#ギンガムチェック
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春休みのお裁縫🪡🧵 色々作りたいものが公私共に山のように…😇 がんばります( ᐛ) #布買い記録 #ギンガムチェック #作りたいものいっぱい 関係ないけど #外から焼肉の匂い https://www.instagram.com/p/CprtZxKPodm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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【明日最終日】◆AVN (エーヴィーエヌ) 2024年 秋冬メインコレクション展示受注会◆
日時:3/24(日)まで 場所:GalleryなんばCITY本館1F店
AVN (エーヴィーエヌ) 2024年秋冬メインコレクション展示受注会を初めて開催致します。 公式正規取扱い。 2024年の東京のガーリーファッションやガーリー系セレクトショップの感覚とズバリのブランドです。 イタリアブランドにも関わらず、サイズ感・素材・色調・スタイリング等において日本人の好みに完璧にマッチしています。 しかしながら、実態は素材・パーツ・縫製・パターン等は日本の生産現場では製品化出来ない水準の商品です。 アッシュの妹ブランドの為、ヨーロッパではティーンエイジャーの為のブランドです。 プロのバイヤー向けの展示会と同じスタイルとスケジュールで、厳選された最高の現物サンプルをご試着頂きながら御要望の商品の受注を承ります。 試着サンプルは、実際にランウェイで使用されたショーピースです。 複数点の御予約も承ります。 御自身のサイズ、カラーを1点から御注文頂けます。 サイズは全型、38(S)、40(M)、42(L)、44(XL)、46(2XL)、48(3XL)、50(4XL)まで注文可能。 特殊なデザインやカラーは国内のブティックが要望しない為、そういったスペシャルなアイテムを購入御希望の方はこの機会にオーダーしなければ入手困難です。 御客様の為に生産した商品がマイナーカラー&マイナーサイズで有れば、世界で1着の商品に成る可能性も非常に高いです。 ※商品の御渡しは2024年9月から10月予定です。 今回の展示受注会は国内では弊社でのみの可能性が高いです。 大変貴重な機会となっております。 是非、この機会に御来店下さい。 スタッフ一同、心より御待ちしております。
【AVNとは】 AVNは、2014年にイタリアでスタートした、マーケットの次のトレンドにフォーカスした小さなコレクション。hache(アッシュ)デザイナーであるMANUELA ARCARI(マヌエラ・アルカリ)の息子夫婦がデザイナーを務めています。 ピュアでクリーンなライン、強烈で触覚的なテクスチャー、抽象的なプリント、鮮やかな色、オーガニックな手触り、予測不可能、そしてトーンフリーで都会的なデザインが特徴。
Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】3月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected] 【なんばCITY店Facebook】https://goo.gl/qYXf6I 【ゴルチェ派Facebook】https://goo.gl/EVY9fs 【tumblr.】https://gallerynamba.tumblr.com/ 【instagram】http://instagram.com/gallery_jpg 【Twitter】https://twitter.com/gallery_jpg_vw 【Blog】http://ameblo.jp/gallery-jpg/ 【online shop】http://gallery-jpg.com/
#エーヴィーエヌ#アッシュ#展示受注会#プレッピーファッション#ガーリーファッション#MA1#ジャンパー#ワークウェア#ワークジャケット#ミニスカート#ギンガムチェック#マイクロミニスカート#シャーベットカラー#ブルゾン#ジャケット#イタリアブランド#ツイードジャケット#ツイードスーツ#ミックスツイード#モヘア#モヘアニット#フレアスカート#チェックスーツ#BCBG#アイビーファッション#スクールファッション#ミニマルファッション#アウトドアファッション#ハイネック#バルーンシルエット
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maillot sunset gingham work shirts RED / PURPLE / BLUE / BLACK MADE IN JAPAN 🇯🇵 ¥14,800(税込¥16,280) https://shop.colors-store.com/?pid=72806756 maillot(マイヨ)のオリジナルコットンリネン混紡素材を使用した定番のギンガムワークシャツです。 全体的には、やわらかい雰囲気で品のいい細かい部分にもこだわりのつまったワークシャツです。 小さめのラウンドカラー、チンストラップ、シェルボタンのキャッツアイ(猫目)、ダブルステッチの前立て、裾の丸いラインなどワークシャツの雰囲気を出しつつも柔らかい雰囲気に仕上がっています。 