#andymori
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woah! a photo of my favorites
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ただ、ただ好きなだけ
誰かの隣にいたすぎて夢にまで推しが出てきた。幸せそうだった。重症や。好きな服を着てしっくりきた時ほど気分のいい時はない。ワントーンで合わせるスラックスとビーサンは今の気分。ビーサン通勤できるの楽すぎるなぁ。oofosの厚底はかなり良い。写真のは300円なんだけどこれも良い。一万円と数百円でも自分が満足できれば同価値。andymoriは青春。私に楽しいキラキラしている青春の記憶はほとんどないけど。夏になると聞きたくなるな。高校生時代通学途中バスの中を思い出す。当時は当時なりに考え生きていたんだよな。ここに記すことが嘘みたいに感じてしまう事がある、本当なのに、事実じゃないみたいな。後回しにする事は今を生きていないって言葉が今の原動力。
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2024年7月22日月曜日
病院の待合室にて23
くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい?(5)
続いて、私がTくんのバンドを見に行ったら対バンで出ていたのを見て「これは人気出そう!」と思った三大バンド、という私がよくしてしまう話をした。その三大バンドとは吉祥寺シルバーエレファントで見たandymori、相対性理論、そして吉祥寺WARPで見たきのこ帝国である。andymoriはライブの一曲目がゆったりした三人のコーラスで始まる曲で、「今こんなことをするバンドがいるんだなぁ」と思っていたら、二曲目がめっちゃ速いパンキッシュな曲で、ギャップがあってかっこよかったのを覚えている。相対性理論はどえらいポップな曲に、かわいい小さな声のボーカルが乗っていて、「これは人気出るぞー!」とはしゃいだ。『シフォン主義』のCD‐Rを物販で売っていた気がするので、『LOVEずっきゅん』とかもうやっていたと思う。そしてきのこ帝国は、声よし演奏よし出音よしで、ギターの人の佇まいがキマっていてとてもかっこよかった。この時しか吉祥寺のWARPには行ったことがないのだけど、ドラムの音がものすごく良かった印象がある。この三大バンドはど��バンドも大人気になり、やがて解散したり活動休止したりバンドの形を大きく変えたりした。何もかもが12年以上前のことであるから無理もない。ちなみに個人的な好みで言ったらホライズン山下宅配便やうずらといったバンドの方がずっと好きだった。この二つのバンドも、もう活動していないと思う。続けるということは難しい。
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もうすぐ空港に着くというところで、私の最近の生活や病気についての話をした。普段ここに書きつけているようなことについて。私が誰かに同じような話をされたら、良かれと思って変にアドバイスしてみたり、別の視点を提供しようとしたりしてしまいそうだが、Tくんはただ「そうなんだね」と相槌を打ちながら聞いていた。
車が空港に着き、お土産を買ったりした後で、ハンバーガー屋さんぽいカフェがあったので、そこでお茶することにした。私はアイスコーヒーを、Tくんはビールとフィッシュカツ(たしか)を注文した。
そこでは、私たちがバンドを組んでいた時にコピーしていたくらい好きだったバンド、Weezerについての話になった。
「仲見世のすみやの近くに、海賊盤屋さんあったじゃないですか?あそこで安倍くんが買った、すごい高くて画質の悪い非公式のウィーザーのライブビデオ何回も見ましたよね。あんなのよく買いましたよ。すごい時代」
「ああー、あのフェスみたいなやつでしょ?あれ格好よかったよね!YouTubeにあるんだよ。ちょっと待ってね…あった!これでしょう?」
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「いや、もっともっと画質が荒くて、カメラがめちゃくちゃ寄っていて、リヴァースの手元とかしか映ってなくて、”Getchoo”とか演っていて、20分くらいしかなくて…」
