#創作状況
Explore tagged Tumblr posts
Text
オリハルコン(古希: ὀρείχαλκος, oreikhalkos, オレイカルコス、羅: orichalcum, オリカルクム)は、古代ギリシア・ローマ世界の文献に登場する、銅系の合金と考えられる金属である。最も有名な例としてプラトンが『クリティアス』の中で記述した、アトランティスに存在したという幻の金属が挙げられる。古代ギリシア時代の文献でこの言葉が指す意味は多様ではあるが、真鍮や青銅などの銅系の合金を意味すると思われる状況が多く、帝政ローマ期以降は考古学的にも明確に真鍮を指す。
日本特有の「オリハルコン」という発音・呼び名は、ギリシア語の単数対格形 ὀρείχαλκον (oreichalkon) の、現代ギリシア語読みに近いが、下述する経緯から、それほど深い意味があるわけではなく、単に英語読みの「オリカルカム」を日本人が発音しやすいように加工(カをハに、語尾のカムをコンに)した結果、たまたまこういう形になっただけだと考えられる。
日本ではこの特殊な呼び名が、手塚治虫のアニメ版『海のトリトン』(1972年)辺りから使われ始め、その語呂の良さから(「武器・防具の素材となる神秘的な硬い金属」という設定と共に)様々な漫画やアニメ、日本製のゲームでも採用されて普及・定着した。orihalcon, orichalcon などと綴られることもあるが、これは「オリハルコン」が登場する日本製のゲームが国外へ輸出された際に生まれた新しい綴りである。
原典であるプラトン『クリティアス』等の翻訳においては、単数主格形 ὀρείχαλκος (oreichalkos) の古代ギリシア語読みで、「オレイカルコス」と表記されることが一般的である。
語源は、オロス(ὄρος, oros;山)のカルコス(χαλκός, khalkos;銅)。『ホメーロス風讃歌』や、ヘーシオドスの『ヘラクレスの盾』などの詩に初めて登場するが、これらの作品では真鍮(黄銅、銅と亜鉛の合金)、青銅(銅と錫の合金)、赤銅(銅と金の合金)、天然に産出する黄銅鉱(銅と鉄の混合硫化物)や、あるいは銅そのものと解釈・翻訳されている[1]。ラテン語では、オリカルクム(orichalcum)アウリカルクム(aurichalcum;金の銅)と呼ばれる。英語ではこれを英語訛りでオリカルカムと発音する。
少なくともローマ帝政期以降の文献では、アウリカルクムが「真鍮」を意味するようになったことは確実で、セステルティウスやドゥポンディウスなどの真鍮製銀貨の原料として言及されるようになる[2]。現代ギリシア語のオリハルコス(ορείχαλκος , oreichalkos)やイタリア語のオリカルコ(oricalco)は「真鍮」を意味する。
金属が希少であった時代には、金の代用として祭祀用に金に似た色に調合された黄銅が神秘的な金属として用いられていた例が多い。時代が下がって銅合金の生産量が増えてくると通貨などに使われるようになり、神秘性は薄れていった。
逆に神秘性を高めて架空の金属へと昇華したのが、プラトンの『クリティアス』による記述とそこから派生した資料に記述されているものである。これらの記述は、他の文献での記述とは隔絶した存在となっており、全く別の架空の存在とみなせる。プラトンの『クリティアス』で扱われる伝説上の幻の金属としてのオレイカルコスは、今では名前のみが伝わっている幻の金属として登場している。神秘性を持った架空の存在であるがゆえに様々な解釈と想像を生み、ファンタジー小説などの創作物に登場するに至った。
23 notes
·
View notes
Quote
その事件は私が1歳の時に起きました。覚えていることはありません。 中国人の父と母は、大きくなってからも私に語ろうとはしませんでした。 中国政府は事件の死者数を319人としていますが、それよりもはるかに多いという指摘もあります。 あれから35年。真相は今も、明らかにされていません。 あの時、私のもう1つの祖国で、何が起きたのか。 (中国総局 高島浩) 日本人の祖母と中国人の両親 私の祖母は日本人です。満蒙開拓団として旧満州に渡りました。 戦後、帰国できずに大陸に残った「中国残留婦人」で、養子に出されていた中国人の男の子を引き取り、育てました。のちの私の父です。 父は中国人の母と結婚。1988年に中国東北部・黒竜江省で私が生まれました。そして6歳の時、国の援護事業のもと家族4人で帰国し、私と両親は日本国籍を取得しました。 私が生まれた翌年に起きた「天安門事件」 1989年6月4日。中国の首都・北京で、あの事件は起きました。 天安門広場に集まった民主化を求める学生や市民たちを、当時の共産党指導部が軍を出動させて武力で鎮圧した「天安門事件」です。 軍による発砲などで多くの犠牲者が出ました。中国政府は死者数を319人としています。 しかし当時、北京に駐在していた各国の外交官の報告などから、犠牲者の数はそれよりもはるかに多いという指摘が根強くあります。 中国政府はこの事件を、政治的な「騒ぎ」で「すでに結論が出ている」という説明を繰り返しています。 「知る必要はない」父のひと言 戦車の前に立ちふさがった市民の姿。民主化の動きを武力で制圧した事件。 天安門事件の前の年に生まれた私は、日本の教育で学ぶまで、こうした事件の表面的な情報でさえ、知りませんでした。真相を公表せず、事件を人々の記憶から消し去ろうと腐心してきた中国政府からみれば、もくろみどおりに育った、ある意味で“優秀な中国国民”だったでしょう。 中学生の時、一度だけ父に事件について尋ねたことがあります。そのときの父のことばが記憶に残��ています。 「よく知らないし、知る必要はないよ」 記者になって、父と私のもう1つの祖国でもある中国のことを話すことが増えました。父は自分が共産党員だったことを明かしてくれました。共産党の実態を知っているからこそ、私に忠告したのです。 「天安門事件に関心を持つことで、いつか中国に赴任した時、どのような理不尽な目に遭うかわからない」 遺族取材の担当に もう逃げない 4年前の2020年、希望がかなって中国南部の広州駐在の記者となりました。 当局の厳しい監視下に置かれた人権派弁護士の家族などを取材。私自身も当局者に連行され、警察署に留め置かれる経験をしました。 国家の安全を最優先する習近平指導部は言論統制を一段と強め、外国メディアの取材環境はますます厳しくなっていることを身をもって感じてきました。 天安門事件は、そうした中国社会の中でも最もタブー視されていて、深く取材すればどんな目に遭うのか。恐怖すら感じていました。 私と同じように中国の若い世代は事件を知りません。私がおおまかな概要を話すと、「うそを創作するのが上手ですね」と、まるで信じようともしません。今の中国社会の現実です。 事件がまた1つの節目を迎えたことし、北京に赴任、遺族取材の担当となりました。 そして、誓いました。事件を深く知ろうともしてこなかった過去から逃げず、まっさらな気持ちで取材しようと。 集会を断念した遺族グループ 6月4日に向けて取材を始めたところ、ある情報が入ってきました。 これまで5年ごとの節目に、遺族グループが開いていた追悼集会が断念に追い込まれたというのです。原因は当局による厳しい監視のためでした。政府が例年以上に神経をとがらせていることが感じられました。 遺族グループの名は「天安門の母」。グループは集会の代わりに先月(5月)、海外の動画投稿サイトに声明を公開しました。 「私たちには軍隊が銃撃に及んだ真相を知る権利がある」 「政府は社会に謝罪し、私たちに公正と正義を返しなさい」 事実を隠ぺいし、遺族の日常生活への干渉を続ける政府を強く非難する内容でした。 そして、いまなお分からない犠牲者の正確な数や名前の公表、犠牲者と遺族への賠償、責任者への法的な追及を求めました。 厳しい監視、通信遮断の面会 声明が公開される少し前、グループの中心メンバーの遺族を訪ねました。今の気持ちを伝えたいと、当局の監視をかいくぐって取材に応じてくれた張先玲さん(86)。 遺族に直接、話を聞くのはこれが初めてです。心臓がバクバクと打つ胸を必死でおさえました。 張先玲さん 呼び鈴を鳴らすと、張さんがやや固い表情で出迎えてくれました。周囲をうかがうように招き入れてくれたあと、すぐに携帯などの電源を切るよう伝えてきました。当局の盗聴を警戒していたのです。 自身も自宅の通信設備の電源をすべて切っていて、奥の部屋に移るまで、会話もしないよう身振り手振りで伝えてきました。 記者���志した息子の死 張さんは、事件で当時19歳だった息子の王楠さんを亡くしました。 記者を志していた王楠さん。天安門広場で起きている歴史的なできごとを記録に残したいと、事件前日の3日深夜、カメラを持って自転車で現場に向かったそうです。 張さんの息子 王楠さん そして4日午前1時すぎ、人民大会堂の北門の向かいで軍の銃撃を頭部に受けました。地面に倒れた王楠さんを現場にいた人たちが助けようとしましたが、軍の部隊が近づくことさえ許さなかったといいます。兵士たちはひざまずいて助けさせてくれという人たちの懇願に対し、「あいつは暴徒だ」と聞き入れなかったそうです。 のちに現場で目撃した人から聞くなどしてわかった当時の状況です。張さんは、中国政府がひた隠しにする、あの事件の真相の1つだと信じています。 なぜあの時… 消えぬ後悔 張さんの自宅のリビングの壁には笑顔の王楠さんの遺影がかけられていました。毎日のようにその写真に手をあわせながら、張さんは胸にある後悔を拭いきれずにいます。 なぜ、あの時、息子を送り出してしまったのか… 張先玲さん 「天安門広場に向かう前、息子が私に聞いてきました。『まさか軍が発砲することはないよね』と。私は『まさか、ありえないよ』と答えてしまったのです。今もずっとあの言葉を後悔しています。生きていれば、今ごろは父親になって家庭を持っていたでしょう。私の脳裏にある息子は、永遠にあの日の、あの晩の、19歳の時でとどまったままです」 黙り続けることは許されない 王楠さんの遺体はほかの犠牲者とともに天安門の西側にあった中学校前の草むらに埋められていました。雨で遺体は地表から露出し、3日後、衛生当局などによって発見されたそうです。変わり果てた姿の息子。 張さんの脳裏から焼きついて離れず、毎年6月4日が近づくにつれて、張さんは体調を崩しています。 息子はなぜ死ななければならなかったのか。この日も体の調子が悪く、取材に応じてくれた時間は10分余り。それでも張さんは気力を振り絞るように、遺族の声を広く伝えてほしいと、1人の母親としての怒りを伝えてきました。 張さん 「国家が進歩していく上で、この事件が解決されないのは正常なことではない。『人民のために奉仕する』という中国政府が、人民の尊い命を奪っておきながら、なんの説明もなく、30年以上も知らないふりをして黙り続けるのは到底許されない」 「ごめん、生きてくれ…」最後のことば 今、遺族グループの活動の中心は犠牲者の親たちから、そのパートナーや兄弟に移っています。その中の1人に会うことができました。 尤維潔さん 尤(ゆう)維潔さん(70)。事件で当時42歳だった夫の楊明湖さんを奪われました。 政府系の経済団体の職員だった楊さんは、当日の深夜、銃声を聞き、広場に集まった学生たち���心配して現場に向かった��いいます。そこで、下腹部に銃弾を受けました。倒れた楊さんをその場にいた人たちがリアカーで病院に運びました。撃たれた骨盤は粉々に砕けていたといいます。 病院に駆けつけた尤さんに、手術室から出てきた楊さんはこう漏らしたそうです。 尤さんの夫 楊明湖さん 「ごめん、しっかりと生きてくれ」 2人が交わした最後の会話となりました。2日後、楊さんは息を引き取りました。わずか6年の結婚生活。国によって突然、終止符を打たれました。 尤さん 「35年がたっても、あのときの記憶は少しも消えていません。一瞬一瞬が頭の中に残っています。夫を見守った2日間で涙は流し尽くしてしまい、今はもう出ません。遺族は皆、この世を去らないかぎり、暗い記憶の中を生き続けるのです」 若者たちはなぜ立ち上がったのか 天安門事件とは結局、何だったのか。