yosuke510

[yosuke510]

『考えてみたら”アイドル”は音楽のジャンルじゃないよね』

随分と放置していましたが、年末に振り返ってみたら意外と思考の整理にいいじゃんという自分勝手な動機が見つかったので、時事ネタ縛りをやめて（縛っていたわけではないけど）、写真に音楽にその他好きなものをレコメンドすることもできればなと思います。2018年の目標。

さて、本題に入ります。年始ですが、それらしいことはしないで、通常運転です。 僕は音楽が好きです。ロック、クラシックはあんまり強くないけど、それ以外は色々聞きます。

人に聞いたり、雑誌とかを通して興味があればYouTubeでとりあえず聞いてみることができるのは今の時代とっても便利でありがたいと思いますね。

アイドルも色々聞くようになりましたが、僕は最近のライブの感じに絶対に耐えられないし（合いの手？みたいなやつとか）、グッズ買ったり、握手会行ったりっていうほどの熱量はありません。それでもいくつか好きなグループはあります。

最近の、特に女流のJ-POPアイドルについて、王道アイドルソングからどう外して個性を発揮するかが特徴的だと思います。男子アイドルはその辺り大きな変化って感じないんですよね。

代表的なのはベイビーメタルとかだと思いますが、最近はアイドルというキャラクターからイメージできない音楽をやるということがトレンドなんですかね。

今日は最近おっと思った楽曲を。

個人的にちょっとAORの香りがするなと思っていたのですが、レビュー見るとファンクっていう評価もされてるようです。まだ数曲しか聞いてないのでもうちょっと色々聞いてみたいかな。

フィロソフィーのダンス「I’m After Time」

これ書こうと思ってPVをちゃんとみているのですが（作業用に流してたからちゃんと見てなかった）、PVはちゃんとアイドルなのがいいですね。笑　バカにしているわけではなくそこはちゃんとアイドルするんだっていうギャップが個人的にツボです。

[yosuke510]

『残すか、残さないか』

小林麻央さんが亡くなったそうです。 特別な思い入れがあるわけではありませんし、もちろん生活に関わりがあったわけではありませんが、NEWS ZEROなんか見てましたし海老蔵さんの様子を見てるとやはり悲しいことですね。

テレビでご活躍された方なので、追悼に際しては様々な映像が流れてくると思います。 こういう形で生前の映像が残っていることは稀なことで多くの方は映像として何かが残っていることは少ないと思います。

さて、自分は写真を撮っているわけですが、自分の記録というものはおそらくほとんどないと思います。写るの苦手ですし、イェーイ！なんてキャラでもないですし。

しかしそれが悲しいことかというとあんまりそうも思っていない節があって、 恐らくかなりの早さで忘れられるのだろうということに焦りがないような気がします。 焦ることがあるとすれば、いきなり一部矛盾しますが、命が震える作品がないことが一番ですかね。だいぶ大げさな表現をしましたが。

丁寧に生きねば、と思うもなかなかこれができない。 誰かのために生きる、という感覚が全然わからない。

[yosuke510]

『Goodbye アイドルとしてのあなた』

アイドルがイベントで結婚宣言して大騒動になっているあの話が意外なほど盛り上がっています。改めて「AKB48」というアイドルグループの影響力を感じさせる結果になりました（良い悪いは置いといて）。 色んな芸能人がこのことについて反応していますが、僕はそもそもこういう状況になっていること自体が興味深いですね。

お相手は元ファンだそうですが、付き合っといて「元」って超違和感ありますね。笑 で、「ファンだからアイドル活動に理解があった」とかありましたが、全ー然理解できてない結果がこの騒動なんじゃないんですかね。まあ多くの方が勢いで結婚してどうせさっさと離婚する、あるいはそもそも結婚しないんじゃない、という展開を期待しているようなので、ぜひその期待を華麗に裏切ってください。

僕はアイドルといえば松浦亜弥の印象強いですね。いかにもアイドルだったじゃないですか。 ソロアイドルというのはあんまりお金にならないのか、それに耐えうる技術を持ったアイドルが生まれないのか、日本の文化としてそれを求めていないのか、よくわかりませんがとにかく松浦亜弥はすごかったですし、今見てもすごいなと思います。

