#低いソファ
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LDKの主役!ソファ?チェア? | 木の家 | 新築女子 | 家づくり | 本音でトーク【注文住宅】
#家具デザイン研究室#ソファ#和モダン#倉敷市#お役立ち#女性一級建築士#新築女子#アルゴリズム#IDEE#生地選び#ニーチェアXロッキング#注文住宅#低いソファ#折りたたみ#土地探しの前に家具めぐり#家づくり#木の家#工務店#椅子
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久しぶりに原稿読み返したけどあり得ない文章のうまさにビビった(記憶失ってんのか?)、マジでなんでこのわたしが1次滑るんだよウケる眼球こぼれてんじゃね?
疲れたので現実逃避に投稿。あ、同じ建物内で3階に引っ越しました。
それに伴いさまざまな家具を買い替えました。
1.カルテルのコンポニビリのリプロダクトというかニセモン。中にちょっとしたものをしまってる。ヘアアイロンとか入れてる。本物は艶々していてかわいいなぁ、いつか買い替えたいな。
2.アラジンのトースター BRUNOも可愛いけどアラジンも可愛い!ということで中古でお安く買った。可愛いけど屋根が丸いから物を直接置けないのでこの設置に。
ポットもお気に入り!アイリスオーヤマでこれも中古だけど安かったからプロパーでもいいかも。
3.硝子テーブル
アクリルのを買いたかったけど傷つきやすいらしい。宅飲みを大学1年生よりも高頻度で開催するわたしには向いてないと��ったので硝子にしました。豆型でカーブしている。多分硝子系ローテーブルでは最安値、11000円とかでした。小さすぎるテーブルだと宅飲みしづらいから100センチは欲しかったのでちょうどいい大きさ(しかし低い)存在感がなくて良い。座椅子は今年中に捨てるか人が泊まる時だけ出すとして、1人用ソファにでも買い換えようかしら。高さがないローテーブルと組み合わせるのは無理か?
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君の解像度だけ低く、低くなっていく。デジタル写真を合わせて一つの絵を作るアレ、名前はなんだっけ?存在だけは認識できるのに、一つ一つはぼやけてしまって自分の容量の小ささに心底辟易する。人が忘れていくのは声からなんだって、なんていう失恋とかいうタイミングでよく耳にするようなインターネットなのか偉人の言葉なのかよくわからない受け入りのセリフをまんまと思い出した。恋人には花の名前を教えるといい、花は一年に一度必ず咲きますとかいう、これまたよく耳にするセリフも思い出した。握った手の感触も温度も、その握った手を持ち上げて眺めたときの血管の色も爪の形や大きさも、手のひらの湿度も、その時交わした言葉も場所も。隣を歩く時は僕が右だったっけ、隣で寝る時は?食卓を囲む時は?ソファに座る時は?あの映画館の座席の色、君の家の玄関のタイル、あの動物園にいたのはパンダだった?あの時みたスカイツリーは何色だった?君に教えてもらったバンド、僕が教えた本、あのゲームで君が使っていたキャラクター、一緒に行った美術館の個展、そこで買ったポストカードの絵画の名前は?誕生日のケーキの味とろうそくの色、冬のボーナスで君が買ったのはなにで、僕がクリスマスにプレゼントしたのはなんだった?あの時なにが流行ってた?公開していた映画は?放送していたアニメは?あの有名な女優が亡くなったんだっけ?そんな思い出せるはずもない、夢なのか妄想なのか、現実だったのかすらわからないような君や君との思い出がずっとあの時から止まっていて、僕だけ押されて流されて忘れられて忘れて、僕だけ歳をとってこんなところまできてしまった。『何か大切なことを忘れてしまっている気がする』の、『何か』 も大切だったのすら思い出せないまま。僕はずっと忘れたまま。
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寝る前に1時間の切タイマーをつけたクーラーが切れている。部屋が蒸し暑くなってきた。眠れない。起き上がってまたクーラーをつけるのもめんどくさくて、隣で寝ている恋人を起こさないよう背を向け、携帯を弄る。画面照度を最低にしても、ぼぉっと青白い光が部屋に浮かぶ。起こしてしまわないか心配したが大丈夫だった。
背後から一定のリズムで寝息が聞こえる。胸に顔を寄せて息を吸ってみてもなんの匂いもしない。付き合い始めて春から夏へ初めて季節を跨いだ。��に2.3度、うちで寝泊まりするようになって、部屋には服や下着やヘアワックスなど彼のものが増えた。うちから出社して、帰ってくるような連泊も増えた。洗濯もうちでして、シャンプーも同じものを使っているから、わたしと同じ匂いになってしまうのも当たり前だ。なんだか寂しくなって、半袖から伸びる腕に唇をつけると少しひんやりとしていた。
寝返りを打った拍子で、わたしの腰に彼の手が置かれる。どきりとしたけれど、本当にただの寝返りだったようだ。胸の内から爛々として上気するような触れ合い方がめっきり無くなった。仕事に行く前に軽くキスをして、外ではどちらともなく手を繋いで、一緒にシャワーを浴びて、ソファで横に座りながらピクミンをして、夜遅くなければさらっと肌を合わせる。好きでなくなったという訳ではないだろう。ただ、欲しくて欲しくて堪らないといった感じではないのだ。明日仕事なのに寝不足だよ、と深夜まで裸で抱き合ってた頃が既に過去だ。女性として見られることで、愛を測る節がわたしにはよくある。可愛いって思わなくなったのかなと仄かに不安が過ぎる。
今までの元恋人たちと違って、今の恋人は恋愛に対してクールだなとずっと思っている。好き好きされていたかったが、それもそれで鬱陶しくなってしまうこともあるだろう。このくらい朗らかに好き合うくらいがちょうど良いのかもしれない。少しずつ慣れて行く。
