#掘り起しcd
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とっくの昔に旬を過ぎている質問と思われますが、面白そうなので回答します。 一般的に思われている「クラシック」とは、ヨーロッパの市民階級を対象とした芸術音楽です。古典派の時代くらいから市民階級を対象とした「コンサー��」が行われるようになり、レパートリーとして交響曲をはじめとする器楽曲が数多く書かれ、19世紀を通じて隆盛を極めました。はじめは存命の作曲家の作品ばかりが演奏されていたようですが、コンサートの数が増えるにつれ、曲が足りなくなり、「すぐれた作品であれば、故人のものでも演奏しよう」ということになります。数々の音楽雑誌が創刊され、音楽に関する言論が盛り上がります。シューマンが創刊した「新音楽時報」が代表格で、これは現在も刊行されています。音楽雑誌の主要な関心は、「未来に遺すべき優れた音楽作品の選定」でした。現在コンサートのプログラムを飾る数々のクラシックのレパートリーは、こうした中で選ばれてきたものです。バロック時代の作品はいわば「前史」として、後に発掘されたものです。メンデルスゾーンがバッハを発掘した例はあまりにも有名です。 作曲家たちは、こうした中で勝ち残りつつ、世俗的な成功をおさめようとしのぎを削っていました。みんな「世界で自分にしか書けない、鮮やかな個性」を目指していた、といっていいと思います。が、19世紀後半に爆発的な数の作曲家が出て、個性を追求しようにも、もはや音の組み合わせが尽きつつあるのではないか…その問題から逃れようがなくなっていきました。そもそもオクターブに12音しかないものを、多くの作曲家が競争して曲を書いて行ったら、可能性を汲みつくしてしまうのではないか…そういう種類の問題です。 その問題の処し方は、ヴァーグナーが切り開いた半音階和声の道や、国民楽派が切り開いた民族性追求の道、フランス人たちが切り開いた旋法や非機能的和声の活用の道でした。 20世紀に入っても、少なくとも第一次世界大戦まではこの延長上で数々の作曲がなされていました。民族性追求はジャズやガムランなど非ヨーロッパ音楽への関心を生み、そのよって立つ民族を広げながら続いていきます。フランス人たちの切り開いた道も、それはそれで継承されていきます。 が、半音階和声の追求の中からシェーンベルクが無調の道を開き、一般の聴衆と決別する傾向が出て来ます。複調を多用した作品でスキャンダルとなったストラヴィンスキーの春の祭典も、同じように言えるかもしれません。新しい作曲技法の追求は、第1次世界大戦前の段階で、「クラシック」の前提であった「市民階級を対象とした芸術音楽」から外れ始めたのです。簡単に言えば、「最新の技法で曲を書くと、市民に聞いてもら��ない」「市民を置き去りにしないと、最新の技法を試せない」という状態に陥ったのです。 第1次世界大戦以降、ロマン的な感覚が毛嫌いされ(民族主義を盛り上げる=ナショナリズムに訴える=戦争に結果的に協力する部分があったのは否定できません)、クラシック界は新古典主義の時代となります。シェーンベルクは十二音技法を開拓しますが、これも言ったら無調のシステム化であり、理性的です。中には新古典主義の語法を適度に取り入れつつもロマン的な曲を書いた人もいますし(バーバーとか)、ルネサンス期の舞曲や民謡を編曲した懐古的な作品も見られますが、例外的です。 ただ、この新古典主義ですが、形式への回帰とロマン的な感情表現の否定、下手をするとオリジナリティの否定(民謡と現代的な作曲技法を結びつけたりしています)ですので、大物は出て来にくいです。最大の大物はラヴェルとバルトークだと思いますが、フランス6人組といっても一般的には知られていないでしょうし、コダーイやカゼッラやマリピエロも通常は知らないでしょう。 何より、第1次世界大戦が、それまでの「未来に遺すべき優れた音楽作品の選定を行う市民階級の共同体」に物理的・経済的に深刻なダメージを与えたことは間違いないでしょうし、それまでのようにナイーブに共同体の共同主観を信じることも難しくなったでしょう。ナイーブに自国の素晴らしさと誇りを信じた結果、破局的な大戦に至り、ドイツ・ロシア・オーストリア・オスマンの4帝国は解体となりました。フランスは人口構成が変わるほどの大ダメージです。ロマン派音楽の前提だった「世界で自分にしか書けない、鮮やかな個性」という理想自体が、技術的にも理念的にも疑わしくなったと言えるのではないでしょうか。 悪いことは続くもので、ソ連では社会主義リアリズムが叫ばれるようになり、音楽は大衆に奉仕するものとして、人為的に古めかしい様式で書くことを強制されるようになりました。ナチスは実験的な音楽とユダヤ人の音楽を抑圧しつつ東方に勢力を広げました。ここでもロマン派音楽の前提だった「世界で自分にしか書けない、鮮やかな個性」を試みるための自由が奪われたわけです。結局、そうした自由が残っているのは実質アメリカだけのような状態になりました。ガーシュウィンやグローフェやコープランドやバーバーやケージなど、アメリカだけがかなり元気に見えるのは、絶対に偶然ではないでしょう。 要するに、戦間期の段階で、すでに「クラシック」を生み出してきた種々の条件が大幅に崩れています。オリジナリティの余地は狭まり、オリジナリティ自体の正当性が疑われ、クラシックを支えてきた市民階級の共同体は物理的・経済的・精神的に力を失い、やがては全体主義国家による抑圧も行われるようになった、ということです。こうした時代に、ベートーヴェ��のような素朴な市民共同体の信奉者や、ショパンのような詩人や、ヴァーグナーのような誇大妄想狂が伸び伸びと作曲できたでしょうか。 さらに、凄惨な独ソ戦はドイツ以東を滅亡の淵に突き落とします。一応戦勝国のはずのフランスも、ドイツに率先して協力した者を糾弾するなどで戦後は内輪もめです。クラシックを支えてきた市民階級の(ある意味のんきな)共同体など、大陸諸国では崩壊したものと思われます。おまけに戦後は鉄のカーテンで、東欧は全てソ連の影響下となり、抑圧体制となります。社会主義リアリズムは粛清を伴う形になり、自由な創作は生命の危険を伴う状態にすらなりました。社会主義リアリズムとは「強制されたロマン主義音楽や民族主義音楽」と言えると思います(ショスタコーヴィチやハチャトゥリアンを聞けばわかります)。ソ連の音楽界は、西側諸国から離れ、ガラパゴス的な世界となりました。 対抗上、西側諸国では、いわゆる前衛音楽が各国政府によってバックアップされ、自由のアピールとされました(ロマン主義・民族主義・新古典主義のどれをやっても、社会主義リアリズムと被ってしまいます)。前衛音楽は新しくていいのですが、一般市民にアピールする力はありません(ヨーロッパの音楽愛好者が、「前衛音楽は、風変わりな音が古い城の大広間などで演奏される様が最初は非常に新鮮で面白かったが、すぐに飽きた」などと書いています。一番好意的な反応でこのくらい、と考えられます)。受け取り手の共同体が崩壊し、作品をつくる側が市民階級から背を向けていたとしたら、巨匠が出てくる余地があるわけがないではありませんか。 一応、メシアンだのブーレーズだのケージだのライヒだのと、主要な作曲家を挙げることはできますが、おそらく一番影響力があって楽壇をリードしていたブーレーズが、ある時期からほとんど作曲をしなくなり、指揮ばかりするようになってしまったのが象徴的です。要するに、「クラシック」を生み出してきた種々の条件が完全に崩れてしまったのです。質問に対する直接のお答えは、これです。 戦後に起きた大きな変化としては、世界の中心がヨーロッパからアメリカに移ったこと、旧体制(ナショナリズム的な国家体制)が若者世代から各国で猛反発を食らい無視できなくなったこと、貴族主義やエリート主義の崩壊(といって悪ければ地下化)などがあるでしょうが、これもすべてクラシックの首を絞めています。代わりに台頭した音楽が、アメリカ起源のロックで若者対象の音楽であることが象徴的です。 それでもクラシックに関心のある層は、クラシックの新作ではなく、指揮の巨匠によるレコードの演奏の違いに関心を寄せるようになりました。が、徐々に生演奏のハッタリ要素は自粛され、レコードにしても傷のない演奏をコンサートで行うのが当たり前��なり、クラシックは新作という意味でも、演奏という意味でも、活力を削がれる形になっていきます。1960年代くらいのライブ録音など聴くと、相当にロマン的な無茶をやっていて楽しいですし、各国のオーケストラにもまだ明確にエスニシティがありますが、70年代以降どんどんそれは消え失せていきます。演奏に全く傷のない録音とそれとそん色ない生演奏の極北は、シャルル・デュトワとモントリオール交響楽団だと思いますが、あれはあれで尖った個性だったと思います。しかし、もはやその路線もありません。クラシックのCDは、どれをとっても似たような穏健な解釈とそこそこ傷のない演奏により、聴く人の「既存の曲のイメージ」をほぼ再確認するだけのものになっているように思います。おまけに値崩れも甚だしく、昔の巨匠と世界的オーケストラの録音が、500円くらいで投げ売りされていたりします。 それでも、宮廷料理に起源のある高級料理が滅びないのと���様、クラシック音楽が絶えることは一応ないでしょうし、また映画音楽などのネタ元として、クラシック音楽は活用され続けるでしょう。もしかしたら、一応西欧文明の影響下にある国々に普遍的に流行する音楽も書かれる余地はあるかもしれません(クラシックではありませんが、Let it goが世界43か国語に訳されて歌われたのはなかなかエポックメイキングだと思います)。が、その時に使われる作曲技法は絶対に最新の前衛的な技法などではなく、多くの人にわかりやすいロマン的あるいは民族的あるいは新古典的な様式でしょう。 クラシック的(あくまで「的」ですよ)な作曲法で大流行した例としては、パーシー・フェイスとか、ヘンリー・マンシーニとか、ポール・モーリアとかが挙げられるでしょう。映画音楽は後期ロマン的な様式で書くというルールがハリウッドで確立されており、ジョン・ウィリアムスはその巨匠です。日本だと久石譲ですね。こうした音楽は、おそらく今後も書かれ続け、一定程度の人気を得る曲も出てくると思われます。 が、クラシックの系譜に直接つながる音楽=ヨーロッパの市民階級を対象とした芸術音楽で、作曲家が世界で自分にしか書けない鮮やかな個性を目指して最新の技法で書き、多くの人に受け入れられた上、歴史の審判を経て残る音楽=はもはや、存在しえないと思います。
なぜ、現代に、クラシックの大作曲家が輩出されないのですか?大昔の作曲家のみで、例えば1960年生まれの大作曲家なんていません。なぜでしょうか? - Quora
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スチャがキービジュアルをつとめた『Adidas Originals ADIMATIC MID』が届いた。
ADIMATICは90年代に人気を博したスケートシューズ風のデザインで「幻の1足」(みんな「幻」使いたがるよね〜)と称されるほどレアものだったらしい。私は知らなかったのだけど、2022年に復刻していたみたい。確かにデザインは一般的に想像するadidasのデザインとはかなり違う。3本線がぶっとい。色味は黒白だけでなく、90年代を彷彿とさせるモスグリーンがしれっと入っている。
↑ちょっと見にくいですが…。ギザギザデザインもかわいい。
↑90年代に流行したモスグリーンの参照画像。95年に発売された『adidas country Mid Hi』。70年代に登場したモデルの復刻らしい。かっこえ!!(adidasについて詳しくまとめてるADI-filesさんから画像を拝借)
この大胆でクラシカル、細部まで洗練されたスタイル、確かにかっこいい。ソールの地図みたいなデザインもかなり良い。立体感ありげ。
紐は白(というかあの色はなんだろ。コンクリートの色)も付いてましたが、とりあえず黒をチョイス。
当時若者だった人たちは…渋谷に常に沸いてた人たち、下北に溜まってた人たちとか…は「エモー!」って興奮するのかな〜とか考えながら、いざ入足!!!めちゃくちゃ心配していたけど履き心地も良い!外反母趾+甲高の歪な足なので試着せずに購入するというのはかなりの大博打だったけど見事…泣けます。クッションがやわらかいから足がちゃんと呼吸できてる。骨が出っぱってる部分もフカフカで見事にカヴァー。本当に良かった。足が歪な人間にとって新しい靴を買うのは至難の業。友だちとかと靴買いに行くとかなったら間違いなく盛り下げる不憫なパターン。通販で買うなんてもってのほかと思っていたけど、今回は稀に見る成功例でした。ブ��!✌︎
https://www.atmos-tokyo.com/lp/adidas-adimaticmid-ogblack
@@@@@@
このADIMATIC MIDのカラーは「96年に登場した幻のオリジナルカラー」とのことですが、96年といえばスチャの6thアルバム『偶然のアルバム』のリリース年!
