#ステファニア・サンドレッリ
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ラ・ファミリア 東宝出版事業室 監督:エットーレ・スコラ/出演:ヴィットリオ・ガスマン、ファニー・アルダン、ステファニア・サンドレッリ、フィリップ・ノワレ ほか
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『暗殺の森』
ファシスト政権下のイタリア、「正常な人間」になるためにファシズムにすがった男の出世とやがて訪れるであろう破滅を描く。原作はアルベルト・モラヴィ���の小説『孤独な青年』。
作品データ 暗殺の森(原題:Il Conformista) 1970年/イタリア、フランス、西ドイツ/112分 監督:ベルナルド・ベルトルッチ 出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ ほか
感想 ファシズムや性といったシリアスなテーマを扱っていながらも、娯楽映画としても成立していて、素人ながら「巧いなあ」と思わされる映画でした。まずなんといっても“見せ方”がかっこいいのですよね。ホテルで誰かの電話を待つ主人公、赤いフィルターのかかったような画、ここでがっつり心をつかまれました。あとは、森の中で暗殺者が夫人を追うシーンをハンドカメラで撮影しているところは1970年当時の感覚だと新鮮に感じたのではないでしょうか(よく知らずに勝手なこと言ってますが)。そして時系列を巧妙に巻き戻しながら現在と過去が交錯しながら展開するストーリーも良かったです。マルチェッロがマンガニェッロに「車を止めろ」と合図したときに、少年時代に同じようにリーノの車を止め乗せてもらったシーンが重なるところが特に好きです。そして、大人になった彼が結婚を前に教会でこの日のことを懺悔をするのですが、ここで彼をファシズムへと駆り立てた出来事が明らかになります。
「正常な人間」がひとつのキーワードでもあるのですが、少年時代のトラウマから逃避するかのようにマルチェッロは「正常な人間」という「仮面」を作ろうとします。結婚すること、ファシストになること。婚約者のジュリアは中流家庭出身で、恋やファッションにしか興味のない女性です。いささかミソジニー的ではあるけれども、彼にとってはまさしく「正常な」女だったのでしょう。友人のイタロに「彼女のどこがいいのか」と聞かれ「セクシーなところ。二人きりになると抱ついてくるんだ」なんて答えていましたが、絵に描いたような「かわいい奥さん」なのですよね。
ところが、マルチェッロはクアドリ教授の暗殺という任務があるにもかかわらず、教授の妻アンナに心を奪われます。彼女は知的で気位が高く、また、娼婦という一面も持ちます。彼が執拗にアンナを追いかけるのは、てっきり俗物的なジュリアとは対照的なところに惹かれたからか��と思っていたのですが、どうもそれだけではないようで、終盤ではマルチェッロがホモセクシャルであることをにおわせる描写もあります。そして、彼自身はそのことを受け入れようとはしません。少年時代に受けた心の傷、複雑な家庭環境……(マルチェッロの父もまたファシストであったこと、使用人と不倫関係にある母親の存在)、全体主義国家におけるマイノリティ���の抑圧、さまざまな理由が考えられますが、私には理解できませんでした。
衣装で印象的だったのは、ドミニク・サンダ演じるアンナのパンツ姿です。第2次世界大戦を題材にしたヨーロッパの映画は、数えられるほどしか観ていないのですが、女性がみんなスカートにハイヒール姿だったのが気になっていたんですよね。空襲があったときに素早く逃げられないじゃん、と。日本であれば戦時中はもんぺがあったけれど。また、アメリカでは戦前にすでに肩パッドやパンツスタイルが女性ファッションに取り入れられていたとどこかで聞きましたが、ヨーロッパではどうだったのでしょう。
ムッソリーニ失脚とバドリオ政権発足を伝えるラジオ放送、これは同じくトランティニャン主演の『激しい季節』でも出てきましたね。ムッソリーニの胸像が倒されてひきずりまわされるシーンもありましたが、こういうのを見るたびにイタリアの民衆は骨太だなあと思わされます。度重なる空襲や物資の不足で疲弊していそうなものなのに……。
マルチェッロ役のジャン=ルイ・トランティニャンの茶目っ気のある面と影のある面の両方がうまく引き出されていて、役者を生かす演出もすごく上手だなと感じました。ラストの「ぜんぶおまえのせいだ!」とぶちまけるも迫力がありましたね。あとは、母になったジュリアの表情に凄みが加わっていて、ファシストの秘密警察の妻としてどういう心境であったかを察することができます。
ジュリアとアンナのダンスシーンが楽しげだったとか、ジョルジュ・ドルリューの音楽が良かったとか、書き出すときりがないのでこのへんで。
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