#寺田 克也
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Katsuya Terada "Zenbu" (1999)
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illustration (イラストレーション) 2012年6月号 No.194 - アニメムック・アニメ雑誌取扱古本屋「アニエッグ古書店」
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寺田 克也, Terada Katsuya.
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art of miku - 寺田克也 katsuya terada
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港まちアートブックフェア、今年も出品します!
新書である個展「SPACE」の記録冊子は初めての販売となります。
その他、「アインシュタインかの手紙」、「きらめきの結晶体/紡がれる物語」も出品いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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港まちアートブックフェア2024
「本」を中心にアーティストやデザイナー、出版者の作品や活動を紹介し、鑑賞者と出会う場を作ることを目的に名古屋の港まちで開催している「港まちアートブックフェア」を今年も開催します。
これまで港まちと関わりのある方々をはじめ、今回は140組以上が参加し、アーティストやデザイナー、出版社、レーベルなどが手がけたアーティストブック、作品集、ヴィジュアルブック、ZINEなどの本が一堂に集まります。
会場ではゆったりと本を楽しむ���とができる展覧会形式のブックフェアです。
「本」によってたくさんの表現や作品と出会うことのできる機会に、ぜひご来場ください。
2024年8月27日(火)–10月5日(土)
11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F:Exhibition Space
休館日|日曜・月曜・祝日
入場|無料
主催|港まちづくり協議会
出品者
ノブセノブヨ、つくじか出版、LOVERS'NAGOYA、よはく舎、夕書房、長島有里枝、artical inc.、K.Art Studio、本屋メガホン、平川祐樹、山下拓也、NEUTRAL COLORS、soda、迫 鉄平、蜜柑出版、KANA KAWANISHI ART OFFICE、佐藤李青、crevasse、寺脇扶美、Landschaft、これでいいんだ村、SeeSaw gallery + hibit・小野冬黄、若尾武幸、CLUB METROアーカイブ実行委員会、さとういもこ、Life Stories Project、paper company、EMI YOKOGOSHI、山をおりる、まるいわ書店、大福書林、hikita chisato、イシグロカツヤ、鈴木悠哉、Manila Books & Gift、Kana Kurata、ELVIS PRESS、小栗沙弥子、平松純一 平松絵里奈、田中瑞穂、anaguma 文庫、CAVE-AYUMI GALLERY、Type Slowly、吉岡千尋、madras、久常未智、村瀬ひより、谷澤陽佑、斉と公平太、秋吉風人、平尾 菫、Aokid + さとうかい、浄土複合、金 佳辰、土屋誠一(お蔵出し)、CYRO、今村 航/土屋小春、溝田尚子、いったーんプロジェクト編集部、新多正典、MOTEL、2ndLap、原田和馬、世界西垣感と伊藤健太、verse-paradox、小栢健太、上田 良、オル太、浅沼香織、momos(平出規人&今村 文)、平出規人、へいめん子、Yoshiki Fujiwara、365 wishes(神村泰代)、masayoshi suzuki gallery、��だはる、森田新聞社、小林真依、福田 柊、C-DOTS DESIGN PROJECT、The Liminal Voice、道音舎、C7C gallery and shop、坂田健一、komagoma press、oar press、彦坂敏昭、宮田明日鹿、lurie1969、早川美香、MYY Books(白澤真生、尾崎芳弘、荒木由香里のユニット)、Akane Yamazaki、this and that、ADHDじん編集部、リア制作室、ケルベロス・セオリー、千賀凱喜 | Kaiki Senga、くま書店、佐藤克久、タン・ルイ、片山 浩、PARADISE AIR、アートオブリスト実行委員会、mufubooks、霜山博也、between in between、名古屋芸術大学 文芸・ライティングコース、三村萌嘉、川崎光克、tunnel PRESS(天野入華・張 祐寿/psyain)、when press、デザイン・クリエイティブセンター神戸、Dog Ears Archive and Distribution、泉麻衣子・中島久美子、なかむら出版、Chizu Ogai research+design、山口由葉、のわ、服部浩之、詫間のり子、torch press、ウエヤマトモコ、細井章世、田本雅子、シバタリョウ、加納俊輔、北條知子、WEI-NI LU 陸 瑋妮+上田佳奈+六根由里香、Art Space & Cafe Barrack、川村格夫、ミヤギフトシ、山村國晶、川上幸之介、Sakumag+佐久間裕美子、Project Space hazi、Tiny Splendor、山口麻加、喫水線、蓮沼昌宏 ほか
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A very interesting picture. The creature behind appears to be Plant, but she looks very unusual. Looks like she is half mechanical, and on the dark side is something that looks like Nai's metal wing from Trigun Stampede.