その疑問を持ちづけていた私に、尤さんは「若者たちが立ち上がったのは、社会に対する責任感だった」そう説明してくれました。 天安門事件は、1980年代に共産党トップの総書記を務め、言論の自由化など政治改革にも前向きだった胡耀邦氏が4月15日に突然、死去したことに端を発しているとされています。 胡氏は、学生の民主化運動に理解を示したなどと保守派に批判され、失脚していました。 学生や市民による胡氏の追悼集会は、民主化を求めるデモに変わり、各地に拡大。5月には10万人が参加する大規模な集会に発展していきました。訴えは汚職の撲滅や言論の自由などを求める社会的なうねりとなっていったのです。 天安門広場に集まった市民や学生たち 尤維潔さん 「当時、北京の市民は皆、天安門広場にいた学生たちをとても心配していました。特に印象深いのは、戒厳令が最初に出された日です。市民たちが天安門広場に軍隊を行かせてはいけないと、路上にバスを止めて道路をふさぎました。多くの人たちが、ハンガーストライキを続ける学生たちに食料や水を届けていました。すべてが自発的な行動だったのです。その光景に私はとても感動しました。政府はなぜこうした状況を理解できなかったのか、思い出すと、今でもとても腹立たしい」 “隠ぺい”と“沈黙”の35年… さらに大事なことを話してくれました。 当時、軍によって制圧された天安門広場やそれに続く大通りなどあちらこちらには死体の山があったそうです。連絡が取れない人も多く、尤さんの夫とともに病院に運ばれ、その後死亡した男性も身元が分かっていなかったといいます。 しかし、中国政府は事件発生から犠牲者や行方不明者についてほとんど説明を行ってきませんでした。それどころか、事件から1年余りの間、政府は「天安門広場に行ったのか」や「デモに参加したのか」など多くの人に聞き取りを行うなど徹底的に調査していました。 尤さんはこうした政府の心���的な圧力が、今の中国社会につながっていると語気を強めて訴えました。 尤さん 「政府の圧力によって、市民は自分たちの家庭で何が起きたのか、言い出すことを恐れていきました。時間の経過とともに真相を語る人を探し出すことはいっそう難しくなっています。今では多くの人が事件についてよく知りません。35年がたち、若い世代は天安門事件に関心すらない状況です。これはこの間、政府が隠ぺいと沈黙を続けてきたからだと思います」 メッセージアプリに突然、使用制限 今、中国政府は、事件を国民の記憶から消し去ろうとする動きをさらに強めています。 遺族グループの今の活動の中心メンバーとなっている尤さんに対する監視は、6月4日が近づくにつれて厳しさを増していました。 尤さんのメッセージアプリ「ウィーチャット」は、4月ごろから機能が突然、制限され、ほかの遺族とのグループでのやりとりが一切できなくなりました。 ウィーチャットは中国国内では、使っていない人はいないほど、最もポピュラーなSNSです。“遺族どうしがつながることを阻みたい”、35年という節目に当局が神経をとがらせている様子がうかがえました。 尤さんが所在不明に 警告、そして尾行 尤さんに話を聞いてから、およそ1か月半たった先月(5月)31日。私は再び彼女の自宅を訪れました。もう一度話を聞きたい、そう思ったからです。 しかし、不在でした。連絡すらつかず、所在がわからなくなっていました。 自宅から立ち去ろうとした時、突然、警備員に呼び止められ、「何をしに来た。2度と来るな」そう警告されました。さらに、私服警察官とみられる2、3人の男たちが、私のあとを追うようについてきました。尾行は、私たちが車に乗り込むまで続きました。 尤さんとようやく連絡がついたのはその4日後、6月4日の午後でした。電話口の声は重く、監視役としてそばにいるとみられる当局者らしき女性の声が聞こえました。 「しばらく自宅にいることができない。近況も話しづらい。ごめんなさい」 短く状況を伝えてくれました。身に危険はないか心配する私に、彼女は「大丈夫」そう返し、電話は切れました。 男たちに囲まれて警告、墓地に近づけず あの日が近づくにつれて、天安門を東西に突き抜ける大通り「長安街」は異様な雰囲気に包まれていきました。前日3日午後、同僚のカメラマンが、多くの犠牲者が見つかった木※せい地という場所に向かいました。(※木へんに「犀」) 今は地下鉄の駅があり、隣には警察の派出所が設けられています。撮影機器が入ったリュックサックを開けようとした瞬間、十数人の男たちに取り囲まれ、立ち去るよう警告されました。 厳しい警備の共同墓地 6月4日の様子 そして4日当日。犠牲者が埋葬されている北京郊外の共同墓地には、多くの警察官が配置され、厳戒態勢が敷かれていました。近づくことすら許されず、命日の墓参りに訪れる遺族への取材はできませんでした。 天安門の叫び、今も 「天安門事件は、中国共産党による『国民の虐殺』にほかならない」 遺族たちのこうした訴えは「人民のために奉仕する」という共産党の正当性を、根幹から揺るがすことになりかねない、そう政府は考えているのかもしれません。だからこそ、政府は沈黙を貫き、時がたち人々が事件を忘れ去るのをじっと待っているように感じます。 かつて、私に「知る必要はないよ」と語った父と同じように、多くの国民が知らされずにきた35年。 それでも中国国民のなかには、天安門広場で民主化を叫んだ若者たちと同じように、一党支配への不満や、社会への責任感を持つ人がいます。 北京での白紙運動(2022年11月) おととし、中国政府のゼロコロナ政策への不満を背景に起きた抗議活動「白紙運動」。 そして去年、李克強前首相の急死後に各地で広がった追悼の動きと現指導部を暗に批判する追悼のことば。 私は、もう1つの祖国で今、事件とどう向き合うのか。 取材に応じてくれた張さんと尤さんの2人のことばを反芻しています。 「生きている間に事件の解決は見ないかもしれないが、それでもかまわない。 息絶えるその瞬間まで、生きているかぎり、訴え続ける。あなたも、この声を多くの人に届けてほしい」 (6月4日 ニュース7などで放送)
中国の習近平政権下で強まる抑圧と監視 天安門事件35年 記者にも尾行が?遺族が訴え続ける意味とは? | NHK | WEB特集 | 中国
22 notes
·
View notes
Text
折角なので「律動する悪夢」https://www.tumblr.com/shelter-maki0/737410451936296960/i-drew-a-comics-of-tomarrymort-it-is-posted-on-an?source=shareの後書きのようなものを少し書いてみようと思います。私用の覚書のようなものなので、日本語で残します。
その過程で私がcursed childについて思っている事にも少し触れようと思います。真面目に書くつもりはありませんが前半に後書き、後半に呪いの子について書いていきます:P
まず私が書いた小話の後書きですが、「律動する悪夢」はロマンス作品を想定して描いたわけではありません。私はハリーとヴォルデモートの間にある、”互いにとって不都合な絆”に魅力を感じています。とても暴力的な絆で、その絆は二人を傷つけ互いに破滅へと向かわせました。ヴォルデモートは文字通り破滅し、ハリーは人生を丸ごと台無しにされました。 ハリーが闇の帝王を倒した後でもヴォルデモートがハリーに与えた影響は彼の人生を蝕み続け、ポッター家を機能不全家族にしました。私はハリーが決して彼の呪縛から逃れられないこの状況に、ホラー映画のエンディングのエッセンスを感じました。それはまるで、主人公が脅威を退けた後、エンドクレジットの前に倒した筈の敵の気配を感じて暗転するあの瞬間のような後味の悪さです。
避けられない脅威に追われ続け、その脅威は怪物を倒したあとも主人公を決して休ませない。私はホラー作品のその様式美が好きです。なのでこの作品はそういった逃れられない脅威と決して断ち切ることのできない繋がりについて考えながら描きました。 特に深いメッセージ性は無く、少し気持ち悪さを感じるような作品を残したかっただけですが、もし楽しんで貰えたなら幸いですD
次に呪いの子についてですが、呪いの子が不人気な事は把握しています。(余談ですが、私の国では呪いの子に対してそこまで否定的な意見は多くありません。私��国のオタクは公式が出した作品を無かった事にする傾向が���どなく、公式から出たものが気に入らなければジャンルを去るか、受け入れるかのどちらかを選ぶ人が多いです。なので二次創作の傾向も逆行や転生、Canonの隙間時間を埋めるような作品が多く、AUはあまり流行らない傾向があります。私は呪いの子の設定の全てを受け入れているわけではありませんが、美味しいところは食べています。)
呪いの子の世界観は、ハリーが魔法界の戦争を通して経験した事を白紙に戻したような世界をしています。
デスイーターは裁かれましたが、彼らの抱える根本的な問題は解決しておらず、彼らの親族に降りかかる偏見すらも魔法省は野放しにしています。里親に育てられた孤児のデルフィーニはホグワーツに通うことすらできませんでした。アモルテンシアなど危険な魔法薬は一切規制されておらず、ロンが親友の息子の誕生日プレゼントに贈るほど倫理観も法律も成長していません。
呪いの子の魔法界は、”臭いものに蓋をする”が続いた世界です。ヴォルデモートとの戦いの経験を持つハリー達が、その世界の中枢で要職につきながらも多くの問題を無視し続けているというのは現実的ではありません。ヴォルデモートが後継者を得る為に子供を作っていた事も彼の性格からを考えると不自然です。
舞台の脚本を書くために彼女はそうしたのだろう、とメタ的な意見も出せますが、呪いの子の世界がHPシリーズの正式な後日談として出されている以上咀嚼しないわけにはいきません。私はそういうオタクです。
正直、私はそんな魔法界に再び混乱が訪れるのが見たいです。それらのツケを払わされる瞬間を見たいです。彼らの怠慢と無関心が再び闇の帝王を呼び戻す瞬間が見たいです。
大切な書類をデスクに山積みにし、ゴシップを放置し、息子に対して失言し、母親のように振る舞うジニーに慰められるハリー。空元気のように振る舞い問題を無視するハリーの様子は私を不安にさせます。しかし私はそんな彼が再び引き裂かれるのが見たいです。そしてその相手は絶対的にヴォルデモートなのです。
呪いの子の終盤で、ハリーは闇の帝王の影響から未だに逃れられていないという自覚を息子に語っています。結局のところハリーとヴォルデモートの絆は永遠です。それはあたゆる形になってハリーを蝕み続け、彼の人生からは絶対に切り離す事ができません。呪いの子ではその事が証明されています。死すら二人を分てないのです。
私が呪いの子の時間軸のハリーについてよく考える理由はそこにあります。呪いのような永遠の絆がそこにあるなら、続きを想像したくなってしまいます。あらゆる魔術を探求した闇の帝王の魂はまだリンボにあり、彼を連れ戻したくて仕方がないような勢力は殆どそのまま魔法界に残っています。私は中年のハリーの目の前にある日突然ヴォルデモートが現れても驚かないでしょう。素材は十分です。
そしてヴォルデモートに再びハリーの人生をめちゃくちゃにして欲しいです。彼のキャリアを崩壊させ、家庭を脅かし、彼をもう一度台無しにして全てを奪い去って欲しい。そしてハリーには、崩れた人生の瓦礫の中で最後に彼に触れ、かつて同じであった鼓動を感じて欲しい。結局のところ彼はハリーの運命の相手でハリーの人生を司っているのだと。
「彼を壊したい」と「彼を幸せにしたい」が両立する不思議なダイナミックがtomarrymortの醍醐味の一つであると思いますが、怒りと苦痛の先にある小さな慰めのカタルシスの心地よさが私を追い立てているのかもしれません。
とまあ、話は多少ズレましたし呪いの子の不満点や考えについてまだ話せる事は沢山ありますが、今回はこの辺にしておこうかと思います。また気分が向いたら何か書くかもしれません。
とにかく私個人としては呪いの子の時間軸のハリーの作品がもっと増えたらいいなと感じています。ハリーが台無しになる作品が好きなので、掛け金の高いCCの時間軸は私にとって魅力的です。
もしこの投稿を読んだ人がいたのなら、この中身のない文章を最後まで読んでくれてありがとう!
