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#鉄砲玉の美学
moment-japan · 14 days
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1973年 「鉄砲玉の美学」
監督:中島貞夫
脚本:野上龍雄
音楽:荒木一郎、頭脳警察
出演:渡瀬恒彦、杉本美樹、碧川ジュン、川谷拓三、小池朝雄、城恵美、岸洋子、荒木一郎 ほか
従来のヤクザ映画とはかけ離れた表現が今も強く支持を集めている名作映画で、非商業主義芸術作品を次々と送り込んだ名映画会社「ATG」が制作。
元料理人で、テキヤをしながら風俗嬢の居候をしている暴力団・大阪天祐会のチンピラ小池清(渡瀬恒彦)が、組幹部の命令で鉄砲玉(殺し屋)として九州に乗り込み暴れるが、敵対する宮崎の暴力団、南九会は一向に反撃の狼煙を上げない。
(途中、いろんな女が登場するけど、話が長くなるのでここでは割愛)
もどかしいまま、九州の街中を歩いていたら、以前危機を救った女、石井(米松)律子と偶然出会う。
「霧島に一緒に行こう」と彼女を誘うが、新婚だからと誘いを断る律子。
暫くして組から「戦争は終わりだ。手打ちだからすぐに大阪に戻れ」との連絡が入るが、鉄砲玉になって、どうしようもないチンピラから一流のやくざになれると思っていた清は行き場を失う。
律子との霧島旅行を諦めきれない清は大阪に帰る前に予定していた霧島旅行当日、再び律子の家に出向くが、彼女は警察を呼んでいて逮捕されそうになり頭に血が上った清はとっさに発砲して警察官を負傷させる。
自らも警察官の弾丸を胸に受け、街中を逃げ回り、自動車の廃車置き場で力尽き倒れ込む清。
かすむ目を何とか開いて見えたのは霧島の山姿・・。
ここで映画も終わりかと思いきや、場面は突然霧島の山岳道路を走る観光バスが映し出され、具合の悪そうな客がいるので声をかけるバスガイド。
そこには明るい日差しに照らされて既に息絶えている清が・・・。 (どうやってバスに乗ったんだ?笑)
大声で叫ぶバスガイドと急停車する観光バスを空撮で引きながら映し出されて映画は終わります。
オープニング音楽は頭脳警察、シャンソン歌手の岸洋子がマージャン仲間として登場、南九会幹部役は、後に「刑事コロンボ」で声優として大出世する、俳優としても有名な小池朝雄。
制作会社は黒木和雄の「とべない沈黙」や羽仁進の「彼女と彼」で有名なATG(日本アートシアターギルド)の制作なので面白くないはずがない。
中島監督は「東映調のやくざを英雄視した作品ではなく、社会からドロップアウトした人間を追い、その中から人間性を描きたい」と決意しただけあってヤクザ映画なのに派手なアクションシーンやドンパチシーンがほとんど出てこないある意味美しいヤクザ映画。
当時のマスメディアから「やくざ映画にも"芸術やくざ映画"なるジャンルが現れたと高く評価されました。
映画の製作費は2400万円。
(東映が1400万円出してくれたそう)
東映出身の中島監督がATGで映画を撮ると噂が流れると、多くの東映の役者が出演を希望し、東映の番線映画に近いキャストになりました。
(なるほど、狂った野獣の俳優も結構出てるのはそういう理由だったのか。笑)
中島監督と仲の良かった主演の渡瀬恒彦は「ノーギャラでもいい」と申し出ましたが、結局、自身の愛車・フェアレディZを撮影用に提供するという条件で20万円で出演したそうです。
中島監督は「渡瀬が最初に手を挙げてくれなかったら、全然違うキャストになっていたかもしれない」と後に述べています。
60年代から70年代のオープニング手書きロゴのカッコよさは相変わらずで素敵。
70年代の街並みやファッション、風景が新鮮。
従来のやくざ映画とはかけ離れた何とも言えないクールな映像とストーリーの表現が今でも多くの日本映画ファンの支持を集めている名作です。
(映画はカラー作品です)
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kawamurayutaka · 3 months
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Buone Notizie(再びEDBへ)
地上的な調和を求めはしない(悪)それは防御するため攻撃するため世界との戦いを行うためのものだ(悪)
ファラオの墓をあばく(言)無数のけだもの(赤)死が速やかに訪れる(言)
黒い風(東)黒い鏡に(裸)残忍(内)まっこうから(裸)誤解の余地なく(パ)世界中の(内)脈略の毒性(赤)隠密裡に(濁)苦い永い悪食の卓に(赤)魂を知ることを学んだ(悪)それは殺すためなのだ(悪)
混沌たる渦のまっただ中(お)陰謀のイタダキ(ダ)人間はおそらく農耕技術と狩猟の手管によって万物を支配するにいたった(悪)
蝿が飛び回る陽光の中(ク)デニムのズボンに汚染したサド(赤)
特徴づけるメガネ(内)歯の抜けた魔女の息の(バ)冷淡さ(ク)声のトーンはわかる(電)
インディオは歌うそれが呪術なのだ(悪)
過去のあらゆる過ちが旅人を不利に導く(ア)高みからデカ��ンスの本能が秘かに作動している(ニ)膏汗がにじみ(半)視覚に(シ)鉄砲玉(赤)悪には悪を( )横っ面を引っぱたく(半)シンバルを鳴らし(シ)心耳にとどろく(お)胴震いがとまらなかった(赤)
ウンでもスンでもない(赤)不即不離(両)暗黙の前提(ジ)微に入り細に入り(処)ラッシュの中に消えていった(ク)白い嘘(おぼ)できればこのまま(蝶)
独りでとり乱し(蝶)片手に猛毒(ハ)それが好きでなければならない(歴)かつて黒人が受けた脅迫や恥辱のあらゆるケースをまざまざと喚起させる(電)白羽の矢(処)自身がニュースになって(電)
唸り声におびやかされ(箕)罹災(わ)の都(ハ)幾万の衝突(ク)何かの科によって(小)かつての「現在」を甦る不気味な既視感(プ)方向を記述する(シ)記号がその記号をくり返し(見)前へか後ろへか(ニ)エゴからセルフへの(経)見返りの楡(わ)欲望に制限を課す(裸)多くの家畜(裸)四つの市門がある(パ)都市が存在し始める(見)
自分達の顔を(蝶)目にしたものを写す(電)はずんだ眼の色(濁)囁き合い(濁)破片と化して到着するかもしれない(ア)陰険な肉欲の鉄則以外には常に笑い続けてきた(ノ)眠りまで(フ)究竟(刺)をともなった機敏さ警戒心(ア)静穏(裸)に叮嚀に(刺)精神修行の核心(ア)息を吸うこと(内)
ぶらぶら(刺)玉虫(フ)原始的な観照力(パ)コウモリ耳に(ハ)唇は紫色に(裸)片目の商人(荒)帽子をかぶった頭が(い)消え去り(い)マーマレイドを舐め(J)笑い声を残して(刺)死のまぎわまで近づいた人間(蝶)死ねずに(蝶)眠っていた言葉(I)言うことはない(い)少し舌のもつれる歌声(裸)
この阿魔(刺)かの眼(う)愛情の監視(殺)そっけない(歴)間に合わせの丸太小屋(爆)血の悪酔い(大)コンビニエンスな発想が( )ひどく痛む(半)奇態な自覚にいきなり打たれ(蝶)手たちが群がる(爆)
なぜそんな(小)却を経た(赤)古い都(赤)泥棒(大)十夜の夢(大)熾烈な戦い(処)変化をズバリ誰によって(バ)拡まったのかその由来は勿論分からない(小)密雲を吹き払った(濁)定めて大向こうを騒がす(刺)毒素遺伝子が絡む(A)九尾の狐(小)
老衰してコルセットをつけたテナー歌手(裸)悲しげに(爆)路上をさすらう門付芸人(赤)つかの間の休息場所....見知らぬ公園の臭い(爆)
直径数キロの(ク)悪い空気(ノ)墨や朱をだんだんに注し(刺)どんな機械でも(I)退引きならない(半)愛情を帳消し(半)すべての地獄(い)に吸収する(フ)機械の形をとった化石化(マ)どこか現実離れしない(赤)
合理的な価値(孤)リトル・アジア(フ)男と女の脳(内)不意に思った(永)人間たちはなんとなく不満を持っている(孤)弱者が不正と見なすものも強者にとってはつねに正しいものでしかない(ソ)物語の陰の物語をあばく(処)都合よく操られ(処)うなだれた(い)劣等感を(孤)ある種の心理的な欲求のセットを育てあげてきた(孤)人間という生物は幾世紀にもわたって自分をコントロールする能力のどうしようもない欠如を示してきた(バ)
独裁的な(楽)「想像」という語の解釈を(魔)欲望のままに聴く(シ)幻の刻み音(蝶)怠慢な安逸との間に(魔)微妙な媒質(X)感覚の映像(魔)
見知らぬミクロコスモス(パ)死は変幻自在な生命体(ア)軽々しく信じたり無批判に受け入れたりすることも危険(ア)腐敗し汚物に変身(パ)亀ふたたび(パ)絵文字はどのようにでも無限にヴァリエーションが作り出せる(言)午に近い(箕)某月某日(悪)同日同刻(同)乱雑無秩序( )独創的な暗号(わ)目が吸いつけられ(ク)迷宮の一筋( )方向喪失(時)
 「もうどうにも(い)インチキだ明らかにインチキだ」(裸)
マラチオンの(内)ぬるぬる(裸)登場人物の(裸)二三本横にはみ出した乱杭歯に(美)ひきゆがんだ顔(東)整形手術(裸)工夫と情熱(孤)一種の密室殺人(わ)動機を(歴)追剝ぎ(半)ひょっとすると(歴)排除する(I)仔細が(半)巣を食っている(半)少女の手ほどの雲が一つ(ハ)うす気味の悪い(箕)坐って微笑んでいる奇怪な像(フ)
最も醜い容貌を持つ(濁)小人の肖像画の意図(フ)筋金入りの糞(視)意志をくじく(オ)大長老の威厳などどこへやら(わ)時の手(ア)ピカレスクの要素(I)裏銘(永)登場人物や名前や舞台に関心がある(バ)金歯を吐き出して(裸)制度化された低い暴力(内)全面的に疎外され(視)恥辱のために(裸)不屈で戦闘的な(殺)奇妙な豊かさ(い)最悪の方式(ソ)社会と正気(言)不安に対する不安(時)現代の集団的神経症(時)世迷いごと(バ)心への反映(時)御迷惑(半)迷信(パ)迷蒙(パ)ミアスマ(パ)針と墨と図柄(見)
車は今それは機械的制御の危険性について私たちに警告する目的を果す(I)実験において(匂)意思決定をしているのは機械ではなくその機械を設計して権限を与えた人間(A)
マルコーニ無線電報(ハ)連結ラインに電気のけいれん(爆)かすかなきしみ音(蝶)脳内に録音された言葉エングラム(視)死刑執行人の不手際(処)
惑星と昆虫のワンピースの太い女( )主体が体験すべき何かがなくてはならない(バ)身代わりになって死んだ山羊の屍体を夢中になって(C)考え(内)検屍しようというのではない(C)一様に匂う空気の流れは高度に人工的(匂)
暗がりにうごめく裸形(大)奇形の精巧な模型(性)
第一の布告(ハ)事実ファクトと虚構フィクションをアッセイ分析と(歴)すべての政治組織の(I)悪人の欲望を伸張し倍加する正しい方法は、シンジケートのマネー・ロンダリングに(殺)予測不可能な(ノ)新奇な(性)愛情の要因を排除する(ノ)電気の欲求(爆)
はじめに言葉ありき(言)言葉とは何であるか?(言)「私」という言葉について混乱している(I)怖ろしい硬直から(い)苦痛の蓄積にキーワードをつなぐ(視)黒豹のオペラケイプが床に広がり(ハ)真のユートピアとは(シ)青空を背に(大)二人の亡骸と(半)バランス(シ)最後の生命(ノ)守るべき何の節度をも持たない人々をかきわけて(ノ)たどった道をとらえ(日)失われた文字のアルファべッ��に従いつつ(見)泥の壁(裸)沈潜し(日)太陽そのものが大地に降りて来ないように(パ)はなしことばを言語を説明する(日)あいだに虚空の広大無辺(い)言語とメタ言語(日)避けがたい(シ)影は長く(グ)不自然に這い進み(大)種をまくことだけを( )言葉だけがただひとり虚無に挑戦する(オ)
