#オカルト記念日
Explore tagged Tumblr posts
lemonadesour33 · 7 months ago
Text
Tumblr media
4 notes · View notes
hufuf · 2 years ago
Text
Hilda can bend a spoon by the power of magic, or by some tricks.
For オカルト記念日 / Occult Day
Tumblr media
15 notes · View notes
almostautohonyakudiary · 11 months ago
Text
トム・ヴァーレインのブックセールにて
アレックス・アブラモビッチ
昨年の夏、ブルックリンでこんなミームが飛び交った: トム・ヴァーレインのブックセールの会場でキスしたらどうなる? バンド「テレヴィジョン」を結成し、そのフロントマンを務めたヴァーレインは、2023年1月28日に死去した。彼は長年にわたり、アート、音響学、占星術、UFOなど、さまざまなテーマに関する5万冊、20トン以上の本を入手していた。ブルックリンの隣接するガレージで8月に2日間にわたって行われたこれらの本の販売会は、大変な人気だった。アヴァンギャルドポップ・ミュージシャンのアート・リンゼイが立ち寄った。トニー・アウスラーは短いビデオを撮り、インスタグラムに投稿した。旧友たち(中には数十年ぶりに太陽の下に出てきたかのような者もいた)が、長い行列の中にお互いを見つけた。
ヴァーレインは膨大なコレクションをいくつかの倉庫に分けていた。彼が暮らすチェルシーの1ベッドルームから歩いてすぐの場所に1つ、川向こうのゴワナス運河に近いレッドフックに4つ。ヴァーレインはウーバーを使わなかった。ブルックリンの方の倉庫に行くには、おんぼろの食料品カートを持ってF系統の地下鉄に乗り、街でいちばん標高の高い地下鉄駅であるスミス・アンド・ナインストリート駅まで行き、あとは徒歩で移動した。人ごみの中で、ヴァーレインは目立った。背が高く、痩せていて、きれいな姿をしていた。(「トム・ヴァーレインの首はロック界で最も美しい」とパティ・スミスは1974年に書いている。「本物の白鳥みたい」)。彼は一度もタバコをやめず、フィルム・ノワールの登場人物のようなカーコートを着ていた。しかしそんな彼がカートを押して階段やエスカレーターをガタガタと降り、ブルックリン・クイーンズ・エクスプレスウェイの下をくぐり、7車線の道路を横切り、レッドフックに向かっていた。本をどこかに運ばねばならなかったのだろう。
ヴァーレインはストランド書店の常連で、かつて出荷部門で働いていたこともあった。店の前の1ドル均一のカートのまえにいるところを見かけることもあった。ツアー中にはサウンドチェックから開演までの時間を利用して地元の書店を訪れた。ブルックリンでは、倉庫にあまりにぎっしりと荷物を詰め込んでいたため、彼の遺品整理を任された友人のパトリック・デリヴァズは、箱を動かすスペースを確保するためだけに別の倉庫を借りなければならなかった。テレヴィジョンの直近のギタリストだったジミー・リップは、1月にアルゼンチンからやってきたが、7ヶ月後にまだニューヨークにいて作業を手伝っていた��ブッシュウィックの書店「ベター・レッド・ザン・デッド」のデイヴ・モースとマティ・ディアンジェロも整理に参加していた。
モースは言う。「ふつう、『5万冊の本がある』と言う電話がかかってきても、行ってると500冊くらいなんだ。今回、僕らは箱を数えた。5万冊よりは少しだけ少なかったかもしれない。ヴァーレインはパッキングがとても上手だったからね。たくさんの詰め物が使ってあった。波形の段ボールを折ったりプチプチを使って、即席で巣のようなものをつくってある。がさつではあったけれどとても几帳面で、ほとんどの本は素晴らしい状態だった。僕らは計算し、自分たちだけでは無理だと悟って頭をかいた。そしてスペースを持っている知り合いのディーラーを考えた。
ディアンジェロはワシントンDCのキャピトル・ヒル・ブックスを思い出した。そこはブックストア・ムーバーズという姉妹会社を持っていて、トラックも調達できた。そのトラックはいま、ブルックリンのガレージの前にあって、デリヴァズがみている。中の本は「文学」、「詩」、「宗教」といったテーマ別に分類されている。ディアンジェロは、神話や神秘主義、オカルト、超常現象、スピリチュアリティを指す「MOPS」という新しいカテゴリーを作った。イスラム教の旋舞教団、アレイスター・クロウリー、アントン・ラヴェイに関する本が、チャップブック[17世紀ごろからの冊子]や料理本(ヴァーレインがコンロで作ったのはコーヒーだけだったが)、中国に関する本の隣に並んでいた。読書家として、ヴァーレインは心理学や過激な理論に思う存分傾倒した。しかし、何度も立ち返ったテーマがあり、興味がずっと昔にさかのぼるものもあった。ヴァーレインのかつての親友でありバンドメイトでもあったリチャード・ヘルは、2013年に出版された自伝『I Dreamed I Was a Very Clean Tramp』の中で、彼がとても若かった頃のことをこう語っている:
世界は彼にとって理解不能の異様なところと写っており、空飛ぶ円盤のようなものから、極端な陰謀論、不明瞭な宗教的神秘主義まで、あらゆる種類の非合理的な説明に影響を受けやすかった。彼は、これらの信念や疑念が多くの人々にとってクレイジーに映ることを知っていたし、それが彼が人前に出るのを嫌がっていた理由の一つだ。
ブックセールの数日後、私はリップとデリヴァズに会うためにレッドフックの倉庫まで歩いて行った。彼らはアンプ、スピーカー・キャビネット、真空管でいっぱいのユニットを見せてくれた。それもヴァーレインが収集したものだ。「曲のキーがE♭だと、トムは真空管を交換するんだ。ほら、ここに、彼が印をつけていたかがわかるだろう」
販売会場には『The Tube Amp Book(真空管アンプの本)第4版』というカタログが、ギオルギー・リゲティの伝記とブルーノート・レコードの歴史に挟まれてあった。私はいま、それを買わなかったことを後悔している。ヴァーレインはまだ製造が続いているスロバキアから輸送した新しい真空管を持っていた。eBayから入手した、あるいはeBayが存在する前に購入したヴィンテージの真空管も持っていた。何百という真空管を持っていた。
ヴァーレインは高価な機材には手を出さなかった。(ルナ・アンド・ギャラクシー500のディーン・ウェアハムは、ヴァーレインがかろうじて弾ける12弦のエレキを持ってスタジオに現れ、それを見事に弾きこなしたことや、ヨーロッパ・ツアーを全く機材を持たずに行い、各都市で新しいストラトキャスターをレンタルしたことを覚えている)。しかし、彼は自分のトーンにこだわった。ジェフ・ベックのように、アンプに直に接続し、ギターのボリュームとトーンのノブを操作して、他のプレイヤーがエフェクターのペダルでしか作れないような��フェクトを得ることができた。彼はおそらく、どこまでも繊細だったのだろう。リップは彼らのサウンドチェックの一コマを振り返った。「トムが弾くのをやめて『ブーンという音がする』と言った。俺らには何も聞こえなかったけれどトムは言い張った。俺らはその音の元を探して、やっと会場のうしろのほうで見つけたんだ。その下まで行かなければわからなかったのに、トムはステージから気づいたんだ」
「トムは非常にガード固かった」とヘルは自伝に書いている。「防御が強いんだ。それには良いことも悪いこともある。それは彼にある種の整合性を与えた。流行に流されることはなく、慎重で信頼できた。でもそのせいで一緒に仕事をするのは本当に難しかった」。しかし、6年ほどの間、ヴァーレインとヘルは(ふたりは一緒にデラウェア州の高校を飛び出し、ニューヨークで再会していた)同じアパートに住み、同じダブルのマットレスで眠り、「テレサ・スターン」として一緒に詩を書き、ヘルが主宰する詩誌『ドット』から出版した(彼が最初に出版したのはアンドリュー・ワイリーの詩集だった)。
1972年、ふたりはバンドを結成した。ヴァーレインはサード・アベニューの質屋でベース・ギターを選び、ヘルに基本を教えた。髪を切り、名前を変え(「マイヤーズとミラー」から「ヘルとヴァーレイン」に)、ネオン・ボーイズと名乗り、ビリー・フィッカを加入させた。数ヶ月間、彼らはヴァーレインのアパートでリハーサルをした。アンプやセットを買う金はなかった。ジャズ志向の優秀なドラマーだったフィッカは、代わりに電話帳でドラムを叩いた。ヘルは「Love Comes in Spurts」、「Blank Generation」、「Eat the Light」など数曲を書いた。ヴァーレインは「Bluebirds」、「$16.50」、「Tramp」を書いた。彼らは『ヴィレッジ・ヴォイス』紙に「ナルシストなリズム・ギタリスト募集、最低限の才能があればOK」という広告を掲載し、何人かがオーディションを受けた(ディー・ディー・ラモーンになったダグ・コルヴィンや、ブロンディを結成することになったクリス・スタインもいた)が、誰もフィットしなかった。1973年になっていた。ヘルとヴァーレインは13番街にある小さな店、シネマビリアで働いていた。マネージャーのテリー・オークは、チャイナタウンのロフトに寝泊まりしていたリチャード・ロイドを推薦し、ロイドを2人目のギタリストに迎えて、彼らはバンド名をテレヴィジョンに変えた。
CBGBのオーナーであるヒリー・クリスタルは、彼のクラブでカントリー、ブルーグラス、ブルースのバンドを取り上げようと計画していた。テレヴィジョンをマネージメントするようになったオークは、代わりに自分のバンドを演奏させるよう彼を説得した。徐々にひとつのシーンが形成され��いった。テレヴィジョンはリチャード・ウィリアムズとブライアン・イーノとデモを録音した。もしヴァーレインがイーノのサウンドを嫌っていなければ、イーノは彼らのファースト・アルバムをプロデュースしていただろう。ヴァーレインは、イーノがそのテープをイギリスに持ち帰ったと確信していた。ロキシー・ミュージックの次のアルバムのグルーヴの中に、自分のアイデアが入っているのが聴こえたと思っていたのだ。それが事実かどうかは別として、同じ頃、マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドは、とんがった髪、破れたTシャツ、安全ピンといったヘルのルックスや態度をコピーし、セックス・ピストルズにあてがった。ヘルは回想する。「俺らの演奏はまるで反逆のスクラップが転がり落ち、ぶつかり合う音みたいで、同時にそれを遠くから眺めているみたいに美しくて胸が張り裂けそうでもあった。感動させられ、揺さぶられ、目を覚まさせられた」
しかし、テレヴィジョンがファースト・アルバムをレコーディングする頃には、バンドはそのメンバーではなくなっていた。ヴァーレインは、徐々に、そしてその後は徐々にではなく、ヘルとヘルの曲を脇に追いやった。『Marquee Moon』を何年もリハーサルして手を入れ続け、考え続け、それは1977年、ヘルの脱退から2年後に発表された。ヘルの代わりにフレッド・スミスがベースを弾いていた。曲はより慎重に構成され、短編小説のように構成された。ヴァーレインはジョン・コルトレーンとアルバート・アイラーを愛し、彼のレコード・コレクションの大半はESPやインパルスといったレーベルのジャズ・アルバムで占められていた。しかし、コンサートでも、テレヴィジョンがノイジーで自由だった頃、ヴァーレインとロイドが奏でる連動したソロは高度にアレンジされていた。ウィリアムズはそれを「金線細工を施された」と表現した。
彼らの曲は文字通り「文学的」だった。ロックンロールではめったに美徳とされないことだが、ヴァーレインにははまっていた。彼は手がかりや警官、裏切り者、その他ハードボイルドな小物でいっぱいの探偵小説を書き、それを打ち砕いているかのようだった。『Marquee Moon』に収録されている8曲のうち5曲は、夜に起こる物語を歌っている。4曲は過去形と現在形を行き来している。ヴァーレインの描くイメージにははっとさせられる。「素敵な小舟が欲しい/海でできた小舟」、「世界はとても薄かった/俺の骨と皮のあいだで」、「思い出す/雷が雷自身に落ちたのを」。
しかし、パンクの先駆けとなったテレヴィジョン(ヘルが所属していたときのグループ)がアナーキーで、1977年のテレヴィジョンがほとんどプログラムされたようにコントロールされていたとしても、両者を異なるバンドと考えるのはまちがいだし、ヘルとヴァーレインを正反対の人物と見るのもまちがいだ。ヴァーレインの歌声は神経質で切迫していた。彼��アルバムはやはりパフォーマンスであり、素早く録音され、多かれ少なかれライブだった。奇妙で、絶望的で、すばらしかった。1曲目の終わりに「愛する人と未来を引きずり降ろせ」とヴァーレインは10回続けて歌っている。彼とヘルには共通の恍惚感があった。
もちろん彼らは憎み合っていた。「あいつには我慢できない」とヴァーレインは言い、ヘルも手加減しなかった。しかし、『I Dreamed I Was a Very Clean Tramp』のエピローグで、ヘルはほんとうに久しぶりにヴァーレインに会ったときのことをこう語っている:
このあいだ、レストランから家に帰る途中、古本屋の前でトム・ヴァーレインが安売り本の箱を漁っているのを見かけたんだ。俺は彼に近づいて、「空飛ぶ円盤について何かわかったか?」と聞いた。
ヘルはヴァーレインの歯(俺の歯よりもっと悪い」)、顔(「でこぼこで膨張している」)、髪(「白髪まっしぐら」)を描写している。
俺は背を向け、ショックを受けて歩き去った。俺たちはまるで2匹の怪物が打ち明け話をしているようだったが、ショックを受けたのはそのことではなかった。俺が愛を感じたからだ。俺は彼に感謝し、彼を信じ、自分の中で、彼がありえない人間であり、彼を好きになることがありえないことを肯定した。それまでもずっとそうだったのだ。俺はこれまでと同じように彼を近くに感じた。彼のような人間以外に何を信じればいいのだろう? なんてこった、俺は彼と同じなんだだ。俺は彼だ。
ヴァーレインの本は、Better Read than DeadやCapitol Hillのサイトでまだ購入できる。彼のレコード・コレクションは、そのうちグリーンポイントとイースト・ヴィレッジのアカデミー・レコード別館で販売されるだろう。その本やレコードははいまとはちがう時代、いまとはちがう街を思い出させる。書店やレコード店が遅くまで開いていて、CBGBで夜遊びした後でも店を覗くことができて、そこで手に入るものは安かったし、それを保管するのに必要なスペースも安かった。たとえ書店で働いていたとしても、その金でオフセット印刷機を買って自分で詩の版元を始めたり、ソーホーにロフトを見つけて自分のバンドを始めたりできたのだ。
2024.3.4
ロンドン・レビュー・オブ・ブックスに掲載
2 notes · View notes
mistbow · 2 years ago
Text
Regarding Zestiria’s theme of “Passion”
From the Complete Guide interview with Baba Hideo (producer) and Hase Yuuta (director).
