#刺繍スカート
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◇SEMICOUTURE(セミクチュール)◇スカートが入荷しました。 定価:63,800円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/49521740/ 2024年AUTUMN&WINTER SHOW SAMPLE MADE IN ITALY 素材: (本体)ナイロン100% (素材2)ポリエステル100% カラー:ヌードベージュ サイズ:42 総丈約57.5cm、ウエスト約77cm、ヒップ約95cm (平置きの状態で測っています。) チュール素材に刺繍を施し、更にその上からイミテーションパールビーズやクリアビーズ、メタルパーツ等を一粒ずつ手縫いで縫い付けたスカラップスカート。 非常に手間と労力のかかっているデザインです。 スカラップカットの裾部にも刺繍を施しています。 本体と同色の裏地を縫い付けており、着用時により肌に馴染む色合いになっています。 華やかで品のあり、パーティー等のイベント時にも活躍する1着です。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変���る場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 ━━━━━━━━━■アクセス□━━━━━━━━━ なんばCITY本館の1階 大阪難波郵便局側から入って1軒目 靴のダイアナ(DIANA)の隣 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Gallery なんばCITY本館1階店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】9月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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2023 S/S NEW‼︎ 先日のインスタライブで大人気でお問い合わせ殺到の 刺繍フリンジスカートが入荷✨しました。 柔らかく、さらっとした肌触りで、 たっぷりとした生地感ながらとにかく軽い着心地! 通気性・吸水性に優れた、汗をかいても快適ですよ。 これからの季節にピッタリなスカートです。 歩くたび揺れる上品なフリンジレースが目を惹きます。 刺繍が可愛いくていつまででも眺めていられます。 カットワーク部分からほのかに透けて見える部分が 夏らしく、レディでナチュラルな印象に💕 ぜひ一度、店頭でお試しくださいませ。 ご紹介した刺繍フリンジスカートは プロフィールのリンク先より、 Remiteオンラインショップでお買い物できます♫ cutsew ¥8,690-. ホワイト、ベージュ、ブラック skirt ¥26,180-. ベージュ、ネイビー bag ¥14,850-. トープ、ブラック ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ いつも投稿をご覧いただき ありがとうございます 𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤立川タカシマヤ𝗌.𝖼.店 インスタグラムでは 新作アイテムや𝖭𝖤𝖶𝖲を 毎日更新しております📷 ぜひフォローをお願いいたします☺︎ ▼▼▼ @𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾_𝗍𝖺𝖼𝗁𝗂𝗄𝖺𝗐𝖺 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ #𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤 #𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾 #リミーテ #立川タカシマヤ𝗌𝖼 #立川セレクトショップ #𝟦𝟢代ファッション #𝟧𝟢代ファッション #𝟦𝟢代コーデ #𝟧𝟢代コーデ #初夏コーデ#大人カジュアル #大人可愛い #大人女子 #刺繍フリンジスカート #フリンジスカート #刺繍スカート #ロゴT #ロゴロンT #EPANOUI #メッシュバッグ #クラッチ付きメッシュバッグ (Remite リミーテ立川) https://www.instagram.com/p/CrniUnFvLqs/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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お久しぶりです、青い月です。もうどのくらいぶりだろう、本当にお久しぶりです。
あれから色んなことがありました。ほんとうに、色んなことが。
前の投稿は4ヶ月前だったみたい。その頃から書いて言葉にしていただけあって、信じることに対する違和感は見過ごせなかったんだと思う。1年8ヶ月付き合った人と別れた。こんなに長く人と付き合ったのは初めてだった。付き合っていれば、今日で2年だった。大変だったけど、なんだかあっけなく終わってしまって、夏が急に秋になったのと同じように感じてしまう。ずっと私を夏みたいな人だって言ってくれていた。呪いになるかもしれないけど、ずっとあなたの夏に私がいたらいい、なんて思ってしまう。恋人にはもう成れないけど、愛しているし、愛していた。それは事実。希望を持たせることって変に地獄だから君には言わなかったけど、ちゃんと愛していたし、今でも愛している。君が幸せでいたらいいなって、ただそれだけを思う。
そんなことを言って、今は、薄情かもしれないけど、大好きで大好きな人がいる。六月の終わりから、夏がどんどん人を飲み込んでいくみたいに、彼も私を連れ去っていった。それが楽しくて、繋いでくれた手を握っていた。離さなかった。振り払ってもいいんだよって言われたけど、離さないでいた。手を繋いで連れて行ってくれる人って、こういう人なんだと思った。そう思うと、高校生の頃から書いていた。インスタのほとんど誰も見ていないアカウントに、「君が手を引いて遠くに連れて行ってくれ」って。たぶん、ずっと、誰かに手を引いてほしかった。彼は、どこまでも連れて行ってくれる。自分のことも自分で引っ張って、何もかも連れてばかりだった私を軽くしてくれる。彼といるのが心地よくて、昨日はふと泣いてしまいそうだったな。
彼と私は奥底が似ている気がしているから、私も彼の手を引きたいし、どこまでも連れて行きたいと思う。君が耐えられないときは私が抱きしめてあげる。方法は違くても、結局私たちの行き着くところは一緒だよ。
この2ヶ月、3ヶ月の間、彼とは色んなことをしたし、たくさんの時間を過ごした。なんだか彼といると、背負うものがない分私は羽を伸ばしすぎてしまって、忘れてしまうことや気付いていないことが増えた。それはいいことって言い切れるのか分からないけど、���れちゃいけない、全部自分で覚えていなきゃいけないっていう強迫的な気持ちが軽くなったんだと思う。これまで生きてきて、自分は色んなことを覚えている方だと思っていたし覚えていたいと思っていたけど、彼は本当に色んなことを見ていて、気付いていて。彼の凄いところだと思うけれども、その分しんどいことも多いだろうなと思って、彼を抱きしめずにはいられないでいる。喧嘩した時に、俺は逃げてるだけだって言ってたけど、一番世界を見ている君だからこそ、そういう言葉が出るんだろうなと思う。大丈夫。
初めて彼の家に行ったとき、アルバムを何個も見せてくれて、昔の話をしてくれたね。ベッドに横並びで腰をかけて、にこにこ優しく笑う君を見ていた。君はみんなに開示するタイプだと思うけど、「青ちゃんの背中が大きくて」、と笑ってくれたのをずっと覚えている。辛かった今までのことも日々考えている痛みも、話したいことはなんでも、教えてくれたらいいなと思う。
書いていなかったこともあって、彼について書いたら本当に尽きないのだけれど、彼が包んでくれると、本当に安心する。献身的なのは苦手だけれど、彼はしたいからって言ってくれる。一回彼の前で大泣きしたことがあるのだけれど、彼の愛が嬉しすぎて涙が出てしまった。普通とか言うべきじゃないのかもしれないけど、普通なら、幼い頃に父親から与えられる愛を、彼が教えてくれたと思った。彼が抱きしめてくれると、無性に守られているって感じて、ずっとこうして欲しかったんだと思った。守ってもらえなかった、守ってもらっていた実感がなかったから、ずっと自分で自分を守っていた。自分で自分を抱きしめていた。でもやっぱり埋められなかったその父性愛みたいなところを、君が教えてくれて、撫でてくれたんだと思う。涙が止まらなくて、抱きついたまま、大きな声で泣いた。びっくりしただろうな、でも、小さい声で一言だけ、辛かったねって、抱きしめさせてくれていた彼が、ずっと永遠のように私の中にいる。
昨日も彼と過ごした。すっかり秋で、爽やかだねって手を繋ぎながら言った。ぽかぽかした秋晴れを君と歩いて、この瞬間をずっと忘れたくないと思った。だから写真を撮った。2人で歩いている足元も映像にした。ローファーをおろして、赤い靴下を履いた。揺れるスカートの隙間からちらちらと赤色が見えて、これでよかったと思った。
