#広角レンズの世界
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shunya-wisteria · 1 year ago
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秋旅2023 東北散策 - 秋田市内 千秋公園・県立美術館
秋の北東北散策、2日目の朝は秋田市内からスタート。
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少し肌寒い透き通った空気をかみしめながら、久保田城址 千秋公園まで朝のお散歩。江戸時代の久保田藩主佐竹氏の居城跡に整備された公園は、紅葉シーズンということで、程よく色づいたグラデーションが見頃。比較的はやい時間帯でしたが、外国人観光客を中心に賑わいをみせています。佐竹氏の扇の家紋が描かれた本丸表門や御隅櫓等、(なんちゃって)復元ものではあるものの、雰囲気の良い場所でした。
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公園散策を終えちょっと一息、時計の針が10時を回ったので、千秋公園向かいの秋田県立美術館へ。コンクリート打ちっぱなしが代名詞的な建築家 安藤忠雄の設計。入ってすぐ、エントランスの螺旋階段がお出迎え。カメラを向けるも広角側のレンジが足りず。。。スマートフォン(Pixel7)の広角側で頑張ってみた(旅スナップには広角レンズもあったほうがよいな、と思う今日この頃)。米蔵を借りて制作された巨大な壁画『秋田の行事』をはじめ、世界を旅した画家 藤田嗣治と斎藤真一の作品を楽しめました。
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朝が早かっただけに小腹がすき、この日のお昼は稲庭うどんを。乾めんと生めんの食べ比べセットをいただくことに。つるっとした触感とこしのある乾麺、もちっとした嚙み心地の生めん。どちらもおいしかったですが、個人的に好きなのは乾めんかな。細いけれど弾力のある感じが好みでした。
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eijukawai · 10 months ago
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水仙
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2024.2.6
水仙の背景を枯木にするとグッと冬感が増します。こういう時は背景の枯木がハッキリ見えるように広角レンズで絞り気味に撮ります。
でも、背景が梅の花だと望遠レンズで背景をぼかし気味に撮りがちです。あくまでも個人的な感覚なんですけど、梅のピンクを背景にぼかし気味に入れることによって春感が増して見えるように感じます。
もちろん梅の花を背景に広角レンズ絞り込んで撮ることもないことはないんですけど、あまりイメージが湧かないんですよね���
写真ってイメージの世界だと思うんですよね。イメージできないものはやっぱり撮れないんですよね。
この写真は空も冬らし��て好きなんですよね。水仙もいい感じに写ってくれました。
でも、撮ってる時の姿は決して誰にも見られたくないですよね。そして独り言をブツブツ言ってること多いですし。
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ateliertanu · 1 year ago
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西表島
今日は、鳥が好きな方向けのピンポイント投稿。 あまりに遠くて画質も良くない画像だから投稿するのを止めていたのだが、先週土曜に月桃の写真を載せたので、その続きということもあって、西表島の写真である。マングローブの森の上を飛ぶのは、おそらくクロツラヘラサギ。世界に3000羽もいない絶滅危惧種IB類。ヘラサギとクロツラヘラサギの区別もつかない私にはピンと来なかったが、イリオモテヤマネコを見るくらいに珍しいという人もいるらしい。 下の写真では顔が白く見えるが、肉眼で見れば実際には目の周りが黒く嘴の先には黄色味がないから、クロツラヘラサギなのだろう。そんな時に限って旅行用の小さなカメラにつけていたのは広角気味の標準レンズ。撮影のためではなく、のんびりする為にそこにいたわけで、当然重い望遠レンズなど持っているはずもない。「トラベルズームって買ったことなかったけれど、きっとこんな時に使うのね」など…
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moko1590m · 21 days ago
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レーザーで網膜に映像投影。 こわいけど、実はメリットばかりな技術 2024.11.07 21:00 author 武者良太
TDKとQD LASERの今とこれから…に期待しちゃう。
より小さい本体サイズで、より精細なビジュアルが見られる時代を目指して、XRデバイスの技術革新が進んでいます。メガネサイズで、VRもARもXRも満足できるようにいろんなメーカーがさまざまな技術を開発していますが、新鮮な驚きを感じたのがTDKとQD LASERのレーザー網膜投射技術です。
人間のね、眼球の奥にある網膜をスクリーンとして、レーザーで映像を投影する技術なんだけど…。
レーザーを眼に当てるって、怖い印象あるよね。
0002 Photo: 武者良太 でもね、スカウター型のデモ機の映像を見たら怖さより驚きのエモさのほうが上だった。メガネを外した状態で、視野の中央部も周辺部もパッチパチにピントが合った映像に、自分のなかの常識とか思い込みとか感情が一気にアップデートした。長年のメガネ男子としてマジで実感しました。これ、めちゃくちゃ楽なAR/VR技術じゃないかと。
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レンズを通さないから周辺部のにじみも光量落ちもないし、この方式なら、ARやVRのデジタル映像を見るための補正レンズがいらないんですよ。もともと近視やロービジョン(弱視)対策としても注目されていた、「見える」の世界を拡張するための技術ですから。
ぶっちゃけどれがいいの?ロボット掃除機、おすすめの1台は? ぶっちゃけどれがいいの?ロボット掃除機、おすすめの1台は? Sponsored by Roborock 水平視野角60度を実現した新型デモ機 なお上の写真で紹介したデモ機のスペックは、解像度が1280 x 720ピクセル、水平視野角は40度。シャープな映像以外は他社のARグラスでも見られるような世界でした。
けれども。技術は進化するのです。
0003 Photo: 武者良太 グラスの形とはなっていなかったけど、新型のデモ機の解像度は1920x1080ピクセルで、水平視野角60度を実現したんですって。確かめてみると、映像が一歩前に近づいた感じがある。視野が広いから多くの情報が見やすいんですよね。
L1000017 Photo: 武者良太 1本のフルカラーレーザー光で高速ラスタースキャン*して網膜に投影するのですが、従来はRGB=3本のレーザー素子を電流で制御していたため、2K解像度が限界だったそうです。
*超高速で動かせるレーザーなどで描いた1本の線を、たくさん並べることで平面の映像を作り出す方法。昔のテレビのブラウン管などで採用されていた方式。
L1000018 Photo: 武者良太 しかし新型制御デバイスはレーザーの光を伝える導波路を電圧で制御することでMIX色を調整。この蛇口みたいな手法を取り入れることで従来品より10倍速い制御ができるようになり、理論上4K以上の解像度も可能になったんですって。
メイド・イン・東京のプロダクトが世界で注目されるワケ メイド・イン・東京のプロダクトが世界で注目されるワケ Sponsored by HP Japan Inc. 参考までにこのGen2の導波路ですが。
L1000049 Photo: 武者良太 ちっちゃ!
