#セリーヌ・シアマ
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mokkung · 2 years ago
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(短評)映画『燃ゆる女の肖像』
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(引用元)
『燃ゆる女の肖像』(2019年、フランス、原題:Portrait de la jeune fille en feu、英題:Portrait of a Lady on Fire)
望まぬ結婚を控えた女と彼女の肖像画を描くことになった女性画家、次第に惹かれ合い関係を深めていく2人の女性を描いたラブロマンス🎨
どの立場の女性からも、男性に所有される立場である女性たちのやり切れなさが滲み出ており、単なる恋愛映画として終わらせない細やかな映画‼️
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ちょっとした表情や佇まい、視線などから人物の変化を丁寧に紡ぎ出している点が見事👍
また説明的な台詞はほぼ廃して、映像で見せる周辺情報から心情や状況を説明する映画的な語り口が無駄なく綺麗にまとまっているなと感じました👌
メインキャラは少ないし限定的な場所で進む物語なのに深みがある‼️
エロイーズの母親が出かけている間に女性3人が伸び伸びと過ごしたり、連帯する様子が伝わる場面は非常に良かったです‼️身分に関係なく女性として支配され抑圧されている彼女たちが、立場を超えて支え合い共感し合うことの尊さが伝わりました😌
そしてあの母親も女として苦しんだ人なんですよね😔
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mlleclaudine · 6 months ago
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by zenshinyokodabe: #別冊yokodabe YOKODABE編集部による映画紹介。 6月は #プライド月間 🏳️‍🌈ということで、おすすめ映画から #セリーヌシアマ 監督の『#燃ゆる女の肖像』を紹介! 本人にバレぬよう肖像画を描いてくれと頼まれたマリアンヌであったが、次第にエロイーズに惹かれていき……。 まなざしが語る2人の関係性を、セリーヌ・シアマ監督が丁寧に描いていく。性的に消費されがちな女性同士の性愛を再構築し取り戻すかのよう。 #movie #film #映画紹介 #映画 #illustration #painting #art #illust #drawing #イラスト #映画イラストレビュー #映画イラスト #movieillustration #portraitofaladyonfire #portraitdelajeunefilleenfeu #CélineSciamma #AdèleHaenel #NoémieMerlant #アデルエネル #ノエミメルラン #queerpride #festivaldecannes #lgbtpride
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sakani-republic · 5 months ago
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【八月映画感想会】 『秘密の森の、その向こう』 監督:セリーヌ・シアマ (2021)
今度おばあちゃんちにからあげ食べに行きたい
以下は書き手のプロフィールです
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◆ 『秘密の森の、その向こう』 あらすじ
大好きだった祖母を亡くした8歳の少女ネリーは両親に連れられ、祖母が住んでいた森の中の一軒家を��付けに来る。しかし��少女時代をこの家で過ごした母は何を目にしても祖母との思い出に胸を締め付けられ、ついに家を出て行ってしまう。残されたネリーは森を散策するうちに、母マリオンと同じ名前を名乗る8歳の少女と出会い、親しくなる。少女に招かれて彼女の家を訪れると、そこは“おばあちゃんの家”だった……。(映画.comより抜粋)
◆ 映画に対するコメント
御殿山:
監督がジブリに影響を受けているという前情報を胸に鑑賞したところ、たしかにという気持ちはあった ジブリの女の子ってしっかりしてるのが多いと思うんだけどそのしっかりは共通している感じ
普通にSFなのでもっと大がかりなドラマもできただろうし心情の変遷も描けただろうけど、あえて普通の暮らしを徹底したことで、なんだろう 受け止められるものが大きい
ガキのころ、祖父母の家に行くときは、母は何日行くか教えてくれなかったんだけど、経験で大体5日くらいってわかってて、そこであー終わっちゃうってしんみりしながら普通の暮らしをしていたことを思い出した そのときは親も親の子だよなということを子供ながらに多少は感じ取っていて、それを鮮やかに落とし込んだのがこの映画であるようにも思う
まあでも 邦題はあかんやろ 安直でもリトルママの方がええな
<五段階評価>
すこし・ふしぎ度 ☆☆☆☆★
しかし・ふつう度 ☆☆☆☆☆
小泉:
もう途中からずっとスンスン言ってたけど案の定めっちゃ泣いた いい映画がすぎる、人生ベストにランクインしましたね 
終盤のワンシーンまで音楽が一切なく森や扉の音くらいしか聞こえないため、家族の用事に連れてこられて手持ち無沙汰になっているあの感じが一層味わえます そこからふいに訪れる出会い 
現実では人との最後のお別れがいつになるか、なんて誰にもわからない から、こういう風な世界を見せてもらえたのは素直に嬉しかったです 嬉しかったんですよ だってあんなお別れしたらまたぜったいに会えそうじゃないですか
<五段階評価>
パパ髭剃り度 ☆☆☆☆☆
小屋装飾度 ☆☆☆☆★
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nagaihiru-lineup · 5 months ago
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古本/ユリイカ2022年10月号『特集 セリーヌ・シアマ』/青土社/¥600
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2gsahoko-intermission · 8 months ago
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『異人たち』感想