アルバイトに行く彼を見送るとき、彼が「夫婦みたいだ」って言って、にこって笑ったのがなんか美しかった。彼の向こうにある窓が白く光っていて、彼が照らされていた。こんな風に、こんな瞬間を、何回も繰り返せたらいいと思う。
大学最後の記念にこの夏休みの集中講義を受講していて、今日は早起き。ベッドから離れるのには時間がかかったけど、窓からさす陽がまぶしくて暖かくて、目を瞑りながら浴びていた。早起きすると、気持ちがいい。こんな爽やかな日だからかな。今日はローファーの下にターコイズブルーの靴下を。国立科学博物館で買った、フタバスズキリュウの刺繍がついている。このまま彼と海にでも行きたい気分だ。手を引いて、海だよって走っていきたい。(2024-09-26)
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雨瀬さらさんのオーダーメイドのご紹介です。
海のいきものに包まれた、涼しげな水族館ドレスです。
華奢でスラっとした体つきや、ご本人の上品な物腰などからイメージを膨らましてデザインを考えました。
ハイウエストでスカート丈は長め、袖も長めでシンプルなシルエットが綺麗なボディラインを引き立てます。
水色をベースカラーに、軽やかなオーガンジーや花柄のレースなどの生地を組み合わせました。
スカートの裾は前中心は少し短く、後ろ中心に向けてなだらかなカーブを描いて長くしました。動くたびにキラキラふわふわ舞い踊ります。
袖は一部にストレッチレースを差し込み、腕の上げ下げがしやすいようにしました。
前見頃に銀の魚の群れのプリント🐟���
右背中〜腰部分に虹色のくらげの刺繍🪼
気持ちよさそうな浮遊感を意識して刺繍しました🌊
雰囲気にぴったりの清涼感あふれるドレスが完成しました。
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Dear M
今から三ヶ月前に同時に仕事や恋人を失った時に支えてくれたのは、Tumblrで知り合ってかれこれ五年話していた愛奈だった。
その愛奈に先日会うことが出来た。
ここに書こうとは思ってなかったけれど、愛奈が望んだので綴っておく。
降りるはずのインターを一つ過ぎて愛奈に連絡した。
アパート近くの変な名前のラーメン屋が待ち合わせ場所だった。
カーナビの到着予定時刻は約束より五分過ぎた時間。
愛奈の顔を見たのは今から五年前くらいか。まだ十代だった。そのイメージだけが頭にあってどんな女性なっているのか見当もつかなかった。
長閑な農道の中にあるセブンイレブンで気を落ち着けるために緑茶を買った。
マウスウォッシュで口をすすぎ、お気に入りのナイルの庭を首筋や足首につけた。
約束の場所に到着してすぐにLINEを送った。すぐに今から向かうと連絡があった。
間もなく道路の向こう側からスラリとした女性が歩いてきた。白いニットに黒のスカート。肩まで伸びた黒い髪。すぐに愛奈とわかった。
運転席に座ったまま、どうしていいかわからなくなった。どんな言葉をかけたらいいのか、どんな表情をしたらいいのか。
とりあえず降りることにして運転席のドアを開けたタイミングで愛奈が助手席のドアを開けてあららとなった。
愛奈と向き合い顔を見た。昔見た写真とは随分と変わり、大人の女性になっている。例えるなら吉高由里子や和久井映見、笑うとYUIや橋本愛に似た雰囲気で和服が似合いそうだという印象を受けた。
この辺りは何を話したのか記憶にないが、地元の名産や実家で作った米、お守りなんかを渡した。そのお土産があまりにも多かったからアパートの近くで待ち合わせていた。
荷物を置きに一度部屋へ戻る愛奈の後ろ姿を見ながら素敵な人になったなとしみじみした。
車で繁華街へ向かう。夜市があってそこに行こうと約束していた。
車内では昨日の飲み会の話を聞いて青春だななんて羨ましくなった。愛奈は大学生だ。
「電話で聞くのと声若干違う」
「確かに」
助手席側の窓から西陽が射し込む。
「いい時間ですね」
「そうだね、着いたらちょうど薄暮でお酒が美味しいんじゃないかな」
緊張していた。助手席に座る愛奈の横顔をほとんど見れなかったのを今では後悔している。それとカーオーディオから流れる曲がたまたまTaylorSwiftの「DearJohn」とかバラードばかりだったのがちょっと恥ずかしかった。
俺が泊まるホテルにチェックインしてから夜市へ向かった。川沿いの道を愛奈と歩く。
「この街を歩くのは初めてですか?」
「そうだな、中学生の時に歩いて以来だから十五年くらいぶり」
「そっか研修で来たって言ってましたね」
「いい街だね。住みたいくらい」
「私ももっと住んでてもいいかなって思う」
マンションの間をすり抜けていくと目の前に夜市の旗が掲げられていて、大勢の人で賑わっていた。
「まずは食べたい物に目星つけて端まで歩こうか」
「途中でビール買いましょ」
「いいね」
焼鳥、海鮮焼き、日本酒、スイーツなど様々な店が並んでいる。人は多いが決して歩けないわけじゃない。
「彼に夜市行くって言ったらいいなって言ってました」
「今度連れてきたらいいよ」
「でも彼人混み苦手なんですよね」
「それじゃあダメか」
「そういう私も苦手なんですけどね」
「俺も得意ではないな」
ビールを売ってる店を見つけて並ぶ。
ふんわりした泡が美味しそうな生ビールだ。
生憎座る場所が空いてなかったので立って乾杯した。
「はじめまして」
「はじめまして」
二口で半分くらいまで飲んだ俺を見て愛奈は笑っていた。好きな銘柄ではなかったけれどここ何年かで一番美味しい生ビールだった。
色々と歩いて海鮮焼きを買って食べることにした。
何となく愛奈の前を歩いたのは横に並んで歩くのが照れくさかったのと、俺が横にいることで愛奈の価値が落ちてしまうじゃないかと思ったからだ。それくらい愛奈の姿は美しさとミステリアスさがあって、もし知らない間柄でどこか別の街ですれ違っていたらきっと振り返ってその後ろ姿を目で追ってしまっただろう。
親子連れの横の席がちょうど空いており、了承を得て座った。
Tumblrの人の話なんかをして海鮮焼きを食べる。
イカ焼きに苦戦してタレを服にこぼしそうになる愛奈を心配なようなちょっと可笑��いような気持ちで見ていた。
「ビールもう一杯飲んだら帰ります」
「えっ?」
虚をつかれたような気持ちになった。
「そう言わずにどこかお店行こうよ」
「週報書かなきゃいけなくて…」
「まあな、今朝まで友達と飲んでたんだもんね」
無理矢理そう納得させる。
何か嫌なことでもしていたのだろうか。もしくは俺のルックスやらファッションが想像と違っていたから早く帰りたいのかとも考え、次のビールを買いに行った愛奈の背中を見ながら天を仰いだ。
ビールを飲みながら残っていたホタテを食べた。手がタレだらけになっているのを見て愛奈がハンカチを渡してきた。
「いいよ、せっかくのハンカチが汚れる」
「裏側ならいいですよ。見えないし」
「なんかごめんな」
お言葉に甘えて手を拭いた。十一匹のねこの刺繍があった。
「かわいいね」
「お気に入りです。書店で買ったんですよ」
ハンカチを返す。
「口にもついてます」
そう言うとそのハンカチで俺の口の横を拭った。
ほんの数秒の出来事なのにその瞬間は鮮明に残っている。
「なんか子供みたいだな。かっこ悪いね」
「男の人はいつまでも子供ですから」
愛奈の底知れぬ母性は本当に罪だ。年甲斐無く甘えてしまいたくなる。かれこれ五年も話しているからどんなバイトをしてどんな男と交際しているのかほとんど知っている。だから同い年の女の子達とは一線を画すくらい魅力的な人になったんだな。
夜市を後にする。空は確実に夜に近づいているがまだ青が見えている。
駅の方向に向かいながら二人してトイレに行きたくなり場所を探した。
「この街のトイレなら任せてください」
そう言う愛奈の後ろをついて行った。
二人とも限界に近づいていたから小走りでテナントが多数入る建物に入った。
終わるとお土産コーナーを見ながらコンビニに入った。
玄米茶と愛奈が吸ってる赤いマルボロを買った。
「そこの角で吸いましょう」
「そうしよか」
玄米茶を一口飲んでアメリカンスピリットに火を点ける。愛奈はライターを持っていなかったのでその後に俺が点けた。
「今日はありがとう」
「こちらこそたくさん貰ってしまって」
「いいんだよ。命の恩人なんだから」
「いやいや」
「これで思い残す事はない。いつ死んでもいい」
「そんな事言わないで。悲しい」
「最近思うんだ。生きてる価値あるのかなってさ」
「じゃあ飲みながら人生語りましょ」
愛奈の言葉に驚く。
「帰らなくていいの?」
「いいです。お話しましょ」
なんか泣き落とししたみたいでかっこ悪いなと思った。愛奈の時間を奪っていくみたいで罪悪感も湧いた。でもそれを超えるくらい愛奈ともっと飲みたい話したいというエゴがあった。
「そうか。ありがとう。愛奈ちゃんと一緒に行きたい店があるんだ」
「どこですか?」
「バーなんだけどさ」
「バーあまり行ったことないから���きましょ」
煙草を吸いながらバーを目指す。
途中で車に轢かれそうになると腕を引っ張ってくれた。
「いいんだよ、俺なんか轢かれたって」
「ダメですよ。死んだら悲しいですから死なないで」
「でもさ、よく思うんだよね。交通事故なら賠償金とかでお金残せるしさ」
