#餌木
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アオリイカ! ただ巻きエギング! 投げて巻くだけ! 皆既月食+惑星食=でっかいん釣れる!? しらんけどおぉ 【 アオリイカ エギング 釣り 】 YouTubeチャンネル【釣んに行こらよおぉ】 動画投稿しましたぁ! むちゃくちゃ前の釣行動画です。 やっと出来ました💦 ご視聴いただけると幸いです。 宜しくお願いします。 ご安全に✋ チャンネル登録して頂けると嬉しいです! 宜しくお願い致しますヾ(o^∀^o) https://www.youtube.com/c/GoFishingGo?sub_confirmation=1
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Dendrocopos major [アカゲラ,Great Spotted Woodpecker]
餌を探して枯木をつつきまくってました😊 在庫から
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20240805 天然スライムを見つけた日
夜勤明けの今日、帰宅したらなぜか洗濯かごが山盛りで、どう考えても2回は回さないといけない量だった。なぜ。
すぐ寝れないの確定。
待ちくたびれた猫たちのトイレを片付け、水を換え、餌をあげる。遅くなってごめんね。散らかっている台所を片付けて、庭のあれやこれやに水を撒く。挿し木にした紫陽花はどうなるかな。この暑さで全部ダメかな。なんて考えながら。
シャワーを浴び終わると1回目の洗濯が終わる。干したら2回目を回して、海へ向かう。本を読むとか動画を見るとかは絶対に寝落ちるので、外に出ることにした。
いつもの海には釣り人と貝採りの人がちらほら。夏の海辺は暑過ぎるので毎年あまり歩かないのだけど、今日は頑張って?日傘をさしキャップを被って歩くことに。
乾いた砂の上は歩きにくいので少し湿った波打ち際を歩く。この時期はクラゲの類がよく打ち上がっていてカツオノエボシもたくさん転がってるので怖い。
これとかこれとか。電気クラゲとか言われるクラゲで、触るとアナフィラキシーを起こすこともあるので打ち上げられた死骸でも絶対に触らないこと。
青くてきれいなんだけどね。でも触るには気持ち悪いか。
脱ぎ捨てられたクロックス。少し離れた所にいる釣りしてる人のかな。来た時には無かったはず。
波打ち際は水が近いからか少し冷えた空気も混じった風が吹いていて、湿度はあるけれどまだ歩いていられる。乾いた砂の上は足元からの熱気と全くの熱風が吹いていてとても歩けない。
暑いけどきらきら光る海面はきれい。毎日海を見に来ると言っていたおじさんがいて、分かるー、と思った。海はいつ来ても違う顔をしているし、いつ来ても美しい。
眠い頭と疲れた体でふらふらと波打ち際を歩いてると大きな水色の丸いものが。
多分クラゲなんだろうけど、とにかく大きい。直径20cm以上はありそう。
スライムじゃない?
天然でこんな色と形って不思議
検索するとビゼンクラゲとかスナイロクラゲとか出てくるけどほんとは何かよく分からない。もうひとつ形の崩れたようなものも落ちてた🪼
真夏の海は散歩には不向きだな、と毎年思う。
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2024/10/14
1週間が飛ぶように過ぎていく。
連れ合いと鰻を食べに行った帰りに4年くらい前に付き合ってた人の背中を見た気がした。気のせいかもしれない。青山のいちょう並木の下で付き合い始めて新宿の高層ビルの下で別れた人。
いい加減、惚れた腫れたには賞味期限があるのは知ってる歳だし、特に未練もない。
好きだった人の好きだったところが損なわれ��いないといいなと思う。骨格はしっかりしてるくせに細い背中も、ウェーブの髪も、切れ長の目も。その全てが霞むような苛烈で優しい性格も。
九��諒子さんを初めて読んだのが彼女の家だった。あと、たまに書く書き置きのスヌーピーが好きだったな。
うなぎ美味しかった。
とはいえ、もちろん声をかけることもなく。元カノが使っていた香水の匂いが香った程度のかぼそい逡巡だろう。
何もかも過去になろうともなかったことにはならない。明日、死ぬとしても私は飼い犬に餌をあげ、観葉植物に水をあげる。これは誰の言葉だっけ?ひとつひとつ生きていく。なんの準備も許さずに日々が過ぎていく。それだけ。
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2023年年末、慌ただしく過ぎた日々。
どうしても行きたくてクリスマスの日に山、行ってきました。
いつもは高い山に登りたがる私ですが、限られた時間で行ける近場の低山へ。
登山というより、森を散歩してきた感じですが、
想像以上に楽しかったのです
登山口へゲートを通るところから始まって
森だからこその清々しい空気
高い木々はなんだか語ってる
(あぁ、またニンゲンがきたよ)
(まあ、悪させずに行きなよ)
高い山では聞かない、小鳥の囀り
だけど静かなのです
足下のふかっとした落ち葉/枯葉をカサカサいわせながら歩く
山の包容力を感じつつ進む
そしたら、あっという間��山頂(標高500mもないから)
山頂のおやつタイムはクリスマスケーキ代わりにコンビニのスイーツを
遠くにみえる雪をかぶった山がカッコいい
小鳥の巣箱や餌台があったので持ってきた柿ピーのピーナツを砕いて置く。
そしたらあちこちから小鳥が現れて、ピーナツを咥えては飛び去る
もっともっと、と私の手のひらに飛んでくるコまで。
かわいい
(*´꒳`*)
貢ぎに貢いで、下山開始
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■サピエンス全史
もうかなり熟読しているが、少し時間ができたのでもう一度、ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」読み返す。至福だなぁ。
第一部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
135億年前「物理学」という物語りが始まり、38億年前「生物学」という物語りがはじまった。
7万年前、〈認知革命〉とともに歴史学がはじまった。そして1万2千年前に〈農業革命〉があり、500年前〈科学革命〉が起きた。
サピエンスは、人類のなかで唯一生き延びた種。ネコ科ヒョウ属にはヒョウもライオンもトラもいるが、人類種にはサピエンスしかいない。なぜか?