シッカリしたハリ感を��こしながら、独特のムラ感と、味のある表情です。 ネックまわりも一般的なシャツに比べて小さめで、襟が自然と立ち上がり、すっきりとした印象です。 ネックまわりを小さめにしていますので第2ボタンくらいまで開けて着てもらいたい一着です。 袖口は短いカフスで、裏側に当て布を一枚追加していますので腕まくりもしやすくなっています。 綺麗なシルエットがでるようにパターンどりをしていますので前から見たときに すっきり細身に見えるようなコンパクトなつくりです。 前立て一番下のボタンは、隠しボタン仕様、袖付と台襟部分にはダイヤモンド状のステッチ(ジグザグミシン)など補強の意味と型崩れを防ぐなど盛り沢山の仕様です。 バックサイドは、ギャザープリーツ、両脇裾の共地三角形のガゼットは、3点でカンヌキ止めされしっかりと 補強されています。 洗いざらしの風合いで仕上げてあるので、「着た瞬間から体になじむ」そんな感じです。 少しキレイ目なコーディネートも洗いざらしのカジュアルなコーディネートも楽しめるのがいいですね。 細部のディテールにもこだわりのつまったmaillot(マイヨ)らしい一着です。 カラーは、レッド / パープル / ブルー / ブラックの4色です。 #maillot #マイヨ #サンセットギンガムワーク #sunsetginghamwork #ginghamcheck #gingham #ギンガム #ギンガムチェック #work #ワーク #workshirts #ワークシャツ #4colors #colors #カラーズ #colorsinstag https://www.instagram.com/p/CpKDsgOP-6G/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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【New arrival】 anti clone (@chama_anticlone ) by Lau made in Japan (@lau.made.in.japan ) ・FRI FRI FRI COAT (¥39,600 tax included) 【サイズ】 総丈:108cm 裾のメッシュ素材を省いた総丈:82cm 裄丈:82cm 袖口幅:10cm 身幅:59cm 裾幅:64cm フロントジッパー長さ:69cm ポケット(前)タテヨコ:14.5 × 12cm ポケット(後)タテヨコ:20 × 16cm 【補足】 ・左側に二重ポケットあり。 ・フロントジッパーは止水ファスナーを使用しています。 【素材】 本体:コットン 100% 別布:コットン 100%, ポリエステル100%, ナイロン 100% ファー:アクリル100%, (グランド) ポリエステル 100% 裏地:ポリエステル 100% 【注意事項】 ・アイロンは必ず当て布をしてかけて下さい。 ・蛍光増白剤の使用はおさけ下さい。 ・濡れたままの放置はおやめください。 ・強い摩擦でキズがつく場合ございます。 ・ファー部分はアイロン当てないで下さい。 #ピースマーク #刺繍 #ロングコート #ハンドメイドコート #ギンガムチェック #中綿入りコート #八王子セレクトショップ #セレクトショップ八王子 #ドメブラ #気鋭ブランド #若手ブランド #隠れ家ショップ #レンタルスペース #ファッション #アート #服飾 #芸術 #八王子 #八王子市 #fashion #styling #coordination #hachioji #tokyo #japan #japanese #tokyofashion #japanfashion (Fashion and Gallery Zou Yilu) https://www.instagram.com/p/CmREBjJhq28/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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やがて終わる空
この道を抜ければ私たちは自由になれるのに
母が留守にするとき、私の家には菜実さんという女の人がやってくることがあった。それは、物心つく前からのことで、特におかしなことだと私は思わなかった。 ただ、菜実さんも、菜実さんの肩を抱く父も、母にはすべてを黙っておくよう私を戒めた。その理由を訊けない私は、父が母には見せない笑顔を菜実さんには向けているのをただ見つめた。 何か、おかあさんが仲間外れみたいで可哀想。 そう思ったけど、パートとか友人との食事から帰ってきた母に、私はおとなしく何も言わなかった。 父と母は、互いに相���に向かって微笑むことがなかった。私のことはかわいがってくれるけど、リコン、という言葉を知ったときには、やがて私の家にはそれが来るだろうと思った。私はどちらかを選ぶのかと悩み、夜、寝つけないときもあった。 父と母は、口論するわけではないし、どちらかが暴れるわけでも、怒鳴るわけでもない。でも、何というか、冷めている。何とも想っていない無関心が伝わってくる。 なのに、なぜ結婚したのだろう。結婚って、好きな人とするものでしょう?