まじでいつも一番好きなアルバム聞かれて『FUN-KEY LP』と悩むんだけども…。んー。『スチャダラ外伝』もいいよなぁ。…一体追っかけとか推しがいる人って、「好きなアルバム」「好きな曲」「好きなネタ」「好きなリリック」とか聞かれた時にこう言おうって決めてるのかな。いつも答えられなくて悩んでる。その時の気分もあるしね。
スチャのCDとかすべてアートワークのセンスが抜群(野暮な言い方!)なのだけど、この『偶然のアルバム』が一番気に入っている。DIY感がたまらない。手作りステッカーマデツイテルンデスヨ!!2枚買わな切り取れませんけども…つまり複数枚買わそうって魂胆⁇!ともかく個人的には創作意欲をくすぶられる仕様となっております。
「3つの輪ゴム」のイントロでいつも「La十八番」と勘違いする楽しさ。宇宙感のある曲ばかりで何気ない日常がワープしていく感覚。「World IZ..(ヤバイ男知り合いに一人イル)」はタイトルからしてツボなのだけど、一体どんな変な曲なんやと聴いてみると意外にかわいらしいコードでいい意味での拍子抜け!!この衝撃忘れない。好きなタイトル1位かもしれない。「MR.オータム」のリリックとかまじで痺れるし、ビートがオシャレ。終盤のおフランスチックになるとことかFrench Vacationやないの!「CARSJOINT」は笑けるしヤジが楽しくておもろい。これのリリックにある「クマった」って『ゲストダイアン』の初回で東出昌大サンが言うてたやつ!オナラもそうですけど昔頃のギャグは令和にも通用するんですね。多分令和の次も。未来永劫。
バリエーション豊かな曲たちに囲まれて掃除洗濯晩飯テレビ。一生聴いてられます。「EQ」に関しては大学時代の思い出が詰まった曲。数少ない友人にSDP布教していた時、ほぼ毎日講義室で「今夜はブギーバックsmooth rap ver」の練習をしていたのだけど、ある日たまたま流してた「EQ」に友人がはまって事あるごとに口ずさんでたという思い出。これは私のzineにも書いてるけど…、それまでスチャダラパーも言えてなかった友人が突然、朝起きて「EQ」の「なにがマトモかはまぁともかく」が浮か���できて覚醒を遂げたっていう話。そんな彼女と今年初めて一緒にスチャのライブに行った。最後の日比谷野音ライブ。脱線しまくりなのでこの話はまたどこかで。
京都のvinyl7さんで見つけた掘り出しもの、『アクアフレッシュ』。デモ音源の入った貴重なLPを自慢してお別れです。
Spotifyに『アクアフレッシュ』が出てこんので昨晩満月見ながら聴いてたオジー・オズボーンの『NO MORE TEARS』から「Mama, I’m Coming Hone」置いときます。こんな綺麗なバラードもうとてはったんですね。キュンです。
【突然!おすすめ映画】
『サーチ&デストロイ』(1995) 大衆そっちのけで仲間内で楽しく作ったであろう自己満足映画。監督はNYアートシーンの最重要人物デヴィッド・サレー。プロデューサーのマーティン・スコセッシ(本人も登場する)を始め、グリフィン・ダン、デニス・ホッパー、ジョン・タトゥーロとソレ系の映画(つまり商業的成功などを祈らない自主作品)常連の面々+突然のクリストファー・ウォーケン。基本みんなどこかネジの外れたキャラクターを表情豊かに演じてます。私も大好きなクレイジー&ワイズな俳優、デニス・ホッパー演じる胡散臭い博士が最高にオモロいです。グリフィン・ダンはまた幸薄キャラを熱演。幸せってなんでしょうね。※レンタルのみ
https://eiga.com/l/lZyl
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日曜日午後2時、電波越しの達郎
山下達郎がずっと嫌いで、好きだった。山下達郎(以下、達郎)は両親が好きな歌手で、わたしの理解では、あまり好みがオーバーラップしない両親ふたりにとっては珍しく共通の趣味のひとつとして楽しめるのが達郎の歌だった。それでも片方が好きで片方が嫌いな歌も存在するので、家族でのドライブのときにかけられるナンバーはかなり限られる。ゆえにわたしは「達郎のいろいろな曲を知っている」というよりは、「いくつかの限られた曲を聴き込んでいる」という嗜み方だ。でもそうしたわけで、幼い頃から達郎の歌声には親しんでいた、���うそれは否応なく。
嫌いだった理由はふたつある。ひとつに、その継ぎ目のないシームレスな声が、幼いわたしにはサイレンを彷彿とさせて怖かったのだ。そもそも町の防災サイレンが苦手な子どもで、火災予防週間になると余分に多く鳴るサイレンに耳を塞いで布団に潜り込んでいたくらい、わたしは「ぬるっと迫り来る音」が怖かった。すなわち達郎の歌声の繋ぎ目のなさは、わたしにとって人間離れしているもののように感じられた。それはすごい声を持っているからだということはのちに理解した。
もうひとつの理由は、両親が好きなものだから、同じものを好きになるまいとするある種の生存本能だと思う。エビデンスなしに書くけれど、ほら、自分と遠いDNAの人を人間は嗅ぎ分けられる、なんて言うじゃない。あれみたいなことだと思うのだが、子供の頃のわたしには両親が好きなものをたまにあえて避けたくなる機能が働くことがあった。
でも大人になってみると、達郎の歌はあまりにもわたしの耳にこびりついていることに気づく。何より、達郎の音楽をかけたり、達郎の日曜のラジオを聞きながら家族でドライブに行く図は、のちのち楽しい思い出として脳裏で再生された。一方で、自分の周りでは達郎を同じ濃度で聞いている友人がいなかった。高校、大学、または大学院での友人の中には自分たちの親世代に人気の歌手を好んで聞く人が何人かいて、それぞれの人が別の歌手のコアなファンだった。それにやや憧れて、わたしは達郎の曲が好きで聞くよ、なんてアイデンティティのように言うこともあった。
実際アイデンティティのひとつではある。両親はわたしの名前のインスピレーションを達郎の曲から得たらしい。国際ヨットレースのために書かれた曲を聞いて、帆を張ってさわやかな風を受けて海を進むヨットの図を思い浮かべたところから真帆という単語(何を隠そうこれは名前以前に船のとある状態を示す名詞なのである)に行き着いたと聞いている。
そう知って実際の曲『Blow』をCDプレイヤーでかけてひとりで視聴したときに、わたしは曲の渋さにびっくりしてしまった。それまでも耳にしていたがタイトルと中身が一致していなかった。この曲のことだったのか。『ドーナツ・ソング』のようなポップなほうをイメージしていたら、どちらかというと湿度が高いほうの曲。メジャーではなくマイナー。クラシックで言うところのレチタティーヴォのような感じ、というのは、まるで言葉を話すように歌われる曲で、文章にちょっと抑揚を強めに付けたら結果的に音程がついた旋律に聞こえる、そういう作りの曲だ。達郎の声のシームレスっぷりが遺憾無く発揮される。
そのときすでにヴァイオリンを弾いていたわたし、すなわち器楽奏者のわたしにとっては、レチは掴みづらくて苦手だった。もっとリズムがはっきりしていてほしかった。聴音能力もまだ未熟で、あまりに言葉然としている旋律は、絶対音感がありながら音高がわからなくなるくらいだった。器楽の人間ゆえに、今もそうだが、歌詞を聞き取る能力が弱い。言葉を単語としてではなく音として捉えてしまうので、言葉の存在感が強いと、わたしの耳はバグを起こしてしまうのだ。その曲はそれ以前から何度も聞いていたにも関わらず、わたしは達郎が何を言っているのかひとつもわからないでいた。
実際には普通に4拍子だし音高も楽譜にきっちり起こせるほうの曲だが、当時のわたしは、自分の知っている拍子と音高に明瞭に当てはまらない旋律にいらいらした。でも、両親はこの曲に良い印象を抱いたからこそ、大切な曲として聞き続けているのだと思うと、その愛を受け止めたかった。そしてわたしはヴァイオリンのお稽古の中で経験していた ― 第一印象で好きになれない曲も、根気強く付き合うと好きになれることがある、という現象を。きっとこの曲の良さがわからないのはわたしがまだ幼いからだろう、この良さがわかるまで何度も咀嚼していこう、とわたしは思ったのだった。
しかし達郎の歌の歌詞が聞き取りにくいというのは、一種の共通認識らしい。達郎のラジオ『サンデーソングブック』の中で忘れ難いエピソードがある。ある日のリスナーからのお便りで、「『LOVE GOES ON(その瞳は女神)』の歌詞の一部が空耳でどうしても『あけみ』に聞こえるけれど、それだと脈絡がないので絶対に違うはず、なんと言っているのですか」というものがあった。結局本来の歌詞は「アルケミー」のはずなのに「あけみ」という名前のように聞こえて仕方ないというオチだったはずだ。ちょうど、ひとりの女性への想いを歌い上げる曲なので、その女性が「あけみ」だという想像まで伴うところに可笑しさがあった。
このお便りを読み上げた達郎は、おもしろがっている様子だったが、答えを絶対に言わなかった。しつこくらい何度も「正解は歌詞カードを見てください」を繰り返して、答えを言わない達郎を、小学生のわたしは「意地悪な人だなあ」と思った。確かに、当時は音楽を聴くと言ったら必ずCDを買っていたはずだから、歌詞カードはそこにある。よほどお便りを出すより簡単に歌詞はわかっただろう。リスナーの人はそれでもお便りを出す手間をかけたのは、達郎との交流がほしかったわけで。ただ達郎のラジオを聞いてお便りするような人なら、そうした「意地悪さ」も嬉しがったかもしれない。そもそも、お便りが取り上げられただけでクジを当てたようなものだもんな。
でもわたしは、答えをその場で発表したほうがみんな楽しめるのに、と思った。わたしはそのあと曲がかかるまで該当箇所が思い浮かばなかったので、お便りへのコメントを聞いている間、すごくフラストレーションが溜まった。でも達郎流に言うなら、それで思い浮かばない人にまで親切にする義理はないのだろう。そういう人に“僕の音楽は必要ない”のかもしれない。
ちなみにその後しばらく空耳に関するお便りがいくつか続いた記憶がある。リスナーたちは「実は聞き取れない歌詞あるよね」と共感したのだろう。達郎はやっぱり、歌詞カードを見ろとしか言わなかった。ちなみにわたしは「高気圧ガール」をいつも「高気圧ケロロン」と空耳する。
嫌いだったはずなのに、すでにここまでで2500字以上も達郎の思い出を語っている。掘ればまだ出てくる。『新・東京ラプソディー』に準えて、母からはわたしに対して、自転車は国道246号線でしか乗らないでほしい、しかもおしゃれな緑色の自転車で、というかなり限定的なリクエストがあった話とか、中学時代の担任の先生が『クリスマス・イブ』を授業中に歌い出した時に、わたしはその曲の先の展開を知っているがゆえに「oh~yeah」という素人が真似をすると事故になりそうな部分で先生がどうするのか先回りして心配になってしまう話とか(先生は達郎風をやりきって教室は静まり返った)。それだけ達郎の歌はわたしに染み付いている。
そうして音楽が染み付いていることで、音楽を作った人の思想も無意識のうちにインストールしているのではないかという気がしてきて、恐ろしくなってしまったのが、先日のあの『サンデーソングブック』の発言だった。名前にもまとった達郎の影に、わたしは恐れ慄いた。もし両親が達郎のことを擁護したら、わたしは両親に絶望してしまうとも思ったし、もし両親が達郎の発言を知らないとしたら、知らないままでいるほうが家族の幸せかもしれないとも考えた。でも ― その数日後に両親と顔を合わせたときに、両親のほうから言及があった。達郎の件の発言にものすごくがっかりして、冷めてしまったこと。これまで何十年も楽しんできた時間を、台無しにされた気分になったこと。実際のラジオを聞いて、その語り口にもがっかりさせられたこと。
わたしは考えた。確かに真帆という名前のインスピレーションは達郎の歌から得たものだった。でもその歌の歌詞には全く出てこない言葉で、それは両親が見つけてあつらえてくれたものだ。こうして一緒に達郎にがっかりしたと言える両親が選んでくれたものであり、何より、ここまでおおよそ30年は、わたし自身がこの名前に自分の生き様を刻みつけてきた。この名前が司る人格は、誰のものでもない、わたしが形作ったものだ。むしろ達郎なんかに影響されて、この大好きな名前に残念なイメージを持たせられて堪るか、とも思った。
