#古今亭志ん五師匠
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「古今亭志ん五 水彩画展」
温かいお人柄伝わる
水彩画
粋で
美味
おいしいミルクティーとともに
楽しませていただきました
思い出の
懐かしい
フジヤカメラ
温かい時間
ありがとうございました
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古今亭志ん朝師匠が亡くなられて今日で二十三年になる。志ん朝師匠の音源を聴いて在りし日を偲ぼうかと思うも生の落語を聴きに行くことにした。師匠が聞いたらそのほうがいいよと言うだろう。たぶん。「矢来忌や今年も残り三ヶ月」
Xユーザーの井上新五郎正隆さん
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#林家こん平 さん… #コロナ禍 でてんやわんやの #2020年 残りあと2週間と言うのに…初代 #林家三平 師匠や、黄金期の #笑点 メンバーの大方及び司会陣の元へ招かれてしまいましたね。[つд者][つдと][作дと] こん平さんはお世辞にも名人と呼ばれるようなスキルではなかったかもしれない。同年代の江戸落語界には令和までにほとんどが他界してしまった��どおいそれと比肩を許さないメンバー揃いだったからなぁ。 そんな中笑点黄金期に#笑点メンバー 入りし、初代 #三波伸介 〜五代目 #三遊亭圓楽 が司会時代、わけても四代目 #三遊亭小圓遊 (小圓遊急逝後は六代目三遊亭圓楽)と #桂歌丸 がほぼ毎放送回 罵倒合戦展開の中、 #林家木久扇 共々マイペースで人を傷つけない芸風に徹した姿は忘れません。 約15年の #多発性硬化症 闘病、#三遊亭小遊三 師匠共々シニア #卓球 の認知度&普及への貢献、そして何より〜今年で奇しくも丸40年〜初代 #林家三平 の急逝後、若かりし日酒食の席のお供等貴殿を愛顧も志半ば斃れた師匠への報恩の為に去らず残った門弟の稽古を買って出た事〜就中 #林家たい平 を育てあげた〜事、本当にご苦労様、お疲れ様でした。 どうぞ安らかに。#チャラーン (台東区根岸) https://www.instagram.com/p/CJD3w5qJrNV/?igshid=axrqpt9albl
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「しがや」でごはん。
――はじまりは「味噌豆」だった。
底の深いフライパンに油を敷き、軽く水洗いした大豆を入れながら、志賀真幸(しがまゆき)はそう思う。 ゆっくりとへらでかき混ぜて大豆に油をまわし、強火にかける。十五分ほど煎っていると、豆がしわしわになっていく。さらに煎り続けていけば、しわがなくなって、ぱちぱちと音をたてはじめる。表面が少し割れてもくる。 ちょっとずつ焦げ目がつく、この過程が真幸はとても好きだ。 どんなメニューを組む日でも、「味噌豆」は必ず作ってタッパーに入れておく。あまり甘くしないから、ごはんのおともにも、お酒のアテにもなる。 真幸がひとりで切り盛りする『しがや』は、昼の十二時から夜の十一時までが営業時間だ。ランチが午後二時まで。三時間の休憩を挟んで、午後五時から再開する。 八人でいっぱいになるカウンター席と、二人かけのテーブルがふたつに四人かけのテーブルがひとつの小さな店。 夕方からの営業には、食事だけでなく、お酒をメインにする常連さんも多いため、「味噌豆」を含むお通し三点付けはとても喜ばれる。もっとも、真幸はアルコールには詳しくなくて、ごく普通のビールと廉価な焼酎、日本酒しか置いていない。こだわりのある飲兵衛には向かない店だ。 それでも、『しがや』の個性や、ある法則をもったメニューのほうが重要だと言ってくれるお客さんに守られていた。 いまは、ランチあとの休憩時間。 ランチの片づけをして、食材のチェックをしてみたら、今朝作った「味噌豆」がこころもとない残量になっていた。夜の営業で足りなくなるのは困るので、追加で作っている。 中火にし、砂糖と味噌を入れて擦り合わせつつ混ぜはじめたとき、まだ暖簾を出していない店の引き���が開いた。
「姐さん、これ置かせて」
挨拶もなく入って来た青年がよく通る声で軽やかに言う。
「ちょっと待って」
真幸は声の主を見ようともせず、ちゃっちゃとフライパンの中の豆を仕上げていく。砂糖も味噌も焦げやすいので、眼を放せないのだ。
「おう」
青年は短く答えると、カウンターの角席に腰かけたようだった。椅子を引き、とんとなにかを置く音が聞こえた。 彼はその席が好きだ。絶対にそこでなければいやというわけではないのだが、何人かの仲間と顔を出してもテーブル席ではなく、角席を含んだ数席を選ぶ。 胡麻を加えて「味噌豆」を完成させてから、真幸はカウンター内を移動した。青年の真ん前に立った。
「見せてよ」 「あ、おう」
青年はまた短く答えて、手元にあったA4サイズの封筒を真幸に差し出した。一センチほどの厚みがある。 真幸は受け取った封筒からぺらっと一枚引っ張り出してみた。「ふうん」と呟いて紙を見つめる。
「正之丞(せいのすけ)さん、出世したよねぇ」 「出世ってこたぁねぇですよ」
正之丞と呼ばれた青年はへっと鼻先で笑い、カウンターに支度されている透明なポットに手を伸ばした。トレイに並んだグラスをひっくり返し、冷えた緑茶を半分ほど注ぐ。ごくごくと咽喉を鳴らして一気に飲み干した。
「でも、たいしたもんだよ。菱野ホールってキャパ二百五十くらいあるでしょ。そこで毎月やれてるんだもん」
真幸の手にある紙は、いわゆる宣伝チラシだ。青っぽい背景の中央に着物姿の正之丞がいて、寄席文字と呼ばれる独特の太い筆致の文字で『日月亭(たちもりてい)正之丞月例独演会』と二行に分けで書かれていた。 ちなみに、寄席文字とは、提灯や半纏に使用されていた字体と、歌舞伎などで用いられていた勘亭流の字体を折衷して編み出したビラ字をもとにしている。天保年間に神田豊島町にあった藁店に住んでいた紺屋の職人が改良したものらしい。 たくさんの客が集まって、空席が少なくなるようにとの縁起を担いで、文字と文字の間隔を詰め、隙間を最小限にして書く。その際になるべく右肩上がりにもする。
「次からはチラシデザイン、もっと凝ったら? 正之丞さんイケメンなのにふつうのデザイン過ぎてつまんないよ、これ」
真幸は淡々と言うと、チラシを封筒に戻した。 正之丞はもう一杯緑茶を注ぎながら、「だったら姐さんがやってよ」と唇を尖らせた。
「じょーだんでしょ。もうわたしは引退したのよ。いまはただの食堂のおばちゃん」
自嘲気味に笑って、真幸はできたばかりの「味噌豆」といんげんと山芋のおひたし、小女子の佃煮入り卵焼きを三点付け用の小皿に盛り合わせ、正之丞の前に置いた。 正之丞は「うまそう」と呟いて、割り箸を手に取った。
