#カフェ開業への道
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秋旅2024 - リゾートビューふるさと + 富山市内旅
秋は旅に限るよね、どこへ行こうか?そうだ富山いこう!
はじめに
どこかへ旅行したい気分、でもちゃんと考えて計画するのはめんどくさい気分。そういう時は一度行ったことのある場所の再訪が楽ちん。ということで今回は、2年ぶりに2回目の「リゾートビューふるさと」へ乗りに長野へ、そのまま終点の南小谷まで進んだ後、大糸線 糸魚川、えちごトキめき鉄道線・あいの風とやま鉄道線を乗り継ぎ富山まで行ってみました。いつも素敵なお写真が並ぶケイスケさんのブログでちょうど紹介されてい��富山駅周辺にも惹かれたため。
リゾートビューふるさと 信越線・篠ノ井線・大糸線経由 長野→南小谷
リゾートビューふるさとの紹介は前回訪問時に記載しているので詳細は割愛。簡単にいうと土日を中心に運行されるリゾート快速で、長野から姨捨、松本、穂高を経て、緑(JR東日本)と青(JR西日本)の境界駅である南小谷に至るというもの。途中の姨捨と穂高では30分ほど停車し途中下車が楽しめるというもの。前回はまだ某疫病が終息しきっていないこともあり、神社参拝時の案内や車内での民謡演奏等、一部サービスは割愛されていましたが、今回はそれらも再開されていた点が大きな違いかな(あとは、指定券が300円くらい値上がりしたのと。。。)。あまり変わり映えしませんが、写真も何枚か。
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1枚目、朝一は立ち蕎麦で朝ごはん。長野駅には立ち蕎麦屋が何軒かありますが、今回はそのうち改札外 東口の榑木川にて、山菜キノコ蕎麦をいただきました。ひんやりした朝に温かい蕎麦は染みる。
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2枚目、穂高駅にリゾートビューふるさとに使用されるHB-E300のお顔。よい面構えですね。
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3枚目、車窓から楽しめる仁科三湖。訪れた日はお天気が微妙で。。。アルプスの山々は全然見えませんでしたが、仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)は綺麗にみえました、山々の紅葉と合わせて一枚(これが何湖だったかは覚えていません。。。)。
4枚目、終点 南小谷駅周辺にて乗り換え待ち30分で散策。事前情報として認識はしていましたが、川の様子を見に行く以外は特にすることがないですねぇ、天気が良ければ遠くの山々の景色も楽しめるのかもしれませんが、あいにくの曇り空。
大糸線 南小谷→糸魚川
大糸線はこの先 JR西日本管轄の非電化エリア。輸送密度も小さく1両のディーゼル列車とローカル線の香り。列車は姫川に沿って右へ左へゆらゆらと、眠たくなりますね。
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1枚目、車窓から1枚。ガラスの反射と揺れに悩まされながらなんとか撮れたもの。ずっと川沿いを走るため大体景色はこんな感じ。
2枚目、終点 糸魚川にて1時間ほどの待ち時間。隣接するヒスイ王国館内のカフェでおやつタイム、わらび餅セット。上品なわらび餅とたっぷりの温かいお茶でほっと一息。ずっと座って列車にのっていただけでも疲れるものですね。
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3枚目、4枚目、ここまで運んでくれた列車と駅舎からの夕焼け。近年開業した新幹線の駅舎って大体同じような構造(既存の地上駅の横に背の高い新幹線駅舎を作って橋上駅舎で無理やりつなぐ形)に見え、この光景もやや見慣れたものに。
えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン・あいの風とやま鉄道線 糸魚川→泊→富山
ここから日本海沿いを進み富山へ。えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の境界 市振の2つ先 泊にてえちごトキめき鉄道の車両からあいの風とやま鉄道の車両へ乗り換え。同一ホーム上に縦列駐車する2つ列車間の乗り換えという面白い体験。よく考えるとここからがこの旅の在来線で初の電車でしたね(リゾートビューふるさとはハイブリット気動車、大糸線・日本海ひすいラインはどちらも気動車)。JR西日本の近郊形車両ベースの車両は内装や音含め、何だか東海道本線の米原から先、琵琶湖線を走っている気分。
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日中であれば日本海の景色を楽しめるのかもしれませんが、時はすでに夜。真っ暗で何も見えませんでしたので、糸魚川駅での待ち時間に撮影したえちごトキめき鉄道の観光急行を。何やら撮り鉄っぽい方が何名かいらっしゃるなと思っていたら、こちらがお目当てのようでした。貴重な国鉄形の気動車は重厚感が違いますね。
富山城ライトアップ
富山駅には夜の到着。そのままホテルに直行したい気分でもあったのですが、富山城がライトアップしているとのことで重い腰をあげ。歩いても行ける距離ですが折角ならと市電に乗車。富山市内は市電が充実、かつ高頻度で運転されていて便利でした。富山駅の乗り場案内もわかりやすく好印象。
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訪れたときは世界糖尿病デーということでブルーにライトアップされていました。明りにいざなわれ城内へ、ゲームだったらこの後 ボスが出現しそうですね。。。
富岩運河環水公園
2日目は運河沿いに設けられた富山市民の憩いの公園。紅葉はじめのシーズンということもあり、紅葉と青空、それらが水面に映り込む景色が素敵でした(この日は午後から雨予報でしたが朝はご覧の通りの快晴でした)。
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ここには世界一美しいといわれている(?)スターバックスもあり、一応 こちらもからめて写真におさめてみました。アクセントにはちょうどよいかな、ちなみ��朝から大混雑でした。
TOYAMAキラリ・富山市ガラス美術館
駅から市電で10分くらい、富山市ガラス美術館と図書館が入るTOYAMAキラリへ。隈研吾氏が設計した建物は、斜めに切り開かれた吹き抜け構造と、内装に木材がふんだんに使用された特徴的て面白い建物でした。広角で切り取るのが楽しすぎた。とはいえ幅広い年層の方がいらっしゃる公共施設ということで邪魔にならないように撮影はほどほどに、したつもり。
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ガラス美術館は、エミール・ガレの展覧会が開催中。折角なのでガレの作品も鑑賞してきました(こちらの作品は写真撮影・SNS投稿OKのもの)。学がないので小難しいことはわかりませんが、シンプルに綺麗だなという感想と、目に見えないものを作るITエンジニアとしては、目に見えるもの・手にできるものは長い時を経てもこうやって残されていくということにちょっと羨ましさが覚え��した(戯言)。
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終わりに
ガラス美術館訪問後は軽くお昼を済ませた後、早々に新幹線にて帰京しました。お天気も崩れてきていたので。
よって、かなりコストパフォーマンスの良くない旅をしてしまった気がしますが、たまにはこういうのもよいよね。1ヶ月後くらいの朝、旅路をゆっくり振り返りながらこのエントリをまとめてみた。
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土田真樹さんのこと
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10月29日、Facebookの投稿で映画ライターの土田真樹さん訃報を知った(しばらくして、審査員として出かけていたゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオープニングの翌日、10月25日の朝に亡くなっていたことがわかった)。とても驚き、ショックを受けたと同時に「ついにこの日が来てしまったか……」という思いが頭をよぎった。ここ数年の土田さんの健康状態は、それほど悪くなっているように見えていたからだ。
コロナを経て、地元から韓国に戻った後の土田さんは就労ビザでなかったせいもあってか、決まった住居を持たず、いくつかのゲストハウスを転々としていた。炊飯器を持って釜山国際映画祭に来たこともあった。彼のSNSを見ていた人であればよくわかるように、食事はどうしても不規則になり、そうした生活を続けること自体が体を蝕んでいるように感じられた。そのことは私だけでなく、釜山や富川国際ファンテスティック映画祭などで土田さんと会っていたライター仲間は皆、気づいており、集まって言葉を交わす度に「どうにかしたほうがいいよね」と話していた。しかし、私自身はコロナ禍のあるときに、お願いした原稿がいただけないままになってしまった経験(後で心臓の病気で倒れ、入院していたと人づてに聞いた)があったことなどから、心理的に距離をとるようになっており、10月のはじめに釜山に行った際も、土田さんに連絡しなかった。
最後に会ったのは7月の富川。旧知の韓国人カメラマンOさんと食事をすることになり、彼女から「真樹さんにも連絡ついたから3人で食べましょう」と言われ、2人して御馳走になった。セルフサービスでおかずのおかわりができる店で、土田さんは奥に座っていたにもかかわらず、私たちのために甲斐甲斐しくおかずをとりに行ってくれたことを覚えている。
土田さんが亡くなってしばらくして、故郷の山口県阿武町で葬儀とお別れの会が開かれると知った。コロナによって日韓の行き来がストップしていた頃、ご実家に戻っていた土田さんが親しくされていた地元のみなさんとご家族が中心の会のようだったが、韓国から友人Yさんらが参加すると聞き、急遽、行くことに決めた。訃報を知って以来、もやもやしていた気持ちの整理がつくかもしれないという思いもあった。新幹線・新山口駅からの行き方を調べるために地図を見ると、阿武町は海に面した街で、海を挟んだ向こう側は釜山だった。
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当日移動だったため葬儀には間に合わず、道の駅に隣接する、土田さんがよく仕事をしていたという眺めのいいカフェで行われたお別れの会に滑り込んだ。遺影のほかに、たくさんの写真が飾られている前で、おいしいお弁当をいただきながら、参加者それぞれの知る土田さんのエピソードが次々と披露された。ご家族や近しいみなさんが話す抱腹絶倒のダメダメぶり(それでも、なぜか許してしまう)や、同級生の語る若い頃の姿について聞きながら、なかなか掴むことができなかった(そのためにすごく親しくはなれなかった)土田さんの輪郭が少しずつはっきりしたような気がした。コロナが落ち着き、韓国に戻れることになったときのうれしそうな顔は格別だったという。
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お別れ会がお開きとなる頃、韓国からいらしたIさんから「土田さんの残した功績はなんだと思いますか?」と質問され、とっさに言葉が出なかった。それは、たぶん、土田さんだからではなく、私を含め、ライターという職業を持つ人たちが、仕事でなにかを残すのは、とても難しいことだからだと思う。日々、目の前にあることを書いて、記事という形で誰かに手渡す。私たちの仕事はたいてい、そこで終わる。運よくそれをまとめて単行本にでもしない限り、なかなか形にならない。でも、目の前にあることを書くためには、その場にいて目撃したり、映画を見たりしなければならない。土田さんの場合であれば韓国に居続けることがなによりも大事だった。そして、それはとても大変なことだった。
最後に映画ライター、土田真樹さんが00年代初期に書かれた記事のごく一部を我が家にあった資料から紹介する。韓国映画の隆盛を最初に現地から伝えてくれたのが彼であったことがよくわかる。
土田真樹さん、長い間、ありがとうございました。そして、おつかれさまでした。いつかどこかで、또 만나요!(また会いましょう)。
雑誌『キネマ旬報』
2000年1月下旬号 特集「「シュリ」公開! 韓国《映画》を知ろう」「韓国映画A to Z」
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2002年2月上旬号 特集「「ソウル」&ソウルで映画を観よう!」
「2002年2〜3月 話題の映画をピックアップ」
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2003年6月上旬号 特集「“韓流” 韓国映画&テレビドラマ2003」
「太極旗を翻して 現場レポート」「チャン・ドンゴン、ウォンビンインタビュー」ほか
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「韓国映画界の勢力図」
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2004年1月下旬新春特別号 特集「KOREAN MOVIE STAR 2004」
「2004年上半期韓国での公開情報」
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単行本への寄稿
『21世紀をめざすコリアンフィルム』1999 パンドラ
『韓国シネマコレクション』2006 キネマ旬報社
ほか多数
近年は主にウェブサイト『シネマトゥデイ』で、現地からのレポートを届けていた。
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2023/12/31
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12月31日 年末っぽい曇天に嬉しくなって起きたけれど、おかげで(それとも体調が本当に悪いのか)一日頭が痛くて酸素不足の体調だった。
昨晩はあまりよく眠れていなくて、夜中にiPhoneを触ったり、早朝いつの間にかSNSを更新していた。それなのに朝、割とちゃんと起きれてしまった。 午前中はずっと掃除のかたわら年賀状を印刷した。やっと!やっとできた!例年の出来と比べると少し寂しい感じだけれど、今はこれが精一杯。 プリンターの設定で、何回ハガキサイズ、インクジェットハガキを選択しても用紙エラーが出てしまう。一枚印刷するたびに“これでok!”ボタンを押しに行っていた。 A4サイズまで印刷できるプリンター欲しいかも。 基本的にメッセージは入れないのだけれど、でも、このユーモアをわかってもらえないかも、怖い!と思った相手には少しメッセージを入れた(ホスピタリティです。好きでやってます)。
いまだにエアメールの料金と宛名の書き方が調べないと分からず、100円だった気がするので40円分の切手をペタペタ貼った。 全部で38通のハガキをポストに投函した!