後ろ向きに前へ進む物語が好きだ。
取り返しがつかなくなってしまった過去へ惹かれつつ、弔いながら、それでもそろそろとした足取りで前進していこうとする物語が好きだ。
今年冬に見た『インヘリタンス — 継承 — 』も、最近見た『異人たち』も、そうした喪に服す歩み方をしていた、とても好ましかった。
ロンドンに一人暮らす40歳の脚本家アダムは、12歳の頃に事故で両親を喪っている。脚本のアイディアを練りに生家を訪ねると、生前の姿をした両親の幽霊と再会を果たし、親子として時間を過ごすようになる。また、同じマンションに暮らす青年ハリーと出会ったアダムは、久方ぶりに親密な関係をハリーと結んでいく。思春期の手前、ゲイとしてのセクシュアリティを告白する前に両親と別れてしまったアダムは、1990年代初頭の知識のままの両親の知識と感覚にショックを受けながらも、自らのゲイとしての生き方を受け入れてもらいたいと切に願い、両親も戸惑いながら折り合いをつけようとする。しかし、アダムがいつまでも生家に通うのはよくないと判断した両親は、アダムとの再びの別れを決める。去り際の両親にハリーとの関係を後押ししてもらったアダムは、初めてハリーの家を訪ねる。そこは空の酒瓶だらけで荒れており、寝室には変わり果てたハリーの姿があった。ハリーも幽霊だったのである。しかしアダムはハリーの手をとり、自らの部屋へと招き入れる。
『異人たち』は生者と死者が同じ座標の中にいて、消えかかる時を除いて、質量を伴った具体的な存在として死者たちはアダムの前に現れる。アンドルー・スコットにポール・メスカル、クレア・フォイにジェイミー・ベルの演技巧者たちの競演が、生者と死者の共在する世界としての説得力を十分に支えていた。特に、両親との生活を中途で断たれてしまったアダム演じるアンドルー・スコットの、ベソベソに泣いて寂しさと切なさを訴える姿の寄る方なさには胸が締め付けられて仕方がなかった。
思えば、生者がルーツに関わる場所へと旅をし、死者と邂逅し、束の間のモラトリアムに濃厚な時を過ごすという設定は、セリーヌ・シアマの『秘密の森の、その向こう』を想起させられる。『秘密の森の、その向こう』も『異人たち』も、突然手の届かない場所へ隔たってしまった親しい人との関係を創造的に再構築して、自他区を異なる視角から受け止めようとする。喪失の寂しさと慈愛が同居しており、どちらも個人的にはかなり好みだ。
分たれてしまった人との関係の再構築とはいわば、後ろ向きに前を進むのと同義である。アダムは生家への二度目の来訪で、母にゲイであることをカミングアウトをする。異性愛がデフォルトである母には大層ショックを受け、せっかく入れた紅茶をすぐにシンクに捨てて、アダムに帰るよう暗に促しさせする。三度目の来訪では、���子がゲイであることに薄々気づきつつケアまで至らなかった父は、アダムに謝罪し、かつてのアダムが最も欲していたハグをやり直す。この二度目と三度目の帰省で、アダムは母や父の反応に生々しく傷つきながらも、あの人だったらこう言うであろう、あの時代に生きた人だったらこのように振る舞うであろう、やっぱりそうか、と答え合わせをしているようでもある。しかし決して理解されないだろうとハナから決めつけて当たり障りない関係に徹するのではなく、事故によって時が止まってしまった両親と、約30年分時を経た場所からアダムは丸ごと存在を受け止めるよう呼びかける。両親に呼びかけることを通して、アダムは自身のあり方も内省し、ハリーとの関係をより真剣に捉えていく。後ろを向きながら歩く足元は不安定かもしれないが、だからこそ、その足運びには決然たる力を込める必要がある。
アダムの決然たる力を最も感じさせるのは、ハリーが幽霊だったことが明かされるクライマックスだろう。「ゲイ」と「クィア」どちらがフィットするか議論し、規範的な家族の枠組から逸脱することの寂しさを語らい、隣り合わせで地下鉄に乗り、クラブで踊り、体調不良時はケアをし、セックスし…と、あんなに親密に付き合っていたはずのハリーが死者であったことが分かるのは、かなりのどんでん返しでショッキングな展開とも言える。だが、アダムは必要以上に動揺しない。むしろ、ハリーとの関係を継続していくことを決める。これは、幽霊の両親と関係を結び直したからこそなせる決断であると言える。ハリーが生きている間に起こり得なかった親密さも、後ろ向きに歩を進めることでアダムは改めて育てていこうとするのだ。
前だけを向いて、前進し続けられるのなら、それに越したことはないのかもしれない。
けれども、後ろ向きに歩いて過去に思いを馳せる時間が、人生のちょっとした跳躍板となることを、私たちはおそらく経験的にわかっている。ゲイの孤独と恋愛、世代間の認識の差を丁寧に描いた『異人たち』に、クィアでありつつ同性愛者ではない私が(そしておそらくマジョリティの観客層も)エンパシーを覚えたのは、誰かの喪に服す瞬間が遅かれ早かれ否応なく訪れるからだろう。 本作は、密着して眠るアダムとハリーが夜空に瞬く星となるイメージで締め括られる。ひとりで構成されたこじんまりとした世界の物語が、世界を覆う夜空にまで拡大していく。この射程の広さ・懐の深さが、『異人たち』の大きな魅力である。
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sunakaburimovie · 1 year ago
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My Favorite Movies of 2023【各部門編】
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【The Most Impressive Actors】
☆ベン・ウィショー
☆ミア・ゴス
☆ジョディ・フォスター
アルバ・ロルヴァルケル
フローレンス・ピュー
メラニー・ティエリー
オースティン・エイブラムズ
リナ・クードリ
アデル・エグザルコプロス
ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ヴァンサン・ラコスト
ニコラス・ケイジ
ヴィッキー・クリープス
ケリー・オサリヴァン
ジェニー・スレイト(声)
ニコラス・ガリツィン
バリー・コーガン
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
スティーヴ・クーガン
サリー・ホーキンス
ニーナ・ホス
ケイト・ブランシェット
ミシェル・ウィリアムズ
アヨ・エデビリ
ロザムンド・パイク
アイス・ナッタラット
イ・ソム
マーク・ライランス
アンデルシュ・ダニエルセン・リー
ケリー・オサリヴァン
ウド・キアー
ピエール・ロタン
コリン・ファレル
リエ・サレム
フィービー・ディネヴァー
オールデン・エアエンライク
…And ジョン・ギャラガーJr.
