#スコッチ
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. 夜な夜な #昔のCM を見ながら #スコッチ を飲むマサおっさんです。 たまらんね… #youtube ☆ https://www.instagram.com/p/CqVdaSIJaLt/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ここ最近、尊敬する兄貴が飲んでるジョニーウォーカー黒をロックで、お気に入りの器(堺克弘さん作)で飲む🥃 クラッシックを聴きながら♫ #キャンプ晩酌 #ジョーニーウォーカー #ジョニ黒 #スコッチ #堺克弘 https://www.instagram.com/p/Cnbd5EJLfqX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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スコッチ VS. サントリー ほんもののウイスキーをもとめて 平澤正夫 三一新書 972 三一書房 装丁=秋山法子、写真=冬木薫
#スコッチ VS. サントリー ほんもののウイスキーをもとめて#スコッチ VS. サントリー#平澤正夫#noriko akiyama#秋山法子#冬木薫#三一新書#anamon#古本屋あなもん#あなもん#book cover
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Dear M
今から三ヶ月前に同時に仕事や恋人を失った時に支えてくれたのは、Tumblrで知り合ってかれこれ五年話していた愛奈だった。
その愛奈に先日会うことが出来た。
ここに書こうとは思ってなかったけれど、愛奈が望ん��ので綴っておく。
降りるはずのインターを一つ過ぎて愛奈に連絡した。
アパート近くの変な名前のラーメン屋が待ち合わせ場所だった。
カーナビの到着予定時刻は約束より五分過ぎた時間。
愛奈の顔を見たのは今から五年前くらいか。まだ十代だった。そのイメージだけが頭にあってどんな女性なっているのか見当もつかなかった。
長閑な農道の中にあるセブンイレブンで気を落ち着けるために緑茶を買った。
マウスウォッシュで口をすすぎ、お気に入りのナイルの庭を首筋や足首につけた。
約束の場所に到着してすぐにLINE���送った。すぐに今から向かうと連絡があった。
間もなく道路の向こう側からスラリとした女性が歩いてきた。白いニットに黒のスカート。肩まで伸びた黒い髪。すぐに愛奈とわかった。
運転席に座ったまま、どうしていいかわからなくなった。どんな言葉をかけたらいいのか、どんな表情をしたらいいのか。
とりあえず降りることにして運転席のドアを開けたタイミングで愛奈が助手席のドアを開けてあららとなった。
愛奈と向き合い顔を見た。昔見た写真とは随分と変わり、大人の女性になっている。例えるなら吉高由里子や和久井映見、笑うとYUIや橋本愛に似た雰囲気で和服が似合いそうだという印象を受けた。
この辺りは何を話したのか記憶にないが、地元の名産や実家で作った米、お守りなんかを渡した。そのお土産があまりにも多かったからアパートの近くで待ち合わせていた。
荷物を置きに一度部屋へ戻る愛奈の後ろ姿を見ながら素敵な人になったなとしみじみした。
車で繁華街へ向かう。夜市があってそこに行こうと約束していた。
車内では昨日の飲み会の話を聞いて青春だななんて羨ましくなった。愛奈は大学生だ。
「電話で聞くのと声若干違う」
「確かに」
助手席側の窓から西陽が射し込む。
「いい時間ですね」
「そうだね、着いたらちょうど薄暮でお酒が美味しいんじゃないかな」
緊張していた。助手席に座る愛奈の横顔をほとんど見れなかったのを今では後悔している。それとカーオーディオから流れる曲がたまたまTaylorSwiftの「DearJohn」とかバラードばかりだったのがちょっと恥ずかしかった。
俺が泊まるホテルにチェックイン���てから夜市へ向かった。川沿いの道を愛奈と歩く。
「この街を歩くのは初めてですか?」
「そうだな、中学生の時に歩いて以来だから十五年くらいぶり」
「そっか研修で来たって言ってましたね」
「いい街だね。住みたいくらい」
「私ももっと住んでてもいいかなって思う」
マンションの間をすり抜けていくと目の前に夜市の旗が掲げられていて、大勢の人で賑わっていた。
「まずは食べたい物に目星つけて端まで歩こうか」
「途中でビール買いましょ」
「いいね」
焼鳥、海鮮焼き、日本酒、スイーツなど様々な店が並んでいる。人は多いが決して歩けないわけじゃない。
「彼に夜市行くって言ったらいいなって言ってました」
「今度連れてきたらいいよ」
「でも彼人混み苦手なんですよね」
