#ソファーベッド一人暮らし
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Aさんへ ③
Aさんこんばんは
タイピング能力の向上に我ながらうっとりしているここ最近です。エンターキーの気持ちよさ。無駄に力がこもります。
日々鍛練。
*********
『ロンリーナイツ』
真っ黒のオセロを躊躇わず真っ白に塗り替えていく。
真っ直ぐで不器用、利他的で愚かな偽善はタカシの正義だ。仏ではなく人間であったタカシの。
許すも許さないもない。今、あの夜に戻り「怒ってる?」と尋ねたとしても、怒りや怒り以外の真っ黒な感情を抱えていたとしても穏やかに目を細めて、笑い、タカシは答えたと思う、絶対。
「怒ってないよ。」
と。そういう男だった。そういう兄だった。
逆立ちしても、歳を重ねても、緑がかった瞳が黒くなっても、一センチ違いの身長を追い越したとしても。「タカシには敵わない」
その一センチには圧倒的な開きがあるのだから。
最後の三人の夜。
タカシの部屋の玄関に立つと、濃い出汁の匂いがした。
(腹が減った。)
その匂いだけで蓄積した疲労が慰められる気がした。
(あの夜、ソノコはなにを作っていたのだろう。)
『話したいことがあるから来て。何時でも良い。それとリョ��くんはなにも間違ってないだから謝る必要がない。』
昼間、タカシからのラインに返信をした。返信内容は覚えていない。意識的に忘れたのかもしれない。
出汁の匂いを吸い込み「三人でいつものように旨いものを食べたい。」と、リョウは切実に思った。その夜を平和に「じゃあまたな。ごちそうさま。」と二人に見送られタカシの部屋を後にしたいと、切実な、祈りに近い思いだった。のに。
「虫酸が走る」
タカシへの最後の言葉。
タカシの部屋を出て車に乗った。助手席に置き忘れたコンビニの袋。アイスクリームが三つ。小豆色のふた。ソノコが
「これは特別な日だけ」
定期的に、割と頻繁にやってくるらしい特別な日に食べていたアイスクリーム。
「疲れたときは甘いもの。」ソノコの口癖。
「なんだそれ。くそばばあ。」
エンジンをかけタカシのマンションを後にした。フロントガラス越しの夜景が歪んだ。頬を水滴が流れ落ちた。ごしごし拭い、拭っても拭ってもこぼれた。涙が止んでもフロントガラスの視界は歪んだ。やっと雨のせいだと気づいた。雨がふっている。ワイパーを動かす。いつかの三人の夜を思い出した。チョコレートの夜だ。
三人でいつものようにテーブルを囲んでいた夜。月末で、疲れた顔をしたタカシとソノコは黙々と、夕食をとっていた。月末に限らず常時疲労を抱えるリョウは、定期的に割と頻繁にやってくる特別な疲労を感じながら、
「しょっぱくて口が痛くなるな。」
「固くて噛むのが疲れる。」
「お前これ味見した?」
箸を止めずに毒を吐き続けた。
「態度。いい加減にしなさいよ。一昔前の姑じゃないだから。嫌なら食べなくて良い。
当たり前じゃないよ、これ。疲れて帰ってきて温かい食事と暖かい風呂があること。
リョウくんさ、八つ当たりするならもう帰ったら?せっかくの食事が不味くなる。ソノコも疲れてる。」
「風呂のことはとやかく言ってない。あの、臭い入浴剤を入れると眠くなるって言っただけだ。」
リョウは完食を諦め箸を置き、腰を浮かせた。言われなくとも帰る。もう既に眠い。
「待って。」
ソノコが毅然と呟くと席を立ち、キッチンへ行き冷蔵庫を開け、薄っぺらい長方形のブルーの箱をテーブルの真ん中に置いた。茶色のリボンをほどく。ブルーと茶色は洗練された大人な組み合わせだと思った。
「これね、すっごく人気なの。チョコレートよ。全部で十粒。リョウくんまだ開けちゃダメよ。味が全部違うからあとで説明してあげる。
このお店ね、いつもすっごい行列なのよ、��レンタインやクリスマスのケーキ屋さんみたいに大混雑よ。ついでに清水の舞台が浮かぶ金額よ?
つまり、特別な日に食べる特別なチョコレートよ。
私はね今日すっごく疲れてたのよ、ヘトヘトよ、今月はずっと厳しかったから。それでね仕事帰りにお買い物に行ったらこの行列に出会ったの。三人で食べたいって、タカシくんとリョウくんに食べさせたいって思っちゃったのよ。でもすっごく疲れてたから行列になんて並んでないで、夕食のお買い物だけして、さっさと帰ろうと思いながら、気づいたら並んでたの。
タカシくんとリョウくんのことだけを考えてたのよ。
二人もずっと疲れていたでしょう?疲れたときは甘いものよ。あとで美味しいコーヒーを淹れてあげる。食べましょ。じゃんけんで選ぶ順番をきめましょう?
だからリョウくんわかった?