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午後は、昨晩調べたスポットに行ってみるのと、いつもの日曜日の様にショッピンモールで日用品を買う予定ででかけてみる。 御徒町のギャラリーで写真展が今日まで開催している情報を知り、存じ上げない作家さんだったけれど、ステイトメントを読んで興味を持ったので行ってみた。 蔵前近くのおしゃれなお店の地下がギャラリーだった。 お店のカフェはおしゃれなこたつ席が2つあって、店員の赤髪のお姉さんが素敵だった。
そのまま浅草までお散歩。 合羽橋の道具街は全てシャッターが閉まっていたけれど、観光の人が多くてにぎやか。今半というお店(聞いたことあるけれど何のお店?)は行列ができていた。
そこからいつものショッピングモールへ行くといつも通りだった。 いやたぶん年末というか大晦日の時短営業のための忙しながありつつ、広場では大道芸が繰り広げられていて、トヨタカローラの店先ではミーアキャットがバーベキューをしていた。 ��も帰りに電車から見たモールへ続く道にできた車の列が、今日はとても長い気がした。
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一回帰宅して、もう一見今日は行きたいところがあった。 昨晩なんとなく辰のいるところを調べたら、都内に二か所スポットを見つけてしまった。そうだ、辰巳探偵しなくては!の気持ちになり夕方から出かけようと思っていた。 でも行けなかった。 駅から32分のところにあって、きっと途方もなくなる32分であることが想像できてしまい、三脚を持って電車に乗ったけれど隣駅で降りて買い忘れたギャヴァンのあらびきペパーだけ買って戻った。 (生活に侵されているな、とこうゆう時に実感する。) でもやりきれなさもあり土手へ行ってみる。 今日は土手も人が少ない気がして、みんな少し日常とずれた感じで生活している、と思った。 土手を降りたところで女の子2人組が自撮りをしていた。
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そのまま歌いながら歩き、空がとっても曇っているのに���付いたり、自転車の人も少なくて、これはこれで地獄だな、と思った。 少し写真を撮ってUターンすると、土手の下ではまだ2人組が自撮りをしていた。
浅草で通りかかった寺院の掲示板の今日のお言葉が“おやすみなさい”だったのが良かった。
明日は元気だったら獅子舞を見に行きたい。 おやすみなさい。
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2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、カメラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書いていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
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★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ書いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった」ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなく��ったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象深かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金閣寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるの��おもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イエルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみしい。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。いろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝のバー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付き合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定��人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島・舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説を書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も��加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
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長々と「ゴーストワールド」考
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私がテリー・ツワイゴフ監督の映画「ゴーストワールド」と出会ったのは、2000年代中盤のことだった。映画館ではなく、ツタヤでDVDを借りて実家のリビングで観た。コロナ禍によってビデオ・DVDレンタル屋としてのツタヤが街から消えた今になって振り返ると、あの日からずいぶん遠くに来てしまったことを実感する。
映画冒頭、アップテンポなジャズが流れ出し、こぶしの利いた男性シンガーの声が重なる。「シャンフェケシャンフゥ」--何語だか分からないが、気分を高揚させる陽気なグルーヴ。しかし、映像はアメリカ郊外の白いマンションで、音楽の古めかしさと不釣り合いな印象を与える。
カメラはマンションの外から窓の中を捉えつつ、右へと移動する。それぞれの窓の向こうにいる住人たちが部屋でくつろいだり食事をしたりといった光景がいくつか展開された後、濃いオレンジの壁紙の部屋が映し出される。部屋の中央で、黒縁眼鏡をかけたぽっちゃりめの女の子が、黒髪のボブを振り乱して踊っている。傍らには昔ながらのレコードプレーヤー。そこから大音量で流れる「シャンフェケシャンフウ」--アメリカにおけるサブカル眼鏡女子の強烈な自己主張は、無機質な郊外の光景へのレジスタンスのようだ。
細かい台詞やキャラクターは忘れてしまっても、このシーンだけは鮮烈に頭に残っている。この映画が何を描こうとしているのか、冒頭を観ただけで分かった。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさ。そんな存在を愛おしむ監督の眼差し。
2時間弱の物語の中で��、高校を卒業したものの進路が決まらない主人公イーニドが迷走に迷走を重ねる。そして、彼女が何かを成し遂げるようなラストも用意されていない。
ありがちなティーンエイジャー文化に埋没する無個性なクラスメイトや郊外の退屈な人々を馬鹿にしている割に自分自身もぱっとしないイーニドの姿は痛々しいが、十代の自分にも確かにそんな一面があったことが思い出され、いたたまれない気持ちになる。それでも、映画を見終えた私の心には温かい余韻が残った。監督が最後までイーニドに寄り添い続けていることが伝わってきたから。
2023年下旬、何の気なしに見ていたX(旧twitter)で、ゴーストワールドのリバイバル上映を知った。絶対に行かなければと思った。あの名作と、映画館で出会い直したい。 上映が始まって約1ヶ月後の2024年1月、再開発によって円山町から宮下に移転したBunkamuraル・シネマの座席で、私はイーニドたちと再開することになった。
改めて観てみると、最初に観た時の感動が蘇ったシーンもあれば、初見では気付かなかった要素が見つかったシーンもあり、希有な鑑賞体験になった。 これ以降、個人的に気になった部分を列挙してみる。
自由という試練
物語の序盤で、主人公イーニドと幼馴染みのレベッカは、揃って高校を卒業する。式が終わると、イーニドとレベッカは会場から走り出て、卒業生が被る伝統の角帽を脱ぎ、校舎に中指を突き立てる。二人とも大学には進学せず就職もしないので、これからは受けたくない授業を受ける必要もなく、大人として自分の道を選ぶことができる。スクールカースト上のポジションに惑わされることもない。
しかし、コーヒーのチェーン店で働きながら親元を離れて暮らすためアパートを探し始めるレベッカとは対照的に、イーニドは将来のビジョンを持てないまま高校の補講に通い、髪を派手な色に染めてみたり、映画館のアルバイトを一日でクビになったりしている。ルームシェアをする約束を果たす気があるのかとレベッカに問い詰められれば「自立、自立って馬鹿みたい」と滅茶苦茶な言葉を返して怒らせ、家に帰ってからベッドで泣く。イーニドは自由を満喫するどころか、自由を持て余しているように見えた。
高校生の頃は、学校の教員たちが決めたルールに従い、与えられたタスクをクリアすることが求められていた。経済的に親に頼っている分、親や家族というしがらみもある。大人の介入を避けられない年代にいるうちは、人生の問題を大人のせいにすることもそれなりに妥当だ。
しかし、高校を卒業してしまえば、もう人生の諸問題を安易に大人のせいにできない。複雑な家庭の事情に悩まされていても、「もう働ける年齢なんだから、お金を貯めて家を出ればいいんじゃない?」と言われてしまう。
自分の進路を選び、やるべきことを見極めて着実に実行することは、何をすべきなのか指示してくる人間に「やりたくない!」と反抗することよりもはるかに難しい。与えられた自由を乗りこなすだけの自分を確立できていないイーニドの戸惑いと迷走は、滑稽でありながらも、既視感があってひりひりする。
シスターフッドの曲がり角
この映画には、イーニドとレベッカのシスターフッド物語という側面もある。十代を同じ街で過ごし、お互いの恋愛事情も知り尽くしている二人が、高校卒業という節目を境に少しずつ噛み合わなくなってゆく過程が切ない。二人とも、相手を大切に思う気持ちを失ったわけでは決してない。それでも、環境の変化が二人の違いを鮮明にし、今まで通りではいられなくなる。
イーニドもレベッカも、世界をシニカルに見ている点は共通している。派手に遊んでいたクラスメイトが交通事故で身体障害を負ってから改心し、卒業式のスピーチで命の尊さを語っていたことに対して「人間そんなに簡単に変われるわけない」と陰で批判したり、卒業パーティーでも弾けたりせずぼそぼそ喋っていたりと、どこかひねくれた態度で生きている。世の中が用意する感情のフォーマットに素直に乗っからない低温な二人の間には、確かな仲間意識が見て取れた。
しかし卒業を契機に、二人の関係はぎくしゃくし始める。 イーニドは仮に卒業できたものの、落第した美術の単位を取得するため補講に出なければならない。スムーズに卒業したレベッカはカフェのチェーン店で働き始め、アルバイトではあるが社会に居場所を得る。卒業したばかりの頃はイーニドと一緒にダイナーに行き、新聞の尋ね人欄に出ていた連絡先にいたずら電話をするといった行動にも付き合っていたレベッカだったが、アルバイトも続かずルームシェアの部屋探しにも消極的なイーニドに徐々に愛想を尽かす。イーニドが中年男性シーモアとの関係を隠していたことが、さらに二人の距離を広げてしまう。
イーニドは古いレコードを集めるのが好きで、一癖あるファッションを身に纏い、多少野暮ったい部分はあるにしても自分の世界を持っている。バイト先でも、上司の指示に違和感を覚えれば分かりやすく態度で示す。表面的にはリベラルな国を装いつつ水面下では依然として差別が行われているアメリカ社会に対しても、批判的な眼差しを向けている。
しかし、それを表現した自分のアート作品���炎上した��、イーニドは作品を批判する人々に対して展示の意義を説明せず、展覧会の会場に姿を見せることすらしなかった。どんなに鋭い感性があっても、表現する者としての責任を全うする姿勢のないイーニドは、アーティストにはなれないだろう。黒縁眼鏡の媚びない「おもしれー女」ではあってもカリスマになる素質はなく、かといってマジョリティ的な価値観への転向もできないイーニドの中途半端さは、何とも残念である。
一方レベッカは、シニカルな部分もありつつ、現実と折り合いを付けて生きてゆけるキャラクターだ。店に来たイーニドに客への不満を漏らしながらも、上司に嫌味を言ってクビになったりすることはない。経済的に自立して実家を出るという目標に向かって、地に足の着いた努力ができる。
そして、レベッカは白人で、イーニドより顔が整っている。二人がパーティーに行くと、男性たちはユダヤ系のイーニドに興味を示さず、レベッカにばかり声を掛ける。 どう考えても、社会で上手くやってゆけるのはレベッカの方なのだ。
卒業を契機に、高校という環境の中ではそれほど目立たなかった二人の差が浮き彫りになる。置いて行かれた気持ちになるイーニドと、現実に向き合う意欲が感じられないイーニドに苛立つレベッカ。どちらが悪いわけでもないのに、高校の時と同じ関係ではいられない。絶交するわけではないけれど、何となく離れてゆく。
人生のフェーズに応じて深く関わる人が変わってゆくのはよくあることだし、どうにもならない。それでも、楽しかった長電話が気まずい時間に変わったり、昔だったら隠さなかったことを隠すようになる二人を見ていると、人生のほろ苦い部分を突きつけられるようで、胸が締めつけられる。
シーモア:大人になりきらないという選択肢
冴えない中年男性シーモアは、この映画におけるヒーローでありアンチヒーローだ。平日は会社員だが、休日は音楽・レコード・アンティークオタクとして自分の世界に耽溺し、友達も似たような同性のオタクばかり。せっかくライブハウスで女性が隣に座っても、音楽の蘊蓄を語って引かれる。そのくせ「運命の出会い」への憧れをこじらせている。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさを、これでもかと体現しているキャラクターだ。
イーニドとシーモアの出会いは、イーニドのいたずら電話がきっかけだった。新聞の尋ね人欄を読んでいたイーニドは、バスで少し会話をした緑のワンピースの女性にまた会いたいと呼びかける男性の投書を発見し、この気持ち悪いメッセージの発信者を見てやろうと、緑のワンピースの女性を装って電話をかける。会う約束を取り付け、待ち合わせの場所に友達と共に向かうと、呼び出されたシーモアがやって来る。