She also looks like summon Shiva from Final Fantasy 13.
(artist Terada Katsuya (寺田克也))
#trigun#vash the stampede#trigun vash#trigun meta#trigun maximum#trimax#trigun 1998#trigun anime#trigun theories
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Katsuya Terada
source: https://youtu.be/58XQDeeGX7M
Katsuya Terada (寺田 克也, Terada Katsuya, born December 7, 1963), is a Japanese illustrator and cartoonist from the town of Tamano, Okayama. His alias is the portmanteau Rakugakingu (ラクガキング, "Doodle King"). Terada's prolific visual arts practice uniquely straddles the lines between manga, fine art, and digital design.[1] His work ranges widely from highly-detailed comics and novel illustrations to expressive, futuristic character designs for video games and anime.[2] Terada posts actively on Facebook as Katsuya "t e r r a" Terada,[3] as well as on his web blog terra's book.[4]
source: wikipedia
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あなたの絵は素晴らしいと思います!特にロボットや機械的な特徴があるものが好きです。あなたの絵のインスピレーションは何だと思いますか?ありがとうございますね!
ありがとうございます、とても嬉しいです!
私のインスピレーションは、子供の頃から見たり聴いたり読んだりしてきた様々なものが元になっています。
ロボットや機械については、寺田克也、うすね正俊、士郎正宗、���野護、あさりよしとお、ギーガー等(他にも沢山)に影響を受けていると思います。 (追記しました)
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Is it just me or does the cover art by Katsuya Terada of the book Invitation au monde de la Bande Dessinée (はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド, 2013) look like Tweeny Witches?
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石破茂 下村博文 高木宏壽 山本ともひろ <衆議院> 逢沢一郎 赤澤亮正 東国幹 池田佳隆 石橋林太郎 石原宏高 石原正敬 伊東良孝 稲田朋美 井林辰憲 井原巧 大岡敏孝 尾崎正直※ 小田原潔 鬼木誠 菅家一郎 神田憲次 北村誠吾 工藤彰三 熊田裕通 國場幸之助 小寺裕雄 小林茂樹 小林鷹之 小林史明 坂井学 佐々木紀 柴山昌彦 島尻安伊子 鈴木馨祐 関芳弘 高木宏壽 高鳥修一※ 高見康裕 武田良太 武村展英 谷川とむ 田野瀬太道 田畑裕明 塚田一郎 土田慎 土井亨 中川貴元 中川郁子 中曽根康隆 中西健治 中根一幸 中野英幸 中村裕之 中山展宏 西野太亮 萩生田光一 鳩山二郎 平井卓也 深澤陽一 古川康 