今日のファット・フィンガー
2023年1月24日
適当な場所に取り付けると、『あれれ』ってな事になる。
自分でもビックリしてしまった。
Crimeaはここら辺がいい感じ。
このまま上を向けると、高域の落ち着きがなくなる。
赤とらはいい場所が発見できないでいるが、
Crimeaほど大きく出音に変化がないように思う。
デッド・ポイント解消
例えば、3弦12フレットのデッド・ポイントが解消されたとしても、
別の場所にデッド・ポイントが新たに発生する気がする。
探せば仮想28フレットとかに移動させる事も可能か?
一箇所だけって事もないか…
サスティーン向上
これも変化がハッキリと体感できる。
コンプ掛けたみたいに『びよ〜ん』て伸びる。
アタックが潰された感はない。
音抜け改善
低域がタイトに、音質はブライトになった分、
前に出てくる印象はある。
ピッキングとレガートがあやふやだと、
フレーズがバックに埋もれてしまう。
つまり、全く誤魔化しが効かない。
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【安ギター弦】Civin エレキギター弦 CE60-SL ってどんな音?まともに使える?【ELECTRIC 09-42】 _ ギターいじリストのおうち
Review of cheap electric guitar strings Civin ELECTRIC 09-42 CE60-SL!Civin has a strict quality control system and has a proven track record of supplying many OEMs!Overtone, frequency, sustain, and sound rise were compared and verified with Ernie Ball!
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2024/04/10 12:34
流行りの食べ物は、映えはもちろん、甘み、旨みなど、限界閾値を超えているものが多い。過度に供給されるものを数日抜くだけで、その後、食べた時の幸福感はすごい。
インドのカレー、とりわけ今凝っている南インドのミールスは野菜と豆を中心に組み立てる。お肉が禁忌の人が多いインドでは、これでもか!と食卓に豆料理を並べてタンパク質を肉代わりに摂取する。
日本人のあてくしは、LOVE肉なので、お肉のカレーを入れてミールスを構成したい。これがとても難しい。
野菜と豆を中心に作ると、どうしても味が薄く、あっさりとした印象になりやすい。所々、パンチは出しつつも、飽和状態とまではならないし、ならないように気を付ける。それらを並べ、ご飯と混ぜ混ぜしたときに、足し算、かけ算で美味しさが爆発するようにしたい。
お肉は野菜や豆の旨みを、軽々越えてしまう。肉臭さを消すためにスパイスもしっかり使うことが多いので、パンチがすごい。どうやってもお皿の、そして口内の覇権を握られるのです。
でもそれって分かりやすいと言うこと。欲を満たしやすい。満足度が高い。
むしろ、より一層難しいのはベジの場合だと気付く。こちらで欲を満たせるようにしないといけない。こちらは引き算で提供して、口に運ぶ手前で足して掛けてもらう。自分で構築する行為も含めて、満足度をプラスして欲しい。そのために最善のパーツを提供するのは難しい。想像力が必要。
J POPの音圧戦争を某椎名一派が加速させた!と言われたことがあるが、音圧もそう。派手にハイカロリーにすると、分かりやすく満足度が上がる。聞いたー!という余韻がいつまでも耳に残る。
果たして、耳ではなく、心にずっと残り、響き続ける音に音圧は必要だろうか。
ギターを��弾く小さな音、サスティーンの短いピアノの音、ボソボソを弱い内側を歌う声、夜の静かな波の音。
何もかもが過供給になり、強い選択肢が多すぎる。選んだ後、選ばなかったものを羨むより、手元にあるものを、それがもの足りなくても、か細くても、最善の組み合わせで味わって、満足したい。
昔の人は凄いな。それを衣食住でしっかり実践している。様々な立場、人種はあれど、きっと一個人の幸福度が高かったんだろうな。
といいながら、明日の今頃はビックマックに舌鼓を打つのです。
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久しぶりにギターを新調しました。
King Snake Rockin' Chair
Acoustic Bluesに特化したモデルとして開発。部屋でのんびりとギターを弾いていたい時や、ソロ形態が多い音楽故に声とギターサウンドがぶつからないよう低域が締まる13.5インチの小ぶりなサイズをセレクトし、声とギターサウンドの分離を良くする事で声とギターの両方を聴き取りやすくし両方の持つトーンを全面にアウトプットを可能としている。その上で一般的な小ぶりなギターは高域寄りとなりミドル、低域が足りなくなりがちだが、そうならぬようトップ材にはスプルース単板を使用し、それにKING SNAKE独自のDetroit One Blockを施すことで音の芯が増し、ブルージートーンのマホガニーボディ深胴&フラットバックによりふくよかながらも音のスピードも向上。爪弾くように弾くのも、ピック使用で激しく弾くのもレスポンスの良い音の分離に長けた手のものとなっている。そして何よりも部屋でのんびりとギターを弾いていたい時などにも最適なギターとしてもコンセプトの一つであり、モデル名” Rockin’ Chairはハウリンウルフ名盤のサブタイトルから頂戴している。
「単板スプルース・トップと
Detroit One Block が生む、生鳴り」
Acoustic Bluesに特化したモデルコンセプトに基づきトップは単板スプルースを採用し、KING SNAKE特有のDetroit One Blockをブリッジ下部に施すことで小ぶりながらもサウンドの太さとサスティーンを持ち、その手の音楽に相応しいサウンンドキャラクターを得ている。
「独自の極薄ニトロセルロース・ラッカー仕上げ」
通常のラッカー塗装の塗膜厚よりも薄い木部下地の目止め無く極薄ニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュのためためにスプルース単板削り出しトップの振動を含むセレクトされたボディ、ネックの持つ「木の鳴り」をダイレクトに響かせ、見た目もワイルドかつ独自の質感を与えている。
「13 Fret ジョイントによる音の太さと弾きやすさの共存」
頻繁に使われるE Keyt曲でも弾きやすいように12Fret ジョイントが持つ音の太さと14Fretのハイでのプレイアビリティを共存させている。またそれによりボディシェイプ・バランスも整っている。
「深胴マホガニー・ サイド&フラット・バックが生む生む膨よかさとスピード」
シングルOサイズのアコースティックギターと同じ胴厚とフラット・バック��することでアーチトップが生むミドル感に小ぶりながらも膨よかさと音の立ち上がりの良さを与えている。
