#オーストラリア対中国戦
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ari0921 · 3 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)11月6日(水曜日)弐
     通巻第8492号 
 メタ(旧フェイスブック)の多言語モデルが中国軍に転用されていた
  自分を吊すロープを敵に売り渡したことにならないのか
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メタ(Meta=旧フェイスブック)はオープンの多言語モデルの「Llama」(ラマ)シリーズを「防衛および国家安全保障のため米国政府機関に提供した」と発表した。
ラマ 3の利用規約には、「軍事、戦争、核戦略対応、スパイ活動、米国国務省が管理する国際武器取引規則(ITAR)の対象となるもの、或いは活動」の使用を禁じている。
ラマ 2は利用規約に米国だけでなく、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの同様の政府機関 (および請負業者) に「例外」を設けている。簡単に言えば西側の安全保障に役立つ利用は可能ということである。
 
 11月1日、ロイターは中国人民解放軍と繋がる研究機関が「Llama 2」を使って軍事目的のAIツールを開発したと報じた。
メタは「利用は許可しておらず、これは利用規約違反だ」と慌てたが、どっこい、そんなことはわかりきったことではないか。
 豪シンクタンクASPI(豪戦略政策研究所)が24年8月に発表した驚き桃の木のレポートは、国際競争力ランキングで宇宙航空、量子コンピュータ、Aiなどのハイテク64分野の技術競争において、じつに57の分野のテクノロジーは中国が世界一の水準だと評価した。
 問題はMETAの国家安全保障に対する曖昧模糊とした体質だろう。中国がつけいる
余地があった。いや、隙間だらけだったかも。
メタCEOのマーク・ザッカーバーグは天才的発明家だが、まるで異端児、民主党支持者でトランプ批判の急先鋒、2020年にはトランプのアカウントを永久凍結したほどの反トランプである。
 だが問題はもっと深く、深刻である。
ザッカーバーグ夫人のプリシラ・チャンは中国人である。ハーバード大学で一学年下の小児科医。両親はベトナムからボートピープルで逃げだし米国へ亡命した。彼女はアメリカで生まれた。
広東語、英語、北京語に流暢なことはいうまでもないが、ザッカーバーグ自身も、夫人の影響で中国語を流暢にあやつり、清華大学での講演を中国語でやってのけるほどの親中派である。
 トランプがTIKITOK規制に反対するのは、「もし禁止したら、儲かるのはMETAじゃないか」という理由だ。イーロン・マスクのXとMETAは犬猿の仲であり、マスクはザッカーバーグに決闘を申し込んだほどだった。
 ▼SNSが「アラブの春」をもたらしたが、その猛省からロシアはハイブリッド作戦を立案し、中国はそれ以上の監視体制���構築したのだ
 由々しき事態は中国のハイテク研究者が既に、こ��ラマ・モデルを特殊な軍事およびセキュリティ目的に最適化したことである。いまや中国のハイテクエンジニアにとっては、朝飯前の軽い作業だったかもしれない。
 適応されたChatBITは、諜報、状況分析、任務支援などの軍事分野で使用する試用デモンストレーションで成功したと伝えられ、そのまま中国軍の能力を強化する目的で導入される。米国企業は敵に自分を吊すロープを売りわたしたことになり、アメリカは軍事技術での優位を脅かされることになる。
 一方で中国は「戦略的な悪用を防ぐために強力な監視体制が必要」と国際社会のむかって強調しているのだから二枚舌の典型だろう。
 中国軍事科学院(AMS)の元副院長、何雷中将は、国連に対し、戦争における人工知能(AI)の応用に関する制限を設けるよう求めた(24年9月13日)。噴飯物である。
自分たちは秘密裏に開発を続行するが、ほかの国は足踏みをせよと言っているようなものである。北京が軍事AIリスクを軽減する方向を装いつつ、実際は逆のコースを突っ走っている。
 中国は既に2019年版『国防白書』において、「新時代の中国国防(新時代的中国国防)」と題した文章を掲載し、「現代の戦争はますます情報化とインテリジェント化の領域に移行しており、技術の進歩が求められている」とした。
 このような中国軍の意識の変化はアラブの春がSNSによる拡散で拡大し、チュニジアの独裁政権を倒し、つぎにリビアの政変に繋がり、エジプトの押し寄せた波がウクライナのマイダン革命へと驀進した。
 ロシアはSNSの政治利用を真剣に考え、それがゲラシモフ将軍のハイブリッド作戦に繋がった。SNSを活用して情報を操作し、クリミア半島を併合した。そのドミノは、今度はウクライナに逆流し、戦争の緒線では宇宙衛星と繋がる通信の成果でロシアの戦車隊を追い返した。
 中国はこの経過を虎視眈々と観察し、精密に分析し、データを集め、国内の情報管理、情報操作による支配をより強固なシステムとしたうえで、同時に米国の先進的発明をさっと盗み出して軍の現代化に転用したのである。
 ▼軍事転用すれば指揮官の適格な現場判断を迅速化できる
 第一に、��規模なAIモデルを転用することによって戦場の状況認識を強化し、指揮機能をサポートするために、迅速な対応と意思決定を可能にする。複雑な状況下で情報に基づいた意思決定を行うための指揮官の支援が含まれる。また複数のソースからの情報の融合を強化することも重要とされており、AIを使用して衛星、サイバーインテリジェンス、通信傍受からのデータを統合する。
 「軍事AIは認知戦争や心理戦にも広く応用されている。軍事化学院の専門家によると、生成AIモデルは、物語に影響を与え、戦略的なキャンペーンを実施して影響力を拡大し、敵の士気を低下させるためのメディアコンテンツを作成する。迅速な拡散ができる。大規模言語モデルは、多様な情報ソースを迅速に統合して、軍事情報分析を強化できるばかりか、言語処理機能により、データ抽出を簡素化し、リアルタイムでの翻訳を可能とし、複雑なデータを実用的な洞察に変換する。したがって戦場での指揮官の意思決定を円滑に支援することが可能になる。(ジェ
イムズタウン財団『チャイナブリーフ』、2019年9月6日、9月8日、ならびに6月21日号)。
 
 Meta は「研究と非商用利用をサポートするオープンソース モデル」だとしてLlama をリリースした。たちまちのうちに中国人民解放軍は Llama を採用して ChatBIT などのモデルを構築した。
Llama は軍事目的での使用を禁止する契約を付属させてはいるが、中国が規約を無視することは明らかだった。まさに「もってけ!泥棒」という結果となった。
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ogawa-xd · 2 years ago
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■サピエンス全史
もうかなり熟読しているが、少し時間ができたのでもう一度、ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」読み返す。至福だなぁ。
第一部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
135億年前「物理学」という物語りが始まり、38億年前「生物学」という物語りがはじまった。
7万年前、〈認知革命〉とともに歴史学がはじまった。そして1万2千年前に〈農業革命〉があり、500年前〈科学革命〉が起きた。
サピエンスは、人類のなかで唯一生き延びた種。ネコ科ヒョウ属にはヒョウもライオンもトラもいるが、人類種にはサピエンスしかいない。なぜか?
3万年前に近隣のネアンデルタール人が滅んだ具体的な理由は断定できない。しかし殺戮にせよ自然���淘汰にせよ、サピエンスの存在が関与していたことはまちがいがない。
その競争にサピエンスが勝ち残ったのは、「言語」によるものだ。
第2章 虚構が協力を可能にした
7万年ほど前に、サピエンスはその「内部構造」を変化させた。見かけこそ変わらないが、それ以降のサピエンスは認知能力(学習、記憶、意思疎通の能力)で格段に優れていた。
それ以前にアフリカを出たサピエンスはどれも成功しなかったが、それ以降の遠征は成功し、南極をのぞく世界中へくまなく進出した。
この「言葉」によるドラスティックな変革を〈認知革命〉と呼ぶ。聖書の創世記「知恵の木の実」を思わせる「言葉の獲得」だが、それ自体はたまたまサピエンスに起きた偶然の結果だった。
この認知革命が、世界の大変革につながるが、それは言葉のどんな効果によるのか。
• 存在しないものについての情報を伝達する能力
• たとえば伝説や神話、神々、宗教
• 総じて虚構、すなわち架空の事物について語る能力
実際には「虚構」は判断を誤らせる危険なものだ。だが、集団で嘘を信じることは、かぎりない力の元となった。鋭い牙や爪を持ったり、走力や筋力で勝ることより、桁違いに強大だ。
われわれはほとんど意識しないが、国もお金も人権も法律も会社も、みな虚構、擬制である。歴史の大半はどうやって膨大な数の人を納得させ、信じてもらうかという問題を軸に展開してきた。
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
サピエンス20万年の歴史の19万年分、つまり95パーセントは狩猟採集のという生活形態だった。認知革命は狩猟採集の時代に起きている。
文字ももちろんなく、詳しいことはほとんどわからないが、ある程度たしかなことをあげれば、
• 農耕以前は「石器」の時代というより「木器」の時代
• 彼らは毎月毎週、あるいは毎日すべての持ち物を手で持って移動していたので、運べるのは本当に必要な所持品だけ
• 精神的、宗教的、情緒的生活は、器物や道具といった人工物の助けなしでおこなわれた
• 狩猟採集社会のもっとも大きな特徴は「多様性」
• 「群れ」と成員は一つの例外「犬」をのぞいて、すべて人だった、つまり家畜もない
• 平均的な人は、自集団以外の人を見かけたり声を聞いたりすることなく何ヶ月も過ごした。一生を通じて出会う人はせいぜい数百人程度。
• つまりサピエンスは広大な範囲にまばらに分布していた。
• 「狩猟採集」というが、一般的な「狩り��する人」のイメージよりも「採集」がメインだった
• 狩猟採集には多大な「脳」力と技能が必要で、個人レベルで見れば、その頃のサピエンスが史上もっとも秀でていた
• 一般に背が高く健康的だったが、平均寿命は30〜40歳。それは子供の死亡率が高いせいで、60からときに80歳まで生きる人もいた
• その理由は食物の多様性、感染症の少なさなど
