本サイトは、東京、福岡、名古屋など、異なる土地で活動するメンバーが、まちやネットに溢れる「“新しい骨董”とでもいうべき何か」を探し、紹介しあうバーチャルな実験室です。
Don't wanna be here? Send us removal request.
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展覧会★解説ツアー
新しい骨董の初の個展。in広島市現代美術館。
美術家であり映像作家であり、Nadegata Instant Partyのメンバーでもある山城大督氏に、夜な夜な閉館後の美術館に来て頂き、2時間くらいで撮影。
まだ開催中なのに、山下道による展覧会ガイドツアーをyoutubeに大公開!
これ見ながら展示を見るも良し。ま、展示が終わってしまった今となっては、貴重な?資料ということでしょうか。
映像を良く見ると分かりますが、山城-iphone, 下道-Go Pro1, 学芸員松岡-Go Pro2、という3台で手持ちで撮影しっぱなしで、最後に3台のタイムラインを頭で合わせてカメラ映像をスイッチしていくノーカットの編集方法が効いています。
ダラダラしていますが、真面目に見るというよりは、片手間でラジオ感覚だと結構よいですよー。
いや、少し話しがズレますが、最近の世代はCDなんかをお店で買わないから、今の流行とか関係なく、youtubeでどんどん古い曲とかを聴いている若い人もいるみたいで、それってCDの頃ではなかなかなかったことかも。そんな古い曲とかと出会う機会なんてなかなかなかったし。ま、そう言う意味では、こういう今回の新しい骨董がyoutubeにいろいろと連載を行なったのって、ボトルレターみたいなもんなんかもな、とも。再生回数が全く伸びないのを見ながら、そう思いました。笑
では。どうぞ
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あたことカード
【あたことカード】巷で話題沸騰!の「夏のオープンラボ:新しい骨董」。展示室には新しい骨董への質問・感想を記入する「あたことカード」なるものが置いてあります。メンバーからの回答はツイッター上で公開されることも。名?珍?回答、楽しみです笑。 #新しい骨董_広島 https://t.co/LMiTuiRba6 pic.twitter.com/pzAsSV4e5E
— 広島市現代美術館 (@HiroshimaMOCA) 2018年7月22日
広島市現代美術館で開催中の「夏のオープンラボ-新しい骨董」には、「あたことカード」という質問カードが設置されている。下道氏曰く、これは生協とかデパートのエレベーターとかトイレの近くの壁にひっそりと設置されている質問カード(ひとことカード)を模したもの、とのこと。まあ要するに、新しい骨董への質問があれば、会期中、会場を訪れた人なら誰もが質問を書いて、投函できる代物だ。
さらに、デパートにいくとそういう質問カードの一部が、回答と合わせて壁に貼られている風景を見たことのある人はいるだろう。しかし、ちゃんとじっくり読んだことのある人もいないだろう。僕は、職業柄いろんなメディアを捜して歩いているところもあって、そういうものに目が止まることがある。
しかも、今回の展示では、こうした質問―回答の組み合わせも展示会場で随時張り出され増殖していく。質問カードそのものだけではなく、その掲示方法、さらには質問者への回答という形式までがそっくりそのままパクられているのが「あたことカード」の特徴だ。
とはいえ僕らもずっと広島にいるわけじゃないので、遠隔で学芸員の松岡さんから送られてくる質問カードに、iPhoneの写真アプリで文字を書いて返送し壁に張り出してもらい、僕ら自身もツイッターで#新しい骨董_広島とつけてツイートしている。
美術館の展示に、観客とのコミュニケーションができるような仕掛けを入れようという話は打ち合わせの段階から出ていて、その一つの回答がこれだ。
面白いのは、大人だけではなく、子供が書いて入れてくれるものが多いこと、そしてその質問が、新しい骨董を知っている大人の、ちょっと遠慮がちな質問ではなく、ズバリと核心に迫るものが多いのが面白い。僕らも一つひとつ向き合いながら、なんとか回答をひねり出している。なんだろう、このささやかな苦悩は。
#新しい骨董_広島 ついにオープンしました広島市現代美術館で��新しい骨董展。会場に設置された質問箱にネットで答えていこうな企画です。ぜひみなさんも参加してみてください〜。 pic.twitter.com/l0MNO3guhm
— 影山裕樹|千十一編集室 (@kageyamayuki) 2018年7月19日
#新しい骨董_広島 広島での展示に寄せられた質問に答えました。 1.どうしてビンが飾られてるんですか? 2.一万円札をなぜなおしたのか? 3.新しい骨董が骨董になるのはどんなものですか? pic.twitter.com/8z5Mlfqitb
— 山下陽光 (@ccttaa) 2018年7月25日
#新しい骨董_広島 展示室内の質問箱に寄せられた質問に、twitterと空間で答えていきまーす。 #新しい骨董 pic.twitter.com/yjdP1uOVik
— michi laboratory (@michilaboratory) 2018年7月22日
メディアを遊ぶ
僕自身、というかメンバー全員がそう思っていると思うけれど、新しい骨董は「メディアを遊ぶ」ということを当初から意識していたと思う。そもそも二人を誘って一緒にやろうと話した時も、二人ともそれぞれ活動のベクトルが違うにしろ、かなり編集者っぽい表現者だという感覚があったからだ。 つまり、ゼロから1を作り上げるというより(結果的にゼロから作っているようになってはいるが)、すでにある素材(街中の遺構、ネット上の写真や記事)を“編集”して、独自の見せ方で見せるということをしていたからだ。 編集者的であるということは、当然、メディアに対する興味関心も普通の人に比べたら高い。それは例えば「月刊 新しい骨董」だとか、「ここでしか読めない新聞」にも表れている。 いわゆる「メディアアート」とは違うけれども、メディアアートとは違ったかたちで「メディアを遊んでいる」のが新しい骨董だと思うのだ。
相互交通する乗り物としてのメディア
僕は2016年に、全国各地でユニークなフリーペーパー、雑誌、本などの作り手たちを取材した『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)という本を書いたのだけれど、その取材の過程の中で、ローカルメディアには、マスメディアのように発信者から受け手へと一方的に情報を発信するものだけではなくて、相互に発信しあうものもあるのだということを知った。いつも引用する、「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」の森まゆみさんはこう語っている。
「送り手と受け手に互換性があり、情報が双方向に行き来すること。私たちの雑誌は、まさにそのためのメディア (乗り物)であればよい。」(『小さな雑誌で町づくり「谷根千」の冒険』森まゆみ、晶文社)
ローカルメディアはマスメディアと違って、読者との距離が近い。また、読者だと思っていた人が、書き手に変わることも容易だ。そうやって互いにメッセージを交換しあい、地域の新しい価値を見出したりするのがローカルメディアの面白いところだ。これは、SNSとも一緒。僕がこの本を書こうと思ったのも、3.11の震災の翌日。顔も知らないご近所さんから回覧板が回ってきて、「こんなときだからこそご近所づきあいを大事に、助け合いましょうね」と書かれていて、回覧板が、まるで震災で活躍したツイッターのようだと思ったのだ。
SNSも情報の一方的な発信ではなく、相互交流するためのツール(メディア)。マスメディアが衰退し、メディア環境が多様化しているいまこそ、SNSのような相互に関わりあうメディアの価値が高まっている。そして、そうしたメディアの使い方は、オールドメディアである紙メディアでもできると、この本の取材の道程で知らされた。
少しでもメディアや編集に関わっている人ならば、メディア=マスメディア(一方的で非対称な情報発信)という感覚から解き放たれた、「相互交通するための乗り物」としてのメディアの価値に気づいている。新しい骨董が奇しくも「月刊 新しい骨董」や「あたことカード」でメディアを「相互交通できる乗り物」として使っているように。「月刊 新しい骨董」は、僕らが書いた文章の文字数と同じ文字数を書かないと読めないようにした。「だったら金払って読ませろ!」って言いたくなるくらい、わざわざ3000字も文章を書かないと読めない面倒なところが面白かった。
そして「あたことカード」は、展覧会を見にくるだけでなくて、その感想を書いて、回答が読めるようにしている。さらに、回答が思わぬところ(ツイッター)で読めたりもする。展示会場という空間から解き放たれ、ネット上で拡散する。
#新しい骨董 #あたことカード #新しい骨董_広島 pic.twitter.com/uA2NzgwES2
— michi laboratory (@michilaboratory) 2018年8月14日
#新しい骨董_広島 pic.twitter.com/3z01XvJUvK
— 山下陽光 (@ccttaa) 2018年8月16日
#新しい骨董 #あたことカード #新しい骨董_広島 pic.twitter.com/MzQPNz9Ly9
— michi laboratory (@michilaboratory) 2018年8月14日
日々増えていく「あたことカード」。ふんわりした質問から鋭い質問まで、「あた」らしい「こ」っ「と」うメンバーがビシッとお答えしたり、しなかったり...。#新しい骨董_広島 pic.twitter.com/ugfgIM4Tiy
— 竹口浩司_広島ゲンビ (@takeguchi_hmoca) 2018年8月7日