細田健一 宮内秀樹 宮崎政久※ 宮澤博行 務台俊介 宗清皇一 村井英樹 盛山正仁 保岡宏武 柳本顕 山際大志郎 山田賢司 山本ともひろ 若林健太 ※「崎」は「たつさき」※「高」は「はしごだか」 逢沢一郎 上杉謙太郎 木村次郎 柴山昌彦 萩生田光一 穂坂泰 青山周平 池田佳隆 伊藤信太郎 伊東良孝 井上信治 上野賢一郎 大岡敏孝 奥野信亮 小田原潔 鬼木誠 加藤勝信 神田憲次 木村次郎 高木啓 高木宏壽 武田良太 田畑裕明 寺田稔 中川郁子 萩生田光一 平井卓也 平沢勝栄 松本洋平 岸信夫 木村次郎 熊田裕通 斎藤洋明 坂井学 高鳥修一※ 田畑裕明 田野瀬太道 中川貴元 中村裕之 深澤陽一 萩生田光一 星野���士 若林健太 ※「高」は「はしごだか」 斎藤洋明 <参議院> 青木一彦 生稲晃子 石井浩郎 井上義行 猪口邦子 上野通子 臼井正一 江島潔 加田裕之 加藤明良 北村経夫 古賀友一郎 こやり隆史 櫻井充 佐藤啓 高橋克法 豊田俊郎 永井学 船橋利実 星北斗 舞立昇治 三宅伸吾 森屋宏 山本順三 若林洋平 渡辺猛之 赤澤亮正 甘利明 石破茂 伊東良孝 大岡敏孝 小田原潔 北村誠吾 木原稔 佐々木紀 谷川とむ 中谷真一 中山展宏 古川康 宮澤博行 務台俊介 山際大志郎 義家弘介 井上義行 猪口邦子 衛藤晟一 磯崎仁彦※ 井上義行 三宅伸吾 森まさこ ※「崎」は「たつさき」 上野通子 北村経夫 こやり隆史 船橋利実 井上義行
自民“旧統一教会と接点の国会議員は179人”うち121人氏名公表 | NHK | 旧統一教会
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メモ
先日友人の勧めでアフロ兵長にお伺いする機会があり、自身の卒制と目指したい表現をお話したのですが、その中でいくつか興味深いご意見を頂きました。 アフロ兵長は「 ” 美しい死 ” つまりは ” 儚さ " という " 生の有限性 " が死の香りをさせているのではないか?」とおっしゃられていました。この話はクリムトと接点があり、クリムト作品集にはクリムトの作品全体の表現に欠かせないモノとして以下を挙げています。
彼の作品で目立つのは印象派が手掛けなかった神話的、寓意的、象徴主義的作品である。これらの作品に共通するキーワードを挙げるとすれば、エロスとタナトスである。エロス(性的衝動)はそのまま生(生命)の創造につながり、同時にタナトス(死への衝動)へと回帰してゆく。 クリムト作品集P.13
エロスとは言い換えればリビドーであり、リビドーとは性の無意識からくる、様々な心的エネルギーのことで、恐らくこれが生と結び付いている。 自身のプレゼンでは、耽美主義を推測で”願望・理想”と書いたが、これは恐らく欲望の方が適切であると考える。つまりは自身にとって女性を描くことがエロス(生)の表現であり、これらに自己表現として欠落(死)が混ざることで、「耽美と死」の表現になるのだと思われる。また以前、耽美主義を図書館で閲覧した際に、エロスとタナトスの表現が強烈だと感じたのは、現在の自身のエロスの表現が女性を描くことのみで満たされている為、それ以上の表現を目撃した際に露骨な性表現をそのまま表面的な意味で受け取ってしまったからだと考える。 また余談として、クリムトの最も有名な「接吻」などでは愛し合うクリムトとその愛人エミーリエを花畑の崖に描くことで性(生)とその儚さ、危うさ(死)を表現していたと言われている。以下の記事から ウィーンで生まれた19世紀末アートは幻想的な美しさ! – まっぷるトラベルガイド (mapple.net)
これも余談で、以前「寺田克也」さんの絵に惹かれて画集を買うことがあり、今までなぜ惹かれて買ったのか分からなかったのですが、右上の寺田さんの作品を含め、エゴン・シーレやクリムトも死に縋るような表現を描いている作品を見つけ、自身も構想スケッチで欠落や死に縋る女性を描いていることから、耽美や死の表現として近いニュアンスを無意識に感じ寺田さんの表現に惹かれたのだと考えていました。
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寺田 克也, Terada Katsuya.