• 感染症は農耕社会以降の家畜は由来のものが多く、そもそも人同士の距離ががまばらで感染・伝播の機会がほとんどない
• とはいえ、きびしく、情け容赦のない、欠乏と苦難の社会ではあった
最後に、狩猟採集時代のサピエンスが、平和主義者だったか好戦的な種族だったのかは興味がつきない。対サピエンス同士、対他の人類間、どちらの相手にも、平和的な好戦的か断定はできない。好戦的な部族もあったかもしれないし平和的な部族もあったのだろう。とにかく多様であった。
第4章 史上最も危険な種
しかし、餌の対象となる他の動物たちにとって、危険極まりない存在であった。
オーストラリアの例
• 4万5千年前のオーストラリアへの進出は、屈指のできごとだった。コロンブスのアメリカ発見、アポロ11号の月面着陸に匹敵する。
• それ以前にオーストラリアへ到達した人類はいなかった。
• それはサピエンスが特定の陸塊で食物連鎖の頂点に立った瞬間だった。
• 大型カンガルー、フクロライオン、大コアラ、大サイズの鳥、ディプロトドン(象サイズのウォンバット)などすべて姿を消した。
南北アメリカの例
• 最後の氷河期は、7万5千年前から1万5千年前にかけて。7万年前と2万年前の二度のピークがあった。
• 1万6千年前、サピエンスはシベリアから凍結したベーリング海を超えてアラスカをとおりはじめてアメリカ大陸へ渡った。
• それ以前にアメリカ大陸へ渡った人類はいなかった。
• アメリカに到達からわずか1000年から2000年の間に大きなげっ歯類、馬、ラクダ、巨大アメリカライオン、サーベルタイガー、象より大きなオオナマケモノなどを駆逐しながら南米南端に達する。
• この騒ぎからただ一つ無傷だったのがガラパゴス諸島。
そして第二部の農業革命に続く。
余談だが、訳者の柴田裕之(しばたやすし)氏は、自分の愛読書の主要なところで顔を出す。
• 「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「ホモデウス」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「神々の沈黙」ジュリアン・ジェインズ
• 「ユーザーイリュージョン」トール・ノーレットランダージュ
柴田さ��が訳しているのなら、読む価値があるかな、などとも思う。
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gupaooooon · 1 year ago
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NoBarbenheimer
今回の件、原爆投下/原水爆をミーム化/ネタ化する動きの加速に対して。フェミニズムな作品であることがとても楽しみだったバービーの……“公式アカウント”が乗っかっていたという事実。そのショックについて。自分も抗議を送ったりTwitter/Tumblrでタグを使ったひとりですが、
「日本のみ」が被爆国ではないし、「日本人とされれる人々のみ」が被爆被害者ではない。
凡ゆる国と地域で被爆被害があり、凡ゆる国や地域の人々が、被害者が、世界中にいること。
“戦争被爆国”としての日本においては、戦時下で、軍国主義/差別主義の中で更に更にマイノリティとして虐げられた人々が、植民地支配/強制連行による被害者や、捕虜として収容されていた人々が、沢山、犠牲になっているし、その後も苦しみ続けている。日本/政府による迫害と差別に晒されている。その存在が、事実が、歴史が、蔑ろにされ続けている。
原爆/原水爆の犠牲者が、被害者が、いまも、世界で、さまざまな場所で、苦しみ続けていること。その歴史について。
それらを踏みにじるような言葉も、それらについて誤った認識を与える言葉も、Twitter上では多く(差別主義者/ネトウヨ/極右なども、バービーという作品そのものとそこにあるフェミニズムや多様性に対する一方的な揶揄/叩きや、韓国へのデマ/ヘイトや、他の悲惨な歴史や事件を更にミームにして茶化し出すという……醜悪な最低最悪な行いをぶち撒けながら、この抗議タグをTwitter上で利用してきていることもあり、)かなり蔓延してきてるようなので。
Twitterで今回自分がRTさせて頂いた……さまざまな方々が紹介していた記事やアーカイブ/今までTwitter上で自分がRTしてきたり引用してきたりした記事なども、自分用と兼ねて、いくつか、改めて、此方にも引用してみます。
また、再度、強調したいのですが、
日本は、今なお、戦争責任/加害の歴史に向き合おうとしない。戦争の責任と記録と歴史を忘却し、捻じ曲げようとする歴史修正主義が、まさにいま、どんどん勢いを増し続けている現状。核廃絶について背を向けるばかりか、核武装について“柔軟な議論”などとほざいて嬉々として語り出す連中が、差別主義者の糞どもが、万年与党であること。
そこを無視することこそ、恐ろしいことで、忘れてはならないこと。(これもほんと繰り返しだが、この現��だからこそ、戦争/核を軽視しないための抗議の責任があること、強調したい)
・日本だけではない、被爆国
「核兵器を開発するためには実験が必要です。1945年、アメリカのニューメキシコ州で世界で初めての核実験が行われてから、これまで2,050回以上の核実験が行われきました。
アメリカはネバダ砂漠や太平洋でロシアはカザフスタンや北極海で、イギリスはオーストラリアや太平洋の島国で、フランスはアルジェリアや南太平洋の仏領ポリネシア・タヒチで中国は新疆ウイグル自治区で実施しました。ワシントンやモスクワなどの大都市から遠く離れ、多くの場合は植民地や先住民族の暮らしている土地でした。(川崎 哲「核兵器はなくせる」、岩波ジュニア新書、2018)」
・Hiroshima and Nagasaki: A Multilingual Bibliography
「ABOUT US: The Aim of Our Project
In 2014, a year before the 70th anniversary of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, we started our survey and research into the multilingual publication of atomic bomb literature. Our goal is to make a comprehensive survey into the process of worldwide acknowledgment of Hiroshima and Nagasaki for 70 years.」
・外国人戦争犠牲者追悼核廃絶人類不戦碑
「この戦争の末期、長崎では数次にわたる米軍の空襲、潜水艦攻撃、そして八月九日の原爆 によって七万余の日本人、数千の朝鮮人、中国人労働者、華僑、留学生、連合軍捕虜(イギ リス、アメリカ、オーストラリア、オランダ、インドネシア等)が犠牲となった。
特に浦上刑務所のあった隣接する丘では、三十二名の中国人、十三名の朝鮮人が、日本人 受刑者とともに爆死し、また香焼や幸町の捕虜収容所では、被爆前に病気や事故などによ って数百名の連合軍兵士が死亡した」
「碑の建立に力を注いだのは、戦時中に収容所の職員だった田島治太夫さん(九九年死去)。一緒に運動した鎌田信子さん(72)は「日本人だけでなく、多くの外国人が犠牲になったことを知ってもらいたい」と語る。」(2005/07/15 掲載記事)
・被爆2世、女性として直面した複合差別 ――「韓国のヒロシマ」陜川から
「2023年2月7日、被爆者の援護を定めた法の対象外となっているのは不当だとして、被爆2世が国を訴えていた裁判の判決が広島地裁で言い渡された。「不当な差別とは評価できない」などとして、原告の訴えは棄却された。被爆2世に対しては、厚生労働省が定めた要綱に基づく健康診断が実施されているものの、がん検診はそこに含まれず、各種手当の交付なども受けられない。」
「原爆被害に加え、それ以前からの植民地支配に翻弄されてきた韓国人被爆者の次世代も、「線引きの外側」に置かれ、公的な支えを受けられずに生きてきた。」
・80歳を過ぎて語り始めた被爆体験――福島へ手渡したい思いと��
「切明さんの話は、「あの日」から始まるのではなく、軍都「廣島」の話から始まる。
「広島は今、平和を守ることや、核兵器廃絶を掲げていますが、77年前までは軍国主義の街でした」
切明さんが国民学校2年生の時、満州事変が起きる。広島城の周辺には陸軍の師団が置かれており、宇品港は中国大陸や、その後の東南アジアの国々侵略のための出発港だった。」
・「存在しない」とされた残留放射線、内部被ばくの被害を認めない政府
「こうした政府の態度の根底にあるのは、残留放射線による内部被ばくの否定だ。放射性物質を体内に取り込む危険性から目を背ける、その姿勢の源流を知るためには、日米の歴史を紐解く必要がある。
『原水爆時代〈上〉―現代史の証言』(今堀誠二)や 『核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実』(木村朗、高橋博子)でも示されているが、原爆投下から1ヵ月後、マンハッタン計画の副責任者であるトーマス・ファーレル氏は、下記のような声明を発表したとされる。
「広島・長崎では、死ぬべきものは死んでしまい、9月上旬において、原爆放射能の余燼ために苦しんでいる者は皆無だ」
残留放射能が存在しないとした理由について記者からの質問を受け、ファーレル氏は「相当の高度で爆発させた」ことを挙げていた。
なぜこうした声明を出すに至ったのか。『核の戦後史』の他、『封印されたヒロシマ・ナガサキ』などの著者でもある奈良大学の高橋博子教授は、占領を円滑に進める必要がある米国側の意図を指摘する。
「声明には、原爆投下が国際法違反であることを否定し、広島を取材した連合国軍記者による報道を打ち消す狙いがあったと思われます」 」
「 「日本政府は核兵器の残��さや非人道性を訴えるどころか、その“威力”を重視し、原爆攻撃をした米国と一緒になって、核兵器の有効性を世界に向けて訴えてきたといえます。核の“パワー”の肯定的イメージを拡散してきた、世界に対する責任は重いと思います」 」
・«さもしいといって下さいますな» 福田須磨子さんの思い 原爆を背負って(30)
「 《何も彼(か)も いやになりました 原子野に屹立(きつりつ)する巨大な平和像 それはいい それはいいけど そのお金で何とかならなかったかしら “石の像は食えぬし腹の足しにならぬ” さもしいといって下さいますな 原爆後十年をぎりぎりに生きる 被災者の偽らぬ心境です》