そんな映像全く記憶にない。Weezerのライブビデオはフェスのやつしか持ってないと思っていた。従って「えっ嘘、そんなのあったっけ?」ということになり、私がYouTubeのWeezerのライブ映像をどんどん見せては、Tくんが「違う…違う…もっと円盤みたいに近くて…」という、重要参考人の取り調べのシークエンスみたいになってしまった。あと円盤というのは東京都は高円寺にかつてあったお店のことで、夜は決して広いとはいえない店内でライブをやっていることが多く、出��者と最前列のお客さんの距離がとても近かった。ここで言っているのはその感じのことだと思われるが、そのお店では店内ライブの撮影もしており、それはレジ横に置いてあるビデオカメラで撮影していて、客席の最後列よりも後ろからの俯瞰気味のショットになるので、その喩えは微妙にややこしい。探してくうちにYouTubeにアップされた1992年から2000年までのWeezerのライブのブートレグ・ビデオのプレイリストというとんでもないものを発見したりした(ちなみにWeezerのデビューは1994年。92年てあんた)。
しかし、映像は見つからなかったので、「そんなのもあったかー、そうかそうか」ということに話は落ち着いた。そのうちに、「我々にとってのウィーザーは、やっぱりマット・シャープのことだよね」「だよねだよね」という話になったり、人気スケーターを撮影したスケートボードのビデオがストリートで取引されていたという良い話や、実はiPhoneは我々の会話を全て聞いていて…というお伽噺にもなったりしているうちに、出発の時間���なってしまった。その時にもう一度Weezerの話に戻り、「私たちはウィーザーのグリーン・アルバムにがっかりしたじゃない?アメリカのリアル・エステイトっていうバンドも同じような経験をしたってインタビューで言ってたよ」と言って、彼らの代表曲のひとつである”It’s Real”のビデオをYouTubeで再生したら、そこに「12年前」と出て、Tくんのバンドと同時期のバンドだったんかい!となった。そりゃ聞いてきたものも近いはずである。私は、Tくんのバンドに限らず、あの頃の東京にシーンのようなものがあったと仮定するなら、きっとUSインディーとの同時代性みたいなものもあったんだろう、でもそんなことはみんな忘れ去られてしまった気がする、と妙にしみじみしてしまった。あの頃のことで、私が見ることのできたものに関しては、私の中に残っているが、私が見ることができなかったものや、私の中に残っているものでさえ、私の外にそれを見つけることは、現在容易なことではないし、私の記憶だって、きっとどんどん薄れていってしまう。そのことが良いことなのか悪いことなのかは、正直私には分からない。
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お別れの時間が来てしまった。保安検査場の前で私は「見えなくなるまで手を振ったりしてると、本当に寂しくなるから行くね。ごめんね。またね!」と言った。Tくんは笑いながら「あはは。わかったー。またね」と言った。お互いに軽く手を振って踵を返し、私は振り返らないように努め空港の出口へ向かいズンズン歩いて外に出て、そのまま車に乗って逃げるように家に帰った。
4日後の23日の木曜日にTくんからショートメールが、何枚かの写真と共に送られてきた。写真はすべて私とTくんのツーショットだった。
「ありがとうございました!
田口さんの本が気になったので注文しました、またねー」
そういえば、私たちは一軒目の居酒屋で、Tくんのバンドが撮った「マイリトルラバー」という映画の話をしたのだった。それは、先述の円盤というお店からT君のバンドに企画の誘いが来て、映画を撮ることになり、そのころ映画をそれなりに見ていた私は、彼らに吉祥寺のお好み焼き屋さんに呼び出され、どんな映画を撮ったらよいか、TくんとベースのHさんと企画会議を行うことになった。どういういきさつかは忘れたが、最終的には「南くんの恋人」みたいな映画を撮ろうということになり、TくんとHさんは「いやー決まって良かったー」とご満悦だったのだが、私は大丈夫かなぁ…と思っていた。そして後日仕上がった映画「マイリトルラバー」を見たら、まあまあ「南くんの恋人」でびっくりしたということがあったのだが、「その映画について、円盤の(店主であった)田口(史人)さんが『二〇一二』というご自身の著書の中で触れているよ」と酒席で伝えたのだった。そういえば、Tくんは最近読書をしていると言っていたので、ちょうど良かった。Tくんのバンドが唯一発表したフルアルバムのタイトルは『映画館』だった。どうして『映画館』というタイトルだったのだろう。まだTくんはその理由を覚えているだろうか。今度会ったら聞いてみようと思う。
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くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい?