「それは私も思うときあります」
そんな話をしていたら店についた。
俺が持っていた玄米茶を愛奈が自分の鞄に入れてくれた。
明るめな店内のカウンターに横並びで座る。
愛奈はモヒート、俺はモスコミュールをオーダーして乾杯。
「私、親の老後見たくないんです」
「そうなんだ」
「前に言いましたっけ?産まなきゃよかったって言われた事」
「うん、覚えているよ。それならそう思うのも不思議じゃない」
「計画性ないんですうちの親。お金無いのに産んで。三人も。それでたくさん奨学金背負わせるなんて親としてどうかなって思うんです」
「そう思うのは自然だな」
「だから私、子供産みたくない。苦労させたり嫌な気持ちにさせたくないから」
「でも愛奈ちゃんはそうさせないと思うけどな」
「育てられる自信ないです」
「そっか。でもそう思うのは愛奈ちゃんの人生を振り返ってみたら自然だよ。それでいいと思うし、理解してくれる人はたくさんいるよ」
「結婚しないと思いますよ」
「それはわからないよ。これからさ、その気持ちを超える人が出てくるかもしれないし」
モスコミュールを飲み干した。
もし自分が同じことを親から言われたとしたらと思う怖くなった。そんな中で愛奈は自分の力でそれを乗り越えて立派に生きている。愛奈を抱きしめたくなった。ただただ抱きしめてもう大丈夫だって言いたかった。
愛奈からマルボロを一本もらう。久々に吸った赤マルは苦みが程々で後味が美味かった。そこで知ったのは赤マルは二種類あって、俺が渡したのはタールが高い方で、愛奈は普段低い方を吸っているらしい。
「あの棚の右から二番目のお酒知ってます?」
「知らないな」
「友達が好きで美味しいらしい」
「読んでみよか」
スコッチだった。
ソーダ割りで飲むと中々美味しかったけれど、元々カクテル用のウイスキーとして作られただけあって、もうワンパンチ欲しい味だった。
三杯目は俺はヨコハマというカクテル、愛奈は和梨のダイキリをオーダーした。
「俺もさ、親を看取らなきゃいけないプレッシャーがあって辛いんだ」
「一人っ子ですもんね」
「出来た親でさ。ほとんどのことを叶えてくれた」
「すごいですね」
「ほんとすごい人だよ。だから期待に応えなきゃって思うとさ。色々しんどくなるんだ」
ヨコハマを一口飲む。ウオッカとジンの二つを混ぜるカクテルだからぐっとくる。愛奈に一口飲ませると「酒って感じです」と感想を述べた。茹で落花生がメニューにあったのでオーダーする。愛奈は食感が苦手だったようだ。愛奈はダイキリについてきた梨を一口食べ俺にくれた。甘くて美味い梨だった。次にオーダーしたのは愛奈はシャインマスカットを使ったウオッカマティーニ。俺はサイドカー。
「ゴリラいるじゃないですか」
「実習先の人ね」
「ほんといいなって思う。優しいし人のこと良く見てるしたくさん食べるし」
「既婚者じゃ無きゃね」
「そうなの。でも奥さん可愛かった」
「たぶん可愛いだろうな」
「一緒にいれはいるほどいいなって気持ち強くなる」
「叶うとか叶わないとかそんな事はどうでもいいから今の時間楽しめたらいいね」
「頑張ります。お局怖いけど。でも最近機嫌いいからいいや」
シャインマスカット一粒を俺に寄越す。繊維質の食べ物があまり好きではないらしい。サイドカーを飲ませると美味しいと言った。
「サイドカーに犬って映画知ってる?」
「知らないです」
「すごくいい映画だよ。小説原作なんだけれど」
愛奈がスマホをいじる。
「Huluで見れるんだ」
「そうなんだ。便利やな」
「今度見よう」
その後は愛奈の好きな小説の話をした。加藤千恵って読んだことなかったなと思いながら話を聞いていた。
「次なんだけどさ」
「はい」
「ピアノがあるバーに行きたいんだ」
「行きましょ。その後ラーメン食べて帰るんだ」
「いいね、そうしよう」
店を出てると少しだけ肌寒くなっていた。
ピアノのあるバーに向かって歩いていく。
「バーに入るの初めてでした」
「そうなんだ。前の彼とは来なかったの?」
「入るのに緊張するとこには行かなかったんです」
「最初は緊張するもんな。慣れればいいんだけど」
「あっちの方にあるビストロにもやっと入ったくらいだから」
「そうなんだ。でもいいもんでしょ」
「すごくよかったです」
「そうだ」
「どうしました?」
財布から千円札を数枚出して愛奈に渡した。
「タクシー代、忘れないうちに渡しておくよ」
「えっ、いらないですよ」
「遅くまで付き合わせてしまったし」
「いいですって」
「いや、受け取って。今日は本当にありがとうね」
愛奈のポケットに押し込んだ。
「すみません。ありがとうございます」
「ほんと愛奈ちゃんには救われっぱなしだよ。だからこれくらいはさせてよ」
そうこうしてるとピアノバーの前についた。
少しだけ緊張したが意を決して入る。
店内は混雑していたが運良くピアノが横にある席に座れた。さっきまでは横に座っていた愛奈と向かい合わせで座った。目を合わせるのが照れくさくなるなと思った。
「リクエストしてもいいみたいだよ」
「えー、いいな。弾いてもらいたい」
「何かあるの?」
「一時期、月光にハマってて」
「いいね」
「でも何楽章か忘れちゃった。ちょっと聞いてもいいですか?」
「いいよ」
愛奈がイヤホンを繋げて聞いている。
その間に俺は「Desperado」をリクエストした。
「一でした」
「そっか、次に言っておくよ」
Desperadoが流れる。
愛奈も知っていたみたいで俺が勧めたピニャコラーダを飲みながら聞いている。柔らかくて優しい表情が美しく貴かった。
「これはさ恋愛の曲っぽいけどポーカーで負けた曲なんだ」
「えー」
愛奈が笑う。
次にピアニストの方に愛奈のリクエストを伝���た。
始まると今にも泣きそうなくらいに感動している愛奈がそこにいた。スマホを向けてその時間を記録している。その時の顔は少女のよう、昔見た愛奈の写真に少し似ていた。
お酒が進んでいく。
カウンター席のおじさまがビリー・ジョエルをリクエストしている。ストレンジャーやHONESTYが流れている。
会話は愛奈の男友達の瀬名くんの話題に。
「今度ドライブに連れてってくれるんですよ」
「ロードスターに乗ってるみたい」
「オープンカーか。この時期はまだ気持ちいいね」
「天気の良い日見ておくねって」
「いい子やね。その子と付き合っちゃえば?」
「でもね、絶対彼女いるんですよ。いつも濁してくるけど」
「そっか」
「沼っちゃう男子ですよね」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「仮にも彼氏いるんですよ」
「冗談だよ。俺は君に似合わない」
もっと若くて横浜流星みたいなルックスで何か才能があって自分に自信があったらもっとアピールしたかもしれない。そう、愛奈に合うのはそれくらい優れている人で、愛奈を大切に包み込むことが出来る余裕がある人に違いないからだ。
「あの曲聴きたい」
「なに?」
「秒速の曲」
「One More Time?」
「それ!」
「じゃあ頼んでおくよ」
ピアニストの方にお願いするとすぐに弾いてくれた。愛奈は感激してこのときは本当にその強い眼差しが少し濡れていたように見えた。
タバコに火を点ける。愛奈をちらちらと見ながら吸うタバコはいつもより目に染みる。
ダービーフィズを一口飲む。久々に飲んだがやはり美味しい。
「すごく嬉しかった」
「よかったよ」
最後の酒に選んだのは愛奈はシシリアンキス、俺はXYG。
そのオーダーを聞いていたピアニストの方はGet Wildを弾いてくれて俺は笑った。
「これさ、シティハンターで出てくるんだよ」
愛奈はもちろん知らなかった。男の子の映画だからね。
「ボズ・スキャッグス弾いてほしいんですけど」
近くの席の女性が弾いているピアニストに声をかけたがちょっと待ってと制止された。女性がトイレに入った間に俺はこの隙にと一曲リクエストした。
愛の讃歌。
愛奈も知っていた。
タバコも吸わず、氷だけになった酒で口を濡らし、聞いていた。少しだけ目頭が熱くなった。
曲が終わるとお酒が届く。
「渋いお酒飲まれますね。さっきのダービーフィズとか」
マスターから声をかけられた。ダービーフィズの泡がいいよねと話した。
ピアニストにさっきの女性が話しかけている。
「ボズ・スキャッグスをお願いします」
「曲はなにがいいですか?」
「曲名がわからなくて…」
「それならウィー・アー・オール・アローンを聞きたいです」
俺が言った。すると二人ともそれがいいとなって弾いてくれた。
訳詞には二つの解釈がある。
僕ら二人だけ。なのか、僕らはみな一人なのか。
今だけは前者でいさせてほしいと思った。
「ピアニストの人が弾いてて気持ちいい曲ってなんなんだろう」
愛奈が言う。
「確かに気になるね。聞いてみるよ」
ピアニストの方に聞��。
「その時で変わります。上手くできたなって思えば気持ちいいですから」
なるほどなと二人で頷いた。
最後のリクエストに「ザ・ローズ」をお願いした。
ピアニストの方も好きな曲らしい。
「気持ちよく弾けるように頑張りますよ」
この曲は愛奈も知っていた。
オールディーズの有名な曲だ。
気持ちよさそうに弾くピアニストと聴き惚れる愛奈を見ながら最後の一口を飲み干した。
後半はあまり愛奈と話をした記憶がない。二人ともピアノの音色に癒やされながら静かに酒を飲み、少しだけぽつりぽつりと会話をする。そんな落ち着いたやり取りが出来る関係っていいなと思った。
会計をする。
お釣りを全て、といっても少額だがピアニストの方に渡してもらった。