思い出は色褪せた。そこに流れる達郎の曲を、わたしたちは今は楽しめない。でもそこにあった家族の団らんまで色褪せさせて堪るもんか。わたしはこれからも思い出を大事に抱えていく。でも、そこにあった音楽を愛せなくなる出来事があったことも、���れない。
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Do you know me now ? on Vimeo directed by yuka fujii . music and lyrics david sylvian
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Badlandsな風景と音楽、小説
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Rain Tree Crow – Rain Tree Crow (1991, DADC AUSTRIA, CD) - Discogs 1991年4月20日
Shinya Fujiwara – cover photography
モハーヴェ砂漠 - Wikipedia
モハーヴェ砂漠(モハーヴェさばく、Mojave Desert)は、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる砂漠。 面積は35,000 km2 以上。 テハチャピ山脈、サンガブリエル山脈(英語版)、サンバーナディーノ山脈が西と南の境界になっている。 標高は1,000から2,000 m程度で年間降水量は150 mm以下である。
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Shinya Fujiwara: American Roulette, Joho Center Shuppankyoko, 1990 | Bookshop Le Plac'Art Photo
アメリカン ルーレット 藤原新也 写真集 AMERICAN ROULETTE Shinya Fujiwara 写真家・藤原新也の新たなる漂流「全西洋街道」の第一歩となった著書『アメリカ』を写真で表現した作品集。アメリカ全土をぐるりと一周した壮大な試み。
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BADLANDS (1973) Director: Terrence Malick
(Badlands - Joyless Creaturesから) テレンス・マリック「地獄の逃避行」(1973)
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"「地獄の逃避行」のモデルとなった連続殺人犯チャールズ・スタークウェザーの事を歌ったのがブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」。 その同じアルバムに収録されていた「ハイウェイ・パトロールマン」を元にストーリーを紡いだのがショーン・ペン初監督作「インディアン・ランナー」。 それに出演し、実際に出産シーンまで見せて(東京ファンタでは無修正上映)注目を浴びたパトリシア・アークェットが、2年後ヒロインを演じた「トゥルー・ロマンス」は、テーマ曲からして「地獄の逃避行」にオマージュを捧げた映画だった。 僕はこれを“バッドランズ・サークル”と呼んでます、勝手に。"
— 映画 地獄の逃避行 - allcinema
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(Amazon.co.jp: Bruce Springsteen : Promise [12 inch Analog] - 音楽から)
The Promise (Bruce Springsteen album) - Wikipedia
Eric Meola – photography
Bruce Springsteen – Nebraska (1982, Vinyl) - Discogs
"スプリングスティーン自身は後年、本作の制作前よりフラナリー・オコナーの小説に傾倒したと語っている"
ネブラスカ (アルバム) - Wikipedia
フラナリー・オコナー - Wikipediaオコナー短編集 (新潮文庫 オ 7-1) | オコナー, 須山 静夫 | 本 | Amazon.co.jp
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逃避行 - Wikipedia ジョニ・ミッチェル(1976年)
写真はノーマン・シーフとジョエル・バーンスタインが撮影
「コヨーテ」和訳
途中で私というヒッチハイカーを拾い上げたのね。 ハイウェイの白線の囚われ人を You just picked up a hitcher A prisoner of the white lines on the freeway
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Wikipedia: 南部ゴシック
南部ゴシック(なんぶゴシック、Southern Gothic)は、ゴシック小説様式のサブジャンルで、アメリカ文学特有のものである。 南部ゴシックでは概して、作中に不気味なことや皮肉なこと、あるいは異常な出来事が起こり、��れがプロットを左右する要素として機能する。それは典型的なゴシック小説の特徴のひとつでもあるが、元来のゴシック小説とは異なり、南部ゴシックではサスペンスのためにこれらの特徴を使うわけではなく、社会問題を掘り下げたり、アメリカ南部の文化的な雰囲気を明らかにするために使われる。(略) このジャンルの作品は、以下の著名な南部作家の作品のなかに見られる。 ウィリアム・フォークナー、アースキン・コールドウェル、 フラナリー・オコナー、カーソン・マッカラーズ、ユードラ・ウェルティ 、テネシー・ウィリアムズ、トルーマン・カポーティ、ハリー・クルーズ(英語版)、Lee Smith、John Kennedy Toole、コーマック・マッカーシー、バリー・ハンナ(英語版)、キャサリン・アン・ポーター(英語版)、ルイス・ノーダン(英語版)、William Gay、ウォーカー・パーシー(英語版)などである。 バージニア州出身のウィリアム・スタイロンの作風も、同じ南部出身であるフォークナーの影響を色濃く受けている。
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日記
ごくろうさま。おかえりなさい。
鼻のあたまにニキビができた。マスクありがたい。
曇っているみたいだけど今夜は中潮の月を見ませんか。
笹かまみたいな形をしていて今、もう一品という感じだよ。
月の写真の撮り方は、すこしトリッキー?なことをしていて、
近くの梅林に秘密を隠していて、いつか行こうね。
今夜はどことどこでみえますか。
乱視のそれでたくさんにもみえる。
配達が、店舗さんから印鑑をもらう過程を含み午前はほぼ潰れた。
だから日記という訳ではなくて、なので日記を書きます。
(わたしは何を言っていますか?)
ぼくは持病のてんかんから高校三年生のプールは見学になった。
共学で、アイドルみたいな女の子に男勢がにやにやの男社会。
だんだん見学もしなくなって、教室で寝ておりました。
てんかんって以前はなんだか奇病みたいな扱いで、
ただ音楽家にもたくさんいてニール・ヤングとか。
ジョイ・ディヴィジョンもジョン・レノンもそうらしかった。
傾向で音が通常の半音低く聞こえるのでギターだと、
いつもカポ1しておりました。そこだけは今も同じ。
(across the universeが全弦半音さげなのが物語るように)
チューナーとか音叉使わない系でやりすごしていたよ。
泳ぐの、本当はだめというかやっちゃいけないんだけど、
あれからぼくたち結論が似ていると思えうれしいです。
(素潜りしたいから)内緒の話でした。
時々やっちゃいけないことしたくなる。
だれかつかまえてください。
夢で椎名林檎さんとタモリさんに人柄を褒められた。(?)
零時に座布団を干しっぱなしだったあと気が付いたから、
ベランダでパイポ、蚊にくわれて、今季初の線香を炊いた。
いわゆるアロマ効果みたいな、蚊がよりつかない的な。
おかげかなんだかまたよく眠れたような気がする。
♪窓をあけておくんだよ~の晩そして朝。
詳しく書けないけど国に貢献してもまた正方形のタオルをくれる。
これまで一枚だけもらったことがあって、���に小さくて笑った。
これほど小さくする技術のほうが崇高であると思うくらい...。
あれから。いくらなんでも捨てたけどタオルや又ハンカチって、
必ずといっていいほど別の季節のぽっけに忘れる。
ヴィヴィアンのきのこ柄のが出てくると、
発掘の気分で捨てるように洗っている。
プレゼントは外装も捨てられない方でさまざまな包み紙が。
いらないものはまだ何もなかった紙の束。
深夜に蚊で起きたままほんのすこし写真三枚つづり選び絵空事。
二枚はほぼ決定していてあと一枚がどうしても決まらずいます。
時間はまだある。書類もなくしてない。時間をひどく使う方です。
締め切りは自分指定の日曜日までかな。
朝食はミニトマトとオレンジとふがし。
親とぼくはフルーツとうどんそば好きでいつもいつも食べます。
”ふくらはぎが魚みたい”ってはじめうろこがあるんかなって。
思い思ったらわかりました。泳げない魚座の人魚さんへ。
つかまっていて。鱗の跡つくくらいそばにいてください。
youtube
なので(耳のおかげ?で)
アクロスザユニバースのコピーはすぐできました。
本家ではなくギタリスト、Göran Söllscherという、
たしかスウェーデンのひとのビートルズインスト参考に。
この間レコードCD売���時ふと見つけて。何かなつかしくて。
ファンレターって書いたことありますか(突然)。
ぼくはレゴブロック社と栗山千明さんと、
ステファン・グロスマンというギタリスト。
youtube
グロスマンさん。
拙い英語の手紙にお返事をいただきました。そこにはこうありました。
「ケースにしまうな」って。うれしかったです。ラグタイムを教わった師。
そしてレゴからは忘れたころクリスマスにキーホルダー送ってくれました。
粋なはからい「あの時はどうもありがとう、心のかぎをなくさぬようにね」。
栗山千明さんのことはすっ飛んでしまいました(忘却)。
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2022.12.24
来年の1月29日に、ライブやる事になってて
その時に物販アイテムとして
ODR SDRの音源CDを販売する事に。
これは、結構…リクエストがあったのね。
ODR SDRは、配信リリースのみだったから
CDが欲しい!って方が、結構居て…
で、ODR SDRと、そのカラオケ付けて2曲で出して!
って案があったんだが…
それぢゃあな…と、何となく納得行かないので
昨年の夏にレコーディングした、未発表音源と
1995年に無料配布した音源を、リマスターして
4曲入りのダブルシングル的なミニアルバムにしよう!
と、発案して、事を進めてたんだけど
マスタリング後のデータを、一回、
CD音源用に圧縮して、マスター作って
サンプリングして行くんだけど…
数十枚…データ移行が、上手く行かなかったみたいで
4分の曲が、3分で、ブツっ!と切れるみたいな
状況な1曲が発覚!!
それは、さすがに商品にならないので…
廃棄。そして、再プレス…
しかし、捨てるのは勿体無いな…と思い。
壁に貼り付けてウォールアートに。
この盤面のデザインは、96年当時に
デザイナーのKanaco.aが、デザインしてくれたモノ。
無料配布の時はカセットテープで配布したので
その音源をUP BEATの広石さんが、
ミックスし直してくれてCD化したので、
Kanaco.aが、CD用にデザインしてくれたのよ。
しかし、CDリリースした訳では無いので
このデザインが、いつか日の目を見る事を
考えてたんだけど、この音源自体が
消息不明な時期が長く…(笑)
このコロナ禍は、過去の音源の掘り起こしと
データの整理整頓してたので、
27年振りにマスタリング。
そして、今年、レコーディングした音源と
コラボレーションするミラクルなCDになったのです
そんな訳で、クラック盤は、ウォールアートに。
再プレスしてる音源は、来月のライブで!!