3万年前に近隣のネアンデルタール人が滅んだ具体的な理由は断定できない。しかし殺戮にせよ自然的淘汰にせよ、サピエンスの存在が関与していたことはまちがいがない。
その競争にサピエンスが勝ち残ったのは、「言語」によるものだ。
第2章 虚構が協力を可能にし���
7万年ほど前に、サピエンスはその「内部構造」を変化させた。見かけこそ変わらないが、それ以降のサピエンスは認知能力(学習、記憶、意思疎通の能力)で格段に優れていた。
それ以前にアフリカを出たサピエンスはどれも成功しなかったが、それ以降の遠征は成功し、南極をのぞく世界中へくまなく進出した。
この「言葉」によるドラスティックな変革を〈認知革命〉と呼ぶ。聖書の創世記「知恵の木の実」を思わせる「言葉の獲得」だが、それ自体はたまたまサピエンスに起きた偶然の結果だった。
この認知革命が、世界の大変革につながるが、それは言葉のどんな効果によるのか。
• 存在しないものについての情報を伝達する能力
• たとえば伝説や神話、神々、宗教
• 総じて虚構、すなわち架空の事物について語る能力
実際には「虚構」は判断を誤らせる危険なものだ。だが、集団で嘘を信じることは、かぎりない力の元となった。鋭い牙や爪を持ったり、走力や筋力で勝ることより、桁違いに強大だ。
われわれはほとんど意識しないが、国もお金も人権も法律も会社も、みな虚構、擬制である。歴史の大半はどうやって膨大な数の人を納得させ、信じてもらうかという問題を軸に展開してきた。
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
サピエンス20万年の歴史の19万年分、つまり95パーセントは狩猟採集のという生活形態だった。認知革命は狩猟採集の時代に起きている。
文字ももちろんなく、詳しいことはほとんどわからないが、ある程度たしかなことをあげれば、
• 農耕以前は「石器」の時代というより「木器」の時代
• 彼らは毎月毎週、あるいは毎日すべての持ち物を手で持って移動していたので、運べるのは本当に必要な所持品だけ
• 精神的、宗教的、情緒的生活は、器物や道具といった人工物の助けなしでおこなわれた
• 狩猟採集社会のもっとも大きな特徴は「多様性」
• 「群れ」と成員は一つの例外「犬」をのぞいて、すべて人だった、つまり家畜もない
• 平均的な人は、自集団以外の人を見かけたり声を聞いたりすることなく何ヶ月も過ごした。一生を通じて出会う人はせいぜい数百人程度。
• つまりサピエンスは広大な範囲にまばらに分布していた。
• 「狩猟採集」というが、一般的な「狩りをする人」のイメージよりも「採集」がメインだった
• 狩猟採集には多大な「脳」力と技能が必要で、個人レベルで見れば、その頃のサピエンスが史上もっとも秀でていた
• 一般に背が高く健康的だったが、平均寿命は30〜40歳。それは子供の死亡率が高いせいで、60からときに80歳まで生きる人もいた
• その理由は食物の多様性、感染症の少なさなど
• 感染症は農耕社会以降の家畜は由来のものが多く、そもそも人同士の距離ががまばらで感染・伝播の機会がほとんどない
• とはいえ、きびしく、情け容赦のない、欠乏と苦難の社会ではあった
最後に、狩猟採集時代のサピエンスが、平和主義者だったか好戦的な種族だったのかは興味がつきない。対サピエンス同士、対他の人類間、どちらの相手にも、平和的な好戦的か断定はできない。好戦的な部族もあったかもしれないし平和的な部族もあったのだろう。とにかく多様であった。
第4章 史上最も危険な種
しかし、餌の対象となる他の動物たちにとって、危険極まりない存在であった。
オーストラリアの例
• 4万5千年前のオーストラリアへの進出は、屈指のできごとだった。コロンブスのアメリカ発見、アポロ11号の月面着陸に匹敵する。
• それ以前にオーストラリアへ到達した人類はいなかった。
• それはサピエンスが特定の陸塊で食物連鎖の頂点に立った瞬間だった。
• 大型カンガルー、フクロライオン、大コアラ、大サイズの鳥、ディプロトドン(象サイズのウォンバット)などすべて姿を消した。
南北アメリカの例
• 最後の氷河期は、7万5千年前から1万5千年前にかけて。7万年前と2万年前の二度のピークがあった。
• 1万6千年前、サピエンスはシベリアから凍結したベーリング海を超えてアラスカをとおりはじめてアメリカ大陸へ渡った。
• それ以前にアメリカ大陸へ渡った人類はいなかった。
• アメリカに到達からわずか1000年から2000年の間に大きなげっ歯類、馬、ラクダ、巨大アメリカライオン、サーベルタイガー、象より大きなオオナマケモノなどを駆逐しながら南米南端に達する。
• この騒ぎからただ一つ無傷だったのがガラパゴス諸島。
そして第二部の農業革命に続く。
余談だが、訳者の柴田裕之(しばたやすし)氏は、自分の愛読書の主要なところで顔を出す。
• 「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「ホモデウス」ユヴァル・ノア・ハラリ
• 「神々の沈黙」ジュリアン・ジェインズ
• 「ユーザーイリュージョン」トール・ノーレットランダージュ
柴田さんが���しているのなら、読む価値があるかな、などとも思う。
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うりはむしにあんどん
橙光沢のボディで体長は8mm程、一見愛くるしい姿をしているが、実はとんでもない曲者なのがこのウリハムシである。これまでの人生で可愛い顔した悪魔を何度も見てきたが、こやつも間違いなくその類だ(敵)。
ちなみに背中を漆黒にあしらったクロウリハムシもほぼ同じ所業。なのでここでは両方ひっくるめ「奴ら」と呼ぶ。
ウリハムシという名前からもわかるように、奴らは夏野菜として定植するウリ類を中心に多大な被害をもたらす。
一つは成虫による食害。上の写真は定植して数日経ったカボチャ苗で、青矢印で示したところが奴ら独特の食害跡である。まず葉上に円弧状の溝を掘り、植物が出す食害防御物質を遮断してからその内側を食べるのだ(トレンチ行動と呼ばれるらしい)。特に定植直後の苗にとってその影響は深刻で、ダメージが大きいと光合成が出来ず成長不良や枯死に至る。
