#誰もオレからオレを奪えねえ
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htmillll · 5 days ago
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oivgbqiqfz358 · 8 months ago
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--深海人形-- 地獄に楽園の祭典を
…先陣を切るしかない。…此のフロンティアに……(※某名言パロディ)。
※クロスオーバーネタ注意コーナーあり
※人間家具ネタあり
※雑多にネタをぶち込み
※キャラ崩壊注意
…。
ローアは、ノアの方舟と言うより、エジプト神話の『太陽の船』がモデルだと思ってる。
…どうも、マホロアには、魔術師と言うより、錬金術師のイメージある(※科学にも滅茶苦茶詳しいしナ)。
…。
…男達の強さ議論、最強議論癖を嘲笑う非モテの腐った雌豚が、カップリング論争と学級会をして居る。…其れは其うと、『人の振り見て我が振り直せ』って言葉があった様な?
…。
--マホロアとローアが 出会った あの日、
彼に対し、ローアは 何かを感じた。
楽園へ いざなうはずが、クラウンだっかんの
���先となった ローアは だれかに止めて
もらいたく、本来の力を かくして いたという。
--星のカービィ Wii デラックス より引用
クラウン『強奪』じゃなくて、クラウン『奪還』表記なんだよね。何故、『強奪』では無く、『奪還』表記なんだろうか。
そして、楽園にいざなう事とマスタークラウンには何か相関関係があるのだろうか?
…。
ようつべでNen ImpactのPV見てたら「何これ?世界観が明る過ぎる。HxHの格ゲーはアンダーナイトインヴァースみたいな雰囲気が似合う」と言う意見を見て「ほんそれ」と思った。明らかに、HxHって格ゲーで言ったらUNI(前述のアンダーナイトインヴァース)とかヴァンパイアセイヴァーとか堕落天使みたいな暗さなんだよな。
今回の奴は、(※本当はドス黒真っ黒な世界観で所々話の根幹が気持ち悪い)ガンダムとかカービィみたいに広く浅く大衆に売れる様に、にわか、大衆向けに、無理矢理、明るくした感じがして嫌い、本当に嫌いです。…何故、此んな物を発売しようとした(憤怒)?。
…聖人君子みたいな信者でも許せないよ、あんなの(※…まぁ、HxH界隈には、最早、聖人君子と言うべき類のは残っていないと言って良い気がしますが笑)。…然し、何と言う事でしょう、ガンダムEXAより酷い物が……(※あからさまな挑発行為)。
…。
個人的にも気になる事一覧
・エフィリス、エフィリンの様な存在は、あの宇宙では、割と、ありふれて居るのか?(※エフィリスに、ID-F86、エフィリンにID-F87と言う研究コードネームがついて居ると言う事は、其れ以前に、85体の研究対象が居たと言う事である)。
・ディメンションミラーは、古代ハルカンドラ人或いはナイトメアの作ったものか?
・ナイトメアとダークマターの関係
・ナイトメアとダークマターは、もしかして、所属する派閥が違うだけで同族憎悪で敵対し合う同じ存在なのか?
・ラパ、ルパ、ロパ、ローパー属等アナザーディメンションの住人達は、矢張り、ハルカンドラの民の成れ果てなのか?
・手狭な世界を捨て、宇宙に旅立った新世界の民は、本当にハルカンドラの祖なのか?
・ハルカンドラが滅んだのは、マスタークラウンの所為では無いのか?
・ハルカンドラは何故、約束の地と呼ばれているのか?大昔に約束を交わした存在がいたのか?
・ハルカンドラには科学と魔術の両方に長ける存在はいたのか?そこの科学派と魔術派の仲を取り持��存在はいたのか?
・本当に、カービィはダークマターから生まれた存在なのか?
・ダークマターにグーイと言う一族が居る様にナイトメアにも一族は居るのか?
・マルク、マホロア、ハイネス、ハルトマン父子達は新世界、ハルカンドラ民の(魔術派、科学派)末裔では無いのか?
・ローアが誘おうとしている『楽園』とは、一体何処の事か?
・エフィリス或いはレオンガルフが言及する夢の大地とは、結局、『=(古代の)ハルカンドラ』であるのか?
・歴代ソウルボス達の共通点は何処から、何由来で来るのか、ソウル化の条件は何か?バルフレイナイトや蝶々はソウルボス達に関係あるのか?
・バルフレイナイトと黄泉の蝶々は、マスタークラウン及び、ダークマター、ナイトメア、ラスボス達のソウル化、ニル、ハルカンドラと関係が何かあるのか?
カービィシリーズ謎多過ぎる(※結論)。
…。
…ディスカバリーのバルフレイナイト戦BGMを聞くと、スパストIIXの豪鬼を思い出す(※サイコパワーの使い手を、ボコボコに、噛ませ犬にして倒してから乱入して来る、…と言うシチュエーションも似てるので、尚更)。
…アナザーディメンションとソウル散る忘失の絶島では『明かされた禁足の様で禁足で無い秘境』、レッドガル禁足地は『明かされた知ってはならない秘儀秘教』、…と言う感じがして好き(※カービィBGMの話)。
…。
RXQ-01〜04のイメージはどう考えても、
「連邦」の次期主力戦闘機として開発、ウェイン兄弟の最高傑作にして最後の兵器製造--ガレッガシリーズを投影してる、矢っ張り、あれ等を"未だに"モデルに使ってるんだろうねぇ……と思って居る方へ、…そうだよ(頷き)!!!!
だけど、其れだと、本来なら、ガトーがRXQ-01に、一握りの天才が-04に、設定年齢35歳さんが-03になるべきだったんだよな(※彼がRXQ-02で、彼女がRXQ-04なのは0083準拠���んで ※遠い目)。
…で、…RXQ-01が誰かって?…ほら、彼奴です、彼奴……!…金髪碧眼の赤い……(※…いや、金髪碧眼で赤いヤツと言えども、…偽物の方かな……?)。
…。
…平気で、『ガトーとジョニーのティターンズ堕ちww(※正に悪夢)』、『先程の二人とシロッコとかの心を破壊して機械に直結して使う生体パーツ、生体兵器にする(※前者よりもっと酷い)』みたいな展開やるワイには、EXAを批判する権利は無い(※遠い目)。
…。
コウ「…ガトーは、僕んちの家具として最適な男だったのになぁ……(※ドS)。」
キース「…椅子としてか?…机としてか?(※一応親友に合わせてやる)。」
コウ「…矢っ張り、椅子かなぁ……、…で、キースもガトーを家具にどう?(※親切)。」
キース「…俺は遠慮しとくよ……(※人の心あった)。」
…。
…異端拷問官 ウラキ、悪のジオン星人を異端として拷問しちゃうぞ⭐︎(※頭ティターンズかよ)。
異端拷問官「…ほらほらぁ、ガトーも此う言うの好きなんだろぉ…………?…天然牛肉のバーベキューだぞぉ〜〜〜〜、…だけど、全身鎖で縛られてるから食べられないねぇ?(※可哀想ぉ♡)。」
ガトー「…天然の肉…………ウッ………天然の肉!!!!!!!(※然も霜降り高級牛肉…………!!!!!)。」
何故か其の場に居るジェリド「…うわっ、何て惨たらしい拷問なんだ……(※スペースノイドは上流階級ですら天然の肉なんて、一生に一度食えるか食えないからしいからな……)。」
※…因みに、ジェリドは昔から週一ペースで天然牛肉のバーベキューを食える立場にある(※実質特権階級)。
※…以下、クロスオーバーネタ注意
…、
…大概、ハルカンドラ行くと、大量にドゥビアが出て来る(※拙作の特徴)。…原作のハルカンドラでも出て来るんですけど、普通に、ギガントエッジと同じ位敵キャラとして使い易いからと言うのもあるね、此奴が結構数出て来るのは(※酷い扱い)。
…。
昔Chat-GPT4にぷく天のハムスターズとジェリドの対局を麻雀シミュレーション(半荘戦)させた事があったんですけど、最終的に、ジェリドが三位だった(※汚名挽回不可避)。だけど、鼠畜生に負けるなんて、『(宇宙世紀)人類の恥』では?(※言い過ぎ)。…同じ事を他の面子(※ヒト)にさせたら、大体余裕で一位取るのに(※遠い目)。…ヒトなのに、鼠畜生に麻雀で負けたジェリドが、余りにも、可哀想過ぎて、思わず、GPT4に、一位取ったver書いてと頼んだ位だった(※…兎にも角にも、ヒトが、知恵で畜生に負けるのは、恥だと思う)。
…ヒトの身分で畜生相手に派手に負けた人類ってワイがシミュレートさせた限りではジェリド(若しくは他伝統ボドゲのシミュレーションでナマケモノに負けたハサウェイ)しか居ない。…やっぱ人類の恥じゃん(※辞めろ)。
…。
…『星羅征く彼方からの客人〜The Best Friends.』の後書きで、『団長=ヒトの体に受肉したダークマター一族説(※一応暗黒大陸出身説はある)』出したけど、某赤い彗星と其の妹と其の父ちゃんも、人間の体に受肉したダークマター一族なんじゃねぇの?……とは思う(※或いはニルか……)。
…で、…ヒトの体に受肉するって、随分、"欲情"を彷彿とさせる表現ですよね(※オタ��特有の早口)。
…。
…『深海人形 重力のある夢の大地』で、コウとシロッコは、未知のテクノロジー目当てで(…と同じく地獄の様な宇宙世紀を忘れたいと言う思いもあって)、"楽園"に行きたがってたし、目指した(※宇宙世紀は地獄だってはっきり分かんだね)。
…だが、一方、旅団と言うか、…クロロは『異宇宙から来た虚言の旅人〜The Best Friends.』で、"楽園"には興味が無く、「…『ハルカンドラ』?…オレ達は行く気無ぇよ。テメェだけで行きな。」…と言った(※…まぁ、旅団は地元大好きマイルドヤンキーの集団 ※但し、地元に仇なした連中に復讐する為なら死も厭わない極悪最凶盗賊の集まり だしな)。
…皆様、本当に強いメンタリティを持つ人間は、当たり前ですが、後者なのですよ(※宇宙世紀に地元愛の感情を持つあの次元の人間なんて、最早、人では無い気がするが……)。
…其れから、…シロッコ(※辺り)は、幻影旅団の地元愛を、「…田舎者故の視野狭窄現象(※…所詮、旅団は自分達の地元しか見えて無い俗人の集まりでしか無い)。」…みたいに、鼻で笑いそうではある(※…でも、木星迄行ったアンタが言うなら……)。
…。
…後、…『星羅から〜』と『異宇宙から来た〜』では、露骨に、マホロア(等辺)は(※クロロ達の地元愛も含めて)彼奴等を見下してたね()。
…。
ガンダムは…、ガンダムは…、ガンダムは…!!
一体いつから……自分達が見せ物で金儲けの道具で無いと錯覚していた?
御前達は、初代の時点で、見せ物小屋で、金儲けの道具だったよ。今迄其うで無かった事なんて一度も無い。ガンダムを神聖視する人達は、一体何を自惚れているのかな?