待ちぼうけを食らうシーモアを陰で笑いものにするイーニドだったが、別の日に街で偶然見かけたシーモアを尾行して、彼がレコードオタクであることを知り興味を持つようになる。シーモアのマンションで開かれたガレージセールで、イーニドはシーモアが売りに出した中古のレコードを買い、会話を交わし、徐々に距離を縮めてゆく。
シーモアが自宅でレコードオタクの集まりを開いた日、イーニドはシーモアの部屋に入る機会を得、彼のコレクションと生き様に驚嘆する。
恐らくイーニドは、シーモアという存在から、アーティストやクリエーターにはなれなくても自分らしさを手放さずに生きられると学んだ。たとえ恋愛のときめきが去ったとしても、シーモアの残像はイーニドの中に残り、社会と折り合いを付けられない彼女の行く先をささやかに照らすのではないだろうか。
(そして、シーモアの姿が、一応仕事や勉学などで社会と折り合いを付けながらも、家庭を持たず読書や映画鑑賞や執筆に明け暮れる独身中年の自分と重なる。その生き様が誰かの未来を照らしたりすることはあるのだろうか。もちろん作家として誰かの人生に言葉で貢献するのが一番の目標ではあるものの、映画を観た後、最低限シーモアになれたらいいなという気持ちになった。初見の時と感情移入するキャラクターが変わるというのは、なかなか新鮮な体験。)
矛盾を抱えたアメリカ社会への言及
最初に観た時はイーニドや一癖あるキャラクターたちが織り成す人間模様にしか目が行かなかったが、二度目の鑑賞では、画面の端々に映り込むアメリカ社会への皮肉もいくつか拾うことができた。
ライブハウスのシーンに、ブルースに影響を受けたと思われる白人のボーイズバンドが登場する。ヴォーカルは「朝から晩までcotton(綿花)を摘む毎日さ」みたいな歌を熱唱する。確かにブルースにありがちな歌詞だ。しかし、綿花を摘む労働をさせられていたのは主に黒人であり、白人は黒人をこき使う側だったはず。労働者の心の拠り所として作られたブルースという文化を、ブルジョワである白人が無神経に簒奪しているという皮肉な現実が、この短い場面にそっと描かれている。
また、イーニドとレベッカが一緒にパーティーに行くとレベッカばかりが男性に声を掛けられる件には既に触れたが、声を掛けてくる男性はほぼ白人だ。アジア系の男性や黒人男性などがレベッカをナンパすることはない。たまたま二人の住む街が白人の多い地域という設定なのかもしれないが、このようなキャスティングが決まった背景には、制度上の人種差別がなくなっても人種によるヒエラルキーが社会に残っているという監督の認識があるのではないかと感じた。
そして、個人商店がチェーン店に取って代わられ、住宅地が画一的なマンションで占められ、街が少しずつ個性を失ってゆく描写もある。レベッカが働くカフェ(ロゴがスターバックス風)やイーニドがバイトをクビになるシネコン内の飲食店は、無個性なチェーン店そのものだ。モノやサービスが画一的になり、雇用や労働のスタイルも画一的になり、マニュアル通りに動けない人間が排除される世界へのささやかな批判が、様々なシーンの片隅にそっと隠されている。
��の映画は、十代の葛藤を単なる自意識の問題として片付けず、矛盾だらけで個性を受け入れない社会にも責任があると言ってくれていた。改めて、監督や制作者たちのティーンエイジャーに対する温かい眼差しを感じた。
ラストシーンをどう解釈するのか
ネタバレになるので詳細は伏せるが、この映画のラストシーンは比喩的で、どう受け止めるのが正解なのか分からない。イーニドの人生に希望の光が差すことはなく、かといって大きな絶望が訪れることもなく、自分を命がけで守ってくれた人の思い出を胸に強く生きることを誓うみたいな展開にもならない。とにかく、分かりやすいメッセージのある終わり方ではないのだ。
(映画館を出た後にエレベーターで乗り合わせた若いカップルも、やはりラストの解釈が難しいという会話をしていた。)
私自身は、このラストを、イーニドが他力本願な自分から卒業することをようやく決意したという意味に捉えている。
これまでのイーニドは、心細くなれば友人のレベッカやジョシュを呼び出し、映画の中盤以降ではシーモアにも絡んでいた。人生に行き詰まれば、誰かを頼って気を紛らわす。偶発的に何かが起こって道が開けないかな、みたいな感覚で生きているような印象だった。 しかし、物語の終盤で、一時はイーニドにとってヒーローだったシーモアが、突然遠のく。レベッカとも既に疎遠になっているイーニド。そして、不思議なラストシーン。イーニドは、私たちに背中を向けている。
イーニドは、自分を導いてくれるヒーローも、どう生きるべきか教えてくれる天使も、どこにもいないということに気付いたのではないだろうか。 人間は最終的には孤独で、自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかない。ラストシーンのイーニドからは、彼女が紆余曲折の果てに辿り着いた人生の真理が滲んでいるように思える。
そして、イーニドの後ろ姿は、スクリーンのこちら側にいる私たちに対しても「自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかないよ」と語りかけている気がする。どう生きるべきか、映画に教えて貰おうなんて思うなよ。自分で行動して、傷ついたり恥をかいたりしながら、自力で見つけるんだ。
以上が私なりの解釈だが、違う見方もあるのかもしれない。他の人の批評も検索してみたい。
おわりに
Bunkamuraル・シネマでの「ゴーストワールド」上映は明日で終わる。しかし、各地の名画座での上映はまだ続くようだ。これからも沢山の人がイーニドたちに出会うことを想像すると、自然と笑いがこみ上げる。
イーニドの冴えない青春は、観た人の心に何をもたらすのか。
これを読んで少しでも気になった方は、是非スクリーンで、ラストシーンまで見届けてください。
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泥棒のいる町
一月、僕を含めた三人は円城塔の「道化師の蝶」を読む。 僕達は現在、毎週土曜日の夜に読書会をひらいている。2010年からの芥川賞受賞作をひとつずつ読み、それについて話すというものだ。人数はごくささやかで、様態もしずかだ。様態というのはつまり、存在のルールみたいなもの。昨晩も囁くように読書会は開かれていた。僕と、他の二人はそこで話した。銀色の網の秘密。構造がもたらす潤い。鱗翅目研究者のいざない。狭い暗いその部屋で、僕達はアルルカンの蝶を考える。存在のルールについて言葉を交わす。テーブルでは一本のロウソクがじろじろ燃えたっている。ゆらめき、歪むひとつの火だけを頼りに、僕達は秘められたことについておずおず��話す。まるで隣に赤子でも眠っているみたいに、三人が三人、つかう言葉はとてもしずかなものばかり。 「ほんとうに恥ずかしいことですが……アルルカンはいまも僕達の頭上をひらひら飛んでいるんじゃないかとさえ思っています」 「じつは、私もです」 「僕もです」
***
一月の午後。僕は雨のあがったあとの町を歩く。アスファルトは朝の弱い雨でじんわりと濡れている。足跡がそっとできては瞬く間に乾いて消える。僕はぺたぺたと足音を立てながら、濡れた町の坂を下ってゆく。ダウンのフードをすっぽりとかぶっていたから、その姿は泥棒みたいにもみえた。 歯抜けの子どもが笑いながら駆けてきて、そんな僕のまわりでくるくるとおどる。可愛らしくイエローのレインコートの袖をふりふり言う。 「ねえお母さん! 泥棒さん!」 「泥棒じゃないよ。小説家だよ」僕は素早くそう言って、そそくさと歩く。後ろでは母親が子どもをつかまえ、町の人々は怪訝な視線を僕に送る。おい。おれらはお前のことを見ているぞ。この町で泥棒は許さないぞ。そう言わんばかりに偽泥棒の僕をにらむ。逃げる――
僕は坂のカフェでコーヒーを飲みながら日記を書いている。カフェでも、僕は泥棒みたいだ。わずかな人々からの、ありったけの視線を感じる。後方からはかつかつとテーブルを弾く意味ありげな信号が届く。僕はカフェの隅にちょこんと座り、書きものに必死になっているふりをし、自分という存在をひた隠しにしようと努めている。もちろん、他の客やカフェの従業員にそんな思いは筒抜けだ。
坂のカフェから見えるものは、坂だ。坂、坂、坂。 坂は過去の雨から遠ざかり、いまのところはスニーカーたちの往来がメインになっている。履かれて歩く、赤白青のスニーカーたちはことばを話すことはなかった。ただ、どれもすごくきびきびと動いていたし、一歩一歩でまるで体操選手みたいにしてしなやかに靴底を曲げて、きゅっきゅっとかろやかに踊っていた。スニーカーたちはたしかに言葉を持たなかったけれど、僕達人類よりもずっとこの坂を楽しんでいるみたいだった。 坂を歩いている人類は駅に急いでいるか、プラスチック製品みたいに寡黙を守っていた。
***
坂でいま、二匹の犬が出会った。 犬たちがどんなことを話しているかはわからない。なぜなら僕はカフェのこちら側にいて、坂とは分厚いガラス窓で仕切られているからだ。聞こえてくるのはカフェのマスターと客の政治談義ばかり。安倍一派への追求について。 僕はしばらく日記を書く手を止めて、ただそうした犬たちを眺めることに徹していた。���膜には安倍晴明について喧々諤々する老人たちの声が届いた。 「安倍晴明は、未来がみえた。いまの日本のことも、みえていた。だから元旦の地震のことも、誰よりもずっとわかっとんだろう」 「地震で誰かが死ぬべきやったんか?」 「わからんよ。安倍晴明には、わかっとんやろか」 「わかっとったはずや。陰陽師やから。けど、なにもしてくれんかった。悲しい」 「ほんまに地震で誰も死んでほしくなかった。悲しい」 「うん。悲しいな」 「悲しい」 「もう地震なんて起こらんかったらええ」 「うん。起こらんかったらええね。起こらんかったら、みんな最高、ハッピーや」 「けどね、もう地震は起きたんや。死んだ人は生き返らん。ぼくらにできることは限られるとる。だからこそ、いまは祈る時間なんやと思うんや」 「わかった。祈る」 「うん。祈ろう」 僕はそれでも犬をみていた。僕は小説家だったから。でも、部分的には泥棒だった。みることはいつも盗むことだった。深々とフードをかぶり、僕はあらゆる風景を盗んでいた。そのとき、僕は薄いコーヒーをすすりつつ息を殺してすべてをみていた。駆け回る犬の幸せを、老人がする死者への黙祷を盗んでいた。
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Special TY in Bangkok 2023 October
ペンミの話は別スロットに書く(予定は未定)
コロナ後3回目のバンコクへ行って来た。メインはテギョンのファンミーティング。マイレージだったからなんとか予約出来た2日も前の木曜にバンコク入り。超早朝着であっという間にイミグレ出れた。空港で両替屋が開くのを待ち、エリアリンクの始発5時15分位ので市街地へ。車窓に広がるバンコクの街がだんだん目覚めて行く。今回は久しぶりにシーロムに泊まる。シーロムはHouse Partyのプレスコンファレンスが行われた、今は無いDusit Tani ホテルがあった所。ニックンのウギョルの撮影も行われた由緒あるホテルがあった地区。今は建て替え中。
予約したのは繁華街のタニヤ通りから程近いホステル。アーリーチェックインを前もって頼んでおいたら快諾。ところが行ってみたら誰もいなくて、オートロックで入れない。仕方なくホステルの前のベンチで待つこと30分。チェックアウトのタイ人男女グループが出てきたので、その隙にちゃっかり中に入り込んだ私は泥棒か?エアコンが効いたロビーで充電しながら待ってるとようやく従業員がやってきた。今日から宿泊予定で、アーリーチェックインを頼んである、と伝えるが、全く英語はダメらしく、スマホの翻訳機を示された。なんとか交渉し、掃除する彼女を待ち、8時には部屋に入れた。部屋はこんな感じ。清潔だし広さ十分。これで4泊で2万円切る。
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到着日のランチはタイのハレスとシーロム近くで約束してたから、それまで部屋でまったり過ごす。
ランチはやっぱりタイ料理。4ヶ月ぶりの現地タイ料理が安くてなんと美味しいこと。そこでテギョンが今夜来ると情報ゲット。一旦彼女と別れ、また夜に空港で落ち合うことにする。
空港では懐かしい面々に再会。お迎えはKhunチームとテギョンチームで何故か左右に分かれる。別に両チーム仲がいいのに(笑)お迎えも見送りもコンバインした動画がこちら。日本人は私しかいなかったかも〜
帰りは明日も遠出に連れてってくれるタイペンチングがホステル近くまで送ってくれる。
金曜はタイは祝日。3連休の週末はバンコクから脱出する人が多いらしく、道が空いているからと(確かに渋滞もなくスイスイ。おまけに祝日は高速料金無料らしい)、郊外のミシュランレストランでランチ。そのお店がこちら。
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外装も内装もお味も全て合格のレストラン。過去にミシュラン⭐️���5回も獲得してるだけあり、珍しい美味しい料理を���能しました。ここは味を守るためか、あまり支店は多くなく、本店はチェンマイのニマンヘミンにあるらしい。ニマンヘミンと言えばKhunJun.K ハネムーンカップルがカフェを訪れた通り。チェンマイにはまたゆっくり行きたい。
ランチ後はここから車で15分ほどの、ニューヨークへ(笑)ニックンがFinding The Rainbow 🌈 を撮影したニューヨークのカフェがバンコク郊外にあったとは😂確かに雰囲気はニューヨークだった🇺🇸クルー総勢でのクランクアップの写真もこの前で撮影したのは間違いなさそう。
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https://davincafethailand.com/
翌日土曜日はいよいよテギョンFM。これまたホステルまで、別のKhunペンが迎えに来てくれる。ペンミ会場はリノベ中で店がほとんど空いてないからと、行く道すがら、クイッティオ屋(麺屋)さんで腹ごしらえ。
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皆んな最初から2杯ずつオーダーしてたけど、食べきれるのかわからなかった私はとりあえず汁なしを1杯だけ注文。細いの太いの平たいのと麺の種類も選ぶのがタイスタイル。これが美味しいのなんの😋タイチングがテーブルにあったドライ魚を千切って入れてくれたのも美味だった。ペロッと平らげ、結局私も2杯目に。2品目はスコータイ風餃子スープにする。私が注文したら、それKhunママの得意料理よ、と言われた。私には作れないw
途中、私のお気に入りのタイのお菓子屋さんにも立ち寄ってくれた。