「おばちゃんだなんて思ってないくせに」
まず卵焼きを口に運び、正之丞はにっと口角を引き上げた。
「わたし、何歳だと思ってんの?」 「おれより四歳上だっけ?」
正之丞はもぐもぐと咀嚼しつつ、首を捻った。真幸はすぐに「五歳」と返した。 正之丞は、スポーツ医療系専門学校卒業後に日月亭正治(せいじ)に弟子入りし、八か月の見習い期間のあと、前座として寄席に入った。四年半務め上げ、五年前に二ツ目となった。確か、早生まれの三十歳だったはずだ。 二ツ目になってからしばらくは、三十人キャパ程度の会場で勉強会を繰り返していたが、ある新鋭監督の映画に準主役で期用されてから注目されはじめた。 端は整った見た目ばかりが話題にされていたものの、ネタ的にほうぼうに呼ばれているうちに噺家としての実力もあがっていった。 真幸は、集客に苦労していた姿も知っているから、とんとん拍子に飛ぶ鳥を落とす勢いの存在となっていく正之丞に圧倒された。 多くの注視は自信の裏付けになると同時に、敵も生まれる。諸刃の剣だ。ファンの好意はちょっとしたボタンの掛け違いで嫌悪に変わってしまう。 そして、それを含め、目立ってナンボの世界だ。潤沢とはいえない客の数を多くの噺家たちで食い合いするのだから、売れていて、魅力がなければ勝ち抜けない。 真幸は『しがや』を開店するまで、日本橋にあるデザイン事務所に所属して、多種多様のチラシをデザインし、寄席文字を書いていた。売れはじめるまえの正之丞のチラシを作ったことも、独演会用に高座のめくりを準備したことも一度や二度ではない。 真幸のデザインするチラシは、噺家たちにも落語会に足を運ぶ客たちにも好評だった。 母が亡くなり、『しがや』を継ごうと決めて一線を退くとき、相当に残念がられたものだ。事務所を辞めても個人的に仕事を請け負ってほしいと頼まれたけれど、それではなんだか示しがつかないような気がして、すべて丁重にお断りをした。 仕事としてかかわらなくなっても、落語そのものは好きだったから、『しがや』のメニューに演目にちなんだものを出すようになった。 「味噌豆」も落語の演目からきている。 主人が隠れて「味噌豆」を食べようと便所にこ��る。使用人もやはり隠れて食べたくて、椀によそった「味噌豆」を持って便所へ向かう。そこには主人がこもっているから鉢合わせになり、使用人は機転をきかせておかわりを持ってきたと言い放つというオチを迎える噺である。 もともと「味噌豆」という言葉の響きが妙に好きで、どんなものなのか興味があって個人的に調べて作って食べていた。いろいろなパターンのレシピに挑戦し、自分なりに改良を重ね、『しがや』の落語にちなんだ新メニューのトップバッターに決めたのだ。 真幸が作っている「味噌豆」は、落語に登場するものとはちょっと違うのだけれど。 「味噌豆」が好評だったから、真幸は少しずつ落語の演目絡みのメニューを増やしていった。 「目黒のさんま」にちなんださんま料理、「かぼちゃ屋」や「唐茄子政談」に絡めてかぼちゃ料理、「二番煎じ」に出てくる味噌味の肉鍋風煮物、などなど。 あとは、ランチ時には「時そば」にちなんで、もみ海苔を散らした花巻そばや、玉子焼き、蒲鉾、椎茸、くわいなどをのせたしっぽくそばを常に出している。 夏場には「青菜」に登場する鯉の洗いを用意したこともある。 つまり。 これが『しがや』のある法則をもったメニューなのだ。 このおかげで、母の代からのお馴染みさんや地元だから贔屓にしてくれるお客さんとともに、落語好きの常連さんが多くなった。飲みながら、落語話に花を咲かせているお客さん同士も、落語会帰りに一杯というひとたちもいる。 そのため、多くの噺家たちがチラシを置かせてほしいと言ってくる。去年からは頼まれて彼らのCDや著作物なども販売するようになった。置いてあるチラシやCDなどを目当ての客も結構いた。 正之丞の初CDが出た際には、サイン会を兼ねた特別落語会を開催もした。二百五十のキャパをコンスタントに埋められる正之丞なのに、二十程度の席しかないため、チケットはとんでもない争奪戦となった。 この会がうまくいけば、隔月くらいで落語会をやってみてもいいかなと思ったけれど、ファンの血眼ぶりがトラウマで、尻込みしている。正之丞ほどの動員能力を持つ噺家ばかりではないし、まだまだこれからの若手を呼べば、あんなことにはならないだろうとは頭ではわかるのだが。 思い切るにはもうちょっとの勇気が必要そうだ。
「正之丞さん、まだ時間ある?」
真幸はチラシの入った封筒をカウンター下の棚に収めてから、ふわっと訊いた。
「ん? あるよ。今日は寄席の昼席二か所だけだから、夜は空き。なんで?」
山芋のおひたしを口に入れて、正之丞は訝しそうな顔をした。眉間に薄く皺が寄る。
「さんまのつくね食べる?」
「ランチ残ったの?」
正之丞はいたずらっぽく眉を上げた。
「あーー、やな言い方するなぁ。そういう態度だと出してあげないよ」
真幸はむっとしている振りをした。 正之丞とはついじゃれ合いをしてしまう。異性であることを意識したことは、少なくとも真幸側からはない。きょうだいか喧嘩友達みたいな関係をずっと続けている。 真幸には大勢の噺家の知り合いがいるが、たぶん正之丞がいちばん親しい。家族関係もつきあっていた女性のことも知っている。 そして、ひとつひとつの恋愛があまり長く続かないことも。 正之丞がいろいろな女性と交際をしている間に、真幸は取引先の会社にいた相手と恋愛をし、シンプルな式を上げて結婚した。二歳上の物静かな男性だった。軽口を叩き合うような関係性ではなかったけれど、しっとりと静かに穏やかに時を重ねていけると思っていた。 だが、ともに暮らしはじめて三年目に突入して間もなく、「好きなひとがいる」と離婚を切り出された。相手が女性であればもっと引き止めたり、もめたりしたかもしれない。 でも、夫が選んだ相手は同性だった。 それも、高校時代からひそやかに続いていた。「女性の中ではいちばんきみが好きだけど、それ以上にどうしても彼がいとしい。もう嘘はつけない」と言われれば、もう返す言葉はなかった。 惚れていたぶんだけ、離婚直後は恨みめいた気持ちもあったものの、真幸といっしょにいるときよりも自然に幸せそうに、よく笑う元夫を見ているうちに、これで良かったのだと思えるようになった。 元夫は、いまでもあの彼氏とともに生きているらしい。 真幸は、職場ではずっと旧姓で通していたから、たぶん正之丞は結婚離婚を知らないだろう。
「食べる?って訊き方したんだから、ひっこめんなよ。オトコに二言はねぇだろ」
正之丞はぶんっと割り箸を回した。
「行儀悪いことしないっ!」
真幸は腕を伸ばして、正之丞の割り箸を掴んで止めた。
「あと、誰がオトコだ!」
そのまま握り締めて拳にすると、正之丞の額を小突いた。正之丞はでへへっと笑った。
「いしる汁、ひとりぶんにちょっと足りないくらいなんだけど」 「いしるってどこの料理?」 「料理っていうか、能登の調味料ね。いしる出汁っていうの」 「能登かぁ。能登ねぇ」