物語の根底にある“情熱”というテーマ The theme of “Passion” underlying the tale
――主人公を「導師」という難しい立ち位置の存在にした理由をお聞かせください。
馬場 今回のテーマの根底には、実は坂本龍馬があって、彼が持つ情熱をファンタジーの世界に落とし込んだものをやりたかったんです。下級武士として生きていながらも、日本はこのままじゃまずいと気づき、誰かが日本を動かさなければいけないと思うその危機感と、なんとかしたいという情熱。そしてさまざまな立場の人とさまざまな形で絡み合いながら、世の中が動いていく。彼が世界を動かそうとしたんじゃなくて、彼の行動の結果が世界を動かしていく、変えていく。そういう部分を、スレイという主人公で表現したかったんです。その過程で、「人間には見えない存在との共存」という話が生まれてきて。僕らのそばにいる幽霊を題材にしたらどうだろうか?でも、幽霊という言葉だとオカルト的で日本っぽいお話になってしまう。ということで天族になったんです。
長谷 坂本龍馬の人生を要素的に分解して、本作の物語に落とし込んでいます。狭い故郷から飛び出して広い世界を渡り歩くというところと、もとから日本を変えたくて変えたわけではないだろう、自分の夢を追いかけていたら日本を変えることになった、という部分ですね。スレイも使命感ではなく、自分が見たいものを追いかけるということで遺跡好きの設定ができて、冒険して遺跡を実際に見にいく、ということでアクティブな性格になりました。それから、龍馬は同じ時代に生きていた人とは違う何かが見えていたのであろう、ということで、人間には見えない天族が生まれました。坂本龍馬の要素を全部スレイに持たせることはできないので、実は一部をミクリオが持っていたりします。あまりにも感情的な行動をするとユーザーさんとの気持ちがかけ離れてしまうおそれがあるので、スレイは意外と冷静で落ち着きがあります。むしろ、クールに見えるミクリオのほうが感情的ですね。
馬場 世界を変えたいとかじゃなくて、自分のやりたいと思うことをあきらめずにやろうぜ、っていうのが今回の大本のテーマなんです。だから「情熱が世界を照らすRPG」なんですね。スレイのそういった行動や思いが、結果として世界を変えていくんです。今の人間の社会においても、やりたいこととやらなきゃいけないことがあるじゃないですか。その両方をどう実現していくのか。難しいけれどあきらめないで、いつか実現できるように小さいことでもコツコツがんばっていこう、この思いは忘れずにいよう、ということをスレイの生き方に乗せて表現しました。
長谷 20周年記念タイトルだったので、シリーズ原点の『ファンタジア』の緑豊かな世界を意識しているんですが、主人公像が全然違うんですね。クレスは使命感をもってひたすら旅をしていく主人公だけど、スレイはその真逆であるということをかなり意識しました。
――What was the reason for making the protagonist the “Shepherd”, a difficult position to hold?
BABA: The basis of this work’s theme is actually Sakamoto Ryouma, and we wanted to do something that incorporated his passion into a fantasy world. Although he was living as a low-ranking samurai, he realized that Japan could not remain like the way it was, and he had a sense of crisis to make Japan move, the passion to do something about it. Then, intertwining in various ways with people in various positions, the world moved on. He didn’t try to move the world, but the results of his actions moved and changed the world. We wanted to express this aspect through the protagonist, Sorey. In the process, the idea of “coexistence with beings invisible to humans” was born. What if we used the yuurei that live beside us as the subject matter? But if we used the word “yuurei”, the story would be too occultic and Japanese. So we came up with “seraphim.”
HASE: The life of Sakamoto Ryouma is broken down per element into the story of this work. The part where he left his small hometown and crossed over into the vast world, and the part where he originally did not want to change Japan, but ended up changing Japan when he was pursuing his own dream. We also came up with the setting that Sorey likes ruins, not because of a sense of duty, but because he follows what he wants to see, and he became an active character by going on adventures and actually seeing the ruins. From there, we thought that Ryouma must have seen something different from others who lived in the same era, and thus the “seraphim”, who are invisible to humans, were born. It is not possible for Sorey to have all the elements of Sakamoto Ryouma, so actually, Mikleo has some of them. Sorey is surprisingly calm and composed, as too much emotional behavior could lead to a disconnect with the player’s feelings. If anything, Mikleo, who seems cool, is the more emotional one.
BABA: The main theme of this work is not that we want to change the world, but that we should do what we want to do without giving up. That’s why it’s an “RPG where passion lights up the world.” Sorey’s actions and thoughts are changing the world as a result. In the current human society, there are things we want to do and things we have to do. How can we realize both of them? It’s difficult, but don’t give up, do our best even in small steps so that someday we can make it happen, and don’t forget this feeling, is what we expressed in Sorey’s way of life.
HASE: Since this was the 20th anniversary title, I was conscious of the lush world of the series’ origin, “Phantasia”, but the image of the protagonist is totally different. While Cless is a protagonist who is on a relentless journey with a sense of duty, Sorey is the exact opposite, and I was quite conscious about this part.
――スレイが長い眠りにつくというエンディングが印象的でした。
馬場 天遺見聞録やいろんな大陸の歴史を知って、「昔人間と天族が共存していた時代があったんだ。でも、なんで今はそうじゃないんだ。僕は普通にイズチでみんなと共存できているのに」とスレイは考えるわけです。そして、人間と天族が共存していた世界に戻ることができないだろうか、という思いが行動原理となって、あのエンディングに繋がっていくんです。
長谷 スレイは最後に「世界を大きく変える導師」にしようという狙いがありました。社会的にもファンタジーの要素においても世界を大きく変えるという偉業をスレイに達成してほしくて、あの形にしました。そこに至る過程はアリーシャとの出会いから別れまでに暗示されています。人間は霊応力が高くないので、どうしても天族が理解できない。ただ、霊応力のある人から分け与えてもらうと、ちゃんと話して理解できる。そのかわり、霊応力がある人には何かしらの犠牲が生まれてしまう、とエンディングに向けた暗示をアリーシャに託しました。今作はスタートからエンディングまで、メッセージをかなり織り込みながら作っています。テーマを伝えるのはもちろんですが、スレイはみんなが好きになってくれる好青年であってほしかったので、ストーリーはとても苦労しました。
――The ending where Sorey went into a long sleep left an impression.
BABA: After learning from the Celestial Record and the history of various continents, he thought to himself, “There was a time when humans and seraphim coexisted in the past. But why is that not the case now? After all, I am able to coexist with everyone in Elysia normally.” Then, the thought of being able to come back to a world where humans and seraphim coexisted became the principle underlying the action that led to that ending.
HASE: Sorey’s goal, in the end, was to be “the Shepherd who would make a big difference in the world.” We wanted Sorey to accomplish the feat of changing the world in a major way, both socially and in terms of fantasy elements, so we went with that state. The process of getting there is hinted from his meeting with Alisha to the parting with her. Humans don’t have high resonance, so they cannot understand seraphim by any means. However, when humans who have high resonance share their resonance with them, they can communicate with and understand seraphim properly. In exchange, we used Alisha to imply for the ending that there would be some kind of sacrifice for those with high resonance. This work was being made with a lot of messages interwoven into it, from the beginning until the end. Of course, there’s conveying the theme, but the story was very difficult to tell because we wanted Sorey to be a likeable young man that everyone would like.
――最後の最後に、遺跡を探索するミクリオに手が差し伸べられますね。
長谷 情熱に向かっていった結果、それは報われるというエンディングにしたかったんです。困難なことがたくさんあって、時間がかかるかもしれないけれど、いつかは……という希望を込めています。
馬場 最後的にufotableさんの映像でああいったシーンを見るとやっぱりね、うるっと来ますよ(笑)。これをユーザーさんがどう感じてくれるのかは気になりますね。その前にロゼのシーンがあって、そばには次なる導師がいて。そしてミクリオが違う姿で登場し、冒頭のシチュエーションと同じようにガクっといくときに、手をふっと差し伸べるあのシルエットがね。
長谷 あそこに至るまでおそらく数百年は���っていますからね。
馬場 オープニングもそうですけど、ミクリオとスレイ、2人の友情というかバディのような絆も描きたかったんですよね。スレイがあそこまで冒険して、決断して、眠りについてまた出会うという流れは、ミクリオがあってこそだと思うので。
長谷 人間と天族の共存を象徴するのがあの2人の絆なので、どういう決着にするかはいろんなアイデアが出ましたね。
――At the very end, he reaches his hand out to Mikleo as he explores the ruins.
HASE: We wanted the ending to be that it was a result of going after your passion and that it paid off. There are many difficulties, and it may take time, but one day, we will be able to make it... we are putting that kind of hope in it.
BABA: When I finally see a scene like that in ufotable’s animation, I get very emotional (laughs). I wonder how the players will feel about it. Before that, there is the scene with Rose, and the next Shepherd next to her. And then Mikleo appears in a different form, and just like the situation at the beginning of the game, when he falls down, there is that silhouette of that person holding out his hand.
HASE: It probably takes a several hundred years to get there.
BABA: It’s also shown in the opening, but we wanted to depict the friendship, or rather, the buddy-like bond between Mikleo and Sorey. I think that Mikleo is exactly the reason why Sorey could go on such an adventure, make decision, go to sleep, and then meet him again.
HASE: Since the bond between the two symbolizes the coexistence of humans and seraphim, there were many ideas on how to put a conclusion to their story.
5 notes · View notes
sskyt · 2 years ago
Text
『「呪術」の呪縛』下巻の読書ノート
Tumblr media
江川純一・久保田浩編『「呪術」の呪縛』(下)リトン、2017年。
第一部 呪術概念の再検討
鶴岡賀雄「「呪術」の魅力:「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論」
 「マギア」を人類学的・宗教学的分析概念としてではなく西欧精神史の構成要素として見て、古代ギリシアから、中世神学、ルネサンス、近世キリスト教、現代芸術に至るまで、マギアの位置づけを跡づける。  そこでは、マギアがつねに、公共宗教や哲学といった正統的な知や生き方に対して、劣位に置かれた人々に���る代替行為として位置づけられる。しかし、この民衆の低級知は正統知でないがゆえに、かえってそれを批判的に超える超高級知ともなりうるものであった。  近世神秘神学における神的/悪魔的/自然的という三分法が、人類学・宗教学における宗教/呪術/科学の三区分に改鋳されていったのではないか、という指摘はなるほどなあと感じ。また、世間的・民衆的な低級知たるマギアがつねに物を介するというのも、フェティッシュとの関係で興味深い。  「神秘主義」概念の検討については別稿に譲るとされているが、その「別稿」とはこれですね。→ 鶴岡賀雄「「神秘主義」概念の歴史と現状」『東京大学宗教学年報』vol. 34、東京大学文学部宗教学研究室、2017年、pp. 1–24。 https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/47687#  なお、本論文の中で、サラマンカ大学の学士アマドール・デ・ベラスコが持っていたグリモワール(魔術の指南書)をめぐる事件の話が出てくるが、最近、魔術のことを考えすぎて、先日、江川さんから「grimoireとは魔術書のことなんですよ」と教えてもらう夢を見た。 山崎亮「社会学年報学派の呪術論素描」
