痛切に響く。体調を悪くする者も多かった。  そこで大人たちは協議の末、毎年25日になると、自分でこっそり用意したおもちゃをサンタクロースからの贈り物であると偽って、子供たちの枕もとに置くことに決めたのだ。  これが思いのほかうまくいった。  子供たちはその嘘をすっかり信じたし、大人たちも子供のために内緒でプレゼントを選ぶという楽しみを得た。  なぜ今までこの方法をとらなかったのだろう?  世界中の子供たちのプレゼントを、サンタクロース1人に任せていたことのほうが異常だったのではないか?  思うに、これは12月24日消失後の世界で、ほとんど唯一の良い方向への変化だ。  そもそも7年前に世界は終わりかけていた。悪意のぎっしり詰め込まれた出口のない箱のようだった。大がかりな戦争と個人的な戦争ばかりがそこらじゅうに転がっていた。そんな時代のさなかに12月24日は失われたのだ。最後のともしびが消えたかのように。  けれど少なくとも今では、大人は子供たちのためにプレゼントを贈るようになった。  世界は少しずつ良くなっていく。  それは僕の個人的な祈りでもある。  僕自身の生活はこの7年、少しも好転しなかった。毎日毎日、ほとんど寓話的といって良いような、つかみどころのない戦闘を強要され、ぼろぼろにすり減っていくばかり。自分がどんな目的で、どの方向に進んでいるのかもわからない。  でもきっと、それは僕だけに与えられた苦難じゃない。  誰だってそんなものだし、彼女の7年間だって似たようなものだったと思う。  なにしろ彼女は7年前に自分の名前をなくしてしまったのだ。  7年前の12月25日。 「次のサンタクロースは私なんだって」 僕の横で眠っていた彼女が跳ね起きて言った。「サンタクロースって啓示によって選ばれるものだったんだね。ぜんぜん知らなかったな」  起き抜けのキュートな寝癖を直しもせずに、彼女は犬みたいに目をらんらんと輝かせていた。  12月24日が消えた翌日。  世界中がショックに打ちひしがれている真っ只中のことだ。 「啓示? きみが次のサンタクロース?」 僕は寝ぼけていた。「じゃあ衣装を買ってこないと。ミニスカのやつを」 「そうだよ、早く買いに行かないと!」彼女はベッドから飛び降りた。「26日になったら、あんなのどこにも売ってない!」  僕たちは近所のドン・キホーテでサンタクロースの衣装を購入した。4000円ぐらいの。ぺらぺらの生地の。ばかみたいなミニスカートの。てっきり僕は、僕たちのマンネリ打破のためにそれが買い求められたのだとばかり思っていた。  だけどサンタクロースの衣装を着た彼女は、本当にサンタクロースになってしまった。 「私がプレゼントを配るのは、この世界の子供たちに対してではない。失われた12月24日に閉じ込められてしまった、幻の子供たちのために配るのだ」  彼女は政治家の物真似みたいな表情と口調で言った。でも、ふざけているにしては、あまりにもその衣装は似合っていたし、あまりにも説得力を持ちすぎていた。  そして本当に不思議な話だけど、サンタクロースになった瞬間から、彼女は自分の名前をすっかり忘れてしまった。  誰にも彼女の名前を思い出すことはできなかった。  僕にも思い出すことはできなかった。  役所で取り寄せた彼女に関するすべての書類の氏名欄には、「12月24日」 とだけ記載されていた。  サンタクロースの衣装を着た彼女は、世界中でただ一人、12月24日に侵入することを許された。といっても僕たち以外の誰もそのことは知らないし、12月24日はいまや彼女の中にしか存在しない。  幻の街の、幻のクリスマス。  そこで彼女は、幻の子供たちに幻のおもちゃを配る。  幻の笑顔。  幻の幸福。  幻の12月24日。  かつて世界の一部だったもの。  すべての子供たちに一晩かけておもちゃを配り終えると、彼女はようやく現実の12月25日に戻ってくる。眠っている僕のベッドにもぐり込む。サンタの衣装のまま僕に抱きつく。  幻みたいに冷えた彼女の体。  彼女も僕も、それぞれの世界でぼろぼろに傷ついている。 「12月24日は正確に保持されている」 彼女が僕の腕の中で言った。「夜空に星が正確に配置されているのと同じように」 「お帰り。今年もお疲れさま」  彼女はちょっとだけ微笑んで、そしてすぐ目を伏せた。 「この世界には罰が与えられたのだと思う」 「罰?」 「人々の考える幸福というものが、あまりにも一面的すぎたのだ。あるいは、幸福になるための手順が複雑になりすぎた。結果として、幸福になりたいのか、不幸になりたいのか、誰にもわからなくなった。幻みたいな幸福を奪い合って、世界は大小の戦いに埋め尽くされた。その罰として12月24日が取り上げられてしまった」 「酷いことをする奴だ」 「誰が?」 「誰もが」 「誰もが。そう、たしかに。私もそう思う」 彼女のため息が僕にかかる。「私は12月24日をもとの場所に戻したい。この世界に〈12月24日〉をプレゼントしてあげたいんだ。それがサンタクロースとしての私に課せられた仕事なのだと思う。やり方はまだわからないけれど……その日が来るまで、私は幻の12月24日を管理し続けなければならない」 「大変な仕事だ」 「だが私にしかできないことだ」 「その覚悟は立派だと思うけど……でも、きみは誰からもプレゼントをもらわなくて良いの?」 「サンタクロースはプレゼントをもらわない」 「そんなことはないよ」 「誰がくれるんだ」 「僕が」 「きみが? 私に? どんなプレゼントを?」 「何でしょう」 「愛かな」 「愛だよ」 「それはもう、もらっている」 「愛のほかにも」 「何をくれるの」 「きみの名前」 と僕は言う。「きみの名前は、7年前の12月24日に飲み込まれてしまった。僕は7年かけてそれを掘りおこしたんだ。僕にしかできない仕事だ」 「私の名前を?」 「そう」 「私はなんという名前だったの?」 「イヴ」 「イヴ」 彼女は恥ずかしそうに微笑んだ。「ちょっと出来すぎな気がする」 「僕もそう思う」 「でも嬉しい」  イヴは僕の首筋に顔を埋めた。  イヴのなめらかな脚の感触が伝わってくる。  そのとき、少なくとも僕たちのあいだには、誰にも恥じることのない幸福があったんだと思う。世界は少しずつ良くなっていく。貧しくても、何もかもがうまくいかなくても、悲しいことばかりが起こっても、僕たちはこうして少しずつ、世界をもとに戻してゆけるのだ。
