#8.10/11 E.L.L.&ELL.FITS ALL&ELL.SIZE
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瞬時にトリップできる音楽体験 SPiCYSOL
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TREASURE05X ELL編・2日目も折り返し。SPiCYSOLはThe Surf Beat Musicをフロアいっぱいに響かせた。The Surf Beat Musicとは彼らが独自に掲げる音楽ジャンルであり、Rock、レゲエ、R&B など様々なジャンルの要素が入り混じった新しいサウンド。「帰ってきたぜ!」というKENNY(Vo.Gt.)の言葉を合図に音を鳴らし始めると、まるで目の前には白い砂浜と真っ青な海——常夏のサンセットビーチが広がっているような感覚になった。
3曲目には8月7��にリリースされたばかりの2nd EP『EASY-EP』収録曲「Fresh Go」を披露。PETE(Key.Trumpet.Cho.)はトランペットを手にしてステージを自由に歩き回り、華麗にきらびやかなサウンドを鳴らす。管楽器特有の突き抜けるサウンドは存在感があり、オーディエンスはそのステージングに目を奪われていた。
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ラストは「もっともっと名古屋のみんなとチルしたい」と感謝の気持ちを込めて「Coral」を演奏する。〈いつも いつも いつも / ありがとう〉と真っ直ぐ歌うKENNYに聴き惚れる姿が、フロアのあちらこちらには見受けられた。旅行バックも、パスポートもいらない。身体一つさえあれば、瞬時にトリップできてしまう音楽体験はあっという間に終わってしまった。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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フロントマンとしての覚悟 Amelie
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クラップに迎えられて勢いよくステージに現れたのはmick(Vo.Gt.Piano)だ。「あったまから、(Amelieの曲で)あなたの心に真っ直ぐ突き刺すからよろしくね!」と彼女の開演宣言で、Amelieのアクトが始まった。一曲目から初めましての人の心にもすっと入って虜にするパフォーマスを披露。会場をAmelie一色に染め上げる。さすが年間平均100本のライブをこなすライブバンドだ。
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パフォーマンスもさることながら、特に胸を打たれたのはmickのフロントマンとしての覚悟の表れだった。3曲目「ノンフィクション」で彼女は“Amelieのmickとしてどのように歌で表現するか”を芯に持ちながら、ステージの中央で必死に歌っていた。「音楽で一つになれることを信じてる!どうかこの歌声が届きますように!」。そう叫んだmickの言葉が突き刺さる。〈ノンフィクションな毎日を ドラマチックに駆け抜けるんだ〉とシンガロングが会場いっぱいに響いた光景は、mickの覚悟をオーディエンスが後押ししているようだった。
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最後を締めくくったのは「朝は来る」。さらにアグレッシブな演奏で会場の熱気を高める。今よりもずっといい未来でAmelieと再び会える、そんな期待が自然と生まれてくる楽曲だ。ドラマチックに駆け抜けた先にはきっと「朝が来る」。未来への約束を交わしたかのような時間だった。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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ロックバンドとして示す意志 Brian the Sun
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TREASURE05X ELL編、2日目のトリを飾るのはBrian the Sun。森良太(Vo.Gt.)がMCで「トリを任されるなんて、正直ビックリしました。だからこそ、何か一発残せたらと思います」と打ち明けたことが印象的だった。だが、彼らは抜擢された大役に臆することなく、自然体でありながらバンドサウンドでその意志を示すライブを全うした。
一曲目に選んだのは「HEROES」だ。早くも白山治輝(Ba.Cho.)と小川真司(Gt.Cho.)はステージ前方へ足を進め、会場の熱気を引き上げる。田中駿汰(Dr.Cho.)を含めメンバー同士で目を合わせ、笑顔で演奏する姿が目に飛び込んできた。その姿は音楽そのものを、ロックバンドそのものを楽しんでいるように思えた。バンドを12年やってきても失うことのない��純粋な気持ちが溢れていた。