リョウくんはこれを食べる義務があるのよ。私がヘトヘトの疲労をおしてタカシくんとリョウくんだけを思って、長い列に並んで、清水の舞台からダイブしたのよ?つまり愛よ。
こんな空気にして不貞腐れて帰ってる場合じゃないわ。チョコレートを食べて美味しかった、じゃあまたねって帰らなきゃだめよ。
とにかく、疲れた時は甘いもの、元気な時はしょっぱいものが美味しく感じるはずなの、だからつまりね、リョウくんはとても疲れているのよ。」
「元気なときはしょっぱいものがおいしいの?」
「お前の浅知恵は信憑性に欠ける。」
「んー、やっぱり?やっぱりねえ。前の前の彼氏にね、ぽたぽた焼みたいで鬱陶しいって言われたのよねえ。」
「ぽたぽた焼?」
タカシとリョウは同時に呟くと、しょんぼり下を向くソノコを見つめそして、二人、目を合わせる。
「知らない?ぽたぽた焼ってお煎餅。甘くてしょっぱくておいしいのよ。子供の頃食べなかった?ぽたぽた焼って名前じゃないのかしら。パリパリしてておいしいのよね。あれ、なんでぽたぽた焼って名前なのかしら。」
「名前はいいから続きを話せ。前の男に言われた鬱陶しい話を。それと煎餅はたいがいパリパリしてるから覚えとけ。とにかく続きを話せ。」
「ん?んー、個包装のお煎餅でねパッケージの裏側に、おばあちゃんの知恵袋みたいなね、昔ながらの生活の知恵みたいな、ほんわかしたプチアドバイスが書いてあるのよ。パッケージごと全部アドバイスの内容が違うの、じっくり読むと楽しいのよ。例えばね、なんだったかしら、ほら。お茶殻でお鍋の焦げを擦るときれいになりますよとか、お茶殻じゃなくて玉子の殻だったかしら。違うわね、クレンザー?」
「ソノコ、クレンザーの話ももういいよ。それにクレンザーを使って焦げを落とすのは、多分おばあちゃんの知恵袋には書いてないと思うよ。」
「そうよねえ。まあだからとにかくね、その前の前の彼氏に私、何かしら世話を焼いたのよね多分、忘れちゃったけど、とにかく『いちいちぽたぽた焼のばばあみたいで鬱陶しいって』言われたのよねえ。ばばあって、ひどくない?ぽたぽた焼のおばあちゃんに失礼よね。」
「そっちなの?」
「そっちってどっち?タカシくんなに言ってるの?」
「ん、もういいよ大丈夫、わかったから。ソノコ、もうさ、もう他の男に知恵を授けないで��」
煎餅の話が始まった時から『前の前の彼氏』という言葉につまづき、煎餅や鍋の焦げどころではない胸中であろうタカシが、不安げにソノコの頬を撫で、可笑しかった。リョウは頬の内側を強く噛み笑いを堪えた。
再び箸をつけてみれば「普通に旨い」ポークソテーをリョウは完食し、ソノコが淹れた濃いコーヒーを飲み、三人でじゃんけんをしてチョコレートを選んで食べた。
ソノコは一回戦で早々に負け、(ソノコは無自覚でチョキばかりだす)三番目に、柚子のチョコレートを選び、
「ほろ苦い!柚子大好き!これ絶対一番おいしいわ、勝負に負けて試合に勝ったわ、わたし。ん?試合に負けて勝負に……まあいいわ。また二人に買ってきてあげる。」
笑っていた。
二番目に、柑橘類に目がないタカシはピスタチオのチョコレートを選んで、
「ガリガリ君の味がする。うまい。」
真顔で呟いていた。
(狂ってる。舌がやられている。)
リョウはその夜の、自分の態度を改めて振り返り反省した。タカシはタカシで末期の疲労を抱えていることにやっと気づいた。
(俺があの時一番目になって選んだチョコレートの名前はなんだったのだろうか。塩の味がしたし、ピンクペッパーが一粒のっていた。)
「運転危ないから帰る前にお風呂に入って眠気を覚ましなさい。」
チョコレートのあとリョウは、ソノ���が気に入っているいつもの入浴剤が盛大に投入された風呂に鼻まで沈んだ。イランイランだ。眠くなった。風呂から出るとソファーはストライプのシーツを纏ったソファーベッドになっており、リビングの照明は夕暮れ色で、寝室からタカシのイビキが聞こえた。定期的な、安定したリズムのイビキ。ソノコが「おやすみなさい。ゆっくり休んでね。」ジャスミンティーのグラスを置きながら眠そうに囁きイビキの隣へ消えた。
**********
助手席に置き忘れた、三つのアイスクリームを見つめリョウは、チョコレートと煎餅とイランイランを思い出す。甘いものにすがった自分の気持ち。
「全て終わった」
アイスクリームを車に忘れていったからだ。
そもそも、甘いものに救いを乞うたせいだし、あいつがばあさんのように数々の知恵を授けたからだし、チョコレートを愛だと言うからだし、タカシの筋金入りのお人好しのせいだし、俺が運命と勘違いして……勘違いしたせいだ。
雨の中、タカシの部屋から自分が暮らすマンションへ帰る途中コンビニで車を停め三つのアイスクリームを袋ごとゴミ箱に捨てた。
**********
ジャスミンティーの氷はかなり溶けた。
耳をすませば、いつ知れずブルーハーツはハイロウズに変わった。隣のオギは喋り続け、ビールは四杯目になった。
いまだ直視するに難い最後の三人の夜を、リョウは心の頑丈な箱の中に閉じ��めた。
閉じ込めたそれを、時々自ら、箱の蓋をあけ、じっと見つめてしまう。タカシに会いたい。笑うと細くなる目を見つめ、
「苦労が絶えないんだな。」
と少しずつ本数の増える白髪頭を茶化し、なに一つ良いところのない自分に
「リョウくん大好きだよ。」
を言って欲しい。そして、聞きたいことがある。
タカシ、今も俺を好き?