#新しい骨董_広島 pic.twitter.com/smNy69rMRo
— 山下陽光 (@ccttaa) 2018年8月16日
(妻が書いた「あたことカード」、お返事をいただけたらしい。) https://t.co/C34DAdZUxP
— 粥川準二 (@kayukawajunji) 2018年8月17日
さらには、裏輪呑みやボトルキープも、「マグネット付きのカゴ」や「ボトルキープタグ」をメディアと捉え、複数の人々の間で交流するためのツールとして活用している。
ぜひみんなも新しい骨董の「メディア遊び」に参加してみてください。
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新しい骨董の展覧会
新しい骨董の展覧会がバチコン始まりました。 展示の準備で前ノリで行ってたんですが、始まる前の話が来た瞬間から飽きてしまって何をやればいいのかわからず、その場で思いついた事を言いまくって下道君と美術館の方々は苦笑いしながらたまに採用されたりするので、ギャンギャン言いまくる。 しかしいざ準備となると、やる事をやらないといけないし、何をやって何をやらないのか、この辺りの判断を今まで先延ばしにしながら生きてきたんだなと下道君のビシバシ判断を見ながら思った。 誰に何を任して、自分は何をやるべきかを考えて実践しながらドンドン実践していく姿があまりにも素晴らしくてビビる。 展示内容はほぼ全て新しい骨董のサイトで見れるものばっかりです。 だから、新しい発見がありません!と見せかけて新大陸発見じゃいテンションで脳みそ落ちるし、開く。 今まで何をどうやって見てたのかを実感できます。 ブログの長文をスクロールしなくて目で見てどの位の物量を読んでるのか? 本は厚みで物量がわかるけれどDVDでは分からない。 かつてアダルトビデオを借りる時に、手にした重さだけで30分なのか、60分か、120分かがわかっていた。あの頃のアナログ感覚取り戻すようなのを思い出せる行為がギンギンになる。 本とインターネットの中間のような事の連続で、インターネットのスクロールをそのまま出版したらこの展覧会のようになるし、インターネットに触れるようにすると、この展覧会のようになるので、その先のヒントになるんじゃないかなぁーとワクワクしております。 家で予習して、新しい骨董のテキストギャン読みして、美術館でアナログ具合を体感して、帰りに手ぬぐい片手にスマホと読み比べして頂けたらギンギンになる展覧会にバチコン仕上��っております。 皆まで言うなでお馴染みの新作や中崎&甲斐コレクションもあるので楽しめます。 まずは、展覧会の頭にもあるこの文章をバチコン貼り付けて今回はさらば! 新しい骨董。 http://atarashiikotto.com/post/115664182620/新しい骨董
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新しい骨董IN広島市現代美術館
新しい骨董のほぼ、はじめての個展。広島市現代美術館で始まりました。
展示に誘われたとき、「会期は夏休み時期ですが、《ワークショップで子供と一緒にみんなでできる》という枠ではなく、逆に、、、大人がガチでやった夏休みの自由研究みたいなのをワークショップルームを使って見せて欲しい」というようなコトを言われたと記憶しており。僕ら自身は勝手にいろいろうやっているのだけど、”子供にはできない夏休みの自由研究みたいなの”ではあるので、はみ出すつもりでトライしました。
さて、オープンしてみて改めて気がついたことを少し書いてみますと。分かっていた事ではあるけど、まずは”新しい骨董の活動は作品らしきブツがほぼ存在しない”ということ。だから、展示している文章や映像は、ほぼすべてブログやyoutubeやネットで見れるものばかりで、フォローしてくださっていた方には既視感のあるものかもしれません。でも、ココでしか見れない買えない物も用意しているし、実はブツがない事が重要なんだとも思います。
ではその作品?らしき存在が、一体どこにあるかというと、既にネット上を介して世の中にバラまかれていたり…、ブツはあるにはあるが安価で売っているから誰でも買える物だったり…、居酒屋で誰かによって新しく更新されたり…。
つまり、新しい骨董が制作した存在は、アートに触れているが、出口は美術館とかギャラリーではなく、世の中に戻したい、という方向を持っていて、美術館内には存在し辛いのかもしれません。それは「アーティストの作品が美術館を出ますよ」という方向ではない。「美術館にあるものは高価で価値のある物でありがたい」というのでもない。逆に安く普通に買える、誰でもできそう、日常の中でふと気づく、そんな拍子抜けする普通の感覚の中に存在して欲しいと思っている。
例えば、今回、広島滞在中の試行錯誤でアイデアを得た新作のひとつ。広島出身のデザイナーとのコラボで試行錯誤の中で作った新作はinstagramの日記を布にプリ���トした物。この日記はある方のとても素晴らしい文章で額に入れたいくらいなのですが、逆にアウトプットを、「手ぬぐい」としてミュージアムショップで1000円で販売することにしました。手ぬぐいとしても普通に安い。(ちなみに手ぬぐいの制作費は新しい骨董の自費で作ってますし、儲からないのでご安心を。)
新しい骨董の作る何かしらは、インターネット空間と実際の空間、デジタルとアナログの狭間を行き来しながら、世の中を漂っていて、興味のある人々の中でシェアして欲しいし、どこかの興味のない人々の心を少し揺らすことができたら良いなぁと…。
いろいろなしがらみのある美術館という空間、そしてなかなか個性的な広島で、新しい骨董に何ができるのか。とりあえず、オープンしましたが、出来る事をやってみています。新しい骨董とは一体なに?というひとつのヒントにはなるかと思います。
オススメです!
でも、どうぞお手柔らかに!
いや〜、暑い。夏が本格的に、始まりましたね。
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インターネットを触ってみたい。
インターネットを触ってみたい。
好きな映画や音楽や本はたくさんあるし、販売されてるから手に入れて所有する感覚ももちろんある。しかし、好きなインターネットは持ってる感じがなく、雲の上の存在。この雲の上の存在が遠くじゃなくて近くになったことが面白い概念なんだけど。
しかしモノを所有したり集めたり、並べたりするのが大好きだったのに所有も収集もめんどくさくなったのよ、スマホのおかげで。うーむ。この感覚をどうにかしたいと思ってた。 靴のリペア技術と愛情が凄い方のブログを読みまくりながら、自分は革靴すら履かないのに、他人が愛情をもって接してる革靴についてなんでこんなにギャン見してんのか?と考えると、本やCDを買いまくって並べてニンマリしてた頃の感覚に近い。 本やCDは作家の世界観を覗き見して共感する感じだけど、インターネットの中にある文章は自分の好みを見つけまくってより具体的なヒントや答えが短く端的にバチコン書いてあって何度も何度も人生観を変えられた。人生が変わった本や無人島に持っていくレコードというようなことはよく話されるけど、人生変えられるようなインターネットの中にある投稿もたくさんあるんだけど、その日にたくさんのいいね!がついて直ぐに流れていってしまう。
その流れをバチっと止めて、触れるようにしたい。どうすりゃいいんだろうか? 欲しいから買うってのはどうだろうか。���消費してるものは売り手が値段をつけたものばっかりなので、値段が付いてないものをこっちで値付けして買い取る行為は骨董っぽいのでナイス。早速買いたい投稿は無いかなと考えたら、ヲルガン座のゴトウイズミさんが2017年6月5日にインスタグラムに投稿した 【大切な皆様へ大事なご報告】という書き出しで始まる文章を買いたいと思った。 芸能人やお店の閉店や引退などの枕詞として使われる、皆様へ大事なご報告と題される、読む前の予感としての後ろめたさを大いに裏切られるイズミさんの投稿に涙して読んで、この1年間で、京都の村屋が立ち退き閉店することを知った時も、この投稿を読んで泣いた。 だからイズミさん!あの時のインスタに投稿したやつ売ってください。買います1万円で!と広島のヲルガン座に直接交渉に行ったらドン引きされて、何言ってんの?意味がわかんない。買うって何?買ったらどうなるの?との問いに、何にもならないんすけど、感動したんで買いたいんすよ!交渉決裂か?確かに本のようにモノではないから買って所有権があるわけじゃないんだけど、あの投稿が最高なのでそれに対してお金を払いたい。 今はネットでクラウドファンディングやnoteで投げ銭があったりするけれど、ブログを書いてて面白かったからお金を払うなんてことは今まで一度も無かった。今ある投げ銭システムとも違う、面白いものを見つけたらお金を払って評価して買い取る事をジャンジャンやりたい。金なら無い。無いが無いなりに考えた結果、イズミさんの投稿をプリントアウトして手ぬぐいにしたら最高なんじゃないか?名文で汗を吹く。お風呂でもサウナでも読める。寝ながら読むと何よりも軽いし、負担が無いので綺麗な寝落ちが出来る。とても素晴らしい。
蟻鱒鳶ルの岡啓輔さんが2014年に投稿した高山建築学校の参加募集の宣言文。
「作ること」には答えすら無い。
から書き始められる超名文。作ることと考えることと体を動かすことをもう一度1つにして学び直して動かしまくるぞと書いてあってよく読み直す。 最高な文章なので岡さんにも、文章を買い取って手ぬぐいにしたいとお伝えしたら喜んで快諾してくれた。手ぬぐいになったゴトウイズミさんの投稿を持ってヲルガン座に行ってご本人に渡すと照れながらも喜んでくれた。 それではお読みください。で布から布の布ん布な感じの布リンクスクロールな感じとても最高。布ん布(ぬのんぬの)というRock 'n' Rollみたいな表記が最高じゃないの!!