「それじゃあダメか」
「そういう私も苦手なんですけどね」
「俺も得意ではないな」
ビールを売ってる店を見つけて並ぶ。
ふんわりした泡が美味しそうな生ビールだ。
生憎座る場所が空いてなかったので立って乾杯した。
「はじめまして」
「はじめまして」
二口で半分くらいまで飲んだ俺を見て愛奈は笑っていた。好きな銘柄ではなかったけれどここ何年かで一番美味しい生ビールだった。
色々と歩いて海鮮焼きを買って食べることにした。
何となく愛奈の前を歩いたのは横に並んで歩くのが照れくさかったのと、俺が横にいることで愛奈の価値が落ちてしまうじゃないかと思ったからだ。それくらい愛奈の姿は美しさとミステリアスさがあって、もし知らない間柄でどこか別の街ですれ違っていたらきっと振り返ってその後ろ姿を目で追ってしまっただろう。
親子連れの横の席がちょうど空いており、了承を得て座った。
Tumblrの人の話なんかをして海鮮焼きを食べる。
イカ焼きに苦戦してタレを服にこぼしそうになる愛奈を心配なようなちょっと可笑しいような気持ちで見ていた。
「ビールもう一杯飲んだら帰ります」
「えっ?」
虚をつかれたような気持ちになった。
「そう言わずにどこかお店行こうよ」
「週報書かなきゃいけなくて…」
「まあな、今朝まで友達と飲んでたんだもんね」
無理矢理そう納得させる。
何か嫌なことでもしていたのだろうか。もしくは俺のルックスやらファッションが想像と違っていたから早く帰りたいのかとも考え、次のビールを買いに行った愛奈の背中を見ながら天を仰いだ。
ビールを飲みながら残っていたホタテを食べた。手がタレだらけになっているのを見て愛奈がハンカチを渡してきた。
「いいよ、せっかくのハンカチが汚れる」
「裏側ならいいですよ。見えないし」
「なんかごめんな」
お言葉に甘えて手を拭いた。十一匹のねこの���繍があった。
「かわいいね」
「お気に入りです。書店で買ったんですよ」
ハンカチを返す。
「口にもついてます」
そう言うとそのハンカチで俺の口の横を拭った。
ほんの数秒の出来事なのにその瞬間は鮮明に残っている。
「なんか子供みたいだな。かっこ悪いね」
「男の人はいつまでも子供ですから」
愛奈の底知れぬ母性は本当に罪だ。年甲斐無く甘えてしまいたくなる。かれこれ五年も話しているからどんなバイトをしてどんな男と交際しているのかほとんど知っている。だから同い年の女の子達とは一線を画すくらい魅力的な人になったんだな。
夜市を後にする。空は確実に夜に近づいているがまだ青が見えている。
駅の方向に向かいながら二人してトイレに行きたくなり場所を探した。
「この街のトイレなら任せてください」
そう言う愛奈の後ろをついて行った。
二人とも限界に近づいていたから小走りでテナントが多数入る建物に入った。
終わるとお土産コーナーを見ながらコンビニに入った。
玄米茶と愛奈が吸ってる赤いマルボロを買った。
「そこの角で吸いましょう」
「そうしよか」
玄米茶を一口飲んでアメリカンスピリットに火を点ける。愛奈はライターを持っていなかったのでその後に俺が点けた。
「今日はありがとう」
「こちらこそたくさん貰ってしまって」
「いいんだよ。命の恩人なんだから」
「いやいや」
「これで思い残す事はない。いつ死んでもいい」
「そんな事言わないで。悲しい」
「最近思うんだ。生きてる価値あるのかなってさ」
「じゃあ飲みながら人生語りましょ」
愛奈の言葉に驚く。
「帰らなくていいの?」
「いいです。お話しましょ」
なんか泣き落とししたみたいでかっこ悪いなと思った。愛奈の時間を奪っていくみたいで罪悪感も湧いた。でもそれを超えるくらい愛奈ともっと飲みたい話したいというエゴがあった。
「そうか。ありがとう。愛奈ちゃんと一緒に行きたい店があるんだ」
「どこですか?」
「バーなんだけどさ」
「バーあまり行ったことないから行きましょ」
煙草を吸いながらバーを目指す。
途中で車に轢かれそうになると腕を引っ張ってくれた。
「いいんだよ、俺なんか轢かれたって」
「ダメですよ。死んだら悲しいですから死なないで」
「でもさ、よく思うんだよね。交通事故なら賠償金とかでお金残せるしさ」
「それは私も思うときあります」
そんな話をしていたら店についた。
俺が持っていた玄米茶を愛奈が自分の鞄に入れてくれた。
明るめな店内のカウンターに横並びで座る。
愛奈はモヒート、俺はモスコミュールをオーダーして乾杯。
「私、親の老後見たくないんです」
「そうなんだ」
「前に言いましたっけ?産まなきゃよかったって言われた事」
「うん、覚えているよ。それならそう思うのも不思議じゃない」
「計��性ないんですうちの親。お金無いのに産んで。三人も。それでたくさん奨学金背負わせるなんて親としてどうかなって思うんです」
「そう思うのは自然だな」
「だから私、子供産みたくない。苦労させたり嫌な気持ちにさせたくないから」