『Gone in the Night』 『Abandoned』
(どちらも日本未公開ホラー。DVDで)
*今年も雑に死にました。
【The Most Impressive Directors】
☆クリストーバル・レオン&ホアキン・コシーニャ
☆スザンヌ・ランドン
セバスティアン・レリオ
アリス・ディオップ
セリーヌ・シアマ
レア・ミシウス
ショーン・ダーキン
シャンタル・アケルマン
サラ・ポーリー
ライリー・スターンズ
デヴィッド・ロウリー
マルジャン・サトラビ
ザック・クレッガー
リュシー・ボルルトー
シャンタル・アケルマン
ロジャー・ロス・ウィリアムズ
ナンニ・モレッティ
マチュー・アマルリック
オーガスティーン・フリッツェル
エリザベス・チャイ・バサヒリイー&ジミー・チン
フェルザン・オズペテク
クロエ・ドモント
**************************
【バディ of the year】
☆ニコラス・ケイジ&ペドロ・パスカル(マッシブ・タレント)
うらら&雪さん(��タモルフォーゼの縁側)
ストーム・リード&ヨアキム・デ・アルメイダ(search/#サーチ2)
フィービー・ディネヴァー&オールデン・エアエンライク(フェアプレー)
【BF/GF of the year】
☆アブバクル・アリ(エニシング・イズ・ポッシブル)
トラック運転手マイク(パロマ)
ミソの彼氏(小公女)
元夫ジョン(ロスト・キング 500年越しの運命)
【片腕ギプスのひと of the year】
☆aftersun/アフターサン
シャドウ・イン・クラウド
【デュプラス兄弟案件】
マッシブ・タレント
【最優秀歌唱賞】
☆ウェールズの皆さん(ドリーム・ホース)
“Losing My Religion” カラオケ(aftersun/アフターサン)
マルセル/ジェニー・スレイト(マルセル 靴をはいた小さな貝)
軍人の妻合唱団(シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~)
Bailee BonickとLuke Islam(子役)&ノア・ガルヴィン(シアター・キャンプ)
【サントラ of the year】
☆”Daydream Believer”(ウーマン・トーキング 私たちの選択)
Tina Charles “I Love To Love (But My Baby Loves To Dance) ”(ベルイマン島にて)
エルヴィス・プレスリー(ぼくたちの哲学教室)
”Total Eclipse of the Heart” ボニー・タイラー(ファイブ・デビルズ)
タイラー・ベイツ(X エックス)
【ミュージカル of the year】
☆シアター・キャンプ
ジャネット
シラノ
【The Smiths案件 of the year】
☆ザ・キラー
【Joy Division案件 of the year】
☆“Atomophere”(ボーンズ アンド オール)
【スプリングスティーン案件 of the year】
☆“I’m on Fire” Cassandra VioletカヴァーVer.(PIG ピッグ)
“Born In the U.S.A”(AIR/エア)
【カレン・ダルトン案件 of the year】
☆Gone in the Night(2曲も!)
スウィート・シング
ガンパウダー・ミルクシェイク
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
【タイプライター映画 of the year】
☆ 帰らない日曜日
【壁紙映画 of the year】
☆コンペティション
ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン
パラレル・マザーズ
別れる決心
秘密の森の、その向こう
【スポーツ映画 of the year】
☆野球(ブラック・フォン)
テニス(フェア・プレー)
スポーツスタッキング(スピード&ラブ)
アメフト&チアリーディング(ボトムス ~最底で最強?な私たち~)
【ブロマンス of the year】
☆ウルフ&スネーク/バッドガイズ
【ドキュメンタリー of the year】
☆ぼくたちの哲学教室
リタ・モレノ 私は進み続ける
a-ha THE MOVIE
光に生きる ロビー・ミューラー
ジュディ・ブルームよ永遠に
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
私たち
【亡霊映画 of the year】
☆彼女のいない部屋
オマージュ
グリーン・ナイト
不都合な理想の夫婦
私たち
フレンチ・イグジット さよならは言わずに
ベルイマン島にて
【帳面派映画 of the year】
☆パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー
ザリガニの鳴くところ
エスター ファースト・キル
THE BATMAN-ザ・バットマンー
聖なる証
【サバービア映画 of the year】
☆リバー・オブ・グラス
バーバリアン
ハロウィン・キラー!
オットーという男
フェイブルマンズ
【女2男1の関係は女同士を見るためにある映画 of the year】
☆FALL/フォール
ソウルメイト/七月と安生
【猛獣使い映画 of the year】
☆ナイアド ~その決意は海を越える~
☆フェイブルマンズ
【Tシャツ of the year】
☆Never Give UpプリントのTシャツ(TITANE/チタン)
プードルの絵のTシャツ(スワンソング)
Unknown PleasuresのTシャツ(キャンディマン)
スプリングボクスのジャージ(アフリカン・ウエディング)
【生きもの of the year】
☆豚(オオカミの家)
ロバ(イニシェリン島の精霊)
犬のルーシー(ウェンディ&ルーシー)
羊(LAMB/ラム)
巨大ナメクジ(オールド・ジョイ)
猫(靴ひものロンド)
【乗りもの of the year】
☆古くてカッコいい赤い車(彼女のいない部屋)
青い車(リバー・オブ・グラス)
車(TITANE/チタン)
列車(エンドロールのつづき)
衝突する列車(フェイブルマンズ)
すれ違う列車(ニュー・オリンポスで)
【フード of the year】
☆ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン
スパニッシュオムレツ(パラレル・マザーズ)
お土産の卵(小公女)
グレナデン・ソーダ(スザンヌ、16歳)
警察署のやけに豪華な仕出し弁当(別れる決心)
ソーセージ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)
ママのお弁当(エンドロールのつづき)
オリジナル・カクテル(プアン/友だちと呼ばせて)
手作りケーキ(ニュー・オリンポスで)
ヌテッラ(わたしの叔父さん)
味噌(ボイリング・ポイント/沸騰)
じゃがいも料理(デリシュ!)
