#ewingdunbarnunn

[kari3622-blog]

The Art Tatum Trio "The Remarkable Art Of Tatum--1944" ｢非凡｣だとか、｢驚くべき｣とか｢特筆すべき｣、―テイタムの芸術1944年―と言うタイトル。これは、スルー出来ません。 1944年1月5日、World Broadcasting Systems, Inc. in New York City 録音。この会社は、1929年にPercy L.Deutsch（1885–1968）によって設立されたラジオ業界向けのレコーディング��ービス会社。つまりレコードではなく放送用音源、当初一般には発売されなかった超貴重な音源です。1909年10月13日生まれなので、35歳の演奏。 日本は、第二次世界大戦真っ只中で戦況は悪化し国民生活は窮乏。そんな時代にアメリカではこんな素敵なジャズがラジオから流れていたのかと。 #ArtTatum (p) #TinyGrimes (g) #SlamStewart (b) 初期のピアノ・トリオなので、ドラムスではなくてギターの時代。音質のリフレッシュとギターなら、迷わずShure M44-7の針を落とします。このラジオ・レンジの音質は、信じられないくらい、心地よい音色です。十分当時の演奏を味わえ楽しめます。リマスターでノイズも最小限に抑えてあるようで、本当に素晴らしい！ さらに心地よいサウンドは、Grado MC+ MONOです。ピアノもギターの音色もナチュラル。ヒスノイズやチリノイズも目立たなくなり、全然変わります。いつまでも聴いていられます。 演奏は、圧倒的ではなくて優雅さや気品のある、まさにアート・テイタムそのもの、素晴らしい。 表面約13分、裏面約15分と言う短さもこの時代ならでは。あっと言う間に終わってしまいます。 冒頭の"Deep Purple"が、ミドル・テンポで、私的には盤イチにしたい。 Milt Gabler(ミルト・ゲイブラー : 1930~60年代にかけジャズ、ポピュラー、R&B、ロックンロールのレコード制作を手掛けたアメリカの大物音楽プロデューサー。1991年 ｢グラミー特別功労賞理事会賞｣受賞、1993年｢ロックの殿堂｣入り)制作監修による1983年 #AudiophileRecords ( #EwingDunbarNunn によって1947年にディキシーランド・ジャズを録音するために設立された会社) Original Mono AP 88 。 ｢このLPは、発行されなかった唯一の別テイクとWorld Broadcastingの録音で発行されたテイクを含む、完全なセッションを収録。世界の16インチ(?)の録音はラジオ放送用で、一般の人々が商業購入することはできませんでした｣ つまり、レコードで聴くために録音されたものではなかったと言う、当時の人がレコードでほ聴けなかった音源。昔の人に申し訳ない気持ちです。 ジャケ��ト裏面の収録曲に、見たことのない、MX#と言うミキシングナンバー？が記載されています。例えば冒頭の"Deep Purple"はN-1365です。当時は、録音した曲それぞれにナンバーを付けて管理していたのでしょう。 Tape remastering - #JackTowers Text - #FrankDriggs Cover photograph - #WilliamGottlieb Liner photograph - #WaltJones World Transcription consultant - #RichardAHerbick Produced by - #GeorgeHBuckJr Production Coordinator - #WendellEchols Side 1 1-1 "Deep Purple" 1-2 "(I Would Do) Anything For You" 1-3 "Liza" 1-4 "Tea For Two" 1-5 "Honeysuckle Rose (Unissued)" Side 2 2-1 "Honeysuckle Rose" 2-2 "Moonglow" 2-3 "I Got Rhythm" 2-4 "Cocktails For Two" 2-5 "I Ain't Got Nobody" 2-6 "After You've Gone" #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CNefgZgs-cB/?igshid=1lxjmw08h0qjl