#不忍池大黒天堂
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takeuchiyoshihiro · 2 years ago
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パワースポット🙏 #不忍池弁天堂 #不忍池大黒天堂 #奥の院 (不忍之池弁天堂) https://www.instagram.com/p/Cm84INNSUOS/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sanmingzhi90 · 1 year ago
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茅屋為秋風所破歌(杜甫)
秋も深まってきた8月のこと、怒り狂ったような強風が吹き荒れて わたしの家の三重重ねの茅葺屋根は吹き飛ばされてしまった。 飛ばされた茅は川の向こうの河原まで飛び散って 高いところでは林の梢、低い所では池に転がり落ちる始末。 南の村の悪ガキどもが、わたしをじいさんだからと馬鹿にして 残酷にもわたしが見ている目の前で盗みをはたらいていく。 堂々と茅を抱きかかえて竹藪のほうに逃げていった。 唇はヒリヒリ、口はカラカラになるほど怒鳴ったけども効き目がない。 帰ってきて、杖にもたれ掛かる。ため息が出てしまう。 しばらくすると風はやみ、雲が墨のように黒くなってきた。 秋の空はだんだんと夜の闇に包まれていく。 我が家の布団は長年使い古して鉄のように冷たく固い。 寝相が悪い子供が踏み抜いたので裏がビリビリになっている。 寝床のあたりは雨漏りがしていて乾いているところがない。 雨脚は麻糸のごとく、ひっきりなしに降っている。 戦災にあってからというものすっかり眠りが浅くなっており このずぶ濡れの長い夜をどうやって明かそうか。 もし、部屋が無数にある大きな家を手に入れられたなら その大きな屋根の下に世界中の凍えた人たちを住まわせて ともに笑顔で暮らしたいものである。 風や雨にも負けない、どっしりとした山のような家。 ああ、ある日突然目の前にそんな家が現れるのならば わたしの家ひとつなんか破れて凍え死んでしまっても満足なのに。
八月秋高風怒號 卷我屋上三重茅 茅飛渡江灑江郊 高者掛罥長林梢 下者飄轉沉塘坳 南村羣童欺我老無力 忍能對面為盜賊 公然抱茅入竹去 脣焦口燥呼不得 歸來倚仗自歎息 俄頃風定雲墨色 秋天漠漠向昏黑 布衾多年冷似鐵 嬌兒惡臥踏裏裂 牀頭屋漏無乾處 雨腳如麻未斷絕 自經喪亂少睡眠 長夜沾濕何由徹 安得廣廈千萬間 大庇天下寒士俱歡顏 風雨不動安如山 嗚呼 何時眼前突兀見此屋 吾廬獨破受凍死亦足
「俺がじいさんだからって馬鹿にして!��」とブチ切れている杜甫さん、このとき50歳だそうです。
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kachoushi · 1 year ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
厨女も慣れたる手付き雪掻す 由季子 闇夜中裏声しきり猫の恋 喜代子 節分や内なる鬼にひそむ角 さとみ 如月の雨に煙りし寺の塔 都 風花やこの晴天の何処より 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
山焼きの煙り静かに天昇る 喜代子 盛り上がる土ものの芽の兆しあり 由季子 古雛や女三代つゝましく 都 青き踏む館の跡や武者の影 同 日輪の底まで光り水温む 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子 パイプオルガン天上の春連れませり 順子 指を向け宙に阿弥陀の春の夢 いづみ 春の川大東京を揺蕩ひぬ 美紀 聖路加の窓ごとにある春愁 眞理子 雛菊もナースキャップも真白くて 順子 聖ルカを標としたる鳥帰る 三郎 印度へと屋根とんがりて鳥雲に 佑天 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 学僧は余寒の隅に立つてをり きみよ
岡田順子選 特選句
春陽に沈められたる石の寺 美紀 春空に放られしごと十字架も 同 春潮の嫋やかな水脈聖ルカへ 三郎 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 涅槃西風吹きだまりては魚市場 いづみ 聖路加の鐘鳴る東風の天使へと 俊樹 皆春日眩しみ堂を出で来たり 千種 桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春愁の揺れてをるなりだらり帯 愛 立子忌や飯とおさいにネモフィラ猪口 勝利 春眠し指に転がす砂時計 かおり ゆらめいて見えぬ心と蜃気楼 孝子 春潮のかをり朱碗の貝ひらく 朝子 ファシズムの国とも知らず鳥帰る たかし 立子忌の卓に煙草と眼鏡かな 睦子 毛糸玉ころがりゆけば妣の影 同 わが名にもひとつTあり立子忌よ たかし 波の綺羅とほく眺めて立子の忌 かおり 灯を消してふと命惜し雛の闇 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
この空のど��方向も春日燦 和子 思ひ出はいろいろ雛の女どち 同 うららかや卒寿に恋の話など 清女 鳥帽子の小紐手をやく京雛 希 耳よりの話聞きゐる春の猫 啓子 地虫出づ空の青さに誘はれて 雪 意地を張ることもなくなり涅槃西風 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
裏路地の古屋に見ゆる雛祭 実加 子等笑ふお国訛りの雛の客 登美子 彼岸会の約束交はし帰る僧 あけみ 筆に乗り春の子が画く富士の山 登美子 うららかな帰り道なり合唱歌 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
春夕焼浜の民宿染めてをり すみ子 青粲粲空と湖面と犬ふぐり 都 水車朽ちながらも春の水音して 和子 朝東風や徒人の笛は海渡る 益恵 枝垂梅御幣の揺れの連鎖して 宇太郎 春の婚オルガン春の風踏んで 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
啓蟄やボール蹴る子は声がはり 恭子 海近き山の椿の傾きて 和代 啓蟄の光を帯びし雲流る ゆう子 鳥鳴いて辛夷の甘き香降る 白陶 一人言増えたる夕べ落椿 恭子 小気味よき剪定の音小半日 多美女 一端の鋏響かせ剪定す 百合子 ふる里の椿巡りや島日和 多美女 剪定や句碑古りて景甦る 文英 剪定や高枝仰ぐ褪せデニム ゆう子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄の解かれて睡り覚む 世詩明 家康公腰掛け松や地虫出づ ただし 捨鉢な女草矢を放ちけり 昭子 屋号の名一字継ぎし子入学す みす枝 花冷や耳のうしろといふ白さ 昭子 坐りゐて炬燵の膝のつつましく 世詩明 対座したき時もあるらん内裏雛 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
摘草のさそひ届きぬ山の友 ことこ 蒼天に光の礫初燕 三無 陽炎のけんけんぱあの子をつつむ あき子 朝戸風見上げる軒に初つばめ 同 摘み草や孫を忘れるひとしきり 和魚 かぎろへる海原円く足湯かな 聰 陽炎や古里に建つ祖母の家 ことこ 我家選り叉来てくれし初つばめ あき子 陽炎ひて後続ランナー足乱る のりこ 新聞を足してつみ草ひろげたり あき子 つみ草や遠くの鉄橋渡る音 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月14日 萩花鳥会
熔岩の島生き長らへし藪椿 祐子 寝静まり雛の酒盛り夢の間に 健雄 田楽や子らの顔にも味噌のあと 恒雄 雑草も私も元気春日向 俊文 猫抱いてぬくぬく温し春炬燵 ゆかり 子自慢の如く語るや苗売よ 明子 雲梯を進む子揺らす春の風 美惠子
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令和5年3月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雪吊りのほどけて古木悠然と 笑子 落椿きのふの雨を零しけり 希子 夜半の軒忍び歩きの猫の恋 同 立雛の袴の折り目正しくて 昭子 桃の花雛たちにそと添はせたく 同 口笛を吹いて北窓開きけり 泰俊 手のひらを少し溢るる雛あられ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄のゆるみに遊ぶ風 雪 奥津城の踏まねば行けぬ落椿 同 まんさくに一乗川の瀬音かな 同 よき言葉探し続ける蜷の道 すみ枝 春眠の赤児そのまま掌から手へ 同 足裏に土のぬくもり鍬を打つ 真喜栄 強東風の結界石や光照寺 ただし 裸木に降りかかる雨黒かりし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月17日 さきたま花鳥句会
春雨に黙し古刹の花頭窓 月惑 震災の地に鎮魂の東風よ吹け 一馬 春昼や女房のうつす生あくび 八草 ととのへし畝に足跡朝雲雀 裕章 路地裏の暗きにありて花ミモザ ふゆ子 薄氷や経過観察てふ不安 とし江 拾ひよむ碑文のかすれ桜東風 ふじ穂 水温む雑魚の水輪の目まぐるし 孝江 薄氷の息づき一縷の水流る 康子 二月尽パンダ見送る人の波 恵美子 ほろ苦き野草の多き春の膳 みのり 梅園に苔むし読めぬ虚子の句碑 彩香 強東風老いてペダルの重くなり 静子 鉛筆はBがほどよき春半ば 良江
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令和5年3月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
一族の閼伽桶さげて彼岸寺 芙佐子 隠沼に蝌蚪のかたまり蠢きぬ 幸風 セスナ機の音高くして地虫出づ 月惑 この山の確と菫の一処 炳子 石仏に散華あまねく藪椿 要 年尾とはやはらかき音すみれ草 圭魚 茎立の一隅暗き室の墓 千種 春塵の襞嫋やかに観世音 三無
栗林圭魚選 特選句
ビル影の遠く退く桜東風 秋尚 古巣かけメタセコイアの歪みなし 千種 寄せ墓の天明亨保花あけび 同 色を詰め葉の艶重ね紅椿 秋尚 ひとつづつよぢれ戻して芽吹きけり 同 信号の変り目走る木の芽風 眞理子 助六の弁当買うて花人に 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
元三大師夢のお告げの二日灸 雪 新しき雪夜の恋に雪女 同 恋てふも一夜限りを雪女 同 懐手もつともらしく頷けり 昭子 石庭に音立て椿落ちにけり 同 雛簞笥何を隠すや鍵かけて 同 貸杖の竹の軽さや涅槃西風 ただし 石どれも仏に見えて草陽炎 同 泰澄の霊山楚々と入彼岸 一涓 制服も夢も大なり入学児 すみ枝 露天湯に女三人木の葉髪 世詩明 歩きつつ散る現世の花吹雪 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
門出祝ぐ花の雨とてももいろに はるか 花色の着物纏ひて卒業す 慶月 街の雨花の愁ひの透き通り 千種 蹄の音木霊となりて散る桜 政江 フランス語のやうにうなじへ花の雨 緋路 大屋根をすべりて花の雨となる 要 花屑へまた一片の加はりぬ 緋路 永き日のながき雨垂れ見て眠し 光子 宮裏は桜の老いてゆくところ 要
岡田順子選 特選句
金色の錠花冷えのライオン舎 緋路 漆黒の幹より出づる花白し 俊樹 白々と老桜濡るる車寄せ 要 花揺らし雨のつらぬく九段坂 はるか 漆黒の合羽のなかに桜守 光子 花の夜へ琴並べある神楽殿 はるか 春雨や無色無音の神の池 月惑
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
今昔の小川にしのぶ蜆かな 成子 薔薇の芽の赤きは女王の予兆 ひとみ 潮こぼしながら蜆の量らるる 朝子 餌もらふ鯉をやつかみ亀の鳴く 勝利 突きあげし拳の中も春の土 かおり 持つ傘をささぬ少年花菜雨 ひとみ 涅槃西風母も真砂女も西方へ 孝子 亀の鳴く湖畔のふたり不貞だと 勝利 口紅は使はれぬまま蝶の昼 喜和 長靴の子はまつすぐに春泥へ ひとみ パグ犬と内緒のはなし菫草 愛 息詰めて桜吹雪を抜けにけり 孝子 ふと涙こぼれてきたる桜かな 光子 健やかな地球の匂ひ春の草 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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hi-majine · 4 years ago
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お血脈(おけちみゃく)
