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#ストーブの音
mikitakase · 2 years
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明日の「おはよう鎌倉」は… 和菓子職人の伊藤郁さんから繋がった友達の輪は、 中国茶アーチストの一華さんから今回の料理屋のご亭主へとひろがりました。 (まだまだ繋がりそうです) 「鎌倉ふくみ」さんの店主・池田吉正さんをお迎えし、鎌倉野菜や地元の魚など、美味しくいただくためのヒントや、季節料理へのこだわり、買い物の仕方などをうかがいます。  京都で修行し、葉山でお父様の和食店を継いだのですが、3年前念願の鎌倉(しかも駅から3分という好立地)にご自分のお店をオープンさせました。地産地消にこだわり、今やメディアに取り上げられ、ご贔屓のお客様も増えて、新しいことへのチャレンジも…興味深いお話をお聞きします。お楽しみに。   #鎌倉ふくみ #池田吉正 #おはよう鎌倉月曜日 #外は雨 #ストーブの音 #高瀬美紀   (北鎌倉 Kita Kamakura) https://www.instagram.com/p/ClLZ0rKvVpw/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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chisasarasa · 3 months
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240229
朝、早起きができない。 一度目覚めたけれど、空気がつめたすぎて、布団からでることなんてできなかった。
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240301
ゆでたまごを上手く作れなかった。 たまごを茹でるだけなのに。 強火で水がボコボコと湧きあがるのがこわいせい。 茹で足りなくて、殻を剥くと表面がぼろぼろになる。たまごの殻が透明だったら、そうだったら、もう少しちゃんと茹でたのに。 低気圧のせいか、ずっとだるくて上手くこなしていけなかった。
スーパーに連れ出されたとき、駐車場で、雪の静けさにうっとりとした。 降りる速度がゆっくりだから、すべてスローモーションみたい。光があたればきらきらとする。黒のなかできらめくから、雪は夜かもしれない、と思った。 この雪をなんとも思わない日がくるのだろうか。 彼は1年経ってもまだ雪を楽しいと言っていた。
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240302
朝、頭が重い。 寝すぎなのか、また気圧のせいなのか。 誰かが雪かきをしている音がする。 まだ7時なのに。7時から雪かきができるということは6時台に起きているわけで、羨ましい。 ずるずると、気持ち悪く鳴ったり、よくなったりを繰り返していた。 ストーブの前であたたまるとよくなる。 身体が冷えすぎているらしい。 部屋がさむくなっていることに気がつけないから、温度計を買うことにした。数字にたよるしかない。 夜、ロースの豚肉で生姜焼きを作った。 わたしがタレを作って、彼が肉を焼いた。 彼の方が肉を焼くのが上手。わたしは火の加減なんて気にしないから。 これからは気にするようにしよう。 火加減がぴったりくるだけでおいしくなるものもあるだろう。
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ateliertanu · 9 months
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Floral Friday #150
 この時期は誰も彼もが音信不通みたいなもので、家族と過ごす人が多いからか余計な仕事もお誘いもない。フランスの知人も完全オフだから、クリスマス前に新年の挨拶は済ませたくらいだ。美味しそうないつもと少し違うものでも食べて、ゆったりと過ごすのが良いのかも知れない。幸いにも暖かな横浜にいるのだから。 写真はフランスで数年前に撮ったもの。乾燥した横浜では凍りついたビオラを見る事も滅多にない。ストーブをつけながら、実は暖かいんだなと矛盾したことを考える。良い一年だったなと思えるのがありがたい。
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emeraldecheveria · 2 months
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月の光と海うさぎ【4】
新しい家
 新居がある隣町は、田園が広がるのどかな風景の町だった。
 父が運転する車の助手席に母、後部座席に私と美夜がいる。私は父の後ろで、美夜は母の後ろで、それぞれ窓に顔を貼りつけてその景色を見つめた。引っ越しトラックが私たちの車に後続している。
「あの家だぞ」と父が言って、私も美夜も急いでフロントガラスを向いた。ざあっと稲穂が続く中に、晴れた空と同じ水色の家があった。
 胸がどきどきしてくる。まるでルルが喜んで跳ねているみたいに。実際、心の中にあの陰気な雨は降っていなかった。出窓を見つけたように、私の胸にはさわやかな風が抜けて、爽快なほどだった。
 だって、やっとあの学校を解放されたのだ。みんなからのいじめ、先生たちの嫌味、静くんの視線からも逃げおおせた。このすがすがしい光景の町で、ようやく自由を手に入れた!
 どんどん近づくほど、新居がびっくりするほど大きな家だと気づいた。一階が車庫になって、その上に二階建ての家があって、実質三階建てだ。遠くから見えた通り壁は水色で、屋根は青、窓枠は白、コントラストがまるで大空と海原と白雲みたい。周りの稲穂の音も、本物の海みたいだった。
 ああ、そうか。海なら心配ない。私の中のルルが海うさぎなら、この家は帰ってきた場所になる。だからきっと、ルルにも友達ができる。私にも友達ができる。ここが私の居場所になるんだ。
 新居の前に到着して、大人たちが荷物を抱えていそがしく動きまわる中、私と美夜は家の中を駆けまわって探検した。
 いくつもある部屋。木目の階段。大きなベランダ。ぴかぴかのお風呂。トイレだって真っ白だ。
 何より嬉しいのは、三階に自分だけの部屋があることだった。今までは美夜と同じ部屋だったから、一気に自分が立派になったような感じがした。私も美夜も「すごい」「すごい」ばかり言うので、母の反対を押し切ってこの家を建てることにした父は、すっかり上機嫌だった。
「自分の荷物は自分でほどきなさいね」
 新築の匂いがする自分の部屋で、南向きの窓を開けていると、私の名前が書かれた段ボールが続々と運ばれてきた。私の荷物がすべて部屋につめこまれると、顔を出した母がそう言った。「うん」と私が段ボールに駆け寄り、さっそくガムテープを剥がそうとしたとき、「よかったね」と不意に母が言った。
「えっ?」
「これで、いじめられることもなくなったから」
 私は母を見た。母は目は合わせず、そそくさと隣の美夜の部屋に行ってしまった。私は手の中のガムテープを視線を落とし、気にしてくれてたんだ、と思った。
 ざざあっと潮騒のような音と共に、涼しい秋の風が舞いこんでくる。そのそよ風がするりと私の長い黒髪を揺らし、深く呼吸すると、白い天井を見上げて自分は救われたのだと思った。
 本当にそう思った。段ボールを荷ほどきしたり、住所変更の手続きをしたり、数日、学校に行かなかったあいだは。
 そのまま、学校なんて私の生活から消えてしまえばよかったのだ。でも、心が解放感で清らかになって、学校への警戒心さえ流れてしまっていた。というか、何の根拠もなく新しい学校ではうまくいくと思っていた。