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hxqiueegf · 2 years
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ロレックスの22年新作腕時計「デイデイト 40」にプラチナ製"刻みの入った”フルーテッドベゼル採用
ロレックスロレックス(ROLEX)の2022年の新作腕時計に、プラチナ製のフルーテッドベゼルを備えた「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」が登場。 プレジデントに愛される時計 「デイデイト」は、日付表示に加えて、ダイアルの12時位置の弧状の小窓にフルスペルの曜日を表示するカレンダー付き腕時計。18 ct イエロー、ホワイト、エバーローズゴールドまたは950プラチナといった貴金属のみで製造されており、その機能性とプレステージの高さから、世界中の多くの政治家や先見者に愛用され、プレジデントに愛される時計として知られている。 「デイデイト」初のプラチナ製フルーテッドベゼル 新モデルは、「デイデイト」で初となるプラチナ製のフルーテッドベゼルを備えている。“刻み”のデザインが特徴的なこのベゼルは、これまで18 ct ゴールド製のみだったが、今回は加工が難しい金属であるプラチナでの製造を実現した。このベゼルは、ロレックスの伝統的なデザインの要であり、オイスター パーペチュアル コレクションの一部のクラシックモデルのみに採用されている。 ひと際明るい輝きと魅惑的な白い光を放つプラチナにマッチするアイスブルーダイアルは、プラチナ製モデルにのみ採用されている。水深100mまでの防水性能を保証する40mmのオイスターケースは950プラチナの塊から造られ、クリスタルは、耐傷性に優れるサファイアから製造され、反射防止コーティングが施されている。 3列リンクのプレジデントブレスレット 1956年の「デイデイト」の発表に合わせて特別に作られた3列リンクのプレジデントブレスレットも、エレガントな佇まいを引き立てている。プレジデントブレスレットは、18ctゴールドまたは950プラチナ製で、「デイデイト」および「デイトジャスト」の貴金属モデルにのみ採用されている。 ブレスレットにはコンシールドタイプのクラウンクラスプが装備されており、リンク内部には柔軟性と耐久性を高めるセラミック インサートが備えられている。 パワーリザーブ約70時間を誇る「キャリバー3255」 新モデルは、2015年に登場した「デイデイト 40」で発��されたムーブメント「キャリバー3255」を搭載。時計製造技術の最先端を行くこの機械式自動巻ムーブメントは、精度、耐衝撃性、耐磁性、利便性、信頼性のすべてにおいて際立った性能を発揮する。なお、高いエネルギー効率と信頼性を両立させるクロナジー エスケープメントによって、パワーリザーブは約70時間まで延長されている。 すべてのロレックス ウォッチと同様に「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」は、高精度クロノメーター認定で、手首着用時に優れた性能を発揮する。 【詳細】 「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」(Ref.228236) 発売時期:未定 予価:7,038,900円 <主な仕様> ケース:オイスター(モノブロックミドルケース、スクリュー式バックケース、リューズ) ムーブメント:キャリバー 3255、ロレックスによる完全自社製造、両方向自動巻パーペチュアルローター搭載の機械式ムーブメント ダイアル:アイスブルー、グロス、サンレイ仕上げ、18 ct ホワイトゴールドのローマ数字とアワーマーカー、18 ct ホワイトゴールドの針、秒針はPVD(物理蒸着)によるブルーコーティング ブレスレット:プレジデント(3列リンク)、950プラチナ、センターリンクはポリッシュ、サイドリンクはサテン、エッジはポリッシュ仕上げ、セラミックインサート、クラウンクラスプ(コンシールドタイプ) HXQIU ブランド コピー http://www.ginzaweb.com https://hxqiuuse.blog.ss-blog.jp/ http://hxqiudrew.blog.shinobi.jp/
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ari0921 · 3 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024年)7月4日(木曜日)
  通巻第8317号 <前日発行>
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 えっ。胡春華が南太平洋のバヌアツに出現した