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会場は結構遠かった。地図見てどっかの駅から歩いて行けるかなと思った私は浅はか。交通の便が悪く、噂通り廃墟のような(←タイ人も言ってるw)ショッピングモール。帰りはまた車で送ってくれたタイチングと打ち上げ。おこわご飯とコーンソムタムを早くもこの旅で2回目食べる私。
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日曜はこれまたちょっと郊外の駅で待ち合わせ。ニックンとベクホが撮影したレストランに車で連れてってもらう。ランチタイムは家族連れで大盛況。なんとか窓側席を確保し、ニックンが注文した料理をいくつか注文する。ニックンは注文してないけど、私が大好きな白身魚の丸ごとディープフライปลาย่างราดพริกにもようやくありつけた。これが日本じゃなかなか食べれないんだよな。
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ご飯の後はスーパーでラムヤイやらソムタム用ココナッツ砂糖、カバオソースやら例によって買い込む。ラムヤイはどうしても食べたくて、もっと少ないロットの袋を作ってくれるよう、友達がスーパーの店員さんに頼んでくれたら、店内一周してる間に用意してくれてた。なお今回一番買いたかったのはソムタム用スライサー。帰国してさっそく使ったけど、大根サラダにも使える👍
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その後、仏教公園までドライブ。ここはワットではなく、公園。日曜とあり、近所の家族がハンモック張ったり、ピクニックしたり、散歩してたり思い思い楽しんでた。
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立派な仏陀像があり、僧侶の会合とか開かれるホールも敷地内にある。広々としてて緑がいっぱいで実に気持ちがいい。タイの国土の広さを実感。あまりの広さにここで運転の練習する人がいるらしく、「ドライブ練習禁止」って看板が出てた(笑)
彼女に駅まで送ってもらいBTSでシーロムに戻り、ネイル屋さんに直行。実は朝も立ち寄ったけど、日曜朝は激混みだった。夕方のこの時間は空いてた。イケメンのお兄さんに、1日歩き回った(ほとんど車内だったとは言え)汚い足を洗ってもらってごめんね🙏マニュキアとセットなら50バーツ追加の550バーツで済むよ、と言われたけど、ペディキュアのみでお願いする。眼下でずっとイケメンのお兄さんが施術してるから、スマホばっか見てた私😅
無事ペディキュアを終え、ホステルでひと休みした後、夜はまたテギョンお見送りに空港へ。4泊5日で3回も空港往復する筋金入りハレスは私です。またも日本人は私だけだったかも。深追いはタイハレスに任せて、私は軽く済ませる(笑)帰りはすっかり深夜。また車で送ってもらう。空港の駐車場に行くと、彼女の車が出れない場所に別の車が停めてある。タイあるある。そこで始まりました。噂には聞いてたけど、実際見るのは初めての車人力押し。私は傍観者で🙏4人で押しのけ、無事車を出せました。5人乗りに6人乗って、途中、ハイウェイで土砂降りの大雨に雷。めちゃスリリングなドライブだった😆
翌月曜日はいよいよ帰国。当初は朝便に乗る予定だったけど、夜便が空いたのを見てすかさず変更。マイレージだから出来る技。今回シーロムに泊まることにしたのは、To Do Listミッションクリアのため。それはニックンが撮影で走ったルンピニー公園ジョギング。ルンピニー自体は行ったことあるけど、一度は走らなきゃ!が、ちょい寝坊し、既に暑くなりかけ。なんとか軽く一周駆け抜けた。軽くなのに汗びっしょり。テギョンタオルが役に立った💚
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最終日、私にはもう1人会わなきゃいけない10年来の大事なチングがいる。有名大学を休学し、アイドル修行をソウルで頑張ったFちゃん。その夢をタイに帰国して叶えた。今はグループ解散しちゃったけど、たまにYouTubeアップしたり、元メンバーをサポートしたりしてる。透き通る歌声。もったいないから、これからもやめないで活動してね。その彼女、タイ語、韓国語、英語はもちろんのこと、日本語まで話せる。日本語の歌もご覧の通り。
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彼女が探してくれた洒落たタイ料理屋さんで美味しいランチを食べた後、2人でマッサージ屋さんへ向かう。彼女はタイ式、私はオイルマッサージを予約してもらってた。たっぷり2時間。オイルマッサージなのに、なんかガッツリ揉まれた😆SASUGAタイマッサージ!
と、完璧な帰国日のスケジュールを終え、最後は空港まで車で送ってくれた。出会った時は高校生だったのに、すっかり素敵な大人の女性になり、私も感無量。今回はママにお会い出来なかったのが残念でしたが、また会いにタイに来ます!
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7月8日 KUMA・PRE&大熊視察
7月8日に、福島県大熊町にあるKUMA・PREさんに伺い、手作りモルックを用いた交流企画を開催しました。
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モルックの作成に必要な、材料等を事前の準備を通して確認し、それをもとに住民の方とコミュニケーションを取りながら、モルックの作成をし、それを用いて実際にモルックで遊びました。
モルック(Mölkky)とは、木製の器具を用いたフィンランド発祥の投擲競技です。「さらば青春の光」の森田さんが日本代表に選ばれるなどと話題になった、近年、日本での人気も高まりつつある老若男女が楽しむことができるスポーツです。
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事前の活動への申し込みの数が少なかったことなど多少の不安はありましたが、KUMA・PREのスタッフさんや大熊町の住民さんなどがお越しくださり、モルックの作成などを通しながら、参加してくださった方々と大熊町の今のことや、現在行っている復興に向けた活動など私たちにとって大変貴重な話を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
手作りモルックは作っている間も楽しい、そして、それを使って遊ぶのも、もちろん楽しいというのが醍醐味です。参加してくださった方々、福興youthのメンバー共々、モルックを使った交流で、大変盛り上がりましたチームメンバーのファインプレーに皆でハイタッチをし喜ぶ姿からは絆の深まりを感じることができました。
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モルックで盛り上がった後、福興youthメンバーはKUMA・PREのスタッフの方にガイドしていただき、大熊町内にある「linkる大熊」、「学び舎ゆめの森」、「大熊インキュベーションセンター」、おおくまキウイ再生クラブの第2圃場の視察をしました。
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「linkる大熊」は大熊町民だけでなく、大熊町を訪れたすべての方が利用できる場所となっており、音楽ルームや卓球、カラオケなど様々なことが楽しめるそうです。住民さんが体を動かしに来たり、大熊町に来た大学生も利用していたりととても温かく活気がある場所だと感じました。福興youthでも、カフェ活動やプライベートで使ってみたいなと思いました♪
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「学び舎ゆめの森」は今年の2学期から保育園児から中学校3年生までが一緒に学ぶ学校であり、対象年齢がこんなにも広い学校は日本初だそうで、大熊町に日本で唯一の施設があることが誇らしいなと感じました。大きな畑もあり、子供たちが体験しながら成長することができ、のびのびと過ごせそうな良い学校だと思いました。
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この2つの施設は歩いて回ったのですが、道中に復興公営住宅と再生賃貸住宅があり、全室満室と聞き意外と多くの方が大熊町に住んでいることを知りました。しかし、大熊町で働く人が少ないためスーパーやコンビニの営業時間が短かったり、ATMがゆうちょ以外の人は隣町まで行かないとお金をおろせなかったり、まだまだ住みやすくできると感じました。現地に住んでみないとその土地の住みやすさは分からないので、福興youthが大熊町民の声を行政に届けることのお手伝いができればなと思いました。
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「大熊インキュベーションセンター」は旧大野小学校の建物を再利用して教室などの場所に企業を誘致し、現在多くの企業が入居しています。ガイドさんの1人が大野小学校に通っていらっしゃったので、思い出話を聞いたり、母校が閉校しても残されたままなのが嬉しいともおっしゃっていました。
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おおくまキウイ再生クラブの第2圃場では震災前から作られつつあったキウイが、人の手をあまりかけずに育つことから震災後特産品として再び作られることとなりました。キウイの苗の周りにたくさんの雑草が生えており、私も何か手助けできればと感じました。
本日のKUMA・PRE、大熊町視察の活動を通して、KUMA・PREのスタッフさんや大熊町の住民さんと交流を深めることができました。改めて、スタッフさんの優しさや住民の方の温かさを感じることができる、また、大熊町の復興の実態などを知ることができる貴重な経験ができる素晴らしい交流活動だったと感じます。これからも、KUMA・PREのスタッフさんや地域の方々と活動をしていきたいと強く感じました。また私たち福興youthも広報活動などを通して、地域の復興の一助になりたいと感じます。
この活動は、公益財団法人ウェスレー財団様の2023年度「ソーシャルジャスティス活動助成金」及び、一般社団法人東北地域づくり協会様の2023年度「みちのく国づくり支援事業助成金」の助成を受け、実施いたしました。厚く御礼申し上げます。
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以下、今回訪れた施設の詳細です。
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2023.5.20sat_London
深夜2時。 友人に誘われたブリクストンのクラブから帰路へ着く。
眠い。と言うか、身体が痛い…そういえば朝は6時に起きていたんだっけ…思考がままならないまま最寄駅へ友人たちと到着。ロンドンの夜道はまだ慣れないし深夜に1人で歩くのは怖すぎることを口実に、逆方向の友人宅へ。(本当は、途中にあるマックの誘惑にただただ負けた…深夜のMcDonaldの罪深さたるや…)
塩分油分ジャンク過多による翌朝の浮腫に覚悟を、、、
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そういえば、渡英してから1ヶ月と2週間が経った。景色が永遠に変わらない一生ディズニーランドなロンドンに入国3日で胃もたれを起こしつつも、1ヶ月も経てば多少の違いがわかるようになって来た気がする…
泊めてもらう友人の家は日本人多めのシェアハウスで、渡英してから1ヶ月間だけ居候させてもらっていた。(今は課金して血眼で見つけた家に、大家のおばちゃんと2人で暮らしている)
久しぶりのsweet home sweet!
3時 友人宅のリビングのソファで5枚くらいの毛布に包まり爆睡。途中クラブに置いて来た友人が遅れて帰宅。向かいのソファで寝るとのことで毛布を渡したような、、、朝晩寒い…
8時 物音で目が覚めて、起きて来た友人と庭でコーヒーを飲みながら朝から霊感の話をする。
と言うのも、新しい家に越して2日目くらいの夜に私は生まれて初めて金縛りにあった。夢の中だったのかはわからないけれど、新しい家のリビングに飾ってある写真の彼が立ってこちらを見ている。というような内容だった。そのことを昨日ふと思い出して大家のおばちゃんに話したら、写真の彼はおばちゃんの息子で、10年以上前に交通事故で亡くなってしまったそう。21歳。そしておばちゃんに話した昨日(5/19)は彼の命日だったということ。
朝からなかなかヘビーだな。
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今日は土曜日。故に仕事は休み。
5月頭から陶芸スタジオで働いている。 作家の量産がメインで、型に泥を流して固める作業のキャスティング、仕上げの成形、釉薬かけが主な仕事内容で、週5日フルタイム、有休ありの安定…!イギリスまで来て安定してどうするのさ!という心の声は聞こえるものの陶芸というワードに惹かれて一旦就労。試用期間が終わったら何か制作したいな。
最近思うことは、 アパレル→飲食(ベーカリー、カレー、カフェ)→OL→陶芸 と、仕事をしてきて、いよいよ経歴が意味不明過ぎないかということ。 何になりたいんだろう… やってみたいことはたくさんあるし色々やってみたつもりだけれど、この歳になっても全然しっくり来ない。みんなそうなのかな…
ひとつのことをずっと続けているひとが本当に羨ましい
さて、
10時 いよいよ帰路へ。
天気いいなあ〜〜〜
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気分が良いとなんだか走りたくなったりする性分らしく、走ったり歩いたりを繰り返して、家の近くまで。
気になっていた近所のカフェ(Hourglass Coffee)でコーヒーと、お気に入りのスーパー(Sainsbury's)の£1のドーナツを買って、寄り道。近所の公園へ。
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公園はいつも犬が渋滞している…
11時 ついにようやく帰宅。 sweet home sweet!(言いたいだけ)
大家のおばちゃんは仕事へ行くタイミングだった様子でおはようの挨拶。庭師の友だちが庭の草刈りをするよ、とのことだったので一緒に草刈り。エクササイズ。暇つぶし。日焼け止めも塗らずに草刈りを手伝う。
庭師のおばちゃんはフランス語も得意でフランス語講座を開催してくれたけど、難しすぎて忘れちゃったな…
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庭師のおばちゃんのラブリードッグ!Mitzi!