 新しい中学校には、転入前に母と挨拶に行った。小さな中学校で、学年ごとにクラスはふたつしかないらしい。私は一年二組だと告げられた。田舎なので、特に高齢化で子供が町から減っている。そのため、学校の生徒数も少ないらしく、「でもそのぶんアットホームなんでね」と校長先生はにっこりした。私はその言葉を信じて、ここなら大丈夫そうだと改めて安心した。
 アットホーム。確かにそうだったかもしれない。物は言いようだ。
 私は分かっていなかった。町にひとつしかない幼稚園、小学校、そして中学校に、エスカレーター式でもないのに一緒に進学してきた子たち。それはひとつの家族であるように、とても密接な関係を作っていた。そのぶん、ホーム外のよそ者に対しては──その危険性を、私はまだ知らなかった。
 転校初日、私は黒板の前で丁寧に教室に向かって挨拶したし、できる限りの笑顔だって頑張れたと思う。転校生に奇妙なムードがあるのは、前の学校を去るとき、女の子たちが泣いたことで分かっている。きっとこちらの学校でも、あの空気に押されて誰か私に話しかけてくれるはずだ。
 そわそわしていると一時間目が終わり、休み時間になった。ちゃんと答えられるかな。言い間違えたりしませんように。そんな心配をしていると、十分間の休み時間はあっという間に過ぎた。
 あれ、と顔をあげて、ふと私は、教室でひとりだけ「違う」ことに気がついた。その違和感が、微妙な被膜を作っていることも。
 二時間目が終わっても、私に近づいてくる子はいなかった。無視されているわけではないようだ。みんなのほうも違和感を感じ取っている。そして、どうしたらいいのか分からないというふうに遠巻きに私を見る。
 目が合ったら慌ててそらされるので、私から話しかける勇気も持てなかった。だいたい、こちらからみんなに言えることなんて、朝の挨拶で言ってしまった。だから、今度はそれに対してみんなが好奇心を持って尋ねてくれないと、私は誰に何を言えばいいのか分からない。
「え、えーと……み、光谷さん?」
 味わうゆとりもなかった給食のあと、昼休みになって、ようやくそんな女の子の声がかかってきた。自分の席で、つくえに伏せって寝たふりすらできずに固まっていた私は、はたと振り返る。
 天然パーマっぽい長い髪なのに、どこかおどおどした雰囲気のせいで地味な女の子が、私のかたわらに立っていた。彼女が笑うと、乱杭歯が覗いて、私はぎこちない表情になって「はい」とだけ答えた。
「あ、あの、校内を、あ、案内……させてもらって、いい、かな?」
 私はまばたきをして、確かにそれはしてもらわないと困るな、と思った。「お願いします」とうなずくと、「う、うん。じゃ、行こう」と��女は教室のドアをしめした。
 私は席を立ち、彼女についていく。くすくすという笑い声が聞こえた気がした。けれど、ちらと振り返っても、そんなふうに嗤っている人はいっけん見当たらなかった。
 彼女は金子さんというらしい。並んで廊下を歩いていると、「お前、ドーモが感染るぞ」と揶揄ってきた男の子がいた。
 どうも? 別にそんな挨拶はされなかったけど。そう思って私は首を傾げたものの、やたらと「ドーモじゃん」「うわ、ドーモ」と言われている金子さんが、どうやらこの学校で“生け贄”の立場にあることは察した。
 それでも、一生懸命に話しかけてくれるから、私も緊張しつつ金子さんの質問に答えた。前に通っていた学校のこと。おろしたばかりのここの制服のこと。質問されることにただ答えていた。頭が素早くまわっていなくても、おかしなことも悪いことも言わなかったと思う。
 なのに、広くない校内をまわって教室に戻ると、金子さんはすっと私を離れて、教室にいた女子グループに私の返答を報告しはじめた。ときどき笑い声が聞こえて、私は急に冷たい手に心臓をつかまれたように、ひやりと不安を覚えた。
 あとで分かってくることだけど、金子さんは吃音があって、「どもる」から「ドーモ」と呼ばれているらしい。察知の通り、やはりみんなにいじめられていた。そして、私の情報を流して、いじめっこのグループの仲間になろうとしていたみたいだった。
 ちなみに、こちらのほうが田舎町のせいか、勉強の進みが遅かった。前の学校でどこまで進んでいたか訊いてきた数学の先生は、「みんな分からないことは光谷に訊くといいぞ」とかとんでもないことを言った。
 学校の勉強は進んでいても、私はそれに追いつけていなかった生徒だ。その先生は何を調子に乗っているのか、授業中に問題を答える挙手がないと、集中的に私を当てて「光谷なら分かるよな?」と黒板に呼んだ。
 しかし、当然ながら私はまったく分からない。いくら当てられても、決まって答えられない。脳が張りつめて吐き気がして、「分かりません」の声さえ出なかった。
「あいつ、頭悪いんじゃねえの」
 そんなささやきは一気にクラスに伝染した。あっという間に、私は頭の悪い無口な子だとうわさを立てられた。
 ちなみに、金子さんは私の情報を使ってもいじめっこグループに昇格はできなかった。それでも、いちいち私に話しかけてきて、それを女の子たちに報告することはやめなかった。教室で失笑が聞こえてくると、私はびくりとすくみそうになった。
 教室になじめることがないまま、長く厳しい冬に入った。二学期が終わる直前、その日も私は心の中にもやもやしたものを抱えながら帰宅した。
 空は灰色で、すぐにでもあたりは暗くなりそうだ。収穫まで豊かだった田園は、今は耕耘されて土が剥き出しだった。周りに何もないぶん、吹き抜ける風音がすごい。
 家に入る前にポストを覗いた。新聞の下に藍色の封筒がある。手紙かな、と手に取ってみると、私宛てだった。誰だろう、と裏返して差出人を確認し、目を開く。
『山田静司』
 静……くん? え、何で。ここの住所は教えずに引っ越したのに。
 とっさに、私を見つめていた静くんの目がよみがえる。じわりと気分が悪くなった。何だろう、いまさら。何も言わずに引っ越したんだから、いい加減つきまとうなって意味だって察してよ。
 びゅうっと寒風が長い髪と紺のスカートを巻き上げ、刺すような冷えこみで我に返る。気味が悪いと思いつつ、一応、静くんの手紙はポケットに入れた。インクのにおいが濃い新聞も腕に抱え、暖房と石油ストーブで暖まった家に入る。
 今夜の夕食が決まらないのか、母はキッチンにまだ立たず、リビングのソファでレシピ本を見ていた。「ただいま」と声をかけると、こちらに顔を向けた母は「おかえり」と返す。
 私は新聞を座卓に置き、「美夜は?」とリビングだけでなく見渡せるダイニングにも目を向ける。
「友達の家に遊びに行ったわよ」
 友達。……そっか。そうだよね。できるよね、友達。
 母は私のそんな内心を読んだのかどうか、本を膝に置いた。
「希夜は友達できたの?」
「え……、あ、話す……人は、いるよ」
 その人は、私の発言を全部、クラスを牛耳るグループに報告しているけど。
「そうなの。いつでもここに連れてきなさいね」
 気まずくて黙ってうなずき、「宿題しなきゃ」とその場を離れた。冷たい爪先で階段をのぼり、自分の部屋に入ると、ほっとしたぶんだけ憂鬱が押し寄せる。
 何なの。母も分かっているくせに。どうせ私に友達なんかいない。なのに、何で美夜と較べるみたいに訊いてくるの。
 ため息をついて、板張りのドアにもたれる。寒いな、と思ってもストーブまでの数歩さえだるい。
 そういえば、とポケットに手を突っ込んで、くしゃっと触れた手紙を取り出した。ぼんやりした目つきで、不器用な文字による自分の名前を見つめる。
 捨てようかな。あるいは、ポストに返そうか。そうも思ったものの、小さく息をついて封を切った。淡い水色にグレーの罫線が引かれただけのシンプルな便箋に、あんまり綺麗じゃない字が並んでいる。
『希夜ちゃんへ
 いきなり手紙なんて書いてごめんなさい。
 住所は野中さんにききました。
 僕にも教えてほしかったけど、急な転校だったみたいなので、仕方ないですね。
 そっちでは元気に過ごしていますか?