42 notes
·
View notes
Quote
2024年09月17日 08時00分 人間の子どもは「ごっこ遊び」や「何かのふり」を驚くほど早くから学ぶという研究結果 「何かのふりをする」というスキルは、子どもの頃にするごっこ遊びやおままごとに役立つだけでなく、パートナーの好きなものに自分も興味を持っているように振る舞ったり、仕事に熱意を持っているように上司へアピールしたりと、生涯を通じて役に立つ重要なスキルです。0歳~4歳の子どもの発達を調べた新たな研究では、子どもは驚くほど早い時期から「ごっこ遊び」や「何かのふり」を身につけることがわかりました。 The Early Pretending Survey (EPS): A reliable parent-report measure of pretense type development for 4- to 47-month-olds - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0885201424000686 August: Babies pretending | News and features | University of Bristol https://www.bristol.ac.uk/news/2024/august/babies-pretending.html We Learn to Pretend Surprisingly Early in Our Lives, Study Shows : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/we-learn-to-pretend-surprisingly-early-in-our-lives-study-shows イギリスのブリストル大学で心理学教授を務めるエレナ・ホイカ氏らの研究チームは、イギリス・アメリカ・オーストラリア・カナダに住む合計902人の親を対象に、出生時~生後47カ月(3歳11カ月)の子どもの行動についてアンケートを実施。「ごっこ遊び」や「何かのふり」といった行動を取ったかどうか、それはどのような行動だったのかについて聞き取りました。 その結果、子どもたちは早ければ生後4カ月で、何らかのごっこ遊びや何かのふりをすることを理解し始めることが判明。生後13カ月までには、約半数の子どもが何らかのふりをしていることがわかりました。 生後すぐの段階で行われる「何かのふり」の内訳には、自身の体が関与する「寝たふりをする」といったものが多かったとのこと。また、「指で歯を磨くふりをする」「空のコップから水を飲むふりをする」「何かの物体や道具のまねをする」など、物体や行動にまつわるジェスチャーも含まれてい��した。 そして1歳児になると、「バナナを電話に見立てて電話で話すふりをする」など、ある物体を別の物体に見立てるごっこ遊びをするようになると報告されています。このようなごっこ遊びをすることで、子どもたちは創造的な遊びのセンスを拡張できるとホイカ氏は考えています。 2歳児はより抽象的な思考を示すようになり、「ロケットのおもちゃを飛ばす」など、日常的な生活ではしないような動作をまねするようになります。また、この年齢になると全身を使って「木や動物、他の人、アニメなどのキャラクターのふりをする」ようになるそうです。この頃には言語スキルも発達しているため、精巧なストーリーラインを作って遊ぶこともあるそうです。 最後に、3歳児は「宇宙を飛ぶマンガのキャラクターになりきる」「空想上の友達と一緒に遊ぶ」など、非常に創造的なごっこ遊びをし始めます。ホイカ氏は、「私たちの発見は、ふりをすることがいかに複雑で、進化するプロセスなのかを浮き彫りにしています。それは人生の非常に早い段階から始まり、認知的・社会的スキルの発達を助けます。『ふり』は子どもたちの学習・創造性・友達作り・他者理解の重要な部分なのです」と述べました。 今回の研究はあくまで親からの申告に基づいて行われたものであり、必ずしも子どもの正確な状況を反映したものではない可能性があります。しかし、過去の研究では親によるレポートが実験室での観察と相関していることが示されているとのこと。 研究チームは子どもの発達段階における「ふり」を調べることで、親や幼児教育の教師たちが子どもたちの発達をより良く理解し、学習や創造性、友達作りを支援できるようになることを期待しています。ホイカ氏は、「さらに研究が進めば、この研究結果は幼児期の発達の違いを診断するツールとして使える可能性があります」とコメントしました。
人間の子どもは「ごっこ遊び」や「何かのふり」を驚くほど早くから学ぶという研究結果 - GIGAZINE
12 notes
·
View notes
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)10月30日(水曜日)
通巻第8481号
ボルトタイフーンとソルトタイフーンを使い分ける中国の諜報作戦
敵対国のインフラを目秘させ、有力者のスマホに潜入せよ
*************************
ボルトタイフーンは、中国の国家支援型ハッカー攻撃を意味し、その活動目的はスパイと情報収集である。
マイクロソフトはボルトの実力を「中程度」と評価しているが、将来の危機的状況への備えとして、米国とアジア地域を結ぶ重要な通信インフラストラクチャを破壊する態勢準備にある。
とくに、グアムや米国各地にある重要インフラストラクチャ組織を標的として、2021 年の中期から活動を続けてきた。
通信、製造、公益事業、運輸、建設、海運、官公庁、情報技術、教育といった多岐にわたる組織が攻撃され、しかも検知の目を逃れてきた。
ついでソルトタイフーンである。
トランプ、JDヴァンス、ハリスらのスマホを盗聴していた中国のハッカーは、これらの大統領選挙を争う人物ばかりか、多数の政治家の携帯電話に侵入し、通話の音声を収集していたとワシントン・ポストが報じた。
トランプの選挙ア��バイザーたちも対象だった。この中国ハッカーを関係者は「ソルトタイフーン」と名付けた。中国国家安全省とつながりがある。侵入された被害者は合計100人近いという。
中国政府は、「ソルトタイフーン」の活動については「知らなかった」と惚けたばかりか、、「米国がサイバー攻撃への中国の関与の証拠を捏造している。中国は米国の選挙に干渉したことはなく、今後も干渉しない。中国を中傷するために虚偽の情報を流布しているのだ」と白々しく反論した。
有力なニュースソースのサイトが突如削除されたり、あるいは画面が書き換えられる。よくある事件だが、独立系「コンソーシアム・ニュース」は10月下旬にデータ侵害に続いて、大規模なハッキング攻撃を受け、サイトが閉鎖された。
ウィキリークスも、ウェブサイトが完全に削除され、過去の記事にも一時アクセスができなくなった。
▼CIAの作戦要綱なども漏洩した
コンソーシアム・ニュースは、米国の国家安全保障問題、外交政策、地政学に焦点を当て、とくにワシントンの拡張主義と海外での軍事介入を常に批判し、イスラエルの軍事行動を批判している。ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジのロンドン引き渡し裁判の審理を非常に綿密に追跡し、報道した。
CIAの「ゲリラ戦における心理作戦マニュアル」や、中米での秘密作戦に関連したコカイン密売への米国諜報機関の関与など、1980年代のニカラグアのコントラに対するCIAの訓練に関するこれまで知られていなかった多くの詳細を明らかにした
トランプ前米大統領やロシアのプーチン大統領ら世界の要人の居場所が、警護官が使っているフィットネスアプリ「ストラバ」を通じて特定できると、AP通信が仏紙ル・モンドの報道として伝えた。「ストラバ」は、ジョギングやサイクリングの位置情報を家族や友人と共有することができ、トランプやプーチンらのボディガード、警護官がこのアプリで公開アカウントを持っているという。警護官の動きを追跡し、たとえば、マクロン仏大統領が、2021年、秘密裏にノルマンディー地方の海辺のリゾート地で週末を過ごしたことを突き止めたりしている。
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が23年11月にサンフランシスコ近郊で会談した際、非公表だったバイデンの宿泊先を割り出し、バイデンがジョギングに出かけたことも掌握していた。
5 notes
·
View notes
Text
P3 Club Book introduction scan and transcription.