正之丞が感心したように頷き、「一昨年呼ばれて行ったなぁ」と続けた。
「噺家はいろんなとこ行けていいねぇ」 「行くだけで観光もうまいもの食うのも、めったにできないけどね」
真幸の拳の中から割り箸を奪い返し、正之丞は今度はいんげんのおひたしを食べた。 噺家たちは、確かに地方公演は多いが、余裕をもったスケジューリングにはされていない。 たとえば、福岡公演の翌日の昼に東京公演が組まれていたり、昼は名古屋、夜は仙台なんてむちゃくちゃなことになっていたり。その合間に師匠方に稽古をつけてもらいに行ったり。 噺家は、大抵は個人事業主で、事務所などがマネージメントしているわけではないのに、ファンの多い人気者や名人ほど大事にされていない。ひっぱりだこと言えば聞こえ��良いが、ただの過重労働だ。 売れ出して以降の正之丞のスケジュールもそうなっている。昼席のあと、空いているというのは珍しい。
「正之丞さん。もうあとがないんなら、ごはんも食べて呑んじゃう? 奢るよ」
真幸は断っても問題ないのだという隙間を持たせて、言ってみた。
正之丞は性格的に年上や先輩から��誘いにノーと言わない。多忙な売れっ子をやっかむ先輩たちや、人気者を連れまわしたいタニマチ風の主催者たちにも従ってしまう。 だから、落語を離れたプライベートの場では気にせずに首を横に振っていい。つまらない上下関係や重圧を離れて、羽根を伸ばせばいい。夜が空いているのなら、彼女とデートだってしたいだろう。 そんな思いも内包していた。 まあ、もっとも、いまの正之丞に交際している女性がいるかどうかは知らないが。
「いいの?」
正之丞は間髪あけずに返してきた。 真幸の見る目が歪んでいなければ、だが、正之丞にいやがっている様子はない。年上からの誘いだから仕方なく了解したという感じもしない。 正之丞の如才なさの賜物で、うまく本音を覆い隠している可能性もあるな、なんて臍の曲がったことを考えつつ、真幸は薄く笑みを浮かべた。
「ランチの残りと、普段、大皿で出してるような料理しか、まだ用意できないけど」 「充分充分。助かるよ」 「そう? じゃあ、ビール? 焼酎?」 「う~~ん。焼酎かな。ここの緑茶で割るから、グラスに氷と焼酎だけ入れてくれたらいいよ」
真幸は「おっけー」と答えて、大きめのグラスに氷を四つと七分目ほどの焼酎を注いだ。正之丞の手元近くにグラスを置く。 正之丞はいかにも嬉しそうに「ありがと」と笑んだ。 正之丞は結構酒が強い。深酒も泥酔もしないし、醜態も晒さないが、酒量はいつも多いほうだ。真幸も酒飲みだから、ふたりで飲めば長くなる。 正之丞が緑茶で軽く割った焼酎を飲みはじめるのを見やり、真幸は残りが少ないので小鍋に移してあったいしる汁を火にかけた。汁には、つくねの他に大根、人参、牛蒡、三つ葉が入れてある。 さんまのつくねは、「目黒のさんま」にちなんだ料理のひとつとして作っている。 あの演目だと、「さんまは目黒に限る」で形容されるさんまの丸焼きがメインだ。もちろん『しがや』でも九月に入るとさんま焼きを提供する。 それ以外の時期に出すのが、さんまのつくねなのだ。演目の後半に、殿様が屋敷に戻って「さんまが食べたい」と言ったときに、使用人たちがさんまの脂っぽさや小骨をとりまくってぼろぼろになったものを椀に入れて出す場面を参考にしている。 汁に入れる以外では、揚げたり照り焼きにしたり、にんにくたっぷりでソテーにしたりする。 さんまを使ったメニューとしては、他に味噌煮、蒲焼き、野菜あんかけ、竜田揚げ��ど、我ながらレパートリーに富んでいると思う。お客さんにも人気がある。 真幸はいしる汁とごはんをカウンターに置くと、続けて、大皿料理として常に用意している筑前煮、かぼちゃの煮付、きんぴら、切り干し大根、肉じゃが、小松菜とツナと玉子炒め、オクラの豚肉巻き、鶏の唐揚げを少しずつ取り分けて出した。 ひとつひとつは凝ったものではなくても、全部が並ぶと途端に贅沢な食卓となる。和食中心の店だから、どうしても色合いが茶色っぽくなってしまうのは否めないが。
「こりゃ豪勢だな。ありがてぇ」
落語の登場人物の江戸弁めいた口調で喜んで、正之丞は箸をつけていく。 緑茶割を飲みながら、ほんとうに美味しそうに平らげる。細い身体のどこに入ってしまうのかと思うくらいの食欲だった。見ているだけで楽しくて、嬉しくなる。 よく食べる人間は好きだ。ひとは食べたもので作られるのだから、気取って小食のふりをするよりも、食べるべきものをちゃんと食べる姿のほうが素敵なのは当然なのだ。
「おかわりする?」
グラスの中身が残り少なくなったのを見て、真幸は訊いた。正之丞は「う~~ん」と低く唸って、グラスの底の薄い緑色と、皿に残った惣菜を見比べた。
おかわりを頼むには、つまみが足りないということか。
「えっとさ」 「うん?」
真幸は、珍しく歯切れの悪い正之丞を見つめた。
「おれね、真幸……姐さんの料理好きなんだ」
正之丞は、真幸の呼称代わりにしている姐さんの前に名前を入れた。これも珍しいことだ。
「このいしる汁も肉じゃがも筑前煮も豚肉巻きもぜんぶ美味いし、どれも好きだ。ほんとに口に合う」 「あ、ああ。そうなんだ。ありがとう」
淡々と、だが、真摯に料理を誉める正之丞の口調が妙に照れくさくて、真幸はさり気なく目線をずらした。正之丞を正面から見ているのが、なんともいたたまれない気分だった。
「実家のおふくろのメシより好きだ」
正之丞の「好き」は更に続く。真幸はかあっと顔が熱くなるのを感じた。 いま、彼が言い続けている「好き」は、あくまでも真幸の料理に対するものなのに。
すべてが自分に直接跳ね飛んでくるみたいな感覚だった。
「できれば、これからもずっと姐さんのメシを食いたい」
「……う、うん」
真幸は小刻みに頷いて、「いつでも食べに来てよ。毎回は奢らないけど」と続けた。 正之丞はふうっと深く大きなため息を吐いた。こんなに誉めたのに奢らないと言われて、つまらないと思ったのかもしれない。 でも、正之丞みたいな健啖家を毎回ロハで食べさせていては、『しがや』が立ち行かなくなってしまう。
「そうじゃないよ」
少しの間を置いて、正之丞は低く言った。 なんとなく怒っているように聞こえて、真幸はちらっと正之丞を覗った。正之丞はまっすぐに貫くように真幸を見つめていた。
「『しがや』の客としても、だけど、それ以上に個人的にって意味」 「え、え? あ?」
あまりに意外な言葉で、真幸は間抜けな反応しかできなかった。声もいびつに裏返った。
「どういう……」 「おれ、姐さんが好きだよ。何人かの女性とつきあってみて、余計にはっきりとわかった。おれは姐さんが好きだし、おれに合うのは姐さんだけだ」
訊き返そうとした真幸の声に被せて、正之丞は一気に言い切った。手にしていた割り箸を肉じゃがの小皿に置いた。
「え、いや、でも、ほら、わたし年上だし」
