#おたくはタイ��した文字まで臭い
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nutsgraffiti · 14 days ago
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367話を読みました
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先週でクライマックスを迎えた学生隊編から一変して今回は3学年新学期を迎えて沖田の新生活の様子が・・・。 何やらとてもつもなくハマったものがあったようです。
主役は沖田!の回。 3学年になってなぜか斉藤にお腹を摘まれちゃったりしている沖田笑。 沖田もちゃんと太るんだ、とわかりました。 元々たくさん食べていたので痩せの大食い体質かと思っていましたがちゃんと身につくようです。
今回読んで思ったのは防大生(厳しい寮生活)だからこそあれくらいの体重増で済んだのでは?と週末限定の暴食で済んだんでよ。
・・・一般大に通っている沖田が今回のような食生活になったら毎食毎日食べて大変なことになっていたかも。
カッターの指導もきちんとこなしている姿を見るとカッターの何かしらの役職についている?その辺りはこれからはっきりしてくるかな。 太田さんのがんばる姿が見られて嬉しい!そして今回の「テーマソング」がアニメな予感。金クルーだった11中隊に続け?験担ぎかもしれな��。
631ラーメンを検索したらたくさん出てきましたよ。お野菜がタワーのように盛られた画像も出てきて、これかー!!となりました。 このタワーのお野菜はお汁から遠いのですが、味がついているのでしょうか?ラーメン屋さんに関してはうっすらとした知識しかないです。 ニンニクと油?で口臭が臭い?・・・そんなに匂うものなんでしょうか。マシマシといえば、全マシと書かれたTシャツを着ていたのは確か(クリプレ交換あたりの)相良さんだった記憶が・・・あるんですが。 そんなことを思い出しつつ、こみこのリアクションを見て学ぶ…。そんなに臭いの?!ブレスケアは確かに大事。ニンニクの匂いで検索して驚きました。たくさん摂取しているようなので体臭としても相当ニンニク臭がしていたんでしょうね沖田。翌朝に身体中から・・・?!近藤とは別の意味で魔王化している。
近藤、なんだかんだと沖田に付き合うの微笑ましい、その上で山並に相談しているのも良い。 なんとかストップをかけられたと思ったのに、また別のラーメン屋さんに誘う沖田が強い笑。
それにしても、流石に『倒れて点滴打ったら』・・・と言うところ、笑えないですよ。これは・・・笑えないですよっ。
・休載の告知を読みました。 しっかりと休んでいただいて、体力気力ともに健康になって連載再開してくださるのを待っています。 告知の山積み資料の文字にサンドハースト、アナポリス、きりしま、リーダー、フランス、しばき、沖縄、タイ、・・・あと3つ書いてあるのですが読めなかった。 描きたいと思っていることがたくさんあることがちらりと見えて、これからもまだまだあおざくらは続くんだとわかって嬉しい。だからこそ本当に・・・焦ることなくこの機会にゆっくりとお休みして、お大事になさってください。
近藤たちが帽子を投げて、それぞれの部隊の制服に身を包み進んでいく背中を見せてほしい!!・・・と願っています。
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今週もありがとうございました。
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momijiyama1649 · 6 years ago
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ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年    1 過労死・つくし・小錦の脂肪    2 一年生・時短・ニューハーフ    3 レントゲン・混浴・アニマル    4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ    5 暴走族・かさぶた・バーコード    6 タイガース・母の日・入れ墨    7 目借り時・風呂桶・よだれ    8 しびれ・歯抜け・未婚の娘    9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール    10 造幣局・社員割引・オリンピック    11 父の日・猥褻・丁髷    12 ピエ��・ナメクジ・深爪    13 ミスユニバース・特許・虫さされ    14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症    15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール    16 ト音記号・北方領土・干瓢    17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン    18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム    19 床づれ・追っかけ・男の涙    20 海月・肩パット・鶏冠    21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン    22 おかま・芋掘り・大人げない    23 復活・憧れ・食い逃げ    24 蒲鉾・風は旅人・半尻    25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング    26 美人姉妹・河童・合格    27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫    28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし    29 稲刈り・小麦粉・フランス人    30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉    31 クロスカウンター・学園祭・タクシー    32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター    33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め    34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン    35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年    36 栗きんとん・鶴・朝丸    37 成人式・ヤクルトミル��ル・まんまんちゃんあん    38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし    39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション    40 ひ孫・いかりや長介・掃除機    41 北京原人・お味噌汁・雪祭り    42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり    43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい    44 卒業式・美人・転た寝    45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君    46 コレラ・さぶいぼ・お花見    47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎    48 番台・ボランティア・健忘症    49 長嶋監督・割引債・厄年    50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー    51 同級生・竹輪・ホモ    52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園    53 シルバーシート・十二単衣・筍    54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック    55 睡眠不足・紫陽花・厄介者    56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風    57 生欠伸・枕・短気は損気    58 雨蛙・脱税・右肩脱臼    59 鮪・教育実習・嘘つき    60 天の川・女子短期大学・冷やし中華    61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香    62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊    63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷    64 目玉親父・恐竜・熱帯夜    65 深夜徘徊・パンツ・宮参り    66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ    67 水浴び・丸坊主・早口言葉    68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ    69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児    70 台風の目・幸・ラグビー    71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り    72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王    73 新婚初夜・サボテン・高みの見物    74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵    75 禁煙・お茶どすがな・銀幕    76 ラクロス・姥捨山・就職浪人    77 掛軸・瀬戸大橋・二回目    78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント    79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター    80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド    81 ���治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年    82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤    83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い    84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女    85 一途・血便・太鼓橋    86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内    87 カラー軍手・放火・卸売市場    88 パピヨン・所得税減税・幕間    89 二十四・Jリーグ・大雪    90 動物苛め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ    91 雪見酒・アメダス・六十歳    92 座蒲団・蛸焼・引越し    93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ    94 談合・太極拳・花便り    95 猫の盛り・二日酔・タイ米    96 赤切符・キューピー・入社式    97 リストラ・龍神伝説・空巣    98 人間喞筒・版画・単身赴任    99 コッペン・定年退職・ハンドボール    100 百回記念・扇子・唐辛子    101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム    102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト    103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝    104 三角定規・黒帯・泥棒根性    105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願    106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚    107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き    108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン    109 西部劇・トップレス・レバー    110 流し素麺・目高の交尾・向日葵    111 河童の皿・コロンビア・内定通知    112 防災頭巾・電気按摩・双子    113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ    114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月    115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子    116 運動会・松茸御飯・石焼芋    117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー    118 浮石・カクテル・彼氏募集中    119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し    120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号    121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士    122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏    123 祭・借金・パンチ佐藤引退    124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿    125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー    126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統    127 臨時収入・邪魔者・大掃除    128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年    129 御節・達磨ストーブ・再就職    130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母    131 家政婦・卒業論文・酔っ払い    132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉    133 立春・インドネシア・大正琴全国大会    134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り    135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼    136 確定申告・侘助・青春時代    137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子    138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利    139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん    140 痔・恋女房・月の法善寺横丁    141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み    142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし    143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え    144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼    145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏    146 もぐりん・五月病・石楠花の花    147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り    148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー    149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ    150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善    151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット    152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ    153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ    154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい    155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能    156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒    157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール    158 中村監督・水着の跡・進め落語少年    159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット    160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び    161 親子二代・垢擦り・筏下り    162 鮪漁船・新築祝・入れ歯    163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上    164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン    165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン    166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊    167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ!    168 長便所・大ファン・腓返り    169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎    170 親守・巻き舌・結婚おめでとう    171 乳首・ポン酢・ファッションショー    172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し    173 ギブス・当選発表・ちゃった祭    174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶    175 コーラス・靴泥棒・胃拡張    176 誕生日・闘病生活・心機一転    177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年    178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停    179 三姉妹・バリ・総辞職    180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験    181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ    182 内股・シャッターチャンス・金剛登山    183 嘘つき娘・再出発・神学部    184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス    185 露天風呂・部員募集・ぞろ目    186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍    187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ    188 (不明につき空欄)    189 福寿草・和気藹々・社交ダンス    190 奢り・貧乏・男便所    191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず    192 お花見・無駄毛・プラチナ    193 粒揃い・高野山・十分の一    194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉    195 くさい足・オリーブ・いやいや    196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪    197 若い季節・自動両替機・糞ころがし    198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式    199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ    200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語)    201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労    202 横綱・占い研究部・日本のへそ    203 マオカラー・海の日・息継ぎ    204 カモメール・モアイ・子供の事情    205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け    206 団扇・ボーナス定期・芸の道    207 宅配・入道雲・草叢    208 回転木馬・大文字・献血    209 寝茣蓙・メロンパン・初孫    210 方向音痴・家鴨・非売品    211 年金生活・女子高生・ロングブーツ    212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング    213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ    214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー    215 孫・有頂天・狸    216 雪女・携帯電話・交代制勤務    217 赤いバスローブ・���イミング・おでこ    218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟    219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート    220 関東煮・年賀葉書・学童保育    221 バンコク・七五三・鼻血    222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
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warijaku-bluespring18 · 6 years ago
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2019年・夏【往路】
【はじめに】
8月9日、仕事を片付けて帰宅。さて、明朝から旅に出るぞ!と、上機嫌に洗濯を回していると何やら・なぜか・何かがおかしい。アマゾンプライムで流していた「いろはに千鳥」の音が急に消えたのだ。アレ、アイフォンで流してるはずだけどな?そろっとアイフォンに目を遣ると画面は真っ暗、全く充電されていないのである。アラ、旅直前にして壊れちまった!これは困るなあ、とトチ狂ったようにガシャガシャ充電のケーブルを抜き差し。しばらく格闘し爽やかに汗を流した直後、気付く。愕然。もしかすると。ハア。ご名答である。普段、マックにぶっ刺したハブ経由でアイフォンを充電しているのだ。その通り。なんと「ひんし」だったのはアイフォンではなくマックの方だったのだ(通りでアイフォンまで電気が通らない)。さて、ド真夜中。ポケモンセンターなら24時間営業・無償かもしれんが、アップルストアは要予約、はてさて一体おいくら万円掛かるのかしら。どうあれ、マックをマサラタウン(実家)まで連れて行くのは取り止めだ。旅行先で細かい仕事を片付けるつもりだったのになあ。しかし、自宅に置いておくとはいえ旅から戻ってもマックが壊れたまんま、というのは色々とマズイ。ライトニングケーブルと闘い続けたボクサーは、明朝アッ���ルストアに殴り込むべく改めて拳を高く掲げるのであった。余談だが、ポケモンセンターのお仕事って、とってもブラックではないだろうか。ずっとナースのネーチャンいるよなあ。兎にも角にも、明日はホワイトな林檎マークに向かい「めざせ!ポケモンセンター」すると決めて、私は軽やかに寝落ちしたのであった。
【1】
明朝。日付で言えば8月10日。フツーに寝坊した。11時半、めちゃくちゃ素敵なお昼時である。マックどうのこうの、の件で出発を遅らせたが、そもそも朝の出発は難しかったのではないか、いやはや。さて、9時過ぎ。早速アップルストアに問い合わせる。お姉さんの声・電子音ver.が流れた後、人間のお姉さんが対応する。「あの、マックがブチ壊れてしまって」(中略)「赤坂見附のビックカメラであれば本日受付可能です」。というわけで、「まずは湘南を目指して」「熱海をカメラに収めたい」はずの青春のひとり旅は、「まずはポケモンセンターを目指して」「赤坂のビックカメラに任せたい」を経由して始まることが確定。マック赤坂当選ならぬ、マック・赤坂見附・通せんぼである。
最寄りの中野駅発、中央線・丸ノ内線を乗���継いで赤坂見附へ。ビックカメラに到着するや否や、特筆すべき話題もなく私のマックはカウンターの奥へと引き取られ消えて行った。達者でな、というかお前壊れるタイミング考えろや、という本音ダダ漏れで見送った後、急に腹痛が。こちらのダダ漏れはヤバイ。一旦四ツ谷駅まで移動し、やけにオシャレなトイレへと駆け込んだ。ハイ。ここまでの文章を、電車を乗り継ぎ、だらだらと、最終的にはトイレでウ◯コしながら書いている。この上「性春18禁」などとタイトルを決めてしまったので最早ほとんどスカトロAVである。フツーに出発してフツーに終わると思っていたけれど、どうも私はいつでも地獄を突き進むらしい。こんな調子ではございますが、「性春18禁ひとり旅」開幕です。
【2】
四ツ谷で始まるとは思っていなかった「性春18禁ひとり旅」。元々1日目で京都まで行きたい!と思っていたけれど本日の残された時間を考えると中々に難しい。難しいならいっそ四ツ谷でめしを食ってしまうか!と思い切り、街へと飛び出した(「飛び出した」と言っても駅前の横断歩道を一本、二本渡っただけだが)。パッと目に入った店に入ろう、と決めてテキトーに歩いていると「アジア大衆料理」を謳う独特なカラーリングの看板を見付けた。冷静に考えると、「アジア料理」って何やねん。店の前にはベトナムと書いてある。ドアにはパッタイの写真。最早和食すらあるんちゃうか?という謎の店構え。ええやん、入ったるわ、と猛スピードで飛び込んだ。横断歩道を渡るのとはワケが違う。店に入ると気のイイ感じのオバチャンが「イラッシャーイ」とお出迎え。「アジア料理屋のオバチャン」って一体ナニジンやねん、というツッコミは色々とアレなので避けておき、颯爽と席へ着く。一人も客おらんがな。オバチャン大丈夫かいな。メニューをパッと開いて目に入ったのはパッタイ(タイ風やきそば)だった。どうやらイチオシらしくデカデカと載っているのだ(キャッチコピー付き)。なるほどタイ人の方なのね、とアジアンオバチャンを呼ぼうとしたその時。オバチャンが客入っとんのに華麗にYouTubeをみているではないか。「オイ注文やで」と声を掛け「コレくださいな」とオーダーするその間、私はタイ風焼きそばのことなど一寸と考えていない。オバチャンが何を視聴しているのかが気に掛かって仕方ないのだ。目を細めて画面をみる。みえないので姿勢を変える。おっ、みえた。アレ?並んでんの漢字だな。ん?コレ��国版「朝まで生テレビ!」的なヤツじゃね?うむ、どうやらオバちゃんは中国の方らしい。しかし中華料理はメニューに並んでおらず、「エスニック」と括られる系の異国の料理の写真ばかりが載っている。一体全体彼女はどういうルーツの方なのよ、と小さな飲食店で「坩堝」的な何かすら感じてしまっている。
【3】
色々な生き方があるもんだね、と妙に感心して間もなく気付く。アレ、この店厨房ないやんけ!ぐるぐる店の中を見回しても、ない。暫くぎょろぎょろと周りを眺めているとアジアンオバチャンが、私が口を開くまでもなく質問事項を読み取り、「リョウリハ、ウエヨ」と先回りして教えてくれた。二階で料理しとんのかいな。わざわざ持って降りるんかいな?と思ったその時。ウィーン。リフトである。こういうタイプの店でリフト採用しとんのかいな。高架下と駅二階両方に入り口あるタイプのマクドナルドかい。
色々とツッコミどころのある店だったが、こういう類のぐちゃぐちゃ感はなぜか憎めない。遂にオバチャンはYouTubeをみながらめしを食い始めた。ぜんぶ許しましょう。もう暫く滞在したい気持ちもあったが、せめて今日中に熱海までは出てしまいたいのである。金を支払い出発する直前、オバチャンが話し掛けてきた。「ナツハ、オヤスミカイ」「あい、休みでこれから旅しますねん」。そう伝えると急にオバチャンが奥からゴソゴソと箱ティッシュを取り出した。旅にティッシュ?旅人を見送る中国特有の伝統か?ワケもわからずティッシュを引き出す私。困惑する私に、オバチャンが「ハナミズ」と。私が鼻水垂らしてるだけかいな。気付かんかったわ。どんなタイミングでティッシュ差し出しとんねん。ありがとう。
やることなすこと一つとして納得できない店だったが、妙に愛らしく思えてしまう。今回の旅はこんな素朴な出会いから始まった。いや、まだ始まってないのか。ちなみにマクドナルド四ツ谷店のパッタイは大変すこぶるビミョーであった。
【4】
「青春18きっぷ」には、「四ツ谷」と判子が押されている。さて、まずは新宿へ。湘南新宿ラインと東海道本線を乗り継ぎ熱海を目指すのだ。そう言えばフツーに「性春18禁ひとり旅」なんて言っているが、これって一体なんぞやと。ハイ、私の故郷は東京より西に下ったその先の、鳥取という地にありまして。そちらを終点と定めて夏・冬に鈍行ひとり旅(帰省)を決行しているのでございます。この度も御多分に洩れず東京は四ツ谷を始点(図らずも)として旅が始まろうとしているのでした。「性春18禁」に深い意味・意図はございませんので悪しからず。
さて、熱海に着いた後間に合えば名古屋まで走りたいところだが、はてさてどうするか迷いどころ。ビミョーなパッタイを濃���味・名古屋めしで搔き消したいのだが、そもそも電車の本数があるかないか次第なのである。一旦流れに身を任せ。
ひとり旅漸くスタート!と言ってもぶっちゃけ電車の中は暇。今回はマックがブチ壊れてしまったので、車内で映画みる・ゲームするなんてことも難しい。もうホント、やることがない。画面真っ暗のせいで、お先真っ暗である。