財布の中身が増えている気がした。
愛奈に聞くと何もしてないらしい。
「きっと財布の中でお金が生まれたんですよ」
そういうことにしてピアノバーを出た。出る直前に流れていた曲はドライフラワーでちょっとだけ不釣り合いで笑えた。
愛奈がラーメン屋を案内してくれるが場所が少し分かりにくくて何とかたどり着いた。
ビールを少し飲みながら餃子を食べているとラーメンが届いた。
二人して黙々と食べた。美味かった。
「大盛りにしてもよかった」
「私もう食べられないからあげますよ」
愛奈が麺をくれた。それを全て食べてビールを飲み干す。
二人で一頻り飲んだあとに餃子をつまみながらビールを飲み、ラーメンを一緒に食べてくれる女性は出会った事なかったかもしれない。
会計前にトイレに行きたくなって財布とカードを愛奈に渡して払っておいてほしいとお願いした。
戻るとテーブルに忘れていた眼鏡を俺に渡しながら
「使い方わからなくて自分で払っちゃいました」
「えっ、ああ、ごめん。現金渡すよ」
「いらないですよ。たくさんご馳走になったんでこれくらいはさせてください」
何度かやり取りしたが甘えることにした。
愛奈には甘えてばっかりだ。
店を出て大通りに向かう。
タクシーをつかまえようと。すぐにつかまった。
「このタクシー割引使えるんですよ」
「ありがとうね、また会おう」
「はい!」
タクシーを見送った。夜の大通りをすーっと去っていった。
ホテルへの帰り道。コンビニでお茶と赤マルを買った。久々に吸って美味しかったからだ。お茶は愛奈の鞄に預けたまま忘れていた。
赤マルに火を点ける。
やたらと煙が目にしみる。夜空を見上げたら明るい繁華街にも関わらずいくつか星が見えた。
生きていてよかった。
それくらい楽しくて美しい夜だった。
また愛奈に会いたいと思った。次はいつ会えるだろう。そんな事を考えながらホテルのベッドに倒れ込む。
「死んだら悲しいですから死なないで」
今日何度か言われた愛奈の言葉がリフレインしている。
本当に素敵な人だ。あんなに幼くてどうしようもない人と恋に落ちてたのに上手に成長した。
あんなに気遣いできて疲れないのかなって思う。
少し心配だ。
愛奈を写した写真を見返す。ブレてる写真��かりで下手さが目立つが二枚ほどいい写真があった。
���切にしなきゃならない人がこの世にはいる。
間違いなくそれは彼女である。
これは一夜の記録と愛奈への恋文だ。
なんてね
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ボトルネックチュニック
市販のパターン使用
袖:六分袖/八分袖
丈:ブラウス丈/チュニック丈
お好きなスタイル・sizeを選べます
お顔まわりスッキリの
白レースブラウスです
オリジナルスカート
コットン100%
ランダムなサークル刺繍布
用尺:1.8m 1.5c巾ゴム
前後6本のタックスカート
ウエストは総ゴム
出来上がりスカート丈80c
お色違いでベージュのご用意あります
ブラウスにしても素敵な布です
お生地お買い上げのお客様に
囲み製図で作る簡単な説明書を
差し上げています
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春の乙女、モラヴィアの春
絵をお迎えしました。
西日向さん「春の乙女」
本当に素敵な絵で、そっちを見てみる度に素敵な絵がそこにある。本当に有る。手に取って覗く。何度見ても良い。美しい。嬉しい。東欧がぎゅっと詰まってる。
昼間も素敵な絵だったけど、夜になるとますます存在感を増して部屋の空間に浮き出す。スカートは膨らんで、色は濃く、よりはっきりと、豪華に、細密な柄がより細かく、艶も増し、力を得てうようよと動き出しそう。
チェコの民族衣装。東欧の色。レースとリボンで彩られた村の女の子の着る晴れ着。暗い歴史を背負う人々の鮮やかな刺繍。伝統の色。
手刺繍が世界に一つだけの衣装の証であるように、この絵も世界に一つだけ、多分多くの人に好かれ望まれる。でも私が惹かれたから、きっと私のところに在っていいものなのだと思う。
西日向さん「モラヴィアの春」
てのひらに乗る小さな絵の、小さな花たち。冬に一度死んで花に生まれ変わった生き物のようにこっちを見ている。生きている苦しみも喜びもぜんぶこの子だけのもの。何も言わず風に揺れる。
這い出てきた小さなてんとう虫。命には大きさがあるのだろうか。てんとう虫は枯葉の下でじっとして極寒の冬を越す。また出会えたね。額縁にも可愛い花が咲いている。小さな花畑。
思いがけず私に訪れた春。私は本物に出会えたと思う。
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styling gallery NATIVE VILLAGE Embroidery blouseブラウス/ na-23004 + Random hem skirtスカート/ na-23006 made in Japan Embroidery blouseブラウス The sleeves have a rounded design. ヴィンテージファブリックのような麦刺繍のブラウスとなります。 素材は上質なファインコットンのファブリック(100番単糸) 高密度で織られたしっかりとした質感は肌触りが良く、強度もあります。ラグジュアリーな着心地を楽しめます。 プルタイプのブラウス 袖に丸みとボリュームがあります。 オリジナルの刺繍パーツを合わせたシリーズ 手描きの図案を刺繍しています。 どの角度から見ても美しいデザインとなります。 Please the contact below for more information on NATIVE VILLAGE 詳細は下記よりオンラインストアをご利用下さいませ。 https://cavane.shop ・ ・ ・ NATIVE VILLAGE NO : na-23004 ITEM : Embroidery blouseブラウス TYPE : women SIZE : F COLOR : OFF WHITE STOCK:1 素材:綿(cotton)100% NATIVE VILLAGE ネイティブヴィレッジ 「Native」は変えれない事であり変わらない事、「village」は小さな古里を意味する。 「変わらぬ1枚、繋がる1枚」時が経ってもその人にとってのネイティブな1枚、そんな1着を作る事がコンセプト。 Designer:Masaaki Matsuya Managed GASA* with Mie Igarashi as a designer from 1994-2005. Start up a brand QUE? (later known as NATIVE VILLAGE) soon after. From 2013 SS collection, started NATIVE VILLAGE based on the new concept. Opened a shop on January, 2014. Started to present NATIVE VILLAGE 2017AW collection in Paris ※ 生地の特性上、サイズに若干差がある場合がございますご了承くださいませ。 ※ 糸や生地にムラやネップ、ふし等が入る場合がございます。繊細な生地を使用しておりますので、お取扱いにご注意ください。 ※ モデル着用画像 身長 158cm ※ 当サイト内画像の無断転載はご遠慮ください。 画像等の無許可の転載、複製、転用等は法律により罰せられます。 ※ Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. ・ ・ ・ こちらよりお問い合わせください。 TEL: 06-6449-8588 or MAIL: [email protected] . またはonline shopの(お問い合わせ)、インスタグラムのDMよりご連絡をお願い致します。 . . . #nativevillage #gasa #vintagestyle #Embroideryshirt #womenfashion #textile #volumeblouse #randomskirt #Embroidery #FRANCE #whiteblouse #ヴィンテージ #ガサ #ネイティブヴィレッジ #刺繍襟 #ホワイトシャツ #ブラウス #ランダムスカート #クラシックスタイル #春夏 #23ss (Cavane) https://www.instagram.com/p/CoioW_bvsVk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#nativevillage#gasa#vintagestyle#embroideryshirt#womenfashion#textile#volumeblouse#randomskirt#embroidery#france#whiteblouse#ヴィンテージ#ガサ#ネイティブヴィレッジ#刺繍襟#ホワイトシャツ#ブラウス#ランダムスカート#クラシックスタイル#春夏#23ss
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Just A Corpse第二便、入荷いたしました!