1日もはやく実用化してほしいアイトラ入りレーザー網膜投影XRデバイス 0006 Photo: 武者良太 さらに、です。先日のCEATECのTDKブースで体験できたバージョンはアイトラッキングつきでした。眼を動かすとレーザーがケラれてしまい映像が見えなくなってしまうため、その対策として眼球の動きを検出し、レーザーの投射角度を調整するシステムを導入したそうですよ。
0005 Photo: 武者良太 これが本当によく見える。遅延は感じますが、眼の動きに映像がついてくる。試作機段階でも、スカウタータイプのデバイスとしては十分使い物になるのでは、と感じました。
アレはなに?渋谷で開催「時速400kmの飛行機レース」だよ。 アレはなに?渋谷で開催「時速400kmの飛行機レース」だよ。 Sponsored by AIR RACE X 基本はBtoB向け、エンタープライズ市場のXRデバイス向けの技術であり製品となるでしょう。でも自転車のアイウェアや、バイクのヘルメットに搭載してくれたら、道の先を見ながらナビの画面を確認できますし、アプリ次第では公衆トイレのある方角と距離も教えてくれるだろうし、こんなのもう期待するしかありません。
Source: TDK , QD LASER
(レーザーで網膜に映像投影。 こわいけど、実はメリットばかりな技術 | ギズモード・ジャパンから)
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this-is-the-uchu · 3 months ago
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-ご挨拶-
 お疲れ様です。ご無沙汰しております、宇宙です。演奏動画を投稿いたしましたので、ご報告させていただきます。とっても、とっても頑張りましたので、もしお時間がございましたら、是非ご覧いただけますと幸いです。
 知り合いにもどこにもお知らせしていなかったのですが、半年前に人生初の8弦ギターを購入いたしました。動画デビューするまで秘密にしておこうと強く心に決めていたのですが、まさかここまで長い期間がかかるとは、想定しておりませんでした。録音も丸々2ヶ月もかかってしまいましたから。ギターのネックの調子や、自分のスキルの不安定さが原因で、こんな事態になってしまいました。
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 この度取り組みましたのは、カナダのテクニカルデスメタル/エクストリームメタルバンドであるArchspireの、4枚目のスタジオアルバム『Bleed the Future』に収録されている「Drain of Incarnation」という楽曲です。大変お気に入りのアルバムで、特に攻撃力の高い楽器陣の音作りが好みです。USA在住のエンジニア・プロデューサーであるDave Otero氏が関わっているよう��すね。
 遂に私も、メタル界のオリンピックとも言われるテクニカルデスメタルに足を踏み入れてしまいました。テクデス道はまさに阿修羅道……。今回も何度テイクを重ねたことか。
 しかしArchspireは、例えばJason Richardsonや現代の多くのテクニカルギタリストのように、無茶苦茶(理論的に破綻しているという意味ではなく)な運指およびノートの選択、フレーズは少なく、主にハーモニックマイナーによるネオクラシカル的なアプローチが取られており、ドリアン、リディアン、ディミニッシュスケールなどをコードごとに選択しています。ですのでテクデス界隈では比較的運指が容易に感じられるかもしれません。もっとも、これはn=1の私の感想なのですが。
 そのため、アプローチは基本に忠実ではありますが、基礎が圧倒的に積み上げられている印象です。「レベルを上げて物理で殴る」という真理が存在しますが、この楽曲はまさにそれに近いです。16分音符の弦飛びハーモニックマイナーペダルや、6連スウィープタッピングスライド、16分音符&5連符3オクターブの上昇下降フルピッキングフレーズなどが出てきますが、そもそも楽曲のBPMに両手が追いつかないと、弾きこなすどころではありません。この楽曲に取り組み始めてからの半年間は、筋トレ(上腕二頭筋および三頭筋、さらに前腕)や指(正確には手刀の筋肉)、肩甲骨や腕、手首周りのストレッチを行い、基礎練習も並行して続けてきました。目に見える成果が出ている……と信じたいです。圧倒的成長。圧倒的成長?
 
 その他、動画に関してですが、楽曲はBandcampで購入し、Sheet HappensでデジタルTAB BOOKを入手しました。バッキングトラックが無かったため、録音はセンターに1本のみとしています。また、映像は朝から夕方まで1日かけて撮影しました。「たかが2点の画角で4分強の動画なのに!?」と思ったでしょう?たかが2点の画角で4分強の動画なのにですよ。
 演奏スキルが安定しない、画角を探るのに時間がかかりすぎる(特にヘッド側の画角は2時間くらいかかりました)、映えるようにギターを映像に収めるために、通常よりもフットレストを低くして重心を左に寄せた結果、普段より弾きづらい――こうした理由で、2点しかないのです。本当に疲れました。早くサウナに行きたい!!!
 映像は4Kで撮影しました。前回のショート動画でこっそり色味をFinal Cutで調整していたので、今回も同様にカメラでの色味調整はせず、白色LEDをそのまま当てて撮影しています。以前の撮影時の反省を生かし、今回はブルーライト&UVカットのサングラスを着用していたため、眼精疲労はありませんでした。
 使用したレンズは25mm F1.4の通称「神レンズ」です。15mmよりもボケ味が強いものが欲しかったので選びましたが、やはり狭い部屋には向いていないかもしれません。
 前置きは以上です。
 
 
-使用機材-
【Ibanez - RGDMS8】
 初の8弦です。実は長年欲しいと思っていました。元オタク後輩君(「元」がついているのは、今は楽器をやっていないためです……)に「8弦は買う前に絶対実機を触った方がよい」と散々アドバイスを受けていたのですが、結局、この竿どころか8弦自体を触ることなく購入してしまいました。だって住んでいる地域の楽器屋には置いてないんですもの……。わざわざ触るために飛行機に乗って都内までいくわけにもいきませんよね。ダブルミーニングです。
 現在の円安価格ではKieselを買うほどのお金はありませんし、そもそもKieselなら試奏もできません。お金持ちのオタクがハイエンドを使う世の中ですが、好きなバンドの初期映像を見ると、高くない価格帯のギターを使っていたこともあり、「だったら自分もほどほどのでいいや」と開き直ることができました。条件としては、① 20万円以下 ② 見た目が好き ③ 仕様に納得でき、惹かれるものがある、この3点で探した結果、RG8、SolarA1.8、そして今回のギターの3択となりました。決め手は見た目です。前2つは黒で、いかにも「メタルマシーン��という色合いが気に入らず、シルバー&白&ゴールドに一目惚れしました。価格も一番安く、Fishman Fluence Modernが搭載されており、3wayかつVoice切替とタップ用レバーSWで、計12種類の音が出せる点も良かったです。
 音はアクティブピックアップという時点でクオリティが保証されている気がします。ノイズレスで簡単にかっこいい音が出るので、「メタルを弾くギターにはこれで十分なのでは?」と感じています。タップの音はレンジが広くダイナミクスもよく拾いますし、Voice1と2のおかげで別のピックアップを試したい欲も消えます。
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 ※この指板のはみ出しは、海外フォーラムで賛否両論です。
 ファンフレット(マルチスケールと、どちらを呼べばよいのかわかりません)は、弾き始めて1週間後には「そういえばこれ、曲がってたな~」と思う程度にはあっさり慣れてしまいました。これまでのギター経験により脳が錯覚して、弾いている最中は真っ直ぐにしか見えなくなっています。とはいえ、そもそもファンフレットやマルチスケールって、正面から見た時よりも構えた角度の方が目に映る「曲がっている」ことのインパクトが少ないものなのでしょうか?