約30年前のワイの声と、作詞作曲の楽曲が蘇ります
当時、4トラックのみで録音した音源ですが
今、聴くと物凄いな…
全然、古臭く無いし、逆に 今現在、22歳の若者が
こんな楽曲を作曲して演奏してたら、
それは、とんでも無くカッコいいと思う(^^)
そろそろ時代も追い付いて来ただろうから
再評価されても良い頃。
耳の穴、かっぽじって聴くが良いよ!!(^^)v
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2022年12月4日 ノンフィクション・poery
映画「背 空間現代×吉増剛造」が12月15日(木)まで出町座でやっているらしいので見に行きたい。見に行きたい、身に行きたい、という欲望が確かにあることを確かめる。かたちをなぞる。今月、後は何をしたいのだろう。もう朝の6時34分になってしまって眠い。ビリー・アイリッシュを聴いている。電気ストーブのオレンジ色、Youtubeで動画を流しながら眠ると思うきっと、この日記を書き終わったのなら。
***
11月30日に行った熊野寮での「反ワクチンVS京大生」のことを思い出していた。科学という単一の正しさに対して、そうではない別の世界観を果たすものとしての陰謀論(それは宗教と似た役割を果たすのかもしれない)ということ。あと、議論の中では反ワクチンの側にはほとんど出典(エビデンス)がないということが指摘されていて、それは完全にその通りだし、ワクチンを擁護する側の方に正しさはある。でも、同時に、科学というものが完全に公正中立で客観的な真理であるとも言い切れないところはあって、客観的とされている科学が体制側やマジョリティを強化するように働く可能性というのは常にある、とは思った。
勝敗について、結局のところは某ゲーム(大乱闘スマッシュブラザーズ)で決まったわけだけど、もしそれが観客に委ねられるということがあったとしたら自分はどちらを選んだだろうと考える。たとえばそれがラップバトルであったのなら話は単純で、技術なのかかっこよさなのか面白さなのか、基準は複数あるけれど、最終的にはよりテンションが上がった方を選んだらいい。でも、議論の場合の勝ち負けを決めるのはなんだか難しい。それがディベートであったのなら、たぶん客観的であることが重視されるのかな。
***
最近読んだ本
→『プラトン全集9』より「メノン」、内田春菊『ファザーファッカー』、ベケット『サミュエル・ベケット短編集』、坂口恭平『継続するコツ』、日比野コレコ『ビューティフルからビューティフルへ』、廣瀬純『絶望論―革命的になることについて』、
特に、今日読んだのは内田春菊『ファザーファッカー』だった。1990年代のベストセラーだったらしいけど、内容からしてベストセラーだったのが何だか意外な気がする(多くの人にとって、読んでいて愉快なものではないだろうから)。内容は、小説としては必ずしも表現豊かというわけではないしその意味での物足りなさはあった。けれど、これがノンフィクション小説であること、そしてそこで扱われているのがトラウマ的な記憶であることを考えれば、小説として流暢に装飾や技巧をふんだんに施されながら書かれるはずはないし、ただ淡々と記憶を掘り起こすように書かれるその文体は最適、というか、そうでしかあれなかったのだと思う。
文章として好きだったのは、「母は、毎日診察があるのだからと、普段はほとんどパジャマしか着ない私にネグリジェを何枚も用意してくれたが、そのネグリジェは純白やクリーム色の天使の着るようなデザインで、気恥ずかしかった。そんなものを着て、毎日性器をいじられる妊娠六ヵ月の自分がとても滑稽に思えた」という箇所。
と、こうやって感想を書いていると、ノンフィクション小説というものに対してどう向き合えばいいのかよく分からなくなる。ノンフィクション小説というのは理念として現実をありのままに描くわけで、その人生そのものがそこに書いてあるとして、そ���をどう評価したらいいんだろう。もちろんその表現の上手さだったり切り取り方(構成の仕方)だったり色々あるだろうけれど、たとえばストーリーに関してはそれが人生そのものである以上、「いい」とか「悪い」とか言っても仕方がないし、「私は~だと思った」という文章があったとき、それが虚構ではなく実際に人生の中でその人が思ったことなのだとしたら、それをどう評価したらいいのだろう。最終的には、その人の存在そのもの、人生そのものの強度を評価することになる。私小説も同じことになるのかな、でも、私小説は決してノンフィクションではないということ。その境目。
***
何となく、Twitterのフォロー内検索に「内田春菊」と入れてみたら、ともちゃん9さいさんのツイートが出てきた。不意に、どこからでもなく。
「強くなるっていいことだよな?ガロの内田春菊読む女子高生のわたしに問いたい。山田花子は自殺したけどお前ははじめてもらった精神安定剤ワンシート飲むことしかできない高2の夏のまま、もうこんな歳だよ。あの虫の音、夢が見れる機械がほしいね、音飛びCDウォークマン、ほしいね、コンビニのひかり」(2015年8月24日のツイートより @tomochan9sai)
ともちゃん9さいさんはもうこの世界にはいないけど、こうして不意に現れて、その言葉に存在に触れられるのはいいな、と思う。小説や音楽や映画とかそういう「作品」が後世に残ることはあってもツイート、というものが100年後まで残ったりする可能性は少ないだろうけど、少なくともいま、2015年のツイートを2022年に読んでいる。もちろん、ともちゃん9さいさんのポエトリーリーディングを私は、思い出したように聴き続けるのだと思いながら。
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20240604
最寄りの駅に着くとイヤフォンの中で懐かしいメロディがながれはじめた。くるりの「BABY I LOVE YOU」。これはわたしがつくった「やさしいきもち」という昔作ったプレイリストに入っていて、ときどき掘り起こして再生する。
この曲にあったときはふしぎだった。何がきっかけか大学生くらいの時に聴く機会があったのだけど、そのときに猛烈に「知ってる!」と思ったのだ。
うちの家族は基本的に一貫性がなくて、母親の松田聖子ちゃんMDと宇多田ヒカルCD以外は基本的にすべて雑多にさまざまなアーティストの曲がつめこまれていた。車に乗る機会は多かったから、MDをよくがちゃがちゃといじっていたことは覚えている。
「BABY I LOVE YOU」はおそらくMDに入っていた曲で、「くるり」はたいして知らないくせに猛烈に「声が聞きたいな 名前を呼んでよ」の部分の音だけが、隣町に行くときに必ず通る畑っぽいところをぼんやり眺めながら通っていたときの記憶と直結する。
それでいうと、なぜかDA PUMPの「if...」は形成外科へ行く車の中の記憶とともに思い出される。(いま、Apple Musicで「if」と検索したら西野カナの曲がトップに出てきて思わず聴いてしまった。わたしはまじで「if」を延々リピートしていた頃があった)
音楽と超私的記憶だけで何時間でも話し込める。改竄された記憶でもいいから(わたしもおそらく改竄に改竄を重ねている)ひとの音楽と結びついた記憶について聴いてみたい。そういう遊びができたら最高じゃないか
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【環境音楽】
疲れた身体を横にし、思い悩みがちな頭を枕にのせて、イヤホンを装着し、好きな音楽を聴いている時間が幸福だ。目を閉じて、静かに音楽に意識を向ける。それが心地よい。そして、今の時代に生まれて良かったと思う。現代文明に生まれて良かったことなど普段は考えないけれど、もし異なる時代に生まれていたなら、こうして音楽を個人的に楽しむことなど有り得なかっただろうと想像できるからだ。しかし、その想像を少し深めれば、身の周りの文物を当然のように享受し、生活に欠かせない物として捉えたり、自己の内面を投影して大事にしたりすることは自然で自明なことだろうかと自分自身に問いかけたくなる。その問いは、あらゆる物に言えるけれど、愛着の分だけ音楽に対しては強く思う。
音楽を聴く方法は歴史とともに変化してきた。まず楽器を奏でる奏者や歌手と空間を共有しながら、時に身体が震えるような経験を味わうことができる実演奏が一つ。次いで工業化に伴う、録音や通信技術の発展により、楽器も奏者もない家庭であっても、ラジオを通して、例えば重奏的で華麗な旋律を楽しむことができるようになった。加えて、レコードを初め、カセットテープやCDなど、音楽作品を記録した媒体がやがて普及した。そして情報技術の成長と電脳空間の拡大により、音楽作品のデジタルダウンロードやストリーミングサービスが流行し始めた。それらは人々が音楽作品を手軽に入手したり、手持ちの電子機器で再生したりすることを可能にした。聴き手が自分で好きな音楽を集めたプレイリストを作り出し、時と場所を問わない、より個人的に音楽を楽しむための基礎となっている。また、雑音を排するように耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンは大衆が確かに耳で聴き取ることのできる音数を変え、より低音が響くようになり、そのような聴き手の聴き方の変化に音楽家は無頓着ではいられなくなり、市場に流通する音楽性に少なくない影響を与えた。これから、また更に音楽の新しい聴き方が生まれるのか、私には想像がつかないが、もし、そういったことになるなら、とても楽しみだ。
インターネットを介して無数の情報に接することができる私は、様々な音楽に関心を寄せている。この世界には様々な曲調の音楽作品があり、それぞれが私の心の奥底を掘り起こすようにして、何か新たな思いに出会わせてくれる。気分を高揚させ、一歩を踏み出す勇気を与えてくれるもの。神聖な存在を美しく讃え、人の絶望を希望に変えてくれるもの。軍隊の規律を統率し、異なる人間の集合である社会の基調となってくれるもの。歩くにも重たく感じられる身体を軽くし、楽しく踊らせてくれるもの。優雅な社交の背景として、その場の雰囲気を演出してくれるもの。悲しい物語を想起させ、目に映る風景の見え方を変えてくれるもの。
いつでも新しい音楽に接したいと思っているが、しかし様々な所を巡りながらも、その中で心が落ち着く場所を自然と見出だすように、私にも好きな音楽の作風といったものがある。私はピアノの楽曲を頻繁に聴く。���絶技巧や壮大な感情表現よりも、一音の余韻が空気の中に溶け込んでいくように響く、しかし、それでいて感傷的すぎない、ゆったりとした曲調の作品に惹かれる。私がとりわけ好きな作品は録音過程に入る雑音が消去されておらず、粗いのだが、優しく、不思議と懐かしい気持ちにさせてくれるものだ。ピアノの鍵盤が沈み込んだり、ペダルが動いたりする音が作品の一部として構成されていて、それは確かに一つの楽曲として完結しているのだが、旋律を聴かせる作品ではないようにも感じる。
調べると、それは環境音楽と類されているらしい。脱力したり、意識を集中したり、または瞑想するために、特定の場所に流れている環境音などが取り入れられ、静かで穏やかな雰囲気を演出する表現らしい。環境音楽は、森や洞窟、公園、街の雑踏、空港、駅などの環境を音楽作品として聴き手に体験させてくれるという。そう言われてみると、私の好きなピアノ曲も楽曲が何かを表現しているというのではなく、そのピアノ曲の響く環境を示唆しているようだ。
静かなピアノ曲を好んで聴いている私はどうして、そのような音楽に心惹かれてしまうのだろうとふと考える。私は音楽に関して専門的な知識に乏しいため、音楽一般や、その性質などを客観的に語ることができないが、それに何を求め、聴いている間の私に何が起きているのか、楽曲から影響を受ける自己の心境と体験を言葉にしてみたくなった。
ある曲は早朝の森の木漏れ日に照らされたグランドピアノと奏者の姿を思い起こさせ、また別の曲は古く埃っぽい館の一室で鍵が動いているようで、他にもたくさんあるのだが、そのどれもが静謐な空間を表していて、それを守っているというか、大事にしているような感じを聴いていて思った。そこに争いの気配は全くない。しかし脆く、少しの衝撃で壊れてしまいそうな不安定さも同時に儚げな音色は伝えている。音楽を何の気なしに私は享受しているけれども、その分だけ音楽が響く空間とは特別なものなのではないかと考えさせられる、同時にそれを好む私の求めも。
音楽を聴きながら、私が心から求めているものとは、音楽それ自体ではなく、実は、それが響いている環境なのではないか。じっと静かに音楽を聴ける空間や居場所があればよいと思っている。その欲求を確認させてくれるのが、私にとってのピアノ曲であり、そして環境音楽なのだ。聴くという行為ではなく、ピアノの音が流れている空間に身を置き、その音に相応しい環境を体感させてくれる音楽を私は求めているのではないか。
気分の高揚や情熱的な愛、信仰の壮大な昇華、そのような音楽の表現よりも、まず音楽作品を聴くことのできる居場所や空間が欲しい。周囲が音で溢れている環境で音楽作品を聴こうとするとき、人は耳を塞がなければならない。耳を塞がなければ音楽を楽しむことができない場合がある。独立した固有の作品としての音楽を聴くには、音楽���りも、音楽を聴くための静かな環境が必要であり、それはつまり人が個人的に音楽作品を聴くという行為の観点からは、音楽を聴く環境が音楽に先行することを意味する。それは、まるで言葉で記されながらも言葉でない物語のように、その言葉を正確に理解する必要がなく、言葉が表れる物語空間に浸る体験に似ているかもしれないとも私は思う。
いま音楽を聴くことができる環境に感謝の気持ちが芽生える。環境音楽であれ、どのような音楽であれ、音楽を聴いている時間には変わりがないけれど、私の好む音楽は、自らが音楽を聴いていられる境遇を自覚する方向に思考を向けさせてくれる。これまで私には違和感があった。音楽を聴く行為にまつわる違和感だが、音楽がもたらす美しい陶酔に私は心のどこかで馴染めない気持ちを抱えていた。しかし環境音楽は私の違和感を解消する方向を示してくれているように思う。いま私が音楽を一人で気軽に楽しむことができる境遇にあるということの意味、音楽作品を楽しむことよりも先に、その環境にこそ聴かなければならない音楽があるのではないかと私は環境音楽に導かれているような気がしている。
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◯MonsterZ MATEと電音部のファンなのでいずれぶつかってほしいというブログ
MosterZ MATEのファンアカウントで電音部の話ばっかりするの本当にすまん……と思ってたら話してもいいよと言われた(話してほしいとは言われてない)ので電音部の話をします。
◯電音部とは?