今回はTシャツ、スカートが主に入荷となっております。
ご予約くださっておられました皆様へは既に発送完了となっております。
その他ご予約分、当ブティックストック分など全てのアイテムが未だ入荷とはなっておらず、お待たせしており誠に申し訳ございません。
昨今の世界情勢によりかなりの遅延となっております。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
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まるでバターのようにとろける・・とはデザイナーのこの生地への表現。
滑らかで上質な素材を求めたどり着いたボタニカルテンセル。
自然染色家のBrinas Studioの協力を得て花や果物、根っこ、木を使って手染めを施すといった工程・・
想像するだけでもそれは多大な労力を要するはず・・
生地だけでなく染める工程までもエコを貫くという強固な取り組みが、この優しさ溢れるTシャツに込められています。
よく見ると虫たちがちょこんと^^
こういうさりげないフィニッシングタッチが、ニクイ!
各色お揃いカラーのカシミアレッグウォーマーも第一便にて入荷済み。
ぜひトータルルック��😉
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極上のフレンチチュールで出来た軽やかでエレガントなバレエスカート。(ロング、ショートとございます)
レギンスやスキニーデニムなどとのレイヤーコーデを楽しみつつ、普段の装いに取り入れワンランク上の着こなしにもぜひ。
デリケートで美しい花の刺繍を施し、さらに水玉チュールを重ね奥行きのある仕上がりに・・。
JACが採用するスクエアカットのスカートは、この独自のデザインにより裁断の際の���棄物が出ません。
美しく貴重な生地だからこそ、全てをアイテムにしたい。
そして無駄を出さない。
これぞまさに現代的で一歩先行くバレエスカートの提案。
☞ Just A Corpseはコチラから
#Just A Corpse#ballet#ballet skirt#t-shirt#Maison de 9uatre#9uatre#quatre-quarts ballet store#quatre-quarts ballet#バレエ#ballerina#Tシャツ
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2023 S/S coordination✨ 美シルエットの袖パールチュニックブラウスと 丁寧な刺繍のスカートとのコーディネート🧡 腕がほっそり見えるスリットの入り方が秀逸! 前面をINするだけで雰囲気の変化が楽しめます😊 tunicblouse ¥26,400-. ブラック、ホワイト skirt ¥35,200-. necklace ¥7,150-. ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ いつも投稿をご覧いただき ありがとうございます 𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤立川タカシマヤ𝗌.𝖼.店 インスタグラムでは 新作アイテムや𝖭𝖤𝖶𝖲を 毎日更新しております📷 ぜひフォローをお願いいたします☺︎ ▼▼▼ @𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾_𝗍𝖺𝖼𝗁𝗂𝗄𝖺𝗐𝖺 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ #𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤 #𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾 #リミーテ #立川タカシマヤ𝗌𝖼 #立川セレクトショップ #𝟦𝟢代ファッション #𝟧𝟢代ファッション #𝟦𝟢代コーデ #𝟧𝟢代コーデ #大人カジュアル #大人可愛い #大人女子 #春コーデ #インポートセレクトショップ #袖パールチュニック #バルーン袖チュニック #ミニマルチュニック #ヒロミシスル #刺繍スカート #フレアスカート #チェーンネックレス #デザインチェーンラリエット (Remite リミーテ立川) https://www.instagram.com/p/Co9hu67vY76/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#𝖱𝖤𝖬𝖨𝖳𝖤#𝗋𝖾𝗆𝗂𝗍𝖾#リミーテ#立川タカシマヤ𝗌𝖼#立川セレクトショップ#𝟦𝟢代ファッション#𝟧𝟢代ファッション#𝟦𝟢代コーデ#𝟧𝟢代コーデ#大人カジュアル#大人可愛い#大人女子#春コーデ#インポートセレクトショップ#袖パールチュニック#バルーン袖チュニック#ミニマルチュニック#ヒロミシスル#刺繍スカート#フレアスカート#チェーンネックレス#デザインチェーンラリエット
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CoC「礼讃」KPC ロアンナ・ハーパー
「ほとんど……皆さん夫の仕事の関係者ですわ。夫は天涯孤独です���、私もこれといって身寄りがいないもので……」 「…………いえ、私は……大丈夫です……。ミアは……」 「あの子はきっと、父親が死んだなんて……わかっていないでしょうけど」 「夫がいなくなって、一人で…………ミアのためにお金を稼いだりすることは、辛くてもきっと耐えられます」 「でも呪いや魔術なんて、そんなものとどう戦えばいいの?」 「主よ、私たちの祈りを聞いてください。私たちにどうか忍耐と知恵を与えてください。困難の中にあっても勇気と希望を持ち、あなたの恵みが私たちを高めてくださるよう祈ります。アーメン」
◆ロアンナ身上調査書
姓名:ロアンナ・ハーパー 年齢:34歳(礼讃時点で32歳) 性別:女 血液型:A型 誕生日:7月22日 星座:蟹座 身長:170cm 体重:52kg 髪色:色の薄いブロンド 瞳の色:グレー 視力:左右0.8 きき腕:右 声の質:優しく囁くような張りのない声 手術経験や虫歯、病気:風邪を引きやすいがこれといった病気はしたことがない 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):肌が青白く血色があまり良くない。手首が折れそうなほど細身。 セックス体験、恋愛、結婚観:若い頃に夫とすぐ結婚したため恋愛経験がほとんどない。男性経験は夫とマーティのみ。 尊敬する人:特になし 恨んでる人:特になし 出身:アイダホ州ボイシ 職業:仕立て屋、刺繍職人見習い 将来の夢:仕事で認められること 恐怖:他人に支配されること 癖:目線を逸らす 酒癖:あまり強くない 眠気がくる
一人称:私 二人称:あなた 呼び方:名字+さん、親しい人は名前呼び捨て
*概要
ハドソンバレーに住む子持ちの未亡人。夫のエイドリアン・ハーパーが亡くなり、マーティ・ロックとはその葬式で出会った。得体の知れないものに巻き込まれながらも生還し、今は娘と暮らす生計を立てるため就職した仕立て屋でまだまだ下働きの身。
*CoC「礼讃」あらすじ
このところ夫の様子がおかしく、毎月犬を連れて行っていたハンティングにも出かけないで家に籠るようになった。「蛇を殺した」「二人で遠くでやり直そう」などと口走る夫に不穏なものを感じ、ロアンナは手を触れるのを禁止されていた書斎の資料を調べることにした。しかし調べ物が得意でない彼女の調査は難航する。 その矢先に夫が奇妙な急性腎不全で亡くなり、混乱しているロアンナの元に怪しい男たちが現れる。蛇のような肌を持った異様な姿の彼らはイグという蛇神の信徒を名乗り、「エイドリアンもイグの信者であったが神を裏切り、神の蛇を殺したために殺された」「このままでは残された家族も仲間であった我々も呪われて殺される」と迫り、ロアンナに儀式に参加するよう脅してくる。 ロアンナはその話に違和感を覚える。しかし今まで調べていた内容と符合する部分もあり、さらに娘もイグに狙われると脅され、男たちに目の前で得体の知れない魔術を見せられたロアンナは精神的に追い詰められていった。