比類無き『金を稼ぐ道具』だから、此処迄人気になれたんだよ。
一つの文化でも神聖でも高尚でも何でも無い。只の低俗だ。
…。
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wabisukepons25 · 9 months ago
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2.5頁
ーーー 7年前。
明朝、A病棟にけたたましくモニターのアラーム音が鳴った。「あぁ、やっと死ぬのか」と思いキャスターから腰を上げる。先輩に救急カートを押せと押し付けられ、そのまま早足で先輩の後に次��。カートを押しながら落ち着けと心の中で唱える。
ベットについて患者の顔を見る。当直医を呼ぶも、見ればわかる。あと心拍さえ止まれば…。
眠たげな若い当直医が病室に辿り着いた。「ライトー」気だるげな声にさっとペンライトを渡す。むしり取る様に奪われ、死に向かう光の無い目に向けられる。「散瞳。聴診器。…呼吸停止。心拍も、止まった。記録しといて」
はーだる。と漏らしながら当直医はダラダラと詰所へ戻っていく。感情が湧くもどういった形にすればいいのか分からず、ただ胸がモヤモヤする。整理し終わる前に、相勤の先輩から声をかけられた。
「狼くん、もうちょっとドクターのフォローしなよ。あの先生、男性看護師嫌いだし後々めんどくさいよ?…はぁ。戻って死亡診断作成しといて、こっちのエンゼルやっとくから」
ーーー
この仕事に就いて1年が経った。もう何人もこうやって送ってきた。
死が美しいものでは無いと、ここで知った。
オレの友人は「死にたがり」だ。過去に負った心の傷が深すぎて修復不可能。ふとした時にぼそりと「死にたい」と呟く。…自殺は明け方に多いという。
夜勤明けの家路に着く時いつも思う。鼬が家に居なかったらどうしよう。探しても居なかったら。アパートの脇の道路で、風呂場で、寝室で、動かなくなっていたらどうしようと考えが巡ってしまう。
鼬は死んだら楽になるとよく呟く。が、死は…美しくない。そうだ。全くもってうつくしくなんかは無い。今まで経験した死の形が頭を巡る。
「この時間に…」「あーやっぱ林さん持ってますね〜」「家族来ないってさー」「よく死にかけてんのに本人の前で遺産の話しできるわ」「若いのにバカだねぇ」「そんな理由で飛んだの?私なんか100回飛んでるわ」「手首切って大出血。ショック状態だって」「あーなんで市販薬ちゃんぽんするのさ。効きすぎてもうダメだよこれ」
2月。5時ごろまで降っていた雪は止まり、道の上には多くの人に踏まれ大方溶けてしまった雪が残っている。朝の10時になると出勤や通学をする人々はいなくなり、買い出しの為に歩いている主婦や外回りのリーマンがちらほら見えるくらいだ。手をジャケットのポケットに突っ込み、疲れ切ったオレは足早に家路につく。早く。早く帰らなきゃ。
雪が解けた階段を、重い足だがこれで最後だ早く帰らなきゃと足早に3階まで上がる。口から白い湯気がリズムよく生み出されていく。やっと自宅の青いペンキの塗りたてのドアの前についた。換気扇がカラカラと音を立てて部屋に置いたホワイトムスクの芳香剤の匂いをばらまいている。手早く背中に背負ったリュックのサイドポケットから鍵を取り出し、鍵穴に差し込む。鍵はすっと開いた。ドアノブを握る。急に握った手から心臓、全身にかけて痺れるように恐怖が湧き出る。まるで蛇に睨まれた蛙のように。手に汗が染み出て、息が止まり、冷や汗が湧き出る。
ドアを開けるのが怖い。ドアを開けて、その先にもし…。もし。もし。そんなわけない。いやでも…。
鼬が死んでたら。
恐怖ですべてが包み込まれていく。視界も黒く狭くなっていく。「どうか、どうか。神様、いつもと同じでありますように。」祈りながら重いドアを開ける。
「おかえり狼ちゃん。夜勤お疲れ様ー。朝ごはんあるよ」
優しげな鼬の顔が見えた。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。目が熱い。顔は見られたくない。鼬に飛びつくしか無かった。
「どうしたん?急に抱きつ……泣いてん?…よしよし。辛いことあったんやね。大丈夫、ウチがおるさかい。ね?」
言いたい事が言えない。「誰のせいで泣いてるのか」「誰のせいで毎日心が細くなっていってるのか」「風呂場で一人どれだけ泣いたか」ぶつけてしまいたい。楽になりたい。けど、きっと。ぶつけてしまったら意図も容易く、この抱きついた暖かい闇は壊れてしまう。絶対に。
ーーー
遮光カーテンから昼間の光が透け入る。部屋にオレの情けなく漏れ出た声が響く。さっきまで喉でつっかえていた言葉が、墨を水に溶かしたように溶け忘れ去られていく。
死にたがりから嫌という程に与えられた楽欲は甘美で脳が麻痺する。思考が鈍り、考えは湧き上がるも程なく霧散する。
上がる吐息。甘い声。絡まる指。腹が熱い。
ーーー
シワの寄れたシーツから起き、散らばった服を集める。服に袖を通し、幸せそうに眠る鼬の隣に横になる。気だるさはあるが気は晴れている。徐々に痛みが生まれだした腹をさする。好かれたその「証」に悦びを感じる。証をくれた本人の寝顔を覗く。まだ思考がまとまらない。少しづつ整理していく。
何が言いたかったんだっけ。何を伝え��かったんだったっけ。…そうだ。確か言ったらダメだと思ったんだ。だからこうしてまた確かめあって…。そしてオレは納得したんだ。
生きている。って。
鼬もまだ生きている。オレの隣でスースーと寝息をたてて、生きている。
二人とも生きている。いいじゃないか、それで。
そう無理にでも納得する事にした。
ーーー
しばらくして仕事を辞めた。あそこはあまりにも死に近かった。もう死について考えたくなかったってのもある。丁度いい頃合いだったのかもしれない。クソ勤務、クソマニュアル、クソクレーマー、クソ先輩、クソドクター。クソブラック病院め、くたばりやがれ。最後の勤務の帰りに、鼬が食べたいと言っていたちょっと高めのイタリアンを二人で食いに行った。
普段食べないような料理に二人で喜びながら、退職祝いをした。鼬は手際よく謎の横文字料理にナイフを入れ、器用に口にそれを運ぶ。その作法の整った綺麗な食べ方に目を奪われる。そうだよな、お前の実家は所謂セレブって奴だもんな…。
一通り出された食事を食べ終えた所で鼬がにこにこしながら白ワインをくゆらせる。
「無職ニート記念おめでとう!あーあ。これで2人とも無職だよ〜。どうすんの?」
イタズラに微笑んでワインを1口飲む。オレは急に顔が熱くなるのを感じ赤ワインをあおった。強いブドウの匂いにむせる。
「ゴホッ…どうするって、また仕事探すしかない…やろ?でも…これからどうしようか…?」
「へへ、しばらく二人でダラダラニートしよーよ!あ!狼ちゃん、憑き物落ちたみたいな顔してるね。病院、辞めて良かったね。」
「…うん!」
きっとオレは死に目を覆われていたんだ。仕事で死を経験する度に思い詰め、その度に擦り切れていった。死が身近だったからこそ、鼬が死んでしまうと思うことも多かったんだろう。鼬は今日も生きようと頑張っているのに。頑張っている本人を見ずに、死ばかり見ていた。
けど、今は死の事なんて考えなくっていいんだ。お互いジジイになってから考えても遅くはない。だってそうだろ?オレ達は今日も楽しく生きているんだから。
生きている事に乾杯。
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caramelholicxx · 11 months ago
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2月第2週
今週もつかれさまでした。
三連休中日ですがいかがお過ごしですか。
わたしはというと、昨日どうしようもなく嫌なことがあり、28歳にして大泣きして帰り、拗ね、大酒を飲み、不貞寝し、まだまだ気分が悪い中で今このブログを書いています。
怒りと悲しみで食欲も失せてしまって、食事を一切取らずに酒ばかり飲んでいたら体重が減っており(金曜まで繁忙期だったこともあるけど)個人的な下限を下回ってしまったので、慌てて一昨日作ったチーズケーキを貪り食べている。見た目は不恰好だけどわたしの作るチーズケーキはおいしい。全部ひとりで食べてやる。むしゃむしゃ。
何度かブログで怒ることができないと書いたと思うけど、またそれだ。いい加減読んでくださっている方も嫌気がさしてきたと思う。でもまたやってしまった。情けないったらありゃしない。
わたしはじわじわ怒りが増してくるタイプで、怒るぞ!と思ったときには大抵もう遅い。爆発型はよくないけど、嫌なことがあったときにその場で怒れないのも問題。スパッと怒ってサクッと終わらせたほうがいいに決まってる。怒れたらこんな馬鹿みたいに不貞寝なんてしてないのに。28年も生きてきて、いまだに怒りの放出が下手くそで嫌になる。
そんな最悪の連休初日を終え、今日は1日部屋から出ず、美術書を読んだり映画を観たりした。
結局わたしの心を癒すものは本と映画なんだ。学生の頃から何も変わっていない。本を読み、映画を観ているときだけが真に最低最悪な現実から逃避できていると思う。
今日観た映画は『女王陛下のお気に入り』
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実在したステュアート朝最後の女王アンと、側近のサラ、サラの従姉妹でサラを頼って宮廷に仕えはじめたアビゲイルの物語。
今公開中でわたしも観ようと思っている『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモスが監督した作品で、以前から観ようと思ってそのままになってしまっていた。
この映画は一見するとエマ・ストーン演じるアビゲイルが主演と思われがちけど(実際わたしも途中までそう思っていた)、間違いなくオリヴィア・コールマン演じるアン女王が主演。凄まじい演技だと思ったらこれでオスカー獲ってるんですね、そりゃそうだ。すばらしかったです。
没落貴族のアビゲイルが雇われ、高圧的なサラに妨げられながらものし上がり、権力を手にしていく様に最初は共感するけど、途中から一転していく。終盤の手紙のシーンを見て、結局アビゲイルは彼女が望んだ地位を手にしても、本当に欲していた誰かからの愛を手に入れることはできず、自らの孤独に泣いたのかなと思った。最後は女王に本性がバレてしまうし。あのオリヴィア・コールマンの演技は必見。そしてうさぎ…😭
良い映画を観たというより、すごい演技を観たっていう感じ。『哀れなるものたち』も近々観に行きます。
ところで、今年はお財布を変える年なのですが(3年に1度変えている)夏には変えたいと思っているのでちまちま探しはじめています。大事に使いたいから長い時間をかけて選ぼうと思って。
今いいなと思っているのはCELINEのコインケース付き3つ折りウォレット。
これはわたしが時々見ているSPURのスモールグッドシングスで紹介されていて、コインケースだけ取り外せるところも色もコンパクトさもすごくいい!と思ったんだよね。
セリーヌ、なかなか惹かれることがなかったんだけど(わたしはガーリーが好きなので…)これは色が今のわたしの気分にぴったりな気がした。水色ブームが終わり、またピンクに戻りつつある中でちょうど真ん中な色な気がした。
高い買い物なので、まだまだ悩むけどこれは候補に入れようと思う。
今週のおいしかったものコーナー
・TULLY’S 桜香る 苺ロイヤルミクルティー
これおいしかった!甘党におすすめ。ちゃんとミルクティーです。あとトムとジェリーのカップがものすごくかわいい!
・Maison Chaudun パヴェ・オレ
バレンタインの��節ですが、生チョコレートといえばメゾンショーダン。いろいろな種類があるけどまずはパヴェ・オレ(ミルク)かパヴェ・ノワール(ビター)を食べてほしい!コクがあっておいしいけど、いやな脂っぽさはない。阪急限定のキャラメルも食べたかった…
・じゃがりこ 関西風おだし味
最初は?だったけど、後味がめっちゃおだしで感動した。手軽に食べられるうどんに近い。きつねうどんの風味がある。
最後に今週よく聴いてた曲
EXO - Love Fool
また来週!