「でも愛奈ちゃんはそうさせないと思うけどな」
「育てられる自信ないです」
「そっか。でもそう思うのは愛奈ちゃんの人生を振り返ってみたら自然だよ。それでいいと思うし、理解してくれる人はたくさんいるよ」
「結婚しないと思いますよ」
「それはわからないよ。これからさ、その気持ちを超える人が出てくるかもしれないし」
モスコミュールを飲み干した。
もし自分が同じことを親から言われたとしたらと思う怖くなった。そんな中で愛奈は自分の力でそれを乗り越えて立派に生きている。愛奈を抱きしめたくなった。ただただ抱きしめてもう大丈夫だって言いたかった。
愛奈からマルボロを一本もらう。久々に吸った赤マルは苦みが程々で後味が美味かった。そこで知ったのは赤マルは二種類あって、俺が渡したのはタールが高い方で、愛奈は普段低い方を吸っているらしい。
「あの棚の右から二番目のお酒知ってます?」
「知らないな」
「友達が好きで美味しいらしい」
「読んでみよか」
スコッチだった。
ソーダ割りで飲むと中々美味しかったけれど、元々カクテル用のウイスキーとして作られただけあって、もうワンパンチ欲しい味だった。
三杯目は俺はヨコハマというカクテル、愛奈は和梨のダイキリをオーダーした。
「俺もさ、親を看取らなきゃいけないプレッシャーがあって辛いんだ」
「一人っ子ですもんね」
「出来た親でさ。ほとんどのことを叶えてくれた」
「すごいですね」
「ほんとすごい人だよ。だから期待に応えなきゃって思うとさ。色々しんどくなるんだ」
ヨコハマを一口飲む。ウオッカとジンの二つを混ぜるカクテルだからぐっとくる。愛奈に一口飲ませると「酒って感じです」と感想を述べた。茹で落花生がメニューにあったのでオーダーする。愛奈は食感が苦手だったようだ。愛奈はダイキリについてきた梨を一口食べ俺にくれた。甘くて美味い梨だった。次にオーダーしたのは愛奈はシャインマスカットを使ったウオッカマティーニ。俺はサイドカー。
「ゴリラいるじゃないですか」
「実習先の人ね」
「ほんといいなって思う。優しいし人のこと良く見てるしたくさん食べるし」
「既婚者じゃ無きゃね」
「そうなの。でも奥さん可愛かった」
「たぶん可愛いだろうな」
「一緒にいれはいるほどいいなって気持ち強くなる」
「叶うとか叶わないとかそんな事はどうでもいいから今の時間楽しめたらいいね」
「頑張ります。お局怖いけど。でも最近機嫌いいからいいや」
シャインマスカット一粒を俺に寄越す。繊維質の食べ物があまり好きではないらしい。サイドカーを飲ませると美味しいと言った。
「サイドカーに犬って映画知ってる?」
「知らないです」
「すご��いい映画だよ。小説原作なんだけれど」
愛奈がスマホをいじる。
「Huluで見れるんだ」
「そうなんだ。便利やな」
「今度見よう」
その後は愛奈の好きな小説の話をした。加藤千恵って読んだことなかったなと思いながら話を聞いていた。
「次なんだけどさ」
「はい」
「ピアノがあるバーに行きたいんだ」
「行きましょ。その後ラーメン食べて帰るんだ」
「いいね、そうしよう」
店を出てると少しだけ肌寒くなっていた。
ピアノのあるバーに向かって歩いていく。
「バーに入るの初めてでした」
「そうなんだ。前の彼とは来なかったの?」
「入るのに緊張するとこには行かなかったんです」
「最初は緊張するもんな。慣れればいいんだけど」
「あっちの方にあるビストロにもやっと入ったくらいだから」
「そうなんだ。でもいいもんでしょ」
「すごくよかったです」
「そうだ」
「どうしました?」
財布から千円札を数枚出して愛奈に渡した。
「タクシー代、忘れないうちに渡しておくよ」
「えっ、いらないですよ」
「遅くまで付き合わせてしまったし」
「いいですって」
「いや、受け取って。今日は本当にありがとうね」
愛奈のポケットに押し込んだ。
「すみません。ありがとうございます」
「ほんと愛奈ちゃんには救われっぱなしだよ。だからこれくらいはさせてよ」
そうこうしてるとピアノバーの前についた。
少しだけ緊張したが意を決して入る。
店内は混雑していたが運良くピアノが横にある席に座れた。さっきまでは横に座っていた愛奈と向かい合わせで座った。目を合わせるのが照れくさくなるなと思った。
「リクエストしてもいいみたいだよ」
「えー、いいな。弾いてもらいたい」
「何かあるの?」
「一時期、月光にハマってて」
「いいね」
「でも何楽章か忘れちゃった。ちょっと聞いてもいいですか?」
「いいよ」
愛奈がイヤホンを繋げて聞いている。
その間に俺は「Desperado」をリクエストした。
「一でした」
「そっか、次に言っておくよ」
Desperadoが流れる。
愛奈も知っていたみたいで俺が勧めたピニャコラーダを飲みながら聞いている。柔らかくて優しい表情が美しく貴かった。