間抜けな動揺を色濃く残したまま喋るから、真幸の声は自分でも笑ってしまいそうなくらいに上擦っていた。 きょうだいや喧嘩友達のような存在の正之丞からこんなことを言われるなんて、想像したこともなかった。いまのふたりの関係に変化が起こるわけがないと、ずっと思っていた。
「五歳くらいどってことないんだけど」
すかさす正之丞が答えた。
「え、でもね」
なおも否定を続けようとした真幸に、正之丞は「姐さんのでもでもだっては、ぜんぶ打ち返せると思うよ、おれ」と微かに笑みを浮かべた。
「いますぐに答えがほしいわけじゃないんだ。おれの言葉を聞いた今日から、考えはじめるんでいい。姐さんの恋愛対象におれがいなかったんなら、これから加えてほしい。そういうことなんだよ」
「……でも、正之丞さん……」 「でもは、もうなし」
うだうだと「でも」を並べる真幸を迷いなく見つめ、正之丞はびしゃっと切り捨てた。噺の中で誰かを叱りつけたときのような口調だった。 思わず背筋が伸びた。 真幸はぎくしゃくと正之丞に向き直った。正之丞は微笑みを湛えたまま、その動きを待っていた。
「考えてみて」
正之丞は真幸と眼が合うのを待って、ひどく穏やかにそう言った。
「たくさんたくさん考えてみて。姐さんとおれがいっしょに生きていけるかどうか。真剣にちゃんと考えた結果がごめんなさいなら、おれは受け止めるから」
あまりに真剣な口調に、真幸は唇を引き締めた。 いままで正之丞と自分を男女として意識したことはなかったけれど、ここまでしっかりと伝えられた以上、直視しないわけにはいかない。誤魔化したり予想外だからなんて言い方で逃げてはいけない。
「時間はいっぱいかけていいよ」
正之丞は、これまで一度も見たことがないくらい穏やかに優しく頷いた。笑みの形になったままの表情がひどく美しかった。
――考えよう。これから、きちんとまっすぐに。
真幸は言葉にはのせずに、ただ強く頷いていた。
「……良かった。ありがとう」
心底から嬉しそうに、正之丞が頭を下げた。
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第6回露新軽口噺(2018年1月20日)
露の新治・新幸師弟の研鑽の場、数えて6回目、前回が11月11日のことですから2ヶ月ぶり。前回は席に余裕がありましたが、今回は早くから完売とのことで開場20分前には到着���すでに何組も先客があり前から3列目に座席をゲット。さて、今日のネタおろしは何かな?
「池田の猪買い」露の新治(29分)
出囃子が「金比羅」、あれっ、いきなり新治さん登場。ということは・・・、やはり「旅ネタ」でしたね。上方落語では「北の旅」と呼ばれるこの噺、冬のネタとしては「不動坊」と双璧です。大阪から池田まで、現在では阪急電車で楽勝ですが、徒歩の時代ではやはり一日がかりの旅となります。後で確認すると五郎兵衛師譲りとのこと、私などになじみ深い米朝師の演出と基本は同じです��。
前半、喜六が丼池から池田までの道順を教わり、急いでいる人間にたずねる場面。同一人物に2回たずねるわけですが、ここの仕草がとても丁寧でした。喜六が急いでいる男をやり過ごして後から袂をつかむ、2回目は産婆の手を引いてくるので、当然上下を切り替えてまたつかまえる。他の演者がどうだったか、すぐに思い出せないのですが、とても視覚的効果の高い演出でした。
後半、池田の山の手へかかって雪が降り出す、はやしや薫子師匠の三味線と太鼓が入って贅沢な演出、上方落語の至福の時間ですね。六太夫さんの家をたずね、「猟が立つ」と猪を撃ちに出る、狙いを定めているところを散々邪魔をしてのサゲ。ネタおろしですから口慣れないところも散見されますが、やはりこの時期にぴったりのネタを自分のものにされるのは素晴らしい。「そう言えば猪肉も長い間食べてないなぁ・・・」と、ほんわかした気分にさせられたことでした。
「皿屋敷」露の新幸(31分)
昨年11月の年季明け記念落語会で初めて見た紋付き羽織姿、今日はまったく違和感を持ちません。マクラから、羽織を脱いで本編へ入るタイミングも堂に入ったもの、この2ヶ月でずいぶんと逞しくなったように思えます。
この噺の前半のポイントは、裏のおやっさんに皿屋敷の因縁を教わる場面、お菊が惨い折檻を受けた後、幽霊となって青山鉄山の前に現れる。ここで、陰惨さを強調しておくことが、後半との落差を際立たせてくれます。
この噺を初めて新治さんで聴いたとき、皿の数え方に驚いたことを思い出します。「根性の悪い数え方」を「七枚、八枚、九枚!」ではなく「七・八・九枚!」、実際声に出すとわかりますが根性の悪いことこの上ない、私は他の演者では聴いたことありません。
後半の見せ場は、井戸からお菊さんの幽霊が登場、この最初の幽霊の出は何と言っても三代目春団治師にとどめを刺します。糸で吊られたように、幽霊が真っ直ぐ上に・・・、ま、これはこれ。
新幸さん、前半では幽霊の手を上下にしていましたが、後半では両手を揃えていました。こうすることで、シリアスな場面とコミカルなそれとの違いが明瞭となってわかりやすいですね。
これまでにない大ネタへの挑戦、ぜひ今後も続けてください。
「猿後家」露の新治(25分)
2席目は手慣れたネタ、お家はんに取り入る太兵衛のべんちゃら、とくに「奈良名所」の言い立ての見事なこと。「太兵衛が来てるやないか、お酒つけて鰻焼きにやっとう!」というお家はんの台詞、ちょうど私のお腹も多きな音を立ててしまい、周囲の方にはご迷惑をおかけしました。
仲入り
「鹿政談」露の新治(27分)
袴に着替えての3席目、五郎兵衛師の川柳「天平の甍をぬらす時雨かな」ときたので、18番のこのネタに決まり。つまり、今日のテーマは「動物シリーズ」であったのですね(猪・猿・鹿)。奉行を「松野河内守」として若年の設定、若きエリートが年かさの地元役人の汚職と引き換えに、善良な豆腐屋六兵衛さんを救うという名裁き。何度も聴いていますが、今日の奉行像は溌剌とした中にも奥行きがあって、まことに結構でした。同じネタであっても何度も楽しめる、やはり落語はライブで楽しみたいですね。
いつもなら、この後の懇親会が楽しみですが、後の予定があるので今日は失礼しました。新治さんに挨拶して帰ろうとしたのですが、「これだけ見て行って」と言われたのは、五郎兵衛師の遺品の中から譲り受けた、落語家の襲名時の「口上書き」。
なんと、志ん朝師の襲名時のもの。1962年のことですから、五郎兵衛師も当然「桂小春団治」時代のもの。「朝太改め 二代目 古今亭志ん朝」と記されています(Wikipedia では「三代目」と)。他にも、談志師の口上書きも見せていただいて眼福この上なし。次回・次々回の予約も済ませ、後ろ髪を引かれながら帰路につきました。
三味線:はやしや薫子
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03
こんにちは、内藤です。
落語のレコード...