代わりにいくらか本棚から摘んだエッセイを持ち込んだ。この辺りを読み込んで時間を潰したが、暫くして飽きた。コーヒーを飲んだ。お茶を買い忘れた。もうそろそろ熱海に着く。名古屋まで行きたいな、などとぼやいていたが辿り着くにはやっぱり時間が足りないらしい。というワケで、本日の終着点を浜松と定めた。その前に、どうあれ熱海で2時間ほど休むことにしたのである。
【5】
間もなくして熱海に到着した。大して歩いてもいないのに、身体が痛い。さてこの地では何が起こるか。地獄へGOしてしまう性分の私に何が待ち受けているか。地獄巡りとは、本来そんな意味ではないのだが。温泉だよなあ、温泉。温泉?いや、やっぱり熱海に来たからには海なのか?海に臨まねば。テキトーに歩いている内に、目的地は海へと変わっていた。しかし土地勘のない私はひたすらに歩き回る。テキトーに辿り着けない立地ではないはずだ。潮風の方へ(グーグルマップを見ろよ)。
暫くして海に到着した。しかし、防音壁なのか何なのか、真っ白の壁に覆われているではないか。壁の向こうに海があるのに見えない状況。思い付いたのは超古典的「高台」作戦である。シンプルに高い所から見下ろせばいいのでは?と、目に入った「何に繋がるのかワカラナイ階段」を登った(今思えばアレ、廃病院とかだったんちゃうか)。まあ良き夜景の広がること。スゲー!と言いたいものだが、流石に熱海じゃ街の光量が足りず、海は真っ暗、街明かりもまあまあ許せる程度といった感じである。この弱さ・儚さがイイんだよな、と私はにやけているが、私の周りにいたお兄さんお姉さん方はこの夜景をどう思っているのかしら。隣りのニーチャン・ネーチャンは海を見ながらラーメンの話をしていた。
【6】
海を見たら満足した。やけに満足してしまった。折角来たのに熱海は終わりかなあ。しかし、海だけで終わらせるのはどうにも勿体ない。時間もあるのでフラフラと散策した後、軽食を摂ることにした。道中、坂を登ったり階段を走ったり。熱海特有・街の高低差に体力を奪われながら、昭和の香り漂うスナック喫茶「くろんぼ」へと辿り着いたのである。
渋さと可愛らしさを兼ね備えた看板を眺めつつ階段を降りていくと、「よくある喫茶」と「よくあるスナック」が融合した憩いの空間が広がっていた(当たりだ!)。出迎えてくれたのはアジアンオバチャンとは異な��タイプのお淑やか・オバチャンだった。このオバチャンも看板・内装に負けず劣らず渋&キュートを極めている。席に着いて思わず「フーッ」と息を吐いた私に、「旅です?」と投げ掛ける渋キュー。「ええ、東京から来てんス」と返すとその後は特に何を語ることもなく、一人微笑んでいた。
ザ・日本食、花柄の皿に盛られたカレーライスと緩く冷えたアイスコーヒーをいただく。渋キューさんに向けて道中について話そうと試みたが、ぶっちゃけ道中であったことなど何もなかった(マックが壊れた、パッタイがビミョーだったなどは決して旅の話ではない)。ふと我に返る。そっか、まだ旅してないんだなコレ。そう思い始めると少し笑ける。目的も持たず、観光地を巡らず、ただ歩く。一般的に言えばコレは旅ではないのかもしれん、と思うと笑けてきた。どうせフツーに旅などできないのだ、もうこの砕けた旅を続けるのも一つアリではないか。そんなことをぼうっと考えている内に、緩く冷えたコーヒーは放ったらかしすぎて半分水になっていた。
また来ますねえ、と目処の立たない口約束を交わして喫茶「くろんぼ」を後にする。てくてくと熱海駅に戻る道中にホンモノのマクドナルドを発見した(パッタイはない)。立ち寄らねば。決してハンバーガーを食べたいわけではない。充電がないのだ。先程コーヒーを飲んだところなので、またコーヒーを頼むのと胃が破れる。紙パックのミルクをオーダーし、暫し場を繋いだ。結局充電は10%ほどしか溜まらず、胃の中の水分だけが増えたのだった。
【7】
さて。電車は走る。お次は沼津へ向かうのだ。時刻は22時。現在静岡。近くで花火大会があったのだろうか、電車の中は浴衣を纏った中高生やマイルドヤンキーたち(見た目の話)で溢れている。マイルドヤンキーといえば、いつの時代もその類の人々は見た目で何となしに分かってしまうものだが、随分私のガキの頃とはルールなのか、流行りなのか色々と変わっているらしい。昔はキティちゃんのサンダルにプーマのジャージを着た輩風のニーチャン・ネーチャンがなんかイケてる扱いをされていた。当然私は、といえば冴えないフツーの子だったために(エッヘン)。そんな文化に染まることなくコンバースのスニーカーを履いていたのだった。
充電の溜まらなかったアイフォンを触っていては後々困るからと、手持ちの本を読み進める。しかし一度読んだ本。流石に早々飽きが来る。満員電車内で座ることもできず、いつの間にか旅が面倒臭くなっている自分がいる。誰が決めたんだ、ああ。お前がやる言うたからやんけ、と自身を奮い立たせるべく、ウコンの力スーパーを激しく一気飲みした。効果は未知数(何もない)。旅��対するだらけた気持ちが芽生えた頃、取り敢えず身体だけでも沼津へと到着した。さて、ここから静岡・浜松と移動して今日の旅はお終いなのだ。後一踏ん張り、飽きずに頑張って欲しいものである。ぜひ良ければ心も、追い付いていただきたい。
【8】
浜松に到着、日付変わって8月11日0時26分。青春18きっぷに2つ目のスタンプが押された。この時期はやっぱり18きっぷで旅する人々が多いらしい。改札にスイカを翳して(あるいはイコカなのか)、すっと抜けて行く人々の横、駅員さんによる目視での確認を待つ行列が伸びていた(青春18きっぷはJR一日中乗り放題の権利を、なんと5日分も手に入れられるという魔法の切符なのである。使い方は簡単。1枚の切符に例えば「8月10日」のスタンプが押されれば、後はそのスタンプを駅��さんに見せることでどこへでも行けてしまうのである)。もちろん私も青春18きっぷを確認していただくべく、その行列に追随する。おや、私の前のオッチャンが何やら揉めているのだ。どうやら、8月10日中に浜松に到着したかったのに乗り換え等々失敗してしまったらしい。繰り返すが、日付変わって8月11日0時26分。たったの26分過ぎたことで、青春18きっぷには次の日のスタンプを押されてしまうのだ(私の場合は明日もどうせJR乗り回すからスタンプ押されてもオッケーなのだ。どうもこのオッチャンは翌日JRを乗り回す予定がなかったらしい。すると1日分の切符が無駄になってしまうんだね)。どうもこの仕組みに納得できず、ギャーギャーごねていたのだ。遂には話を捻じ曲げて、「電車が遅延したんだ!」と言い出す始末。スタンプ押さずに通せ!と。おお、駅員さんも大変やね、という気持ち半分。早くしてくれ、という気持ち半分以上(足して100%越えているのは悪しからず)。しかし強面の駅員さんは、青春18切符にそんなルールはねえんだ、とハードボイルド対応で眉間に銃を突き立てていた(嘘ですよ)。結局たったの26分にスタンプ1個を捺印され、オッチャンは儚くも浜松の地に散っていった。次に並んでいた私もスタンプを1個押されてしまう。ま、先述の通り、私は明日も旅をするので全く関係ないのだけれども。
さて、浜松に着いたはいいが、ここから何をするということもあるまい。お宿を探すのだ。残り数%しかないアイフォンでグーグルマップ。近くのカラオケを探し出す。北口に「まねきねこ」があったので今夜はここで歌い叫びながら一泊することにした。烏龍茶を注いで、14号室へ。よし、折角歌える宿に来たのだ。何か歌ってから寝よう、と何も考えなくても歌える、くるりやら何やら数曲を予約した。「ロックンロール」を歌っていると、途中金髪のニーチャンが間違えて入って来た(天国のドアを叩いている途中に地獄のドアを開くなよ)。歌い疲れて靴を脱ぐ、靴下を脱ぐ。ソファの上に横になる。グー。就寝前、タオルで身体を拭き、Tシャツを着替えたが、本当は流石に一風呂浴びたかった。明日は米原経由で京都に向かう。京都に着いたらサウナに行こう。梅湯に行こう。
【9】
アラームが鳴る。5時40分。さて、3時間ほど寝れたので旅を再開する。浜松駅から米原までは直通で2時間半。寝ようと思ったがどうも寝付けず、じゃあ本でも読むか、と読み始めて間もなく眠気が襲った。ふと目が覚めた時には既に米原。車内の人々が乗り換え時の席の奪い合いのためか、ほとんど競走馬然としている。ここが勝負だからな、とハイテンションに語るジーチャンはいざドアが開くと若者たちにガンガン抜かれていった。京都駅まで1時間。米原まで散々寝た私は、まあ座れんでもええか、くらいに考えていたのでこの熱気に共感できなかったが、案の定座れなかったジーチャンは、悔しそうに、クソ、クソ、などと申していたのが逆に笑けてしまった(言葉、ママではない)。とはいえ、ジーチャンなのですから誰か譲ってあげてもいい気がするが。
座れなかった、もとい座らなかった私は、本を読んだりアイフォンを突っついたりして時間を潰す。すると、急にオッサンがマスターベーションに興じている動画がエアドロップで送り付けられてきた。ははん、最近巷で噂のエアドロップ痴漢ってヤツだな、と若干興奮を覚えながらも充電食いそうだったので拒否しておいた。スマンな、オッサンのチ◯コ。躍動感ある下腹部の様子はサムネイルのみ拝見させていただいた。
そんなこんなで松沢呉一を読み耽り1時間を費やす。
【10】
いよいよ古都・京都府へと馳せ参じたのだった。駅構内を進んでいると、ぽてっと落ちている免許証を発見。改札出るついでに渡しておいた。これは割とどうでもよい話。
まだまだ発育している途中、伸び続けていると噂の京都タワー(嘘です)。デカブツを横目に東へと、北へと進み目指すは「サウナの梅湯」である。「性春18禁ひとり旅」の際、毎回立ち寄る素朴な銭湯。その名の通り、レトロな浴槽並ぶ向こうにサウナが併設されているのだ。カラオケで一夜を過ごした私は、汗ばんだ身体を癒すべく、この古びた湯屋の暖簾をくぐるのであった。
至福の瞬間である。汗を流して、湯に浸かる。壁面にはスタッフが手作りで仕上げた新聞が並んでいた。他に眺める物もないので、手書きの文字をじーっと追う。「京都に住んでいたわけではない、大学に入ってはじめてこの土地に来たのだ」という女子学生の手記。暫く読んで、「最近くるりの“京都の大学生”を聴く」、と続く。わかっているねえ。京都の大学生、心に来はったわ。
サウナと水風呂を繰り返し、腕時計(防水)に目を遣る���そろそろか。実はこの無計画の旅にも多少の計画が成されておりまして。なんと、同期のイラストレーター・もちがわが、丁度京都にて個展を開いているのであった。折角なら酌み交わそうと、電車乗り換え・梅湯の隙間に時間を作り、フラフラ新京極へと向かう。
【11】
五条から四条。地下鉄で走り新京極に降り立つ。「この店で昼呑みをしたい」と事前にもちがわから提案されていた酒屋(定食屋?)があった。「京極スタンド」である。12時開店に合わせて行ったのだが既に行列が続いている。早めに向かって正解だった。ちなみにスタンドへ向かう途中に、有名な判子屋さんで「ターバン男」という名の判子を買った。これもそこそこどうでもよい話。
中は素朴。「イイ意味で」小汚い単なる定食屋である。昼呑み目的で来ていることは店員・顧客ともに同意の上なのか、席に着くや否や酒のオーダーについて声を掛けられる。大瓶とグラス2つ、暫くしてポテサラ・ハモ天・冷やしトマト・うにくらげ・ホルモン焼き・ハムカツという奇跡の役満オーダーを叩き出した。いつも東京で呑んだくれている二人が敢えて京都の地でアルコールを摂取する。
「昔から京都にちらほら来てたんよねえ」「そうそう」同期・もちがわのこれまで、などというと大袈裟か、どうか。そんな類の話を聞いた。いつも会っている同期のはずが、場所と食事を変えればまた違う。そして、どう話しても、どう黙っても塩山椒の乗るハモ天は旨い(旨いなあ、と思いつつ最後の一切れをもちがわに譲った私はとてもエライのである)。ホルモン焼きはこれまでか!という量のガーリックにまみれていた。うにくらげも、クセなく絶品。
【12】
ごちそうさんでした、と出口へ。そろばんでのお会計。丁度よい程度に酔いが回った。地下鉄が来ちまうから一旦四条駅近くまで移動しよう、と炎天下のアーケードを闊歩する。東京のカラっとした熱気とは異なる、じんわりと体力を奪う熱、夏。会話も、あっちいなあ、あっちいなあ、ばかり。途中、言うても次の列車まで時間あるよなあ、ということでパッと目に入った喫茶に入った。夏バテ予防に、普段頼まないトマトジュースを注文し、飲み干す。程良い酸味が頭をしゃっきりさせる。書き忘れていたが、京極スタンドに入店する直前に八つ橋を買った。東京からの帰省なのだから、実家で待つ家族たちは東京土産を待っているだろう。依然無視して土産は京都の生八つ橋である。正直有り難みはない(地元鳥取は言うても関西が近いので、八つ橋くらい簡単に入手できてしまうのである)。でも旨いよなあ、ニッキの八つ橋。色もイイよなあ。
さて、「めざせ!ポケモンセンター」から始まったこの旅も終盤に差し掛かっている。マサラタウン(実家)に戻るため、改札前、もちがわに見送られつつ私はエンジュシティ(京都)を旅立つのであった(というと、そもそもマサラタウンのモデルは静岡県だったはずだ。マサラタウンに向かう、というのは、はてさて「カラオケ「まねきねこ」まで戻るという意味に捉えられるのではないか。いえ、それはご勘弁願いたい)。
京都から姫路、姫路から上郡。上郡からは智頭急行に乗り換える。JRではないため、上郡から鳥取までは青春18きっぷが使えない。とはいえ、1200円のフリー切符で移動できてしまうのだから、お安いもんである。今回タイミングが合わなかったのか、上郡から鳥取まで直通で移動できる列車に乗れなかった。一旦「大原行き」に乗り込んで降車。大原から鳥取まで向かう列車を待つ。その間、何となしに待合室にあったご当地鉄道ピンズガチャガチャを回す。「スーパーはくと」が当たった。ちょっとカワイイ。
【13】
最後の列車に乗り込んだ。流石にもう何もない。後はこの列車に乗っていれば故郷、鳥取に辿り着くのだ。寝るか。ちょっと本読むか。旅の終わりをどう過ごすか考えていた、その最中。ボックス席に一人で座っている私に、一人のオバチャンが近付いてきた。私の向かいの席にドーン!と何かを投げ付ける。からあげクンである。「これ、ローソンに売っててん」。うん、からあげクンはローソンに売ってるだろね。「食べ物に悪魔ってネーミングしてんねん!(ガチギレ)」。おう、めっちゃキレてんな。その後暫く黙っていたが、車内の全員に向けて演説を始めたのだ。「コンビニは変なものを売っている!日本を取り戻せ!」といった趣旨のお話である。添加物がどうのこうの!この話をSNSで拡散しろ!だの色々とまくし立てている(正直笑い話に昇華してよいのか甚だ絶妙なラインである)。散々お言葉を述べられたオバチャンは結局、再び私の元へ来て、からあげクンを回収した(くれないのかよ)。その後、なぜか裸足で大量のおかきを食べ漁っていたのである(おかきはいいんだね)。しかし、他にも乗客がいた中でなぜ私が「からあげクン事件」のターゲットになってしまったのか。そして、なぜコンビニ嫌い・悪魔ネーミング嫌いのオバチャンは、このからあげクンを購入し売り上げに貢献してしまったのか。平和に終わると思われた私の旅は幾多の謎を残したまんま、やっぱり地獄に終わってしまうのだった。食べ物に対する意見は様々だろうが、公共の場を荒らすのはなるたけご勘弁いただきたい。ここまで書いて、今度はオバチャンから「スパイシーひまわりの種」が飛んで来た。はてさて。他の人を当たってくれ。
【おわりに】
途中、列車に乗っているだけの時間が続き張り合いのない文章になってしまうなあと思っていたところに、最高に悪魔風でスパイシーな話題が飛び込んだのだった。事故である。それはさておき、知らない間に故郷へ着いてしまった。
さて、「おわりに」という形で〆にしようとしているが、どうせ実家に滞在している間もたくさんの地獄に出会うのであろう。ちょこちょことメモして残しておくとする。さて、長々と書きましたが一旦この辺で終わります。
一体何のために書いたのか。実はこの性春18禁ひとり旅、実に3回目なのである。毎度それぞれドラマが生まれるので文章で記録したら面白そうだなと。本当にそれだけの気持ちで始めたものだったのだが、多少は笑けるエピソードが生まれたのではなかろうか(やけにオバチャン多めだったのはなぜだろうか)。ぜひぜひ、復路もご期待いただきたいのである。こんな形で「往路」編、終わります。再び地獄で会いましょう。
フチダフチコ
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usaros · 6 years ago
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チャリで来た
何故かこのタイミングで初めて国外に出た。理由��単純で、アジアにある仲のいい日系企業のところで修行してこいって会社に送り出してもらったからだった、何も自主的ではなく、おんぶに抱っこ、俺は25歳になったがまだ一人で歩けたことがない、まあ少なくとも大人ではない、一生こんなこと言ってる
最安値だったタイ経由のチケットは成田に21時発、タイのドンムアン空港に1時着(時差が2時間あるのでフライトは6時間だった)、こんな時間に全く読めない文字の国で一人になった。wifiに接続する方法を検索しようとしたらネットがなかった。外はスコールが降っていた
朝になった、いつもより2時間長い夜はまどろみのうちに明けた
タイでは街に出られなかったので、初めて出たホーチミンの街は、まあ結局のところ衝撃だった、覚悟してたのは視覚だけで、まず、臭う。臭うし、暑い。日本の暑さとはまた違う、街全体がとんでもない湿度だ。ホーチミンはバイクの交通量がすごいんだけど、交通ルールがほとんど存在しないから道を縦横無尽で走る。他の車と当たりそうな距離で走る、あまりに近いので多分たまに当たってると思う
日本では見かけない15インチくらいの大径スクーター?が7割、日本でも見るタイプのスクーターが2割、その他1割という感じ、ホンダとSYMが多い気がする 排気量は100~125が主流らしい
4輪は日本車のシェアがすごい、トヨタのINNOVAとかHILUXとか、ホンダのCITYとかをよく見かける
あと日本ではほとんど走ってない韓国の起亜と現代が結構走ってる、デザインがよくて(俺の)目を引く、あとはフォードも多い、ドイツ車はたまに走ってる
日本語でも英語でもない、ベトナム語なんてわかる訳もなく、何も分からない、彼らが何を話して、何を考えているのか分からない。性格とか習慣とかそういう違いがあるだろうけどそれすら掴めず、店に入っても店員が場違いな俺に怒ってるのか、単に無愛想なだけなのか分からない、ベトナムの通貨は今だいたい1000円=200000ドン、桁が多くてレジで紙幣の0の数を間違えて出す、お釣りの確認に時間がかかる、なんか焦ってしまうけど様子を見る限り彼らはもっとマイペースっぽいので多分そんなことでイラつくことはないんだろうけどやっぱり、言葉が分からないと相手のことは分からない、お釣りの500ドン以下はよく切り捨てられる、たまに切り上げられる、その辺はどうでもいいらしい
あと観光地で名高いベンタイン市場は京都の土産物店みたいなものだった、いつものコンバースだと暑かったので100均クオリティのアディダス(大嘘)のサンダル買おうとしたら奥から出てきた老婆��1000円近く吹っ掛けられ、大汗をかいた
日中はすげえ気温になる、夕方になると途端に厚い雲が現れてすげえ強い風が吹いてすげえ強い雨が降る、そんなのが毎日起きる、ベトナムで桶屋をやりたいって思う
まだ一週目だけど知らないことを沢山知った気がする。近所のフォーは好みの味だった、うまいはベトナム語で「ンゴ〜ン」らしいンゴ
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raka0103 · 6 years ago
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2019/01/12-2019/01/18 ひとり旅(Russia,Italia)⑤
 このペースだとあと3記事くらいかかりそう。
 ロシア3日目、2回目の朝。
 目が覚めたのは昨日より少し遅い午前8時ごろ。疲れもあるのかもしれないけど、慣れない土地で慣れない交通機関を使ったり、コミュニケーションの末に滞在許可証を入手したりと諸々のクエスト達成によりロシアに慣れてきた証拠、でもあるような気がする。しかし早いもので、今日がサンクトペテルブルク観光できる最後の一日になってしまった。早い…後悔しないように好きなところをまわろう。
 ホテル目の前のネフスキー・プロスペクトという大通りを西へまっすぐ進んで徒歩10分程度、途中血の上の救世主協会へ回り道をしながら今日の最初の目的地に到着。
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 めちゃくちゃクリスマス感!ハッピ~!!ここでの目的は朝ごはん。エリセエフスキー(http://www.kupetzeliseevs.ru/)は高級食材店がメインかつカフェ営業もしている由緒あるお店。らしい。日本でいえば紀伊国屋みたいな位置づけなのかなぁ。帰りにここでお土産買いこもうかと思っていたので、下見のつもりで朝訪れてみたのだった。でも覗き込んだ各種商品の価格帯は成城石井のそれよりも高かったので、目論見はそっと胸にしまい込んでおくことにする。ショーウィンドウを眺めていたらウェイターさんが声をかけてきてくれたので、コーヒーとパンケーキを注文した。
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 席に着くと比較的すぐに注文の品があつあつで出てきた。ロシアやっぱりサービス悪くないよね??「パンケーキ」は、いわゆる日本のものとはちょっと違ったチーズin小麦粉の薄焼きという感じで、見た目は完全におやき。まぁ、多少イメージと違かろうがあったかくてもちもちしているものは美味しいと相場が決まっている。特に躊躇もせず口に放り込むと、レアチーズケーキの、あのレモン風味のチーズらしきものが入っていて、当然のように美味しかった。ていうかロシアって今のところ食べ物のハズレがない。美味しい~。写真の通り練乳とジャムもついてきてたけど、ちょっと舐めたら「「「「「甘」」」」」だったので味わうのは控えめにしておく。エスプ��ッソで口の中を落ち着かせてしばしゆっくりしつつ、次の目的地へ出発。ちなみにほかにはおばあちゃんと孫っぽい二人組のお客さんがいた。この日は月曜日。これから幼稚園にでも行くのかもしれない。
ファベルジェ美術館
 サンクトペテルブルクの美術館はエルミタージュだけじゃない!実はロシア美術館こそ見ておくべきハイライト、という口コミもネット上ではちらほら見かけたんだけど、どうしても行きたいところと天秤にかけて今回はパス。美術館、1回入ったら最低2時間はうろついてしまうからやっぱり行きたい場所を絞らないとどっちつかずで後悔してしまう予感がすごい。そんなわけで今日のメインはここ。
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 みんな大好きインペリアル・イースターエッグがた~くさん展示されてるファベルジェ美術館だよ!建物も新しくて小綺麗で、比較的こじんまりしていて…正直とても居心地が良い。あと展示物が宝石とか細工とかなので、そもそもが華やか。
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 こんな感じになんとなく作品の色合いごとに展示が分けられていたりするの、本当さぁ…""馴染む""んだよな…。いつまでも見ていられる。アンティークモチーフで埋め尽くされたセピア色の豪奢な空間だって非日常で嫌いじゃないけど、洗練されたこの感じ、やはり「現代」っぽい圧を感じて落ち着く気がする。なんて、ファベルジェだって充分に歴史はあるはずなので、ここは内装の問題か。ところでチケットをもぎられる時、スーツ着たガタイのいいお兄さんに"Where are you from?"と話しかけられた。日本、と答えると満面の笑みで「Oh!コニチワ!!エンジョイしていってください」。ロシアで初めて耳にした日本語になんだか一気に笑顔になってしまった。おかげで最後まで心地よく鑑賞できた。 お兄さんСПАСИБО~~!
 ところでここの美術館には細工物だけじゃなくて絵画もいくつか展示されていた。そのうちのひとつになぜかふと目が留まり、足を止めてみる。絵のタイトルなんて普段チェックしないんだけど、確認してみると"Judgment of Paris"。…パリってフランスのパリの��とか。いや~それにしては描かれてる人たちの服装とかピンとこないけど…とその場でググると、「パリス」というのは人名のようで。Wikipediaで専用記事もあるから有名なモチーフなのかな?とページを開いて、「あ、ああーーー!!!!」となる。トロイア戦争の!ヘラとアテナとアフロディーテのやつだ!!黄金の林檎の!パリスの審判!!!
***~以下自分語り~***
 私は古代史を含む世界史にはあまり明るくないけど、かつて某学習漫画シリーズを愛読していたおかげで局所的に知っているエピソードはいくつかある。今回のパリスの審判のように。ちなみにこのシリーズ、"ミイラ"をキーワードに世界各地の遺跡やそれらにまつわる歴史的出来事にスポットを当てて紹介していくもので、幼稚園時代から"生死"とか”死後の世界”というテーマに惹かれていた私は夢中になって読み返した記憶がある。結果、「エジプトの3大有名ピラミッドはギザ、クフ、メンカウラそれぞれの王のものであること」、「クフのピラミッド表面にはまだ綺麗に化粧岩が残っていること(今どうなのかは知らないけど…)」、「ツタンカーメンの黄金製のマスクが重すぎてその下のミイラの鼻先は潰れていること」なんかを常識レベルの知識として捉える小学3年生が爆誕した。そういえばパリスの審判の内容は当時の私にとってはメチャクチャ不可解だったな。「史上最強の権力・絶対不敗を導く知能・至上の美女」からどれでも好きなものをおひとつ、という状況下でなぜ最後を選ぶ?!マジで謎。いや今でも謎すぎるけど。私なら絶対にアテナ選ぶのに…。(今改めて調べたら若干記憶違いで、"史上最強の権力"→"アシアの君主の座"、"絶対不敗を導く知能"→”戦いにおける勝利”とのこと。確かにだいぶ限定的ではあるけども…)   そしてそのエピソードから芋づる式に、神話として語り継がれていたトロイアの実在を少年時代から信じて追いかけ続けたシュリーマンというドイツの考古学者と資産家のおじさん二人組がいたこととか、トロイの木馬の逸話、アガメムノンという人物や顔をかたどったマスクが存在したこと、さらにはマヤが太陽信仰でマチュピチュが階段状のピラミッドの神殿であること、独自の超正確な暦を持っていたこと、改宗を大義名分として黄金略奪のためにスペインがインカ帝国に攻め入ったことやら日本の藤原家から即身仏になった僧の存在や、その弟子に��門海という人物がいたこと。遺体を安置する入れ物"厨子"なんて言葉もそこで知った。  ミイラというキーワードを伏せてしまえばあまりにも偏りまくりの断片的な知識すぎる。まぁこのへんの影響で世界ふしぎ発見!とか一時期結構ちゃんと見てたんだと思う。吉村先生とかちょっと憧れてた。
***~自分語り終わり~***
 思わぬところで自分のルーツに出会ったことになんとなくウォーッとなって、しばらくまじまじとその絵を眺めてしまった。ていうか絵画って神話や史実をもとにした作品だと、結局描き手の解釈を反映した二次創作になるんだろうな~。そう思って絵を見ると色々なところに思いを馳せることができる。きっとこういう背景知識があればあるほど、美術館というのはエンタメの宝庫と化すんだと思う。まぁ、自分の身の丈に合ったところに行くほうが楽しめるということか。興味が湧けば、それをモチベーションに世界史をなぞってみるとよいかもしれない。いつか私にもそういう波が来るかもしれないと思うと、少しだけ楽しみでもある。
再び街中散策
 美術館を一通り巡って満足したので再度街中をうろうろ。直近twitterでバズってたロシアのやばい粉(https://togetter.com/li/1299985)が無いか探してみたり、デパートで初代プレステのワゴンセールを見て笑ったり。スタバを覗いてご当地限定:マトリョーシカタンブラーが"在る"ことを「見て」満足するなどした。タンブラーな~…かわいいんだけど、数買っちゃうと結局使いこなせないので…。さくらモチーフとか、台湾で買ったメチャカワのものがあるので今のところはそれで満足することにするね。 
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 道を歩けばマトリョーシカに当たるってくらいたくさんいた。個性あふれててみんなかわいい!しかし3枚目の子があまりにも不遇すぎるのでなんとか助けてあげたい。
 マトリョーシカがお出迎えしてくれているのはたいてい土産物屋。何の気なしに覗いたそのうちのひとつで、大学生くらいでは?という若いねーちゃんからむちゃくちゃアツいマトリョーシカのプレゼンを受けた。あまりにも接客熱心なその姿勢に観念して、じゃあ1つは商品買うね、と決めたロシア伝統柄スカーフの試着にも延々付き合ってくれたので、なんだろう…暇だったのかな。単純にいい人だったのかもしれない。ところでパーソナルカラー診断なるものがtwitterをはじめとするSNSで流行りだして久しいけど、瞳の色に合わせてコーデを意識するといいとか、海外の人はよくそうするものだ、とも併せて聞いたことがある。いや言うて日本人の瞳なんてほぼほぼ黒でしょ…と思っていたけど、このよく笑いよく喋るねーちゃんは私がスカーフをまとって鏡の前に立った時にはスッ…と黙って私の眼と色柄とを見比べて、あなたにはこっちのほうがいいと思う、なんてコメントをしてくれたりした。単なるリップサービスかもしれないけど、あーそういうところやっぱ見てるんだな~という気づき。そもそも欧米の人は眼が大きい=顔全体に与える瞳の色のインパクトが強い、というのはあるんだろうけど。でも、黒だと思い込んでいた自分の眼も"こげ茶"だという診断を以前プロから受けたりもしたので、見る人が見れば違うのかもしれない。なんだか半ば押し売りで買わされたみたいになってしまったけど、試着にそれなりに時間をかけて選んだこと、"これはあなたにすごく似合ってると思う!"と言ってもらえたこともあり、最終的には結構しっかりこのスカーフのことを気に入っていた。顧客満足度はこうして上げるものなのかもしれない。(にごりのない青色とピンクの組み合わせはかわいくて好きだし、日本に帰ってから早速使っている)  ここであんまりにも長く話し込んでしまったので、次の目的地までめっちゃ小走りした。ねーちゃんは"サンクトペテルブルクの出身としてはあなたにぜひこれを買って帰ってほしい"、と最後までマトリョーシカを勧めてきたけど、道端の土産物屋にしては結構な額買ったからもう許してくれ。ごめん。
異国にて"異国"料理
 行きたかったのはここ、メヌア(http://www.menua.spb.ru/)!地球の歩き方に載っていたアルメニア料理���お店。  昨晩ボルシチをひとくち食べてからというもの「ロシアにいる間の食事は全部ボルシチにすっぞ!」と決めてたんだけど、「日本人にはなじみの薄いアルメニア料理を提供するお店」という紹介文を見て一気に心が揺らいでしまった。あー…そういえばアルメニア料理なんて食べたことないし、そもそも味付けだってまったく想像もつかない。ていうか言われるまでアルメニアという国の存在を意識したことが無かった。まぁ…でも23区内のどっかでは食べられるんじゃ?と「アルメニア料理 都内」でググってみてもまったくヒットしない。マジで?東京でこうなの?これここで帰国��ちゃったら一世一代の機会を逃すのでは?そう思うと居ても立っても居られなくなり、お手軽な量とお値段のビジネスランチが提供されるギリギリの時間にお店に滑り込んだ。
 お昼時をだいぶ過ぎていたこともあり、会計を済ませたらしいひとりと入れ替わるようにして席に着くとお客さんは私だけ。うわ…ランチタイム終了直前に仕事増やしてごめん…募る申し訳なさ。それでもお店の人には案外嫌な顔はされなかったのでちょっと安心。ビジネスランチをお願いします、というと英語表記のメニューは用意が無かったようで、ロシア語表記のものを手渡された。
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 マジでねえ、わかってはいたけど何一つ読めない。
 ウエイトレスさんもこちらが観光客だということは察してくれて、指差ししながら”Um..., This is a fried Chicken, and this is a fried fish.”みたいな説明をしてくれる。あっそもそもなんか選択制なんだねこれ。丁寧な説明ありがとう!(CV:鈴木千尋)  うーん、いつもだったら間違いなく鶏肉にするんだけど…ざっとググった情報では、アルメニアは内陸国で、セヴァン湖という大きな湖を有している。滋賀県では? あと、全体的にめちゃくちゃ標高が高いとか。つまり魚料理を選ぶと淡水魚が出てくる可能性が高いのかな。日本だとなんとな~くいい印象の少ない淡水魚(というか海の魚が美味しすぎるよね)、海外の味付けってばどんなもんよとは思いつつ、よりオリジナリティ溢れる味付けのものが出てくるかも!と一か八かでオーダーしてみた。
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 これがアルメニア料理だ!!(ドン!!!!!)