16時 大家のおばちゃんが帰宅。おばちゃんファミリーと近所の公園でピクニックをするから一緒に行こうよと誘われて同行。辛うじて日焼け止めをようやく塗った。
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大家の娘の娘。髪の毛のビーズがかわいい…
18時 sweet home sweet!
顔がヒリヒリする…完全に日に焼けた。。。 慌ててドラッグストアへフェイスパックを買いに行くけれど、洗い流すタイプのものしかないので仕方なく購入。日本と同じメーカーのものも、香りや成分が若干違うみたいでお気に入りを探すのが難しい。
20時 シャワーを浴びて日記を書いている。 ようやく日が沈み始めた。 そろそろ温泉いきたいなあ〜サウナも行きたいな〜(お風呂大好き)
22時 そろそろ寝ようか、明日起きれたら週末恒例カーブーツセール(フリマ)行こうかな、
そういえば、あいさんから日記を書いてくれない?と連絡があった日は、何か書くことをしたいと友人に話した日だったことを思い出した。
日本に帰るまでの間、イギリスで生活する間、自分と向き合うことを忘れないように、と思っている。
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-プロフィール- 池上まい ロンドン ちのです。あだ名がたくさんあります。陶芸スタジオでなぜか今働いています。英国にて人生の夏休み真っ最中。楽しく暮らしたい。 Instagram @ikg_i
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2025/3/1 9:00:03現在のニュース
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地域の個性を形成する建築デザインとまちづくりについて~桂陽山伝統市場の再構築計画~
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仁川市は韓国第3の都市として発展を続けており、桂陽区は1990年代以降、急速に成長したベッドタウンとして知られている。多くの人々が他地域から移住し、都市化が進展するにつれ、地域固有の文化や歴史的なアイデンティティが希薄になっている現状がある。
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こうした変化のなかで、桂陽山伝統市場は長年にわたり地域住民の生活を支えてきた重要な商業空間として存在してきた。しかしながら、建物の老朽化、消防安全の問題、駐車場不足など、さまざまな課題に直面している。
本計画では、単なる市場の改修にとどまるのではなく、地域の歴史と特性を反映した建築と都市設計を通じ、市場を新たに再構築することを計画する。市場を単なる商業空間としてではなく、地域社会と密接につながる持続可能な空間へと発展させることが本計画の目的である。
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桂陽山伝統市場は1990年代に桂陽区の都市化とともに発展し、現在は商業空間としてのみ活用されている。しかしながら、本計画では商業機能に加え、住宅機能を組み込むことで、市場を単なる経済活動の場ではなく、地域住民の生活と密接に関わる市場環境へと進化させることを目標としている。
市場が位置する地域は一定の傾斜地にある地形を持っている。そのため、この地形的特徴を考慮しつつ、既存の道路や歩行環境を整備し、アクセス性を向上させることが重要な課題となる。
現在、桂陽山伝統市場には多くの問題がある。建物の老朽化により耐震性能が不足しており、衛生管理の問題も発生している。施設の老朽化は訪問者の減少につながっており、衛生環境の改善が急務である。また、市場内の通路が狭く、違法な物品の設置によって消防車の進入が困難になっており、火災発生時の安全性が確保されていない。
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さらに、駐車場が不足しており、市場利用者や地域住民が同じスペースを共有しているため、混雑が発生している。特に週末や観光シーズンには駐車場不足が原因で訪問客の減少が見られる。市場内の道路や歩行環境も整備されておらず、歩行者の移動が不便であり、車両との混在による安全上のリスクも存在している。このような問題を解決するため、道路の拡張や歩行者専用エリアの設置が求められる。
桂陽山伝統市場は、従来の単なる商業空間から、住宅と商業が共存する複合空間へと変貌させる計画である。そのため、市場内の道路を拡張し、歩行者のための歩道を設置することでアクセス性を向上させるとともに、ユニット型建築方式を導入し、段階的な再開発を進める。既存の大規模な一括建て替え方式ではなく、1階建て・2階建て・3階建ての異なる建物タイプを導入し、段階的に市場を改善していく計画である。
1階建てユニットは、小規模な店舗を中心に構成し、短期利用者や小規模事業者向けの空間とする。2階建てユニットは、1階を飲食店やカフェなどの商業スペースとし、2階には**事務所や生活利便施設(病院、学習塾、コワーキングスペースなど)**を設けることで、地域住民の生活と密接に関わる市場環境を形成する。3階建てユニットは、1階を商業施設、2階を事務所や生活利便施設、3階を住居空間とし、地域の暮らしに必要な機能を市場に統合することで、より持続可能な空間へと発展させることを目指す。
建物外観には地域の建築的アイデンティティを維持するため、レンガを主要な建材として採用し、周囲の景観と調和するデザインを取り入れる。
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市場の建築には、地域の歴史と調和するデザインを採用し、主要な建材としてレンガを使用する。仁川は1883年の開港以来、西洋建築技術の影響を受け、レンガ建築が発展してきた。特に1939年に設立された富平レンガ工場は、韓国で初めて韓国人によって運営されたレンガ工場であり、1950年代以降、都市発展を支える主要な建材として広く普及した。
レンガは耐久性が高く、時間が経つほど独特の風合いを持つため、長期的に市場のシンボルとしての役割を果たす。このように、レンガの採用は単なるデザインの選択ではなく、地域の歴史と文化を継承しながら、持続可能な市場環境を構築する��めの重要な要素である。
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本計画は、短期・中期・長期の3段階で実施される。
短期計画では、市場の環境改善を最優先とし、消防安全対策や駐車場の整理を実施する。また、違法に設置された物品を撤去し、歩行者の移動を円滑にすることで安全性の向上を図る。さらに、市場運営者と地域住民の協力組織を構築し、共に市場の方向性を定める。
中期計画では、商業エリアの統合、動線の整理、駐車場の拡張を行う。また、ユニット型建築の一部を導入し、2階スペースを活用した生活利便施設や事務所を追加することで、市場の機能を拡張する。 長期計画では、3階建てユニットを中心に市場の全面的なリニューアルを実施し、商業・住宅・生活利便施設が共存する持続可能な市場を実現する。
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桂陽山伝統市場の再構築は、単なる市場の改修ではなく、地域全体の活性化を目的とした都市設計プロジェクトである。本計画を通じ、市場を地域経済の中心地として再生させ、持続可能な空間へと発展させることを目指す。これにより、桂陽山伝統市場は地域のアイデンティティを継承しつつ、新たな商業・生活空間として生まれ変わることが期待される。
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第1期生 鄭 潤琳(2024年度卒業)
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2023/5/20〜
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5月20日 デジタル温湿度計を買った! 体感でエアーコンディショニングすることへの限界を感じていたので買ってみた。生活を計るものが一つ増えた。
待ち合わせへ向かいながら、レスタミンコーワのうとうとで今日はもうダメかも、と5段の階段を登るのすら辛かったのに、友人2人に会って、東京散歩をしてとっても元気になってしまった。 毎朝歩いている道も2人と歩いたら足取り軽く元気になるのかな。
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2人に会う前にミッドタウン八重洲でCLCFのお洋服を見る。やっぱり靴下が可愛い。 こういうショップの店員さんの嫌な感じのなさってすごい。 その後富士フィルムのラボでフィルムスキャニングの注文をしに京橋へ行った。 カメラ好きおじさんのたまり場感をなるべく感知しないようにしていた。 対応してくれた店員のおじさんと、側から見れば和気藹々的な感じで注文から会計までを済ませる。 和気藹々すぎて2人で注文数を数え間違えて(7枚でなく6枚)2回転写シートを書いた。 フィルムスキャンを頼むために、昨晩と今朝はクローゼットのファイルを片っ���から開いては目星のネガを探す作業をしていた。何というか、一枚一枚のシーンが、全てここにある、残されている!!と感動してしまった。 今まで撮ったシーンが、モノとしてある!と。
1クリックで消えてくれない頑なさがある。
データができていないネガもあったので、ひと段落したらもう一度整理したい。
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松屋銀座の8階で友人2人と待ち合わせ。 菊地さんの展示を観て、コレド室町まで散歩して、カフェで2人の写真集を見せてもらった。
菊地さんの展示、タイトルが好きだった。 散歩をしながらゴールデンウィークの話や福井さんの話、仙台と岡山どっちにいきたいか等を話して、道中の気になるお店に入って見たりした。
関西に比べて成り上がりの土地が悲しい!と、東京について話したけれど、ちょっと楽しそうなものに出会える東京はやっぱり大好き。
友人の写真を見せてもらって、うまく感想を伝えられなくて、何か無駄に自信をなくさせてしまっていたらどうしよう!と家に帰って思った。 とてもきれいな写真だった。観ていて心地よい。ら菊地さんの展示会場でグッズのノートを見た時「昔買って使えなくて家で保管している」という彼女のエピソードの様に、きれいに何かを保っていられるセンスを持っていて羨ましくなる。
あと2人ともイラストを描ける方々なのでいいな〜。
写真を見せてもらった時、友人のiPadの壁紙が彼女の結婚式の写真で、私が撮った写真によく似ている!と思ったけれど違ったかも!でもそうならば嬉しすぎるのでその場で確認できなかった!