おわり
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職場では卒業式があり、ほとんど関わりのない卒業生たちが涙する姿を見て、わたしも泣いた。
数年ぶりの卒業を祝う会では、この一年を振り返りながらおいしいご飯とお酒をたらふくいただいた。苦しいことがあっても、毎年このたった1日があるだけで、すべて救われる気がする。みなさまお疲れさまでした。
震災から13年、意識してなかったけど昨日のデートは気仙沼の海だった。相変わらずここの海は光っている。車から流れるandymoriの光がとてもよく似合う、いいドライブ。
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ラーメンがおいしい季節
20231117
更新頻度が遅いんじゃなくて、月日の流れが早いだけ
月日の流れとか、毎日疲れてるとか、もしかしてこれ加齢のせいか?と感じることが増えてきて、老い.......
💟10月いろいろ
・検定受けました
7月に受けたネイリスト技能検定(3級)が受かってたので2級受験しました。今結果見たら合格してました。ヤッタ〜
これで働けるぞ!というわけでもなく、とりあえずとっとくか〜の気持ちで4月には1級受験するぞがんばるぞ
・ユニバ行った
ハロウィンだからね。気づけばバンパイアのゾンビを2時間追っかけ回して、ハミクマの演説を3回聞いてた 唱もダンスも未履修で行ったけど最後の方には踊れてた🎶
・小山田壮平のライブ
愛してやまないandymoriというバンド、の元ボーカルの弾き語りライブに行きました 初めて生で聴いたのに今までめちゃくちゃ聴いてた歌声で涙が出ちゃったな
・機種変
わたしiPhone XR(テンアール)という誰も使ってない機種を4〜5年使ってたんだけど、つい��寿命が
綺麗だね
15買いました。
携帯ショップよりアップルストアで買うほうが安い←これ絶対覚えてて
てか来週にも検定あるよ(笑)無理なんだ㌔普通に(笑)てか年末だし(笑)2023年締めていくぞ(笑)
お湯最高の季節でもある
↓↓↓下書き状態で寝かせてたやつも公開したから見てね↓↓↓
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omfg.... tagged by @hetakiba 😱
favorites of 2022 🤨🤨
favorite books: i didnt read any TBH.....
favorite movies: from sams letterboxd cause we basically only watch things together :3 but i really liked pulse, house, el camino, nope, and we FINALLYYY watched the missing pieces and it was so so so good and we watched fire walk with me together and even though i'd already seen it before it was sams first time watching!!!
favorite songs: 絵日記 by hitsujibungaku, i'm happy but you don't like me by asobi seksu, emergency contact by ptv, jungle bike by youra, prom dress by millionaires, love songs on the radio by mojave 3, strangers by ethel cain, lots of love for logan by the speed of sound in seawater, homebody by microwave, 革命 by andymori, リボルバー by yonige, ベランダ by yonige ^_^
favorite shows: better call saul, breaking bad, all of us are dead 🤨 we didnt really watch a lot of shows this year :3
favorite memories: spending new years with sammy TWICE!!!!!!!!! going to lucky cat museum, going to my first concert, and seeing mcr as my second!!!!!!!!!!!!!! all with my favorite boy ever :3 going to florida with my family for a few days, getting my grandpas car and starting driving more!!! getting cool job and being silly with coworkers, having a fun little halloween party with my friends, getting my first actual tattoo, seeing boy again for new years :3 <3 hehe