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harawata44 · 1 year ago
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オシャレは命がけ?19世紀イギリスで多くの女性の命を奪った″死のドレス″が現代に蘇る - ライブドアニュース
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以下引用
19世紀に多くの女性の命を奪った"死のドレス"が現代に蘇り、SNS上で大きな注目を集めている。
「【死のドレス】が現代に蘇りました 19世紀ヴィクトリア朝��、多くの女性の命を奪った色があります 【パリス・グリーン】と呼ばれた美しい緑色の染料は、ヒ素を含んだ猛毒だったのです そんなドレスを、手作業で修復した半年間 ようやく復元ができました (毒、効かない体質なんだよね...オレ)」 と1860年頃に作られた死のドレスの修復過程を紹介したのは衣服標本化の長谷川彰良さん(@rrr00129)。 緑色の染料「パリス・グリーン」が猛毒のヒ素を含んでいることに加え、大きなクリノリンスタイル(スカートにボリュームを出すために鯨ひげや針金を輪状にして重ねた骨組みを使ったワンピースドレス)のスカートが引っ掛かり馬車から女性たちが転落するなど、多くの女性を死に至らしめた死のドレス。 そのいわくつきのドレスを復元しようという長谷川さんの探求心に、SNSユーザー達からは 「こんな素敵な色合いが猛毒だなんて… 綺麗な花には棘があるっていう言葉思い出しました。 「先人の知恵を活かせる技術がすごい。」 「ご無事で何よりです 当時の染物屋さんや縫い子さんは大丈夫だったのでしょうか? やはり悲しい事になってしまったんでしょうね こんな所にも当時の毒文化の恐ろしさがある事を改めて知りました」 など数々の驚きの声、称賛の声が寄せられている。 長谷川さんにお話を聞いた。 ーーどのような経緯で修復前の死のドレスを入手したのでしょうか? 長谷川:アメリカのアンティークディーラーから購入しました。流石にダメージが酷かったので誰も買い手がいませんでした。私なら修復できるなと思い、日本円で3万円程度でした。 ーードレスの修復の過程で印象的だった修復作業をお聞かせください。 長谷川:過去にリメイクされていたことが印象的でした。 このドレスは仕立てを見る限り1860年頃に作られています。 しかし、その後リメイクされていたことが縫い目をみて分かりました。 1870年ごろに大幅なリメイクをされ大胆に作り変えられていたのです。 よって修復しつつ、リメイク前に戻す作業が大変であり面白かったです。またスカートの裏側には、修理をすることを見越して大量の布が残されていました。先人の知恵に感謝ですね。 ーー修復時ドレスの染料の毒に対してなにか対策はされたのでしょうか? 長谷川:特に対策はしていません。美しく復元することに全集中しました。 ーーこのドレスを修復してみて新たな気付きをお聞かせください。 長谷川:修復作業に興味がある人たちがいるということに気付きました。これまで修復は淡々とこなしていたので、あまり公にしていませんでした。しかし、修復プロセスを見たいという声があったので、修復の一部は一般公開し参加者の前でおこないま��た。 ーーこれまでのこの投稿に対する反応や反響に対する感想をお聞かせください。 長谷川:アンティークや、ドレスが好きな人のみならず、多くの方に興味を持っていただけたのが嬉しかったです。緑と黒の市松模様なので、鬼滅の刃ファンの皆さんから反響がありましたね。 ◇◇ 今回紹介した死のドレスは10月8日から31日は東京の大和田ギャラリー、11月26日から12月3日は大阪の大織健保会館て行われる「半・分解展」で見ることができる。 展示は当時の衣服を半分だけ分解し、通常は見ることのできない内部の縫い目やパターン設計を楽しむことができる。展示されるドレス、婦人服の中には約300年前のドレスもあるそう。これらの展示は触ることも可能だそうで、見て、嗅いで、触れて服の歴史を感じることができる。気になった方は是非会場に足を運んでいただきたい。 (よろず~ニュース特約・近藤リナ)
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xx8199xx · 3 years ago
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オレはオレ
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liliyaolenyeva666 · 3 years ago
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📛 1566 「空手バカ一代」 #32。
テレビの中で 「空手バカ一代」 が はじまりました。今回は 「ボクシングとの死闘 (第32話)」 というお話です。前回、どこかの "赤いきつね" のやうな名前の "赤いさそり" をどうにかこうにか倒したものの、元ヘビー級ボクサーを (ちょっぴり) 卑怯な倒し方で勝利したからと悔やみ顔のアスカケン。そんな彼に 「ユーが勝ったのよ!どうしたアスカ?」 と 何か不満でも?って感じのトウゴウ。「アスカ、大勝利を収めたのに敗北者の顔よ」 とズバリそのままを伝えるトウゴウ。そんなふたりはさておき 「オレが本当の強さというものを教えてやるっ」 とアスカケンの勝利した記事を読んだ男の姿が ふっと現れます。そんなころ 「俺は卑怯者だ!ボクシングから逃げてしまった!」 と まだそんなことを言っていたりするアスカケン。「空手を知らない者にトリックを見せた」 と イリュージョニストの世界をも極めやうとしているアスカケンは 相手に予備知識のない三角飛び、しかも後ろから 攻撃をしてしまったことを深く悔やみます。そんな彼に 「自分に実に厳しいのね、身がもたないよ」 と やさしいトウゴウ。「ニッポンに帰ったらどうか」 とトウゴウ。そんなトウゴウに 「アスカ空手が勝ったときが帰るとき」 と ちょっぴり意味が分からないことをいうアスカケンは 「現役のプロボクサーと戦いたい!わたしはやりたいんだ!」 と急に熱くなります。「一流と認められるヘビー級ボクサーとデスマッチがしたい、わたしが負けた場合は3,000ドルを支払う」 と 3,000ドルも持ち合わせているのか ちょっと心配なアスカケン。そんなこんなで テキサス州ヘビー級チャンピオン、一流中の一流ボクサー、ヘンリー・アーサーとの試合を組んだアスカケン。「トウゴウさんの言う通り、俺はクレイジーだ」 と穴の空いたサンドバックを見てちょっとアレみなアスカケン。時が経つのは早いもので、あっさりと試合が始まります。黄色い色をした唇のヘンリーを見 「軽快なフットワークだ」 とアスカケン。「まず足を攻めて動きを止めることだ」 とアスカケン。「いまだっ!とりゃぁあああーーっ!と 攻めたところ、顔面に炸裂した返し技なパンチをお見舞いされ、ダウンするアスカケン。完全に意識を失ったアスカケン。カウント7で目を覚ますアスカケン。目が点になっていて かなりヤバミなアスカケン。そんな夢遊病者のやうな動きのアスカケンを見つめながら 「いつものアスカケンじゃない」 とトウゴウ。いつものアスカケンに戻ってもらうまで お知らせに入って貰います。お知らせが明けても、完全に普段の表情ではないアスカケン、また顔面に一撃を浴び、マットに沈みます。カウント4で立ち上がらうとするアスカケン。立ち上がり、けれども すぐにまたマットに沈むアスカケン。ふらふらなアスカケン。そんなアスカケンに 「そろそろとどめを刺す潮時だぜ!」 と攻撃を浴びせかける ヘンリー・アーサー。が、一瞬の隙を見つけ、腹に一撃を喰らわせ ヘンリー・アーサーからダウンを奪うアスカケン。けれど相当のダメージを負っているアスカケンは ス��と立ち上がり、プンプンに怒らせてしまいました ヘンリー・アーサーから リング外に吹き飛ぶほどの強烈なパンチを浴びてしまいます。「あゝアスカ!」 とトウゴウ。ガコンッ!とゴングが鳴り 「助けられたな」 とヘンリー・アーサーは 「次のラウンドからはグローブを外すぜ!」 と無茶苦茶なことを言います。「やめてくれ!」 というトウゴウに 「デスマッチだぞ!」 とレフリー。そんな中 スクっと立ち上がるアスカケン。「その目つき只事じゃないネ、パンチドランカーネ」 と ヤバミなアスカケンを見つめるトウゴウ。ヤバミな目つきでリングに上がるアスカケン。ヘンリー・アーサーのジャブで左頬が ビシュッと切れて血を流すアスカケンは 飛びかかって来た ヘンリー・アーサーの拳に 「チェストォォォオオオ!」 と拳をぶつけたアスカケン。右手から血を流し狼狽えるヘンリー・アーサーに 三撃を浴びせて 彼をマットに沈めたアスカケン。実写稽古映像をチラリと流し 「ケンアスカ、おめでたう!」 とトウゴウ。「ケンアスカは勝ったのヨ!」 とトウゴウ。「空手の名誉を守り抜いたのヨ!」 とトウゴウ。「そうか、勝ったのか!」 とアスカケンは トウゴウと 鯛とお赤飯でお祝いします。「ありがたう、トウゴウさん」 とアスカケン。ふたりが和んでいた そんなところへ 「あなた誰!」 とトウゴウ。あなた誰!は 突然にアスカケンに いきなり飛び蹴りを喰らわせます。「何をするんだ!」 とアスカケン。「ボクシングにも空手にも似ている、だがどちらでもない!」 とアスカケン。その あなた誰!のすらっとした長い足が アスカケンの側でピタリと止まります。「タイ式ボクシング!」 とアスカケン。今回は ここまでです。
..
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rosaliaolenyeva · 3 years ago
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📛 161 「仮面ライダー」 #92。
いつかの今週も 「仮面ライダー」 のお時間がやって参りました。今回は 「兇悪!にせ仮面ライダー (第92話)」 というお話です。「飛び降りろ!飛び降りるんだ!」 と先週のつづきから始めたムカデなタイガーと崖の上から 真っ逆さまに落ちてDesireした仮面ライダー第1号。"はたして仮面ライダーは無事なのであらうか!" と 中江真司さんが熱くナレーションを語る中 「貴様らゲルショッカー改造人間のテスト用なのだ!」 と、先週に引き続き キモい怪人が ゲルダムの元一味なのか元一味なのかは分かりませんけれど、怯えたふたりに何か言ってキモい液体を浴びせかけます。「おれの性能は完全だ!」 と 見た目は不完全なキモハチ怪人。とそこへ 黄色いマフラーを巻いた怪しげな仮面ライダーの姿が背後から現れ、突然に ライダーキックをキモ怪人に浴びせます。揉み合うふたりの怪人。なんてところに 「これまでだ!ふたりとも!実験を終了する!」 とどこ��見ていたのでせうか ブラック将軍がふたりに けんかをやめて〜 ふたりをとめて〜 します。争うのを止め、がっちりと握手をするふたりの怪人たち。「首領!ショッカーライダーはいつでも出撃できます!」 と その不自然な "ショッカーライダー" なる 仮面ライダーのポンコツ版 (マフラーの色が異なるのが特徴) を納谷悟朗さん似の首領に紹介するブラック将軍。「グループを破壊するのだ!」 と、世界的には マイナーな団体ショッカーを捻り潰さうとしている団体 "アンチショッカー同盟" をやっちまいなと命ずる首領。そんなところに ショッカー大型コンピューターが 「緊急事態発生!アンチショッカー同盟が首領の正体を見つけちった!」 なんて感じの報告を入れて来ます。「ショッカーライダーを出動させます!」 と どこにアンチショッカー同盟の居場所に心当たりがあるのでせうか、ブラック将軍。そんなころ、前回の終わりに乗り捨てられたままのサイクロンは おやっさんが無事に持ち帰り、少年仮面ライダー隊本部の下で修理をしています。暗い表情のおやっさん。「仮面ライダーは必ず帰って来る!」 と言いつつ一週間帰って来ていない仮面ライダーの代わりに 次週から仮面ライダー藤兵衛を始める気かもしれない おやっさんは 修理を終えたのか、タケヤマ埠頭という場で サングラスをかけながら誰かを待っています。とそこへ 「立花藤兵衛さんですね?」 と全身黒い格好の女性がいきなり現れてナイフを岩に投げつけます。苦しみ倒れるゲルダムの戦闘員。見張られていたグラサン姿な おやっさんは ゲルダムの手下では無ささうなその女性から自己紹介を受けます。「アンチショッカー同盟?」 とおやっさん。世界中に支部があるらしいアンチショッカー同盟は 脳をいじられる前まで改造手術を受けたり、パイセンを庇って 改造人間に改造させられたりといった そんな危険な真似はせず、密かにレジスタンスな活動をされているさうで、そんな中で アンチショッカー同盟が持つ アンチショッカーコンピューターが ゲルダムの銭形こと ゲルショッカー首領の正体を掴んだとのことで、その掴んだデータを 仮面ライダーに運んで貰いたいとおやっさんに頼みます。「仮面ライダーに?」 と おやっさん。とあるホテルの406号室で待つと黒い女性。とりあえず仮面ライダーが出払っています (行方不明) から、とりあえず 滝和也に仮面ライダーのお面でも被せて運ばせるかと、少年仮面ライダー隊本部に戻った おやっさんに 「おやっさん!そんなこと言ったって仮面ライダーは生死が不明なんですよ」 と こんなときに限って真面なことを言う滝和也。けれども 「よし、オレが行く!当たって砕けろだ!」 と当たって砕けさうな和也。なんてところへ いきなり怪しげなライダーが現れます。「詳しいことは後で聞く」 と怪しげな仮面ライダーに、ツメキザキの灯台の下で アンチと待ち合わせと口が滑る、怪しげなライダーを怪しいと思わない、やっぱりポンコツ隊長な滝和也。そんなポンコ和也は 瞬時に ツメキザキ灯台に到着し、アンチコンピューターのテープなる物を受け取ります。「この中にゲルショッカーの首領の正体が!」 と震える和也は、テープの入ったアタッシュケースを片手に、どこからともなく襲いかかって来た戦闘員と揉み合いながらお知らせに入ります。