「***ちゃん、7時20分だよ」と彼の声で起こされる。今日は夜勤なのと返してまた眠りにつく。結局4時過ぎまで起きていた。開かない瞼の隙間から彼がポロシャツに袖を通すのを見る。シュッシュと音がして、すかさずこっちにも振るってと声をかける。3プッシュほど彼の香水をベッドにかけてもらう。付き合った当初もこんなことをしていたなと思う。この香水の名前はジャズクラブだ。練習の時間が取れないから次のライブでサックスを辞めるとこの前言われた。彼の一番の趣味だからこそ、中途半端な出来でステージ立つと自己嫌悪してしまうらしい。ジャズが好きなのは変わらないけどねと笑っていた。彼がジャズからプレイヤーとして身を引いても、引け目なくその後の人生を許容できる未来でありますように。その香水はずっと変わらず彼の匂いでありますように。人との関係なんてくっついたり離れたりの連続で、移ろいやすいことはわかっているけれど、なんとなくその未来にわたしもいられたらいいなと思う。
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ロマンスカー・SE(3000形)はJR四国2000系やJR東海300系以上に比類なくファナティックなデザインで好きなクルマなんだよな
なんせドアエンジンや座席のリクライニング装置すら「軽量化のために」略したくらいの徹底っぷり。冷房装置も当時は小型軽量のものがなかったので省略という潔さが、特急型というよりスポーツカーみたいな特性で本当にかっこいい
TDK-806モータは性能で言うと決して傑出しているわけではない。軽く造るために(そして東洋電機ゆえに)やむを得ず高回転化を志向しているけど、ピークはWF40%で4300rpm。その代償としてWF40%時の定格電流(300A)だと、トルクは50kg切っちゃうような非力さなんですよ
で、3000形はどうしたかというともちろん車両を徹底的に軽量化したのはもちろんだけど、さらに9台車中6台車にモータを吊ってトルクを確保。さらに限流値はたしか560Aくらいに設定していたと思う。101系が350Aだったから、小田急がいかに高速性能を重視していたかがわかるというものでしょう
これで3.71と浅いギアリングながらも1.7km/h/s程度の加速力を確保しているんだよね。151系は同じモータ、しかも4M4Tでギアリング3.5じゃねえかと思うかもしれないけど、カーブが多くて頻繁に加減速が必要な小田急と平坦&直線な東海道本線を一緒にしてもらっては困る。新宿~小田原ノンストップとはいえ再加速をたびたびおこなう必要がある小田急では中間加速の確保も重要だったんだ
台車は高速走行に定評のあるシュリーレン台車だけど、枕ばねが金属ばねのスイングハンガでボルスタアンカもない台車しかも低重心化で異様にスイングハンガが短くなったこともあって乗り心地はいまいちだった(俺が乗ったのが冷房搭載後のSSEってのもあるかもしれないけどゴツゴツした乗り心地だったんだよね)のはちょっと残念
シュリーレン台車の特性を生かすなら標準軌にして枕ばねを車体幅いっぱいに配置してコーナーでの踏ん張りを目いっぱい効かせるようなセッティングにして、スイングハンガをできるだけ長く取る構造にしないといかんよね、とは思った。実際同じ連接台車だった近鉄の10100系ビスタカーに採用されたKD-41Aはスイングハンガを長くして乗り心地が改善されていい走りをしてたからね。まあエアサスってのもあるんだろうけど
余談だけど国鉄もシュリーレン台車の良特性は認めていたし、1000形新幹線の1001号車だったかにシュリーレン台車履かせていたけど、SWS社と提携していた近畿車両など限られた会社でしか製造できないという権利関係が国鉄的には問題で、結果として新幹線はIS式になったけどまあ、IS式はIS式でよく練りこまれたいい台車だと思う
ともあれそういうのは些細な問題で、ロマンスカー・SE(3000形)は本当に「速い」電車だった。電車の本質は軽量化と低重心構造。それだけを愚直に追求した名車中の名車だと思う
乗り心地こそ台車構造からちーとゴツゴツしたものだったけど、シートピッチ1000mmの固定クロスシートはソファのような深いかけ心地で、軽量化を追求した33kgしかない座席とは思えないほど���に吸い付いたのを覚えているよ
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冬のテレワークに最適。足の周りに巻いて立てるポータブルなこたつ | ギズモード・ジャパン
・LITHON-巻くコタツ KOZUTSUMI
以下引用
足元用の暖房器具はアレコレありますが、LITHONが作ったのは脚の周りに巻いて立てる「巻くコタツ KOZUTSUMI」です。30秒で暖まり、周囲に放熱しないので効率的。食卓やソファなどいろんな場所でも使えるポータブルさで、寒い時期は重宝すること間違いナシです。
おひとり様特化型可変こたつ
両端をくっつけて円筒形にし、両脚を入れればグルっと360度から暖められムダがありません。またイチイチ開閉したり脚を抜いたりするのが面倒なら、扇状にちょっと開いたままでもOK。 温度設定は珍しく%表示で、 (高)100%→90%→80%→70%→60%(低) と5段階に変えられます。 タイマーも2、4、6、8時間でオフにでき、45度以上傾いたり倒れたら自動停止。これなら安心ですね。
膝掛けが付いてくる
季節が変われば、ヨガマットみたいにキツく巻いて収納できるのも便利。収納場所に困りません。筒の上からの放熱防止に、膝掛けになる毛布付きなのも親切です。
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サラリーマン新藤剛
1.