こちらはウリ科ではなくマメ科のインゲンマメだが、下葉が餌食になった。ちなみに奴らは同様の手口で花弁や果実も食害する。
そしてもう一つは幼虫による食害。成虫はターゲットの株元近くの土に産卵し、孵化した幼虫はその根を食害する。またそれが進行すると茎の内部からも食害を受ける。さらに土の上に果実などがあるとそれに穴を開けて食害する。
葉、根、茎、花、実に至るまで容赦���く貪り尽くす極悪一家に対抗すべく、これまでいろいろな方法を試してきた(ハイコストな物を除く)。反射板の設置やネギ類の混植は効果見られず、農薬散布は効果もあるけど一時的、地道に捕殺(最近はお洒落に「テデトール」と言うらしい)なんか忙しくてとてもやってられない。
そんな中、光を透過する肥料袋などを利用して苗の周囲を覆う方法は不思議なほど効果がある。上の写真のようにを支柱4本立て四角柱状にするのが一般的で、その形状から「行灯(あんどん)仕立」と呼ばれる。
上から覗くと内部はこんな感じ。植え物はズッキーニだ。
奴らがこの中に進入できないのは飛翔で垂直降下が出来ないからだと言われるが、私はこの説には懐疑的である。だって上縁に取り付けば歩いて中に入れるもんね。葉の表は勿論、裏にまで回り込む奴が出来ないハズはない。恐らく本能的に閉鎖的空間をリスキーに感じて寄りつかないのではないかと私は思うけどね。ちなみに他の害虫の防除効果は薄く、ダンゴムシやナメクジなどは普通に進入してくる(笑)。
この行灯仕立を大量に導入する場合、カバーは鶏糞肥料の空袋が沢山あるので困らないが、支柱を必要本数用意するのが中々大変だ。購入すれば手間は無いが費用が掛かる。木の枝なんか利用すれば無料だけど手間が掛かる。う~む、とりあえず支柱を1本減らして三角柱状にしてみたが、問題は無さそうだ。
蔓ネット前に定植する場合はカバー上縁の一端をネットへ引っ張って固定すれば、さらに��本の支柱削減が可能に。下縁は思ったより安定しているが、変形が気になるようなら軽く裾埋めしてもいいよね。
この要領で20本のキュウリ苗にカバー掛け。形状的にはすっかり行灯崩れだけど、なかなかの壮観だ。
あれひょっとして、ネット側で2箇所引っ張るようにすれば支柱1本で済むのでは。。。いやあ今頃になって気が付いてしまった(嘆)。次回からそうしよう。
行灯仕立は害虫防除だけでなく、風除けや保温の効果もある。一方で中に湿気がこもりやすかったり、手入れし難くなると言うデメリットもある。
そして期間限定の措置であるのも特徴。苗が成長し丈が上縁まで達したら強制的に卒業となる。幼いうちは保護して貰っても、ある程度育ったら自力で生きて行かなきゃならないのがこの世の掟だ。とは言え今後も多少は面倒見るけどね。ウリハムシに好き放題させるのも癪だし、成果物を沢山収穫したいからね。
#田舎#田舎暮らし#里山#自然#自給自足#自給農#生き物#虫#昆虫#害虫#ウリハムシ#ウリバエ#甲虫#防除#行灯仕立#countryside#rural life#nature#self sufficiency#agriculture#cultivation#farm#farming#creature#insect#cucurbit leaf beetle#pest#vermin#protection#japan
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吸血蛇
甲斐国中巨摩郡下条の裕福な家で起きた話。 飼っている蚕に餌をやるため、おかみさんが独り座敷に入った。 やがて昼時になったが、おかみさんが一向に座敷から出てこない。 「おかみさん、早くお昼をお上んなってください」 待ちかねた下女が声をかけたが、座敷の中から返事がない。 これは変だ、と座敷に入ると、蚕の籠の上におかみさんが倒れていた。顔色が真っ蒼だ。 「まぁおかみさん、どうしやした。どこか塩梅でも悪いかえ」 いくら呼ばっても反応がない。 慌てた下女の声を聞いて、旦那や下男もやってきた。
おかみさんの様子を見て驚いた皆は、何が起きたのか、と見回した。 すると、おかみさんの体から血が、針のように細く、糸のように長く、筋を引いて立ち上っている。 血の筋は障子に開いた小さい穴を通り抜けて、庭の方に飛んでいく。 皆で庭に飛び降りた。血の筋は庭にある一本の樹に向かっていた。 樹には大きな洞があり、血はその洞の中に吸い込まれていく。 洞の中を覗いてみると、大きな蛇が一匹いた。 家の方を向いて鎌首をもたげ、口を大きく開けている。 血はその口の中にするすると流れ込んでいく。 皆で棒で蛇を突くと、蛇は洞の奥に隠れた。同時におかみさんの出血も止まった。 どうにか蛇を退治しようと、洞に棒を突っ込んだり、石を突っ込んだり、湯や水を注いだりしたが、蛇は奥に潜んだまま出てこない。 業を煮やした皆は花火を何本も拵えて、火をつけてぼんぼん投げ込んだ。 さしもの蛇も堪りかねたのだろう。洞からはぞろぞろと大きな蛇が十二匹も出てきたの��、皆で叩き殺した。 おかみさんは長いこと、この蛇に魅入��れ、血を吸われていたらしい。 その後、二、三ヶ月もの間、顔色は蒼いままで、体調も思わしくない状態が続いたという。
話してくれた祖母によると、これは確かにあったことなのだそうだ。
(土橋里木『甲斐昔話集』 「四一番 吸血蛇」)
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Legends and myths about trees
Children of the tree - Treasures of the forest
Mushrooms are known in Japanese as ‘Kinoko’ literally translated as 'children of the tree'. It just so happens to grow in forests, at the base of trees or on old fallen trees. When you come across a fresh tree cub, you will feel as if you have discovered a treasure. Quite a few people are rather particular about tree cubs in the forest.