アイドルはやっぱり偶像である方が全然理解できない分アイドルとしての強度が増すような気がしました。別にイベントでアイドルと数十秒会話したって当のアイドルはなんとも思いやしないんだからそれ排除して、アイドルとしてのよくわかんない輝きを放ってほしいものです。

松浦亜弥復帰しないかなあ。単純に歌うまいし、声好きだし。 というこれくらいの期待感がアイドルに対しての距離感としてちょうどいい気がします。

[yosuke510]

『死を見る』

僕の写真には街で出会った死骸の写真がいくつか含まれています。 関東に移り住んで結構衝撃的だったことに、長野に住んでた頃より死骸に出くわすことが多いことがあります。生活している中に死が普通に見受けられることに大変驚いています。

久しぶりに会った友人に突っ込まれてグサっときたのは「それ、誰が欲しいの？」です。確かに見るからにゲンが悪い。笑　

先日久しぶりに死骸に出くわしたのですが、時間の都合であまり向き合えず、なんとなく苦々しい思いをしました。 大事なのでこれは強めに主張しないといけないんですが、死骸撮りますが、楽しくはないです。割と執着を持って撮りますが、決して楽しくはないです。

じゃなんで撮ってるのかっていうと命を見ている実感があるからです。 基本臆病なので、それを直視するのは怖いなと思うこともあるのですが、写真にすることで一歩距離を置いて冷静に見ることができているのだろうか。

しかし死骸を撮ってそれを見つめることでしか生死と向き合えないというのは果たしてどうなのだろうか。

死骸を撮るというと倫理観とかそういう話になりがち（特に哺乳類だと）な気がしますが、この世の中SNSに溢れる美しい世界ばっかりだなんて1ミリも思わないし、こういうのも現実としてあるのだから直視するのはおっかないけど、写真で身近で起こっている死についてきちんと見て考えられたらなと思います。

生きている人間を撮って生きていることを感じた方がヘルシーでポジティブなんだろうけど、僕らしいのかもね。

[yosuke510]

『不確かであること』

僕は写真であれ、こうして文章を書く時であれ、不確かなことについてはあまり表に出したくないなあ、と思う方でした。 それは、自分から発するものくらい自分のコントロール下におけなければいけないという結構極端な考えによるものです。全て確信を持っている、知っている状態なんてないのだ��わかっていながらそれを求める、となると相当にストレスです。

少しずつそれがほぐれてきているような気がしているのですが、きっかけはある漫画家の発言が大きいです。 その人はすごく楽しそうに「まぐれが欲しいんだよね」とか「滲んじゃってもそれが味ならそれはOK」とか言っていて僕が好きなこの漫画家も不確かさの中からロックなパワーを生み出していたのかと爽やかに感動しました。

何かを極めるのなら不確かな部分はより削がれていくのが良いのだなんて思っていましたが、全てがわかってしまうのなら別にやらなくてもいいんだなと思ったらちょっと気が楽になったような気がします。 とはいえ、見据えるものがクリアである必要はあるよなあと思う。

今回の（と言ってももう随分前のことのようだが）展示やってその辺が少しずつ素直に出せてきたかなあなんて思いました。 正直発表するにはちょっと時期尚早とか思ってたところあったけど。笑

[yosuke510]

『展示した写真について』

この写真、葉っぱじゃなくて、椿の枯れたやつです（展示してるとき時々聞かれた）。 展示のお知らせをした時と同じ写真をもうのせんのかいとか思ったけど、ちっちゃいことは良いかな。

春、と言うとやはり桜が一番メジャーというか皆に喜ばれるイメージですが、 僕は椿の方が好きです。理由は散る時に形を保ったまま首が落ちてくる感じに散っていく様が好きだからです。 枯れた花を拾い上げることで、死に対して、（自分の中で）手を差し伸べる一つのアクションとして表現したかったのがこの写真です。

今回、漠然と、「愛と喪失」について考えて作品作りしたいなと思って始めたものの一つです。 強烈に喪失感を感じるとき、同時に愛情を感じたり、 失うことで美しさが際立ったりするということを考えています。

まだまだテーマとしても写真としても強度が足らないなと泣きそうになりながらだけど、頑張る。

[yosuke510]