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夏のせい
副題:初恋拗らせ童貞坊やは幸せな夢を見ない
葉を隠すなら森の中。
人を隠すなら人混みの中。
死体を隠すなら墓の下。
ミーン、ミーン、なんて鳴き声が七月に入ってから休みなく四六時中ずっと聞こえてくる。八つ当たりで手に持っていたスマホを床に叩きつけると、ぴたりと全ての音が止んだ。
これ幸いと、寝室へ向かえば小さな寝息が聞こえる。眉を潜め、膨らんだベッドに向かうと不健康そうな顔色をした司が気持ち良さそうに眠っていた。
人差し指を伸ばして、痩せた頬を突っつくと言葉になってない意味不明な寝言が返ってきた。日本語でも外国語でも出来損ないの音。勝手に翻訳してみよう。なるほど。どうやら、彼は自分のことを愛しているらしい。
大変だ、愛の告白ではないか。
こはくは慌てて、台所まで走った。シンクもコンロも、新品未使用のように綺麗だ。それなのに棚を開けると、使い古した料理器具が溢れだして雪崩を起こして出てくる。
ハンドミキサー、フードプロテッサー、ヘラ、おろし器。どれもいまいちだ。
悩みあぐねていると、電子レンジから音がした。チン、という音があまりにも心地いいので、コッコッコッと笑ってしまった。レンジはチン。こはくはコッコッコッ。設定音声には、従わないといけない。
電子レンジの中を開けて覗けば、そこには熱々の電動ノコギリがあった。きっと、時限タイマー式で調理されたのだ。ミトンを両手にはめて、電源を入れる。音はうるさかったが、先程まで合唱していた虫けらたちとは違い上品なものだ。
新曲を口ずさみながら寝室に戻ると、愛しの坊は寝相を悪くしていた。ちゃんと被っていた布団を床に蹴飛ばし大の字の体勢でいる。まったく、風邪をひいたらどうするのか。クーラーのリモコンを探して、温度を上げておいた。
こはくはスリッパを脱いでベッドの上にお邪魔すると、何等分にして分けるか首を傾け視線の角度を変えて観察する。オーソドックスなのは首、右腕、左腕、右足、左足、胴体の六個の小分けだろう。
首を落とさなければエグゾディア分けという名称になると天城燐音が言っていたが、恐らく絶対にホラだろう。その横でニキが、カードゲーム原作アニメの世辞辛さを語っていたから、元ネタはそれかもしれないが。
こはくは、司の顔が好きだ。怒った顔も、笑った顔も、憎しみを堪える顔も、悲しみを悟らせないとする顔も、どれもこれも甘美で魅力的でヨかった。自分だけで独り占めしたい。それだけだった。
電動ノコギリの回転する速度が上がっていき、勢いよく手元から離れた。���コギリはステップを踏みながらリズムを取ってベッドの上を跳ねる。ぴょんぴょんと、跳び跳ねそのまま司の首に刃を立ててしまった。
「こら!なんてことするんじゃ!」
怒鳴り付けたのに、ノコギリは話も聞かずにどんどん司の腕や足にも纏わりついていく。暴れん坊め。反抗期の子供を持った親の気持ちがわかった。
枕を強く投げつけば見事に当たり、おとなしくなった。
─やっぱり、こうするんが手っ取り早い。
こはくは、身体の一部が欠けた司を見下ろした。
そういえば、この不完全な司は、本当に司なのかと疑問が沸く。
人の魂が脳に宿るなら、頭と切り離された司の体は既に司ではないことになるだろう。じゃあこれは何だ? 不要品、すなわちゴミだ。
こはくはサイドテーブルに置かれていたゴミ袋を手に取った。透明なそれに、ぎゅうぎゅうと欠陥品を詰める。でも大きなそれは綺麗には収まらずに、飛び出してしまった。
切って小分けにしようと考え付いても、実行するための道具は先程自分が壊してしまった。枕で壊れるなんて軟弱なやつだ。
仕方がないから、ねじ曲げてコンパクトにするしかない。動かす度に音がして、液体も漏れるのが厄介だったが試行錯誤の末にきちんと袋に詰めることができた。
────。
耳鳴りのような、着信音がする。電波が届くことに驚いて、電話に出る。もし、もしよ。
あれ、電話は壊したはずなのに。なんで動くのだ。
振り向けばほら、かわいい声がする。
「ここですよ」
窓の外に、無表情な彼が張り付いていた。
◆
「付き合ってるんですよ、私と桃李くん」
冷房で冷えきった体が、更に温度を無くしていった。
「付き合ってるって…それって」
どういう意味の、なんて続けなくともわかった。紅がないのに頬を赤くした彼が、目線を迷子にさせて困っていたから。そんなのもう、答えを口にしてるようなものだ。
「真剣交際…だと、思います…」
繁華街のわかりにくい場所にある喫茶店は、平日の昼過ぎなら客入りも少なく内緒話には持ってこいだ。
こはくは理解した。おすすめのスイーツがある店というのは建前で本題はこちらだったと。何が二人だけのスイーツ会活動だろうか。甘いのはぬしはんだけやと怒鳴り散らしたくなる。
「へぇ。知らんかったわ。それで、何で隠しとったことをわざわざわしに?」
「隠し事ができなくなるからですかね」
「隠し事?」
なんでもないようなふりをして、繰り返し聞く。司は先程の吐露で度胸がついたのだろう、なんて事ないように言ってのけた。