 …見た目には思った以上に何の変哲もないフィッシュフライ。なるほど説明は間違っていなかった(後から思えば"ビジネスランチ"なので、可能な限り無駄を省いた内容になってるんだろうなとは思う)。ナイフで切ってみると、正体はやはりというかなんというか、白身魚。結論から言えばフライ本体は限りなく無難な、よく言えばとても安心感のある味。ていうかこれ衣自体に味がついてるんだな~。単体でも全然美味しいわ。  で、��うなると白いソースと添えられた米が普段の食文化圏のものとどう違うか、を味わってみるのがいいか…とソースの味を確かめてみる。予想はサワークリーム!…だったんだけど酸味はほぼなくて、どちらかと言えばチーズっぽさ。でもチーズほどの独特のにおいもなく、もっと言えば塩気もハーブの香りもあまり感じない…。これはなんなんだろう。”まろやかな何か”であるのは間違いないけど…。フライと一緒に食べるのがやっぱ正解なのかな。  ともあれ全体が食べられる味であったことに安心したところで、店員さんに"何の魚ですか?"と聞いてみた。向こうも不意を突かれたのか「えっ?!」という表情になって、相当程度の低い英会話が約2名の間で繰り広げられた挙句うやむやで終了。そーだよねえ。私だって仮に寿司屋でバイトしてたとして「これは鯵です」「ハマチです」「しめ鯖です」を日本語では言えるけど、英語で何て言うの?ってそんなん答えられない。正解を言ってもらったところでこっちも英語名わからんしな。結局何の魚かは不明のままだけど、そういえば臭みとかは全然感じなかった。というか、散々淡水魚について推測を働かせてはみたけど知っている中で一番近しい食感と味は”鱈”ですね…。川魚?にしては随分とふっくらしていた。  お米に関しては、うーん、タイ米とかと同じ類かな?コメ、と思って食べるから始めこそ強烈な違和感があるけど、慣れてしまえばあ~こういうやつよねという感じ。海外のお米にありがちなパラパラとした食感に、やや軟らかめ?という印象。これは炊き方の問題かもしれないけど。めちゃくちゃ偉そうな物言いになってしまった。まぁ、やっぱりわたしには慣れたジャポニカ米が一番かも。  一緒に出てきたベリー色のジュースは見た目通りさわやかに甘酸っぱくて、デザート感覚で一気にいただける。たぶんだけど、ロシアではポピュラーだと聞いていたクランベリージュース "モルス(морс)" ではなかろうか。メニュー一切読めないから何もわからないけど。
宗教施設
 お腹も満たされたので16:00前くらいにお店を後にした。朝からの曇天についに雪がちらつきはじめ、辺りは一気にもう日が落ちたような暗さ。まだまだ夕方と呼ぶのも微妙な時刻に感じるけど、この日の日の入りは16:30ごろらしいので、間違いなく夕闇は迫っている。なんとなく旅の終わりを感じて足を急がせたくなってしまうけど、ふと、そう言えばロシアに来てから一回も教会・聖堂のたぐいをまだちゃんと見ていなかったなと思い至る。そこで、外観だけは往来の行き来で目に入れていたカザン大聖堂を目指してみることに。敷地内の庭を抜け、重い扉を開けると外の人気のなさとは打って変わって多くの人でにぎわっていた。もしや皆、救いだけじゃなく暖を求めてここに…?  これまで欧州へ出かけてはそこそこ結構な数の教会を見てきたけど、東方正教の教会に入るのは初めて。ぐるっと見回してみたけど、天井が高く、荘厳な雰囲気はほかの地域と変わらず。ガイドブックなんかを熟読すればきっと細かい点が違うことがはっきりわかるのかな。そんな私でも唯一すぐにわかる、カトリック・プロテスタントの教会と違う点といえば、4本の線で構成された十字架が掲げられていること。まぁ…成り立ちから言えば十字と言わないのかもしれないけど…。そんなところからも漂う異国情緒。  ちなみに東方正教においては宗教施設の中で女性が髪を出すことがNGとのことだったので、その辺で調達したラビットファーの帽子を着用してみた。毛を隠す素振りさえしていれば、一応その辺はお目こぼしいただけるようで。でもほかの本には”失礼に当たるから帽子は脱ぐこと”とか書いてあったしどっちやねん…とびくびくしつつ最初は端っこに縮こまっていたけど、東洋人の地味ないち旅行者に注意を払う人なんてそこにはいなかったのであった。そもそも案外その辺緩そうな感じで、アジア系・中央アジア系・ヨーロッパ系エトセトラ、めいめいがわりと自由な格好で過ごしている。総毛皮のコートを着こなす(おそらくは)ロシア人のおばあちゃん達にはさすがの貫録を感じた。  ひととおり教会内を歩いて眺めて、祀られている"ご本尊"、イコンへ挨拶していくかと思ったところで長い長い列を目の当たりにする。巡礼に来た人達がこんなにも。こうなると興味本位で並ぶのも失礼かな…という気もして、何となくお参りはやめておいた。それでもしばらく壁にもたれて様子を眺めていたけど、行列はいつまでも途切れる様子がない。こちらのクリスマス…というか聖なる日?が1月7日ということもあり、いつもよりも巡礼者の数が多かったりするのかもしれない。  正教会におけるイコンは祈り、口付けする、聖なるものであるとのこと。wikipediaに記載されているまさにその通りにイコンに向けて何度も頭を下げて祈り、口付けをしていく人、その後ろでただじっと自分の番を待つほかの参拝者を見ながら、なんとも言えない不思議な気持ちを噛み締める。  かたちを持たない何かをここまで信じることのできる彼らの気持ちは、ある意味"わたし"にもわかる気はする。それでもこの縋りつくような切実さまでは、どうもわかるような、わからないような。
最後の晩餐
 ドム・クニギという本屋で現地の絵本を物色しつつ紅茶や���ョコなんかの軽いお土産を買って、ロシア最後の晩餐をダチニキ(https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298507-d3198193-Reviews-Dachniki-St_Petersburg_Northwestern_District.html?m=19905)にて。ホテルから徒歩1分だし、口コミも高いし、何より値段もお手頃とのことで1度は入ってみようと思っていた。
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 佇まい、こんな感じ。パッと見はバーか?といった派手な電飾で彩られている上、お店の入口は地下なので階段を降りきるまではアングラな店じゃないだろうな?!でドキドキ。滞在中唯一読めるようになったロシア語「Кафе(cafe)」の文字を信じて扉を開けてみれば、家族連れと暇そうなおじさんたち、2グループのお客さんがワイワイやっていてムチャクチャ平和。照明も明るくて、ファミレスみたいな雰囲気。ウエイターさんから愛想よく渡されたメニューも、個人の居酒屋というよりはどうもチェーンのそれっぽかったので、ほんとに日本で言うジョナサンとかデニーズとかそのたぐいなのかも。わかんないけど。
 いざボルシチ!と入店前は思っていたんだけど、ロシア料理のルーツをよくよく調べてみたところ、ボルシチはもともとウクライナ発祥の料理らしい。マジか。昨日あれだけありがたがって食べてたのに。ロシアがルーツのスープとなると魚の澄まし汁のようなウハー、もしくはスパイシーで酸味のきいたサリャンカが代表格だということ。言われてみれば確かにメニューのスープリスト、トップに来てるのはボルシチじゃなくてサリャンカだ…!!!さて、どっちを頼もうか。一応考えるフリはしてみたけど、答えは一瞬で決まっていた。
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 サリャンカ、ください!!
 ま~~~~もう見た目からして圧倒的に美味しそう。飾らない素朴なお皿に盛られているのも相まって「いつもの一品」感が最高。味のベースはやっぱりブイヨンなので美味しくないわけがなかった。結構しっかりスパイスが使われ��サラミソーセージ(?)がてんこ盛りになっていて、これについてもポイント高い。薬味はまたしてもローズマリーとスメタナだったので味が濃い目の食べ物と組み合わせるのはこの辺が定番なのかも。味噌汁に白米的な?最高だな。もしこの先日本が沈没でもしたらロシアでスープを飲む職業に就きたい。
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 そう言えばロシア料理の代表格であるピロシキ、ようやくここで口にしてみた。なんとなくこっちは味の想像がつくので後回しにしてきてしまったんだけど、せっかく本場に来たし1回は食べておきたいしね。中身を何種類かから選べたので絶対に外さないだろうポテトを選択し、ほかほかの状態で出てきたのを待ってましたとすぐ一口。あー…うーん、こういう感じかぁ。あったかくて美味しい。美味しいんだけど、個人的にはもう一押し味にパンチがあってもよかったかも…なんて。あんまり塩やバターを生地に練り込んでないのかな。ポットパイの上に載っているアレと同じ舌触りと味だったように思う。というかもしかしてこれ何かと一緒に食べるものだったのか?!それにしちゃ単品で先に出てきたしなぁ。よくわからん。
 ところでロシアで何気にありがたく感じるのは、グランデのさらに上、みたいなトンデモサイズで提供される料理にぶち当たってこなかったこと。逆に、あれだけ体が大きいロシア人、こんだけ冬の寒さ厳しい土地に住むのに摂取カロリーこんな量で足りんの?と疑問符。そのへんは全体的にアルコールでまかなっているんだろうか。そんなことを考えていたらあっという間に2品を食べ終わってしまい、テーブルにはデザートが運ばれてくる準備が整った。メインは敢えて頼まなかったので、この後にもしまだお腹に入りそうだったらボルシチかウハーを頼んでみてもいいかもしれない。
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 いや何事?
 最後の最後で出てきた超弩級の一皿。別にこのナイフとフォークが小さいとかなくて、普通に魚とか切る用の大きさのものなので、つまり……めちゃくちゃにデカい。まぁ、お値段高めだとは思ったよ。どうりで…。そういえばオーダーの時「この”アンナ・パブロワ”ください!」って言った時にウエイターさんが一瞬止まったんだよな。その前に「え~、サリャンカ1つと、ピロシキ…これって一気に3つ来たりします?あ、1ピースから頼めるんだ。お願いします」とかやり取りしてたので、今思えば「こいつサラダもメインも頼まないのにデザートだけそんなに食うのか?!」とか思ってたのかもしれない。え~そんなん言ってよ!!(被害妄想)  呆然としつつもとりあえず切る、恐る恐る口に運ぶ。美味しい。でもそれ以上にむちゃくちゃ甘い。本体もそうだけどこのブルーベリージャムが信じられないほど甘い。薄々思っていたけどロシアのジャム、日本のものより1.6倍くらいは甘いような気がする。  そもそもなんでこの”アンナ・パブロワ”なるものをデザートに頼んだのか。実はこれ、発祥はオーストラリアだとかニュージーランドだとかでロシア自体は一切関係ないお菓子。丸亀製麺みたいなもんか。それなのにロシアの歴史上の人物の名前がついていたり、なみいる「ロシア料理」の面々に並んでメニューに鎮座しているということは、そうさせるほどの”何か”があるのでは?→つまり…””美味しい””のでは?!?!?という連想ゲームで頼んでみたんだよね…。調べてみたらメレンゲ菓子って書いてあったし。メレンゲを焼いた、あのサクッホロッてやつ、好きだし。。結構期待値高かったんだ実は…。  衝撃から立ち直れないままこのどでかい物体を数口食べ進めてハッ…と気づいたんだけどこいつ、ただのマカロンですね…。マカロンは嫌いじゃない。味によっては好きの部類に入ることだってある。でもマカロンて10個一気食いするとか有り得ないじゃん。しかもこれ10個どころか30個分くらいあるからね。しつこいようだけどたぶん日本で食べるやつより甘い。なんとか粘ってはみたもののさすがに完食は無理だった。ボルシチorウハーの追加が夢と消えたのも無念だけど、おのこしは…本当にごめん。でも私が手を止めてからわりとすぐウエイターさん笑いながらお皿回収に来てくれて、やっぱ無理だってわかってたんじゃねーか!!!!!
 そんなふうにしてロシアの夜は更けていく。最初こそ少し委縮してしまっていたけど、時間があればあったなりにきっともっと楽しめただろうなー。何より本当にご飯が美味しい。次に来るときはもっとたくさんスープを味わいたい。
 ロシア、楽しかった!
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funniaking · 5 years ago
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タイ旅行記2019/09/23編②
一抹の不安が拭えない。
フィルムカメラの装填がうまくいき、脳内のタスクが1つ減ったことで目の前の状況が徐々にクリアになっていく。
この状況は結構危ないのではないか?
このまま車で誘拐されて、どこかに監禁される?
現地に着いたら結局置いていかれる?
カウンターのお姉さんがリーに見せた表情がずっと脳裏に焼き付いている。
まず落ち着こう。
こちらから先にペイをしなければ、彼はアユタヤまでの報酬はないわけだ。そうすればアユタヤに置いていかれたとしてもタダでアユタヤに来れたと考えれば片道1100バーツは浮くのだ。ましてや置いてかれたらなんとかアユタヤで宿を取り、アユタヤ発のバスに乗りバンコクに戻って来れば万事解決ではないか。
よしよし、寧ろ置いてって欲しいな。
そもそもアユタヤにたどり着けない場合、どうしたらよいだろうか。よくわからん場所に降ろされたら途方に暮れるしかない。しかしネットがあれば自分の位置も把握できる。インターネッツのありがたみを感じながら、旅の目的であったデジタルデトックスをすっかり忘れて携帯を握りしめた。
そんな心配を頭に置きながら、空港を降りてから会話らしい会話をしていなかったなあとリーと世間話をしながら思った。
男二人旅っぽくてまあまあ悪くないな、と持ち前ポジティブシンキングで不安を少しずつ削ぎ落としていった。
1時間ほど車を走らせていて、外の景色に面白みがなくなった頃、眠気が襲ってきた。泥のように眠い。という表現を個人的によく使うのだが、深い意味はなく、とても眠いと同義である。寝てはいけないと思い昨夜のコンビニでレオビールと共に買ったクロレッツのタブレットを頻繁に食べて意識を保った。
お近づきの印として、リーに勧めると頑なに断られた。逆に相手も見知らぬ観光客を乗せてるから警戒するよな、そりゃと思った。自分は観光客で見知らぬ土地でぼったくられたタクシーに乗っている不安、リーは見知らぬ観光客を乗せているリスク。
お互いの緊張感が旅の楽しいグルーヴを作り出すのを拒んでいる。
気づけば標識にアユタヤの文字をよく見かけるようになった。
地元猪苗代町に似たような小さい街中に入っていくと遺跡っぽいものがポツポツと見えてきた。
感動している。遂に一番の目的を達成できるのだ。
そもそも街の中に点在している遺跡の迫力ですら込み上げるものがある。
リー曰く、目的のワットマハータートに始めから行くより、遺跡を何箇所かぐるっと回っていった方が効率よくアユタヤを満喫できるらしい。
アユタヤ観光するなら!レンタサイクル!というガイドブックに載っていた言葉通り観光客がグループで自転車に乗っている。雨合羽を着ているが、スコールのせいで着ている意味をなさないほどずぶ濡れになっている。
アユタヤ観光スタートはワット・ヤイ・チャイ・モンコン。フィルム装填完了して準備万端なカメラを持ってタクシーを降りる。バックパックはかなり邪魔だが盗難の不安があるので背負っていくことにした。
入場料50バーツ。リーも一緒に降りて入場料を支払っている。彼の車内には金の仏様が鎮座している。信仰心がしっかりとある男なのだろう。
観光客が多く、ツアーのガイドさんが流暢な日本語で遺跡の紹介をしている。紹介を盗み聞きしながら遺跡の広大さに圧倒されている。フィルムカメラで最初に撮った写真。真っ白な仏像がそこにあった。
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不思議な雰囲気に包まれながら写真を撮った。
仏塔には傾斜が急な階段があり、登ってみると結構な高さがあった。
登った先には井戸と呼ぶには立派すぎるものがあり、観光客がその井戸のようなところを囲んでいる。
どうやら小銭を落として、底にあるザルに乗せようとしているらしい。
チャレンジしたもののうまくいかず、すぐに諦めてしまった。
仏塔から出ると正面にリーが待っていて、こちらに気づき手を振っている。手を振り返すと、良いものがあると言わんばかりについてこいと手招きをしてきた。
彼が連れてきてくれたのはなかなかの大きさの涅槃仏だった。
カメラのジェスチャーを何度もしてくれていたので、記念として写真を撮ってもらう。
なんだかんだぼったくられてるけど、悪いやつでは無さそうだ。
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一通り見終えて車に乗り込むと、バックパックが重そうだから次行くとこから置いていけ的なことをリーが言っている。
貴重品は身につけてるとは言え、必要なものが入っているバックパックをそう簡単に置いていけない。
しかし、確かにバックパックがかなり重さでさっきの探索だけで、疲れが溜まっているのは確かだった。
いつのまにか買ってくれていた水をもらい、そこまで悪いやつじゃないという自分の心を信じて、到着した次の目的地ウィハーン・プラモンコン・ボピットではバックをリーの車へ預けた。
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彼が仕切りに行くべきだと勧めてきた場所で、白を基調にした大きな宮殿が見えてきた。
ここはどうやらユネスコに登録されているようで、
建物よりユネスコ登録記念碑で写真撮るのをリーは勧めるのであった。
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建物の中には大きな金色の仏像があり、多くの参拝者がいる。近くで日本語が聞こえて振り返ると若い女性たちが写真撮りながら参拝している。
雨合羽がひどく濡れていて再度タクシーでよいんだ、と自分に言い聞かせた。
仏像の周りをぐるりと歩き、���跡内ガイドの女性と話すリーと合流し車に戻ろうとすると、遺跡が目の前に広がっていた。
少し時間をくれ、とリーにお願いし、
ワット・プラシーサンペットを探索した。
ワット・プラシーサンペットはかつてアユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院だったそうで、終始厳かさを感じながらフィルムカメラ片手に探索した。
地球の歩き方に書いてあるように沢山の野犬が我が物顔で居眠りしていた。
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雨が小雨になってきた中、到着した目的地。
ワット・マハータート。
はやる気持ちを抑えながら、あの菩提樹が仏頭を包んでいる場所へ向かう。
遂に到着した目的地。
観光客はガイドさんにお願いして自分たちと
仏頭の写真を撮っている。
一通り写真を撮り終えた一行が去り静けさを迎えた仏頭に対し、自撮りで一緒に写る勇気もなく、楽しみにしてた割には質素に数枚シャッターを押して満足してしまった。
そもそもフォトスポットが設けられているのが個人的には疑問であった。少しがっかりしてしまった。
楽しみにしてた割には上手に撮れておらず
完全に心のシャッターが優先してしまった写真がこちらだ。
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目的を達成したという満足感をもちあわせながら小雨が降り始めた遺跡内を探索していると、自撮りをしてる若い女性が二人いた。
旅テンションで「写真撮りますよ!」と声をかけ
写真を撮り終えたあと颯爽と「では!🤞」と言ってひとり散策を続けてしまったオレダッセ〜〜と反省した。
ただ二人組がオレの撮った写真に上手だね!と喜んでくれていたことだけが救いだった。
一通り見終わり出口に出ると疲れをすごく感じた。
もう帰ろう。いや帰りたいな。
リーと合流し、車に乗り込むと「次はどこへ行く?」とわりとヤル気を出してきており、オレとの反比例加減にゲンナリしていた。
「もうバンコク戻ったっていいよ」と伝えると
「まだ見せたいのがある」と別の遺跡へ連れて行ってくれた。
ワット・マハータートすぐそばにあるワット・ラチャブラナに到着。地球の歩き方に書いてある凄く綺麗な絵を指差してここだここだ!とリーは示していたが、いまいる場所と名前が一致していない。
折角だから見てみようという気持ちで車から降りる。
多くの野犬を背に首のない仏像や細かくまで装飾された仏頭に再度ワクワクしてきた。
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しかし、心のガソリンがワット・マハータートで空っぽになってしまったので綺麗な絵を見つける前に車へと戻った。あれは、きっとリーの勘違いだ。
リーが腹は空いてないかと聞いてくる。
アユタヤではカワエビが有名だそうだが、
疲労がピークすぎて食欲が湧かない。
朝食はカワエビを食べるつもりで八分目にしていたが、緊張感のせいか、八分目から減ってない気がした。
もうバンコクに帰ろうと頑なに言い続けるとやっと察してくれたリーが無言で車を走らせる。
リーにお願いして車に乗った時は後部座席に乗っていたが、帰り際助手席に乗って気づいた小さな仏像が可愛らしかったので「写真を撮っていいか?」と許可を取り撮らせてもらった。
夕方近くの時間帯にもかかわらず、外が真っ暗闇に包まれた。すぐに強い雨が車の窓を打ち始めた。頻繁に起こるスコールのタイミングに慣れながら、リーが流してくれているラジオから染みた曲をShazamしてスクリーンショットを撮る遊びをして暇を持て余した。
アユタヤに行くまでは長く感じたが、帰りは早く感じた。
もうそろそろバンコクというところで、自分がバーツを所持していないことに気づく。
そう、リーに払う金が手元にないのだ。
リーに「金が手元にないから両替所に連れてってくれ」と伝え、バンコクらしさが戻ってきた少し都会風の街の両替所で、レートの悪い両替を完了した。
次の目的地を伝えていたオレのことに気を使ってくれたリーは駅まで送ってくれた。
自分の心がオープンになったし、
それなりに楽しい旅���はあったが、
当初提示されていた金額が���くなるわけはなく、
きっちり2200バーツを支払い、リーに別れを告げた。
いい勉強をさせてくれてありがとう。
この日にゲストハウスを取っているカオサン通りまで行くには、まずサイアム駅へ向かう必要がある。
サイアム駅は免税店があったりと、観光客に人気のスポットだ。
BTSに乗り込み、サイアム駅に到着した。
若い観光客を眺めながらぼーっと歩いていた。歩くのが楽しくなってきたので、このまま歩いて宿のあるカオサン通りへ向かおうと思った。
そもそもサイアム駅周辺が帰宅ラッシュなのか、とても混雑していて、どうもタクシーを捕まえる気にもならなかったのだ。
昔からの性分で何かをするのに列に並ぶのが猛烈に嫌なのだ。ラーメンを食うのに並ぶ、アトラクションやるのに並ぶ、ゲームを買うのに並ぶ、エレベーターに並ぶ。並ぶ、待つなら何かしらアクションをしてたい性分はバンコクでも発揮してしまう。
タクシー待って、渋滞なら1時間歩くっしょ、と心が言ってる。
サイアム駅からゲストハウスのあるカオサン通りを目的地に、歩いていた。
車も滅多に通らず、街灯も少ない通りで少し心がソワソワする。まさに人っ子ひとりいない状態。
孤独を感じる瞬間のソワソワが久しぶりで一人旅してるなあ、よく今まで痛い目にあってないなあと自分を鼓舞しながら進んだ。
40分ほど歩いたところで、急にお腹が減り、孤独感からかもう歩きたくない病を発症した。
発症したからどうなるわけでもないので乳酸の溜まった足を引きずりながらハンバーガー屋さんのドアを開けようとした。
中には明らかに人がいるし、看板に書いてある営業時間帯のはずだ。しかし、ドアが動かない。しばらくガシャガシャしてると中の客が冷たい目で睨んできたのでそそくさと逃げた。
ちぇっ、と言いながら石ころを蹴飛ばしたい思いを腹に収め、どうにか空腹が収まるのか考えながら歩く。
しばらく歩くと鶏の看板がある。
店の外に置かれているメニューを開き、カオマンガイが食べれるお店であることを確信する。
店内に入ると閉店の準備をしている提供係の青年と料理長っぽいおじさん、食事しているカップルがいる。
観光地から外れたお店なのででかいバックパック背負った男が閉店間際に来たことに料理長か少し驚いているようだった。
カオマンガイを注文する。
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お吸い物的についてきた
パクチーが少し入ったスープを飲む。
パクチーなんて大嫌いなのに郷に従えば、気にせず摂取できるんだと人間力に感心した。
カオマンガイの味の濃さはとても素朴で疲れ切った自分にはとてもちょうどよかった。
目線を感じて振り返ると料理長がずっと見てる。
特に何か質問するわけでもなく、ただがっついてるオレをみてる。
食事してるところを凝視されてると嫌な気分になるはずが、彼の目は優しさそのものだった。
見守られながら速攻で完食し、お会計を済ませる。
40バーツのカオマンガイ定食。
リーのタクシー代に換算すると55食分だ。
ごちそうさまと伝えるとコップンカーと手を合わせて挨拶してくれた。
元気が満たされたので目的地までの3分の1を大股で進み始めると、歌のようなものが聞こえてくる。
音の先には塀に囲まれた寺院があった。
入館料取られないか、入っちゃいけない時間帯なのでは、そんな考えをちらつかせながら、空いてる扉からどんどん中に入っていくと荘厳なシャンテと初めて見るほど煌めいている寺院があらわれた。
心が浄められる感情ってこれだー!っと久しぶりに思い出した。
事前に調べてないのでその寺院の名前もわからないし、偶然通りかかった食堂の名前も覚えてないけど、心が満たされた状態でしばらく立ち尽くした。
偶然といえば中学の同級生が同じタイミングでバンコクに来ているとのことだったので、合流することになっていた。
カオサン通りの宿へチェックインして、お酒を飲みに出かけた。
聞き覚えのある歌が聞こえてきて、
足を止めるとレストランで二人組が
生演奏をしている。
初日にご飯を食べた正面のレストランで
ライブを見ながらビールを飲むことに決め、
同級生を待つまでに一人で大瓶を空ける。
RadioheadやOASISの名曲が演奏され、
とてもノスタルジックな気持ちになった。
レストランの前には通行人が立ち止まって聴いたり、眺めたりしている。
その中に若者がウイスキーの瓶片手に、地面に座りながら盛り上がっていた。
チップも弾み、演奏してる二人組から感謝されていた。
中学の同級生と合流し、最近の近況報告やそれぞれの展望を話す。片田舎からでてきた俺たちが海外で夜中に飲み歩いているのはすごく不思議な感覚だった。
みんなの知っているStand by meが演奏され、大団円感がレストランに溢れた。
同級生の目的だったワニ肉と足つぼマッサージを受けに、より喧騒な通りへと向かう。
通り一面渋谷のクラブのようにどでかいダンスミュージックにのって、若い観光客の男女が踊っている。
踊っている間を掻き分けながら、目的のワニ肉を食べ、足つぼマッサージを堪能した。
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一眼でズラだとわかる胡散臭いおじさんが担当してくれたのだが、彼は店で1番のテクニシャンだそうだ。
的確なツボ押しと緩急は言葉にし難い気持ちよさだった。
同級生と解散し、ゲストハウスに戻ると供え付きのプールやビリヤード台が閉められており、やり場のなくなったままベンチに座っていると端正な顔つきのわかめの男性から話しかけられた。
彼の名前はアンドリューで、アイルランド出身。
お医者さんをやっていて、インドに行ってたけど、合わないからタイに来てみたという快活な男だった。
話せてよかった、と握手して解散。
海外のスルッと自分をさらけ出して話すコミュ力かっちぇえと尊敬してしまうくらいの、潔いコミュニケーションであった。
翌日の予定を決めてなかったので、ドミトリールームの二段ベット下で地球の歩き方を読みながら考えていたらいつのまにか眠ってしまっていた。