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 そのむかし、天竺《てんじく》(インド)から、閻浮檀金《えんぶだごん》とかいう、一寸八分ある仏体《ぶつたい》が、はじめて日本にわたってきたときに、仏敵、守屋《もりや》の大臣《おとど》というひとが、 「日本は神国である。かようなものがあっては、かえって人をまどわしていかん」  といって、摂津《せつつ》、河内《かわち》、和泉《いずみ》の三カ国の鍛冶《かじ》屋をあつめて、大勢で、ドカドカたたいたけれども、わずか一寸八分の仏体が、どうしてもこわれません。なにしろ、ちっぽけなくせに強情なやつだというので、簀巻《すま》きにして難波ガ池というところへほうりこんでしまいました。  そのうちに、日本もだんだんかわってきて、三つの法でおさまるようになりました。三つの法というのは、「仏法、鉄砲、女房」でございますが、それから仏法もひろまるにしたがって、坊さん同士でいろいろと議論をして、意見の衝突から、八宗、九宗とわかれるほどさかんになりました。  のちにいたって、本多|善光《よしみつ》というひとが、かの難波ガ池のそばを通りますと、 「よしみち、よしみち」  というかわいらしい声がいたします。  善光がふりかえってみると、仏体が、おいで、おいでをしております。 )」 むかしのひとは、目の性《しよう》がよかったとみえて、一寸八分のほとけさまが、うすっ暗いところで手まねぎをしているのがよくわかったもので、おからだがちいさいくらいだから、まだ舌がまわりません。 「よしみち、よしみち」  とおっしゃいます。本多善光が、 「ははっ」  と、大地へ手をついて、おじぎをすると、 「余は、信州へまいりたい。案内をいたしてくれ」  とのおことば。 「かしこまりましてございます。さあ、わたくしの背なかへおんぶをなさいまし」  といって、仏体をおぶったと申しますが、たかが一寸八分ばかりのもの、おぶわないでも、財布か、たばこいれへでもいれてゆけばよかったろうとおもいます。  それから、昼夜をわかたず、これをおぶって道をいそぎましたが、なにしろ道路が整備されておりませんから、木の根、岩のかどへつまずき、生爪をはがし、足をい��めなどすると、背なかでこれをごらんあそばして、 「ああ、昼夜のわかちなく、われをおぶいくれ、そのほうもだいぶつかれたるようす。夜は人目にかからんから、余がかわりとらせる」  と、おっしゃると、みるみるうちに丈余(一丈あまり)のすがたに変じました。  これだけ大きくなれるんなら、なにも池のなかで、おたまじゃくしを相手にあそんでなくってもよかったろうにとおもいますが、これがいわゆる時機を待っていたのでございましょう。昼間は人目にかかってわるいというので、ちいさくなっていて、夜になって大きくなる。昼間がちいさくって、夜になると、むくむくと大きくなる……なにかみたいなほとけさまでございますが……これが信州へまいりまして、いまもって善光寺へおさまって、善男善女《ぜんなんぜんによ》の参詣ひきもきらず。お堂のうちに、階段めぐりというおそろしいまっ暗なところがあります。これは、ありがたいお経文がはいっております。つまり、地下倉庫で、入り口に大きな錠《じよう》がおりております。その錠へ手がさわると、極楽往生ができるといいつたえているので、欲ばったやつが、手がさわっただけで極楽へいけるというなら、捻《ね》じ切ったら、どんなことになるだろうかと、三日三晩、錠前へつかまって、「うんうん」やったが、どうしても切れなかったと申します。しかし、世のなかで、いくらわるいことをしようと、いかなる大罪を犯《おか》そうとも、極楽往生ができるというので、むかしは、善光寺から血脈《けちみやく》のご印《いん》というものをだしました。これはなにかといいますと、お金をおさめると、お坊さんが、「なむあみだぶつ」といって、ひたいのところへお血脈のご印をおしてくださる。すると、たちまち罪障消滅《ざいしようしようめつ》、現世の罪が滅して極楽へゆかれるというありがたいものでございます。  こんなぐあいに、善光寺でお血脈のご印をくださるので、みんな極楽へいってしまって、地獄へゆくものがありません。それがために、地獄のほうは、たいへん不景気になって、閻魔《えんま》大王は、財政困難におちいった結果、やむをえず、浄玻璃《じようはり》の鏡を床屋へ売り、部下の鬼が突いている鉄の棒をのこらずあつめて、古鉄屋へ払《はら》いさげるというしまつで、赤鬼なんぞは、色がさめて、かわらけ色にかわり、青鬼もやせおとろえて空色になり、虎の皮のふんどしもしめていられないから、これも売ってしまって、鬱金《うこん》もめんのふんどしで間《ま》にあわせるというようなありさまで、竹の棒へつかまった鬼が、栄養失調で、ひょろひょろしております。  ここにおいて、奥殿で、閻魔大王を議長としまして、会議がひらかれました。 「諸君、こんにち、かく地獄の衰微をきたすということについては、かならずなんらかの原因がなくてはならんことである。すみやかにこれが挽回策《ばんかいさく》を講じなければならんが、めいめい意見があらば、腹���なく述べてもらいたいものである」  と、いとも沈痛なる態度をもって大王が発言いたしますと、座の中央から、みる目かぐ鼻というものがすすみでまして、 「おそれながら、わたくしより大王閣下へ申しあげたいことがございます」 「なんだ?」 「うけたまわるところによれば、近ごろ、娑婆《しやば》の信州善光寺という寺院において、血脈のご印というものを発行いたし、それがために、みな、その罪が消滅して、極楽往生をするもの多く、その結果、かく地獄の衰微をみるにいたったのであります。これにひきかえ、極楽の発展は、非常なもので、このままにすておきまするときには、ついには、地獄は全滅の惨状をみるにいたらんと、われわれは、大いに心痛いたしているしだいであります」 「うーん、それは一大事である。なんとかして、これをふせぐ方法はあるまいかのう?」 「さよう、わたくしのかんがえますには、その血脈のご印なるものを盗みだしてしまったならば、極楽へゆくものも、自然と地獄へくることになろうと存じますが……」 「なるほど、それは名案じゃ。だれかその役をつとめるものはないか?」 「それは、地獄のことでありますから、むかしから、あらゆる盗賊がまいっております」 「そうじゃな。とにかく盗賊の名簿をしらべてみい」 「……ええ、いかがでございましょうか、ねずみ小僧なぞは?」 「さあ、かれら程度のものでは、この大役をしとげるのはむずかしかろうな」 「しからば、袴垂式部大輔保輔《はかまだれしきぶだゆうやすすけ》は?」 「それは、ちと大仰《おうぎよう》でいかん」 「熊坂大太郎長範は?」 「やはり古めかしいな」 「しからば、このさい婦人の力を借りまして、鬼神のお松か、まむしのおまさあたりはいかがで?」 「いや、なにも婦人の力を借りることもあるまい」 「いかがでございましょうか、石川五右衛門なぞは?」 「うん、彼なれば、この任務を果たすであろう。五右衛門は、いかがいたしておるか?」 「いまだ釜のなかにはいっております」 「とにかく五右衛門を呼びだせ」  それから、小使いを五右衛門のところへむかいにやると、五右衛門のやつ、釜のなかで、いい気になって、都都逸《どどいつ》を三十六唄って、新内、端唄《はうた》から、浪曲、歌謡曲、もうみんな唄いつくして、すこし湯気にあがりかけているところへ、 「ちょっと石川さん、石川さん」 「おう、なんだい、小使いさんか。なんか用かい?」 「大王さまがお召《め》しですよ」 「大王さまがお召し?」 「ええ、奥殿へちょいときてもらいたいってんですが……」 「なんの用だ?」 「なんの用か知りませんが、大王さまから、あなたを娑婆《しやば》へ派遣されるようなことを聞きました。うまくいけば、あなた、地獄の重役《じゆうやく》になれますぜ」 「それはかたじけない」 「なにしろ、いそいでおいでをねがいますよ」 「ああ、いま身なりをととのえていくからな。ちょいと、その衣装をとってくれ」 「これですか? りっぱなもんですね」 「ああ、これは、南禅寺の楼門で、花見をしたときのものだ」 「ああ、なるほど、『楼門五三桐《さんもんごさんのきり》��という芝居で、たばこをのみながら、『絶景かな、絶景かな……』と、やってた、あれですね?」 「うん、そうだ」 「こりゃあ、りっぱでいいや。じゃあ、さっそくでむいてくださいよ」 「承知いたした」  五右衛門は、釜からあがると、黒の三枚小袖、緞子《どんす》の巾広《はばひろ》の帯をしめまして、朱鞘《しゆざや》の大小をかんぬき差しにして、その上から、びろうどのどてらを羽織りまして、重《かさ》ねわらじをはき、あたまは、百日かずらという、ぼうぼうといたしまして、おそれげもなく、六法を踏みながら、奥殿へのそりのそりとはいってまいりました。 「ええ、お召しによって、石川五右衛門出頭いたしました」 「おお、石川五右衛門とはそのほうか。苦しゅうない。もそっと近《ちこ》うすすめ」 「あまりお身近かではおそれいります」 「いや、苦しゅうない。さて、五右衛門、余の儀ではないが、地獄の興廃ここにあり。なんじに一骨折ってもらわなければならんことができた。というのは、娑婆の信州善光寺において、血脈のご印なるものをだしたるために、罪障消滅して極楽往生するものばかり。地獄へまいるものは、昨今まったくない。ついては、この血脈のご印といえるものを盗みだしたならば、極楽へゆくべきものどもも、のこらず地獄へまいるであろうとおもうのじゃ。いかがであろう、血脈の印を盗みとってまいることはできまいか?」 「なにごとのご用かと存じましたら、さような仕事をいたすことは、赤子の手をひねるよりもいとやすきこと。拙者《せつしや》も、世にあるときは、伊賀流の忍術をもって、豊太閤秀吉公のご寝所へしのびこみ、すでに御《み》首級《しるし》をあげんとして、武運つたなく宿直《とのい》のものにおさえられ、世にもまれなる釜煎《かまい》りの刑におこなわれ、地獄へまいってまで、いまだ釜のなかにて苦しみおりますところ、さいわい大王閣下のおみだしにあずかり、光栄これにすぎるものはございません。ご奉公のしおさめに、かならず任務を果してごらんにいれますゆえ、なにとぞご安心くださるように……」 「たのもしきその一言、しからば十分しとげるよう」 「心得ました。しからば大王閣下」 「おお五右衛門、早うゆけ」 「ははっ」  てんで、芝居がかりに見得《みえ》を切ってでかけました。のんきなやつがあったもんで……  ひさしぶりに五右衛門は娑婆へでてまいりまして、昼間は、善光寺へ参詣するようにみせてはいりこみ、なかのようすをしらべて、夜にはいると、むかしおぼえた忍術をもって奥殿へしのびこみ、あらゆる宝物をあらためましたが、どうもわかりません。そのうちに、桐の箱があったので、よくみると、「お血脈の御印」としるしてあります。やれうれしやと、ふたをあけてみると、二重になっているので、これをあけると、錦の布につつんであるのが、まさしくお血脈のご印。これがみつかったら、さっさと地獄へ帰ればいいのに、そこは芝居心のある泥棒だから、あたりを一��みまわして、 「ふ、ふーん」  と、気味のわるい笑いかたをして、 「はは、ありがてえ、かたじけねえ。まんまと首尾よく善光寺の奥殿へしのびこみ、奪《���べ》えとったる血脈のご印、これせえありゃあ大願成就《たいがんじようじゆ》 ちえー、かたじけねえ」  と、いただいたから、そのまま極楽へいっちまった。
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2ttf · 13 years ago
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iseilio-blog · 2 years ago
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眠 狂 四 郎
眠 狂 四 郎 Nemuri Kyoshiro
悠游於虛無之淵 孤高的劍士
柴田鍊三郎
新潮社 1991年 九月 二十五日
消失的兇器
一瞬而逝的姿影,誓仇來到 枕橋。
金八 小跑的渡過了 言問橋。
投問的 戀之夜路
一間茶屋
是緣吧 彈開了暖簾
暖簾:五木ひろし(歌詞中譯) - YouTube
「喂,抱歉,我家先生在這裡嗎?」
穿著工作衣的年輕女孩有點猶豫的指了指二樓。
金八 趁著擦身經過,快速的滑了一下臀部。
「是嗎、這裡嗎、二樓嗎。. . . . . 雪醬,妳、二樓被我們先生佔了,
沒法和男人幽會了吧」
「什麼男人 . . . . .」
「嘿嘿-,不要騙。這麼漂亮,什麼松吉、竹太的 情人啊。真可憐
啊,我家先生。」
一面登上二樓,一面說著
「談到松和竹,和 雪醬 一起那一晚真辛苦。媽的,今年一直下雪。」
今天早上 江戶 成了銀色世界,金八 在來的路上滑倒兩次。
打開 障子門,眠狂四郎 腳放在 矮桌炕 裡 仰臥著。
こたつ天国の幕開けです Dog and Cat with Kotatsu - YouTube
「哦哼,家國昏亂忠臣出,街道異變金八現。先生,發生了金八這顆
腦袋無法判斷的事件了。」
「說說看」
狂四郎 閉著眼說道。
面貌蒼白,不變的虛無陰鬱。對生存無執著的���著,然而在那虛無
陰鬱之中,有著知天命的寧靜。
「三千石的 旗本大身(地方政治角頭)在澡堂哼著謠曲入浴時被
殺了。」
「. . . . . 」
「澡堂裡圍著浴巾的 女中 已經在裡面。因為是童女,不能讓她看到
赤身裸體的大人,躲到一旁,唱著謠曲的大人,不知怎的,呻吟了
一聲。嚇了一跳,抬起臉,大人忽然沉了下去,當頭再浮起來時,
已經成了斷末魔的可怕形相。浴槽成了一片血海。女中大吃一驚,
僕衆衝了進來已經太遲。」
「. . . . . 」
「做了一番偵訊不得要領。只記得一陣混亂與血海。」
狂四郎 一直閉著眼睛,是不是有在聽並不清楚,一動也不動。
「大人的背部被刺一個洞。被什麼東西刺的,那裡也找不到。」
「是說、浴池裡沒有兇器掉落?」
「是啊。大人的背部的確有個洞。」
狂四郎 坐了起來,將矮桌炕上的酒倒進碗裡,一口喝了下去。
「什麼時候的事?」
「就昨夜的事。下著雪,時刻剛好是丑時 -。大人與小妾合戰,
完事後有洗身的習慣。又胖,又渾身汗水,一定、哦,是有聽說對手
從去年就一直說要幹掉他。敵手有 天狗術,因此來拜託先生。」
消息不好外泄,所以不找 奉行所(警察局),用人去到 水野越前守
的 宅第,衛士頭目的 武部仙十郎 喚來 金八,下令去把 狂四郎 帶
過來。
大番頭、三千石的布衣 內藏助信親 是去年退番歸府,最近進入了
小普請 的人物。於大阪府的時候,大概犯了什麼錯被降級成 役寄台。
性格豪爽,不太向 閤老 低頭,濟助窮困,善飲,也好點女色。是
八萬旗 中的頭人。內藏助 府邸從去年底開始有了奇怪的事情。像是
賄賂品一般的大包裹,打開來看卻是貓的死骸。一上轎子就出現
白蛇。這些都還忍受,下了一個晝夜的雪,快晴美好的早晨,書院
前庭忽然出現一尊不知誰做的雪人,上面寫著「死靈」文字。隔日
太陽出現,雪人融化,竟然出現一個三天前失��的年輕女屍體。
下手的入依判斷當然是府邸裡面的人,而 內藏助 似乎無動於衷。
「大約最後就是要取我的性命。那就來吧。」
內心顯然有答案,府邸中的人們也沒有入去推敲。
終於,如同預料,內藏助 被殺了。 怪的是 內藏助 雖然背部有刺傷,卻尋不著兇器。
安置遺體的佛間,香煙裊繞,家人保持著沉默。這時忽然穿著黒服
的 眠狂四郎 出現,也不合掌致意。
「抱歉!」
一聲之後,把遺骸翻轉了過來。去除了二重的白衣與裝束,看了一下
背部的傷口,眉宇間有了困惑的樣子。
那傷口既不是長槍,也不是手裡劍,而是更為不同的兇器。
狂四郎 在老女的案內之下出了佛堂,去到澡堂。
只要是 旗本 的府邸,都造了不少澡堂,白天也顯得昏暗。如果從明窗
擊出兇器鰾不是不可能。
狂四郎 回到書院與佣人對坐。
「可以見一下夫人嗎?」
「夫人中風,從三年前就一直就躺在床上。」
「是這樣嗎?」
狂四郎 微微笑著問到,佣入顯得有點狼狽。
「還有什麼沒說的也說說看。」
「沒有特別啊。說夫人無法起床是有人看到。你的口吻倒有點像是
懷疑 . . . . .,」
「這蠻妙的。我不是對夫人有什麼懷疑。而是剛問你的時候你那狼狽
的樣子,似乎是你自己覺得夫人有點怪,不是這樣嗎?」
冷冷的看著佣人避開的眼神 狂四郎 說道。
「再來想問的是被弄成雪人的女中的事。」
佣人似乎鬆了一口氣,回看著 狂四郎。
「你的主人碰了那個女中,應該沒錯吧。」
「. . . . . 」
「請那澡堂的女中來一下吧。」
是個個子小而純真的女孩。受到衝擊而還未回復的樣子,頭伏得低低
的,
「妳是成了雪人的 つや 的妹妹嗎?」
「是 -」
「妳姊姊會這樣的逝去是因為主人的原故,想復仇嗎?」
「我什麼都不知道 . . . . . 」
「妳在澡堂裡有沒有聽到兇器飛來的聲音?」
女孩表情顯得很困惑。
「妳的主人在浴槽中呻吟時妳是看到的?」
「是 -」
女孩看到的是 內藏助 在水槽中浮起來又沉下去。女孩去了之後,
佣人又進來,說道:
「夫人可能在生病之後,與生俱來的忌妒心好像更加厲害了。」
「妳的主人碰了女中之後,忌妒心更加狂亂,起了殺意,妳想到這件
事而感到狼狽吧。請帶我去夫人的寢室。」 一面看著白色美麗的庭院景色,
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一面拾步長廊,忽然停住了腳步,
好像看到什麼,微微笑了一下。
- 原來如此!