「Rockinn' Chair用に開発されたOriginal P.U. "KING SNAKE RC-1 "搭載』
小ぶりなボディながらもサウンドは太くワイルドなサウンドとなるように開発。小ぶりなボディにバランス良いサイズの筐体を使用しそこにP-90的なトーンを与えるべくアル二コVマグネットを使用し、細めのAWG43ワイヤーをスペース内に限りなく多めに巻き上げる事で、直流抵抗値12KΩのゲイン感と、ミドルに寄った切れの良いサウンドを持つ。また、ブロンズ弦でもエレキ弦でも対応可能になるよう各弦のポールピース高さ調整で使用弦でのバランス調整も可能としている。
「重量1.8kg台という超軽量さが生むRockin' Chairの名にふさわしい快適さ」
ピックアップ搭載しながらも2.0kg以下となっており、ストラップ使用時でもストレスのない非常に扱いやすいモデルとなっている。
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Shaker&Blowzerに新仕様登場!!
4月も後半に差し掛かり、だいぶ暖かくなってきた今日この頃。
今回は2022年に発売を開始した " Shaker & Blowzer " に、新仕様が加わったのでご紹介をします!
先ずは Shaker からいきます。
・Shaker👉https://global.fcgrtokyo.com/ja/instruments,guitars.shaker.shaker.html
Shakerのピックアップは Hybrid Humbucker の2ハム仕様が基本でしたが、今回新たに以下の仕様が加わりました!
*インプレについては、いつものごとく弊社営業担当の小野に登場してもらいます!
① P.U.:TE Neck / TE Vintage Fat
・Model:O.S. Shaker
・Body:L.W. Ash 2pc
・Fingerboard:Rosewood
・Color:C.O. Lake Placid Blue
・Finish:N.C. Lacquer - Played Finish艶*
*Played Finish艶…長年の使用感、擦れたような微細な傷を表現した塗装です。
さらに今回こちらのモデルは使用・経年による「色ムラ」まで表現しています!(パーツにもPlayed Finish加工を施してあります)
(インプレ) もはや説明不要のこのレイアウト!(もともとShakerの基本はこれだったんじゃないか!?)というオーソドックスなTEスタイルのコンビネーションです。アッシュ/ローズにTE Vintage Fatのコンビネーションにより、ワイルドでジャキッとした気持ちの良いバッキング・サウンドが魅力です。フロント&リアのハーフトーンも、心地よいコンプ感とキラキラ感が絶妙なバランスで両立できてます!
② P.U.:F-90 / TE Vintage Fat
・Model:O.S. Shaker
・Body:L.W. Ash 2pc
・Fingerboard:Maple
・Color:C.O. Sonic Blue
・Finish:N.C. Lacquer - Played Finish*
*こちらも①同様の塗装を採用しております!
(インプレ) 個人的に、音・ルックス共にこの仕様が一番グッときてます!メイプル指板によるブライト&シャープな音の立ち上がり、F-90の太さとレンジ感が絶妙にマッチしており、突き抜ける爽快感がありますね。リアのTE Vintage Fatも結構太くてプッシュ感のあるサウンドですので、フロント/リアの切り替え時にも違和感や使いにくさを感じません!これならフロントでバッキング、リアでソロ、といった感じでもバッチリ使えると思います。TEフリークの方にもっとも受け入れられやすいのではないでしょうか。
③ F-90 / Hybrid Humbucker TypeⅠ
・Model:C.S. Shaker
・Body:L.W. Ash 2pc
・Fingerboard:Rosewood
・Color:2 Tone Sunburst
・Finish:Poly
(インプレ) 何気にグッドバランスで定評のあるこのレイアウト!リアのHybrid HB��、トーンポットをプッシュアップすることでシングルにコイルタップできますので、上記②のような使い方もできます。タップ時のサウンドはTE VintageやVintage Fatとはまた一味違ったシングルコイルサウンドですが、音に芯のあるリアルなシングルコイルサウンドであることに違いありません。ハードに歪ませたドライヴサウンドでのリフ~ピッキングニュアンスを効かせつつも太くサスティーンの良いリードトーンまでこなせます。良い意味でどこかビザールチックなルックスしてますが、中身はけっこう器用なヤツです。
④ TE-Neck / Hybrid Humbucker TypeⅠ
・Model:C.S. Shaker
・Body:L.W. Ash 2pc
・Fingerboard:Rosewood
・Color:White Blonde 2
・Finish:Poly
(インプレ) 一瞬「おや?何か間違えてない?」と思いましたが、これで正解でした。SSHとか上記②③のパターンはしばしば見かけますが、フロントがヴィンテージスタイルのTEシングル(弊社オリジナルTE Neck)で、リアがハムという珍しいパターン!でもこれがまた意外と使えました。ヴィンテージスタイルのカバードタイプのTEフロントシングルはけっこう扱いが難しい一面もありますが、どちらもカバードタイプということで、ややマイルドになった高域の感じが逆にバランスが良く、同じセッティング(アンプやエフェクター等)でフロント&リアをコンビネーションで使う・切り替える際に、どちらかが抜けが悪く感じる、といったことにはなりにくいですね。むしろこのレイアウトにしたことで、このシングルコイルならではのサウンドを楽しめるようになっている気がします!(もちろん、リアのHybrid HBはトーンポットをプッシュアップでコイルタップできます)
*ハムバッカーとシングルコイルの種類について
・Hybrid HumbuckerはTypeⅠとTypeⅡから選択可能です。
・シングルコイルはTE VintageとTE Vintage Fatから選択可能です。
*ブリッジについて
基本仕様と同様にリアピックアップがハムバッカーの場合は、ブリッジはGOTOH BS-TC1Sをショートサイズにカスタムしたもの(BS-TC1S-SHORT)を使用してますが、リアピックアップがTE Vintageや TE Vintage Fat等のシングルコイルの場合、は既製品(BS-TC1S)を使用しています。
*Played Finishについて
Played Finishは現在、Order Styleとしての扱いとなっております。ご希望の方は弊社までお問い合わせください。
*Shakerのオーダーお見積りはコチラ!