お知らせが明け "ホテルまさき" の入口で待つ女性の姿が。「遅いわ」 と その女性は ポン太郎和也のテープを今か今かと待ち侘びています。と、そこへ頼んでもいないのに 緑の煙とともに現るるは キモ怪人。「ゲルショッカーを敵に回す愚か者めが!」 とキモ怪人ハエトリバチ。とりあえず、ポン吉和也が現れさうにもないので 逃げ出す女性。それを追うキモ怪人。と、そこへ いきなり現るるは この番組の主役本郷猛!「本郷猛!そうか いきていたのか貴様!」 とキモ怪人。「ゲルショッカーがいる限り、俺はしなん!」 と猛。海をバックに 「ライダー 変身!とぅっ!」 と早速変身をキメる猛に ショッカーライダーがどうのこうのと教えてくれるキモトリバチ。「ショッカーライダー?そいつはどこにいるんだ!貴様との勝負は預ける!」 と言い、先程の女性を救出に行く第1号は そのアンチ女性からテープのありかを尋ねられます。「送られたデータ?」 と、話について行けていない第1号。「そうか、受け取りに行ったのは わたしにそっくりのショッカーライダー!」 と 少し話が飲み込めた第1号は テープを取り戻して見せる!と女性に誓います。と、そのころ、噂のショッカーライダーは 「これさえ処理すれば」 と、まんまと奪ったアンチコンピューターなテープを破壊しやうとします。慌てて止めに入った和也をチョップで倒し、逃げるおやっさんをぶん投げる にせライダー。アンチな機密を えいやっと海に向けて投げ捨てて 作戦成功!と思ったのも束の間、それを空中で ガシッとキャッチする タイミングと運動神経の良さが抜群な第1号は、にせ第1号と浜辺で互角な殴り合いをしたあと、浜辺や舗装されていない道路でサイクロン同士で走りを競ったり、飛び跳ねたりと 何の勝負をし合っているのかわからなかったりしますけれど、公道で速さを競い合います。改造車で危険運転ですから それなりに罪深いです。そんなこんなで 海沿いに舞い戻ったふたりはサイクロンを降りて またまた浜辺で殴り合います。ブーツの爪先から凶器を飛び出させたり、突然に細く尖った武器を持ち出したりと卑怯極まりない にせライダーに 苦戦する本物。と、さらに 「正義の味方仮面ライダーは我々が消す!」 とキモ怪人まで登場して、本物の仮面ライダーを苦しめます。「一対二だ!勝負はオレたちのものだ!」 と 少し強気なふたりのショッカー。緑のキモい液体をビュッと吹き出すキモ。ゴツゴツとした岩場に追い詰められる第1号。土壇場のライダーキックも、にせのライダーキックをぶつけられ、かなりヤバミな状況です。岩に荒波が ザザーンとぶつかる中、絶体絶命のピンチな第1号!時間の都合で 次回につづく。
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toxgo · 4 years ago
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宣戦布告
EURO2021のファイナルはイタリアVSイングランドになりましたね。大会前のモウリーニョの予想が的中した結果でした。そんなモウリーニョに認められ、プレースタイルが“ガッザ”ことポール・ガスコイン以来のインテリジェンスを持つCFと評されるハリー・ケイン。長年ビッグタイトルから遠ざかっているイングランド代表に是非とも優勝してほしいです。
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2021年の上半期は「新世紀エヴァンゲリオン」と「進撃の巨人」の2つのビッグネームが完結した年になりました。ここ最近はアニメを観る層が広がり、見る側の目も肥えてきて大人な事情があるにせよ中途半端なアニメ化はSNSなどでバッシングを受けやすくなり、最近では「鬼に立ち向かう子供達」のシーズン2なんかが悪い意味で話題になってしまいました。そんな中でも「進撃の巨人」はやっぱり別格。原作ファンとアニメファンの両方ともを納得させられる作品。特にファイナルシーズンは"MAPPA"製作とあってクオリティーも抜群で毎週の楽しみでした。
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そんなMAPPAと言えば先月末に「チェンソーマン」のティーザーPVが公開されました。
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アニメ化が決まって第1章をイッキ読みしたのですが、“このマンガがすごい!”第1位の称号はやっぱり間違いなかったです。僕は"ロビンソン"が聞こえてきそうなレゼ編が特にお気に入りです。
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約1分間のPVでしたが、圧倒的な作画はもちろんのこと、原作にはなかったシーンもチラホラ加えられていて、はっきし言って30回は見ました笑 "早川家"のシーンは早くも涙腺が危ないです。声優陣や主題歌は誰が担当するのか既にワクワクが止まりません。
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ここからは進撃の巨人について。原作が完結して語りたいことも沢山ありますが、僕の中でアニメまで終わった時が本当の完結だと思ってます。なので今回はファイナルシーズンで鳥肌がヤバかったエピソード“宣戦布告”について。
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マーレ国に単独潜入していたエレンは、のちのキーパーソンであるファルコにライナーを地下室に呼び出してもらいます。
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エレンと4年ぶりに再会したライナーの第一声は「ありえない」でした。個人的にOPの“僕の戦争”とEDの“衝撃”は過去の主題歌と比べても共に抜群の世界観。
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その一方で、世界中にパラディ島のエルディア人を殲滅しに行くと演説を始めるタイバー家の当主ヴィリー・タイバー。この演説は、エルディア人やマーレ人とは?壁の秘密や、結果としてエレン達は何と戦っているのか?などを分かりやすく解説してくれているのでおさらいにはもってこいです。このタイバー家が保有していた"戦鎚の巨人"が間違いなく九つの巨人の中で1番チートです。
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「お前と同じだよ、『仕方なかった』ってやつだ」とライナーを諭すように語るエレン。声優の梶さんの感情を押し殺した演技は、緊張感と恐怖がビジビシ伝わってくる凄みしかなかったです。
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諫山先生がもう1人の“主人公”はライナーと明言しているとおり、ライナーはエレンと対になる関係性になっています。エレンの持つ"始祖の巨人"を奪還出来ずに、自殺寸前までに追い詰められていたライナーが今まで誰にも言えなかった秘密を吐き出し、"許してくれ"ではなく"殺してくれ"という言い回しはライナーの辛さが伝わる印象深いシーンでした。
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演説で語られる戦争の歴史とシンクロするエレンとライナーの会話は、マーレ国の"宣戦布告"とエレンからの"宣戦布告"を重ねたものでした。故郷の壁を破壊したライナーに自分を重ねて、今まさに同じことを始めようとするエレン。全てを物語ったエレンの「やっぱりオレは、お前と同じだ」はただただ鳥肌全開でした。
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"宣戦布告"は原作では区切りの100話目。数字の伏線が何かと多い進撃の巨人なので間違いなく狙っていたと思います。
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今年の末に放送予定のファイナルシーズン2は、エヴァと同様に本当終わってしまうという寂しい気持ちとMAPPAのハイクオリティーな映像も楽しみの半々な心境です。
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NARI
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htmillll · 11 days ago
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oivgbqiqfz358 · 2 years ago
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--深海人形-- きょーれつくろろファンジタア Vol.3
※第三弾
※HUNTERXHUNTER信者は読まない方が良いかも知れない
※幻影旅団とヒソカス他で頭にウジ沸いてるギャグ
※キャラ崩壊注意
※男リョナ注意
※ジャンプ本誌(391話〜400話)&星のカービィWiiDXネタバレ注意
[[MORE]]
※初代剣八さん台詞ネタ
団長「…さようなら。世界でただ一人、オレが悦び貪った女(ヒト)よ(…パクちゃん……)。」
ヒソカ「?!??????????!!!!!」
他団員「???!?!??!!!???!!?!???!???!!!!!!!?!!?!」
イルミ「…嗚呼、…キミ達、そう言う関係だったんだね……(納得)。」
…。
※神童も 大人になれば ただの人
少年「…パクちゃんだーいすき!!!!!」
少年「…ボク、語学の勉強も数学の勉強も地理の勉強も倫理の勉強も、全部沢山したんだ!!!!」
「…ボク達で、吹き替えたカタヅケンジャーを皆に楽しんで貰いたいんだ!!」
流星街の長老達「…あの子は、生まれる場所を間違えたのぉ……。」
…。
——二十数年後
パクノダ「…長老、先日から頼まれていたクロロ語録の最新版です。」
流星街の長老「…でかしたぞ!!」
—オレのプリン返せよ!!!!それ500ジェニーしたやつ!!!!
—…白恋吹雪(アイスロード)。
—……オレは宇宙を手に入れることができると思うか?
—ヒソカはお笑い芸人だ。…但し、石器時代のな。
—…おう、オレ達の慈善活動に感謝しろ!!
—…オレ達の慈善活動、有難過ぎるだろ?!
流星街の長老「…はぁ…、…神童も大人になればただの人なんじゃなぁ……。」
パクノダ「…ですよね……。」
…。
長老「…なぁ、クロロよ。…良い加減に結婚して家庭を持つんじゃ。もう御前も28じゃろう。何時迄も家庭を持たずに独り身の儘で許されると思って居るのか?…と言うか、世界一の悪党になるとか言う……。」
団長「…うるせーな爺い。今はそんな時代じゃねぇって言ってんだろ。…でもなぁ…、確かに……。」
--後日。
団長「…今度、オレ達は、カキン王族が乗る例の船(B・W号)に乗船するが、其れは宝目的じゃねぇ。…婚活だ、婚活しに行くぞ!!!!」
ほぼメンバー全員「…………。…何で?!!?!?!??!」
…。
※しぜんあいする 木の葉のまい
かれいに きりさく ダンシング!
フィンクス「…団長、又新しい能力奪って来たってな?(気さく)。」
団長「…そうそう。…此の能力スゲェんだよ。葉でガードしたら完全無敵だし、葉の火力も攻撃範囲も凄いし……(性能wii版準拠)。」
フィンクス「…高性能じゃねぇか!!(食い付凄い)。」
団長「…でも、操作系だから、森の中とかでしか使えねぇんだな此れが。」
フィンクス「…はっきり言って、使えねぇな(葉っぱ具現化系なら良かったのに)。」
其の様子を木陰で見ていたカルト(…此の技をパクったらボクは一気に覇権に躍り出られるのでは?!?!)
…かくして、カルトは覇権キャラに躍り出たのである。
…。
※Twitterから転載ネタ
…フィン「…うちの団長はな、過激派百合厨で、マチシズ推しなんだ……(他人の性癖晒し)。」
旅団推しマフィアの人「…へ??…最高じゃないですか!!!!(性癖的にも同志)」
フィン「…だろう!!!!(右に同じ)。」
くろろ団長「…ぶはくしょぉおい!!!(くしゃみ)」。
…。
【※クロスオーバー注意】
※ボク不許ネタ
※tikwパロ
—ランディア撃破後
クロロ団長「…何だ此の王冠は??」
ヒソカス君「…見るからに危険だから拾わない方が良いよ◆?!?!?!!?」
ランディア「…キュー?!?!?!?」
マホロア「…アアッ!!ボクのマスタークラウンガァ!!!!」
※そして、マスタークラウンを拾って、頭に被る
マチ「…団長??」
クロロ団長「…あはは、マスタークラウン被って、此んなんなっちゃった……なっちゃったからにはもうね……ローエングラム王朝開かないと(余が全宇宙の支配者であるぞ)。」
マホロア「…ワワワ…ヤダーッ!!(共和主義者並の感想)。」
イル兄「…アホくさ(真��)、」
…。
※更に続く声帯同じ人ネタ
団長「…今から、此の船は、余の皇帝たる権限を以って、『旗艦ブリュンヒルド』とする!!!!!!!…そして、ブリュンヒルドは船体が白い!!白くなれ!!!!!」
ローア(※困惑)
マホ「…Noooooooo!!!!!!返セ!!ローアはボクだけのものダヨォ!!」
団長「…何?!貴様?!!!余に逆らうと言うのか?!?!!!」
ランディア全匹「…キュゥィィィィ……。」
ヒソカ「……。」
マチ「……。」
イル兄「…もう帰って良いかな??」
団長「…全宇宙を手に入れるぞ!!そう、全宇宙を!!」
此うして、自由惑星同盟を蹴散らし、ラインハルト・フォン・ローエングラム候並の善政を敷いた事で、全宇宙は呆れ返る程平和になりました。
めでたしめでたし
※…声帯が同じだけで、此処迄の覇権が取れるんですね(真顔)。
…。
※マホロア男リョナ注意(※『ボクは許さない〜The worst friends.』から転載)。
支配人マホロア「ヤァ!!クロロ!!わいわいマホロアランドへヨウコソ!!ココでは(ry 」
※其の時クロロ団長が全身全霊で顔面パンチ
使用人ワド達(…わにゃにゃ……!?)