坐在 內藏助夫人 的枕頭邊,狂四郎 忽然說了一句奇怪的話。
「妳丈夫在大阪的時候,從市民手中收了不少銀子吧。」
夫人忽然臉色蒼白,說道:
「你要多少?」
「算便宜些,二百兩 -」
夫人拼命的抑制著情緒,伸出枯木一般的手,要拿呼喚女中的銀鈴。
「不用了。是要拿不正的銀子。. . . . . 放在那裡呢?」
夫人望向了櫥子,狂四郎站了起來,去到櫥子拿來了一個有著蒔繪的
盒子。
Maki-e: A Sumptuous World of Gold and Black - Core Kyoto mini (youtube.com)
「厚,夫人可真是有錢。」
夫人顯得不安
「拿了快點離開吧。」
「拜領了。. . . . . 私房錢可真不少。看起來這麼有錢,欲望又高了
起來,」
「想要多少才可以?」
狂四郎 看著那嫌惡又憎恨的眼眸,笑了一下,
「這整個盒子我就拿走了。」
這時後面佣人追了過來,
「先生,你知道昨夜有人來襲嗎?」
說著,拿出一封書狀。寫著:
「這數日中,在意外的地方要取你的生命。到時請多注意!」
狂四郎 笑了一下,
這一來下手人是誰就清楚了;能夠使 投劍術 的就只有 松田五平。
一個黑影在要進入屋子的瞬間,
「無袖難揮灑;是這麼說的吧,松田五平! 」
間不容髮,從黑影拋出了一支 手裡劍。 狂四郎 拔出了 無想正宗 揮了下來,
「去庭院吧,松田五平!不要學一些兩國藝人的手法。在山中修業
的 貫心流劍法,你還粗疏得很。」
Kanshin-ryu Iai-jutsu - 43rd Japanese Kobudo Demonstration (2020) - YouTube
Tenshinryu Hyouho Battojutsu① - YouTube 地面映照著凜冽的月光,對峙的兩個黑影似乎為冰雪凍結,
眠狂四郎 貼著地,松田五平 在中段稍高
時刻���移,晨雞報曉時分,如同合意一般,
松田五平 踏雪,進兩步
這個同時,圓月殺法 的 無想正宗 開始慢慢移行
當刀尖劃出半圓時,松田五平 蹭雪,五體跳躍
如同流星劃過一道白光,掉落 狂四郎 顏面
松田五平 剛下了身的肢態,靜止閉目,望著 狂四郎,一動不動 無想正宗 從肩割到胸止住
眠狂四郎 一下子拔起,松田五平 失去性命的個體 緩緩傾斜
雪地,在俯伏的瞬間,黑色血汐向四方擴散
內藏助 的 頭七,高輪普提寺的方丈討論著應該如何處置 內藏助夫人。
種種的意見,都無法取得一致的意見。
眠狂四郎  倚柱,始終保持沉默。
終於 狂四郎 不造作的開了口,
「做為武士的妻子,應該隨丈夫之後而去。」
「什麼意思?」
有一人問到
「良人的最終,就是妻子的最終。這是夫妻之道。」狂四郎 說完,
站了起來,一個人離開了方丈們。
眾人回到了宅邸,一看,有了異變。
全身不自由的夫人不知何時在浴池被殺了。
背部與良人 內藏助 一樣被刺殺,水槽染滿了鮮紅的血。
那裡都找不著兇器。
隔日 金八 踩著融雪的街道來到 言問的茶屋。
「一人來,雙人行;足跡寫著二個字、二的字;怎樣,雪將,一會兒
帶妳去兩國。」
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拍了一下肩膀,跑上了樓梯。
「. . . . . 先生,請告訴我,沒有刀傷,卻在浴槽中被殺。這是什麼
道理?」
膝蓋移行到 狂四郎 的旁邊。
狂四郎 閉著眼
「打開窗戶看、金八」
窗戶打開了,
「然後呢?先生。」
「兇器就在那裡。」
「什麼?那裡?」
屋簷垂下來亮閃閃的冰柱
「厲害!他用冰柱替代了 手裡劍。刺殺之後,冰柱在熱水裡就溶化
掉了。」 狂四郎 起了身,
「金八!走吧。」
(245) 市川雷蔵版⚡眠狂四郎 - YouTube
眠 狂 四 郎 - YouTube
( 決鬥之外 粗譯 )
Sugino Sensei 10th Dan Master of Katori Shinto Ryu - YouTube
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sophiatanken · 2 years ago
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日本アルプス縦断2022
こんにちは。4年の石原です。実は初めてブログを書きます。
記念すべき初投稿では夏活動、日本アルプス縦断について報告します。
 探検部に所属して早4年。在学中に何かを成し遂げなければという焦りと義務感を抱えていました。考えてみれば偉大な先輩、押田さん・油���さんが切り開いた日本縦断ルートがあるじゃないですか。総距離約415㎞、獲得標高約27,000m。
手を挙げてくれたのは3年小池。実は事前のプレで揉め事を起こしていた2人。これから始まる3週間の共同生活にお互い不安を感じていたことは言うまでもありません。
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出発前夜に四谷のお好み焼き屋にて決起会
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8/9 スタート地点 富山県ミラージュランド付近の海岸にて
事前に作成した縦断旗を掲げやる気満々です。
今回の縦断では先人の2人をかなり意識していました。どちらの方が晴れ間を見られるか、スマートに達成できるか…。
北アルプスのスタート地点まで約30㎞のロードを歩きます。この日の気温は35℃。うだるような暑さに加えオロロと呼ばれる虻の奇襲にあいかなり消��しました。
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大雨の中歩いた2人とどちらが幸せだったでしょうか。
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翌日から北アルプスパート開始です。
しかし、これはこの先の縦断中付きまとう課題なのですが、二人共朝に弱い!この日の起床はなんと朝8時!完全になめきった2人。すぐにアルプス三大急坂の一つ早月尾根で山の洗礼を受けます。
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縦断のトップバッターは岩と雪の殿堂、剱岳!登りは意外と普通で高を括っていましたが、���りの難所カニのヨコバイでは踏み外して滑落する自分が想像できました。レスキュー講習を受けた自分は100m落ちてもしても大丈夫(?)と言い聞かせ一歩ずつ慎重に足を出します。
その後は立山、薬師、黒部五郎と比較的天候に恵まれた中を無難に歩き進めました。
上高地への下山を控えたところで本縦走初の暴風雨。ジオグラフィカをチラチラしていた私のケータイは水没!この日は双六小屋に小屋泊することにしました。館内は綺麗で暖かく、お茶のサービスまで!凍えて疲弊していた体がかなり回復しました。
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翌朝バイトのお姉さんに見送られ出発します。が、その日も相変わらずの悪天候。写真を撮る余裕もありません。槍ヶ岳ナニモミエナカッタ…
8/15 上高地に到達!久々の下界めし。「大盛りで!」と叫んだ小池は以降中央アルプスが終わるまで腹痛に悩まされます。
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小池を苦しめた山賊定食
ここから約70㎞、中央アルプスへのロードが始まります。この区間は狭いトンネルが点在し横すれすれを大型トラックが轟音を立てて通り抜けます。
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縦断界隈で知らない人はいないほど有名なスーパーまると。70㎞圏内に唯一存在するスーパーでまさに縦断を志す者のオアシスです。
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8/19 今日から中央アルプスに入ります。
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晴天の木曾駒��岳。近くにロープウェイ駅があるため登山客が多かったです。これに乗れば1時間以内に文明圏かぁなんて考えながら暴風に荒れる空木岳を登ります。
宝剣岳、空木岳を経て待望の駒ケ根街へ 久しぶりの肉、魚、野菜、卵、ふかふかの布団…。山では生きていけないとつくづく実感。
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下してもなお料理を盛り続ける
8/22 休養を挟み南アルプスに出発です。
下界の余韻をかみしめながら登っていきます。あぁ肉、魚、野菜、卵、ふかふかの布団…。
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山パートラストの南アルプス。そう簡単には歩かせてくれません。すれ違う人はみな一様に熟練の猛者ばかり。10日分の疲労を溜め込んだ二人を悪天候と急登が追い込みます。
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仙丈ケ岳、塩見岳、小河内岳…
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足裏は連日の山行でぼろぼろに。一歩踏み出すごとにスルー出来ない痛みが走ります。
 荒川岳、赤石岳、兎岳…
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名前も知らない3000m級の山々が私達の体力を奪っていきます。初めは感動していた景色ももはやただのバックグラウンド。黙々と地図に示された分岐やピークを通過しテン場につけば夕食を済ませ眠る日々。リラックスタイムであるはずの就寝時間も南ア初日にロルマをなくした私にとっては苦痛が入り混じる時間でした。
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3時起床気合いの聖岳!
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縦断ラストのピーク茶臼岳!ここに来てその日初めての晴れ間が見えました。南ア最後の山に感傷的になっていた私はこの晴れ間が私達の前途洋々たる未来を表しているように感じました。隣に座る小池もセンチメンタルになっています。
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8/28 下山だ!!久しぶりの下界!もう8日風呂入ってない…
喜ぶのも束の間、海まで約85㎞のロード区間が待っています。二度とやりたくないパートを選ぶとすれば間違いなくこの歩きでしょう。延々と続く道、落ち葉に潜むヒル、ザックに群がる蟻の大群、強めの雨…。
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不快な道でも進むしかありません。20㎞地点到達!この時実は足指の付け根を疲労骨折していました。この笑顔の裏には苦痛と忍苦が隠されています
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満身創痍でコンビニ休憩。雨を吸ったテントが憎らしい。
  8/31 ついに、、、ついに!ゴールの静岡県大浜海岸に到着です!!
ここまで歩いて23日、これが押田さんと油谷さんの見た景色か…。もう歩かなくていい!肉も魚も好きなだけ食らい雨風に怯えることなく眠りにつく!
前日までの不快な雨はどこへやら、どこまでも綺麗な青空が続いていました。台風が近づく影響から海は荒れ気味で波も高く縦断の達成に相応しい迫力がありました。
日本海の水が入った小瓶に太平洋の水を注ぐ小池を眺めながら色々な事が思い浮かびました。何度も苦しめられた急登、食料を分けてくれた檜尾オジ、防寒なしで凍える小池…。そして縦断中も度々頭をよぎった就職活動。若くエネルギーに溢れた私達は望めば何でもできるのだろう、、、。
感傷に浸った後は限界突破の足を引きずり早々に帰宅しました。
日常に戻ると全て今まで通りの生活が送られていました。あふれる食料、自動車、マイホーム…。1週間経った今でもそれらの当たり前に驚きと感謝の気持ちが浮かんできます。快適な生活と帰りを待つ人がいるからこそ私は山に行って帰ってこれるのだと思います。お母さんいつもありがとう。
この縦断は私にとって一生忘れることのない思い出になりました。
23日間共に歩いてくれた小池、ありがとう!
日本アルプスは石原と小池が歩きつくしました!
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yfukuoka · 7 years ago
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【1896日目②】2018-03-27 上野恩賜公園と不忍池弁天堂で満開の桜を楽しんで……帰ろうと思ったけど、行列に並んじゃった。 . _______________________________________________________ . #カシミールカレー #牛ほほ肉のコルマカレー(火曜日のカレー) #ラサム . 久しぶり過ぎて���物「カシミール」の味を忘れてしまいました。 ということで、復習もかねて注文。 . んー…辛い。じわじわくる。真っ黒ですが、チリペッパーの辛さ。美味しいけれど、やっぱり僕はデリーのコルマが好き。大好き。 今日のコルマは、ハンバーグくらい大きな牛ほほ肉でした。 スプーンを伸ばせば、文字通りほっぺたが落ちるように崩れていく…口に運べば溶けるように旨味が広がっていく……最高♪ . ラッサムならぬ、「ラサム」は…こちらも文字通りラッサムではありませんでした。ヒング感も弱くトマトスパイススープ。 うーん…カレーマニアな人には疑問視されそうだけど、僕はやっぱりコルマが好き♥ . _______________________________________________________ #🇮🇳 #India #Pakistan #Delhi #spice #curry #老舗 #上野 #湯島 #カレー #インド #フクドローン (デリー上野店)
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tata-pa-tata · 4 years ago
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【0】ヴィルとオブラディ・オブラダ(推敲前)
 ヴィル・シェーンハイト3年生の朝はテキパキと始まる。スマートフォンのアラームで目を覚まし(6時きっかり)、寝巻のまま顔を洗う。それから、クローゼットよりランニングウェアを引っ張り出して、髪を結ぶなりして身支度は終わる(所要時間は10分弱)。出かける前に軽い水分補給を忘れず、ランニング用のスニーカーを履いて寮を出る(6時17分)。あ、忘れていたわ。先日買ったばかりのスマートウォッチを部屋に置いてきたままね。そうして前に出かけた右脚を後ろに引いて、踵を返す。ドレッサー台の絢爛豪華なアクセサリーに囲まれて異彩を放つ黒い時計を左手首にはめ、ちゃんと機能していることを確認する。もう忘れ物はないわね、と部屋中を見渡してから再び寮を後にした。  時刻は6時半近くとなった頃。鏡舎に降り立つヴィルの目に、サバナクロー寮の出入り鏡の前で佇む大男の姿が映った。 「おはようジャック。待たせたわね」  耳をピクンと立たせて大男、ジャック・ハウル1年生はヴィルに振り返った。 「おはようございますヴィル先輩。俺も今来たところです」  言いながら小さく会釈をして、首をかりかり掻く。デート待ち合わせの台詞として完璧だった。ヴィルは同郷の後輩が知らないうちに成長している姿に妙に感心して、「ジャック……アンタ、デキる男ね……」と思わず声に出すと「は?」と怪訝に見つめられた。その呆けた面に小ばかにしたようなクスクス笑いを返して、「さ、行くわよ」と可愛い後輩の前を歩いていくのだった。  〈今後の成長に期待〉に1万マドルね。胸裏でジャックを賭けの対象にしたことは流石に秘密である。“誰と”賭けをしたなど無粋なことは聞かないで頂戴。これはアタシの中の問題なの。プライバシーは守られるべきでしょう?