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5月21日 文フリへ行くつもりだったけれど、途中駅でUターンしてしまった。 この時期でもうOS-1を身体に入れて何とか…という感じ。
朝起きてすぐにちーちゃんへメッセージを送ったら、リアルタイムでお返事が来て嬉しかったり 帰りの電車でちーちゃんのInstagramの写真を見て、写真っていいな〜、と思ったのと、楽しかった日々が楽し過ぎて何でこれがいつまでも続かないのか!と悲しくなった。
qpさんがもうすぐalt_mediumで展示をされるとのこと! 白濱さんとqpさんのお散歩音声が好きなので勝手にとっても嬉しい気持ち。
友人のプライベートを日記に書いていて、それをtumblrにそのままアップしたこと、昨日の写真を見せてもらう席で、何だか大変失礼を言ってしまったことを謝るメッセージを送ったりした。
体調がダメになる頻度が多くなってきて、どうしたものかな〜とおもってます。
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女性起業家のためのバーチャルオフィス活用ガイド
現代社会において、女性の起業家が増加する中で、ビジネスの運営方法も多様化しています。その中でも、バーチャルオフィスの活用は、特に女性起業家にとって大きなメリットをもたらします。バーチャルオフィスとは、法人登記などの目的でビジネス上の住所を利用できるサービスであり、物理的なオフィススペースを持たなくても、プロフェッショナルなビジネス環境を構築することが可能です。これにより、初期投資を抑えつつ、柔軟な働き方を実現することができます。また、バーチャルオフィスはコスト削減だけでなく、信頼性の向上やプライバシーの保護にも寄与します。本記事では、女性起業家がバーチャルオフィスを活用する際の基本的な情報から、選び方、利用ステップ、具体的な活用事例、信用の確保方法、注意点、さらには銀行口座開設における活用方法まで、詳しく解説します。これからバーチャルオフィスの利用を検討している日本人女性起業家にとって、有益な情報を提供し、成功への道筋をサポートします。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスの基本機能
法人登記住所の提供
バーチャルオフィスの主要な機能の一つが、法人登記住所の提供です。これは、会社を設立する際に必要となる住所を、実際のオフィスを持たずに取得できるサービスです。多くのバーチャルオフィスサービスは、東京都心などのビジネスに適した立地に住所を提供しており、これにより企業の信頼性を高めることができます。法人登記住所としての利用は、法的な要件を満たすだけでなく、取引先や顧客に対しても���ロフェッショナルな印象を与えることができます。また、住所の提供に加えて、バーチャルオフィスによっては、専用の電話番号やFAX番号の提供も行っており、ビジネスコミュニケーションを円滑に行うための環境が整っています。
郵便物の受取サービス
バーチャルオフィスでは、郵便物の受取サービスも提供されています。これは、ビジネス上の郵便物を専用の住所で受け取り、必要に応じてスキャンや転送を行うサービスです。郵便物の受取は、ビジネスの運営において重要な要素であり、信頼性の高い受取サービスを利用することで、重要な書類や通知を確実に管理することができます。また、バーチャルオフィスによっては、郵便物の管理方法に柔軟性があり、企業のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。例えば、特定の時間帯に郵便物を受け取るように設定したり、オンラインで郵便物の状況を確認できるシステムを提供しているサービスもあります。これにより、遠隔地からでも効率的に郵便物の管理が行えるため、忙しい女性起業家にとって大変便利な機能と言えます。
女性起業家にとってのバーチャルオフィスの重要性
女性起業家にとって、バーチャルオフィスの活用は多くのメリットをもたらします。まず、初期投資を抑えることができる点が挙げられます。物理的なオフィスを借りる必要がないため、家賃や維持費用を大幅に削減することが可能です。また、バーチャルオフィスは柔軟な働き方を実現するための環境を提供します。自宅やカフェなど、好きな場所で仕事をすることができるため、ワークライフバランスを保ちながら効率的にビジネスを進めることができます。さらに、バーチャルオフィスはプロフェッショナルなビジネスイメージを構築する手助けとなります。信頼性の高い住所を使用することで、取引先や顧客からの信頼を獲得しやすくなります。加えて、バーチャルオフィスはネットワーキングの機会を提供することもあり、他の起業家との交流やコラボレーションの場としても活用することができます。これらの要素が組み合わさることで、女性起業家は安心してビジネスを展開し、成功を収めるための強力な基盤を築くことができます。
女性の起業におけるバーチャルオフィスのメリット
コスト削減
バーチャルオフィスの最大のメリットの一つは、コスト削減です。物理的なオフィススペースを持つことは、多くの起業家にとって大きな負担となります。家賃、光熱費、インターネット料金、オフィス家具の購入費用など、初期投資だけでなく継続的な運営費用もかかります。バーチャルオフィスを利用することで、これらの費用を大幅に削減することが可能です。バーチャルオフィスの料金プランは多様であり、必要なサービスに応じて選択することができます。例えば、法人登記住所の提供や郵便物の受取サービスのみを利用するプランから、電話応対や会議室の利用を含むフルサービスプランまで、ニーズに合わせた選択が可能です。この柔軟性により、ビジネスの成長に合わせてサービスを拡張することも容易です。また、コスト削減により、初期資金を他の重要なビジネス活動に投入することができ、効率的な資金運用が実現します。
柔軟な働き方の実現
バーチャルオフィスを利用することで、柔軟な働き方を実現することができます。特に、女性起業家にとっては、家庭やプライベートとのバランスを取りながらビジネスを展開することが重要です。バーチャルオフィスは、固定されたオフィススペースに縛られることなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、様々な場所で仕事を行うことができます。これにより、時間や場所に柔軟性が生まれ、効率的な業務遂行が可能となります。また、バーチャルオフィスは、24時間365日利用可能なサービスを提供している場合が多く、自分のスケジュールに合わせて業務を進めることができます。さらに、オンラインツールやクラウドサービスとの連携が容易であり、リモートワークやテレワークの環境を整えることができます。これにより、育児や介護などのライフイベントに対応しながら、ビジネスを継続的に成長させることが可能です。柔軟な働き方は、ストレスの軽減や生産性の向上にも寄与し、持続可能なビジネス運営をサポートします。
信頼性の向上
バーチャルオフィスを利用することで、ビジネスの信頼性を大幅に向上させることができます。特に、新興の女性起業家にとって、信頼性の高いビジネスイメージを構築することは、取引先や顧客からの信頼を獲得するために不可欠です。バーチャルオフィスは、東京都心などのビジネスに適した立地の住所を提供しており、このような住所を使用することで、企業の信頼性が向上します。また、専用の電話番号やFAX番号の提供により、プロフェッショナルなコミュニケーションを実現することができます。さらに、郵便物の受取サービスや電話応対サービスを利用することで、ビジネスの運営が円滑に進み、顧客対応の品質も向上します。これにより、取引先や顧客からの信頼を得やすくなり、ビジネスの成長を促進することができます。また、バーチャルオフィスは、企業のブランドイメージを強化するための重要なツールとしても機能します。信頼性の高い住所やプロフェッショナルなサービスを活用することで、ビジネスの価値を高め、競争力を強化することが可能です。
バーチャルオフィスの選び方
サービス内容の比較
バーチャルオフィスを選ぶ際には、提供されるサービス内容をしっかりと比較することが重要です。各バーチャルオフィスサービスは、基本的な機能に加えて、様々な追加サービスを提供しています。まず、提供される住所の立地を確認することが重要です。東京都心や主要なビジネス地区に所在する住所は、企業の信頼性を高めるだけでなく、取引先や顧客に対しても良い印象を与えることができます。また、住所の提供に加えて、電話応対サービスや会議室の利用、郵便物のスキャンや転送サービスなど、必要な機能が揃っているかを確認しましょう。さらに、追加サービスの有無も重要なポイントです。例えば、会計や税務のサポート、ビジネスコンサルティング、ネットワーキングイベントの開催など、ビジネスの成長をサポートするためのサービスが提供されている場合があります。これらの追加サービスは、ビジネスの運営を効率化し、成功への道筋をサポートする重要な要素となります。
提供される住所の立地
バーチャルオフィスを選ぶ際に最も重要な要素の一つが、提供される住所の立地です。ビジネスの信頼性やイメージを左右するため、東京都心などの主要なビジネス地区に所在する住所を選ぶことが推奨されます。立地の良い住所は、取引先や顧客に対しても好印象を与えることができ、ビジネスの信頼性を高める効果があります。また、交通の便が良い場所に住所があると、実際に会議や打ち合わせが必要な際にも便利です。さらに、立地がビジネスの特性に合っているかどうかも考慮する必要があります。例えば、IT関連のビジネスであれば、テクノロジー企業が集まるエリアに住所を持つことで、ネットワーキングの機会が増える可能性があります。逆に、クリエイティブなビジネスであれば、デザインやアートが集まるエリアに住所を構えることで、ブランドイメージを強化することができます。このように、提供される住所の立地は、ビジネスの成功に直結する重要な要素であり、慎重に選ぶことが求められます。
追加サービスの有無
バーチャルオフィスを選ぶ際には、追加サービスの有無も重要な検討ポイントです。基本的なサービスに加えて、どのような追加サービスが提供されているかを確認することで、自分のビジネスに最適なオフィス環境を整えることができます。例えば、電話応対サービスを提供しているバーチャルオフィスでは、専用の電話番号を持ち、専門のオペレーターが顧客対応を行ってくれます。これにより、プロフェッショナルなイメージを維持しつつ、業務負担を軽減することができます。また、会議室の利用が可能なサービスもあり、必要な際に実際のオフィススペースを利用することができます。さらに、郵便物のスキャンや転送サービス、ビジネスコンサルティング、会計や税務のサポートなど、幅広い追加サービスが提供されている場合もあります。これらの追加サービスを活用することで、ビジネスの運営を効率化し、成功への道筋をサポートすることができます。追加サービスの有無や内容を比較検討し、自分のビジネスニーズに最適なバーチャルオフィスを選ぶことが重要です。
料金プランの確認
バーチャルオフィスを選ぶ際には、料金プランの確認も欠かせません。各サービスプロバイダーは、異なる料金プランを提供しており、自分のビジネスニーズに最適なプランを選ぶことが重要です。料金プランは、提供されるサービスの内容や範囲、追加オプションによって異なります。例えば、基本プランには法人登記住所の提供や郵便物の受取サービスが含まれている場合が多く、これに加えて電話応対や会議室の利用、郵便物のスキャンサービスなどのオプションを追加することができます。また、月額料金や年額料金、初期費用の有無なども確認する必要があります。料金プランを比較する際には、単に価格だけでなく、提供されるサービスの内容や質、契約期間の柔軟性なども考慮することが重要です。さらに、長期的なコストパフォーマンスを考えるために、将来的なビジネスの成長やニーズの変化に対応できるプランを選ぶことが望ましいです。料金プランをしっかりと確認し、自分のビジネスに最適なバーチャルオフィスを選ぶことで、コストを抑えつつ、効果的なビジネス運営を実現することができます。
利用者のレビューと評価
バーチャルオフィスを選ぶ際には、利用者のレビューと評価も重要な判断基準となります。実際にサービスを利用した人々の意見や体験談を参考にすることで、サービスの質や信頼性を客観的に評価することができます。レビューや評価は、インターネット上の口コミサイトやSNS、公式サイトのレビュー欄などで確認することができます。利用者の声を通じて、サービスのメリットやデメリット、対応の迅速さや親切さ、提供される追加サービスの質など、具体的な情報を得ることができます。また、高評価のレビューが多いサービスは、信頼性や満足度が高いことを示しており、安心して利用することができます。逆に、低評価のレビューが多い場合は、サービス内容や対応に問題がある可能性があるため、注意が必要です。さらに、レビューを通じて自分のビジネスニーズに合ったサービスを提供しているかどうかを確認することも重要です。総合的な評価を参考にしながら、自分に最適なバーチャルオフィスを選ぶことで、満足度の高いサービスを利用し、ビジネスの成功をサポートすることができます。
バーチャルオフィス利用のステップ
サービスの申し込み方法
バーチャルオフィスを利用する際の第一歩は、サービスの申し込み方法を理解することです。多くのバーチャルオフィスサービスは、オンラインでの申し込みが可能であり、ウェブサイトから簡単に登録手続きを行うことができます。申し込み手続きは通常、以下のステップで進行します。まず、希望するサービスプランを選択し、必要な情報を入力します。これには、会社名、代表者名、希望する住所の選択、連絡先情報などが含まれます。次に、法人登記に必要な書類や情報を提出します。これには、会社の定款や登記申請書、本人確認書類などが含まれることが多いです。書類の提出後、サービスプロバイダーによる審査が行われ、問題がなければ契約が成立します。契約成立後、住所の利用開始や郵便物の受取サービスの設定が行われ、ビジネスの運営が可能となります。また、支払い方法や契約期間の設定も重要なポイントであり、月額料金や年額料金、初期費用の支払い方法を確認する必要があります。オンラインでの申し込みは迅速かつ便利であり、必要な手続きをスムーズに進めることができます。さらに、サービスプロバイダーによっては、カ���タマーサポートが充実しており、申し込み手続きに関する疑問や不安を解消するサポートを提供している場合もあります。これにより、初めてバーチャルオフィスを利用する方でも安心してサービスを開始することができます。
法人登記の手続き
バーチャルオフィスを利用して法人登記を行う際の手続きは、いくつかのステップに分かれています。まず、会社を設立するためには、法務局に法人登記申請を行う必要があります。バーチャルオフィスを利用する場合、提供される住所を法人登記住所として使用することができます。登記申請に必要な書類としては、会社の定款、登記申請書、役員の印鑑証明書、資本金の払い込み証明書などが含まれます。これらの書類を揃えた上で、法務局に提出します。バーチャルオフィスサービスを利用することで、住所の提供だけでなく、登記に関するサポートを受けられる場合もあります。例えば、書類の作成や提出のサポート、必要な手続きのアドバイスなどが提供されることがあります。これにより、法人登記のプロセスをスムーズに進めることができ、専門的な知識がなくても安心して手続きを行うことが可能です。また、登記後も、バーチャルオフィスは法人登記住所としての利用を継続し、郵便物の受取や住所の管理をサポートします。法人登記の手続きを円滑に進めるためには、事前に必要な書類��手続きの流れを確認し、計画的に準備を進めることが重要です。バーチャルオフィスの利用は、法人登記の手続きを簡略化し、効率的にビジネスをスタートさせるための有力な手段となります。