エル プラネタ
PIG ピッグ
聖なる証
【Airbnb案件 of the year】
☆ バーバリアン
マルセル 靴をはいた小さな貝
Gone in the Night
【メガネ of the year】
☆ボニーさん��ジョディ・フォスター(ナイアド ~その決意は海を越える~)
ジュディさんのカラフルなメガネ(ジュディ・ブルーム���永遠に)
グロリア 永遠の青春
【ラストショット of the year】
☆不都合な理想の夫婦
ニュー・オリンポスで
フェイブルマンズ
aftersun/アフターサン
デュアル
わたしの叔父さん
【ボディ・ホラー of the year】
マリグナント 狂暴な悪夢
ハッチング―孵化―
TITANE/チタン
【うっかり of the year】
☆ FALL/フォール
☆BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ
【ライン of the year】
☆ 「寂れた部屋には寂しい場所の写真があるべき」「ウォルマートとか」「違う、Kマート」「洗濯でワクワクするなんて人生初めて」( Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック)
「地平線」(フェイブルマンズ)
「パーティで自分だけ別の部屋に行って休むとき、大勢がいる気配で安心できる」(マルセル 靴をはいた小さな貝)
「目的がない、自己完結」(幻滅)
「機能的で自分らしい死ぬための服」(デュアル)
「秘密は隠してるわけじゃなく、言う相手がいないってこと」(秘密の森の、その向こう)
「自虐はよくない」(マッシブ・タレント)
【バトル of the year】
☆デュアル
ファイトクラブの殴り合い/ボトムス ~最底で最強?な私たち~
【ダンス of the year】
☆ スザンヌ、16歳
ロイ・フラー(キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱)
家族対抗ダンス合戦(アフター・ヤン)
aftersun/アフターサン
デュアル
ジャネット
マジック・マイク ラストダンス
【ワースト邦題 of the year】
☆わたしは最悪。
ボーンズ アンド オール
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
【プロレス of the year】
☆ベネデッタ
カサンドロ リング上のドラァグクイーン
【劇中舞台劇 of the year】
☆アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
マジック・マイク ラストダンス
波の間に
スザンヌ、16歳
シアター・キャンプ
幻滅
【映画作り映画 of the year】
☆ニュー・オリンポスで
オマージュ
フェイブルマンズ
エンドロールのつづき
ベルイマン島にて
マッシブ・タレント
コンペティション
わたしは最悪。
X エックス
【ガチ映画大賞】
☆マッシブ・タレント
ウーマン・トーキング 私たちの選択
PIG ピッグ
魂のまなざし
【塩映画】
☆ノック 終末の訪問者
Gone in the Night
ボーンズ アンド オール
ブレット・トレイン
わたしは最悪。
TITANE/チタン
MEN 同じ顔の男たち
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team-ginga · 2 years ago
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映画『君の名前で僕を呼んで』
  Amazon Primeで映画『君の名前で僕を呼んで』(2017)を見ました。
 いかにもな題名で、きっと日本の配給会社がテキトーにつけたタイトルなんだろうと思っていたら、さにあらずーー原題もCall me by your nameでした。
 ジェームズ・アイヴォリーの監督作品だと思っていたら、アイヴォリーは脚本だけで、監督はイタリアのルカ・グァダニーノ。
 北イタリアの別荘で両親と一緒に休暇を過ごす17歳の少年エリオと、考古学の教授であるエリオの父親に別荘に招かれた24歳(映画の中で年齢は明言されていなかったように思いますが、ネット情報ではそうなっています)の大学院生オリヴァーのひと夏の恋の物語です。
 私は同性愛を描いた作品は決して嫌いではありません。アン・リー監督、ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール出演の『ブロークバックマウンテン』(2005)は名作中の名作だと思いましたし、ジェームズ・アイヴォリー監督の『モーリス』(1987)も好きでした。
 同性愛者である��とをカミングアウトしているグザヴィエ・ドラン監督の『胸騒ぎの恋人』(2010)、『トム・アット・ザ・ファーム』(2013)、『たかが世界の終わり』(2016)、『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(2018)も見ています。
 レズビアン映画ならアブデラティフ・ケシシュ監督の『アデル〜ブルーは熱い色』(2013)は傑作だと思いましたし、セリーヌ・シアマ監督の『燃ゆる女の肖像』(2019)、『水の中のつぼみ』(2007)だって決して悪くはありません。
 こうした映画の特徴は異性愛者にも共感を抱かせるところーーつまり「同性愛といっても決して特殊なもの、自分とは関係のないものではない。異性愛であれ同性愛であれ、人を愛するという点では全く同じなのだ」と観客に思わせるところです。
 でも、『君の名前で僕を呼んで』は1ミリも共感できませんた。
 同性愛を描いた映画だからではありません。主人公の少年エリオの生活環境が私のそれと違いすぎるからです。
 エリオの父親は大学教授で、北イタリアの田舎の村に「邸宅」と呼びたくなるような立派な別荘を持っています。私も一応大学教授ですが、別荘などというものは一度も持ったことがありません。
 またエリオの両親やエリオは語学に堪能で、英語とイタリア語とフランス語を自在に操ります。エリオの母親に至ってはドイツ語もできるようですし、エリオはピアノとギターが上手です。
 こんな絵に描いたようなインテリ家族、ほんとにいるんでしょうか。いや、いるのかもしれませんが共感はできねえな。
 大学院生のオリヴァーは、bon vivantという言い方がいいのかな、生きるのがうまい人間で、物怖じせず人当たりがよく、エリオたちの別荘近くの村のバーで現地の人間とたちまち仲良くなってトランプに興じたり、通りで音楽に合わせて踊っているカップルとすぐに仲良くなって一緒に踊ったりします。
 あれなら、生きるのは楽だろうなーー生きるのが下手で人生を楽しめない(と自分では思っています)ワタシは少し(いや「とても」かな)羨ましく思いました。
 もっともそれはそう見えるだけで現実は違うのかもしれません。オリヴァーは同性愛者であり、同性愛者であることを隠して生きているからです。
 オリヴァーとエリオは最初はお互い「なんだこいつ」と思っている節もありますが、やがて惹かれ合い肉体関係を持つようになります。「君の名前で僕を呼んで」というのは行為の最中にオリヴァーがエリオに言う言葉です。
 オリヴァーはエリオをオリヴァーと呼び、エリオはオリヴァーをエリオと呼ぶ、そうすることによって相手を自分の中に取り込む、相手になり変わって自分を愛するというようなことなんですかね。
 二人はこうして激しい恋に落ちますが、休暇が終わるとオリヴァーは帰らねばなりません。そうなると恋は終わりです。避暑地の恋というやつですね。
 オリヴァーは帰りにミラノだかベルガモだかに寄って研究資料をどうこうするというのにエリオは同行して、最後の数日を共に過ごします。夢のような時間が過ぎると、オリヴァーは列車で去っていきます。
 全身の力が抜けてしまったエリオは家に電話をして母親に車で迎えにきてもらいます。帰宅したエリオに父親が語りかけます。どうやら父親はエリオとオリヴァーの関係に気づいていたようです。でも、父親は一切咎めません。それどころか恋の喜びと苦しみにしっかり向き合うよう息子を諭します。父親自身も若い頃似たような体験があった、でも一歩を踏み出すことができなかったからです。
 いい父親だし、いいシーンなのだろうと思います。でも、このシーンも全く共感できません。
 私は父親といい関係を築いていたと思っています。でも、父親と恋の話をしたことはありません。