「これはさ恋愛の曲っぽいけどポーカーで負けた曲なんだ」
「えー」
愛奈が笑う。
次にピアニストの方に愛奈のリクエストを伝えた。
始まると今にも泣きそうなくらいに感動している愛奈がそこにいた。スマホを向けてその時間を記録している。その時の顔は少女のよう、昔見た愛奈の写真に少し似ていた。
お酒が進んでいく。
カウンター席のおじさまがビリー・ジョエルをリクエストしている。ストレンジャーやHONESTYが流れている。
会話は愛奈の男友達の瀬名くんの話題に。
「今度ドライブに連れてってくれるんですよ」
「ロードスターに乗ってるみたい」
「オープンカーか。この時期はまだ気持ちいいね」
「天気の良い日見ておくねって」
「いい子やね。その子と付き合っちゃえば?」
「でもね、絶対彼女いるんですよ。いつも濁してくるけど」
「��っか」
「沼っちゃう男子ですよね」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「仮にも彼氏いるんですよ」
「冗談だよ。俺は君に似合わない」
もっと若くて横浜流星みたいなルックスで何か才能があって自分に自信があったらもっとアピールしたかもしれない。そう、愛奈に合うのはそれくらい優れている人で、愛奈を大切に包み込むことが出来る余裕がある人に違いないからだ。
「あの曲聴きたい」
「なに?」
「秒速の曲」
「One More Time?」
「それ!」
「じゃあ頼んでおくよ」
ピアニストの方にお願いするとすぐに弾いてくれた。愛奈は感激してこのときは本当にその強い眼差しが少し濡れていたように見えた。
タバコに火を点ける。愛奈をちらちらと見ながら吸うタバコはいつもより目に染みる。
ダービーフィズを一口飲む。久々に飲んだがやはり美味しい。
「すごく嬉しかった」
「よかったよ」
最後の酒に選んだのは愛奈はシシリアンキス、俺はXYG。
そのオーダーを聞いていたピアニストの方はGet Wildを弾いてくれて俺は笑った。
「これさ、シティハンターで出てくるんだよ」
愛奈はもちろん知らなかった。男の子の映画だからね。
「ボズ・スキャッグス弾いてほしいんですけど」
近くの席の女性が弾いているピアニストに声をかけたがちょっと待ってと制止された。女性がトイレに入った間に俺はこの隙にと一曲リクエストした。
愛の讃歌。
愛奈も知っていた。
タバコも吸わず、氷だけになった酒で口を濡らし、聞いていた。少しだけ目頭が熱くなった。
曲が終わるとお酒が届く。
「渋いお酒飲まれますね。さっきのダービーフィズとか」
マスターから声をかけられた。ダービーフィズの泡がいいよねと話した。
ピアニストにさっきの女性が話しかけている。
「ボズ・スキャッグスをお願いします」
「曲はなにがいいですか?」
「曲名がわからなくて…」
「それならウィー・アー・オール・アローンを聞きたいです」
俺が言った。すると二人ともそれがいいとなって弾いてくれた。
訳詞には二つの解釈がある。
僕ら二人だけ。なのか、僕らはみな一人なのか。
今だけは前者でいさせてほしいと思った。
「ピアニストの人が弾いてて気持ちいい曲ってなんなんだろう」
愛奈が言う。
「確かに気になるね。聞いてみるよ」
ピアニストの方に聞く。
「その時で変わります。上手くできたなって思えば気持ちいいですから」
なるほどなと二人で頷いた。
最後のリクエストに「ザ・ローズ」をお願いした。
ピアニストの方も好きな曲らしい。
「気持ちよく弾けるように頑張りますよ」
この曲は愛奈も知っていた。
オールディーズの有名な曲だ。
気持ちよさそうに弾くピアニストと聴き惚れる愛奈を見ながら最後の一口を飲み干した。
後半はあまり愛奈と話をした記憶がない。二人ともピアノの音色に癒やされながら静かに酒を飲み、少しだけぽつりぽつりと会話をする。そんな落ち着いたやり取りが出来る関係っていいなと思った。
会計をする。
お釣りを全て、といっても少額だがピアニストの方に渡してもらった。
財布の中身が増えている気がした。
愛奈に聞くと何もしてない���しい。
「きっと財布の中でお金が生まれたんですよ」
そういうことにしてピアノバーを出た。出る直前に流れていた曲はドライフラワーでちょっとだけ不釣り合いで笑えた。
愛奈がラーメン屋を案内してくれるが場所が少し分かりにくくて何とかたどり着いた。
ビールを少し飲みながら餃子を食べているとラーメンが届いた。
二人して黙々と食べた。美味かった。
「大盛りにしてもよかった」
「私もう食べられないからあげますよ」
愛奈が麺をくれた。それを全て食べてビールを飲み干す。
二人で一頻り飲んだあとに餃子をつまみながらビールを飲み、ラーメンを一緒に食べてくれる女性は出会った事なかったかもしれない。
会計前にトイレに行きたくなって財布とカードを愛奈に渡して払っておいてほしいとお願いした。
戻るとテーブルに忘れていた眼鏡を俺に渡しながら
