#小松成彰
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Every week, we bring you a treasure trove of captivating music videos from lesser-known, new and intriguing Japanese artists who deserve your support! Join us on this extraordinary musical journey as we shed light on the artists who often go unnoticed but leave an unforgettable impact. We also maintain a YouTube Music playlist
This week we highlighted music videos from: 🍙 after six poolside 🍙 sugar 🍙 LANPAZIE 🍙 ULTRA 🍙 なるぎれ (Nargile) 🍙 小松成彰 (Nariaki Komatsu) 🍙 Leetspeak monsters
Since 2020, AVO Magazine has been curating a list of seven music videos by Japanese artists and bands across various genres, from pop and rock to metal.
Enjoy the music!
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中井 りかは、日本のタレント、女優、YouTuberで、アイドルグループ・NGT48の元メンバー。愛称は、りか姫、りかちゃん。富山県富山市出身。太田プロダクション所属。 ウィキペディア
出生地: 富山県 富山市
生年月日: 1997年8月23日 (年齢 26歳)
音楽グループ: NGT48 (2015年から)
テレビ番組: 青春高校3年C組、 ふわり愛、 今日から友達になれますか?、 さらに表示
身長: 156 cm
事務所: 太田プロダクション
活動期間: 2015年 -
富山県の立山連峰が見える郊外の住宅地で育った。幼稚園の頃は人前に立��のが好きな「何をしても目立つ子」であったが、小学生になると、周囲となじめなかったことから、なるべく地味にしていようと心に決めていた。そのような環境の中で慰めてくれたのが、AKB48などのアイドルたちであり、自分もアイドルになりたいと思うようになったが、高校では保育士を目指し勉強していた。しかし、アイドルの夢を捨てきれず、2014年 AKB48 Team8 全国一斉オーディション富山県代表に応募。最後の2人まで残ったとの連絡は受けたが、その後の電話連絡に出られず次点となり落選。
翌年、高校3年生の時にNGT48第1期生オーディションに応募。 最終審査に残った場合、次回の48グループのオーディションは最終審査まで免除になるが、それを忘れ書類審査から参加。 2015年7月25日、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格し、同年8月21日に新潟市歴史博物館(みなとぴあ)でお披露目された。
2016年1月10日、『NGT48劇場グランドオープン初日公演』に出演。同時に他の15名とともにチームNIIIを結成。同年11月16日発売のAKB48の46thシングル「ハイテンション」で初めてAKB48のシングルの選抜メンバーに抜擢。同年12月、ライブストリーミングプラットフォームSHOWROOM上で2016年に視聴者から多くの支持を得たパフォーマー(SHOWROOMER)を表彰する『SHOWROOM AWARD 2016』における「BEST AKB PERFORMER」を松井珠理奈(SKE48)、野村奈央(当時AKB48)とともに受賞した。同年12月31日、第67回NHK紅白歌合戦に投票企画「AKB48 夢の紅白選抜」で33位に選ばれ、AKB48として出演。
2017年4月12日発売のNGT48のデビューシングル「青春時計」ではセンターポジションを務めた。同年5月30日から6月16日にかけて投票が実施された『AKB48 49thシングル選抜総選挙』において23位になり、アンダーガールズに選出される。同年11月17日にAKSから太田プロダクションへの所属事務所移籍を自身のSHOWROOMにおいて発表し、同年12月、太田プロダクションの公式ホームページに掲載された。
2018年1月15日に自身初のソロコンサート『中井りかソロコンサート〜中井りかキャンペーン中〜』をTOKYO DOME CITY HALLにおいて開催した。
2018年4月2日から「青春高校3年C組」の副担任(サブMC)としてレギュラーで出演(月~金、2020年3月27日まで)。番組内で出演者からは、りか先生と呼ばれていた。その後も様々なバラエティ番組のMCとして出演。
2018年6月16日に発表された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では37位となり、ネクストガールズに選出された。
2022年6月29日発売のNGT48 1stアルバム「未完成の未来」に収録のリード曲「しそうでしないキス」では、小越春花とダブルセンターを務めた。
2023年4月12日、デビューシングル『青春時計』リリース6周年記念イベントにて、グループ卒業を発表。卒業時期は同年夏ごろを予定しているとした。 同年8月2日発売のNGT48 9thシングル「あのさ、いや別に...」では、2度目のシングル曲センターポジションを務めた。
同年8月5日、「中井りか卒業コンサート〜推し変禁止は絶対命令〜」を新潟県民会館大ホールにて開催。 同月31日、NGT48劇場での卒業公演をもってNGT48から卒業
幼稚園のころからアイドルが好きであったが、小学生の時いじめられていた時期とも重なり、AKB48が出てきたころは自分は「アイドルになんてなれない」という思いや嫉妬心から「AKBなんて嫌いだし」と思っていた。しかし、心を動かされていることは自分でもわかり、ファンになっていった。
AKB48グループでは板野友美、小嶋陽菜を応援していたが、渡辺美優紀が「絶滅黒髪少女」のセンターで踊る姿に惹かれて以来、渡辺一本になったという。中井は渡辺を彷彿とさせるといわれ、NGT48に加入した当初は「釣り師」と呼ばれていた。性格はネガティブであり「豆腐メンタル」である。
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反スパイ法のない日本、外事警察の苦闘
櫻井よしこ
わが国は、四桁に迫る数の自国民を北朝鮮という国家権力によって拉致されたまま、約半世紀、取り戻せないでいる。
13歳で拉致された横田めぐみさんは59歳になった。母上の早紀江さんは、日本はなぜ、国民を取り戻せないのかと問い続け、新しく拉致担当大臣が就任する度に「真剣に取り組んでほしい」と要望する。歴代内閣は拉致解決を政権の最優先課題と位置づけるが、吉報は未だ訪れない。
第二次安倍政権の7年8か月間、安倍晋三総理を支えて国家安全保障局長等を務めた北村滋氏は、近著『外事警察秘録』(文藝春秋)の冒頭で当時の拉致問題への取り組みを記した。めぐみさんのものとされる遺骨が螺鈿(らでん)装飾の漆器調の器におさめられて日本側に手渡された時、その遺骨��警視庁鑑識課で横田御夫妻に示された。目に涙を浮かべた父上の横田滋さんが無言で坐る傍ら、早紀江さんが沈黙を破った。
「めぐみは生きていますから。これは警察の方でしっかりと調べて���さい」
早紀江さんは毅然と言い、「遺骨」を証拠として鑑定処分に付することを承諾して下さった。「それは娘の生存に対する確固たる信念の発露」だったと、北村氏は書いた。
周知のように、遺骨はめぐみさんとは無関係だと判明し、日本国内の怒りは頂点に達した。だが、振りかえってみれば拉致は金正日総書記が2002年に認めるまで日本での関心事にならなかった。遡って1988年3月、梶山静六国家公安委員長及び警察庁の城内康光警備局長が、「一連のアベック失踪事件は北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と答弁した。
北村氏の指摘だ。
「拉致事件について国会で閣僚と警察の責任者が断言し、それと前後して日本人が拉致されたことを示す具体的な情報が複数取りざたされていたが、それでも捜査に追い風は吹かなかった。北朝鮮の国家犯罪の追及は当時、日本政界を支配していたムードに逆行するものだったのだろう」
事実、89年7月には土井たか子、菅直人の両衆院議員らが北朝鮮の工作員・辛光洙の釈放を求める要望書を韓国に送り、90年9月には自民、社民両党が「金丸訪朝団」を結成して訪朝した。当時は日朝友好親善の機運が高まっていたのだ。
世界一、与し易い国
警察が拉致を防げなかったこと、捜査が進捗しないことについての批判は依然として強い。北村氏は言い訳するつもりはないとしたうえで、日本国の体制に注視する必要性を指摘する。まず第一に、スパイをはじめわが国の国益を深刻に侵害する犯罪を直接、適切な量刑で処罰する法律がないことだ。米国では死刑、終身刑、数十年の懲役刑となるような犯罪が、わが国では北朝鮮のスパイ事件に見られるようにほぼ全員、軽微な刑罰にとどまると北村氏は指摘する。
警察庁が認定してきた1950年から81年までの北朝鮮スパイ事件42件に限れば適用された罪名は「出入国管理令違反」等の微罪にすぎず、執行猶予が付くケースが多いという。
第二次安倍政権が「特定秘密の保護に関する法律���(特定秘密保護法)を難産の上成立させたとはいえ、今もまだ拉致問題に典型的に見られる対日有害活動を直接処罰する法律は制定の動きすらない。安全保障に疎いわが国の、これが現実である。
『外事警察秘録』の頁をめくる度に、日本の安全保障体制が法的にも国民の意識という点においても如何に貧弱かを思い知らされる。北村氏が41年間のキャリアを振りかえって取り上げた事件は拉致問題、重信房子の日本赤軍、麻原彰晃のオウム真理教、暗躍する中国スパイなど、実に幅広い。一連の事例から浮かび上がるわが国の姿は、悪意を持った犯罪者にとって恐らく、世界一、与し易い国のそれではないだろうか。
日本と日本国民を守る手段(法整備)に事欠く中で、北村氏らは国内世論の無理解、日本政府内に蔓延する気概の喪失とも戦わなければならなかった。たとえばオウム真理教事件で、早急に打つべき手のひとつが麻原彰晃ら最高幹部の国外逃亡阻止だった。
彼らは当時頻繁にロシアに渡り、レーザー兵器、ウラン、軍事用ヘリコプター、毒ガス用の検知器、自動小銃などを入手した可能性があった。そこで北村氏ら外事警察は「旅券法に基づいて、麻原に旅券返納命令を出してほしい」と外務省に要請。95年3月30日、警察庁長官の国松孝次氏が狙撃された当日のことだ。外務省担当者はこう返答したという。
「返納命令を発出してもし報復テロの対象として我々が狙われたらどうなりますか。警察庁長官ですら銃撃から守れなかった日本警察に部外者の我々を守り切れるのですか」
テロリストの思う壺
最終的に旅券返納命令は発出されたが、恐怖心を煽って政治的目的を果たそうとするテロリストの思う壺にはまっている日本の姿がそこにあった。氏はまた警察庁外事情報部長だったとき、スパイ事件に関する日米の分析検討会議に出席した。日本の摘発事例を説明した際、米側の出席者がたまりかねた様子で尋ねた。
「日本警察が摘発した事件では、そもそも公訴の提起がなされなかったり、スパイ協力者に対する求刑が懲役一年から二年程度だったりすることが多い。判決では執行猶予が付され、釈放されるケースばかりだ。なぜなのか」
日米同盟という関係の中で、日本から情報が漏れれば米国も一蓮托生だ。米国側が懸念するのは十分に理由のあることなのだ。
北村氏は、日本の刑事法にはスパイ行為を直接罰する罪が存在しないこと、したがって捜査機関は、スパイがその情報を入手するためのプロセ���を徹底的に精査し、あらゆる法令を駆使して罪に問える罰条を探し、スパイ協力者はその共犯として立件すると説明したが、到底、理解してもらえなかったという。
「米国では、情報を漏らした者はもとより、情報を探知し、盗み出した者を、より重罪とする。量刑は最高で死刑だ。(中略)終身刑や被告の寿命を遥かに上回る数十年の拘禁刑という事例も散見された」
北村氏はこう書いたが、これは中国、ロシアを含めておよそ世界の国々の常識であろう。
インテリジェンスの専門家が振りかえる安倍政権、7年8か月の軌跡は、案件のひとつひとつが生々しい記憶をよび起こす。独立国としての日本の再起に文字どおり命をかけた安倍晋三総理。第二次政権発足の翌日、内閣情報官としての第一回総理ブリーフィング(報告)を終えて退出する北村氏に安倍総理が声をかけた。
「これからも時々、報告に来てください」
週一回だった定例報告はそれ以来、週二回となった。安倍総理はインテリジェンス報告に多くの時間を割いた。情報こそが国の命運を決することを正しく理解していた宰相なき後、わが国の前途は多難である。
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猛男教师和他的可爱孩子
勇是这所学校的体育教师,同时也是健美爱好者。他带领着这所学校的初中四个班,都是一群十三四岁的小孩子。其实勇可以有更多更好的选择。和他一起大学毕业的朋友都自己开起了健身房,而一直以来在在他们之中获得最多奖项的勇却没有走向健美的道路。朋友和亲戚都很不理解,只有他自己知道,他深深的迷恋十几岁的孩童。特别是那些长得白皙,眼睛大大,很乖巧或很精灵的小男孩,所以他到这所学校直接就要求要带领初一到初中三年级的体育。
三十岁的勇长得很粗壮,长期健美练就的一身饱满肌肉,即使包裹在运动服中也像是要呼之欲出,胸部,肩部总是把衣服撑得那麽饱满。但勇不像一般健美爱好者那麽蛮野,他的五官很端正,让人看着很舒服。所以一帮小孩子很乐意跟勇亲近每个人都有一段悲伤,想隐藏却欲盖弥彰。在外人看来各方面条件都好的勇,一直以来都过着自我压抑的生活。从身体发育成熟后他就有难言之隐。他不爱漂亮女孩,只喜欢十四五岁的小男孩,看到孩子天真的玩闹和红嫩细薄的嘴唇,和大大水汪汪的眼睛,这个成熟和粗壮的男人就会不由自主的兴奋和愉悦。接近和触摸到男孩子粉嫩的脸和身体,他的分身就会不由自主的博大。想过很多办法让自己远��这种在外人看来可耻的爱好,但是他做不到,和乖巧的小男孩在一起让他快乐。发自内心的快乐。级裏有几个是勇很喜欢的孩子,他会特别的关照他们,初二(三)班的小伟是他很中意的孩子,挺文静又从骨子裏透着那股子倔强,簿薄的嘴唇,大大的眼睛,白白的皮肤,勇很爱跟他在一块,看着他,勇就会很快乐和觉得激动。小伟是个比较孤僻的孩子,他不吵闹,却对事物有自己分辨能力,他很安静但各项运动他都能玩。这个外表羸弱的孩子有颗早熟的心。所有教师中他最喜欢语文老师和体育老师,语文老是是个老头,但很慈祥和理性,很博学,体育老师是个让他喜欢远远看着又不敢接近的中年男人。他喜欢语文老师的博学,但体育老师的体形和他刚毅的脸,柔和的表情,让小伟自然而然产生一种崇拜和喜欢。小孩子还不知道自己是怎麽了,只是身体很自然的告诉他,他对这个叫勇的老师有好感。
这是个夏天的傍晚。学校放学了,都是走读的孩子大多都回家了,小伟在操场玩乒乓球拖到现在,家裏今天没有人,父母去了外地的外婆家,饭菜都放好了在家交代小伟自己过一天。十几岁的孩子不喜欢也不情愿一个人在家呆着,所以他在学校拖到这麽晚也不愿回去。这裏上演着快乐,洋溢着健康,满载着你的喜怒哀乐。教堂路西街,勇在学校有个单身宿舍。他在和学校老师举行完篮球赛后出了一身汗,比赛结束了,他脱掉背心拿来擦着额头的汗,远远的看到小伟在看着他们打球,心想这孩子怎麽这麽晚还不回家。他就朝小伟走去。西下的阳光涂抹在勇光裸的背上,汗水反射着光线,结实饱满的胸部随着呼吸一起一伏,高高耸起的胸口上有汗珠。
「小伟,这麽晚了怎麽还没回家?」看着这个雄壮结实的身体走近自己,看着自己崇拜和喜爱的老师关心的问自己,小伟有些害怕又有些激动的说:「爸妈都去外婆家去了,自己一个人不想回家。」 「那怎麽行?要不你在我这裏过一晚,不过要先给你父母打个电话。」 「好,」小伟紧张又兴奋的回答勇给小伟的父母打了电话,说孩子一个人怕在家过夜,让他们放心把小伟留下来他照看着。小伟的父母自是很高���,感谢大勇老师并说麻烦他了。
勇其实心裏很高兴,每天晚上是他最难熬的时间,一个人很孤单,现在有自己喜欢的人陪着一起,他也很开心。领着小伟走回宿舍。天渐渐的就暗下来了,坐在床头,小伟靠在床边把书包放下。他看着大勇老师刚打完球出一身的汗,呼吸时起伏的胸,他很紧张和兴奋,突然他拿过勇老师那脱下来的背心说。勇老师,我给你擦汗。接着就凑到大勇跟前替他擦着脖子和胸口的汗水。大勇很激动,屏住了呼吸,看着小伟小手在自己身体上划过,一阵紧张和快乐。接着说,好了小伟,老师身上汗水多,别蹭到你身上了,你等等,我洗洗就一起去吃饭。要不先一起去吃饭然后回来洗,老师怕你饿着了。呵呵。小伟说好。就由勇牵着他去了食堂吃饭。夏天的傍晚还是很闷热,大勇很高兴的请小伟吃了一顿,起初小伟有面对着自己崇拜的大人的紧张,在大勇温和的照顾下便熟起来,换下紧张完全是一种跟自己喜欢亲近的人在一起的兴奋。从去到食堂小手就一直由大勇牵着。
吃完饭两个人牵着手回到大勇的宿舍,两人都满头大汗。坐在床头,大勇牵过小伟看着,看他红而薄的小最抿着,白皙光洁的额头上也冒汗了,脸红扑扑的,小手抓在自己粗大的手中,那麽柔嫩。用那双又黑又大的眼睛盯着自己看。大勇腾的一下就觉得全身燥热起来,额头冒更多的汗,刚打完球那宽大的运动篮球短裤被自己的粗大撑起一个帐篷。小伟还是用无辜和纯净的眼神看着他。还是小伟开口了。
「大勇老师。你怎麽出这麽多汗啊。你脸怎麽红红的??你发烧了吗?你的手也好烫。妈妈说我发烧的时候跟你现在一样,脸通红直冒汗。」说完探出自己的小手往大勇额头上探去。冰凉的小手触摸到大勇滚烫的额和脸的一刹那。大勇忍不住「嘶」地吸了口气,浑身的神经都绷紧了,胸口耸立得老高。「我给你擦擦吧。」说完小伟就用小手在大勇的额上脸上抹汗珠。大勇腾地抓住小伟的小手。看着小伟纯净和黑亮的眼睛,然后放开了自己的手,倒撑在身后仰在床上,任由小伟的小手在他的额和脸上宽大的肩膀上和起伏的胸脯上抚抹汗珠。只是冰凉的小手抹到哪裏,哪裏的神经就绷紧并同时嘴裏发出轻快的「嘶」地吸气声。大勇闭上眼睛,此刻他像是飘了起来升上了太空,小伟的小手在他身上轻巧的抹拭,惘如心底那根铉被拨动。他安静的享受着当下,小手带给他身体上最无法���说的快乐大勇陶醉了。这个自己喜爱的少年在轻柔的抚摸着自己的身体。他多想让这个俊俏的少年亲近自己,他想把自己完全的交个这个靠在他身上的少年。他全身的肌肉都绷紧和鼓涨了起来。他的下体也迅速的膨胀,壮大,灼热。