「秋果にはそろそろ話しておくけどね。おとうさんには、昔から好きな女の人がいるの」
父が残業で帰宅が遅くなった夜、母とふたりで夕食を取っていた。メニューは、母のお手製の豆腐ハンバーグで、私はもうじき小学校に上がる春先だった。 私がつねづねの質問を投げかけるまでもなく、機会を待っていたように、母がそんな話を始めた。
「おかあさんは、何にも知らずにおとうさんと結婚しそうだったけど、その女の人、一度おかあさんに会いにきたの。そして、おとうさんと一緒に暮らしてる鍵をおかあさんに返して、『今、あの人の部屋には私とペアで買ったものがたくさんあるけど、どうせなら捨てずに使ってくださいね』って」
おかあさんは、食器棚のお揃いの湯のみとかお皿とかを見た。そして、「負けるか、と思って使ってるけど、やっぱりつらいね」と泣きそうに笑った。 私の頭によぎったのは、当然、この家を訪ねてきては、父に寄り添う菜実さんだった。そう、このとき私は、はっきりと心に決めたのだ。 ああ、私、おかあさんについていこう。
「秋果ちゃん」
小学校に上がって、校庭に咲いているのは、桜からつつじになった。よく晴れた五月の中旬、ちょっと暑いくらいで今年初めて半袖を着た日だった。白とピンクのつつじに目を移していきながら、私は車道沿いの通学路を下校していた。 聞き憶えのある声に、足を止めて顔を上げると、母のあの話を聞いてから避けるようになった菜実さんがいた。家の外で菜実さんに会うのは、初めてだった。
「学校、終わったの?」
無視しようと思ったけど、それを菜実さんが父に言って、父が私を怒ったら? 私は菜実さんと目を合わせないようにしながら、とりあえずこくんとした。「そっか」と菜実さんは私がそっけなくなっても優しいままの声で言う。
「あのね、秋果ちゃん」 「……何」 「私、秋果ちゃんと行きたいところがあるんだけど」
私は精一杯の拒絶で、つつじとそれに集まる蜂を見ていた。けれど、菜実さんの視線は折れないし、沈黙も気まずくて、やっと菜実さんを見た。 茶色の髪を梳いて軽くする菜実さんは、水色のスーツを着ていた。化粧がいつもより濃いように見える。「たぶんね」と菜実さんは私の頭に手を置いた。
「私、秋果ちゃんと会えるのは、これが最後だと思うの」
首をかたむけると、「その理由も話すから」と菜実さんは私の手を取った。 振りはらうべきなのか迷ううちに、軽く引っ張られて、すぐそばに停まっていたグレーの車の後部座席に乗せられた。ドアをばたんと閉めた菜実さんは、すぐ運転席に乗りこんで「一時間くらいだからね」と、あっという間に車を発進させてしまった。 私は窓から外を見て、さっき出てきた校門も通り過ぎるのを茫然と見て、やっと頭の中を蒼白にして菜実さんを見た。 菜実さんが私にひどいことをしたことはない。目つきも手つきも、いつもちゃんと優しい。 でも、やっぱりこの人は私のおかあさんじゃないし、なのにおとうさんとべたべたするし、昔おかあさんに嫌なことだってしたし。いい人だ、とはもう思えなくなっている。 だいたい、おかあさんのいないときに、おとうさんと仲良くする女の人が好ましくないのは、小学校にも上がれば分かってくる。この人、私の家に入りこんできて、いったい何なの? この人さえいなければ、もしかしたら、おとうさんとおかあさんも仲が良かったかもしれないのに。 結局、よくよく考えれば、私は菜実さんに最もひどいことをされているのだ。
「お腹空いてない?」
赤信号のとき、菜実さんはそう言って、後部座席にあったふくろからお菓子を取り出した。私のポテトチップスが、いつも“のりしお”なのは、菜実さんも知っている。一応受け取ったけど、がさ、とそれを抱きしめてうつむいた。
「すぐ着かないし、ランドセルも足元に下ろしていいからね」