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バラード曲「白い部屋」で求心力を高め、本編ラスト曲として披露したのは「ロックンロールポップギャング」。途中、マイクレスで叫んだ森にオーディエンスの熱い視線が集まった。アンコールにも応え、「まじでうるせえ」を演奏する。歌う前に森は語っていた。「自分が正しいと思っていたことは、実は“自分は正しいんだ”と言い聞かせているだけで、ただ捻くれていたのかもしれない。俺は今29歳になって、30歳を目前にして、必死になっている」。バンドの置かれている現状、しいては自分の置かれている現状に目を背けず、叫び歌う森の気持ちはオーディエンスに届いたことだろう。
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すべての演奏を終え、ステージ立っていたのは肩で息をするBrian the Sunだった。自分たちのキャリアに即した硬派な演奏をするのではなく、この一瞬でもあなたを振り向かせたい、そしてあなたに再び会いたいと必死に心を繋ぎとめようと全力で演奏していたのだ。来たる夏のワンマン『World Tour 2019「MEME」-Texas, Tokyo, Osaka-』ではどんなアクトを見せてくれるのか。彼らは期待に応えてくれるに違いない。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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息つく暇も許さない圧倒的世界 そこに鳴る
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重厚なサウンドが渦巻きElectric Lady Landを制覇したのは、鈴木重厚(Gt.Vo.)と藤原美咲(Ba.Vo.)の2人で構成される、そこに鳴るだ。ステージに現れるなり挨拶の言葉もなく、鈴木がギターを鳴らし開演を告げる。しんと静まり返ったフロアに、鈴木と藤原の音が襲いかかった。身体一つでは受け止めきれないほどのサウンドが放たれる。“今目の前で鳴らされているのは2人だけの音なのだろうか?”と思ってしまうほど、信じられないバンドサウンドが広がっていく。
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超絶テクニックで定評のある2人のパフォーマンスも圧巻であった。時折ステージの中央で背中合わせで弾くと、思わず指の動きに目を奪われる。さらにひしめくサウンドをかき分けるように2人のハーモニーが聴こえてくると、次は耳に意識を集中してしまう。見逃せない、聴き逃せない、息を飲む展開が続いていく。
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ここまで一切のMCはなく、ようやくラストの曲を迎えるところで鈴木が口を開いた。「たくさんの人が集まってくれて嬉しいです。今作っている新曲は期待していてください」と告げ、「エメラルドグリーン」へ。「いこうか!」。その言葉で一段とギアを上げれば、たくさんの手がフロアから挙がる。お互いの音をぶつけ合いながらも、ギリギリのところでバンドとしての音像を作り上げる、そこに鳴るの力量に圧倒された。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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この30分に一生懸命 ZOO THE ANNUAL PASSPORT / ひたむきに歌を届ける スピラ・スピカ
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ell.SIZE、ell.FITS ALLにおいて2組目として登場したアーティストは両者とも、ひたむきで一生懸命な姿勢をひしひしと感じるステージングを披露してくれた。まずell.SIZEではZOO THE ANNUAL PASSPORTが姿を見せる。「トレチャン2018」で見事グランプリを獲得し、昨年のTREASURE05Xにおいてラグーナビーチでの出場権を果たした��名古屋を中心に活動しているスリーピースバンドだ。
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「最高の夏を始めようぜ!」。ユウスケ(Vo.)の勇ましい声と共に、荒々しいバンドサウンドが襲いかかる。40度目前となる外の暑さをものともしない、ほとばしる熱さがあった。勢いを弱めることなく拳を突き上げれば、フロアもそれに応える。さらに彼は「まだ始まったばかり!いいスタートを切りましょう!」とオーディエンスに声をかけた。持ちうる力を出し切ろうとする姿に、会場の一体感は増すのだった。
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その一方で昨年メジャーデビューしたスピラ・スピカが、ell.FITS ALLのステージに現れた。観る人・聴く人を自然と笑顔にさせるピュアポップ・ロックバンドである。真っ先に視界に入ってきたのは、体を目一杯使って歌う幹葉(Vo.)だった。天真爛漫と称する彼女のキャラクターを感じずにはいられないパフォーマンスに、フロアには笑顔が溢れていた。