 1955年8月、被爆詩人・福田須磨子さん=74年に52歳で死去=が詠んだ詩「ひとりごと」です。須磨子さんは23歳のとき、爆心地から1・8キロ地点で被爆。高熱や脱毛など後遺症に苦しみ、紅斑症にもかかります。身体的、精神的苦痛と生活苦にさいなまれる日々…。3千万円の巨費を投じて造られた平和祈念像を見て、この詩を詠みました。」
・問われる空襲被害者の戦後補償
この記事は2020年放送のNHKスペシャル「忘れられた戦後補償」を下地にした2021年放送のクローズアップ現代の記事です。もとのNHKスペシャルを記事化したページは……もう削除されてしまい、この別番組の記事しか残っていない状況です。
被爆被害とは違った話なのですが、日本が戦後も、ずっと、いかに、国内外問わ���、戦争責任に向き合っていない国であるか。民間人/市民を切り捨て、権力者/軍部を優遇してきたか。それがわかりやすい記事のひとつとして、引用します。
以下はNHKスペシャルの特集記事から当時引用した文面です。
「大将経験者の遺族には、戦犯であっても、兵の6.5倍の補償を実施。閣僚経験者に対しては、現在の貨幣価値で年1000万円前後が支払われていた。その一方で、旧植民地出身の将兵は、恩給の対象から外された。」
「国家が総動員体制で遂行し、破滅への道をたどった日本の戦争。犠牲となった民間人は80万人。戦後、国家補償を求めた民間被害者の訴えは一貫して退けられてきた。」
「ドイツやイタリアと違い、軍と民の格差が時代とともに拡大していった日本の戦後補償」
(しかしNHKの戦争責任を問う特集関係の読みやすいWEB記事や記録は……数年しか残さない、消されてしまうし。オンデマンド配信に全て入る訳ではないようだしで。戦争の真実シリーズの731部隊の特集の書籍化は何年も延期が続き、今年やっと……出版されそう……?である現状(何かしらの検閲を受けていないかが、不安である)、本当に不気味で、最悪だ)
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kennak · 10 months ago
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CISA、NSA、FBI、および米国および世界中のその他のいくつかの機関は、重要インフラのリーダーに対し、中国のボルト・タイフーン・ハッキング・グループからシステムを保護するよう警告しました。 NSA、FBI、その他の米国政府機関、オーストラリア、カナダ、英国、ニュージーランドのサイバーセキュリティ機関を含むパートナーのファイブ・アイズのサイバーセキュリティ機関と協力して、ボルト・タイフーン攻撃の検出と防御に関する防御のヒントも発行しました。 彼らは先月、中国のハッカーが米国の複数の重要インフラ組織に侵入し、発見されるまでの少なくとも 5年間は そのうちの少なくとも1つへのアクセスを維持していたと警告した。 当局は、サイバースパイ集団ボルト・タイフーンの標的と戦術が通常の活動とは異なることを観察しており、彼らの目的は、重要なインフラストラクチャを混乱させるために悪用される可能性がある、ネットワーク内の運用技術(OT)資産へのアクセスを取得することであることを示唆しています。 米国当局は、この中国グループがこうしたアクセスを悪用して重要インフラをさらに混乱させ、軍事紛争や地政学的緊張の際に混乱を引き起こす可能性があると懸念している。 本日、CISAとパートナーの米国政府機関(エネルギー省、環境保護庁、運輸保安局、財務省を含む)は、 重要インフラのリーダーに対し 、情報に基づいてリソースに関する決定を下し、サプライチェーンを保護できるようサイバーセキュリティチームを強化するよう勧告した。 、パフォーマンス管理の結果が組織のサイバー目標と一致していることを確認します。 「サイバーセキュリティチームにとって重要なベストプラクティスには、アクセスやセキュリティを含むログ記録がアプリケーションやシステムに対して有効になっていることを確認し、ログが中央システムに保存されるようにすることが含まれます。陸地以外での生活を検出し軽減するには、堅牢なログ記録が必要です。」と共同声明は述べています。ご案内は「 PDF 」と記載しております。 「特定のログからは、ボルト タイフーン攻撃者が使用するコマンド (CSA で参照されている) が明らかになるため、IT チームがどのログを管理しているかを尋ねてください。IT チームが関連するログを持っていない場合は、侵害を効果的に検出するためにどのリソースが必要になるかを尋ねてください。」 ブロンズ シルエットとしても追跡されているボルト タイフーンは、 米国の重要インフラ組織を標的にし、侵入し続けています。 少なくとも 2021 年半ばから また、中国のハッカーは、悪意のある活動を隠し、検出を回避するために、米国全土の数百の小規模オフィス/ホーム オフィス (SOHO) のボットネット ( KV ボットネット と呼ばれる) を攻撃全体にわたって使用しました。 FBIは 12月に同グループのKVボットネットを破壊した が、ルーメンのBlack Lotus Labsが残りのC2サーバーとペイロードサーバーをシンクホールしたため、ハッカーらは再構築に失敗した。 KV ボットネットが解体された後、CISA と FBI は、SOHO ルータ メーカーに対し、 安全なデフォルト設定を使用し、開発中に Web 管理インターフェイスの欠陥を排除することで、デバイスをボルト タイフーン攻撃から保護するよう求めました 。
CISA が中国ハッカーに対する重要インフラ防御のヒントを共有
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reportsofawartime · 9 months ago
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アレクサンドル・ルカシェンコ: 「世界はすでに変化している。そしてそれは海外の人々が望んだ形ではない。 しかし、彼らは何を望んでいるのでしょうか? 彼らの最終目的は何でしょうか? アメリカは、すべての好ましくない国々(ベラルーシから北朝鮮、ロシア、中国、イランなどを含む「悪の枢軸」のことをご存じでしょう)に対して同時に全面攻撃を開始し、自分たちが間違いを犯したことに気づきました。 彼らは、従わないロシアとその最大の敵である中国を結びつけた。 彼らは圧力をかけることで、豊富な資源と強力な防衛産業を持つロシアと、莫大な経済的、人的潜在力を持つ中国という2つの国を結びつけた。 彼らはこの組合を扱えないことに気づいた。 しかし、米国は打開策を見つけた。ヨーロッパ、ウクライナで紛争を煽動し、資金援助を約束して欧州連合とNATOにその責任を押し付けたのだ。 目的は、ロシアの注意をそらし、ウクライナとの戦争でロシアを泥沼に陥らせ、戦争と制裁でロシアを弱体化させることだ。ロシアは中国との同盟を築くには忙しすぎるだろうから。 一方、彼らは中国と交渉し、可能な限り他の国々、すなわち太平洋における新たなNATOであるAUKUS(オーストラリア、英国、米国の防衛同盟)、そして日本と韓国をこの対決に引きずり込みたいと考えていた。 これが世界における優位性を主張する米国の戦略の本質である。 その後、すべては終わります。彼らはアフガニスタンでやったように、全員を犠牲にするでしょう。」
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kurano · 1 year ago
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豪海軍のフリゲート艦はEEZで国連が課した北朝鮮への制裁の施行を支援するため、北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積み替えなどの監視をしていた。しかし、その作戦中にスクリューに魚網が絡まったため、ダイバーが潜り、取り外す作業を行っていた。その際、中国海軍の駆逐艦が接近。豪海軍は水中で作業中であること伝え、距離を置くよう求めたが駆逐艦は接近を止めず、その上、ソナーを発動させた。この行為に対し、マールズ国防相はダイバーを危険にさらすような行為と非難。ソナーによりダイバーが軽傷を負った可能性が高いことが判明したと指摘した。ロンドンに拠点を置く独立機関であるダイビング医療諮問委員会は、ソナー音波はダイバーにめまい、聴覚、臓器障害を引き起こす可能性があると警告している。
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kaibandlove · 2 years ago
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テレビで見て、改めて好投手であることを実感。
スリー・クォーターのフォームから、右腕が遅れて出てくるため、そうでなくても打ちづらい上に、高速フォークがあるから、打者はタイミングが取りづらいし、当てたとしても、ボールの上っ面を叩くため凡打にしかならない。さらに、元々真っ直ぐ自体が速いので、打ち頃に見えるフォークは釣り球と決め球の両方で使える。
ジャイアンツのスカウトは、よく見つけてきたな...。
難を言えば、細かいコントロール。WBCのような短期決戦はともかく、NPBのレギュラー・シーズンだと、疲れも溜まってくるし、他チームのスカウティングで投球パターンがだいたい分かってしま��。それをかいくぐって抑え込むには、ストライク・ゾーンへのボール半個分の球の出し入れが必須。
今は力で抑え込めるが、将来、抜群の制球力で相手の裏をかく投球術が欲しい。
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hakoniwa-h · 2 years ago
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10周年目のトモダチコレクション新生活
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 2013年4月18日に発売日を迎えた「トモダチコレクション新生活」ですが、なんとなんと10周年を迎えました。おめでとうございます。2013年の4月17日夜11時のワクワクを共有したくて、このブログも2023年4月17日夜11時に更新しました。  いつもいっしょで無くさないダウンロード版をおススメしていたのももうできなくなってしまいました……。  ブログをお引越ししてくる前、Seesaaブログと言う場所でトモダチコレクション新生活のあれやこれやを載せていたのですが、その時代からのお付き合いがある方は10年以上このブログを見ていたことになります。  ありがとうございます。10周年おめでとうございます!