いろんなトラックメイカーを連れてきて女性キャラクターが歌ったりDJ(マジで女性声優がターンテーブル回す)したりする簡単に言うとバンナムの女性キャラクター版ヒプマイ的なコンテンツです。
AIが支配する近未来でDJバトルが爆流行りしているという世界観です。電音部というのはそのDJバトルを部活動化したもので、「アキバ」「シブヤ」「ハラジュク」「アザブ」「カブキ」のエリアごとに1校ずつ登場します。各校スタックバトルで優勝すべく切磋琢磨しています。(カブキエリアはフリースクールなので公式大会には出られません(あと切磋琢磨のことをバカにしています))
あとよくわかんないのですがDAO型IPという仕組みを採用しているので上記5エリアの他に電音部という共通モチーフでいろんな会社がそれぞれ独自エリアの楽曲をリリースしています。当初このエリアチェーンで登場するエリアは5エリアが予告されており、実際にリリースがあるのは舞台などを手掛けている株式会社HIKEの「シンオオクボ」、アイカツのSTAR☆ANISやでんぱ組などでおなじみの株式会社ディアステージおよび電音部本店でCGモデル制作を行っている株式会社イルカの「シンサイバシ」、電音部のファッションアイテムやREMIXアルバムをリリースしてきたMY NEW GEARを擁する株式会社ムービックの「イケブクロ」、アイドルグループCY8ERなどでメンバーとして活動しつつプロデュースを行ってきた苺りなはむがCEOを務める15STYLEより「ネオトウキョウ」、以上が稼働中のエリアです。15STYLEからは当初「ネオナカノ」のメンバー募集も行っていたので今後の展開が待たれます。(出るよね!?)(20240107:電音部ウルトラEXPOで声優の山下七海さんプロデュースの「ダイバ」がサプライズ発表されました)
9エリア9校、多くのトラックメイカーやイラストレーター、ファッションデザイナーなど多岐にわたるクリエイターを起用しているのでその中にはMZMに楽曲提供していたり交流があったりする人たちも参加しています。
ので、無理くり、無い点を繋いだり、歌ってくれてうめいたり、しています。
◯何から触れればいい?
音楽の他にノベルや四コマ漫画などが展開されています。
ノベルが本編という扱いになっていますが私は全然読んでないです。(掲載サイトのUIがアレなため……)(コミケなどで書籍版が販売されています)(イケブクロの個別だけ読んでいます)読んでなくても曲だけで全然現場行ってビョンビョン飛び跳ねれるのでなんとなくキャラ設定がわかっていれば大丈夫です。
自分が電音部を聞き始めたきっかけとしては前から好きだったtofubeatsが参加していたのと三毛猫ホームレスのmochilonが「mani mani」という楽曲を褒めていたとかなので、トラックメイカーや好きな見た目のキャラクター、CVなどから入るといいと思います。
公式からは電音部入門用CDというのも出ています。(バンナムの5エリアから2曲ずつ10曲入りのCDが1000円で買えます。なんと買わなくても全曲サブスクで聴けます。)
あとシーズンごとの全曲MIXが2つ出てるのでとりあえず聞いてみて良さげな曲をフルで聞いてみるというのもアリかも。それぞれ2時間くらいなので作業のお供にもぜひ。
youtube
youtube
以上が前書きです。
◯なんでMZMのファンアカウントで電音部の話すんの?
コーサカさんが���憑キすっから……………………………
↑マジでこれに尽きる。
◯共通点が多い
MZMの活動歴が長い&電音部にメチャ膨大な曲数あるので参加クリエイターが激突したりかすり続けてたりするため……好きなものと好きなものの衝突の瞬間見てえ……。
軽く例を挙げていくと(順不同、敬称略)
・Yaca(ワニとコウモリ他、電音部「Brickwall (feat.hirihiri&Yaca)」作詞)
・BOOGEY VOXX(MZMもろもろ、電音部「Starchild(feat.BOOGEY VOXX&D.watt)」作詞作曲歌唱)
・ミディ(MZM「メイトなやつら」「極楽旅yeah」編曲、電音部「Future」「Find Me」「Sweet Operation by ミディ」作編曲)
・D.watt(七条レタス)(MZM「天才モンスターズの元気が出るルーレット」作詞・作編曲、電音部「アイドルBreak all(feat.IOSYS)」「Starchild(feat.BOOGEY VOXX&D.watt)」作詞・作編曲)
・Neko Hacker(MZM「Roulette!」作編曲、電音部「Do You Even DJ?(feat.Neko Hacker)」「Do You Even DJ? 2nd(feat.Neko Hacker)」作詞・作編曲「Dive by Neko Hacker」作編曲)
など(抜け漏れ誤字脱字ご了承ください)
めちゃくちゃ掠り続けており…………いつぶつかってもおかしくないわよ!!!!て無い電波を永遠に受信し続けているんですね……一人で……
特にブギボやYacaの参加や狐憑キ歌唱の点などからコーサカさんの参加は多分MZMふたりでの電音部カバーを待つより実現可能性があるなと思っており……(うるせえ!アンジョーさんのwhere is loveが聞きてえんじゃ!)
◯現役Vtuberもいるぞ!
クリエイター面での共通点がめちゃくちゃ多いのですがそもそもCVににじさんじが噛んでいるのでシブヤエリアは全員にじさんじ所属の方です。
劇中最強キャラの鳳凰火凛役を体力測定やTRPGなどでおなじみの健屋花那さんがつとめています。
そもそも自分は電音部が先MZMが後だったのでVtuberの方の楽曲をほぼ聴いたことがなく、しょうみ鳳凰火凛の一曲目「Shining Lights」(作詞作編曲PSYQUI)ではあんまピンときてなかったのですが「CHAMPION GIRL」(作詞q*Left作編曲Giga)のラップでえ!?めちゃくちゃ声良くね!?と衝撃を受けました。しゃくりあげる語尾やダルそうな発声が耳に心地よく好きな曲の一つです。
シブヤは他にシスター・クレアさんやご自身がDJプレイをされる星川サラさんがCVを務めていらっしゃいます。
シスター・クレアさんが担当されている瀬戸海月の楽曲はINTERNET YAMEROなどで有名なaiobahnが手掛けており、懐かしさや寂しさ、哀愁のあるエモーショナルが味わえます。(maltineでyunomiと共同リリースしてた頃から知っているのでむしろエモーショナルなaiobahnのほうが馴染み深いという古参マウント(最悪))(ちなみにちゃんとインターネット・オタク・ワルノリ・ミュージックの方のaiobahnもあります。(MVもあります。))
参加トラックメイカーにもVの方が何人かおられ、先述のミディさんの他にも、瀬戸美夜子さん作詞のハラジュクエリア曲「Future」「Find Me」(共にミディ作曲)、周防パトラさん作詞作編曲のハラジュクエリア桜乃美々兎歌唱曲「電脳ロリポップ」(電脳ロリポップ構文「ぽっぴんぱんのやぱぱぱぱ💦」だけでも覚えて帰ってください)などもあります。
また現役ではありませんがカブキエリアりむる役のをとはさんは過去に「海月ねう」としてVTuber活動をされていた経歴があります。(をとはさん制作によるりむるの歌唱曲「ハカハカイプリンセス」のアニメーションMVも存在するのでご覧ください)(めちゃくちゃかわいくて出来が良いため)
私がVTuberのことを全然知らないので絶対に拾いきれてないと思います。ぜひ掘ってみてください。
界隈が永遠にすれ違い続けているぞ!!
