#手づくりフェア
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お礼とお知らせ 2024初秋
ご無沙汰しております。
春にお知らせしたイベントに出展後、なぜかログイン出来なかったのですが、最近になって原因が分かり書き込める様になりました。
遅ればせながら、各地でお世話になった皆さま、ありがとうございました。
特に多治見では、何年も前にお世話になった方にやっと感謝を伝えることができ、しかも作品をお買い上げいただき、とても嬉しい出来事でした。
さて、出展の決まったイベントをお知らせします。
森の手づくり市 〜ものづくりforest〜
2024年9月7日(土)
※1日出展です
京都市 下鴨神社 糺の森
くらふとフェア蒲郡2024
11月2日(土)10時〜16時
11月3日(日)9時〜16時
愛知県蒲郡市 みなとオアシスがまごおり(市民会館向かい)
まだまだ暑い日が続きそうですが、皆さまご自愛くださいね。
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まんまるの、フィンレイソンの、パンプーラです。
タテに連なるふぞろいの毛糸玉が、流れるように美しいリズムを表現。 そんなノスタルジックな��ザインを、モダンにアレンジしたパターンが『PAMPULA』です。 高い技術を持った職人さんが #タフティング という製法で、一枚一枚ていねいに仕上げました。
阪急うめだ本店で開催されている『北欧フェア2023』は、5/29(月)まで。 マットやクッションカバーなど、 #アスワンのフィンレイソン もいくつかありますので、ぜひご来場ください。
『Finlayson』とは 北欧フィンランドで1820年に創業された、フィンランド最古のテキスタイルブランドです。約200年もの長い歴史と伝統を持ち、寝装品やホームテキスタイルを中心とした質の高い商品によって、国内外の人々に最高の住まい方を提供してきました。
---------- カテゴリ:フィンレイソン 商品名:PAMPULAマルラグ 品番:JB1879-95・09 サイズ:直径150cm
くわしくはお近くの #インテリア専門店 またはプロフィール @aswan_jp のリンクから「商品情報」をご確認ください。 ----------
#インテリア #インテリアコーディネート #ラグ #カーペット #tufting #手づくり #フィンランド #finland #フィンランドデザイン #フィンレイソン #finlayson #フィンレイソン展 #阪急うめだ本店 #阪急百貨店 #hankyudept #hankyuworldfair #北欧フェア #北欧フェア2023 #北欧 #北欧デザイン #北欧好き #インテリアショップ #インテリア専門店を元気にする #アスワン #aswan #アスワンのある暮らし #アスワンのカーペット アスワンのインスタグラムを見ていただき、ありがとうございます。
https://www.instagram.com/p/Css6wQzrjiy/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
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機械輸出を巡る冤罪(えんざい)事件に巻き込まれた機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の社長らが国と東京都に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審は、元取締役に対する警視庁公安部の取り調べの違法性が争点の一つだ。一審の東京地裁判決は、人を欺く「偽計」を用いて供述調書を作成したなどとして、一部を違法と認定した。どのような状況だったのか。元取締役に聞きながら、取り調べの在り方を考えた。(山田雄之) 大川原化工機を巡る冤罪事件 警視庁公安部が2020年3月、国の許可を得ずに噴霧乾燥機を中国に輸出したとする外為法違反容疑で大川原正明社長や島田さんら3人を逮捕し、東京地検が起訴したが、21年7月に取り消した。1年近く身体拘束された社長らが逮捕・起訴は違法として東京地裁に���こした国家賠償訴訟の証人尋問で、捜査担当の警察官が事件を「捏造(ねつぞう)」と証言。昨年12月の地裁判決は捜査の違法性を認め、国と都に賠償を命じた。原告、被告双方が控訴。東京高裁での審理は、12月25日に結審予定。 ◆窓のない部屋で取り調べ39回 「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に満ちてましたよ」。大川原化工機の元取締役の島田順司さん(71)は8月上旬、警視庁公安部の取り調べに対する憤りを「こちら特報部」に語った。 国家賠償請求訴訟の控訴審で、10月9日にある警察官の証人尋問への思いを語る島田さん(右)と代理人の高田剛弁護士 同社の「噴霧乾燥機」が生物兵器製造に転用可能だとして、国の許可を得ずに輸出した外為法違反を疑われた島田さん。逮捕前の2018年12月〜20年2月、任意の取り調べを39回受けた。1回3〜4時間。原宿署の灰色の窓のない部屋で、警察官と向き合った。 生物兵器製造に転用するには、機械を扱う人が細菌に感染しないよう内部を「殺菌」する性能が必要だ。大川原の機械はその性能がなく、国の輸出規制の対象にならない。島田さんは終始一貫して訴えたという。 ◆「あんなの供述調書じゃない」 だが、公安部が作成した島田さんの任意調べ時の供述調書計13通に目を通しても、そのような主張は登場しない。逆に輸出規制の対象になるとして「勝手に全て非該当と判定した」「国の許可を取らずに不正輸出を繰り返した」と容疑を認めるような記述がある。 一体どういうことなのか。島田さんに聞くと、「あんなのは供述調書じゃない」と声を強め、勾留中に記録した「任意事情聴取時の状況」という手書きメモを見せてくれた。 ◆話してもいない文言を付け加えられ 島田さんが書いた「任意事情聴取時の状況」のメモ。供述調書作成時の苦悩がつづられている メモには「供述調書作成状況」という項目がある。調書が「供述した内容と大きく恣意(しい)的に変更され、誇張された」として、「警察はこのようなことをするのかと失望した」と記されている。「偽って」「認識していながら」「ずさんに」など話してもいない文言が多く付け加えられた、とも。「『無許可で輸出した』という部分は、『許可が必要とされない仕様なので、結果的に無許可で輸出した』と(補足するよう)何回要求しても入れてもらえなかった」という。 島田さんによると、取調室ではペンを貸してもらえず、調書の訂正したい箇所に印を付けられなかった。訂正を希望すると交換��件を付けられたり、一カ所訂正するたびに調書を取り上げられたりして、見落としや確認不足が起きた。 ◆何を聞かれ、どう答えているかも分からなくなった 当時の精神状態をこう振り返る。「平静を装ったけど、緊張で手が震えていた。逮捕をちらつかされ、『おまえだけが認めない』とうそをつかれて迫られ、何を聞かれ、どう答えているかも分からなくなった」 島田さんが「不正輸出を繰り返した」と容疑を認める趣旨の調書の存在に気付いたのは、逮捕後に弁護人に指摘されてだった。 ◆公安部の「偽計」を認定した地裁判決 国賠訴訟の東京地裁判決は、公安部の取り調べ時に「殺菌」の解釈を島田さんに説明したやりとりが調書にないことなどから、誤解させて調書に署名させる「偽計」を用いた取り調べで違法だと認定した。 この認定について、警視庁幹部らは本紙の取材にそろって不満を口にした。ある幹部は「『偽計』なんて犯罪行為のような認定は受け入れられない。今後の捜査にも影響する」と語った。 ◆新証拠の録音記録を確認したら… 東京高裁で6月に始まった控訴審。都側は輸出規制に精通する島田さんを誤解させるのは「不可能」で、調書に「殺菌」解釈を説明した形跡がなくても不自然ではないとして、地裁判決は「重大な事実誤認」などがあると反論している。 「生物兵器の製造には転用できない」と噴霧乾燥機の説明をする元取締役の島田順司さん=横浜市の大川原化工機で 大川原化工機側は終止符を打つべく、新たな客観証拠を提出した。13通目の調書作成後の2019年11月1日にあった34回目の取り調べで、島田さんが身体検査をくぐり抜けてひそかに成功した録音だ。 録音記録を確認すると、島田さんは噴霧乾燥機の輸出規制要件を巡って、自身の考えを説明し、経済産業省のガイドラインを根拠に大川原の機械は「該当しない」と訴えている。だが警察官は「ガイドラインは大した内容でも何でもない」「経産省は明確に要件に該当ですって」と述べ、取り合う様子はなかった。 ◆逮捕後の弁解聴取でも違法認定 代理人の高田剛弁護士は「公安部は独自に考えた『殺菌』の解釈を示さず、経産省の名前を出して決めつけで取り調べを進めた」と指摘。その上で「任意捜査の終盤でも、明確に不正輸出を否定していたことが明らかになった。改めて供述調書の不正確さが浮き彫りになった」と強調する。 島田さんの任意取り調べ時の供述調書。「不正に輸出を繰り返した」と容疑を認めるような文言がある 地裁判決は公安部が島田さんの逮捕後に弁解を聴く際にも、島田さんの指摘に沿った修正をしたように装って書面に署名させる違法があったと認定し、控訴審で争われている。取り調べに補助で立ち合った警察官の証人尋問が10月9日に予定され、島田さんは「正直に話してほしい」と話す。 ◆「なめんなよ」「ガキだよね」問題相次ぐ 最近も捜査機関の取り調べを巡る問題が目に付く。 19年に不動産会社社長が業務上横領容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、後に無罪となった事件では、大阪高裁が今年8月、部下の取り調べで「検察なめんなよ」などと怒鳴り、机をたたいて責めたとして田渕大輔検事(52)を特別公務員暴行陵虐罪で刑事裁判に付すことを決めた。 18年に犯人隠避教唆容疑で逮捕されて黙秘した元弁護士が、取り調べ時に「ガキだよね」などと横浜地検検事から侮辱されたとして国に賠償を求めた訴訟で、東京地裁は7月、賠償を命じる判決を出した。 いずれも逮捕後の取り調べの録音・録画が義務化された検察の独自捜査事件だったため、映像から判断できた。一方、大川原の場合は録音・録画の対象ではなく、任意段階の様子は、島田さんの録音がなければ正確なやりとりは全く分からなかった。 ◆日弁連「全事件で録音・録画義務づけを」 「捜査機関の心証に合致する供述証拠を作るためのものではない」。かねて取り調べのあり方を問題視してきた日本弁護士連合会は6月の決議で、全事件の逮捕前からの全過程で録音・録画を義務づけるよう要望した。さらに録音・録画の状況下でも不当な取り調べが繰り返されていることは「公知の事実」として、弁護人を立ち会わせる権利を確立すべきだと主張した。 前出の高田弁護士も「捜査機関は際どいテクニックを駆使して自白をとりにくる一方で、取り調べられる側はペンさえ持てずに丸腰だ。希望があれば全過程を録音・録画し、弁護人の立ち会いも認めるべきだ」と話す。島田さんもこう訴える。「現状のままでは、われわれと捜査機関が全くフェアな関係じゃない。また必ず冤罪が起きる」 ◆デスクメモ 記事中の警視庁幹部の言葉にあぜんとする。捜査員が裁判で「捏造」とまで言い切った事件だ。かたくなな抵抗は内輪の論理にしか見えない。真っ先になすべきは、なぜ冤罪が起きたのかを徹底検証し、その結果を開示することでは。その上で、全面可視化を見据えた対応を求めたい。(岸)
悪意に満ちたウソ・脅し、変更された供述調書… 大川原化工機冤罪事件が浮き彫りにした取り調べの問題点:東京新聞 TOKYO Web
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よわよわ通販のお知らせ
J庭ありがとうございました! 新刊『よわよわおちんぽとじこめナイト』、たくさんお手にとっていただきありがとうございました。思いのほかいろんんな方に見ていただきましてとてもうれしいです…!
