#読書��録
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ここ2、3ヶ月で読んだ本、雑誌、漫画たち。エッセイを読むと、その人の生活を覗き込んでる気がしてドキドキする。
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このような経緯 で購入して、最初からブックカバーがかかっていたので、表紙も帯も見ず、あらすじもまったく知らずに読んだ。
最後まで読んで初めてわかったのが、この物語が川谷絵音のバンドindigo la Endとのコラボ小説で、アルバム「夜行秘密」がベースとなっているということ。
なるほど。登場人物はギラついた天才映像作家、そのマネージャー、TikTokでバズったバンド、そのボーカルと同棲する劇団員など、一般人より芸能界寄りの人々でした。
連作で視点が変わっていくから飽きなかったし、むしろどんどん引き込まれていきました。
出会いと恋と別れと後悔の物語で、ただ切ないだけじゃなく、事件が起き、また事件が起きる。
あんなふうに傷つけて別れたことをずっと後悔してる。だからいつまでも特別な人。
自分を救ってくれたのに、救ってあげられなかったことを後悔してる。だからいつまでも特別な人。
でもどんな後悔もすべてが一生モノってわけじゃなくて、変わっていく場合もあるし、変わらない場合も、変えないように努める場合もある。
ラストの彼の一言には、それでいいと思うよ、って言いたい。
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トンデモ怪書録-僕はこんな奇妙な本を読んできた 唐沢俊一、唐沢なをき・画 光文社 装幀=神崎夢現
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20240802 ツミデミックの話
一穂ミチ 『ツミデミック』 を読んだ。
一穂ミチさんの本はBL小説を書いている頃(という表現は合ってる?)から好きで、中でも
『ふったらどしゃぶり』 は本当に好きで今でも読み返す。
ツミデミックはパンデミックに狂わされた人達の短編集だった。どれも身近にありそうで少し狂気を含んでいたり。今風の言葉遣いや用語が多いと書かれていたりしたけれど、パンデミックが起こった時代背景を彷彿させるし、敢えて使ってるのかなと私は思った。
最近の読書は短編集が多い。ちょっとした待ち時間や隙間時間に読めるから。丸一冊ひとつの話になると一気に読みたくなってしまう。日々の時間が細切れで、映画を1本観るとか本を一冊読む、というようなまとまった時間が取れない。なので映画を観るぞ!と映画館に行く、とか本を読むぞ!とカフェや図書館に行くとか時間を作らないと、日々の名も無き雑用に時間を取られてしまう。
どちらも生きていくのに必要な時間。上手に配分して、上手に息抜きして。今日は本を読めた、そう思えるだけでもずいぶん違う。
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最近読み始めた吉田・赤『数学序説』(ちくま書房)は「函数」を使っていた。「どれどれ、何を入れたろうか、そしたら何が出てくるだろうか感」は、「関数」よりも「函数」の方があるから、「函数」の使用は捨てきれない。憧れるばかりで、使ったことはない。
(『数学序説』の初版は1954年)
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Got a free trial of Kindle Unlimited, so trying to pack in as many books from there as possible before the trial ends
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『気がする朝』/伊藤紺
人生の一瞬一瞬の切り取りのような短歌集。
短歌を目で追うと、情景が浮かび上がるのが凄いと思った。
日常を、人生をこんな捉え方が出来たら、なんとも温かくなるのだろうかと。
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私にとっては、今なお"unique" な存在であるデヴィッド・ボウイ✨
読書家だった彼の人生を変えた100冊から、まだ私が読んでいないものを選ぼうと思ったのですが、三島由紀夫の『午後の曳航』の新版を買い直して読むことにしました。
10代の頃に読んだ時には、「なんか江戸川乱歩とコレットとサガンを足して3で割ってどうにかした話」なんて思っていましたが、約40年ぶりに読むと全く違う印象を持ちました。
構成、表現、心理描写などをゆっくり味わって堪能出来ました。
読書をするということは、そして同じ本を年月を経て読むということは、物語、時代、空気のみならず自分自身をも読むことなのだとデヴィッド・ボウイに感謝した次第です。
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西加奈子さんの『くもをさがす』。