gotoizumi「今までヲルガン座で関わらせて頂いた、大切な皆様へ大事なご報告」 https://www.instagram.com/p/BU9YyUxDIbn/?hl=ja
高山建築学校2014参加者募集中!! http://arimasutonbi.blogspot.com/2014/06/2014.html
7月14日から新しい骨董の展覧会が広島市現代美術館で始まります。
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YOUTUBER になってみる
ちょっと本気でYOUTUBERになってみようと…。
それは別に新しい訳でもないし若干時代遅れな挑戦かもしれない。YOUTUBERは最近の子供たちの将来の夢にも良く登場するくらい一般的。しかもアラフォーのおじさんたちが今更挑戦する…、これが、新しい骨董? YOUTUBERはTVの次にやって来た新しいエンターテイメントや表現やお金儲けの形かもしれないが、僕らがわざわざそれをやってみようとする意味は少し別のところにある気がする。
それは…、何か制作や活動を行なう時に、決して表には出ないし残らないような、制作の”過程”自体をアウトプットにしてしまう手段の模索であり、「オチや意味ありきで作られた作品」にはない面白さの追求かもしれない。
まず、新しい骨董の活動や行為が行なわれる流れをおさらいすると。まず、メンバーが集まった時に「最近、あれが面白かったけど、知ってる?」みたいな会話の中で、山下陽光くんがアイデアや思いつきを見つけて行く。ただ、陽光くんはそのアイデアや思いつきを口から出した瞬間に飽きてしまったり、実行に移す事に興味が失せているコトが多いので。そういう中で、吐き捨てられたアイデアや思いつきの中で妙に引っかかるものを下道がこっそり拾い集めておいて、「先日話していたあれ、面白いから実際にやってみない?」と投げ直して、実際に行動に移す……、そんな流れで活動は起こされていることが多い。
ただ、「それ面白そう。じゃ、やってみようよ」と、思いついて実行に移すが、実際にやってみても、何にもならないことも多々ある…。
例えば、ある時、陽光くんが新聞の投稿欄で見つけたおじさんが相当面白い!と興奮している。「実際に会いに行こう!」となって、電話をして実際に会いに行ってみて、紆余曲折あって丸一日知らない町を彷徨いそのおじさんに会う事ができて話までできた……、それは、すごく面白い経験だったが、何か作品的な何かになる事もないし、何にも残していなかった。
でも、何もならない過程、アイデア出しや、メンバーで面白がってアイデアが転がる瞬間、何かを一緒に発見する瞬間、実際にオチが見えない状態で探し求める過程……、その中には、時に、「オチありきで作られた作品」を越えるクリエイティブな瞬間が宿ることがある。
今書いているこのブログは当初、新しい骨董のこういう失敗ばかりの“試行錯誤の記録”として残す物として作った。ただ、はじめは機能していたが、そのうち、書く事の負担によって更新が滞る様になった…。しかも、ブログというのは、その事件が起きた瞬間を記録し切り取る訳ではなく、いつも事後報告であり起こった化学反応のあの”生々しさ”で見せる事はできない。
今回広島では、このブログに代わりに、YOUTUBERになってみる…ことを選んだ。僕らが思いつきで行なうアクションを僕たちではなく記録してくれる人が後ろからずっと撮影して編集してもらい、活動をyoutubeにアップするのだ。ちなみに、新しい骨董の活動である「思いついた事をやってみた!」みたいな内容はYOUTUBERのひとつの人気テーマであり手法である。YOUTUBER的なフレームを使いながら、リサーチや小さな発見の日々を記録編集し、youtubeにアップして行く事にした。
ちなみに、YOUTUBER第一話は、僕らが広島にはじめて降り立つところから記録されている。さらに、美術館でのミーティングやアイデア出し、など普段の展覧会では決して記録もされないし、見る機会もない他愛も無い映像、さらに散歩しながら思いつきを話すシーンなど。これらは、展覧会などで、普通見れる“作品”と呼ばれるものが作られる過程や失敗や試行錯誤自体を記録しアウトプットしていく試みであった。これは普段作品作りでは切り捨てられる部分である。ただ、新しい骨董の場合、こういう思いつきで行動する試行錯誤自体の、残らない部分の中にこそ大切な物が隠れているのではないか……。
そういえば、第1話を編集しアップする事になった時、陽光くんが言いにくそうに、「ねぇ…下さん…、こんな映像出したら、硬派な作品を作っている下さんが、実は…バカだってばれちゃうけど…大丈夫?(笑)」と、半分冗談、半分本気で心配してくれた。確かにそうではある…。でも、この「YOUTUBER」と「作品」の違い、つまり「YOUTUBERの中の俺」と「作品の中の僕」は、「誰かに話す言葉」と「文字に書いた文章」、「過程をアウトプットする行為」と「ゆっくりと思考し編集を重ねて作られた物」が違う存在感を持つ様に、別の面白さがある。僕自身はあまりロジカルな人間ではないのでゆっくりとした思考の時間をかけてバランスを撮りながら編集する���で作品を生み出している。だから、「瞬間的な俺」と「作品の中に含まれている僕」とではギャップがあるのかもしれない。(たぶん、普段からロジカルな脳みその人間はそのギャップが少ないのかも。) でも、編集と思考を重ね最終的にシンプルな形になった作品の表面上からは見る事のできない、その制作の過程や旅の中で様々出会いや感動や化学反応をポコリと取り出してみせてみたいといつも思っているし、その試行錯誤もこの数年のテーマでもあるし、バカに見えて結構。なぜならそっちが普段の俺なので。ま、この新しい骨董が今回挑戦したYOUTUBERは、たぶんただの「おっさんたちが路上や酒飲んで騒いでいる。きれいではない映像」ではあるのだけど、少しは考えてやっている事を書いておこうと思う。ロジカルではない文章で失礼。
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twitterで待ち合わせ
メールというのはいつも突然ではありますが。
そういえば、先日…。
と、突然、陽光くんが言ってきまして。
この時、
僕は秋田県にいて。
陽光くんは福岡。影山さんは東京?。
みんなバラバラな場所でバラバラ時間を過ごしていました。
と、旅先で時計を見ながら、twitterをアップ。
twitterのタイムライン上に3人のコメントが並びましたー。
やってみて、思ったのは。
「遠くに居ながらネット上で待ち合わせをする感覚」
が妙に楽しかったです。カップルとか、友人同士とかで、公開の待ち合せとして何か出来そう。
インターネットが路上に!
その数週間後、、、僕が取材でパラオの小さな島にいる時に、次の”待ち合せ”はやってきまして。。。。
実際にyoutuberはじめましたー!!!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
【第1話】新しい骨董 in 広島 2018/2/6
https://youtu.be/yOnAPi9x6no
つづく。。。
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劇団 新しい骨董
名古屋に行って来た。
その前日に岐阜で奇跡のリサーチをして、インターネットで発表禁止なのであった方にギャンギャン話すので色んなところに会いに来てください。詳細話します。
さて、劇団をやろうかと前日に下道君と影山さんに話してOKをもらった。
来てくれたお客さんがギャンギャン気持ちよくなることをやりたくて、コッチの視点や自己表現はどうでもよくて、めちゃくちゃ気持ちよくなって、映画館を出た時に、あかりの眩しさと日常が光によって差し代わるような麻薬のようなあの瞬間をやりたいんだけどセンスも技術もないので、お客さんにめぐリズムで目隠ししてもらって、いかにお客さんが素晴らしいかということをコンコンと話しながら、 この20年でグミの旨さが格段に進化してるので、目隠し状態のまま、UHA味覚糖のコロロを食べてもらった。
集団催眠と3Dメガネで映画を観ているような変さはあったけれど、変な新感覚と、視覚を奪われるので、聴く力がギャソUPして話をすんごく真剣に聴いてくれて、話してて気持ちが良かった。
iPhoneが好きすぎて、毎日気絶す��までiPhoneを見てるんだけど、飛行機と温泉だけがiPhoneを使えないので、風呂と飛行機ではギャンギャン読書をしまくっていて、その時に妻がめぐリズムをくれて、試したら最高すぎて、アイマスクをしたら40度の熱になってアロマの香りがしてくる。起きてるんだけど、やることなさすぎて寝るしかない。で気持ちよく寝て起きたら頭スッキリ。
これと睡眠オナニーとか、めぐリズムのための30分の音楽とか、 さらに新しい骨董のトークでは試して無いんだけど、休足美麗というふくらはぎと足の裏に貼る冷たくなる湿布シートみたいなのがあって、これを新幹線や飛行機とかの移動中の中でやると、ションベン漏れそうな程に気持ちよくて、露天風呂の真逆なんすよ、露天風呂は身体が暖かくて顔面が寒いんですが休足美麗で身体が寒くてめぐリズムで顔面が暖かいという人間として経験したことない身体感覚なので、身体がありゃりゃりゃで初デート→
じゃんけんぽいというタンポポじょうたいでションベン漏れました→身体が暖かくなりましたね→YES。という感じになりそうです。
(撮影:山城大督)
というわけで、次回ブログで書けるかどうかわかりませんが、新しい骨董の合コン企画が始まりますので、バイトやめるのも大事ですが、旅館の大部屋借りて巨大合コンやって遠距離恋愛ブームを作ろうと思っておりますので、今年もよろしくお願いします。
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新しい骨董 公開インタビュー(大阪・千鳥文化にて)
ちょうど��西に台風が直撃し、誰もが部屋にこもっていたため街中が閑散としていた2017年10月23日に、新しい骨董の展示が行われていた大阪・千鳥文化にてひっそりとトークイベントが開催されました。新しい骨董のこれまでについて改めてメンバーで振り返りかえったディープなトークショーの模様をボリュームたっぷりで公開します。
日時:2017年10月23日 場所:千鳥文化(大阪・北加賀屋)
出演:山下陽光(途中でやめる)、下道基行(アーティスト)、影山裕樹(編集者)、聞き手・文:竹内厚
新しい骨董が生まれたきっかけ
山下:これ、知ってます? 会場にもまわすのでひとつずつ食べてみてください。グミってもうあまり買わないじゃないですか。だけど、知らない間にこの20年でこんな進化してるのかってひっくり返ったんですよ。
―UHA味覚糖の新感覚グミ「cororo」、こんなのあるんですね。
下道:ほんと、果汁感がはんぱない。
山下:そうなんですよ。これで味覚糖が寿司ネタつくりはじめたらどうなんだってブログを書いてたら、もうね、海老焼売の味がする菓子とかつくってるんですよ。
下道:UHA味覚糖はヤバい、大阪の会社だよね。
山下:ですね。この20年でいろんなことが放ったらかしにされて、これくらい進化してたり、もしくは後退してたりもするんですよ。その典型じゃねぇかなって。
影山:お待たせしました。
―影山さんがトイレから戻ったのではじめましょう。新しい骨董って何なのか。まずは、職業も活動拠点もばらばらな3人がどうやって出会ったのかを教えてください。
影山:最初は、2013年に青森の十和田市現代美術館で「超訳 びじゅつの学校」という展覧会の企画に僕が関わっていて、そこに山下さん、下道さん、小説家の戌井昭人さんをお呼びしました。作品を展示するだけじゃなくて、会期中にいろんな部活動をつくって活動するという、観客参加型の企画で、山下さんは被服部、下道さんは写真部をやってもらったのかな。
下道:観察部です。
(「超訳 びじゅつの学校」十和田市現代美術館、2013)
影山:そうそう、「下を向いて歩こう」っていうのをテーマにして。そのときに、夜は十和田のスナックを飲み歩いて、その様子も次の日のトークで発表するみたいなこともやってたんです。
下道:当時は、藤���志さんが十和田市現代美術館の副館長で、影山さんは企画協力という形で関わっていて、僕らを呼んでくれたと。
山下:そうでしたね。
影山:藤さんの家に泊めてもらったりしながら、1週間くらい飲み歩いたりして、そのときに「なにか一緒にやれたらいいね」って話が出たんだと思う。路上観察学会だったりとか、それぞれに共通して興味を持っていることもあったから。
―3人の頭の中には、路上観察学会という共通のキーワードがひとつあったんですね。
下道:いや、どこからその話になったんだろう。
山下:なかった。たぶん影山さんは思ってたかもしれないけど、オレ達は会ったばかりだし。
下道:僕は、何だろうこの人はって感じで、山下さんにビビってたからね(笑)。でも、共通する接点はあるよって、影山さんから少しずつ聞いていて。覚えてるのは、泊めてもらった藤さんの家がものすごく寒くて���スナック行っては帰ってきての繰り返しだったことくらい。
―影山さんが編集者らしく、ふたりを近づけていったのかな。
山下:いや、そのときはそれで終わりますよね。またやろうぜって感じでもなく。
下道:どうやって始まったんだろうね。「超訳 びじゅつの学校」と「新しい骨董」のつながりが明らかなことがひとつあって、ウェブの体裁がほぼ同じ。デザイナーさんも一緒だから。そのつながりはあるんだけど、どうやって「新しい骨董」が立ち上がったんだろう。
影山:具体的にこの3人でなにかやろうかって話は、「超訳 びじゅつの学校」の後、1年くらいしてから、僕が山下さんが住んでた長崎の家に遊びに行ったんですよ。そこで、下道くんとスカイプつないで話してみようかってなって。
下道:そうだそうだ。でも、そのときにはもう「新しい骨董」って名前は存在してた気がする。
山下:オレが覚えてるのは、スカイプ会議をやったときに、こっちはイオンにいて、レジ脇の床が擦れまくってるところ、これって新しいトマソンじゃねぇのみたいなことを言った記憶があるから。路上観察学会みたいなことをやろうって話は、もう出てたんだと思う。
下道:言ってたわ、それ。お互いの興味をすり合わせるようなことをしてたんだね。それに対して、僕は浜辺で拾ったウルトラマンセブンの消しゴムみたいなのを見せて、「僕的にはこういうことかな?」って言ってみたんだと思う。
―路上観察学会が見出したトマソン、イオンの擦れた床、拾ったウルトラマン消しゴム…と、気になるのはこれだよねという具体的なものを見せあって、だんだん3人が近づいていく。それにしても「新しい骨董」という名前はどこから?