「使い方わからなくて自分で払っちゃいました」
「えっ、ああ、ごめん。現金渡すよ」
「いらないですよ。たくさんご馳走になったんでこれくらいはさせてください」
何度かやり取りしたが甘えることにした。
愛奈には甘えてばっかりだ。
店を出て大通りに向かう。
タクシーをつかまえようと。すぐにつかまった。
「このタクシー割引使えるんですよ」
「ありがとうね、また会おう」
「はい!」
タクシーを見送った。夜の大通りをすーっと去っていった。
ホテルへの帰り道。コンビニでお茶と赤マルを買った。久々に吸って美味しかったからだ。お茶は愛奈の鞄に預けたまま忘れていた。
赤マルに火を点ける。
やたらと煙が目にしみる。夜空を見上げたら明るい繁華街にも関わらずいくつか星が見えた。
生きていてよかった。
それくらい楽しくて美しい夜だった。
また愛奈に会いたいと思った。次はいつ会えるだろう。そんな事を考えながらホテルのベッドに倒れ込む。
「死んだら悲しいですから死なないで」
今日何度か言われた愛奈の言葉がリフレインしている。
本当に素敵な人だ。あんなに幼くてどうしようもない人と恋に落ちてたのに上手に成長した。
あんなに気遣いできて疲れないのかなって思う。
少し心配だ。
愛奈を写した写真を見返す。ブレてる写真ばかりで下手さが目立つが二枚ほどいい写真があった。
大切にしなきゃならない人がこの世にはいる。
間違いなくそれは彼女である。
これは一夜の記録と愛奈への恋文だ。
なんてね
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WHISKY MEW🐈⬛
世界的に有名なあの写真がラベルに――
篠山紀信×ジョン&ヨーコ×肥土伊知郎が紡ぐウイスキー‼️
*『Black・Standard~ICHIRO'S MALT~』✨
秩父と複数のスコッチのモルトのみで作られたブレンデッド✌🏽
*『White・Premium~ICHIRO'S MALT & GRAIN~』✨
少量の76年蒸溜の川崎とあのスペイサイドモルトが、全体に大きなインパクトを与えている。98%以上モルトで構成されている✌🏽
#バージズ #barzizz #こもろ #小諸bar #小諸barzizz #オーセンティックbar #ウイスキーミュウ #whiskymews #イチローズモルト #bartender #bartenders #bar文化
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今年もモチロン開催します12回目となりました
ミノルタンX-12
ミノルタンX11参加者様募集中
12回目の開催となりました
アイ♡ミノルタの方はいかがでしょうか
こちらは何々派などの細かな派閥はナッシングです
フリーテーマにて募集ですよ
ロッコール&チヨコーの祭典です
毎年ですが隠れミノルタンを探していますよ
隠れてないミノルタンも探しています
(東の大地にいるおまえたち!はよろしくさまです
そしてスコッチLOVEなS.K氏は参加参加してね)
今回はTシャツの中村屋さまへ依頼してまして出展者様には写真やいイラストを入れたTシャツもセットです
これを着て展示中は肩で風を切ってください
2024.6.16-6.22
参加費Tシャツ代込みコミ¥8400-
ご興味ありの皆様はメールフォームより参加表明宜しくお願い致します
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祝!50th
コロナも落ち着いてきて、ライブが多くなったせいもあり、必然的に見たいライブも多くて、見つけるとついチケットを買ってしまいます。ってなわけで、今回もCDレビューはお休みでライブレポートです。
先週、4月30日にBillboardLive横浜であった南佳孝50th記念ライブを見に行ったので今回はそのお話となります。
なんと、座席はステージの目の前。南さんまで遮るものは何もない状態で、うっとりしてしまいました。
今回のライブのセットリストを思い出せる限り書いてみます。
摩天楼のヒロイン(イントロのみ) これで準備OK プールサイド スコッチ&レイン 憧れのラジオガール 日付変更線 ブルースでも歌って シャ・ノワール(黒猫) 夜間飛行 Paradiso プロムナイト スタンダートナンバー 月夜の晩には
〜アンコール〜 モンローウォーク スローなブギにしてくれ
メモしてなかったのに、順番違えどほぼ全部書けてる気がします(笑)このセットリストはファンの方からすると鉄板すぎるくらい鉄板ですけど「Midnight Love Call」は無かったですね。それでも「シャ・ノワール」以外の曲はほぼほぼ定番の曲ばかりじゃなかったかと思います。
なぜ、今回に限ってこんなに話が詳細なのか?