「私、寮を出て家を借りようと思ってるんです」
「…なんやそれ」
「集団生活も面白くて為になりますが…まぁ、お互いの都合が悪いといいますか…」
「ああ。共同生活やとしにくいもんな」
髪の色と同じく、桃色な事を想像して口にするこはくに、司は顔を熱く燃え上がらせて黙り込んでしまった。
暑そうで可哀想に。こはくは、司との温度差を感じながらメニューを開いた。
目に留まるのは、ホットコーヒーの項目だ。
◆
同室のジュンが仕事で不在のおかげか、お泊まりイベントが発生したこはくは小躍りしていた。振り付けは最近練習している新曲のものだ。彼もまた、アイドルなのだ。
「最近、眠れないらしいですね」
「藪から棒になんや?」
坊だけに、との中で付け足した筈なのに冷めた目線をプレゼントされる。暑かったからちょうどいいと開き直りたくなるのも許さない、律した瞳だ。
「眠れないというよりかは、眠りが浅いのでしょうか?」
なんでそんなこと知ってる、と問うだけ無駄だろう。同室のジュンが心配して、世間話ついでで司に進言したのは想像に難くない。
「まぁな…多分、疲れが溜まっとるんやろ。わし、ユニット兼任しとるから最近忙しいんじゃ」
「本当ですか?」
「ほんまや」
嘘だ。夢見が悪いせいだが、専門家でも医療関係者でもない司に、そんなことを話して何になるのか。ただ悪戯に心配をかけるくらいなら、こはくは司を騙してでも安心させる道を躊躇なく選ぶ。
「じゃあ、これを見てください」
そう言うと司は、こはくのベッドに腰をかけてゆっくりとベルトを外していく。
「は、え、ま、坊!?」
慌てて動きを止めようと押さえ込もうとしたらひょいと避けられた。言い訳させて貰うと、こはくも思春期の男なので好きな人が自分の部屋で脱ぎ出すというシチュエーションには興奮する。そのため、理性を総動員させるためには目線を彼から背けるしかないのだ。ああ、無情。
「こはくん、よく見てくださいね」
「うぇ、あ…」
そういえば、今日の司は普段とは違う服装をしていた。いつもの半袖シャツではなく、黒いタートルネックのノースリーブのセーターを身に付けている。サマーセーターとわかっていても、暑苦しい格好をしているが、正直えっちという感想以外浮かばない。
司が首を覆っている布を焦らすようにゆっくりとずりおろす。それは、ストリップショーのような視る快感というのこちらに与えてくれる。無性にチップを挟みたくなる。生唾を飲み込んだところで、こはくは目を見開いた。
正面にいる司の喉仏の下には、赤い線がくっきりと浮かんでいた。切り傷などではない、一時的な痣のようだが、それは切り取り線のようにも見える。
「こはくん。あなた、私に何をしたんですか?」
こはくは呼吸の仕方がわからなくなった。息を吸って吐くという動作ができず、体の体温をコントロールする発汗作用もおかしくなった。運動したわけでもないのに、汗が流れ出していく。
「あっ…わし、ちが、っぁ…」
歯がカチカチ鳴る。カスタネットような口内は喧しく、声を発する邪魔になる。
「こはくんの、すけべ」
気付いたら、肌色が視界いっぱいに広がっていた。
◆
深夜三時になると、隣にいるかわいいあの子は目を覚ます。
熱帯夜の外を遮断する室内は、一定の冷気で保たれて暑くない筈なのに起き上がる彼はいつも汗でぐっしょりだ。
「坊。アイス食べる?」
「…ガリガリしてるほう食べたい」
「ほいほい」
望みのものを取ってきてやろうとこはくがベッドから降りると、司もついてきた。行儀悪く寝台の上で飲食と洒落込もうと思ったが、居間でまったりするのも悪くないのかもしれない。
毎日掃除されている清潔なフローリングから、ぺたぺたと裸足の音を立てる。見ないで手を伸ばして、電気プレートの感触を確かめて二つ目のものを押す。暗い部屋が明るくなるのに、何故かほっとした。
「あ。ここまで来といてなんやけど、ガリガリしたアイスないかもしれん」
「今朝残ってるの見ましたよ?」
「んーそやっけ?」
冷蔵庫を前にしてそんな問答を行う。さっさと中を確認すればいいではないかという思考は、野暮だ。
「まあ、見てみるか」
こはくが下から二段目の冷凍ボックスを開く。氷と種類豊富なアイスクリームに手を突っ込み漁る。がさごそ掘り起こしたりしてみるが、目当ての物はなかった。
「ごめんな坊。やっぱりなかったわ」
「いいですよ。他ので我慢します」
「ええこやなぁ」
こはくが頭を撫でると、司は無図痒そうに体を動かすがされるがままにしていた。昔とは異なる態度が無性に嬉しくて、そのまま抱きしめる。互いに背中に手を回して、そっと唇に触れる。人肌が生々しく、背筋に甘い痺れを起こす。
「なぁ坊。今度はどんな夢見たんや?」
優しく、幼い子をあやすように声を落とす。
「…こはくんが、可哀想な夢です」
自分が可哀想。新しいパターンだと、こはくは表には出さす動揺した。これまでの司の悪夢には法則性があったしテンプレートがあった。大まかに分けて、学院と家とアイドル。この三つで、司を苦しめていく。
「わしがどう、可哀想なんや?」
「私に酷いことされて、酷いことするんです」