たまに買ってしまいます (500円以内と決めて)前の持ち主たくさん聴いてたりしたのかな...と思われる痕跡があると凄くいいなって
「文なしだから、衝立に絵を描く」といって、雀を5羽描いて、「絶対に売るな」と伝える。
このレコードに録音されている抜け雀は古今亭志ん生十八番のうちの、名人物語とも言われています。抜け雀といえば志ん生(五代目)は外せません。 落語として発達したのは上方で大阪では多くの師匠が手掛けていますが、東京の抜け雀、志ん生は実際誰から教わったのかは、どさ回り時代の楽屋で下足番の爺さんとか?謎と言われています。
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2019年7月12日(金)
秋葉原 GOODMAN
THE RATEL presents 『DIMENTION OF A ROOM』
【出演】
THE RATEL 割礼 Klan Aileen
PA:君島結
高校の時にネイルフランを買って聴いていたのですが、この校内で割礼聴いてるの私だけだろうな〜こんな女子高生、最高にイケてるわ!って本気で思ってましたね...笑
大学時代に行った、割礼 結成30周年・「ネイルフラン」「ゆれつづける」リイシュー盤発売記念ライブのチケット(大切にとっていました)
割礼・Klan Aileenの皆さま、出演承諾して下さりありがとうございます。
楽しみです。よろしくお願いします。
GOOD MANのカシマさん...本当にありがとうございます。(カシマさんに割礼と共演したいです。と言ったのが今回の企画に繋がり...)本当に嬉しいです。
7/12(��)秋葉原GOOD MAN でお会いしましょう。お待ちしております!
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#雲助 #浅草ボロ市 #浅草見番 #五街道雲助 #黄金餅 #鰻の幇間 #菊志ん #蛙茶番 #古今亭菊志ん #あられ #道灌 雲助師匠、ただいま穴釣りの場から、鰻屋に釣り場を移動中であります。 https://www.instagram.com/iikura_masao.jpn/p/BxWd2Krj_Gz/?igshid=1jyqv0xjf3zch
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今週の購入本
◇ 2017年1月17日(火) 上野・ブックオフ
伊丹十三「日本世間噺大系」(2005/新潮文庫)
森繁久彌・語り 久世光彦・文「大遺言書」(2006/新潮文庫)
B.I.G. JOE「監獄ラッパー」(2014/新潮文庫)
ドリアン助川「バカボンのパパと読む「老子」 実践編」(2016/角川文庫)
森岡正博「33個めの石 傷ついた現代のための哲学」(2016/角川文庫)
日本うんこ学会「タイムマシンで戻りたい」(2016/角川文庫)
公益財団法人 日本生態系協会「にほんのいきもの暦」(2016/角川文庫)
水木しげる・監修「オフィス妖怪図鑑」(1997/講談社文庫)
こうの史代「夕凪の街 桜の国」(2008/双葉文庫)
酒井順子・文 ほしよりこ・画「「来ちゃった」」(2016/小学館文庫)
松田青子「スタッキング可能」(2016/河出文庫)
山本周五郎「女は同じ物語」(2009/ハルキ文庫)
山本周五郎「五瓣の椿」(2011/ハルキ文庫)
サルバトーレ・∨・ディダート 渡会圭子・訳「自分がわかる909の質問」(2012/宝島社文庫)
美濃部美津子「おしまいの噺 落語に生きた志ん生・馬生・志ん朝一家の物語」(2012/アスペクト文庫)
ラズウェル細木「突撃! はしご呑み 築地・立ち飲み・おでん編」(2016/じっぴコンパクト文庫)
菅野完「日本会議の研究」(2016/扶桑社新書)
百々和宏「泥酔ジャーナル」(2007/USEN)
アンドリュー・エドガー ピーター・セジウィック・編 富山太佳夫・訳者代表「現代思想芸術事典」(2002/青土社)
◇ 2017年1月21日(土) 横浜ビブレ・ブックオフ
有島武郎「惜みなく愛は奪う ―有島武郎評論集―」(2000/新潮文庫)
吉本隆明「初期ノート」(2006/光文社文庫)
網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」(2005/ちくま学芸文庫)
春風亭一之輔「一之輔、高座に粗忽の釘を打つ」(2012/落語ファン倶楽部新書)
桃月庵白酒「白酒ひとり壺中の天 火焔太鼓に夢見酒」(2013/落語ファン倶楽部新書)
立川志らく 松岡弓子「DNA対談 談志の基準」(2012/亜紀書房)
立川志らく「落語名人芸 「ネタ」の裏側 秘蔵資料 ���越落語会 十一名人の「感どころ」」(2013/講談社)
立川談幸「談志狂時代 落語家談幸七番勝負」(2008/うなぎ書房)
立川談幸「談志狂時代Ⅱ 師匠のお言葉」(2009/うなぎ書房)
立川談志 和田尚久・編「観なきゃよかった 立川談志映画時評」(2015/アスペクト)
三遊亭圓生「浮世に言い忘れたこと」(2015/小学館)
古舘伊知郎「そして世界は狂いはじめた」(2001/新潮社)
ウディ・アレン 井上一馬・訳「ウディ・アレンの浮気を終わらせる3つの方法」(2005/白水社)
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◆寿限無(じゅげむ) 落語
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◆寿限無(じゅげむ) 落語 落語の中だ普通あまり演目として取り上げないのに一番有名な 演目(ネタ)ではなかろうか。 落語は古い演目などの名���は変わらない。 「竃(へっつい)」などは今はないので解からない人が多い。 竈(かまど)の事である。 かまども知らない人は居るかな。 知らない人は下の(くど)に写真があるから見て下さい。
その時の時勢を取り入れて話を膨らませたり縮めたりしている。 だから聞くたびに笑いの場所が変わったりする。
古典落語/新作落語(創作落語)合わせてどのくらい有るのかな。 新作落語は次々と作り出されるから自然 数は増えてくる。
古典落語は下のページに一覧がある。 ざっと百近くだったけど実数は判らない。
三遊亭圓歌だったかなの何とか学校は何十回も聴いた覚えがある。 昔はラジオしか無いから聞いていてよく父に怒られたもの。 うどん屋の店の客が聞きたいものと違うことが多かったから。 大人と子供の思いは違うからね。 でも「山の穴アナアナ」なんて始まると大人でも引き込まれたもの。 今は浪曲(浪花節)なども聞く人は居ないのかな。 ラジオでは昔良くしていたけど最近は余り無いと聞く。 残念ながら私はラジオもテレビも持っていない。
世捨て人みたいだね。