 希夜ちゃんが、今までみたいな思いをしてないといいなと思います。
 僕は相変わらずですが、大丈夫です。
 希夜ちゃんに言われた通り、何をされても強くなりたい。
 でも、希夜ちゃんがそばにいないのは、我慢できないくらい寂しいです。
 もしこっちに来ることがあったら教えてください。
 会いたいです。
 静司』
 私は眉をゆがめると、便箋をたたんで封筒にしまった。
 何だろう。何でそう思うのか分からないけど、喉の奥に水疱ができたような不愉快がせりあげてきた。
 何というか、……気持ち悪い。野中さんも、ただで静くんに住所を教えたわけではないだろう。そこまでして、私の住所を調べて、手紙なんて──気持ち悪い。
 手紙は、ゴミ箱にこそやらなかったものの、本棚の使っていない引き出しに投げこんだ。返事を書く気はなかった。また手紙は来るかもしれない。だが私が無視していれば、いくら静くんでも、いつかあきらめて一方的な手紙なんてやめるはずだ。普通に考えて、気が引けてくるだろう。私が好きなら、迷惑はかけないでほしい。
 ようやくストーブをつけて、冷え切っている部屋を暖めた。制服のままでストーブの前に座り、熱で赤く灯る光を見つめる。冷たくこわばる頬が、その光に染まって溶けていく。
 私は教室で、みんな──金子さん以外には、遠くから眺められているだけだ。何をされているというわけではない。確かに友達はいない。しかしべつだんいじめもない。なのに、こんなにも胸がもやもやして、学校に行くことが息苦しい。
 同じ種類のものを感じるのだ。教室にいると、前の学校でけして溶けこめなかった自分ばかり思い出す。深い深い水中で、一滴の油になってしまったみたいだ。
 石を投げつけられないか、教科書を破られていないか、そんな心配ばかりしてしまう。誰も私に近づいたりしない。こんなの自意識過剰だ。はちきれそうな不安を、そう思って抑えようとしても、カマイタチのような��爪が腫瘍をつぶし、恐怖が膿のようにどろりとあふれる。
 まもなく、冬休みになった。雪が降り積もる中で年を越し、三学期が始まった。相変わらずだった。私は勉強ができなくて、そのことを男子はバカにして嗤い、金子さんは私にあれこれ訊いて、報告された女子グループはくすくすと嗤う。
 そんな毎日に、私はまた、朝起きてふとんから出るという習慣がつらくなっていった。母が再びいらいらしはじめているのは分かったけど、朝の通学路をとぼとぼ歩いていると、心が締めつけられてルルの軆が強直するのも感じるのだ。
 こんなのダメ。私の心に棲むこの子を怖がらせてはいけない。この子が「つらい」と感じたら、私の精神はまた暗く冷たく沈んでいく。
 二年生になったら、クラス替えがある。そうしたら、何か変わるのかな。でも、それって状況が好転するの? あるいは悪化するの? この学校の人はみんな家族だ。そして私はよそ者だ。それは揺るぎなく、変わることはない。
 この狭い中学校において、私は招かれざる客なのだ。きっと二年生になったって一緒だ。身内で和気あいあいとしていたい一家は、居座る私に白い目を向け、とっとと去って消えろと訴えてくるに違いない。
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【前話へ/次話へ】
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nostalblue · 1 year
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ビア缶バリケード
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以前にも書いたが、無収入暮らしの私にとってビールはかなりの贅沢品なので購入することは皆無だ。ただそんな実情を知ってか、ゲストがお土産にくれたり、ホームステイする人が持ち込んだりで、なんやかんやで缶溜まる(韻踏)。もちろんそれも自給自足生活で有効利用できる貴重な資源なので、ダンボール空き箱に入れてストックする。
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ビア缶はアルミ製なのでスチール缶に比べ薄く、軽量で錆び難い特徴がある。耐候性が高いから、写真のように中に土を入れて並べれば簡単に花壇の外枠としてにもなるし、耐腐食性と熱伝導性を利用して薪ストーブの放熱筒を製作したのは以前記事にした通りだ。
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今回はこのビア缶を使い、猪避用のバリケードを作ってみる。構想は随分前から持っていたのだけれど、いかんせん忙しくて作る暇なくてね~(嘆)。そんな中、ワークエクスチェンジで滞在する人が来て、雨天時に屋外で農作業が出来ないので代わりに室内で行う打ってつけの作業となった。
まず缶の底の部分に水抜き穴を1箇所、円筒側面に紐通し用の穴を上下2箇所づつ開ける。後者については全ての缶で同じ位置のほうが都合がいいので、先に厚紙でテンプレートを作りそれを使う。アルミ缶は薄いのでドリルのような電動工具を用いなくても、千枚通しやキリのような尖ったもので突けば簡単に穴が開く。
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その後は紐通しして缶を連結させていくのだけれども、缶どうしを密着させてしまうと風圧で煽られそうなので、間に別の紐で瘤を作り隙間を作る事で風を逃がそうと目論む。缶の個数は少なすぎると不合理だし、多すぎると持ち運びが面倒なので、20個を1帯としてストックが無くなるまでひたすら作っていく。
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作成したこの缶帯を天気の良い日に現場に設置する。以前に猪避鉄板を設置したが材料切れで終了したその端部を起点に、防獣ネット前面へ括り付けていく。水はけし易いように缶は逆さ向きだ。今回使った350ml缶は高さが低いので、とりあえず2段重ねで周囲に一通り設置をしていき、空き缶ストックが増えたら再製作して段数を増やしたらいいと考えている。アルミ缶は軽いので防獣ネットに数段括り付けても負荷は少ないが、余り高くしても別の問題が出てくるので、せいぜい4段ぐらいまでだろうね。
帯状で柔軟性があるから設置はラク。何より空き缶利用だから材料費が少なく製作も簡単。鉄板設置と比較すると強度的には弱いが、錆びにくいから耐久性は長そう。防獣ネット下部の保護が主目的だけど、目隠し効果、視覚効果、接触時の不快音などの副次的効果も見込め、これでイノシシの侵入意欲を下げられればメリットは大きい。もちろん本気で壊しに掛かったら到底もたないけどね(笑)。
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ついでなので、2リットルのPETボトルでも同様の物を作って設置してみた。加工や設置も容易だし、幅や高さが大きくとれるのがメリット。樹脂なので錆びて腐食する心配はないが、代わりに紫外線劣化の懸念があり、どれぐらいの年月耐えられるかは横に設置したアルミ缶製と比較しながら今後観察していく。
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kennak · 8 months
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11日午後7時半すぎ、東京・板橋区のバイク販売店兼住宅で火事がありました。この火事で、80歳と75歳の夫婦2人が死亡したほか、4人が病院に搬送されました。 警視庁などによりますと、11日午後7時半すぎ、板橋区高島平のバイク販売店兼住宅で火事がありました。火は2階建ての建物を全焼し、隣の建物とあわせておよそ310平方メートルを焼きました。 近くに住む人 「爆発音、言葉で言うとボーンと。助けてという言葉が聞こえたから(自分は)出てきた」 当時、火元の建物には8人がいましたが、2階にいた斉藤信夫さん(80)と妻の啓子さん(75)が死亡しました。また、自力で避難した6人のうち、4人がケガをして病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。 出火当時、一階にいたバイク販売店の店長の男性は、調べに対し、「店の外にとめていたバイクにガソリンを入れようとした際、店内のストーブに引火してしまった」と話しているということで、警視庁などは詳しい出火原因を調べています。
