#高巻杏生誕祭
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各地句会報
花鳥誌 令和5年3月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年12月1日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
亡き母の言葉身に入む夕明り 喜代子 美人画を日毎見つめた古暦 都 湯豆腐や仕切向うの京言葉 同 榾の宿見知らぬ人と語らひし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
愛妻は冬天に有り見得を切る 慶月 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 懐手役者戻りし噂など 順子 木挽町の電線緩く短かき日 三郎 市松の歌舞伎のれんを出で嚏 慶月 団十郎の顔があちこち十二月 和子 薔薇の紙袋の中の聖樹かな 同 ベントレーの真つ赤に負けてゐる聖樹 三郎
岡田順子選 特選句
寒椿真紅へと歌舞伎めく 三郎 昭和めくショール纏ひて三越へ 俊樹 着ぶくれの肩に銀座ののしかかる 炳子 楽屋口より銀鼠のインバネス 要 半世紀前の残像獅子の冬 炳子 緞帳の街を冬日の揺りおこす 三郎 楽屋口興行なくば石蕗明り 光子 聖夜待つ靴職人の鉄の音 はるか 木挽町の電線緩く短かき日 三郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月3日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
水鳥の水曳きどこも濡れてゐず 睦子 LEDのひんやり灯る夜業かな 同 あさきゆめみし水鳥に忽と日暮 美穂 裸婦像の目に郷国の冬の虹 かおり 水鳥の陸に上がれば幼なけれ 睦子 水鳥の言問ふやうに漂へり 朝子 日向ぼこ石となりたき日のありぬ 美穂 昇降機空まで行ける聖夜かな 愛 出逢ひとは別れの序章おでん酒 朝子 よきことの一つ蜜入り冬りんご 美穂 忘れたきことも掃き寄せ落葉焚く 孝子 女医の手の結婚指輪冬ぬくし 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
じよんがらもよされも遠き虫の出湯 雪 枯るるもの枯るるにまかせゐる他は 同 裸木に巣箱が一つ傾ける 同 散りてなほ緋を極めたり櫨紅葉 笑 冬の蝶小さき花に身を委ね 同 綿虫の恋の信号飛び交はし 同 目に見えぬものが背押す街師走 かづを 新刊書表に並べ書肆師走 匠 長者町大名町も落葉降る 和子 正信偈声高々と十二月 清女 うつかりと仲直りするおでん酒 啓子 沈下橋今日も見えずに歳用意 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
餌台に人を覗きて冬の禽 宇太郎 姉の忌の近し綿虫横を飛ぶ 和子 冬めくといふ風音の離れぬ日 同 かき混ぜて消ゆる泡みる夜の葛湯 栄子 菊に埋む引導なしの葬一つ 宇太郎 花石蕗や蜑の通ひ路九十九折 益恵 院殿の墓碑を囲みて霜柱 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月9日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
大根を洗ひ干したる深庇 世詩明 白山の雪の白さを見え深め 同 筆太に妻の消息年賀状 同 戻られし神をねぎらふ注連飾 ただし 大いなる榊まつりし神迎 同 山眠る話時々ちぐはぐに 清女 幸不幸仏に委ね報恩講 同 初時雨韋駄天走りあちこちに 輝一 切り分けの聖菓較べる子供かな 誠 老い一人煙草を口に日向ぼこ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
大年のバックダンサー出番待つ 登美子 大銀杏黄葉や夜道光りたる 紀子 白山を見て暮らす日々障子貼る 登美子 母と吾と灯ひとつの根深汁 同 遥かにも雪の白山見ゆる橋 令子 年末や薪湯沸かして近所呼び みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
言葉直ぐ固まつてゆく冬夜かな 秋尚 年惜しむ陽子の墓所に供華新た 幸風 一筋の日差しを纏ひ浮寝鳥 幸子 茶の花を飾る店主のハンバーグ 亜栄子 冬の夜機織るやうなものがたり ゆう子 多摩川の皺む波間に浮寝鳥 美枝子 それぞれは好みの椅子に冬の夜 ゆう子 折節に冬帝なごむ母の塔 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
蕪一個抜き来一人の夕厨 一枝 著ぶくれを拾ひ電車の満員に みす枝 越前の奥へ奥へと時雨降る 世詩明 時雨るるや村暗くなり小さくなる みす枝 生と死を考へながら柚子湯かな 信子 オブラート破れて苦き十二月 清女 煤払ひ古き薬を捨てにけり ただし 太平の色したたらす熟柿かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
お化粧の仕上げにマスクかけにけり 三無 湯ざめして婆ちやんいつも卵酒 和魚 「どうしました」マスクの医者の声やさし あき子 受け継ぎし神楽の面の儼乎たる 史空 御神酒吹き魂入れらるる神楽面 三無 神楽の音菜つ葉切る手はづませる ことこ マスクしても寡黙の人になり切れず 秋尚 鉦の音の早まる宵の里神楽 同 神楽面舞へば表情豊かなり 史空 母の手が湯ざめするよと襟押へ ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月13日 萩花鳥句会
月の夜は銀の毬藻に浮寝鳥 祐子 七五三おんなの一生歩み出す 健雄 極月の破れ手帳の重さかな 俊文 故郷の煉物届きおでん鍋 ゆかり 思ひ出の中の障子を開ける朝 陽子 一人去り彼の人も去り山眠る 吉之 張り替へて色あせ目立つ障子骨 恒雄 影絵如障子に木々の写りゆく 美恵子
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
残菊は残菊と云ふ色の香に 雪 穴無惨枯蟷螂となり切れず 同 煤払大仏様の膝の上に みす枝 雪起こし百貫玉の落つる音 同 師走来て一番のりの美容院 富子 雪囲ひ男結びの揃ひけり 真喜栄 一斗樽三つ仕込みて師走かな 玲子 道一筋孤高の山の雪化粧 嘉和 注連細く巻きて御幣に神宿る 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月16日 さきたま花鳥句会
黒煙を吐きて冬野へ陸蒸気 月惑 実南天御成座敷の窓明り 一馬 額縁門残る紅葉や泉岳寺 八草 終の地に老いて根を張る冬紅葉 裕章 散るやちる散るままなりし落葉道 紀花 結願の晴れ切る空や冬木の芽 とし江 店抜けて女将小走り酉の市 康子 取寄せし河豚ひとまづは仏壇に 静子 一人見る冬満月や奢侈極む 良江
(順不同) ………………………………………………………………
令和4年12月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
冬日向野良猫が来て完成す 千種 寒禽の古代広場の空に消ゆ 白陶 大枯木侘しや空の巣を抱き 圭魚 冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 浮寝鳥にも攻防の濁り池 要 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 群れてゐて己を尽くす野水仙 三無
栗林圭魚選 特選句
冬帝に眼見開く埴輪かな 三無 冬枯に錆朱のコート遠ざかる 要 日矢刻みつつ枯葉舞ふ小径かな 同 紅葉散る眩しき日矢を弾きつつ 三無 冬枯に詩吟朗々沁み渡る 要 浮寝鳥にも攻防の濁り池 同 昃れば雪虫蒼く漂へる 炳子 落葉ひとつひとつ大地へしじま足す 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ふり向けば虹もかかりて片時雨 笑子 日本海よりの潮風懸け大根 同 師走てふ町行く人も急ぎ足 啓子 山眠る小動物も夢の中 同 ゆつたりと領域守り浮寝鳥 千加江 惟みる中子師校歌能登小春 淳子 大焚火して棟梁の頰染めて 同 貫之の土佐日記なる波の花 同 アナウンス飛び交ふ案内駅師走 和子 極月や討入り語る講談師 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月22日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
越前の夜の更け行く菊膾 雪 帰り花ほどの身の上知るばかり 同 柏翠の調理師免許身に入みぬ 同 人の世にかくも爽やかなる別れ 同 猫じやらしてふ名全うして枯るる 同 近松忌男の持てる顔いくつ 同 シャッター通り歩く男の冬帽子 昭子 着膨れて隠しから出す小銭入 同 箱階段みしみしと鳴る日短 同 優男には近よらず雪女郎 同 み仏の膝に眠りし猫小春 ただし 彫り浅き千代女の句碑や風白し 同 荒るる潮崖を昇りて浪の花 みす枝 聞き上手相槌上手炬燵の間 同 追憶の母はつつましヒヤシンス 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 片翳りして水鳥の消ゆる午後 炳子 羽根付けし少年少女クリスマス 順子 木枯や犬咥へたる赤きもの 和子 発声のなく群衆となる外套 光子 冬木の芽依代として時を待つ 三郎 寒禽の声やさしきは恋ならむ 昌文
岡田順子選 特選句
鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 青年は武道館へと冬木の芽 月惑 本殿の奥のひと揺れ年の果 三郎 零戦の真後ろに立ち懐手 小鳥 極月の鯉は黄金の鯉となり 俊樹 青といふ底なしの天なる寒さ 光子 繭白の提灯三列春用意 和子
栗林圭魚選 特選句
献木の葉も艶々と冬椿 佑天 鯉はまだ水底に居て降誕祭 小鳥 引つ掻きてみたき青空年つまる 順子 鴨の声幽かに聞きて九段坂 炳子 裸木の列柱なせる大鳥居 要 寒禽の鳴き交したる虚空かな 佑天 枯れ様をさらし尽くして濠の蓮 要
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
仲直りしたくて蜜柑剥いてやる ひとみ 細胞の溶け出してゐる日向ぼこ 同 少年は狐火を見に行きしまま 同 手回しのミル短日の音重ね 由紀子 花枇杷や八十路��し名妓の家 久美子 鉄瓶のきりりと据る冬の朝 さえこ 花枇杷に愛を求むる虫来る 美穂 ��よならと赤きマフラー振り向かず 同 神鈴を打ちて寒濤迫りくる かおり 蕪村忌や立てる襟なき放浪者 勝利 追羽根の一人一人に違ふ空 朝子 宇宙船帰還するらし葱刻む 愛 日おもてに人見知りの子枇杷の花 睦古賀子 波の上の禅定なるや浮寝鳥 同 狼の魂いまも大和に伏せしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
熟し柿落す一つを拾ひけり 世詩明 渡り鳥集合離散離れざる 同 松手入れ空の明るさ戻しけり 同 病室の窓にもトンボ見舞はれし 輝一 耳遠く遅れて笑ふ老いの秋 秋子 生きるとはすさまじきもの蟻の列 同 静かなる大和三山星月夜 誠 新涼の後ろ姿の理髪台 同 心中にたむける回向近松忌 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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. . Which sweets are your favourite ones? [Persona 5] Ann Takamaki by me 📸 Mirn Ed @yamane_nami_tyan #anntakamaki #persona5 #persona5cosplay #anntakamakicosplay #gamecosplay #faideyren #persona5panther #russiancosplay #ukrainiancosplay #高巻杏 #高巻杏コスプレ #高巻杏生誕祭 #高巻杏生誕祭2021 #AnnTakamaki2021 #AnnTakamaki #高巻 (at Tokyo Japan) https://www.instagram.com/p/CYZDBbSl8SF/?utm_medium=tumblr
#anntakamaki#persona5#persona5cosplay#anntakamakicosplay#gamecosplay#faideyren#persona5panther#russiancosplay#ukrainiancosplay#高巻杏#高巻杏コスプレ#高巻杏生誕祭#高巻杏生誕祭2021#anntakamaki2021#高巻
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Happy Birthday Ann Takamaki!
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"Do it with style!" [P5] Panther RKGK, up next is Crow. Who would you like to see next? Also, Happy Birthday, Ann! . . . #P5 #P5R #Persona5Royal #persona5fanart #anntakamaki #takamakiann #panther #anime #manga #animegirl #Persona5 #ペルソナ5 #高巻杏生誕祭2020 https://www.instagram.com/p/CHgP0sBBzfG/?igshid=1odhv9vuvgbrt
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Heyyo Major Poopiepants here, it is Ann's B-Day tootoo 🎉🥳!