◯ベン図が重なりかけている
※この章はほぼこじつけの話です(読まなくていい)
そもそもインターネット音楽界隈がめちゃくちゃ広いというわけではないようなので田舎でちょっと音楽を聞いている程度のわたくしのような人間が知っているレベルのアーティスト同士はもうだいたいTwitter相互フォローなんですね。なので上の方で取り上げなかったトラックメイカーもだいたいコーサカさんと相互フォローです。あ〜もう見えたねこりゃ。ワンチャンが見える。もはやワンチャンしか見えない。
また、ディアステージのアキバ、声優のハラジュク、アザブ、にじさんじのシブヤときて、カブキエリアは公募オーディションによりCVが選考され、大神纏役に歌手でラッパーの吉田凛音さん、安倍=シャクジ=摩耶役にラッパーでトラックメイカーでもあるSONOTAさん、りむる役にクリエイターのをとはさんが起用されており、ち、近い、距離が……もうこれどっかで絶対にすれ違っている……
20240115:イケブクロエリア雫來叉手毬役のアーティスト、中村さんそさんは2/10のワニコー出演イベントに出演予定なので完全に激突すんだよなあ(というのを書こうと思って忘れていました)またネオトウキョウエリアねねるねる役苺りなはむさんは15STYLEやBPM15Qなどで多くのDJイベントを主催しています。
別なすれ違い方もしており、「(前略)元気がでるルーレット」収録のUSAGI production「VirtuaREAL.07」参加アーティストの中にも電音部関連アーティストが複数参加しています。
VR07収録順で言うと
track02「ハイスペック暴力」作詞・作編曲STEAKAより、CeVIO AIソングボイス「分散自律ゴーレム りむる」デモソングCD「REML to SHINE」収録、「パキパキ天使のハードラック」
track03「来来来来」作詞みさつん作編曲ユウフジシマによるユニット、ハレトキドキよりアザブエリア提供曲「Misty Love」「PRECIOUS NIGHT」
track04「パリピるAI≒シグナるGAL」作詞・作編曲TminfieldよりCeVIO AIソングボイス「分散自律ゴーレム りむる」C103電音部ブース頒布CD「And you Rinju?」収録「And you Rinju?」
track06「KONVERSiON」作詞・作編曲Shinpei Nasunoより、アキバエリア提供曲「pop enemy」「We Will by Shinpei Nasuno」「UNDER COVER」「メタモルフォシス(作詞のみ)」
track08「夢遊病ループ」作詞naePi-YOより、Mix「電音部Dance Music Mix」「電音部Dance Music Mix02」(上記全曲Mix2つ)、電音部ウルトラEXPOイケブクロエリアパフォーマンスDJ出演
上記作編曲Ray-OhよりCeVIO AIソングボイス「分散自律ゴーレム りむる」C103電音部ブース頒布CD「And you Rinju?」収録「アイスクリームメルティラヴ」
DLカード収録楽曲「天才モンスターズの元気が出るルーレット(The Harb Shop Remix)」Remix、The Harb ShopよりCeVIO AIソングボイス「分散自律ゴーレム りむる」C103電音部ブース頒布CD「And you Rinju?」収録「Toxicare」
等……
私がVR07発表当時狂っていたのはこれが原因です。
全然さらえていないのですがMY NEW GEARから発売されている電音部Remixアルバムには本編参加クリエイターに加えて更にたくさんのトラックメイカーが参加しているのでもっと接点があると思います。(maltine record関係者とかマシーナリーとも子とかもおるよ!)
ここではトラックメイカーしか挙げれていないのですが前書きにも記した通り電音部では多岐他ジャンルのクリエイターを起用しており、リリース楽曲のジャケットイラストなどはメインキャラクターデザインのMika Pikazoだけではなく毎回全く違うテイストの作家が描き起こしているためそちら方面からもおそらくベン図が重なる部分があると思います。
◯蛇足:おれのおすすめ
この記事で挙げた楽曲を含む私のおすすめ楽曲のプレイリスト作ったのでぜひお聞きください……(Amazon musicとかいうおれしか使ってないサブスクでごめんなのですが)
Remixなどもめちゃくちゃいいのが多いのですがほんとうにめちゃくちゃ膨大になるので今回ははぶいています。本店5エリアから12〜15曲、未リリースエリアを含めないエリアチェーン4エリアより2〜4曲(イケブクロが全曲良すぎるため)選出しています。
アザブ黒鉄たまの「いただきバベル(prod.ケンモチヒデフミ)」とかは賞を取ったり一部で話題になってたのでご存じの方も多いかも。(ちなみに私はアザブ推しの港白金女学院OGです)
でもこんな胡乱なオタクのおすすめプレイリストを聴くより素晴らしい全曲MIXを聴いてもらったほうが絶対にいい……でもおれの好きな曲を知ってほしい……あとRemixを除いた全ての曲がみなさまの利用されているほとんどのサブスクで聞けます……SpotifyとかApple MusicとかYouTube Musicとか……
◯最後に
もう狐憑キやったからそんなにしょっちゅう擦らないと思うよ
はい
完
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New Year
新年になりました!この三日にしていたことは久々に家庭内労働だらけだったので、ポケモン以外何一つ進んでないという……出だしから!
図鑑埋めを終えて、ひたすら特別講師呼び出しをし続けているんですが、なかなか終わらない〜気づけばキーボードを打つのまで遅くなってしまって もはや自分というのは……恐ろしい
作業の合間に、昔買っておいて放置したBBCのドラマCDを流すようにしました。テキストがないから全て想像!という状態でしっちゃかめっちゃかだったものの、3周目くらいから”わかる”になり(定かではない)、自分の中で苦手意識のあったドラマCDに若干心が開いたように思います。
買うだけで満足するタイプだったので、十年くらい前にあれこれ買い集めたものがたんとありまして……今見てみると結構配役が豪華だ〜買い集めようとすると買いにくいものもあり、掘り起こしてみるものだと、ちょっとだけ得をした気分になりました。ありがとう過去の私!そして頑張ります、明日の私……仕事始めだ!!!
正月、それは儚い生き物 夢幻 みなさまはどうか良いお正月をお過ごし下さい。
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(株)ミュージック・テイト(新宿区)は8月23日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には望月克也弁護士(京橋法律事務所、中央区銀座1-16-7)が選任された。 負債総額は約1億2000万円。 老舗レコード店として有名だった「帝都無線」の運営会社から会社分割により設立。「帝都無線」の一部店舗を引き継ぎ、都内で出店していた。落語や浪曲、演歌専門のCDショップとして知られ、愛好家らを中心に根強いファンを持ち、2009年10月期には売上高約6億7000万円をあげていた。 しかし、その後はCDの流通低迷などに伴い、減収が続いた。このため、店舗事業のスリム化を進め、近年は西新宿の1店舗体制で営業する一方、販売元から委託を受けてポップス歌手のコンサート会場での物販事業にも注力していた。 店舗では落語家による寄席やサイン会などのイベントを開催するなど、新規ファンの掘り起こしや需要の訴求を図っていたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で、コンサートの中止や延期が相次いだほか、店舗でのイベントにも影響し2020年10月期以降は売上高が2億円を下回る水準で推移していた。 雇用調整助成金の活用や、ゼロゼロ融資を受けていたが厳しい経営が続き、2022年には営業存続のためクラウドファンディングによる支援を募ったものの、業況が改善せず2023年8月に事業を停止していた。
(株)ミュージック・テイト | TSR速報 | 倒産・注目企業情報 | 東京商工リサーチ
紀伊��屋書店の一角にあった頃には何度か「かわら版」を買いに行ったことがあるし、たぶんCDを買ったこともあるにはある。けど、落語のCDってそんなに買わないんだよね、いくら落語が好きでも。
むしろ2023年まで生き延びただけでもすごいと思うよ。
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2023年6月14日
吉井和哉 OFFICIALさん「現在、吉井和哉ソロデビュー20周年を記念して「#音楽と人」とのスペシャル企画を実施中!数ヶ月にわたり、過去のアルバムリリース時の特集記事が順次公開されます。 本日公開となったのは、4thアルバム『Hummingbird in Forest of Space』リリース時のインタビュー。ぜひご覧ください! #吉井和哉20th」 https://twitter.com/441108official/status/1668181475035082752
RENAME_OFFICIALさん「_人人人人人人人人_ > New EP <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 【RENAME 3rd EP】 4songs CD「Quiet」 2023年9月11日リリース! ◻️8/19心斎橋SHOVEL、RENAME物販にて先行販売。 ◻️9月よりリリースライブも決定(詳細後日)」 https://twitter.com/RNM_0FFICIAL/status/1668211886989656064
めたさん「【注意喚起】 チケット詐欺を常習的に行っている悪質なアカウントを発見しました。こちらの2つのアカウントは同一人物です。相手を信用させるために身分証明書の画像を提示してきますが赤の他人のものを数種類使い分けているようです。皆さんもお気をつけください…!! #拡散希望」 https://twitter.com/666_meta/status/1668098577170849794
MR. BIG、日本武道館公演を生中継 | BARKS https://www.barks.jp/news/?id=1000235358
SPICE[音楽情報メディア]/e+さん「小沢健二が東京大学で9月に講義、他大学の学生も受講可 新作教科書と音楽演奏のある「アトラクションのような講義」を予定 #小沢健二 https://t.co/XgWx1lAORr https://t.co/T0ruiCVHx2」 https://twitter.com/spice_mu/status/1668468259086286848
MAVERICK(公式)さん「【#ACIDANDROID】 ACID ANDROID LIVE 2023決定! ACID ANDROID LIVE 2023 2023/11/13(月)、14(火) 池袋 harevutai OPEN 18:30 / START 19:00 🎫TICKET ALL STANDING ¥6,500 (TAX IN/D代別) ▼チケット先行受付 受付期間:6/13(火)13:00~6/22(木)23:59」 https://twitter.com/maverickdci/status/1668468237372366848
SPICE[音楽情報メディア]/e+さん「宮本���次、誕生日にぴあアリーナMMで開催したアニバーサリーコンサートの模様をWOWOWで8月に独占放送・配信決定 #宮本浩次」 https://twitter.com/spice_mu/status/1668438302595358722
commmonsさん「#ワタリウム美術館『追悼:坂本龍一のアート』 ナムジュン・パイクと坂本龍一のライブパフォーマンス(1984)から、展覧会「async:設置音楽展」(2017)などを振り返りながら、「#坂本龍一 のアート」について考えます。 #skmtnews #ryuichisakamoto」 https://twitter.com/commmons/status/1668237993973547008
アルルカン 來堵さん「https://t.co/dfU9EWfXri」 https://twitter.com/arlequin_kuruto/status/1668226751871479813 アルルカン 來堵さん「応援いただいていた気持ちを裏切ってしまった事、深く反省しております。今一度、皆様が楽しめる場を築けるよう、ライブ活動や楽曲制作に尽力していきます。改めましてよろしくお願い致します。」 https://twitter.com/arlequin_kuruto/status/1668227373828018176 アルルカン 暁 : ه҈҉҉҉҉҉҉҉さん「お騒がせしました。 未来のことは活動で示して行きたいと思います。」 https://twitter.com/arlequin_aki/status/1668228426040479745
凛として時雨さん「【ライブレポート公開】 凛として時雨 aurora is mine tour 2023 at 6/4 Zepp Shinjuku公演のライブレポートが公開されました。」 https://twitter.com/sigure_official/status/1668216170334375936
Akira Takasakiさん「HRC 六本木で発掘。 30年前の一枚。」 https://twitter.com/loudness222/status/1668117616395960320
『ブラック・ジャック』の新作が読めるだと……? AIの協力で手塚治虫作品を生み出すプロジェクト、今秋に新作公開(1/2 ページ) - ねとらぼ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2306/12/news148.html サザエさんもちびまるこちゃんも続いちゃってるからねえ。