歴史はフィクション(視)わが国旗なお健在なりし(裸)
夢とは正確に何ですか?(I)習癖ノート(裸)初耳のすじのとおった話(C)手紙の一行一行(C)くちばしをさしはさまない(視)心の内部(電)環境の中にあるものすべて吸収し熟知している(電)大量の思い込み(2)全てが主要な要素になる(シ)灰(パ)中心点の中心(パ)一つの針穴(い)永遠なる物体の質量(パ)零のために(い)だれでもないものの墓(い)ひび割れたコンクリート(爆)ぐるぐる(電)光の渦巻き(電)夢だと思ったあのときの文字(永)の香り(爆)消え去るよう(い)空はゴーストが描いている(爆)静かになりたい(赤)眠りたい(赤)ノスタルジーを抱いてきた(2)
言葉のチリが落ちてくるとともに(爆)目は左から右にたまらなく動き(I)いかめしい顔と顔(電)被害者カレンダー(バ)孤独な群衆(孤)何千もの人人が録音再生機器(電)システマティックに(電)メタノイアに(内)路上のサウンドを録音していた(電)仏も不在にする無心(赤)別の「現実」(コ)死体(ハ)はだれだ?(爆)
孤立し酒を飲まずあまり外出しない(視)不在の(爆)排便の発見(自)便器は大陸を汚染するに足る(裸)足や腕(自)手といった具合に身体のあらゆる部分に便をぬった(自)四角四面の日課を形成した(自)屋外便所の(裸)不変にして不動の均整(ク)血走ってぴくぴく脈打(お)片づけておかねばならない急用(ハ)率直でありたい(合)
黒いウーズテッドのアブリル・ハリソンのスーツ(視)何者(半)澄んだ水底のような眼が開く(大)
液体空気のように冷たく青いドクター(爆)生半尺な弱足(赤)実演という言葉を使うのは(裸)手術が演技であるからだ(裸)
散髪はいまでも1世紀前でも所用時間は変わらない(2)けたたましい婦人(性)ある種の淫蕩な気分(永)金のあるあいだは何を考えても無駄なことだと(籠)住所を残さなかった(爆)ハエの眼は下を向いている(匂)賽子の失いダイス(赤)現実的根拠のない無内容なおしゃべり(2)
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tomoshiha · 1 year
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粗野な手引
 高二のとき、非常勤の先生が担当する現代文の授業があった。たぶんすでに定年退職した先生だったのだと思う。少し色の入った、レンズの大きい眼鏡をかけたおじいちゃん先生で、小柄ながら丈夫そうなからだつきをしていて、肌はよく日に焼けて赤っぽかった。最初の授業のはじめ、先生はおもむろにチョークを手に取ると、ゆっくり、黒板の真ん中に二文字書いた。
   極道
 そして振り返って、
「先生はな、極道になりたかった」
 と静かに話し始めた。
 様子がおかしいな、と思った。たぶん、全員そう思った。シーンとしていた。先生は独特の声、煙に焼かれたような掠れ気味の、わりに高い声で淡々と話し続けていた。
 極道の何たるか、その美学を語って、最初の授業は終わったと思う。結局その日黒板に書かれたのは「極道」の二文字だけだった。先生はこの曜日、この授業のためだけにこの学校に来ているらしく、教室から出て廊下の窓から外を見るともう、誰もいない前庭の真ん中を正門へ向かってすたすた歩いていた。背筋がしゃんと伸びていて、まっすぐ前を向いていた。カーリングの石みたいな速度だった。
 次からは宮沢賢治の「永訣の朝」を読んだ。正直授業の内容はあまり覚えていない。覚えていないのに「永訣の朝」を読み返すときいつも「極道」の二文字が頭の片隅にちらつき、あの最初の授業の日のすごい空気が思い出される。あの独特の声で「あめゆじゆとてちてけんじや」が再生される。疑問文のように語尾が少し上がる、その声の調子だけはなぜかはっきり覚えている。
 そういえば先生は「まがつたてつぱうだまのやうに」というところをやけに深掘りしていた。「鉄砲玉」とはなるほど極道っぽい語彙で、「曲がった鉄砲玉」という響きにはノワール的なにおいがある。きょうだい愛という主題だってそうだし、そう思うとふたつの陶椀という道具立てにしても盃を彷彿とさせないでもない。
 深掘りしたと言っても先生はこんな独自解釈を並べ立てていたわけではなく、高校の現代文としてそれほど異様な授業でもなかったのだけれど、導入が導入だっただけに、その深掘りについてこちらが深掘りせずにはいられなくなってしまうのだった。
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strabin · 6 months
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🎋骨董商1年目の感想 美しく儚い……。
【目次】
一通目
二通目……百合好きなので大好き
三通目
お唐と結構仲良くしてたんだな……おでかけしてたのか……そっか……🤦
【一通目】
 明先生と師匠。師匠と先生って何が違うのかね。 門下入りして6年?持病で亡くなったと耳にしたってことはお戚は明先生の近くにはいなかったってことかな。  「芽吹きの早いものは枯れるのも早い」ってどゆこと?なんの教え?誰のこと?師匠も復讐はやめとけ派だったのねきっと。林叔父さんもそうだし……多分今回亡くなった明先生もそうなのかも?上の考えを聞くに。  生死無常って言葉わざと?無常さんとお戚が関係あるキャラってことをほのめかしてるのかね……言わなくても分かると思うけどな……。私達はいつ死ぬかも分からないのに、皇帝とかはのうのうと生きやがってっていう恨みか。明先生の死がトリガーになったの意外だな。  山で修行してたのか。なんか実装時の真髄を思い出すな。関係はないだろうけど。この手紙を出す日にはもうここを発ちます的な。つまり6年もお戚は修行してたのね把握。小学校一年生が卒業するぐらいの年月を過ごしたのか……そして本名は蕭遥ではなく蕭七のほうでしたか。  恨みが抑えきれずもうすぐ出ると決めたらしい。無鉄砲だなぁ。
【二通目】
 3月19日の手紙、ってことは常日頃から何日に書いたよって記録してお手紙のやり取りをしてたのかな。  キャラPVでお唐が持ってたの、やはりお戚があげたやつだったのか。肌身離さず持っていたのをあげたってことは相当仲が良かったのね。そしてそれぐらいの時を一緒に過ごしたんだろうな……。てっきりお唐はお転婆さんだと思ってたけど、文章が結構落ち着いてた。
 3月ってことは一通目の手紙で山を降りて一年後とか?そうだとすると山を下りる→復讐が失敗→イギリス(多分。ライムハウストストリートの元ネタがライムハウスだとしたらイギリスのロンドン)の中華街に行って……が一年で過ぎたことになるのかも?激動の一年ですな。
 立て続けに悪いことが起きて~非業の最期を迎えたってことは殺されたってこと?もしそうならお戚がやった富商連続殺人事件をさす可能性もあるね。実際どうかは知らないけど。林景福の家を追い出される→殺人事件→骨董屋の取引→お店開く→お唐と出会う→さっき書いた仲良くなる期間→この手紙。殺人事件がこの手紙よりも先だけど、喪に服す期間って日本じゃ一年ぐらいだからもし中国も同じぐらいだとしたらこの説もあり得るか……?いやでも、連続殺人事件が終わった後にお戚が「唐嘉実がいくら私を探しても見つからないのに孫のお唐が私と出会うなんて運命とは不思議なものだ」的なことを言ってた。唐嘉実が自分を探してるってことは唐嘉実を直接お戚が殺したわけではない(少なくともその時は生きていた)だし、仮に今回非業の最期を迎えたのが唐嘉実だとしたらお戚の仕業ではないのかもね。まあ探されてる時点でお戚が唐家に悪さしたのはほぼ確定なんだけどね。
 祟りや呪い……って聞いて一瞬無常さんがよぎったけど、傘を今所有してるのはお戚だから関係ないね。というか傘が災いをもたらすって公式で名言はしてないよな……二次創作の見過ぎ、妄想のし過ぎだ。
 「長く一緒にいた…」!やっぱりそこそこの期間一緒にいたんだね。一緒に旅してるの可愛すぎるよ!美しい風景に女の子が二人楽しく旅行……そして薄々訳ありだと気づいてた……やはり、お唐は天真爛漫でお転婆な明るい女の子ってわけじゃなくて察する落ち着きもあったのね。うおあ……それでも何も言わずに一緒にいてくれるの良すぎる……あぁ……エモい大好き……  また一ヶ月後に船に乗ってお出かけしようだって!「約束ですよ」だって!!デートの誘い?(ちがいます)いやんもうなにこのほのぼのかわいすぎる好きすぎるわ……  危ないから家から出るなって言われてるのに大丈夫だし怖くないって言ってるの、やっぱりお戚と同じ気質なんだろうなと思う。(縛られずのびのびと、って名前が共通してるらしいし)でもマジで危ないと思う。  4月2日付。
【三通目】
 5月3日……お戚の誕生日の一ヶ月後……そして↑の手紙の一ヶ月後。本当はお出かけをしているはずだったのにね。  差出人誰だよ……「至急骨董屋にお越しください」って普通は骨董屋の主であるお戚が言いそうだけど……手紙の内容的に書き手がお戚ではないのは確か。お戚はもう玉佩を持ってないしね。
書き手がお唐説:  文体が違う気がするから書いた人はお唐ではないのかも?拝啓なんてかいてるし……でも富商の殺人事件の犯人が戚だと気づいたお唐が怒りや動揺のあまりこんな文体で手紙を出したって線ならあるかも。……もしそうなら悲しすぎん?そんで喧嘩別れしたままは嫌だから謝りたいとかで失踪したお唐を追って荘園に来た〜ってのもなるのかなぁ。でもお唐が差出人だとすると少し不自然な気がする。仮にお唐が書いたものだとして、わざわざ玉佩を失くしたなんて口実を作らなくても、いつものように骨董屋を訪れたらいいのになって思うのよね。あとなんで殺人事件の犯人や祖父が探してる人がお戚だってバレたんですかね……ってのも気になるな。
書き手がお唐以外説:  それともお唐以外の別の人が書いたのかなぁ。「内密にお話したいことがあります」玉佩が無くなった=お唐がいなくなったってことなら、荘園に来いって話をするために骨董屋に来てってことかも……?どっちだろ。どっちにしろよく分かんないから保留。 このあとお戚はお唐を探すために荘園に行ったのだから、もし仮に三通目の手紙を受け取って5月?日に「お唐失踪した、荘園に情報あるらしいよ」と聞いたのなら、(訃報を聞いて駆け出すぐらい即行動するお戚だから)早ければ6月に荘園でゲーム参加とかかな……いやでもまだどの実験グループにいたのかは謎。第4グループの時にはすでに無常さんの傘が荘園にあったから、それよりも前にお戚が来ていそう(お戚が傘を持ってきたのか、それともお戚不在の骨董屋から誰かがくすねてきたのかとか知らないけど)。 でも0・2・旧3・新3のどこにもお戚の要素ないんだよなぁ。それともまだ何も情報が無い第1グループ、もしくは番号被りのどこかに参加したのかなぁ。
 時系列不明の謎はまだ残りますな。あと林叔父さんの情報がないのちょっと寂しいな。一通目の時にはまだご存命でしょう?林叔父さんはお戚が山を下りる!!!って復讐に走った時、どういう気持ちで何を想って同行したのか……。でもお戚の気持ちもよく分かるからこそ止めなかったんだろうな……う……やっぱり悲しいなぁ。お戚……林叔父さんも好きすぎる。その胸中さぞ苦しかりけむ。
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animekirbyserifu · 10 months