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ラストは新曲「イヤヨイヤヨモスキノウチ!」を披露し、オーディエンスと“阿波踊りダンス”を一緒に踊る。幹葉はお立ち台の上から一人ひとりに目を合わせて、弾けんばかりの笑顔で歌った。胸キュンしてしまう彼女の表情に魅了されながら、フロアへの心遣いを忘れない姿が印象に残った。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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爽やかな歌声と熱いバンドサウンドのケミストリー Czecho No Republic
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陽気なSEで登場したのはCzecho No Republic。開口一番で武井優心(Vo.Ba.)が「こんにちは!」と挨拶をし、「Amazing Parade」で始まりを告げる。初っ端から心踊るカラフルなサウンドスケープが描かれると、フロアからは自然とクラップが沸き起こった。途中でタカハシマイ(Gt.Syn.Vo.)が〈雨が降りそうな / “名古屋”の空を〉と歌い変えると、今日だけの特別な時間をより一層感じさせた。
先月頭に発表された武井とタカハシの結婚を祝福する声がメンバーへと届けられ、温かい空気がフロアを包み込む。オーディエンスの気持ちに応えるようにタカハシは、とびっきりの歌声を響かせてくれた。特に彼女がメインボーカルを務める「Electric Girl」では、爽やかな風が体を通り抜けるような心地に。その裏で鳴る緻密なバンドサウンドも加わったことで、Czecho No Republicの生み出すケミストリーに惹き込まれた人は多かっただろう。
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「後半戦、飛ばしていこうぜー!」と砂川一黄(Gt.)の一言でバンドの勢いは増し、アグレッシブなステージングが繰り広げられた。山崎正太郎(Dr.)の叩くリズムに合わせてクラップをしたり、夏にぴったりな弾けるサウンドにオーディエンスの熱気は上がる。満面の笑みを残してCzecho No Republicが去った後も、夏特有の爽快感がフロアに漂っており、いよいよTREASURE05X ELL編の2日目が始まったことをさらに実感するのだった。
text:笠原幸乃 photo:郡元菜摘
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生身の歌で圧倒した30分 CIVILIAN
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登場から貫禄を漂わせ、ゆったりとした足取りでステージに現れた3ピースバンド、CIVILIAN。コヤマヒデカズ(Vo.Gt.)が照明に照らし出され「メシア」で口火を切ると、歪んだ轟音が打ち鳴らされ、フロアを飲み込んでいく。全身の血をたぎらす衝動と直結したようなプレイ。息つく隙もない怒涛のエネルギーで聴衆を圧倒するも、「何にも考えずにバカになれる曲を」と演奏された「ハッピーホロウと神様倶楽部」では、有田清幸(Dr.)が腕を交差させる手振りでコミカルな表情も垣間見せる。
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曲のスタートとともにフロアから伸びた腕が緩やかに左右に揺れた「ハロ/ハワユ」。口先だけではない、喉の奥の奥、腹の底から発せられるコヤマの声に、オーディエンスの「La La La...」のシンガロングが重なり、力強さの中からこそ滲み出るあたたかく、優しく、美しい音像が描き出された。最後はピアノの音色が一層切なさを演出する「I feat.まねきケチャ」でフィニッシュ。歌、言葉、叫び。その境目を持たないステージングに、片時も目を離すことができなかった。
text:岡部瑞希 photo:郡元菜摘
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バンドのタフさに脱帽!ピンチも一瞬でチャンスに塗り替えるalcott
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アコースティックギターを抱え、ステージから落っこちるんじゃないかと思うほど身を乗り出し生声で熱唱する貴田宰司(Vo.Gt.)。電気系統のトラブルか、なんとアンプの電源も入らず、alcottはバンド演奏が難しいピンチに直面していた。ただ、そんな状況下でもただ待っているようなタイプではない。貴田が弾き語り、他のメンバーも手拍子やコーラスなどでストリートライブさながらの臨場感と温度感で場を盛り上げていく。「なんか楽しくなってきたー!」なんて言うタフさにつられ、オーディエンスも精一杯の手拍子やシンガロングで応えた。
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こんなことでもなかったら、絶対やらなかったというライブ初披露の「Lucky」で「この喜びをみんなで歌にしよう」と歌う彼らの表情の晴れやかなこと。そうこう言っているうちにステージ設備も復旧し、満を持してバンドサウンドが鳴れば、フロアからはそれだけで大歓声が。「お待たせしました!」と視界が開けるような爽快感が印象的な「スーパーノヴァ」をドロップ。さらにフロアを縦に揺さぶる「ポップコーンウーマンに捧ぐ」や、内田将之(Gt.)が満面の笑みで手拍子を誘った「Yellow」を重ね、今日でしか起こり得なかった特別な一体感を最後まで高めていった。ピンチも絶好のチャンスに作り変えてしまう技量と度量。それでもって「みんなのお陰でめちゃめちゃ楽しい1日になりました!」と言ってステージを去って行くんだから、まったくなんて清々しいやつらなんだ。