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↑リクノコ島生まれの100人目の住民かんたも9歳になりました。
 トモダチコレクション新生活は2014年6月6日、『Tomodachi Life』という名前で、アメリカ、EU、オーストラリア、韓国‥で発売されました。発売前、「同性婚」に関する要素を任天堂が不具合として修正、これに対し、「修正しないで欲しい」という当事者からの要望に、「社会的主張は盛り込めない」と強気な態度に出た覚えがありますが、この態度に対してユーザー、人権団体から抗議を受け、謝罪に至ったという非常に残念な経緯があります。  当時、私もこの騒動について自分なりにまとめなければならないと、拙いながら騒動について纏めたのですが、ジェンダーやLGBTコミュニティに関する知識が薄く、「同性婚」や「同性愛」と書いて良いのかという惑い(Miiの恋愛に関しては何と言うか、「愛」なの? という意識が若干ありました)や宗教保守に対する忖度を抱いたことを覚えています。そのため「同性結婚」や「同性恋愛」という言葉を使っています。その拙いブログ記事はSeesaaから引っ越し、あまりにも「差別的な表現なのではないか」「ちょっとここ間違いなのではないか」と思う部分は時代時代、静かに修正を行ってきましたが、それでも当時の自分の雰囲気や思いの大筋はそのままで、削除することなく、今でもあります。
 当時、好きな作品と時代の移り変わり、自分の抱く「当たり前だと思っていた社会と闘うこと」についてまだ拙かった私がそこに存在しています。 【過去に書いたブログ】  トモコレ海外発売前の同性結婚騒動  https://hakoniwa-h.tumblr.com/post/151286653996/
【参考】 ・HUFFPOST - 伊藤大地 「任天堂は同性婚にNO」? ゲームの設定めぐり海外で波紋 https://www.huffingtonpost.jp/2014/05/08/nintendo-tomodachi_n_5292748.html ・CNET Japan – Nick Statt 任天堂が謝罪--「トモダチコレクション 新生活」欧米版で同性愛に対応せず https://japan.cnet.com/article/35047703/ ・CNET – Michelle Starr How to have same-sex relationships in Tomodachi Life https://www.cnet.com/tech/gaming/how-to-have-same-sex-relationships-in-tomodachi-life/
 今日はこの10年で思ったちょっと真剣な、トモダチコレクション新生活から考えられる、政治に関する話にお付き合いください。
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■Miiの活躍  批判から10年近く経ちました。この批判の後、『Miitopia』が発売され、Miiのスキは仲間のMiiなら性別関係なく(というかMiiの性別すらとても曖昧になった)、誰でもスキという新たな面白さを持つソフトとして3DSで生まれ、Switchでリメイクされてパワーアップして帰ってきました。
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↑Miitopia  また、Miiは2016年3月17日に配信を開始した『Miitomo』で任天堂のスマホ事業第一作目として華々しい活躍を見せました。現在、残念なことに『Miitomo』は終了してしまいましたが、『Pikmin Bloom』でピクミンたちと街にお花を植えています。Mii自体は頑張っていると思います。
■ゲームと政治  任天堂は「社員一人ひとりが力を発揮できる環境づくりに努めます。」(https://www.nintendo.co.jp/csr/report/employees/topics/index.html?active-topics=topics01)と人権の尊重を掲げ、パートナーシップ制度を2021年3月導入したと報道されました。  この多様性のある職場環境づくりには「女性活躍推進」の項目もあるのですが、任天堂(日本)は女性社員が30%なのは一般企業を思えば多い方かもしれませんが、未だ女性にチャンスが少ない状態は変わりなく、同時に女性社員が少ないことは、女性がパートナーシップ制度を受けるチャンスも少ないということでもあります。今日明日にいきなり5割などはさすがに無理だとは思いますが、徐々に増やして欲しいですね。  また、任天堂含めた日系エレクトロニクス企業は2020年新疆ウイグル自治区での強制労働に関与したのではないかと指摘を受け、「現代奴隷」に関してどう考えているのか報告書の提出を求められています。
【参考】 ・国際人権NGOヒューマン・ライツ・ナウ 【報告書】新疆ウイグル自治区に関連する強制労働と日本企業の関与について https://hrn.or.jp/activity_statement/18457/ ・任天堂株式会社 現代奴隷に関するステートメント(PDF) https://www.nintendo.co.jp/csr/pdf/ModernSlaveryTransparencyStatement_jp.pdf
また、ちょっと気になるニュースがありました。 ・CNN 「任天堂米国法人が女性社員を解雇、理由を巡り物議に」 https://www.cnn.co.jp/business/35080561.html ・Gigazine 「ニンテンドー・オブ・アメリカで受けたひどいセクハラや女性差別について元従業員が告白」 https://gigazine.net/news/20220819-nintendo-of-america-sexual-harassment/
■現実が足を引っ張っている状態  さて、私が、そして多分このブログを見てくれている人なら望んでいる『トモダチコレクション新生活』正当な続編なのですが、日本社会のLGBTQ+コミュニティに対する冷酷な対応がMiiたちの���存にも影響を及ぼしているという指摘を今しなければなりません。  Miiの恋愛や結婚を男性対女性の一つだけにしておくのか、もっと自由なものにするのか、そのあたりの政治の問題が開発や発売の足を引っ張っていると思わずにいられないのです。もう「一方の性別しか好きにならないMii」は恐らく作ることができません。「一方の性別しか好きにならないMii」を作ったら、9年前のTomodachi Life発売時に起きた騒動の約束が嘘になってしまいます。  世界規模に広がっているファンコミュニティ(正直、「任天堂法務部」とキャッキャしながらマイノリティを攻撃している一部コミュニティや、国際情勢や戦争に影響しかねない機密情報を晒し合うコミュニティはともかくとしてという思いがありますが)はバカではないからです。そして、トモダチコレクションのみならず、様々なゲームに影響が及びます。「ビジネスのために人権をないがしろにする」と判断されれば、上記の人権ステートメントにも更に厳しい目線が向けられることになるからです。  これらの問題をクリアできなければ、『トモダチコレクション新生活』の続編開発なんて指示しない(というかできない)でしょう。  開発の足を引っ張っているのは、この10年で悪化した日本の政治と、「人権教育のなさ」だと今なら思います。
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 『トモダチコレクション新生活』の発売を望むあなたに言えることは、まじめに日本の政治について考えることだと思います。できれば、人権やLGBTQ+コミュニティについて、Miiは架空のアバターですが、現実に生きる人をゲームの中に落とし込むことができる不思議な立ち位置は、現実と切っても切り離せない存在であり、現実に影響を及ぼすこともあるからです。  それに自覚的であること、自分の当たり前を見直し、差別をやめることが開発販売への一番の近道だと思います。  男女じゃなければ結婚できないのは当たり前ですか?  現実にはありえずとも、赤ちゃんが同性カップルに導かれてもよかったのでは?  家を手に入れる方法が夫婦に限られているのはなぜでしょう?  見直せることはたくさんあります。
 そんなまじめなことを、トモダチコレクション新生活発売後10年で言わなければいけないと思うほどに、「ちょっとこの国まずいぞ」と深刻に私が捉えているという意識を受け取っていただけないか。という小さなお願いです。  私は『トモダチコレクション新生活』の新しい島にSwitchが輸入されて、それでゼルダとか、リングフィットアドベンチャーとか、Miiに遊んで欲しいよ。3DSにWiiU遊んでるMiiも愛しいけど、「Switch輸出して~!」と言いたいです。
 たぶん、3DSやWiiの修理にダウンロードコンテンツも、もう少し景気が良かったら続けられることもたくさんあったのではないかなと思います。島に住むMiiのWiiや3DSが壊れたらどうするんだろう。なんて悲しいんだろうと思うと同時に、Miiなら直せそうな気もするとも思う……。
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■締め付け  昨年、2月24日ウクライナ侵攻に侵攻したロシアは ――13年に「非伝統的性的関係(同性愛)」について未成年に「宣伝」することを禁じる法律が成立した。17年にはDVを非犯罪化する法改正もあった――  (毎日新聞:「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち より引用)  とあり、2022 年末、「LGBTを宣伝するゲーム」のリストアップが行われました。これは、上記の法律が成立していたことが所以です。 そのリストの中には『Miitopia』が確実に含まれているし、含まれていなくても報告があれば含まれるようになるだろうと思います。 『Miitopia』がR18発売になったことも大きな話題を呼んだのですが、これは、この“宣伝”の部分に引っかかってしまったためです。  『Tomodachi Life』も含まれているかもしれません。
【参考】 ・毎日新聞 – 菅野 蘭 「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち https://mainichi.jp/articles/20230413/k00/00m/030/139000c ・AUTOMATON – Daiki Imazato ロシア下院議員が「LGBTを宣伝するゲーム」をリストアップ。『Fallout』や『Apex Legends』など有名ゲーム多数を危険視 https://automaton-media.com/articles/newsjp/20221115-226706/ ・AUTOMATON – Ayuo Kawase Nintendo Switch『ミートピア』はロシアでは“18禁”だとして話題にのぼる。同性愛描写が影響か https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210219-152683/
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 他にも、昨年11月、神道政治連盟が、同性愛について「精神の障害」「依存症」と書かれた差別的な冊子を 自民党の国会議員懇談会の会合で 配布したことが問題になりました。ハッキリと申し上げて、日本はLGBTQ+に関しては上記で述べたロシアの状態にとても近いと私は感じています。日本に「同性愛プロパガンダ禁止法」を作られては、Miiに関するゲーム作品の発売に限らず、日本に輸入される他のゲームにも、作品にも制限がかかります。『トモダチコレクション新生活』、『Miitopia』の中古作品の流通停止という事態さえ最悪あり得ると頭の片隅で考えてしまう。そんな未来は嫌で嫌でたまりません。
【参考】 ・Yahoo個人 – 松岡宗嗣 「同性愛は依存症」「LGBTの自殺は本人のせい」自民党議連で配布 https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20220629-00303189 ・朝日新聞デジタル – 伊藤舞虹 議員ら会合でLGBTQ差別冊子、「加担怖い」 当事者の神職ら抗議(有料記事) https://www.asahi.com/articles/ASQCG74K2QBPOIPE00S.html ・東京新聞 日本除いた「G6」からLGBTQの人権守る法整備を促す書簡 首相宛てに駐日大使連名 サミット議長国へ厳しい目 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238238 ・Wikipedia「自民党議員会合LGBT差別冊子配布問題」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%BC%9A%E5%90%88LGBT%E5%B7%AE%E5%88%A5%E5%86%8A%E5%AD%90%E9%85%8D%E5%B8%83%E5%95%8F%E9%A1%8C