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ホッヘ
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麦わら帽子が特徴の少年。登場話数は74話(特別編を除く)。
2話 ・「デデデが(『レストラン・カワサキ』)外食なんて…。」
6話 ・ホッヘのパパ「放送は12時きっかりだそうだ。」 ・ホッヘのママ「(テレビというものは)どんなかしらねぇ。」 ・「すごいなー。デデデ様がそばにいるみたい。」 ・「お笑いだってさ。」 ・ホッヘのママ「まぁ、楽しみだこと。」 ・ホッヘのママ「明日のお天気が分かるなんて便利ね。」
7話 ・「(ダイナブレイドは)きっといっぱい食べるんだろな~。」
10話 ・「(ボルン署長は)事故のとき寝てたんだろ?」 ・「悪いことをすればするほど、人助けになるなんて最高だよ!」 ・「元はと言えばボクらのせいなんだ!お願いだから連れて行ってよぅ!」 ・「だって、オレたち署長を助けたかったんだもん。」 ・「ヤバいよ…もうすぐ噴火口だ!」 ・「(ロープは)あれで全部だよ…。」
13話 ・「(自分たちで花火大会を)やればいいんだ!」 ・「ちぇ~、カービィのおかげで子供は花火作るなってさ。」 ・「何か起きたらそのときさ。」
15話 ・「カービィと遊ぶとすぐこれだよ。」 ・「いいなー、オレも(パイナップルジュース)飲みたい。」 ・「(ロボット犬を)ちょっと借りるだけだって。」 ・「(ロボット犬に)ほかにもいろんな機能がついてるんだろ~?」 ・「カービィに用?」 ・「(あのロボット犬に手を出すのは)やめたほうがいいよな~。」 ・「(あのロボット犬は)カービィにしか懐かない。」
20話 ・「早く行かないと(スノボー板が)なくなっちゃうよ~。」 ・「(雪合戦は)すっごく面白いぜー!」
24話 ・「(デデデが巻物を偽物とすり替える様子を見て)大王のくせにー!」
29話 ・「(レストラン・ゴーンはエスカルゴンが経営してるし)カタツムリ食わせんのかな?(ちなみに、有名なカタツムリ料理のエスカルゴはフランス料理である)」 ・「(激辛料理を食べて火を噴く村人を見て)うわぁ早く食べたぁい。」
30話 ・「おはようカービィ。ここで寝てたのか…(いつものことだけど)。」
31話 ・「エスカルゴン(のぬいぐるみ)まである。」
38話 ・「分かった!それが魔法の学校だ!」 ・「(入学したら)魔法も教えてくれる?」 ・「ボールを打つんだよ。」
42話 ・「砂場とかジャングルジムとか~。」 ・ホッヘのパパ「イロー…前の土曜日、お前をつまみ食いしたと怒ったが…(ホッヘを殴る)。」 ・「ごめんオレのせいだったんだ…。」
43話 ・「でもさー、その羊飼いはオオカミが怖かったんだ。だから嘘ついたんだ。」
44話 ・「流石ウィスピ―ウッズのリンゴだ~!」 ・「な~んか暗くなってきたぜ~(声はホッヘなのにイローが喋っている)。」 ・「これがアコルか…。」 ・「あんな大勢で住んでるんじゃ、いくら大きい木だってまいるよな~。」 ・「あんなにうるさかったのにな~。」 ・「アコルって木を助けたのさ。」 ・「カービィ…この嵐何とかできないの?」
45話 ・「頼んだぞ、カービィ!」 ・「フームは(肝試しに)行かないよね~?イローは行くよな?オレは最初っから行くつもりさ。ブンも、もちろん行くよな?」 ・「うわあああああ!上からオバケがぁ…怖いよぉ…。」
49話 ・「(デデデに対して)お金、自分で出したの?」 ・「やっと書けたよ~(めっちゃ丸型なデデデのイラスト)。」
52話 ・「(ブンのダコーニョのフィギュアを見て)カッコい~!オレも欲しい!」 ・「パラガード卿だ!」 ・「(ハニーのフィギュアを見て)まぁ、タダの兵士だよ。」 ・ホッヘのママ「コラ!ホッヘ!ママのお財布からお金を取るなんて!」 ・「だって!チョコカプセル欲し~!」 ・「(イローに対して)ちょっと貸せ!触らせてくれたっていいじゃんか!ケチ!」 ・「(ザコ兵士を引いたデデデに対して)ふふ、あんなんで喜んでやがる。(ブンのオーサー卿を見て)あ!それ初めてだ!」 ・「大変だー!出た出た!出たんだよー!初めてだ…これ見たの…ほら!」 ・「月の光…。」
53話 ・「カービィ頑張れ!」 ・「(ファイター5人を見て)オレもザコばっかりだった~。」 ・「カービィ迫力ねぇぞ~。」
58話 ・「1+1は…3!(確かに体罰はいけないが、彼らの教養の無さが分かる)」 ・「うわ!囲まれた!」 ・「(モソじいさんが)体育の先生なんてやれるのか~?」 ・「部屋で勉強するよりは~なぁ?」
59話 ・「美味しそうだねぇ。」 ・ホッヘのパパ「明日はうちに来るかも…。」 ・ホッヘのママ「大変だわ…。」
61話 ・ホッヘのパパ「(太ったデデデを見て)お菓子ばかり食べてると、あんなみっともない姿になるんだぞ!」
62話 ・「(大人たちは占いを)本気で当たると思ってるんだ~。」 ・「当たった~!ほぉ、占いって当たるんだ~!ってワケ?」
67話 ・「はい、どうぞ…(グレにビビってる)。」 ・「(カワサキに対して)少しでいいよ…。」 ・「(フームに対して)そうだよ!悪いのはコイツらだよ!」
68話 ・「味では勝負できないもんな~。」 ・「(お小遣いくれれば)何でもやるよ。」 ・「(メーベルに)ステーキ定食お届け~。」 ・「じゃあ(デデデに)届けたんだ!(※届けてません)」
69話 ・「これ全部?(担ぐの)」 ・「(荷物が)ちょっと重いよね…。」 ・「(観察するだけなんて)そんなのつまんないよ~。」 ・「それより(帰りの)道分かんのかよ~!」 ・「ハラ減ったな~。」 ・「ボクも…(動けない)。」 ・「カービィ!この火を吸い込めないか?」
70話 ・「(トッコリが)鉄砲玉みたいに飛んでいった。」
73話 ・「食べたい食べたい食べたいよぉ~!食べたいよぉ~!」 ・ホッヘのパパ「分かってる!今度のお正月になったら!」 ・「今食べたいよぉ~!」 ・「えーっと…えーっと…イクラ!」 ・ホッヘのパパ「もっと安いモノにしなさい。」 ・「えー…またカッパ~?」
75話 ・「(ティラノサウルスに対して)あ!これゴジラ!」 ・「(デデデに対して)カービィだって(恐竜を)知ってるのに?」 ・「いくら骨が出ても生きた恐竜は見られないもんな~。」 ・「(ダイナソーパークに)行きたい行きたい行きたいよぉ…。」 ・ホッヘのパパ「分かった分かった…。」
77話 ・「オレ上手く描けない…。」 ・「せっかく描いたのに~!」 ・「せっかく描いたのに~!(2回目)」 ・「(「ミロのヴィーナス」を見て)エイリアンってこんな姿してんだ…。」 ・「(「考える人」を見て)これは…トイレしてんの?」
81話 ・「(ヤブイの部屋を見て)うわ…きったねぇ…。ヤブイ先生きれい好きだと思ったけど…。」 ・「(モソに対して)一番大人のクセに…(つまりモソがキャピィ族の中で最高齢の可能性が高い)。」 ・「母さんも(サトさんを)見習ってほしいよ。」 ・「しっかし驚いたよな~。大人たちがあんなに部屋を汚してたなんて。」 ・「カービィ!大丈夫か~?」 ・「ゴミしかない…。」 ・「そうだったのか…この家も…(中は片づいてなかったんだな)。」
82話(ホッヘ本人は一切登場しない) ・ホッヘのママ「(パームに対して)見事なお手並みとか…。」 ・ホッヘのママ「(イローのパパに対して包丁で切った方が)早いわよねぇ。」
83話 ・「(チップに対して)学校がないんで、ここで勉強してたんだ。」 ・「あ!そうすると(光は)鏡で跳ね返せるんだね~。」 ・「(デデデに対して)ははははは!バッカだなぁ~。」 ・「そういえばデデデ…。」 ・「(デデデ達は)今日は遅刻だ。」
88話 ・「エスカルゴンも貝なの~?」
89話 ・「ロボットが暴れまわる『オヴァンゲリダン』!」
92話 ・ホッヘのママ「(料理ならプロに)負けないわ…。」
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kachoushi · 11 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥りし金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる秋の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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100htour · 1 year
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【4月観光】山あり谷あり⛰春のゲキレツ☆ゲリラツアー!!レポート
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去る4月21、22日に行われたタイムトラベル観光ツアーのレポートです!ツアコンは準備でバタバタ自転車で走り回っていたフキコです。
ポカポカ陽気の夏日のような観光日和!たけし文化センターに集まったのは、福祉を学ぶ大学生しぎょーくんと、障害者芸術の研究をしている女性このかさん、そのお母さんで重度知的障害の息子さんがいるけいこさんの3名が偶然みなさん東京から参加してくれました。
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カオスの中に突然放り込まれ自らが何かを見つけ出す、それがレッツ観光。しかし私は観光客を放流しつつも様々な機会に自然にアシストするのが苦手。が、朝から準備で自転車で走り回っていたせいでヘトヘトで、図らずも初日の午前中はみんなが各々のペースでアルス・ノヴァをじっくり体験する時間となりました。
アルス・ノヴァの洗礼とも言える平子さんぽ。すっと手を引かれてひたすら散歩、帰ってきたと思いきや2巡目が始まる。まいさんとジュースを買いに行ったり、まーくんのお人形トークに巻き込まれたり。ゆうじさんのカキカキの横で自分も絵を描いたり。
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お客さんが何したらいいか戸惑っているとついあぁだこうだうずうずバタバタしてしまうわたしですが、スタッフに「この人はこういう人でこう面白いんです!」と言われたら良くも悪くも分かった気になってしまうので、わからないなりに探って過ごしてみるみたいなこういう最初の時間も大切だな〜と思います。
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午後は街中から車で15分くらいのところにあるアルスノヴァ入野に移動して、最近にわかにプチ登山活動にハマっているメンバーたちと行き先不明のハラハラゲリラ登山へ。(サトちゃんには顔をあわせるたびに「次いつ山登る?」と言われる。)というのも、先日、静岡県で一番低い山が佐鳴湖にあるのでそこを登山しようと車で向かったところ道に迷い、なんかよくわからない湿地についたということがあり。そこでなんか山の中に入る道があるぞ…!と新発見をしたので今回はその道を登ってみることに。一体何があるのか。新緑の中グングン進みます。
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山の斜面にホウライチクという竹がめちゃくちゃ生えていた。古くは火縄銃に使われていたらしい。水鉄砲に使うのに最適ということでサトちゃんが興味津々でした。