Many animals other than people eat mushrooms. Squirrels and other animals are known to dry mushrooms on the tips of tree branches and use them as winter food. Numerous insects also eat mushrooms. Slugs and snails also often use mushrooms as food.
Mushrooms are either edible, toxic, or psychoactive. Those edible ones are rather nutritious, being rich in B vitamins, vitamin D and minerals.
Mushroom yokai monsters are traditional to the west Japan. These yokai monsters are said to be found in mountains and forests, and look like children of about three or four years of age, wearing clothes made of leaves or blue-coloured clothing. When humans see them, they look like shadows and it is not clear whether they are there or not. They are the mountain forest version of kappa (Ref).
They usually play in groups. They are often seen by loggers and people working in the mountains, and are said to be not so unusual for them. However, if they are not careful, they can play tricks on them, such as stealing their lunch boxes, and in such cases they are said to chase them away with a stick.
木にまつわる伝説・神話
マッシュルームのことを日本語では「木の子」とよんでいる。
まさに、森の中で木の根元に、あるいは老朽した倒木に生えている子供たちだ。新鮮な木の子に遭遇したときには、まるで宝物を発見したような気分になるだろう。森の木の子に夢中の人は割といる。
キノコを食べる動物はヒト以外にも多い。リスなどがキノコを木の枝先にかけて乾かし、冬期の食料として利用する例も知られている。昆虫にもキノコを食べるものは数多い。ナメクジやカタツムリも、しばしばキノコを餌として利用している。
キノコには、食用、毒性、または精神作用がある。食用のものは、ビタミンB群、ビタミンDやミネラルも豊富に含まれ、むしろ栄養価が高い。
日本には近畿地方に伝わる木の子の妖怪もいる。山間部や森の中にいるとされる妖怪で、外観は3,4歳ほどの子供のような姿で、木の葉で作った衣服、または青い色の衣服を着てる。人間がその姿を見るとまるで影のようで、いるかいないかはっきりしないという。河童(参照)の山林バージョンだ。
普段は群をなして遊んでいる。樵や山で仕事をしている人々にはその姿をたびたび見かけられており、彼らにとってはそれほど珍しくない存在だという。でも、油断をしていると、弁当を盗まれるなどの悪戯をされてしまい、そんなときには棒を持って追い払うという。
#trees#tree legend#tree myth#forest mushrooms#children of the tree#fungi#mountain forest#yokai#yokai monsters#legend#mythology#folklore#nature#art
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231118
朝、昨日の片づけをする。 机の上の食器、床に脱ぎっぱなしの洋服。 頭がこんがらがらない程度に片付ける。 今日は静岡に行く。 行こうと思っていた本屋がお休みで、それならば、と海をみにいこうとしたけれど、カメラの充電器がみつからず、部屋にいた。
電車を降りて、駅のホームに立って、息を吸う。 製紙工場のにおい。 住んでいるときは感じなかった。紙のにおいではなくて、製紙工場のにおい。 以前働いていた会社の人に会う。お家にお泊りさせてもらう。 6歳の男の子に絵本をおすすめされたり、ちょっといい缶ビールを飲んだりして、すとん、とねた。
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231119
朝、目をあけるとりょうまくんの描いたにじいろのさかなとひまわりの絵。 テレビの音と、おしゃべりの声。 布団の中で、人の気配を感じるのがすき。 人のお家なのに、ぐっすりとねむってしまった。 一緒に朝ご飯を食べて、おでかけ。 よくばって選んだエッグベネディクトとパンケーキは食べきれなかった。 はちきれそうなお腹を抱えて歩いた。 湧水。水がほんとうに湧き出ている。 餌をもらいたがるシカとコイはこわかった。欲望むきだしだった。
帰りの電車では詩集(菅原敏の『季節を脱いでふたりは潜る』)をひらいたり、窓の外を眺めたりしていた。 通り過ぎていく海、街、景色。 温泉から帰ってきたみたいだ。 リフレッシュ休暇。 からっぽになりかけていたところが満たされたのを感じる。 木に囲まれて、川は流れて、自然に癒されて。楽しいおしゃべりをして。
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231120
月曜日の憂鬱。 日曜日と時間の速度が違うほど憂鬱は膨らむらしい。 わかりやすく気が落ちていた。 仕事。 手を動かすだけの単純作業。 おしゃべりがはかどってしまった。 こんなに楽しくおしゃべりしていていいのだろうかと思うくらい。 実家でシチューを食べる。ねむる。さむくて布団から出られず、やっと布団から出ても、ヒーターの前から動けない。 部屋に帰ってからも同じで、さむくて、動けない。 そばにチョコレートが落ちていて、つい食べてしまう。
少しだけ、自分の詩がわかったきがした。
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231122
朝、さむくて、体がこわばっている。痛いくらい。 仕事。 なんだか疲れてしまって、疲れてしまっていたけれど、ヒートテックを買って帰りたくて、途中下車。 なぜか建物の入り口に人が立っている。 何かしゃべっている。 ��災が起きたため、本日、閉館します。 ついていない。こういう日って、ある。 仕方なく、おいしいうどん屋さんでもりうどんを食べる。 大皿に、艶めくうどんがぐるぐるとのせられている。 しっかりとコシがあって、おいしい。 割りだしというのが出てきて、どうしたらよいのかあいまいなまま、つゆにいれて、飲んでみた。濃い味がした。
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Sturnus philippensis [コムクドリ,Chestnut-cheeked Starling]
河川敷を車で走っていたら、金属光沢が木の中から見えたので、急停車!