板橋区のバイク販売店兼住宅で火事 夫婦死亡、4人搬送(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
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ichinichi-okure · 10 months
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2023.12.7thu_kanagawa
散歩から帰ったらしいお父さんが家の外から「猫に餌をあげたいから窓を開けて」と呼びかけてくる声で目がさめる。「あげといて〜」と聞こえてないだろうなってくらいの声を返しながら二度寝。結局自分で窓を開けて、猫にごはんをあげているお父さんの音を聞きながらよいしょと起きる。元気な猫の姿を窓から確認して安心する。というのも猫を家の中に入れてはいけないと言われているのだが、寒くなってから凍える猫を想像すると我慢できず、夜にこっそり猫を部屋に入れていたのだけど、2日前から顎から下が蕁麻疹だらけのかいかいになってしまい、ステロイドを塗ってみたが治らず、酷くなっている。もしノミのせいだとしたら、家中ノミだらけになるのはかなりやばいぞ、猫アレルギーかもしれないけど、、それもやばいけど、、ということで夜、猫を招き入れてあげられなかった。窓の外で長時間、部屋にあげてもらえるのを待ってたであろう猫を心配していた。朝ごはんを食べながら、父母と朝ドラのブギウギを見る。主人公の弟が戦争で死んでしまう。涙をこらえながら見る。食べ終わると近所の川べりを散歩し、帰ってすぐ仕事のデータを修正してドロップボックスに入れる。修正していいかメールで聞いたら触らないでほしいとのこと。やる必要のある内容だと思ってたが、いらないことをしてしまった。元のデータをまたドロップボックスに入れてメールする。とにかくノミが心配なので布団や部屋中コロコロをして布団を干す。午後に近所のスーパーでバイトの面接があるので履歴書をプリントアウトする。B4サイズの紙が手持ちのもので一番大きいけど、なんか小さい仕上がりになったなと思いながらも完成させてしまう。ずっと先延ばしにしていた、参加しているAIUEOの4コマまんがカレンダー予約受付してます、というお知らせを自分のインスタにアップするために、今までのカレンダーを集めたものをスマホで撮影する。カラフルでかわいい。投稿する。お父さんがお弁当を買ってきてくれて3人で食べる。今日は中華丼。朝ドラの再放送を見ながら食べる。もう泣かずに見れる。お昼を食べ終わると粉にお湯を注ぐタイプの緑茶を飲む。風が強いので干した布団を取り込むように母が言ってくれて取り込む。庭にいる猫を見に行く。最近はご飯を置いている目の前にある茂みがお気に入りの場所で、そこで丸くなって寝ている。寒くないか心配で、家の畑に落ちている藁を土の上にしき、猫を囲うように少しづつ増やしていたら鳥の巣のようになった。猫がそこから出てくると数日前に猫と遊ぶためにアルミホイルを丸めて作ったボールが落ちている。きっと身体に当たって邪魔だろうから拾おうかと思ったけど、卵みたいで面白いからしばらくそのままにしようと思いながら写真を撮り、インスタにアップする。
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バイトの面接に出発。5分前に着いて、店内をうろうろ回る。店の大きさに対してレトルトカレーの商品数が多すぎることを発見。1分前に面接の部屋に入る。挨拶して履歴書が小さくてすみませんと言うと、全然大丈夫と言ってくれる。ほっ。勤務の希望や心配なことなどを話す。手応えはわからない。終わって郵便局に向かう。面接で話したことを思い出して、余計なこと言っちゃったな、でもこれからに活かせそう。と思う。郵便局で減額してもらった国民年金の支払い。クリエイトに行きアレグラを買い一粒飲む。蕁麻疹に効きますように。家に向かう帰り道、畑の土が飛んで視界が悪いくらい風が強い。サザンの歌が頭に浮かぶ。砂混じりの〜茅ヶ崎〜って畑の土じゃないよね。帰ってすぐ猫を見に行くとライバルのでっかいトラ猫が来ていて、猫は威嚇して唸ったり逃げたりしている。トラ猫には申し訳ないけどちょっと追いかけて、いじめちゃダメだよと言う。どっちが卵で鳥かわからないけど。ごめんよ。いつも複雑な気持ち。トラ猫はちょっと追いかけたくらいでは遠くへは逃げず、どどーんと近くに座っていたりする。シルエットがリサラーソンの猫みたいで可愛くてその様子を写真に撮りたくてスマホを向けるも逃げられてしまう。あきよちゃんから展覧会来てくれてありがとうの連絡。以前、姪っ子が描いた猫の絵を自分の机に持って来て、眺める。目の色とかそのままじゃん、よく見てるな〜かわいい額をつくりたいな〜と妄想。
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愛さんから日記を書きませんか?と連絡をもらう。たまに読んでいたので嬉しい。やりまーすのお返事をする。出かけていた父母が帰って来た。2人はそこへ出かけると帰りに山盛りお惣菜を買ってくるので今日は当番の夕飯を作る必要がないはず、、と期待していたが、お父さんが蛸を切ってほしいとリクエスト、お母さんからは鱈と白子を昆布と酒で煮るリクエスト。ちぇと思いながら、結局色々入れて鍋を作りみんなで食べる。もちろんお惣菜も一緒に。家で気軽に白子を食べられるとは知らなかった。家で取れたゆずを半分に切って、それぞれ豪快に絞って酸っぱいくらいにして食べる。うまい。食べ終わってから日記を書こうかな?とか今日はインターネットの日だったなとか思いつつダラダラと過ごす。今日は12/9もう、夜の記憶が薄れてしまって何をしていたか思い出せないぞ。しかし最後は覚えている。お風呂に入らず電気ストーブで体をホカホカにして寝た。
-プロフィール- 斉藤 知子 37 神奈川県茅ヶ崎市 ほぼ無職 instagram @tomatomokoo @aiueo_tomoko
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ophelia333k-k-k · 2 years
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2022年12月13日
暗闇 見つめている二重らせん 週刊誌の最後のページ 孵化する 孵化させる 目が覚める からっぽのまま 赤ん坊の手を握る 哲学ニュース 強度 占星術師 と打ったら変換される 性占術師 学生時代 最も力を入れたこと 死は幻想である 愛、あ、あ、あ、名前を教えて なりたいもの わたしが 明るい世界 明るい未来 クビになったドラッグストア 礼拝 お好み焼き チューニングの狂った 歌 聴こえなくなるまで 聴こえなくなるまで featuring あなたのこと 声 死について って誰も知らない経験していない から 駆け込み乗車 禁止 お兄ちゃん お兄ちゃん 扉を開けて 機内モードで延命する アジテーション はやくしたい 遅く 結婚 まん防 イデア的には ずっと一緒がいい よね 今だけ無料 アジテーション テナント募集 の 看板 らすとくりすます とぽろじー 言葉で考えるのをやめる あ、あ、あ、 図式化 ズキズキする 監視されていた 白い部屋 女衒 パッチワーク フランケンシュタイン みたいに 愛と幻想と 愛と幻想と 糸 ほどけていく ことを想像する ジャスミンを銃口に 営業系総合職 死んだ瞬間の聴覚について 死んだ瞬間の聴覚について のように のように さようなら 魔法少女 ハートフィールド 歌う メヌエット ピーチ姫の テトラポット アストラル界 あなたの 吸い込まれる ダム 死体画像 すぐ会いたい女子が急増中 アカツクシガモ 京都市植物園 振り回す キャリアチェンジ された アルバイト する このサイトにアクセスできません と 声が して振り向く 昨日 のことを覚えていない 迷宮 のようだと うわさのベーコン クルトン コーラ・パール ゾラ ほら、と 初音ミクの額から垂れる汗 花園神社で 迷い込む 見世物小屋よ 一生バイト ポケットモンスター 正解を引き当てるまで やる気が出ないな 英単語帳 ランボーを読んでしまったなら ロックンロールはそう ホテル暮らし 空調の音 Jアラート 星座を結ぶ ロックマンエグゼ lain rain ruin  ビスク・ドール 野良犬 奈良へ向かう列車 アーレント 現実感 人生攻略サイト 灰と は 意図 思考 回路の中を むさぼり食う 吸う 空気 止まった ままの 子宮的な エリア 嘘をついたまま死ぬ のね ルビンの壺 12ポイント stray sheep と 動詞動詞動詞動詞 同時的に 田中角栄 魔人ブウ 犯す 壊す 作る 波打つ わたしは 殺す 生かす 咲く 咲かす ライフハック 死 冷蔵庫 咲かす 飛び立つ やわらかく もやもやと ばたばたと 解毒する 夏休み 向日葵 消滅した 蝉が鳴く なく 無く 咲く さ さ さ 教育する アナイス・ニン 逃げ出す 逃走する 闘争? 