⇒ https://global.fcgrtokyo.com/ja/custom-order,shaker.html
次は Blowzer いきます!
・Blowzer👉https://global.fcgrtokyo.com/ja/instruments,basses.blowzer.blowzer.html
Blowzer は4弦・5弦共に、今迄ピックアップはPBのみの仕様とPB+JBリア(PJ) の2種類から選択可能でしたが、今回新たにPB+PBリア(PP) の仕様を追加しました!
*パーツ等には変更はないのでP.U.レイアウトの追加のみです。
*Blowzer PP のインプレは弊社営業担当の民谷に登場してもらいます!
⑤ PB Vintage / PB Vintage
・Model:O.S. Blowzer 4st.
・Body:Alder 2pc
・Fingerboard:Rosewood
・Color:淡麗《響》セセラギ
・Finish:Poly
(インプレ) 2ピックアップ仕様のベースは世に数多ありますが、プレシジョンベース用ピックアップを2基搭載したものに関しましては、過去にも稀に見られたものの、非常にレアな物の様なイメージかと思います。
しかしながら実はこのレイアウトのトーンバランスは非常に秀逸で、僕自身もこの仕様のP-Bassを愛用していたこともあり、ライン乗りの良さを含めた音作りのし易さは経験済みでしたので、この仕様を【 Blowzer 】に投入し、F.C.G.R.流にセットアップいたしました。
完成したプロトモデルをチェックしたところ...
・ネック側1基のみの場合は、もちろん所謂P-Bassサウンド。
・ネック&ブリッジ双方を使用する場合は、中低域の押し出しが強いながらも、アレンジにはまり易い「太いJBサウンド」。
・そしてブリッジ側1基のみの場合は、素早い音の立ち上がりが病みつきになる、太さと鋭さが同居したサウンド。
...「いいね!」の一言でした。
特にP-Bassを愛してやまないベーシストは、あのサウンドに拘りがありつつも実際のアンサンブルの中で、時には少しだけJBの様に2ピックアップのニュアンスが欲しくなることも在ります。
そんな時にはこの1本!と自信をもっておススメできる仕上がりとなりました。
⑥ Original PB 5st. / Original PB 5st.
・Model:C.S. Blowzer 5st.
・Body:L.W. Ash 2pc
・Fingerboard:Rosewood
・Color:半蔵
・Finish:Poly
(インプレ) " PP " レイアウトはいいけど流石に5弦モデルとなるとねえ...と思いきや、4弦モデル同様にこれまた秀逸なトーンバランスです。
【 Retro PB-5st. 】で培ったノウハウからなる、秀逸な5弦P-Bassスタイルの楽器であることはもちろんですが、ネック&ブリッジ双方のピックアップを使用した際の、心地よいシャープさと太さがバランスよく凝縮されたサウンドが、独特な弾き心地の良さを感じさせてくれます。
特にこちらはボディ材にライトウェイトアッシュを採用していますので、ブリッジ側ピックアップ1基のみで使用するとより鋭さが増し、轟音のバンドサウンドの中でも「見えるベースライン」をアウトプットしてくれますので、ヘヴィな音楽を演奏するベーシストにもピッタリです。
*Blowzer 4st.のオーダーお見積りはコチラ!
⇒ https://global.fcgrtokyo.com/ja/custom-order,blowzer-4st.1.html
*Blowzer 5st.のオーダーお見積りはコチラ!
⇒ https://global.fcgrtokyo.com/ja/custom-order,blowzer-5st.html
今回ご紹介したShakerとBlowzerは、下記のお取扱店様もしくは、2024/5/11-12に大阪で開催される 『 サウンドメッセ in OSAKA 2024 』で試奏&ご購入可能ですので、気になった方はぜひ直接お問い合わせ&実際にお試しください!