「そっか」
要領を得ないが、それでいい。別にこはくは探偵志望のストーリーテラーではない。全ての全貌を解き明かそうなんて考えは持ち合わせていない。
二人で逃げるようにこのマンションを借りてからは、司��幸福になったとこはくは信じていた。だから、彼を悩ませるものを無理に知ろうと思っていない。この暮らしがあれば、それ以上は望まない。
「こはくん、寒い」
冷凍庫を開けっ放しにしてた。冷気が漏れだして確かに冷たかったと閉めるが、司は相変わらずしがみついたままだ。
「こはくん。あたためて」
ほぅ、と吐く息が熱い。寝室に行くのも勿体なく感じて、司の手を引いて居間のソファーベッドに押し倒す形で横にした。パジャマを床に落としていくと、ごめんなさいと謝罪が聞こえた。
「私知ってました。ガリガリしたアイスがないの、知ってたんです」
誘い上手になったものだ。こはくは、司の額に口づけして悪い子だとからかって戯れでくすぐって笑わせた。
何も泳いでない水槽から、ポチャンと音がした。
◆
蝉の鳴き声がする。
異臭がする。
彼がここにいる。
どこにいる。
冷蔵庫の中だったか。ベッドの下だったか。浴槽の底だったか。プランターに植えたか。水槽に沈めたか。
料理した、寝た、入浴した、菜園した、飼育した。
彼と一緒にしたのか、いや、彼にそうしたのか。
「ここですよ」
ゴミ箱から、声がする。
◆
寮の食堂では、お残しは許しまへんでぇ!という声が響いていた。
こはくは共同の冷蔵庫に向かい、自分の名前が書かれてあるコンビニのざるそばを取り出す。値段もそこそこでうまいのだから、昼食にはもってこいである。
適当な席についてずるずる音を立てて食事をすると、隣の椅子が動いた。
「こはくん。それだけじゃ足りませんよ」
「坊はわしの胃袋の大きさなんてしらんやろ」
「反抗的! 心配してるんですよ!」
そのままこはくの隣に座った司は、持っていたトレイをテーブルに降ろした。
おにぎり、漬物、煮物、チキンソテー。最後だけ西洋かぶれなんかいとツッコミするのを抑えてそっぽ向く。そんなこはくに怒りはしないが呆れているのか、柔らかく笑った。
「もう。困った子ですね」
ことん、とこはくの側に皿が置かれる。見ると、綺麗に握られて海苔が巻かれたおにぎりが二つ鎮座している。
「…なんやこれ」
「おにぎりです」
「見ればわかるわ」
「おかかと梅です」
「具のことは聞いてないんじゃ」
段々と半目になるこはくとは反対に、司は目を丸くしている。すっとぼけているのか素なのか、こはくでさえも判断つかない。
「でもこの握り飯、坊の分やろ」
おかずだらけの食膳に主食の米がないのはきついだろう。しかも味も薄いとは言い難いラインナップときてる。
こちらは蕎麦のみだが、それだけで十分ちゃんとした一食になるからいいと遠慮しているのに、司は譲らない。
「いいからお食べなさい。いっぱい食べて大きくなりなさい」
「身長がわしと同じ坊に言われても…」
「くあぁ! い、いいから年上からの好意には黙っ��受け取りなさい! それに私はこれ以外にもたくさん作ってありますから!」
ムキになった司は手にしていた鞄の中身を開けて見せてきた。確かに、中には綺麗なシートで包装されたおにぎりがある。あるのだが、今度は多すぎる量だった。
「坊そんなに食べきれるんか?」
「これは…まぁ、食生活がなってない先輩方とかにお裾分けしたりするので」
「ふぅん。大変やなリーダーちゅうのも」
こはくは口にしてから思った。いや、うちのリーダーはそんなことしてないな。
「だからほら、こはくん遠慮せず食べてくださいよ!」
「わかったわかった。近いわもう」
こはくは手前にあった方を手にする。空腹でも満腹でもないので、別に食べる必要はないのだが、期待した顔を向けてこちらを見つめるかわいい兄はんが喜ぶというのなら、こはくの選択は一つだ。口を大きく開いて、かぶりつく。
「…んっ、おいしいわ」
「本当ですか!?」
「だから近い! …最初は坊が自炊なんて信じられんかったけど、大した腕やな」
「ふふん。そうでしょう。ちゃんとレシピ通りにすれば不味くなることは有り得ないんですよ。だから材料と下拵えの準備も万全にしておけば…」
「ご馳走さん」
「早いですね!? 早食いは体に悪いですよ!」
満足感を得た腹を撫でながら、冷えた麦茶で喉を潤す。司は、こはくの親以上にこはくに対して心配するし世話を焼こうとする。こはくにとって、愛されるという感覚はよくわからない。だが、こうやって自分を気に掛ける司を守りたいという思いが愛ならば、それはどんなにいいことだろう。
「聞いてますかこはくん?」
「聞いとるよ。それより坊、時間は大丈夫なんか?」
こはくは自分の付けてる腕時計を司の目線に合わせる。
司はパチパチまばたきを繰り返すと、すっとんきょうな声をあげて慌てて食事を再開した。下品では所作で急いで皿を空にしていくのには素直に感心を覚える。こはくは早食いは体に悪いというお小言を止めて、司に渡すために麦茶をいれたコップを構えて待機した。