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旧東隊の小説(二次創作)
ホッケえいひれ揚げ出し豆腐
一月か二月の頃だった。
トリオン測定ですごい数値を叩き出した新人が二人も入るそうだというのが、その夜の話題だった。出水公平と天羽月彦のことだ。
新生ボーダーが動き出して一年半になる。『旧』ボーダーという言葉が定着するほどに、時は勢いを増して流れていく。その間に、一番仕事をしたのは開発室室長の鬼怒田本吉だった。
まず、彼は異世界に通じる門の発生ポイントを特定できるようにした。次に門の発生を抑えるトリオン障壁を一時的ではあるが生成に成功、最後に門発生ポイントを誘導する装置が開発され、三門市の安心を約束する三点セットがわずか一年で出来上がる。元々の研究分野の応用とはいえ驚嘆に値する開発速度だった。
こうして、急務だった門発生のコントロールに成功した後は研究途中で放置されていた擬似トリオン訓練室の完成、隊員増加を見越してランク戦で使う対戦ブースと八面六臂の活躍である。
短期間でこれだけのことをやってのけた彼及び彼のチームは、城戸政宗司令がどこからか連れてきた逸材だった。三門市にやってきた時には一緒だった家族とは離婚している。仕事に打ち込みすぎたせいだと専らの噂だった。
開発室以外も働いた。門がコントロールできるまではいつどこで出現するかわからない。国の機関に代わって街を守るボーダー隊員たちは昼夜を問わずパトロールを行い、近界民と戦った。
三門市民は最初、胡乱な目で彼らを見ていたが、公的機関と連携した規律ある行動に徐々にボーダーの存在は受け入れられていく。根付メディア対策室室長による世論操作も功を奏していた。
出ていく人間は出ていき、かわりに大量の物資と人材が流れ込ん���くる。
ボーダーにもまた人材が集まった。
まず、市民志願者第一号として柿崎国治と嵐山准が入隊する。華々しい記者会見の後、志願者はぐっと増えた。
東春秋が部隊を結成したのもその頃だ。
この時期の部隊は自由結成と言うよりは忍田や根付の意向が強く反映していた。東隊も忍田の指示によるものだった。
忍田自身も部隊を持っていたが、本部で戦闘員を統括する役職につくために解散することが決まっている。
ガラリと引き戸をあけて顔を出したのは東春秋だった。いらっしゃいませと店員が声をかけると案内はいらないと手を振って、店内を見渡す。じきに見知った顔の並ぶテーブルを見つけて近づいた。
二十二歳だと言うが、ずっと老けて見える。外見だけではない。彼に接する人間はつい彼が二十代前半の若造だということを忘れてしまう。
後ろには背が高い男女二人がやはり背の高い東を挟んで並び立つようにいた。どちらも目を引く美男美女だ。彼らは近隣の六穎館高等学校の制服を身につけていた。
さらに後ろに中学校の制服を着た少年がひっそりと控えている。前のふたりと違って背は低い。寒いのか、マフラーをぐるぐると首に巻いていた。
三人は物珍しげに店内を見回している。
「なんだ、三人とも居酒屋は初めてか」
テーブルにいた眼鏡の男が声をかけた。既に頬は赤い。手には盃を持っている。日本酒派だ。林藤匠という。ボーダーでは古参の一人だ。歳は三十一になる。そろそろ現役を引退したいとボヤいているが、いかんせん昨今の人手不足だ。
ボーダー本部建物ができたにも関わらず、旧本部ビルから動こうとしない、なかなかの頑固者だった。
「学生ですから」
と、生意気そうに答えるのは、背の高いほうの一人である二宮匡貴だった。
「あれ、根付さんから聞いてないか? ボーダーマークの貼ってある店はボーダーなら学生でも入れるようになったんだぜ」
トリオン器官の性質上、十代の隊員は増えていく。本部でも食堂は設置しているが、彼らは三門市の飲食店にも協力を求めていた。パスポート制で十代への酒類の提供はないなどの配慮がされている。
「知ってますが…」
さらになにか言おうとする二宮を東は遮った。