@cricketsandlovers hiii 🤨
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“ジャイサルメールにはドロップキャンディの雨が降る 歴史は砂の中 僕らは風の中”
ー andymori『青い空』
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我是賴家慧、23歲、桃園人,是一個樂觀開朗、有學習力、喜歡和人相處的人。因為喜歡看日本影視作品才開始愛上這複雜、有趣、興奮又憤怒的國家,是喜歡著日本文化、音樂的人。
踊ってばかりの国、Fishmans 、andymori
最喜歡的音樂是有趣的音樂,如果要我說所謂有趣,可能��是不尋常、與社會和整個世界背道而馳的感覺。
熱愛的工作
我在2nd Street 做兼職工作,目前待了一年兩個月,我很喜歡這份工作,如果說完全不倦怠是很浮誇甚至不可置信,但是絕對有百分之九十以上是在工作時,感受到正美好地享受這滿溢出來的心情。我上班時主要的業務是銷售、上���、估價、讓賣場保持新鮮和有趣的樣子,也時常會有客人向我們詢問近期的新商品和一些關於服裝、搭配之類的問題。我們的商品有成千上萬種,就和音樂、藝術、想法一樣,我總是帶著滿滿的好奇和興奮的感覺,去挖出、找到每個商品有趣的樣子,再以屬於我自己特有的方式,讓了解他、欣賞他的人,繼續用力的讓這附有靈魂的商品延續下去。
關於音樂的感受力
從小開始自我介紹的部分總會不自覺的就在興趣的欄位寫上 「聽音樂」,但自認當時的自己或許敷衍的心情更多,也沒能想到未來的某天我能夠真正的以一個理所當然的樣子寫下。山下直樹說自己對音樂的感覺是 「水性楊花」 的:「所以我能確定的是,原本我就不是一個能夠專注只聽一種音樂的人,該說是水性楊花嗎?另一方面,我喜歡音樂的心情比任何人都強烈。」 自己隱然存在的想法,被人如此明確地用言語說出後,感覺竟是如此的舒坦。在喜歡的音樂和感受一般的音樂中的差異或許是有趣的質量,我更想在人們都說著好聽的音樂中找出有趣的部分,或是那種較不吸引大眾的音樂裡找到屬於那無人知曉的花園,然後好好地整理,再分享給這個世界。
我想做我想做的事
在這個虛實混濁的社會中,唱片行對我來說是重要的存在,在直徑為120mm,厚度1.2mm,中間有一個15mm的��孔的東西裡,我找到了填滿我想像和無止盡能量釋放的感覺。我總是特別想去「擁有」 那些我喜歡的東西,實體專輯的存在,雖然不能說就擁有這個音樂的感覺,但是我能夠感受到他就在裡面。小白兔唱片行更是如此,在這裡我好多次都找到了寶藏,除了在實體店鋪的經驗之外,在網路上不定時分享的專輯推薦文字,我也就此墜入了好幾次。這是我喜歡且享受的樣子,現在我也想要成為那個,站在這條充滿光的道路上分享並且傳播美好的人。
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運命でないにしろ
早朝梅田のど真ん中で吟う。全く本業ではない撮影スタッフとして駆り出され梅田で待ち合せ。今も昔も此処は皆顔が死んでいる。きっと私も死んでいる。頭にきている。だがこの仕事を始めるずっと前から、疾 (と)うの昔に心は死んでいるから案ずるな。 もはや外国と呼称されても可笑しくないくらい日本人がいない。トヨタのレンタルカー屋の前に欧米人が12人ほど群がり、でっかいファミリーカーに乗り込んでいくのを見た。異国でデカい車をレンタカーしようという発想が私にはないからすごいなと思った。
** 来月のトレイルレースに出るメンバーと試走会。初顔合わせだったものの和気藹々と楽しく苦しく40kmのトレイルコースを完走。近所に住んでるので私が車を出してみんなを駅まで送り届けた。もっと当たり障りのないCDを入れておくんだったとエンジンをかけてから思い出したのだが、ALの「心の中の色紙」をかけていた。撚りによって15の夏がピンポイントで流れはじめて「どいつもこいつもオレオレオレオレ」と謳うので吹き出しそうになった。駅に到着して去り際に「かわいい曲~だれの曲ですか?」と聞かれたので、ALっていう・・と説明を始めそうになったけどマイナーすぎるな、andymoriなら知っているのではないかと思い、そのボーカルがやってるんだと云うと、すごい速さの人だ!といわれて、なんでその曲だけ知っているのか聞いてみたらネットでバズってるそうな。andymoriがバズる時代。所謂、全くバズっていなかったから聴いていた自分としては時代やば。怖。という感じで老いを感じざるを得ない。だけども考えてみれば私がミッシェルを知ったのは、叔母の友人のおじさんの車に乗り合わせた時に、車内で聴いたからじゃないかしら。私も同じく彼らに至上の音楽文化を継承できたんならいいなって思うよ。ちなみに「心の中の色紙」なら”あのウミネコ”が一番好き。
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人にやさしくを聞いている。今日は飛行機がよく飛んでいる。ホイップあんぱんと、ピルクルにした。