①通販のお知らせです。 ��ロマージュブックスさんのサイン本フェアに参加しています。 販売期間は10/8〜25(水)23:59で、受注販売となります。もう始まってる!とびっくりしたのですが、先着や抽選ではないので期間内にポチっていただければいつでも大丈夫です。 新刊『よわよわおちんぽとじこめナイト』と『イサド住み』の二種類で参加しています。
おかわだのサイン??とは???という感じなんですが、まあなんか野菜とか卵とかについてる「わたしが作りました」シールみたいなもんかな…。表2か表3 になんらか名前的なものを書きます。 受注数がわかってから用意しますので、お届けは11月中旬ごろの予定です。詳しくはフェアページをご覧ください。
★フロマージュブックスTOP https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/
★フェアTOP https://x.gd/xi4g5 「フロマ通販受注販売会場」または「サイン入り同人誌一覧」に入っていただき、作家名「オカワダアキナ」で検索すると出てきます。
作品ページ ★『よわよわおちんぽとじこめナイト』 https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2101569
★『イサド住み』 https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2101570
いつもやってるBASEストアでの通販は、フェア終了後、11/11文フリ東京の後になるかなあと思います。 数の管理が大変になっちゃうのと、文フリ新刊の〆切前でわたしがいまとてもとてもドタバタしているので…。 (売り切れちゃった場合どうするかとかはまだ考えてないです。。。)
いつもBASEでお買い求めいただいている方(そしてもっと以前のBOOTHからお気にかけていただいている方)にはややこしくなってしまい大変申し訳ないのですが、いろいろ試行錯誤しながら活動しておりますのでどうぞよろしくお願いします。もしよかったらフェアのご利用もご検討いただけますととてもとてもうれしいです…!
②Kindle版のお知らせ まだ準備中ですが、よわよわ〜はKindle版を作ります。 タイトルにおちんぽ・OCHIMPOって書いてあるR18の同人誌なので、紙の本で手元に置いておくのはな…という方はぜひこちらをどうぞ。
タイトルがモロなので「恥ずかしい」というお声はめっちゃもらう、めっちゃわかる…。リツイートしづらいなあみたいなのもほんとわかるのでどうかお気になさらず。。。 フロマージュブックスへの委託もそうですが、おたがい名前が見えない方が手に取りやすいかなあというのもありますので、気兼ねなくポチっていただけ��手段としてちょっとずつ電子書籍も整えている感じです。『イサド住み』『ハッシャバイ』も予定しています。 販売スタートになりましたらまたお知らせしますのでよろしくお願いします。
取り急ぎこんなところかな? どんな作品で〜という話はまた改めてめっちゃとてもしゃべりたいのですが、「エロ・クィア・ラブ・面白をぜんぶ両立させた愉快なお話が書きたい〜〜!」という思いで書いた小説です。 『イサド住み』を書いたとき、初めてトランスジェンダー男性のボーイズラブを読んだ、こういうのがあってうれしい、もっと探してみたいというお声をいただいて、すごく励まされました。 で、そこからもう一歩進んで、���ンタメとかエロに極振りした愉快な話も書きたいな〜!と思ったので挑戦してみたつもりです。ウルトラハッピーでとびきりクィアでバッキバキにインモラルな話になったのではと思います。
フェア通販の発送が11月中旬で、次回イベントは11/11(文フリ東京)なので、今からだと一番早いのはKindleかな。 べつに急いで読みたい人もそんなにいないと思うんだけど、わたし自身が「書いたものはすぐお届けしたい、大丈夫だったか知りたい」と情緒がジェットコースターなので(毎度そう)、もしよかったら読んでいただけますととても励まされます。
試し読みはこちらです。1万5千字くらい(作品全体は4万字ちょいです) https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20788049
ちょっと大げさな言い方だけど、自分なりの実存とプライドをかけて力いっぱいエロをやっておりますので(そういうのもあってモロなタイトルにしているというのもあり…)、あたたかく見守ってくださいましたら幸いです!
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地下鉄の席で向かいに座った人の手の甲に(╹◡╹)こんな顔がペンで書かれている。保育士さんかな、とぼんやり見ていたら、手の甲の顔ではなくその人と目が合ってしまい、思わず目を伏せる。わたしの視線に気づいたはずなのに、組んだ上の方の手は、何も書かれていない甲ではなく、顔の書いてある甲だった。隠す気ないのだなと思った。
年始にほんのり気になっていた人が、彗星の如く近づいてきたから、好意を伝えた。市内の水族館にも行ってみたが、あんまりだった。波長が合わない。「身長も高いし、顔が中の上?上の中?カッコよくない訳ではないのモテてこなかった」と自分のことを評価していた時は、さーっと気持ちも酔いも冷めていった。お酒を飲ませてみれば、ある程度その人の本音が見えてくる。毎回半年も経たずして彼女に振られると話すので理由を聞いたら「どうしてだろうね。つまんないんじゃない?」と笑っていた。髭がまばらに生えている。遠巻きに見ていた時は、落ち着いてて優しいなと思っていた。けれど近づいてみれば、わたしに必死になって欲しいのが透け透けな癖に、面白みがない人で急に冷めた。軸のない大人で格好が悪い。
一瞬でも浮ついた気持ちになったこと、恋人に申し訳ないことをしたと思う。けれど、不完全燃焼な気持ちが誰かにあると、いつか微かな火花で発火してしまいそうでいつも怯えている。だからこれで良かった。さっさと元カレとか好きだった人たちみんな結婚して欲しい。それか久々に会って片っ端から幻滅したい。別れても近くにいた元彼もしっかり幻滅してからお別れしたら未練なんてなかったし、わたしの恋路にいた登場人物たちのほとんどをこれで清算できただろうか。
この件でフェアな形ではないけれど、恋人がより大切になってしまった。なにかの会話の流れで自分のこと格好が良いと思ってる?と聞いた時に「魅力的ではありたいよね」と、顔の造形ではない部分で回答された。外を歩けば、同じもの��目が行き、それについて話す。物事の良し悪しのレベルも同じ。どうしてこんなに話のウマが合うんだろうねと聞くと「感性が同じなんだろうね」と。一緒にいる人は波長が合う人がいいなとずっと思ってたけれど、それと同じことなんじゃないかなと思う。
母に、恋人のことを話すと「結婚するんじゃないでしょうね」と言われる。「結婚ってタイミングだからねえ、まあ結婚したことないんだけど」と返す。絶対的な味方が欲しくてずっと結婚したがってたけれど、今は絶対的な味方と結婚したいなと思う。
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この手の人たちって関西民鉄の普通運賃が関東民鉄より軒並み高いことには言及しないからフェアじゃないなと思う
すべての旅客に低廉な運賃でサービスする関東民鉄と、特定の人に豪華な(俺の尺度では高級ではない)サービスをする関西民鉄という見方もできるんですよ
一方的なものの見方は個人的にあまり好きではない
もっとも俺はクロスシート嫌い(現行の鉄道というデザインではどう転んでも良い座席は作りづらい)だから普通運賃が高い方がディスアドバンテージなのでそう思うのかもしれないけど
それはそれとして、阪神電車と山陽電車のロングシートはいつ着座しても「おおっ!」って思う。阪神5700系のシートなんてほんと「これは高級な座席だ」って思ったもん
※例によって「ご意見」は求めておりませんし見解の違いは尊重いたします。「俺はこう思う、あなたはそうは思わない」でお願いできれば幸いです。もし「お前の意見は間違ってる」とおっしゃられても「そうですかサマンサってバカですね」以上の返信は致しません。繰り返し申し上げますが、俺は議論は「知性と見識の等価交換」と定義しています。それをネット上で実現できる可能性は極めて低いため、一切の議論はお断りしていることをご承知おきください
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内省ましまし
ずと楽しみにしていたイベント(す〜ぱ〜コミックシティ)に行くことができなかったが、さもありなん。という感じだった。ここのところ全然、起きて出かけたり、用意をしたり、生活をしたりすることができない。でも冬だし、仕方がないし、できないときはできないものだと思って、自堕落に暮らしている。シティには行って即帰るくらいの気持ちでいたので、まあ行かなくても、というか、私が行かない��とで誰も損しないんだから全然行かなくてもよかった、と思えて、よかったな〜となった(日本語崩壊)。もし私が行かなければならない場に私が行けないとなると、落ち込みが激しいが、そうではないので、別に落ち込む必要はないか、と思えた。2ヶ月前くらいから楽しみにしていたが、疲労から立ち直れなかった。物理的に無理なことは無理。私の体には明確な限界があるのだった。