「今夜は明日の確認だけしに来たんです。本部で聞いたら、ここにいるっていうから」
「明日? ああ、国の視察ね。用事は、唐沢さん?」
「俺?」
テーブルの奥から唐沢克己外務営業部長が顔を出す。彼はビール派だ。既にジョッキをほとんど空けている。まだ三十そこそこだが、やり手の男だ。鬼怒田同様、城戸司令がスカウトしてきた。元ラガーマンだという以外素性を明かさない男だったが、人当たりがよい。
今夜の飲みメンバーは林藤、唐沢に加え、エンジニア冬島慎次、戦闘員の風間蒼也、木崎レイジの三人だった。風間と木崎は二十歳前なので、烏龍茶が並んでいる。
「まあ、たってないでこっちに座れよ、東くん」
「あー、ウチはウチでご飯を食べる予定なんです」
東はお供のように控える背後の三人を見やった。東隊のメンバーだ。
「ここで食べていけばいいよ」
「はあ」
少しだけ、東の心が揺れた。老成しているとはいえ二十二の青年だ。気楽な酒の席は魅力的だ。
「大丈夫です。俺たちは帰ります」
東の心を見透かしたように、二宮が後ろの中学生の背を押して店の入口に向かおうとする。
「東」
林藤は声をかけた。
「みんなで食べてけよ。唐沢さんの奢りだ」
「あなたじゃなくて、俺ですか?」
急に振られた唐沢が満更でもなさそうに笑った。確かにこの男前は今日の面子の中で一番地位が高く、懐も暖かい。
「あら、素敵。せっかくだから、ご馳走にならない? 二宮くん」
そこで初めて、女学生が口を開いた。こちらも生意気な口調だが、軽やかでトゲトゲしいものを感じさせない。
「加古」
「ねえ、三輪くん?」
「……」
急に話を振られた中学生は無表情のまま首を傾けた。
「わかりません」
「東さんがここでお酒を飲んでるとこを見てみたくない? 面白そう」
三輪は悩みながらうなずいた。
「ほら、三輪くんもそう言ってるし」
「言ってないだろう」
「言ってないです」
「わかった、わかった」
いつもの掛け合いが始まりそうになって、東は決断する。一応、上役たちの前だ。
「ごちそうになろう。唐沢さん、ありがとうございます」
東が頭を下げると、揉めていた三人がピタッと止まって、同時に頭を下げた。よく訓練されている。東を猟師になぞらえて獰猛な猟犬を三匹飼っていると言っていたのは誰だったか。
「遠慮せずたくさん食べなよ」
唐沢はいつもの人当たりのよい笑みを浮かべた。
「追い出された」
案内されると同時に、風間と木崎が東隊の猟犬三匹のテーブルにやってきた。テーブルが窮屈になったらしい。
今夜はボーダー戦闘員と唐沢の交流会であるらしかった。
風間の兄は林藤の弟子だった男だ。故人である。木崎は東から狙撃手としてのスキルを学んでいるので、東隊の面々とは面識がある。今は林藤に従い旧本部ビルに寝泊まりしている。狙撃以外の分野では林藤に師事していた。
一方は小柄で華奢、もう一方は筋肉隆々の巨漢だ。正反対の見かけだが、どちらも恐ろしく強かった。さらに木崎はトリオン量は二宮と同程度を持っていて近界のトリガーを使いこなす。
加古の隣に木崎が座り、二宮と三輪の隣に風間が座った。スペースの有効活用の結果である。三輪は隣が風間なので緊張する。風間蒼也は様々な思惑の絡む本部で誰からも重用され、確実に任務をこなすエリートだった。
「もう、頼んだか」
「まだです」
彼らはまだ食べるつもりらしい。
「居酒屋は初めてか」
木崎が気を使って、品書きをテーブルの真ん中におく。
店員がまとめて置いていった突き出し(お通し)を配る。
「飲み物から決めよう」
と、店員を呼んでさっさと飲み物を決めてしまう。さくさくと仕切る姿が頼もしい。三人はジュースにしたが、風間と木崎はまた烏龍茶だった。
「おすすめは、揚げ出し豆腐だな。家で作るの面倒だし」
「そういう基準か」
「寺島たちに頼まれて作ったが、たくさん食べるものじゃないし、持て余した」
寺島たちと寺島雷蔵と諏訪洸太郎のことだろう。四人は同い年で気が合うようだった。諏訪は二宮と加古の同期でもある。
「おごりなら諏訪と雷蔵でも呼ぶか」