 フレットはジャンボですが、ニッケル製なのは残念です。ネックはこれまで触ったギターの中で最も薄いDシェイプ(同社の中でも)で、個人的には非常に弾きやすいです。ただし、ネックは本当によく動きます。悲しい。
 弦はElixir Optiweb 09-42にダダリオの54、アーニーの66を組み合わせています。かなりキメラな構成です。今年、Elixirが嫌いになったので、錆びにくくて長持ちする弦があれば変えたいと思っています。巻弦はダダリオがザラザラしていて、アーニーはツルツルなので、これからはアーニーに切り替える予定です。安いですし。
 ピックはずっとJP Trinityを使っています。3つのエッジが使えるのと、トライアングルのためグリップが良いところが気に入っています。シールドはこだわりを捨ててCANAREを使っています。「安すぎて使うのに不安だったり、耐久性が低かったりしなければ何でもいい」という境地に到達しました。バッファーも使用をやめました。
 
 
【Fractal Audio Systems FM3】
 こちらは引き続き使い続けています。今回はUSB録音(D.I)&リアンプをにて音を作っています。音はクリーン(およびリード)、ハイゲインのリズム、リードの3-4種類です。
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 基本的にはファクトリープリセットの「EJ CLEAN」を使っています。手抜き? いえいえ、有効活用と言ってください。アンプブロックはFenderのVibroluxです。設定はいじっていません。キャビネットはEminence製スピーカーを搭載したFenderのクローズドバックと、Altec製スピーカーを搭載したハーフオープンキャビネットが組み合わされています。UltraRes設定にしています。
 また、クリーンパートでもドライブブロックをONにしています。モデリングはXoticのRC Boosterです。リード用にはRCのゲインを上げただけで、他の設定はほぼ同じです。それ以外の変更点はコンプのRatioを上げる、リバーブのクオリティ設定を上げる、ディレイをステレオのテープエコーモデルに変更する等でした。
 ギターはVoice 2のタップをONにして弾いています。リード部分もおそらく同じ設定だと思います。イントロのアルペジオを何度もやり直して、リードを先に録り終えてしまっていたので、記憶が定かではありません。ピックと指のアタック音量差を揃えるのに、信じられないくらい苦労しました。なぜでしょうね?
 
 
<リズム編>
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 リズムにはEVH 5150III 50WのBlueチャンネルのモデリングを使いました。やはりハイゲインは5150系が優秀です。実機も気になります。EQではベースとトレブルを少し調整し、ブライトスイッチもONにした程度です。
 ブーストはアンプ部のInput BoostでT808 Modを使いました。以前、別の記事で「KeeleyのMod版をモデルにしている」と書いた気がしますが、改めて調べるとFASオリジナルのバーチャルModとのことでした。誤った情報をお伝えしてしまい、大変失礼いたしました。
 このブーストは低音をタイトにしてくれますが、カットはせず、ミドルの押し出しもあまりありません。ただトレブルのエッジ感は確保されていて、ブーストとしてのゲイン量も多く、ハイゲイン向けに感じます。低音がズブズブしている音、好きなんですよね〜。
 
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 キャビネットにはML Sound Lab製のMEGA OVERSIZE(MESAの4×12オーバーサイズキャビ)のIRから、"Infamous"というマイクミックスを使用しました。その他のキャビネット設定は初期リセットから動かしていません。ML Sound Labといえば、かつてPERIPHERYと手を組んでIRを製作しており(現在は元メンバーNollyが手がけるGGD製を使用していると思われます)、古いIRパックにはMishaが作ったマイクミックスがありました。今回使った"Infamous"は、Mishaの手法に基づいて作られたもので、その手の音楽に最適らしいです。低音が重く、耳��りになりにくいトレブルが抑えられた音作りです。
 このIRパックには、購入者に人気の"Almighty"というミックスもあります。こちらはペトルーシ風サウンド(特にSystematic Chaos時代の音)を狙っているようで、どちらを使うか最後まで迷いました。アンプかポストEQでミッドをカットすれば、後者のほうがArchspireに似た音になりますが、今回は似せるよりも、自分が聴いていて好きな方を選びました。
 他の候補として、同社のDjent 30 Reflex IR、ML BULB ZILLA、ML USA DJENT(レジェンドIRであるMisha MIX 08)、Ownhammer HHC Vol.1のORANGEも用意してリアンプで比較しましたが、結局MESAのミッドがスクープされた音が一番かっこいいと思いました。 
 
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 ノイズゲートはInputブロックを使用しています。後段にゲートブロックを置くと設定が多くてわかりにくいので、こちらを使いました。
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 ※こちらはタイトな刻みの時の設定。
 後段のリバーブはIRの箱・部屋鳴りの補正的な役割で、ミックス��は4%とかなり控えめです。正直、細かいことは分からないので気休め程度です。サイズはミディアムルーム、クオリティ設定を上げているので、ブロック数の割にはCPU使用率が高めです。CPUリソースの半分ほど使っていると思われます。
 
 
<リード編>
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 リードの音は、これまでの動画作品と比べて、自分の中で最も「これだ!」と納得できるサウンドになりました。リアンプ作業でアンプを決めてからは一気に進めることができましたが、その前の「何となく作る」段階では、悩みが尽きず、かなり長い時間を費やしてしまいました。PUは全編FishmanのVoice 2を使用しています。
 今回のアンプはBognerのUberschall(「超音速」という意味だそう)です。当初の候補としては、5150では100WのREDやBlock Letter、Friedman HBE、Cornford、FAS LEAD2、3+SE、MESA Mark IVやJP-2Cなど悩みに悩んで、最終的にBognerに決まりました。普段はあまり興味がないモデルですが、今回の経験で大好きになりました。ローが多めなのでTSブーストでローカットが掛かっても音が薄くならず、Bognerらしい吠えるようなミッドが魅力です。トレブルからプレゼンスにかけては同じ改造Marshall系メーカーでもFriedmanやSplawnとは異なり、ギラギラ感が少なく暗めなサウンドが非常に気に入っています。
 EQは極端な設定になっていますが、実機の高音域側のツマミにはリニアテーパーが使われており、12時の位置でもMarshallの8時と大差ないと言われているため、基本的に大きく右に回すよう設計されています。この状態すらモデリングしているため、画像の通りのEQ設定となりました。それでもリードサウンドとして耳に刺さらないように抑えて調整しました。ミッドをしっかり出し、T808 Modでブーストをかけています。Depthが強いのは���フォルト設定で、ローカットスイッチを入れてタイトにすることがフォーラムでも推奨されています。
 
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 キャビネットは、Uberschall純正のもので、T75とVintage 30が2発ずつ入った4×12を使っています。名前の最後に(RW)と付いているので、おそらくAxeが登場した頃にRedWirez製のIRとして作られたものだと思われます。サードパーティ製であることは確かですが、自分で購入したものではなく、FAS製品に初期装備されているファイルを使用しています。ブラックフライデーにはMLかOH製のどちらかを買う予定です。
 低音が多すぎるのでローカットをし、耳に刺さらないようにハイカットも行っています。他のパラメーターは初期設定のままです。「T75」といえばMarshallの1960キャビを連想させるため、なんとなく敬遠していましたが、今回で好きなスピーカーの一つになりました。ミッドが豊かでスムーズかつウォームなトレブル特性は、リード向きだと感じました。もちろんVintage 30も好きです。ZILLAのYouTubeチャンネルで、スピーカーオタクのNollyがVintage 30について語っている動画がありましたので、オタクの皆様は是非ご覧ください。Vintage 30には英国製・中華製・90年代・00年代・2002年製、2003年製・Modスピーカーなどがありますね。個人的にはWGS Veteran 30も気になっていますが、これを搭載する実機キャビネットは今のところ所有していません。
 
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 リードサウンドに強めにゲートをかけたのは初めてでしたが、
これ、めっちゃズルいですね???