「それ、使いやすいですか?」  ナイトレイブンカレッジ敷地内(校舎のあるエリア)をおよそ半周したあたり。節奏とした呼吸音に紛れてジャックが問う。特別動きはなく、前を向いたまま視線だけがヴィルの左手首を追った。 「ああ、これ。そうね……」  うーん、と一寸考えてから、まだよく分からないわと苦笑した。ジャックは当たり障りなく「そうなんスね」と言ってまた静かに走った。利便性や機能性を感じていないというより、持ち始めてから1週間も経っていないから使いこなせていないだけなのだ。それに、可愛い後輩と言えど、コレを誰かに安易に勧めることは控えたかった。  ヴィルが着けているこのスマートウォッチは、とある男性向けのファッション雑誌の撮影時に現場で一緒になった男性モデル(歳は22)から勧められたものだ。心拍数や血圧、体温を計測するだけでなく、機種を選ばずスマートフォン端末と連動し心電図データや心拍数データが記録されていくらしい。このスマートウォッチひとつあれば、病院へ行かずとも個人間である程度の医療ツールを用いた健康管理が可能になるというわけだ。驚異的だったことは、魔法を使える者にはそれ用の特別なモデルがあり、一般のモデルに付加して多くの機能をもっていた。それは、空間転移魔法でしばしば使われる鏡を簡易的に生み出し、場所を選ばずどこへでも行ける機能だったり、小さな画面から思い浮かんだものを召喚できる機能だったり(召喚できるものは実際に存在するもの。また人間や動物、魚類などの生命ある存在以外。例えば、樹木自体は召喚できないが、木の実や果物なら召喚可能)、他にも様々である。しかもこれら全ての機能はマジカルペンやそれ相応の魔法を使うための道具なくしても発動できる。魔力保持者の魔力エネルギーを感知して、マジカルペンの代わりを担うことができるのだ。端的に言えば、チート。故に、あまり世に出回るのもよろしくないということで、特別モデルは伝手がなければ手に入れられない仕組みになっている。まあ、それより一層驚いたことは、このスマートウォッチをあの根暗男《イデア》が開発したということだ。以下は、長ったらしい回想であるから、適当なところまで飛ばしてもらって構わない。  一昨日の話である。早朝ランニングで不完全燃焼だったヴィルは夕方もう一度走ろうと、購買部前の小路を通り鏡舎へ向かう途中。木に隠れて購買部の様子を窺う猫背でだらしのない男の背中を見つけた。一寸脅かしてやろうかしら。あのイデアが珍しく表に出てきたものだから、彼は悪戯心がはたらいて、煌々とする蒼い髪に忍び寄る。イデアは気付かない。それを見ておのずと上がる口角を引き締めることなく、薄ら笑いを浮かべたまま無防備な背中をポンと叩いた。��ると、イデアは見ていて気持ちの良いほど大きな身体を思いきり震わせながら奇声を上げ、驚きのあまり膝から崩れ落ちた。それから、うっ……うっ……と泣いているような声を漏らし、地面に倒れたまま動かなくなった。アッハッハ、とヴィルが左手の人差し指を口の右端に添え、お得意の優雅な手つきで上品にも大胆に笑う。 「こんなことで腰抜かしちゃって。だらしないわね」 「これだから自分に自信のあるやつは(小声)」 「あら。何か言ったかしら」 「……」  ヴィルとイデア、両者の鋭い��線が交わる。睨み合っているのだ。  ──言いたいことがあるなら真正面から言ってきなさいよ。  ──なんだってよりにもよってこんな世界の毒(またの名を美)を凝縮して体現した男(ヴィルのこと)に絡まれなくちゃいけないんだ。僕のことなんかほっといてくれよ。僕はただ取り寄せた新作のゲームソフトが届いたから、仕方なく外に出て人目を避けてここまで来たっていうのに。別に悪いことなんかしてないし。まあ、ちょっと前まではクラッキングとかしてたけど……。でも今はしてないし。徳もそれなりに積んでみたし。そもそも購買部が僕のところに来ればよかったんだ!そうすれば、僕は部屋から出なくていいし、こいつに絡まれなくて済むし、新作も手に入るしで一石三鳥じゃないか。何が悲しくて僕は今雑草に顔をうずめてるんだ!  視線に込める思いは人それぞれである。  イデアは小さくため息をついて、やってられん、とっとと目的のブツを受け取って立ち去るが吉とヴィルから視線を外し、ユラユラ、縦に長い巨体を揺らしながら立ちあがった。巨体と言ってもヴィルと同じ身長であるけれど。服に付いた雑草や土を落とし、ヴィルを無視して購買部へ行こうとした矢先。特徴的な鈴の音がひとつ鳴り響いた。  あら、マネージャーからだわ。  ヴィルのスマートウォッチに1件のメッセージが入った。それを確認して、夕方のランニングをやめてマネージャーの待つ街の入り口に向かおうと、踵を返し校舎へ進路変更した時だった。 「それ、マジカルウォッチ00《ダブルオー》……?」  購買部へ歩を進めたイデアがこちらに戻ってきて、はっきりしたものではないけれど、ヴィルに聞こえる声量でそう言った。 「え、ああこのスマートウォッチのことね。たしかそんな名前だったかしら」  イデアに話しかけられた驚きで目を見開いたまま、少し言葉を詰まらせながらヴィルは記憶を辿って答えた。うん、たぶんそんな名前だった。でもイデアがコレを知っているってことは……。 「まさか!!」  アンタも持ってるの?!と続けようとした。が、続けようとする前に、イデアは大きな蒼い口をニマッとあけてギザギザの歯を下品に見せた。 「フヒッ。それ、拙者が開発したものでござる」  いやらしい笑みに、してやったり顔のイデアは非常に他人を不愉快にすることが得意で、案の定ヴィルも内心面白く思わなかった。そりゃあ、一瞬耳を疑ったけれど、この男ならコレをつくることは可能だと同輩としてすぐに理解できた。だから、イデアの普段のナリやさっきまでのおどおどした態度は見ていて苛々するし(秀でた能力あるんだから堂々としてなさいよと思う)、逆に今みたいな得意分野になると自信満々になるサマも気に食わない(これは単に癪に障る)。要するに、このイデア・シュラウドという男は何をしても他人を、ヴィルを腹立たせる存在なのである。  ヴィルはイデアの満面のヴィラン顔を見るや否や、己の左手首に装着されたマジカルウォッチ00《ダブルオー》とやらを外し、時計塔の方に向かって投げ捨てた。しばらくしてからポチャンと、それが時計塔の横を流れる川に沈む音が聞こえて、イデアの「ああああ、なんてことを」という開発者の嘆きも耳にした。ヴィルはそんなイデアに構うことなく、大股で校舎へと歩いて行った。  馬鹿ね。あれ、すごく高かったのよ。そんな簡単に捨てるわけないじゃない。  ヴィルはマジカルウォッチ00《ダブルオー》を捨ててはいなかった。投げたふりをしただけである。水中に落ちる音など魔法でどうとでもできる。得意気になったイデアの天狗鼻をへし折ってやりたかったのだった。おかげでイデアは再び地面に倒れこみ、うっ……うっ……と唸り声をあげ、「許すまじ……」と雑草を掴みながらヴィルの背中を睨んでいた。  ざまあみろね。  ヴィルは今後一切イデアの前でマジカルウォッチ00《ダブルオー》をしないと誓った。もしイデアを見かけたら即外してやる、と。まあ見かけることがあればだけれど。
【お知らせ】 回想終了。早朝ランニングのシーンに戻る。
 朝日が高くなり、まだ爽やかさは残るけれど、日差しが強くなる前にヴィルは帰ることにした。初秋(ここでは九月頃)とはいえ残暑が身に染みる。紫外線は天敵だ。 「ジャック、アタシはもう終わりにするわ」  走りながらそう告げると、ジャックは「ウス」と言ってヴィルの離脱とともにペースを上げた。  手加減されてたってわけね……。  ジャックの底知れぬ体力に苦笑しながら、ヴィルはクールダウンに入った。今日も普段と変わらずナイトレイブンカレッジ敷地内を外周1周した。外周1周だけでもヴィルのペースなら30分はかかる。ジャックなら半分の15分だろうか、いや、もっと短いだろう。  今、ヴィルがいるのは植物園の入り口付近。その真向かいには魔法薬学室がある。植物園を外から眺めてふっと笑う。レオナのやつがいないから、植物たちはこの時間穏やかに過ごしているんじゃないかしら。そんなことを思うもすぐに、我ながら馬鹿みたいな想像をした、と脳内レオナを吹き消して鏡舎へ向かう。その時だった。  バシャン、ザブンと水を打ち付け飛沫が上がる音が魔法薬学室の方から聞こえてきた。ヴィルはその音に吃驚して目を見開き、魔法薬学室の方に誰かいるのかしらと思った。ジャック……はもう1周走っているからここにはいないし、それじゃあこんな朝早くに誰かしら、と好奇心に駆られて音がした方へ歩んでみた。  基本的にここ、ナイトレイブンカレッジに通う者で朝早くから活動しているものはほとんどいない。皆、ホームルーム開始ギリギリになって教室に滑り込む。最悪1限の授業に遅刻しなければセーフといった具合である。だから、この時間―現在時刻は7時2分―に誰かいるはずはない。いようものなら、粋なことをするその顔を見てみたいものである。  外から魔法薬学室の中を覗く。しかし、人のいる気配はない。それはそうだ。この中には飛沫が上がるほどの水はないのだから。そうなれば、魔法薬学室に隣接する貯水池に気になる彼がいるはずだ。  ヴィルは魔法薬学室のガラスでできた壁に身体を引き寄せて、貯水池にいるだろう彼に気づかれないよう慎重に移動した。ガラスの壁と言っても、その厚さは充分であり、さらには室内の薬草や棚など障害となるものが多々あるため、貯水池にいる彼からは反対側の通路にいるヴィルの姿は見えない。もちろんヴィルからも反対側の貯水池は見えないので、移動しなければならなかった。ヴィルは自分の鼓動が大きく鳴っているのを感じ、ひとつ唾を飲み込む。  一体誰なのかしら。  ヴィルは漸く建物の角から池を一望できる位置に着き、体温より冷たい壁面に白雪の肌を近づけた。目を凝らしてみると、平らな池の水面からひょっこり黒くて丸いものが浮かんでいるのが見えた。ヴィルはすぐにそれが人間の頭であると認識する。もしかして、死んだ人間の生首かと思ったけれど、その頭が池をあっちへ行ったりこっちへ行ったり意思をもって動いているサマを見て、生首ではなく人間が泳いでいるのだとわかってほっと胸を撫で下した。それから数分泳いでいる頭を建物の角から眺めるも、髪が黒いこと以外知ることができない。  なんでこっちを見てくれないの!と胸裏で不満をこぼすのみで、まさか言えやしない。  ふと時刻を確認してみると、画面は7時12分を表示していた。このままここに居続けたらシャワーを浴びて身支度を整える時間がなくなってしまう。それはなんとしても避けがたいと、仕方なくも寮へ戻ることにした。  気配を気取られぬようおそるおそる、慎重に、もと来た箇所を一歩ずつ丁寧に戻っていく。戻りながらヴィルはふと考える。  何故彼はあそこで泳いでいたのかしら。まあ、この学園のプールは屋内にあって、鍵がないとこの時間は入れないけれど。だからといってあんなところで泳ぐかしら。だってあそこは貯水池よ。非常用の水溜場。泳げないほど汚いわけじゃあないけれど、飲めるものでもないわ。泳ぎたかったら学外にいくらでもあるというのに。そんなに今泳ぎたかったのかしら。もしかしたら何か訳があるのかも……。ああ、ダメ!また気になってきた!  ヴィルは豊かな想像力を巡らせ、再び胸や身体の先がムズムズし始めるのを感じる。気になってしまったものは仕方がない。どうにか彼の顔だけでも拝んで、それを土産にしようではないか。手抜きは嫌い��けれど、臨機応変にいこうではないか。朝の支度のうち、部屋以外でもできるものはカット。髪を結うのは登校してからにしましょう。時間がなかったら、ルークに手伝ってもらえばいいわ。よし。これならあと10分はこの場に残れる。絶対にこの10分間で片を付けてやるわ!  そう意気込んで、今度は反対側の角から様子を窺おうと急いで裏から移動した。持ち前の長い脚でダッシュに近い早歩きでの移動。それでも細心の注意を払って、音を出さないように。  反対側の壁面にたどり着いて、そこからまたゆっくり音を立てぬよう貯水池が見える角に移動していく。日差しが先ほどよりも強くなっていて、ヴィルは反射的に腹を壁面に向け、背中と後頭部で日光を受け止めた。今度こそは見えるかしら、と角より首を伸ばし池の方に目をやると、ザパン。泳いでいた者が水中から陸地に上がってくるのが見えた。ヴィルの角度からは小さいけれど横顔のみ捉えることができる。どこかで見たことのある顔だった。しかしどこで見たのか思い出せない。  「!?」  ヴィルは思わず声を出しそうになったすんでのところで押し殺す。驚いた。可能性としては無きにしも非ずといったところだが、まさか、まさか“そう”であるとは思うまい。  ──よもやまさか、裸であるなどとは!  ヴィルは一寸視線を外した。そして一寸鼓動が速くなった。見ていないわ。はっきりとは見ていないわ。ええ。全裸……なのは分かったけれど、ソレとかアレとか見ていないわ!断じて!  視界の右辺に映る生い生いと茂った雑草を睨みつけながら、ドクドクドクと速まる心音を鼓膜で感じ取る。ヴィルは他人の裸を見ることに慣れてはいるけれど(学園内の生徒がしばしば全裸で暴れまわることがあるため)、不意打ちには弱かった。  ここ学園の敷地内ではあるけれど、外よ。万が一誰かに見られたら……っていう可能性は考えて水着は履くべきじゃない?あ、でもサバナクローの奴らなら裸でも平気そうね(偏見)。でも、獣人ではないようだし、それじゃあ一体どこの寮の奴なの?!  そしてまた気になる。ループする好奇心は止められない。  その好奇心から、外していた視線を再び彼に戻したヴィルは、陸に上がった彼を見るや否や、ド。と心臓の内側から熱い何かが溢れ出したのを感じた。その何かは血液によって身体中に隈なく運ばれ、爪の先まで痺れるような感覚をもたらし、ヴィルは戻ってきたジャックに声を掛けられるまでそこから一歩も動けなくなったのだった。
「まるで、毒のようだったわ」 「……」  あの時の衝撃を、ヴィルはそう表現した。  外廊下をヴィルの肩と並んで歩くルーク・ハ���ト3年生は、暫しの沈黙ののち、フムと呟いて、本日も淀みなく麗しい我が寮長の横顔を眺める。各々1限目の授業を終え、次の魔法薬学は二人とも履修しているということで、共に移動している最中のことであった。  ルークは廊下でヴィルに会った時、目を丸くした。それは彼がいつもの時間をかけて編み込んだ髪型ではなく、緩く一束に結んでいたからだった。これだけで、ルークはヴィルの身辺に何かあったのだと察して、今朝の出来事を聞くに至ることとなった。 「君がそんなふうに言うなんてね。その“池の君《ロア・ドゥ・エタン》”とやらを、ぜひこの目で見てみたいものだ」 「なあにその“池の君《ロア・ドゥ・エタン》”って……」  また変な呼び名つけちゃって……、と横目で笑うヴィルに、ルークは目を糸のように細めてニコニコと笑いかける。  それからは、昨日見たホラー映画があんまり面白くなかっただとか、トレイが明後日のポムフィオーレのお茶会に参加するだとか、他愛のない話をして、目的の魔法薬学室に到着した。  ヴィルは室内で実験着に着替えながら、今朝の彼に思いを馳せる。  彼を見たとき、血液が毒に侵されたような感覚に陥った。“彼を見たとき”というのは少々語弊がある、か。彼が陸に上がる前は何とも思わなかったのだから。そう。ヴィルがちょうど外していた視線を彼に戻した時、風が一陣吹いた。ザアアという擬音も、サアアという擬音もどちらも合うような、柔らかくて芯を持ったそんな風がヴィルの背中を撫でたとき。陸に上がりきっていた彼はヴィルの方に身体の正面を向けて、風の行く方向を、その青い空を慈しむように眺めていた。彼のサイドの他より長い髪が風に乗ってゆらゆら遊んでいる様子はまるで絹のように柔らかさを帯びていて、遠目でも分かるほど彼の白く滑らかな肌と調和していた。身体に滴る水が煌めき、より一層彼の肌の白さを強調する。彼の薄ら閉じた瞼にも、唐紅の唇にも、均整のとれた身体つきにも釘付けだったけれど、何より、その儚げな表情がヴィルの心臓を貫いたのだった。  ヴィルは彼を“美しい”と思った。思ってしまった。これは完全に不本意である。しかし不本意であるということは、すなわち本心であり、悔しいながらヴィルは己の感情の機微を自覚したのだった。  とはいえ、ヴィルが彼に感じた“美しさ”というものは、ヴィルのもつ“美しさ”とは毛色が異なっていた。  ヴィルの“美しさ”というのは、簡潔に言えば“洗練された美しさ”である(まあ、元々の素材ももちろんいいのだが)。一方、池の君(ルークより借用)の“美しさ”は、“野生の美しさ”であった。自然の美しさ、と言えばよいだろうかか。詰まるところ、ヴィルは単体として美しく、ひとりで完結する美しさを備えているが、彼は自然と一体となることではじめて彼の存在に美しいという価値が付加されるのだ。(この二人の美しさについて、違いについての言及は後にもおそらく出てくるから、ここでの説明は流してくれて構わない。フィーリングでなんとなく理解してもらえると助かる。)  だから、ヴィルは彼を美しいと思ってしまったことを悔しいと感じるも、嫉妬するまでには至らなかった。競い合うフィールドが違うのだ。それに、彼を見たとき、内側からエネルギーが沸々と湧き上がってくるのを感じた。新しく何かに触れて、心を刺激され、やる気に満ち溢れる、行動を起こしたくなる、そんなよくある衝動を感じた。それは、彼のユニークな力であるのだけれど、それをヴィルがはっきり認知するのはまだまだ先の話である。  明日もいるのかしら。もしいたら、話しかけてみ……いや、話しかけるのは何だか違うわね。また今日みたいに陰で見る他ないのかもしれない。一寸後ろめたいけれど。  そうして明日のことをチラリと脳裏によぎらせていると、授業開始の鐘が鳴り、座っていたクルーウェルが立ち上がった。