 ユベールとモースの「呪術論」は混乱に満ちた論文であり、その一因として呪術のアポリア(呪術は私的なものであるが、社会的な性格ももつ)が挙げられる。この混乱を理論的に整理したのがデュルケームの聖理論であるが、ユベールとモースは納得していなかった。 江川純一「「magia」とは何か:デ・マルティーノと、呪術の認識論」
 イタリア宗教史学におけるマジーア概念を、特にエルネスト・デ・マルティーノの『呪術的世界』とその後の転回にしたがって明らかにする。宗教学において一般的に、「呪術」は「宗教」のネガとして語られがちだが、宗教史学はこの対比・対立を認めない。  デ・マルティーノは『呪術的世界』において、呪術的世界は「自分の魂の喪失の危機とそこからの解放」という実存のドラマによって根拠づけられるとして肯定的に評価したが、この世界を歴史的時代であるとしたがゆえに、進化主義的宗教論と見分けがつかなくなってしまった。  「呪術的心性と原始的心性を混同している」という師ペッタッツォーニらの批判を受け、デ・マルティーノは後年、「呪術的世界」という想定を取り下げ、神話ー儀礼の結合物としての「呪術ー宗教現象」を探究するようになる。  注にある、「今後、20世紀の宗教学思想を振り返るときには、ペッタッツォーニ、デ・マルティーノ、エ��アーデのトライアングルによる、神話ー儀礼的技術としての「呪術ー宗教」の考察が軸となるであろう」という指摘が興味深い。
 なお、A. C. ハッドンが報告したボルネオのトゥリク族の男の話(ある男は鉤形の石を頑なに手放そうとしなかった、その石は魂が自分の身体を去るのを引き留めているのだという)がラトゥールのファクティッシュのようで面白い。
第二部 事例研究:古代~中世
渡辺和子「メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約:「宗教」と「呪術」と「法」」
 なかなか論争的ですごい論文であった。一言ではまとめづらいが、アッシリアの『エサルハドン王位継承誓約文書』(ESOD)の構成や文法を分析することで、誓約と儀礼、「言うこと」と「すること」の宗教的な結びつきを考察する。  アッシリア学者の重鎮オッペンハイムは、西洋人として祈りと儀礼が結びつくことに耐えられず、「メソポタミア宗教」は書かれるべきではない、とまで言う。また、ESODの誓約と儀礼という形式こそが、契約(誓約)宗教としての一神教の成立と後のキリスト教の成立にも影響を与えたという。
高井啓介「その声はどこから来るのか:腹話術の魔術性についての考察」
 叙述がトリッキーで面白い。腹話術が古代の神学者たちによって魔術として扱われ、近代に脱魔術化していった過程が示される。旧約聖書サムエル記上の「降霊術」がギリシア語に翻訳される際にἐγγαστρίμυθος(腹話術)と訳されたために腹話術の魔術化が始まった。  降霊術が腹話術と見なされることで、腹話術師は腹の中に悪霊をもつことになり、霊媒は魔女扱いされるようになる。しかし、腹話術の魔術性を否定し、単なるトリックだとしたのが、『百科全書』で数学に関する項目を多く書いているジャンバプティスト・ドゥ・ラ・シャペルの『腹話術』であった。
山本伸一「カバラーにおける神名の技法と魔術の境界」
 ユダヤ教のカバラーにおいて、正当な呪術と禁じられた魔術の境界は不分明である。このことを15世紀のカバラー文学、ルネサンスの自然魔術の影響下のカバラー、18世紀のエムデン=アイベシュッツ論争という3つの事例に即して考える。  15世紀スペインのカバラー文学の共通点は、主人公であるカバリストが終末とメシア来臨を促すために悪魔を追放しようと立ち上がるも、悪魔に騙されて取り逃がしてしまい、逆に魔術に手を染めた悪人として非難される、という物語。中2っぽいというか、『進撃の巨人』(デビルマン)フォーマットだなと。 青木健「ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ:バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来」
 マゴスには「呪術師」「神秘主義の達人」「放蕩」といったイメージが付与されるが、ゾロアスター教の神官の職能を検討してみると、実態は王朝に仕える官僚であり、吉凶暦や蛇占いといった副業の方がイメージの形成要因となったと考えられる。  青木健『古代オリエントの宗教』は、渡辺論文の注で、紀元前2世紀から13世紀までのオリエントの宗教史を扱うものなので、「書名と内容が一致していない」と批判されていた。 毛利晶「古代ローマにおける凱旋の儀式:トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に」
 ローマで戦争で勝利を収めた将軍が行う凱旋の儀式トリウンプス(triumphus)。そこでユピテルの扮装をする凱旋将軍の役割は神か王か。近年の論争を踏まえて、著者は元々ユピテルの儀式であったものが後に将軍自身を讃える儀式へと変化していったと推測する。  凱旋式挙行の要件が、①命令権(imperium)、②鳥占権(auspicium)、③軍隊指揮(ductus)、④幸運(felicitas)の4つだったというのが、統治(王)・呪術(宗教)・軍事の三権が一人に集中しているようで興味深い。 野口孝之「近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」」
 19世紀後半から20世紀初頭に展開されたオカルティズムにおける「魔術」の位置づけを、キーゼヴェッター、エスターライヒ、シュティルナーという3人の思想を中心に検討する。  ドイツの代表的なスピリチュアリスト、カール・ドゥ・プレルの概念das transzendentale Subjektを「超越的主体」と訳しているけど、「超越論的主観」では。このドゥ・プレルの理論を援用するキーゼヴェッターはオカルティズムをGeheimwissenschaftと呼び、先人としてスウェーデンボルグを挙げている。  ちなみに、スウェーデンボルクを批判したカントの『視霊者の夢』の第一部第二章のタイトルはgeheime Philosophie(オカルト哲学)である。
寺戸淳子「「呪術ではない」祭儀:「秘義」としての聖体拝領」
 大変勉強になった。キリスト教の「聖体拝領(聖餐)」「実体変化」「神秘的肢体」といったややこしい話を基本的なところから丁寧に教えてくれるので、これらの神学的議論に関心がある人におすすめの入門的論文。  12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味��ていたが、秘義的ニュアンスがよろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。  12世紀に「実体変化」の教理が確立したのと同時に、「神秘的肢体」(Corpus mysticum)論も確立していった。Corpus mysticumは元々、食べる方の「聖体」を意味していたが、秘義的ニュアンス���よろしくないため、それまで「教会」を意味していた「キリストの体」Corpus Christiと呼ばれるようになった。  逆に、教会はCorpus mysticumと呼ばれるようになった。つまり、聖体と教会の呼び方が入れ替わったのである。この教会を指す「神秘的肢体」がやがて法人のような擬制的人格一般を指すようになっていった。カントーロヴィチぽいなと思ったら、カントーロヴィチが参照されていた。 佐藤清子「19世紀合衆国における回心と「呪術」:チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として」
 きわめて明晰な論文。19世紀アメリカの第二次大覚醒の時代を代表する牧師フィニーは「新手法」と呼ばれる礼拝方式を導入して革新をもたらしたが、それは回心を意図的・合理的に促す手法であり、限りなく呪術に接近していく。  フィニーはスコットランド啓蒙思想の影響の下、自然法則の学習・応用という方法論を採用し、自らの回心の方法を「科学」あるいは「哲学」であると称した。他方で、呪術・宗教・科学の三区分で知られるフレイザーもまた、同じくスコットランド啓蒙の思潮に影響を受けていることは興味深い。  フレイザーは呪術を稚拙な科学であるとしたが、もし仮に「回心」を心理学的な技術によって達成できるようになったとしたら、それは科学なのか呪術なのか。実は科学と呪術の区別は、その知識や技術の程度の差異によるのではないのではないか。  フィニーの「祈り」についての議論も面白い。回心は聖霊の働きによるが、人間は聖霊をコントロールできないがゆえに、回心も究極的には神に委ねられている。しかし、フィニーは回心と聖霊の間に「祈り」という人間の行為を介入させる。とはいえ、人間は祈りによって神を操作できるわけではない。  フィニーによれば、祈りはそもそも聖霊の働きによって可能になるのだから、祈ることができること自体がそれが叶えられる可能性があることの証拠となる、という。ここには、祈りのアポリア(祈りは効果があるならば、祈りにはならず、効果がないならば、祈る必要がない)を解く鍵があるように思われる。 久保田浩「近代ドイツにおける「奇術=魔術」:奇術とスピリチュアリズムの関係に見る〈秘められてあるもの〉の意味論」
 19世紀ドイツで機械仕掛けの奇術を行う奇術師は、トリックを説明(klaeren)可能なものとしながら、それを驚嘆すべきものとして提示する者であり、スピリチュアリストの種明かし(erklaeren)をして詐欺を暴く啓蒙(Aufklaerung)の意義も担っていた。  奇術師がスピリチュアリストを科学的に暴いたり、宮廷からお墨付きを得た「宮廷奇術師」が登場したりと、『鋼の錬金術師』が好きな人にお薦めしたい論文。スピリチュアリストが、奇術師は本人も気づいていないけれど実は霊媒であり、本人が奇術だと思っているのも霊媒現象なのだと主張する話が面白い。
井上まどか「ロシアにおける呪術概念の検討」
 前半が現代ロシアの事典や概説書における「呪術」概念の分析、後半が16世紀に編纂された『百章』における「呪術」の用法について。「準備的覚え書き以上のものではなく」という著者の言葉通りの文章であった。  『金枝篇』の著者名が「D. D. フレイザー」となっていて、目を疑った(ロシアだとJもGもDなんですか)。それ以外にも本書は誤植が非常に多い印象。上巻目次のタイトルからして既に間違っている。
西村明「呪術としてのキリスト教受容:ミクロネシア・ポンペイ島を中心に」
 最終章でいよいよ真打ち「マナ」登場。ミクロネシアのポンペイ島における宣教でキーワードとなった「マナマン」から、マジックワードとしての「マナ」概念の歴史的形成の議論へ。  まず、宣教師は植民地主義的視点で現地の宗教的・呪術的実践を裁断するが、しかし、その視線は一方向的なものではなく、現地民もまた、自分たちの価値体系の中にキリスト教を位置づけて理解する。ポンペイ島で、二つの異なる価値体系を通訳した概念が「マナマン」であった、という話が面白い。  さらに後半、この「マナマン」(ミクロネシア)と同族語である「マナ」(メラネシア・ポリネシア)という概念が辿った数奇な運命が論じられるが、これも面白い。  「マナ」とはそもそも、コドリントンが『メラネシア人』(1891)において初めて学術的議論に導入した語で、その後、超自然的力を指す普遍的な概念として人類学・宗教学で多用されていった。しかし、コドリントンが現地調査したモタ島とバンクス諸島は、当時、ポリネシア人と宣教師の影響を受けていた。  メラネシアの「マナ」が形容詞や動詞としての含意があったのに、ポリネシアでは名詞として用いられた。メラネシアの宣教師たちは先にポリネシア語に通じていたために、「マナ」を名詞的に理解してしまった。こうして、コドリントンがやってきた頃には、既にバイアスのかった「マナ」となっていたのだ。  このように、「マナ」とは、ポリネシアとメラネシア、現地民と宣教師、そして世界各地の多様な宗教間といった、異質な価値体系を通訳=通約する概念として強力な力をもつようになっていったのである。異質な体系の間の界面に生じる通約的概念という意味では、「フェティッシュ」にも似ているように思う。
3 notes · View notes
moko1590m · 2 months ago
Quote
臓器に記憶は宿るのか?心臓移植患者の多くが体験する奇妙な性格や好みの変化 著者牡丹堂・パルモ 公開:2024-12-14・更新:2024-12-14  心臓などの臓器を移植された後、その患者の性格や好みが変わるという奇妙な現象がいくつも報告されている。  不可思議なことに、そうした変化はしばしば臓器を提供したドナーの性格や好みを反映しているのだという。 広告の下に記事が続いています  まるで臓器移植によって他人の記憶や性格までが移植されたかのようなこの現象は、何が原因で起きるのだ���うか?  サウジアラビアの研究チームは過去の関連研究をレビューし、この不可思議な現象の謎に迫っている。  記憶は臓器にも宿るのか? ここで紹介するのは、そんな常識をくつがえすような医学のミステリーである。 心臓移植後、無性にケンタッキーが食べたくなった女性  臓器移植による記憶の移転は、さまざまな臓器で報告されている。だが、とりわけ多いのが心臓移植を受けた患者の事例だ。  心臓を移植された人々から、食べ物や音楽の好みはおろか、ときには性的な嗜好までが変わったという話が報告されているのだ。  しかも驚くべきことに、そうした変化の中には、臓器を提供したドナーの記憶や性格を受け継いだのではと思わせるようなものがある。  たとえば2002年の研究は、心臓手術を受けたとある女性の奇妙な事例を紹介している。 女性はダンサーで振付師だったこともあり、健康には気をつかっていた ところが、病院を退院してから間もなく、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のナゲットを無性に食べたくなったのだ。それまで一度も食べたことなどなかったというのに… 興味深いことに、彼女が移植された心臓は若い男性のものであり、その男性が亡くなった際、彼のジャケットの中から手つかずのKFCのチキンナゲットが見つかった  この不可思議な一致をどう考えればいいのか?  KFCを食べられずに死んだ男性の無念が、心臓を介して女性に移ったなどということが本当に起きたのだろうか? この画像を大きなサイズで見る ケンタッキー(KFC)のナゲット 心臓はどのように脳とコミュニケーションを交わすのか?  これはオカルト話ではない。もし本当に心臓を移植されることで、ドナーの記憶や人格が受け継がれるのなら、その裏には知られていない何らかの生物学的なメカニズムがあるはずだ。  今回のレビューを行ったサウジアラビア、キング・アブドゥル・アズィーズ大学の研究チームは、仮説として次のような可能性を挙げている。 1.細胞の記憶  神経細胞以外の細胞でも、ネットワークを形成することで記憶を保持できるのかもしれない。ならば心臓を移植されることで、その細胞が持つ記憶も移植されると考えられる。  あるいは、それによって移植を受けた人の細胞ネットワークが乱れ、記憶が変化するのかもしれない 2.エピジェネティックな変化  私たちの遺伝子のスイッチは、生きている間に変化する。それを研究する学問をエピジェネティク(後成遺伝学)という。  心臓を移植されることで、エピジェネティックな変化が起こり、それによって人格が変わるのかもしれない。 3.エネルギーの相互作用 心臓の電磁場が、それを移植された人の体に影響する可能性がある。 4.心臓脳  心臓には神経ネットワークがあり、これが鼓動の制御に大きな役割を果たしていることが明らかになっている。  このネットワークに記憶が保存されており、脳とコミュニケーションを交わしているのかもしれない。  これまで心臓と脳の関係についての研究では、脳が心臓に与える影響に着目されることが多かった。  だが、そうした影響は一方通行なものではなく、お互いに作用しあっていることが明らかになりつつある。  ならば、移植された心臓が新しい宿��の脳に働きかけ、影響していたとしてもおかしくはないだろう。 この画像を大きなサイズで見る Photo by:iStock メカニズムの解明は今後の課題  臓器移植によって、患者に記憶や性格を変化させるはっきりとしたメカニズムはまだ解明されていない。  もしかしたら移植手術で受ける体や心の負担が、患者の人格を変えている可能性はあるだろう。  ほかにも、拒絶反応を抑える免疫抑制剤や鎮痛剤の影響など、さまざまな可能性が考えられる。  一体何が原因で、このような不可思議な現象が起きるのか? これは科学の常識をくつがえすような興味深いテーマだ。  今回の研究チームは、論文で次のように結論づけている。 新たに集まりつつある証拠は、心臓移植にはドナーの性格や記憶の移転をともなう可能性を示唆しており、記憶やアイデンティティに関する従来の常識に挑戦している  記憶の移転・神経可塑性・臓器統合の複雑さを解明するためには、さまざまな分野における研究が必要であるとのこと。  そこから明らかになることは、ただ臓器移植や神経科学のさらなる理解につながるだけでなく、人間のアイデンティティとは何かという哲学的な問いにも一石を投じるかもしれない。  この研究は『Cureus』(2024年4月30日付)に掲載された。 References: Do Donor Organs Transfer Memory? Heart Transplant Patients Report Strange Personality Changes | IFLScience 広告の下にスタッフが選んだ「あわせて読みたい」が続きます あわせて読みたい 臓器移植後に性格が変わることがある。いったいなぜなのか? 「囚人のジレンマ」ゲームでAIの性格特性を進化させることに成功(名古屋大学) アルツハイマー病の記憶力低下が腸内細菌を介して感染することが判明 便移植で双極性障害の症状の改善に成功。世界初 便微生物移植がアルコール依存症の治療に効果があることが最初の治験で明らかに(米研究)
臓器に記憶は宿るのか?心臓移植患者の多くが体験する奇妙な性格や好みの変化|カラパイア
0 notes
yukari-bellum · 5 months ago
Text
「アカシックレコードと奥河内音絵巻の話」
アカシックレコードという言葉を知ったのは、高校生の頃。
当時、不登校だった私は地元・河内長野市の図書館に入り浸っていました。その図書館の隅の方の棚にいわゆるオカルト本のコーナーがあって、ある本の背表紙に「アカシックレコード」と大きく印刷されているのを見たのが最初。なんのレコード?LP?などと思いながら手に取ったのを覚えています。
アカシックレコードとは
“元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念でアーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い“(Wikipediaより引用)
というもの。
アーカーシャとはサンスクリット語、古代インドの言葉で五大の一つ「天空」を指します。アカシックレコードというのは古くからの宗教観から派生した、オカルティズムの言葉だと私は認識していて、私はその概念が好きなんです。