領域を広げていく 閉じる 閉じこめる 閉じ込められた 布団の中 宇宙のように 宇宙そのもの 高橋まつり 滅びた 100年後のことを考えて 文章を書く 脳みそから溢れ出した 白い水着 黒いタイツ 道化のように 大天使のように 借りる 回帰する アカツクシガモ 成長すること 天秤のことを考える by  this river ラブ&ポップ 脳破壊 快楽 シャドウ・ワーク 子宮口から この世界の果てまで 共同体 忙しい 忙しさ exclusive みんなのレビュー 連帯 証明するために ランキング もっと欲しい あなたらしい 瞬間に 祈る手 summer 上映する ロングヘアー 偏差値 ピアス 18個  生き延びる ラリる 刺さった 反射した 発射した 家畜人 ホワイトノイズ 空間 依存症 白い 微分不可能な やわらかい その曲線 エゴサーチ バーモント・カレー 姦淫する 階段 聖書 夢の中に出てくる 中島らも 他人の日記 読む 話す 歌う ような気がする そんな感覚が 一時間天気予報 ペヨーテ ぐるぐる回る 永久に 永久的に 結びつけた 途端に壊れる ぱりん、と ふらっと 消えちゃいそうな気がする 意識が高い 高低差 風圧 やさしい言葉 インターネットのグロサイト 巡る 再度 巡る 繰り返していた クリスマス サンタさん 産道 乱視のまま 今日も生きている 息をする あらゆる 虹色の 永久に理解されることのない強度 氷点 貯金やダイエット レポ漫画 面白くなる 国語辞典 解剖する やまい、だれ 芽殖孤虫 ひらひらと 眠る ゴミ出し 擬音一覧 シーシュポス 間違った注文 集める 女性が一生で排卵する卵子の数は400個~500個と推定され 細胞膜 ずきずきと 痛む手 うつらうつらと その指で 欺瞞 マッサージ されたまま死ぬ アイライナー いつかは終わる 旅 続いていく 気持ち悪い、 と少女 折りたたみ傘 出会う 解剖学の教科書 ホーリー・マウンテン もやし 食物繊維 的な ひらく 伸びる 匂いがする 恥丘 裏切る 一本の木 待ち続けている 市民会館 明かしえぬ共同体 ムーミンたち ムーミン谷へ 向かっている ヤツメウナギ もし仮にそれが ハッとする 気がつく 失う 海のそばで グランドメニュー 幽霊 ピアスの穴 カッターナイフで切る 舌を 下へと 血が出る 地が出る前に ここからいなくなる 踊る 大雨の中 浴びる 天高く 土砂降り もっと 濡れてしまいたい 溶ける あらゆる種類の動詞 固着した エディプス・コンプレックス 身体を売る 眠りにつく べたべたした くすぐる 太もものうぶ毛 のように 行こうね ずっと一緒に 逆にする 黒板に描かれた 天使と怪物 流れとよどみと 恋と革命 そのままの 君でいてね イデオロギー それとも 触れる 手に 手のひらに その温度を そっと撫でる ように見える 青ざめた 顔 目で 浮き上がる 物流倉庫会社 キスをする どこにも行けない どこにも行けない 憂鬱な夫婦 中絶用の 願いを書く 七夕 永遠に落ち続ける夢 人生ゲーム 青いピン そのように 性行為のやり方 鍵付き完全個室 運動会 発熱 保健室 はつなつ 人生経験 終わりゆく 肉の厚さ 海馬 言語野の 衰退 ダウンロード数 数えていた 新しい生活様式 リズム 物語ること 豊かな 再生回数 氷 覆われる 世界すべて 素数のように 感じる 解体 怒らない? 起こらない、何も 可能性が失われていく 研ぎ澄まされていく 失われていくことで 何者かになった その平らな牧場 忘れてきた お持ち帰り する 立派な 飛び降りて 刻まれた 胎児のように さえぎられる 海岸には小屋があって 喧嘩をする 白鳥 食べられる 汚い 穢れてしまった 純粋なもの 銃を撃つ 一発 チェーホフ、どこへ行ったの? と母親が階段を上がってくる 切符をなくしてしまったままで 生き続けている気がする 少女には 晴れ 絵日記は かすれてしまった とうに 音楽にはならない 寒天培地の上で 有性生殖する していた した方がいい 人生経験 ペットボトル HPVウイルス 頭のない 風邪総合 目をさます 神経系 ポーチの中で 白い粉になった 睡眠薬 遠くの方へ、遠くの方へ 並べられている 全校集会 鳴らされて 走る 望遠鏡を 覗き込む もうすっかり 子宮頸がん 夢中になって 標本にする どうやって? 悟りについて 五億年ボタン 走馬灯 一週間くらい考えてもいい? 愛妻弁当 ぷっちょ の容器でオナニーする カンブリア紀の 海中生物やわらかく モニターの奥 夏の光 ぴったりと 豊かに 遅延しながら 本間ひまわり いま、を指差す指の先 爪の長さ 変わって 一括見積もり ふざけているのではなく 頭痛 左側 ありがとう こんにちは おはようございます それは愛ではなく の ような 夜行バス 棺 出生外傷 の あなたは ロビンソン トリップした 虹色の女 devenir ひだ 開く 一枚一枚 めくっていく 匂いがする 工場の赤ん坊が コンクリート 嘘だった あてのない 意味のない 海 潜り続ける 潜水艦の中で 夢を見ている 象徴的に もっと速く 飛び立つ 自壊したい 鯛 平らな 館内における密を避けるため 破れた 四つん這いになって するだろう 想像 するだろう 未完のままの もはや戦後ではない 未亡人 ぷろ、ぱかんだ 重量と恩寵 根を 肉体が壊れていくのは かもめ 肉塊 台風が来る前の夜 アオカビ もっとたくさんの地獄 天国は通り 過ぎては消えていく スーツの人が通り過ぎていったあとの 匂い 大人の匂い 食器返却口 この席の使用はお控えください アルコール消毒 セーブポイント 豚 のような女 と 猿の ような 男が出会う 死体ごっこ バラバラに 組み合わせる 英単語帳の例文みたいに 死に近い コンクリート 裂け目 洗浄液 メリークリスマスの Yahoo知恵袋 真理があると言われている そこにある 死んだあと魂はどうなるの? と子どもが尋ねる 何グラムの 前世の記憶 当たり前の事 トンネル 潜り抜ける音 夢の中の休憩所 自動販売機 光 光 夜の闇に飲み込まれないように コンビニエンスストアは灯台として 鳴りやまない 崩れていく 昨日 来ない 来ている すでに いま 冬の ま、ふゆ ま 電気ストーブ あたたかく すりつぶす 通勤・通学 するための列車 眠る 折りたたまれたヒダ 予言する 1999年 産まれ た 朝 ねむる ねむる もっとよくなる 地方都市
夢の中では 現実的な 現実的なもの 親ガチャ 100年後の 2000万年後の 想像していてね 空っぽの脳 おばさんが入ってくる大量に 魚 飛び跳ねる 誰も見ていないところで 老人の声はデカい 無が無限に膨らんで 恒星たちは爆発し きっと届かないまま ゲーム実況見ていた 二年間 だった気がする だった気がする この区域で路上喫煙をすると 一千円の過料が科されます と どこかに書いてあった 教科書に落書きをしている間に 終わっていた もっと濡れたい 雨に 幼形成熟 恋と革命のために 太郎 花子 由香 香織 紗耶 話題のツイート 温泉むすめ 逃れてゆけ 逃れてゆけ 自撮りしているふたりを 見つめる 目 目玉 浜辺で 白く 白く 白く 白く 境界線はほどけた もう一度 あまい 糖衣錠 統一的な 像 増殖する お支払い方法 まとめサイト この世界の秘密 ねじれたソーセージ 青い 白い 脆い イオン・モール 迷子になる 歌を歌う 歌っていた 冗談でした あらゆる 情報商材のために すべて ひとつの 自己啓発 は はいいろの ノイズで 
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sasuray · 2 years
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童心に帰ってゲームのサントラ聴いて作業すると結構捗る。