① O.S. Shaker S/S_C.O. Lake Placid Blue - Played Finish
≫サウンドメッセ in OSAKA 2024 に出展いたします!(👈クリック)
② O.S. Shaker F-90/S_C.O. Sonic Blue - Played Finish
≫お取扱店:島村楽器 パークプレイス大分店様(👈クリック)
③ C.S. Shaker F-90/H_2 Tone Sunburst
≫お取扱店:島村楽器 ラゾーナ川崎店様(👈クリック)
④ C.S. Shaker S/H_White Blonde 2
≫お取扱店:島村楽器 吉祥寺パルコ店様(👈クリック)
⑤ O.S. Blowzer 4st._淡麗《響》セセラギ
≫サウンドメッセ in OSAKA 2024 に出展いたします!(👈クリック)
⑥ C.S. Blowzer 5st._半蔵 (Sold)
≫こちらはオーダー参考例となります。
木工長:郷右近
『 サウンドメッセ in OSAKA 2024 』
Shop & Show Room
『 Universal Space 』 ご予約&アクセスはこちら↓
https://global.fcgrtokyo.com/ja/universal-space.html
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James のアコギに使っているTusq のブリッジピンは、そこそこいい音が出るのですが、もう一段階上の音をと思い、Martin のリキッドメタルピンとやらを試してみることに。
アコギのブリッジピンは、フルアコでいうところのテールピースにあたる部分で、確実にサウンドに影響が出る場所です。
とにかく、豊かな低音を損なうことなく、高音の鮮やかさ、サスティーン、音の立ち上がりの速さを実感できるというのだから期待大です。
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【村長's コレクション】 NO.18
Barclay ジャガータイプ
2020製くらい
LUNA SEAのコピーをやる事になって、必要に迫られてオークションで入手した。あくまでもジャガータイプ。
実際のところINORANはジャガーでは無くジャズマスター使っているというオチもある。
ブリッジの構造によりサスティーンが少なくて、それが逆にザクザクしたトーンを産むという好みが分かれるギターだけど俺は好き。
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今年でHIP HOPは50周年🎉✨
ここ最近、またヒップホップ界隈の情報をチェックしたり、曲を聴いたりする事が増えていて、色々観てたら、今年で50周年なのを忘れていた。コロナにやられて寝てたら、過ぎちゃった。
今年、2023年8月11日(8月11日はヒップホップの日)でヒップホップ生誕50周年(と制定されている)。この事は様々なメディアでも取り上げられ、半世紀における最も影響力のあった音楽として、表彰されたりもして、日本でもヒップホップは、今や当たり前のように街中に溢れ、親しまれる音楽の一つに成長した。
小学生の頃に「Sugarhill Gang / Rapper's Delight」と出会ってから、Swing、Funk、Jazz、Rock、Fusion、Horrorcore、Trip、Techno等の要素を織り交ぜたBoom Bapから、Bounce系(今はDrillとか言う様になった)やTrap等と時代は流れ、必死に頭揺らしてたヘッズも気付きゃ、こんなモジャモジャの身体に。人生どうなるか分からない。
自分が音楽に目覚めたのは、レアグルーヴ等と言われる時期のジャズフュージョンからだが、本格的にハマって行ったきっかけがヒップホップだったので、自身にとって非常に思い入れ深い音楽である。
90年代に日本でもヒップホップがメジャーへと押し上げられ、ダボダボしたギャング系ファッションも流行り、ブームへ。その後、さんぴんキャンプ(日本で初の伝説的野外ヒップホップイベント)世代に続く形で、インディーズヒップホップというカテゴリも出てきた。インディーズシーンはそれまでスポットが当たる事が少なく、インディーズシーン自体を一種のブランド化する流れが浸透していき、その台頭として挙げられていたのがMSCだったり、妄走族、あとは福岡のIll Slang Blow'ker(イル・スラング・ブロウカー)とかも注目していたな。これに続く形で自分もちょろっとかじってた事もあったが、当時は仕事もプライベートも色々と面倒な事が立て続けに起こり、活動自体が出来ず、自然とやめてしまったが、その時に出会った、当時はまだ無名だったやつらがその後メジャーに行ったり、名が広まって行くのをみて、クソったれが!!とよく言っていた。
ヒップホップの発展は、ラップという新たなカテゴリの歌唱法が面白がられた事もあるが、ダンスミュージックとして特化した部分と、電子音楽技術の発展と重なり、ターンテーブルとサンプラーの登場が拍車をかけたと思われるし、何よりも、その手軽さも重要な要素だった。サンプラーに音を録音し、リズムゲームの要領でボタンを押して行くだけ。そこへ歌唱力の無い人でも、リズムに乗って言葉を当てはめて行くだけで、一つの音楽のスタイルとなるという点が、多くの音楽知識や技術の無い人達にも音楽をより浸透させ、その間口の広さがブームにも繋がったところもあるだろう。
初期の頃から様々なスタイルはあったが、特にメジャーとなって来た頃のヒップホップはスイングホップといわれる、ニュージャックスイング等に挙げられる、サスティーンを短くしてキレをよくし、明瞭に強調されたドラムパターンが特徴で、リズムが取りやすく、上物もファンキーなものが多く、踊りやすかった。この音楽的特徴がただ音楽として聴くだけでなく、踊るという文化の発展に一躍買ったし、他の文化をも巻き込んだ、いち音楽ジャンルではなく、音楽以外の文化と結びつけ、ひとつの文化やファッションとして成長していった点も、大きな要因といえるだろう。
話し始めたら文字数が足りなくなるので、今回はこの辺にしておこう。なにはともあれ、ヒップホップ50周年、おめでとうございます✊
Big shout out ! Hip Hop is forever !