  一般的に「FASのゲートは超優秀」とか、「デジタル製品で巧い���が実機のアンプだとちょっと下手に聞こえる」などと言われていますが、FAS製品を10年使ってきて、ようやくその意味が理解できました。「ビタビタに弾けてないな〜、テイクが微妙だな〜、他は良いのにこのフレーズだけ余計な音が気になるな〜、撮り直しか〜」問題が、すべて圧倒的な力の前にねじ伏せられてしまいます。ギターだけの16分ペダルフレーズの入りを録音した際、実はハイブリッドピッキングで余計な音が出ていたのですが、「まあこのまま行くか」と妥協していたところ、ふと世のシュレッダーギタリストに倣ってゲート設定をしているうちに、妥協点が完全に補正されていて笑ってしまいました。(真顔)  TSのゲインブーストとコンプレッションもあるため、ノイズ軽減程度にするつもりでしたが、なんだか薬物に似た何かを感じました。常習性と依存度が高すぎます。
 
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 コンプレッサーです。見れば分かる。G66に掲載されていたPERIPHERY特集の記事を見ていたところ、過去のMishaの配信動画で音作りをしている際の設定を参考にしました。私の動画では以前も「Ants of the Sky」の際はブースターとして、ODを使わずコンプのみを使用していましたし、「Vantablack」の際もLimetone AudioのFocusを使った位、コンプ��好きです。主な目的は、レガート気味に弾くことが多いため、アタック感や音の立ち上がりを確保したり、ハイゲインであるためあまり問題ではないのですが、ゲインの均一化のためであったりします。
 今回の動画では、空間系のエフェクトはFM3側でかけています。これまではDAWのステレオ入力設定がうまくできておらず、いつもモノラルでしか鳴らせていませんでした。ちょっと恥ずかしいです。リアンプを使うことでレベル調整も簡単になり、FASの空間系エフェクトのクオリティの高さを改めて実感しました。 ステレオのデュアルディレイを楽曲のBPMに合わせ、1/4と1/4 tripetでテンポ設定を行いました。EQなどの設定もほとんど動かしていません。
 リバーブについても、FASでは空間系のシグナルをパラレルに設定し、ドライとウェットを100%ずつにして後段でミックスする方法がありますが、個人的にはブロックをストレートに置いたときのコムフィルターの影響を受けた音の方が、ギターらしい音像の濁りがあって好きです。 今回使ったのはお気に入りのプレートリバーブです。きれいな残響音で癖が少なく、非常に扱いやすいです。サイズはLarge、クオリティ設定は最高値まで上げています。この設定にすると、響きに若干のモジュレーションが加わるそうです。
 
 
 
-あとがき-
 毎度のことですが文章が長いですね。これは自分の中に溜まっているものを吐き出すようにタイピングしているので、読んでいただける方に向けてというよりも、自分の頭の整理のために書いているようなものです。それでも、何か面白い部分や興味を引かれる内容があったり、暇つぶし程度に楽しんでいただければ、それ以上に嬉しいことはありません。
 次回作については未定です。以前も少し書きましたが、当初の予定から諸事情や心境の変化があり、生活を変えるためにそろそろ本格的に動き始める予定です。あまりプライベートなことを書くとアレなので、ぼかして書いている結果、曖昧なことしか言っていませんが。  特段進行しているプロジェクトはないので、年内は絶対に投稿しません。また、これまでの音楽活動から別の方向にシフトすることも昨年から考えており、そのためにこれからの時間を使っていこうと思っています。ちゃんとした動画投稿は、かなり長期間行わないかもしれません。これは人生の目標というよりは、死ぬまでにやりたいことリストの1つなので、やり遂げるまでは何とか生きていたいですね。「もう全て終わりでいいかな」と思える時が来るまでは。
 ※ちなみに今回は文章作成後、ChatGPTに校正を���頼し、さらに自分の言いたいことや事実の破綻が無いか、文章がわざとらしすぎないか再チェックをしてみました。そんな感じです。
 以上。
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takmiblog · 8 months ago
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集中力が続くのは3日
PY:商品説明を読むとレンズ構成は「対称型」とのことですが、つまりこれはビオゴンタイプですよね?
原田:そうです。ご存知の通りツァイスのビオゴンは広角レンズですが、最初の設計は1930年代という由緒ある型です。このビオゴンというのは、標準レンズとして当時とても明るく高性能だったゾナー5cm F1.5から発展してビオゴン3.5cm F2.8という明るく高性能な広角レンズになり、さらにその後2.1cm F4.5という超広角でありながら高性能なレンズへと発展しました。それら全てをベルテレ博士が手掛けられています。私は再度それを発展させて現代のレンズに応用する構想を、独りでずっと練っていました。
(中略)
原田:(前略)この点についても対称型、特にビオゴンタイプの秘められた可能性について個人的にずっと研究してきたので、解決の目星はついていました。それがニコンの商品解説にある「多数の凸レンズを凹レンズで挟み込んだ対称型のレンズ群を絞り前後に対称に配置し、さらにその前後を凹レンズで挟み込んだ」の部分です。つまり凸レンズの使い方と、対称性をいくつも重ねていき、部分としてもレンズ全体としても収差を無理なく綺麗に補正する工夫です。もちろん実際にはガウスタイプも長らく研究してきて試してみたのですが、比較的少ない枚数である程度の性能を出すことには向いているものの、非常に高いレベルの性能を出すには限界も感じました。その結果を見てビオゴンタイプで行くことにしたんです。
PY:ところでレンズ構成って、どうやって決めるのですか? すべての開発の起点になるわけですから、やはりここは時間をかけてじっくり考えるんですよね?