PLANETを聞いている。スーパーカー
帰ったら昨日兄が買ってきたandymoriのレコードを聞いて、ギターを弾こうと思った。
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2024年7月8日月曜日
病院の待合室にて22
くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい?(4)
他にもいろいろな昔話をした。その中で久しぶりに聞いた言葉があった。その言葉とは「安倍教」である。安倍、とは私の苗字なので、きっと私が開いた新興宗教なのであろう。しかし、この言葉を作り出したのはTくんである。私とTくんがバンドを組んでいた時、私がポップ・ミュージックについて過度に考え、頭でっかちになってしまった挙句、明文化されたわけではないが、様々な決まりが生まれ、我々はそれに雁字搦めになってしまった。その悲劇の元凶となった思想を揶揄して、Tくんは「安倍教」と呼んでいるのである。安倍教の戒律には「しなければならない」とか「してはならない」という風に結ばれる文が多かった。例えば、「他の人と同じことをしてはならない」。シンプルな戒律であるが、実現するのは大変である。ただこの戒律に関していえば、「我々が他の人と同じような事をした場合、より上手く仕上がっているものを人々は買うことになるだろう(ここで買うものとして念頭に置かれているのは、CDやライブのチケットになります)。だからなるだけ人と違う事をして、出来は今いっちょうかもしれませんが、オリジナリティーでひとつ、どうですか、ということで買ってもらおう」という魂胆があった。少しでいい、一歩でいい、半歩でも、四分の一歩でもいいから、他人と違う事をする。たとえば十分の曲を書くとか。Eメロまである曲を書くとか。五拍子の曲を書くとか。曲の中に登場人物が四人出てくる曲を書くとか。何でもいい。ここまでに挙げた例は、ポップ・ミュージックの歴史の中で誰かがやっていることである。それでもいい。やっている人数はきっと少ない。それくらいのことでいい、とにかくチャレンジしなくてはならない。まかり間違っても「四分半くらいで、四拍子で、ABサビという構成の、僕は君のこと大好きなんだソング」だけは書くな、とそういうことである。
改めて考えると、最初は誰もが書くような曲を書いたっていいと思う。少しずつでいいから形にしていくことが重要なのだ。そして次に書く曲が、��れまでの曲と少しだけでも変わっていればいい。大切なのはプロセスである。他者との比較ではない。自分がどう進んでいくか。そして自分の思ったこと、やりたいことを、素直に、無防備に、真摯に行うように努めること、それこそが肝心なのであり、それこそが新しいものを生んでいくのだと思う。ただ、私は十代の若者のこういった頭でっかちなところも嫌いではないし、正しい部分もあると思う。だから仕方ない。Tくんがその後バンドでやったことや、私がひとりで書いた曲は、その時期に対する批判という風に捉えられるものも少なくない(例えばTくんのバンドの『世界史』という曲の1stヴァースからコーラスにかけての歌詞は「僕と君が出会った/ハイカラの町で/ごめんね/今日は下北で練習だ/ごめんね/今日は会えそうにはないよ/それでも君を殺しはしないよ」というもので、何の変哲もないボーイミーツガールで始まる曲が、私小説味を帯びていき、突拍子もないコーラスの歌詞へと繋がり、オリジナリティーを生んでいる。ていうかタイトル『世界史』って)。だが最後まで安倍教の教義として我々の中に残ったもの、それが「新曲至上主義」である。とにかく新しい曲を絶えず書き、アレンジし、リハし、ライブで下ろしているバンドないしはシンガーソングライター、それこそが真にかっこいいミュージシャンであり、そうでなければやっている意味などない、という教義である。今でもちょっとその価値観は残っている。でも。でもでも。新曲なんてやんなくてたって別にいい。続けることが大事だという価値観もあるし、その中でひょんなことから曲が生まれることだってありうる。ここでも尊重されるべきはやはりプロセスである。続けなければ過程など生まれない。だからそんな教義捨てていい。かっこいいかもしんないけど捨てていい。まず何より大事なのは、形はどうあれ楽しむことである。そのことも今だからこそ分かるような気もするし、やっぱり全部間違っているような気もする。それでいい。すべては途中経過なのだから。