小伟只是很想亲近这个他喜欢的老师,他看见老师身上那麽多的汗珠,老师混身都发烧般变红。他想帮他抹去身上的汗水,或者是大勇老师鼓胀的肌肉吸引着他想把自己的小手附上去吧,他紧张的用手去抚摸大勇老师的脸庞和胸口的肌肉,触摸到那灼热的皮肤,和结实的肌体,小伟完全放松了,一边用手抹去汗水,一边尽量多的用手掌抚摸着大勇老师的肌肉。高大,英俊,结实,饱满的大勇老师的身体在自己的手掌下。看着老师闭着眼,双手撑着身下的床板身体往后仰,一副轻松陶醉的样子,小伟也陶醉了,小手抚摸着大勇老师的肌肉,从最初的抹拭汗水,到用整个手掌去感受大勇老师膨胀起来的肌肉。不知不觉中,在小伟有意无意的触碰撩拨下,大勇那铜钱大的乳头在顶上珠硬了起来,肌肉也绷紧起来,下体胀得通红,随着小伟小手的抚摸,大勇的眉头一阵紧颦又一阵快乐的舒展。
不知不觉,小伟把他的手停在了大勇老师的右胸上,硕大的胸大肌撑着小伟的手,小伟用掌心感受着大勇老师珠硬的乳头。不由自主的把他的左手也放在了大勇老师的左胸乳头上。不喑世事的小伟不知道被什麽力量牵引着就用他的指头揉捏起大勇老师的突起的珠硬的乳头来。「啊,嘶」大勇忍不住轻呼出声音来,身体往后仰得更厉害,眉头颦紧,脖子往后仰。小伟愣愣的看着眼前的大勇老师。那个他崇拜,他喜欢的成熟的老师,此刻在他双手下,这种表情,让他纳闷。高大粗壮的大勇老师因为快乐的仰着身体,用他的胸肌撑着小伟。小伟看老师舒展开眉头,闭着眼嘴角露出微笑,没有提出制止他,而他也从中感觉莫名的快乐和紧张兴奋。他接着又环绕着老师隆起的胸大肌抚摸起来,并跪在床沿爬在老师身上,他看着自己身下这具庞大的结实的鼓胀的勇老师的躯体,他忽然把头埋下去用小小的薄薄的嘴吸上勇老师那颗突起的珠硬的乳头。「啊!!!!」一声暴喝,大勇努力的把身体向后仰起绷紧以分解乳头上麻酥酥氧呼呼带来的刺激。小伟温软的舌头划过大勇的乳头,偶尔牙齿磕碰着乳头,那种酥麻和隐约的刺痛让大勇觉得好爽好燥热,快感从乳头扩散到胸口再扩散到全身。大勇的结实身体忍不住的强烈起伏,不停大口的吸气,眉头频繁的颦紧又快乐的舒展。终于他猛的睁开双眼盯着身体上方这个可爱的带个他最强烈快感和刺激的少年,他绷紧身体,抓着小伟的胳膊一转身,把小伟娇小的身体放在了床上,自己弓起身体俯视着小伟。
大勇把小伟放在床上平躺着,他自己跪趴在小伟身上,静静的看着小伟,身体的呼吸不断的加大。突然他俯下身,把他刚毅的脸附在小伟下小的肚子上,用心感受着小伟的身体的起伏和心跳。有突然把小伟抱起来,把小伟的脸贴紧他不段起伏的胸口。
大勇老师把小伟的头贴近他胸口的一刹那,小伟使劲嗅着这个猛男身上强烈的男人味和汗味,这让他陶醉,大勇把小伟的头紧紧的贴着他的胸,这让小伟更多的用脸去感触这个猛男的结实胸膛,能清晰的听到猛男身体裏发出的强烈的快速的心跳声。小伟用手分开大勇的双臂,他把大勇推着往后躺倒在床上,大勇此刻安静的听从着小伟的安排,顺着小伟的手就躺在床上。小伟骑坐在大勇那有着八块线条分明腹肌的腹部,双手按住大勇耸起的胸肌。大勇顺从的躺着,很安静很放松的躺在这个小孩的身下,他把自己庞大的身体交个这个他喜欢的孩子。小伟按在大勇胸肌上的手开始滑动,沿着胸肌的轮廓往上。他把大勇的手?起,意识大勇把手?起放在脑后。大勇顺从的把粗壮的胳膊?起枕在脑后。腋下浓密的腋毛和结实的背肌袒露出来。小伟埋下头,一边用手抚摸大勇胸大肌一边把小嘴舔上大勇的乳头然后往上滑一直舔,舔往大勇的袒露的腋窝。浓密的腋毛和依稀的腋下味道。小伟的小手往上抚摸到大勇鼓起的胳膊上的肌肉,舌头停留在大勇腋窝处舔拭。
小伟把身体往上挪挪,一屁股坐在大勇的最鼓突的胸口上,他的手离开大勇的胳膊,放在大勇头上。此刻的大勇被小伟舔拭得魂不守舍,紧闭着眼痛苦的享受着小伟给他带来的刺激。小伟安静得用小手俯上大勇的头,抚摸大勇又粗又硬的头发,小手滑到大勇的脸上嘴角鼻子上嘴上,大勇忍不住张开嘴舔吸着小伟的手指,大勇闭着眼,把手从脑后拿出来伸出手指,小伟也把那粗大的手指拿过来放在自己小巧的嘴上用舌头甜滑指肚。「啊,嗯,嗯,哦…」大勇的嘴翕了翕,眉颦了颦,明显的陷入了一种快感中。小伟把大勇的手指肚舔了舔然后又转到粗大的掌心,掌心连心,大勇被小伟的舌头舔得心都麻酥酥的。
大勇慢慢的张开眼,温和的看着小伟,慢慢的把小伟的裤子褪下。小伟又往上挪了挪,坐到了大勇粗壮的脖子上,小伟小而嫩的鸡鸡也挺了起来,稀疏的几根毛表示着他的轻稚。小伟下意识的把自己的小鸡鸡往前挺。大勇却?起头,目不转睛的深清的盯着小伟的眼睛一边把小伟挺立的小鸡鸡纳入自己的口中,一阵温热一阵柔暖。小伟觉得自己的坚挺像放在了暖炉裏被大勇的性感的嘴包裹。小伟一阵兴奋,抓着大勇的头发就使劲往裏挺。小伟的动作大起来,一下顶得太深了让大勇有些喘不过气来。小伟只是狂乱的挺动着,鸡巴从嘴裏滑出来也不管,一屁股坐在了大勇的脸上。高大粗壮,伟岸成熟的猛男大勇现在被一个他喜欢的十四岁的少年小伟坐在他的脸上。大勇抚摸着小伟白嫩的屁股,使劲嗅着这个单纯的孩子下体的味道,他伸出舌头舔拭着小伟的下体,从鸡巴到鸡巴根末到小伟的小屁眼到股沟。小伟哪裏尝过这等的舔拭,身体不断乱颤,呼吸蕴乱。
小伟不顾一切的把身体往后退回到大勇的胸口然后一头埋下去用他小小的嘴去亲吻大勇老师的嘴,几番纠缠,一大一小两个温软的舌头互相探入对放的口腔裏搅翻吸吮。小伟往后一挪,把身体整个贴紧压在大勇老是身上,然后用手抱紧大勇的胳膊和肩,把头埋在大勇的脖子裏哭大勇急促的呼吸,胸口急剧的起伏,当小伟抱紧他把头埋在他脖子裏哭的时候他的眼裏也泛起了潮气。这裏大勇抱起小伟到浴室,仔细的给小伟清洗着身体,大手颤抖的抚摸着小伟的每一寸肌肤,然后把小伟深情的抱入怀中,回到床上,大勇对小伟说:「我现在是你的了,我的宝贝。」小伟笑着盯着大勇。小孩子的天真和小聪明让他更可爱。:「你现在是我的了?我要你做什麽都可以吗?」 「是的宝贝。我亲爱的小伟。」 「躺下,手放在床头」大勇立刻很乖的听从小伟的命令并开心的笑着看小伟下一步有什麽好玩的事情。
「大勇老师」 「别叫我大勇老师,叫我勇或大勇,我是你的大勇」大勇打断和更改小伟的称呼。「小伟,我喜欢你,喜欢你对我做的一切。」小伟开心地笑着。「我也爱你,」小伟再次仔细的大量眼前这个三十岁的体育老师。宽厚的肩膀,结实的肌肉突出的胸,线条清晰的腹部,粗壮的大腿,刚毅的脸,大而挺的鼻子,还有下身此刻正一跳一跳要博起的坚挺。
「勇」 「嗯」 「趴下」大勇听从的趴下,跪起来,我要坐在你背上。大勇跪着,等小伟跨坐在他宽厚的背上。小伟趴在勇宽厚的背上,背部没有一寸浮肉,结实饱满。小伟把手探到大勇身下,两手抓紧大勇的胸肌和乳头。驮我爬几圈。小伟改不了孩子爱玩的天性,虽然是玩闹但小伟的手抓着大勇光裸的胸肌和乳头,偶尔一用力抓紧让大勇觉得浑身手刺激。几圈下来后小伟拍着大勇的肩膀说:「好了,勇,停。」我要你靠着床拦杆坐。把手两边伸开来。小伟又从桌上找来两个绳子把大勇的手绑在拦杆上。大勇只是愉快的看着小伟笑。这是他三十年来觉得最兴奋和快乐的一天。他喜欢眼前这个美少年对他做的一切,一切都让他那麽的快活。
小伟绑着了大勇的双手。然后退后看着眼前靠拦杆躺坐的结实猛男。「勇,你是我的,我喜欢你。」说完大伟从桌上拿来了番茄酱。小伟先是捧着大勇的脸一阵亲吻,舌头探入大勇嘴裏舔吸。然后他退后。甜蜜的微笑着看着猛男大勇。「勇。我想吃了你。」 「你来吃了我吧。我喜欢被你吃。」小伟笑着把番茄汁从罐子裏朝大勇隆起的胸肌肉和突出的乳头上滴。冰凉的番茄汁滴到大勇滚烫的胸肌上,大勇「嘶」地吸了一口气,整个乳头传来快乐的感觉,那块左胸肌肉绷紧鼓起。紧接着小伟趴下来把舌头在和着番茄汁的乳头上舔过,一阵揪心的���让大勇紧闭着眼颦起了眉头。同时下体也腾地跳了起来。
小伟把大勇的左右两个乳头和两边腋窝都淋上番茄汁涂抹上冰凉的果酱,然后用温软的舌去舔吸,让大勇不停的鼓起被舔吸部分的肌肉,大勇不停地扭动着身体。结实的身体绷得紧紧的以卸掉那让要人命的强烈快感。小伟抚摸着猛男大勇的每一寸结实的肌肉。用冰冷的果酱和温热的舌头让这具庞大的结实躯体在他瘦小的身下痛苦又兴奋的扭动。大勇大口的吸着气,不断扭动着身体每一寸肌肉,嘴裏发出「啊啊…哦噢…啊…」 的强烈快乐的呼喊。小伟看着大勇扭动身体,知道他在快乐的享受着。他笑着把大勇的那撑得不能再撑快破了的内裤扯下。用小手握紧大勇那根大吊。把整瓶果酱拿过来,把那坚硬的灼热的,不停跳动的大棒整根插入果酱裏,火热的大鸡巴猛地被放入冰凉的果酱裏。冷的刺激让大鸡巴猛的又涨了一圈。大勇「啊~」地一声把头仰靠在墙上,头上直冒汗胸口剧烈的起伏。
小伟拿出糌满果酱的大鸡巴,伸出他小而粉嫩的舌头,从鸡巴的底部舔拭上去「噢~啊~~啊~~我靠~啊宝贝~~爽死了快不要停下~~啊~~」 小伟一下一下慢慢地舔着这糌满果酱的大鸡巴,看着大勇不停扭动身体又痛苦又爽地样子,这个猛男此刻的样子才最性感。小伟问,「难受吗?还要吗?」「不宝贝,太好了,不要停下,噢,太爽了,快别停下好吗?」 小伟笑了接着舔着越发粗大的鸡巴。一下一下,突然发现大勇的龟头成了紫红色透亮。脸部更是扭曲得强烈,身体起伏得厉害全身都冒起一层细密的汗。嘴裏不停地喊道:「哦宝贝不要停下,求你了,快…哦…我快要…哦…不要停。求你了宝贝…」 小伟却突然放下了手中粗大的坚挺。微笑的看着大勇。大勇在关头上刚想激射,小伟却停了下来,把大勇鳖得脸通红。「伟,宝贝,快,再给我舔几下好不好。求你了,哦。我什麽都是你的,快不要停下。」小伟却起身,只是小,手抚摸上大勇渗满汗水的胸肌,拨弄着大勇激突的乳头然后小伟命令道:「把腿?起来。」 大勇下意识的听从着。只见小伟把果酱用手涂抹在大勇鸡巴的根部和屁眼部,一阵冰凉,然后小伟趴下用舌头一下下舔着涂抹了果酱的下体。被绑着双手的大勇猛地扯动着绳子,把身体强烈地扭动着发出啊阿啊~~地低呼,但小伟的舌头始终在大勇私处舔拭几度探进大勇的蜜洞。「啊~~我受不了了~~啊~~快~~啊~~求你了宝贝~~啊~~不要。」
看着眼前着猛男大勇在最大的兴奋当中,小伟说,好了,就要好了。接着他把自己小而坚挺的鸡巴和着果酱塞进大勇的蜜洞,一手扶起大勇的坚挺一下下加快速度的舔吮。大勇则扯动着绳自鼓胀起肌肉,猛烈的呼吸和兴奋着,一声猛吼:「啊……。」大勇粗壮的鸡巴激射出一股股白色浆液落在大勇鼓突的胸口和乳头上。而小伟也啊哦了一声似乎把一部分东西留在了大勇的身体裏小伟扑在大勇起伏的胸口上把脸和勇的胸口靠得紧紧的,听着大勇结实的心跳声嘴裏一遍遍地说着:「你是我的,你是我的,勇老师你是我的…。」
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58年にわたる闘いがついに決着 袴田巌さん(写真/時事通信社) 9月26日、今から58年も前の昭和41年に起きた袴田事件の再審裁判の判決が静岡地裁で下される。 検察は国家機関の面子のために袴田が真犯人だと主張するだろうが、証拠が警察に捏造されたことが暴露されていることなどから無罪になる公算は大きい。 無罪の場合、戦後の4大冤罪死刑事件と数えられる、免田事件(昭和23年、熊本県、同58年無罪)、財田川事件(昭和25年、香川県、同59年無罪)、島田事件(昭和29年、静岡県、平成元年無罪)、松山事件(昭和30年、宮城県、同59年無罪)に、この袴田事件が加わり、5大冤罪死刑判決となる。 そうなると、冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」がさらけ出され、国民から警察、検察、裁判所は信頼を一層なくすことだろう。 この袴田事件は突如として起きた冤罪と思う人もいるかも知れないが、そうではない。日本の司法には昔から冤罪体質があり、それが起こしたといってもよい。 中でも袴田事件が起きた静岡県内では戦後に次のような冤罪事件が起きていた。 ・幸浦事件(昭和23年、袋井市、死刑、ほか求刑、同38年無罪) ・二俣事件(昭和25年、浜松市、死刑求刑、同32年無罪) ・小島事件(昭和25年、静岡市、無期懲役求刑、同34年無罪) ・島田事件(昭和29年、島田市、死刑求刑、平成元年無罪) 紅林麻雄という「負の遺産」 これらの事件の背後には後に「冤罪王」「昭和の拷問王」と呼ばれた紅林麻雄(1908~1963)という静岡県警の刑事がいた。 例えば二俣事件。静岡の片田舎で一家4人が何者かに惨殺された事件だが、地元の二俣署では犯人が中々捕まえられなかった。 そこへ名刑事と呼び声高い紅林が派遣され捜査をした。紅林は証拠もないのに地元の少年を犯人だと決め付け逮捕し、部下に少年がボロ雑巾のようになるまで拷問させ、嘘の自白をさせた。 それを知った二俣署の山崎巡査が少年にはアリバイがあり犯人ではないと批判する。すると、紅林は「少年がアリバイのために時計の針をずらして工作した」と言いがかりをつけて、少年を犯人に仕立て上げた。そればかりか批判した山崎巡査を捜査から除外し、精神異常者であると医師に診断させ、警察も辞めさせた。 紅林は他の島田事件でも知的障害のある青年を証拠もなく捕まえ拷問し、自白させ、証拠を捏造するなど狡猾なことを繰り返し、無実の人を死刑囚にした。そんなことばかりして「手柄」を上げていったのである。 そんな紅林の姦計を知ってか知らでか警察上層部や検察が紅林は��秀な刑事だとし表彰した。それが在職中に351回もあったというから常軌を逸している。 是正されなかった冤罪体質 その後、二俣事件など一連の裁判が行われ、次々と死刑判決が無罪判決に転じると、さすがの警察上層部も不信を抱かざるをえなくなり、紅林を訊問した。それに対し、紅林は「私は間違っていない。国の治安のために家族の幸せも顧みずに働いたこの私のどこが悪いのか」と自己弁護をしたという。 しかし、結局紅林は警察を退職した。その後、家で酒浸りになると体を壊し、昭和38年に55歳の若さで脳出血により死去した。 これを機に静岡県警での冤罪体質は是正されると誰しもが思ったのではないか。 しかし、紅林が死去した3年後の昭和41年に問題の袴田事件が起きた。味噌会社専務の家族4人が殺害された上、放火されるという傷ましい事件である。 警察は事件の捜査をしたが、中々犯人が捕まらない。事件を担当した清水署には市民から警察は何をやっているのだ、と責め立てられる。上司は上司で部下に早く犯人を捕まえろと命令する。 上司は任務する短い期間に大事件が起きると、自分の出世に響くために早く片付けたいのである。雲の上の存在の上司に命令された部下たちはヘビに睨まれた蛙のようになり、何とかしなければならないと焦る。 その時、部下たちの頭に浮かんだのが紅林のやり方である。 日本の司法は発展途上国並み 清水署には紅林の下で働いた部下が何人かいた。結局、誰でもいいから犯人に出来る者を捕まえて無理矢理自白させればいい。証拠が必要ならば捏造すればいい。そうすれば何もかも安泰だ。 実際、稚拙な証拠を捏造し、袴田を死刑囚に仕立て上げた。紅林死すとも冤罪体質は生きていたのである。 だが、これらの警察、検察、裁判所の姦計も担当弁護士らの地道な尽力によって解明され、今、ようやく無罪判決に辿り着こうとしている。弁護士らの努力がなければ、袴田を始めあまたの冤罪被害者が刑場の露と消えていたことだろう。想像するだに日本の司法は恐ろしく発展途上国並みだと思わざるを得なくなる。 もし、袴田事件が無罪になったとしても喜んでばかりいられない。 現在、日本では「北稜クリニック事件」「日野町事件」「大崎事件」などのように牢獄から冤罪を訴えている人たちはまだまだたくさんいる。流れ作業のように判決が済んだからそれで終わりと刑務所、拘置所に放り込んでおくのではなく、無実を訴える者には納得するまで裁判を開き意見を聞いてやるべきだろう。 そうでなければ、無実の人たちを司法殺人で闇に葬ることになる。そうならないためにも警察、検察、裁判所にはより一層の慎重さを望むと共に、市民の我々も司法の動向を見据える必要がある。 具体的には証拠開示の制度化や再審��始に関する検察の抗告禁止などの法改正である。それらが確立しなければいつまた静岡だけでなく、自分の身の回りでも冤罪事件が起きないとも限らないからだ。
静岡県警が生んだ《昭和の拷問王》の呪縛に終止符か…再審判決「袴田事件」が突き付けた冤罪大国・日本の「司法のいい加減さ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
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アメリカが主導した昭和天皇の戦争犯罪の証拠隠滅
昭和天皇と731部隊
http://blog.livedoor.jp/nobug51/archives/1103925.html
欧米の帝国主義にならって、日本も中国侵略を真剣に考え、実行していった。
当時、天皇は現人神であり、日本国においては絶対の存在だった。小さい頃から、家庭や学校で天皇を拝み、学校では教育勅語を奉読され、天皇のために死ぬことが最高の価値のように教えられた時代でもあった。
日本の傀儡政権が満州に成立すると、早速、その地で、安くて強力な兵器(貧者の核爆弾)の開発を目指した。その中心になったのが陸軍軍医少佐の石井四郎であった。
1936年、天皇の認可の下に中国ハルピンの郊外平房の広大な敷地に研究施設を作り、東京の陸軍軍医学校やその他の石井のネットワークと連携しながら、中国人・朝鮮人・ロシア人・モンゴル人などをマルタと称して生体実験・生体解剖などをし、試行錯誤を重ね、より強力な細菌兵器の開発を目指した。
そこで開発された細菌爆弾(陶器爆弾)は中国の都市で実戦された。ペスト菌で多くの被災者を出し都市は混乱した。
研究成果は思ったよりも上がらず、兵器の開発を急いだが、時すでに遅く、ソ連の参戦を許してしまった。
ソ連が参戦するや否や、軍部・天皇はいち早く731部隊の証拠隠滅をはかり、建物を爆破し、収容されていたマルタを全員殺し、731部隊員を急遽日本へ戻した。
これも戦争犯罪がばれると、天皇にもその責任が問われることになるからだ。
731部隊にも何人かの皇族が行き来し、実際731に係わっていた皇族もいた。東条も足を運び、大元帥昭和天皇の耳にも731についての情報は入っていたはずである。
莫大な予算をかけ、全国の優秀な医学者を集めて作られた731部隊は、軍部・天皇がもっとも期待していた部隊ではなかったか?
戦後、アメリカは731部隊幹部の尋問を細菌兵器の専門家に担当させた。
ところが、731部隊幹部は事実を隠し続け、人体実験はしていないと嘘を通した。
1947年(昭和22年)1月に、ソ連が石井ら日本にいる731部隊員の尋問を要求した。ソ連とアメリカの交渉により、人体実験のことが明らかになると、アメリカは人体実験・細菌戦のデータを独占しようと、石井らと打ち合わせをする。その結果、ソ連の尋問は形式的なものになってしまった。
731の戦犯追及をしていた占領軍(アメリカ)の法務部の活動はアメリカ自身の手によって強制的に停止され、詳細なデータはアメリカが独占することになり、東京裁判では731部隊のことは裁かれなかった。
マッカーサーと本国アメリカとの交渉の中で、データの独占のこともあったが、もう1つの大きな懸案は、天皇にその責任が及ばないようにすることだったのではないか?
マッカーサーは当初から日本の占領にあたって、天皇の力を利用しようと考えていた。
また、マッカーサーは自国の遅れていた細菌兵器の開発に日本軍のデータが役立つだろうと見ていた。何としても、細菌戦や細菌兵器のデータが欲しかった。
731部隊の戦犯追及をすると、そのデータは独占できなくなり、またその責任が天皇に及ぶのを恐れたのではないか?