中国、バヌアツ大統領官邸を建設し贈呈式
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 バヌアツは人口僅か33万人。南太平洋の島嶼国家で、日本からはフィジーで乗り換える。
 首都ポートビラの海岸通りに商店が密集している。ほとんどが華僑経営である。中国人専用のホテルで食事をとったが、99%の客は中国人、メニューも中国語、店員も過半が華僑の移住組、ここは中国の植民地か、と思った。
 数年前、バヌアツへ取材に行った。同行者は高山正之氏ら数名で、宿泊したホテルの一室が日本大使館開設準備室だった。狭い部屋にコピィ機とFAXがあった。職員の日本人女性は来たばかりで何も知らず「取材ならJICAの事務所へ行けば。。。」という(日本大使館は2020年に開設)。
 そのJICA事務所で話に依ると、「3000万円以上の不動産投資で、バヌアツのパスポートが交付される。「そんなもの貰ってどうするのだ」と野暮な質問があるだろうが、このバヌアツパスポートは世界中の大半の国々へ、ヴィザなし渡航できるシロモノ、中国のパスポートより魅力的なのである。
 経済的に苦況から抜け出せないバヌアツ政府は、中国が資金提供した一連の新しい建物に入居する。中国様々である。バヌアツの大統領官邸、外務省の増築、財務省ビルの立て替えも中国が支援した。豪シンクタンクの「ローウィー研究所」は、中国が2100万ドル以上を注ぎ込んだと推定した。バヌアツは中国に多額の負債を抱え、対外債務の四割は中国輸出入銀行から借りている。
パプアニューギニアに中国はAPECのための国際会議場を建設し、贈呈した。フィジーには南太平洋大學に孔子学院。首都のスパにはチャイタウンがあって、華字新聞が発行されている。
ソロモン諸島では中国の進出に対してアンチチャイナの住民暴動がおこり、中国が治安維持のために警察訓練チームを派遣した。
 7月2日、中国援助と大書された看板を前に大統領官邸の公式引き渡し式典で、バヌアツのシャルロット・サルワイ首相は笑顔を振りまいた。
 「えっ」ト驚く桃の木、中国から派遣された特使は胡春華だった。
 胡春華は「次代のホープ」と言われた。16歳で北京大学へ入学、39歳のときに内モンゴル自治区の党書記に抜擢された。手腕を評価され、つぎに吉林省党委員会書記に抜擢された。第18回党大会後の中央委員会で、49歳で中央政治局、トップセブンの一角をしめた。
その後も出席コースを驀進し、広東省委書記。2018年3月、第12期全国人民代表大会で国務院副総理に選ばれた。
習近平にとっては胡春華ほど鬱陶しい存在はない。まして習近平は共青団のようなエリート集団、テクノクラートが大嫌いである。つまり習近平は知識人がきらい。側近はすべてイエスマンと茶坊主にした。
2022年10月の第20回党大会で胡春華は間違いなく国務院総理に就くとみられていたが、あっと驚きは中央政治局常任委員からヒラの政治局員に降格となった。
その後の動静は伝えられず、わずかに同年12月にイランとの包括協定の調印でテヘランへ派遣されたことくらいだった。その胡春華がバヌアツへ現れたのだから、一年半ぶりに動静がしれた。
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kennak · 23 days
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備蓄米の解放を国に要求するのも、どうかと思う。 関西には米どころがあるのですから、不足している都市部に一定数を優先的に回してもらえるように知事会や農協を通して手配した方が早道だと思います。 何でもかんでも困りごとの解決を国に求めるのではなく、地方として出来ることに手をつけてから、国のお尻を叩く方が説得力あると思います。 なんて言ったって、維新の政治家さまは、とても優秀なんですから、国に頼らずとも困難を解決できる手腕を見せて欲しい。
吉村洋文氏 維新大阪で初の現職首長落選に「完敗」 兵庫県知事の疑惑影響!?選挙戦で「おかしい」と声かけられた(よろず~ニュース)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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lastscenecom · 2 years
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タタール族、メルキト族、ナイマン族、ケレイト族といった、古くから対立する部族を混ぜ合わせて一つの民を作りだす。 彼は「タタール」という言葉を捨てて、始祖伝説に出てくる女性モンゴルジン・アラン・ゴアに敬意を表し、新しい国の名を「イェケ・モンゴル・ウルス」としました。大モンゴル国といった意味合いです。女性の名前から一国の国名を決めたのは、おそらく彼一人なのではないでしょうか。
米初代大統領も参考にするほど高かった「チンギス・ハンの政治家としての手腕」 | 戦いに生きた皇帝は優秀なイノベーター | クーリエ・ジャポン
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elle-p · 2 years
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P3 Club Book pages 15-16 scan and transcription.