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あてどなく森の中を歩く一行。いったいこれはどこに行くんだ?と一抹の不安を覚えたけいこさんがマップで調べてくれて(笑)、なんと佐鳴湖の西岸には小高い山々が広がっていてぐるっとハイキングできるように整備されていることがわかる。登っていくと突然住宅地の付近にポンっと出た!!よくみると里山のいたるところに入り口?出口?があり、どこに繋がっているかわからないから面白い。みなさんも今の新緑の季節、ぜひ探検してみては。
ちなみにわたしの顔見ると「山は?」と言ってくるサトちゃんだが、いざ山歩きするとなんか不安そうな顔をしている。階段降りるときわたしが小脇に抱えて降りたりしなければいけないようなこともあり、毎度(怖かったかな?山あんまりだったかな?)とこちらも不安になるのだが、帰ってくると「また行きたい!」と言う。で、また会うたび「山はいつ行く?」と言う。そしてわたしは行くたびにまた微妙な表情のサトちゃんを見て不安になる…を繰り返している。なんやかんや楽しいのだが。
目的地もなく気持ちも揺れながら山を歩く、そんな調子でいつもやっているので、観光客の3人もまさにハラハラだったであろう…。
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そのあとは、思いの外暑くって一同バテバテになったので、スーパーで棒アイスを買ってみんなで湖畔で休憩。ひとりハーゲンダッツを欲するまーくんをいなしてガリガリ君と抹茶パルムを購入。水面を眺めながらアイス、一気に夏の気分〜🍦
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気づいたらまーくんとこのかさんが水切りしてた。水切っていうか、ほぼ石を投げ込んでいた。笑。このあとみんな参戦し始める。
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入野ともお別れし、夕方からはたけぶん3階のシェアハウスの住人まいさんとアルス・ノヴァウルトラのヘルパーのお買物に同行。この日は海外の謎の紐グミとイカソーメンを購入していた。本当に謎の食い合わせである。スライスチーズ6枚と刺身とか。この日はかなりアグレッシブな日で、まいさんのその勇ましい姿と、テキパキとやりとりするヘルパーに若干タジタジの3人。
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1日目の終わりは実はふきこプレゼンツ「スナックありじごく」をやる予定でスーパーで飲み物など買っていたのだが、日中思いの外陽を浴びすぎてヘトヘトになってきてどんどん正気を失っていくふきこ。3人が心配して「外で食べてもいいですよ!解散でも!」と言ってくれているがいやツアコンとしてどうなんだ…と悩んでいるうちにスタッフのみんなとともに餃子屋にいくことに。スナックみたいな餃子屋さんでした。みんなありがとう…。肉巻き餃子(餃子なのか?)が美味しかった。
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この時のことをこのかさんがまとめの日記に書いてくれていた。へべれけになるふきこ。
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【2日目】
2日目はアルスノヴァは半日営業日。午前中は2階の音楽部屋で突然音楽が始まったり、リョウガくんのカレンダー貼りを眺めたりとのんびりなスタート。
いつもレッツ観光の時悩むのが、アルスノヴァで巻き起こる「オォッ!これは…!」という「光」は、マジで光の速さというか、突然起こってすごい勢いで光って去っていくので「これぜひ見てほしいです!」とみんなを連れてきた頃には輝きを失っていることが多い。あとそもそも彼らの魅力だな〜と思うところは日常的にともにいてじわじわ感じることが多いので、「今から彼のこの行動見てください!」もどうなんだ?と思う。おすすめして、見たかったら見るし、見なかったとてそれでもいい。その人は別の何かを見ているかもしれない。そんな感じでいいのだろう。いやしかし私は結局「この輝き見ててください!」と言ってしまい、結果(なんか伝わんなかった気がするな…)とか思っている。この時も耐えきれず「今からリョウガがカレンダー貼るんで…」と3人とも連れて行った。
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午前の目玉企画「恋愛妄想詩人ムラキングの詩のワークショップ」。これも事前に依頼しておらず、朝ムラキングさんの顔を見て(ムラキングさんワークショップやってくれないかな…)と思ったトンデモゲリラなのだが、「なんか観光だしやりたいなと思ってました〜」と快く請け負ってくださったムラキングさん!ありがとうございます!どんな詩になったかは…またどこかで💌
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ちまた公民館にも寄ってみんなでおしゃべり。ここでしぎょーくんの心にいろんな言葉が刺さった模様。
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最後のプログラムはこれもゲリラ!3階で過ごしているたけしくんのヘルパーさんたちに突撃!千葉から来ている元シェアハウス住人こうやさんに重度知的障害の人の自立生活、そのヘルパーとして考えること、そして話は悩める大学生の「今後どうしていったらよいか…」という悩み相談へ。福祉業界に飛び込んで行こうか、それとも研究をしようか。自身の思いと周囲の意見に揺れる若者に、こうやさんもわたしも大いに悩める大学院生をしていた経験があるので、「研究もして現場もあって、という生き方もあるよ」「失敗を恐れるな!とよく言うが、何回も同じ失敗を繰り返しているので、失敗を生かさないと、という考えもいらないよ!』みたいな話が繰り広げられました。
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今回の観光は3名とも福祉ととても関わりの深い人々が集まった会となりました。己とレッツの一対一の真っ向勝負も良いのですが、こうした偶然の出会いや、立場が似て非なる人とレッツという場を体感し「自立とは何か」「自由とはどういうことか」など意見を交わし合うというもの観光の醍醐味だと思っています。
そして、障害有る無し関係なく、人には本来様々な選択肢があり、その選択肢を日々増やしていくような活動が観光に出来れば良いなと思ったのだった。
しかしながら本当にこうして見ると即興の連続だった…。皆さんありがとうございました〜!
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tsun-zaku · 8 years
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ジーンズブルース 明日なき無頼派 音楽:井上忠夫 Edited by Muro/XXXL
カバー=「鉄砲玉の美学」 渡瀬恒彦・杉本美樹
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kouji-funamoto · 7 years
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ふざけるんじゃねえよ / 頭脳警察
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patinadoresoficial · 7 years
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Se não for pra ter um filho assim nem quero, kkkk #Repost @tada4_mi2utani ・・・ 20171018 Today's #KUSOGAKIDS #Royal #✊ #aggressive #inlineskate #OKAYAMA #JAPAN #岡山節 #valobrand #valojapan #valo4kids #valokids #TKART #TrueSkills #versclub #MikiMizutani #みずたにみき #KSGK #神出鬼没 #飛び出し注意 #鉄砲玉の美学
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2ttf · 12 years
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kkagneta2 · 5 years
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おっぱいビンタされる話
だった。超乳、怪力娘、ドM向け。
「ごめんなさい! ごめんなさい!!!」
「だーめ。最初に手を出して来たのは、おにいさんだったんだよ? うりうり、嬉しいでしょ」
と制服姿の女子高生が体を軽く揺らすと、男は絶叫して許しを乞うる。もう幾度となく繰り返されている光景だが、女の子の方はまだ許すつもりはないらしく、男の懸命な叫びには無頓着にさらにもう一歩詰め寄る。
「あああああああ!!! 折れる! 折れるううううう!!!」
「ふふっ、そんなに痛いなら出ればいいじゃん。私、まだ手も使ってないんだよ?」
と手をぷらぷら、ひらひら、……
しかし、その巨大な胸にかかる圧力は強烈。次第に男の体から、
バキバキ、メキャ、……
と嫌な音が響いてくる。
きっかけはこの憐れな男の出来心だった。今日も平凡な日常を終え、そのまま妻の待つ自宅へと帰宅するはずだった。
が、電車に乗ってきた女子高生は、そんな男の平凡な日常を壊すのに足りた。まだあどけなさの残る顔から歳の程はまだ15、16かと思われる。まだ中学生だと言われても不思議ではない。腕は細く、手はしなやか、背は高校生としては低く、眼鏡��奥に見える目はおっとりと、優しげな印象を見るものに与える。――男は、だから油断をした。油断をして、彼女の最も特徴的な部位である「胸」に目を奪われるや、手が自然に伸びていた。
彼女の胸、――つまり乳房は尋常なものではなかった。人を飲み込めそうなその魅惑的な塊は、前にも横にも1 メートル以上は飛び出し、下へは自身の足元にも達しようかというほどである。かつてZ カップと呼ばれていた大きさが普通になりつつある今の世の中でも、ここまで大きな乳房を持つ女性は両手で数える程度しか居ない。貧しい胸をした女性を貰い受けた男にとって、それは耐え難い色気に満ちた至高の宝玉のように見えた。風俗で晴らすことすら許されない妻への不満を、この気の弱そうな女子高生の乳房を揉むことで解消しようと考えた。一度、通りすがりに撫でるくらいならバレないと思った。
結果は言うまでも無かろう。乳房の横腹にそっと触れた男の手は、その後止まることが無かった。どこまでもめり込むその途方もない気持ちよさ、感覚の無くなるくらい心地よい女の子の体温、ゴツゴツとしたブラジャーの感触。……気がつけば寝ぼけた子猫のように、手を開けたり締めたりして、女子高生の乳房を揉みしだいていた。