(ドイツでは人体実験にかかわった医師などが「ニュルンベルグ継続裁判」によってアメリカの手によって裁かれている!最高責任者ヒトラーはすでに自殺している。)
日本政府とアメリカは、一緒になって、731の隠蔽を図り、これが東京裁判で裁かれない様にし、その残虐な事実が国民の前に公表されないようにした。
昭和天皇とマッカーサーとの会談は極秘裏に戦後11回行われた。
新憲法が制定された後でも、「象徴天皇」という新たな憲法上の地位に“制約”を感じることもなく「政治的行為」として、マッカーサーと「トップ会談」がなされていた。それも、当時の政府を飛び越えて行われていた。
それ結果、裁判で国民の前に731の情報が公開されなかったし、追及もされなかったものだから、大元帥昭和天皇の戦争責任は問われなかった。
※パウエルの記事と森村の本は、日本で政府が見解を出さざるを得ないほどの騒ぎを巻き起こした。政府は国会で731部隊の存在と、731部隊の戦争犯罪について初めて認めた。議論の中で政府は、石井の細菌実験について知りながら石井にかなりの軍人恩給を給付していたことを全く偶然に露呈してしまった。(『死の工場』ハリス著:柏書房)
・天皇裕仁は、明らかに、2度にわたって石井の実演を目にしている。
1度目は1933年に陸軍軍医学校を視察した折、もう1度は恒例の天皇訪問の際の、海軍の艦船上においてである。石井が濾水機の1つに放尿し、その濾過水を飲み干すよう天皇に恭しく差し出したとされているのは、天皇が視察したそうした折のことだった。・・・天皇はその申し出を断り、そして石井は尿を濾過したその水を見るからに嬉々として飲み干したという。
・軍医中将で元関東軍軍医部長の梶塚隆二によれば、石井は「天皇の軍令」によって1936年に平房の実験を開始する許可を与えられたと言う。・・・・梶塚によれば、その後1939年に、天皇は、石井の特殊部隊を再編成するようさらにもう1つ軍令を発布した。・・・・
石井が東京の高い地位のところに、ひょっとすれば最も上のところに味方を持っていたことは明らかである。
・軽く見てはならないのは、石井と若松の部隊は、裕仁の勅令によって設立された部隊であるという事実である。他の多くの部隊は、必要とされた時に陸軍の内部��適当な司令官によって設立された。
・軍事細菌研究のさらにもう1つの拠点が長春の第100部隊(部隊長:若松有次郎)であった。作戦任務のための資金供給は莫大かつ無制限だった。部隊は2つの経路から資金を得ていた。すなわち、東京の陸軍省と、関東軍司令部の第2部である。(陸軍省から人件費60万円の予算が、100万円が関東軍司令部の第2部から攻撃的生物戦の研究のために支出された。731部隊の予算総額は1000万円、人件費300万円、20万から30万が各支部の運営費、600万円が細菌製造、実験、研究費用である。しかも731部隊の予算は国会の場で細部を発表されることはなかった。関東軍の獣医将校は、生物戦の資金は底なしだと自分は理解していたと語っている。)
・石井はノモンハン事件の間に彼が行ったサービス業務に対する褒美として、天皇の玉璽の押してある大変名誉な政府表彰を受けた。彼の部隊は、同じ戦闘中における英雄的な行動に対して、天皇から価値ある表彰状を贈られた。
このことも、またしても無二の名誉だったのである。他の医療部隊も日本の戦争において勇敢に働いた。それなのに、20世紀において他の医療部隊が天皇の表彰状をその業務に対して受けたことはない。裕仁が、これらの名誉ある賞を与える前に、いくらかの調査を行ったのではないかと疑ってもおかしくない。
(1939年に発生したノモンハン事件では、出動部隊の給水支援を行うことになり、石井式濾水機などを装備した防疫給水隊3個ほかを編成して現地へ派遣し、部長の石井大佐自身も現地へ赴いて指導にあたった。最前線での給水活動・衛生指導は、消化器系伝染病の発生率を低く抑えるなど大きな成果を上げたとされる。その功績により、第6軍配属防疫給水部は、第6軍司令官だった荻洲立兵中将から衛生部隊としては史上初となる感状の授与を受け、石井大佐には金鵄勲章と陸軍技術有功賞が贈られた。)
・『731部隊-天皇は知っていたか?』と題されたそのドキュメンタリーは、2人のベテランのテレビジャーナリストによって製作された。・・・アメリカ、イギリス、その他の連合国軍の西洋人捕虜が、人体実験の犠牲になったことが暴露された。その上、ドキュメンタリーの製作者・ナレーターは、天皇が満州での細菌戦の人体実験を知っていたことを強く示唆している。
・1930年代において、くるくる替わった日本の内閣においては役目を果たすように〔大臣職に〕任命された軍部のリーダーたちは、誰もが満州で起こっていることを認識していた。参謀本部のスタッフ〔立案者〕とその上司たちは、石井、若松、北野のプロジェクトに精通していたし、細菌兵器の開発研究を助けた。・・・・
何千人もの、もしかしたら何万人もの陸軍の軍医や獣医、生物学者、化学者、微生物学者、技術スタッフその他の似たような職の人々が、定期的に交代で満州や〔その他の〕中国占領地に派遣されている。(731部隊には専用の飛行場があり、専用の飛行機も複数持っていた。東京⇔ハルピン間を何度も往復して情報交換や物資の輸送などをしていた。また、他の部隊との連絡にも使った。)
・軍部を除けば、外務省が平房での秘密の任務について認識していたことは確実と思われる。それは、ハルピンの日本領事館の地下室がマルタの留置場として使われていたことからも言える。
・東久邇は早い時期に、平房の施設を旅先で訪れている。
・1939年2月9日に、裕仁の弟である活発な秩父宮は、陸軍省の大会議室で、2時間半にわたる石井の「雄弁な」講演に出席した。
・天皇の一番下の弟である三笠宮は、施設の多くに立ち寄った。
・竹田宮は関東軍の首席主計官として、満州におけるすべての細菌戦の関連施設に割り当てられる金を扱った。・・・また、平房〔の施設〕に立ち入る際には竹田宮・宮田が発行した通行証を求める必要があった。関東軍司令官もしくはその直属の部下が731部隊を訪れるときは、竹田宮自身が彼らの一行に混じって彼らをエスコートした。
・天皇は、その倹約〔の精神〕でも知られていた。彼は常々、役に立たないもしくは取るに足らないプロジェクトのために、政府の支出が無駄に使われないよう懸念していると表明していた。細菌戦のプログラムは、国の資源の大規模な乱費であった。第2次世界大戦中、平房、長春、奉天、南京の主要な基地および多くの支部施設は、少なくとも1500万円から2000万円、多分それ以上の年間予算を食い潰して機能していたに違いない。天皇が軍事予算を詳細に調べたなら、満州やその他の中国における何千もの人員の滞在は、天皇にとって関心事だったはずである。裕仁はまた、特別の武器研究にその使途を限定された秘密の帝国予算を持っていたが、それが満州や中国において細菌戦の研究に使用されていても何の不思議も無い。
・裕仁は細菌戦の研究については知っていたのだろうか。おそらくイエス、であろう。このプロジェクトは、単純に、天皇の目から隠しおおすには、大規模すぎた。費用も、天皇の政府費用に対する鋭い関心から逃れるには巨額すぎた。・・・・最終的に、大日本帝国において、政策決定は政府の最高レベルで行なわれるべきものであって、陸軍の将軍たちの気まぐれでできるものではなかったのである。
(以上『死の工場(隠された731部隊)』:シェルダン・H・ハリス著、近藤昭二訳より抜書き)
・731部隊の組織犯罪については、関東軍という日本陸軍の一駐留軍の指揮命令系統下にあった。部隊そのものは関東軍司令官の直轄であり、あらゆる人体実験も形式上は司令官の命令無しには行なわれえなかった。また、731部隊以外の「防疫給水部隊」(北京、南京、広東など)も日本陸軍の中国派遣軍の指揮下にあった。
日本陸軍を統括していたのは陸軍省であり、その上には天皇がいた。したがって731部隊の人体実験の最終責任者も天皇である。(『検証 人体実験 731部隊・ナチ医学』小俣和一郎著:第3文明社)
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阪神大震災の混乱がまだ収まらない平成7年3月20日朝。東京・霞ケ関駅を通る地下鉄車両に猛毒のサリンが散布された。13人が死亡し、負傷者は6千人以上に。大都市で生物・化学兵器が用いられるという未曽有のテロは、世界に衝撃を与えた。
実行したのはオウム真理教。自前でサリンを製造し、これに先立つ松本サリン事件(6年)でも多数を死亡させていた。教団の被害者から相談を受けていた坂本堤弁護士一家殺害事件(元年)の関与も疑われ、警察の強制捜査を牽制(けんせい)するため、中央省庁が集まる霞が関を狙ったのだ。
一連の犯行を担ったのは、「グル(尊師)」と呼ばれた教祖、麻原彰晃(しょうこう)=死刑執行時(63)、本名・松本智津夫(ちづお)=に服従する一部の幹部メンバーたちだった。
「絶対的」な帰依の素地
はじめは、ヨガの先生に過ぎなかった-。大手ゼネコン出身で、教団独自の省庁制では建設省大臣に任ぜられた早川紀代秀(きよひで)=同(68)=は入信からわずか4年で、弁護士一家殺害の実行犯の一人となった。
神戸大農学部に進学し、その後景観工学などの修士課程に学んだインテリの早川。安易に「心」を持ち出す宗教はむしろ嫌いだったという。ノストラダムスの人類滅亡論などオカルトがブームだった社会人当時、本屋で「超能力」の文字が躍る麻原の著書をたまたま手にし、まだヨガサークルだった「オウム神仙の会」に興味本位で電話をかけた。
参加したセミナーで、麻原の「シャクティーパット」を受けた。麻原が参加者の額に手を当てるイニシエーション(秘儀伝授)の一種。「神秘体験」とまではいかないが身体が熱���なりエネルギーが入ってくるのが分かったという(『私にとってオウムとは何だったのか』早川、川村邦光、ポプラ社)。
ヨガの修行は宗教団体としてのオウムの特徴の一つだ。抽象的な説法だけでなく肉体を動かすため、なにがしかの変化を実感できる。早川はたばこをやめられるようになった。こんな小さなエピソードが後に「絶対的」となる帰依(きえ)の素地をなしていく。
「オウム真理教は基本的に二十四時間フル稼働の空間である。睡眠するための時間というものが基本的に設定されていない」。6年に出家した当時のことを、元信者の高橋英利はこうつづる(『オウムからの帰還』草思社)。過酷な修行に加え、「ワーク」なる作業奉仕が何時間もあった。
サティアンと呼ばれた教団施設は不潔極まりなく、ネズミやゴキブリが走り回る。「掃除はしないのか」と不平を漏らすと、清潔さや衛生を求めるのは「煩悩」と、別の信者にたしなめられた。
信者同士の私語は原則禁じられ、連帯はない。あるのは麻原とそれ以外。高橋は出家生活について「それぞれの個人のなかに閉じ込められている」と表現した。
善人ほど取り込まれ先兵に
出家信者はときに幻覚が現れるような苛烈な集中修行を課され、疲労により判断能力が減退した脳に、麻原の説法を流し込まれた。合成麻薬のLSDを服用させ、意識変革を迫るイニシエーションも行われていた。
「人は死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない」。麻原はこのフレーズを何度も繰り返し、輪廻転生(りんねてんせい)を説くことで信者に死後の魂の行方を強く意識させた。生きていても悪業を重ねる人の殺生は「ポア」である-。より良い転生に導くための「善行」と教え込み、教団批判者の殺人を正当化した。
弁護士一家のポアを命じられた際、早川にもためらいはあった。だが、救済者たる「偉大なグル」の弟子というおごりがその迷いをかき消した。早川はこれを「慈悲殺人」と称した。
「自分ははまらないと思っている人がほとんどだが、大半がはまる」
信者のオウム脱会を支援していた弁護士の滝本太郎(66)はそう話す。オウムによるサリン攻撃を受けても教団と対峙(たいじ)し続けた滝本だが、個々の信者は「純粋ないい人ばかり」と振り返る。善人ほどカルトのマインドコントロールに取り込まれる。そして残虐行為��いとわないテロの先兵と化してしまう。
ハルマゲドン(最終戦争)による終���論を唱えていた麻原は、自らも立候補した2年の衆院選で惨敗して以降、国家転覆を妄想し、自動小銃調達やサリン製造など教団武装化の道をひた走った。今や陰謀論の定番となった「公安」「フリーメーソン」からの攻撃も盛んに口にした。両サリン事件というテロはこの延長線上にあったといえる。
逮捕後、妄信から覚めた早川は「権威が示す正義」の恐ろしさに言及した。自らのエゴを捨て絶対的権威に従う形を取っているが、実はそれは、形を変えた自分のエゴだったのだ、と。(呼称・敬称略)
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欧阳少征x小桃花
青山夜袭后续
孩子要被饿死了 雅大写的太清水了 连个油星子都没有
欧阳少征无奈地一叹气,扛着棍子又瞄了一眼,"从这个角度看嗯,要不算了"。说完扛着棍子转身往山下走,一转身脑后"呼"一声。“哎呀。”一只小巧的绣花鞋砸在了他那一头红毛上。
他弯腰捡起看了看,又抬头看了看树后面气鼓鼓的小姑娘,一只俏皮的耳坠子在黑黢黢的夜里闪过亿点光。欧阳少征忽然咧开嘴笑了一下,一边尖尖的虎牙漏了出来,他逛荡着步子,两步凑到了大树旁边,速度之快吓的小姑娘转身就跑,
欧阳少征伸手抓住小姑娘的后领子,轻轻松松把人给拽了回来,一个转身,把人家小姑娘摁到了树上,小姑娘俩手抵着树干挣扎,火麒麟痞里痞气的拿自己的腰腹贴到人家的腰臀之间,把人家小姑娘挤的紧紧贴着大树,然后把扛着的棍子咣当一声杵在了赤裸着的那只小脚的旁边。
俩手都空出来的先锋官松开了小姑娘的领子,还顺手拨拉了一下被他扯送了的肚兜小挂绳,羞的人家一个劲的扭动身体,想挣脱他的禁锢。
欧阳少征圆圆的娃娃脸上漏出来一点与外表不符的流氓表情,俩手把小姑娘的小腰一搂,嘴唇贴上姑娘的后颈,色咪咪的呼出了一口湿热又黏腻的鼻息,惊的小姑娘全身僵硬,立刻不敢再动了。
“感觉到了?”欧阳的嗓音里带了点不明所以的沙哑,声音钻进小姑娘的耳朵,她感觉自己全身轰的一下被点着了火,连耳朵尖尖都羞的通红。
欧阳两只大手拨开小姑娘的衣襟,从中衣下摆不老实的钻了进去,常年使棍的手心和手指上一层粗糙的茧,蹭的小姑娘皮肤通红。
小姑娘全身紧绷,背后炽热的硬物顶在她臀缝,身上粗糙的大手毛毛躁躁在她娇嫩的皮肤上摸来摸去,刺激她起了一身鸡皮疙瘩,控制不住的微微颤抖,又羞又恼的咬紧嘴唇,控制自己不要发出声音来
欧阳却是笑了,他贴着小姑娘的耳根,小声说“你��咒我10年不能娶亲,老子这几年不是边关就是开封城,火都泄到打架上了。你明明就在我身边,也不肯出来让我见一面,天天看不见摸不着,是想我去当和尚吗?我不管,”欧阳少征耍起了流氓,“我要收利息”。
嘴上说着流氓一样的污言秽语,手上也不客气,一手搂着小姑娘盈盈的小腰,一手往上摸到了翘翘的小酥胸,粗糙的指腹蹭过小小的乳头,小姑娘的身体不自觉的往后躲了一下,又被隔着好几层布料蹭进了臀缝的大家伙吓的往前躲。
欧阳被小姑娘惊慌失措的躲闪和羞的通红的脖颈耳尖取悦到了,稍稍退后了一点,手却没有松开,依然沿着姑娘身体慢慢的摸索,环着腰身的右手要搭不搭的蹭松了裤带,抚摸乳尖的左手缓慢的往下挪,摸了摸纤细的小腰和弹滑平坦的肚子,又试探着摸进了姑娘鼓鼓的阴阜。
小姑娘抖着身子,反手抓住火麒麟作乱的左手,哼哼唧唧的声音里带着哭腔"不不不不行的,干娘说没成亲呢,不能让。。。碰我。"
火麒麟哪能听她的,软乎乎的嘴唇对着小姑娘的耳垂脖颈又咬又舔,流氓兮兮的哄人家,“你不会真的想你相公作和尚吧,不让吃还不让人闻一闻吗。”
小姑娘被他这热乎乎的嘴巴又舔又蹭,更是站也站不住,软绵绵的被欧阳捞在手里,另一支作乱的左手变本加厉的顺着阴阜向下,揉到了小姑娘已经涨的悄悄探头的阴核,搓了两下,立即感觉到颤抖的花穴里有一股热呼呼的什么流了他一手。
欧阳愣了一下,寻思着这是什么呀,失禁了?人家小姑娘可没给他发呆的机会,抽抽泣泣的反手就是一巴掌,被欧阳反射性的回手,把她两支手都抓住了。这一挥一抓之间,小姑娘松了腰带的裤子要掉不掉的挂在了髋骨上,露出来半边圆白滑嫩的屁股,看得欧阳两眼发直。
小姑娘又羞又恼,扭来扭去的想挣脱火麒麟的桎梏,可惜她那点力气加上扭动的身体,白白的屁股蹭着欧阳的巨物,只让先锋官火气上涌,右手死死勒住姑娘的腰,左手越发大力的捏住她的双手,贴着她耳朵气喘吁吁的低吼“别动了。。。我警告你别动了,不然老子把你扛将军府去干你三天下不了床!"
小姑娘似乎被吓到了,期期艾艾的,动又不敢动,打又打不过。刚刚挣扎的时候,欧阳的衣服��被蹭的乱七八糟,现在他肿胀的巨物隔着自己要掉不掉的裤子贴着人家的臀缝,一跳一跳的彰显着他的欲求不满。
小姑娘又开始抖了起来,哼哼唧唧的声音小小的,小脸通红仿佛要滴出血"那你。。。不要真的。。。那样,我。。。给你。。。给你摸摸。。。”声音越来越小。
欧阳被她这话刺激的上了头,脑子都要炸了开了,他松开姑娘的手,毛毛躁躁的伸手进裤子了去,硬邦邦的阴茎终于挣脱了裤子,啪的一下打到了眼前圆白的屁股上,在臀缝里摇来钻去把小小的菊穴蹭的不断开合
左手在鼓鼓的花穴前摸后揉,右手也不老实的抓住女孩儿的小奶头又蹭又捏,饱胀的阴茎一顶一顶,把紧闭的后穴蹭得软绵,龟头渗出的性液戳的后穴一片湿滑。
小姑娘被他摸的腿都软了,眼角挂着泪花,屁股和花穴都又湿又热,后背紧紧贴着欧阳结实的胸腹,前面就是坚硬粗糙的树干。本就没什么活动空间的她又被巨大坚硬的阴茎顶到后穴口,无论怎么动都像是在主动求欢。
欧阳摸摸索素的从衣兜里掏出来一小罐疗伤时用的软膏,不管三七二十一的摸出来一坨,摸进了小姑娘的后穴,激的她哼出了声来“你你你你轻点呀,我我不知道。。。诶呀。。。嗯嗯。。。你你干嘛要摸我那里呀,啊哈,呀我我我不会。”
先锋官才不管她那哭唧唧的请求,黏黏糊糊的贴着她软白的身子,吐出湿热的呼吸“我也不会。。这次有经验了,下次就会了”。
他带着药膏的手指在她软滑黏腻的后穴里进进出出,后穴像一张小嘴一样吸吮他的手指,把个火麒麟吸的快要着火了。
欧阳戳戳蹭蹭半天,把小姑娘蹭的前后两张小嘴都又湿又软,腰也直不起来,向后撅着小屁股,小小的菊穴张张合合,含住他三根手指不断蠕动,穴口泛起一圈水红。欧阳火急火燎的扒拉出自己以经憋到极限的阴茎,大龟头蹭来两下,就慢慢的顶了进去。
巨大的龟头顶开了后穴的开口,小姑娘小小的尖叫了一声然后咬住自己的小拳头,从嗓子眼里呜呜咽咽的,小小的哭了几声,“轻轻轻点呀,呀,疼,嗯嗯,好粗呀,哦呢,进进来了,哎呀好大,疼疼,嗯嗯嗯,啊哈,不要再进来了,受不了了,呜呜呜呜,哈啊,嗯。。嗯嗯,哎呀顶到了,哈啊。。。哎呀不要了,受不住嗯,呀嗯嗯,哈啊啊。。。太深了,嗯嗯。"
小姑娘那近似撒娇一样的哀求和呻吟声听得欧阳火气翻涌,慢慢把整个阴茎插到底,不等人家适应就没有停顿的抽插顶送起来,把个后穴操的水淋淋,前面的小花穴也湿淋淋的开始流水。
巨大的阴茎每次退出到穴口,只留个大龟头卡在圆圆穴口之间,推进时猛插到底,顶的小姑娘平坦的小肚子微微凸起,小姑娘受不住的拿手捂着肚子���另一只手无处可以借力,只好虚虚的扶住了火麒麟那根杵在地上的烧火棍,迎接一波又一波的顶操。
火麒麟只觉得自己终于抓住了这朵小桃花,只想把她揉碎在自己怀里,下身更是发狠的对着那又白又滑的屁股一顿猛顶,把小姑娘顶的哀叫连连。他把那个戴着一直在眼前晃来晃去小耳坠的耳垂含在嘴里,又拿尖尖虎牙轻轻的厮磨,就感觉包裹着自己硬涨阳具的后穴又是吸吮有时绞紧,直爽的他眼睛都泛出了光来。
火麒麟现在脸上那股少年气已经退尽了,两颗虎牙漏了出来,脸上尽是兴奋和满足,远远看去就如同一只麒麟兽一般,竟有那么一丝丝狰狞的表情挂了出来。
趴伏在他身前的小姑娘可看不见此时火麒麟那兴奋到了顶点的脸,此时她只觉得自己后穴里那根又粗又烫的物什,就跟自己手里扶着的那根烧火棍一样坚硬,带着滑腻的触感,一路劈开她未经人事的后穴,顶到她难以想象的深度。
超过想象力度的进出,每一下都会进入的更深的顶操,把她那张青涩的小嘴给操的从涨疼抗拒,到柔顺吸吮,现在从后穴和肠道里被操出了酥酥麻麻的痒意,她控制不住的从嘴巴里泄出呻吟,甚至感觉到被顶的想要呕吐,只觉得自己大概会被操到融化到欧阳少征那巨大的阳物上,就像被串起来的猎物,全身的支点都在那跟又硬又粗的阴茎上。
小姑娘被欧阳不知节制的抱着腰,又捅又顶,嘴巴里还不干不净的对着耳根说些谁听了都要面红耳赤的骚话,什么
"你好软好香,你这里好舒服呀好会吸,要被你吸射了。
我要娶你回去,把你绑到床上,天天操你,放你洞里,不拿出来。
好想把你前后两个穴儿都射满啊,现在不能把你娶回家,我以后怎么办啊。
我不管阿,我等不到10年啦,利息要翻倍啊,我想天天操你阿"
小姑娘被他连舔带亲,脖梗通红,下半身绵软的挂在欧阳手上,小小的酥胸被欧阳的大手搓圆捏扁,乳头剐蹭的微微肿起,翘翘的凸了起来,花核也没有被放过,被捻揉摩擦。她抖着双腿,嗓子里挤出的呻吟被撞的凌乱破碎,全身上下被欧阳揉了个遍。
随着小姑娘销魂的小洞被他操的越绞越紧,欧阳终于极度兴奋的射了出来,处男的精液又多又稠,热乎乎的怼到肠道的深处,射的小姑娘长长的嗯。。。了一声,肚子微微鼓了起来,双腿颤抖,前面的穴儿也跟着噗噗的喷出了水来。
漫长的仿佛没有尽头的射精终于结束了,欧阳搂着他的小桃花又蹭又亲,热烘烘的气息吹在姑娘的脖颈之间,欧阳挨挨蹭蹭的问她,“都爽尿了?你快点嫁给我吧,我天天把你操的爽到尿,好不好"
话音还没落,欧阳就觉得自己迎面挨了一拳头,小拳头刚好落在他高挺的鼻梁上,瞬间一股热流顺着鼻子流了下来。欧阳"哎呀"一声捂着鼻子蹲了下来,抬眼就看见圆白屁股水红的后穴张开,在自己眼前流下一道粘稠的白精,欧阳的鼻子瞬间又扑哧一下喷了一道血出来。
小姑娘气鼓鼓的捂着被他操到酸软的肚子,腿根上尽是黏白的精液和自己的性液,小脸通红,抖着手脚套上裤子,只穿着一只鞋子就跑了。
欧阳蹲那看看地上小姑娘跑丢的绣鞋,旁边还有刚刚激烈运动时被他扯下来的小肚兜。一手捂着鼻子,一手捡起肚兜踹在了怀里。收拾了一下自己乱七八糟挂在身上的衣服,又揉揉鼻子,拔出烧火棍,拎着那只“定情信物”,慢悠悠的下山了。
山下,赵普他们看着欧阳那娃娃脸上还带着一丝可疑的红晕,一手扛着棍子,一手拿着只小绣鞋溜达下来了。众人都纳闷为啥拎个鞋子。赵普他们几个都挺八卦地往他身后看,见他一个人下来的,不免有些小失望。
龙乔广胳膊撞了撞走到跟前的自家兄弟,“你那小桃花见到了吗?人咋样?”