 私はまた息子といい関係を築けていると思っています。でも、息子と恋の話をしたことはありません。
 だから��リオの父親がエリオに何を言っても、どんなにいいセリフを言っても心に響きません。
 「要するにお前は父親と、あるいは息子とそういう話をするのが照れくさいだけだろ」、「そういうのは実に日本人的な感性だ」と言われれば、その通りかもしれないと思います。でも、そうなんだから仕方ありません。
 エピローグは冬、別荘の周りには雪が積もっています。エリオと両親はクリスマス休暇を過ごすためでしょうか、また別荘に来ています
 そこにアメリカのオリヴァーから電話がかかってきます。オリヴァーは翌春に結婚するとのことーーエリオの両親は「おめでとう」と喜びますが、無論エリオは複雑です。
 電話を切り、目に涙を溜めながらじっと暖炉の火を眺めるエリオとその背後でクリスマスのご馳走をテーブルに並べている母親と家政婦の姿が映るところにスタッフ・キャストの名前が重なりおしまい(ここはかなり長いシーンです。セリフもなくただ表情だけでエリオの気持ちを表現するのは大変だったでしょうが、言い方を変えれば役者の腕の見せ所です)。
 最後の最後で少しだけ共感できたーーでも、そこまでは結局1ミリも共感できなかったーー私にとって『君の名前で僕を呼んで』はそういう映画でした。
 グァダニーノ監督は続編の計画があり、リチャード・リンクレーター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルビー主演の映画『ビフォア・サンライズーー恋人までの距離』(1995)、『ビフォア・サンセット』(2004)、『ビフォア・ミッドナイト』(2013)のようにエリオとオリヴァーのその後を描きたいと言っているようです。
 そうなれば少しは共感できるようになるのかな。
追記1:  私はもちろん「共感」がいい作品の条件だとは必ずしも思っていません。共感できる/できないは観客一人一人の人生や感性にかかわってくるものであり、作り手には予想できないことだからです。  一応念のために申し添えておきます。
追記2:  文章の中では「クリスマス」と書きましたが、エリオも両親もオリヴァーもユダヤ系なので��クリスマスを祝う習慣はありません。エリオ一家が祝っているのは過越の祭り(ハガダー)です。  彼らがユダヤ人だということはストーリーの上で何か意味があるんでしょうか。そのあたりのことは私にはよくわかりません。  
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khty-khty · 2 years ago
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3/2
事務手続きというのはほんとうにイヤになる。入学手続きやら口座開設やらで疲れてしまった。銀行の窓口のおばちゃんの娘の彼氏が早稲田なんですよ、という話をされた。昔から高田馬場って変わらないですよね、とか。僕は口座を開設しに来たのだった……
明日は文献のスキャン、火災保険加入、髪切る、住民票取る、などの予定があり、だるい。金もかかるしだるいし。
��日セリーヌ・シアマの燃ゆる女……をみた。なかなか面白い。Petite Mamanをみたときもおもったけど、BGMがほとんどない。音楽が劇に体内化されていて、ここぞというところでそれが演奏される。ミニマルでいいなとおもう。情報量が少ないがゆえに細かい情報まで読み取れるというのは、皮肉なのか。
ミニマルにすればするほど粗が目につく。僕の部屋が汚いのは、片付けたら粗が目に付くからだ。粗というのはあればあるほど目立たなくなる。
めんどくさいから掃除したくない。
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ishiikoji · 2 years ago
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セリーヌ・シアマ監督『燃ゆる女の肖像』
“そのひとの眼差しを、唇を、微笑みを、そして別れの瞬間の姿を思い出すだけで、息が止まるほど愛おしく切なく、蘇る情熱が命を満たす。そんな鮮烈な恋の、決して消えることのない燃ゆる炎を描く、忘れ得ぬ愛の物語。”
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notebookonji · 2 years ago
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2022年 劇場で観た映画
2022年に劇場で観た映画のリスト。全73本。
作品タイトル(制作年/制作国/監督名) ★は私の超おすすめ (私は、簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5点満点で採点してます。★は5点を付けた作品です)
マクベス(2021/アメリカ/ジョエル・コーエン)★ パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2019/デンマーク/マルー・ライマン) 裁かるゝジャンヌ(1928/フランス/カール・テオドア・ドライヤー) 怒りの日(1943/デンマーク/カール・テオドア・ドライヤー) 奇跡(1954/デンマーク/カール・テオドア・ドライヤー) エッシャー通りの赤いポスト(2020/日本/園子温) ハウス・オブ・グッチ(2021/アメリカ/リドリー・スコット) クライ・マッチョ(2021/アメリカ/クリント・イーストウッド)★ 弟とアンドロイドと僕(2020/日本/阪本順治) 無聲(2020/台湾/コー・チェンニェン) ユンヒへ(2019/韓国/イム・デヒョン) フレンチ・ディスパッチ(2021/アメリカ/ウェス・アンダーソン) グレート・インディアン・キッチン(2021/インド/ジヨー・ベービ) さがす(2022/日本/片山慎三)★ 声もなく(2020/韓国/ホン・ウィジョン) コーダ あいのうた(2021/アメリカ+フランス+カナダ/シアン・ヘダー) 国境の夜想曲(2020/イタリア+フランス+ドイツ/ジャンフランコ・ロージ) ウエスト・サイド・ストーリー(2021/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ)★ ロスバンド(2018/ノルウェー+スウェーデン/クリスティアン・ロー) マヤの秘密(2020/アメリカ/ユバル・アドラー) 選ばなかったみち(2020/イギリス+アメリカ/サリー・ポッター)★ ブラックボックス(2021/フランス/ヤン・ゴズラン) MEMORIA(2021/コロンビア+タイ+イギリス+メキシコ+フランス+ドイツ+カタール/アピチャッポン・ウィーラセタクン) ブルー・バイユー(2021/アメリカ/ジャスティン・チョン) ガガーリン(2020/フランス/ファニー・リアタール+ジェレミー・トルイユ) ホテルアイリス(2021/台湾+日本/奥原浩司) 林檎とポラロイド(2020/ギリシャ+ポーランド+スロヴェニア/クリストフ・ニク) ベルファスト(2021/イギリス/ケネス・ブラナー) ナイトメア・アリー(2021/アメリカ/ギレルモ・デル・トロ) アネット(2021/フランス+ドイツ+ベルギー+日本/レオス・カラックス)★ 英雄の証明(2021/フランス+イラン/アスガー・ファルハディ)★ TITANE(2021/フランス+ベルギー/ジュリア・デュクルノー) 親愛なる同士たちへ(2020/ロシア/アンドレイ・コンチャロフスキー) 連鎖(2020/韓国/キム・ジョンシク) パリ13区(2021/フランス/ジャック・オディアール)★ 親密な他人(2021/日本/中村真夕) 死刑にいたる病(2022/日本/白石和彌) マイスモールランド(2022/日本+フランス/川和田恵真) 流浪の月(2022/日本/李相日) 息子の面影(2020/メキシコ+スペイン/フェルナンダ・バラデス)★ FLEE(2021/デンマーク+フランス+ノルウェー+スウェーデン/ヨナス・ポヘール・ラスムセン) ベイビー・ブローカー(2022/韓国/是枝裕和)★ アトランティス(2019/ウクライナ/ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ)★ リフレクション(2021/ウクライナ/ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ) 母へ捧げる僕たちのアリア(2021/フランス/ヨアン・マンカ) こちらあみ子(2022/日本/森井勇佑)★ 三姉妹(2020/韓国/イ・スンウォン) リコリス・ピザ(2021/アメリカ/ポール・トーマス・アンダーソン) アプローズ、アプローズ!