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babyma-ok · 7 years ago
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12月27日(木)無料託児月イベントゆるり中部開催します(^^)
12月無料託児付きイベント!!〜入場無料〜開催します!! ♡〜がんばるママのご褒美タイム♡〜♡ ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり中部 2017月12月27日(水曜日) 浦添市社会福祉福祉センター(3階大研修室) 10時〜16時 ※無料託児付き、授乳&おむつ交換室、くつろぎスペース、駐車場あり ◯イベント詳細 http://babyma.okinawa/ ◯出店者様詳細 http://ift.tt/1XIfKrn がんばるママや女性(がんばるイクメンパパも) マッサージ・美容・ネイル・セラピー・ハンドメイド・フード・スイーツ・生活に役立つ情報・体験会が約40ブース大集合します!親子で過ごせるくつろぎスペースもあります!! 2017年1年間頑張った自分へご褒美タイム♡プレゼント!!一人でも多くの方がゆるり中部でリフレッシュして、おしゃれして、ゆんたくして、楽しんで、繋がって、美味しい物食べて、幸せな気持ちになってほしいです(^^)♡♡自分へのご褒美タイム♡ゆるり中部で満喫してね!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◯〜託児を依頼するママ達へお願い〜 一時無料託児をご希望の方は託児スタッフに声をかけてくださいね(*^^*) 主にマッサージ、ネイル、美顔を受ける方優先に託児受付します。ご理解の方よろしくお願いします(^^) ※託児を依頼する際は、注意事項等を確認後同意の方お願いします。 ※託児を依頼したママは、受けるサービスが終わったらお子様を迎えに託児所へ戻ってきてください。お子様がママ恋しい♡と待ってます(^^) ※託児スペース内で過ごされる親子様はお子様の見守りは親御さまでお願いします(^^) ※安全に託児をするためにも、託児依頼人数によっては、お断りする場合もあります。ご理解の程よろしくお願いします(^^) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜〜出店者様紹介〜★〜〜 ◯レインボーコー匕ー コーヒーを中心としたドリンクと軽食、デザートの販売 ◯マーメイドベーカリー ハワイのドーナツマラサダを1つ1つ丁寧に手作りしています。サンドイッチ、カレーパン、マフィン、ミニカップケーキ、レモネード ◯be Colorful ●子育て個別無料相談&アドバイス 〜6歳までにしか出来ないコト〜�子育てに関する様々なご相談をお受けしつつ、6歳までにお子さんの脳力・人間力を楽しみながら伸ばせる方法についてお伝えします。 ◯おしごとカフェ ゆんたくしながら適職診断 ◯楽ロビkitchen お弁当販売 ◯太陽生命 お仕事のご案内 保険商品の紹介 見直しのお手伝い ◯FiveHz 除菌.消臭ミスト.(ベビー用)Wetティッシュ ◯資格取得・お仕事紹介のリレーションシップ ☆テレビCMでおなじみのリレーションシップ☆ 職業訓練・お仕事紹介のリレーションシップです。 パソコンを使用してカレンダー作成体験会を開催します 料金は無料!簡単に体験できますよ♪ かわいいお子さんの写真でカレンダーを作成してみませんか? パソコンが苦手な方でも簡単に作成できます その場で撮影・その場で作成! 抽選で素敵な商品プレゼント企画も! ◯ウェルネス沖縄 骨盤調整 ◯ベビー&キッズヘアアクセ まかろん ベビー&キッズのハンドメイドヘアアクセ ◯若石リフレクソロジー 足もみ ◯おうちさろんカラココ 深層リンパドレナージュ&耳つぼジュエリー ◯癒しもじの筆人 筆文字の作品·小物販売・ポストカード、ミニ色紙、手描きシールなど ◯タイ古式マッサージ タイ古式マッサージ ◯うたたね空間☆なかよしこよし マッサージブースにて出店させて頂きます、『うたたね空間☆なかよしこよし』のすなべ・きゆなです! 【全身ほぐし】・【アロマフットマッサージ】 の2種類をご準備しております☆ 玄米を使ったホットパックも絶賛発売中♬ 寝る時に使うとぐっすり寝れますよー☆ 玄米の中にラベンダーも含まれてますので、香りの癒しも堪能できます| ではでは! ぜひ遊びにいらしてくださーい! お待ちしておりまーす! ◯リラクゼーション&マタニティケアサロンa+ ひざ下リンパマッサージ、ヘッドマッサージ、ドライマッサージ ◯ナリス化粧品 角質チェックと超音波エステ ◯タイマッサージ ティーチ タイマッサージ、足ツボ、足裏角質取り ◯絵本の専門店もりほんや 絵本の移動販売をしています。お子様に安心して読んであげられる上質な絵本を取り揃えています。お子様に最適な絵本選びも“絵本ソムリエ”がお手伝いいたします。 ◯楽学喜サポート ACCENDO ポップコーン各種 ◯ELDA 【ハンドメイド雑貨、アクセサリー】 ベビー用品から子供服、バッグ、布雑貨などを作成しています(^o^) ママ向けのピアスやイヤリングもご用意しています! オーダーも承りますのでお気軽にお声かけください♪ ◯ネイルズ アネラ オキナワ ネイルケア、ジェルネイル、アート、キッズネイル ◯カモミール タロットチャネリング&エネルギーアート ◯UNA雑貨 USAコットンや北欧生地その他お気に入りの生地で、バックやポーチ、クラッチバック、その他たくさんの布雑貨を制作しています。 少しずつ新作も追加していき、飽きのこないお店作りが出来たらなと思っています。 作品チェックはこちらのblogから! manami1011.ti-da.net どうぞよろしくお願い致します(^_^) ◯SanShineLove&Peace エンジェルカードリーディング オーラリーディング ◯Tripuncleアジアの暮らし雑貨 自らタイに仕入れに行き、気に入った雑貨たちを持って帰っては販売しております。特にタイ人の職人によるハンドメイドのかごは、タイ人が日常的に使用しているものですが、日本ではお目にかかれないものも多数あります。ぜひタイのかごを手にしていただき、タイに旅行した気分になっていただければ、きっと日常の疲れも癒されるかと思いますよ。 ◯オープンハートカラーセラピー カラーの不思議なエネルギーを活かし、今の自分の中にある答えを引き出し、自分自身と向き合い、心豊かに人生を楽しくすごせるようにサポート出来れば嬉しいです。 ◯ふわふわ布ナプキン♡Love Napu からだに優しい♡心が喜ぶ布ナプキン ふわふわ天然繊維の布ナプキン。 お手頃な価格で、可愛い柄を豊富に揃えております。 ◯アリスサロン 八重瀬町にてカフェを営んでいますアリスサロンです♪( ´▽`) カラベジキッチンカーでの移動販売も行ってます。 手作りにこだわった自家製ピザを中心に グリルチキン、バーガー等を提供しています。 オリジナルトマトソース&バジルソースのマルゲリータ、 町産野菜を使った野菜ピザがお勧めです! ◯yukino+ミント yukino ハンドメイドアクセサリー、ズパゲッティ雑貨、バッグ、ポーチ ミント リラクゼーション、ドライマッサージ、オイルマッサージ ◯幸せ色筆〜しあわせいろもじ〜 幸せ色筆〜しあわせいろもじ〜筆文字 お子さんの出産祝いや誕生祝いに喜ばれる人気のミニ色紙命名書、お描きします♡ その他にも「ありがとう」や「笑う門には福来る」の色紙なども販売予定ですので、ピンと来た作品があれば見て、触れて見てください♡ ◯こゆんキャンドル アロマキャンドルのワークショップ ◯お菓子のtamaya 「お菓子のtamaya」はうるま市にある ちいさなちいさなお菓子やさん。 できるだけ安心・シンプルな材料で ワクワクするようなかわいらしいお菓子を。をモットーにまいにちまいにち、心をこめてお菓子をお作りしています。 会場へは朝焼きのマフィンやスコーン、tamayaイチ押しのもちまん等、焼菓子をお持ちいたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯オーダーメイドケアサロンHo'oponopono ・産後の首肩こり改善の整体指圧 ・筋膜リリースケア ・体質肌質改善カウンセリング 等などを季節に合わせて組み合わせて出店致します(^^) ◯つまみ細工とあじさいの店 つまみ細工の髪飾り(ヘアピンやヘアゴム、かんざし、ブローチ等)とあじさいのリースや髪飾りをお持ちします。 ◯ソーイングペコ ベビーギフト商品・キッズマフラー・ニットキャップ・大人ネックウォーマなどのあったか冬小物を出品予定です。 ◯ベビマ!オキナワ 親子ベビーマッサージ体験会 赤ちゃんを心地よくするスリングの体験会&スリングのメリット 物販 母子共に安心して使える保湿クリーム・ホホバオイル・おくるみ・アロマ石鹸・スリング・sangoクッションなど、、、 ☆親子ベビーマッサージ指導者養成講座の説明、相談、質問 ベビーマッサージ養成講座もあるよ!! http://babyma.okinawa/ ◯イベント詳細&出店者様詳細は、、以下よりチェック!! http://ift.tt/1XIfKrn ☆いいねしてね! ※出店者様は一部変更ある場合があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜★〜協賛〜ありがとうございます〜★〜★〜 楽ロビkitchen/おさむファミリー歯科クリニック/ おひさま保育園/公文式浦添伊祖教室/クリスタルLAB/こども×おとな be Colorful/やびく産婦人科・小児科//つむぎ保育園/ 株式会社ドリームテラー/おしごとカフェ/Y!mobile 沖縄/ 太陽生命/レインボーコーヒー/マーメイドベーカリー/美健食のビオ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆるり南部も開催してるよ! 次回の開催は 2018年1木日(火)10時〜16時 ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり南部 ☆いいねしてね! http://ift.tt/2mBggrh
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lovecrazysaladcollection · 8 years ago
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【インターネットの雑学】
1969年、アメリカ国防総省の高等研究計画局内部で、軍事データを一カ所に集中させておくと、万一そこが狙われた場合に対処できないと考えた。 そこで、軍事情報を分散させ、何かの攻撃で一カ所が破壊されても、全体として生き残ることのできるコンピュータのシステムをつくる研究がはじまった。 これがインターネットの始まり。
【SOSという言葉自体には何の意味もない】
Save Our Shipの略ではない。
【九九の雑学】
昔、九九を覚えるときには、いちばん難しい「九×九=八一」のほうから覚えていた 九九は身分の高い人たちのたしなみと考えられており、平民に普及しづらくするために難しい方から覚えさせていた。
【美人の雑学】
むかし、美人は最低なものとして教育されていた。 「美人は傲慢で、虚栄心が強く、人生で失敗しやすい」、それにくらべて不美人は、従順、謙虚、勤勉、多才」と教えられていた。 美女がこんなにディスられていたのは、現実には醜い女性が差別されがちな社会状況があったためらしく、その対策としてあえて教科書で美女をおとしめたのだそう。
【記号の雑学】
割り算の「÷」記号を使っているのは、日本、アメリカ、イギリスだけ。 その他の「-」などは世界共通。
【方程式の未知数「x」は、印刷屋さんの都合で決まった】 印刷屋さんが依頼を受けた際、植字であまり使われずに余っていた活字「x」にしてしまい、以後、未知数といえば「x」になったという。 ちなみに、未知数を文字であらわすと思考しやすいとして、初めて論文に取り入れた人は、フランスの哲学者であり数学者のデカルト。
【校庭の雑学】 校庭に桜の木が多いのは、当時の日本が国民に軍国主義を植えつけようとしたため。 戦前の日本は軍国主義。明治時代、桜は日本精神の象徴だとされた。 政府はこれに賛同、いさぎよく散る軍人精神とそれをかけ、陸軍の兵舎などに積極的に桜を植えた。
【外国の雑学】 インド使われる言語は800種類! インドには、二二の州があり、その州によってそれぞれ違う言語を話しているらしい。 地域ごとに見ていくと、言語の数は800にもなるという。
【シンガポールの雑学】 シンガポールは、サンスクリット語で「獅子の町」という意味。 だから、マーライオンがあるんですね。
【雑学】タイの首都の正式名称はめっちゃ長い
正式には、「クルンテープマハナコーンアモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナラーチャタニーブリーロム・ウドンラーチャニウチェットマハーサターン・アモーンラピーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット」
意味は「イン神がウィッサヌカム神に命じておつくりになった、神が権化としてお住まいになる、多くの大きな宮殿を持ち、九つの財宝のように楽しい王の都、最高にして偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような偉大な天使の都」
【ベートーベンの雑学】 ベートーベンの「ジャジャジャジャーーン」という曲を「運命」と呼ぶのは日本とドイツだけ。 正しくは、『交響曲第五番ハ短調、作品六七』。
【野球の雑学】 野球の「重い球」「軽い球」の違いは、回転の速さ。 重い球というのは投げた球の回転が少ない球で、軽い球というのは回転が速い球。 重い球は、回転は少ないだけにボール本来の重みがバットにかかり、飛距離は出ない。
【雑学】ジャンケン必勝法 ジャンケンをするとき同じ手を続けて出す人が少ない点に注目した必勝法。 前回相手が出した手に対し、次は負ける手を出せばいい。
【看板の雑学】 飲食店の看板に赤が多いのは食欲を促進させるから
【偏差値の雑学】 大学の偏差値は公的機関でなく、大手予備校が決めている。
【臭いの雑学】 足が臭いのは「角質」が原因。 足の裏の角質部分が新陳代謝によって、はがされて垢になり、これに汗が加わると、細菌にとっては最高の繁殖状態になる。 しかも、靴のなかはムレているため、繁殖は加速される。予防としては入浴時に足の裏をせっせとこすって、角質を取り除いておくこと。
【ダイエットの雑学】
めちゃくちゃ長く茹でた卵を食べても太らない。しっかり固ゆでしたゆで卵は、はっきり言って消化が悪い食べ物で、胃液がこれを分解するために莫大なエネルギーが必要となる。 そのエネルギーは、卵が持つカロリー以上。
【南極と北極では風邪を引かない】 あまりの寒さにウィルスが生存できないため。
【オリンピックの五輪マークの雑学】 オリンピックの五輪マークは、は世界五大陸(南北アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア)をあらわしている。
【鶴は千年亀は万年のウソ】 最大でも、鶴は約30年、亀は約150年くらいしか生きられない。
【雑学】馬の鼻息が荒い理由 馬は、鼻でしか呼吸をすることが出来ない���め、鼻息が荒い。
【赤ちゃんの雑学】 暖かい季節に生まれた赤ん坊のほうが早くから外に出る機会が多く、冬に生まれた赤ん坊よりも外界の刺激を多く受けるからという説がある。 実際、脳の発達に、生後三カ月以内の聴覚、視覚、触覚などの刺激はとても重要のようです。
【東大生の雑学】 イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に1955年に発表された論文で、「東大医学部に何月生まれの子どもが多いか」という内容のものがある。 東京大学医学部の卒業生名簿で、ふと生まれ月を調べてみたところ、7月生まれが最も多かったという。 7月生まれは優秀な人が多いのかも。
【雑学】鳥のオシドリの夫婦は仲が良くない オシドリは毎年、交尾相手が代わる。夫婦でいる期間が短く、冬になると群れで越冬するため、その時期には夫婦関係(つがい)は解消されてしまう。 しかも、オスは交尾をしてメスが卵を温めはじめると、どこかに遊びに行ってしまう。
【キスの雑学】 キスのルーツはお互いのにおいを嗅ぎ合うこと。 動物は、匂いに対して執着する習性がある。それは、異性の魅力の大きな部分を匂いが占めているから。 学者によると、匂いを嗅ぐことが性感帯を刺激することにもなるという。
【雑学】マリンスノーの正体はプランクトンの死骸
肉眼で観察できる大きさの海中懸濁物を「マリンスノー」という。 雪のように見える事から、そのように呼ばれている。
【電車(JR)の雑学】 「やまてせん」、「やまのてせん」論争は戦後がキッカケ。 戦前までは「やまのて線」で、戦後は「やまて線」。 当時、日本に進駐した連合国軍は国鉄に対して、鉄道の路線名をアルファベット表記にするよう指示した。 そのとき、国鉄内部だけで「やまて」と呼ばれていた「山手線」を、担当者がそのまま「yamate」と届け出てしまったために「やまて線」と呼び名が変わってしまった。
【雑学】コックピットの語源は「闘鶏場」 理由はパイロットたちの仕事ぶりにある。 パイロットは、安全飛行のために多くの機器を操作したり、管制官とやりとりしたりと非常に忙しい。 その姿が、まるで闘鶏場の雄鶏のようにバタバタとせわしないというところから、「コックピット」と呼ばれるようになった。
【クリスマスの七面鳥の雑学】 七面鳥と呼ばれるのは、首のヒラヒラが興奮すると赤、青、紫などに変化するために、まるで七つの顔(面)を持つように見えるから。
【野菜の雑学】 アスパラガスは、収穫のピークを迎える頃、1日に10センチ以上も一気に成長する。 そのため毎日、朝夕と2回収穫することが出来る。
【とうもろこしの雑学】 粒の数は必ず偶数。 成長していく過程で粒が2つに分裂していくから必然的に偶数になる
【おならの雑学】 ベジタリアンのおならは臭くないが、肉類を食べ、胃腸が弱っている人はおならが臭い。 繊維質の多い野菜などは大腸で分解されガスを発生させてもほとんど臭いはない。 しかしタンパク質を多く含む肉類などが消化不良で大腸まで送られて分解されるとスカトールやインドール、硫化水素と呼ばれるとっても臭いガスが発生する。
【言葉の雑学】 たらふくは「タラのお腹」を当てた言葉。 鱈は大食いの魚で常にお腹が出ていることから、このような漢字が当てられている。
” - 【豆知識】話がおもしろくなる!会話のネタに使うと役立つ雑学まとめ | らふらく^^ (via bochinohito)
2013-08-02
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cinema-note · 8 years ago
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今年も『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』や『バーニング・オーシャン』と、実話を基にした映画を観てきました。 そして今回も、実在の人物の半生を描いた『ゴールド 金塊の行方』を観てきましたよ〜!
ゴールド 金塊の行方(GOLD)
監督 スティーブン・ギャガン 脚本 パトリック・マセット ジョン・ジンマン 出演者 マシュー・マコノヒー エドガー・ラミレス ブライス・ダラス・ハワード コリー・ストール トビー・ケベル 公開 2017年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
インドネシアの山奥で過去最大と呼ばれる巨大金脈を発見し、一攫千金の夢を成し遂げた探鉱者、ケニー・ウェルス。 倒産寸前だった彼の会社はV字回復。 ウォール街の巨大投資銀行から全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛し、それを連日報じる全米のメディアは、彼を一躍スターへと押し上げた。 そんな中、報じられたのは衝撃のニュースだった。 170億ドルの金塊が一夜にして消えた―。 「オレは何も知らない!」ケニーの主張も空しく、会社の株価は大暴落。 混乱の中、メディアや株主からの追求は激しさを増し、そして遂にFBIの捜査が始まった。 騙したのは、誰だ―。(公式サイトより)
1990年代に実際に起きた、信じがたいようなスキャンダル「Bre-X事件」を基に作られた実録映画。 本作のメガホンを取ったのはスティーブン・ギャガン。 残念ながら彼の���品を見たことがなかったのですが、『トラフィック』という作品で脚本を担当しアカデミー賞脚色賞を受賞しています。
切ないラストだけど、鑑賞後は爽快感でいっぱい
難しい経済の話ではなく、1人の男が夢を追い続けた情熱的な物語だった! 事件の内容を追いかけていくだけでなく、主人公を中心にした人間ドラマも深く描いています。 なので経済のことが詳しくなくても全然楽しめます。 もっと経済の難しい話をあれこれするシリアスなストーリーを想像していたのですが、いい意味で期待を裏切られましたね。 映画らしいドラマティックな構成と演出なので、普段映画を観ない人でも夢中になれる作品ではないでしょうか。 何度も物語が起承転結するのでテンポ良く感じるんですよね。 飽きさせないうまい演出だったなあ。 そして散々山を越え谷を越えた先に待っている、クライマックスのどんでん返し。 これもかなり衝撃的でした。 最近色々などんでん返し作品を観る機会が多かったのですが、本作のどんでん返しは色々考えさせられる内容でしたね。 もう一度最初から見返してみたくなりました。 主演のマシュー・マコノヒーの安心感・安定感はさすがです。 彼が出演している作品を観るのは『追憶の森』ぶりですが、あの時演じていたキャラともうなにもかもがまるっきり違う! 役作りがプロですね。同じ人物とは思えませんでした。
夢を追い続けた男の物語
作品のベースは実際にあった事件を描いています。 最高の金鉱を掘り当て、莫大な富を得たはずが、実はその金塊は嘘だった・・・ 一体何があったのか? そんなスキャンダルの実態と、夢を追いかけた男の半生が描かれています。 主人公のケニー・ウェルスは、祖父から続く採掘会社の3代目を務めていました。 ところが経営は悪化し、会社はほとんど潰れかけの状態になってしまいます。 酒びたりになったケニーはある日、インドネシアで金を採掘している夢を見ます。 ケニーはそこに一縷の希望を見出し、以前最高の銅山を掘り当てたマイケル・アコスタという地質学者に協力を求めます。 様々な困難を乗り越え、ついに金鉱を掘り当てたケニーとマイケル。 金の産出量は1万オンスを超え、瞬く間にアメリカ中にそのニュースが広まります。 投資銀行など金のプロたちとの攻防戦を乗り越え、ケニーの会社は上場を果たします。 ここまでいけば、どん底に落ちた男が這い上がった成功物語ですが、悲しいかなそうはいかないのです・・・ なにもかもが最高潮になったケニーの元に、衝撃的な事実が発覚。 なんと、金鉱から採掘していた金はニセモノだった! 実はマイケルが、鉱山から採掘したサンプルに細工を施していたのです。 もちろんケニーはそんなことはつゆ知らず。 予告で一夜にして金塊が消えたと宣伝されていましたが、金は元々なかったのです。 マイケルは金銭的な支援を受けていたインドネシア政府の怒りをかい、自殺という名の処刑を受け、ケニーは1日にして名誉・地位・富、様々なものを失ってしまいました。 これがこのスキャンダルの真相。 もちろんある程度脚色されていると思いますが、アメリカ人てのはやることが派手ですね。 正直ラストには賛否両論あると思います。 あまりにも出来上がりすぎているといえば出来上がりすぎていますからね。 エンタメチックな物語になっている点は否めませんね。 私は夢や情熱に溺れて生きている人間って尊敬するし好きなので、このラストは納得できました。 ケニーがさらにFBIへ放った「本当に金が欲しかったら、採掘している段階でもっと慎重になる」というセリフもなかなかグサッときました。 人間はみたくないものは、みようとしないのです。 だから皆騙されて踊らされてしい、結果莫大な損失を生んでしまったのではないでしょうか。
俺が欲しいのはカネじゃない、ゴールドだ!
とんでもないスキャンダルの裏側にはがむしゃらに夢を掴もうとしていた男たちの姿があった・・・ 映画らしいドラマティックな演出が、むしろ本作のメインだったと思います。 ケニーは金持ちになりたかったわけじゃない。 アメリカン・ドリームを掴みたかったのです。 マイケルもまた、自分の考えを理解してくれない周囲に対して一矢報いたいという気持ちがありました。 金鉱を採掘するとき、ケニーはマイケルにペーパーナプキンの契約書を渡します。 そこには儲けを山分けするという文と「見返してやろう」という言葉が書かれていました。 FBIにことのあらましを話しているケニーのセリフが印象的でしたね。 「俺が欲しいのはカネじゃない、ゴールドだ!」 これがケニーとマイケルの考えを表現している1番の言葉だと思います。 ケニーが採掘作業中に現地でマラリアにかかってしまったとき、「無駄死にさせるな」とマイケルに話します。 マイケルは、彼の期待に応えたいという気持ちと周囲を見返してやりたいという気持ちがまぜこぜになってしまった結果、とんでもない嘘をついてしまうことを決意したのかもしれません。 マイケルが実は嘘をついていたという真実を知ると、全編を通してマイケルがどこか一歩引いているところがあることに納得しますよね。 事実は知りませんが、本作の中では真実が明るみになった時のケニーの反応をみた限り、マイケルのしていたことに気づかなかったのでしょう。 授賞式でのスピーチが感動的だっただけに、その後の展開は切なかったですね。
マシュー・マコノヒーの体当たり演技
これがマシュー・マコノヒーなのか?と疑ってしまうほどの役作り。 頭頂部が綺麗なハゲ頭に、でっぷりとしたお腹。胡散臭さ全開です。 いつも割とシュッとしたキャラクターを演じていることが多いので、ギャップに驚かされますね。 マシューは今回の撮影のために20キロ増量したんだとか。 さらにハゲのカツラが合うように髪の毛を剃り込んだり人口の歯を差し込んだりとものすごい役作りには気合が入っていますね! 徹底的に作りこんだだけあって彼の演技だけでも十分みごたえあり。 撮影はタイのジャングルで敢行されたそうで、現地にセットも作りリアルに再現しています。 なかなか金が取れずに、地元住民たちが勝手に仕事を引き上げてしまうシーンがあるのですが、マシュー演じるケニーは彼らを追いかけて泥の水たまりに突っ込んでしまうんですよ。 全身泥まみれで地面に転がっている姿がすごく印象に残っています。 体当たり演技ですね〜
テンポのいい構成
ストーリーは成功と転落が行ったり来たりする起承転結の激しい構成になっています。 経営が悪化する → 一転して金鉱をあてる 投資家たちとのマネーゲームに負ける → 機転を利かせて見事やり返す 会社は上場し金のツルハシも手にする → そもそも金鉱なんてものはなかった ざっくり分けると3回ですね。 2時間弱ながらもかなり物語の展開が多いです。 私のようにあまり経済に強くない人間にも功を奏していて、飽きずに最後まで夢中で観れました。 物語が2時間で綺麗に収まっていたのも良かったですね。 悲しい結末ではありますが、映画の作りとしてはとてもスッキリしていて爽快感さえ抱くほどでした。
良かった点
・ストーリーが綺麗にまとまっていた ・マシュー・マコノヒー 展開に波があって最後まで飽きずに観れました。 マシュー・マコノヒーの役作りと演技はさすがですね〜
悪かった点
・特になし 気なるくらいですが、実話物語とうたっている割にはドラマチックすぎますかね? フィクションとノンフィクションの間にある作品ですね。
まとめ
実際にあった驚きのスキャンダルをドラマティックに脚色しています。 経済に詳しくない人が観ても全然問題なしです。 それどころかクライマックスのどんでん返しをみると、もう一度最初から見返したくなりますね! マシュー・マコノヒー渾身の役作りと演技も素晴らしかった、必見です!