原田:いや、いわゆる閃きみたいなのは大体3日です(笑)。以前のインタビューでもお話ししましたが、AF-S NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VRの開発時に凹先行でVRを実現するアイディアも3日でした。それ以上は集中力が続かない(笑)。
(中略)
PY:それにしても、ビオゴンタイプをさらに明るく発展させるなんて、よくぞその解に辿り着きましたね。
原田:そう思ってもらえますか? 実はビオゴンは「ペニシリンと並ぶ20世紀の大発明」であると巷では言われているそうです。だとしたらですよ、こちらは21世紀のちょっとした進歩なんじゃないかと。今、自分で言ってみましたが調子乗りすぎですね、すみません(笑)。
(https://photo.yodobashi.com/live/interview_nikon2020/)
PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカ��ラ公式オンライン写真マガジン
ニコン開発者インタビュー NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
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mataaeru · 8 months ago
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柔らかな毛布に包まれて眠る。それ以上の幸せを知らない。知らないだけだよって君はいうけど、本当にそれ以上の幸福があるの? あるなら教えて欲しいと甘えてみれば浅い眠りの狭間、波打ち際を歩くように微睡みながら朝、目が覚める。
 カーテンの隙間から光が差し込んでいる。その光を見ただけで叩いて引き伸ばした金属板のように滑らかな空を思い浮かべることができて、それはなんだか大気圏も連想させて、薄くなればなるほど澄んでいく空気の感触を匂わせている。彗星はそんななかで燃焼していずれは燃え尽きて小さな石ころになって果てには塵クズになって消えてしまう。でも、それはそれでいいのかなって思わせる健全さも冬の気配には満ちているから。このうらぶれた季節が案外好きだ。
 拡散された光に舞う埃の粒子が薄く開いた瞼の下のまだ霞んでいる左目に映り込む。今日はどんな1日になるのかな、なんてとりとめもないことが頭の片隅で回り始めれば五感はゆっくりと現実に戻ってくる。分厚いマットレスを通して伝わるフローリングの底冷えや、布団から露出した頬をエアコンの暖気が呼吸の軌跡ごと包み込んで撫でる、その肌触りまでを感じることができる。瞼を一度閉じてまた開ける。明瞭になった視界に季節の輪郭が尖って世界のディティールがピントの合ったレンズみたいに浮き彫りになる。
 それから控えめな伸びをして起きあがれば絹のパジャマが肌着と擦れあってささやかな静電気が生まれる。この瞬間に見えなくたって結晶のようなきらめきが飛び散ったのがわかる。今まで眠っていたベッドの余白にはもう一人分の空白があってそこにはまだ温もりが残っている。小さな部屋の扉の向こうに存在する小さなキッチンから聞こえてくる鉄同士がぶつかる音やスリッパ越しの足音、蛇口から流れる水の音はそれぞれが独立してる生活の物音のくせにちゃんと調和していて、森の動物たちで編成された楽隊が遠くからこちらに行進してくるようで、なにか予感を引き連れてくる。
 おはようと言い合える人がいること、コーヒーメーカーが全自動で淹れてくれるコーヒーは一人分には少し多いから、それを分かち合える人がいること。退屈であろうと忙しかろうとお互いに腕を広げて抱擁し合えるということ。当たり前と呼んでしまうにはあまりにも傲慢なかけがえのなさをどれだけ心に留めておくことができるのだろうと思う。広大な海に錨を下すように君の肩にそっと体を寄せる。
 凪いだ海が突然の嵐によって荒れようとも火は絶やさないように、いまさら口には出せないけどそう心から思うから、代わりに熱されたフライパンに乗る丸いパンケーキを見て、綺麗な焼き目だねって伝えてみる。隣に立つ君はわかりやすく顔に出る人だからニヤニヤを1ミリも隠せないまま、でしょう。と浮き立つ。パンケーキの上に四角いバターを乗せてメープルシロップをかける、そんなほんの少し先の未来の動作を想像してみる。まだ熱い表面にバターが溶け出して透明な液になる。その上からチューブのシロップを垂らしていく。粘度の濃いそれがパンに染み込んでいけばいくほど甘い匂いが立ちのぼる。フォークを突き刺しながらナイフで4等分に切り分ければ、その柔らかな感触がステンレスのカトラリ越しに皮膚に伝わってきて、自分が自分のままでいれる喜びや君が君のままでいてくれる頼もしさなんかを、あるいは夜から朝へと綿連に繋がるありふれた特別な日々の実感なんかを受けとって、こそばゆくなって肩を寄せたまま笑ってしまう。
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satoshiimamura · 1 year ago
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雨濡れ色のペトル残響 雨請い 期待
大変換のときのジーナ・チャイカについて
 水溜りだらけのコンクリートの上で、仰向けに寝そべりながらも、ジーナ・チャイカは空を見つめていた。
 雨が降り続ける。なんの変哲もない日常が溶け出していく。それを見たジーナは、小声で歌を歌った。幼い頃に離婚し、顔も覚えていない父親が酔っ払ったときに歌っていたものだ。歌詞の一部しか覚えていないそれは、父の故郷での流行ったものだと母から聞いている。
 ジーナが歌うたびに母は嫌な顔をしていたが、それでもこの無秩序を生み出し、混沌を飲み込み、静謐を降り注ぐ雨に対して、父が残した歌は合った。
 罪を背負った男が、愛した女のために戦場へ向かう。帰ってきたら結婚しようと将来を約束し、そして二人の夢だけが遺された。そんな陳腐なラブストーリーの主題歌だった、とジーナの母親は歌の由来を教えた。酷評する母親は、その映画のタイトルさえも思い出せず、ジーナがインターネットの海からありきたりな映画を探し出す労力は多大だ。だから、諦めたし、いつかに期待した。
 この歌は、期待だ。
 困難に立ち向かうとき、理不尽が襲いかかったとき、夢だけを頼りにしなさいと教えてくれる期待の歌。
 濡れた制服は肌にまとわりつき、雫が顔の肌を伝い、地面へと垂れる。泥水を吸った髪は乱雑に広がり、溺れるほどに雨はふり続けた。
 ジーナの視界に映る有象無象は、徐々に姿を無くしていく。
 学校の一角が、逃げ遅れた人々の姿が、消え去ったところで、彼女は起き上がった。
 カシャンと手に持っていたメガネが滑り落ちる。慌てて拾い上げた彼女は、その丸いレンズに着いた水滴を払うと、顔にかけた。
 ダサイ、ダサイと散々言われていたワンピース型の制服は、紺色から真っ黒に染まり、同じように真っ白だったブラウスもまた黒になっている。唯一の色は、襟元にあるリボンくらいだ。それは、とても美しい青色をしていた。宝石のように輝く色に、ジーナは嬉しくなって、二度三度とリボンを撫でる。
 喜ぶジーナの口から漏れ出た笑いを打ち消すように、女の悲鳴が上がった。
 せっかくの気分が台無しだと思いながらも、ジーナは振り向く。そこにいたのは、彼女を凝視する生徒や教師たちだった。
 彼らの前にいるジーナの周囲は、文字の山ができていた。先ほどまで阿鼻叫喚の悲鳴を上げて、もがき、苦しみ、死にたくないと嘆き、助けを求めた多くの生徒たちの成れの果て。避難場所は限りがあり、その限りからあぶれた者たちの末路。勝手に価値を決められて、力任せに外に出されたそれらの中で、ジーナだけが立ち続けていた。
「なに……あんた、なんなの?」
 怯えた女子生徒が、ジーナを指差して呟く。
「なんで、生きているの」
 なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、の大合唱が、ジーナのクラスメイトや教師たちから発せられる。それは聞くに耐えない、醜く、不恰好な合唱だった。
「……うるさいわ」