男は立ち止まり、目の前にそびえるオフィスビルを見上げた。周囲には真新しいガラス張りの高層ビルがいくつも建っている。それらと比べると背も低く古びたこのビルが、しかし男にとっては一番恐ろしく、雨だれで汚れた外壁に威厳すら感じていた。
新藤剛は墨田商事営業部の部長である。二十五年前に入社して以来営業一筋で、数年前に部署をまとめる立場になってからも、時折こうして自ら取引先に出向くことがあった。
ミネラルウォーターを一口飲み、中身が半分ほどに減ったペットボトルを鞄にしまう。呼吸を整えるように深く息を吐いたタイミングで、後ろから部下が声をかけた。
「部長、大丈夫ですか?体調でも悪いんじゃ……」
いつも闊達で堂々としている新藤の緊張したような様子は、若い部下には見慣れないものだった。急に暑くなり始め���ここ数日を思うと、体調を崩したのではないかと想像するのも無理はない。
だが振り向いた新藤は、意外にも普段通りの声色でそれを否定し、にやりと笑って見せた。
「いや、問題ない。……まあ、武者震いというやつかな」
「はあ……」
新藤はそれだけ返すとビルに向き直る。部下もそれ以上何も聞かず、二人は連れ立って自動ドアをくぐった。
2.
受付を済ませるとすぐに応接室へ案内された。新藤にとっては何度も訪れたことのある部屋だが、この場所はいつも新鮮な緊張感を彼に与える。
年季の入った黒い革張りのソファに腰掛けると、わずかに軋む音がした。新藤は案内係が出ていった扉を目の端に入れる。
ここ丸岡社は、墨田商事と付き合いの深い取引先のひとつである。今日は契約の更新と内容確認のため商談の場が設けられていた。新規の契約をとるという訳ではない。しかし新藤は、この商談を重要なものと捉えていた。ある意味では、会社の今後を左右するほどの。こんなとき、新藤はいつも心にある人物の姿を思い浮かべていた。
それは人気ドラマの主人公、高橋真太郎。平凡なサラリーマンでありながら、不正をはたらき私腹を肥やす上司や、理不尽な要求をする取引先と臆せず闘う、熱い男だ。新藤はシリーズを通してこのドラマのファンであることを日頃から公言しており、高橋真太郎は彼の憧れだった。その姿を胸に、新藤は大事な局面を幾度となく乗り切っている。
まるで自分が主人公になったような気分で、この後現れるであろう丸岡社の担当者・戸坂の顔を思い浮かべた。あの食わせ者にしてやられないようにしなければ、と気合いを入れる。
「失礼します」
ノックの音に身を固くしたが、続いて聞こえたのは来客担当であ���う事務員の若い声だったので少し肩の力を緩めた。事務員が手に持っている盆から、コーヒーの香りが漂ってくる。
「お待たせして申し訳ありません。戸坂はすぐ参りますので……」
「……いえ、こちらが早めに着きましたので」
実際、約束の時間まではまだ少しあった。新藤は元来せっかちな質で、さらに今日の商談への気合いからかなりゆとりを持って到着していた。待ち時間が生まれるのは想定内だが、こちらがじりじりと時間まで待ってから向こうが現れるとなると、どうも「余裕」を見せつけられているように感じる。しかしそこで動揺しては戸坂の思うつぼだ。新藤はそう思い直し、心を落ち着けて待つべくコーヒーをありがたく頂戴した。
結局、約束の数分前に戸坂が応接室の扉を開くまでに、新藤はコーヒーをほとんど飲み干してしまった。待たせた謝罪を口にしながら戸坂が歩み寄ってくる。彼の後ろに付いて、また事務員も入室した。先ほどとは別の盆を持っている。テーブル上を一瞥して空になったコーヒーカップを引き上げ、代わりに冷水の入ったグラスを置くと、一礼して部屋を出ていった。
「今日は暑い中、ご足労いただきまして」
「いえ、こちらこそ、貴重なお時間をいただいて……」
戸坂が近づくのに合わせて新藤と部下は立ち上がり、三人は互いに挨拶の言葉を口にした。しかし形式ばったやり取りもそこまでで、戸坂は新藤の向かいのソファに腰掛けると、始めましょうか、とやや気軽な調子で新藤を見た。
対して新藤は、目力を緩めぬまま戸坂を見返し頷く。ここで気を抜いて油断を見せてはならない。戸坂は穏やかだが切れ者だ。巧みな話術でそれと気づかぬうちに主導権を握られてしまう。新藤はそう考えていた。
だが逆に、緊張を悟られるのもよくない。冷静に臨むため、新藤はグラスの水を一口飲んだ。
3.