菜実さんがそう言ったとき、信号が変わってまた車が動き出す。 私はランドセルの肩ベルトを握った。どうすればいいのだろう。いつもの景色が遠ざかるほど、私はどうなるか分からないのに。 叫ぶ? じたばた暴れる? 窓を殴る? 車の中なのに、目を留めてくれる人はいるの? それに何より、私が動いた途端、菜実さんが怒鳴ったり、たたいたりしてきたら。 息が浅くなって、口の中も乾いて、心臓が苦しくなってくる。 どうしよう! どうしよう。どうしよう…… 考えすぎて頭が酸欠でくらくらしてきた。軆が震えないように、今夜切るつもりだった少し伸びた爪を、手のひらに食いこませる。まばゆい初夏の太陽が射しているのに、背骨が無感覚なほど冷たかった。 そんなふうにただ怯えているうちにも、車の窓から見える景色はどんどん変わっていった。 私が住む住宅街や通う小学校の周辺には、かなり大きな駅があるから、見慣れた近所はビルばっかりの都会だ。私は、夜にはネオンがないと不安になる。そして、田舎の夜は真っ暗になるから、大嫌��だった。 なのに、菜実さんが向かっていく景色は、徐々に緑を増やして、ひと気も薄くなっていく。そのうち、車は高速道路にも乗ってしまって、いよいよ私は蒼ざめてきた。 どこに連れていかれるの? おうちに帰してもらえるの? 殺されたり……しない? うつむいて、ポテトチップスのふくろを開けもせずに抱きしめていた。菜実さんがたまに何か声をかけてきても、もう耳に入ってこない。涙が滲みそうになって、唇をちぎりそうに噛んだ。 怖い。怖いよ。おとうさん。おかあさん。私、このまま死んじゃったりしたくないよ。 菜実さんの車が、ふと停まった。下を向いてスカートの赤のギンガムチェックを見ていた私は、そろそろと顔を上げた。 まだ、空は青く明るい。窓に首を捻じると、道路には走る車もなく、でも、左右の田んぼの手前のガードレールにトラックがちらほら寄せられていた。 菜実さんはエンジンを切って、「やっぱりここは、空が綺麗だなあ」と後部座席を振り返った。私もそうしてみて、目をしばたいた。後部座席の窓の向こうには、地平線があって、突き抜ける空の青と、ふっくらした雲の白が、互いの色を際立ててくっきり澄んでいた。 菜実さんは車を降りて、一度背伸びをしてから、私のほうにまわってきて、ドアを開けた。
「降りてみて。秋果ちゃんにも、ここの空を見てほしいの」
私はまだ訝る目で、菜実さんを見たものの、ランドセルを下ろして車を降りた。さわやかな風がふわっと抜けていって、スカートがひるがえって、涼しかった。 菜実さんは私の手を取り、トランクのほうにまわって、車によりかかって天を仰いだ。そばにいる何かの工事をしている男の人が気になりながらも、私もそうした。 雲が白波、空が海原になったように見えた。背中を預ける車は、エンジンの名残で熱い。
「あのね、秋果ちゃん」
空を見つめて、こちらを見ないまま、菜実さんはぽつりぽつりと話しはじめた。
「私と直之くん──秋果ちゃんのおとうさんね、ほんとはそう呼んでるの。私たちね、昔から仲が良かったの。直之くんが五歳年上で、ほんとにいいおにいちゃんだったんだ。私は、子供の頃から直之くんと結婚するのが夢だった」
私は菜実さんの横顔を見て、知ってる、と言おうと思ったものの、何となくそれは意地悪な気がして、言えなかった。
「直之くんと結婚して、子供を持って、家庭を作って。最後は一緒にお墓に入る。それさえ叶えば、よかったの。でも、あんなに私と仲良くしてくれてた直之くんのおじさんとおばさんは、私が子供を作れない軆って分かって、変わった。必死に、直之くんを私から引き離そうとした」
子供を「作る」とか正直話がよく分からなかったものの、私は黙って聞いていた。