「来ないだろ」
確かにもう遅い。
「今日の当番は?」
お酒をあおる大人席では、林藤が煙草の煙を吐き出しながら聞いた。
「忍田さんとこと迅です」
迅悠一は木崎隊であったが、先日、晴れて『風刃』所持者となり、隊を離れS級隊員となっている。
「あとは嵐山隊ですね」
なんとなく大人たちは子どもたちのいるテーブルに視線を向けた。三輪がジュースを飲んでいる。迅、太刀川、嵐山と三輪の苦手な三人だ。
「明日は俺らの勤務か」
正直、オーバーワークだ。ここにいるメンバーは皆、ワーカホリック気味ではあるが、大規模侵攻からずっと働き続けている。
「入隊志願者が増えてますからもうちょっと頑張ってもらって…。部隊が増えてくれば、部隊の輪番制に移行するって城戸さんが言ってます」
「もうすぐですよ」
冬島がエイヒレに手を伸ばしながら言う。
「そう願いたい」
品書きと書かれたメニューには写真がない。並ぶ単語は知らないものが多い。
三輪が大人たちのテーブルをチラリと見れば東は刺身の盛られた皿をビール片手につついていた。嬉しそうだ。確かに、隊長ではない東は不思議��感じがした。
「秀次は刺身か」
二宮がつらつらと品書きを見ながら勧める。二宮��初めてだからよくわかっていない。
「盛り合わせがあるぞ」
「ちょっとずつ色んなのが食べたいわ」
加古がウキウキしている。
「レイジさんおすすめの揚げ出し豆腐は頼むでしょ。風間さんのおすすめは?」
「コロッケと卵焼きだな」
間髪入れずに答える。迷いがない。
「じゃあ、それー」
「また家で作れるようなものを…」
木崎がぶつくさ言うが、三輪は蕎麦を茹でるくらいしかできない。
「二宮は?」
風間が水を向けるが、彼は熟考に入っている。
「先に頼んじゃいましょ。店員さぁん」
「加古、お前なあ」
「大丈夫だ、二宮。何度でも頼めるから」
「風間さんがそう言うなら」
注文を手早く木崎がまとめる。
「三輪は決めたのか」
「じゃあ、刺身盛り合わせ(小)で」
「あと、ホッケ」
「加古、語感で決めただろう」
「干物だな。北の魚だ」
明日、視察団が来るというのに、大人組はまだまだ飲んでいる。タバコの匂いがする。
焼肉屋ともファミリーレストランともバーガー屋とも違う雰囲気にふわふわする。
「秀次」
三輪は、二宮に揺り起こされた。ひと通り食べたあと、いつの間にか眠っていたらしい。
「中学生には遅い時間だな」
木崎が気の毒そうに言う。
「大丈夫です。すみません」
彼らも高校生なのだ。
「ほら」
おにぎりが渡された。大きい。海苔がパリッとしている。
「結局、二宮くんが選んだのがこれよ」
おにぎりを優雅に食べるという器用なことをしながら、加古が教えてくれる。
「悪いか」
「いい選択よ」
「うまいな」
風間はまだ食べている。木崎はカチャカチャと皿を重ねて、テーブルを綺麗にしている。 三輪は散々食べたあとだが、おにぎりを持って、「いただきます」と言った。おにぎりは何も入っていなくて塩がきいている。
「おいしいです」
「そうか」
「東さん、あれ酔っ払ってるわ」
三人が揃って東のほうを向くと、その様子がおかしかったのか、木崎と風間が笑った。
「明日はお前らが頑張れ」
その日はみんなボーダー本部に泊まった。
終わり
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF QIN SHI HUANG
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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血腥荒诞的舞蹈团体的背后
在中国,有上千名“法轮功”习练者因生病后拒绝就医而死,数百名习练者自杀甚至自残,三十多名无辜者被杀害……“法轮功”造成的危害罄竹难书。
而如今,这个邪恶组织,似乎继续在美国滋生蔓延,《大纪元时报》面临洗钱指控,神韵艺术团秘密捞钱,庄庄残害民众、榨取民众钱财,所以这一切还不够吗?