#my art#cute#drawing#art#anime#digital art#illustration#anime style#高巻杏生誕祭2020#anntakamaki#persona 5 fanart#persona#persona 5#p5r#p5#p5 fanart#p5 ann takamaki
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ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年 1 過労死・つくし・小錦の脂肪 2 一年生・時短・ニューハーフ 3 レントゲン・混浴・アニマル 4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ 5 暴走族・かさぶた・バーコード 6 タイガース・母の日・入れ墨 7 目借り時・風呂桶・よだれ 8 しびれ・歯抜け・未婚の娘 9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール 10 造幣局・社員割引・オリンピック 11 父の日・猥褻・丁髷 12 ピエロ・ナメクジ・深爪 13 ミスユニバース・特許・虫さされ 14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症 15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール 16 ト音記号・北方領土・干瓢 17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン 18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム 19 床づれ・追っかけ・男の涙 20 海月・肩パット・鶏冠 21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン 22 おかま・芋掘り・大人げない 23 復活・憧れ・食い逃げ 24 蒲鉾・風は旅人・半尻 25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング 26 美人姉妹・河童・合格 27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫 28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし 29 稲刈り・小麦粉・フランス人 30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉 31 クロスカウンター・学園祭・タクシー 32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター 33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め 34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン 35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年 36 栗きんとん・鶴・朝丸 37 成人式・ヤクルトミルミル・まんまんちゃんあん 38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし 39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション 40 ひ孫・いかりや長介・掃除機 41 北京原人・お味噌汁・雪祭り 42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり 43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい 44 ���業式・美人・転た寝 45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君 46 コレラ・さぶいぼ・お花見 47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎 48 番台・ボランティア・健忘症 49 長嶋監督・割引債・厄年 50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー 51 同級生・竹輪・ホモ 52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園 53 シルバーシート・十二単衣・筍 54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック 55 睡眠不足・紫陽花・厄介者 56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風 57 生欠伸・枕・短気は損気 58 雨蛙・脱税・右肩脱臼 59 鮪・教育実習・嘘つき 60 天の川・女子短期大学・冷やし中華 61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香 62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊 63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷 64 目玉親父・恐竜・熱帯夜 65 深夜徘徊・パンツ・宮参り 66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ 67 水浴び・丸坊主・早口言葉 68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ 69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児 70 台風の目・幸・ラグビー 71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り 72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王 73 新婚初夜・サボテン・高みの見物 74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵 75 禁煙・お茶どすがな・銀幕 76 ラクロス・姥捨山・就職浪人 77 掛軸・瀬戸大橋・二回目 78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント 79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター 80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド 81 明治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年 82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤 83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い 84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女 85 一途・血便・太鼓橋 86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内 87 カラー軍手・放火・卸売市場 88 パピヨン・所得税減税・幕間 89 二十四・Jリーグ・大雪 90 動物���め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ 91 雪見酒・アメダス・六十歳 92 座蒲団・蛸焼・引越し 93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ 94 談合・太極拳・花便り 95 猫の盛り・二日酔・タイ米 96 赤切符・キューピー・入社式 97 リストラ・龍神伝説・空巣 98 人間喞筒・版画・単身赴任 99 コッペン・定年退職・ハンドボール 100 百回記念・扇子・唐辛子 101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム 102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト 103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝 104 三角定規・黒帯・泥棒根性 105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願 106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚 107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き 108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン 109 西部劇・トップレス・レバー 110 流し素麺・目高の交尾・向日葵 111 河童の皿・コロンビア・内定通知 112 防災頭巾・電気按摩・双子 113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ 114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月 115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子 116 運動会・松茸御飯・石焼芋 117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー 118 浮石・カクテル・彼氏募集中 119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し 120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号 121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士 122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏 123 祭・借金・パンチ佐藤引退 124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿 125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー 126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統 127 臨時収入・邪魔者・大掃除 128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年 129 御節・達磨ストーブ・再就職 130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母 131 家政婦・卒業論文・酔っ払い 132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉 133 立春・インドネシア・大正琴全国大会 134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り 135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼 136 確定申告・侘助・青春時代 137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子 138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利 139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん 140 痔・恋女房・月の法善寺横丁 141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み 142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし 143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え 144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼 145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏 146 もぐりん・五月病・石楠花の花 147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り 148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー 149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ 150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善 151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット 152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ 153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ 154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい 155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能 156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒 157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール 158 中村監督・水着の跡・進め落語少年 159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット 160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び 161 親子二代・垢擦り・筏下り 162 鮪漁船・新築祝・入れ歯 163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上 164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン 165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン 166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊 167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ! 168 長便所・大ファン・腓返り 169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎 170 親守・巻き舌・結婚おめでとう 171 乳首・ポン酢・ファッションショー 172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し 173 ギブス・当選発表・ちゃった祭 174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶 175 コーラス・靴泥棒・胃拡張 176 誕生日・闘病生活・心機一転 177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年 178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停 179 三姉妹・バリ・総辞職 180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験 181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ 182 内股・シャッターチャンス・金剛登山 183 嘘つき娘・再出発・神学部 184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス 185 露天風呂・部員募集・ぞろ目 186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍 187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ 188 (不明につき空欄) 189 福寿草・和気藹々・社交ダンス 190 奢り・貧乏・男便所 191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず 192 お花見・無駄毛・プラチナ 193 粒揃い・高野山・十分の一 194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉 195 くさい足・オリーブ・いやいや 196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪 197 若い季節・自動両替機・糞ころがし 198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式 199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ 200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語) 201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労 202 横綱・占い研究部・日本のへそ 203 マオカラー・海の日・息継ぎ 204 カモメール・モアイ・子供の事情 205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け 206 団扇・ボーナス定期・芸の道 207 宅配・入道雲・草叢 208 回転木馬・大文字・献血 209 寝茣蓙・メロンパン・初孫 210 方向音痴・家鴨・非売品 211 年金生活・女子高生・ロングブーツ 212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング 213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ 214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー 215 孫・有頂天・狸 216 雪女・携帯電話・交代制勤務 217 赤いバスローブ・スイミング・おでこ 218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟 219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート 220 関東煮・年賀葉書・学童保育 221 バンコク・七五三・鼻血 222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