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集成材テレキャスターの完成
塗装がよく乾いたので組み上げました。
音質は良くもなく悪くもなく。ボディに弦の振動を取られるのか、若干サスティーンが弱いですが、十分に楽しめるギターになったと思います。
集成材サンプル材で作ったサンプル品として、材料を提供いただいた福島県郡山市の木工団地組合さんに贈ります。
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Freedom Custom Guitar Research
結局紆余曲折あって手にすることがなかったメーカーなのだけど、チャンスがあれば今でもほしいなと思ってるメーカーだ。
知人がライブで使っていて異常に良い音で一体どんな楽器なんだ!って衝撃を受けて、翌日楽器屋に走ったのは今でも覚えてる。今はピックアップを自社で賄っていたり、いろんな形や種類が出ているけど、当時はいわゆる工房系レプリカを作ってるメーカーという印象が強かった。ピックアップも当時はFlorance PickupsのVooDooという種類のものを載せていて、本当にオールドフェンダーのクローンを目指してるんだなって印象で非常に良かった。
その当時バイトを掛け持ちしてそのまま深夜連に行って、数時間寝てはバイト行ってライブして、何故か通ったクレジットカードの分割枠を使って楽器を買い漁っていたものだけど、ギリギリその当時限度額が足りず諦めたのは今でも悔いている。今思えば無駄な楽器を処分してお金を作ってとか、素直に親に頭を下げて借りるという方法もあっただろうが、いかんせん頭が働いてない事と若さゆえの愚かさでその判断が出来なかった。
ある程度大人になって、ちゃんとした楽器を買おうと思って都内の楽器屋に出向いたら、たまたまヴィンテージクローン祭りみたいなのの準備をしていた。午後からイベントをやるんだけど、その前なら好きに試奏していいよって事で弾かせてもらっていた。しばらくすると何となく見覚えがある人が話しかけてきた、FCGRの社長深野 真さんだった。
「君はベースを選びに?」と言われてその旨を伝えると「僕の楽器も含めてここにあるの全部弾いてみて��れないかい?」と言ってきた。
そこにはフェンダーCS、J.W.Black Guitars、RS Guitarworksなど様々あって当然FCGRの物もあった。
一通り弾いてみると深野さんが「うーん、君のプレイスタイルだとうちのよりRSかフェンダーが合いそうだね。一応僕の楽器も今調整でそっちに寄せれるけど試してみる?」と言って、ネックジョイントのネジを微妙に緩めてから僕に渡してくれた。
不思議なことに、その前のカチッとバランスが良い傾向から、全体的に暴れて倍音が豊かになって方向が変わったのだ。
「楽器はネジをきつく締めるとか作りがいいだけではいい音にはならないんだよ、それでもやっぱり僕の楽器よりRSの方が合いそうだね笑」と言って笑ってた。いつか欲しくなったらよろしくねとも言ってくれた。結局その後たくさん弾いて、その時はRSを選んだんだけど、今度は音が良すぎて音楽とぶつかるなって事で手放してしまった。
その後辿り着いたのはCSじゃないフェンダーの64年のレプリカだったのだが、深野さんとの経験によって壮大な計画を思いついたのだった。それは、木の鳴りが良い個体を選んで、パーツは全部交換して自分だけのサウンドと作り上げよう。という事だった。
ボディが軽く良く鳴る、それ以上にネックの強度がありネック自体が鳴る個体をひたすら探した結果が64年のレプリカだった。
まずペグにはSadowskyに採用されてるHIP SHOTのUltraliteを採用した、ネッドが軽くなるのとトルクが丁度良くチューニングが安定する。ブリッジにはBADASSベース2、ボディが鳴りすぎるとローとハイがかなりプアに鳴る点を改善出来るのと、ヴィンテージタイプにあるコマが動いちゃうのを防げる、そして単純にマーカスが好きだから。
PUはvoodoo、そうFGCRに昔載ってたものだ。ちなみにこれを制作していたPeter Florance氏は数年前亡くなってしまって、今は現存するものがマーケットで時々出回るくらいで、今思えば手に入れた僕偉い。そしてポットとコンデンサはRSにした、抵抗値が通常の250kΩより高い280kΩなのでハイ抜けが良い、コンデンサはどうやらjensenにオーダーしたペーパーオイルコンデンサにした。ネックプレートにはFGCRの分厚いものにして、これも音色とサスティーンに寄与している。
そう、好きな楽器の要素全部混ぜにして、ネジの締めるトルクもいくつか試して、最終的にはピックガードも外して自分が思うジャズベースを組み上げることが出来たのだ。
楽器とは不思議なもので、単体で良い音色に聴こえるものほどオケ中で浮いてしまったり、なじまなかったり、音源におけるベースの役割として最高の楽器にはなったと思う。単体で弾く分にはSadowskyの方が楽しいからね笑。
結局FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCHとは何だったのか?商売敵の楽器の良い所を僕に教えてくれて、違う楽器の方が合うよ、調整で変わるよって教えてくれる。恐らく楽器や音楽が好きなだけで楽器作ってる人の集まりなんだろうなって思うと、合わなくても良いから上がりの1本でどうにか手に入れたいなと思う訳です。
最後は国産、職人の本気を味わってみたいと思う。
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朝からからの流れで「Keith Jarrett Standards Vol.1」'83
やはり、というか当たり前に凄い!の一言。ほぼリアルタイムで聴き始めたけど、今聴いても「そう来るか!」って驚きが有ります。
一曲目のMeaning…をマイルスのと聞き比べてみたり、All The Things は「Tribute」のイントロが凄すぎて、カーステで聴いてて事故りそうになったの思い出したり(でも、このバージョンもめちゃくちゃ凄い)。
キースのピアノは弾いてるってより「吹いてる」イメージなので、サックスの僕が聴いても深くイントゥー出来るんだなって思うんだけど、改めて左手のコンピングが別人格の様に右手に連動する事なく自由にやってる様な気がして恐ろしささえ感じました。普通ならリズムセクションの一部として機能してる感じだけど、決してそうではなく、その役割から解放された感じ。メルドーもその影響を受けたんだろうな。
そういや、コニッツとチェットとのセッションでも、コンピングが自由過ぎて、ジャーン!ってサスティーン・ノートが多くて拍子が分かりづらくて、フロントが必死でフレーズ吹き続けてたの思い出したなぁ(笑)
ピーコックもディジョネットも、頼り合って演奏してるんじゃなくて、独立してしっかりと自分の立ち位置で、しかも限りなく自由に演奏してるからこそ成立する、正三角形のユニット。憧れはいまだ憧れのまま…
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news - 2022.10.07
Boris30周年シングルシリーズ第5&第6弾は、アルバム『NOISE』(2014年)、『Dear』(2017年)の2枚。
各アルバムから2曲ずつ厳選し、TDマスターまで遡ってリマスタリング、今回改めて7inchでシングルカット。
本日よりレーベル予約受付開始!