Ost: Gold
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sabooone · 8 years ago
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黎明、即ち再開の空の下で/10/2011
どこをどうして迷い込んだのか、今となっては思い出せない。
百合子は広すぎる洋館のしんと静まった暗い廊下を一人で歩いていた。 女中も召使いも誰もおらず、先ほどまで一緒だった兄さえもいなくなっていた。
普段からお転婆がすぎると母から怒られてはいたが、今日ばかりは深く反省した。 廊下は広く長く、一歩一歩進むごとに暗闇が深くなっているような気がする。 じんと鼻先が痛み、涙が溢れそうになるのを百合子は堪えた。
しばらく行くと暗い廊下にぽつりぽつりと灯りがつきはじめた。 百合子はほっとしたが、それらの灯りはより深く暗いところへ行くための目印だったのだ。 そうと走らない百合子はその灯りを頼りに、階段を降りる。
下階の方からは、ごうんごうんと音が聞こえてくるので誰かいるのかもしれないと思った。 階段を踏み出せば不思議な匂いがした。それは苦いような青臭さだった。 しばらく行くと古い扉があらわれ、音も匂いもその中からしているようだった。 その取っ手に手を伸ばし、引いてみるがぎしりと金属音がするだけで開かない。
百合子は何度か押したり引いたりしてみたりしたが、どうやら鍵がかかっているらしくびくともしなかった。
「誰かいないの?」
声をかけてみても同じで、がっくりと諦めて更に続く階段を降り始める。 階段は行き止まりにまた扉があって、百合子はそれを押して開けてみた。
瞬間、あふれる光りに百合子は思わず目を瞑った。 さわさわと何かが風に揺れる音がして、甘い香りが鼻孔をくすぐる。 ゆっくりと目を開き、何度かぱちぱちと瞬きをしてようやくそこが花いっぱいの温室だと分かる。
「まあ……」
先ほどまでの寂しさを忘れ百合子はその花々に見蕩れた。 白や朱に黄色、薄紫に紅といった様々な色の花が百合子の背丈ほど伸びているのだ。 花壇はきっちりと区切られ、脇には水路がちょろちょろと流れている。 そして更に上を見上げると、ガラス張りの天井に魚が泳いでおり、その透明な天井から差し込む陽の光はとても明るかった。 まるで夢のなかのようだと思う。
「きれいね」
百合子はそう言って花に触ろう手を伸ばした。
「ダメですよ」
急に声をかけられて振り返った。 そこには下働きらしい少年がおり、厳しい顔つきをして百合子を見ていた。
「あの……あ、わ、私、迷ってしまって……」
とっさに口をついて出たのはそんな言い訳だった。 花を盗もうとしたのだと思われたのではないかと不安になる。
「それに……花をとろうとしたのではないわ。みたかっただけなの」 「花が――お好きなんですか?」 「ええ、好きよ」
少年の顔つきが幾分か柔らかくなった気がして、ほっとしながら百合子はそう答えた。
「ここの花はダメですけど、庭園にはもっといろいろな花があります。 それなら、良いですよ」 「本当?」 「はい」
少年はそういうとすたすたと部屋を出る。 百合子もそれに遅れまいと追いかける、二人が部屋を出るとがちゃんと音を立てて扉がしまり暗い廊下に戻る。 暗い階段を少年の後をついて歩きながらそれでもどこからかあの花の匂いがした。 そして、それが少年から香っていることに百合子は気がついた。
がたん、と自動車が揺れる。 うとうととうたた寝をしていた百合子は窓硝子に額を打ち付けた。
「っ……」
不意の痛みに思わずぶつけた額を押さえて苦悶の声をあげる。 じんじんと痛む額をおさえつつ、何か夢を見ていたような気がしたのだが、どんな内容だったか思い出せなくなってしまっていた。 掬い上げては指の隙間からこぼれ落ちる砂のように、夢の記憶が遠ざかる。
「あともう少しで到着しますよ」
運転手が百合子に声をかけて返事をするときには、すっかりと夢の内容は思い出せなくなっていた。 深い緑が続く車道。 百合子は、神奈川県の山奥に建つある洋館に招待されていた。 事の起こりは数週間前、百合子のもとに不思議な手紙が送られてきたことから始まった。
/-/-/-/-/-/
名探偵、野宮百合子嬢に告ぐ。 貴方が真の名探偵であるというのならこの家に伝わる財宝を探し当てよ。
「随分と挑発的な手紙だな」
斯波の服装はすでに病院の用意したものではなく、自前のいつもの洋装だった。 まだ退院は早いのか、それでも会社への指示だけは出すようになっていた。 前日にあのようなことがあったばかりだというのに、百合子はその手紙をもって斯波の病室を尋ねている。 考え始めたらだめなのだ、深く考えてしまうと今でも顔から火が出るほど恥ずかしいし手も震える。 心臓の鼓動は鳴りっぱなしになるし、まともに斯波の顔を見られなくなる。
「そうなの、それでねこの差出人がまた奇妙なの」 「蔵元澤三郎っていうと、数年前に死んでるじゃないか。 たしか心の臓が弱っての病死だったか――それにしても面白い偶然だな」 「偶然?」
きょとんとした百合子に斯波は知らなかったのかとばかりに驚きながら言った。
「真島芳樹は蔵元邸の庭師だったんだぞ」 「蔵元邸の?――藤田は蔵田家の庭師だったと言っていたわ」
百合子はそれを聞いてわずかに戸惑う。 確かに藤田に確認した時はそう言っていたはずだ。 藤田は真島よりも長く野宮家に仕えていたから、情報は確かなはずだった。 その情報を知ってから一度だけ蔵田家を訪れたがすでに邸は売買され、違う住人が住んでいた。 手伝いのものや女中などもすっかり人が変わっていたためそれ以上足跡をたどることはできなかったのだ。 その事を斯波に伝えると、なるほどなと頷きながら説明し始めた。
「蔵元は、元々蔵田家の番頭をやっていたんだ。 江戸時代��期、蔵田は水田開発だの塩田開発だので土地持ちになって、更に質商や金融業も営んでの豪商となった。 そして、当時多くの豪商が私札を発行することになる――ところがだ、私札を発行した家は大名に賃金を支払不能にされたりして没落の道をたどった。 ただ、蔵元は私札発行には目もくれず東京近隣の土地を買い上げた。 だから、あの頃の蔵田家といっても実質は借金まみれの没落家だったはずだろう。 蔵元は恩返しのつもりかいくつか蔵田の借金を負っていたはずだから……東京にある蔵田の邸はほとんど蔵元の所有と思っていいだろう」
そこまで喋って斯波は百合子の視線に気がついた。 じとりと湿り気の帯びた瞳が、不審そうに斯波を見つめている。
「何だお姫さん」 「どうしてそんなに詳しいの?」
百合子が不審がってそう問うと、斯波はにやりと口の端を釣り上げて答える。
「敵情視察は基本ですからね、真島とやらのことを聞いてからは人をやって調べさせた」 「探偵の助手が別の探偵を雇って?」 「別の探偵じゃない俺の部下だ。――それでこの挑戦受けるのか?」 「……まだ、受けないわ。だってまだ斯波さんも本調子じゃないし、 仮に今受けると言ったらあなた無理やりにでもついてくるでしょ?」
白いシャツの下にはぎゅうぎゅうときつくさらしが巻いている。 毎日包帯を取り替えて抜糸もされていない傷口を日に何度も消毒する。 夏も終わりようやく涼しくなってきたものの、斬りつけられた傷口が化膿しなかったのは運が良かったのだろう。
「傷はもう塞がってるが……」 「いいえ、そんな状態でついてこられたら逆に足手まといですからね。 あなたの性格はよおく知っているもの、斯波さんの傷が癒えるまでは保留にするわ。 それに、いまだに記者が家の周りをうろついていて……何を書かれるか分からないものね」 「ああ、それは英断だな」
斯波は手紙を折りたたんで百合子に手渡す。 秋の涼しい風が開いた窓から入り、白いカーテンをはためかせる。 百合子が見舞い��と持ってきた花がそよそよと揺れた。
(そういえば斯波さんのために花を選ぶ日がくるとは思わなかったわ)
百合子は自分の髪が長かった頃のことを思い出していた。 自分も斯波もあの頃から随分と変わってしまったような気がする。 そう思ってちらりと斯波を盗み見ると、斯波も百合子を見ていたようで一瞬目があう。 百合子はどきりと心臓が跳ね、ゆっくりと顔が紅潮していくのがわかった。 そんな百合子に対して斯波はどこか気の抜けたような顔をして笑った。
「ところで、今日は林檎を食わしてくれないのか?」
重湯が物足りないと文句を言っていた時に、差し入れにと市場で買った林檎をもってきたのだが、 刃物の扱いが苦手な百合子は随分と苦労して皮を剥いたのだ。 ごつごつと見た目も悪く、買った店が悪かったのかすかすかと海綿のような林檎だった。
「私がやるよりも、斯波さんがやった方がお上手だったじゃない」
見かねた斯波が一つ試してみたらするすると器用に林檎の皮を剥いていくのだ。 まるで職人技のようだと百合子は感動したが、何をやらせても器用にこなす斯波を少しだけ憎らしく思った。
「なんだなんだ、連れない人だな。俺はお姫さんが切ってくれた林檎を食いたいんだ」 「もう、そんなに言うのならやりますけど」
そう言って机に置かれた籠を取る。そこには水果千疋屋と書かれていた。
/-/-/-/-/-/
(結局、斯波さんを騙して一人で来てしまったけれど……まさか後から追っては来ないわよね)
斯波にはしばらく親戚の家で大人しくしているつもりだから、当分見舞いに行けないかもしれないと伝えておいたのだ。
東京から神奈川まで自動車でだと半日もあればつくが、そこから山奥の別荘へと向かう道は悪路が続いていた。 こんな山奥に邸を建てるなどと酔狂なことだと百合子は考えながらぼんやりと車窓を見つめる。 そして、木々の間から見え始めた塔を見て絶句する。 とても山奥に建っているとは思えないほどの、別荘と呼ぶには些か大きすぎる建物が見えてきた。
「あの、あれが……」 「蔵元邸です――まあ地元の人間は蔵元城と呼んでいますけどね」 「そう、城……」
聳え立つ塔をもち、外堀をめぐらせ跳ね橋をかけている様は城と形容するのが一番ふさわしいだろう。
「何でも英吉利の有名な建築家を呼んで作らせたっていうほど先代が英吉利贔屓らしくてね。先の災害にも耐えたそうですよ」 「先代っていうと、数年前に亡くなった?」 「そうそう、港の辺りの土地を持っていたらしいし、土地開発と貿易なんかで儲けたらしいけどね。 この辺りじゃどこぞの議員さんやら華族さまよりも有名だよ。ところでお嬢さんはどういった用事なんだい?」 「雑誌の取材です、こう見えて編集者なので」
運転手は何も知らされていないのか、呑気に問いかける。 百合子もとっさに答えたが、どうにも”探偵”です、とは言えなかった。
「へえ、東京からわざわざねえ。へえ、雑誌の記者さんか」
ミラー越しに検分されるように見られているのを感じる。 百合子は気にもしないと言う風に軽く髪の毛を触った。 薄紫のモダンな洋装に手首までの白い手袋、流行りの帽子を被ってタイを結んでいる。 どこからどうみても東京のモダン・ガールであり、職業婦人である。 そしてミラーの視線に今気がついたという風に、にっこりと笑って見せてから問いかけた。
「蔵元家は地元の皆さんにも慕われていたみたいですね」 「そうだねえ、俺の曾祖父さんがよく言っていたけどほら天保の飢饉には金何両だかを献じたって。 先代で一時期ちょっと雲行きが怪しくなった時があったらしいが、やはり商才だろうね。 すぐに立ち直って――まあ、その矢先に先代さんはお亡くなりになったんだけどね」 「そうなんですか、えっとじゃあ今は――」 「跡取り息子の宗太さまって方が継いだらしいけど、どうだろうね。 北海道あたりの――何と言ったかな室蘭だったかな……とにかくそのあたりに製銅所が出来るという話があってそれの投資に躍起になっていたと聞くよ」 「そうなんですか」
興味深そうに相槌を打ったのが気になったのか、運転手の顔が曇る。
「あ、今の雑誌に書くつもりかい?まずいなあ……」 「いいえ、大丈夫ですよ」
運転手は困ったように頬を掻くと、それきり黙ってしまった。 もう少し話を聞きたかったが、仕方が無いと諦める。 百合子も自分で下調べをしてはみたものの、さすがに限界があった。 今はもう新聞社に立ち入ることもできないし、斯波を頼りにすることもできない。 けれど、今まで詳細のつかめなかった真島の過去に何か触れられるのなら、と思うと居ても立ってもいられなくなったのだ。 斯波はきっと怒るだろうな、と百合子は思った。 何も告げずに一人で行動することに、眉根をよせて作るしかめっ面を思い出す。 くす、とわずかに笑みが溢れるのを居住まいを正す事でどうにか誤魔化した。
/-/-/-/-/-/
病室の扉が開く。 現れたのは山崎だった。 しゃくしゃくと瑞々しい林檎を頬張りながら、斯波は山崎を一瞥して確信したように頷いた。
「山崎、行ったか」 「ええ、社長の仰るとおりでした」 「やはりな――。よし、ではこの中から一番目を引く見出しを選べ」
斯波は寝台にあぐらをかき、敷物の上にに筆文字で書いた半紙を並べた。
一、怪奇!死人からの挑戦状、野宮百合子最後の事件! ニ、T氏の埋蔵金を探せ!美人探偵百合子の事件帖! 三、華族探偵野宮百合子と呪われた洋館の謎! 四、名探偵野宮百合子、危機一髪!~呪われし財宝と最後の事件~
それに全て目を通して、しばし考えこむ。 そして、どこか誇らしげにしている斯波に率直に聞いた。
「社長、これは一体……」 「もちろん、各新聞社に送るタレコミだ」 「なぜ、新聞社にこれを送る必要が?」 「山崎、良い質問だな。真島芳樹にお姫さんを見つけさせるためだ」
自慢気に言う斯波の顔を今度は心配そうに山崎は見つめた。 その視線に気がついたのか、ばつの悪そうな顔をする。 眉根をよせてしかめっ面を作ると、少し気分を害した様な声を出した。
「何だその目は、ん?」 「いえ、三日三晩の高熱の後遺症かと……」 「馬鹿者。いいか、真島とやらはお姫さんに見つからないように逃げてるんだぞ。 それを見つけようと探すのははっきり言って無理だ」 「左様で……」
山崎はほっと胸を撫で下ろす、どうやら頭が茹だってしまったわけではないらしい。 それを見て斯波も調子がついたのか、自らの作戦の構想を語りだした。
「だからだな、今の華族探偵ムーブメントにのるであろうこの記事を真島が目にするとだな。 真島がこれは一大事とお姫さんの様子を窺いに現れるかもしれん。 何しろこの蔵元家はかなりきな臭い。政治家に心酔しおかしな投資に大金を突っ込み傾きかけたはずが、貿易で急に盛り返したりとまあ何とも動きが怪しい」 「それはまあ社長の仰りたいことは分かりましたが……いいのですか? ��二人が出会ってしまったら、恋心が再燃して愛の逃避行に走る可能性も……」
その言葉に斯波はぴくりと眉尻をあげた。 そして少しだけ考えこむように沈黙するが――。
「まあ、もちろんその可能性も考えなかったわけではない。 しかしお姫さんは俺に”嫁になってもいい”と言ったんだ。 どうだ、これはかなり俺を好いている、いや俺のことを着実に愛し始めていると言っても過言ではないぞ? (あまりの可愛さに理性がぶち切れてつい手を出しそうになってしまったがな、はは) こうなると――禍根は、この真島だけなんだからな。 まあ、俺もこんな記事を打ちつつも真島がお姫さんの前に現れる確率など五分……いや、いいところ二分くらいなものだろうと考えている。 探しても見つからない、炙り出しても現れない、そうなってようやくあの頑固者――いやいや意思の固いお姫さんも諦めるというものだ。なあ」 「仰るとおりで」 「さあ、ぐずぐずしていられないぞ。 記事の方にもそれとなく蔵元家の存在を匂わしつつ真島に伝言を入れ込まねば。 いいか、場所や個人名が特定されてしまって記者が嗅ぎつけたら元も子もないからな、塩梅だぞ塩梅。 よおし、まずは熱い茶だ。茶を入れろ!」 「はい」
山崎はそう命ぜられて一旦病室を出る。 中ではああでもないこうでもないと原稿を推敲する斯波の声が聞こえる。 側仕えの女中に熱い茶を入れるように言うと、深くため息をついた。
(百合子さんが関わられると急に人がお変わりになる……)
斯波の作戦が成功しようが失敗しようが、山崎の心労が晴れることは無さそうだった。
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衰退する蔵田家の一方で、蔵元家が急成長した理由にとある共同経営組織の存在があった。 これは元は清と英吉利の貿易を代行している会社で、貿易の中継地点として日本での拠点になる会社の経営を蔵元に願い出たのだった。 日本での活動をより円滑にするために財界や政界にも顔が広い蔵元に支援を受けていた会社が、いずれ蔵元を内側から食い荒らすほどの巨大な組織であった事は蔵元の当主であった先代しか知らない。 毎年毎年生み出される莫大な利益が何から生まれているのか、それを知ったときにはもはや後戻りはできないほどの闇の深みへと沈んでいたのだ。 人の欲を食って膨らみ続ける金――権力や富をもう欲しいとは思えなかった。 だから、共同経営者の使いから火急の要件を聞いた時、何十年ぶりかに心の休まる思いがした。
それは、組織が蔵元から手を引くというものだった。 蔵元名義の会社や工場、港は全て閉鎖か転売するという内容だった。 手元に残るのはほんの少しの資産とわずかな土地くらいなものだろう。 いつ、政府や役人にあの恐ろしい罪が暴かれるかと不安に思う日々に比べれば多少の不便など目を瞑ることが出来た。
こうなると、悩みの種は一人息子のことだった。 そんな内情を知らない息子は、会社の権利書や土地の証明書などを引っ張り出しては調べ上げている。 何をどう勘違いしたのか資産を隠し持っていると考えているようだ。 ふ、と例の共同経営者について全て洗いざらいを話して、説得してみようかと考えてみるもすんでで思いとどまる。 それが共同経営者の男との盟約だったのと、何よりこの邸の秘密を知った息子は恐れるよりも喜び勇んで利用するだろう。 だから、やはりこの邸は男の言う通り、朽ちるに任せるのが一番いいのだ。
ずぎり、と心臓が痛む。 もうずっと、体調が思わしくない。 ふるえる手で水差しを探すが、ぶるぶると震えて焦点が定まらない。 手の甲が硝子に触れ、勢い余って机から水差しが落ちる。 絨毯に水差しが転がる重い音がして、水を散らしながら転がる。 ぜいぜい、と額に脂汗を浮かせて床に倒れ込んだ。
その音を聞きつけた秘書が扉を開けて駆け込む。 ぼんやりとした意識の向こう側で必死に名前を呼ぶの分かる。
「この邸だけは……」
震える舌は最後の言葉をどうにか紡ぎ出し、糸が切れたようにそのまま力が抜ける。
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城には二つの種類がある。 一つは敵の侵攻を防ぐ要塞としての城、ぐるりと囲む城壁や堀にかかる跳ね橋は城塞としてのそれである。 そしてもう一つはマナーハウスと呼ばれ、貴族たちの別荘としての建物で広く美しい庭をもつものだった。 蔵元の城はその二つを兼ね揃えていた。
威圧感のある城壁に、跳ね橋をみてよくも政府などに目を付けられなかったものだなと思ったが、一歩跳ね橋より中に入ってみるとそこは美しい庭が広がりその中央に噴水が輝いていた。 開けた道が一本噴水まで続く、そしてその奥に欧州の絵本の挿絵をそのままそっくり建築したようなマナーハウスが建つ。 道なりに両脇には動物を象った木の葉が刈りこまれており、造形は躍動する馬だとか跳ねる兎だとかで、午後の日差しも相俟って庭は不思議な雰囲気が漂う。 マナーハウスは薄いクリーム色をした建物で、外壁を緑の蔦がからみつくように覆っている。 背後には森が続いているようで城壁が見えないほど広い。 自動車が止まり、運転手にドアを開けられて外に出ると城壁によって外界と遮断され、まるで本当に別の国に迷い込んだようだった。
「お待ちしておりました、名探偵殿」
百合子にそう声をかけたのは30代半ばほどの男だった。 焦げ茶色の洋装に撫で付けた髪に口髭、微笑んでいるが目の奥は百合子を検分するように光る。
「素敵な招待状をあり��とうございます、ご依頼はどのような?」
男は苦笑して答える。
「招待状の通りです、私の父は数年前に病気で亡くなったのですがその際遺産を屋敷に隠したと遺言を残したんです、遊び心の多い人でしたので。 最近、貴方のご活躍を耳にしましてね、是非我が邸の謎も解いてもらおうと思ったんですよ」 「それにしても、亡くなったお父上のお名前を使うなんて……」 「これは賭けだったんですよ、なあ?」
男は後ろに控えている秘書に笑って同意を求める。 50代前半ほどの老紳士風の秘書は無表情のままかしこまって礼をした。
「ここではそれほどでないが、東京では今や貴方の名前を知らない者はいない。 そんな有名な探偵殿に普通に依頼を出しても選り好みをして受けてはもらえないだろう?」
得意そうに弁舌を振るう当主。 百合子が依頼を受けたのは全く別の理由だし、嫌味な言い方にかちんとくるも微笑んで同意してみせた。
「旦那様、野宮様もお疲れのことでしょう」 「ああ、そうだな。兎に角、貴方の手腕が発揮されるのを楽しみにしているよ。 依頼の説明や身の回りの世話は秘書の日野に任せてある」 「まずは宿泊のお部屋にご案内を」 「ええ、では失礼いたします」
自動車に積んだ荷物を持ち秘書の男が邸を案内する。 残された当主は内懐から煙草を取り出し火をつけ、興味深そうに百合子の後ろ姿を目で追った。 ふうと煙を吐き出して、吸殻を捨てる。ぎゅっぎゅと革靴の底で踏みつぶしながら今度こそはどうだろうと思案に暮れる。
(本当に遺産なんてあるのか?)