郵便物の管理方法
バーチャルオフィスを利用する際の郵便物の管理方法も重要なポイントです。郵便物の管理は、ビジネスの運営において不可欠な要素であり、確実に重要な情報や書類を受け取るための体制を整える必要があります。バーチャルオフィスでは、郵便物の受取サービスが提供されており、専用の住所で受け取った郵便物を適切に管理することが可能です。郵便物の管理方法としては、以下のような選択肢があります。まず、郵便物をスキャンして電子データとして提供するサービスがあります。これにより、物理的な郵便物を保管する必要がなくなり、デジタルでの管理が可能となります。次に、郵便物の転送サービスを利用する方法もあります。これは、受け取った郵便物を指定した住所に転送してもらうサービスであり、遠隔地からでも郵便物を受け取ることができます。また、郵便物の受取日時を指定できるサービスもあり、必要な時に確実に郵便物を受け取ることができます。さらに、重要な郵便物については、通知機能を利用することで、受取状況をリアルタイムで確認することができます。これにより、郵便物の紛失や遅延を防ぎ、迅速な対応が可能となります。郵便物の管理方法をしっかりと設定し、ビジネスに必要な情報を確実に受け取ることで、効率的な業務運営が実現します。バーチャルオフィスの郵便物管理サービスを活用し、信頼性の高いビジネス環境を構築しましょう。
バーチャルオフィス活用事例
成功した女性起業家の事例
バーチャルオフィスを活用して成功を収めた女性起業家の事例は数多く存在します。例えば、オンラインビジネスを展開する女性起業家Aさんは、バーチャルオフィスを利用することで初期投資を抑えつつ、プロフェッショナルなビジネスイメージを構築することに成功しました。Aさんは、自宅を拠点としながらも、東京都心のバーチャルオフィス住所を法人登記住所として利用することで、信頼性の高いビジネスを展開しました。また、バーチャルオフィスの郵便物受取サービスを活用し、重要なビジネス書類や顧客からの問い合わせを迅速に管理することで、効率的な業務運営を実現しました。さらに、バーチャルオフィスが提供する会議室の利用サービスを活用し、必要な際にプロフェッショナルな会議環境を利用することで、取引先との打ち合わせをスムーズに行うことができました。このように、バーチャルオフィスの活用により、Aさんはビジネスの成長を加速させ、安定した収益を確保することに成功しました。
異業種での利用例
バーチャルオフィスは、様々な業種で幅広く活用されています。例えば、クリエイティブ業界で活躍する女性起業家Bさんは、デザインスタジオを運営しています。Bさんは、自宅をオフィスとして利用しながら、バーチャルオフィスのサービスを活用して法人登記住所を取得しました。これにより、クライアントに対してプロフェッショナルなイメージを提供し、信頼性を高めることができました。また、バーチャルオフィスの郵便物受取サービスを利用することで、重要なデザインプロジェクトの資料や契約書類を確実に管理し、業務の効率化を図ることができました。さらに、バーチャルオフィスが提供する会議室の利用サービスを活用し、定期的なクライアントミーティングやプロジェクトの打ち合わせを行うことで、ビジネスの拡大を支援しました。その他にも、IT業界やコンサルティング業界、教育業界など、さまざまな業種でバーチャルオフィスは効果的に活用されています。異業種における具体的な利用例を通じて、バーチャルオフィスの多様なメリットと活用方法を理解し、自分のビジネスに最適な運営方法を見つけることができます。
バーチャルオフィスと信用の確保
信頼できるサービスの選定
バーチャルオフィスを利用してビジネスの信用を確保するためには、信頼できるサービスプロバイダーを選定することが不可欠です。信頼できるバーチャルオフィスサービスは、安定した運営基盤と高品質なサービスを提供しており、企業の信頼性を向上させるためのサポートを行っています。信頼性の高いサービスを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが重要です。まず、サービスプロバイダーの実績や歴史を確認します。長期間にわたり安定して運営されているサービスは、信頼性が高いと判断できます。次に、提供される住所の立地や環境を確認し、ビジネスのイメージに合った場所を選ぶことが重要です。また、提供されるサービスの範囲や質も確認しましょう。郵便物の受取や転送、電話応対、会議室の利用など、必要なサービスがしっかりと提供されているかをチェックします。さらに、利用者のレビューや評価を参考にすることで、サービスの質や対応の良さを客観的に評価することができます。信頼できるバーチャルオフィスサービスを選定することで、ビジネスの信用を確保し、安心して運営を進めることが可能となります。慎重にサービスを比較検討し、自分のビジネスニーズに最適なプロバイダーを選ぶことが成功への鍵となります。
取引先へのアピール方法
バーチャルオフィスを利用している場合でも、取引先に対して信頼性やプロフェッショナルなイメージをアピールする方法は多岐にわたります。まず、法人登記住所としてのバーチャルオフィス住所を名刺やウェブサイトに明記することで、企業の信頼性を示すことができます。特に、東京都心などのビジネスに適した立地の住所を使用している場合、その住所自体が企業の信頼性を高める要素となります。次に、バーチャルオフィスが提供する電話応対サービスを活用することで、プロフェッショナルなコミュニケーションを実現し、取引先に対して高品質な対応を行うことができます。電話応対サービスを利用することで、ビジネスの第一印象を良くし、信頼感を醸成することが可能です。また、バーチャルオフィスの会議室を利用して、取引先との打ち合わせやプレゼンテーションを行う際には、プロフェッショナルな環境を提供することで、取引先に対して信頼性をアピールすることができます。さらに、バーチャルオフィスが提供する郵便物の受取サービスを活用し、重要な書類や契約書を迅速かつ確実に管理することで、ビジネスの信頼性を維持することができます。これらの方法を通じて、バーチャルオフィスを利用しながらも、取引先に対して信頼性とプロフェッショナルなイメージを強くアピールすることができます。
バーチャルオフィス利用時の注意点
プライバシーの保護
バーチャルオフィスを利用する際には、プライバシーの保護が重要な課題となります。特に、個人情報やビジネスに関する機密情報を安全に管理するための対策が求められます。バーチャルオフィスサービスを選ぶ際には、提供されるプライバシー保護の仕組みを確認することが重要です。例えば、郵便物の受取サービスを利用する際には、受取人の情報が第三者に漏洩しないように、厳格なセキュリティ対策が施されているかを確認します。また、バーチャルオフィス内で共有される住所や連絡先情報が、適切に管理されているかも重要なポイントです。さらに、バーチャルオフィスサービスプロバイダーが提供するデータ管理やセキュリティポリシーを確認し、信頼性の高いサービスを選ぶことが求められます。プライバシー保護のために、法人登記住所や連絡先情報の使用範囲を明確にし、必要以上に情報を公開しないように注意することも重要です。また、オンラインでのコミュニケーションやデータ管理においても、適切なセキュリティ対策を講じることで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。プライバシーの保護は、ビジネスの信頼性を維持し、安心して運営を行うために欠かせない要素であり、バーチャルオフィス利用時には慎重に対策を講じることが重要です。
契約内容の確認
バーチャルオフィスを利用する際には、契約内容をしっかりと確認することが重要です。契約内容には、提供されるサービスの範囲や料金、契約期間、解約条件などが含まれており、これらを理解しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。まず、契約書に明記されているサービス内容を詳細に確認しましょう。法人登記住所の提供、郵便物の受取サービス、電話応対サービス、会議室の利用など、具体的なサービスがどの程度含まれているかを把握することが重要です。また、追加サービスやオプションの料金についても確認し、必要なサービスに対して適切な費用を支払うようにしましょう。次に、契約期間や解約条件についても注意深く確認する必要があります。長期契約が必要な場合や、解約に際しての通知期間、違約金の有無など、契約条件を理解しておくことで、契約後の柔軟な対応が可能となります。さらに、契約書にはサービスの変更や中断に関する条項も含まれている場合があり、これらを事前に理解しておくことが重要です。また、契約内容に不明点や疑問点がある場合は、契約前にサービスプロバイダーに問い合わせて確認することが推奨されます。契約内容をしっかりと確認し、自分のビジネスニーズに合ったバーチャルオフィスを選ぶことで、安心してサービスを利用し、ビジネスの運営をスムーズに進めることができます。
銀行口座開設におけるバーチャルオフィスの利用
必要な書類と手続き
バーチャルオフィスを利用して銀行口座を開設する際には、特定の書類と手続きを踏む必要があります。まず、法人登記住所としてのバーチャルオフィス住所が正式に登録されていることが前提となります。銀行口座開設に必要な基本的な書類としては、会社の定款、法人登記簿謄本、代表者の身分証明書、印鑑証明書などが挙げられます。これらの書類は、銀行に対して会社の合法性や信頼性を証明するために必要です。また、バーチャルオフィスのサービスプロバイダーが提供する郵便物の受取サービスを活用することで、銀行から送付される重要な書類や通知を確実に受け取ることができます。さらに、銀行によっては追加の書類や情報を求められる場合もあるため、事前に必要な情報を確認しておくことが重要です。手続きの流れとしては、まず銀行の窓口やオンラインで口座開設の申請を行い、必要な書類を提出します。その後、銀行による審査が行われ、問題がなければ口座が開設されます。バーチャルオフィスの住所を使用することで、物理的なオフィススペースを持たなくても法人銀行口座を開設することが可能となり、ビジネスの運営がスムーズに進みます。ただし、銀行によってはバーチャルオフィス住所の使用に制限がある場合もあるため、事前に銀行の規定を確認し、適切な手続きを行うことが重要です。必要な書類と手続きをしっかりと準備し、バーチャルオフィスを活用した銀行口座開設を円滑に進めましょう。
銀行選びのポイント
バーチャルオフィスを利用して銀行口座を開設する際には、適切な銀行を選ぶことが重要です。銀行選びのポイントとして、まずは銀行の信頼性や評判を確認することが挙げられます。信頼性の高い銀行は、安定した金融サービスを提供しており、ビジネスの成長をサポートします。また、バーチャルオフィス住所を法人登記住所として使用している場合、対応可能な銀行を選ぶことが重要です。全ての銀行がバーチャルオフィス住所を認めているわけではないため、事前に銀行の規定を確認し、バーチャルオフィス住所の使用が可能かどうかを確認する必要があります。さらに、銀行の手数料やサービス内容も重要な選択基準となります。口座維持費や振込手数料、オンラインバンキングの機能など、ビジネスに必要なサービスが充実しているかを確認しましょう。また、ビジネス向けの特典やサポート体制が整っている銀行を選ぶことで、ビジネス運営を効率化することができます。さらに、銀行のアクセスの良さやサポートの質も考慮に入れるべきポイントです。地元の銀行や大手銀行、オンライン専用銀行など、さまざまな選択肢から自分のビジネスに最適な銀行を選ぶことで、スムーズな銀行口座の運営が可能となります。銀行選びはビジネスの信頼性や効率性に直結する重要な要素であり、慎重に検討することが求められます。
最後に
女性起業家にとって、バーチャルオフィスの活用はビジネスの成功を支える強力なツールとなります。本記事では、バーチャルオフィスの基本機能からメリット、選び方、利用ステップ、活用事例、信用の確保方法、注意点、さらには銀行口座開設における利用方法まで幅広く解説しました。バーチャルオフィスを利用することで、初期投資を抑えつつ、プロフェッショナルなビジネスイメージを構築し、柔軟な働き方を実現することが可能です。また、信頼性の向上やコスト削減といった具体的なメリットは、女性起業家が持続可能なビジネスを運営する上で大きな助けとなります。さらに、適切なサービスプロバイダーの選定や契約内容の確認、プライバシー保護などの注意点を押さえることで、安心してバーチャルオフィスを活用することができます。これからバーチャルオフィスの導入を検討している方は、本記事を参考に、自分のビジネスに最適なサービスを選び、成功への一歩を踏み出してください。バーチャルオフィスを上手に活用し、理想的なビジネス環境を築いていきましょう。
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𓂃•𓂃•𓂃 𝒗𝒊𝒆𝒘 𝒄𝒂𝒇𝒆 𓂃•𓂃•
2025年は 1月4日 11時30分から
新年オープンいたします
viewcafeはお客様に支えられて
今年10周年✨となります
心機一転ここからの1年1年を大切に
cafeを楽しみながら皆様の居場所となるよう邁進して参ります🎶
1月の営業日は金土日月……
4日11時30分〜17時30分
5日11時〜17時30分
6日11時〜17時30分
10日11時〜17時30分
11日11時〜17時30分
12日11時〜17時30分
13日11時〜17時30分
17日11時〜17時30分
18日11時〜17時30分
19日11時〜17時30分
20日11時〜17時30分
24日11時〜17時30分
25日11時〜17時30分
26日11時〜17時30分
27日11時〜17時30分
31日11時〜17時30分
定休日は
火水木となります
2024年view cafeをご愛顧頂きありがとうございます
来年はいよいよ開業10年目 何をしようかわくわく思いを巡らせております
ほっとひと息つきたくなる時
view cafeを思い出して頂けるよう
2025年も cafe業を邁進してまいります🎶
店内綺麗にお掃除して
暖かくしお待ちしております。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
𝒐𝒑𝒆𝒏→11時〜19時 冬17時半迄
𝒄𝒍𝒐𝒔𝒆→火第1.3.5水 冬火水木
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
◉ご来店に際して𓎩𓂃☕︎☕︎
𖦹お車でいらっしゃるお客様へ
札幌方面からくると右手海側に
𝒗𝒊𝒆𝒘𝒄𝒂𝒇𝒆 かございます。
手前の赤い屋根のお家はカフェでは
ありません。また𝒗𝒊𝒆𝒘𝒄𝒂𝒇𝒆 の駐車場
からさらに下のお家もカフェでは
ありませんので立ち入り禁止です。
ご注意下さい。
𖦹冬は第2.3駐車場は使えません
𖦹お食事ご提供から1時間半程度
のご利用とさせていただきます。
𖦹1人1オーダー以上のご注文にて
お願いいたします。
◯𝒗𝒊𝒆𝒘𝒄𝒂𝒇𝒆 𝒚𝒐𝒖𝒓𝒕𝒊𝒎𝒆のご案内◯
春夏秋は
𝒐𝒑𝒆𝒏→11時〜19時
𝒄𝒍𝒐𝒔𝒆→火.第1.3.5水
冬は
𝒐𝒑𝒆𝒏→11時〜17時30分
𝒄𝒍𝒐𝒔𝒆→火水木
小樽市張碓町351
0134-62-1239
銭函駅から車5分/小樽駅から車25分
駐車場16台
34席
𝑾𝒊-𝑭𝒊有
*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。.