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高巻杏生誕祭2018 !!!!!!!
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俊樹五百句
虚子の「五百句」と対峙したい。虚子はそれを五十年ほども掛けたが、この作句期間は一週間に過ぎない。出来不出来以前にこの名著なる存在と対峙したかった。俳句の存在意義だけがこの試行錯誤の源である。短い人生である、我が愚行を是非批評して頂きたい。
坊城俊樹 令和4年8月
弔ひの夜に横たはる暑き襤褸 浮浪者の襤褸に星降る夜となりぬ 弔ひの夜の白服なる異形 弔ひの杖に樹海の町暑し 浮浪者の眠る窓とて朧なる 夏の灯のまたたき琴座鳴るといふ 幽霊や露台に支那の戦没者 幽霊の招く小路の風死せり 夏の路地女幽霊絢爛に 星の降る夜へ英雄の霊かぎろふ
国士無双あがる男へ星流れ 夏の夕遺族は骨を探索す 夏夕べ黒き連鎖の遺族たち 遺族らは夜より黒し星流れ 哀しさは真夏の盆へ地震きたる 地震の町に吠える家守の夜でありし 恋人も濡れる家守の夜となりし 母死して星も死すてふ家守の夜 家守らの目の爛々と星見上ぐ 家守らに昭和の記憶ありにけり
金色の家守は母の野望とも 父がつけし渾名の犬へ星流れ 大蛇の我が天井を護りたる 姫蛇の碑へと真夏の夜の夢 蛍火に意思といふものありにけり 山泣くも山笑へるも蛍へと 犬死して総理も死して蛍へと 一億の蛍の一つ死してをり ほうたるの火に照らされて万華鏡 ほうたるの乱舞を待てる半旗かな
火蛾ひとつ火焔の中を舞うてをり 蛍来る夜は両親へ星降る夜 死ぬ匂ひして晩年の蛍籠 怪しげな教会へ入る蜥蜴かな 万華鏡の色の蜥蜴や月を追ひ 猊下そは百歳に死し蜥蜴また 猊下死す百一の星流る夜を 猊下逝く蜥蜴は天の星仰ぐ 猊下逝く十の契りを夏の夜に 総理逝きしばらく夜の火蛾として
猊下逝く祇園の夏の夜の契り 星流る方へ杖つき神楽坂 夏の夜の三味の灯しは籠もらざる 懇ろに幽霊を待つ簾上げ いつも見てゐて見てゐない裸かな 貪りて夜の怨霊の裸とも 風通す裸の窓をすべて開け 恩讐もある傷跡の裸体とも カンバスに幾何模様なる裸体 日当たるとやはらかくなる裸体かな
陰翳の裸の体囁ける 因果なる裸体を褒めてゐて死せり 裸体なる女カオスの縮図とも 茅舎忌の我を白痴と思ふかな ヌードデッサンせんと孤高の茅舎の忌 茅舎忌といふ忌まはしき忌なりけり 俳壇に生けるも死ぬも茅舎の忌 茅舎忌の猿股を日に干してあり 金剛の露現今の茅舎ゐて 口唇に薬挿し入れる茅舎の忌
河童忌の屋根に墜ちたる龍之介 河童忌といふ祝祭のやうなもの 蚕豆に天使の翼ありにけり 蚕豆の妻の故郷はカタルーナ 蚕豆といふ処女作のやうなもの 蚕豆を剥き深緑やや遺憾 蚕豆の筋のあたりを背骨とも 蚕豆のやうな赤子を授かりし 蚕豆とは一卵性双生児 バンクシーの絵は白黒に夜の秋
我が瞳孔まもなく朽ちて夜の秋 丑三つのマンゴーゆつくり熟すなり 丑三つの蜘蛛透明な糸を吐く 斬られる待つ丑三つの熟柿かな 愚かなる夢の中なる熱帯夜 しづかなる女の舐める熱帯夜 黒蛇が白蛇を呑む熱帯夜 括れざる腰振る真夜の熱帯を 母さんが父さんを呑む熱帯夜 口唇を襞と思へる熱帯夜
熱帯夜朱き口唇とて腐臭 熱帯夜とはずぶ濡れの吾子の夢 峠路に幽霊を待つ月見草 裏切りの美人薄命月見草 月光やちやん付けで呼ぶ影法師 月見草火星より木星が好き 月見草路地の子やがてゐなくなる 星の降る夜はひとつきり月見草 月見草恐らく祖母は浮気した 新婚の路地の匂へる月見草
日覆を立てる穴とて深淵に 日覆のおほひて赤子腐敗せり ビルよりも高き日除けを立てにけり 男一人日除けを出でず老いにけり 裸族らし我が家の下の夫婦かな 裸にて人に逢ひたく皮を脱ぐ しづかなる蛇しづかなる自死をせり 蟻と蟻獄を出でたる如出逢ふ 灯の蟻といふ見当たらず���蟻とす あの蛇を保育園へと見失ふ
青条揚羽より高き蝶のなき 金輪際黒筋揚羽見失ふ 黒揚羽より正装の男かな 瑠璃揚羽祖父の遺墨を飛び立てり 暑き電線暑き電線と出逢ふ とぐろ巻く蛇地境を管理せり 大いなる物の崩れががんぼの死 青き星流れて白き星流れず 蟷螂と格闘をして日記とす 暁に麦飯を食ふ祖父の髭
亡霊が炊いた麦飯吾れのため 麦飯の茶碗に描くただの柄 麦飯に卵二つの豪華さよ 麦飯を母は嫌がり父も嫌がり おばQを見て麦飯を食ふ至福 箸は茶で洗ふ麦飯たひらげて 麦飯を父は食はずにバタを食ふ 麦飯といふ軍縮のやうなもの 麦飯にのりたまかけて邪気かけて 仏教にあらず神道麦飯を食ふ
麦飯を御霊に捧ぐことならず 麦飯で鉄腕アトム見てをりぬ 昭和三十六年の麦飯豪華なり 麦飯といふ神道のやうなもの 瑠璃鳴くや御霊のやうな声溢れ 神域を歌へる瑠璃のすきとほる 殉職の御霊へ瑠璃の鳴きにけり 銃弾に斃るるときに瑠璃鳴けり 天照大神きて瑠璃鳴かせ 天辺の虹の上より瑠璃鳴けり
虚子とのみ彫られし墓へ瑠璃鳴けり 坊城家六代目へと瑠璃鳴けり 勾玉の青のひとつは瑠璃の声 瑠璃何か喩へてみれば金剛に 夏燕折り返し来る消防署 三次元を四次元に斬る夏燕 生れ替るなら岳麓の夏燕 青空を巻き込んでゆく夏燕 夏燕鏡を斬りてさかしまに 天辺に仏来給ふ朴の花
朴の花白く翳りて懇ろに 朴の花の中に釈迦尊をらざりき 虎尾草に毛並のありて逆立ちて 虎尾草の揺れて待ちたる未通女かな 金輪際虎尾草と縁切ると言ふ 虎尾草の先くねくねと蠅を追ふ 梧桐に影といふもの濃かりけり 樹海めく梧桐��ちに迷ひたる 梧桐を仰ぐ超高層仰ぐ 梧桐の葉とは天���の団扇かな
梧桐やブランコは立ち漕ぎ続け 梧桐の翳に不良の煙草吸ふ 梧桐に青春である疵を彫り 梧桐の伐られ虚空の天となる 山笠の波動花鳥子より届く 山笠の句の勇壮な波動来る 山笠に恋といふものありにけり 博多つ子純情の夏なりしかな 山笠の日と生誕の日と隣る 純情の山笠に夢馳せてをり
山笠に天神颪とは来たり 金亀虫裏返りたる真夜の褥 黄金虫夜を引き摺りて灯へ入りぬ 灯に入手夜の帝国の黄金虫 羽蟻の夜玻璃にべたりと都市の闇 羽蟻翔ちお日様に溶けなくなりぬ 子を捨てし母は戻らぬ羽蟻の夜 羽蟻の夜金輪際の父は帰らぬ 羽蟻の夜弔問はなほつづきをり 茅舎忌の卍となりて日章旗
露の世へ消ゆる人あり茅舎の忌 茅舎忌の夜が流れてしまひたる 隻眼が見えなくなりぬ茅舎の忌 龍子の絵どこか稚拙な茅舎の忌 茅舎忌の流れ流れて星ゐない 吾妹子の胸やはらかき虎が雨 吾妹子の海へ尿する虎が雨 煙草屋もとうに死に絶え虎が雨 土用波恋愛はもう星屑に 岬越え来る土用波白々と
土用波いよよ怒濤となり崩れ 子が一人攫はれてゆく土用濤 土用濤灯台を越え来たりけり 元総理死にて土用の波濤へと 波怒濤土用の夜の人攫ひ 伝説の出水川とはこの小川 子を攫ひ妹を攫ひて出水川 出水川と記憶流れて悪夢とも 出水川恋の破綻も流しゆく 虚子塔に人来ぬ日なる最澄忌
最澄忌千日回峰終るころ 叡山は星の降る夜の最澄忌 叡山をさ迷ふ夜の最澄忌 最澄の忌の極楽の湯舟かな 最澄忌灯す頃の先斗町 祇園にて猊下と酌みし最澄忌 萍の隠沼として河童棲む 萍を髪に見立てて河童立つ 萍の茂り月光留めたる 妖精が腰掛けてゐる蛭蓆
丑三つの月光にある蛭蓆 優曇華へ星やさしくて月やさし 優曇華のいのち揺らぎて月を待つ 儚きは優曇華の茎なりしかな 優曇華にいのちあかりの灯せり 優曇華に神降臨すひとつづつ 母死して優曇華の情なしとせず 優曇華へ言葉少なき真夜の人 ケルン積む星降る夜となりしかな ケルン積む大岩壁と対峙して
ケルン積むひとつひとつに女の名 行李から恐らく祖父の登山帽 恋をして山登りして死に逝けり ロッククライミングの刹那あの夏を しづかなる人しづかな死夜の秋 夜の秋幽霊ももう寝静まり 恋をして失恋をして夜の秋 瞳の奥の闇へと星の流れゆく 星の降る中に月降る夜の秋 蟻ひとつ彷徨うてゐる夜の秋
死顔の威厳なるかな夜の秋 曾祖父も祖父も今宵は夜の秋 星ひとつ艶然とある夜の秋 夜の秋網膜剥離みたいな灯 羅を着て恋などに惑はされず 浴衣着て金魚の柄を泳がせて 羅を着て老いらくの恋をせむ 羅に序破急といふ恋のあり 妙齢は達磨柄なる浴衣着て 浴衣着て恋に窶れてしまひけり
祖父と祖母らし残像の藍浴衣 羅の包んでをりぬ裸体かな 羅の包み適はぬ恋をして 浴衣着て恋の乳房となりしかな 浴衣着て恋人と逢ふ浜の路地 羅を着て蝮酒召し上がる 浴衣の子星とおしやべりしてをりぬ 後ろ手に団扇はさんで恋浴衣 白兎波間に跳ねて卯波くる 人死して星の卯波となりしかな
卯波寄す森田愛子の臥所へと 九頭竜の卯波漣ほどのもの 夏の波真砂女の卯波とぞなりぬ 月光が卯波流してをりにけり 滴りの金銀の粒金剛に 滴りに輪廻転生ありにけり 滴りて岩壁となる日本海 東京スカイツリーの天辺滴りて 滴りて浅草線の三ノ輪駅 ゆつくりと���づかに歩む蛇ひとつ
蛇の夢見てその蛇を見てをらず 蛇酒といふ極楽の中に死す 滴りの岩壁を行く数学教師 滴りの後ろ姿の女体山 蛇女邪心となりて星流れ 蛇ふたつ絡んでをりぬ月光に 蛇絡みつつ愛欲の中にあり 権現の無数の蛇の降る社 炎帝の統べるままなる総理の死 炎帝へ斬首の鴉羽ばたけり
炎帝いま月の裏側焼きにけり 炎帝といふ今生の大宇宙 勲一等正一位なる墓灼けて 勲一等の軍馬の墓は緑蔭に 暗夜行路書きし墓とて茂り中 暑き固き墓石の如き絵画館 イザベラの墓に彫られし薔薇香る 銀杏並木の緑蔭もとんがりて 茂りてはいつも探せぬ乃木の墓 坊城は俊ばかり付く墓涼し
殉教の墓へマリアの南風吹く 寝棺そのものを横たへ夏の墓 緑なる線対称の銀杏かな 八月の面対称の絵画館 サンドレスとは青山のあつぱつぱ 青山の墓みな灼けて無言なる 夏日燦超高層といふ墓標 無機質の超高層を旱とも ソファーめく茂吉の墓へ夏蝶来 茂吉いま夏蝶となり利通へ
墓に挿す供華も明日より秋薔薇 秋の蝶クルスの墓を懇ろに 夏果てて石より重き絵画館 緑蔭のハチ公の墓何処なり ハチ公の供華はおそらく水羊羹 異国なる地下に眠りて薔薇の墓 夏の蝶マリアの指に触れてより 喪主だけが半袖で乗る霊柩車 蟬の音は聞かず真昼の野辺送り 蟬死して蝙蝠ばかり飛んでをり
蝙蝠は帰る逆さになるために 蝙蝠の裏切る音を���いてゐる 蝙蝠も消え失せグリム童話の夜 めまとひはめまとひとして囁けり めまとひは無責任なる大家族 婆の眼の脂にめまとひ親しめり めまとひを払ふ多情の口を閉ぢ めまとひの中を葬列続くなり 朱烏夏の夜の夢覚めし頃 茅舎忌の月光ことに夢を食ふ
茅舎忌の虫の音といふ哀しけれ 茅舎忌のシュミーズは幽霊の自慰 そこはかとなく隠微なる茅舎の忌 キリストと生きる男へ茅舎の忌 茅舎忌に金子みすずを読んでをり 白鼻心白夜の夢を見てをりぬ おぼこ今白夜の夢を見てをりぬ 白夜とは神の数だけありにけり 熊に似る男涙の炉辺話 雪女帰らず解けてしまひたき
金輪際なき眼光の鯖を食ふ 鯖を食ふ恋愛をした夢を見て 銀色に無限のありし鯖を食ふ 恩讐の臭みの鯖を食ふ女 鹿島灘あたり怒濤や鯖を食ふ 鯖を食ふ女臀部を揺らしつつ 鯖を食ふ潮の香りを煮てをりぬ 黒潮を炊いて鯖煮となりしかな 鯖食ひ男鯖食ひ女淫靡なる 鯖食うて惜別の情無しとせず
我が生の金輪際の虹に逢ふ 虹死して首都凡庸の空となる 奈落より虚子の墓へと虹の橋 蚊柱となりて青山墓地を舞ふ 吾妹子の子宮男の子を生みにけり 我が家より大いなる虹架かりけり 苔の花とは妖精の小さき眼 苔の花喋るぺちやくちやぺちやくちやと 苔の花海に流れてしまひさう 我が生も淋しからずや苔の花
大漁の夜の纜に苔の花 苔の花阿呆の黄色楽しくて 苔の花金輪際の生にあり 苔の花哀しくなれば咲いてをり 苔の花苔を大地として咲けり 苔の花の夜は近づく大宇宙 未熟児に産まれる人へ苔の花 そよぐことなき苔の花小さすぎ 流星と同じ色して苔の花 苔の花咲きて天動説となる
苔の花影といふものありにけり 囁きの夜に閉ぢたる苔の花 河童忌を星の吹雪と思ふなり 河童忌の蛇口ひねれば湧いてをり 河童忌に砂糖を��める女あり 河童忌のしんがりの児は引き込まれ 河童忌にベートーベンを聴いてをり 河童忌を皇后陛下畏くも 河童忌の童は杓子定規かな 怒濤とし童押し寄せ河童の忌
滴りて山又山を濡らしをり 絵画館の壁の隙より滴れり 夏の水汲み元勲の墓域へと 滴りに栄枯盛衰ありにけり 滴りて富嶽をすこし潤せり 滴りに奈落といふは先のこと 滴りてゆつくり濡れてをりにけり 滴りて巌の命を疑はず 幻か滴る先に河童の子 滴りて四国三郎ありしかな
蟻ひとり穴ひとつあり佇みぬ 増上寺国葬にあり蟻ひとつ 群衆の蟻群衆の蟻に逢ふ 山蟻の威厳の黒に死してをり 黒蟻と赤蟻言葉交さざる 蟻ひとつ地下迷宮を出で来たる 蟻塚に蟻の声のみ充満す 蟻塚の掘りたての土匂ふなり 蟻地獄静謐といふ美しき あとづさりして身を隠す臆病に
岳麓へ行者道めく蟻の道 蛾の破片ゆらゆら運ぶ蟻の道 ビール飲む眉間に皺を寄せながら 麦酒飲むますます法螺を吹きながら 白魚のやうな指もて麦酒注ぐ 我が世とぞ思ふ望月の麦酒かな 麦酒のむいつか焼かれし喉仏 女ひとり化粧濃くして黒麦酒 蛇苺姉の我が儘永遠に 蛇苺庭に埋めし金魚へも
侯爵の墓の片隅蛇苺 蛇苺男鰥の庭の恋 山笠の西の便りを句に乗せて 博多つ子純情いまも山笠に 山笠の男だらけの怒濤なる 傀儡の関節錆びて夏の雨 白雨きて蛍光灯の切れかかり 関節はぎしぎし老ゆる夏の雨 飴玉が降る音のして夏の雨 連続の数珠の音して夏の雨
夏の雨身の内の獅子唸るなり 旋律はボブマーリーに似て夏の雨 戦後すぐ膣より産まれ夏の雨 白雨きてボサノバの雨合体す 白雨きてコーラの壜の女体めく おそらくは黄泉の国とて夏出水 夏出水遺品の遺書の何処へと 高貴なる神に押し寄せ夏出水 最果ての鵺の夜へも夏出水 土用波七里ヶ浜で祖父に抱かれ
土用波みたいな嬶の乳房かな 柏翠の療養所へと土用波 土用波森田愛子の身の内へ 土用波虚子と愛子の物語 髪洗ふ乳房の先を湿らせて 髪洗ふ妬み嫉妬を流すとか 女百態懇ろに髪洗ふ 髪洗ふ幼き頃の金盥 あんな女に嫉妬して髪洗ふ 犬洗ふ即ち犬の髪洗ふ
昼寝して夢の合戦破れたり 元首相撃たれし頃の大昼寝 夜よりも昼寝彼の世に近かりし 貪るは蛸か女体か昼寝覚 昼寝して夜には死んでをられたる 昼寝覚女百態消失す 昼寝覚地獄の釜を押し上げて 昼寝覚一年損をした気分 昼寝して虚子と話をして戻る 昼寝覚范文雀と別れ来て
蝙蝠の彼の世此の世と飛翔せり 蚊食鳥煙のやうなる蚊を追へり 蚊食鳥夕焼け小焼けの唄に乗り かはほりの逆さに夢を見る昼間 かはほりに迷子探してもらふ夕 蚊食鳥夜の女は出勤す かはほりは街の電波と交錯す 蚊食鳥幼稚園児はもう家へ 友人の納骨を終へ蚊食鳥 学習院初等科の上蚊食鳥
あぢさゐの萎れし夕べ蚊食鳥 かはほりと月と金星置きどころ 青林檎みたいな乳房持つ少女 青林檎囓る気もなく接吻す 青林檎真夏の夜の夢の中 昭和とはヌード写真と青林檎 麗人の口怖ろしく青林檎 漆黒の夜は青ざめて青林檎 青林檎堅しと思ふ瑪瑙より パテイーデュークショーを観ながら青林檎
青林檎がさつな漢の手に堕ちる 夏の夜の夢とはならず老いゆけり 夏の夜の罪ある墓標御影石 唇は濡れて真夏の夜の夢 夏の夜のネ��ンサインはジジと切れ 漆黒の真夏の夜の夢となり 入れ墨の夏の女を持て余し 金魚玉夜に入る頃の小宇宙 絢爛の金魚は恋をしてをりぬ 絶縁の夜に浮きたる金魚玉
和服着て振り袖を振る金魚かな 勲一等正二位の飼ふ金魚かな 飛魚の飛んで越え行く隠岐の島 隠れキリシタン飛魚となり戻りけり 飛魚の流刑の島を飛び越えて 炎帝に見つからぬやう昼に寝る 日輪が炎帝をまた拐かす 炎帝に翳といふものありにけり 白日夢とは炎帝が司る 炎帝が紛れ込んだり夢の中
盆栽といふ炎帝の置き土産 炎帝も銀河の裾の一部分 我が霊も炎帝となり銀河へと 観音の笑みて溽暑を遠ざけて 観音の炎暑の唇を赤しとも 陽炎へる陽子の墓や禁色に 墓の苔とて万緑の一部分 観音の胸乳あたりへ夏の蝶 五輪塔とは緑蔭のただの石 乾きたる稲毛氏の墓とて旱
一山の万緑なだれ年尾句碑 薔薇咲かせ流行り遅れの服を売る 昔から麦酒が好きな人の墓 蛍光灯切れかかりゆく夏の果 夏行くや皆んな貧しき灯して 人を待つ心にも似て夜の秋 涼しさの雨の粒とは淋しくて 街の灯の蒼く点りて夏の夜 灯して何読むでなき夜の秋 夜の秋義兄は生れ替りしや
涼しさの夜の灯の鈍色に 堕胎の子いつも走りて汗哀し 夏逝くや雨の音符の翳色に 夜の秋眼の衰への文字歪む 夜の秋炎集めて住む川原 夜の秋己れ空しく酒を飲む 涼しさの夜雨の音の蓄積す 涼しさは恨みに似たり灯を消せば 幽霊坂うすむらさきの夜の秋 幼稚園死んだ子が居る夜の秋
夜の秋やがて孤独の誕生日 蛍光灯切れかかりゆく死者の秋 老いてなほ秋めく恋の行方かな 新涼の飴の色とは濃紫 秋めきて失恋をする七回目 新涼の鏡に映す吾の死顔 頭痛して秋めく我の髑髏 新涼の驚き顔となりし天 新涼の犬に哀しき堕胎過去 八月の女ものものしく太り
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有安検定(ももパワー充電所から)
問題1. 有安杏果の好きな食べ物は?
1.からあげ 2.トマト 3.お刺身 4.カレー
問題2. 10月11日発売、有安杏果の1stアルバムのタイトルは?
1.ココロノコエ 2.ココロノセンリツ 3.ココロノオト 4.ココロノウタ
問題3. ココセンVol.0横アリで有安杏果がカバーした英語の歌は?(2つ) 1. ベットミドラー;ザ・ローズ 2. キャロル・キング; ユーガットアフレンド 3. Mr.Big;To be with you 4. イーグルス;ホテル・カリフォルニア
問題4. 有安杏果がプライベートで良く着けているお気に入りのヘアピン ある果物がアクセントとなっていますがそれはいったい何? 1. 桃 2. さくらんぼ 3. りんご 4. 牛タン
問題5. 有安杏果の2014年の初詣。おみくじを引いて出てきたのは? 1. 大吉 2. 吉 3. 大凶 4. 半吉 5. 諭吉
問題6. 2011年5月20日、Zepp名古屋での出来事です。 ももクロchanの企画でマジカルバナナをして有安杏果が負けてしまいました。 「ありがとうのプレゼント」の曲中に罰ゲームを披露することになりました。その罰ゲームの内容とは何でしょう!
1. ムーンウォーク 2. 早口言葉 3. 変顔 4. コマネチ
問題7. ももいろクローバーには最後に加入した有安さんですが、他の4人は初めの頃、有安さんをどのような人と感じたでしょうか。
1. 頼もしい人(百田) 2. 手下が増えた(佐々木) 3. 妹設定を取られる(玉井) 4. ケバブっぽい(高城)
問題8. 有安杏果がフォーク村でまだ歌ってないのはどれ?
1 のうぜんかつら 2 小さきもの 3 青春の輝き 4 そばかす
問題9. 有安杏果が富士見市に住んでいる時に、髪を切っていた場所は?
1. めろん 2. とまと 3. きゅうり 4. いちご
問題10. 有安杏果が中学時代に文化祭で披露した楽器は?
1.ドラム 2. ピアノ 3. ギター 4. 尺八
問題11. 『words of the mind』で有安杏果が客席に投げる物といえば?