・BBC NEWS JAPAN 80秒で解説…米国防総省の機密情報流出、なぜ深刻なのか https://www.bbc.com/japanese/video-65284025 21歳の空軍州兵を逮捕、米国防総省の機密文書流出 https://www.bbc.com/japanese/65271731 (オンラインゲームチャットグループと言われていますが、SteamやDiscordと思いっきりゲームコミュニティで起きた事件です)
・Wezzy 多様性を目指すゲーム業界と、アンチ・ポリコレゲーマーの衝突/今井晋さんインタビュー 【前編】https://wezz-y.com/archives/63889 【後編】https://wezz-y.com/archives/63890
 日本のゲーム業界がどちらに行くのかは、ユーザーの雰囲気にも影響されると思います。
 好きなゲームが遊べるなら自分さえよければ良いという態度や姿勢を今まで取れてきたかもしれませんが、それはこの国に(比較的まだ)「お金」があると思われており、他人のことをおもんぱかることのない態度を取れる無神経な人々が多い国だったからだと私は思っています。そしてそれが、「東アジアの奇妙な風習の島国の人だから…」という人種的目こぼしがそこはかとなくあったとも思います。  しかし、今後はその言い訳は通用しませんし、その言い訳を通用させてきた裸の殿様ビジネスの在り方を情けなく思わないといけない時代に入ったと思います。だからこそ、私はせめて、Miiを愛し、このブログを読むあなたに今後の政治含めた未来について、まじめに考えて欲しいと切に願います。
 そして、それを踏まえた上で『トモダチコレクション新生活』の続編を開発してほしい。と堂々と願って欲しいと思うのです。
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 次の選挙は4月23日の統一地方選挙後半です。  今後、Miiがどう描かれて欲しいのか、そのキッカケの一つとして真剣に考えてみませんか。
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jsato · 2 years ago
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シンガポールからの眺め
執筆:キショール・マブバニ(シンガポール国立大学特別研究員、元国連安保理議長・シンガポール外交官) 元記事:https://www.australianforeignaffairs.com/afamonthly/the-view-from-singapore
オーストラリアの指導者たちが、アジアの21世紀におけるオーストラリアの将来について、不安や時にはパラノイアさえ感じるのは無理からぬことである。欧米のパワーが世界、特に東アジアから後退していく中で、オーストラリアとニュージーランドは、アジアにおける孤独な欧米の前哨基地として取り残されることになるからだ。
しかし、地政学的な難題に、感情的に安易な解決策を見出すことは致命的だ。これがAUKUSの根本的な問題点である。AUKUSは、アングロサクソン系の旧友と新たな絆を築くことで、安らぎを与えている。しかし、これでは、オーストラリアの戦略的ジレンマに対処できない。 オーストラリアの友人や同盟国は遠く離れているため、(カナダとは異なり)オーストラリアが抑止力のために強力な国内防衛力を整備することは理にかなっている。同様に、オーストラリアが米国との同盟を維持するのも理にかなっている。では、英国はどうだろうか。1950年、英国は世界第3位の経済大国であった。2050年には、トップ10に入るのも難しいだろう。そして、英国は国内のニーズが、遠くの同盟関係よりも重要だと感じると、その同盟関係を取りやめる。オーストラリアとシンガポールが第二次世界大戦で見捨てられたことは周知の事実である。そして、英国は予算が逼迫した1968年にシンガポールの海軍基地を閉鎖している。過去に賭けるのは常に間違いである。未来に賭けた方がいい。 今後100年間、オーストラリアにとって最も重要な隣国がインドネシアであることは間違いないだろう。オーストラリアは、インドネシア(および他のASEAN諸国)と緊密な関係を築かなければならないだろう。オーストラリアは、隣国とより緊密に連携して自国の安全保障を強化することに取り組むつもりはない、というシグナルを送ってしまったのだ。 インドネシアは明らかに、オーストラリアに小突かれたと感じた。AUKUSの合意に対して、「インドネシアは、オースト��リアが核不拡散の義務をすべて果たし続けるという約束の重要性を強調する」、「インドネシアは、オーストラリアが友好協力条約に基づき、地域の平和、安定、安全に向けた約束を維持することを求める」といった外交用語をインドネシアは使った。インドネシア人は懸念を表明する際に常に控えめであり、このような明確な声明は、AUKUSに対するインドネシアの不安の大きさを示している。 オーストラリアの労働党指導者の多くは、過去に、オーストラリアがこの地域のイスラエルのように台頭することは賢明でないと理解していた。イスラエルのように台頭すると、オーストラリアは軍事的には強くなるが、政治的には孤立し、長期的には心理的に不安定になるからである。それゆえ、オーストラリアは数十年にわたり、賢くASEANと緊密な関係を築き、同じ方向へ泳ごうとしてきた。私が個人的に経験したのは、1990年代半ば、シンガポール外務省の事務次官を務めていたときのことだ。当時は、ASEAN10カ国とオーストラリア、ニュージーランドを加えた12カ国による共同体構想に取り組んでいた。そうすることで、オーストラリアは東南アジアに近づき、地政学的に穏やかな緩衝材となるはずであった。しかし、それ以来、オーストラリアとASEANは、地政学的な課題への対処において、距離を置くようになってしまった。ASEAN諸国の多くが中国との関係を概ね改善したのに対し、オーストラリアと中国との関係は、最近の改善にもかかわらず、依然として緊張をはらんでいる。
AUKUSは、オーストラリアを現在守れればよいものではない。今世紀半ばのオーストラリアを守れないといけないものだ。2050年の世界はどうなっているだろうか?あるシナリオでは、米国が依然として世界一の大国であり、東アジアで最も強力な軍事力を持っている可能性がある。そうなれば、オーストラリアは十分に保護されることになる。もう一つのシナリオは、中国が世界一の経済大国となり、東アジアで最も強力な軍事力を持つようになり、米国は外国との関わりを減らし、東アジアでの存在感を薄めるというものである。 これがAUKUSの根本的な問題点である。オーストラリアは3680億ドルを投資することで、米国が依然としてナ��バーワンである世界では、オーストラリアはより安全となる。しかし、中国がナンバーワンに躍り出た世界では、同じ金額を投資することは、オーストラリアはより安全でないと感じることを招く。中国は軍事的に力を誇示する必要はない。政治的、経済的な影響力は絶大である。象徴的な言い方をすれば、オーストラリアはキューバのようになる可能性がある。地域の支配的な大国の意向に従うことを拒否し、政治的に隣国のほとんどから孤立している独立心の強い国である。ASEAN諸国は、米国や中国との良好な関係を維持するために、慎重に努力してきた。しかし、ASEAN諸国のアプローチは、北京に屈服する運命にあることを意味しない。例えば、南シナ海の行動規範の草案では、断固とした姿勢で臨んでいる。その一方で、中国との経済関係を強化し、互恵的な関係を築こうと努力している。 オーストラリアが、東アジアのイスラエルやキューバになるといった極端な選択しかできないとは考えにくい。幸いなことに、オーストラリアはこの地域の経済にうまく溶け込んでいる。地域包括的経済連携や環太平洋パートナーシップに関する包括的および進歩的協定など、地域の主要な貿易協定にすべて賢明にも参加している。しかし、オーストラリアがこの地域の他の国とは異なる地政学的な方向へ泳ぎ続ければ、近隣諸国から遠ざかっていると認識され、心理的に孤立することになる。 オーストラリアに関して本当にショックなのは、身近な隣国に対する知識と理解が著しく低いことである。ASEANがどれほど強力なパートナーになり得るか、オーストラリアはまったく理解していない。例えば、キャンベラの多くの人々は、オーストラリアが現在、クアッドで日本と親密な関係にあることを称賛している。2000年当時、日本の経済規模はASEANの8倍あった。しかし、現在は1.5倍程度にしかなっていない。2030年には、ASEANの経済規模は日本の経済規模を上回ると言われている。 オーストラリアは、イギリスなどのAUKUSのパートナーや日本との協力によって、過去に賭けてしまっている。未来が変わることは間違いない。アメリカの世紀とは似ても似つかないアジアの世紀にどう適応するのか、オーストラリアは冷静かつ合理的な計算をする時期に来ている。AUKUSは、未来ではなく、過去への回帰を意味する。
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monogusadictionary · 2 years ago
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今の中国を見ていると、完全に自国というか、中国共産党至上主義で動いている。もっと言えば、習近平至上主義、権力維持のために動いている。
買い手としての中国市場に、安価な製品の供給元として中国の労働力に全世界が大きく依存し、このままいけば、離れられなくなり、中国の意向に反することができなくなる。
すでに現状でも、中国に反する主張を表明すると、オーストラリアのように禁輸措置をとって恫喝するようになっている。
今の状態が続けば、いずれ、アメリカも凌駕し、恐ろしいことになるだろう。
昔、欧州は今さえ良ければと、オーストリアを併合しチェコを占領したナチスの横暴を認めた。
が、その行為はナチスがより強大になる時間を与えただけで、何百万人が犠牲になる第二次世界大戦を招いただけであった。
同じ事を防ぐ方法として、アメリカの対応を支持します。
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hummingintherain · 2 years ago
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12月11日(日)|200.96 letter
 まだまったく陽の気配がない、夜のような朝に起き上がった。夜明け前が一番暗いとは、そういえば手垢にまみれた言葉があった。自分から発される言葉は、ほぼ手癖100%なので手垢にまみれているどころか手垢で構成されているように思う。要は上手ではない。書���たいことを書きたいように書いているだけで、寝起きに書いた文は深夜の文の次に信用ならない。書いていくうちに徐々に覚醒していく。つよく冷え込んでいて、暖房をかけるとどこかから流れこんでくる冷気のほうを敏感に察知する。
