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002.イタリアの花器
@大江戸骨董市
エメラルドグリーンが特徴的な花器。
その口からして一輪挿しとしての使用が適任であろう。
この花器を販売されていた店主の方曰く、イタリア生まれであるそう。
下部を見たところ、若干擦れてはいるが「ITALY」の文字を確認できる。
模様が特徴的で、目が連なっているかと錯覚したが花の模様が正解であるよう。
不気味な特徴が一転、とても美しい柄となっている。
この存在感は、大江戸骨董市を訪れた僕を魅了した。
ナチュラルなものと飾るも良し。真っ赤な一輪の花も似合いそう。
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001. 昭和後期の花器
@EAST TOKYO MARKET
小さなボールが積み重なったような花器。
こんなにも面白い形はそうそう出会えない。
奇抜なデザインは大歓迎。
昭和後期に作成されたもので、メタボリズム建築を彷彿とさせる。もしかしたら制作者は、未来都市をイメージして生み出したのかもしれない。
模様は心電図のような波に白いリズミカルな点。
個人的には、元永定正の絵本の世界観を連想する。
この花器の大きな特徴は形だけではない。
口が大小の円で構成されている。
二つの口を使えば、花を生けた際に広がりを生み出すことができる。
なんとも機能的に考えられている。
未来的、と比喩はしたもののエスニックな雰囲気なものと飾ってみても面白いのかもしれない。
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