『2017.5.20』

バイトして、ネットでニュース見て、死なない程度の生活をしていると、 だんだんSNSから遠ざかっていく。

SNS映えに対する意識の高さはみんなすごいなと思います。 僕は年々自分の生活をリスク承知で発信することの意味がわからなくなって（期待もされていないと思うし）、すっかり消えています。tumblrに日記書くことさえもこのザマだ。苦笑　気の利いた表題もつけられないぞ。

結構「どうでもいいわw」とか言いながらも似たようなことを自分もやってる、そしてやめられない、 というあたりがやはり薬物と似た成分があると思う。

ネットのリテラシーは誰かに教えてもらえる訳でもないので、 主に自分でいろんなものを見ながら学んでいくしかないのだが、 今のネット世代と自分の感覚がズレている決定的な要因は載せる言葉が口語中心か、文語中心にあるんだろうな思います。

僕なんかは文章を載せている感覚が強いので、ツイッターとかで会話している感じが馴染めないですね。 一方口語でネットで会話する世代からすると、僕みたいなタイプは頭カッたそーう、真面目ぶってるー、とか思うのだろうか。

[yosuke510]

『展示のお知らせ』

GW明けにグループ展に参加することになりました。 御苗場以来ですが、正直まだ出すつもりはありませんでした。 というのも、理由は単純に今回出す写真あんの？っていうことと、 今度やるなら小さい場所ででも個展やりたいなという思いがあったからです。

じゃなんでやるんだっていうとやっぱり写真見て欲しいからですね。 御苗場ともこれまでの展示とも違う新しい僕を見せられるかなと自分自身人ごとのように期待しています。13日はスライドショー＆パーティを催しますのでそちらでお会いできることを楽しみにしています。

うつゆみこゼミ写真展「stir up」 【とき】2017.5.9(tue) 〜 2017.5.14(sun)　11:00 - 21:00 (最終日は18:00まで)   【ところ】下北沢バロンデッセ ラテ＆アートギャラリー

＊

[yosuke510]

『スキャンダループ』

森友学園のあれやこれやで籠池さんが証人喚問される、という事になりました。 この話、いろいろわけがわかっていない。

・土地の話はどうだったっけ？ ・森友学園って安倍政権バンザイ！だと思っていたけど、（真実であるなら）安倍政権の首を吹っ飛ばしかねない発言が多いのはなんで？ ・仮にこの問題が明るみに出なかったとして、あの教育が問題になるのは時間の問題ではなかったのか？

こういうの考えると自分の知識の少なさに悲しくなる。 情報が少ないだけなのか？みんな理解して騒いでいるのだろうか？ さて誰に聞いたら良いのか（Google以外で）。

とにかく政治スキャンダルが最終的に証人喚問になっても、スッキリしましたー！ってなった印象がないのと、前もこんなことあった気がするなあ感がすごくある。「前」が具体的にどれかサッパリ思いつかないけど、メールの問題とかあったよね。あれはどうなったっけか。まあそれはいいけど、今回はどうなることやら。

最近までトランプトランプ言ってたのにこのヤバいおっちゃんとおばちゃんが登場したらトランプに限らず、これ以外の話題が完全��うやむやになってしまっている気がするよ。 森友学園のこともいいけれど、もっと大相撲を取り上げよう。そっちの方が面白いから。

[yosuke510]

『天の神様の言う通り』

去年はベッキーから始まった不倫ショック、今年は芸能人の「引退」ショック(全て���ネガティブなものではないにせよ) に湧く日本。

個人的に出家騒動についてはなんとなく気になっていました。 あっという間にみんながもう大過去のように感じるくらいの情報の速度だと思いますが、だからこそ今、考えていたことを書いていってみようかなと思います。

まず気になったのは出家する際の「神のために生きたい」という言葉。

僕は神からの教えを信じ、守り、行うことで、神からの加護を得られるものだと思っていましたが、神のために奉仕する必要があるそうです。 奉仕しなければ得られない愛など、神の愛ではなく、人間社会そのものだと思うのだが。 姿形のない「神」に何をしろと言うのだ。誰が教えてくれるんだ？ 神による「無償の愛」とはなんなのだ？