欧阳一耸肩,“脸没看清,有点内向,凶倒是挺凶的,拿鞋砸我还偷袭我,小四子果然是准的啊。”
"那人呢?"展昭问。
欧阳撇撇嘴,"跑了'。
赵普大惊失色“你个没良心的,你想吃虎头铡了呀你,你二半夜荒郊野岭的把人家小姑娘办了那叫声我们搁山脚下都听到了你现在居然不把人家带回来成亲你这是始乱终弃包大人铡了你我都没脸求情啊你个臭流氓。”
欧阳委屈吧啦还有点想笑“她自己跑了好吗,偷袭我来的?”
赵普一脸不信任“呸,借口,你那功夫,追个小姑娘你追不上?我看你就是不行,人家姑娘吓跑了。”说着还拿眼角往欧阳下半身撇。
"屁!谁说老子不行的,老子不知道有多行!她跑不了。”欧阳晃了晃那只鞋子,“我这儿有人质。”
说完,晃晃悠悠走了,“回家睡觉,这一晚上累死老子了
赵普几个人面面相觑,���爷摸摸自己的小胡子,“这红毛莫不是在咱不知道的啥时候破处了?”刚说完就遭了赵普一头槌。
人家小小是正经人家的姑娘 势必是不能未婚先那啥的 欧阳则就是个披着臭流氓外皮绅士内里 “臭牛盲”核心的处男 所以嘛 技术性保持一下贞洁 反正后面小小会被他撩的两腿发软脸红心跳
PS:写这个的时候还不知道小桃花叫啥 看到后面知道了 跟我闺女小名一样啊啊啊啊啊 现在看 都不能直视了
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ECCジュニア田村町教室、今日は心臓を掴まれて、寿命が3年ほど縮まったに違いない中村です。
まだまだ残暑厳しい9月頭。 田村町教室でこの時期の恒例行事と言えば…はい、今年も中学生の英語暗唱大会、暗誦大会?参加してきました。
ECCの高松センターが管轄する、香川と高知の教室生たちが参加する大会。 色々な規制がなくなった今年度の大会は、昨年度と同じく、美しい瀬戸内海を臨む、高松のレグザムホールで開催されました。
参加者は、中1から中3でトータル約40名。 うちは、残念ながら何名か出られない子たちがいましたが、それでも多くの子たちが、舞台に上がってくれました。
高松大会は、学年関係なく全出席者の中から、1位と2位が1名ずつ、3位が3名表彰されます。 田村町教室、今年度は2位と3位、1名ずつ受賞しました✨ 本当におめでとう!!
この大会、他の教室の生徒さんたちの発表を見る事が出来る貴重な学びの場です。
今年度、1年生はダイヤの原石みたいな子たちがいっぱいいて、すごく面白かった👏 なんとも楽しそうに発表している子たちがいて、キラキラしてました✨
2年生のターンは、少し空気が変わって、美しくなっていくんですよ、発表が。 さすが、前年度の経験がある。 巧みさに磨きがかかります。
そして3年生。 うちの生徒たちだけじゃなく、どの教室の子たちも、ホントに凄い。 格の違いを見せつけられる感じ。
例えるなら、キングダムで蔡沢が、大王様の話を聞いて、心臓ギュッと抑えるやつ!!! ↑↑ 誰も分からんwww
今年は、本当に心が苦しいほど、特に3年生の成長に心を打たれました。
実は今年度の3年生、大会翌日、受験生にとって非常に大切なテストを控えていました。 本当は、出場させるのがちょっと心苦しかった。(言わんかったけど。) 彼らの中にも「今年は勘弁してほしい💦」という気持ちが、きっとあったと思うのです。 多分、生徒同士の時や、お家では、いろんな文句も言っていたんじゃないかなと思います。 (私なら、ボロボロ言うよねw)
でも、少なくとも教室内で、私の前ではみんな真剣だった。 「ごめん」と思ったけど、ひたすら突き詰めるように促した。
そして皆、過去最高のスピーチを作り出しました。
この状況を見守り、ご協力いただいたご家族の皆様には感謝しかありません。
1年生から3年生まで、やり遂げた全員が誇りです。 1,2年生は勿論、旅立っていくであろう3年生も、きっとまた更に高みへ羽ばたいて行くのだと思います。
振り返るな!頑張れ!
秋には、小学生の大会もあります。 また全員、成長しようぜ👍
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「Renaud Capucon Violin Recital 」5月17日在 廣州 星海音樂廳,他演奏 勃拉姆斯小提琴奏鳴曲 3首全集。
星海音樂廳 睽違四年無緣國際一線演奏家,今晚重新亮燈,回到原來的樣子。
我也幾乎數年未曾踏進這個25年的音樂廳,過去很多年卻在這裡見證古典音樂的燦爛群星,都是國際一線的大師級演奏家,與我在國內外的巡迴觀演相得益彰。
歐美名城都有自己的演藝地標,也成了我留戀忘返的地方,巴黎愛樂廳,紐約大都會歌劇院,倫敦 皇家歌劇院,米蘭 斯卡拉歌劇院,維羅納 歌劇節,薩爾斯堡 音樂節,都讓我沈浸在難以言喻的慰藉中。
今晚 卡普松 的現場,彷彿像一場災難後重返的盛宴,空氣中也流動著難得��熾熱。
面對面聽新生代的演奏——出生於1976年的卡普松把勃拉姆斯飽滿的生命與生活的感性細膩呈現,這是一個特別感動的時刻。
無疑 勃拉姆斯的小提琴奏鳴曲全集 能一氣呵成的聽完,是很難得的現場。
我一直覺得聽全集是對待古典音樂的基本態度,就像敘述的完整性,不是支離破碎的小品可以比擬。而這是一種生活方式,並不是附庸風雅。
我習慣在 勃拉姆斯的交響樂全集或小提琴奏鳴曲全集的陪伴下閱讀、寫作和生活,豐富的感性和浪漫主義,特有的德意志情緒的美感,都讓人悲欣交集。@recapucon
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管��歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 �� 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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中出赵云 [吕布x赵云]
赵云放下手中的哑铃,甩了甩酸酸的胳膊,余光突然瞥见旁边走来一个人。转头一看,来人赤着上身,下身也只穿了条贴身短裤,壮硕的胸肌和八块腹肌彰显着男性的雄性气息,喘气声有些粗重,汗流浃背,还有………内裤下硕大的轮廓………来人一屁股坐在赵云旁边。
「你是?」赵云发问
「吕布,吕奉先」说着报以一帅气的微笑。
「赵云,赵子龙」
「我看你特顺眼,不如我们做个朋友」
「…………」赵云也随即点头,当即叫来小二上了酒,对饮起来。
「就要乱了」吕布醉后无意感叹。或许是两人「情投意合」很快就当作彼此为知音,之后一年,两人一起练武健身。
一年之后,天下大乱,群雄并起,两人志在沙场,两人就此告别。
赵云投奔孙瓒,却是个小兵,一直以来默默无闻。后来众诸侯讨伐董卓,华雄被斩后,便是对决吕布。
��孙瓒帐前,赵云看到那个熟悉的身影,依旧是高大伟岸。公孙瓒上了,打败,赵云单枪匹马对上吕布。
「奉先,我们又见面了。」
「子龙…………」
须臾间,两人一过一百回合,众人见此,大声为赵云叫好。两人竟打成平手。之后便是刘关张围攻吕布,赵云一脸担忧地看着。四人过招五十多回合,关羽买了破绽,吕布长驱而入,却被张飞一矛刺入胸口,赵云惊呼,驱马上前,在众人惊异的目光中救下吕布,逃回城内。
「奉先,要紧吗?」看着吕布胸口深可见骨的伤痕,赵云有些担心。
「放心,没事的…………还好有子龙」
「……」赵云看着躺在床上的吕布,轻声叹息。
次日,诸侯联军伐董不成,陆续退兵,赵云应吕布的要求留了下来,一段时间后。
「奉先,我问你一句,你真愿意屈事与董卓手下吗?」赵云道。
「别人都说我是三姓家奴,子龙你难道看不出我的抱负吗?」
「我就知道你不是这样的人」
此时,顽皮的爱神丘比特朝吕赵二人射了一箭。(有点浮夸)
赵云顿时觉得一股浓浓爱意涌出,吕布看赵云脸色不对。
「子龙……」两人对视,吕布渐渐靠近赵云…………赵云看看了赤裸上身的吕布,顿时脸一红……
吕布将粗大的舌头深入赵云口中……吕布缓缓将粗大的手伸进赵云衣中。
正在此时
「报——王允求见!」
吕布一脸扫兴的抽回手臂,恼道:「这老家伙来干嘛?」
两人慌忙整理好衣物,来到前厅。
「吕将军,老夫这次前来是想将小女许给将军。」
吕布一听便有些不高兴,毕竟赵云……急忙一瞥,看见赵云脸色还正常才松了口气,当即便有些不耐烦:「明天你带她来吧」
王允又命人送来两坛佳酿就退下了,前厅就只剩下吕布赵云二人,两人便拿酒就喝,有几分醉意才放酒不喝,吕布望着赵云,渐渐靠近将赵云按倒在地,吕布如愿以偿的又将自己粗大的舌头深入赵云口中。
「唔……」赵云感到了阴茎勃起,随着吕布的强吻身体发热,呼吸变得急促,吕布表现更明显。
吕布甩掉全身衣服,壮硕完美的肌肉显露无疑,赵云抚摸着吕布的胸肌,将自己的衣裤也一并退下。
吕布吸吮着赵云的乳头
「唔……奉先…………」吕布不管,只是一味的享受赵云的身体(赵云和吕布身材几乎一样)
吕布含着赵云粗大的肉棒
「啊……嗯啊啊……好热…唔」赵云粗声呻吟道,突然吕布扳开赵云大腿,就着唾液,将自己足有17厘米的肉棒插入赵云后穴
「啊……痛…」赵云含泪呻吟道
「子龙别怕……唔」吕布安慰道,随着撸动的速度逐渐加快吕布炽热的精液射入了赵云的后穴……之后赵云也进入了吕布的身体。
一晚上,两个正值身强力壮的男人,不知流出了多少琼浆玉液。?
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○日時 平成28年10月31日(月)16:00~18:00 ○場所 TKP新橋カンファレンスセンター ホール3A (東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル3階) ○出席者 (構成員等) 山本輝之座長、岩崎俊雄、久保野恵美子、田中正博、中原由美、平田豊明、松田ひろし、 松本俊彦、村上優、森隆夫 、森祐司、日野博愛、久保厚子、萩原勝己、桐原尚之、 小幡恭弘、松田ひろし、田村綾子、窪田彰 (関係省庁等) 堀江裕 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長、 朝川知昭 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長、 内山博之 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長 、 田原克志 厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課長、 石垣健彦 厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長、 河邉正和 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課薬物取締調整官、 坂本大輔 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)、 今福章二 務省保護局総務課長、 矢崎正子 法務省刑事局付、 高須一弘 警察庁生活安全局生活安全企画課長、 河原雄介 警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長、 和田勝行 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長、 森下平 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官、 佐久間信哉 神奈川県保健福祉局長、 熊坂誠 相模原市健康福祉局長 ○議事 ○山本座長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を開催いたします。構成員の皆様方におかれましては、御多忙のところ御参集いただきまして誠にありがとうございます。 では、まず初めに本日の出欠状況について事務局からお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 事務局でございます。本日は、構成員の皆様全員が御出席となっております。事務局からは以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございます。それでは、続きまして、事務局から資料の確認をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 資料の確認をさせていただきます。座席表、クリップ留めの資料がございまして、資料1から資料10となっております。それぞれの関係団体ヒアリングの出席者名簿や関係団体からの提出資料でございます。青いドッチファイルがございますけれども、これは前回までの資料でございます。このほか別冊といたしまして、全国手をつなぐ育成会連合会から資料が配付をされております。 以上について足りない資料がございましたら、事務局までお申しつけください。 ○山本座長 ありがとうございました。それでは、以上をもちまして撮影については終了とさせていただきます。また、本日は関係団体の皆様からのヒアリングを行いますので、議事は公開とさせていただきます。 それでは、議事に入ります。本日は、関係団体の皆様からのヒアリングを行います。まず、社会福祉法人日本身体障害者団体連合会から御発言をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○森参考人 日本身体障害者団��連合会の森と申します。今日は、本来ならば阿部会長が来て御説明するところでございましたが、私が代わりに説明させていただきます。 お手元に資料2「相模原市の障害者施設津久井やまゆり園における事件について」ということでございまして、本年7月26日に神奈川県相模原市の障害者施設津久井やまゆり園において19名もの尊い命と二十数名の方が負傷されるという悲惨な事件が起きたことについて、二度とこのようなことが起こらないよう、事件の真相の究明をしていただくとともに、精神障害に対する偏見、無理解が広がらないようにすることが緊急の課題であると考えております。 また、同施設を建て直すという話がございまして、財政的支援並びに新たな施設ができるまでの間、入居者の住まいの確保や事件による心的外傷後ストレスの疑いのある職員の方などに対して適切なケアを、関係する方々や地元の自治体と連携して、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。 なお、障害者の権利条約が批准され、そして、本年4月から障害者差別解消法が施行されたわけでございまして、このようなときにこのような悲しい事件があったということ、大変残念だと思っておりますが、これを機会といたしまして、障害のある人もない人も分け隔てることない、共生社会の実現に国を挙げて邁進していただきたいと思っております。 以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。私から事前に、各団体10分以内で御発言をいただくよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。それでは、続きまして、全国身体障害者施設協議会から御発言をお願いいたします。 ○日野参考人 身体障害者施設協議会の日野でございます。 今日はこのようなヒアリングの場を設けていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。お手元の資料3に私たちの協議会のヒアリングの資料をつけておりますので、その朗読とポイントのみ説明をさせていただきたいと思います。 身体障害者施設協議会は、全国で約510施設の団体でございまして、医療的なケアの高い方を含めた重度の身体障害者の方に対する施設支援と、それから地域で生活されている方、在宅の方、相互に対する生活支援というものを身障協の姿勢として謳って、今日まで事業を継続してまいりました。 4点について述べさせていただきますけれども、今回の事件を契機に、障害のある方への偏見が助長されたり、施設と地域との関係を閉ざすことにつながりかねない過度な施設管理体制整備と行政指導等が先行しないよう、地域と一体となった開かれた社会福祉施設づくりが不可欠です。折しも国は地域共生社会の実現を目指しており、そうした社会の実現に向けた関係施策に係る御配慮をお願いいたしますということで、ここで申し上げたいのは、過度な施設管理体制ということで、外部からの侵入防止を強化する余り、例えば施錠をしっかりしろとかいう通知が来ておりますけれども、そういったことを過度にやりますと、万が一災害が発生したときに、避難に時間がかかったり、あるいは避難経路の確保の妨げになったりとかいうことがございますので、ここで申し上げたいことは、防犯と防災は一体化して取り組んでいかなくてはいけないということが重要ではないかと思っております。 2つ目でございます。障害のある方への支援のための高い志とスキルを持つ職員がいつまでも働き続けることができるよう、人材確保・育成・定着に向けた職場環境の改善及び施設職員の処遇改善に向けた取り組みが推進されるよう、お力添えをお願いいたします。また、抜本的な職員配置基準の見直しにより、施設利用者の安全・安心につながる夜間の職員配置体制の強化に向けた施策検討が推進されるようお願いいたしますということで、まずは施設内の職員体制を整備することが重要だろうと思います。職員の配置基準であるとか、夜間職員体制の見直しが必要ではないかと考えております。 3つ目についてでございます。共生社会の実現に向けては、幼少期の教育、学校教育において、正しい人権感覚と知識を養う必要があり、障害者福祉施設を積極的に活用するなど地域における福祉教育の推進につきまして、御検討いただきますようお願いいたしますということで、やはり福祉教育の重要さを申し上げておりますが、これはそれぞれ行政とか社会福祉法人が別個にやるのではなくて、やはり一体的に取り組んでいくことが重要ではないかと思います。 4つ目、最後でございますけれども、平成28年度補正予算において、障害福祉サービス等の防犯対策の強化に関して示されておりますが、まさに社会福祉施設における防犯対策は喫緊の課題であり、早期の対応をお願いしたいと思っています。また、補正予算成立前に施設独自で実施した防犯対策についても、補助対象とするなど柔軟な対応が可能となるようお願いをいたしますということで、やはり早急な対応を図らなくてはいけないということで、施設によってはこの事件が発生した直後から既にそれぞれの施設で防犯強化体制に取り組んでいる法人が多いわけですけれども、通知では成立する前に取り組んだ事業は補助の対象にならないということになっておりますが、ぜひこれも補助の対象としていただきたいということと、もう一つは、取り組み方が自治体によって多少違うのではないかということも聞いておりますので、ぜひ統一した実施をお願いしたいと思います。 以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、全国手をつなぐ育成会連合会から御発言をお願いいたします。 ○久保参考人 全国手をつなぐ育成会連合会の久保でございます。 本日はこのような場を設けていただきまして、まことにありがとうございます。 私どもの意見書としましては、資料4に出させていただいております。私どもは、障害の程度にかかわらず、各ライフステージに応じた適切な支援の基で安心して暮らせることを願っておりまして、共生社会の実現を求めております。本事件の検証及び再発防止に関する提案が、誰もが安心して暮らしていける社会の構築につながることを願っております。 1番目の精神鑑定の結果と当該施設の検証結果を反映していただきたいという要望でございますけれども、現在、容疑者への精神鑑定が行われておりまして、結果が1月ぐらいに出るとも聞いております。具体的な情報は今、私たちの中にはないと思っておりますし、容疑者が措置入院していたという事実と事件との因果関係が今もってはっきりとしていないという状態でございます。その中で、中間報告で焦点化された措置入院ですけれども、その鑑定の結果次第では、事件と距離感のある、そんなまとめになりはしないかということを危惧しております。 容疑者は、予告文を用いてその思いを世間に示したわけでございますけれども、書かれた内容とか本人の粗暴な振る舞いというのがありまして、結果として措置入院での対応となりましたけれども、本来、本当に措置入院の対応が適切であったのかどうかということも少し疑問視をしております。結果として、そんな対応をすべきではなかったのかなという思いもしております。いずれにしろ判断が困難だったこのような事例につきまして、当時の司法とか行政、医療、福祉を検証して、関わりが難しい人、対応の困難な方とされている方に、医療に託されがちな人の支援について、地域の関係機関が谷間を埋めつつ、本当の意味での連携がきちんと図れて、対応策が示されるように検討を深めていただきたいと思っております。その際、誤解とか偏見が生じないように御配慮いただきたいと思います。 皆さんのお手元に、私どもの方でコピーをしました「知ってほしい・知っておきたい-知的障害者と『警察』-」ということで、警察向けの冊子を私どもの会でつくっております。要は、すぐに犯人と思うというのではなくて、少し対応の困難な方に向けて、各方面で特性を御理解いただきたいなという思いがありまして、こういう冊子をつくらせていただいておりますので、こういうものもいろいろな方面で御活用いただいて、御理解いただけたらなと思っております。 そして、防犯対策ですけれども、中間報告の取りまとめの時点では情報が余り得られていないために、内部犯行を前提にしての検討がきちんとなされていないのではないかという感覚を持っておりまして、神奈川県では、まずやまゆりの報告書が出まして、今、神奈川県の方でやまゆり事件の検証委員会が設置されているとも聞いております。そこでまた結果が出てくるとも思いますので、この事件の検証が行われていますので、そうしたことの結果を少し踏まえながら、ここでも検討していただく必要があるのかなとも思っております。容疑者の犯行声明にどう対応したのかとか、離職後の容疑者をどのように犯行予告に備えてきたのかとかいった具体的な情報が十分に得られていないように感じておりますので、防犯対策の強化の経緯と結果への評価を踏まえて、今後の全国の施設への防犯対策としての検討を行っていただきたいなと思っております。 また、防犯を行う職員へのケアという点でも、職員同士の人間関係とかその辺のところも重要でありまして、職員の人間関係の中でその職員の特性だとか人柄みたいなものも分かってまいりますし、いろいろな情報が得られるだろうと思っております。これらの情報を得て、今後の対策として職員体制、施設職員の処遇とか、そういうことを検討していただきたいなと思っております。 2番の再発防止のことですけれども、これからの対応について段階的に整理していただきたいと思っておりまして、私どもは第3回の会議にも意見書として提出をさせていただいておりますけれども、2つの課題を踏まえての具体策が必要であると考えておりまして、1つ目は、事件の事実から抽出された「対策」。2つ目は、事件の事実そのものには関わらないものの、背景として考えられる課題を解決していくための「政策」が必要ではないかと思っておりまして、下のほうに対策と政策という形でずっと書かせていただいております。新たに書かせていただいたこととか、今までに意見書として出させていただいたこととか、いろいろ混ぜておりますけれども、お読みいただけたらと思います。 先ほどからも意見がありますように、共生の社会を目指して障害者への理解とか偏見をなくしていくという部分では、やはり育成会としましても、学校教育が重要な役割を果たすと思っておりまして、ぜひ学校教育の中で教科の一つのようにしながら、子供たちに多様性を認める共生の社会をつくって��くのだということで強く意識をつけていただきたいなと思っております。 具体的に今回示させていただきましたけれども、そういうことも含めて、未着手のものもございますので、さらに深く、広く御検討いただきたいと思っております。 今回の事件が社会的に与えたダメージは大変大きなものがありまして、私どもの会のほうにも、障害のある御本人や御家族から、怖いとか、自分の隣にいる支援者が信用できないとか、外に出られないとかいろいろな声が届いております。今もまだぽつぽつと届いている状態でございますので、本人や家族については本当に深く深く心に傷をつけたなと思っておりますし、それをまた一生懸命支援しようとしてくれている職員の方のところにも、心に傷をつけた事件であったと思っております。 そういう意味でも、この間違った発言を徹底的に払拭していけるような共生社会の実現を目指していけるような、そんな要因が必要だと思いますので、事件及びその影響に躊躇することなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会の構築に向けて、私たちみんなが着実に歩みを進めていくことが実現できるような検討の報告書をつくっていただくことを強く期待しております。 どうもありがとうございました。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、公益財団法人日本知的障害者福祉協会から御発言をお願いいたします。 ○萩原参考人 日本知的障害者福祉協会の危機管理委員会委員長を務めております萩原と申します。 当協会につきましては、知的障害福祉サービスを提供する施設・事業所の集まりでございますけれども、1934年が設立になっております。82年を迎えておりますが、会員数が本日現在6,215施設・事業所、そのうち施設入所支援を行う会員数が1,575施設となっております。この1,575施設の中には、津久井やまゆり園も含まれてございます。本日、私どもの方といたしましては、中間報告、中間の取りまとめに対応する意見として、何点か報告させていただきたいと思っております。 まず、精神医療の対応についての検証が進んでいると思いますけれども、この植松容疑者が犯行に至る、障害者は死ぬべきだという思想を抱くに至った要因などの検証解明といったものが必要と考えております。今後、裁判などで明らかになっていくと考えられますが、さらに時間をかけた中で、なぜこのような思想を抱くに至ったのかといったようなところの解明をお願いしたいと思っております。 それから、検証内容には入っておりませんが、障害者なんて要らないといった言葉がストレートに報道されましたことで、その言葉が印象づけられ、支援現場では、「私は要らないのでしょうか」と利用者が支援者に相談された方の例もございます。