午後の、友人との映画、劇団ドラマティカの「カラ降るワンダフル!」には無事行けた。友人とも久々の再会となりとても嬉しかった。これはあんスタのキャラクター達のなかの演劇部のメンバーを中心として、キャラクターが演劇をするという舞台。カーテンコールでは、役を演じたキャラクター達が出てきて、最後のカーテンコールで、キャラクターを演じた俳優たちがやっとコメントをするというマトリョシカのような構造で、カーテンコールが面白かった。劇中ではコメディだったので恐ろしいほどの数のアドリブ(ミニコント的なもの)が成されており、そのアドリブはキャラクターがやっているていでやらなければおかしいと思うのだが、どう考えても俳優の「地」が出ていて、そこはやはり賛否両論あったらしい。私は劇団ドラマティカおよびあんスタ関係の2.5次元には全く触れたことがなかったし、最近はもう2.5にそこまでの思い入れがないので、役者たちが楽しそうだなあと思って普通に楽しめた。そして2.5でもなんでも、板の上の世界ってやはりいいなあと思った。映画館で見たので、カメラがここを見ろと映してくれ、視点で迷うことなく物語に没入できたのも楽だった。とにかく衣装とウィッグがかなりレベルが高く、金のあるコンテンツってこういうところがめちゃくちゃいいんだよな、と思った。全員顔が良かったし、ウィッグがとにかく良かった。
そんな舞台を見たあと、最近全然動けてなくてまずいという話を友人と最後にし、別れた。帰路、ドラマティカを見て元気を貰ったのもあって、これからは少し頑張れそうだと思った。もしも病気がなく、私の精神が健全で、人間としてもう少しまとも(つまり年相応)だったなら、私も36歳ならばなんらかの管理職か何かに就くか、家庭でなんらかの役割をこなすかしていたかもしれない。子供がいればそろそろ小学生だったり、そういう年齢だ。しかしそうはならなかった。そのような未来および過去は存在せず、どうすることもできない現実の現在だけがある。どうすることもできない。もしもりっぱな36歳だったら、働くことも逃げることもできず虐待の呪縛から解放されないまま苦しんでいる友人の面倒を見るというか、居候くらいさせることができたかもしれない。しかし、そうはならなかった。そ���そも、私が病気になっていないので���れば、私は健全な家庭でそれなりに真面目に育ったはずで、そうなると、被虐待者の友人たちと出会わなかった可能性が高い。また、私が彼女達の状況や感情を理解できなかった可能性が高い。それを思うと、私は加害され、病気になり、36でも未だにアルバイトしかできないこの体と、実年齢マイナス10歳くらいの精神しか持ちえないこの状態で、全然良かったと思う。苦しんでいる人の痛みを理解できないままに、ただ自分の幸福だけを追う、ただの勝ち組になるよりは、私は、弱者としてでもいいから、弱者とよばれる人たちの支援のために駆けずり回る人生でよかった。うつ状態や希死念慮がどんなものか、親(養育者)に迫害されるとはどういうことか、トラウマを乗り越えるにはどのような困難があるか、そういったことを十分に想像できるこれらの経験があり、本当によかったと思う。もし恵まれた側に生まれていたら、私の頭の悪さでは、頭の悪い方向にひたすら突っ走って、いわゆる弱者を切り捨てることになんの躊躇ももたない人間になっていたと思う。こんなに(当社比)こころやさしい人間になれたのは、やはり辛酸を舐めたからだと思う。そういう意味では親に感謝したほうがいい。最悪な子育てをどうもありがとう。あなた達がクソみたいな人間だったおかげで、私は人間性を獲得しました。これは本当に、もし良い親に育てられていたら私の人間性はここまで担保されなかったと思うので、よかった。まともな親でも子供がやばい場合は多々あるし、まともじゃない親に育てられたからといって、まともな子供になれるという訳でもない。世の中にはさまざまなパターンがある。私はたまたま親にも生まれにも恵まれて、そこそこまともな思考を持つことができた。自分ではまともだと思っているけれど(全くまともではない自覚を持っていることも含めて)、いやお前は邪悪だよ、と言われてしまったらそれはごめん、という感じだけど、私としては真剣に何が正しいのかということを常に考えているつもりです。私はずっと正しさなんてないと思っていたが、長く生きていくうちに、どうやらほんとうに「正しい」ことはあって、それを実践するのが人生のようだ、ということに気づいた。正しさとは相対的なものではなく、絶対的なものだ。これに関して、ひとつ今でも覚えている例は「産まれたばかりの赤ん坊を、窓から放り投げるのは正しいか」という問いだ。これは正しくない。これは明確に正しくない。どんな状況だったとしても正しくない。もし、この赤ん坊が育ったとしても、結局は口減らしのために殺されるとか、何か壮絶な困難が待ち受けているとしても、成長した赤ん坊が「あの時殺してくれていれば」と思うとしても、やはり、産まれたばかりの赤ん坊を窓から放り投げるのは正しくない。理由はさまざまにあるのだが(考えればわかることなので省略する)、とにかく正しくなくて、我々は、産まれたばかりの赤ん坊を窓から放り投げる人がいる社会を、どうにか生み出さないようにしないといけない。正しさがあるか���社会は変わっていく、時代は進んでいく。人間が生きることは正しくて、死ぬことも正しいが、その死が正しくなければ、それは悲しい。おおむねそういう考え方で、人間は社会というものを運営している気がする。
生きることや生まれることは無条件に正しいのか。という当然の問いが生まれる。その問いに関しては、私は正しいと思う。思わざるを得ない。今私は生きているし、生きている期間以外の記憶が無いから比較できず、判断のしようがないため、ともかく生きていることを正しいと考えることが、現時点で不可避である。産まれないことや、死ぬことは今のところ未知なので、正しいのか正しくないのかそちらはわからない。ただ、私は生きているので、私以外の誰かが産まれないことや死んでしまうことにたいして悲しさを感じる。だから、私にとっては今のところ、生きることは正しい。全ての正しさの根本は結局のところ生きることになっている、というか、生きて、悲しくない暮らしをすること、ということになっている。「生きて悲しくない暮らしをすること」だけが、今のところこの世界の人々の多数派の「幸せ」の考え方で、私も多数派に属するのでそう思う。もちろんこの多数派に属さない人もいて、とくにうつ状態というわけでもなく、死ぬほうが自分にとって自然だからという理由で自死する人もいる。そういう人にとっては、産まれたばかりの赤ん坊を窓から放り投げる行為はもしかしたら正しいかもしれない。が、やはり、死ぬことを決めるのは自分であるほうがよいのではないか、と私は思う。そうすると、正しさというのは、自分のことを自分で決められることになるのだろうか。自分が生きるか死ぬか、悲しく暮らすか、悲しくなく暮らすかは、自分で決める。決めて実行する。それが正しさなのかもしれない。正しさ。やはり相対的なものなのだろうか。でも、この時代、この場所での「正しさ」というものはかなりの精度まで絞れると思う。絞ったとしても、例外がある限り相対的ではあるが、人ひとりが生きていくための関わりの中(たとえば、私にとっては、80年間くらいの、地球上の関わり)で共有される正しさというのは、注釈付きで絶対的と言ってもいいのではないかと思われる。