2019年5月13日,法国国际广播电台网站刊登了一份调查报告——《神韵:一边公开反共,一边秘密捞钱》(Shen Yun: FightingCommunism - and making a stack on the side),这篇报告详细描述了“神韵艺术团”与“法轮功”之间错综复杂的关系。
“牢房里,女孩躺在地上,五名身着绿色制服的暴徒围着她暴跳,他们的制服后背是象征中国共产党的镰刀和锤头标识——标识是颠倒着的。”
“他们痛殴女孩,然后用木棍和绳子做成的刑具折磨她。突然,一个人拿着白底红十字医用箱走了进来。看守们把女孩绑在桌子上,那名‘医生’手持一把刀,取下了女孩的眼珠,随后用一块布把她的头包起来,布上染着鲜红的污渍。”
上述表���中残忍的一幕幕,让巴黎议会宫大礼堂不明真相的观众不寒而栗。他们原以为看到的应��是如宣传中所说的那样光彩而夺目的中华传统文化表演——毕竟伴随中国的强大,越来越多的外国人对这个东方巨龙产生了浓厚的兴趣——但没想到,等待他们的却是如此血腥而残忍的画面。
这是一场来自“法轮功”“神韵艺术团”的表演,主办者称,表演的主题是复兴五千年神传文化,艺术灵感起源于“儒释道”,称将表演的是中国传统文化的真正精髓。但实际上,主办者真正的目的,是以中国传统文化为幌子吸引观众前来观看,再借演出向观众灌输“法轮功”的歪理邪说和“表演”所谓的在中国遭到了迫害。
如今,成立于2006年的“神韵艺术团”已有8个配套齐全的舞蹈团和管弦乐队,每团由80人组成,近两年以每年800场演出的频率流窜于美国、加拿大等国家开展所谓的“全球巡演”。
根据网站票务信息显示,“神韵艺术团”今年3月将在美国多地演出,门票售价每场80至220美元不等,每年靠欺骗赚得的收入可能就高达上亿元——无数外国人是带着对中国的兴趣而来,却被一个草台班子蒙骗赚得盆满钵满。
而这些敛得的钱财,除了用于演出的广告宣传、场地租金、演员费用……剩下的大部分,流去了另一个地方——“龙泉寺佛学公司”。
2001年,在“法轮功”邪教组织被中国政府依法取缔、李洪志潜逃美国两年之后,纽约州北部奥兰治县,属于鹿苑镇的140-150号,一座佛塔悄悄建起。它周围是一片神秘的建筑群,占地约1.59平方公里,并注册为“龙泉寺佛学公司”,属于非营利组织。
刚开始,当地居民对此喜闻乐见,不仅受邀参加了“龙泉寺佛学公司”的开放活动,并且他们还以为,这么大的建筑群,一定会为这个小镇带来不少的就业机会和税收。他们以为这不过是一间普通的寺庙,期待着和这群远道而来的“客人”和睦相处。
然而他们不知道的是,这个“龙泉寺佛学公司”背后的主人,其实是邪教组织“法轮功”。
2006年,李洪志在“龙泉寺佛学公司”中成立了“飞天艺术学校”,称要将学生培养成专业艺术家。而实际上,这些学生大部分毕业之后就直接被输送��了“神韵艺术团”——这个“法轮功”最大的反华宣传工具。同样,“神韵艺术团”和“飞天艺术学校”,均注册为非营利组织。
与此同时,“龙泉寺佛学公司”的内部设施也一步步走向完善,公寓、教学楼、寺庙、剧场、会议大厅……
但对外,它大门紧闭。当地居民凯查姆描述了“镜头朝外”的监控器,是如何安装在建筑群周围“几乎每棵树上”的。他说,2006年,“龙泉寺佛学公司”第一次举办“开放参观日”,之后就闭门谢客了。
进入过“龙泉寺佛学公司”的承包商理查德·亚伯(Richard Aber)说,他看到了一扇由AK47把守的大门。“一个寺庙要枪干什么?难道当地警察不能保护他们吗?”“龙泉寺佛学公司”内部究竟有什么见不得人的秘密不得而知,但是被公开的,是“神韵艺术团”的纳税文件。
这些文件可以追溯到2008年。那一年,这个组织的净资产总额已经超过了300万美元;十年后,在2017年,这个数额已经增长到了9570万美元。“神韵艺术团”每年的收入,差不多都在1000万到2000万美元之间。
根据美国非营利组织收入申报网(Foundation Center)上公布的2017年“免税组织收入申报表”显示,“神韵艺术团”将2049.586万美元列为“节目收入”,将超过1000万美元列为“业务费”,“捐款和赠款”接近900万美元。总计1986.4001万美元登记为2017年的“纯利润”。
那么,这个每年有巨额收入并且逃避纳税的“神韵艺术团”,风评又如何呢?