知的障害のある方への配慮ある報道のあり方について、御検討いただきたいと考えております。 それから、施設における防犯対策でございますが、施設においては従前から、夜勤の職員について法令上の最低基準が決められております。仮にこの知的障害者関係施設が基準以上に夜間対応を手厚くしたとしても、重度の障害者への対応などさまざまな支援がある中で、侵入者への警戒や対処には限界がございます。各施設におきましては、既に防犯対策の研修会あるいは設備の整備といったようなところに検討や着手しているところがありますけれども、実際にそういった対応についても限界がございます。今回のように犯行予告があった場合には、警察の対応が強く望まれるところだと考えております。 それから、施設における防犯対策に関する今後の検討課題という中に、設備面のみによる一律の対応には限界があるため、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策も具体的に示すことが課題であると記載されております。この件については、私どもといたしましても賛同いたします。これまで知的障害関係施設におきましては、利用者の地域での生活を支援するために、地域に根差し、地域に開かれた施設であること、そして、これこそが共生社会の原点であるとの理念を持って活動してまいりました。このような事件が起きたからといって逆行するわけにはまいりません。報告書にあるように、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策を具体的に示すことは重要と考えますので、早急に着手をお願いいたします。先進的なモデル事例などを収集される場合につきましては、御協力もさせていただきたいと考えております。 また、この中間取りまとめが出された翌日、9月15日に発出されました「社会福祉施設等における防犯に係る安全の確保について」、「社会福祉施設等における点検項目」、これが地方自治体におきまして指導項目としてひとり歩きしないように徹底していただくことも、あわせてお願いいたします。 最後になりますが、今回の事件によって、障害者の方々への偏見や差別が助長されるようなことは断じてあってはいけません。全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合い、共生できる社会を実現していく。そのための具体的な行動として、国民に向け、障害者差別を解消するために、人権意識を醸成するために啓発を早急に進めていただきたいとお願いいたします。 以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、全国「精神病」者集団から御発言をお願いいたします。 ○桐原参考人 全国「精神病」者集団の桐原です。 本日は、このような場に呼んでくださり、心より感謝を申し上げます。 このたびの相模原の障害者施設で発生した連続殺人事件で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々が一日も早く回復されることを願っております。 私たちは、精神障害の当事者の全国組織ですので、精神障害の当事者という立場から、以下4点の意見を述べたいと思います。 まず1点目です。あらゆる事実の精査というふうに書かれているのですが、幾つかの重要な論点が中間取りまとめでは検証されていないのではないかと感じます。1つ目は、職員の採用基準についてです。このような行動を起こしてしまった職員を採用してしまった施設の採用基準を検証すべきではないかと思います。 2つ目は、教育・労働・安全衛生等の労働実態です。例えば職場の上司や同僚に相談することができたかなど、そうしたことを通じて技術の向上とか人材育成ができていたのかなど、そういった労働実態についての検証がされるべきではないかと思います。 3点目は、施設の提供するサービスの内容についての検証です。例えば意思の表出が困難な重度障害者が狙われたと聞いているのですけれども、こうした人たちの意思決定や意思疎通、コミュニケーションの支援というものがどれぐらいなされたかということに関心を持っています。そういった人でも意思を読み取れる職員がいて、読み取られることによってその人は意思を持った、人格を持った個人なのだと周囲に認識されると思います。そうした支援がされていなかったがために容疑者のような「生きていてもしかたない」という認識に至ったのかもしれないわけですし、意思疎通の支援がどれぐらいされているかなどの検証が必要ではないかと思います。 職員に対する研修ですが、第2回検討チームで一定されてはいるのですけれども、先ほど言った意思疎通の支援に関する研修がされていたかどうかということが検証されているかどうかが中間取りまとめを読んでもよくわからないので、これは検証が必要ではないかと思います。 そして、警察官通報を初めとする警察の対応について、この検証ももう少し、特に捜査方法や施設への情報提供、警職法判断や精神保健福祉法に基づく通報、こういったことが妥当であったかどうかといったことを検証しなければならないのではないかと思います。 続いて、2点目のほうですけれども、中間取りまとめで問題に思った点です。 主に今回の件は、検証が措置入院の入院や解除、施設の防犯といったところに重きが置かれているわけなのですけれども、しかし、これは余りにも精神保健医療福祉の検証・検討に偏重した枠組みではないかと思います。特に措置入院になったということは精神障害者という要件を満たして措置入院になるわけですので、容疑者に何らかの精神障害があったのだということは、それはそのようになるだろうと思うのですけれども、その疾病や障害と事件時の行為の因果関係に関する検証というものがされていないのです。これは刑事事件における精神鑑定を根拠に置かなければならないので、精神鑑定を待ってからでなかったら、本来これは検証できないのではないかと思います。 だけれども、再発防止策という形で措置入院解除後のフォローアップに対する関心が非常に高い。そのような中間取りまとめのつくりになっておりますので、精神障害による行為を抑止するための措置入院という形でなければ筋が通らなくなるので、そうなると容疑者の犯行時の障害の状態と行為との因果関係の検証、証明が必要になると考えます。しかし、この中間取りまとめは検証、証明がされておらず、容疑者に精神障害があったという事実をもって措置入院に対する関心が書かれてしまっている点で問題があると思います。 今までもこういった精神保健上の問題という形で社会的に取り扱われた事件は、往々にして責任能力ありというふうにされる傾向にあります。本件もやはりそうした可能性があるので、そこは慎重に検討されなければならないのではないかと考えます。 あと、警察官通報に関して、警職法の通報なのですけれども、どうしてもこれを法律の手続にのっとってやったら問題がないというのは、法律の手続にのっとっているから法律上問題ないことにはなるのですけれども、警察官がどのような必要性を判断して警察官通報にしたのかとか、警察官側が必要とした根拠について、それが妥当であるか、妥当ではないのかといったことの検証も必要ではないかと思います。こういったことをしなければ、広く恣意性というのは許容されていきます。法律の手続に従ってなされた手続は妥当であったものとして処理されるきらいがありますけれども、そこについてはもう一歩踏み込んで検証が必要ではないかと思います。 それから、神奈川県警の方で具体的に結束バンドで職員を縛るだとか、外部との連絡を取れなくするとか、抹殺したあとは自首するとか、そういったことを書いた衆議院議長宛ての容疑者が作成した手紙があるのですけれども、これを施設側、かながわ共同会に神奈川県警が見せていなかったということが報道されたり、議会で質疑されていたりしています。神奈川県警は、事件の発生予防という観点から、逆に危機感を失わせる結果になるのではないかということで、事態の危険性を正確に理解していただけるようにその内容を口頭で説明したのだと、だから手紙そのものを示すことは必ずしも適切ではないのだということで、見せなかったと報道されています。 ですが、明らかに犯行の方法などを事細かに書かれているわけなので、この神奈川県警の見立てというものが果たして本当に妥当だったのか、否、妥当ではなかったから実際に事件が起きて、施設側は対応できなかったわけですから、この点に関しては踏み込んだ評価が必要であろうと思います。そうでなければ現場の職員は、手紙を見せられずに情報共有がないまま防犯対策の責任だけを負わされることになるので、施設側の努力だけに解決の糸口を求めていくと、そういう解決策の筋書きになってしまいます。警察官のそのときの手紙を見せないという���断が妥当であったかどうかということを検証しなければならないのではないかと思います。 3点目ですけれども、これは実際に再発防止策という形で期待を寄せられている継続支援チームと多機能垂直型統合診療所についての私たちが思っていることについてです。 まず、兵庫県で実際に実施されている継続支援チームについては、兵庫の精神障害者の団体と協力して独自に調査した結果、次のような事実がわかってきました。精神科救急の輪番を組んでいて、その日当番だった病院が、あまり評判がよくない病院で、そこにたまたま救急で入院した。入院して、その後、継続支援の対象になって、通院自体をかなり厳密に管理されてしまって、逆にしんどいということで体調を崩した人がいるということと、それから、かなり他害防止のための監視という部分が強いので、そのあたりで監視されているということで体調を崩して入院を繰り返したりとか、そういった人がいるので、実際の面でも慎重に考えられなければならないと思います。 多機能垂直型統合診療所に関しては、これもやはり福祉のマターに対して精神科医が非常に入りやすくなってしまうということと、その大きな権限を持って精神障害者の地域生活に常に医師の目がつきまとってしまうことで窮屈なものになるのではないかと懸念します。 4点目は、措置入院見直しについてとか、犯罪防止機能の強化といったことに対して一般論なのですけれども、措置入院解除の検証というものは非常に力点が置かれているのですが、再発防止策として措置入院解除後の過度に管理的な干渉がなされるのではないかと私たちは危惧しています。そういう意味では、こうしたやり方には反対しています。地域の精神障害者は、報道でそういう事件があって、精神障害の犯行というふうに報道されたことによって体調を崩す者がいますし、検討チームの報道を耳にして、自分も措置入院にされてしまうのではないかと、そうやっておびえている人もいます。ですので、その部分については慎重に進められるようにお願いしたいと思っています。 精神保健医療福祉の問題という形で総括されてしまうことによって、結果として私たち精神障害者の実際の生活が規制されていく法制度になり得る状況にあるので、精神保健医療福祉を犯罪の防止のための策にすることに対しては、強く反対します。 ありがとうございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会から御発言をお願いいたします。 ○小幡参考人 本日はヒアリングの機会をいただきまして、ありがとうございます。本来ですと、理事長の本條が発言するところなのですが、別件の会議が重なっておりますので、私、小幡のほうからかわって発言させていただきます。 私どもの団体は、精神障害者の家族会を中心とした団体・組織になっております。私たちとしては、今回の再発防止策の検討は必要なことだとは思っておりますけれども、今回の中間まとめ、また、この間の報道や、各団体さんからもるる発言いただいているところですけれども、このことが精神科医療全般の措置入院やそういったところに偏重しがちなところについては危惧を持っております。そういった意味では、予防拘禁的な機能や犯罪予防というような部分がしっかり押さえられるのであれば、別途対策も必要かと思っているところです。ただし、今回の再発防止策の中では、これに関するところがかなりまとめられておりますので、危惧されるところも含めて当会として意見を述べていきたいと思っております。 容疑者の特異な考え方というのは、精神の症状から発生するとは私たちは考えておりません。そういったことで治療で治るものではないとすれば、この入院措置、いろいろな対応というのは一時的な対応手段でしかなくて、本来の解決というところの糸口をともすると見失ってしまうようなことになりはしないかと思っています。 既に国のほうでは、これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会というものが設置されており��して、当会からも構成員に入っておりますけれども、そちらのほうで保護入院等の非自発的入院と措置入院というのは本来連動するものと思いますので、関連があるのであれば、そこの部分をしっかりそちらの検討会のほうにも盛りつけていけるような方策が必要ではないかと思っております。 それから、今回の防犯対策としての救命というところを本当に区別していかないと、元職員の犯行であるとなれば、幾ら防犯策をとっても内部的なところからの観点というのは網羅されていないところがありますので、盲点として残ってしまうのではないかと思います。退院後のフォローアップにつきましても、精神疾患の患者さんということであれば、いろいろな方策がもちろんとられるわけですけれども、入院中からの退院支援に向けての取り組み、ここに支援者の参加を、専門員などを含めてですけれども、必須としていただきたい。 それから、地域の訪問支援の拠点というものに圏域をどう定めるかということはあると思いますけれども、小回りのきく小規模な拠点、区域にして、ここにも多職種、いろいろな目が入るようなチーム編成を築いていただきたいと思っております。 地域生活に移った後は、治療の中断、今回はそれに当たるところもあるかとは思うのですけれども、ここにどうアクセスしていくのか。また、家族とは今回、容疑者の方は一緒に暮らされていなかったところもありますが、そういった背景がどこから生まれているのか。精神の特性等にもし起因するところがあるとすれば、医療中断がないように、また急性期に陥らないようにしていくというところは、本人のみの対応ではなくて、本人を取り巻く家族やそういったところに関する医療へのアクセスの方法についてもつぶさに見ていかないといけないのではないか。そういったところでは、診療報酬との兼ね合い等も出てくるのではないかと思っております。 また、今回、容疑者の友人等もいろいろ変調を感じ取っていたりというようなこともあったようですけれども、そういった意味では相談をする窓口をきめ細かに、また、どんなものもたらい回しにせず、ワンステップでそのことを受けとめ、関係機関等につながっていくというようなサービス体制も整えていくことが求められているかと思っています。 また、いろいろな事件が起きたときに対応するには、国や行政等のかかわりももちろん必要でしょうけれども、当事者や家族会等が、なぜそういったこと至ってしまったのかというところで独自に情報を入手し、介入していけるようなシステムを自治体等の後押しをもってできていくということがあるといいのではないかと思っています。 それから、今回、容疑者が緊急措置入院になったときの状況は余り詳しくわからない部分があると思うのですけれども、措置入院になったときの身体拘束等が広がってきているというような背景を見たときに、例えば一般的な緊急措置入院になった場合と、今回の容疑者が措置入院になったときの受け入れや治療方針を立てるときの差異というのは逆になかったのかどうか。特異な事件としては扱われるのだけれども、ほかの状況と比べたときにどうだったのかというところは私たちも情報を得られないところがありますので、そういう観点から検証するのであれば、他の類似事件等も含めて比較対照が必要だと思いますし、現在、事件とは直接関係のない状況であっても、措置入院や緊急措置入院、また保護入院の実態というものもたださないと、明確な対策はとれないのではないかと思っております。 いずれにしましても、精神疾患、精神医療のところに偏重しない検証というものを進めていただきたいですし、今回の事件は防犯をしても内部から起こさせてしまえば、それは対応のしようがないという部分もありますので、こういった点については、より掘り下げて検証いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、公益社団法人日本精神科病院協会から御発言をお願いいたします。 ○松田構成員 資料7です。私、構成員ですけれども、たまたま日本精神科病院協会の役員ですので、その立場で今、お話しさせていただきます。 声明を日精協で出しました。その中で、終わりのほうですが、今回の事件でさまざまな立場から多くの意見表明や議論がなされていますが、日常的に措置入院患者を受け入れている日本精神科病院協会としては、今後二度とこのような悲惨な事件が生じないように、十分に人権擁護に配慮した措置解除後のフォローアップ体制の充実を含め、制度の見直しが早急に必要であると考えます。そして、今回の事件が地域移行の流れを阻害し、精神障害者への偏見を助長することのないように、そして、精神障害者と地域がともに安心かつ安全な生活を実現するために、各団体の団結が望まれますということです。 次のところには、今度、私どもの会長の意見が書かれています。その最後の方で、途中は飛ばしますが、再発防止を目的に治療・改善を行うための保安処分の検討や、医療監察法の対象者を治療可能な精神障害者のみに限定してよいのか。本来は司法モデルであるべき案件を安易に医療モデルとすることで、精神科病院に責任を押しつけてはいないかといった根本的な検討が求められているような気がしてならない。病院はあくまでも治療の場です。それを司法の考えを導入するというのはなかなか難しい。今回の事件に関しても、司法の側の検討をぜひお願いしたいと思っています。 以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、公益社団法人日本精神保健福祉士協会から御発言をお願いいたします。 ○田村参考人 公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長の田村と申します。よろしくお願いいたします。 資料8に従いまして、私どもの協会の意見を述べさせていただきます。 また、その前に、今回の事件におきまして被害に遭われた全ての方々に対して、慰めがありますようにお祈りしたいと思います。また、この検討会におきまして、先生方が熱心に御議論くださっていることと、本日こういう機会を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。 それでは、資料8に従いまして述べさせていただきます。 私どもの団体は、精神障害者の社会的復権と福祉の向上ということに取り組んでおります専門職の団体であります。 まず1点目、幅広い見地から事件を検証し、再発防止策を検討すべきです。事件発生後の早い段階でこの検討チームが設定されたこと、そして、措置入院制度の見直しが規定のことかのように議論が進んでいることに、本日も幾つかの団体の方が御意見をおっしゃっていますけれども、私どもも違和感、そして危機感を強く覚えております。こうした類似の事件の再犯防止のために最も重要なことは、生きるに値する命とそうでない命といったものを選別するような差別思想、これといかに私たちが闘うかということの検討が必要だと思います。その意味では、政府としてもその方策を議論する必要があると考えます。 また、そのためにも、今回の事件の刑事司法における対応の検証と課題抽出が欠かせないと考えます。 2点目です。本協会としましては、精神科医療や措置入院制度のあり方及び退院後の継続的な支援のあり方を今回の事件の再発防止策として論ずることに反対いたします。これも他の方々も述べられていますが、被疑者の措置入院歴あるいは精神障害ということと、今回の事件との因果関係は明らかになっていないと思います。そういう中で、措置入院制度の見直しを検討することは、あたかも犯罪の再発防止の機能を精神科医療が担うということを肯定しているように映ってしまいます。精神科医療の守備範囲というのは、あくまでも精神疾患のある人への適切な医療の提供であります。その一端を担う措置入院制度におきましても、極端な差別思想に基づく行動をとる方、そういった方を取り締まるような治安機能���あり得ないと考えます。 また、私どもソーシャルワーカーである精神保健福祉士は、基本的に御本人中心の支援を行う立場にありますので、社会防衛のために私たちの支援が機能するということは直接的にはあり得ません。 3点目です。改めてノーマライゼーションやインクルーシブな社会の実現に向けた取り組みを推進すべきです。日本における障害者入所施設の入居者の方あるいはその御家族は、本当に幸せな日々を送っていらっしゃるのでしょうか。今回亡くなられた方々のお名前も公表されなかったということ一つとっても、その人生がどのようなものだったのかということを想像させられます。たとえ障害を持って生まれてこられたとしても、地域社会から排除されることなく幸せな人生を送れるような社会づくりが本当に必要だと思います。そのためにも、財源を伴った社会保障の充実は欠かせません。国としては、生存権の保障ということを貫く姿勢を今こそ見せていただきたいと考えます。 また、改めまして、福祉専門職や研究・教育者が差別思想というものに対峙できるような共生思想を再構築し、広く啓発することも重要な使命であると考えております。 4点目です。福祉人材の確保と育成方法について見直すべきです。今回の事件と障害者施設が置かれている状況やそこに従事する福祉労働者の実情等を切り離して考えることはできません。福祉人材を養成する教育現場においては、人権教育を一層充実させること、また、一定の資質を備えた人材を雇用できるだけの待遇を確保すること、そして、福祉現場での教育研修体制を充実させること、これらが一体的に図られる必要があると考えます。 5点目です。私どもソーシャルワーカーとして、本事件の被疑者をもしも私たちの支援対象であるクライエントと捉える場合に、その時間と費用の保障ということが必要であると考えます。もし本事件の被疑者に精神保健福祉士として支援介入するとしたら、もちろんこれは医療の対象とは限らず、福祉的な支援の対象ということを多く含んでおりますが、長時間をかけて援助関係を形成するということ、そして、この方が持っている心の闇に入り込みながら詳細なアセスメントを行うということ、その上で御本人の不満や不充足感といったものがどういったところから起こってきているのか、その根源を探ること。そして、この方がどういう生き方をしていきたいと考えているのか。そういった生き方探しに伴奏するようなソーシャルワークの関わりが必要となります。 こういった支援を丁寧に行うことを考えますと、仮に例えば今回のように措置入院でしたけれども、そういった短期間に限定される、そして強制的な治療の場においては、この関係形成においた支援は不可能と思います。また、これをもし成し得ようとしましたならば、制度的、経済的な裏づけなしには行うことは困難と考えます。 以上の5点を総括させていただいた上で、措置入院制度のあり方ということに関しましては、特に措置解除の判断やその後の通院など強制医療提供の部分に特化して議論が矮小化してはならないと思います。警察官通報のあり方、措置診察件数の都道府県格差を初めとした措置入院に至る過程の検証も含め、現在厚労省に設置されております、これからの精神保健福祉医療のあり方に関する検討会、こちらで精神保健福祉法の改正の検討がなされているところですので、そちらにおいて議論すべき事項であると考えております。 このため、私どもの協会としましては、そちらの方へ措置入院制度のあり方に関する具体的な意見提出をしたいと考えていることを申し添えて、本日の意見とさせていただきます。 なお、添付は私どもの協会で2度にわたって、今回の事件とそのことについての報道等に関しまして見解を出させていただいておりますので、御参照いただければ幸いです。 以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、続きまして、日本多機能型精神科診療所研究会代表世話人、窪田彰氏から御発言をお願いいたします。 ○窪田参考人 今日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。 今回の事件で亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。 さて、私は、今回の事件の本人が措置入院として適切であったかどうかについては、詳しく知るものはでありません。ただ、今回のことで気づかされた措置入院後の地域支援体制の乏しさ等について意見を述べさせていただきたいと思います。 医療保護入院では、退院後にケア会議が位置づけられている一方で、措置入院においては退院後の支援を検討するケア会議すら求められていないのが現状です。 私は、精神科診療所を開業している精神科医師で、日本多機能型精神科診療所研究会の代表世話人をしております。日本の精神科医療は、入院ばかりに頼らない地域ケアがなかなか実現できていないことが問題だと思っています。そのためには、重い課題を持つ患者さんを地域で支援できる包括的精神科外来医療チームを生み出していかなければならないと考えています。この考えに至った道筋と今後の方向性について述べさせていた��きます。 それでは、1枚目のスライドに移ります。 東京の下町は、精神科病床が極端に少ない地域で、1978年に日本で最初の精神科救急病棟がこの錦糸町の都立墨東病院に生まれました。このときに私は着任しています。都立墨東病院の30床の入院病床は、日本一の短期入院期間を誇っていましたが、当時は退院後の治療継続支援もリハビリテーション支援もなく、日が経つにしたがって、再発再入院患者さんが増えてきたのです。このような経緯から、退院後の再発再入院を少なくするためには医療の継続支援が必要であり、同時に、地域に当事者たちの心の拠り所になる拠点も必要だと考えました。 そこで、周囲から寄附を集めて、当事者たちが自由に利用できる「友の家」と名づけた部屋を墨東病院の近くの町の中につくりました。その後、それらを支援し、継続的な医療を提供するために、1986年に錦糸町に精神科診療所を開業しました。