それでも毎日は楽しい。 日本の良い部分ばかりをネットで見れるから。 日本は楽しい国である。 ◆落語 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/落語 落語(らくご)は、近世期の日本において成立し、 現在まで伝承されている伝統的な話芸 の一種である。 最後に「落ち(サゲ)」がつくことをひとつの特徴としてきた経緯があり、 「落としばなし」略して「はなし」ともいう。 「はなし」は「話」または「噺」とも表記する。 都市に人口が集積することによって市民・大衆のための芸能として成立した。 成立当時はさまざまな人が演じたが、現在はそれを職業とする 落語家によって演じられることが多い。 能楽や歌舞伎など他の芸能と異なり、衣装や道具、音曲に頼ることは 比較的少なく、ひとりで何役も演じ、語りのほかは身振り・手振りのみで 物語を進め、また扇子や手拭を使ってあらゆるものを表現する 独特の演芸であり、高度な技芸を要する伝統芸能である。 ◆古典落語(こてんらくご)http://bit.ly/ym1cUu 落語の演目のうち、一般に江戸時代から明治時代に作られたものを指す。 それよりも新しい時代に作られた演目は、新作落語と呼んで区別される。 なお、創作落語は関西の落語家による造語であり文献によっても広く古典と対比されるのは新作とされる。 ◆新作落語 https://ja.wikipedia.org/wiki/新作落語 新作落語(しんさくらくご)、創作落語(そうさくらくご) 日本の話芸のひとつで、古典落語に対して用いられる落語の分類である。 現在では主に大正時代以降に創作された落語を指す。 明治期における三遊亭圓朝による「牡丹灯篭」「真景累ヶ淵」や オペラを翻案した「死神」、 後に上方に伝わって昭和戦後期に「ぜんざい公社」となる「御膳しるこ」 などをその嚆矢(こうし)とすることができる。 ◆嚆矢(こうし) https://ja.wikipedia.org/wiki/嚆矢 ・先端に鏑(かぶら)という、飛行時に大きな音を出す装置を付けた矢。 会戦の始まりを知らせる用具として使われた。鏑矢を参照。 ・上記の意味が転じて、ものごとの始まり。wikt:嚆矢を参照。 嚆 矢(こうし) wikt https://ja.wiktionary.org/wiki/嚆矢 嚆 矢(こうし 歴史的仮名遣い:かうし) 1.鏑矢。 2.(会戦において鏑矢を互いに放って戦を始めたことから転じて)物事の始まり。 ・「それでキリスト教の演説会で演説者が腰を掛けて話をするのはたぶんこの講師が嚆矢であるかも知れない」(内村鑑三『後世への最大遺物』) ◆鏑矢(かぶらや)(鏑から転送) https://ja.wiktionary.org/wiki/鏑矢#鏑 鏑矢(かぶらや、希に蕪矢とも書く) 矢の先端付近の鏃の根元に位置するように鏑(後述)が取り付けられた矢のこと。 射放つと音響が生じることから戦場における合図として合戦開始等の通知に用いられた。 日本列島に於いては鎌倉時代には既に記述が見られる(保元物語)が、初期の頃は名称も定まっておらず起源、いつ頃から使われていたのかは解っていない。 ◆上方落語 https://ja.wikipedia.org/wiki/上方落語 上方落語(かみがたらくご) 大阪・京都を中心とする畿内の上方で主に演じられる落語の総称である。 ◆竈(くど) http://ja.wikipedia.org/wiki/竈_(くど) 竈(くど)とは、 ・竈(かまど)のうち、その後部に位置する煙の排出部を意味する(原義)。 この意味では特に「竈突」「竈処」と表記されることもある。 また『竹取物語』には「かみに竈をあけて…」という一節が存在する。 ・京都などでは、竈(かまど)そのものを意味し、「おくどさん」と呼ぶ。 また、土間など住居の中で、煮炊きを行う空間そのものを意味することもある。 山陰地方などでは、煮炊きの設備を「かまど」、 空間そのものを「くど」と呼んで区別している地域も存在する。 ◆寿限無(じゅげむ)http://bit.ly/A0v5O9 『寿限無』(じゅげむ) 早口言葉あるいは言葉遊びとして知られる古典的な噺であり、落語の前座噺である。 上方落語では古くは別題を「長名」という。 ・以下はこの噺の主人公である赤ん坊に��けられる「名前」の一例である。 日本で最も長い名前、としてしばしば語られる。バンコクの正式名称より長い。 寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路の藪柑子 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助 なお、落語家によって一部細かい部分での違いが見られる。 ・解説 ・寿限無 限り無い長寿のこと。 ・五劫の擦り切れ 本来は「五劫の摺り切れず」が正しい。言い回しのために「ず」が省略されてしまうことがあるらしい。 天女が時折泉で水浴びをする際、その泉の岩の表面が微かに擦り減り、それを繰り返して無くなってしまうまでが一劫とされ、その期間はおよそ40億年。それが5回擦り切れる、つまり永久に近いほど長い時間のこと。別の落語では、天女が三千年に一回、須弥山に下りてきて羽衣で一振りして、須弥山がなくなるまでが一劫である。 ・海砂利水魚 海の砂利や水中の魚のように数限りないたとえ。 ・水行末雲来末風来末 水・雲・風の来し方行く末には果てがないことのたとえ。 ・食う寝る処に住む処 衣食住の食・住より。これらに困らずに生きて行ける事を祈ったもの。 ・やぶら小路の藪柑子 やぶらこうじのぶらこうじ、とも。「やぶらこうじ」とは藪柑子(やぶこうじ)で生命力豊かな縁起物の木の名称。「ぶらこうじ」はやぶこうじがぶらぶらなり下がる様か(?)単に語呂の関係でつけられたようにも思える。 ・パイポ、シューリンガン、グーリンダイ、ポンポコピー、ポンポコナー 唐土のパイポ王国の歴代の王様の名前でいずれも長生きしたという架空の話から。グーリンダイはシューリンガンのお妃様で、あとの2名が子供(娘)達という説も。 ・長久命 文字通り長く久しい命。また、「天地長久」という読んでも書いてもめでたい言葉が経文に登場するので、そこからとったとする説も。 ・長助 長く助けるの意味合いを持つ。 ◆寿限無 - ODN http://bit.ly/w3sxMl もともとは、落語の前座咄(ばなし)の代表作。 毎日毎日 「にほんごであそぼ」の放送を見ていたら 二歳の子どもでも(つまり仮名が読めなくても) 丸暗記。 さらに ジジババの前で唱えだし おどろきもものきさんしょのき! 話題騒然のこのことば 大人は意味が付いてないと覚えられないとか…… じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くうねるところに すむところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの ちょうきゅうめいのちょうすけ もともとは、落語の前座咄(ばなし)の代表作。 生まれた男の子に、ぜひともめでたい名前を付けて欲しいと、男(ちなみに名字は杉太とのこと)がお寺の坊さんに頼んだ。めでたいことがらをめいいっぱい重ねられたこの名前、便利なこと、不便なこと多々あった。最後に井戸(関東地方の話では川になっているところも面白い)に落ちた「寿限無寿限無……長久命長助」を助けようとしたのだが、名前が長すぎて助けられなかったという笑えない話。 ◆書きまくるトレーニンク にほんごであそぼふぁんさいと http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/ 文章力養成コーチのぶい先生こと松嶋有香です。 子どもにも大人にも国語、文章の書き方などを教えています。
子どもにとって国語の力を付けることは、全ての科目で学力強化に通じること、 大人にとっても「書く力」は、仕事、プライベートなど、様々なシーンで大切な力となっています。