そしてたまに見かける今日の写真みたいな言葉です。 今まで生きてきた間に見慣れてしまっていて、なんか麻痺ってる感じはありましたが、よくよく観察していると、「信じなかったら死後裁かれるぞ」と強迫されているようだな、と思いました。 脅しをかける神は脅すことで何を得ようというのか。金か？

なぜ今これを書こうと思ったか、それはもう祈りを捧げる時期が今年もまたやってきていることを感じているからです。 これについては出家がどうのこうのなんて言っていられないくらいにはそれぞれ考えたり、感じたりしていると思います。

何か大事なことが見えなくて、そしてそれが隠されながら何か大きな動きがあるような「気がして」ならないのだが、そんな手触りのないものは気にしないで、今をきちんと生きたいと、この時期思う。でもできていないとも思う。

[yosuke510]

『出展者として　鑑賞者として』

tumblrでお知らせしていなかったけれど、御苗場vol.20に出展していました。 そして終わりました。

始まる前に通っていた学校の先生に見てもらったのですが、 要約すると「アマチュアっぽいね」というようなことを言われ、これはアメリカ並みに変革の時なのだと思いました。

壁面は普段やっていた観察というカテゴリから「個性」をテーマに、鏡も用いた形にしてみました。 展示でもSNSで写真を見る並の早さで見られているのだということを痛感しました。レビュアーもステートメントを読まない、ということには結構ショックを受けましたね。笑

とにかく少し作品に対する考え方だったり作り方を変えていきたいところです。ずっとそこ苦しんでるんですが。。

御苗場はもう鑑賞者として久しぶりにすこぶる楽しんだなと思います。 完全に一目惚れした人がいて、やっばいヤバイと周りに推しまくった。笑　３日行って３日展示もブックも見て、血肉にしてやろうと見倒した。 もうすでに好きな感じなんだけど、なんというかまだ底じゃない感じがあって、個人的には一緒になんかやれたら幸せなことだなと思います。一緒にやれるように頑張ろう。

最近書いてなさすぎて書きたいことが少し溜まっていたけど、 こういう目標の立て方もありかもな、ということで書いてみた。

[yosuke510]

『SNS疲れは高次欲求？』

SNS依存に対して「承認欲求」を満たす、というワードが出てきます。 いいね！とかRT、フォロワー数とかっていう数字で周囲から認められている感覚を得るっていうやつですか。 マズローの五大欲求だと４番目に高次の欲求にあた���そうです。興味がある方は、調べてみてください。

高次とはいえ「欲求」なので満たされないとストレスになるっていうわけですが、僕はそもそもSNSに対して働く欲求が承認欲求なんて高次のことだと思いません。

僕は最下層の生理的欲求に近いものがあると思っています（ちょっと極端ですが）。 人が行う「吐き出し」の行為の多くに快楽が伴います。 排泄、落涙、発声、発汗なと多くが快楽を伴い（冷や汗、脂汗とかもあるので全てが当てはまりません）、SNSでの発散も吐き出しという意味で同じなのです。

僕はSNSは薬物と非常に近い特性があると考えている方なので、 一日でものすごいツイートする人（ビジネス目的以外の利用で）は、 鈍感力がものすごく高いか、精神的なストレスが溜まりまくっている人ではないかなと思います。

ストレスはネット以外で発散して、もっと楽な気持ちで関わっていけたらいいなあなんて思いながらも、SNSをビジネス目的に使うのもストレスになってしまう自分が辛い。

あの川下りはどこからスタートしてどこでゴールなんだろう。 なんであんなことになっているんだろう。でも気持ちよさそう。

[yosuke510]

『スモーカーぶるーす』

東京五輪も関係してのことだと思いますが、タバコが飲食店などで全面禁煙、罰則付きになるようです。 時代の都合、いずれ全面禁煙か、わかばも一箱1000円まで増税か、だと思いましたが全面禁煙が先になりそうですね。

僕も喫煙者ですが、どのくらい吸うかというとお酒飲んでる時と気が向いたら（吸いたくなったら）というくらいなので、ここ1週間だと3本でした。笑 とはいえ吸いたいなって時に吸える場所が減ってきているのでスモーカーには辛いですね。今でもこうやって檻の中で吸っているというのに。