影山:3人で活動するときの名前をどうするかっていうので、新しい路上観察とか、そんな名前をいろいろ挙げてたんだけど、山下さんがどこかで「いやいや、新しい骨董でしょ」って言いきったんですよ。
下道:うん、陽光くんのやってる「途中でやめる」と同じで、グループ名ぽくはないんだけど、すごくばっちりの名前だなと思った。
影山:その頃に山下さんが言ってたのは、雲仙普賢岳のこと��。3人でFacebookでアイデアを出しあってたら、山下さんが雲仙普賢岳の話を書いてきて、それは「新しい骨董」のウェブの最初の記事(→リンク)にもなりました。
―その記事を読んでもらうのが早いと思いますけど、簡単にいえばどんな話なんでしょう。
山下:そうですね。雲仙普賢岳の噴火が1991年にあって、土石流で1階が埋まった家が永久保存されてるんだけど、かなり新しく見えるんですよ。しかも、それが完全なレプリカで。埋まった家を掘り起こして、それを移動させて、また埋めて、保存してる。なんだろうこの感覚って。
下道:原爆ドームに似てるんだけど、そのめっちゃ新しいバージョンというか。
―歴史を扱うような手つきだけど、そのもの自体は全然古びてないと。
山下:なおかつ、お土産として土石流を売ってるんですよ、500円で。
―埋まった家はモニュメントになって、土石流はお土産に。
山下:アトム書房と同じなんですよ。
影山:山下さんは、広島の原爆ドームのそばにできたアトム書房って本屋さんの写真をインターネットで見つけて、これはなんだって調べる活動をずっとやっていて、そのときに山下さんが言ってたのは、インターネットが今のストリートみたいなものなんだと。骨董、路上観察っていうと実際にある物がベースになるように思うけど、インターネット上にあるそういうものを探していくのが「新しい骨董」なのかなって、この頃からちょっと思いはじめてました。
下道:僕自身は、そういうことはあまり考えてなくて、僕自身はガチで路上を歩くタイプだから、陽光くんのそういう考えかたって結構、衝撃的なことで。だから、僕の場合は、「新しい骨董」によって自分の活動がハイブリッド化すればそれでいいかなっていうことは思ってた。
―下道さんとしては、山下さんの目線に似たものは感じるけども、フィールドややり方が違ってそれが新鮮だった。
下道:そう。その頃、自分で考えてたのは震災後の東北の風景なんだけど、瓦礫が片付けられたところに残された建物、その廃墟のような建物に案内看板が立ち始めてたんです。もう数年前に何もなくなった更地にも、「以前、この場所にはこれがありました」という仮設の看板が立ってるんですよ。 僕はこれまで作品を通して、過去が現在の自分にどうつながっているかを調べながら表現したいと思ってたんだけど、震災が起こった直後から自分がすごく未来志向になっていて、たとえば100年後にこの震災は人々からどう捉えられるかって頭に変わりはじめた。それって、陽光くんが「新しい骨董」のはじめの記事で提示したことに非常に似てるなって思っていて。
山下:僕は今年40ですけど、25歳になったくらいの頃から、子ども時代に流行った遊びが付加価値をつけて、また復活しはじめ���んです。それも「ドラゴンクエスト」みたいな、みんなが知ってるものじゃなくて、「これ、ちょっと見落としてたな」みたいなものが1周まわって、価値をつけて出てくる。「熱血硬派くにおくん」とかね。
下道:そうそう。だけど、それってまだ近過去の話で、陽光くんは最初に書いた記事で、もっと先の話まで書いてるから。ここですよ。
”これからさきは少し前を未来にするのではなくて、近未来を過去として予想してみる事にチャレンジしてみる。現在はまったくわからないけれど、2018年に検索されそうな言語を書いて、海にボトルレターを投げるように、書いた文章を投げまくって未来から検索して辿り着いてもらう事を予想しまくる。この文章こそが新しい骨董なんです。”
って、つまり、未来から先回りして過去を考えようと。これはぶっ飛ばしてるなって思った。
―それって、たとえばどんなことをイメージしてますか。
山下:mixiとか。
下道:もっと近いところでいえば、Facebookが「3年前のあなたはこんなことをやってました」って告知してくるのとか、まさに最先端の近過去で。ただ、それではそこまで面白くない。近過去のことを扱うひとはそれなりにいるからね。だから、陽光くんは近過去ではまだ足りないんじゃないかって最初から書いていて、「新しい骨董」は近未来のことを過去として想像してみるチャレンジなんだって。そこまで振り切りたいよね。
裏輪呑み、ウェブショップの誕生
―新しい骨董という名前や考えかたが少しずつ共有されていった過程が想像されますけど、3人以外が新しい骨董を知った、具体的な活動って何が最初ですか。
影山:それは「さいたまトリエンナーレ」ですね。
下道:その前って何もやってない?
山下:ネットで売りはじめてたんじゃない。
下道:いや、それ始まったのはトリエンナーレの下見1日目だから。
―ということは、まだ具体的な活動がはじまってない「新しい骨董」にトリエンナーレから声がかかったということ?
下道:まず僕に声がかかって、最初このトリエンナーレの主軸は、アーティストの新しい作品をドデンと置くのではなくて、さいたまに暮らす人たちとの恊働や新しい場づくりだったし、テーマが「未来の発見!」だったから、僕じゃなくて新しい骨董として受けたほうが面白いんじゃないかって提案したんです。そうだね、トリエンナーレまでは、新しい骨董のウェブ上でそれぞれが気になったことをアップして、意見を交換するだけの活動だったかな。
影山:まあ、みんな住んでる場所がばらばらだから。
山下:なんも覚えてない。どうだったかな。
下道:陽光くんは自分でもブログを持っていて、新しい骨董だけじゃなくて、いろんな興味がひとつになった状態でどんどん自分のブログに書いてたから。僕はそれを見ながら、この文章ってすごく「新しい骨董」の話なんだけどなぁって思って見てました。
―いろんなアイデアや意見がごちゃ混ぜになった山下さんのブログの中に、新しい骨董として発信したい内容も含まれていたんですね。
下道:そう、僕的には。影山さんがそういうことを新しい骨董のブログにあげてよってお願いするんだけど、書き直すわけにもいかないし。だから、新しい骨董感のある陽光くんの文章を僕が引っ張ってきて、まとめサイトみたいにまとめてみたり、そんなこともやってました。
山下:あー、やって��ね。
影山:それで、「さいたまトリエンナーレ」に新しい骨董で参加しようって話が出てきて、ちょうどいい機会だし、集まって合宿もできるからって、3人で埼玉で合流して、またいろいろ動きはじめたんですね。
下道:3人で集まって話す機会ができたのは、結構大きかった。埼玉で集まったときに、拾ったものを売ってみようって話も出て、これは瞬発力で形にするべきだと思ったから、その日にすぐ新しい骨董のウェブショップを立ち上げた。
山下:そうだ、浦和のベローチェでね。
影山:そのときには、もう山下さんは新しい骨董に興味をなくしかけてたんですよ(笑)。買うを遊ぶとか、そういう話をずっとしていて。山下さんがつくる洋服も、原価を高くしていかに儲けを少なくするか、いかに安く売らなきゃいけないかってことを話し続けてた。
山下:いちばん安いコーヒー屋で。
下道:そこで新しい骨董のウェブショップを立ち上げて、陽光くんがポケットに入れてた鉄クズみたいなのと下道が道で拾った潰れた紙切れをアップしたら、一瞬で売れたんです。
影山:それが次のブレイクスルーでしたね。
下道:新しい骨董のウェブショップを立ち上げるときに、陽光くんがずっと言ってたのは、「値段を3000円にしても10000円にしても変わらない。絶対に100円でいいから」って。いくらにしても買うやつは買うし、買わないやつは買わないからって。
―山下さんとしては、売り買いの行為こそが面白いってことですか。
山下:なんだろうね。写真集を本屋では買わないんだけど、夜中のAmazonだと買っちゃうみたいなことがあって。明日は仕事がむかつくなってときに、だまして売られるみたいな感じがあるから。その夜中にポチッとしてしまうのが、3000円じゃなくて300円だったらめちゃくちゃかわいいじゃないですか。しかも、下道氏は本気の梱包をするからね。
―新しい骨董ウェブショップで何かを買うと本気の梱包で商品が送られてくる。スタートした新しい骨董のウェブショップでそれからどんなものを販売してきましたか。
山下:下道氏がうちに遊びに来たときに、うちの娘がまだ当時2歳くらいで、納豆のパックを開けたら下のほうがビリビリって破れたんだけど、それを下道氏が狂気の眼で見てた。「それ、ちょっと金継ぎしたいんだけど」って。
影山:その納豆パックを金接ぎしたのも、ウェブショップにあげるとすぐに売れました。
下道:僕の中に「新しい骨董」チャンネルみたいなものが生まれてきて、気になるものを見つけた瞬間に、これ売りたい!って感じにはなってきたんです。
―ファウンドオブジェクト的な見つけたものだけじゃなく、手を加えたものも販売しているんですね。
下道:拾っただけのものはだいたい100円から200円で売って、手を加えたものはもう少し価値をつけてます。納豆パックの金継ぎも漆を乾かしたりするのに2~3日かかっているのにそれを2500円で売ったら、さすがに妻が怒ってました。
―何やってんだと。
下道:そう。��にも、ある朝妻が食パンを焦がしちゃったのを、捨てないでさらにじっくり焼いて炭化させて真っ黒にして、それも「焼きすぎたパン」として売りました。水分も何もかも全部飛ばしたら、カビることもないし、何百年と保つから。妻の朝の失敗を永遠に凍結して、未来に残す気持ちです。
―いい加減に怒られますよ。
山下:面白いのが、それ、2枚セットなんですよ。1枚焦げたからじゃあもう1枚って、レプリカとして完璧に炭化したパンを下道氏がつくって。
―そういったエピソードも購入者には伝えますか。
影山:買った人にはエピソードをプリントアウトしたものも送られてきます。
―ウェブショップには、一見、ゴミにも見えるものが並んでいますけど、ひとつひとつ物の来歴から、サイズや素材、発見日も記されて、だんだん美術作品のようにも見えてきます。
下道:僕的な密かな楽しみはそうかも。自分としては、現代アートでできないことが新しい骨董だったらやれると思って、続けてきたところもあるので。自分自身ではいつもは恥ずかしいからやらない”アート的”な行為を少し素直になってみる感覚もあるかも。
―現代アートだとできないことって?