オンラインというスタイルで 同じ志を持つ仲間と一緒に またはマンツーマンで 「書く力」を鍛えてみませんか。 ◆たらちね 長文落語 http://bit.ly/ypogzz 江戸落語の演目の一つである。 漢字表記は『垂乳女』。上方落語で『延陽伯』(えんようはく)という題で演じられているものを東京に移植した。ストーリーは、大家の紹介で妻をもらった八五郎だが、彼女の言葉づかいがあまりにも丁寧なために起きる騒動を描く。 前座噺としても寄席で頻繁に演じられる。 上方落語で『延陽伯』(えんようはく)という題で演じられているものを東京に移植した。 ストーリーは、大家の紹介で妻をもらった八五郎だが、彼女の言葉づかいがあまりにも丁寧なために起きる騒動を描く。 得意としたのは5代目三遊亭圓楽。 ◆東西落語特選 http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/fulllist.php 2015/04/08 ・上方落語「貧乏神」 貧乏神...取り憑かれたら貧乏に...なるわけではない。その実態は... ・上方落語「阿弥陀池」, 『子ほめ』『青菜』と同系列の「愚か者が人から聞いた話しを他でやって失敗する」モノです。 ・上方落語「祝いのし」, お馴染み喜六のおお ... をモチーフにした噺。読み比べてみて。 ・落語「寿限無」, みんな知ってる、あの噺です. http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/view.php?file=jugemu 古今東西、いろんな神様がございます。 外国の神様、キリスト教やイスラム教の神様なんか���人間どもの雑事を 一手に引き受けて、全責任を負ってらっしゃるそうで、 まことにご苦労な話でございますな。 ◆昔昔亭笑海(せきせきていしょうかい)の寿限無(じゅげむ) https://youtu.be/jEmvzVUKJ7o ◆東中亭どテ珍「寿限無」 https://youtu.be/y9iXsyJGSD8 https://youtu.be/bxZ0rDAQPq8 ◆落語 立川談志 黄金餅 2015/04/12 https://youtu.be/6Ogl3ZWiBmY ★あらすじ 【黄金餅】 西念という坊主が病気になったと聞き、見舞いに来た隣部屋の金兵衛。 西念があんころ餅を食べたいの言うので買ってきたが、一人で食べたいからといって部屋を追い出される。金兵衛が怪訝に思ってこっそり覗くと、西念は今までしこしこため続けた金銀を餅に詰めて丸のみし始め、そしてついに力尽きる。金兵衛は西念の腹の中の金が欲しくなる。 ◆立川談志:源平盛衰記:昭和57年6月 2013/03/01 https://youtu.be/elpHO6_gNJY ◆立川談志 勘定板 https://youtu.be/ZrnU51dQCbE あらすじ とある、トイレの文化がない田舎の村では、糞便は海のそばにある紐のついた板の上でやり、用が終わると紐を引き海に流すという様式がとられ、この糞便をすることを「カンジョウをする」といい、糞便をするための板のことを「カンジョウ板」と呼んでいた。 ◆柳家花緑 2015年12月5日 独演会より 2017/09/29 https://youtu.be/L_62UF668BQ ◆源平盛衰記(落語散歩600) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/gennpeiseiduiki.html あらすじ 「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、・・・」(平家物語) 平治の乱で敗れた源義朝の愛妾の常盤御前は三人の子どもを抱えて悲しみに暮れている。 そこへ訪ねて来たのが平平宗清で、「うちの大将はお前さんにぞっこん惚れこんでいるよ。大将の意に従えば三人の子どもの命は助かけてもらえる。これが”操を破って操を立てる、破る操が真の操”ということだ」と説得され、平清盛に身をまかせて世話になる。 ◆610報恩記念大会 落語 2013/01/02 https://youtu.be/lL1FH0nk3Dg 本門佛立宗 妙深寺、法深寺が6月10日に開催した「東日���大震災復興祈願 開導会併先住御十三回忌 報恩記念大会」での柳家花緑師匠による落語です。 ◆三遊亭圓歌 授業中 2016/08/09 https://youtu.be/OgYXCEArRFI 昭和23年作、昭和25年発表の創作落語。1982年の貴重な音源(当時53歳) ★三部作 ①授業中(山のあな) https://youtu.be/OgYXCEArRFI ②月給日 https://youtu.be/QUCvM5jjiF8 ③浪曲社長 https://youtu.be/ACdYxcUJwGg 【落語チャンネル】ネット寄席 ⇒ http://rakugo-channel.tsuvasa.com/jyugyoutyu-enka-3 ◆情報商人裏話し いつも動画をご覧いただき有難うございます。 天才落語家 立川談慶師匠が会話の悩みを解消し、毎日の暮らしに好循環をもたらすコミュニケーション講座 http://bctiecc.com/tatekawa/you/ 【関連動画】 情報商人裏話し~懐かしい上方落語 懐かしい上方落語を集めてみました。 https://www.youtube.com/channel/UC8pNlZ2wZYul6-AHGt2iQcw 中沢家の人々「三遊亭圓歌」 - YouTube 2017/04/24 https://youtu.be/nyzOk7mA208 ★概要 【中沢家の人々】 国鉄職員から噺家、そして僧侶。息子をあっさり勘当しておいて、売れた途端何食わぬ顔で扶養となる両親。義理の親4人。計6人の老人との爆笑エピソードを交えて自らの人生を語る、圓歌渾身の創作落語。 ★演者について 【三遊亭圓歌(三代目)】 1929-2017。東京都墨田区向島出身。本名は中澤 圓法(信夫)。 国鉄職員を経て1945年、二代目円歌に入門。二つ目時代の三遊亭歌奴の頃から黎明期のテレビ番組に多く出演し、新作落語「授業中」などが好評を博し、売れっ子芸人となる。 黒以外の紋付きを着る、メガネをかけて高座に上がるなど、これまでの江戸落語界の常識を破ったことでも知られる。落語協会副会長、会長を歴任し、2002年、勲四等旭日小綬章受章。 2017年4月23日 死去。享年88。(Wikipediaより抜粋) ★補足 「近親相姦」と答えたのは弟子の小円歌(現:二代目立花家橘之助)師匠だそうです。 三遊亭円歌・中沢家の人々 2016/01/28 新作・創作落語
静止画でごめんなさい 新作・創作落語(地噺・枕)のチャンネルです. 三遊亭円歌・中沢家の人々 2016/01/28 新作・創作落語 1:05:27 https://youtu.be/yqYhnevfC78 落語「月給日」三遊亭圓歌 by RAKUGO1 エンターテイメント 音声のみ、中沢家の圓歌さんです。 銀行振込みが広まったお陰でかけにくくなった演目ですが、 個人的には日本のある時代風景を切り取ったネタとして残して欲しいお噺です。 ちなみに写真の紙っぺらは私の自作なんぞでなく、 駄菓子屋で売ってる月給袋とその中に入ってる明細書です。 そのうちこういう商品もなくなっちゃうのかな… https://www.nicovideo.jp/watch/sm9221343 2009/12/28 25:09 落語「月給日」三遊亭圓歌 [エンターテイメント] 音声のみ、 中沢家の圓歌さんです。銀行振込みが広まったお陰でかけにく ... ◆【坊主の遊び】 三代目三遊亭 圓歌 2017/02/11 https://youtu.be/-RsZHyJfdCA 令和2年2月に再生回数が100万回に達しました。ありがとうございます。 平成4年の高座 三代目三遊亭圓歌師匠は平成29年4月23日、お亡くなりになりました。 (享年:満88歳)心よりご冥福をお祈りいたします。
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古今亭志ん八、9月の真打ち昇進で亡き師匠の名跡・志ん五を襲名 ...