墨田区等の行政や地域の医療・福祉機関との連携を構築し、必要な地域資源を立ち上げるなど、様々な活動をしているうちに30年の歳月がたちました。必要に応じて必要なサービスを提供できる体制を整えていくことによって、気がついてみると、まだ不十分ながらも重い課題を持った患者さんのための地域ケア体制ができてきました。 2枚目のスライドに移ります。 入院ばかりに頼らない地域での生活を支援していくためには、まず、重い課題を持った患者さんを外来で支援できなくては始まりません。重い課題を持った患者さんとは、この表のように例示できます。措置入院後とか、長期入院後とか、刑務所出所後とか、そういった課題を持った方たちがおられます。また、重い課題を持った患者とは、この表のほかにも、急性期の激しい病状を示す患者さんも短期的には含まれます。正直に言えば、重い課題を持った方たちを当院で診なくてはいけないとの制度はありませんから、本音のところではつらいなと時には思うこともあります。しかし、重い課題を持った方こそ手厚い支援が必要であるにもかかわらず、そのような患者さんを積極的に診療する医療機関は非常に限られており、当院では何とか診てまいりました。 今後は、市町村からの委託事業等により、何らかの責任と公的役割を認められたほうが、覚悟して実施ができるように思っています。 次のスライド、3番目に行きます。 当院の通院患者さんの特徴をグラフでお示しします。左側の円グラフのように、当院は統合失調症の患者さんが半分近くを占めています。鬱病や神経症圏の患者さんが多い一般的な精神科診療所と比較すると、当院は比較的重い患者さんが多いことが特徴です。 右側の円グラフは、当院でのフォローアップ期間を示しています。当院では、10年以上治療継続している方が40%以上を占めており、多くの方に長期の継続支援をしていることがお分かりいただけると思います。さらに、スライドには示しておりませんが、最近のある水曜日を急遽調べたところ、その日の私の外来患者さん69名中、措置入院経験者が6名、医療監察法通院処遇中の患者さんが2名、刑務所経験者が3名、拘置所経験者1名、計12名が重い課題を持った患者さんでした。刑務所経験者3名のうち2人は違法薬物の使用経験があります。この方たちは、外来通院につながっているという意味で成功例です。問題は、通院治療中に中断し、再三の電話連絡をしても応じない、つまりは継続支援からドロップアウトしてしまう方たちが問題としてあると思います。 4番目のスライドに移ります。 これは現在の当院の実践を図にしたものです。赤い字の箇所は診療報酬外のサービスで、ボランティアになっています。当院の特徴は、外来で医師の診察に加えて精神保健福祉士などのコメディカル職員も個別面接や家族支援を行い、ケースマネジャーとしての調整役を担っていることです。このことが毎日夕刻に開かれている院内ミーティングでのアセスメント等の検討時にチーム医療の重要な要の役割を果たしています。 精神科デイケアは、リハビリテーションへの入り口の役割とともに、人間関係が苦手な患者さんが安心できる環境で仲間に出会える場の役割があります。訪問看護や訪問診療、往診といったアウトリーチ支援を行うことによって、外来で通ってくるのが難しい方への医療継続支援等、ある程度の危機対応が可能になります。また、患者さんが実際に生活する場を見ることで、より本人のニーズに即した包括的な支援を行えることも、アウトリーチ支援の利点です。このようなアウトリーチ支援を当院は1カ月間に合計400件ほど行っています。ケア会議は、行政や入院中の精神科病院の職員との協議を行う大切な場ですが、ほとんどの活動は持ち出しで、報酬はありません。 5番目のスライドに移ります。 この図は、錦糸町の地域精神保健マップです。地域全体で精神障害のある人々を支えるために、顔の見える連携を構築しようと考えています。このようにサービス拠点が地域に点在して町に溶け込んでいる、町に散らばっているところがうちの特徴です。住みなれた地域でサービスを受けられることが特徴です。区役所やスカイツリーで患者さんがデイケア等でつくった作品を販売するなど、さまざまな活動を通して地域住民の精神障害者への理解も促進されてきたと感じています。このような地域に根差した活動や支援の提供を通じた地域共生社会の実現が、私たちの目指しているところです。 次に、6番目のスライドに移ります。 医療機関では提供困難なサービスについて考えてみます。当院では、このように創意工夫をして実践してきましたが、それでも力の及ばないことがあります。以下にあるような方々には支援が大変に困難なものです。 第1には、引き��もり等で初診すら困難で、もしくは受診拒否の方への治療導入。 2番目には、重い課題を持った患者さんが受診を中断・拒否している場合です。私たちは、患者さんの自己決定権を尊重しつつも、患者さん及び周囲の人々の生命、健康、生活を守るための支援をしていきたいと考えていますが、現実には難しい問題が多いのです。治療契約が成立しない患者に対しては、たとえアウトリーチ支援が可能な体制があっても、強制的な治療提供はできず、手を出せないのが現状です。できれば措置入院などの強制力を発動するために、入院にならないうちに地域で見守りを続けて孤立を防ぎ、根気よく働きかけることにより関係性を構築し、本人が納得した上で外来治療への導入もしくは再開することが望ましいと思っています。そのためには、公的な事業委託のような診療報酬とは違った仕組みで当事者を見守り、関わっていける枠組みが必要と考えています。 さらに第3には、薬物依存症等の濃厚なケースマネジメントを必要としている場合でもケースマネジャーが実施するサービスは現状では診療報酬の対象外であります。これらの課題は市町村から医療機関への業務委託が制度化されれば、地域への責任が生まれ、公的役割を果たすことができます。 7番目のスライドに移ります。 ここで、通常の医療機関では対応困難な方たちの医療継続支援の提供方法について提案したいと思います。 市町村からの医療継続支援については、2つの方法があると思っています。一つは、この図の右側の部分で、市町村が直接支援として保健師等の力で支援する現状のスタイルです。もう一つは、図の左側の部分、民間医療機関に業務委託をする案です。市町村の役割と責任の一部を実際に外来診療を行っている医療機関に業務委託することにより、民間医療機関でも市町村の保健師等と協力しながら一定の役割と責任を果たすことを可能にするのです。つまり、通常の診療では対応困難な患者にも、温かな見守りによる孤立防止や十分な時間をかけた関係づくりや必要時の危機介入ができるようにするのです。仮にこのような医療拠点を意欲のある外来医療機関、つまり、全体の精神科外来の約10%が引き受けてくれれば、全国に500から600カ所ができると思います。 すなわち人口10万から20万に対し1カ所程度ができてくれれば、継続的な医療支援が機能しやすくなると思います。例えば措置患者さんの退院前にケア会議を開き、その後の支援を行う場合を考えてみます。東京都は、人口当たりの措置入院が最も多い自治体の一つですが、例えば人口26万人の私がいる墨田区では、年間では二十数人が措置入院しています。月に直して言えば月に2人程度ですから、1つの機関で十分対応可能と考えられます。そして、このシステムの透明性を確保するためには、各都道府県単位の精神保健センターがモニタリング機能を担うようにすれば良いと考えています。 8番目のスライドに移ります。 次に、個人の生活・価値観を尊重した医療継続支援を実現するための条件について触れたいと思います。 第1には、医療機関が適切なアセスメント、ケースマネジメント、24時間365日のミクロ救急等を実施することです。手厚い支援が必要な人には、さまざまな医療資源や福祉資源を活用し、多機関との連携を密に行うことが必要となってきますので、それらのサービスの連携、構築のためのケースマネジメントが支援の鍵になります。そして、病状や生活状況が改善したときには、定期的アセスメントにより、逆にサービスを減らしていくということも必要になってきます。 第2には、外来医療の充実です。入院医療中心から地域中心へという国の方向性が明確に示されていますが、残念ながら、外来医療の診療報酬は従来と変わらず手薄なままです。デイケア、アウトリーチ、多職種によるケア等の外来医療全般の質の底上げが必要だと思います。 3番目はスライドのとおりです。 第4には、自治体の実情に応じて、民間医療機関への業務委託をすることにより、官民協働で包括的地域ケアを提供することです。これにより、地域共生社会の実現を果たしていけると考えています。 最後の9番目のスライドになります。 このように、市町村単位で民間医療機関への業務委託による官民協働の体制が実現すれば、カナダやイギリスやイタリア等の先進諸国と同様に、日本にも地域に責任を持ち、重い課題のある患者さんにも対応可能な精神科外来医療拠点が生まれます。ここに多機能で包括的な精神科外来医療チームを形成して、人口10万から20万人に1カ所の地域精神保健センターを日本にも創設する必要があるのではないかと考えています。 以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、田原課長、よろしくお願いします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 事務局でございます。 追加資料を今、配付させていただきたいと思います。全国手をつなぐ育成会連合会から冊子が届きましたので、お手元にお配りいたします。 以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。 それでは、そのほか本日御発言いただいた方々から、もし追加の御発言があれば承りたいと思うのですが、いかがでしょうか。 どうぞ。 ○日野参考人 身体障害者施設協議会でございます。 他の団体の方とは、施設という視点から若干違う意見を申し上げたいと思うのですが、今回の事件について、協議会としていろいろな意見が出たのですが、侵入防止という観点から考察しますと、まず第1は、敷地内への侵入防止策をいかに図るかということと、2つ目は、建物内、要するに利用者の方が生活をされている居住空間への侵入防止策をいかに図っていくかということと、3つ目が、今回の事件のように建物内に侵入された場合にどう対応していくかという、この3つの視点から、私たちの協議会は具体的にこれから取り組んでいかなくてはいけない重要な課題だと思っています。 もう一つは、今回の事件が元職員であったということは、やはり重視しなくてはいけないということで、特異なケースではあるにしても、今、職場環境改善ということも先ほど申し上げましたけれども、職員のメンタルヘルスケアというものをしっかり取り組むことが、職員の資質の向上にもつながると思っていますので、その部分だけ追加をさせていただきました。 ○山本座長 ありがとうございます。 他はいかがでしょうか。 どうぞ。 ○久保参考人 今、お手元に配っていただきました9月号の「手をつなぐ」という冊子ですけれども、私ども、先ほどのお話の中でも意見を言わせていただいたのですが、知的障害の方だけではなく、精神障害の方や身体障害の方からもお声をたくさんいただいておりまして、助けてほしいというような意見とか、今の報道されていることが障害のある人たちや家族から見るとマイナスのイメージばかりになってしまっているというのがあるのです。それで私たちは、もっと前向きに、みんなと家族や仲間と本当に明るく前向きに元気に生きている、こういう人たちのことを、障害のある人たちのところに余り関心を持っていない方も含めて、この人たちの命がなくていいものでしょうかというので発信をしたいなと思って、9月号を出させていただきました。 みんなマイナスイメージで、怖がって助けてほしいという声が聞こえてきますので、前向きに生活をしていけるような、そんな活動の一つとしてこの9月号をやらせていただいていますので、報道関係にはそういうところに御注意いただきたいという気持ちもありまして、今日提供させていただきました。よろしくお願いします。 ○山本座長 ありがとうございました。 その他いかがでございますか。よろしいでしょうか。 それでは、本日御発言いただきました各団体の方々、本当にどうもありがとうございました。御礼申し上げます。 それでは、各団体からのこれまでの御発言を踏まえまして、御質問、御意見があればお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員 育成会連合会としても2つ要望させていただいておりますけれども、1つは、本人の精神鑑定がどのような進捗状況になっているのかということと、この会をどのように進めていくのかということについて、今日意見提出をしていただいた団体からも、そこを踏まえての検討が必要ではないかとされておりましたので、神奈川県での検証委員会の動きと、精神鑑定についての見通しはどのようになっているのかについて、お答えいただける方がいればお願いしたいと思います。 ○山本座長 ありがとうございます。 今の点に関しましては、神奈川県のほうはいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長 神奈川県の保健福祉局長の佐久間です。 今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 私どもでやっております、先ほど団体の方からも検証委員会のお話を具体的に出していただきましたけれども、厚労省のチームと余りほどなく設置をさせていただいて、主に事実関係をどう認定していくかということと、それに対してどういう課題があったのか、課題に対する対応はどうすべきかと、こういった視点で検証をやらせていただいております。 もちろん第三者による検証委員会でございますので、私ども事務局がいつ出るとはなかなか言いにくいのですが、今の見通しですと、最終的なある程度のまとまりある報告、レポートというのは11月中にいただけるのではないかと受けとめてございます。 以上でございます。 ○山本座長 ありがとうございました。 田中構成員、よろしいですか。 ○田中構成員 であるとして、この会がいつ結論を得るのかということと、幾つかの団体や私たちから要望した精神鑑定も含めて検証につなげるということについて、事務局としての見通しについてもお聞きしたいと思います。 ○山本座長 事務局、よろしいですか。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 精神鑑定の方の見通しは、まだ我々も十分承知はしておりませんが、この検証チームの再発防止策については、秋頃にまとめるということで申し上げておりました。大体11月中を念頭に置いていたものでございますので、神奈川県の検証の状況なども念頭に置きながら、この場でのいろいろな意見集約を見て、再発防止策がまとめられるように進めていきたいと考えております。 ○山本座長 ありがとうございました。 田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員 団体からの意見としても強く上がっておりましたし、私も構成員としては2つの結論を待ってから検証報告を出したほうが、いろいろ指摘されたことに対してもバランスよく答えていくことになるのではないかと思いますので、11月ごろに報告書を出すという見通しを立てた時期とかなり情報が変わってきておりますので、もう一度そこは再考していただきたいと意見としては述べさせていただきます。 ○山本座長 この点につきましては、今の御意見をいただきまして、ちょっと検討させていただきたいと思います。 他はいかがでしょうか。もう田中構成員はよろしいですか。 ○田中構成員 今の件1つです。 ○山本座長 他はいかがでしょうか。 平田構成員、どうぞ。 ○平田構成員 今の精神鑑定との関わりについては、何回目かの会議で私も指摘したと思うのです。やはり鑑定の結果といいますか、被疑者の病理と事件との関係が解明されなければ、結論を急ぐべきではないという話をしたつもりなのです。ただ、それが確定するのを待つということになると、最高裁まで行ってしまう可能性がありまして、いつなのか見通しがつかないという事情もありますので、制度的な問題に限ってこの検証委員会で取りまとめるということはあってもよいかなと私は考えているのです。 ただし、鑑定結果が出たところで、もう一度そこに焦点を絞った検討会は再開すべきではないかと、ここで述べさせていただきたいと思います。 ○山本座長 ありがとうございます。 その点について、松田構成員、いかがですか。 ○松田構成員 全く同じ意見です。 ○山本座長 ありがとうございます。 村上先生、どうぞ。 ○村上構成員 確かに精神鑑定の結果を待って、それからというのが一つの正論ではあるのですが、私はちょっと違った観点でお話をさせていただきたいと思います。 医療監察法ができました池田小学校事件の場合にも、要するに彼がこれまで医療を受けてきた経過を検討されて、そして、医療監察法という制度がスタートいたしました。制度が発足したときには随分反対意見も多かったと思います。ですが、ああいう不幸な事件をきっか���として、医療としては、松田先生は司法モデルとおっしゃいましたが、あれは司法モデルを取り入れてはいるけれども、病院そのものは医療モデルで動いております。そういう意味での展開を考えてみますと、今回の措置入院という状況の中で、措置入院個々に関して、そのときに医師がどのように判断をしたのかに関しては、実際に診てきていただいた先生も含め、我々もいろいろ書類を読ませていただいた関係も含めた上で検討をさせていただきました。 ですから、確かに精神鑑定というのは、とどのつまり最後の結論はこれでしたという正解みたいなものがあるのだけれども、我々は全て正解を知った後に判断をしているわけではない。日常臨床というのは、そのときその場で状況を含めて判断をしております。その上で我々が陥りやすい落とし穴があったり、我々が用心しなければいけないことだったり、我々が準備しなければいけないということは、現時点でもしっかり論議はできるし、提案はできると思っております。 何度も申しますが、池田小学校のときの事件に関しては、岡江先生が、亡くなられる直前ですけれども、鑑定書を公にされました。お読みになった方もおられると思います。その鑑定書の中は、最終的には情性欠如の精神病質、パーソナリティー・ディスオーダーという判断なのですけれども、読み方によれば、もっといろいろな議論ができそうなものでした。 あれは一審でほぼ確定して、控訴したものもすぐ取り下げましたから一審で確定して刑が執行されましたけれども、不幸な事件を契機にして、でき上がった制度というのは必ずしも間違いではなかったと私は思っております。 ○山本座長 ありがとうございます。 今の点について、いかがですか。 座長でございますが、私も中間取りまとめの際にも申し上げましたけれども、鑑定の結果が出るまでは相当時間がかかるわけです。しかも、我々は検証におきまして課題を抽出したわけですから、その課題につきまして制度的に再発防止策を出すというのは義務だと思います。そして、これは秋頃までを目処に出すということを公にしておりますので、そういうことで再発防止策を出していくという方向で堅持したいと思います。それでよろしいでしょうか。 松田先生。 ○松田構成員 それで全く問題ないです。ただ、先ほどから皆さんの意見の中に、措置入院とかそのあり方を検討しているかのような御発言がありましたが、そういうことは一切ありません。この事案に関してどうなのかということをやっていますので、それに対して今、再発防止をどうしたらいいかということに特化しています。措置入院はこうあるべきだなどという上から目線の議論は一切していないということをお伝えしたいと思います。 ○山本座長 ありがとうございました。 他はいかがでしょうか。 松本先生、どうぞ。 ○松本構成員 私も今回の事件をきっかけにして、質の高い地域精神保健福祉のサービスが実現できればいいなと思っているのですが、その中で、きょう窪田先生に御指摘していただいた、本当にだんだん地域中心の精神科医療になっているのだけれども、診療報酬は本当に入院中心についていて、外来などではやせ細った形で支えている現実がありますし、地域保健の行政サービスのほうも年々人員的には厳しくなってきて、直接住民を支援するというよりは、役所仕事になっていってしまっているという現状があるなと思っています。 その中で、今日は窪田先生の御紹介された内容にちょっと関心を持ったのですけれども、2点ほど質問させていただければと思います。もしわかればということなのですけれども、現状の日本の中で、多機能垂直型のこのサービスをやっている医療機関というのがどのぐらいあるのか。例えば実態として、そういったところが担えるぐらいの潜在的な数があるのかどうかということが1点。 もう一点、私自身は薬物依存症を専門とする精神科医なのですけれども、本当になかなか医療機関が少なくて苦慮しているのですが、例えば行政から一定の委託費があれば診られるのか、あるいは診るだけのソフト面というか、職員のスキルなどは高められる可能性はあるのか。この2点について御意見をいただければと思います。 ○山本座長 ありがとうございます。 では、窪田先生、お願いします。 ○窪田参考人 御質問ありがとうございました。 まず、名前なのですが、今、垂直まで言うと余りにも長いのと、多少の概念の混乱がありますので、多機能型精神科診療所と言っています。それに相当する今回のようなきちんと地域でケアできる体制を持った医療機関がどれだけあるかといいますと、もしこれが制度として発足したときには、診療所レベルでは恐らく50から多くて100ヶ所くらいだと思います。日本中の精神科診療所でデイケアを持っているところは大体多機能になっているのです。それが約450件です。その中で重い患者たちを責任を持って診ると手を挙げる精神科診療所は、恐らく3分の1から4分の1というところだと思います。 これが始まったときには、精神科病院の外来で多機能になっているところは随分全国的にありますので、そこが中心的に担っていただいて、都市部については多機能型の診療所がやるというような現実的な形になると思います。それから、公立病院や総合病院でもそういったことが担える病院は幾つもあるだろうと思いますから、日本の総力を合わせて500~600カ所できてくるのではないかと思っています。 実際の力についてはどうかということを言われると、たしかに能力的にはまだばらつきがあります。少なくともデイケアをやっているところはスタッフが10人以上いますが、当院や幾つかの力をこめて実践しているところは50人を超える職員がいる診療所が増えてきています。全体を見れば、まだ研修も必要ですし、これがもし委託を受けることになれば、責任を持って薬物依存の患者を診療所も診なければいけないし、そのことについての研修もしなければいけないと思っているところです。 ありがとうございました。 ○山本座長 ありがとうございました。 松本先生、よろしいですか。 ○松本構成員 はい。 ○山本座長 他、いかがでございましょうか。 岩崎構成員、どうぞ。 ○岩崎構成員 私、再発防止ということに関連して言えば、先ほど育成会あるいは身障協の会長さんからお話がありましたように、教育の必要性というのは大変大事だと考えておりまして、文科省でもカリキュラム編成の際にそのような努力をしていきたいという前向きな回答をいただいております。 私が知る限りでは、平成の1桁の時代には、福祉の教育モデル校みたいなものがあって、学校教育の中でインクルーシブ社会の創設に向けた検討が行われていたのですけれども、このところは余り聞かれなくなってきた。ということは一般化してきたということで、評価すべきなのかもしれませんけれども、子供たちにとってはそういう機会に接することがなくなったということで、ぜひ団体としても御活躍をお願いしたいと私個人的に思っております。 それから、日野会長から出た中で、防犯対策と防災対策は一体的にしていくべきではないかという御発言をいただきました。私、初めてこういうことを聞いたのですけれども、今回出されました4課長通知の防犯に関する通知と、これまで行われてきた防災対策の中で示唆に富むようなお話があればお伺いしたいと思ったのです。 といいますのは、今回の防犯対策について、ちょっと細か過ぎるのではないかとか、幾つかの批判を各種別からお話しいただいているものですから、もしあれでしたら、身障協としてどんなお考えかも含めて。 ○日野参考人 岩崎構成員のほうからおっしゃったこと、教育の話は本当に重要だろうと思いますので、協議会としても、ライフステージに沿った教育というのが必要なので、教育委員会と社会福祉法人と一体的に取り組むことが必要だろうと思っております。 それから、防犯対策につきましては、示された通知とかでちょっと表現が過度な体制整備をしないようにとお願いしていますけれども、例えばある団体、先日の別のところのヒアリングでおっしゃったのは、防犯カメラを設置するということについては人権の問題、例えば監視をされるとかいうこともあるので控えていただきたいという御意見があったのです。それは身障協としては、外に向けての監視カメラであれば特に問題ないのではないかと思っておりますけれども、やはり一番危惧するのは施錠のところです。施錠の方法もいろいろあるのですが、例えば外から今回の場合はハンマーか何かでガラスを割って、そこから解除して侵入した。そのことであれば、例えば割れにくいようなビニールを窓ガラスに張るとか、そういう方法をとれば、例えばハンマー等でガラスを割るにしたって時間がかかるし、音がしますので、それは職員が気づくと思うのです。その程度であれば問題ないのですが、何カ所も施錠するとかいうことに関しては、先ほど申し上げました防災、万が一災害があったときに避難に時間がかかる。避難経路の確保ということを含めて一体的に検討しなくてはいけないのではないでしょうかということで発言をさせていただいたということです。 ○山本座長 岩崎構成員、よろしいですか。 ほかはいかがでございましょうか。 部長、どうぞ。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長 ありがとうございます。 防犯と防災ということで、社会から閉じた施設にならないようにというのは、どの委員からも共通して出ている話でございまして、私どものほうも通知の中で、地域と一体となった開かれた社会福祉施設となることと、防犯に係る安全確保がなされた社会福祉施設となることの両立を図るために、日ごろから利用者が地域に出て活動するということ。