下道:いや、僕自身がただできないこと。例えば、沖縄で路上で車にひかれてぺちゃんこになったコカコーラの空き缶を拾ってすぐに販売サイトにアップして売ってみたり。あと、拾った落ち葉も送料込みで350円で売ってるんですけど、これ、ドイツのカッセルで拾ったヨーゼフ・ボイスが植えた木の落ち葉なんですよ。でも、象徴的なアイコンとか有名作家の引用とか、そういうのの組み合わせでやっていくとなんか「現代アートっぽく」なってしまうなぁと。
山下:1万円ぽいってことですよね。
下道:そうそう!作家としては悩みながらそういうのとはなるべく距離を取っていた…。だけど新しい骨董でこれを100円で売るのなら面白いかなって。だから、なんか今まで実はやってみたかったことを、新しい骨董で遊ばせてもらってるなって思います。
―影山さんが売ったものってないんですか。
影山:ありますよ、ひとつ。たぶん自転車から壊れて落ちたカギ。ただ拾っただけなんだけど。
―影山さんが新しい骨董に期待してるのは何でしょう。
下道:どうなんすか、何を期待してるんですか。
影山:新しい骨董のウェブショップに関しては、わりと下道カラーが全面的に出ていて。
下道:そうね、僕メインでガーデニングみたいに日々耕しています。
影山:あとは、山下さんが言う、あり得ないくらいの値段が安いっていうのも反映されてるんです。だけど、山下さんってその値段の話もそうだけど、すぐに捨てちゃうんですよ。
山下:秒速で飽きるんですよ。与沢翼なので。
―話をちょっと戻すと、さいたまトリエンナーレの準備段階で、新しい骨董のウェブショップが立ち上がったと。
影山:裏輪呑みもそこで生まれたものだよね。みんなで京都へ行こうって話もそうだし。
―では、次は裏輪飲みのことを教えてください。
山下:ダイソーで売ってる強力マグネットラックみたいなのがあって、それを上下ひっくり返して街の自販機とかにつけたら、そこがカウンターになって街のどこでも飲めるんですよ。
―街のあらゆる場所が立ち飲み屋に。
山下:そしたら、街の見え方が全部変わってきて、そこに磁石があるか否かで見るんですね。ここならいけるとか。スクランブル交差点で飲んでても、自然に街に溶けこむ。そのカモフラージュ感がハンパねぇなって。
(裏輪呑みを紹介した記事はこちら→リンク)
―どこからそんなことを思いついたんでしょう。
影山:みんなでダイソーに行って、これがあれば街で飲めるじゃんみたいな話になったんだよね。
山下:もとはと言えば、オレが東京に遊びに来たときに、影山氏と御徒町で飲む機会があって、金持ってるヤツが酒買って、刺し身買おうってなったんだけど、影山氏はまさかの100円ショップで椅子を買ってきたんですよ。
影山:お風呂用の椅子でした。山下さんは、高円寺で「場所っプ」て店をやってたときから、路上で飲んだりよくしてたから、好きかなと思って。
山下:地べたリアンだったからね。だけど、その椅子があることで、地べたで飲んでてもオレらはもう店に来てるぞ、みたいな意識になったんですよ。で、帰りにその椅子をもらってコインシャワーに行ったら、あ、椅子があるから座れるわ。東京の答え、これで出たなと。
―どこでも座れる椅子が東京の答え。
山下:東京にいるとどこかに座るだけでいくらかお金を払わなきゃいけないのに、100円の椅子があるだけでどこでも座れるなって。ただ、路上に座ってるとヤカラな感じもあって、タチが悪い。それが、裏輪呑みだとただ人が立ってる感じしかしないんです。
影山:ダイソーで見つけた後で、試しに何時間か裏輪呑みをやってみたら、駅前の交番前でも全然怒られなかった。これってすごいんじゃないか、さいたまトリエンナーレの作品もこれでいいんじゃないって話になったんですよね。夜も泊まってた旅館でこれ(強力マグネットラック)見ながら飲んでね。
下道:そうだった、すごい発明だなって。
山下:シャッター商店街に対する答えだからね、これ。もう店を開けなくてもいい。
影山:裏輪呑みは全国に広がって、マネをする人が増えたのが大きかったですね。今年も山口のシャッター商店街で裏輪呑みをやった人がいて、それは商店街の人にもちゃんと交渉してました。
下道:この前、沖縄でもやってたよ。ダイソーに集合して。
影山:だけど、裏輪呑みは新しい骨董とは関係ないんです。
―副産物みたいなものでしかない。
影山:わりとバズったりはしたんですけどね。
―みんなで京都に行ったという話はどんなことでしょう。
下道:裏輪呑みをみんなでやったら面白いのではと、さいたまトリエンナーレに出品の企画として提案したんだけど、アルコールだったり路上で勝手にやる事がなかなか難しくて。
影山:そのときに『京都おもしろウォッチング』(路上観察学会・編/新潮社/1988年刊)という本を見て、ちょうど30年前に路上観察学会のメンバーが京都へ行って、面白いところを見つけるみたいなことをやってたんですよ。じゃあ僕らも京都の同じ場所へ行って、同じもの��見つけようって京都旅行をしました。行為のコスプレって言いながら。
山下:その本に掲載されてる場所をひたすら探して、赤瀬川原平たちがどの道を歩いたかってことを特定しまくったんですよ。それはすごく面白かった。
影山:本の表紙に写ってる、人の顔が描かれた角石をいきなり下道くんが見つけちゃうんです。ただ、その角石も30年経ってるから、隣りの家にズレてたりして。そのときのことは、京都新聞でも記事になりました。
―角石(かどいし)、敷地の隅に置かれた石ですね。このときの京都旅行は、新しい骨董としてどこかに発表してるますか。
山下:ブログにオレが書くって言って、まだ書いてないんですよ。
下道:でも、いつこの本(「京都おもしろウォッチング」)を入手して、京都に行くことになったんだろうね。
山下:…あまり酒飲まないほうがいいね。
ボトルキープ、月刊 新しい骨董の発行
山下:いやー疲れましたね。クソつまんねぇグループの立ち上げ話を聞かされて。
―いやいや。
山下:早く終わんねぇかなと思って。今の話をしたいんですよ。去年の話とか、もう無理だから。
―さいたまトリエンナーレがどうなったかは聞かせてくださいよ。
下道:もういっこ、あちこちの店で「新しい骨董」の名前でボトルキープするってのも始めたんだけど、陽光くん、もう飽きてるよね。
―誰でも「新しい骨董」の名前でボトルをキープができて、そのボトルは誰でも「新しい骨董のボトルください」と出して飲んでいいというやつですね。ボトルキープをする意味については、新しい骨董のブログ参照(→コチラ)ということにしましょうか。だけど、トリエンナーレでアルコールはダメだったんですね。
下道:ボトルキープだとある程度特定のお店たちのみとの繋がりになってしまうのもダメだったのかと思います。ただ、浦和って大熊猫氏を筆頭にすごく呑兵衛が多くて、イカれた名店もあったりして、この時期にいろんな人が入れてくれたボトルキープはいまだに多くが呑み継がれていますし、100本到達記念で浦和の「ねぎ」にメンバーも集まってみんなで飲みました。
―では、それ以来ですか。
下道:そうだと思いますよ。
影山:いやいや、今年の新年会で1回会ったじゃない。単なる飲み会だったけど。
―そこでこれからの新しい骨董をどうしていくかという話も出た。
山下:いや、出てない…出たっけ?