父親が病死して土地という土地、遺品という遺品を総ざらいしてみたもののそれらしい遺産は何もなかった。 傍から見ればあれほど土地持ちだ資産家だと思っていた邸は空蝉のごとく何も残っていない。 財界を唸らせるほどの金と権力が父親の死によって、全て見せかけだったと気付かされる。
(いや、そんなはずはない――)
では、あれほどの金はどこから出ていたのか。 やはり何か隠してあるに違いない、否、そうでなければならない。 当主を継いだ宗太は焦りを感じていた。 北海道の投資に失敗して以来、それの損失を補填しようと様々な事に手を出した。 どこそこの土地に線路が走るだの、土地開発案があるだのと仲間内からの情報を信じて買ってみれば全て嘘の情報であったり値を吊り上げられていたりし、急かされて金を渡せば仲買人が金を持ったまま失踪したりした。 先日もまた戦争があるからと儲け話を持ちかけられ、唯一残っていた不動産やら証券を整理して逐次注ぎ込むも利益は全く上がらなかった。 どれもこれも最初だけは上手く運用出来て潤沢な配当があった、それが日が経つに連れ雲行きが怪しくなりそして損失を補うために次に次にと財産を注ぎ込むことになるのだった。
そして勝手に土地を抵当に入れているのが、当時当主だった父親の知るところになったのが運の尽きだったように思う。 当主とはいってもどうしてかすでに半分隠居したような暮らしをしていた父親に、金の無心をせまるも無下に断られる。 これから戦争で世界が動く、日本だって動かざるをえない状況になる、そうすれば人も金も物も動き絶好の機となると何度説得しても応じなかった。 宗太は慌てた。他の仲間達は我先にと儲け話に乗っているのに、自分だけはただ借財が増えるばかりだ。 蔵元の財産と呼べるものはこの邸以外にはもうほとんど残っていなかった。 土地も山も、田畑も、不動産も、貿易会社工場も――全て名義だけが蔵元で実質は色々なところに切り売りされていた。
もはや宗太が頼れることは死に際の父親が繰り返した、この邸だけは人に売るな――。というその言葉だけだった。これが遺言らしい遺言ともとれる。 英吉利の建築家が設計したという城を、これまで何人も探偵を雇って調べさせてはみたが何もでない。 本当に父親の遺産は全て幻だったのだろうか。 もう二年半も人をやっては調べさせている、しかし何もでない。 潮時を感じていた、この邸を売るなという遺言はあれどこのあたり一帯、背後の山も森も湖まで含めての残された唯一の土地。 売ればいったいいくらになるだろうと考えていた。
「申し訳ございません」 「いいんです慣れてますから」
秘書が百合子に頭を下げる。 先ほどの当主の無礼な言動を思ってのことだろうが、こういった事は初めてではない。 形式通りに邸を一巡案内される。 広すぎる廊下、広間、書斎、渡り廊下を経て玄関からテラスに出た。
「あの噴水は裏手の湖から直接水を引いています。 日中はあのように陽の光を受けて虹色になるように設計されています」
説明を受けて噴水を覗き込むとたしかに清らかな水が流れ、鮮やかな色をした魚が放されていた。 中央から吹き出す飛沫が美しい虹を作る。
「使用人の方にお話を伺っても?」 「それは構いませんが先代の頃にだいぶ人を減らしまして今残っているのは本当に少数です」 「その、先代様が資産を整理されて寄付をされた――というのは何か理由があったんですか? それに、人員の整理をするなんてまるで全てから手を引くような印象を受けたんですが」 「それは――私にも分かりかねます」 「そうですか……」 「ではお食事をこちらの部屋まで運ばせて、その後に使用人をお呼びしましょうか」 「ええ。――いえ、皆さんお仕事で忙しいでしょうから調査も兼ねて私が伺います。 なのでお話だけ通しておいてください」
斯波の情報が正しければ、真島はここで庭師をしていたのだ。 使用人たちに聞けば何か分かるかもしれない、ふと秘書の日野に真島のことを聞こうと顔を上げるが僅かなためらいの後に言葉を飲み込んだ。 そんな百合子の様子に気がつかず、秘書が部屋から去ってからほっと一息つく。 何だか一挙手一投足を監視されているようで居心地が悪い。
(あの秘書は食えないやつだ、お姫さん気をつけたほうがいいぞ)
今ここに居ないはずの助手がそう言うのが目に浮かぶ。 そう、当主などよりもよっぽど切れ者であるあの秘書こそ一番気をつけたほうがいい人間だろうということを百合子も薄々感づいていた。 先代の秘書と言うのなら財政には一番詳しかったはずである。 帳面などの管理や資産運用も先代に代わって取り仕切っているはずの秘書が、なぜ先代が資産の全てを寄付したのかという問いに「教えられない」「答えられない」ではなく、「分からない」と答えるはずがない。 食事を終えて紅茶を飲むと、調査も兼ねて邸の散策に出かけた。
(皆、言うことは先代様は素晴らしい方だったということばかりなのよね)
判を押したような答えに不思議に思いながらも、庭師の老人を訪ねて番小屋へ向かった。 ざくっざくっ、と土を掘り返す音が聞こえそちらへ向かう。 邸の使用人は洋装で統一されているのか、庭師の老人も汚れたシャツを来ていた。 年齢は勿論、格好も違うのに、百合子はなぜか少しだけどきりとした。 土を耕すその姿がどことなく真島と重なって見えたからだ。
「あの――」
振り返った老人は白髪で日に焼けた顔にはたくさんの皺がきざまれていた。 真島とは似ても似つかない姿形だった。 呼びかけた声に額の汗を手ぬぐいで拭きながら腰を上げ、老人は百合子を見て微笑んだ。
「ああ、噂の探偵さんか――ご苦労様で」 「お仕事中に申し訳ないですが、いくつかお聞きして良いですか?」 「ええ、勿論。まあ、私が知っていることと言ったらこの庭のことぐらいなものですけどね」 「以前勤めていた真島芳樹という男を知っている?」
蔵元の遺産関連の質問にこの邸の使用人はまるで回答を用意しているかのように、百合子の質問に答えた。 遺産があるとすればそれは全て寄付された、先代様は偉い方だ。――と。 思い切って別の質問に切り替えようと思ったのはそのためだった。 そこから会話を切り崩そうと考えて、あえて真島のことを話題にした。
「は?ええ、――たしかに、真島という男がいました。 けれど、なぜそれを?」 「私の邸の庭師だったの」
するりと百合子は答えた。
「とすると、貴方……もしかして野宮子爵の……?」 「そう、もう爵位は返上してしまったけど……」 「そうかい、それは懐かしいねえ。あの小さな姫様が」
老人の返答に驚くのは百合子だった。
「お前、私を知っているの?」 「ええ、一度だけお会いしましたよ。姫様はたぶん覚えていないでしょうが……」 「私、この邸に来たことがあるの?」
それは老人に向けた言葉だったが、同時に自分にも問いかけていた。 老人はいつだったかなと想い出すように空を見上げた。
「そう思い出しました、昔は先代様がハウスパーティーをよく開いていたんです。 その時に――確か皆様でいらっしゃいました。若様が十になるかどうかで姫様はまだ五つかそこらだったと」 「そうなの?全然――思い出せない」
どうにか思い出してみようとするも何も思い出せなかった。 もどかしさばかりが胸につのる。
「あの子は私もびっくりするほど植物を咲かせるのが上手でね、今も元気にしてるのかい?」 「……爵位を返上して邸を手放した時に真島とも別れました。 そう、ではやはり彼はここで庭師をしていたのね」 「ああ元々は先代様の共同経営者の下働きをしていたらしいんだが、彼がそうだな十二、三のころかな一時期ここの庭師の手伝いとして雇われるようになってね。 すごく腕が良かったから私もこれでようやく弟子が出来たと喜んでいたんだが――すぐにまた別の仕事につかされたらしくてね。 まあ、頭の良い子だったから庭師にはもったいないと思ったんだろうね」 「では、ずっとここで働いていたわけではないの?」 「そうさね、それから十年も経ったかなあという頃にまた戻ってきてね。 その頃にはしっかりとした青年になっちまってて見違えたよ、それで庭師の仕事も相変わらず見事でどこで修行を積んできたんだと笑ったよ」 「じゃあ、その頃に私の父にその庭師の腕を気に入られて?」 「そうそう、蔵田の邸に移ってすぐね」
真島はその空白の十年の内に復讐に必要な全てを用意したのだ。 そしてそれはこの実体の見えない蔵元家の内情に深く関わることのようにも思えた。
その日の夕方、当主は最後まで姿を現さなかった。 百合子としてもこれ以上嫌味な言葉を言われる心配がなくなり少しだけ安堵した。 夕食も部屋で取る。 食前酒のアルコールがきいたのだろうか、百合子は強い眠気に襲われた。
(何か思い出せればいいんだけど――)
百合子はうとうととしながら、記憶の底を覗き見る。 そもそも五つか六つの頃の記憶などあってもちらほらとしたものばかりだった。
(真島が下働きをしていたという会社は何をしていたのかしら――)
先代の書斎にある名簿などを調べればまた違う糸口が見つかるかもしれない。 そう思いながら百合子は眠りについた。
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夢の中で百合子は五つだった。 猫がぐるぐると百合子を取り囲み、その三日月のような瞳が不気味に笑う。 すると、次は黒い影が伸びて馬の影絵が現れる。 ウサギがぴょんぴょんと飛び跳ねて百合子の背を叩く。
Gone to get a rabbit skin, To wrap his baby bunting in♪
外国の言葉など何一つ知らないのに百合子にはそれが恐ろしい呪いの歌のように聞こえて耳を塞いだ。 じっとうずくまり、海底に沈んだ石ころのようにぎゅうとからだを縮こませて。 ふわりと、花の匂いが漂ってそれにつられて目を開けると、動物たちは消えていた。
どこをどうして迷い込んだのか、今となっては思い出せない。 百合子は広すぎる洋館のしんと静まった暗い廊下を一人で歩いていた。
Purple, yellow, red, and green♪
百合子は色とりどりの花を摘みながら歌う。 誰かに教えてもらった詩を口ずさみながら。
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悪夢にうなされるようにして百合子は目覚めた。 ぐっしょりと寝汗をかき、身体が硬直して動かせない。 まだ身体は夢を見ている状態なのだ――。指を動かそうともぴくりとも動かず、息も浅く緩く繰り返す。 ただ、頭だけは冴え渡っていてとっさに身体が動かない事がもどかしい。 視界もまだぼんやりとしており、真っ暗な天井に差すわずかな月の光がちらちらと見えるだけだ。
働き過ぎて疲れた夜に同じようなことを体験した。 百合子は半ばあきらめて、先ほどの夢を思い出していた。 あれが夢の出来事なのか、それとも何かしら昔の記憶が混ざっているのか判断がつかなかった。 ただ夢の中で流れていたあの奇妙な歌には覚えがあった。
特有の残酷な詩が百合子は苦手だった。 あの詩を教えてくれたのは兄だっただろうか――。 それも思い出そうとするが、教えてくれた相手は顔に靄がかかっている。 それに、あの兄が外国の動揺を歌って聞かせてくれただろうか、と。
氷が溶けるようにゆっくりと百合子の身体もほぐれ、 凝り固まっていた体の節々がぐぐぐと引きつるように伸びた。
ぎしりと寝台の音をたてて起き上がり、カーテンの隙間から夜の庭園を望む。 月光を受けた噴水の水がきらきらと光っていた。
翌��、先代の書斎に入り従業員名簿などを調べてみたが、そこに真島の名前はなかった。 共同経営者だったという男やその会社について調べてみても同じだった。
「この共同経営者という男に、遺産を全て騙し取られたと考えるのが妥当だと思いますが――」 「ではなぜ父は、この邸だけは手放すなという遺言を残したんだ?」 「それは――例えばこの邸が凄く気に入っていたとか……」
百合子の答えに現当主は嘲笑した。
「遺産は必ずある――。依頼を受けたからにはきちんと調査ぐらいはしてもらいたい」 「この邸に、動く壁だとか回る本棚だとかそういった仕掛けがあるとは思えないんですが」 「ふん、ならば遺産ではなく、父がこの邸に執着した理由を探ってもらいたいな」 「執着――」 「そう、父のこの邸に対する思いはそれこそ異常だった」 「それは例えば――どんな風にですか?」 「とにかく、人の手に渡らせるなだの朽ちるに任せろだの。 死に際はそんなことばかり言っていたな」 「それで、あなたは先代様が何か遺産を隠していると?」 「他に何がある?」
どうやら、現当主はその逆のことは考えもつかないようだった。 百合子には先代の執着はまるでこの邸を恐れているかのように感じた。 現当主の後ろに控えている秘書に目を向けて問う。
「どちらにしろ、この共同経営者とやらが何者かが気になりますわ」 「それは――私共も気になって何度も調査をしていたのですが、 先代様はその会社のことについては蔵元家の者は一切関わらせず社員の多くは共同経営者側の人間だったようです」 「その代表の方のお名前と会社名を教えていただいても?」
百合子はその名前を書き取り、使用人に案内され電話を借りた。 交換手に取次ぎ、斯波の入院している病院にかける。
「ああ、お姫さん。どうだ、親戚の家はゆっくりできてるか?」 「え、ええ。まあね、も、もちろんよ。 それよりも、ちょっと調べて欲しいことがあるんだけど――」
百合子は斯波に現状を悟られないように、詳細を説明した。
「その会社と代表なら知ってるぞ。――なるほどな、そういう事か」 「どういうこと?」 「その会社も代表もそっくり蔵元と同じような状況なんだよ」 「どこかの会社に買収されていた――ってこと?」 「そうだ。いくつもの会社を経由して元締めの組織を隠しているんだ。 よほど表に出たら危険な組織なんだろうな……」 「それでも、たどっていけばいずれは分かるのでしょう?」 「それは分かるが――ここまで用心深いんだちょっとやそっとじゃ尻尾を掴ませないだろうな。 まあ、調べてはみるが……」 「ええ、ありがとう」 「いいのか、真島はその中枢にいるんだ。 調べたら知りたくない事実を知らなくてはいけないかもしれない」 「……いいわ。毒を食らわば皿までねぶれ、よ!」 「お姫さん……」
勇ましすぎる百合子の言葉にうなだれるような斯波の声が聞こえた。
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その日は午後からまた庭師の老人を訪ねて、階下に降りた。 虹を作る噴水の横を通り、動物の形に刈り込んだ植樹の通りをまっすぐに歩く。 その時に百合子は違和感を覚える。 しかし、それが何なのか分からないまま庭師の番小屋へ向かった。 小屋の周りには食用の小さな菜園があり、脇には大きな井戸がある。 菜園を見てそこに茄子や南瓜と言った野菜が植えられていて百合子は真島を思い出さずにはいられなかった。 番小屋の扉を叩いてみても反応がなく、どうやら庭師はどこかへ出かけているようだった。
少しだけ散歩をしようと花々の咲き誇る庭園を歩く。 その時、ふとある香りが漂った。 それは昔の記憶を呼び起こす鮮烈な香り――。
「真島?」
振り返り、背後を見る。 ひらひらと蝶蝶が舞い、午後の日差しに咲く花があるだけだった。 太陽の香り、花の香り――何とも形容しがたいあのあたたかく甘い香りに脳が揺さぶられる思いがした。
ふ、と記憶の一部分が蘇る。
目の前を歩く少年の姿。 百合子は暗い階段を少年の後をついて歩きながらそれでもどこからかあの花の匂いがした。 そして、それが少年から香っていることに気がついた。
「これは、記憶なのかしら――それとも私が勝手に作り上げた幻想?」
それでも確かに、あの少年は真島なのではないかと思えた。 庭を一周する。次第に日が傾き、木々の黒い影がぬるりと伸びる。 それ以上の収穫らしい収穫はなく、また遊歩道を通って邸へ向かう。
足元に、動物の影が落ちて一瞬ぎくりとする。 それは猫の形をしており、尻尾がくるりと巻き、あくびをするように身体を伸ばしている。
百合子はどうしてかゆっくりと、動物の影を作る植樹に近づく。 葉は刈りこまれて、綺麗に整えられている、誰かが毎日世話をしている証拠だった。 横には馬が、そしてその向かいにはウサギの植樹が並ぶ。
確かに子供の頃、この植樹を追ってどこかに迷い込んだはず……。
百合子は遊歩道を引き返して番小屋に向かっていた。
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「もしもし。 そちらにお邪魔している野宮百合子嬢の助手の斯波というものだ。 彼女に話があるんだが」 「申し訳ございませんが、そのような方はおりません」 「何を馬鹿なことを言って――」 「お掛け間違いでしょう、それでは失礼致します」
日野は電話を切ると現当主の居る書斎へ向かった。 扉を叩く暇もなく、部屋へ入る。
「どうやら、あの女探偵が遺産の隠し部屋を見つけたようです」 「本当か?」 「はい、どうやら庭園の一角に入り口があったようで――」 「庭?……庭とは盲点だったな。ようし、行くぞ」 「はい」
喜び勇んで部屋を出る現当主の後に日野も続いた。
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リンゴみたいにまあるくて、コップのように深くって、 王様の馬が集まっても持ち上げられないものってなあんだ?
庭園の一角にある東屋で人々が集い午後の茶会を開いている。 ハウスパーティと銘打たれた茶会に百合子はうんざりとしていた。 茶会に参加している他の子供達はやれ流行り着物だの新しいドレスだのと自慢ばかりしているし、 同じ年頃の男の子はどうしてか百合子に意地の悪い言動ばかりかませてくるしと、 百合子は兄と一緒に茶会を抜けだして庭園を散策する方が楽しかった。
着せられた新しい洋服が腹に苦しくて一刻も早く脱ぎ捨てたいと思う。 少し年上の女の子には「あまり似合ってないわね」とからかうように笑われたのも屈辱だった。 思い出しただけでも恥ずかしさに顔が赤らむ。 そして今もまた妙に作り上げた猫なで声で兄の名を呼んでいるのがそうだ。 馴れ馴れしく瑞人さんなどと呼び、大胆にもにっこりと微笑んで向こうに何々の花がありますのよとしなを作ってみせていた。 兄も悠然と微笑みそうですかなどと答えて、百合子にお前も一緒に行こうという。 おじゃま虫の百合子を例の少女はじとりと嫌な目で見た。
百合子はとっさに、私はもう少しこの花を見てます、ともごもごと答えてその場から逃げる。 兄の呼ぶ声が聞こえたが今更戻るのも癪だった。 当て所なく庭園を彷徨っていると、美しい蝶が一匹ひらりと目の前を舞う。 色は黒く、わずかに深い瑠璃色が模様で入っている美しい蝶だ。 それが風に乗ってふわりと飛ぶと、甘い花の香りがした。 花の蜜の香りに誘われるように、百合子もその蝶を追う。 どうぶつのかたちの植木を撫でて、遊歩道を外れる。
背の高い草木が生い茂る道を横切ると、一瞬、蝶を見失う。 どこへ行ったのかときょろきょろと視線を泳がせていると、がさりと草を踏む音がした。 百合子は人がいるとは思わず、ぎょっとしてそのまま固まる。どうしてか、息を殺してそっと見を屈めた。
百合子のいる場所の少し先に一人の少年が居た。 向こうは百合子に気が付かず、がさがさと背の高い草をかき分けてまたどこかへ消えてしまった。
蝶が消えた瞬間に、入れ替わるように少年が現れたので百合子は彼が蝶の化身のようにも思えた。 なにより、ちらと見えた少年の顔に表情はなかったがその横顔ははっと息を呑むほど美しかった。 そしてやはり、花の蜜のような甘い香りがあたりを漂う。
(一体何の花かしら……)
こんなにも芳しい香りを放つ花を百合子は知らなかった。 気がつけば先ほど少年が歩いていた道をたどるように百合子も歩いている。 そして開けた場所に出たと思えば、そこには大きな井戸があった。
(リンゴみたいにまあるくて、コップのように深くって、 王様の馬が集まっても持ち上げられないものってなあんだ?)
周りに先ほどの少年の気配はない。 井戸に近づくと先ほどの甘い香りとは打って変わって、苦いような青臭い匂いが一瞬ぷんと立ち上る。 百合子は後退って、再びきょろきょろと周囲を見渡した。 ふわふわと蝶が井戸の周りを舞う。
「この中?」
聞いてみても答えはないと分かっていても百合子は蝶に問いかけてみた。 すると蝶は、そうだ、と言う風に百合子の肩に止まる。 井戸の蓋をとってみる、想像以上に重くて百合子は新しい洋服の袖が汚れてしまったがすでに足元は泥や草花の種で汚れているので気にしないことにした。 ささくれだった木の蓋の枠に気をつけながら、ずりずりとずらして半分井戸の入り口が開く。
「誰かいないの?」
暗闇を覗き込んで呼ぶ。 足元の石ころを拾って井戸に投げ入れるとすぐにからんころんと音がして、中に水がないこととそれほど深くないことがわかった。 そして奥のほうから苦い胸のただれるような匂いに混じって、ふわと甘い香りがした。 その香りで百合子は先程の少年がこの中に入っていったと確信する。 井戸の縁を見れば底に続く梯子がかかっていた。お転婆の百合子ですらも、一瞬は躊躇せざるを得ない闇と深み。
「深いと言ってもコップくらいだわ」
自分に言い聞かせるように言うと、汚れた袖をまくりあげて井戸の縁に足をかけた。
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とっぷりと日が暮れて、ぱつぱつと遊歩道脇の街灯が明かりを灯す。 邸を振り返ってみれば、あの僅かばかりの住人が住む部屋の窓からも明かりが漏れている。 迷路のようになった庭園を早足で駆け抜けて、番小屋を目指す。 庭園の奥深くへと入ってしまうと、そこにはもう街灯の明かりは届かなかった。 雲の切れ間に挿し込む月の光だけを頼りに、百合子は進んだ。 あの日のような甘い香りも、青臭い苦い香りもしなかった。 ただ、夜露���濡れる草花の匂いだけ。
開けた場所には井戸が、そして今は番小屋が建っている。 百合子の背丈ほどもあると思った背の高い草は今はもう胸元ほどであの日のようには青々とはしていない。
井戸の蓋を軽々と持ち上げて中を覗く。 そこにひっそりと沈む闇と深みはあの時と同じだった――いや、むしろ以前よりももっと濃く底のない無限の穴に見えた。 ごくりと唾を飲み込み、あの日のように袖をまくって井戸の縁に手をかけた。
底まで降りて見上げると小さな丸い入口が見えた。 目を凝らしてみても真っ暗で、百合子は手探りで壁に触れてその凹凸からどうにか入り口を見つけた。 ようやく暗闇にもなれると薄っすらと周囲が見え始めた。 井戸の底から扉を開けて一旦中に入ってしまえば、そこは狭いしんとした廊下だった。 横にいくつか部屋の扉があるが、施錠されていて開かなかった。 ざらざらとした壁を手で伝いながら、かつこつと石畳の廊下を歩く。
一歩、一歩と歩みすすめるたびに霞となっていた記憶が実体を持ち始める。
長い廊下を一人で歩き、いつしか行き止まりまで来ていた。 そこから下は階段になっている――古くなった燭台は埃が被っている。 真っ暗なまま、階段を一段、また一段と降りる。
しばらくいくと古い扉が現れる。 取っ手に手を伸ばし、ぐいと押す。ぎしぎしと音がして緩く扉が動く。 もう一押し、百合子は力を込めてその扉を押すと、がりがりと擦れる音をさせながら扉は開いた。
中は広い工場のような作りになっており、銅色に鈍く光る天井まで届くほど巨大な太い筒が三本伸びている。 そしてそれに配管のようなものが無数に繋がり、壁や天井を這いまわる。 今はしんと静まったそこが、過去にはごうんごうんと音を立て青臭い匂いを発しながら阿片を製造していた部屋だということは百合子にも分かった。 暗闇に浮かぶ物言わぬ機材たちを見てぞくりと震える。 日本の政府は日本への阿片の密輸、密売を徹底的に取り締まる動きを見せている。 それなのに、東京にも近いこの土地にこのような製造工場があり、それこそ十数年前は確実に稼働していたのだ。
ぼんやりとした記憶の中で、あの夢の中の光景を思い出す。 あの時の少年は真島だったのだともう確信を持っていた。 庭師の老人の言葉が頭の中で反芻する。 百合子はその先に待ち構える漠然とした不安を振り払うように強く目を瞑って頭を振った。 その時、背後の扉が音を立てて開いた。 現れたのは蔵元の当主とその秘書、どうやら百合子の後を追ってきたらしい。
「なんだここは?」 「……おそらく、阿片の製造工場だと思います」 「あ、阿片?!」