 昨日を思い出す。早いうちに畑に行って大根を収穫しおえた。土は水分を保ったままでやわらかかったが、この寒さでは先週蒔いた種が土から顔を出しているはずもなかった。ただ昨日は陽射しがずいぶん暖かかった。畑仕事を終えた後で倚子に腰掛けてしばらくぼんやりとしていると陽のあたる部分が明確に熱をおびた。暖かい日は体調が向上しやすい。そういえば思い出したけれども昨日は朝から頭が痛くて、気圧のせいかと思ったら夜から朝にかけての気圧グラフを確認したところまったく関係なさそうで残念がりながら鎮痛剤を飲んだのだった。だから朝から体調は不安だったのだけれど、薬で充分に治まったし、早々に畑に行けたのだから悪くはなかった。そんなわけで体調が普通くらいで安定してくれることを期待して帰宅したら少し休んで絵を描いた。午後に小説を書くかふたたびスラムダンクを観に行くか迷ってどちらも選べるように家から出ようかとぼやぼや検討しながらTwitterを何気なくひらいたら、フォロワーさんがリツイートしていた中日新聞の記事を発見した。防衛省がAIを活用し、ビッグデータとインフルエンサーを利用して、SNSなどを通じて防衛省にとって有利となる世論を人々の間に拡散させ、情報操作し、特定国への敵対心を高め、反戦・厭戦機運の払拭をはかろうしているとの報道だった。こんな重要な情報は本来機密事項として水面下でこっそり行われてナンボではないかとも思ったけれども、これが事実であれば、戦争がいつ起きてもいいように大衆を管理していこうという魂胆があまりに透いてみえる。マイナンバーをはじめ、つくづく行政は、デジタル技術を市民の生活向上ではなく都合よく市民を管理するほうへと使いたいらしい。もうこんなにも見えやすいところまで腐ってしまったのか。あまりに今更な実感だった。そして私が最近強く嫌っている国家権力や極端なナショナリズムが、入り込んできてほしくはない内側の領域にまでどんどん浸蝕を試みていると恐怖した。いや、無意識のうちに侵襲されているのかもしれない。私の心は、生活は、本能は、生理的な流動は、ほんとうに私のものだろうか。誰かが意図的に操作したものではないだろうか。なぜなら私は容易��影響を受ける。疑り深いようで、その実ころりと信用する。権威に噛��付けるほど元気でもない。私は私の見ているTwitterのフォロワーを信頼しているけれども、惰性でトレンドをスクロールするのも嫌いじゃないので、過激な思想に交通事故のようにぶつかってしまって勝手に弱ることはまあまあある。
 無意識下に流されていってしまう可能性や、意図的に権力側が心までも支配しようとしている状態に震えた。それは小説を書いたついでに映画を観るかどうかで迷っていた脳天気さを簡単に破壊するような攻撃だった。それはそれとして目の前を楽しむと割り切るだけの強さが私にはなかった。だからしばらく記事を前にして動けなくなり、SNS全体も、国家も恐ろしくなっていく。難民についての本や映画を思い出す。私はその気になったら、日本を飛び出せるだろうか。たとえば今、飛び出せるだろうか。飛び出せるとしたら、どこにいくのだろうか。安直に検索にかけてみる。ワーキングホリデーや留学、なんだかとても心地の良いものとしてデザインされたサイトが並ぶ。アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、……どれも全くぴんとこなかった。家族について、考える。仕事について、考える。目の前の本棚に並んでいる大量の本について、考える。実際、今、すぐには飛ぶのはリスクと天秤にかけて難しい。
 戦争には反対だ。戦争に繋がりうるところから、正反対のほうへと歩いていきたい。それは別段特殊な考えでもなんでもないのだけれど、どうやら本流はそうとは限らないらしい。
 こんな腐りつくしてカビまみれの出がらしのような環境をすぐにどうこうできるわけもなく、個人が影響を与えられるはずもない。他者を変えるのは難しい。私ができるのは逃げるだけ。
 恐怖に支配されること自体が、もはや防衛省そして政治家の意図ではないか。恐怖でたやすく人を管理できるのは、既にあまたの犯罪が証明してきた。事実、恐怖し、思考は止まった。調子がよく続きを書くのが楽しみな小説も、強く心をゆさぶられた映画も、恐怖の前には停止した。このままではいけないと、ひとまず身体を動かせと、胃を満たせと、理性が声をかけてきて、ポメラを持って家を出た。歩きながら、大事なものは本の中にたくさんあるし、なにもSNSの反射的な情報が欠けていてもぜんぜん生きていける、と思った。それでニュースレターを作ろうと思った。植本一子さんが、Twitterを凍結されてもニュースレターがあったことで現在地をしらせていて、あれはとてもいいなと思っていた。そういったものをやりたいとは考えていたが、正直なところ有料化での発信を検討していて、ただ、お金について考えて足踏みしていた。またお金だ。お金は好きだが、お金のことを多く考えているということはお金に支配されている状態であり、そしてそのお金の悩みで堰き止められている状況が自分事ながらかな���ばかばかしくなった。
 外で生姜焼き定食を食べ、スターバックスに入ってコーヒーを飲み、Twitterからどんどんずれていくための算段をポメラで打鍵した。ビジネス、価値、お金儲け、サブスクリプション、税金、文明社会コッテコテの、お金をまきあげて作り上げていこうとする経済の流れに疲れた(サブスクが苦手なのはいつのまにか払っている税金みたいだからかもしれない、と今ふと思った)。誰かを疎外して成り立っている豊かさモドキにも疲れた。そして管理しようとしてくる存在にも疲れた。そんなことより私は安心して制作したい。書きたい。とはいえ完全に社会から離れることはできない。だからちょっとずつずれたい。自分を守るために切実にサバイブしたい。自分の感受性くらい、と茨木のり子の声がする。自分で守れ、ばかものよ。そうだ、私はばかものだ。しかし国家もどうしようもないばかたれだ。世界中のばかたれのせいで、経済はめちゃくちゃだし命は危機に晒されるし、深刻に病んでいる。全体的に病気にかかっている。だから元気がないのも当然だ。元気がないままでも、安心したい。どんどんおかしくなりたい。おかしくなって、国家を指差して爆笑したい。しかしぶっちゃけそんなことはどうでもいいので、そっぽを向いて私は書き続けたい。作り続けたい。リアルなてざわりを求めたい。
 Twitterからちょっとずつずれていく算段を、文章化することですこしばかり安心して、なんとか多少は小説をすすめようと思ってファイルを開いて執筆した。その後月と六ペンスに向かって、こんな時は坂口恭平だなと思って先日買った『継続するコツ』を読み、なんだかこの方向性は間違っていないと思って少しばかり強くなった気持ちになった。錯覚でもよかった。香山哲の『プロジェクト発酵記』を読んでいる途中で閉店五分前になってお会計した。
 帰宅したらニュースレターに着手した。最近みかける日本発ブランド「The Letter」はビジネスパーソンの雰囲気がしこたまに感じ取れて微妙だったので、日本語対応していないけれども見た目にかわいげのある「Substack」でひとまず立ち上げた。作っているうちから、「また新しいことやるの?」「また道を逸れるの?」「何度も飽きてきたのにこりないよね」「自意識過剰もたいがいにしなよ」と内側の声が乱れてとんできて、恐怖心ともまざってすっかり胃が痛くなっていた。ひとまず一晩をこえて考えようと思った。そうして一晩をこえた。書くうちに窓の外が白みだした。今日早起きしたのは、布団の中でまた記事のことを思い出して恐怖に苛まれたからでもあったけれども、自分を制御する面白みを思い出したいのと、これ以上感受性の無駄遣いするのはよそうと思ったから。
 風になればいい。自分を風だと思えば、場所をうつろうのも、こ��ではないどこかを常に求めるのも、同じところに居座るのが苦手なのも、なにもかも変じゃない。今日も外の風はつめたい。雲がぶあついけれども、視線を上げれば部分的にベージュの光がこぼれていて、低空は雲がいっそう薄く、オレンジの長い筋が見える。太陽が近い。
 自分をあたためたい。大丈夫だよ、失敗したって途中でやめたっていいじゃない、本当に大丈夫だ。すでに自傷も含めて味わった。あなたは自由だ。なにも問題ない。
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ari0921 · 10 months ago
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 中国の電力支配、
峯村健司
フィリピンの先例警戒 40%株式保有、送電止める危険 
峯村健司氏緊急リポート
再生可能エネルギーに関する規制見直しを検討する内閣府のタスクフォース(TF)に、中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴマークが入った資料が提出された問題が収まらない。エネルギー戦略は国家の存立に直結する最重要政策であり、「他国の干渉があってはならない」(高市早苗経済安保相)からだ。林芳正官房長官は28日の記者会見で「河野太郎規制改革担当相のもと、内閣府において中国政府から不当な影響を受けていなかったかなどの調査を行う」と語ったが、議会や第三者機関も調査すべきではないのか。
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員、峯村健司氏は、国家電網公司がフィリピンの送電企業の40%の株式を保有し、同国議会が「安全保障上のリスク」を懸念した前例に迫った。
再エネ導入に向けた規制の見直しを検討する内閣府のTFの資料の一部に、中国の「国家電網公司」のロゴマークの透かしが入っていたことが明らかになった。
資料は、民間構成員である財団法人「自然エネルギー財団」事業局長、大林ミカ氏が提出したものだった。大林氏は27日の記者会見で民間構成員を辞任したと発表した。大林氏がTFに入った経緯について、林長官は28日の記者会見で「内閣府事務方が提案した案を、河野規制改革担当相が了承した」と説明した(=大林氏は27日の記者会見で、河野氏の推薦だったと説明)。
「パワーポイント」による事務ミス…内閣府の説明に疑問と矛盾問題発覚後の25日に記者会見した内閣府規制改革推進室の山田正人参事官によると、同財団が2016~19年にかけて開いたシンポジウムに中国企業の関係者が登壇した。その際の資料を大林氏が提供され、別の機会に編集ソフト「パワーポイント」を用いて引用した際、文書のテンプレートにロゴが残ったという。
山田氏は「内容に問題はなく、事務ミスかもしれない」と説明した。
この説明には早速、いくつかの矛盾や疑問が浮上している。同財団が翌26日、ホームページ上で発表した経緯説明では、大林氏は編集では「パワーポイント」ではなく、「キーノート(Keynote)」を使っていた。金融庁の有識者会議や経産省の小委員会に大林氏が提出した資料にも同じロゴが確認されている。内閣府の調査は不十分と言わざるを得ない。
そして、筆者が最も注目している��が、中国政府における「国家電網公司」の役割である。02年に設立された中国最大の電力配送会社で、オーストラリアやブラジル、チリなどの発電・送電会社に積極的に出資をしている。
40%株式保有、送電止める危険その中で「国家電網公司」が積極的に進出をしてきたのが、フィリピンだ。親中政策をとったアロヨ政権時代、フィリピン国家送電会社(NGCP)に40%出資し、09年から全国の発電所から配電施設までの送電を受託した。
ところが、19年11月、議員向けの内部報告書で、「フィリピンの電力網が現在、中国政府の『完全な支配下』に置かれており、わが国の電力網に混乱を引き起こす能力を持っている」と警���されていることが発覚した。
NGCPを監督する送電公社の責任者が議会の証言で、フィリピン人技術者が施設への立ち入りを制限されており、中国によって送電を止めることができる可能性があることを認めた。
中国が「国家の悲願」と位置付ける台湾併合に乗り出した場合、米国の同盟国でありバシー海峡を挟んで位置するフィリピンの存在は極めて重要だ。その際、中国がフィリピンの関与を阻止するために、全土を停電にする可能性はあるだろう。
同じく、米国の同盟国であり米軍基地を抱える日本に対して、中国がフィリピンに対して実施したようなアプローチをするリスクを考慮するのは当然のことといえる。
今回の問題を「事務的ミス」で片付けるべきではない、と筆者は考える。電力事業は22年5月に成立した経済安全保障推進法で「特定社会基盤事業」と指定されている。その所管官庁である内閣府は、地政学リスクも含めた徹底した原因究明をすべきだろう。
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pupupupumpkin · 4 days ago
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【岐阜県美濃市松森595 マツモリビル Live Spot DiAngelo予定】 2025年3/8(土) 19:00頃~ 服部正嗣(ds & more)ハクエイ・キム(p) デュオライブ ¥3,500(前日迄のご予約)/ ¥4,000(当日) 1ドリンク・軽食オードブル付 お問合せは 〈E-mail〉[email protected] 〈TEL〉090-4115-4235
昨年中に東京都内と岐阜県内の二拠点を構えたドラマー服部正嗣による、今後の時勢に向けてこちら岐阜のローカルスポットでの軌跡です。服部くんは昨年8月と12月のソロライブを経て、続く初のギグワークとしてピアニスト/ハクエイ・キムとのデュオを敢行。ハクエイさんは美濃市DiAngeloでも00年代に始まる数々の思い出の中、コロナ・パンデミック2020年秋のソロピアノ(ライブ配信)以来になります。今回は店主にとっての新旧の出会いがクロスする日程。春に向けて期待がじわりと膨らみます!