まあともかく正しさがあって、あると仮定して、みんな生きているから、こんなに毎日議論は紛糾しているんだなあということが、いつだか忘れたが唐突にわかった。無抵抗の市民を空爆して殺すことは正しくない。このことを「正しい」と考える人達がいるから実際に攻撃は止まっていないわけだが、私は地球上の全員が「正しくない」と考えることを願う。そして、正しくないことをやめる権利を全員がもつことを願う。人を殺すのは基本的に正しくない。ただ、お互いが殺し合うことを合意していて、フェアな状況であれば、人を殺すのもやむなし、という事もある(戦争)。それでも正しくはないと思うが。人は、たとえ何か不快なこと、人、ものがあっても、その不快を自分の世界に容認して、共存していく力がある。殺さなくても、生きていけるならば、殺さないほうがいい。ここでもまた無根拠な、生きていることが正しいという感覚が出てくる。なぜか。人は死に対して恐怖を抱くことが多いから。死にたくない、と思うことが多いから。死にたくない、と思う相手を殺すことは、相手の意志を無視しているから。となると、死にたい、死ぬことはとくに自分にとって不利益ではないと感じている人(うつ状態や希死念慮、精神疾患によりそう思っている人を除く)を殺すのは、正しいということになる。すくなくとも、正しくないとは言えない。こうやって考えていくと、正しいこと、正しくないことの線引きが明らかになっていく。産まれたばかりの赤ん坊は、生きたいと思っているか生きたくないと思っているか、それがわからないため、窓から放り投げて殺すのは、正しくない。その赤ん坊が明確に「生きたくない。死にたい。」と考えていると分かるならば、窓から放り投げるのは正しいかもしれないが、今のところその意志を確認しようがないため、正しくないとされている。やはり、本人の「意志」が重要なのだ。人が自分の意思で何かをしたいと思った時に、基本的にはそれが成されるのが正しい。ただし、そこで他人の意志を阻害しないのが条件。なぜなら他人もまたその人の意志を達成しようとしていて、それは正しいから。ということで、意志と意志が共存できない時、コンフリクトが起こる。その時に、どちらの意志のほうが正しいのか。「生きたい」と仮に思っている赤ん坊のほうが正しいのか、何らかの理由で赤ん坊を窓から放り投げたいと思っている人の方が正しいのか、私達は考えなければならない。このとき、また繰り返しで申し訳ないが、やはり「生きること」のほうが優先される。ひとりが生きてひとりが死ぬことよりも、2人ともが��きることの方が優先される。それが基本的には正しいとされる。可能性。1人しか生きないより、2人が生きたほうが、可能性が大きくなるから。何の?繁殖の。という、結局動物としての答えも出るには出てしまうが、それでも私は「意志説」を押したい。殺したいという意志よりも、生きたいという意志のほうが尊重される。殺すことは何度もできるが、生きることは一度しかできない(と私たちは感じている)。結局、この世界では人間はこの生きている間のことしかわからないから、生きることをとりあえず正しいこととして暮らしている。産まれる前や、死後のことも含む世界では、正しさのあり方もまた違うだろう。
2024.1.28
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なんでも社会文化論的に話をもっていくのは間違っているかもしれない。けれども、スルヤ・ボナリー、フロラン・アモディオ、アダム・シャオ・イム・ファが公式の試合で規定違反減点を犯してでも他の選手とは違うことをやろうとしてきたのは、フランスでマイノリティに属する彼らが、周りにどのように見られようともフィギュアスケートという競技を続けてきたプライドの一つではないかと思える。
いよいよ私は裏づけの情報収集に行き詰まるとtumblrを検索し始めてしまうのだけど、そこで見ていてもボナリーは、「選手時代、何かをやるなら世界初か世界一でないと認められないと思ってきた」というようなニュアンスのことを言っているらしい。ナンバーワンになるのだって大変なのに、そのうえオンリーワンになろうとするのはいかに難しいことか。けれども、こういう考え方は同世代の女性として当時のフランス、しかもニースで短期間であろうと過ごしたことがある身としてもとても理解できる。
ボナリーもニース出身だったし、今のアダムの拠点もニース。ニースは私が過ごしたボナリーの時代も、そして今もフランスの極右の人気が根強い地域だ。ニースに限らず地中海沿岸は極右(最近はマリーヌ・ルペンなんて極右の部類に入らないらしいけれど)が票を集めている。ごくまれに都市部で左派が互角な票を集めることはあるにしても。
ともかく、自分は何者かということに向き合った結果ではないかと。おそらく。彼のチームはそれを親身に理解した上で味方になっているのかもしれないし、単にそうしたバックグラウンドに乗じているだけなのかもしれない。だが、彼の周りがどんな意図でそれを後押ししているのかを突き止めることなどそれこそ枝葉末節で意味もない。
少なくとも単なる目立ちたがり屋とかいうことじゃない。だってこれ、思いつきで��れられるようなタイミングと跳び方じゃないもの。年単位の相当な準備をしてきた末のことだろう。それなりの覚悟を持って練習してきたはず。
その意味で、高度な技や面白いトリックを「簡単に採り入れてやってしまう」と「見られがち」なイリア・マリニンとは違う気もするけど、マリニンのやってる4Aだってラズベリー・ツイストだって「簡単に」できるようになったわけじゃない。相当な練習はしてきているはずだ。
バックフリップにしろ、相当な準備と練習をしてきたのなら、そりゃいつかは正規のものとしてその努力を「フェアに」…このフェアにという定義も人間が決める以上、非常に難しいわけだけど、せめて減点なしで認めてほしいと思うのは本人たちにしたら当然ではないだろうか。別に他の人もやれと強制しているわけじゃないのだから。
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2023年12月8日(金)
この10日間は、<ストレートネック>騒動で大変だった。ようやく痛みは治まったが、今度は痛みに対応するためであろう、首や肩の筋肉がコチコチになっているのが顕在化した。ということでリハビリ開始、購入した<ネックキーパー>を使ってみる。なるほど、首を支えるのでずいぶん軽くなるが、前に倒しにくいので下が見づらい。ということで、暫くはmacでの作業を最低限にしてノンビリ過ごすことにする。いや、世間からみれば毎日ノンビリしていると言われても仕方ないのだが・・・。
5時15分起床。
日誌書く。
朝食。
洗濯。
弁当*1。
可燃ゴミ、30L*1。
ツレアイを職場まで送る。
昨晩の落語会のレポートを書いて、<まいどおおきに露の新治です>管理人に送る。
首の状態が元に戻るまで、というか、これからは作業時間を一定で区切ることを心がける。
ネックキーパーを装着し、録画番組を観る。
途中で、UFOでランチ、録画だからいつでも止められるのが便利。
軽く午睡。
セントラルスクエア花屋町店まで買い物、北海道フェアをやっているので息子たちの好きなザンギを購入する。
4人揃っての夕飯、頂き物のヱビスマイスターを味見、やはり美味しい。
録画番組視聴。
サラメシ シーズン12 (25)「長野ワイナリーの収穫▽ローカル智頭線の新人運転士」
初回放送日: 2022年11月10日 長野県上田市のワイナリー。秋は地域の人たちの力を借りてブドウの収穫で大忙し。大空の下、ブドウ畑で食べるのは、地元の野菜を使った仕出し弁当。おいしさいっぱいの昼食をお届けする。▽鳥取、岡山、兵庫を走るローカル線、智頭急行。車窓から見える風光明美。列車を走らせる新人とベテラン運転士を写真家、阿部了が訪ねる。▽作家、西村京太郎の愛したチャーシュー麺。
美の壺「豊かな輝き 金工」
初回放送日: 2023年10月25日
弥生時代に始まり2000年以上の歴史を誇る日本の「金工」。伝統の技が生み出すのは固く冷たい金属のイメージが吹き飛ぶような、多様で自由な世界! ▽1枚の金属板をたたき続け…人間国宝の雄大な器▽山形の古民家で生まれる手作りスプーン▽大迫力!高温に溶かした金属を操る富山・高岡の鋳物▽秋田発!ユニークな銀のアクセサリー▽これも金属?!たんぽぽの綿毛まで…本物そっくりの草花
風呂の順番を待つ間にダウン。
昼間から録画番組を観ていたので、少しも体を動かせていない。
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FREEDOM UNIVERSE " 秋 "
10月も終わりですね~。
いよいよ秋本番!!ってな感じになりましたので【 Freedom Universe 】 第3弾のご紹介をさせていただきます。
今回の基本モデルは、Rhino-4st.。
気になるお題は「秋」、そして『 紅葉(こうよう) 』です。
F.U. Rhino-4st. FT / 紅葉
(これまでのおさらい)
・第1弾…テーマは「春」 モデル:Hydra LS-22F インレイ:桜 カラー:夜桜 記事はコチラ 👈 クリック
・第2弾…テーマは「夏」 モデル:Dulake-5st. インレイ:海 カラー:浅瀬から深海グラーデーション 記事はコチラ 👈 クリック
今回の企画を考えていた時は、まさか今年の夏がこんなに長いなんて思っていませんでしたので、ご紹介するのをちょっと躊躇しちゃっていました!
なんて、本当は文章を書くのが遅くて気が付いたら涼しくなってきただけなんですけどね(笑)。
実は今回のRhino-4の基本アイディアはコロナ禍で残念ながら開催されなかった " 2020年楽器フェア " に出展予定だった物を復活させたのですぐに決まったのですが、そこはやはり 【 Freedom Universe 】なので、当時のスペックから相当ブラッシュアップしてあります!
《 ネック 》
● ネック:インディアン・ローズウッド
ネック材はヘッドから丸々と、音響特性にも定評があるローズウッドにしてみました。
もちろん指板も、同一材を貼り合わせてありますよ~。
● 指板インレイについて
今回も指板のインレイは、インレイワーク専門工房 『 OGAWA INLAY CRAFT 』 さんに入れてもらいました!!