 翌朝。  彼は居なかった。  同じ時間帯、同じ場所に赴いても、人の気配すら感じられなかった。  ヴィルは「まあ、そんなもんよね」と自分を慰めてさっさと寮へ戻っていった。  そして、その次の朝も。その次の次の朝も。次の次の次の朝も、ヴィルは毎朝あの魔法薬学室横の貯水池を見に来ていた。しかし、一度たりとも彼を見かけることはできなかった。  ヴィルは思う。  もしかしたら、彼はゴーストの類だったのだろうか。はたまた、自分が幻覚にかかっていたのだろうか。  ヴィルは会えない事実と裏腹に、日に日に「会いたい」という思いが強くなっていた。  もし、次会えたとしたら、絶対、絶対に話しかけてやるわ。そしてどこの寮の誰なのか聞いて……そうね、そのままウチの寮のお茶会に誘ってみてもいいわね。  ヴィルは半ば執着に似たものを抱いて、彼を繋ぎとめる術を考える。いつものヴィルがこれを見たら「信じらんない!時間の無駄!」と一蹴するところであるけれど、今の彼にとっては美容、仕事、その次に池の君といったところであるから、救いようがなかった。もうここまで来たら意地である。何がなんでも見つけてみせる。  その日は金曜日ということもあって、放課後になると、明日は休みだなんだといった声がちらほら聞こえてきた。皆、課題があっても週末に先送りして、今は部活動やサークル活動に傾倒しているようだ。  最終授業が美術だったヴィルは、画材の片付けで他より遅れて放課後の時間に入った。今日は何を見るんだったかしら、とこれから向かう映画研究会での活動に思考を巡らせる。  美術室は校舎の中心より離れた一角にある。学園を一つの国に例えるならば、生徒が普段活動する教室(自クラス)が位置するのが都市部であり、美術室や魔法薬学室というのは郊外といった具合である。まあ、魔法薬学室ほどは離れてはいないけれど、移動するのが面倒だと思うくらいには遠い。  ヴィルは誰かと戯れることなく美術室を出、一人、本校舎へ続く渡り廊下を優雅に歩く。その地面はアスファルトで華やかさはなく、一定の間隔で溝があり、誤って爪先を差し込んだら転んでしまうだろう。それをうまく避けながら、そのうえ上品かつ大胆に歩くものだから、男子校と言えど、やはり周囲の視線を浴びてしまうのである。そんな野郎どもの纏わりつくような視線も、ヴィルにとってはなんてことない。  ちょうど渡り廊下の真ん中あたりに来た時。ヴィルの右耳に楽しそうな笑い声が微かに飛び込んできた。進行方向を向いて、右手30メートル先に体育館がある。その体育館とヴィルのいる渡り廊下の間は芝生のみの空っぽの空間になっている。ヴィルは足を止めて声のする方を見やると、体育館の出入り口(4つあるうちの1つ)付近でなにやら数人の生徒がふざけあっているらしい。まず目に入ったのは、茶髪で左目に大きなハートがペイントされている彼……エース・トラッポラ1年生である。ヴィルはエースの名前こそ知らなかったが、ハーツラビュル寮の問題児として同じ寮長のリドル・ローズハート2年生から彼の愚痴を聞かされていたり、廊下で走り回っているのを何度も見かけたりしていたからか、顔だけは覚えていた(それに付け加えて、先生方やリドルに廊下で怒られているサマを度々目撃したこともあった)。エースは芝生にバスケシューズのまま降り立って、何故だかその手にホースをもって誰かに水をぶちまけている。それを開けた出入り口に寄りかかって笑いながら見ている者が2名……ジャミル・バイパー2年生と、同じく2年生のフロイド・リーチだった。フロイドはギャハハとひとしお笑った後「オレもやりたい」と言って芝生に降り立ち、エースからホースを奪おうとする。エースは最初は渡す気はなく抵抗を見せていたけれど、力の差があったのだろう、無理やり奪われてしまっていた。その拍子に、ホースが暴れて水が体育館で傍観するジャミルにも盛大にかかってしまい、運動着が、しかも上下ともビチャビチャに濡れた。ジャミルは数秒間1ミリも動かなかったけれど、次の瞬間には勢いよく顔をあげ、体躯を「大」の字に広げ、蛇が噛みつくようにエースに飛び掛かる。驚いたエースは「なんでオレェ!!」と叫びながら、ジャミルが飛びついた反動で背中から芝生に倒れた。それをアハハと腹を抱えて笑うフロイドと、そして……。  ヴィルはフロイドの隣で笑う彼(エースに水をかけられていた彼)が誰なのか最初は分からなかった。おそらくバスケ部の1年生か2年生で、あまり目立たない存在なのだろうと思った。実際にヴィルの思ったことは、当たらずも遠からずといったところだったのだけれど。  フロイドに渡ったホースを、今度はジャミルが奪わんとして、フロイドは反射的に円を描くようにホースを振り回す。それが、その水が、フロイドの隣で笑っていた彼……黒髪に白磁の肌の彼に思いきりかかった。「うわっ!」と吃驚した声をあげたのも束の間、不意だったものだから鼻に水が入ったようで、苦しそうに咳込む。だ、だいじょぶか……?と先ほどまで倒れていたエースが彼の顔を覗き込む。咳込む苦しみを和らげようとエースの左手が彼の背中に回った時。 「ぷ」  一瞬間の静寂。そして…… 「あはははははははは!!!!」  大爆笑。  壊れたようにヒイヒイ笑う彼に、一同はぽかんとした。しかし、すぐに彼と同じように皆で大爆笑して、肩を押し合っていた。  ヴィルはそれを見て目を瞠った。  ああ。彼だったのね……。気づかなかったわ。  自然と足が彼らの方へ向かっていた。ゆっくり、でも急いで、ヴィルは探し続けていた彼の元へ近づいていく。ヴィルの気配に気付いたのは、ジャミルで、彼はヴィルを見るや否や笑顔を消して咳払いをした。そして、ヴィルはあの日見た彼の背後に着く。その彼は自分が誰かの影に入ったと分かって、後ろを振り返る。2人の視線が初めて交わる瞬間だった。  それからのことは、ヴィルはよく覚えていないけれど、なにか恥ずかしいことを言った気がした。覚えていないのだけれど。しかし、彼のことを少し知れた。  彼はユウと言う。オンボロ寮に住む、魔法が使えない監督生。  ヴィルは薄らと入学式の騒動や、リドル、レオナ、アズール、ジャミルのオーバーブロット事件に彼が関与していたことを自室のベッドの上で思い出した。  まさかこの子が、例の監督生だったとは。何だか不思議な心地がした。  まるで夢のようなくすぐったいものが、ヴィルの内側からサワサワと顔を見せている。ヴィルはベッドに背を預け身体が沈むのを感じる。そして天蓋の裏を見つめて、それからゆっくり目を閉じ、瞼に焼き付いた大笑いするユウの姿を思い出す。  初めて彼を見たときは、消えてしまいそうな儚い顔をしていた。今日の彼は太陽のように眩しくて、宝石のように美しい笑顔だった。初めて見たときとは対照的な表情だったのに、すぐに彼だと分かった。心臓が脳が全身が、彼──ユウだと教えてくれた気がした。  ──もっといろんな顔が見てみたい。  純粋な興味だった。  ヴィルはようやくユウを見つけられたという(執着からの)解放感からか、明日は土曜日で仕事は午後からという安心感からか、その日は穏やかに深い眠りについた。  そういえばあの子、また水に濡れていたわね。……でも、水と相性が合っていたわ……。輝いて煌めいていた。
 木曜日の放課後。バイオレットのベルベット生地で統一されたカウチソファやアームチェアがいくつものテーブルを囲む。その重厚で華美な空間に見慣れぬ人物がちょこんと座っていた。彼はカウチソファに浅く腰掛け、膝上に載せた指を忙しなく弄っている。弄りながら右隣に座る一見温厚そうな同輩を見ると、男とは思えぬ可愛らしい顔がこちらを向いて微笑んだ。 「ん?緊張してるの?」 「……う~ん。緊張はしてないけど、落ち着かない」  目を少し細めて周りをキョロキョロする彼──ユウを困ったように笑って見つめるのは、ここ、ポムフィオーレ寮に籍を置くエペル・フェルミエ1年生であった。彼らが今居る所はポムフィオーレ寮の談話室。エペルをはじめ、皆寮服で着飾っているなか、ユウだけが制服(しかも上はパーカーの上に制服を羽織っている)で、一人だけ浮いていた。  ユウは先日、臨時マネージャーとしてバスケ部の活動に参加していた時(細かくは活動開始前)、初対面のヴィルに名を聞かれ、名乗られ、ポムフィオーレのお茶会に誘われるという奇妙な体験をした。その後の週明けに、たまたま廊下ですれ違ったエペルに声を掛け、ヴィルからもらった招待状を見せてみた。すると目を丸くして、「来てくれるの?」と言うので、ユウは頷いてみせると、彼はパアっと花が咲いたように笑って、ユウの腕をぶんぶん上下に振った。ユウは腕に全く力を入れていなかったから、もげそうだな~とのんきなことを考えて目の前のスウィートな笑顔に心を温めていた。実際のところ、エペルはポムフィオーレのお茶会が苦手だった。ヴィルやルーク、上級生のようにあの場で寛ぐことはできず、いつも給仕された紅茶を見つめ、じっとしているだけだった。それはもう居心地が悪いのなんの。それに、度々ヴィルに話題を振られたり、声をかけられたりするものだから、上層部の人たち(ヴィルやルークをはじめとするポム寮の中でも凄まじくキラキラした人たち)からの視線を浴びるわ怖いわで挙動不審になるし、冷や汗が止まらないといったことが毎回起こるので、苦手なのである。だから、ユウが来ると分かったとき、気の知れた友人がいてくれることに安心した。ちなみに、ユウとエペルの出会いは、これまたユウがマジフト部の臨時マネージャーとして駆り出されたところに由縁がある。まあ、この話は追々するかもしれないし、しないかもしれない。  そういうわけで、エペルはユウの参加をたいへん快く思っていた。お茶会が楽しみだなんて初めて思ったくらいである。エペルは隣でそわそわしているユウに安心したのは事実だが、同時に疑問を抱いた。 「ね。そういえば、ユウサン招待状もらったんだよね」 「うん」 「それって、ルークサンからもらったの?」 「ル……?」  誰それ?と言わんばかりに首をかしげてエペルを見つめるユウに、僅かに「え」と驚きを漏らしてしまう。 「まさか……ヴィルサン、から?」  エペルがそう言うと、ユウはエペルの見開いた大きな目を見つめたまま小さく頷いた。  嘘でしょう?寮長から直々に?!というか、ヴィルサンとユウサンはいつの間に知り合っていたのだろう。  エペルは吃驚してそのまま固まった。ユウはそれを怪訝な顔で覗きこむ。  エペルがなぜそんなに驚いているのか。それは“招待状”というものが、それも“ヴィルから”ということが、超弩級にレアだからである。ルークからの招待状でさえSSRものだというのに、ヴィルからの招待状となればURものである。そんな代物をこの学園でもらったという事例は今までに聞いたことがなかった。前代未聞である。そもそも招待状というのは、寮長や副寮長のみが発行できる決まりで、もしそれ以外の寮生が他寮生に向けて出したいとなれば、寮長または副寮長に事前報告をし、許可を受けてからはじめて出せることになっている。さらにその際、申請した寮生からではなく副寮長(※寮長ではない)の手ずから招待される者の手に渡る仕組みだ。要するに、副寮長から、ルークから渡される以外のもの、すなわち寮長、ヴィル・シェーンハイトから渡され���招待状というのは、ヴィルの意思で彼が直々に招待したという名誉ある代物なのである。  エペルはユウのもつ招待状が当然ルークからもらったものだと思っていたものだから、意表を突かれてしまっていた。週明けの月曜日に、ユウから招待状を見せてもらった時は、嬉しくて、お茶会で気軽にお喋りできる相手ができたということしか頭になかった。けれども、聞いてみればそれはルークからではなくあのヴィルからもらったと言うのだ。ポムフィオーレ寮生として、何事かと思わずにはいられなかった。 「ユ、ユウサン」 「?」 「ヴィルサンと、知り合いだったの?」 「ううん、全然」  全然知らなかった、そう言うのだ。いよいよ真相は闇に包まれて��た。  ポムフィオーレ寮のお茶会は、基本1、2年生が当番制で給仕を行う。エペルも例外ではなく、前回のお茶会では給仕の任を務めていた。給仕係の寮生が食器の音を僅かに立て、準備のできた者から談話室の隅に並び始める。1、2年生の参加者は皆すでに席に着いていて、後は上級生の入室を待つのみであった。  談話室の扉の向こう。廊下からカーペットを靴で鳴らす独特の足音が聞こえてくる。途端、談話室のピアノが優しく奏でられた。自然な挿入である。急であるにもかかわらず、一切驚きはしなかった。粋な配慮というものだろうか。雰囲気づくりが完璧だ。  それから数秒後、談話室の重厚な扉が開かれた。ヴィルを筆頭にルーク、そしてその他上級生が十数人、堂々と入場してくる。上級生たちに失礼のないよう、先ほどまで座っていた下級生も皆すでに立ち上がりヴィルたちの方に身体を向けている。ユウもそれに倣う。  ヴィルたち上級生は下級生一人ひとりに、無作為に、話しかけている。 「最近調子はどう?」 「ええ、おかげさまで。ヴィル寮長がお勧めくださった美容液、たいへん重宝しています」 「やあこの間はどうも!」 「デトワールさん!過日はお世話になりました。実はあのあと、面白いものを見つけたのですが……」  二言、三言で会話を切り次の者へ挨拶する者もいれば、一人相手に長話する者もいる。ユウはただそんな彼らを興味深そうに眺め、耳をそばだてて聞いていた。 「ご機嫌いかがかな、ムシュー・姫林檎!今日はお茶する側のようだね」 「はい、ルークサンたちとお茶会ご一緒できて嬉しいです」 「ふふっ。それは私もだ」  エペルに声を掛けたのは金髪おかっぱ頭に大きな羽根つき帽をかぶったルークだった。ユウは彼とは一寸顔見知りだったので、エペルの後ろからぴょこっと顔を覗かせて軽く会釈をした。 「おや!?トリックスター!キミも来ていたのかい?」  ようこそ!と言わんばかりにルークはユウの腕を取り、力強く握手をした。い、痛い……。  それから「ん?」と何かを思い出した���うにルークは首を傾げ固まる。 「しかし、招待状を渡した記憶はな……」  ルークはハッと気づく。エペルを一瞬見ると、口を結んで頷いていた。 「そう……いや、ああ。なんと!」  実に興味深い!そう言って、また人好きする笑顔をユウに向け、握った手を上下に揺らす。  ユウはルークとは顔見知りだったが、名前を知らなかったので、改めて自己紹介を交わす。そのあとも、ルークは物腰柔らかく、だけれど獲物を狩るような視線を奥に潜めてユウにあれこれ聞いていた。その時。 「盛り上がっているところ、失礼だけど」  唐突に、ハスキーで艶のある声がルークとユウの会話に差し込まれた。ルークが後ろを向く。 「これは失礼、毒の君《ロア・ドゥ・ポアゾン》」  声の主──ヴィルに気付いたルークは、すぐにユウの正面の位置を譲り、斜め右後ろに身を引いた。それに「ありがとう」と小さくお礼を言い、緩慢な動作でユウの前に立つ。彼を捉えると、化粧で色が濃くなった目尻が柔らかく下がった。 「先週ぶりね。来てくれてありがとう」 「こちらこそ、ご招待くださってすごく嬉しいです」  ユウが笑うと目尻には皺が寄っていて、ヴィルは何だかその皺さえも美しいと思ってしまった。 「アナタと話したいことが沢山あるの。今日は、ここに座ってもいいかしら」 「え゛」  思わず声を漏らしたのはエペルで、その快くない反応にヴィルは一瞬眉間を歪めた。けれどもすぐに平静を取り戻し、エペルを一瞥してユウを見つめる。エペルは「やっちまった」と言わんばかりに口を両手で塞いでいた。  お茶会の席は常にフリーで、固定されているものではない。だから誰がどこに座っても良いし、途中で席を移動しても構わないことになっている。 「いいですよ、ねエペル」  反応を求められたエペルは、口を両手で覆ったままコクコクと小刻みに首を振って同意を示す。それを見たヴィルは満足そうに微笑んで「それじゃあ」と言い、ユウたちのテーブルの座席に身を置いた。  ピアノ演奏は依然としてクラシックが流れている。ヴィルが席に着いたのを見届け、ぽつりぽつりと上級生、下級生の順に座っていった。  特別お茶会開始の合図というものはなく、給仕係は皆の着席に合わせてテーブルにカップを置いて紅茶を注ぎ始める(軽食や菓子、取り皿などはすでにテーブルの中央に置かれている)。その流れるような動作はまるで聞き心地の良い音楽のようだった。神経を尖らせた息詰まるような雰囲気はない。給仕側も含めて談話室には安らぎの香りが漂っている。  本日のアフタヌーンティーのメニューは、3段重ねのケーキスタンド(下から順)にサンドイッチ、スコーン、ケーキ、それから紅茶はアールグレイ。いずれも今回の給仕当番のチョイスである。実は後々これらメニューの合わせ方や給仕の仕方、さらにはお茶会参加側のマナーなど上級生から講評される。お茶会と言えども、ただ紅茶を飲んで寛ぐのみではなく、いわゆる社交場前の訓練も目的としている。  がしかし、慣れればなんてことはない。最初は、特に新入生の頃はビクビク怯えすぎて逆に失態ばかりであったけれど、今となっては少し緊張こそすれど怯えるには至らない。現に、今回の給仕係の1年生も落ち着いているし、その動作も若干の堅苦しさはあるものの優雅で流れるようにスムーズだ。給仕される側も、この時だけはマナーを忘れて楽しむのである。マナーを覚えるのは、別の時間に行えということではあるけれど。(エペルが今もなおお茶会を苦手にするのは、マナーへの不安よりヴィルに呼ばれて上級生の巣窟に身を置かなければならない、そこで会話をしなくてはならないという強制されたものに怯えを感じるからである。) 「ユウ……と言ったわね」 「?」 「アナタは魔力がないんでしょう?飛行術とか、魔法を使う授業はどうしているの?」 「グリムっていう毛玉……モンスターが魔力を提供してくれて、それで補ってます。僕とグリム、2人で1人の生徒なので」  ヴィルはユウに聞きたいことが山ほどあった。それは、こういった魔法が使えないといったことや、異世界から来て身寄りのないこと、財源は?生活は?交友関係は?……などいろいろ気になることを一方的ではあるけれど、プライバシーに配慮して聞くと、ユウは明け透けに、素直に答えてくれた。  話を聞いている限り、ユウはヴィルの想像ほど苦労しているようには見えなかった。もしかしたら苦労を表に出さないだけかもしれない、それが彼の強さなのだろう、とヴィルは心の内で思う。しかしこの時ヴィルが思ったこと・感じたことは間違いで、ユウを深く知るにつれ、良い意味でも悪い意味でも裏切られることとなる。  