そして迎えた葬儀当日、夫の仕事仲間だというマーティ・ロック・スミスが参列する。彼は会場に紛れ込んだ爬虫類じみた人物がハーパー邸に侵入したことに気付き、単身家の中へと入っていく。その中でロアンナが一人調べたことや、故エイドリアンの残した暗号や書籍を解読し、ハーパー邸に隠された冒涜的な真実を紐解いていくこととなる。 彼が翻訳したページの内容を読み、ロアンナはようやく理解した。夫は邪神を信仰し、誤って蛇を殺してしまったが故に呪いを恐れ、別の神に鞍替えしようとしていた。そして自分たちの娘ミアをツァトゥグアという新たな神に捧げることでイグの怒りから身を守ろうとしていたことを。 首を突っ込んだせいでそのまま蛇人間たちの魔術的儀式に巻き込まれててしまったマーティ・ロックに、ロアンナは夫の計画を使い、自分たちがツァトゥグアを召喚しこの男たちを捧げて退けるという悍ましい計画を持ちかける。だがロアンナからの話を聞いて蛇人間たちの正体を怪しみ、なにより神への信仰を裏切るのは気が進まないとマーティはロアンナを説得し、自ら彼らに立ち向かうことに決めたのだった。
イグの信徒を名乗る男たちは、その実イグに呪われ見放されたモグリの魔術師たちだった。すでにボロボロの体で魔術を行使しようとするも、ほとんどは失敗し、自滅するような形で戦いは幕を閉じる。 ロアンナは邪な神を信仰し裏切った末路を見て青ざめ、巻き込まれたにも関わらず、取り返しのつかないことになる前に助けてくれたマーティに心から感謝するのだった。
*性格
気弱そうな見た目どおり、流されやすく自己主張が苦手な性格。あまり感情を表に出すタイプではない。本来そうだったわけではなく、支配的な夫との長い結婚生活の中で培��れた癖のようなものである。物静かで思慮深く繊細な感性の持ち主。他人の感情の機微にも敏感で、細やかな気遣いのできる女性。 自分の考えや能力に自信がなく、人に提示された道に従おうとするが、愛する娘のこととなると話は別で断固として娘の利益になるものを選ぼうとする。正直な働き者で新しいことを学ぶのが好き。慣れた相手ならおしゃべり好き。極端に依存心が強い面もあるが、自分の意思でそれをなるべく律している。ときに冷静で現実的な判断を下すことができる。
*人間関係
夫が亡くなるまで行動を制限されていたためかなり閉じた人間関係の中で暮らしており、友達や知り合いもほとんどいなかった。その閉塞した環境のなかで冷たい夫への恐れは強くなり、可愛い娘への依存心が高まっていた。 礼讃以降は仕事をするようになり徐々にではあるが交友関係が広まってきている。話の中心になるようなことはないが、持ち前の優しさと思いやりでうまくやっていけているようだ。 マーティ・ロックとはただの友人とは言い難い関係だが、前の結婚が大きな失敗だったこともあり、男性に精神的・経済的に依存することを恐れてなかなか前に進めないでいる。自分に気持ちがあるのと、娘のミアと飼い犬のニュールがマーティにとても懐いているのもあり、遠ざけたりもできない様子。
*家族関係、幼少期体験
アイダホ州ボイシのさらに郊外で自然豊かなロッジのような家で育つ。幼少期は貧しいながらに穏やかに過ごしたが、17歳の頃に両親が詐欺の被害に遭い廃業、苦しい借金を抱えることとなる。そこにエイドリアン・ハーパーが現れ、ロアンナと結婚させてくれるなら借金を肩代わりすると両親に持ちかけ、半ば売られるような形で20歳も年上のエイドリアンと結婚し、ハドソンバレーにやってきた。 両親は金を持ってすぐに消息がわからなくなり、孤独な娘時代を過ごす。その中でエイドリアンに対する恐怖と依存心を高めていった。
エイドリアン・ハーパーは芸術家だが知識を求める魔術師でもあり、生まれながらのハンターでもある。欲しいものがあればどんな汚い手でも使う男が目をつけたのが田舎町の若い娘だった。みずから苦労して手に入れたもののみに執着し、副産物的に生まれた娘には愛着がなかったのだろう。
*能力
若い頃に結婚し、大学にも行かず外出も制限されていたため、基礎的な学力が低い。文字を読むのも苦手である。代わりに手先は器用で、料理や針仕事など家でできることはほとんど完璧にこなすことができる。とりわけ針と糸の扱いには非常に長けており、唯一の特技と言ってよいのが刺繍。気の遠くなるような細かい図案でも時間をかけて完成��せることができる集中力と忍耐力を有している。 色彩感覚とコーディネートセンスにも優れており、それらを活かして仕立て屋の下働きとして雇われ日々修練を積んでいる。まだまだ給料も低いが、仕事が丁寧なので評判は悪くない。
*好きなもの 食べ物:サーモン、じゃがいも 得意料理:サーモンのタルタルケーキ、じゃがいものパイ、彩りの良いサラダ、鶏のグリル 飲み物:カフェオレ、ルイボスティー 季節:春 色:白、黒、ネイビー→ライラック、サーモンピンクなど明るくて柔らかい色 香り:優しいダウニーの香り 書籍:あまり読まない 動物:犬 ファッション:保守的で飾り気のない服→柔らかい素材のワンピースやスカート 場所:新しい家、窓のある仕事場 愛用:手編みのロザリオブレスレット 趣味:裁縫、子供服のデザイン、手芸、犬の散歩
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オーダーメイドスカートのご紹介です。
オーダー者様の体型にぴったりのシンプルなタイトロングスカートです。
スリットの部分にはギャザーのフリルを差し込み、歩くと可愛らしさがこぼれ落ちます。打ち合わせで一緒に話し合いながら選んだ沢山の種類の模様の布たちをパッチワークしました。
刺繍は、フルーツの川の中のトロピカルな沢蟹ちゃん。
オーダー者様のストーリーに寄り添いつつ、イメージを膨らませながら刺繍しました。缶詰のフルーツは缶詰らしく鮮やかな色合いにしました。
シンプルな形だからこそ表情を豊かにするためキルティングやシルクスクリーンプリント、箔プリントなど仕上げ加工を盛り込みました。
髪の毛のケアを大切にしているオーダー者様。櫛をいつでもすぐ使えるよう、櫛専用ポケット。ボールペンポケット。まるで武器入れのようです。
儚い印象だけれどしっかりとした芯があって、ロマンティックなオーダー者様との協働、とても楽しかったです。このスカートでより良い未来へ一歩踏み出していただけますように🦀
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フーデッドベスト&ハーフジップスウェットパーカー追加
ご来店お買い物ありがとうございます
本日も13時〜20時までの営業
体調が優れない方はご来店をお控えください
本日はフーデッドベスト&ハーフジップスウェットパーカーなど
追加しておりますので、ご紹介☆
GOMME HOMME
日本製、1999年に真木洋茂が立ち上げたGOMMEのメンズウェアライン
間違いなく使えるベージュカラーのフードが取外し可能(マジックテープ)なハーフジップベスト
機能的なディテールも洒落ております
メンズM〜サイズくらい
是非♪♪
き・な・こ
天然素材を使った日本のレディースブランド
コチラもナチュラルな印象の生成りのコットン地に左胸のワンポイントが可愛いフーデッドベスト
派手派手な総柄パンツやスカートなど合わせても良い感じ
レディースM〜Lサイズくらい
是非♪♪
Liberty Bell
1976年に創立した米のファッションブランド国内モノ
目をひくイエローボディに赤のバックプリントと左胸と左肩の赤白ロゴ刺繍が可愛いハーフジップスウェットパーカー
ラグランスリーブにウエストのドローコードなどイカしてます
メンズS〜Mサイズくらい
是非♪♪
11月17日(日)11時〜16時[前夜祭]11月16日(土)17時〜19時 テント持ち込みでキャンプ可(参加費¥1,000) なめがわ清流の森 にて
「滑川 BOOK CAMP 2024」
東温市滑川で、本屋・飲食店などが集まる「本」のイベント、今年で5回目の開催です!