・OGAWA INLAY CRAFTさんのオフィシャルウェブサイト 👉 https://ogawainlay.com/
過去2回の【 Freedom Universe 】で、『 OGAWA INLAY CRAFT 』 さんには何度もデザインをやり直してもらったり等、ご迷惑をおかけした反省も踏まえて、今回は先にラフスケッチをお送りしてからご依頼させていただきました。
その後「 2023ハンドクラフトギターフェス 」で直接打ち合わせも出来たので、過去2回よりはスムーズには進みましたが、しかし!色々とわがまま放題なお願いもしてしまいました・・・スミマセン!!
僕:今回のテーマが「秋」と『 紅葉(こうよう) 』なので、もみじだけではなく銀杏等も入れて、色味も赤だけじゃなく黄色や緑、さらにはグラーデーションもかかっている葉っぱをフレイム(虎杢)のスタビライズドウッドでお願いします!
と、言いたい放題、わがまま放題なお願いにも関わらず、様々なトライアウトを経て仕上げて頂きました。
そして、インレイが入って出来上がったネックを見た瞬間に思った事は、「まるで絵画の様な仕上がり!美し過ぎるでしょ!!」でした。
杢目と相まったグラデーション、染色の濃淡を活用した紅葉や銀杏は気品溢れるカラフルな風合いを醸し、まさに「秋」のイメージにぴったりの仕上がりになりました!
《 ボディ 》
● ボディトップ材:キルテッドメイプル
ボディトップはキルテッドメイプルですが、全面にキルテッドが入っている物ではなく1/3位バール部分がある、非常にレアな物を使いました。
でもね、この手の材料ってなかなか使いづらいんです…
個人的にはキルテッドの杢も深くてギラギラしてIるし、バールもバランス良く共存している感じの大きさだから結構好きなんですけど、木取りに関してはどっちを上にするとカッコ良い?とか悩む、作りて泣かせの材なのですが今回は敢えて使ってみました!
だって【 Freedom Universe 】だから!
そんなこんな悩みつつも仕上がってみたら、びっくりです。
ボディ上部のキルテッドからバールに変わっていく流れや、丁度ブリッジ搭載部をよけてバールが出ている等���、まるでこのベースの為に生まれた材料みたいな感じで、奇跡的に狙い通りとなりました!
● ボディバック材:ホンジュラスマホガニー 1P
ボディバックは1ピースのホンジュラスマホガニーを、贅沢に使っています!
最初は2ピースの予定だったんですが、丁度いい感じの2ピース材がなかったので、イイ感じの1ピース材にしちゃいました。
だって【 Freedom Universe 】だから!!
● カラー:紅葉グラデーション
ボディカラーは「紅葉」をイメージしたグラデーションカラーで仕上げてもらいました。
ボディの上から下へ向かうにつれ、キルテッドからバールへと変化してゆく流れが、ハラハラと地に舞い降りた紅葉を想像させ、カラーと相まってより一層「秋」を感じさせるアクセントになっています。
指板インレイとのマッチングもドンピシャリ!で、狙い通りカッコよく仕上がっていますね~。
● ピックガード:アクリルクリア 1P "カスミ柄"
「秋+紅葉」と言えば「=旅」でしょう!ということで、弊社営業担当の小野から飛び出たピックガードのイメージ…
「古い感じの旅館にある、模様入り硝子窓」
…そんなリクエストにお応えするため、今回はピックガードもちょっと変わった素材を使っています。
一見クリア(透明)のピックガードじゃん?って思うかもしれませんが、実は表面がデコボコしていて光の当たり方で見た目も変わるんです!
そして、ちょっとだけピックガードがある所と無い所の見た目が違うところなんて、「古い旅館の窓ガラスから見える紅葉」な風景が浮かんでくるじゃないですか。
同じアクリルクリア素材でも単なる艶消しやちょっと黄色がかった物も試してみたのですが、イメージ的にこれに決まりました。
だって【 Freedom Universe 】だし、前から使ってみたかったので!!
【 Freedom Universe 】だから!っていい言葉ですね~。
木工職人的には絶対カッコいい杢目なんだけど、材の状態で説明しても完成イメージが伝わらないし、伝えづらいし…とか、個人的には好きだけどこれはちょっとハードルが高いな~…、ていうような材料を使ってギターやベース作ってもいいんですよ(笑)。
もちろんカッコ悪くなったりとかしたら大問題なのでプレッシャーは相当ありますが、今の所は大丈夫かな・・・
てな感じで、今回も音に関しては弊社営業担当でベー��ストでもある民谷にお願いしました。
《 インプレ 》
ネックグリップや指板R、フレット形状、そしてピックアップやプリアンプ等に関しましては、Rhino-4st.のデフォルト仕様 (Standard Style)ですので、その辺に関しましては割愛させていただきます。
自分らで企画しておいてこんなこと言うのもなんですが、一瞬試奏するのを躊躇うほどでした。
それほど眩く綺麗な楽器に仕上がりっています。
ボディ材にメイプル・トップ、ホンジュラスマホガニー・バック仕様のRhinoは今までも製作したことはありますので、何となく音のイメージはついたのですが、やはり今回のポイントはローズウッド・ネックでしょう。
基本的には暖かみのある中低域寄りの音ではありますが、このモデルはトップにメイプルを貼ることで程良いアタックを含ませ、そこにローズウッド・ネックによる低域をタイトに締めた分離感のあるトーンが、スピーディで細かいパッセージのベースラインでも音像にメリハリを持たせ、一音一音が「見える」ベース・サウンドとなっております。
一言で表しますと「強い音」のひとつに属するかと思います。
これがまたパッシブでも " グリグリ " くる音なので、「プリアンプは無くても良かったのでは?」なんて一瞬頭を過ぎりましたが、この上質で「強い」パッシブ・サウンドを活かし過度な色付けをせずに、様々な使用状況での外部機器や音場に準じたアジャストをする為の補正ツールとして、弊社オリジナルプリアンプの効き目は秀逸だと思いましたので、結果オーライでしょう。
【 Freedom Universe 】だからって言うのもなんですが、今回もやはり才色兼備の逸品には間違いないと思います。
以上、試奏現場から民谷でした。
今回ご紹介した F.U. Rhino-4st. FT / 紅葉 はShop & Show Room 『 Universal Space 』 で試奏&ご購入可能ですので、是非弾いてみてください(ご来店にはご予約が必要です)!
弊社25周年Annive.期間は後ちょっとですが、まだまだネタはありますので頑張ります!
そして先にお伝えしときます!
次の【 Freedom Universe 】のお題は、「冬」です。
それ以外は内緒ですので、乞うご期待ください(笑)。
木工長:郷右近
新Shop & Show Room
『 Universal Space 』がオープンしました!!