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「おはよう。 https://t.co/omWG83wtSD」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1668411701308575744
藤原ナオヒロ / NO-GATEさん「おはようございます! 本日MIRAGE(Sunset Version)がリリースされました。 アルバムに入れた音源とはまた違う雰囲気を楽しんで頂けたらと思います。 ジャケ写も今回描いています! https://t.co/BmsxOk1swU」https://twitter.com/naohiro_fuji/status/1668383762751815680
ガートルード(旧Gertrude)ユキピンさん「貼付画像をド派手に失礼なミスリ方をしたので、34歳児になりましたツイートを消してやり直す、34歳になった瞬間に注意力のなさ露呈した34歳です。。。 今日と9月にライブがあるのと、秋にリリースがあるのと、来年はまとまった形のリリースする予定です ※今日のライブの取り置きもお待ちしています https://t.co/3duiuxZC1Q」https://twitter.com/carmillasnow/status/1668281278494556166
チンギスさん「お誘い有難う御座います! 愉しみ愉しみ愉しみ◎◎◎」https://twitter.com/Jinkiz_dekaioto/status/1667803680861724673
ガートルード(旧Gertrude)ユキピンさん「【爆散希望】 6/13㈫池袋手刀 ガートルード企画 六月の雪2023 ガートルード TA・MA・YU・RA 曖ノ音 望月アヤヒコ(バンド編成の可能性あり) 開門18:30/開演19:00 前売¥2500当日¥3000(共に+1D) 予約は下記もしくはDM、リプ等で! https://t.co/TJkuvqcsHE https://t.co/D9XInhWAuG」https://twitter.com/carmillasnow/status/1649367474864017409
藤原ナオヒロ / NO-GATEさん「【配信スタート】 『MIRAGE(Sunset Version)』がリリースされました📀 アルバム『TOKYO AS FOREST』未収録のバージョンです! #オリジナル曲 #オルタナティブ https://t.co/BmsxOk1swU」https://twitter.com/naohiro_fuji/status/1668281881455120384
Petit Brabanconさん「🐶野犬増殖キャンペーン 第2️⃣弾🐶 新EP収録 #プチブラ孤動 MV放映中 全国6箇所の街頭ビジョン動画を見て 限定ポスターを当てよう🎁 ✍️参加方法 ① @PetitBra_staff をフォロー ②本ツイートをRT♻️ ③リプライ動画で結果確認 1ツイートにつき1回参加可能💡(全9回) ⚠️キャンペーン実施は6/21まで⚠️ https://t.co/rYvrIRB4Eo」https://twitter.com/PetitBra_staff/status/1668543734026231808
清春さん「中津川THE SOLAR BUDOKAN 出演決定 9/23(土) ,24(日) 岐阜県中津川公園内特設ステージ 清春の出演は23日になります。 ◾︎イープラス 3次選考販売中 6/13(火) 18:00 ~ 7/2(日) 23:59 https://t.co/n0G8rAxywk #中津川ソーラー https://t.co/6VoP0L7pe7 https://t.co/1J9GP6bTAE」https://twitter.com/ki_spring/status/1668549409892896768
吉田トオルさん「MUCC「99」ミヤ君から「この曲80'意識なので鍵盤宜しくお願いします!」と。メア咲人君と違う角度で80'、やっぱこの2人は合うと思うなー。https://t.co/ZgGc7djZgl」https://twitter.com/tooru_yoshida/status/1668466549919993857
都 啓一さん「<#Eternal presents Dear #SOPHIAns> YouTube 配信開始時間決定! 本日6/13(火) 18:50より配信開始 ライブ配信のリンク変更となりました! https://t.co/vBB1gtpA19 Spotify O-WESTより生配信 本ライブ配信は会員以外の方も視聴可能。 お楽しみに😊」https://twitter.com/Rockparty71/status/1668421883547762689
ESP CRAFT HOUSE(ESP渋谷)さん「【🌈入荷情報🌈】 L'Arc~en~Ciel Ba. tetsuya Signature Model EDWARDS E-BASS V / Sparkling Fiesta Red https://t.co/uDuFniCBNy 「ESP BASS V」のハイコストパフォーマンスモデルが即納可能!! #ESP渋谷 #tetsuya #ラルク #5弦ベース https://t.co/T4sUegL0K1」https://twitter.com/espcrafthouse/status/1668164216459755522
中村貴子(ラジオパーソナリティ)さん「「ROSIER」 やっぱりハンパない曲だー。」https://twitter.com/takako_nakamura/status/1668290004857262080
❄️🐕🐕Ruiza_D🐿🐿🍰🍖🐙🍑🐍🦎🐹🦎さん「久しぶりの全国ツアー、FC先行チェックの受付がスタートしました! 忘れられない最高に熱い夏にしましょう😊 よろしくお願いします!!」https://twitter.com/RuizaD1/status/1668464755366072320
HIROTO ALICE NINE.ヒロト アリス九號.さん「ぶいにゃすありがとう❤️🔥」https://twitter.com/hrt_A9/status/1668470366178775040
ACID ANDROIDさん「[ACID ANDROID LIVE 2023] ANNOUNCEMENT OF ONE-MAN LIVE: https://t.co/s9zupNQKoC MEMBERS: G:@KAZUYA_LandR / Lillies and Remains Dr:@godaigochan / People In The Box OFFICIAL ADVANCE TICKET SALES TO START TODAY AT 1PM (JST) https://t.co/4Kqq54rrQ3 https://t.co/2mOrLBiTy9」https://twitter.com/_acidandroid_/status/1668468237703561219
ぶいにゃす😺🎀🍓さん「今日もアリス九號.がトレンド入りしてるので「RAINBOWS」のベース弾いてみたをアップするにゃん🎸 毎日トレンド入りしてて凄いにゃん🎉 凍結までにライブにお邪魔したいと思ってるにゃ〜💦 Naoさんにお願いしてみようかにゃん🐱 #アリス九號. https://t.co/jaSbamNHpc」https://twitter.com/buinyasu/status/1668443877970432004
Hydeさん「[STAFF] ‼️ネタバレ注意‼️ いよいよ週末からスタートするHYDE LIVE 2023に先駆け、ツアーで演奏する楽曲を事前公開!予習するも良し、演奏曲を知りたくない方は終演後に余韻に浸るもよし!色々なスタイルでお楽しみください! プレイリスト↓ https://t.co/J8SN47hXej…」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1668468258499076098
Hiromuさん「少し遅めの時間帯ですが良ければご視聴くださいー!カチッとするのかヌルッとするのか分かりませんが、楽しんでもらえたら! チャンネル登録や通知をしておくと良いですよ( ◠‿◠ )」https://twitter.com/DOF_Hiromu/status/1668245732539891713
中村貴子(ラジオパーソナリティ)さん「自分達の新譜の話よりも、 LUNA SEAやROSIERのことをたくさん語ってくれた、 「凛として時雨」の皆さんのSLAVEっぷり🔥」https://twitter.com/takako_nakamura/status/1668302396924256257
amassさん「MR.BIG、最後の日本ツアーを締めくくる7月26日の日本武道館公演がWOWOWで生中継されることが決定。また、8月には32年前の日本公演の模様も放送・配信されます https://t.co/AKMlKwGBAU」https://twitter.com/amass_jp/status/1668186232164319233
真緒さん「20周年おめでとうございます!対談楽しみにしてます。宜しくお願い致します!」https://twitter.com/mao_Sadie/status/1668187855263535105
ピエール中野 凛として時雨 ピヤホン監修さん「この人がいなくて、この曲が無かったらTKはギターを始めていなかったし、凛として時雨も無かったのか、という気持ちになるの含めて最高過ぎるライブでした。 https://t.co/XBBlrRotai」https://twitter.com/Pinakano/status/1668298647107440640
御恵輸血子@旦那の嫁さん「今日は渋谷近未来会館で孔雀座始動主催「大殺界」いってきたわよ! ぱんっぱんの会場!命がけでレポレポしてきたからお楽しみにね❤️ #孔雀座 #びじゅなび https://t.co/PJVsrZhd0t」https://twitter.com/lady_yuketsuko/status/1668294629333299200
辻コースケさん「SHIBUYA CLUB QUATTRO 35th anniversary! きっと死ぬまで忘れない ひらいた華のデカさ… そんなもんじゃない 照明より強い輝き… もっともっともっと 地球越えて彗星 2つの彗星! 一生に一度の超彗星 …気がついたら家だった https://t.co/IuaS5bGoB9」https://twitter.com/kosuketsuji0173/status/1668285572778196994
唯さん「株式会社ハイエンドミュージック 国産ギターブランド「infinite」 オーダーギター完成しました! Modernize Lamiって新仕様を採用されてます。 メーカーのウェブサイト アーティストページに掲載してくれて感謝です! https://t.co/lvBPg5PCEs #infiniteguitar #小菊ロジック https://t.co/EAAQwT8ELY」https://twitter.com/umbrella_yui/status/1668242308368863232
大森靖子🌏超天獄さん「清春さんとの2マンライブ、なんて素敵な夜なんだろう!あんなに身体と心全部使って自分の曲、呪いは水色を歌ってくださって幸せでした! コラボも5曲も歌わせていただき感涙です。VOIDの「うちを抜け出して僕の部屋においでー」の歌声!部屋人来すぎる…ありがたい 何より一緒に歌えて楽しかったです! https://t.co/e53BoKjE7N」https://twitter.com/oomoriseiko/status/1668253565822058496
礼賛さん「【ライブ映像配信】 ONEMAN LIVE 2023「whoopee!!!」 礼賛「愚弄」 ライブ映像を礼賛YouTubeチャンネルにて公開!! https://t.co/8JiAxJfFXk https://t.co/HN3lzOkIXL」https://twitter.com/raisan_official/status/1668196679324176384
ぶいにゃす😺🎀🍓さん「30年前の1993年6月11日は黒夢が1stフルアルバム「亡骸を…」発売した日にゃ〜😺 たくさんのバンドに影響を与えたすごいアルバムにゃんで聴いた事がない人もぜひチェックしてみてにゃん💿 アルバムから「親愛なるDEATHMASK」の弾いてみたをアップするにゃん🎸 https://t.co/RM1T31SZUi」https://twitter.com/buinyasu/status/1668234209100713985
台湾茶葉専門店 靑竈 chinzaoさん「おはようございます。 伊根は曇り、靑竈開店です。 本日も美味しい台湾茶とお茶請けを用意して、ご来店をお待ちしています。 https://t.co/LzbwuXgxkE」https://twitter.com/chinzao1/status/1668421496266698753
鹿鳴館さん「ロックの日に敢えて退去発表したわけですが、僕個人と鹿鳴館アカウントの反響に驚いてます😳���ロナ禍で新聞に掲載された時の反響でも感じたけど、鹿鳴館は現在10代〜60代までの幅広い年齢層の方々のそれぞれの思い出が詰まっているんだよね。自分が信じて続けて来た事を誇れるって最高に幸せな事です。 https://t.co/fjUbbQeri1」https://twitter.com/rockmaykan/status/1668265717383192579
Tatsu (GASTUNK)さん「鹿鳴館での想い出は数知れません。 ステージに立つとは思ってなかった中学生の時から通っていたので... 良き経験と沢山の想い出に感謝です!✨ By Tatsu ☠️🕷☠️ #gastunk #gastunktatsu」https://twitter.com/undeadspaceman/status/1668436684692930560