クロロ「…オレはもう大人だからな、遊園地では遊ばねぇよ。じゃぁな。ド腐れ青��マゴが(※最後にカービィ以上の筋力で踏み付けキック)。」
支配人マホロア「…ギャァアアアアアアア!!!!!!(…ヤッパリ早い踏み付け……、此のボクでも結局見逃しちゃうネ)」
…。
※恐ろしく早い手刀 オレでなきゃ見逃しちゃうね(刹那の見斬りネタ)。
※チョコボGP並のメタネタ注意
雑粗筋→此の御話は、大人は遊園地で遊ばないけど、其れでも、特別に遊んでくれた場合の話。
マホ「其処で、ボクはキミに、『刹那の見斬り』勝負を申し込むヨォ!!!!」
団長「…お前、莫迦かマホロア?…『刹那の見斬り』でオレと勝負?正気か?オレのアレ(手刀)は発生1Fだぞ?」
実質飛影(フェイタン)(…遂に…、…団長が……伝家の宝刀を……!!)
本編で出番が無さ過ぎて悔しいのでここで突然解説役として登場するパリストン「…戦闘能力の無い少女に対して使った上に、ただの噛ませ犬でしか無いモブのツッコミ所満載行動がネタにされてるだけなのに、よくもまぁ、『伝家の宝刀』扱い出来ますよねぇ??」
↑※因みに、此れは誰も聞いてません
マホ「…さて、やるカァ……。」
団長「…さっさと終わらすか。」
とぅるるる〜〜(←刹那の見斬り御馴染みのSE)
…。
…。
…。
…。
!!!
バァン!!!!!
たいむ 07
勝者 くろろ
変態「…恐ろしく早い貴方の手刀♡ボクだからこそ、絶対見逃さないんだ���」
真顔人「…恐ろしく遅いクロロの手刀。オレの方がもっと早いの出せる。」
(…流石、団長の手刀を見逃さなかった人位しか看破出来ナカッタ伝説ノ手刀……!!…ダガ、ボクにも秘策がアル!!!!)
マホ「…ウゥウン!!次は負けないヨ!!」
…。
※刹那の見斬りで事故って此方の一撃が金的に暴発した案件
※男リョナ・金的ネタ注意
マホ「…サテ、二回戦目、行くヨォ!!」
団長「…何度やっても無駄だ。何回でも捻り潰してやる。」
マホ「…其処で特別ルールサ。キミにはコレ使って貰うヨォ。」
…其処で、マホロアは、団長に、ウルトラソードレプリカを持たせる。
団長「…此の剣か?良いだろう。…だが、結果は変わらん。」
マホ「…アト、此れから出て来るノハ、ローアのフィギュアダカラネ。ボク専用の抱き枕としても使エルンダ。」
…此の説明、要らないにも程がある。
とぅるるる〜〜(←刹那の見斬り御馴染みのSE)
…。
…。
!!!
バァン!!!!!
たいむ 14
勝者 まほろあ
適当に慢心して、マホロアの要求を承諾するクロロも相当間抜けなもので、矢張り、ウルトラソードにカラクリがあった。!!!の時に、剣をマホロアに向かって振り入れる其の瞬間、其の剣は、魔法の力か何かで急に重くなり、其れに、気を取られ、クロロは大幅に出遅れる。
そして、ローアのフィギュアが、クロロに高威力の体当たりを喰らわせる。
本編で出番が無さ過ぎて悔しいのでここで突然解説役として登場するパリストン「…ひえっ!!ローアのフィギュアが思いっきし団長さんの股間に……。」
マホ「…クスクスクスッ!!!!ボクの勝ちダネ!!!!!…アレ?!!何でソンナニ痛がッテルノ??!!」
団長「…ポォオオオオオオオオオ?!?!??!!」
本編で出番が無さ過ぎて悔しいので意地でも登場するパリストン「!?!????!??!???!?!」
ヒソカ「…金的ってさ、普通にショック死する事あるんだけど……(震え声)。」
イル兄「…そうなんだ……オレ初耳だなぁ……(震え声)。」
(…………。)
フェイタンは首を振りながら震える。
マッチさん「…団長、…あれから、夏の港に打ち上がった魚の死体みたいに干からびてる……。」
…そして、ヒソカがマホロアに話し掛ける。
ヒソカ「…人間の男はねぇ、股間に強い衝撃受けたら、神経が一気に逝かれてショック死する事があるんだよね……。」
…然し、マホロアの反応は非常に淡白であった。
マホ「…フーン、ソウナンダァ?…哺乳類はソウってコト?…ソレデモ、人間の雄って大変ダネ。…アトサァ、生物種によって体の仕様大きく違うカラネェ。ヨク分かんないナァ……。」
※注:…マッホは歴とした雄だけど、人類の雄みたいな構造は生物種として無いって事だよ。両生類とか魚類とか鳥類みたいに。だから、人間の雄が股間潰されたり、強打されたら、何れだけ痛いかが分からない。
ヒソカ「…ねぇ、本当に大丈夫かい?知り合いの医大生呼ぶからね……。」
団長(…はぁ??…あれ位……、…大した事ないぞ……。」
イル兄(…めっちゃ瀕死だ……。)
ヒソカ「…矢っ張り、医大生呼ぶね。」
…でも、其の例の医大生は、結局、来ませんでした。
例の医大生「…先ず、来れねぇよ!!」
…。
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tomiyadaisuke · 4 years ago
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「沈黙は賛同」って主張については、既に優先順位問題という形で結論出てないんですかね。 ウイグル話法とか何とかいうのは、優先順位問題について「この問題について沈黙を許さないというのなら、もっとシリアスなあの問題について沈黙を許すのはおかしくないのか」って話なのでややこしいけど、別に「森元を非難するならウイグル問題も非難しろ」って主張してるわけではないんだよな。 「沈黙は賛同という主張が正しいのなら、おまえらがもっとシリアスな問題に沈黙しているのは賛同を意味することになるが、それでいいんですか」という問い掛けなんだよな。 ウイグル問題は単なる例示なんだよな。意味するところは「おまえらは森元の発言よりももっとシリアスで非道な問題について沈黙しているが、「沈黙は賛同」という主張が正しいなら、それに賛同していないのに沈黙を守るのはダブスタじゃないのか」と問われているんだよ。 そんなもんな、おまえらみたいな一本筋の通ってない腰抜けリベラルにホロコーストを表立って肯定する度胸があるなんて誰も思ってないんだよ。そんな度胸もないくせにダブスタの理屈で他人にマウンティングをかます料簡が批判されてるのよ。 「森元叩きは今イケイケだから乗っかるけど、中共のウイグル問題に口を出すとヤヴァいから黙ってまーす」みたいなチャラい料簡だってのがバレバレなのに、何が「沈黙は賛同」だよ、莫迦じゃねーのかって批判されてるのよ。このくらいかみ砕かないと理解できませんかね。 何が「沈黙は賛同」だ、他国で無辜の人々が虐殺され陵辱されている事実を知りながら沈黙していやがるくせに、何をヌケヌケと恥知らずなマウンティングをかましてるんだよ、おまえには耳掻き一杯の良心の持ち合わせすらないのかクソ野郎って罵られてるんだよ。このくらいわかりやすく言えばいいですか? もっと言うぞ。都合が悪いことについて沈黙を守ること自体は誰も責めてないんだよ。おまえらには、中共のホロコーストについて何か意見を言うとまずい事情があるんだろうし、そんなことは非難してないのよ。 でもな、自分は都合が悪いことについて黙っているくせに、他人の沈黙を非難して強制しようとするから、その浅ましいダブスタの卑劣さを非難されるんだよ。おまえらだっていろんな問題について黙ってるくせに、自分が乗っかった問題についてだけは沈黙を許さないのかよ。そんな薄汚いダブスタがあるか。 もっと歩み寄ってあげようか。「沈黙は賛同」ってテーゼそれ自体は正しいんだよ。この世のあらゆる非道について、万人は等しく責任を負う。ただ、そんな過剰な責任をすべて果たすことが可能なほど人間は強くないから、それは理念でしかないって話なんだよな。 でもな、その美しい理念は他人に強要する棍棒と化した瞬間に聞こえのいい薄汚い暴論と化す。だって、そんな無理筋の正論を他人に強要する自分自身がその正論を実行できているのか。 「森元を叩くならウイグルを」ってのは、おまえが便利な棍棒だと思ってるその美しい理念は、同じ無力な人間でしかないおまえの頭上にも容赦なく降り注ぐ無理筋の正しさだという、そういう話なんだよ。 「性差別に沈黙するな」と棍棒を揮ったつもりのおまえの頭上から「ホロコーストに沈黙するな」というもっと強力な棍棒が容赦なく降り注ぐという、そういう残酷な正義の話をしているんですよ。 おまえさんは「この世すべての悪に沈黙するな」という巨大な鉄槌が頭上から襲ってきてもそれに応えられるほど強い超人なのか?そのレベルの超人でもなければ「沈黙は賛同」なんて恐ろしい棍棒を他人に揮ってはいけない。 まあ、オレも今年で還暦の高齢者なんですけどね、暦が一巡するくらい生きてきて、もうこんなに大事で愛おしい世界が、こんなに安っぽくてくだらない口先だけの矛盾だらけのヒューリスティックな理路で回ってるのがそろそろ我慢ならなくなってきているのよ。 オレが「沈黙は賛同」とか言い出した奴らが愚かな卑劣漢だと思うのは、おまえらその伝家の宝刀は一度鞘を払ったらおまえら基準の敵味方なんか関係なくおまえを含めたすべての人間を容赦なく残酷に切り刻むことになるが、そういう弁えなんか���いんだろ?と思うからでね。 この問題については、かなりオレは怒っているので、誰が痍附こうが困ろうが関係ないというつもりで物を言っていますよ。 なんでおまえらは、女性が暴力で性的に陵辱されたり人間としての尊厳を剥奪されていることよりも、自分の主観で女性が莫迦にされたとかナメられたとか、男性がえっちな性的妄想を弄んだとかのほうが許せないんだ。その価値基準、歪んでませんかね。 その挙げ句に「沈黙は賛同」とか言い出すなら、おまえらはこの世のすべての不正義に対して声を挙げる覚悟はあるんですかね。 その主張は、おまえらが問題とすら認識していない事柄で理不尽な被害を被っている、おまえらの知るところではない、とるに足りない誰かの不幸に対して、おまえらが声を挙げなかったことについて完全な責任を負うという言明になるんだが、大丈夫なんですか?