それから、地域開放など地域の関係者との交流に向けた諸活動について、防犯に係る安全確保に留意しつつ、これまで以上に積極的に取り組むことが重要で、また、利用者の自由を不当に制限したり、災害発生時の避難に支障が出たりすることのないように留意するということを書かせていただいております。 そうはいうものの、また改める必要があるのではないかという御示唆、御提言がありましたら、またお聞かせいただければと思います。 ○山本座長 ありがとうございました。 そのほか、いかがでございましょうか。 どうぞ。 ○松本構成員 先ほどの多機能型クリニックの話の続きなのですけれども、今、なかなか公的機関で地域のサポートをするマンパワーが少ない中で、こういう民間のそういったところに委託するというのは一つのアイデアだなと思う一方で、本日、全国「精神病」者集団の方がプレゼンテーションしてくれた中に、やはり医療の抱え込みみたいな感じになるのではないかという、それも確かに危惧すべきことかなと思っていて、先生のクリニックなどは本当に地域に根差してやっているのですけれども、地域によってはかなり病院で抱え込んでいるなという感じもある。 多分、その解決策の一つとして先生が提案された中で、市区町村などとの人的な交流であるとか、精神保健センターのモニタリングみたいなことを添えられたのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか。やはりこれが医療の抱え込みとかになって、それは私もとても危惧すべきことなのかなと思っているのです。 ○窪田参考人 ありがとうございます。 これまでの日本の精神科診療所を考えますと、余りにも非力だった。医者と事務の2人しかいない。これで一体、重い人たちを地域で支えられるのかという、とても無力な状況があったと思います。やっと最近はデイケアができ、訪問ができて、他職種多機能になり一定の力を持てるようになってきたのです。さらに近年では、障害福祉サービスのほうも障害者自立支援法ができてから株式会社も実践する時代ですから、医療機関も包括的ケアや垂直統合型と言うなど、一つの医療チームでしっかり支援する必要があります。重い急性期の状況にある人たちについては、とにか��相当力を込めないと支え切れない。医師が外来で10分間程度面接するだけでよくなるかというと、それだけでは無理です。地域の中で様々な力を統合していく必要があります。しかし、日本の現状はまさに個々ばらばらです。たくさん地域に福祉施設はあるのだけれども、どれもみな別々の法人がやっていて、チームになっていないのです。これが日本が諸外国に遅れをとっている面だと思っています。重い人をサポートするときには、多職種による多機能の連携をチームとしてやっていく必要があります。そのためには、一つの医療法人でチームとしての実践をしっかりやらなければいけないと思っています。 ですから、一定程度の安定を見たら、そこからは福祉レベルに移すことを私は水平連携と言っていますが、力を込めるときには力を込めてやる。そして、一定程度安定したら地域の福祉の人たちにお任せしていくということが必要です。一つの医療法人だけで抱え込まないことは大事だし、開かれた場である必要がありますが最初の急性期のときには力を集中して対処しなければならないわけですから、最初の大変なところは医療チームがしっかりと支えて、そして一定程度よくなったら、より広い範囲の中で見ていくという構造が必要と思います。今までの日本にはこのような医療ケアが無さ過ぎたのではないか思います。 ○山本座長 私からも1点よろしいですか。 これは継続的支援を行う場合、期限とかはどのようにされているのでしょうか。それと、行われていることについて、もし課題を感じていることがあられたら、ちょっと挙げていただければ非常にありがたいのですが。 ○窪田参考人 特に統合失調症の方については、現状で言えば、やはり再発予防が大事ですから、5年、10年と長いお付き合いになるのはやむを得ないと思っています。ただ、かなり力を込めてサポートする、これもかなり個人差がありますね。本当に数週間で急性期を立ち直る人もいれば、引きこもった状況からやっと友達ができて、人の輪の中に入っていけるのに10年かかる人もいますから、何とも期間については一概には言えないと思います。ただ、評価を定期的に行って、不必要な支援は減らしていくという作業がいると思っています。 現状で我々のクリニックで困っているのは、例えば家を探しに不動産屋さんへ行っても、それは診療報酬にならない。仕事を探しにソーシャルワーカーがハローワークに行っても、これもボランティアにしかならない。そろそろ退院だから来てくださいねと、当院のスタッフが精神病院のケア会議に行っても、これも診療報酬にならない。全部持ち出しでボランティアではなかなかやれないのです。そういった生活支援の活動に対して経済的な手当がつく必要があります。 逆に言えば、私の提案の中にある地域精神保健センターをというのは、そこに2人でも3人でも自由に動けるコメディカルがいてくれれば、個々の活動のたびに診療報酬にしばられずに動けます。例えば八王子の病院に地域移行のケア会議が必要な患者がいれば飛んでいくし、地域で困っている人がいれば夜でも飛んでいくことができます。さまざまな応援ができる。そういう自由に動ける人手がいないというのが実は一番困っているところです。 ○山本座長 ありがとうございました。 これは民間委託をするのも一つお考えだということですが、そういう場合でも情報提供の問題とかがあると思うのですが、何かその点についてお考えはございますか。 ○窪田参考人 情報提供というのは、病院との間ですか。 ○山本座長 要するに病院との間です。市町村から。 ○窪田参考人 例えば現在入院中の患者さんで、退院してから当院の外来へつなげる必要があったとき、こちらはその患者さんがもともと当院に通院中の患者さんならば、ケア会議に行くことはオーケーだけれども、今まで当院にかかったことがない人だと、情報提供上の問題が起きてきますね。それが区からの委託を受けて当院が責任を持って退院促進もやってくださいと言われていて、公的な契約関係があれば、情報の共有は可能になるのではないかと思っています。 ○山本座長 その辺はちょっと制度的な検討が必要だと思いますね。ありがとうございます。 ○窪田参考人 そうですね。それから、民間であることのよさは、やはりローコスト・ハイパフォーマンスでできる。アメリカも精神保健センターができたけれども、どんどんNPOに委託になっていると聞き及んでいます。そういう委託の良さがあると思っています。 ○山本座長 大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。座長のほうからいろいろすみません。 では、松田先生。 ○松田構成員 窪田先生に引き続き質問で申し訳ないですが、先生のような意思ある人がきちんとやるというのは大事なのだけれども、やはりどこかでポシャっちゃうのではないかという心配があるのです。そこら辺のところは地域力のアップ、地域での治療共同体でもいいし、福祉共同体でもいいし、生活共同体、そういったものを同時に考えていかないといけない。そこら辺の運動とか活動をどうリンクさせるかという問題があるのだけれども、そこら辺はどうお考えですか。 ○窪田参考人 ありがとうございます。 当然そこが中心になれば、その医療機関の周辺の、例えば障害福祉サービスとも水平連携していかなければいけない。ただ、そこが委託を受けて一つのリーダーシップを発揮できれば、周辺の支援機関と一緒にケア会議を開くことが可能になります。今のところ現状で言えば、当方のクリニックはクリニックとしてやっているだけで、言うなれば八百屋さんと何の変わりもないのです。当院が周辺に呼びかけて一緒にケア会議を開こうなどという権限も何もないわけです。でも、そういうことをやれる、少なくとも言い出しっぺになれるような権限を与えてくれると、もうちょっと地域がうまく連携してやれるようになると思っています。 ○山本座長 松田先生、よろしいでしょうか。 ○松田構成員 はい。 ○山本座長 それでは、いかがでございましょうか。 また私からで申しわけないのですけれども、幾つかの団体の方から、警察の取り組みといいますか、警察官行政についての検証ということが指摘されておりますが、これに関しては、警察のほうではこの事件に対する対応として検証とかを行っているのでしょうか。どうぞ。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長 警察庁の生活安全課長でございます。 こちらの考え方としましては、チームに参画して一緒に検討させていただいているという理解でおります。 ○山本座長 特に内部ではされていない。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長 内部というか、もちろんこの検証チームがありますので、それにその都度、上司等に諮って相談申し上げておりますので、そういう意味では検討はしているところでございます。 ○山本座長 わかりました。 神奈川県のほうは、警察についての検証はいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長 神奈川県の検証委員会のほうにも県警本部の生安の総務課長さんに常時御出席いただいて、当然秘密会でやっております関係もあって、さまざまな資料でありますとか、いろいろな状況説明でありますとか、非常に丁寧にやっていただいて、今、そのおかげで非常に検証がはかどっているという面はございます。 ○山本座長 神奈川県では検証がはかどっているわけですね。 ○神奈川県保健福祉局長 おかげさまをもちまして。 ○山本座長 わかりました。 どうぞ。 ○窪田参考人 松田先生からの御質問で、だめなところはどうするのかというお話を思い出しました。委託したけれども、ちゃんとした成果を上げないところについてはどうするかについてです。自分が考えているのは、5年ごとに見直しをすることです。それぞれのところについてちゃんとやれているのか、そういったことを県の精神保健センターがモニタリングする。もしくは各自治体、市町村が委託を5年ごとに再契約をするというような形にすることによって、ちゃんと機能していないところは他に替わってもらうという道があるのではないかと思います。 恐らくこれが制度としてスタートすれば、かなりやる気になるところが出てくるのではないかと私は思います。逆に言えば、一つの地域で2つも3つもやりたいと言ったらどうするのかということがありますから、何年かごとに再契約し直すという制度が必要になってくるのではないかと思っています。 ○山本座長 ありがとうございました。 松田先生、よろ��ゅうございますか。 村上先生、どうぞ。 ○村上構成員 先ほど山本先生からも出たのですけれども、この間、私もグレーゾーンという表現で、これは警察が扱うべき事案なのか、医療が扱うべき事案なのかという、要するにはっきりとしない領域についてお話を伺いました。私自身、例えば日常臨床の中でも、当院は窪田先生のところと似ているのか、多機能型病院と言っていいぐらい問題な方ばかりがお見えになりまして、ほとんど警察の方がお連れになります。診断もやはり多様です。基本的には、すっきりと統合失調症という方はほぼおられません。多かれ少なかれ事件的なことを起こしておられます。 やはり我々自身も悩むのですね。多分この方を引き受けられた病院も悩まれたと思うのです。悩まれた経過はよくいろいろなところで調べていただいたものを見て、そのように悩んだけれども、やはりこれは受けようと思っておられたということは随分我々自身も共感を持って追跡ができるわけです。ただ、この悩んだ過程に関して我々は共有できない。 日常臨床はそういうことで、お巡りさんが連れてこられるので、お巡りさんとはすごく仲がいいわけですけれども、悩んだときに、この意見の交換がどれぐらいできるかということが、やはりこういう難しい場面に対応するような病院は必ず必要になってくるので、ぜひ警察のほうも、悩んでいただきたいというのはおかしい話ですけれども、悩んでいただいて、そこの悩みの部分は共有していただきたい。その結果において、我々医療が引き受ける場合もあれば、お戻ししてそれは司法といいますか警察の方で対応する場面もあるのだろうと思いますが、その領域があるのだということは、非常に難しい場面をどのようにマネージしていくかにとって非常に重要なポイントになるのだろうと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○山本座長 ありがとうございます。 田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員 私も窪田さんにお聞きしたいのですけれども、プレゼンテーション資料の中の6ページの「行政からの業務委託により対応可能に」という文言は、4ページの図全体に対しての提案なのかなと理解しているのです。今日お話しいただいた精神の分野の医療の伴った対応ということになるわけですけれども、ケースマネジャーと相談支援専門員がかかわる分野は、3障害だけではなく発達障害、難病にも広がった状況ですので、業務委託に関してのウエートは、ソーシャルワーク的に動く相談支援専門員を指しているのか、医療的な背景を伴っていることに対して業務委託と御提案なのかということについて御意見をお聞きしたいと思います。 ○山本座長 窪田先生、お願いいたします。 ○窪田参考人 ありがとうございます。 やはりチームとしては一部のソーシャルワーカーだけの業務というわけにいかないと思うのです。包括的なコミュニティーケアという意味では、この医療法人の中の医者もソーシャルワーカーも心理も看護も、それから周辺にある訪問看護ステーションとか、就労移行支援事業所とか、様々なところが一体的に機能していく必要があると思っています。 ただ、一般外来では鬱病や不眠症の人も大勢来ていますから、そちらについては直接かかわらないでしょう。より重層的な多機能な支援が必要な人たちを対象にしたセクションになっていくと思っています。 ○山本座長 よろしいですか。 ○田中構成員 一言だけ。私たちの提案としても、対応が難しい方の特性を理解し��見通しを見立てていくということが非常に重要だと思っていますので、この一体的な機能について、窪田さんからの提案を受けて、今後の対策の中で強めていただければということで、今の御意見ですとなかなか分かちがたい部分があるということだったかと思いますけれども、これを参考にして、ぜひ何らかの形になるように検討、報告にも反映していただければと思いますし、���策にも取り込んでいただければと思っての意見表明です。 以上でございます。 ○窪田参考人 ありがとうございます。 ○山本座長 ちょっと話が飛んでしまったのですが、先ほど村上先生から御指摘いただいた点につきまして、警察からいかがでしょうか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長 村上先生は以前からおっしゃっておられることは認識しておりますので、その趣旨は理解しているつもりではありますけれども、警察側も決して悩んでいないわけではありませんで、以前、ちょっと今数字を思い出せませんけれども、保護した中でも全て23条通報しているわけではないというお話もさせていただいたかと思います。あくまで23条におきましては、精神障害のために自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれがある、自傷他害のおそれがあると認められる者を発見したときは直ちにその旨を最寄りの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならないとございますので、そういう意味では真面目にやらせていただいているところでございますので、また導き等、よろしくお願いしたいと思う次第でございます。 ○山本座長 村上先生、よろしいですか。 ○村上構成員 そういう関係性をつくるのに、日々、我々、日常的には警察の方と連携をとってきて、やっと信頼関係ができてくるというプロセスがございます。だから、警察の方も一生懸命されていることは十分承知しているのですが、ただ、何回も言うように、グレーゾーンというかはっきりと判断が出ないような、幾ら専門家が見てもたった1~2時間の世界では信頼がつかない場面があって、そこだけで何かの決定を出さないといけないわけですから、そういうときにお互いの意見交換がフリーにできるようなことは非常に重要なのだと。精神鑑定で結論が出てくるのは、入ってくる情報量の桁が3つ違うぐらいの情報量の中で診断をしたり判断をするわけですけれども、実際の診療というのはもっと生きている状況の中で、時々刻々の中で判断するわけですから、お互いに100%正解な答えを出しているわけではないというところを共有していただければと思いました。 ○山本座長 ふだんからの密接なコミュニケートというものは必要だと思うのですが、今後そういう具体策みたいなもの、村上先生、ございますか。 ○村上構成員 私、司法精神学を専門としているので、私がまいりましてからそういう非常に難しい患者さんに関して、かなり丁寧なケア会議を開かせていただいて、その中に警察の方がお入りになることもあるし、それから、先ほどお話ししましたように、ほぼ問題な患者さんは地域にある意味ではそのままいます。問題が起こるたびに余り有効な手が打てずにおります。そこが少し医療という観点で入ることについて、私のほうからも手を出したところ、警察の方もすっかりと、それこそ対話ができるようになったというプロセスがございます。だから、医療とこういう困難な方の処遇に関することは、やはりお互いの歩み寄りなのだと思います。 それは例えば児相も出てくるし、保健所も出てくるし、相談機関も出てくるわけですが、やはり一番判断の難しいところは、手つかずにあるということの事実なのです。この事実を我々が認めて、何か手をそこに出していかないといけない。多分今回の相模原のケースだって、手を出し始めるとそんなに簡単にいかない。単に寄り添うといっても、非常に二面性があってどのように判断するのかわからない局面が多分あったのだろうと。そういう非常に難しい局面にある方が実際に地域に多くおられるということ、そこを我々はどのように医療なのか、司法なのか、対話をしていくということが重要なのではないかと思いました。 ○山本座長 ありがとうございました。 ほかはいかがでしょうか。 中原構成員、どうぞ。時間がありませんので、済みませんが簡単に。 ○中原構成員 今の村上先生のお話の中に出てきた警察との情報共有というのは、保健所としても一番大事なところだと思っておりまして、要は地域で保健所とそれぞれの地域の警察がきちんとそのような意見を共有できるような関係性をつくる。それもまた各全国の保健所の役割だと思っています。 司法のほうでも、そういったところを十分に認識していただけるように意識していただければと思っておりますので、これは警察の方にお願いです。よろしくお願いいたします。 ○山本座長 ありがとうございました。 警察の方、今の点について何かございますか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長 私自身も先週、座長に御一緒させていただいて兵庫の取り組みを拝聴してまいりましたので、そうした形で保健師の先生方、あるいはお医者様方とのつながりというか連携が必要だと思っております。 ただ、余りこちらから言って、各いろいろなところがあろうかと思いますので、構築というのは一朝一夕には難しいのかなという気もしているところでございます。 ○山本座長 ありがとうございました。 最後に、幾つかの団体から障害者に対する差別や偏見をなくす教育が必要だと、そういう体制をとっていくのが政府として非常に重要なのだという御指摘がございましたが、これについて、文科省か、内閣府のほうがよろしいですか。何かちょっとこの取り組みについてお話ししていただけますか。 ○内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当) 内閣府でございます。 この事件、内閣府の取り組みということで申しますと、9月20日、第5回のこの場でも申し上げたことでございますけれども、うちの加藤大臣もやまゆり園を訪問するといったようなこと、それから、神奈川県との共催で障害者差別解消地域フォーラムに出席して、命の尊さ、あるいは共生社会の重要性ということで発信したところでございます。 内閣府のホームページでも、やまゆり事件に対する取り組みということで特設ページを設けまして、いろいろな取り組みについて一覧できるようにしております。それとともに、あと1カ月ちょっとたちますと障害者基本法で決められている障害者週間というものがあるのですけれども、今年は12月2日に内閣府でやることにしております。そういう中でも、改めて命の尊さについて考えるという形で、原点に立ち返ったようなテーマでパネルディスカッションのようなことも行うといったことで、いろいろな形で、今、久保会長もおっしゃっていましたけれども、とにかく当事者がいて、その家族がいて、お互いすごく大事な存在としているのだという、みんながある意味当たり前、本来それが当たり前だというようなところを一人一人の命の尊厳ということとあわせて発信することができればと考えております。 内閣府としては以上でございます。 ○山本座長 文科省、いかがですか。 ○文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官 文部科学省でございます。 障害者理解の教育につきましては、実はこの会議の場でも折々重要性を指摘されておりまして、私ども、これから努めていきたいと思っております。 委員の皆様には繰り返しになってしまうのですけれども、現在の学習指導要領においても、障害者についての理解ということでいろいろな場面で障害のある子供たちと一緒に学習をしたりする場面を設けたり、あるいは道徳であるとか社会科の中で勉強するというのも盛り込まれていますけれども、現在、学習指導要領全体を見直しておりますので、その中でさらにとりわけ今度の改訂は、次のオリンピック・パラリンピックが東京であるタイミングでもございますので、それに合わせて障害者への理解等の充実をしていきたいと思っております。 1点、先ほど学校のモデル事業のような御指摘がありましたけれども、現在もそういったことをやっておりまして、現在、私どもで行っているのが、心のバリアフリー推進事業という通称で呼んでいますけれども、特別支援学校等において障害のある子供たちと障害のない子供と交流する場を設け、スポーツを題材にして、例えばパラリンピアンを呼んできて講座を聞くとか、障害者スポーツを一緒にやるとか、そういった場面を活用して行う委託事業をしているところです。 今、概算要求ではそこに文化の事業についても使えるように活用しようと思っていまして、これからもこうした形で事業を進めていきたいと思っています。 ○山本座長 よろしくお願いしたいと思います。 それでは、時間になりましたので、本日の議論はここまでとさせていただきたいと思います。 最後に、事務局から今後の日程などについて御説明をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 次回の日程につきましては、追って御連絡をしたいと考えております。 また、先週24日、兵庫県の取り組みの視察をしておりますけれども、その内容につきましては、次回説明をしたいと考えております。 配付した資料のうち、ドッチファイルにつきましては、机の上に置いていただきたいと思います。 事務局からは以上です。 ○山本座長 ありがとうございました。 ���日はお忙しい中、長時間にわたりありがとうございました。 また、各団体の方には、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。 それでは、これをもちまして、第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を閉会したいと思います。どうも長時間にわたりありがとうございました。 (了)
相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム(第7回)議事録(2016年10月31日)|厚生労働省
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玩了3DS上的塞尔达,众神的三角力量,感觉3D的塞尔达做成这样还不如2D,因为这个头身比例好像长了点,又不可爱又不普通。
对比GBC的图像不怎样,但是还是挺有趣的,可惜解迷的方式其实不如缩小帽,但是缩小帽的探索太复杂了,又要缩小自己,切换来切换去,地图分割开所以根本不知道哪里还有缩小后可以进入的地区,而且拼碎片怎么也找不到最后一块,就是因为不记得自己应该去哪里找碎片,毕竟地图上可不会告诉你这个区域的所有可以缩小进入还有NPC的位置。
个人其实比较喜欢猫眼林克,它的画风在那个环境里挺协调,虽然那是技术力不足的情况,
其实GBC的塞尔达系统就已经很复杂很累了,只是当年没有什么游戏所以才能玩下去。
现在的人做游戏不好玩,是因为他们在社会里沉浸太久了,充满了精神污染,
蛊术士以为窃取了我,其实蛊术士这样做只会把孩子杀死,现在的人8岁就成年了,他们只是没有进入社会的污染,其实他们已经老了,中国政府已经毁灭了他们,我做的其实很多都是为了拯救他们,然后蛊术士窃取了我,并替代了我,于是……全灭,人类没有什么希望,人类到此为止。
蛊术士知道人类会因此毁灭,他只是假装不知道,他告诉自己说自己不知道,从而可以心安理得地做一切害人的事。
蛊术士这个人从中国政府哪里读取他们的思想,充满了精神污染,然后他来攻击我,我本来很节制自己的行动的,既然他非要攻击我,那就互相污染吧,我受到污染我也会失效的,我像精神的水源,水源被污染也就没有了一切,人们的精神受到污染。
蛊术士这个人不该那样做的,他做的事好像没有对过,做的每件事都刚好踏中了倒霉和失败。
真的,我都感到无力,一般来说,他知道我想什么,那应该可以避开,但是这么多轮回,他没有对过一次,哪怕一个轮回里每天读取我应该也几百次了吧,我每天不止想这个路径100次吧?难道他一次也没有读取到吗?