慰娑悪(イサヲ)さん「WARZYDRIVEの産みの親 HATEBEYONDを率いるスーパーギタリストWARZYさん 海外のメタルもエエけど・・・ 国内のメタルも熱いんやで☝️ みんなHATEBEYONDを聴け❗ そしてWARZYDRIVEを買え‼️😁 https://t.co/wNPwUfSIbr」https://twitter.com/ISAO_FLYING_V/status/1668452667683909632
【Phobia】 KISUIさん「Phobia/abyssの集い https://t.co/dmBynsYT80」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1668455597422018561
Ravecraft Shameさん「RavecraftワンマンLIVE 4年ぶりのShame生誕祭 開催決定! 2023年7月14日(金)新宿SAMURAI OPEN 18:30 / START 19:00 前売チケット発売 5/14 00:00~ https://t.co/l4jkEqiwKp https://t.co/5s02J0mPyo」https://twitter.com/shamecraft/status/1649378736821932032
atsuya ravecraft 空【ku:】さん「7月14日ravecraft shame君お祝いワンマンのチケットはまだご購入頂けますよー! 御祝儀参戦して頂ければ幸いですー! そして拡散もお願い致しますー(^ω^)」https://twitter.com/atsuya_rave_ku/status/1665935356515196929
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五月病の前兆だろうか。なんだか気が重く、苦しい。夜更、眠れそうにないほどの冴えようだ。眠れない夜にあたし、の続きを断定するのはなんだか違う気分である。今日は自分の音楽のルーツを概括的に辿ってみる。
音楽との歩みを語る前に、ガキの時分を顧みる。物心がつく前は音楽の"音"、つまり聴覚の部分を視覚の付録的なものとして捉えていた。音楽番組の放送はビジュアルでインプットし、そこに音を後付けしていた。当然アウトプットの順番も、視覚が先、聴覚が後であった。無論、音楽の醍醐味は聴覚で嗜むことであるのだが。
本題に入る。小学5年生の頃、SEKAI NO OWARIと出会う。いつものように音楽番組を流し観ていた時のことだ。彼らの"RPG"が目に留まった。正しくは耳に留まった、と言うべきだろう。あの時、初めてわたしは音楽というものを、聴覚で捉えた気がする。それからというもの、わたしは彼らの虜になり、彼らの経歴を調べ上げ、ディスコグラフィを聴き漁った。初めてのライブも彼らに捧げた。アリーナを目の当たりにし、耳がやられたが、甘ったるいドキドキが微熱のように続いたのを鮮明に覚えている。小学校の卒業文集も彼らについて綴った。当時の熱を思い出せば出すほど恥じらいを感じるが、あの時の出会いこそが、わたしとしての"音楽"の起点となった。
中学生になり、04 Limited Sazabysと出会う。入学してすぐの頃だった。詳しいことはよく思い出せないが、確かCDショップのチラシがきっかけであったと思う。音楽の楽しみ方を心得てきた頃に彼らと出会ったことで、また新しい扉を開くことになる。あの頃のわたしを惹きつけたのは、ボーカルのハイトーンボイスとツービートであった。当時もまたAB型のBが発揮し、彼らについて詳細に調べ上げたことを思い出す。3年ほど思いを馳せ、高1の時に初めてライブに行くことができた。本編終盤"midnight cruising"の口上、"星が降って、降って、積もりますように"からのイントロで感動し、涙したことが感慨深く思い出される。フォーリミのとの出会いは、ロックとの出会いであったと感じる。ウォークマンを手にし、TSUTAYAでたくさんのロックバンドのCDを借りた。とにかく数を聴き漁った。音楽に対しての嗜好も明確になってきた頃であった。
高校入学後、忙しさのあまり音楽を聴く時間が減ってしまった。目紛しい毎日、通学時のバスで、新しい音楽を発掘する元気はなかった。再生するのは決まって同じ音楽であった。
そんな中、高校2年生になり、ハルカミライに完全に魅了される。元々名前は知っていた。心と時間に少し余裕が出てきたため、新しく音楽を発掘しようとしていたが、メロコアに夢中だったわたしは、彼らに興味を持たなかった。しかし、あまりにもロックシーンで彼らの名前が浮上していたため、興味を持ち、YouTubeで再生した"世界を終わらせて"。高1のわたしは、ボーカルの奇行に戸惑ったまま画面をそっと閉じた。今思えば笑える。印象は特に良くなかった。しかし、それからというもの、相変わらずよく聴いていたフォーリミや、当時好きだったマイヘアと仲が良かった彼らのライブがどんなものなのか、気になり出した。機会ができたため、高2の冬に初めて彼らのライブを見に行った。高校が終わった後、1人で向かったenn2nd。あれから全てが変わることになるとは思わなかった。
スリーマンであったが、対バンのことはあまり覚えていない。それほど、彼らのライブが衝撃であったからだ。彼らの出番は2番目だった。小さな箱が、"カントリーロード"のイントロで、一気に灼熱になったのを覚えている。ステージとフロアの境目などなかった。わたしたちの上を縦横無尽に動き回るボーカルを見上げた時、ミラーボールの煌めき以上に眩しかった。目が眩んだ。出会ってしまった。そう思った。
高校3年生になるのと同時に、コロナが猛威を振るった。そんな中、彼らはツアーを回っていて、受験勉強の合間を縫って足を運んだ仙台公演。立ち位置指定のライブでのもどかしさすらも忘れるほどのライブであった。どうなるのか分からない、お先真っ暗な大学生活に希望すら持てなかったあの頃、彼らだけが希望だった。高校を卒業したらバイトに打ち込み、彼らを追いかけると決めたのだ。
それからというもの、本当にいろいろな土地で彼らのライブを観た。北海道と九州以外の全ての地域で、観た。とてもいい経験であったと感じる。彼らがいつでもどこでも、まっすぐにフロアと向き合ってくれるから、わたしも毎度真っ新な気持ちでライブを観ることができた。
高校卒業後、心が掻き乱される出会いや別れがあり、これまた音楽を楽しむ余裕がなくなった。だが、やはり生活が落ち着いてきた頃には徐々にライブハウスに行く頻度が上がっていった。
セカオワを起点として、フォーリミ、ハルカミライと、3組がわたしのルーツになっている。彼らの音楽と一緒に、時間の流れに沿って様々な音楽を聴いた。特に印象的な数曲を、ここ最近も合わせて数年分記載しておこう。ロックからJ-popまで、幅広く聴いた。
気付けば夜が明けてきたので、稚拙な文章を綴るのもこの辺にしておこうと思う。いつからか、わたしの日常には音楽があることが当たり前になっていた。特定のアーティストをひたすらに聴くときもあれば、気分によってシャッフルボタンを押すこともある。わたしと音楽との距離が最も近くなるのは、楽しい時、悲しい時、このふたつの感情のときである。夜更の鬱屈が何からきていたのかを漏らすと、自己と他者の対比によるものである。今日は、近しい人々への感謝を忘れがちである自分を憎く感じ、悲しい気持ちに苛まれた。だが、そのモヤモヤとした蟠りは、その時浮かんだ音楽がどこかへ消し去ってくれると分かっている。脳裏に浮かんだこの曲の再生ボタンを押すと共に、目を瞑る。
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【解説】ポップ
はじめに
スプラトゥーン3買ったらドハマりしたのでアレンジしよう! というわりと安直な発想で作ることを決めた本作でした。おもしろすぎる……。
ゲーム体験がとってもエキサイティングなので、そういう要素を入れようかと当初思っていたのですが、作りはじめてみるとこれがすごく大変で。 まず一曲一曲の個性が強いこと。そして完成度の高いこと。さらに転調の仕方がしれっとズラしたり、遊び心のある方法ばかり。おまけに歌モノ(歌とインストの中間ぐらい?)であることから、歌の豊かさに打ち勝つだけの方法論が必要だったりと、とにかく超えるべきハードルがたくさんありました。 これを崩すのは本当に難しいぞ……と恐れおののきました(これは本当に)。
なので最初はこれは「演奏してみた」なのでは? みたいなトレース気味の叩き台が出来上がっては行き詰まってを繰り返していました。 そうこうしている内に締め切りが近づいてきて、もうこれは自分の中にあるものを率直にぶつけるしかないということになって、捏造パートを繰り返し作ってヒーヒー言いながら作りました。
これまでアレンジCDを何枚も出してきましたが、今回のCDが一番難易度が高かったと感じました。スプラトゥーン、おそるべし。
1.あいつをやっつけろ! 原曲:Splattack!
戦闘中に流れると嬉しくなっちゃう曲ですね。これは絶対入れたいと思っていました。調べてみると1からあるおなじみの曲なんですね(僕は3からはじめました)。 リフ(繰り返されるフレーズ。この場合はギター)主体の曲はとってもいじりづらい。リフ自体を変えてしまうのが多分手っ取り早いのですが、元の最高リフをなくすなんてとんでもない! ということで、この曲はだいぶ「演奏してみた」寄りになりました。
イメージは直球でスプラトゥーンのゲーム体験です。アドレナリンがドバドバな感じ。
2.路地裏で起こっていること。 原曲:バンカラジオ
僕はすりみ連合が大好きで、こいつらにお菓子とか差し入れを持って行きたいとずっと思っています。彼らが統治(?)するバンカラ街はぐるぐる回ってみるだけでそのディテールの完成度に驚きます。
東京の主要駅っぽさと、九龍城っぽさが混ざったような感じがあります。 雑然としているようで複雑な道理で存在している街。新しい建物の間に古い建物がいきなり現れる東京っぽさ(古いデザインの野暮ったいひさしがあるお店!)。街の中央の外側にあるアパートやマンションの、隣接する建物との間隔の狭さは九龍城! 違法建築ファンとしてはとても嬉しい。
この曲はバンカラ街のイメージを中心に作りました。それとスパイキーとダウニー。彼らってなにをしているんでしょうか。カッコいいけどちょっと怖い。スーパーサザエってなにに使うものなの……? スプラトゥーンの登場人物には、しばしば表の顔と裏の顔があります。そこも意識しました。 表と裏、とりとめのない混沌さ、トリップ的なサウンドを盛り込んでみました。
3.むかしむかしのスミソアエ伝説 原曲:スミソアエの夜
まったりした曲を入れたいなと思っていたんですが、スプラトゥーンってまったりした曲が全然ない! ということで初代からやっていた人にそういうのある?と聞いてみたら、この曲を教えてくれました。
スミソアエってやばくないですか。語呂はやたらいいのに酢味噌和えて……。 でもそんな単語が急に出てくるのもスプラトゥーンっぽいですよね。
ブキが既存の文明のパーツを変なかたちで組み合わせているなら、伝承もきっとたくさん掘り起こされているはず。スミソアエなんて言葉もきっともっと神秘的な言葉に聞こえているのかもしれません。まさか調理法だなんて少しも思っていないはず……。
もしかして、ホタルが影響を受けたり参考にしたのはこんな曲? みたいな想像でこの曲を作りました。「~地方のメロディより」ってヤツですね。 メインで使っているのはカンテレです。 この楽器は別口で知っている人も多いかもしれませんね。すごくいい音!
4.春一番
オリジナルのイントロです。最後の曲なのでちょっと豪華にしてみました。
メインで鳴っているリードシンセはモーグ(シンセメーカー)のモデリングです。モーグ、最高の音!
5.春雷轟々 原曲:春風とペトリコール
個人的な春のイメージって、さわやかとかいい気持ちみたいなものではなくて、なんかもっと、全世界がわらわらと動きはじめるような、ちょっと気後れしてしまうぐらいのパワーがある感じなんですよね。0が急に1になる衝撃というか、冬の死そのものの世界がまた動きはじめるような感じ。 なので原曲のさわやかでふわっとした部分を、もう少し活き活きとした感じに変えていく方向にしました。
テーマは春の雷。春の訪れには雷が鳴ることがありますよね。天気が急に不規則になったり。
雷が放電するときには空気中の窒素が酸素と結びついて、雨に溶けます。それが地中に降り注いで、稲は根から窒素を取り込み、より強く生い茂ることができます。 雷が稲妻と言うのはそういうことなんですよね。
というわけで、春のエネルギーの満ちた感じを演奏で表現してみました。 再現部前の混沌とした部分がお気に入りです。
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ゲスト◇松田美緒 (Mio Matsuda) 歌手
18歳でポルトガルのファドに自己表現の形を見い出し、20代で本場リスボンに留学したことをきっかけに、活動拠点にも音楽のジャンルにも縛られることなく、世界各地を旅する音楽活動を続ける。ポルトガル語やスペイン語など六ヶ国語を操りながら、各地で息づくリズムを吸収し、 地域の魂が宿った歌を拾い上げ、それを独自の表現にしていく活動は「歌う旅人」と称され、国内外の著名ミュージシャンからも支持されている。
リスボンからカーボ・ヴェルデ、ブラジルへ至る大西洋の音楽地図を描いたリオデジャネイロ録音の1stアルバム『アトランティカ』で2005年ビクターよりデビュー。以後、数えきれない旅をしながら、南米や欧州のアーティストと共演/制作を重ねる。
2012年からは 海外移民に歌い継がれた曲も含め、知られざる日本の歌を掘り起こす活動を始め、2014年にCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。高い反響を呼び、文藝春秋『日本を代表する女性120人』に選ばれる。日本テレビ系列『NNNドキュメント』ではその活動を追った番組2作が放映された。
2021年コロナ禍の最中、南米音楽のレジェンドで19年度ラテングラミー生涯功労賞を受賞したウーゴ・ファトルーソとともに、全曲スペイン語のアルバム『La Selva』を制作、10月に最高音質のUltimate Hi Quality CDとしてリリース。音源を聴いたDJ須永辰緒の強い希望により、2022年4月LPとしてリリース。佐賀女子短期大学客員教授。 松田美緒 公式サイト
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