初めてプレイしたRPGソフト(プレステ1の方をやってた)。キャラクターの好物を与えるとHPもMPも全回復するの当時は「やった〜!回復した!」って喜んでたけど、今大人になって思うと「好物で全部回復する設定するのすごい!!」って思ってる。奥さんのいるボーマンの好物が大根の味噌汁なのがなんだから可愛くて実はずっと覚えてる。
出版社に自費出版を持ち込むのも面白かったし、同人誌即売所とかあってすごいいいゲームだ。てんこ盛りのゲームだった。
自分はその頃小学生で石油ストーブにしがみついてやってた思い出があって、没頭して石油ストーブがいつの間に「石油がない!」ってピーピー音鳴らしてて「やり込み過ぎたかも」ってアラーム代わりになってた。…ような。
今はすごい嬉し懐かしいことを思い出したいのかもしれない。常にそんな感じだけど。
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ophelia333k · 2 years
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2022年12月4日 ノンフィクション・poery
 映画「背 空間現代×吉増剛造」が12月15日(木)まで出町座でやっているらしいので見に行きたい。見に行きたい、身に行きたい、という欲望が確かにあることを確かめる。かたちをなぞる。今月、後は何をしたいのだろう。もう朝の6時34分になってしまって眠い。ビリー・アイリッシュを聴いている。電気ストーブのオレンジ色、Youtubeで動画を流しながら眠ると思うきっと、この日記を書き終わったのなら。
 
 ***
 11月30日に行った熊野寮での「反ワクチンVS京大生」のことを思い出していた。科学という単一の正しさに対して、そうではない別の世界観を果たすものとしての陰謀論(それは宗教と似た役割を果たすのかもしれない)ということ。あと、議論の中では反ワクチンの側にはほとんど出典(エビデンス)がないということが指摘されていて、それは完全にその通りだし、ワクチンを擁護する側の方に正しさはある。でも、同時に、科学というものが完全に公正中立で客観的な真理であるとも言い切れないところはあって、客観的とされている科学が体制側やマジョリティを強化するように働く可能性というのは常にある、とは思った。
 勝敗について、結局のところは某ゲーム(大乱闘スマッシュブラザーズ)で決まったわけだけど、もしそれが観客に委ねられるということがあったとしたら自分はどちらを選んだだろうと考える。たとえばそれがラップバトルであったのなら話は単純で、技術なのかかっこよさなのか面白さなのか、基準は複数あるけれど、最終的にはよりテンションが上がった方を選んだらいい。でも、議論の場合の勝ち負けを決めるのはなんだか難しい。それがディベートであったのなら、たぶん客観的であることが重視されるのかな。
 
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 最近読んだ本
 →『プラトン全集9』より「メノン」、内田春菊『ファザーファッカー』、ベケット『サミュエル・ベケット短編集』、坂口恭平『継続するコツ』、日比野コレコ『ビューティフルからビューティフルへ』、廣瀬純『絶望論―革命的になることについて』、
 
 特に、今日読んだのは内田春菊『ファザーファッカー』だった。1990年代のベストセラーだったらしいけど、内容からしてベストセラーだったのが何だか意外な気がする(多くの人にとって、読んでいて愉快なものではないだろうから)。内容は、小説としては必ずしも表現豊かというわけではないしその意味での物足りなさはあった。けれど、これがノンフィクション小説であること、そしてそこで扱われているのがトラウマ的な記憶であることを考えれば、小説として流暢に装飾や技巧をふんだんに施されながら書かれるはずはないし、ただ淡々と記憶を掘り起こすように書かれるその文体は最適、というか、そうでしかあれなかったのだと思う。
 
 文章として好きだったのは、「母は、毎日診察があるのだからと、普段はほとんどパジャマしか着ない私にネグリジェを何枚も用意してくれたが、そのネグリジェは純白やクリーム色の天使の着るようなデザインで、気恥ずかしかった。そんなものを着て、毎日性器をいじられる妊娠六ヵ月の自分がとても滑稽に思えた」という箇所。
 
 と、こうやって感想を書いていると、ノンフィクション小説というものに対してどう向き合えばいいのかよく分からなくなる。ノンフィクション小説というのは理念として現実をありのままに描くわけで、その人生そのものがそこに書いてあるとして、それをどう評価したらいいんだろう。もちろんその表現の上手さだったり切り取り方(構成の仕方)だったり色々あるだろうけれど、たとえばストーリーに関してはそれが人生そのものである以上、「いい」とか「悪い」とか言っても仕方がないし、「私は~だと思った」という文章があったとき、それが虚構ではなく実際に人生の中でその人が思ったことなのだとしたら、それをどう評価したらいいのだろう。最終的には、その人の存在そのもの、人生そのものの強度を評価することになる。私小説も同じことになるのかな、でも、私小説は決してノンフィクションではないということ。その境目。
 
 ***
 
 何となく、Twitterのフォロー内検索に「内田春菊」と入れてみたら、ともちゃん9さいさんのツイートが出てきた。不意に、どこからでもなく。
「強くなるっていいことだよな?ガロの内田春菊読む女子高生のわたしに問いたい。山田花子は自殺したけどお前ははじめてもらった精神安定剤ワンシート飲むことしかできない高2の夏のまま、もうこんな歳だよ。あの虫の音、夢が見れる機械がほしいね、音飛びCDウォークマン、ほしいね、コンビニのひかり」(2015年8月24日のツイートより @tomochan9sai)
 ともちゃん9さいさんはもうこの世界にはいないけど、こうして不意に現れて、その言葉に存在に触れられるのはいいな、と思う。小説や音楽や映画とかそういう「作品」が後世に残ることはあってもツイート、というものが100年後まで残ったりする可能性は少ないだろうけど、少なくともいま、2015年のツイートを2022年に読んでいる。もちろん、ともちゃん9さいさんのポエトリーリーディングを私は、思い出したように聴き続けるのだと思いながら。
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u------i--sb · 1 month
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僕らは所謂不倫関係。一ヶ月に一度だけ君と会って身体を重ねる関係。それはとても幸せで甘い夢のようだった。君と身体を重ねる時は、僕の前では独り身で、恋人でいられるという錯覚に陥ってしまっていた。
「もしも私達がもっと早くに出会ってたらどうなってたかな?」
事を済ませて君が天井を見つめたまま僕に言うからこう答えた。
「今より幸せになってたんじゃない?」
僕達の関係は、君が結婚する前から続いていた。でもこんな恋愛は叶うはずなんかないと分かっている。その時からお互い都合よく、会える日の夜だけ会っていた。それでも今夜だけでも君の隣に居られたら僕は幸せだ。そう思いながら君と笑っていた。
夜に会う君しか僕は知らなくて、いつも君がどんな顔をしているか、どんな毎日を送っているか知らなかった。知りたいとも思った。だけど、君の薬指に光る指輪だけが僕に何か教えてくれた。
無性に君に会いたくなっても、君には愛を誓った人がいて、毎日はその人と過ごしている。そこに僕が入る事は到底許されない。でも会いたい気持ちは抑えれば抑えるほど膨らんでいく。
今夜君を帰さずにこのまま僕のものになったら。このまま君を連れ去られたら。
身支度を済ませ、帰路に着く。君は左の道、僕は踏切沿いの右の道を行く分かれ道。その時僕は「帰って欲しくない。」と言えずに君の手を握った。
「手握ったままじゃ帰れないじゃん。」
君は困った顔のまま僕の肩に顔を付けた。ずっと抑えていた気持ちと君を僕は抱き締めたら、街灯に照らされた僕らの影がまた一つになった。
たまに送って行った深夜の東京駅前、人通りが少ないから手を繋いで行ったし、そこでキスもしたよね。陽が落ちてから君と会うための集合場所だった赤煉瓦、肌寒い日に二人で出かけた植物園にあったストーブ、二人で初めて迎えた初雪が降った朝。雪を見てはしゃぐ君が愛おしかった。もっと早くに出会っていたって報われないと分かっていても、君と過ごしたどんな時も全てが僕にとって宝物で忘れることなんて出来ない。