text:岡部瑞希 photo:郡元菜摘
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彼にしか歌えないまっすぐな歌 ココロオークション
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ELLのトップバッターは、昨年初日の大トリを務めた大阪発の歌モノバンド・ココロオークション。「毎年のように呼んでもらって、いつも名古屋の夏の始まりはこのイベントです」と粟子真行(Vo.Gt.)が話し、どこか懐かしい夏の情景を描き上げていく「蝉時雨」から ライブの幕を開けた。夏の四部作をレパートリーに持つほど夏の情景を描くことを得意とする彼らが、名古屋に夏を運んできてくれたかのようだった。
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しっとりした幕開けだったが、切なくも1フレーズごとに力強さが増して行くような「願い事」でアクセルが踏み込まれると、最後までその勢いは緩められることはなかった。推進力に満ちたビートが楽曲を牽引する「フライサイト」では「名古屋全員手上がりますか!?」と問いかけ一斉に手のひらが開く。その後もハンドクラップを重ねるなどして一体感を高めていった。
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「ありがとう!あっという間でした。すごい気持ちよかった!」とくしゃっと笑った粟子。最後に〈泣くな少年よ/君が歌ってたから/今の僕があるんだぜ〉と、���去の自分に向けたナンバーをまっすぐに歌い上げた。体が弱く寂しがりやだった自分が、歌を好きになりロックバンドを組んで、今こうしてたくさんの人に届けている。そんな粟子真行というミュージシャンのドキュメンタリーを見るような言葉が強く刻み込まれた。
text:岡部瑞希 photo:郡元菜摘
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ELL2DAYS終了。明日は名古屋市公会堂で開催!
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2日間にわたって開催されたELL3会場を使ったトレジャーも、ついに全バンドのライブが終了しました! 今回も会場事務所からレポートをお届けました。 総勢38バンドが熱いライブを繰り広げましたが、皆さんはどんなドラマを目撃したでしょうか? 皆さんの夏の思い出の1ページに、この2日間がなっていれば幸いです。
そして、まだまだトレジャーは終わりません! 今週は3日連続で開催されるトレジャー。 明日は会場を名古屋市公会堂に移して行われます。 ホールということでまた違った雰囲気のトレジャーを楽しめるかもしれませんね。 それではまた明日、会場でお会いしましょう。
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TREASURE05X ELL編は明日へと続きます!
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長丁場のライブでしたが、オーディエンスの皆さんが最後まで楽しんでいる姿をみてグッときました。 熱いライブが3会場に渡って繰り広げられたELL編ですが、まだまだ終わりません! 明日も同様に3会場で開催されますので、皆さん体調には気をつけながらトレジャーを全力で楽しんでくださいね。 それでは明日も会場でお待ちしています!
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誰もが全力投球のフィナーレ 嘘とカメレオン
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TREASURE05X2度目の出演にして、大トリを務めるのは紅一点のボーカル・チャム(.△)擁する嘘とカメレオン。2018年にメジャーデビューを果たし、楽曲がドラマ主題歌に起用されるなど勢いに乗る5人組だ。
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“動けるデブ”と称される渡辺壮亮(Gt.)がお立ち台に登り、「お待たせしましたー!」と声高らかに挨拶を済ますと「百鬼夜行」でスタートを切る。続く「JOHN DOE」ではチャム(.△)が何度もフロアにマイクを差し出し、「アン・ドゥ・トロア」という個性的なコール&レスポンスを重ねていく。渡辺の「これだけ長丁場だとバテるかバカになるか。みなさんにはバカになって帰ってほしいんですけど、いけますか!?」というMCに続けて「ルイユの螺旋」を披露すると、その問いかけに応えるよう���ントロから大きな手拍子がわいた。
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可愛らしい表情の中にも、時折瞳の奥に妖艶さが光るチャム(.△)。盛大なシンガロング、前に倒れこむ勢いの拳が上がっても、もっともっとと言わんばかりに手招きでフロアを煽っていく。そして、会場がどこまでも彼女の魔性の魅力に引き込まれていくのだから圧巻だ。長い1日の最後とは思えないほど無我夢中の腕組みヘドバンが繰り広げられた「パラダイム4210」によって一旦締めくくるも、大声量のアンコールに応えて再び5人はステージへ。「帰らなくて大丈夫ですか?」と尋ねるけれど、愚問である。勿論「大丈夫ー!」と応えたオーディエンスを、チャム(.△)は一人ずつ指差しながら「ありがとう」と伝え、演者、オーディエンスとともに全力を出し尽くして大団円を迎えた。