#落語 #古今亭志ん橋 [hochi.co.jp]… 年に亡くなった後は、志ん橋門下に移籍していた。番組で、今秋に真打ちに昇進することを報告した志ん八は「名前が変わるんです。師匠が天国に行ってこの前7回忌だったんですが、師匠の名前を継ぐんです。古今亭志ん五です。“8”から3 …
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こんにちは。 メンバーブログ更新、最後は内藤です。
『内藤、ブログを更新する時は落語の回』 なんだか忙しなく働いている時はだいたい上司に「今日は落語の日ですか?」と聞かれます。そんな調子で相変わらず寄席には足を運んでいます。
2018年一番印象に残っている寄席で観た落語の演目は 隅田川馬石師匠の『妾馬』でした。 有名な芝浜もそうですが、妾馬/八五郎出世は人情噺の中でも特に好きで、前半笑いあり、後半感動、ぽろっと泣ける噺です。 噺家さん、人それぞれの解釈が違うように、これも噺家さんによって全く違うものとなるのですが、これこそが落語の面白さでもあり、音楽の楽しみにも通じる部分だと個人的には思います。
古今亭志ん生 (五代目)の妾馬。 志ん生の「妾馬」は当時も人気の高い演目で高座にもよくかけていたそうで、今でも「妾馬」といえば古今亭志ん生 (五代目)が好きという方も多いです。 酔っている八五郎が殿様に失礼なことを言う部分は大いに笑わせてくれます。いい噺、いい語り口。
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気になる方はぜひ寄席に足を運んでみてはいかがでしょうか。楽しいですよ!
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THE RATEL『Focus EP release party』
いよいよ今週金曜日です。正直もう緊張してます... でもすっごく楽しみだ〜!
今回、共演にuri gagarnをお呼びしました。 THE RATELの活動初期から、イベントをやるならユーリを呼びたいとメンバー皆と話していました。
私たちは使用している楽器もさることながら、 各メンバーのこだわりや個性が多岐にわたるので、イベントで呼びたいバンドとして意見が合致するのは珍しいかもしれません。
個人的には、uri gagarnの埃っぽさ、ナードさ、寂しさと同居するハードコア感、不調和感が自分にとってのオルタナティブ像の1つの側面だと思います。
ベースのヒデさんは一旦バンドを離れるとの事ですが、また戻ってきたら嬉しいです。RAT2(ギター用のエフェクター)をかましたソリッドな暴れるベースが非常に好きです! DJにはモンドミュージックの小柳帝さん、ミツメの須田洋次郎さんをお呼びしました。 共演にユーリが決まり、DJをお願いするならと一番に名前が挙がったお二方です。 小柳さん、須田さんも本当に幅広く音楽を聴いており詳しく、教えていただいた音楽は数知れず...尊敬、憧れの方です。 帰り道、財布の紐が緩々になってしまう可能性、、どんな選曲をされるか楽しみです。 そして須田さんによる手作りスコーン『Suda Scone』も出店頂く事になりました。 以前、小柳さん主宰の『Record Snore Day』の際に食べたのですが、とっても美味しかった。しかも今回はTHE RATELをイメージして作って下さるそうです。凄い、嬉しい!ありがとうございます。
uri gagarnの皆さま 小柳帝さん 須田洋次郎さん 当日はよろしくお願いいたします! ご来場の皆さま 寒い日が続いておりますがお身体にはお気をつけてくださいね。 また金曜日お会いしましょう、お待ちしております!
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「最初は宮藤官九郎さんを、疑いの目
#落語 #三笑亭笑三 [okmusic.jp]練習については、最初の頃に2、3回、扇子や手拭いの使い方 ... 五りんの師匠、古今亭志ん生役のビートたけしさんの印象は? 初めてお会いしたときは、『アウトレイジ』だ! と(笑)。世界の北野武監督ですし、芸人としてもすごい実績を残されて ...
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エンタメOVO(オーヴォ)
#落語 #三笑亭笑三 [kyodo.co.jp]練習については、最初の頃に2、3回、扇子や手拭いの使い方 ... 五りんの師匠、古今亭志ん生役のビートたけしさんの印象は? 初めてお会いしたときは、『アウトレイジ』だ! と(笑)。世界の北野武監督ですし、芸人としてもすごい実績を残されて ...
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神木隆之介、怖かったたけしに「器が無限大」 大河で師弟役共演
#落語 #古今亭志ん上 [シネマトゥデイ - 映画の情報を毎日更新]神木は、本作で落語家・古今亭志ん生 ... した師匠・志ん生を看病する五りん だが弟子の五りんを演じる上では、近寄りがたい感覚をなくすことが不可欠だった。「五りんは志ん生師匠をすごい人と思っていないし、失礼な態度も取るんです。
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神木隆之介、怖かったたけしに「器が無限大」 大河で師弟役共演
#落語 #古今亭志ん上 [シネマトゥデイ - 映画の情報を毎日更新]神木は、本作で落語家・古今亭志ん生 ... した師匠・志ん生を看病する五りん だが弟子の五りんを演じる上では、近寄りがたい感覚をなくすことが不可欠だった。「五りんは志ん生師匠をすごい人と思っていないし、失礼な態度も取るんです。
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