https://twitter.com/chronekotei/status/1360240205987389443
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skf14 · 4 years ago
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03290220
好き、の、ただ一言が口から出てこないまま、時計の針はもう随分と周ってしまった。こんなご時世じゃ、ゆっくり食事すら出来ないと今更気付いたのは、俺がろくに出歩かず模範囚の如く「自粛生活」を頑張っていたからだろうか。いや、違う。誰かと出掛けよう、なんて気にならなかったから、だ。
街の明かりはいつもと同じように灯っている。高等生物である人類が、叡智を結集しても到底敵わない目に見えないナニカに脅かされてから、もう1年以上が経過した。毎日くだらないことで喚き立てるメディアにも、過敏な人間達にも辟易していたのに、そんな喧騒が嘘みたいにここは、静かだ。
「ねぇ、寒くないの?」
「寒い。」
「だろうね。」
「でもいいんだ。寒さを感じると、生きてるって感じがする。」
「それで風邪引いたら全部台無しなんだけどな。」
「確かに。」
横でパックのコーヒー牛乳を飲んでいる彼女。マスクを外してコーヒー牛乳を飲み、マスクを付け直す不自然さにも目が慣れてきたが、よく考えれば滑稽だ、と思う。感染症対策についての講釈を垂れ流す俺はマスクを顎にかけたまま、飛沫とよろしくやっている。
彼女のことが好きだ。
冬がまだ名残惜しく居座っているせいで、あわよくば肩でも寄せ合えるんじゃないかと思ったのに、結局俺と彼女の間には買ってきたおやつとコーヒー牛乳と、俺の好きないちごオレが並べて置かれている。今流行りのソーシャルディスタンス、だとしたらくそくらえだ。
結局飯屋からも、20時に締め出されてしまった。外で立ち飲みする若者は、朝のニュース番組で晒しあげられていた。結果、適切な距離を保ちながら、小腹を満たそう、ということになった。つくづく、色気がない。
「なぁ、」
「ん?」
「水槽の脳、って知ってる?」
「何それ、新種のペット?」
「だとしたら飼いたいか?お前。」
「え、やだよ。臓器じゃん。」
「だろうな。」
「で、何?」
彼女は最近行ったらしいマツエク屋でつけてもらった控え目な睫毛(俺には十分派手に見える)をぱさぱさと揺らして、誰もいない公園をぼーっと眺めている。横顔から覗く眼が好きだ、目ではなく。と伝えたら、変態じみていると笑って流すんだろう。
「この世界って、実際に、実在してると思う?」
「えーっと…うん、思う。だって今私の足は、土を踏んでるし。」
彼女のお気に入りの白のドクターマーチンが、公園の地面をガリガリと擦って、現金な俺は少しもったいない、と思ってしまった。結構するのに、その靴。でもそれくらいやんちゃな方が、俺は好きだ。
「その、地面を踏んでる感覚も込みで、俺達が体験してるこの世の全てが、一つの水槽に浮かんだ脳が見ている夢だ、っていう仮説があるんだよ。」
「へぇ。それって、世界が10秒前に作られた説、の友達みたいなもの?」
「あー、なのかな?多分。よく知ってんね。原理は似てるかな。」
「世界には、難しいことを考える人もいるんだね。」
全部を疑うなんて、疲れちゃう。彼女はまた律儀に付けていたマスクを外して、甘さ控えめのコーヒー牛乳を飲んだ。
恋愛ってのは酷く億劫なものだと、それなりに生きてきた人生の中で嫌というほど学んでいた。妥協と擦り合わせ。他人と共存していく必要性すら見直しつつあった俺の前に、彼女はふらっと現れ、俺の恋愛においてはまだ幼稚な心を掻っ攫っていった。
彼女のことが好きだ。
不毛だ、と思う。尖る唇は奪えても、彼女の人生を背負う覚悟はない。子供より、親が大事と思いたい。とこぼしたどこかの父親を思い出した。美味しい貴重な桜桃を、不味そうに食べては種を吐く男。色々なしがらみの中でなんとか生きてはいるものの、人生というものに酷く疲れて、加護を得て解き放たれたい、と望む無力で無責任な人間。しかし、人間のあるべき姿でもある。
あのある意味駄作とも呼べる作品がここまで世間に浸透したのは、皆が心の中で同じようなことを思っているから、だ。当然、こうして彼女を前にした俺も。彼女より、俺が大事と思いたい。
しかし同時に、かの人間失格な男のように、この先どんな悲しみが待ち受けていたとしても、今俺の前でけらけらと楽しそうにしている彼女と添い遂げる幸せが欲しい、とも思う。
俺の大して面白くない人生において、生きる、ということは、飲み残した一杯のアブサン、そのもののようだった。焦燥感、漠然とした不安、喪失感、胸に巣食う孤独と虚空。何も得られなかったのに、何か得られたはずだと追い求める不毛さ。不毛な道を、もう数十年ただ歩いてきた。強迫観念に基づく歩行を、続けてきた。
それなのに、彼女と結婚したい。自転車で青葉の滝を見に行って、帰りに古書店にでも寄って、互いの好む本を一冊ずつ買って帰りたい。なんて、我ながら、太宰を読みすぎてしまっている。
「星、全然見えないね。」
「明るいからな。仕方ない。田舎にでも行かなきゃ、あ、でも、あれ、星じゃない?」
「あ、本当だ。星だぁ。光ってんね。」
彼女は小さな手を空に翳して、ポツンと夜闇に空いた白い穴をゆびさした。無邪気な、まるで植物のようだと思う。刈られるとも知らず、蹂躙されるやもしれない道端でも、構わず生き、咲いて、生を謳歌する植物。ごちゃごちゃと思考ばかりを絡めて墓穴を掘り続ける俺とは、対極にいる存在。
「眩しいな。」
「そだね。いっそのことさ、地球停電デー、みたいなの作ってみたらどうだろう。」
「地球停電デー?」
「そ。必要最低限の電気は維持して、あとはぜーんぶ消すの。そしたらきっと、今生きてる人間が、誰も見たことないような星空になるよ。」
喉元まで出かかった、好きだという言葉を飲み込んで、俺は返事の代わりに手に握っていたいちごオレに口を付けた。彼女は何も気にせず、自分の言った「地球停電デー」の響きが気に入ったのか、くふふ、と笑っている。
元来、理屈でうまく表すことが出来ない事象は苦手だ。感情論も、悲壮感も、恋愛感情も。昔からずっと、説明出来ないことは悪だと思ってきた。しかし今、少し間を空けた隣で笑う彼女を抱き締めたいな、と思った気持ちは説明出来ないし、説明出来ないでいてほしい、と思う。俺が大人になったのか、もしくは彼女が俺を大人にさせたのか。分からない。
「案外、賛成するかもな。」
「残業無くなるよ。君の嫌いなお仕事も、その日はぜーんぶ無し。」
「まぁ、1日休んだところで会社は潰れないしなぁ。実現不可能ではない。」
「めちゃくちゃ偉くなったら、私がその日作ってあげる。」
「ちなみにいつ?」
「勿論、今日。」
「なんで?」
「んー、君と星を見つけた日だから。」
彼女のことが好きだ。
不幸を食べて育つ俺の中の太宰かぶれな俺も、すっかり黙り込んでしまった。勝てないんだ。彼女には勝てない。どんな陰鬱も凄惨な記憶も、悲しみも哀しみも、彼女が触れれば忽ち芽を吹き花を咲かせてしまうんじゃないか。
二人の間のおやつはとうに食べ切ったのに、俺は手を膝に置いたまま、無防備に放り出された彼女の手をちらちらと見るだけ。目の前に出された幸福を、どう受け取っていいのかわからない。
「君は、不器用だね。」
「なんで急にディスるんだよ。」
「あ、もうすぐ電車、終わっちゃうよ。」
「え、まだ早いだろ。」
「ほら、今こんな状況だから、終電早まってんの。」
口を挟む間もなくゴミを片付けた彼女がさっさと歩き出したので、その小柄な背中を慌てて追い掛けた。ソーシャルディスタンスが終わらないまま、今日が終わりを告げようとしていた。
「ねぇ、楽しかった。また行こうね。」
「うん、また行こう。」
「ねぇ、美味しいものも食べようね。」
「食べような。お前が好きなパンケーキも。」
「ねぇ。」
「ん?」
「手、繋ぐ?」
差し出された小さな手。無邪気で悪意のない、愛おしい手。あぁ、今日行った水族館で見た��ヒトデみたいだ。誘われるように手を伸ばす。目の前の信号が赤に変わって、二人同時に足を止める。一瞬普通に繋いだ手を、君は恋人繋ぎに直して笑った。
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sonezaki13 · 5 years ago
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※高2の時に書いた作品です。
リメイク版作成にあたりオリジナルをほぼそのままあげます。誤用、文章作法誤りそのままです。
しとしと降る雨のリズム(前編)
ほらほら、また「ゲーム」の始まりだ。
僕は机に頬杖をついて、それをただ傍観する。
耳障りな騒音。嫌に五月蝿い嘲笑。
多分また避難しているのであろう中澤絵美の机を、さも楽しそうに、愉快そうに運び出している。
あぁ、吐き気がしそうだ。「いじめ」なんて陰湿なショーを見たくもないのに、見せられている気にもなってくれ。楽しんでるのは「行う側」の人間だけじゃないか。
まぁ、そういう僕だって「見てるだけ」という点でいえば、「行う側」に属すのだろう。
とは言っても、「いじめを止める」なんていう馬鹿馬鹿しいことをやっていられる訳がない。これは正当防衛なのだ。仕方ないのだ。
「クラス」という密閉された一つの空間の絶対君主、浅賀千里に刃向かえば、こっちの身が危ない。そんなことになるぐらいなら、少しぐらい目をつぶって、耳を塞いですごすなんて楽なものだ。
それだけで自分の平和と安全が保障される。あとは浅賀千里に逆らわなければ良いだけだ。
そんな所へ絵美が帰ってきた。相変わらず、身を固くして、うつむいて足早に歩いている。
「おかえり~。絵美ちゃん!」
妙に明るく、わざとらしい声で浅賀たちが言った。
絵美はびくっとして、立ち止まった。
そして、教室に流れる重い空気。クラスメイト達は一斉に目を伏せたり、背を向けたり、はたまた便乗してニヤニヤしながら絵美達を眺めたりする。
「絵美ちゃんったら教室間違ってるよ~」
浅賀の下僕の女子が、さも嬉しそうに嫌らしい笑みを浮かべて言った。
そんなはずがないのは誰もがわかっている。絵美は間違いなくこの2-3の生徒だ。
そうじゃなければ、このゲームの標的にもなっていないだろう。
「ここは絵美ちゃんの教室じゃないんだよ~。…わかってる?」
一度は立ち止まったものの、絵美はその言葉を無視して、クラスへ入ろうとした。
「だから違うって言ってんでしょ!」
鈍い音がして絵美は廊下の白い壁にぶつかっていた。どうやら突き飛ばされたらしい。
今までの妙に明るい口調と一変した激しい口調。しかし、そこから馬鹿にしたような嘲りの態度は消えていない。
「あんたの席はここにあるでしょ。」
楽しそうに彼女達は言う。しかし、絵美は起き上がらない。
「早く座りなよ。」
絵美はじっとして、黙り続けている。
「ま、いいや。次、移動だし。あんたはここに座っときなよ。」
相変わらず絵美は黙ったままだった。
浅賀達は顔を見合わせ、口々に、本人に聞こえるよう大きさで絵美の悪口を言いながら、去って行った。
嵐の前ならず、嵐の後の静けさ。
しばしの沈黙の後、僕らも用意を持って移動を始めた。
皆、無意味に騒いでいる。「絶対君主」の残した重い空気を掻き消す為、さっきのゲームをなかったことにする為。
僕も例外ではない。ほとんど内容のない会話を交わしながら、廊下を歩く。
今も尚 、じっとしている絵美を誰も見ようとしない。うっかり見てしまった奴も、慌て目を反らし、見なかったことにする。
彼女が一人、静かに泣く声が聞こえた。
でも僕らは、そんな彼女がいないみたいに、見えないみたいに、通り過ぎて行く。
―…絵美のおびえた顔を見ていると、黙って見ていることに、ふと罪悪感を感じることがある。そんな時は胸にこみ上げてくる衝動を抑えこんで現状況を正当化する。
だから僕を含む大勢は、彼女と目が合わないようにするんだろう。
自分を犠牲にしてまで絵美を助ける必要はない。止めた所でいじめが消えるとも思えない。
僕らは自分が可愛い。自分が大切。
なぜなら「自分」が無事であって、初めて周囲を認識できるから。
それは悪いことでもないし、おかしなことでもない。だから、いじめを止めようとする人の気持ちがわからない。もっとも、ここにはそんな奴はいないが。
自分を守ることがどうして悪いのか。いじめに立ち向かうことがどうして素晴らしいことなのか。
昔、正義がどうだとかほざいていた奴がいたが、どうして正義を貫く必要があるのか。
正義なんてただの個人の思想にすぎない。
自分の身があっての思想だ。思想をとるか、自分の安全をとるか。
単なるキレイごとの塊にしかすぎない思想を選択するほど、馬鹿なことはない。
思想などという、個人によって価値観も違うような、大した利益にもならないものが必要か。否、そんなはずがない。
だから、僕は「傍観者」であり続ける。
―…また嫌な昼休みがやってきた。
あぁ、ほら、まただよ。
絵美の机はいつだって、1つだけ明らかに他の机から遠ざけてある。
彼女の机は傷だらけだし、油性ペンで書かれた馬鹿馬鹿しいラクガキもあちこちに描かれている。もちろんそれは皆、いじめを「行う側」の人間や、絶対君主たちに誘われた人間がしたことなのだが。
絵美は膝をついて、ゴミ箱をあさっていた。髪は、さっき浅賀たちにかけられたゴミでホコリだらけだった。
また、何かを捨てられたらしい。
そんな絵美はとても惨めで、みすぼらしかった。
そして、僕らはそれを見ないフリをするか、ニヤニヤしながら楽しそうに眺めるかのどちらかを行うのだ。
その後、絵美はゴミ箱から小さな何かを握り締めて、自分の席に戻った。絵美の所に、また浅賀たちがやって来る。
「ゴミなんてあさって、汚いの。浮浪者か何かのマネでもしたいの?」
絵美はまた黙っている。
「何拾ったの?見せてよ。」
浅賀の伸ばしてきた手を振り払うように、絵美は握り締めていたものを背中の後ろに隠した。
浅賀はまゆをひそめた。
「何その態度。」
ながれる沈黙。
「何その目。」
馬鹿にしたように笑う声。
きっと絵美は、またあの怯えを交えつつも挑むような目で浅賀を見ているのだろう。
僕達に、なんでもないような後姿を見せている。
「見せろよ。聞こえないの?」
大きな音がして、クラスメイト達は一斉に絵美たちに注目する。
浅賀は無理矢理、逃げようとする絵美の腕を掴んで手の中のものを奪い取った。
「何これ~。見てよ皆。」
マスコットだった。小さなクマのぬいぐるみのマスコット。今はもうすっかり汚れてしまった小さなマスコット。
あぁ。あれは…。どうしてあれの存在に今まで気付かなかったんだろう。
「汚い人形。こんなのいるの?」
浅賀はクマを眺めながら楽しそうに嘲った。
「返して。」
絵美はか細い声で言った。
浅賀は嘲笑するとクマのマスコットを、汚いものを触るようにつまみ上げた。
「不細工なデザイン。気持ち悪い。気味悪いね。古いでしょ、コレ。」
浅賀はクマに爪を立ると、首と胴体を引っ張った。
古びたクマはあっけなく千切れて、古くなって硬くなっている綿が飛び出した。引っ張られて伸びた布が無残だった。
「汚い。せっかくゴミとして捨ててあげたのに。そんなにゴミが好きなら一生ゴミの中で暮らせば?」
浅賀はクマを床に落とすと、足で踏みつけた。
クマから、さらに綿が飛び出す。
「やめてよ!」
絵美が声を上げて、クマを拾おうと手を出すと、浅賀はクマと一緒に絵美の手も踏みつけた。
「あーあ。うっかり踏んじゃった。急に手を出したら危ないよ。」
そして、もう一度、今度はもっと力を入れて、踏みつける。
絵美の顔が一瞬だけ歪んだ。
絵美の手の下で、クマはぺしゃんこになって、綿を垂れ流して、手や足を変な方向に曲げていた。
絵美の目が潤み始めた。もう泣くのは時間の問題だろう。
絵美自身それに気付いたらしく、慌ててうつむき、顔を隠した。
「あ。またコイツ泣く。」
楽しそうに誰かが言った。
それが合図だったかのように周囲も笑う。笑う。そして���楽しそうに嘲りながら騒ぐ。
絵美が泣く時のマネをしたり、泣くぞ泣くぞと騒ぎ立てたりと一瞬で教室が五月蝿くなる。
絵美は必死に食いしばっているようだったが、やはり結局は泣いてしまった。
泣き虫泣き虫また泣いてやがる泣いたぞ泣いたぞやっぱりなあいつは弱いからほらほら見てよあの汚い顔汚い汚い泣くなんて卑怯だよほらまただいい加減にしろよ弱すぎだよ泣きすぎだしあんな弱い奴見たことないよホントうぜえ
交じり合う騒ぎ声。
絵美は泣きながら、ぐしゃぐしゃになったクマを握り締めていた。
僕の感情がかすかに震えた。
絵美は僕と目が合うと「大丈夫」と言いたいらしい、ひきつった笑顔を見せる。
いつからそんな笑顔しか見せなくなったんだろう。絵美はもっとほっとするような笑顔の持ち主だったのに。
いつから僕らは言葉を交わさなくなったんだろう。ほんの数ヶ月前まで冗談を言い合っていたのに。
僕は、理不尽に攻撃されている絵美を見捨てて逃げたのに、絵美は僕のことを裏切らない。
ねぇ、どうしてそこまでしてくれるの?