「直之くんは、それでも私と一緒になりたいって言ってくれてたんだけどね。だから、一緒に暮らすところまではいけたんだ。あの頃が、一番幸せだった。朝起きたら直之くんがいて、お揃いの食器でごはん食べて、直之くんは仕事、私は大学──夜になったら、また一緒に過ごして、同じ���とんで眠るの。でも、それだけでいいのを、誰も理解してくれないんだよね。結婚できないんだから別れろ、子供も作れない女なんか捨てろ、直之くんは一時期、親にも上司にもそんなことを言われ過ぎて、ノイローゼみたいになってた。そんなとき、咲枝さん……秋果ちゃんのおかあさんとお見合いしてね。私は、突然直之くんに『別れよう』って言われた。わけが分からなくて、咲枝さんに対して嫌な女になったりした。きっと、咲枝さんにそれを聞いたから、秋果ちゃんは私によそよそしくなったんでしょ?」
私は眉を寄せて考えてから、「よそよそしい」という言葉の意味がよく分かっていなかったものの、うなずいた。菜実さんは柔らかく微笑んで、私の頭を撫でた。
「ここから、あの町、見える?」
菜実さんはそう言って、田んぼのずうっと先、地平線にある小さな町並みを指さした。
「あの町が、私と直之くんの育った町。だから、秋果ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんがいる。このあと、秋果ちゃんのことはそこに連れていくから安心して」
それを言われて、急激にほっとした。おじいちゃんとおばあちゃんが近くにいる。ということは、おうちに帰れる。思わずため息をついていると、「昔、その田んぼの中を、直之くんと走りまわった」と菜実さんは緑色の風景を見やった。
「この道も、昔はこんなに整備されてなかったな。一応、隣の町につながる道として道ではあったけど。よく、直之くんとこの道まで来て、駆け落ちしちゃおうって話した」
そう言ってから、ふと菜実さんは視線を落とすと、「ごめんね」と壊れそうな声でつぶやいた。
「それでも私、もう直之くんは結婚したんだから、あきらめなきゃいけなかったのに。やっぱり好きで、どうしても好きで。そしたら、結婚して子供もできたから、急に周りが静かになった直之くんも、やっぱり私が好きだなんて言ってくれて。それでも、もう私と直之くんは、ダメだったんだよね。何であんなことしちゃったんだろう。咲枝さんが留守にするたび家まで行って、秋果ちゃんにおとうさんがおかあさん以外の女といちゃつくところ見せて。ひどい女だよね。ほんと最低だよね。ごめんね」
なぜ菜実さんが涙を落としはじめるのか分からなくて、私はつながっている手をぎゅっと握った。菜実さんは嗚咽をもらし、「ごめんね」と何度も言った。 工事の人が、たまに怪訝そうにこちらを見ていた。それに気づいた菜実さんは、顔をくしゃくしゃにぬぐって、「この空、何年か経ったら、なくなってしまうの」と私の瞳を見つめて言った。
「高速道路がね、上にできちゃうの。ここから上を見ても、あるのは空じゃなくてコンクリートになっちゃうんだ」
私もう一度、空を仰いだ。雲が緩やかに流れて、青がしなやかに広がっている。
「何度も、この道を抜ければ私たちは自由になれるのにって、直之くんと話した。その道をいつもきらきらさせてた空が、もう閉じられるんだ」
菜実さんは、ゆっくり体重を脚に戻した。私は菜実さんとつないだ手を見て、ふとその左手の薬指に指輪があることに気づいた。その光をじっと見ていると、「子供がいなくてもいいよって人なの」と菜実さんは涙を残しながらも、にっこりした。
「だから、今日でほんとに最後。もう直之くんにも会わないし、秋果ちゃんにもほんとのこと話せた。って���っても、小学一年生じゃよく分からなかったよね。きっと、いつか分かるから」 「……ほんとに、おとうさんに会わなくていいの?」 「うん。やっぱりね、奥さんや彼女がいる男の人を好きでいるのはつらい」 「おかあさん……は、おとうさんの好きな人は、別にいるって言ってたよ」 「私も、直之くんがずっと好き。でも、一緒にいることはできないの。もう、この空がここからは見えなくなるみたいに、終わるんだよ」