思いがけぬ百合子の言葉に当主は素っ頓狂な声をあげた。 色々な情報が錯綜しているのか、そのまま呆然と立ち尽くす。 本当に一切知らされていなかったのだ。
日野と当主はひと通り部屋の中を歩き、今は動かぬその機械を見上げる。
「先代の遺言通りこれはこのまま――朽ちるに任せた方が」
百合子の言葉にはっと顔をあげて、青ざめた顔で頷く。
「そう、そうだな――」
当主言い終わるのよりも早く、日野が当主の後頭部を殴りつけた。 その手には黒光りする拳銃が握られており、無表情のままそれを百合子につきつける。 当主は呻き声を二、三あげてがくりと膝をつき、そのまま床に倒れこんだ。 痛みに悶える当主に日野がちらと目をやった隙に、百合子は床を蹴って配管の裏に回った。 威嚇するように一発、地面に向けて撃つ。 薄暗の闇にチカリと銃弾が床に撃ち込まれて爆ぜる花火が浮かぶ。
(ほ、本物――)
ひやりと冷や汗が首筋を伝う。 買ったばかりの皮のブーツ、ここに来るまでに泥や埃で汚れてしまったが踵が石畳のくぼみに足を取られ苦労した。 百合子はそれを脱ぎ、配管ごしに日野に投げつけた。 当たりはしないし、当たっても傷にもならないだろうが、日野は音のする方へ拳銃を向けてまた一発銃弾を放つ。 鈍い音にそれが配管に当たってしまったのだと日野も気がついたのだろう、舌打ちをする。 百合子は裸足のまま扉にむかい走る、足の裏がごつごつとしざらざらとした石の感覚に痛むが、弾を込める隙にどうにかその部屋から脱出出来た。 扉を乱暴に閉め、その背後から日野の怒鳴るような声があがる。 百合子は咄嗟に階段をかけ降りた。
螺旋状の階段に息の上がった百合子の吐息が反響する。 がつがつと追いかけてくる日野の足音が次第に迫っているのが聞こえた。 心臓は追い立てられる恐怖にどくどくと痛むほど打つ、壁を伝う手のひらも足も擦り傷だらけになりじくじくと痛んだ。
日野は恐らく、同じ事をしようと思っているのだろう。 当主を傀儡にして、もう一度阿片を製造し密売しようと。 そのためには表に出すための当主はまだ必要だ、ただ真実を知る百合子を始末すれば――と。
百合子はついに最後の扉にたどり着いた。 取っ手を回す余裕もなく身体をぶつけるようにして、扉を開ける。 転がり込むように部屋に入ると、そこは月の光が差し込む庭園だった。 今までの暗い部屋とは違いくっきりと薄闇に光が差し込んでいる、地下なのになぜと上をあおぎみると上はガラス張りになっていた。
「噴水?」
天井を色とりどりの魚が泳ぐ。 ぼうぼうと伸び放題の草花はもうここに何年も人の出入りがないことを教える。 整然としていた花の区画は曖昧になり、それでもちょろちょろと清水がどこから湧き出し床を濡らす。 管理する庭師を失った庭園でも花々は生命力たくましく生き続けていたのだ。 その花の蜜は人々の心を壊す毒だというのに、ただ生きるために繁殖し、床に壁に伝う様は神々しくもあった。
「さて……」
背後で日野の声がした。 百合子がゆっくりと振り向くと、ぐいと腕を掴まれた。 日野はただ拳銃を背中に突きつけて百合子の反応を見る。 陳腐な悪者にありがちな交換条件などは一切口にせず、このままここで百合子を殺してしまうつもりなのだと思った。
「私がここに居ることは助手が知っているわ、それに私の死体なんかがあがってみなさい。 どの新聞社だってほうっては置かないわよ」 「確かに、今この時期に死体があがれば――そうでしょう。 人の存在を確実に消すのは行方不明にしてしまうこと」
淡々と告げる言葉に百合子は震え上がる、殺されてたまるものかと百合子はぎりと奥歯を噛み締めるも固く掴まれた腕はびくともしない。 頭の中が恐怖でいっぱいになり、止めどなく溢れる思考を整理するまもなく、がちゃりと音がして撃鉄があがる。
その時ゆらりと目の前が揺れて、百合子は幻を見た。
「誰だ――」
二人の前に現れた人物を見て、日野がまっさきに声をあげた。 ぐいと背中を押す力が増すも、わずかに震え動揺しているのが分かる。
「お前が助手か? 一歩でも動いて見ろ、この女を撃つぞ」
そう言うと百合子の額に拳銃を突きつけた。
「取引のつもりか知りませんが、俺は助手なんかじゃありませんよ。 まあその女ともどもここで始末するつもりだから、手間が省けてちょうどいい」 「な、では、お前は――」
思わぬ第三者に日野の声が上ずった。 蔵元の者でもなく、探偵の助手ではない――そうなると必然的に残るのはこの阿片組織の人間だった。 日野ははあはあと息が上がり、現状を脱却する術を探す。
「わ、ま、まて! 私は蔵元の秘書で……」 「待つと思うのか?」
嘲笑するように言う。 日野は怒りにぶるぶると震え百合子を盾にしたまま、男に拳銃を向け直した。
その時、どんと大きな揺れが起こった。 足元から救われるような大きな揺れにふらつき、百合子は屈み込んだ。 瞬間に、だんと音がして日野の身体が弾け飛ぶ。 まるで揺れが起こることを知っていたのかのように男は冷静だった。 わずか数秒ほどで揺れは収まったが、建物の揺れは続いていた。
「な、地割れ……?」 「いいえ、仕掛けた爆薬が爆発したんです」
百合子の腕をそっと掴み起こす。
「私も殺すの?真島……」
百合子は真島の顔を見て問いかけた。
「いいえ、ああ言わないと貴方が危ないと思ったんです。 ――ここも危ないですよ」
この衝撃に天井の硝子も鉄骨も耐えられない事は一目瞭然で、しかも上にある噴水は裏手の湖から水を引いているのならばこの地下は全て水没してしまうだろう。 百合子は真島に言われるがまま手を引かれ、上へ上へと階段を登る。 階下で轟音が響く。 あの美しい庭園が水の底にたゆたい、魚たちが自由に泳ぎ回るさまを百合子は見たような気がした。
お前は、なぜここにいるの。 お前は、阿片組織の人間だったの。 お前は、今、どうしているの――。
百合子は聞きたい気持ちが溢れ、胸が詰まってしまった。 ただもくもくと階段を駆け上がる、時折ずずんと建物自体が沈みぱらぱらと砂が降ってきた。 ぜいぜいと息を繰り返し、苦しさで胸が痛む。 もう考える暇もなく、ひたすらに真島に手を引かれて階段を登っている。 聞きたいことをひとつひとつ足場に落としながら。
「そろそろ出ます」 「え?」
そう言うと、びゅうと風がふいた。はたはたと裾がはためき、夜風が肌に染みる。 苦しさに痛む胸を抑えつつあたりを見回すと、そこは城の一角にある塔だった。いつの間にか城を見下ろすほど高いところまで登っていたのだ。 ごうと瓦斯の燃える匂いがして、そちらをみると巨大な風船があった。 それは気球だろうということは知識としてだけ知っていた。 真島は網かごに乗り込み機材の調整をし、初めて見る気球に驚いている百合子に声をかける。
「乗ってください」 「こ、これに?」
じりじりと炎の調節をする真島。炎に照らされた横顔は何の表情もない、いや、むしろ――。
「真島、怒ってるの?」 「……久しぶりに再会して聞くのがそれですか。 ええ、まあ。怒ってます。いいですか、置いて行きますよ」 「ま、待って」
慌てて網かごに足をかけてのぼる。 すでに裸足だったし、裾はどろどろに汚れていたし、と思っても顔から火が出るほど恥ずかしい。 真島は百合子が乗ったのを確認すると、塔と気球をつなぎとめる太い縄をためらうことなく拳銃で撃ちぬいた。
真っ暗な闇空を、ゆっくりと気球が舞い上がる。 眼下には蔵元の邸が広がる。 爆発により地下が埋まり、そこに噴水の水が流れ込んだらしく大騒ぎになっていた。 暗闇にゆらゆらと松明の火のようなものが見えた。
「あ、当主が……」 「気絶していたので運び出しました。 あの辺りは前の災害で地盤が緩み始めていたので時間の問題だったんですが。 聡い割に傍迷惑な探偵が余計な事をしてくれたおかげでこの様です」 「な、私はただ単に依頼を――。 だって、私は……! わ、私……どうしても……お前に会いたかった」
別れを一方的に告げられて、ぽっかりと心に穴が空いてしまった。
「会って、それでどうするんですか?」 「私は、――莫迦みたいだけどお前を幸せにしたいと思ってた。 何も知らない子供だったから――そんな残酷なことを考えられたのね」
幸せであるということは絶対だと思っていた。 けれど、様々な事件にめぐり合う度に幸せとは何かと考えざるを得なかった。 実の妹を殺した姉、復讐に取り付かれた鬼、出生を呪う男――。 妬みや恨みと言った物を何一つ知らず、ぬくぬくと暮らしてきた百合子にとってそういった感情を理解するのは難しかった。
幸せの形は違うのだ。 ましてや真島は百合子を――野宮一家を心底憎んでおり、その人間から幸せにしたいなどと言われるなど屈辱以外のなにものでもあるまい。
「それでも私はお前が幸せでありますようにと願わずにはいられない」
真島が大好きだったから。 その言葉は決して口にできないし、言うつもりもない。 だから、百合子にはそう願うしか出来なかった。 人間とは不思議な力があって、何でも出来るような気がした。 強く願えば、そしてそれに怠らぬ努力をすれば、きっと何か奇跡のような事が起こせると信じていた。
「姫さま……」 「な、泣いてないわよ。これは――」
百合子は我慢しきれずに瞳に涙を浮かべていた。 対等な人間として話をしたかった。だから、決して泣くまいと思っていたのに。 自分の弱さに歯がゆさを感じてわざと乱暴に目元を拭う。
「――俺はね、絶対に幸せにはなれないんだと思っていました」
真島がぽつりと漏らす。 その顔には微笑みが浮かんでいて百合子は驚いた。 山の端が白み始め、夜明けが近づく。 新しい陽の光が山々に差し込み、闇空を照らす。
「俺は愚か者です。幸せとは去った後に光を放つのだと――ずっと後になって気がつきました。 姫さまと過ごした日々を失って初めてあの日々こそが幸せだったのだと知った。 俺も――あの日からずっと祈っています、姫さまが幸せであるようにと」 「――っ、わ、私は、――わたしは、幸せよ。……幸せ、だわ」
こらえ切れなくなり嗚咽をあげて泣く。 おそらく、これでもう本当に二度とは会えないだろうと言う気がしていた。 あの日、一方的に別れを告げた真島に百合子は答えられなかった。 真島のさようなら、と言う言葉に同じように返してしまったら別れを認めなくてはならないから。 これはきっとさようならと真島に言うための道のりだったのだ。 拒否し続けてきた別れを、今こそ受け止めるための長い道のり。 今の百合子ならこの別れに耐えられる、だからせめて少しでも笑って――。
「真島、さようなら」
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「お姫さああん!」
自動車の窓から身を乗り出して斯波は叫んだ。 上空を漂う気球に百合子がいると信じて疑���ない。
「や、や、山崎!もっと速度をあげろ!」 「しゃ、しゃちょう無理です!道も悪いですし何しろ向こうは空を飛んでいるわけで……」 「ええい、何を情けのない声を出してる!代われ莫迦者!! お姫さん今行くぞ!!!」
山崎を押しのけて運転席に座るも、ぐんとアクセルを踏み込んだ途端にハンドルが言うことを聞かなくなりきゅるきゅるとタイヤが空回りする。
「社長!気球が下降しています!」 「何?!ようし、あの方向は牧場だな、掴まれ!」
がたがたがたと揺れながら自動車は道を外れて牧場を爆走する。 途中に放牧された牛と正面衝突しそうになるが、ぐぐっとハンドルを切りぎりぎりの所でかわした。 しかし、何か石のようなものに乗りあげてバスンと嫌な音がして速度が急激に落ちる。
「社長!パンクしました!」 「くっ、仕方ない。山崎、そこの拳銃をよこせ!」 「どうするおつもりか聞いても?」 「最悪、あの気球を――撃ち落とす!」 「……」 「……冗談だ。相手はあの阿片王だぞ? 備えあって憂いはない」
そんなやり取りをしているうちに、気球が再び上昇する。
「ほら見ろ!いいから、拳銃を貸せと言っているんだ!」 「社長、向こうから人が歩いてきてますが……」 「何?!」
斯波が目を細めて牧場の丘陵を見据えると確かに人がこちらに向かって歩いてきてる。 遠目でもそれが百合子だと分かるやいなや、自動車に急ブレーキをかけた。
「お姫さん!無事か?!」 「斯波さん!どうしてここが?!」
斯波は百合子に駆け寄り躊躇なく抱きしめた。 顔を確かめるように少しだけ上体を離して、両手で頬を包み込み額の泥を拭う。 そして、今は小さい粒になった気球を見上げた。
「あの気球は真島か?」 「ええ」 「貴方は裸足じゃないか……!」 「これは、靴を日野という秘書に投げつけて……」 「ふ、服に血が……」 「これも――たぶん、日野という秘書の……」 「遺産探しだと思っていたのに、どんな危険な目にあったんだ!」 「話すと長くなるのだけど……」 「いや、良い!今はまだ聞きたくない、俺の心臓がもたんからな。 しかし、どうして真島と一緒に行かなかったんだ?」 「それも話すと長くなるのだけど……」 「いやいやいや。分かってるぞお姫さん」
斯波の表情がすっと引き締まり、真剣味を帯びる。 思わず百合子はどきりとしてその瞳を見つめた。
「社長~~~お忘れ物ですよ」 「山崎……なっ、それは持ってくるなと言っただろうが!!」
山崎が後から追いかけて持ってきたものは紙の束だった。 百合子はそれに見覚えがあった――原稿用紙だ。
「あの、これは?」
ミミズがのたうつような文字がいっぱいに書いてある。 紙であれども束になるほど多いので、腕にずっしりと重い。
「はあ、あの社長の所に編集長という方が来まして……」 「勝手に辞表を出すとは何事か、と怒っていたぞ。俺に辞表を押し返された。 ――それで、タイプライターで文字を打つならどこぞの自宅でもできようと……これを」 「そうだわ、私には借財返済という大きな目標があったわ……」
これからどうしようなどと途方に暮れる暇もない。 夜が明けて、日の出の眩しさに目を細める。 疲れきって身体は思いし、あちこちの擦り傷も痛む。 それでも心は晴れやかだった、束になった原稿を抱えて朝日に向かってぐっと拳を握る。
「私の夜明けはこれからよ!」 「お、お姫さん……」
斯波はその場にがくりと膝をついた。
数年も経てば、あの騒ぎもすっかりと忘れ去られていた。 ようやくタイピストから編集へと復帰して、探偵の依頼もまた少しづつではあるが受け始めていた。 大きな事件は少なく、失せ物探しや人探し素行調査と言った事件ばかりではあったが、それなりにこなしていた。
そして今日もまた鏡子婦人に呼び出されてホテルの一室に向かっている所だ。 他にも用事がある、それはようやく鏡子婦人の借財を返済するめどがついたことだった。 婦人はきっちりと貸し、そして百合子はそれをきっちりと返しきった。 その関係が、信頼で結ばれている証だった。 いつもはホテルのラウンジなのに、今日に限ってホテルに一室をとるということは恐らく借財の話などもあるのだろうと、百合子は感じながら案内された部屋を叩く。 すると、中から聞こえた声は鏡子婦人のものではなかった。
「あら、斯波さん早いのね」
扉を開けてみるとやはりソファに腰掛けていたのは斯波だった。 相変わらず派手な洋装を見事に着こなしている。 それにしても助手の斯波も呼び寄せているということは、なかなか難しい依頼なのだろうかと考えていると斯波がごほんと咳き込んだ。
「ああ、今日の依頼人は俺なんだ」 「……斯波さんが?」
ふと、最初の事件を思い出す。斯波が依頼を出すことなどあの事件以来初めてのことだ。
「どんな事件なの?」 「いや、事件じゃない。ちょっと人を探していましてね」
促されるまま百合子はソファに腰掛けた。 斯波の微笑んでいる目元に、僅かに不安を感じる。 入れたばかりの珈琲に口も付けず、少しだけ斯波は目を瞑った。 よほど難しい事件なのだと百合子は思い、居住まいを正して背を伸ばした。
「その人に、この手巾を返したいんだ」
胸元のポケットから取り出したのは一枚の真っ白な手巾だった。 とても大切な物を扱うように、そっと机に置く。
「手巾?」
それを手に取った瞬間に、百合子の時は止まった。 真っ白な手巾、それに見覚えがあった。 頭の芯の方から記憶が洪水のように溢れ、光のように周囲を照らす。 息が上がり、言葉が詰まる。
「これ、――私の、だわ」
そう、その手巾は百合子のものだった。 仏蘭西の特注品であまりにも白くて美しくて、一度も使ったことがなかった。 それと同時に、もう一つの記憶が呼び覚まされる。
「あ――」
その曖昧な記憶が逃げてしまわないように、目の前の斯波を見つめ���。 確かに、昔、この手巾を一人の少年にあげたのだ。 その少年は泥にまみれて汚れていたことはかすかに記憶にあるが、顔には靄がかかり思い出せない。 浅く呼吸を繰り返す。
「あなた、なの?」
斯波がゆっくりと頷くと、百合子は初めてあった夜の斯波を思い出す。 妙に自分に執着する男――ただ単にそういう印象しかなかった。 斯波に気を許せるようになってきたのも、探偵業を初める前後ぐらいからでそれまではむしろ不審に思っていた。 百合子はどうして、と聞けなかった。きっと斯波はそういう男なのだから。
「ずっと貴方を愛していた」
その言葉は重く、百合子は不安になる。 自分はそれ程までに強く想われて良い人間なのだろうかと。 その気持ちを察知したのか、斯波は更に言う。
「貴方を知れば知る程にその思いは強くなった。 俺はもう貴方なしの人生など考えられない」 「私――もう歳だし、沢山子供生めないかもしれないわよ」 「ああ、俺は貴方がいればそれで十分だ」 「それに――たぶん、仕事も辞められないわ」 「分かってる」 「あの時からずっと私のことを想っていてくれたのね」 「そうだ」 「どうしてもっと早くに言わないの!!! 私だけが何も知らなくて、これじゃあただの莫迦みたいじゃない!!!」
混乱する百合子を斯波が優しく抱きしめて耳元で謝る。
「すまない――すまない」 「謝ってほしいんじゃないわ!いいえ、謝ったって許してやらないから!」 「そうか……」
きっと百合子は斯波を見上げて睨む。
「もっともっと強く抱いて、沢山愛してると言ってくれなきゃ許さないわ。 それも、ずっとずっとよ。貴方か私かのどちらかが老いて死ぬまでずっとよ」 「ああ、百合子さん愛してる」
百合子の言われる通りに強く抱きしめて搾り出すようにそう言うと、わなわなと震えている百合子の唇に唇を押しあてて吸い上げた。
「ああ、貴方の唇はなんて甘いんだ――」 「も、もう嘘ばっかり」 「嘘なものか、もう一度確かめさせてくれ」
恥ずかしさに俯いた百合子の顎を持ち上げて更に深く口付ける。 息をつく暇もないほどの激しい口付けに百合子は腰が抜けてソファに崩れ落ちる。
「あ、あの斯波さ――私もう……」 「部屋をとって正解だったな」 「だ、だ、だめよ。あああ、貴方まさかそのつもりで?」 「なぜ駄目なんだ」 「私たちまだ結婚していないのに。 それなのに――こんなこんな昼間から……ふ、ふ、不埒だわ」 「結婚していて夜ならいいんだな?」 「そ、それは、ふ、夫婦の営みとして――」 「分かった、では今日は貴方の口を吸うだけで我慢しよう」
ソファに横たわる百合子に覆いかぶさって、再び口を吸う。 オーデコロンの香りがふわりと降り注ぎ、葉巻の苦い香りが鼻を突く。 心地の良い重みに、服を隔てた皮膚がじんわりと熱を帯びた。 どんどんと息が上がり、口付けだけで快感に震える身体に怖気付いた。
「は、は恥ずかしくて……心臓が壊れてしまうわ」 「あまり可愛いことを言ってくれるなよ――」
どくどくと脈打つ百合子の心臓の音を確かめるように胸に触れる。 首筋まで真っ赤になった百合子が可愛くてそこを吸うと、ふわりと甘い香りが立ち上る。 それを吸ってしまってはもう斯波には我慢など出来なくなっていた。
洋装のタイを緩めてシャツの襟元を開ける。 がしがしと頭をかき、おもむろに立ち上がって部屋のカーテンを閉めた。
「百合子さん」 「は、はいっ」
百合子が上ずった声で返事をする。
「――俺の妻になってくれるか」 「はい……」 「よし」 「だ、だめ――私、下着が……」 「下着?」 「あ、ああ、洗いふるしたやつで――」 「大丈夫だ、暗いからしっかりとは見えん。 ――他には?」 「え?」 「もう、心配事はないか」
色々と言いたいことはあるはずなのに、その場の雰囲気に押されてか、多少の興味もあってか、この血が沸くほどの緊張の心地よさのためか――。 百合子は何も無いとばかりに首を振った。 二人ともおかしな熱病に浮かされているのだ、正気であってはこんな事は決して出来ない。 百合子は自分にそう言い聞かせた。
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「あらあら、うふふ……」
鏡子は扉の前で意味ありげに微笑を浮かべた。 どんな塩梅かと心配して見にきたものの、大きなお世話だったようだ。
「差し詰め、野宮百合子の事件帖、終幕といったところね」
ちょいちょいと癖のように項の髪を持ち上げると、足取り軽やかに廊下を後にした。
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riku-logeq · 8 years ago
Text
●【リポート】タイのぼったくりタクシーに乗ってみた!!その2。
*前回までのあらすじ。
タイで捕まえたタクシーに乗る前に、高すぎる料金を提示されたオレ。
『ボッタくりタクシー』である事を悟り、運転手のオヤジをシカトして行こうとしたらオヤジに呼び止められる、という展開に。
なにコレ??
なんでオレがおめーと男女の駆け引きみてーな事しなきゃいけねーんだよ。
↓ ↓ ↓
オレ『だって400バーツでしょ?高すぎて乗れないよ。』
運転手『そうか。じゃあ200バーツでどうだ??』
えええええええーーーーーーーーーー!!!!!!???????
いきなり半額にすんの??????
雑!!!!!!!!!!!!!!!!!
交渉が雑すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コイツどこまで安くするんだろ???
それならばあえて乗ってやるよ。。。
この馬鹿げたラブストーリーにさ!!!!
オレ『いやいやだから120バーツでここまで来たんだって。。。200でも高くて乗れないよ。じゃあね。』
運転手『ちょ、待てよ!行くのか??』
来たーーーーー!!!!!!
ベッタベタなトレンディ展開!!!!!
オレ『いやいや200だろ??200でも高いって。』
運転手『じゃあ170でどうだ??』
オレ『いや120だね。』
運転手『じゃあ150!!!これ以上はまけられねえ!!!!』
その後もちょっとやり取りしたが、オヤジは150以下には絶対まけなかった。
このまま乗ったら30バーツぼったくられる事になる。
しかし30バーツと言えば日本円にして90円。
90円なんて今時ジュースも買えやしねえ。
まあでもブログのネタにもなるし90円くらいならくれてやるか。。。
と言う事でこのタクシーに乗ってやる事にした。
タクシー内ではオヤジがフレンドリーの話しかけてくるものの、
英語の発音がタイ式で、マジで何言ってるのかわからない。
オヤジが、
『お前は何しにタイに来たんだ??仕事か??』
と聞いてきたので、
『オレは日本の大企業の幹部だ。仕事でバンコクに来てるん だ。』
という根も葉も無さすぎるウソをついたりしたけど、
話は大して盛り上がらなかった。
オレのカッコを見て、
「ははあ〜この日本人ウソついてんな。」
とか思ってるんだろうか???
確かにオレの服装や雰囲気から大企業オーラは微塵も感じられないけどね。
キイイイイイイイイイイ〜くやしいーーー!!!!!!!!!!!
そんなことしてる間にタクシーはホテルに到着。
オレは150バーツを財布から取り出す。
その時!!!!!!
タクシーのメーターを覆っていたタオルが、
『ポロッ』
とか言って落っこちた!!!!!!
���ーターには『120』の文字が。。。
ほら!!!!!!
120バーツじゃん!!!!
オレ来る時120で来たんだもん!!!
やっぱおめーが間違ってんだよこのハゲ!!!!
オヤジは慌ててタオルをメーターに戻した!!
そしてなんと、オレの方へ向いて舌を『ペロっ』とか出して、
気まずそうに笑ったのだ。。。
ぜんっっっぜん可愛いくねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボッタくられた90円すら惜しくなってくる笑顔。
『憎めないキャラ』装ってんじゃねえ!!!!!!!!