ペルソナの歩み
『女神転生』の新たなる可能性として誕生した『女神異聞録ペルソナ』が種となり、時代精神を養分に枝葉を広げてきたペルソナシリーズ。最新作を機に、その創作の歴史を概観する。
第1作目として1996年に製作された『女神異聞録ペルソナ』、 そして前世紀の最後を飾る2作目として製作された『ペルソナ2罪』と 『ペルソナ2罰』という2部構成の作品。それらは、実存とは何か、抑圧された精神が与える影響とはどのようなものか、コンプレックスが生み出す力と影はいかなるものか、といったヒューマンスケールにおける生の悩みに直面し社会と個人の狭間に苦悩する人々の、成長の物語を描くものだった。それらは、『女神転生』シリーズの、世界の崩壊と再生というような壮大な切り口とは異なるものではあったが、同様の思想的厚みを持つものであり、生きることの本質を生活というリアルな場において体現していくことの難しさと必要性をエンターテインメントとして表現する意欲作であった。今回、ペルソナシリーズの7年ぶりの新作『ペルソナ3』を機に、製作者として根底に流れる思想はもとより、作品コンセプトからシナリオに深く関わり、そしてそれらを表現するグラフィックを生み出してきた悪魔絵師・金子一馬氏と共に、過去のペルソナシリーズについて振り返ってみたい。各作品���ついての記述は、金子氏へのイン���ビューを踏まえたものである。
Mement mori
P3
PERSONA3
生ある者にとって、決して逃れられぬ死。その制限された時間に着目することで、生きる意味を問い掛ける。学生時代という時間制限つきの生活の場を舞台とし、その生活をシステムに盛り込み丹念に描くことによって時間的な限定さを浮き彫りにした。日常生活における他者との関係性など、従来のシリーズとは異なるスタンスで人々を描いていることも、新作の特徴と考えられよう。危機的状況が顕在化することで舞台となる場全体が異界に巻き込まれていく旧作とは異なり、主人公たちのみが危機的状況を知り、それ以外の人々は変わらぬ日常生活を続けているということもまた、新作の特徴であろう。昨日と明日をつなぐ生と、それを寸断する死。変わらぬ日常と、そこに隠された非日常。日常の学生生活を味わいながら、死と触れ合うペルソナ使いとして非日常を体験できることこそ、『ペルソナ3』と前作との最大の相違かもしれない。
スペック
ジャンル
RPG
プラットフォーム
プレイステーション2
開発元/発売元
アトラス
発売日
2006年7月13日
価格
6,800円 (税別)
#persona 3#p3#p3 club book#persona 1#persona 2#sorry if theres not enough p1 or 2 to warrent the tags
30 notes
·
View notes
Text
smi********さん
2016/1/25 18:18
なかよし・・・1990年代末まではりぼんと並ぶ名門で、メディアミックスでは紛れも無くNo.1だった雑誌。しかし1990年代に大ヒットした美少女戦士セーラームーンとカードキャプターさくらの影響が悪い方に作用し、編集部がオタクの嗜好と女児の嗜好を取り違えて、いつしか美少女戦士やら魔法少女ばっかり重視するようになり、それが描ける作家はCLAMPとか征海未亜とか外部作家やフリー作家を連れてきたりして優遇する代わりに、描けない作家は大ベテランのあさぎり夕であろうが高瀬綾であろうが川村美香であろうが引退を突き付けて『粛清』し、「アニメ」で��なく「少女漫画」を求めていた読者から見放されて自爆した雑誌。 現在では「美少女戦士・魔法少女=アニメオリジナル・園児向けのプリキュア」(一応なかよしで連載しているけどね)という図式が定着した影響で少女漫画での魔法少女漫画の需要がなくなったせいで、遠山えまや鳥海ペドロらを『調教』してちゃおを"卒業"した子やその路線になじめない子狙いでコミックス売上狙いでエロ路線に走っている(とはいえ、エロのレベルは一時の少女コミック・Cheese!と比べりゃ微々たるもの)けれど、一部を除く女児には不評。ちゃおほどメディアミックスに熱心できる状況ではなく、りぼんほどコミックスが売れる作家が多いわけでもなく、コミックスのスペースもかつてのちゃおが味わった苦汁のごとく年々削減されて、セーラームーンとCCさくらの貯金を取り崩しながら破滅に近づいている状況。 りぼん・・・2000年代までは少女漫画売上No.1で、マーガレットの妹分。恋愛漫画も充実。メディアミックスはヒット作に全く恵まれずに消極的なおかげでなかよしと比べると少女漫画の品位は保たれているし、ちゃおよりも少女漫画らしい誌面。ただし1990年代から2000年代前半はメディアミックスではなかよしを追い抜こうとした時期があり、姫ちゃんのリボンをテレビ東京系でもいいからアニメ化したり、秋元康に頼んでナースエンジェルりりかSOSを立ち上げたり、赤ずきんチャチャを魔法少女モノに改変したり、どちらかと言うと原作は鬱要素が強いこどものおもちゃを子供向け路線に改変してアニメ化された影響で、誌面はタイアップバリバリだった。そのおかげで姫ちゃん~こどちゃがアニメ化されていた頃は低年齢層を掴んで1994年には少女漫画最高記録の255万部/月を達成するが、こどちゃ以降はアニメ化に恵まれず、新人を猛プッシュした種村有菜のアニメ化作品が神風怪盗ジャンヌ・満月をさがしてとともに不振だったり、Cookieの分離創刊を機に吉住渉、矢沢あい、小花美穂ら古参作家を放出させ、春田なな、酒井まゆ、槇ようこら絵柄重視で新人作家を猛プッシュしたりした影響でやっぱり古参読者が離れて部数が激減、一時は3誌で最下位になるものの、その後のなかよしの大自爆により2位に浮上。 現在では春田なな・槙ようこが看板格に育ち、雪丸もえのひよ恋がスマッシュヒットしたが、最盛期には遠く及ばず、また夢色パティシエールの大爆死以降はちびまる子ちゃんを除くメディアミックスも一切なく、中高生向け少女漫画と同じくコミックスで生き残りをかける格好。 ちゃお・・・1990年代中盤までは売上・人気面でボロボロで10万部台の頃もあり。起死回生を図るために1993年に(当時キャンディキャンディの版権問題で水木杏子・講談社と揉めていた)いがらしゆみこを招聘してムカムカパラダイスをアニメ化して以来、漫画よりもアニメとのタイアップを中心に捉えてきた。2000年代初頭まではタイアップ先(特にバンダイがメインスポンサーの女児アニメ)がちゃおを敬遠していたこともあり、ポケモン、少女漫画ウテナ、デ・ジ・キャラットにょ、電脳コイルといったオタク層や男性(男児)向けの作品が比較的多く、その漫画版が載っていた1997~2003年頃のちゃおはカオスな雰囲気を醸し出していた。しかし2002年のわがままフェアリーミルモでポン!のヒットで少女漫画売上No.1になるとオタク向け路線は徐々に一掃され、ChuChuの分離創刊(現在は廃刊)であらいきよこ・おおばやしみゆきらベテランが放出されるが、ミルモ・恋プリ・ちびデビ・ちいちゃんと児童向け路線で4作続けてヒットを出す篠塚ひろむと、男ショタキャラの魅力でちゃおを卒業した読者もコミックスに安定して取り込む八神千歳の存在は頼もしく、3誌の中で唯一世代交代に成功したといえる。2000年代後半からはアイドル物に力を注ぎ、きらりん☆レボリューションで中原杏を猛プッシュ。関連商品の売上は上がるが、デッサン力・画力は決して高いとはいえない彼女を起用したおかげで、高学年を中心に読者離れが起きて本誌の売上は下がる。 現在では売上は下落の一途だけど前述のアイドル路線を引き継いだアイカツ・プリパラと、妖怪ウォッチのタイアップで華はある印象。そのおかげでスーパーやコンビニ・書店では月末には真っ先に売り切れる。それらのタイアップ作品に流されやすい女児には堅調で、それに流されにくい女児は早々と逃げられ、女児の間で評価が分かれる(後者は早めに少女コミック・マーガレット・花とゆめなど中高生向け雑誌に移行することが多い)。あと女装ショタや性教育エロ路線では鉄板で、1991年の水色時代でのレギュラー化から現在のドーリィ♪カノンまで25年間もちゃお・学年誌に居座り続けているやぶうち優はいろいろな意味で化け物。 マーガレット・・・当たり前だが、りなちゃ3誌よりは少女漫画らしい雑誌。少女コミックス・花とゆめを含めた3大隔週誌の中では王道路線であり、アタックNo.1、ベルサイユのばら、エースをねらえ!、花より男子のヒットを築く。しかし、花より男子が終了した2000年代後半には���数が激減し、10万部を割り込む。近年はメイちゃんの執事がヒットするが、部数減に歯止めがかからず5万部台で推移、りぼん・なかよしと同じく主戦場は完全にコミックスに移行。
参考になる
4
ありがとう
0
感動した
0
面白い
11 notes
·
View notes
Text
みなさんごきげんよう、わたくしの第二の人生パート期突入し、ついに飲食店でアルバイトはじまりました。不慣れで不器用すぎて気使えんくてひどい状況ですが、金大医学部の先輩(2個下)やコワモテやけどめちゃくちゃ優しくて男気のある大将にご指導いただきながら日々勉強中です。みなさん気が向いたら飲みにきてください。今のところ8割が女性客でびっくりしてます。
-先日奈美子姐さんの授業参観中、先輩からご指導を受けるワイ-
ここからは写真と軽い一言を添えて前回の投稿からささっと最近の出来事を記録します。
日本一うまいヒラメの出汁で作ったラーメンを提供している居酒屋での調子よさげヒラメマン
昼飲み付き合ってくれるアル中ニキと笑い方ガハハハネキ、俺の大事な船員達
マジで激うま焼肉しんちゃんのたたき、ハラミも激うま、しんさんには勝手にびびってましたがめちゃくちゃいいかっこいい人でした今度誰か行きましょ
はま寿司で酒を飲む通称はま飲みの創始者であり、家族旅行で朝から1人で飲む人類最強アルコール戦士かりんさんのはま寿司でサイドステップを踏む様子
本当に改めて好きになったみんなのパパ、ゴールデンフィッシュ坂本さん「いつでもお前の力になってやる」、と飲み終わりもう8番いくな、締めはたくちゃんの中華そばにしろ
適当すぎて最後になりますが友達が見つけた俺のドッペルゲンガーで締めたいと思います。またみなさん飲み誘ってください。ちなみに最近旅行したい欲がすごいです。そちらの方もお誘いよろしくお願いします。
11 notes
·
View notes
Text
【重要】 AiS#3参加辞退のお知らせ
こんばんは。delemです。
表題の通り、10/6(日)開催予定のArts in Sanity#3へのサークル参加を辞退する運びとなりました。運営状況が不透明な状態でサークル参加することに不安があり、十分な準備が難しく生活にもやや支障が出始めていること、また同様の理由で一般参加いただくにも心苦しい状況であることが主な辞退理由です。告知した手前大変申し訳ない……。