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韓流ドラマ視聴で「友人が銃殺」 自由を求め漂流44時間 20代脱北女性が語る金正恩政権の「韓国敵視」政策 12/28(土) 18:30配信 北朝鮮から韓国に木造船で漂着した脱北者一家の20代女性が11月、都内で産経新聞のインタビューに応じ、金正恩(キム・ジョンウン)政権で強まる韓流文化の取り締まりの実態を証言した。女性は韓国ドラマを視聴したとの理由で友人が銃殺刑に処されたことで、厳しい統制から逃れ「自由を手に入れたい」と脱北を決意した。 【写真】東京都内で開かれた北朝鮮人権映画上映会で、脱北者として実態を証言する姜ギュリさん ■「違う国で生まれ変わりたい」 脱出のボートに警備艇から銃撃 待ち合わせした都内のカフェに現れたのは、髪を明るく染め、白いコートをまとった姜ギュリさん。脱北後1年ほどしかたっていないが、ファッションも話し方もソウルの女性と見分けがつかない。韓国ドラマ好きで、『梨泰院(イテウォン)クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』など最近の作品も密かに北朝鮮で見ていたというから、韓流の浸透ぶりが伺える。 姜さんは北朝鮮北東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)出身。2023年10月、母とおば、船員の計4人で木造船に乗り、脱北した。 普段、貝を取りに海に出た際は何事もなかったが、韓国へ向かって出航するとすぐに警備艇が銃撃しながら追ってきた。追跡を振り切り、44時間漂流した末に、韓国北東部の江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)にたどり着いた。ひたすら願ったのは、「死んだら違う国で生まれ変わりたい」。命をかけて自由を求めた。 ■言葉遣いも検閲対象…「韓国式」への厳しい取り締まり 脱北した理由は、金正恩政権で韓流文化への統制が強まったことへの不満だ。漁船を管理する裕福な家庭で育ち、食べることにも困らなかったが、「北朝鮮には自由がない。できることは、とても限られていた」と振り返った。 金政権は近年、若者らに流行する韓国文化に神経をとがらせ、反動思想文化排撃法(20年)、青年教養保障法(21年)、平壌文化語保護法(23年)���いった法律を制定し、ドラマの視聴や流布、韓国式の言葉遣いまで取り締まっていた。 姜さんも、道を歩いているだけで服装を見た軍人に「韓国式だ」とたびたび呼び止められ調査された。スマートフォンも取り上げられ、韓国式の言葉遣いをしていないか検閲されたという。姜さんは摘発されなかったが、友人が韓国ドラマを見たという理由で警察署に連行された後、銃殺されたと聞いた。 「韓国ドラマを見ることが銃殺されるほどのことなのか…。理解できなかった」。いつか自分もそうなるのではないかと不安が募った。 ■脱北者の番組視聴し「韓国に行く」決心 姜さんの祖父は、1960年代の北朝鮮帰国事業で日本から親族とともに北朝鮮に渡った在日朝鮮人だった。姜さん一家は北朝鮮で海岸近くにアンテナを立て、韓国のラジオや公共放送KBSなどもよく視聴した。姜さんは中学生の頃には脱北を意識するようになっていた。 特に印象に残っているのは、韓国で暮らす脱北者が北朝鮮について証言するKBSの番組だ。同じ北朝鮮住民が脱北し、韓国で支援を受けながら成功をつかんだと涙ながらに語る姿を目にした衝撃は忘れられない。「絶対に韓国に行かないと」と決意したという。 金正恩政権は今年、韓国を「敵対国」と定義する憲法改正に踏み切り、金日成(イルソン)、正日(ジョンイル)政権が掲げてきた「南北統一」政策を否定する動きを強めている。 ただ、姜さんは韓国敵視政策は「ずっと以前から」との認識で、驚きはないという。住民は統一を願っているが、金正恩政権に入って以降、統一についての教育を受けたことはないとも断言した。 脱北後、ソウルで大学入学を目指す姜さんだが、気がかりは北朝鮮の友人たちの境遇だ。脱北者として北朝鮮の人権状況を証言することで、「国際社会が少しでも関心を寄せ、彼らを救う助けになってくれたら」と願いを語った。(石川有紀)
韓流ドラマ視聴で「友人が銃殺」 自由を求め漂流44時間 20代脱北女性が語る金正恩政権の「韓国敵視」政策(産経新聞) - Yahoo!ニュース
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飛行機内メモ
DECEMBER 17th
決意、決断が胸のうちに着地する感覚。 何かに触れて、目から鱗というか、スッと落ちてくる時もあるし、 悩んで悩んで悩んで絞り出した方角が徐々に染み込んできて納得する時もある。 なんとなく面白そうだからと流されてみる時もある。でもそんな時でも胸の奥、深層部分では納得をしたから乗り出すというか、その決断に少なくとも責任を負う意思は固まっている、流れに乗るような時でも。
サンフランシスコ行きは私がこれまで何かを選び取ってきた中ではかなり流された方。 「一緒に行きます」と答えるまでも、答えてからも、問答がしばらく胸の内に燻っていた。 本当に?私は今の自分の時間を費やしてNYを用意したのに、ほんとに行くの?わざわざ真反対まで。 最初は、崇の誘いだったから、一緒に旅をすることになんの躊躇いもない相手だったから、 その中身に全幅の納得がいっていなくても、とりあえず楽しいだろうから、ま、それもありかな、みたいな感じでYESだった。 そんな感じで決めた事だからしばらくは燻った、本当に行く?ニューヨークのクリスマスもニューイヤーズイブも逃して、行く?結構な出費だけど?初めましての人たちばかりで?
この旅がどんな時間になるのか、していけるのか、まだまだ未知。 でも、今、AM10:43(どこ時間かは分からない、多分ミネアポリス)、サンフランシスコに向かう飛行機の中で、 既にこの旅に出た事は良い未来に繋がっていく、という嬉しい直感が満ちた。
昨夜、今朝、は寝ていない。徹夜なんて久しぶりだ。 日本を出る前、ビザのことでバタバタしていて、サンフランシスコ行きはもう全然眼中になくて、考える余裕がなくて、とりあえず飛行機だけ押さえた。ニューヨークにある3つの空港のどれがなんなのかもろくに調べずに、とりあえずパパッと取った、という感じだった。
ニューアークの空港はニューヨーカーにとって1番行き辛い空港だということはNYに着いてから聞いた。 朝6時のフライトで、4時頃には空港に着きたいなと思って調べたら乗り継ぎがすごく悪くて1時には出発しなくちゃいけなかった。 基本12時まで仕事に就いているから、こりゃ寝る暇なしか、と。
深夜のNYCの郊外はすごく怖かった。 駅では喧嘩はおっぱじまるし罵られるし。NYCで初めて怖いという感覚に出会った。公共交通機関は基本24時間動いているけれど、郊外になると深夜は閉まっている通路などもあって、どこから地上に出れるのか、どこからホームに行けるのか、本当に難しくて、荷物は重いし、雨だし、中々参った。
乗りたい電車のホームへの行き方がどうしても分からなくて放浪しまくり、誰もいなくて聞けず、 先日スーザンが「NYCはみんながみんな本当に助け合っているからね」といっていて、大概大賛成しているんだけど、そもそも助けを求められる人が見当たらない時刻に知らない場所に行ってはいけませんねえ、と思いながら、ようやく、白髪のおばあさんがカートを押しながら歩いている姿を見つけて近寄った。おばあさんの眼球がクルクルしていてどこを見ているのか全然分からなかったけど優しかった。あの建物の入り口を入って、地下に行くと電車へのサインがあるよと教えてくれた。
30分くらい乗って、30分くらい乗り換えの電車を待って、という乗り継ぎと、入り口が見つからな過ぎて一本逃すなどを繰り返した果てに、着いたバスステーションで私は、10年前のベルリンの寒い明け方を思い出していた。あの時は長距離バスの乗り換えで、前のバスが遅れて次のバスに乗れなくて、零下の真っ暗なベルリンの明け方に途方に暮れたあの出来事を、10年経ってもとても克明に記憶していて、そう、写真などは一枚も残っていなくて、でもあのバス停、大きな車道、とてつもなく冷たい空気、ようやく見つけた開いているカフェに出会えた安堵、などはビビットに記憶が蘇る。この分だとあと数十年は濃く残りそう。そう思いながら、大変な分、記憶に濃く残ったりするんだろうななどと、今たった今のこの疲れさえも未来に託すような心地でふと目の前の写真をiPhoneに収めておいた。
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それから、10年前のトランクパッカー(バックパッカーの造語を作った。トランクで旅していたので。)みたいな旅はもう無理だなあ、と思った。数日置きや数週間置きにありとあらゆる乗り物を乗り継いで移動し続けていたスケジュールが到底出来そうにない。あの年頃、体力以上に気力が、若くて、強かったなあ、と思いながら眠気と戦ってバス停でひどい疲れを味わっていた。
やっと来たバスは怖かった。ハーレムのカフェで過ごしていると突然窓ガラスが外からバンバン叩かれる事がある。たまにその勢いでカフェの中に入ってくる事もある。 バスは中と外に叩く男たちがいて、深夜である事も相まって怖かった。あと凄く臭いがきつかった。現実が克明に現実としてここにある、不思議なほど知覚が透き通る感覚だった。私は誰ともいざこざを起こさずに空港に辿り着くことに一心集中した。
バスの運転はものすごく荒くて、あるいはバスのブレーキが壊れかけているかのようで、勘弁してくれという乗車だった。降車時にこんなにも礼を言う気分にならないバスも中々ない。そう思いながらようやく空港について安心かと思いきや、チェックインの長蛇の列は信じられないほど進まなかった。 早めに来て本当に良かった。 35ドルで荷物を預け、国内線だろうが関係のない厳しいセキュリティを越えて、ゲートで倉持の姉さんとMFRのビデオを繋いだ。あのオンライン会ぶりだ。 飛行機ではとにかく寝て、ミネアポリスに着く。乗り換え時間ほぼ0分、すごい、スムーズっちゃスムーズだけど、遅れたりしたら最悪だわね。菊池の姉さんがMOZに行くことになったらしい。事業部へようこそと送って飛行機に乗った。 寝ようと思ったものの、気になる山のドキュメンタリーがあったのでつけた。 泣いた。苦しくなっちゃうくらい生きる事を諦めない傷ついた大人達の力強い作品だった。再生して1分ちょっとくらいで眠気が吹っ飛び、一気観した。 またヒマラヤに行こうと決意が定まった。
初めてのヒマラヤトレッキングから間も無く1年で、またいつか行けたら行きたいとは思っていた。 でも映画を観ているうちに、いつか、とか、行けたら、と言ったタイミング待ちの姿勢ではなくて、行こう、と決意が湧いた。 いつ、誰と、どこに行くのか0ミリも見えてこないけど、行く事は決まった。
だから、このサンフランシスコトリップは、早くも(まだ辿り着いてすらいないけれど)来て良かった。この作品に出会えたから。
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