それは、私が古~くから南さんのファンだからです。高校生の頃なんて学校帰りに制服のままライブを見に行ったものです。
なんで、欲をいえば最近リリースした曲にも好きな曲沢山あるので、もう少し色々な曲を聴きたかったとも思いましたが、大好きな音楽をビール飲みつつまったり聴けた楽しい時間でした。
こんな感じで2週間に1回のペースで載せてます。��回は5/20or21頃にUPする予定です。
ちなみに今日5/6は白楽Napでライブです。こちらも、是非是非よろしくお願いします!
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AIがアメリカ産ウイスキーとスコッチを正確に識別、人間の専門家を上回る精度 著者牡丹堂・パルモ 公開:2024-12-30・更新:2024-12-30 人工知能がま��1つ人類に勝利を収めたようだ。そのAIは、ウイスキーの香りでアメリカン産のウイスキーかスコットランド産のウイスキー(スコッチ)かをほぼ完璧に識別することができる。 さらに、複雑に相互作用するウイスキーの分子構成から、それがどのような香りになるのかを専門家以上の正確さで予測することにも成功した。 広告の下に記事が続いています ウイスキーの香りは複雑かつ繊細なものだ。このAIはその香りを安定して評価できるため、銘柄の香りを一定に保ち、品質を高めてくれると期待されている。 香りからウイスキーの銘柄を識別するAI ウイスキーの香りを正確に嗅ぎ分けるのは容易なことではない。 その香りは「ウッディ、スモーキー、バター、キャラメルのような」と表現されるように、時に甘く、時に刺激的な香りで、いくつもの化学物質によって作られる。 だが、それらは鼻の中で複雑に相互作用し、互いの香りを隠してしまうこともある。だから、たとえ琥珀色の液体にどのような成分が入っているのか知っていたとしても、そこから立ち上る香りが最終的にどのようなものになるのか、事前に予測することは難しい。 だが、人間には難しくとも、AIならばできるかもしれない。 そこで、ドイツ、フラウンホーファー・プロセス技術・パッケージング研究所のチームは、ウイスキーの化学構成データと、11人の専門家による香りの評価をもとに、ウイスキーの分子構成からその産地や主要な香りの成分を分析し、識別できるようAIを訓した。 そして誕生したAIの名は「OWSum」(オーサム! 凄いという意味)だ。 OWSumが挑んだのは、ジャックダニエル、メーカーズマーク、ラフロイグ、タリスカーなど、アメリカとスコットランドを代表する16種類の銘柄である。 この画像を大きなサイズで見る Photo by:iStock 専門家よりも高い確率でウイスキーの識別に成功 実験では、OWSumはアメリカンウイスキーとスコッチウイスキーを94%の確率で区別することに成功した。 また各銘柄の一番強い香り5つを、専門家よりも正確に言い当てることができたという。 ちなみにキャラメルのような甘い香りを特徴とするアメリカンウイスキーだが、それを見分ける上で大きな手がかりになったのが、「メントール」や「シトロネロール」などの化合物だったそう。 一方、スモーキーなスコッチを見分ける決め手は、「デカン酸メ��ル」や「ヘプタン酸」であるそうだ。 この画像を大きなサイズで見る Photo by:iStock ウイスキーの品質管理や偽造品の識別に活用 またもや人間に勝利したAIだが、研究チームはこのAIで人間の鼻を駆逐してしまおうとは考えていない。OWSumはあくまでウイスキーの作り手を助けるツールとして開発されたのだ。 その大きな強みは人間よりも安定して香りの分析ができるところだ。この力を上手く利用すれば、ウイスキーの各種銘柄がウリとしている香りを、より一貫した品質で消費者に届けることができる。 この研究の中心人物、フラウンホーファー・プロセス技術・パッケージング研究所のアンドレアス・グラスカンプ博士は、こう説明する。 AIの素晴らしい点は一貫性があることです。訓練を受けた専門家であっても、主観性は残ります。私たちは人間の鼻をAIで置き換えようとは思っておらず、その効率性と一貫性によって手助けしようとしています(グラスカンプ博士) なおOWSumの技術は、ウイスキーに限らず、ほかのお酒や分野にも応用できるという。 たとえば、香りの違いを嗅ぎ分けて偽造品を見つけ出したり、悪臭を放つ古いプラスチックを再利用して新製品を作る際、臭いが一番目立たない混ぜ方を考案するなど、いろいろな用途が考えられる。 ウイスキーの識別の難しさ ただし今回の研究では、対象となったウイスキーの銘柄が限られているため、AIにもっと多くの銘柄を分析させたらどうなるのか定かではないとのこと。 