カナダのバンクーバーに移住した著者が乳がんがあると分かり抗がん剤や手術を乗り越えていくお話。
いっきに読んでしまった。
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アゴタ・クリストフ 堀 茂樹訳
ふたりの証拠
本当に2人は存在したのか?『悪童日記』からずっと読んできて 信じていたものが いきなり ガラガラと崩されるような気分だった。リュカ、お前ってそんなに 常識的なやつだったか?と思う一方で、あっ、変わってないわ、とほっとする瞬間がたくさんあった。片割れを失ってからおばあちゃんの家に残った彼がいかに孤独な日々を過ごしてきたかが描かれている。ふたりの証拠というタイトルから反して、そこには1人だけが生きた証拠しか残っていない。子供を母親から奪った挙げ句 死なせてしまったのはなぜだろう。一緒に行かせたら良かったのに、どうしてそんなに執着したんだろう。もしかしたら彼の頭の良さ やずるさや執着心や残酷の部分から、 片割れを見いだすヒントにしていたのかもしれない。
「これから忘れていくはずだよ。人生というのは、そういうふうにできているんだ。すべてが、時とともに消えていく。記憶は薄れ、苦しみは減少する。私は妻のことを思い出すけれど、それはまるで小鳥か花でも思い出すような感じなんだよ。彼女は、すべてが軽やかで、たやすく、美しく思えたひとつの世界に現れた生命の奇蹟だった……。初め私は、その彼女を思ってここへ来ていたんだが、今では、生き残りであるジュディスのために来るようになった。もしかすると、きみにはもの笑いの種だと思われるかもしれないけれどね、リュカ、私はジュディスに恋しているんだ。彼女の強さに、彼女の思いやりに、自分のではない子供たちに対する彼女の愛情にね」
…………「そう、確かに私は、減少する、薄れると言った。しかし、消え失せるとは言わなかったよ」
不眠症の男性がかつて一方的な事情で殺された妻のことを忘れていき、新しい女性に心を惹かれていく一方で、苦しみは完全に消えることはないと語る。私はここの一文がすごく心に残った。辛い思い出は色褪せるけど、決してなくなってはくれない。ずっと心の底にこびりついて離れてくれない。男はそれがわかっていたから、ジュディスとの日々を大切にしていたのかなと思った。彼とは反対に 主人公のリュカはまだ片割れが生きていると信じているし、彼の面影をたくさん探し回る。ここの2人はわざと対照的��描かれているのかな〜となんとなく思った。
戦争によって何もかも奪われたのに、それは間違いだったと言われおかしくなってしまった女性。小説家を目指して自ら姉のもとへやってきたのに姉を殺してやっと 小説が書けるようになった男性。たった7歳で自殺してしまった マティアス。帰ってこない 片割れ。今回の物語では1巻目と違って登場人物にそれぞれ 名前がついているが、彼らはあっという間に消えて行ってしまう。何かに揉まれてどこかへ行ってしまったり、死んでしまったり。だんだんと 薄れてしまうという不眠症の彼のセリフがキャラクターたちに重なって見えた。
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2023年12月5日(火)曇り
『さみしい夜にはペンを持て』を読了。この本を読んで日記を書こうと素直におもえるほど綺麗な心は持ち合わせていないけれど、日記はずっと続けていたいと思う。本書にも書かれていたけれど、三年後の自分へのプレゼントとして。そうなのだ。10日前に書いた日記のことなんて大体は忘れている。あの日の私は別人で、今の私とは人格が異なるのではと思うことさえある。そうやって大体のことは忘れていくから、忘れていくことはきっと良いことだから、だから思う存分忘れられるように、私は書いていたい。あらゆることを過去にかえていくことは、今を生きる私たちにとって、とても大切なことなのだ。そんなことを思った本だった。
娘、午後から5時間起きていて、機嫌の良いときがわかるようになってきた。数秒後にはころりと表情をかえて泣いたり怒ったりするのだけど。
そういえば、夜のお風呂の時間に、ああでもないこうでもないとここ数日のモヤモヤのことを考えていた。話し合ったとしても、どこまでも平行線のままなのだったら、この話し合いに使う労力はとても無駄なようにおもえ、もう心の中に止めておけばよい。大人の対応というか、スルースキルというのか、あえて噛み付くことで、互いに干渉し合えなくなるという未来があるのだとしたら、言わずにいることも一つだと私は考えていて、だから、これさえも、平行線できっと相手とは結びつかない。価値観の違いというものは埋まらない。だってあなたはあなただし、私は私だし。ひと通り、考え尽くしたのでもうやめにしよう。
今夜からは宮本輝の『彗星物語』。おやすみ。
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#1 構造と力(書籍)
確か昨年暮れのこと、NHKの番組で80年代の日本が取り上げられていた。
バブル景気に沸いた狂乱の時代、という触れ込みで。
その中で、現代思想という分野においては異例のスマッシュヒットを飛ばしたとして本書が紹介されていた。