 耳を塞ぎ、顔をしかめ、ジーナは不快感を露わにする。
「なんで? そんなの分からないわ。でも、これだけは言える。私は勝ち得たの。選ばれたとも言うわね」
 睨みつけるように、彼女が宣言すれば、不協和音に近い合唱は止んだ。そして、次に彼らがやったのは、自分もまた雨に勝つかもしれないという幻想への度胸試しだった。
 学年でも有名なお調子者が、その指先を外に出す。けれど、あっという間に文字と化していき、彼は悲鳴とともに中へと逃げて行った。二人、三人、四人……見える範囲で、次々と試し、次々とその結末が文字であることが共有される。
 誰もがジーナを見下して、誰もがジーナだけが生きている事実を不平等だとなじり、誰もがジーナごときが選ばれる理由を貶めた。それだけジーナ・チャイカは、彼らにとって取るに足らない、見下す対象なのだ。
 彼女は引っ込み思案で、強くものが言えない性格もあり、面倒ごとを押し付けられてしまう貧乏くじを引くタイプだった。
 運動は苦手、トップとまではいかないが学年内では上位の成績を収めているため、教師からの評価はいい子。ただ、周囲が活動的なタイプを是とする環境だったために、これまで日の目をみることはほとんどなかった。
 唯一彼女らしい彼女の特徴は、本好きであること。しかし本にのめり込みすぎて、少しクラスでは浮いていた存在。
 それがジーナ・チャイカという、小さな田舎町に住む、閉ざされた学校環境で貼られた彼女の評価だった。
 再び、なんでの大合唱が起きるかと思いきや、今度は嘲笑が起きた。さざなみのように広がる嘲りが、徐々に崩れかけた校舎全体に広がる。それは、無機物が生きているような錯覚をさせた。
 校舎内の腹わたに巣食う人間たちが、まるで一つの生物のようにジーナを見下す。
 風が彼女の髪を揺らした。
 雨が彼女の頬に当たった。
 曇天の暗闇が彼女を覆う。
 それでも嘲笑は止まなかった。
 ただ独りで立ち続ける彼女を、その場で人間という種を代表する彼らは、魔女裁判で火炙りを求めるように、罰を口にし始めた。ついでに雨で文字化されない彼女をどうやって利用するかの審議が始まった。
 その瞬間、ジーナは彼らへの期待をやめた。原因不明の、大災害とも言えるほどの、この奇妙な豪雨において、何も変わらない彼らへの期待を彼女はやめた。
 そうして、天啓のように、この雨はこうして醜い人間たちを消すために存在しているのだと悟った。悟りといいながらも、ほぼ確信であった。
 だから、彼女は等しく彼らも雨の下にいるべきだと思ったのだった。全身が雨に濡れて、選別は完了する。それに、まだ試していない生徒や教師たちも多い。もしかしたら、ジーナのように文字にならない人もいるのかもしれない。そうしたら、きっと変わるだろう。こんなくだらない審議も、侮蔑も、レッテルも存在しない世界に足を踏み出すべきなのだ。
 変化を望むジーナはそうして期待を胸に、彼らの手を掴みに向かったのだった。
 一人目は、うっかり掴んだ手のひらを砕いてしまったようだった。
突如掴まれた手が鈍い音を立てて、悲鳴をあげようとしたら彼は気がついたら雨の下にいた。
 二人目は、足を掴んでしまったので頭を打ちつけてしまったようだ。雨の下に放り出されたときには、すでに動かなくなっていた。
 三人目で、握力が強くなっていることに気がついたジーナは、手加減をしたが、勢いをつけすぎて失敗してしまった。手首ではなく、からぶった手は相手の肩を叩き、左腕が吹っ飛んだ。血が雨のように降り注いで、そこで周囲は事態をようやく認識したようだった。
 ジーナから逃げ惑う人々が、サメが魚の群れに突っ込んだときに、側からみるとぽっかり穴があくような動きをした。
 ジーナが一歩動けば、虚無の円は一歩分ズレた。
 四人目はジーナに友達を作れといった教師だった。
 五人目は隣のクラスで人気者の男子だった。
 六人目は生徒会長の推薦文を読んだ生徒だったはずだ。
 七人目は本ばかり読むジーナを根暗と言った女子生徒だった。
 八人目は憧れの人の彼女だった。
 九人目は下の学年を示すバッヂをつけた男子生徒だった。
 十人目はクラスで有名な不良だった。
「ああ、これは面倒だわ」
 クラス委員、よく隣のクラスから来ていた子、女子に騒がれていた男子、学年主任に目をつけられていたギャル、大きな派閥の中心核、大会で表彰されていたはずの人、先輩の学年カラーを身につけた人、名前も知らない、見た覚えのない同じ学校に通っていた人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、生徒、人、人、人、人、人、ひとだ、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、ひと、人、人、人、人、人、人、人、人、よく通学路で見かけた、人、人、人、人、人、人、校門で立っていた、人、人、人、人、人、ヒト、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、爽やかだった人、人、人、人、人、人、貧乏人、人、人、人、人、人、人、人、人、ブランド物が好きだったはず、人、人、人、��頭、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人間、人、人、ヤンキー、人、人、人、人、男、人、人、人、人、人、人、人人、人、人、修学旅行で教師に怒られていた人、人、人、人、人、人、泣いている人、人、人、人、人、人、人、人、男子、人、、人、人、人、人、人、人、頭でっかち、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、名前もしらない人、人、人、人、人、人、人、どこにでもいる存在、人、人、人、人、人、人、人、人、親身になってくれた友人、人、、人、人、生徒、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人人、人、人、きつい性格で有名だった、人、人、馬鹿、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、どこかの誰か、人、人、人、人、人、将来を期待されていた優等生、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、教師、人、人、人、友人、人、人、人、人、女、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、誰だろう、人、人、人、人、人、漫画を貸し借りしていた人、人、、ひと、人、人、ブス、人、人、人、人、人、人、人、人、人、どうでもいい人間、人、ギャル、人、人、人、人、人、人、ひと、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、お金持ち、人、人、人、人、デブ、人、人、人、人、人、人、誰か、人、人、人、人、パンを食べていた人、人、人、人、笑い声が大きかった人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、女子、人、人、人、人、美人、人、人、馬鹿にしてきた人、人、人、人、人、人、人気者、人、人、人、人、人、人、人、人、よく注意してきた人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、お調子者、人、人、人、人、人、人、数学教師、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人……。
 最後の二人になったとき、ジーナはやっと終わると思っていた。
 校舎の一角。彼女の前に怯え切った少女が座り込んで、嫌と泣き叫ぶ。許してと言われても、ジーナは彼女の何を許せばいいのか分からない。
 これは儀式なのだ。
 ここに避難したとしても、校舎は刻々と文字になり、崩れている。彼女が外に出した人々以外にも、結局雨に打たれざるを得ない人々はいた。そう、最初から生き延びるためには、文字にならないことが絶対条件だったのだ。そんなことも、ここの生徒や教師たちは気づかなかった。
 ジーナは呆れ、指摘した。
「じゃあ、どうやってこの雨から逃れるの? どうしたって、時間とともに校舎は崩れるわ。そうしたら、同じことよ。私だって、仲間が欲しかっただけだわ」