私は目を伏せて、菜実さんの手を握った。 この人が、もしおかあさんだったら。そうだったら、すべてはうまくいっていたのだろうか。 おとうさんは幸せ。菜実さんは幸せ。そんなふたりの笑顔で、私も幸せ。 でも、やっぱり私は、結局誰にも愛されていないおかあさんを、一番見捨てられないと感じてしまう。 そのあと、菜実さんは私を祖父母のいる町並みに送った。 私は菜実さんにお金をもらって、駅にあった公衆電話で、祖父母の家に電話をかけた。菜実さんのことはもちろん言わなかったけど、電話に出た祖母はじゅうぶんびっくりして、すぐ迎えに行くと言った。 菜実さんは、私にランドセルとポテトチップスを渡して、車に乗りこむと、祖父母が駆けつける前に去ってしまった。 空を見た。さっきまで青かった空が、桃色と橙々色を溶け合わせて、穏やかに赤くなっていた。その光が雲に映え、夕焼けが広々と空を染めていた。 何でこんなところにひとりで来たのか。電車で来たとしても、お金はどうしたのか。父の実家にとりあえず保護されても、祖父母に細かく訊かれて困ってしまった。 けれど、電話をかけてきた父の何らかの説明で祖父母は落ち着き、両親が迎えに来るまで、もう普通にお盆やお正月のように私を甘やかしてくれた。 もしかしたら、父は菜実さんに最後の連絡を受けて、辻褄を合わせたのかもしれない。分からない。それ以降、菜実さんは本当に私の家に来なくなったし、父はちょっとずつ母に優しくなっていった。母もぎこちなくそれに咲い返した。 私はそんな両親を眺めて、薄れていく“離婚”という言葉を感じながら健やかに成長し、いつのまにか大学生になっていた。 二十歳になった大学二年生の夏休み、私は高校時代からの彼氏である宏昭と、ドライブに出かけた。「どこ行く?」と運転する宏昭に訊かれて、私は父の田舎とは言わずに、あの町に行ってみたいと言った。
「あそこ、何かあったか?」
首をかたむける宏昭と高速道路に乗って、私は高校生に上がってから──特に宏昭とつきあいはじめてから、来なくなった父の田舎に来た。 予想以上に景色が変わり、緑の田んぼは灰色の道路になっていた。右とか左とか指示しながら、私は帰省しても何となく近づかなかった、隣町に続く道にやってきた。 約十三年ぶりだ。宏昭と手をつないで、私は上を見た。 そこは、完全に高架下になっていた。灰色のコンクリートがしっかりできあがり、空をさえぎって、道路は日陰になっている。汗は滲んでくるけど、ぎらつく太陽はないから、ちょっと涼し��。 蝉の声が狂ったように鳴いている。コンクリートをじっと見上げる私に、宏昭は不思議そうにしていたけど、私があんまり強く手を握るから何も言わずに握り返してくれた。
「……終わったのかな」
不意に私はそうつぶやいた。
「えっ」 「ここみたいに、ここからもう空が見えないみたいに、ちゃんと……終わったのかな」
宏昭は、私を見つめた。無論、意味不明で少し混乱したようだけど、私の手を引き寄せて肩を抱いて、頭を撫でてくれた。 そんな宏昭の体温が、薄手の夏服から伝わってくる。その熱は優しく私に溶けて、ほっとするから、少しだけ泣きそうになる。 愛しあって、認められなくて、この道から逃げようとしたふたりがいた。結局、はっきりと確かめられていない。今は携帯電話だって普及した。本当に、おとうさんと菜実さんは終わった? 会っていない? 分からない。分からないけど。 あんなに自由に広がっていたはずの空さえ、今ではこんなふうに閉ざされている。そんなふうに、いくら愛しあっていても、結ばれないこともある。 だから私は、今、手をつないでくれているこの人を、精一杯大切にしよう。そう、できればこの命が終わるまで。 すべてが終わってしまう、その日まで。
FIN
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Ditto crochet purse to go for a walk 💜
メタモンの散歩用スマホショルダー編みました。メタモンのアプリケット部分と紐部分以外は全部長編み。ギンガムチェックの前ポケットにL字ファスナーのミニポーチを組み合わせました。本当にちっさいスマホサイズなので、少しでも物が入るように、あえて裏地は作ってないです。スマホと鏡とリップ持ち歩くのにちょうどいい感じ。