下道:そのときに僕としてやりたいって話したのは、月刊 新しい骨董で。
―月刊 新しい骨董というのは、2017年1月にいちど発刊されているメルマガですね。
影山:下道くんが新しい骨董のウェブショップをリードしてきて、そこにあげた物はどんどんソールドアウトになって、で、裏輪呑みは全国的に広がってきた。それはいいんだけど、やっぱりもうちょっとインターネット的なことをやりたいねということで、新しい骨董のウェブマガジンを立ち上げましょうって話になったと思います。
山下:そうだね。それで、オレらが月刊 新しい骨董に原稿を書いて、その文字数が3000文字だから、それに対して3000文字書いてきたらそのメルマガを読めますよってことにしたんです。文字数の等価交換。これは大変なことになりましたね。読んだこともない文章が3000文字送られてくるんですよ。
下道:500文字しか送ってこなかったら、500文字だけ送って、のこりのテキストは塗りつぶして送るってコンセプトで。ここで生まれた副産物もいっぱいあるし、ほんとに文字数の等価交換というのは非常に面白い。だから、そこをもうちょっとやってみようよって、ぼくは新年会で言ったんですよ。
―副産物ってたとえばどういうことですか。
下道:わけわからない日記みたいなものが、僕ら3人だけに送られてくるんだけど、3000文字って言われても、何を書けばいいかわからないから、実はこんなことで悩んでるんですとか、うちの近所にサーファーがいて…とか。でも、それを読むのは3人だけ。
山下:でも、面白いですよね。
影山:うん、面白い。
下道:文字の等価交換ってすぱっと決まったコンセプトで、すごくいい。でも、その副産物的な部分の面白さは、陽光くんが最近出版した『バイトやめる学校』(山下陽光・著/タバブックス/2017年7月刊)では、本だけではなく読者が直接感想や悩みを送ってきていたりしたそれに応えているのに続いているのかな。
―山下さんとしては、文字の等価交換のアイデアはもういいやって感じですか。
山下:いや、面白いですよ。ただ、もう、オレは「これ面白いでしょ」みたいなことはもういいかなと思っていて。みんなにもっと余裕があれば、その面白いことで笑いたいけど、いまの世の中の状況で、「オレがいまから面白いことを言います」ってやっても、「いや、明日早いんで」って感じになっちゃうでしょ。
―笑えない状況だと。
山下:そうなんですよ。表現みたいなことを仕事にしてると、「オレはあいつと違って」みたいに、ちょっと蹴落とさなきゃいけない部分とか、ほんとは儲かってないのに儲かってるふりをしないといけないとか、それが結構ヤダなと思っていて。だからといって、真面目に勤めあげて、まったく面白くない仕事で20万とかもらって、空いた時間に好きなことをやるんじゃなくて、そうじゃない、もうちょっと違う状況をつくれるんじゃないのって思うんですよ。
影山:��うだね。
山下:ここから先は、ちょっとうさん臭くなるのでアイツ酔っ払ってんなと思ってもらっていいんだけど、なんかね、「楽勝っす、儲かってしょうがないんすよ」って言ってたら、ほんとに儲かってきちゃうことって多いんですよ。「世の中クソですよ」って言ってたら、ほんとに嫌になってきちゃうんだけど。だから、社長の自伝とか自己啓発本に書いてある「人の悪口は言うな」とか、あれ、わりと本当で。で、オレも結構せめぎ合いなんですよ。周りに裸の女が50人くらいいるけど、そこには一切触れず、性欲ゼロパーですって言いながら、歩いてるみたいな感じ。どうやっても儲かるって話がめちゃめちゃ転がってるから。
影山:なのに眼をつぶって歩いてるんだ。
山下:そう。もう話すら聞きませんって感じで。それが超大変なのに楽しくて。昨日も京都のイベントがひとつ中止になったから、「途中でやめる」の服を売る機会がなくなって、それで今月の家賃が払えないんですよ。ヤベェぞと。だから、いそいで服を送り返してもらって、すぐに通販にアップして、売れたお金を銀行の口座からおろして家賃を払うってやらないと、もう、うちは破産するんです。
影山:そんな感じなんですね。そこ気になってました。
山下:だけど、それは100%売れるんです。あるものは絶対に売れるから。それがプラス50万になろうが、プラス1億だろうが、あんまり関係ないなって。このお金、誰が喜んでるんだろうって話でいえば、うち、最近、畑をはじめた��だけど、向かいに住んでる管理人のおばさんが「植木屋が刈っていった落ち葉がいっぱいあるんだけど、いる?」って落ち葉をくれるんですよ。向こうは落ち葉を捨てるための市指定のゴミ袋代が浮くし、こっちは腐葉土にして使えなくもないからって、これ、どっちがありがとうって言うべきなのか。ようは、払ってもいいし払わなくてもいいし、どっちでもいいっていうのが最高の世の中で。オレはそういうことをやりたいなと。
影山:僕もローカルをテーマに地方でいろんなことをやってるんですけど、地方って泥臭いことがいっぱいあるわけですよ。地方でのクリエイティブの仕事、特にデザインや編集ってお金が見えないから、その対価が現物支給だってこともリアルにある。それを見える化していくのも面白いかもしれない。
下道:そうだね。そこ、実は結構あるのに、見えてないもんね。ただちょっと思うのは、陽光くんの場合、全力で自分の生活を見える形で自分で賭けて生きるってことに100%で挑戦している人間で、僕はアーティストと言う生き方だと、やはり美術館は街や国が運営をしているし、だから絶対に自分だけで100%自立して生きていけないジレンマがある。だから、新しい骨董の活動っていうのは、僕的には、今まで疑問に思っていた別の自活して生きる方向の実験場って考えている。100%でそういう生き方を憧れる人は多いけど、本当に陽光くんみたいに100%で行なえる事ってなかなか難しい。
影山:高円寺でやってた頃の山下さんは、考えてる面白いことと自分の生活がもう少し切り離されてましたよね。
下道:しかも、もっと表現ということを考えてたような気がする。
山下:おうおう、考えてたね。
下道:だけど、いまは表現みたいなものは全部なし、みたいになっていて。わかるんだけど、そこを表現としてどう出せるかっていうのは、どう考えてるの?僕はやはり表現者として生きたいと考えているけど。
山下:思ってはいたんですよ。震災の後くらいまでは。でも、また原発がドカンといったら、そんなこと言ってる場合じゃないでしょうってなったら、オレがこれを信じてますってことが無意味なんだなって。だから、どうやって生きていけばいいかって超根源的になるしかなくて。いま、オレができているこの暮らしって、わりと誰でもできるんじゃないですか。みんなやってくださいよって言ってるつもりだけど、「なんかオレとは違うっす」みたいな距離ばかり見つけられて。いや、そうじゃないんだよってもんもんとしてる。
影山:山下さんは、アクティビスト的になってきてるんですよね。僕も本当はもっとカルチャーの仕事で食っていきたいんですよ。だけど、それだけでは難しくなってきたときに、その外側に食い扶持ができてきて、じゃあ、生活をどうクリエイティブにしていくかというところにシフトせざるを得ないところもある。で、アーティストもそうなりつつあって、作品をつくってるだけじゃなくて、生き方まで考える時代になってきた。カルチャーと生活の境界が曖昧になってきたとして、そこをどう楽しむか、実験するかというのを新しい骨董がやればいいんじゃないかなって気はするけどね。
山下:いや、オレは別にそんな食えなくてもいいっすけどね。
下道:でもね、陽光くんがどれだけ振り切った生活を見せても、みんなが同じようなセンスを持って100%で生きていくのは難しいんじゃないかな。
―売り買いを楽しむとか、骨董と名付けた意味をもういちど考えてみるのもありな気がします。
下道:ものすごく安く売るとか、文字の等価交換とか、新しい骨董がやってるのは価値の遊びだとは思います。ただ、何もないところからガンと打ち破って、少し前へ進むってのが価値のひとつめなんだけど、それって難しいし、結構周りには見えない。前衛の人たちってそのタイプだと思うけど、それが1周2周とまわった後に、アイツは価値をつくったんじゃないのって掘り起こされて、世間が気づくことがあると。陽光くんはそのゼロからイチみたいなことをしきりに言ってる気がして、だけど、僕にもそれは見えたり見えなかったりで、やっぱりあれいいよなって後で気づくこともある。僕の場合は、その陽光くんの投げ捨てていった物を「新しい骨董」のフレームで集めて延長させる感覚はあるな。
山下:しかしこれ、完全に飲み屋の話でしょ。イベント終わってからやるやつ。
影山:今日はこういうことを話し合うために集まったからいいんだけど、あとは二次会で話の続きをやるとか。
下道:ですね。
了
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※締め切りました→新しい骨董トークショーat蟻鱒鳶ル(11/10)16時スタート
※定員に達したため、予約を締め切りました。
新しい骨董メンバーが東京に集合! 三田の蟻鱒鳶ルでトークイベントを開催します。 新しい骨董とはどんな活動体なのか? といった基本的なお話しや、最近、それぞれのメンバーが考えていること、今後、新しい骨董として行う予定の活動などを、蟻鱒鳶ルの岡啓輔さんを交えてお話しします。また、当日は採れたての新しい骨董即売会も行います。 ー
新しい骨董トークショーat蟻鱒鳶ル 11月10日(金)16時〜 出演:山下陽光・下道基行・影山裕樹(新しい骨董) 岡啓輔(蟻鱒鳶ル) 会場:蟻鱒鳶ル(東京都港区三田4丁目15−35) 定員:15名(先着順、要予約)、入場無料 予約方法:タイトルを「新しい骨董トーク予約(10.10)」とし、氏名、人数を明記のうえ下記メールアドレス宛にお送りください。 [email protected]
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期間限定公開!(10/23 23:59まで)
※掲載終了しました。
10/23に大阪・千鳥文化にて開催される新しい骨董トークイベントに合わせて、当日まで、期間限定で「月刊 新しい骨董」創刊号を全文公開します!
(※今年1月に発行されたものです)
月刊 新しい骨董 000
2017.1.15号
「新しい骨董」ってSF。
「新しい骨董」って近未来。
「骨董」を予想する。
「骨董」になる。「骨董」になりたい。
時間を越えてあり続ける物事。
どうすりゃ新しい骨董になれるのか?
「月刊 新しい骨董」は、読みたい分だけあなたの文章を等価交換して読める新しい雑誌です。送ってくれた文章の長さに応じて、読める文章が決まります。少なければ、その文字数と同じぶんだけの原稿が送られてきます。もちろん、特典は読めるので安心してください。今月の特集はズバリ「吉田一郎さんに会いに行った。」です。吉田一郎さんとはどんな人物なのか? さいたまトリエンナーレで一体何が起こっていたのか? いろんな疑問が一気に解決するかもしれない文章をお届けします。
もくじ
特集
吉田一郎さんに会いに行った。
吉田一郎さんに会えた。 文=山下陽光
どこでもない場所へ 文=下道基行
『クーロンズゲート』と新しい骨董 文=影山裕樹
SPECIAL
特別収録 浦和会場の展示作品はこれだけ!? 文=吉田一郎 今月の新しい骨董ボトルキープ店
特典映像 裏輪呑み in 武蔵浦和
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新しい骨董トークin大阪
新しい骨董メンバーが久しぶりに大阪に集合するので、現在、新しい骨董の期間限定ショップが開催中の千鳥文化でトークイベント開催します。
お近くの方はぜひ、飲み物とつまみを持って遊びに来てください〜!
【新しい骨董トークショー】
10月23日(月)19時30分〜21時
(19時開場)
千鳥文化(大阪市大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28)
入場無料
※「飲み物/つまみ」の持ち込み大歓迎
現在千鳥文化で開催中の新しい骨董100円ショップに合わせて、福岡、名古屋、東京と異なる土地をベースに活動している新しい骨董メンバーが久しぶりに集結! 新しい骨董とは何か? について、これまでの活動を振り返りつつ紹介します。また、最近のメンバーの近況についても報告します。
イベント後には新しい骨董のボトルを呑みながらささやかなパーティも開催しますので、ぜひお越しください。 千鳥文化の新しい骨董のショップは特別にオープンしていますが、バー等は閉まっています。みなさんの持ち込みよろしくお願いします!