最後になった漬物を口にした司は、それを噛むと素早く噛んで飲み込んだ。そのタイミングでお茶を差し出せば、すぐ受け取って飲み干された。こはくは小さく拍手した。
「ふぅ…ありがとうこはくん」
「お粗末さま。ほら坊、わしが食器片付けたるから早う行け」
「えっでも…いえ、今日のところはお願いしますね」
簡潔に頭を下げて小走りで食堂を出る司を見送る。さて、食器を洗おうと立ち上がって、あることに気付く。今まで意識になかったが、食堂には自分たち以外の誰もいなかった。最初にきたときは騒がしく、そこそこの人数がいたのだが。
「…疲れてるんかな」
溜め息を吐く。
蛇口を捻って水を出して暫く眺める。節水しないと、とは考えるが��のように一直線に流れ落ちる水はなんだか落ち着く。
そのとき、こはくのズボンのポケットが震えた。正確には、ポケットの中にあるスマホなのだが。
はっとして蛇口を閉めて、ポケットに手を突っ込む。取り出したスマホの画面には『ラブはん』と書かれており、彼からのメッセージの知らせのようだった。
ヒビが入っていて触り心地が悪い液晶を軽く指で叩いて中を見るとなんてことはない内容だった。下世話なアイドルの恋愛事情だ。でも残念なことに、それはゴシップ雑誌とは違い信憑性がある。そして、自分たち身内のことであり、新鮮な情報だった。
デートするらしい。誰と誰が。門の前で待ち合わせていた姫宮と朱桜が。
そうか、デートなのか。お互いの仕事の目的で水族館に行くだけだろう。でも、だって。
自分は知ってるじゃないか。彼らが他人同士でないことを。
冷蔵庫から音がした。
氷のできる音がガタガタする。
「もうええよ」
呟いた言葉を合図に、蝉が音楽会を始めた。
夏は、終わらない。
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ZERO-CUBE STEPFLOORのアウトドアスペースって実際のところどうよ?
『ZERO-CUBE STEPFLOORの施工例や情報がまだまだ少ないんですよねぇ・・・』という話を最近よく聞きます。僕らも少ない情報の中で色々迷い悩みましたから、これからZERO-CUBE STEP FLOORでお家を建てることを検討されている方に少しでも参考になればと思い、基本釣りブログなのですが、時々我が家を紹介していければと思っています。我が家がSTEP FLOORにしよう!と思ったきっかけは色々ありますが、このブログの管理人は申し訳ないほどの男子ですのでとりあえず男目線で書かせていただくことになります。しかもアウトドアメンのはしくれなワタクシの場合遊び感覚が強くなると思いますがそこは多めにみてくださいね(笑)女子目線な記事ははワイフと相談しながら、、、と思っています。
ZERO-CUBEシリーズで家を建てることが決まり、その後も+BOXにする?回にする?マリブもいいねぇ〜と、ワイフとかなり呑気に、時に真剣に悩みましたが、僕個人としては土足のまま外から直接アクセスできる6畳ほどの狭い部屋、いわゆるアウトドアスペースがあるSTEP FLOORがとーても気になっていましたし、ワイフも「いいんじゃない?」と前向きだったので、とりあえず下調べからスタート。しかし、僕らが住んでいる千葉県や関東界隈ではSTEP FLOORとなると施工例が皆無でなかなか現物を見学できないということもあり、俺たちは一体どうしたらいいのさ!?と途方に暮れていると、後に施工をお任せすることになったLIVE IN STYLEの近藤さんから『外観は違いますけど茨城県の水戸にHYVÄという家があります。同じSTEP FLOORタイプでアウトドアスペースもありますしイメージを掴めると思いますよ。』という情報をいただき、早速予約をとってワイフとドライブがてら水戸まで見学に行きました。そこでみたアウトドアスペースの空間にグッと来た僕はワイフと何度も話し合い、予算面でもようやく折り合いが付いてSTEP FLOORで家建てるぜ!と相成ったわけなのであります、Yeah。
アウトドアマンにはたまらない空間。
僕みたいに釣りを趣味・生業とする人間だったり、とにかく外遊びが大好き!な類の人たちは、後先考えずその日を思いっきり、自然と闘ってくる人が多いので、家にたどり着く頃にはドロドロに疲れ切っています。僕もワイフに『あ、ボロ雑巾が帰ってきた』と言われるほどドロドロになります。もうドロドロです。以前はマンション暮らしだった僕は、そんなドロドロの状態での帰宅→片付けが億劫で仕方ありませんでした。クッタクタになるまでひとしきり外遊びを楽しんだ後に数時間もの間、眠気&渋滞と戦いながらステアリングを握り、ようやく家にたどり着くわけですが、そこから釣竿だのクーラーだの道具箱だのなんだのを何往復かして持って上がるのは、軽い登山をするくらいの感覚。何度そのまま車で寝��しまおうと思ったことか(実際何度か寝たこともありますがw)。その点で猛烈にこのアウトドアスペースの偉大さを実感しています。もうね、天と地ほどの差がそこにはあったのです。まだ未完成の状態ですが、とりあ���ず現時点で僕の遊び部屋をご紹介!