―…「絵美ちゃん絵美ちゃん。」
幼い日。迷いなんてない。利益なんて関係ない。ただ自分がどう思うかだけで、生きていけたあの頃。
「お誕生日おめでと。これね、唯花からのプレゼント。」
幼い僕は幼い少女に小さなクマのマスコットをあげた。
薄い茶色の体。黒いビーズの目。気を付けをした姿勢でクマは少女をじっと見ている。
そして少女もクマをじっと見ていた。
「かわいい。」
嬉しそうに満面の笑顔で、少女は言った。その目は輝いていて、今度は僕のことをじっと見た。
「ありがと。ゆいちゃん。大事にするね。」
―…黒ずんで、目が片方取れて、手も歪んでいて、首もなんだかぐらぐらしているクマを絵美は捨てないで、何とか修理して持ち続けていた。
あの日、絵美にクマのマスコットを渡した少女は、今はこんなに汚い生き方しかできていない。ずっと仲良くしていたくせに、いざ、絵美がいじめられるようになったら見捨てた。
絵美はずっとあのクマを大事にしてくれていたのに。
もっとも、気付いたのはクマが浅賀に壊されてからだが。
どうして絵美はそんなにもクマを大事にするのか。幼い日の約束だからか。
なぜ?どうして?わからないわからないわからない。他人なんだからわからないのは当たり前かもしれないが、それすら良くわからない。
それなのに、なんだか嬉しい。こんなに嬉しいのは久しぶりかもしれない。なんで?なんでこんなに嬉しいんだろう。
絵美の近くを通るたびに、クラスメイト達は意図的に顔をしかめる。
ぶつかったりしたら楽しい楽しい宴の幕開けとなる。
きったねぇ何アイツ。菌がついた。はい、ユウタにタッチ。何だよやめろよ!オレを殺す気か?こんなのつけてたら1週間以内に死ぬぞ。あぁ~あオレ死んじゃうし。ま、その分アイツは人殺しだな。ってかアイツ町歩いてるだけで罪じゃん。知らない間にきっといっぱい死んでるって、アイツの菌で。吐き気しそうだし。さっさと自殺だろうとなんだろうとしろって話。ハイ、タッチ。えぇ~なんでオレに回ってくんだよ。そもそもアイツなんであんな所歩いてんの?訳わかんねぇよ。マジウザイって。
―…生きていけないと思うのなら、お前等が死ね。訳わかんねぇのはお前等だ。
仕方のないこととわかりつつ、それこそ吐き気がしそうな言葉に口に出さ���反論してみる。
でも、本当はそんなことをしても何の意味もないことはわかって���る。
これは一種のゲームであり、クラスの娯楽にすぎない。的当てゲームの延長だ。そう、ただの遊び。ただ、的が人間だというだけのこと。
瀕死状態のクマが絵美の鞄で揺れている。
絵美は最近、物を取られないようにか、いつも鞄に私物を入れて持ち歩いていた。
重そうだな、と思った。持ってあげたいと思った。
でもそれは僕にはできない。僕はあいにく絵美よりも自分が可愛いみたいだ。
僕は僕が可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて仕方がないのだから。だから、何も行動を取れないでいる。
それで満足?ああ満足さ。
美しき自己愛。それで僕は僕を保つことができる。
クマが悲しそうに片方だけの目で僕を見ていた。
―…僕がやっているのは正当なことであり、平和を築くための行為なのに、平和は音をたてて崩れている気がする。
僕に何が足りない?僕は自分の平和を望んでいるだけだ。それだけだ。嘘じゃない。それだけだ。それだけだ。一体何が足りない?何かが足りない。確実に足りない。でもそれが何なのかわからない。
欠けた部分にできている大きな虚無感。そこに一度気付いてしまった僕は、そこを求めることに必死になっているらしい。
「大丈夫?」
気がつくと、僕は絵美とすれ違いざまに、聞こえるか聞こえないかの大きさで、そう言っていた。
「大丈夫だよ。」
絵美は優しく笑っていた。あの怯えた笑顔でなく、本当に優しく、嬉しそうに、あの頃の笑顔と同じように。
なんで。
なんでこんなに苦しいんだろう。その反面どこか暖かい。痛みと温もりの両方がじんわりと広がっていく。
すれ違いざまの一瞬の会話。それだけなのに。
僕はとにかく、何かしないといけない、と思った。それが何かは相変わらずわからなくて、果てしない虚無感から逃げながらそう思った。
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mknaspa · 6 years ago
Text
Rise of the tmnt 115a 翻訳
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Mind Meld
いま明らかとなる、ナルシでマッドなドニーの家族愛に満ち満ちた一面(半分うそ、半分ほんと)。
ドニーが愚痴を呟くシーンの台詞から、己の傲慢によって身を滅ぼした男の寓話『イカロスの翼』を基にした話と思われる。
タイトルの “Mind Meld” とは『精神融合』のこと。Star Trek のスポックらヴァルカン人が持つ能力で、二者の精神を融合し、感情や意識を共有するというもの。
『融合』とある通り、頭ヨクナールとはいえ、ロボトミーとか swap の類ではなく、『知性が爆上げされた極端なドニー化』という話。
どうでもいいけど わんぱくドニー坊やミーム => here
シェルドンの喋り方はマイルドヤンキー風敬語。
イカロス亀の寓話
:こちらパープル・ナイト(紫騎士) 全員位置についたか?
:こちら問題無し(?)
:マイキーも OK
:なんでマイキーのやつ 自分の名前をコードネームに使ってんだ
:じゃあオレンジ・ポンド(橙色の池)、これが君の…
:は?なんで『池』なの?
:オレもコードネーム変えたい!えーと、ブルー・ブルーイかな
いや、ブルー…ええと
(小ネタ:レオの声優 Ben が『DuckTales 2017』で演じている、青色イメージの鳥の男の子 デューイくんの名前と掛け合わせて考えられた名前。所謂『セルフ中の人ネタ』) 
:うるさいよ!誰もコードネームは変えない!はい、集中して
パープルドラゴンとやりあうんだから あの巨悪ハッカー達だよ
『ドラゴンの牙』をかっぱらうんだ
(dragon's teeth:竜の歯。揉め事、主に内輪もめの喩えでもある)
:再確認なんだけど ほんとに『ドラゴンの牙』を折るつもり?
:いーや ドラゴンなんか実在しないし、それはブツの名前だから
とっても強力な技術の一片でも彼らの手に渡ってみろ
僕たちは地獄を見ることになるかもしれないんだぞ
だから集中してほしいんだ パープルドラゴンズは本気で…
:レッド・ケープ(紅きマント)、応答しろ
大丈夫か? 繰り返す、大丈夫か?
:そうでもなさそうだぜ さっきピザ咥えてる鳩がいたんだ
ピザ鳩だぜ! なんとしてでも激写しねぇと
:ピザハット?すげぇ
:ネットでバズったら有名人になれるよ!
ラフ、なんとしてでもカメラに収めるんだ
:やってるよ
:いま撮ってるから!
:お前 写真ヘタクソだろ オレに任せろ
:はいはい勝手にどうぞ
いつも通り、僕らだけで解決しなきゃならないみたいだ
サイバー・ビショップ、プランB だ
:そのコードネーム カッコいいな
:やってやりましょ~ぜ!
:も~ あ!あそこ見て!
:マイキーやめなさい!
こちらオレンジ・ポンドとパープル・ナイト、トラブル発生
援護を頼む
:了解 おいレオ
:ピザハット見っけー!
:君たち どこにいる? マイキー!
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ビーチボール…!
よりによって、なんで僕はビーチボールが怖いんだ?!
(:なぜ最も恐れを抱くものがビーチボールでなければならんのだ)
(103a より:ドニーの苦手なものは『蜘蛛、蜂、ビーチボール』)
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:まあまあ 次こそは出来るって
:写真は撮れずじまいか… 写真は撮れずじまい!ってか
ピザを咥えた鳩だかに夢中なあまり、軍事用並の技術を誇る武器を奪えず…
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:高校生ギークから奪えず?
:お前のビーチボール恐怖症もなんとかしなきゃなー
オレ達さ、なんかうまく噛みあってないんじゃないかな
(we aren’t all on the same page)
:噛みあってないって?
そうだな、たとえ僕が立派な解決策を講じたとしても
君たちと来たらアホなお喋りに夢中だもんな!
君たちはおバカだからね バカの三つどもえだ
:ここちょっと写ってるくね?(鳩が)
:この決めポーズで明日のスケボ大会の優勝はいただき…
:ついにやった!
:なにをだ?
:僕らをスーパーすごいものにさせてくれるヤツさ
:あのドリル、ついに完成させたの?!
(あのドリル:102b 参照)
:いーや
:俺が言ってたスケボ・ホークスの話か?
あのホークス使って俺たちを鍛えて、それから…
:いいねぇ オレならいつでもやり合う準備はできてるぜ
(go wrangle)
:うるさいよ!
:なんじゃこら
:少しの間、君たちは この『知能再プログラムレータ』に…
(mental intelligence reprogramulator)
じゃなかった、この『おもしろピザボックス』に入っててもらう
:おもしろピザボックス!