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○パラディオン
ア   わたしの初期ペルソナ、パラディオンを紹介させていただくであります。パラディオンは、機械のわたしに相応しい、無機物の神であります。トロイの木馬の伝説で有名なトロイア戦争において、トロイア軍がアテナ神殿で人々に崇められていたアテナ神像、それがパラディオンであります。伝説によっては神の形を模した炎あるいは炎の精霊を指して呼ぶこともあるようでありますが、わたしのペルソナのデザインを見る限り、アテナ神像を表わすと認識するのが妥当であります。なおト��イ戦争では、木馬の策略で城門を解放した挙句、神殿のパラディオンを奪われたことが、トロイを敗北させた決定要因であと伝えられているでありますね。まったく物騒な話であります。
Paradion
○アテナ
ア   神話のパラディオンと同じ、たんなる無機物であったわたしが、人間らしさを少しだけ手に入れたことで、ペルソナ・パラディオンはアテナへと変化するであります。 このアテナは有各なので、あまり説明する必要もないでありましょうか。 ギリシャ神話では戦いと知性の女神として崇められ、また芸術や造船、建築の神としても有名であります。 ただ、その年誕のエピン一ドに関しては、意外と知られてないかもしれないでありますね。 何というか、なかなか豪快なエピン一ドであります。 ゼウスがメティスという女神を懐妊させたのでありますが、その子がゼウスの権力を奪うと予言されてしまうのです。 それを恐れたゼウスはメティスを飲みこんでしまうのでありますね。 これだけでも非常識でありますが、さらにそのあと頭痛が治まらないゼウスは、別の神に斧で自分の頭を叩き割らせます。 いくら痛くても、本末転倒と言わざるを得ません。 そして、その頭の中から、既に成長して鎧で身を固めたアテナが生まれたと言われています。 ......いくら昔の話とはいえ、プロットが破綻しすぎではいかと思われます。
Athena
○ポリデュークス
真田明彦 (以下「真」)   俺の分身ポリデュークスも、ギリシャ神話の神だ。とはいえ、あまり馴染みのない名前かもしれないな? ただ、もし星座に詳しいやつだったら、ふたご座の弟ポルックス、と言えばわかるんじゃないか? ポルックスとはラテン語読みで、ポリデュークスはギリシャ語読みというだけの違いだ。大神ゼウスとスパルタ王の妃レダとの間に生まれ神の不死の属性を受け継ぎ、剣の腕と挙闘つまりポリデュークスは、神話の中ではアルゴー探検隊の一員としての活躍が有名だろう。アルゴー探検隊がべブリクスを訪れた際には、ボクシング勝負を挑んでは族人を殴り投していた王を、見事に返り討ちにしたとの話も残っている。不死のポリデュークスは、兄が戦いで命を落とした際に、神の血を引き死ねないニとを嘆き、 ゼウスに頼んで兄ともども星座に変えてもらったらしい。なかなか、身につまされる話じゃないか。
Poriducs
○カイシス
真   カエサルとは、紀元前1世紀のローマの軍人で、優れた政治家でもあったガイウス・ユリウス・カエサルのことだ。わかりにくい奴は、英語で名前を発音してみるといい。ジュリアス・シーザーという名なら、聞いたことがあるんじゃないか? このカエサルという名は、のちに「君主」を悪味する言葉ともなり、皇帝のアルカナに相応しいペルソナだと言えるだろう。覚醒前のポリデュークスとはとくに関連はなく、デザインのモチーフは巨大ロボットらしいな。デザイン担当の副島氏によると、画面上では実現できなかったが、実はかなり巨大なペルソナらしい。胸元にいる人影が、ちょうど俺と同じぐらいだと考えてもらえばいいだろう。俺としても、どうせなら巨大なカエサルに乗って、シャドウをボコボコにぶちのめしてやりたかったところなんだがな。
Cesarean
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