新刊の予定だった漫画については、全貌をweb上で公開できるよう引き続き準備を進めます。幸い原稿作業自体はモチベを多少落とした程度で進めていけそうなので……。
同人誌としての発行、ならびにグッズの頒布についてはしばらく保留になると思います。別のイベントに参加するか、あるいはごく小規模に通販を実施する形になるかと思いますが、いずれにせよ年末以降になると思う。その時はまたご連絡します。
以下は個人的な反省会。
オンオフ創作二次含め初めてのイベント出展になる予定でした。手探りも楽しみつつやってきたのですが、想定にない理由で残念な結果になってしまった。申し訳ありません。通販と並行してイベントに来られなくても大丈夫なようにする、本のページ数を制限して無配にするなどイベントの参加バリューを少なくする、といったプランも考えていたのですが、どうしても予定外の負担が発生してしまうため全体を諦める形にしました。
オフラインの二次創作イベントに初めて一般参加したのがAiS#1だったので、出るならここと思っていたのですが……今思い返すとイベントホームページの更新が遅れていたり、長らく(今も?)#2のインフォメーションが残ったままだったりと、芳しくない運営状況が伝わってくる状態ではあったのかもしれない。その辺りは情報収集と検討不足でした。
ちなみに、イベント参加歴がそれなりにある友人に、入金の連絡が1ヶ月前になっても来なかった旨を伝えたところ、「(話には聞くけど)そんなことあるんだ……」とのことでした。レアケース引いてしまったね。個人開催だとリスクが上がるというのはそうなのでしょう。
お品書きも初めて作りました。辞退の告知で出すものでもないのですが、せっかくなので雰囲気だけ掴んで行って。文字と数字で読みやすい字体が違う、背景色とのコントラストが重要などの発見があったので、今後に活かします。
幸い原稿はギリギリだったため(?)、またアクスタは試作1点のみに留めていたので在庫は持たずに済んでいます。ポストカードだけ最初から多めに印刷してしまったのですが、まあおまけなので……年賀状でも出すか。原稿の確認不足で不備も出しました。本当に申し訳ない。漫画の入稿の練習も今回の流れのついでにできたらいいなと思っています。
流通や天候の状況を鑑みて入稿する必要があるということも今回の学びでした。今後より天候が厳しくなった場合、またオンラインイベントが増えるのかなと思ったりもしています。喜ばしいことではないですが……。
そんなわけでイベント出展についてはだいぶ懲り懲りの気持ちになっていたのですが、温かいお言葉をいただけたこともあり(本当にありがたいこと……)、また元気をためて機会を伺ってみようと思います。その時が来たら、もしよければ遊びに来てください。
4 notes
·
View notes
Text
いきなり偉そうなことを書いて各方面から顰蹙を買いそうなんだけど、あえて言う。僕は自分の日記より面白い日記を読んだことがない。これはハッタリでもなんでもなくて、それくらいの気持ちがないと何処の馬の骨とも知れないチャリンコ屋の日記に1,500円や2,000円を出して購入してくれている方々に申し訳が立たない。ただし「自分より」と言うのには注釈が必要。『富士日記』や『ミシェル・レリス日記』みたいな別次元の傑作は対象外として、近年、雨後の筍のように量産されているリトルプレスやZINEを体裁とした���記やエッセイ群を見据えての発言と思って頂きたい。商売としての仕入れはさておき、個人的に興味があったので色々と手を伸ばして読んでみたものの、そのほとんどが「私を褒めて。私を認めて。私に居場所を与えて」というアスカ・ラングレーの咆哮をそのままなぞらえたような内容、若しくは「持たざる者同士でも手を取り合い、心で繋がっていれば大丈夫」的な似非スピリチュアルなマジカル達観思想で構成されているので、正直ゲンナリした。しかもタチの悪いことに、そういうものを書いている人たち、あわよくば商業出版の機を窺っていたりするものだから、出版社や編集者の立場からしたらまさに入れ食い状態。「ビジネス万歳!」という感じでしょう。晴れて書籍化の際には口を揃えて「見つけてくれてありがとう」の大合唱。いやいやいや、ちょっと待って、あんたら結局そこにいきたかっただけやんってなりません?これまでの人生をかけて手にした「生きづらさ」の手綱をそんなにも容易く手放すんかい!と思わずツッコミを入れたくもなる。現世で個人が抱える「生きづらさ」はマジョリティに染まらぬ意思表明と表裏の関係にあった筈なのに、どっこいそうはさせないとばかりにどこからともなく湧いてくる刺客たちの誘惑にそそのかされては、呆気なく自らの意志で握手(悪手)に握手(悪手)を重ねる。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことだ。以前、僕もある出版社の編集長から「DJ PATSATの日記を当社で出版させてほしい」という誘いを受けたけれど、もちろん丁重にお断りした。僕は自主で作った300冊以上の読者を想定していないし、それより多くの読者に対する責任は負いかねるというような趣旨の言葉を伝えた。そもそもなぜ僕が友人(マノ製作所)の力を借りながらわざわざシルクスクリーンという手間をかけて制作しているのかを理解しようともしない。編集長は口説き文句のひとつとしてECDの『失点・イン・ザ・パーク』を引き合いに出してこられたのだけれど、いま思えばそういう発言自体が安易というか不遜だと思わざるを得ない。結局その方は僕を踏み台にしようとしていただけだったので、負け惜しみでも何でもなく、あのときの誘いに乗らなくて良かったといまも本気でそう思っている。まぁ、これは僕個人の考え方/価値観なので他者に強要するものでもなければ、共感を得たいと思っている訳でもない。逆に彼らも推して知るべしだ。誰もが商業出版に憧憬を抱いている訳ではない。昔から煽てられることが好きじゃないし、賑やかで華やかな場面がはっきりと苦手だ。だからと言って消極的に引きこもっているつもりもなく、寧ろ積極的に小さく留まっていたいだけ。かつては各地の井の中の蛙がきちんと自分の領域、結界を守っていたのに、いつしかみんな大海を目指すようになり、やがて井の中は枯渇してしまった。当然、大海で有象無象に紛れた蛙も行き場をなくして窒息する。そのようなことがもう何年も何年も当たり前のように続いている現状に辟易している。そんな自分が小さな店をやり、作品を自主制作して販売するのは必要最低限の大切な関係を自分のそばから手離さないためである。何度も言うているように自営とは紛れもなく自衛のことであり、率先して井の中の蛙であろうとする気概そのものなのだ。自衛のためには少なからず武器も必要で、言うなれば作品は呪いの籠った呪具みたいなもの。そんな危なっかしいものを自分の意識の埒外にある不特定多数のコロニーに好んで攪拌させたりはしない。多数の読者を求め、物書きとして生計を立てたいのなら、最初から出版賞に応募し続ける。だからこそ積年の呪いを各種出版賞にぶつけ続けた結果、見事に芥川賞を射止めた市川沙央さんは本当に凄いし、めちゃくちゃにパンクな人だと思う。不謹慎な言い方に聞こえるかもしれないが、天与呪縛の逆フィジカルギフテッドというか、とにかく尋常ならざる気迫みたいなものを感じた。なぜ彼女がたびたび批判に晒されるのか理解できない。それに佐川恭一さん、初期の頃からゲスの極みとも言える作風を一切変えることなく、次々と商業誌の誌面を飾ってゆく様は痛快そのもの。タラウマラ発行の季刊ZINEに参加してくれた際もダントツにくだらない短編を寄稿してくれて、僕は膝を飛び越えて股間を強く打った。
佐川恭一による抱腹絶倒の掌編「シコティウスの受難」は『FACETIME vol.2』に掲載。
ついでにこれまた長くなるが、かつてジル・ドゥルーズが真摯に打ち鳴らした警鐘を引用する。
文学の危機についていうなら、その責任の一端はジャーナリストにあるだろうと思います。当然ながら、ジャーナリストにも本を書いた人がいる。しかし本を書くとき、ジャーナリストも新聞報道とは違う形式を用いていたわけだし、書く以上は文章化になるのがあたりまえでした。ところがその状況が変わった。本の形式を用いるのは当然自分たちの権利だし、この形式に到達するにはなにも特別な労力をはらう必要はない、そんなふうにジャーナリストが思い込むようになったからです。こうして無媒介的に、しかもみずからの身体を押しつけるかたちで、ジャーナリストが文学を征服した。そこから規格型小説の代表的形態が生まれます。たとえば『植民地のオイディプス』とでも題をつけることができるような、女性を物色したり、父親をもとめたりした体験をもとに書かれたレポーターの旅行記。そしてこの状況があらゆる作家の身にはねかえっていき、作家は自分自身と自分の作品について取材するジャーナリストになりさがる。極端な場合には、作家としてのジャーナリストと批評家としてのジャーナリストのあいだですべてが演じられ、本そのものはこの両者をつなぐ橋渡しにすぎず、ほとんど存在する必要がないものになりさがってしまうのです。本は、本以外のところでくりひろげられた活動や体験や意図や目的の報告にすぎなくなる。つまり本自体がただの記録になってしまうわけです。すると、なんらかの仕事をもっているとか、あるいはただたんに家族がある、親族に病人がいる、職場に嫌な上司がいるというだけで、どんな人でも本を産み出せるような気がしてくるし、このケースに該当する当人も、自分は本を産み出せると思い始める。誰もが家庭や職場で小説をかかえている……。文学に手を染める以上、あらゆる人に特別な探究と修練がもとめられるということを忘れているのです。そして文学には、文学でしか実現できない独自の創造的意図がある、そもそも文学が、文学とはおよそ無縁の活動や意図から直接に生まれた残滓を受けとる必要はないということを忘れているのです。こうして本は「副次化」され、マーケティングの様相を帯びてくる。
ジル・ドゥルーズ『記号と事件 1972-1990年の対話』(河出文庫p262-263)
僕は制作の際にはいつも必ずドゥルーズのこの言葉に立ち返っては何度も確認作業を繰り返し、ようやっとリリースにこぎつける。しかしそもそもが作品化を企んでいる時点で自分まだまだやなぁと思うに至る訳で、なんとも一筋縄ではいかない。そういう意味では滝野次郎という人がインスタグラムに投稿している日記のような文章には、はじめから読まれることを意図しているにもかかわらず、本来ならば読まれることを目的とした日記からは真っ先に削除されるような状況ばかりが羅列されていて、なかなかどうして凄まじい。馴染みの飲食店で見つけたお気に入りの女性店員を執拗に観察したり、断酒を誓った直後に朝から晩まで酒浸りであったり、謎の投資で10分間で40万円を失っていたり、銀行口座と手持ちの金を合わせても1,000円に満たなかったり、それでも「俺は俺を信じる」と闇雲に自身を鼓舞していたり、そうかと思えば急に脈絡もなくひたすらに左手のハンドサインを連投していたりと、しっちゃかめっちゃか。比肩しうるは円盤/黒猫から出版された『創作』くらいか。あらゆる規範から逃れるべくして逃れ得た、いま最もスリリングな読み物であることに間違いはないが、同時に、これは断じて文学ではない……とも言い切れない不気味な何かが海の藻屑のように蠢いている。