11月18日発売
Boros / NOISE
KKV-143VL
7インチ+DLコード
1,980円税込
収録曲
Side A : 黒猫メロディ -Melody-
Side B : Vanilla
予約はこちら
https://store.kilikilivilla.com/v2/product/detail/KKV-143VL
Boris / Dear
KKV-144VL
7インチ+DLコード
1,650円税込
収録曲
Side A : Absolutego
Side B : 蜉蝣 -Kagero-
予約はこちら
https://store.kilikilivilla.com/v2/product/detail/KKV-144VL
ー『NOISE』概要ー
『NOISE』は2014年リリース。 2011年に3枚のアルバムをリリース後、2013年に『präparat』、『目をそらした瞬間 -the thing which solomon overlooked- chronicle』、『vein』のリイシューといった小文字名義の作品を連続でリリースし、初期〜中期のライブ音源集『Archive 1,2』を発表。
海外ツアーにおいても大都市で2日間のレジデンシー・ショウを行い、最新曲とともに過去曲を新しい形で提示するライブを展開していく。 常に未来を見据えた姿勢を固持しながら、過去作・過去音源を新たな形でリスナーに提示していくスタイルも、表現手段の一つとして取り入れ始めた時期である。 この頃、6年に渡り活動を共にしていた栗原ミチオが止むを得ない事情によりBorisを離脱、Borisは再び3人編成として新たなフェイズに突入する。
アルバム『NOISE』は『NEW ALBUM』に引き続き成田忍氏との共同サウンドプロデュース。
今回シングルカットの「黒猫メロディ」「Vanilla」は4人編成での制作が進んでいたが、3人用へのリアレンジを経て完成した楽曲。 既にある曲の構造を解きほぐしながら、新しい彩りを加え、更にオーガニックな響きへと拡張・更新されている。 伸びやかさと、バラエティに富んだ楽曲が織りなす雰囲気は、目下の最新作『W』が湛える空気感へ脈々と繋がっていく。 『NOISE』はその萌芽とも言える作品である。
ー『Dear』概要ー
『Dear』は結成25周年を迎えた2017年にリリースされた作品。 前作『NOISE』で確立した、オーガニックでグリッドレスな楽曲の方向性をより深く追求したアルバムであり、『Dear』というタイトルは「25周年記念の贈り物としてリスナーに手渡しでとどけるアルバム」という意味合いとして名付けられたという。 またバンド自身が「制作途上において、もしかしたらこのアルバムが最後になるかもしれないほどの様々な困難があった。そうした状況や心境を乗り越えてこのアルバムを完成させた」と言っているように、このアルバムの通底にあるのは「死」や「終末」のイメージだが、"Heavy"な状況を打破する過程で見た風景と、その向こう側に見出した新たな生や世界が真のテーマである。
今作も成田忍氏との共同サウンドプロデュース。エレクトロニクスを導入しつつも、あくまでオーガニックな響きを重視した音像となっている。そしてリフそのものではなく、リフが放たれた後のサスティーンとそれらが織りなす干渉の波が楽曲の根幹を成しているといっても過言ではない。 今回シングルカットされた「Absolutego」は96年の『Absolutego』と同名だが、これは長い年月を経た今もなお、進化を躊躇わない彼ら自身の姿、態度を示している。
「蜉蝣 -Kagero-」はグリッドレスの極みだ。ライブではWataがギターではなくアコーディオンを演奏するなど聴覚、視覚的にも新しい基軸を取り込んでいた。
このアルバムをリリース後、彼らは述べ10ヶ月に及ぶワールドツアーを敢行。 毎夜の演奏では観客のエネルギーと呼応しながら、楽曲は自在に伸縮し、まるで生き物のように変容し拡大していったという。 楽曲自身が発する「曲としてあるべき姿に到達しようとする声」に導かれ、また導いていく。 曲が脱皮と変態を繰り返��以前の”第一形態”と言える姿・響きを今回のシングルカットでも感じてほしい。
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【おすすめ】graphtech (グラフテック) ギターサドルで弦寿命向上&音質改善!【String Saver】 _ ギターいじリストのおうち
ギターの弦寿命と音質向上におすすめのギターサドル、graphtech (グラフテック) String Saver をレビュー!
高分子素材サドルは弦の振動で薄いテフロン膜を形成!
弦切れ軽減とチューニング安定度の改善、豊かなサスティーンを実現!
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フェンダー編第百三十七回:「ギタプラ小噺 ”ここにグッときた! #2”ってこんなこと」
フェンダーフロアの𠮷岡でございます。いつもご贔屓頂きありがとうございます。
最近入荷して参りましたお品物の中で、『こ、これは…!』という具合にグッときた点を取り上げる「ここにグッときた!」のコーナーが始まりました。
第二回となる今回は、2021年最新作のホワイトガード・テレキャスターのディテールについてご紹介させて頂きます。
今日は結論から入ってしまいますが、このサドルにグッときた!!