こういう時には愛煙家の権利だとか分煙を推進しろ、みたいな声が大きくなっていくんですけど、歩き煙草やる人も未だ年代関係なく見かけますし、近くの大学生もやってるくらいなので、そりゃ嫌煙家の我慢も限界でしょうね。

アイコスはそもそも原理が違っていて、アイコスはOKみたいなところもある（らしい）のでこれからはそれがスタンダードになっていくのかな。

小さい頃のTVで見た記憶くらいしか正直ありませんが、昔は新幹線とか仕事場でバッスバス煙草吸ってる光景も普通だったようですね。電車内とかでの禁煙というのはもう普通になっているので、この飲食店全面禁煙というのも時間が経てばきっと慣れちゃうんじゃないかな、と思っています。

baby, スモーカーぶるーす

[yosuke510]

『１億総アイドル社会の到来』

前回アイドルの距離感について少し考えましたが、メディアに露出するアイドルが心理的、物理的に近くなった結果、実生活でちょっと目立つ人々が軒並みアイドル的存在になるという現象が色々なフィールドで起こっています。

それをどこで感じたかというと、最近は箱根駅伝です。今年は青学が三連覇して、渋谷のセンター街でパレードをしたことも話題になりました。

確かに三連覇ということは偉業であるとは思いますが、とはいえ、大学駅伝の優勝であんなに人集まるの？そんなにキャーキャー言う？っていうのが正直な感想です。インタビューによると「○区の人を見に来ました」「〇〇さんがカッコいい」みたいな感じで見に来ていた人もいたようです。

別にそれが悪だと言うつもりは全然ありませんが、違和感は感じています。

それは僕は彼らを陸上部の大学生の中の一人としか見ておらず、ファンは男子の一人と見ていることがこの違和感の元なんでしょうかね。

前回アイドルについて少し触れましたが、今回書きたいことの前振りだったのです。笑　

数年前にAKBとEXILEがどんどん巨大化していた時に「○年後には男子の3人に一人がEXILE、女子は3人に一人がAKB」みたいなことが少し話題になっていたような気がしますが、あながち間違ってないというか、グループに属するわけではないが、アイドルみたいな匂いを漂わせている人たちが増えていますね（本人がどういう思いであるかは関係なく）。

これはSNSを通してアイドルじゃない、いろんな一般人をメディア越しに見ることが当たり前になって、芸能人と一般人との境目がマ��ブルになった結果なのかな、なんて思っていますが、少なくとも僕はアイドル的な扱いを受ける気配は１ミリもありません。悲しいやら嬉しいやら。

[yosuke510]

『絶対的な存在とは』

毎年消える消えると言われて10年くらい消えずに、増やして拡大している48/46シリーズについて、欅坂46のこの楽曲を聞いてみてふと思ったことを書いてみます。

・ソロでの売り出しは絶対にしない AKB48に始まり欅坂46に至るまで、すべてが大所帯のグループです。 そしてセンターに「○年にひとり」みたいな感じで神が降臨したように押し出すものの、その逸材でさえもソロで売っていくことはしないのです。 絶対エースはあくまでそのチームの中のエースで、実際ソロでの活動に結びつくのはグループとしての人気が確立してからのような印象があります。そしてソロだとグループでの人気が持続しないということが起こっています。

何もこのグループに限らず、E-girlsも大所帯です。 E-girlsはどういう売り方なのかよくわかってませんが、ソロでやってるのってズートピアのあの金髪の子だけですよね。他にもいるのかもしれませんが、一般的な知名度はこんなもんだと言い訳しておきます。

現在のアイドル事情を見ていて強く思うのは松浦亜弥のアイドルとしての破壊力半端じゃなかったな。松浦亜弥って歌うまかったし（コットンクラブでライブするくらいには正統派なこともやっていた）、THEアイドルっていう感じだったなと思います。個人的には「アイドル」という存在が近くなったことが一番の失敗だと思っています。

アイドルに限らず、モデル、写真家など芸事をやる人には共通するような気がしていますが、「圧倒的に理解不能」な部分が必要で、わからなさ、かないっこない、みたいな見えない力が強さを生み出しているような気がしました。