それぞれ手元の資料に目を落としながら、契約内容を確認していく。はじめの二、三ページについて説明している間、新藤は資料をめくる毎にグラスに口をつけた。外の暑さのせいか自身の気持ちの問題か、やたらと喉が渇いたのだ。
途中、増税の影響や原料費の高騰など周辺の話題に寄り道しながらも、話は順調に進んだ。金額が絡む内容になると新藤は身構えたが、戸坂から何か指摘が入ることもない。自身が普段の落ち着きを取り戻しているのがわかる。ひと息つくように口にした水は、先ほどより少しうまく感じた。
「……ところで、前に来てくれた彼、佐々木くんでしたかね?」
「あ、ええ。佐々木がどうかしましたか?」
「いえ、実はこの間、こちらの都合で少し迷惑をかけてしまいまして。しかし彼に対応してもらって非常に助かったんです」
改めて一言お礼をと思っていて、と戸坂は手元のグラスを手に取る。そして休憩の合図とばかりに、脇に寄せられていた菓子盆を引き新藤たちに勧めた。
一見何気ない話題だが、新藤は戸坂の口元に浮かぶ意味ありげな笑みを見逃さなかった。戸坂が特定の部下について発言するのは珍しい。そもそもいつもきっちり仕事をこなす戸坂が、迷惑をかけたなどという状況にほとんど覚えがなかった。
この話題には何らかの意味があるのではないか。戸坂にとってメリットのある、何かが。
落ち着いていた心臓の音がまた煩くなってくる。新藤はそれを隠すようにグラスの水をゴクリと飲み、平静を装って勧められた菓子に手を伸ばした。
取引相手である戸坂から佐々木の名前を出され、礼を��えたいと言われたことで、新藤としては佐々木にそれを伝言せねばならないだろう。それが戸坂の目的だとしたら。実は佐々木はスパイで、彼のほうから戸坂へ連絡しても不自然でない状況を作るとか、もしくはこの伝言自体が合図で、佐々木は戸坂と共に何か画策しているとか。
いや、佐々木は墨田商社に長く勤めている真面目な男だ。よく気がつく彼に、新藤も助けられてきた。あの佐々木がこんな裏切るような真似をするはずがない。しかし、そういう人物だからこそ疑われにくいとも考えられる……。
気取られずに戸坂の意図を探るには何と返せばよいか。グラスを持つ新藤の手に無意識に力が入る。中身が少なくなったグラスの内で、解けかけの氷がカランと音を立てた。
「そうそう、先ほどのコーヒーはいかがでしたか?」
新藤が探りを入れるより早く、戸坂は話題を変えてしまった。思考を巡らしていたせいで一瞬何のことかと思ったが、待ち時間に出されたコーヒーを思い出す。
「コーヒー、ですか。美味しくいただきましたが……」
「ああ、それならよかった」
満足気に頷いた戸坂と対称的に、新藤は内心の動揺を悟られないよう必死だった。コーヒーが一体何だというのだ。普通、あえて感想を求めるようなことはしないだろう。何の変哲もない美味いコーヒーだったと思うが。
「あれは実は社員が海外で買ってきたものでして。ぜひ味わっていただきたかったんです」
「はあ……」
そう説明されても、新藤は疑いを拭えない。言葉の裏の意味を汲み取る、自分の経験と実力を信じるがゆえだった。まさかとは思うが、薬の類を盛られた可能性はないか。変わった風味には気がつかなかったが、薬の味が分かってしまった場合に備え、ごまかすために海外土産という言い訳を準備していたのではないか。その考えに至ると、緊張感のせいと思っていた動悸も、薬のせいだったのではと思えてくる。
自覚すると、心音はより大きく新藤の身体に響いた。部下はなんともないのだろうか。ちらりと隣に視線を向けると、部下は平気そうな表情で座り戸坂の話に相槌を打っている。手元の水は、新藤ほどではないが減っていた。
それを見て、新藤にある考えがひらめく。そうだ、水だ。薬を飲んでしまったのなら、水で薄めるのは効果的なはずだ。二人ともそこそこ水を飲んでいるから、まだあまり変化がないのではないか。だからこそ焦った戸坂は、コーヒーをちゃんと飲んだか確認してきたのだ。
思うが早いか、新藤はグラスを口元へ運ぶ。しかし冷たい氷が口元へ触れただけで、喉を通る水分はわずかだ。しまった、水はもうほとんど残っていない。こうしている間にさらに薬が回ってしまうのではないかと新藤は焦る。どうする。いや落ち着け、こんなとき高橋真太郎なら……。
「失礼します」
見計らったかのようなタイミングで事務員が扉をノックする。静かに三人の元へ寄ると、グラスへ減った分の水を追加した。まだたっぷり水と氷の入ったデキャンタを机に残し、一礼してまた静かに退室した。
ありがたい。新藤は早速、補充された水を飲み下す。ちょうどいいときに来てくれて助かった。