周りの乗客からの視線など、気にならなかった。乳房の持ち主が嫌悪感を持って見てきていることも、気にならなかった。男は天に上ったような心地であった。ただただ、この眼の前にある途方もない大きさの塊しか目に見えていなかった。
電車のアナウンスが聞こえて来た時にはもう遅かった。女子高生に掴まれた手を振り切って、男は電車から飛び降りようとしたようであったが、全くもってびくともせず、ギュウっと力を入れられるとうめき声を上げて、その場にうずくまる。
「一緒に降りましょ。わかってるよね」
と女子高生の声がかかり、この後どうなるか全てを理解した。男の頭の中には、まず駅員に突き出され、警察に引き渡され、万の言葉で叱責してくる妻の姿浮かんでいた。
――が、女の子の行動は男の予想からどんどん反していった。彼女は駅員室などには行かなかった。男の手首を掴んだまま駅から出て、信号を渡り、およそ何百キロという塊を胸につけているとは思えないような軽快な足取りで、道を歩いていく。
「今日は暑いねー」
と呑気に言ってさえくる。
男は一転して朗らかな雰囲気にホッとすると、自分からもよく話しかけた。女子高生もそれに笑顔で応えた。周りから見れば良くないことをしているように見えただろうけれども、男にはそんなことどうでもよかった。途端に希望が湧いてきた。もしかすると、もしかするかもしれなかった。夕焼けの空はまだ浅黄色に、明るく二人を照らしていた。
男の夢はそこまでであった。女子高生の向かっている先は路地裏であった。人通りは少なく、陽の光は入ってこず、暗くじめじめとしたその路地裏は袋小路となっており、頼りない街頭に照らされた数々のガラクタが積み上げられている。
「逃げるなら今のうちだよ」
と手を離した女の子は言った。男は逃げなかった。まだ、もしかするともしかするかもしれないと言う、淡い希望が心の中に燻っていた。
「ふうん、そ」
――この言葉が地獄の始まりであった。
男は前方から何かとてつもなく重いものにぶつけられたかと思いきや、次の瞬間には宙を舞い、そして袋小路の壁に打ち付けられていた。それが女子高生によるおっぱいビンタだと理解する間もなく、男は髪の毛を掴まれこう言われた。
「ねっ、期待した? 期待してたでしょ? だってちょっと話しかけるだけで、すぐ調子に乗るんだもん。おにいさんのばーか。私が私のおっぱいを触った人を許すわけないじゃん」
男は本当の意味で、この後どうなるか全て理解した。背中の激痛で力の入らない手で髪の毛を掴んでいる女の子の手を退けようとしているけれども、全くもってびくともしない。それどころか自分の体どんどん宙に浮いていく感じがする。いくら暴れようとも女の子は全く意に介さず、ついには足が完全に浮き上がってしまう。
「よっわ」
若干背伸びをした女子高生は男を壁に叩きつけると、乳房をその体に押し付けた。男は彼女のおっぱいと壁の板挟みになる。一体その華車な体のどこにそんな力があるのか、全く体を動かせなかった。
これが軽い力加減だったならば、男は再び天国へ上ったことであろう。何せ、頭以外の全身が、女子高生の乳房に包まれているようなものなのだから。たとえ裸でなくとも、男がこれまでの人生で体験したどんな快楽よりも心地よかったに違いない。
だが、現実はそんなに甘くはなかった。男がもがいているうちにも、女の子どんどん圧迫し続け、辺りには男の叫び声と、不穏なミシミシと言う音が響くようになっていた。
そしてそれがずっと続いているのである。男はもはや絶叫するか、謝罪の言葉を叫ぶかしか出来ていない。女子高生の暖かい乳房と冷たい壁の板挟みになり、体が半分に薄くなったような心地さえしていた。
「ねぇねぇ、おにいさん、おにいさん」
と唐突にかけられた声は、男をこれほどまで圧迫しているとは思えないくらい可愛らしい。
「おにいさんがあんなに気持ちよさそうに揉んでたおっぱい、どう? 今も気持ちいーい?」
グイと顔を男の方へ近づけ、うっとりとした表情で雄叫びを上げる男を覗き込む。
「んー? なんてー? 感想が聞こえないなー。絶対に許さないんだから、もうごめんなさいはいいよ。聞き飽きた」
とさらに前へと進む。
「あはは、体中からバキバキ、って音がするね。それとも壁から聞こえてくるのかな。力が強いっていうのも考えものだよねー」
「があああああ!! やめて! やめてええぇぇ!!!」
「アハハハハ! いいよぉ、おにいさん、もっともっと!」
可愛らしい顔から可愛らしい声を発しているのに、かかる力は怪力。グググ、……! とせり上がった乳房はそのまま男の体をも持ち上げ、下からはブランブラン暴れまわる男の足が見える。
女子高生にとってこのくらいは容易いことであった。これまで何人の男の心を折ってきたか、思いつくだけでも20 回や30 回にもなる。小学生の時は力加減を知らず、喧嘩になった男子共を仲裁する時に、思いっきり突き飛ばしてしまって怪我をさせたことがあった。腕相撲をすれば、相手が何人であろうとも勝ってしまう。嫌々ながら参加した相撲大会は、相手を持ち上げて土俵の外へ持っていっていたらいつの間にか優勝していた。身体測定は、学校の器具が壊れるからと言って本気���出させてくれない。ハンドボール投げなぞは軽くやっても運動場のフェンスを大きく超えてしまう。ある時、転がってきた野球のボールをグニグニともてあそんでいたら、取りに来た野球部の人に大層驚いた声を上げられてしまった。中学の運動会の綱引きで、ついうっかり力を入れてしまって味方共々転がしてしまったこともある。つい先日も、思いっきり握ってみて、と貰い受けた砲丸をしょうことなしに軽く握ると、指の跡がついてしまった。
「だからさ、私おっぱいがちょっと大きいせいで、結構力持ちなんだよ! 例えば、……これとか!」
と、一旦男の拘束を緩めた女子高生は、側にあった太い鉄の棒を拾い上げる。
「ひぃっ!……」
「んーん? あ、もしかして殴られると思った? えへへー、残念。こうするんだよ」
と彼女はまだ板挟みになって動けない男の眼の前で、その鉄の棒を曲げた。
ぐにゃり、……ぐにゃぐにゃ、ギュウウウ、ぐにゃぐにゃ、………
鉄の棒が丸いボールに変わるのには、それほど時間はかからなかった。男は怯えた声をあげるしかなかった。笑顔で粘土のように鉄の棒を捏ね上げた女子高生が、丸くなった金属の塊を差し出している。それもかなり大きい。女子高生は軽く持っているようなものだが、元々あった鉄の棒の重さは15 キロほど。決して軽く持てるような代物ではない。
「どう? どう? すごいでしょ?」
と、女子高生は鉄球を手から滑り落とす。ドスン! と音を立てて落ちるそれは、確かに金属のそれであった。
  「でも、やっぱりおにいさんはこんなことよりおっぱいだよね。じゃあ、そろそろ準備体操は終わりにしよっか」
女子高生が信じられないことを言った。
「えっ?」
と、男が言う間に後ろへ後ずさり、倒れ込む彼をよそに制服に手をかける。
男が再び顔を上げた時には、彼女はすっかり上半身をはだけさせていた。たぷんと波打つ巨大な乳房が見えた。ほんのりと赤色を帯びた綺麗な乳輪が見えた。口に入らないほど大きな乳首が見えた。彼女の奥には巨大な山を作っている純白のブラジャーがそびえている。
男は女子高生の生肌を見て、興奮など出来なかった。先程まで自分の命を押しつぶそうとしてきた、巨大な双丘。……恐怖から体を震わせ、目を怯えさせ、嗜虐の喜びに満ち溢れた自分より遥か年下の女子高生を見上げる。思わず後ずさろうとしたが、後ろは壁で、足だけがずりずりと滑る。
「助けて、……」
自然にそんな言葉が口から漏れていた。心の底から怖かった。男にはこの女の子乳房が自分をぐちゃぐちゃにしてしまう調理器具のように見えていた。
「もう、そんなに怯えなくていいじゃん。私、このおっぱいには結構自信あるんだけど、そんなこと言われちゃうと傷ついちゃうな~、……」
女の子は先程落とした鉄球を鷲掴みにして拾い上げる。
「ひいいぃぃぃ、……」
「だから、こんなもので殴らないってば。そんなことしたら、おにいさんだとミンチになっちゃうよ? ま、これから近い状態にはなるかもしれないけど」
と、鉄球を谷間の中へ。
――ミチミチミチミチ!!
彼女が胸に両手をかけた瞬間、男にはそんな音が聞こえた。それはかつて鉄の棒だった金属の断末魔であった。深い深い谷間から、鈍く輝く薄い何かがもりもりと溢れてきて止まらなかった。
「んふっ、あつぅい。……」
女の子からはそれだけだった。
「あっ、……えっ?」
男からはそれだけだった。尤も彼はうめき声だけは常に上げていたが。
「次はおにいさんの番ね」
と薄い金属片をどこかへ放り投げて、女子高生は近寄ってきた。男の眼の前に立つと、あれほどのことをしたのに傷一つ無い谷間をゆっくりと開ける。これで入ってこなかった男は今までいない。
「おにいさん、いらっしゃ~い!」
先程重い大きな鉄球をプレス機のように潰してしまった、女の子の乳房。入れば一瞬で肉塊になってしまうだろう。だけれども男は吸い寄せられるようにして谷間の中へと進んで行った。どうしても、その魅惑的な脂肪の塊に抗えなかった。地を這って、一歩、……二歩、……三歩、――もう右も左も前もみずみずしい肌色に包まれる。見上げると、女子高生がこれほどないまでの笑顔でこちらを見下ろしてきている。大人しそうで気の弱そうな目は、しかし男を怯ませるのに足るほど、嗜虐的な愉悦に溢れていた。男はもはや屈服するしかなかった。乳房云々はおいて、この可愛らしい女子高生には何をしても勝てぬと悟ってしまった。体が勝手に祈りのポーズをとって、彼女の足元にすがりそうにさえなっていた。
「立って」
体にムチを打って立ち上がる。
「ひっ」
と喉から声が出てきた時には遅かった。両側から肌色の壁が迫ってくる。物心ついたときからずっとこうされたかったけれども、いざその時がくると怖くて仕方がなかった。
そして、その時は一瞬だった。
バチン!
と言う音とともに、男の体は顔を残して全て残らず、女子高生の乳房に挟まれる。
「ぎゃああああああああ!!!」
「みゆちゃん特製、人間のまるごとパイズリ~~」
「痛い! 痛い! 痛い!」
「んー?」
「出して出して出して!!!」
男は全身から伝わる激痛から逃れようと必死でもがいた。しかし、首から上だけが暴れまわるだけで、肝心の体は指の一つですら動きもしなかった。男の��抗なぞ女子高生にとっては取るにも足らない。彼女は力が強すぎた。彼女にとって、男を潰すなんて蚊を潰すようなものなのである。彼女にとって、男とはパン! と叩けば絶命する儚い生命なのである。そしてその事実自体が彼女の性癖なのである。
「だーめ。自分から入ってきたのはおにいさんなんだよ? わかってる?」
「お願い! お願いします!! あがあああああ!!!」
「だめって言ってるじゃん。絶対にゆるさないんだから。――じゃ、そろそろパイズリらしく、おっぱい動かすねー!」
――と、男からしてみれば嘘のように軽い声が聞こえてきた。と、同時にその言葉通りグググ、……と乳房が持ち上がり、またしも男の足は宙に浮いてしまった。
「準備はいーい?」
「いやああああああああああああああ!!!!」
「そーれっ」
グニュっ!
「ぎゃああああああああ!!!」
「そーれっ」
ギニュっ!
「やめて!やめてえぇぇ!!」
「そーれっ」
グニュっ!
「あガガガあああ!!!」
「そーれっ」
グニュウウウゥゥ!!
「死ぬ! 死んじゃう! 死んじゃううううう!!」
「そーれっ」
と、三度グニャリグニャリと乳房を上下させたその時、
バキン!!