この恋愛にハッピーエンドなんてないと分かっていても、これで最後と誓っても何度だって誓いを破り捨てて君と迎えた日々をこれで終わりにしてしまおう。この恋が麗な秘密で終わるように、今度は破り捨てないで本当の最後にしてしまおう。
今まで君と過ごせて嬉しかった、どこまでも優しい君が好きだった。そんな感情たちを君の手の上に置いていくように、「帰って欲しくない」と言えなかったあの日のように分かれ道で君の手を握った。
踏切の警報音が響く。この音が止まったらこの手を離す、幸せだったこの夢から醒めると決めたんだ。
さようなら。バイバイ。
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shokobekki · 2 months
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【夏山日記 その3】
山に行くと、太陽の力と価値をひときわ感じる。夏山でも、太陽の不在は不安の一大要因だ。視界まっくらな未明の不安、夜のテントの寒さ、汗びっしょりの衣類… どれも太陽ひとつが解消してくれる。逆に、晴れないと、場合によっては生命さえ危ぶまれる。
下山日は、朝からあいにくの雨模様。テントは濡れたままたたみ、レインウェアを着込み、ザックカバーをかけ、ヘッドランプをつけて、冷たい霧の中を出発する。来た道を帰るでも良かったのだけど、木曽谷側の崖っぷちしかも急坂が不安なので、面倒でも一旦隣のピークを越え、山の内側の谷をいくことにした。とはいえ、こちらもくせのある簡単ではない道。晴れていれば花もいっぱいで素晴らしい景色なのだろうけど、ガスが溜まって五里霧中。写真をとる余裕もない。登山道を示す緑の細いロープと地図が頼りだ。時折川や滝の音がするけど全く視界が効かない。足元をみるので精一杯。たびたび沢を横切り、狭い急坂をあくせく上り下りし、AM7時前、やっと濃ケ池に着く。晴れていれば、さかさ宝剣が見られる池。
水面さえ殆ど見えない池のほとりで、おやつを食べながら息を整えていたら、「あいにくの天気ですね~あっはっは!」と、島崎三歩のようなもっさりした風貌のお兄さんが一人、山頂へむけ通り過ぎていった。明るかったので、ちょっと気分が晴れる。今日の太陽だな。
しかし、ほどなくまた雨が降り出す。稜線が近づくにつれ雨足は強まる。運悪く、吹きっさらしに出るとざあざあぶりになった。透湿ゴアテックスのレインウェアは着ているものの、袖口や、ザックカバーの隙間から雨が入り、次第にずぶ濡れ感。きつい。休憩予定地の西駒山荘をめざし、黙々と一歩一歩ゆく。行きにも通った、大正2年の学校登山遭難碑が、雨の中リアリティをもって目に飛び込んでくる。風速1m/秒で体感温度は一度さがると聞く。そうなのだ。山の荒天は急で規模が大きい。濡れた身体で強風にさらされれば、一歩間違えれば死ぬと実感する。
さほど強風でないのが不幸中の幸い。なんとか歩き続け、AM8時前、西駒山荘に辿り着いた。"気軽に休憩ください"と書かれた無人小屋(石室)にかけこむ。入り口のストック掛けに、ストックとびしょ濡れのザックカバーをかけて、ストーブ前の簡素な木のベンチに重いザックをおろし、ふーっと息をついた。。。屋根を雨が打つ。天の助けだった。もし、この場所がなかったら…
前夜に水を入れておいたアルファ米ごはんを食べつつ、小屋内を観察しながら休憩。きれいに掃除されていて落ち着く。壁には建設当時の古写真や、年表が展示されている。そうか… 大正2年の例の遭難事故を受けて、大正4年にこの小屋がつくられたのだ。稜線上の大きな石碑も、教訓を風化させないための標石だったんだな。
雨はやまないけど、ここから先は樹林帯なので少し気分が楽だ。小屋前の天命水をまた汲んで、再び下山に出発する。もうあとは淡々とくだるだけ。かと思っていた。が… 最後まで何が起こるか分からない。登山口まであと2時間ほどのところで、雷が鳴り始め、またたくまに豪雨になった。みるみる登山道は深い水たまりだらけに。樹林帯にも関わらず、またずぶ濡れだ。さっきよりもひどい。
行きに見かけた落雷事故の石碑がまた、リアリティをもって思い出される。森の中でも落ちる時は落ちるのだ。危険を感じたので、行きに通りすがった小さな避難小屋に駆け込んだ。5人先客がいた。奥に上がらせてもらい、濡れた身なりを拭き(手拭いはもうびしょ濡れで、非常用のバンダナが重宝した)、また一旦休憩。外は激しい雷と風雨になる。ビジンサマでも通過中か?かろうじてスマホの電波があったので、ネットの天気予報を見る。しばらく待機した方が良さそうだ。
雷が収まるまで1時間ほど待機。汗冷えして寒い。フリースを中に着込むけど、まだ寒い。最悪バーナーで火を焚こうと思った。依然雨はやまないけど、5人の方はみな登り。早く再出発したい模様。ネット天気予報をみて一旦は止めたけど、わりとベテランの方々のようだったので、二度目は送り出した。我々も体勢立て直し、再び下山開始。そこからは一時間半、また急変しないかヒヤヒヤしながら、なんとか13時前に登山口に帰還した。
大正、昭和期の石碑が、これほど重みをもって感じられるとは。行きはなんとなくやり過ごした避難小屋に、帰りはこれほど助けられるとは。山の天気の急変と危険度は、昔も今も変わらないこと(対する人間の知恵も)を、身に染みて知った下山だった。写真は撮れなかったけど、今回の山行のハイライトがこの下山日であったことは間違いない。
つづく
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bearbench-3bun4 · 2 months
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「虚無への供物」中井英夫 2301
第二章
30畸形な月01
牟礼田の自宅で橙二郎殺しのトリックを解明しています。
まず亜利夫が、ギニョールの殺人という方法を話しますが、久生が、異議を唱えます。 「黒死館殺人事件」の算哲の愛妻を模した自動人形(テレーズ)を殺人に使ったかもというやつを参考にしてみたらとです。
私も、異議を唱えるでしょうね。
次に、久生が去年のうちから氷沼家にはガスを用いた殺人が起こるってわかっていたといいます。
それに、牟礼田が、 ロナルド・A・ノックス(三つの栓とか)、F・W・クロフツ(シグニット号の死とか)なんかを参考にしたのかといいますが、 久生は、 アーサー・コナン・ドイルにもあるけど、それらとは全然違うといいます。
久生は、隠れるつもりなら立派に隠れられるくらいの広い空間として、ベッドの下を考えていたみたいですが、 亜利夫が既に調べていたみたいです。
久生の慌てっぷりがおかしいですね。
次に、思いついたのか、 階下で麻雀をしながら簡単に開閉できるガス孔を書斎のどこかに取り付けておいたといいます。 場所は天井の中央、大きなシャンデリアだとです。
だから、二つの栓は締まったままだったので、 最初にストーブと元栓に飛びついてそれを締めるふりをしたぼが犯人だとです。
その人物は、藍ちゃんでした。 しかも、 警察がガスの配管は調べているから、久生のいったような配管はないといいます。
久生は恥ずかしさをごまかすように藍ちゃんに詰め寄ります。
藍ちゃんは殺人の現場は、二階の一畳の板敷きの化粧室だといいます。 窓もドアも締め切り、湯沸かし器のガスを一杯に噴出させればすぐに殺すことができるとです。 湯沸かし器の具合がおかしく元栓は締めていた筈なのに、あの日は洩れてたのは犯人があらかじめ何かの細工をしたとしか思えない。 伯父さんはあそこで殺されてから書斎のベッドに運び込まれたんだと、断言します。
久生もすっかりたじろいでいますね。
藍ちゃんは、
化粧室が少し臭すぎたというところから推理した。 麻雀してた中に一人共犯者がいた。 その手引きである人間があの晩二階へ忍び込んで、 どこかに身を潜めていたそいつは台所のメーターコックの開いている最中に書斎へいった。 それから、伯父さん化粧室へ運び、湯沸かし器の焔を吹き消し全開にしてドアを閉めた。 完全に息が絶えたのをみすまして大急ぎで湯沸かし器のガスを導火用だけ残して消すと死体をまた書斎に運び返した。 ベッドに横たえ、書斎の電気ストーブを外し、書庫からガスストーブを持ってきて付け替えると、 栓を全開にして立ち去った。 共犯者を含めた皆が麻雀をしている時というアリバイも作れるだろう。