1.手袋 2.砲丸 3.手裏剣 4.ぱちゅぱ
問題12. はぐれ刑事純情派 第15シリーズ 第25話にて、有安杏果演じる中里絵美が 後をつけてくる林勇作に どこへ行く事を伝えるでしょうか
1.「ひみちきちへ行くんだよ」 2.「ひちつみきへ行くんだよ」
3.「ひみつちきへ行くんだよ」
4.「ひみつきちへ行くんだよ」
問題13. 映画「幕が上がる」で 中西さんがさおりとがるるに出会うのは何月何日? 1.7月8日 2.6月8日
3.5月8日
4.4月8日
問題14. 映画「幕が上がる」で 中西さんのクラスは3年何組? 1.1組
2.2組
3.3組
4.4組
問題15. 有安杏果が幼少期にいた事務所の名前は? 1.アップル
2.キャロット
3.トマト
4.ストロベリー
問題16. 裸を提供してくれた小谷美紗子さんに 裸を作ってもらうイメージとして有安杏果が渡した歌詞の仮タイトルは?
1.自分
2.私
3.なくしもの
4.皮肉
問題17. 有安杏果が多保孝一さんから頂いた エレキギターのメーカーは?
1.ギブソン
2.フェンダー
3.バッカス
4.アイバニーズ
問題18. 有安杏果は横アリでライブをしたいと 20歳の有安杏果に手紙を書いています。
何歳の有安杏果からの手紙?
1.11歳
2.12歳
3.13歳
4.14歳
問題19. 有安杏果のAnother storyの歌詞は 元々は何の曲の歌詞に入る予定だった? 1.ハムスター 2.愛されたくて
3.Drive Drive 4.ペダル
問題20. 有安杏果が産まれた場所は? 1.埼玉の病院
2.東京の病院 3.京都の病院
4.大阪の病院
問題21. 19歳の誕生日、2014年3月15日は どこでコンサートをしていた?
1.横浜アリーナ 2.横浜国際総合競技場 3.さいたまスーパーアリーナ 4.国立競技場
問題22. ももクロのメンバーで有安杏果の家に泊まったことがあるのは?
1.玉井詩織 2.百田夏菜子 3.佐々木彩夏 4.高城れに
問題23. 青春ツアー第1弾で非公式写真に登場したのは 大阪府とどこ?
1.奈良県 2.滋賀県 3.兵庫県 4.京都府
問題24. 2012年の女祭りのアンコール1曲目で、張り切って踊り過ぎたため、身に着けていたものが、とれてしまいました。 さて、そのとれてしまったものとは、 いったいなんでしょうか?
1:緑の帽子 2:頭の緑のリボン 3:緑の腕輪 4:首に巻いていた緑のスカーフ
問題25. 実は中学の文化祭でドラムを演奏したことがありました。 その時、演奏した曲は何?
1. aiko「カブトムシ」 2. Mr. Children 「HANABI」 3. ORANGE RANGE「花」 4. Aqua Timez 「決意の朝に」
問題26. スケッチャーズの靴を買った時の靴のサイズは?
1. 22.5cm 2. 22cm 3. 21.5cm 4. 21cm
問題27. 有安杏果が『ココロノセンリツ Vol.0』を終えたあと、 なぜか「私ったらバカバカバカ」と自分に言ったのはなぜ?
1) 最初の曲の歌声に、納得いかない部分があったから。 2) 本番で、ファンと同じ形のペンダントを付けていたから。 3) テーブルのペットボトルを倒したから。 4) 7月3日と思って意気揚々と会場入りしたら、6月3日だった。
問題28 . ももクロChanの企画「クイズももChanクロChan」で 「解せないよちゃんちゃらおかしい」と言った三四郎・小宮さんに有安杏果が放った一言とは?
1.「ピーだプー」 2.「なんだよ~」 3.「マジうっせぇ」 4.「チッ‼」
問題29 . 2014.2.20に行われた「おしいろマンハッタン♡~なんてこったパンナコッタ~」で 有安杏果はピンク担当でしたが、 有安杏果のカラー、緑を担当したのは誰だったでしょうか?
1.高城れに 2.百田夏菜子 3.玉井詩織 4.佐々木彩夏
問題30 . 次の言葉はいずれもライブの自己紹介のときに有安杏果が言った言葉です。 この中で女祭り2012のときに言った言葉はどれでしょう?
1.カエルじゃないよ杏果だよ、ゲロッパ! 2.みんなー、会いたかったー! 3.みんなー、見ての通り杏果は元気だー! 4.ももパワーを届けるので受け取れよ!
問題31 . ももクロのメンバーで行った銭湯で 有安杏果は、身体を洗っている時に、 隣のおばちゃんから突然水をかけられてしまいました。
さて、そのおばちゃんが怒って水をかけた理由は何でしょう。
1.シャンプーハットを被って髪を洗っていたから
2.シャワーがそのおばちゃんにかかってしまったから
3.歌いながら身体を洗っていて、その歌声がうるさいといわれた
4.隣のおばちゃんのシャンプーを使ったから
問題32. 有安杏果が坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXTで 初めて1人で歌った曲は何?
1 22才の別れ 2 なごり雪
3 To Be With You 4 ありがとうのプレゼント
問題33. 楽曲「Feel a heartbeat」を ライブで演奏する時は曲中に 有安杏果とお客さんのかけあいが入ります。
それは次のうちどれ?
1 Wow Wow Yeah Yeah! 2 Yeah Yeah Wow Wow!
3 Yeah Yeah Yeah!
4 ももか!ももか!ももか!ももか!ももか!ももか!ももか!!
問題34. 2017年7月6日に行われた 「ももクロ試練の七番勝負2017 ~ももクロ VS. 6人の巨匠~」の中で ブラザー・トムとフリートークを繰り広げた有安杏果が ポンキッキーズ時代に唄っていたある歌をブラザー・トムと一緒に唄いました。 その歌はいったい何だったでしょう?
1.歩いて帰ろう 2.みんなともだち
3.およげ!たいやきくん 4.ジャカジャカジャンケンポン
問題35. ココロノセンリツ~Feel a heartbeat Vol.0~で販売されたネックレスは次のうちどれ?
1 星型のネックレス
2 ハート形のネックレス 3 ハートでつながるネックレス 4 ビーズのネックレス
問題36. 2017年11月26日
ココロノセンリツ~Feel a heartbeat Vol.0.5~ビーコンプラザ(別府市)
で発表された楽曲は次のうちどれ?
1 べっぴょんと温泉 2 ペダル 3 爆弾こわい
4 小さな勇気
問題37. 有安杏果が始めて作詞作曲に挑戦した楽曲はどれ?
1 ペダル
2 ハムスター 3 小さな勇気
4 Feel a heartbeat
問題38. ココロノセンリツvol.0にて、 有安杏果が最初に歌った曲は?
1.ありがとうのプレゼント
2.feel a heart beat
3.心の旋律
4.Drive Drive
問題39. あるテレビ番組で 「コラボした時、その度胸に嫉妬した」と褒めてくださったこともある、大物アーティストはどなたでしょう?
1.和田アキ子 2.さだまさし 3.イルカ 4.坂本冬美
問題40. アイドルになりたての頃、 有安杏果は「趣味は『歌を歌うこと』で、 これから頑張って「○○」に変えていきたい」と語っていました。○○とは?
1.職業
2.特技
3.武器
4.才能
問題41. 「かぶりもの」が似合うコトに定評のある有安杏果ですが、 この中でやったことの「ない」ものはどれでしょう。
1.蚊取り線香
2.フライドチキン
3.めざまし時計
4. ギョウザ
問題42. 有安杏果に関する様々なコトをファンは 「もも○○○」と呼びますが、 この中でご本人がブログで使ったコトがない「非公認」ワードはどれでしょう。
1.何回自撮りしてもブレない「ももかくど」 2.滑舌悪いの生まれつき「ももかつぜつ」
3.背が小さすぎて見えなくなる「ももかくれ」
4. めでたい時はみんなで乾杯「ももかんぱい」
問題43. 2015年の月刊TAKAHASHIのライブビューィングで
有安さんだけを映す有安スクリーンが開催されましたが
ライブが行われた会場は何処だったでしょうか?
1.Zepp Fukuoka
2.Zepp Sapporo
3.Zepp Nagoya
4.Zepp Namba
問題44. 有安杏果が人前で初めてドラムの演奏を披露した時曲はどれでしょうか?
1. ツヨクツヨク 2. コノウタ 3. 黒い週末
4. 走れ
問題45. 以前にももクロChanでバンジージャンプに挑戦した有安杏果が 1回目に飛んだ時に叫んだ言葉はどれでしょう?
1.夢咲かせてやんぞ! 2.ももクロの緑をなめんじゃねえぞ! 3.私の度胸をなめんじゃねえぞ!
4.元気でありやす!
問題46. 有安杏果のおじいちゃんおばあちゃんちの愛犬の名前は?
1. はなちゃん
2. クロちゃん 3. ユメちゃん
4. ももちゃん
問題47. 映画「幕が上がる」で有安杏果が演じた中西さんの転校前の学校名は?
A.県立桃葉 学園高等学校
B.清進学院高等学校
C.私立恵比寿中学校 D.県立富士ケ丘高等学校
問題48. 2016年のテレビ「あたしの音楽」で、 杏果が今年やりたいことに挙げたのは何でしょう?
A.フェーシャルマッサージ
B.みんなで乾杯
C.一人旅
D.アロマ検定
E.ピアノと英語の上達
問題49. 有安杏果が昔、出演した映画は次のどれでしょう?
1) パワーレンジャー
2) パワーエイジ 3
3) キャプテン・カリスマ 2 サマーソルジャー 4) 岸和田少年愚連隊 ゴーイング・マイ・ウェイ
問題50. 2015年11月に開催された有安杏果さんしか映らないライブビューイング企画『ありやスクリーン』。 その開演直前に書かれたメッセージとは?
1.今日は私が主役! 2.盛り上がっていくぞー
3.むっちゃ緊張する… 4. 私のエラがバレる
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2017年6月16日
6月1日(木)
syrup16gで新木場STUDIO COAST。今日と来週の大阪、TK from 凛として時雨に呼んで頂きました。今日は五十嵐君の誕生日という事でそんなムードもほのかに漂う1日。新しい発表事もこの日に合わせて仕込んだ。これまでの活動の中でも、誕生日にライブってのは過去にも無かったのではないだろうか? ある意味、レアな1日だった。
五十嵐君の声もよく出ていて、演奏もタイトでいいライブだった。
6月2日(金)
午前中、某案件の打ち合わせ。先日入校した「VISTA 100号」が大量納品される。感無量。皆様から頂いたコメントを改めて読んで、決意を新たにする。みなさん、弊社のコンサート会場で受け取ったら是非、読んであげて下さい。何気におまけの「年表」も内容盛りだくさんです。8月下旬まで配布しています。
夕方、新幹線で明日のイベントに向けての前乗り。ホテルの近くはお祭りのせいで妙な賑わいになっていて、とても飲みに繰り出す気分じゃなかったので適当に済ませる。 いつもの冴えないホテルだが、ここの大浴場だけは気に入っている。
6月3日(土)
百万石音楽祭で金沢。ホテルでイマイチの朝食バイキングをいただき会場へ。天気もイマイチで思いのほか寒い。今日は担当アーティストが4つ出演しているので諸々挨拶など。クリープハイプの本番を無事終え、東京で行われている別現場に顔を出す為にダッシュで会場を後にする。
東京駅で京葉線に乗り換えPeople In The BoxのツアーファイナルSTUDIO COASTへ。着いたらほぼ本編が終わる時間。機材車で送ってもらって帰宅。
6月4日(日)
黒猫チェルシー、久々のアルバムリリースを記念したツアーの最終日でキネマ倶楽部。ここでのライブ、記憶を遡ると三度目、か。間違いなくバンドにとって、相性No.1の小屋である事は間違いないだろう。
そんな会場でのワンマンライブ、バンドの表現力も二割増しで高まってたし、楽曲の幅も広がり、バンドとして一回り成長が伺える内容だった。
6月5日(月)
今週より始まるクリープハイプ東名阪ツアーの仕上げのリハーサルで某所。そしてTheピーズ武道館公演のゲネプロもあり。両方、大事なリハーサルなのでならばと同じスタジオを複数押��えての掛け持ち業務。1Fと2F、何度往復しただろうか。終わ���てみればかなり消耗して電池切れ。ヘトヘトで帰宅。
6月6日(火)
午後、某レコード会社でブレスト的な打ち合わせ。担当の方が新しくなったのでご挨拶兼ね、ざっくばらんにバンドの現状とこれからを共有。
夕方、某バンドのツアープロモーションのミーティング。夏に大掛かりな宣伝を仕掛けるべく、アイテムのセレクトや手法を精査する。
6月7日(水)
4月から全国12公演を展開してきたUNISON SQUARE GARDEN「fun time HOLIDAY 6」最終公演でZepp Tokyo。ゲストはクリープハイプ。勘のいい方ならとっくに気付いていると思うが、明日もここZeppで全く同じ組み合わせの2マンが行われる。明日はクリープハイプの企画なので、必然的に今日はユニゾンがトリを務め、明日はクリープがトリを務める。一年前にざっくり2日間押さえていた会場で、当初は弊社の15周年に纏わるイベントを開催しようと目論んでいたのだが、巡り巡ってこの「2マン×2days」に着地した。どんなに仲のいいバンドでも、なかなかこう言った形で2日続きで対バンするという事は行われないもんだけど、他でもない私が制作をしている以上、普通ではない形を模索してここに着地した。結構、面白い2日間だったと思うんだけどなぁ。
ユニゾンのツアーは無事、終了。アンコールで発表された次回作リリースと伴うツアーの発表の際に起こった大きな歓声。このバンドはやはり、求められているんだという事を再確認出来た気がする。
6月8日(木)
昨日と同じメンツ、同じ場所でクリープハイプ、3年振りの自主企画「ストリップ歌小屋」。ここのところ、バンド発信の対バンものは、前回の千原ジュニアさんしかり、尾崎ソロでの企画しかり、ロックバンド以外の方たちとの共演が多かったが、今回のツアーは各地、熱いロックバンドとの対バンである。それだけ、今のクリープハイプの状況がいかに脂が乗っているか、自信の裏返しとも言えるのではないだろうか。
期待を裏切らない内容。って言うか両バンドともに手前味噌であるが、素晴らしいライブをしてくれた。こういう刺激があるからこの仕事は辞められない。
打ち上げを見届けて深夜1:30、日本武道館着。Theピーズ武道館の設営が、正に始まらんとしていた。
6月9日(金)