ブラックガードに採用されているブラス・サドルではなく、
また後年のスレッデッド・サドルでもない、
このバレル型スティール・サドルがサウンド的な意味で良い味出しているのです。
テレキャスターのサドル・バリエーションは、それすなわち進化の歴史と言い換えられます。
当時はかなり真剣に改良を重ねて仕様変更していたのだと思いますが、各年式にそれぞれ魅力がある為に現在では年式別に作り分けられています。
せっかくですので、変遷の歴史をさらっと振り返ってみます。
まずはブラス先輩(1950 - 1954頃)です。
物凄く厳密に申し上げれば、プロトタイプ・エスクワイアーのサドルはブラス素材では無いのですが、ロールアウト後の市販版という意味ではこのブラス・サドルが第一世代と言えます。
特徴としては、比較的柔らかい合金である黄銅らしくマイルドで粘り気のあるサウンドが得られます。
弱点は、その柔らかさゆえに鉄弦の張力で傷が付く(溝が刻まれてしまう)ことです。
当該のバレル・スティールは一旦飛ばして、直属の後輩スレッデッド・スティール君です。(1958 - 1967頃)
スレッド(筋)が入れられているので、英語圏ではスレッデッド・サドルと表現されます。日本語ではスパイラル・サドルと呼ばれることが多いと思います。
特徴としては、スレッドが入ったことで軽量化されている為、軽やかで各弦の分離が良いサウンドが得られます。
弱点…というか可哀想なところは、弦の置き場所とイモネジが干渉しがちで、これが原因でイントネーションが合わなくなったり音詰まりが起きたりします。
正しい位置に弦を置いてあげればそんなことにはなりませんので、愛を持って接してあげて下さい。
ブラス先輩から一回り以上違うナウいヤング(死語)、ステンレス・スティール君です。(1968 - 1980頃)
スレッテッド・スティール君が『溝が多過ぎて何処に弦置けば良いか分からん』と言われ続けていたのを見かねて、誰がどう見てもそこにしか弦を配置できないように太い溝を採用、
さらにブラス先輩の脆さに学び、硬度の高いステンレス・スティールを素材に用いたエッジの効いた新人(1968年時点)です。
特徴としては、超硬度合金らしいアタックの強いサウンドが得られ、日本に於けるパブリック・イメージ的なテレキャスター・サウンドはこのキャラクターではないかな?と思います。
弱点は…年式によってはキンキンした音色だということでしょうか。今となっては、それはそれで良しと考えられていますが、諸先輩がたとは随分違う音色のキャラだと思います。
このサウンドのイメージでブラス・サドル(ブラックガード)を弾くと大抵の皆様は驚かれます。元来のテレキャスターってアコースティック・ギターから突然変異したような楽器なので、想像以上に音太いのですよ。
さて、お待たせ致しました。
本日の主役、バレル・スティールさんです。(1955 - 1957頃)
ブラス先輩の柔らかさを克服したスティール素材、サドルの取り付け溝に傾斜がつけられており、弦を仰ぐように角度が上向きになることがチャームポイントです。
特徴としては、ブラスとは異なる歯切れの良いサウンドでサスティーンも良く、「トゥワンギー」と形容されるテレキャスター・サウンドはこれだなという感じの音色です。
弱点は、強度が増した結果弦の溝がつかなくなり、逆にサドル上で弦が滑ってしまうということです。不器用な子...
前述のスレッデッド君然り、イモネジに干渉してやや困ることもありますが、弦交換の度に愛を持って接してあげて下さい。なんなら演奏中に滑ることもありますが、それも愛を持って接してあげて下さい。
このバレル・スティール・サドルが特徴のホワイトガード・テレキャスター、
正直に申し上げてブラックガードほど売れ行きの良いお品物ではないのですが、個人的に好きなのでついバイイングしてしまうのですよね...
ブラックガードほど良い意味で男臭くなく、かと言って後年のモデルほどシャリシャリでもなくて、歪ませたパワーコードでも格好良いですしクラン��でカッティングしても良いし...という具合で扱い易いお品物だと思います。
ギタプラではそんなバレルスティール・サドルを愛を持って応援しています。
お見かけの際は、ぜひ一度お試しになって下さいませ。
GUITAR PLANET 2021
吉岡 哲志
https://www.guitarplanet.co.jp/
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FREEDOM UNIVERSE "冬”
12月になりましたね~
色々とやった様なやっていない様な今年ももうすぐ終わりですね~
25周年もあとちょっとになりましたが 『 Freedom Universe 第4弾 』 のご紹介をします!
前回の 「 Freedom Universe 第3弾 "秋・紅葉" 」 の時にもお伝えした通り、今回は " 冬 " が最初のお題でした。
まぁ何となくわかってらっしゃると思いますが、第1弾を決めたときから今年の Freedom Universe は " 春夏秋冬 " で決まっていたんです(笑)
冬だけだと皆イメージがわかないので何にしようか・・・
今回も弊社営業担当の小野から出た案が 「 オーロラのイメージ! 」でした…(???)
いいとは思うけど・・・、どう表現すればいいか分からないけどやってみるか!ということで、
「 Freedom Universe 第4弾 "冬・オーロラ" 」 に決定しました!!
これまでにHydra LS-22F、Dulake-5st.、Rhino-4st.ときて、
今回の土台となるモデルは " Hydra24F " です!
● Freedom Universe Hydra 24F "冬"
・Color:C.O.オーロラ・グラデーション
《 ネック 》
● ネック材&指板材:ブラジリアン・ローズウッド
スペックを考えている時に 「 ネック材は第3弾のRhino-4st. FT "秋・紅葉" の時にも使ったローズとかどうかな? 」 って話が出た時に思い出しちゃったんです!