 文字になるのなら引導を、ならないのならば仲間を、の言葉に、少女は食ってかかる。
「もっと別の道があったかもしれないじゃない! 少しでも、助かる道があったかもしれないじゃない! あんたがやったのは、ただの虐殺よ」
 その言葉に、ジーナは薄く笑う。その笑い方は、最初に校舎内で響いた嘲笑とよく似ていた。だが、彼女は似ていることに気づかない。
「子供ね、とても。あなたは子供でしかないわ。期待を胸にしたのは、あなただけではないわ。私だって、そう。……それに、最初に私たちを外--雨の下に出したのは、あなたたちだったじゃない」
 自業自得よ、と呟いたジーナは、少女の腕を掴む。嫌だと暴れる彼女を無視して、その場を動こうとした時、天井が崩れた。
「……あ」
 静かに驚いた声をあげたのは、少女か、それともジーナか。
 文字が少女の上に落ちていく。奇しくも、少女の腕だけが文字化を逃れ、ジーナの手元に残った。
「……あーあ。結局誰一人として同じ人はいなかったのね」
 ポイッと残った腕を雨の中に放り投げて、ジーナはその場を後にした。
「とりあえず、家に帰って……家まだあるかな。荷物作って、足りなかったら適当に他の家を探せばいいか。お母さん��、仕事中だったはず。ああ、携帯が文字化したのは面倒だなぁ。……うん、とりあえず、お母さんの職場に行って、お母さんの無事を確かめて……あとは」
 つらつらと、この後の段取りを決めていくジーナは、清々しい表情を浮かべていた。先ほどまで大変面倒な作業を終えて、疲れはしたが達成感に溢れているらしい。
「そうだ、都会にいくいい理由になるよね、これ。私と同じ人が、きっと都会だったらいっぱいいるかもしれないし」
 服これで大丈夫かなぁ、と心配する彼女は、足を自宅へと向ける。
「きっと私と同じ選ばれた人なら、こんな面倒で怠惰でくだらないことをしないはずだよね」
 ジーナは、昼の夏空のように染まった瞳に期待を乗せていた。
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nozomuishikawa · 4 years ago
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レンズメーカー「タムロン」の公式ブログ「TAMRON MAG」にて、2019年12月から2020年1月にかけて発売されたソニーEマウント用の小型・軽量で気軽に使えるリーズナブルな広角単焦点レンズシリーズ3本(20mm F2.8、24mm F2.8、35mm F2.8)の中の、“広角の世界を自由に切り取る”と掲げた、焦点距離24mmの単焦点レンズ『TAMRON 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051)』をカフェや夕暮れ時で使用したレビュー記事(撮影、執筆)を担当しています。
フォトグラファー 石川 望氏がタムロン24mm F2.8 (Model F051)で朝のカフェと夕暮れの河川敷に差し込む光を求めてスナップ撮影
TAMRON MAG/タムロン
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overmars · 2 years ago
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プロカメラマンが教える! 知っておきたい写真のこと100
高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。
常にRAWで撮影すること。
単焦点レンズでの撮影は、腕磨きになる。
写真編集はそれだけで、1つのアートだと言える。
三分割法は99%の場合において効果的である。
マクロ写真は誰でもできるわけではない。
UVフィルターはレンズキャップの役割もある。
写真フォーラムなんかに何時間も行くよりは、外に出て写真を撮った方がいい。
平凡な日々の生活の中にある美しい一瞬を切り取ること。それが、入賞作品になる。
フィルムがデジタルより良いというわけではない。
デジタルがフィルムより良いというわけでもない。
魔法のカメラやレンズなんてものは存在しない。
良いレンズを使ったからと言って、良い写真が撮れるとは限らない。
他の人の作品を見続けるよりも、自分の写真を撮りに行くこと。
パーティーにデジタル一眼レフは持って行くな。
女はカメラマンに弱い。
写真を白黒にしたからといって、アーティスティックな感じになるわけではない。
Photoshop使ったというと、なぜか人は急にあなたの写真の価値を下げる。こういう時は、「Photoshop」ではなく「デジタル暗室」という言い方をすること。
何でもかんでも写真に撮れば良いというわけではない。
少なくとも2つバックアップをとっておくこと。戦争での、2は1、1は0という考え方と同じ。
ネックストラップはやめて、ハンドストラップを使うこと。
被写体に近づくこと。大抵の場合、その方がいい写真が撮れる。
撮影中はその場の一員となること。傍観者にはなるな。
かがむ等して目線を下げて写真を撮ること。大抵の場合、その方がより面白い写真が撮れる。
技術的な心配をするよりも、フレーミングや写真の構成に注視すること。
機材にあるロゴを黒いテープ等で隠してしまうこと。これによって自分があまり目立たなくなる。
明るい日中に撮影する場合は、常に露出少なめ、2/3程度で撮影すること。
撮れば撮るほど、上手くなる。
露出や、アングル、F値を変えて同じ場所で数枚撮影するのを恐れないこと。
ベストの1枚だけを人に見せること。
コンデジもカメラである。
オンラインの写真フォーラムに参加してみること。
他の人の作品を批評してみること。
撮る前によく考えること。
良い写真に説明はいらない。(しかし、時に背景にある情報が画に意味合いを持たせることはある。)
お酒と写真の相性��良くない。
他のカメラマンから影響を受けるのはいい。しかし、崇拝してはいけない。
粒子は美しい。
カメラ用バッグは捨てて、メッセンジャーバッグを使うこと。レンズやカメラが取り出しやすくなる。
シンプルさが鍵。
フォトグラフィーは、「光で描く」という意味。光を操ること。
自分のスタイルを見つけて、貫くこと。
セカンドモニターは便利。
Silver EFEX Proは最適の白黒加工ツール。
どこに行くにもカメラを持って行くこと。
写真が人生を楽しむ障害になってしまってはいけない。
カメラを過保護に扱ってはいけない。使い倒すこと。
ストレートフォトグラフィーを撮ること。
自信を持って撮影すること。
写真と並列配置の相性は抜群。
写真は大きくプリントすること。見てると嬉しくなる。
写真を友人にプレゼントすること。
写真を他人にもプレゼントすること。
フレームに入れるのも忘れずに。
コストコのプリントは安いけど、質が良い。
友達と出掛けて写真を撮ること。
写真クラブに参加すること、又は自分でクラブを始めること。
写真は素敵なプレゼントになる。
他人の写真を撮るのはスリルがある。
自然体>ポーズとる。
自然光は最高の照明。
35mmはベストなウォークアラウンド焦点距離。
必要があれば、ISOを上げるのを恐れないこと。
どこにでも三脚を持って行く必要はない。
露出高めよりも低めで撮影する方が良い。
ホームレスの人を撮影すればアートっぽいと思っているのは、実に利己的だ。
全く期待していない時ほど、シャッターチャンスはやってくるものだ。
人間が写っている写真の方がより面白みがある。
ダメな写真をいくらPhotoshopしたところで、いい画になるわけはない。
最近では、誰でもかれでもカメラマンである。
パリに行かないと良い写真が撮れない、なんてことはない。良い写真は裏庭でだって撮れる。
デジタル一眼でポートレートを撮影する時に、グリップが下を向いている人は馬鹿みたいに見える。
カメラは道具だ、オモチャではない。
構成という点において、写真と絵画に大きな違いはない。
写真は趣味ではない。ライフスタイルだ。
言い訳はなし。
オリジナルな写真を撮ること。他人のスタイルをマネしてはいけない。