Theピーズ、結成30周年ライブで日本武道館。完全にノーマークであったが、開催2日前に前売り券が1枚も無くなってしまった。いや、「なくなるだろうなぁ」とは少し前からうっすらわかっていた。これでも一応、プロだから、ね。ただ、今回の客席の初期設定のキャパシティは、あくまでも「多めに見積もった」設定だった。3段階に設定したキャパの第一段階を解除したのは一般発売が始まってからちょっと後。その後、第二段階を解除したのも公演10日くらい前。そこから最終段階を解除しても土壇場で追い付かなくなった。それくらいの直前の勢い、って事。最終的に追加した数十枚も瞬殺してしまい、公演前の段階では販売出来る席が1枚も無い、という状況に。当日、グレイゾーンでキープしていた枠を設営後に「見える」と確認し、当日券として販売させて頂いた。 「これでもか」ってくらいパンパンの客席。そして、特にはるさん、アビさんがリハーサルから終始ご機嫌で、あんな子供みたいな顔してるの見た事なかったわ。
色んな人たちに応援してもらい、そして沢山の人たちに集まってもらい、無事に30周年のお祭りは大成功で終える事が出来た。日本にこれだけ「ダメな大人がやってるロックが好きな、ダメな大人」がいるって凄い事だなぁ。日本もまだまだ捨てたもんじゃない。
6月10日(土)
奇しくもピーズ武道館の次の日、3カ月前に武道館を大成功させたコレクターズの全32公演のツアーがスタート。今回のツアーはバンド史上、最大本数という過酷なツアーなので、なるべく早い段階でツアーの手応えをメンバーに掴んでもらいたいと思い、ホームグランドの渋谷CLUB QUATTROからのスタートとした。結果、この判断は大成功だったようだ。メンバーも初日からこのツアーの手応えを掴んでくれたようで、圧巻のライブだった。作戦成功。
6月11日(日)
武道館の疲れを癒さないと先に進めない気がして、体と気持ちのメンテナンス。
6月12日(月)
とてもじゃないが1日じゃ疲��を回復する事が出来ないお年頃。午後、打ち合わせなどを経て夕方から付き合いの長い某バンドの全国イベンターが一同に会してのイベンター会議。来るツアーや来年以降の計画につてのディスカッションや意見交換など。各地イベンター仲間でも最年長になってしまったので、こう言った場ではなるべく意見を述べるなどして、ほんの少しでもリーダー的な役割を果たそうと必死なんです、はい。 終了後、そのまま飲みに突入。5時間くらい痛飲して撃沈。
6月13日(火)
先週から現場が建て込んでいるせいで、眠っていた腰痛が覚醒。日常生活に支障が出るようになってきた。午前中の社内ミーティングを終え、夕方、明日の現場に向け単身大阪入り。
6月14日(水)
クリープハイプ「ストリップ歌小屋」でなんばHatch。初めての地方開催です。本日のゲストバンドはKANA-BOON。縁あって年頭に「陽」という楽曲でコラボして、おまけに一緒にCMにも出演と、ここ最近で急接近した両者。フェスなどで一緒になる事は何度もあったが、こういったガチの対バンは初めてなだけに、どうなるか全く予想が出来なかったが、フロアの一体感が全ての答えの様な気がした。 アンコールで「陽」のデュエットも飛び出し、終演後は尾崎、谷口で仲良くラジオの生ゲストへ旅立っていった。
6月15日(木)
昨日に続き「ストリップ歌小屋」でZepp Nagoya。本日のお相手は、尾崎世界観憧れの「銀杏BOYZ」。これまで対談やフェスなどで何度もご一緒させて頂いてはいたが、こういう形での対バンは初めてとなる。個人的にはこの二人、共通する部分や似ているところがかなりあると踏んでいる。何となく通じ合っているのも、そのせいかも知れない。 結果、想像通りの化学反応。クリープは同じセットリストなのに、昨日と今日とでは違うバンドの様に見えた。やはり、会場の空気ってのは少なからずライブに影響するものなんだなぁ。
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about
今野綾花 編集者/フィルムアート社編集部 東京芸術大学美術学部芸術学科卒業 鳥取市在住
連絡先:konnoayaka0(a)gmail.com
[企画・編集]
『視覚文化「超」講義』 石岡良治=著 フィルムアート社 2014/6/26
『キュレーションの現在 アートが「世界」を問い直す』 椹木野衣、五十嵐太郎、蔵屋美香、黒瀬陽平、新藤淳、松井茂、荒川医、石崎尚、遠藤水城、大森俊克、金井直、川西由里、菊池宏子、櫛野展正、窪田研二、芹沢高志、竹久侑、土屋誠一、筒井宏樹、中村史子、成相肇、橋本梓、服部浩之、藤川哲、保坂健二朗、星野太、桝田倫広=著 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2015/2/27
『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 アートが社会と深く関わるための10のポイント』 パブロ・エルゲラ=著 アート&ソサイエティ研究センター SEA研究会=訳 フィルムアート社 2015/3/23
『漫画家、映画を語る。 9人の鬼才が明かす創作の秘密』 島田一志=編 松本零士、上條淳士、楠本まき、浅田弘幸、五十嵐大介、松本次郎、武富健治、山本美希、諫山創=インタビュー フィルムアート社 2015/5/25
『アーティストの目』 『ドローイング・テクニック』 『人間を描く』 『学ばないドローイング』 (HOW TO SEEシリーズ) ピーター・ジェニー=著 石田友里=訳 フィルムアート社 2015/7/25-2015/8/25
『マンガの現在地! 生態系から考える「新しい」マンガの形』 浅野智哉、天野昌直、粟岳高弘、飯田一史、太田克史、樹崎聖、木村仁、桐木憲一、さそうあきら、さやわか、スタンザーニ・ピーニ詩文奈、高狩高志、中野晴行、仲俣暁生、西島大介、ばるぼら、三上信一、吉田アミ=著 島田一志=著、編集 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2015/10/9
『感情類語辞典』 アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著 滝本杏奈=訳 フィルムアート社 2015/12/25
『めくるめく現代アート イラストで楽しむ世界の作家とキーワード』 筧菜奈子=著 フィルムアート社 2016/2/18
『人工地獄 現代アートと観客の政治学』 クレア・ビショップ=著 大森俊克=訳 フィルムアート社 2016/5/24
『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし 絵物語・声・評価でひもとく 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』 「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」 事務局、東京藝術大学熊倉純子研究室=企画・制作 熊倉純子、藤枝怜、佐野直哉、槇原彩、篠原美奈=著 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 2022/3/17
[編集(共同編集/制作)]
『現代アートの本当の学び方』 会田誠、荒木慎也、大野左紀子、苅宿俊文、暮沢剛巳、谷口幹也、土屋誠一、筒井宏樹、成相肇、橋本誠、日比野克彦、福住廉、三脇康生、村田真、山木朝彦、川崎昌平=著 フィルムアート社編集部=編 フィルムアート社 2014/3/26
『第8回恵比寿映像祭』公式パンフレット 東京都写真美術館 2016/1/31
『美術手帖』2018年8月号増刊「藤田嗣治」 美術出版社 2018/7/30
『美術手帖』2018年10月号増刊「エドヴァルド・ムンク」 美術出版社 2018/10/15
『これからの美術がわかるキーワード100』 美術手帖編集部=編 美術出版社 2019/4/8 「永遠の都ローマ展」公式図録 東京都美術館、福岡市美術館 毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション 2023/9/16
「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」公式図録 株式会社ラッキースター 美術出版社 2024/6/30
[記事の構成・執筆など]
『美術手帖』2016年8月号 特集:キャラクター生成論 美術出版社 2016/7/16
『美術手帖』2016年10月号 特集:サルバドール・ダリ 美術出版社 2016/9/17
『美術手帖』2017年2月号 特集:アウトサイダー・アート 美術出版社 2017/1/17
『美術手帖』2017年4月号 特集:池田学 美術出版社 2017/3/17
『美術手帖』2017年12月号 特集:これからの美術がわかるキーワード100 美術出版社 2017/11/17
『美術手帖』2018年4・5月合併号 特集:ART COLLECTIVE 美術出版社 2018/3/17
『美術手帖』2018年10月号 特集:上海アートシーン 美術出版社 2018/9/7
『美術手帖』2019年2月号 特集:みんなの美術教育 美術出版社 2019/1/7
『美術手帖』2019年6月号 特集:80年代★日本のアート 美術出版社 2019/5/7
『美術手帖』2019年10月号 特集:アーティストのための宇宙論 美術出版社 2019/9/6
『美術手帖』2019年12月号 特集:「移民」の美術 美術出版社 2019/11/7
『美術手帖』2020年2月号 特集:アニメーションの創造力 美術出版社 2020/1/7 『美術手帖』2020年4月号 特集:「表現の自由」とは何か? 美術出版社 2020/3/6 『美術手帖』2020年10月号 特集:ポスト資本主義とアート 美術出版社 2020/9/7 『ビジネス教養としてのアート』 造事務所=著 岡田温司=監修 KADOKAWA 2020/10/16 『美術手帖』2020年12月号 特集:絵画の見かた 美術出版社 2020/11/7 『美術手帖』2021年4月号 特集:アーカイヴの創造性 美術出版社 2021/3/5 『美術手帖』2021年6月号 特集:松山智一 美術出版社 2021/5/7 『美術手帖』2021年10月号 特集:アートの価値の解剖学 美術出版社 2021/9/7 『美術手帖』2021年12月号 特集:「NFTアート」ってなんなんだ?! 美術出版社 2021/11/7 『美術手帖』2022年2月号 特集:ケアの思想とアート 美術出版社 2022/1/7 『美術手帖』2022年10月号 特集:五木田智央 美術出版社 2022/9/7 『美術手帖』2023年4月号 特集:ブラック・アート 美術出版社 2023/3/7 『美術手帖』2023年7月号 特集:日本のストリートとアート 美術出版社 2023/6/7 『美術手帖』2024年1月号 特集:目[mé] 美術出版社 2023/12/7 『美術手帖』2024年3月号 特集:世界のアーティスト2024 美術出版社 2024/3/7 日本の写真史をなぞる存在。写真家・安井仲治の魅力とは?「生誕120年 安井仲治」展を企画した3館のキュレーターが語り合う 今野綾花=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/10/17 金沢21世紀美術館のキュレーター4名が語る「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」展。AI、データ、衣食住──「DXP」という新たな惑星へようこそ 野路千晶=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/11/18 横尾忠則インタビュー「アートとデザインの境界線はこの先20年のうちになくなるんじゃないかという気がする」。87歳の作家が語る描くこと、身体と病、ジャンルの壁 成相肇=聞き手 Tokyo Art Beat 2023/11/27 【AIとアート入門】前編:「コンピュータは創造的か」の問いに私たちはどう答えるか? レフィーク・アナドールから近年の研究事例まで(講師:久保田晃弘) 編集部=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/18 【AIとアート 入門】後編:「AI画家」のつくり方。ハロルド・コーエンの歴史的挑戦に見るAIのこれからの可能性(講師:久保田晃弘) 編集部=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/19 「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」(東京都現代美術館)を、いとうせいこうはどう見たか? 担当学芸員・森山朋絵とともに会場を見て歩く 野路千晶=聞き手 Tokyo Art Beat 2024/1/30
[編集協力]
『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践 芸術の社会的転回をめぐって』 アート&ソサイエティ研究センター SEA研究会=著、編集 トム・フィンケルパール、グラント・ケスター、星野太、高山明、藤井光、カリィ・コンテ、ジャスティン・ジェスティ=著 フィルムアート社 2018/7/26
『ART SINCE 1900 図鑑 1900年以後の芸術』 ハル・フォスター、ロザリンド・E・クラウス、イヴ-アラン・ボワ、べンジャミン・H・D・ブークロー、デイヴィッド・ジョーズリット=著 尾崎信一郎、金井直、小西信之、近藤学=日本語版編集委員 東京書籍 2019/6/5
『フィンセント・ファン・ゴッホの思い出(Artist by Artist)』 ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/1/25 『エドゥアール・マネを見つめて(Artist by Artist)』 エミール・ゾラ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/3/14
『ミケランジェロ・ブオナローティの生涯(Artist by Artist)』 ジョルジョ・ヴァザーリ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/7/17 『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して(Artist by Artist)』 ジョルジョ・ヴァザーリ=著 林卓行=監訳 東京書籍 2020/8/31