(すでに何らかの隠喩ではないかと勘ぐったり……)
15 notes
·
View notes
Text
8月9日ムーミンの日に「ビクトリノックス ムーミンコレクション」が日本限定で発売。
時代を超えて愛されるビクトリノックスとムーミンのコラボレーション
ビクトリノックス ジャパン株式会社は、2024年8月9日(ムーミンの日)に「ビクトリノックス ムーミンコレクション」をビクトリノックス直営店舗、およびビクトリノックス公式オンラインストア楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、Amazon店、その他のムーミンショップで販売いたします。
▼ご購入はこちら▼
・全国のビクトリノックスショップ ・ビクトリノックス 楽天市場店 ・ビクトリノックス Yahoo!ショッピング店 ・ビクトリノックス Amazon店
ビクトリノックス ムーミンコレクション
フィンランド人の画家であり作家であるアーティストのトーベ・ヤンソンによって生み出された「ムーミン」は、書籍が55カ国以上に翻訳され、ムーミンたちの愛すべきキャラクターと物語は世界中で愛されています。
ムーミンの物語は時代を超えた価値観や寛容さを持っています。ビクトリノックスも140年にわたり、常に品質と革新を追求し続け、世界中で愛されるマルチツールを作り続けています。時代を超えて普遍的な価値を持つ、ビクトリノックスとムーミンのコラボレーションが実現し��した。
商品詳細
ビクトリノックスのアイコニックなマルチツールは、コンパクトなフォルムの中にさまざまな専門的な機能を備えており、日常のあらゆる状況に最適に対応できます。まるで、いつも必要な物を詰めて持ち歩いているムーミンママのバッグのようです。
このマルチツールに、トーベ・ヤンソンが精力的に創作活動を行ったムーミンのアートを繊細に表現しました。 ビクトリノックスのアイコンであるマルチツールに加えて、折りたたみ式のピクニックナイフとカッティングボードも発売します。
マルチツール
「クラシックSD」 全3型 (スモールサイズ) ¥4,180(税込)
クラシックSDは、コンパクトなデザインと優れた機能性により、日常使いに最適なツールです。
今回、ムーミントロールやリトルミイを中心にストーリー性のあるデザインが施されました。
58mmという小さなハンドルの中に、ブレードやハサミなど、日常生活でのさまざまな問題を解決するツールが詰まっています。
���サイズ 5.8 × 1.8 × 0.9 cm , 21g
●機能 1.スモールブレード(小刃) 2.つめやすり 3.マイナスドライバー 2.5mm 4.はさみ 5.キーリング 6.ツースピック(つまようじ) 7.ピンセット
「クライマー」全3型 (ミディアムサイズ) ¥9,900(税込)
マルチツールの原点となるモデルである「オフィサーズ&スポーツナイフ」の伝統を受け継ぐ「クライマー」は、ムーミントロール、スナフキン、ニョロニョロをモチーフにしています。
ブレードやハサミ、缶切りなど切れ味が鋭く、頑丈で使いやすい14の機能を備えたマルチツールは、デスク周りをシンプルかつクリーンに保つのに便利です。また、アウトドアや防災グッズとしても役立ちます。
●サイズ 9.1 × 2.7 × 1.8 cm , 81g
●機能 1.ラージブレード 2.スモールブレード 3.カン切り 4.マイナスドライバー 3mm 5.せん抜き 6.マイナスドライバー 6mm 7.ワイヤーストリッパー 8.リーマー(穴あけ)、千枚通し 9.コルクせん抜き 10.はさみ 11.マルチフック 12.つまようじ 13.ピンセット 14.キーリング
▼ご購入はこちら▼
・全国のビクトリノックスショップ ・ビクトリノックス 楽天市場店 ・ビクトリノックス Yahoo!ショッピング店 ・ビクトリノックス Amazon店
カトラリー
「ピクニックナイフ」 2色展開 ¥4,400 (税込)
ムーミン一家と仲間たちが行進する、かわいらしい姿をブレードに描きました。折りたたみ式の波刃のペティナイフは、お肉や野菜、パンなどをきれいにカットするのに便利です。アウトドアシーンでも活躍するナイフです。
「レッド」と「ブラック」の2色展開です。
●サイズ 23 × 2.4 × 1.3 cm(刃渡り11cm) , 42g
「カッティングボード」 2色展開 ¥6,600 (税込)
ムーミン一家と仲間たちが行進する、かわいらしい姿を描きました。 ウッドファイバー製のカッティングボードは、木のぬくもりを感じながらも、食器洗浄機での使用が可能であり、機能性と耐久性を兼ね備えています。
サービングボードとしても活用でき、チーズやハムなどを盛り付けて食卓で提供するのにもおすすめです。
「ライトブラウン」と「ブラック」の2色展開です。
●サイズ 23 × 29 × 0.5 cm , 250g
▼ご購入はこちら▼
・全国のビクトリノックスショップ ・ビクトリノックス 楽天市場店 ・ビクトリノックス Yahoo!ショッピング店 ・ビクトリノックス Amazon店
#ビクトリノックス#victorinox#myvictorinox#マルチツール#キッチンアイテム#カトラリー#カッティングボード#ナイフ#ムーミン#ムーミンコレクション#スイス製#コラボレーション#限定コレクション#限定#リトルミィ#にょろにょろ#フィンランド
3 notes
·
View notes
Text
日本語圏のオタク界隈の、トランス差別/LGBTQ+差別について、憤りの吐き出し、雑記。🤮
日本語圏のMoonKnightのファンダムのTransphobiaの酷さについても、吐き出し🤮
Twitterで何度か書いてきたことだが、Tumblrにも投稿する。長いし、雑だし、纏まりがなさ過ぎるが、こちらでも吐き出す。
日本におけるトランスジェンダー差別。LGBTQ+差別。
右翼/極右/宗教右派やアンチフェミの差別主義者の糞共だけでなく。所謂“左派”や“リベラル”と言われる人達や、反差別を表明している筈の人達が、続々と、トランスヘイトをぶち撒けて、“極右”と合流し始めている。陰謀論を鵜呑みにして、LGBTQ+差別を拡めていっている。
差別主義者の屑どもの与党政治家達(とそれに追随する一部の野党気取りの只の与党傘下政党)も、著名人達も、大々的に差別を煽っていく。“素朴な疑問”“ただの議論”の体裁で、続々とその差別扇動に、あらゆる人々が加担していく。
有名なクリエイター達、イラストレーターや漫画家や小説家やアニメイター達も、続々と、(ただでさえ、日本のオタク界隈の有名クリエイターは、その大多数が、右翼かつアンチフェミニズム/女性差別主義者/セクシストの糞だらけであるのだが)transphobeとして本性を現していく。
フェミニズムに対する理解があると思われていた一部の人達も、デマや陰謀論を信じてトランス差別に加担していくばかり。
「女性スペース」「防犯」といった用語をキーワードにして、マイノリティの属性そのものを犯罪者と同一視して、排除し、偏見を拡めていく……典型的な差別言説を鵜呑みにし、同調し、続々とトランスヘイトをぶち撒けていく。
(まともな性教育もない日本では、いつまで経ってもマイノリティを「消費対象」としてしか見なしていない人々が“クリエイター”として影響力を持ち続ける日本では、SNSによる差別の影響力の酷さと、その差別に“対抗”する人々の“少なさ”が圧倒的で、つらい)
(大多数の著名なクリエイター達は、反差別の表明などは一切せず、現実のマイノリティにはまるで興味がない……どころか、ノンポリ気取りに、毎日のように、SNSでは差別をぶち撒け続ける/差別主義者(特に「表現の自由戦士」なるものを名乗るコミックスゲート/ゲーマーズゲートと同じような、セクシスト/インセルの集団による差別扇動、それに賛同する最低最悪な有名クリエイターがうじゃうじゃいる)の取り巻きとして差別扇動に貢献するばかりである。彼らの作品がさも“クィア”や“フェミニズム”で“反差別”であるかのように、国内外から無批判に評価されたり消費されたりしてるのをみると、そのギャップに目眩がする)
二次創作界隈/ファンアート界隈でも、どこもかしこも、トランスヘイトがどんどん蔓延って、それに周囲の人間もどんどん加担していく。
Twitter上の日本語圏のMoonKnightのファンダム、fanart界隈も酷い状況で、しんどい。
数年前から、ずっと、トランスジェンダー差別やLGBTQ+差別をぶち撒け続けて、Twitterの有名な日本語圏トランスヘイターによる差別発言や陰謀論を拡め続けているアカウントが……ムーンナイトのファンアカウントとして運用してるヘイター/transphobeがいる。
そのアカウントは、「トランス差別に反対しています“しかし”一部に過激派がいて、陰謀があり、自分達はその過激派な“TRA”や陰謀を批判しているだけ……」という手口で、反差別を唱えながら、典型的な藁人形論法と陰謀論をぶち撒けて……トランスジェンダー差別/LGBTQ+差別/陰謀論をずっと拡散し続けている。
「トランス差別に反対しています」という言葉を書きながら、ずっとトランスヘイト/陰謀論を拡散し続けている。
酷い手口に、反吐が出る。
(そして、この手の、一見すると……“反差別”を訴えているようでいながら、実態は全く違うアカウントが。「“TRA”“トランスジェンダリズム”“TGism”“性自認至上主義”“トランスカルト”」などの酷い差別語/デマに基づいた酷い単語を用いて、トランスヘイト/LGBTQ+差別を繰り返して……陰謀論の拡散を続けるアカウントが、この1年くらいに日本語圏のオタク界隈にどんどん増えていると感じる)
(「差別ではなく区別!」 「ただ過激派を批判しているだけ!」 「“身体性”を無視しない“議論”をしてるだけ、“素朴な疑問”を言っただけなのに差別と言われた!」 などという醜悪な言い訳を述べれば、何年間も酷い差別言説を拡めていても、日本語圏で有名なトランスヘイター/transphobe達や酷い極右の差別主義者をRTし続けていても、ミスジェンダリングや差別語使用を続けていても、「〇〇さんがやってるのは差別ではない!」と、周りもヘラヘラ同調して、同じように差別をぶち撒けたり、差別行為を擁護したりする。本当に、反吐が出る光景だ。)
MoonKnightがMCUドラマ化されたことで、案の定そのヘイター/transphobeのアカウントがフォロワーを増やし。多数のMoonKnightのファン/二次創作作家が、その差別主義者と無批判に繋がっており、その一部はどんどん差別言説と陰謀論に共感し、そのアカウントが拡散する差別扇動などをイイねやRTをしているのがわかる。