最近発見したやべー奴、 「 ブラジリアン・ローズウッドのネック材 」 を!
で、提案してみたら即決でした。
そして、指板材も同一材からなるべく1Pみたいに見える様に切り出して使っています!
今回は指板のインレイはお休みしましたが、Freedom Universeですからアヴァロンや白蝶貝の楕円ポジションではなく
マーブルポジションの新色 「 シルバーマーブル+白蝶貝枠付き 」 です!
確かブルー、パープル、レッドに続いて4色目だと思うんですが、まだ違う色もあるのですが・・・そちらはおいおいSNSとかでご紹介しますね。
そしてヘッドから指板まで白蝶貝のパーフリングを入れてみました。
白蝶貝って見る角度で白だけではなく他の色味がでてオーロラみたいって思ったので!
《 ボディ 》
● ボディトップ材:キルテッドメイプル
今回もボディトップ材はキルテッドメイプルを使用しました。
オーロラをイメージしてキルテッドの杢が大きめなやつを選んでみました!
*本当はオーロラのイメージが浮かばなかったので杢の大きいやつを選んだだけなんですけど(笑)
でも今回は普通にブックマッチなんてしません。
ボディの写真をよ~く見てください、実は左右違うキルテッドメイプルを使っています。
片側だけ残っているメイプルトップ材が何枚かあって、何かに使えないかな~もったいないな~って考えていたので今回使ってみました。
だって 「 Freedom Universe 」 ですから!!
ネットで " もったいない " って調べたら、「 モッタイナイは、世界中のアイコトバ 」 って出てきたし、世の中 " SDGs " ということもあり天然材の有効活用ということで!
*本当はやってみたかっただけなんですけど(笑)
● ボディバック材:ホンジュラスマホガニー1P
ボディバック材は今回もホンジュラスマホガニー1Pを贅沢に使っちゃいました!
だって 「 Freedom Universe 」 ですから!!
塗装後にはうっすら覗くマホガニーの導管&目止めがなかなか色っぽくなりました。
● カラー:C.O.オーロラ・グラデーション
ボディトップのカラーはオーロラをイメージしたグラデーションカラーに仕上げてもらいました!
さすがに色々と難しいお題をこなしてきた塗装担当の船越でも、今回はなかなか頭を捻らせた様子…
オーロラのイメージで画像が何枚かきて自分でイメージ画像を作ってから実際の作業に入っていましたが、吹き上がってから皆に 「 オーロラな感じになってる?」 って聞いてましたから、苦労の甲斐もあって見事にオーロラな感じに仕上がっていると思います!
音に関しては難題 「 オーロラのイメージ 」 のお題を考えた弊社営業担当小野に登場してもらいます!
(Impression)
適度なコンプレッション感を感じさせつつ、ブラジリアンローズネック&指板らしい太さとハリ、速さ、分離の良いサウンドが印象的です。
高音弦の美しくもキレのある響きは、クリーントーンでのアルペジオやシャープなカッティングにも適していますね。
ネックの剛性の高さを感じさせる、サスティーンの良さ、音の芯の強さと粘り、クリアなボトムの鳴り方。一つ一つの音・ピッチが " よく見える " 感覚といいますか、「弾いている手ごたえ」を確かに感じさせてくれます。
今回の個体には、ホンマホをボディバック材に使用しているということもあり(通常のHydraはアルダー2pc)、マホ特有のレンジの広さも相まって、どこかの音域がとびぬけて目立ちすぎるということもなく、上手くまとまっている感じがします。クリーンからクランチ、ドライヴサウンドまでチェックしましたが、 一様に「 どの音楽ジャンルに適している 」 という言葉で限定することではなく、この楽器特有の音。
アンプの機種やセッティング次第では高音域のギラっとした部分が際立ちやすいところもありますが、イコライジングやピッキングに対しての追従性(反応)が、顕著に出音に反映される素直さもありますので、この楽器の音の特性を理解・把握した上で音作りやプレイスタイルを合わせていけば、間違いなく自分だけの唯一無二のサウンドを構築できる楽器であり、そういった意味ではどんなジャンルや楽曲、アンサンブルでも、一つの音のピースとしてあてはめることができるギターだと思いました!
今回ご紹介した、
Freedom Universe 第4弾 "冬・オーロラ"
『 Hydra 24F - C.O. オーロラグラデーション 』
は、12月9日(土)、10日(日)に錦糸町のすみだ産業会館で行われる、島村楽器様主催の 「 ギタラバ2023TOKYO 」 に出展しますので、是非とも生で見て・弾いてみてください!
※ なんと、これまで弊社のUniversal Space(ショウルーム)でしか展示していなかった、
Freedom Universe 第3弾 "秋・紅葉"
『 Rhino-4st. FT - C.O. 紅葉グラデーション 』
も出展するそうなのでお楽しみに!
25周年を機に始めた Freedom Universe の4本や、その他ご紹介したギターやベース、新種のポジションマーク等など、いかがでしたか?
たぶん今年のWebマガジンはこれで最後だと思います。
そろそろ正月休みに向けて頑張らないといけないので!
25周年はもうちょっとで終わり、来年は26周年になります!
*特別何もしませんが(笑)
Webマガジンを書くのが遅くて今年ご紹介しきれなかった物もあるので、今年よりはのんびりになるとは思いますが、またご紹介出来るように頑張ります!
木工長:郷右近
新Shop & Show Room
『 Universal Space 』👈クリック
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