:完璧だ すべてがうまくいくはず
暗黒微笑!(evil laugh)
:うまくいったか? 気分はどうだい
:なんか… さらに賢くなった気分 (smarter)
うわあ 遂にやった
(by hawking:「ホーキング博士見てます?」偉大な物理学者である故ホーキング博士にちなんだものか。「やったぜ」の science マシマシくらいの意味)
君たち三バカを、僕並の切れ者にしてやった
:君並の切れ者(smart)になったって?
知的(intelligent)レベルの話では?
:そりゃ意味論のようだな;単語には明確な区別があるものだ
(意味論:言語の色んなレベルにおける意味のあり方について考える分野)
:これまでの亀人生の中で最もすばらしい日だ
ニヤケ笑い…(relishing chuckle)
それでは… 二度目の兆戦に向かうとするか
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:『ドラゴンの牙』を奪ってやるんだ
よしじゃあマイキー、君は…
:了解
:ラフ、君は…
:位置についた 水力学ならお任せ
:レオ、君の方は…
:ばっちりだぜ ワームホール!
:ああ これぞ僕の思い通り
:焦らず騒がずゆっくり 大発見
(one must take one's time)
(エウレカ!:自然科学において何かすごい発見をした時に学者が発する言葉。もちろんこんなのはステレオタイプな学者キャラしか言わない)
『絶対 電源切るな!-キンドラ』
:君たちを誇りに思うよ 想像以上の成長の速さだ
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ここに、僕たちが最強のチームになったことを祝福する
これができる日を、どんなに心待ちにしてたか
祝・にんむ大成功 ダンスパーティー!
レオ:ダンスなう
:なんて美しいんだ、まるで鏡を覗きこんでいるかのよう
:こりゃ相当 高度な技術が使われてるな
何のために使おう 悩ましい所だ
:わかってるって 一度しか使えないから、慎重に決めないとね
:この衛星ネットワークを打ち上げるのに使うなんてどうだ?
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:この『超・粒子加速器』の動力源にするってのは?
:ワオ。これどうやって作った?
:君の作業場にある 予備の部品を使ってね
:ええ��� 僕の作業場に勝手に入ったワケ?
:ああ ついでに君のマザーボードの処理能力も改善しといたから
:冴えてるね クールだ、実にすばらしい なんて…日だ
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:それで、スケボ大会の準備はできた?
:いいや 俺たちやることがいっぱいあるんだ、沢山な
:そうなの… 了解
:実のところ…
この球体のベアリング ちょうど切らしてたんだよね
最近はこの球体型が流行ってるもんで
(swizz:〔英口語〕期待外れの)
:ねぇみんな! ピザ持ってきたよ
ピザ休憩しないの? マイキーは?どう?ピザだぞ?
:遠慮するよ 君のシステムを配線し直すのに忙しくて
:システムを配線しなおしてるって?
あのさぁ… それ僕が丹精込めて作ったサーキットシステムなんだぞ
それよか僕の作品に何してるんだ
:作品? ありゃジャンク・テック(がらくた)ってとこだな
(一応:「カロリーだけ高くて栄養価の低いジャンクフードみたいなガラクタ」って感じで、ピザと合わせてからかってる)
:ラフもジョークがうまいじゃ~ん
や待てよ 僕からかわれたんだ 一体何が起こってるんだ
:そこでずっと突っ立ってるつもりか?
オレ様のお部屋で スケボ(笑)をされると困るんだよね
さっさと失せろ
:ちょ、ちょっと待って 僕を追い出すっていうのか
それっていつも僕が君たちにやってることじゃないか
:俺たちちょーっと忙しいんでね
諸君、衣装に着替えるとするか
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:うわ、すごくカッコいいよ
でもさ… 紫は僕の色じゃなかったっけ
:シェルドン、僕は天高くまで飛び過ぎたんだ
ドニーでいっぱいのチームが悪夢になるだなんて、誰が想像した?
僕には想定外だったよ
:またその話ですか(you beefed it)
:ああ、また愚痴ってしまった
さて やらなきゃいけないことは何か、分かってるな
:不要物の処理ならお任せあれ
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:そりゃ行き過ぎだ。 アイディア自体は悪くないが
(I like where your head's at)
正直言って、元の三バカが恋しいよ 兄弟を元に戻さないと
:幾何学的に設計されたパン見っけ!
(アーチザン・フラット・ブレッド)
:かかった! まだやれる!
:よくやった、ヴァージョン1.0.
:ウソだろ、ホログラムに騙された いや、君たちに!
:失敗だ 兄弟を永遠に失ってしまった
僕らはいつも喧嘩ばかりしていたけど 今じゃ全部が恋しいよ
(see eye to eye:意見が一致する)
ドタバタしてたけど、楽しかったのは事実だ
レオがミミズ男を真っ二つにした時に言い訳してたのとおんなじ
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:そう自分を責めないで 確かに自業自得ですけど
:自分を責めるって?
そうだ、わかったぞ 兄弟を元に戻す方法が! 
彼らを出し抜く必要はない 自分を出し抜けばいいんだ
(outsmart:相手の上を行く => 裏をかく)
もう諦めるよ 君たちを騙すには僕じゃ無理だ
(:騙されるには頭がよすぎた)
ドラゴンの牙を置いて、ここを去るよ
:その謝罪には何か裏の “意図” がある?
(strings attached:ひも付き、〔隠された〕条件。「ひも付き契約」とか)
:いいや、特には それだけ 意図も糸もないよ
:あー物理的に、お前の後ろに “糸” があるんだ���
:絶対に引っ張るんじゃないぞ 水上用バトルシェルのプロトタイプなんだ
:「絶対に引っ張るな」、つまり「引っ張れ」ということか
:二重の裏返しの裏をかかない限り、引っ張るべきではない
:『考えすぎ』、それこそ僕のやりそうなことだ
:つまり三重の裏返しだな 引っ張ってやる
:お前ならできる、ドニー。絶対できる
:クソデカビーチボール?!  破裂しちまえ!
なんでオレってビーチボールが怖いんだろ~
:超分裂しやがった!
:さっさとここを出ないと! ここなら安全ですよ
:ああ、失敗だ まだ頭がいい! もっとパワーが必要だ 
ああ、なんという皮肉
彼らを愛らしいおバカちゃんに戻す為には、
『ドラゴンの牙』の崇高な力に頼らねばならないなんて
:これ鼻の上にのっけられたら 10 ドルくれ!
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:うまくいった 20ドルあげるよ、兄弟
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ーーーーーー
END
ーーーーーー
「なんで僕はビーチボールが怖いんだ」
それが知りたいのは視聴者の方じゃい!彼の蜘蛛/蜂/ビーチボール恐怖症のきっかけとかいつか暴かれるんだろうか。
この話、テーマがおもしろいので 22 分版で見たかったというのが本音。
加えて見たかった場面といっても、
例の武器関連なら:purple dragons の出番と活躍、後半のドタバタ関連なら:ドニー化した兄弟たちの binge/反逆、その他:ドニーの内面/葛藤にもっと深く切り込んでほしかった、くらいだけど。
まあ 10 分だからこそのテンポの良さもあるかもしれない。
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hpmi222 · 5 years ago
Text
(さぶじろ)
灼熱の太陽に熱されたコンクリートを夕立が打ち付けた。
「二郎、これ以上は。」
言いかけたぼくの生傷が目立つ手の甲に当たった雨粒は生ぬるくて、まるで知らない誰かの体温に触れた時みたいな不快感で現実に引き戻した。
誰かを殴った拳は痛いのだと、何かの漫画で主人公が語ったセリフが頭をよぎった。だからかわからないけど、ぼくは二郎の握られた手に指を伸ばしていた。触れることはできなかったけど。
ざあっと音を立てて降り注ぐ雨に立ち尽くした両足は、二郎に引かれてコンクリートを蹴る。
目の前で倒れた体を振り返ったら二郎がさらに強く手を引いた。
古びたタバコ屋の前の屋根の下で止まったぼくらは、黙ったまま空を見上げた。二郎がぼくの手を離した瞬間、2人の指先の間を通り抜けた風がやけに冷たく感じて振り払うみたくポケットに押し込む。
制服の中に入り込んでくる雨水の気持ち悪さと、まとわりつく濡れた前髪、ひりひりと痛む手の甲。
引きずる後味の悪さに、負けたのはこちら側な気さえしてきて這い上がってくる惨めさにじゃり、っと地面を蹴った。
「二郎、これ以上は。」
やめてくれ!
それ以上を言わなかったのは、相手を殴った二郎の手がわずかに震えていたから。
いいがかりをつけられるなんてしょっちゅうだ。ぼくらは負け犬なんだ。たくさんの誰かの願いを背負っていたのだ。それを知ったのはバトルの舞台を降りてからだった。
じめっとした路地裏にぼくを追い込んで見つめてきた目の奥は悲痛さがたしかにあった。ぼくはあの目を知っている。施設にいたころ、行き先を告げずに出ていくいち兄を見つめていた、二郎の目だ。
縋るような、願うような、叫び出してつかみかかりたくなるような、一途で行き場のない感情がダダ漏れの悲しい目。
ぼくが護身術を身につけていて鼻血なんか出していなければ、こんなことにはならなかったかもしれない。
雨に薄められた鼻血が口の周りで不快にまとわりついて、行儀悪くシャツの袖で拭ったらべたりと汚れが広がった。
安全なポケットから指をだして、さっき触れなかった二郎の右手に手を伸ばす。ぎゅっと握られた指を1本ずつほどいても二郎は何も言わなかった。くい込んだつま先の痕が手のひらに痕を残している。
「なんで、あそこがわかったんだよ。」
「オレの勘。」
「番犬はよく鼻が効くんだな。」
なあ二郎。お前も痛かったんだろ。殴った手。
「顔見せてみろ。」
ぐい、と顎を捕まれ宝石のわずかな傷でも見逃さない鑑定士のような鋭い目が顔中をぐるりと舐める。
「大したことねぇな。帰ったら手当してやる。」
「自分でできる。」
「かわいくねぇな。」
顎を掴む二郎の手を、触るなと天邪鬼な声色で振り払った。離れていく指先はもう震えていない。
「なんで二郎、傘持ってないんだよ。」
「お前こそ、いつも持ってる折りたたみはどうしたんだよ。」
「干したまま、ベランダに忘れた。」
はあ、とわかりやすくため息をついてまた大泣きする空を見上げる。
誰かを殴った拳は痛いのだ。きっとぼくを殴ったあの人も痛かったんだ。殴られたぼくの顔より痛かっただろうか。
行き場のない感情を握った拳。拳の中の暗闇の中に、潰えた願いが見えた気がしたんだ。
振りかぶられた手を見上げて、ああ、ぼくは殴られるべきなんだって体が固まったあの瞬間、テリトリーバトルのステージで浴びた歓声と罵声と人を傷つける目的のラップが聞こえたんだ。
「なあ三郎、お前は家族だ。おれが守る。だけどお前も自分を守れ。」
こんなときに兄貴ヅラかよ。言葉にする前にじわっと胸に広がった優しさが顔に出そうで慌てて俯く。
ねえ、愛とやらはこんな時、卑怯にぼくを苦しめるよ。嬉しいなんて思ってしまって、ぼくは人でなしかもしれない。
もう鼻血は止まったのに鼻の奥がずきりと痛んだ。
「ばかは考えるより先に手が出るからな。」
「なんだとてめえ、助けてやったのに!」
「でもお前がいてくれて、よかったよ。」
途端に、ふんと鼻を鳴らして「そうだろ、そうだろ。」と上機嫌��なる単純さ。
握られた拳の中、ぼくへの気持ちが入っていたことを理解している。
きっと、二郎もそうして守られていたんだ。ありがとう二郎。言わないけど。
「雨、やまなそうだから走って帰るか。」
「お前、怪我してんのに大丈夫なのかよ。」
「まあ大した距離ないし大丈夫だろ。」
二郎の返事を待たずに大雨の中に飛び出す。おい! の声に耳を貸さずに走り続ければ、腕にひっかけていたスクールバッグがひょいと奪われる。さり気ない二郎の優しさは幼い頃からずっとぼくのそばにあった。
「帰ったらぼくが最初にシャワー浴びるからな。」
「はいはい。」
ぬるい雨が顔を滑り、服を叩き、全身を舐めては体から離れていく。鼻血も、痛みの奥に残った言い表せない願いも、まだ洗い流されてほしくないなと思った。
いち兄が待ってる。顔や手の怪我を見てなんて言われるんだろうな。きっと二郎がまた兄貴ヅラするんだろうか。考えたら口元が緩んできたから、ぼくはスピードを上げて家に向かった。
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