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服部正嗣 - Masatsugu Hattori (ドラマー & More) MI Japan 名古屋校で学んだ後、大学在学中より活動を始める。主にジャズを基本にしながら、時代に於ける先鋭的な審美眼を求められるシーンで幅広く活躍。スガダイロートリオなどスガダイローの諸作に参加。古谷淳 the otherside quartet や Stand Alone-404 のメンバー。レコーディング、ライブサポートとして馬喰町バンド、新垣隆、世武裕子、岩崎大整、中西レモンなど多数務める。その他共演者として、石井竜也、市野元彦、Aimer、OMSB、片山広明、菊地成孔、K-BOMB、SHING02、坪口昌恭、橋本絵莉子(チャットモンチー)、林栄一、林正樹、南博、向井秀徳(ZAZEN BOYS)、山下洋輔、ヨシダダイキチ、類家心平、和田永(Open Reel Ensemble)、Kit Downes、Roy Campbell、Laurent Larcher、Momchil Atanasoff、Chris Kasprzyk、Viktor Benev、Ola Szmidt、Piotr Damasiewicz、など多数。
2012年 - 後楽園ホールで開催された対戦型企画「BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE 2012」オープニングアクトとして千住宗臣とドラムバトルを繰り広げる。 2014年 - テレビ朝日「題名のない音楽会」にスガダイローtrioとして出演。 2015年 - 白井晃演出、内博貴主演の舞台「ペール・ギュント」に参加。/ B.A.ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム」に大野和士の指揮による日本初演参加。/ パリ・コレクションでのISSEY MIYAKE Spring Summer 2016のショーに出演。 2016年 - 映画「ディストラクション・ベイビーズ」の劇中音楽に向井秀徳と共に参加。/ アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の劇中音楽に参加。音楽監督は菊地成孔。 2018年 - Aimer Fan Club Tour “ete"に参加。/ 映画「生きてるだけで、愛。」の劇中音楽に参加。 2020年 - 映画「佐々木、イン、マイマイン」の劇中音楽に参加。 2023年 - ソロプロジェクトでEUツアー敢行。
ハクエイ・キム – Hakuei Kim (ジャズピアニスト/作編曲家) 1975年京都市に生まれ札幌市で育つ。韓日クォーター。5歳からピアノを始める。オーストラリア、シドニー大学音楽院(ジャズ科ピアノ専攻)卒業。これまでに、札幌シティ・ジャズ・フェスティバル、香港インターナショナル・ジャズ・フェスティバル、韓国・光州ワールド・ミュージック・フェスティバル等に出演。2016年にはトライソニークで米国デトロイト・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルに出演。現地オーディエンスやメディアから高評価を受ける。2018年には初のヨーロッパツアーを敢行し、フランス、イタリア、ドイツでの公演を成功させた。その他の活動としては、TV東京全国ネット『美の巨人たち』のエンディング・テーマや日韓合作映画『道〜白磁の人〜』(高橋伴明監督作品) のエンディング・テーマの作曲、TV朝日系列全国ネット『越路吹雪物語』で大地真央が歌う主題歌の編曲、クリスタル・ケイ、新妻聖子、綾戸智恵、平賀マリカ、平方元基、川島ケイジ (敬称略)等のレコーディングや編曲、コンサートでの音楽監督等がある。 現在、国内外を問わず活動中。
2005年 DIWより「Open the Green Door」でインディーズ・デビュー。その後、同レーベルより3枚のアルバムをリリース 2009年 ピアノ・トリオ「Trisonique/トライソニーク」を杉本智和(b)、大槻”KALTA”英宣(ds)と結成 2010年 渡辺貞夫の『Sadao with Young Lions』のツアーに参加 2011年 ユニバーサル ミュージックよりアルバム『Trisonique』でメジャー・デビュー 2012年 ソロ・ピアノ・アルバム『Break the Ice』、DVD『Solo Concerts』リリース 2013年 アルバム『A Borderless Hour』リリース 2015年 韓国伝統音楽ユニットの新韓楽とトライソニークとのコラボレーション・アルバム『HANA』をリリース 2018年 約6年振りとなるソロ・ピアノ・アルバム『Resonance』をリリース 2019年 フランスを代表するパーカッション奏者、グザヴィエ・デサンドル・ナヴァルとのパリ公演を収めた最新作『Conversations in Paris』を発表
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gupaooooon · 1 year ago
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・Nagasaki Peace
「An atomic bomb exploded over Nagasaki on August 9, 1945, three days after the explosion of the first atomic bomb over Hiroshima. The bomb was assembled at Tinian Island on August 6. On August 8, Field Order No.17 issued from the 20th Air Force Headquarters on Guam called for its use the following day on either Kokura, the primary target, or Nagasaki, the secondary target. That same day, the Soviet Union declared war on Japan. The B-29 bomber "Bockscar" reached the sky over Kokura on the morning of August 9 but abandoned the primary target because of smoke cover and changed course for Nagasaki, the secondary target, and detonated the atomic bomb at 11:02 a.m.」
・NO MORE HIROSHIMA & NAGASAKI MUSEUM
「The nuclear weapons dropped on Hiroshima and Nagasaki burned the victims to unrecognizable forms, and brought suffering from illness, poverty and discrimination unto the survivors. Nuclear weapons and humanity cannot coexist.
We want people around the world to know about the consequences of nuclear weapons, and the journey of the Hibakusha - the atomic bomb survivors. As Hibakusha of Hiroshima and Nagasaki, we have held exhibitions at the United Nations four times to date, at the timing of the NPT Review Conferences. As the risk of the use of nuclear weapons is today at its highest, we have decided to open this exhibition as an online museum.」
・Hiroshima and Nagasaki: A Multilingual Bibliography
「ABOUT US: The Aim of Our Project In 2014, a year before the 70th anniversary of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, we started our survey and research into the multilingual publication of atomic bomb literature. Our goal is to make a comprehensive survey into the process of worldwide acknowledgment of Hiroshima and Nagasaki for 70 years.」
・外国人戦争犠牲者追悼核廃絶人類不戦碑
「八月九日の原爆 によって七万余の日本人、数千の朝鮮人、中国人労働者、華僑、留学生、連合軍捕虜(イギ リス、アメリカ、オーストラリア、オランダ、インドネシア等)が犠牲となった。特に浦上刑務所のあった隣接する丘では、三十二名の中国人、十三名の朝鮮人が、日本人 受刑者とともに爆死し、また香焼や幸町の捕虜収容所では、被爆前に病気や事故などによ って数百名の連合軍兵士が死亡した。」
・「長崎の原爆ドーム」なぜ解体されたのか? 浦上天主堂が幻の世界遺産になった理由【長崎原爆の日】(22/08/09)
「8月9日は「長崎原爆の日」。長崎市内への原爆投下で、1945年だけで7万人以上が亡くなった。長崎では平和祈念像が犠牲者に黙禱を捧げるモニュメントとして知られているが、実は広島の世界遺産「原爆ドーム」に匹敵する原爆遺構が、かつて長崎市内に存在していた。爆心地からわずか500メートルの位置にあったカトリック教会の大聖堂「浦上天主堂(うらかみてんしゅどう)」だ。」
・«さもしいといって下さいますな» 福田須磨子さんの思い 原爆を背負って(30)(20/08/06)
「 《何も彼(か)も いやになりました 原子野に屹立(きつりつ)する巨大な平和像 それはいい それはいいけど そのお金で何とかならなかったかしら “石の像は食えぬし腹の足しにならぬ” さもしいといって下さいますな 原爆後十年をぎりぎりに生きる 被災者の偽らぬ心境です》1955年8月、被爆詩人・福田須磨子さん=74年に52歳で死去=が詠んだ詩「ひとりごと」です。」
・祈りと異質な巨大芸術 平和祈念像 法王は今回も立ち寄らず(19/10/27)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/554327/
「長崎新聞の元論説委員長、高橋信雄さん(68)によると、浦上教会の主任司祭だった故川添猛神父は生前、高橋さんの取材に対して「私自身は平和祈念像の前には決して行かない」「巨大な芸術品の前で祈りをささげることなどできない。いくら像の名前に平和を冠していても、被爆者として、あの像とは相いれない」と語っていたという。」
「北村は戦前戦中にわたり、戦意高揚のための軍人像などを数多く手がけた。反核、反戦の美術評論家、故針生一郎氏は、北村について「戦後一転して平和や自由をうたいあげる公共彫刻に意欲を燃やしたが、戦前戦中の自作についての深い反省もなく百余歳まで生きたので、各地に醜悪無残な彫刻公害を残している」と酷評。その代表格が、北村の戦前戦中の作風そのままの男性裸像、平和祈念像ということなのだろう。」
「祈念像の周りをぐるりと歩くと、像の裏には北村の言葉が刻まれ、こんなくだりもあった。「山の如き聖哲 それは逞(たくま)しい男性の健康美」。祈りとはかけ離れた異質なもの。」
・「存在しない」とされた残留放射線、内部被ばくの被害を認めない政府(22/09/05)
「長崎の「被爆地域」は、原爆投下時の行政区域をもとにしている。爆心地から12キロ圏内で原爆に遭っても、国の指定する「被爆地域」外にいた人々は「被爆体験者」として、被爆者と線引きされてきた。」