駐車場から土足でそのままINし、即倒れ込めるIKEAのソファーベッドを置く。ちょうどピッタリハマります。そしてコーヒーで何かしらブレイクしつつ大物を釣った余韻のニヤニヤだったり釣れなかった悔しさのグズグズだったりを噛み締めながら数分の休憩を入れ、体力の回復を待ち、ぬおりゃ〜!!と戸を全開にして片付けを開始。とりあえず車から土間へ全部ぶっ込みます。汚れてても濡れてても気にしません。全ては明日。僕たちには明日があるのさ。明日になったら苦いボウズの思い出も一緒にホウキで外に掃き出せばいいんです。
即落ちスペースの反対側にはワークスペースを設置。現場で撮影した動画や画像を急いで処理したい時もあるので片付ける前にとりあえずデバイス類をPCに接続してダウンロードしている間に風呂に入ったりボチボチ片付けしたり・・・なんてこともできます。帰宅途中に仕事モードに入り、思いついたフレーズやアイデアをすぐに形にしたい時なんかもあるので土間にワークスペースを設けて正解でした。てかパソコンが二台になったのでこれからまたレイアウトを考え直さなくては・・・楽しくもあるが、ややドーメンサイクー。
駐車場からアウトドアスペースまでは階段の他にスロープも設置しました。ワイフのお母さんも同居するので将来、車椅子になってもいいように、また我が家は老犬もいるので階段の上り下りをあまりさせたくないってことでワイフがどうしても欲しい!と作ってもらったのですが、何気にコレは色々便利!重たい物運ぶ時なんかは少ない段数だとしても辛い時もあります。でもスロープなら全然楽ですし、台車に乗せてまとめてそのまま押しても行けるのでスロープ作ってもらって本当によかったです。時々息子もスケボーでイケイケです。でもコンクリートで敷き詰めているのでかなり殺風景です��〜。そのうちコンテナプランツでも置こうかな。
我が家は犬が三匹在住していますが、暑い日はよくアウトドアスペースに避難してきます。コンクリートの上が冷たくて気持ちいいようで日中は土間で過ごすことも多いです。ま、冬場は絶対来ないでしょうけどね(笑)当然のことながら家族の為に本来の土間的な活躍もします。台風がくるときや急な雨のときは息子の自転車、洗濯物もぶっ込みます。なので天気が崩れた時のアウトドアスペースはまぁまぁなカオス状態です。でも、気にしない(笑)
何気に便利なアウトドアスペース横の外照明。暗いうちから動き出し、暗くなって巣に帰る。コレ我々アウトドアマンの基本です。しかし暗かろうがダークネスだろうがあまりに汚れが酷いものがある時なんかは一旦外水栓で洗いたい。室内じゃちょっと無理な作業を夜でも外でやりたい。そんな時に重宝してくれます。可動式なので多方向に照らせます。無駄にお向かいを照らして怒られても知りません。ちなみにこの照明は設計段階で後付けしてもらうものではなく、STEP FLOORに最初から付いてる照明です。いつかカッコイイ霞デザインオフィスの看板をこの照明の下に付けたいな〜!
今のとここれと言った不満はありませんが、一つだけ心の底から後悔していることがあります。それはコンセント。もともとアウトドアスペースはコンセントが一つしか付いていません。本来の土間的な使用が前提でしたらさほど必要ないかもしれませんが、僕みたいに部屋感覚での使用を考えているなら、設計段階で増設してもらうことをかなり強くオススメします!そしてSTEP FLOOR自体が全体的にコンセント少なめですので、ここはよ〜〜〜〜〜く検討された方がいいと思います!ちなみに玄関入った廊下側に一個コンセント付けて起きたかった。。。生活してみないとわからないことではあるんですけど、後から増設となるとまぁまぁお金かかりますからね。
突っ張り棚にウェア類を置いておく。アウトドアマンの朝は早いので、家族に迷惑をかけないように前日はソファーベッドで寝て、ここで全ての身支度を整えてから出発することもしばしば。起き抜けに一つ戸を開ければすぐに外。蝉が飛び込んできた時はさすがにビビりましたけど(笑)。片付けが楽ということは準備はもっと楽なわけです。ワクワクしてる分、尚更ですね〜。
時間がなかった分かなり急いで書いたのでざっくりとしすぎてますが・・・アウトドアスペースの魅力がちゃんと伝えられたか、、、いささか心配ではありますが、またチョチョイあげて行きますのでお楽しみにしていていただければ幸いです。
それではまた!