そして世の中には「アカシックレコードにアクセスする方法」を謳ったオカルト本・スピリチュアル本なんかもたくさんあります。面白いね。わかります��そのロマン。オカルト雑誌「ムー」やオーパーツの謎、レガシーに抱いちゃう憧憬。たまらんよなあ。
ただ、私はオカルトという分野には興味があるんですが、スピリチュアルという分野には少しばかり抵抗がありまして。何が違うの?っていう話なんですが、以前SNSにも書いたんですがあくまで私の感覚として、スピリチュアルは人智を超えたものを実用的に取り扱い救いを見出すみたいな感じがして、オカルトは人智を超えたものに対する興味や探究心、敬意や憧れみたいなものがメイン、そもそも救いもクソもあるかいな、調子乗って近づきすぎたら痛い目見まっせ、という感じがします。なんだか人智を超えたものを現世での苦しみの解消に上手いこと活用しようというのは、私の感性とはちょっと違うかなと思うのです。
さて、先日、地元・河内長野市のラブリーホールというところで「奥河内音絵巻」という舞台がありました。河内長野市在住の音楽家であるサキタハヂメさんが芸術監督を務める舞台で、毎年新たな作品を公演され、今年は記念すべき10回目。
サキタさんの下には出演者として、プロアマないまぜに河内長野で芸術活動をする人や一般の市民の方総勢200名以上が集結し、全員を巻き込んで作り上げる舞台芸術。
実は私も一曲だけ演奏に加えていただき、ステージに上がらせていただいておりました。
去年は客席から観た音絵巻。今年はほぼ全編を控え室のモニターから眺めておりましたが、クライマックスはゲネプロから、3回公演の本番全て、毎回震えるような感動がありました。河内長野という街の自然、歴史、伝統、民族、風習、宗教、信仰などあらゆるものが、コンサート、ミュージカル、演劇、全ての要素がありながら決して一言では言い表せない芸術作品として昇華されるさま。日々芸術を追求しているプロの芸術家の皆さんだけではなく、大勢の一般の方々も一緒になって共に全力で完成させようとするその画を見るのは、同じ河内長野で生まれ育った私にとってはえも言われぬ感慨がありました。
楽団の皆さんのリハーサルから拝見していた私は、その時サキタさんが「会場一体を一つの花にする」とおっしゃった意味をあまり理解できておらず、実際どんな舞台になるんだろう?とハテナがたくさん浮かんでいました。リハーサルの時点でもいまいちイメージが掴めていなかったのですが、ゲネプロそして本番で初めて全貌が見えて、その意味がやっと理解できました。
サキタさんの音楽を河内長野に関わるたくさんの人たちが演奏し、たくさんの布を使って市民の皆さんが会場に花弁を作り出し、そこに声明が混じり合う。声明というのは古代インドの五大学科の一つで音韻論���文法学が、仏典に節をつける仏教音楽に転じたものだそうです。
その声の響きは本当に荘厳で、玄奥で、素晴らしかった。モニターから拝見しながら、この完成図がサキタさんの頭の中ではずっと描かれていたんだろうか?と。
Tumblr media
私はアカシックレコード、世界の記憶という言葉を思い出しました。もしアカシックレコードに本当にアクセスすることができるなら、こういう方法なんじゃないかなと。
人間の触れられない、本当には知ることのできないような深層・神性に対するピュアな探究心や敬意がそこにはある気がして、それこそが、これに何の意味があってどう活用できて何故こうなっていて……なんて風に現世でわちゃわちゃと計算をする私たちの小さな脳みそをぶち抜いて、ただただその先にある美しい灯りみたいなものを覗き込むための唯一の鍵なんじゃないかなあ、みたいなことを思ったのでした。
2025年、大阪関西万博に音絵巻での出演が決まったそうです。河内長野、そして大阪から音絵巻が世界を目指していく、それを考えるとワクワクしますね。河内長野のみんな、ワクワクしてるんじゃないかと思います。
ぜひ河内長野以外のたくさんの方にもご覧いただきたい芸術作品だなと思います。サキタさんはじめ、関わる皆さんがみんな素晴らしい。本当にピュアなエネルギーが集約されたパワースポットみたいな舞台です。
河内長野のラブリーホールにアカシックレコードの如き舞台芸術があっ��よ、というお話でございました。
0 notes
taketea44 · 7 months ago
Text
毎日が記念日
7月13日は、
オカルト記念日
1974年7月13日、映画『エクソシスト』が
日本で初公開され、
オカルトブームの火附け役となりました。
怖かった〜! 決して、ひとりでは見ないでください…
【疑わしいAI-イチロウによる7月13日の出来事】
1793年: フランス革命期において、ジャン=ポール・マラーが反革命活動を行ったとして処刑された日です。彼はフランスのジャコバン派政治家であり、過激な立場���とっていたことから結局恐怖政治によって処刑されました。
1923年: ハリー・ブレムナーがミシシッピ州の小説家ウィリアム・フォークナーを追放するための州法が制定された日です。フォークナーは後にノーベル文学賞を受賞するなど文学界での成功を収めましたが、彼の初期の作品が大衆の反感を招いたことが追放の原因となりました。
1962年: アンドラが国連に加盟し、国際連合加盟国となった日です。アンドラはこの日をもって国際的な地位を確立しました。
2017年: マラウィのマリビオ市にて、モアク地域の反乱勢力とフィリピン政府軍の対立が激化し、バングラ市のキリスト教会が焼失する事件が起きました。この事件はモアク地域紛争の一部であり、フィリピンの安全保障上の問題となりました。
0 notes
drooog · 7 months ago
Text
未確認飛行デカダンス
2023/02/24
twitterで、UFOで検索するとUFOみたいなのが飛んでる動画がたくさん見れる。
フェイクかどうか、もはやわからない。
この世界に本当の不可思議があって、それをインターネットの海に放流してフェイク扱いされたら勿体ないなと思った。
そういうのは肉眼で見るしかない。
昔、スカイフィッシュみたいなものを見た。
新聞配達のバイトをしてたとき、深夜3時から5時くらいのあいだ。墓場の隣に立ち並ぶ家たちに新聞を配達してるとき。街灯の下を、墓場に向かって飛ぶ細長いヒダみたいなものを見た。
たった1つの小さな惑星に、たった数千年しがみついてるだけの自分たちが、永遠にも似たこの宇宙のすべてを知っているはずがない。
この世界には本当の不可思議は絶対にあるけど、それがとても希少で、滅多に人前に現れないものだとしたら、それを妄想や幻覚や夢ではないことを証明することはほぼ不可能だ。ましてやそれについて研究してるわけでもない1個人なら尚更だ。目の前に世界の常識を揺るがすような何かが現れたとしても、それが見間違いじゃなかったかどうか、証明するのは難しい。UFOを見たと言っている人を怪しく思ってしまうのは、見たことがない人が過半数を占めてるから。そして、見た人だって、そう何度も見られるものじゃない。
地動説誕生のときよりはずっと、人類は変化に対して寛容になっている気はする。
不可思議だったはずのものが結構解明されまくり日常に組み込まれまくっているから。
もし誰もがUFOを頻繁に遭遇するようになれば、案外それは劇的なドラマもなく、ふわ〜っと希少だった頃のざわめきが薄れていき、別の名前を与えられ、日常に組み込まれて終わりかも。そして一部の人だけがマニアになって研究を続けたりして。
最近、量子力学をちぎっては食べ、ちぎっては食べ、をしているが、3次元空間は閉じていて、その表面に3次元の情報が全て書き込まれていて、おれたちはホログラムとして存在してるかもしれないらしい。過去も未来も全部、量子真空に書き込まれていて、それをなぞってるだけらしい。
科学を突き詰めてSFやファンタジーやオカルトみたいな話になっているのがおもしろい。
魔術や、精神世界、念波とか、風水とか、超常現象とか、そういった胡散臭いものもある程度は、解明されてないだけの科学なんじゃないかと思う。
シュレディンガーの猫で揶揄された重なり合った光子の状態だって、正直ずっと何言うとるんやと思っているが、現段階ではそうとしか言えないらしい。「見る」という人間の意識が、光子の動きを確定させる。観測してないときは様々な動きをしている光子の状態が重ね合わさっているが、人間が「見た」瞬間、1つの動きに確定する。
今のコンピュータは全部0と1で処理してるけど、スーパーコンピュータはその素子が持つシュレディンガーの猫的な性質を利用して、0と1が重ね合わさっている状態、確定していない状態で演算処理するからすげ〜早いらしい。スパコン、今はまだ幼稚園児レベルだから、たくさん教え込まれてるらしい。がんばれ。
そんなふうに、よくわかんないことさえもすでに日常の中に入り込んでいる。
話逸れたけど、スカイフィッシュも、シャッター速度遅く切ったときに写り込んだ蛾という説が有力とか言われてた。そう言われると、自分が見たスカイフィッシュも、すごいスピードで虫か鳥が街灯の下を飛んでっただけかもと思えてくる。
でも、絶対に見たことのない動きをしながら水平移動する、変なモノだった記憶がある。
量子力学を少しちぎって食べると、一見ありえなさそうなコトやモノを、頭ごなしに嘘だ非現実的だと否定するのもまた現実を見誤ることになりそうだと思った。
だから、UFOみたいな意味不明のものが飛んでてもおかしくないかも。
でも心霊系の話は、金縛りのときによく見る幻覚に似てるから、創作か、人の脳が産んだ幻覚だろうと踏んでいる。たとえ幻覚だとしても、本人にとっては現実との差はわからないのである意味真実だが…。
現実はいつも不可思議にただ佇んでいる。それを言葉にしたり、科学で翻訳して、なんとなくわかった気になってるだけ。本当の意味では全部、意味がわからない。冒頭でも言ったけどどんな不可思議も、希少性をなくして頻繁に目撃されるようになったら、いずれ当たり前になって、名前を与えられ、日常に組み込まれる。その異常性について、脳と時間はすぐ忘れてしまうようにできている。たまに全部意味がわからなくてすごい怖くなる。
果てしない闇にいろんな玉がたくさん浮いてて、そこに住んでるって何…?!この怖さは自分が生み出した思想や性質によるものでしかなく、世界に意味なんか元々ないし、全部たまたまこうなってるだけなのに、何が怖いの?と言われることもある。そっちの感じ方のほうが自然で、いいなと思う。意味なんて虚無に屈した人間が作り出した気休めの概念だから。自分の考えは「全部に目的や理由はあるはずだ」というような、どこか人間主義的でなんかちょっとイヤな性質も孕んでいる。
全部ただ、泡のようになんとなく生まれて、消えてくだけ。諸行無常とか、色即是空とか、頭では分かってても、世界が怖くて、色々考えてる時間が嫌いじゃない。なんの生産性もなくて、無駄なことだと思うけど。生活よりも、世界そのものが怖いほうが安心するから。大は小を兼ねる。怖さは、ワクワクに成る。SFや創作された話が好きなのは、世界の煩雑さを理解できる範疇に落とし込んで少しでも理解できた気になれるからだと思う。
終わりのない闇のなかで、ちっぽけな豆粒みたいな光の中で、泣いたり笑ったり、歌ったり踊ったり、殺し合ったり慰め合ったりしてるのがすごいヘンな感じ。
いつかUFOも日常になり、「また飛んでるな〜」とみんながピースしてUFOと自撮りした写真をSNSにあげまくる時代が来るかもしれない。それを見てまた、ヘンなの、って思うかもしれない。
そんな妄想をしてたら、学者が「UFOはいるかもしれないが、広大な宇宙の中でわざわざ地球を選んでやってくる可能性はかなり低い」と言っているのを見た。
そっか…。
0 notes
asianewspickup · 8 months ago
Text
韓国ユン政権の日本海沖ガス油田試掘プロジェクトに猛反発で攻撃 - オカルト系YouTuberの動画がきっかけ?
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が3日に浦項(ポハン)のヨンイルマン油田を発見する可能性について自ら説明すると、野党は4日に猛攻撃を開始した。 共に民主党トップの鄭正来(チョン・チョンレ)氏は同日、金悦俊(キム・オジュン)氏のYouTubeチャンネルに出演し、前日の尹大統領のブリーフィングを「レームダックの証拠だ」と批判した。「石油の埋蔵量は確認できていないし、掘削が成功する可能性は20%あるのに、大統領がこれだけブリーフィングするのは正しいことなのか」とし、「何としても支持率を上げようと頑張っているようだ」と付け加えた。安泰仁衆議院議員も議場で「最近の支持率の急落を補うために、国民の関心をそらし、支持率を上げるための政治ショーではないか」と指摘した。 特に野党は、先月のチョン・ゴン氏のユーチューブでの発言を、尹大統領のブリーフィングと結びつけた。共に民主党の金俊鉫(キム・ジュンヒョク)議員はフェイスブックに「先月16日、ペテン師の天公(チョン・ゴン)氏がYouTubeで『なぜ産油国になれないと思うのか?』と投稿した。やるよ』って」なぜ政府が突然このような発表をしたのかという疑問に答える」とし、「今の国の大統領は誰��のか、改めて問わなければならない」と付け加えた。祖国革新党の代表も同日、陳功氏の発言を含む記事をフェイスブックで共有した。
 いきなり飛び出した韓国政府の海底ガス油田開発の試掘プロジェクト(プロジェクト名:大王クジラ[シロナガスクジラ])に対して最大野党、共に民主党が激しい反発、攻撃中。
と言っても、なんかねぇ、いつものことですが中学生の喧嘩みたいなんですけども。
「レームダックの証拠だ」「成功の可能性20%で大統領が発表することなのか」「支持率挙げたくて必死」「国民の関心をそらし支持率を上げるための政治ショー」…まぁ、ごもっともではありますが。
 そんな中、なにやら韓国のオカルト系というか陰謀論とか都市伝説系?のYouTuberが先月になんでも「韓国は産油国になれないのか?」って動画をアップしたそうで、それを引き合いに出して「詐欺師の言葉に従ったのではないか?いったい、誰が韓国の大統領なのか?」ってFacebookに投稿したんだそうで。
韓国っていまだにシャーマンの影響力が残ってる国なので、これまでも大統領執務室の変更についても「占いで決められた」とか騒いでいたし、朴前大統領の弾劾に至った疑惑の中でも、崔順実の父が占いですり寄りその影響で関係が深まったとされていましたし、左派系の攻撃材料としては占い師というのは使いやすい武器なんでしょう。
中国も韓国左派も宗教やシャーマンのような民族原始宗教のようなものが大嫌いですからね。宗教を土台に一揆や暴動、革命に至るケースが怖いんでしょうね。でも政府を信用しない国では指導を仰ぐシャーマン、占い師ってのは生き残ってくるわけですよ。そのうち、中国と韓国で風水、占いの起源争いまたやり始めるんじゃないですかね。どこにでも存在するものだけど(笑)
キム・ヨンミン(Kim Yong-min)内政担当上級副総裁は今朝の会議で、「国会立法調査院の報告によると、日本は2025年6月に共同開発協定を終了し、日本は7つの鉱山のほとんどを奪取し、残りは中国が占領すると警告している」と述べた。尹大統領は私に、憲法に定められた大統領としての役割に専念し、国と国民を守るよう促した」と述べた。党内では「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が7ゾーン協定の解除を発表することで、日本に有利な状況を作り出す道筋をつけているのではないかと疑われている」(金旬鉉(キム・ジュンヒョク)などとの批判もあった。
 わかっててあえて誤解を生む発言をしているのか、あるいは本当に知らずに言ってるのか、韓国の特に左派系はわからないんですけども、日韓共同開発協定を結んでいた韓国サイドの言ういわゆる第七鉱区ね。
2028年6月に協定の期限を迎え、日本が継続に消極的なのでそのまま終了する見通しが大きい。そうなったら、最近の国際法��第七鉱区はほぼ日本の排他的経済水域と認められますから、韓国が噛む場合には、日本側の協力による共同開発しかない場所なんですが、韓国は左派系を中心に韓国の資源を日本が奪うと扇動している地域。
両者の継続する意思が示されない限り自動的に終了しますので、韓国サイドがいかに働きかけたところで日本側にメリットのない協定の終了を待ち単独で開発をするのが当然なわけで、それをもとに現政権を批判するのはさすがに無理筋ですけど、わかっててもやり、わかってないのが煽られるのが韓国世論と政治の図式。
***
 プラス、ここまで批判を爆発させるのは、ユン政権の実績としてガス油田開発なんて認められないから必死ですよね。実施探査を行わせたのはムン政権時なのでこの成果はムン政権のものだ!って主張も出てきたけど、それを言うなら今の、最低賃金爆上げで雇用がなくなったのも人を雇えなくて違法と知りつつ最低賃金で働かせるか廃業するか選択を強いられるのも、原発政策を見直し再エネ推進し電気料金を凍結した結果、韓国電力が大赤字を抱えたのも、ぜんぶムン政権時の成果なんですかね?ユン政権の責任にしてたけどなぁ。
 とはいえユン政権をかばう気もさらさらありません。
 もともと日本海に海底資源があるだろうことは日本の探索でも可能性はわかってる。問題は採算性。韓国は採掘の技術もないしそのうえ鉱区は水深千メートル以上もある深海ですから、開発資金も莫大ですし海外の採掘業者に依頼することになるからどこまで開発が順調になるかわかりません。
そんな状況でも、試掘の結果が出れば採算性度外視して採掘を推し進めるでしょうね。自分(身内)の成果になればその後になにがおころうと知ったことではないのが韓国政治です。あとになって採算性を問題にされたところで辞任した大統領がどうなるか、覚悟のうえでしょう。そして攻撃する反対勢力にしても採算性があろうとなかろうと、前政権の成果は叩き潰しておしまい。その後に利用できるならそれもよし…です。
 どっちにしろ、今回のプロジェクトが成功しても失敗しても大きな傷が韓国社会に残りそうな気もします。
0 notes
higashiazuma · 9 months ago
Text
じゃれ本 1卓目の作品
「じゃれ本 オンライン試用版」を使ったセッションで紡がれた物語たちです。前の文の前後関係がわからずに何かを書こうとするとこうなります。参加した本人たちはめちゃくちゃ楽しかったです。
お題:ホラー ページ数:8P
『忘れられた木』
幻視を見た。夕日を背中に浴び、吊るされた死体。枝という枝に麻紐で吊るされていた……これは幻。 私は小さい頃から良くこういったモノを見た。
そして、私がそういう幻視をすると決まって何か似たことが起こる。建設現場の作業員が、足を踏み外して死んでいた。首には命綱が絡まっていたそうだ。幻視が正しかったことを確かめるためにSNSを漁った。
スクロールしながらふと、特定の話題に連なるコメントをまとめて「木」と呼んだなと思う。ああいう掲示板やwikiには、時折得体のしれない信憑性があったものだ。 ふと検索欄に指が向く。ある単語が「浮かんだ」
「菩提樹」 小さな検索窓に、たった三文字の言葉を打ち込んだ。 すると、ひとつのスレッドか過去ログ倉庫から発掘された。 無数の話題「木」の中に埋もれた、1本の「忘れられた木」。
昔々の事であった。その村は絹を生業としていた。土地には良質な桑の木々があり、蚕を育てるにはうってつけだったのだ。そんな桑の原の真ん中にポツンとある「菩提樹」それがその木である。
その「菩提樹」のために、囲いを作ったのが悪かった。人間の余計な世話で水が溜まって流れていかなくなった。根が腐り、どうしようもなくなってしまった。だから先祖は、「菩提樹」を失ってしまった。
菩提を失う。――悟れない。涅槃に至ることはない。そうして行き場を失った亡者どもが、今も私が見続けているものたちなのだろうか? だとしたら私の務めは、囲いを崩すこと。 それで蘇るのは、本当に木だろうか?