信頼できる人達(差別反対を表明し、かつ何がど��差別なのか理解している人)以外、日本語圏のファンダムにはもう近付きたくない。
日本語圏以外でも差別的なアカウントはいるかもだろうが。自分が理解できる言葉/それに気付ける範囲である以上は、差別に加担したくないし、あまりの酷さに、もう、本当に無理だ。
この1年だけみても、そしてここ数ヶ月だけみても、どこもかしこも、オタク界隈におけるトランス差別拡散が、本当に悪化している。
あのトランスヘイター/transphobeのアカウントと、無批判に積極的に繋がっている周囲のアカウントも、“差別行為に気付いてない”……というのは無理があるし、無関心が過ぎる。
差別言説や陰謀論に共感しているか、気付いたとしてもオタクとしての繋がりの楽しみや情報共有が“最優先”なんだろう。以前から、あのトランスヘイター/transphobeと繋がっているアカウントに対してはミュートを使っていたが、もう、ブロックに変更した。
(あのヘイター/transphobeと仲良く交流しながら、自分のことをフォローしているアカウントも数人いたが、一体どういうつもりだったんだろうか。反差別記事をRTしたり、差別的なアカウントの手口を批判する自分を、滑稽なありさまだと眺めていたのだろうか。差別を、ちょっとした意見の違い程度と思ってるんだろうか。まあ、此方のツイートなんてまるで見ていなかった、自分はただのお絵描きマシン扱いされてたんだろうなと思いますが)
今の日本語圏Twitterのトランス差別/LGBTQ+差別の酷さ、本当にこわいし、しんどい。(この二つは当たり前に異なる用語ですが、決して切り離せるものではなく、当たり前に地続きの差別問題であること、強調したい。ここを切り離した語りで、「LGBとTは別である」などと��いながら、自らのマイノリティ属性を強調しながらも差別を拡げていく差別主義者のアカウントが本当に多い。怒りしかない)
プロのクリエイターが差別をぶち撒け続けるその影響力とは、また別に
SNSのオタク仲間/二次創作作家というコミュニティ、ファンダム側における差別扇動もどんどん常態化して。「オタク活動の楽しみ、繋がり」優先に拡がっていくさま、差別主義者が影響力を増していく様を見せつけられること。繰り返される差別扇動に“寛容”でい続ける人々の姿。本当にしんどい。
34 notes
·
View notes
Quote
子どもの難病に関する国内外の医療情報を提供するシステム「子ども難病ナビ」を運用しているように装い、大分県などから計4500万円を詐取したとして、詐欺罪などに問われた元IT企業取締役ら2人の公判が大分地裁で行われている。公判では事業実態がないにもかかわらず、大分県のビジネスコンテストでの優秀賞受賞をきっかけに、県は補助金を交付し、投資会社なども投資、融資していた状況が浮き彫りになった。なぜ県は見抜けなかったのか。(山口覚智、田中浩司) 優秀賞受賞 「世界中の難病に関する治療法や論文などを収集し、日本語に訳しコンパクトに提供する」――。同県臼杵市のIT企業「隼斗」取締役の木許宣明被告(50)が2017年10月頃、同社を訪ねた県出資の法人が運営する創業支援拠点施設職員の男性にパソコン画面を示しながら誇らしげに説明した。近くには代表取締役・毛利隼斗被告(40)の姿もあった。 「難病ナビ」は、多言語に対応した検索システムで、世界185を超える医療情報データベース(DB)にアクセスできるとうたっており、将来性を感じた男性は、木許被告を知り合いの医師や首長らに紹介したという。取材に「(毛利被告が操作すると)英語や日本語の論文がすぐに一覧で表示され、だまされてしまった」と振り返る。 木許被告らは17年8月に「隼斗」を設立。大分県ビジネスプラングランプリに「難病ナビ」を応募すると、19年3月に優秀賞を受賞した。地元紙などメディアにも大きく取り上げられ、脚光を浴びた。受賞をきっかけに20年2月には開発費として500万円、翌3月に1000万円の計1500万円の補助金を受け取った。 金融機関も 今年5月にあった初公判での検察側主張によると、売り上げは全くなかったが、木許被告はコンテストで「世界中のDBにアクセスして医療情報を抽出でき、売り上げは1億円超」などと話していたという。 また、授賞式で大分市内の投資会社の社員と知り合い、20年8月に同社から3000万円の投資を受けた。投資決定前には、同社側に対し、約30の大学から売り上げがあるような虚偽の一覧表を提供したり、「AI搭載システムが完成し、多数の病院などに情報を提供している」などとうそをついたりしていたという。 検察側は両被告が「隼斗」設立後、うその内容が書かれていた事業計画書で、地元信用金庫からも1000万円の融資を受けたことも説明。詐取したとされる補助金などは役員報酬などに充てたと主張している。 公判では、投資会社から3000万円を、県から補助金計1500万円を詐取したとされる詐欺事件について、木許、毛利両被告は起訴事実を認めている。 “お墨付き” 県の補助金を巡っては、500万円交付前には、県は隼斗が提出した書類などをチェックし、「職員がシステムを確認した」とする。1000万円交付の際は、隼斗側の事業説明に対し、経営者や大学教授らが将来性、独自性などを審査。職員がシステムの稼働や会計書類なども確認したといい、県の担当者は「必要書類はすべてそろっており、難病ナビを操作しているところも確認した」と強調する。 しかし、県の補助金交付が“お墨付き”の形となったケースも出ている。ベンチャー企業を長年支援してきた福岡市の経営コンサルタント会社代表の男性(70歳代)は20年頃、知人から「この会社を育ててやってください」と木許被告を紹介された。県が補助金を出したことなども知って「信用した」という。福岡での人脈拡大のため、木許被告に経営する会社の社外取締役の肩書も与えた。 隼斗は23年8月、破産手続きの開始決定を受けた。男性は、自身の紹介がきっかけで出資した人もいるといい、取材に「こんなことになるとは。紹介した人には頭を下げて回るしかない」と話した。男性が木許被告に貸した500万円は返ってきていない。 県の担当者は「結果的に架空の事業に公金を支出してしまい���し訳ない」としている。また、県は今年度のコンテストでは、審査の過程で、外部の専門家が事業所などの現地での聞き取りなどの調査を行い、経営状況も確認するとしている。 審査に専門知識を 会計検査院元局長の有川博氏の話 「補助金の交付決定の際に、専門的な知識を持つ職員が的確な審査を行うべきで、補助事業の実施状況や効果がどのように出ているかについて把握してフォローアップする必要がある。交付決定する『入り口』、事業が進んだ『途中段階』の両方で入念にチェックすべきだった」
架空事業に補助金・融資4500万円、大分県はなぜ見抜けなかったのか?…「子ども難病ナビ」詐欺 | ヨミドクター(読売新聞)
2 notes
·
View notes
Text
男子1時間会わざれば刮目して見よ
オレは公私の区別が無くなりつつあるのだと最近思う。どの趣味一つとっても他の趣味や、仕事的なものと無関係に切り離せるものではなく、むしろ共創の効果すら発揮している。これらは全て一連のライフワークで有り、人生そのものとなっている。だから、幸か不幸か座って食事をする時間すらも不足しているのだ。
という訳で、1月終盤から3月は怒濤の展開が続く。 趣味でも試合、練習、演舞。仕事関係では金策、確定申告、あと遠方に出張する機会が有ると思う。 他にも別件で研究開発が佳境に差し掛かっており、そちらの開発や資料作成、学習・・・他にもやる事だらけで、尚且つどれも一筋縄ではいかない。
果たして乗り切れるのか、小心者なので不安は絶えない。しかもオレは人付き合いが壊滅的に苦手なので、全てにおいて頼れるのは自分だけだ。故に問題に対する妙案を常に出し続け、遂行しないといけない。 だが、それが良い。他人に頼れる環境は結局油断を呼ぶ。自分でやるしか無い状況だからこそ、選択肢は最初から1つしか無く、誰かがやってくれる可能性は無いのだから迷う要素も少ない。集団での関係性も考慮する必要が無く、意志決定の系統は単純明快だ。
諺には「男子三日会わざれば、刮目して見よ」と有るが、随分ぬるい話だと思う。1時間何も成果や成長が無かったら、生存は俄然厳しくなる。今の状況はオレにそういう感情を当たり前の如く芽生えさせてくれる。
10 notes
·
View notes
Quote
学生スポーツへのAI導入が熾烈な競争を生み出している 2024.10.12 12:00 author Todd Feathers - Gizmodo US[原文]( そうこ ) 学校の部活チームやユースクラブチームで、AIによる動画解析や予測分析機能の導入が進んでいるといいます。プロフェッショナル化していく学生スポーツの現場は、今、どういう状況にあるのでしょうか。 アシュリー・ブラウンさんは、娘がバレーボールチームに所属しており、自身もバレーボールのコーチ。大学スカウトの目にとまるようなプレイを見逃さないよう、スマホのスクリーンを凝視するのが日常で、試合全体の流れと各プレイヤーの成績に常に意識を向けていなければなりませんでした。 12歳から18歳のスポーツ選手向けAIサービス が、今年にはいってそれが一変。理由は、チームがAIサービスを導入したから。「Balltime」という、バレーボール専用のAIサービスは12歳から18歳のスポーツ選手向け。コートの後にスマホかタブレットを1台設置しておけば、試合を録画し、サービス上のプラットフォームにデータをアップロードしてくれます。サービスには、体・物認識アルゴリズムによる各選手のトラッキングが含まれており、コート上でのボールの動きをカタログ化かつデータ化までしてくれます。 選手たちが試合を終え、帰宅し、シャワーを浴びてスッキリするころには、選手それぞれの今日のプレイの統計的レポートとSNS投稿用のハイライト素材ができあがっている状態です。コーチ陣は、プロチーム���大学のスポーツ強豪校にしかなかったような多様なデータにもアクセスすることができます。Balltimeは、ボールとの接触の高さ、エラー率、ボール軌道、サーブのスピード、選手のローテーションでのスコア率などを自動で数値化します。 成長を続けるスポーツテクノロジー業界は、コンピュータアルゴリズムやウェアラブルのバイオメトリックセンサー、予測解析サービスなどを、学生スポーツチームにもアピールしています。動画や画像のデータ解析はこの中でも比較的新しい取り組みで、学生スポーツ業界、チームや家族の生活が変わるほどの影響力があります。 試合動画の編集に何時間もかける必要なく、試合後に自分たちのプレーを見ることができるのは、まだ若い10代の選手にとっては大きなプラス。いいプレイと悪いプレイを言葉で言われるより、見るほうがわかりやすいからです。