出演:山下陽光、下道基行、影山裕樹
司会:竹内厚
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新しい骨董 期間限定の店!in大阪
名古屋から東京へ向かう新幹線よりシタミチです。一昨日、新しい骨董の新しい動きが始まりましたのでご報告いたします。
大阪の北加賀屋という場所に新しくオープンしたスペース「千鳥文化」。ここは、かつてこの町が造船工場で栄えた頃の店舗や住居などがごちゃごちゃになった木造建造物/長屋を、リノベーションして作った「食堂」「バー」「古材バンク(解体した家の廃材を販売)」「ギャラリー」などが合さった複合施設。昔の人々が生活の中で増設増設を繰り返したブリコラージュ半端ない違法建築をそのまま利用しながら合法建築にリノベーションした小さいがなかなか狂った新建築。(設計はドットアーキテクツさん)
僕自身はこの建物の改修に当たり、途中参加で「何を残すか?何を壊してしまうのか?」を考える思考のプロセスに少し関わらせて頂きながら、最終的にこの場所の「古材バンク」スペースに「新しい骨董の期間限定ショップ」を寄生する形でオープンさせる事になった。
アタコトショップの内容は、
●「新しい骨董の百円店」→路上で拾った物の百均ショップ
●「○○×新しい骨董」→拾った物だけではなく、手を加えて作られたクラフト?商品?のお店。価格はすべて2800円。「途中でやめる×新しい骨董の白Tシャツ」や「ミチラボ×新しい骨董の漂着カップ」。
この店舗は、この建物スペースに対する記録/展示/インスタレーションの依頼からスタートしているため、空間内のすべては展示さ��販売されていて、売り切れるとまた路上から補充され、お店ではあるが流動的な展示/インスタレーションと考えている。ま、美術展も見る物であり売り物であるから、その点では差はないのかもしれないが。そういう事ではなく、今回、ネット販売のBASEで実行している「買うを遊ぶ」感覚を実店舗に置き換え、機能性を持ったまま、空間内にインストールすることができるかがひとつのミッションだった。
(途中でやめる×新しい骨董の白Tシャツは、白Tの柄を切り抜いて白Tにリバースした新しい骨董限定の途中でやめる。オープン1日で完売。入荷次第webで告知します)
「新しい骨董の実店舗」は、販売を行なう実店舗であり、店自体が空間内の展示作品である、と考えられなくない。でも、やっている事自体がパフォーマンスです…ということでもなく、普通に完売を目指しているし、この少ない売り上げは新しい骨董の活動資金にする為に溜めている(いや呑んで消えている)。とにかく、店自体が作品であるかもしれないが、ただの変な店で欲しい物は買える、ということ。
拾った物を売買いする「新しい骨董の実店舗」の構想は、一度だけ”とある芸術祭”に参加した時に実行しようと動いていたが、行政関係の税金を使ったイベントでは、参加作家は基本的に何かを販売したりして収入を得ては行けない方針があり、色々な裏道を検討したが、結局出来ずに終わった。この経験によって、僕自身、「新しい骨董」の活動はやりたい時に自分たちの気持ちで実行して興味のある人々と共有する「遊び場」であり「実験室」であることを再確認したし、だから、とある芸術祭での苦い経験は反面教師として今は生かし、新しい骨董の活動は「あらゆるものから独立した存在」として、全力で拍子抜けするような事を続けていきたい、と思っている。
今回、「新しい骨董の期間限定のお店」を出品する事になったスペース「千鳥文化」を主宰するのは市町村や行政ではなく、「千島土地」という不動産系の株式会社であり、芸術に関心と理解の深い社長さんのご好意でスペース内にお店を寄生��せて頂ける事になった。ありがとうございます。
最後に、オープニングでも「新しい骨董って何?」とよく質問される。いつもはノラリクラリといつもその質問をかわすのだが、ひとつここで、自分の制作と違いを比較しながらこの活動体の価値を考えてみると…。新しい骨董の活動の表現であり価値で言えるひとつの事は、例えば裏輪呑みやボトルキープが他の人によって勝手に実施されたり…拾ったゴミもネットで完売しまくっていたり…お金ではなく文字と文字の等価交換で販売?するネット雑誌…と、行なう行為/活動を”パフォーマンス”として終始せず、ネットを活用しながら人々の日常生活に対して実用的にダイレクトに関係性を持ち、違和感を残したまま日常にとけ込ませていくことを思考し続けている事かもしれない。
大阪にオープンした新しい骨董のお店は3ヶ月限定。今後も色々な場所や路上に寄生する形で、形を変えながら移動を続けたい。
ご興味のある方はご連絡ください。
そうそう、この「千鳥文化」のバーには「新しい骨董」のボトルキープがありますよー!!!!グラスと氷や水は100円で、飲めますー!!!千鳥文化は、火曜水曜日は休みです!
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ボトルキープ!最新版!
@atarashiikotto ひとりあじ2周年ビールチューハイハイボール100円 pic.twitter.com/YPtVYI8Y0Y
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月18日
最近、新しい骨董のボトルキープが増え続け、全国で飲み継がれています。ある店では43本目に突入した店舗も。ルールは簡単、飲み屋で注文したボトルに「自分の名前」ではなく「新しい骨董」という名前を付けてみて、twitterなどで店名と写真をシェアしてみる。すると誰でも「このお店に「新しい骨董」でボトルがあると思うのですが…」と訪ねて行くと飲めるということ。ただ、飲み干したら新しいボトルを追加すること!もしかすると、少し懐の寂しい時、誰かの入れたボトルを飲めるかもしれない。ある人は自分の入れたボトルを注文すると他の人が既に飲んでいて一緒に呑む事になったそうだ!これはとんでもないシェアのシステムだぞ……。(影山氏曰く「新しい出会い系の形」) ボトルキープは数ヶ月飲まないと捨てられてしまうこともあるし。もうそろそろ、ボトルキープを探し巡る呑んだくれ巡礼にみんなで行きたいです。まずは聖地浦和から。
@atarashiikotto ねぎに入って新しい骨董ボトル頼んだら、3階で利用されてる方達がいますと言われて誰が飲んでるか確認しに行ったら知らない方達でしたが、後で3階に合流させて貰う事になりました\(^o pic.twitter.com/OsLwutMwOx
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年12月25日
【全国のボトルキープリスト】
【【【埼玉】】】
●浦和駅周辺
「ねぎ」
「五代力」
「ひとりあじ」
「アートスペース717」
「弁慶」(オススメ!みょうが玉子とじ)
「鮒忠(ふなちゅう)」
●北浦和
「さぶ」
「じゃんじゃん」(オススメ!山芋ベーコン/ぬか漬け)
「居酒屋ちどり」
●南浦和
「海幸」
●蕨駅
「まるよし」
●熊谷
「ねぎ」
●東大宮
「家紋 駐輪センター」
【【【愛知】】】
【名古屋】
●栄
「世界の山ちゃん/長者町店」
●本山
「萬鳥商店」
●今池
「大大大/今池」
●築地口
「味幸/築地口」
「UCO(期間限定)」
●?
「美濃路/梅森店」
【豊橋】
「水上ビルの一番駅よりの店」
【【【大阪】】】
●山田駅
『凡庫ぼんくら』
●東天満
『Linlow THE ART』
【【【青森】】】
【むつ市】
「三宝/田名部神社横丁」
【【【茨城】】】
●常陸多賀駅
「京子」
「樽平」
【【【東京】】】
●谷中
「紫穂」
「よりみち」
●鴬谷
「あまのじゃく」
●鷹の台駅
「天平」
●恵比寿
「大吉」
【【【静岡】】】
●静岡
「ちゃっきりや」
【【【山口】】】
●湯田温泉
「まる」
「ポパイ」
【【【大分】】】
●大分駅
「八條」
【【【長崎】】】
●大村
「佐助」(オススメ!刺身/キビナゴのオリーブオイル焼350円)
【【【宮崎】】】
●宮崎駅
「たかさご」
#新しい骨董 山口やってます pic.twitter.com/NdTXsV7cd9
— taabon (@taabon)
2017年3月24日
熊谷ねぎ、地味に6本目!#新しい骨董#ボトルキープ pic.twitter.com/qmLIa0st1m
— yaga_san (@022RED)
2017年3月13日
@atarashiikotto 蕨 まるよし3本目 pic.twitter.com/8QPkJGmntU
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年3月8日
@atarashiikotto 南浦和 海幸 5本目 pic.twitter.com/mxhu9xeOYQ
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年3月7日
ひとりあじ 31本目 pic.twitter.com/m8AmYqthh4
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年3月6日
浦和ねぎ43本め!#ボトルキープ#新しい骨董 pic.twitter.com/JEKGXez0i6
— yaga_san (@022RED)
2017年2月25日
43本目#新しい骨董 pic.twitter.com/LpEroQ6CVh
— ◎ (@mar_0620)
2017年2月25日
@atarashiikotto ちどり pic.twitter.com/PzBeyRdnWQ
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年2月17日
@atarashiikotto 兼屋 pic.twitter.com/lpNCSO4pdo
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年2月16日
新しい骨董ボトルキープ!!大阪、山田駅!7本目!みんぱくの学者さんたちが飲み継いでます!すげー pic.twitter.com/yHCS0MOuod
— michi laboratory (@michilaboratory)
2017年2月14日
@atarashiikotto だいちゃん pic.twitter.com/tU1AT8yRoM
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年2月13日
@atarashiikotto 雪見酒(*゚▽゚*) pic.twitter.com/4B73UF3Ven
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年2月9日
連日のねぎ!今日は熊谷ですが笑!#新しい骨董#ボトルキープ pic.twitter.com/AV8OpSuQTM
— yaga_san (@022RED)
2017年2月4日
昨夜は南浦和の海幸に行ったんですが、急に連絡したにも関わらずおおくまねこさんがすぐ来てくれてさすが最高でした。MUKU MUKUのちゃんひーさんも! 料理も全部美味しかった。 新しい骨董のボトルキープは誰でも飲めます! pic.twitter.com/8NDyISSynf
— まりるん (@tonnnel)
2017年1月24日
#新しい骨董 24本目いきました。#ひとりあじ pic.twitter.com/0eUkJG4JC5
— urawada (@urawada1)
2017年2月6日
豊橋で新しい骨董ボトルキープしました。水上ビルの一番駅近いお店です。気付いた方ハッピー。 pic.twitter.com/ZXoTLf8o6J
— 永田 直!! (@nacaotanaco)
2017年1月31日
@atarashiikotto pic.twitter.com/qirl8W75BL
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年1月23日
雪で帰れない #新しい骨董 pic.twitter.com/dZTS3avodR
— taabon (@taabon)
2017年1月20日
非公認新しい骨董キープ 長崎市樺島町石橋屋酒店 pic.twitter.com/uUxnPf9ax8
— 口一力る (@hunt_she)
2017年1月16日
���うとう33本目。#新しい骨董 pic.twitter.com/mvmgTsLDfN
— ◎ (@mar_0620)
2017年1月14日
#新しい骨董 ねぎ31本目 pic.twitter.com/1diEK120pA
— urawada (@urawada1)
2016年12月25日
熊谷ねぎで今年初のボトルキープ!#新しい骨董 pic.twitter.com/sIqj5xopDX
— yaga_san (@022RED)
2017年1月5日
@atarashiikotto pic.twitter.com/v2XsEwb9UF
— おおくまねこ (@momo_corona)
2017年1月6日
@atarashiikotto ねぎに入って新しい骨董ボトル頼んだら、3階で利用されてる方達がいますと言われて誰が飲んでるか確認しに行ったら知らない方達でしたが、後で3階に合流させて貰う事になりました\(^o pic.twitter.com/OsLwutMwOx