ふと、私は背後を見やった。 暗い部屋の中、ディスプレイのみの明かりで照らされた私の影。それに無数の「別の影」が纏わりつき、まるで菩提樹のような影を落としていた。 ああ―― 私も、忘れられた木になるのだ
『仄暗い水死体』
じいさん曰く、死体の色には明るいのと暗いのがある。明るいのは悪くて、暗いのはいいんだと。明るいのはまだ魂が引っ付いてるんだ。明るいのを見っけたらわざとしばらく見ないふりをして”干し”とくんだと。
すると目の前にあるずぶ濡れのこれは"干す"必要がある。人ん家の屋上でなんという仕打ちだ、と舌打ちした。頭にあるのはこれで値打ちがどれほど下がるかということばかり。一番怖いのは人間の欲だと我ながら思う。
だが"干す"となると、ここ以上に適任の場所はあるまい。止むを得ず、僕はそれを屋上に放置することにした。 もちろん、そのまま置いておいては騒ぎになるだろう。 そこで一計を案じた。
「工事中・立ち入り禁止」 安直だが準備無く出来るのはこれが最善だろう。もちろんここの管理者が見れば不信がるのは避けられない。エレベーターの無い屋上の管理を真面目にこなさないことを祈った。
あれは明るい死体だった。現代日本で死体が見つからないわけがない。時間を稼げたらいい……。 僕の頭はあの死体でいっぱいだった。白熱電球のような明るい死体だった。時間だけがほしい。
どうすれば? ――翳を作ればいいんだろう。暗くすればいい。夜を、もっと早く夜を。夜を呼ぼう。太陽も星も沈めてしまえ。ストロボライトもカメラのフラッシュも、みんな空に向いちまえ。死体が干上がるまで。
そうだ。――視界に、あるものが止まった。 浄水槽。百均の網を使えば、あの暗闇の中でこれを干せる。
網を取る。広げる。置く――死体を。ツンとした腐敗臭に目をしかめ、手早く、手早く行う。 そして暗い円筒へ。
水死体は仄暗い闇の中。
『包帯はまだありません』
残念ながら私の右腕には呪いが掛かっている、と言われた。中学生の妄想ではない。浮き出た痣のような模様はどことなく死んだ祖父に似ている。 一応は隠すかと包帯を探していたら、声が聞こえた。「まだだ」と。
ぎょっとして右腕に目をやった。浮き出た痣が心なしか濃くなり、祖父が死んだ時の――棺の小窓から覗いた時のあの顔を思い出させるような模様になっていたが、他に異変は無い。
僕はその腕を用心深く長袖に隠した。消えるわけではないができる限り目には入れたくない。もちろん見られるのも困る。挙動不審にならないよう辺りを見回し皆のところに戻った。
「あのね」 ほとんど話したことのないクラスメイトに話しかけられた。僕が腕を隠しているのは、リストカットの類ではない。僕はそういう苦労を背負っているわけではない……。 「わかるよ」と言われ申し訳な思う。
解られたところで仕方がないのだ。適当に会話から離脱するため、教科書など開いたところで耳に届く。 「お祖父ちゃんだった? それともお祖母ちゃん?」 手から滑り落ちた本は、机上で「雨月物語」の項を開く。
雨と月の物語。 それがこの痣と関係あるとしたら。 脳裏にあるビジョンが浮かぶ。祖父が亡くなる前、裏山のお社に連れて行かれた事があるのだ。天気雨の降る真夜中。辺りをぼんやり照らすおぼろ月。
周りは不思議に明るかった。 僕は空気に飲み込まれそうになって祖父の手を握り込んだ。 ――次の瞬間だ。影が動いた。明るい、恐ろしい月明かりの中影が動いたのだ。
祖父の影は僕の影を林檎の皮をむくようにくるくると剝ぎ取る。そして毛糸玉を丸めるように身にまとっていった。僕はまだ影だ。身体の内側にも影があることを悟った。影と陰が。
『邪神の霊安室』
僕がその存在を知ったのは、古本屋で買ったオカルト誌の記事がきっかけだった。 神というだけでもいかにも胡散臭いのに、それが霊安室に眠っているというのだから。それも、神田駅から徒歩15分圏内に。
時はもうすぐGW。ブラックだった弊社もとうとう有給を使って長期休暇を取らせてくれるようになった――有給を強制という点は目をつぶった――つまり丁度僕��は時間があるわけだ。
「病院?」恋人がさりげなく言った。カウンセリング?いやだ。せっかくもぎとったGWを埋めるものは娯楽ではなくてブラック労働でぶっ壊れた心身のマイナスをゼロに戻すことだなんて。それよりディズニーとかさ……
「ほら、一種のアトラクションには違いないでしょ。体験型アクティビティ、ってやつ」 癒やし系ってやつか。私は頭を振り、心を温めたいわけじゃないんだと示す。どうせなら底の底まで行きたいんだ。
息を止めると、思い切って温水プールに飛び込んだ。 底へ。底へ。底へ。 違和感があった。 このプール、こんなに深かっただろうか…?
喉に手を当てる。不思議に肺も苦しくなかった。……死んだ? 背筋に汗が、いや、今はプールの水の中なのだから水圧か? とにかく深く進んだ。
肺に水が溜まりきってからというもの、不思議と苦しくはなくなった。大理石に埋もれた魚の化石が欠けた目玉でこちらを見つめている。
帰れない。 僕は悟った。 生きてはいられる。 でも僕は水の生き物だ。
水を得た魚とはいうけれど、この水はきっと良い交わりなど運んではこない。鱗のような空から降る雨のように、やがて僕の血を烏賊のそれと同じ色に変えるだろう。
お題:特になし ページ数:4P
『大げさな本』
この本を読んでいるあなたはとっても幸運だ。この本を読めば人生が変わること間違いなし。成功まったなしだ。何々をするとかそういう面倒なことは一切なし。『読むだけ』だ! つまりこの文が読めていさえすれば、
あなたはすぐさまハッピー!人生の勝ち組というわけなのです!ああ、本はまだ閉じないで。始まったばかりですからね。ここまで見ている賢明なあなたならこの本を読破するのにそう時間がかからないであろうことが、
全知全能の神が地を見そなわすごとく一目瞭然です。 改めて書きましょう。今後読み進めるにあたって、たった一つの手順を守るだけで、あなたはまさに時代の寵児、人類の救世主。守らなければ? あなたは死ぬ。
私は恐ろしくなって本を落とした。だが何ともない。 このような書き方はビジネス書や自己啓発書にはよくあることじゃないか。ただの大げさな本だ。 それを廃品回収に出しに行こうとした私に、トラックが迫っていた
『口紅と串刺し』
それを買ったのはデパートのとある化粧品売り場だった。 買うつもりなんて微塵もなかったはずなのに、鋭利なそれにひと目で心を奪われてしまったのだ。 「これはどうやって使うんですか?」 アドバイザーに尋ねる
「つまり」アドバイザーは答えを溜めた。「なすがままにです」 気が付けば包装紙に包まれた口紅���持っていた。 形状からいって、これを唇に塗りつけるとは思えない。鋭利にとがりすぎている……。
「……これはペンですか?」 拙い中学生の英文のような質問をしてしまう。 鋭利に尖った口紅。身を飾るものではなく筆記用具なのではないか?そうであってくれ。
「いいえ、口紅です。…教科書どおりじゃなくてごめんなさいね」 薔薇色の先端に鋼のハイライト。次の瞬間、僕の口から同じ色の液体が溢れ出す。いま唇は真っ赤に濡れている。
『最高のドーナツについて論じよ』
最高のドーナッツを語るにはまず「ドーナッツ」の定義を定める必要がある。もちろん料理の歴史の本を確認すればある程度先行研究の結果が分かるのだが、ここはあえて改めて定義し直したい。
さもないとX(旧twitter)でどこからともなく、「ドーナッツではなくドーナツです」、なんてbotに絡まれ…ることはなくなったが、同様の事態を引き起こしかねない。 一つ譲れないのは、そう、穴だ。
なんとしても、ダース買いしてしまったこのカスタード&エンゼルクリームの山に穴を開けなくては。全てはそれからだ。 私は手始めに、オールドファッションを最高にインスタ映えしそうな角度で撮った。
ここのドーナツはやたらと写真写りが良い。普通のドーナツの写真なのに、またたくまに恐ろしいほどのリアクションが付いた。 やれやれ。『絵に描いた餅』……こと映えるドーナツである。さて、あと11。
『髪の間から覗くピアス』
それまで誰かの耳を特別だと思ったことはなかった。パーマを当てすぎた髪の間に、赤くぷっくりとした粒が見えたときまで。 思わず「耳んとこ、血が」なんて言いかけて、それが彼女の意志表示だと気付く。
それは、赤い石だった。 如何せん、宝石には詳しくないもので、何という石かはわからない。彼女の耳元で艶やかに存在感を放つ、ささやかな意思表示。 思わず声をかけずにはいられなかった。
「どなたの石ですか?」 え? ――え? どうしてそういう言葉が出たのだろう? 女性の様子も変だ。さっと顔を青くして、ピアスをもぎ取ると逃げるように去っていった。残されたそれをなぜか手に取っている。
――ま、そういうこともあるか。 なんとか自分をなだめ、残ったそれをポケットの奥に突っ込んでおく……あのピアスが女性の耳を輝かす姿でも想像しながら。
お題:特になし ページ数:8P
『背びれアラビックヤマト』
子供の頃から魚になりたいと思っていた。最初は「人魚になりたい」だったのが、自分はそんなメルヘンに相応しい存在ではないという自覚だけはあったせいだ。私には鰭がないから、厚紙で作って背中に貼る。
だから、なるべきは「魚」だ。人魚はずうずうしいかもしれないが、鮮魚売り場に並んでいる魚には別に文句もあるまい。あら珍しい魚だわ、なんて思われるくらいだろう。どうやって煮つけにするか調べられるだけで。
来てくれないだろうか。麗しきマダム。あるいは朗らかな料理番。もしくは小さなお使いさん。「魚」扱いしてくれる魅力的な来客よ。
だけどそれは叶わない。なぜならこの身には背びれがあると同時に――「液状のり」の刻印が刻まれているからだ。 案の定、その来客は私など眼中に無いようだ。 私は心の底で叫んだ。
くそったれ。お前のそのふざけた帽子の下にはでんぷん糊でも詰まってるのか。今日び人の肌色を論うのは道義的問題が生じるから、その目に痛い黄色のことは勘弁してやるが、帽子のセンスは許しがたいぞ。
編集長の後ろ向きな承認の言葉で締めくくられた手紙を、私は勝利宣言とらえた。やった! これで、私の人魚を修正しなくてすむ。私の理想を資本主義に売り渡さずにすんだ! 人間性だ。これぞヒューマニティだ。
今晩は最高のパーティを開こう! 使用人も全員参加だ! 隣のケチババアもこの際呼びつけよう。なにせ資本主義に勝ったのだから! 私の持つ資産をなげうって盛大な祝いをするのだ!
私は自らの手で招待状を送ることにした。何せこんなに目出度いことは無いのだから! そしてその招待状の糊付けに使うのはもちろん、消えいろPITなのだった。
『サラサラシンギュラリティ』
私は自慢じゃないがこのキューティクルが自慢だ。 陽光の元燦然と輝く天使の輪。 歩けば誰もが振り返る、そんな美しいキューティクル。 だけどある日私は、出会ってしまった。いつもの薬王堂で、それに…
「シンギュラリティ」。 普通AIとかで用いられるやつだろう? 知ってる知ってる。でも、目の前にある玩具みたいな瓶には、さも当然とばかりそのバズワードが踊っているのだ。ここはシャンプー売り場だぞ?
たかだかシャンプーで人間を超えようというのだから大きく出たものである(消費者庁案件か?)。 つくりもののラベルにAmazonの詐欺レビュー画面みたいな大げさな演出。なるではなくなりますと書いてある。
(特許庁案件かもしれない)良く見たら自分の会社が持っているハズの技術名が書かれている。いやなんでだ。こんなシャンプーに? もしかしてGoogle検索でなんとなく技術名をググったのか。
恐る恐る、私はその場でスマホを取り出し我が社のその技術名をぐぐってみた。すると、なんということだ!検索結果はゆうに5万件を超えたのだ。技術漏洩?まさか、そんなはすはない。
我が社のシステムは最新鋭の技術で保守されている。「excelがある程度使える方」とか「タッチタイピングができる方」とか、そんな感じの募集要項で採った平成初期の人材ではない。だが、今や令和。 …よもや。
今やアシスタントAIはなんでも、「できない層」を優しくあやし、母親のようになんでもかんでもやってやるようになった。だから時代が一周してそういう層が出てくるのもおかしくはない。若社長でなければな。
問題は私がその若社長だって事なんだ。甘やかされたい。母親のように……いや、姉のようならどうだろう。マザコンの時代は終わりシスコンの時代がやってくるのだ。 私は姉AIの開発へと歩を進めた……
『紅い茶の密室』
しくじった。 停電により電子錠が動かなくなってしまったせいで、ここから出られない。出ることができない。 ……。 誰かが来てくれれば……。
「パンパカパーーーン★ 王子様登場だゾ★ ゾ★」  そんな声の後ドカンと一発破壊音が響く。何らかの力でとじられていた木の扉が粉々になった。  ……ウソだろ?  鼻先スレスレを破片が飛んだ。
(VFX:Car on Fire) なんてことだ!粉々になって吹き飛んだ木の扉が、表に止めてあったプリウスのエンジンを貫いた! 王子様と名乗るその男は、炎を背に歯を光らせている。
遍くこの世の乗り物はナマの力で動くべきだと信じているんだろう。勝手に犯行動機を想像でもしないとやっていられない。確かにそれは高貴でもクールでもない乗り物かもしれない。だが、私にとっては「愛馬」なんだ。
私は呼んだ。口笛で彼女を呼んだ。密室から外に向かって馬を呼んだ。駆けてきてくれるように祈りながら。絶対に成功しないように見える? 『ばかげていて、全く実用性がない』。それがトリックだ。
ピーー! ヒヒーーン! ピーーーーーー! ヒヒヒヒヒーーーーーン! リズミカルに繰り返される呼びかけ合い。私と彼女の華麗なるハーモニー。 トリックなんてクソ喰らえ。
ここはリオだ!リオのカーニバルだ!! ピーピーピピー!ドンシャカドンシャカ!! 私の彼女のハーモニーがクライマックスを迎えたその時、不思議な事が起こった! 木の扉が元通り塞がってしまったのだ!