「原爆投下から1ヵ月後、マンハッタン計画の副責任者であるトーマス・ファーレル氏は、下記のような声明を発表したとされる。 「広島・長崎では、死ぬべきものは死んでしまい、9月上旬において、原爆放射能の余燼ために苦しんでいる者は皆無だ」 残留放射能が存在しないとした理由について記者からの質問を受け、ファーレル氏は「相当の高度で爆発させた」ことを挙げていた。」
「広島の「黒い雨」訴訟で、国側は国際放射線防護委員会(ICRP)国内メンバーが記した論文を引用した上で、「内部被ばくをより危険とする根拠はない」などとしていた。国が政策で依拠するICRPとはどのような成り立ちなのだろうか?この組織は1950年、米国放射線防護委員会(NCRP)議長らが中心となって組織された。NCRPは1946年に発足しており、あの「人体実験」にも携わったマンハッタン計画の医学部長らが執行委員となっていた。中心メンバーも、マンハッタン計画に従事した科学者たちだった。」
「「日本政府は核兵器の残酷さや非人道性を訴えるどころか、その“威力”を重視し、原爆攻撃をした米国と一緒になって、核兵器の有効性を世界に向けて訴えてきたといえます。核の“パワー”の肯定的イメージを拡散してきた、世界に対する責任は重いと思います」」
・核廃絶専門委、長崎の被爆者落選 禁止条約に否定的な政府支援なく(23/07/23)
「【ニューヨーク共同】核兵器禁止条約の諮問機関「科学諮問グループ」の専門家委員に推薦された長崎の被爆者が落選していたことが23日、国連関係者への取材で分かった。核廃棄や被害者支援など「核なき世界」実現の方策を締約国に助言する「要」の機関。核実験の影響に苦しむカザフスタンが推したが、条約に否定的で非加盟の日本政府の支援は得られず、外交筋は落選への影響を指摘した。」
・NHK長崎放送局 WEB特集 原爆
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kennak · 1 year ago
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[MFDS]韓国産ラーメンの欧州への輸出額、前年比約72%増加 グローバル輸出戦略担当官 2023-12-28 https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47933 韓国産ラーメンの欧州への輸出額、前年比約72%増加 食品医薬品安全処は今年、食品輸出の非関税障壁を解消するため、国内輸出業界の現場の苦情を聴取し、海外の食品規制機関と協議するなど輸出支援に最善を尽くした結果、ラーメン(欧州地域)、牛肉含有食品(カナダ地域)の輸出額が前年比で少なくとも4,425万ドル以上増加し、輸出の活性化に寄与したと明らかにした。 今年の食品輸出の主な成果の一つは、代表的な国内食品である韓国産ラーメン(即席麺類)に対する欧州連合のエチレンオキシド*(Ethylene oxide、以下EO)管理強化措置の解除(’23.6.27)で、欧州連合へのラーメン輸出額が前年同期(1月~11月)比、約72%上昇(約4,400万ドル↑)**したことが分かった。 * EO:米国・カナダで農産物などの燻蒸剤、殺菌剤として使用され、国別に残留基準設定・管理 ** (‘22. 1~11月) 6千1百万ドル → ('23. 1~11月) 1億4百万ドルで前年比約4千4百万ドル増加 / (‘20) 4千5百万ドル → (‘21) 5900万ドル →(‘22) 6900万ドル →(‘23.11月) 1億400万ドル/(出典:Kati農食品輸出情報) この成果は、韓国政府がEU保健食品安全総局(DG-SANTE)に代表団を派遣し、国内安全管理政策を説明し、強化措置解除を継続的に要請するなど、多角的な努力を通じて18ヶ月ぶりに規制を解消した事例である。 <欧州連合のエチレンオキシド強化措置に関する規定(’22年2月~)> ◆ Regulation(EU) 2021/2246:第3国から輸入される製品の一時的な管理強化措置で、韓国の輸出業者が欧州に即席麺類と栄養補助食品を輸出する際、公認試験・検査機関でエチレンオキシドの最大残留水準規定の遵守可否を証明できる試験・検査成績書と公式証明書*の発行を受けて提出するように規定 * 輸出国政府機関(食品安全管理)で輸出業者の申請により発行する書類で、公認試験・検査機関が発行した分析証明書に基づいて輸出しようとする製品がEU規定に準拠して生産されたことを証明する書類 次に食薬処は、欧州連合が今年新たに導入した複合食品に対する輸入規制強化措置に成功的に対応し、欧州連合に複合食品を輸出できる国の地位を維持した。 <欧州連合の複合食品輸入強化措置の内容(’23年~)> ◆ 2023年から動物性原料に対する動物用医薬品、残留農薬など残留物質の管理を強化するために、EUに輸出が可能な国を対象に原料の原産地、トレーサビリティなどに対する政府の管理方式を毎年評価する内容で輸入規制を強化 * 韓国は2021年5月、EUに複合食品を輸出できる国リストに初めて登載されたことにより、別途の規制なしにEU又はEUが輸入を許容した国(51カ国、’22.11月基準)の動物性原料を含む複合食品の輸出が可能だった。 食薬処は食品輸出業界の意見を反映して原産地、トレーサビリティなどに対する政府の管理方案などが含まれた評価資料を作成し欧州連合に提出した結果、欧州連合から今年3月に持続的な輸出が可能だと返信を受けた。 これにより、欧州連合で国内製造飲料類、菓子類、麺類、ソース類など複合食品の持続的な輸出が可能となり、今年、欧州に輸出された複合食品の輸出額は前年より4,560万ドル増加し1億8,780万ドル*と確認された。 * 複合食品の欧州輸出額(ドル):(’22)1億4,220万 →(’23.11)1億8,780万 最後に、カナダの食肉衛生検疫管理が強化され、中断されていた調味料、豚骨スープなどの牛肉含有食品が、今年4月から再びカナダに輸出できるようになった。 <カナダにおける牛肉含有食品の輸入強化措置の内容(’20年11月~)> ◆ カナダに輸出しようとする牛肉含有食品は、HACCP適用業者で生産し、家畜伝染病伝播の恐れがないように十分な熱処理(滅菌又は食肉中心部温度70℃30分以上処理)をしなければならず、カナダ産又はカナダへの輸入が許可された牛肉原料肉(米国産、オーストラリア産など)を使用する必要がある。 * これまで別途の規制なしにカナダへ牛肉含有食品を輸出可能 食薬処は輸出資格を維持するためにカナダ食品検査庁(CFIA, Canadian Food Inspection Agency)に輸入許可を継続的に要請し、韓国の食品安全管理制度と輸出管理体系資料を迅速に提出した結果、カナダ食品検査庁で国内食品製造業者3カ所に対して輸出を優先許容するという回答を受けた。 食薬処は2024年にもアジア・太平洋食品規制機関長協議体*(APFRAS、アプラス)を通じて食品安全のための国際協力と規制調和を主導し、現場で感じる輸出業界の困難に耳を傾け、より多くの国内企業と食品が世界市場に進出できるよう最善を尽くして支援する計画である。
2024-01-29 - 食品安全情報blog2
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reportsofawartime · 1 year ago
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新疆に関する衝撃的な真実 2018年8月のあまり注目されなかった軍事会議で、戦略家のローレンス・ウィルカーソン大佐は、大規模な米軍部隊がアフガニスタン本国から1万2000キロも離れたところにある3つの本当の理由を、カメラの前で生ステージで明らかにした。 1. 中国の新たな双方向貿易ルートである「一帯一路」構想がこの地域を通っており、米国は「軍事力でそれに影響を与える」ことができるようにしたいと考えていた。 2. 米国はパキスタンの核兵器に近づき、「必要に応じてその備蓄を利用して安定化」できるようにしたいと考えた。 3. CIAは中国を不安定化させたいと考えており、情報戦略家らはその最善の方法は新疆ウイグル自治区の中国ウイグル族の不安を煽って中国政府に圧力をかけることだと判断した。 するとウィルカーソン大佐は笑いながらこう付け加えた。しかし、それは可能性です。だから私たちはそこにいるのです…」 彼は見事に的を射ていた。 2018年後半以降、CIAは新疆ウイグル自治区でのウイグル族の「暴動」に関する否定的なニュースを大量に発表し、これが中国政府への圧力となった。 。 CIAグループ わずか数カ月後の2019年、西側メディアは新疆ウイグル自治区で起きた気の遠くなるような数の大規模な残虐行為について、「世界ウイグル会議」と呼ばれる団体による多数の報道を掲載していた。 そして、このグループが海外の不安定化グループに資金を提供するCIAの一部門である全米民主主義基金(NED)から資金提供を受けていたことを読者に知らせるため、��らゆる言及は省略された。 「強制収容所にいる数百万人のウイグル人」に関する統計やその他のデータは、「ウイグル人権プロジェクト」によって提供された。このグループも NED から資金提供を受けており、情報は西側メディアの読者には提供されていません。 そして、「虐待されたウイグル人」へのインタビューは、「ウイグル人のためのキャンペーン」と呼ばれる団体によって提供された。この団体は、ご想像のとおり、NEDから資金提供を受けている。そして、いいえ、ジャーナリストは読者に資金提供を決して明かさないように注意していました。 謎のトロールファームが出現し、「強制収容所」での死者数が現在600万人以上と確認されているという「事実」に対する大量のほのめかしがツイッターに殺到した。 。 レポートライター 西側メディアの主な情報源は、反中国団体のために活動するエイドリアン・ゼンツ氏だった。彼は自分自身をドイツの独立研究者であると称していましたが、実際にはワシントン DC に拠点を置く反中国団体「共産主義の犠牲者」で働いていました。 ジャーナリストのトム・ファウディ氏は、謎の寄付によってグループの収入が2018年度には年間100万ドルに跳ね上がったことを明らかにした。 ASPIと呼ばれるオーストラリアの団体は、ビジュアル面に関して、新疆の強制収容所と慎重に誤ってラベル付けされた学校や自治体の建物の航空写真を送信し始めた。これらは西側メディアによって広く報道されたが、修正されることはなかった。 メディアはまた、ASPIは米国とオーストラリアの軍事部門によって後援されており、現在も後援されており、そのかろうじて隠蔽された使命は、西側の兵器産業への巨額の公的資金の流用を正当化するのに十分な中国人に対する憎しみを生み出すことであったことを読者に伝えることを省略した。 。 極度の冷笑主義 2017年に麻薬リハビリテーションセンターで座ってイスラム教徒の宗教講演者に耳を傾ける青い服を着た男性の画像が、2020年には強制収容所で残忍な虐待を受けた囚人であると誤って報道され、ほぼすべての主要主流メディアによって報道された。 国連人権委員のミシェル・バチェレ氏が、メディアの記事を逆戻りさせる非常に誤解を招く報告書の批准を拒否したとき、ほとんどがアメリカ人である同組織のスタッフは彼女の署名なしで報告書を発行した。 CIA はまた、ウィキペディアのすべての参照を管理して、物語と一致させるようにしました。 。 マスターストローク 要するに、ウィルカーソンが言及したCIAのキャンペーンは大規模で、驚くべき成功を収めており、エコノミストからガーディアン、ニューヨーク・タイムズ、BBCに至るまで多様な出版物が、偽の物語、ロック、ストック、バレル全体を飲み込んでいる。 筆者の意見では、CIA の見事な功績は、死の収容所にいる何百万人もの人々の偽りの物語を、部分的な真実に基づいて作成することであった。脱過激化プログラムは、他国と同様に新疆ウイグル自治区にも存在しており、中国当局者は、地球上の他の国の役人たちと同じように、宗教については不器用で鈍感だ。 しかし、本当に衝撃的なのは、西側報道機関の怠惰とだまされやすさです。 なぜ彼らはそんなに簡単にだまされてしまうのでしょうか? 米国国務省は地表からわずか 1 センチメートルの深さで、巨大なホースから税金を全方向に噴射しています。 なぜ誰もそこまで掘らないのですか?
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