他当然读取了,只是他不肯相信而已,因为他的内心早就被扭曲,他都不敢相信自己的判断,也不敢相信我清澈的美善和对人类的怜悯,我就像一个原始人一样没有什么复杂的心思,你可以认为我像金毛寻回犬一样简单,蛊术士其实是因为没有遇到过这样的人,他判断不出来,他根据自己过去的经验,从被污染的人哪里得到的经验,认为我在说谎。
【我有一个原则】 https://b23.tv/lI3B5in
我要对蛊术士说:“我赌你不相信我!”
因为蛊术士根本不相信他自己对我没有说谎的判断,事实上只要他肯相信我说的话,今天中国不会这么惨。
假如他连那个本来的自己都抛弃了的话,他又如何正确判断?他忘了!他忘了那个单纯的自己了……所以他输了,一个背叛了自己初心的人,也就放弃了自己的记忆和经验!他今天等于失忆了……
怎么?这个世界里各国的所谓领导,难道他们记得小时候的自己吗?
我告诉你,打工就一定会被这些垃圾事缠绕自己,就是被社会污染,中国政府假如真能逼我去做我不想做的事例如开公司,那等于杀死了我,因为接触社会,而现在那个人不是用蛊术士窃取我制造出来的手机了?他们早就死了!整个世界,所有人,那个没有接触蛊术士窃取我之后弄出来的手机、游戏和各种设计了?他们早就被污染了呀!中国政府觉得自己赢了?他们的后代就算不接触这些,也会接触别人,而别人已经处于这些东西里的社会里,也就是一样被社会影响,中国政府觉得他们赢了?可笑!我可是没有说谎,只是他们自己的心魔阻止他们相信我而已!所以为什么他们说我说谎?因为他们背叛了自己!他们现在内心的潜意识已经混乱了,不知道是支持自己还是反对自己,支持自己则必死无疑,反对自己则潜意识想自杀!不能放任这样的自己去毁灭世界,他们已经做什么都是乱七八糟的了!永远不会对,只有处于毁灭世界和把自己毁灭而且也想毁灭世界的状态之中,他们没法知道我说的是真话,是因为他们无法面对自己,所以判断已经失准,永远也不会正确,只会看起来表面成功,实际毁灭自己和世界,他们会上一秒的设计毁灭世界,下一秒毁灭自己,所以结果就是一个策略必定既毁灭自己又毁灭世界,他们早就输了,因为他们的潜意识其实已经知道自己是错的,想自杀!无论他们做任何策略都已经乱七八糟,表面上很好看起来获利而且统治世界,达到他们希望的狠毒,实际暗中带着他们潜意识想自我毁灭的企图!也就是成功就会毁灭自己,把自己和所有人通通杀死!
蛊术士自己才是被污染的人,假如是我,就算我是坏人,我也会坏得非常纯粹,绝对不是中国政府这些人渣那么复杂,何况我根本不是什么坏人,只是在这样邪恶黑暗的社会里,我不得不保护自己为第一而已,所以我接触社会,我一样大杀特杀,但是我不会有什么心思,我的心甚至不会动一下,杀他们和清理垃圾一个等级,不过是解决问题拯救人类罢了,牧童消灭害群之马的时候,也不会考虑太多。
但是蛊术士对我的读心没有对过一次,下一个轮回里我知道上一个轮回他怎么失败的,他应该能摆脱失败了吧?没有。
所以我只能认为,蛊术士是故意的,可能他的潜意识根本不希望他成功,我认为他应该听一下自己内心的说话放弃控制我,而不是变成一个精神病和自己对抗,我分析是因为他的潜意识想把他自己和别人都杀死,毁灭整个世界,他的潜意识认为自己有罪,应该自杀,中国政府有罪,应该被人类炸平,所以才这样做。
他到今天的所有失败和灾难,其实都是他自己故意做出来的,他可能潜意识里讨厌这样的自己,也讨厌这样的国家和人类,他寻求赎罪和作恶,他知道作恶是错的,所以他想赎罪,就是想毁灭自己,但是他又想告诉自己自己是对的,所以他努力作恶来逼别人作恶,好告诉自己别人也是像自己一样会作恶,所以自己作恶是对的,他想告诉我他也是被逼的。
(你他妈哪里被逼了?你放弃攻击我谁也不知道你知道的,我沉默多年,你还要继续逼我说出不利于你的话,其实就是因为你的内心期待着毁灭,你希望毁灭整个世界,因为整个世界都是邪恶的,你希望把我变成蛊术士是因为你知道我不是邪恶的,你所以缠着我是因为你就像厉鬼渴望救赎,就像污秽希望得到净化,但是你这样做只是在污染我而已,没人可以救回那个年轻的你,你因此仇恨我的年轻,希望拖延我而毁灭我,我知道你内心的矛盾,和你内心的黑暗,但是我有我的人生,你一有能力就想毁灭整个世界,因为你觉得世界对你不好,所以你要对我不好,好希望我去毁灭世界,以此证明你想毁灭世界是对的,你看不得别人幸福,你希望别人幸福是因为你赐予他们,他们要对你感恩戴德,对你服从。)
他想告诉自己自己是好人,但是他明显知道自己做的事都是邪恶的,又想杀死自己,现在的蛊术士潜意识想毁灭中国,甚至整个世界,我知道他想让我成为蛊术士就是因为他想对自己证明自己是好人,事实上他又拒绝做个好人,因为他觉得这样就控制不了世界。
事实上看看我就知道我和蛊术士完全相反,我都没有考虑现身告诉别人我是谁,我解决问题是把环境解决,别人是不知道我的存在的,蛊术士和中国政府总是希望彰显自己,例如我都把事情解决了,他们还要把问题拖回去,说摸着石头过河,其实桥都已经做完了,人都过去了,他非要拉回去,把桥拆了,说是自己架的桥。
偷窃我,然后说那是他赐予别人的,不是我的,说我偷窃他的,其实他造成了精神污染,我沉默,我就看看他如何毁灭人类的精神,然后,我会问,你说这是你创造的,那你造成的精神污染证明了你创造了邪恶?
我可以沉默,直到他们的问题爆发,其实从我没有出现之前他们就导致了灾难,问题其实从1993年就开始了,然后想偷窃我的技术去弥补?哼哼哼,他们自己就是问题,他们怎么解决自己?
事实上他们证明的只有他们是偷窃者,因为我知道为什么这样做,什么时候这样做,如何做,他们正是因为不知道而导致灾难,也就是我完全知道为什么,他们完全不知道为什么,假如是他们创造的,那他们为什么不知道为什么?为什么他们用出来会导致灾难而且灾难无法被控制?
他们的偷窃不会证明他们强大,只会妨碍他们成功,假如蛊术士能读取我,应该知道我的内心感觉是怎样的,假如我是淡定的,他应该知道“不好!这家伙根本不怕我偷窃,而且正热切期待地盯着我把中国政府坑死和毁灭世界,他在等我们自己证明自己是偷窃者和人品垃圾。”
假如连这点分析能力都没有,还读心干嘛?不如早点回去睡觉。
——
其实要复制所谓魂系的沉浸很简单,就是强迫玩家专注于游戏就行了,你可以玩这个安卓的StormBlades
【暴风之刃Stormblades】 https://b23.tv/ZkDBzDp
其实很简单,它强迫玩家整天盯着屏幕。
当敌人攻击的时候,需要逆着敌人攻击来划动屏幕,因为必须专注看着敌人的攻击方向,所以就需要集中精神,然后在两个敌人之间,插入需要打破路边的罐子,所以可以转换一下精神的紧张和松弛,其实就是一个很简单的套路。
还有就是尽量不要让玩家没事做,你知道跑团吗?优秀的跑团里Game Master会创造事件,强迫玩家进入新的区域,激活新的事件,例如昨天提到的夺位者,你的每个行动都要消耗时间,强迫你必须快速进入新区域。
【《夺位者》】 https://b23.tv/lRhXkHw
例如《大逃杀》类型游戏,就会通过制造毒雾,逼玩家最后聚集在同一个地方,直到只剩最后一个人。
优秀的GM知道如何掌控玩家的时间,不让玩家停下来思考对策,玩家的精神聚集在应付周围的环境里。
【【GBC】《塞尔达传说:大地之章》】 https://b23.tv/puh3EBF
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2024年10月15日
島根原発2号機 中国電力が原子炉に核燃料入れる作業を申請(NHKニュース)
中国電力は、12月に再稼働を計画している島根原子力発電所2号機について、原子炉に核燃料を入れる作業を今月28日から行いたいとする申請書を15日、国の原子力規制委員会に提出しました。そのうえで12月上旬にも原子炉を起動する方向で調整を進めています。
中国電力は2012年以降停止している松江市にある島根原発2号機について、ことし12月の再稼働を計画していて、準備を本格化させています。
そして一連の安全対策工事が予定どおり進んだとして、原子炉に核燃料を入れる作業を今月28日から行いたいとする申請書を、15日、原子力規制委員会に提出しました。
作業は1週間程度を見込んでいるということで、そのあとの安全確認などが順調に進めば、12月上旬にも原子炉を起動する方向で調整を進めています。
島根原発2号機は事故を起こした東京電力の福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれるタイプで、このタイプで再稼働するのは、今月29日にも原子炉を起動する工程を示している東北電力の女川原発2号機に続き2基目になる見通しです。
中国電力は「引き続き安全確保を第一に検査を進めるなど、再稼働に向けた一つ一つの準備を着実に進めてまいります」とコメントしています。
島根原発、12月上旬に再稼働 2号機、10月末に燃料装填(共同通信)
島根原発2号機、12月上旬再稼働 中電、10月28日に燃料装荷開始(中国新聞 10月15日)
島根原発2号機、12月上旬再稼働 中国電、10月末に燃料装荷(産経ニュース 10月15日)
島根原発2号機 28日燃料装荷開始 12月上旬再稼働へ(BSS 山陰放送 10月15日)
島根原発2号機、再稼働は「12月上旬」10月28日に燃料装荷開始 中国電力(山陰中央新報 10月15日)
島根原発2号機、12月上旬に13年ぶり再稼働 28日から燃料装荷(朝日新聞 10月15日)
島根原発2号機再稼働認めない仮処分退ける 広島高裁松江支部(NHKニュース 5月15日)
再稼働に向けた準備が進む松江市の島根原子力発電所2号機について、広島高等裁判所松江支部は、地元の住民が地震や火山の噴火などの想定が不十分だと主張して再稼働を認めないよう求めた仮処分の申し立てを退ける決定を出しました。
松江市にある島根原発2号機は、定期検査で運転を停止した2012年から稼働しておらず、3年前に原子力規制委員会の審査に合格したことなどを受けて、中国電力はことし12月に再稼働させる計画で準備を進めています。
これに対し、島根県と鳥取県の住民4人は、地震や火山の噴火などの想定が不十分だとして、去年3月に再稼働を認めないよう求める仮処分を、申し立てました。
これまでの審理で住民側は、「中国電力が想定する原発周辺での最大規模の地震の揺れは低すぎるほか、島根県内で火山が噴火した場合に降り積もる灰の量も過小評価している」などと主張したのに対し、中国電力側は「想定される地震の揺れは科学的知見を踏まえた合理的なもので、住民側が指摘する規模の噴火が起きる可能性は十分に小さく具体的な危険はない」などと反論していました。
これについて、広島高等裁判所松江支部の松谷佳樹裁判長は、15日、住民側の主張を認めず、申し立てを退ける決定を出しました。
「あまりにも早急」島根原発2号機 28日から核燃料装てん・12月再稼働に抗議 市民グループが中国電力に申し入れ(RCCニュース 10月16日)
中国電力が島根原発2号機を12月上旬に再稼働させると明らかにしたことを受けて、市民グループが抗議しました。
抗議の申し入れをしたのは広島県内の5つの市民グループです。中国電力の担当者は抗議文書を関係部署に伝えるとして受け取りました。
中国電力は15日、10月28日から島根原発2号機の原子炉に核燃料を装てん、検査などが順調に進めば12月上旬に原子炉を起動し、再稼働させることを明らかにしました。
申し入れでは、島根原発2号機が停止して13年が経つことから、「部品の劣化や原発の運転員の未経験者が増えていることなどが考えられるため、再稼働は危険だ」などとしています。
上関原発止めよう!広島ネットワーク 溝田一成 共同代表「地震に耐えられるかどうかなどそういうことをもう一度考え直してから、燃料装荷してほしい。あまりにも早急すぎる。」
島根原発2号機の運転再開は、定期点検で停止した2012年1月以来となります。
原発5キロ圏の児童ら避難訓練 12月再稼働、島根2号機(共同通信 10月19日)
中国電力島根原発2号機が立地する松江市は19日、原発から約5キロ圏内の予防防護措置区域(PAZ)にある幼稚園や小中学校に通う子どもを対象に重大事故を想定した避難訓練を実施、一部を報道陣に公開した。島根2号機は12月に再稼働を予定している。
訓練には園児や小中学生、保護者ら約千人が参加。幼稚園や学校から、退避所となる市の体育館にバスで移動した児童らを保護者に引き渡す手順を確認するなどした。
小学生の子と参加した松江市の会社員津森哲郎さん(48)は「実際に事故が起きたとき、訓練があるのとないのとでは違ってくると思う」と話した。
【速報】金の国内小売価格が過去最高値を更新 初の1万4000円台に(テレ朝news)
中東情勢の緊迫化などを背景に、金の需要が国際的に高まり、日本国内の金の小売価格が過去最高値を更新しました。
金の国内小売価格の指標とされる、田中貴金属工業のきょうの店頭販売価格は、1グラムあたり1万4069円となり、営業日として最高値を更新しました。
金の価格は、およそ1カ月で1000円以上上昇しています。中東情勢が緊迫していることや、アメリカの金融政策が利下げに転換したことなどが要因とみられています。
金は「有事の金」ともいわれ、戦争や災害など世界経済を揺るがすような事態が発生すると需要が高まる傾向があります。
アベノマスク契約めぐる訴訟 裁判長も「全て口頭で?」と突っ込み(朝日新聞)2024年10月15日
大量の在庫が問題になった新型コロナ対策の布マスクを巡り、業者との契約過程を示す文書を開示するよう上脇博之・神戸学院大教授が国に求めた訴訟で、複数省庁による「合同マスクチーム」のうち業者と直接やりとりした職員ら3人が15日、大阪地裁(徳地淳裁判長)に証人出廷した。「やりとりは口頭が基本で、文書は残していない」と口をそろえた。
マスクは2020年4月に安倍晋三首相(当時)が各戸配布を表明し、政府が400億円超をかけて約3億枚を調達したもので、「アベノマスク」と呼ばれた。需要の乏しさから約8300万枚が残り、国会などで税金の無駄遣いが指摘された。
この日の証人尋問で経済産業省からチームに出向した職員は、「募集に応じた業者からはチーム宛てに電話やメールが毎日のように来ていた」と説明。ただ自身が受け取ったメールは「容量が限られているため2~3日に1度消去し、保存していない」と証言した。
「文書作っている余裕ない」に、反応した裁判長
原告側から業者選定のためにやりとりを記録しておかないと「不便では」と問われると、「いちいち文書を作っている余裕はなく、上司が近くにいる時に口頭で価格や数量、納期などを報告していた」と話した。
徳地裁判長からも「単価や枚数は間違えると大変なことになる。全て記憶して口頭で報告していたのか」と突っ込まれると、「そうです」と答えた。
原告側が裁判所に求めて業者側から入手したチームとのメールには、この職員が業者の担当者と会って直接打ち合わせをした記録が残っていた。
職員は「どんな業者か確認するために上司から頼まれたら打ち合わせをセッティングしていた」としつつ、原告側から打ち合わせで話した内容や同席職員を問われると「覚えていない」と証言。その時の記録は「余裕がなくて作った記憶がない」とした。
行政文書管理規則では、意思決定の過程や事業の検証に必要となる行政文書の保存期間は「原則1年以上」とし、共有フォルダーに保存するとしている。メールもこの対象に含まれうるが、職員は「スピード感を求められていた。残した記憶はない」と話した。
事業規模小さい会社に大量発注、原告側「不自然」
続いて出廷した経産省の課長補佐(当時)は、マスクチームのメンバーではなく「サポートする立場だった」と説明。募集の意思を示した業者に枚数や納期を聞き取り、チームに報告していたという。
課長補佐が担当した会社は、20年の時点で設立3年弱でウェブサイトを持たず、従業員が5人しかいなかったことが原告側のとった登記簿などで判明している。会計検査院の報告書によると、政府はこの会社と2カ月で計約30億円の契約を結んでいた。
原告側は事業規模に見合わない大量の発注をしているのは不自然だとして、受注能力を登記簿などで事前に確認したかを尋ねた。課長補佐は登記簿も決算書も「確認していない」が、「金額や枚数、納期の点では問題がなかった。ベーシックなところは確認した」と証言。やりとりを示す文書は「保存していない」とした。
上脇教授は20年7月までに複数回、情報公開請求をした。契約書は開示されたが、経過を示す文書やメールは「不存在」とされたため、「巨額の税金が使われた契約の過程を国民に説明する義務が国にはある」として21年2月に提訴していた。
裁判はこの日で現職の省庁職員6人全員の証人尋問が終わった。次回12月24日に原告・被告双方が最終的な主張をして、結審する。(大滝哲彰)
コメントプラス
綿野恵太(文筆家)【視点】 <「徳地裁判長からも「単価や枚数は間違えると大変なことになる。全て記憶して口頭で報告していたのか」と突っ込まれると、「そうです」と答えた」
なかなか常識的に考えられないですよね。たとえ同じ職場の人間であっても、伝達ミスを防ぐためにメールで記録を残したりするものですが……
明石順平(弁護士・ブラック企業被害対策弁護団)【視点】 全部口頭。まあ嘘であろう。火事場泥棒を隠そうとしているようにしか見えない。マスク配布を奇貨として政府関係者に金を配っただけではないか。それがばれるのが怖いから、こんな言い訳をしている。
あの布マスクはサイズが小さ過ぎる上に、素材が布であるから、感染予防の観点からも不適切であった。また、1世帯2枚しか配られなかったので、数の点からも中途半端である。
感染予防効果からすれば不織布マスク一択であるが、国が粗悪な布マスクを配ったせいで、同じく感染予防効果の低いウレタンマスクなども許容される状況が生まれたと感じる。したがって感染対策について実害が生じていたと私は思う。
安倍総理だけがアベノマスクをかたくなに着用し、周囲が不織布マスクを着用している光景は異様だった。
単なる思い付きにすぎない有害な政策ですら誰も止められない状況は、国家機能不全状況を示す象徴的なものだった。
このアベノマスク問題は絶対にうやむやにしてはいけない。
ダースレイダー(ラッパー)【視点】bコロナ対策の検証がなぜ必要か? それは今後、新たな感染症や災害に見舞われた際にどの対策がどのように有効で、どれが失敗したかを後世の人たちに参考にしてもらうためです。
全国一斉休校もマスク配布もどのような効果があったか? あるいは無かったか?今回の裁判で明らかにされたような意思決定が為され、検証可能な証拠が何も残っていないとすれば、その点を持ってして対策として失敗しています。
政治家がよく使う未来のためにというフレーズは、具体的には上記のような検証作業を繰り返すことで実現するものだと考えます。
今、まさに選挙が行われています。例えばこのマスクの件に対してどういう態度を取るか?だけでも資質がわかると思います。
岩尾真宏(朝日新聞名古屋報道センター長代理)【視点】 血税が投入された新型コロナ対策の布マスク配布をめぐって、やりとりが本当に「口頭で」なされていたとすれば、あぜんとするばかりです。ただ、役所の習性を踏まえると、この説明を真に受けるには無理があるように思います。この当時、忙しかったことは事実でしょうが、これほどの規模の事業に関することを「口頭で」進めていくでしょうか。
ちなみに、石破茂首相は首相就任前の2020年6月のブログで、この「布マスク」が早急に届いていないことに触れた上で、次のような指摘をしています。「届いたマスクには生産したメーカーの名も、連絡先も記載がありません。マスクには法的な表示義務はないものの『全国マスク工業会』の自主的な表示基準として記載すべき事項が列挙されているのですが、これら事項の表示もありません。内閣総理大臣肝いりの政策がこんな杜撰なことでよいわけがありません」
ご指摘の通りで、内閣総理大臣肝いりであろうとなかろうと、税金を投じた事業について、後にその決定過程を検証できないようなことでよいわけがありません。
いま、過去の自身の発言が色々とはね返ってきている石破首相ですが、「納得と共感」のためにも、以前の政権下での政策検証もぜひ取り組んで頂きたいと思います。
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