『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』 アントニー・ゴームリー、マーティン・ゲイフォード=著 石崎尚、林卓行=翻訳 東京書籍 2021/10/22
『ダムタイプ|2022』 ダムタイプ=著 美術出版社 2023/2/25 『六本木アートナイト事業評価報告書 2022』 佐野直哉、中谷美南子、三浦宏樹=著 六本木アートナイト実行委員会事務局 2023/3 『六本木アートナイト事業評価報告書 2023』 佐野直哉、中谷美南子、三浦宏樹=著 六本木アートナイト実行委員会事務局 2024/3 「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」公式図録 国立西洋美術館 美術出版社 2024/3/12
*アートポータルサイト「ウェブ版美術手帖」編集協力(BT ARCHIVES) *有楽町アートアーバニズム[YAU]「YAU SALON」レポート執筆
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MARQUEE Vol.119
★特集 乃木坂46 39ページ大特集 ・3期生 25P特集 starring 山下美月 与田祐希 大園桃子 伊藤理々杏 岩本蓮加 集合&単独撮影&インタビュー「乃木坂46のこれから」 「何万人の中から私達12人を見つけてくださって、ここに集まれたというのは、ほんとに感謝しなきゃいけないって思うんです」 山下美月 「今年は、先輩達の中に入っても埋もれないぐらいの個性だとかキャラだとか、魅力のあるメンバーに成長出来たらなって思ってます」 与田祐希 「人に何かするのが好きなんです。してあげたい願望(笑)が強くて。人の役に立ちたい、です」 大園桃子 「いや、やる気はあるんですよ。あるんですけど、思うようにできないんです。やるからには完璧に近づけたい」 伊藤理々杏 「お見立て会が終わってしまったので、また早くお客さんと会いたいなって思います。握手会も楽しかったのでまたすぐやりたいです」 岩本蓮加 「今日みたいな撮影だって普通なら夢でもないことじゃないですか。だから、目の前にある事を全力でやれば、いつか大きな事につながるって信じてがんばっていきたいです」
・堀 未央奈+樋口日奈 6P ヴィジュアルテーマ:「Valentyne Suite」 インタビュー「乃木坂46のこれから」 充実の2016年を経て、勝負の年を迎える彼女達が語る「乃木坂46のこれから」
・川後陽菜×伊藤純奈 4P 連載:川後陽菜「川後Pの魔法でプロデュース☆彡」 File 15.starring 伊藤純奈 その名も“川後P"川後さんが発案と人選をして毎回、乃木坂メンバーをプロデュースしていきます。 今回のゲストは同じ“スイカ"のメンバー伊藤純奈さん。黒が好きなお二人で「悪の女王」をイメージ。トークでは今年正月にスイカメンバーで行った香港エピソードも
・山崎怜奈 4P ヴィジュアルテーマ:「秘密」 インタビュー「乃木坂メンバーとしての安定感」 いかにストッパーを外せるか、ここから何を掴むか、山崎さんの“これから"について。
★特集 欅坂46 上村莉菜 6P 「上村莉菜 これまでの欅坂46ストーリー」 一人ひとりが欅坂46、一人ひとりのドキュメント。今回は欅坂46きってのガーリー&ドーリー趣味を持つ上村莉菜さんをクローズアップ! 上村さんの世界観を撮影展開しました。と同時に、欅坂46の始まりから現在に至るヒストリーを、上村さんのその時々の想いを語ってもらうことで綴ります。
★特集 けやき坂46 齊藤京子+高本彩花 6P 撮り下ろし+インタビュー 「あやは、アイドル感がめっちゃあるので、かわいいところはいいなと思います。ダメなところは、頭が悪いところ(笑)」 「でも、齊藤京子も私とは比べ物にはならないくらいおバカだと思います(笑)。人の話を聞いてないことが多いです」 対照的でありながら、とてもマッチングがいい2人に、パーソナルな部分や、けやき坂46での活動についてをたっぷり聞きました。
★裏表紙 アキシブproject 8P 計良日向子+田口未彩「本格始動から約3年、女子人気も高いアキシブprojectの新たな挑戦」 パーソナルインタビュー:荒川優那、石川夏海、宮谷優恵、船木沙織、新メンバー(星乃まひろ+加藤ゆりな+小此木流花+津代美月)
★巻頭特集 2o Love to Sweet Bullet 6P JC・JK組:伏見莉穂+新城真衣+深見真夕 制服撮影&インタビュー お姉さん組:藤野志穂+三田佳・+山広美保子+立花佳純 衣装撮影&インタビュー
★巻末特集 わーすた 6P 『お金がないニャ』『ゆうめいに、にゃりたい。』...グレーを攻めるアイドルグループです(一同笑)」 連載:わーすた「世界標準アイドルへの道」WORLD-02 starring:三品瑠香
★PASSPO☆ Book in Book 綴じ込み特集 10P 全員撮影+インタビュー「ガールズグループの前進/アイドルのリアル未来」 根岸愛 単独撮影&全員トーク「慣れちゃってるからなんとも思わないけど、よくよく考えてみると変なあいぽんの言動行動」
★MARQUEE祭 出演:夢みるアドレセンス、わーすた、妄想キャリブレーション、アキシブproject、La PomPon、原宿物語
★夢みるアドレセンス 「2枚のシングルの後、ツアー、そして3月にはベストアルバムもリリース。突っ切れ! 夢アド! ! 」 連載:志田友美「夢アド 志田友美のかまちょタイム☆」14
★妄想キャリブレーション 「作詞作曲もメンバー発信! 音楽をクリエイトしていくグループに進化中」
★La PomPon 「ダンスもガッツリ強力だけど素顔の6人がキラキラ素敵」
★原宿物語 starring 柊宇咲、福本カレン、香山あむ、倉澤遥、工藤茶南 噂の美少女ダンス&ヴォーカルグループ 原宿物語の本気。原宿物語 代表選抜チーム、いよいよ始動! 連載:原宿物語「原宿物語がアイドルを学ぶ! 原『塾』物語! ! 」04 原宿物語(竹内己夏+西銘紗英)×マジカル・パンチライン(リーナ+ヒマワリ)対談
★Luce Twinkle Wink☆ 和テイストのルーチェが放つアニソン第二弾「go to Romance>>>>>」 錦織めぐみ:アイドル役で出演の映画『堕ちる』
★連載:「ArcJewel 夢の架け橋」 Ange☆Reve「新体制Ange☆Reve、最強ユニット誕生! 」
★東京パフォーマンスドール 高嶋菜七、脇あかり、橘二葉 「ダンスサミット“DREAM CRUSADERS"」ツアーがスタート。3/26には中野サンプラザにてこれまでの集大成となるライブを開催
★アフィリア・サーガ コヒメ・リト・プッチ、マホ・ソット・ボーチェ、モモコ・リトルベリー、カナ・R・ノーウィッチ バレンタイントーク:「恋が実るチョコの渡し方」
★predia まえだゆう、青山玲子、村上瑠美奈 新たな領域“大人アイドル"を確立しつつある先陣グループ
★エラバレシ 朝倉ゆり、針尾ありさ、神崎しほ、浜口藍子 選ばれしバスケットクィーン達
★HR 安田玲、篠山せら、橋本菜々、中沢友希、山本侑里、渡辺心 地元愛を貫き7年。福岡の元祖的グループHRが放つ「日本ハカタ化大作戦」
★煌めき☆アンフォレント 中部・関西地区、最注目アイドル、キラフォレに迫る。
★ピンク・ベイビーズ 大森莉緒、櫻井優衣、佐藤琴乃、始関琉央、菅沼茉祐、鈴木千夏 ピンク・レディーに加え、山本リンダもカバー。昭和アイドルと現代ダンス&ヴォーカルの融合
★転校少女歌撃団 新入生のまお、転校生として元GALETTeの古森結衣が加わり、7人の新体制になった転校少女達 連載:「転校少女歌撃団のキラキラミッション」08 栗田恵美
★FES☆TIVE 最初で最後の6人体制FES☆TIVEによるニューシングル「ディスコ列島浮世の夢」
★メチャハイ 新体制メチャハイの決意
★SWEET CUTIE LOVELY DELUXXX メチャハイの妹分SCLDは、王道アイドル路線
★PREDIANNA リーダー侑杏と新メンバー瞳による新体制PREDIANNAの“これからの気持ち" 連載:侑杏「YUA Magic」05
★Clef Leaf 神谷泉水、幸重なな、伊原佳奈美、板橋加奈、坂下雅 コロムビアのアイドルレーベル「Label The Garden」から2組目のメジャーデビュー。デビュー直前の5人に直撃取材!
★ゆるめるモ! メンバーしふぉんが語るゆるめるモ! 連載:ゆるめるモ! 「DIGメルモ! 」17
■連載 中川美優(まねきケチャ)「中川美優、職業:アイドル」 02 滝口ひかり(drop)「滝口ひかりの汗も滴る全力日記! 」 08 パピマシェ「パピ de 通信」 04 閃光ロードショー「絵コンテ無しでクランクイン! 」06:全員 CAPSULE「CURRENT CIRCUMSTANCE」 ASOBISYSTEM「CLUB or MORE?」
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1:あまのじゃくのメアリー(1/3)
世間は夏休みらしい。
ということに気がついたとき高瀬(たかせ)望夢(のぞむ)は校門の前でぼんやりと「私立 灯火記念燈靑中・高等学校」の御影石のプレートを眺めていた。休日仕様で門扉が閉められていたのだ。部活動や学祭準備の生徒用に側部の小さな出入り口は開けられていたが、通常登校日でないことを理解するのには十分だった。
「ああ……」
七月二一日。終業式は授業を目分量ですっぽかしているうちに済んだらしい。
「アホ……」
自分に向かって気の抜けた声で突っ込みながら、時間を確認するために携帯電話を取り出した。元より適当な生活リズムで出かけたり出かけなかったりする日々だ。とくに時間が浮いて困ることもないはずだったが若干の気分を持て余してしまった。
なんとなく電話をかける。
「もしもし新野(しんの)、なんか雑用とかない?」
『どうしたの急に……。来れば何かあると思うけど、ポイント不足?』
「別に……暇潰し……」
電話越しの指導官の青年こと新野(しんの)裕(ゆたか)は懐疑的な声をしている。協会のサービス利用の通貨および支援金と称した給与の基準は仕事に応じて蓄積するポイントだ。通常のペアワーク分で賄えない希望がある場合は個人業務を請け負うことができるが、現在のペアとはそこそこの成績を手に入れていてさほど困ることはなかった。というか新野が知っているかどうか分からないが望夢の生活費は裏会長のポケットマネーから出ている。
『ええと待ってね、単独依頼……は君のカバー範囲が限られるよね? 内部業務で一般会員が触れそうなのだと……あぁ、研修生の夏期講習系』
「けんしゅう」
『あー、君は受けたことがないんだっけ』
望夢がぼけっと訊き返すと、指導官はじゃあやめておこうかとばかりに電話越しの雑音をごそごそさせた。一〇歳から一般開放される協会の研修カリキュラムを望夢は当然受講しておらず、春姫に教科書一冊投げ渡されて直接会員に捻じ込まれているので講習については想像の域を出ない。
業務内容によっては想像で補える気もしたが、
「そーゆうのは、瑠真(るま)とやりたいな……」
無意識に遠くを見るために目を細くして、呟きがこぼれた。陽炎を揺らす夏の陽が思考経路を迂遠に飛ばす。
ペアは研修時代に強い思い入れを持っている。正確にはその時期の友達に。断片的には望夢もその思い入れや矜持のほどを掴んでいるが、詳細をあえて聞くことはこれまで避けている。
指導官が電話越しに笑った気がした。
『瑠真ちゃんはね、里帰り中だよ』
「里?」
『彼女、地元は埼玉だから。知ってるよね?』
「野古(のこ)……だっけ」
『うん。電車で三時間くらいはかかるかな。夏休みの間は行ったり来たりだって。最近何度か帰ってるみたい……あれ、これ言っていいのかな』
新野は一通り把握しているらしいが、説明しながらそこで少し迷いを見せた。それで逆に気になって望夢はまばたきする。
「いつもと違うのか?」
『うーん、別に、特殊なことじゃないけど。一人暮らし始めてから彼女、一度も帰省しなかったのに、六月ごろから何度か行き来してるんだよね。まぁ、離れて半年経って顔見せ時なんだろうって思いたいけど……ね』
そこで語尾を濁した意味を望夢は口をへの字にして察した。五月に協会に来た謎かけのメール。たぶん瑠真は信頼している指導官に何かしら話したのだろう。それでいて新野に焦りの色がないあたりを見るに、その先の情報については伏せられていると思ったほうがよさそうだ。……ヒイラギ会。瑠真の監視。
「山代(やましろ)のこと、考えてるんだ」
共通認識だろう部分まで短く言及した。新野は浅い息を吐いた。
『君も複雑だろうけどね』
「ううん」
ペアが地元に帰っているのは十中八九行方不明の友人の足取りを探るためだろう。当初ホムラグループに関係があると思われた彼女の所在はまた闇に包まれている。山代美葉乃(やましろみわの)、瑠真の友人。望夢と面識はない。けれどその姉にはこちらも因縁がある。新野はたぶんそのことを言ったのだ。
「新野、仕事はいいや」
別のことをやろうという気持ちに改まっていた。アスファルトの上を歩きながら行き先を方向転換した。
「瑠真に連絡取れたら、お前はお前らしくやればいい、って言っといて」
それを挨拶がわりに電話を切った。
七月二一日。夏休みが始まる。
×××
「次帰ってくるならもうちょっと長くいなさいよ。帰ってきたと思ったらもう東京って、私のほうが忙しいったら」
「午後もう補習があるんだから。しょうがないじゃん」
食べ終わった朝食の皿に水を流していると母親に小言を言われたので、瑠真は眉根を寄せて言い返した。
「それとも一年のときみたいにここに帰ってくる? 授業済んだらさ」
「やだやだ、あのときの瑠真の面倒はもう見たくないわ」
母親は首を振って軽口を叩く。鍋の水を切りながら洗面台に陣取ってくるので瑠真の場所が奪われた。
「いいから荷物まとめてきなさい」
まとめるほどの荷物を抱えてきたわけではなかったが、たぶんそれは母親なりに出発までゆっくりしてこいと促しているのだろう。宿舎に移る以前どころか幼少期から家事なら一人分任せられてきたのでかえって落ち着かない。けれど拒むほどの理由もなかったので台所を離れた。旅館横に建てられた二階建て一戸の二階に瑠真の部屋はある。
野古市、潟見原町(かたみはらちょう)。人口一万人に満たない小さな行政区域だ。
七崎家、正確には旧姓古上(こがみ)の家は野古市の北部に宿を構えていた。昔の話だ。数年前、瑠真がまだ小学生の頃に旅館は看板を下ろし、経営主だった祖母は家守りに専念している。
当時東京に住んでいた両親が野古への居住を決めたのもそのとき。だから、瑠真があの少女に出会ったのもそのとき。
「せめてもう一日、早く連絡してくれればね」