コムクドリ君が目線で採餌していました。
慌ててカメラをセットしたので、テレコン付けたまんま💦
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20240706 蒸し暑く寝苦しい夜のせい
夜中に何度も目が覚めて、その度に寝返りをうったりスマホを眺めたり。またすぐに眠れるけれどすぐにまた目が覚める、その繰り返し。そう、いつものこと。
我が家の紫陽花たちもアナベル以外は花を落とし、状態の良いものはドライにした。アナベルは緑色になってからでないとうまくドライにならないので、まだ剪定せずにおいてある。
鉢植えの紫陽花は日当たりの良い場所に置いてあるのだけれど、ここ最近の暑さにくったりしてしまっていた。半日陰の方が良いかなと思い、風通しも良く早々と建物の陰になる場所に移動させた。
その時に壁にくっついて、蛹になる準備をしているキアゲハの幼虫を見つけた。隣の奥さんがまだ元気に庭いじりをしていた頃、奥さんの庭に生えているセリを引っこ抜いてくれたことがあった。何気なく植えたそのセリは、庭のあちこちに茎を延ばしコンクリや塀に沿ってどんどん増えた。
そうするとセリ科につくキアゲハが卵を産みにきて、夏になると幼虫たちがもりもりとセリを食べ、丸裸にしてしまう。その食欲はすごい。毎年増えていくセリは抜かず、キアゲハのためにおいてある。それまでパセリの苗をを地植えにして木のようになるまで育て、ほとんどをキアゲハの幼虫の餌にしていたが、去年紫陽花を3株も買って植えてしまったので、今年は無い。今あるセリで何とか生きて欲しい。
キアゲハは目ざとくセリ科の植物を見つけて産卵しにくるし、幼虫たちも自分が食べるべき植物が生えている所をちゃんと見つけて移動していく。誰が教えるわけでも無いのにすごいなと思う。たくさんの幼虫がいるけれど、この中でちゃんと蝶になれるのはどのくらいなんだろう。
ハチや虫に食べられてしまったり蛹になっても羽化できなかったり。羽化の最中で力尽きてしまったり。この子たちのすべてがきれいな蝶になれるわけでは無いと知ったのも、まだ最近のこと。
そう思うと、自然は厳しいけれど虫たちにとっては当たり前なんだろうね。羽がもげてしまったらうまく飛ぶことができずに死んでしまう。飛ぶことができず蝶としての天命を全うできなければそれは死ぬということ。
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まー、石川啄木を善人であるかのように言ってるけど、現代なら間違いなくキャンセルカルチャーの餌食だからね。「石をもて追はるるごとく」って、石投げられるようなことしてるからw
Xユーザーのジョンお姉さんⅢさん
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<Hemingway’s Fly Bottle (*1)/Another Heart (*2)>
7/21/2024 (The 125th Anniversary of Hemingway’s Birth)
by Masahide Kobayashi 6.6 (φ) × 35.5 (H.) cm 364 g Mixed Media
Slightly Iridescent Clear Bottle with Octagonal Lower Half and Round Upper Half (Glass)
Folded/Woven-blade Silver-grass-hopper (Plant Fiber)
Pine Stick (Plant Fiber)
Chocolate-colored Thong (Leather)
(*1) [https://www.mutualart.com/Artwork/Flies-in-a-Bottle/1A3B028FC320BED32F4E681CC2D0615F]
(*2) [https://reslater.blogspot.com/2011/07/big-two-hearted-river.html]
<ヘミングウェイのフライ・ボトル (*1)/もう一つの心臓 (*2)>
7/21/2024 (ヘミングウェイ生誕125周年記念日)
小林正秀 作 6.6 (φ) × 35.5 (H.) cm 364 g 混合材
下半分が八角面取りされ、上半分が丸い、僅かに銀化した透明瓶 (ガラス)
バッタの形に折った/編んだススキの “折り葉”/草編み玩具 (*3) (植物繊維)
松の木の小枝 (植物繊維)
チョコレート色の紐 (革)
(*1) この言葉は、デヴィッド・ハモンズの (何本かある “ボトル・アート” の中の) 少なくとも6本は数えられる “フライ・ボトル” の連作の一つ、<ボトルの中のフライ (瓶の中の蝿)>の題名に負っている ([https://www.mutualart.com/Artwork/Flies-in-a-Bottle/1A3B028FC320BED32F4E681CC2D0615F])。
この連作では、透明な瓶の内側に接着剤で貼り付けたジッパーの引手を、止まった「蝿=“fly”」に見立てているわけだが、“fly” は「ズボンのボタンやジッパーを隠す覆い布」の意味もあって、恐らくこの縁語から、この見立てが思い付かれたのではないだろうか。
この作品のボトルは連作中唯一「ペット=“PET”」だが、上述の「6本」の中には拙作同様ガラスのボトルもあり––––
([https://newyorkarttours.com/blog/art,artist,contemporary,critic,exhibition,gallery,newyork,photography,sculpture,tour,visualart/bottles/]-右から四本目のワインの瓶)––––また、上述「6本」の内の残る4本は、ガラスはガラスだが、「ボトル (細首/細口瓶)」ではなくて「ジャー (“jar”=広口瓶)」である
([https://www.mutualart.com/Artwork/Fly-Jar/624F86C99BE1B1E9]/
[https://www.mutualart.com/Artwork/Fly-Jar/01A3D05CA4FFA6D7]/
[https://lesoeuvres.pinaultcollection.com/en/artwork/one-stone-head]-1994/
[https://greg.org/archive/2024/03/02/shoo-fly-shoo.html]-1994-蝿が黒人で瓶がニューヨーク市ハーレムの「ゲットー (“ghetto”)」を表しているとのことだが、今は瓶がガザで蝿はパレスチナの子どもたちに見えてならない)。
拙作の「フライ (“fly”)」 は、蝿ではなくて「釣りの擬似餌=ルアー (“lure”) の一種である毛鉤 (“fly”)」––––飛ぶ (“fly”) 虫であるバッタ (「飛蝗」) の形に折った (折り紙ならぬ) “折り葉”/バッタの形に編んだ「草編み玩具」(*3) ––––である。