「うわぁ、……痛そうな音がしたね~。でもまだまだやっていくよ~? そーれっ」
明らかに骨の折れた音がしても、女子高生は止まらなかった。その後もそーれっ、そーれっ、そーれっ、と言う掛け声をかけつつ、男を全身丸ごとパイズリし続けた。
彼の悲痛な叫び声は、最初の方こそくぐもりつつも何回か聞こえてきたのだが、しばらくすると乳房に顔が埋まったため、漏れてもこなくなった。路地裏には女の子の、
「いっちに! いっちに! いっちに! ……」
と言う元気な声と、肌のこすれるさらさらとした音と、時おり谷間の中から聞こえてくる乾いた音のみが響いていた。男がどうなっているのかは、外からは分からない。ただ、あらぬ方向を向いた指が時々乳房の隙間から出てきていることから、無事でないことは確かである。だがまだ人の形を保っているだけ幸せかもしれない。……
結局、パイズリが終わったのは女子高生のスマホが着信音を鳴らせ始めたときであった。
「――うん、うん、わかった。でもちょっと遅れて行くからね」
100 キロ、200 キロ、……いや、もしかすると700 キロや800 キロあってもおかしくない乳房を、何度も何度も激しく動かしていながら、彼女は息すら上げていなかった。何事もなかったかのように、電話の相手と応対している。
「え? うん、そうだよ。今日もやってる。見たい?」
と、相手が見たいと言ったのか、女子高生はカメラを起動して、スマホを胸元へ向けた。
「おーい、おにいさん生きてるー? 大丈夫だよね、さっきからピクピク動いてるし」
と、谷間をまさぐって腕を見つけると、男を無理やり引っこ抜いた。
「どう? どう? 中々かっこいいでしょ? ……え? 好みじゃない? あ、そう。……ま、とにかく私は、この人をやらなきゃいけないから、1 時間くらい遅れます。またあとでね」
「おにいさーん? だいじょうぶですかー? 起きて起きて、早く続きしよっ」
通話を切った彼女はペシペシと男の顔を叩くのであるが、うめき声を上げるだけで目を開けてくれない。仕方なしに女子高生は男の体を地面に寝かせると、とりあえず休憩を取らせることにした。
  「あーあ、すっかり暗くなっちゃった。……」
男を地面に寝かせてから10 分が経とうとしていた。彼らを照らすのはとうとう頼りない街灯一つだけになり、赤くほてった女子高生の顔がやんわりと映し出されている。彼女はまだ上半身をはだけさせたままであったが、男を痛めて続けていたせいで、全然寒くはないようであった。
「んぐ、……うあぁ。……」
「あ、お兄さん起きた?」
足でちょんちょんと顔を突っついてみる。
「ひっ! う、うわあああああ!!!!」
と、すごい勢いで後退してしまった。
「うえぇ、……ひっ、ひっ、ひっく、ひっ、……」
もう右の腕は上がらないのだろう、男は左手だけを顔の前に持ってきて、ボキボキに折れた指を眺めながら咽び泣いた。
「ひっ、ひっ、ごめんなさい、……ごめんなさい、……」
「だめだよおにいさん、まだだめ。でも少しお話しましょ?」
「うっ、うぐっ、うぇ、……」
「どうして私のおっぱいを触ろうとしたの? もしかして私が大人しそうとか、そういう理由?」
男は首を横に振った。
「じゃあ、なんで?」
「……ずっと憧れてたから。胸の小さな妻ではどうしても満たされなくて、……」
「ふーん。そんなに小さいの?」
「昔の基準でP カップしか、……」
「P カップ?! なにそれ小学生じゃん!!」
あはははは!! と、声を上げて笑う。およそ20年前、幻とまで言われるほどの巨乳は、今や小学生6年生の平均にも達していないのである。
しかし別に珍しくはない。男と同じ世代の女性は誰もがP カップ程度である。 子供と並ぶと、親の方が胸が小さい。 人類に何が起きたのかは分からないが、そういう社会になってしまった。
「なるほどね、そりゃ、触ってしまうわけだ。それで奥さんとはやってるの?」
ふるふると震えるように男は首を横に振った。P カップの乳房に欲情するなど、今の世の中小学生に欲情するようなもの。男はもはや妻の体を見て何も感じない、何も勃たない。
「はあ~、……意外と重たい理由だったわ~。……じゃあ、殺すのはやめにしようかな。なんか可哀想になってきちゃった。でも許した訳じゃないからね、最後のアレはやるよ」
「あ、アレ?」
「そう、アレ。――ふふ、でもおにいさんにとってはただのご褒美かもね」
と言って、女子高生は自身の乳房をゆっくりと持ち上げていく。
「あっ、あっ、あっ、それは、……」
「分かっちゃった? ちょうどおにいさんそこで這いつくばってるし、いいよね。手加減してあげるから、ちゃんと生きてるんだよ?」
――みゆちゃんのおっぱいハンマー! と、彼女は言った。
――ドーン!!! と、路地裏が揺れた。
「まだまだいくよ~」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
一体何回、女子高生は地面を揺らしたのだろう。乳房を持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、……何十回と続くそれは、男にとっては百回にも二百回にも感じられたかもしれない。
「まだまだ~」
ドシン!ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「ふふん、気持ちいい? 気持ちいでしょう?」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「おっぱいが大好きで大好きで大好きでたまらないおにいさんに、私からのプレゼント!」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「終わり!」
――ドシン!!!
そうして、女子高生の懲罰は終わった。男がまだ生きてるのかは分からないが、首筋に手を当てた彼女がホッとしているところを見るに、心臓は動いているのであろう。そもそも普通ならば人の姿はそこには無い。彼女は痴漢をしてきたものをこうして、お望み通りおっぱいでミンチにしてあげているのである。機嫌が悪ければ最初に壁に押し当てた時点で、人は息をしなくなる。ちょっと良いと、全身パイズリの時点でやっと肉塊に変わる。もう少し良いと、最後のおっぱいハンマーで地面の染みと化す。今日は珍しく機嫌が良かったから、最後の最後まで生かしておいてやったが、今の時点まで生きをしているのは初めてである。
「ふふふふふふ、今日はあなたの奥さんに変わって私が天国を見せてあげる。本当に天国に行っちゃうかもしれないけれど、いいよね。本来ならもう死んでるし、あなたもそのくらいの覚悟で触って来たんだもんね」
女子高生はその後ブラジャーをつけ直して、制服を着た。その途中、どうやって男を持って帰ろうかと悩んだが、人を一人谷間に挟むことくらい訳のない彼女にとっては愚問と言うべき悩みであった。
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kurano · 5 years
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アメリカの手口はもうバレバレなので、タンカー攻撃がイランの仕業だと言う人が誰もいないw ネトウヨですら、中国だとかロシアだとか言ってますw 中国は原油価格があがると困るので、動機がないw ロシアもわざわざこんなところに火を点けませんねw トランプはネオコンと対立しているように言われるが、好戦的なネオコン使って脅しておいて、相手がブルったところで交渉という戦略かも。原油が高騰して儲けるのはユダ菌だしw イラン外相「怪しいということばでは言い尽くせない」 2隻のタンカーが攻撃を受けたことについて、イランのザリーフ外相は、ツイッターに、「日本に関係するタンカーへの攻撃は安倍総理大臣とハメネイ師が友好的な会談を行っているさなかに起きた。怪しいということばでは言い尽くせないことだ」と書き込み、イランと敵対する勢力が緊張緩和に向けた動きを妨害しようとしているという立場をにじませました。 鉄砲玉の美学アベシンゾーが何の成果もなくスゴスゴと帰国するのもセットw 命が残っていたらシアワセというレベルだw
原油が高騰して儲けるのはユダ菌 - ネットゲリラ
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kisanebacci · 6 years
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❻カ条 保安処分無制限強化箇条
社会防衛的思考が顕著であり社会環境要因は無視である
『シミン社会にとっての問題源的遺伝子探し』の挙句、保安処分、治安処分の超早期的かつ無制限強化拡大に陥る
治安監督官たちはウハウハである
 保安処分が、徹底的に、拡大強化されることに、利用されるのです。ハッタツ障害専門観察法病棟が、出来るでしょうね。今まで、トウシツではブンレツでは、入れられなかったニンゲンを入れるのにリヨウされることでしょう。今まで、精神科に、縁がなかったニンゲンが、大量に縁付けサレルンですよ、ラベルが貼られんですよ。ムリヤリと、そして、ジブンから、、、、も、ね、、そう、それが、それが、それが、発達障害概念なのです。精神病をバカにしながらね、、、、、ハッタツ音頭で踊っているうちに、精神病では捕らまえられなかったような、奇人や変人をシャカイの治安を乱す者として、まこと広範囲に、しかも極早期に、番号をふれるということである。特に、この発達音頭は、シャカイの治安を乱しそうなものを幼児のうちから、まさに「早期」のうちからピックアップできるだろうなおかつ、本人や、母親の方から、我も我もと、争って、番号を振って欲しくて医者や、心理や、教育の専門家に、押しかける、と云うしだいに為るのである。まさに、究極的な、まさにまさに、シミンの皆さん待望の早期介入的な横断的拡大主義的過剰診断的な保安処分が完成できるであろう。三歳児健診、五歳児健診、の制度政策提言を見てみたらよいのだ。心神喪失者医療観察法が、フル回転するのである。後見人も、フル回転しやすいのである。病院に施設に、放り込みやすいのである。決めるのは、依存先の、専門職たちナノデある。ナニを寝ぼけているのか、ソコに依存しようとしているのが、分からないかねーこの発達音頭の踊り子さんタチはねーー
 さらに、しかも、この番号を振っていく過程で才能を花開かせるためのサポートチームと引き替えだと言われた場合、この踊り手サン達は、それを拒否できるのであろううか?手帳なんてものとは質のチガウものと引き換えですよ、早い者勝ちですよと言われた時、母親たちと発達当事者たちとは糞蠅のように群れ集まりナニカを売り渡すことになろう。治安監督官様が、最も利用しやすい保安処分方法とは、発達障害を梃子に行われることと為るのである。
 しかも、すべては、本人の特性、病状、症状、障害、病気のせいなのであって、学校、会社、家庭、社会のモンダイを免責してしまっている。特性だけが、モンダイなのか。しかも、「生まれつきの障害であり特性」と云うコトならば、必ず必ず『遺伝子の問題』『問題の遺伝子探し』に為ってしまうぞ。オイオイ『生物学的精神医学』を再復活させて、パワァーをつけさせてやるとは、一体ナニを考えて居るのや。本人の遺伝子と特性と障害のセイなのか、、、、社会の在り方に対する視点は行方不明にさせておくのか・・・・