母親が背中越しに声をかけてきた。階段に向かっていた瑠真はその場で振り向いた。
「一昨日。急に当日に帰ってくるんだから。お祝いできなかったでしょ」
答えを少し探した。
結局何も言うことが思いつかなかったので、そのまま視線を外して上階に向かった。祝われたいわけではなかったのでちょうど良かった。むしろ祖母が往年のホスピタリティを発揮したら面倒なことになる。
七崎瑠真、一四歳になって二日になる。
東京から最寄り駅まで二時間三二分。さらにファミリーカーで十数分。祭りと自然の景観で都心から行きやすい休暇村として人を容れる地元の町は、七月にもなれば盆地特有の高温にさらされてフライパンのように熱される。今年の梅雨は七夕ごろに明けた。
がんがんにエアコンをまわしてレースカーテンを閉め、ボストン一つ転がしたベッドの上に倒れ込む。やることがないので鞄の横に放ってあったスマートホンを引き寄せ、横になったままぼんやり気分で画面を点けた。
「ん……」
指導官の新野から連絡がきていた。
休み中だぞ、仕事に引き戻すなよ、と頭の一部では毒づきつつも、暇には違いない。親指で画面を操作してトークを開いた。新野側の吹き出しはふたつだ。
『お疲れ様。そろそろまた東京だっけ。色々やることはあると思うけど、ゆっくりして、気持ちを休めてきてね』
『望夢くんからも。瑠真ちゃんのペースでいいって』
「なに……」
ペアの名前がでて思わずむっとした独り言が漏れた。同い年、どころかそれこそ誕生日で言うなら年下のはずのペアだ。そのくせなにかあるとすぐ兄貴ぶる。
別に、家族に様子を見せる義理と自分の目的のために帰ってきていたのだ、ペアに口を出されるようなことじゃない。しばらくもやもやしたままベッドの上で背中を丸めていたが、スマホを投げ出した。馬鹿らしい。
かわりに鞄の中に手を突っ込む。取り出したのは赤いお守りだ。
「病……代」
ヤマシロ。
いい加減、何か知りたかった。三月、高瀬望夢のお家騒動を経て、山代家も何やらろくでもない立場にあったらしいことが明らかになる。五月、協会宛てのメールを見せられ、彼女たちに関係があるかもしれないと伝えられる。それから二ヶ月、思いつく限りの当てに聞いて回り、頼みごとをし、歩き回ったが、すべての手がかりはぼんやりと確証を得られないまま途絶えてしまった。
いちばん手がかりに近いと思ったのは、杏佳と春姫が差し押さえてきたという電話記録だ。ヒイラギ会。正体不明の反ホムラグループ勢力。その所属者と思われる少女が、瑠真の後輩である日沖翔成を通してホムラグループの攪乱を命じていたという証拠。……ヒイラギ会が瑠真の監視をしていたらしい痕跡もあり、短絡的と知りつつも「少女の声」に瑠真は食いつかざるを得なかった。最初こそ権利上の問題と建前を言った杏佳だが、分かっていたらしくすぐに手を回して瑠真に渡してくれた。
が、瑠真は音声を聞いて、空振ったような感覚に戸惑っただけだった。
『わたしたち、高瀬くんに手を出せなんて言わなかったでしょう?』
『ありがとう。迎えに行くわ』
特定防止らしい雑音を通されたあと、さらに復元された音質の悪い電話の声は、後輩に説明された通り、確かに甘さのある女の子の声だった。そこに山代美葉乃の記憶を重ねようと、瑠真は緊張さえして聞き入ったのだが、……結果としては、「外したような気がする」という脱力感のほかには何も残らなかった。
(「違う」)
瑠真はもやもやする心中に白黒つけるようにそのとき口にした。
(「知らない人の声だ」)
すでに記憶は曖昧だ。実際に聴いた音声の細部は瑠真の頭から抜け落ちつつある。
だけど、確かにそのときの瑠真は違う、と思った。ノイズも酷かったけれど、何かが瑠真の知っている少女とは決定的に違ったのだ。虚無的な気分だった。最初に来たメールだって春姫が美葉乃ことだと読み取ったのが正しかったのか、瑠真にはよく分からない。その謎かけに誘導されて一喜一憂していただけなんじゃないか? ホムラグループの研究機関だとか、瑠真を監視しているヒイラギ会だとか、「それらしい」情報に飛びついて、点と点を繋げていただけで。
「違うんだ……」
思い出しながら、自室のベッドの上で独り言が漏れた。部屋の蛍光灯で逆光になった古いお守りは、他人事のように手の中でゆらゆら揺れた。
これだって、ほんとうに姉妹の持ち物だったのか、瑠真は外から教えられた通りの認識しか持つことができない。確かに目の前で何かを見たいと思って地元に帰ってきても、見えるものはなく日数が過ぎていくばかりだ。
「瑠真ぁ。十時の乗るなら送ってくけど」
階下から母親の声が呼んだ。「行くう」瑠真は叫び返して息を吐き、勢いをつけて立ち上がった。ボストンを肩に引っ掛け、ショート丈サロペットのポケットにお守りを捻じ込む。
どちらにせよタイムオーバーなのなら、今できることはここまでだ。また帰ってくるにしても、とりあえずは先送りにするしかない。
ボストンを抱えて階下に降りる。廊下で祖母と行き合った。出発する瑠真を見送りに出てきたのだろう。祖母は当時の女性にしてはすらりと手足の伸びた長身で、歳をとってなお、中学生の孫よりいくらか目線が高い。その遺伝子は瑠真の母親には如実に受け継がれたものの、瑠真には小柄な父親の体格が圧倒的に強く遺伝していて、七崎・古上家の女の中で瑠真一人がぽつんと小さい。
「ほんとにあんたはばたばたするわね」
その高い目線から手厳しく言われるとまるで小さい子というか、いっそ叱られた飼い猫みたいな気持ちになるので瑠真はあまり祖母が得意でない。いつぞや数か月口をきいてもらえなかったトラウマもある。
「ばたばたしてないよ」
「歩き方の話じゃない。行ったり来たり、ずうっと考え事ばっかり。紀伊(きい)もどれだけ心配してるか」
紀伊というのは母親の名前だ。唇をすぼめて目を逸らすが、祖母には情報整理でだいぶ世話になったので口ごたえはできなかった。二度の帰省の間に改めて聞き込んでいた―山代家はもともとこの土地の出ではなく、叔父のほうがどうやら実家と縁を切って妻の故郷に身を寄せていたこと。山代美葉乃と華乃の姉妹は四歳と一一才のときに野古にひきとられてきたこと。近所付き合いはほとんどなかった。だから瑠真が協会で出会った女の子があの家の子供だと知ったとき、大人はひそかに驚いたということ。
引越し先は告げられなかったこと。これは瑠真にとって大きな痛手だった。これまでの周囲の様子で察しがついてはいたものの。
山代の影は、まるで入念に痕跡を消すように残される手がかりをひとつひとつ潰して消していく。
「動かなきゃって、思うんだよ」
ぼそりと言う。祖母は瑠真が東京で携わってきた事件のことは知らない。瑠真が何に焦って、何に急かされているのかも絶対に知らない。だけど言わずにはいられなかった。
「じゃなきゃ、私じゃない」
漠然とした瑠真の呟きに彼女はけげんそうな目を向けた。説明できないことが居心地悪かった。目を逸らしたまま背を向けた。
横をすり抜け玄関に向かおうとしたとき、背後から祖母の声が言った。
「あんたは別に、一人で動くのが得意な子じゃないでしょ」
足がぴたりと止まった。
少し置いて、振り向く。祖母は廊下の薄暗がりから、すっと伸びた姿勢で考え込むようにじっとこちらを見ていた。
「ずうっと、優柔不断でよく考え込んで、流されやすい子だと思ってたわ」
それからふっと目を伏せて溜息をついて、付け足す。
「まぁ、無理はしないのよ」
ガレージから表に車をまわしてきたらしい母親が玄関戸のところに立って、目をぱちくりした。
「なぁに?」
瑠真は振り向いたまま固まっていた足にもう一度意識を戻して、前に向き直った。やや戸惑っていたが、三和土で靴紐を結んで顔をあげると框越しの眩しさが強制的に思考を外に向けた。
「あっつ……」
「電車で着る上着持ってきた? 風邪ひくからね」
「持ってるよ。うるさいな」
「ほら、すぐうるさいって言う。口先ばっか意地っ張りなんだから」
母親に連れられてミニバンの後部座席に乗り込む。車内���いま空調を回し始めたばかりで蒸すような暑さに満たされている。
口先ばっかり。言葉が神経に触った。窓を全開にしながら、運転席に座る母親のうなじに向かって顔をしかめた。
「私、なんだと思われてるの、みんなして」
「なーに。お祖母ちゃんになにか言われたの?」
「だって……」
反抗心がまさって言い返しかけてから、口を閉じた。その通りだ。
祖母だけではなかった。胸に引っかかっていたものがもう一つ浮上した。新野づてにペアから送られてきたメッセージ。瑠真のペースでいい、というやつ。あの言葉足らずのペアとお節介の新野のことだから、なにか改変を含んでいて実際には違う言葉だったかもしれない。だけどあれにむっとしたのは確かだった。兄貴ぶられたというだけの理由ではない。……ペアは、七崎瑠真をどうとらえている? 何を任せていて、何をしなくていいって暗に言っているんだ?
母親はシートベルトをとめて体の前で調整しながら、笑みを含んだ声で言った。
「瑠真が無理してるんじゃないかって、心配することがあるのは確か」
「……聞いてたんじゃん」
「最後だけね。だけど、まぁ、瑠真は今がんばってて、どんどん変わっていくところなのかな、とか」
車が滑り出す。窓枠に肘を乗っけて唇を結んだままそれを聞いた。自分としてはいつだって自分は一人なのだから、前と違うとかほんとうはこうとか、言われても分からない。
「なんか変わった、私?」
「変わんないところはずっと変わんないよね。だけど、小さい頃はもっとむっつりしてて、おとなしい子だなって思ってた」
「……それ、たぶん友達いなかっただけだと思うけど」
「うち引っ越し多かったしねえ。だからね、美葉乃ちゃんと仲良くなったとき、私はそれもびっくりした」
ずっと気にかけていた名前がでて、ぴくりと背中が反応した。
母親にも山代家のことや美葉乃のことを何度か聞いたから、瑠真がいま野古にいる理由が美葉乃であることは彼女にも認識されているはずだ。けれど母親は特段強調することなく自然な語調を保っていたから、瑠真も口を挟むことなく耳だけをそばだてた。
「急に活発になって、外で遊び始めて、帰ってきたら美葉乃がねって言うの。へえって思ったなあ。子供って急にこんなに変わるんだって。恋でもしたみたいに」
「恋? ……は飛躍じゃない?」
「どうだろ、でも瑠真ちゃん今もボーイフレンドいないでしょ」
「うるさいな」
どうせ瑠真には分からないが放っておいてほしい。
「誇張だけど、でも、瑠真にとって家族以外で、今まで一番大きな影響持ってたのって美葉乃ちゃんでしょう。私、思ったことあるのよ。瑠真と美葉乃ちゃん、小さな恋人同士みたいだなって。いつだったかなぁ、瑠真が言ったことがあるの。『あの子のために強くいなきゃいけない』って」
そんなこと、言っただろうか。言ったと言われたら言ったような気もするけど、それは恋人のために口にする映画のヒーローの台詞みたいに聞こえて、ぞわぞわした。そんな恰好のいい人物像だっただろうか、美葉乃のいた頃の瑠真は。
「覚えてない」
「いいんだけどね。無理してそうしてるんじゃなかったらさ」
母親が続けた。言われ飽きた他人事の言葉のはずだったのに、今日に限って胸がちくりと痛んだ。
「無理って、だって……」
「ほんとに一生懸命で、やめられないならいいのよ。……だけど、どんなに人のことが好きでも、疲れるでしょう。瑠真が何かの義務感とか、気持ちに答えなきゃいけないとか、そういう思いで動いてるんだったら……心配にはなるよ」
「ないでしょ……」
半笑いで突っ込んだが母親はそれ以上言葉を足さなかった。今日受けた評価を協会に持ち込んで壁に貼ったら指をさして大笑いされる予感だけある。瑠真はどっちかっていうと人に合わせないほうで馬鹿にされている。あの暴れ猫がって。
どうだろう、と一瞬思った。指導官の新野裕の顔がちらっと思い浮かんだ。二ヶ月ほど前、新野に同じような心配をされた記憶がある。
だいぶ空調が効いてきたので肘をひっこめて窓を閉めた。夏の騒音を遮るみたいにぴたりとガラスが閉じて、窓越しの景色をわずかにくすませた。この道だな、とぼんやり思った。去年は雨が降っていたからずいぶんと様子は違う。けれど、この道を真っすぐ延ばして協会の支局に至る点のどこかで最後に会話したのだ、たぶん、覚えている限り。
瑠真には関係ない。瑠真のいないところで色々考えてたの。ああそう、じゃあもう私が守ってあげなくてもいいわけね。
小さな恋人同士みたいな――。なんだか皮肉っぽい。
(私、腹立ててただけだし……)
自分で言い返さないあの子。悩んでるくせに、さあわたしは可哀想な子です、と言わんばかりの態度で解決しようとしないこと。瑠真はそれが気に入らなかったから横から手を出した。それは好きとか嫌いとか、個人に紐づく感情とはちょっと違うものなのだ。……そのはずだ、瑠真のやり方はそうなのだ。美葉乃に最初に怒ったのはもう三年も四年も前の話だけれど、今年に入って腹が立ったいくつかのことだってあらかた同じだった。新しいことを経験するたびに、これが私だ、これが美葉乃といた頃の私だな、と確認してきたのだ。
瑠真はなんにもわかってないね。わかるわけないじゃん、そんなの。その反発で動いて、それを行動指針の真ん中に定めてきた。
(私って、なんなんだろう……)
それが瑠真らしくないと、親だの祖母だのに言われると分からなくなる。美葉乃がいなくなってからたったの一年だ。一年ぽっちの自己定義。繰り返してきた言葉は、本当は薄っぺらなんだろうか。改めて思い返して怒りを再生してみようとしたが、故意に浮かべようとする情念はなんだか戯画じみていて嘘っぽくて輪郭を掴めなかった。
たったの一年。だけど確かにあの怒りは一年間、七崎瑠真の軸にあったはずなのだ。
「準備して」
母親の声かけで反対の窓に目をやった。駅員一人だけの小さな最寄り駅には潟見原(かたみはら)というプレートが掲げられている。ボストンバッグを引きずって後部座席上でお尻を移動させた。同じタイミングでポケットの中でスマホが震えた。
車寄せに停車が行われている間に画面を確認した。再び、というか今度は普通に自分で連絡してきたペアだった。『いつ帰ってくんの?』『別に大した用はないんだけど』
「こいつ……」
五月頃に一度必要に迫られて連絡を取るようになって以来ペアのほうがやたら懐いて連絡してくるようになっている。このペアと最初に組んだ時と、五月の後輩の騒動。それぞれ同様に腹が立ったのでやっぱり今のところはそれが行動指針でいいんじゃないかと思う。
今から帰るわ、とやり返す気分で打ち込む。車をとめた母親が振り向いていて、瑠真がスマホを仕舞って顔をあげると目をぱちくりした。
「ボーイフレンド?」
「ちっがいます」
毒を吐いて扉を開けた。再びの熱気と蝉の声がじゃわじゃわと感覚を埋めた。
そういうの……好きとか恋とか、今のところ他人事だ。