https://global.fcgrtokyo.com/ja/universal-space.html
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混迷した世界の指南書 『武士道』 藤原正彦(2008) 『この国のけじめ』 文藝春秋
新渡戸稲造『武士道』が売れているという。昨年末(二〇〇三年)公開されたアメリカ映画 「ラスト・サムライ」の影響もあるとかで、数社から合わせて百万部以上が出ているそうだ。 これを聞いて意を強くした。 『武士道』が英語で書かれたのは明治三十二(一八九九) 年であ る。百年以上前の本を現代日本人がこぞって読むのは、健全な危機感のあらわれと思うから (5)である。 庶民は知識や理屈を持っていなくともときに鋭い感覚を示す。多くが「いまの日本は何かが おかしいぞ」という素朴な実感をもっている。グローバルスタンダードを取り入れるといって、企業はリストラをする。学校では「ゆとり教育」を取り入れる。その結果、職のない中高年があふれ、地方の駅前商店街はさびれ、小学校では国語や算数の時間が減らされ、小学���から大(10) 学生に至るまでの学力低下は著しい。庶民はこうしたことに「自分たちの親や祖父が大切にしてきたものが壊されつつある」と感ずるのだろう。我々のよってたってきた価値観とは何だったのか、(1)というルーツ探しに似た感覚が『武士道』を手にとらせているのだろう。 『武士道』の著者・新渡戸稲造は幕末の南部藩(いまの岩手県)で下級武士の子として生まれ、札幌農学校(現・北海道大学)で農業を学んだ後、アメリカに留学しキリスト教クェーカー派 の影響を受けた。アメリカからドイツへ渡り、研鑽を積んだ後、札幌農学校教授、台湾総督府技師、(5)京都帝国大学教授、第一高等学校校長などを歴任、農学者および教育者として活躍するかたわら、東西思想の調和を目指し「太平洋の懸橋たらん」ことを悲願とした。東京女子大の初代学長、国際連盟事務局次長なども務めた日本の誇る国際人である。 『武士道』が書かれた明治三十二年は日清戦争と日露戦争の中間期で、清を破った新興国家日本に世界が注目しながらも警戒心を持ちはじめた時機である。新渡戸はベルギー人法学者夫妻と散歩中(10)、日本には宗教教育がないと話したところ、「宗教なし! それでどうして道徳教育を授けるのですか」と驚かれた。その後いろいろ考えた結果、自身の正邪善悪の観念を形成しているものが幼少期に身につけた武士道であることに気づいたのである。 同時代人である内村鑑三や岡倉天心にも共通するが、新渡戸には日本人の魂を西洋人に理解させたいという熱い思いがあった。そして英語で武士道を紹介することを決意する。西洋人に(15)も理解しやすいよう、ギリシアやローマの哲学、聖書、シェイクスピア、ニーチェなどと我が国の本居宣長、平重盛、頼山陽、吉田松陰らを比較しながら武士道精神の本質について説いた。 (1)『武士道』初版は一九〇〇年にアメリカで出版され、たいへんな賞讃を受けた。感激したセオドア・ルーズベルト大統領などは、何十冊も買い、他国の首脳に送ったという。その後多くの言語に訳されたが、日本語訳は明治四十一年以来、新渡戸の弟子で東大総長を務めた矢内原忠雄訳(岩波文庫)をはじめとしてさまざま出ている。 (5) 私は勤務する大学の学部一年生に対して、日本の名著を講読するゼミを担当している。こと十年近く、真っ先に学生たちに読ませるの��『武士道』である。受験戦争をくぐり抜けて大学に入学したての学生たちは、『武士道』を読んで一様に驚く。高校までに習ってきたこととあまりに違うことが書いてある���らである。とくに戸惑いを見せるのは、(10)名誉に関する部分である。 武士道では、名誉はしばしば命よりも重いとされる。「それ故に (武士は)生命よりも高価であると考えられる事が起れば、極度の平静と迅速とをもって生命を棄てたのである」(矢内原忠雄訳・以下同)という箇所を読むと、戦後民主主義の教育にどっぷりつかった学生たちは、「名誉より自分を大切にすべきだ」とか「生命は地球より重い」などと拒否反応を示す(むろん(15)新渡戸は「真の武士にとりては、死を急ぎもしくは死に媚びるは等しく卑怯であった」とも述べており、いたずらに死を賞讃しているわけではない)。 (1)学生たちのそうした批判に対して、私は「それではあなた方は一体どうやって価値判断をするのですか」と問う。すると「自分の理性で考えます」「主体的に考えています」などと答える。「すごいなあ、なぜそれほど自分の理性に自信が持てるんですか」と問うと学生は困ってしまう。人間には、理性や論理だけでなく、価値判断の基準となる倫理的な座標軸がなければならない。(5)それがない論理的思考は単なる利益追求とか自己正当化に過ぎない。座標軸の役割を果すのは、外国の場合、主に宗教だから、外国人は宗教のない人間を信用してよいものか訝る。 宗教の力がそれほど強くない我が国でその役割を果してきたのが武士道である。武士道は平安時代末期から鎌倉時代にかけて、「戦うものの掟」として生まれた。それはいわば(10)戦闘におけるフェア・プレイ精神だった。卑怯な振る舞いはしてはならない、臆病であってはならない、という観念である。 騎士道がキリスト教の影響を受けて深みを得たように、単なる戦闘の掟だった武士道にも、さまざまな「霊的素材」が注入されたと新渡戸は言う。 まず仏教、なかでも禅が「運命を任すという平静なる感覚」と「生を賤しみ死を親しむ心」(15)を武士道に与えた。 そして主君に対する忠誠、祖先に対する尊敬、親に対する孝行という他のいかなる宗教でも教えられなかった美徳が神道からもたらされた。さらに孔子と孟子の教えが、(1)君臣、父子、夫婦、長幼、ならびに朋友の間の五倫の道、また為政者の民に対する仁慈を加えた。 こう書くと外国のものが多いようだが、禅にしても孔孟の教えにしても、中国ではごく一部の階層にしか広まらなかった。これらの思想は日本人が何千年も前から土着的に持っていた(5)「日本的霊性」 とびたりと合致していたから、武士の間にまたたく間に浸透したのである。 江戸時代になると実際の戦闘はなくなった。それとともに武士というエリート階級の行動指針であった武士道は、物語や芝居を通して���第に庶民にまで行き渡り、戦いの掟から精神へと昇華し、日本人全体の道徳的基準となった。武士道精神はこうして「遂に島帝国の民族精神を表現するに至った」のだ。 (10)武士道は成文化されていない。聖書やコーランのような経典がない。武士道は「書かれざる掟、心の肉碑に録されたる律法」として親から子へ、口から口へと伝えられた。そして知識よりその実践こそが本質とみなされたのである。 私の父・新田次郎は、幼いころ父の祖父から武士道教育を受けた。父の家はもともと信州諏訪の下級武士だった。生家の二階には三畳の間があり、子供は容易なことでは入らせてもらえなかった。(15)なぜならそこは切腹の間だったのである(実際に使われたことはないらしい)。幼少の父は祖父の命で真冬でも裸足で『論語』の素読をさせられたり、わざと暗い夜に一里の山道を(1)上諏訪の町まで油を買いに行かされたりした。父は小学生の私にも武士道精神の片鱗を授けようとしたのか、「弱い者が苛められていたら、身を挺してでも助けろ」「暴力は必ずしも否定しないが、禁じ手がある。大きい者が小さい者を、大勢で一人を、そして男が女をやっつけること、また武器を手にすることなどは卑怯だ」と繰り返し言った。問答無用に私に押しつけた。 (5)義、勇、仁といった武士道の柱となる価値観はこういう教育を通じて知らず知らずに叩き込まれていったのだろう。義とは孟子が言うように「人の路」である。卑怯を憎む心である。林子平は義を「死すべき場合に死に、討つべき場合に討つこと」と言っている。勇とは孔子が「義を見てせざるは勇なきなり」と言ったように、義を実行することである。そして仁とは、「人の心」。慈悲、愛情、惻隠の情、「強きを挫き弱きを助ける」などがこれに含まれる。 (10)他にも、礼節、誠実、名誉、忠義、孝行、克己など大切な徳目があった。なかでも名誉は重要で、恥の概念と表裏をなし、 家族的自覚とも密接に結ばれていた。前述したように名誉はしばしば生命より上位にくるもので、名誉のために生命が投げ出されることもたびたびあった。 武士道精神の継承に適切な家庭教育は欠かせない。戦前に国や天皇に対する「忠義」が強調 された、という反省から戦後は日本の宝物ともいうべき武士道的価値観がまったく教えられなくなったのは不幸なことである。(15)戦後教育しか受けていない世代が親となり先生となっているから、いまでは子供にこれを教えることも叶わない。 (1)新渡戸の『武士道』は日本人の美意識にも触れている。 武士道の象徴は桜の花だと新渡戸は説く。そして桜と西洋人が好きな薔薇の花を対比して、「(桜は)その美の高雅優麗が我が国民の美的感覚に訴うること、他のいかなる花もおよぶところでない。薔薇に対するヨーロッパ人の讃美を、我々は分つことをえない」と述べ、本居宣長の歌、(5)敷島の大和心を人間はば、朝日に匂ふ山桜花、を引いている。 薔薇は花の色も香りも濃厚で、美しいけれど棘を隠している。なかなか散らず、死を嫌い恐れるかのように、茎にしがみついたまま色褪せて枯れていく。 (10)それに比べて我が桜の花は、香りは淡く人を飽きさせることなく、自然の召すまま風が吹けば潔く散る。桜の時期にはしばしば雨が降り、ときには数日で散ってしまう。自然の大きな力に逆らわず潔く散る。 「太陽東より昇ってまず絶東の島嶼を照し、桜の芳香朝の空気を匂わす時、いわばこの美しき日の気息そのものを吸い入るるにまさる清澄爽快の感覚はない」、つまりこの清澄爽快の感覚が(15)大和心の本質と新渡戸は説く。 (1)日本人は、このような美意識を持ち、いっぽうで行動原理としての武士道を守ってきた。新渡戸はまた、吉田松陰が刑死前に詠んだ、かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂、(5)を引く。吉田松陰は黒船来航以来の幕府の政策を痛烈に批判し、安政の大獄の際に死罪に処せられた。この歌は、たとえ行き着く先は刑死とわかっていても、正しいと信ずることをせずにはおれないという松陰の告白である。名誉のためには死も恐れないという態度である。 こうした「大和心」といい「大和魂」といい、武士道精神の精華といえよう。これを世界の人に知らしめた新渡戸の功績は訳者の矢内原忠雄の言うように「三軍の将に匹敵するもの」がある。(10)日清戦争後の三国干渉等で世界が日本に警戒心を強めていたときに、軍事力でなく、誇るべき民族精神によって日本を世界に伍する存在としたのである。 