確かに、いい推理ですね。 問題はまだありそうですけど、 ただ、共犯者はどうなんでしょう? あの晩の動静表をみても、共犯者がいなければ無理ですかね。
牟礼田も、藍ちゃんの言うように、化粧室で殺されたと考えていいといいます。 ただし、書斎に出入りする方法があるという仮定での上でです。 で、その方法として、書庫側のドアの合鍵を使うといいます。
久生はやっぱりという感じで完全否定します。
確かにこれが最大の難点ですね。 まあ、合鍵では、面白くないですね。
藍ちゃんは真相が知りたいだけで、牟礼田に詰め寄りますが、 牟礼田はどうも煮えきりません。
逆に実行犯は誰なのかと、現実にそれだけのことが出来る人間がいないといいます。 共犯者なんだから正直誰でもいいような気もしますね。
藍ちゃんは、それに対して紅司の日記にあった“鴻巣玄次”だと答えます。
牟礼田は、“鴻巣玄次”が架空の人物なら氷沼家の事件全部が殺人ではなかったと納得するのか。 紅司の忌まわしい趣味の相手の“鴻巣玄次”は絶対に存在しないといいきります。 その理由の一つとして、 紅司君の背中のは、蕁麻疹の一種で特異なアレルギー体質にすぎなかったからだといいます。
十月の半ばころ、蒼司は紅司に背中に蕁麻疹が出ると打ち明け、 苦し紛れに、紅司がマゾヒストなら救われるのにといったというのです。 紅司はそれで、自分がマゾヒストだと錯覚するようになり、 風呂には鎌錠をつける、友達に頼んで電話をかけさせる、 もっともらしい日記をつけて、“鴻巣玄次”が実在するように自分に思い込ませようとしたというのです。 それで、あの日あの晩あの雰囲気の中で、 蒼司は、紅司に背中のが蕁麻疹の一種だといっても誰も理解してくれない。 む��ろ鞭痕だと思い込ませて葬った方が紅司は幸福なのかもと思ったというのだ。 それで嶺田さんに事情を打ち明けてた。 これが“鴻巣玄次”という男だた。
背中の鞭痕が、蕁麻疹の一種で特異なアレルギー体質だというのが、 にわかに信じられませんけど、まあ、もっともらしいですね。
どうも牟礼田は謎の解明をしたくないような感じに見えます。 不思議ですね。
と、ここで、牟礼田が何度も、隣室へ行っていたのがテープで録音するためだとわかります。 正確性を期するための録音なんでしょうが、久生も呆れていますね。 というか、かなり唐突な感じです。 テープで録音することが何かのヒントになるのでしょうか?
と、ここまでらしいです。 えって感じです。
で、翌三月一日、 昭和女子大の大火とともに、あの“鴻巣玄次”が出現するらしいです。 これは、びっくりです。
つづく。
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kennak · 2 years
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1966年に福岡市で電器店員2人が死傷した「マルヨ無線事件」を巡り、強盗殺人などの罪で死刑判決が確定した尾田信夫死刑囚(76)が裁判のやり直しを求めている福岡地裁での第7次再審請求で、地裁に提出されていなかった証拠57点を福岡地検が新たに開示したことが判明した。共犯とされた少年(当時)が56年前に取り調べを受けた際の録音テープなど、これまでの再審請求で地検が弁護団に「存在しない」と説明していたものも含まれていた。地検は毎日新聞の取材に「確認が不十分だった」と釈明した。 「存在せず」説明の供述テープも  尾田死刑囚は日本で最も長く収監されている死刑囚で、73年から約半世紀にわたり再審請求を繰り返し起こしている。弁護団によると、新証拠がまとまって開示されたのは今回が初めて。弁護団は「大きな成果」と評価する一方、開示されるべきであるにもかかわらず、提出されていない証拠が他にもあるとみている。  弁護団によると、2013年に福岡地裁へ申し立てた第7次再審請求で、20年ごろから証拠開示の必要性について協議されるようになった。22年3月には、店員が亡くなった要因として確定判決の核となったストーブに関する証拠などを開示するよう、地裁が文書で地検に勧告した。
マルヨ無線事件、再審請求で地検が新証拠 「存在しない」供述テープも | 毎日新聞
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neoncounter · 4 months
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yuki
なんとなく寝つけず
少しずつ暑くなってきて、布団に入る前に窓を開けるようになった 季節の変わり目を感じている というより、もうとっくに夏になってしまった気もするが 年々、春がなくなってきているように思う 季節の変遷が 冬→一瞬だけなんか桜が咲く→夏 みたいになってきていて、気が付いた時には過ごしづらいような気温になっている 夜はまだ涼しいが、本番はこれからだろう
季節のことを考えて、久しぶりに雪かきがしたいと思った 子どもなりに小さなスコップを使って雪かきをしていた時のことを思い出す 厚い手袋をしないとすぐに手が冷えて痛くなった ある程度溶け出して水を吸った雪は重く、雪にさし込んだスコップがなかなか持ち上がらない 硬くなった雪面の上でスコップをしゃりしゃりと滑らせていく時の音と感覚を思い出す 大きなスノーダンプはあの時分には使いづらかったが、今ならもっと上手くやれるだろう 体力は、めっきり衰えてしまったが…… 我が家ではスノーダンプのことをママさんダンプと呼んでいて、そういえば、雪かきにも方言があったことを思い出す 自分は「雪かき」と呼んでいたが、周囲で聞くことがあったのは「雪ほげ」だった 「雪よせ」と呼んでいた者も一人だけいたような気がする 調べてみると、「雪はね/なげ/はき/のけ/ほり/どかし/すかし/またじ」など様々あるようだ 聞き馴染みはあまりないが、何となく雪かきのことを指すんだろうなと思えるあたり共通する何かがあるのかもしれない しかし、またじとは何だ
雪の、そして冬のことを考える 深夜の除雪車の橙色の強い光 街灯の灯で浮かび上がる降雪 登下校の足跡 前を行く者の足跡をすっぽりと追うように歩いていくこと 凍った田んぼに、じゃんけんで負けたものが度胸試しで入っていったこと 石油ストーブのこと 灯油の量が少なくなると簡単な電子音でなにがしかのクラシックが奏でられていたこと 確か「エリーゼのために」だった 次第にストーブの熱風が弱まっていき、いつしかしびれを切らして、暖を取っていた者の中の誰かが重い腰を上げて灯油を入れにいく 暖かいストーブの前を離れ、玄関に置かれた灯油の元へ歩く 廊下へ出る 埃っぽい乾いた冷気を一気に浴びて、でもそれがとても心地よかったような 冬であればずっとこういうことをやっていると思うのに、なぜだか、きまって正月の空気を思い出すような気がする 親戚から分けてもらうお餅でつくった磯部餅がすごく好きだった 冬の太陽は、夏のそれよりもずっと澄んで眩しかった
しかし、冬は遠く、今となっては雪の降らない場所にいる
父親のぶかぶかの長靴と手袋をはいて、また雪かきがしたい
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necodacoffee · 7 months
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何日か分のてきとー断片。いまちょっと余裕ないけど、またパッチワークみたいにできたらいいなと思う。ひとつひとつ全然関係ないことのようでいて全部自分の言葉だから統一感出るのが良い。
あたまで考えてはめ込んだみたいなのがいちばん統一感出ない。不思議。
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聴くことできないくらい
聴きたい音がある
ただ聴きたい
ただ感じたい
不思議でなぜかわからなくて
身動きがとれなくなるので
そこからはなれる
不思議じゃないけど不思議だけど
こんなふうに
なってしまう自分もいやだし
拒絶におびえることもいやだし
結局時計の針がすすむ音を聴いてる
するべきことする
やりたい方へむかう
ストーブで足をあたためる
うごけなくならないように
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