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エリザベス宮地のこと。 『其ノ灯、暮���シ』劇場版公開及び『ミヤジネーション』併映にあたって。
現在、ポレポレ東中野にてレイトショー公開中の『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』、 今作はMOROHAの2016年秋から2017年初頭のツアードキュメンタリーであると同時に、監督エリザベス宮地のセルフドキュメンタリーでもある。
エリザベス宮地と聞くと、 MV監督のイメージが強いかもしれないが、もともと宮地は2008年、大学の映像サークルからカメラを回し始め、自身と周りの友人を巻き込んだセルフドキュメンタリーから出発した男だ。
エリザベス宮地の初期作品はコチラをご参照に。
���んな彼と僕が出会ったのは、2013年、音楽と映画の祭典MOOSIC LABで公開された映画『ミヤジネーション』だった。 これは「ミヤジネーション(宮地らしさ?)とは何か?」を追求するセルフドキュメンタリーで、永原真夏(当時SEBASTIAN X)というパートナーを得て、学生時代の友人や、自身の家族を巻き込みながら、宮地がカメラと共に疾走する様が描かれている。 なぜ、家族にカメラを向けたのかは『ミヤジネーション』の肝なので見ていただくとして、宮地のお父さん、お兄さんが、さも平然とカメラの前でペラペラ喋る様子に、驚きと可笑しさと妙な愛情を感じた。 僕は公開当時に劇場で見て、その構成力、編集力に感心し、すぐさま宮地とコンタクトを取り、2014年のBiSキャノンボールの撮影から彼と仕事を始めた。
一緒に仕事を始めてからわかったのだが、とにかく宮地は可愛がられる。 見かけがゆるくて、いつもニコニコしてるし、(ゆるキャラ) フットワークが軽く、情報量も豊富で、お喋りだが仕事は速い。 実際、BiSキャノンボールでは、ビーバップみのるの良き相談相手となり、ビーバップみのるの狂人化に一役買った。 その後も宮地はハマジムのライブ撮影に参加してくれたりしながらMV監督として活動を続け、評価を高めていった。
そんな中、宮地が監督し、2015年11月に公開されたMV『上京タワー』で初めてMOROHAを知った。 曲とMVとMOROHA2人の世界観はすごく良く伝わったが、MOROHAの曲に関しては「あつっ苦しいなあ」 (最初、MOROHAを見たり聴いたりすると、大体そんな反応だと思う) と思ってすぐ好きになれなかった。
MOROHA MV『上京タワー』
そして、2016年4月にはMOROHAの歌に乗せて宮地が元カノとの日々を綴った長編MV『バラ色の日々』が公開され 話題を呼んだ。
MOROHA MV『バラ色の日々』
これは「MVとして(こんな個人的なことを)よくやったな」と感心したが、 宮地のしみったれた元カノへの過剰な慕情がちょっと居心地が悪かった。
その後、2016年秋の新生BiS合宿オーデション、2017年春のWACKオーディションと僕らは一緒に戦い、『BiS誕生の詩』、『SiS消滅の詩』というコンビ?作も生まれた。
そんな中、この『其ノ灯、暮ラシ』はいつの間にか完成し、2017年5月、突如DVD135分版が僕の元に届いた。 まだ発売前の135分版を見て、すぐ思った。 「これは、劇場の大きなスクリーンで見たい」と。
まず、第一にあんまり好きじゃなかったMOROHAの曲が、ちゃんと心に染みたこと。 通常、音楽ドキュメンタリーはそのバンドやアーティストのファンしか見ないので、ファン以外への求心力がないのだが、『其ノ灯、暮ラシ』にはMOROHAの魅力を外側にも伝える力があると思った。 劇場版の予告でも使われているが、MCのアフロ君がフェスの観客を前に言う「お前の歌だ!」という言葉が見終わった後もずっと響いている。 MOROHAを通して自分を見つめる、のだ。
そして、一番の肝が、そんなMOROHAの魅力を伝えながら、実はエリザベス宮地のセルフドキュメンタリーとしてちゃんと共存しているところ。 本来、どちらかが強くなったりするものだが、今作はMOROHAの強い楽曲に負けないように闘いながら、ライブに来たお客さんや、ちょうどMOROHAのツアー時期と、宮地家の大変な時期が重なったこともあって、自分の家族や自身にもカメラを向ける。 見る側にとって「そんなこと知るか」という話だが、宮地の紡いだ物語は、MOROHAの楽曲と絡み合い、カメラを巡る偶然と必然が重なる。
自分らしさとは何か? 『其ノ灯、暮ラシ』は、見た人それぞれに問いかける。 結果、『其ノ灯、暮ラシ』は『ミヤジネーション』とも繋がってると思う。
既にDVDで販売されている『其ノ灯、暮ラシ』をまた何故、劇場版にして映画館で公開するのか? それはもう単純に、出会って欲しいからである。 僕が『ミヤジネーション』で出会ったように、MOROHAのファンだけが見るDVDじゃなく、MOROHAのファン以外の人達に宮地とMOROHAに出会って欲しいのである。 あと、昨今あまり聞かなくなったセルフドキュメンタリーとして、カメラを持つ者、これからカメラを持つ人達にも見て欲しい。
こんな作り方もあるのだと。
キャッチコピーの僕とカメラに何が出来る。は、小さな僕がカメラ(という武器を使って、大きな対象に向かう時)何が出来るか(考えてみよう)である。
東京ではポレポレ東中野で9月30日から始まり、10月20日(金)までレイトショー公開が続きます。
ポレポレ東中野HP
続けて10月21日から27日まで大阪シアターセブン、さらに10月28日から11月3日まで名古屋シネマスコーレでもレイトショー上映があります。その他、地方でのイベント上映も画策中です。
まだ、間に合います。 MOROHAファンもそうでない方も、ちょっと自分の可能性を信じてポレポレ東中野にお越し下さい。 ポレポレ東中野はスクリーンが体感的に大きく、音もストレートに届きます。 音楽ドキュメンタリーを見るには最適な空間です。 (銀杏BOYZの『愛地獄』上映会もポレポレで開催されました) 今回の劇場版制作にあたって、音声は再調整しました。 画質もDVDとはまったく違います。
この『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』はポレポレで見てもらいたくて作りました。
但し、ポレポレ東中野は前売り、予約はありません。 整理番号付き当日券が、朝の営業時間から劇場受付で販売されます。 上映は20時50分からですので、ちょいと早めに受付で当日券を買っていただき 近場で飯でも食べながら、酒でも飲みながら、コーヒーでも飲みながらお待ちください。 ポレポレ近辺の案内図は下に貼付けておきます。
そして、ポレポレ東中野では、上映後のトークショーも多彩なゲストを迎えて開催しています。お好きなゲストに合わせて来てください。
とか言いつつ、鑑賞後の余韻をそのまま持って帰ってもらいたい(トークショーいらない)気持ちもあるので、敢えてトークショーなしの日も設定してます。
最後に、今回、『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』公開記念として『ミヤジネーション』を10月7日(土)と14日(土)の2夜限定で併映します。 『ミヤジネーション』は2013年の劇場公開以来、ほぼイベント上映のみだったのでこれまた貴重な機会です。 『ミヤジネーション』のみのご鑑賞も可能なので、是非、この機会にご覧ください。
と、真面目なことばかりグダグダ書いちゃってますが、軽い気持ちでもいいから見てくらさい。唯一の欠点は、真面目すぎるところ、悪い人や変な人が出てこないところくらいです。
では、劇場でお待ちしてます!
2017年10月6日 『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』プロデューサー カンパニー松尾
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9月18日
今日という日に、余りにも暇であるが為に、
また、ある種の節目である為に、
ここでこのつまらない人生というものを反芻する年表を作成しようと思う。
(駄文を記す程筆者は相当暇なのである)
1946年9月18日 ケンシロウ、キン肉スグルである神谷明が誕生
1970年9月18日 ジミ・ヘンドリクスがゲロを喉に詰まらせて死去
1961年9月18日 ミキプルーンでお馴染みの中井貴一が誕生
1979年9月18日 やくざ数え歌で人々を爆笑の渦に巻き込んだアイパー滝沢が誕生
1987年9月18日 サブカルっぽくて筆者聴いたことない人気の歌手大森靖子が誕生
1988年9月18日 元おはガールの近野成美が誕生
1990年9月18日 ゴーカイブルーの山田裕貴が誕生、筆者も誕生、小学校の同級生藤井くんも誕生
1991年 函館に居たらしい
1992年 「ジュウレンジャー」が放送開始とともに特撮を見始める
1993年 当時日本で放送されていた「X-MEN」(特にサイクロップス、アイスマン)を好きになる
1994年 「バックトゥザフューチャー」を初めて観た影響でティッシュの空き箱に輪ゴムを張り、ごーじょにごごーごーとのたまう。
1995年 父方の実家である江別へ移り住むも夕飯の時間の都合で「オーレンジャー」が観れなくなる。
両親が離婚し母方の実家である厚別へ移り住む。筆者、馬鹿なのでおもちゃを全て江別に置いてきたことだけを嘆く。
1996年 小学校入学と共にプランタンズGt/Voのマナブと出会う。
1997年 公園のブランコでウルトラマン乗りをして吹っ飛び、頭から大出血。死を覚悟する。
1998年 ゲームボーイカラーを買ってもらう。色はもちろんクリアパープル。
1999年 筆者の人格形成に大きく作用した「世紀末リーダー伝たけし!」を読み始める。
2000年 デジモン、メダロット等のカードゲームのルールを覚え、ただ集めるだけだった同級生に遊び方を布教するも失敗。
2001年 筆者、太る。
2002年 鎖骨を骨折し、大嫌いだった運動会の組体操参加を免れる。
2003年 中学校入学。プランタンズDrのヤドンと仲良くなる。筆者、痩せる。
2004年 サッカーゴールに足を潰され、大出血。生え変わって取れた足の爪を中学校のグラウンドに埋める。
2005年 アジアンカンフージェネレーション、ビートクルセイダース、エルレガーデン、バンプオブチキン、横山健、ミスチルを自ら好んで聴くようになる。
2006年 高校入学、ノロノロズ/プランタンズGt/Voのコマツと仲良くなる。
「BECK」のディスクガイド本を読み漁り、洋楽に傾倒する。
映画「ライフアクアティック」劇中でサーチアンドデストロイが流れ、そこで一時停止、島村楽器へ走りなぜかバスカーズの白いストラトキャスターを購入。
2007年 学祭バンド、デジタルぴーまんへ加入。ノロノロズの水口と仲良くなる。
修学旅行の浮いたお小遣いでエピフォンのSGを購入。
2008年 スタジオ練習帰りに知らないおじさんに声を掛けられる。
恐る恐る話を聞くとギターアンプをくれる言っていた。
後日、知らないおじさんの家に行くと確かにギターアンプがあった。
グヤトーンの大き目なやつ。
しかも中にはワウペダルも入っていた。古い、ジミ・ヘンドリクスモデル。
運命じみたものを、感じた。
アンプはガリが酷くて売ったら1000円でした。
2009年 高校卒業間近に好きだった子にチャットモンチーのラストラブレターのシングルをあげるも突き返される。
大学入学。華々しいキャンパスライフを夢見ていたが居場所がないことに気づく。
その末にヤニ臭く、煙で靄に包まれた一室にたどり着く。
そこには「NMA」とあった。
筆者はウィーザー、ニルヴァーナ、アジカン、ビークル、銀杏BOYZが好きと言った。
「君の居場所はここだ」と答えがあった。
そう発したのは、後にジャングルにて壮絶な生活を送るタケシマさんであった。
2010年 フェンダージャパンのムスタングを購入。筆者はリヴァース・クオモやカート・コバーンに憧れており、尚且つストラトが嫌で購入したが、宮崎あおい、あずにゃんと印象を持たれる。
2011年 ノロノロズへサポートギターで一時加入。すぐに抜けたため、覚えている人がMAPPYのこーへーさんのみである。
minnie the bitchというバンドを結成するも大してライブもやらず消滅。
大盛のカップ焼きそばを一気に3つ食べるも失敗、サークル棟の廊下にゲロをぶちまける。
2012年 ギブソンのP-90が載ったスチューデントモデルじみたSGを購入。トリコンドルクメ氏に「安くてもギブソンの音がする」と言われたが、筆者は未だによくわかっていない。
2013年 大学卒業とともにまともに就活をしていないため、市でやっている研修へ行き、そのまま就職。
卒業後もサークルのライブへ行き内弁慶DJとなる。
2014年 南にある十字路で悪魔と出会い、魂を売り渡そうとするも、状態が悪く買い取り不可と断られる。
2015年 Leap before you lookというライブイベントを始める。
2016年 mini me strikes backが活動開始
プランタンズへベースとして加入。
2017年 mini me strikes backが活動停止
仕事を辞められなくて困る。
2017年9月18日 ロックスターなら死ぬ年齢になる。
20XX年9月18日 トーマス・ライト、ロックマンエックスをカプセルに封印する。
U.C.0079年9月18日 サイド7・1バンチにおいて、史上初のモビルスーツ同士による戦闘が行われる。
多少の脚色はあるものの、私の人生は以上、何もない。
この年齢で持っているべきのものを一つも持っていない。
それと引き換えに何か得られたかどうかもわからない。
「ポップソングを愛するから悲しい人間なのか、
悲しい人間だからポップソングを愛するのか」
非常にうろ覚えだから合ってるかわからないけど、
ハイフィデリティにそんな一節が出てきた。
最近ね、昔より本を読むようになったんです。
そのせいでというか、真似したくなって文章を書きたくなるっていう、
そんな子供っぽさが未だに抜けないから、僕ぁダメなんでしょうな。
まぁ、その、27歳になりました。
実を言うとちょっと色々不安定で、ずっと冗談で言ってきたことが
現実味を帯びる懸念があるんですね。
それが怖いんですよ、そうならないとわかっていても。
なので、もしも気にかけてくれる人が居るのならば、
ちょっとだけ注意深く見ていてもらえると幸いです。
とりあえず、ちゃんと薬毎日飲んでるんで狂っちゃいないです。
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