(2020/フランス/エマニュエル・クールコル) タレンタイム 優しい歌(2009/マレーシア/��スミン・アフマド) きっと地上には満天の星(2020/アメリカ/セリーヌ・ヘルド+ローガン・ジョージ) ぜんぶ、ボクのせい(2022/日本/松本優作) トップガン マーヴェリック(2022/アメリカ/ジョセフ・コシンスキー) SABAKAN(2022/日本/金沢知樹) Zola(2021/アメリカ/ジャクニザ・ブラヴォー) プアン/友だちと呼ばせて(2021/タイ/ナタウット・バズ・プーンピリア) 百花(2022/日本/川村元気) セイント・フランシス(2019/アメリカ/アレックス・トンプソン) NOPE(2021/アメリカ/ジョーダン・ピール) LOVE LIFE(2022/日本/深田晃司)★ よだかの片想い(2021/日本/安川有果) 彼女のいない部屋(2021/フランス/マチュー・アマルリック)★ 秘密の森の、その向こう(2021/フランス/セリーヌ・シアマ) LAMB(2021/アイスランド+スウェーデン+ポーランド/ヴァルディミール・ヨハンソン) ドライビング・バニー(2020/ニュージーランド/ゲイソン・サヴァッド) アフター・ヤン(2021/アメリカ/コゴナダ) パラレル・マザーズ(2021/スペイン+フランス/ペドロ・アルモドバル) ヒューマン・ボイス(2020/スペイン/ペドロ・アルモドバル) ある男(2022/日本/石川慶) ザリガニの鳴くところ(2022/アメリカ/オリヴィア・ニューマン) ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022/メキシコ+アメリカ+フランス/ギレルモ・デル・トロ+マーク・グスタフソン) シスター 夏のわかれ道(2021/中国/イン・ルオシン) ドント・ウォーリー・ダーリン(2022/アメリカ/オリヴィア・ワイルド)
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aliceinbed · 2 years ago
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9gatsu 2022
・みたもの サハラのカフェのマリカ 日本原 牛と人の大地 アプローズ、アプローズ 冬の旅 ディヴァイン・フューリー 乱れ雲 サンセット大通り 血塗られた墓標 なまいきシャルロット 伴奏者 セイント・フランシス @UPLINK ある秘密 恋人はアンバー 彼女のいない部屋 泳ぎすぎた夜 秘密の森のその向こう @UPLINK フェイシズ アウトサイダー(タル・ベーラ) 灼熱の魂 フェルナンド・ボテロ  ・みたドラマ その年、私たちは
・よんだもの ユリイカ セリーヌ・シアマ特集号
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oyasumi-blue · 2 years ago
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単純なんだけど、自分のご機嫌は自分でしか取れなくて、落ち込んでるのはもったいないな。考えて悩んでベッドに潜ってる時間。なにもしたくないから、そうなっちゃうんだけどさ。
薬を飲むためだけにベッドから抜け出して、四六時中眠ったけれど、歯磨きだけして寝よう……と思ったら、玄関に届いていた小包2つに気付く。
中身を開けたら、あたらしく届いたお財布と、価格が理由でずっと買うの��迷っていたユリイカだった。それだけで気持ちがポカポカして、落ち込んでいたことも忘れて、新しい本の新しいページをめくった。お財布の箱は上質で、中の色もグレーがかったブラックでうっとりした。
ユリイカのなかで、山内マリコがセリーヌ・シアマのことを「嫉妬の対象だった」と語った。わかる。わたしも未だに自分と入れ替わりのようにオリジナルバンドをはじめた、あまりうまくない友達の曲を聴くことができないし(嫉妬の対象だから)、好き過ぎるLiSAのドキュメンタリー映画もまだ観ることができない(絶対にいいし、影響を受けるに決まっているから)。その蓋を開けた先に、たとえいい結果が待っているとわかっていても。
* * *
もっと頼ってくれていいのにさ。話してくれていいのにさ。そんなの言われたって急にできないよね。それはずっと甘え下手だったわたしが一番知ってる。それならせめて、癒されたくなったときはもっと甘えてね。呼び出して、甘えてくれたっていいのに。甘えに来てくれたっていいのに。
不器用なあなたがわたしみたいにもっとうまく眠れるようになって、ひとに頼ることを覚えてくれたらいいな。そう思って悲しくなって、すこし泣いた。
2022 11.4
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tokyomariegold · 2 years ago
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2022/10/15〜
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10月15日 修理に出していたカメラを受け取って図書館へ行った。 神保町カレーフェスティバルのポスターにリラックマがいて、san-xに認められた大会になっていてすごい。私が屋台で売り子をしていた時は、小さな公園が会場で知らないコメディアンがMCを務めていたイベントだった(でも入場規制がかかる程混んでいた。)。 図書館で調べものをして、本をただ眺めているだけで、なんだか漠然と、なんでもやろう!という気持ちになれる。多分無理だろうけど、平日の夜にギンレイホールで映画を観る予定と、日曜の夜にライブへ行く予定を立ててみた。 個人空間について書かれたイーフー・トゥアンの本と、女子のSNS投稿について書かれた名物社会学者おじさんの本を借りた。SNSの方は、少し読んでみるとなんだか危なっかしい書きぶり…
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お茶をしよう・写真を撮ろう、の待ち合わせに向かう。 合流できたのは1時間半後。定刻に到着してしまった私は、お祭りを控えた神社の境内を行ったり来たりして、植樹されている木の縁石の上で本を読んだりして、なんだかんだ過ごした。 合流した後、1時間ちょっとお茶をして、30分位お散歩をして別れた。お茶をしましょう、が、成り立つことって凄いな〜、と改めて思う。何を話しても「まぁ皆いろいろ大変だよね」に落としどころをつけられるのが分かりきっているのに、会ってお茶をして近況を話すのって凄い。皆それぞれ衣食住で忙しいのにね。 神保町駅の青山フラワーマーケットに可愛いバラがあったので、ぜひ一輪挿しに!と、購入。お茶の席で「まるで甥っ子と姪っ子にあげるみたいに、お二人にお花を持ってきました…」と、お花を頂いたので、私のバラをあげてしまった。頂いたふわふわの赤いお花は、私の一輪挿しには合わないかもな〜、と思いつつ、帰って生けようとしたら、包装と栄養剤だけを残してお花はどこかへ消えてしまっていた。 作った女の子と写真についてのフォトブックを観てもらった! フィルムカメラが修理から戻ってきて嬉しけれど、自分はもっと喜ぶかと思っていた。 雑司が谷の街は思いがけず人が多くて「アド街効果すごいね〜」と言っていたら「そんなにみんなアド街で生きてない」みたいなことを言われた。 今年初の「よいお年を」を言った。
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10月16日 昨日、残り2つ88円に値引きされたバター餅が気になって、2回スーパーへ行った。午前中の予定を終えて、町のお花屋さんでバラを買う。昨日の分を取り戻す! 紫や青やオレンジのバラがあって、全部名前が違う。オレンジを下さい、と店主さんに言うと「アミナって言います。紙のお包みで良いですか?」と教えてくれた。お会計を済ませて店を出るときに、昨日もらった赤いふわもこのお花がいたことに気がつく。名前を確認すれば良かった…!