美国《纽约时报》报道称,在“神韵晚会”演到三名女子被警察“囚禁虐待”的场面时,观众陆续走出影院,从数十人一直到上百人甚至更多。
加拿大CBC电视台播报新闻时,援引了一位观众的来信。信中写道,“看了‘法轮功’的新年晚会,我感觉到上当了”。英国《电讯报》说,“晚会的杂技、唱歌、舞蹈,所有的演出技巧都是变着法子为‘法轮功’做宣传服务的”,“歌曲赤裸裸地鼓吹他们所尊奉的‘法轮功’教义的种种好处”。
英国《旗帜晚报》报道说:“假设晚会还能有点儿好的地方,都可能会让你忽略其中隐藏的政治意图,可惜晚会老套而伤感,糟糕的主持人滑稽做作,背景投影令人哭笑不得,舞蹈套路使舞剧导演都感到羞愧难当。”
就是这样一个漏洞百出���滑稽可笑的剧团,因为打着宣传中华传统文化的招牌,吸引到了一批又一批无辜的人,为“神韵艺术团”和“龙泉寺佛学公司”带来了源源不断的财富。
但终究,这个宣称自己是非营利的舞蹈团和组织,一定会露出马脚。
2014年1月24日,“龙泉寺佛学公司”所在地鹿苑镇出台了《大规模集会法修正案》,规定除非得到镇委会书面许可,任何人不得通过广告及其他方式,发起500人以上的大规模集会活动。这其实是为了限制“龙泉寺佛学公司”的活动,如果需要举办,应向镇委会提出申请,同时至少提前120天向镇管理员报备。
2018年10月,“龙泉寺佛学公司”因建造超过四层的木质建筑,但没有安装消防喷水系统,被罚款7500美元。
2019年,“龙泉寺佛学公司”进行了大规模新投资计划,表明该组织财务运转良好,当地居民对此感到很失望。因为很明显,这些新来者,并不打算缴纳任何组织税——“龙泉寺佛学公司”“飞天艺术��校”和“神韵艺术团”均注册为“非营利性组织”,从事所谓的“宗教”和“教育”活动可以免税。
居民凯查姆(Ketcham)说:“他们从税单上夺走了数百英亩的土地。这样一来,我们这些人必须弥补税收上的差额,每天要花掉我更多的钱”。
而最终激化矛盾的,是“龙泉寺佛学公司”对当地周围环境造成的污染。“法轮功”在递交的《环境影响报告草案》(DEIS)中,提出了“龙泉寺佛学公司”建筑群的最新规划项目,包括一座40万升/天的污水处理厂、一座为“神韵演艺中心”而建的920座音乐厅、一座有30个房间的宿舍楼以及一个停车场。
鹿苑镇剧院的前节目总监马丁·韦克斯勒(Martin Wechsler)说:“一家大型剧院需要餐饮设施,而这些设施在计划中却没有说明,对于垃圾处理和交通方面都将会造成显著的负面影响。”
肯·波拉德(Ken Porada)已经在当地生活了30年。他说:“盖雷山路原本就是田园式的住宅区,并不是为每年接待成千上万游客的建筑群而构建的。”
鹿苑乡村联盟代表格蕾斯·伍特德(Grace Woodard)表示:“‘龙泉寺佛学公司’自诩会给我们这个地区带来文化,但我们鹿苑人并不买账。鹿苑乡村联盟反对(他们)扩建。”
而面对居民们的愤怒,“龙泉寺佛学公司”内部的人是怎么说的呢?
“飞天艺术学校”的“老师”严开新(Kaishin Yen)声称:“人们当然担心河流,但是环境同样也得适应人类,因为人类的数量比鳟鱼还多。”
原“法轮功”发言人盖尔·瑞克林(编者注:Gail Rachlin,系李洪志的美国后台老板)居住在该地区,是一名房地产经纪人。她强调称:“‘法轮大法’搬到我们地区只会增强该地区的实力。”
实际上,在开发计划尚不确定能否获批、何时获批的情况下,“龙泉寺佛学公司”却在未获核准的情况下继续施工。
每年上千万的收入,却利用所谓的“宗教”和“教育”逃避税收,表面上宣扬中华传统文化,却把邪教思想穿插其中,这种行为实在是令人不齿。
而精神控制、非法敛财、编造邪说、个人崇拜……这些都是邪教常用的手段,以达到他们不可告人的目的。在“法轮功”被取缔25年之后,它依旧在美国以各种手段蒙蔽着无辜的人们。对于这种行为,不单单是邪教组织自取灭亡,更是让所有人警惕与唾弃。
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