長い時間をかけて熟成されるウイスキーの香りの変化にAIが対応できるのかも未確認のままだ。 またウイスキーに関してもう1つ難しいのは、その味わいが飲む場所などの外部要因によって大きく左右されるところだ。 ウイスキーはいわば感情的な飲み物なのである。今後AIを開発するにあたっては、そうした味わいの認識に影響する要因も重要ポイントになるそうだ。 この研究は『Communications Chemistry』(2024年12月19日付)に掲載された。 References: AI beats human experts at distinguishing American whiskey from Scotch | New Scientist / AI learns to distinguish between aromas of US and Scottish whiskies | Artificial intelligence (AI) | The Guardian 広告の下にスタッフが選んだ「あわせて読みたい」が続きます あわせて読みたい 史上初、植物の”言語”を理解するAIモデルが開発される 食品の味や鮮度を識別できる、味覚を持ったAI電子舌が開発される 81年分の捜査を30時間でこなすAI刑事を試験導入した英国警察 AIの知性と人間の知性が異なる理由 プラスチックごみのリサイクルに革命。AIカメラを使用して12種類の識別が可能に
AIがアメリカ産ウイスキーとスコッチを正確に識別、人間の専門家を上回る精度|カラパイア
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日記祭
DECEMBER 7&8th
私のiPhoneでは既に日記祭と打つと迷わず変換をするけれど、MacBookはまだこの単語は初めての入力だったらしい、祭りの字だけ変換タップが必要だった。
日記祭が始まった!2024年12月、NYでは7日の夜、日本では8日。突然ビデオ通話が来てその向こうに久しぶりの友達がいる。なんというか心構えが難しい。部屋着でソファで本読んで気づいたら横になっててたまに体勢を直すような、久しぶりにスコッチなどを開けている時刻に、突然下北沢の快晴と香帆と誰かゲストがいる。これはちょっと寝転がっている場合ではないので、とりあえずパソコンを開いてみた。
香帆ファミリーはみんなおめでとう、と言うね、素敵だね。入稿が終わった時にお母さんが「コングラッツ!」と言っていて、お父さんは「おめでとうございます!」と言っていた。そして先ほどビデオの向こうにいた凱からも「おめでとうー!」と言われた。かいちゃんも同様の言葉をかけるのだろうか、日本にいる香帆ファミリーよりも私の方がかいちゃんと少し近いところにいる、でもサンフランシスコとサンディエゴは絶妙に遠くて、会いに行けるかはちょっと未定。
そして健吾よ!面白いねぇ君は。そういえば今年は会えてない?インスタで日記祭に興味を持ってくれて連絡くれて、こういうのに関心ある人だったんだ、と健吾のイメージを改めていた。ビデオの向こうで「自転車の調子はどう!チェーンは大丈夫?」って。「めちゃくちゃちゃんと読んでくれてるじゃん!」となった。「つづき待ってるんだから〜」って。「日記とか好きなの?」と聞いたら「いや全然」って。久しぶりにというかいつそんなことしたか覚えてないくらい本気でずっこけた。ソファの上で全力でずっこけた。全然日記とかが好きな訳でもないのに、あのマエストロの文章を読んで、わざわざ片道1時間以上もかけて日記祭に彼女連れて駆けつけてくれたそのフットワーク、最高です。
そんな具合に、このタンブラーの読者が1名増えました。タンブラーの魅力はなんと言っても、この不思議な距離感なのです。なぜかとても素直に文字を放り込んでしまう。誰もみていないという心地良さと、でも教えた人は見てくれるかもしれないという不思議な距離感がタンブラー愛溢るる人の言葉を借りると「沼」なんですね。あぁつまりあれですね、既読がつかない感じが良いのかもね。
そうこう書いている間に健太郎が来た(のをビデオ越しに)。「これ葉月の分NYに持っていくわ」って2部持ってフリフリしてた。そうか、そうじゃん、面白い。帰国後まで手に取れないと思っていたけど、see you soon in NYですね。
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翌朝香帆がいろんな感想を教えてくれて中でもその後反駁しているエピソードについて、今し方食器を洗っていたらなんか思考が浮遊したので記録しておく。 全編Pagesで作ったことが界隈を賑わせているらしい。ウケる。みんながウケてるのがウケる。 私はPagesのマスターらしい。知らぬ間に。目指した覚えもないけれど。