(*2) この言葉は、ヘミングウェイの最初の本格的な短編集である《我らの時代に = In Our Time》(1925 刊) に収められた〈大きな、二つの心臓のある川 = Big Two-Hearted River〉(1924-5 執筆) の題名に負っている。
この小説の第二部に、革紐で首から下げたバッタを入れたガラス瓶––––拙作の題名で言えば “フライ・ボトル”/原文では “グラスホッパー・ボトル” ––––が胸にぶつかって揺れたとあり、そこから、この瓶を、胸中の心臓の近くで揺れる胸外の “もう一つの/(二つある内の) 二つ目の心臓” に喩えた。
「かれは空の瓶を手にすると…草地に行った。……餌にするバッタを捕まえたかった。おあつらえむきのバッタが一杯…草の…根もとにいた。……中ぐらいのサイズの茶色いバッタを五〇匹くらい瓶に入れ…/…栓がわりに松の枝を押し込んだ。それで、バッタたちが逃げ出せないくらい瓶の口はふさがったし、通気にも問題なかった。/////// かれは…バッタの入った瓶の口を革紐で片結びにして、首から下げて、流れの方へと降り…た。…/… バッタの入った瓶が胸にぶつかり揺れた」––––アーネスト・ヘミングウェイ著, ニック・ライアンズ編, 倉本護訳『ヘミングウェイ釣り文学傑作集』木本書店, 2003, pp.46-8。
“he took an empty bottle and went…to the meadow. …Nick wanted to catch grasshoppers for bait…. He found plenty of good grasshoppers…at the base of the grass…. ……Nick put about fifty of the medium browns into the bottle. …/……Nick put in a pine stick as a cork. It plugged the mouth of the bottle…, so the hoppers could not get out and left plenty of air passage. /////// He started down to the stream, …the bottle of grasshoppers hung from his neck by a thong tied in half hitches around the neck of the bottle. …/…The grasshopper bottle swung against his chest.” –––– “Hemingway on Fishing” : Ernest Hemingway; edited by Nick Lyons, Lyons Press, 2000 ([https://www.amazon.com/Hemingway-Fishing-Ernest/dp/1585741442/ref=sr_1_1?crid=3ILB53P3QFMOI&dib=eyJ2IjoiMSJ9.JjbqJHremWZ5h_HnJQ9i8Q.bYOfxz8ItEOecHZymhUdroQz23LL5duJsEuP2ywH-Bw&dib_tag=se&keywords=hemingway+on+fishing%2C+lyons+press&qid=1718868802&s=books&sprefix=hemingway+on+fishing%2C+lyons+press%2Cstripbooks-intl-ship%2C251&sr=1-1]), pp.13~6.
この本の写真頁 (上掲ハードカヴァー版原書には有るがスクリブナーズ社刊のペーパーバック版には無い) の7枚目に––––「1916年頃、釣行でのE・ヘミングウェイ。『大きな、二つの心臓のある川』で描かれるバッタを詰めた瓶を首にかけている」(“EH on a fishing trip, c. 1916. Note the grasshopper-holding bottle around his neck that would find its way into ‘Big Two-Hearted River.’”) ––––とのキャプションが付された写真が収録されている。
つまり彼がまだ高校卒業前の––––(卒業を目前に兵役志願するも左眼弱視で叶わず、代わりに) 1918年の春、赤十字野戦病院輸送車の運転手に志願して北イタリア戦線に配属され、2週間後には19歳の誕生日を迎えるという7月8日の深夜にヴェネツィアの30キロ北東を流れるピアーヴェ川西岸のフォッサルタ・ディ・ピアーヴェで (一説によるとイタリア兵にチョコレートを配っていた時に) オーストリア軍の迫撃砲弾と機銃掃射を浴びて重傷を負う前の––––この写真は、上で引用はしなかった瓶以外の装備……竿や手網や、肩から吊るして膝下まで長く垂らした (釣った魚を水中で生かしておく生簀としての) 布袋や、(これは中が見えないので作中の記述に従っての推測だが)「ランチや毛鉤入れ帳でふくれ上がっ…た」「シャツの胸ポケット」(同上 p.48) 等……も含めて、作中の描写にそっくりである。
この小説は、(3ヶ月の入院と10数回にわたる237個の砲弾破片・銃弾摘出手術を経て帰国後の) 1919年9月に、昔のように友人らと釣りに出掛けた体験を基に、(しかし作中では彼らを消して主人公のニック唯一人が) 大自然との遣り取りを通して、戦場だった “彼の川” での心身の傷を、平和な “此の川” で癒し回復して行く過程を表した作品だが、このバッタ=“grasshopper” は––––彼自身も含めた––––戦火に追われ傷つけられる犠牲の草の根の民=“grassroots” を表しているように思う。
例えば第三短編集収録の〈人こそ知らね = A Way You’ll Never Be〉(1932執筆, ‘33刊) の中でも––––「この軍服を着た…数万の兵隊が、バッタ (ローカスト) の大群の如くやって來るよ」(谷口陸男訳, 三笠書房版全集1, 1955, p.156, 但し (ローカスト) は元文では行間に振られたルビである:“you will see…millions wearing this uniform swarming like locusts”-[https://gutenberg.ca/ebooks/hemingwaye-winnertakenothing/hemingwaye-winnertakenothing-00-h.html#story06awayyoullneverbe]-par.100)––––という風に、(確かに揃いの軍服を着て揃いの行動をする軍団を、「相変異」を起こし「群生相」となって飛来襲撃するバッタの群団になぞらえるのは極く常識的で常套的な連想とは言え) 徴集された民衆兵がバッタになぞらえられ、また “此の川” の岸で瓶に入れられたバッタも元は「草の…根もとにいた」(“They were at the base of the grass”) のであり、更には、小説の第一部で主人公は (戦火の換言に他ならぬ) 火事で焼き尽くされた町シーニー (Seney) を通り過ぎて行くわけだが、そこで見たバッタは––––「どれも煤けて黒い色をしていた。……焼け野原で暮らしているのでみな黒く変色してしまったのだ…。火災は一年前だった…が、バッタは今もみな黒く変色している…。いつまでこんなふうに変色したままの姿なのだろう、とかれは思った。…/『さあ、行くんだ、…どこかへ飛んでゆけ』/ かれはバッタを空中に投げ上げ、道の向こう…へと飛んでゆくのを眺めた」(同 p.36)––––のである。