どうしたってこれは密室だ。せっかく今の今まで、開放そのものの空気に満ち溢れていたのに。風通しが良いなんてもんじゃなかったのに。私は諦め、床に散らばった紙吹雪を片付ける。冷めた紅茶のような気分だった。
『正方形は溶けてなくなる』
「はい、どうぞ」  男は私に未完成のそれを渡した。  白と青の幾何学図形が……って高尚なこと言おうとしたけれど要は折りかけのオリガミ。 「キミなら分かってくれるよね」
「ううん、わからない。」 私は折りかけのそれの続きを折り始めた。 山折りで膨らみを作り、そっと隙間に差し込む。 「でも、貴方が求めてる答えは、きっとこれじゃないわよね」 私はそれを、手裏剣に折り直した
ただの紙切れごときが人の手にかかれば真心の証にもニンジャの武器にもなる。それは折り紙に限ったことじゃあない。人の手にかかれば… 「《彼》の手に掛かった者の行方を。谷折りの線みたいに辿れれば」
「アイヤアアーーー!」 その時。書架の隙間から、雄たけびを上げてニンジャが飛び出してきた。これが《彼》の追っ手か。私はページをちぎり取ると指示に従ってスリケンをつくった。キーは谷折りだ。つまり……。
私はすごい速度で谷折りを行った!爪の先を使い背中に隠し持っていた30cmの定規を使い折り曲げる。1mmのズレもない。完璧な仕事だ!これはオリガミ界のシンギュラリティだ!
すると、私の肩を叩く人がいた。 何気なく振り向くと、そこには驚愕の人物が立っていた。 「あなたは……SEIKOの社長さん!!」 「君、素晴らしい技術を持っているね」
どうしよう。気まずい。私は悟られないように、何気ない素振りで袖に手首を引っ込める。つい先日スマートウォッチに変えたばかりだ。まさに正方形の液晶画面を持つ… いや、待てよ。正方形じゃない。盲点だった。
このスマートウォッチには緊急通報をする機能がある。外部と通信しているのだ。私は通気口になんとかねじ込ませると、棒の先につけたスマートウォッチをさらに奥に突っ込んだ。思い切り投げる。鍵が開く音がした。
0 notes
mustachekiwi · 1 year ago
Text
浦沢直樹は崖職人
この世には二種類の人間がいる。風呂で本を読む人間と、読まない人間である。
後者は口を揃えて言う。「本がふやけちゃう」「落として濡れたりしたらやだ」
前者は言う。「それめっちゃわかる」
風呂で本を読まなければならない理由は別にない。しいて言うなら、ただ浸かっているだけだと飽きてすぐ上がりたくなっちゃうからかな。 お風呂好きな人は、お風呂に使っている時間そのものを楽しむのだろうが、風呂漫画好きは、風呂に入ってる間なんだか手持ち無沙汰だから漫画を読んでいるのではないだろうか。長風呂も好きだし、漫画も好きだから、両方一緒にやっちゃえ~みたいなタイプもいるかもしれない。
私は風呂漫画派の父の背中、もとい、背表紙を見て育った。 父は漫画がないと風呂に入れない体質だった。(現在は普通に入れるようになったらしい。)
いつも自分のブログには金玉の話とかボタン電池飲んだ話とかあまりにも取り留めのない話ばかり書いてしまうので、たまには人様の役に立つ記事でも書くかと思い立ち、今回は私が独断と偏見で選ぶ「風呂で読むのにいい感じの漫画5選」をご紹介したい。
鎌倉ものがたり(西岸良平)
Tumblr media
最初にご紹介するのは、ハンサムなミステリ作家の一色先生と童顔の妻・アキコの二人が、人間と妖怪(またはそれに類するもの)が共生する鎌倉の町で、毎度なんやかんや事件に巻き込まれる漫画『鎌倉ものがたり』だ。
作者の西岸良平の代表作『夕焼けの詩』は『ALWAYS 三丁目の夕日』として映画化されているし、あの特徴的な輪郭のキャラクターたちを見れば「あ〜この絵、コンビニの分厚い漫画で見たことあるわ〜」という人もいるはずだ。『三丁目の…』の映画のイメージから、なんか昭和のノスタルジー的な漫画を描いている印象が強いかもしれないが、『鎌倉ものがたり』は���代設定が現代で、バリバリ時事ネタも取り入れられている。何より、西岸良平の最大の武器(私調べ)であるオカルト要素が満載であることを強調しておきたい。人間ならざるモノが持つ怖さ・優しさ・不気味さ・可笑しさを絶妙なバランスで物語に入れ込んでくる。さすが西岸良平。よく知らないけど。
ちなみに実家にはなぜか鎌倉物語の4巻と5巻だけがあり、小さい頃から何十回も繰り返しお風呂で読んできたので、風呂漫画といえば真っ先に一色先生の顔が浮かんだ。特に心に残っている話といえば、鎌倉中の有名な僧侶たちを殺しまくる残忍な魔物が出てくる第51話「地上最強の魔物」(第5巻収録)で、小2の私は「煩悩」という言葉の意味をこの漫画から学んだ。ありがとう光輪和尚。ずっと大好きだよ。
西岸良平の絵は一目見ただけでこの作者の作品だとすぐにわかる「クセがすごい」タイプの絵で、不思議な魅力がある。キャラクターのほとんどは長靴みたいに顔の下部がぽっこり左右のどちらかに突き出しているフォルムで、頭身も三頭身くらいのめちゃくちゃデフォルメされたキャラクターデザインなのだが、ハンサムはハンサムに、美女は美女に見えるのがすごいし、キャラクターの描き分けが半端ではない。目・輪郭・髪型には何パターンかあって、アバターのようにそれを組み合わせているのだが、ちゃんとキャラが一人一人立っているのが本当に不思議だ。
何巻から読んでも大丈夫なので、早速コンビニの分厚いやつを買ってみてくれ!(廉価版のほうが濡れたときの精神的ダメージが小さい。)
私のお気に入りエピソードは、第61話「遺産相続人」(第6巻収録)、第300話「ハンプティ・ダンプティ殺人事件」(第6巻収録)、第347話「魔界転生II(猫編)」(第6巻収録)。
リストランテ・パラディーゾ/GENTE(オノナツメ)
この漫画を読んだ私の友人の感想は、大体次の3種類しかない。
「ジジがかわいい」
「テオが性癖」
「ジジがかわいい」
「ルチアーノはもっと押せばいける」
「ジジがかわいい」
そう、この漫画は、つまるところ、ジジがかわいい漫画なのである!
皆さんにとって「ジジ」といえば、「私、魔女のキキです。こっちは黒猫のジジ!」のジジでしょうが、我々の業界でジジといえばソムリエのジジ、つまみ食いのジジ、まかないでめっちゃいいワイン開けちゃう初老のジジです!
でも、レストランの漫画だったら、読んでるとお腹すいちゃうんじゃない?僕は食後にバスタイムってタイプだから食欲をそそるような漫画ちょっと……。
ご安心あれ!! この漫画に出てくる料理は一つも食欲をそそらないし、別に美味しそうに見えない!ジェラートも、なんか四角い。(でも、本格的なイタリアンジェラートって、31みたいに丸く盛り付けないで角ばった感じでよそってくれること結構あるよね。ないか。)
これはオノ・ナツメの画力の問題ではなくて、料理が美味しそうかどうかはあんまり関係ないからである。この漫画で大切なことは何か。老眼鏡をかけた初老の紳士たち(複数形)である。 老眼鏡の初老の紳士が料理したものを、老眼鏡の初老の紳士がサーブする。それだけで、いいッッッ!!!!!!!
先に連載されたのは『リストランテ・パラディーゾ』で、アニメもこのタイトルだったため、本家はリスパラ、『GENTE』は番外編扱いらしい。物語の中の時系列はGENTE→リスパラ→GENTEだけど、読む順番はどっちが先でも大丈夫だよ!
読み終わった方は、どの紳士の虜になったか教えてほしい。
私?愚問!ジジに決まってんだろ!
マリーマリーマリー(勝田文)
Tumblr media
作者の勝田文の作品にはお風呂で読みたいものが多い。線はシンプルなのに画面がにぎやかでかわいく、コミカルな話の展開の中に差し込まれるロマンチックでちょっぴりエモーショナルなモノローグが胸に染みる。夕方や夜のバスタイムにはぴったりだ。一話完結型なのもお風呂向きな点である。
主人公は針の先生リタとギタリストの自由人・森田さんの新婚カップル。松田聖子もビックリのビビビ婚(古っ)で結ばれた二人の、ドタバタのほほんキュートアンドエキサイティングな日常を描いた作品である。
勝田文の漫画は、その緩急がたまらない。わちゃわちゃコメディ展開が続いていると思ったら、急に心にじんわりとクるシーンが差し込まれてきたり、いつも何を考えているのかわからないテキトーな森田さんがその顔面のポテンシャルを最大限に活かしたハンサムムーブで魅せるセクシーな雰囲気にきゅうううううんとさせられたり、とにかく心臓が忙しい。
笑える話、優しい話、切ない話、どんな回でもマリーマリーマリーは読後感がいい。こういうところもお風呂向きな漫画である理由かもしれない。
この作者といえば『あの子にもらった音楽(愛蔵版)』もお風呂漫画としては捨てがたいのだが(通算20回くらいお風呂で読んだ)、コミックスがかなり分厚いので、風呂ではちょっぴり読みにくい。愛蔵版とか完全版とかはたいてい風呂向きではない。文庫版はいいよね。
岸辺露伴は動かない(荒木飛呂彦)
Tumblr media
漫画好きを自称しながら実は読んでこなかったモンスター級冒険漫画『ジョジョの奇妙な冒険』、結局読んでみて、一番好きになったのが第4部に登場する漫画家・岸辺露伴だった。ネットミームと化した有名過ぎる台詞「だが、断る」でお馴染みの人気キャラクターである。ここで紹介する『岸辺露伴は動かない』は『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品、好奇心旺盛過ぎるが故にやばいことに巻き込まれがちな露伴先生の冒険譚である。
ちなみにジョジョが敬遠されがちな理由の一つに、シリーズが長すぎて最初から読む気がしないというのがあるが、ご安心あれ。このスピンオフはジョジョ本編を読んだことがなくても、楽しめる作品だ。
荒木飛呂彦の漫画は、視覚的に情報量が多すぎるのでお風呂でリラックス��て読むような漫画じゃあないよな、とは思うものの、一話で完結してくれるという安心感を支えに読み切ることができる。あと、露伴先生が狼狽えている姿を見るのは、なんか、こう、あれだ、グッとくる。
血がいっぱい吹き出したり、謎の虫がいっぱい蠢いていたり、身体を鍛えすぎて人格が壊れてしまう人が登場したりするので、ショッキングな描写が苦手な人にはお勧めできないが、異常現象とか都市伝説とかそういうものが大好きで、お風呂タイムをゾクゾクとワクワクで満たしたい人にはぴったりな漫画だろう。
このスピンオフ漫画は残念ながら2巻までしか出ていないので、露伴先生のお話がもっと読みたい!と思ったら今年実写映画化もされた『岸辺露伴ルーヴルへ行く』や小説版のスピンオフシリーズも読んでみてくれよな。(実は結構小説版が好き。)
ミワさんなりすます(青木U平)
Tumblr media
入浴時間は人によって違うので、キリの良いところでお風呂から上がれるように、ここまでは基本的に一話完結型の漫画をお勧めしてきたわけだが(リスパラはそうでもないが)、この『ミワさんなりすます』は続きがめっちゃ気になるタイプの漫画だ。
この物語において、「映画」は非常に重要な存在である。そして、この作品そのものが、多くの「魅せゴマ」や文学的なモノローグといった漫画的表現で「映画が持つ魅力」を描こうとしている(気がする)。説明的なセリフは少なく、絶妙なコミカルさと程良いスリルが詰まったストーリーにどんどん引き込まれ、知らないうちに読み終わってしまっている。しかし、印象的な場面(コマ)は、確かにあなたの脳裏に刻まれている。映画館から出た直後の、少し地に足がつかない、あの感じだ。これは、読む漫画じゃなくて、観る漫画だ!だから続き物でもお風呂で安心して読める、はず。
あらすじは書かないから、とりあえず第一話を着衣のまま読んでみて、気になったら続きは裸で読んでくれ。(四話まで読めるよ↓)
ミワさんなりすます — pixivコミック
(知らない間にドラマ化していたらしいけど、俺は見んぞ!)