 これをきっかけに、ヴィルとユウは交流を深めていった。学園内で会えばどちらからともなく挨拶をし、時間があれば立ち話をした。勉強を見てもらったり、またお茶会に参加したり。ヴィルが初めてオンボロ寮に遊びに来た時は、建物のボロさを見て「アンタ……こんなとこに住んでたの……」とものすごくひどい顔をして口端をヒクつかせていた。帰る際「もう二度と来ないわ」と言ったのに、数週間後また来たことは思い出すだけでも笑ってしまう。それから、ヴィルがオフの時には街へ降りてショッピングをしたり、カフェでゆっくりお茶したり、たまに観光スポットへ足を運んで記念になるものを残したり、比較的穏やかに過ごした。学園内では、まあいろいろあったけれど、ヴィルにもユウにもいろいろあったけれど、2人の関係は変わらず、むしろ以前よりも強固な関係になったように思える。  呼び方もいつの間にか「アナタ」から「アンタ」に変わっていて、ユウの使う敬語が砕けたり、敬語を使わなかったり、それをヴィルはたまに注意するけれど、内心は少し嬉しく思っていた。ユウの髪や服装が乱れていたら、小言を言いながら直してくれ、ヴィルが仕事で疲れて帰ってきたときは、ユウがご飯をつくって彼の自室まで持ってきてくれた。ユウの作るご飯はまあまあ美味しかった、とヴィルは言う。  ユウに心の臓を射抜かれたあの日から、ヴィルの彼に対する認識や感情はあまり変わっていない。「美しい」と感じている。それはおそらく今後も変わることはないだろう。そして新たにユウをユウたらしめているものを見つけた。それは──  自由。  ユウは果てしなく自由であった。たとえ他から何かを強制されたとしても、自分の心に従い、その通りまっすぐ行動する。異世界で独り身でも苦労の色が見えなかったのは、表に出していないのではなく、苛酷なことも彼の自由な考えにより、謳歌するものとして彼に吸収され消化されていったのであった。ヴィルはそれに気づいたとき、心臓が全身が電流を浴びたような衝撃を受けた。そしてやはり、彼の自由さを、「美しい」と思った。ユウのそういった美しさに、人知れず可能性を感じた。この可能性は、まだ蕾、いや芽にもなっていない種である。  ヴィルは思う、将来のことを。自分はこの業界でまだ成し遂げていないことが山ほどある。そしてそれを成し遂げ、この業界の頂点に君臨しようと。  ヴィルは思う、彼のことを。彼は一体どんな未来を思い描いているのだろう。果たしてそこに──……いや、これ��関係ないだろう。これは、自分の願望だから。  ヴィルは眩しいくらいの白さを孕んだ月明かりに照らされ、思う。  明日は卒業式だ。ナイトレイブンカレッジのヴィル・シェーンハイトも明日で終わる。これからは、モデルで俳優のヴィル・シェーンハイトになって、仕事一筋、自由な時間は今以上に少なくなるだろう。そうなれば、きっと、きっと。  明日の卒業式、アタシ泣いちゃうのかしら。……ま、最後だし泣いたっていいけれど。ルークは沢山泣きそうね、目に見えるわ。エペルもきっと。  あの子は──。  口の片端が僅かにあがって、ふっと笑った。
「泣いては……くれないわね」
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kachoushi · 3 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和4年3月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年12月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
しとしとと雨しとしとと冬近し 喜代子 護りうけ思ひ絡まる毛糸編む さとみ 冬河や網打つ人は何を漁る 都 冬怒濤雄島は人を寄せ付けず 同 寂聴の過去は激しく榾燃える 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月2日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
秋風や消えゆく物にますほ貝 雪 蓑虫の纏へる物の哀れさよ 同 亡き友の顔をかぞへて師走かな 匠 裘かくしに去年の映画の券 同 なんとなく交はす言葉にある師走 かづを こころして願掛けをせむ神還り 数幸 恋多き尼の死悼む歳の暮れ 清女 仲よしの三人の婆おでん酒 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
枯葉積む蝶のむくろを嵩として はるか 乃木将軍の墓ひとりぼち冬の蠅 佑天 枯葉舞ふ異人の墓は仰向けに 伊豫 赤信号ぬるき懐炉は胸の奥 ゆう子 冬霞あふひの墓の見つからず 佑天 黄落にころんと転び笑ひをり 久 坊城雀冬晴を祓ひに来 順子 十字墓影を寝かせて冬ぬくし 秋尚 冬の日に白装束の透きとほる きみよ
岡田順子選 特選句
百度石在らば祈らむ冬空に 炳子 墓一つ極月一つあるごとし 伊豫 冬晴や絵画館やや浮かみたり 佑天 塋域は枯野とならむ魂の黙 ゆう子 元勲の墓冬帝の貌をして 俊樹 極月の指墓碑銘を愛しみ 千種 冬晴や虚子の見守る墓一基 三郎 懐旧の情とは極月の男 千種 抱擁すマリアは寒き手を拡げ 俊樹 蝶も無き冬の墓標となりしかな 同 けふあたり上へと魂の日向ぼこ 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
面影山に半襟掛けて時雨虹 美智子 冬ぬくし赤子を丸く抱いてをり 栄子 冬ざれや修築の碑は沖を見て すみ子 ざらざらの風紋壁画冬日吸ふ 悦子 色鳥の木戸を飾りて飛び去りぬ 宇太郎 黄落の色に染まりて町の風 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月11日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
冬日落つ老いのひと日の終りけり 独舟 ペーチカやレコード針の飛ぶところ 晶子 君知るや時空を超える除夜の鐘 同 悴みて錠剤一つ転がりぬ 寛子 樽前山を背負ひ堂々たる雄鹿 のりこ 魔女の口笛かも知れぬ虎落笛 岬月 天空の乱れし夜の虎落笛 同 クロークに寒さ預けて席に着く 同 恋心捨てしを叱咤虎落笛 同 五稜郭兵を鎮める雪しきり 雅春 冬虹を翔け上らんと鳥一羽 同 榾爆ぜる音にも温みありにけり 慧子 故郷は遠し一夜の雪二尺 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月11日 ますかた句会 栗林圭魚選 特選句
みちしるべなき分かれ径枇杷の花 秋尚 中子師と歩みし坂ぞ枇杷の花 三無 杉樽に醤油の香り枇杷の花 ゆう子 新聞の折り目ずれなく漱石忌 同 枇杷の花不穏なること無き日々よ 同 布団干す母手作りの重さかな 多美女 立ち止まり見る人もなく枇杷の花 白陶 いぶかりつ人恋ふ猫や漱石忌 百合子 烏瓜色仕上りて句碑頭上 三無 日を回しながらゆつくり紅葉散る 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 武生花鳥俳句会(十二月十三日) 坊城俊樹選 特選句
色鳥の風と光に遊びをり 中山昭子 色足袋をはいていよいよ籠りけり 上嶋昭子 落つるもの大地に還し山眠る みす枝 一灯のともる社や神の留守 英美子 極月にして捨つるべきもの何もなし 世詩明 冬麗やこの郷土にて生かさるる 信子 吾町に煙突のなきクリスマス ただし 時雨るるや振子時計の重き音 信子 天界の星座の見ゆる大枯木 みす枝 妻が留守する小春日でありにけり 世詩明 天帝の光射す庭冬の蝶 錦子 誰かれと言はず着ぶくれ句座にあり 英美子 身籠りてふくらむ夢や毛糸編む 同 街路灯夜霧のうるむ一直線 一枝 外套の襟立て警邏街の辻 三四郎 外海も内海も凪石蕗の花 中山昭子 何処見るでなき見つめゐる日向ぼこ 英美子 鴨一羽急に羽搏き黙破る みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
金色の曙杉や冬日向 美貴 お喋りは徐々に大声冬日向 あき子 松籟に静けさつのる炭手前 同 冬日向旧姓残る裁縫箱 美貴 山寺の燃える紅葉に冬日差し 迪子 ひと畝の冬菜を残し寺の畑 秋尚 彩りに冬菜を入れて中華粥 迪子 尉もまたかぐはしきもの桜炭 三無 晴れし日は富士仰ぎ見ゆ冬菜畑 貴薫 黒糖の飴舐め冬菜畑入る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
乾きたる白杖の音や枯木道 登美子 初めての柚子湯子の手に一つづつ 裕子 冬タイヤ着け替へる音響く町 紀子 根深持ち友わが家を探し来る 令子 ��と娘のふところ温め根深汁 同 甥つ子の来福めがけ霰降る 紀子 冬夜空指輪のやうな月蝕を 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 萩花鳥句会
リハビリの迎へ待つ間や著ぶくれて 祐子 月蝕や三代並び膝毛布 美恵子 姿変へ伏兵地球を凍らせる 健雄 交差点スマホの生徒息白し 吉之 句仲間の声懐かしや忘年会 陽子 けたけたと笑ふみどり児日向ぼこ ゆかり まつしろな書類重ぬる年の暮 明子 彼の宿の達磨火鉢を懐かしむ 克弘
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
竜胆の花がこんなに似合ふ墓 雪 考へのあるとも見えぬ懐手 同 木犀の香にほころびの見えそめし 同 機嫌よく水の軽さや紙漉女 眞喜栄 音のなき竹百幹の霜の声 同 枯菊をくべ足し仕舞ふ畑仕事 同 マスクして美人の顔を半分に 清女 丸太棒の如き大根もて余す 同 嘗つて僧と梅見の宿の河豚料理 ただし 渡来仏残る若狭に牡蠣筏 千代子 越に棲み訛は二つ石蕗の花 同 青空に別れに来たか赤とんぼ 輝子 冬帝の足音もなく来る越路 かづを 黒手帳終へし師走の赤手帳 高畑和子 ふぐと汁喰べて睡むたくなりにけり ただし 鴨浮寝何れか父やら母子やら 玲子 酔漢の愚痴���繰り言忘年会 みす枝 大根を抜きて土の香漂へり 富子 虎落笛白きもの皆吹き飛ばす 山田和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
重力の強くなりたる冬至前 久 遥か行く貉の怪や枯野径 三無 裸木の一木領す群れ鴉 菟生 寒鴉鳴くまだ釣果なき釣人に 佑天 神鈴を鳴らす冬帝鎮むまで 慶月 冬木立天は奪へるもの奪ふ 慶月 冬ざれの谷戸田貫く風太し 三無 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 焚火の香まさをな空へ消えゆけり 眞理子 古鏡なす日輪弾く冬の沼 菟生 燃えつきの悪き焚火やむじな池 千種
栗林圭魚選 特選句
痛きほどの青空尖る冬芽かな 斉 初霜の葉脈白く浮き立たせ 貴薫 霜枯の行く手阻みし杭一つ 炳子 女坂とても険しき水仙花 芙佐子 朝霜を畦の日蔭に消し忘れ 秋尚 田の氷罪あるごとく割られけり 千種 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 烏瓜空眩しみて破れけり 久子 霜光る崩るるままの藁ぼつち 炳子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月21日 鯖江花鳥俳句会
新米を上り框にどさと置く 上嶋昭子 難儀やなあと呟きて懐手 同 真砂女の句厨に貼れば時雨くる 同 実印を押して腕組む冬座敷 同 寒雀あやとりの子に近づきぬ 同 秋霜や左近の陣に残る石 同 床の間の螺鈿煌めき冬座敷 中山昭子 暖炉燃ゆ三重奏の楽豊か 同 蓑虫の蓑の衰へ如何にせん 雪 炉話や若き日の恋爆ぜてをり みす枝 船頭の笑はせ上手冬日焼 洋子 奈落とも思ふ夜更けの雪起し 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月22日 第四十四回近松忌記念俳句大会 坊城俊樹選 特選句
お歯黒をつけし女の近松忌 世詩明 男云ふ今際の言葉近松忌 雪 心中はむかしがたりや近松忌 遊子 近松忌雨の鳥語を供華として かづを 忍び泣くお初時雨や近松忌 ただし 近松忌盗人被りの成駒屋 道夫 南座の木戸に盛塩近松忌 同 あでやかな傘をすぼめて近松忌 上嶋昭子 しぐるるや胸のほのほは消えもせず 同 近松忌今も名残の七曲り 節子 許されぬ恋の道行き雪深し 同 近松忌皆口紅の濃かりけり 匠 日野山の晴れて時雨れて近松忌 同 手枕の味を忘れて近松忌 千代子 恋に燃えし寂聴逝けり近松忌 みす枝 人情の深まる里や近松忌 同 近松忌お初の恋はありのまま 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
棘の威の死して残れる枯茨 洋子 クリスマス会果てまこと神の闇 古賀睦子 山の端にしたたる銀河神楽宿 佐和 独り三味線せめて一手間熱燗に 勝利 熱燗に火宅を忘れおほほほほ 美穂 棋士決めの王手の響き冬座敷 吉田睦子 スイミング二秒縮めて聖夜の灯 桂 北窓を塞ぎて画布の静かな絵 朝子 お尻立て鳰はするりと異次元へ 勝利 胴長と漁網干しゐる舟小春 由紀子 熱燗や三巡目なるあの話 成子 音楽会敢へて師走を忘れたく さえこ かりそめに置く一本の冬の薔薇 由紀子 凍星や阿修羅は泪とどめたり 久恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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mabumaro · 5 years ago
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戦国武将茶人
伊東潤先生の「茶聖」に触発されて、戦国武将茶人というジャンルでお話を書いてみたくなったので、調べ始めたら凄いことになってしまいました。 太字はキリシタン大名です。
明智光秀 浅野幸長 安宅冬康 荒木道薫(村重)- 利休十哲。 有馬豊氏 - 利休十哲に入る場合もある。 有馬則頼 安国寺恵瓊 安藤守就 池田輝政 石川数正 石田三成 伊集院忠棟 稲葉一鉄 上田宗箇(重安)- 上田宗箇流、古田織部の門人。 宇喜多秀家 大久保忠隣 大谷吉継 大友義鎮(宗麟) 大野治長 板部岡江雪斎 織田有楽斎(長益) - 有楽流、利休十哲、武家茶道、大名茶。 織田信雄 織田頼長 織田信忠 織田信長 加藤清正 加藤嘉明 金森可重 金森長近 - 利休十哲・利休七哲になる場合もある。 蒲生氏郷 - 利休門三人衆、利休七哲。 吉川広家 木下長嘯子(勝俊) 木村重茲 九鬼嘉隆 黒田如水(孝高) 桑山貞晴 桑山重晴 小寺休夢斎(休夢) 小西行長 小早川隆景 小堀遠州(政一)- 遠州流、小堀遠州流、古田織部の門人。 斎藤道三 佐久間 将監(実勝) 佐久間信盛 佐久間不干斎( 信栄 ) 佐竹義宣 佐々成政 柴田勝家 芝山宗綱(監物)- 利休門三人衆、利休七哲。 ��津義弘 瀬田掃部(正忠)- 利休七哲。 高山右近 - 利休七哲。 滝川一益 滝川雄利 立花宗茂 伊達政宗 筒井定次 筒井順慶 寺沢広高 藤堂高虎 徳川家康 徳川秀忠 戸田勝隆 富田一白 豊臣秀次 豊臣秀長 豊臣秀吉 永井尚政 長岡休無(細川忠隆) 中川光重 中村一氏 長束正家 鍋島直茂 丹羽長秀 蜂須賀家政 蜂屋頼隆 福島正則 舟越伊予 古田織部 (重然)- 利休七哲。織部流 北条幻庵 細川三斎(忠興)- 利休門三人衆、利休七哲。 細川幽斎(藤孝) 堀 秀政 前田玄以 前田利家 前田利長 - 利休十哲。 牧村兵部(利貞)- 利休七哲。 増田長盛 松井康之 松井友閑 松永久秀 三好実休 三好咲岩(康長) 三好宗三( 政長 ) 三好釣竿斎 ( 宗渭 ) 毛利勝信 毛利輝元 毛利秀包(小早川秀包) 毛利秀元 森 長可 一番書きたいのは、 利休門三人衆の蒲生氏郷です。 「蒲生の子は眼つきが尋常ではない。あっぱれな若者である。いずれは我が娘婿にしてくれよう」と信長に愛され、 「蒲生の子はただ者ではない。彼は必ず、ひとかどの優れた武将になるだろう」と 稲葉一鉄 に称賛され、 本能寺の変直後は安土城の織田一族を保護し、 松阪城を築き、城下の開発を行い、 「氏郷の働きは珍しいことではないが、今夜のように夜討ちの敵の背後に一人で回り、敵の首を多数上げるのはなまなかな気迫ではない。古今稀なる働きというべきだろう」 と小田原征伐で夜襲を仕掛けた北条方の背後に忍び寄って多大な戦果を挙げ、秀吉に称賛され、 秀吉にその実力を恐れられつつ会津に左遷されながらも、 「まずは家中に情を深くし、それから知行《ちぎょう》(領地・給料)を与えるべきである。知行ばかりで情がなければ、家臣は主君に心服しない。しかし情ばかりで知行を与えなければ、また同じ事である。知行と情は車の両輪、鳥の両翼と心得よ」 と家臣を慈しみ、家臣をもてなす時は、 自ら頭を手ぬぐいに包み、煤だらけになりながら風呂を沸かしてもてなし、 伊達政宗との領地をめぐる争いを、和歌を引用して鎮め、 黒川を会津若松と改名し、近江国から木地師と塗師を招き、会津漆器の基礎を作り、酒造や金工など、上方の優れた技術を会津へ移入することで後世に伝えられる産業の振興を図った功績は、今でいう地域振興を成し遂げた戦国大名としては天下一でしょう。
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ceciliawang1103 · 7 years ago
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│日本。京都│繽紛度第一名的神社-八坂庚申堂,絕對稱的上是女孩IG夢幻背景牆秒殺粉紅少女心
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據說『八坂庚申堂』這裡啊.....可是掛滿了五顏六色、色彩鮮豔的沙包球(名為倒吊猴),相傳只要在這上頭寫上心願,並且掛上就能夠實現喔。
 是的~
今天旅人西的腳步準備繼續停留在這一趟京阪神親子遊的旅行紀趣,話說~那一天,西姐一家子正迷路在京都街道上~
只為探尋那傳說中繽紛度No.1的『八坂庚申堂』神社。
 說到神社嘛~
大家前往日本旅行,參拜神社感覺就是必要的一環,但其實對宗教信仰不同的西姐來說,反倒是神社特殊建築才更引起姐我的興趣。
其實日本有許許多多你我都不知道的大大小小神社,而西姐為何想要為今天所要分享的神社特別專文介紹呢??
 那是因為今天所要分享的『八坂庚申堂』除了能祈求心願之外,齁齁齁~它可是超好拍照的IG夢幻打卡點啊~(好吧!姐我承認我膚淺XD)
想當初啊......
西姐將這裡安排為重要必逛景點之一時,居然換來咱們馬丁嗤之以鼻,啊~就一堆彩色小布袋(那是小布猴小布猴小布猴好嗎?)是有啥好逛的。
 切~馬丁不懂不懂啦,他根本不懂西姐內心粉紅小宇宙對一幅幅網路上『八坂庚申堂』彩色畫面是有多麼嚮往啊~
所以囉~西姐懶得理馬丁,硬是要把『八坂庚申堂』納入當天京都行程的口袋名單之一。
哈哈哈,不過對有路癡稱號的西姐來說,平板*1台、手機*2台都開啟 google map,結果還是迷失在京都街道中呢XDD
 反正結局就是西姐找了約半小時拼命傻傻轉,結果馬丁接手花不到1分鐘,就找到目的地『八坂庚申堂』,西姐果然是路癡無誤 =.="
好啦,前面講成這樣,大家一定很好奇這『八坂庚申堂』究竟為何讓西姐這麼嚮往吧??