緑に囲まれたキャンプ場で、 のんびり本を楽しむ秋の一日を過ごしませんか?
本屋さん、雑貨etc、おいしいものなど出店も色々
本を楽しむ企画も盛り沢山
前夜祭はムーテンジンさんのシタール演奏と、焚き火をしながら本を読む時間(参加費¥1,000)
お時間ご都合の合う方、是非♪♪
それでは本日も元気に営業致します
よろにくです^ ^
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可愛いの足し算 - BANSAN "Waffle Jersey Wave Line Skirt"
こんばんは。
・
ついさっき、外に出てみると、18時前だと言うのにすっかり辺りは薄暗くなり、ひんやりとした冷気に思わず肩をすくめてしまった。
先日のニュースでは、今日から気温がグッと下がるなんて伝えるから、朝から張り切ってレザージャケットを羽織ってみた。
店を出る頃は、ファスナーを上げて、秋の冷気を感じながら帰るのだろう。
ちょっと遠回りをして、秋の空気を楽しんで帰りたいものだ。
・
��て、本題の前にまずは明日からの営業予定のお知らせだ。
【10/21(月) 〜 10/27(日) 営業予定】
10/21 (月) 15:00〜20:00 ※
10/22 (火) 15:00〜20:00 ※
10/23 (水) お休み
10/24 (木) 13:00〜20:00
10/25 (金) お休み ※
10/26 (土) 13:00〜20:00
10/27 (日) 13:00〜20:00
※ 10/21(月)と10/22(火)は15時からの営業となります。
※ 10/25(金)は出張のためお休みを頂きます。
それでは本題へ。
今日は、"BANSAN"から届いたスカートをピックさせてもらえればと思っている。
・
僕が今季の"BANSAN"に感じた印象。
一言で言うなら”懐かしい”。
これから入荷予定のニットカーディガンなんて、特に懐かしさを感じてしまうようなアイテムだったりするのだけど、紹介するスカートやその他のアイテムからも”懐かしさ”を感じることができた。
・
どんな部分に懐かしさを感じたのか。
そして、どんな魅力があるのか。
そちらをお伝えさせてもらえればと思っている。
BANSAN : Waffle Jersey Wave Line Skirt (BLUE) ¥29,700 (tax in) sold out
BANSAN : Waffle Jersey Wave Line Skirt (BLACK) ¥29,700 (tax in)
BANSAN : Waffle Jersey Wave Line Skirt (BEIGE) ¥29,700 (tax in)
波打つテープ。
オリジナルモチーフがプリントされた素材の切り替え。
遊びに満ちているけど、装いにも取り入れやすい。
そんなイチオシのスカートになる。
・
ベースはワッフル素材と呼ばれる素材を用いており、心地よいし、ストレスを感じさせない素材だ。
僕のイメージだけど、ワッフル素材って結構カジュアルな印象を与えがちだ。
確かにこのスカートも、部分的に切り取るとカジュアルな一面も感じられるのだけど、その他のデザインと出会うことで、可愛いが優る。
つまり、心地が良く、ラフな素材なのに、可愛い。
だから気持ちよく着用ができる、特別な1着になるのだ。
左右2本づつ。
合計4本の縦に施された波打つテープ。
・
ワッフル素材のみになってしまうと、カジュアルさが優り、少しやぼったい印象になってしまいそうだが、こういったちょっと癖のあるテープを配置することで、可愛らしい雰囲気を楽しんでいただける。
一方、裾は"BANSAN"を象徴するオリジナルモチーフをプリントした素材に切り替えられている。
軽やかな素材を使うことで、スカートの見た目もフワリとしたような、軽やかな印象を与えてくれる。
また、個人的に素敵だなぁなんて思うことは、ただオリジナルモチーフをプリントしただけではなくて、色味のグラデーションやチェック柄も取り入れることで、柄に柄、柄に色など、一層注目を集めるようなインパクトも楽しんでいただける。
・
スカートを主役にしたような装いはもちろんだけど、着丈の長い羽織やコート、ワンピースの裾からちらっと見せるような合わせ方をしても、しっかりと存在感を放つ1着だ。
他のアイテムをシンプルにしても、スカートのおかげで装いを楽しめる。
そんな1着になるのだ。
さて、今月頭に当店は9年目に入った。
気がつけばあっという間のことで、今でもたかだか5年前くらいのように感じる。
"BANSAN"との出会いは、お店を始める前に遡る。
何となく、ネットでいろんなブランドをスクロールしながら眺めていると、パッと目を引くブランドがあった。
・
強烈な柄。
大胆な刺繍ワーク。
印象的なニット。
オリエントなムードが漂う雰囲気。
・
最近"BANSAN"を知ったという方からすると、ちょっとイメージがつかないくらいに強烈なインパクトを残すブランドで、思わずその画像をクリックし、じっくりと眺めたことを思い出す。
その数ヶ月後、東京のとある大きな展示会に足を運んだ日のこと。
予定も終わったので、帰ろうかなんて思って出口へ向かって歩いていると、パッと目に飛び込んできたブランドがあった。
それが"BANSAN"だ。
「あっ。この間見たやつ。」
数百も参加するような大きな展示会で、まさか出会うことができるとは思ってもいなかった。
・
まあ、つまり、僕は"BANSAN"というブランドと縁があったのだろう。
・
9年という月日の流れの中で、変化ももちろんあったと思う。
とはいえ、この間、ずっと変わらず、着用した時にクスッとなるような仕掛けがあったり、装った時に気持ちを高めてくれるようなデザインがあったり。
根本的な部分は変わっていない。
・
でも、今シーズンは、僕の中で、そんな出会った頃の"BANSAN"に近いような、印象を受けたシーズンだ。
そして、このスカートにも確かにそれは感じられる。
織柄にプリントに刺繍。
とにかく、盛りに盛ったようなアイテムも多かった。
・
デザインは引き算も大切だ。
確かにそれも理解はできる。
とはいえ、そんな引き算なんて知ったことかと言わんば���りに、色んな仕掛けを1着に施して、楽しい気持ちにさせてくれる。
そして、それが目に見える部分に配されていたのだ。
その潔さに清々しさを感じ、装う喜びであったり、楽しさを存分に感じることができる。
今思うと、僕が惹きつけられたのは、そんな部分だったのかもしれない。
癖のある、でも可愛らしい波打つテープ。
柄に柄を重ね、さらに色のグラデーションまでつけたプリント柄。
・
このスカートには、そんな"BANSAN"の可愛いが、足し算のように積み重なり、そして、それは足し算で得られる「和」を超えた仕上がりになった1着なのだ。
・
今から半年前。
桜も散り、街の木々が徐々に青くなり始めた頃に、今シーズンの展示会にお邪魔した。
展示会で服を見ながら、お話を伺っていると、「可愛いに素直になれた」というお話をしてくれた。
・
店頭に届いたスカートを眺めながら、このスカートの魅力や可愛いをどう伝えようか。
そんなことを考えていると、その時の言葉が頭をよぎった。
「可愛い」を素直に足すことで生まれた1着。
そんなスカートを装いに取り入れて、楽しい気持ちで一日を過ごしてもらえると嬉しく思う。
それでは次回もお楽しみに。
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2023年の日記
10月のとある3日間
冬の日記 2023~2024
10月のとある3日間
10/12
今日は散歩をした。とても久しぶりに外に出た。空気を吸い、風にあたり、心地良かった。たくさん歩いた。歩きながら、いろんなことを考えた。自分のこと、将来のこと、健康のこと。久しぶりに履いた靴で踵を擦り、不器用な歩き方をした。黄色の蝶々たちがひらひらと踊るように飛んでいたり、湖の水面が揺れながら光を反射していた。コンビニに寄って休憩しようと思ったが、暖房が暑かったのでやめた。また、歩き出して、来た道を歩いてゆく。音楽を聴きながら歩いた。心細くて、泣きそうになった。泣かずに歩いた。今日は湖畔にある和菓子屋さんまで歩いた。
家に帰ったら、お腹が空いた。祖母のお手伝いをして、祖父と話をした。
これからお昼ご飯を食べる。
10/15
今日は通院日。家に帰ると花束があった。
祖母がフラワーアレンジメントの教室で作ってきた花束である。私の祖母は、料理上手で、明るくて、お喋りが好きな人。
花束の包みを開いて、花瓶に水を入れて差した。生活の中に花があると嬉しい。花のある生活を過ごしていたいと思う。
今日は雨が降っていた。お気に入りのワンピースを着て出掛けた。
10/16
いつまでも大人になれないでいる。
どこかで聞いた話だが、一億年あれば生物も宝石になるらしい。そうなったらいいなと思う。
冬の日記 2023~2024
12/2 Sat.