いや、だがタイミングが良過ぎはしないだろうか。新藤の脳内に新たな疑惑が浮かんでくる。もしかして、この部屋は外から監視されていたのか。もしくは、戸坂が外へ何らかの合図を送ったのではないか。
新藤ははっとして、持ったままのグラスに目をやった。むしろ水のほうに仕掛けがあったらどうする。コーヒーに意識を向けることで、安全なものと思い込ませた水を大量に摂らせる策であったとしたら。戸坂ならば、それくらいの誘導は難なくやってのけるかもしれない。
だがそのとき戸坂自身がグラスから水を飲んだのを見て、新藤は冷静さを取り戻した。そうだ、この水は目の前で同じデキャンタから全員のグラスに注がれていたのだ。そしてそれを戸坂も口にしている。つまり水に薬は入っていない。あるとしたらやはりコーヒーだ。
思い通りになるものかと、新藤はさらに水を飲む。まさかばれているとは思っていないのだろう、怪訝さを隠せていない戸坂の苦笑が可笑しかった。
やがて残っていた書類の確認が済み、商談は終了した。話を終えるまでに新藤は二杯目の水を飲み干し、デキャンタから再度注いでそれも飲んでしまった。
「それでは、本日はありがとうございました」
「こちらこそ。今後ともよろしくお願いいたします」
新藤は部下とともに、丸岡社をあとにした。体調も変化なく、勝ち誇った表情を浮かべ歩く。戸坂は薬でこちらの判断力を鈍らせ、商談を有利に進めようとでも思っていたのだろうか。その企てに勘付き逃れることができたのだ。巨悪に立ち向かう、あの主人公高橋真太郎みたいじゃないか。大仕事をやり遂げた達成感を胸に、来たときよりも堂々とした足取りで新藤は帰っていった。
4.
「失礼します。墨田商社様、お帰りになりました」
「ああ、君もありがとう。すまないがグラスの片付けも頼むよ」
新藤たちを会社の入口まで見送り、来客対応の事務員が応接室に戻った。戸坂は疲れを滲ませた顔で書類を揃えている。
「お疲れさまでした。ところで新藤様、随分険しい表情をされていましたが……商談中に何かありました?」
事務員に尋ねられ、戸坂はため息を吐いて肩をすくめた。
「……何も。なんてことない、ただの定例の商談だ。まったくあの人は、ドラマの見すぎなんだよ」
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三輪隊の小説(二次創作)
三輪隊の四畳半
「広いな」
広くはない。
︎ しかし、三輪秀次の独り言に奈良坂透は同意した。
「確かに広い」
「ま、広いな」
︎ 米屋陽介も同意する。
「いつもが狭いのよ」
︎ 控えめに月見蓮もうなずく。
︎ 全員意見は一致しているが、本来ならば広くはない。
︎ 三輪隊作戦室の奥まった場所にひっそりと存在する四畳半の部屋だ。
︎ この作戦室に入室して最初に目に入るオフィス然とした大部屋と対照的に、奥にある四畳半の小部屋はのんびりとした空間だ。畳の間��座卓を置いている。
︎ なぜそうなったかは、三輪隊以外の者は誰も知らない。壁際には渋い色の階段タンスが配置され、︎日本画の色紙も額縁に入って飾られ、その風景はノスタルジーさえ感じさせる。
「サザエさんかよ」
とは、A級太刀川隊隊員である出水公平のツッコミだった。
しかし、磯野家の居間も八畳である。カツオとワカメの子ども部屋だって六畳もある。
︎ 狭い四畳半が広く感じられるのは、三輪隊狙撃手である古寺章平の昨日からの不在によるものだった。
︎ 兄さんたちは寂しいのだ。
︎ 当の古寺は本日は遠征選抜試験初日で、寂しさなど感じている暇は微塵もないだろう。昨日は隊長面接のために休みをとっていた。
︎ 古寺は試験のために編成された臨時部隊の隊長を務める。それが意味する未来を考えると三輪は寂しい。
︎ 遠征よりもっと先の未来の話だ。上層部が最終的にどのような決定を下すかは分からないが、四人がバラバラで活動することになっても、遠征が終わればチームに戻る。
︎ しかし、古寺が本当に隊長になる未来は思っていたよりもきっと早く来るのだろう。
︎ とうとう、ちゃぶ台に頬っぺたを載せて、突っ伏してしまった奈良坂を眺めた。こたえている。日浦も行ってしまったあとだしな。米屋はニヤニヤと笑って頬杖をついた。
「動画残しとく?」 ︎
︎「やめてやれ」
「章平、喜ぶんじゃねえ」
「喜ばないだろう」
「章平のことわかってねえなあ。秀次じゃねえんだから」
それはその通りで、三輪なら困惑するだろう。
「話を混ぜっかえすな」
「米屋、りょーかい」
︎ 米屋は最後のバームクーヘンの切れ端を口に放り込んで、ちゃんと残してあった緑茶の冷めたのをごくごくと飲み干してご馳走様と言った。︎
「んじゃ、ま、個人戦行ってくるわ」
「遅番だからあまり時間がないぞ」
