#dickhendler

[kari3622-blog]

George Shearing "An Evening with George Shearing & Mel Tormé" 2018年6月9日(土)秋葉原・損保会館で開催された｢アナログ・オーディオ・フェア2018｣。音元出版｢季刊 analog｣誌イベント｢最新MCカートリッジ比較視聴｣での視聴レコードの1枚が本作。 中古レコード屋さんで￥1,000以下で購入出来るとのことで、イベントの後、早速御茶ノ水のディスクユニオン｢ジャズ東京｣へ。 ありました！ analog誌上でも度々オーディオ・チェック用として登場する作品。本盤は、東芝EMIからの76cm/secマスターテープ使用ハイ・クオリティ・ディスク。 帰宅次第、耳が覚えているうちに、視聴。 いや～、手前味噌ですが、私のチープなシステム、意外にやるもんです！本当に正直驚いたと言うか、自信が出ましたね。スーパー・コスパ・システムですよ。実に素晴らしいではないですか！ 確かに本当に細かい部分の再現性、いわゆる音の粒立ちとかダイナミック・レンジとか、スケール感は勝てる訳ないのだが、果たして値段分の差があるのでしょうか。 自作のスピーカー・スタンドの効能も大きいかと。音が干渉しない私の理想、宙に浮いている状態に近く、JBL 4305Hの持つサウンドそのものをリアルに鳴らしているのだと思います。あっぱれ！ もうひとつ。会場でスピーカーの後に設置されていたパーテーションのようなボードが。この会場は普段は食堂で電源も部屋もオーディオには不向き。このボード、YAMAHAの会場にありました！板の中が空洞で小さく長細い穴が空いていて、余計な音を内部で吸収しながら、必要な音は反射すると言う、何とも画期的な素晴らしいボード。オーディオ用と言うより、ピアノなど生楽器を演奏する部屋に設置するものらしい。 私の部屋はとても狭いので、今はスピーカーの後にもレコードが置いてある状況。左右も若干異なります。自作心が沸いてきました。 音色は楽器とヴォーカルも本当にリアルで、低音域から高音域までグッドバランス。余韻や奥行き、臨場感、満点である。★私的名盤No. 79！ いつまでも聴いていたい。 本作について簡単に。1982年4月15日、The Peacock Court, Hotel Mark Hopkins, San Francisco, California録音。サンフランシスコの丘に建つ高級ホテル(ヒッチコック映画｢めまい｣の舞台に使われた)のショウルーム。 Presented by Paul Masson Vineyards and Concord Records 1982 Concord Jazz, Inc. Made in U.S.A. by JVC TorméとShearingはConcord Recordsに6枚のアルバムを残していますが、最初のアルバムが本作。ジャズ・ヴォーカル史上最高のインプロヴァイザーTorméとクール・ジャズを代表する名ピアニストShearingによる��作ライヴ盤！｢アナログ・オーディオ・フェア2018｣の視聴会ではSide 2冒頭の"You'd Be So Nice to Come Home To"(Cole Porter)がおそらくかけやすいので使われていましたが、最後の作者のShearing自身との共演となった"Lullaby of Birdland＜バードランドの子守唄＞"が圧巻の一言！チャーリー・パーカーの愛称"バード"の名にちなんだライブスポット"バードランド"に出演した際に店に捧げた曲。 Torméは本作で、25th Grammy Awardsで最優秀男性ジャズ・ヴォーカル賞受賞。 #MelTormé (vo) #GeorgeShearing (p) #BrianTorff (b) Producer - #CarlEJefferson Remix - #PhilEdwards Engineer - #PhilEdwards Assistant Engineer - #PhilDeLancie , #RonDavis Liner Notes - #PhilipElwood Art Direction - #DickHendler Cover Photography By - #BruceBurr #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CELy06dJhW3/?igshid=3nus2h1si459