text:岡部瑞希 photo:郡元菜摘
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変幻自在のバンドサウンドで魅せる CRAZY VODKA TONIC
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ell.FITSALLのトリを務めたのは、広島県福山市発のロックバンド・CRAZY VODKA TONIC。着実なライブ活動で全国からCDを求める声が増え、昨年には初の全国流通ミニアルバムをリリース。「ROCKIN’ON JAPAN」のニューカマーやタワレコメンに選出された。
「トレジャーはじめよう、ここから上げていきましょう」と池上優人(Vo.)が声高らかに宣言すると、飛び跳ねるようなリズムが印象的なナンバーで華やかにライブの幕開けを飾る。曲間ではギターの奥本真光とベースの進竜馬がステージの中央で楽しそうに向き合いながらプレイしており、バンドの団結力の高さを証明していた。
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疾走感のあるロックナンバーから変拍子のリズムが特徴的な楽曲、はたまた重厚感のあるギターリフが轟く曲など、1曲1曲ごとにバンドの多彩なサウンドを展開していく。そんなバンドの世界観に観客はどんどん惹き込まれていき、後方にいた観客もサビで手を挙げて楽しそうにしているのが印象的だった。
「ずっとトレジャーには出させてもらっていて、感謝しかないです。だから自分たちが大きくなって、トレジャーで立つステージもどんどん大きいところになるように羽ばたきたいです。そんな革命を起こせる曲を最後に演奏します」とイベントへ懸ける思いを池上が語り、ラストに「リリィ」をプレイ。CRAZY VODKA TONICのこれからの活躍を期待せずにはいられないライブだった。
text:菊池嘉人 photo:郡元菜摘
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どんな曲ももれなく魅せる EARNIE FROGs
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SEと同時に沸き起こっていた手拍子を、切り裂くようなギター音が鳴り響き始まったのは、地元名古屋のEARNIE FROGsのステージ。真っ赤な照明の中、エッジの利いたギターロックサウンドが冴え渡ると、クールな佇まいながら確かな熱がじわじわと彼らを焚き付けているのがわかった。間髪入れずにドラムのビートが始まり、飛ばして行くぜと言わんばかりに「リアリティ」、「Carve Out」とドライブ感満点の曲を連投。フロアでは無数の手のひらが左右に揺れ、合いの手のクラップが入る場面ではゆかちん(ドラム)が「パッパッ」と楽しそうに口ずさんでいる様子に思わず笑顔になった。
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アップナンバーもさることながら、ムーディーな曲では持ち前のツインヴォーカルの美しさで魅せる。すっと引いても、強く歌い上げても絶妙なバランス感が崩れな安定感のハーモニーと、小気味良いリズムの中に浸るようにオーディエンスは体を揺らした。上げる曲、聴かせる曲、どちらもしっかりと届け切った30分に、エネルギーに溢れた1枚になっていると言っていた11月リリースのアルバムが早くも楽しみになった。
text:岡部瑞希 photo:郡元菜摘
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ELL 2days公演がまもなく開始 19バンドが出演します!
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みなさん、こんにちは! 大須ではTREASURE05X恒例、ELL 2days公演がまもなく始まります。 今日もバッチリ暑いですね。 炎天下の中、開場待ちをしてくださったみなさんお待たせしました。 ダイジェストではありますが、現場から熱い一日をレポートします。 今日は3会場を行き来するイベントになります。 空調が効いたライブハウス内と外との温度差で体調を崩さないように気をつけながら、楽しんでくださいね!
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ELL編2日目、いよいよスター���
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TREASURE05X ELL編、2日目を迎えます! 外に出るだけで汗ばんでしまうほどの暑さ……みなさん、水分補給は大丈夫ですか? 長時間にわたるTREASURE05Xにおいて、身体は大事な資本。 どのアーティストも全力で楽しめるように準備はしっかりとお忘れなく。 まもなく開演します。 さあ、ライブハウスで熱い音楽が待っています!
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