「ブースに行っても審査と試験で誰もいない」
︎ 三輪と奈良坂に同時に言われても、わかってるってと立ち上がる。
「太刀川さんは、いるっしょ」
「太刀川隊は早番だから、任務中よ」
︎ タブレットを見ながら、月見も声をかける。
「はーい」
︎ それでも、出かけようとする米屋に三輪はついに名前を呼んだ。
「陽介」
︎ その声の調子を汲んで、
「りょーかい」
︎ 米屋はストンと腰を下ろした。そのまま、三輪を見る。表情は読めない。これは文句を言いたいのだろうと三輪は見当をつけた。
︎ 米屋は未来を憂えて寂しがるなんてことに価値を見出さない。今、古寺がいなくて寂しいのは共有で��ても、それ以上の共有はお断りなのだ。
︎ しかし、米屋はそうでもこちらにも都合がある。だから、三輪は米屋を引き止めた。
「お前までいなくなったら寂しいだろう」
「なんだよ、そりゃ」
「そのままだ。部屋が広くなって、寂しいという意味だ」
︎ 米屋はそれ以上は突っ込まなかった。
︎ 奈良坂が不機嫌そうに顔をあげる。
「別に俺は寂しくない」
「奈良坂だって引き止めていただろう」
「忠告だ」
「はいはい、りょーかい、りょーかい」
︎ 米屋はもう一回立ち上がると、すぐ脇の冷蔵庫から紙パックの緑茶を取り出してきた。
「狭い部屋が好きだねえ」
狭い部屋だ。
︎ 四畳半の畳部屋ができたのには理由という程のものはない。
︎ A級にあがった時は皆とにかくテンションが高かった。
︎ 憧れの部隊章、トリガー改造、作戦室も引越しになる。
︎ 部隊章のデザインについては大いに盛り上がり、めちゃめちゃかっこいいのが出来たと全員自負している。
︎ トリガー改造は米屋が張り切った。前々から考えていた槍型のトリガーを実装して、学業そっちのけで訓練室にこもってしまうほどだった。これは三輪にとっても待望の実装だったので、相当付き合った。
︎ 一方で、さほど、盛り上がらなかったのは部屋のインテリアである。そこは高校生男子のチームだ。
︎ 大部屋もオペレーター室も広くなり、小さいながらもキッチンもついた。そして、その横に申し訳程度の小さな部屋がひとつ増えることとなった。
︎ B級時代、作戦室でも︎受験勉強が出来るようにと購入した古寺の机はそのまま大部屋に置くこととして、増えた一部屋を何に使おう。
︎ まず、面々は月見に相談した。三輪隊がB級ランク戦を勝ち抜き、晴れてA級部隊になったことについて、月見が最大の功労者であることは戦闘員全員の意見が一致していた。
「月見さんが好きに使えばいい」
︎ しかし、月見は辞退した。本部にあるオペレーターのスペースで身支度するから、自分用はいらないと言う。彼女の幼馴染である太刀川慶曰く『結構、すごいとこのお嬢様』だ。作戦室で身支度したり休憩するのはかえって落ち着かないものかもしれない。
︎ そこで、︎応接室にしたらどうですかと言ったのは古寺だ。
こみ入った話をする面談室のイメージだ。しかし、却下された。
「客こねーだろ」
「俺たちに客? ないな?」
「ラウンジで済む話しかないだろう」
︎ 米屋、三輪、奈良坂に順に言われて、古寺は先輩たち、自己評価低くないですか?と思ったが、実際、用事があってもA級新参部隊はこちらから出向くことが多いし、相談事も滅多になかった。あってもラウンジで済むことばかりだ。
︎ 次に、奈良坂がテスト前に作戦室で勉強したいと言い出した。古寺の受験勉強が捗ったのを見ていたからだ。しかし、目の前でダラダラされると集中できないからあのスペースを勉強部屋にしたらどうかという高校生らしい提案だ。それを聞いて、勉強のほうが大事だ、古寺の机も大部屋にある事だし、ダラダラするほうが狭い部屋でいいと三輪が言い切り、ダラダラするんだったら靴を脱ぎたいと米屋が希望し、そしたらフローリングか畳ですねと古寺が提案し、畳のほうが省スペースよと月見がまとめて、トントン拍子に狭い部屋の処遇は決まった。
︎ そこまで、決めてしまうと、みんなもう什器備品のことなどどうでも良くなって、
「今まで通り、タブレットあるし、モニターはまあ、なくてもいいな」
「タブレットの方が使いやすかったりしますしね」
「章平のパソコンもあるしな」
「必要になったら買えばいいんじゃね? 」
大部屋は作戦机、ロッカーからソファまでB級時代の作戦室から持ってきたものそのままざっくりと配置し、今に至る。モニターは未だに購入に至っていない。タブレットを持ち寄り、額を集めて相談する。
︎ 雑に決まった割には、四畳半はうまく機能し、それぞれダラダラもするし、全員でお茶もする。
長期遠征選抜試験が終わったら、まずはここで座卓を囲むことだろう。
終わり