番外編:お風呂で読んだらしんどい漫��5選+殿堂入り
『銀魂』空知英秋 字が多い。字が小さい。ギャグ回かと思いきやいきなりシリアスな長編バトル展開に入るので油断できない。私は服部全蔵が好きです。
『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦 スタンド使いのオランウータン(3部)とか水を自由に移動できるスタンド(4部)からの攻撃が怖くて入浴中全然リラックスできない。とにかく長い。
『青野くんに触りたいから死にたい』椎名うみ シャンプーしてる時、後ろが怖くなる。「いーれーて」って言われても入れちゃだめだよ……。
『血の轍』押見修造 この漫画はいつどこで読もうがしんどい。気分が落ち込んでる時には読んだらあかんで。
『ひとりでしにたい』カレー沢薫・ドネリー美咲 めちゃくちゃギャグテイストが強いけれど、孤独死や終活をテーマに社会制度や人との関わり方を冷静に読み手に突きつけてくる漫画なので、とにかく入浴との相性が悪すぎる。 一巻の叔母さんの孤独死の話はトラウマになる。
浦沢直樹全般(殿堂入り) クリフハンガー*がうますぎて、読み終えるタイミングを失う。とにかく物語の続きが気になりすぎて、風呂上りも服を着ずに読み続けてしまうので、湯冷めすること必至。まとめ買いするか漫喫とかで一気読みしたほうが良い。
以上、私の独断と偏見で選んだお風呂漫画5選でした。 最近は防水のKindleペーパーホワイトの導入を検討するなど、風呂漫画もデジタルに移行しようとしております。
みんなもおススメの風呂漫画があれば、教えてくれよな。
*映画やドラマなどにおいて、物語が気になるところでわざと終わらせる手法。日本語の「引き」。(クリフハンガーの原義は解釈を観客に委ねるような結末の見せ方だだそうです。)
0 notes
kagurakanon · 11 months ago
Text
2024/03/25 機動戦士Zガンダム
『宇宙戦艦ヤマト』のヒットを契機として1970年代後半以降のアニメは従来の子供番組としての立ち位置を脱して当時のユースカルチャーの一つに成長しつつあった。そしてこの流れを決定的にした作品が富野由悠季氏が手掛けた『機動戦士ガンダム』であった。同作の革新性は第一に「宇宙世紀」という架空年代記の導入にあり、第二に「モビルスーツ」というロボットの再定義にあり、第三に「ニュータイプ」という成熟観の提示にある。 同作の主人公アムロ・レイは「宇宙世紀」という仮想現実の中で「モビルスーツ」という工業製品によって身体を拡張し、少年から大人へと「成長」するのではなく少年のままで「ニュータイプ」という超越的な存在に「覚醒」する。ここでいう「ニュータイプ」とは空間を超越し、非言語的なコミュニケーションによって他者の存在を、それを無意識のレベルまで正確に認識できる能力である。これは同作において宇宙環境に人類が適応し始めた時に進化論的に発生する人類の「認識力の拡大」と定義された。 もともと「ニュータイプ」はただの少年兵であるはずのアムロが短期間でエースパイロットに急成長する���開に説得力を与えるための設定に過ぎなかったが、やがて本作が社会現象と化していく中で当時の新しい情報環境の台頭と消費社会の進行に適応した新しい感性を持つ新人類世代の比喩として理解されるようになった。こうしたことから同作は従来の「鉄人28号」や「マジンガーZ」などに代表されるロボットアニメで反復されてきた主人公の少年が機械仕掛けの身体を操り仮初めの社会的自己実現を成し遂げるという戦後日本的なアイロニズムに規定された成熟観をラディカルに更新した作品であったといえる。 ところが同作から7年後の世界を舞台とする本作『機動戦士Zガンダム』においては「ニュータイプ」がもたらす病理と絶望が描き出されることになった。本作の主人公カミーユ・ビダンは物語の当初からニュータイプの素養を見せる一方で精神的に不安定な少年として描かれる。カミーユは思春期の不安定さから衝動的に反政府運動に加わるが、戦争の中でその精神を摩耗させていき、最終回ではついに発狂してしまう。 本作の根底には人間は他者と媒介なく直接的につながりすぎると負の連鎖しか生まないという認識があり、本作の後半においては「ニュータイプ」の能力は念動力や降霊術に近いオカルト的なものとして描かれることになった。すなわち「認識力の拡大」による意識同士の時空間を超越した接続がもたらす帰結を『ガンダム』が他者同士の相互理解と調和として肯定的に描き出したとすれば『Zガンダム』は他者同士の相互不信と衝突として否定的に描き出したといえる。こうした意味で本作はまさに現代における情報環境の肥大化による「つながり過剰」の病理を先見的に描き出した作品であったように思える。
0 notes
thetaizuru · 1 year ago
Text
 美は存在すると信じているし、精霊とか妖精のように存在する美もあると思っている。  古代から美は感性の領域に属する概念であり、人は感性によって世界を認識する。認識という行為は、人間のあらゆる日常的、あるいは知的な活動の根源にある。  認識論という哲学分野では、人はどのようにして物事を正しく知ることができるのか、人はなぜ誤った考えを抱くのか、ある考え方が正しいかどうかを確かめる方法はあるのか、人間にとって不可知の領域はあるか、あるとしたらどのような形で存在するのか、などの問いが扱われた。19世紀末ごろまでに、認識論の一部が哲学の外に出て心理学という学問を成立させる。認識論で問われた問題を科学的方法論によって研究しようと試み、実験心理学も登場し、仮説を立て実験データとの照合を論じてはいたものの、その仮説自体はやはり思弁に過ぎなかった。人間の認識についての問いは「哲学的な問い」だった。
 近代的な意味での認識論を成立させたのはデカルトである。  デカルトは、人間の感性を、霊肉二元論の立場をとって、肉体的な「感覚」と霊的(精神的)な「理性」に分け、認識の起源は理性であるとした。デカルトは理性を、人間が生得的に持った「内なる自然の光」と呼んだ。デカルトを引き継ぐ立場は「合理主義 (理性主義、大陸合理主義)」と呼ばれる。  認識の起源は経験であるとしたジョン ロックを引き継ぐ立場は「経験主義 (イギリス経験主義)」と呼ばれ、経験に先立って何らかの観念が存在することはなく、人間は「白紙状態 (タブラ ラサ)」として生まれてくると考え、生得説に反対する立場をとった。  これらの思想の相違点は、たとえば「大陸的-イギリス的」という区別で呼ばれるものの、どちらの思想も、1648年の八十年戦争の終結と、それによるネーデルラント連邦共和国(ほぼ現在のオランダ)の独立が非常に大きく影響した。オランダは1648年から17世紀終わり頃まで「黄金時代」と呼ばれる時代に入る。オランダ黄金時代は、レンブラントやフェルメールなどの画家が活躍した時代としても知られる。オランダの歴史においても、貿易、産業、科学、軍事、芸術が世界中で最も賞賛された期間でもある。  オ��ンダにとっての八十年戦争の一部でもある三十年戦争(1618年-1648年)は、ドイツ(神聖ローマ帝国)でカトリック対プロテスタントの構図で始まったが、ヨーロッパ全体の戦争へと拡大し、宗教戦争とは言えない国際的戦争となった。結果として、神聖ローマ帝国は弱体化した。これにより、教皇や皇帝といった普遍的、超国家的な権力がヨーロッパを単一のものとして統べる試みは事実上断念された。  イギリス(イングランド王国)は三十年戦争に参加しなかったが、清教徒革命の内戦下(1642年-1649年、広義には1639年の主教戦争から1660年の王政復古まで)にあった。  宗派対立激化の結果、民衆にはヘルメス主義などの神秘思想が流行し、自分の目も感覚も明らかな証拠も信用せず、自分の経験すら偽りとしてまで、自らの教義に一致しないものを認めようとしない独断主義的な風潮が蔓延するというような社会情勢にあった。  オランダは、信仰の自由と、経済的、政治的な独立のために八十年もの間戦って勝利したという誇りと、他国で思想信条を理由として迫害された人々を受け入れることで繁栄したという自負があり、寛容の精神を重視した。この寛容な風土により、書籍の出版も栄えた。国外では論争の的になるような宗教、哲学、科学に関する多くの本がオランダで出版され、秘かに他国へ輸出された。17世紀のネーデルラント共和国は、ヨーロッパの出版社のようになった。  バートランド ラッセルは『西洋哲学の歴史』(1945)で次のように述べた。「デカルトは、ビジネスでフランスに数回、イングランドに一度行った以外は、オランダに20年間(1629-49)住んだ。17世紀における思索の自由のあった国としてのオランダの重要性は、強調しても強調しすぎることはない。トマス ホッブズは、彼の著作物をここで印刷する必要があり、ジョン ロックは、1688年以前のイングランドにおける最悪の5年間の反動期間、ここに避難していた。」  デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という命題は、当時の保守的な思想である「信仰による真理の獲得」ではなく、人間の持つ「自然の光」を用いて真理を探求していこうとする姿勢を表現していると受け止められ、これが近代哲学の出発点となった。これは、「信仰の時代」から「科学の時代」への転換点でもあった。
 18世紀末に、合理主義と経験主義の両方の限界を示す形で二派の対立を統合したとされるのがイマヌエル カントであり、19世紀は、カントを受けつつその反動として、カントを批判し乗り越えようとする潮流が生まれる。19世紀のこの流れは、19世紀後半にはドイツ観念論と呼ばれるようになる。19世紀後半から20世紀頭にかけて、ドイツ観念論を批判し「カントに帰れ」という標語を掲げたカント的認識論の復興運動が起こり、これは新カント主義と呼ばれる。  日本に認識論が入ってきたのはこの頃で、日本語の「認識論」もドイツ語からの訳語であり、新カント主義の影響が大きいとされる。新カント主義者は「真善美」という言葉を好んで使い、この真善美の調和を人間の理想とする考えは、近代思想として日本にも受け入れられた。  カントによれば人間の認識には限界があり、神の存在証明や絶対的真理などの超越的で形而上学的な問題は原理的に答えを出せない問題であり、科学化もできないし、哲学として議論すべきものでもないと斥けられたが、ドイツ観念論の思索家たちはこれには不満で、カントが否定した神の認識可能性を再び主張する。またドイツ観念論は、カントへの反動として、あらゆるものを科学的方法により解明できるという信念を強めていく。  新カント主義は、当時西欧を席巻しつつあった無規範な科学的思惟に対抗した。特にドイツ観念論のヘーゲル派の流れを汲むマルクス主義は、精神や文化を物質の因果律により支配されるものとしていたため、人間もまた因果律に支配された機械とみなそうとしていると危惧し、彼らを批判して、カントに習い先験的道徳律の樹立と、精神と文化の価値の復権を試みた。
 19世紀後半の心霊主義ブームも、ドイツ観念論の潮流と同様に、精神や霊魂あるいは宗教などを科学的に解明しようという試みとしての側面があった。宗教の科学的解明というのは、特に心霊主義の初期においては、生活を縛り付ける教条主義的な権威からの解放や、腐敗の糾弾としての期待があった。あくまで科学だと主張を続けた団体も、科学化には至らず、ブームも去り、団体維持のためにオカルト(神秘主義)を取り入れた結果、当初の意味での心霊主義でもなくオカルトでもない疑似宗教となっていく。  心霊主義は自動筆記などの形で文学や美術にも影響を与え、また、文化的創作における精神面の科学的解明という期待があった。しかしこれも、インスピレーションやアイディアの作り方、根源的な創作動機などは、科学的あるいは論理的には説明することができないということを浮き彫りにした。  「芸術の社会理論」や「文化の科学的理論」などと呼ばれる、文化や芸術などを社会構造や時代的文脈などから読み解く考え方は、心霊主義やマルクス主義などと結びつく形で、特に評論においては現在においても影響を与えている。
 確かに、あらゆるものは社会や時代の産物であるという側面はあるのかもしれない。回帰運動や復古運動も時代を逆流させるわけではない。  20世紀が始まってから第一次世界大戦(1914年-1918年)までの期間、特にヨーロッパにおいては、見るからにこれまでと全く違う表現が現れる。歴史的に見ても特異な変化だが、1930年代の世界恐慌から第二次世界大戦(1939年-1945年)の間に世界もこれに続くことになる。大きな時代の変化により、まるで人の認識自体が劇的に変化したかのように、新しく現れた美術表現などは難解でわけがわからない。というか、これ自体が矛盾であり、現在においても一見わけがわからないってことは、人の認識自体は変化していない。  キュビズムや抽象主義、シュルレアリスムなどを読み解くキーワードとして使えるものに、20世紀頭に登場した「表現主義」の他に、「プラスチック」と「ディメンショニズム」というのがある。「表現主義(エクスプレッショニズム)」というのは、いわば「印象主義(インプレッショニズム)」の対義語であり、どちらも主観的リアリズムを描こうとしているが、印象主義は、目で見たものが、自分の内面でどのようなイメージ(認識。イデー。カントの用語では「表象」)になったのかを描こうとしているのに対し、表現主義は、もともと自分の内面にあるイメージをそのまま描こうとする。自己の内面にあるイメージを描くために、どのような形を与えるかというのが主要なテーマになり、これが「プラスチック(可塑性。形作ること)」であり、ニュアンスとしては「これまでにない自由な形を与えること」を意図している。そのため現実に既にある形(具象)ではなく抽象や非具象へと向かう。ピエト モンドリアンは自身の美術理論を「ネオプラスティシズム(新造形主義)」と名付けた。  そして20世紀頭に多くの人が世界認識の大きな変化だと捉えたのが、「この宇宙は四次元時空である」という概念の登場だった。H G ウェルズの小説『タイムマシン』(1895)でも「時間が第4の次元」だとされていたが、1907年ごろにドイツの数学者ヘルマン ミンコフスキーがアインシュタインの特殊相対性理論を四次元の空間として数学的に表したこと(ミンコフスキー時空)が多くの人にインスピレーションを与え、これをどのように表現するかという挑戦が始まった。1936年に美術理論化のチャールズ シラトが「ディメンショニズム(次元主義)」という語を作った。  またこれにより、これまでのヨーロッパの絵画表現は、三次元空間の中に、第4の要素として「光」を描くことを目的としていたということを再認識する。  相対性理論を始めとして、量子力学などの理論物理学が飛躍的に発展し、デカルトやカントが前提としていたニュートン力学に対する疑義が出され、認識論は改めて学問の基礎付けへと向かった。
 1960年代から1970年代にかけてアメリカを中心に世界的に行われた前衛芸術運動である「コンセプチュアルアート」は、マルセル デュシャンの、特に1910年代の作品や美術理論を、理論的支柱とした。デュシャンが、特に写実主義以降の19世紀の絵画を指して、美術が「網膜的になりすぎている」と批判していたことなどに影響され、「作品の具体化の否定」などにより、コンセプト(概念)を表現することを目指し、作品制作よりも芸術について論じることのほうを重要視した。  アンディ ウォーホルも、「コンセプチュアルな」実験映画を制作しており、コンセプチュアルアートの位置づけで見られてもいたが、「作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません」と言い続けていた。  1950年代からのアメリカの抽象表現主義、ミニマルアート、そしてコンセプチュアルアートには、CIAの支援があったことが、1960年代末から70年代にかけて、暴露と情報公開のかたちで明らかになる。直接的な思想介入や市場操作があったわけではなく、冷戦下においてアメリカの文化的優位を世界に示すという目的で、海外での美術批評活動への支援が主な内容で、アーティストたちも支援があることを知らなかったが、情報公開は多くの人々が一挙に文化的な運動から退却していくきっかけにもなった。  なんなのかわからないものをなぜか解説したり批評したり論じたりしていたが、一体なにを認識していたのかわからなくなる。
 網膜的ではない光もあると思う。
2023年10月 ターニング アンド ターニング イン ザ ワイドニング ジャイア
0 notes
karaagekun · 2 years ago
Text
ルーレットメモ
同期の家にルーレットが追加されたためルーレットに関するメモをここに記す。
反動理論
地震の測定器のように次の出目が反動で逆の数字を示すこと。極端な例を挙げると、1、36と出た場合次の出目は1となる確率が最も高い。しかしこの理論に従う場合誤差を考慮して1-12の3倍オッズか1245の9倍オッズに賭けるべきである。反動であるため、21、35ときた場合21の付近になる確率が最も高いということになる。しかし、地震の測定器がP波からS波になる瞬間や少しずつ波が小さくなる時間があるように、出目も物理法則に準じてある程度不規則に波を示すことに留意しなければならない。その転換を見逃さず賭ける出目を微調整しなければならない。
ゆるやかな反動理論
上記の反動理論が6ターンかけて行われるという理論。3ターンかけて1、18、36と��た場合、もう3ターンは36、18、1と続くという理論。これも反動理論と同じく微調整が必要である。
この二つの理論は非常に強力でワタシと同期のチップを増やし続けた。しかしルーレットは単純でなく、この理論が通用しなくなるタイミングがある。そのときに別のどの理論を使うか、あるいは見つけ出すかというのが肝である。
記念日理論
自分の記念日に賭けるという何の変哲もない理論。弱い。同期のチップを減らし続けた。
恋愛記念日理論
14、24、25あたりの数字が続いたとき同期が「恋愛に関する記念日だ」と発言したことから生まれた理論。弱い
日本の記念日理論
1、24、25、31などといった日本の記念日に賭ける理論。当然弱い。
背番号理論
好きな野球選手の背番号に賭ける理論。弱い
記念日理論の実績は散々であった。そこで生み出された理論がある
反ロマン理論
記念日や背番号などという意味付けに頼る男に神様は微笑まない。何の変哲もない数字こそ出目として選ばれるのだという理論。別に強くない。
やはり数字に自分勝手な意味を付けてほとんど無作為に賭けるのは神様の意志を無視している。そういったギャンブラーに神様は微笑まない。神様は出目表というメッセージを我々に残しておりそれを正確に読み解くことこそルーレットを制するのである。ルーレットにおける出目表至上主義をここに掲げる。
赤黒理論
赤と黒が交互、または連続して出る単純な理論。単純ゆえに気が付きやすいが、他の理論のように見つけたことを声高に報告し賭けてはいけない。神様は繊細であり乙女なので単純なメッセージは言葉にせず賭けの姿勢で伝えてほしいものなのだ。見つけたときは黙って法則に従い賭けなければならない。
奇数偶数理論
奇数と偶数が交互、または連続して出るという理論。同上。
図形理論
出目の場所を点とみたてそれらを線で結んだ場合とある図形が浮かび上がるという理論。強い。神様のメッセージを逃してはならない。
プラスマイナス理論
ある出目が前の出目よりプラスな場合次の出目は必ずマイナスになり、マイナスな場合は逆にプラスになるという法則。強い。
以上が2時間ほどルーレットに取り組み生まれためぼしい理論であった。やはり出目表は神様のメッセージでありその内容は一定ではないことがわかるだろう。ルーレットは神様との交信であり出目表は預言者なのだ。神様への信仰心を持ち預言者の言葉をどう解釈するか。ルーレットはすなわち宗教である。
おわり
P.S
最後になってしまったがもちろん半分ネタである。ギャンブルにハマった危ない人では断じてない。しかしやっているときはこんなオカルトを大真面目に信じていたしそのほうが楽しい。
0 notes
thyele · 2 years ago
Text
2023年4月25日
花工房胡桃 https://www.kurumiweb.jp
【大田区】田園調布の『hari』 で予約必須!幻のシナモンロールをいただきました! | 大森・蒲田つーしん https://omori-kamata.com/hari-denenchofu/
【速報】函館市長選挙 大泉潤さん(57)が当選 現職との師弟対決制す 弟は俳優の大泉洋さん HTB北海道ニュース https://www.htb.co.jp/news/archives_20103.html おめでとうございます!