エレベーターを待っているとお隣さんと鉢合わせ。このところ結婚式続きなのか、いつも正装をしている気がする。「雨が降りそうですよ〜。傘持ちましたか?お気をつけて!」と言われる。 その後会った人に「目が半分くらいしか開いてなかったけれど、やっと開いてきたね。気をつけて帰ってね。」と言われる。 みんなお母さんみたい。
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セリーヌ・シアマの映画も観たい。借りてきた本も読みたい。あおいちゃんがブルーハーツを歌っていた頃のファッション雑誌を読みたい。 今日は自分の文章を見たくなくて、日記を更新できなかった。 帰りにスーパーへ行くと、バター餅はまだ2つ残っていた。でも42円に値引きされていた!セルフレジでお会計をして、スーパーを出るときにもう一度確認すると、1つだけになっている!明日はついて売り切れるかも。 来週は今住んでいる町の市長選なのだけれど、あまり興味を持ちきれない。市民でいる���り国民でいたい。
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10月17日 バター餅はちゃんと売り切れていました! 紀の善の閉店を知って、抹茶ババロアを食べたくて仕方がなくなる。もうないものって安心して欲しいって思える。 特別にごほうび!と、修論を終えた時と、夏のなんか冴えないダメダメな日のバイト終わりに食べたことがある。いちごあんみつも美味しかったはず。 今日はつまらなさのターン。でも帰りにトゥアンの本が少し面白く読めた。 人間は神ではないので、複雑な絡みあうものたちを大きくまとめることが苦手。複雑な小さいことを処理することと、大きくて単純な仕組みを作ることが得意(回転寿司?)。社会的である時は全体。生物的、超越的である時は個人。超越的存在でありたいのに、生物的側面があることに恥じて、個を好むことがある、などなど…
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10月18日 昨日の夜、ひどく苦い半額シールのついた豆腐を食べたせいか、胃が気持ち悪い。 趣里ちゃんが根本宗子脚本の映画に出演するようなので是非観たい! 主演の前田あっちゃんを交えた3人でトーク番組に出演していたらしく、Tverで観てみる。おとぎ話のcosmosのPVのこと、おとぎ話��たいの映画のことを3人で「とっても良いよね〜!」と当たり前に話していて「!!!」となった。 10月19日 ライブカメラの映像を眺めるのが好きなマンスーンさんがおすすめしていた演劇をyoutubeで観てみる。 タナダユキの新作映画も観たい。 久しぶりに仕事中に、死んでしまうかも、と思った。 屋上から更に5m上の塔屋の上へ、屋外むき出しはしごで登った。何を考えて、はしごを登り降りすればいいのかよくわからなかった。一通り終えた後、このことを思い出しては、足がガクガクして手に汗を握っていて、心の負債をまた一つ負ってしまったことに気がつく。 紀の善閉店の件を知ってから、抹茶ババロアって他で食べられるところあるの?と検索している。検索結果は紀の善ばかりなので、もうこの世に抹茶ババロアはないのかも知れない!なので、抹茶ババロアが好きな食べ物です!って大声で言えるね。 栗原類って何しているのかな、と調べてみたらyoutubeにラジオをアップしていたので聴いてみている。ぼのぼのが好きすぎて、世の中でつかわれている“ほのぼの”という単語を“ぼのぼの”と無意識に読み違えていた話が良かった。
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10月20日 トゥアンの本、今日はテーブルマナーから個人空間の誕生を考察した章だった。中国では伝統的な、食事の場での作法があり、食べ物を“陰”と“陽”に分けてその案配でもっと健康が維持される、と、考えられているらしい。食事を自然界までひとくくりで考えている。一方で、西洋は、獣をとにかくごった混ぜたご馳走や壺のスープを回し飲む食事から、食事毎に食べ物を切るナイフを用意し、フレーバー毎にワイングラスを用意する程、神経質なテーブルマナーへ変わったために、そこに自意識を持ち出さずにはいられない、らしい。 (中国では穏やかな集団の食事会があるが、西洋にはなく、そこから逃れるために個人空間生まれて…というような流れのようだった。) 明日に予定されていたお部屋の消防点検、時間を早めてもらって午前休をとろうかと思っていたら「いや次回で大丈夫なんで!」と今回は行わなくて良いお返事をもらった。 明日から箱根へ旅行に行く話とこの週末にディズニーランドへ行く話を聞いた。 箱根へ行く方からは、昨日ふいにロイズの小さいラングドシャクッキーをもらって、それが久しぶりにいつもじゃない食べ物過ぎて、自分じゃない人が選んだもので、とても美味しく感じた。そのことを伝えると「いつも何も美味しくないんですか…!」と、今日は塩ちんすこうをくれた。 「箱根でも、美味しいって思ってもらえるお土産を買ってきますね!」と500mlパックの低脂肪乳を飲みながらお話してくれた。
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10月21日 フィルムカメラを持って貴族出勤した日。 同じバスに乗る推している方が、足を引きずって歩いているのに気がついて。大丈夫かしら。 母から珍しくメッセージが入っていて、ちらっと文を見ると、幼馴染(保育園〜中学まで)で家族ぐるみで付き合いのある人達との会が来月に予定されているらしいけれど、知ってた?とのこと。 とっても心がザラザラして、仕事中はなんとなく紛れていたけれど、帰宅してかなり焦っていることを実感している。とにかく掃除をして、爪を切って、体を洗って、さっき届いた新しい服をハンガーにかけて、バタバタしてしまった。 参加してみて何がどうなるのかを確かめたい好奇心があるのが嫌だ。 少し想像すると、その場で、社交無理でした!を120%でしでかして、何となく皆様からかわい��うだから優���くされているのを感じて泣いてしまうのが目に見える。心の負債を負うことなく母のメッセージを一先ず無視しようと決めた。セーフ。 明日は早く起きれたら映画を観に行こう。ダメだったらはとバスに乗って図書館へ予約した本を受け取りに行こう。 ひどくそわそわとザラザラが募り、カメラの前で飛び跳ねたりした。
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rosedelosvientos · 4 years ago
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A tad late but Happy Birthday to director extraordinaire Céline Sciamma! Thank you so much for your work, especially for bringing us Portrait of a Lady on Fire . It continues to inspire me and I'm very grateful to be part of this community that's been created thanks to your wonderful film. More power to you and your endeavors! 🍷
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Medyo late haha pero Maligayang Kaarawan sa nag-iisang Céline Sciamma! Maraming salamat po para sa inyong mga obra, lalong-lalo na para sa Portrait of a Lady on Fire. Patuloy itong nagbibigay-inspirasyon sa akin, at nagpapasalamat ako at nating bahahi ako ng komunidad na nagawa dahil sa pelikulang ito. Mabuhay!