90円返せこのうすらハゲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とか思ったけど、まあ150バーツで承諾した自分が悪い。
今思い返せばいい思い出よ。
ブログのささやかなネタにもなったし、まあ許してやろう。
一つアドバイスするならば、オヤジよ。。。
タオルは落ちないように固定しておけ。。。
しないんだろうなー。今後も固定しないんだろうなー。
翌日からもいろんなタクシーに乗ったが、
基本みんなぼったくってくる事が分かった。笑
タクシーだけでなく、Tシャツ屋などもボッタクってくる。
なので基本、物を買うときは交渉をする事になる。
日本人はこの習慣がないので、最初は戸惑ったりめんど臭かったりするかもしれないけど、
慣れると結構楽しいもんですよ。
なのでこれからタイに行かれる方は、
決してタクシーは向こうの言い値で乗らないように気をつけてください。
まあメーターが回ってるタクシーならば大丈夫なので、
それ以外はシカトしましょうね♪
RIKU
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babyma-ok · 7 years ago
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10月託児付きイベント開催します!!(ゆるり中部)
10月無料託児付きイベント!!〜入場無料〜開催します!! ♡〜がんばるママのご褒美タイム♡〜♡ ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり中部 2017年10月24日(火曜日)※曜日が火曜日です!! 浦添市社会福祉福祉センター(3階大研修室) 10時〜16時 ※無料託児付き、授乳室、おむつ交換室、駐車場あり ◯イベント詳細は以下よりチェック!! http://ift.tt/1XIfKrn ※10月より、ステージの場所も出店スペースになります!! がんばるママや女性(がんばるイクメンパパも) マッサージ・美容・ネイル・セラピー・ハンドメイド・フード・スイーツ・生活に役立つ情報・体験会が約40ブース大集合します!! 今回より、無料託児スペースと親子で過ごせるキッズスペースもあります!! 一人でも多くの方がゆるり中部でリフレッシュして、おしゃれして、ゆんたくして、楽しんで、繋がって、美味しい物食べて、幸せな気持ちになってほしいです(^^)♡♡自分へのご褒美タイム♡ゆるり中部で満喫してね!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◯〜託児を依頼するママ達へお願い〜 一時無料託児をご希望の方は託児スタッフに声をかけてくださいね(*^^*) 主にマッサージ、ネイル、美顔を受ける方優先に託児受付します。ご理解の方よろしくお願いします(^^) ※託児を依頼する際は、注意事項等を確認後同意の方お願いします。 ※託児を依頼したママは、受けるサービスが終わったらお子様を迎えに託児所へ戻ってきてください。お子様がママ恋しい♡と待ってます(^^) ※安全に託児をするためにも、託児依頼人数によっては、お断りする場合もあります。ご理解の程よろしくお願いします(^^) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜〜出店者様紹介〜★〜〜 ◯携帯料金診断 携帯料金の見直し ◯おしごとカフェ 無料適職診断&カウンセリング わたしに合ってる職業ってなんだろう… 子どもが大きくなったら仕事始めようかな… などなど、仕事に関する悩みを 適職診断をしながらカウンセリングを行い解決できるようサポートさせていただきます! ◯レインボーコーヒー コーヒーを中心としたドリンクと軽食、デザートの販売 ◯資格取得・お仕事紹介のリレーションシップ ☆テレビCMでおなじみのリレーションシップ☆ 職業訓練・お仕事紹介のリレーションシップです。 パソコンを使用してカレンダー作成体験会を開催します 料金は無料!簡単に体験できますよ♪ かわいいお子さんの写真でカレンダーを作成してみませんか? パソコンが苦手な方でも簡単に作成できます その場で撮影・その場で作成! 抽選で素敵な商品プレゼント企画も! ◯楽ロビkitchen お弁当販売 ◯Mermaid Bakery ハワイのドーナツ マラサダを1つ1つ丁寧に手作りしています。プレーン、紅いも、いちご、コーヒー味と種類も豊富❗もちもちフワフワが病みつきですレモネード、マフィン、カレーパン、サンドイッチも発売中 ◯太陽生命 太陽生命のお仕事案内 商品案内 商品見直しのお手伝い ◯こども×おとな be Colorful 1「子育てがより楽しくなるプチ絵本講座」 「絵本の効果」「読み聞かせのポイント」をお伝えする講座を行います。 時間…30分 料金:¥1,000 2「アタマとココロを開放!コミュニケーションゲーム ワークショップ」 「コミュニケーションゲーム」を体験できるワークショップを行います。 時間…30分 料金:¥500 ◯りのりの キッズ&ベビー ヘアアクセサリー ハンドメイド資材 ◯Water Lily 布絵本や指先遊び、髪飾り等を販売します☆ フェルトや刺繍、ビーズを使って可愛らしくアレンジしています☆ 髪飾りやブローチは、年齢関係なく可愛いモノ大好きさんに喜んでもらえたら嬉しいです♪♪ よろしくお願いしますm(__)m http://ift.tt/2xcIsKA ◯若石リフレクソロジー 足もみ ◯birthday.kin43 ポーセラーツをもっと身近に感じて頂けるように、ポーセラーツで作った可愛い食器などをママ価格〔500円〜2000円程〕で販売させて頂きたいと思ってます(^_^) ポーセラーツ体験〔700円〕も用意出来るように頑張ります。 ◯Hs Beauty ・ネイルケア、ジェルネイル、キッズネイル・小物販売(キューティクルオイル、角質除去等) ◯おうちさろんカラココ 深層リンパドレナージュ&耳つぼジュエリー ◯癒しもじの筆人 筆文字の作品·小物販売 ポストカード、ミニ色紙、手描きシールなど ◯タイ古式マッサージ タイ古式マッサージ ◯うたたね空間☆なかよしこよし マッサージブースにて出店させて頂きます、 『うたたね空間☆なかよしこよし』 のすなべ・きゆなです! 【全身ほぐし】・【アロマフットマッサージ】 の2種類をご準備しております☆ 玄米を使ったホットパックも絶賛発売中♬ 寝る時に使うとぐっすり寝れますよー☆ 玄米の中にラベンダーも含まれてますので、香りの癒しも堪能できます| ではでは! ぜひ遊びにいらしてくださーい! お待ちしておりまーす! ◯リラクゼーション&マタニティケアサロンa+ ひざ下リンパマッサージ、ヘッドマッサージ、ドライマッサージ ◯100%テラヘルツカッサ 話題の100 %テラヘルツカッサを使った 泡パックのフェイシャル フットマッサージ おっぱいマッサージをお手軽な金額で体験できます(^O^) ◯カモミール タロットチャネリング&エネルギーアート ◯月の雫 高次元のガイドからのメッセージをお伝えします イベント価格 10分2000円 ◯月の雫 月の雫選りすぐりの天然石の展示販売 ◯lien・sia(リアンシア) 世界最大の統計学の四柱推命をベースに沖縄でうまれた氣質学。 あなたの本質や行動パターン、お仕事特性やコミュニケーションパターンなどをお伝えします。 また、運氣鑑定も行っています✨ ◯UNA雑貨 USAコットンや北欧生地その他お気に入りの生地で、バックやポーチ、クラッチバック、その他たくさんの布雑貨を制作しています。 少しずつ新作も追加していき、飽きのこないお店作りが出来たらなと思っています。 作品チェックはこちらのblogから! manami1011.ti-da.net ◯SanShineLove&Peace エンジェルカードリーディング オーラリーディング ◯絵本の専門店もりほんや 絵本の移動販売をしています。お子様に安心して読んであげられる上質な絵本を取り揃えています。お子様に最適な絵本選びも“絵本ソムリエ”がお手伝いいたします。 ◯FiveHz 除菌・消臭ミスト・wetティッシュ(新発売) ◯Archway(アーチウェイ) こんにちは(*^^*) 宜野湾市佐真下の雑貨屋Archway(アーチウェイ)です。 主に輸入雑貨、県内のハンドメイド作家さんの作品を委託販売しております。 イベントでは、作家さん達の素敵な作品を中心にお持ちする予定ですので、宜しくお願い致します。 ◯Naturalrelaxation Salon COCORO 安全で安心なケモタイプのプラナロムの精油を使ったアロマクラフト作りとママ向けにハンドマッサージをします。 アロマクラフト作りは冬に向けて風邪予防ジェルや虫除けスプレー、ルームスプレー、リラックスバスオイルなど、大人用だけでなくお子様用も作れます。 ※ケモタイプとは植物に含まれている成分を科学的に分析して分類したものなので、日本では残留農薬がないかも確かめています。 ◯まごころ整体ぎふと 頭痛専門整体 頭痛の多くは『緊張型頭痛』と『偏頭痛』と言われております。 その原因は首・肩・背中の筋肉の硬さが大きく関わっています。 また、その筋肉の硬さを解決するだけではなく、硬くなってしまった原因まで掘り下げてお身体を見させていただきます。 ◯yukino ハンドメイド ズパゲッティターバン、バッグ、雑貨、アクセサリー ◯ふわふわ布ナプキン♡Love Napu からだに優しい♡心が喜ぶ布ナプキン ふわふわ天然繊維の布ナプキン。 お手頃な価格で、可愛い柄を豊富に揃えております。 ◯Ho'oponopono オーダーメイドbodycareサロンHo'oponoponoでは子育て中の方々をメインに食事アドバイスや体質改善のためのファスティング指導を行っています。それと同時に整体×オイルトリートメントケアをすることで、心身ともにリラックスし、身体本来の状態の改善させていきます☆ ・産後ケア・お子様の身体づくり・体質改善・肌質改善が期待できる内容となっています(^^) ◯Tuliluli Baby / トゥリルリベイビー ママにとってはおしゃれなアクセサリー、赤ちゃんとっては安全で歯がために良いおもちゃになる、Tuli luliのネックレス。 ◯ELDA 【ハンドメイド雑貨、アクセサリー】 ベビー用品から子供服、バッグ、布雑貨などを作成しています(^o^) ママ向けのピアスやイヤリングもご用意しています! オーダーも承りますのでお気軽にお声かけください♪ ◯ベビマ!オキナワ ☆親子ベビーマッサージ・スリング体験会 マッサージで得られる効果の話あれこれ!スリングで得られる子育て楽になる&赤ちゃんの発育のあれこれの話もしますよ(^^)楽して子育てするヒントがあるかも!! ☆物販 親子で安心して使えるみつろうクリーム、おむつかぶれや虫刺されなどには再敵な月桃クリーム、皮膚にやさしいアロマ石鹸、赤ちゃんの骨格を守るスリング、赤ちゃんが安心して過ごせるおくるみ、授乳,寝床にもなるsangoクッション、ホホバオイル、石鹸で落ちる日焼け止めクリーム ☆親子ベビーマッサージ指導者養成講座の説明、相談、質問 ベビーマッサージ養成講座もあるよ!! http://babyma.okinawa/ ◯イベント詳細&出店者様詳細は、、以下よりチェック!! http://ift.tt/1XIfKrn ☆いいねしてね! ※出店者様は一部変更ある場合があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜★〜協賛〜ありがとうございます〜★〜★〜 沖縄応援子育てパスポート/楽ロビkitchen/おさむファミリー歯科クリニック/ おひさま保育園/公文式浦添伊祖教室/クリスタルLAB/こども×おとな be Colorful/ やびく産婦人科・小児科//つむぎ保育園/株式会社ドリームテラー/おしごとカフェ/ Y!mobile 沖縄/太陽生命/レインボーコーヒー/マーメイドベーカリー/美健食のビオ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆるり南部も開催してるよ! 次回の開催は 2017年11月7日(火)10時〜16時 ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり南部 ☆いいねしてね! http://ift.tt/2mBggrh
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babyma-ok · 7 years ago
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無料託児付きイベントゆるり中部明日開催です(*^^*)
無料託児付きイベントゆるり中部♡明日開催です(*^^*) ゆったりとゆるりを満喫したい方は午後来場をおすすめします ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり中部 ♡毎日頑張るママへのご褒美タイム♡〜★〜入場無料〜★〜 2017年9月27日(水)10時〜16時 浦添市福祉センター(3階大研修室) ※一時無料託児付き、授乳室、おむつ交換室、駐車場あり ◯イベント詳細&出店者様詳細は、、以下よりチェック!! http://ift.tt/1XIfKrn ママとベビー&キッズのためのイベント ゆるりは、、、 ♡毎日頑張るママへのご褒美タイム♡をコンセプトに毎月開催してるイベントです 毎日頑張ってるママが5分でも10分でも自分時間を満喫してほしい!!ママが癒され・休足・気分転換・気持ちを充電して、幸せな気持ちいっぱいになって自宅に帰ってほしいという想いで立ち上げたイベントです。 一時無料託児付きなので、お子様同伴で参加できるイベントです(^^)(^^) この機会に、毎日頑張ってるママもゆるりで、自分にご褒美タイム♡マッサージして癒やされたり、ネイルしたり、ゆんたくしたりとゆるりで満喫してね❤ ゆるりで一人でも多くの方に幸せになってほしいという想いを込めて、ゆるりでのサービスはイベント価格となっています。 ☆託児スペースにて、「絵本の専門店 もりほんや」が随時絵本読みきかせが開催されます!親子で参加ください!! 〜11時★13時★15時★〜 お楽しみに(^o^) 〜★〜出店者様一覧〜★〜 ◯太陽生命 太陽生命のお仕事案内 商品案内 商品見直しのお手伝い ◯ベビー&キッズヘアアクセ まかろん ベビー&キッズのハンドメイドヘアアクセ ◯若石リフレクソロジー 足もみ ◯Hs Beauty ・ネイルケア、ジェルネイル、キッズネイル ・小物販売(キューティクルオイル、角質除去等) ◯Ho'oponopono オーダーメイドbodycareサロンHo'oponoponoでは子育て中の方々をメインに食事アドバイスや体質改善のためのファスティング指導を行っています。それと同時に整体×オイルトリートメントケアをすることで、心身ともにリラックスし、身体本来の状態の改善させていきます☆ ・産後ケア・お子様の身体づくり・体質改善・肌質改善が期待できる内容となっています(^^) ◯タイ古式マッサージ タイ古式マッサージ ◯お菓子のtamaya 『お菓子のtamaya』と申します。 国産の小麦・県産のきび糖を主に使用し、できるだけ安心・シンプルな材料でワクワクするようなかわいらしいお菓子ををモットーに毎日毎日こころを込めてお菓子をお作りしています。 どうぞ皆様。よろしくお願いいたします。 ◯guri・gura 米粉を使用した優しい味のおやつやさんです。 卵*乳製品*小麦なしで罪悪感もないおやつ目指して日々焼いてます。 甘味はきび砂糖、油は圧搾絞り菜種油、米粉は久留米産。国内外からできるだけグルテンフリー食材や、遺伝子組み換えなしの素材さがして使用してます。 卵のふわふわとは異なりますが、豆乳を泡立てたメレンゲで焼いたヴィーガン米粉シフォンを始め、その他米粉ならではの焼菓子をぜひご賞味ください♪ ◯マーメイドベーカリー マラサダ、パン、マフィン、サンドイッチ、レモネード ◯うたたね空間☆なかよしこよし マッサージブースにて出店させて頂きます、 『うたたね空間☆なかよしこよし』 のすなべ・きゆなです! 【全身ほぐし】・【アロマフットマッサージ】 の2種類をご準備しております☆ 玄米を使ったホットパックも絶賛発売中♬ 寝る時に使うとぐっすり寝れますよー☆ 玄米の中にラベンダーも含まれてますので、香りの癒しも堪能できます| ではでは! ぜひ遊びにいらしてくださーい! お待ちしておりまーす! ◯おしごとカフェ ゆんたくしながら適職診断 ◯絵本の専門店もりほんや 絵本の移動販売をしています。お子様に安心して読んであげられる上質な絵本を取り揃えています。お子様に最適な絵本選びも“絵本ソムリエ”がお手伝いいたします。 ◯楽学喜サポート ACCENDO ポップコーン各種 ◯スクラップブッキングLumière~手作りアルバム~ アルバム展示 お写真整理のご相談 データ管理について お道具体験 など、無料で行います。 アルバムのある暮らしのお手伝い 毎日が楽しくなるお手伝いやヒントを 持ち帰って頂けたらと思います(*^_^*) ◯ELDA ハンドメイド雑貨、アクセサリー】 ベビー用品から子供服、バッグ、布雑貨などを作成しています(^o^) ママ向けのピアスやイヤリングもご用意しています! オーダーも承りますのでお気軽にお声かけください♪ ◯ネイルズ アネラ オキナワ ネイルケア、ジェルネイル、アート、キッズネイル ◯YLS Healing 日常の中で困っている事、悩んでいる事などで、「自分自身の内に秘めている解決策」を見つけるお手伝いをさせて頂きます。お話を聴きながら、あなたから伝わるメッセージをそのままお伝えします。 ◯カモミール タロットチャネリング&エネルギーアート ◯月の雫 高次元のガイドからのメッセージをお伝えします イベント価格 10分2000円 ◯月の雫 選りすぐりの天然石の展示販売 ◯タッピングタッチ 左右交互に軽くタッチしていく事で、身体と心がリラックスできるタッピングタッチを体験してみませんか? お子様からお年寄りまで、いろんな場面で利用できます。 ご家庭から専門的な場面での利用も可能です。 ◯UNA雑貨 USAコットンや北欧生地その他お気に入りの生地で、バックやポーチ、クラッチバック、その他たくさんの布雑貨を制作しています。 少しずつ新作も追加していき、飽きのこないお店作りが出来たらなと思っています。 作品チェックはこちらのblogから! manami1011.ti-da.net どうぞよろしくお願い致します(^_^) ◯幸せ色筆〜しあわせいろもじ〜筆文字 お子さんの出産祝いや誕生祝いに喜ばれる人気のミニ色紙命名書、お描きします♡ その他にも「ありがとう」や「笑う門には福来る」の色紙なども販売予定ですので、ピンと来た作品があれば見て、触れて見てください♡ ◯Tripuncleアジアの暮らし雑貨 自らタイに仕入れに行き、気に入った雑貨たちを持って帰っては販売しております。特にタイ人の職人によるハンドメイドのかごは、タイ人が日常的に使用しているものですが、日本ではお目にかかれないものも多数あります。ぜひタイのかごを手にしていただき、タイに旅行した気分になっていただければ、きっと日常の疲れも癒されるかと思いますよ。 ◯楽ロビkitchen お弁当販売 ◯chocotini ハンドメイド子供とどんぐり帽を販売しております!可愛い子供達が、さらに可愛くなるようなアイテム持って行きます! ◯~しあわせはーと~ 三毛猫みーちゃん ⭐マヤ暦セッション ⭐エンジェルカードリーディング ◯オープンハートカラーセラピー オープンハートカラーは、色の持つ不思議なエネルギーを活かし、心と身体のバランスを整えます。 あなたの心の声を引きだし、自分と向き愛、あなたらしく心豊かに歩めるお手伝いが出来れは嬉しいです ◯氣質学 四柱推命を優しくひもといた氣質学で、家族の様子が分かります。 子供の未来の為に、褒める時叱る時の声のかけ方など、ヒントになりますよ。 ◯一般社団法人体力メンテナンス協会 バランスボールはリハビリから生まれたエクササイズです。関節に負担をかけずに有酸素運動を行い自律神経をコントロールしていきます。一般社団法人体力メンテナンス協会では【真の体力をつけることで産後うつ、無気力、うつ病などは防げる!改善できる!精神を自分でコントロールすることができる】をテーマに活動を行なっております。 ◯yukino+rika+sea loves you ハンドメイド アクセサリー、ターバン、バッグ、雑貨、キャンドル リラクゼーションマッサージ ◯ふわふわ布ナプキン♡Love Napu からだに優しい♡心が喜ぶ布ナプキン ふわふわ天然繊維の布ナプキン。 お手頃な価格で、可愛い柄を豊富に揃えております。 ◯占いのisse ★陰陽五行由来の占い「大宇宙占術」 生年月日よりあなたの本質や才能を導き出し、適職や人間関係の等、本来のあなたらしさをお伝えします。 ★タロットリーディングで潜在意識にアクセスし、より幸せに向かうヒントをお伝えします。 ◯FiveHz 除菌・消臭ミスト・wetティッシュ(新発売)(主にベビー用)のお試し&販売 ◯birthday.kin43 ポーセラーツをもっと身近に感じて頂けるように、ポーセラーツで作った可愛い食器などをママ価格〔500円〜2000円程〕で販売させて頂きたいと思ってます(^_^) ポーセラーツ体験〔700円〕も用意出来るように頑張ります。 ★以上のメンバーで皆様のお越しをお待ちしております★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★一時無料託児を希望されるママ達へ★ 1,託児を希望されるママは、お近くの託児スタッフへ声かけてください 2,注意事項等を確認同意お願いします。 3,託児人数によって、託児をお断りする場合があります。その場合は、予約されたブースへ予約��順番を変更してもらってください ※お子様同伴で受けるのが難しい内容を受ける方優先に託児受付します。(マッサージ、ネイル、美顔など) ※受けるサービスが終わったら直ぐに託児所へ戻ってきてくださいね(^^) ※託児スペース内で過ごす親子様はお子様の見守りは親御さまでお願いします ※安全に託児をするためにも、託児依頼人数によっては、お断りする場合もありますがご理解の程よろしくお願いします ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (^^)ご協賛ありがとうございます(^^) 楽ロビkitchen/おさむファミリー歯科クリニック/ おひさま保育園/公文式浦添伊祖教室/クリスタルLAB/ やびく産婦人科・小児科/まままーる協会/つむぎ保育園/ 株式会社ドリームテラー/おしごとカフェ/Y!mobile 沖縄/ 太陽生命/健康ダイニング万歳 ----------------------------------------------------------- ゆるり南部も開催中!! ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり南部 http://ift.tt/2mBggrh いいね!お願いします(^^)
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babyma-ok · 7 years ago
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ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり南部開催のお知らせ(^^)
お盆の疲れをふっとばそう!!9月ゆるり南部開催のお知らせです\(^o^)/ ママとベビー&キッズのためのイベント ゆるり南部 ♡毎日がんばるママへのご褒美タイム♡〜入場無料〜 日程 2017年9月14日(木) 開催時間 10時〜16時 開催場所 豊見城社会福祉センター(2階レク室) 駐車場 豊見城社会福祉センター正面駐車場 ※一時無料託児あり、授乳室あり、おむつ交換室あり イベントの詳細&出店詳細は http://ift.tt/2mBggrh ★いいね!してね!! 過去のイベントの様子 http://ift.tt/2j21Cfl 一時無料託児付きのイベントだから、子育て中のママもお子様同伴で安心して楽しめます。がんばるママもおしゃれして楽しく子育てしていこ!!♡月1回開催のゆるり南部がママへのご褒美タイム♡を提供します!! マッサージ、整体、美顔、ネイル、ハンドメイド、フード、スイーツ、セラピー、役立つ情報、体験会など、約40ブースが大集合します!! ゆるりは、、、一時無料託児付きのイベント !! ♡毎日がんばるママへのご褒美タイム♡ をコンセプトに毎月開催してるイベント!!ゆるり♡ プレママ、育児中のママ(女性)へ自分の時間を満喫してほしい♡休息、癒やし、おしゃれ、気持ちの充電、学び、繋がり、美味しいフード&スイーツも食べて、楽しんで、ハッピーな気持ちになってほしい、想いで立ち上げたイベントです。 毎日がんばるママ(女性)もゆるり南部で、マッサージで癒やされたり、ネイルでおしゃれして自分へのご褒美タイムを過ごしてくださいね❤ 〜★〜皆様のお越しをお待ちしています〜★〜 是非ゆるり南部へ遊びに来てね\(^o^)/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◯〜託児を依頼するママ達へお願い〜 一時無料託児をご希望の方は託児スタッフに声をかけてくださいね(*^^*) 主にマッサージ、ネイル、美顔を受ける方優先に託児受付します。ご理解の方よろしくお願いします(^^) ※託児を依頼する際は、注意事項等を確認後同意の方お願いします。 ※託児を依頼したママは、受けるサービスが終わったらお子様を迎えに託児所へ戻ってきてください。お子様がママ恋しい♡と待ってます(^^) ※託児スペース内で過ごされる親子様はお子様の見守りは親御さまでお願いします(^^) ※安全に託児をするためにも、託児依頼人数によっては、お断りする場合もあります。ご理解の程よろしくお願いします(^^) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜〜出店者様紹介〜★〜〜 ◯ふわふわ布ナプキン♡Love Napu ラブナプ プロフィール 那覇市にて布ナプキンを製作、販売しております。 ❤︎生理の時も心地良く ❤︎生理が待ち遠しくなる ❤︎内側から温めて整える ❤︎妊活ふわふわ子宮つくり etc.. 布ナプを通して、ご自愛の日々を送れるライフスタイルを提供しております。 How to布ナプキン、布ナプキンワークショップなど定期的に開催しておりますのでお気軽にお声かけくださいね♪ ◯ウェルネス沖縄那覇院 骨盤調整による不調の改善と、美姿勢の体験 ◯クレイ時間 クレイのワークショップ ◯三枝式美脚矯正サロン Mind style 美脚矯正 ◯ベビー&キッズヘアアクセ まかろん ベビー&キッズのハンドメイドヘアアクセ ◯レインボーコーヒー コーヒーを中心としたドリンクと、軽食、デザートの販売 ◯若石リフレクソロジー 足もみ ◯いやしや・Nikori "癒書せらぴすと こうこ 『癒書の持つ愛と光のエネルギーが幸せと歓びをより循環させます』セラピスト仲間からも波動エネルギーが高いと称賛されています。 イチオシMenu タロットカードリーディング +天使からのメッセージ +お名前癒書 コミコミ3000縁❣️ ブログURL http://ift.tt/2eEebso. ◯おうちさろんカラココ 深層リンパドレナージュ&耳つぼジュエリー ◯天然酵母のぱん はなこ ぱん ◯Sanshin-L&P エンジェルカードリーディング インナーセラピー オーラヒーリング ◯mana launa~奇蹟の出逢い~ 願いを叶えてくれる神秘のアンシェントメモリーオイル♡ 今、貴方に必要なオイルを選び 可愛いストラップ、ネックレス、香水 お好きなタイプでお作り致します♪&ボディジュエリー ◯服作りen 手作りで大人服を作ってます。リネンやコットンなどの自然素材でシンプルでナチュラルな着やすい服を作るようにしてます。ブログ http://ift.tt/2j21CMn(_ _)m" ◯タイ古式マッサージ タイ古式マッサージ ◯ボディートーク 人の《心・体・感情・精神》全体を総合的に診ることで、原因不明の症状や、様々な心身の不調の改善を目指す新しいエネルギー療法です。 ★ボディートーク体験セッション 20分 2000円 ★ボディートーク フルセッション ゆるり特別価格 4500円 ◯マーメイドベーカリー マラサダ、パン、マフィン、サンドイッチ、レモネード ◯女性専用 頭皮マッサージ「Chiburu-ちぶるー」 オイルや水を使わず 座ったまま頭皮マッサージをします。 頭皮マッサージをすることで得られる効果(個人差あり) ・顔色が1トーンアップ! ・リフトアップ効果で小顔になります! ・眼精疲労を軽減します!    etc・・・。 又、頭髪のお悩み(薄毛や抜け毛・白髪など)のアドバイス致します。日々の生活の中で取り���れやすい予防方法を伝えます。 どうぞ、お気軽にお越しくださいませ! ◯お菓子のtamaya "焼菓子 「お菓子のtamaya」と申します。 国産の小麦粉、県産のきび糖を主に使用し安心・シンプルな材料でワクワクするようなかわいらしいお菓子を。をモットーに、毎日毎日こころを込めてお菓子をお作りしています どうか皆様、よろしくお願いいたします。 ◯赤もち 赤もちは生年月日で分かる、子育て向けの個性心理学です。 その子が生まれ持った個性を6タイプの赤ちゃんキャラ、能力・才能を10タイプもちキャラで表し、わかりやすく解説したものです! 赤もちは占いではなく、統計、分類学でちゃんと証明されている学問になります。 一人一人に合った褒め方・叱り方、その子が得意とする事などがわかります。子供と向き合う中で、感じている疑問や悩み持っている方にオススメです ◯アカーサ・リブール 産前産後ママのアロマケア マタニティー⇒アロマハンド 産後ママ⇒アロマヘッド ◯シナリー化粧品 シナリー化粧品の販売と100%脱石油の商品を使ったマッサージ体験(フェイシャルエステ・ヘッドマッサージ・ハンドマッサージetc.✳月ごとに内容変更あり) ◯絵本の専門店もりほんや 絵本の移動販売をしています。安心してお子様に読んであげられる上質な絵本を取り揃えています。お子様に最適な絵本選びも“絵本ソムリエ”がお手伝いいたします。 ◯楽学喜サポート ACCENDO ポップコーン各種 ◯カモミール タロットチャネリング&エネルギーアート ◯ネイルズ アネラ オキナワ ネイルケア、ジェルネイル、アート、キッズネイル ◯月の雫 高次元のガイドからのメッセージをお伝えします イベント価格 10分2000円 ◯月の雫 選りすぐりの天然石展示販売 ◯資格取得!お仕事探しのリレーションシップ ☆テレビCMでおなじみのリレーションシップ☆ 職業訓練・お仕事紹介のリレーションシップです。 パソコンを使用してカレンダー作成体験会を開催します 料金は無料!簡単に体験できますよ♪ かわいいお子さんの写真でカレンダーを作成してみませんか? パソコンが苦手な方でも簡単に作成できます その場で撮影・その場で作成!抽選で素敵な商品プレゼント企画も!お気軽にお立寄りください。 ◯gurigura 卵*乳製品*小麦不使用のグルテンフリー・米粉のおやつやさん【gurigura】です(:.´艸`:.) 天然の色でカラフルに、優しい味に仕上げてますヾ(*´・∀・`*)ノ しっとりキメ細かな豆乳たっぷりシフォンをはじめ、フルーツやナッツのせたマフィンに、さくほろスコーン。お子さまたちには可愛い顔のクッキーなどご用意しております♪ ◯FiveHz 除菌,消臭ミスト(主にベビー用) ◯yukino+rika ハンドメイド ズパゲッティターバン、バッグ、雑貨、アクセサリー リラクゼーションマッサージ ◯伊佐登美子 石鹸アートWS&販売 ◯幸せ色筆〜しあわせいろもじ〜筆文字 お子さんの出産祝いや誕生祝いに喜ばれる人気のミニ色紙命名書、お描きします♡その他にも「ありがとう」や「笑う門には福来る」の色紙なども販売予定ですので、ピンと来た作品があれば見て、触れて見てください♡ ◯ヴォイスセラピー(声診断) ヴォイスセラピー(声診断)を行っていきます。 声は心や身体のエネルギーを発しています。 声分析ソフト「voice Scan 」は声の周波数を読み込んで12色の波形の強弱で視覚化します。 カラーの強弱で心や身体の状態を客観的に見ることが出来ます。 これによりあなたの心のバランスや心理状態、現在、過去潜在意識、内に秘めた才能や適職、リラックス法などが分かります。 料金20分2000縁 ◯保険のLINKS ライフプランニング、学資保険、医療保険、生命保険、保険の見直し 他。 お子さまのための学資保険、間違った入り方していませんか? 必要な時に必要な分きちんと貯めていく、賢く貯める貯蓄方法など、分かりやすく教えます。 お気軽にご相談ください♪ ◯bulb ハンドメイドで子供に作ってあげたいけどお家では中々ゆっくり取りかかれない、子育てでいっぱい!そんなお母さんへ服作りの楽しさ、喜びを届けます。 初心者でも簡単に作れるお洋服を一緒に制作。 又、子供服など販売予定です。 ◯ATeColorあてからー ✨編みぐるみ✨ かぎ編みで一つ一つ心を込めて編んで作っています ✨オルゴナイト✨ マイナスエネルギーをプラスに変換作用があると言われているヒーリングアイテムをキラキラ可愛く仕上げています ◯フォトスタジオ Little Angels Okinawa マタニティフォト、ニューボーン(新生児)から1歳までの赤ちゃん、家族写真の撮影を行っている外国スタイルのフォトスタジオです。 当日はニューボーンから1歳までの赤ちゃんの撮影を行います。衣装やアクセサリーなどもこちらで揃えてるので、手ぶらでもOK!また、ニューボーンの撮影がどういうものか分からない。。。という方の為に!衣装やアクセサリー、お写真を直接見てもらいながら、詳しくご説明致します( ^∀^) ◯ベビマ!オキナワ 親子ベビーマッサージ体験会、スリング体験会、ベビーまおつサージ養成講座の説明、ママとベビー&キッズに優しい安心して使用できる日焼け止めやスキンクリーム、アロマ石鹸、スリング、sangoクッションの販売、ゆんたく(笑) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜★〜★〜協賛〜ありがとうございます〜★〜★〜 有限会社ウエバリー/ウェルネス沖縄 那覇院/ おうちヘナサロンいめり/CAFEソイラボ/ ギャラリーダウ×yukino/シナリー化粧品 沖縄前島サロン Detox cafe felicidad/BodyTalk/(有)丸良ガス産業/ 琉球酒豪伝説/株式会社リレーションシップ/(株)LINKS/ まままーる協会/Y!mobile沖縄 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今後のイベントの詳細&出店詳細は http://ift.tt/2mBggrh ★いいね!してね! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆるり中部も開催してるよ! ママとベビー&キッズのためのイベントゆるり中部 http://ift.tt/1XIfKrn ★いいね!してね!
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