︎ ︎ ︎ ︎ ︎
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これは、いいものだ…【コスパ最強のおしゃれデザインソファ10選】ニトリ・IKEAに負けない高見えソファここにあり!【インテリアショップ店長が教える】
#家具デザイン研究室#ソファ#3人掛けソファーおすすめ#クラッシュゲート#電動リクライニング#インテリア#建売#電動リクライニングソファ#おしゃれ#ソファベッド#お洒落な部屋にしたい#ikea#ソファーベッド#お洒落な部屋の作り方#ニトリ#crashgate#ソファー買い替え#ルームツアー#関家具#安い#一人暮らし#山崎実業#低価格#大分#Tower#お手頃#イケア#ソファーおすすめ#新築#ソファ一人暮らし
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クリエイター経済は、消費者が明らかに評価する新しい属性、たとえば信憑性、共感性、親密さ、社会的関連性(小さなコミュニティであろうと幅広い文化的流暢さであろうと)、消化しやすさ、インディーズ、アンダーグラウンド、ニッチ、低摩擦などを導入している。ソファに腰を下ろし、ほんの数フィート離れたところにあるテレビでNetflixを見るのではなく、携帯電話を取り出してReelsをスクロールするたびに、少なくともその文脈では、ReelsがNetflixよりも「高品質」であることを暗に示している。 これは研究によっても裏付けられています。YouTubeが最近 12,000 人の動画視聴者を対象に行った調査では、回答者の 90% が、品質は技術的 (つまり、制作価値) と感情的指標の両方によって決まると答えています。これらの感情的指標には、「個人的に自分にとって本当に意味がある」、「自分の興味や好みに関連している」、「本物で共感できる」などがあります。 優れたコンテンツを多く生み出すには、クリエイターのコンテンツがほんの少し優れているだけで十分です。
クリエイター経済の容赦ない、避けられない進歩 | ダグ・シャピロ | 2024 年 12 月 | Medium
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ネットの誹謗中傷行為
「ソファに寝転がりながら投稿した」「どうせ誰も見ないと思って」加害者が語った“軽さ” 池袋母子死亡事故の遺族へ向けられた“デジタル暴力”という記述から・・・ 2ページ目に、■投稿者は誹謗中傷と意識せず 7割が正義感で書き込み、のタイトルで、投稿者には「社会に不満がある」「協調性が低い」という傾向がみられる。とのアンケート調査などが並ぶが、ネット上で起こるさまざまなトトラブルにどう対処すべきかは、これといった答えがあるわけではなく、経験とか運とか、個人的な知恵なども左右する。 世の中で不幸にも事故や事件に巻き込まれる人、そうでない人がおられ、その違いはどこにあるのかといつも考えるが、小学校時代に些細ないじめは経験したことがあったものの、相手の弱点(いじめの理由)を理解すると、ほぼ瞬時にいじめから解放された。 突発的な事故でも、タッチの差で大ごと回避するケースもあり、目に見えない不思議…
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F・ゲイリー・グレイ (2017)『ワイルド・スピード ICE BREAK』
昨日から会社の研修で長野の保養施設に宿泊している。暇なので車の映画を見た。
研修後、みんなでワイワイと食事をしているとき、日本的な共同体としての会社の魅力も、まあ分からなくはないなと思った。本来であれば、会社とはビジネスをする場であり、帰属先はプライベートで確保しなければならないものだが、会社こそが帰属すべき共同体になってしまうのが、日本企業の特徴である。そこには或る種の心地よさがある。会社のことばかり考え、家庭を蔑ろにする男が多いのはそのためだ。ただ、そういった企業は生産性が低く、ハラスメントや長時間労働の温床でもあるので、現在はグローバリゼーションによって死にかけている。
そこで登場したのが、大学のサークルの延長のような「アットホームな職場」なのだろう。快適なソファがあって、職場でテレビゲームをして、「みんな仲間です!」といったような。そうした企業に多くの者が魅力を感じるのも当然だ。帰属していると思えるコミュニティーがもはやプライベートでは確保できないため、職場をホームベースにするしかないのだろう。それほどまでに、みな孤独なのだ。