明治維新のころ、海外留学した多くの下級武士の子弟たちは、外国人の尊敬を集めて帰ってきた。彼らは、英語も下手で、西洋の歴史や文学もマナーもよく知らなかった。彼らの身につけていたものといえば、日本の古典と漢籍の知識、そして武士道精神だけであった。それでも彼らは尊敬された。(15)武士道精神が品格を与えていたのである。 世界は普遍的価値を生んだ国だけを尊敬する。 イギリスは議会制民主主義を、フランスは人権思想を、(1)ドイツは哲学や古典音楽を作った。自然科学のうえでもこれらの国は多大な貢献をした。現在経済的にも軍事的にもたいしたことのないこれらの国が国際舞台で主要な役割を果せるのは、彼らの創出した普遍的価値に世界が敬意を払っているからである。 私は、日本の武士道精神と美意識��、人類の普遍的価値となりうるものと思う。 (5)二十一世紀は、武士道が発生した平安時代末期の混乱と似ていないでもない。日本の魂を具現した精神的武装が急務だ。 切腹や仇討ち、軍国主義に結びつきかねない忠義などを取り除いたうえで、武士道を日本人は復活するべきである。これなくして日本の真の復活はありえない。国際的に尊敬される人とは、自国の文化、伝統、道徳、情緒などをしっかり身につけた人である。武士道精神はその来歴といい深さといい、身につけるべき恰好のものである。 (10)新渡戸は「武士道の将来」と題した最終章にこう書いている。「武士道は一の独立せる倫理の掟としては消ゆるかも知れない、しかしその力は地上より滅びないであろう。(中略)その象徴とする花のごとく、四方の風に散りたる後もなおその香気をもって人生を豊富にし、人類を祝福するであろう」 世界はいま、政治、経済、社会と全面的に荒廃が進んでいる。人も国も金銭崇拝に走り、利害得失しか考えない。 (15)義勇仁や名誉は顧みられず、損得勘定のとなり果てた。 ここ数世紀の間、世界を引っ張ってきたのは欧米である。 ルネッサンス後、理性というものを他のどこの地域より(1)早く手にした欧米は、論理と合理を原動力として産業革命をなしとげ、以後の世界をリードした。論理と合理で突っ走ってきた世界だが、危機的な現状は論理や合理だけで人間はやっていけない、ということを物語っている。それらはとても大切だが、他に何かを加える必要がある。 (5)一人一人の日本人が武士道によりかつて世界の人々を印象づけた高い品格を備え、立派な社会を作れば、それは欧米など、荒廃の真因もわからず途方に暮れている諸国の大いに学ぶところとなる。これは小手先の国際貢献と異なる、普遍的価値の創造という真の国際貢献となるであろう。この意味で、戦後忘れられかけた武士道が今日蘇るとすれば、それは世界史的な意義をもつと思われる。
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おはようございます。
福岡県福岡市東区は、曇り空です。
昨日は福岡県東区の福岡アイランドシティフォーラムにて、全国くらしの器フェアin福岡の4日目が開催されました。
昨日も休日だったせいか、朝からお客様方のご来場も多く、何度か少し歩きづらい位になりました。
展示会の初日に、新規のお客様よりお直しのご相談を頂いており、昨日最来店をして頂き、お直しのご依頼を頂きました。
割れ���欠け・ひび割れ…コツコツ頑張ります。
又、いつもお世話になっておりますお客様方や、新規のお客様方にもアレコレと気に入って頂き、本当に有難うございました。
そして展示会はアッと言う間に本日最終日。
福岡では未だ未だ展示をされている機会が少ない川連漆器ですが、この機会に是非、川連漆器の軽くて優しい手触りを見て触れて頂けましたら幸いです。
最終日も良いご縁があります様に。
そして皆様にとって今週も、良い一週間と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
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フィンレイソンの、パンプーラの、マットです。
タテに連なるふぞろいの毛糸玉が、流れるように美しいリズムを表現。 そんなノスタルジックなデザインを、モダンにアレンジしたパターンが『PAMPULA』です。 玄関マットからキッチンマットサイズまで、高い技術を持った職人さんが #タフティング という製法で、一枚一枚ていねいに仕上げました。
明日5/24(水)から『北欧フェア2023』が、阪急うめだ本店で開催されます。 #アスワンのフィンレイソン もいくつかありますので、ぜひご来場ください。
『Finlayson』とは 北欧フィンランドで1820年に創業された、フィンランド最古のテキスタイルブランドです。約200年もの長い歴史と伝統を持ち、寝装品やホームテキスタイルを中心とした質の高い商品によって、国内外の人々に最高の住まい方を提供してきました。
---------- カテゴリ:フィンレイソン 商品名:PAMPULA玄関マット・ロングマット 品番:JB1875-09・95、JB1876-09・95、JB1877-09・95、JB1878-09・95 サイズ:45×70cm、50×120cm、50×180cm、50×240cm
くわしくはお近くの #インテリア専門店 またはプロフィール @aswan_jp のリンクから「商品情報」をご確認ください。 ----------
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https://www.instagram.com/p/CslLtNRL9VF/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
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サンプルセールの準備が出来ました
大阪店、土屋です。
明日 2月18日(土)から3月5日(日) まで大阪店で開催するサンプルセールの準備が整いましたので店内画像をご覧ください。
1点物のサンプルなど、掘り出しものがたくさんありますよ。
サンプルセールの対象商品は2階のみとなります、ぜひ見に来てくださいね。
■新型コロナウイルス感染対策としまして、ご来店されるお客様にマスクのご着用と手指消毒、30分以内のご滞在時間へのご協力をお願いします。
■入場制限をさせて頂きます、オープン前や入場制限の際に並ばれる場合は一定の間隔を開けてお並び下さい。
■待機列内での待ち合わせはおやめ下さい、複数名でご来店の場合は揃ってからお並び下さい。
■入店の際に検温を実施する場合があります、37.5℃以上の方や体調のすぐれない方は入店をお断り致します。
上記は感染対策としてお客様とスタッフの健康と安全確保を考慮したものです。
これからもお客様が安心してお買い物を楽しんでいただける環境づくりを行って参ります、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
※サンプル品・アウトレット品の返品交換をお断りしております
※サンプルセールの開催はウエアハウス大阪店のみとなります
※セール品の裾上げはセール終了後に受付を致します、未洗いの状態でお買い上げ頂いた場合はそのまま裾上げが出来ません、洗濯をしてからお持ち下さい
※特に初日と二日目はかなりの混雑が予想されますので、お持ち込みの裾上げはご遠慮下さい
■ ウエアハウス大阪店は準備の為、営業時間を変更します
◎ 2月17日(金)/休業
◎ 2月18日(土)~19日(日)/12時~18時
◎ 2月20日(月)~3月4日(土)/12時~19時
◎ 3月5日(日)/12時~18時
◎ 3月6日(月)/15時~19時
今回も福岡店スタッフの赤尾がヘルプに来てくれています、大阪のお客様もブログでお馴染みと思いますので、この機会にお話ししてみて下さい。
それでは明日も大阪店でお待ちしております。
☛FAIR・INFORMATION☚
《LINEフェア》 ウエアハウス各直営店にて2023年2月18日(土)から3月5日(日)まで『LINEフェア』を開催致します。 店頭でお買い物の際、ご精算の前に《WAREHOUSEの公式LINEアカウント画面の提示》で恒例の特典で販売させて頂きます。 WAREHOUSEの公式LINEアカウントをお友達登録して頂いているお客様が対象となります、どうぞご登録をお願い致します。 ※オンラインショップや通信販売、ビンテージ商品、及びセール商品は対象外となります、予めご了承下さい。
《リペアについてのお知らせ 》
弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。再開の日程は未定です。 ご迷惑お掛け致しますが、ご理解下さいます様お願い致します。 ※弊社製品であればボトムスの裾上げは無料にてお受けしております、お預かり期間は各店舗により異なりますのでお問合せ下さい。
WAREHOUSE 大阪店
大阪府大阪市中央区瓦町4-6-11
電話番号 06-6205-7889
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2/17(土)コピー本交換会を開催します
2/17(土)つまずく本屋ホォルさんにてコピー本交換会というイベントをやります! 作ったものを物々交換して読んでしゃべろうというイベントです。
■日時:2/17(土)13:00-19:00 ■場所:つまずく本屋ホォル @mibunka 埼玉県川越市霞ケ関北4-22-13 東武東上線霞ヶ関駅徒歩10分
■参加費無料・出入り自由
■当日プログラム
・コピー本交換 基本物々交換ですが売り買いもOKです。 (フライヤーには10部程度と書きましたが部数はお任せします) 交換しやすいように読書スペースや体験コーナーなど設けますのでぜひゆっくり遊んでいってください。
・読書スペース 交換した本を読んだりしゃべったり。 わたしの読んだ同人誌やzineなども持っていきますのでいろいろめくってみてください。
・作業スペース 会場に複合機があります。データを持ってきていただければ出力できますのでその場で何か作っていただくこともできます。ホチキスなどの文房具も置いておきます。
・シルクスクリーン体験 SURIMAKKA(スリマッカ)という初心者向けキットを持っていきます。ハギレや手ぬぐいなどに刷って遊んでみましょう。版は2種類くらい持って行く予定。 シルクスクリーンで作った#Free Palestineのパッチなども置いておきます。
・物販 同人誌などの販売。メンバー・ラインナップはまたお知らせします。
・トークイベント「本作り座談会」17:00〜 ゲスト:谷脇栗太さん 瀬戸千歳さん
■コピー本って?