那就趕緊來瞧瞧日本妞們及廣大的各國籍女性旅人,是如何參拜兼拍美照順便上傳 IG 唄XD
 日本京都│八坂庚申堂
地址:京都府京都市東山区金園町390
交通:市営バス「清水道」下車,再步行5~7分鐘
電話:075-541-2565
時間:9:00~17:00
料金:無料
官網:http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/index.htm  
 ▼『八坂庚申堂』其實是日本最初開創庚申信仰的寺廟。
所謂的「庚申」指的是人類體內的三屍蟲趁著人睡覺之時跑出身體,並向神明說人類壞話的那一天。 
傳說被告狀的那個人的壽命會縮短,因此當天也會有人通宵熬夜一整晚都不睡覺的。(資料來自網路)
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 ▼哈哈哈~
姐我終於找到這裡了,想到剛剛一家人跟著西姐在這附近亂亂轉了好一會兒,對照現在笑開懷的西姐,其它3個人其實臉像大便一樣~很臭XD
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 ▼登勒~ 
其實位於京都東山的『八坂庚申堂』整體來說面積不大,大概就是大家看到這樣而已,而原名為大黒山延命院金剛寺,又被稱之為"猴子神社" 。
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 ▼是不是是不是~ 
大家可別覺得這裡小不嚨咚,但旅人們可是來來去去非常熱鬧,尤其最多的莫過於穿著浴衣的可愛少女們來這裡拍一張彩色繽紛美照啊。
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 ▼大家看見庭院中間供奉的是賓頭顱尊者木像,認真說西姐不是很懂這是哪一位,但既然都到此地,一定要抱持著尊重的心情。
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 ▼要是誠心參拜完後,一定要跟眼前這一片夢幻的彩色倒吊猴合照,當然,若能像眼前這些浴衣美女們一樣,拍起來就更有fu。 
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 ▼『八坂庚申堂』裡掛著許多以猴子為概念,顏色鮮豔且如同沙包般的裝飾,其名為『倒吊猴』,不但繽紛而且又可愛。
這對廣大女孩們,呵呵呵~當然也包括西姐啦,都有著無法抗拒的魅力,來到京都~一定要來『八坂庚申堂』走一趟啦。
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 ▼西姐此刻的心情非常興奮,因為終於將網路中的畫面化為真實,不過~這不就是旅行的意義嗎??
噗~瞧瞧姐我身上的曬痕,就可以知道7月中的京阪天氣可熱情到讓姐我都融化啦。 
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 ▼其實『倒吊猴』是模擬將手腳徹底綁住而無法活動的猴子。
當然也有人說這代表著控制欲望,其意義為只要忍過一個欲望便能夠實現一個你真心想實現的願望。(資料來自網路) 
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 ▼據說啊~
只要拿筆在繽紛布料製成的『倒吊猴』身上寫上自己想實現的願望("くくり猿"(許願猴)500¥),然後再將它掛上去之後,
便能夠實現心中願望呢。至於是否靈驗,請大家將來有機會一定要自己走一趟『八坂庚申堂』囉。 
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 ▼期盼每個寫上心願,掛上『倒吊猴』的旅人們,都能夠實現願望唷^^
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 還有…..西姐是用生命跟靈魂在寫文章(胎胎有浮誇~),請按個讚給我鼓勵一下吧^^
西莉亞玩樂人生
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  ▼這些五彩繽紛可愛的綁手綁腳『倒吊猴』,如果要讓願望實現的話,只能寫一個願望不能三心二意。
但是因為"猿"又與"緣"同音,所以在這"綁上猿猴"也有"結緣"的意思呢~ 
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  ▼而在八坂庚申堂裡到處都有『不看、不聽、不說』的三猴身影,是啊~這也很符合"猴子神社"的稱號。
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 最後~
大家要是喜歡西姐的分享,有機會前往京都旅行時,絕對可以將『八坂庚申堂』納入口袋名單,因為~這裡真的五彩繽紛到會讓大家驚喜連連。
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  2017 夏✱日本京阪神親子遊 連載中..... 
 【2017 夏✱日本京阪神親子遊】京阪神六天五夜自助行程大公開!這趟旅程挑戰關西最熱鬧城市大阪、古意氛圍京都、洋風滿滿神戶,
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那就一起來上癮吧!
【日本關西。京都市】五顏六色繽紛度第一名的神社 『八坂庚申堂』,絕對可稱的上是廣大女孩們的IG大人氣夢幻背景牆,
簡直是秒殺一堆粉紅少女心啊~ 
※西莉亞玩樂人生※ 終於成立粉絲專頁啦!
 大家想不想知道西莉亞又跑去哪裡遊玩了呢?
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 ※日本關西京阪神六天五夜行程大公開※  
※Day1行程: 
桃園機場→關西空港→搭乘南海電鐵前往大阪→大阪上本町和風旅館(check in) →道頓崛、心齋橋 → 神座拉麵(晚餐) →激安殿堂→超市(KOHYO) →大阪上本町和風旅館 
※Day2行程:
大阪上本町和風旅館→大阪環球影城(USJ) 
※Day3行程:
大阪上本町和風旅館→ 奈良→興福寺→奈良公園(餵鹿趣)→東大寺→Gankoがんこ豬排店(中餐) →宇治→中村籐吉本店(抹茶冰淇淋)→平等院 x 鳳凰堂→稻荷→ 伏見稻荷大社 x 千本鳥居 →京都→大阪→千房大阪燒(晚餐) 
※Day4行程:
大阪上本町和風旅館→京都→嵐山→嵯峨野觀光鐵道(嵐山小火車) →嵐山竹林→渡月橋→京都→すき家(中餐)→清水寺→八坂庚申堂→星巴克京都二寧坂YASAKA茶屋店→大阪→超市(Harves 晚餐) 
※Day5行程:
大阪上本町和風旅館→神戶→北野異人館(風見鶏の館、萌黄の館)→美利堅公園→7-11(中餐)→大阪→無印良品→南海通激安殿堂→榮華亭燒肉(晚餐)→松本清藥粧店 →超市( Harves ) 
 ※Day6行程:
大阪上本町和風旅館→搭乘南海電鐵前往關空→關西空港→神座拉麵(中餐)→桃園機場  
 ※日本四國德島四天三夜行程規劃※
※德島Day1行程: 
桃園機場→關西空港→搭乘巴士前往德島(約2.5hr)→德島車站市區腳踏車移動 →瓢簞島周遊船 →Aeon購物中心 
→巴士移動(Aeon購物中心→德島車站前) →晚餐(德島東大拉麵)→ 眉山纜車(夜景)→ 阿波おどり会館(1樓德島特產店) 
→ 阿波おどり会館(2樓夜間公演)→ 住:JR德島克萊蒙特飯店(JR Hotel Clement Tokushima) 
 ※德島Day2行程: 
飯店出發(往南阿波移動(美波町))→太龍寺(搭乘纜車)→藥王寺→午餐(日和佐屋,南阿波料理) →海龜遊船→海龜博物館→道の駅(特產店)、腳踏車出租視察→阿佐海岸鐵道(海部→宍喰)→城滿寺(坐禪體驗)→晚餐(居酒屋) →住:德島市Guest House (uchincu) 
 ※德島Day3行程: 
民宿出發→德島巴士站視察 →美馬市-脇町南町→三好市-大步危遊船→道の駅(大步危特產店)→妖怪屋敷→古式蕎麥麵體驗 →午餐(蕎麥麵料理)→落合集落展望台→祖谷蔓橋→住:祖谷溫泉+晚餐(祖谷料理) 
 ※德島Day4行程: 
八合霧雲海→早餐→旅館出發→麵包超人觀光小火車(大步危→阿波池田)→本藍染矢野工場(藍染體驗)→極樂寺→靈山寺 →松茂(搭乘巴士)→關西空港→桃園機場
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tsu55 · 7 years ago
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白山上のNという老舗の本屋で、なんとなく森まゆみの『子規の音』という本をパラパラとめくっていたら、「昼中の堂静かなり蓮の花」という句が目に入った。たぶん根岸の子規庵に近い不忍池の蓮なのだろうか、すると堂というのは池の真ん中にある大黒天堂なのか、ななどと考えているうちに 夏の日の日の輝き と薄紅色の花の清浄な姿 が懐かしく、恋しくなってきた。そうだ、今年ももう少しで不忍池の蓮の花が咲き始める。休日は早起きをして、カメラを持って出かけよう。
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itocaci · 6 years ago
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2019 365cotton 始動 及び 2019種まきに関するお知らせ
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こんばんは。
先週半ばまでは寒さも残り、ダウンジャケットを羽織っていたと思えば、この週末はすっかり気温も上がり、春めいた気候となり、気持ち良い週末となりましたね。
皆様はお花見に行きましたか?
僕は大阪ではゆっくり見ることが出来ておりませんが、先週東京出張の際に、皇居の乾通りの一般公開、上野の恩賜公園の不忍池と2カ所で桜を見て参りました。
なんか時の流れは早いもので、先週はちらほらと開花していたにもかかわらず、今週はすっかり満開、そして来週には葉桜になっているのでしょう。
本当にこの時期は仕事もですけど、桜のおかげでプライベートも忙しない気持ちになってしまいます。
ただ、めっちゃ桜は好きですけど。
ちなみに��ップ画像は皇居の乾通りの一般公開で拝見させて頂いた桜です。
平成最後の皇居の公開ということで、ついトレンドに乗っていってきてしまいました。
今日はこの後近所の公園で缶ビール片手にお花見でも楽しもうかと思っております。
さてまずは明日からの営業予定をお伝えさせて頂きます。
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4/8 (月) ~ 4/14 (日) までの営業予定
4/8 (月) 12:00 ~ 21:00
4/9 (火) お休み
4/10 (水) 有楽町マルイ店頭
4/11 (木) 有楽町マルイ店頭
4/12 (金) 14:00 ~ 21:00 ※
4/13 (土) 12:00 ~ 21:00
4/14 (日) 12:00 ~ 21:00
※ 出張後のためオープンが14時からとなります。
となっております。
今週も週の半ばは東京にてご来場をお待ちしております。
関東界隈でもし当店のことを知っている方いらっしゃいましたらぜひこの機会に足を運んでみて下さい。
( 詳細はこちらから。
http://itocaci.tumblr.com/post/183839611007/itocaci-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AB%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99 )
さて本日は毎年恒例となりました当店の5月のイベント。
”365cotton”の種まきフェスのご案内をさせて頂きます。
本日、種まきの準備をさせて頂き、いよいよ2019年の”365cotton”がスタートしました。
本日は畝を作って、その畝にマルチシートと呼ばれる黒いシートを被せる作業をして参りました。
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いよいよ来月はここに綿の種を撒いていきます。
ちなみに参考までに以前の様子を。
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僕らは多少の生産効率を求めながらも、色んな種類の綿花にふれあって頂く為に畝ごとに綿花の品種を変えて、収穫の時にその違いを楽しんで頂いております。
自分が種を蒔いた綿にはやっぱり思い入れが強くなります。笑
当日はその種の形や色の違いも見比べて頂ければと思います。
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当店ではお一人で参加される方も多くいます。
西脇に向う道中や一緒に種まきをする中で仲良くなれるので安心してお1人でもご参加下さい。
正直作業内容自体は重要ながらシンプルで、これまで参加者が年々と増えていることもあり種まき自体は30分から1時間程度で終わってしまいます。
そのためその後はBBQを行います。
爽やかな5月の空のもと食べるBBQは格別です。
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毎年、西脇名物百日鶏という鶏肉をメインにBBQを致します。
本当にこれが美味しいのでこちらも楽しみにしていて下さいませ。
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採れたてのタケノコ料理なんかも運が良ければ食べることが出来ます。
ということでぜひ興味のある方は参加してみて下さい。
また今年から希望者は1泊で西脇にてキャンプにも参加いただけます。
もし気になる方はそちらも続けてご参加いただくことも可能ですよ。
それでは詳細になります。
【365cotton × itocaci 2019 cotton種まきツアー】
日時:2019/5/11 (sat) ※雨天延期(予備日は翌日12日になります)
集合場所:地下鉄御堂筋線中津駅(参加者多数の場合当店前に変更の可能性あり)
集合時間:8:20 
解散:当日参加のみ 17:00~18:00 / キャンプ参加  翌日午前中
参加費:¥4,000 〜 ¥5,000  (昼食代、交通費諸々込み) ※
※参加費についてはまだ昼食代等が未定のため変動がありますが、これまでの開催の傾向から大体¥4,000前後となっております。ご了承下さい。なお、一応当店でのツアー参加の場合個人で現地に向うよりはお値段がお安くなるようには努めておりますのでご理解下さいませ。
持ち物:軍手 , 汚れも良い服装及び靴(当日それらを着用してきても問題ございません), タオル , 日差しが気になる方は帽子
参加締め切り:4月末日
となっております。
解散に関しては交通渋滞などから変動する可能性もありますのでその後のご予定をいれられる際はその点に関しても考慮いただけると幸いです。
なお解散場所は当店前を考えております。
参加希望の方は下記連絡先まで必要事項を明記の上、ご連絡を下さいませ。
連絡先:[email protected]
[代表者お名前]
[参加希望人数]
[代表者連絡先](当日連絡のつく電話番号)
なおキャンプ参加希望の方はその旨をお伝え下さい。基本その希望の無い方は当日参加のみとして受け付けさせて頂きます。
また、参加しようか迷っている、もしくは何か不安なこと、質問がございましたら上記の連絡先にご連絡いただければお応えさせて頂きます。
どうぞ遠慮なくご連絡下さいませ。
ということで当店もこのツアーは3回目となりました。
年々参加者も増えており、諸々と至らぬ点もあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
令和元年、初月。
一緒に素敵な想い出をつくりましょう。
皆様の参加をお待ちしております。
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keepcalm-readmanga · 8 years ago
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高能、腦洞、變態之母-堀川ごぼこ:劇本娘老大媽的二三事
AV巴底淑女們打家豪,在大家風流過那~麼多馬甲碟之後,有沒有那麼一個時候,聽完一張CD 卻驚嘆「哎呀,這劇情好毀三觀啊好汙啊,簡直不忍直視啊。我到底聽了什麼東西,這是女性向嗎?」有沒有想過當你發出這樣感想,到底是誰,到底是誰讓心愛的CV們掉盡節操演繹了這些作品?我可以大膽向你推測,這些作品十有八九是出自堀川ごぼこ之手。看起來陌生or眼生?沒問題,大家坐定讓我娓娓道來。
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​今天我想花些篇幅帶大家認識這位左右馬甲碟市場風向的大手劇本娘-堀川ごぼこ。大家都知道,馬甲碟主要的製成有個大要素:CV、劇本娘、繪師、後製(包含錄製、器材、加工甚至製作方的宣傳行銷等)。今天就來討論賦予碟子靈魂及生命的重要角色-劇本娘,又稱腳本家,馬甲碟的台詞撰寫及劇情策畫的重要人物。現在馬甲碟的市場可說是發展迅速,業界劇本可說是五花八門,但是有一個人寫出的劇本就是畫風不一樣,腥羶、官能、沒下限都還無法形容堀川ごぼこ,劇情的腦洞也不是一般人能想像。
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​經過和一位堀川娘忠實粉絲(唸做:教徒)的淑女深度討論之後,我得出了以下的結論。
堀川娘:熱愛中田氏,熱愛衣冠禽獸,熱愛一邊啪一邊求婚,堅持最後一記懷舊BGM。表面又黃又暴力其實內裡感情正直→變態Play樣樣來其實都是對女主一條心的設定。