 だから、キチガイと名指しされ、家族から、親族から、町から、村から、会社から、工場から、学園から、アパートから追い出され迫害され続けてきた者の苦悩が、理解されようハズもない。それは、精神医療の根底的な破壊に繋がるハズもなく、閉鎖病棟や看護士の暴力、保護室、電気ショック、四肢拘束などの、医療観察法、措置入院などの意識的な無視とあいまって、結局は、保安処分強化、発達保障論強化、遺伝子探し強化につながるであろう。患者個人の特性や症状の脳や神経や遺伝子のせいにするな。学校や会社や工場や教育や社会的要因を無視���るな。ハッタツ推進万歳音頭取りの諸君よ、少しは社会的視点を重視せいよアホンダラ。社会的要因無視して、全ては、本人の特性とか症状とかのモンダイか。そんなモン最後は、社会にとってのシミン様方にとってのモンダイ源遺伝子探しになってマウンやで。どういう視点でモノ書いてシモウタか、分かっているのかね。ハッタツ障害概念に偏りすぎて書いたからだよ。笠リロンの宣伝しようとしたからだよ・・・ダカラ、結局サイゴは、治安的、保安処分の強化拡大に直結するのである。現実に、このところ、よくわからないような、マスコミをにぎわす事件で、精神病を貼り付けられないようなことに、あっさり、発達障害を貼り付けているのを、えばっちは、いつも、こわごわ、みているのである。そして、そこに反抗する当事者の意見を封殺ではなく、完全無効化スルのである。本当に驚くべき程、上手いことできた障害概念であると、想うのである。これを思いつき、応用しているヤツは、天災的な天才であろう。ちなみに、それは、笠のホームページでも、おこなわれてはいなかった、、か、、そう、あの大泣きした議員に、あっさり、アレはハッタツ臭いと、貼り付けていなかったか、典型的な、保安処分活用とは、笠のホームページで行われていたのである。治安管理官様たちにとって、良いお手本勉強になったと、想うのである。
❼カ条 処方薬依存切捨打捨箇条
多勢の、たくさんの、患者を、ソレは、処方薬依存デショと、たかがアイデンティティクライシスとか云うもんデショと、斬って捨てた。凄いものである。惨い仕打ちである。
 入院している三十万人以上の病者を含め、大多数のクスリを飲むしかなかった、飲むより仕様がなかった、飲まざるを得なかった、そういう精神病者患者、を、ソレは処方薬依存にスギナイノダと、斬って捨てたのである。ご丁寧にも、特にベンゾ系を飲んでいる患者は、特に依存症患者だ、と特筆して、この手のクスリを飲み続けている患者は、常時、酒を飲んでいるようなものだ、と、斬って捨ててシマッタ。たくさんの、病者が、現に飲んでいるし、飲まざるを得ないクスリである。しかも、断薬が、もっとも、ツライとも、言っている、なら、減薬も断薬も出来ない患者も出てくるだろうが、モチロン、ソレは当然ながら処方薬依存だからだ、と、斬って捨ててシマッタたのである。なら、たとえば、多くのベンゾ系を飲んで生活している患者は、常時酒を飲みながら、作業所に通い、デェイケアに参加し、ミシンや、電動のこや、車の運転や、包丁を使って料理をしていることになるのだが、、、、欠格条項を増やしたいのか、この著者は、、、、トスラ想うのである。たかが、一行二行の書きぶりをあげつらっているわけではない。この考え方が、冷酷なまでのこの考えが、一冊目を含め、この著者の底流に流れ続けているから、モンダイにしているのである。そして、この底流に流れるものは、まさしく、内海の直系の弟子を意味しているのである。しかも、依存症だと言いながら、この著者の依存症への眼差しは、余りに差別的侮蔑的であって、しかも、従来の、本当に酷い浅薄極まりのない、『依存症理解』の典型なのである。『依存症』をよく、分かっていないのであろう。分かってもイナい事を得々と、書いてシマッテいる。精神病患者と言われ、精神病質者と、サイコパスと蔑まれ、処遇困難者だと閉じ込められ、発達障害だ、と、勝手に病名変更され、ついには、処方薬依存患者と、罵しり始めたのである。ノンラベルどころではない、我々を蔑み絶望の淵に追いやるために貼られるラベルが、また一つ、増えたのである。大きな罪である。
 しかも、すべてを、患者本人の頑張りに尽きると、努力に尽きると、斬って捨てている。通奏低音のように、響かせ続けている、この冷酷さは、特筆すべきものである。笠のように内海のように、言いきってシマッテいると、いって過言ではない。いや、余計に悪辣に、煽っている。それは、逆に言えば、患者本人のだらけかたに、患者本人の努力の足りなさに、患者本人の怠け癖に、患者本人のクルシサの原因として、ゲンヤクに取り組まないのはアンタの努力不足、デアルと、全てを、患者本人の頑張りと云うか、努力の足りなさ具合に、押し付けてしまった。モハヤ、減薬に取り組まない患者は、怠けものだからだ、と、言っているに等しい。だから、イマこのようになってイルのも、自分自身のせいだ、と、徹底的に、本人の努力の無さに、押し付けてシマッテいる。これでは、大多数の精神病者達はタマラない。少数のエリート病者バンザイ路線である。冷酷なものである。益々、患者はやりきれない。精神医と精神病院にイビラレ続けた挙句、このようにして、ココでもまた、イビラレるのである。死者が出るであろう。コレはもはや、殺人である。
 みんなの部屋のね、ナカマがね、こう言ってるよ。「クスリゼロになりそうなんですよ。それでクスリゼロになったあと、どうすればいいのかわからないんですよ。クスリを飲んで生活保護を取るか、本当にクスリゼロにして社会復帰を果たすか、どうしたらいいんでしょうね。でもね、本当に苦しいのは、自分は何者なのか、が、わからなくなっちゃったことなんですよ。僕は何者なんでしょうね。僕はなんだったんでしょうね。精神病じゃないんでしょ?誤診被害だったんですよね。でも、誤診だったダケでモンダイ解決ですかね。クスリゼロになっちゃったら、僕は何者になるんでしょうね。だとしたら、クスリ飲んでた20年間は僕にとってなんだったんでしょうね。僕は何者なんでしょうね。」精神医はなんだって、なんの権利があって、人間の生きるアイデンティティを、そんなに簡単に崩してしまうかね。確かにウンドー的には大量処方、誤診誤処方を糾弾していくにはよかったんだろうけど、なんなのかなー、アナタ、おっそろしく傲慢な、人の命をなんとも思っていない、トンデモない医者だと想ってしまうんだよね。おれ、こんな精神医に鉄砲玉として、散々利用されてきたと想うと本当に哀しい。そうしたらね、ナカマの一人がね、こう言ったよ。えばっち、それはね、笠医師を含めて、すべての精神医が、そうなんですよ。すべての精神医療が、それが目的なんですよ、と、言ったね。おそらくこれ正解だね。えばっちも、そう想うよ。観察法も、措置入院も、大量薬物投与も、精神分裂病も、四肢拘束も、電パチも、それから、閉鎖病棟も保護室も、看護士の暴力も、行動認知療法も、内観療法も、カウンセリングも、すべては、おそらくすべては、患者の自尊心を破壊し、アイデンティティを掘り崩し、命を獲る、そういう拷問を精神医療だと称してきた訳だ、とそう想うンダ。笠医師、アナタね、アナタも一緒だよ。アナタもね、ワザとに、患者の自尊心を破壊し、アイデンティティを掘り崩し、命を獲ってきたんだよ。それをセカンドと称してやってきたんだよ。そりゃ、ある一定の条件では、救われた若者もいるだろうよ。でも、一体どれだけの人間が、苦しめられ、殺されていったことか。こうなると、アナタの方が、より悪辣だね。ワザとにそうすることが、精神医療の解体につながると、ウンドー的に宣伝して、家族と専門職による、そこには議員もマスコミも入れた、家族会主導型の、トンデモ組織を作ったんだよ。おれは徹底的に闘うよ。自己批判しながら闘うよ。
 笠医師、アナタね、ウンドー的な意味で、だろうと想うけど、こう言ったね。それは単なるアイデンティティ・クライシスじゃろ。と。言い放ったよね。アナタね、いい加減にしてほしいよ。一人一人の患者、一人一人の病者、一人一人の相談者に精神医がワザとに何の権利があってアイデンティティを掘り崩すようなことをするかね。アナタね、とても危険だよ。しかもね、患者が死ぬよ。アナタ何の権利があって、患者のアイデンティティを破壊することができるなんて、思ってるんだろうね。しかもそれを、セカンドと称して、やり続けるんだね。
 笠医師の発達障害をつこうた、セカンド減薬ハッタツ断薬断行療法が、まさにプシの医師達の傲慢さの典型なんですよ。傲慢で乱暴で、正義に満ち溢れているんですよ、、、そのとうりなんですよ。余りに余りに、積極治療主義的ナンデスヨ。乱暴ダカラ、被害者も、出るンデスヨ。ついていけない患者がいたら、本人の頑張りが、足りなかったことにスルンですよ。その点では内海医師と本質的には変わらないしウンドーとして展開してしまうと云うその点では、プシ共闘の医師達と、本質的には一緒なんですよ。
❽カ条 発達保障無理矢理人間的成長箇条
発達障害は、精神病患者や障害者の人生を、人間的成長タラ人格の完成タラとむすびつけてしまった。ツマリ発達保障論のあくどい部分を更に悪辣に再生産シテシマッタだけと為った
 発達障害度と笠リロン適合度と断薬療法の達成尺度とセカンド減薬療法の成功度合いや社会復帰の進捗度合いとを、患者本人の人格とを患者本人の品性とを患者本人の人間としての成長とをかさね絵として、影絵芝居として見せてしまうと云うことをヤッテシマッタのである。このことがナニを意味するのかおそらくは、幻術魔道士嶋田和子は分かってはイナいのではないかと、そう想う。とうとう、患者本人の人間的成長だの人格の完成だの、人間性だの、品性だの、人生の振り返りだの、とを、発達断薬療法の達成尺度やセカンド減薬療法の成功度合や、社会復帰の進捗度合や、社会復帰右肩上昇角度とを、就中発達障害度合いとを、影絵芝居のように、重ね合わせてしまった。ヤッテはならない事をやってしまった。笠の責任も、大きい。これだと、クスリも抜けず、社会復帰も出来なかった、多くの多くの、病者が、人間的成長のないヤツラだと、いうことになってしまう。死んでいった患者たちを棺から引きずり出して、鞭を打っていると、言って過言ではない。彼らは、彼女たちは、人間的成長も無く、死んでいった、とでも、言うのか。答えてミロ。幻術魔道士嶋田和子よ。著者は、このコトの持つ意味を十分に理解して、書いたのだろうか。どちらにせよ、この著者は、この重ね絵を、全ての発達断薬療法セカンド減薬療法に、影絵として落とし込んでシマッテいるので、少しでも、この療法に取り組もうとする、患者たちに、却って、真において、更なる、累々たる屍を生み出すだろう。幻術魔道士嶋田和子の罪は、極大に達している。
 しかも、己の罪に、マッタクの無自覚さをさらけ出している。ソウゾウを絶する極悪非道、狡猾極まりのない、最低のやり口である。精神病者にどれほどの苦痛と絶望をまき散らせば、気が済むのであろうか。精神病者患者に、どれほど絶望の淵に追い立てれば、気が済む、と云う、のであろうか。処方薬依存症からの再生の物語と云う美辞麗句を使いながら、鞭を振るって、多くの患者を死の淵に、追い立てていくであろう。絶望に追い立てるその鞭を、愛の鞭、だとでも、言う、のであろう、か。幻術魔道士嶋田和子の罪は、はかり知れない域に到達している。そして、その愛の鞭を、受けたが故に、成長できました、と云う、当事者が笠と、幻術魔道士嶋田和子と、内海の、ファンクラブに、なるのである。そのファンクラブの会報にしか過ぎない、そういう、シロモノなのである。これは、ライターなる者が、書いたものとしては、あまりに、無様である。
 当事者への利用主義であり、当事者への了解など無視である。己がライターとして成功することだけが、ライターとして有名になることだけが目的なのであって、あくまで、自分が有名になりたいだけのライターなのだ、しかも、悪辣な、自分がライターとして成功するためなら、なんでも利用し、利用価値がなくなったら、サッサと、捨てていく、そんな、今まで知り合ったライターと云う人種の中での最低最悪辣ライターなのです。今は、笠医師ですが、その前は内海医師だったわけです、今は、くじら会ですが、そして、発達障害当事者会を立ち上げようとしているんでしようが、自分のライターとしての活動に利用できないとなったら、、、、、そのうち、ワカッテキマスヨ、、、、そのうちね、、、あと、十年もしたら、わかってきますよ。