圧倒的に理解不能な凄みを身に付けたいものです。

[yosuke510]

『日韓の文化交流は事実途絶えていない』

これはK-POPアイドル「EXO」の日本2ndシングルのPVです。 僕は韓国語の音感が好きなので、正直日本語のシングル出さなくったっていいじゃんと思う方なんですが、それにしてもEXOの激推しっぷりには考えさせられるものがあります。

1．渋谷ジャックとかそういう次元じゃない 109のクリスマスにK-POPアイドルを持ち出してくることはかなり驚きました。トラックが街を行脚するのはD-LITEなんかもやった（しかもナルバギスンで）のでそんなに驚きませんが、日本の若者文化の中心、渋谷の、クリスマスなんてビッグなイベントに対する、109の選択はそれなのかと思いました。 否定的な意味ではなくただただびっくりしました。

２．ビジュアルイメージの共通点について これは日本オリジナル曲なんですが、自国でMONSTERという曲をリードトラックに、CDをリリースしています。そのビジュアルの印象は結構この感じに近いです。曲調の都合もあるのでMonsterの方がちょっとダークな感じなんですが、結構近いと思いました。 勘ぐっちゃうのは悪いことですが、これはMonsterは好きだけど、EXOの日本語っていうことになんとなく抵抗があるな、ていう僕みたいな層を見た目から入りやすくした結果ああなったのかな、なんて思います。

３．音楽はどうなのか 個人的にMonster、Lucky Oneの方が好きですね。 さらに言うとMonsterよりCall Me Babyの方が好きですね。

韓国は政治はガタガタしてたり、そこに文化の違いなんかも見えたりして興味深いことですが、いっときを思うと、嫌韓感情が表面に出なくなったように思います。ヤフーとか見てると相変わらず厳しいんですけど。 しかし、主にK-POP、僕は全然見ませんが、ドラマなんかも根強く人気があって、多分EXOのライブは東京ドームでもソールドアウトだと思うし、新しいアイドルいっぱい出てきてもみんな追っかけるしで、文化交流の面ではまだまだ活発というかもうこれは定着しているんだろうな。僕も好きです。音楽のバラエティが豊富だし、ダンスとかすごいカッコいいし。

韓国のカルチャーについては漫然と関心があって、行きたい国はどこですか、と聞かれたとき、まずはソウル、ということを2年くらい言っています（実際には行っていないけど）。近くて遠い隣国という特殊な距離感が今後どうなるか気になりますね。

[yosuke510]

『知らないよって言ったって知らないよ』

流行語大賞が発表されました。今年は広島東洋カープが開幕から勢いに乗り続け、流行語大賞まで取っちゃう神ってる一年でした。

今年はオリンピックイヤーなので、オリンピックで何か目立った発言があればそれが大賞だったのかなと思いますが、そんなチョー気持ちいいワードはそう簡単には出てこなかったこと、近年よくあったキャッチーなワードを出す芸人が最近になって登場してしまったこと(PPAP)、あとは震災があったり、公にはネタにしにくいワードが流行してしまったので、決める側も大変だったろうなと思います。とはいえ、個人的には今年は神ってるが妥当だと思います。 人間浅ましいもので、ゴシップ（特に芸能なんて遠い世界の）が好きで、そこから出てきたダーティワードの方が記憶に残っちゃうんですよね。笑　

特徴的だったのはそれに対して「聞いたことないわ、なんやねん！」っていうリアクションがちらほら見られたことです。それを発して一体どうしたいんだろうか。きっと「そうですね」の一言をいっぱい欲しいってことだと思うんですが。

SWITCHで古舘伊知郎と秋元康の対談が組まれていて、確かその中で、「正義を振りかざしたいんだ」みたいなことを言っていて、確かになと思ったことを思い出しました。

流行語に正義も何もないんだけど、とにかくストレスは溜まっていて、とにかく発散はさせたいんだけどいいネタはなかなか転がってこない中で恰好の材料だったんでしょうね。

「別にあなたがそこに関心がないだけですよね？」の一言でおしまい、だと思いますけど。僕の中でパーフェクトヒューマンも、ポケモンGOも特に流行りませんでしたし、それ言うときっと「それはお前の都合だろう」ってなりません？