この末尾は犠牲からの治癒と回復への希望・願望だが、バッタの犠牲面に絞ってここで更に付言すると––––これは拙作の瓶の銀化とも結果的に照応してくるのだが––––この黒いバッタの「ほこりをかぶった背中や頭…は虹色だった」(同上, “it was … iridescent where the back and head were dusty”-ibid.)––––という。そしてこの虹色=“iridescence” は、実は、上で触れた第三短編集収録の別の短編〈死体の自然誌 = A natural History of the Dead〉(1929-21執筆, ‘32+’33刊) の中の、兵士の死体を自然誌的に描写した箇所にも出てくるのである。––––「暑いところに…放って置かれると肉はコールタールに似てくる。特に損傷した箇所には、タールの表面に見られるような虹色の光彩が現れる」(“If left long … in the heat the flesh comes to resemble coal-tar, especially where it has been broken or torn, and it has quite a visible tarlike iridescence”-[https://gutenberg.ca/ebooks/hemingwaye-winnertakenothing/hemingwaye-winnertakenothing-00-h.html#story11anaturalhistoryofthedead]-par.8-l.4)。……つまりこのバッタたちは “生きている死体 (the living dead)” なのである。
そして終いには、この「道の向こう」の……第二部の瑞々しい緑の渓谷に生きる健康なバッタたちもまた、瓶の中に囚われた後は生きたまま魚の餌として犠牲になる運命にあるわけで、その心臓は––––一寸のバッタにも五分の心臓がある––––主人公の胸の前で同じ鼓動を打つ同じ犠牲の草の根の民であることを証しているのである。……この瓶は、彼のもう一つの––––川ならば湧き/噴き出る水源としての––––心臓に他ならない。
周知のようにシーニーの町の側を流れる川は、実際はたったの3文字から成る単純な1音節名詞1語のフォックス川=Fox River なのだが、彼はそれを、その遥か北東に在る––––3文字+7文字の2語3音節から成る長く複雑な形容の––––川の名と取り替えている (これに Big も加えた形容全体の構造/型式は……あの倭建命の「{倭は国の眞秀ろば} 畳なづく青垣 山籠れる 倭 {し麗し}」にも似た……第三短編集収録の〈清潔な、明るい光の差し込むところ = Clean, Well-Lighted Place〉という題名と同じである)。
(via [https://reslater.blogspot.com/2011/07/big-two-hearted-river.html])
この “grasshopper” への “grassroots” の仮託は、旧約の『イザヤ書』(Is. 40–22~24) の昔から––––「主は地球のはるか上に座して、地に住む者をいなごのように見られ……また、…無きものとせられ、…むなしくされる。彼らは…植えられ、…まかれ、…地に根をおろしたとき、神がその上を吹かれると…枯れて、わらのように…風にまき去られる」(日本聖書協会『旧約聖書』1955年改訳 p.998) ––––と有るように、極めて馴染み深いもので、例えば現代の絵画でも––––Web 上では今はこの<赤バッタ、青バッタ>しか画像が見出せない
([https://www.nihonbijyutukai.com/anpan/archives/archives57])––––長谷川匠のバッタ連作が思い出される (「なお,伝統的に日本では,聖書…や欧米の文学書など…,飛蝗…を〈イナゴ〉と訳してきたが,これは〈バッタ〉と訳すべきものである」-[コトバンク-バッタ-改訂新版 世界大百科事典]=[https://kotobank.jp/word/バッタ-115128#goog_rewarded]-山崎柄根執筆部分より)。
この、聖書からの引用という繋がりで––––否、この短編集が刊行された百年前と今が何一つ変わらぬ戦火/戦禍の拡大/継起の時代だからという繋がりで––––最後に一言付け加えるが、この短編集の題名《我らの時代に》は……ヘミングウェイの作品 (と、併記するのは気が引けるが拙作) の題名が多くそうであるように……ある出典からの引用で、それは、英国国教会 (“Church of England”) の『祈祷書』(“The Book of Common Prayer”) の「晩祷」(“The Order for Daily Evening Prayer”) の中の––––「おゝ主よ、我らの時代に平和を与えたまえ」(“Give peace in our time, O Lord”-[http://justus.anglican.org/resources/bcp/1928/BCP1928.pdf]-p.31-l.9)––––だという。
(日本聖公会の1895年版『祈祷書』-[https://dl.ndl.go.jp/pid/824979/1/1] では、この言葉は「晩祷」ばかりでなく「早祷」にもあって、どちらも會師の先唱 :「主よ。我らの生涯泰平をあたへ給へ」で、また、これに対する會衆からの応/答唱は「地のはてまで戦争をやめしめ給へ」([ibid.-1/34],[ibid.-1/45]) であり、戦後の1959年版では、司式者先唱 :「主よ、この世を安らかに治めたまえ」と、会衆応/答唱 :「地のはてまで戦いをやめしめたまえ」である-p.73, p.84)。
……いずれにせよ、この、記されず/発せられず/海面下に沈んで隠された氷山の言葉を––––それをヘミングウェイの非情と反語がどう捉えていたかは別にして––––私たちは私たちの「我らの時代に」、今一度新たに/改めて思い発 (おこ) す必要があるのではないだろうか。