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年12月25日
こないだの入谷でのトークの後、受講生たちと鶯谷のあまのじゃくでボトルキープしました。 #新しい骨董 #ボトルキープ pic.twitter.com/0IPMROsIKZ
— 影山裕樹 (@kageyamayuki)
2016年12月23日
@atarashiikotto pic.twitter.com/vhJiyDi2B1
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年12月16日
名古屋・本山の萬鳥商店にてボトルキープの黒霧島。忘年会を前に少しだけ。#新しい骨董 pic.twitter.com/Vu5wDyilxH
— いいああううあ (@on_the_Run2010)
2016年12月10日
新しい骨董いただきました。#新しい骨董#名古屋 pic.twitter.com/WwbaU6RpAY
— EIJI MORIBE 森部英司 (@eijimoribe)
2016年12月10日
頂いてます。まる、にて。#新しい骨董 pic.twitter.com/1eGuAq7T3N
— taabon (@taabon)
2016年12月2日
13本目いきました。 #新しい骨董 pic.twitter.com/GoXwq5gKWM
— wada keisuke (@wadwu)
2016年11月25日
北品川にて新しい骨董ボトル入りました! 金時という素晴らしいお店です。YUKA TSURUNO、Yamamoto GENDAI 、URANO からの流れにぴったり。 YUKA TSURUNOではmamoruさんの展示中。ぜひご覧ください!ということで、ボトルキープの氏をアップ。 pic.twitter.com/xcKfZZN9g3
— マルヤマ マサタカ (@maru_circle_d)
2016年11月24日
@atarashiikotto ひとりあじ 14本目 pic.twitter.com/BfJNFfclZ9
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年11月16日
@atarashiikotto 静岡駅 ちゃっきりや ボトルキープしました。 pic.twitter.com/JS3DlvC2je
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年11月16日
ムサビ近所の天平に新しい骨董のボトル入れました!卒制に疲れた学生とか飲んでね。空になったら新しいボトル入れて帰れよー! @ 天平 https://t.co/CJ86Tvv2b3
— 今井俊介 / Shunsuke IMAI (@imashunn)
2016年11月14日
恵比寿の大吉にボトルキープしました。 #新しい骨董 #ボトルキープ #トランプ pic.twitter.com/lqQLxHKf8p
— 影山裕樹 (@kageyamayuki)
2016年11月9日
山口湯田温泉「まる」「ポパイ」にボトルキープしました。 #新しい骨董 #ボトルキープ pic.twitter.com/M9W1bKZGnv
— 影山裕樹 (@kageyamayuki)
2016年11月6日
@atarashiikotto ひとりあじ12本目 pic.twitter.com/cNvnr5sCkZ
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年11月4日
@atarashiikotto だいちゃん pic.twitter.com/4eU3TfBLIe
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年11月4日
@atarashiikotto pic.twitter.com/cacSh2X4ak
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月31日
@atarashiikotto ひとりあじ 11本目 pic.twitter.com/qlE7gAc5IX
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月28日
東大宮 居酒屋 家紋 駐輪センター 隣の駐輪場と同じ建物。駐輪場と呑み屋の組み合わせがゾクゾクします。 #新しい骨董 #ボトルキープ pic.twitter.com/JhdQCS0wnh
— 影山裕樹 (@kageyamayuki)
2016年10月27日
@atarashiikotto butaji pic.twitter.com/Q0JgcmjVIp
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月27日
@atarashiikotto pic.twitter.com/x30J27pUOB
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月24日
@atarashiikotto 打ち上げで4本いきました!18本目。 pic.twitter.com/M2h8u9Ho5q
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月20日
名古屋大大大!昨日来た人がギリギリで帰ったらしい!!! pic.twitter.com/sTDc3rmRBL
— michi laboratory (@michilaboratory)
2016年10月19日
@atarashiikotto ひとりあじ2周年ビールチューハイハイボール100円 pic.twitter.com/YPtVYI8Y0Y
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月18日
pic.twitter.com/UMpkBsTCBZ
— michi laboratory (@michilaboratory)
2016年10月15日
@atarashiikotto 半兵衛二本目 pic.twitter.com/Ai074v4xHH
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月14日
@atarashiikotto 西浦和 小春にタグを掛けに #お松 pic.twitter.com/JY71Q4NQH6
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月14日
@atarashiikotto ねぎ14本目 pic.twitter.com/lHZc9mRktT
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月12日
@atarashiikotto 八本目 pic.twitter.com/3uXx4KNk34
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月9日
すでにボトルキープをしていただいておりました。 @ 阿波座近辺 https://t.co/MpPfbSvn2m
— 影山裕樹 (@kageyamayuki)
2016年10月9日
@atarashiikotto pic.twitter.com/KOafWbGeet
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月8日
@atarashiikotto 弁慶二本目 pic.twitter.com/gRx9iqKHWp
— おおくまねこ (@momo_corona)
2016年10月4日
:::::::::::::::::: 【新しい骨董】の名前でボトルキープを行なっています。 これらボトルは「新しい骨董」と言えば、誰でも呑めます。 飲み干したら新しいボトルを入れておいていください。 ::::::::::::::::::
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※終了しました【24時間限定公開!】
月刊 新しい骨董 000
2017.1.15号
「新しい骨董」ってSF。
「新しい骨董」って近未来。
「骨董」を予想する。
「骨董」になる。「骨董」になりたい。
時間を越えてあり続ける物事。
どうすりゃ新しい骨董になれるのか?
月刊 新しい骨董 創刊号 24時間限定全文公開キャンペーンは、2017年1月12日22時をもって終了いたしました。
チラ見はしたけど全部読み逃した! という方はぜひ[email protected]まで感想文などなんでもいいのでお送りください。文字数に応じてメルマガ本誌をお送りいたします。
文字数の等価交換の方法はこちら。
お知らせ
1月27日に、久しぶりに新しい骨董で京都に集合します!
新年会&その場で展覧会やりますんで、詳報をお待ちください〜。
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月刊 新しい骨董 000
2017.1.15号
始まります。
文字数と文字数の等価交換。
「月刊 新しい骨董」は、文字数を文字数で買う新しい雑誌です。新しい骨董のメルアドに文章を書いて送ってもらえれば、その文章と同じ文字数のメルマガが送られてきます。
創刊号の特集は、
「吉田一郎さんに会いに行った。」です。
新しい骨董は先日、浦和の居酒屋でさいたまトリエンナーレ反対運動を展開する市議会議員の吉田一郎さんとお酒を呑む機会に恵まれました。吉田一郎さんとは一体どんな人物なのか? 吉田一郎さんと会って僕たちはどんなことを考えたのか? 吉田一郎さん本人原稿の特別掲載など、特典満載でお届けします。
もくじ
特集
吉田一郎さんに会いに行った。
吉田一郎さんに会えた。 文=山下陽光 2998字
どこでもない場所へ 文=下道基行 1380字
『クーロンズゲート』と新しい骨董 文=影山裕樹 1430字
SPECIAL
特別収録
浦和会場の展示作品はこれだけ!? 文=吉田一郎
今月の新しい骨董ボトルキープ店
特典映像
裏輪呑み in 武蔵浦和
※ ︎購入にあたって
①文字数と文字数の等価交換
最大文字数は2998字。
全部読みたい方は、2998字以上の文章を[email protected]まで送ってください。
それより少なかった場合、3人の原稿がそれぞれ、その文字数だけ送られてきます。
でも安心してください。
1文字も書いてくれなくても、SPECIALコーナーの原稿、特典映像はもれなくお送りします。
テーマは「最近、気になっていること」「最近読んで面白かった本の書評」「新しい骨董のメルマガ読みたいんです」など、なんでも結構です。
メールタイトルを「新しい骨董メルマガ創刊号読みてぇ〜」として[email protected]までお送りください。
② 割引制度
発売前に指定のコメントと共にメールを送ってくれた方には1000字のクーポンを自動的に差し上げており、2998-1000���1998字以上で全ての記事が読めます。その他、友人割、知人割という制度もございます。お気軽に[email protected]までお問い合わせください。
③150円で購入する
また、どうしてもお金を払って読みたい方向けに、BASEのショップページにて150円で販売いたします。
④会った時に払います制度
ネットの銀行振り込みがとにかく面倒くさい、文章書くのも辛いという方のために、会った時払い制度がありますので、影山、山下、下道に個人的に連絡下さい。海賊版のスクショメルマガをお送りします。
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【浦和ボトルキープ地図】ついに完成。
企画:新しい骨董
監修:おおくまねこ
是非これを手に浦和を飲み歩いてください!「新しい骨董でボトルキープしています!」といえば、誰でも呑めます。ただ、呑みきったら、ボトルを入れてください!
新しいボトルキープも気が向いたら是非行なってください!タグなどはなくても「新しい骨董」と瓶に名前を書けばOK!
以下、全国のボトルキープリスト!!!!
【全国のボトルキープリスト】 【埼玉】
●浦和駅周辺
「ねぎ」
「五代力」
「ひとりあじ」
「アートスペース717」
「弁慶」(オススメ!みょうが玉子とじ)
「鮒忠(ふなちゅう)」
●北浦和
「さぶ」
「じゃんじゃん」(オススメ!山芋ベーコン/ぬか漬け)
「居酒屋ちどり」
●南浦和
「海幸」
●蕨駅
「まるよし」
●熊谷
「ねぎ」
【愛知】
●名古屋
●栄
「世界の山ちゃん/長者町店」
●本山
「萬鳥商店」
●今池
「大大大/今池」
●築地口
「味幸/築地口」
「UCO(期間限定)」
●?
「美濃路/梅森店」
【大阪】
●山田駅
『凡庫ぼんくら』
●東天満
『Linlow THE ART』
【青森】
●むつ市
「三宝/田名部神社横丁」
【茨城】
●常陸多賀駅
「京子」
「樽平」
【東京】
●谷中
「紫穂」
「よりみち」
【大分】
●大分駅
「八條」
【長崎】
●大村
「佐助」(オススメ!刺身/キビナゴのオリーブオイル焼350円)
【宮崎】
●宮崎駅
「たかさご」
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