単に快適な職場というだけなら「アットホームな職場」も別に悪くはない。問題は、居場所のなさを埋め合わせるために、職場こそが自分の一番の帰属先であると考えてしまう場合だろう。これは大学のサークルを実例にとると分かりやすい。確かにサークルは「私はここに所属している!」という安心感をもたらしてくれる。だが、みんないつかは卒業し、散り散りになる運命にある。卒業してサークルという帰属先を失い、社会に出てから帰属先を見つけられず、孤独に陥っている者が如何に多いことか。同様に、定年退職して帰属先と人生の目的を失い、孤独のうちに自殺してしまうモーレツ社員が如何に多いことか。
ホームベースとなる帰属先は、プライベートにおいてこそ求められなければならない。もしパートナーとの関係に悩んでいるのであれば、次のように問うてみるとよいだろう。「この人は自分との関係を一番の帰属先だと思っているのだろうか?そして私は?」
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電気毛布 USB ひざ掛け 洗える 140*110cm 電気ひざ掛け 3段階温度調節 電気ブランケット ブランケット 丸洗いOK ひざ掛け 肩掛け 在宅勤務 プレゼント 寒さ対策 オフィス アウトドア あったかい
コンパクトなサイズ:140×110cm:広々としたサイズで、ソファやベッド、オフィスでの使用にぴったり。全身をしっかりと包み込み、快適な温かさを提供します。 3段階の温度調節機能:自分の好みに合わせて温度を調節可能。低温、中温、高温の3つの設定で、季節や状況に応じた最適な温度が選べます。 USB充電方式で便利:USB電源に対応しているため、モバイルバッテリー、PC、またはUSBアダプタで簡単に電源を確保できます。どこでも手軽に暖かさを楽しめます。 軽量&ポータブル設計:持ち運びに便利な軽量設計。折り畳んでコンパクトに収納できるため、旅行や外出先でも快適に使用できます。 【冬の必需品!あったかすぎてもう手放せない♡電気毛布の魅力を徹底解説】 みなさん、こんにちは!寒い冬がやってきましたね❄️…
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無印良品の逸品が「暖房をつけるほどでもないけど寒い季節」に最高だった | ギズモード・ジャパン
以下引用
ROOMIE 2024年11月8日掲載の記事より転載 おうち全体を温めるほどではない今の季節、わが家に導入したのは「ホットシート」というアイテム。 これなら今いる場所だけをしっかり温めてくれるんです。
ホットカーペットよりも手軽な「ホットシート」
それが、無印良品の「ソファやベッドで使えるホットシート」というアイテム。 見た目は電気毛布のようですが、電気毛布と違うのは裏面に滑り止めがあること。
これによって、ラグやソファのうえからホットシートを敷いて使うことができるのです。 ホットカーペットだと、大きなラグ全体が温まり電気代がもったいなく感じてしまった���、設置するのが面倒だったり……。
このホットシートならカーペットよりも小さくて、しかもケーブルの付け外しが可能。 まるでブランケットのようにフットワークが軽いので、持ち運びも軽々できます。
昼間はリビング、夜はベッドで使い分け
わが家では、このホットシートを持ち運んで時間によって使い分けています。 例えば、昼間はリビングのテレビの前、夜はベッドの足元に敷毛布がわり……といったように使い分け。
私がベッドで使うときは、布団に入る数分前から先にホットシートを温めておいて、布団に入ったら電源を切って使用。 説明書によると「3時間自動OFFタイマー」がついているので、一晩つけっぱなしになることはないと思うのですが、万が一の低温やけど防止のためこうして使っています。
こたつがなくてもこたつみたいにぬくぬくできる
このホットシートをラグの上に敷いて座り、膝にブランケットをかける使い方がお気に入り。 こうすると、こたつのないわが家でもまるでこたつのようにほっこり暖かい。 140×80cmと大判なので、大人二人なら余裕を持って横並びで座ることができますよ。
電気代が1時間約1.9円なのもありがたい
公式によると「1時間あたりの標準消費電力量:強、約60W」。 強で使っても1時間約1.9円の電気代と、罪悪感なく使えるのもいいところ。
暖房器具を使うほどでもないけれど、何もなしだとちょっと冷え込むこの季節。 これなら電気代が比較的安いのにほこほこ暖まれますよ。
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