良い写真とは、見る人がもっと聞きたくなるようなストーリーを持っているものだ。
黒以外のカメラは、人目を惹きすぎる。
機材を多く持ち歩けば持ち歩く程、写真を楽しむ余裕がなくなる。
上手い自画像を撮るのは、思っているよりも難しい。
笑わせることで、モデルの人柄を引き出せる。
撮影中に怪しい人と思われないように。周りの環境に馴染むこと。
風景写真は飽きる。
写真を撮っている時は、まず楽しむこと。
撮った写真は消さないこと。
人や場所を撮影する時は、敬意を表すること。
路上で自然に人々を撮影する場合は、望遠レンズよりも広角レンズを使うこと。
旅行と写真は、最高のカップル。
ヒストグラムの読み方は知っておくこと。
ノイズのある写真は、ボケ写真よりもマシである。
雨の中で写真を撮ること��怖がらないこと。
完璧な写真を撮ろうと必死になるよりも、その瞬間を楽しむこと。
お腹がすいている時は、写真をとらないこと。
写真を通して、自分を再発見することは多い。
写真で得たインサイトを秘密にせずに、世界と共有すること。
写真を撮るのをやめないこと。
写真はただ単純に写真を撮るだけではない。人生における哲学である。
決定的な瞬間を切り取ること。
自分自身の写真ティップスリストを書くこと。
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hs999 · 2 years ago
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地味にやりたかった事
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この場所でこんなの撮りたかった。
今日できた!
この浮世絵の暖簾が好きで。
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shiromypost · 4 years ago
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すっかり陽が登るの遅くなってきた
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ha500cm · 5 years ago
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よければ https://h500cm.com/2020/04/18/boke/ #hassleblad #hassleblad500cm #film #filmphotography #film camera #ハッセルブラッド #フィルム #フィルム写真 #フィルムカメラ #フィルムに恋してる #iphone #光 #若葉 #ボケ #絞り開放 #ボケ写真が全てじゃない #写真の奥深さ #猫 #広角レンズの世界 #いいレンズ買えない言い訳 https://www.instagram.com/p/B_ID697lSv7/?igshid=1cinuvv0tf7xb
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moko1590m · 2 months ago
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2024年10月06日 18時00分 太陽を「超巨大望遠鏡」にするという途方もないアイデア
by NASA/GSFC/SDO
天体望遠鏡は、使用されているレンズや鏡が大きいほど多くの光を集めることができるので、暗い天体を見るときはなるべく大きい望遠鏡を使用することが推奨されています。望遠鏡は大きければ大きいほどいいという発想を突き詰めて、太陽を巨大な天然の望遠鏡として使ってしまおうという技術について、天文学のニュースを扱うメディアのSpace.comが解説しました。
Could we turn the sun into a gigantic telescope? | Space https://www.space.com/sun-gigantic-telescope-with-gravitational-lensing
電波望遠鏡では、アンテナの有効径が大きければ大きいほど解像度を上げることができるため、精度を追求する場合は広範囲に設置した複数の大型アンテナをつなぎ合わせる超長基線電波干渉法(VLBI)という手法が用いられます。
VLBIが大いに活用された場面のひとつが、巨大ブラックホールの撮像に挑んだ国際共同研究プロジェクト・イベントホライズンテレスコープ(EHT)です。世界各地の電波望遠鏡を連携させて、仮想的な地球サイズの電波望遠鏡として運用するこのプロジェクトにより、人類はこれまでに「M87*」と「いて座A*」という2つのブラックホールの輪郭を捉えることに成功しています。
地球と同じ銀河に存在するブラックホールの画像が初めて撮影される - GIGAZINE
さらに大きな観測ネットワークを構築するため、観測用の人工衛星を宇宙に飛ばすスペースVLBIという計画もありますが、Space.comは「ありがたいことに、太陽系の中心には太陽という巨大な望遠鏡が既に設置されています」と指摘します。
太陽そのものはレンズでも鏡でもありませんが、その巨大な質量から発生する時空のゆがみにより太陽のそばをかすめる光が曲げられると、まるで凸レンズを通過したかのように集束します。この現象は「重力レンズ効果」と呼ばれており、太陽が作る重力レンズを使って宇宙のかなたを観測しようという構想は、「太陽重力レンズ(SGL)」と呼ばれています。
EHTの性能は月面に置かれたオレンジを見つけられるほどだとされていますが、「太陽重力レンズ望遠鏡」が実現すればさらにその100万倍となる100億分の1秒角もの精度の望遠鏡が人類の手に入ることになります。
by Dani Zemba/Penn State, CC BY-NC-ND 4.0
もっとも、太陽を天然の望遠鏡として使うには、クリアしなければならない課題があります。
まず、太陽重力レンズで観測を行うにはレンズのピントが合うところまで行かなければなりませんが、太陽重力レンズの焦点までの距離は約550天文単位(AU)、つまり地球から太陽までの距離の550倍にあたる約820億キロメートルもあります。これは、地球から冥王星までの距離の10倍以上で、1977年に打ち上げられて地球から最も遠い人工物となったボイジャー1号との距離の3倍以上に相当します。
このため、太陽重力レンズでの観測を行うには地球から遠く離れた場所に宇宙船を送り込まなければならないほか、宇宙船にはそこにとどまり続けるのに十分な量の燃料を積む必要もあります。また、太陽重力レンズによって生成された画像は数十キロメートルの空間に広がるので、宇宙船はその範囲全体をスキャンしなければなりません。
太陽をレンズ代わりにするという発想の源流は、1970年代までさかのぼります。それから半世紀かけて蓄積された知識と技術によって考案された実用的なプランとして、小型軽量の人工衛星であるキューブサットを使う案が提唱されています。
この方法では、まず多数のキューブサット群をソーラーセイルで深宇宙に送り出します。そして、焦点距離に到達したら減速させて、各キューブサットが地球に送信した観測データをつなぎ合わせて分析します。
Space.comは「太陽重力レンズ望遠鏡は、人類が今後数世紀の間に作ることができるどんな望遠鏡よりも優れているでしょう。もっとも、望遠鏡はもう存在しています。あとは、カメラを適切な位置に持っていくだけです」と述べました。
(太陽を「超巨大望遠鏡」にするという途方もないアイデア - GIGAZINEから)
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lessthanface · 5 years ago
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tatsumine · 3 years ago
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