店員さんがラストオーダーの注文を取りに来て「あっ特にないですー」と答えた次の瞬間、「お会計ですー」という言葉と共に伝票が来る。とにかく生中のエンドレスワルツを踊っていた私は結構酔っ払っていた。会計を済ませて店を出ると、隣のビルの二階が居酒屋だったので、すぐさま我々は入店した。何を食べたのかあまり覚えていないが、スウィートハート生中は常に私��傍にいた。鯖の塩焼きを食べましたかね。鯖はおいしいね。私は何かを喋っていたが、もうどうにもこうにも瞼を開けていられなかった。目を閉じたまま、Tくんと話していて、そのうち血流が良くなった影響なのか、体のあちこちがかゆくなってきた。それに気付いたTくんが「ホテルに戻ろうか」と気を回してくれた。私に拒否権などなかった。店を出て、ホテルに戻った。Tくんは「また持ち直したら部屋で飲もうよ」と優しい言葉をかけてくれた。「そうだねー、明日の朝ごはんもねー、一緒にねー、なるー、かもねー」と私はヘラヘラしながら言い、おやすみと声を掛け合ってお互いの部屋に戻った。なんと時刻は午後八時前。早い。夜通し飲むはずだったのに。でも今日はTくんとたくさん話せてよかったし、今はなんだか頭も痛いし、ひとまずはベッドに横になろうかな。
ベッドに横たわって、テレビをつけた。テレビではTHE SECONDというお笑い賞レースをやっていた。今夜は一晩中飲むつもりだったので、リアルタイムでは見られないと思って録画してきた番組だが、あまりに早く部屋に戻ったために、ほとんど見ることができてしまった。ザ・パンチかタイムマシーン3号が優勝したらいいなと思っていたが、どちらも���勝しなかった。番組が終わって、シャワーを浴びた。睡魔の気配が全くしなかった。いつもならここで眠剤を飲むはずだが、アルコールを飲んだ日には眠剤を飲む気になれない。そんなことをしたら二度と目が覚めなさそうだから。ホテルの自販機に行って一番搾りのロング缶を買って、また一人で飲み始めた。
目が覚めると朝五時だった。朝食バイキングにはまだ早いようだったので、日課のストレッチをした。ストレッチをじっくりやって、身支度を整えたくらいで、Tくんからショートメールが来た。そこには「おはよう、10時にロビーで待ち合わせでいいかしら?」とあったので、「いいよー」と返した。朝食バイキングの会場であるロビーに下りると、大きな窓の向こうで雨がザンザン降っているのが見えた。Tくんの来徳が昨日で良かったと思った。必要以上にウインナーやスクランブルエッグを食べた後、コーヒーを淹れて部屋に戻った。まだかなり時間があったので、ひたすらゆっくりした。二度寝したら終わりだなと思いながらも二度寝しそうなくらいゆっくりした。十時五分前になったので荷物を持ってロビーに戻った。十時きっかりにTくんが下りてきた。おはよう。聞くとTくんは昨夜、部屋に帰るやいなや眠ってしまい、次に目が覚めたら朝だったという。長旅と仕事(と観光)で疲れていたのでしょう。私もそれを聞いてちょっと罪悪感が薄れました。続いて、これからどうしようか?という話になったのだが、もう飛行機までの時間もそんなにないし、とりあえず空港まで行って、時間までお土産買ったりお茶したりしようということになった。チェックアウトを済まし、中がどうなっているか結局わからなかったエレベーターみたいな立駐からオンボロ軽四を取り戻して出発した。
降りしきる雨の中、空港まで向かう車の中で話したことの一つはandymoriのことだった。「昔のandymoriの曲がTikTokで凄いバズってるんだよ」とTくんに話すと、「どの曲?」と言うので「『すごい速さ』っていう曲だよ」と言ってメロディーをハナモゲラで歌った。適当に打ち切った後で「andymoriってフォークみたいなメロディーが多いから、鼻歌だと分からないかもしれないけど…」と私が言うと、Tくんは「ああ、フォークミュージックだよね」と言った。私は、上手く言えないけど、自分の言った意味がすんなり正確に伝わったような気がして何だかびっくりしてしまった。こういう経験は久しぶりな気がした。文脈や前提が説明しなくても予め共有されている感覚。こういう友達がいることに改めて感謝(驚)しなくてはいけない、と思うや否や私は、「我々は定期的に会う必要があると思う!一年に一回とか!」と無意識のうちに言っていた。Tくんは「そうだね」と言って笑っていた。
つづく
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"一人あの天井を睨み 少し胸が騒ぎ風に吹かれ影に追われ歩くタンパク質よ
Sawasdee clap your hands
辛いかい 足を引きずっと歩くことは醜い顔を隠すことは何も言えないでうつむくことは
Sawasdee clap your hands"
SAWASDEECLAP YOUR HANDS/andymori
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