印刷業者を利用せず作った本で、手製本というほど手間のかかっていない冊子…というイメージです。物々交換メインの会なので気軽なものがいいかなと思います。折本やペーパーもOK。 内容はなんでもいいです。わたしは小説だったり日記だったりが多いですが好きなことを書いてください。
作例:https://drive.google.com/file/d/1hcN7Q3dwNxfc0Za-tIldEBUQq2I4FrGX/view?usp=share_link これはA5中綴じ16ページのコピー本です(A4の紙4枚をホチキスどめしたもの)。
おかわだは短編小説の何かと、パレスチナ料理を食べに行った日や一人スタンディングなどの日記ペーパー的なもの?を作る予定です〜。
■トークイベントについて 谷脇栗太さんと瀬戸千歳さんをお招きしています。アンソロジーの話や装丁の話など、同人誌どうやって作ってるんですか的ないろいろをお伺いできたらな〜と思います。 (ぶっちゃけしくじった本とかあります?!とか聞きたい…。おかわだは個人誌でわりとやらかしている、なぜこんな面倒な作りにしてしまったんだと泣きながら作業したことがある)
トークというか座談会かな。当日会場にいる人も交えてざっくばらんにしゃべれたらいいなと思っています。質問も募集しています。何か聞きたいことがありましたらお送りください。 また音声だけにはなりますが、ツイッターのスペースで配信っぽいことをするつもりです。
■参加するには 当日ご都合のいい時間にお店に来てください。どなたでもお気軽にどうぞ。 事前予約は不要ですが、下記参加フォームで行くよ!とお知らせいただけると励みになります。
何か持って来ていただければ交換ができますが、展示やトークもありますので手ぶらで遊びに来ていただいても何かしら楽しめると思います…!
■郵送参加 当日来られない方向けに募集します。
・コピー本(1〜2部) ・返送用スマートレター
をわたし宛に送ってください。送っていただいた部数のぶん返送します。何が来るかはお楽しみですがなんとなくイベントの雰囲気が伝わりましたら幸いです…! ご興味ある方はわたし宛にDMください(ツイッターでもインスタグラムでもOKです)。
〈注意事項〉 ・交換すること、読んで話すことに重きをおいたイベントです。届いた作品の感想などぜひぜひお伝えいただけましたら幸いです。 (ぜったい何か発信して!というわけではないんですが、作品発表の場を作るとともに読む・話す場にしたいと思っています)
・わたしが搬入できる量に限りがありあまりたくさんの部数をお預かりできません。。。集まり具合をみて締め切るかもです。恐れ入りますがあくまでメインはお店に来てもらうイベントということでご了承ください。。。
・わたしと住所のやりとりが必要になります。できれば知っている方、日ごろやりとりしている方やお顔馴染みの方だとありがたいです〜!
■会場案内
・つまずく本屋ホォルさんの2階スペースを貸し切りにしています。靴をぬいで入るスペースで、ふだんはコワーキングスペースとのこと。電源・Wi-Fiがあります。
・階段のみ、エレベーターはありません。恐れ入りますが上り下りに困難、不安のある方はわたしが1階に本を持って行きますので(全部は無理かもですがようすをみつつ…)どうぞよろしくお願いします。また店舗入り口に段差があります。 お手間おかけしてすみませんがご心配なことやそのほかアクセシビリティに関する配慮が必要な方は参加フォームの質問項目よりお声かけくださいませ。
・飲食OK、持ち込みOKです。ごみをまとめやすいもの、��の汚れにくいものにしていただけると助かります。 またホォルさんの喫茶スペースでド���ンク等ご注文いただけます(2階スペースでお召し上がりいただけます)。
・商店街の無料駐車場があるとのことです。近くのスーパー屋上にもコインパーキングがあります。
■セーファースペースポリシー のちほどまとめまして記載します。 来ていただいた方が安心して過ごせる場になるよう精いっぱいやりたいです。
■こんなところかな? また何かありましたら追記します。 文学フリマがどんどん大きなイベントになっていくので、小さい場所で何かちがったことをやってみるのもいいかなあと企画しました。去年おじゃました陰気なクィアパーティーというzineの交換会がすごく楽しかったのでお手本にしています。 コピ本は、おかわだ、えも、クリタさん、くらなさんのはあるかな? 参加するよー!というお声をツイッターでちらほら伺っておりまして、とてもありがたく楽しみです。
お店は霞ヶ関の角栄商店街というところにあります。わたしの実家からもわりと近くて思い入れのある町です(初めてのバイト先とか好きだった子の家とかがめちゃめちゃ近い…)。 ホォルさんにはわたしも同人誌をいくつか置いていただいているのですが、店主の深澤さん、mibunkaの吉田さん両名が本当に骨太なお店づくりをされています。こちらでイベントができるのは背筋の伸びる思いです。 素敵な書店さんを目指してちょっと遠出するのっていい時間だと思いますので、お近くの方もそうでない方も、ぜひぜひ遊びに来てくださいませ〜
なお2月いっぱい、埼玉県北本市の小声書房さんでおかわだの本棚展(わたしが選書した本などのフェア)とえも個展『たたずむ』が開催されます。コピー本交換会の日もやってます! ホォルさんと小声書房さんはそこそこ遠いんですが(同じ埼玉なんですが電車で行くとけっこう遠い)、がんばってハシゴしていただけましたら…あるいは2月は2回埼玉に遊びに来ていただけましたら幸いです…!
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ロストバゲッジ
桜のまだ咲かない札幌で4月を迎える。先日、恋人に「あの人どうなった?」と元彼との関係について聞かれる。���絡とっているでしょと言われて、頷き返した。
連絡取るのをやめてほしいこと、付き合うときに関係を清算する猶予を与えて1ヶ月経ったこと、世間一般的に考えたら元彼と連絡をとるのはフェアじゃないこと、こうやって改めて言わせないでほしかったことなど話された。「✳︎✳︎✳︎ちゃんはどうしたい?」と聞かれ、彼の言う通りにするのが最善だと思うと話した。態度がしどろもどろだったのか、釈然としないねと言われてしまう。彼みたいに理路整然話せない。関係を精算する猶予がわたしは7月だと思っていた勘違いはあるにしても、人の気持ちを理論的な正しさを並べて矯正しようとしたって、無理やり捻じ曲げているだけで心が擦れていくだけだと思っている。理論よりかは、心がゆっくり変わって馴染むように行動したり、待っていて欲しい。1人になってから彼に、沸々と言いくるめられたのではないかという気持ちが大きくなる。よそ見させたくないなら、そのぐらい好きにさせてよ。わたしが他の人との関係を必要としないくらい、ひとりで担ってよ。結局、元彼に「連絡するのやめたい」と言えず、ただ頻度は少なくなったやりとりを続けている。
そんなことを言ったら彼は、氷山の一角を見ているだけだ。わたしの友人のなかには、元彼だけでなく、かつて関係を持った人がいると知ったらどんな顔をするだろう。関係を持ったという事実だけ覚えているだけで、最中どんな声で顔をしていたのかも覚えていない。その友人を前にしても、あの時の欲は微塵も思い出せない。異性と仲良くなると男女としての境界が曖昧になっていく。恋愛感情はなくともきっかけあれば乗り越えれてしまう。あーあ、と頭の一部だけ妙に醒めていて早く終われと思っている。20代前半、思春期のバカな延長だった。もう恋人以外とは寝ないだろうが、過去の事実としてはなくならない。元々、恋愛感情はないのだから、気まずさを内包したとしても友好関係は続けれてしまっている。しかも、時間が経つにつれて事実が欠片として胸を突くだけで、口にはしないし慣れてしまう。むしろよく考えないようにしている。恋人がそれを知ったら、わたしがその人たちと会うことを制したり、嫌な顔ぐらいはされるのは当たり前だと思う。だから言わない。知らぬが花、であらなければならない。どうして世の中は、一度セックスしただけで極悪人にされてしまうのだろう。離れなければならないのだろう。セックスしないことを選んで性欲を燻らせている方が危ういし、気持ち悪いのに。
もとはと言えば、今の恋人と付き合ったのだって、会って4回目のデートで付き合うか金輪際会わないか選んでと言われたからだ。この人いい人だな、もう少し会っていきたいなと思い始めた矢先だった。彼を切り捨てられるほど、好意がなかったわけではないから、付き合っていく中で彼を知っていけば良いと思った。その時点できっと100%の好きではなかったのだ。それならこの気持ちは何%なんだ。その残りを占めるのは何ものなんだ。まさか足りない分は誰かに預けてしまっているのだろうか。ひとりのひとを心底好きだと言える潔さが羨ましい。その潔さは、そう世の中に珍しいものではないのに、いつもわたしは手に入れられない。また元彼のことを咎められたら、わたしの心とその時の恋人の判断に委ねよう。元彼氏というレッテルがあるだけで、わたしは元彼を彼として大切に思っていることは変わらないだけだ。嫌なら言わないから、見ないでよ。恋愛として好きで、そういうことをするのも恋人だけで、優先するのも恋人なのに、理解されない。世間的にも理解される考えではないのはわかっているから諦めている。けれど、これがわたしの現時点での心だ。
帰り道にレンギョウが咲いていることに気づく。少しずつ、札幌という街が春に色づいている。朝、通勤で通った同じ道なのに、こんな鮮やかな黄色をその時は気づかなかった。春の陽気が漂っているのに、わたしの心は晴れ晴れとしない。季節の変化を見逃してしまう。ゴールデンウィークに決まった恋人との小旅行に加えて、夏にキャンプ場を予約されてしまいそうでどんどん逃げ出したくなってしまう。先々の予定が埋まっていくことが苦しいだなんて、もうわたしは離れるための荷造りを準備しているのかもしれない。こんな感情、早く手放してしまいたい。ふたりでの小旅行より、ひとり行方知れずになりたい。
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