信じられないほど古くて重いMacBookを後生大事に持ち歩いているけれど、どうしても必要な機能がPagesとiMovie。こればっかりはWindowsではどうしても代えが効かない。 Pagesで本を完成させられる、ということがすごく新鮮らしくて、みんなに希望を与えてたよ、と言われた。むしろ皆さんは何で作っていらっしゃるのでしょうか?Office?Adobe? 私の中でPagesで一番頑張ったモノづくりはいつぞやのCD制作だった。なんか出来あがっちゃったプレイリストとブックレットがあって、洋楽ばっかりだったから歌詞カードを夢中になって作った。すごく楽しかった。コロナ禍の思い出。 香帆に、CD見せたことあったっけ?あれが今までで一番凝ったものかも、と言ったら、「覚えてる、なんで売らないのにこんなに細かいもの作るんだろう葉月は」と思ったことを覚えている、と言われた。 んーなんか面白いなーって思った。私はせいぜい、出来あがったらおばあちゃんに見せに行こうかな、くらいにしか思わない。 だからこの、ヒマラヤ日記の旅立ちは、夏帆がいないと絶対に味わえなかった感情を、たくさん味わっていこうと思った。たくさん引っ張られて、存分に乗ってみようと思う。一人じゃ絶対に行けなかったどこかをふわふわと浮かんでいくことができそうな気がする。 ヒマラヤの日々から間も無く一年。帰ったらまた一年というフィンランドのカフェに行きたい。百年という本屋にもいく予定。百年の孤独の新しい装丁版はまだ買えていない。ではまた。
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総柄パンツなど追加、明日から〝漂着仮面とプリミT展〟@ pepps on the table
ご来店お買い物ありがとうございます^ ^
本日も13時〜20時までの営業
体調が優れない方はご来店をお控えください
本日は総柄パンツなど
追加しておりますので、ご紹介☆
ブランドタグなし
中国製
デザイン性のあるド派手なパイソン柄がユニークでインパクト抜群なパンツ
ほんのりストレッチが効いてるのも良い感じ
W31インチ
是非♪♪
MAISON SCOTCH
インドネシア製、2010年にスタートしたスコッチ&ソーダのレディースライン
モード感のあるモノクロカラーの結晶の様な柄にジッパーの付いたポケットが格好良いパンツ
コチラもストレッチの効いた生地がナイスな一本
W26インチ、L32インチ
是非♪♪
ブランドタグなし
日本製
ネイビーベースに愛らしい花や抽象的な柄が印象的でキャッチーなイージーパンツ
右側のみバンドポケットあります
LL表記、W76〜84センチ
是非♪♪
10月8日(火)〜13日(日)11時半〜22時 pepps on the table にて
「漂着仮面とプリミT展」
先日開催された凸凹肉のトーク食堂の相方〝トムトム〟氏による〝漂着仮面〟
肉店主による〝プリミT〟の合同展示会
明日はオープニングDJパーティー
13日(日)はクロージングパーティーあります❗️
お時間ご都合の合う皆々様、是非♪♪
それでは本日も元気に営業致します
よろにくです^ ^
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三日三晩、降り続いた、雨もあがり、ぼろアパートから、出た僕は、久しぶりに、ゆったりとした、気持ちになったので、近所の河原を、散歩してみることにした。川は、濁流をのみこみながら、コーヒーカラーと、なっていた。「やれやれ、これじゃ、カルガモの、親子たちも、のんびり、水草を、食むことも【 はむことも 】できないな。」そんな、のんびりとした、昼下がり、無性に、酒が飲みたくなったので、近くの、ジャズ喫茶へと、足を向けた。薄暗い、地下にある、そのジャズ喫茶の、名前は、「ピーターキャット」という、少し、右に傾いた、看板が、出されていた。なんでも、その店のオーナーさんは、無類の猫好きで、ピーターという、店名は、飼っている、猫から、とったそうだ。薄暗い階段を、降りて、ドア🚪を、開けると、そこには、古いピアノと、幾人かの、淋しげな、男達が、まるで、もうすぐくる、人生の、終焉と、言わんばかりの顔つきで、グラスを、傾けていた。カウンターに、座った僕は、スコッチのオン・ザ・ロックと、簡単な、レタスとトマトの、詰まったサンドウィッチを、頼んだ。隣の、カウンターでは、今どき、古風な、赤いドレスを、着た女が、ギムレットを、飲んでいた。
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