夕暮れを見ていた。写真を撮った。窓を開けるとき冬の空気が嬉しい。夜、駅のあたりが灯りできらきらとしているのを見るのが好き。
12/7 Thu.
ひとりでいちごパフェを食べた。アイスクリームはしろくてつめたい。眩い幸福。生まれ変わるなら、アイスクリームがいいかもしれないと考えていた。海辺を走る白い犬もいいかもしれない。気に入っている指環がきらりとしている。植物をモチーフにしているところがすてきだ。自然で、馴染んでくれる。
12/13 Wed.
眠かった。友人がリコーダーを吹いていた。今度会う約束をした。
12/15 Fri.
低気圧。ふわふわしている。最近、卒業論文の締め切り前���なって風邪を引いてしまっている。焦ったり、眠ったり、作業をしたり、いろいろ。
12/23 Sat.
シュトレンをはじめて食べる。しまむらひかりさんのぬいぐるみをお迎えして、夢のようにうれしい。この子をなんて呼ぼうか考えている。クリスマスの気分だ。
12/24 Sun.
クリスマス・イヴ。ピザとチキンとケーキを食べる。朝が来るまで絵を描いていた。
12/25 Mon.
クリスマス。そして通院日。最近は調子が良いけれど、今日はずっとぼんやりしていた。駅で流れているクリスマスの音楽を聴きながら、ドーナツを買う。先生は無理しないでくださいねって言ってくれた。やさしい人が幸せに過ごせるクリスマスになったらいい。
12/27 Wed.
眠ってばかりいる。眠ることは静かに幸せでいること。眠る前にぬいぐるみを撫でることが、やさしさで包んでくれるようにうれしい。
1/1 Mon.
新しい年。年越しはラジオを聴いていた。青葉市子さんが「生きるよ〜」と言っていたので嬉しかった。めのう/NUUAMの音楽が良かった。
1/2 Tue.
アダンの風プロット集が届いた日。
祈ることしかできない。
1/12 Thu.
大学へ。教授や友人に会えると嬉しい。大学の友人たちが好きだ。もうすぐ終わってしまうのは寂しかった。お昼の電車は空いていて好き。窓から見える風景を眺めている。穏やかな一日だった。
1/15 Sun.
「追風と宝箱」朗読会のアーカイブを観た。市子さんの少女と美しい浜とクリーチャーたちと出会う。
1/19 Fri.
雨の音を聴いている。音楽を聴いている。化粧はささやかな色彩であるところがいい。
1/21 Sun.
雨。低気圧でふらふらしながら病院に行く。雨は私が生まれた季節なので好きだ。雨の日は不登校の女の子が家にいる理由になった。雨の日は傘をさすから学校に行く理由にもなった。雨が守ってくれたのだと思う。夕方、祖母に料理を教わる。
1/22 Mon.
電話をする。私は楽器を鳴らして、友人は歌をうたっている。小さな演奏会。私たちは私たちを救うために絵を描いているね、と話をした。小さいときにみた夢のことを思い出している。宇宙に浮かぶ船にいて、白いベッドで横になりながら、星の海を眺めていて、次に目を瞑ったら、月に辿り着く夢。
1/24 Wed.
大学へ。卒業論文の発表。無事に終了。梅のどら焼きもらった。2月になると、私の住む地域では梅が咲く。道を歩くと小さな花びらが落ちていて、梅の香りがするし、電車に揺られて車窓から梅の花を静かに見つめる。まだ三分咲き、という誰かの呟き。春が来る少し前は時間がゆっくりと流れるのを思い出している。
1/25 Thu.
天使の絵を描く。絵を描くときには、冬、海、天使をイメージしているような気がする。祈るように絵を描いている。しまむらひかりさんのぬいぐるみは、いつも嬉しくなる。眠る前に撫でている。
1/26 Fri.
朝、起きられなかった。朝ご飯を食べて、楽器を鳴らして、絵を描いた。夕方になるまで眠る。大きな苺を食べる。また眠る。好きな女の子からお手紙の返事があって嬉しかった。
1/27 Sat.
tunicaさんのことりさんをお迎えしました。ことりはこのなかでやすんでいます、の文字が祈りの短歌のようで、静かに箱を開ける。しずかにやすんでいることり。はじめまして。夜、『たましひの薄衣』を読む。月の光をからだのなかが満ちるまで浴びて、本を読む時間が生きてゆくために必要。鬱の私が視る世界は悲しくて美しかったと思う。
1/29 Mon.
頭痛が続いている。生きてゆくための小さなお守りを見つけるような旅。
2/1 Thu.
刺繍の練習をした。本にあらゆる悩みが正しいと書かれていて救いだと思った。
2/2 Fri.
正しさが眩しくて突き刺さる。そうなりたかった、頑張りたかった、でもできなくて、自分が大丈夫になれる道を必死になって探して、やっと歩けるようになったのに、悲しい。人に会いたくない。会わなければ良かったなんて思う。
2/3 Sat.
カウンセリングにゆく。朝起きれなくて、もうだめかもと思いながら電車に乗った。その後、楽器屋さんへ向かい、予約していたギターを受け取る。音が柔らかい。せつない。青葉市子さんとおそろい(多分)。
2/4 Sun.
気分に波があるのだと思う。昼間はずっと眠たかった。飲んでいる薬の効果なのかな。元気がない。春服が届いた。白のブラウスとスカート。刺繍が入っている。綺麗。
2/5 Mon.
ずっと眠っていた。雪が降った。家族のことが心配。私の住んでいる地域は積もらずに雨水に溶けてゆきました。
2/8 Thu.
お昼にお好み焼きを食べる。ギターを弾く。冬はお水が冷たくていいね。夜中にカネコアヤノさんの「やさしい生活」を聴いていて、不登校の女の子だったときにもう少し大丈夫になったらってフレーズをお守りにしていたことを思い出していた。まだ大丈夫にはなれてないけど、少しくらいは平気になれたかな。
2/12 Mon.
アップルパイを焼きました。おいしくできた。相対性理論は青春だった。中学生のときに部屋に引きこもって聴いていた音楽だった。22歳の私はギターを抱えてうたったりしています。女の子が私に似合うと言っていた、さよならポニーテールの「無気力スイッチ」、嬉しかったな。
2/18 Sun.
朝、起きたら春になっていた。通院日。春の空気だ。電車に乗ったら梅の花が見える。みんなは春の匂いがするって言っていたね。春、少しだけどきどきする。通院の間隔が空いてきて、病状が安定しているのだろうか。朝起きて、本を読んで、たまに病院に行くだけの日々だ。海が見たい、人を愛したい。
2/19 Mon.
低気圧。水の中にいるみたいで苦しい。だめになりそう。今日はうまくいかなかった。本当は春になるのがこわい。桜は眩しい。このままでいたい。絵を描いた。
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