コーチや大学スカウトにとっては、BalltimeやDarkhorse AI(サッカー専用AI)などのサービスのデータは、より数字に基づいたメンバーや出場時間を決める助けとなります。 今まで選手やその保護者に言いづらかった話も、今シーズンは(Balltimeに)助けられています。その子のことが好きとか嫌いとかではなく、コンピュータのシステム、ソフトウェアのシステムのデータで決めているんですと言えるようになりました。 Advertisement と語るブラウンさん。 AI解析サービスによるデータやハイライトサービスが、選手の成長にプラスとなる一方で、コーチ陣の中には、大学スカウトやSNSで注目を浴びたいがため、選手たちの不適切な競争が激化するのではと危惧する声もあがっています。 自分をアピールするため、この手のツールの需要は急激に高まっています。その一方で、注目されない選手の孤独も生まれています。AIとデータ共有の台頭で、今までにないほど自分と他者を簡単に比較できるようになってしまったのです。 そう語るのは元大学バレーチームのコーチで、現在はアイオワ州のアドレナリン・バレーチームでディレクターをつとめるBen Bahr氏。このチームもやはりBalltimeを利用しているといいます。 青少年スポーツという大きなビジネス スポーツ業界におけるデータ解析導入が進む理由��ひとつに、青少年スポーツの収益が上昇していることがあります。スポーツテック投資家の間で頻繁に引用されるレポートによれば、学生スポーツのグローバル市場価値は2022年は375億ドル(約5兆4889億円)。これが2030年には694億ドル(約11兆1558億円)まであがり、人気のプロスポーツリーグをも圧倒する存在になるといいます。 時計の概念を超える。HUAWEI最新スマートウォッチの進化がすごかった 時計の概念を超える。HUAWEI最新スマートウォッチの進化がすごかった Sponsored by ファーウェイ・ジャパン 未上場起業は、青少年スポーツ施設に何百億ドルも投資して購入。今や若者は、大学スカウトの目にとまるだけでなく、人生をかけて知名度や人気、スポーツ契約を勝ち取ろうと必死です。2021年の最高裁のケースが、大学スポーツの民間スポンサーを許容したことがその一因にあるでしょう。 学生スポーツがプロ化していくことのデメリットは確かにあります。 Advertisement 米Gizmodoの取材にて、BalltimeのCEOであるDan Banon氏はそう語っています。CEOのBanon氏とCTOの Tom Raz氏がビジネスを始めたとき、ターゲットとして思い描いていたのは大人のスポーツでした。が、すぐに、遠征するユースクラブチームや高校スポーツで大きな可能性があることに気づきました。ここ1年では、二軍チームや中学生チームからの申し込みが増えているといいます。データを見ると、なかには月7時間もBalltimeのデータを見ている選手もいるとのこと。 Balltimeのサブスク料は、選手1人につき月額25ドル(約3,800円)。しかし、アスペン研究所のProject Playによる保護者アンケートによれば、子ども1人につき主なスポーツ関連の年間出費の平均は883ドル(約13万2000円)だというので、多くの家庭にとってBalltimeの料金は出せない価格ではないのでしょう。 自分の子どもにできる限りチャンスを与えたいという親からの要求に応えるため、人気スポーツクラブは、選手のデータ解析や収集力をより高めています。 カリフォルニア州ダンビルのマスタング・サッカーリーグでは、データ解析の部署を新設する準備をしており、一部選手は技術的費用として年間250ドル(約3万8000円)追加する予定だといいます。 マスタングでは、最近、12歳から18歳のチーム向けにDarkhorse AIを導入。10歳の選手向けにも、高度な解析を導入すべきか検討しているところだといいます。Balltimeと同じく、Darkhorseも物体を認識し、試合中に選手をトラッキングし、動きの統計をカテゴライズし、ハイライト動画を作成してくれます。マスタングでは、これに加えウェアラブルセンサーのBeyond Pulseが取得した、走るスピードや心拍数などの生体情報と連携させ解析しているのだとか。 10歳の子でどれだけ効果があるかはわかりませんが、習慣として身につけることで、14歳、15歳になったとき、そこも意識してプレイできるようになれるかもしれません。 Advertisement と語るのは、マスタングリーグのFred Wilsonディレクター。 マスタングは実際にプロ選手を輩出し、サッカートップ大学にも何人もの選手を送り込んできた実績があります。 AIの取り組みで、さらに高みを目指せると思います。スポーツテック系企業から、年間200を超える売り込みがあります。 営業コールの多くは、短期的な利益が目当てのようですが、なかには本当に価値ある技術もあるとWison氏はいいます。 ミシガン州立大学の青少年スポーツ研究機関のディレクターを務めるKarin Pfeiffer氏は、大学スポーツでも、ウェアラブルの生体センサーやデータ解析は近年一般的になってきているといいます。問題は、どのデータが実際選手やコーチに役に立つのかの見極めだそう。 AIのこともっと知りたい! 正しいPCを選ぶコツ AIのこともっと知りたい! 正しいPCを選ぶコツ Sponsored by デル・テクノロジーズ株式会社 大学スポーツのコーチ陣は、常にこの手のテクノロジーから営業をかけられています。たぶん、それが最近は高校スポーツにも広がっているんでしょう。情報自体はたくさん収集できますが、問題はその中で重要なのは何かということ。実際にパフォーマンスと結びつき、将来の成功に導いてくれるデータを見極めることです。 Video: BALLTIME/YouTube Advertisement 選手にかかる重いプレッシャー コーチたちや企業が米Gizmodoの取材で語っていたのは、青少年スポーツにおけるAI解析ブームの最大の要因は、このツールが大学進学に役立つのではないか、奨学金を受けられるのではないか、企業やプロスカウトの目にとまりさらに大きな契約につながるのではないかという期待だといいます。 同じ若手スポーツ向けAIでも、SwimIntelのようにコーチではなくスカウト側に特化したものもあります。SwimIntelは、15歳以上の水泳選手の大会データを収集し、ランクづけ、各大学のプログラムでどう成長する可能性があるかを予想します。使用料は月額40ドル(約6,000円)。進学する大学のプログラムによって、泳ぎやタイムがどう変わるか60ページにわたる解析レポートを受け取ることができます。SwimIntelを導入する大学側は、自分の大学でどのユースチームの選手たちがどう成長するかの解析予想レポートを受け取ることができます。 SwimIntelの創業者Jamie Bailey氏はこう語ります。 AIを使って大学コーチ陣はマネーボールをしているわけです。生徒にはAIを使うことでベストマッチな学校を見つけてほしい。そうして最終的には、退部率を低下させることができたらと考えています。大学水泳選手の6人に1人が、2年生時には辞めてしまっているというデータがあります。 前述のBahr氏は、ベイラー大学や南メソジスト大学で働いていた頃、バレーボールチームのスタッフのもとに、スカウトマンたちから600通を超えるメールがくる日もあったと語ります。その数多いメールのなかで、ハイライト動画の最初30秒でスカウトマンの目を惹くことができない選手は、見過ごされてしまうのです。 Advertisement Balltimeの導入で、より多くの選手が動画というツールにアクセスすることができます。測定アルゴリズムによって大学側のハイライト動画を見る目も変わりました。 もう私が映像を見る必要はなくなりました。スカウトマンたちがそれぞれBalltimeの解析動画で気になる点をチェックすればいいからです。我々はすでにスポーツの世界の数字に大きなプレッシャーを感じていますが、この手のツールによってそれはますます大きくなっていくでしょう。 より平等なチャンスがえらえると、AIツール導入に前向きな声もあります。トップチーム、人気クラブでプレイしていない選手も、AI解析によって自身のスキルを磨き、スカウトマンの目にとまるチャンスがあるからです。 Pfeiffer氏は、動画や統計は、リアルな教育ツールになると語ります。 結局は、選手が適切なサポートを受けられるかどうかなんです。これは見過ごされるべきものではなく、保護者やコーチから適切に与えられるべきものですが、ときに彼らは白熱しすぎて適切ではいられなくなることがありますからね。
学生スポーツへのAI導入が熾烈な競争を生み出している | ギズモード・ジャパン
2 notes
·
View notes
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)9月27日(金曜日)
通巻第8430号
中国の銀行が「不良債権率」を『減らした』そうな。
良い物件を選別融資という優先政策は『ホワイトリスト』
*************************
何が起こっても不思議ではないが、次なる公式発表には首をかしげただろう。
中国の銀行が「不良債権率」を『減らした』というのだから。
中国人民銀行は0・5%の利下げを発表したが、その前の9月13日の段階で主要31銀行が不動産融資を抑制したため、不良債権が劇的に減ったとの発表があった。
香港に上場する中国の銀行は31行で、不良債権残高の合計が6兆円強という。地方政府の債務が1600兆円と言われているのに、こんな少ない数字であるはずがない。
渤海銀行は不良債権残高を60%減らしたそうな。地方政府の資産管理会社に不良物件を引き取らせたからだ。鄭州銀行は抱え込んだ不動産物件を100億元分売却するとした。 貴州銀行は不良債権残高を30%減らした。
ともかく帳簿上の「不良債権」を「資産管理会社」なる曖昧な機構に売却し、帳簿を綺麗に見せているだけ、倒産物件整理の管理会社の実態は地方政府だから、不良債権が銀行からほかの機関へ移動しただけなのである。
「中国経済は先行き悲観的である。建設途中のまま放置されたマンション群、不良債権の状況は深刻であり、そのうえ情報への不信、政府が統計を改竄し、真実を隠蔽し、時折、非現実的な政策を提案して見せる。情報の操作、統制は経済再建という中国の大目標を困難にしている』(英誌『エコノミスト』、24年9月7日号)
一方で中央銀行は資金供給を増やし、また良い物件なら選別して融資するという、優先政策で「不動産融資協調制度」(別名『ホワイトリスト』)を創設した。
いずれも小手先のパッチワーク。「やってまっせ」というジェスチャーに過ぎないことは見透かされている。
5 notes
·
View notes