這就是堀川哲學。老大媽就是有風骨任性,自己的路自己走到底。
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​為什麼我叫她老大媽?這就要從她【熱愛懷舊BGM】這一點開始說起了。各位如果不相信,可以仔細聽一聽她筆下的馬甲碟,絕大多數的本篇Ending時都會出現一種很懷舊感覺的BGM。要我形容大概就是80/90年代日劇的BGM,很傳統的既視感。又好像一種老電影似的朦朧掩蓋手法,用上懷舊BGM就好比電影裡男女主角要辦事兒的時候輕輕拉上紗簾,那欲言又止的神秘。又或者當女主角遭遇不幸,眼看就要被暴徒玷汙之時,鏡頭拉到角落的花瓶,瓶裡的花兒凋謝甚至一整朵掉下來用做隱喻。老大媽就是這樣一個可愛的人兒,劇情明明汙到天際了,最後還要來一段BGM遮一下羞,也是她獨特的堅持了吧(笑)
再者,觀察老大媽的人物其實不難發現都是瑪莉蘇經典,她卻很敢寫高肉跟高度變態的Play,而且肉戲的各種細節也都有考究,貌似很了解十八禁產物的運作(炒作X)模式。一開始出道也是主打yin穢惱殺耳語,顯然一開始就定位客層為 “大人中的大人” 所出發的。能夠寫出這樣給較高年齡層人聽的馬甲碟,合理懷疑年齡上也許不是跟聽眾同一個階層,真‧資深的淑女。還不忍心說她剛開始被不少人懷疑是男的(笑哭)因為她的尺度很大膽,筆下的腦洞跟Play不少有致敬男性向的意味。我真的很難不懷疑對男性向有深度了解的人會缺乏歲月的洗練。
因此堀川娘得愛稱-老大媽,因為大媽是一種堅持、一種資歷的薈萃、一種在競爭激烈潮流萬變的馬甲碟業界中臨危不亂的精神。也因為老所以敢,敢寫敢挑戰。
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​所以接下來為了方便我碼字我就以老大媽稱呼了(被打死)
話說,老大媽的碟子最大的樂趣,最讓人期待的是什麼呢?追求無T快感的淑女們你們可以照過來了,是的,老大媽【熱愛中田氏】,筆下的男主幾乎都不穿小雨衣,不穿就算了還直接做到底(中X意味)。個人喜好(唸做:性癖)還真是表露無疑。目前唯一戴T的男主出自とろとろ・どるちぇ チョコレートえっち編,我定位為老大媽筆下唯一的清新作品,嘗試一本正直的老大媽,發現自己風向不對,從而回歸自己的堅持(X)愛biu愛高能,開始提筆寫出 黒い夢 第一夜 ♯34 Train 這種更加高能的電車痴漢碟,她大概也是被自己的正直給嚇到了吧(喂)
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​那是什麼樣的人有biu biu biu的特權呢?關於這一點,老大媽也是有她的堅持的,這就要說說她【熱愛衣冠禽獸】這件事。綜觀老大媽筆下的男主角,她的喜好可說是簡單粗暴(X)醫生、律師、總裁、鋼琴家、老師、演員,古代的更有武士、調教師、黑道。眾多男主角都有著人人稱羨的職業,但是老大媽總是要他們露出yin邪的本性,扒掉衣冠之後各個都是肉欲的支配者,S女主跟變態女主根本不在話下。其中,老大媽最愛職業就是醫生,二階堂記念病院系列,完整展現了CV如何臣服在她的yin威之下(你夠了)其他系列作也很喜歡安插醫生男主角,可說是拜倒在醫師白袍腳邊的劇本娘。
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​你以為老大媽就是biu biu biu走腎不走心,那你就大錯特錯了。她可是【熱愛一邊啪一邊求婚】的歌頌者。明明前面劇情已經汙到覆水難收,卻最愛在結局之前交代女性向的宗旨-有愛就不是問題。常常都讓男主角啪得正high正歡的時候跟女主角告白求婚,還都是聽起來很真(?)的真心話是怎麼回事?(怒摔)還記得茶介聚聚曾經溫馨提醒-男人在滾床單時說的���多半都是沒有意義的。(夠了別槽)看來這年頭除了有愛,走腎也是一大課題。
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​一句話形容她-外表的污力滔滔只是為了掩飾內心的正直。
為了讓大家更好的了解老大媽,以下點評(吐槽)她的既往作品來觀察老大媽的作品軌跡。
誘惑(いいなり)
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​老大媽出道系列作,可以說誠意十足,從人設到劇情全都是老大媽的私心。女主被COO、律師、實習醫生和鋼琴家連續NTR了四回合之後竟然迎來了純愛結局。本以為就是個被高大上男主角們睡遍的系列,猜到了開頭卻猜不到結局。真‧變態不是一點點的系列,每個男主角都有高能性癖。
病葉(わくらば)の脈白洲宏行艶書
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​老大媽獨愛霸道總裁是重所皆知的事情。因為誘惑系列的白洲COO反響熱烈,順勢推出了COO番外篇,簡直就是霸道總裁的禮遇有木有!全角色中就只有他出了後續,據說是動作(?)滿滿的劇情派,但女主並非誘惑系列那一位。各家特典更是總裁跟你啪翻全世界的走向,有錢任性。
二階堂記念病院
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​繼誘惑系列之後,證明老大媽真的是愛醫生愛得深沉,直接寫了一系列的變態醫生。整間醫院的醫生都不好好看病,成天對女主角醬醬釀釀的(默)。妥妥的白袍衣冠禽獸風格,但到了最後都跟是女主好好告白發展感情的套路,老大媽總愛到最後才走心。我個人覺得這系列只出五張有點可惜,醫師的種類還有更多可以寫,偷偷期待老大媽會不會再開這個病院系列。
床ドン! SONG♪
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應該說是老大媽作品裡面比較清新正常的系列,雖然唱歌唱一唱就壓上來開滾好像也不是很正常(打臉)主打人頭麥收錄的歌唱曲目+短篇馬甲碟劇情。馬甲碟部分的腳本由老大媽操刀,肉依舊很好吃,社長男友&陶藝家男友biu biu biu 依舊沒有節操。歌好不好聽見仁見智,雖然詞曲不是經老大媽之手卻也是各種懷舊風格,忍不住想問到底是有多愛復古音樂?
磔(はやにえ)
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​老大媽經典的燒腦巨作,催眠學得一手好的女主角想將雙重人格的男主角從分裂中解救,無奈催眠失敗,留下的人格是女主角沒有共鳴的那位。卻在另一個男人身上看到了她深愛的男人的影子(消失的人格),經過精密的調教之後成為了對自己專心致志的愛人,卻因此背上了禁錮的罪名,最終受到制裁。我認為是老大媽筆下最驚人的女主角,聰明絕頂之外,性癖的愛好及開放程度完全不輸三位男主角。劇情吊詭複雜號稱是懸疑大片的系列作。
以下引用自身為教友的姬友:
表面上这只是女主被三个S男玩弄调教的故事,但是当把三个故事以及官网的女主日记穿连在一起,会发现背后的幕后操纵者其实是女主自己,目的就是为了一段无法实现的爱情。与诱惑系列一样披着高能外衣的纯爱,但结尾却是彻头彻尾的悲剧,令人唏嘘。
遠隔操作
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​老大媽不只愛衣冠禽獸更愛變態,這系列是主打在電車/新幹線上聽著男主角透過耳機下達各種糟糕指示,基本上可以看作是電車痴漢或是青jian題材的前身了。個人認為是2015/2016年的試水溫之作,還在摸索淑女們對變態的接受度(是說之前的系列也已經很變態了)到了最後仍舊走心,下班回不了家或回鄉下老家卻回不了,最後跟著男主角上小旅館培養感情的路子。
遊女悲恋
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​老大媽首次挑戰古風題材,寫得也是有模有樣,個人評價為非常真實且有考究的時代劇系列。相較於隔壁打對台的 籠女ノ唄 ~吉原夜話~系列,老大媽對男主角們可是毫不留情,本篇BE每一個都死得慘烈,相當治鬱,對得起Title的悲戀了。據老大媽Twitter上表示,這系列是從名劇《曾根崎心中》所得到靈感,也是有才。
課外授業
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​老大媽的禽獸老師系列,不好好教書成天想著怎麼讓女學生倒貼自己(不)跟學生啪得很理所當然的老師們。嗯?你問良心?老大媽沒有良心所以不會痛(夠了)所以我下了副標題-人民教師之墮落。
以下引用自身為教友的姬友:
三位老师似乎忘记了去学校上班是为了工作,工作时间就是为了和女主干各种不可告人的事,在学校做了几次还不够放学还要把女主带回家继续?身为学生的女主似乎也忘记了自己的本分天天与禽兽老师进行秘密的身体交流,跟老师回家父母不管吗?老大妈表示不要较真。
とろとろ・どるちぇ
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​老大媽唯一可以稱作是日常傻白甜走向的系列,主打花式食物Play。難得沒人變態沒人有高能癖好的系列。個人感覺是應廠商要求的甜蜜風格(簡直不敢相信跟之前的鬼畜系列出自同一人),頭兩張感情正直卻也是依了老大媽的喜好biu biu biu。可是!竟然到了第三張巧克力男聽到了TT的聲音!老大媽竟然讓男主角戴T,這還是頭一遭,開了個不得了的先例。
ゲスおと☆第一巻性依存症彼氏
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真真正正體現了老大媽品格的一張神碟。本是C91同人場獨家販售的馬甲碟,因為回響太好之後開放Stellaworth 通販。簡直讓老大媽放飛自己的一張碟,台詞尺度跟SE堪比同人碟,本篇收錄時長28分鐘,3分鐘清水劇情。看來寫出精力絕倫,勇猛無底線的男主角是老大媽的愛好。2017年出現了馬甲碟隱語解禁的風潮可以說是歸功於老大媽跟這張碟。
當然,能把老大媽的碟子演繹得活色生香,CV是功不可沒,在我統計之後發現老大媽的三位愛將(唸作:頭牌)分別是佐和真中、河村眞人、黒井勇。
佐和真中(目前作品數﹐含未發售作品:8)
堪稱是不少劇本娘的親兒子,但老大媽絕對是對他有恩的親媽,讓佐和演出了不少高能變態角色。系列作品除了遠隔操作跟床ドン! SONG♪(中之人參予了全齡的壁ドン! SONG♪)之外,全部都愛用佐和,單碟作品也喜歡找他合作。CV跟劇本力的強力combo。
河村眞人(目前作品數:5)
河村聚聚真的該叫老大媽一聲親媽,他在馬甲碟這邊出道並且竄紅就是拜白洲COO所賜。完美運用了河村聚聚貴氣逼人的聲質,讓他出演了衣冠禽獸的COO,好到還出了病葉之脈的番外篇。
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​最近Seagull官推還po了一條最近熱門關鍵字搜尋為河村眞人セット的文,表示大家常常打包購買的河村眞人就是他在月亮社的作品,四作裡三作出自老大媽之手,可說是河村推坑必備之入門作。
黒井勇(目前作品數:3)
第二個靠著老大媽出道上位的CV,黑井小哥從此走上了器大活好(?)南孚電池一般的戲路。老大媽特別鍾情讓他演律師,兩個系列讓他演了兩次律師,究竟是什麼樣的淵源也只有老大媽自己知道了。
看到這裡你們還在堅持什麼?入教保平安,老大媽愛你!宣教要徹底,最後就來幫你們指路讓你們能夠輕鬆跟隨老大媽的足跡。
ダブリルムーン davrilmoon
俗稱月亮社,老大媽的老東家,老大媽劇本娘出道的會社。老大媽可說是月亮社前期御用的劇本娘,系列新作皆由老大媽操刀。但是最近不知道是因為檔期關係還是老大媽價碼變貴了,月亮社的劇本娘開始有些更動。雖然不知道老大媽會不會再回歸月亮社,但還是可以發漏。
Entremets アントルメ
簡稱e社,長期觀察之下,合理懷疑可能是老大媽有份經營的會社。期下所有的系列,除了純愛-パラフィリア-,都是出自老大媽之手。以目前的發布情況來看,老大媽時常出現在此,想追老大媽的動向就一定要盯緊e社。
Vanilla Recipe/Iqis Quartz/Happidraハピドラ/Bitter Princess Label
目前列舉的這四社,老大媽只分別跟他們合作過一次或一個系列。感覺是槍手性質的合作比較多,尤其前面兩社老大媽都是寫一些比較主流的清新傻白甜,目前看不出有長期配合的跡象。後面兩社是2017剛剛成立的新社/品牌,作品的大鋼比較符合她拿手的高能腦洞向,感覺是放手讓老大媽操刀的感覺,所以後面兩社的發展潛力較高。這四社都算是馬甲碟的小社/小品牌,雇用老大媽無疑是刷品牌的知名度跟銷量。
Finally為你們奉上兩張即將發售的作品情報!!!(doge臉)看來老大媽在2017也是各種賣力開腦洞,為淑女們提供精神糧食。
極限情態~ゼロ・グラビティ~
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​老大媽再次放飛自我的新作,宇宙啪啪啪,已經沒有人能阻止老大媽的腦洞了。主打無重力漂浮感的極地劇情,科幻感十分強烈。
黒い夢 第一夜 ♯34Train
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​萬眾引頸期盼的電車痴漢終於出現了!敢於挑戰這種男性向王道題材的也就是老大媽了。這次高能到連人設都沒有,可想而知應該是痴漢中的痴漢,連繪師的錢都省了,這省錢的技能真的不要太高明。兩個男主角只用男A跟男B稱呼,連名字都沒,mob設定妥妥的。
我就貼一下軌名你們感受一下老大媽解放自我是什麼狀態。
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​不要懷疑,這是官方的馬甲碟。
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​看到這裡你們還不入教嗎?跟著老大媽就有大鍋肉可以吃!!下次看到新情報的時候請認準堀川ごぼこ的名字!(不是老大媽!)
以上~
15 notes · View notes
catxoxokitty-blog · 7 years ago
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スッキリ日和
一昨日の夜は牛肉の細切れの煮物(筑前煮風)と牛肉と筍の煮物を作りました。料理教室で教わった牛肉の細切れの煮物は、試食がとめどなく続いてしまう程良い味付けでした。余った材料で適当に牛肉と筍と糸こんにゃくの煮物を作りましたが、糸こんにゃくは包丁で切った方がいいということと、味付けがやはり計算されたレシピとは異なり、ちょっと濃いかなと思いました。
昨日は東京まで出て友達と寺社巡り。出かける前に、前日に作った煮物たちをweckの保存瓶に入れて冷蔵庫に保管しました。うちの冷蔵庫は小さいけど、weckの保存瓶が並ぶと可愛いなぁと思います。
11時に上野駅で待ち合わせしていたのですが、お友達が30分遅れるとのこと。歩いて輪王寺にお参りして帰ってきたらちょうど合流できました。そこからは、まず清水観音堂で 松を見て千手観音さまに手を合わせました。手を洗う場所の水滴が光の加減でダイアモンドのように輝いていて、とても綺麗でした。次に、花園稲荷と五條天神社に行きました。可愛らしい場所ですが、穴稲荷さんはやはりすごいお腹にきました。その次に、上野大仏と薬師如来さまのいるところに行き、無病息災と学業成就をお願いしました。さらに、上野東照宮まで行って、お腹に力が入り、実力をつけられるように祈願しました。上野最後は不忍池弁天堂。才能を生かしてお金が稼げるよう弁財天さまにお願いしました。蓮池は枯れていましたが、とても清々しかったです。お友達は手洗い場のさざれ石に注目していました。シダ植物が生えていて、竜頭の形をしていて気に入っていました。蓮池付近の公園でコンビニ弁当を食べて鳩やカモメ?を見てから、今度は浜松町・大門付近へ。
徳川家康を祀る増上寺に午後2時くらいに着いて、中の荘厳な様子を観てから、ちょっと座ってお祈りしました。黒本尊さんにお参りした後、ちょと離れた芝東照宮へ。三代将軍家光公が植えたとされる大銀杏を観て、勝運をお祈りしました。だいたい3時半くらいになっていたので、スタバでおやつとコーヒーを頼んでおしゃべりをしました。私は有料でお代わりができるドリップコーヒーとベリーのスコーンを温めていただきました。
不思議な話をできる同年代のお友達がいないので、ぶっ飛んだお話をたくさんしました。7時までいたので、3時間超話していたのだと思いますが、全然疲れませんでした。課外活動のことや趣味の話、やらなくてはならないこと、将来の夢、その合間にたくさんの不思議な話をして盛り上がりました。しばらく人とお話する機会が乏しかったので、自分のことを話せてかなりスッキリできました。予定があったので、また次も寺社巡りしようという約束をして別れました。
課外活動のMTGのために秋葉原に着くと、ちょっと時間があったので、ヨドバシカメラ付近のお店に立ち寄って、パン屋さんのバゲットサンドを購入。久しぶりに美味しいパンを食べました。量としては多かったかもしれませんが、ペロリといってしまいました。ほのかなバターの薫りは、もし将来ホームベーカリーを持っても再現できないんじゃないかな、と思わされました。
MTGはイベントのおさらい。みんなイベントが終了していい感じに力が抜けていました。私だけでしょうか(笑)。終わって一ヶ月近く経ったので冷静な目で話すことができました。私の場合、仕事モードになってしまうと、キリキリした雰囲気で指示命令してしまいがちなので、今回はそこをいい加減に気をつけて直した方がいいという学びになったと思います。また、イベントに参加すると常にやったらやったでその後放置になってしまうところ、今回はちゃんと最後までMTGに参加できたので、ちょっと進歩したかなと思うことができました。
ということで昨日は何かスッキリすることができた1日でした。今年も残すところ後わずかなので、後悔のないように締めたいと思いました。
写真は増上寺の中です。
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