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ちょっと遅いんですが、セリーヌ•シアマ先生、お誕生日おめでとうございます!私はシアマ監督作品、特に「燃ゆる女の肖像」にインスピレーションを受けて、そしてPOALOFのファンクラブにも参加させていただき感謝しております。先生の新作品を楽しみにしております!
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2gsahoko-intermission · 9 months ago
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『落下の解剖学』感想
先日、『落下の解剖学』をシネ・ギャラリーで見た。
人里離れたフランスの雪山で男が自宅から落下して死亡する。小説家として芽が出ず家事や育児を主に担っている男の家には、人気小説家の妻と視覚障がいをもつ息子、介助犬しかいなかった。事故か自殺か殺人か、決定不可能なことが多く、妻は殺人容疑で裁判にかけられ、息子は証人として立つこととなる —。
本作は大方このようにまとめることができるだろう。
劇中でスワン・アルノー演じる弁護士ヴァンサンがスティーヴン・キングに言及することから察せられる通り、本作は『シャイニング』(映画版)へのレファレンスが目につく(この点は町山広美氏がエッセイで指摘している)。雪山の孤立した家屋で人が死ぬ、仕事で成功を掴めない男・サミュエルは心理的に追い詰められており、息子の負傷の原因を作ったサミュエルの行���をザンドラは忘れておらず、息子の名前はダニエル(ダニー)……。もちろん本作と『シャイニング』には異なる部分の方が多いわけだが、映画版『シャイニング』のラストで主人公ジャックは凍死体となったわけだが、もしジャックの死因をめぐって捜査が行われたら、ウェンディに嫌疑がかけられるだろうな......と『落下の解剖学』を見ながら『シャイニング』についても思いを馳せることとなった。
また、『落下の解剖学』を見ながらもう一点脳裏をよぎったのは、セリーヌ・シアマ監督の『秘密の森の、その向こう』である。本作では、主人公の少女ネリーが過去に戻って同い年の少女だった母マリオンと遊ぶ。彼女たちは、過去ある女と刑事らしき男の事情聴取場面を演じる遊びに興じるのだが、その時に「秘密というのは隠すことじゃない、言う相手がいないこと」という印象的な台詞が出てくる。この台詞を言う過去ある女は、悪びれもせず、淡々としている。このシーンが『落下の解剖学』を見ながら巡って仕方なかった。
『落下の解剖学』では、言う相手がいなかった(=言語化されることのなかった)感情や考えが裁判の場で言語化の要請を受ける。だが、相手がいて、言語化されることで秘密が十全に日の目に出るかというと、そんなことはない。検察側と弁護側で異なる「蓋然性」が闘われるのをよそに、言語化しなかった、するまでもなかった、するつもりもなかった、し得なかった隠微な余剰��常にはみ出し、秘密として残留し続ける。検事や弁護士、証人、被疑者本人が真剣に言葉を繰り出せば繰り出すほど、言葉が置き去りにするものの多さ、大きさが示唆されて、裁判が進めば進むほど割り切れなさが生まれる。その様子は証人であると同時に傍聴席で聞く息子ダニエルを苦しめるものでもあるが、彼も最終的には割り切れなさを引き受け、自身の経験を言語化し始める。
勝訴の判決を受けてザンドラは、祝宴で弁護士ヴァンサンに「もっと喜べるかと思った」といった実感をこぼす(台詞は一言一句正確ではないが)。勝訴はザンドラにとって望ましい「蓋然性」が選び取られた結果ではあるが、それが「真実」かと言われたら異なるだろう。言葉を駆使して働く小説家ザンドラが、(フランスに暮らす英語を話すドイツ人ということも相まって)言語化をはみ出しすり抜ける余剰に試行錯誤し、決着がついてもなお圧倒されている姿が印象に残った。
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kanaimaizumi22 · 4 years ago
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zoom-impression_#01
“燃ゆる女の肖像”
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摂取したものの感想を、イマイズミ、通称“ズーミン”がつらつらと書いていく「zoom-impression〈ズーミンプレッション〉」。
第一弾は、カンヌ国際映画祭で脚本賞・クィアパルム賞を受賞し各所で大絶賛されている、セリーヌ・シアマ監督の”燃ゆる女の肖像”について。
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舞台は18世紀のフランス。とある画家が依頼を受け、貴婦人の娘の肖像画を書くことになるところから物語は始まる。
状況だけが、とても丁寧に画面の上に並べられる。常に定規で測ってるみたいな、黄金の細い比率線が画面に見えてるみたいな、常に完全で隙のない構図。まるでそれはその時代の規律や規範などの、定められてどうしようもないことを表してるみたい。
その下の層に、柔らかい部分が隠されている。無理やり押し込められていたのだと途中から気付いた。それを唯一解放するのは音楽。
定められていたものが歪み、その間だけ感情が溢れる。
びっちりと画面を埋め尽くす数式を、一つ一つ掬い取りたい気持ちになった。何度でもみたい。
個人的み終わったあと現実に戻ってくるのに時間がかかった映画第1位。
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