#L'Année dernière à Marienbad

[cinematicmasterpiece]

l'année dernière à marienbad (1961)

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Girl Picture (Alli Haapasalo, 2022)

[screenshotingmonstercinema]

[chicinsilk]

Chanel Haute Couture Collection Fall/Winter 1960-61. The actress Delphine Seyrig in a model worn in the film "Last year at Marienbad" by Alain Resnais. Slingacks by Raymond Massaro.

Chanel Collection Haute Couture Automne/Hiver 1960-61. L'actrice Delphine Seyrig dans un modèle porté dans le film "L'année dernière à Marienbad" de Alain Resnais. Slingacks de Raymond Massaro.

[rwpohl]

une femme fidèle, roger vadim 1976

[addictivecontradiction]

L'année dernière à Marienbad, 1961

[kansassire]

L'année dernière à Marienbad, 1961, Alain Resnais

[creepynostalgy]

Delphine Seyrig in L'Année Dernière À Marienbad (1961)

[lhypotheserobbegrillet]

Ming Wong, « Next Year / L'Année Prochaine / 明年 » © Ming Wong

Au Festival Extra! 2023

#La Reprise 12

[ashi-yuri]

去年マリエンバートで

フランス映画、至高の贅と粋と実験

本作で脚本を勤めるロブ＝グリエの小説がとても好きなのと、Lorelei and the Laser Eyesの参照先ということで見た。

監督アラン・レネ、脚本アラン・ロブ＝グリエ、服飾がココ・シャネルですべてがあまりにも贅沢。

開始３分で想像の100倍くらい見た目も内容も豪華でびっくりしちゃった。 こんなに大量の美男美女をただの芸術に奉仕させる作品が存在していること、残酷なくらい贅沢すぎてこわい...

豪奢な独逸の居城、過多なほどの装飾、煌びやかな男女、優雅に翻るドレスと宝石、意味深な構図、単調に導いていく語り、眠たくなるような音楽、すべてが平板に静止し固有性を剥ぎ取られ同格に並べられ、ただ美のために組み合わされた映画となっていること、恐ろしいほど貴重で贅沢すぎる。この映像が存在するだけでありがたい。とにかく全部のシーンが最高。

予告編だとなんかおしゃれに編集されているけれど、そういったリズミカルで劇的なものとは別格の、すべてを平板に並べ人間的な意味を剥奪して順列組み換えのように反復して、単なる美しい「芸術」として存在してるところがただただ好きなので、ちょっと解釈違い。劇中音楽、すごく退屈な響きを持っているのは確かなので、PVとしては正しいけど。

内容はいつものロブ＝グリエ。謎の男女、去年？のどこかの恋の記憶、「思い出して」という台詞、響く銃声、etc、限定的なイメージの連想を何度も反復しながら、自由に視点を飛躍し、記憶とテキストの中でずっとぐるぐるするのが楽しい。こけおどしや自意識過剰のメタフィクションすべてを無為にするような自在なフレーミング、いつ見てもクールで格好良くてしびれる！

「去年マリエンバートで」というタイトル自体が、時間も場所もほんとは何ひとつはっきりしない胡乱さを表わしてていいな。

手を胸の前で斜めにするふしぎなポーズも反復するイメージのひとつで、何気ないシーンだけれど、ずっと繰り返されるうちになにかのメッセージや暗号めいてくるの面白かった。

ロブ＝グリエの小説に頭撃ち抜かれてる者としては、前半が特に、ほんとにあの小説をこんな風に映像化できるんだ...！！という驚きがあってすごくよかった。後半は少し人間味が出て、映画っぽくなる。そして最後に車が出発して、劇映画としてしっかり終わっていったことになんとなく驚きがあった。前半のなにもわからない不穏パートのほうが好きなのだけど、小説「迷路のなかで」とか「ニューヨーク革命計画」とかのぜんぜん終わらずに永遠にテキストを飛躍しさまよってるEDが好きすぎるのかもしれない。でも、終わる必要べつにないよね？

とりあえず未読のロブ＝グリエ「反復」と「ある感傷的な小説」（このタイトル、めちゃ��ちゃフランスっぽい）読んでおきたいな。積読ばかり増えてる��ど。

Lorelei and the Laser Eyesはやっぱりこの映画に相当影響受けてて、ホテル名・外観から始まり、豪奢な雰囲気の中の執拗で反復的な語りとか印象的な構図とか、そもそもレネという監督名とか極端な芸術至上主義とか、いろいろ参照してるんだなあというのがわかってよかった。さすがに、なぞめいた男女関係(本作の男女関係を考えてみると、暴力的な事実が存在したらしい描写があり、しかもその事実について語ることを拒否する相手に対して一方的に語りを独占する男という関係性もひどい)の描写はお約束を踏襲しつつも現代っぽくなってて、そこはよいアレンジと思ってる。

L'année dernière à Marienbad (1961) - IMDbより

Lorelei and the Laser Eyesホテル前の庭園

中欧のホテル「去年」、彫像と庭園、止まった時間、あやしげなゲームとパズル、記憶をさがすための迷宮。

YoutubeのHD画質レンタルで見た。90分程で手軽で良かったけれど、画が最高なので、機会があるならぜったい劇場で見たほうがいい。

[c-etait-ailleurs]

-- > Film entier

[coulisses-onirisme]

Relire le symposium de Marienbad sur l'analyse interminable

[cinematokgraph]

[screenshotingmonstercinema]

[vincekris]

L'Année dernière à Marienbad. Alain Resnais. 1961

https://screenshotingmonstercinema.tumblr.com/

[rwpohl]

el ángel exterminador, luis buñuel 1962