【続報】「おれは酒の悪魔。デビルハンターを呼べ」自称・無職の 男を逮捕 - ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/24118359/ 悪魔憑きの歴史は古いけど原因がオカルトだったり精神的な病だったり催眠だったり色々
廃線のがれたローカル線、開通100年 駅前に響いた70年ぶりの歌:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR4Q6RF4R4QUZHB008.html
IZAM officialさん「IZAM ソロデビュー25周年記念アルバム 『シ・ン・デ・レ・ル・ラ POP』 2023年 7月23日 MusicChampにて独占発売❗️ 5月2日よりキャンペーン開始☺️🥀✨ ヨロシクオネシャス‼️ https://t.co/rwMN62KGLs」 https://twitter.com/IZAM_official/status/1650144457017393152
The Birthday_Officialさん「」 https://twitter.com/TBD_STAFF/status/1650333777825251328
高良健吾、“東リベ2”でマイキーの兄役「夢にも思っていなかった」 https://news.tv-asahi.co.jp/news_geinou/articles/hot_20230423_120.html
スーダンから外国人157人脱出 陸路800キロ超、艦船でサウジへ:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR4R3D4SR4RUHBI002.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
INORAN _STAFFさん「「INORAN BIRTHDAY CIRCUIT '23」開催決定!!! 9.29 #INORAN BIRTHDAY LIVE、最終日のFC限定LIVEを含む、東名阪4公演。 NO NAME?最速先行は、4月26日まで受付中! これからご入会の方も4月26日までのご入会でお申込み可能です! ▼公演詳細はこちら https://t.co/61F9bsbzXa https://t.co/eunSVuyEw7」 https://twitter.com/INORAN__STAFF/status/1650071666494672896
首都高.comさん「#一部で支払いなく認証 #Twitter本人認証マーク イーロン・マスク氏は一部は私が負担したと発表 (´・ω・)なんなんだその基準は・・・ (´・ω・)フォロワー数少ないと��料 (;´・ω・)多いと無料って曖昧過ぎない???」 https://twitter.com/hitomi110531/status/1650337541953040384
首都高.comさん「(;´・ω・)PCご使用の皆様!!! (;´・ω・)バージョンによっても違うんですが・・・ ・Version 21H2  :2023年6月13日 ・Version 22H2  :2024年5月14日 (´・ω・)要確認しないとサポート終了します!!! 今のWindows10がWindows11にアップグレードできるか確認はお早めに!!! https://t.co/9QQJNRGUY5」 https://twitter.com/hitomi110531/status/1650329316448940035
Deshabillz2023さん「やっと来たこれで酸素カプセルライフが楽しくなるがなぜLaputa? 押忍!他になにかいりますて聞かれ BiSH 押忍!ないです、買います? いいや、Amazonで頼んでしまったから名古屋行く時聴いてくわ、あ、ジキルかLaputa 押忍!Laputaなら あ...言ってるな #異空 #BUCKTICK #emadara #Laputa https://t.co/lL0X8gpgTk」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1650013961373511681
Deshabillz2023さん「酸素カプセル高気圧バージョン終わったな! 押忍!異空と共に? ワルキューレワルキューレ言ってたわ #ワルキューレの騎行と高気圧酸素 #あたおか浴衣と異空 で、看護師に呼ばれた瞬間 押忍!笑 https://t.co/1QdUOeeitC」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1650053998370766848
Deshabillz2023さん「先程看護師さんがやって来て身内の方が荷物渡しに来てますがと 押忍!スタッフさん? いや、バクチクは受け取ったから 知りませんと じゃ帰しますね はい、て、デイルームから見えるんよ 誰やねん笑て女2人笑 押忍!書いちゃいましたからね昨日!控えて下さいませ! 頼むわ https://t.co/gpyi9CnJxj」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1650022638344081408
Deshabillz2023さん「あっちからは窓反射?かなんかで見えてないみたい 押忍!笑 来なくていいからね、嬉しいけど迷惑掛かるからさごめんね 押忍!治らなかったらさばおきれます、看護師さんに謝ったりするのはあたおかなんで そこはしゅんさんて言わんかい! 押忍!あたおかなんで! あたおかしか集まらんのか」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1650023625901363202
優貴さん「うーん、、、日曜 https://t.co/SoRtgreIEk」https://twitter.com/YUKI8686kk/status/1649941288152883200
ヒナさん「昨日のUK楽しかったな。ライブ終わってただふつうに楽しく飲むのはほんと久しぶりだった。ほんとはライブ後は打ち上げやって楽しいまま寝落ちしたい。本番前に寝てて起きなかったから前半レオナくん無しでやったよ。来てくれたみんなありがとう✯」https://twitter.com/dxixj/status/1649988734748884992
IZAM officialさん「今日一日、とても幸せな誕生日になりました。 沢山のメッセージを頂き、関わってくださっているキャストや、スタッフの皆様、応援してくれている方々、仲間のおかげで生かされております。 海外からも沢山…Thanx🥀 本当に忘れられない誕生日になりました。 心より感謝致します。 with Love🥀 IZAM https://t.co/q9cWieZMZv」https://twitter.com/IZAM_official/status/1650162657771810816
小美玉たかしさん「連日…唄REC奮闘してるのだが全く終わらない…苦笑(>_<)† 頑張れ超大物! https://t.co/rWV29o3joE」https://twitter.com/TAKASHI_OMITAMA/status/1650257647302746112
Ryuichi Kawamura officialさん「Mornin'! https://t.co/0pSzPfUSbz」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1650276964991918081
nao 首振りDollsさん「襲われ続けているのはどちらなんだろうか…」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1650117057290330114
Daijiro Nozawa a.k.a.DIEさん「本日も🐉   いよいよスプレビRHスタート やっぱり石塚さんと野球最下位争い談義🤣😅 Ra:INのリハかと思った~😸 https://t.co/ak6IRjKWkE」https://twitter.com/Pukapyu/status/1650151174308511745
〓叭紅〓さん「私事ではありますが、 超数年ぶりにmy new gearしまして、 Squireのジャズマスターをお迎えしました。 また紅い子です。 https://t.co/vYpwGkd246」https://twitter.com/89_uTauTai/status/1650133078822764544
HIROTO ALICE NINE.ヒロト アリス九號.さん「僕らの大切に育ててきた曲をありがとう🔥😊 すべての九組へ音速を超えて届け!!!⚡️ #アリス九號. #SHIN #yousay #ViViD #THEKIDDIE #交わる平成35年」https://twitter.com/hrt_A9/status/1650115739976880134
横山企画室さん「なんなら更に絶賛レコーディング中ですって⁉️ 期待大\^^/」https://twitter.com/yokodile01/status/1650121319189729281
kaz_xさん「今日は吉祥寺クレッシェンドでProjectBBAで出演でした。出演者さん、お客さん、クレッシェンド&関係者の皆さんありがとうございました! Hisayoshiさんとご一緒なんてなかなか無いことだしHADES全員とも一緒とかまずないのでめちゃくちゃ楽しかったですw ただ自分の演奏はとんでもなくあかんかった💧」https://twitter.com/Kaz_x_jans/status/1650158277156818944
kaz_xさん「そしてほんと50半ばにして女装するとは思わんかったw したらめちゃミスりまくったわーw 視界変わったからかな。。 ほんとお許しくださいませ💧 ほんと マラソン部にNGはないw」https://twitter.com/Kaz_x_jans/status/1650159096086274052
杉本善徳(Waive)さん「LINE BLOGがサ終で書けなくなり、他のブログ開設にも手が回らず、とりあえず存在だけ残していたアメブロに、Waive再結成など今の気持ちを書きました。 ーーーーー ▼バンドマンになりました ⇒ https://t.co/V8s8gtvWT9」https://twitter.com/ys1126/status/1650041407569289216
杉本善徳(Waive)さん「これも書いておこうと思ったのに、どうでもいいことすぎて忘れてたこと→動画撮影の直前に、久々に髪を切ってもらったら前髪が短��なって大変なことになってしまいヘアメイクに苦労した。 あと、よく考えたら、なぜ武道館なのかとかもどこかでちゃんと言葉にしたい気もするし、まだまだあるよな。。」https://twitter.com/ys1126/status/1650048288174010368
野田竜司さん「Waiveというバンドが 本日ひとつ発表をしました 彼らとの20年を思いながら 心を込めてこの映像をつくりました あえて書くけど フォロワーの皆さん大部分にあまり馴染みのないバンドだと思います だけどもし気が向いたら少しだけこの映像を観てもらえたら嬉しいです これは4人の人生の記録 #Waive」https://twitter.com/nodaryuji/status/1645733038566014976
キチガイ系キーボードさん「レッレッドッドッシ♭ッシ♭ッラッラ レッレッドッドッシ♭ッシ♭ッラッラ D-m×2 C△9×2 #限りなく」https://twitter.com/kyoshoww/status/1650187202721116160
BUCK-TICK OFFICIALさん「樋󠄀口豊 自伝本「ユータ -Dear My Wonderful Fellows-」本日分完売いたしました。 #BUCKTICK #BUCKTICK35th #TOUR2023異空」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1650019977255358464
BUCK-TICK OFFICIALさん「星野プロデュース HOSHINO HIDEHIKO×Waterfrontコラボ折りたたみ傘 本日分完売いたしました。 #BUCKTICK #BUCKTICK35th #TOUR2023異空」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1650028859910422528
Jさん「大阪、ついにこの日がやって来た!!!!『声出し解禁ライヴ!!』嬉しいね。みんなでその瞬間を刻もう!いくぜ!!!!! #LIVE2023 #声出し解禁 #大阪 #いくぜ #wumf #J」https://twitter.com/J_wumf/status/1650029537709948928
首振りDollsさん「今夜20:00公開。 https://t.co/iWD0NqRYPy」https://twitter.com/KubihuriDolls/status/1650030127563276288
中島卓偉さん「森重樹一さん今年8月に還暦! ニューアルバム発売! 全力で応援! 応援しても応援しても応援したらない! 一度ファンになったら最期まで! I LOVE ZIGGY! #ZIGGY #森重樹一 #ROCKGUILD」https://twitter.com/takuinakajima/status/1650031323027996673
[email protected] grace periodさん「いよいよ今夜! バンバン、騒いで行くでーψ(`∇´)ψ みんなで楽しもう🤘 https://t.co/jaGsU6HXYz」https://twitter.com/eisuke_gp/status/1650036568336535554
恐さん「ハイハットプレートを P3000に シンバルを 二枚追加 スローンと スネアスタンドと シンバルスタンドを 組み合わせ オリジナルのスローンに まだパーツが全て 納品されていないですが 君が見てくれているので 僕でもここまでできました https://t.co/trPxKm9cZP」https://twitter.com/bpmkyou/status/1650037493193150467
H.U.Gさん「🫂H.U.G TOUR 2023 -LOVE THAT NEVER ENDS- チケット絶賛販売中! 👉https://t.co/4KnKXJ7a87 👉https://t.co/Feu77vIaX1 👉https://t.co/9fTOmpukvq 🎥First Showcase ONE-MAN Live アーカイブ配信 本日17:59までご購入可能! チケットは https://t.co/zAW4Jq0Pgy #HUG https://t.co/bBFMKPOiQJ」https://twitter.com/hug_official89/status/1650048469653139456
首振りDollsさん「【お知らせ】 先日の渋谷近未来会館でのライブ映像を、 20:00よりYou Tubeにてプレミア公開!! 開演に間に合う人は一緒に見よう! https://t.co/2y1Q4YJNSj」https://twitter.com/KubihuriDolls/status/1650051060487299073
nao 首振りDollsさん「え!!!」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1650058931753082882
HYDE CHANNELさん「アートの旅 #HYDE が「兄貴」と慕う #画狂人 #井上文太 の秘密のアトリエに訪問! #HYDEとドライブ #アート制作に挑戦 #一般公開していない初公開のアトリエ 【前編 4/30(日)20:00〜 | 2週連続放送】 https://t.co/MgWTwOTkk6 @HydeOfficial_ @BUNTAiNOUE @333888G #HYDECHANNEL https://t.co/h1akAKiOJw」https://twitter.com/HYDECHANNEL/status/1650061962615635968
Ryuichi Kawamura officialさん「『髭の写真は初かな?』 #アメブロ https://t.co/OwVb1tCaKC」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1650064645141700609
こもだまり|昭和精吾事務所さん「ACM:::ライブに来てくれた #S企画楽屋 組のしほちゃん! ステージから志保ちゃんが笑顔で見てくれてるの見えて嬉しかったー✨」https://twitter.com/mari_air/status/1650065206251515905
こもだまり|昭和精吾事務所さん「#S企画楽屋 組で、相棒の女優A役だっだ龍ともこさん! 本番直前に「あ…りょうちゃんはステージでダンサーとかなさるかただ…」と気づいてちょっと緊張感増しました(笑) ありがとー!」https://twitter.com/mari_air/status/1650065906339581953
ジョニーダイアモンド首振りDollsさん「!!!」https://twitter.com/Tracisixteen/status/1650066132152496128
ショーン・ホラーショー 首振りDollsさん「🥴」https://twitter.com/kubihuri_shawn/status/1650068529847369728
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「アメブロを投稿しました。 『おはよう❣️😂』 #アメブロ #ねこ#ネコ https://t.co/zXfig8f1gF」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1650068697657274368
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「◆2023/4/26(水の呼吸)_ネオ東京池袋手刀ドーム ◆「Solar Return Party 2023」 ◆出演(BIG 4);Panda Cake Horoscope./THE SOUND BEE HD/ラルン -LA LUNE-/gaizao ◆開門 18:31 / 開演 19:00◆前売おパー券 3,300円(+1d) / 当日おパー券 3,900円(+1d) ◎前売おパー券予約制;https://t.co/yC6RAj7442 https://t.co/vIdbJTyO8b」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1650069067586498560
Ryuichi Kawamura officialさん「1stありがとうございました🫶🏻 https://t.co/XawSVMhB5O」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1650069916081602560
Ryuichi Kawamura officialさん「a c🫶🏻Ross https://t.co/Xiwpgfyn4G」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1650074712868007936
タカツキさん「思ったより達成が早かったので一曲更に足しときました。 まずは20時お楽しみに!」https://twitter.com/attsu_of_death/status/1650073697301188608
0 notes