(*3) 新崎宏『手遊び 草編み玩具 第1巻』琉球新報社, 2011, pp.62~3 (沖縄型)/ 65~7 (普及型)/ 69~74 (中国型)。
[https://www.youtube.com/watch?v=mxb3Z399GNM]。
[https://www.youtube.com/watch?v=I_opJ2xl_Fk]。
追記
1989年の3月13日から4月8日にかけてパリの【Galerie 1900 ▾ 2000】で開催されたジョゼフ・コーネル展のカタログ–––– Edouard Jaguer, “Joseph Cornell”, ©1989 The Joseph and Robert Cornell Memorial Foundation [https://nostos.jp/archives/363284] ––––には、 いずれも1933年頃の作とされるコーネルの4本の “ボトル・アート” ––––色々な物品が中に入れられた沢山の小瓶を一つの箱に収めた広義の “ボックス・アート” とは異なる “一本瓶もの” の作品––––の写真図版5枚が収載されている。
その内<無題 (中国の瓶)>(p.20) と<無題 (月の瓶)>(p.21) の2枚=2作品はカラーで、
3枚の白黒は、<無題>と、<無題 (バッタの瓶)>の全図 (p.22) とその部分拡大図 (p.11) である。
<…中国の瓶…>に入れられた活版印刷本の頁らしき巻かれた紙の右端一行は、漢字に [平仮名のルビ] を振った漢字+平仮名交りの日本語の文章で––––「食物 [しょくもつ] を與 [あた] へて汝 [なんぢ] ‥ 今 [いま] より我子 [わがこ] ‥ 做 [な] れよと云 [い] は」––––と読め、従ってこれは、<…日本の瓶…>と改めた方が良いのではなかろうか。
それはともかくとして、コーネルにも<…バッタの瓶…>が有ったということだが、このバッタは、(解説も無く拡大図でも判別し難いのだが) ひょっとすると腹の下にゴムの吸盤が付いていて、何かに押し付けて初めのうちは平らに伏せて耐えているが、そのうちに吸盤の効力が失われて針金の脚のバネの反発力で突然跳び/跳ね上がるブリキの玩具の「跳ねバッタ」––––(例えば[https://www.ebay.com.au/itm/181510296673] 、[https://www.jataff.or.jp/konchu/obj/obj30.htm] 、[https://www.amazon.co.jp/ノーブランド品-q1145510112-ブリキのおもちゃグラスホッパー雑貨ブリキ玩具品駄菓子屋懐かしコレクション絶版品バッタレトロ品珍品/dp/B0D9WKKWX4] のような) ––––かもしれない (但し写真を見る限りでは吸盤は……初めからなのか、後で取れたのか、は兎も角として……付いていない)。
なお、1980年のニュー・ヨークMoMa でのジョゼフ・コーネル展の図録 ([https://nostos.jp/archives/49182]) には、反対側から異なる角度で撮られたと思われる内容物品の配置が違うこの瓶の白黒写真図版 (Pl. 12)
が掲載されている。
(10/14/2024)
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令和6年7月10日(水曜日)に東京港大井ふ頭内で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。本件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において確認されたものです。 平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和6年7月12日(金曜日)現在で18都道府県、計119事例です。 1 経緯 7月10日(水曜日) 環境省が実施する全国港湾調査の東京港大井ふ頭での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ約100個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。また、近隣の別の箇所でもヒアリと疑わしいアリ約20個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に同定を依頼。 7月11日(木曜日) 環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認。 2 今回確認されたアリについて 確認されたアリは、ヒアリの働きアリ約120個体です。 3 都の対応状況 (1)引き続き、環境省と協力して、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を実施します。 (2)国、地元区及び港湾事業者で構成する「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通じて迅速に情報共有を図ります。 (3)普及啓発・注意喚起等 東京港内の港湾施設利用者及び地元区への周知 発見場所から半径2キロメートル圏内の海上公園に注意喚起の看板を設置 都ホームページにヒアリ等による被害の予防方法等の情報を掲載 港湾局・環境局SNSでの注意喚起 4 都民の皆様へのお知らせ 大井ふ頭内で確認されたヒアリは、これまでに都内の住宅地等においては発見されておらず、ふ頭内で発見されたヒアリについては、現在駆除を行っております。 ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体��とって危険な生物です。もし、発見した場合には素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局(下記参照)までご連絡ください。 ヒアリに関する詳しい情報については、以下のホームページに記載していますのでご参照ください。 「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版(外部サイトへリンク)」(環境省資料) 「気をつけて!危険な外来生物(外部サイトへリンク)」(東京都環境局特設サイト) 環境省ヒアリ相談ダイヤルを毎日開設しています(12月29日~1月3日は除く)。 電話 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)午前9時00分~午後5時00分 問い合わせ先 (港湾施設における対応に関すること) 港湾局港湾経営部経営課 電話 03-5320-5553 (特定外来生物一般に関すること) 環境局自然環境部計画課 電話 03-5388-3506
東京港大井ふ頭において確認された「ヒアリ」|東京都
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