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引っ越したら欲しいものリスト
8月末から、2年間住んだほったて小屋を飛び出して、自分好みのお部屋に移り住むことになった。欲しいもの、ちゃんと書いておこう。※これはメモで、wishlistというわけではないけどいただけるなら泣いて喜ぶ。
欲しいものリスト
▷キッチン
BRUNOのコンパクトブレンダー グリーン
スムージーとかコールドジュース大好きだから自分でも作りたい。バナナと豆乳、ヨーグルト、アイスをミキサーかけたら最高の夏が始まる。
lodgeのスキレット(7インチ)
一人暮らしならこのサイズかな。これで焼きカレー作ったりフレンチトーストとかダッチパンケーキ焼きたい欲がすごい。
キッチン用のタイルシート
二子玉のDIYショップでみてからキッチンに絶対貼りたい。油はねにも良いし、キッチンの雰囲気ガラッと変わるだろうなーと。
▷バス・サニタリー
ニトリのフェイスタオル
今のタオルぼろぼろだし、なんなら実家のだから温泉協会みが強いんだよな。¥300/枚とかで揃えられるので、ベージュとブラウン買う予定。
スチール製のタオルラック
今の家は脱衣所がないからタオルは適当に収納してた。次は脱衣所もあるし、アイアンラックとかに見せる収納をしてみたい。
▷ルーム・インテリア
LIVREのソファーベッド
うーん。部屋にソファーベッド置くかyogibo置くか迷ってる。ソファーベッドは人が来たらここで寝られるのいいよな。誰呼ぶか知らんけど…。
yogibo midi
ソファーベッド置かないなら絶対yogibo midi。だれか口コミ欲しい。見栄えが可愛いのはこっち。だけど広くは使えないよね。
LEDタイプの壁掛け時計
これ、韓国の女の子のお部屋、インスタで見漁っててみんな使ってるのが可愛い。薄暗がりの部屋にほわっと灯る時間…すてき!(LEDの発光)
IDEEのルームランプ
憧れ of 憧れ。 部屋の電気、バチっとつけずに夜帰宅後はルームランプだけにしたいな。明るくて、夜に寝つけないときある。今の部屋にあるランプ、可愛いけど非力。
大きめのインテリアミラー
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ソファーベッドが充実している直方店です! 普段はソファ、寝る時はベッドに簡単チェンジできる便利アイテムですね。見た目もカワイイです🤩 直方店の売れ筋家具はソファーベッドなんです。 . ということもあり、ソファーベッドの展示数には自信があります💪 もちろん金額も納得していただけるよう頑張ります💴 #ソファーベッド #ソファベッド #ベッド #ソファ #直方 #北九州 #一人暮らし #1人暮らし #ひとり暮らし #ミニマリスト http://bit.ly/2G04UIs
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* * 😸 一人暮らし(人間)の 小さなリビングに 只今、 二人掛ソファー&オットマン。 Yogibo 、 ソファーベッド 各種 ソファーが 置いてあります。 * 正直多いです。 * でも、 猫娘達が 自由気ままに くつろいでいる姿を見ると 私も物の多い部屋でも くつろげる☺ にゃんこパワーだわ 💗 #cat #lovecat#cakramiu #instacat #cakra #miu #instapets#フェリシモ猫部 #gatos#猫#みんねこ#picneko #catpic#catstagram #nyaspaper#bestcatsclub#webcatshow #bestcataward#catsloversclub #pethashtag #crazycatladyclub #nekomagazine #保護猫#ペコねこ部#cute #lovely #うちのこ#チャクラ#美羽#猫娘
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ソファーベッド・寝具回収処分の声(杉並区)
ベッド・寝具 回収処分対象エリア<東京都>
足立区 荒川区 板橋区 江戸川区 太田区 葛飾区 北区 江東区 品川区 渋谷区 新宿区 杉並区 墨田区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 豊島区 中野区 練馬区 文京区 港区 目黒区 東京多摩地区 あきる野市 ���島市 稲城市 青梅市 清瀬市 国��市 小金井市 国分寺市 小平市 狛江市 立川市 多摩市 調布市 西東京市 八王子市 羽村市 東久留米市 東村山市 東大和市 日野市 府中市 福生市 町田市 三鷹市 武蔵野市 武蔵村山市
今回 お客様よりご依頼頂き、回収処分したソファーベッド・布団についてご紹介します。 ■ご依頼地域:東京都 杉並区 ■お客様から頂いた声:一人暮らしなので、自分一人では運べないし、頼む人もいないので業者さんに頼みました。業者さんは初めての利用でしたがとても親切にして下さり、良かったです。
大型ベッド・組み立てベ…
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豪華なデザインのレザーソファ リビングルーム家具 ヨーロピアン風ソファ家具
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カクカクデザインの高級モダンソファ ファミリー向けのおしゃれなソファ オーダーメイド家具 高級住宅用4人掛けソファ クッション付き
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モダンでシンプルなファミリータイプの高級ソファ おしゃれな大型ソファ オーダーメイド家具 大部屋用ソファ
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高級布地のモコモコソファ 背もたれとひじ掛けの位置変更可能 3人掛けソファ L字型ソファ オーダーメイド家具
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モダンでシンプルなファミリータイプの高級ソファ おしゃれな大型ソファ オーダーメイド家具 大部屋用ソファ
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