気になってAmazonで即座に購入、以降長らく本棚に飾っておいたが、昨日読了、読みはじめてからはあっという間だった。
主張は至ってシンプルで「逃げろ、遊べ、そしてまた逃げろ。」そんなふうに解釈した。(解説や批評が目的ではないので詳細は省くことにする。)
それから、折に触れて登場する図解が非常にわかりやすく、秀逸だった。
言葉選びについても、高尚な学者先生というよりも、アーティストのそれに近いように感じた。
とりわけ「序に代えて」の吸引力はすさまじく、当時流行った理由はなんとなく理解できた。
ただ、あの狂乱の時代において、シラケつつノリ、ノリつつシラケる。そんな余地のあった人は一体どれ��ど存在したのだろうか。(ノリにノること以外の選択肢はどれほどあったのか。)
ともあれ、停滞の只中に産まれ、沈没と共に生きる私には非常に刺さる提案だったことは間違いない。
砂漠に向かって旅をしよう。
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オススメしてもらった本の第2弾、読み終わりました。
ハハ〜ン、わかったぞ!って思ってたことは全部間違ってて、途中でムム、もしかして…って疑ったことも全部違ってて、なるほどそうだったのか!と納得したことまで全部反転した🤣
「パスワード」に関しては絶対の自信を持ってたんだけどそれも間違ってました🤗
騙されまくりの振り回されまくり🌀🥴
就活とは。人間の本質とは。善とは。悪とは。
紙一重、とか、表裏一体、って言葉と同時に、見る角度によって色が違って見える石とか、傾けると絵柄が変わる定規(知ってる?📏)を思い出しました。
これも伏線だったんだ!と言う部分もたくさんあってほんとに面白かったです👍💕
✍︎
📖⬇
『年をとるのは何も現像された写真だけではないのだ。ネット上に転がっている情報も、時代の変遷にとり残されてデジタルな加齢臭を放つ』
デジタルな加齢臭…!!初めて聞くけどめっちゃよくわかる表現で印象に残った一文です。
✉️ 🌝
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ありがとう『成瀬は天下を取りに行く』
『成瀬は天下を取りに行く』(宮島未奈さん)を読み終えた。主人公の成瀬あかりが、熊本で過ごした小学生時代の懐かしい友人と重なって、とても懐かしい思いをさせてくれた。
成瀬の、変わり者で周囲に流されず生きるところや、「である調」のような口調なんかも、その友人に似ていて。当時彼女に僕は「原田少年」と呼ばれていたのを思い出した。同じクラスで仲良くしてくれていて、確かドラクエが好きで、ドラクエⅣのキャラクターが書かれた下敷きをもらったことや、その下敷きの写し絵をいっしょに描いて遊んだのも覚えている。当時はその呼ばれ方を変だと思ったことはなかったが、今考えると、同じ年の友人を「少年」と呼ぶ女の子は珍しいだろう。
ただ、小学校卒業前に彼女は確か北海道に引っ越していった。同じ地域の官舎に住んでいたと思うが、まさに引っ越しのトラックで出発したところに居合わせ、走りながら「さよなら」をしたような記憶がある。それ以来、彼女がどこで何をしているかは全く知らないのだが、きっと面白い人生を送っているだろうな、と時々思い出すような人だ。
主人公の成瀬に相棒の島崎。幼馴染の二人の友情が清々しい思いにさせてくれる。子どもたちにも読��でほしいものがたりだ。
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大切な気持で読んでる若くて苦いラブストーリー
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『まゆみのマーチ』 重松清さん 読了
読んだ後の感想
まゆみのマーチ
「人に迷惑をかけるんは、そげん悪いことですか?」
がんばれと言わなくても、先に回り込まなくても、並んで待ってあげるという方法だってある
ワニとハブとひょうたん池で
ひょうたん池にワニがいるという噂
自分はハブられている
状況をメタファーにしている話
【感想】こういうの読み解くの苦手だからまた読もう
セッちゃん
いじめられている娘、空想の話を親にする
親が怒るよりも、付き合ってあげる。寄り添ってあげる大切さ
【感想】正しさと正解は違う気がする
かさぶたまぶた
子供からの言葉「エラソーなんだよ、ひとのことバカにしてよお、なんでもわかってるって顔してよ、しったかぶりすなよ、なんにもわかんねえくせに」
【感想】正しさを追うあまり、周りに無理強いする。そんな空気を作っている。
【感想】人と心を近づけるには、自分の失敗談やダメなところを見せることがいいね。
概要(裏表紙とか)
まゆみは、歌が大好きな女の子だった。小学校の授業中も歌を口ずさむ娘を、母は決してしからなかった。だが、担任教師の指導がきっかけで、まゆみは学校に通えなくなってしまう。そのとき母が伝えたことは---。表題作のほか、いじめにまきこまれた少女の孤独な闘いを描く「ワニとハブとひょうたん池で」などを含む、著者自身が選んだ重松清入門の一冊。新作「また次の春へ」を特別収録。
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