 笠医師も、周りが、チカヅイテクルれんぢゅうが、ソンナンばっかりになりつつあるのを自覚しなきゃ、、、ね。したがって、もっとも、利用されたのは、当事者であり、利用価値なしとされてサツさと捨てられたのも、また、当事者であり、もっとも、クルシイ当事者を侮蔑し続けて書いたのである。したがって当然、当事者の了解をとって書くなどとと云う、地道な作業は無視したのである。当事者とは当然、に、この場合、患者本人である。親のことではない。
 
キーサン革命の鬼ことえばっち 江端一起
えばっちのホームページ 乾坤一擲
http://ebacchihomepage.dousetsu.com/index.html
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diaryofamaniac · 3 years
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Screen Tests 7
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 あれあれのこれこれ、ベルゴーニャシフォージの日々。恥を知る最初の日を繰り返し迎える。それの面白いこと。『鉄砲玉の美学』がDVDになっていた事を仕事先で知る。戻ることは許されない過去の想いを思い出す。
https://soundcloud.app.goo.gl/J56cyM96mmaFxMeJ9
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年8月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年5月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子 鍵穴を覗けば明治聖五月 きみよ 薔薇園のクレオパトラはまだ蕾 秋尚 ひざまづく職人の手に朽ちし薔薇 久 華やかに薔薇から離れゆく女 順子 旧家とは黴の匂ひと薔薇の香と 久 ダイアナと言ふ白薔薇にさみだるる きみよ 避雷針錆びて眠りし夏館 いづみ セルを着て館の手すり撫でてをり 季凜 棕櫚の花待つ洋館の灯は昏く 和子 この薔薇も名の幻を抱き続け 順子 罪深き身をつつみたる薔薇の風 和子
岡田順子選 特選句
セピア色かな夏炉の上の写真 光子 父と子の聖霊が触れバラ白に いづみ 緞通の褪せし撞球室に夏 光子 大滝の水のふたつの光る芯 三郎 裏木戸を守る閂とめまとひと 久 黴の世や蔵に遺作の絵が少し 同 薔薇の夜に抱かれて園の鳥となり いづみ いくつもの薔薇の名を呼びゐたりけり 光子 薔薇を売る男はそつと跪く 小鳥 金剛の粒となりけり薔薇の雨 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
観音の慈悲の眼差し春の雨 中山昭子 春愁や逝きたる友と病む友と ミチ子 奥院に鎮もる神や祭果つ 昭中山子 渓水の音も卯の花腐しかな 時江 田植機の通りて泥の日曜日 久子 幾何学も知らず蜘蛛の囲かけてをり 中山昭子 代掻くや鉄塔揺らし雲揺らす みす枝 仏壇の母と語りし母の日よ 信子 無人駅菜の花一輪挿しの卓 英美子 海色の風を運びて夏来る 時江 とりどりの駄菓子買ひ込み昭和の日 上嶋昭子 粽解く香りの中に母の顔 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
北信の山々を背に鯉幟 貴薫 風を呑む園児手作り鯉のぼり 三無 新茶淹れ母と語らふ京都旅 せつこ そこはかと由緒ある家鯉幟 美貴 嫌なことすうと消えゆく新茶の香 美貴 故郷の新茶届きて長電話 史空 鯉幟男児誕生高らかに せつこ 新茶汲む最後の雫ていねいに 美貴 新茶の香部屋にすつきり立ち昇り せつこ 五人目にたうたう男の子鯉幟 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
奥越の麻耶姫目覚め山若葉 令子 子どもの日少年その日句を作る 同 書き込みの多き譜面や夏浅し 登美子 駆け足も卯月の雨に追ひつかれ 紀子 肩ぐるま手を伸ばしをり藤の花 実加 二輪車のオイル残香夏に入る 紀子 菓子のやう小さなトマト頰張りし あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月10日 萩花鳥句会
句友とも会へぬコロナや夏に入る 祐子 育つ子に未来の風を鯉のぼり 健雄 ひとけなく今は昔の多越の藤 恒雄 葉桜や母と集ひしこのホテル ゆかり 甘夏の里は潮風吹くところ 陽子 葉桜を揺らす影なし廃校舎 明子 葉桜の土手お揃ひのユニホーム 美恵子
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令和4年5月12日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ウクライナいつまで続く五月闇 由季子 母の日に思ふ後に父もゐて さとみ おしやれする気持ちかき立て更衣 同 麦秋や大��一筋地を分ける 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月12日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
��の句会 第一回
ご機嫌の鶯老を鳴きにけり かづを 若葉風光となりて消えゆけり 同 雨意去りし故山に鶯老を鳴く 同 問ひかけに長い返事や暮れの春 和子 黄金の麦田後へ三国線 同 絹ずれの音や女将の裾捌き 雪子 群青の海深くして沖朧 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
湯の句会 第二回
境内に浄土思はす白牡丹 希 巫女が舞ふ白きうなじの祭髪 同 日本海見えゐる岬卯波寄す 同 夏立つや虹物語ある町の 匠 雑談に疎き耳なり宿浴衣 清女 宿の名に謂のありて花菖蒲 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
チューリップ幼き我に連れ戻す 佐代子 海彦へ浜の茅花野風に伏す 都 廃線の駅名標に花菜雨 宇太郎 風を待つ鯉幟眼を天に向け 佐代子 葉がくれに花見つけたり朴散華 すみ子 虞美人の涙のかたち芥子坊主 美智子 配膳車筍飯の香を乗せて 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
野仏の錫􄼺の錆姫女菀 亜栄子 木陰抜け風の広ごる麦の秋 秋尚 枡形はなべて大樹や寺若葉 百合子 竹林を暗め卯の花腐しかな 秋尚 鯉のぼり色塗り分けて切り抜いて 白陶 母の日は父の寡黙の思ひ出も ゆう子 母の日の遺影の母は凜として 多美女 雨に濡れ向きそれぞれの竹落葉 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
頰杖の墓美しく新樹光 慶月 木の朽ちて大蛇めきたる翳り沼 文英 あぢさゐの色ととのはず人逝けり 葉月 黒南風や樹霊を浸す水の音 千種 蜘蛛の糸聖観音の背中より 慶月 鎌倉へ羽蟻を運ぶ蟻一つ 久子 青梅の転がる坂の下に句碑 要
栗林圭魚選 特選句
朴の花真白き命天に置き 三無 大空を水馬飛ぶ池の面 軽象 ひとつづつ落つる準備のえごの花 秋尚 稲毛氏の寺門はひそと朴の花 芙佐子 錆びゆくを天へ曝して朴の花 要 母の塔新樹の風に集ふ人 ます江 翡翠の帰りを待たず水流る 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
口笛の鳴る子鳴らぬ子揚げ雲雀 清女 一匹の蟻に従ふ千の蟻 英美子 魚釣る女子学生の夏帽子 千代子 三代も待ちし男の子や鯉幟 みす枝 新緑を塗り重ねたる昨夜の雨 かづを 金色の観音像や夏近し 和子 ロシアより卯波来るかと若狭湾 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
母の日や吾子は二人の母となり 千加江 葉桜や葉室麟よむ木陰あり 令子 早逝の友かと思ふ春の虹 淳子 母と子の二人だけなる鯉幟 同 花衣母の手を借り着たる日も 清女 麦秋の夕陽をあびて波立ちぬ 笑子 ぜんまいの萌ゆのけぞつてのけぞつて 雪 髢草少し癖毛でありし母 同 春日あまねし万葉の流刑地に 同 鶯や万葉の野を席巻す 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一輪は少し小さく二輪草 雪 咲き倦みし十二単の紫も 同 人淋し二人静の花の名に 同 新しき鋏で薔薇の手入かな 同 人乗せてふらここと云ふ揺れ様に 同 永き日や動かして見る石一つ 同 人の世に二人静の花として 同 花冷と云ふ美しき夜の色 同 蝶知るや初蝶として待たれしを 同 虹立ちぬ私雨に軒借れば 一涓 町中の道に横切る蛇に遇ふ 中山昭子 羅やピアスに及ぶ愁ひあり 上嶋昭子 噴水のみどりの風に穂を揃へ 世詩明 風鈴を吊りて孤独を紛らはし 同 妊れる女片影寄り歩く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月22日 月例会 坊城俊樹選 特選句
十字架はエルサレムへ向け風光る いづみ 青葉蔭ひそと風神育ちつつ 千種 砲口は二度と開かず夏の雲 月惑 風見鶏よりゆらゆらと夏の蝶 炳子 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 白鳩は夏雲の綺羅として零れ 小鳥 肩上げて走る少年夏の雲 和子 行く先へ一瞬止まる瑠璃蜥蜴 政江
岡田順子選 特選句
花に棲む木霊らしきへ黒揚羽 俊樹 夏霞海峡の橋空に架く 裕章 ジーパンへ真夏の脚をとぢこめる 光子 磔刑のイエスへ舞はぬ黒揚羽 俊樹 舞殿の鈴の鳴るかにユッカかな 圭魚 蓮の葉はいまだ小人が乗る程度 俊樹 靖国の同期のさくらんぼ揺るる いづみ 􄑰􄑰を緋鯉呑みては金色に 俊樹 衛士は今休めの姿勢木下闇 梓渕 教会や十字架雲の峰を生む 和子
栗林圭魚選 特選句
桜の実踏み研修のバスガイド 順子 病葉を掃き寄せ森に戻しけり 梓渕 炎昼の影を小さく警邏立つ 光子 新樹萌え茶室を闇に誘へり 梓渕 万緑の闇に鎮みし八咫鏡 いづみ 山姥の齧り捨てたる桜の実 要 葉桜や雑念払ひ切れずをり 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
兵の死へ怒濤のごとき冬銀河 佐和 潮の香の茅花流しに出会ふ道 久美子 茅花流しみすゞの海の鯨墓 美穂 捩花や後ろの正面だあれ ひとみ 苺この光沢ベネチアングラス 勝利 夏潮の夕餉にぎあふ漁師飯 喜和 薬玉に風は平城宮より来 愛 茅花流し川向うより蹄音 成子 ビルの窓アルミホイルのやうな夏 ひとみ 離れ難くて飛ばしたる草矢かな 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年4月6日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
筍が十二単を纏ひつつ 世詩明 南方に行けば散りたる渡り鳥 同 巣つばめに留守を預けし駐在所 同 風立ちて赤き炎の野火走る ただし 霾るや大名町も片町も 清女 小屋の前若芽探るや茗荷汁 輝一 猫寺に春待ち顔の猫ばかり 洋子 三つ編の少女三人ふらここに 同 蕗の薹仏秘観音在す寺 やす香 乱心の如くさまよひ梅雨の蝶 秋子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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