ハンドサニタリージェル入れとして、別途マスコットをつけました。この子も一応メタモンのつもり。ジェルにこれは取り外し可能だから、いろんなバッグに取り付けてハンドジェルを忘れずに持ち歩けるのでめちゃくちゃ便利。手持ちのハンドジェルのサイズに合わせて、あみぐるみを編む要領で編みました。メタモンだから真っ直ぐ編むだけだったけど、ピカチュウとかも一番細いくびれ部分をジェルの大きさに合わせて編むことで作れそうだなあーって思ってます。
もちろん散歩用として作ったけど、ほんとこれだけで出かけることもあるし、鞄の中にこれを入れておいて、バッグは車に置いてきてこれだけ持って行くとかもできるし。めちゃくちゃ身軽な感じで身動きできて良い。
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【Princess Melody】ギンガムチェック×レースTOPS - ブラック size-F
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【本日開始】◆AVN (エーヴィーエヌ) 2024年秋冬メインコレクション展示受注会◆
日時:3/16(土)から24(日)まで 場所:GalleryなんばCITY本館1F店
AVN (エーヴィーエヌ) 2024年秋冬メインコレクション展示受注会を初めて開催致します。 公式正規取扱い。 2024年の東京のガーリーファッションやガーリー系セレクトショップの感覚とズバリのブランドです。 イタリアブランドにも関わらず、サイズ感・素材・色調・スタイリング等において日本人の好みに完璧にマッチしています。 しかしながら、実態は素材・パーツ・縫製・パターン等は日本の生産現場では製品化出来ない水準の商品です。 アッシュの妹ブランドの為、ヨーロッパではティーンエイジャーの為のブランドです。 プロのバイヤー向けの展示会と同じスタイルとスケジュールで、厳選された最高の現物サンプルをご試着頂きながら御要望の商品の受注を承ります。 試着サンプルは、実際にランウェイで使用されたショーピースです。 複数点の御予約も承ります。 御自身のサイズ、カラーを1点から御注文頂けます。 サイズは全型、38(S)、40(M)、42(L)、44(XL)、46(2XL)、48(3XL)、50(4XL)まで注文可能。 特殊なデザインやカラーは国内のブティックが要望しない為、そういったスペシャルなアイテムを購入御希望の方はこの機会にオーダーしなければ入手困難です。 御客様の為に生産した商品がマイナーカラー&マイナーサイズで有れば、世界で1着の商品に成る可能性も非常に高いです。 ※商品の御渡しは2024年9月から10月予定です。 今回の展示受注会は国内では弊社でのみの可能性が高いです。 大変貴重な機会となっております。 是非、この機会に御来店下さい。 スタッフ一同、心より御待ちしております。 【AVNとは】 AVNは、2014年にイタリアでスタートした、マーケットの次のトレンドにフォーカスした小さなコレクション。 hache(アッシュ)デザイナーであるMANUELA ARCARI(マヌエラ・アルカリ)の息子夫婦がデザイナーを務めています。 ピュアでクリーンなライン、強烈で触覚的なテクスチャー、抽象的なプリント、鮮やかな色、オーガニックな手触り、予測不可能、そしてトーンフリーで都会的なデザインが特徴。
Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】3月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected] 【なんばCITY店Facebook】https://goo.gl/qYXf6I 【ゴルチェ派Facebook】https://goo.gl/EVY9fs 【tumblr.】https://gallerynamba.tumblr.com/ 【instagram】http://instagram.com/gallery_jpg 【Twitter】https://twitter.com/gallery_jpg_vw 【Blog】http://ameblo.jp/gallery-jpg/ 【online shop】http://gallery-jpg.com/
#エーヴィーエヌ#アッシュ#展示受注会#プレッピーファッション#ガーリーファッション#MA1#ジャンパー#ワークウェア#ワークジャケット#ミニスカート#ギンガムチェック#マイクロミニスカート#シャーベットカラー#ブルゾン#ジャケット#イタリアブランド#ツイードジャケット#ツイードスーツ#ミックスツイード#モヘア#モヘアニット#フレアスカート#チェックスーツ#BCBG#アイビーファッション#スクールファッション#ミニマルファッション#アウトドアファッション#ハイネック#バルーンシルエット
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『ギンガムチェックのワンピースの人』
20230512
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deadstock“ Ralph Lauren”
size L
*174㎝着用
—
肩幅 52cm
身幅 63.5cm
着丈 79.5㎝
袖丈 25.5cm
—
¥4400(tax in)
サラッとした薄手のコットン地、
ギンガムチェック柄S/Sポロ
人気のブラック×ホワイトカラー
Lのゆったり着れるサイズ感
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mes possibilites aujourd’hui. 今日のわたしの可能性。 洗濯をする。 番組収録の準備をする。 ちょっといやな頭痛がするなぁ、と 思っていたけど 漢方薬で軽減された。 シュトレンコンフェクト、食べ切った。 お正月に食べようと思っていたのに タイミングが合わなかった ゴルゴンゾーラも、タルティーヌで。 先日ポチしたアウター、 黒と白のギンガムチェックだと 思っていたけど 届いてよく見たらネイビーと白だった。 こっちの方がうれしいから問題ナシ。
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防縮ウール二重織
二重織りのふっくらした柔らかなウール生地。 赤✕白のギンガムチェックは、大人が着てこそ魅力的。 ¥83,600 Photograph by Shuhei Tonami Hair and Make up by Yoko Sasaura
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ウエストタックフリルワンピース(M ギンガムチェック): WILLSELECTION|公式オンラインショップ|バーンデストローズ
團遥香
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00's Ralph Lauren gingham-check flannel Shirt
フランネルの起毛された着心地の良さに魅力があるラルフ・ローレンのシャツ。ギンガムチェックというのが少し珍しいです。
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Bikini ビキニ モノキニ ワンピース ギンガムチェック ロング水着工場 ハイネック水着
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